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(回答先: 染谷さん殺害事件。今までの記事です。 投稿者 エンセン 日時 2003 年 9 月 20 日 18:22:46)
染谷さんの殺害方法:警察と闇勢力の癒着への疑問
エンセンさん。 お久しぶりです。
ホテルニューオータニのブルガリでお買い物なんて凄いですねえ。
ため息が出そう。
(東京都江東区の東京港で12日、フリージャーナリスト染谷悟さん(38)が刺殺体で見つかった事件で、遺体が投げ捨てられたとみられる岸壁は、セメントを積んだ船の接岸に使われ、一般の人はほとんど立ち入らない場所だったことが15日、警視庁東京水上署捜査本部の調べで分かった。)
(遺体の腰にはスキューバダイビング用で1個2キロのおもりが数個ついたベルトが巻かれていたことも分かり、捜査本部は購入ルートの調べも進めている。)
(現場の岸壁は、セメント業者が接岸した船からセメントを荷揚げするほか、岸壁脇の敷地を保管場所として使っている。夜間や休日など業者がいないときでも、客が伝票を残し代金を後払いとするだけで、セメントを持ち出すことができるという。)
(遺体を沈めるために付けられていたのは、潜水用に使う1個2キロの重りが8個と、体に巻き付けられた鎖で、合計約22キロになることも判明した。)
(知人の携帯電話に7日未明、染谷さん名の不審なメールが届いていたことが13日、警視庁東京水上署捜査本部の調べで分かった。染谷さんは5日に知人と電話で話して以降、行方が分からなくなっている。)
5〜7日に殺害し、東京湾に重り付きで遺体を沈めた後、12日に海面に浮上したわけです。
遺体の発酵腐敗プロセスが進行すると、皮膚の内側にガスが充満し、数十キロの猛烈な浮力が発生します。
従って、犯人がプロであれば、数日後に海面に浮上することはわかっていたわけです。
一方、セメントが野放しで入手容易かつ作業場のある場所ですから、遺体をコンクリート詰めにすれば発覚の心配はありません。
この行動から推定できるのは、犯人は、数日遅れでの遺体発見を望んでいたということです。
遺体の発見は、同様の行為をする者への警告でしょうか。
しかし、遺体が直ちに発見されてしまうと、アシがつくおそれがあります。
そこで適当な重りをつけて沈めたわけです。
以上の推論はたぶん妥当なものですが、一つ疑問が残ります。
東雲埠頭にセメント入手が野放しな作業場があるということは、水上警察は当然把握しているわけです。 今回もその一例にすぎないです。
しかし警察組織はこの「セメント工場」を見逃しているように思えます。
「組織」に属さない犯罪者が同じことを埠頭で行えば、警察組織は、「セメント工場」の摘発を含めて直ちに動くのでしょうが、このようてプロの犯罪に対しては動かないように見えます。
ここに密約があると考えるのは自然な推論ではないかと思われます。