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05/29 16:28 「だれか僕を止めて」 入院前のメモに心の葛藤 バ 社会239#01
共同
西鉄高速バス乗っ取り事件で、再逮捕された佐賀市の無職少年(
17)が三月、国立療養所に入院する直前に書いたメモの全容が二
十九日、判明した。「もう一人の別のが出てきた」「僕に恐ろしい
ことをすすめる」などという記述の一方で、「だれか僕を止めてく
ださい」「人を殺すのか」などと訴え、心の葛藤(かっとう)をう
かがわせる内容。
広島県警など四県警合同捜査本部は、少年が犯行当日に残した「
犯行声明文」が「殺人こそがすべての正義」などと犯行を明確に決
意した内容に変化している点を重視。入院させられたことによる家
族への不満が直接動機とみている。
(続) 000529 1627
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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[2000-05-29-16:28]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/29 16:28 「だれか 社会239#02
メモはB5判のノート一枚になぐり書きされており、入院前日の
三月四日、母親が少年の部屋で発見。内容を書き写していた。
同日の日付があるメモは「最近もう一人の別のが出てきた」「そ
して僕に恐ろしいことをすすめる」「人を殺せ 人を殺せ」と、幻
聴または自分の中に別の人格が存在しているかのような記述が並ぶ
。
その上で「僕を止めてください」「もう死ぬのか 人を殺すのか
」「今の僕は何なんだろうか」などつづられ、「スベテ サヨウナ
ラ」「バーイ」で結ばれている。
メモには「父と母が少し気づいたようだ」とも書かれており、捜
査本部はメモは両親に向けられたシグナルだった可能性が高いとみ
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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ている。
(続) 000529 1627
[2000-05-29-16:28]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/29 16:28 「だれか 社会239#03
少年は同じ時期に警察庁などへ犯行を予告する手紙を出しており
、メモの中で「さっき犯行声明文を出してきた。何か恐ろしいこと
を書いた気がする」と触れている。
(了) 000529 1627
[2000-05-29-16:28]
05/29 16:35 少年のメモ全文 社会240#01
共同
少年が三月、国立療養所に入院する直前に書いたメモの全文は次
の通り。
何で僕はこんなことを書いているんだろう
さっき犯行声明文を出してきた
何か恐ろしいことを書いた気がする
僕は昔から怒ると何をするかわからないと言われたけど
最近もう一人の別のが出てきた
そして僕に恐ろしいことをすすめる
人を殺せ 人を殺せ
だれか僕を止めてください
もう止まらない もう止まらない
続き (改行で次頁 S:次文書 E:終了)
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父と母が少し気づいたようだ
(続) 000529 1634
[2000-05-29-16:35]
続き (改行で次文書 E:終了)
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05/29 16:35 少年のメ 社会240#02
僕が人を殺した時
自らの破滅によって 一生を終える
もう死ぬのか 人を殺すのか
今の僕は何なんだろうか
コレデオワリ コレデオワリ
モウオシマイ モウオシマイ
スベテ サヨウナラ
バーイ
(了) 000529 1634
[2000-05-29-16:35]