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回答先: 国連が独立派への投票強制ならやり直し インドネシア 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 31 日 09:12:50:
◎西部で民兵の襲撃激化 日本人監視員ら足止め
【グレノ(東ティモール)31日共同】国連東ティモール派遣団
(UNAMET)の現地スタッフに初の犠牲者が出た東ティモール
西部エルメラ県で31日、民兵組織「ナガ・メラ(赤い竜)」が独
立派への襲撃を激化させ、国連の地域事務所があるグレノでは独立
派活動家の家4軒に放火、町中で発砲を繰り返した。
オーストラリアのABCラジオは同日、同国のフィッシャー前副
首相の話として、同県のグレノ村で住民投票終了後の30日夜から
31日にかけて、国連の現地要員計3人が殺害された、と報じた。
国連当局者によると、同県アツァベで30日、併合派民兵が帰宅
途中の地元の国連要員を襲撃。発砲した上、刀で切りつけ、男性要
員(49)が死亡した。この男性がABCが報じた3人に含まれる
かどうかは不明。
また、31日午後、民兵約50人が同県の国連地域事務所を包囲、
日本人の国連ボランティア2人を含む50人以上が外出できず、事
務所に閉じ込められた。
ピーター・ワット地域事務所長は共同通信に対し「われわれは人
質同様に閉じ込められており、車列をつくって脱出を図りたい。安
全を保証するよう、警察と民兵の交渉が成立するのを待っている」
と語った。
民間国際監視団の一員としてグレノを訪れた山田満・和歌山大助
教授も足止めされ事務所で待機している。
同事務所には、日本人の国連ボランティアとして選挙アドバイザ
ーの黒田一敬さん(38)=東京都出身=、著述業渡辺和雄さん
(35)=長野県松本市出身=の2人が働いている。
民兵はグレノでも国連の現地要員を狙っているとみられ、30日
は多くの現地要員が地域事務所で一夜を過ごした。 (了)
[共同 8月31日] ( 1999-08-31-18:05 )