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回答先: 放射性物質保管財団法人は「日本母性文化協会」…なんなんだこれは 投稿者 一刀斎 日時 2000 年 6 月 14 日 23:23:53:
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000614/dom/08440000_maidomm207.html
2000年6月14日(水) 8時44分
<特報・モナザイト>科技庁、保管現場で高濃度検出を公表せず(毎日新聞)
文部省所管の財団法人(東京都台東区)理事長が核燃料の原料になる鉱石のモナザイトを大量に保管していた問題で、科学技術庁が長野県辰野町の保管現場の家屋内から、1時間当たり約120マイクロシーベルト(自然界の約1200倍)の放射線量を測定していたことが13日、関係者の証言で明らかになった。科技庁は同日の記者会見で、屋内の数値を公表せず、「玄関から5メートル離れた道路付近で2・5マイクロシーベルト程度で、自然界よりやや高い程度で問題ない」などと発表していた。
関係者によると、科技庁は12日、辰野町北大出の空き家の家屋にモナザイト約16トンが保管されていることを確認した。放射線量を測定したところ、屋内に袋積みにされているモナザイトの直近から約120マイクロシーベルトの放射線量を測定した。1メートル離れると、測定数値は4分の1に下がったという。家屋から約5メートル離れた道路境界付近では、2・5マイクロシーベルトだった。
10マイクロシーベルトの放射線量が、周辺住民への環境影響を検討する基準数値とされる。
同庁は記者会見では、長野の現場について「自然界の放射線よりやや高い程度」「ただちに周辺住民と周辺環境に問題があるものではない」と説明していた。現場の家屋は、同町役場から南約4キロの住宅街で、そばには公民館などがある。
この問題は、今月6日から8日、首相官邸と科技庁など8省庁、国家公安委員会など計10機関にモナザイトが郵送されたことで発覚した。モナザイトは放射性物質のトリウム232の酸化物を4〜9%含む鉱石で、インドやブラジルなどで産出される。
警視庁公安部と科技庁は、同封の文書に財団法人名と財団理事長の知人男性(74)の名前を挙げて「ウランを北朝鮮に輸出している」「取引トン数70トン」「核ミサイルに使用する」などと書かれていたことから、原子力等規制法違反などの疑いもあるとみて捜査している。
この男性は毎日新聞の取材に対し、「二十数年前にタイから温泉に使う目的でモナザイトを150トンほど輸入した。教育関係者を自称する男が今年初め、売ってほしいと商談を持ち込んできたが、不審に思い断った」と説明した。また、モナザイトの保管状況について「長野県の現場は管理状態が十分ではなく違法かもしれない」と話した。
[毎日新聞6月14日] ( 2000-06-14-01:23 )
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/000614/dom/13000000_maidomc053.html
2000年6月14日(水) 13時0分
<モナザイト>20数トンが不明 事情聴取し追跡捜査 警視庁(毎日新聞)
文部省所管の財団法人「日本母性文化協会」の池田弘理事長(84)が、核燃料の原料となる鉱石のモナザイトを大量に保管していた問題で、保管されていた約40トンのうち二十数トンの所在が不明であることが、14日に判明。警視庁公安部は、理事長らから原子炉等規制法違反などの疑いで事情聴取し追跡捜査を進めている。
[毎日新聞 6月14日]
http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/000614/dom/19113402_jijdomx811.html
2000年6月14日(水) 19時11分
モナザイト10トン、「既に移動」と聞き追跡せず=科技庁、不手際認める(時事通信)
首相官邸などに郵送された核燃料物質を含む「モナザイト」が埼玉、長野両県内の3カ所で見つかった問題で、科学技術庁が今年4月初め、所有者の文部省所管の財団法人、日本母性文化協会理事長(84)から保管場所として知らされた千葉県市川市の運輸会社倉庫に一時、約10トンものモナザイトがあったことを把握しながら、追跡調査を行っていなかったことが、14日明らかになった。
科技庁は理事長が所有するモナザイトの分量や保管場所を把握する手段として、理事長に問い合わせる以外の調査をほとんどしておらず、同庁原子力安全局幹部は「今にして思えば、もう少しいろいろなやり方があったかもしれない」と不手際を認めている。
[時事通信社 2000年 6月14日 19:11 ]
#以下,Yahoo!にトピができました
http://news.yahoo.co.jp/Full_Coverage/Radioactivity/