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(回答先: キツネ目事件調書 共産党筆坂セクハラ事件 セクハラ男はカスやけどな もっとカスなんは党やで 投稿者 力なき市民 日時 2003 年 7 月 12 日 02:19:49)
力なき市民さん。「アサヒ芸能」の記事ありがとうございます。筆坂事件については、種々ひどく不可解なものを感じております。
その第1点目はもちろん筆坂氏が何をしたか、です。共産党の行った説明では「セクハラ」と言うだけでその具体的内容は全く明らかになりません。筆坂氏を比例代表区の上位候補者として名簿に載せた政党として、共産党は責任を果たしていません。「セクハラ」の内容を明らかにしなければ、党として再発防止に取り組むことも不可能です。こんなことだから直接「セクハラ」と関係の無い飲酒禁止などを持ち出して、自ら混迷の泥沼に嵌り込むことになるのです。本来この問題をきちんと総括するならば、男と女の問題を社会のあり方と関連付け、党の新綱領として盛り込むべき内容を引き出すことも可能だと思いますが、この党にはそんな問題意識のかけらも見えません。また筆坂氏自身も国会議員である以上直接自ら国民に事実関係を語り、議員辞職を決意した理由について明らかにする責任があります。彼は今のところ党中央に対してしか責任を取っていません。
さて、本当に不可解なのはその後です。当初、私はマスコミが真相を掘り起こしてくれることを期待していましたが、今のところ全く明らかになっていません。マスコミはこうしたとき、有ること無いことを書き立てるものですが、今回は拍子抜けるほど静かです。むしろマスコミが追求に不熱心であるように感じられるほどです。写真週刊誌「FLASH」が除名された元共産党員・兵本達吉氏による記事を載せました。しかし兵本氏は共産党筋からの情報として、「筆坂氏がセクハラを超えたことを党の女性に対して行った」と記していますがその具体的内容には触れていません。とても記事にはできないほどひどい事というニュアンスを滲ませているだけです。また力なき市民さんが転載して下さいました、「アサヒ芸能」の記事にしても「セクハラの中身もケツを触っただけらしい」というのは信用できません。筆坂氏が党員の女性に対してこの程度のことを行ったのだけだとしたら、それをウヤムヤニすることは共産党にとって簡単なことのはずです。今回、共産党が筆坂氏に対しとった処分はこの党にとってダメージが大きすぎます。これによって共産党が得るものより失う物の方がはるかに大きいはずです。
更に共産党の敵対政党であるはずの自民党・公明党についても、共産党を叩く絶好の機会のはずですが、今回は何故かそれほど熱心とは思えないところがあります。もちろん自民党はセクハラ問題を持ち出せば自らに火の粉が降りかかりますから、避ける気持ちも分かります。しかし飲酒禁止問題は共産党攻撃の材料になり得るはずですが、あまり大きく取り上げていません。
このように見てきますと、マスコミも政界も筆坂問題にはこれ以上触れたくないように見えます。ひどく重要な何事かが隠されているように思えてなりません。
さて、いま気になっているのは筆坂氏が今どこで何をしているかです。雲隠れしたまま現れる気配はありません。実家の法事にさえ現れなかったようです。「一党員として生きていく」といったコメントがありましたが、まさか地下活動に入ったわけでもないでしょうに。