投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:31:34:
回答先: 面目優先し誤発射否定 失態露見恐れるウクライナ 投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:24:31:
10/06 00:51 「高速物体接近」と管制官 強まるミサイル誤発射説 外信166
【モスクワ5日共同】黒海で四日起きたシベリア航空機の墜落で
ロシア政府調査委員会は五日、現場海域などで原因究明に向け本格
的調査を開始した。ロシアNTVテレビは墜落直前に同機に「高速
で接近する飛行物体」をレーダー上で確認したとの航空管制官の証
言を伝えた。
フライシャー米大統領報道官は同日「テロであると示すものは何
もない」と述べ、テロ説を明確に否定した。
タス通信は何らかの被弾の跡がある墜落機のドアが回収されたと
報じた。報道官発言などにより、米政府が主張するウクライナ軍の
地対空ミサイルの誤発射の可能性がさらに強まった。
ウクライナ政府は五日ロシア政府に誤発射否定の公式回答を送っ
たが、キナフ首相は「誤発射説も存在する基盤はある」と述べ、ウ
クライナ首脳として初めて誤発射の可能性に言及した。
一方ロシア連邦検察庁は同日、テロに重点を置いた捜査を始める
など、ロシア政府は誤発射を認めていないが、米国とイスラエルに
原因究明で情報提供を要請した。
NTVで証言したのは、西シベリアのタスン航空管制局長。別の
管制官がレーダーで高速飛行物体の接近を確認したという。しかし
ウクライナ軍のミサイルかどうかには触れなかった。
インタファクス通信も三つの穴があいた操縦室の障壁が回収され
たと報道。またミサイルを自動誘導したレーダーが墜落機を標的と
誤認して誘導した可能性はあるとのウクライナ軍当局者の意見も伝
えた。
黒海沿岸のソチでの五日の記者会見でルシャイロ調査委員長も「
すべての説を調べている」と誤発射の可能性が低いとの四日の発言
を微妙に軌道修正した。
一方タスは演習を視察したコモエドフ・ロシア黒海艦隊司令官の
話として、発射したミサイルのうち「二発が水平線から消えた」と
伝えた。
(了) 011006 0050
[2001-10-06-00:51]