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中川隆 koaQ7Jey コメント履歴 No: 100587
http://www.asyura2.com/acpn/k/ko/koa/koaQ7Jey/100587.html
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
122. 中川隆[-7730] koaQ7Jey 2025年2月14日 09:18:06 : 2Mqnwrq7ug : cExielFyLjNaS2s=[5]
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「アメリカがガザを所有する」
2025年2月13日
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。

武蔵坊五郎
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c122

[リバイバル3] イギリス モニターオーディオ社 Platinum Series II 中川隆
17. 中川隆[-7729] koaQ7Jey 2025年2月14日 09:29:42 : 2Mqnwrq7ug : cExielFyLjNaS2s=[6]
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「音楽&オーディオ」の小部屋
「二番手」候補 探し
2025年02月10日
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/444b9b1bf311254a707efc43e99535e6

このブログの読者は油断も隙もならない・・、同時にウッカリしたことは書けないと、ちょっぴり怖くなることがあります(笑)。

なぜかというと・・、先日のブログ「You Tubeのオーディオ番組」(おかげさまで大好評でした!)の中で、あるハイレベルのマニアの方の紹介画像に関して「豪勢なシステムだけど、音のスピード感にちょっと違和感を感じた」と、率直な印象を記載していたところ、さっそく翌日の過去記事ランキングに「音のスピード」に関しての記事が登場していたんですよねえ。

というわけで、読者の「チェック機能」に関する「反応スピード」に驚いた次第です(笑)。

結局「音のスピード感って何?」ということに尽きますが、ご参考のためにその記事の冒頭だけ紹介しておきましょう。4年前の記事なので誰も覚えていないでしょうね。

「つい先日のブログに投稿した「オーディオの決め手はスピードにあり!?」だが、その内容については記憶に新しい通り、小型の「GT管」の持つハイスピード感に魅了されたというお話だった。

ちなみに、ここでいう「スピード感」とは、音声信号に対する反応の速さのことで端的に言えば「音の立ちあがり・立ちさがり」のことである。

これが鈍いと不自然に音が重なり合い、音が濁ったり間延びした状態になってこれはもうアキマヘンです〜(笑)。以下略」

ということでした。

ただし、実のところ、オーディオは試行錯誤の繰り返しなので、ある程度の期間を置くと記事の内容が矛盾だらけになることもけっして稀ではないです。

その辺は読者だってわかっておられるようで、「過去記事の内容とは違うぞ!」と、いちいち目くじらを立てる人はまったくいないです。それに、たかが一介の市井の徒のブログですからね〜、アハハ(笑)。

さて、前々回のブログ「スピーカーに魂を吹き込む真空管アンプ」で述べたように、劇的な出力管の登場で理想的なシステムが完成したので、あとは余裕でオーディオに対処できるようになりました(笑)。

そこで、次の課題は「AXIOM80」システムに次ぐ「二番手に位置する候補探し」になります。

「浜の真砂(まさご)は尽きるとも 世にオーディオの 種は尽きまじ」つまり、オーディオ記事に困ることはまったくありませんぞ(笑)。

ほぼ完全無欠な真空管アンプの出現が、既存のスピーカーにどういう影響を与えるか興味津々です。何しろ「このアンプで鳴らしたときに音が悪いのはスピーカーのせいだ」と、一方的に決めつけられるのはメチャ大きな強みですからね。

最初に試したのは、口径25cmの「スーパー3」(英国:ワーフェデール)でした。

音を聴いた瞬間に、「AXIOM80」よりは劣る、これはダメだと思いましたが、順応性において実に人間の耳はよくできていて、5分ほどもすると違和感が無くなって、まあいいじゃないか、これはこれで十分聴けるという状態へ・・(笑)。

ただし、このスピーカーを「STC」の出力管で鳴らすのはちょっと勿体ない・・、「6A3」(シルヴァニア:刻印)で十分だろうという気がしてきました。思わず「分相応」(ぶんそうおう)という言葉が浮かんできましたよ(笑)。結局、このユニットは可もなし不可もなし・・かな。

次に試したのは「PL100」です。英国の名門「モニターオーディオ」社の製品ですから一目置かざるを得ませんね。お値段の方も「定価」では、「AXIOM80」の相場を軽く上回るほどです。

諸元は、インピーダンス4Ω、能率88db、クロスオーヴァー2800ヘルツ、ウーファーの口径10cm、ツィーターは「リボン型」で、低インピーダンス、低能率とくれば非力な真空管アンプがいちばん苦手とするタイプです。

直近の実験では、高音域不足を感じたので、デッカのリボンツィーターをつけ加えていたことをご記憶でしょうか。

ところが・・、「2800ヘルツ以上」をSTCの出力管アンプで鳴らすと、デッカのツィーターがまるっきり不要になったんですよねえ。

これには驚きました。

スーパーツィーターの必要を露ほども感じさせない高音域のスカッと伸び切った感じと切れ味はとても同じツィーターとは思えません。さすがに定評のある「リボン型」の本領発揮です! 

「モニターオーディオ」社を一時的にも疑ってゴメン・・、これまで鳴らしたアンプの方が悪かったんです(笑)。

そして、低音域の「2800ヘルツ以下」をTRアンプに受け持たせましたが、こんな小型スピーカーにもかかわらず、目を瞑って聴いているとまるで「大型スピーカー」を聴いているような印象です。

小型だけにほぼ「点音源」のメリットをフルに発揮していますし、音像定位もしっかりしていて、ピアノ、ヴァイオリン、ボーカルなどの表現力は一級品です。安定感ではAXIOM80を凌ぐほどですね。

これで「二番手」の決定は明らかですぞ(笑)。

メデタシ、メデタシ、今年はとても幸先がいい・・、たった1ペアの出力管(STC)の出現が我が家のオーディオ全体を支配するなんて、とても怖い世界ですけど、「博打もどき」の目を見張るような一発逆転の楽しさもありますね〜。

これだからオーディオは止められない!(笑)
https://blog.goo.ne.jp/jbltakashi/e/444b9b1bf311254a707efc43e99535e6
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1194.html#c17

[番外地12] そのうち、日本人の半分は日本語が読めないという世界に突入する 中川隆
2. 中川隆[-7728] koaQ7Jey 2025年2月14日 22:52:59 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[1]
<■97行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
日本の学生がマルクスを読まなくなってから日本人はバカになった。
日本の保守・右翼のアホ評論家が日本人を知恵遅れにした。
日本人の3人に1人は日本語が読めない
 集団ですぐれた意思決定をするための条件は、人種、民族、国籍、宗教、性別、性的指向などが異なるメンバーを集める多様性と、その全員が一定以上の能力をもっていることだ。このふたつの条件を満たすと、多様な意見が「化学反応」を起こし、とてつもないイノベーションが生まれる可能性がある。
 ところが、自然に生まれる集団ではこれとは逆のことが起こる。

 ひとは生得的に、自分と似た者に惹かれる性質があるので、アメリカのような多文化社会では、人種や民族、宗教ごとにコミュニティがつくられるが、知能や学力で選別するようなことはない。知識社会は産業革命以降に成立したので、そんなグループ分けをする本能は脳に埋め込まれていない。だからこそ有名大学やシリコンバレーのIT企業は、人為的な方法(入学試験や高報酬)で能力の高い者だけを集めているのだ。

 その結果わたしたちは、なんの多様性もなく、知能・能力だけが大きくばらついている社会で暮らしている。これが、民主政を擁護するひとたちの期待に反して、「熟議」が混乱しか生まない理由だろう。

「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみた
 では、知能はどの程度ばらついているのか。これについては「日本人の3人に1人は日本語が読めない?」として何度か書いたことがあるが、重要な「ファクト」にもかかわらずほとんど誰も触れようとしないので、ここであらためて述べておこう。

 PIAAC(国際成人力調査)はPISA(学習到達度調査)の大人版で、OECD加盟の先進国を中心に、24カ国・地域の16〜65歳約15万7000人を対象に、2011〜12年に実施された(※1)。

 ヨーロッパでは若者を中心に高い失業率が問題になっているが、その一方で経営者から、「どれだけ募集しても必要なスキルをもつ人材が見つからない」との声も寄せられていた。プログラマーを募集したのに、初歩的なプログラミングの知識すらない志望者しかいなかったら採用のしようがない。

 そこで、失業の背景には仕事とスキルのミスマッチがあるのではないかということになり、仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみたのだ。

5人のうち4人はツイッターの内容を理解していない可能性が
 PIAACの問題はレベル1から5まであり、レベル3は「小学校5年生程度」の難易度とされている。

「読解力」のレベル3の問題例では、図書館のホームページの検索結果を見て、「『エコ神話』の著者は誰ですか」という問いに答える。あまりに簡単だと思うだろうが、正解するためには、問題文を正しく読めるだけでなく、「検索結果をスクロールし、そこに該当するものがなければ『次へ』の表示をクリックする」というルールに気づかなくてはならない。

 この問題に正答できない成人は日本では27・7%で、3〜4人に1人になる。

 レベル4の問題では、150字程度の本の概要を読んで、質問に当てはまる本を選ぶが、日本では8割近い(76・3%)成人がこのレベルの読解力をもっていない。ツイッターの文字数の上限は140字なので、5人のうち4人は書いてあることを正しく理解していない可能性がある。

「数的思考力」のレベル3は立体図形の展開で、日本の正答率は62・5%だ。レベル4は単純なグラフの読み取りで、ビジネスでは必須の能力だが、このレベルに達しているのは日本人の約2割(18・8%)しかいない。

「ITスキル」のレベル3では、メールを読んで会議室の予約を処理する。事務系の仕事では最低限必要な能力だと思うが、日本人でこれをクリアしたのはわずか8・3%だけだ。

惨憺たる結果でも日本人の成績は先進国で1位
 この結果をまとめると、次のようになる。

 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

 (2)日本人の3分の1以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

 だが驚くのはこれだけではない。この惨憺たる結果にもかかわらず、日本人の成績は先進国で1位だったのだ。

 OECDの平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると次のようになる。

 (1)先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。

 (2)先進国の成人の半分以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。

 だがこれは、一般に知られていないだけで、専門家には周知の事実だったはずだ。

日本人の6人に1人は偏差値40以下
 PIAACに先んじて、アメリカでは仕事に必要な成人のリテラシーを計測するために、1985年、1992年、2003年に大規模な「全米成人識字調査」を行ない、「文章リテラシー」「図表リテラシー」「計算リテラシー」を調べている。その結果を要約すると、以下のようになる。

 (1)アメリカの成人の43%は仕事に必要な文章読解力がない。

 (2)同じく34%は仕事に必要な図表課題をクリアできない。

 (3)同じく55%は仕事に必要な計算能力がない。

 なお、この調査では学歴別の結果も調べており、高度な事務作業に必要な計算スキルをもつ成人は大卒では31%だが、高卒では5%、高校中退では1%しかいない。この「学歴(知能)格差」によって白人労働者層が仕事を失い、トランプ前大統領の岩盤支持層になった。

 これらの結果は衝撃的だが、学力(偏差値)がベルカーブになることを考えれば当たり前でもある。

 正規分布では、平均(偏差値50)から1標準偏差離れた、偏差値40〜60の範囲に68・3%の事象が収まる。2標準偏差離れた偏差値60〜70と30〜40はそれぞれ13・6%、3標準偏差離れた偏差値70〜80と20〜30はそれぞれ2・15%だ。

 日本では高い偏差値ばかりが注目されるが、人口のおよそ6人に1人は偏差値40以下だ。だがこのひとたちは、高度化する知識社会のなかで「見えない存在」にされている。

この現実になぜ気づかないのか
 問題は、知識社会が(無意識のうちに)ひとびとの知能を高く見積もっていることだろう。

 税務申告書から生活保護の申請まで、説明を読んで役所の書類を正しく記入するためには、偏差値60(MARCHや関関同立)程度の能力が必要になる。そうなると、自力で申請できるのはせいぜい5人に1人で、残りは(お金を払って)誰かに頼るか、あきらめるしかない。

 この現実に気づかないのは、社会を動かしているのが高学歴のエリートで、自分のまわりにも同じような高学歴しかいないからだ。

 ダチョウは、追いつめられると頭を砂に埋めるという(事実ではないらしいが)。「民主主義」を信じているひとたちも、それがうまくいかないと、「知能の格差」という不愉快な事実から目を背け、このダチョウのように、「資本主義批判」という砂のなかに頭を突っ込んで安心しようとするのかもしれない。
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/311.html#c2

[番外地12] 日本人の3人に1人は日本語が読めない 中川隆
2. 中川隆[-7727] koaQ7Jey 2025年2月14日 22:54:38 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[2]
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日本の学生がマルクスを読まなくなってから日本人はバカになった。
日本の保守・右翼のアホ評論家が日本人を知恵遅れにした。
日本人の3人に1人は日本語が読めない
 集団ですぐれた意思決定をするための条件は、人種、民族、国籍、宗教、性別、性的指向などが異なるメンバーを集める多様性と、その全員が一定以上の能力をもっていることだ。このふたつの条件を満たすと、多様な意見が「化学反応」を起こし、とてつもないイノベーションが生まれる可能性がある。
 ところが、自然に生まれる集団ではこれとは逆のことが起こる。

 ひとは生得的に、自分と似た者に惹かれる性質があるので、アメリカのような多文化社会では、人種や民族、宗教ごとにコミュニティがつくられるが、知能や学力で選別するようなことはない。知識社会は産業革命以降に成立したので、そんなグループ分けをする本能は脳に埋め込まれていない。だからこそ有名大学やシリコンバレーのIT企業は、人為的な方法(入学試験や高報酬)で能力の高い者だけを集めているのだ。

 その結果わたしたちは、なんの多様性もなく、知能・能力だけが大きくばらついている社会で暮らしている。これが、民主政を擁護するひとたちの期待に反して、「熟議」が混乱しか生まない理由だろう。

「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみた
 では、知能はどの程度ばらついているのか。これについては「日本人の3人に1人は日本語が読めない?」として何度か書いたことがあるが、重要な「ファクト」にもかかわらずほとんど誰も触れようとしないので、ここであらためて述べておこう。

 PIAAC(国際成人力調査)はPISA(学習到達度調査)の大人版で、OECD加盟の先進国を中心に、24カ国・地域の16〜65歳約15万7000人を対象に、2011〜12年に実施された(※1)。

 ヨーロッパでは若者を中心に高い失業率が問題になっているが、その一方で経営者から、「どれだけ募集しても必要なスキルをもつ人材が見つからない」との声も寄せられていた。プログラマーを募集したのに、初歩的なプログラミングの知識すらない志望者しかいなかったら採用のしようがない。

 そこで、失業の背景には仕事とスキルのミスマッチがあるのではないかということになり、仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみたのだ。

5人のうち4人はツイッターの内容を理解していない可能性が
 PIAACの問題はレベル1から5まであり、レベル3は「小学校5年生程度」の難易度とされている。

「読解力」のレベル3の問題例では、図書館のホームページの検索結果を見て、「『エコ神話』の著者は誰ですか」という問いに答える。あまりに簡単だと思うだろうが、正解するためには、問題文を正しく読めるだけでなく、「検索結果をスクロールし、そこに該当するものがなければ『次へ』の表示をクリックする」というルールに気づかなくてはならない。

 この問題に正答できない成人は日本では27・7%で、3〜4人に1人になる。

 レベル4の問題では、150字程度の本の概要を読んで、質問に当てはまる本を選ぶが、日本では8割近い(76・3%)成人がこのレベルの読解力をもっていない。ツイッターの文字数の上限は140字なので、5人のうち4人は書いてあることを正しく理解していない可能性がある。

「数的思考力」のレベル3は立体図形の展開で、日本の正答率は62・5%だ。レベル4は単純なグラフの読み取りで、ビジネスでは必須の能力だが、このレベルに達しているのは日本人の約2割(18・8%)しかいない。

「ITスキル」のレベル3では、メールを読んで会議室の予約を処理する。事務系の仕事では最低限必要な能力だと思うが、日本人でこれをクリアしたのはわずか8・3%だけだ。

惨憺たる結果でも日本人の成績は先進国で1位
 この結果をまとめると、次のようになる。

 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

 (2)日本人の3分の1以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

 だが驚くのはこれだけではない。この惨憺たる結果にもかかわらず、日本人の成績は先進国で1位だったのだ。

 OECDの平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると次のようになる。

 (1)先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。

 (2)先進国の成人の半分以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。

 だがこれは、一般に知られていないだけで、専門家には周知の事実だったはずだ。

日本人の6人に1人は偏差値40以下
 PIAACに先んじて、アメリカでは仕事に必要な成人のリテラシーを計測するために、1985年、1992年、2003年に大規模な「全米成人識字調査」を行ない、「文章リテラシー」「図表リテラシー」「計算リテラシー」を調べている。その結果を要約すると、以下のようになる。

 (1)アメリカの成人の43%は仕事に必要な文章読解力がない。

 (2)同じく34%は仕事に必要な図表課題をクリアできない。

 (3)同じく55%は仕事に必要な計算能力がない。

 なお、この調査では学歴別の結果も調べており、高度な事務作業に必要な計算スキルをもつ成人は大卒では31%だが、高卒では5%、高校中退では1%しかいない。この「学歴(知能)格差」によって白人労働者層が仕事を失い、トランプ前大統領の岩盤支持層になった。

 これらの結果は衝撃的だが、学力(偏差値)がベルカーブになることを考えれば当たり前でもある。

 正規分布では、平均(偏差値50)から1標準偏差離れた、偏差値40〜60の範囲に68・3%の事象が収まる。2標準偏差離れた偏差値60〜70と30〜40はそれぞれ13・6%、3標準偏差離れた偏差値70〜80と20〜30はそれぞれ2・15%だ。

 日本では高い偏差値ばかりが注目されるが、人口のおよそ6人に1人は偏差値40以下だ。だがこのひとたちは、高度化する知識社会のなかで「見えない存在」にされている。

この現実になぜ気づかないのか
 問題は、知識社会が(無意識のうちに)ひとびとの知能を高く見積もっていることだろう。

 税務申告書から生活保護の申請まで、説明を読んで役所の書類を正しく記入するためには、偏差値60(MARCHや関関同立)程度の能力が必要になる。そうなると、自力で申請できるのはせいぜい5人に1人で、残りは(お金を払って)誰かに頼るか、あきらめるしかない。

 この現実に気づかないのは、社会を動かしているのが高学歴のエリートで、自分のまわりにも同じような高学歴しかいないからだ。

 ダチョウは、追いつめられると頭を砂に埋めるという(事実ではないらしいが)。「民主主義」を信じているひとたちも、それがうまくいかないと、「知能の格差」という不愉快な事実から目を背け、このダチョウのように、「資本主義批判」という砂のなかに頭を突っ込んで安心しようとするのかもしれない。
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/312.html#c2

[番外地12] 日本人の3人に1人は日本語が読めない 中川隆
3. 中川隆[-7726] koaQ7Jey 2025年2月14日 22:58:41 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[3]
<■102行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
日本の学生がマルクスを読まなくなってから日本人はバカになった。
日本の保守・右翼のアホ評論家が日本人を知恵遅れにした。
日本人の3人に1人は日本語が読めない

 集団ですぐれた意思決定をするための条件は、人種、民族、国籍、宗教、性別、性的指向などが異なるメンバーを集める多様性と、その全員が一定以上の能力をもっていることだ。このふたつの条件を満たすと、多様な意見が「化学反応」を起こし、とてつもないイノベーションが生まれる可能性がある。
 ところが、自然に生まれる集団ではこれとは逆のことが起こる。

 ひとは生得的に、自分と似た者に惹かれる性質があるので、アメリカのような多文化社会では、人種や民族、宗教ごとにコミュニティがつくられるが、知能や学力で選別するようなことはない。知識社会は産業革命以降に成立したので、そんなグループ分けをする本能は脳に埋め込まれていない。だからこそ有名大学やシリコンバレーのIT企業は、人為的な方法(入学試験や高報酬)で能力の高い者だけを集めているのだ。

 その結果わたしたちは、なんの多様性もなく、知能・能力だけが大きくばらついている社会で暮らしている。これが、民主政を擁護するひとたちの期待に反して、「熟議」が混乱しか生まない理由だろう。

「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみた
 では、知能はどの程度ばらついているのか。これについては「日本人の3人に1人は日本語が読めない?」として何度か書いたことがあるが、重要な「ファクト」にもかかわらずほとんど誰も触れようとしないので、ここであらためて述べておこう。

 PIAAC(国際成人力調査)はPISA(学習到達度調査)の大人版で、OECD加盟の先進国を中心に、24カ国・地域の16〜65歳約15万7000人を対象に、2011〜12年に実施された(※1)。

 ヨーロッパでは若者を中心に高い失業率が問題になっているが、その一方で経営者から、「どれだけ募集しても必要なスキルをもつ人材が見つからない」との声も寄せられていた。プログラマーを募集したのに、初歩的なプログラミングの知識すらない志望者しかいなかったら採用のしようがない。

 そこで、失業の背景には仕事とスキルのミスマッチがあるのではないかということになり、仕事に必要な「読解力」「数的思考力」「ITスキル」を実際に調べてみたのだ。

5人のうち4人はツイッターの内容を理解していない可能性が
 PIAACの問題はレベル1から5まであり、レベル3は「小学校5年生程度」の難易度とされている。

「読解力」のレベル3の問題例では、図書館のホームページの検索結果を見て、「『エコ神話』の著者は誰ですか」という問いに答える。あまりに簡単だと思うだろうが、正解するためには、問題文を正しく読めるだけでなく、「検索結果をスクロールし、そこに該当するものがなければ『次へ』の表示をクリックする」というルールに気づかなくてはならない。

 この問題に正答できない成人は日本では27・7%で、3〜4人に1人になる。

 レベル4の問題では、150字程度の本の概要を読んで、質問に当てはまる本を選ぶが、日本では8割近い(76・3%)成人がこのレベルの読解力をもっていない。ツイッターの文字数の上限は140字なので、5人のうち4人は書いてあることを正しく理解していない可能性がある。

「数的思考力」のレベル3は立体図形の展開で、日本の正答率は62・5%だ。レベル4は単純なグラフの読み取りで、ビジネスでは必須の能力だが、このレベルに達しているのは日本人の約2割(18・8%)しかいない。

「ITスキル」のレベル3では、メールを読んで会議室の予約を処理する。事務系の仕事では最低限必要な能力だと思うが、日本人でこれをクリアしたのはわずか8・3%だけだ。

惨憺たる結果でも日本人の成績は先進国で1位
 この結果をまとめると、次のようになる。

 (1)日本人のおよそ3分の1は「日本語」が読めない。

 (2)日本人の3分の1以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)パソコンを使った基本的な仕事ができる日本人は1割以下しかいない。

 だが驚くのはこれだけではない。この惨憺たる結果にもかかわらず、日本人の成績は先進国で1位だったのだ。

 OECDの平均をもとに、先進国の労働者の仕事のスキルを要約すると次のようになる。

 (1)先進国の成人の約半分は簡単な文章が読めない。

 (2)先進国の成人の半分以上が小学校3〜4年生以下の数的思考力しかない。

 (3)先進国の成人のうち、パソコンを使った基本的な仕事ができるのは20人に1人しかいない。

 だがこれは、一般に知られていないだけで、専門家には周知の事実だったはずだ。

日本人の6人に1人は偏差値40以下
 PIAACに先んじて、アメリカでは仕事に必要な成人のリテラシーを計測するために、1985年、1992年、2003年に大規模な「全米成人識字調査」を行ない、「文章リテラシー」「図表リテラシー」「計算リテラシー」を調べている。その結果を要約すると、以下のようになる。

 (1)アメリカの成人の43%は仕事に必要な文章読解力がない。

 (2)同じく34%は仕事に必要な図表課題をクリアできない。

 (3)同じく55%は仕事に必要な計算能力がない。

 なお、この調査では学歴別の結果も調べており、高度な事務作業に必要な計算スキルをもつ成人は大卒では31%だが、高卒では5%、高校中退では1%しかいない。この「学歴(知能)格差」によって白人労働者層が仕事を失い、トランプ前大統領の岩盤支持層になった。

 これらの結果は衝撃的だが、学力(偏差値)がベルカーブになることを考えれば当たり前でもある。

 正規分布では、平均(偏差値50)から1標準偏差離れた、偏差値40〜60の範囲に68・3%の事象が収まる。2標準偏差離れた偏差値60〜70と30〜40はそれぞれ13・6%、3標準偏差離れた偏差値70〜80と20〜30はそれぞれ2・15%だ。

 日本では高い偏差値ばかりが注目されるが、人口のおよそ6人に1人は偏差値40以下だ。だがこのひとたちは、高度化する知識社会のなかで「見えない存在」にされている。

この現実になぜ気づかないのか
 問題は、知識社会が(無意識のうちに)ひとびとの知能を高く見積もっていることだろう。

 税務申告書から生活保護の申請まで、説明を読んで役所の書類を正しく記入するためには、偏差値60(MARCHや関関同立)程度の能力が必要になる。そうなると、自力で申請できるのはせいぜい5人に1人で、残りは(お金を払って)誰かに頼るか、あきらめるしかない。

 この現実に気づかないのは、社会を動かしているのが高学歴のエリートで、自分のまわりにも同じような高学歴しかいないからだ。

 ダチョウは、追いつめられると頭を砂に埋めるという(事実ではないらしいが)。「民主主義」を信じているひとたちも、それがうまくいかないと、「知能の格差」という不愉快な事実から目を背け、このダチョウのように、「資本主義批判」という砂のなかに頭を突っ込んで安心しようとするのかもしれない。

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/312.html#c3

[番外地12] そのうち、日本人の半分は日本語が読めないという世界に突入する 中川隆
3. 中川隆[-7725] koaQ7Jey 2025年2月14日 23:01:04 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[4]
<■89行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
日本の学生がマルクスを読まなくなってから日本人の半分は日本語が読めなくなった。
日本の保守・右翼のアホ評論家が日本人を知恵遅れにした。
若者になればなるほど、大部分が長文を避ける。長文を好む若者もいると思うが、それは世間を俯瞰して見ればとても少数派である。長文は避けられる。今は「日本人の3分の1は日本語が読めない」のだが、そのうち日本人の半分は日本語が読めない世界に突入するのではないか?
「日本人の3分の1は日本語が読めない」という事実
昔から文章を読まない人は本当に読まない。私の知り合いの90%は本を読む習慣がないし、長文を読むのを嫌がる。長文は読めるが読みたくないのかと思ったら、そうではなくて「長文が読めない」人も相当数混じっているようだ。

塾講師や大学講師の経験則として「日本人の5割くらいは5行以上の長文読んで意味を取ることができない」という人もいる。

さすがにそれはないだろうと思っていたのだが、最近は作家の橘玲《たちばな・あきら》氏が『無理ゲー社会』の中で、「日本人の3分の1は日本語が読めない」という事実を紹介して、私も大いに驚いたのだった。

「日本人の3分の1は日本語が読めない」という事実は別に橘玲氏が推測で言っているのではなく、経済協力開発機構の国際成人力調査の調査を紹介しているものである。

日経ビジネスもこれを取り上げていて、『日本人の3分の1は日本語が読めない!?  量産されるAI未満人材』の中で、以下のように綴っている。(日経ビジネス:日本人の3分の1は日本語が読めない!? )

日本人の現役世代の27.7%は「日本語読解力の習熟度がレベル2以下」で、例えば「図書館で目録を指示通りに検索し、指定された書名の著者を検索できない可能性」が高い。

高齢者の認知度が下がって日本語が読めないとか、小学校の勉強嫌いの子供が日本語をうまく読めないというのではない。「現役世代」が文章を読めないのだ。


長文はもはや「化石」のような存在になってしまった
今の時代、文学系の書籍は数千部売れたら良いところで、1万部でそこそこヒット、10万部は大ヒット、100万部も売れたら大流行作家である。

しかし、冷静に考えてみて欲しいのだが、日本の人口は1億2000万人である。その中の100万部など全体から見たら「たかが知れている」数字である。テレビの視聴率で言えば1%でしかない。1%の視聴率なら打ち切りレベルである。

出版社は「文字」で稼いでいない。出版社は「マンガ=映像」で稼いでいる。文字を読む人は少ないというのはデータとして出ているので、もともと「文字」に注力するのは不利だった。

その傾向がインターネットとスマートフォンの時代になって拍車がかかっている。

スマートフォンはとても小さなディスプレイである。これが主流なので、小説を読むにしても、「文字びっしり」の小説は敬遠される。そのため、まるでLINEの会話をそのまま写したのではないかと思うようなライトな小説が好まれる。

ニュースサイトでも本文を読む人よりも、見出しだけで判断する人の方が多い。さらに、ネットには文字が満ち溢れているように見えるのだが、すでにインターネットのメインストリームも文字ではなく動画やマンガに移っている。

インターネットは「文字が中心だった世界」の頃はマニアのもので、画像・動画が主流になってからやっと大衆《マス》のものになったと言える。長文はもはや「化石」のような存在になってしまっている。

当然だが、このままでは「日本人の5割くらいは5行以上の長文読んで意味を取ることができない」とか「日本人の3分の1は日本語が読めない」という世界は、もっと悪化していく。そのうち、日本人の半分は日本語が読めないという世界に突入するのではないか?

読解力がなければ仕事で苦労するだろう。理解力がなければ能力も向上しないだろう。仕事では不利な立場に置かれることになり、やがてそれは収入にも反映されていくのだろう。しかし、日本語が読めない人たちが減ることはない。

この時代に相変わらず長文を書く人は一種の伝統工芸の職人
本を読む人口は一定数いる。文章をじっくり読む人が好きな層は、どんなに動画時代に入っても消えることはない。

私自身は子供の頃から典型的な「文字人間」で、私はマンガを読むのが苦手だし、テレビも見ないし、映画も見るときは何か義務感のようなものを感じて「娯楽として楽しむ」という姿勢になれない。

やはり文字が読みたいのである。それも、きちんとした文章が読みたい。

しかし、私のように「本を読むのが好きだ」というのは、狭い世界の「変わった趣味」になっており、決して世の中のメインストリームではない。テレビやYouTubeのような動画は世間に広く受け入れられるが長文は避けられる。

若者になればなるほど、大部分は長文を避ける。長文を好む若者もいると思うが、それは世間を俯瞰して見ればとても少数派である。

長文は明確に避けられる。そして、長文が避けられ続けることによって、「長文が読めない」人が普通になっていき、長文が読める人の方がむしろ珍しくなっていく。

長文が読めないのだから、当然のことながら長文を書くこともできない。長文で書かれた大事な資料は長文で理解できない人が半分以上になるので、動画に置き換えられて要点が説明される方向に変わっていく。

つまり、長文の読解力が必要な場面になっても、長文が読まれるようになるのではなく、動画で説明される時代になるということだ。

そう考えると、この時代に相変わらず長文を書く人は一種の伝統工芸の職人で、それを読むことができるのは特殊技能を持った人という扱いになっていくのではないかとも思っている。

今後、「超」高度情報化社会に入るのに長文がどんどん避けられるのだから、私から見ると何か割り切れないものもある。しかし、超高度情報化社会の主役は動画になるというのは避けられない動きであり、時代が文字に戻ることはないだろう。
https://blackasia.net/?p=26699

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
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[番外地12] ディープステートというのは欧米の資本家階級の事だよ。 政治関係者はマルクス経済学の用語を使いたがらないので、わざわざ陰… 中川隆
10. 中川隆[-7724] koaQ7Jey 2025年2月14日 23:32:30 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[5]
<■107行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
最近流行っているディープステートという言葉の実態は英米の資本家階級の事です。 政治関係者はマルクス経済学の用語を使いたがらないので、わざわざ陰謀論的な言葉を使っているだけです。 現在、グローバリズムと言われている考え方は昔、1960・70年代に共産主義者や学生運動家が徹底批判してきた資本主義列強の帝国主義の事です。英米の資本家階級(ディープステート)が世界を支配しようとしている、というのは19世紀英米の帝国主義以来の伝統なのです。

資本主義はすぐに階級社会になって行き詰まる。
資本主義は自国だけでは階級ができた段階で内需が壊滅し恐慌になって行き詰る。
それで需要を求めて植民地を作り、植民地人から搾取して生き延びるしかなくなる。
シュワブは資本主義のリセットをすると言っているのだが、資本主義はすでに行き詰まっている。一国ではすぐに行き詰まり、早い段階で国外での略奪に活路を求めた。これが帝国主義だが、侵略を「グローバル化」しても早晩行き詰まる。1970年代から金融操作で誤魔化してきたが、21世紀へ入った頃には限界。新たなシステムを築かなければならないくなっている。そこでのリセットだ。

国際政治は人類学、民族学とマルクス経済学でしか理解できない。
但し、マルクスが予想した様に労働者階級が資本家階級を階級闘争で倒して共産社会を作るのではなく、資本家階級が労働者階級を倒して新しい資本主義の世界帝国を作ろうとしているのが現在のグローバリズムとナショナリズムの闘いだ。

保守や右翼は19世紀から続く英米帝国主義(グローバリズム)の破綻が現在のグローバリズムとナショナリズムの闘いに繋がっているというのが全くわかっていない。

現在の資本主義経済はアングロサクソンとユダヤ人の資本家が支配しているから、アングロサクソンとユダヤ人の思考様式で国際政治が動いているだけだ。 ゲルマン人とアングロサクソンは最初から略奪と戦争で食べていた遊牧民族で、大昔から民主主義・自由主義・個人主義だった。 欧米人が他民族を平気で搾取・殺戮するのも、ゲルマン人が大昔からずっとやってきた事だからだ。 欧米政府が民主主義、民主主義と騒いでいるのも、大昔からずっと続いているゲルマン人の生活様式を押し付けているだけだ。

すでに破綻している現代資本主義に代わって 新しい資本主義の New world order では劣等民族や無能な労働者はすべて殺されて世界人口は3億人まで減らされるそうだ。将来生き残る価値があるのはアングロサクソンとユダヤ人だけだと思われているんだよ。 無数にいた人類の種の中から、猿人・原人・旧人がすべて絶滅させられて現生人類だけが生き残ったのと同じ選択がこれから行われる事になる。環境問題を解決するには世界人口を減らすしかないからね。

マスコミによる国民の洗脳、国民を全員監視できるシステムや 国民全員の個人情報をすぐに調べられる様になってから、中国でも欧米でも日本でも労働者階級は資本家階級に歯が立たなくなってしまった。 仕事の効率化やAI化で労働者がやる仕事が激減した現在では、無能な労働者が沢山生きていると金がかかるだけだから、労働者階級には滅びてもらうしかないんだよ。

グローバリズムとナショナリズムの闘いと言われているのは、実際には労働者階級と資本家階級、劣等民族とアングロサクソン・ユダヤ人の間で起きている闘争の事だ。労働者階級、劣等民族や有色人種が今後も生き延びられる可能性は全く無い。 ネアンデルタール人やアメリカ先住民・オーストラリア先住民が絶滅させられたのと同じ事がこれからも起きる。

▲△▽▼

保守・右翼の人は左翼とリベラルと共産主義とグローバリズムをすべて同一視していますが、グローバリズムというのは19世紀の欧米の資本家階級が作った帝国主義の現代版で、反共産主義なのですね。そもそも、金・物・人材が国家間を自由に移動できるのがグローバリズムですが、共産主義国ではそういう移動は禁じられているので、共産主義は反グローバリズムです。それからもちろん、共産主義国は反リベラルです。

資本家階級は全員、帝国主義者、ファシスト、全体主義者で親英米金融資本・反共です。ヒトラーと昭和天皇は帝国主義者、ファシスト、全体主義者で反共です。

フランクリン・ルーズベルトは社会主義者で反ウォール街・反ファシズム・反全体主義・親ソ連共産党・親中国共産党でした。

第二次世界大戦は英米金融資本・ファシズム・帝国主義と反英米金融資本・反ファシズム・社会主義の戦いで、反ウォール街・反ファシズム・社会主義者だったフランクリン・ルーズベルトとニューディーラー、ソ連共産党・中国共産党が勝ち、親英米金融資本・ファシズム・帝国主義・反共だったドイツ・イタリア・日本が負けました。
トランプは資本家階級の利益しか考えていないのですが、トランプを支持したアメリカ人は民主党政権下で完成したアメリカの階級制と一般大衆の低賃金に怒った労働者階級です。 アメリカの一般大衆は資本家の手先のトランプが何をやろうとしているのか全くわかっていないのですね。

▲△▽▼

グローバリズムもアベノミクスも積極財政論(MMT) も中国の経済政策もすべて反共リベラリズム

【特別講演/保守とリベラル】安倍は左?朝日は右? 左右イデオロギーはこんなにいい加減!
SAMEJIMA TIMES 2024年10月5日 
https://www.youtube.com/watch?v=VclAqvl6uP8

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
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日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw

00:00 米国のXデーはいつ来る!?
04:27 米国債の償還スケジュール
11:10 連邦政府の支出(国防費:青と利払い費:赤)
13:08 2025年の債務上限危機
17:25 米国の負債処理のプラン
22:23 フォース・ターニング(第四の節目)
29:35 1973年以降の世界の株式市場のバブル
33:48 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
35:55 バフェット指標
37:18 ウォーレン・バフェットの保有国債


日銀の利上げは世界株式の最大のリスク
石原順チャンネル 2025/01/21
https://www.youtube.com/watch?v=HKyMUAUtynk

00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/299.html#c10

[番外地12] ディープステートというのは欧米の資本家階級の事だよ。 政治関係者はマルクス経済学の用語を使いたがらないので、わざわざ陰… 中川隆
11. 中川隆[-7723] koaQ7Jey 2025年2月14日 23:34:29 : MoAU4PUJ92 : VlExMzJYdUFXLnc=[6]
<■111行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
最近流行っているディープステートという言葉の実態は英米の資本家階級の事です。 政治関係者はマルクス経済学の用語を使いたがらないので、わざわざ陰謀論的な言葉を使っているだけです。 現在、グローバリズムと言われている考え方は昔、1960・70年代に共産主義者や学生運動家が徹底批判してきた資本主義列強の帝国主義の事です。英米の資本家階級(ディープステート)が世界を支配しようとしている、というのは19世紀英米の帝国主義以来の伝統なのです。

資本主義はすぐに階級社会になって行き詰まる。
資本主義は自国だけでは階級ができた段階で内需が壊滅し恐慌になって行き詰る。
それで需要を求めて植民地を作り、植民地人から搾取して生き延びるしかなくなる。
シュワブは資本主義のリセットをすると言っているのだが、資本主義はすでに行き詰まっている。一国ではすぐに行き詰まり、早い段階で国外での略奪に活路を求めた。これが帝国主義だが、侵略を「グローバル化」しても早晩行き詰まる。1970年代から金融操作で誤魔化してきたが、21世紀へ入った頃には限界。新たなシステムを築かなければならないくなっている。そこでのリセットだ。

国際政治は人類学、民族学とマルクス経済学でしか理解できない。
但し、マルクスが予想した様に労働者階級が資本家階級を階級闘争で倒して共産社会を作るのではなく、資本家階級が労働者階級を倒して新しい資本主義の世界帝国を作ろうとしているのが現在のグローバリズムとナショナリズムの闘いだ。

保守や右翼は19世紀から続く英米帝国主義(グローバリズム)の破綻が現在のグローバリズムとナショナリズムの闘いに繋がっているというのが全くわかっていない。

現在の資本主義経済はアングロサクソンとユダヤ人の資本家が支配しているから、アングロサクソンとユダヤ人の思考様式で国際政治が動いているだけだ。 ゲルマン人とアングロサクソンは最初から略奪と戦争で食べていた遊牧民族で、大昔から民主主義・自由主義・個人主義だった。 欧米人が他民族を平気で搾取・殺戮するのも、ゲルマン人が大昔からずっとやってきた事だからだ。 欧米政府が民主主義、民主主義と騒いでいるのも、大昔からずっと続いているゲルマン人の生活様式を押し付けているだけだ。

すでに破綻している現代資本主義に代わって 新しい資本主義の New world order では劣等民族や無能な労働者はすべて殺されて世界人口は3億人まで減らされるそうだ。将来生き残る価値があるのはアングロサクソンとユダヤ人だけだと思われているんだよ。 無数にいた人類の種の中から、猿人・原人・旧人がすべて絶滅させられて現生人類だけが生き残ったのと同じ選択がこれから行われる事になる。環境問題を解決するには世界人口を減らすしかないからね。

マスコミによる国民の洗脳、国民を全員監視できるシステムや 国民全員の個人情報をすぐに調べられる様になってから、中国でも欧米でも日本でも労働者階級は資本家階級に歯が立たなくなってしまった。 仕事の効率化やAI化で労働者がやる仕事が激減した現在では、無能な労働者が沢山生きていると金がかかるだけだから、労働者階級には滅びてもらうしかないんだよ。

グローバリズムとナショナリズムの闘いと言われているのは、実際には労働者階級と資本家階級、劣等民族とアングロサクソン・ユダヤ人の間で起きている闘争の事だ。労働者階級、劣等民族や有色人種が今後も生き延びられる可能性は全く無い。 ネアンデルタール人やアメリカ先住民・オーストラリア先住民が絶滅させられたのと同じ事がこれからも起きる。

▲△▽▼

保守・右翼の人は左翼とリベラルと共産主義とグローバリズムをすべて同一視していますが、グローバリズムというのは19世紀の欧米の資本家階級が作った帝国主義の現代版で、反共産主義なのですね。そもそも、金・物・人材が国家間を自由に移動できるのがグローバリズムですが、共産主義国ではそういう移動は禁じられているので、共産主義は反グローバリズムです。それからもちろん、共産主義国は反リベラルです。

資本家階級は全員、帝国主義者、ファシスト、全体主義者で親英米金融資本・反共です。ヒトラーと昭和天皇は帝国主義者、ファシスト、全体主義者で反共です。

フランクリン・ルーズベルトは社会主義者で反ウォール街・反ファシズム・反全体主義・親ソ連共産党・親中国共産党でした。

第二次世界大戦は英米金融資本・ファシズム・帝国主義と反英米金融資本・反ファシズム・社会主義の戦いで、反ウォール街・反ファシズム・社会主義者だったフランクリン・ルーズベルトとニューディーラー、ソ連共産党・中国共産党が勝ち、親英米金融資本・ファシズム・帝国主義・反共だったドイツ・イタリア・日本が負けました。
トランプは資本家階級の利益しか考えていないのですが、トランプを支持したアメリカ人は民主党政権下で完成したアメリカの階級制と一般大衆の低賃金に怒った労働者階級です。 アメリカの一般大衆は資本家の手先のトランプが何をやろうとしているのか全くわかっていないのですね。

▲△▽▼

グローバリズムもアベノミクスも積極財政論(MMT) も中国の経済政策もすべて反共リベラリズム

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SAMEJIMA TIMES 2024年10月5日 
https://www.youtube.com/watch?v=VclAqvl6uP8

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
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日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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米国のXデーはいつ来る!?
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00:00 米国のXデーはいつ来る!?
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13:08 2025年の債務上限危機
17:25 米国の負債処理のプラン
22:23 フォース・ターニング(第四の節目)
29:35 1973年以降の世界の株式市場のバブル
33:48 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
35:55 バフェット指標
37:18 ウォーレン・バフェットの保有国債


日銀の利上げは世界株式の最大のリスク
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00:00 日銀の利上げは世界株式の最大のリスク?
02:46 ナスダック100(日足)利上げでも下がらない株
06:01 米ハイテク企業のバリュエーションは、「日本の実質利回り」に連動している
08:06 世界の中央銀行の政策金利と実質金利
17:52 日銀は世界の中央銀行による型破りな政策の大実験の終結を示すことになるだろう21:30 日本の異常低金利と量的緩和が、世界のエブリシングバブルを支えてきた
24:50 ドル/円(日足)
26:44 ドル/円(月足)
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/299.html#c11

[近代史5] ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 中川隆
34. 中川隆[-7722] koaQ7Jey 2025年2月15日 08:14:10 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[1]
【古代ギリシャ】2500年前の最強国の秘訣を現地からわかりやすく解説
大人の教養TV 2025/02/14
https://www.youtube.com/watch?v=q1pDWGvOTY8

00:00 オープニング
00:58 ギリシャ概要
01:47 パルテノン神殿
05:33 医学の父「ヒポクラテス」
08:12 医療倫理
09:17 ヒポクラテスの誓い
10:16 歴史の父「ヘロドトス」
11:46 トゥキュディデス
13:33 「イリアス」「オデュッセイア」
15:29 哲学
17:39 ピタゴラス
18:46 原子
20:19 奴隷
24:22 スコレー
26:24 民主政
28:20 オリンピック
29:25 ヘラ神殿
30:50 古代オリンピック
32:30 パンクラチオン
34:03 エンディング

【古代ギリシャ】2500年の時の流れを肌で感じました
大人の教養TV 2nd 2025/02/14
https://www.youtube.com/watch?v=dogrO8won6k
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/469.html#c34

[番外地6] ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島の遺伝子は? 中川隆
2. 中川隆[-7721] koaQ7Jey 2025年2月15日 08:14:38 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[2]
【古代ギリシャ】2500年前の最強国の秘訣を現地からわかりやすく解説
大人の教養TV 2025/02/14
https://www.youtube.com/watch?v=q1pDWGvOTY8

00:00 オープニング
00:58 ギリシャ概要
01:47 パルテノン神殿
05:33 医学の父「ヒポクラテス」
08:12 医療倫理
09:17 ヒポクラテスの誓い
10:16 歴史の父「ヘロドトス」
11:46 トゥキュディデス
13:33 「イリアス」「オデュッセイア」
15:29 哲学
17:39 ピタゴラス
18:46 原子
20:19 奴隷
24:22 スコレー
26:24 民主政
28:20 オリンピック
29:25 ヘラ神殿
30:50 古代オリンピック
32:30 パンクラチオン
34:03 エンディング

【古代ギリシャ】2500年の時の流れを肌で感じました
大人の教養TV 2nd 2025/02/14
https://www.youtube.com/watch?v=dogrO8won6k
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/623.html#c2

[近代史3] 日本円と日本の物価は異常に安過ぎる _ 1ドル=50円 が適正価格 中川隆
65. 中川隆[-7720] koaQ7Jey 2025年2月15日 08:51:29 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[3]
<■92行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 米国の債務危機でドルも日本円と同じように暴落する
2025年2月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59795

引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者レイ・ダリオ氏の、Bloombergによるインタビューである。

今回はアメリカの財政赤字の問題とドルの見通しについて語っている部分を紹介したい。

米国債の下落と金融政策

引き続きアメリカの債務問題である。ダリオ氏は前回の記事で、コロナ後の金利上昇により米国債に多額の利払いが発生し、その支払いのために大量の米国債が発行されようとしており、買い手が十分にいないため米国債が下落の危機にあると主張していた。

レイ・ダリオ氏: 米国債から投資家が逃げている、アメリカ経済は金利上昇で心臓発作を起こす


国債の価格が下落すれば金利は上がる。金利が上がれば、株価など他の資産価格にも影響を与えるだろう。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


今回の記事では、国債の下落がドルの価値にどういう影響を及ぼすかについての部分を紹介する。ダリオ氏は次のように述べている。

国債の買い手が足りない場合、中央銀行と政府が何をするかと言えば、中央銀行に介入させて需要を補うことになる。つまり中央銀行が紙幣を印刷し、それで国債を買うということだ。そのことがあらゆる結果を生む。

それはつまり量的緩和の再開である。

アメリカの量的緩和再開

どのような道筋でそうなるのだろうか? アメリカはコロナ後に利上げをしてようやくインフレを抑えたばかりである。そこから1%の利下げは行なったが、量的緩和をするという話は出ていない。

ダリオ氏は、2025年の金融市場が大混乱になることを予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


国債の価格下落で金利が上昇し、それが金融市場全体と実体経済に影響を及ぼすという理屈である。

それはこれまで金融緩和で株価や国債を買い支えてきた総決算である。そのまま国債を下落させ、株価下落と景気後退という当然のツケを受け入れる選択肢もあるはずだが、米国政府はそうせず、中央銀行に国債の買い支えをさせると予想している。

だが量的緩和には副作用がある。ダリオ氏は次のように続けている。

2020年や2021年に政府が現金給付をするために借金をし、中央銀行が紙幣印刷して国債を買った時と同じだ。お金の価値が毀損され、インフレが起きる。

量的緩和は、それ自体ではインフレを引き起こさなかった。だが量的緩和による低金利と政府の大規模な財政出動が組み合わさったとき、遂に世界規模のインフレが発生した。その辺りの経緯は以下の記事を参考にしてもらいたい。

トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした


ダリオ氏は今回の量的緩和再開で、インフレが再発すると予想している。

遂に起こるドルからの資金逃避

これまでの量的緩和は、低金利を実現するために行われてきた。だがダリオ氏の予想するこれからの量的緩和は、下落の止まらない米国債を買い支えるためのものである。

そうなれば、中央銀行以外の米国債の買い手はどう思うか。ダリオ氏は次のように説明している。

36兆ドルある米国債の保有者が、米国債も日本のようにマネタイズされるのではないかと恐れ始める。

日本国債を保有することは酷い投資だ。国債の価格自体はそれほど下がっていないが、金利はアメリカなど他の国より3%低く抑えられ、為替レートは毎年3.5%下落している。つまり保有者はもう何年もの間、毎年6.5%を失い続けている。

アメリカもそうなる可能性がある。そこから更にインフレという価値減少が来る。

ダリオ氏は以前より、日本円の保有者はインフレ政策による人為的な低金利と為替レートの大幅下落によって多額の資金を奪われていると主張している。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


低金利政策がなければ日本国民の預金には毎年金利が付いていたはずなのである。更にアベノミクス以後、日本円の価値はドルに比べてほぼ半分に下落している。日本国民は、それは自分が失ったお金だということを理解しているのだろうか。

そしてドルも下落する

だが問題は、そのドルでさえインフレで大きく価値を減らしているということである。コロナ後の現金給付によってドルは一時9%ものインフレになったが、それはつまりドルの価値がそれだけ下がったということである。

以下の記事で説明したように、インフレとはものの価値が上がることではない。紙幣の価値が下がることである。

アダム・スミス氏、通貨の価値が下落しても一般の人々が気づかない理由を説明する


だから日本円はドルに比べて半分の価値になったが、そのドルも現金給付によって大幅に価値を下げられている。

だからドルを買って、日本円に比べて値段が上がったと言って喜んでいる場合ではないのである。ダリオ氏は次のように続けている。

多くの人は通貨が他の通貨と比べてどれだけ下がるかに注意を払い過ぎる。だがこういう状況下では、多くの国で同じ問題が生じている。

だからゴールドなどの資産に対してこれらの通貨すべてが下落するということが起きる。そういったことに注意を払うべきだ。

価値を保っているのはゴールドなどの資産である。ゴールドは、紙幣に不信感を抱いた人々の買いによって、価値を保つどころか大幅に上昇している。

レイ・ダリオ氏: 人々が自国通貨の無価値さに気付くにつれてゴールドやシルバーへの逃避が加速する
ガンドラック氏: ゴールドとビットコインの上げ相場は最近の下落でも止まらない


この紙幣からの逃避は、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で予想していたことである。彼はこの本に次のように書いている。

1700年以来存在したおよそ750の通貨のうち、現代まで生き残っているのはそのたった20%ほどで、しかもそのすべては価値を下落させられている。

ダリオ氏はこの本で過去の覇権国家や基軸通貨の研究をしているが、紙幣の価値が長期的に下落することは単なる歴史的事実である。

だがダリオ氏の予想によれば、その転換点は2025年かもしれない。遂に基軸通貨の下落が始まろうとしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59795
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/189.html#c65

[近代史4] 世界最大の対外純資産に惑わされるな!国が強くならないデフレ日本の経常収支サイクル 中川隆
25. 中川隆[-7719] koaQ7Jey 2025年2月15日 08:55:34 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[4]
<■92行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 米国の債務危機でドルも日本円と同じように暴落する
2025年2月14日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59795

引き続き、世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者レイ・ダリオ氏の、Bloombergによるインタビューである。

今回はアメリカの財政赤字の問題とドルの見通しについて語っている部分を紹介したい。

米国債の下落と金融政策

引き続きアメリカの債務問題である。ダリオ氏は前回の記事で、コロナ後の金利上昇により米国債に多額の利払いが発生し、その支払いのために大量の米国債が発行されようとしており、買い手が十分にいないため米国債が下落の危機にあると主張していた。

レイ・ダリオ氏: 米国債から投資家が逃げている、アメリカ経済は金利上昇で心臓発作を起こす


国債の価格が下落すれば金利は上がる。金利が上がれば、株価など他の資産価格にも影響を与えるだろう。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


今回の記事では、国債の下落がドルの価値にどういう影響を及ぼすかについての部分を紹介する。ダリオ氏は次のように述べている。

国債の買い手が足りない場合、中央銀行と政府が何をするかと言えば、中央銀行に介入させて需要を補うことになる。つまり中央銀行が紙幣を印刷し、それで国債を買うということだ。そのことがあらゆる結果を生む。

それはつまり量的緩和の再開である。

アメリカの量的緩和再開

どのような道筋でそうなるのだろうか? アメリカはコロナ後に利上げをしてようやくインフレを抑えたばかりである。そこから1%の利下げは行なったが、量的緩和をするという話は出ていない。

ダリオ氏は、2025年の金融市場が大混乱になることを予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


国債の価格下落で金利が上昇し、それが金融市場全体と実体経済に影響を及ぼすという理屈である。

それはこれまで金融緩和で株価や国債を買い支えてきた総決算である。そのまま国債を下落させ、株価下落と景気後退という当然のツケを受け入れる選択肢もあるはずだが、米国政府はそうせず、中央銀行に国債の買い支えをさせると予想している。

だが量的緩和には副作用がある。ダリオ氏は次のように続けている。

2020年や2021年に政府が現金給付をするために借金をし、中央銀行が紙幣印刷して国債を買った時と同じだ。お金の価値が毀損され、インフレが起きる。

量的緩和は、それ自体ではインフレを引き起こさなかった。だが量的緩和による低金利と政府の大規模な財政出動が組み合わさったとき、遂に世界規模のインフレが発生した。その辺りの経緯は以下の記事を参考にしてもらいたい。

トランプ氏: 現金給付でインフレを引き起こしたのはバイデン氏だ
ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした


ダリオ氏は今回の量的緩和再開で、インフレが再発すると予想している。

遂に起こるドルからの資金逃避

これまでの量的緩和は、低金利を実現するために行われてきた。だがダリオ氏の予想するこれからの量的緩和は、下落の止まらない米国債を買い支えるためのものである。

そうなれば、中央銀行以外の米国債の買い手はどう思うか。ダリオ氏は次のように説明している。

36兆ドルある米国債の保有者が、米国債も日本のようにマネタイズされるのではないかと恐れ始める。

日本国債を保有することは酷い投資だ。国債の価格自体はそれほど下がっていないが、金利はアメリカなど他の国より3%低く抑えられ、為替レートは毎年3.5%下落している。つまり保有者はもう何年もの間、毎年6.5%を失い続けている。

アメリカもそうなる可能性がある。そこから更にインフレという価値減少が来る。

ダリオ氏は以前より、日本円の保有者はインフレ政策による人為的な低金利と為替レートの大幅下落によって多額の資金を奪われていると主張している。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


低金利政策がなければ日本国民の預金には毎年金利が付いていたはずなのである。更にアベノミクス以後、日本円の価値はドルに比べてほぼ半分に下落している。日本国民は、それは自分が失ったお金だということを理解しているのだろうか。

そしてドルも下落する

だが問題は、そのドルでさえインフレで大きく価値を減らしているということである。コロナ後の現金給付によってドルは一時9%ものインフレになったが、それはつまりドルの価値がそれだけ下がったということである。

以下の記事で説明したように、インフレとはものの価値が上がることではない。紙幣の価値が下がることである。

アダム・スミス氏、通貨の価値が下落しても一般の人々が気づかない理由を説明する


だから日本円はドルに比べて半分の価値になったが、そのドルも現金給付によって大幅に価値を下げられている。

だからドルを買って、日本円に比べて値段が上がったと言って喜んでいる場合ではないのである。ダリオ氏は次のように続けている。

多くの人は通貨が他の通貨と比べてどれだけ下がるかに注意を払い過ぎる。だがこういう状況下では、多くの国で同じ問題が生じている。

だからゴールドなどの資産に対してこれらの通貨すべてが下落するということが起きる。そういったことに注意を払うべきだ。

価値を保っているのはゴールドなどの資産である。ゴールドは、紙幣に不信感を抱いた人々の買いによって、価値を保つどころか大幅に上昇している。

レイ・ダリオ氏: 人々が自国通貨の無価値さに気付くにつれてゴールドやシルバーへの逃避が加速する
ガンドラック氏: ゴールドとビットコインの上げ相場は最近の下落でも止まらない


この紙幣からの逃避は、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で予想していたことである。彼はこの本に次のように書いている。

1700年以来存在したおよそ750の通貨のうち、現代まで生き残っているのはそのたった20%ほどで、しかもそのすべては価値を下落させられている。

ダリオ氏はこの本で過去の覇権国家や基軸通貨の研究をしているが、紙幣の価値が長期的に下落することは単なる歴史的事実である。

だがダリオ氏の予想によれば、その転換点は2025年かもしれない。遂に基軸通貨の下落が始まろうとしている。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59795
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/989.html#c25

[番外地6] 山賊・海賊によってつくられたギリシャ・ローマ 中川隆
4. 中川隆[-7718] koaQ7Jey 2025年2月15日 10:50:47 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[5]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
雑記帳
2025年02月15日
本村凌二『地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ』
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html

https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B25-%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85-%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%81%B8%E6%9B%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%A8-805/dp/4065383196


 講談社選書メチエの一冊として、2025年1月に刊行されました。電子書籍での購入です。『地中海世界の歴史』全8巻も後半に入り、いよいよ著者が専門とするローマ史となり、4巻までよりもさらに筆が乗っている感もあります。本書は、ローマの起源から第三次ポエニ戦争の終結までを対象としています。この時点ではまだローマ帝政期ではありませんが、第三次ポエニ戦争の終結時点で、ローマはすでにアッシリアやペルシアと比肩するような大国になっていました。イタリア半島の1都市国家にすぎなかったローマがこのように拡大した背景に、子弟教育の拠り所となった「父祖の遺風」があったのではないか、と本書は推測します。ローマ人にとって、父祖の遺風はあらゆる考えや行動の基準でした。ギリシア人にもそうした基準や伝統はあったものの、ローマ人の古来の伝統に固執する精神はとにかく強かった、と本書は指摘します。

 ローマの建国は曖昧な神話に彩られており、それはローマ市民の知識層も自覚していたようです。ローマの建国神話には、アエネアスを創設者とするものがありますが、これはギリシア人と交流していたエトルリア人に伝えられ、その後でローマに伝わり、他にも多くの神話が伝えられた中で、ローマ人はアエネアスの物語を選択したのだろう、と本書は推測します。初期のローマは王政で、王政後半期の王はエトルリア人だった、と伝わっています。本書はエトルリアもやや詳しく取り上げており、ローマ人がエトルリア人から多くを学んだ、と指摘しています。ただ、エトルリア人の王の支配はローマ人にとって「専制支配」と受け止められたようで、ローマ人がエトルリア人の文化の痕跡すら消し去ろうとしていたのではないか、と本書は推測します。エトルリア人は、複数の都市から構成される「エトルリア連合」を形成していたようです。エトルリアは王政から貴族政へと移行したようで、この点はローマと似ています。

 共和政ローマの特徴として本書は、ギリシア人のポリスとは異なり、貴族(パトリキ)の元老院と平民(プレブス)との間の身分の違いが堂々と明示されていることを指摘します。共和政期初期のローマでは貴族と平民の対立が激しかったようで、その「身分闘争」の中から護民官職が設置され、成文法が公開されます。こうして貴族と平民との間の妥協が進んでいきますが、ローマにとって外敵も深刻な脅威で、ローマが近隣の都市の征服に成功しつつあった期間にも、ガリア人の侵入によってローマが蹂躙されたこともあり、破壊と再興の考古学的痕跡も残っているそうです。本書は、初期ローマの多様な伝承を紹介しつつも、そうした伝承に後世の人々の思惑や潤色がある可能性も指摘します。一方で本書は、そうした伝承が古代ローマ人の心の鏡であることも指摘します。

 このようにローマは時に危機に陥りつつも勢力圏を拡大していき、紀元前3世紀前半にはイタリア半島をほぼ統一します。本書は強力な覇権主義国家である共和政期のローマを「共和政ファシズム」と呼んでいますが、ここでのファシズムとは、「強力な権力の下に結集する群衆」という程度の中立的な意味合いです。イタリア半島をほぼ統一し、さらに海を越えて拡大しようとしたローマの前に立ちはだかったのが、古くからの海洋民であるフェニキア人の中でも最大勢力だったカルタゴです。カルタゴとローマの接触は紀元前6世紀末以前にさかのぼる可能性があり、その後も紀元前4世紀半ばの両者の友好条約が伝わっていますが、条約締結の主導権はカルタゴ側にあったようです。そのローマとカルタゴの間でシチリア島をめぐって戦争(第一次ポエニ戦争)が始まったのは紀元前264年で、両者ともに疲弊し、カルタゴがローマに巨額の賠償金を支払い、シチリア島を放棄することで和平が成立します。

 第一次ポエニ戦争で敗れたカルタゴは、名将のハミルカルがイベリア半島へ渡って勢力を拡大したものの、増水した川で部下を助けようとして溺死し、その後継者となったのが息子のハンニバルで、この時18歳でした。ローマとカルタゴはイベリア半島で条約によって境界を定めていたものの、いずれの責任かはともかくこの条約は敗れ、紀元前218年、ハンニバルが率いるカルタゴ軍は、イベリア半島でローマの勢力圏への侵攻を本格的に始めます(第二次ポエニ戦争)。ハンニバルに率いられたカルタゴ軍はアルプスを越えてイタリア半島に侵入し、ローマ軍は大敗続きとなります。そこでファビウス・マクシムスが独裁官に起用され、カルタゴ軍との直接対決を避けて、その消耗を図ります。しかし、ファビウス・マクシムスではない統領2人が率いるローマ軍は、紀元前216年、兵数で上回り、地の利があったにも関わらず、カンナエの戦いでハンニバルの巧みな用兵の前に大敗します。ローマは、スキピオ兄弟をイベリア半島に派遣し、イベリア半島のカルタゴ軍とハンニバル軍の合流を阻止しようとします。スキピオ兄弟は健闘したものの、ともに討ち死にします。イタリア半島では、カンナエの戦いで圧勝したカルタゴに与する都市も現れたものの、続出したわけではなく、敵地で補給に難のあるカルタゴ軍の勢いは鈍り、イベリア半島に派遣されたスキピオ兄弟の兄であるプブリウス・スキピオの息子である、大スキピオがアフリカ北岸へと渡り、カルタゴの周辺地域を攻略すると、ハンニバルはアフリカへと帰還し、紀元前202年、ザマの戦いでローマ軍はカルタゴ軍に勝ち、カルタゴは過酷な条件を受け入れてローマに降伏します。ハンニバルは敗戦後のカルタゴの復興に努めますが、反対派強い抵抗に遭い、分裂を避けるため亡命します。本書は、カルタゴがハンニバルを受け入れられず、裏切ったのに対して、ローマはハンニバルから深く学び、それは「父祖の遺風」に学ぶローマ人の生き方そのものだった、と評価しています。

 ローマは地中海東部への関心は当初さほど強くなかったようで、地中海東部諸国が反ローマの大勢力を築かなければそれでよかったわけですが、東方諸国が第二次ポエニ戦争に勝って地中海世界随一のローマを頼るようになると、東方で戦うことも増えていき、ローマの東方政策にとってとくに大きな転機となったのは、紀元前168年に終結した第三次マケドニア戦争で、地中海東部におけるローマの覇権が唱えられます。こうした状況で大カトーなどローマの保守派にとって問題となったのは、ローマにおけるギリシアを中心とした東方文化の浸透で、これはローマの強大化に伴う富の拡大の結果としての奢侈化もあり、大スキピオはそうした風潮の先駆けとも言える存在でした。大スキピオの政敵でもあった大カトーは、第二次ポエニ戦争における敗北後のカルタゴの急速な復興をローマにとっての脅威と考え、カルタゴを滅ぼすよう、訴え続けます。紀元前149年に始まった第三次ポエニ戦争の結果、紀元前146年、カルタゴは滅亡します。その少し後、ユーラシア東方世界では、前漢(西漢)が長く従属していた匈奴に対して優勢に立ち、ユーラシアの東西で巨大帝国が出現し、本書はこれを「帝国の古典時代」と呼んでいます。本書は最後に、地理的に近いローマとギリシアを比較し、祖国こそギリシア人も創り出せなかったローマ人の唯一の発明品ではないか、と指摘しています。
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/619.html#c4

[近代史5] ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 中川隆
35. 中川隆[-7717] koaQ7Jey 2025年2月15日 10:51:06 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[6]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
雑記帳
2025年02月15日
本村凌二『地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ』
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html

https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B25-%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85-%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%81%B8%E6%9B%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%A8-805/dp/4065383196


 講談社選書メチエの一冊として、2025年1月に刊行されました。電子書籍での購入です。『地中海世界の歴史』全8巻も後半に入り、いよいよ著者が専門とするローマ史となり、4巻までよりもさらに筆が乗っている感もあります。本書は、ローマの起源から第三次ポエニ戦争の終結までを対象としています。この時点ではまだローマ帝政期ではありませんが、第三次ポエニ戦争の終結時点で、ローマはすでにアッシリアやペルシアと比肩するような大国になっていました。イタリア半島の1都市国家にすぎなかったローマがこのように拡大した背景に、子弟教育の拠り所となった「父祖の遺風」があったのではないか、と本書は推測します。ローマ人にとって、父祖の遺風はあらゆる考えや行動の基準でした。ギリシア人にもそうした基準や伝統はあったものの、ローマ人の古来の伝統に固執する精神はとにかく強かった、と本書は指摘します。

 ローマの建国は曖昧な神話に彩られており、それはローマ市民の知識層も自覚していたようです。ローマの建国神話には、アエネアスを創設者とするものがありますが、これはギリシア人と交流していたエトルリア人に伝えられ、その後でローマに伝わり、他にも多くの神話が伝えられた中で、ローマ人はアエネアスの物語を選択したのだろう、と本書は推測します。初期のローマは王政で、王政後半期の王はエトルリア人だった、と伝わっています。本書はエトルリアもやや詳しく取り上げており、ローマ人がエトルリア人から多くを学んだ、と指摘しています。ただ、エトルリア人の王の支配はローマ人にとって「専制支配」と受け止められたようで、ローマ人がエトルリア人の文化の痕跡すら消し去ろうとしていたのではないか、と本書は推測します。エトルリア人は、複数の都市から構成される「エトルリア連合」を形成していたようです。エトルリアは王政から貴族政へと移行したようで、この点はローマと似ています。

 共和政ローマの特徴として本書は、ギリシア人のポリスとは異なり、貴族(パトリキ)の元老院と平民(プレブス)との間の身分の違いが堂々と明示されていることを指摘します。共和政期初期のローマでは貴族と平民の対立が激しかったようで、その「身分闘争」の中から護民官職が設置され、成文法が公開されます。こうして貴族と平民との間の妥協が進んでいきますが、ローマにとって外敵も深刻な脅威で、ローマが近隣の都市の征服に成功しつつあった期間にも、ガリア人の侵入によってローマが蹂躙されたこともあり、破壊と再興の考古学的痕跡も残っているそうです。本書は、初期ローマの多様な伝承を紹介しつつも、そうした伝承に後世の人々の思惑や潤色がある可能性も指摘します。一方で本書は、そうした伝承が古代ローマ人の心の鏡であることも指摘します。

 このようにローマは時に危機に陥りつつも勢力圏を拡大していき、紀元前3世紀前半にはイタリア半島をほぼ統一します。本書は強力な覇権主義国家である共和政期のローマを「共和政ファシズム」と呼んでいますが、ここでのファシズムとは、「強力な権力の下に結集する群衆」という程度の中立的な意味合いです。イタリア半島をほぼ統一し、さらに海を越えて拡大しようとしたローマの前に立ちはだかったのが、古くからの海洋民であるフェニキア人の中でも最大勢力だったカルタゴです。カルタゴとローマの接触は紀元前6世紀末以前にさかのぼる可能性があり、その後も紀元前4世紀半ばの両者の友好条約が伝わっていますが、条約締結の主導権はカルタゴ側にあったようです。そのローマとカルタゴの間でシチリア島をめぐって戦争(第一次ポエニ戦争)が始まったのは紀元前264年で、両者ともに疲弊し、カルタゴがローマに巨額の賠償金を支払い、シチリア島を放棄することで和平が成立します。

 第一次ポエニ戦争で敗れたカルタゴは、名将のハミルカルがイベリア半島へ渡って勢力を拡大したものの、増水した川で部下を助けようとして溺死し、その後継者となったのが息子のハンニバルで、この時18歳でした。ローマとカルタゴはイベリア半島で条約によって境界を定めていたものの、いずれの責任かはともかくこの条約は敗れ、紀元前218年、ハンニバルが率いるカルタゴ軍は、イベリア半島でローマの勢力圏への侵攻を本格的に始めます(第二次ポエニ戦争)。ハンニバルに率いられたカルタゴ軍はアルプスを越えてイタリア半島に侵入し、ローマ軍は大敗続きとなります。そこでファビウス・マクシムスが独裁官に起用され、カルタゴ軍との直接対決を避けて、その消耗を図ります。しかし、ファビウス・マクシムスではない統領2人が率いるローマ軍は、紀元前216年、兵数で上回り、地の利があったにも関わらず、カンナエの戦いでハンニバルの巧みな用兵の前に大敗します。ローマは、スキピオ兄弟をイベリア半島に派遣し、イベリア半島のカルタゴ軍とハンニバル軍の合流を阻止しようとします。スキピオ兄弟は健闘したものの、ともに討ち死にします。イタリア半島では、カンナエの戦いで圧勝したカルタゴに与する都市も現れたものの、続出したわけではなく、敵地で補給に難のあるカルタゴ軍の勢いは鈍り、イベリア半島に派遣されたスキピオ兄弟の兄であるプブリウス・スキピオの息子である、大スキピオがアフリカ北岸へと渡り、カルタゴの周辺地域を攻略すると、ハンニバルはアフリカへと帰還し、紀元前202年、ザマの戦いでローマ軍はカルタゴ軍に勝ち、カルタゴは過酷な条件を受け入れてローマに降伏します。ハンニバルは敗戦後のカルタゴの復興に努めますが、反対派強い抵抗に遭い、分裂を避けるため亡命します。本書は、カルタゴがハンニバルを受け入れられず、裏切ったのに対して、ローマはハンニバルから深く学び、それは「父祖の遺風」に学ぶローマ人の生き方そのものだった、と評価しています。

 ローマは地中海東部への関心は当初さほど強くなかったようで、地中海東部諸国が反ローマの大勢力を築かなければそれでよかったわけですが、東方諸国が第二次ポエニ戦争に勝って地中海世界随一のローマを頼るようになると、東方で戦うことも増えていき、ローマの東方政策にとってとくに大きな転機となったのは、紀元前168年に終結した第三次マケドニア戦争で、地中海東部におけるローマの覇権が唱えられます。こうした状況で大カトーなどローマの保守派にとって問題となったのは、ローマにおけるギリシアを中心とした東方文化の浸透で、これはローマの強大化に伴う富の拡大の結果としての奢侈化もあり、大スキピオはそうした風潮の先駆けとも言える存在でした。大スキピオの政敵でもあった大カトーは、第二次ポエニ戦争における敗北後のカルタゴの急速な復興をローマにとっての脅威と考え、カルタゴを滅ぼすよう、訴え続けます。紀元前149年に始まった第三次ポエニ戦争の結果、紀元前146年、カルタゴは滅亡します。その少し後、ユーラシア東方世界では、前漢(西漢)が長く従属していた匈奴に対して優勢に立ち、ユーラシアの東西で巨大帝国が出現し、本書はこれを「帝国の古典時代」と呼んでいます。本書は最後に、地理的に近いローマとギリシアを比較し、祖国こそギリシア人も創り出せなかったローマ人の唯一の発明品ではないか、と指摘しています。
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/469.html#c35

[近代史3] イタリア半島の人口史 中川隆
6. 中川隆[-7716] koaQ7Jey 2025年2月15日 10:52:00 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[7]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
雑記帳
2025年02月15日
本村凌二『地中海世界の歴史5 勝利を愛する人々 共和政ローマ』
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html

https://www.amazon.co.jp/%E5%9C%B0%E4%B8%AD%E6%B5%B7%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B25-%E5%8B%9D%E5%88%A9%E3%82%92%E6%84%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%80%85-%E5%85%B1%E5%92%8C%E6%94%BF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E9%81%B8%E6%9B%B8%E3%83%A1%E3%83%81%E3%82%A8-805/dp/4065383196


 講談社選書メチエの一冊として、2025年1月に刊行されました。電子書籍での購入です。『地中海世界の歴史』全8巻も後半に入り、いよいよ著者が専門とするローマ史となり、4巻までよりもさらに筆が乗っている感もあります。本書は、ローマの起源から第三次ポエニ戦争の終結までを対象としています。この時点ではまだローマ帝政期ではありませんが、第三次ポエニ戦争の終結時点で、ローマはすでにアッシリアやペルシアと比肩するような大国になっていました。イタリア半島の1都市国家にすぎなかったローマがこのように拡大した背景に、子弟教育の拠り所となった「父祖の遺風」があったのではないか、と本書は推測します。ローマ人にとって、父祖の遺風はあらゆる考えや行動の基準でした。ギリシア人にもそうした基準や伝統はあったものの、ローマ人の古来の伝統に固執する精神はとにかく強かった、と本書は指摘します。

 ローマの建国は曖昧な神話に彩られており、それはローマ市民の知識層も自覚していたようです。ローマの建国神話には、アエネアスを創設者とするものがありますが、これはギリシア人と交流していたエトルリア人に伝えられ、その後でローマに伝わり、他にも多くの神話が伝えられた中で、ローマ人はアエネアスの物語を選択したのだろう、と本書は推測します。初期のローマは王政で、王政後半期の王はエトルリア人だった、と伝わっています。本書はエトルリアもやや詳しく取り上げており、ローマ人がエトルリア人から多くを学んだ、と指摘しています。ただ、エトルリア人の王の支配はローマ人にとって「専制支配」と受け止められたようで、ローマ人がエトルリア人の文化の痕跡すら消し去ろうとしていたのではないか、と本書は推測します。エトルリア人は、複数の都市から構成される「エトルリア連合」を形成していたようです。エトルリアは王政から貴族政へと移行したようで、この点はローマと似ています。

 共和政ローマの特徴として本書は、ギリシア人のポリスとは異なり、貴族(パトリキ)の元老院と平民(プレブス)との間の身分の違いが堂々と明示されていることを指摘します。共和政期初期のローマでは貴族と平民の対立が激しかったようで、その「身分闘争」の中から護民官職が設置され、成文法が公開されます。こうして貴族と平民との間の妥協が進んでいきますが、ローマにとって外敵も深刻な脅威で、ローマが近隣の都市の征服に成功しつつあった期間にも、ガリア人の侵入によってローマが蹂躙されたこともあり、破壊と再興の考古学的痕跡も残っているそうです。本書は、初期ローマの多様な伝承を紹介しつつも、そうした伝承に後世の人々の思惑や潤色がある可能性も指摘します。一方で本書は、そうした伝承が古代ローマ人の心の鏡であることも指摘します。

 このようにローマは時に危機に陥りつつも勢力圏を拡大していき、紀元前3世紀前半にはイタリア半島をほぼ統一します。本書は強力な覇権主義国家である共和政期のローマを「共和政ファシズム」と呼んでいますが、ここでのファシズムとは、「強力な権力の下に結集する群衆」という程度の中立的な意味合いです。イタリア半島をほぼ統一し、さらに海を越えて拡大しようとしたローマの前に立ちはだかったのが、古くからの海洋民であるフェニキア人の中でも最大勢力だったカルタゴです。カルタゴとローマの接触は紀元前6世紀末以前にさかのぼる可能性があり、その後も紀元前4世紀半ばの両者の友好条約が伝わっていますが、条約締結の主導権はカルタゴ側にあったようです。そのローマとカルタゴの間でシチリア島をめぐって戦争(第一次ポエニ戦争)が始まったのは紀元前264年で、両者ともに疲弊し、カルタゴがローマに巨額の賠償金を支払い、シチリア島を放棄することで和平が成立します。

 第一次ポエニ戦争で敗れたカルタゴは、名将のハミルカルがイベリア半島へ渡って勢力を拡大したものの、増水した川で部下を助けようとして溺死し、その後継者となったのが息子のハンニバルで、この時18歳でした。ローマとカルタゴはイベリア半島で条約によって境界を定めていたものの、いずれの責任かはともかくこの条約は敗れ、紀元前218年、ハンニバルが率いるカルタゴ軍は、イベリア半島でローマの勢力圏への侵攻を本格的に始めます(第二次ポエニ戦争)。ハンニバルに率いられたカルタゴ軍はアルプスを越えてイタリア半島に侵入し、ローマ軍は大敗続きとなります。そこでファビウス・マクシムスが独裁官に起用され、カルタゴ軍との直接対決を避けて、その消耗を図ります。しかし、ファビウス・マクシムスではない統領2人が率いるローマ軍は、紀元前216年、兵数で上回り、地の利があったにも関わらず、カンナエの戦いでハンニバルの巧みな用兵の前に大敗します。ローマは、スキピオ兄弟をイベリア半島に派遣し、イベリア半島のカルタゴ軍とハンニバル軍の合流を阻止しようとします。スキピオ兄弟は健闘したものの、ともに討ち死にします。イタリア半島では、カンナエの戦いで圧勝したカルタゴに与する都市も現れたものの、続出したわけではなく、敵地で補給に難のあるカルタゴ軍の勢いは鈍り、イベリア半島に派遣されたスキピオ兄弟の兄であるプブリウス・スキピオの息子である、大スキピオがアフリカ北岸へと渡り、カルタゴの周辺地域を攻略すると、ハンニバルはアフリカへと帰還し、紀元前202年、ザマの戦いでローマ軍はカルタゴ軍に勝ち、カルタゴは過酷な条件を受け入れてローマに降伏します。ハンニバルは敗戦後のカルタゴの復興に努めますが、反対派強い抵抗に遭い、分裂を避けるため亡命します。本書は、カルタゴがハンニバルを受け入れられず、裏切ったのに対して、ローマはハンニバルから深く学び、それは「父祖の遺風」に学ぶローマ人の生き方そのものだった、と評価しています。

 ローマは地中海東部への関心は当初さほど強くなかったようで、地中海東部諸国が反ローマの大勢力を築かなければそれでよかったわけですが、東方諸国が第二次ポエニ戦争に勝って地中海世界随一のローマを頼るようになると、東方で戦うことも増えていき、ローマの東方政策にとってとくに大きな転機となったのは、紀元前168年に終結した第三次マケドニア戦争で、地中海東部におけるローマの覇権が唱えられます。こうした状況で大カトーなどローマの保守派にとって問題となったのは、ローマにおけるギリシアを中心とした東方文化の浸透で、これはローマの強大化に伴う富の拡大の結果としての奢侈化もあり、大スキピオはそうした風潮の先駆けとも言える存在でした。大スキピオの政敵でもあった大カトーは、第二次ポエニ戦争における敗北後のカルタゴの急速な復興をローマにとっての脅威と考え、カルタゴを滅ぼすよう、訴え続けます。紀元前149年に始まった第三次ポエニ戦争の結果、紀元前146年、カルタゴは滅亡します。その少し後、ユーラシア東方世界では、前漢(西漢)が長く従属していた匈奴に対して優勢に立ち、ユーラシアの東西で巨大帝国が出現し、本書はこれを「帝国の古典時代」と呼んでいます。本書は最後に、地理的に近いローマとギリシアを比較し、祖国こそギリシア人も創り出せなかったローマ人の唯一の発明品ではないか、と指摘しています。
https://sicambre.seesaa.net/article/202502article_15.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/624.html#c6

[リバイバル3] オールド マランツ 中川隆
83. 中川隆[-7715] koaQ7Jey 2025年2月15日 14:15:22 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[8]
<■50行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
Mr.トレイルのオーディオ回り道
私の目指している「サウンド」は「サワサワ感」のあるサウンドだ
2025年02月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95fdbd2f1027bf68378a9a36048e152d

私の目指している「サウンド」(音質)はノーノイズで「サワサワ感」の有るサウンドだ。CDによってはその「サワサワ感」が出る処まで来ている。全てのCDから「サワサワ感」が出るようにしたいと思っている。

今までに2回程その「サワサワ感」を聴いている。その一つは、オリジナルに近いマランツ#7と特注管球パワーアンプのサウンド。この時は、「ノイズ」が酷くて聞くに堪えなかったが、ノイズが無ければ「終着点」だと思った。次に「サワサワ感」を聴いたのはKT88をのプッシュプルパワーアンプをブリッジ接続で聴いたサウンド。モノラルアンプ4台を使ったシステムだった。プリアンプはアキュフェーズC-280でした。

当該のオーナーは「何が不満なのか?」直ぐに通常のサウンドに戻されていた。この辺が「求める音」の違いなのかも知れません。

何時か「サワサワ感」の有るシステムに作り上げたい。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95fdbd2f1027bf68378a9a36048e152d

サワサワ感は「低域の倍音」?
2025年02月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e9ee964c686c0931371a3453fca7cbc2

先日書いた記事で「サワサワ感」の事を書きました。その「サワサワ感」は私が考えるに「低音の倍音の多さ」ではないかと推測している。「サワサワ感」のあるサウンドを目指して、今まで何セットも作って来たが、それが出せるのは「オリンパスシステム」ぐらいかな?

前回の記事でマランツ#7をお使いのS氏さんはとても真似出来ない情熱をお持ちの方で、お手本にしたいくらい尊敬しています。お使いの組み合わせは、マランツ#7+WE421・422pp自作アンプ+SP(ALTEC416A+JBL#LE375+自作鋳物ホーン+JBL#075)でした。管球アンプはマランツ#7+#9やマッキントッシュC22+MC275の時代に完成していたと思っています。それらの機器は既に60年も経過しており、現在手に入れても同じ部品がないので復元は困難と思います。例えば「バンブルビーコンデンサー」のNOS品を所有していますが、「容量抜け」や「容量の変化」でまともに使えません。A&Bの抵抗器も同様だと思います。S氏さんに触発されて、自分も鋳物のホーンを自作したいと思いましたが、JBLオリジナルで3大ホーン(HL88・HL89・HL90)が有ります。それらを使いこなせてからで良いと思い直しました。

自宅システムでは「サワサワ感」を聴いた事はありません。まだその域に達していないと思います。アンプ類が弱いので致し方ありません。自宅のシステムは「気楽にいつまでも聴き続けられる音」をテーマにしているので、「サワサワ感」までは求めていません。但し、アンプ類を見直せば出せる様になると思っています。サブシステムではまず無理かもしれません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e9ee964c686c0931371a3453fca7cbc2


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/635.html#c83

[リバイバル3] Marantz Model 7 レプリカ (1995年発売) 中川隆
13. 中川隆[-7714] koaQ7Jey 2025年2月15日 14:15:42 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[9]
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Mr.トレイルのオーディオ回り道
私の目指している「サウンド」は「サワサワ感」のあるサウンドだ
2025年02月14日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95fdbd2f1027bf68378a9a36048e152d

私の目指している「サウンド」(音質)はノーノイズで「サワサワ感」の有るサウンドだ。CDによってはその「サワサワ感」が出る処まで来ている。全てのCDから「サワサワ感」が出るようにしたいと思っている。

今までに2回程その「サワサワ感」を聴いている。その一つは、オリジナルに近いマランツ#7と特注管球パワーアンプのサウンド。この時は、「ノイズ」が酷くて聞くに堪えなかったが、ノイズが無ければ「終着点」だと思った。次に「サワサワ感」を聴いたのはKT88をのプッシュプルパワーアンプをブリッジ接続で聴いたサウンド。モノラルアンプ4台を使ったシステムだった。プリアンプはアキュフェーズC-280でした。

当該のオーナーは「何が不満なのか?」直ぐに通常のサウンドに戻されていた。この辺が「求める音」の違いなのかも知れません。

何時か「サワサワ感」の有るシステムに作り上げたい。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/95fdbd2f1027bf68378a9a36048e152d

サワサワ感は「低域の倍音」?
2025年02月15日
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e9ee964c686c0931371a3453fca7cbc2

先日書いた記事で「サワサワ感」の事を書きました。その「サワサワ感」は私が考えるに「低音の倍音の多さ」ではないかと推測している。「サワサワ感」のあるサウンドを目指して、今まで何セットも作って来たが、それが出せるのは「オリンパスシステム」ぐらいかな?

前回の記事でマランツ#7をお使いのS氏さんはとても真似出来ない情熱をお持ちの方で、お手本にしたいくらい尊敬しています。お使いの組み合わせは、マランツ#7+WE421・422pp自作アンプ+SP(ALTEC416A+JBL#LE375+自作鋳物ホーン+JBL#075)でした。管球アンプはマランツ#7+#9やマッキントッシュC22+MC275の時代に完成していたと思っています。それらの機器は既に60年も経過しており、現在手に入れても同じ部品がないので復元は困難と思います。例えば「バンブルビーコンデンサー」のNOS品を所有していますが、「容量抜け」や「容量の変化」でまともに使えません。A&Bの抵抗器も同様だと思います。S氏さんに触発されて、自分も鋳物のホーンを自作したいと思いましたが、JBLオリジナルで3大ホーン(HL88・HL89・HL90)が有ります。それらを使いこなせてからで良いと思い直しました。

自宅システムでは「サワサワ感」を聴いた事はありません。まだその域に達していないと思います。アンプ類が弱いので致し方ありません。自宅のシステムは「気楽にいつまでも聴き続けられる音」をテーマにしているので、「サワサワ感」までは求めていません。但し、アンプ類を見直せば出せる様になると思っています。サブシステムではまず無理かもしれません。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e9ee964c686c0931371a3453fca7cbc2


http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/1223.html#c13

[近代史3] 補助金なしの価格では日本の農作物はアメリカや欧州より安く、日本の農業は欧米より効率的 中川隆
18. 中川隆[-7713] koaQ7Jey 2025年2月15日 17:22:49 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[10]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
欧米農業は非効率 補助金で日本に輸出している
2025.02.15
https://www.thutmosev.com/archives/80367300.html

このように大量生産できるのは家畜用飼料だけで、人間用は生産できない

Wheat_Farm
引用:http://s3.amazonaws.com/fallingrain/uploads/cc3c5a058f9a47b4a48a503c69530c71/large/Wheat_Farm.jpg?1356317678
フランスの農家は国家公務員

日本にはどういう訳か欧米の農家は日本より遥かに進んでいて自由競争をしているという都市伝説のような考えが広まっている

政治家もこう信じていて自民党の小泉進次郎(元)農林部会長は以前「日本の農家は補助金漬けで甘やかされている」と農業批判を展開した事があった

この人は農林部会長に選ばれたとき「素人なのでこれから勉強したい」と言っていたほどなので、まったく無知だったのでしょう

実際には日本の農家は補助金漬けどころか補助金など1円も受け取っておらず、欧米の農家が補助金漬けです

自由競争だと固く信じられているアメリカの農業は、農家収入の50%が農業補助金から支出されています

日本では農業の模範とされているフランスでは、たとえばブドウ農家は収入の9割の補助金を受け取っています

収入の9割が補助金というのはもはや国家公務員であり、フランスでは政府が農民を公務員として雇って給料を払っています

それを日本の有識者とかが「日本はフランスを見習って先進的な農業をするべきだ」と言うので話がおかしくなる

フランスなど欧州の農業は日本よりずっと遅れていて競争力が無いが、国の補助金で高収入なのです

なるほど日本もフランスを見習って農家に給料を払うべきだが、さっきフランスを褒めた人は日本の農家が「甘やかされている」と言うのです

実際には甘やかされているのはフランスやアメリカの農家であり、日本の農家は政府から虐待されています

戦後70年以上ずっと日本政府は農業をお荷物として扱い、農業人口は2023年に116万人まで減少しています

年間10万人以上減っているので、2030年代には農業人口がゼロになるのです

日本にも農業補助金が必要
もうひとつの都市伝説はアメリカの農業は効率的で世界一安いというもので、まったく事実に反しています

テレビでよく見るのは飛行機やヘリコプターで地平線まで続く農地に種まきし、半年放置して超大型の機械で収穫するような風景です

それを連結巨大トレーラーで出荷して、鉄道で港に行き巨大タンカーに積みかえて日本などに輸出しています

何もかも巨大で効率的で、これは日本が戦争に負けるのも仕方がないと納得するほど効率的です

だが実はこうした巨大機械で大量生産できるのは家畜用作物だけで、コメでも豚に食わせる餌しか作れません

大量生産で作った米はマズイ、臭い、固いの3拍子揃っているので、人間用に売られることはありません

アメリカでも人間用のコメは日本と同じように水田に水を張って毎日手入れしてやっと収穫しています

そうして収穫したカリフォルニア米の値段は北海道米と同じくらいで、コシヒカリより安いので「やっぱりアメリカの農業は効率的だ」という有識者がいます

だがアメリカ政府が50%の補助金を出しているのを考えると、実際に売られている2倍が本当の値段です

米とか人間用の野菜ではトウモロコシを作るような訳にはいかず、人間が毎日手入れするしかないのです

補助金なしの価格では日本の農作物はアメリカや欧州より安く、むしろ日本の農業の方が生産効率がいいのです

日本政府が甘やかさずに農業叩きを続けたおかげなのか、日本の農業は欧米より効率的でずっと低コストでずっと高品質に生産しています

だが日本の農業が効率的であっても、5割から9割も補助金を出している欧米に押され、このままでは2030年代に滅亡します

だから日本の農業がこれ以上衰退する前に日本も農業補助金を出す必要があのだが「日本の農家は甘やかされているから競争が必要」と言うアホの進次郎が総理になりかけるようでは絶望的です
https://www.thutmosev.com/archives/80367300.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/528.html#c18

[近代史4] 農業補助金が収入の5割 アメリカ農業は競争社会ではない 中川隆
9. 中川隆[-7712] koaQ7Jey 2025年2月15日 17:23:05 : HQ9cwQO7Q6 : bVFqOHR4M2xjZmM=[11]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
欧米農業は非効率 補助金で日本に輸出している
2025.02.15
https://www.thutmosev.com/archives/80367300.html

このように大量生産できるのは家畜用飼料だけで、人間用は生産できない

Wheat_Farm
引用:http://s3.amazonaws.com/fallingrain/uploads/cc3c5a058f9a47b4a48a503c69530c71/large/Wheat_Farm.jpg?1356317678
フランスの農家は国家公務員

日本にはどういう訳か欧米の農家は日本より遥かに進んでいて自由競争をしているという都市伝説のような考えが広まっている

政治家もこう信じていて自民党の小泉進次郎(元)農林部会長は以前「日本の農家は補助金漬けで甘やかされている」と農業批判を展開した事があった

この人は農林部会長に選ばれたとき「素人なのでこれから勉強したい」と言っていたほどなので、まったく無知だったのでしょう

実際には日本の農家は補助金漬けどころか補助金など1円も受け取っておらず、欧米の農家が補助金漬けです

自由競争だと固く信じられているアメリカの農業は、農家収入の50%が農業補助金から支出されています

日本では農業の模範とされているフランスでは、たとえばブドウ農家は収入の9割の補助金を受け取っています

収入の9割が補助金というのはもはや国家公務員であり、フランスでは政府が農民を公務員として雇って給料を払っています

それを日本の有識者とかが「日本はフランスを見習って先進的な農業をするべきだ」と言うので話がおかしくなる

フランスなど欧州の農業は日本よりずっと遅れていて競争力が無いが、国の補助金で高収入なのです

なるほど日本もフランスを見習って農家に給料を払うべきだが、さっきフランスを褒めた人は日本の農家が「甘やかされている」と言うのです

実際には甘やかされているのはフランスやアメリカの農家であり、日本の農家は政府から虐待されています

戦後70年以上ずっと日本政府は農業をお荷物として扱い、農業人口は2023年に116万人まで減少しています

年間10万人以上減っているので、2030年代には農業人口がゼロになるのです

日本にも農業補助金が必要
もうひとつの都市伝説はアメリカの農業は効率的で世界一安いというもので、まったく事実に反しています

テレビでよく見るのは飛行機やヘリコプターで地平線まで続く農地に種まきし、半年放置して超大型の機械で収穫するような風景です

それを連結巨大トレーラーで出荷して、鉄道で港に行き巨大タンカーに積みかえて日本などに輸出しています

何もかも巨大で効率的で、これは日本が戦争に負けるのも仕方がないと納得するほど効率的です

だが実はこうした巨大機械で大量生産できるのは家畜用作物だけで、コメでも豚に食わせる餌しか作れません

大量生産で作った米はマズイ、臭い、固いの3拍子揃っているので、人間用に売られることはありません

アメリカでも人間用のコメは日本と同じように水田に水を張って毎日手入れしてやっと収穫しています

そうして収穫したカリフォルニア米の値段は北海道米と同じくらいで、コシヒカリより安いので「やっぱりアメリカの農業は効率的だ」という有識者がいます

だがアメリカ政府が50%の補助金を出しているのを考えると、実際に売られている2倍が本当の値段です

米とか人間用の野菜ではトウモロコシを作るような訳にはいかず、人間が毎日手入れするしかないのです

補助金なしの価格では日本の農作物はアメリカや欧州より安く、むしろ日本の農業の方が生産効率がいいのです

日本政府が甘やかさずに農業叩きを続けたおかげなのか、日本の農業は欧米より効率的でずっと低コストでずっと高品質に生産しています

だが日本の農業が効率的であっても、5割から9割も補助金を出している欧米に押され、このままでは2030年代に滅亡します

だから日本の農業がこれ以上衰退する前に日本も農業補助金を出す必要があのだが「日本の農家は甘やかされているから競争が必要」と言うアホの進次郎が総理になりかけるようでは絶望的です
https://www.thutmosev.com/archives/80367300.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/601.html#c9

[番外地12] 吉野敏明先生の甘い物を一切食べてはいけない、というのは妄想です。 中川隆
14. 中川隆[-7711] koaQ7Jey 2025年2月16日 04:33:26 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[3]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を食べないと、早く老けて50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死ぬ事になります。

吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いが多くてどこまで信じてよいのかわかりません。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。 そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。

確かに米を食べる量が毎日3合未満だととケトン体体質になり非常に危険です。
一方、米を毎日3合以上食べると血糖値も中性脂肪も悪玉コレステロールも血圧も上がり過ぎて、早死にしてしまいます。 果物や黒糖を食べるより穀物を食べた方が血糖値は遥かに増えるのです。

江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らして、その代わりに間食で果物やお菓子を食べて糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊さない様にしているのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/263.html#c14

[番外地12] 吉野敏明先生の甘い物を一切食べてはいけない、というのは妄想です。 中川隆
15. 中川隆[-7710] koaQ7Jey 2025年2月16日 04:50:06 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[4]
<■117行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いも多くどこまで正しいのかわかりません。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/263.html#c15

[番外地12] 吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いも多くどこまで正しいのかわかりません。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/342.html
[番外地12] 吉野敏明先生の甘い物を一切食べてはいけない、というのは妄想です。 中川隆
16. 中川隆[-7709] koaQ7Jey 2025年2月16日 05:03:52 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[5]
<■117行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いも多くどこまで正しいのかわかりません。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975  
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/263.html#c16

[番外地12] 吉野敏明先生の甘い物を一切食べてはいけない、というのは妄想です。 中川隆
17. 中川隆[-7708] koaQ7Jey 2025年2月16日 05:08:38 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[6]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明先生は糖新生とケトン体体質を混同しています。
吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いが多くどこまで正しいのかわかりません。
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/263.html#c17

[番外地12] 吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません 中川隆
1. 中川隆[-7707] koaQ7Jey 2025年2月16日 05:09:03 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[7]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明先生は糖新生とケトン体体質を混同しています。
吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いが多くどこまで正しいのかわかりません。
戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べていたのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/342.html#c1

[番外地12] 吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません 中川隆
2. 中川隆[-7706] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:15:59 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[8]
<■121行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明先生は糖新生とケトン体体質を混同しています。
吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いが多くどこまで正しいのかわかりません。
とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物と植物油、乳製品を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べて、甘い物と植物油、乳製品は食べなかったのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。米を毎日3合以上食べると血圧や血液中の血糖、中性脂肪、悪玉コレステロールすべてが上がり危険です。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/342.html#c2

[番外地12] 吉野敏明先生の甘い物を一切食べてはいけない、というのは妄想です。 中川隆
18. 中川隆[-7705] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:16:30 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[9]
<■121行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
吉野敏明先生は糖新生とケトン体体質を混同しています。
吉野敏明先生の話は面白くてとても勉強になりますが、間違いが多くどこまで正しいのかわかりません。
とりあえず、甘い物はどんな物でも一切食べてはいけない、というのは間違いです。戦前の日本人の様に米を毎日3合以上食べて甘い物と植物油、乳製品を一切食べないと、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊すので、戦前の様に早く老け、50歳でもうお爺さん・お婆さん、60歳で老衰で死ぬ事になります。

果糖ブドウ糖液糖や果汁100%ジュースを摂ると血糖値スパイクができて糖新生になるというのは良く知られた事実ですが、アカシア蜂蜜や果物や黒糖なら沢山食べても大丈夫です。玄米(1合で480kcal、糖質100g、GI値55)を食べるよりアカシア蜂蜜(100g で300kcal、糖質80g、GI値40)を食べた方が血糖値は上がりません。 吉野敏明先生の

・砂糖は口唇から吸収される
・果物や黒糖を食べると血糖値スパイクができて糖新生になる
・玄米を食べても血糖値スパイクはできない
・玄米を食べてから血糖値が上がるまで何時間もかかる
・玄米は毎日最低でも3合は食べないといけない

というのはすべて間違いです。

そもそも吉野敏明先生は糖新生回路とケトン体回路の区別もついていません。
江戸時代や明治時代の日本人は米を毎日3合以上食べて、甘い物と植物油、乳製品は食べなかったのでケトン体体質にはならず、糖尿病にも癌にもアトピーや花粉症にも うつ病にもなりませんでしたが、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊す事になり自然寿命は60歳程度でした。

現代人は穀物を食べる量を減らしてその代わりに間食で果物やお菓子を食べて、糖新生を起こして筋肉や骨のコラーゲンを壊す事を防いでいるのです。緑茶や紅茶・コーヒーと一緒に甘いお菓子を食べるという習慣は糖新生を起こさない為に必要なのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲むときは必ず甘い和菓子も食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

玄米を毎日3合以上食べるより、果糖含有率が多い果物、黒糖やアカシア蜂蜜を24時間ずっと少しづつ摂っていた方が糖新生を起こさないので、早く老ける事もなくなります。米を毎日3合以上食べると血圧や血液中の血糖、中性脂肪、悪玉コレステロールすべてが上がり危険です。

病気にならない為に一番重要なのはケトン体体質にならない事です。
吉野敏明先生は何か勘違いされている様ですが、甘い物を3か月食べないと甘い物が欲しくなくなる、というのはブドウ糖をエネルギーに変える解糖系回路を使うブドウ糖体質から、脂質をエネルギーに変えるケトン体回路を使うケトン体体質に変わったという事です。 甘い物や小麦を食べないというのは糖質制限の一種で、痩せるだけでなく、血液中のブドウ糖を細胞に摂取する解糖系回路が働かなくなります。 そうなると甘い物を少し食べただけで血糖値が極端に上がる様になります。 解糖系回路が常に働くブドウ糖体質では果物や砂糖や甘い物を食べても血糖値は大して上がりません:

人の体のエネルギー源となるのは、糖質、脂質、タンパク質です。そしてエネルギーとして使われる優先順位は糖質、脂質、タンパク質となります。この3つをエネルギーに変換するそれぞれの回路が、解糖系回路、糖新生回路、ケトン体回路です。

解糖系回路
1つ目の糖質系回路は、糖質を分解、エネルギーにする代謝です。解糖系回路では、食物から摂取した糖質を乳酸やピルビン酸に分解。エネルギーの放出・貯蔵、また、物質の代謝・合成に重要なATPという物質を生成する化学反応が起きています。

糖新生回路
2つ目の糖新生回路は、筋肉中のタンパク質や脂肪細胞からブドウ糖を作り、エネルギーに変換します。糖新生回路は、体のブドウ糖が不足したときの非常システムのような回路です。

ケトン体回路
上記の2つの回路は、糖質を分解したブドウ糖をもとにエネルギーを生み出す回路です。3つ目のケトン体回路は、体のブドウ糖不足が続き、エネルギーを生み出せなくなったときに糖新生からシフトします。

ケトン体回路では、ブドウ糖ではなく脂質を分解した脂肪酸、脂肪酸がエネルギーになるときに生まれるケトン体をエネルギーとして使用します。

また、ケトン体回路では食べ物に含まれる脂質や、体に蓄えられる脂質をエネルギーに変換することから、ケトン体回路では脂肪が燃焼するといわれます。
https://magazine.gofood.jp/magazine_health30/

ケトン体は人で言えばほぼ極限状態(飢餓状態)の時や、糖が利用されない(糖尿病)の時に、脂肪から分解された脂肪酸が、肝臓におけるβ酸化という過程によって作られる。そしてこれが、心臓や脳に運ばれる。
つまりケトン体によるエネルギーの産生は、糖尿病によってインスリンが分泌されず糖が利用できない場合などを除き、健常人では飢餓状態(絶食状態)という、他にどうしようもない時に産生されるわけだ。
このケトン体、非常に生命を脅かす危険な物質で、糖尿病患者では有名な、糖尿病性ケトアシドーシスと呼ばれる、体内の血液pHが酸性に傾き、昏睡状態に陥る病態の原因物質である。
つまり、ケトン体をエネルギー源にするような状況では、生命自体が非常に危険な状態と言える。

▲△▽▼

インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
甘い物が食べたくなるというのは、脳に糖分が不足しているからブドウ糖や果糖をすぐに摂取しろと脳が指示しているからです。 砂糖中毒とかいう問題ではありません。人間でも動物でも体に足りない栄養素が有ると、その栄養素を含む食物が食べたくなるのです。 何かを食べたくなったら、それを沢山食べるのが正解です。
甘い物で病気の原因になるのは植物油や小麦も一緒含む食べ物と、調味料や飲料に含まれる果糖ブドウ糖液糖とジュースだけでしょう。 砂糖とか果物、黒砂糖くらいでは高血糖になりません。

二糖のスクロース(砂糖)は唾液中や膵液中にふくまれるアミラーゼでは消化されず、そのままのかたちで小腸まで到達します。そして、小腸粘膜上皮細胞の細胞膜にあるスクラーゼ(消化酵素)によってブドウ糖と果糖に分解されます。 ブドウ糖と果糖は小腸の小腸上皮細胞膜から吸収され、門脈をへて肝臓に運ばれます。

小腸から吸収されたブドウ糖は肝臓に運ばれ、一部は肝静脈を経て全身に供給され全身で利用されます。
血液中のブドウ糖はインスリンによって脳や内臓、筋肉などの細胞内に取り込まれ消費されます。
インスリンは血糖値を下げる為のホルモンではなく、ブドウ糖を細胞内に取り込む為のホルモンです。
ブドウ糖は3時間で完全に細胞内に取り込まれますので、食事は本来3時間毎に食べないと脳細胞にエネルギーが廻らなくなるのです。従って、一日に2食か3食しかしない場合には、間食として砂糖や甘い物を3時間毎に摂取しないと脳がエネルギー不足になります。間食しないと、ブドウ糖ではなく筋肉や内臓を作っている体脂肪を燃やしてエネルギーを作り出すケトン体体質になってしまい、血液中にあるブドウ糖を細胞内に取り込む機能が無くなってしまいます。糖質制限すると血糖値が 110mg/dl 以下に下がらなくなってしまうのはケトン体体質になってしまったからです。
https://clinical-engineers.com/carbohydrate-flow/


脳のエネルギー源となるブドウ糖は、脳にほとんど蓄積することができない。また、筋肉や肝臓に貯蔵できるグリコーゲン量もごくわずかであるため、私たちは、絶えずブドウ糖の供給を必要としている。しかし、穀物を過剰摂取したときは脂肪細胞や、肝臓の細胞で中性脂肪へと変わり、高血糖や高脂血症の原因となる。


吉野敏明先生の甘い物は一切食べてはいけないという説よりハチミツ療法の方が正しい:

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/263.html#c18

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
138. 中川隆[-7704] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:31:05 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[10]
<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
2025年2月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、金利と資産価格の関係について語っている部分を紹介したい。

国家の繁栄と衰退

ダリオ氏の論考は主に経済サイクルの研究である。前著『世界秩序の変化に対処するための原則』では主に、国家が徐々に繁栄してから、インフレと債務増加で衰退してゆくまでの長期サイクルを解説していた。

国家は少ない債務と低インフレ時代から、徐々に過大な債務と高インフレの時代に移行してゆく。それが国家の老化である。ダリオ氏の前著によれば、大英帝国もその前のオランダ海上帝国もその過程を辿った。次はアメリカの番だということである。

レイ・ダリオ氏: ドルは大英帝国のポンドと同じように長期的に下落してゆく


金利のサイクル

だが国家のサイクルの他にもサイクルはある。例えば金利のサイクルである。

それは上記のインフレのサイクルとも関連しているのだが、コロナ前までは低金利の時代、その後は利上げにより高金利の時代になっているのは、読者にも分かるだろう。

アメリカの長期金利を超長期で見ると、次のように推移している。


金利と資産価格

さて、金利はただ推移するわけではない。ダリオ氏によれば、金利は様々なものに影響を及ぼす。

ダリオ氏はまず低インフレの時代について次のように説明している。

債務の増加が緩やかで、経済が弱く、インフレ率が低い時、中央銀行は金利を下げて市場に資金と信用を供給し、借り入れを増やして商品やサービス、金融資産などへの支出が増えるようにする。それで市場価格や経済が活性化する。

そういう状況下では借金をする側、つまり債務者にとって有利で、貸す側、つまり債権者にとっては不利だ。

まず中央銀行は経済を持ち上げるために低金利政策を取りがちである。一方で低金利はダリオ氏の言うように債権者より債務者に有利なので、裏の意図としてはどんどん債務が膨らんでゆく政府の債務負担を軽減するという目的がある。

そうすることで政治家は借金を気にせずに人の金で支出を続けることができる。それが政治家がインフレ政策を好む理由である。

多額の借金を抱えた政府が低金利で助かるのは明白だが、誰かが助かるためには誰かが損をしなければならない。

低金利で借り手である政府が助かるならば、貸している側、つまり国債を保有している側は、中央銀行によって人為的に低くされた金利しか受け取れないのだから、その分損をするということである。

そして国債の保有者とは銀行であり、銀行は預金者の預金で国債を買い、預金者に金利を支払っているので、日本で預金者が金利を何十年も受け取れなかったのは中央銀行のせいだということになる。

だからダリオ氏は日本人が低金利政策と円安によってどれだけのものを知らずのうちに失ってきたかについて語っていた。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


この低金利の時代には預金者は搾取される。だから株式に資金が流れ、低金利の時代には長期的な株高が実現したのである。

それこそが過去40年、米国株が上がり続けた理由である。それは40年金利が下がり続けたからである。日本では早々とゼロ金利となり、それ以上利下げできなくなったために株価もそれ以上上がらなかったが、アベノミクス以後の量的緩和で金利が更に下がったため、株高が再開した。


だから金利と株価の長期見通しの関係は明快である。そして投資家は、過去の株高は金利が下がったお陰だということを認識する必要がある。何故ならば、今や金利は上がっているからである。

インフレと金利と株価

ではインフレの時代には株価はどうなるのか? ダリオ氏は次のように語っている。

債務の増加と経済成長が持続不可能なレベルで過熱しており、インフレ率が受け入れがたいほど高い時、中央銀行は金利を上げて資金と信用を制限し、人々が貯蓄を増やして商品やサービス、金融資産への支出を減らすようにする。

そうなれば、金融市場と実体経済は落ち込む。こういう状況下では借り手になって支出するよりも、預金者になる方が得だからだ。

当然である。金利が下がればその分株価が上がり、経済も上向くのであれば、逆に金利が上がればその分株価も下方圧力を受け、経済も傾くしかない。

それには実例がある。米国株はデフレの時代、金利低下の過去40年上がり続けたが、その前にはインフレの時代があった。

1960年代後半から1980年までの物価高騰の時代に米国株がどうだったのかと言えば、チャートは次のようになっている。


1960年代半ばから1980年まで、S&P 500は90ドル台を中心に推移している。つまり15年間横ばいか、やや上昇である。

だがこの横ばいはその意味をよく考える必要がある。何故ならばこのインフレの期間、物価は最終的に3倍になっているからである。

その期間米国株が横ばいだったとすれば、米国株を15年持ち続けた人は資産が実質的に3分の1になったということである。

結論

一方で貯金をしていた人は、このインフレと高金利の時代で高い金利を受け取り、資産は3倍になった。それでようやく物価に追いついた程度だが、少なくとも資産価値が実質的に激減した株式よりもよほどパフォーマンスが良かったことが分かるだろう。

インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金


だからダリオ氏の言うように、コロナ後のインフレの時代の資産価格の推移を、コロナ前のデフレの時代の株高を理由に考えてはならない。「米国株は過去何十年も上昇したからこれからも上昇し続ける」などと言うのは、「隣の山田さんは80年生きたからもう80年生きる」という理屈と同程度の妄言に過ぎない。サイクルには終わりがある。

しかもダリオ氏はこの資産価格の方向転換が今年起こるかもしれないと予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


もしそうなれば、ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明していた、覇権国家アメリカの終わりの始まりとなる。

2025年は金利に注目である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c138

[リバイバル3] 優良株の長期投資以外はすべてギャンブル 中川隆
56. 中川隆[-7703] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:33:01 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[11]
<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
2025年2月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、金利と資産価格の関係について語っている部分を紹介したい。

国家の繁栄と衰退

ダリオ氏の論考は主に経済サイクルの研究である。前著『世界秩序の変化に対処するための原則』では主に、国家が徐々に繁栄してから、インフレと債務増加で衰退してゆくまでの長期サイクルを解説していた。

国家は少ない債務と低インフレ時代から、徐々に過大な債務と高インフレの時代に移行してゆく。それが国家の老化である。ダリオ氏の前著によれば、大英帝国もその前のオランダ海上帝国もその過程を辿った。次はアメリカの番だということである。

レイ・ダリオ氏: ドルは大英帝国のポンドと同じように長期的に下落してゆく


金利のサイクル

だが国家のサイクルの他にもサイクルはある。例えば金利のサイクルである。

それは上記のインフレのサイクルとも関連しているのだが、コロナ前までは低金利の時代、その後は利上げにより高金利の時代になっているのは、読者にも分かるだろう。

アメリカの長期金利を超長期で見ると、次のように推移している。


金利と資産価格

さて、金利はただ推移するわけではない。ダリオ氏によれば、金利は様々なものに影響を及ぼす。

ダリオ氏はまず低インフレの時代について次のように説明している。

債務の増加が緩やかで、経済が弱く、インフレ率が低い時、中央銀行は金利を下げて市場に資金と信用を供給し、借り入れを増やして商品やサービス、金融資産などへの支出が増えるようにする。それで市場価格や経済が活性化する。

そういう状況下では借金をする側、つまり債務者にとって有利で、貸す側、つまり債権者にとっては不利だ。

まず中央銀行は経済を持ち上げるために低金利政策を取りがちである。一方で低金利はダリオ氏の言うように債権者より債務者に有利なので、裏の意図としてはどんどん債務が膨らんでゆく政府の債務負担を軽減するという目的がある。

そうすることで政治家は借金を気にせずに人の金で支出を続けることができる。それが政治家がインフレ政策を好む理由である。

多額の借金を抱えた政府が低金利で助かるのは明白だが、誰かが助かるためには誰かが損をしなければならない。

低金利で借り手である政府が助かるならば、貸している側、つまり国債を保有している側は、中央銀行によって人為的に低くされた金利しか受け取れないのだから、その分損をするということである。

そして国債の保有者とは銀行であり、銀行は預金者の預金で国債を買い、預金者に金利を支払っているので、日本で預金者が金利を何十年も受け取れなかったのは中央銀行のせいだということになる。

だからダリオ氏は日本人が低金利政策と円安によってどれだけのものを知らずのうちに失ってきたかについて語っていた。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


この低金利の時代には預金者は搾取される。だから株式に資金が流れ、低金利の時代には長期的な株高が実現したのである。

それこそが過去40年、米国株が上がり続けた理由である。それは40年金利が下がり続けたからである。日本では早々とゼロ金利となり、それ以上利下げできなくなったために株価もそれ以上上がらなかったが、アベノミクス以後の量的緩和で金利が更に下がったため、株高が再開した。


だから金利と株価の長期見通しの関係は明快である。そして投資家は、過去の株高は金利が下がったお陰だということを認識する必要がある。何故ならば、今や金利は上がっているからである。

インフレと金利と株価

ではインフレの時代には株価はどうなるのか? ダリオ氏は次のように語っている。

債務の増加と経済成長が持続不可能なレベルで過熱しており、インフレ率が受け入れがたいほど高い時、中央銀行は金利を上げて資金と信用を制限し、人々が貯蓄を増やして商品やサービス、金融資産への支出を減らすようにする。

そうなれば、金融市場と実体経済は落ち込む。こういう状況下では借り手になって支出するよりも、預金者になる方が得だからだ。

当然である。金利が下がればその分株価が上がり、経済も上向くのであれば、逆に金利が上がればその分株価も下方圧力を受け、経済も傾くしかない。

それには実例がある。米国株はデフレの時代、金利低下の過去40年上がり続けたが、その前にはインフレの時代があった。

1960年代後半から1980年までの物価高騰の時代に米国株がどうだったのかと言えば、チャートは次のようになっている。


1960年代半ばから1980年まで、S&P 500は90ドル台を中心に推移している。つまり15年間横ばいか、やや上昇である。

だがこの横ばいはその意味をよく考える必要がある。何故ならばこのインフレの期間、物価は最終的に3倍になっているからである。

その期間米国株が横ばいだったとすれば、米国株を15年持ち続けた人は資産が実質的に3分の1になったということである。

結論

一方で貯金をしていた人は、このインフレと高金利の時代で高い金利を受け取り、資産は3倍になった。それでようやく物価に追いついた程度だが、少なくとも資産価値が実質的に激減した株式よりもよほどパフォーマンスが良かったことが分かるだろう。

インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金


だからダリオ氏の言うように、コロナ後のインフレの時代の資産価格の推移を、コロナ前のデフレの時代の株高を理由に考えてはならない。「米国株は過去何十年も上昇したからこれからも上昇し続ける」などと言うのは、「隣の山田さんは80年生きたからもう80年生きる」という理屈と同程度の妄言に過ぎない。サイクルには終わりがある。

しかもダリオ氏はこの資産価格の方向転換が今年起こるかもしれないと予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


もしそうなれば、ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明していた、覇権国家アメリカの終わりの始まりとなる。

2025年は金利に注目である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/907.html#c56

[リバイバル3] 資産を増やすには ほったらかし投資法が断然優れている 中川隆
64. 中川隆[-7702] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:33:17 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[12]
<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
2025年2月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、金利と資産価格の関係について語っている部分を紹介したい。

国家の繁栄と衰退

ダリオ氏の論考は主に経済サイクルの研究である。前著『世界秩序の変化に対処するための原則』では主に、国家が徐々に繁栄してから、インフレと債務増加で衰退してゆくまでの長期サイクルを解説していた。

国家は少ない債務と低インフレ時代から、徐々に過大な債務と高インフレの時代に移行してゆく。それが国家の老化である。ダリオ氏の前著によれば、大英帝国もその前のオランダ海上帝国もその過程を辿った。次はアメリカの番だということである。

レイ・ダリオ氏: ドルは大英帝国のポンドと同じように長期的に下落してゆく


金利のサイクル

だが国家のサイクルの他にもサイクルはある。例えば金利のサイクルである。

それは上記のインフレのサイクルとも関連しているのだが、コロナ前までは低金利の時代、その後は利上げにより高金利の時代になっているのは、読者にも分かるだろう。

アメリカの長期金利を超長期で見ると、次のように推移している。


金利と資産価格

さて、金利はただ推移するわけではない。ダリオ氏によれば、金利は様々なものに影響を及ぼす。

ダリオ氏はまず低インフレの時代について次のように説明している。

債務の増加が緩やかで、経済が弱く、インフレ率が低い時、中央銀行は金利を下げて市場に資金と信用を供給し、借り入れを増やして商品やサービス、金融資産などへの支出が増えるようにする。それで市場価格や経済が活性化する。

そういう状況下では借金をする側、つまり債務者にとって有利で、貸す側、つまり債権者にとっては不利だ。

まず中央銀行は経済を持ち上げるために低金利政策を取りがちである。一方で低金利はダリオ氏の言うように債権者より債務者に有利なので、裏の意図としてはどんどん債務が膨らんでゆく政府の債務負担を軽減するという目的がある。

そうすることで政治家は借金を気にせずに人の金で支出を続けることができる。それが政治家がインフレ政策を好む理由である。

多額の借金を抱えた政府が低金利で助かるのは明白だが、誰かが助かるためには誰かが損をしなければならない。

低金利で借り手である政府が助かるならば、貸している側、つまり国債を保有している側は、中央銀行によって人為的に低くされた金利しか受け取れないのだから、その分損をするということである。

そして国債の保有者とは銀行であり、銀行は預金者の預金で国債を買い、預金者に金利を支払っているので、日本で預金者が金利を何十年も受け取れなかったのは中央銀行のせいだということになる。

だからダリオ氏は日本人が低金利政策と円安によってどれだけのものを知らずのうちに失ってきたかについて語っていた。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


この低金利の時代には預金者は搾取される。だから株式に資金が流れ、低金利の時代には長期的な株高が実現したのである。

それこそが過去40年、米国株が上がり続けた理由である。それは40年金利が下がり続けたからである。日本では早々とゼロ金利となり、それ以上利下げできなくなったために株価もそれ以上上がらなかったが、アベノミクス以後の量的緩和で金利が更に下がったため、株高が再開した。


だから金利と株価の長期見通しの関係は明快である。そして投資家は、過去の株高は金利が下がったお陰だということを認識する必要がある。何故ならば、今や金利は上がっているからである。

インフレと金利と株価

ではインフレの時代には株価はどうなるのか? ダリオ氏は次のように語っている。

債務の増加と経済成長が持続不可能なレベルで過熱しており、インフレ率が受け入れがたいほど高い時、中央銀行は金利を上げて資金と信用を制限し、人々が貯蓄を増やして商品やサービス、金融資産への支出を減らすようにする。

そうなれば、金融市場と実体経済は落ち込む。こういう状況下では借り手になって支出するよりも、預金者になる方が得だからだ。

当然である。金利が下がればその分株価が上がり、経済も上向くのであれば、逆に金利が上がればその分株価も下方圧力を受け、経済も傾くしかない。

それには実例がある。米国株はデフレの時代、金利低下の過去40年上がり続けたが、その前にはインフレの時代があった。

1960年代後半から1980年までの物価高騰の時代に米国株がどうだったのかと言えば、チャートは次のようになっている。


1960年代半ばから1980年まで、S&P 500は90ドル台を中心に推移している。つまり15年間横ばいか、やや上昇である。

だがこの横ばいはその意味をよく考える必要がある。何故ならばこのインフレの期間、物価は最終的に3倍になっているからである。

その期間米国株が横ばいだったとすれば、米国株を15年持ち続けた人は資産が実質的に3分の1になったということである。

結論

一方で貯金をしていた人は、このインフレと高金利の時代で高い金利を受け取り、資産は3倍になった。それでようやく物価に追いついた程度だが、少なくとも資産価値が実質的に激減した株式よりもよほどパフォーマンスが良かったことが分かるだろう。

インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金


だからダリオ氏の言うように、コロナ後のインフレの時代の資産価格の推移を、コロナ前のデフレの時代の株高を理由に考えてはならない。「米国株は過去何十年も上昇したからこれからも上昇し続ける」などと言うのは、「隣の山田さんは80年生きたからもう80年生きる」という理屈と同程度の妄言に過ぎない。サイクルには終わりがある。

しかもダリオ氏はこの資産価格の方向転換が今年起こるかもしれないと予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


もしそうなれば、ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明していた、覇権国家アメリカの終わりの始まりとなる。

2025年は金利に注目である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/975.html#c64

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
447. 中川隆[-7701] koaQ7Jey 2025年2月16日 06:34:06 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[13]
<■93行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
2025年2月15日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、金利と資産価格の関係について語っている部分を紹介したい。

国家の繁栄と衰退

ダリオ氏の論考は主に経済サイクルの研究である。前著『世界秩序の変化に対処するための原則』では主に、国家が徐々に繁栄してから、インフレと債務増加で衰退してゆくまでの長期サイクルを解説していた。

国家は少ない債務と低インフレ時代から、徐々に過大な債務と高インフレの時代に移行してゆく。それが国家の老化である。ダリオ氏の前著によれば、大英帝国もその前のオランダ海上帝国もその過程を辿った。次はアメリカの番だということである。

レイ・ダリオ氏: ドルは大英帝国のポンドと同じように長期的に下落してゆく


金利のサイクル

だが国家のサイクルの他にもサイクルはある。例えば金利のサイクルである。

それは上記のインフレのサイクルとも関連しているのだが、コロナ前までは低金利の時代、その後は利上げにより高金利の時代になっているのは、読者にも分かるだろう。

アメリカの長期金利を超長期で見ると、次のように推移している。


金利と資産価格

さて、金利はただ推移するわけではない。ダリオ氏によれば、金利は様々なものに影響を及ぼす。

ダリオ氏はまず低インフレの時代について次のように説明している。

債務の増加が緩やかで、経済が弱く、インフレ率が低い時、中央銀行は金利を下げて市場に資金と信用を供給し、借り入れを増やして商品やサービス、金融資産などへの支出が増えるようにする。それで市場価格や経済が活性化する。

そういう状況下では借金をする側、つまり債務者にとって有利で、貸す側、つまり債権者にとっては不利だ。

まず中央銀行は経済を持ち上げるために低金利政策を取りがちである。一方で低金利はダリオ氏の言うように債権者より債務者に有利なので、裏の意図としてはどんどん債務が膨らんでゆく政府の債務負担を軽減するという目的がある。

そうすることで政治家は借金を気にせずに人の金で支出を続けることができる。それが政治家がインフレ政策を好む理由である。

多額の借金を抱えた政府が低金利で助かるのは明白だが、誰かが助かるためには誰かが損をしなければならない。

低金利で借り手である政府が助かるならば、貸している側、つまり国債を保有している側は、中央銀行によって人為的に低くされた金利しか受け取れないのだから、その分損をするということである。

そして国債の保有者とは銀行であり、銀行は預金者の預金で国債を買い、預金者に金利を支払っているので、日本で預金者が金利を何十年も受け取れなかったのは中央銀行のせいだということになる。

だからダリオ氏は日本人が低金利政策と円安によってどれだけのものを知らずのうちに失ってきたかについて語っていた。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


この低金利の時代には預金者は搾取される。だから株式に資金が流れ、低金利の時代には長期的な株高が実現したのである。

それこそが過去40年、米国株が上がり続けた理由である。それは40年金利が下がり続けたからである。日本では早々とゼロ金利となり、それ以上利下げできなくなったために株価もそれ以上上がらなかったが、アベノミクス以後の量的緩和で金利が更に下がったため、株高が再開した。


だから金利と株価の長期見通しの関係は明快である。そして投資家は、過去の株高は金利が下がったお陰だということを認識する必要がある。何故ならば、今や金利は上がっているからである。

インフレと金利と株価

ではインフレの時代には株価はどうなるのか? ダリオ氏は次のように語っている。

債務の増加と経済成長が持続不可能なレベルで過熱しており、インフレ率が受け入れがたいほど高い時、中央銀行は金利を上げて資金と信用を制限し、人々が貯蓄を増やして商品やサービス、金融資産への支出を減らすようにする。

そうなれば、金融市場と実体経済は落ち込む。こういう状況下では借り手になって支出するよりも、預金者になる方が得だからだ。

当然である。金利が下がればその分株価が上がり、経済も上向くのであれば、逆に金利が上がればその分株価も下方圧力を受け、経済も傾くしかない。

それには実例がある。米国株はデフレの時代、金利低下の過去40年上がり続けたが、その前にはインフレの時代があった。

1960年代後半から1980年までの物価高騰の時代に米国株がどうだったのかと言えば、チャートは次のようになっている。


1960年代半ばから1980年まで、S&P 500は90ドル台を中心に推移している。つまり15年間横ばいか、やや上昇である。

だがこの横ばいはその意味をよく考える必要がある。何故ならばこのインフレの期間、物価は最終的に3倍になっているからである。

その期間米国株が横ばいだったとすれば、米国株を15年持ち続けた人は資産が実質的に3分の1になったということである。

結論

一方で貯金をしていた人は、このインフレと高金利の時代で高い金利を受け取り、資産は3倍になった。それでようやく物価に追いついた程度だが、少なくとも資産価値が実質的に激減した株式よりもよほどパフォーマンスが良かったことが分かるだろう。

インフレ相場での最良の投資方法は株の空売りを除けば株式投資ではなく預金


だからダリオ氏の言うように、コロナ後のインフレの時代の資産価格の推移を、コロナ前のデフレの時代の株高を理由に考えてはならない。「米国株は過去何十年も上昇したからこれからも上昇し続ける」などと言うのは、「隣の山田さんは80年生きたからもう80年生きる」という理屈と同程度の妄言に過ぎない。サイクルには終わりがある。

しかもダリオ氏はこの資産価格の方向転換が今年起こるかもしれないと予想している。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


もしそうなれば、ダリオ氏が『世界秩序の変化に対処するための原則』で説明していた、覇権国家アメリカの終わりの始まりとなる。

2025年は金利に注目である。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c447

[近代史5] 東アジア3か国は地価を上げることで資産価値を上げ、GDPをかさ上げする手法でGDPを積み増してきました 中川隆
39. 中川隆[-7700] koaQ7Jey 2025年2月16日 08:31:31 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[14]
<■61行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
中国のGDP錬金術は地方債務を限界まで増やした
2025.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html

かつて中国のシリコンバレーと呼ばれた深セン


GDP錬金術が破綻した

中国の地方債務が発覚し1800兆円もあると騒がれたのは恒大破綻が話題になった2023年の事で、年1割増加としても25年に2200兆円になっている計算です

中国は共産主義なので年度の最初に経済成長率を設定しそれぞれの省や市には成長ノルマが割り当てられて、地方政府はノルマを達成するべく尽力する

このノルマは目標ではなく必ず達成しなくてはならないもので、達成できなければ犯罪であり市や省の幹部は解任されるし逮捕される場合もあります

地方政府がGDPを増やす手法はインフラ投資で、都市開発をして公有地の使用権を販売し資産価値を吊り上げていくというものでした

GDPを成長させるために道路や橋などのインフラ開発を推し進めたが財源に限りがあり、地方政府が作ったのが「地方融資平台」と呼ばれる投資会社でした

地方政府は中央から認可された債券発行以外の資金調達が認められていないが、資金をより集める仕組みが融資平台です

銀行からの融資や債権の発行によって資金を集め、地方政府が実質的に価値を保証して金融機関や投資家に債権を販売した

融資平台は全土に1万以上あるが開発による収益が思うように上がらず、資金繰りが悪化する融資平台が相次いでいます

融資平台の中には、銀行からの融資の返済が困難となり、返済を20年間繰り延べにすると公表したところも出てきている

公式統計では地方政府の債務に融資平台は含まれていませんが、実際には地方政府が保証しているため、融資平台の債務は地方政府の「隠れ債務」と言われている

IMFによると地方政府債務は35兆元で日本円にすると約700兆円、「隠れ債務」は56兆元で日本円にすると約1100兆円、合計1800兆円にものぼっています

融資平台を使った成長モデルは地方政府の懐を痛めずに公共インフラへの投資ができる都合のいいものでしたが、もはや投資の拡大を見込むことはできません

経済の血液を止めた中国
中国政府は新年早々に24年の経済成長率は5%を達成したと発表したが、その場に居た新華社通信などの記者たちは凍り付いて一言も発しなかったそうです

今聞いた数字が嘘なのをその場に居た全員が知っていたのだが、それを口にしたら軽くて記者資格はく奪、重ければ死刑や『行方不明者』になります

中国では記者は国家資格で資格があっても民間メディアが独自の記事を書くことは許されず、人民日報などの経済記事をコピペするしか許されない

記者達はそれぞれの地域で見聞きした経済の実態を熟知しており、実際の成長率は4%を下回り3%や2%以下だと思っているがそれを書くことができない

個人のブログ(SNS)を開設するにも3人の審査員の審査をパスする必要があり、政府に批判的なブログは当然不合格になります

2019年以前の中国では北京・上海・深セン・広州などの大都会では非正規労働でも月収16万円ほどで、「それ以下では働かない」という強気の発言が多く聞かれた

フードデリバリーやシェアカー(白タク)や日雇い労働でもそんな調子だったのだが、それらの大都市でも今では月収8万円を稼ぐのに一日14時間働かなくてはならない

日独自動車メーカーの工場は花形産業だったが今の月収は3分の1ほどに減り、iPhoneなど外資系工場の周囲にあった繁華街はゴーストタウンになった

中国は外資の撤退を軽く見ていて逆に「外資を追い出して中国メーカーがシェアを増やせば儲かる」と町の八百屋のような発想をしていた

実際には日米欧などの外資は生態系の頂点に位置する存在だったので、これが居なくなると森の生態系が破壊され全体が荒廃してしまう

例えばロシアからスタバ・マック・トヨタが消えて似たようなバッタ商品が代替したのだが、結局ロシアは外国からの投資がなくなって貧しくなりました

IBM、トヨタ、アップルなどが中国から撤退してもファーウェイやBYDがショールームに並ぶのだろうがそういう話ではなく、外国から中国への「お金」「技術や知識」「人材」の流れが止まるのです
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1476.html#c39

[近代史4] GDPを増やすには不動産を高騰させればよい 中川隆
56. 中川隆[-7699] koaQ7Jey 2025年2月16日 08:32:00 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[15]
<■61行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
中国のGDP錬金術は地方債務を限界まで増やした
2025.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html

かつて中国のシリコンバレーと呼ばれた深セン


GDP錬金術が破綻した

中国の地方債務が発覚し1800兆円もあると騒がれたのは恒大破綻が話題になった2023年の事で、年1割増加としても25年に2200兆円になっている計算です

中国は共産主義なので年度の最初に経済成長率を設定しそれぞれの省や市には成長ノルマが割り当てられて、地方政府はノルマを達成するべく尽力する

このノルマは目標ではなく必ず達成しなくてはならないもので、達成できなければ犯罪であり市や省の幹部は解任されるし逮捕される場合もあります

地方政府がGDPを増やす手法はインフラ投資で、都市開発をして公有地の使用権を販売し資産価値を吊り上げていくというものでした

GDPを成長させるために道路や橋などのインフラ開発を推し進めたが財源に限りがあり、地方政府が作ったのが「地方融資平台」と呼ばれる投資会社でした

地方政府は中央から認可された債券発行以外の資金調達が認められていないが、資金をより集める仕組みが融資平台です

銀行からの融資や債権の発行によって資金を集め、地方政府が実質的に価値を保証して金融機関や投資家に債権を販売した

融資平台は全土に1万以上あるが開発による収益が思うように上がらず、資金繰りが悪化する融資平台が相次いでいます

融資平台の中には、銀行からの融資の返済が困難となり、返済を20年間繰り延べにすると公表したところも出てきている

公式統計では地方政府の債務に融資平台は含まれていませんが、実際には地方政府が保証しているため、融資平台の債務は地方政府の「隠れ債務」と言われている

IMFによると地方政府債務は35兆元で日本円にすると約700兆円、「隠れ債務」は56兆元で日本円にすると約1100兆円、合計1800兆円にものぼっています

融資平台を使った成長モデルは地方政府の懐を痛めずに公共インフラへの投資ができる都合のいいものでしたが、もはや投資の拡大を見込むことはできません

経済の血液を止めた中国
中国政府は新年早々に24年の経済成長率は5%を達成したと発表したが、その場に居た新華社通信などの記者たちは凍り付いて一言も発しなかったそうです

今聞いた数字が嘘なのをその場に居た全員が知っていたのだが、それを口にしたら軽くて記者資格はく奪、重ければ死刑や『行方不明者』になります

中国では記者は国家資格で資格があっても民間メディアが独自の記事を書くことは許されず、人民日報などの経済記事をコピペするしか許されない

記者達はそれぞれの地域で見聞きした経済の実態を熟知しており、実際の成長率は4%を下回り3%や2%以下だと思っているがそれを書くことができない

個人のブログ(SNS)を開設するにも3人の審査員の審査をパスする必要があり、政府に批判的なブログは当然不合格になります

2019年以前の中国では北京・上海・深セン・広州などの大都会では非正規労働でも月収16万円ほどで、「それ以下では働かない」という強気の発言が多く聞かれた

フードデリバリーやシェアカー(白タク)や日雇い労働でもそんな調子だったのだが、それらの大都市でも今では月収8万円を稼ぐのに一日14時間働かなくてはならない

日独自動車メーカーの工場は花形産業だったが今の月収は3分の1ほどに減り、iPhoneなど外資系工場の周囲にあった繁華街はゴーストタウンになった

中国は外資の撤退を軽く見ていて逆に「外資を追い出して中国メーカーがシェアを増やせば儲かる」と町の八百屋のような発想をしていた

実際には日米欧などの外資は生態系の頂点に位置する存在だったので、これが居なくなると森の生態系が破壊され全体が荒廃してしまう

例えばロシアからスタバ・マック・トヨタが消えて似たようなバッタ商品が代替したのだが、結局ロシアは外国からの投資がなくなって貧しくなりました

IBM、トヨタ、アップルなどが中国から撤退してもファーウェイやBYDがショールームに並ぶのだろうがそういう話ではなく、外国から中国への「お金」「技術や知識」「人材」の流れが止まるのです
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/996.html#c56

[近代史4] 日中のGDPのいい加減さ 中川隆
44. 中川隆[-7698] koaQ7Jey 2025年2月16日 08:32:18 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[16]
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中国のGDP錬金術は地方債務を限界まで増やした
2025.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html

かつて中国のシリコンバレーと呼ばれた深セン


GDP錬金術が破綻した

中国の地方債務が発覚し1800兆円もあると騒がれたのは恒大破綻が話題になった2023年の事で、年1割増加としても25年に2200兆円になっている計算です

中国は共産主義なので年度の最初に経済成長率を設定しそれぞれの省や市には成長ノルマが割り当てられて、地方政府はノルマを達成するべく尽力する

このノルマは目標ではなく必ず達成しなくてはならないもので、達成できなければ犯罪であり市や省の幹部は解任されるし逮捕される場合もあります

地方政府がGDPを増やす手法はインフラ投資で、都市開発をして公有地の使用権を販売し資産価値を吊り上げていくというものでした

GDPを成長させるために道路や橋などのインフラ開発を推し進めたが財源に限りがあり、地方政府が作ったのが「地方融資平台」と呼ばれる投資会社でした

地方政府は中央から認可された債券発行以外の資金調達が認められていないが、資金をより集める仕組みが融資平台です

銀行からの融資や債権の発行によって資金を集め、地方政府が実質的に価値を保証して金融機関や投資家に債権を販売した

融資平台は全土に1万以上あるが開発による収益が思うように上がらず、資金繰りが悪化する融資平台が相次いでいます

融資平台の中には、銀行からの融資の返済が困難となり、返済を20年間繰り延べにすると公表したところも出てきている

公式統計では地方政府の債務に融資平台は含まれていませんが、実際には地方政府が保証しているため、融資平台の債務は地方政府の「隠れ債務」と言われている

IMFによると地方政府債務は35兆元で日本円にすると約700兆円、「隠れ債務」は56兆元で日本円にすると約1100兆円、合計1800兆円にものぼっています

融資平台を使った成長モデルは地方政府の懐を痛めずに公共インフラへの投資ができる都合のいいものでしたが、もはや投資の拡大を見込むことはできません

経済の血液を止めた中国
中国政府は新年早々に24年の経済成長率は5%を達成したと発表したが、その場に居た新華社通信などの記者たちは凍り付いて一言も発しなかったそうです

今聞いた数字が嘘なのをその場に居た全員が知っていたのだが、それを口にしたら軽くて記者資格はく奪、重ければ死刑や『行方不明者』になります

中国では記者は国家資格で資格があっても民間メディアが独自の記事を書くことは許されず、人民日報などの経済記事をコピペするしか許されない

記者達はそれぞれの地域で見聞きした経済の実態を熟知しており、実際の成長率は4%を下回り3%や2%以下だと思っているがそれを書くことができない

個人のブログ(SNS)を開設するにも3人の審査員の審査をパスする必要があり、政府に批判的なブログは当然不合格になります

2019年以前の中国では北京・上海・深セン・広州などの大都会では非正規労働でも月収16万円ほどで、「それ以下では働かない」という強気の発言が多く聞かれた

フードデリバリーやシェアカー(白タク)や日雇い労働でもそんな調子だったのだが、それらの大都市でも今では月収8万円を稼ぐのに一日14時間働かなくてはならない

日独自動車メーカーの工場は花形産業だったが今の月収は3分の1ほどに減り、iPhoneなど外資系工場の周囲にあった繁華街はゴーストタウンになった

中国は外資の撤退を軽く見ていて逆に「外資を追い出して中国メーカーがシェアを増やせば儲かる」と町の八百屋のような発想をしていた

実際には日米欧などの外資は生態系の頂点に位置する存在だったので、これが居なくなると森の生態系が破壊され全体が荒廃してしまう

例えばロシアからスタバ・マック・トヨタが消えて似たようなバッタ商品が代替したのだが、結局ロシアは外国からの投資がなくなって貧しくなりました

IBM、トヨタ、アップルなどが中国から撤退してもファーウェイやBYDがショールームに並ぶのだろうがそういう話ではなく、外国から中国への「お金」「技術や知識」「人材」の流れが止まるのです
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/714.html#c44

[近代史5] 中国の GDP の嘘を暴く 中川隆
28. 中川隆[-7697] koaQ7Jey 2025年2月16日 08:32:31 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[17]
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中国のGDP錬金術は地方債務を限界まで増やした
2025.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html

かつて中国のシリコンバレーと呼ばれた深セン


GDP錬金術が破綻した

中国の地方債務が発覚し1800兆円もあると騒がれたのは恒大破綻が話題になった2023年の事で、年1割増加としても25年に2200兆円になっている計算です

中国は共産主義なので年度の最初に経済成長率を設定しそれぞれの省や市には成長ノルマが割り当てられて、地方政府はノルマを達成するべく尽力する

このノルマは目標ではなく必ず達成しなくてはならないもので、達成できなければ犯罪であり市や省の幹部は解任されるし逮捕される場合もあります

地方政府がGDPを増やす手法はインフラ投資で、都市開発をして公有地の使用権を販売し資産価値を吊り上げていくというものでした

GDPを成長させるために道路や橋などのインフラ開発を推し進めたが財源に限りがあり、地方政府が作ったのが「地方融資平台」と呼ばれる投資会社でした

地方政府は中央から認可された債券発行以外の資金調達が認められていないが、資金をより集める仕組みが融資平台です

銀行からの融資や債権の発行によって資金を集め、地方政府が実質的に価値を保証して金融機関や投資家に債権を販売した

融資平台は全土に1万以上あるが開発による収益が思うように上がらず、資金繰りが悪化する融資平台が相次いでいます

融資平台の中には、銀行からの融資の返済が困難となり、返済を20年間繰り延べにすると公表したところも出てきている

公式統計では地方政府の債務に融資平台は含まれていませんが、実際には地方政府が保証しているため、融資平台の債務は地方政府の「隠れ債務」と言われている

IMFによると地方政府債務は35兆元で日本円にすると約700兆円、「隠れ債務」は56兆元で日本円にすると約1100兆円、合計1800兆円にものぼっています

融資平台を使った成長モデルは地方政府の懐を痛めずに公共インフラへの投資ができる都合のいいものでしたが、もはや投資の拡大を見込むことはできません

経済の血液を止めた中国
中国政府は新年早々に24年の経済成長率は5%を達成したと発表したが、その場に居た新華社通信などの記者たちは凍り付いて一言も発しなかったそうです

今聞いた数字が嘘なのをその場に居た全員が知っていたのだが、それを口にしたら軽くて記者資格はく奪、重ければ死刑や『行方不明者』になります

中国では記者は国家資格で資格があっても民間メディアが独自の記事を書くことは許されず、人民日報などの経済記事をコピペするしか許されない

記者達はそれぞれの地域で見聞きした経済の実態を熟知しており、実際の成長率は4%を下回り3%や2%以下だと思っているがそれを書くことができない

個人のブログ(SNS)を開設するにも3人の審査員の審査をパスする必要があり、政府に批判的なブログは当然不合格になります

2019年以前の中国では北京・上海・深セン・広州などの大都会では非正規労働でも月収16万円ほどで、「それ以下では働かない」という強気の発言が多く聞かれた

フードデリバリーやシェアカー(白タク)や日雇い労働でもそんな調子だったのだが、それらの大都市でも今では月収8万円を稼ぐのに一日14時間働かなくてはならない

日独自動車メーカーの工場は花形産業だったが今の月収は3分の1ほどに減り、iPhoneなど外資系工場の周囲にあった繁華街はゴーストタウンになった

中国は外資の撤退を軽く見ていて逆に「外資を追い出して中国メーカーがシェアを増やせば儲かる」と町の八百屋のような発想をしていた

実際には日米欧などの外資は生態系の頂点に位置する存在だったので、これが居なくなると森の生態系が破壊され全体が荒廃してしまう

例えばロシアからスタバ・マック・トヨタが消えて似たようなバッタ商品が代替したのだが、結局ロシアは外国からの投資がなくなって貧しくなりました

IBM、トヨタ、アップルなどが中国から撤退してもファーウェイやBYDがショールームに並ぶのだろうがそういう話ではなく、外国から中国への「お金」「技術や知識」「人材」の流れが止まるのです
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/340.html#c28

[近代史5] GDP300%超えの債務問題が人民元レートを崩壊させる 中川隆
18. 中川隆[-7696] koaQ7Jey 2025年2月16日 08:32:44 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[18]
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中国のGDP錬金術は地方債務を限界まで増やした
2025.02.16
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html

かつて中国のシリコンバレーと呼ばれた深セン


GDP錬金術が破綻した

中国の地方債務が発覚し1800兆円もあると騒がれたのは恒大破綻が話題になった2023年の事で、年1割増加としても25年に2200兆円になっている計算です

中国は共産主義なので年度の最初に経済成長率を設定しそれぞれの省や市には成長ノルマが割り当てられて、地方政府はノルマを達成するべく尽力する

このノルマは目標ではなく必ず達成しなくてはならないもので、達成できなければ犯罪であり市や省の幹部は解任されるし逮捕される場合もあります

地方政府がGDPを増やす手法はインフラ投資で、都市開発をして公有地の使用権を販売し資産価値を吊り上げていくというものでした

GDPを成長させるために道路や橋などのインフラ開発を推し進めたが財源に限りがあり、地方政府が作ったのが「地方融資平台」と呼ばれる投資会社でした

地方政府は中央から認可された債券発行以外の資金調達が認められていないが、資金をより集める仕組みが融資平台です

銀行からの融資や債権の発行によって資金を集め、地方政府が実質的に価値を保証して金融機関や投資家に債権を販売した

融資平台は全土に1万以上あるが開発による収益が思うように上がらず、資金繰りが悪化する融資平台が相次いでいます

融資平台の中には、銀行からの融資の返済が困難となり、返済を20年間繰り延べにすると公表したところも出てきている

公式統計では地方政府の債務に融資平台は含まれていませんが、実際には地方政府が保証しているため、融資平台の債務は地方政府の「隠れ債務」と言われている

IMFによると地方政府債務は35兆元で日本円にすると約700兆円、「隠れ債務」は56兆元で日本円にすると約1100兆円、合計1800兆円にものぼっています

融資平台を使った成長モデルは地方政府の懐を痛めずに公共インフラへの投資ができる都合のいいものでしたが、もはや投資の拡大を見込むことはできません

経済の血液を止めた中国
中国政府は新年早々に24年の経済成長率は5%を達成したと発表したが、その場に居た新華社通信などの記者たちは凍り付いて一言も発しなかったそうです

今聞いた数字が嘘なのをその場に居た全員が知っていたのだが、それを口にしたら軽くて記者資格はく奪、重ければ死刑や『行方不明者』になります

中国では記者は国家資格で資格があっても民間メディアが独自の記事を書くことは許されず、人民日報などの経済記事をコピペするしか許されない

記者達はそれぞれの地域で見聞きした経済の実態を熟知しており、実際の成長率は4%を下回り3%や2%以下だと思っているがそれを書くことができない

個人のブログ(SNS)を開設するにも3人の審査員の審査をパスする必要があり、政府に批判的なブログは当然不合格になります

2019年以前の中国では北京・上海・深セン・広州などの大都会では非正規労働でも月収16万円ほどで、「それ以下では働かない」という強気の発言が多く聞かれた

フードデリバリーやシェアカー(白タク)や日雇い労働でもそんな調子だったのだが、それらの大都市でも今では月収8万円を稼ぐのに一日14時間働かなくてはならない

日独自動車メーカーの工場は花形産業だったが今の月収は3分の1ほどに減り、iPhoneなど外資系工場の周囲にあった繁華街はゴーストタウンになった

中国は外資の撤退を軽く見ていて逆に「外資を追い出して中国メーカーがシェアを増やせば儲かる」と町の八百屋のような発想をしていた

実際には日米欧などの外資は生態系の頂点に位置する存在だったので、これが居なくなると森の生態系が破壊され全体が荒廃してしまう

例えばロシアからスタバ・マック・トヨタが消えて似たようなバッタ商品が代替したのだが、結局ロシアは外国からの投資がなくなって貧しくなりました

IBM、トヨタ、アップルなどが中国から撤退してもファーウェイやBYDがショールームに並ぶのだろうがそういう話ではなく、外国から中国への「お金」「技術や知識」「人材」の流れが止まるのです
https://www.thutmosev.com/archives/38514.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/218.html#c18

[近代史3] 高橋洋一 _ 年金は大丈夫!消費増税は必要ない!! 中川隆
17. 中川隆[-7695] koaQ7Jey 2025年2月16日 09:39:03 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[19]
<▽34行くらい>
食料品の消費税ゼロで 食料品の価格は下がらない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891760

消費税を社会保障目的税にしているのは世界中で日本だけだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017929

高橋洋一 _ 年金は大丈夫!消費増税は必要ない!!
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/476.html

大失業社会へまっしぐら?最低賃金アップと消費税減税のどちらが責任ある政治なのか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14028869

yohine(Innocent Key) 消費税大増税時代を生き抜く方法
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14073253

インボイス制度導入は輸出還付金のため 2023年分 輸出大企業上位20社で1・9兆円に
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16829833

藤井聡 徹底解説・インボイス 〜何がそんなにヤバイのか〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14061199

大手メディアでは報道されないインボイス制度の裏側|室伏謙一
2023/10/01
https://www.youtube.com/watch?v=-8ZR8ZTGPPM

【安藤裕】消費税+インボイスという庶民を殺すシステム、最高税収でも国民はクーラーを控える夏が来る![桜R5/7/4]
2023/07/04
https://www.youtube.com/watch?v=BffuDupVmWw

日本国民は政府のATM。給料の半分近くを税金と社会保険料で毟り取られる
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14083040
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/476.html#c17

[番外地12] 乳製品の摂取で骨粗鬆症になるというのは間違いです。 骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事です。乳製品も甘い物も全く関係ありません
乳製品の摂取で骨粗鬆症になるというのは間違いです。
骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事です。乳製品も甘い物も全く関係ありません:

乳製品を多く摂取する欧米人に骨粗鬆症が多い?
骨粗鬆症の危険因子には遺伝の要素が含まれており、もともと黄色人種や黒人に比べて、白人は骨粗鬆症になりやすいのです。「(乳製品を多く摂取する)欧米人に骨粗鬆症が多い」かもしれませんが、「乳製品を多く摂取すると骨粗鬆症になる」という意味ではありません。

国内外の骨粗鬆症に関する専門家が集まる学会で、「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という報告は行われていません。逆に、「牛乳をたくさん飲むとカルシウムの摂取につながり、骨粗鬆症の予防に有効である」との研究結果が、世界中の多くの研究者や医師により報告されています。国内では、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量減少を抑えるという検証結果が発表されています(2002年度厚生労働省科学研究など)。
「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という情報は、科学的なデータに基づかない意見です。
https://www.jpof.or.jp/osteoporosis/nutrition/milk.html

▲△▽▼

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる
骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事で、乳製品も甘い物も全く関係ありません:

こんな人は若くてても骨が危ない!
https://www.youtube.com/watch?v=dqZoXAPGO-E&list=PLj3-xAkTFU9XmmeypjaJAkdJ6eLjQcY4X&index=11&t=79s

あなたのお母さんや周りの高齢の方で骨折されたことがある方はいらっしゃいますか?
よく70歳以上になると
☑腰椎の圧迫骨折
☑手をついて手首を骨折
☑こけて足を骨折
☑階段を踏みはずして大腿骨が折れる
☑骨折で入院して、そのまま寝たきりになる
☑骨粗しょう症
などの方が多くなります。

特に女性は骨の健康が健康寿命と関係してきます。
なので若いから大丈夫ではなく骨粗しょう症にならないように40代から骨のケアが大事です!

今回の動画
☑骨粗しょう症のハイリスクな方
☑骨代謝と骨密度について
☑骨代謝の検診は
☑私の実例
☑対策&オススメ食材


聴力低下してきたら骨に注意!(老人性難聴)
https://www.youtube.com/watch?v=SGXBAGypLCk&list=PLj3-xAkTFU9XmmeypjaJAkdJ6eLjQcY4X&index=13

あなたの周りで難聴になられている方はいらっしゃいますか?
年を取る以外にも音響によるものなどもあるのですが加齢が原因の老人性難聴は進行していき治りません。
なので、少しでも長く聴力が保てるように日々の過ごし方が重要になってきます!

今回の動画
☑聴力について
☑老人性難聴の特徴
☑老化とは
☑コラーゲンがあるとどうなるのか
☑コラーゲンが抜かれる方
☑ストレスがかかると
☑食べるコラーゲンの注意点&私の摂り方
☑骨ケアについて



老化がすすむ コラーゲンの流出5つのサイン
https://www.youtube.com/watch?v=F47yEJVl0Ak&list=PLj3-xAkTFU9XB0FsDtRkON01SzmoslqpZ&index=4

☑コラーゲンが流出している5つのサイン
☑コラーゲンが多く含まれている場所
☑コラーゲンを減らないようにするには
☑私の外来の事例
☑コラーゲンを代謝させること
☑ハチミツの撮り方
☑コラーゲンを摂ること
☑私の事例
☑40歳を過ぎると注意すること

▲△▽▼

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/343.html
[番外地12] 乳製品の摂取で骨粗鬆症になるというのは間違いです。 骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事です。乳製品も甘い… 中川隆
1. 中川隆[-7694] koaQ7Jey 2025年2月16日 13:25:29 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[20]
<■85行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
乳製品の摂取で骨粗鬆症になるというのは間違いです。
骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事です。乳製品も甘い物も全く関係ありません。
そもそも乳製品も甘い物も全く摂っていなかった戦前の日本人は背も低く、早く老けて寿命も短く、骨折して寝たきりになる人が現在よりも遥かに多かったのです。昔の日本人と同じ食生活をするとそういう結果になるのです。

乳製品を多く摂取する欧米人に骨粗鬆症が多い?
骨粗鬆症の危険因子には遺伝の要素が含まれており、もともと黄色人種や黒人に比べて、白人は骨粗鬆症になりやすいのです。「(乳製品を多く摂取する)欧米人に骨粗鬆症が多い」かもしれませんが、「乳製品を多く摂取すると骨粗鬆症になる」という意味ではありません。

国内外の骨粗鬆症に関する専門家が集まる学会で、「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という報告は行われていません。逆に、「牛乳をたくさん飲むとカルシウムの摂取につながり、骨粗鬆症の予防に有効である」との研究結果が、世界中の多くの研究者や医師により報告されています。国内では、牛乳や乳製品の摂取量を増やすと小児期には骨量の増加に役立ち、中高年期の女性の場合は閉経後の骨量減少を抑えるという検証結果が発表されています(2002年度厚生労働省科学研究など)。
「牛乳や乳製品が骨粗鬆症の原因になる」という情報は、科学的なデータに基づかない意見です。
https://www.jpof.or.jp/osteoporosis/nutrition/milk.html

▲△▽▼

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる
骨粗鬆症の原因は骨に含まれるコラーゲンが減少する事で、乳製品も甘い物も全く関係ありません:

こんな人は若くてても骨が危ない!
https://www.youtube.com/watch?v=dqZoXAPGO-E&list=PLj3-xAkTFU9XmmeypjaJAkdJ6eLjQcY4X&index=11&t=79s

あなたのお母さんや周りの高齢の方で骨折されたことがある方はいらっしゃいますか?
よく70歳以上になると
☑腰椎の圧迫骨折
☑手をついて手首を骨折
☑こけて足を骨折
☑階段を踏みはずして大腿骨が折れる
☑骨折で入院して、そのまま寝たきりになる
☑骨粗しょう症
などの方が多くなります。

特に女性は骨の健康が健康寿命と関係してきます。
なので若いから大丈夫ではなく骨粗しょう症にならないように40代から骨のケアが大事です!

今回の動画
☑骨粗しょう症のハイリスクな方
☑骨代謝と骨密度について
☑骨代謝の検診は
☑私の実例
☑対策&オススメ食材


聴力低下してきたら骨に注意!(老人性難聴)
https://www.youtube.com/watch?v=SGXBAGypLCk&list=PLj3-xAkTFU9XmmeypjaJAkdJ6eLjQcY4X&index=13

あなたの周りで難聴になられている方はいらっしゃいますか?
年を取る以外にも音響によるものなどもあるのですが加齢が原因の老人性難聴は進行していき治りません。
なので、少しでも長く聴力が保てるように日々の過ごし方が重要になってきます!

今回の動画
☑聴力について
☑老人性難聴の特徴
☑老化とは
☑コラーゲンがあるとどうなるのか
☑コラーゲンが抜かれる方
☑ストレスがかかると
☑食べるコラーゲンの注意点&私の摂り方
☑骨ケアについて

老化がすすむ コラーゲンの流出5つのサイン
https://www.youtube.com/watch?v=F47yEJVl0Ak&list=PLj3-xAkTFU9XB0FsDtRkON01SzmoslqpZ&index=4

☑コラーゲンが流出している5つのサイン
☑コラーゲンが多く含まれている場所
☑コラーゲンを減らないようにするには
☑私の外来の事例
☑コラーゲンを代謝させること
☑ハチミツの撮り方
☑コラーゲンを摂ること
☑私の事例
☑40歳を過ぎると注意すること

まじめに糖尿病食するほど筋肉、骨、関節がこわれる!
https://www.youtube.com/watch?v=LKK27e87t_8&list=PLj3-xAkTFU9WQuW_nb8snjXVsqPuKhZw3&index=9&t=65s

あなたは血糖が高めと言われるとどうしますか?
意外と糖が悪いと思って、糖を全て減らそうとする方がいらっしゃいます。
でも、これ絶対にダメです!

糖をきる食事をすると筋肉が減り骨密度が減り関節痛になります

今回の動画
☑三大栄養素の糖をエネルギーとして使う
☑エネルギー源の糖がない場合
☑糖質制限すればどうなるか
☑糖について
☑血糖が高いとは
☑血糖が上がる人はどういう人か
☑果糖を上手に摂り入れる方法
☑ハチミツをオススメする理由について

▲△▽▼

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

ハチミツは本当に体に良いのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16839102
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/343.html#c1

[近代史5] 「ママ、死にたい」自慰行為強要、わいせつ画像拡散…氷点下の旭川で凍死した14歳女子中学生への“壮絶イジメ” 中川隆
481. 中川隆[-7693] koaQ7Jey 2025年2月16日 15:27:37 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[21]
【旭川中2凍死事件】責任逃れした学校を提訴…事件を放置した教育委員会の対応がヤバすぎた【かなえ先生の解説】
犯罪学教室のかなえ先生 V Criminologist 2025/2/16
https://www.youtube.com/watch?v=EIpA2aD17PI&t=1770s
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/591.html#c481
[近代史7] 14歳女子中学生の旭川いじめ凍死事件はプチエンジェル事件同様の児童売春・ハニートラップ事件だったのか? 中川隆
31. 中川隆[-7692] koaQ7Jey 2025年2月16日 15:28:44 : NRBPqTR7iE : YUhUdWhUOEZBZTI=[22]
【旭川中2凍死事件】責任逃れした学校を提訴…事件を放置した教育委員会の対応がヤバすぎた【かなえ先生の解説】
犯罪学教室のかなえ先生 V Criminologist 2025/2/16
https://www.youtube.com/watch?v=EIpA2aD17PI&t=1770s
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/215.html#c31
[番外地12] 廣瀬爽彩さんはデリヘルで働いていた
【総合考察】やはりA子(中尾まほ)周辺が隠蔽の源ではないか!?
#593 2024/08/28 11:01
【旭川市中2殺人事件】圭泉会病院の看護師をしてる元彼女に聞いてみたら…
旭川市の愚民です 2024/08/24
廣瀬爽彩さんはデリヘルで働いていた

2024/08/23 06:36
(中尾まほの母親の)中尾絵里奈がバイシュンをやらせている女の子をアルファードで送迎していたの?まさか被害者の待ち合わせ場所がツルハだったとか、だから失踪時に警察犬は通い慣れたツルハに辿り着いてしまったのなら辻褄が合う、シノギで稼いだ金で北星中の近くに一軒家を買ったの?

2021/06/10 03:26  
えりちゃん
まだアルファード乗ってるのかな?

2021/04/19 07:21
母親の削除される前のFB見たわ
旭川ナンバー白いアルファードの写真あった
爆サイでアルファードの女というスレがあったの思いだしたw

2021/04/28 18:46  
ゆなっちはのぞき禁止のカラオケ店に行ったり
川や公衆トイレを見張ったりコープ帯広店に行ったり
カットハウスAや白いアルファードでドライブしたりして忙しいんだよ
学校でもまほの妹ちゃんて大人気なんだぞ 

2021/07/16 07:45  
白のアルファードに乗っってる母は娘のコンパニオン嬢の送迎をシノギにしてました
自信もコンパニオンとして働きました
差配とスカウトもシノギにしてました
娘は有名人です
売りはやってるし、やらせてました
クスリも売ってました
北星中の近くで家も買えました



#93 2024/08/18 17:51
竹内リムはガッツリ内田組の売春管理人
警察に通報しよう

#176 2024/08/29 09:21
中尾マホは内田梨瑚・小西優香と違って殺人までしていない。売りとクスリだけだよ

#180 2024/08/29 10:09
>>176
売春斡旋ガールズバー、センシュアルは母親がマホを紹介したの?自分の娘を組の売春バーで働かせるとは確かに外道だな、娘がイジメて言いなりにした女の子にもデリヘルをやらされていた、送迎を自分の白いアルファードでやっていたのか?

2021/05/27 09:55
娘を旭導会の売春バーに紹介する外道だよ。



2023年12月28日
 「先輩から売春をさせられている。グループを抜けたくても、抜けられない」
 昨年の夏、中高生らを支援する旭川市内の民間相談窓口に、1本の電話が来た。電話をかけたのは、地元の高校生ニイナ(17)。グループはJR旭川駅南口付近に集まり、冬は近くの商業施設の中で過ごす。メンバーの先輩から路上売春を指示されたという。

 駅の南口側は、商業施設が並ぶ北口側よりも人通りが少ない。「駅裏」と呼ばれ、中高生ら男女約10人が集まっていた。

 札幌市中心部の「たまり場」にたむろするメンバーと同じように、家や学校に居場所のない若者たち。ニイナは両親からの虐待に耐えかね、家出を繰り返していた。

「一緒に小遣いを稼ごう」。ニイナは周りに言われるがままに路上で売春の相手を探した。
 グループの女子高生3〜4人で売春を続け、相手から3万円を受け取り、うち数万円を先輩に渡す日々。



2024.08.11 16:00  NEWSポストセブン
旭川女子高生殺害事件 内田梨瑚被告(21)は過去に15000円で立ちんぼか
現在、旭川駅周辺では未成年による路上での売春行為が問題となっています。
 調べによりますと内田容疑者は未成年者との飲酒、暴力団との関わりなどを周囲に蔓延させていたこともわかりました。

▲△▽▼

旭川女子中学生いじめ凍死事件で文春や被害者の母親の証言はすべて嘘だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16858192

旭川 神居古潭殺人事件 _ 大麻・覚醒剤の売人だった内田梨瑚(21)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856891

14歳女子中学生の旭川いじめ凍死事件はプチエンジェル事件同様の児童バイシュン・ハニートラップ事件だったのか?
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/215.html
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/344.html
[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 1 中川隆
53. 中川隆[-7691] koaQ7Jey 2025年2月17日 09:03:30 : wdaGpfTwFQ : Y1NjcllrSFVJa1E=[1]
タイ
作成者: 小川泰平の事件考察室 
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0M86hEThq98h653lQm0TbD59kyPPYCzI
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/377.html#c53
[近代史02] タイは天国に二番目に近い国 3 _ 鴨ネギにされる日本人 中川隆
78. 中川隆[-7690] koaQ7Jey 2025年2月17日 09:03:51 : wdaGpfTwFQ : Y1NjcllrSFVJa1E=[2]
タイ
作成者: 小川泰平の事件考察室 
https://www.youtube.com/playlist?list=PL0M86hEThq98h653lQm0TbD59kyPPYCzI
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/379.html#c78
[リバイバル3] 中川隆 _ 被差別部落、在日朝鮮人関係投稿リンク 中川隆
20. 中川隆[-7689] koaQ7Jey 2025年2月17日 09:38:39 : wdaGpfTwFQ : Y1NjcllrSFVJa1E=[3]
<■82行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
在日韓国人3世に「永住権」なし 日韓基本条約で受け入れ義務なし
2025.02.17
https://www.thutmosev.com/archives/57555487.html

1965年、日韓基本条約に調印したが、この時受け入れたのは1世だけ

日韓条約
引用:http://fightforjustice.info/wp-content/uploads/2013/06/%E6%97%A5%E9%9F%93%E6%9D%A1%E7%B4%84.jpeg
日韓条約で在日3世は帰国する事になっていた

日本と韓国の関係は親密とはいえずむしろ『敵国』と呼んだ方が適切だが、原因は韓国政府が日本と交わした条約や合意を守らないからです

1965年に韓国は「すべての請求権を放棄する」約束をし、引き換えに日本は在日韓国人の永住を保証し韓国のGDPを上回る経済援助をした

だが日本に居住資格がある在日韓国人は1世と2世だけで、3世以降は日韓条約による永住権が無いのは知られていない

在日韓国人は日本国民と同じ権利があるとして、日本での参政権や公職に就く権利などを訴えている

だが在日韓国人3世はそもそも条約に基づかない不法滞在者であり、日本政府が方針転換すれば強制送還されてもおかしくない立場です

日本が条約に基づかない韓国人を取り締まらないのは、国際問題に発展するから面倒だからであり居住させる義務は無い

欧州では2015年頃中東移民が数百万人以上押し寄せて、受け入れたり追い返したり対応に苦慮していました

在日韓国人3世の国際法上の立場も中東移民と同等であり、受け入れ義務はなく本国に送還しても良いのです

「韓国」という国が誕生した後に朝鮮戦争が起きたので、日本に滞在していた多くの韓国人は帰国するのを拒否し日本に止まった

この時政府は一人一人に詳細な調査を行い、全員が自分の意思で日本に居るのを確認している

有名なパチンコチェーンの創業者や巨大ITグループ創業者の一家は、日本に密入国したとメディアで公言していました

このような戦前・戦後に密行してきた人たちは、日韓条約で定めた在日韓国人に該当していない

日韓条約の在日韓国人とは1945年以前から、合法的に日本に居住していた人とその子孫を指しているからです

日韓基本条約では密航者の受け入れを認めておらず、密航者の子孫には条約上の永住権も存在しない

条約上の永住者では無い在日韓国人3世にも「特例措置」として在住資格が与えられたが、日韓条約に基づく条約永住者ではない

在日韓国人が日本に居住した経緯
1945年8月(アメリカから見ると9月)に第二次大戦が終わったが、朝鮮半島は米軍とソ連軍の占領下にあったので、暫くそのままになった

1948年に韓国と北朝鮮が建国し150万人が帰国したが、1950年に南北で朝鮮戦争を始めた

1952年に日米(など50カ国以上)はサンフランシスコ講和条約を締結し、米軍の占領が終わり日本は独立国家になった

この時点で日本に残っていた韓国朝鮮人は外国人と定義され、全員を半島に帰国させる事になった

だが戦争中で韓国、北朝鮮ともに受け入れを拒否し、米国も事実上困難として帰国を拒否した

1953年に朝鮮戦争は終了したが、朝鮮半島は焦土と化しており、帰国を望むものはほとんど居ませんでした

ここで登場するのが小泉純一郎元首相の父の純也法務次官で、1955年「在日朝鮮人全員に帰国を促したが帰りたいという者が一人も居なかった。」と国会で証言している

「それどころか半島から密航などでどんどん日本に渡ってきている」「強制送還するべきだが韓国政府が拒否している」とも証言しました

小泉父が言っていた「半島から密航などでどんどん日本に渡ってきた」人は30万人も居て、そのうち10万人はそのまま日本に永住している

1955年に朝鮮半島出身者全員が不法滞在者であり、早期に強制送還することが国会などで取り決められました

この後在日の立場を一変させる出来事が起こり、それが「日韓国交樹立」と「日韓基本条約」でした

1965年、日韓基本条約が締結され国交が樹立され、この時在日韓国人1世だけに条約上の永住権が認められました

日韓基本条約は既に効力を失っている
1世だけだった理由は韓国政府が在日の受け入れを拒否したからで、日韓で押し付けあって「1世だけ」日本が受け入れました

終戦後20年経過していたので1世の多くは中年以降であり、やがて居なくなると日本は考えたようです

後に追加事項として在日2世にも永住権が認められましたが、3世以降は協議すら行われていません

日韓基本条約は25年ごとに改定する事になっているが、韓国側が一度も協議に応じていないからです

日本側は「韓国人の帰国」を協議したいが、韓国は絶対受け入れ拒否の立場を取っている

1990年は改定の年に当たっていたが、韓国側は従軍慰安婦や教科書問題などで大騒ぎして協議そのものを拒絶しました

さらに25年後の2015年の改定でも、竹島や従軍慰安婦で大騒ぎして、やはり日韓基本条約改定交渉を拒否しました

国際条約は双方の合意によって成立するものなので、国際法では既に日韓基本条約は、韓国側の不履行によって効力を失っている

もし日米安保条約の改定をどちらかが求め、どちらかが拒否したら、日米安保は消滅する、そういうものです

日本政府は在日3世以降に『滞在を許可しているだけ』で、密航者の子孫は日韓基本条約で定めた「在日韓国人」にすら該当していない

日韓基本条約は韓国が「すべての請求権を放棄」日本は経済支援と在日韓国人受け入れの交換条件になっている

日本は全ての約束を守っているが韓国は全ての約束を破ったので、こんな条約はもう効力がないのです
https://www.thutmosev.com/archives/57555487.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/814.html#c20

[番外地12] 戦前の人は現代人より老けるのが早く、30歳になったらもうオジサン、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死ぬ人が多… 中川隆
4. 中川隆[-7688] koaQ7Jey 2025年2月17日 10:25:46 : wdaGpfTwFQ : Y1NjcllrSFVJa1E=[4]
<■119行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
4毒を止めるのはともかく、4毒の代わりに戦前の日本人と同じものを食べる様にすると、戦前の日本人同様に50歳でお爺さん・お婆さんになって、60歳で老衰で死ぬ事になります。特に玄米を1日3合以上食べたり、タンパク源として魚や大豆食品を食べると、慢性病にはならなくなっても長生きできなくなります。
戦前の人の方が寿命が短かったというのは、幼児死亡率が高かったとか戦死者が多かったとかいう話ではありません。 食中毒とか結核・胃癌で早死したとかいう問題でもありません:

戦後日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で 砂糖入りの紅茶・コーヒー・乳製品、甘いお菓子、果物や甘い菓子パンを食べる様になってからです。
現代人は起床から就寝までの間ずっと、砂糖に含まれる果糖を少しづつ摂っているので、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊さなくてもブドウ糖を取れる様になったのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因だとわかっています。戦前の日本人は食事の間隔が3時間以上開いていたので、食間でブドウ糖が不足して、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊してブドウ糖を作っていました。 それで50歳になるとみんなお爺さん・お婆さんになって60歳で老衰で死んでいたのです。

戦後の日本人は植物油や肉・卵・乳製品を沢山摂る様になったので、糖新生ではなくケトン体体質になって、ブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂る代謝の仕方に変わりました。それで寿命が80歳を超える様になったのですが、その代わりに糖尿病・癌や脳梗塞・心筋梗塞、うつ病、アトピー・花粉症の患者が増えたのです。

ケトン体体質の人がブドウ糖を摂るには砂糖や果物に含まれる果糖を摂取するしかないので、みんな甘い物を欲しがる様になりました。砂糖中毒になったから甘い物を欲しがるのではなく、ブドウ糖を摂取するには砂糖や果物に含まれる果糖を摂るしかないので、脳が砂糖や果物を食べろと指示しているのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因
ブドウ糖しか含まない穀物ではなく、果糖を含む果物や黒砂糖や蜂蜜を24時間ずっと、少しづつ食べないと糖尿病は治らない:

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上、10回に分けて頻回食する食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上頻回食する食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。 摂ってはいけない甘い物は果糖ブドウ糖液糖とジュースだけです。

1.糖質制限法

胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル - YouTube
【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。


2. ハチミツ療法

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。緑茶には甘い和菓子が必要。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ


・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。
・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・ 米や小麦は甘い物より遥かに血糖値を上げるので、なるべく食べる量を減らして、その代わりに蜂蜜を1日に100-200グラム摂るのが一番良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・玄米は消化しにくいのでNG. 消化し易い白米を少しだけ食べるのが良い。小麦食品は食べない方が良い。

・野菜は消化に悪いので沢山食べない方が良い。 特に生野菜はNG。 野菜は天日塩を使った味噌汁に入れて食べるのが一番良い。 野菜や米より果物を沢山食べた方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。

・植物油、魚油や酸化しやすい脂質は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシング、マヨネーズはNG

・ナッツとピーナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・アボカドとブラックチョコレートは酸化し易い植物油を大量に含むので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉と卵を食べた方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。
魚は刺身も干物も缶詰もNG。 特に青魚はNG、イワシとサバは非常に酸化し易い魚油を沢山含むので食べてはいけない。

・冷凍食品、コンビニ弁当・コンビニおにぎり、スーパーの総菜は植物油を沢山含むので買ってはいけない。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉 及び 鶏の手羽先・手羽元、鶏ガラをスロークッカーで長時間煮てアミノ酸を煮だしたボーンブロスが良い。 卵は高級品を買い、1日3ケ食べる。

・魚は食べない方が良い。 豆腐・豆乳・納豆などの大豆食品もタンパク質摂取元としては NG。プロテインも 消化しにくいので NG
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/339.html#c4

[リバイバル3] 「住宅は資産」という幻想で誰があなたをカモにするのか? 中川隆
326. 中川隆[-7687] koaQ7Jey 2025年2月17日 18:11:00 : wdaGpfTwFQ : Y1NjcllrSFVJa1E=[5]
<■67行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
タワマンブームの裏で若者に団地ブームが起きていた
2025.02.17
https://www.thutmosev.com/archives/81574502.html

古い団地ほど草ボーボーだが、見方を変えると家賃が安く自然環境が豊か

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画像引用:千代が丘団地 | MUJI×UR 団地リノベーションプロジェクト | 無印良品の家https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn%3AANd9GcTylgFA539q4-ZKR_SWLebVJczPUnad9pQwcScftZiCDwMPR_Fc
若者は団地へ回帰している

2000年代からつい最近までタワマンことタワーマンションや高級マンションブームが盛り上がっていました

六本木ヒルズに住むヒルズ族や有名人が住む億ション、タワマン節税などがマスコミを賑わせていた

現在も高級タワーマンションは増え続けていて、都心には10億円マンションや100億円マンションも登場しているといわれています

東京都のマンション価格は欧米や中国と比べても(年収比で)安いが、過剰感や割高感も出ている

節税としてのタワマン購入も国税局が対策を打って効果が薄くなり、意味を持たなくなりました

タワマンブームに乗ったのは40代以上の中年と高齢者で、若い世代は既に価値観が変わっています

若者たちは都心の高級マンションでふんぞり返る事に価値を見いだせず、郊外や田舎の団地に住むようになっています

東京23区でまともなマンションを借りると最低でも10万円、ちょっと小ぎれいでオシャレなら20万円以上でしょう

これがUR団地だと10万円以下が当たり前で、家族用として建てられたので間取りは通常のワンルームより広くなっている

建物は築40年だったりするが適切に管理されているので、見た目も機能面でも大きな問題は無い

UR団地は建物が古くても水回りなどは新しい設備が導入されているので、汚い感じはしない筈です

タワマン大好きだった中高年世代は「団地=貧乏人が住む汚い場所」という固定観念があるが、若い世代にそうした考えは無い

家を建てるよりヤドカリ的な生き方
そもそも団地=汚いというマイナスイメージは戦後の復興団地から始まっていて、空襲で家を失った人の為にバラックのような住居を建てた

ちなみに長寿アニメのサザエさん原作ではサザエとマスオはそうした団地に住んでいたが、ボヤを起こしていられなくなって実家に帰ったそうです

高度成長期も住宅問題は解消せず、バブル期になっても家が無い人の為に団地の建設は続いていた

団地に住むのは低所得者が多く治安も悪かったので、両親は子供に「団地で遊んではダメ」などと教えていました

こうした住宅不足は2000年頃までには解消し、住宅公団はURと名前を変えて量より質を重視するようになった

UR団地の多くは関西以南にあり関東は首都圏以外には少ないが、これには部落問題も関わっている

いわゆる部落の9割は関西と首都圏にあり、彼らの住宅問題を解決するのが住宅公団の役割の一つだった

こういう事も旧世代の団地マイナスイメージにつながり、団地には絶対に住みたくないという人も多い

若者世代はそうした歴史的事情に関係なく、単に安くて便利で快適ならそれで良いと考えている

最近のURは人気タレントをCMに起用したり、昭和の団地イメージ払しょくに努めている

UR団地の多くは1970年から80年代前半に建てられ、エレベーターがあれば上等という時代でした

これだと魅力に欠けるので追加工事でエレベーターを設置したり、リノベーションに取り組んでいる。

リノベ団地は若者に大人気で、家賃格安なのに広々としていて、審査や入居条件が緩い

例えばURは1年分を前家賃で支払うと年収審査なし、通常家賃でも保証人が不要となっている

40から50平方メートルで家賃6万から10万円前後が多く、古くて不便なほど家賃は安いので5万円以下も存在する

団地人気に火をつけたのはリノベーションで、現代のライフスタイルに合った住まいを実現できて高品質なマンションとそん色ない魅力がある

古い団地には緑豊かな自然環境や商業施設や病院、学校、保育園など生活に欠かせない施設が近くにあるのも魅力です

団地内の棟と棟の間に庭や公園が設けられ、子どもを遊ばせたり交流スペースとして活用できるなどのメリットがある

若者世代は新築一戸建ての割合がどんどん減っていて、一生賃貸住宅という人が増加している

家を建てるよりは家族構成や必要に応じて、ヤドカリのように住まいを変えるライフスタイルが増えている
https://www.thutmosev.com/archives/81574502.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/615.html#c326

[番外地12] 戦前の人は現代人より老けるのが早く、30歳になったらもうオジサン、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死ぬ人が多… 中川隆
5. 中川隆[-7686] koaQ7Jey 2025年2月18日 00:07:10 : YgGXRL4aIo : Zlk2ai9uOGo4VDI=[1]
<■121行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
4毒を止めるのはともかく、4毒の代わりに戦前の日本人と同じものを食べる様にすると、戦前の日本人同様に50歳でお爺さん・お婆さんになって、60歳で老衰で死ぬ事になります。特に、コーヒー・紅茶には砂糖を入れないで、間食として果物や甘いお菓子を食べるのも止めて、タンパク源として植物油より遥かに酸化し易い魚油を沢山含むイワシやサバを毎日食べていると、慢性病にはならなくても70歳まで生きられなくなります。
戦前の人の方が寿命が短かったというのは、幼児死亡率が高かったとか戦死者が多かったとかいう話ではありません。 食中毒とか結核・胃癌で早死したとかいう問題でもありません。

戦後日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で 砂糖入りの紅茶・コーヒー・乳製品、甘いお菓子、果物や甘い菓子パンを食べる様になってからです。
現代人は起床から就寝までの間ずっと、砂糖に含まれる果糖を少しづつ摂っているので、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊さなくてもブドウ糖を取れる様になったのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因だとわかっています。戦前の日本人は食事の間隔が3時間以上開いていたので、食間でブドウ糖が不足して、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊してブドウ糖を作っていました。 それで50歳になるとみんなお爺さん・お婆さんになって60歳で老衰で死んでいたのです。

戦後の日本人は植物油や肉・卵・乳製品を沢山摂る様になったので、糖新生ではなくケトン体体質になって、ブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂る代謝の仕方に変わりました。それで寿命が80歳を超える様になったのですが、その代わりに糖尿病・癌や脳梗塞・心筋梗塞、うつ病、アトピー・花粉症の患者が増えたのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲む時には甘い和菓子も一緒に食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975


ケトン体体質の人がブドウ糖を摂るには砂糖や果物に含まれる果糖を摂取するしかないので、みんな甘い物を欲しがる様になりました。砂糖中毒になったから甘い物を欲しがるのではなく、ブドウ糖を摂取するには砂糖や果物に含まれる果糖を摂るしかないので、脳が砂糖や果物を食べろと指示しているのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因
ブドウ糖しか含まない穀物ではなく、果糖を含む果物や黒砂糖や蜂蜜を24時間ずっと、少しづつ食べないと糖尿病は治らない:

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上、10回に分けて頻回食する食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上頻回食する食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。 摂ってはいけない甘い物は果糖ブドウ糖液糖とジュースだけです。

1.糖質制限法

胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル - YouTube
【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。


2. ハチミツ療法

・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。
・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・ 米や小麦は甘い物より遥かに血糖値を上げるので、なるべく食べる量を減らして、その代わりに蜂蜜を1日に100-200グラム摂るのが一番良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・玄米は消化しにくいのでNG. 消化し易い白米を少しだけ食べるのが良い。小麦食品は食べない方が良い。

・野菜は消化に悪いので沢山食べない方が良い。 特に生野菜はNG。 野菜は天日塩を使った味噌汁に入れて食べるのが一番良い。 野菜や米より果物を沢山食べた方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。

・植物油、魚油や酸化しやすい脂質は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシング、マヨネーズはNG

・ナッツとピーナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・アボカドとブラックチョコレートは酸化し易い植物油を大量に含むので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉と卵を食べた方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。
魚は刺身も干物も缶詰もNG。 特に青魚はNG、イワシとサバは非常に酸化し易い魚油を沢山含むので食べてはいけない。

・冷凍食品、コンビニ弁当・コンビニおにぎり、スーパーの総菜は植物油を沢山含むので買ってはいけない。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉 及び 鶏の手羽先・手羽元、鶏ガラをスロークッカーで長時間煮てアミノ酸を煮だしたボーンブロスが良い。 卵は高級品を買い、1日3ケ食べる。

・魚は食べない方が良い。 豆腐・豆乳・納豆などの大豆食品もタンパク質摂取元としては NG。プロテインも 消化しにくいので NG
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/339.html#c5

[番外地12] 戦前の人は現代人より老けるのが早く、30歳になったらもうオジサン、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死ぬ人が多… 中川隆
6. 中川隆[-7685] koaQ7Jey 2025年2月18日 00:46:05 : YgGXRL4aIo : Zlk2ai9uOGo4VDI=[2]
<■125行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
4毒を止めるのはともかく、4毒の代わりに戦前の日本人と同じものを食べる様にすると、戦前の日本人同様に50歳でお爺さん・お婆さんになって、60歳で老衰で死ぬ事になります。特に、コーヒー・紅茶には砂糖を入れないで、間食として果物や甘いお菓子を食べるのも止めて、タンパク源として植物油より遥かに酸化し易い魚油を沢山含むイワシやサバを毎日食べていると、慢性病にはならなくても70歳まで生きられなくなります。

戦前の人の方が寿命が短かったというのは、幼児死亡率が高かったとか戦死者が多かったとかいう話ではありません。 食中毒とか結核・胃癌で早死したとかいう問題でもありません。

戦後日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で 砂糖入りの紅茶・コーヒー・乳製品、甘いお菓子、果物や甘い菓子パンを食べる様になってからです。
現代人は起床から就寝までの間ずっと、砂糖に含まれる果糖を少しづつ摂っているので、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊さなくてもブドウ糖を取れる様になったのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因だとわかっています。戦前の日本人は食事の間隔が3時間以上開いていたので、食間でブドウ糖が不足して、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊してブドウ糖を作っていました。 それで50歳になるとみんなお爺さん・お婆さんになって60歳で老衰で死んでいたのです。

戦後の日本人は植物油や肉・卵・乳製品を沢山摂る様になったので、糖新生ではなくケトン体体質になって、ブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂る代謝の仕方に変わりました。それで寿命が80歳を超える様になったのですが、その代わりに糖尿病・癌や脳梗塞・心筋梗塞、うつ病、アトピー・花粉症の患者が増えたのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲む時には甘い和菓子も一緒に食べないといけない。
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卵や肉より魚をすすめないわけ
https://www.youtube.com/watch?v=Iqg4Dfg0Rpk&list=PLj3-xAkTFU9VMI0zo2Yy2vAfFFLKlvxJD&index=14

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975


ケトン体体質の人がブドウ糖を摂るには砂糖や果物に含まれる果糖を摂取するしかないので、みんな甘い物を欲しがる様になりました。砂糖中毒になったから甘い物を欲しがるのではなく、ブドウ糖を摂取するには砂糖や果物に含まれる果糖を摂るしかないので、脳が砂糖や果物を食べろと指示しているのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因
ブドウ糖しか含まない穀物ではなく、果糖を含む果物や黒砂糖や蜂蜜を24時間ずっと、少しづつ食べないと糖尿病は治らない:

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上、10回に分けて頻回食する食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上頻回食する食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。 摂ってはいけない甘い物は果糖ブドウ糖液糖とジュースだけです。

1.糖質制限法

胃と腸の健康解説 内視鏡チャンネル - YouTube
【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。


2. ハチミツ療法

・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。
・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・ 米や小麦は甘い物より遥かに血糖値を上げるので、なるべく食べる量を減らして、その代わりに蜂蜜を1日に100-200グラム摂るのが一番良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・玄米は消化しにくいのでNG. 消化し易い白米を少しだけ食べるのが良い。小麦食品は食べない方が良い。

・野菜は消化に悪いので沢山食べない方が良い。 特に生野菜はNG。 野菜は天日塩を使った味噌汁に入れて食べるのが一番良い。 野菜や米より果物を沢山食べた方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。

・植物油、魚油や酸化しやすい脂質は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシング、マヨネーズはNG

・ナッツとピーナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・アボカドとブラックチョコレートは酸化し易い植物油を大量に含むので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉と卵を食べた方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。
魚は刺身も干物も缶詰もNG。 特に青魚はNG、イワシとサバは非常に酸化し易い魚油を沢山含むので食べてはいけない。

・冷凍食品、コンビニ弁当・コンビニおにぎり、スーパーの総菜は植物油を沢山含むので買ってはいけない。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉 及び 鶏の手羽先・手羽元、鶏ガラをスロークッカーで長時間煮てアミノ酸を煮だしたボーンブロスが良い。 卵は高級品を買い、1日3ケ食べる。

・魚は食べない方が良い。 豆腐・豆乳・納豆などの大豆食品もタンパク質摂取元としては NG。プロテインも 消化しにくいので NG
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/339.html#c6

[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。
トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。
「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。
 実はそれは、アメリカ合州国(ユナイテッド・ステーツなのでこのように表記する)を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。
 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。アメリカが「自由」の別名であるなら、それは地理的なアメリカにとどまる必要さえなかった。「西への運動」を展開して大陸国家となったアメリカは、今度は太平洋を越えて世界へ広がろうとした。「私権」は無制約に拡大すると飽和や限界を知らないのだ。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 合州国独立期、イギリスは産業革命の真っ最中だったが、アメリカは100年足らずでイギリスを抜いて世界一の工業国になる。それほど発展したのは、土地も資源、金も石炭もふんだんにあり、それがすべて資産に転化し、移民と解放奴隷で労働力はいくらでもあったからだ。何より、イギリスと違って封建制の足かせがなく、制約なしの産業化が可能だった。ついでに言えば、農業さえ初めから産業だった。それが「新世界」と言われるゆえんである。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。私企業は常に成長を求められ、みんな競い合うようにしてグローバル市場の中に飛び込んでいく。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
われわれの知っているアメリカはそういうアメリカだ。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/345.html
[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」
トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。
「アメリカがガザを所有する」
 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html
[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
1. 中川隆[-7684] koaQ7Jey 2025年2月18日 02:20:01 : 7M9Fxy4PtY : Y1JXc2ZrMVk3ZTY=[1]
<■72行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。
「アメリカがガザを所有する」
 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

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http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c1

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
2. 中川隆[-7683] koaQ7Jey 2025年2月18日 02:39:35 : 7M9Fxy4PtY : Y1JXc2ZrMVk3ZTY=[2]
<■75行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。
「アメリカがガザを所有する」
 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

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[番外地12] 戦前の人は現代人より老けるのが早く、30歳になったらもうオジサン、50歳でお爺さん・お婆さんになり、60歳で老衰で死ぬ人が多… 中川隆
7. 中川隆[-7682] koaQ7Jey 2025年2月18日 03:09:06 : 7M9Fxy4PtY : Y1JXc2ZrMVk3ZTY=[3]
<■125行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
4毒を止めるのはともかく、4毒の代わりに戦前の日本人と同じものを食べる様にすると、戦前の日本人同様に50歳でお爺さん・お婆さんになって、60歳で老衰で死ぬ事になります。特に、コーヒー・紅茶には砂糖を入れないで、間食として果物や甘いお菓子を食べるのも止めて、タンパク源として植物油より遥かに酸化し易い魚油を沢山含むイワシ、サバ、鮭や魚の刺身・干物を毎日食べていると、慢性病にはならなくても70歳まで生きられなくなります。
戦前の人の方が寿命が短かったというのは、幼児死亡率が高かったとか戦死者が多かったとかいう話ではありません。 食中毒とか結核・胃癌で早死したとかいう問題でもありません。

戦後日本人の平均寿命が80歳を超えたのは、主食の米を食べる量を減らして、その代わりに間食や夜食で 砂糖入りの紅茶・コーヒー・乳製品、甘いお菓子、果物や甘い菓子パンを食べる様になってからです。
現代人は起床から就寝までの間ずっと、砂糖に含まれる果糖を少しづつ摂っているので、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊さなくてもブドウ糖を取れる様になったのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因だとわかっています。戦前の日本人は食事の間隔が3時間以上開いていたので、食間でブドウ糖が不足して、糖新生で筋肉や骨のコラーゲンを壊してブドウ糖を作っていました。 それで50歳になるとみんなお爺さん・お婆さんになって60歳で老衰で死んでいたのです。

戦後の日本人は植物油や肉・卵・乳製品を沢山摂る様になったので、糖新生ではなくケトン体体質になって、ブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂る代謝の仕方に変わりました。それで寿命が80歳を超える様になったのですが、その代わりに糖尿病・癌や脳梗塞・心筋梗塞、うつ病、アトピー・花粉症の患者が増えたのです。

カフェインは悪者ではない!カフェインの効果
コーヒー・紅茶には必ず蜂蜜か砂糖を入れて飲まないといけない。
緑茶を飲む時には甘い和菓子も一緒に食べないといけない。
https://www.youtube.com/watch?v=ffLMu_XujEQ

卵や肉より魚をすすめないわけ
https://www.youtube.com/watch?v=Iqg4Dfg0Rpk&list=PLj3-xAkTFU9VMI0zo2Yy2vAfFFLKlvxJD&index=14

ハチミツ栄養療法医やすこDr.の健康ちゃんねる - YouTube
https://www.youtube.com/@honey-Dr/videos

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
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ケトン体体質の人がブドウ糖を摂るには砂糖や果物に含まれる果糖を摂取するしかないので、みんな甘い物を欲しがる様になりました。砂糖中毒になったから甘い物を欲しがるのではなく、ブドウ糖を摂取するには砂糖や果物に含まれる果糖を摂るしかないので、脳が砂糖や果物を食べろと指示しているのです。

高血糖、血糖値スパイクや 2型糖尿病は糖質制限や食事の間隔が3時間以上開いてケトン体体質になったのが原因
ブドウ糖しか含まない穀物ではなく、果糖を含む果物や黒砂糖や蜂蜜を24時間ずっと、少しづつ食べないと糖尿病は治らない:

僕は2年前に糖尿病になって、最初に糖質制限法、その次に ハチミツ栄養療法医やすこDr.のハチミツ療法をやったら血糖値・血圧・悪玉コレステロールが正常になりました。 しかし、吉野敏明先生の甘い物は食べてはいけないという学説(?)を聞いて、3か月前から吉野敏明先生の4悪を止めて米を毎日3合以上、10回に分けて頻回食する食事療法に変えたら、すぐに高血糖・高コレステロール・高血圧に戻ってしまいました。

つまり、吉野敏明先生の4悪を止め、米を毎日3合以上頻回食する食事療法より、ハチミツ栄養療法医やすこDr.の、穀物をあまり食べないで、その代わりに間食としてハチミツ・果物・黒砂糖を沢山食べる食事療法の方が遥かに優れているのです。 摂ってはいけない甘い物は果糖ブドウ糖液糖とジュースだけです。

1.糖質制限法

【効率よく脂肪も燃焼】ケトジェニックダイエット~導入編 ケトン体回路を回せ 身体にメリットたくさん ケトン体とは
https://www.youtube.com/watch?v=bjlEb27IYVA

【コレステロールは大丈夫】ケトジェニックダイエット~実践編 脂質が足りないと痩せない?飽和脂肪酸って悪者 優秀なMCTオイル 
https://www.youtube.com/watch?v=Kc9DVk1LDWI

【メリットに驚愕!!】ケトジェニックダイエット~まとめ 糖尿病、高血圧、認知症対策に!効果的な運動は? 
https://www.youtube.com/watch?v=UHUcfRQaSJY

・糖尿病か末期癌になったら糖質制限しないといけない。

・穀物の代わりに脂肪を沢山摂り、血中のブドウ糖を代謝しないケトン体体質に変える。 カロリー制限は一切しない。

・穀物の代わりにエキストラヴァージンオリーブ油の高級品、亜麻仁油、MCTオイル、バター・チーズ・牛乳、青魚、鮭、グラスフェットビーフ、卵、アボカド、アーモンド・ピスタチオ・くるみ・カシューナッツ、ブラックチョコレートの様な良質の脂質が多いものを毎日沢山食べる。

・「16時間ダイエット(16時間断食をして8時間自由に食べるという食事療法)」をした方が良い。糖質制限してケトン体体質になるとお腹がすかなくなる。


2. ハチミツ療法

・糖尿病・高脂血症・高血圧の原因は糖分の摂り方が足らない為にケトン体体質になっていて、血液中のブドウ糖を細胞が吸収できなくなっている事。

・ケトン体体質になると鋭い血糖値スパイクができ、空腹時の血糖値も 110mg/dl 以上になり、遠からず糖尿病になる。
・ケトン体体質になると、空腹時の中性脂肪 TG が100mg/dl以下、悪玉コレステロールが140mg/dl以上になる。

・空腹時の中性脂肪 TG が 100mg/dl以下になると骨粗鬆症になるので、糖分をもっと摂らないといけない。

・糖質制限すると、細胞が血中のブドウ糖からではなく脂質からエネルギーを摂るケトン体体質に変わってしまい、脳梗塞、心筋梗塞や脂肪肝・肝硬変の原因となるので、絶対にやってはいけない。

・糖質制限したり食事間隔が3時間以上開くと、血液中のブドウ糖を細胞のミトコンドリアに吸収できないケトン体体質になってしまうので、ブドウ糖や脂質ではなく果糖が多いアカシア蜂蜜をエネルギー源として大量に食べるのが良い。

・ 米や小麦は甘い物より遥かに血糖値を上げるので、なるべく食べる量を減らして、その代わりに蜂蜜を1日に100-200グラム摂るのが一番良い。

・蜂蜜のネット販売では果糖・ブドウ糖液糖や水飴で薄めた偽物が多いので、安物は買わない。蜂蜜は水で薄めてセイロンシナモンを入れて、起床時から就寝時まで時間をあまりおかないで少しずつ摂取する。

・蜂蜜の代わりに、蜂蜜同様 果糖が多い果物や黒砂糖を食べても良い。

・玄米は消化しにくいのでNG. 消化し易い白米を少しだけ食べるのが良い。小麦食品は食べない方が良い。

・野菜は消化に悪いので沢山食べない方が良い。 特に生野菜はNG。 野菜は天日塩を使った味噌汁に入れて食べるのが一番良い。 野菜や米より果物を沢山食べた方が良い。

・塩は必ずマグネシウムを沢山含んだ天日塩にする。味噌・醤油は天日塩を使った高級品にする。

・植物油、魚油や酸化しやすい脂質は一切摂ってはいけない。野菜炒めやドレッシング、マヨネーズはNG

・ナッツとピーナッツは脂肪が多く、しかも油が酸化しているので食べてはいけない。

・アボカドとブラックチョコレートは酸化し易い植物油を大量に含むので食べてはいけない。

・魚油は酸化し易いので、魚より肉と卵を食べた方が良い。魚は頭まで食べられる白子や目刺しだけにする。
魚は刺身も干物も缶詰もNG。 特に青魚はNG、イワシとサバは非常に酸化し易い魚油を沢山含むので食べてはいけない。

・冷凍食品、コンビニ弁当・コンビニおにぎり、スーパーの総菜は植物油を沢山含むので買ってはいけない。

・タンパク質を摂るには卵、挽肉・薄切りの肉 及び 鶏の手羽先・手羽元、鶏ガラをスロークッカーで長時間煮てアミノ酸を煮だしたボーンブロスが良い。 卵は高級品を買い、1日3ケ食べる。

・魚は食べない方が良い。 豆腐・豆乳・納豆などの大豆食品もタンパク質摂取元としては NG。プロテインも 消化しにくいので NG
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/339.html#c7

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
3. 中川隆[-7681] koaQ7Jey 2025年2月18日 07:41:36 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[1]
<■88行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、アメリカの土地すべてを資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてを資本家の私物にしようとしている。
トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

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西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

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[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。 中川隆
1. 中川隆[-7680] koaQ7Jey 2025年2月18日 07:42:40 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[2]
<■118行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、アメリカの土地すべてを資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは国家を資本家の私物にする目的で、まずアメリカの公的制度の解体から始めている。 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。
 実はそれは、アメリカ合州国(ユナイテッド・ステーツなのでこのように表記する)を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。
 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。アメリカが「自由」の別名であるなら、それは地理的なアメリカにとどまる必要さえなかった。「西への運動」を展開して大陸国家となったアメリカは、今度は太平洋を越えて世界へ広がろうとした。「私権」は無制約に拡大すると飽和や限界を知らないのだ。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 合州国独立期、イギリスは産業革命の真っ最中だったが、アメリカは100年足らずでイギリスを抜いて世界一の工業国になる。それほど発展したのは、土地も資源、金も石炭もふんだんにあり、それがすべて資産に転化し、移民と解放奴隷で労働力はいくらでもあったからだ。何より、イギリスと違って封建制の足かせがなく、制約なしの産業化が可能だった。ついでに言えば、農業さえ初めから産業だった。それが「新世界」と言われるゆえんである。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/345.html#c1

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
4. 中川隆[-7679] koaQ7Jey 2025年2月18日 08:01:22 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[3]
<■89行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてを資本家の私物にしようとしている。
トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

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トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
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[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。 中川隆
2. 中川隆[-7678] koaQ7Jey 2025年2月18日 08:02:02 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[4]
<■119行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは国家を資本家の私物にする目的で、まずアメリカの公的制度の解体から始めている。 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。
 実はそれは、アメリカ合州国(ユナイテッド・ステーツなのでこのように表記する)を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。
 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。アメリカが「自由」の別名であるなら、それは地理的なアメリカにとどまる必要さえなかった。「西への運動」を展開して大陸国家となったアメリカは、今度は太平洋を越えて世界へ広がろうとした。「私権」は無制約に拡大すると飽和や限界を知らないのだ。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 合州国独立期、イギリスは産業革命の真っ最中だったが、アメリカは100年足らずでイギリスを抜いて世界一の工業国になる。それほど発展したのは、土地も資源、金も石炭もふんだんにあり、それがすべて資産に転化し、移民と解放奴隷で労働力はいくらでもあったからだ。何より、イギリスと違って封建制の足かせがなく、制約なしの産業化が可能だった。ついでに言えば、農業さえ初めから産業だった。それが「新世界」と言われるゆえんである。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

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西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s
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[近代史02] アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説 sagakara
85. 中川隆[-7677] koaQ7Jey 2025年2月18日 08:15:29 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[5]
<■297行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

トランプ復帰が促すアメリカ世界統治の終焉――自壊する「西洋」と私たちはどう向き合うか@ 東京外国語大学名誉教授・西谷修
(2025年2月10日付掲載)
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

 アメリカ大統領に返り咲き、就任直後から次々と既定路線を覆していくドナルド・トランプの言動に世界中が翻弄され、メディアもまるで予測不能な暴れ者が世界を手中におさめたかのようにとりあげている。国内外政策の大幅な転換に踏み切っているように見えるトランプの再登場とそれを生み出したアメリカの今をどう見るか――本紙は、『アメリカ 異形の制度空間』(講談社選書メチエ)などの著書でアメリカの特異性とその世界への影響について論考を展開してきた東京外国語大学名誉教授の西谷修氏にインタビューし、その考察をまとめた。3回に分けて連載する。(文責・編集部)


 アメリカ大統領に復帰したドナルド・トランプの言動に今、世界が振り回され、混乱が拡大している。

 彼は一度選挙で追い落とされ、「ホワイトハウスを譲らない」といえばクーデターといわれ、訴追までされた。にもかかわらず今度は、熱狂的支持者集団「Qアノン」などの応援なしに大統領選に勝利してしまった。自分を追い排除しようとした勢力が選挙で敗北した。何と言われようとアメリカ国民は自分を選んだという事実が彼の自信を強め、今回は最初からやりたいように振る舞っている。

 また、大統領選最中に狙撃事件が起き、間一髪で彼は生き延びた。こうなると誰だって「神は自分に付いている」と思う。信仰心などなくとも、人にそう言える。だから余計に躊躇がない。

 もう一つは、トランプのような政治のやり方を必要とし、それを支える勢力がある。スタッフの選び方も相当に練り込んでいる。国防長官に政治経験もないFOXのキャスターを配置して、それが性的スキャンダルで叩かれても降ろさないのは、軍の管理と運営をまったく変えてしまおうと狙っているからだ。

 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「五一番目の州になれ」というようなトランプの言動は、彼が他国を脅したり、すかしたりできるのもアメリカの「偉大さ」の証と考えているからだろう。これがショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 彼は「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。

 実はそれは、アメリカ合州国(ユナイテッド・ステーツなのでこのように表記する)を形成する基軸論理なのだ。


「アメリカ」という制度空間――私的所有に基づく「自由」

 アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。ヨーロッパは20世紀前半までは世界史における一つの主体領域だったが、植民地戦争をくり広げたあげく、世界戦争となって疲弊・没落し、それ以降はアメリカが「新しい西洋」としてそれに代わって君臨した。

 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。

 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。アメリカが「自由」の別名であるなら、それは地理的なアメリカにとどまる必要さえなかった。「西への運動」を展開して大陸国家となったアメリカは、今度は太平洋を越えて世界へ広がろうとした。「私権」は無制約に拡大すると飽和や限界を知らないのだ。


先住民抹消のうえに設定された私的所有権

 「無主地」には「先占取得」が成立するというのはローマ法由来だ(先住民はそんなものは知らない)。その上で、土地を耕せば自分の所有権を主張できる、というのは、イギリス人哲学者ジョン・ロックが「所有にもとづく自由」ということで定式化したものだが、それは聖書に基づいている。ジョン・ロックは近代の代表的な思想家といわれるが、なんのことはない。いちいち聖書の記述に乗っかっている。

 先住民がなぜ簡単に追い出されたかといえば、彼らは土地を所有するとか、私的所有権という概念をまったく持っていなかった。大地とは人間のみならず、生きとし生けるものの生存を支え、恵みを与えてくれるものであり、人間はその恵みのなかで生き死にする存在だった。動物や植物がいるのも太陽と「母なる大地」のおかげだから、そんなものを所有し、ましてや切り刻んで売買するという考えなど馬鹿げているといって笑い飛ばす。「クニを売る? では、なぜ大気や海を売らないのか?」と、彼らは土地の譲渡を求めるヨーロッパ植民者に対して言い放ったという。

 大地は誰のものでもないので、そこに漂流者がやってきて耕し始めても、別に文句をいわない。その意味で排他的な領土意識がない。だから、航海の疲れや慣れない土地での飢えと寒さに苦しめられている漂流者(ヨーロッパ人入植者)たちに対して、先住民たちは食料や衣料を与え、乾いたトウモロコシをやって、まけば春には育って食べられるようになるということまで教えた。

 だが、その新参者たちがそこに居着き、自分たちの生活圏を壊すようになる。ヨーロッパ人たちは「ここは俺たちの土地だ」といって柵で囲い込み、入れないようにして、命の恩人であるはずの先住民たちを追い出し始める。インディアンたちは「騙された」「侵害された」という意識を持つようになり、「いい加減にしろ」と槍をもって柵を壊す。そうするとヨーロッパ人たちは「あいつらは野蛮人だ。何をするかわからない」となってその駆逐に乗り出す。

 ローマ法由来の法観念を持つヨーロッパ人たちは、これも自分たちの権利だと思う。キリスト教による「神が自分たちを守ってくれる」という意識もそれを補完した。

 だから、自分たちは当然の権利に従っていると思うが、相手からすれば道に外れた侵害行為だ。当然文句をいってくる。そうすると「野蛮人が襲撃してきた」といって鉄砲で撃ちまくる。すると先住民は弓や槍で武装してくるが、馬と鉄砲の前にはひとたまりもない。(馬はヨーロッパ人が持ち込んだものであり、あそこにはいなかった)

 外から人がやってきても、害をもたらしたりしない限り受け入れてきた先住民たちは、膨張する「アメリカ」に圧迫され、それに抗議して争っても武力に押されてしだいに後退を余儀なくされ、土地を明け渡すために強制移住を強いられ、やがて彼らのために割り当てられた辺鄙(ぴ)で不毛な「保留地」に囲い込まれていくようになる。

 彼らがおとなしく「アメリカ」に吸収されていけば看過もされたが、自分たちの生活に固執すると、邪魔な障害として敵視され、「野蛮」として軽蔑され憎悪され、ついには「文明」に場を譲るべき運命にあるものとして容赦なく抹消されていったのだ。

 先住民たちの租界地は西へ西へと追いやられたが、西岸で鉱物資源が見つかると白人の「アメリカ人」たちは境界を無視して侵入し、カリフォルニアに金鉱が見つかると、協定など無視してなだれを打って押し寄せ、邪魔なインディアンを立ち退かせるために、その生活の資であった4000頭のバッファローを全滅させることさえした。

 この勝手に外部から持ち込まれた「アメリカ」という制度空間のうちに法的資格を持たない先住民たちは、土地の正当な権利者として認められるどころか、父祖伝来の土地に住むことさえも「不法占拠」とみなされ、「合法的」に強制排除され、抹消された。

 アメリカが抱える「原罪」とは、バラク・オバマがいった黒人奴隷の制度である前に、この先住民の抹消である。無主地の無制約的所有によって保証されたアメリカの「自由」――それを十全ならしめるために、それまでそこでまったく別のやり方で生きていた人々の世界を丸ごと無に帰したのだ。

 付言すれば、それを21世紀の今、再現しているのがイスラエルのパレスチナ人殲滅(ガザ・ジェノサイド)であり、それをアメリカが擁護し続ける理由も、この「原罪」の否認と不可分に関わっている。


自然物の資産への転換と不動産ビジネス

 アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 合州国独立期、イギリスは産業革命の真っ最中だったが、アメリカは100年足らずでイギリスを抜いて世界一の工業国になる。それほど発展したのは、土地も資源、金も石炭もふんだんにあり、それがすべて資産に転化し、移民と解放奴隷で労働力はいくらでもあったからだ。何より、イギリスと違って封建制の足かせがなく、制約なしの産業化が可能だった。ついでに言えば、農業さえ初めから産業だった。それが「新世界」と言われるゆえんである。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。

 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。

 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

 不動産業とは半分は法律業務だ。金融取引の中心となったウォール街は、法律と権利証書、後には株式証券によって支えられるアメリカという制度空間を象徴する場所であり、風が吹いたり、トウモロコシが生えたり、牛が走ったりする大地よりも、不動産として登記簿に書き込まれた権利物件の方がものをいうため、法権利に関わる職業が幅を利かせたことはいうまでもない。

 なぜ「ウォール街」というかといえば、マンハッタン島の端がまだニュー・アムステルダムと呼ばれるオランダの植民地だった時代に、白人たちが柵を立てて領土化し、原住民を立ち入り禁止にした。その防御柵が「木の壁(ウォール)」と呼ばれていたことに由来する。ほどなくイギリスに所有権が移ってそこはニューヨークと改名され、街も広がると防御柵のあたりが中心街になり、ウォール街として名をとどめたのだ。やがてそこに材木商人や不動産ブローカーや金貸し、弁護士が集まり、後の証券取引所の始まりとなる。

 大地よりも登記簿上の不動産、生身の体よりも数値化され管理される労働力、生活より科学的マネジメント、すべてを権利の対象というフィクショナルな(あるいはバーチャルな)人工物に書き換えることで、自然に束縛されない「自由」という恣意的支配を現実化し、制度として保障することでできた「新世界」の名前が「アメリカ」なのだ。

 いわずもがな、トランプはその不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。


二つのアメリカ――グローバル世界統治と単独主義

 トランプ政治について考えるうえで、重要なのが「二つのアメリカ」の分岐だ。西洋にもヨーロッパとアメリカの二つがあり、その世界化も二段階あったが【前回インタビュー記事〈2023年12月18日付〉参照】、アメリカも二つある。

 成立したアメリカは、古いヨーロッパから離脱した後、まだまだ開拓するべき土地が太平洋岸まであり、陸続きの南にも開拓領域があるのだから、こちらに「ヨーロッパは手を出すな」と牽制した。ちょうど、ラテン・アメリカがスペインやポルトガルから独立する時期だった。それが「モンロー教書」にもとづいて20世紀の初めまで続くモンロー主義だ。

 だが、そのように西半球に引きこもってフロンティアを拡大していたアメリカも、ヨーロッパの「世界化」が飽和して、それが「内戦」(欧州大戦=第一次世界大戦)に転化すると、ヨーロッパに介入せざるをえなくなる。それはヨーロッパ諸国の植民地争奪が内部に反転した結果で、ヨーロッパが崩壊し始めたのだ。その収拾のために、というより、父国ともいえるイギリスを救うために、アメリカはヨーロッパに介入する。「新しいヨーロッパ」が「古いヨーロッパ」を支えにきた。

 戦後は、米大統領ウィルソンが提唱して、再び大戦争に陥らないよう多国間安全保障の機関として国際連盟ができる。初めて戦争が悪とみなされて、不戦条約が交わされ、軍縮会議が開かれる。ヨーロッパは本当に「西洋の没落」を危惧した。

 けれども、その国際連盟にはじめアメリカは加盟しなかった。モンロー主義にこだわる議会が承認しなかったのだ。しかし、日本やドイツの台頭、そしてソ連の成立のなかで、これ以上西半球にとどまって世界的な国際秩序に関与しないわけにはいかないという状況になり、アメリカも国連に加盟するようになる。

 そして第二次世界大戦では、アメリカは連合国をリードして戦争の帰趨を決める。そして国際連盟より強力な基盤をもって国際連合を組織して、今度は本部をニューヨークに置く。ヨーロッパ諸国は二度の世界大戦に懲りて(勝ったとはいえボロボロになったから)、まず非戦を原則とし、諸国間の共存・協調によって秩序を保つ相互承認体制を作り、それを社会的に支える普遍的人権(ヨーロッパだけでなく全世界に適用される)を掲げて戦後秩序を作ろうとした。

 しかし、アメリカは戦争に負けたことがない。それに、アメリカは「私的所有権の上に立つ自由」を原理として国を作ったが、その私的所有権を否定する共産主義のソ連がやはり戦勝国として成長し、その権益(ソ連線の拡張)を要求している。というので、核兵器開発もあり、諸国家共存の平和な秩序などと言ってはいられないと、ただちにソ連を「敵」とする「冷戦」態勢に入る。そして敗戦国を含めた「西側」陣営を抱え込み、ソ連圏と対峙する。

 こうなるとモンロー主義などと言っている場合ではない。アメリカは孤立を棄てて、ソ連と対抗する世界秩序の牽引車となる。しかし、この対立はこれまでの戦争と違って、イデオロギー、国家形成原理の違いによる対立だ。だからこの頃から、アメリカの国際政治には二つの違った流れが生まれるようになる。

 一方は、イデオロギーなどにこだわらず、諸国家間の力や位置から現実的に国際情勢を考えるいわゆる「リアリスト」、そしてもう一方に、理想や理念、価値観で計って「正しい自分と悪い敵」との抗争として国際社会を考えるいわゆる「イデアリスト」の流れである。

 後者によれば、「冷戦」は「共産主義・悪の帝国」に対して「自由と民主主義」勢力の闘いだということになる。すぐに想定されるように、そうなると「戦争」は地下にこもり、正規の軍隊ではない諜報機関が工作に暗躍する。CIAはそのためにできた(もちろんソ連にはKGBがあったが)。

 そして、冷戦はソ連の自己解体によって終わる。これによって「西側の正しさ」が証明されたことになる。一世を風靡したフランシス・フクヤマの「自由民主主義の勝利」というのはそういうことだ。そして、それこそは「新しい西洋」たるアメリカの「自由民主主義」である。それが、グローバル秩序の「世界標準」になるが、そこにはアメリカ的自由経済秩序、いわゆる「新自由主義」が附随していた。

 だからそれ以降、国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。私企業は常に成長を求められ、みんな競い合うようにしてグローバル市場の中に飛び込んでいく。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。

ところが、世界は「無主地」ではないし、誰も「解放」されて難民になることを喜ぶものなどいない。そのため、アメリカのグローバル統治勢力は、かつてのヨーロッパの帝国主義のように権謀術数で世界を統治していくという風にならざるを得ない。

 冷戦になると、東側世界(社会主義圏)に対して、アメリカは西側世界(資本主義圏)を全面的にリードしていかなくてはいけない。そのためにマーシャル・プラン(欧州復興援助計画)やガリオア資金(占領地域救済政府資金)など、ヨーロッパだけでなく、敗戦国にまで金を出して勢力を拡大しなければならない。アメリカの出費は急増していくことになる。

 さらに、ベトナム戦争だけでなく、いろんなところで代理戦争を仕掛けたり、CIAに工作させて内側から政権転覆させたりしてきた。われわれの知っているアメリカはそういうアメリカだ。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html#c85

[番外地12] よしりんの大質問会まとめ 四毒、食材、美容、その他の疑問 吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 2025/01/01
よしりんの大質問会まとめ 四毒、食材、美容、その他の疑問
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 2025/01/01
リンクは下にあります。

0:00 はじめに
0:18 四毒とは
4:05 海外と比較した日本の給食の現状
5:46 健康な人も完全に四毒を抜いた方がいいですか?

<小麦関連>
7:02 醤油に含まれる小麦は大丈夫ですか?
7:25 スペルト小麦もダメですか?
8:22 米粉レシピが多いが食べても良いか
8:36 米粉のパスタはダメですか?

<植物油関連>
9:45 素焼きのナッツ類はダメですか?
10:50 ナッツをなぜ食べて過ぎてはいけないのか
11:52 MCTオイルも摂らない方がいいですか?
12:26 牛脂で卵焼きはダメですか?
13:09 牛脂やラードで炒め物するのはOK?
13:28 カカオパウダーはダメですか?

<乳製品関連>
14:09 グラスフェッドバターはダメですか?
<甘いもの関連>
14:29 てんさい糖はダメですか?
15:05 さつまいもはダメなんですか?
15:45 みかんを食べたら頭痛がしました糖が原因ですか?
16:57 果物は四毒なの?
17:18 煮物の甘味は何を使いますか?

<その他>
17:35 よしりんの一日の食生活を知りたい
21:05 間食は何を食べたらいいですか?
21:57 冷やご飯を電子レンジで温めるのはNGですか?
22:42 手土産に菓子以外に何を持っていく?
23:12 子どもが受験で上京します。食事はどうしたらいい?
24:12 平飼いの卵は良いですか?
24:34 家庭用のフライパンのおすすめは?
28:57 オートミールは体にいいですか?
30:19 ホエイプロテインとソイプロテインはどうですか?
32:25 減塩は必要ですか?
32:39 ぬか漬けや味噌の塩分は大丈夫?
33:23 ゆで卵は毎日食べていいですか?
33:35 イワシの缶詰は大丈夫ですか?
33:55 海外の人も四毒やめて和食にすると健康になる?
35:25 ワインの酸化防止剤は五毒?
35:56 日本酒は四毒に入りますか?
36:23 痩せ過ぎ、太り過ぎの定義は?
36:46 痩せる時の糖新生について
37:45 四毒抜いて体重減少が止まらない
47:55 オススメのガムはありますか?
49:23 歯ブラシと歯磨き粉のおすすめは?
51:37 よしりんが使用している歯磨き粉は?
52:19 ヘアカラーはやめた方がいいですか?
52:45 ヘナでも被れる、四毒抜きで改善しますか?
54:11 化粧用のオリーブオイルを顔に塗るのは良くない?
55:35 肌が綺麗になるのは四毒のどれを抜けばいい?

https://www.youtube.com/watch?v=fAcCmYQi1G4

▲△▽▼

体、病気のお悩み編 よしりん大質問会まとめ
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜 2025/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=gAYUgvYyuYg

0:00 はじめに

頭部関連
0:10 自律神経発作で耳鳴りと肩こりがひどい、対処法は?
1:18 24歳で脳出血になったのはなぜ?
2:55 ドライアイの原因は?
3:20 目の下がピクピクする原因は?
4:16 顔面神経麻痺の原因と治療法は?
5:53 薄毛と四毒は関係ありますか?
6:39 顎関節症の原因は?
7:47 顎関節症を治せる医院の探し方は?
8:29 テトラサイクリン歯で悩んでます。良い方法ありますか?
9:15 親知らずは抜いた方がいい?

甲状腺
9:43 バセドウ病の原因は?
10:19 橋本病は昆布とひじき以外に何を制限すればいい?

心臓
10:40 心臓弁膜症の原因は?
10:56 狭心症でステントを入れました。四毒抜けば薬を飲まなくていい?

肺、肝臓、胆嚢、膵臓
11:14 非結核性抗酸菌症の原因は?
11:25 B型肝炎ウ〇〇スは四毒抜きで良くなるか?
12:33 肝嚢胞は油を抜いたら治りますか?
13:00 胆嚢を切除しました気をつけるべきことは?
16:37 糖尿病のご飯の量を教えて
17:18 ヘモグロビンA1cと血糖値の関係は?

胃・腸関連
18:09 ポリープと四毒の関係は?
18:54 ピロリ菌は除菌した方がいいですか?
22:28 胃がんの原因は?
23:40 萎縮性胃炎の原因は?
23:54 十二指腸潰瘍の原因は?
25:53 酪酸菌のミヤBMを飲み続けてもいいですか?

前立腺、膀胱、子宮
27:05 前立腺がんの原因は?
27:33 頻尿の治し方は?
30:07 子宮筋腫は四毒を抜くと小さくなる?

手・足・筋肉関連
30:32 パーキンソン病は治りますか?
30:55 クローン病の原因と免疫抑制剤について
34:05 クローン病の原因は?2
36:10 ばね指の原因は?
36:28 リウマチはどうしたら治りますか?
37:39 指の関節に違和感があります、リウマチでしょうか
37:56 膝の関節炎の原因は ?

血管、血液
40:03 検査で白血球が少ないと言われた四毒は関係あるか?
40:49 高血圧の高齢者はどのような生活をすべき?
43:01 動脈瘤がある人が気をつけることは?
43:43 門脈血栓症の原因は?

皮膚
45:01 イボは四毒をやめたら良くなる?
45:40 乾癬は四毒で改善される?
48:11 ステロイド使用しながらの四毒抜きは無意味?

がん関連
48:57 口腔がんは、どのように予防したらいいですか?
50:19 食道がんの原因は?
51:15 抗がん剤を摂取してます。四毒以外に気をつけること教えて
51:55 原口一博先生は、脱四毒でガンを治したの?
53:11 悪性リンパ腫の原因は?

その他
53:57 小麦を食べるのを10分の1にしたら症状も10分の1になる?
55:42 つわりが激しい原因は?
56:01 摂食障害の治し方は?
57:04 寒暖差アレルギーの原因は?
58:12 金属アレルギーは原因は?
1:00:12 ワキガの原因と対処法は?
1:02:35 四毒やめてるが下痢になるのはなぜ?
1:03:27 痔は治りますか?

▲△▽▼

吉野敏明 _ 戦後アメリカに強制された洋風の食事が日本人の病気の原因
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16850855

なぜ、体に悪い4毒が 世間に知られていないのか? なぜ、4毒を我々は食べさせられているのか? 我々が小麦粉・植物油・乳製品・甘い物を食べ続けている理由
吉野敏明チャンネル〜日本の病を治す〜
https://www.youtube.com/watch?v=xAnQhLINc4A

吉野敏明の甘い物抜きの食事療法と桑島靖子のハチミツ療法はどちらが正しいのか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16880975
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/347.html
[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
123. 中川隆[-7676] koaQ7Jey 2025年2月18日 12:36:36 : gZbJx0IsRo : SHlTZS9qYzJXc0E=[6]
【Front Japan 桜】トランプが創る新しい世界 / 米中貿易戦争の行方[桜R7/2/18]
キャスター:渡邉哲也・福島香織
https://www.youtube.com/watch?v=2Fe4ev3R-EY
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c123
[近代史3] アメリカの医療費は何故常識では考えられない程高額なのか? 中川隆
23. 中川隆[-7675] koaQ7Jey 2025年2月18日 23:46:14 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[1]
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アメリカの皆保険制度が失敗した理由は自由な選択肢
2025.02.18
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html

アメリカの保険制度には自由と選択肢があるが、これがとんでもない結果を起こした

b0301119_10145832
引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201404/02/19/b0301119_10145832.jpg

医療・保険を開放してはならない

アメリカ人の自由と権利の考え方はかなり偏っていて”銃を持つ権利”は保証されるのに”銃で撃たれない権利”はなく誰もがいつでも撃たれる危険の下で暮らしている

またアメリカでは運転者などの安全確保からボンネットがない車は認められず、このためアメリカでアルファードや軽トラックを販売できない

だが統計上巨大で安全な筈の車ほどぶつけられた場合に死亡率が高く、軽自動車などの”危険な車”ほど安全性が高い

アメリカ人が重視するのは運転者の人命だけで車にぶつけられる被害者の事は最初から考えない

医療でもこうした事があってアメリカは以前日本に医療市場の開放を求め、今後も要求してくると考えられます

アメリカが不公正だと指摘していたのは日本の保険制度で、今も医療の自由化を要求しています

アメリカがTPPに参加すれば、交換条件として混合診療を解禁するという推測も一時されていました

日本では、健康保険が適用される「保険診療」と、「自由診療」を同時に行うのを禁止し、保険外治療を行うとすべて自費になります

もし許可すると金持ちは自由診療に、金持ちでは無い人が保険診療に分化し、保険制度が崩壊するからです

考えて見て欲しいが年収が多い人も少ない人も、保険料免除されている人も年間の診療費は変わらない

という事は金持ちが保険制度から離脱してしまうと、貧しい人の保険料を負担する人が居なくなってしまう

日本は健康保険を全員強制、一律の価格統制をする事でこうした「保険ピラミッド」が崩壊しないようにしている

ピラミッドの積まれた石の一段でも「自分にはメリットが無いので保険から抜けます」と離脱したら、制度は維持できない

というのは保険制度から抜けたいのは金持ちであり、低所得者の医療費を払わされていると感じているし、実際そうなっている

全国一律、同じ価格というのも重要で、例えば消毒薬でも何でも、幅を持たせて「選択肢」を与えたら、競争が起き敗者が生まれる

金持ちは金持ち用の消毒薬を使い、貧しい人は貧困者用の消毒薬を使う事になったら、やはり制度は崩壊する

アメリカ医療の実体
これを実行に移したのがアメリカで、「自由な選択肢」のある保険制度を作ったら、病院や医師、医薬品まで全て細分化してしまった

アメリカの保険制度で現実に起こっている事は、「競争原理」や「選択肢」といった資本主義を加えた結果、病院は高額請求をするようになった

「消毒に40万円」「夜中に起こされたから5割り増し」「点滴一回10万円」など何でもありです

診療費が自由競争になり国民に選択肢が与えられると、こんな事になってしまう

自由化して「選択肢」を与えられるのは病院側と金持ちだけで、一般人は病院の言いなりになるしかないのです

同じ治療を受けても、保険適用前ですら日本の医療費はアメリカの半分であり、保険適用後は数倍の差がある

例えばアメリカの救急車は有料であり、州や町によって料金がバラバラで100万円以上を請求する場合がある

アメリカ映画でヘリコプターがかっこよく病人を輸送する場面が登場するが、あれも有料で1回につき数百万円を請求している

だが真似をして導入した日本の救急ヘリコプターは無料であり、日本人は当たり前だと思っている

アメリカではヘリコプターで運ばれたら破産し、命が助かってもホームレスになるのです

ERというアメリカの医療ドラマが流行し、それを見た人が「アメリカの医療制度は素晴らしい」と言ったが、あんな治療を受けるのは金持ちだけで、一般の人があそこに運ばれたら請求書で破産します

アメリカには日本の何十倍ものホームレスがいるが、破産した理由で最も多いのは医療費で、しかも半分は医療保険に入っていたのに高額請求され破産しました

医療と保険に関する限り「自由」や「選択肢」は百害あって一利なしです

もし自由化して良くなる人がいたら、それは病院の特別室に入るような大富豪だけです

自由化したらアメリカの安い医薬品が入ってきて診療費が安くなるから良い、と考える人がいるでしょうが、これもとんでもない結果を生みます

医薬品の価格が下がることは「デフレ」であり日本が30年間苦しんできた不治の病です

一旦デフレに感染した産業は悉く崩壊して数年後には残骸になっています

無敵を誇った日本の家電産業は今は存在すらしていませんが、医薬品産業が崩壊したらどうなるでしょうか?

日本の主要産業だった多くの業界が「デフレ」によって壊滅し、失業者が溢れました

同じ光景が今度は病院や医薬品業界で起こったら、被害を受けるのは必ず低所得や一般の人で、日本の悪夢としか言いようがありません

保険制度はあくまでも「全員一律、価格統制」で維持しているので、不満があるなら日本から出て行けば良いのです

もし日本の医療や保険制度でアメリカのように自由の概念を持ち込んだら、結果は最悪のものになる
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/254.html#c23

[近代史4] アメリカ人の家計は火の車だった のしかかる住宅、医療、教育費 中川隆
59. 中川隆[-7674] koaQ7Jey 2025年2月18日 23:46:41 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[2]
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アメリカの皆保険制度が失敗した理由は自由な選択肢
2025.02.18
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html

アメリカの保険制度には自由と選択肢があるが、これがとんでもない結果を起こした

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引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201404/02/19/b0301119_10145832.jpg

医療・保険を開放してはならない

アメリカ人の自由と権利の考え方はかなり偏っていて”銃を持つ権利”は保証されるのに”銃で撃たれない権利”はなく誰もがいつでも撃たれる危険の下で暮らしている

またアメリカでは運転者などの安全確保からボンネットがない車は認められず、このためアメリカでアルファードや軽トラックを販売できない

だが統計上巨大で安全な筈の車ほどぶつけられた場合に死亡率が高く、軽自動車などの”危険な車”ほど安全性が高い

アメリカ人が重視するのは運転者の人命だけで車にぶつけられる被害者の事は最初から考えない

医療でもこうした事があってアメリカは以前日本に医療市場の開放を求め、今後も要求してくると考えられます

アメリカが不公正だと指摘していたのは日本の保険制度で、今も医療の自由化を要求しています

アメリカがTPPに参加すれば、交換条件として混合診療を解禁するという推測も一時されていました

日本では、健康保険が適用される「保険診療」と、「自由診療」を同時に行うのを禁止し、保険外治療を行うとすべて自費になります

もし許可すると金持ちは自由診療に、金持ちでは無い人が保険診療に分化し、保険制度が崩壊するからです

考えて見て欲しいが年収が多い人も少ない人も、保険料免除されている人も年間の診療費は変わらない

という事は金持ちが保険制度から離脱してしまうと、貧しい人の保険料を負担する人が居なくなってしまう

日本は健康保険を全員強制、一律の価格統制をする事でこうした「保険ピラミッド」が崩壊しないようにしている

ピラミッドの積まれた石の一段でも「自分にはメリットが無いので保険から抜けます」と離脱したら、制度は維持できない

というのは保険制度から抜けたいのは金持ちであり、低所得者の医療費を払わされていると感じているし、実際そうなっている

全国一律、同じ価格というのも重要で、例えば消毒薬でも何でも、幅を持たせて「選択肢」を与えたら、競争が起き敗者が生まれる

金持ちは金持ち用の消毒薬を使い、貧しい人は貧困者用の消毒薬を使う事になったら、やはり制度は崩壊する

アメリカ医療の実体
これを実行に移したのがアメリカで、「自由な選択肢」のある保険制度を作ったら、病院や医師、医薬品まで全て細分化してしまった

アメリカの保険制度で現実に起こっている事は、「競争原理」や「選択肢」といった資本主義を加えた結果、病院は高額請求をするようになった

「消毒に40万円」「夜中に起こされたから5割り増し」「点滴一回10万円」など何でもありです

診療費が自由競争になり国民に選択肢が与えられると、こんな事になってしまう

自由化して「選択肢」を与えられるのは病院側と金持ちだけで、一般人は病院の言いなりになるしかないのです

同じ治療を受けても、保険適用前ですら日本の医療費はアメリカの半分であり、保険適用後は数倍の差がある

例えばアメリカの救急車は有料であり、州や町によって料金がバラバラで100万円以上を請求する場合がある

アメリカ映画でヘリコプターがかっこよく病人を輸送する場面が登場するが、あれも有料で1回につき数百万円を請求している

だが真似をして導入した日本の救急ヘリコプターは無料であり、日本人は当たり前だと思っている

アメリカではヘリコプターで運ばれたら破産し、命が助かってもホームレスになるのです

ERというアメリカの医療ドラマが流行し、それを見た人が「アメリカの医療制度は素晴らしい」と言ったが、あんな治療を受けるのは金持ちだけで、一般の人があそこに運ばれたら請求書で破産します

アメリカには日本の何十倍ものホームレスがいるが、破産した理由で最も多いのは医療費で、しかも半分は医療保険に入っていたのに高額請求され破産しました

医療と保険に関する限り「自由」や「選択肢」は百害あって一利なしです

もし自由化して良くなる人がいたら、それは病院の特別室に入るような大富豪だけです

自由化したらアメリカの安い医薬品が入ってきて診療費が安くなるから良い、と考える人がいるでしょうが、これもとんでもない結果を生みます

医薬品の価格が下がることは「デフレ」であり日本が30年間苦しんできた不治の病です

一旦デフレに感染した産業は悉く崩壊して数年後には残骸になっています

無敵を誇った日本の家電産業は今は存在すらしていませんが、医薬品産業が崩壊したらどうなるでしょうか?

日本の主要産業だった多くの業界が「デフレ」によって壊滅し、失業者が溢れました

同じ光景が今度は病院や医薬品業界で起こったら、被害を受けるのは必ず低所得や一般の人で、日本の悪夢としか言いようがありません

保険制度はあくまでも「全員一律、価格統制」で維持しているので、不満があるなら日本から出て行けば良いのです

もし日本の医療や保険制度でアメリカのように自由の概念を持ち込んだら、結果は最悪のものになる
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/964.html#c59

[昼休み53] 誰も知らないアメリカ格差社会の実情 中川隆
21. 中川隆[-7673] koaQ7Jey 2025年2月18日 23:47:01 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[3]
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカの皆保険制度が失敗した理由は自由な選択肢
2025.02.18
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html

アメリカの保険制度には自由と選択肢があるが、これがとんでもない結果を起こした

b0301119_10145832
引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201404/02/19/b0301119_10145832.jpg

医療・保険を開放してはならない

アメリカ人の自由と権利の考え方はかなり偏っていて”銃を持つ権利”は保証されるのに”銃で撃たれない権利”はなく誰もがいつでも撃たれる危険の下で暮らしている

またアメリカでは運転者などの安全確保からボンネットがない車は認められず、このためアメリカでアルファードや軽トラックを販売できない

だが統計上巨大で安全な筈の車ほどぶつけられた場合に死亡率が高く、軽自動車などの”危険な車”ほど安全性が高い

アメリカ人が重視するのは運転者の人命だけで車にぶつけられる被害者の事は最初から考えない

医療でもこうした事があってアメリカは以前日本に医療市場の開放を求め、今後も要求してくると考えられます

アメリカが不公正だと指摘していたのは日本の保険制度で、今も医療の自由化を要求しています

アメリカがTPPに参加すれば、交換条件として混合診療を解禁するという推測も一時されていました

日本では、健康保険が適用される「保険診療」と、「自由診療」を同時に行うのを禁止し、保険外治療を行うとすべて自費になります

もし許可すると金持ちは自由診療に、金持ちでは無い人が保険診療に分化し、保険制度が崩壊するからです

考えて見て欲しいが年収が多い人も少ない人も、保険料免除されている人も年間の診療費は変わらない

という事は金持ちが保険制度から離脱してしまうと、貧しい人の保険料を負担する人が居なくなってしまう

日本は健康保険を全員強制、一律の価格統制をする事でこうした「保険ピラミッド」が崩壊しないようにしている

ピラミッドの積まれた石の一段でも「自分にはメリットが無いので保険から抜けます」と離脱したら、制度は維持できない

というのは保険制度から抜けたいのは金持ちであり、低所得者の医療費を払わされていると感じているし、実際そうなっている

全国一律、同じ価格というのも重要で、例えば消毒薬でも何でも、幅を持たせて「選択肢」を与えたら、競争が起き敗者が生まれる

金持ちは金持ち用の消毒薬を使い、貧しい人は貧困者用の消毒薬を使う事になったら、やはり制度は崩壊する

アメリカ医療の実体
これを実行に移したのがアメリカで、「自由な選択肢」のある保険制度を作ったら、病院や医師、医薬品まで全て細分化してしまった

アメリカの保険制度で現実に起こっている事は、「競争原理」や「選択肢」といった資本主義を加えた結果、病院は高額請求をするようになった

「消毒に40万円」「夜中に起こされたから5割り増し」「点滴一回10万円」など何でもありです

診療費が自由競争になり国民に選択肢が与えられると、こんな事になってしまう

自由化して「選択肢」を与えられるのは病院側と金持ちだけで、一般人は病院の言いなりになるしかないのです

同じ治療を受けても、保険適用前ですら日本の医療費はアメリカの半分であり、保険適用後は数倍の差がある

例えばアメリカの救急車は有料であり、州や町によって料金がバラバラで100万円以上を請求する場合がある

アメリカ映画でヘリコプターがかっこよく病人を輸送する場面が登場するが、あれも有料で1回につき数百万円を請求している

だが真似をして導入した日本の救急ヘリコプターは無料であり、日本人は当たり前だと思っている

アメリカではヘリコプターで運ばれたら破産し、命が助かってもホームレスになるのです

ERというアメリカの医療ドラマが流行し、それを見た人が「アメリカの医療制度は素晴らしい」と言ったが、あんな治療を受けるのは金持ちだけで、一般の人があそこに運ばれたら請求書で破産します

アメリカには日本の何十倍ものホームレスがいるが、破産した理由で最も多いのは医療費で、しかも半分は医療保険に入っていたのに高額請求され破産しました

医療と保険に関する限り「自由」や「選択肢」は百害あって一利なしです

もし自由化して良くなる人がいたら、それは病院の特別室に入るような大富豪だけです

自由化したらアメリカの安い医薬品が入ってきて診療費が安くなるから良い、と考える人がいるでしょうが、これもとんでもない結果を生みます

医薬品の価格が下がることは「デフレ」であり日本が30年間苦しんできた不治の病です

一旦デフレに感染した産業は悉く崩壊して数年後には残骸になっています

無敵を誇った日本の家電産業は今は存在すらしていませんが、医薬品産業が崩壊したらどうなるでしょうか?

日本の主要産業だった多くの業界が「デフレ」によって壊滅し、失業者が溢れました

同じ光景が今度は病院や医薬品業界で起こったら、被害を受けるのは必ず低所得や一般の人で、日本の悪夢としか言いようがありません

保険制度はあくまでも「全員一律、価格統制」で維持しているので、不満があるなら日本から出て行けば良いのです

もし日本の医療や保険制度でアメリカのように自由の概念を持ち込んだら、結果は最悪のものになる
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/110.html#c21

[近代史4] アメリカに「寝たきり老人」が居ない理由_ 寝たきりになる人を助けないので、寝たきりにならない 中川隆
9. 中川隆[-7672] koaQ7Jey 2025年2月18日 23:48:10 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[4]
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカの皆保険制度が失敗した理由は自由な選択肢
2025.02.18
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html

アメリカの保険制度には自由と選択肢があるが、これがとんでもない結果を起こした

b0301119_10145832
引用:http://pds.exblog.jp/pds/1/201404/02/19/b0301119_10145832.jpg

医療・保険を開放してはならない

アメリカ人の自由と権利の考え方はかなり偏っていて”銃を持つ権利”は保証されるのに”銃で撃たれない権利”はなく誰もがいつでも撃たれる危険の下で暮らしている

またアメリカでは運転者などの安全確保からボンネットがない車は認められず、このためアメリカでアルファードや軽トラックを販売できない

だが統計上巨大で安全な筈の車ほどぶつけられた場合に死亡率が高く、軽自動車などの”危険な車”ほど安全性が高い

アメリカ人が重視するのは運転者の人命だけで車にぶつけられる被害者の事は最初から考えない

医療でもこうした事があってアメリカは以前日本に医療市場の開放を求め、今後も要求してくると考えられます

アメリカが不公正だと指摘していたのは日本の保険制度で、今も医療の自由化を要求しています

アメリカがTPPに参加すれば、交換条件として混合診療を解禁するという推測も一時されていました

日本では、健康保険が適用される「保険診療」と、「自由診療」を同時に行うのを禁止し、保険外治療を行うとすべて自費になります

もし許可すると金持ちは自由診療に、金持ちでは無い人が保険診療に分化し、保険制度が崩壊するからです

考えて見て欲しいが年収が多い人も少ない人も、保険料免除されている人も年間の診療費は変わらない

という事は金持ちが保険制度から離脱してしまうと、貧しい人の保険料を負担する人が居なくなってしまう

日本は健康保険を全員強制、一律の価格統制をする事でこうした「保険ピラミッド」が崩壊しないようにしている

ピラミッドの積まれた石の一段でも「自分にはメリットが無いので保険から抜けます」と離脱したら、制度は維持できない

というのは保険制度から抜けたいのは金持ちであり、低所得者の医療費を払わされていると感じているし、実際そうなっている

全国一律、同じ価格というのも重要で、例えば消毒薬でも何でも、幅を持たせて「選択肢」を与えたら、競争が起き敗者が生まれる

金持ちは金持ち用の消毒薬を使い、貧しい人は貧困者用の消毒薬を使う事になったら、やはり制度は崩壊する

アメリカ医療の実体
これを実行に移したのがアメリカで、「自由な選択肢」のある保険制度を作ったら、病院や医師、医薬品まで全て細分化してしまった

アメリカの保険制度で現実に起こっている事は、「競争原理」や「選択肢」といった資本主義を加えた結果、病院は高額請求をするようになった

「消毒に40万円」「夜中に起こされたから5割り増し」「点滴一回10万円」など何でもありです

診療費が自由競争になり国民に選択肢が与えられると、こんな事になってしまう

自由化して「選択肢」を与えられるのは病院側と金持ちだけで、一般人は病院の言いなりになるしかないのです

同じ治療を受けても、保険適用前ですら日本の医療費はアメリカの半分であり、保険適用後は数倍の差がある

例えばアメリカの救急車は有料であり、州や町によって料金がバラバラで100万円以上を請求する場合がある

アメリカ映画でヘリコプターがかっこよく病人を輸送する場面が登場するが、あれも有料で1回につき数百万円を請求している

だが真似をして導入した日本の救急ヘリコプターは無料であり、日本人は当たり前だと思っている

アメリカではヘリコプターで運ばれたら破産し、命が助かってもホームレスになるのです

ERというアメリカの医療ドラマが流行し、それを見た人が「アメリカの医療制度は素晴らしい」と言ったが、あんな治療を受けるのは金持ちだけで、一般の人があそこに運ばれたら請求書で破産します

アメリカには日本の何十倍ものホームレスがいるが、破産した理由で最も多いのは医療費で、しかも半分は医療保険に入っていたのに高額請求され破産しました

医療と保険に関する限り「自由」や「選択肢」は百害あって一利なしです

もし自由化して良くなる人がいたら、それは病院の特別室に入るような大富豪だけです

自由化したらアメリカの安い医薬品が入ってきて診療費が安くなるから良い、と考える人がいるでしょうが、これもとんでもない結果を生みます

医薬品の価格が下がることは「デフレ」であり日本が30年間苦しんできた不治の病です

一旦デフレに感染した産業は悉く崩壊して数年後には残骸になっています

無敵を誇った日本の家電産業は今は存在すらしていませんが、医薬品産業が崩壊したらどうなるでしょうか?

日本の主要産業だった多くの業界が「デフレ」によって壊滅し、失業者が溢れました

同じ光景が今度は病院や医薬品業界で起こったら、被害を受けるのは必ず低所得や一般の人で、日本の悪夢としか言いようがありません

保険制度はあくまでも「全員一律、価格統制」で維持しているので、不満があるなら日本から出て行けば良いのです

もし日本の医療や保険制度でアメリカのように自由の概念を持ち込んだら、結果は最悪のものになる
https://www.thutmosev.com/archives/33937195.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1180.html#c9

[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。 中川隆
3. 中川隆[-7671] koaQ7Jey 2025年2月19日 00:04:05 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[5]
<■112行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは国家を資本家の私物にする目的で、まずアメリカの公的制度の解体から始めている。 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。
 実はそれは、アメリカ合州国を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。

建国以来アメリカは、私的所有の上に「自由」をつくる国だった。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、それによって「誰もいない土地」を作り出し、そこに不可侵の私的所有権を設定し、それを基盤に「持てる者の自由の国」(J・ロック)をつくるのだ。


 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/345.html#c3

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
5. 中川隆[-7670] koaQ7Jey 2025年2月19日 00:39:25 : 2Xy7dhGcbY : dGRmbXRWSjZkSjY=[6]
<■91行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてを資本家の私物にしようとしている。
トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

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西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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アングロサクソンの文化
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アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c5

[昼休み52] 主要企業・銀行の殆どが外資に乗っ取られてるとこういう社会になる 富山誠
27. 中川隆[-7669] koaQ7Jey 2025年2月19日 07:20:21 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[1]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
韓国人の半数近くが非正規労働 非合法住宅やバラックに住む人も多い
2025.02.19
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html

韓国人の半数近くが非正規労働で、非正規の賃金は正規の半額


https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42876?site=nli 日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因― _ニッセイ基礎研究所
下請け達のヘルコリア

韓国人は自分たちが置かれている苦境を表すのに、10年ほど前からヘルコリアという造語を使っていました

若者の失業率は実質25%以上とみられ国全体でも実質10%以上で一生まともな就職ができない人も多いといわれている

大学新卒の就職内定率は10%以下でしかなく、多くの人は大学を出てから就職予備校に通って英語や技術の資格を取得する

競争社会韓国で最大の勝者はサムスンの社員になることだが、サムスンの平均採用年齢は30歳以上になっています

平均退職年齢は45歳なので働けるのはたった15年だけ、これは即戦力を採用し使えなくなると解雇するサムスン流から来ている

サムスンで45歳を過ぎて働けるのは部長級以上に昇進する人だが、超エリートと創業一族と取り巻けだけに限られている

サムスンを辞めた人は紹介された中企業に就職するが、数年で解雇され小企業に、零細企業へと落ちていき、最後は露天商やアルバイトになる

勝ち組ですらこの有様なので大学卒でない人や、大学は出たものの就職に失敗した人は底辺生活になります

韓国は建築法がいい加減なので半地下や屋上のプレハブのような低家賃住宅に住んでいる人が数十万人もいる

ソウルには考試院という浪人受験生用の低家賃住宅が集まる地区があってそこに住む人が数十万人に達している

もっと下もありビニールハウスを改造したビニール住宅、鉄パイプとシートで自作したバラックもある

こうした低家賃住居に住んで非正規労働で生きている人が韓国人の1割以上は居ると考えられています

考試院、こうした部屋に住む人が増えている

f3ea3441
画像引用:https://livedoor.sp.blogimg.jp/depolo-fight/imgs/f/3/f3ea3441.jpg
非正規労働者45%
韓国人労働者の3割以上が非正規労働者ですが、残りの正社員も大企業の下請けや孫請けが多い

2017年にサムスン重工業の巨済造船所でクレーンが倒れる事故があり、なくなった6人と負傷した25人全員が下請け労働者だったのが話題になった

サムスン造船所で働く労働者の9割が下請け労働者で、他の造船所や工場も同じような状況にある

この事故ではサムスンは責任を追及されず、遺族や負傷者にはサムスンを告訴しない誓約書と引き換えに慰謝料を支払ったという

韓国の大企業は社員の非正規化や下請け化を進めていて、サムスンは年間100億円以上も、労災コストを削減した

その実態は社員を下請けと非正規に置き換えて、事故があっても保証しないことでコストカットした

韓国の有名財閥正社員の給与は日本と比べてもそこそこ良いが、下請けとなると半分も貰えれば好待遇と言える

韓国には日本のような正社員制度がないので、正社員でないから非正規という明確な区別はできない。

日本の非正規は4割で韓国は約35%だが、区分の仕方によっては韓国は4割や5割以上になりえる

韓国では常時雇用のフルタイム労働者と臨時雇用のパートタイムという分け方が一般的で、通常はパートタイムを非正規労働者と呼んでいる

だが日本にもフルタイムのアルバイトや派遣や契約社員がいる訳で、韓国の実態は4割以上だと考えられる

韓国の労働組合団体の定義によると45%が非正規労働者で、この方がヘルコリアの実態に近い

非正規労働者の多くはサービス残業が常態化していて、何時間働いても基本給しか貰えないのが普通です

ケガや病気は自分持ちでボーナスや保険や年金もなく貯金ゼロが大半の韓国の若者です
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html
http://www.asyura2.com/12/lunchbreak52/msg/784.html#c27

[近代史3] 韓国の大卒失業者 新卒で正社員就職は1割だけ 中川隆
32. 中川隆[-7668] koaQ7Jey 2025年2月19日 07:20:37 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[2]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
韓国人の半数近くが非正規労働 非合法住宅やバラックに住む人も多い
2025.02.19
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html

韓国人の半数近くが非正規労働で、非正規の賃金は正規の半額


https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42876?site=nli 日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因― _ニッセイ基礎研究所
下請け達のヘルコリア

韓国人は自分たちが置かれている苦境を表すのに、10年ほど前からヘルコリアという造語を使っていました

若者の失業率は実質25%以上とみられ国全体でも実質10%以上で一生まともな就職ができない人も多いといわれている

大学新卒の就職内定率は10%以下でしかなく、多くの人は大学を出てから就職予備校に通って英語や技術の資格を取得する

競争社会韓国で最大の勝者はサムスンの社員になることだが、サムスンの平均採用年齢は30歳以上になっています

平均退職年齢は45歳なので働けるのはたった15年だけ、これは即戦力を採用し使えなくなると解雇するサムスン流から来ている

サムスンで45歳を過ぎて働けるのは部長級以上に昇進する人だが、超エリートと創業一族と取り巻けだけに限られている

サムスンを辞めた人は紹介された中企業に就職するが、数年で解雇され小企業に、零細企業へと落ちていき、最後は露天商やアルバイトになる

勝ち組ですらこの有様なので大学卒でない人や、大学は出たものの就職に失敗した人は底辺生活になります

韓国は建築法がいい加減なので半地下や屋上のプレハブのような低家賃住宅に住んでいる人が数十万人もいる

ソウルには考試院という浪人受験生用の低家賃住宅が集まる地区があってそこに住む人が数十万人に達している

もっと下もありビニールハウスを改造したビニール住宅、鉄パイプとシートで自作したバラックもある

こうした低家賃住居に住んで非正規労働で生きている人が韓国人の1割以上は居ると考えられています

考試院、こうした部屋に住む人が増えている

f3ea3441
画像引用:https://livedoor.sp.blogimg.jp/depolo-fight/imgs/f/3/f3ea3441.jpg
非正規労働者45%
韓国人労働者の3割以上が非正規労働者ですが、残りの正社員も大企業の下請けや孫請けが多い

2017年にサムスン重工業の巨済造船所でクレーンが倒れる事故があり、なくなった6人と負傷した25人全員が下請け労働者だったのが話題になった

サムスン造船所で働く労働者の9割が下請け労働者で、他の造船所や工場も同じような状況にある

この事故ではサムスンは責任を追及されず、遺族や負傷者にはサムスンを告訴しない誓約書と引き換えに慰謝料を支払ったという

韓国の大企業は社員の非正規化や下請け化を進めていて、サムスンは年間100億円以上も、労災コストを削減した

その実態は社員を下請けと非正規に置き換えて、事故があっても保証しないことでコストカットした

韓国の有名財閥正社員の給与は日本と比べてもそこそこ良いが、下請けとなると半分も貰えれば好待遇と言える

韓国には日本のような正社員制度がないので、正社員でないから非正規という明確な区別はできない。

日本の非正規は4割で韓国は約35%だが、区分の仕方によっては韓国は4割や5割以上になりえる

韓国では常時雇用のフルタイム労働者と臨時雇用のパートタイムという分け方が一般的で、通常はパートタイムを非正規労働者と呼んでいる

だが日本にもフルタイムのアルバイトや派遣や契約社員がいる訳で、韓国の実態は4割以上だと考えられる

韓国の労働組合団体の定義によると45%が非正規労働者で、この方がヘルコリアの実態に近い

非正規労働者の多くはサービス残業が常態化していて、何時間働いても基本給しか貰えないのが普通です

ケガや病気は自分持ちでボーナスや保険や年金もなく貯金ゼロが大半の韓国の若者です
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/491.html#c32

[近代史3] サムスンの実態 世界で人権無視の過酷労働、警察や政府と癒着 中川隆
11. 中川隆[-7667] koaQ7Jey 2025年2月19日 07:21:01 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[3]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
韓国人の半数近くが非正規労働 非合法住宅やバラックに住む人も多い
2025.02.19
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html

韓国人の半数近くが非正規労働で、非正規の賃金は正規の半額


https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42876?site=nli 日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因― _ニッセイ基礎研究所
下請け達のヘルコリア

韓国人は自分たちが置かれている苦境を表すのに、10年ほど前からヘルコリアという造語を使っていました

若者の失業率は実質25%以上とみられ国全体でも実質10%以上で一生まともな就職ができない人も多いといわれている

大学新卒の就職内定率は10%以下でしかなく、多くの人は大学を出てから就職予備校に通って英語や技術の資格を取得する

競争社会韓国で最大の勝者はサムスンの社員になることだが、サムスンの平均採用年齢は30歳以上になっています

平均退職年齢は45歳なので働けるのはたった15年だけ、これは即戦力を採用し使えなくなると解雇するサムスン流から来ている

サムスンで45歳を過ぎて働けるのは部長級以上に昇進する人だが、超エリートと創業一族と取り巻けだけに限られている

サムスンを辞めた人は紹介された中企業に就職するが、数年で解雇され小企業に、零細企業へと落ちていき、最後は露天商やアルバイトになる

勝ち組ですらこの有様なので大学卒でない人や、大学は出たものの就職に失敗した人は底辺生活になります

韓国は建築法がいい加減なので半地下や屋上のプレハブのような低家賃住宅に住んでいる人が数十万人もいる

ソウルには考試院という浪人受験生用の低家賃住宅が集まる地区があってそこに住む人が数十万人に達している

もっと下もありビニールハウスを改造したビニール住宅、鉄パイプとシートで自作したバラックもある

こうした低家賃住居に住んで非正規労働で生きている人が韓国人の1割以上は居ると考えられています

考試院、こうした部屋に住む人が増えている

f3ea3441
画像引用:https://livedoor.sp.blogimg.jp/depolo-fight/imgs/f/3/f3ea3441.jpg
非正規労働者45%
韓国人労働者の3割以上が非正規労働者ですが、残りの正社員も大企業の下請けや孫請けが多い

2017年にサムスン重工業の巨済造船所でクレーンが倒れる事故があり、なくなった6人と負傷した25人全員が下請け労働者だったのが話題になった

サムスン造船所で働く労働者の9割が下請け労働者で、他の造船所や工場も同じような状況にある

この事故ではサムスンは責任を追及されず、遺族や負傷者にはサムスンを告訴しない誓約書と引き換えに慰謝料を支払ったという

韓国の大企業は社員の非正規化や下請け化を進めていて、サムスンは年間100億円以上も、労災コストを削減した

その実態は社員を下請けと非正規に置き換えて、事故があっても保証しないことでコストカットした

韓国の有名財閥正社員の給与は日本と比べてもそこそこ良いが、下請けとなると半分も貰えれば好待遇と言える

韓国には日本のような正社員制度がないので、正社員でないから非正規という明確な区別はできない。

日本の非正規は4割で韓国は約35%だが、区分の仕方によっては韓国は4割や5割以上になりえる

韓国では常時雇用のフルタイム労働者と臨時雇用のパートタイムという分け方が一般的で、通常はパートタイムを非正規労働者と呼んでいる

だが日本にもフルタイムのアルバイトや派遣や契約社員がいる訳で、韓国の実態は4割以上だと考えられる

韓国の労働組合団体の定義によると45%が非正規労働者で、この方がヘルコリアの実態に近い

非正規労働者の多くはサービス残業が常態化していて、何時間働いても基本給しか貰えないのが普通です

ケガや病気は自分持ちでボーナスや保険や年金もなく貯金ゼロが大半の韓国の若者です
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/501.html#c11

[近代史3] 韓国のチキン屋 解雇されたサラリーマンが開業 中川隆
30. 中川隆[-7666] koaQ7Jey 2025年2月19日 07:21:17 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[4]
<■62行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
韓国人の半数近くが非正規労働 非合法住宅やバラックに住む人も多い
2025.02.19
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html

韓国人の半数近くが非正規労働で、非正規の賃金は正規の半額


https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=42876?site=nli 日韓比較(10):非正規雇用-その4 なぜ雇用形態により人件費は異なるのか?―賃金水準や社会保険の適用率に差があるのが主な原因― _ニッセイ基礎研究所
下請け達のヘルコリア

韓国人は自分たちが置かれている苦境を表すのに、10年ほど前からヘルコリアという造語を使っていました

若者の失業率は実質25%以上とみられ国全体でも実質10%以上で一生まともな就職ができない人も多いといわれている

大学新卒の就職内定率は10%以下でしかなく、多くの人は大学を出てから就職予備校に通って英語や技術の資格を取得する

競争社会韓国で最大の勝者はサムスンの社員になることだが、サムスンの平均採用年齢は30歳以上になっています

平均退職年齢は45歳なので働けるのはたった15年だけ、これは即戦力を採用し使えなくなると解雇するサムスン流から来ている

サムスンで45歳を過ぎて働けるのは部長級以上に昇進する人だが、超エリートと創業一族と取り巻けだけに限られている

サムスンを辞めた人は紹介された中企業に就職するが、数年で解雇され小企業に、零細企業へと落ちていき、最後は露天商やアルバイトになる

勝ち組ですらこの有様なので大学卒でない人や、大学は出たものの就職に失敗した人は底辺生活になります

韓国は建築法がいい加減なので半地下や屋上のプレハブのような低家賃住宅に住んでいる人が数十万人もいる

ソウルには考試院という浪人受験生用の低家賃住宅が集まる地区があってそこに住む人が数十万人に達している

もっと下もありビニールハウスを改造したビニール住宅、鉄パイプとシートで自作したバラックもある

こうした低家賃住居に住んで非正規労働で生きている人が韓国人の1割以上は居ると考えられています

考試院、こうした部屋に住む人が増えている

f3ea3441
画像引用:https://livedoor.sp.blogimg.jp/depolo-fight/imgs/f/3/f3ea3441.jpg
非正規労働者45%
韓国人労働者の3割以上が非正規労働者ですが、残りの正社員も大企業の下請けや孫請けが多い

2017年にサムスン重工業の巨済造船所でクレーンが倒れる事故があり、なくなった6人と負傷した25人全員が下請け労働者だったのが話題になった

サムスン造船所で働く労働者の9割が下請け労働者で、他の造船所や工場も同じような状況にある

この事故ではサムスンは責任を追及されず、遺族や負傷者にはサムスンを告訴しない誓約書と引き換えに慰謝料を支払ったという

韓国の大企業は社員の非正規化や下請け化を進めていて、サムスンは年間100億円以上も、労災コストを削減した

その実態は社員を下請けと非正規に置き換えて、事故があっても保証しないことでコストカットした

韓国の有名財閥正社員の給与は日本と比べてもそこそこ良いが、下請けとなると半分も貰えれば好待遇と言える

韓国には日本のような正社員制度がないので、正社員でないから非正規という明確な区別はできない。

日本の非正規は4割で韓国は約35%だが、区分の仕方によっては韓国は4割や5割以上になりえる

韓国では常時雇用のフルタイム労働者と臨時雇用のパートタイムという分け方が一般的で、通常はパートタイムを非正規労働者と呼んでいる

だが日本にもフルタイムのアルバイトや派遣や契約社員がいる訳で、韓国の実態は4割以上だと考えられる

韓国の労働組合団体の定義によると45%が非正規労働者で、この方がヘルコリアの実態に近い

非正規労働者の多くはサービス残業が常態化していて、何時間働いても基本給しか貰えないのが普通です

ケガや病気は自分持ちでボーナスや保険や年金もなく貯金ゼロが大半の韓国の若者です
https://www.thutmosev.com/archives/81629008.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/502.html#c30

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
139. 中川隆[-7665] koaQ7Jey 2025年2月19日 08:24:25 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[5]
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レイ・ダリオ氏: 株式はゴールドのようなインフレヘッジにはならない
2025年2月18日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回はインフレへの備えとしてゴールドと株式を比較している部分を紹介したい。

アメリカの債務危機

テーマは引き続きアメリカの債務問題である。コロナ後のインフレによる金利上昇で、大量に積み上げられた米国債には多額の利払いが発生しており、アメリカは借金の利払いを新たな国債の発行で賄っている。

そのためアメリカの政府債務はねずみ算式に増加する図式となっており、その結末としてダリオ氏は前回の記事でドル安やインフレ再燃は避けられないと予想していた。

レイ・ダリオ氏: 米国の債務危機でドルの大幅下落かインフレ再燃は不可避


要するに、国債の大量発行で買い手が不足し、米国債の下落を防ぐために中央銀行は紙幣印刷で国債を買わなければならなくなるが、それが紙幣の価値下落に繋がるということである。

ダリオ氏によれば、そうした紙幣の価値下落は日本では既に起きている。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


資産の逃避先

こういう状況では投資家はどうすれば良いのか。言うまでもないことだが、状況にいち早く気付いた投資家はゴールドなどの貴金属を買っている。以下は金価格のチャートである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/20245-2-18-gold-chart.png


ジェフリー・ガンドラック氏などは、ビットコインなどもアメリカの債務問題の恩恵を受けていると指摘している。

ガンドラック氏: ゴールドとビットコインの上げ相場は最近の下落でも止まらない


ビットコイン価格は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2025-2-18-btcusd-chart.png


インフレと株式

さて、ここで気になるのが、紙幣印刷による紙幣の価値下落で金価格などが上がっているとすれば、株式はインフレヘッジとしてどうなのかということである。

そこで本領を発揮するのがダリオ氏の金融史研究である。ダリオ氏は新著において紙幣印刷で通貨の価値が暴落した歴史上の32の事例を研究し、その前後でゴールドや株式などの資産価格がどうなったかを表にしている。

事例にはアメリカの1971年のニクソンショックや戦後の日本、ギリシャの債務危機やトルコのハイパーインフレなどが含まれている。

事例によって結果は様々だが、少なくともすべてのケースで金価格は(その国の通貨に対して)上昇しており、コモディティ(エネルギー資源や農作物など)は大半のケースで上昇、株式はまちまちで、債券はインフレによる価値下落を考慮しない場合でも価格が下がることが多い結果となっている。

各資産のパフォーマンスの中央値は次のようになっている

ゴールド: 66%上昇
コモディティ: 49%上昇
株式: 3%上昇
国債: 2%下落

株式や国債は名目値ではほぼ変わらずだが、これは価値の下落したその国の通貨建てで見た数字なので、インフレを考慮するとパフォーマンスは更に悪いということになる。

紙幣の価値が下落する場合の資産価格

状況にもよるが、インフレの基準はコモディティだと考えると、ゴールドだけがインフレに勝ち、コモディティはインフレから資産価値を保持し、株式と国債はインフレに大幅に負けたということになるのだろう。

つまり、株式はインフレヘッジにはならない。

この中央値の結果は、アメリカの1970年代の物価高騰時代の現実と似ている。この時期には米国株はドル建てで考えればほぼ横ばいだったものの、物価が3倍になっているので、米国株の価値は実質的には3分の1になった。以下の記事で詳しく説明している。

レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903


そして同じ時期に金価格は数十倍に上がっている。他の銘柄の価格推移についても以下の記事を参考にしてもらいたい。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411

また、ダリオ氏は次のようにも述べている。

このような時期には、恐らくビットコインのようなデジタル通貨も恩恵を受けるだろう。

結論

このように、ダリオ氏の新著は前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で語られた国家の繁栄から衰退までの長期サイクルのうち、衰退の部分を詳しくデータと計算で裏付けた内容となっている。

新著ももうすぐ出版される。前著の続きとなっているので、前著を未読の人はまずそちらから読むべきだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c139

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
448. 中川隆[-7664] koaQ7Jey 2025年2月19日 08:25:15 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[6]
<■79行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: 株式はゴールドのようなインフレヘッジにはならない
2025年2月18日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回はインフレへの備えとしてゴールドと株式を比較している部分を紹介したい。

アメリカの債務危機

テーマは引き続きアメリカの債務問題である。コロナ後のインフレによる金利上昇で、大量に積み上げられた米国債には多額の利払いが発生しており、アメリカは借金の利払いを新たな国債の発行で賄っている。

そのためアメリカの政府債務はねずみ算式に増加する図式となっており、その結末としてダリオ氏は前回の記事でドル安やインフレ再燃は避けられないと予想していた。

レイ・ダリオ氏: 米国の債務危機でドルの大幅下落かインフレ再燃は不可避


要するに、国債の大量発行で買い手が不足し、米国債の下落を防ぐために中央銀行は紙幣印刷で国債を買わなければならなくなるが、それが紙幣の価値下落に繋がるということである。

ダリオ氏によれば、そうした紙幣の価値下落は日本では既に起きている。

レイ・ダリオ氏: 日本人は日本政府の低金利政策のせいで年間7%の資産を失っている


資産の逃避先

こういう状況では投資家はどうすれば良いのか。言うまでもないことだが、状況にいち早く気付いた投資家はゴールドなどの貴金属を買っている。以下は金価格のチャートである。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/20245-2-18-gold-chart.png


ジェフリー・ガンドラック氏などは、ビットコインなどもアメリカの債務問題の恩恵を受けていると指摘している。

ガンドラック氏: ゴールドとビットコインの上げ相場は最近の下落でも止まらない


ビットコイン価格は次のように推移している。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2025-2-18-btcusd-chart.png


インフレと株式

さて、ここで気になるのが、紙幣印刷による紙幣の価値下落で金価格などが上がっているとすれば、株式はインフレヘッジとしてどうなのかということである。

そこで本領を発揮するのがダリオ氏の金融史研究である。ダリオ氏は新著において紙幣印刷で通貨の価値が暴落した歴史上の32の事例を研究し、その前後でゴールドや株式などの資産価格がどうなったかを表にしている。

事例にはアメリカの1971年のニクソンショックや戦後の日本、ギリシャの債務危機やトルコのハイパーインフレなどが含まれている。

事例によって結果は様々だが、少なくともすべてのケースで金価格は(その国の通貨に対して)上昇しており、コモディティ(エネルギー資源や農作物など)は大半のケースで上昇、株式はまちまちで、債券はインフレによる価値下落を考慮しない場合でも価格が下がることが多い結果となっている。

各資産のパフォーマンスの中央値は次のようになっている

ゴールド: 66%上昇
コモディティ: 49%上昇
株式: 3%上昇
国債: 2%下落

株式や国債は名目値ではほぼ変わらずだが、これは価値の下落したその国の通貨建てで見た数字なので、インフレを考慮するとパフォーマンスは更に悪いということになる。

紙幣の価値が下落する場合の資産価格

状況にもよるが、インフレの基準はコモディティだと考えると、ゴールドだけがインフレに勝ち、コモディティはインフレから資産価値を保持し、株式と国債はインフレに大幅に負けたということになるのだろう。

つまり、株式はインフレヘッジにはならない。

この中央値の結果は、アメリカの1970年代の物価高騰時代の現実と似ている。この時期には米国株はドル建てで考えればほぼ横ばいだったものの、物価が3倍になっているので、米国株の価値は実質的には3分の1になった。以下の記事で詳しく説明している。

レイ・ダリオ氏: 金利上昇の時代には株価は長期的に下落する
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59903


そして同じ時期に金価格は数十倍に上がっている。他の銘柄の価格推移についても以下の記事を参考にしてもらいたい。

1970年代の物価高騰時代における貴金属や農作物の価格推移
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35411

また、ダリオ氏は次のようにも述べている。

このような時期には、恐らくビットコインのようなデジタル通貨も恩恵を受けるだろう。

結論

このように、ダリオ氏の新著は前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で語られた国家の繁栄から衰退までの長期サイクルのうち、衰退の部分を詳しくデータと計算で裏付けた内容となっている。

新著ももうすぐ出版される。前著の続きとなっているので、前著を未読の人はまずそちらから読むべきだろう。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60046
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c448

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
124. 中川隆[-7663] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:21:43 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[7]
2025-02-19 いま中国語圏が騒然としています!米国国務省のホムペが少し変わっただけで…
アメリカの福音派は反共・反中
妙佛 DEEP MAX 2025/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=gC4pFMTpZpc
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c124
[近代史4] キリスト教原理主義 中川隆
19. 中川隆[-7662] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:29:29 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[8]
2025-02-19 いま中国語圏が騒然としています!米国国務省のホムペが少し変わっただけで…
アメリカの福音派は反共・反中
妙佛 DEEP MAX 2025/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=gC4pFMTpZpc
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/391.html#c19
[近代史3] ユダヤ陰謀論とグローバリズムを考える _ ヨーロッパ化されたキリスト教がユダヤ思想の正体で、ユダヤ教やユダヤ人とは何の関係… 中川隆
41. 中川隆[-7661] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:29:54 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[9]
2025-02-19 いま中国語圏が騒然としています!米国国務省のホムペが少し変わっただけで…
アメリカの福音派は反共・反中
妙佛 DEEP MAX 2025/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=gC4pFMTpZpc
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/504.html#c41
[近代史3] 欧米のキリスト教徒全員の行動指針となっているヨハネの默示録 中川隆
12. 中川隆[-7660] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:30:16 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[10]
2025-02-19 いま中国語圏が騒然としています!米国国務省のホムペが少し変わっただけで…
アメリカの福音派は反共・反中
妙佛 DEEP MAX 2025/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=gC4pFMTpZpc
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/506.html#c12
[近代史3] 東海アマ 福音派キリスト教はキリスト教の仮面を被ったユダヤ教 中川隆
10. 中川隆[-7659] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:30:30 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[11]
2025-02-19 いま中国語圏が騒然としています!米国国務省のホムペが少し変わっただけで…
アメリカの福音派は反共・反中
妙佛 DEEP MAX 2025/02/19
https://www.youtube.com/watch?v=gC4pFMTpZpc
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/487.html#c10
[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
140. 中川隆[-7658] koaQ7Jey 2025年2月19日 09:52:47 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[12]
【2025年2月18日】バフェットがS&P500全売却 株価指数の展望(西山孝四郎 氏)
https://www.youtube.com/watch?v=1WsKKcpBpIM

0:00 オープニング
1:06 S&P500CFD(月足)
3:12 株式市場は全面的な割高感でナンバー1
7:01 バークシャー・ハサウェイの手許現金残高
12:50 バークシャー・ハサウェイの保有銘柄
13:52 1973年以降の世界の株式市場のバブル
15:04 日経平均CFD(週足)
20:12 本日のまとめ

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c140

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
6. 中川隆[-7657] koaQ7Jey 2025年2月19日 16:27:22 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[13]
<■110行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承している不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの資本家の私物にしようとしている。
トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。
 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」

トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
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トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
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アングロサクソンの文化
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アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
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レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
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日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c6

[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。 中川隆
4. 中川隆[-7656] koaQ7Jey 2025年2月19日 16:40:14 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[14]
<■113行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。(ファシズム・全体主義とは巨大資本が国家を支配する統制経済の事)
トランプは国家を資本家の私物にする目的で、まずアメリカの公的制度の解体から始めている。 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。

 実はそれは、アメリカ合州国を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。

建国以来アメリカは、私的所有の上に「自由」をつくる国だった。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、それによって「誰もいない土地」を作り出し、そこに不可侵の私的所有権を設定し、それを基盤に「持てる者の自由の国」(J・ロック)をつくるのだ。


 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/345.html#c4

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
7. 中川隆[-7655] koaQ7Jey 2025年2月19日 16:50:43 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[15]
<■110行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承している不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの巨大資本の私物にしようとしている。
トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。
 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」

トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
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米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c7

[番外地12] トランプは革命家ではなく、旧態依然たる不動産国家アメリカの伝統の継承をしている不動産屋に過ぎない。 中川隆
5. 中川隆[-7654] koaQ7Jey 2025年2月19日 16:55:24 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[16]
<■113行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地すべてをアメリカの資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。(ファシズム・全体主義とは巨大資本が国家を支配する統制経済の事)
トランプは国家を巨大資本の私物にする目的で、まずアメリカの公的制度の解体から始めている。 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「51番目の州になれ」というようなトランプの言動がショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 トランプは「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。
 実はそれは、アメリカ合州国を形成する基軸論理なのだ。

トランプは不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。

アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。

建国以来アメリカは、私的所有の上に「自由」をつくる国だった。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、それによって「誰もいない土地」を作り出し、そこに不可侵の私的所有権を設定し、それを基盤に「持てる者の自由の国」(J・ロック)をつくるのだ。


 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。
 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。

アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。
 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。
 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

▲△▽▼

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/345.html#c5

[番外地12] 廣瀬爽彩さんはデリヘルで働いていた 中川隆
1. 中川隆[-7653] koaQ7Jey 2025年2月19日 19:40:30 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[17]
<■60行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
【総合考察】やはりA子(中尾まほ)周辺が隠蔽の源ではないか!?
#593 2024/08/28 11:01
【旭川市中2殺人事件】圭泉会病院の看護師をしてる元彼女に聞いてみたら…
旭川市の愚民です 2024/08/24
廣瀬爽彩さんはデリヘルで働いていた

2024/08/23 06:36
(中尾まほの母親の)中尾絵里奈が売春をやらせている女の子をアルファードで送迎していたの?まさか被害者の待ち合わせ場所がツルハだったとか、だから失踪時に警察犬は通い慣れたツルハに辿り着いてしまったのなら辻褄が合う、シノギで稼いだ金で北星中の近くに一軒家を買ったの?

2021/06/10 03:26  
えりちゃん
まだアルファード乗ってるのかな?

2021/04/19 07:21
母親の削除される前のFB見たわ
旭川ナンバー白いアルファードの写真あった
爆サイでアルファードの女というスレがあったの思いだしたw

2021/04/28 18:46  
ゆなっちはのぞき禁止のカラオケ店に行ったり
川や公衆トイレを見張ったりコープ帯広店に行ったり
カットハウスAや白いアルファードでドライブしたりして忙しいんだよ
学校でもまほの妹ちゃんて大人気なんだぞ 

2021/07/16 07:45  
白のアルファードに乗っってる母は娘のコンパニオン嬢の送迎をシノギにしてました
自信もコンパニオンとして働きました
差配とスカウトもシノギにしてました
娘は有名人です
売りはやってるし、やらせてました
クスリも売ってました
北星中の近くで家も買えました

#93 2024/08/18 17:51
竹内リムはガッツリ内田組の売春管理人
警察に通報しよう

#176 2024/08/29 09:21
中尾マホは内田梨瑚・小西優香と違って殺人までしていない。売りとクスリだけだよ

#180 2024/08/29 10:09
>>176
売春斡旋ガールズバー、センシュアルは母親がマホを紹介したの?自分の娘を組の売春バーで働かせるとは確かに外道だな、娘がイジメて言いなりにした女の子にもデリヘルをやらされていた、送迎を自分の白いアルファードでやっていたのか?

2021/05/27 09:55
娘を旭導会の売春バーに紹介する外道だよ。

2023年12月28日
 「先輩から売春をさせられている。グループを抜けたくても、抜けられない」
 昨年の夏、中高生らを支援する旭川市内の民間相談窓口に、1本の電話が来た。電話をかけたのは、地元の高校生ニイナ(17)。グループはJR旭川駅南口付近に集まり、冬は近くの商業施設の中で過ごす。メンバーの先輩から路上売春を指示されたという。

 駅の南口側は、商業施設が並ぶ北口側よりも人通りが少ない。「駅裏」と呼ばれ、中高生ら男女約10人が集まっていた。

 札幌市中心部の「たまり場」にたむろするメンバーと同じように、家や学校に居場所のない若者たち。ニイナは両親からの虐待に耐えかね、家出を繰り返していた。

「一緒に小遣いを稼ごう」。ニイナは周りに言われるがままに路上で売春の相手を探した。
 グループの女子高生3〜4人で売春を続け、相手から3万円を受け取り、うち数万円を先輩に渡す日々。

2024.08.11 16:00  NEWSポストセブン
旭川女子高生殺害事件 内田梨瑚被告(21)は過去に15000円で立ちんぼか
現在、旭川駅周辺では未成年による路上での売春行為が問題となっています。
 調べによりますと内田容疑者は未成年者との飲酒、暴力団との関わりなどを周囲に蔓延させていたこともわかりました。

▲△▽▼

旭川女子中学生いじめ凍死事件で文春や被害者の母親の証言はすべて嘘だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16858192

旭川 神居古潭殺人事件 _ 大麻・覚醒剤の売人だった内田梨瑚(21)
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856891

14歳女子中学生の旭川いじめ凍死事件はプチエンジェル事件同様の児童バイシュン・ハニートラップ事件だったのか?
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/215.html
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/344.html#c1

[近代史5] 「ワクチン後遺症」知って 23歳女性、長引く体調不良訴える 中川隆
11. 中川隆[-7652] koaQ7Jey 2025年2月19日 19:55:02 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[18]
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無敵の太陽 2025年02月17日
陰謀論と秘密の計画 / パンデミックの謎が解き明かされる?!
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983444.html

ウィルス研究と資金の秘密

conspiracy 324Trump & Musk

  インターネットの普及で一般人でも気軽に自分の意見を投稿できるようになり、様々な評論家やユーチューバーが独自の見解を述べている。となれば、無責任な発言や軽率な憶測を表明する者も出てくるだろう。また、意図的に嘘の情報を拡散する者や、銭儲けのために刺戟的な動画を投稿する者、そして詐欺を目的とした愉快犯もいるはずだ。それゆえ、民間人の意見を全て「陰謀論」と断定するのは間違っている。中には“まとも”な意見もあるはずだ。

  アメリカやヨーロッパと同じく、日本でも普通の国民は調査権能を持っていないだろう。たとえ、「怪しい」と感づいても、確固たる証拠を提示できないので、「役人の説明は誤魔化しだ!」と断言できない。ただ直感で“いいがわしい”と思うから、「何らかの“隠蔽(誤魔化し)”があるんじゃないか?」との疑いを抱く。一方、“謎の事件”を画策した闇組織や極秘作戦を敢行した政府機関は、莫大な資金と政治権力で裏工作を隠す。ビル・ゲイツやクラウス・シュワブといった有力者は、主流メディアを操り、政官財の要人までをも仲間にしているから、我々が真相に近づけないのも当然だ。

RFK Jr 003(左 / ロバート・F・ケネディー・ジュニア)
  しかし、トランプ政権が発足したから、バイデン政権が密かに進めていた“悪事”がちょっとだけ解るようになってきた。DOGEを率いるイーロン・マスクはUSAIDに探りを入れ、不正な補助金や利権漁り、偽装流用、不正蓄財、瀆職のネットワークを炙り出している。さらに、ドナルド・トランプ大統領の閣僚には、CIAやFBI、CDCに猜疑心を持つロバート・F・ケネディー・ジュニアがいるから大変だ。ワクチンの製造や販売で儲けた連中が調べられ、“怒りの鉄槌”が下される可能性もある。ケネディーが何処まで調査の手を伸ばすのか判らないが、製薬会社から献金を受けていたエリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員は、世間からの批判に焦っていた。

Anthony Fauci 2132(左 / アンソニー・ファウチ )
  注目すべきは、去年から騒がれていたパンデミックに関する疑惑である。再選前、トランプ大統領はエスタブリッシュメントから様々な妨害や迫害を受けていたので、待ちに待った“復讐”に乗り出しているのだろう。トランプの標的になったのは、長年に亙ってアメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)の所長を務めてきたアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)やアメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health / NIH)を根城にしていた悪党ども、民間組織であるエコ・ヘルス・アライアンス(EHA / EcoHealth Alliance)だ。

  NYを拠点とするこのNGO団体、エコ・ヘルス・アライアンスは、支那にあった武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)に助成金を流し、ウイルスが伝播しやすくなる機能獲得(gain-of-function)実験を行っていたという。(Diana Glebova, 'DOJ secretly investigated nonprofit at center of Wuhan COVID lab leak questions, bombshell House report reveals', New York Post, December. 2, 2024)アメリカ国立衛生研究所やアメリカ国際開発庁(US Agency for International Development / USAID)、その他の政府部局は、様々な研究機関に資金をバラ撒いたそうで、「コウモリによるコロナ・ウイルス拡散の危険性について理解する(Understanding the Risk of Bat Coronavirus Emergence)」というNIHのプログラムにも400万ドルを渡していたそうだ。武漢ウイルス研究所には、NIHやUSAIDから140万ドル以上が注ぎ込まれていたというから驚く。

Lawrence Tabak 1(左 / ローレンス・タバック)
 NIHの副所長を務めるローレンス・タバック博士(Dr. Lawrence Tabak)によると、SARSウイルスとMERSウイルスを組み合わせたハイブリッド・ウイルスというのは、コウモリ・コロナウイルスの機能獲得研究を基にしているそうで、感染力が1万倍に高められている。結果として生じたウイルスは「SARS-CoV-2」とは異なるものだったが、EHAの助成金は新型ウイルスを設計するための資金であった可能性が高い。(Josh Christenson, EcoHealth Alliance had ‘pending’ $4M grants to study Marburg, other viruses before federal suspension, New York Post, October 9, 2024)

  国防総省の「脅威削減局(Defense Threat Reduction Agency)」からプレトリア大学(University of Pretoria)へ渡された420万ドルの助成金も、傘下としてのEHAに流れていた。南アフリカに棲息するコウモリや家畜と人間が接触することで共に感染するウイルスがあるそうで、これを調査するために補助金が贈られていたが、2025年7月で終了するそうだ。

  EHAは潜在的に危険な研究を行っていたので、国立アレルギー感染症研究所からの助成金が保留になっている。今回の調査で明らかとなったが、EHAは様々なプロジェクトに金を費やしていた。例えば、リベリアでのプロジェクトだ。片田舎では人々がヘニパウイルス(henipavirus/ 人獣共通感染症のウイルス)とフィロウイルス(filovirus/ エボラやマールブルクウィルス)に感染していたので、ウイルスを持つコウモリの棲息地を特定し、人間ヘの波及リスクを調査するために約345万ドルの助成金が計上されていた。ガーナではマーブルクウイルスが蔓延しており、この発生源となっている農村部と、そこにいる人間や家畜の血清抗体調査を実施するため、約36万ドルの助成金がつぎ込まれていた。

Peter Daszak 2( 左 / ピーター・ダシャック)
  EHAのスキャンダルはこれだけじゃない。EHAは危険な研究を行っていたのに、NIHへの定期的な進捗報告書を2年近くも遅らせていたのだ。武漢ウイルス研究所で行われた危険な実験を規約通りに報告していなかったし、機能獲得実験を促進するために納税者のお金を使用していたことも知らせていなかった。本来なら、規則通りに研究内容や資金の流れを報告すべきなのに、総裁のピーター・ダシャック(Peter Daszak)博士は下院の特別小委員会に協力的ではなかったし、要求された文書の提出も遅かった。(Josh Christenson, 'House COVID panel grills EcoHealth Alliance chief, demands criminal probe over virus research in Wuhan', New York Post, May 1, 2024)

  コロナ・ウイルスの流行を調査する下院の調査委員会は、ウイルス起源に関する調査報告書を作成したが、この件については沈黙を守っているので、一般国民は益々猜疑心を深めている。だが、この報告書には特筆すべき点が記されていた。EHAのダシャック総裁と「コウモリ・レイディー(bat lady)」と呼ばれた石正麗(Shi Zhengli)の電子メールが掲載されているのだ。ファウチやダスザック達は、武漢研究所の科学者や支那の政治家と何を密かに話し合っていたのか?

  ファウチ所長と親しいダシャックは、元々、動物学を専攻するブリテン人であった。彼の父親であるボーダン・ダシャック(Bohdan Daszak)はウクライナからの移民で、母親のルース・A・M・ウォルトン(Ruth Alice Mary Walton)はウェイルズ人であるという。父のボーダンは第二次世界大戦中にブリテン軍の捕虜になり、英国で解放されてからルースと出逢ったそうだ。

Andrew Huff 324(左 / アンドリュー・ハフ )
  ダシャック博士の専門は動物から人間に伝染するウイルスの研究だった。彼は15年間も支那にいる研究者と働いていたそうで、話題になった石正麗もその一人である。興味深いのは、エコヘルス・アライアンスに勤めていたアンドリュー・ハフ(Andrew Huff)博士の告発だ。彼は陸軍を除隊してから大学で博士号を取り、上級研究員としてEHAへ入ったそうだ。ハフ博士はEHAの研究が倫理に反し、違法な実験を繰り返していたと批判する。そして、彼はダシャック博士が支那に通じる二重スパイじゃないのか、と勘ぐっていた。(Wendi Strauch Mahoney, 'Bad Actor: The Fate of Peter Daszak', American Thinker, January 24, 2025) もしかすると、CIAと繋がっていたダシャック氏は、北京政府との共同作業をしていた疑いがある。

  話を戻す。パンデミックの起源や原因はかなり複雑で、国防総省の高官までもが関与していたというから、「ウイルスの自然発生説」は本当に怪しい。日本のマスコミは一切報道していないが、DARPA(国防高等研究計画局)*が承認したプロジェクトの中には、「基礎研究を通しての国家防衛推進プロジェクト(ADEPT)」**があり、武漢ウイルスの製造や流出に何らかの関連があるらしい。 *DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) ** ADEPT (Advancing National Security Throgh Fundamental Research)

  武漢ウイルス、所謂「Covid-19」は「SARS-Cov-2」によって引き起こされ、「SARS-Cov-2」は研究所で作られたウイルスということが、上院の厚生委員会や下院の小委員会で確認されている。さらに、Covid-19はEUと支那、米国、英国、カナダ、豪洲の国際共同研究で生み出されたというから驚きだ。また、製薬会社の「モデルナ(Moderna)」もグルで、政府との癒着も騒がれているから、疫病の蔓延とmRNAワクチンの闇は相当根深い。

  遺伝子操作やウイルスの研究には国防総省も一枚噛んでおり、「化学・生物・放射線・核防衛ジョイント・プログラム局(Joint Program Executive Office for Chemical, Biologic, Radiological, and Nuclear Defense / JPEO-CBRND)や「生物・医学高等研究開発局(Biomedical Advanced Research and Development Authority / BARDA)」、「アメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が製薬業界と連携していたそうだ。パンデミックが騒がれた当初、日本の大学教授や政府に雇われたウイルスの専門家、クリニックの医者、反ワクチンを馬鹿にする評論家達は、リッュク・モンタニエ(Luc Montagnier)博士の警告を無視した。フォート・デリックの生物研究所で働いていた米国陸軍のローレンス・セリン(Lawrence Sellin)大佐もCovid-19の流出と支那人への疑惑を述べていたのに、我が国の政治家や厚労省の役人は一切取り上げなかった。

「陰謀論者」というレッテル張り

  武漢ウイルス騒動が始まった2020年から2023年にかけて、日本各地では“疫病パニック”が湧き起こり、マスクを着けていない人への叱責があったり、肺炎に罹ってしまった人への排除などがあった。さらに悲惨なのは、遺伝子ワクチンの“接種強要”で、“有り難い注射”を打たない人は職場でイジメを受けるし、頑固に拒絶するとクビになる危険性もあった。介護師や看護婦などの医療従事者や自衛隊員、食堂や商店などの接客業、仕事上で他人と接する人々は、未知のワクチンに嫌悪感を抱いたが、上司や同僚からの圧力で渋々ながらも接種する破目になった。

  言論界でも「ワクチン懐疑派」や「反ワクチン」の庶民は、単なる“アホ”か“陰謀論者”の烙印を押されていた。以前のブログでも言及したが、地政学者とやらの奥山真司は、銭儲け主義のYouTuberや目立ちたがり屋の一般人、荒唐無稽な噂でワクチン接種を否定する愚者を取り上げ、無知蒙昧の“陰謀論者”として嗤っていた。しかし、製薬会社の企みが徐々に明らかになると、その舌鋒が鈍ってきたようだ。彼と一緒に番組を制作する和田憲治は、せっかくのワクチン接種を3回で止めてしまい、7回目や8回目の注射を打っていないという。嘉悦大学の高橋洋一教授も、ワクチン接種の話題には触れず、あれほど喜んでいた注射を控えているようだ。

  ただし、未だに反ワクチン論者を嘲笑う者は少なくない。フジテレビの番組ディレクターを経てドキュメンタリー作家になった岩澤倫彦(いわさわ・みちひこ)は、レプリコン・ワクチンに関して誤った情報が流布していると述べていた。岩澤氏は大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之(みやさか・まさゆき)招聘教授に意見を求め、新型コロナ・ウイルスについて尋ねていた。

  岩澤氏が超過死亡数やワクチンとの関連性を質問すると、宮坂教授は論理の飛躍があると指摘し、次のように述べていた。

 ワクチン接種と超過死亡がよく重なったのは、7回の定期接種のうち1回のみでした。“超過死亡説”が本当なら、接種のたびに超過死亡が起きたはずです。したがって超過死亡はワクチンではなく、新型コロナ感染症によって起きた、と考えるべきでしょう。中東カタールでは、約700万回のワクチン接種が行われ、138人が接種後30日以内に死亡しました。このうち112人はワクチンとの関連は無し、あるいは可能性が低いと判断されています。世界的にワクチンが原因で死亡する頻度は、100万回接種に数回でした。ワクチンは決してゼロリスクではありませんが、接種のメリットとデメリットを冷静に判断する事が必要です。(岩澤 倫彦「『コロナワクチンで50万人が死亡』『日本で人体実験している』…反ワク派の主張を専門家と徹底検証した結果」PRESIDENT Online、 2025年1月18日)

宮坂昌之福島雅典(左 : 宮坂昌之 / 右 : 福島雅典)
  宮坂氏によると、たまたまワクチン接種の時期と心臓病などの突然死が重なったことで「ワクチンによる死亡」の疑念が生まれてしまったという。一応、公平を期すため、岩澤氏は京都大学の福島雅典(ふくしま・まさのり)名誉教授にも意見をうかがい、「スパイク蛋白の毒性」に関する見解を紹介していた。一方、宮坂教授は福島教授の主張に反論し、「生体内のスパイク蛋白質は一定時間で消えることは、多くの実験で確認されています。“いつまでも体内に残ってスパイク蛋白が作られる”という主張は、裏付けのない仮説に過ぎません」と述べていた。

森永卓郎 1(左 / 森永卓郎)
  今回の遺伝子ワクチンによる副作用や死亡原因、およびワクチンが人体に与える長期的な影響に関しては、科学者の間でも意見が分かれている。ただ、実際にワクチン接種を受けた一般国民には、その有効性や安全性に対して疑問を抱く人が多い。例えば、最近亡くなった経済評論家の森永卓郎は、癌の発生とワクチン接種のと関連を熱心に語っていた。彼は5回目の接種を受けた後、急に激痛を感じたそうで、あの注射が不運を招いた元兇と述べていた。

  ところが、森永氏が亡くなった時(1月28日)、主流メディアは「原発不明癌」と報じるばかりで、ワクチンの件には全く触れなかった。しかし、息子の森永康平は通常の「膵臓癌」と思っていないだろう。おそらく、森永氏の友人や支援者なら、「ワクチン接種を避けていたら、67歳で癌に罹ることはなかったはず」と考える。何しろ生前、森永氏は吉野敏明医師と対談し、5回目接種の後、畑仕事をしていた時に突然、今まで経験したことの無い激痛が背中に走った、と述べているからだ。身体障碍者になった人々もワクチン接種との関連を疑っており、情報不足で注射に応じてしまったことを後悔している。

  どんなYouTuberや言論人を信頼するかは個人の勝手だが、知名度だけで信じてしまうのは危険だ。武漢ウイルスが流行り始めた頃、国際政治学者の藤井厳喜がCOVID-19の「人工説」を紹介したところ、「戦略論」を得意とする奥山氏はそれを否定し、歐米の政府筋や主流派の科学者によって否定されていると述べていた。今ではCOVID-19の「人工説」は肯定され、日本でもウイルス学者の宮沢孝幸(みやざわ・たかゆき)元京大准教授が「」自然発生のウイルスではなく、遺伝子操作された人工のウイルス」と認めている。2020年には「陰謀論」だったのに、2024年になると「科学的事実」になるんだから、新聞やテレビの解説というのは本当にいい加減だ。奥山氏の相棒である和田氏も「反ワクチン論者」を小馬鹿にしていたが、月刊『HANADA』の花田紀凱(はなだ・かずよし)編集長に7回目の接種を勧めたのか? ちなみに、岸田文雄元首相は7回も接種しているが、「本物の注射」を打ったのかどうかは不明である。

  USAIDの資金濫用とワクチンの闇は、第二次トランプ政権が誕生し、ロバート・ケネディー・ジュニアが保健福祉局の長官になったから暴かれたのであって、もしバイデン政権が続いていたら、ワクチンの真相は隠蔽され、接種の推進が継続していた可能性が非常に高い。哀しいことだが、一般人は「人体実験」にされてから、その弊害と残酷さに気づく。ワクチン接種を勧めていた河野太郎は絶対に責任を取らないし、ワクチンの有効性を宣伝していた悪徳医者や製薬会社の子飼いになっていた研究者も、何処かに雲隠れで責任逃れをするだろう。

Bill Gates 234vaccine 324
(左 : 全世界にワクチン接種を勧めるビル・ゲイツ / 右 : ワクチン注射に従う高齢者)

  腹立たしいのは、接種を国民に勧めていた国会議員や高級官僚だ。彼らの家族は、あの有り難い注射を打っているのか? 上流階級の人々は、予め「危険なワクチン」と知っていたはず。内部情報を摑んでいる上級国民は、ビル・ゲイツやファイザー社、およびモデルナ社の“モルモット”になるつもりはない。有り難がって接種会場に赴くのは情報弱者の一般国民だけである。特に、高齢者は哀れだ。年金を1、2年もらっただけで“あの世行き”なんだから。役所の通知に従う平民は、税金を払うために生きていたようなものだ。

  我々一般国民は調査権能が無いし、特別なコネも無い。それゆえ、常識で“怪しい”と考えたことに対しては、どんな非難があろうとも慎重になるべきだ。「陰謀論者」と馬鹿にされても、自分で納得出来なければ疑った方がいい。「陰謀論」のレッテルを懼れ、「俺は科学的マインドを持っているんだぞ!」という姿を見せたかった者は、ウキウキしながら注射を受けていた。でも、一度体内に入った“毒薬”は自分の努力では除去できない。どんな薬害があるのか判らないが、若い女性は何かと不安だろう。もしかすると、卵巣に弊害が及び、不妊の体になっているかも知れないから。子供を持つ親だって心配だ。何度も言うけど、日本では地位が高い人ほど責任を取らない。「信じたお前が馬鹿なんだ!」というのが、議員と役人の本音である。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983444.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1292.html#c11

[近代史5] 「新型コロナワクチンは人間のすべての免疫能力を破壊して人を死に導く」 中川隆
35. 中川隆[-7651] koaQ7Jey 2025年2月19日 19:55:19 : EDdikddZdg : YXkwN2tzUFBGUXM=[19]
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無敵の太陽 2025年02月17日
陰謀論と秘密の計画 / パンデミックの謎が解き明かされる?!
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983444.html

ウィルス研究と資金の秘密

conspiracy 324Trump & Musk

  インターネットの普及で一般人でも気軽に自分の意見を投稿できるようになり、様々な評論家やユーチューバーが独自の見解を述べている。となれば、無責任な発言や軽率な憶測を表明する者も出てくるだろう。また、意図的に嘘の情報を拡散する者や、銭儲けのために刺戟的な動画を投稿する者、そして詐欺を目的とした愉快犯もいるはずだ。それゆえ、民間人の意見を全て「陰謀論」と断定するのは間違っている。中には“まとも”な意見もあるはずだ。

  アメリカやヨーロッパと同じく、日本でも普通の国民は調査権能を持っていないだろう。たとえ、「怪しい」と感づいても、確固たる証拠を提示できないので、「役人の説明は誤魔化しだ!」と断言できない。ただ直感で“いいがわしい”と思うから、「何らかの“隠蔽(誤魔化し)”があるんじゃないか?」との疑いを抱く。一方、“謎の事件”を画策した闇組織や極秘作戦を敢行した政府機関は、莫大な資金と政治権力で裏工作を隠す。ビル・ゲイツやクラウス・シュワブといった有力者は、主流メディアを操り、政官財の要人までをも仲間にしているから、我々が真相に近づけないのも当然だ。

RFK Jr 003(左 / ロバート・F・ケネディー・ジュニア)
  しかし、トランプ政権が発足したから、バイデン政権が密かに進めていた“悪事”がちょっとだけ解るようになってきた。DOGEを率いるイーロン・マスクはUSAIDに探りを入れ、不正な補助金や利権漁り、偽装流用、不正蓄財、瀆職のネットワークを炙り出している。さらに、ドナルド・トランプ大統領の閣僚には、CIAやFBI、CDCに猜疑心を持つロバート・F・ケネディー・ジュニアがいるから大変だ。ワクチンの製造や販売で儲けた連中が調べられ、“怒りの鉄槌”が下される可能性もある。ケネディーが何処まで調査の手を伸ばすのか判らないが、製薬会社から献金を受けていたエリザベス・ウォーレン上院議員やバーニー・サンダース上院議員は、世間からの批判に焦っていた。

Anthony Fauci 2132(左 / アンソニー・ファウチ )
  注目すべきは、去年から騒がれていたパンデミックに関する疑惑である。再選前、トランプ大統領はエスタブリッシュメントから様々な妨害や迫害を受けていたので、待ちに待った“復讐”に乗り出しているのだろう。トランプの標的になったのは、長年に亙ってアメリカ国立アレルギー・感染症研究所 (NIAID)の所長を務めてきたアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)やアメリカ国立衛生研究所(National Institutes of Health / NIH)を根城にしていた悪党ども、民間組織であるエコ・ヘルス・アライアンス(EHA / EcoHealth Alliance)だ。

  NYを拠点とするこのNGO団体、エコ・ヘルス・アライアンスは、支那にあった武漢ウイルス研究所(Wuhan Institute of Virology)に助成金を流し、ウイルスが伝播しやすくなる機能獲得(gain-of-function)実験を行っていたという。(Diana Glebova, 'DOJ secretly investigated nonprofit at center of Wuhan COVID lab leak questions, bombshell House report reveals', New York Post, December. 2, 2024)アメリカ国立衛生研究所やアメリカ国際開発庁(US Agency for International Development / USAID)、その他の政府部局は、様々な研究機関に資金をバラ撒いたそうで、「コウモリによるコロナ・ウイルス拡散の危険性について理解する(Understanding the Risk of Bat Coronavirus Emergence)」というNIHのプログラムにも400万ドルを渡していたそうだ。武漢ウイルス研究所には、NIHやUSAIDから140万ドル以上が注ぎ込まれていたというから驚く。

Lawrence Tabak 1(左 / ローレンス・タバック)
 NIHの副所長を務めるローレンス・タバック博士(Dr. Lawrence Tabak)によると、SARSウイルスとMERSウイルスを組み合わせたハイブリッド・ウイルスというのは、コウモリ・コロナウイルスの機能獲得研究を基にしているそうで、感染力が1万倍に高められている。結果として生じたウイルスは「SARS-CoV-2」とは異なるものだったが、EHAの助成金は新型ウイルスを設計するための資金であった可能性が高い。(Josh Christenson, EcoHealth Alliance had ‘pending’ $4M grants to study Marburg, other viruses before federal suspension, New York Post, October 9, 2024)

  国防総省の「脅威削減局(Defense Threat Reduction Agency)」からプレトリア大学(University of Pretoria)へ渡された420万ドルの助成金も、傘下としてのEHAに流れていた。南アフリカに棲息するコウモリや家畜と人間が接触することで共に感染するウイルスがあるそうで、これを調査するために補助金が贈られていたが、2025年7月で終了するそうだ。

  EHAは潜在的に危険な研究を行っていたので、国立アレルギー感染症研究所からの助成金が保留になっている。今回の調査で明らかとなったが、EHAは様々なプロジェクトに金を費やしていた。例えば、リベリアでのプロジェクトだ。片田舎では人々がヘニパウイルス(henipavirus/ 人獣共通感染症のウイルス)とフィロウイルス(filovirus/ エボラやマールブルクウィルス)に感染していたので、ウイルスを持つコウモリの棲息地を特定し、人間ヘの波及リスクを調査するために約345万ドルの助成金が計上されていた。ガーナではマーブルクウイルスが蔓延しており、この発生源となっている農村部と、そこにいる人間や家畜の血清抗体調査を実施するため、約36万ドルの助成金がつぎ込まれていた。

Peter Daszak 2( 左 / ピーター・ダシャック)
  EHAのスキャンダルはこれだけじゃない。EHAは危険な研究を行っていたのに、NIHへの定期的な進捗報告書を2年近くも遅らせていたのだ。武漢ウイルス研究所で行われた危険な実験を規約通りに報告していなかったし、機能獲得実験を促進するために納税者のお金を使用していたことも知らせていなかった。本来なら、規則通りに研究内容や資金の流れを報告すべきなのに、総裁のピーター・ダシャック(Peter Daszak)博士は下院の特別小委員会に協力的ではなかったし、要求された文書の提出も遅かった。(Josh Christenson, 'House COVID panel grills EcoHealth Alliance chief, demands criminal probe over virus research in Wuhan', New York Post, May 1, 2024)

  コロナ・ウイルスの流行を調査する下院の調査委員会は、ウイルス起源に関する調査報告書を作成したが、この件については沈黙を守っているので、一般国民は益々猜疑心を深めている。だが、この報告書には特筆すべき点が記されていた。EHAのダシャック総裁と「コウモリ・レイディー(bat lady)」と呼ばれた石正麗(Shi Zhengli)の電子メールが掲載されているのだ。ファウチやダスザック達は、武漢研究所の科学者や支那の政治家と何を密かに話し合っていたのか?

  ファウチ所長と親しいダシャックは、元々、動物学を専攻するブリテン人であった。彼の父親であるボーダン・ダシャック(Bohdan Daszak)はウクライナからの移民で、母親のルース・A・M・ウォルトン(Ruth Alice Mary Walton)はウェイルズ人であるという。父のボーダンは第二次世界大戦中にブリテン軍の捕虜になり、英国で解放されてからルースと出逢ったそうだ。

Andrew Huff 324(左 / アンドリュー・ハフ )
  ダシャック博士の専門は動物から人間に伝染するウイルスの研究だった。彼は15年間も支那にいる研究者と働いていたそうで、話題になった石正麗もその一人である。興味深いのは、エコヘルス・アライアンスに勤めていたアンドリュー・ハフ(Andrew Huff)博士の告発だ。彼は陸軍を除隊してから大学で博士号を取り、上級研究員としてEHAへ入ったそうだ。ハフ博士はEHAの研究が倫理に反し、違法な実験を繰り返していたと批判する。そして、彼はダシャック博士が支那に通じる二重スパイじゃないのか、と勘ぐっていた。(Wendi Strauch Mahoney, 'Bad Actor: The Fate of Peter Daszak', American Thinker, January 24, 2025) もしかすると、CIAと繋がっていたダシャック氏は、北京政府との共同作業をしていた疑いがある。

  話を戻す。パンデミックの起源や原因はかなり複雑で、国防総省の高官までもが関与していたというから、「ウイルスの自然発生説」は本当に怪しい。日本のマスコミは一切報道していないが、DARPA(国防高等研究計画局)*が承認したプロジェクトの中には、「基礎研究を通しての国家防衛推進プロジェクト(ADEPT)」**があり、武漢ウイルスの製造や流出に何らかの関連があるらしい。 *DARPA (Defense Advanced Research Projects Agency) ** ADEPT (Advancing National Security Throgh Fundamental Research)

  武漢ウイルス、所謂「Covid-19」は「SARS-Cov-2」によって引き起こされ、「SARS-Cov-2」は研究所で作られたウイルスということが、上院の厚生委員会や下院の小委員会で確認されている。さらに、Covid-19はEUと支那、米国、英国、カナダ、豪洲の国際共同研究で生み出されたというから驚きだ。また、製薬会社の「モデルナ(Moderna)」もグルで、政府との癒着も騒がれているから、疫病の蔓延とmRNAワクチンの闇は相当根深い。

  遺伝子操作やウイルスの研究には国防総省も一枚噛んでおり、「化学・生物・放射線・核防衛ジョイント・プログラム局(Joint Program Executive Office for Chemical, Biologic, Radiological, and Nuclear Defense / JPEO-CBRND)や「生物・医学高等研究開発局(Biomedical Advanced Research and Development Authority / BARDA)」、「アメリカ国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が製薬業界と連携していたそうだ。パンデミックが騒がれた当初、日本の大学教授や政府に雇われたウイルスの専門家、クリニックの医者、反ワクチンを馬鹿にする評論家達は、リッュク・モンタニエ(Luc Montagnier)博士の警告を無視した。フォート・デリックの生物研究所で働いていた米国陸軍のローレンス・セリン(Lawrence Sellin)大佐もCovid-19の流出と支那人への疑惑を述べていたのに、我が国の政治家や厚労省の役人は一切取り上げなかった。

「陰謀論者」というレッテル張り

  武漢ウイルス騒動が始まった2020年から2023年にかけて、日本各地では“疫病パニック”が湧き起こり、マスクを着けていない人への叱責があったり、肺炎に罹ってしまった人への排除などがあった。さらに悲惨なのは、遺伝子ワクチンの“接種強要”で、“有り難い注射”を打たない人は職場でイジメを受けるし、頑固に拒絶するとクビになる危険性もあった。介護師や看護婦などの医療従事者や自衛隊員、食堂や商店などの接客業、仕事上で他人と接する人々は、未知のワクチンに嫌悪感を抱いたが、上司や同僚からの圧力で渋々ながらも接種する破目になった。

  言論界でも「ワクチン懐疑派」や「反ワクチン」の庶民は、単なる“アホ”か“陰謀論者”の烙印を押されていた。以前のブログでも言及したが、地政学者とやらの奥山真司は、銭儲け主義のYouTuberや目立ちたがり屋の一般人、荒唐無稽な噂でワクチン接種を否定する愚者を取り上げ、無知蒙昧の“陰謀論者”として嗤っていた。しかし、製薬会社の企みが徐々に明らかになると、その舌鋒が鈍ってきたようだ。彼と一緒に番組を制作する和田憲治は、せっかくのワクチン接種を3回で止めてしまい、7回目や8回目の注射を打っていないという。嘉悦大学の高橋洋一教授も、ワクチン接種の話題には触れず、あれほど喜んでいた注射を控えているようだ。

  ただし、未だに反ワクチン論者を嘲笑う者は少なくない。フジテレビの番組ディレクターを経てドキュメンタリー作家になった岩澤倫彦(いわさわ・みちひこ)は、レプリコン・ワクチンに関して誤った情報が流布していると述べていた。岩澤氏は大阪大学免疫学フロンティア研究センターの宮坂昌之(みやさか・まさゆき)招聘教授に意見を求め、新型コロナ・ウイルスについて尋ねていた。

  岩澤氏が超過死亡数やワクチンとの関連性を質問すると、宮坂教授は論理の飛躍があると指摘し、次のように述べていた。

 ワクチン接種と超過死亡がよく重なったのは、7回の定期接種のうち1回のみでした。“超過死亡説”が本当なら、接種のたびに超過死亡が起きたはずです。したがって超過死亡はワクチンではなく、新型コロナ感染症によって起きた、と考えるべきでしょう。中東カタールでは、約700万回のワクチン接種が行われ、138人が接種後30日以内に死亡しました。このうち112人はワクチンとの関連は無し、あるいは可能性が低いと判断されています。世界的にワクチンが原因で死亡する頻度は、100万回接種に数回でした。ワクチンは決してゼロリスクではありませんが、接種のメリットとデメリットを冷静に判断する事が必要です。(岩澤 倫彦「『コロナワクチンで50万人が死亡』『日本で人体実験している』…反ワク派の主張を専門家と徹底検証した結果」PRESIDENT Online、 2025年1月18日)

宮坂昌之福島雅典(左 : 宮坂昌之 / 右 : 福島雅典)
  宮坂氏によると、たまたまワクチン接種の時期と心臓病などの突然死が重なったことで「ワクチンによる死亡」の疑念が生まれてしまったという。一応、公平を期すため、岩澤氏は京都大学の福島雅典(ふくしま・まさのり)名誉教授にも意見をうかがい、「スパイク蛋白の毒性」に関する見解を紹介していた。一方、宮坂教授は福島教授の主張に反論し、「生体内のスパイク蛋白質は一定時間で消えることは、多くの実験で確認されています。“いつまでも体内に残ってスパイク蛋白が作られる”という主張は、裏付けのない仮説に過ぎません」と述べていた。

森永卓郎 1(左 / 森永卓郎)
  今回の遺伝子ワクチンによる副作用や死亡原因、およびワクチンが人体に与える長期的な影響に関しては、科学者の間でも意見が分かれている。ただ、実際にワクチン接種を受けた一般国民には、その有効性や安全性に対して疑問を抱く人が多い。例えば、最近亡くなった経済評論家の森永卓郎は、癌の発生とワクチン接種のと関連を熱心に語っていた。彼は5回目の接種を受けた後、急に激痛を感じたそうで、あの注射が不運を招いた元兇と述べていた。

  ところが、森永氏が亡くなった時(1月28日)、主流メディアは「原発不明癌」と報じるばかりで、ワクチンの件には全く触れなかった。しかし、息子の森永康平は通常の「膵臓癌」と思っていないだろう。おそらく、森永氏の友人や支援者なら、「ワクチン接種を避けていたら、67歳で癌に罹ることはなかったはず」と考える。何しろ生前、森永氏は吉野敏明医師と対談し、5回目接種の後、畑仕事をしていた時に突然、今まで経験したことの無い激痛が背中に走った、と述べているからだ。身体障碍者になった人々もワクチン接種との関連を疑っており、情報不足で注射に応じてしまったことを後悔している。

  どんなYouTuberや言論人を信頼するかは個人の勝手だが、知名度だけで信じてしまうのは危険だ。武漢ウイルスが流行り始めた頃、国際政治学者の藤井厳喜がCOVID-19の「人工説」を紹介したところ、「戦略論」を得意とする奥山氏はそれを否定し、歐米の政府筋や主流派の科学者によって否定されていると述べていた。今ではCOVID-19の「人工説」は肯定され、日本でもウイルス学者の宮沢孝幸(みやざわ・たかゆき)元京大准教授が「」自然発生のウイルスではなく、遺伝子操作された人工のウイルス」と認めている。2020年には「陰謀論」だったのに、2024年になると「科学的事実」になるんだから、新聞やテレビの解説というのは本当にいい加減だ。奥山氏の相棒である和田氏も「反ワクチン論者」を小馬鹿にしていたが、月刊『HANADA』の花田紀凱(はなだ・かずよし)編集長に7回目の接種を勧めたのか? ちなみに、岸田文雄元首相は7回も接種しているが、「本物の注射」を打ったのかどうかは不明である。

  USAIDの資金濫用とワクチンの闇は、第二次トランプ政権が誕生し、ロバート・ケネディー・ジュニアが保健福祉局の長官になったから暴かれたのであって、もしバイデン政権が続いていたら、ワクチンの真相は隠蔽され、接種の推進が継続していた可能性が非常に高い。哀しいことだが、一般人は「人体実験」にされてから、その弊害と残酷さに気づく。ワクチン接種を勧めていた河野太郎は絶対に責任を取らないし、ワクチンの有効性を宣伝していた悪徳医者や製薬会社の子飼いになっていた研究者も、何処かに雲隠れで責任逃れをするだろう。

Bill Gates 234vaccine 324
(左 : 全世界にワクチン接種を勧めるビル・ゲイツ / 右 : ワクチン注射に従う高齢者)

  腹立たしいのは、接種を国民に勧めていた国会議員や高級官僚だ。彼らの家族は、あの有り難い注射を打っているのか? 上流階級の人々は、予め「危険なワクチン」と知っていたはず。内部情報を摑んでいる上級国民は、ビル・ゲイツやファイザー社、およびモデルナ社の“モルモット”になるつもりはない。有り難がって接種会場に赴くのは情報弱者の一般国民だけである。特に、高齢者は哀れだ。年金を1、2年もらっただけで“あの世行き”なんだから。役所の通知に従う平民は、税金を払うために生きていたようなものだ。

  我々一般国民は調査権能が無いし、特別なコネも無い。それゆえ、常識で“怪しい”と考えたことに対しては、どんな非難があろうとも慎重になるべきだ。「陰謀論者」と馬鹿にされても、自分で納得出来なければ疑った方がいい。「陰謀論」のレッテルを懼れ、「俺は科学的マインドを持っているんだぞ!」という姿を見せたかった者は、ウキウキしながら注射を受けていた。でも、一度体内に入った“毒薬”は自分の努力では除去できない。どんな薬害があるのか判らないが、若い女性は何かと不安だろう。もしかすると、卵巣に弊害が及び、不妊の体になっているかも知れないから。子供を持つ親だって心配だ。何度も言うけど、日本では地位が高い人ほど責任を取らない。「信じたお前が馬鹿なんだ!」というのが、議員と役人の本音である。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68983444.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/624.html#c35

[近代史3] 人類最初のアメリカ到達は16,000年以上前であったことが判明 中川隆
7. 中川隆[-7650] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:10:33 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[1]
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1万5000年前のトルコ ギョベクリ・テペ遺跡 _ 原始人のような人達が巨石で神殿をつくっていた 
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891810


北米最古級の村が発見され歴史が変わります!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16892228


ゲノム革命で明らかになる人類の移動と混血の歴史(ヨーロッパ人の起源&アメリカ先住民の起源) - YouTube
LEMURIA CH/レムリア・チャンネル
https://www.youtube.com/playlist?list=PLCFG6UvfbQfmuxgnoEeSvAbii1WEnJh0F


白人の金髪や青い目、白い肌は古代北ユーラシア人が起源だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16888887


白人はどこからやってきたのか?金髪や青い目、白い肌の起源とは?初期のヨーロッパ人は肌が黒かった!?
History hub 2024/12/07
https://www.youtube.com/watch?v=ivPu9VkYx9I

この動画では、白人(コーカソイド)の起源と特徴について、進化、遺伝、歴史的背景の視点から解説しています。現代人類はアフリカを出発点とし、ヨーロッパや中東などの環境に適応して進化しました。特に寒冷地適応として、通った鼻や堀の深い顔立ち、白い肌が発達しました。また、中央アジアのヤムナ文化の遊牧民がヨーロッパに与えた遺伝的・文化的影響も大きく、現代の「白人」像の形成に寄与しました。一方、「白人」という概念は18世紀に社会的に作られたもので、科学的には人類は99.9%同じ遺伝子を共有しています。この歴史を通じ、人類全体のつながりと多様性を再認識する内容となっています。

▼チャプター
00:00 イントロ
00:42 第一章:人類の出発点-アフリカ
03:37 第二章:ヨーロッパと中東、中央アジアの古代人類
09:19 第三章:金髪や青い目の起源と広まった理由
14:50 第四章:白人という概念の変遷
17:00 まとめ


古代北ユーラシア人はなぜヨーロッパ人やネイティブ・アメリカンの共通の祖先なのか?金髪や青い目の遺伝子を持っていた!?
History hub 2024/12/13
https://www.youtube.com/watch?v=0arTSD7NBsI

この動画では、約2万年以上前の氷河期にシベリアやロシアで生活していた「古代北ユーラシア人」について解説します。彼らはマンモスやトナカイを狩り、石器を使いこなして寒冷な環境を生き抜いた、驚くべき技術と適応力を持つ古代人です。しかし、彼らは氷河期の終わりに姿を消しました。その原因として、気候の変化や食料の減少、他の人類グループとの混血や競争、さらには自然災害などが挙げられます。DNA分析から、彼らの遺伝子が現代のネイティブアメリカンやヨーロッパ人に引き継がれていることも判明。彼らの生き様は、現代人にも多くのヒントを与えてくれます。

▼チャプター
00:00 イントロ
01:06 第一章:古代北ユーラアシア人とは?
03:06 第二章:どこから来た?
06:27 第三章:彼らの移動と遺伝的影響
10:22 第四章:消えた古代人、その謎
13:33 まとめ

アメリカ先住民の起源〜古代DNA解析で明らかになったヨーロッパ人とアメリカ先住民の共通祖先「古代北ユーラシア人」の存在〜
LEMURIA CH/レムリア・チャンネル 2020/10/27
https://www.youtube.com/watch?v=9aHbzWnonvc&list=PLCFG6UvfbQfmuxgnoEeSvAbii1WEnJh0F&index=2

人類最初のアメリカ到達は16,000年以上前であったことが判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/613.html

アメリカ先住民の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16833139
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/353.html

マヤ文明滅亡の原因
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/670.html

メキシコの初期植民地時代の奴隷の起源と生活史
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/979.html

アマゾン盆地に点在する「小さな森」が1万年以上昔に農業が行われていた痕跡だと判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/973.html

先コロンブス期のポリネシア人とアメリカ大陸住民との接触
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/999.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/613.html#c7

[近代史5] アメリカ先住民の起源 中川隆
13. 中川隆[-7649] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:11:04 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[2]
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1万5000年前のトルコ ギョベクリ・テペ遺跡 _ 原始人のような人達が巨石で神殿をつくっていた 
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北米最古級の村が発見され歴史が変わります!
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白人の金髪や青い目、白い肌は古代北ユーラシア人が起源だった
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白人はどこからやってきたのか?金髪や青い目、白い肌の起源とは?初期のヨーロッパ人は肌が黒かった!?
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この動画では、白人(コーカソイド)の起源と特徴について、進化、遺伝、歴史的背景の視点から解説しています。現代人類はアフリカを出発点とし、ヨーロッパや中東などの環境に適応して進化しました。特に寒冷地適応として、通った鼻や堀の深い顔立ち、白い肌が発達しました。また、中央アジアのヤムナ文化の遊牧民がヨーロッパに与えた遺伝的・文化的影響も大きく、現代の「白人」像の形成に寄与しました。一方、「白人」という概念は18世紀に社会的に作られたもので、科学的には人類は99.9%同じ遺伝子を共有しています。この歴史を通じ、人類全体のつながりと多様性を再認識する内容となっています。

▼チャプター
00:00 イントロ
00:42 第一章:人類の出発点-アフリカ
03:37 第二章:ヨーロッパと中東、中央アジアの古代人類
09:19 第三章:金髪や青い目の起源と広まった理由
14:50 第四章:白人という概念の変遷
17:00 まとめ


古代北ユーラシア人はなぜヨーロッパ人やネイティブ・アメリカンの共通の祖先なのか?金髪や青い目の遺伝子を持っていた!?
History hub 2024/12/13
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この動画では、約2万年以上前の氷河期にシベリアやロシアで生活していた「古代北ユーラシア人」について解説します。彼らはマンモスやトナカイを狩り、石器を使いこなして寒冷な環境を生き抜いた、驚くべき技術と適応力を持つ古代人です。しかし、彼らは氷河期の終わりに姿を消しました。その原因として、気候の変化や食料の減少、他の人類グループとの混血や競争、さらには自然災害などが挙げられます。DNA分析から、彼らの遺伝子が現代のネイティブアメリカンやヨーロッパ人に引き継がれていることも判明。彼らの生き様は、現代人にも多くのヒントを与えてくれます。

▼チャプター
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01:06 第一章:古代北ユーラアシア人とは?
03:06 第二章:どこから来た?
06:27 第三章:彼らの移動と遺伝的影響
10:22 第四章:消えた古代人、その謎
13:33 まとめ

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人類最初のアメリカ到達は16,000年以上前であったことが判明
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アメリカ先住民の起源
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マヤ文明滅亡の原因
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メキシコの初期植民地時代の奴隷の起源と生活史
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/979.html

アマゾン盆地に点在する「小さな森」が1万年以上昔に農業が行われていた痕跡だと判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/973.html

先コロンブス期のポリネシア人とアメリカ大陸住民との接触
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[近代史3] アマゾン盆地に点在する「小さな森」が1万年以上昔に農業が行われていた痕跡だと判明 中川隆
2. 中川隆[-7648] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:11:39 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[3]
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白人の金髪や青い目、白い肌は古代北ユーラシア人が起源だった
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白人はどこからやってきたのか?金髪や青い目、白い肌の起源とは?初期のヨーロッパ人は肌が黒かった!?
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この動画では、白人(コーカソイド)の起源と特徴について、進化、遺伝、歴史的背景の視点から解説しています。現代人類はアフリカを出発点とし、ヨーロッパや中東などの環境に適応して進化しました。特に寒冷地適応として、通った鼻や堀の深い顔立ち、白い肌が発達しました。また、中央アジアのヤムナ文化の遊牧民がヨーロッパに与えた遺伝的・文化的影響も大きく、現代の「白人」像の形成に寄与しました。一方、「白人」という概念は18世紀に社会的に作られたもので、科学的には人類は99.9%同じ遺伝子を共有しています。この歴史を通じ、人類全体のつながりと多様性を再認識する内容となっています。

▼チャプター
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00:42 第一章:人類の出発点-アフリカ
03:37 第二章:ヨーロッパと中東、中央アジアの古代人類
09:19 第三章:金髪や青い目の起源と広まった理由
14:50 第四章:白人という概念の変遷
17:00 まとめ


古代北ユーラシア人はなぜヨーロッパ人やネイティブ・アメリカンの共通の祖先なのか?金髪や青い目の遺伝子を持っていた!?
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この動画では、約2万年以上前の氷河期にシベリアやロシアで生活していた「古代北ユーラシア人」について解説します。彼らはマンモスやトナカイを狩り、石器を使いこなして寒冷な環境を生き抜いた、驚くべき技術と適応力を持つ古代人です。しかし、彼らは氷河期の終わりに姿を消しました。その原因として、気候の変化や食料の減少、他の人類グループとの混血や競争、さらには自然災害などが挙げられます。DNA分析から、彼らの遺伝子が現代のネイティブアメリカンやヨーロッパ人に引き継がれていることも判明。彼らの生き様は、現代人にも多くのヒントを与えてくれます。

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01:06 第一章:古代北ユーラアシア人とは?
03:06 第二章:どこから来た?
06:27 第三章:彼らの移動と遺伝的影響
10:22 第四章:消えた古代人、その謎
13:33 まとめ

アメリカ先住民の起源〜古代DNA解析で明らかになったヨーロッパ人とアメリカ先住民の共通祖先「古代北ユーラシア人」の存在〜
LEMURIA CH/レムリア・チャンネル 2020/10/27
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人類最初のアメリカ到達は16,000年以上前であったことが判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/613.html

アメリカ先住民の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16833139
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/353.html

マヤ文明滅亡の原因
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/670.html

メキシコの初期植民地時代の奴隷の起源と生活史
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/979.html

アマゾン盆地に点在する「小さな森」が1万年以上昔に農業が行われていた痕跡だと判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/973.html

先コロンブス期のポリネシア人とアメリカ大陸住民との接触
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/999.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/973.html#c2

[近代史5] 中国共産党による格付け社会 中川隆
18. 中川隆[-7647] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:25:15 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[4]
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中国の農村高齢者の収入は月2000円
2025.02.20
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e6%9d%91%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%ae%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%af%e6%9c%882000%e5%86%86.html

農村の高齢者は今も数十年前と変わらず貧しい


https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2019/group/20190227 中国貧困地区学生に対する教育支援 第三期覚書に調印 _ 住友商事
中国の農村は今も貧しい

中国の農村部では多くの高齢者が毎月わずか200元(4000円)で生活を維持しており、厳しい現実は発展する中国とは異なる一面を見せる

年金支給額の少なさだけではなく医療や介護や就労機会の減少といった問題が重なり、老後の生活は極めて不安定なものになっています

2025年の農村部における60歳以上の平均年金支給額は月額123元で日本円にして約2500円、24年と比較すると20元増加しています

北京市では924円(1万8500円)、浙江省や江蘇省は200元以上だが東北地方では110元(2200円)から140円に留まっている

大都市の会社員だった都市戸籍住民と比較すると東北地方農村戸籍の農民の年金受給額は数十分の一に留まっています

中国の年金制度は「基礎年金」と「個人口座年金」の2つで構成されていて、基礎年金は全国共通の標準額が設定されている

個人口座年金は個人の納付状況が繁栄されていて、農民は月払いか一括払いを選択でき納付額が多いほど将来受け取る年金受給額も多くなる仕組みです

毎年3000元(6万円)を15年支払えば退職後に毎月324円(6500円)の個人口座年金を受け取ることができます

25年には一部の省でこの納付上限が8000元に引き上げられたが、ほとんどの農民はこれだけの額を負担できないのが実情です

多くの農民は若い頃に十分な保険料を納める事が出来ず、老後はわずかな基礎年金だけで生活せざるを得なく鳴ています

黒竜江省に住むある高齢女性の収入は毎月わずか150元(3000円)の基礎年金だけで、普段の食事は自家栽培した野菜や安い穀物が中心となっている

肉や高価な食材を買う事はほとんどないが、冬季に必要な暖房用の石炭などの値段は年金の数か月分にも相当するという

中国は共産主義だが医療費は有料であり、月150円の年金収入では病気になっても病院に行けない高齢者が多く居る

田舎の高齢者の年金は
中国の人口は13億人あまりだが60歳以上人口は3億人に達しているので高齢化率は23%、65歳以上を高齢者としても5年以内に23%を超える

専門家によると中国の高齢者は2035年に4億人に増え2050年には5億人になり、既に高齢者の増加で年金不足が深刻になっている

田舎の高齢者は都市部にくらべ年金受給額が数分の一、月額数千円に過ぎず最大の支出は医療費で他には農業収入や僅かな労働賃金しかない

現在の高齢者には子供が数人いて、1人っ子政策は1979年から2014年までだったのでその後の世代は子供1人になった

数人の子供が居ても都会に働きに出るので同居する子供はおらず、田舎の高齢者は1人か夫婦で生活していることが多い

高齢者の収入源は僅かな農業収入と毎月120元(2400円)にすぎない年金で、年金だけだと年収3万円で1年間生活しなくてはならない

年収では最低限必要な消費もできないので多くの子供は月2万円とかを親に仕送りし、それで親は年収30万円程度の暮らしができる

子供が仕送りしてくれる高齢者は良いがすべての老人に子供が居るわけでは無く、すべての子供が仕送りできるわけでもない

2023年以降の不況で大都市部ですら月収8万円程度になってしまい、親に月1万円を仕送りするのすら大変な負担になっている

また1979年以降に結婚した世代は子供が1人しかいないので、年金が今後あまり増えなければ悲惨な老人が急増するでしょう

年収3万円の高齢者は土と石で作った古い家に住み、自給自足のような生活をし燃料やエアコンを買う余裕は当然ない

中国社会科学院によると2035年までに都市部の年金制度は破綻し、受給額を大幅に減らすか年金の掛け金を大幅に増やすしかない

中国の1人当たりGDPは1万ドルだがこれは日本の1/3でアメリカの1/7、また中国のGDPは何割か水増しされている疑いが強い
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e6%9d%91%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%ae%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%af%e6%9c%882000%e5%86%86.html

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1135.html#c18

[昼休み54] 中国は世界史上最悪の階級社会 中川隆
41. 中川隆[-7646] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:25:28 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[5]
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中国の農村高齢者の収入は月2000円
2025.02.20
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農村の高齢者は今も数十年前と変わらず貧しい


https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2019/group/20190227 中国貧困地区学生に対する教育支援 第三期覚書に調印 _ 住友商事
中国の農村は今も貧しい

中国の農村部では多くの高齢者が毎月わずか200元(4000円)で生活を維持しており、厳しい現実は発展する中国とは異なる一面を見せる

年金支給額の少なさだけではなく医療や介護や就労機会の減少といった問題が重なり、老後の生活は極めて不安定なものになっています

2025年の農村部における60歳以上の平均年金支給額は月額123元で日本円にして約2500円、24年と比較すると20元増加しています

北京市では924円(1万8500円)、浙江省や江蘇省は200元以上だが東北地方では110元(2200円)から140円に留まっている

大都市の会社員だった都市戸籍住民と比較すると東北地方農村戸籍の農民の年金受給額は数十分の一に留まっています

中国の年金制度は「基礎年金」と「個人口座年金」の2つで構成されていて、基礎年金は全国共通の標準額が設定されている

個人口座年金は個人の納付状況が繁栄されていて、農民は月払いか一括払いを選択でき納付額が多いほど将来受け取る年金受給額も多くなる仕組みです

毎年3000元(6万円)を15年支払えば退職後に毎月324円(6500円)の個人口座年金を受け取ることができます

25年には一部の省でこの納付上限が8000元に引き上げられたが、ほとんどの農民はこれだけの額を負担できないのが実情です

多くの農民は若い頃に十分な保険料を納める事が出来ず、老後はわずかな基礎年金だけで生活せざるを得なく鳴ています

黒竜江省に住むある高齢女性の収入は毎月わずか150元(3000円)の基礎年金だけで、普段の食事は自家栽培した野菜や安い穀物が中心となっている

肉や高価な食材を買う事はほとんどないが、冬季に必要な暖房用の石炭などの値段は年金の数か月分にも相当するという

中国は共産主義だが医療費は有料であり、月150円の年金収入では病気になっても病院に行けない高齢者が多く居る

田舎の高齢者の年金は
中国の人口は13億人あまりだが60歳以上人口は3億人に達しているので高齢化率は23%、65歳以上を高齢者としても5年以内に23%を超える

専門家によると中国の高齢者は2035年に4億人に増え2050年には5億人になり、既に高齢者の増加で年金不足が深刻になっている

田舎の高齢者は都市部にくらべ年金受給額が数分の一、月額数千円に過ぎず最大の支出は医療費で他には農業収入や僅かな労働賃金しかない

現在の高齢者には子供が数人いて、1人っ子政策は1979年から2014年までだったのでその後の世代は子供1人になった

数人の子供が居ても都会に働きに出るので同居する子供はおらず、田舎の高齢者は1人か夫婦で生活していることが多い

高齢者の収入源は僅かな農業収入と毎月120元(2400円)にすぎない年金で、年金だけだと年収3万円で1年間生活しなくてはならない

年収では最低限必要な消費もできないので多くの子供は月2万円とかを親に仕送りし、それで親は年収30万円程度の暮らしができる

子供が仕送りしてくれる高齢者は良いがすべての老人に子供が居るわけでは無く、すべての子供が仕送りできるわけでもない

2023年以降の不況で大都市部ですら月収8万円程度になってしまい、親に月1万円を仕送りするのすら大変な負担になっている

また1979年以降に結婚した世代は子供が1人しかいないので、年金が今後あまり増えなければ悲惨な老人が急増するでしょう

年収3万円の高齢者は土と石で作った古い家に住み、自給自足のような生活をし燃料やエアコンを買う余裕は当然ない

中国社会科学院によると2035年までに都市部の年金制度は破綻し、受給額を大幅に減らすか年金の掛け金を大幅に増やすしかない

中国の1人当たりGDPは1万ドルだがこれは日本の1/3でアメリカの1/7、また中国のGDPは何割か水増しされている疑いが強い
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e6%9d%91%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%ae%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%af%e6%9c%882000%e5%86%86.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/269.html#c41

[近代史3] 自称共産国家の中華人民共和国が世界史上最悪の階級社会になった理由 中川隆
61. 中川隆[-7645] koaQ7Jey 2025年2月20日 09:25:48 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[6]
<■70行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
中国の農村高齢者の収入は月2000円
2025.02.20
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e6%9d%91%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%ae%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%af%e6%9c%882000%e5%86%86.html

農村の高齢者は今も数十年前と変わらず貧しい


https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/topics/2019/group/20190227 中国貧困地区学生に対する教育支援 第三期覚書に調印 _ 住友商事
中国の農村は今も貧しい

中国の農村部では多くの高齢者が毎月わずか200元(4000円)で生活を維持しており、厳しい現実は発展する中国とは異なる一面を見せる

年金支給額の少なさだけではなく医療や介護や就労機会の減少といった問題が重なり、老後の生活は極めて不安定なものになっています

2025年の農村部における60歳以上の平均年金支給額は月額123元で日本円にして約2500円、24年と比較すると20元増加しています

北京市では924円(1万8500円)、浙江省や江蘇省は200元以上だが東北地方では110元(2200円)から140円に留まっている

大都市の会社員だった都市戸籍住民と比較すると東北地方農村戸籍の農民の年金受給額は数十分の一に留まっています

中国の年金制度は「基礎年金」と「個人口座年金」の2つで構成されていて、基礎年金は全国共通の標準額が設定されている

個人口座年金は個人の納付状況が繁栄されていて、農民は月払いか一括払いを選択でき納付額が多いほど将来受け取る年金受給額も多くなる仕組みです

毎年3000元(6万円)を15年支払えば退職後に毎月324円(6500円)の個人口座年金を受け取ることができます

25年には一部の省でこの納付上限が8000元に引き上げられたが、ほとんどの農民はこれだけの額を負担できないのが実情です

多くの農民は若い頃に十分な保険料を納める事が出来ず、老後はわずかな基礎年金だけで生活せざるを得なく鳴ています

黒竜江省に住むある高齢女性の収入は毎月わずか150元(3000円)の基礎年金だけで、普段の食事は自家栽培した野菜や安い穀物が中心となっている

肉や高価な食材を買う事はほとんどないが、冬季に必要な暖房用の石炭などの値段は年金の数か月分にも相当するという

中国は共産主義だが医療費は有料であり、月150円の年金収入では病気になっても病院に行けない高齢者が多く居る

田舎の高齢者の年金は
中国の人口は13億人あまりだが60歳以上人口は3億人に達しているので高齢化率は23%、65歳以上を高齢者としても5年以内に23%を超える

専門家によると中国の高齢者は2035年に4億人に増え2050年には5億人になり、既に高齢者の増加で年金不足が深刻になっている

田舎の高齢者は都市部にくらべ年金受給額が数分の一、月額数千円に過ぎず最大の支出は医療費で他には農業収入や僅かな労働賃金しかない

現在の高齢者には子供が数人いて、1人っ子政策は1979年から2014年までだったのでその後の世代は子供1人になった

数人の子供が居ても都会に働きに出るので同居する子供はおらず、田舎の高齢者は1人か夫婦で生活していることが多い

高齢者の収入源は僅かな農業収入と毎月120元(2400円)にすぎない年金で、年金だけだと年収3万円で1年間生活しなくてはならない

年収では最低限必要な消費もできないので多くの子供は月2万円とかを親に仕送りし、それで親は年収30万円程度の暮らしができる

子供が仕送りしてくれる高齢者は良いがすべての老人に子供が居るわけでは無く、すべての子供が仕送りできるわけでもない

2023年以降の不況で大都市部ですら月収8万円程度になってしまい、親に月1万円を仕送りするのすら大変な負担になっている

また1979年以降に結婚した世代は子供が1人しかいないので、年金が今後あまり増えなければ悲惨な老人が急増するでしょう

年収3万円の高齢者は土と石で作った古い家に住み、自給自足のような生活をし燃料やエアコンを買う余裕は当然ない

中国社会科学院によると2035年までに都市部の年金制度は破綻し、受給額を大幅に減らすか年金の掛け金を大幅に増やすしかない

中国の1人当たりGDPは1万ドルだがこれは日本の1/3でアメリカの1/7、また中国のGDPは何割か水増しされている疑いが強い
https://www.thutmosev.com/archives/%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%ae%e8%be%b2%e6%9d%91%e9%ab%98%e9%bd%a2%e8%80%85%e3%81%ae%e5%8f%8e%e5%85%a5%e3%81%af%e6%9c%882000%e5%86%86.html

http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/354.html#c61

[近代史02] 弥生人の起源 _ 自称専門家の嘘に騙されない為に これ位は知っておこう 中川隆
321. 中川隆[-7644] koaQ7Jey 2025年2月20日 13:15:40 : 17oegwRplw : Z3JySDdjUEN5WjY=[7]
【最新人類史】縄文人と弥生人の混血比率/朝鮮半島の縄文人とは/縄文人とホアビニアンとの関係/Y染色体ハプログループDの謎/東アジア人と日本人の起源/ホモ・サピエンスがアフリカから東アジアに辿り着くまで
LEMURIA CH/レムリア・チャンネル 2023/12/04
https://www.youtube.com/watch?v=x4x5lVOjL_Y&t=3s

東アジア人類集団人の形成過程に関する研究はヨーロッパに比べ遅れていましたが、ここ数年で東アジアでも古代DNAデータが揃いつつ有り、多くの研究成果が報告されています。
今回は近年の研究で明らかになってきた東アジア人と日本人の起源について解説していきます。

参考書籍

人類の起源-古代DNAが語るホモ・サピエンスの「大いなる旅」
https://amzn.to/416LMkx
Kindle版
https://amzn.to/3S7C2CK

交雑する人類 古代DNAが解き明かす新サピエンス史
https://amzn.to/3WLzvie
Kindle版
https://amzn.to/3RcJyvD
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/547.html#c321

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
125. 中川隆[-7643] koaQ7Jey 2025年2月22日 00:22:18 : YDW7XnmgMk : djJ3LmllNzBRTms=[1]
「責任ある経済政策」とは? ポピュリズムが日本を滅ぼす【金子勝の言いたい放題】20250214
https://www.youtube.com/watch?v=slK4oco5B0Y

衆議院は「少数与党」となり、自民・公明による「問答無用」の国会運営はできなくなった。
石破政権は、野党の協力なしに予算や法案を問うすことはできません。交渉と妥協の余地が生まれ、野党は掲げる政策を実現できるチャンスが巡ってきました。そこで問われるのが「責任ある政策」。目先の世間受けを狙うバラマキや財源を赤字国債に頼る政策は、一時喜ばれても、日本経済を弱体化させる。なにがホンモノの経済政策か、金子勝が解き明かします。
2025年2月14日 収録
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c125

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
8. 中川隆[-7642] koaQ7Jey 2025年2月22日 00:37:18 : YDW7XnmgMk : djJ3LmllNzBRTms=[2]
<■114行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承している不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの巨大資本の私物にしようとしている。
トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。
 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」

▲△▽▼

トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。

 ガザ地区は「天井のない監獄」といわれ、長年にわたってイスラエルから迫害・差別され、社会インフラもまともにないようななかで、200万人ものパレスチナ難民が生活をよぎなくされてきた。あまりにもひどい状況であるため、食料や飲料水、医療の提供、避難場所の確保など国際的な人道支援もおこなわれてきたが、イスラエルによる蛮行は国連など世界各国の非難にもかかわらず歯止めがかからず、ついには今日のようなホロコーストがくり広げられるに至った。背後でイスラエルの横暴な振る舞いを黙認し、むしろ片棒を担いできたのがユダヤロビーが影響力を持つアメリカであり、トランプまできて隠すこともなく公然と「ガザ地区はアメリカが所有する」などといい始めているのである。

 パレスチナ人の故郷は、パレスチナ人が戻って安心して暮らしを営む場所であり、ネタニヤフのものでも、トランプのものでもない。「アメリカが所有する」など世界的には断じて認められない話でもある。イスラエル、アメリカの大暴れを規制する力が働かなければならない局面である。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

「責任ある経済政策」とは? ポピュリズムが日本を滅ぼす【金子勝の言いたい放題】2025/02/14
トランプは巨大資本が支配する統制経済を押し付けるファシスト
https://www.youtube.com/watch?v=slK4oco5B0Y

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c8

[番外地12] 「アメリカがガザを所有する」 中川隆
9. 中川隆[-7641] koaQ7Jey 2025年2月22日 04:45:36 : YDW7XnmgMk : djJ3LmllNzBRTms=[3]
<■129行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの巨大資本の私物にしようとしている。

一度追い落とされたトランプが復帰したのは、アメリカが「没落」したからにほかならない。その「没落」をトランプは、グローバル秩序統治派のせいだとして、まずはその「組織網」の解体から始めるとともに、国際秩序などに気を遣うのは「アメリカの損」とみなし、タイマン勝負のディールで「アメリカ」の領域を広げていこうとする。

「公共性」というのは「民主的」な情報流通にとって障害でしかない、何でも発信する「自由」がある――その「自由」の主張が「ポスト・トゥルース」といわれる情報空間の市場化・自由化を生み出し、それによって巨万の富を得たのがイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ(Meta・CEO)である。

 イーロン・マスクは、情報プラットフォームだけでなく、バイオ産業や宇宙開発など、もともと国家事業だったバーチャル・フロンティア事業まで私企業化した。情報領域に加え、生命領域、そして宇宙も含め、私たちの日常的な生活経験の感覚からはかけ離れた全バーチャル(非現実)領域へのアクセスを私物化しようとしているわけだ。

 トランプはイーロン・マスクを政府効率化省のトップに据えたが、それは私権の自由(無制約化)を要求する彼らのプロジェクトが、典型的にアメリカ的なものであり、「新世界」創出(草創期のアメリカ)に関するトランプの願望と一致しているからだろう。実際には、「小さな政府」の実現という名目の下、国際関与の戦争マシン「ディープ・ステート」を解体するためらしいが、イーロン・マスクがその役を買って出たのは、私権による無制約の「自由」を目指すマスクの目論見を、トランプの「アメリカ改造」が助けると考えているからだろう。

 だが、この米国発のデジタル・テクノロジーの拡大によって、ごく少数の大富豪に莫大な富が集中する一方で、富を吸い取られる人たちが無数に世界中(疲弊したアメリカ国内も含む)に広がり、全世界に重層的で巨大な格差が生み出された。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33868


トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。

 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」


▲△▽▼

トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

「責任ある経済政策」とは? ポピュリズムが日本を滅ぼす【金子勝の言いたい放題】2025/02/14
トランプは巨大資本が支配する統制経済を押し付けるファシスト
https://www.youtube.com/watch?v=slK4oco5B0Y

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/346.html#c9

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
126. 中川隆[-7640] koaQ7Jey 2025年2月22日 04:48:47 : YDW7XnmgMk : djJ3LmllNzBRTms=[4]
<■624行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプ復帰が促すアメリカ世界統治の終焉――自壊する「西洋」と私たちはどう向き合うか@ 東京外国語大学名誉教授・西谷修
(2025年2月10日付掲載)
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806

 アメリカ大統領に返り咲き、就任直後から次々と既定路線を覆していくドナルド・トランプの言動に世界中が翻弄され、メディアもまるで予測不能な暴れ者が世界を手中におさめたかのようにとりあげている。国内外政策の大幅な転換に踏み切っているように見えるトランプの再登場とそれを生み出したアメリカの今をどう見るか――本紙は、『アメリカ 異形の制度空間』(講談社選書メチエ)などの著書でアメリカの特異性とその世界への影響について論考を展開してきた東京外国語大学名誉教授の西谷修氏にインタビューし、その考察をまとめた。3回に分けて連載する。(文責・編集部)


 アメリカ大統領に復帰したドナルド・トランプの言動に今、世界が振り回され、混乱が拡大している。

 彼は一度選挙で追い落とされ、「ホワイトハウスを譲らない」といえばクーデターといわれ、訴追までされた。にもかかわらず今度は、熱狂的支持者集団「Qアノン」などの応援なしに大統領選に勝利してしまった。自分を追い排除しようとした勢力が選挙で敗北した。何と言われようとアメリカ国民は自分を選んだという事実が彼の自信を強め、今回は最初からやりたいように振る舞っている。

 また、大統領選最中に狙撃事件が起き、間一髪で彼は生き延びた。こうなると誰だって「神は自分に付いている」と思う。信仰心などなくとも、人にそう言える。だから余計に躊躇がない。

 もう一つは、トランプのような政治のやり方を必要とし、それを支える勢力がある。スタッフの選び方も相当に練り込んでいる。国防長官に政治経験もないFOXのキャスターを配置して、それが性的スキャンダルで叩かれても降ろさないのは、軍の管理と運営をまったく変えてしまおうと狙っているからだ。

 「グリーンランドを買い取る」「パナマ運河を返還させる」、あるいはカナダに「五一番目の州になれ」というようなトランプの言動は、彼が他国を脅したり、すかしたりできるのもアメリカの「偉大さ」の証と考えているからだろう。これがショッキングに聞こえるのは、彼が新しい領土や運河の支配を、国際法上の問題ではなく、「私権」の問題であるかのように語っているからだ。

 彼は「専制的」といわれるが、むしろあれは「私的自由」を「権利」として野放図にふるまうアメリカ的「自由」の権化なのだ。その「自由」はあくまで「私的」だから、「私権」といってよい。トランプは合州国の公権力をこうして私物化してしまう。一期目にはうまく行かなかったが、今度はまず公的制約の制度体の解体から始めている。

 実はそれは、アメリカ合州国(ユナイテッド・ステーツなのでこのように表記する)を形成する基軸論理なのだ。


「アメリカ」という制度空間――私的所有に基づく「自由」

 アメリカの世界化は、一般的な帝国主義のモデルとされているヨーロッパのそれとは根本的に異なる。ヨーロッパは20世紀前半までは世界史における一つの主体領域だったが、植民地戦争をくり広げたあげく、世界戦争となって疲弊・没落し、それ以降はアメリカが「新しい西洋」としてそれに代わって君臨した。

 それまでのヨーロッパによる世界統治は、ある国や地域を植民地にして、そこに住んでいる人間も全部含めて支配し、帝国に統合していくやり方だった。だが、アメリカはそうではない。欧州のように、住民を奴隷にして自分が主人になるというような面倒なことはしない。自分たち(ヨーロッパ人)が進出した大陸を「無主地(誰もいない土地)」と見なし、実際にはそこに暮らしている先住民(インディアン)を追い出し殲滅して、そこに自分たちの「自由の国」をつくった。

 キリスト教ヨーロッパの法秩序とは無縁の大陸を見つけ、土地を確保し、それを柵や壁で囲い込み、そこに私的所有権を設定し、当初はヨーロッパ諸国の国法によってその「所有」を合法化した。

 そのことによって、もともと存在した世界(先住民やその生存空間)は、固有性も実体も認められない影であるかのようにして締め出された。

 なおかつアメリカはイギリス本国から独立した。「新大陸」に渡ったヨーロッパ人による各植民地(ステート)の大部分は、植民会社(民間企業)によって開発する方式をとっていた。マサチューセッツ植民会社、ニューイングランド植民会社……これらの民間企業は、イギリス国王の特許状によって土地の払い下げを受け、たとえば「5年間開拓したら私有地にしてよい」というようにして開かれたそれぞれのステート(自治政体)を形成した。だが、その特許状のために国王が税金だけ取る。何も働いていないのに税金だけ取る本国に反発し、13のステートがまとまってその国家権力を排して連邦政府をつくった。

 これは私企業が自分の上前をはねる公権力を排除し、企業組合を連邦政府にしたようなものだ。その私企業の根本は、まず土地の私的所有権だ。それが入植した者たちの最初の資産になる。その資産の力で、私権のおよぶ範囲を広げていく。それがアメリカ人の「自由」だ。それが13にまで広がると公権力を排して、一つの連合国家(いわば企業組合)を作った――これがアメリカ国家の基本形態であり、それはヨーロッパの主権国家体制とは違う。

 ヨーロッパも当時、「私的所有権」が制度的に確立されていく時期ではあったが、土地支配をめぐる伝統的事情(王政や封建制に伴う事情、あるいは教会が領地を持つ伝統など)のため、個人が土地を排他的に所有し、かつそれを自由に処分しうるという「私的所有権」が確立されるには、統治権限の移行にとどまらない大規模な社会再編が必要だった。

 だが、新大陸アメリカでは、障害物である先住民をいないことにすれば、他にはなんの支障もなく「処女地」に私的所有権が設定でき、それを自由に処分することができた。「お互い戦争ばかりやるヨーロッパの主権国家体制とは違う自由の領域を西半球につくる」「俺たちはもう古いヨーロッパではない。新しいヨーロッパだ」ということで、アメリカはヨーロッパ的な国際秩序(ウェストファリア体制)から出て西半球に引きこもる。

 その西半球に「自由の領域」、つまり、私的所有権をもとに私人や私企業が統治をコントロールする地帯を広げていく。そこで起こったのは、統治の「民営化」であり、権力の「私営化」だと言ってもいい。

 独立した当時のアメリカ合州国は東部13州だけだったが、その後、フランスからルイジアナを買い取り、先住民を追い出して併合。スペインからフロリダを買収した。さらにメキシコとの戦争でテキサス、南西部のカリフォルニア、アリゾナ、ネバダを奪い、独立からわずか半世紀あまりで「自由の領域」を太平洋岸にまで押し広げた。さらにアメリカは、ロシアからアラスカを買い取り、スペインとの戦争では、ついに太平洋のハワイ諸島(50番目の州)を併合した。

 このように「アメリカ」とは、私的所有権を軸に「自由」を拡大していく制度的空間であり、だから「アメリカ合州国」なのである。アメリカが「自由」の別名であるなら、それは地理的なアメリカにとどまる必要さえなかった。「西への運動」を展開して大陸国家となったアメリカは、今度は太平洋を越えて世界へ広がろうとした。「私権」は無制約に拡大すると飽和や限界を知らないのだ。


先住民抹消のうえに設定された私的所有権

 「無主地」には「先占取得」が成立するというのはローマ法由来だ(先住民はそんなものは知らない)。その上で、土地を耕せば自分の所有権を主張できる、というのは、イギリス人哲学者ジョン・ロックが「所有にもとづく自由」ということで定式化したものだが、それは聖書に基づいている。ジョン・ロックは近代の代表的な思想家といわれるが、なんのことはない。いちいち聖書の記述に乗っかっている。

 先住民がなぜ簡単に追い出されたかといえば、彼らは土地を所有するとか、私的所有権という概念をまったく持っていなかった。大地とは人間のみならず、生きとし生けるものの生存を支え、恵みを与えてくれるものであり、人間はその恵みのなかで生き死にする存在だった。動物や植物がいるのも太陽と「母なる大地」のおかげだから、そんなものを所有し、ましてや切り刻んで売買するという考えなど馬鹿げているといって笑い飛ばす。「クニを売る? では、なぜ大気や海を売らないのか?」と、彼らは土地の譲渡を求めるヨーロッパ植民者に対して言い放ったという。

 大地は誰のものでもないので、そこに漂流者がやってきて耕し始めても、別に文句をいわない。その意味で排他的な領土意識がない。だから、航海の疲れや慣れない土地での飢えと寒さに苦しめられている漂流者(ヨーロッパ人入植者)たちに対して、先住民たちは食料や衣料を与え、乾いたトウモロコシをやって、まけば春には育って食べられるようになるということまで教えた。

 だが、その新参者たちがそこに居着き、自分たちの生活圏を壊すようになる。ヨーロッパ人たちは「ここは俺たちの土地だ」といって柵で囲い込み、入れないようにして、命の恩人であるはずの先住民たちを追い出し始める。インディアンたちは「騙された」「侵害された」という意識を持つようになり、「いい加減にしろ」と槍をもって柵を壊す。そうするとヨーロッパ人たちは「あいつらは野蛮人だ。何をするかわからない」となってその駆逐に乗り出す。

 ローマ法由来の法観念を持つヨーロッパ人たちは、これも自分たちの権利だと思う。キリスト教による「神が自分たちを守ってくれる」という意識もそれを補完した。

 だから、自分たちは当然の権利に従っていると思うが、相手からすれば道に外れた侵害行為だ。当然文句をいってくる。そうすると「野蛮人が襲撃してきた」といって鉄砲で撃ちまくる。すると先住民は弓や槍で武装してくるが、馬と鉄砲の前にはひとたまりもない。(馬はヨーロッパ人が持ち込んだものであり、あそこにはいなかった)

 外から人がやってきても、害をもたらしたりしない限り受け入れてきた先住民たちは、膨張する「アメリカ」に圧迫され、それに抗議して争っても武力に押されてしだいに後退を余儀なくされ、土地を明け渡すために強制移住を強いられ、やがて彼らのために割り当てられた辺鄙(ぴ)で不毛な「保留地」に囲い込まれていくようになる。

 彼らがおとなしく「アメリカ」に吸収されていけば看過もされたが、自分たちの生活に固執すると、邪魔な障害として敵視され、「野蛮」として軽蔑され憎悪され、ついには「文明」に場を譲るべき運命にあるものとして容赦なく抹消されていったのだ。

 先住民たちの租界地は西へ西へと追いやられたが、西岸で鉱物資源が見つかると白人の「アメリカ人」たちは境界を無視して侵入し、カリフォルニアに金鉱が見つかると、協定など無視してなだれを打って押し寄せ、邪魔なインディアンを立ち退かせるために、その生活の資であった4000頭のバッファローを全滅させることさえした。

 この勝手に外部から持ち込まれた「アメリカ」という制度空間のうちに法的資格を持たない先住民たちは、土地の正当な権利者として認められるどころか、父祖伝来の土地に住むことさえも「不法占拠」とみなされ、「合法的」に強制排除され、抹消された。

 アメリカが抱える「原罪」とは、バラク・オバマがいった黒人奴隷の制度である前に、この先住民の抹消である。無主地の無制約的所有によって保証されたアメリカの「自由」――それを十全ならしめるために、それまでそこでまったく別のやり方で生きていた人々の世界を丸ごと無に帰したのだ。

 付言すれば、それを21世紀の今、再現しているのがイスラエルのパレスチナ人殲滅(ガザ・ジェノサイド)であり、それをアメリカが擁護し続ける理由も、この「原罪」の否認と不可分に関わっている。


自然物の資産への転換と不動産ビジネス

 アメリカの西部開拓を図式的にいえば、土地を取ってそれを全部財産に変えていくことだった。東部13州が広がって、「フロンティア」が西に進み、太平洋岸にまで行き着いたことで何が起きたかといえば、あそこの自然の大地がすべて「不動産」になったことを意味する。

 不動産になるということは、国の書類倉庫の中に、それぞれの区画が誰の所有であり、誰がいくらで売り買いしたかが登記され、それを保障するのが国の役割となる。そのようにして合州国は拡大していく。

 合州国独立期、イギリスは産業革命の真っ最中だったが、アメリカは100年足らずでイギリスを抜いて世界一の工業国になる。それほど発展したのは、土地も資源、金も石炭もふんだんにあり、それがすべて資産に転化し、移民と解放奴隷で労働力はいくらでもあったからだ。何より、イギリスと違って封建制の足かせがなく、制約なしの産業化が可能だった。ついでに言えば、農業さえ初めから産業だった。それが「新世界」と言われるゆえんである。

 そのアメリカの国家形成、社会形成で一番重要な役割を担ったのが不動産屋だ。そんな職業はヨーロッパではまだのさばっていなかった。建物の売買はあったが、土地の売買にはさまざまな制約があった。

 原野を囲い込んで値段を付けて売る――つまり、自然を「財」にコンバート(変換)し、その流通を仲立ちする。その中核になるのが不動産屋だ。

 だからアメリカでは、毛皮卸売商人や不動産屋、それと弁護士が集まり、ニューヨークのハドソン川の近くに商業取引の中心地をつくった。それが現在まで続くウォール街だ。

 不動産業とは半分は法律業務だ。金融取引の中心となったウォール街は、法律と権利証書、後には株式証券によって支えられるアメリカという制度空間を象徴する場所であり、風が吹いたり、トウモロコシが生えたり、牛が走ったりする大地よりも、不動産として登記簿に書き込まれた権利物件の方がものをいうため、法権利に関わる職業が幅を利かせたことはいうまでもない。

 なぜ「ウォール街」というかといえば、マンハッタン島の端がまだニュー・アムステルダムと呼ばれるオランダの植民地だった時代に、白人たちが柵を立てて領土化し、原住民を立ち入り禁止にした。その防御柵が「木の壁(ウォール)」と呼ばれていたことに由来する。ほどなくイギリスに所有権が移ってそこはニューヨークと改名され、街も広がると防御柵のあたりが中心街になり、ウォール街として名をとどめたのだ。やがてそこに材木商人や不動産ブローカーや金貸し、弁護士が集まり、後の証券取引所の始まりとなる。

 大地よりも登記簿上の不動産、生身の体よりも数値化され管理される労働力、生活より科学的マネジメント、すべてを権利の対象というフィクショナルな(あるいはバーチャルな)人工物に書き換えることで、自然に束縛されない「自由」という恣意的支配を現実化し、制度として保障することでできた「新世界」の名前が「アメリカ」なのだ。

 いわずもがな、トランプはその不動産業出身だ。だからトランプのやり方は、アメリカ国家を作るうえでの重要セクターの伝統を体現している。大地を商品に転換して売買することが不動産業者のコアビジネスだ。それが私的自由(所有権)を実質化し、領土売買で拡大するのが合州国の「偉大な」時代のあり方だった。だからこそ大統領になった彼は、アメリカに新たな土地を割り当て、そこを執拗に「掘って、掘って、掘りまくれ!(ドリル、ドリル、ドリル!)」と呼びかける。


二つのアメリカ――グローバル世界統治と単独主義

 トランプ政治について考えるうえで、重要なのが「二つのアメリカ」の分岐だ。西洋にもヨーロッパとアメリカの二つがあり、その世界化も二段階あったが【前回インタビュー記事〈2023年12月18日付〉参照】、アメリカも二つある。

 成立したアメリカは、古いヨーロッパから離脱した後、まだまだ開拓するべき土地が太平洋岸まであり、陸続きの南にも開拓領域があるのだから、こちらに「ヨーロッパは手を出すな」と牽制した。ちょうど、ラテン・アメリカがスペインやポルトガルから独立する時期だった。それが「モンロー教書」にもとづいて20世紀の初めまで続くモンロー主義だ。

 だが、そのように西半球に引きこもってフロンティアを拡大していたアメリカも、ヨーロッパの「世界化」が飽和して、それが「内戦」(欧州大戦=第一次世界大戦)に転化すると、ヨーロッパに介入せざるをえなくなる。それはヨーロッパ諸国の植民地争奪が内部に反転した結果で、ヨーロッパが崩壊し始めたのだ。その収拾のために、というより、父国ともいえるイギリスを救うために、アメリカはヨーロッパに介入する。「新しいヨーロッパ」が「古いヨーロッパ」を支えにきた。

 戦後は、米大統領ウィルソンが提唱して、再び大戦争に陥らないよう多国間安全保障の機関として国際連盟ができる。初めて戦争が悪とみなされて、不戦条約が交わされ、軍縮会議が開かれる。ヨーロッパは本当に「西洋の没落」を危惧した。

 けれども、その国際連盟にはじめアメリカは加盟しなかった。モンロー主義にこだわる議会が承認しなかったのだ。しかし、日本やドイツの台頭、そしてソ連の成立のなかで、これ以上西半球にとどまって世界的な国際秩序に関与しないわけにはいかないという状況になり、アメリカも国連に加盟するようになる。

 そして第二次世界大戦では、アメリカは連合国をリードして戦争の帰趨を決める。そして国際連盟より強力な基盤をもって国際連合を組織して、今度は本部をニューヨークに置く。ヨーロッパ諸国は二度の世界大戦に懲りて(勝ったとはいえボロボロになったから)、まず非戦を原則とし、諸国間の共存・協調によって秩序を保つ相互承認体制を作り、それを社会的に支える普遍的人権(ヨーロッパだけでなく全世界に適用される)を掲げて戦後秩序を作ろうとした。

 しかし、アメリカは戦争に負けたことがない。それに、アメリカは「私的所有権の上に立つ自由」を原理として国を作ったが、その私的所有権を否定する共産主義のソ連がやはり戦勝国として成長し、その権益(ソ連線の拡張)を要求している。というので、核兵器開発もあり、諸国家共存の平和な秩序などと言ってはいられないと、ただちにソ連を「敵」とする「冷戦」態勢に入る。そして敗戦国を含めた「西側」陣営を抱え込み、ソ連圏と対峙する。

 こうなるとモンロー主義などと言っている場合ではない。アメリカは孤立を棄てて、ソ連と対抗する世界秩序の牽引車となる。しかし、この対立はこれまでの戦争と違って、イデオロギー、国家形成原理の違いによる対立だ。だからこの頃から、アメリカの国際政治には二つの違った流れが生まれるようになる。

 一方は、イデオロギーなどにこだわらず、諸国家間の力や位置から現実的に国際情勢を考えるいわゆる「リアリスト」、そしてもう一方に、理想や理念、価値観で計って「正しい自分と悪い敵」との抗争として国際社会を考えるいわゆる「イデアリスト」の流れである。

 後者によれば、「冷戦」は「共産主義・悪の帝国」に対して「自由と民主主義」勢力の闘いだということになる。すぐに想定されるように、そうなると「戦争」は地下にこもり、正規の軍隊ではない諜報機関が工作に暗躍する。CIAはそのためにできた(もちろんソ連にはKGBがあったが)。

 そして、冷戦はソ連の自己解体によって終わる。これによって「西側の正しさ」が証明されたことになる。一世を風靡したフランシス・フクヤマの「自由民主主義の勝利」というのはそういうことだ。そして、それこそは「新しい西洋」たるアメリカの「自由民主主義」である。それが、グローバル秩序の「世界標準」になるが、そこにはアメリカ的自由経済秩序、いわゆる「新自由主義」が附随していた。

 だからそれ以降、国家さえも私企業と同じようにみなされ、一番大事なのは財務諸表となる。私企業は常に成長を求められ、みんな競い合うようにしてグローバル市場の中に飛び込んでいく。「カネこそが力である」という経済システムの中でみんなが張り合うようになる。

ところが、世界は「無主地」ではないし、誰も「解放」されて難民になることを喜ぶものなどいない。そのため、アメリカのグローバル統治勢力は、かつてのヨーロッパの帝国主義のように権謀術数で世界を統治していくという風にならざるを得ない。

 冷戦になると、東側世界(社会主義圏)に対して、アメリカは西側世界(資本主義圏)を全面的にリードしていかなくてはいけない。そのためにマーシャル・プラン(欧州復興援助計画)やガリオア資金(占領地域救済政府資金)など、ヨーロッパだけでなく、敗戦国にまで金を出して勢力を拡大しなければならない。アメリカの出費は急増していくことになる。

 さらに、ベトナム戦争だけでなく、いろんなところで代理戦争を仕掛けたり、CIAに工作させて内側から政権転覆させたりしてきた。われわれの知っているアメリカはそういうアメリカだ。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33806


トランプ復帰が促すアメリカ世界統治の終焉――自壊する「西洋」と私たちはどう向き合うかA 東京外国語大学名誉教授・西谷修
(2025年2月12日付掲載)
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33839


軍産複合体と産業構造転換――疲弊するアメリカ社会

 一方、構造的にみると、第二次世界大戦の頃からアメリカは世界の兵器工場になり、あらゆる重工業の中心となった。

 冷戦下には、世界のあちこちで代理戦争をやるだけでなく、西側の兵器廠になって、軍需産業が圧倒的な経済セクターになる。すると経済が戦争で支えられるようになる。戦前のニューディール政策の延長のような形であり、これは「公共事業としての戦争」だ。

 この傾向について、アイゼンハワーは大統領退任時に「このままだと、国は民主的意志によって国策を決めるのではなく、こういう巨大な力(軍産複合体)によって国策が決められるようになる」と警告を発した。しかし、冷戦下ではその傾向は変えにくかった。

 それが変わるのは、冷戦が終わった時だ。これでやっと膨れ上がった軍事費を削ることができる。それに軍縮は必要だというので、軍の縮小も始まるが、ここにカラクリがあった。

 退役軍人が失業者になってはこれも困る。だから軍人を解雇したら、そのかわり彼らに経験を生かした事業を起こさせる。それが新手の軍需産業で、戦争関係のあらゆる業務を請け負う民間軍事会社だ。これには大きなメリットがある。徴兵制はすでに廃止され、応募制になっていたが、国はそういう企業にアウトソーシングすると、軍を縮小しても戦争はできるし、民間企業のやることには責任を持たなくていいからだ。大きくいえば戦争そのものが「民営化」されるのだ。これは新自由主義の展開でもある。

 もうひとつ大きな変化は、いわゆる「情報革命」だ。アメリカはそれまでの軍事連絡網だったインターネットを開放し、その活用を民間企業にやらせるようになる。そこで一挙に成長したのがデジタル産業であり、そして知識や情報、さらにはコミュニケーションそのものの市場化だ。これは初めからグローバル規模であることで、シリコンバレーにかつてなかった規模の富を集中させた。

 そうしてできたのが、いわゆる「ビッグ・テック」といわれるIT産業だ。それに連動して生命科学関係のバイオ・ケミカル企業も巨大になる。それらが、かつてはカーネギー(鉄鋼王)、ロックフェラー(石油王)、JPモルガン(金融王)などが大富豪として動かしていたアメリカの「製造業の時代」を終わらせた。

 そうなると世界的に見ても、アメリカが両方を独占するわけにはいかないため、製造業部門は労働力の安い他国に外注するようになり、アメリカ国内の産業はシリコンバレーを拠点にしたバーチャル金融とIT産業へとシフトしていく。

 だが、まさにそれがアメリカ社会の劣化を招いたというのだ。つまり、ラストベルト(見捨てられた工業地帯)ができ、まともに働いてきたアメリカ人たちは失業し、アルコール中毒や麻薬中毒になって生活が破壊される。一方、シリコンバレーやカリフォルニアなどの新興地域は「自由」を謳歌して、そこから性の自由とかLGBTQとか、人種の多様性だとかが声高に叫ばれ始める。そのアメリカの新しい繁栄のなかで、古いアメリカ社会は疲弊・没落していく。その古き良き時代にノスタルジーを持つ人たちがアメリカ社会に増えていった。

 トランプが登場したのはそんなときだ。彼は不動産屋であると同時に、プロレスの興行師でもあった。リアルかフェイクかわからないものをスペクタクル(見世物)にして売る。その興行主だったトランプは、みずからリング脇に登場して、負けそうになったレスラー側のプロモーターと場外乱闘を演じるとか、観客を沸かせる術を身につけていた。だから彼は、デタラメのような演説でも徹底的に相手をコケにして、観客を沸かせることには長けている。

 そのトランプは「メイク・アメリカ・グレート・アゲイン(偉大なアメリカをふたたび)」「アメリカ・ファースト」を掲げ、「自分はアメリカ人なのに置き去りにされている」「外でどれだけ大きな顔をしていても、アメリカ社会はこんなガタガタではないか。自分で自分さえ守れない。銃を持ってなぜ悪い。これが誇りだ」という人々の幅広い層を掘り起こした。あるいは「過剰な自由」の主張に不安を持つ人々の層を。

 そこには国際主義、アメリカの普遍主義に対する反発がある。その普遍主義がアメリカをダメにしているというわけだ。アメリカはアメリカ、国際秩序などいらない――その意味ではモンロー主義的だが、今はグローバル世界であり、かつてのように西半球にとどまるということではまったくない。全世界が西半球であるかのような、不動産屋のルールがルールであるような世界として扱う、ということだ。

 そのトランプが、他より「まともだ」と思える面もある。それは彼が、イデオロギー(西側だとか同盟国だとか)は関係ない、それよりタイマン取引だ、と言うときだ。だから彼は、冷戦期以来「戦争」で国を動かしながら金と権力を独り占めしてきたグループがあると指摘し、それを「ディープ・ステート(闇の政府)」と呼んで目の敵にするのである。すると呼ばれた方は、それを「陰謀論」として非難する。

 だが、どうだろうか。イラク戦争を振り返ってみよう。

「対テロ戦争」による混乱と国際信用の喪失


 トランプを支えているのは、いわゆる「内向きなアメリカ」だ。だが、いずれにせよアメリカは世界最強の国家になっているため、内向きであっても、それが全世界に関わる超国家であることには変わりない。また、グローバル秩序の盟主として振る舞うアメリカ国家(合州国)は、「私権の自由」を主張する者たちの乗り物であることには変わりない。

 イラク戦争のときも「イラクを解放する」という名目を立て、サダム・フセインの圧政に苦しんでいた少数民族も含めてイラクを解放して「自由な国」にするという大義を掲げた。

 だが、実際にやったことは、とにかく武力で徹底的に叩いてイラクの国家体制を潰し、軍人ではない「文民行政官」として国務省出身のポール・ブレマーを暫定統括者として送り込んだ。ブレマーの役割は、イラクの国家がもっていたあらゆる資源の処分権を「民間」開放することだった。そこにグローバル・メジャーのブリティッシュ・ペトロリアム(BP)、エクソン・モービルなどが進出し、イラクの石油の権利を全部抑える。

 破壊後の復興事業もすべて米欧の民間企業、とくにアメリカの軍産企業が請け負うことができるようにした。それだけやったらブレマーは本国に帰った。驚くべき「自由化」、「民間開放」である。

 その後、イラクでは、選挙をやってもうまくいかないので、クルド人を中心に据えようとするが、フセイン体制で抑圧されていたシーア派が怒りだして力を持つと、今度はフセイン一派と見なされて全面的に追放されていたスンニ派が怒り出し、ひどい場合には米軍のアブグレイブ強制収容所で散々いたぶられ、「鬼子」のようになった連中がイスラム国(IS)を作り始める。そのようにイラクは収拾のつかない混乱が続き、無茶苦茶になった。その混乱が中東全体に広がり、シリアまで内戦になる。

 後には、ブッシュが言い張った「大量破壊兵器」もないことがわかり、客観的に(あるいは国連から)見たら、この戦争はまったくひどい破壊行為だったということになる。アメリカとしても「失敗」以外のなにものでもないだろうが、それでもブッシュも、ラムズフェルドも、チェイニーも、つまりこの戦争を世界中の反対を抑えて強行した立役者たちにとっては、「充分な成果」のあった戦争だった。

 なぜなら、イラクの国家資産も資源もすべて「民間開放」した。つまりアメリカのグローバル企業の稼ぎ口になったからだ。それを彼らは「民主化」とか「市場開放」という。だが「民営化(privatization=プライバタイゼーション)」とは「私物化」のことだ。

 アメリカ国家にとってこの戦争は、「ならず者国家」の暴君(フセイン)を倒したことを正当化の理由にしているが、その一方ではアメリカの「正義の戦争」に対する国際的信用を完全に喪失させた。だからそれ以降、ISが出てきたことで「テロとの戦争」は続けられたが、それ以後はあまり大きく掲げられなくなった。

 この「充分な成果」をあげた連中は、事実上、アメリカ国家を使って仲間内の利益をむさぼる連中である。ナオミ・クラインは、アメリカ国家はこうした企業家・政治家たちの乗り物であり、「コーポラティズム国家」と呼ぶにふさわしいと言っているが、この国家に戦争をさせて儲ける連中のシンジケートのことを、トランプは「ディープ・ステート(闇の政府)」と呼んだのである。

 誰彼の陰謀というほど単純なものではないが、アメリカの行政機構は、それに適するように(国務省も国防省も)作られてしまっている。すでに一期を務めて政府がどういうものかを把握したトランプは、今度は再び潰されないように、まず「敵」の本丸から崩そうとしているように見える。

 それが「報復」だとして騒がれているが、いずれにしても、これが今世界の目の前で演じられている「二つのアメリカ」の抗争であり、一方はイデオロギー、もう一方は「陰謀論」による「仁義なき戦い」である。


ウクライナ戦争が炙り出す「西側」の欺瞞

NATO首脳会議にウクライナのゼレンスキー大統領を招き、ウクライナへの永続的な軍事支援を宣言したG7首脳ら(2023年7月、リトアニア)

 ウクライナ戦争についても、もう誰が戦争をさせようとしているかが明らかになった。アメリカのオースチン前国防長官は、「この戦争の目的は?」と問われて、すでに2年前の5月に「ロシアを極力弱体化すること」とはっきり言った。

 そして、ヨーロッパはずっと、「ロシアを図に乗らせると次はわれわれの番だ」と「脅威」を言い立てて、どこまでもウクライナに戦争をさせるつもりだ。その火付け役だったのが、アメリカの「ネオコン民主化グループ」(バイデンも含む)だった。

 冷戦以後のアメリカの世界戦略は、「自由世界を守る」と称して、直接戦争をやることもあるが、以前にはCIAなどの工作や資金注入で体制転換を引き起こすことをやる。中南米、とくにキューバなどに対しては、冷戦が終わってもそれをもう80年間もやり続けている。今はベネズエラに対してもだ。

 その手口でアメリカの一部はウクライナに政変を起こし、それをテコにロシアから離反させ、ロシアに戦争を起こさせてプーチンを追い込む。あわよくば、それを機にロシアにも政変を起こさせようとの腹だ。それでソ連崩壊時に失敗したロシアまでの「民主化」が達成できる。ヨーロッパはこの目論見で、NATOという鎹(かすがい)によって、そこに組み込まれる。

 冷戦終結によってヨーロッパには新しい選択肢ができたはずだった。ソ連が解体した以上、もうロシアと対立する必要はない。ロシアもそう思っていた。中国とも対立する必要がない。イデオロギー対立は終わったのだから、これまで敵対していたロシア、中国と関係を結び始めると、初めは困難でもいろんな可能性が開ける。ヨーロッパとユーラシアとを結んだ巨大経済圏だって不可能ではない。

 だが、それをやらせまいとしたのがアメリカであり、冷戦終結で存在意義がなくなったはずのNATOを解散しなかった。ヨーロッパの自立を嫌ったのだ。アメリカはNATOをヨーロッパを抱え込むための鎹としてとどめた。

 そうすると敵を作らなければならない。初めはテロリストを敵にしようとしたがうまくいかないので、もう一度ロシアを敵にすることでNATOの存在意義が回復する。

 プーチンは「EUに入れてくれ」「NATOに入れてくれ」とまで言っていたのだが、アメリカはそれを拒み続け、そのあげく2008年にはブッシュがグルジア(現ジョージア)とウクライナをNATOに入れると提案した。それはもう喧嘩を売るもいいところだ。

 それでロシアはヨーロッパとの関係再構築を諦めた。ただ、ノルドストリーム(欧州のバルト海の下をロシアからドイツまで走る海底天然ガス・パイプライン)だけは諦めず、つい最近までウクライナ国内に通るパイプラインを通じても欧州に天然ガスを輸出していた。だが、今度の「戦争」でそのノルドストリームまで爆破されてしまう。

 ドイツにとっても苦虫をかみつぶすような話だ。これは「ロシアとは永遠に手を切れ」というアメリカからの脅しだ。「ナチス時代の反省」も突きつけられ、ドイツは泣く泣くそれに従った。そのお陰で経済はガタガタ。今ドイツ国内では極右といわれる「ドイツのための選択肢(AfD)」が台頭しているが、これは、そのようにアメリカが追い込んだ結果だ。

 不動産屋のトランプは、戦争で商売をするのは馬鹿げていると考えている。簡単に勝つならいいが、それよりも脅し・地上げで、取引に持ち込んだ方がずっと賢い。無駄な破壊や浪費をせずに済む。だから彼は「自分が大統領になれば戦争を終わらせる」といった。

 実際トランプが大統領になりそうになると、本当にイスラエルもウクライナも顔色を変えて戦争を収めようとし始めた。だが、ウクライナはそうは行かない状態になっている。ヨーロッパはもう青息吐息だが、ウクライナの戦争支援をやめるとヨーロッパそのものが崩壊すると思い込んでいる。それでロシアも強硬姿勢を崩せない(世界のメディアは「ロシアも崩壊寸前」と盛んに宣伝するが)。

 ロシアはもう「西側」金融・経済から締め出されても、BRICS等とつながって凌ぐ態勢を作ったから、強力な経済制裁でロシアの息の根を止めようとしたEUの方が、ブーメラン効果で青息吐息になり、逆に非西側ネットワークから孤立しようとしているのだ。EUは今、それを「レコンキスタの時代」とみなして時代錯誤的な防衛体制に入っているようだ。

 レコンキスタとは何か。これも倒錯的な話だが、711年にイスラム教徒がイベリア半島まで来てから800年、キリスト教ヨーロッパは「レコンキスタ(領土再征服運動)」といってイスラムと戦い続けてきた。1492年にとうとう最後のアルハンブラ(グラナダ)を陥落し、イスラム教徒をジブラルタル海峡の向こうに追放した。まさにその年にコロンブスが大西洋を横断し、欧州の世界進出が始まる。

 それを冷戦後の世界に投影し、冷戦勝利によって西側世界はソ連を解体したはずなのに、ゾンビのように蘇ったロシアが、アラブのテロリストたちと一緒にふたたびヨーロッパに攻め入ってくる。そんな形の恐怖が芽生えているのだ。ヨーロッパのまったくの自信喪失である。『共同通信』が今、同題で欧州要人へのインタビュー記事をシリーズ化して配信しているが、それは「レコンキスタで今ヨーロッパが危ない」という危機意識に染まっている。

 そもそもナチズムもヨーロッパ自身が生み出したものだ。ヨーロッパの外から生じたのではない。ロシアも18世紀以来ずっとヨーロッパに憧れて、ヨーロッパ入りを求めてきた。だが、ヨーロッパはロシアを異物扱いし、侵略と統合の対象とし、まずはナポレオン(1812年)、次はヒトラー(1941年)と100年ごとにロシア奥深くにまで侵攻している。ロシアがかつて一度でもヨーロッパに侵入したことがあったか? それなのに、なぜヨーロッパは恐れるのか。

 プーチンはEUに入れてもらえず敵視されるため、諦めて大スラブ主義(ロシアを中心にスラブ系諸民族の統一と独立を図る思想・運動)をとるようになった。それは拡大政策に見えるが、ウクライナが西側に囲い込まれることに対する理論武装として打ち出したものだ。クリミアやドンバスは、もともとロシアに帰属してしかるべきとし、それでウクライナ侵攻を正当化した。

 だが、ヨーロッパ首脳たちは危機感を募らせ、世界にロシア制圧を呼びかける。「次はリトアニアだ」「次はポーランドだ」といい、マクロンなどは「次はフランスだ」とまでいう。ナポレオンと世界帝国の国が盗人猛々しくもよくいったものだと思う。

 西側諸国がウクライナに支援する形で、あるいは経済制裁でロシアと対峙するとき、ここにあるのは国々の権益をめぐる争いではなく、冷戦時代と同じようなイデオロギー戦争である。つまり、ロシアは専制主義の「悪の帝国」であり、暴君がのさばるから民主主義国はこれと戦わなければならないというものだ。とりわけ相手の頭目を悪魔化して、まるで人類全体が(ロシア人も含めて)これを倒すべく戦わなければいけない、と。これはキリスト教時代の異教徒に対する聖戦といわれた「神のための戦い」と同じで、その近代世俗版がイデオロギー戦争といわれるものだ。

 だから、西側メディアはことあるごとに「プーチンはもうすぐ心臓発作を起こす」「末期癌で2、3カ月ももたない」など、西側の願望に過ぎないことを、あたかも本当の情報であるかのように垂れ流す。それこそがフェイクでなくてなんだろう。冷戦以降、このようなフェイクが、アメリカのグローバル秩序派にとってはお手のものになった。


欧米の外側で広がる非ドル経済圏とそれへの焦り

 欧米は、ロシアの資源を輸出させず、ロシアを世界のドル決済から完全に締め出せば、ロシアは体に血が回らなくなって倒れるはずと考え、音を上げるまでロシアを締め上げようとした。だが、経済制裁は「持つ者」が「持たざる者」に科すのでなければ効果はない。むしろ経済や資源を「敵」に依存していれば、制裁する側の首が絞まる。

 実際に対ロ制裁後、ヨーロッパでもアメリカでもエネルギー価格が高騰し、電気代も高騰して、食料生産その他にも支障が出てインフレとなり、そちらの方の社会の首が絞まってきた。

 そのため各国内で「物価高をなんとかしろ、何で戦争なんかやってんだ?」「EUのいいなりになるな」「フランスの農家や労働者とロシア叩きとどっちが大事なのか」という声が高まる。

 そういう勢力をヨーロッパのリベラル風権威者たちは「極右」「ナチスと同じ」だと批判するが、そういって今まさにナチス(ドイツ)がウクライナに武器を送っているという倒錯を全部ごまかそうとするのだ。

 ヨーロッパはしばしば、ロシアをナチスに見立てて、ウクライナ軍はナチスの侵略に抵抗する民主主義勢力という図式をつくっているが、今のウクライナ軍の主軸は、西ウクライナを拠点にしていた超民族主義組織であり、それはかつてナチスがソ連に侵攻したときに一緒にソ連に攻め込んだ者たちの末裔でもある(だからその後ロシアが来たときにウクライナは蹂躙されたわけだが)。

 一方、ドイツも「ナチスと決別した」と言いながら国内にはその残渣を広く温存している。それなのに大量の武器をウクライナに送ったら、まさにドイツが昔やったことと同じだ。それをアメリカから強要される。もう頭がパンクするのも当然で、そのような倒錯状態をかろうじて耐えているのが今のドイツだ。

 プーチンを悪魔化するのは「プーチンさえ倒せばロシアは民主化する」という体制転換の発想そのものだ。だがロシアには資源がある。そして、この様子を見ている中国やインド、またイランも含めて他の大きな国々は、アメリカが絶対に正しいとか、アメリカに付く方が得だなどとはもう思わない。むしろこの不当な状況の中でロシアが困っていたら、いろいろかいくぐって天然ガスでも何でも買って助ける。

 そして実際今、ロシアを含むBRICSは、ドル決済に頼らない経済圏をつくるとまで言っている。つまり、アメリカ主導の対ロシア経済制裁が非ドル経済圏をつくらせたのだ。

 今度は、グローバルサウスをどっちが取るかということで、西側諸国でもグローバルサウスがやたらと持ち上げられるが、それらの国々も西洋の植民地支配とその後遺症によって踏んだり蹴ったりの状態にありながらも、アメリカとかヨーロッパに頼れば助かるなどとは思っていない。「テロとの戦争」の顛末が、それらの国々をアメリカから遠ざけて、むしろBRICSと繋げる。

 こうなると、アメリカは今でも超大国なので「孤立した」とはなかなか思わないだろうが、ヨーロッパは完全に他の世界から孤立していく。

 そのときトランプは、EUを無視して各国に直接タイマンで個別交渉を持ちかける。デンマークに「グリーンランドを買う」とか、カナダに「51番目の州になったらどうか」というのはそういうことだ。同盟国であるかどうかなど関係ない。

 それを傍目にイーロン・マスクが、欧州各国の「極右」といわれる勢力に盛んにエールを送って喝を入れている。あれは「アメリカ・ファースト」、つまり「自国ファースト」に共感する部分を煽っている。

 彼らがなぜ「自国ファースト」というかといえば、EUの経済統合政策が、それぞれの地域の地域経済を壊しており、そこの生活者を完全にないがしろにしているからだ。「極右」の台頭は、EUの官僚支配に対する根強い反発を基盤にしている。だからこそフランスでも、EUではなく「フランス・ファーストだ」という。EUの官僚やそれと手を組んでいる国の指導者に「ノー」を突きつけているわけだ。


 EUは曲がりなりにもアメリカの連邦政府に匹敵する規模と経済力を持つ「国の連合体」だ。とくに経済・金融規律ベースで、地域統合組織たろうとしている。そうであればEU政府は合州国政府と同等の関係になる。

 だがトランプは、各国の足下を見透かして、それぞれの交渉はEUなど通さずに各国個別にやる姿勢だ。アメリカとしてはその方が、EUを介してやるよりも脅しが効いてディールがやりやすい。そうしているうちに、どの国もアメリカ合州国の一州になるかもしれない。イーロン・マスクは自身の利害がそこに結びついているから、それを手伝っている。EUはSNSやデジタル浸透を一定規制しようとするが、各国別(一国だけ)ならそれはできないからだ。

 また、トランプも中国を主要敵にするが、それはかつてのアメリカのような敵対の仕方ではない。これまでアメリカは中国をイデオロギー的に攻撃し、人権や民主主義に反するといって新疆ウイグル、香港や台湾問題をやり玉にあげてきた。

 だが、1972年の米中国交正常化で、ニクソンは台湾問題については「二つの中国はない。一つの中国しかない」と認めている。それで国交を作ったが、今ではアメリカもイギリスも中国を非難するためにだけいつまでも台湾が別の独立国であるかのように扱い、それが現状だから「現状維持しろ」といっている。だが、用もないのに初めから台湾海峡あたりまで第7艦隊を配備して「現状」を強引に変えてきたのはアメリカの方である。

 トランプにとっては、イデオロギーで粉飾する国際秩序などは関係ない。むしろ中国はいまやGDPでも事実上アメリカを凌駕しているかもしれず、「グレート」であるべきアメリカにとっては、そのことの方が看過できない。それをロシアが手伝う(あるいはロシアがそれに頼る)ことも看過できない。だからロシア・中国と敵対しているのであって、民主主義とか善悪とかを言っているわけではない。

 だから、トランプとしては、ウクライナ戦争を収拾するさいには、ドル決済から排除したロシアをふたたびドル経済圏の中に引き戻さなければならない。なぜなら、そうしなければ非ドル圏の方が大きくなってしまう。ロシアと中国の間にくさびを打ち込まなければ、アメリカが対抗するには大きくなりすぎてしまうのだ。だからトランプにとっては、クリミアやドンバスの帰属などどうでもよいことだろう。

 トランプの脅しに対しては、すでにメキシコ大統領など中南米諸国が堂々とその横暴を批判して交渉に臨んでいるが、トランプの再登場は「偉大なアメリカ」のかけ声とは裏腹に、「超大国としての責任」をかなぐり捨てなければならないほど弱体化したアメリカ自身の姿でもある。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33839
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c126

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
127. 中川隆[-7639] koaQ7Jey 2025年2月22日 04:54:31 : YDW7XnmgMk : djJ3LmllNzBRTms=[5]
<■340行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
トランプ復帰が促すアメリカ世界統治の終焉――自壊する「西洋」と私たちはどう向き合うかB 東京外国語大学名誉教授・西谷修
(2025年2月14日付掲載)
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33868


\. ビック・テックと野放図な「自由」の要求

 今、トランプの復帰で勢いづいているイーロン・マスクをはじめとする「ビッグ・テック」の首領たちに触れておきたい。

 彼らは、情報革命とインターネット開放後、情報空間をはじめあらゆる「財」のデジタル・バーチャル化で、人間世界に新たなフロンティア、言いかえれば新たな市場の沃野を作り出し、その開拓によって天文学的利益を独占的に手にしてきた。

 情報分野においては、それが真実かどうかよりも流通力(より人々の感情的衝動を誘う)がものをいう「ポスト・トゥルース(真実)」状況を一般化させることによって利益を膨らませ、さらにその新技術と資金力によって、他のあらゆる分野(金融、バイオ、マネージメント、宇宙開発)までも私的所有し、莫大な利益を上げている。

 現在、世界各国で盛んにデジタル化が推進されているのは、「社会の利便性やサービスの向上のため」というのはただの口実で、テクノロジーの進歩が引き起こす社会グローバル次元の更新競争に乗り遅れないためでしかない。

 デジタル産業は、そのはじめから徹底的な私的イニシアチブを動力とし、「私的自由」の拡大を目指しておこなわれてきた。ハードに関しては特許(知識所有権)を梃(てこ)に、ソフトに関しては「表現の自由」を盾に、人間の私的な欲望追求に関するあらゆる制限を無力化させながら、すべてをデジタル化された市場に引き込んできた。それに呑み込まれる形で、国家までも「民営化」され、その「公共性」を放棄するようになっている(それが社会組成のアメリカ化であり、新自由主義である)。

 コミュニケーション状況の推移を見ると、昔は「プロパガンダ」という大衆操作の手法があった。権力の方から方向付けられた情報をメディアを使って流し、大衆を煽動していくものだ。これが初期のマスコミュニケーションの一つの戦略だった。ナチスのゲッペルスやソ連のスターリンなどもここから学んで国民を煽動した。

 その後に出てきたのが「パブリック・リレーションズ(PR)」と呼ばれるもので、情報操作を市場に埋め込むやり方だ。広告の中身が真実であるか、正しいかどうかは二の次で、要はその広告で商品が売れればいい。その結果が広告の価値を決める。この場合、広告とは商品に関する情報だ。買いたい気持ちを起こさせなければ、その情報には価値がない。真実かどうかより、売れるか売れないかだ。それが情報としての価値となる。PRは、そんなふうに「情宣」を市場に埋め込んだ。

 初めは商品PRだったが、やがてそれは選挙手法(選挙マーケティング)にも使われるようになる。大金で大々的な広告を打てた方が勝ち。いうまでもなく、それはアメリカの選挙のあり方だ。

 事実も、「盛り」も、でっち上げも、同じ土俵で勝負する。デジタルコミュニケーション時代、そしてデジタルメディアにおいては、それが基本原則になる。とくにSNSは、誰にとっても発信が自由になりコミュニケーション状況が民主化したといわれる一方、「悪貨が良貨を駆逐する」が情報流通の鉄則になる。

 一般的に情報とは正確なものだということが前提になっていて、だから情報には価値があり、人は正しい知識を得たり、それに基づいて考えたり、人間関係を編んだりすることができるのだが、そうではなく、たとえ根拠がなくても、嘘であっても“そうだ、これが”と、うまく反応を引きつけた(誘った)ものが“イイネ”で拡散し、流通力を持つ。そのため、論理的になったり、妥当な情報を見分けようとしたりする慎重な判断は、この情報流通の実勢のなかではあっさり弾き飛ばされ、意味を持たなくなってしまう。

 「公共性」というのは「民主的」な情報流通にとって障害でしかない、何でも発信する「自由」がある――その「自由」の主張が「ポスト・トゥルース」といわれる情報空間の市場化・自由化を生み出し、それによって巨万の富を得たのがイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ(Meta・CEO)である。

 イーロン・マスクは、情報プラットフォームだけでなく、バイオ産業や宇宙開発など、もともと国家事業だったバーチャル・フロンティア事業まで私企業化した。情報領域に加え、生命領域、そして宇宙も含め、私たちの日常的な生活経験の感覚からはかけ離れた全バーチャル(非現実)領域へのアクセスを私物化しようとしているわけだ。

 これは「無主地」を開拓して不動産化(アメリカではこれを「リアル・エステイト」と言う!)し、私権を拡大してきた「西部フロンティア精神」と同じ発想ではないか。だから、このような技術開発あるいはその企業化(そこからビッグ・テックが生れる)はアメリカからしか出てこない。その名は「シリコン・バレー」だ。

 トランプはイーロン・マスクを政府効率化省のトップに据えたが、それは私権の自由(無制約化)を要求する彼らのプロジェクトが、典型的にアメリカ的なものであり、「新世界」創出(草創期のアメリカ)に関するトランプの願望と一致しているからだろう。実際には、「小さな政府」の実現という名目の下、国際関与の戦争マシン「ディープ・ステート」を解体するためらしいが、イーロン・マスクがその役を買って出たのは、私権による無制約の「自由」を目指すマスクの目論見を、トランプの「アメリカ改造」が助けると考えているからだろう。(リバータリアンの黒幕ピーター・ティール――PayPalの共同創業者で、裏のカルト・メディアでは「新反動主義」とか評されるイデオローグ――が、今回早くから背後でトランプ陣営を支えてきたのもそのためだろう。)

 だが、この米国発のデジタル・テクノロジーの拡大によって、ごく少数の大富豪に莫大な富が集中する一方で、富を吸い取られる人たちが無数に世界中(疲弊したアメリカ国内も含む)に広がり、全世界に重層的で巨大な格差が生み出されたことはいうまでもない(そこから望見されるのは、すでに半世紀前の傑作SF映画『ブレード・ランナー』が描き出したような二重化した世界だ)。


]. 「西洋化」が押し潰してきた先住民の生存原理

 これまでのべてきたように、戦争による世界統治、そして、他者(異存在)の抹消と世界改造をくり広げてきたアメリカによる「新しい西洋化」は、いまや破綻の時期を迎えている。

 何がそれに破綻を告げているのか。それは植民地化や近代化によって生存世界を荒廃させられてきたにもかかわらず、その荒廃を超えて生き、そのことで世界をまたつくり直そうという人たちの存在とその営みである。近代化が押し退け抹消し、その残滓(し)を噛み砕こうとしてきた人々を今は「先住民」と呼ぶ。

 いわゆるグローバルサウス(アフリカ、ラテンアメリカ、オセアニア等々)といわれるところも、かつてはすべて欧米の植民地だった。破壊的・改造的な「文明」の力に押し潰されながらも、そこに生きてきた先住民の暮らしの中には、「西洋近代」とはまったく違う生存原理(生きる世界との関係)があった。

 まず、自然物を私的に所有するという観念がない。大地や天空(空気)は、私たちを生み出すものであって、生きとし生けるものはそのお陰でそれを享受しながら生きている。そのようにして生まれて生きる人間が、大地を所有し、それを自由に処分するなどというのは狂気の沙汰である。まったく理にかなわない。そう考えるのが、アメリカ先住民をはじめ、アフリカや中東、南アジアなどで暮らしていた先住民たちの伝統だ(あるいはそれを「理性」といってもいい)。

 彼らは今ある恵みを開発利用して、あるいは未来に投資して、壊して作り変えて増やす(それを「創造的破壊」というらしい)というよりも、むしろ自分たちの享受する恵みが7代先まであり続けるように、と考える。つまり「経済成長」よりも「生存の継承・持続」が原理だ。

 そして、自分たちが主人ではない。むしろ自分たちは恵みで生きており、生きていることは周りすべてのおかげであると考えるのが先住民の特徴だ。人間が全世界(大地そして天空)をわがものにし、意のままに変えるという発想はない。

 一方、ヨーロッパ近代文明を世界に広げた動力は、「役立つものにしか意味がない」(有用性原理)、「効率的・効果的であることが価値」という考え、そして「新しいものが優れている」、「終わりが近いから急げ」という強迫観念だった。そして、あらゆる自然物を私的所有物にし、それを利用し変形して富を生み出す。その富をさらに大きく、無限に増産していくことを「豊かさ」と考えた。そのことに目覚めるのが西洋の智恵(啓蒙思想)だった。

 このような文明が押し寄せてくると、ブルドーザーで崩されるように先住民の世界はひとたまりもなく押し流されていく。それによって世界は西洋化した。

 だが、その近代化による破壊と創造、いわゆる「イノベーション(革新)」の波にさらされながらも、その瓦礫の中でさえ生き延びてきた人たちが世界中にいる。

 長く「アメリカの裏庭」にされてきたラテンアメリカの国々では、今、先住民族の復興が一つの確かな流れになっている。

 たとえばボリビアは国名を共和国ではなく多民族国家としている。そこでは、先住民族の教えである自然との調和、富の蓄積ではなく互恵によってみんなが豊かになること、そのためには争いをしないこと、そのような生き方をこれからの世界を創る原理にしなければならないと国策として掲げている。そもそも核兵器の時代、地球温暖化の時代に、どうやって戦争をするのかということでもある。


Ⅺ. ガザ殲滅戦争――パレスチナの「生きる闘い」

 今、イスラエルによる殲滅戦がおこなわれているガザの事態もそのことを教えている。

 ヨーロッパを追われたユダヤ人たちが「ナチズムに負けない国をつくる」といって入植したアラブで、そこに住む人たちを追い出してイスラエルを建国した。このように「新天地」に乗り込み、先住民を追い出して新しい国を作り出すという成立ちは、アメリカ建国とまったく同じだ。(アメリカの「建国神話」では、本国での宗教的迫害を逃れて脱出した――エグゾダス――移民たちが、新天地に自由な信仰を約束された「新しいイスラエル」を建設する…、とされている。)

 そして、追い出された人たちがそこに戻ってきたり、そこで住み始めることに恐怖を抱き、追われた「国なき民」を「テロリスト」として根絶やしにしようとやっているのが今のガザ「最終戦争」(ネタニヤフ)だ。

 つまり、いまガザ(およびパレスチナ人共同体)で起きている事態は、限界知らずのアメリカ的世界の破綻を、パレスチナ人の悲劇の上に全世界に見せつけている。

 現在、一時的な停戦を迎え、15カ月絶え間なく続いた爆撃と襲撃によってガザ南部に追いやられていた何十万人もの人たちが、海岸沿いの道をたどって、瓦礫の山になった北部の居住区へ帰還していく様子が映像で伝えられている。

 住居ばかりか学校も病院も破壊され、避難民も保育器を外された乳幼児も、医師たちさえ殺されて、水も食糧も断たれたなか、わずかな支援物資にすがって生き延びた人々。彼らは大地にひざまずき、神に感謝しながら、「勝利だ!」といって歓喜している。あれほどの止むことのない日々の惨状と飢餓のなかで――。

 だが、彼らにとっては、暴虐が荒れ狂う世界の片隅で生き、その攻撃が止まったとき、つまり、平和といいうる状態が戻ってきたとき、それこそが勝利の時なのだ。

 虫ケラのように潰されながらも鉄の暴虐と闘ってきた人たちにとって、その暴虐が止んだとき、それは「生きる闘い」に自分たちが勝利したということだ。だから彼らはその勝利を喜び、瓦礫の中に戻って、またそこから自分たちの生活を作り直し、取り戻そうとする。自分がその恵みで育てられたように、破壊されて荒廃した土地にまたオリーブの樹を植える。

 だが、まさにそのことが、イスラエル人には理解しがたい。あれほど手を緩めず痛めつけ、地獄の泥沼の中を何カ月も這いずり回らせたのに、奴らは勝利だと歓喜する。その尽きせぬ生きる意志は彼らには理解しがたく、恐怖さえ呼び起こす。だからまたイスラエルは武力で叩く。アメリカはそこに武器・爆弾を供給し続ける。まさにこれが西洋文明と先住民の間で続いてきた闘いである。

 それでも先住民たちは、自分たちを育んだ土地と人々とともに生き、木を植え、家畜を飼い、子どもを育てて生きていく。そこには少なからず「文明」の所産も加わるだろうし、文明化された日々の楽しみも混じっているだろう。嫌気がさし、絶望してその地を離れる人々もいることだろう。しかし、子々孫々受け継がれていく生活の基本的な軸は変わることはない。

 傍若無人に先住民狩りを継続するイスラエルは、全世界から悪行を指弾され崩壊の道をたどっているが、同じようにアメリカも内部崩壊の没落期にある。そのときに何が争われ、そこで何が肯定されるかといえば、そのような「近代化」また「超近代化」による破壊的暴力にさらされても、リアルなまたバーチャルな破壊的暴力にさらされても、それに抗って人は生きていくということだ。生きること自体が、喜びとともに生きることが、時間をかけて生きることが、西洋的暴力によっては決して潰すことのできない、根絶することのできない「抵抗」なのだ。

 グローバルサウスと呼ばれる地域でも、今、社会がメチャメチャになり、人も心理的にもたなくなるほど劣悪な状況も広がっているといわれるが、にもかかわらず、その地域の人たちがどうすれば生きていくことができるか――。それは「西洋」が自壊する世界に生きる私たち人類共通の課題だ。


Ⅻ. 日本はアメリカとの関係を覚悟して見直すとき

 一度追い落とされたトランプが復帰したのは、彼の言うようにアメリカが「没落」したからにほかならない。その「没落」をトランプは、グローバル秩序統治派のせいだとして、まずはその「組織網」の解体から始めるとともに、国際秩序などに気を遣うのは「アメリカの損」とみなし、タイマン勝負のディールで「アメリカ」の領域を広げていこうとする。

 それに対して全世界、諸国は、たとえばメキシコ大統領のように、その脅しにひるむことなく、国家間関係では「地上げ屋」の手法は通用しないことを示し、逆にアメリカを孤立させてゆけばよい。

 G7はなおもアメリカにすがろうとするが、トランプは特別扱いしていない。そして、BRICSはすでに規模でアメリカ一国を凌駕している。

 ガザの事態収束についても、非米全世界が結集して(国連を軸にして)イスラエルとアメリカに外交圧力をかけるべきである。とりわけ国連については、30年前からアメリカの歴代政権の多くは国連を束縛と見なしており、トランプも脱退したいといっているのだから、出してやればいいだろう。

 とにかくパレスチナ国家を承認させる。イスラエルがパレスチナとの共存は嫌だというなら、アメリカがグリーンランドを買って(グリーンランドで住民投票をやればアメリカの旗が立てられる)イスラエルをそこに移住させればいい。安心立命の地だろうし、中東のほとんどの問題はそれで解決する。

 西洋的世界が終わることは、すでに世界の基本状況となっている。そこで起きている今日の混乱は、その西洋的世界が自分たちの没落を認めないことから起きている。アメリカを脇に置いて、その余の国々が自分たちの世界秩序をつくるという気概を各国が持つ。そのような趨勢は今後強まらざるを得ない。

 アメリカの属国であることに慣れすぎてしまった日本にとって、トランプの復帰は、ある意味で歴史的なチャンスとなるかもしれない。現在のような依存的関係がアメリカにとって負担が大きすぎるというのであれば、この多極化した世界において、私たちは依存し束縛される立場を脱して自立することを学ぶべきだろう。

 本来ならば、冷戦終結後、日本は変化した世界のなかで新たな立ち位置を求めるべきだった。だが実際には「勝利」にあぐらをかくアメリカにひたすら追従しただけだった。それから30年以上がたち、今では「失われた30年」といわれる。すでに多くの人々が実感しているように、アメリカの保護下で得た経済的・技術的名声も、この30年ですっかり失ってしまったのだ。ここに至ってもなおアメリカにしがみつくというのは自殺行為以外の何ものでもない。

 必要なことは、アメリカとの関係を「正常化」すること。同時に中国、ロシアだけでなくアジア・アフリカ諸国との関係も「正常化」することだ。もはやアメリカが国際的な責任を負わないというのなら、私たちは覚悟して、アメリカの覇権のきかない世界に備えなければならない。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33868


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西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw


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白人の金髪や青い目、白い肌は古代北ユーラシア人が起源だった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16888887

インド・ヨーロッパ語族の 起源/アーリア人とインド・ヨーロッパ語族の関係
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16879924

ヨーロッパ人の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007381

アーリア人の起源
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/306.html

インド・イラン語派やバルト・スラブ語派のアーリア人の Y染色体は R1a
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007379

ケルト人、バスク人やゲルマン系アーリア人の Y染色体は R1b
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007380

ハプログループ R1a (Y染色体)
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/182.html

ハプログループ R1b (Y染色体)
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/187.html

スラブ人の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14145886

この戦闘民族やばすぎる。ゲルマン民族の謎!!
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046224

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

本村凌二『地中海世界の歴史』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860743

完新世における人類の拡散 _ 農耕と言語はどのように拡大したのか
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14094213

コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html

コーカソイドが作った黄河文明は長所は一つも無いが戦争だけは強かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14013836

コーカソイドは人格障害者集団 中川隆
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/380.html

白人はなぜ白人か _ 白人が人間性を失っていった過程
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/390.html

アメリカ・アングロサクソンの凶暴性・アメリカインディアンが絶滅寸前に追い込まれた仮説
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/367.html

西洋人 が鬼畜だった理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16869015

コーカソイドだった黄河文明人が他民族の女をレイプしまくって生まれた子供の子孫が漢民族
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008392

コーカソイドが作った黄河文明は長所は一つも無いが戦争だけは強かった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14013836

アメリカ先住民の起源
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16833139
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/353.html

人類最初のアメリカ到達は16,000年以上前であったことが判明
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/613.html

氷河時代以降、殆どの劣等民族は皆殺しにされ絶滅した。
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14008921

先住民族は必ず虐殺されて少数民族になる運命にある
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/590.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c127

[近代史5] ギリシャ・イタリアの歴史と現代史 中川隆
36. 中川隆[-7638] koaQ7Jey 2025年2月22日 09:26:58 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[1]
最強国家スパルタはなぜ滅びたのか?誕生から崩壊まで現地スパルティからわかりやすく解説
大人の教養TV 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=d8FjgyXAYSU


荒井が考える【スパルタ】的真の平等とは…?
大人の教養TV 2nd 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=3HvS0pZ9QOk
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/469.html#c36

[番外地6] ギリシャはヨーロッパなのか?? 地中海とバルカン半島の遺伝子は? 中川隆
3. 中川隆[-7637] koaQ7Jey 2025年2月22日 09:27:36 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[2]
最強国家スパルタはなぜ滅びたのか?誕生から崩壊まで現地スパルティからわかりやすく解説
大人の教養TV 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=d8FjgyXAYSU


荒井が考える【スパルタ】的真の平等とは…?
大人の教養TV 2nd 2025/02/21
https://www.youtube.com/watch?v=3HvS0pZ9QOk
http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/623.html#c3

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
141. 中川隆[-7636] koaQ7Jey 2025年2月22日 10:05:59 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[3]
<■69行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
レイ・ダリオ氏: インフレと通貨安で最後まで紙幣を持っている人々が大損する
2025年2月20日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143

世界最大のヘッジファンドBridgewater創業者のレイ・ダリオ氏が自身のブログで新著『国家はどのようにして一文無しになるのか?』(仮訳)の内容を紹介している。

今回は、政府債務の増加がインフレと通貨安に繋がった場合について語っている部分を紹介したい。

国家の衰退

ダリオ氏の新著は、繁栄した国家がインフレと債務増加で衰退してゆくまでのプロセスのうち、衰退の部分にフォーカスしたものである。

国家の繁栄から衰退までのサイクル全体については、前著『世界秩序の変化に対処するための原則』で解説されている。

前回の記事では、ダリオ氏は先進国の肥大化した債務がインフレや通貨安を引き起こし、中央銀行はそれを止めようとするが為替介入などは長期的な効果はなくやがて諦めると説明していた。

レイ・ダリオ氏: 通貨暴落を止めようとする中央銀行はやがて諦める


ダリオ氏のこの議論は未来の予想ではない。アメリカの前に覇権国家だった大英帝国やオランダ海上帝国などを含む歴史上の国家の衰退を実際に研究し、ほとんどのケースでそのシナリオを避けられないという歴史的事実を単に述べたものである。

だが現代のアメリカや日本だけがその運命を逃れられるという論拠が何か無い限り、日本やアメリカもおおむねその方向に進んでゆくと考えるのが論理的だろう。

通貨暴落のその後

通貨の暴落が止められないという状況は、アベノミクス以来日本円の価値がドルに対してほぼ半分になった日本の状況そのものである。だから予想どころか、それは既に起きている。

植田日銀総裁が長期的にはそれを止められないだろうというのも、恐らくその通りになるだろう。植田氏本人も恐らく分かっているはずだ。

さて、ダリオ氏が続いて説明するのは、中央銀行が通貨の防衛を諦めた後の話である。国債の発行が増加し、国債の価格が下落するが、中央銀行が紙幣印刷で国債買い入れを行えば急激なインフレになる。

中央銀行が通貨の下落を諦めた時点で通貨は大幅に下落しており、国民は輸入物価の高騰に苦しんでいるだろう(日本は既にそうなりつつあるが)。

だが国民の受難はそれだけではない。ダリオ氏は次のおように述べている。

この時点では、政府は資金繰りに困窮しており、多くの場合では資金を賄うために増税を行おうとする。

このような状況下で行われる増税とは、例えば資産税である。第2次世界大戦後の日本では日本国民の資産全体に対する課税が行われ、国民は資産の大半を政府に吸い上げられた。

それは戦争が原因だったわけではない。戦争によって生じた債務が原因だったのである。そして今の債務も結局はインフレか不況か増税で解決されるしかない。

資金の国外流出

この状況下では、政府も必死だが国民も必死である。ダリオ氏は次のように続けている。

個人や企業は増税の見込みが大きくなっていることを察知し、ますます資金を海外へ逃がそうとする。

だから政府は資本統制を実行し、資金流出を止めようとするが、その国や通貨から逃げようとする経済的圧力はあまりに大きく、政府はそれを止めることができない。

増税は資本統制と同時に実行されることが多い。資金の海外流出を止めるためである。

ここまで来れば政府と国民の本物の戦争である。元々政府がやってきた紙幣印刷や公共事業はそもそもそういうものだったのだが、インフレもそうだが、そういう政策の当然の結果が生じた後に国民は怒り出す。だが生じた後ではすべてが遅いのである。

ミレイ大統領: 政府は国民への納税の強要によって成り立っている


結論

ダリオ氏は、日本やアメリカの債務の状況が歴史上何度も起きてきた上記のシナリオに繋がる可能性が高いと考えているらしい。だから以下の記事のような議論もしている。

レイ・ダリオ氏: 政府による資産没収に備えてゴールドなど没収されにくい資産に投資せよ
20世紀の大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である


一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。

インフレで預金の価値が無になった後に更に資産没収されるとすれば、散々ではないか。だがそんなことは歴史上何度も起きている。それがこれまでのインフレ政策の当然の結末なのである。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60143
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c141

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
142. 中川隆[-7635] koaQ7Jey 2025年2月22日 10:14:06 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[4]
<■83行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ガンドラック氏: アメリカの債務危機、次の景気後退で米国債はデフォルトする可能性
2025年2月21日 globalmacroresearch
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192

DoubleLine Capitalのジェフリー・ガンドラック氏がトニー・ロビンズ氏のインタビューで、2025年のアメリカの債務危機と実体経済の関係について語っている。

高金利の時代

世界経済にとって、コロナ前とコロナ後の大きな違いは金利である。コロナ前まではインフレ政策による低金利の時代だったが、コロナ後はインフレで高金利の時代になった。

ガンドラック氏は次のように述べている。

あなたのこれまでの常識は金利が低下している環境下でのみ起こったことだ。だから金利が上がり始めると、状況は完全に変わる。そしてそれが始まっている。2022年から金利は上がり始めているからだ。

そして金利はもう二度と2016年から2020年までの水準にはもう戻らないだろう。

Bridgewaterのレイ・ダリオ氏は、金利は金融市場全体の屋台骨だと言っていた。だから金利のトレンドの変化は、金融市場全体に大きな影響を及ぼす。

例えばコロナ前の金利低下は米国株の何十年もの上昇トレンドを支えてきたのだから、それが逆転すれば株価はどうなるのかということである。

レイ・ダリオ氏、2025年の株価大暴落を予想か


米国債の利払いの問題

だが金利の一番大きな影響は株価に関するものではない。それでさえも一番重要なことに比べれば些事である。

ガンドラック氏は次のように言っている。

経済が減速するとき、米国債の利払いが危機的状況になるだろう。米国債の利払いはたった3年前と比べて大きく上がっている。3年前には米国債の利払いは年間3,000億ドルだった。今では1.4兆ドルだ。

そしてその金額は、GDP比では4%に達しようとしている。

https://www.globalmacroresearch.org/jp/wp-content/uploads/2025/02/2024-4q-us-federal-government-interest-payments-to-gdp-chart.png


ちなみにアメリカの財政赤字はGDPの7%程度である。つまり、財政赤字の半分以上がもはや借金の利払いなのである。

アメリカの債務危機

政治家がインフレ政策によって増やし続けてきた政府債務は、低金利政策が続けられる限り何の害もないように見えたが、彼らが見逃していたのは低金利政策はいずれインフレを引き起こすということである。

ポールソン氏: 量的緩和がインフレを引き起こした


そして金利が上がって借金の利払いを新たな借金によって支払うようになる。だがそれが更なる利払いを生む。

ちなみにガンドラック氏は、状況がここから更に悪くなると予想している。金利が低かった頃に発行された米国債に期限が来ると、米国政府は今の高金利で借り換えを行わなければならないからである。

ガンドラック氏は次のように述べている。

金利が1%だった大量の米国債に期限が来て、4.5%の新たな米国債に借り換えられようとしている。

このままでは税収のすべてが利払いで消えることになる。

コロナ前のデフレの時代ならば、中央銀行が紙幣を印刷して国債を買い入れれば良かったかもしれない。

だがインフレが起こってしまった今では、紙幣印刷をすればインフレが悪化する。何人かのファンドマネージャーはそれを懸念している。

ポール・チューダー・ジョーンズ氏がインフレ再燃予想、ゴールドとビットコインとNasdaqを推奨
ドラッケンミラー氏: 米国の金利が7%まで上がる可能性


だから中央銀行がアメリカの債務危機を解決することは出来ないのである。

レイ・ダリオ氏: 中央銀行はいずれ緩和能力を失う

結論

アメリカの債務危機と書いたが、それは言いすぎだ、誰もそこまで騒いでないではないかという読者もあるかもしれない。

しかしガンドラック氏は次のように言っている。

何兆ドルものこうした米国債に期限が来るとき、アメリカ国民は議論を避けられない。現状の税制と債務状況が両立できなくなるからだ。

ガンドラック氏はこれから人々が騒ぐと言っている。インフレもそうだった。筆者が最初に物価高騰の可能性を警告したのは2020年である。

金融市場にインフレの兆し: 金、原油、穀物価格が高騰 (2020/10/14)


だが人々がインフレを騒ぎ始めたのは2022年になってからだった。

今回も同じである。多少のラグがあるだけだ。だが安心してほしい。すぐに人々も騒ぐようになる。

特に、アメリカが次に景気後退に入る時、状況は酷くなる。

ガンドラック氏は次のように述べている。

歴史的には、景気後退時には財政赤字はGDPの4%ほど増加する。直近3回の景気後退ではコロナ禍のために9%の増加が平均だ。

次の景気後退では仮にその間の6%ほどの増加になるとしよう。財政赤字はGDPの12%か13%になる。これは危機的だ。不可能だ。

だからガンドラック氏は、米国政府が結局借金を払いきれない可能性を指摘している。ガンドラック氏は次のように言っている。

利払いに対応するために米国債が再編されることも有り得るだろう。

アメリカの財政が債務とインフレで破綻に向かってゆくこのシナリオは、ダリオ氏が著書『世界秩序の変化に対処するための原則』で詳しく予想しているシナリオである。

驚くべきことに、ダリオ氏はこの本をコロナ後、インフレになる前に書き始めた。各国政府が現金給付を行なった時点でそこまでのシナリオを見通していたのである。

ここまではきっちりダリオ氏のシナリオ通りに来ている。これからもそうなるのだろうか。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/60192
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c142

[リバイバル3] どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
31. 中川隆[-7634] koaQ7Jey 2025年2月22日 12:23:11 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[5]
<△25行くらい>
Date: 2月 21st, 2025
瀬川冬樹氏のこと(ロジャースPM510・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=42431

(その6)で、瀬川先生にとって、
JBLの4343は冒険、ロジャースのPM510は旅行と書いた。

瀬川先生が、「コンポーネントステレオの世界 ’80」の巻頭に書かれていることが、このことに私の中では関係している。
     *
 現にわたくしも、JBLの♯4343の物凄い能力におどろきながら、しかし、たとえばロジャースのLS3/5Aという、6万円そこそこのコンパクトスピーカーを鳴らしたときの、たとえばヨーロッパのオーケストラの響きの美しさは、JBLなど足もとにも及ばないと思う。JBLにはその能力はない。コンサートホールで体験するあのオーケストラの響きの溶けあい、空間にひろがって消えてゆくまでの余韻のこまやかな美しさ。JBLがそれをならせないわけではないが、しかし、ロジャースをなにげなく鳴らしたときのあの響きの美しさは、JBLを蹴飛ばしたくなるほどの気持を、仮にそれが一瞬とはいえ味わわせることがある。なぜ、あの響きの美しさがJBLには、いや、アメリカの大半のスピーカーから鳴ってこないのか。しかしまた、なぜ、イギリスのスピーカーでは、たとえ最高クラスの製品といえどもJBL♯4343のあの力に満ちた音が鳴らせないのか──。
     *
《JBL♯4343のあの力に満ちた音》、
ここがとても重要になってくる。
このことがあっての1月のaudio wednesdayでは4343でライヴ録音のみをかけたわけだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=42431
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/944.html#c31

[近代史3] 高名なオーディオ評論家は信用してはいけない _ どうしようもないダメスピーカー JBL 4343 がバカ売れした理由 中川隆
44. 中川隆[-7633] koaQ7Jey 2025年2月22日 12:23:32 : IHReQtgy9k : VDUuT0RXWTl4SzY=[6]
<△25行くらい>
Date: 2月 21st, 2025
瀬川冬樹氏のこと(ロジャースPM510・その7)
http://audiosharing.com/blog/?p=42431

(その6)で、瀬川先生にとって、
JBLの4343は冒険、ロジャースのPM510は旅行と書いた。

瀬川先生が、「コンポーネントステレオの世界 ’80」の巻頭に書かれていることが、このことに私の中では関係している。
     *
 現にわたくしも、JBLの♯4343の物凄い能力におどろきながら、しかし、たとえばロジャースのLS3/5Aという、6万円そこそこのコンパクトスピーカーを鳴らしたときの、たとえばヨーロッパのオーケストラの響きの美しさは、JBLなど足もとにも及ばないと思う。JBLにはその能力はない。コンサートホールで体験するあのオーケストラの響きの溶けあい、空間にひろがって消えてゆくまでの余韻のこまやかな美しさ。JBLがそれをならせないわけではないが、しかし、ロジャースをなにげなく鳴らしたときのあの響きの美しさは、JBLを蹴飛ばしたくなるほどの気持を、仮にそれが一瞬とはいえ味わわせることがある。なぜ、あの響きの美しさがJBLには、いや、アメリカの大半のスピーカーから鳴ってこないのか。しかしまた、なぜ、イギリスのスピーカーでは、たとえ最高クラスの製品といえどもJBL♯4343のあの力に満ちた音が鳴らせないのか──。
     *
《JBL♯4343のあの力に満ちた音》、
ここがとても重要になってくる。
このことがあっての1月のaudio wednesdayでは4343でライヴ録音のみをかけたわけだ。
http://audiosharing.com/blog/?p=42431
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/311.html#c44

[番外地12] (スイス/ツェルマット)マッターホルンの麓でスキーをしました!
外人は超円安だから日本のスキー場に来てるだけだよ。
スイスのスキー場では1日10万円はかかるからね。
費用の問題さえ無ければ外人はみんな、ニセコや白馬ではなくスイスのスキー場に行きたいんだよ:

【スイス/ツェルマット】マッターホルンの麓でスキーをしました!
https://www.youtube.com/watch?v=jHA6izDRO6o&t=0s
https://www.youtube.com/watch?v=VqrX1GpzrN0

世界最長のスロープ:ツェルマットで25kmノンストップ
Marius Quast 2023/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=uiCk1NNuuRw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/348.html
[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
633. 中川隆[-7632] koaQ7Jey 2025年2月22日 23:24:40 : MY9Uxaw26g : aFZPN3VYQjlwZkU=[1]
湯沢町の苦悩 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM

57棟16000戸ものリゾートマンションを抱える湯沢町。
開発に翻弄された湯沢町。その爪痕は30年経った今なお残る。

そこには新潟と東京を隔てる「山」と「雪」をめぐる歴史があった。
かたや雪に閉ざされた地方の格差是正のための開発、もう片方はインフラ整備に乗っかって儲けようとする金の亡者達。

「雪」とは恨めしくもあり、羨ましいものでもある。
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c633

[番外地12] 湯沢町の苦悩 - YouTube
湯沢町の苦悩 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM

57棟16000戸ものリゾートマンションを抱える湯沢町。
開発に翻弄された湯沢町。その爪痕は30年経った今なお残る。

そこには新潟と東京を隔てる「山」と「雪」をめぐる歴史があった。
かたや雪に閉ざされた地方の格差是正のための開発、もう片方はインフラ整備に乗っかって儲けようとする金の亡者達。
「雪」とは恨めしくもあり、羨ましいものでもある。


湯沢町の苦悩 Part5「湯沢町の悪夢」 ”Nightmare in Yuzawa ”Japan Bubble Era
safe house 2025/02/06
https://www.youtube.com/watch?v=ekHXNx3F1CA&list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM&index=5

昨今廃墟系Youtuberの方々に散々ネタにされている湯沢町のリゾートマンション群。その成り立ちを追う企画の第5弾

遂に完結!湯沢町シリーズも遂に最終回。
盛り込み過ぎて動画は46分と悪夢の様な長さに・・・。

湯沢町をめぐって蠢く悪党の数々。彼らは、リゾートマンションから最後の一滴を絞り取ろうと暗躍していた!

【参考文献】
新潟日報「東京都湯沢町の今」
日本経済新聞社「検証バブル 犯意なき過ち」
潮出版社「東京都湯沢町」
生方 翔也, 樋口 秀「新潟県湯沢町におけるリゾートマンションの定住化の実態と課題に関する研究」
松浦 新 「高経年マンション管理の実態と課題」

http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/349.html
[リバイバル3]
634. 中川隆[-7631] koaQ7Jey 2025年2月23日 00:06:23 : MY9Uxaw26g : aFZPN3VYQjlwZkU=[2]
<▽31行くらい>
湯沢町の苦悩 Part5「湯沢町の悪夢」 ”Nightmare in Yuzawa ”Japan Bubble Era
safe house 2025/02/06
https://www.youtube.com/watch?v=ekHXNx3F1CA&list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM&index=5



昨今廃墟系Youtuberの方々に散々ネタにされている湯沢町のリゾートマンション群。その成り立ちを追う企画の第5弾

遂に完結!湯沢町シリーズも遂に最終回。
盛り込み過ぎて動画は46分と悪夢の様な長さに・・・。

湯沢町をめぐって蠢く悪党の数々。彼らは、リゾートマンションから最後の一滴を絞り取ろうと暗躍していた!

【参考文献】
新潟日報「東京都湯沢町の今」
日本経済新聞社「検証バブル 犯意なき過ち」
潮出版社「東京都湯沢町」
生方 翔也, 樋口 秀「新潟県湯沢町におけるリゾートマンションの定住化の実態と課題に関する研究」
松浦 新 「高経年マンション管理の実態と課題」

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c634
[番外地12] 西武ヴィラ苗場の場合、冬の電気代は 中川隆
10. 中川隆[-7630] koaQ7Jey 2025年2月23日 00:33:56 : MY9Uxaw26g : aFZPN3VYQjlwZkU=[3]
<■122行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
西武ヴィラ苗場の場合、冬の電気代は
・200V用 エアコン を入れる(45万円程度かかります)
・窓を二重ガラスにする

とかなり安くなります。壁心面積 52.98平米の1LDK(和室6畳、LDK16.6畳、バルコニー 5.54平米)で


貯湯式電気温水器以外の8月の電気代(エアコンのクーラー使用)
使用期間 2024年07月18日〜2024年08月18日(32日間)
使用電力量合計 170kWh 請求額 6,651円

貯湯式電気温水器の8月の電気代(夜間電力使用)
ご使用期間 2024年07月18日〜2024年08月18日(32日間)
使用電力量合計 198kWh 請求額 6,489円


貯湯式電気温水器以外の10月の電気代(エアコンは使用せず)
使用期間 2024年09月17日〜2024年10月17日(31日間)
使用電力量合計 128kWh 請求額 4,001円

貯湯式電気温水器の10月の電気代(夜間電力使用)
ご使用期間 2024年09月17日〜2024年10月17日(31日間)
使用電力量合計 195kWh 請求額 5,662円


貯湯式電気温水器以外の1月の電気代(エアコンのヒーター使用)
使用期間 2024年12月17日〜2025年01月19日(34日間)
使用電力量合計 863kWh 請求額 29,771円

貯湯式電気温水器の1月の電気代(夜間電力使用)
ご使用期間 2024年12月17日〜2025年01月19日(34日間)
使用電力量合計 322kWh 請求額 9,368円


真夏のエアコンのクーラー電気代 2500円/月
真冬のエアコンのヒーター電気代 25000円/月


ガス 不使用
水道代 1か月分 1360円

管理費 1か月分 13600円
修繕積立金 1か月分 3200円
固定資産税 1年分 49900円
町県民税 1年分 5000円


自動車が無い人には苗場定住は絶対に無理です。
バスでは苗場から群馬県に行けませんが、病院もスーパーも温泉も新潟県より群馬県の方が遥かに良いです。
苗場スキー場の上級者向けゲレンデと かぐらスキー場でのバックカントリースキーが好きな人以外には苗場のリゾマンは薦められません。 かぐらスキー場も苗場のリゾマンからより湯沢のリゾマンから行った方が早く着きます。

なえかぐチャンネル-パウダー情報局in湯沢- - YouTube
https://www.youtube.com/@naekagu/videos
https://www.youtube.com/@naekagu/playlists

雪日記
http://golgo13zilch.jp/

インドア夜型人間が、30代中盤で突然はまったスキーとスノーボード。 パウダーとコブに魅了され新潟県の越後湯沢に移住してしまう。


自動車が無い人は草津か諏訪、高崎、前橋等の病院・スーパーと温泉が近くにある安いアパートに住んだ方が絶対にいいです。

国道17号線の苗場の近くには、湯沢山の湯、貝掛温泉、赤湯温泉山口館、雪ささの湯、法師温泉、猿ヶ京温泉、広河原温泉 旅館 峰、湯宿温泉、漣(さざなみ)温泉 のぞみの湯 -、川古温泉等の温泉マニアが絶賛する名湯が沢山並んでいます。
中でも湯宿温泉 松の湯共同浴場と湯宿温泉の先にある漣(さざなみ)温泉 のぞみの湯 は100円で入れますが、共同湯の名湯です:

越後湯沢温泉でまともな温泉は共同浴場「山の湯」ひとつだけ
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016480

群馬県 みなかみ町 湯宿温泉『ゲンセンカン』
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016132

群馬県 みなかみ町 漣(さざなみ)温泉 のぞみの湯
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14013328

新潟の名湯
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14032887

群馬・長野の名湯
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14032888

草津の共同湯は無料ですが、湯の温度が極端に高くて入れないし、ガソリン代がかかるのでわざわざ行く価値は無いですね。
それから、水上にある奈女沢温泉は末期癌や糖尿病や難病が治るので有名な奇跡の名湯です:

ベールにつつまれた奈女沢温泉 _ 医者に見放された患者が最後に縋る奇跡の水とは
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14006546  


湯沢町共同浴場会員証
https://yuzawaonsen.com/
https://yuzawaonsen.com/?page_id=847

湯沢町にマンション等を所有している人の会員証発行は無料です。

会員料金表 区分 1回券 10回券 年間券
各浴場共通 大人 300円 2,400円 24,000円
老人・小学生・障がい者 180円 1,200円 12,000円

老人会員は70歳以上が対象です。
未就学児童は無料とします。
75歳以上の老人会員のうち湯沢町に住所を有する方は無料とします。


湯沢町スキーリフト等共通乗車証
https://www.town.yuzawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kosodatekyoikubu/kyoikuka/2/1033.html

対象
1.湯沢町に住所登録がある小中学生、または、湯沢町立学校に在籍している小中学生(体験入学を除く)

2.小中学生乗車証購入者の同一家族の保護者(保護者は小中学生と同世帯の両親に限る。区域外就学者の保護者は区域外就学申請者に記載された保護者に限る)

3.湯沢町に住民登録がある19歳未満の高校生及び、専門学校等の生徒 (ただし、専門学校等の学生については保護者の扶養に属する者)

4.湯沢町に住民登録をして1年以上経過している60歳以上の町民

5.上記に該当しない町民のうち、湯沢町に住民登録をして1年以上経過している方(一般町民)

利用期間
令和6年12月1日(日曜)から令和7年4月7日(月曜)までの営業期間

発行代金
小中学生…1人 10,000円
(発行代金15,000円のうち、湯沢町が5,000円助成します)
ただし、第3子以降(同一家族で小・中学生が3人以上の申込みの場合)…1人 5,000円
(発行代金7,500円のうち、湯沢町が2,500円助成します)
保護者(両親に限る)…25,000円
(ただし、1家族2人の場合は、2人目は15,000円とします)
19歳未満の高校生及び専門学校等の生徒…1人 17,000円
(ただし、専門学校等の学生については、保護者の扶養に属する者)
60歳以上の町民…1人 27,000円
一般町民…1人 47,000円

湯沢町の苦悩 - YouTube
https://www.youtube.com/playlist?list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM

57棟16000戸ものリゾートマンションを抱える湯沢町。
開発に翻弄された湯沢町。その爪痕は30年経った今なお残る。
そこには新潟と東京を隔てる「山」と「雪」をめぐる歴史があった。
かたや雪に閉ざされた地方の格差是正のための開発、もう片方はインフラ整備に乗っかって儲けようとする金の亡者達。
「雪」とは恨めしくもあり、羨ましいものでもある。

湯沢町の苦悩 Part5「湯沢町の悪夢」 ”Nightmare in Yuzawa ”Japan Bubble Era
safe house 2025/02/06
https://www.youtube.com/watch?v=ekHXNx3F1CA&list=PLVwMIYqYURMsvg6kelOAZbd-zXykABRuM&index=5

昨今廃墟系Youtuberの方々に散々ネタにされている湯沢町のリゾートマンション群。その成り立ちを追う企画の第5弾

遂に完結!湯沢町シリーズも遂に最終回。
盛り込み過ぎて動画は46分と悪夢の様な長さに・・・。

湯沢町をめぐって蠢く悪党の数々。彼らは、リゾートマンションから最後の一滴を絞り取ろうと暗躍していた!

【参考文献】
新潟日報「東京都湯沢町の今」
日本経済新聞社「検証バブル 犯意なき過ち」
潮出版社「東京都湯沢町」
生方 翔也, 樋口 秀「新潟県湯沢町におけるリゾートマンションの定住化の実態と課題に関する研究」
松浦 新 「高経年マンション管理の実態と課題」
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/314.html#c10

[番外地12] 宇山卓栄さんも茂木誠さんも、アイヌ人は先住民ではないとか、天皇は chousen人ではないとか、日本文化は中国文化の亜流ではな… 中川隆
2. 中川隆[-7629] koaQ7Jey 2025年2月23日 11:03:06 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[1]
<■94行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
茂木誠さんは、アイヌ人は先住民ではないとか、日本語は縄文人の言葉だとか、天皇は 縄文系だとか、遺伝学や言語学で既に完全否定された悪質なデマを拡散していますね。 今の日本で生き残っている縄文人はアイヌ人、縄文系琉球人、同和部落民だけです:
天皇は漢民族系 chousen人
天皇の様な一重瞼の人間は日本の近くにいる民族では華北の漢民族しかいない。
天皇のルーツが渡来系である可能性は昔から指摘されています。
これは近代国家の枠組みから外れるために、社会一般にも研究者間でもある種のタブー、として扱われていた事は、昭和の時代から存在していました。例としては、天皇家の埋葬が土葬で、朝鮮式の埋葬法で古墳と似て山のような盛り土である事は知られています。古い時代の古墳が調査禁止となっているのは、そこから物的証拠が出てくるからです。それは何を意味するかというと、大陸との繋がりを示すからですね。

民俗学的考古学的に調査を行った話としては、天皇のルーツは朝鮮半島の38°線付近の小さな集落に、風習がとても似た村があると指摘されていて、それらは紛争地帯であるために容易に近づく事は出来ないだろう、同行した当時KCIA局員の話としては、そうした天皇の由来について何らかの事情を知っていたらしく、意見を聞かれ「知らない方が良いこともあるのだ」と答えたという研究者の話が伝わっています。この話はあるメディアに流れました。

38°線付近の集落という事は、朝鮮半島の南北の中間点であるので、仮にこの付近が関連する村であると、南だけではなく北とも天皇は接点を持つ可能性が浮かび上がります。
こうした話題はタブーに属するので、ある種のオルタナティブメディアで爆弾発言として現れる事も当時としては多かったように思います。
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/523.html

▲△▽▼

昔、三宅さんから聞いた話 2012-11-16
あのころは、三宅さんに、竹村健一さん、飯島清さんが、テレビで活躍中だった。
空港まで車で三宅さんを迎えに行った。高速道路を走りながら車中で、昭和天皇の話になった。
三宅さんが、日本史の江上波夫さんから聞いた話だと。あの騎馬民族説の江上さんですね。

そう。
天皇陛下との晩餐で、歴史学者の江上波夫さんが、昭和天皇に質問したそうだ。
陛下は、オフレコならばと前置きして答えられたそうだ。

Q:先祖は、どこから来たものだと思われますか?
A:朝鮮半島だと思う。
Q:どうしてそう思われますか?
A:皇室の重要な行事のなかで、お供えするもので、シルトックという餅がある。
これが、朝鮮半島由来のものだから、そう思います。

と答えられたと。
三宅さんは続けて、これはいまわれわれが普通に食べている、もち米からの餅ではなくて、うるち米からつくる。

現在、文化庁は皇室の先祖の古墳を、保存という名目で閉鎖し公開してない。古墳を公開すると、天皇家のルーツがはっきりするためだ。と教えてくれた。
https://blog.goo.ne.jp/akirakasan/e/a6f887959603d8e10b513314716d3643

▲△▽▼

chousenと日本の神話の類似性
上田正昭 京都大学名誉教授(2002年1月26日 講演記録より)

百済の国は chousen半島南部の西側、忠清南道の方です。百済の都は最初はソウルにあったんです。漢城という。南に遷都せざるをえなくなって公州(熊津)へ行く。そこからまた都を移って扶余(泗沘)に移る。
百済の故都はソウルです。百済の古い歴史を調べようとするとソウルの周辺を調査しないとわからない。

百済の建国の始祖は高句麗の神話と同じで、新笠の伝記の最後に都慕王(朱蒙)の子孫でお母さんは河の神の娘であると書いてあります。新笠の伝記の中に書いてある神話は高句麗の朱蒙の神話なのです。

 共和国と韓国が分かれるのは北方は狩猟民が多くて、南方は農耕民族だと。そもそも民族が違うのだという南北分断を合理化するような説がありますが、それは大きな間違いです。
同じ神話を持っているわけです、南の百済と北の高句麗は。
伽耶という国、慶尚南道の方です。釜山から大邱にあった国です。始祖は首露という。

 「三国遺事」。13世紀の半ばに編まれた史書です。
そこに「駕洛国記」という伽耶の国の歴史を書いた文章が引用してあります。

伽耶の国の建国神話があります。
「後漢世祖光武帝」「建武十八年」は紀元36年。「壬寅三月禊浴之日」。
禊ぎを3月にやっている。雛祭りの日です、3月の節句。中国の春禊の風習はchousen半島にも入っています。禊ぎの日に神様が降臨してくる。

「所居北亀旨(クシ)」。
今も首露を祀っている廟があります。
「有殊常聲気呼喚。衆庶二三百人集会於此」。
変な声が聞こえてきたので村人が峰に二、三百人集まった。人の声のようなものがするけれども、形は見えない。ここに人ありや否や。
「九干等云 吾徒在 又日 吾所在為何 對云亀旨」
と言ってお降りになった。これは伽耶の国の降臨神話です。


 天降りの神話です。そこで『古事記』(上巻)に
「故爾に天津日子番能邇邇藝命に詔りたまひて、天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて伊都能知岐知和岐弓、天の浮橋に宇岐土摩理、蘇理多多斯弖、竺紫の日向の高千穂の久士布流多気に天降りまさしめき」。

高千穂の峰と書けばいいのにわざわざ古事記は「久士布流」という形容をしている。亀旨と同じです。高千穂の峰にクシという言葉がついている。
 「此地は韓國に向ひ、笠沙の御前を眞来通りて、朝日の直刺す國、夕日の日照る國なり。故、此地は甚吉き地。」
という言葉があります。

 高千穂伝承には
「筑紫の日向の高千穂の槵觸峰」
「日向の槵日の高千穂の峰」
「日向の襲の高千穂の槵日の二上峰」。

いずれもクシという字があります。

chousen の神話と日本の神話に類似性があることを教えてくれます。

それだけではなく

「日向の襲の高千穂の添山峰」。
それを『日本書紀』(巻第二)では「曾褒理能耶麻」と云ふ。わざわざ「そほりの山」と読むと書いてある。

chousen 半島では聖なる場所のことを「ソホリ」と言う。韓国の都をソウルというのは聖なる場所という意味なんです。

『三国史記』には百済の最後の都・泗沘(シヒ)のことを所夫里(ソホリ)といっています。
高千穂の聖なる山ということが chousen の言葉のソフルと記されています。

天から神が降りてくる、その場所をクシとかソホリという言葉を使っていることに注目して下さい。
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/334.html#c2

[近代史5] CIAとメディア 中川隆
48. 中川隆[-7628] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:24:31 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[2]
<■87行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/347.html#c48

[近代史3] マスコミの偽情報 _ CIA は有力メディアを情報操作のために使っている 中川隆
70. 中川隆[-7627] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:24:50 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[3]
<■87行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/330.html#c70

[近代史5] ニュースは最初からすべてマスコミを経営する資本家が流すフェイクだった 中川隆
55. 中川隆[-7626] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:25:24 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[4]
<■87行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/308.html#c55

[近代史5] 新聞社、出版社、放送局などは支配層のプロパガンダ機関 中川隆
13. 中川隆[-7625] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:25:37 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[5]
<■87行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/140.html#c13

[昼休み53] アメリカ → 官邸 → マスコミによる支配 中川隆
11. 中川隆[-7624] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:26:22 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[6]
<■87行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
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http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/433.html#c11

[昼休み54] 日本のマスコミは悪い 中川隆
58. 中川隆[-7623] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:26:38 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[7]
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CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
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[番外地7] 日経のウソ記事にだまされるな 中川隆
6. 中川隆[-7622] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:26:55 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[8]
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2025.02.23XML
CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/

 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
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http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/277.html#c6

[番外地7] 支配層は被支配者を教育で洗脳し、メディアを使って支配層が望む方向へ誘導していく 中川隆
13. 中川隆[-7621] koaQ7Jey 2025年2月23日 14:27:27 : yH8WBx50lo : bTVQZllKUk1OMFE=[9]
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CIA系組織から資金を受け取っていたBBCはすでに言論の自由を放棄していた
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 ​イギリスの有力メディア、BBC(英国放送協会)は2月4日、「USAIDの資金援助に関する声明」を発表した​。その中で同協会の「国際開発慈善団体」だというBBCメディア・アクションが2023年から24年にかけて収入の約8%をUSAID(米国国際開発庁)から得ていたことが明らかにされた。この「慈善団体」は、政治的に不安定な地域で現地のメディアと連携して影響力を拡大させるキャンペーンを展開している。

 USAIDはCIAの工作資金を流す仕組みのひとつ。「独立系メディア」と同様、BBCも情報機関の資金を受け取っていたことになるが、ドナルド・トランプ米大統領が対外援助のほぼ全面的な凍結を命令したことから、西側で好まれている「独立系メディア」と同じように、BBCの「慈善団体」も影響を受けた。

 そのBBCは2019年6月、世界の報道機関やソーシャル・メディアの幹部を集めて「信頼できるニュースサミット」を開催、9月には「信頼できるニュース憲章」を発表し、「TNI(信頼できるニュース戦略)」を組織した。「偽情報が定着する前に迅速かつ共同で行動して偽情報を弱体化させる」ことが目的だとされているが、要するに国際的な検閲体制の構築であり、日本からはNHKが参加している。

 その年の12月に中国の湖北省武漢の病院でSARS(重症急性呼吸器症候群)と似た重症の肺炎患者が発見され、COVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)騒動が始まり、西側では情報が厳しく統制される。公式発表に反する情報は「フェイク」だとされ、封じ込めようとする動きがあった。その後、「フェイク」とされた情報が事実であり、公式発表がフェイクだといことが明らかになってきた。

 以前から言論統制の仕組みがあったことは本ブログでも繰り返し書いてきた。例えば、1948年にスタートしたCIAの極秘プロジェクト「モッキンバード」。責任者はコード・メイヤーで、実際の工作で中心的な役割を果たしたのはアレン・ダレス、ダレスの側近だったフランク・ウィズナーとリチャード・ヘルムズ、そしてワシントン・ポスト紙の社主だったフィリップ・グラハムだという。(Deborah Davis, “Katharine The Great”, Sheridan Square Press, 1979)

 グラハムの死後、妻のキャサリーンが社主に就任、その下でワシントン・ポスト紙は「ウォーターゲート事件」を暴くのだが、その取材で中心的な役割を果たしたカール・バーンスタインは1977年に同紙を辞めて「CIAとメディア」というタイトルの記事をローリング・ストーン誌に書いている。

 その記事によると、1977年までの20年間にCIAの任務を秘密裏に実行していたジャーナリストは400名以上に達し、1950年から66年にかけてニューヨーク・タイムズ紙は少なくとも10名の工作員に架空の肩書きを提供したという。ニューズウィーク誌の編集者だったマルコム・ミュアは責任ある立場にある全記者と緊密な関係をCIAは維持していたと思うと述べたとしている。(Carl Bernstein, “CIA and the Media”, Rolling Stone, October 20, 1977)

 またフランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング(FAZ)紙の編集者だった​ウド・ウルフコテ​は2014年2月、ドイツにおけるCIAとメディアとの関係をテーマにした本を出版、その中で多くの国のジャーナリストがCIAに買収されていて、そうした工作が危険な状況を作り出していると告発している。CIAに買収されたジャーナリストは人びとがロシアに敵意を持つように誘導するプロパガンダを展開し、ロシアとの戦争へと導いて引き返すことのできないところまで来ていると彼は警鐘を鳴らしていた。

 2003年3月にアメリカ主導軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒したが、その際、ジョージ・W・ブッシュ政権は軍事侵攻を正当化するために「大量破壊兵器」の話を宣伝した。その話をもっともらしく見せるため、02年9月にイギリスのトニー・ブレア政権は「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書を作成している。いわゆる「9月文書」だ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅まで45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 この報告書をアメリカのコリン・パウエル国務長官は絶賛したが、大学院生の論文を無断引用した代物。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄している。

 BBCのアンドリュー・ギリガン記者は2003年5月にラジオ番組で「9月文書」を取り上げ、粉飾されていると語る。サンデー・オン・メール紙で彼はアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したと主張した。2004年10月にジャック・ストロー外相は「45分話」が嘘だということを認めている。つまりギリガンの話は事実だった。

 ギリガンの情報源はイギリス国防省で生物化学兵器部門を指揮していたデイビッド・ケリー。そのケリーはイラクの大量破壊兵器がないとブレア首相に説明したが、その首相は偽情報で世論を戦争へと誘導しようとする。そこでギリガンに事実を伝えたのだ。

 しかし、ブレア政権の言論弾圧は厳しく、ケリーは変死している。ギリガン記者はBBCから追い出され、放送局の執行役員会会長とBBC会長は辞任に追い込まれた。

 ドナルド・トランプ米大統領はウォロディミル・ゼレンスキーを支持しているウクライナ国民は4%だと発言、西側の有力メディアはその話を否定しようと必死だが、BBCやウクライナの「独立系メディア」を信じろという方が無理だ。西側の有力メディアが根拠にしている民間世論調査会社はゼレンスキーの仲間が所有、USAID、同じようにCIAの資金を流しているNED、あるいはソロス財団からも間接的に資金が提供されているという。そもそもウクライナでは政府に批判的なメディアは潰され、野党は禁止されている。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202502230000/
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/279.html#c13

[近代史4] イスラム教 中川隆
10. 中川隆[-7620] koaQ7Jey 2025年2月24日 00:24:23 : OBZw6XVJvQ : bUFwd3NOekk4ZVU=[1]
<■664行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりという●●女の正体を暴く。
森哲子事務所 2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=ocIt9fqHSVo

【山崎行太郎チャンネル】爆笑。従米売国派=飯山あかり大批判。
森哲子事務所 2024/01/02
https://www.youtube.com/watch?v=vtQUEQBu5H0

【山崎行太郎チャンネル】飯山あかりと長谷川幸洋。ネットウヨ系文化人たちの馬鹿騒ぎ。
森哲子事務所 2024/03/27
https://www.youtube.com/watch?v=EIRLXksV7sk

【山崎行太郎チャンネル】飯山バカリンさん、お薬の時間ですよ。
森哲子事務所 2023/11/22
https://www.youtube.com/watch?v=YDtKkbZ7MPU

【山崎行太郎チャンネル】広瀬めぐみと飯山あかりについて。
森哲子事務所 2024/03/10
https://www.youtube.com/watch?v=uX8S8ZZnbV0


【日本保守党】飯山あかり氏VS百田尚樹氏&有本香氏 刑事告訴も視野!元党員が金返せ!「日本保守党 被害者の会」設立か?X(ツイッター)で呼びかけが始まる!
巫女ねこちゃんねる
https://www.youtube.com/watch?v=Ygph8augMFg

【山崎行太郎ch】《百田新党に明日はない。線香花火にもならない。》
森哲子事務所 2023/09/16
https://www.youtube.com/watch?v=y2vlVHu_rgM

【山崎行太郎チャンネル】山本太郎と百田尚樹 
森哲子事務所 2024/06/09
https://www.youtube.com/watch?v=99fReSLQsB4


▲△▽▼


2024年10月22日
飯山陽の逆襲と日本保守党の躍進
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html

内紛よりも自民党を打倒すること

飯山あかり002百田尚樹 & 有本香 001

  衆院選挙を前にして、日本保守党と飯山陽が揉めている。しかし、保守派の一般国民と巷の支持者からすれば、自民党を大敗させることの方が重要に思えてしまうだろう。なぜなら、不人気の石破茂であっても、最小限の議席減であれば、石破内閣は存続し、悪夢の左翼政権が延長されるからだ。マスコミの世論調査によれば、自公は公示前の247議席から50議席くらい減らすんじゃないか、と予想されているが、もし、30議席くらいの減少なら、石破首相の続投になるかも知れないし、国民民主党か日本維新の会と連携して与党に留まる可能性だってある。それゆえ、自公が過半数(233議席)を大幅に割り、野党に転落する事態にならないと、我々は日本の凋落を食い止めることができない。

  本当に自公の連立が大敗し、予想以上の過半数割れとなれば、岸田派の議員だって青ざめるだろう。とりわけ、特定団体から支援を受けている議員だと、大口のパトロン(献金者や支持母体)から苦情が来るし、シロアリ(利権に群がる商人)どもが続々と逃げてしまうから大変だ。たとえ、野党に転落しなくても、大勢の自民党議員が落選となれば、石破内閣への怨みが増加するだろう。そうなれば、消費税アップや支那援助は頓挫しかねない。情けないけど、大量の落選候補が生じないと、自民党内部の“改革”や“反省”は無い、ということになる。だから、自民党から逃げ出す保守層や与党に不満を募らせる国民を覚醒させ、日本保守党や参政党に導かねばならない。

  しかし、日本保守党には雑多な候補者が集まり、その言動にも瑕疵があるので、国民の中には中心人物である百田尚樹代表や有本香・事務総長に疑問を抱く人もいるだろう。しかも、総選挙が始まろうとする時期に、東京15区の補欠選挙に出馬した飯山陽が日本保守党を批判し始めたから一大事。飯山氏の批判は事実に基づくし、その舌鋒も鋭いから、同党のイメージを悪くしてしまう結果になりかねない。ただ、彼女が選挙中にどれほど苦労したのかも分かるので、なぜ憤慨したのかは察しがつく。

  そもそも、日本保守党の政策や理念には“あやふや”なところが幾つかある。例えば、有本氏は「明治天皇の玄孫」という看板で儲ける竹田恒泰に賛同し、「男系男子による皇統の継承しかない!」と豪語しておきながら、保守党の候補者には「女性天皇」「女系天皇」を認める候補者がいたりするのだ。保守党の比例候補者は、NHKのアンケートに答えていたが、皇室に関する質問に対しては各人バラバラである。

  豆谷和男は「女系天皇」と「女性天皇」の両方に「反対」したが、青木崇佳と中村憲一、伊藤純子は「女系」に反対でも、「女性天皇」には賛成となっている。百田氏は「女系天皇」には「反対」したが、「女性天皇」に関しては明言せず、「無回答」を選んだ。小選挙区で出馬した河村たかし・共同代表も「女系天皇」には「反対」を選んだが、「女性天皇」の欄では「無回答」となっている。有本香と竹内唯裕はどの質問にも「無回答」となっていたので、同党に興味を抱く有権者は何となく奇妙に思えてしまうだろう。なぜ、明確に女系と女性天皇に「反対」を表明しなかったのか?

  マスコミの調査にいちいち答えない、という方針なら解るけど、一般国民の大部分はインターネット番組に詳しくないし、皆がYouTube番組の「朝8時!」や「百田尚樹チャンネル」を観ている訳じゃない。だから、どんなに面倒でも一応、アンケートには答えておくべきだ。自分の仕事以外の情報に疎い者の中には、NHKのWebページで候補者の意見を確かめる人だっているじゃないか。それに、皇統の問題で確固たる見解を持つ有本氏なら、堂々と「反対」を表明するはずだ。それなのに、「空欄」にするなんておかしいじゃないか。

服部徹 アンケート回答 皇室 初回回答服部徹 アンケート回答
(左 : 服部氏が「最初」に選んだ回答 / 右 : 「訂正」後の回答 )

  もっと怪しいのは、服部徹という「減税日本」から抜擢された候補者である。服部氏は当初、「女系天皇」と「女性天皇」に「賛成」を表明していたが、これが「X」で話題になると急にNHKへ回答の“訂正”を申し出た。同党の広沢一郎・候補も「マズい!」と思ったのか、迅速に「X」上で“事情”を説明し、服部氏がスマートアォンで回答した際、「画面が小さかったから入力ミスをしてしまった」という弁解を述べていた。しかし、この釈明でどれだけの人が納得したのか分からない。聡明な国民なら「服部氏は本音をバラしてしまったんじゃないか? ただ、事前に党本部の検閲や指導が無かったからボロが出たんだろう」と勘ぐるはずだ。もし、“入力ミス”が本当なら、これくらいの簡単な操作をできないお爺ちゃんとなるから、「なぜ出馬となるんだ?」と疑問視されてしまうだろう。飯山氏は日本保守党の“知られざる人選方法”を批判していたが、これなら一般国民も「裏で何かあるんじゃないか?」と怪しむ。

  飯山氏が党の比例名簿から外され、完全に“干された”と憤慨する気持ちは理解できる。だが、百田氏と有本氏の狙いは“当選者”を増やして国政政党になることだから、最初から飯山氏を議員にするつもりは無かったのかも知れない。つまり、飯山氏は日本保守党を世間にアピールするための“宣伝モデル”で、大勢の観客を惹きつける“人寄せパンダ”に過ぎなかった、という訳だ。表現が悪くなるけど、飯山氏は当初から「捨て駒」として利用され、役割を果たしたから「用無し」と見なされたのだろう。

  しかし、補選で落ちたから支部長を辞め、党の中枢部に居坐らなかった飯山氏も悪い。もし、政治家を目指すなら、引き続き“どぶ板活動”に精を出し、比例名簿の1位を目指すべきだった。そもそも、支持母体が無い新人候補が15区で出馬する訳だから、飯山氏は落選を覚悟したはずだ。多少なりとも政治の世界和知っていれば、百田氏の依頼を引き受けた時、落選した場合にどう対処すべきかを考えておくべきだった。だから、仮に落選しても「次の衆院選で東京比例の1位にしてくれ」と事前に確約させ、念書くらいは要求すべきじゃないかのか? 何しろ、百田氏の方から飯山氏に頭を下げて頼んできたのだのだから、飯山氏はその立場を最大限に利用することが出来たはず。引き受ける前に自分の地位を強化すべきだったのに、それをしなかったのは飯山氏の落ち度だ。

  まぁ、悪党が跋扈する政界だから仕方ないけど、イスラム教徒やアラフ社会の研究を専門にしていたのに、百田氏との交渉で有利な条件を呑ませないというのは間抜けすぎる。飯山氏は“優秀な学者”であっても、所詮、お勉強が得意なだけの“お嬢ちゃん”である。冷酷な言い方になるが、“学校秀才”が狡賢い奴らに騙された、というだけだろう。だいたい、組織票を持たない新党からの出馬なら、「宣伝モデルに担がれた」と考えるべきで、仕事上の「義理」とか「お国のため」という言葉だけで立候補を引き受けるなんて甘すぎる。自分の考えが甘かったことを反省せず、「使い捨て」にされてから憤慨し、YouTube番組で文句を垂れるというのはみっともない。百田氏が「候補者になったことでYouTubeの再生回数が増えて良かったやろう!」と言い放ったのは、たぶん彼の本音だろう。飯山氏は大衆を集めるための“撒き餌”に過ぎなかった。可哀想だけど、これが実際の政治である。

  また、「復讐番組」の中で飯山氏は、有本氏の嘘や裏の顔を述べていたが、それを選挙前に見抜けないなんて、いったい、どういう洞察力を持っていたのか? 飯山氏は中東アジアの政治やテロ事件を取り上げ、その解説を語る一方で、日本の批評家や大学教授を辛辣に批判していたが、自分が直に接した人物の“本性”を見抜けなかった。まぁ、お嬢ちゃん学者というのは、教室以外では役に立たないということだ。

怪しい政党だが自民党よりマシ

  筆者が有本氏の活動を知ったのは、『中国はチベットからパンダを盗んだ』が出版された2008年頃で、最初は「ウィグル人やチベット人の支援活動をしているジャーナリストなんだなぁ〜」という認識くらいしかなかった。今では「日本保守党」を率いる“保守派論客”となっているが、当時は「支那批判に便乗した若手の櫻井良子」といったレベルで、保守思想をしっかりと学んだ知識人とは全く思っていなかった。そもそも、ジャーナリストは世間が飛びつきそうな新ネタを詮索するだけで、その背後を鋭く剔る専門知識は持っていないのだ。よく、新聞社を辞めた論説委員が大学教授に天下るけど、彼らの講義なんて薄っぺらく、歴史や哲学の素養なんてほとんど無い。たいていは、現役時代の“自慢話”か政界の“裏話”程度である。(当ブログでは以前、「インド人の切断された手首」を取り上げ、有本氏の発言に触れたことがある。過去記事を参照。)

  飯山氏の話によれば、当初、有本氏は東京都知事選挙に出るつもりだったという。今年の初め頃、都知事の小池百合子が衆議院に舞い戻るという噂が飛び交っていた。たぶん、有本氏は空席になった都知事の椅子を狙うつもりだったのかも知れない。ただ、小池氏が衆院選を諦め、都知事の再選に舵を切ったから、有本氏の計画が狂ったのだろう。あるいは、最初から都知事選への出馬は考えておらず、単に飯山氏を担ぐための意図的な嘘だったのかも知れない。自分が補欠選挙に挑まず、飯山氏を出馬させようとする訳だから、有本氏には何らかの“言い訳”が必要となる。「落選するのが判りきっている選挙には出たくない!」というのが彼女の本音だろう。だから、煽(おだ)てに乗りやすい学者を利用し、保守党の「看板」にしたのかも知れない。

  過去と現在の発言に矛盾を抱える百田氏と有本氏は、飯山氏から批判されても“仕方ない”ところが幾つもある。例えば、百田氏はLGBTの件で日本保守党を創ったのだから、福井1区の小選挙で独自の候補者を擁立し、裏切者の稲田朋美を打倒することが急務のはずだ。もし、百田氏が病気で小選挙区に立てないのであれば、有本氏が代わりに出馬して稲田議員を落選させるしかない。そして、東京の比例代表第1位には24,264票を獲得した飯山氏が君臨する、というのが筋だろう。新人候補ながら江東区で善戦した訳だから、飯山氏をトップに据えてもおかしくはないし、彼女なら東京全域からかなりの票を集められるはずだ。補選の街頭演説で駆けつけた聴衆を取り込めるだけでも、日本保守党にとったら重要な得票数になる。

  ところが、百田氏と有本氏は小選挙区での戦いを放棄し、比例の近畿ブロックで島田洋一を立てた。これには納得できない。保守党を支援する一般党員や稲田氏に裏切られた国民は、日本保守党からの“刺客”を期待したはず。それなのに、百田氏までが比例代表に廻るなんておかしい。これでは稲田朋美に対する実質的な攻撃は無く、単に言葉だけの批判だけとなってしまうじゃないか! たぶん、有本氏は稲田朋美に勝てないと判っているから、東京の安全地帯(比例代表リスト)へ逃げ込んだのだろう。しかも、当選確率の一番高い「第1位」ときているから狡い。“使い捨て”にされた飯山氏は、無理(落選)を承知の上で補選に臨んだのにねぇ〜。

  筆者は有本氏が雑誌やチャンネル桜に登場していた頃から、彼女の根本思想や歴史観、政治への視点を信用していなかった。しかし、自民党の大敗を後押しするのであれば、有本氏の当選でも良いと思っている。もし、日本保守党から候補者が出なければ、大勢の都民が自民党に投票してしまうから、多少いかがわしくても非自民候補の方がいい。保守層の国民からすれば、「選択肢の無い選挙」は本当にコリゴリだ。「大手左翼の自民党vs万年左翼の野党」という「二者択一」なんて、「痰壺と便器のどちらを“舐めたい”か?」という質問と同じである。

参政党を意図的に無視するマスコミ

  今回の選挙戦で気になるのは、マスコミが取った日本保守党への扱いだ。通常なら、国会議員を有しない弱小新党なんて“無視”するはずなのに、読売新聞や産経新聞が議席獲得の可能性を記事にしているんだから、ちょっと意外である。確かに、有名作家の百田氏が率いる政党だから、「保守派の受け皿になるのでは?」と推測してもおかしくはないが、偏向報道のマスコミが“好意的”だと、その“裏”を知りたくなる。というのも、日本保守党の「重点政策」には“禁忌(タブー)”となっているワクチン接種に関する項目は無いし、再エネ賦課金の廃止や火力発電の推進はあっても、肝心な原発の再稼働に関する主張が無いのだ。エネルギー問題は安全保障にも絡むのに、その点を曖昧にするのは支持者に対する誤魔化しである。

  チャンネル桜や文化人放送局に出てくる著名人は、どの政党に投票するのかを明言しないが、筆者は比例代表で参政党を選ぶ。なぜなら、参政党は大々的ではないけど、一応、原発の安全性や次世代の原発技術に言及し、肯定的な政策を掲げているからだ。また、日本保守党が重要政策に加えていないワクチン問題にも触れ、勇気ある抗議の声を上げている。となれば、日本保守党よりも遙かにマシである。なるほど、保守党は比例の近畿ブロックで、ワクチン問題を取り上げる佐々木みのり医師を擁立している。だが、発言力と影響力を持つ百田氏と有本氏が、国民の健康と命にかかわる重大事項に触れていないのは奇妙だ。それに、ウクライナ支援に肩入れした有本氏は、岸田文雄と同じく、アメリカに巨額の公金を献上するつもりなのか? たぶん、ウクライナ軍が劣勢となり、ゼレンスキー大統領達の腐敗も明らかとなったから、当初、「虎ノ門ニュース」で示していた「ウクライナ頑張れ!」の姿勢を隠したいのだろう。

小坂英二(左 / 小坂英二 )
  飯山氏の暴露話を聞くと日本保守党に幻滅する人も出てしまうが、同党からは小坂英二・前荒川区議が出馬しているので、南関東ブロックに住む有権者は日本保守党を選んでもいいと思う。(もし、日本保守党が嫌なら参政党に投票すべきだ。) 荒川区議会議員だった小坂氏は、大半の議員が厭がる外国人問題を取り上げ、在日外国人への給付や治安問題に取り組んでいた。小坂氏は日本にとって貴重な政治家である。

  参政党には様々な批判が寄せられているが、実際、同党は福井1区の小選挙区に田中こはる候補を擁立したから、日本保守党よりも立派である。文化人放送局はLGBT問題で岸田内閣を激しく批判していたが、それなら稲田朋美と対決しない島田洋一よりも、稲田氏に挑戦する田中氏をもっと番組で取り上げるべきなんじゃないか? チャンネル桜だってLGBT批判を繰り返し、元兇の岸田文雄を糾弾していたから、嫉妬心を捨てて田中候補や参政党を褒めるべきだ。

神谷宗幣 00213田中こはる稲田朋美島田洋一
(左 : 神谷宗幣 / 田中こはる / 稲田朋美 / 右 : 島田洋一 )

  銭で動く弁護士だからしょうがないけど、稲田朋美は本当に恩知らずである。「日本のサッチャーになれ」と励ましてくれた渡部昇一先生が亡くなり、パトロンだった安倍晋三が暗殺されると、躊躇なく売国奴の二階俊博に乗り換えた。彼女の父親である故・椿原泰夫は立派な人物で、仲間を裏切ることもなく、「頑張れ日本全国行動委員会」の京都本部で代表を務めていたが、その娘は父親と違う。風見鶏の中年娘は、弱者の味方から暴力団の顧問に成り下がった悪徳弁護士と同じで、利益と保身のためなら平気で支持者を欺く。しかし、福井の有権者も情けない。現地の庶民も国家意識を失っているので、LGBTくらいの問題では動かない。おそらく、福井の有権者は稲田氏を再び選んでしまうだろう。

はじかのひろき(左 / 初鹿野裕樹)
  飯山氏の批判で日本保守党の本質に疑問を抱く人もいるだろうが、石破内閣が生き延びるより遙かに“マシ”なんだから、多少怪しくても保守党に投票すべきだ。参政党には百田氏のような有名人の候補者がいないから苦戦するけど、もし小選挙区で何名かが当選できれば非常に嬉しい。神奈川11区の小選挙区では、参政党から初鹿野裕樹(はじかの・ひろき)候補が出馬しているが、たぶん現地の有権者は小泉進次郎に入れてしまうだろう。思考能力が低下した大衆は、どんなに“アホ”と判っていても、四代目のバカ息子に投票してしまうのだ。「進ちゃぁぁ〜」と叫んで手を振る住民は、進次郎の政策なんかには興味が無い。人気子役に感動する視聴者と同じだ。

安藤ひろし(左 / 安藤裕)
  とにかく、もし良識派国民が日本保守党の政策と参政党の政策を比較すれば、参政党の方が上等であることは理解できるだろう。自民党の幹部にしてみたら、ワクチン問題を前面に出す参政党の方が厄介だし、地方議員の増加で地盤を固める新興政党の方が脅威と思えるからだ。しかも、参政党はウクライナ紛争に関しても批判的だし、今回は「消費税の停止」から「廃止」への路線を訴える安藤裕(あんどう・ひろし)候補が京都から出馬している。安藤氏なら河村共同代表よりも頼りになるはずだ。仮に、参政党が議席を増やして躍進すれば、自民党のみならず、日本維新の会や国民民主党も焦り始めるだろう。

  いずれにせよ、自民党の政治に痛めつけられた国民は、参政党か日本保守党に投票すべきだ。一部の国民は高市早苗議員に“期待”を抱くが、それはやがて“幻想”へと変化するはず。ちょうど、保守路線を求める国民が安倍晋三に幻滅したように、高市氏を支援すれば再び裏切られるだろう。自民党の過去を思い出せば解ると思うが、この売国政党は権力維持のためなら、宿敵である「社会党」や「新党さきがけ」とも組んだ。元々、“八百長対立”であったから、自民党と社会党が結託してもおかしくはない。既に公明党(創価学会)が自民党の有力派閥となり、離れられない腐れ縁の妾となっている。

  自民党を支持してきた「岩盤保守層」や“気まぐれな風”で動く「無党派層」が、どの政党に投票するのか判らないけど、注目すべきは「自民党がどれだけ議席を減らすのか」である。まともな有権者が覚悟を決めて自民党の“歴史的惨敗”を導き出せば、少しは日本の政治が良くなるかも知れないぞ。
https://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68978534.html


2024年04月16日
飯山陽が劣勢な理由 / 左翼の長い影
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html

日本の若者は国家意識を無くした

student riots in Japan 213Japan in 1980s
(左 : 全共闘に精を出す大学生 / 右 : 80年代のバブル景気に浮かれた日本人)

  日本の政治が混迷し、没落の一途を辿っているのは、日本人にデモクラシーが適していないからだ。そもそも、民衆が代議士を選ぶことじたいが間違っている。「政治は武士の役割」というのが日本の國體(constitution)だ。幼い頃から忠君愛国を叩き込まれた武士と、目先の利益だけを追求し、受験勉強が唯一の苦労というのが平民の子供だから、才幹と気概の点で後者は比べものにならない。

  しかも、昭和の教育が劣悪で、敗戦となるや、共産主義者と反日主義者が大繁殖。日本の政治を“左傾化”させ、“鬱血状態”や“没落の悪循環”に導いたのは、何も占領軍だけのせいじゃない。アメリカ軍の“威光”を利用して出世を謀った「敗戦利得者」や学生運動で“有頂天”になった「アンファン・テリブル(enfant terrible)」*にも原因がある。(*「他人に迷惑を掛けても平気なガキども」という意味。) 歐米諸国と同じく、我が国も「高学歴社会」となっているから、政治家や官僚、企業経営者、地方公務員、ホワイトカラーの専門職、研究所や工場の技術者などは、程度の差こそあれ、「大卒者」で占められている。となれば、大学教師は未成年の精神構造に大きな影響を与える立場にあるはず。日本人の精神がどこか異常で、奇妙なくらいに歪曲しているのは、小学校から大学に至るまで、左翼陣営の「非国民化イデオロギー」が浸透しているからだ。

  日本の先を歩く米国では、幼稚園から大学までリベラル派の独擅場となっている。以前、ブルックリン・カレッジのミシェル・ランバート(Mitchell Langbert)准教授と、ヘテロドックス・アカデミー(Heterodox Academy)研究所のショーン・スティーヴンス(Sean Stevens)所長が大学教員に関する調査を行ったことがある。彼らが実施した教員の政治意識調査によれば、民衆党支持者が共和党支持者を大きく上回っており、約「9対1」の割合であることが判った。(Christian Schneider, 'Democratic professors outnumber Republican ones by 9 to 1 ratio, according to new data', The College Fix, January 22, 2020.)ランバート氏とスティーヴンス氏は、政党に登録している1万2千372名をサンプルにして大学教授の政治指向を調査したが、驚くことに、そのうちの48.4%が民衆党員であり、共和党員はたったの5.7%しかなかった。これが一般国民だと違っており、29%が民衆党員で、26%が共和党員となっている。この調査では、政治献金についても質問がなされており、民衆党の候補者に献金した教授と共和党の候補者に献金した教授の比率は、「95対1」であったというから、まさしく目眩がする数字だ。

  たぶん、日本でも状況は似たり寄ったりだろう。国立や私立の区別はなく、ほとんどがプロ左翼かピンク・リベラルとなっている。今では「遠い昔の出来事」となっているが、1960年代から70年代にかけての大学は、左翼分子の特殊部落であった。文学部や法学部、教育学部、史学部などはもちろんのこと、自然科学を専攻する学生でも、全学連や全共闘に加わって暴れ回っていた。明治から昭和の前半くらいまで、教師と学生との私的な交流というものがあったが、フランスの極左学生みたいな連中が増えたことで、日本の伝統はズタズタになってしまった。教授を皆の前で罵倒し、吊し上げることを喜んでやっていたんだから、支那の文化大革命と同じだ。

Jean-Pierr Duteuil 213343(左 / ジャン・ピエール・デュトゥール)
  1968年5月には悪名高きフランスの左翼暴動が起きたけど、日本でもこれに触発されたのか、左巻きの大学生がキャンパスで猿真似に興じていた。パリの5月暴動で学生の先頭に立っていたのは、札付きの“赤い三人衆”で、ドイツ生まれのアシュケナージ・ユダヤ人たるダニエル・コーン・ベンデット(Daniel Cohn-Bendit)、アルザス出身のユダヤ人であるアラン・ジェスマル(Alain Geismar)、そしてPSUに属していた社会主義者のジャック・ソヴァジョ(Jacques Sauvageot)であった。コーン・ベンデットの親友であったジャン・ピエール・デュトゥール(Jean-Pierr Duteuil)は、アナーキストのマルキスト。父親も筋金入りのマルキストであったから、親子代々の共産主義者だ。

Daniel Cohn Bendit 0324Alain Geismar 21334Jacques Sauvageot 324Oda Makoto 992
( 左 : ダニエル・コーン・ベンデット / アラン・ジェスマル / ジャック・ソヴァジョ / 右 : 小田実)

日本の左翼学生も様々で、ある者はマルクス・レーニン主義の心酔者。また、ある者はスターリンの独裁政治を批判し、志半ばで斃れたレオン・トロツキーを尊敬するクルクルパー。ユダヤ人の共産主義に馴染めない田舎者は、毛沢東主義者となって「アジアとの共存」を掲げていた。小田実(おだ・まこと)に感化された極左は、ベトナム戦争に反対し、観念論で「アジアとの連帯」を呼びかける始末。

Ooe Kemzaburo 324(左 / 大江健三郎)
  ちなみに、小林秀雄から「気味の小説は小説じゃない」と酷評にされた小説家の大江健三郎は、フランスの左翼やユダヤ人哲学者のサルトル(Jean-Pierr Sartre)に憧れていたのか、ナイト・クラブの酌婦の前では「僕、アルジェ生まれ」と嘯(うそぶ)いていた。一緒に居た阿川弘之は「何言ってやがんだ! お前は愛媛生まれじゃないか!」と腹を立てていたけど、遠藤周作は隣で笑っていたのかも。

  とにかく、呆れてしまうが、当時の左翼学生は“本気”なのか“ファッション”なのか、何が動機で学生運動に参加したのか判らない。だだ、60年安保闘争の世代と同じく、70年代に新左翼にのめり込むような連中は、カルト宗教の信者と変わりがなかった。ヘルメットをかぶり、ゲバ棒を持って機動隊に突っ込んだ連中は、まさしく人生を棒に振ってしまったし、逮捕された者は「前科者」となって、まともな就職先が見つからなかった。闘争の末に障碍者となった学生は、「後悔先に立たず」を実感する。しかし、上手く立ち回った連中は、藝能界やマスコミに潜り込んだ。法学部の学生は、仙谷由人のように法曹界を土俵とし、人権派弁護士になっていた。朝鮮人の支援者になる弁護士が多いのも、左翼教育の結果である。

Kan Naoto 8243(左 / 菅直人)
  「ズルカン」と呼ばれた菅直人は、東工大の暴力学生ではなかったが、日本への憎しみを“売り”にする「市民活動家」へと変貌していた。師匠の市川房枝からも「駄目な奴」と思われていたのに、マスコミの支援で我が国の総理大臣になれたんだから、永田町には悪魔と貧乏神が混在しているんだろう。だいたい、民主党の「サポーター」には国籍条件が無かったから、在日朝鮮人が「サポーター」になっていてもおかしくはなかった。

  菅直人はあるインタビューで自分の過去を偽っていた。「暴力では社会は変えられない。私はもともと、社会の矛盾をひとつひとつ解決していくという改革派なんです。そういう意味では、いまに至るまで挫折感はない」*と語っていたが、単に“卑怯者”だから仲間を見捨てただけだろう。 (*註 / 臼井敏男『叛逆の時を生きて』朝日新聞出版、2010年, p.197.)後に、機動隊を率いていた佐々淳行が茶化していたけど、菅直人は武闘派の学生じゃなかった。第五列や第六列といった後方に隠れ、逃げ足だけは早い卑劣漢であったから、障碍者にならず、弁理士になれたのだ。菅は「市民運動」とやらに邁進したが、その根底には松下圭一(法政大学教授)のドス黒い政治思想が流れていた。

Sakamoto 943
(左 / 坂本龍一)
  「元左翼」というのは藝能界 にも潜んでいる。例えば、都立新宿高校で左翼運動に熱心だった故・坂本龍一は、東京芸大に進んでYMOを結成したが、高校時代は左翼生徒であった。1980年代、シンセサイザーを演奏する坂本氏は、大量の電気を浪費するが、一向に気にする様子はなかった。「エコロジー」なんて頭の片隅にも無かったはずだ。当時は一風堂の土屋昌巳と同じで、「JAPAN」のデイヴィッド・シルヴィアンに憧れたのか、お化粧の方に夢中だった。

  ちなみに、同校で運動に加わっていたのは、坂本氏の先輩で、後に安倍内閣で官房長官となる塩崎恭久だ。塩崎と坂本の二人は、機動隊が入る前の安田講堂に足を運んだそうで、中にいた全共闘の学生らと話すことが出来たという。なるほど、生徒会長になった不良生徒(塩崎氏)が、荒れ狂う東大に赴いて、「自由」や「個性」を学んだというわけだ。さすが、二年生を率いて校長室を占拠する生徒会長は、ひと味もふた味も違っている。

Shiozaki 001
(左 / 塩崎恭久 )
 大臣を経験した塩崎氏は、議員を引退すると地元の愛媛で里親の支援をしているそうだが、自身の「転向」をどう思っているのか? だいたい、高校生の時からバリケード封鎖をしていた不良生徒が、政界に入って厚労大臣となり、不憫な子供に“温かい家庭”を斡旋するんだから、機敏なカメレオンだってビックリだ。息子の塩崎彰久はオヤジの地盤を引き継ぎ、今では自民党の代議士で、厚生労働政務官となっている。ホント、岸田文雄に林芳正、河野太郎、小渕優子、小泉進次郎といい、永田町にはボンクラの世襲議員がゾロゾロいる。一般国民というのは、自分の投票で子や孫の将来を台無しにしているが、その自覚が無いところに真の悲哀がある。

  演出家のテリー伊藤も、日本大学で学生運動に勤しんだ一人である。ただ、機動隊との衝突で一生涯の障碍を背負ったから悲惨だ。彼が機動隊から逃れる時、後ろに居た誰かが石を投げたという。不幸にも、その石が偶然、彼の左目に当たってしまい、伊藤氏は斜視になってしまった。藤竜也みたいに、同大学の芸術学部に入って映画界にスカウトされる方が、よっぽどマシである。下らない大学をさっさと辞めて、大好きなスポーツ・カーを買った方が遙かに健全だ。真田広之も日大の学生だったが、左翼分子にはならず、役者の世界に入った。二枚目俳優だから当然だけど、デビューして直ぐに『忍者武芸帖 百地三太夫』の主役なんだから凄い。(筆者も劇場で観たけど、真田氏の出演作品の中では一番いい。現在、彼はハリウッドの『Mortal Kombat』や『Shogun将軍』に抜擢され、ステレオタイプの「日本人」を演じているが、昔の方が良かった。)

  NHKの贔屓を得た小説家の高橋源一郎も、横浜国大で暴れ回ったうちの一人だ。彼は学生運動で逮捕されたり拘留されたりと、散々な青春時代を送っていたが、後に小説を書いて有名人となった。拘置所では“沈黙”を貫いたそうで、朝八時から夜の八時まで、12時間もずっと下を向いて黙っていたというから、ある意味“真面目な奴”だ。でも、取り調べの後に独房入りだから、正常な精神状態ではなかったはずだ。実際、一種の失語症に罹ったみたいで、喋るときの発音が難しくなったそうである。大学を除籍になり、筋肉労働者になっても、小説家になれたんだから良かったじゃないか。しかも、明治学院大学で教授になれたし、無事退職したことで“オマケ”として附いてくる「名誉教授」にみなれた。しかし、国際学部の学生はどんな気持ちで彼の授業を受けていたのか?

ポルシェに乗っていた左翼学生

  大学で暴れていた一般の左翼学生というのは、一種の“お遊び”に興じていた不真面目な人々で、内心では政府転覆など考えてもいなかった。要するに、みんなでワッショイ、ワッショイ、と騒いでいると、何となく自分が日本全体を動かしているように思えたのである。令和の大学生が聞けばシラけてしまうが、全共闘に共鳴するアホな学生は、「チェ・ゲバラに倣え、我らも社会主義革命を!」とか、「差別の元兇たる天皇制を打倒せよ!」、「ベトナムを侵掠する米帝國に反対!」「在日米軍基地を許すな!」と本気(?)で叫んでいた。

  筆者が高校生の時、御茶ノ水駅附近にある楽器店でギターを買ったことがある。そのついでに神田の三省堂に立ち寄ろうとしたが、途中で目にした明治大学の風景のせいで気分が悪くなった。入り口や塀には汚い看板がズラリと並んでおり、殴り書きの文字(日本や米国を呪う罵倒のスローガン)が踊っているように見えた。当時、筆者は看板を眺めながら、「アルフォンス・ミーシャ(Alfons Maria Mucha)のようなアール・ヌーヴォー風じゃなくてもいいから、もっと美しい文字で綺麗なイラストを附ければいいのに・・・。」と思ったものである。しかし、怨念に凝り固まった学生には、美術的センスは皆無だ。どいつもこいつも紅衛兵みたいな奴らばかり。「安保反対」を掲げながら「国防軍の創設」を主張しない学生は、一体どんな頭をしているのか? 左翼学生というのも呑気なもので、フォーク・ギターを片手に、ボブ・ディランやジョン・レノンの歌を奏でて喜んでいる。一方、ノンポリの学生達は酒を飲みながら、共産主義の幻想に酔いしれていた。

student riots 1970sStudent riots in Paris 2134
(左 : 学園闘争に熱中する日本の大学生 / 右 : パリで抗議行動に没頭するフランスの大学生)

  ゲバ棒を振るう学生達も甘えん坊だ。自分たちは思いっきり火焔瓶を投げつけているくせに、いざ機動隊が反撃すると「暴力反対!」と叫ぶ。彼らは警察官が決して発砲しないことを確信していたから、安心して角材を振り回していた。国家に刃向かっても、“国家権力(暴力装置)”は決して民衆を射殺しない、と信じ切っている。支那大陸で北京政府に反抗したら、即座に“皆殺し”か戦車で轢き殺されるのがオチだ。北朝鮮なら学生全員が逮捕され、どこかの広場で公開処刑だろう。もしかすると、あっさりとした銃殺じゃなく、「てるてる坊主」みたいに軒先で縛り首だったりして。場合によっては、牢獄で餓死とか。

  まぁ、みんなと一緒に「武力闘争」をしているうちは、危険なようで気楽である。ところが、いざ卒業が目の前にチラつくと大変だ。おちゃらけ学生は急に“現実”が怖くなる。長髪でジーンズ姿の青年も、就職面談となれば、長い髪を切って清潔感を出すしかない。彼らは親に買ってもらった背広を着込み、真剣な面持ちで会社に赴く。面接で過去を詮索されないか、とヒヤヒヤする青年は、慎重に言葉を選びながら答える。でも、過去がバレて不合格になれば意気銷沈だ。もし、晴れて合格となれば「ああ良かった!」と胸をなで下ろす。

  在学中に勉強しなかった学生は、どうしたものかと思い悩んだ。でも、「体育会系」を前面に出してアピールすれば何とかなった。「一生懸命頑張ります!」と言えば鉄鋼メーカーに入れることもあったし、営業部では忍耐と体力が重要だ。理系の学生ならもっと有利で、金属プレス加工や化学製品のメーカー、あるいは精密部品の製造企業に受け容れられたりする。ちょっとコネがあれば総合商社に入れたし、テレビ局や新聞社、出版社は「ゴキブリ・ホイホイ」みたいな受け容れ先だった。元々労働組合やリベラル知識人が強いから、“学生運動の落ちこぼれ”でもOK。上司にも「左翼シンパ」や「左翼崩れ」がウヨウヨ居るから大丈夫。読売のナベツネだって元左翼(共産主義者)じゃないか。

  東京大学や早稲田大学、日本大学、法政大学などで左翼運動に係わっていた連中は、どこから“資金”を得ていたのか判らないが、上層部の学生には“とんでもない奴”が紛れていた。例えば、早稲田大学の荒岱介(あら・たいすけ)は飛び抜けている。彼は1965年に法学部に入るが、1968年に除籍となっていた。荒氏は「社学(社会主義学生同盟)」の委員長や「全国学生対策部長」に就任した人物で、東大安田講堂の闘争では兇器準備結集罪で指名手配を受けていた。彼は1969年4月に逮捕され、裁判に掛けられて有罪判決を受ける。刑務所には三年間服役し、1977年に出所したそうだ。塀の中に入る人間というのは“懲りない面名”なのか、荒氏は人生で七回も逮捕されたという。ちなみに、府中刑務所では民族派右翼の野村秋介(のむら・しゅうすけ)と一緒だった。

  学生運動を知らない世代は、マスコミのプロパガンダ記事に騙され、純粋で真剣な学生が腐敗した政府に反抗したと思っている。だが、教室を占領した連中なんて、ほとんどが“チンピラ左翼”か“俗物”でしかない。令和の大学生が驚いてしまうのは、荒氏が「ポルシェ」に乗っていたことだ。彼は世間の倫理道徳や組織上層部の説教が嫌いで、自らの欲望を満たすことに何の躊躇(ためら)いも無かった。荒氏は言う。

 ・・・そういうこと(道徳主義)に若者を縛り、革命的規律という名の下に、好きなことをさせない、何を買っちゃいけないとか言って、市民社会からかけ離れていくということを、俺は突破したくてね。当然、若者がBMWに乗りたいというのもいいわけじゃない。・・・俺は文化に出あいたかったんだよ。自動車はドイツ生まれで、ポルシェで言えばフェルナンド・ポルシェが作った文化である。そういう文化を知りたい、乗って味わいたいと思った。そんなの当たり前だと思う。(宮崎学『叛乱者グラフィティ』朝日新聞社、2002年、pp.84-85.)

  平成の緊縮財政で貧しい生活を“当然”と考えるようになった学生からすれば、「いった、どんな奴なんだ?」と思ってしまうだろう。しかし、1950年代から70年代までの日本だと、意外にも高額所得者の子供で左翼になる者が少なくなかった。(「元左翼財界人」に関しては別の機会で紹介したい。) チェ・ゲバラに憧れ、ベトナム戦争に反対し、人民解放のために革命を目指す荒氏であったが、段々とレーニン主義者や新左翼に懐疑的となったそうだ。彼は1990年代になると従来の思想を棄ててしまい、今度は「エコ左翼」というか、世田谷か吉祥寺に棲息する「環境革命家」へと転向する。荒氏によれば、左翼闘争はゲバ棒から火炎瓶、さらに重火器から爆弾へとエスカレートするので、世間との隔たりが大きくなってしまうという。彼は次のように述べた。

  まぁ、現実との関係においては、現実に理論が接近するんじゃなくて、現実に理論が接近できなくなってしまって、あるべき姿の方向に現実を接近させろというふうにますますなっていったんだよ。(上掲書、p.88)

  つまり、左翼学生がどんな理想を語りかけようが、世間の人々は振り向かず、むしろ軽蔑の眼差しで“距離を取る”という訳だ。確かに、1970年代の新左翼運動の頃から、一般の大学生には、ある種の“変化”が訪れていた。安保闘争の世代は、Tシャツにジーンズといった薄汚い格好であったが、新世代の学生は、米国のアイビィー・ルックを真似て、紺色のブレザーにネクタイを締めていた。街を歩くと、身綺麗な若者が、「VAN」のロゴが印刷された紙袋を手に提げ、友人や恋人と楽しそうに話している。こんな光景を目にした若者からすれば、新宿や代々木でマルクス理論を語るなんて野暮天だろう。恋人と一緒に銀座へ赴き、ウィンドー・ショッピングを堪能する方がいい。ウッドストックでのヒッピー姿なら分かるけど、麻布や目黒、あるいは新橋や神楽坂で、日本人がヒッピー・スタイルを真似ても、それは滑稽でしかない。

Ivy Look in America 2143Ivy style Americans 662
(左 : 東部の有名大学に通うエリート学生 / 右 : アイヴィー・スタイルのアメリカ人 )

  高級ブランドのVANで身を包んだお坊ちゃん達は、早稲田や法政の田舎者とは違っていた。美形の女子学生と一緒に喫茶店に入り、ジャズでも聴いている方が“格好良く”思えたのだ。一世を風靡したVAN-JAC社は、1978年(昭和53年)に営業不振で潰れてしまうが、1980年代の大学生は、もう学生運動には戻らなくなっていた。好景気は青年の精神を変えてしまうものだ。この世代は小難しい哲学議論より、ショット・バーに通って仲間と談笑したり、人気のディスコで踊り明かす方をキャンパスライフと考える。デートになればスポーツカーを用意し、女の子を乗せて軽井沢に直行だ。苗場のスキー場に赴けば、ロマンティックな夜で意中の女性を口説こうとする。「ブハーリン」と聞いても、「それ、ロシアのウィスキー?」と尋ねる世代に、共産主義革命なんて無理だろう。

  それでも、学生運動が忘れられない世代は、財界やマスコミ界で息を潜め、嘗ての仲間や後輩の左翼学生を支援する。朝日新聞と連携するテレビ朝日などは、『ミカドの肖像』で大宅壮一ノンフィクション賞を得た猪瀬直樹を持て囃し、「朝まで生テレビ」や「ビートたけしのTVタックル」に招いていた。当時の一般視聴者は猪瀬氏の過去や素性を知らず、『昭和16年夏の敗戦』を書いた著者とか、道路公団を批判する反骨の知識人、と思っていた。(『国民新聞』の読者は違うけど。)

Inose Naoki 823(左 / 猪瀬直樹)
  東京都の副知事から都知事に登り詰めた猪瀬氏は、作家になる前に、信州大学の全共闘議長を務めていた。闘争は1969年6月、文学部のバリケード封鎖から始まったというが、猪瀬氏は全共闘の主力部隊を率いていたそうである。しかし、学生運動には国家を根本的に変える中身が無かった。口先だけの学生達は、単なる観念論じゃだ。動物園で飼われているナマケモノが、「百獣の王」を気取っているようなものだ。職員から餌をもらっているシマシウマに、弱肉強食のジャングルなど解らない。学生運動にのめり込んでいた猪瀬氏も、何となく「世間の風」という“壁”に気づいていたのだろう。

  ある時、彼は国際反戦デーや佐藤栄作首相の訪米阻止のために上京するが、そこで目にした光景は彼の人生を変えるものであった。東京にやって来た猪瀬氏は、新宿の裏通りでコーラを買おうとしたそうだ。そこで、猪瀬氏は表通りから裏通りに足を運んだわけだが、迷い込んだ場所にはパチンコ屋があって、軍艦マーチが流れていたという。突然、猪瀬は通りを一つ隔てただけで“別の世界”があることに気づく。彼は当時を回想し、次のように述べていた。

 そこには日常性があるわけですよ。そのころから、学生運動はこんなものだな、という自覚はあった。学生運動で世界が変わるなんて思っていなかった。日常性の連続がふつうの生活なんです。そして日常性から日本の近代やナショナリズムをもう一度とらえなおさないといけにないと思った。(臼井敏男『叛逆の時を生きて』、p.145.)

  猪瀬氏によれば、1960年代の学生運動は、69年の佐藤訪米阻止闘争で終わったそうである。(上掲書、p.144.) 「あの時点で九割の人は学生運動を止めた」というから、岩波書店の『世界』や『朝日ジャーナル』で活躍していた左翼知識人は、闘争時代の「残滓」なのかも知れない。猪瀬氏は信州大学を卒業後、東京の出版社に勤め、そこの給料で大学院への資金を貯めるにしたそうだ。

  まぁ、左翼組織が強い明治大の大学院だから、心からの“転向”は無かったと思うが、『週刊ポスト』に連載を持ったり、実際の政治に係われば、イヤでも“現実の世界”が判ってくる。学生時代には“綺麗事”を並べていればそれで良かったが、実際の仕事になれば汚いことだって進んでやるしかない。代表作の『ミカドの肖像』だって、“ネタ本隠し”があったそうで、元ネタは早川和廣の『堤義明 悪の帝王学』や草野洋の『西武商法 悪の構図』であったという。たぶん、“パクリ本”とバレるのが恥ずかしかったのか、猪瀬氏は引用先の出典を挙げていなかった。でも、佐野眞一がそれを暴露したから万事休す。『ミカドの肖像』を作成するに当たって、ノンフィクション作家の池田房雄とジャーナリストの岩瀬達哉が協力したそうだ。この二人がネタになりそうな題材とデータ集めに奮闘したそうで、猪瀬氏は触れられたくない過去の暴露に怒っていた。

  最近、国会議員の裏金問題化や悪徳知事の横暴が話題となっているが、そもそも日本人にはデモクラシーなんて“体質”に合わない。選んでいる国民が、選んだ政治家を嫌っているんだから本末転倒である。例えば、愛知県の大村秀章知事は、衆議院で出世の見込みがないと分かった鞍替え組で、津田大介に理解を示すなんちゃって左翼。静岡県の川勝平太知事は、支那人と昵懇で国益の売却者だ。しかも、大学教授の時からパワーハラスメントの常習者ときている。徳島県知事に鞍替えした後藤田正純は、“下半身検査”で不合格となった不適格議員。2000年から2022年まで、ずっと再選を果たしてきたのに、なぜか一度も大臣になれず、衆議院に見切りをつけての知事選だった。

  赤く染まった北海道は、反日や共産主義者の産地となっている。知事の鈴木直道は北海道出身じゃないけど、支那人に国土を明け渡す売国奴。有名な「夕張リゾート」は2017年、支那企業の「元大(げんだい)リアルエステート」に“たった2億円”で売却されてしまい、2019年になると、この支那企業が香港系のファンドに15億円で転売だ。本当に酷いけど、これが現実の北海道である。二階俊博に可愛がられるくらいだから、鈴木知事がどんな人物なのか、誰にでも分かるだろう。

  今、 東京15区の補欠選挙が世間の注目を集めているが、世論調査で首位に立っているのは、共産党の支援を受けた立憲民主党の酒井菜摘(さかい・なつみ)である。二番手は日本維新の金澤結衣(かなざわ・ゆい)で、日本保守党の飯山陽(いいやま・あかり)は、地元民からの知名度を得るだけで精一杯。もし江東区民が正常なら、飯山氏がトップに立っているはずだけど、地元民は「この人誰?」といった反応だ。

飯山あかり00213(左 / 飯山陽)
  飯山氏は移民流入の深刻さを解っているので、平穏な暮らしを望む庶民からすれば、彼女が最も相応しい国会議員となるはず。だが、一般国民は左翼教育のせいで健全な判断能力を持たない。普段は常識的な人でも、政治となれば、ちょっと左寄りとなってしまい、無意識のリベラル派で候補者を選ぶ。左翼教育の影は長く、薄くなったように思えても、人々の脊髄に残っている。我が子や地元の将来を大切にする庶民が、知名度だけで左翼分子に投票し、自ら「故郷の破壊者」となってしまうんだから、本当に憐れだ。せめて自民党支持者の七割くらいが飯山氏に投票するのであれば、まだ救いがある。しかし、左巻きにされた国民が正常な判断を下すとは思えない。乙武候補がコケたことくらいが救いである。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68956522.html


▲△▽▼


鴻上尚史氏出演!『学生運動とはなんだったのか?』(2024年5月23日生放送)
エアレボリューション
https://www.youtube.com/watch?v=OFmrzuDm-Xo&t=322s

学生運動末期の1972年に早稲田大学で起きた学生のリンチ殺害事件を題材にしたドキュメンタリー映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』を紹介しながら、学生運動とはなんだったのか?を、その功罪両面から考えます。

また、映画の中で問題提起されている“正しい暴力はあるのか?”についても語り合いと思っています。

ゲストはこの映画の劇パートの脚本・演出を担当した鴻上尚史さん。
本作の監督・代島治彦さんも出演の予定です。

■参考テキスト:映画『ゲバルトの杜 〜彼は早稲田で死んだ〜』http://gewalt-no-mori.com/
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/220.html#c10

[番外地12] 地球温暖化の為に起きた今年最大、おそらく最後の寒波 大雪は大変ですが最低気温はあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い… 中川隆
1. 中川隆[-7619] koaQ7Jey 2025年2月24日 17:35:51 : wv6mxesVXQ : WVpqU0l0VmR5am8=[1]
<▽31行くらい>
川端康成が雪国を書いた1934年頃の湯沢町の冬は毎日最低気温が氷点下10度以下、2.5m以上の積雪が普通で、2階から出入りしていました。今年の湯沢町の冬は最低気温が氷点下5度以上、積雪は1.5m程度なので、雪国とは言えません。

苗場が大雪と言っても最低気温はあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い日」は一度も有りませんでしたね。
つまり、地球温暖化で海から蒸発する水分が増えたのが原因です。

寒波と言っても、昔のような気温が下がる寒波ではなく。冷たい空気はいつものように大陸から吹いてくるのですが、渡ってくる日本海の海水温が高く、より水蒸気が蒸発して、それが山に当たって大雪を降らしているのでしょう。先週の帯広の大雪などは、道東にできた低気圧の渦が、太平洋のこれも水温が高い蒸気を吸い上げて、いつもはそれほど降らない帯広平野に落ちたのだと思います。

青森の大雪も、秋田も、山を越えた岩手も、庄内平野の大雪も、新潟から福井にかけての大雪も地球温暖化の仕業です。

苗場は除雪体制が日本で断然NO.1なので、大雪で困る日は特別な例外です。
3月以降は大雪ではなく大雨になるので、スキー場は営業できなくなります。
湯沢・苗場のスキー場も大雪でも儲からなくなって大変ですね。


日本全国スキー場積雪ランキングTOP30
2023年4月13日

順位 スキー場 地域 積雪量(cm)
1 月山夏 山形 900
2 シャルマン火打 新潟 270
3 ニセコ東急 グラン・ヒラフ 道央 240
4 キロロスノーワールド 道央 230
5 札幌国際 道央 220
6 奥只見丸山 新潟 200
7 ロッテアライリゾート 新潟 199
8 天元台高原 山形 180
9 かぐら 新潟 180
10 ニセコアンヌプリ国際 道央 180
https://dmksnowboard.com/ski-resort-snow-ranking-top-30/


苗場スキー場の14日間(2週間)の1時間ごとの天気予報 -Toshin.com 天気情報 - 全国75,000箇所以上!
https://www.toshin.com/weather/detail?id=44024
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/336.html#c1

[番外地12] 地球温暖化の為に起きた今年最大、おそらく最後の寒波 大雪は大変ですが最低気温はあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い… 中川隆
2. 中川隆[-7618] koaQ7Jey 2025年2月24日 17:38:47 : wv6mxesVXQ : WVpqU0l0VmR5am8=[2]
<▽31行くらい>
川端康成が雪国を書いた1934年頃の湯沢町の冬は毎日最低気温が氷点下10度以下、2.5m以上の積雪が普通で、2階から出入りしていました。今年の湯沢町の冬は最低気温が氷点下5度以上、積雪は1m程度なので、雪国とは言えません。

苗場が大雪と言っても積雪量は1.5m程度、最低気温もあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い日」は一度も有りませんでしたね。
つまり、地球温暖化で海から蒸発する水分が増えたのが原因です。

寒波と言っても、昔のような気温が下がる寒波ではなく。冷たい空気はいつものように大陸から吹いてくるのですが、渡ってくる日本海の海水温が高く、より水蒸気が蒸発して、それが山に当たって大雪を降らしているのでしょう。先週の帯広の大雪などは、道東にできた低気圧の渦が、太平洋のこれも水温が高い蒸気を吸い上げて、いつもはそれほど降らない帯広平野に落ちたのだと思います。

青森の大雪も、秋田も、山を越えた岩手も、庄内平野の大雪も、新潟から福井にかけての大雪も地球温暖化の仕業です。

苗場は除雪体制が日本で断然NO.1なので、大雪で困る日は特別な例外です。
3月以降は大雪ではなく大雨になるので、スキー場は営業できなくなります。
湯沢・苗場のスキー場も大雪でも儲からなくなって大変ですね。


日本全国スキー場積雪ランキングTOP30
2023年4月13日

順位 スキー場 地域 積雪量(cm)
1 月山夏 山形 900
2 シャルマン火打 新潟 270
3 ニセコ東急 グラン・ヒラフ 道央 240
4 キロロスノーワールド 道央 230
5 札幌国際 道央 220
6 奥只見丸山 新潟 200
7 ロッテアライリゾート 新潟 199
8 天元台高原 山形 180
9 かぐら 新潟 180
10 ニセコアンヌプリ国際 道央 180
https://dmksnowboard.com/ski-resort-snow-ranking-top-30/


苗場スキー場の14日間(2週間)の1時間ごとの天気予報 -Toshin.com 天気情報 - 全国75,000箇所以上!
https://www.toshin.com/weather/detail?id=44024
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/336.html#c2

[番外地12] 予備校的なファシズムや右翼・左翼の定義は明らかに間違っています、
予備校的なファシズムや右翼・左翼の定義は明らかに間違っています、そもそも日本共産党は日本で一番保守的な政党ですし、戦前の日本軍の将校の殆どは反英米金融資本の共産主義者でした。一方、天皇は大昔からグローバリストで帝国主義者でした。
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの巨大資本の私物にしようとしている。
一度追い落とされたトランプが復帰したのは、アメリカが「没落」したからにほかならない。その「没落」をトランプは、グローバル秩序統治派のせいだとして、まずはその「組織網」の解体から始めるとともに、国際秩序などに気を遣うのは「アメリカの損」とみなし、タイマン勝負のディールで「アメリカ」の領域を広げていこうとする。

「公共性」というのは「民主的」な情報流通にとって障害でしかない、何でも発信する「自由」がある――その「自由」の主張が「ポスト・トゥルース」といわれる情報空間の市場化・自由化を生み出し、それによって巨万の富を得たのがイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ(Meta・CEO)である。

 イーロン・マスクは、情報プラットフォームだけでなく、バイオ産業や宇宙開発など、もともと国家事業だったバーチャル・フロンティア事業まで私企業化した。情報領域に加え、生命領域、そして宇宙も含め、私たちの日常的な生活経験の感覚からはかけ離れた全バーチャル(非現実)領域へのアクセスを私物化しようとしているわけだ。

 トランプはイーロン・マスクを政府効率化省のトップに据えたが、それは私権の自由(無制約化)を要求する彼らのプロジェクトが、典型的にアメリカ的なものであり、「新世界」創出(草創期のアメリカ)に関するトランプの願望と一致しているからだろう。実際には、「小さな政府」の実現という名目の下、国際関与の戦争マシン「ディープ・ステート」を解体するためらしいが、イーロン・マスクがその役を買って出たのは、私権による無制約の「自由」を目指すマスクの目論見を、トランプの「アメリカ改造」が助けると考えているからだろう。

 だが、この米国発のデジタル・テクノロジーの拡大によって、ごく少数の大富豪に莫大な富が集中する一方で、富を吸い取られる人たちが無数に世界中(疲弊したアメリカ国内も含む)に広がり、全世界に重層的で巨大な格差が生み出された。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33868


トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。

 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」


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トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

▲△▽▼

【特別講演/保守とリベラル】安倍は左?朝日は右? 左右イデオロギーはこんなにいい加減!
SAMEJIMA TIMES 2024年10月5日 
https://www.youtube.com/watch?v=VclAqvl6uP8

戦前の日本陸軍軍人は共産主義者ばかりだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14016765

漢民族系朝鮮人の天皇一族による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14003198

「責任ある経済政策」とは? ポピュリズムが日本を滅ぼす【金子勝の言いたい放題】2025/02/14
トランプは巨大資本が支配する統制経済を押し付けるファシスト
https://www.youtube.com/watch?v=slK4oco5B0Y

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16891943

ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14125646

トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/350.html
[番外地12] 予備校的なファシズムや右翼・左翼の定義は明らかに間違っています 2
予備校的なファシズムや右翼・左翼の定義は明らかに間違っています、そもそも日本共産党は日本で一番保守的な政党ですし、戦前の日本軍の将校の殆どは反英米金融資本の共産主義者でした。
トランプは革命家ではなく、北米やハワイ・フィリピンの先住民の土地を乗っ取り資本家の私物としてきたファシズムの伝統を継承しているファシストの不動産屋にしか過ぎない。トランプは今度は世界の土地すべてをアメリカの巨大資本の私物にしようとしている。

一度追い落とされたトランプが復帰したのは、アメリカが「没落」したからにほかならない。その「没落」をトランプは、グローバル秩序統治派のせいだとして、まずはその「組織網」の解体から始めるとともに、国際秩序などに気を遣うのは「アメリカの損」とみなし、タイマン勝負のディールで「アメリカ」の領域を広げていこうとする。

「公共性」というのは「民主的」な情報流通にとって障害でしかない、何でも発信する「自由」がある――その「自由」の主張が「ポスト・トゥルース」といわれる情報空間の市場化・自由化を生み出し、それによって巨万の富を得たのがイーロン・マスクやマーク・ザッカーバーグ(Meta・CEO)である。

 イーロン・マスクは、情報プラットフォームだけでなく、バイオ産業や宇宙開発など、もともと国家事業だったバーチャル・フロンティア事業まで私企業化した。情報領域に加え、生命領域、そして宇宙も含め、私たちの日常的な生活経験の感覚からはかけ離れた全バーチャル(非現実)領域へのアクセスを私物化しようとしているわけだ。

 トランプはイーロン・マスクを政府効率化省のトップに据えたが、それは私権の自由(無制約化)を要求する彼らのプロジェクトが、典型的にアメリカ的なものであり、「新世界」創出(草創期のアメリカ)に関するトランプの願望と一致しているからだろう。実際には、「小さな政府」の実現という名目の下、国際関与の戦争マシン「ディープ・ステート」を解体するためらしいが、イーロン・マスクがその役を買って出たのは、私権による無制約の「自由」を目指すマスクの目論見を、トランプの「アメリカ改造」が助けると考えているからだろう。

 だが、この米国発のデジタル・テクノロジーの拡大によって、ごく少数の大富豪に莫大な富が集中する一方で、富を吸い取られる人たちが無数に世界中(疲弊したアメリカ国内も含む)に広がり、全世界に重層的で巨大な格差が生み出された。
https://www.chosyu-journal.jp/kokusai/33868


トランプ政権は巨大資本が世界を支配する世の中を作り上げようとしている。巨大資本が支配する世界は当然、統制経済になる。ベニト・ムッソリーニは1933年11月に「資本主義と企業国家」という文章の中で、このシステムを「企業主義」と呼び、資本主義や社会主義を上回るものだと主張した。これが彼の考えたファシズムであり、全体主義だとも表現されている。そのベースになる考え方はイタリアの経済学者ビルフレド・パレートから学んだのだという。
 後に西側では全体主義をファシズムとコミュニズムを一括りにするタグとして使うようになるが、これは巨大資本の情報操作。本来は企業主義(企業支配)と結びつけるべきものだった。巨大資本が定義した意味で全体主義というタグを使うのは、情報操作に踊らされていることを意味する。

 1933年11月といえば、アメリカの巨大資本が反フランクリン・ルーズベルトのクーデターを計画していたころ。その5年後の4月29日にルーズベルトはファシズムについて次のように定義している。
「もし、私的権力が自分たちの民主的国家より強くなるまで強大化することを人びとが許すなら、民主主義の権利は危うくなる。本質的に、個人、あるいは私的権力をコントロールするグループ、あるいはそれに類する何らかの存在による政府の所有こそがファシズムだ。」


▲△▽▼

トランプ「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」

 イスラエルから攻撃を受けているガザの面積は東京23区の6割ほどになるという。さほど広くはない。猛烈な爆撃によって瓦礫の山と化した現地の映像を見るに、人が住めなくなるほど徹底的に破壊し尽くして、更地にしたうえで復興利権をむさぼるという意図が露骨に伝わってくる。「ハマスを殲滅する」を錦の御旗にして大量のミサイルを撃ち込んで、やっていたのはガザ地区全域の解体作業だったようにも見える。そこにパレスチナ人がいようがかまわず、容赦なく殲滅したうえで土地を奪い取り、虫けらのようにエジプトやヨルダンなどの近隣国に追い出していく――。これは誰がどう見てもホロコースト(絶滅政策、大量虐殺)であり、侵略である。

 米大統領のトランプが何を思い上がっているのか、このパレスチナのガザ地区について、「アメリカがガザ地区を引き継ぎ、われわれが仕事をする。ガザ地区を所有する。雇用と住居を無制限に供給する経済開発をおこなう」などとのべ、世界的な反発が高まっている。要はガザをアメリカが長期的に所有して復興特需に食い込み、パレスチナ人を追い出して別の場所に再定住させるというもので、国際社会が長年にわたって求めてきた二国家解決という和平案の覆しである。国際法違反でもある。

 トランプは大統領選前にもガザ地区について、「パレスチナ人は地中海に面する好立地を十分に活用してこなかった」とケチをつけ、「復興のしようによっては世界最高の場所の一つになり得る」「モナコより良くなるかもしれない。立地は中東で最高。海も最高。あらゆるものが最高だ」などと発言していた。アメリカがイスラエルに軍事支援したミサイル等々によって、古びたガザの街並みをまとめて一掃して更地にしたうえで、そこにモナコよりも最高な高級リゾート地を作り上げるというのが、不動産王の脳味噌のなかで出来上がった構想なのである。トランプが例に挙げたモナコとは、超物価高で知られる富裕層の保養地であり、タックス・ヘイブン(租税回避地)であり、億万長者たちの楽園である。一般人や貧乏人がフラッと遊びに行けるような場所ではない。

 戦争とはスクラップ&ビルドといわれるが、パレスチナ人を殺戮して彼らが生活を営んでいた土地を問答無用で強奪し、そこにアメリカの軍産複合体が乗り込んで復興特需をわしづかみにするのだから、あまりにもあからさまである。イスラエルの凶暴なる振る舞いを陰で支援し続けたのがアメリカであり、米軍需産業は大量の武器消費によって利潤を獲得し、パレスチナ人が血を流すことでドルを稼いだ。まさに“死の商人”である。そして、イラクの例を見るまでもなく、「復興」もまた利潤獲得の絶好の機会となり、アメリカの軍産複合体がパレスチナ人におかまいなく、むしろ土地から追い出して青写真を描くというのである。
https://www.chosyu-journal.jp/column/33802

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「責任ある経済政策」とは? ポピュリズムが日本を滅ぼす【金子勝の言いたい放題】2025/02/14
トランプは巨大資本が支配する統制経済を押し付けるファシスト
https://www.youtube.com/watch?v=slK4oco5B0Y

我那覇真子さんがパナマから語る! トランプ氏は本当に反グローバリズムなのか?
https://www.youtube.com/watch?v=BIpMQB5EUQQ&t=35s

西谷修 _ アメリカ原理時代とアメリカ世界統治の終焉
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ファシズムとは巨大資本が支配する統制経済の事
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トランプの真の敵/ディープ・ステートとは何か?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16878485

アングロサクソンの文化
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007474

アメリカ人による極悪非道の世界侵略の歴史
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14007480

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

米国のXデーはいつ来る!?
石原順チャンネル 2025/02/04
https://www.youtube.com/watch?v=H1WFqTGD7bw
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/351.html
[近代史5] 「ママ、死にたい」自慰行為強要、わいせつ画像拡散…氷点下の旭川で凍死した14歳女子中学生への“壮絶イジメ” 中川隆
482. 中川隆[-7617] koaQ7Jey 2025年2月25日 02:06:40 : frAgEVB9Rc : ZEZ5bEsyT01WUGs=[1]
【旭川事件】(185)遺族が市を提訴!1億円超の賠償求め…【小川泰平の事件考察室】# 1917
小川泰平の事件考察室 Ogawa Taihei 2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=Ap6jh3cXuDE&t=27s
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/591.html#c482
[近代史7] 14歳女子中学生の旭川いじめ凍死事件はプチエンジェル事件同様の児童売春・ハニートラップ事件だったのか? 中川隆
32. 中川隆[-7616] koaQ7Jey 2025年2月25日 02:07:03 : frAgEVB9Rc : ZEZ5bEsyT01WUGs=[2]
【旭川事件】(185)遺族が市を提訴!1億円超の賠償求め…【小川泰平の事件考察室】# 1917
小川泰平の事件考察室 Ogawa Taihei 2025/02/23
https://www.youtube.com/watch?v=Ap6jh3cXuDE&t=27s
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/215.html#c32
[番外地12] 地球温暖化の為に起きた今年最大、おそらく最後の寒波 大雪は大変ですが最低気温はあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い… 中川隆
3. 中川隆[-7615] koaQ7Jey 2025年2月25日 02:42:01 : frAgEVB9Rc : ZEZ5bEsyT01WUGs=[3]
<▽46行くらい>
川端康成が雪国を書いた1934年頃の湯沢町の冬は毎日最低気温が氷点下10度以下、2.5m以上の積雪が普通で、2階から出入りしていました。今年の湯沢町の冬は最低気温が氷点下5度以上、積雪は1m程度なので、雪国とは言えません。

苗場が大雪と言っても積雪量は1.5m程度、最低気温もあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い日」は一度も有りませんでしたね。
つまり、地球温暖化で海から蒸発する水分が増えたのが原因です。

寒波と言っても、昔のような気温が下がる寒波ではなく。冷たい空気はいつものように大陸から吹いてくるのですが、渡ってくる日本海の海水温が高く、より水蒸気が蒸発して、それが山に当たって大雪を降らしているのでしょう。先週の帯広の大雪などは、道東にできた低気圧の渦が、太平洋のこれも水温が高い蒸気を吸い上げて、いつもはそれほど降らない帯広平野に落ちたのだと思います。

青森の大雪も、秋田も、山を越えた岩手も、庄内平野の大雪も、新潟から福井にかけての大雪も地球温暖化の仕業です。

苗場は除雪体制が日本で断然NO.1なので、大雪で困る日は特別な例外です。
3月以降は大雪ではなく大雨になるので、スキー場は営業できなくなります。
湯沢・苗場のスキー場はこれから毎年1月と2月に大雪が降る様になっても、1月と2月の二か月しか営業できないので大変ですね。
リフト代を採算が取れる1日1万円以上にしたら日本人のスキー客は来なくなるし、もう廃業するしかないですね。

日本全国スキー場積雪ランキングTOP30
2023年4月13日

順位 スキー場 地域 積雪量(cm)
1 月山夏 山形 900
2 シャルマン火打 新潟 270
3 ニセコ東急 グラン・ヒラフ 道央 240
4 キロロスノーワールド 道央 230
5 札幌国際 道央 220
6 奥只見丸山 新潟 200
7 ロッテアライリゾート 新潟 199
8 天元台高原 山形 180
9 かぐら 新潟 180
10 ニセコアンヌプリ国際 道央 180
https://dmksnowboard.com/ski-resort-snow-ranking-top-30/


苗場スキー場の14日間(2週間)の1時間ごとの天気予報 -Toshin.com 天気情報 - 全国75,000箇所以上!
https://www.toshin.com/weather/detail?id=44024

川端康成「雪国」の世界
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009970

映画「雪国」1957 動画
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e9%9b%aa%e5%9b%bd%e3%80%8d1957&&mid=223D70632FB63B9381E6223D70632FB63B9381E6&&FORM=VRDGAR

監督:豊田四郎|1957年|133分|
原作:川端康成|脚色:八住利雄|撮影:安本淳|音楽:芥川也寸志|
出演:
島村(池部良)
駒子(岸惠子)
葉子(八千草薫)
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/336.html#c3

[番外地12] 地球温暖化の為に起きた今年最大、おそらく最後の寒波 大雪は大変ですが最低気温はあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い… 中川隆
4. 中川隆[-7614] koaQ7Jey 2025年2月25日 10:35:58 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[1]
<■58行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
川端康成が雪国を書いた1934年頃の湯沢町の冬は毎日最低気温が氷点下10度以下、2.5m以上の積雪が普通で、2階から出入りしていました。今年の湯沢町の冬は最低気温が氷点下5度以上、積雪は1m程度なので、雪国とは言えません。
苗場が大雪と言っても積雪量は1.5m程度、最低気温もあまり下がらず、氷点下10度以下になる「寒い日」は一度も有りませんでしたね。
つまり、地球温暖化で海から蒸発する水分が増えたのが原因です。

寒波と言っても、昔のような気温が下がる寒波ではなく。冷たい空気はいつものように大陸から吹いてくるのですが、渡ってくる日本海の海水温が高く、より水蒸気が蒸発して、それが山に当たって大雪を降らしているのでしょう。先週の帯広の大雪などは、道東にできた低気圧の渦が、太平洋のこれも水温が高い蒸気を吸い上げて、いつもはそれほど降らない帯広平野に落ちたのだと思います。

青森の大雪も、秋田も、山を越えた岩手も、庄内平野の大雪も、新潟から福井にかけての大雪も地球温暖化の仕業です。

苗場は除雪体制が日本で断然NO.1なので、大雪で困る日は特別な例外です。
3月以降は大雪ではなく大雨になるので、スキー場は営業できなくなります。
湯沢・苗場のスキー場はこれから毎年1月と2月に大雪が降る様になっても、1月と2月の二か月しか営業できないので大変ですね。
リフト代を採算が取れる1日1万円以上にしたら日本人のスキー客は来なくなるし、もう廃業するしかないですね。

日本全国スキー場積雪ランキングTOP30
2023年4月13日

順位 スキー場 地域 積雪量(cm)
1 月山夏 山形 900
2 シャルマン火打 新潟 270
3 ニセコ東急 グラン・ヒラフ 道央 240
4 キロロスノーワールド 道央 230
5 札幌国際 道央 220
6 奥只見丸山 新潟 200
7 ロッテアライリゾート 新潟 199
8 天元台高原 山形 180
9 かぐら 新潟 180
10 ニセコアンヌプリ国際 道央 180
11 夏油高原 岩手 165
12 星野リゾート 猫魔 福島 160
13 関温泉 新潟 150
14 中山峠 道央 148
15 丸沼高原 群馬 135
16 HAKUBA VALLEY 白馬八方尾根 長野 135
17 HAKUBA VALLEY エイブル白馬五竜 長野 130
18 HAKUBA VALLEY Hakuba47ウィンタースポーツパーク 長野 130
19 秋田八幡平 秋田 130
20 志賀高原 熊の湯 長野 120
21 谷川岳天神平 群馬 105
22 HAKUBA VALLEY 栂池高原 長野 105
23 志賀高原 焼額山 長野 100
24 野沢温泉(やまびこゲレンデ) 長野 90
25 奥志賀高原 長野 90
26 たんばらスキーパーク 群馬 90
27 志賀高原中央エリア 一の瀬ファミリー 長野 85
28 山形蔵王温泉(中央ゲレンデ) 山形 85
29 山形蔵王温泉(ユートピアゲレンデ) 山形 80
30 高鷲スノーパーク 岐阜 70
https://dmksnowboard.com/ski-resort-snow-ranking-top-30/

苗場スキー場の14日間(2週間)の1時間ごとの天気予報 -Toshin.com 天気情報 - 全国75,000箇所以上!
https://www.toshin.com/weather/detail?id=44024

川端康成「雪国」の世界
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14009970

映画「雪国」1957 動画
https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?&q=%e6%98%a0%e7%94%bb%e3%80%8c%e9%9b%aa%e5%9b%bd%e3%80%8d1957&&mid=223D70632FB63B9381E6223D70632FB63B9381E6&&FORM=VRDGAR

監督:豊田四郎|1957年|133分|
原作:川端康成|脚色:八住利雄|撮影:安本淳|音楽:芥川也寸志|
出演:
島村(池部良)
駒子(岸惠子)
葉子(八千草薫)
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/336.html#c4

[近代史4] どうしても戦争だけはやりたくなかったドナルド・トランプ大統領 中川隆
128. 中川隆[-7613] koaQ7Jey 2025年2月25日 15:53:18 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[2]
【緊急ライブ】トランプのガザ計画とアラブ連盟の"新"ガザ計画
【越境3.0チャンネル】石田和靖 2025/02/24
https://www.youtube.com/watch?v=f5vICFH-VI0
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1152.html#c128
[昼休み53] 誰も知らないアメリカ格差社会の実情 中川隆
22. 中川隆[-7612] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:50:42 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[3]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/110.html#c22

[近代史3] “独立”する富裕層  政府による所得再分配は努力して金持ちになった人の金を盗む行為だから許せない 中川隆
22. 中川隆[-7611] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:52:00 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[4]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/701.html#c22

[近代史3] 上級国民/下級国民 _ 『持てる者』は“事実上の一夫多妻”、『持たざる者』は生涯独身 中川隆
7. 中川隆[-7610] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:52:17 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[5]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

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引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/689.html#c7

[近代史4] アメリカGDPのまやかし 富裕層以外はマイナス成長だった 中川隆
37. 中川隆[-7609] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:52:59 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[6]
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アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/877.html#c37

[近代史4] アメリカの富裕層の税負担が貧困層より低い理由 中川隆
19. 中川隆[-7608] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:53:15 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[7]
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アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1093.html#c19

[近代史4] アメリカの闇 政治を金で買う超富裕層 中川隆
16. 中川隆[-7607] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:53:34 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[8]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
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http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/634.html#c16

[近代史3] アメリカのロビイストは政治家に「この法案を成立させたら何億ドル差し上げますよ」と働きかける 中川隆
15. 中川隆[-7606] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:53:50 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[9]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/530.html#c15

[近代史3] 国家を亡ぼす「狂った税制」 中川隆
21. 中川隆[-7605] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:56:05 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[10]
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アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/730.html#c21

[近代史5] GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる 中川隆
32. 中川隆[-7604] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:57:44 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[11]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html#c32

[近代史4] GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層 中川隆
37. 中川隆[-7603] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:58:01 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[12]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html#c37

[近代史4] GDPとは国民の給料ではないので、国民が貧乏で金持ちが資産を独占しても数字の上では「豊かな国」に見える 中川隆
37. 中川隆[-7602] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:58:22 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[13]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1570.html#c37

[近代史5] GDPでは国民所得はわからない _ 日本人の平均月収は15万円以下 中川隆
42. 中川隆[-7601] koaQ7Jey 2025年2月25日 16:59:01 : 7dzL2XHLVo : TzhsOEFsZ1I4cEk=[14]
<■84行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
アメリカ人の半数が預金ゼロ 富裕層が冨の半分を独占
2025.02.25
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html

1%の富裕層の資産だけが増え、他の人は貧しくなった

incomegrowth1980-2000top1bottom99
引用:http://crazyhorsebangkok.files.wordpress.com/2012/05/incomegrowth1980-2000top1bottom99.jpg?w=529
アメリカ人の6割が預金10万円以下

アメリカ経済はGDPなど国全体の統計では日本より遥かに好調で、バブル崩壊後の平均成長率は日本の2倍に達しています

日本と比べて経済が順調で、高い成長率を維持し羨ましく見えるが実態を見ると成長したのは富裕層だけで、90%の大衆は30年前より貧しくなっている

例えば最近数十年間のアメリカの経済成長率は年3%を超えているが、日本は最近20年間は1%程度に過ぎません

リーマンショックはアメリカが震源地なのにほとんど打撃を受けず、日本は無関係なのにまだ立ち直っていません

だが国のトータルで考えると絶好調のアメリカも、個人個人で見ると悲惨な数字が浮かび上がってきます

アメリカでは過去には上位1%の富裕層の冨が下位90%の冨を上回ったと発表され、人々に衝撃を与えた事がありました

この数字は二通りの意味に受け取ることが出来、一つ目は単純にそれだけアメリカは豊かだという見方ができる

二つ目は富裕層が貧困者のお金を奪っているという見方で、年々この可能性の方が強まってきています

アメリカ人の60%は預金が1000ドル以下しかなく、40%の人は預金ゼロになっています

オバマ大統領が2期目の当選を果たした2012年の大統領選で、わずか5人ほどの資産家が選挙資金の80%を出したと報道されました

この数字がどれほど確かなのか知りませんが、話半分だとしても、大統領を決めているのは数人の資産家なのだと分かる

こうした選挙への富裕層の関与は国中のあらゆる選挙に及んでいて、町議会議員といえども富裕層の支援が無いと当選は困難です

富める富裕層と貧しい国
この結果、困った事に最上位富裕層の多くは、1ドルも税金を支払っていません

国外に活動拠点があったり、慈善事業の資金運用をしている事になっていたり、とにかく富裕層ほど納税しないのです

2011年のデータですがアメリカ(連邦)の税収入が2.1兆ドルに対して、連邦支出は3.8兆ドルでした

わざわざ連邦と書いたのは、アメリカでは「州」などの自治体や民営化された事業が多いからで、全体ではもっと悪いと推測できます

これらの数字は現在も大きく変わっていない筈なので、この時よりもっと悪化している筈です

日本は「国の借金」を毎月、毎日のように役所が数えて「国の借金時計」まで造っているが、アメリカ全体の借金は非公開です

ブッシュ(2代目)の頃から時々断片的に数字を公表するようになりましたが、それらはどれも悲惨で、見るに耐えません

例えばブッシュ時代のアメリカの公的債務は4000兆円以下とされたが、現在は6000兆円以上とされています

ここで一つの疑問が起きると思いますが、国にそんなに借金があるのに、どうして富裕層は金持ちなのか?

国に借金があれば公債を発行して誰かから借金している状態で、富裕層がアメリカ政府にお金を貸しているのです

米中央銀行FRBはアメリカ政府が破産しないように、大量のドルを発行し、政府は大量の公債を発行しました

これを手にしたのが富裕層で、彼らの資産の大半が実は、アメリカ政府などの借金です

日本でも富裕層の資産だけが急上昇している

1
引用:https://www.nri.com/~/media/Images/jp/news/2014/141118/1.gif
日本はアメリカより貧しいか
日本人の個人資産は2100兆円ですが、アメリカ人は1京2,800兆円も持っています

為替レートの変動があるので、この日米差は4割くらい簡単に変動し、正確な比較はあまり意味を成しません

だが一人当たりの個人資産で見ても、アメリカ人一人は日本人一人と同等以上の資産を持っています

因みに経済的には「誰かの資産は他の誰かの債務」なので、日本もアメリカも、資産と同じ負債(借金)を誰かが持っている

日本の場合は国などが借金1200兆円を持っているそうですが、アメリカも誰かが『1京2,800兆円』の借金を隠し持っています

政府の借金が1200兆円という聞き飽きた数字は、国全体では意味が無いのが分かります

仮に国の借金をゼロにしたら、その分日本の個人資産が1200兆円減るか、個人債務や企業債務が1200兆円増えるからです

アメリカと同じ事で「国の借金=個人資産」なのでした

日本の個人資産の半額の1000兆円は60歳以上の高齢者が握っていて、反対に20代の個人資産はほぼ「ゼロ」でした

さらに「資産−借金」で見ると、プラスなのは50代以上だけで、40歳以下の全ての世代でマイナス資産でした

日本は40代以下の人には、夢も希望も無い貧困国なのだと分かります

40代以下が成人したとき、日本は既にマイナス成長だったので、資産を築くなど不可能だったのです

野村総研によると日本の富裕層の定義は「資産1億円以上」で人数は「約127万人」なので人口の1%に近い

富裕層が保有している資産総額は200兆円(2017年)で日本の個人資産の11%を占めています

アメリカでは1%の富裕層が個人資産の30%から40%を持っているので、それよりはかなり少ない

だが日本の富裕層の個人資産は毎年10%以上増えていて、これはズバリ「国の借金」が個人の富裕層の資産になっています

アメリカも日本も、国の借金が増えるほど富裕層の資産だけが増え、大衆は貧しくなるでしょう
https://www.thutmosev.com/archives/45550047.html
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/697.html#c42

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった
財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった
日本にコストプッシュ型インフレをもたらしたアベノミクスの金融緩和 _ 積極財政・財政出動してはいけない理由
コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk


レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html
[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
1. 中川隆[-7600] koaQ7Jey 2025年2月26日 06:46:42 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[1]
<■98行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動、減税まですると確実にハイパーインフレになる。保守・右翼の経済評論家が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk


レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c1

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
2. 中川隆[-7599] koaQ7Jey 2025年2月26日 06:48:59 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[2]
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財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼の経済評論家が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
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ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk


レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c2

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
3. 中川隆[-7598] koaQ7Jey 2025年2月26日 06:56:43 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[3]
<■99行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼の経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk


レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

GDPの半分以上は企業所得、さらに個人所得の半分は富裕層
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/954.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c3

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
4. 中川隆[-7597] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:06:32 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[4]
<■102行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼の経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
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GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
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http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c4

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
5. 中川隆[-7596] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:11:09 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[5]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼の経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c5

[番外地12] 財務省の役人は経済が良くわかっている _ 給料が安い日本のサラリーマンの方がアメリカの高給サラリーマンより裕福だった 中川隆
6. 中川隆[-7595] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:21:36 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[6]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼のアホ経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/352.html#c6

[近代史4] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
21. 中川隆[-7594] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:43:22 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[7]
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16892902

日本の税制を密室で決めてきた自民党税調と財務省の闇
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16883770

森永卓郎 _ 財務真理教 信者8千万人のカルト教団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138654

財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html

大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html

日本の官僚やアメリカへの留学生はこういう手口でアメリカのエージェントにされる
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/322.html

齋藤元財務次官による「安倍回顧録」反論記事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108294

財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html

高橋洋一 最後の大物次官が安倍晋三回顧録に反論 理由は天下り
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103825

橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992

橋洋一 国家財政が破綻するの嘘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14048092

橋洋一 財務省の策略!防衛費増で増税 止められるか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14072610

財務省は社会保障関連費以外は三年間で1000億円しか増やせない仕組みを構築していた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019173

消費税を社会保障目的税にしているのは世界中で日本だけだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017929

藤井聡 徹底解説・インボイス 〜何がそんなにヤバイのか〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14061199

【財務省のウソ】減税をつぶした「財政収支均衡」の幻想〜税金の役割は財源確保ではない!自民党税調の宮沢洋一会長「税は理屈の世界。財源問題は切り離せない」への反論
SAMEJIMA TIMES 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=v8lKSuJaKNU
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html#c21

[近代史3] 大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される 中川隆
3. 中川隆[-7593] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:43:39 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[8]
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16892902

日本の税制を密室で決めてきた自民党税調と財務省の闇
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16883770

森永卓郎 _ 財務真理教 信者8千万人のカルト教団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138654

財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html

大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html

日本の官僚やアメリカへの留学生はこういう手口でアメリカのエージェントにされる
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/322.html

齋藤元財務次官による「安倍回顧録」反論記事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108294

財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html

高橋洋一 最後の大物次官が安倍晋三回顧録に反論 理由は天下り
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103825

橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992

橋洋一 国家財政が破綻するの嘘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14048092

橋洋一 財務省の策略!防衛費増で増税 止められるか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14072610

財務省は社会保障関連費以外は三年間で1000億円しか増やせない仕組みを構築していた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019173

消費税を社会保障目的税にしているのは世界中で日本だけだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017929

藤井聡 徹底解説・インボイス 〜何がそんなにヤバイのか〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14061199

【財務省のウソ】減税をつぶした「財政収支均衡」の幻想〜税金の役割は財源確保ではない!自民党税調の宮沢洋一会長「税は理屈の世界。財源問題は切り離せない」への反論
SAMEJIMA TIMES 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=v8lKSuJaKNU
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html#c3

[近代史4] 財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない 中川隆
15. 中川隆[-7592] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:44:35 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[9]
<■54行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省解体デモが激しすぎる!財務省が批判される理由
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16892902

日本の税制を密室で決めてきた自民党税調と財務省の闇
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16883770

森永卓郎 _ 財務真理教 信者8千万人のカルト教団
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14138654

財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか?
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html

大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html

日本の官僚やアメリカへの留学生はこういう手口でアメリカのエージェントにされる
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/322.html

齋藤元財務次官による「安倍回顧録」反論記事
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14108294

財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html

高橋洋一 最後の大物次官が安倍晋三回顧録に反論 理由は天下り
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14103825

橋洋一 円安で外貨を売ればボロ儲け!財務省が決して言わない事実
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14046992

橋洋一 国家財政が破綻するの嘘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14048092

橋洋一 財務省の策略!防衛費増で増税 止められるか?
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14072610

財務省は社会保障関連費以外は三年間で1000億円しか増やせない仕組みを構築していた
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14019173

消費税を社会保障目的税にしているのは世界中で日本だけだった
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14017929

藤井聡 徹底解説・インボイス 〜何がそんなにヤバイのか〜
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14061199

【財務省のウソ】減税をつぶした「財政収支均衡」の幻想〜税金の役割は財源確保ではない!自民党税調の宮沢洋一会長「税は理屈の世界。財源問題は切り離せない」への反論
SAMEJIMA TIMES 2024/12/24
https://www.youtube.com/watch?v=v8lKSuJaKNU
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html#c15

[近代史4] 財務省は何故日本を滅ぼそうとしているのか? 中川隆
22. 中川隆[-7591] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:47:21 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[10]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼のアホ経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/775.html#c22

[近代史3] 大蔵官僚のノーパンしゃぶしゃぶ事件 _ 日本の国益を考える官僚は全員追放される 中川隆
4. 中川隆[-7590] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:47:36 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[11]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼のアホ経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/18/reki3/msg/149.html#c4

[近代史4] 財務次官 矢野康治は経済が全くわかっていない 中川隆
16. 中川隆[-7589] koaQ7Jey 2025年2月26日 07:48:06 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[12]
<■108行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
財務省の役人は経済が良くわかっている。財務省のお蔭で年収400万円の日本のサラリーマンの方がアメリカの年収2000万円のサラリーマンより裕福になった。
アベノミクスの異次元金融緩和は日本にコストプッシュ型インフレをもたらした。金融緩和に加えて財政出動までやっていたら確実にハイパーインフレになっていた。保守・右翼のアホ経済評論家(森永卓郎、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)が大好きだった安倍首相は日本の金利を上げずに、日本をハイパーインフレにして日本政府の借金をゼロにしようとしていた。 財務省のお蔭で日本はハイパーインフレにならなかった。

コロナ前まで、日本でもアメリカでもインフレ政策なるものが行われてきた。2%のインフレ目標を掲げ、インフレを目指して利下げや量的緩和などのインフレ政策を行なってきたのである。
多くの日本人もそれを支持した。そしてインフレ政策はコロナ禍の現金給付を経て、見事にインフレをもたらした。そして人々は怒り始めた。

馬鹿ではないのかと思うのだが、多くの人は騙されたと思うだけでそもそも何故インフレ政策が行われたのかを考えない。1つ言っておくが、この件に関してだけは政治家たちは決して国民を騙していない。インフレ政策の結末はちゃんと名前に書いてあるではないか。他に何を引き起こすと思ったのか。誰か教えてほしい。

インフレ政策の目的
さて、インフレ政策の目的はそもそも何だったのか。前回の記事でダリオ氏が金利のサイクルについて語っていたことを思い出したい。
ダリオ氏によれば、デフレ・低金利の時代は金利が低いため借金をする人にとって得であり、逆に預金者にとっては損で、インフレ・高金利の時代には借金をする人は多くの金利を払わなければならず、逆に預金者は多くの金利収入を得られる。

ここまで言えば、中央銀行が恣意的に金利を下げようとした理由が分かるのではないか。ダリオ氏は次のように言っている。

政府が債務負担をコントロールするのを中央銀行が助けようと思えば、中央銀行は国債を買い入れることで国債の金利を名目経済成長率よりも更に下に押し下げる。そうすれば、他の条件が等しければ政府の債務負担の増加のペースは大幅に緩やかになる。

もちろんそれは借金の貸し手にとっては好ましくない。名目値でも実質値でも、彼らが受け取る金利は本来の金利よりも少ないものになってしまうからだ。

低金利は債務者にとって好ましいと言ったが、経済で最大の債務者とは多くの場合政府である。だから、本当はインフレなど国民にとってはまったく好ましいものではない(日本人は実際にインフレになってそれに気づき始めた)にもかかわらず、政治家が一様に「インフレ政策」と言いながらインフレを目指してきたのは当然のことだろう。

ダリオ氏は次のように続けている。

ここまで言えば、読者には金利がどう作用し、これまでどう作用してきたのか、例えば中央銀行が何故紙幣印刷や量的緩和によってそれほど低い金利(ほぼゼロ)やマイナス金利などを引き起こしてきたのかが分かり始めているのではないか。

結論
ダリオ氏は、日本人はインフレ政策による低金利と円安によって政府から多額の資金を吸い取られてきたと主張している。
インフレ政策、つまり人工的な低金利政策とは、預金者が本来得るはずだった金利収入を取り上げて借金まみれの政府に移し替える政策である。

それが長年行われ、日本人が支持してきた日銀の量的緩和の意味である。大経済学者フリードリヒ・フォン・ハイエク氏が『貨幣発行自由化論』で次のように述べていたことを思い出したい。

一般的な理解が不足しているために、紙幣発行の独占者による過剰発行という犯罪はいまだ許容されているだけではなく称賛さえされている。
ハイエク氏は、インフレを引き起こすインフレ政策を、政治家が利己的な目的のために預金者を犠牲にする政策として批判していた。

インフレが起こるまで、誰もハイエク氏の議論に耳を貸さなかった。それがコロナ後にようやく変わりつつある。インフレ政策がインフレを引き起こすという衝撃の事実が事前に分かっていれば良かったのだが。
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/59954

▲△▽▼

金子勝 _ 保守・右翼の経済評論家(伊藤貫、中野剛志、藤井聡、三橋貴明、橋洋一)は経済が全くわかっていない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16886615

ハイエク: コストプッシュ型インフレは政府の責任回避の言い訳に過ぎない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14068389

MMT論者はネズミの巣穴に帰ってもう出て来ない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16825321

【陰謀論が表に】USAID解体で暴かれたアメリカの闇… それでもバレない日本のヤバさ
日本もプライマリーバランスを黒字にしないとハイパーインフレになる
経済クラブ keizaiclub 2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=R0xAZQFf6Fk

政治とは税金を集めて政治家の裁量でそれをばら撒くこと
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16841750

政府主導の経済は自由市場の経済に勝てない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16860493

ハイエク氏: 現金給付や補助金はそれを受けない人に対する窃盗である
https://www.globalmacroresearch.org/jp/archives/35564

史上最高の経済学者ハイエクの警鐘
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14040247

レイ・ダリオ _ 基軸通貨を持つ世界一の大国でも 政府債務増加で破綻する
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16887650

日本もアメリカも政府債務はインフレで解決されるしかない
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16875882

すべての紙幣の価値は最終的にゼロに向かってゆく
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16856204

GDP・経済成長率や株価の上昇に意味は無い
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=16866187

GDPが増えると物価が上がるので、労働者は毎年貧しくなる
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1089.html

日本の労働者の方がアメリカの労働者より裕福だった _ マンハッタンのダイソーは270円
https://a777777.bbs.fc2.com/?act=reply&tid=14027380
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1708.html#c16

[近代史5] 「バフェット指数」が30カ月ぶりの高水準…世界の株式が割高であることを示す Aug. 14, 2020 中川隆
20. 中川隆[-7588] koaQ7Jey 2025年2月26日 08:16:28 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[13]
バフェットの現金と史上最大のバブル
石原順チャンネル 2025/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=VgQAJvEn0iE

<チャプター>
00:00 バフェットの現金と史上最大のバブル
05:30 バフェットのポートフォリオ
10:11 バフェットは記録的な量の株式を売却
13:18 バークシャー・ハサウェイA株(月足)
16:36 バークシャー・ハサウェイA株(日足)
16:50 バークシャー・ハサウェイB株(日足)
21:03 1973年以降の世界の株式市場のバブル
24:02 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
26:55 ナスダックの時価総額/米国の名目GDP
29:03 バフェット指標
30:03バークシャー・ハザウェイの12月末時点の保有銘柄と9月末時点の保有銘柄
31:40 共和党大統領の時代
34:00 米国の財政赤字の推移
35:55 運用成績の落ち込みを防ぐための管理

http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/348.html#c20

[近代史02] 鈴木傾城 _ アメリカ株で儲けるほど簡単な事は無い 中川隆
143. 中川隆[-7587] koaQ7Jey 2025年2月26日 08:16:52 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[14]
バフェットの現金と史上最大のバブル
石原順チャンネル 2025/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=VgQAJvEn0iE

<チャプター>
00:00 バフェットの現金と史上最大のバブル
05:30 バフェットのポートフォリオ
10:11 バフェットは記録的な量の株式を売却
13:18 バークシャー・ハサウェイA株(月足)
16:36 バークシャー・ハサウェイA株(日足)
16:50 バークシャー・ハサウェイB株(日足)
21:03 1973年以降の世界の株式市場のバブル
24:02 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
26:55 ナスダックの時価総額/米国の名目GDP
29:03 バフェット指標
30:03バークシャー・ハザウェイの12月末時点の保有銘柄と9月末時点の保有銘柄
31:40 共和党大統領の時代
34:00 米国の財政赤字の推移
35:55 運用成績の落ち込みを防ぐための管理

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/895.html#c143

[番外地6] バフェットの2面性 庶民を装う超富裕層の素顔 中川隆
21. 中川隆[-7586] koaQ7Jey 2025年2月26日 08:17:06 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[15]
バフェットの現金と史上最大のバブル
石原順チャンネル 2025/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=VgQAJvEn0iE

<チャプター>
00:00 バフェットの現金と史上最大のバブル
05:30 バフェットのポートフォリオ
10:11 バフェットは記録的な量の株式を売却
13:18 バークシャー・ハサウェイA株(月足)
16:36 バークシャー・ハサウェイA株(日足)
16:50 バークシャー・ハサウェイB株(日足)
21:03 1973年以降の世界の株式市場のバブル
24:02 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
26:55 ナスダックの時価総額/米国の名目GDP
29:03 バフェット指標
30:03バークシャー・ハザウェイの12月末時点の保有銘柄と9月末時点の保有銘柄
31:40 共和党大統領の時代
34:00 米国の財政赤字の推移
35:55 運用成績の落ち込みを防ぐための管理

http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/715.html#c21

[近代史02] 株式投資の神様「ウォーレン・バフェット」の言葉を真に受けると悲惨な結果になる 中川隆
58. 中川隆[-7585] koaQ7Jey 2025年2月26日 08:17:21 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[16]
バフェットの現金と史上最大のバブル
石原順チャンネル 2025/02/26
https://www.youtube.com/watch?v=VgQAJvEn0iE

<チャプター>
00:00 バフェットの現金と史上最大のバブル
05:30 バフェットのポートフォリオ
10:11 バフェットは記録的な量の株式を売却
13:18 バークシャー・ハサウェイA株(月足)
16:36 バークシャー・ハサウェイA株(日足)
16:50 バークシャー・ハサウェイB株(日足)
21:03 1973年以降の世界の株式市場のバブル
24:02 2024年〜2025年の株式市場は全面的な割高感でナンバー1
26:55 ナスダックの時価総額/米国の名目GDP
29:03 バフェット指標
30:03バークシャー・ハザウェイの12月末時点の保有銘柄と9月末時点の保有銘柄
31:40 共和党大統領の時代
34:00 米国の財政赤字の推移
35:55 運用成績の落ち込みを防ぐための管理

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/886.html#c58

[番外地12] JTの株価予測
JTの株価予測
坂田罫線で坂田新値を数えると陽線新値が2本現れたからもう下落する可能性が高い

P&F で1枠30円にすると メジャード・ムーブが現れる。
高値3960円から12枠下落するから目標値は3600円
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/353.html
[番外地12] JTの株価予測 中川隆
1. 中川隆[-7584] koaQ7Jey 2025年2月26日 10:29:05 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[17]
JTの株価予測
酒田罫線で酒田新値を数えると陽線新値が2本現れたからもう下落する可能性が高い

P&F で1枠30円にすると メジャード・ムーブが現れる。
高値3960円から12枠下落するから目標値は3600円
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/353.html#c1

[近代史7] 大西つねきの世界 中川隆
18. 中川隆[-7583] koaQ7Jey 2025年2月26日 12:52:35 : cJnzPhDZfs : S1BEMi9mZy9FS28=[18]
【大西つねき氏 豈プロジェクト特別講演】経営者が絶対に知るべき、財政金融の真実。
2025/02/25
https://www.youtube.com/watch?v=zR3wC3vwp9k
http://www.asyura2.com/21/reki7/msg/162.html#c18

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