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(回答先: 2001年9月11日に「航空機自爆テロ」はなかった! 投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 23 日 20:36:04)
>(そうであっても、9・11と同等かそれ以下の言動をしているブッシュ政権を支持し続けている価値観に自分は付いていけない。“近代文明”の偽善性・欺瞞性・空虚性をこれほどまでに晒してしまったことはなかったのではと思っている)
までのあっしらさんの記述は、ほぼ100%、同意です!
あとは若干、「自動操縦のみによる追突の可能性」について、少し書いておきたいと思います。
強風などに対するコース保持などは自動操縦の方が迅速かつ正確に行えると思います。
またB767のような巨体を旋回させながら、思いどおりのコースに乗せるのは、やはりB767「初飛行」の者には無理だという気がしますし、操縦室の計器板や前景をカメラで写しながらの遠隔操作では・・・これもちょっと難易度が高いのではないかという気もします。
「旋回」についてですが、自動操縦システムに「旋回コース」をとらせるのは簡単です。
自動操縦システムには、行く先までの途中の、何点もの[経度・緯度]位置を指定し、その指定した位置「点」をトレースさせることができます。各々の高度、また最高速度も指定できます。
「旋回」させようと思えば、最低「3点」の位置指定が必要ですが、その3点を定規にあてて、直線上に並ばなければ、その3点の点をトレースする旅客機は、次の点に向かう段階で「曲がる」・・・つまり「旋回」することになります。
WTCに当てることを考えた場合、まずWTCがあるそばまで大雑把な位置指定をして、それから最後の追突のフェーズでは可能な限り短距離で点をWTCを「通過」する線上(曲線であろうが直線であろうが)に並べれば、それがB767の飛行性能、あるいは運動コントロール追従性を超えない範囲の設定である限り、B767はそれを正確にトレースしていきます。
その際、その「トレース」にもっとも重要なものは、B767の自機の位置認識の精度です。言うまでもなく、自動操縦システムはそれに従って機体をコントロールして「トレース」させるからです。
ニューアーク空港のようなものがなく、つまり、自機位置認識の補正のための航路の地上の電波塔のようなものがなくても、B767の位置認識機器単体のWTCにおける位置認識の誤差は、10メートル弱であるということです。
つまり、10メートルの誤差の範囲で、B767は外部の何の助けもかりず、WTCを「通過」する指定された点をトレースすることができるということです。WTCの建物幅は60メートルなので、それだけでも「マージン」は十分にあります。
これら飛行コースの入力は、入力端末の操作手順を知っている者にとっては、単にそれぞれの点の緯度・経度・高度・速度などを逐一入力していくだけの簡単なものです。
実はアメリカ政府は、テロ後に、乗っ取られた旅客機を、遠隔操作で指定した空港に強制着陸させることも今後の防止案で考えていると、どこかのニュースでやっていました。
これは、そうむずかしいことではなく、あらかじめ「特定の空港」へ向かう上に書いたような自動操縦の設定のデータをセーブさせておき、何かが起きたら、外部からの信号指令でそれを実行する(この自動操縦のシステム自体は現にあるものをそのまま使用します)、また旅客機の操縦室からは変更や拒否ができないようにする、というプログラムを追加するだけです。
政府がそのようなことを口にするということは、現在B767はそのような使い方も可能なのだということを示唆しているように思えます。