(回答先: ムーディーズ、日本国債格付けを引き下げ方向で見直し〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 13 日 16:17:21)
自民党の山崎拓幹事長は13日午後、党本部で記者会見し、米格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスが日本国債を格下げの方針で見直すと発表したことに対して「日本の国債を極めて高いものと私どもは考えている」と反論した。日本経済全体に対する評価として今回の見直しを受け止めれば「(改革を)確認できるような経済政策を確立する時が来ている」とも述べた。
小泉政権発足後の政策が厳しく評価されているとの見方については「ムーディーズの判断はそうかもしれない」と話した。2003年度に日本がデフレを克服するのは困難との観測については「そんなことはない」と反発し「政策総動員でやろうとしている」と強調。「資産デフレ解消のための不動産活性化や株価回復策の問題、金融機関だけではなく直接金融をどう強化するかなどポリシー・ミックスで対応していく必要がある」と述べた。不良債権処理を進めるべき銀行業界への批判は依然強いが、リストラ(事業の再構築)が不十分との見方には「私は必ずしもそういう考えを持っていない」と話した。