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大地震確率7% 山形盆地断層帯
山形県大石田町から上山市に至る山形盆地断層帯について、政府の地震調査委員会(委員長・津
村建四朗日本気象協会顧問)は8日、今後30年以内にマグニチュード(M)7.8の地震が発生
する確率が最大7%とする評価結果を発表した。これまで評価を終えた21の活断層のうち、3番
目に高い確率という。
委員会は全国の主な98の活断層について、大地震の発生確率を順次公表している。
山形盆地断層帯は長さが北北東から南南西方向に約60キロあるとみられ、委員会は、山形県が
過去に実施した調査結果などに基づき評価した。
平均の活動間隔については3000年程度と推定。M7.8の地震が発生する確率は50年以内
で最大10%、100年以内では同20%、300年以内では同50%と予測した。最新活動後の
経過時間は約200年から6000年とされ、平均活動間隔の0.07―2.0倍となっている。
地震調査委員会事務局の文部科学省地震調査研究課は「最新活動時期の推定幅が広いことに留意
する必要はあるが、最大値を見る限り、今後30年間に大地震が発生する可能性が高いグループに
属する」と説明している。
http://www.kahoku.co.jp/NEWS/2002/05/20020509J_10.htm