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(回答先: キレる原因諸説(生物学的精神医学) アメリカはキレてる 投稿者 MASA 日時 2001 年 12 月 19 日 18:26:43)
[福島氏]
>で、ひとつは、僕の言う脳の微細な障害ですね。微細胞器質性核変化症状群、
>MiBOCCSと言いますが、そういった器質のある人が大人になって反社会
>性人格障害になって、人殺しをする、多量殺人をするというのがひとつ。
「そういった器質のある人が大人になって人並みはずれた自己犠牲的人格者となり、人のために尽くしたり、偉大な宗教者になったりする」とも言えるでしょう。
誰かが目的を持って意図的に脳に障害をつくったわけではないのですからね。
傷=悪という見方をしている福島氏の発想は、たんなるアホです。
なんやかんや説明していても、結局は、誰が殺人者になってもおかしくないと言っているだけです。
[船瀬俊介氏]
>同宣言は、環境ホルモンにより、「脳や行動上の発達障害」や「脳性まひ、
>精神遅滞、学習障害、注意カ散漫、多動症」などが起こると断言しているのです。
>その行動異常の特徴は、「衝動性」「攻撃性」「多動性(落ち着きのなさ)」そし
>て「抑うつ性」です。うちにこもっていながら、突然キレる。冒頭のバタフライ・
>ナイフを振るったB君の姿とだぶります。おそらくB君自身も、自分がなぜ若い女
>性教諭を刺したのか、わからないはずです。
『環境ホルモンにより、「脳や行動上の発達障害」や「脳性まひ、精神遅滞、学習障害、注意カ散漫、多動症」などが起こる』ことは十分に考えられます。その結果、『「衝動性」「攻撃性」「多動性(落ち着きのなさ)」そして「抑うつ性」』が現れる人もいるでしょう。
しかし、B君と単純に結びつける発想は無理があります。
B君などのようなキレル症状は、「戸塚ヨットスクール」のようなところのほうがもっとましに分析し、その症状から脱却させられると思っています。
もちろん、虐待や過失致死があれば、刑事罰に処せられなければなりません。
日々生きていくことを自分の力で成し遂げているという実感もないし、生と死について真摯に向かうあうこともない。その一方で、知識の吸収や行動のあり方を第三者から強制される日々が続く。そのような現実にどう対応したらわからない子供たちが、ちょっとしたことをきっかけに、キレテしまうのはそれなりに理解できることです。
(自分は、小学校時代から、私語ばかりしてノートもとらないという学校生活を送ってきたのでキレルことは少なかったけど。高校・大学はほとんど授業に出なかったしね)
アフガニスタンでも報道された「児童労働」に従事している子供のほうがキレにくいと思いますよ。
社会の支配層やその他の人たちから邪魔な存在と見られていると考えがちな“貧困地域”の人々が、“反社会的”意識や価値観を持ちがちなのは不思議でも何でもない。そして、“通常”の方法では貧困からの脱却どころか日々の生活もおぼつかないと判断する歳になったときに犯罪に走るのも、深く考えなくてもわかることです。
極道の家に生まれ、極道の生き様を価値観として教え込まれていけば、それに思考がなじんでいくか、それに反発して違う価値観を持つようになるかといった感じになるでしょう。
事件が起きるたびにバカバカしいご託宣を述べている精神科医や心理学者こそが、精神分析の対象となければならない存在なのです。