69. 中川隆[-13425] koaQ7Jey 2018年10月06日 04:48:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-19036]
美空ひばり あの丘越えて - YouTube
https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A++%E3%81%82%E3%81%AE%E4%B8%98%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%A6
美空ひばり 人生一路 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cl6HNmFTOkI
美空ひばり・悲しい酒 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ZHDRClbBqKc
日本の女性歌手で、だれが記憶の底に残っているかといえば、それはやはり「美空ひばり」なのであります。うまいとか、声がいいとか、そんなことは、あたしには関係ない。
人に歴史あり、我々の世代が思春期のころよりヒバリを聴いていたかといえばとんでもない。
ヤクザと仲がいいと、朝日新聞にさんざん叩かれていたころ、アタシは美空ひばりは極道の情婦だと思っていた。つまらないオンナだと思っていたわけだ。
21歳で自宅に戻り、アタシは黒衣を着て生きていくことにした。
詩をやめて大学にいき、就職をし、両親を安堵させようと決めたのだ。
観音様のもとに還るのは50過ぎてだから、それまでは、異星の地球で生きていくと。
人生を巡航するには楽しみごとが必要だから、それは、思索・車・囲碁・音楽・絵画・セックスとした。
アタシは凝り性だから、その道をいくと決めたら、けっこうコダワル。
そして、ひとの話を聞くのは大嫌いだから、ほとんど、ひとりで始める。
時間もかかるし、遠回りもする。
こーゆう人間は社会から受け入れられないから大成しない、せいぜい、大家業で「お山の大将」となるだけだ。
音楽も、全部聴かないといけないと、思った。
16歳で高校入学のお祝いに買ってもらったステレオ、うれしくてレコードを買ってきた。
最初に聴いたのはペレス・プラードのラテン音楽。
そしてジャズ・クラシック・邦楽・歌謡曲・カンツオーネ・シャンソン・南米やアフリカの音楽。
で、ひばりが体調を崩しはじめたころ、死ぬ前にいちどきちんと聴かないといかんと思って、全集を買ってきた。
いや、あなた、ヒバリの裏声を聴いたときには驚いた。
当時はALTECの416ってスピーカーにホーンをのせて聴いていたんですが、地声から裏声にのせていくところで、声の太さ、肉感が衰えないどころか、自在に強弱、響きを変化させていく。
天童よしみのような、太いだけの腑抜けな声質じゃなく、魂のコアが粒子となって詰まっている。
じっと耳を澄ませて聴いていると、たとえようもない寂しさをたたえて歌っている曲が多い。
あの丘越えて、っていう唄があります。
この歌詞は、ひばりが天才であるが故に生涯背負うであろう孤独を、万城目正+菊池一夫が見抜いて創り上げた名作なのですが、多くの国民は単なる恋愛歌だと思っている。
この歌を、ひばりは生涯に何百回も歌っているのでしょうが、40過ぎに歌っているのを聴くと、寂しさの通低感に驚く。
30代のころの熱い歌い方とまったくちがう。
後楽園コンサートの放映をみて、おそらくヒバリは私のなかで確固としたものになった。
美空ひばり 人生一路 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=cl6HNmFTOkI
激痛の中で歌うヒバリをみて、ファン層が根本的に入れ替わったといわれた時です。
ピカソと同じで芸が進化かつ深化していく、天才。
悲しい酒は、なんど、装置の調整に使ったかわからない。
美空ひばり・悲しい酒 - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ZHDRClbBqKc
ベースが低くテンポを刻むなかで、彼女の細からず・太からず・消え入りそうで消えない声を再現しようと。。
https://sniperfon.exblog.jp/25835674/
http://www.asyura2.com/17/ban7/msg/255.html#c69