(回答先: 日本国債:格付け会社ムーディーズが「格下げの方向で見直す」〔毎日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 2 月 13 日 16:12:58)
米格付け会社、ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、日本政府が発行する円建て国内債券の格付けを引き下げ方向で見直すと発表した。理由としてデフレによる実質的な債務の増大により、信用リスクが高まっていることを指摘。政府の構造改革への取り組みの結果に注目する考えを示した。
政府がデフレに対処する効果的な政策を打ち出すのに時間がかかればかかるほど、それ以外の経済問題の解決が困難になると分析した。
ムーディーズは昨年12月上旬、日本国債の格付けを1段階引き下げ、最上級のAaaから3段階低いAa3(ダブルAマイナスに相当)に引き下げた。ムーディーズは今回の見直しで1−2段階引き下げる可能性があるとしている。
日本国債の格付けが1段階引き下げられA1(シングルAプラスに相当)になると、チェコやハンガリーと同じになる。格付けがシングルAの場合、各国の金融当局が国債のリスク掛け目を20%とし、海外の機関投資家が日本国債の保有を敬遠する可能性がある。