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回答先: 独立派軍の本拠地で大集会 衛星電話でグスマン氏演説 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 20 日 19:32:18:
◎グスマン氏が新国家像 過去の一切の罪を免責
【ジャカルタ25日共同】インドネシア政府の軟禁下にある東テ
ィモール独立運動の最高指導者シャナナ・グスマン氏は25日、ジ
ャカルタの軟禁場所の民家で記者会見し、東ティモール独立に当た
って「併合派民兵などの政治的犯罪の一切を免責し、インドネシア
政府と協調関係を築く」と表明、経済開発や教育を重視する新国家
像を盛り込んだ声明を発表した。
グスマン氏は免責について「和解と安定の実現のため、熟慮して
決めた」と述べ、30日の住民投票での独立派の勝利を前提に、そ
の後の混乱を最小限にとどめる狙いであることを明らかにした。
また独立する場合、少なくても過渡期にはインドネシア通貨ルピ
アを継続して使用、公共サービスが止まらないよう国営企業の活動
なども保護すると約束。市場経済を擁護し、外国資本を導入する方
針を示した。
外交面ではインドネシアや旧宗主国ポルトガル、日米、オースト
ラリアとの関係を重視。東南アジア諸国連合(ASEAN)、ポル
トガル語諸国共同体(CPLP)、南太平洋諸国会議(SPF)、
アジア太平洋経済協力会議(APEC)への加盟を希望すると述べ
た。 (了)
[共同 8月25日] ( 1999-08-25-19:29 )