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24日、オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫に死刑が求刑された。
テレビでは地下鉄サリン事件の犠牲者の映像が何度も流され、麻原の責任を疑問の余地のないものと印象付けていた。
主な罪状は坂本弁護士一家殺人、松本サリン事件、地下鉄サリン事件の指揮教唆というところらしい。
果たして、これらの事件を麻原の「首謀者」ということにして決着できるものなのか疑問に思う。これは衆人環視のなかでの口封じなのではないだろうか。
坂本事件は実行犯として広域暴力団の関与が言われているにも関わらず、暴力団員が検挙されたという話は聞かない。松本サリン事件では、使用されたサリンがロシア軍用の純度の高いものと言われ、事件当時オウムはこのようなサリンを製造することが出来ていなかった。このサリンを教団が所有していたとしても、入手経路などは調査されたとは聞いたことがない。
地下鉄サリン事件の95年3月20日当時の実行犯のなかには中毒症状をおこして病院に収容された人物がいたはずだが、この人物の詳細は全く公表されていない。
また、現場で被害者となった人々の証言が詳細に検証されたということも無かったように思う。
無色、無臭と言われるサリンが検出されたという報告も曖昧で、煙が充満したことなどから、実際はタブンガスだったという報告もある。
このような事件では、その資金の流れを追うのが常套だが、当時の竹村蔵相はオウム資金の調査を命じたにもかかわらず警察はそれを拒否したと記憶している。
また、オウムの蔵相であった石井久子が獄中で死亡したと記憶しているが、その詳細をネット上で検索しても該当するものがない。これは奇妙と言う他はない。
全体に麻原個人の首謀にしては規模が大きく巧妙過ぎる一連の事件は、オウムを隠れ蓑にした日本および外国政府と暴力組織の関与を示唆している。麻原が関与した罪状はたしかにあるだろうが、特に地下鉄サリン事件の被害者が真に糾弾すべき相手は他にあるように思う。
検察は麻原の獄中での態度や無罪主張は「責任逃れ」と指摘しているようだが、悪魔主義者が当面の敵に向ける言葉は自分のことを言っていることが多いように思う。(例:ジョージ・W・ブッシュ)
向精神薬だらけの教団から収監され、「クリーン」になったはずの麻原の伝えられる「奇行」が本当ならば、収監中に薬浸けにされている可能性もある。
一方、上祐のアレフ教団は引き続き存続し、ロシアとの密接な関係を続けている。
これは、当初からロシアの特に核および高エネルギー物理関係の技術情報を収集するための隠れ蓑だと言われている。これは核融合や電磁波兵器に発展するものであり、この陰には日本政府の関与が疑われている。
これらの活動のために、広く海外ネットワークを持つ広域暴力団の麻薬や兵器取引を容認し、その利益にも群がる政治家、官僚の陰で執行されるだろう麻原の口封じに安堵する真の寄生虫たちの存在はこの国の未来を蝕んでいる。