(回答先: 日米同時進行形?・非常事態における権限強化策 投稿者 招き猫 日時 2002 年 3 月 12 日 22:34:27)
「招き猫」さん、こんにちわ。
ご指摘のような動きは、日米に限ったことではありません。
英国・ドイツ・フランス・スペイン・イタリアなどでも同じようなものです。
「海外ニュース」を毎日見ていると、濃淡の差はありますが、いわゆる「文明諸国」で今進んでいる事態に愕然とするばかりです。
英国や米国は、犯罪者を野放しにしようとする一方で、警察官をテロ対策に回して治安対策をおろそかにしています。
これは、治安悪化で世情を不安に陥れようとする作戦だと思われます。
9・11空爆テロがブッシュ政権自身のテロであるにも関わらず、“外からのテロの脅威”を煽り、主要都市や交通拠点に武装部隊を配置しています。
米国では、9・11以降、警備が手薄になった間隙をついて、強盗殺人などの凶悪犯罪が急増(件数が30%以上アップ)しています。
英国でも凶悪犯罪が急増していると報じられていますが、ブレア政権は、警察予算を減少させようとしており、それに反対する警察官が明日(3・13)からデモを行うそうです。英国でも、刑期に満たない囚人を釈放する動きがあります。
テロの恐怖を煽り治安も悪化させることで、国民に、強権的な取り締まりや重武装部隊の恒常的な配置を当然だと思わせようとしているのです。
日本も、もっともらしく国民の生命と安全を守るためと言いながら安全保障基本法を成立させようとしていますが、その小泉政権は、神戸の商船大院生殺人事件に見られる警察組織の失態を問題視し、きちんと責任を明確にし正そうとはしていません。
米国の「地下政府」も、テロからの攻撃を避けるためという名目になっていますが、本当の狙いは「国内の反乱からブッシュ政権を防護すること」と「“対外的不信行為”で発生するかもしれない戦争からブッシュ政権を防衛すること」だと見ています。
(支配層に害が及ばない限り、一般国民が被害に遭う犯罪なんかどうでもいいのです)
結論的に言えば、「文明諸国」は、国際関係の激変とそれに伴う国内統治形態の大変化が引き起こすかもしれない“不測の事態”に備える国内治安態勢を敷こうとしていると考えています。
そして、ブッシュ政権・小泉政権・ブレア政権・シュレイダー政権などは、すべて「自国破壊者」たちです。
ことの進行状況から、今年(2002年)が、世界がどのような方向に変化するのかの大きな分岐点になると思ってます。
(このようなことを念頭において、愚かな行動をせず、身の回りに気をつけていれば、これまでとそう変わりはないかも知れませんが...こんな書き込みをすること自体が危険だとは思っています(笑))