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米国と朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は23日、中国北京の釣魚台で開かれた米朝中3国間協議の初会合で、北朝鮮核問題解決のための立場を集中的に調整した。
この日の会合で、米国側の首席代表であるジェームズ・ケリー米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は、北朝鮮が「検証可能かつ引き返すことのできない方法で」、先に核開発計画を破棄しなければならないという立場を示した反面、北朝鮮側の首席代表である李根(イ・グン)外務省副局長は「イラク戦の教訓は、国の自主権守護のためには安保上の懸念が解消されるべきであり、したがって、不可侵条約の締結が必要だ」という主張を提起したと伝えられた。
午前10時半(韓国時間)から約6時間にわたって行われた初会合では、韓国と日本の多国間協議参加問題をめぐり、早期参加を主張する米国と、「今後検討可能」とする北朝鮮側の主張が対立、難航した模様だと、現地の外交筋が明らかにした。
米朝両国の代表団はこれと共に、北朝鮮のミサイル輸出と開発中断問題に対しても意見を交わしたと伝えられた。
双方はこの日の初会合で意見の食い違いを見せたことから、24〜25日に追加会合を開き、折衝を行う予定だと消息筋は述べた。
北京=権景福(クォン・ギョンボク)記者
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/04/23/20030423000035.html