投稿者 7/21 週刊ポスト 日時 2000 年 7 月 11 日 10:11:30:
回答先: (3)元全日空社長の重大証言 投稿者 7/21 週刊ポスト 日時 2000 年 7 月 11 日 10:10:43:
<TWP特別版−−沖縄サミット“首脳会
議用資料”>
2つの日本問題
公共事業汚職と税金による企業救済
1 裏社会にあやつられる政治家−−許永中の政官工
作
(4)法務検察への政治的圧力
亀井氏は、冒頭でふ
れたテレビの討論番組
で、「刑事の真似をし
てもしょうがない」と
検察の捜査にまかせる
べきだと主張しなが
ら、同じ番組で亀井氏
自身に疑惑が持たれ、
検察の事情聴取の可能
性があると指摘される
と、色をなして怒り、
「検察はそんなことは
絶対にいってません
よ。私の周りの人間が
心配して、検察にも、
(問い合わせ)した
ら、絶対ないっていっ
てんだ。検察が根も葉
もないことをいえば職
権乱用、大変な話になります。私を贔屓にしている人
もいますけど、ないっていってます」
と、いい放った。亀井氏が「ない」と繰り返したの
が、事情聴取のことなのか、それとも、“私が逮捕さ
れるはずがない”と強調したかったのかが判然としな
い。
しかし、1・亀井氏が許被告と面識があること、
2・運輸相当時に神戸新空港建設を推進したこと、
3・許被告の指示で政界工作を担当した石橋氏と会談
し、空港建設を話し合ったこと――それら表面化した
事実と、許被告の政界工作を重ね合わせると、亀井氏
がいくら「関係ない」と否定しても説得力に欠ける。
それにしても、亀井氏は自分が疑惑の中心に浮上し
たことに、よほど狼狽したのか、とんでもないことを
口走った。自民党政調会長として検察を監督する法務
省の予算配分にも強い権限を行使できる亀井氏が、自
分の≪事情聴取≫や≪逮捕≫があり得ないとテレビで
公言すること自体、政治的には、検察の捜査に予断を
与えたり、枠をはめることになりかねない。それこ
そ、政治権力を持つ側からの≪指揮権発動≫につなが
るのではないか。