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回答先: グスマン氏が新国家像 「併合派の過去の一切の罪を免責」 投稿者 倉田佳典 日時 1999 年 8 月 26 日 11:46:56:
◎併合派が大規模集会 緊張高まる東ティモール
【ディリ(東ティモール)26日共同】東ティモールの独立か自
治かを問う住民投票を30日に控えた中心都市ディリで26日、イ
ンドネシア併合派の最後のキャンペーンが開かれた。市内の運動場
に1万人以上が集まり、14日から27日までの運動期間で同派に
よる最大規模のものとなった。
一方、同市内では民家1軒が併合派とみられる集団に焼かれ、数
軒が投石などの被害を受けた。国連東ティモール派遣団(UNAM
ET)が現地展開して以来、比較的平穏を保っていた同市内は投票
に向けて緊張が高まってきた。
正午(日本時間午後1時)過ぎに始まった集会には、併合派が強
いとされる西部リキサ県やボボナロ県などから続々と参加者がイン
ドネシア国旗を掲げたバスやバイクなどで乗り込んだ。ほとんどが
青や白のそろいのTシャツを着ており、インドネシア国軍などの支
援が指摘される併合派の資金力の強さを伺わせた。
集会ではジャカルタから来た女性歌手の歌に合わせて踊りの輪が
広がったほか、民兵組織指導者のエリコ・グテレス氏ら併合派幹部
が次々と演説。参加者は演説者に合わせ「自治万歳」などと叫び、
気勢を上げた。同氏は「独立派が勝てば東ティモールは2つに分割
される。我々は空港を閉鎖し、東ティモールは火の海になる」など
と過激な発言を繰り返した。別の幹部は「我々はすでに全住民の7
0%の支持を得た」とした。
27日までの運動期間中、併合派と独立派は日替わりで運動を実
施。投票は、2日間の冷却期間を置いて実施される。 (了)
[共同 8月26日] ( 1999-08-26-18:03 )