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since 2000/07/15
http://www.jca.ax.apc.org/aml/200007/18390.html より全文引用
Subject: [aml 18390] 「神戸事件」告発パンフ紹介
From: OHATA Yutaka <ohata-yu@jca.apc.org>
Date:
Fri, 14 Jul 2000 15:37:56 +0900
Seq: 18390
警察官・検察官による違法な取調べを告発する
大畑豊です。
神戸市の淳ちゃんを殺害し、遺棄したとして「A少年」が逮捕された「神戸事
件」はまだ皆さんのご記憶ににも新しいことと思います。淳ちゃんの首を切り落
し、校門に置いたという、あの事件です。
「A少年」が逮捕され、これで「一件落着」したとされ、のちに続く少年の凶
悪犯罪とともに少年法「改正」のきっかけとなった事件でもあります。
しかし、この逮捕は警察官・検察官による違法な取調べ、偽計捜査により、
「A少年」をだまして自白を取った、えん罪の疑いが強いとして担当した警察官
・検察官を神戸地検に「特別公務員職権乱用罪」「公務員職権乱用罪」で告発し
ております。
告発しているのは後藤昌次郎弁護士を代表とする13人の学者・弁護士・牧師
等の方々です。そしてこの告発を支援する会の代表には弓削達さんがなられてい
ます。
98年10月に告訴し、その後、なしのつぶてで、今年6月9日付で神戸地検
は担当した警察官・検察官を「嫌疑なし」として不起訴を決めました。告発事実
はない、ということです。
驚くべきことです。
「神戸事件」を審判した神戸家庭裁判所さえ取調べ警察官がA少年をだまして
自白させた事実をその「決定」のなかで認め、神戸家裁は警察官作成の自白調書
を証拠から排除しているにもかかわらず、です。
この不起訴を受け、告発人たちは神戸地裁に付審判請求を申し立てました。つ
まり裁判所に対し裁判するよう請求しました。神戸地検にかわって神戸地裁が当
該の警察官・検察官を起訴するかどうか、改めて審議するわけです。起訴が決定
されれば真実を追及する審判が開始されますが、この審判を開く決定を地裁に出
させることは容易ではありません。
国家権力の不正を弾劾し、真実を追及するために、そして何よりも今、医療少
年院に拘束されている少年を救うために、告発人を支援する運動を広げてくださ
い。
支援のために、運動を広げるために新刊パンフ「新局面を闘う!神戸事件違法
捜査の告発」の頒布にご協力ください。
パンフ 「新局面を闘う!神戸事件違法捜査の告発」(その2)
「警察・検察の不正を告発を支援する会」編集・発行
2000年7月1日発行
カンパ 300円
第1集をまだお読みでない方はあわせてお読みください。
パンフ 「偽計捜査を許してはならない」
1999年10月20日発行
カンパ 300円
連絡先 東京都文京区湯島4−8−15
第3KSビル 201号室
TEL 03−5684−5420
FAX 03−5684−5425
ポエド委員会 『神戸小学生殺人事件』の真相(「酒鬼薔薇聖斗」完全暴露)