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(回答先: 西洋近代は反自然であるため、コストが異常に高くかかる。自然に馴致した原理の社会体制にするまで、国家社会は貧窮化がとまらない。 投稿者 あばた 日時 2003 年 6 月 03 日 02:11:48)
たとえば松井選手、年収が10億だという。野球がうまいというだけで、そんなに高給を売る必要はない。電波ディアという公共財産のおかげで自分の活躍を多くの人に見せることが出来ているに過ぎず、その公有財産は彼が努力して作ったわけではない。公共財によって、カネを得ている。こういう人間は、95%ぐらい税金をかけていい。手元に5000万残る。毎月400万円も可処分所得がある。これでも非常に豪華な生活ができる。彼から取った9億5千万円を中小企業の融資などにあて、経済の底上げをする。で、みなが楽に暮らせるようにするのだ。松井、君たかが球遊びがうまいというだけで自分を偉いものに思うな。努力は買うが、努力しているのは君だけではない。一般の人も大変努力と苦労をしており、君のそれのほうが価値があるとはまったくいえない。音楽で儲けている連中もそうだ。歌田ヒカルが昨年12億儲けている(家族にふってごまかしているが)。95%税金かけていい。それでも6千万円手元に残る。月500万円だ。メシ食ったってせいぜい15万だろ。それで何が不満なんだ?
現在進んでいるのは高額所得者の所得税率をどんどん下げていることなのだ。ヒカルも今回払っているのは30%程度。つまり8億円以上は懐に残っている。人間生活するのに一年8億もいらないだろ?高々二十歳の小娘じゃないか。税金95%かけて、それを社会に還元することが大事だ。不況で親が解雇され子供が進学を断念するなどということも起きている。ヒカルから11億4千万円ほど税金をとって、進学断念せざるを得ないようなこともたちの進学費用に当てる。このどこが問題なの?自分たちだって昔は貧乏してたじゃない、藤純子。で、世間の助けをかりてここまできたんじゃない。
このたったの二人からこれだけ税金を取っただけでも、相当社会がいい方向に向かう可能性があるわけ。だから、あぶく銭稼いでいる連中からはどんどん税金で還元させなきゃだめ。
アメリカも累進課税や法人税率が大幅に崩された80年代より、民衆の生活は貧困化に向かったんだよ。
累進課税システム、相続税は基本中の基本だ。これが崩れると経済格差が生まれ、社会が機能しなくなるのだ。アメリカの超富裕層は税金を実質まったく払っていない。全部信託組織を設立し、そこに資産を移している。個人としては資産ゼロに計数技術上しているんだ。アメリカは金持ちが金持ちであり続けるための法的措置がしっかりなされているのだ。アメリカの金儲け本を見ると、儲けたら信託へ移せ、非課税国へ資産を移せなんて、基本的に書いてある。
基本はあぶく銭連中に徹底して課税し、社会還元し、社会全体を富ませる事が大事だ。