(回答先: <大阪高検>現職逮捕に国民も大きな衝撃 「誰を信じたらいい」 投稿者 一市民 日時 2002 年 4 月 22 日 15:11:54)
宮崎学である。
大阪高検の前公安部長、三井環(たまき)容疑者(57)が不動産の登録免許税にかかわる詐欺などの疑いで逮捕された。
わしはこれが、真の盗聴法第一号やとおもう。
この事件はわしは結構かかわっておってやなあ、昨日、つまり4月22日午後3時に都内某所で、三井に会うはずであった。某大手テレビ会社の取材陣と会うようにしてあったんや。某週刊誌、新聞社もきて、連休前にどかーんといく、という手はずがあったのだ。
しかしながら、検察につとめとっても、こういう逆の立ち場になるとシロートみたいなもんやねん。逆に、わしぐらいになると麻雀のカンで、うさんくさーい気がしておったので土曜日の夜の時点で、「先にホテルに缶詰にして身柄を確保しろ」というておいたのである。誰に、ってテレビ局のやつらにだ。
「いやあ、そこまでせんでも大丈夫です」というのが合法呆けしたテレビのやつの返事だった。わしも阪神タイガースの試合見ながら電話してたから追求があまかったんや。まあええかおもてなあ。ところが結果はどうか。1月以上におよぶ努力がパアやないか。マンマとやられて発表されてしもとるがな。もうちょっと強くいってやるべきだった。
まあ、この事件そのものは、はっきりゆうて三井ゆうのもアホやし、いわゆる「暴力団」とつるんでおったし、そんなにわしも熱心にやってたわけやないのよ。
むしろ仰天したのは、というか「やっぱりなあ、なるほど」というのはこの「今日しかない」という絶妙のタイミングでのピンポイント三井逮捕である。この日しかない、というのは翌日、つまり今日、もう昨日か、某大新聞が一面の特ダネでやるはずであったのだ。
わしはこれは盗聴やとおもう。証拠はない。しかしわしのカンはそうつげとる。やられたのはテレビ局の連中の携帯電話だろうな。マスコミ記者というやつは驚いたことに、会社支給品の携帯しかもっていなくて、などという怠慢なサラリーマンが最近多いのだ。ちょとましな記者でも本名で私用携帯こうている始末だ。ヤクザはよほどのアホでなければそんなことはしていないのだが・・わしは5つの携帯をつこてるが毎月そのうち3つは変えている。表の取材受信用、ふつーの私用、自分の情報収集用、裏街道の人々専用、オンナ専用・・・・(^0^*オッホホ
威張ってるばあいやあらへん。ま、麻雀でいうたらこっちが次の一巡で満願つもって逆転、というときに突然前の奴がポンして下家が「ロン」てなもんや。ガンパイみたいなもんやね。
以前書いたけど、700億円、権力がかけたのはこちらの効果であって、覚醒剤事件摘発などではないのだ。
いまのところ証拠はない。しかしわしはこの種のことはカンがはたらいて、気の毒だが間違えたことはまああまりないのだよ。
大阪府警と、大阪高検はものすごい仲がわるい。大阪、兵庫の県警がこんな事件やっていて、逮捕したい、という場合全部、高検に「相談」せなあかん。したがって検察としては当然「迎え火」による口封じをねらっていただろうが、それ以前にマスコミが特ダネをねらっていた。しかし、その寸前、辛くも絶妙のタイミングで、タッチラインにボールをけり出すことができた。ここに盗聴法の真の意義があった。
そして、これが示す意味は、今後「内部告発」はあり得ない状況になる、ということだ。そしてそのうえ「個人情報保護法案」などというインチキ法案をうえからかぶせたら、真綿で首締めて、そのうえからワイアでとどめを刺すようなことになる。
それを推進してきたのが小泉だし、その小泉をよってたかってもちあげたのもまた大マスコミであり、国民であるのだから、まあ、しゃあないやろなあ。
えーと、あとまだ話有るけど、これでやめとく。
お、そや、檸檬屋作戦は現在2ダース近い組員が強力を申し出てくれているらしいな。檸檬屋のおやじもくびくくらんですむかもしれんの、協力してくれとる組員に感謝や。わしやない。住枝が感謝や、ということだ。あはは。
ではまたな。なお、まともなマスコミ記者をめざすやつは携帯はちゃんと会社支給品以外のヒミツ携帯をもっておくように。(念のためにゆうといたるけど、自分以外の名義にしときや)わしは今後、官給品の携帯しかもってない記者とか取材者、編集者とはいい加減な話しかしないつもりであるのであしからず。その程度の覚悟の奴とはうかつに電話などでふつーの話でも話せない時代になってしもたのだ。
2002年4月22日
宮崎 学