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このサイトの破産に、マルハナバチさんが、官僚の・・・について、載せられていますので、一言。
小泉政権が、民営化を言うなら、もっと、”価値観について、議論をおこすべきだと思う”、ということです。
イギリスやアメリカでは、政府の官僚の地位が、企業経営者と比較して、低いことは、みなさん御存知と思います。市場経済を標榜するだけあって、お金を作る(儲ける)ことが、彼らの価値の一番高いところにあるようです。(それが、腐敗しかけているのも、事実でしょうけれど。)
一方、日本では、いわゆる世界企業の役員クラスでも、経産省の人とかに、かなり気を使います。例外的に、ずばずば言う人も、少しは増えてきたようですが、少数派でしょう。
このあたり、堺屋の本などに、たくさん書かれています。
また、政府が行う事業が大きくて、社会主義的経済を内包しているとも、よく言われます。
民営化を小泉政権が言うなら、その事業の効率化、のようなレベルでなくて、そもそも価値をつくるのは、あたりから、議論したほうがいいと思います。
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私個人としては、最高裁の裁判官より、ドンキホーテの社長のほうが、数段すごいと思ってます。実際、最高裁の裁判官は、価値を作りませんからね。(国の根幹に関わる考え方に触れる件では、彼らは判断から逃げてきたでしょう。)ドンキホーテは、流通の新しい文化を少しかもしれませんが、作ったでしょう。(ドンキホーテ従業員の低賃金は、別途、考える必要はあるでしょうけれど。)
ドンキホーテの社長は、どうでもいい、と言うかもしれませんが、勲章は、本当に価値を作る人々に贈り、最高裁の裁判官なんかに出す必要はないのでは。
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こういった議論こそが、必要だと思います。その中で、いろいろ変だと思えることが解消していくと思います。たとえば、官僚の天下り、などです。