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回答先: Re: 「電通」に何かが起こっている。0 投稿者 すずめ蜂 日時 1999 年 6 月 09 日 20:10:03:
> 報じられなかった電通の"間引き事件"
報じられなかった電通の"間引き事件"
例えば、ある企業と月に同社の十秒間のCMを百回流すと契約したとする。しかし、
まさか企業側だって、間違いなく契約回数通りCMが流れているかとチェックなど
しない。まして、相手は"世界の電通"である。しかし、実際には例えば九十五回と、
五回分"間引き"されている。そして、その浮いた分は別の企業のCMを入れる。
さる同社関係者は、こう囁く。
「対象となった問題のCMは、大手電気機器会社と日航、それに宮崎シーガイアの
三社分。その被害額はそれぞれ三千万円、三千万円、一億二千万円の巨額と聞いています」
宮崎シーガイアは、他の二社のように知名度がないだろうから少し補足しておこう。
収容入場者数約一万名。東京ドームの約二・五倍の開閉ドーム型屋内プールや四十五
階建てホテル、トム・ワトソン設計のゴルフ場などが売りの宮崎市郊外の一大リゾート
施設の運営会社−−こういえば聞こえがいいが、要するに、典型的なバブル時代の申し子。
そして、お決まりのように、いまや第一勧業銀行のお荷物案件の一つとなっている。
総事業費約二千億円のおよそ半分を一勧が融資していたのだから無理もない。
したがって、少しでも集客を高めるため、非常に苦しい資金繰りのなか、CMを打って
いたわけだが、それを電通が"間引き"。なおさら、罪深いといえなくもない。
さて、この事件にはさらに奥があると明かすのは、さる関係者。
「この"間引き"でもって、被害額のかなりの分を仲介料として受け取ったといわれる
悪(わる)がいるんです。実は大手電気機器会社と日航に関しては、その内の一社の
トップが親族だった現役の電通社員、そして宮崎シーガイアに関しては地元関連の
二人の大物だ」
まず、現役の電通社員とは、少し前、某写真週刊誌に女性スキャンダルをスッパ抜かれた
Sといわれる。
この御仁、かって大麻事件でさすがにクビになった中西啓介元防衝庁長官の息子のように、
典型的なコネ入社社員。そしてこの人物、この他にも怪しげな人物や事件に度々顔を突っ込み、
その名が囁かれている。
具体例を挙げれば、昨年、世間を騒がせた世界的スター、マイケル・ジャクソンが日本側企業
と共同でわが国国内にテーマパーク等を設立すると大々的にプチ上げたのはご存しだろう。
この日本側企業、実は現役の関西広域暴力団組長と警察OBが会長、社長に就任して
いるというヤクザ映画を絵に描いたような組み合わせだったのだが、この話を裏で
画策したのがこのSだったといわれる。ほどなく、その関連会社役員に三塚博代議士の
息子・英介氏が就任しているが、それはこのSと彼が遊び友達という関係による。
ちなみに、前出・中西氏の長男も同じ仲間だ。
しかし、こんな怪しげな動きをしても、親族トップの威光で未だお咎め無しなのだ。
それというのも、電通がわが国において、これまでダントツの売上高トップを誇って
来れたのは、"築地CIA"の役割もむろんだが、政財界を問わず各界有力者の子弟を
コネ入社させ、その人脈で仕事を取るという何とも前近代的な手法の賜物。そのため、
一部子弟の不祥事は目をつぶらざるを得ないということであるようなのだ。しかしながら、
グローバル・スタンダードが叫ばれる昨今、その是非はともかく、その手法が世界を
相手に今後も通用するとはとても思えない。