国債格下げ検討こうみる:影響は限定的=さくらフレンド証券 堀井氏(東京6日ロイター)

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投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 15:14:20:

回答先: 日本国債市場アウトルック(6日・フィスコ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2001 年 9 月 06 日 15:12:41:

ムーディーズが日本国債を格下げ方向で見直すと発表したようだが、この影響は限定的とみている。株価も一時下振れたものの、その後は下げ渋っているようだ。
金融不安で株価が売り込まれた98年秋のような状況になると困るが、今のところ、ジャパンプレミアムなど大きな問題が発生しているわけではない。これをきっかけに債券相場が崩れると、機関投資家には厳しいが、問題の程度はやはり株安のほうが大きいだろう。
また、国債価格が下落すると、9月中間決算に向けて銀行が含み益を株安や不良債権への対応原資として利用できなくなる可能性もあるが、それは個別行の体力に応じて考える問題にとどまるとみている。
今は9月末に向けて、持ち合い解消など需給面で一番厳しい時期であり、いやな時期にいやな材料が出てきた形だ。しかし、9月中盤までで決算がらみの売り圧力は薄らぎ、むしろ、期末をにらんで売り込んでいた向きの買い戻しが出てくる。また、今年度の注目点だったM&Aも、株価が下がることで活発化する可能性があるとみており、悪い材料ばかりではない。

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