投稿者 霊止 日時 2000 年 10 月 29 日 13:47:57:
回答先: 木村さんのところからの転載です 投稿者 串なんかどこでも漏れてると思う人 日時 2000 年 10 月 29 日 12:32:59:
オウムの98%が「むしろ普通よりも良い人」だと本気で思っているならば、「組織の責任をとるべき」だという考え方はどこかおかしいよ。
「オウム事件」に対する報道は殆どがオウムにとっても2次情報、3次情報ばかりで、恐らく誰も事件に関わったという実感はないんじゃないの。捕まった人たちの供述もどっかおかしいし、彼らさえ実感はないんじゃないかという気がする。(これをマインド・コントロール説とやらで埋め合わせるのはちょっと待っただな)多分、大方のオウム信者は外の情報に触れてから、「え、オウムってそんなことしてたの!?」とびっくりしたんじゃなかろうか。今残っている人たち、または事件後新たに入信した人たちは、もっと深く「オウムとは何か」を体感して納得したいし、でもどうしても納得できないから残ってるんだろうし、もしそんな恐ろしいことをする集団なんだということが実感できるようなことがあったら、即座に脱会してしまうような人たちばかりなんじゃないかという気がする。
本当にオウムが事件を起こしたことを「直接見聞きして知ってる人」「その場の雰囲気としても、報道を通してとかじゃなく、やばい空気だと実感している人」が組織の大勢を占めているんなら、「いい人」なんてことはありえない。生まれつき自分の意志や感覚を失った「いいロボット」ならともかく。(みんなどこかでそういう風に定義してるから、迫害オーケーになってるんじゃないの)
あとね、私はオウムのみならず、街頭で「ハレ・クリシュナ」とか踊ってる団体や、アンケートや手かざしや募金を行ってる団体、住居をよく子連れで訪問してくる団体、知り合いのつてを使って折伏してくる団体、またそれらの団体の宣伝ビラ、だけでなく、あらゆる商売の会社の訪問販売、アンケート、街頭の呼び込み、変なビデオの広告チラシ、新聞とか証券会社とか保険会社とかサラ金の勧誘、チラシやティッシュやビラ、選挙カーに街宣車、街中で携帯でしゃべりながら座り込んだり、歩いたりしてる人といったものに一様に警戒心を煽られるが、そういうことしてくるのは全部オウムだと疑ったことはない。多分それらの団体に属している人もみんな自分を棚に上げて、他のそういう行動ととる団体や個人を「あぶない奴ら」だと思ってるんじゃない。
秋葉原で、報道で言われてたオウム系パソコン会社とされるもののチラシを受け取ったこともあるが、上に記した諸々の勧誘その他に比べて、特に怪しかったとか、押しつけがましかったとかいう印象はない。もっと普通っぽかったと思う。(自分も昔ティッシュや安売り広告配りをバイトでやったことはあるが、そういう感覚はみな持ってると思ったので、ひどく萎縮していたな。でも例えばその会社などの上の人たちが何か悪いことをしてたという報道がなされても、私には責任がないと思うし、実感として報道の方が変だと感じたら実感できるまではその会社に残るか、擁護する立場にまわる。もし既に実感でなんかあると思ってたとしたら、やめるか告発する。また、報道は量より質だと思うので、いちいち左右されないように努める方がいいと思うけど)
こんな事書くと、どうせ私もオウムかその関連団体だろうなんて言われるんだろうが、はっきり言って違うよ。
(一応、関係ないことだけは明記しておきますが、想像はご自由に)
ポスト・アンダーグラウンドとかに目を通したことのある人は、同じように感じたりしないのかなあ。
「オウム」という「記号」だけが一人歩きして蔓延している世間の状況の方が、よっぽど薄気味悪い。