投稿者 倉田佳典 日時 2001 年 10 月 06 日 18:24:31:
回答先: ロシア機墜落、テロ説も再浮上 原因、依然不明 (CNN.co.jp) 投稿者 sanetomi 日時 2001 年 10 月 06 日 01:02:04:
10/05 22:40 面目優先し誤発射否定 失態露見恐れるウクライナ 外信138
【モスクワ5日共同】黒海で起きたシベリア航空機の墜落は、米
政府が主張するウクライナ軍のミサイル誤発射説を同国政府・軍部
が頑強に否定する構図がはっきりしてきた。この背後には誤発射を
認めれば、政府・軍の面目が丸つぶれになるとのウクライナ側の意
向があるとみられる。
昨年八月の原子力潜水艦クルスクの沈没事故でも事故直後、西側
が主張した艦内の魚雷爆発説を排除し「外国潜水艦との衝突説」な
どを主張したロシア軍がその後魚雷爆発説を認めたケースがあった
ばかり。
墜落では誤発射説が濃厚だが、クルスク事故と同様に失態を認め
ることを恐れるウクライナ軍が真相を明らかにするまでにはなお時
間がかかる可能性も出てきた。
ウクライナ軍は演習空域の幅が約三十五キロに限られている上、
墜落現場とは二百五十キロ以上も離れているため誤発射はあり得な
いと主張する。
しかし、インタファクス通信によると、同軍内部からはミサイル
を誘導するレーダーが墜落機を標的と誤認して誘導したとの説も出
始めるなど、軍部の公式見解と反する異論もある。
クルスク事故でロシア軍が魚雷爆発説をなかなか認めなかったこ
とについて同軍当局者は「死亡した乗組員の誤操作を認めるわけに
はいかなかった」と釈明。ウクライナ軍にも「身内をかばう」心理
が働いている可能性が高い。
(了) 011005 2239
[2001-10-05-22:40]