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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100253
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[政治・選挙・NHK254] 水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PFI推進室を巡る利権の構造  内田聖子(ハーバー・ビジネス) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1901] kNSCqYLU 2018年12月06日 02:49:42 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[366]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/582.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 水道事業に民間参入を促そうしているのは誰なのか。内閣府PFI推進室を巡る利権の構造  内田聖子(ハーバー・ビジネス) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1902] kNSCqYLU 2018年12月06日 02:54:17 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[367]












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4. 赤かぶ[1903] kNSCqYLU 2018年12月06日 03:00:32 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[368]


















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5. 赤かぶ[1904] kNSCqYLU 2018年12月06日 03:06:48 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[369]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/582.html#c5
[政治・選挙・NHK254] 今国会で政権は何を目指したか/政界地獄耳(日刊スポーツ)
今国会で政権は何を目指したか/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812060000162.html
2018年12月6日8時52分 日刊スポーツ


★10日に会期末を迎える国会は間もなく閉会する。自民党総裁選挙で圧勝の3選を果たし、向かうところ敵なしといった安倍政権だが第4次安倍改造内閣を発足させ、憲法改正への強い意欲を示し、側近の下村博文を憲法改正推進本部長に据えたものの、今国会では野党はその誘い水に乗らず、連立を組む公明党も来夏の参院選を前に憲法改正が争点になってはたまらんと笛吹けど踊らず、当然自民党内もその機運は高まっていない。4日、参院憲法審査会は継続審議中の国民投票法改正案の来年以降への先送りが決まった。

★つまり憲法問題は来夏の参院選が終わるまで塩漬けが決まったといっていい。では10月24日からの48日間、今国会で政権は何を目指したのか。所信表明で首相・安倍晋三は「次の3年、国民と共に新しい国創りに挑戦する。挑戦者としての気迫は、いささかも変わらない」としたものの、既に憲法改正は出ばなをくじかれ、「今こそ、戦後日本外交の総決算を行う」といいながらロシアが1956年の日ソ共同宣言を認めるのならば2島は無条件で返還されると思い込み、北方領土4島のうち2島を捨てるという失策をやらかした。一方、トランプ政権には武器を大量に買うことで機嫌を取る。少なくとも外交に一貫性があるとはいえず、国会では自身のずさんな政治資金処理を巡り地方創生相・片山さつきや五輪相・桜田義孝の答弁能力ばかりが話題になった。

★結果、この国会で可決したのはさして審議もせずに通った水道民営化と入管法改正。野党も本気でつぶしにはかからなかった。国民生活に直結するテーマに自民党も野党も緊張感をもってあたらないのは、どうせ強行採決で可決するというあきらめがあるのだろうか。フランスの黄色いベストは日本にはなじまないか。(K)※敬称略






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/583.html

[政治・選挙・NHK254] スキャンダルの女王・片山さつきに公選法違反疑惑が発覚!  
スキャンダルの女王・片山さつきに公選法違反疑惑が発覚!
https://85280384.at.webry.info/201812/article_56.html
2018/12/06 00:50 半歩前へ

▼スキャンダルの女王・片山さつきに公選法違反疑惑が発覚!

 片山さつきに今度は公選法違反疑惑が発覚した。

 スキャンダルの女王・片山さつきは、1週間前公開の、2017年分政治資金収支報告書でも600万円の訂正が発覚したばかり。

 この女は、地方創生担当大臣就任直後から絶え間なしに次々、新た疑惑やスキャンダルが飛び出し、批判の的になっている。

 ところが、安倍晋三は任命責任を感じるどころか、なんの「おとがめ」もなく、放置したままだ。

 常識もモラルもあったものではない。

 この女は東大法学部を出て官僚になったというが、権力欲だけがギラつき、社会常識は限りなくゼロに近い。

 ハッキリ言って偏差値バカである。受験の技は身に着けているが、丸暗記だけで頭の中は空っぽのピーマン。判断力が著しく欠けている

 大学受験はテクニックだ。限られた時間にいかに早く問題を解くかが勝負。その技を教えるのが受験塾であり、予備校だ。技を覚えて大学に通っても「考える力」が欠けていたらこんなお粗末な人間になる。

 片山さつきは、見つからなければ何をやってもかなわない。バレタラ、ばれた時と考えているのではないか。とにかくたちの悪い女である。

 へちゃむくれのクセに派手なドレスを着てカメラの前に立った。「恥ずかしさ」を知らないメデタイご仁だ。人一倍の目立ちたがり屋である。

 それにしても、自民党にはこの手合いがどうして多いのだろうか?わざと集めたわけではなかろうに、よくもこう、集合したものだ。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/584.html

[政治・選挙・NHK254] スキャンダルの女王・片山さつきに公選法違反疑惑が発覚!   赤かぶ
1. 赤かぶ[1905] kNSCqYLU 2018年12月06日 10:55:45 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[370]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/584.html#c1
[戦争b22] 室戸岬沖で米軍機2機が衝突で墜落! 
室戸岬沖で米軍機2機が衝突で墜落! 
https://85280384.at.webry.info/201812/article_62.html
2018/12/06 08:04 半歩前へ

▼室戸岬沖で米軍機2機が衝突で墜落! 

 防衛省によりますと、6日午前1時40分ごろ、山口県岩国市にあるアメリカ軍岩国基地に所属するFA18戦闘攻撃機とC130という航空機が高知県の室戸岬の南、およそ100キロの上空で接触し、海中に落下したという情報がアメリカ軍から寄せられたということです。

 FA18戦闘攻撃機には2人、C130には5人が搭乗していたということです。航空自衛隊と海上自衛隊の航空機などが救助にあたり、これまでに1人が救助されたという情報がありますが、詳しいことはわかっておらず、防衛省はアメリカ軍に問い合わせるなどして確認を急いでいます。  (以上 NHK)

*********************

 「上空で接触し、海中に落下した」などと、まどろっこしい言い方をしているが、「墜落」したのだ。

 「C130」は軍用機ではないか。何が「C130という航空機」か。NHKは米軍となると、途端に及び腰でビクビクしている。



在日米軍の2機 高知県沖で接触し墜落 7人搭乗1人救助
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181206/k10011736491000.html
2018年12月6日 10時53分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181206/k10011736491000.html

6日未明、高知県沖の太平洋上でアメリカ軍岩国基地に所属するFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が接触し、海上に墜落しました。2機には合わせて7人が乗っていて、1人が救助されましたが、残り6人の行方はわかっておらず、アメリカ軍や自衛隊などが捜索を続けています

防衛省によりますと、6日午前1時40分ごろ、山口県岩国市にあるアメリカ軍岩国基地に所属するFA18戦闘攻撃機とKC130空中給油機が、高知県の室戸岬の南およそ100キロの上空で接触し、海上に墜落したということです。

FA18には2人、KC130には5人が乗っていて、このうちFA18に乗っていた1人が午前5時40分ごろ海上自衛隊のヘリコプターで救助されました。

意識はあるということで、その後、岩国基地に搬送されました。

このほかの6人の行方はわかっておらず、現場付近の海域で救命イカダのようなものが見つかったものの、誰も乗っていなかったということです。

アメリカ軍や自衛隊、海上保安庁が航空機や船を出して捜索を続けています。

また、外務省の鈴木北米局長は、在日アメリカ軍のマルティネス司令官に対し遺憾の意を伝えるとともに、原因究明と再発防止の徹底、それに日本側への速やかな情報提供を行うよう申し入れました。

米海兵隊「1人救助 6人不明」

事故についてアメリカ海兵隊は声明を発表し、FA18戦闘攻撃機と、KC130空中給油機の乗組員合わせて7人のうち、これまでに1人が救助され、アメリカ軍岩国基地の医療施設に搬送されたとしています。

また、海上自衛隊などとともに残る6人の捜索活動を続けているとしています。
一方、事故当時の状況については、現在、調査中だとして明らかにしていません。

最近のアメリカ軍機の事故

日本の周辺ではこのところ、在日アメリカ軍の航空機の事故が相次いでいます。

先月には山口県にあるアメリカ軍岩国基地に配備されているFA18戦闘攻撃機が沖縄本島の沖合での訓練中にエンジントラブルにより墜落したほか、ことし6月には沖縄のアメリカ軍嘉手納基地のF15戦闘機が那覇市の沖合の海上に墜落しました。

また、おととし12月には、沖縄の普天間基地に所属する輸送機オスプレイが空中給油機のホースと接触し、その後、沖縄県名護市沖の浅瀬で大破したほか、同じおととし12月に、岩国基地のFA18戦闘攻撃機1機が高知県の沖合で墜落し、パイロット1人が死亡しています。

海域で船舶巻き込まれたと情報なし

神戸市にある第5管区海上保安本部によりますと、米軍の航空機が墜落したとみられるのは、高知県の室戸岬から南東におよそ110キロの沖合だということです。これまでに、船舶などが巻き込まれたという情報は入っていないということです。

第5管区海上保安本部は、救助活動にあたるため、高知と徳島、和歌山、それに神戸の海上保安部から巡視船6隻を派遣したほか、関西空港の基地から航空機1機を出したということです。また、第3管区海上保安本部の特殊救難隊の隊員5人が羽田空港の基地から航空機で現場の海域に向かっているということです。

山口県と岩国市が状況を確認

山口県の岩国基地対策室によりますと、6日午前7時前、中国四国防衛局から、アメリカ軍岩国基地に所属する航空機2機が6日未明に四国沖の上空で接触し、2機とも着水したという連絡があったということです。県は、防衛局に詳しい状況を確認しています。

また山口県岩国市の基地政策課によりますと、6日午前6時半ごろ、防衛省中国四国防衛局から、アメリカ軍岩国基地に所属する航空機2機が6日未明に四国沖の上空で接触し、2機とも着水したという連絡があったということです。市によりますと、航空機2機には合わせて7人が搭乗していたということで、防衛局に詳しい状況を確認しています。

岩国市には、今月1日、アメリカ軍から1週間程度、通常の運用時間外にあたる午後11時から午前6時半までの時間帯に滑走路を使用する可能性があるとの連絡が入っていました。















http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/446.html

[政治・選挙・NHK254] 室戸岬沖で米軍機2機が衝突で墜落! :戦争板リンク 
室戸岬沖で米軍機2機が衝突で墜落! 

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/446.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/585.html

[原発・フッ素50] 福島産、食べて応援あの世行(2018年1−10月)(めげ猫「タマ」の日記)
福島産、食べて応援あの世行(2018年1−10月)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2732.html
2018/12/05(水) 19:40:56 めげ猫「タマ」の日記


 福島産を許容する方が約67%の福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から10月)2,627人
  今年(2018年1月から10月)  2,962人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.0007%でした。一方で福島産を許容する方は約7%の福島県相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から9月) 1,076人
  今年(2018年1月から9月)1,096人
で、殆ど変化がありません。(=^・^=)は
「福島産、食べて応援、あの世行」
って思ってしまいました。 

 福島は事故によって汚染されました。 

事故から7年9ヶ月を経て汚染されている福島

 ※1(1)のデータを(2)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難地域は(3)による。
 図―1 福島県郡山市・三春町、相馬・南相馬市、いわき市

 図に示す通り、福島では国が除染が必要だとする国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(4)地域が広がっています。事故から7年9ヶ月になりますが、福島は汚染されたままです。福島産を食べて良いか心配です。

 これについて、安倍出戻り総理(5)、福島県(6)、東京電力(7)は、福島は「安全」であり、避ける行為を「風評被害」と呼んでいます。でも、信じて良いか不安です。この方達は、事故前は原発を「安全」だと言っていました。でも、大爆発です。

 出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(8)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(9)(10)で明らかになりなした。 

 福島県は2011年2月25日に福島第一原発3号機は「安全」と発表しました(11)。でも、2週間後には大事故です。
 当然ながら、東京電力も事故前は自社の原発は「安全」だと主張していました(12)

5重の壁を喧伝していた東京電力

 ※(13)を引用
 図―2 5重の壁で安全を主張する東京電力の2010年7月14日付資料

心配なので(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島県内で福島産を許容するところと、しない所を比較し、差が無ければ福島産米は「安全」、差があれば「安全」とは言えないです。

 福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。

 表―1 福島産を許容すかのアンケート結果
 ※ (14)を集計

郡山・三春で許容される福島産米


 福島県は福島を7つの生活圏に区分しています(15)。県中地域に属する郡山市・三春町、相双地域に属する相馬・南相馬市をひとまとめにして比較してみることにしました。表に示す通り、郡山市・三春町では福島産米や野菜を約67%の方が許容しています。一方で相馬・南相馬市では7%です。同じ福島県内でも地域によって福島産に対して温度差があります。

 以下に各年1〜10月中の郡山市・三春町の合計の葬式数を示します。

事故前に比べ葬式が増えた福島県郡山市・三春町

 ※1(16)を各年1から10月の10ヶ月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(17)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―3 郡山市・三春町の葬式の推移

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。福島県郡山市・三春町の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から10月)2,627人
  今年(2018年1月から10月)  2,962人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら0.0007%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(18)による

有意差検定表


 以下に各年1〜10月中の相馬・南相馬市合計の葬式(死者)数を示します。


※1(16)を各年1から10月の10ヶ月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(17)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―4 相馬市・南相馬市の葬式の推移

相馬・南相馬市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から10月)1,076人
  今年(2018年1月から10月)  1,096人
で、殆ど変化がありません。
 以下に福島県いわき市の各年1〜10月中までの葬式(死者)数を示します。

事故前に比べ葬式がそこそこ増えた福島県いわき市

 ※1(16)を各年1から10月の10ヶ月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(17)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―5 いわき市の葬式の推移

  表―1に示す通りいわき市の福島産米や米を共に許容する方の割合は37%ですが、同市の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から10月)3,289人
  今年(2018年1月から10月)  3,586人
で9%増えています。郡山市と相馬市・南相馬市の中間でしょうか?
 以下に表―1および図―3〜5から作成した、葬式(死者数)の増加率と福島産米や野菜を共に許容する方の割合をまとめました。

福島産を許容する地域程、増えている葬式

 ※(14)(17)を集計
 図―6 葬式(死者数)の増加率と福島産米や野菜の許容割合

 図に示す様に福島産米を許容する程に葬式(死者数)が増えています。以下に相関図を示します。

一直線に並ぶ福島産許容率と葬式増加率の相関

 ※(14)(17)を集計
 図―7 葬式(死者数)の増加率と福島産米の許容割合の相関

 図のように1直線で増えています。(=^・^=)は
「福島産米、食べて応援、あの世行」
って思ってしまいました。 

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 これに対する福島県や安倍出戻り総理の反論は、福島産は「県」の検査で安全が確認されているだと思います。この主張が成立するためには「福島県」の検査が正しいことが必要です。そして福島県の検査が「正しい」とする根拠を(=^・^=)は見出していません。それどころか、福島県の検査は他との整合性がありません(19)(20)。福島の皆様のどう考えているのでしょうか?

 福島県県北地方の特産品に「柿」があります。ここの「柿」は「あんぽ柿」といって上品な甘さとしっとりした味わいだそうです(21)。今年も出荷が始まりました(22)。福島県は福島産柿は「安全」だと主張しています(23)。でも、県北の中心市の福島県福島市(24)のスーパーのチラシには福島産柿はありません。

他県産はあっても福島産柿が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 ※(25)を引用
 図―8 福島産柿が無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県福島市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2732.html
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)平成30年3月10日 福島県訪問 | 平成30年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(6)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(7)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(8)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(9)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(10)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(11)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(12)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(13)エネルギー館リニューアルオープン - 東京電力
(14)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(15)福島県の概況 - 福島県ホームページ
(16)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(17)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(18)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q2.福島県の野菜・果物の検査は正しいですか?
(20)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q4.福島産米の全量・全袋検査で「安全」が担保されますか?
(21)福島県ブランド認証産品(あんぽ柿) - 福島県ホームページ
(22)あんぽ柿も暖かさや湿気に対策|NHK 福島県のニュース
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のくだもの編 [PDFファイル/196KB]
(24)県北地域の概要 - 福島県ホームページ
(25)チラシ情報 | スーパーマーケットいちい



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/627.html

[国際24] ロシアはアジアの未来発展の鍵(マスコミに載らない海外記事)
ロシアはアジアの未来発展の鍵
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-fe2c.html
2018年12月 6日 マスコミに載らない海外記事


2018年11月27日
F・ウィリアム・イングドール
New Eastern Outlook

 中国の極めて意欲的な新経済シルクロード、公式に一帯一路構想(BRI)と呼ばれるものが更なる発展をするにつれ、特にワシントンによる相応しからぬ名前の「貿易戦争」後、東アジア、ユーラシア経済発展のダイナミック全体を変えるのに役立つ肯定的な役割をロシア連邦が見いだすにつれ、重大な課題が現れている。発展の行方次第で、最新の一帯一路構想開発モデルに、中国が必要な訂正をしたり、アメリカの発展に平和的方法で役立ったりさえすることができるのだ。考慮すべき若干の要素は下記の通り。

 2013年、カザフスタンで、中国の習近平国家主席が、一帯一路構想プロジェクトを公式に発表して以来、プロジェクトはパキスタンからマレーシア、アフリカまで、多数の国々で大きく進展した。独創的で、むしろ曖昧な元の概念は、中国内で国家につながる様々なシンクタンクが創設され、あれこれ新しい要素を提案する状態で、大いに拡張した。しかしながら、ここ数カ月、マレーシアのようなパートナー国で、中国が当然払うべき配慮をせず、中国自身のプロジェクト概念を推進したように思えるいくつかの一帯一路構想パートナー国で、時に支払い不能な負債を残すなど、重大問題が明白になった。

 一帯一路構想は、負債で膨らんだ世界経済を、生産的方法で再構築するための本当に転換的な考え方の一つだ。もしそれが実現すれば、単なる英米IMFモデルの「中国的特徴をもった」繰り返しであるはずがない。ロシアのプーチン政権による最近の提案が、ここで主要な再調整の機会になっている。この点で、最近のASEAN会談は教訓的だ。

プーチンのアジア基軸

 ロシアをEUから、特にドイツ、フランスとイタリアから切り離すことを狙って、2014年早々、愚かなジョン・ブレナンとジョー・バイデンがウクライナで、CIAクーデタを扇動するまで、ロシア政界では、圧倒的な欧米志向があった。ロシアと、彼らの貿易で経済的な自滅的制裁を課すよう、オバマ政権がEUに強要し、もっともなことだが、ロシアはあらゆる方面で選択肢を検討した。当初、それは他の巨大なユーラシア政権、中国との新しい経済的、政治的、さらには軍事的関係を意味していた。協力の結果は多くの分野で印象的だった。それはさておき、関係の非対称性から、ロシアが、中国に過剰に依存して、主権を持った対等な国でなくなる危険が常に潜んでいる。最近のプーチンによるアジア基軸は、中国を越えて、すべての当事者にとって有益であり得る。

 注目すべきは、習主席がペンス副大統領と会っていた同じパプアニューギニアでのAPEC会談に、ロシアのメドベージェフ首相が派遣されており、シンガポールでの11月14日のASEAN年次会合で、プーチン大統領は、ASEAN-ロシア・サミット出席を決めたことだ。

 ASEANメンバーは、ベトナム、マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイが含まれる。議題には、ロシアと中央アジア共和国と同様、中国、インドとパキスタンを含む上海協力機構という文脈で、彼らが「大ユーラシア・パートナーシップ」と呼ぶものの創設に加え、ロシアのユーラシア経済連合(EAEU)とASEAN間の、接触と貿易を、どのように深めるべきかに関する計画に関する議論もあった。

 ロシアは、その地理と経済ゆえに、中国がそうであるような経済や金融の巨像でないにもかかわらず、アジア全体で、アジア中の地域、特に、歴史的に中国のへの不信感が強い国々で、より深い経済・政治協力の橋渡し役として、良い立場にいる。一目、ユーラシア地図を見れば、これらすべての国に、ロシアがどれほど身近かわかるだろう。今ロシアは他のアジア・パートナーと共に、その地理的、経済的、さらに軍事的利点を活用するのに良い位置にあるのだ。

 具体的に、シンガポールサミットでは、ロシアとそのユーラシア経済連合と、貿易と投資を拡張する覚書(MOU)が同意された。ASEANは公式に初めてロシアと彼らの関係を「戦略的提携」と呼んだ。

 MOUは、通関手続きと貿易円滑化、衛生植物検疫措置、専門的規制、Eコマース、サービスと投資の貿易に関する合意が含まれる。プロジェクトの中には、モスクワとシンガポール間で既に進行中の方向に沿った「スマート・シティー」開発で、ロシアがその先進的なIT産業で、ASEANと共に参加するものがある。プーチンは、2019年のロシア・サンペテルブルグ経済フォーラムと、ウラジオストック東方経済フォーラムでゲストになるよう個人的招待をASEANメンバーに提出した。

 ASEAN諸国と、ロシアが支配的なユーラシア経済連合間の相互貿易は、2017年に、およそ360億ドル、40%伸びたが、まだ将来性のごく一部に過ぎない。

 ASEAN加盟国のベトナムとの交渉は、可能性の重要例だ。冷戦中に、ベトナム沖合の商用石油発見で最初に成功して以来、ロシアはベトナムと協力してきた。2015年にユーラシア経済連合とベトナムは自由貿易協定に署名した。2017年には、ベトナムとユーラシア経済連合(90%がロシア)の間で、相互貿易が、ほぼ40億ドルと31%伸び、2018年も、同様な成長過程にある。

 ロシアのユーラシア経済連合は、燃料、鋼鉄、肥料と機械を輸出した。ベトナムの主要輸出には、電話部品、電子装置、コンピュータ、衣服、はき物が含まれる。食物輸出では、フルーツ、野菜、コーヒー、カシューナッツと海産物が含まれる。2025年までに、条約は双方に対し、輸入関税を、平均1-2%への緩やかな減少を要求している。ロシア、ユーラシア経済連合とASEAN間のMOUにより、ベトナムはロシアとユーラシア経済連合のため、他のASEAN国に対するサプライチェーン・ゲートウェイとなる立場にある。ベトナムに対し、ユーラシア経済連合の国と一緒の自由貿易協定は、合計GDP2.2兆ドルの市場を開く。彼らは共に、相互貿易で、2020年までに100-120億米ドル、2030年までに300億米ドルを目標に定めた。

 ASEANサミット中に、プーチン大統領は、日本の安倍首相、インドネシアのウィドド・大統領、一帯一路構想で最近、彼の国の交渉を縮小したマレーシアのマハティール首相、韓国の文在寅大統領、中国とタイの首相とも非公式会談をした。

プーチン-安倍会談深化

 長い間続いている日本との千島列島論争解決に関する安倍首相との、そして平壌と共に、三カ国での朝鮮問題解決に関する韓国文大統領との会談は注目に値する。日本と韓国とロシアは東アジア首脳会議、ASEAN + 8のメンバーだ。

 安倍首相は、1945年からロシアと日本の間で平和条約を妨げている領土紛争の相互解決を追求する準備ができていると発表した。数カ月前に、日本とロシアは海路とシベリア横断の鉄道を使い、ロシアへの日本商品輸送開発を研究する共同実験を行った。国土交通省の松本年弘大臣官房物流審議官によれば、長さ9288,2キロのロシア鉄道輸送幹線は両国間貿易のための大きな潜在的可能性がある。現在、貿易は、インド洋を経由しており、貨物のロシア到着には最高62日を要し、2国間の海路あるいは空路による輸送は高価だ。新回廊は輸送時間を大幅に短縮し、出荷コストをおよそ40%減らす。

 2017年、ロシアと日本は、共同プロジェクトを支援するため、2国の政府が支援する投資基金間で、共同のインフラ開発基金、ロシア-日本投資基金を設置することに同意した。島の帰属問題が解決すれば、基金は大幅に拡大するだろう。

 ロシアに対して、ASEANとの広がる経済や他の絆の比類ない扉が開かれる理由は、今中国が「中国製造2025」の目標に対し、ワシントンから巨大な圧力を受けている事実だ。同様に、日本と韓国とインドは、いずれも、アメリカと中国への過度依存にバランスを求めている。ロシアは全ての当事者を結ぶ唯一の橋なので、中国との決別を強いることなく、ロシアは大いに生産的な「3番目の道」になることができる。

インド-ロシア

 ASEAN、韓国と日本に対するロシアの最近の貿易構想は、インドのモディ首相とプーチンの関係を考慮に入れると、重要性は更に高い。

 ニューデリーでの10月会談で、プーチンとモディは、アメリカからの制裁の恫喝にもかかわらず、ロシアの高度なS-400Triumf、世界で最も効果的な地対空ミサイルシステムをインドが購入するための公式合意に署名した。共同記者会見でモディは宣言した。「ロシアは、常にインドに味方し、インドの成長に重要な役割を果たした。時間とともに、両国間関係は益々強力になった。」会談は、宇宙、核エネルギーや鉄道でも、いくつかの合意をもたらした。現在世界最大の原子力建設国であるロシアとの共同原子力協定は、インドでの核燃料アセンブリー製造を含んでいる。インドは、25億ドルの取り引きの下、その内2隻が、インドで造られる予定のクリヴァク級フリゲート艦を、4隻ロシアから入手する。

 プーチン- モディ会談は、これまで1年間の2人の会合で、5回目だった。彼らは、1950年代にさかのぼる関係を復活させ、インドとロシア間の戦略的提携を再確認した。インドに対する最近のロシアの配慮は、ワシントンがインドを勢力圏に引き込もうとする中、ロシア-インド関係と貿易の低落に対処するための、これまで4年間で重要な変化だ。

 中国のみならず、より最近、ASEAN、両朝鮮や日本やインドにも向かうロシアの最近のアジア基軸を見ると、未来アジアの経済発展の鍵となる独特な可能性を持っていることをロシアが理解したのは明確だ。1年前、プーチン大統領が、ロシアの大ユーラシア・パートナーシップとして、APECで彼が発表したことの推進を国家的優先事項にしているのは明確だ。そこで彼は、ロシアと中国と日本と大韓民国を結ぶ「エネルギー・スーパー・リング」と、ロシアのサハリンと日本最北の島、北海道を結ぶ区間-レール橋トンネル計画、サハリン-北海道輸送リンクを作り出すロシアの意図を引き合いに出した。これは相互に有益な地域協力の始まりに過ぎない。

 F・ウィリアム・イングドールは戦略危険コンサルタント、講師で、燃料と地政学のベストセラー作家。彼はプリンストン大学からの政治の学位を所有している。これは「New Eastern Outlook」オンライン誌独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2018/11/27/russia-is-key-to-asia-future-development/

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/686.html

[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「とにかく全て結論ありきの安倍政権。入管法も水道法もどんどん改悪。選挙で止める以外に方法はない!」





水道法改正案、衆院委員会で与野党が衝突も6日成立へ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181206-00000007-jnn-pol
12/6(木) 1:54配信 TBS


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20181206-00000007-jnn-pol

 5日、参議院の本会議で可決された水道法改正案について、法案が差し戻された衆議院の委員会で採決が行われましたが、野党側が強く反発し、委員会室が騒然となりました。

 「以上で討論は終結いたしました。これより採決に移ります」(冨岡勉 衆院厚生労働委員長)

 水道法改正案は、自治体が水道施設を保有したまま、民間企業に運営権を委託する方式を導入することなどを柱とする法案です。

 前の通常国会で衆議院を通過し、継続審議となっていた参議院の本会議で5日に法案が可決されましたが、法案が差し戻された衆議院の委員会では、採決に対し、野党側が強く反発しました。

 「衆議院においても今一度、審議時間をしっかりと設けて議論をする機会を作る必要があり、この時点で採決を行うことに強く抗議するものであります」(立憲民主党 初鹿明博 衆院議員)

 野党側は「会期末のこの段階で法案審議を行わず、急いで採決することには反対する」などとして、委員長席に詰め寄り強く抗議しましたが、与党側の賛成多数で法案は可決されました。

 与党側は、6日の衆議院本会議で成立させる考えです。(05日18:42)



水道“民間”法案 6日成立へ 野党反発「値上がりする」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181205-00407045-fnn-pol
12/5(水) 19:44配信 FNN


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20181205-00407045-fnn-pol

水道事業の民間委託などを盛りこんだ水道法改正案が、5日午後5時15分すぎ、衆議院の委員会で野党側が抗議する中、可決された。

自治体の水道経営強化をはかるこの法案には、運営権を民間企業に売却する方式の導入が盛り込まれていて、野党は「海外では失敗している」、「水道料金が値上がりする」などと批判している。

法案は、午前の参議院本会議に続き、午後5時15分すぎ、衆議院の厚生労働委員会でも、野党側が抗議する中、与党などの賛成多数で可決された。

6日の衆議院本会議で、可決・成立する見通し。



入管法改正案 与党7日に成立の構え 参院法務委、6日に安倍首相出席
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00000103-mai-pol
毎日新聞 12/5(水) 21:08配信


首相官邸に入る安倍晋三首相=2018年12月5日午前9時56分、川田雅浩撮影


外国人労働者受け入れを巡る主な論点

 外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正案を巡り、参院法務委員会は5日の理事懇談会で、安倍晋三首相が出席する質疑を6日に行うことを決めた。与党は6日の法案採決を提案しなかった。野党が要求していた首相が出席する質疑に応じることで採決に向けた環境を整えた形だ。審議状況をみたうえで委員会採決に踏み切り、7日の参院本会議での成立を目指す構えだ。

 首相は5日夕、東京都内のホテルで開かれた「年末エコノミスト懇親会」に出席し、4日に海外出張から帰国したことに触れ「時差(ぼけ)がまだ激しく残っている中で、あす法務委員会に2時間出てややこしい質問を受ける」と発言した。

 理事懇に先立ち自民党の森山裕国対委員長、公明党の斉藤鉄夫幹事長らは都内のホテルで会談し、10日までの国会会期内に改正案を成立させる方針を改めて確認した。森山氏は記者団に「今週中には参院で結論を出してもらえるのではないか」と述べ、7日の成立に期待感を示した。

 立憲民主党など主要野党は、与党が採決に踏み切った場合には山下貴司法相の問責決議案や安倍内閣不信任決議案の提出も視野に抵抗する構えだ。立憲の辻元清美国対委員長は5日、「参院で強行された時の対応は考えている。衆院で何ができるかの中に(不信任案も)入る」と記者団に語った。

 一方、国民民主党は与党と改正案に対する付帯決議を行う調整に入った。付帯決議は外国人労働者の受け入れ上限設定を求めることなどが柱。国民民主が参院に提出した対案は否決される見通しで、付帯決議により運用面での改善を求める方針だ。

 参院法務委員会は5日、改正案に関し、有識者3人を招いて参考人質疑を行った。与党推薦の多賀谷一照・千葉大名誉教授は新制度を「技能実習制度の問題点を抜本的に改めようとしている」と評価し、野党推薦の高谷幸・大阪大大学院准教授は「失業しても在留資格が切れれば帰国させてしまうような、労働力としてのみ存在が許される制度は認められてはならない」と批判した。

 参考人質疑に先立ち、法務委の横山信一委員長(公明党)ら委員10人は東京都荒川区の日本語学校「赤門会日本語学校」を視察。アルバイトをしながら日本語を学ぶ留学生らからもヒアリングした。【松倉佑輔、和田武士】



国民無視の暴走与党!終盤国会…水道法改正案・入管法改正案 20181204 報道ステーション
































































































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/586.html

[経世済民129] 東証前引け 続落、ファーウェイ幹部逮捕を嫌気 米中対立に警戒 午前終値は404円安の2万1514円 
東証前引け 続落、ファーウェイ幹部逮捕を嫌気 米中対立に警戒
https://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS13_W8A201C1000000/
2018/12/6 11:50 日経新聞


6日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落した。前日比404円35銭(1.84%)安の2万1514円98銭で前場を終えた。中国のスマートフォン(スマホ)メーカー幹部の逮捕が伝わり、貿易摩擦問題を巡る米中の対立が深まるとの懸念が浮上。中国景気の先行き不透明感が改めて意識され、電子部品関連や中国関連株を中心に幅広い銘柄に売りが広がった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続落した。

6日の取引開始前に、イランへの経済制裁に違反し違法に同国に製品を輸出したとする米国の要請に応じ、カナダ当局が中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長を逮捕したと伝わった。中国側は「強く抗議する」との声明を公表しており、米中対立への不安が再燃。TDKや京セラといったスマホ関連のほか、安川電などの中国関連株への売りを促した。

香港株式相場が大きく下落するなど、アジア各国・地域の株価指数が軒並み下落。米景気の先行きへの警戒が高まるなか、日本時間6日の時間外取引で米株価指数先物が下げたことも投資家心理を冷やした。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆1024億円、売買高は6億4845万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1815と、全体の8割を超えた。値上がりは235、変わらずは69だった。

東エレクや信越化、アドテストといった半導体関連の下げが目立つ。ソフトバンクやファストリなど主力の値がさ株が安い。一方、ユニファミマやセブン&アイが高い。トヨタやヤマトHDが上昇した。






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/760.html

[経世済民129] 特捜部は手詰まりか…日産執行部がおびえるゴーン身柄解放(日刊ゲンダイ)



特捜部は手詰まりか…日産執行部がおびえるゴーン身柄解放
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243063
2018/12/06 日刊ゲンダイ


西川新会長で収まるのか(右はゴーン容疑者)/(C)日刊ゲンダイ

 日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)の後任人事を巡る駆け引きが本格化している。新会長の正式選任は今月17日の取締役会。候補選定を担う委員会を構成する社外取締役3人は4日、初会合を開いたが、結論は見送られた。一方、ゴーンの勾留期限は今月10日。会長は解任されたものの、取締役はそのままで、取締役会で議決権を行使できる立場にいる。東京地検特捜部はゴーン再逮捕に踏み切るのか。日産人事はこの先、ひと波乱、ふた波乱ありそうだ。

 新会長候補を選ぶ委員会を構成する社外取締役は、経産省出身の豊田正和氏、カーレーサーの井原慶子氏、ルノー出身のジャンバプティステ・ドゥザン氏。西川広人社長が暫定的に会長職を兼務する案を軸に検討が進められているが、日産株を約43%を保有するルノーは拒絶してきた。

 ルノーはCOO(最高執行責任者)などの上級役員を送り込む協定をタテに、意をくんだ人物の会長就任をあきらめていない。とりわけ、ゴーン追放を主導した西川社長の兼任に難色を示している。日産執行部がいま、大株主のルノーの動向以上に気をもんでいるのがゴーンの動向だという。

「ゴーン氏の身柄が17日までに解放されるようなことがあれば、逆上して取締役会に乗り込んでくるのではないか。マサカの展開に関係者はヒヤヒヤしているといいます。もっとも、司法取引までして東京地検特捜部に全面協力した経緯がある。特捜部の“配慮”に期待を寄せているようです」(自動車業界関係者)

■「再逮捕は信じがたい」

 ゴーンの逮捕容疑は前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者と共謀し、2011年3月期〜15年3月期の役員報酬を実際より約50億円少なく有価証券報告書に記載したことによる金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)。特捜部は16年3月期〜18年3月期も約30億円ごまかした疑いがあるとして、同法違反容疑で再逮捕する方針を固めたとされる。

 元特捜検事で弁護士の郷原信郎氏はこう言う。

「ゴーン氏側は逮捕容疑の約50億円の報酬隠しについて〈退任後の報酬〉と主張し、容疑を否認しています。支払いがなされた事実はなく、コンサルタント料などの名目で後払い契約した報酬が確定したものといえるのか。争点はこの一点に尽きます。逮捕容疑の内容からすれば起訴は考えにくいが、捜査・逮捕・起訴までの手続きを一手に握る特捜部の組織論からいって、不起訴は考えにくい。起訴を断念すれば、逮捕に関する判断が誤りだったと認めることになり、重大な責任が生じるからです。この状況から言って、再逮捕は信じがたい」

 勾留期限切れでゴーンが起訴されれば、保釈請求する可能性が高い。身柄を解放すれば、関係各国と連携してあの手この手で徹底抗戦するのは明白だ。再逮捕すれば最長で今月30日まで勾留を延ばすことができる。当初いわれていた「背任」や「横領」での再逮捕ではなく、再び有報不記載とは捜査が手詰まりの裏返しなのか。

「“人質司法”と呼ばれる通り、日本の検察は否認する被告人に保釈を認めない傾向が強いですが、国際世論を意識して軟化する可能性はゼロではない。ただ、その場合は何十億円もの保釈金を求めるのではないか」(郷原信郎氏)

 日産の思惑通りにコトが運ぶのか。ゴーンが裏をかくのか。










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/761.html

[原発・フッ素50] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ) 
 


孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243066
2018/12/06 日刊ゲンダイ


トップセールスも大失敗(会談前に握手するトルコのエルドアン大統領と安倍首相)/(C)共同通信社

 政府と三菱重工業が共同で進めるトルコへの原子力発電所の建設計画。建設費が想定の2倍となる5兆円に膨らんでトルコ政府と折り合えず、4日計画を断念する方向で調整に入ったことが分かった。

 トルコへの原発輸出は、安倍首相がトップセールスで売り込んだもの。2013年に合意し、黒海沿岸のシノップに原発4基を建設する計画だった。当初、事業費は2兆5000億円の予定だったが、福島第1原発の事故を受け、安全対策で費用が高騰した。

 現在、国内で原発建設の新規案件はなく、日本がらみでは日立製作所が英西部に原発2基を新設する計画だけ。

 ここでも当初1兆5000億円だった建設費が2倍の3兆円に膨らみ、今年8月に米企業が中核的な立場からの撤退を決めるなど、順調とは言い難い状況だ。

 核燃料サイクル計画でも先月29日、フランスのマクロン大統領が、日仏が共同で進めていた高速増殖炉「もんじゅ」に代わる次世代原子炉開発の凍結を宣言。世界が脱原発の潮流の中で、日本だけが取り残されている。

 経産省の作業部会は3日、「もんじゅ」の後継となる高速炉の運転を開始する時期について「21世紀半ばごろ」を目標と定めた。

 あくまで原発をやめる気はないようだが、それには理由がある。

「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武氏はこう言う。

「原発をやめてしまうと、使用済み核燃料の再利用ができなくなり、どこに保管するのかという問題が発生します。政府はこの問題を避けるため、ますます原発に拘泥しているのでしょう」

 原発ビジネスの行き着く先は袋小路だということを認め、方針を改めるべきだ。

























http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html

[政治・選挙・NHK254] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ) :原発板リンク 
孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ) 

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/587.html

[原発・フッ素50] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
1. 赤かぶ[1906] kNSCqYLU 2018年12月06日 12:32:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[371]






http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html#c1
[原発・フッ素50] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 赤かぶ[1907] kNSCqYLU 2018年12月06日 12:33:53 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[372]






http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html#c2
[原発・フッ素50] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[1908] kNSCqYLU 2018年12月06日 12:37:02 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[373]






http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 水道民営化法案の裏の旗振り役は竹中平蔵!&「足並みの乱れ」と枕詞つけて、政権の国会無視体質を野党のせいにする鮨友メディア


水道民営化法案の裏の旗振り役は竹中平蔵!&「足並みの乱れ」と枕詞つけて、政権の国会無視体質を野党のせいにする鮨友メディア!&民営化された水道の再公営化は不可能!?&片山さつきに公選法違反疑惑!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-e4b8.html
2018年12月 6日 くろねこの短語


 海外遠足から帰ってきた早々、初老の小学生・ペテン総理が調子こいて国会軽視の軽口叩いたってね。野党の要請で出席が決まった参議院委員会について「ややこしい質問を受ける」だとさ。それもエヘラエヘラ薄笑い浮かべやがって、ホント、朝っぱらから気分が悪いったらありゃあしない。

首相「明日は委員会、2時間出てややこしい質問受ける」

 でもって、国会だ。水道民営化法案が衆議院厚生労働委員会で強行採決された。どうやら、裏では私利私欲のヘイゾーが旗振り役をしているようで、どうあってもひょっとこ麻生の娘婿が幹部のフランスの水メジャーに水道を売り払うつもりなのだろう。

【重要法案】水道法改正案、衆院委で強行採決!ほぼ審議ゼロで!明日には本会議で成立へ!

 ああ、それなのに、昨夕のテレビ朝日『スーパーJチャンネル』は、水道民営化法案強行採決にまったく触れもせでなんだからもうジャーナリズムとしてのTVの役割を放棄しちゃってます。これに比べりゃ、TBS『Nスタ』の方がまだマシってなもんだ。

 テレビ朝日は『報道ステーション』もトップのニュースが相撲取りの暴力沙汰ですからね。もう、局をあげて鮨友ってことを居直ってんじゃないのか。

 ところで、その水道民営化法案なんだが、失敗したら再公営化すればいいなんて声もある。でも、どうやらそれが難しいとか。なんでも、TPPが発効されたらラチェット条項に引っ掛かるんじゃないかと言われているらしい。ラチェット条項は「一度民営化されたものは再公営化に戻してはいけない」ことになっているからというのがその理由なんだとか。その真相やいかに。

TPPが発効されたら民営化された水道は公営化に戻せない

 で、このところの移民法案や水道民営化法案についてメディアの報道で気になるのが、「野党の足並みが乱れて」という枕詞がつくことだ。まるで、野党が結束しないから法案審議も深まらず、結果として採決につながっているって言ってるようなもんなんだね。

 確かに、移民法案なんかは、国民民主が対案を出してきちゃって、採決に前向きなんてこともあるから、「足並みの乱れ」と言われれば「はい、そうですね」なんだが、それとペテン政権の国会無視した態度とは別の話だ。

 「与党も野党もどっちもどっち」なんてことをアナウンサー上がりのキャスターや御用コメンテーターはよく口にするけど、メディアが野党をくさしてどうする。民主党政権の時には重箱の隅を突き破ってでもバッシングしてたくせに、自民党にはなんともおやさしいことで。

 両論併記ってのは、権力監視機能を喪失した腰抜けメディアが自己弁護するための都合のいい言葉に成り下がっちゃってるんだね。

 最後に、生活保護叩きの鬼嫁・片山さつきに、今度は公選法違反疑惑ださ。ムネオも顔負けの「疑惑の総合商社」ってことか!

片山さつき大臣、今度は公選法違反疑惑 - 「週刊文春」編集部



首相「明日は委員会、2時間出てややこしい質問受ける」
https://digital.asahi.com/articles/ASLD56DZYLD5ULFA03N.html
2018年12月5日21時40分 朝日新聞

 安倍晋三首相は5日、都内で開かれたエコノミストらの懇親会であいさつし、「(G20から帰国した)時差が激しく残っているなかにおいて、明日は(参院)法務委員会、2時間出てややこしい質問を受ける」と述べた。

 6日の参院法務委では、外国人労働者受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案について、首相が出席して質疑を行うことで与野党が合意している。

 野党側は、法務省による失踪した外国人技能実習生の調査結果について「発表が実態と異なる」などと追及。議論の前提が崩れているとして今国会での成立に反対している。























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/588.html

[国際24] 米中関係悪化の中で親中国派ブッシュ大統領が逝去した偶然  天木直人 
米中関係悪化の中で親中国派ブッシュ大統領が逝去した偶然
http://kenpo9.com/archives/4525
2018-12-06 天木直人のブログ


 世の中の出来事は、その多くが偶然で起きる。

 だからそれをあたかも意味あるかのごとく関連づけるのは間違いだ。

 しかし、亡くなったブッシュ大統領が歴代の米国大統領の中でもひときわ中国との関係が深い親中国派の大統領だったことは知っていたほうがいい。

 そのことをきょう12月6日の毎日新聞、「木語」で坂東賢治専門編集委員が次のように書いている。

 歴代米国大統領の中で、父ブッシュは唯一人、中国に常駐した経験を持つ大統領だったと。

 つまりブッシュ氏は1971年に中国が台湾に代って国連入りした際の国連大使であり、その後74−75年に国交正常化前の中国大使に当たる駐北京連絡所長を務めている。

 その時、英国か仏の大使ポストを提示されたが、こう言ってあえて中国行きを選んだという。

 「中国がいずれは世界的にも影響力を持つ強国となることは明白であり、いるべき場所だと考えた」と。

  80年代には台湾派だったレーガン大統領の副大統領として中国との調整役をつとめ、88年の大統領選で勝利すると、就任直後に訪中したと。

 引退後も20回以上訪中し、2008年北京五輪には米国選手団の名誉団長として息子のブッシュ大統領と訪中したと。

 その時、ブッシュ家と親交を深めた楊潔篪氏が外相として出迎え、その楊潔篪氏が12月1日にアルゼンチンで開かれたトランプ・習近平首脳会談に同席し、「ブッシュ氏は生涯を通じて米中の友好関係に重要な貢献をした」とその死を悼んだと。

 そして坂東氏は次のように締めくくっている。

 「今の米中関係はハイテク技術や安全保障を含めた覇権争いの色彩が濃い。ブッシュ氏が体現したより良き時代は過ぎ去ったといえる」と。

 そうだろうか。

 坂東氏はあっさり、「ブッシュ家と親交を深めた楊潔篪氏」と書くだけで、その親交がどのようにして培われたかには一言も触れていない。

 楊潔篪氏はまだ若い外交官であった時、北京連絡事務所長であるブッシュ氏との連絡を担う通訳官として中国政府に指名され育成された。

 米国に留学した時にはブッシュ家に下宿している。

 そして中国政府は楊潔篪氏を中国の在米国特命全権大使に任命し、外相を経て、いまでは外相より上位の外交担当国務委員(中共中央政治局委員)である。

 これを要するに、中国政府は米国との関係を一手に引き受ける人材を政策的に育て上げ、米国外交に当たらせて来た。

 米中関係が悪化しても、最悪にはならない。

 改善に向かえば一気に改善する。

 そういう関係を中国は米国との関係で意図的につくりあげて来たのだ。

 日本にはそのような人材育成の政策はない。

 官僚も政治家も、ひたすら対米従属一辺倒に終始し、その方針を忖度する者だけが出世して日米外交を担う仕組みになっている。

 これでは、対米外交で日本が中国に勝てないはずだ。

 米中関係は、悪化しても決定的な対立にはならず、改善すれば一気に改善する。

 日本はそんな米中関係に振り回されるしかない。

 ブッシュ氏の逝去は偶然であっても米中関係は偶然では起こらない。

 安倍政権も坂東記者も、その事だけは知っておいた方がいいのである(了)











http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/687.html

[政治・選挙・NHK254] 米中関係悪化の中で親中国派ブッシュ大統領が逝去した偶然  天木直人 :国際板リンク 
米中関係悪化の中で親中国派ブッシュ大統領が逝去した偶然  天木直人 

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/687.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/589.html

[政治・選挙・NHK254] 水道民営化法案の裏の旗振り役は竹中平蔵!&「足並みの乱れ」と枕詞つけて、政権の国会無視体質を野党のせいにする鮨友メディア 赤かぶ
1. 赤かぶ[1909] kNSCqYLU 2018年12月06日 13:57:31 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[374]

































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/588.html#c1
[経世済民129] 新経営計画「日産180」で見せたルノーCEO就任への野心 日産ゴーン 腐食の原点(日刊ゲンダイ)
 


新経営計画「日産180」で見せたルノーCEO就任への野心 日産ゴーン 腐食の原点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243062
2018/12/06 日刊ゲンダイ


02年にスタートした「日産180」/(C)日刊ゲンダイ

「日産リバイバルプラン(NRP)」が一段落した2002年2月、日産自動車は「サプライヤーミーティング」を開催。挨拶に立ったカルロス・ゴーンはNRPを同年3月に1年前倒しで完了すると同時に、新しい中期経営計画「日産180(ワンエイティー)」をスタートすると宣言した。

 目標は「04年度末までに世界販売台数を01年度比で100万台増の360万台へ」「売上高営業利益率を8%に」「有利子負債を0に」の3つ。

 ゴーンはNRPでの自分の評価が「再建屋」であることに不満を持っており、「成長計画を軌道に乗せる手腕があることを証明したがっていた」(当時の日産関係者)という。なぜか。

「ゴーンの目標はルノーでの最高経営責任者(CEO)昇格。そのためには単なる再建屋ではないとアピールする必要があった」(前出の関係者)のだ。彼の「野心」のための計画は、驚くべきものだった。ミーティングに集まったサプライヤー(部品メーカー)は、続くゴーンの言葉に震え上がる。

「目標達成のため、購買コストを3年間で15%削減する」

 何のことはない、「NRPのような再建策ではなく、成長のためのプラン」と言いながら、その手法はNRPと全く同じコストカットだったのである。

 すでにNRPでサプライヤー数は半減し、生き残った企業の日産依存度は急激に高まっていた。今さら手は引けない。「NRPで切り捨てられ、新分野へ転換した方がマシだったかもしれない」と、当時の日産系サプライヤートップが頭を抱えるほど過酷なコストダウン要請だった。

 ゴーンのコストカットを見て、他の国産車メーカーも相次いで部品調達価格の引き下げを進める。「日産にできるのだからウチにできないわけはない」という理屈だ。サプライヤーは低コストだけを追い求め、メード・イン・ジャパンの強みだった「高品質」や「高性能」は後回しになった。

 タカタのエアバッグ品質問題や神戸製鋼所の検査証明書改ざんといった不祥事は、過酷なコストカットを強いた自動車メーカーも共犯だ。そのきっかけはゴーンの「野心」だった。彼は日産だけでなく、日本の「ものづくり」をも劣化させた戦犯なのだ。 =つづく

(経済ジャーナリスト・井上学)










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/762.html

[原発・フッ素50] 孤立する日本の原発ビジネス…トルコ断念でもやめない理由(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
5. 赤かぶ[1910] kNSCqYLU 2018年12月06日 14:26:41 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[375]




トルコ原発輸出、断念へ 三菱重工、巨額建設費で難航
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018120490135503.html
2018年12月4日 13時55分 東京新聞

 政府と三菱重工業が、共同で進めてきたトルコへの原発輸出を断念する方向で検討に入ったことが四日わかった。関係筋が明らかにした。建設費が五兆円と当初想定の二倍にのぼる見込みとなり、安価な建設を求めるトルコ側との交渉が難航しているためだ。安倍晋三政権は原発の海外輸出を成長戦略の柱に掲げており、トルコへの輸出計画が頓挫すれば戦略の見直しは避けられなくなる。 (吉田通夫)

 トルコへの輸出は安倍首相と当時首相だったエルドアン現大統領が二〇一三年に会談して合意。三菱重工を中心とする企業連合が四基を建設する予定だった。

 当初の事業費は二百二十億ドル(二・五兆円)とされ、一七年に着工する予定だった。しかし、東京電力福島第一原発の事故後に求められた安全対策のために建設費が高騰。今年七月末には、三菱重工が総事業費が当初の二倍にあたる五兆円にのぼる見通しとなったとする調査報告書をまとめ、日本とトルコの両政府に検討を求めた。さらに八月には、トルコが米国との対立から通貨リラが暴落。建設コストはさらに膨らんだ。

 日本側は事業費を回収するための電気料金の引き上げなどを求めたが、国民からの反発を恐れるトルコとの間で交渉が難航。トルコ国内の経済の混乱は長引いており、原発の建設費を捻出するのはさらに難しくなったとみられる。

 世耕弘成経済産業相は四日の閣議後会見で「今まさに協議中で、何らかの決定がされた事実はない」と述べた。 

◆相次ぐ海外輸出頓挫 残るは日立の英計画のみ

 安倍政権は世界への原発輸出を成長戦略の柱に掲げ、首脳同士のトップ会談で積極的に売り込んできた。しかし、東京電力福島第一原発事故の影響を受けた安全規制の強化による原発の建設費の上昇や、地元住民の反対で、輸出計画は頓挫する例が相次いでいる。

 これまで政府と国内原発メーカーはベトナムやリトアニア、台湾への輸出を計画してきたが、いずれも相手側が中断を決定。東芝も原発子会社だった米ウェスチングハウス・エレクトリックが経営破綻し、英国など海外での建設事業から撤退した。

 トルコへの輸出計画が失敗に終わると、残る主要計画は日立製作所が英国の小さな島アングルシー島で進める建設計画だけになる。この計画も当初のコストを大幅に上回っており、日立は建設するかどうか二〇一九年末までに最終判断することにしている。




















http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/628.html#c5
[政治・選挙・NHK254] 国民の不満や怒りはいつまでくすぶり続けるのでしょう。(谷間の百合)
国民の不満や怒りはいつまでくすぶり続けるのでしょう。
https://taninoyuri.exblog.jp/29885341/
2018-12-06 10:33 谷間の百合


水道民営化は竹中平蔵が旗売りをやっていたということで、本当にこの男は影の最高権力者のようです。

その権力の源は何でしょう。

マクロン大統領はロスチャイルドの番頭だと言われていますが、さしずめ竹中平蔵は日本の番頭という位置付けでしょうか。

日本に借金させてまでロシアと戦争させたロスチャイルドのことですから、さぞ日本にもロス人脈が広く深く根付いていることでしょう。

しかし、その本家本元が急速に力を失ってきているということです。

それがパリの暴動に顕在化しているということらしい。

燃料費の高騰は地球温暖化対策のためだと言っているのもなんとなくうさん臭い。

フランスではデモやストが大小合わせて年間3000くらいあるらしく、産経のパリ特派員の女性の、そのときの「人々のなんと生き生きとした表情と手際のよさか」との報告を産経抄が紹介しています。

デモやストでストレスを発散して、明日の活力にしているのでしょうか。

日本では、ハロウインで軽自動車を横転させてその上で暴れたということで4人の若者が逮捕されました。

こういうのを見逃したら大きな暴動に繋がりかねないという官邸の意向かもしれません。

しかし、デモを徹底的に規制しチョット暴れたら逮捕するということを繰り返したら国民の不満や怒りのマグマは蓄積される一方で、それへの恐れはないのでしょうか。

だからそのためのオリンピックということかもしれませんが、しかし腹が減ってはお祭りどころではなくなります。

そのときでもおとなしい国民は黙って耐えるのでしょうか。


余呉湖 左の山は賤ヶ岳



きのう、少し気持ちが明るくなったのは、藤原直哉さんの「日本と世界にひとこと」を読んで、世界や日本で労働組合が次々と誕生する兆しがあるというのを知ったからです。

「これからは、新自由主義のもとで虐げられた人びとが組合を作って新自由主義経営者と真っ向から衝突するだろう。」と。

藤原さんは、希望的観測を言っているだけなのかもしれませんが、わたしは希望があるとすればそこにしかないと思っています。

世界の労働者が連帯して新自由主義と戦うときだと。

ゴーンさんの逮捕やパリの暴動がその予兆であってほしい。

けさのニュースが、過労死レベルの教職員が40パーセントに達していると言っていました。

研修や部活、会議や書類の作成と仕事は増える一方だということです。

だれも減らすことを考えないから増えていくばかりです。

もしかしたら、過重労働を課すのは、国民に政治的関心を持たせないためなのかもしれません。

妻が政治のことを言うと、夫は仕事でいっぱいいっぱいなのだから政治の話はするなと怒るのだという話を、ネットで見ましたが、
つまり、そうなることが意図されての過重労働なのかもしれません。

たしかに、教職員の政治活動はほとんど見られなくなりました。


関ヶ原近辺




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/590.html

[経世済民129] 外国人材法案はブラック業界を助長し日本に新たな人権問題を生む(ダイヤモンド・オンライン)
外国人材法案はブラック業界を助長し日本に新たな人権問題を生む
https://diamond.jp/articles/-/187621
2018.12.6 窪田順生:ノンフィクションライター ダイヤモンド・オンライン


政府がゴリ押ししている入管法改正案が通れば、外国人労働者が大勢日本に入ってくる。しかし、低賃金・長時間労働の劣悪業界に彼らを送り込むことは、徴用工問題や慰安婦問題に匹敵する、新たな人権問題を引き起こしかねない。(ノンフィクションライター 窪田順生)

2025年の日本は地獄絵図!?
増える外国人は社会問題になる



人手不足なのは、そもそも待遇がブラックだから。そこに外国人を押し込もうという安易な発想は、国際的な人権問題に発展するはずである Photo:PIXTA

 ある朝、目が覚めてテレビをつけたあなたの目に飛び込んだのは、もはや食傷気味となっていたいつもの話題だった。建設現場で日本人上司から執拗な「言葉の暴力」を受けていたベトナム人の若者が、SNSに家族への遺書を残して自殺をしたというのである。

 先週は、福祉施設で働く中国人女性が、施設長から「胸揉んでいい?」「結婚しよう」などと迫られ、それを拒否したら「お前らのような外国人労働者はいつでも日本から追い出せるんだからな」と脅された音声をウェイボー(中国のSNS)にアップして大炎上したばかりだ。

 今回も、BBCやCNNをはじめ世界中のメディアが、「日本がまた外国人差別」なんておもしろおかしく取り上げるのは間違いない。今や「Black Company」や「sakusyu」(搾取)という言葉は、「karoshi」(過労死)とともに世界に知れ渡ってしまっている。

「外国人差別や低賃金労働を強いる国なんて他にもいくらでもある」と、当初は欧米の理不尽なジャパンバッシングだと主張する評論家も多かったが、次第に皆「あれ?そんなこと言ってましたっけ」という感じで口をつぐんだ。

 日本中で無職の若者たちが無差別に外国人を襲う事件が続発し、「外国人は出て行け!」と声高に叫ぶデモも増え始めたからだ。小学校では、「日本の福祉目当てに来るな」と外国人の子どもへのイジメが問題となっている。大阪で万博開催を間近に控えているというのに、日本のいたるところで「外国人への憎しみ」が渦巻いているのだ。

 まったくどこのどいつだよ、「外国人労働者」で世の中が良くなるなんて言ってたのは。いや、というより、7年前になぜ我々は、あの法案がどんな未来を招くのかということをもっと真剣に考えなかったのか――。

 しょっぱなから一体なんの話だと戸惑う方も多いだろうが、これは2025年ごろ、あなたが目の当たりにしているかもしれない、日本社会の「未来予想図」である。

 現在、政府がゴリ押ししている入管法改正案は、低賃金労働の固定化や、社会保障をどうするのかなど、さまざまな問題が発生することが指摘されているが、実はその中で最も早く、誰の目に見てもわかりやすい形で顕在化してくることがある。

 それは、「外国人労働者」という弱い立場の方たちに対する、パワハラとセクハラの問題だ。

すでに外国人労働者への
セクハラ・パワハラは勃発している


「認定外国人労働者第一号」が来日をした当初は、雇用主たちも世間に注目されていることもあって、高度経済成長期の「金の卵」のように大事に扱うが、2年、3年も過ぎれば、日本の労働者に対しても行なっているようなパワハラ、セクハラがポツポツあらわれはじめるだろう。そこに加えて、どの開催国でも起きている「五輪不況」によって、外国人労働者を受け入れた業界も苦境に陥ることで、かつての派遣労働者のように「雇用の調整弁」として、外国人労働者を「雑」に扱う企業が増えていく可能性が高いのである。

 なぜそんなことが言えるのかというと、冒頭の「未来予想図」のプロローグ的なことが、すでに日本のそこかしこで進行しているからだ。

 例えば、2014年6月に来日したガンボジア人の技能実習生は、東京都内の建設会社で配管工として働き始めたが、上司から「アホ」「死ね」など暴言を吐かれたあげく、工具でヘルメットを思いっきり叩かれた。

 さらに、作業中に電気のこぎりで、左手人さし指の先端を切断したら、「金欲しさにわざと切ったのだろう」と執拗にディスられて、うつ病になり労災認定されている。

 茨城の大葉農家に住み込みで働いた実習生の中国人女性は、大葉を束ねる作業を「内職」とされ時給300円でこき使われたあげく、作業中に雇用主からお尻などのボディタッチをされた。また、「結婚してくれ」「子どもを産んでくれ」などと囁かれ、入浴中に踏み込まれもした。

 もちろん、これは氷山の一角に過ぎない。実習生の多くは、日本に来る際に渡航費などを借金として背負っているケースが多いので、どんな理不尽な目にあっても逃げられない。貧しい寒村から身売りされた「おしん」のように、じっと耐え忍んでいるからだ。

 外国人留学生や技能実習生でさえ、まともな賃金と待遇で迎えることができないのが、今の日本の現実なのだ。法改正によって外国人労働者の総数がドカンと増えれば当然、「被害」の声を上げようという人も増えていくのは、火を見るよりも明らかだ。

外国人労働者が増えると
ブラック職場も増える理由


 なんてことを言うと、「留学生や技能実習生の問題を解決するためにも、『外国人労働者』をしっかりと活用できるような法整備が待ったなしなのだ」などと、もっともらしい反論をする方もいらっしゃる。こうした方々は、「労働者数が十分に増えれば、待遇は自ずと改善する」という楽観論者でもある。しかし、どんなに立派な制度設計をしようが、何十万もの労働者を受け入れようが、今の方向性では、100年経っても、外国人にパワハラやセクハラをする事業者を撲滅することはできない。

 一度でも、給料安くて待遇最悪、パワハラも蔓延みたいな職場で働いたことがある方ならばよくわかっていただけるだろうが、「ブラック労働現場」というのは、どんなに「人手」が足りてきたとしても、「ホワイト労働現場」に変わらない。

 大量の労働者が職場に流れ込んでも、賃金も低いし、待遇も悪いので、フットワークの軽い人は逃げ出すし、責任感のある人は潰れていく――という感じで、単に入れ替わりが激しくなるだけ。ブラックぶりはまったく変わらない。

 むしろ、職場環境は間違いなく悪くなる。

 ちょっと考えれば当然だ。経営者からすれば、低賃金労働者がじゃんじゃん来てくれるのだから、賃金を上げる理由が見当たらない。離職率が高いというのも裏を返せば、堂々と「使い捨て」にできるということだ。つまり、労働者が増えれば増えるほど、福利厚生や労働環境の整備をする必然性がどんどん減っていくのだ。

 ここまで言えばもうお分かりだろう。「外国人労働者」という名の低賃金労働者がワッと入っても、人手不足に悩む業界がホワイト化することは断じてない。むしろ、労働環境はより悪化して、彼らよりも弱い立場の留学生や技能実習生をさらなる苦境へと追いやることになるのだ。

 そして実はこれも、すでに発生している現象から容易に予想できる。それは技能実習生の「失踪」だ。

 現在、国会でも野党が追求しているが、外国人技能実習生が、受け入れ先企業と揉めて、姿をくらますケースが右肩上がりで増えていて、2017年には7000人を超えている。

「真面目でよく働きます」というのが謳い文句の彼らが、なぜ仕事をおっぽり出して逃げるのかというと、人間関係もあるが、最大の原因は「雇用のミスマッチ」が発生していることだ。

 現在の職場よりも、金払いのいい仕事があると聞いて、そちらへ流れていく。つまりは、低賃金で辛い仕事に嫌気がさして、次の日から出社しなくなる日本の若者たちと、それほど変わらぬ力学が働いているのだ。

 これも冷静に考えれば当然だ。国会や一部のインテリは、「来るべき人口減少のためにも、外国人労働者の受け入れは待ったなし」なんて感じで、外国人労働者のことを、日本人が思いのままに動かせる「奴隷」か「部品」のように捉えているが、彼らは我々となんら変わらない「人間」である。

外国人労働者受け入れの前に
ブラック業界の待遇を改善すべき


 人がやりたくないような辛い仕事はやりたくないし、低賃金でコキ使われるのは嫌に決まっている。もっといい賃金、もっといい環境で働きたいと考えるのは当たり前だ。

 日本人は勝手に、賃金も低くて待遇も悪いがゆえに日本人の働き手が集まらない業界へじゃんじゃん送り込もうとソロバンを弾いているが、彼らにも職業選択の自由がある。しょうもない低賃金で搾取したり、パワハラやセクハラが蔓延したりというブラック業界からは当然、どんどん離れていく。その動かぬ証拠が、7000人の失踪者だ。

 この雇用ミスマッチは、「外国人労働者」を何十万人受け入れたところで、なにも変わらない。つまり、今回の法案をいくら気張って通したところで、「人手不足」は解消されず、不人気業界の「ブラック化」に歯止めはかからない、むしろ「被害」を訴える労働者はどんどん国際色が豊かになっていくので、冒頭のように、日本の労働現場における「外国人差別」を世界の隅々まで広めることにしかならないのである。

 こんな暗い未来が容易に想像できるのに、「それでも日本人は戦争を選んだ」というのと同じように、「それでも日本人は外国人労働者の受け入れを選んだ」と、避けられない運命みたいに格好良く押し通そうという人も多いだろう。

 ただ、太平洋戦争に負けるにしても、もっといい負け方があったように、外国人受け入れも、もっといい受け入れ方がある。筆者は外国人労働者を決して受け入れるな、などと極論を言っているわけではない。先ほども申し上げたように「人手不足」というのは、ブラック労働がもたらす雇用ミスマッチが大きい。賃金アップや待遇改善という基本的な問題を、まずは国内の経済政策で解決しなくてはならないのだ。

 そこにまず着手をして、現在の留学生や技能実習生の賃金や待遇を上げてから、外国人労働者も受け入れようというのならばわかる。しかし、ブラック労働という日本国内の問題をキープしたまま、労働力の頭数合わせ的に海外から受け入れても、必ずセクハラやパワハラという問題が表面化し、最悪、国際的な人権問題に発展する。

 つまり、受け入れるにしても、ちゃんと体制を整えてから受け入れなくては、我々の子どもや孫の世代にひどい負の遺産を残すといっているのだ。

 それを我々は歴史の教訓から、痛いほど知っているはずだ。

新たに徴用工や慰安婦問題に
匹敵する国際問題を作りかねない


 ご存じのように現在、日本は韓国から徴用工問題を蒸し返されているが、「外国人労働者の『輸入』が日本社会に100年の禍根を残す理由」で述べたように、この朝鮮人労働者問題も元を辿っていけば、当時の日本企業が炭鉱採掘現場の雇用ミスマッチを解消できず、安易に「労働力の輸入」に頼ったからだ。

 いまだに、何かにつけて政治的かけ引きにも利用される、「従軍慰安婦」の問題も同じだ。「朝日新聞」が担いだ吉田清治氏の嘘をいち早く指摘していた歴史学者の秦郁彦氏の「慰安婦と戦場の性」(新潮社)によると、朝鮮半島には1910年代から日本人の芸妓、酌婦、娼妓という「接客婦」も多く進出していた。しかし、戦況が悪化するにつれて「日本人接客婦の減少を朝鮮人女性で埋めようとして」(同書P42)、貧しい山村から身売りされた朝鮮人女性を扱う朝鮮人女衒への依存度が増していったのだ。

 この構図は、日本人労働者が減少するブラック業界に、ベトナムや中国のブローカーが、貧しい村の人間をそそのかし、日本人の穴埋めをするかのように送り込んでいるのと、まったく変わらない。

 嘘だデタラメだ、といくら叫んでも、この2つの労働者トラブルが長い時を経て、いまなお日本を悩ます「人権問題」となっているのは、紛れもない事実だ。

 この歴史の教訓に学べば、外国人の働き手に対して、雇用主がセクハラやパワハラを行なっているこの現状が、これからどのような「人権問題」に発展する可能性があるのかもわかるはずだ。

 なぜ我々の親世代は、こんなバカな法案を通したのだ――。なんて調子で、70年後の日本人たちに呆れられないように、政治家のセンセイたちには、目先の参院選とかではなく、未来を見据えた議論をしていただきたい。


































http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/763.html

[政治・選挙・NHK254] 報酬額で大モメ「官民ファンド」は天下り先の“オモチャ”(日刊ゲンダイ) 
     


報酬額で大モメ「官民ファンド」は天下り先の“オモチャ”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243061
2018/12/06 日刊ゲンダイ


火花を散らす醜態(世耕経産相・左と田中JIC社長)/(C)共同通信社

 高額報酬を巡って、経産省が官民ファンドの「産業革新投資機構」(JIC)と対立。4日、世耕経産相が経産次官を処分して、自らも給与の自主返納を発表する異例の事態になっている。

 JICは今年9月発足。田中正明社長ら民間金融機関などから招いた役員に、業績連動を含めた年収で最大1億円超を支給することになっていた。ところが、これが一部で報じられ、政府内で「高すぎる」と批判が噴出。慌てた経産省が一方的に支給額を撤回し、JIC役員らが反発したというわけだ。田中社長は「取締役全員で一致して行動する」と納得せず、経産省は田中社長の解任含みで検討しているという。

 田中社長とはどんな人物なのか?

「三菱UFJフィナンシャル・グループの元副社長ですが、頭取候補にもなった大物バンカー。MOF担(旧大蔵省担当)だった関係で金融庁の森信親前長官と親しく、金融庁参与も務め、タッグを組んで『森改革』を実行していました。はっきりモノを言う“うるさ型”。森さんが自身の退任に伴い、JICの社長に押し込んだともいわれています」(金融ジャーナリスト・小林佳樹氏)

 高額報酬とはいえ、もともと経産省がOKしていたのだから、田中社長が激怒するのは無理もない。むしろ問題は金額ではなく、JICの存在自体だ。2009年に設置された「産業革新機構」が前身。お題目は「ベンチャー投資」だったものの、半導体大手の「ルネサスエレクトロニクス」や日の丸液晶メーカー「ジャパンディスプレイ」など凋落企業の救済マシンと化し、散々な評価だったのだ。

 加えて、革新機構の設置期間が15年間で2024年度までだったのを、JICに改組することで2033年度まで延長。「経産省が天下りの受け皿を維持し続けたい不純な動機」(小林佳樹氏)という見方がもっぱらだ。

 元経産官僚の古賀茂明氏もこう言う。

「もはや産業界への影響力を行使できない経産官僚にとって、官民ファンドは『自分たちが動かしている』という“やってる感”を味わえる数少ないオモチャ。それで延命策として衣替えしたわけです。しかし、前身の産業革新機構の案件を見ても、民間に任せればいいものばかりで、官民ファンドである必要はありません。政策的な支援なら補助金でやれますしね」

 報酬額で大モメして醜態をさらすより、解体が先だ。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/591.html

[原発・フッ素50] <原発のない国へ 原子カムラの抗い(上)> 生き残りへ作戦会議 「温暖化対策」で巻き返し  こちら原発取材班(東京新聞)
      


<原発のない国へ 原子カムラの抗い(上)> 生き残りへ作戦会議
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/869
2018年12月04日 こちら原発取材班 東京新聞

 さながら、原発の生き残りを懸けた「作戦会議」のようだった。大規模な国際会議なのに、非公開。開催の記者発表もない。

 英文の会議名を訳せば「原子力がエネルギー転換期において直面する課題と機会」。22カ国から130人のエネルギー官庁の高官や研究者、原発メーカー幹部らが11月13、14日、東京・霞が関の経済産業省に集まった。

 「作戦」は、複数の参加者への取材で漏れ聞こえてきた。原発で、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの不安定な出力を補完し、温室効果ガスの排出削減に取り組む「パリ協定」を満たそうというのだ。


NICE Future創設が協議されたとみられる2017年9月のウィーンでの松山政司内閣府特命担当相と、ペリー米エネルギー省長官の会談資料。開示請求したが、日本側参加者名以外は黒塗りだった

 「再生エネだけでは、パリ協定の目標達成は不可能だ」。世界原子力協会のキリル・コマロフ会長のプレゼンテーションに、大きな拍手が湧いた。

 経産省資源エネルギー庁の武田伸二郎・原子力国際協力推進室長は温暖化対策として、小型原発の開発方針を表明した。「2040年ごろに新しい原発が稼働するには、将来の建設のためのデザインを今、始めないといけない」と述べた。

 「原発の価値をどうすればPRできるか」をテーマにした討論では、英国のNPO代表が「再生エネとの組み合わせへの賛成は7割を超える」と報告した。

 会議を開いたのは、米政府などが主導する「クリーンエネルギーの未来のための原子力革新(略称NICE Future)」という連合体。その狙いを会議前の10月、来日した米エネルギー省のダバー科学担当次官が語った。

 「原子力がクリーンエネルギーに含まれるようにすることだ」

原発は発電で温室効果ガスを出さないが、「核のごみ」を出し、事故を起こせば深刻な被害を及ぼす。とてもクリーンとは言えず、10年から続くクリーンエネルギー大臣会合で前面に出ることはなかった。

 米トランプ政権になるとエネルギー省のペリー長官が、昨年6月の中国での大臣会合でNICEを提案し、今年5月にデンマーク会合で正式に発足させた。


今年5月、デンマーク・コペンハーゲンでの第9回クリーンエネルギー大臣会合で発言する大串正樹経産政務官(当時)=経済産業省提供

 「米国の本音は、原発業界の維持だ」

 長崎大核兵器廃絶研究センターの鈴木達治郎センター長は言う。米国では安価な再生エネの台頭で原発業界が競争力を失い、政府に助けを求めた。この夏、米政権が強制的に、原発の電気を送電会社に買わせるという救済策が報じられた。

 NICEは、原発再稼働の姿勢を続ける安倍政権にとっても「渡りに船」。日本は、米国、カナダとともに事務局となった。

 関連の動きは、日本国内ではほとんど未公表だ。経産省のホームページでは、大串正樹経産政務官(当時)が、NICE発足につながった大臣会合に出席したと伝えながら、NICEには触れていない。

 本紙はNICEに関連した文書の開示を経産省に求めた。出てきたのは、内閣府首脳とペリー長官の会談内容のメモだけで、それ以外は不開示。しかも、メモは「外交上の秘密」を理由に、真っ黒に塗られた「のり弁」だった。 (伊藤弘喜)



<原発のない国へ>原子カムラの抗い(中) 国際連携で小型炉開発
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/871
2018年12月05日 こちら原発取材班 東京新聞

「小型モジュール炉(SMR)は、原子力業界の常識を変える」

 アルゼンチン・エネルギー省のガダノ原子力担当次官が、本紙の取材に熱弁を振るった。SMRは小型原発の一種で、出力は従来の軽水炉の3分の1ほど。電力需要の小さな地域に向いている。主要部分を工場で造って現場で組み立てるので、建設費を抑えられる。

 アルゼンチンは、新興国などに原発の新たな需要を起こそうと、世界初の実用化を目指す。建設中の原型炉を2021〜22年に稼働させるのが目標で、米国、ロシア、中国、韓国などとしのぎを削る。


アルゼンチンが2021〜22年に稼働を目指す小型原発の建設現場=ブエノスアイレス州北部リマで(アルゼンチン・エネルギー省提供)

 ガダノ次官は11月中旬、日米とカナダが主導する「クリーンエネルギーの未来のための原子力革新(略称NICE Future)」の会議で来日した。は「地球温暖化阻止に原発が役立つ」という機運を盛り上げるだけでなく、技術連携もテーマ。ガダノ次官は「規格や規制ルールを世界で統一すれば、さらにコストが安くなる」とNICEに期待を寄せた。


アルゼンチン・エネルギー省のガダノ原子力担当次官=東京都港区で

 日本の経済産業省は、出力調整もしやすいSMRの特徴に着目。出力が不安定な再生可能エネルギーの補完を期待し、開発を進めると表明した。北海道や四国での再生エネの増加を念頭に、地方への導入を探る。

 2月、世耕弘成経産相が主催のエネルギー戦略を議論する有識者会合で、原発ベンチャー米ニュースケール社のレイエス最高技術責任者が、原発メーカーや経済界代表らに売り込んだ。

 「SMRは日本の製造業にぴったりはまる。ぜひ皆さんと協力したい」

 業界には温度差がある。経済協力開発機構(OECD)原子力機関のパイラール技術開発副部長は「一種の流行。ベンチャー企業はやる気満々だが、大手メーカーや電力会社は、そうでもない」と冷ややかだ。

 SMR研究を手掛ける日本の原発メーカー担当者は「小型なら出力も小さくなり、1キロワット時当たりの電力単価はむしろ高くなる。建設費を抑えることで、どこまで電気を安くできるか」と慎重だ。別のメーカーは「大量受注しないと、採算が合わない」と指摘した。

 投資の流れは、再生エネに傾いている。国際エネルギー機関によると、17年の再生エネへの世界の投資額は33兆円。原子力は2兆円にとどまった。

 経産省資源エネルギー庁の武田伸二郎・原子力国際協力推進室長は、NICEの国際会議で強調した。

 「技術の『死の谷』をいかに乗り越えるか。経産省として支援する」

 新技術の研究成果が商業化に結び付かず、埋もれることを意味する「死の谷」。その谷を越えるため、有望な計画を予算投入で支えるというのだ。経産省はSMRを含む原子炉技術の高度化への補助金として、19年度予算の概算要求に10億円を盛り込み、さらに拡大させる構えだ。

 NPO法人・原子力資料情報室の松久保肇事務局長が言う。「廃炉や核のごみの処理策もみえない中、日本が注力すべきは原発の後始末の研究だ。新型炉を支援する意味は、ない」 (伊藤弘喜、吉田通夫)



<原発のない国へ>原子カムラの抗い(下) 高温ガス炉と再生エネ 抱き合わせで生き残り図る
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/874
2018年12月06日 こちら原発取材班 東京新聞

 日本は小型原発の開発に乗り出す−。経済産業省幹部が都内での国際会議で表明した前日、兆しがあった。

 11月13日、国費で運営する日本原子力研究開発機構が東京・有楽町で開いた、一般向けの研究報告会。テーマの一つは、小型原発のうち、半世紀にわたって研究が続く高温ガス炉だった。高速炉・新型炉研究開発部門の国富一彦副部門長が、壇上で言い切った。

 「わが国が有する高度な高温ガス炉技術を利用して、(小型原発は)早期に実現が可能です」


HTTRの建屋地下にはガスの配管が張り巡らされている。左側が原子炉格納容器で、中に

 従来の軽水炉は原子炉を水で冷やすのに対し、高温ガス炉はヘリウムガスで冷やす。このガスは、燃料電池に使う水素の製造に利用できる。HTTRでは、他国の炉よりも高い950度のガスを取り出すことに成功。高温だと、水素製造の効率が上がる。

 従来の原発と決定的に異なる特長もある。出力調整のしやすさだ。ガスの圧力を下げれば、15分で発電量を75%下げられる。天候次第で不安定な太陽光など再生可能エネルギーの発電量に合わせて調整ができる。発電量を下げてもガスの温度は保たれ、水素の製造に影響しないという。

 「再生エネとのハイブリッド」。機構は高温ガス炉をこうPRするようになった。水素製造と調整能力で「相性」の良い再生エネと抱き合わせ、需要を高めようというわけだ。


11月13日に原子力機構が開いた報告会の資料

 機構は2040年代の実用化を目指すものの、HTTRは福島事故後、未稼働で研究は停滞。来年の再開を目指すが、原子力規制委員会の審査が終わらない。さらに実用化には、新たに「実証炉」の建設と民間の協力が不可欠でもある。

 1990年代のHTTR建設時は日立、東芝、三菱重工といった原発大手など多くの企業が参加。峯尾英章・高温ガス炉研究開発センター長は「オールジャパン態勢だった」と言う。

 だが、環境は変わった。業界関係者は「今後、国内で原発の新増設は極めて難しい。新たな投資は考えにくい」と口をそろえる。

 使用済み核燃料の問題も残る。100万キロワット級で軽水炉と比べると、運転4年後に出る使用済み核燃料の量は4分の1で済むが、処分先は宙に浮いたままだ。

 機構は他国との連携に望みをつなぐ。温室効果ガス削減のため、石炭火力から高温ガス炉への切り替えを検討するポーランドが有力候補。ただ、中国が来年にも実証炉稼働を計画しており、日本とポーランドとの関係に影響が出かねない。

 高温ガス炉で水素製造の実証試験が始まるのは、早くても27年。しかし、再生エネの普及は、水素製造の手段も変えつつある。20年には福島県浪江町で、太陽光による電気で水素製造が始まる。その工場は、原発の建設予定地だった場所に立つ。 (小川慎一)















































http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/629.html

[政治・選挙・NHK254] 百田尚樹『日本国紀』を見城徹・幻冬舎社長が絶賛! 裏ではコピペ&間違いをこっそり修正、幻冬舎の製造責任は…(リテラ)
百田尚樹『日本国紀』を見城徹・幻冬舎社長が絶賛! 裏ではコピペ&間違いをこっそり修正、幻冬舎の製造責任は…
https://lite-ra.com/2018/12/post-4411.html
2018.12.06 “コピペ疑惑”百田尚樹『日本国紀』を見城徹・幻冬舎社長が絶賛 リテラ

    
    こっそり修正された『日本国紀』(幻冬舎)


 発売直後から、記述の誤りやWikipedia等からの「コピペ疑惑」が取り沙汰され、話題をかっさらっている、百田尚樹センセイの『日本国紀』(幻冬舎)。その内容については先日、本サイトでも書評したが、どうも、増刷をかけるにしたがって、方々からツッコミを受けた箇所を“サイレント修正”しているようだ。

 たとえば『日本国紀』は、「万世一系」を説明するコラムのなかで〈日本には過去八人(十代)の女性の天皇がいたが、全員が男系である。つまり父親が天皇である〉と記載していた。本サイトでも指摘したように、実際には皇極天皇と元正天皇の父親は天皇に即位していないので間違いだ。当然、ネットでも「百田は男系を理解していない!」なるツッコミが相次いだわけだが、これが4刷(奥付11月25日発行)では〈日本には過去八人(十代)の女性天皇がいたが、すべて男系である。つまり父親を辿ると必ず天皇に行き着く〉というふうに直されていた。

 現在、『日本国紀』は5刷まで増刷されており、ネット有志の検証によれば、例の「Wikipediaコピペ疑惑」の箇所含む数多の修正がなされているという。ちなみに、都内の某大型チェーン書店では『日本国紀』が大量に平積みされていたのだが、いくつか手に取って確認してみたところ、修正前の1刷と修正後の4刷や5刷が混在していた。ようするに、コッソリと修正しただけで、前のバージョンの回収は行なっていないということらしい。

 問題は、書籍に修正の有無や履歴が記されておらず、当事者たちも訂正についてほとんど口を閉ざしていることだ。

 たとえば、張本人である百田センセイのTwitterを見てみると、〈ウィキから引用したものは、全体(500頁)の中の1頁分にも満たない〉(11月21日)、〈僅かなミスを指摘して、「嘘本!」呼ばわり。全体の1%にも満たないwikiからの引用を取り上げて、「コピペだ!」と印象操作〉(同24日)などと逆ギレするだけで、修正についてはだんまり。

 編集を担当した有本香氏も〈私含む編集側の校正ミスがあったことは読者の皆様にお詫び申し上げます〉(11月20日)とはツイートしたものの、修正箇所についての具体的言及はない。

 12月4日放送の『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)では、百田センセイとともに、ゲストとして『日本国紀』の「監修」として挙げられている江崎道朗氏が出演したが、やはり、二人とも『日本国紀』の修正には一切ふれなかった。

 だが、これは百田センセイだけの問題ではないだろう。というのも、版元である幻冬舎のホームページを見てみたが、やっぱり、謝罪はおろか、疑惑に関する見解や修正・訂正の告知、刷りごとに異なる記述の正誤表の類もいっさい、見当たらないのだ(12月5日現在)。こんなのってありなのか? まるで百田センセイと有本サン、そして幻冬舎がグルになり、「フェイク」や「コピペ疑惑」等を“なかったこと”にしようとしているみたいではないか。

 いや、なかったことにしようとしているどころではない。こんなに問題が起きている本であるにもかかわらず、幻冬舎はいまも社を挙げて、百田センセイを守り抜くつもりらしい。つい最近も、同社のドン・見城徹社長がホストを務めるトーク番組『徹の部屋』(AbemaTV)に、百田センセイと有本氏、さらに幻冬舎の『日本国紀』担当編集者である高部真人氏が出演。4人で『日本国紀』に対する自画自賛トークを繰り広げたのだ(11月25日放送回)。

■見城徹が『日本国紀』を「これを読むと全部わかる」「こんな歴史書なかった」と大絶賛

 なかでも、見城社長はいつも以上に大きな声で、こんな絶賛とヨイショを繰り返していた。

「日本国紀を読んでないと、今の日本をどう生きるかってことがわからないと思う。本当に!」
「(百田さんは)すっごく教養があってエンターテナー」
「私たちは何者でいまここに立っているのかってことが、これを読むと、もう全部わかるよね。そんな歴史書はなかったですよ」
「しかも作家がいち歴史の場面や一時代の人物をとって書くことはあったけども、こんなにちゃんと通史として書いたってこともないですよ。空前絶後ですよ」
「独断と偏見では何一つ書いてない」
「(百田さんも自分で)こんな本がよく書けたなって思うでしょ?」

 相当な読書量を誇っているはずの見城社長が、例の「Wikipediaコピペ疑惑」まで浮上した『日本国紀』を本気で「空前絶後」だと思っているのだとしたら、ちょっと苦笑いである。

 もっとも、番組では途中、見城社長が“サイレント修正”に触れるシーンもあった。“刊行前に百田氏がゲラを何度も直してきた”というエピソードを語るのだが、そこで「ただ、刷りが変わるごと、増し刷りするごとにいくつか直してんだろ?」と振った。これに高部氏は「はい、細かく直しています」と苦笑いし、百田センセイも小さな声で「また直すんです、はい」。

 ようするに、これだけで“サイレント修正”の禊を済ませてしまおうという腹づもりなのだろうか。ほんとうにこれが、一流作家の作品を出版している出版社の姿勢なのかと首をひねりたくなる。

 とはいえ、百田尚樹&幻冬舎といえば、例の『殉愛』を送り出したコンビだ。本サイトでもレポートしてきたように、『殉愛』をめぐっては「ノンフィクション」を謳っておきながら数々の嘘やデタラメ、捏造が発覚。周知のように、やしきたかじん氏の長女から訴えられた裁判は敗訴が確定、たかじん氏の元マネージャー・K氏が起こした名誉毀損訴訟でも東京地裁判決(11月28日)で百田氏と幻冬舎に賠償命令が下されるなど、連戦連敗の状況にある。

 しかし、幻冬舎はたかじん氏の長女に敗訴した昨年12月以降も、百田氏の著書を出版し続け、その製造責任をまったく説明してこなかった。そして今回、「幻冬舎創立25周年記念出版」と銘打ち、大々的な広告を打って『日本国紀』を刊行したわけである。ようするに、見城社長は一連の『殉愛』事件で懲りるどころか、むしろ、なんの痛痒も感じていないということだろう。

 ただ、幻冬舎・見城社長が百田センセイの日本通史を出版したのは、「百田の本は売れる」という商売上の皮算用だけが理由ではないかもしれない。今回、見城社長と有本氏が前述『徹の部屋』で明かしたところによれば、『日本国紀』を幻冬舎から出すことになったのは、昨年、同番組に安倍首相が生出演したときのことがきっかけだったという。

■『日本国紀』出版は安倍首相の『徹の部屋』出演がきっかけ

 先の総選挙の公示日2日前、2017年10月8日夜、見城社長は『徹の部屋』に安倍首相を呼び、見城社長は「ずーっと安倍さんのファン」「すごくハンサムですよ。内面が滲み出ているお顔ですよ」などと歯が浮くようなヨイショを連発、ゲストの有本氏らと一緒に“接待放送”を繰り広げた。

 有本氏によれば、当日、放送前の控え室で高部氏に呼ばれて見城社長と面会、見城社長は「マフィアの親分みたいに」「(楽屋の)真ん中にド〜ン!と座って」いたという。そして、見城社長からその場で「なんかさ〜、百田さんが歴史の本書くらしいんだけどさ、それウチだよな!」と口説かれたというのだ。

 『日本国紀』を幻冬舎から出版するという計画が、安倍首相の生出演時に飛び出したというのは偶然とは思えない。しかも、本サイトでも指摘した(https://lite-ra.com/2018/11/post-4381.html)ように、同書は最終的に安倍首相が悲願とする憲法改正の必要性を訴えるかたちで締めくくられている。見城社長も、先月の『徹の部屋』でこう力を込めていた。

「この本の大きな意義の、いっぱい意義はあるんですけれども、憲法改正ですよね。いかにこの憲法がデタラメのなかで押し付けられた憲法なのかっていうのがつぶさに書いてあります」
「自民党というのは党是として憲法改正を掲げてたわけだから。これもここ(『日本国紀』)にきちんと書かれていますけれども、その流れも全部。だから憲法改正は当然のことなんですよ。ね。それを憲法改正はいけないことだという、このなんか、野党の風潮というのはよくわからないね」

 さらに、60年安保デモの際、岸信介が官邸で「本丸で討ち死にするなら男子の本懐ではないか」と語り、「兄さん、二人でここで死のうじゃないか」と言う弟の佐藤栄作とともにブランデーを飲んだ、という『日本国紀』で紹介された“美談”を持ち出し、こう続けたのである。

「もう涙がでる話だね。だからその孫である、安倍晋三さんが、いま、憲法改正をしようと、努力しているっていうのは、本当につながっている話だよね」

 こういう発言を踏まえてみると、あらためて『日本国紀』という本は、見城社長の“安倍ラブ”によって、現在のかたちになってしまったのではないかと勘ぐりたくもなってくる。いずれにしても、百田氏、有本氏はもちろん、製造責任が問われている幻冬舎もまた、今回の一連の騒動や疑惑について、ちゃんと読者に説明する必要がある。

(編集部)



































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/592.html

[経世済民129] 米国株暴落でトランプ政権に浮上した「中国以上の強敵」の正体 まず屈服させるべきは、こっちかも(現代ビジネス)


米国株暴落でトランプ政権に浮上した「中国以上の強敵」の正体 まず屈服させるべきは、こっちかも
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58832
2018.12.06 安達 誠司 エコノミスト 現代ビジネス

株価下落の原因

12月1日の米中首脳会談において、トランプ政権は来年1月より予定していた2000億ドル分の中国製品に対する制裁関税(25%)の適用を90日間延期することを決めた。

これによって、「米中貿易戦争は一時休戦」という見通しが広がり、株式市場も年末に向けて上昇相場が再開されるのではないかという期待感が広がった。

だが、その期待は12月4日に早くも大きく裏切られた。4日の米株式市場では、ニューヨークダウ工業株30種平均(NYダウ)が前日比で800ドル近い下げとなった。4日は日本株も前日比で500円以上下げた。

この理由については色々なことがいわれている。そして理由の一つとして米中貿易戦争の動向が不透明であるとの見方があるようだが、制裁関税が先送りされたことには変わりがなく、いきなり12月4日に株式が叩き売られる理由にはなり得ない。

筆者が思いつく理由を強いて挙げれば、著名な「曲がり屋(または逆神)」が米中首脳会談の結果をうけて、あらためて先行きの株価に対して強気なレポートを発表したことくらいである(このところの彼の強気レポートはまさに神業のごとく、上昇相場の芽を摘んでいるのであなどれない)。



この株価下落の際にマーケット関係者の間で話題になったのが、米国国債市場での「逆イールド」である。「逆イールド」とは、残存期間の短い国債の利回り(短期金利)が残存期間の長い国債の利回り(長期金利)を上回る現象である。

残存期間が長いほど将来の価格変動リスクが高いため、その分、より高いリスクプレミアムがつく。そのため、一般的には、残存期間が長い国債ほど利回りが高い(この場合のイールドカーブは「順イールド」といわれる)。

だが、国債利回りは、将来の政策金利の予想に基づいて形成される側面もあるため、金融引締めがある程度進んだ段階で残存期間の短い国債の利回りが残存期間の長い国債の利回りを上回る現象が発生する。これが「逆イールド」である。

すなわち、金融引締めがある程度進むと、将来的には景気が過熱局面から減速局面に転じ、逆に将来時点では利下げによって政策金利の低下が見込まれるので将来の政策金利を加重平均して決まる長期金利の方が逆に低くなることがあり得るわけだ。

すなわち、国債市場で「逆イールド」が示現すると、これは現時点の金融引締めによって、将来、実体経済が減速し、それにともない、企業の収益環境の悪化が懸念される状況になる。したがって、国債市場の「逆イールド」は株価を下落させる可能性がある。

まだ「逆イールド」ではないが

思い起こせば、今年10月に始まった株価下落のきっかけは長期金利の上昇であった。単純に考えると、その逆の長期金利低下は株式市場にとっては上昇要因のように思える。

だが、前述のように、「逆イールド化」をともなう長期金利の低下は金融引締めの効果による将来の景気後退懸念を反映していることになるので、長期国債の低下による国債市場の「逆イールド化」は長期金利上昇以上に株式市場にとっては警戒シグナルである。

さらにいえば、「実体経済の指標はまだ堅調で景気減速の兆候を示すものはない」という意見もあるが、国債のイールドカーブの形状変化は実体経済指標の先行指標であり、実体経済指標は株価にとっては単なる遅行指標(もしくは株価予想にとっては無関係な指標)に過ぎない。よって、現状の実体経済の強さをいくら主張しても何の意味もない。

そこで、最近の米国国債市場のイールドカーブの推移を示したのが図表1である。



通常、逆イールドとはイールドカーブ全体(図表では翌日物から10年物までで描いている)で判断すべきものである。したがって、12月3日時点での米国国債のイールドカーブはまだ「順イールド」である。

実は、今回話題になったのは、「残存2年と残存5年の国債利回りの水準が逆転した」というものであって、正確にいうと、まだ「逆イールド」ではない。

さらにいえば、12月3日のイールドカーブの形状をみると、残存期間3〜5年の中期ゾーンの利回りの下げが相対的に大きく、イールドカーブが歪んでいるようにみえる。

「イールドカーブ分析」においては、中期ゾーンの歪みは考察の対象とされないので、イールドカーブの形状を歪めている残存期間3〜5年の金利低下は、一時的な需給要因などの「アノマリー」によるものであり、すぐに修正される可能性もある。

逆イールドが株価暴落につながるケース

ところで、今回の「5年-2年の金利差」は、将来の「逆イールド」の先行指標なのだろうか?

図表2は、1982年以降の5年債と2年債の金利差と10年債と3ヵ月物債の金利差の推移を示したものである。



今回のような5年物と2年物の金利差がマイナスになった局面は5回あるが、そのうち、10年債と3ヵ月物債の利回りのマイナス(逆イールド)に波及したのは3回である(1989年6月〜12月、2000年7月〜2001年1月、2006年8月〜2007年5月)。いずれも5年債と2年債の金利差がマイナスになって後、6ヵ月程度のタイムラグで逆イールドが示現している。

そして、この3回の逆イールドの局面のうち、逆イールドが示現した後に株価が下落局面に転じたケースは、2000年後半以降の「ITバブル崩壊」の時と2008年のリーマンショックの時の2回である。

ただし、リーマンショック時は、逆イールドと株価暴落のタイムラグが長すぎる。実際の株価暴落局面での長短金利差は2%を大きく上回る典型的な「順イールド」となっていた(図表3)。



それでは、逆イールドが株価暴落につながるケース(2000年と2008年)とそうではないケース(1989年)との違いは何か? それは、FRBの金融政策の転換のタイミングであったと考えられる(図表4)。図表ではわかりにくいので以下に実際のタイミングについてやや詳細に記載する。



2000年のITバブル崩壊のケースでは、2000年3月に5年-2年のゾーンで逆イールドが示現した。そして、イールドカーブ全体が逆イールドになったのが2000年7月で、2000年9月より株価は下落局面に転じた。この状況下でFRBが利下げに転じたのは2000年8月であった。

すなわち、イールドカーブ全体が逆イールドになって1ヵ月遅れでFRBは金融政策を緩和方向に転換させた。

リーマンショック時では、5年-2年のゾーンで逆イールドになったのは2005年12月、イールドカーブ全体で逆イールドになったのは2006年8月、株価が下落局面に転じたのは2007年11月(ただし、まだ暴落局面ではなかった)、そして、FRBが金融緩和に転じたのは2007年8月であった。

一方、1989年のケースでは、5年-2年のゾーンで逆イールドになったのは1989年1月、イールドカーブ全体で逆イールドになったのは1989年6月、そして、FRBが金融緩和に転じたのは1989年4月であった。株価はその後、多少の調整はしたものの、大幅な下げはなかった。

以上より、国債のイールドカーブにおいて、2年-5年のゾーンが逆イールドになるということは、将来、イールドカーブ全体で逆イールドが発生する可能性が出てきたことを意味している。

そして、逆イールドになる前にFRBの金融政策が転換しなければ、株価の暴落につながるリスクも否定できないということになる(ただし、現時点では12月3日の1日だけのアノマリーである可能性も否定できない。あくまでもこの12月中、2年-5年のゾーンで逆イールドが続けばという前提で議論を進める)。

FRBはいつ利上げをやめるのか

最近の金融政策についての議論においては、「中立金利(ないしは自然利子率)」の考え方が主流となっている。「中立金利」とは、金融緩和でもなく金融引締めでもない政策金利の水準を指す(ただし、インフレ率を控除した実質金利である点に注意)。

FRBの推計(ニューヨーク連銀のHPで公表)では、2018年10月時点の中立金利は0.82%である。12月17,18日のFOMC(連邦公開市場委員会)で0.25%程度の利上げが実施されれば、2018年末時点でのFF金利(政策金利)は約2.4〜2.5%程度となる。

直近のインフレ率(コアPCEデフレーター上昇率)は1.9%だから、実質FF金利は0.5〜0.6%程度となる。したがって、2018年末時点で、中立金利と実際の実質FF金利の差(これを「金融政策スタンス」とする)は0.2〜0.3%程度あるということになる。

この「金融政策スタンス」の推移を1982年からみると、プラスの局面(すなわち、理論的には金融政策は緩和的ということになる)でイールドカーブが逆イールドになったことはない(図表5)。



したがって、「金融政策スタンス」からみると、現状は、国債のイールドカーブが逆イールドになる局面はあったとしてもまだ遠い、ということになる。さらにいえば、FRBがそろそろ利上げをやめれば、逆イールドの可能性は遠のくということになる。

とはいえ、トランプ大統領にとってはこの国債市場の動きは気が気ではないだろう。2020年の大統領選での再選を目指すトランプ大統領にとって、いまや、国内景気とそれに大きな影響を与えうるFRBの金融政策は、中国問題以上の関心事であるかもしれない。

来年は、FRBが、トランプ大統領にとって、真っ先に屈服させるべき「敵」となるかもしれない。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/764.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍政府は国民が望まないことをなぜ次々と強行するのか? 
安倍政府は国民が望まないことをなぜ次々と強行するのか?
https://85280384.at.webry.info/201812/article_60.html
2018/12/06 06:04 半歩前へ


▼安倍政府は国民が望まないことをなぜ次々と強行するのか?

 安倍政府は国民が望まないことをなぜ、次々と強行するのか? 

 水道事業を利益追求の民間企業に委ねたら結果がどうなるかは目に見えている。

 料金が2倍、3倍になって苦しむのは私たち国民だ。なぜ、それが分からないのか?

**********************

 「民営化」への道が広がる水道法改正案が成立する見通しとなった。自治体は認可を受けたまま重荷の事業を企業に託すことができるようになるが、料金高騰や災害時の対応への不安がつきまとう。海外では再び公営に戻すケースが相次いでいる。

 水道事業は給水施設を独占する形を取るため、価格の高騰につながりやすい。パリ市は1984年に「水メジャー」と呼ばれるヴェオリア社やスエズ社とコンセッション契約を結んだが、約25年間で料金は3・5倍になった。

 オランダの政策研究NGO「トランスナショナル研究所」によると、少なくとも世界33カ国の267都市で水道事業が再び公営化されている。

 今回の法改正では民間企業との契約交渉は自治体任せとなっている。水道事業に詳しいコンサルタントの吉村和就氏は「水メジャーを相手に、危機的な状況に立たされている自治体が対等にやりとりができるとは思えない」と指摘する。  (以上 東京新聞)



改正水道法成立=運営権の民間委託促進
http://news.livedoor.com/article/detail/15700275/
2018年12月6日 13時45分 時事通信社


衆院本会議で、改正水道法が自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立し、一礼する根本匠厚生労働相=6日午後、国会内

 水道事業の経営基盤を強化する改正水道法が6日午後の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立した。

 人口減少による収益減や施設の老朽化などで経営が悪化する水道事業について、自治体が運営権を民間企業に委託する「コンセッション方式」の導入促進が柱。立憲民主党など野党は、民間企業の参入により水道サービスの低下を招く恐れがあるとして反対していたが、与党側が押し切った。

 同方式は、民間のノウハウを生かしてコスト削減につなげるのが狙い。同方式を導入しやすくする規定を盛り込み、自治体は国から水道事業を行う認可を受けたまま、民間に運営権を売却できるようにする。上水道事業で国内には導入実績はないが、宮城県や浜松市が検討している。 


































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/593.html

[政治・選挙・NHK254] 辺野古移設埋め立て攻防 「琉球セメント」も“安倍案件”か(日刊ゲンダイ)


辺野古移設埋め立て攻防 「琉球セメント」も“安倍案件”か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243141
2018/12/06 日刊ゲンダイ


普天間飛行場移設先の沖縄県名護市辺野古の沿岸部(C)共同通信社

 沖縄の米軍普天間基地(宜野湾市)の名護市辺野古移設のため強行されている、埋め立て用土砂の積み込み作業。搬入に使用される桟橋を設置した「琉球セメント」(浦添市)の届け出に不備があるとして、県が一時停止させていた作業が5日再開した。

 実はこの「琉球セメント」は、安倍首相のお膝元である山口の「宇部興産」(宇部市)の関連会社だ。

「宇部興産」といえば、安倍首相の祖父・岸信介元首相の長男である岸信和氏が16年間勤務。2015年には経産省から補助金交付が決定していたにもかかわらず、安倍首相が代表を務める政党支部に50万円の政治献金をして問題となった。

 そんな「宇部興産」は1998年、「三菱マテリアル」とのセメント事業を統合した際、公取委から独禁法上の問題があると指摘され、関連の「琉球セメント」への出資比率の引き下げなどを求められている。「宇部興産」と「琉球セメント」がズブズブなのは明らかで、沖縄では「今回の土砂積み込みも安倍案件」なんてウワサが飛んでいるらしい。

「琉球セメント」に現在の「宇部興産」との関係などを尋ねると、「もともと親会社と子会社の関係でした。今は株式を調整してつながりはほとんどなくなっております。昔のことなので詳しい話はわかりません」(担当者)と説明したが、沖縄でも「アベ友」が暗躍しているとすれば、トンデモない話だ。












































































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/594.html

[政治・選挙・NHK254] 辺野古移設埋め立て攻防 「琉球セメント」も“安倍案件”か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1911] kNSCqYLU 2018年12月06日 17:04:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[376]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/594.html#c1
[経世済民129] 毎月いくらかかる?避けては通れない介護「お金」の話(BEST TIMES)
毎月いくらかかる?避けては通れない介護「お金」の話
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181206-00009864-besttimes-life
BEST TIMES 12/6(木) 17:00配信


写真・図表:BEST T!MES


■特養にかかる費用は? 

〈連載「母への詫び状」第三十一回〉

 介護の話題を書いていると、お金について質問されることが多い。

「特養に入所するには、どのくらい費用がかかるんですか」

「ご両親が病気では医療費が大変でしょう。仕事を休んでいるのに、どうやって工面してるんですか」

 一番多い質問がこのふたつだ。

 お金の話は難しい。各家庭によって事情が全然違うだろうし、介護保険などの制度の話をするにも、その制度がたびたび改定されて負担金額がころころ変わってしまうからだ。

 特養(特別養護老人ホーム)の費用に関しては、平成27年8月に大きな改定がされて、所得や資産に応じた負担軽減制の基準が変わった。

 ざっくり言うと、以前は「そこそこ所得のある世帯以外は負担軽減されて安かった」のが、改定後は「少しでも所得のある世帯はもう負担軽減してもらえないので安くない」に変わった。

 具体的な金額は、専門のサイトを調べるか、ご自身の市町村やお近くの特養にお尋ねくださいと言うしかない。

 しかし、こんな答えをすると「いや、正確な話じゃなくて、いつかの将来のために、だいたいの金額を知りたいだけです」と食い下がられる。いつかの将来には制度が変わっていると思いますよと言いたいところをぐっとこらえて、父が入所した特養を例に、だいたいの金額を記しておこう。

 居住費+食費+介護サービス利用料。これが特養の基本。入所費や保証金は、有料老人ホームなどと違って必要ない。

・所得の少ない人は、月額合計が6万円から9万円くらい。
・それ以外の人は、月額合計が15万円から18万円くらい。

 現時点ではざっとこんな相場か。同じ入所者でも要介護度が変われば、料金は数千円の範囲で変わる。部屋が立派な個室だったり、相部屋だったりの場合も、料金は変わる。

■医療費は? 高額療養費制度を使うと…

 医療費についても知りたがる人は多い。

 両親の世話をするようになって、一番ありがたいと思ったのは、この医療費の安さだ。こんなにかからないのかと、驚くことが多かった。

 まず高額療養費の制度は、どのくらいの人が知っているのだろうか。ぼくは自分が病院の世話になった経験がなかったので、まるで知らなかった。

 高額療養費制度というのは、1ヶ月の医療費が一定の上限金額を超えたら、その超えた分を支給してくれる(払い戻してくれる)制度だ。年齢や所得によって、上限は細かく定められている。

 これもつい最近、平成30年の今年に制度が見直しされたため、以下に記す金額は当時の我が家の話である。

 母が入院をした。手術もした。いったい医療費はいくらかかるのかと心配したら、実質かかったのは月に4万4400円。1ヶ月まるまる入院しても、この金額でおさまった。

 たとえば、入院費や手術費が合計100万円かかったとする。母は75歳以上なので、負担するのは1割の10万円だった。これを病院の窓口で支払う。

 後日、高額療養費制度により、4万4400円の上限を超えた金額の5万5600円が支給される。何ヶ月、入院しても同じ。元の医療費が100万円でも、毎月の実質負担額は4万4400円にとどまる。

 残りの金額は国が払ってくれるのだから、ありがたい制度である。国に負担してもらいすぎだろうと思わなくもなかったが、そこはぼく個人がこれまで医者にかかったこともないのに何十年払い続けてきた健康保険の納付金が、親に使われたのだと思うことにして割り切った。

 これだけではない。両親は教職員の共済組合に入っていて、ここからも後日、お金が支給された。

 入院日数に応じたものだったか、あるいは医療費と介護費の合算による何かだったか、もう忘れてしまった。医療保険と介護保険の両方を利用する世帯には「高額介護合算療養費制度」というのがある。民間の生命保険も含めれば、とにかくいろんなところからお金が支給され、保険制度大国ニッポン、国家予算の医療費かかりすぎニッポンの、一端を垣間見る思いだった。

■もうひとつ、知らないと損をしてしまう話

 最後にもうひとつ。知らないと損をしてしまう話を。

「1ヶ月まるまる入院しても、負担する医療費は同じ」ということは、ケースによっては「月に数日しか入院しなくても、1ヶ月入院した場合と同じ医療費がかかる」という意味にもなる。

 簡単に言うと、入院するなら月をまたがないほうがいい。ぼくはこれを知らず、母の手術の時に「いつ入院しますか。急ぐ手術ではないです」と医者に言われたのに、一日も早いほうがいいだろうと焦り、すぐに入院手続きをとった。そしたら、それがたまたま月末で、月またぎの入院になった。

 高額療養費は月ごとに計算されるから、たとえば12月だけの入院で支払いが8万円なら、上限を超えた金額は戻ってくる。しかし月をまたぎ、11月の支払いが4万円、12月の支払いが4万円なら、どっちも上限を超えないから戻ってくるお金は0円。

 損得を計算して親の入院のタイミングをはかるものでもないだろうが、あとになって、自分の無知を知った次第だ。ネットで調べてみたら、この「月またぎは損」という医療知識は、出産の時に知る人が多いらしい。

 ああ、こんなところにも、妻や子供を持ったことがないロンリー独身男のハンデがあったとは。

※本連載は隔週木曜日「夕暮時」に更新します。本連載に関するご意見・ご要望は「besttimes■bestsellers.co.jp」までお送りください(■を@に変えてください)。

文/夕暮 二郎





http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/765.html

[政治・選挙・NHK254] 辺野古移設埋め立て攻防 「琉球セメント」も“安倍案件”か(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1912] kNSCqYLU 2018年12月06日 17:26:27 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[377]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/594.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 浜矩子「法案の国会通過を急ぐ政府・与党にギラギラ感を感じる」〈AERA〉 
浜矩子「法案の国会通過を急ぐ政府・与党にギラギラ感を感じる」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181205-00000012-sasahi-pol
AERA dot. 12/6(木) 16:00配信 AERA 2018年12月10日号


浜矩子(はま・のりこ)/1952年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。前職は三菱総合研究所主席研究員。1990年から98年まで同社初代英国駐在員事務所長としてロンドン勤務。現在は同志社大学大学院教授で、経済動向に関するコメンテイターとして内外メディア...


 経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。

*  *  *
 外国人労働者の受け入れ拡大のための出入国管理法改正案が、参議院で審議入りしている。12月10日までの国会会期内の成立を目指す。それが政府・与党のもくろみだ。

 この無茶苦茶な性急ぶりには、ひたすら唖然とするばかりだ。ともかくあきれることしかやらない人たちだ。どこまで国会を軽視し、野党をばかにし、議会制民主主義を愚弄すれば気が済むのか。多少なりとも大人らしい振る舞いというものを、どこかで教わる機会はなかったのか。

 それはそれとして、この入管法騒動の背景にあるのは、言うまでもなく「人手不足」問題だ。日本は人手が足りない。だから猫の手ならぬ外国人の手も借りるというわけだ。外国人は猫か。そう言いたくなってくる。さらにいえば、「人手」というのは実に妙な言葉だ。昔からある言葉ではある。だがこの際、使用禁止用語にした方がいい。

 人は人だ。人手という名の道具ではない。人手をヒトデと書けば、何やら怪しげなイメージが浮かんでくる。ヒトデ不足の海中には、ごくまばらにしかヒトデが泳いでいない。これでは海の中の生態系が調子を崩す。早々に、どこか別の海からヒトデを調達してこなければいけない。関門を開けろ。ヒトデを呼び込め。入ってきたら囲い込め。何なら連れ合いヒトデや子どもヒトデも取り込んでしまえ。

 こんな調子でヒトデ狩りをずんずん進める。そのための法律変更だ。とにかく急がなくっちゃ。ヒトデ狩りはどこでも課題になっている。日本が後れをとってはならじ。ヒトデ狩りのグローバル競争に打ち勝つべし。法案の国会通過を急ぐ政府・与党に、狩りに出る者たちのそんなギラギラ感に通じるギラギラ感を感じてしまう。

 人をヒトデ視し始めた時、人は人が人であることを忘れる。「我々は労働者を求めた。ところが、やって来たのは人々だった。」戦後スイスを代表する作家の一人、マックス・フリッシュの言葉である。彼がこの思いを語った時、やっぱり、人は人をヒトデ視していたのだろう。やって来てくれた人々に、政府・与党がヒトデ型のワッペンを配ったりはしないだろうか。とても心配になってくる。









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/595.html

[経世済民129] 師走相場に危険サイン 年末は「1万9357円」まで下落の恐れ(日刊ゲンダイ)


師走相場に危険サイン 年末は「1万9357円」まで下落の恐れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243139
2018/12/06 日刊ゲンダイ


一気に下落する危険性も(C)日刊ゲンダイ

 年末相場はヒドイことになるかもしれない――。兜町が震えあがっている。

「4日のNYダウは800ドル近く暴落しました。その流れを受け、東京市場も下落しています。株価の上昇チャートは完全に崩れてしまった」(市場関係者)

 日経平均は4、5日の2日間で655円以上も下げ、死守ラインだった2万2000円をアッサリと割り込んだ。

 市場が懸念していた米中貿易戦争は、関税上乗せの「90日間延長」が決まり、目先の悪材料ではなくなった。それなのに株価は下がりまくっているのだ。

「米金利動向が市場の重しになっています。長短金利の逆転現象が起きたのです。米国債の5年債と2年債では、通常、長期の5年債のほうが金利は高い。ところが、なぜか逆転してしまった。投資家は景気減速のサインと受け止め、株を猛烈に売ったのでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 5年債(利回り2.81%)と2年債(同2.82%)の逆転は10年以上ぶりだ。米景気の好調さが、株高を支えていた最大要因だっただけに、投資家の落胆は計り知れない。

 市場には、今月19日に上場するソフトバンクの購入資金を確保するため、「換金売り」が多発し、それが株安につながっているとの読みもある。

「本当にそうなら、いずれ株価は戻ります。でも、違う理由で下がっているのであれば、師走相場は悲劇かもしれません」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 チャート上の節目(下値メド)は日経平均2万971円だという。ここを割り込むと、次は2万347円だ。

「そこを下回ると2万円割れが現実になりかねません。昨年9月につけた1万9357円まで一気に下落する危険性があります」(黒岩泰氏)

 ここ2週間ほど、市場は日産ゴーンの逮捕に振り回された。今度は「2万割れ」の恐怖と戦うことになりそうだ。










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/766.html

[政治・選挙・NHK254] 庶民が払え。日本人富裕層の納税額が米国の半分以下という不公平  大村大次郎(まぐまぐニュース)
庶民が払え。日本人富裕層の納税額が米国の半分以下という不公平
https://www.mag2.com/p/news/378362
2018.12.04 大村大次郎『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』 まぐまぐニュース




前回の記事「元国税が暴露。『消費税は社会保障のため不可欠』が大ウソな理由」で、消費税がいかに欠陥だらけなものかを専門家目線で解説してくださった、元国税調査官で作家の大村大次郎さん。今回は、自身のメルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』で、消費増税の前に見直すべき税制として「投資家優遇税制」等を挙げ、その実態が富裕層の財産を守る公平性を欠いた「悪法」であることを暴露しています。

※本記事は有料メルマガ『大村大次郎の本音で役に立つ税金情報』2018年12月1日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め初月無料のお試し購読をどうぞ。

プロフィール:大村大次郎(おおむら・おおじろう)
大阪府出身。10年間の国税局勤務の後、経理事務所などを経て経営コンサルタント、フリーライターに。主な著書に「あらゆる領収書は経費で落とせる」(中央公論新社)「悪の会計学」(双葉社)がある。

“日本の金持ちの税金は高い”という大誤解

前号「元国税が暴露。『消費税は社会保障のため不可欠』が大ウソな理由」では、消費税というものがいかに欠陥の多い不公平な税金であるかということをご説明しました。が、「では消費税に代わる税収はあるのか?」という疑問を持った方も多いかと思われます。

日本の金持ちの実質的な税負担が、実は先進国の中ではもっとも低いので、金持ちにもっと税負担を課すべきだと、前号では述べましたが、今回は、それについて、もうすこし具体的に述べたいと思います。前号と重複しますが、先進国の所得税の負担率は、次のようになっています。


主要国の個人所得税の実質負担率(対国民所得比)世界統計白書2012年版より

日本  :7.2%
アメリカ:12.2%
イギリス:13.5%
ドイツ :12.6%
フランス:10.2%


この個人所得税というのは、先進国ではその大半を「高額所得者が負担しているもの」です。国民全体の所得税負担率が低いということは、すなわち「高額所得者の負担率が低い」ということを表しています。つまりは、日本の金持ちの税負担は、先進国の中で一番低いわけです。しかも、かなりの差が開いてのワースト1位なわけです。この部分について、もう少し掘り下げて説明したいと思います。

個人所得税について、アメリカと日本を比較してみますね。2015年度のアメリカの個人所得税の税収は、1.55兆ドルとなっています。1ドル=110円で計算しますと、170兆5,000億円です。これはこの年だけ突出した数字ではなく、だいたいこういう数字で推移しています。

では、日本はと言いますと、2015年度の16兆4,000億円です。この日本の数字も決して突出した数字ではありません。

で、両者を比べた場合、実に10倍以上も差があるわけです。日本の個人所得税の税収がいかに少ないか、ということです。

もちろん、アメリカと日本では、経済規模が違います。が、経済規模を調整したところで、日本は圧倒的に個人所得税の税収が少ないのです。アメリカと日本の名目GDPを比較した場合、アメリカは日本の約4倍です。現在の日本の所得税の税収を4倍にしても、65兆6,000億円しかありません。アメリカの半分にも遠く及ばないレベルなのです。

繰り返しますが所得税というのは、先進国のほとんどでその大半を高額所得者が負担するものなのです。だから、所得税の税収が低いということは、高額所得者の税負担が低いということなのです。だから、ざっくり言えば、日本の金持ちは、アメリカの金持ちの半分以下しか税負担をしていないということなのです。もし、日本の金持ちが、アメリカの金持ちと同等の所得税負担をすれば、約40兆円の税収となるのです。今よりも、24兆円も近くも増収になるのです。

現在の消費税の税収は、17兆円程度です。10%に引き上げても20兆円程度にしかなりません。だから、日本の金持ちがアメリカ並みの所得税さえ払えば、消費税増税の中止どころか、消費税を廃止してもおつりがくるのです。

しかも、です。アメリカの金持ちというのは、決して税負担が高い方ではないのです。アメリカでも、投資家の優遇税制などがあるため、近年、国民の不満が高まり、「格差解消」を訴えて社会問題と言えるほどの大きな運動になりました。ニュースでも大きく取り上げられたので、ご存知の方も多いはずです。そういう、決して金持ちの負担が大きいとは言えないアメリカと比べても、日本の金持ちは半分以下の負担しかしていないのです。日本の金持ちがいかに税金を払っていないか、ということなのです。

日本の金持ちは“名目上の税率”は高い

ここで大きな疑問を持った方も多いはずです。「日本の金持ちは、世界でもっとも税負担が大きい」ということを、政府や財界がよく喧伝してきたからです。確かに、日本の金持ちは“名目上の税率”は高いのです。先進国の最高税率は次のようになっています。


日本  :45.95%(復興税0.95%を含む)          
アメリカ:37.0%
フランス:45.0%
イギリス:45.0%
ドイツ :45.0%


これを見ればわかるように、復興税を加えれば、先進国の中で一番高いと言えます。が、前述しましたように、実際の税収を見ると、アメリカのGDP比の半分以下しかないし、先進国のGDP比と比べても軒並み低いのです。

「税率は先進国では高い方なのに、実際の税収はアメリカの半分以下」

これは非常に不思議な話です。なぜこういうことになっているのか、というと、日本の所得税には、金持ちに対して様々な抜け穴が用意されているからなのです。

日本は投資家天国

日本の金持ちの税金の抜け穴で、代表的なものは、株の配当所得です。以下のように日本の株の配当所得の税金は、実は先進国でもっとも安いのです。


配当所得に対する税金(財務省サイトより)       

日本  :15%
アメリカ:0〜20%
イギリス:10〜37.5%
ドイツ :26.375%
フランス:15.5〜60.5%


アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスと比べても、日本の税率15%といのは明らかに安いです。イギリスの半分以下であり、ドイツ、フランスよりもかなり安くなっています。あの投資家優遇として名高いアメリカと比べても、日本の方がはるかに安いのです。

日本では、本来の所得税の最高税率は45%ですが、配当所得は分離課税となっているので、どんなに高額の配当があっても15%で済むのです。分離課税というのは、他の収入と切り離して、配当所得だけを別個に計算することです。分離課税の最大の特徴は、いくら収入があっても税率が高くならないということです。配当所得は、「収入が高い人ほど税金が高くなる」という所得税のルールから除外されているのです。つまり、配当所得は何十億円、何百億円の収入があろうと、税率は15%なのです。

普通、個人の所得税というのは、さまざまな収入を合算し、その合計額に見合った税率を課せられるようになっています。たとえば、サラリーマンや個人事業などの収入があった場合は、所得の合計額が4,000万円を超えた場合は、最高税率の45%となっています。しかし、配当所得の場合は、他の収入と合算されることはありません。だからどんなに配当をもらっていてもわずか15%の税金で済むのです。つまり額に汗して働いた場合、最高で50%の税金を払わなければならないのに、株を持っているだけでもらえる配当所得には、わずか15%しか課せられていない、ということです。

一つの会社の株を個人で3%以上保有している大口株主の場合は、20.42%となっています。が、この大口株主の場合は、地方税5%が課せられませんので、実質的に他の株主と同様なのです。

格差社会を招いた投資家優遇

この投資家優遇税制は、昔からあったわけではありません。以前、株主配当の税金は、他の所得と同様に累進課税制度になっており、多額の配当をもらっている人は、他の所得の人と同様に多額の税金を納めていました。しかし、2003年の税制改正で、「どれほど多額の配当があっても所得税15%、住民税5%の税率だけでいい」ということになったのです。

もちろん、これは高額配当所得者には大減税になりました。2003年というと、消費税導入以降のことであり、3%から5%に増税した後のことです。国民全体には増税をしておいて、株主にはこっそり大減税をしていたのです。

しかも、株主優遇制度はそれだけにとどまりません。2002年には、商法が改正され、決算が赤字でも配当ができるようになりました。それまでは各年の利益から配当が払われるのがルールだったのですが、この改正により、その年は赤字でも、過去の利益を積み立てているような会社は、配当ができるようになったのです。このため、会社は赤字でも毎年配当をすることができるようになったのです。

なぜこういう「株主優遇」ばかりをしたのか、というと、簡単に言えば株価を上げるためです。株価が上がれば、経済指標上では、景気がよくなったということになりやすいのです。つまりは、名目上の好景気を演出したかったということです。

実際に、著しい株主優遇制度をつくった2000年代前半、日本は史上最長というほどの「好景気」の状態でした。トヨタなどの大手企業は史上最高収益を連発しました。そして、上場企業は、株式配当を以下のように激増させました。


上場企業の株式配当

2005年:4.6兆円
2007年:7.2兆円
2009年:5.5兆円(リーマンショックによる影響で一時的に減少)          
2012年:7.0兆円
2015年:10.4兆円
2017年:12.8兆円


この十数年間は、リーマンショックで一時的に減少したものの、「うなぎ登り」といっていいような上昇をしているのです。2005年と2017年を比較すれば、なんと約3倍の増加なのです。

もちろん、配当所得を得ている人は、収入が激増しました。昨今、日本では億万長者が激増しているそうです。世界的な金融グループであるクレディ・スイスが発表した「2016年グローバル・ウェルス・レポート」によると、100万ドル以上の資産をもっている人々、つまりミリオネアと呼ばれる日本人は282万6,000人でした。前の年よりも74万人近く増加しているそうで、増加率は世界一だったのです。この激増している億万長者の大半が、株の配当を得ている人だと推測されるのです。しかも、この億万長者たちは所得税をたった15%しか払っていないのです。

が、その一方で、この間に、サラリーマンの給料は以下のようにまったく上がっていません。


サラリーマンの平均年収              

2005年:437万円
2007年:437万円
2009年:406万円
2012年:408万円
2015年:420万円
2017年:432万円

(国税庁統計より)


安倍首相の財界への呼びかけなどで、この2、3年は若干、上がっているものの、まだ2005年の水準にさえ達していません。バブル期に比べれば20ポイントも下がったままなのです。それにも、かかわらず、サラリーマンは、社会保険料や消費税の増税で、負担は増すばかりでした。

こんなわかりやすい「金持ち優遇政策」はないでしょう。これでは、格差社会になって当たり前という感じです。また金持ち優遇制度は、株主だけじゃありません。開業医や地主など、金持ちの職業の大半にはなんらかの優遇制度があるのです。こうして、2000年代から現在にかけて、日本は深刻な格差社会に突入していくわけです。

株主への増税が見送られ消費税の増税だけが決まった

この配当所得の不公平に関しては、政府内でも批判があり、今年の1月の時点では、消費税の増税と同時に、配当所得の税率の引き上げも検討されていました。が、株価への影響などを考慮し、配当所得課税強化は見送られました。消費税の増税は予定通りに実行することが決められたにもかかわらずです。これを見れば、今の政府が何を大事にしているのかがよくわかります。

国民生活に大きな打撃を与え、格差を助長する消費税の増税は決行し、株価のことを配慮し、不公平をただすために配当所得の課税強化は見送っているわけです。国民生活の向上や、社会の公平は大事ではなく、目先の株価が大事なのです。現在、株価は、バブル期に並みに上昇しています。この数年で倍以上に上昇しました。一見、日本経済は好調のように見えます。

しかし、実際は日本人全体の生活は年々苦しくなってきており、それが少子高齢化の原因にもなっているのです。公益法人「1more baby 応援団」の既婚男女3,000名に対する2018年のアンケート調査では、子供が二人以上欲しいと答えた人は、全体の約7割にも達しています。しかし、74.3%の人が「二人目の壁」が存在すると回答しているのです。「二人目の壁」というのは、子供が一人いる夫婦が、本当は二人目が欲しいけれど、経済的な理由などで二人目をつくることができないということです。

サラリーマンの給料はこの20年で20ポイントも下がっているのに、消費税増税や社会保険料の負担増が続いています。それは若い夫婦の生活を直撃し、それが少子化の大きな要因になっているのです。

また昨今、日本では非正規社員が急激に増加していますが、これも、実は少子高齢化の大きな原因の一つになっているのです。男性の場合、正社員の既婚率は約40%ですが、非正規社員の既婚率は約10%となっています。派遣社員の男性は、現実的に結婚できていないということです。男性の派遣社員は、現在、500万人以上もおり、10年前よりも200万人増加しています。

この現状を見たとき、誰がもっと税金を払わなくてはならないか、誰の境遇を改善しなければならないか、一目瞭然です。サルでもわかる理屈です。

「サルでもわかるようなやるべきことを実行できない」

それが、今の日本なのです。そして、その象徴が消費税なのです。

image by: Shutterstock.com

大村大次郎 この著者の記事一覧
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[経世済民129] 高齢者になって持ち家がないとどうなる?「一生賃貸派」の残酷な末路 現役時代と同じようにはいきません(現代ビジネス)


高齢者になって持ち家がないとどうなる?「一生賃貸派」の残酷な末路 現役時代と同じようにはいきません
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58603
2018.12.05 沖 有人 スタイルアクト(株)代表取締役 現代ビジネス


持ち家か? 賃貸か? 住まいは一生を左右する買い物だけに、選択に迷う人も多いだろう。そんな中、「マンション購入は早いほど得をする!」と断言する人がいる。会員数23万人を超える分譲マンション価格情報サイト「住まいサーフィン」を運営、『独身こそ自宅マンションを買いなさい』などの著書もある沖有人氏だ。
4人に1人が「生涯未婚」の時代、「一生賃貸でかまわない」という人が、一体どんな末路をたどるのか? 沖氏はこう警鐘を鳴らす。


「一生賃貸派」の末路

「家を買うのは結婚してから」という通念が変わらないまま、4人に1人が生涯未婚という時代に突入すると、「一生賃貸派」が大量に増えることになりそうだ。



だが高齢者になると、現役時代と同じようには賃貸物件に入居できなくなってしまうという現実がある。賃貸入居には審査がある。そして高齢者の「審査落ち」はすでに社会問題化している。

高齢者が賃貸住宅を借りる場合の最初の関門は、入居時の家賃保証の問題だ。

20世紀の間、賃貸住宅に入居する際は、親や知人などに連帯保証人を頼むのが一般的だった。そうすることで家主は、借り手が家賃を滞納した場合には、保証人に対して取り立てを行うことができた。そのため保証人はちゃんとした職を持ち、社会的信用のある人に限定されていた。

しかし21世紀に入ると連帯保証人に代わり、専業の家賃保証会社が入居者から保険料を取り、滞納が出た場合に家主に対して家賃を立て替え払いする仕組みが確立された。今では新たな賃貸契約の7割以上が家賃保証会社を利用しており、残りが連帯保証人になる。

高齢者の場合も賃貸住宅に入居する際は家賃保証会社を頼むことになる。

しかし家賃保証会社は高齢者を嫌がる。

日本賃貸住宅管理協会による家賃債務保証会社の実態調査によれば、大家が拒否感を示す入居者の属性として、第一が障害者のいる世帯、第二が単身の高齢者、第三が外国人となっている。

単身高齢者は一人親世帯より、生活保護受給者並みに嫌われている。年代別審査状況の結果を見ても、年齢が高くなるほど入居審査を通りにくくなっていることが窺える。

なぜそうなるのか。

直接的理由としては、リタイア世代は現役世代に比べて年収が低いということがある。家賃保証会社は一定以上の収入がある人に対してはおおらかだが、所得が低い人に対してはきわめてシビアなのだ。

銀行預金の残高証明書など、それなりの資産があることを証拠として見せたとしても難しく、相続税を支払うほど資産がある人でさえ保証を断られてしまう。

このようなことになる背景には、高齢者の85%が持ち家に住む日本社会において、借家住まいを続ける単身高齢者が少数派ということがあるのかもしれない。

理由はともかく家賃保証会社で審査落ちとなれば、家主のほうも賃貸契約を拒否することになる。

そうなると連帯保証人を立てるしかないが、これは現役世代に限られる。大企業に勤めている息子でもいればいいが、独身で子供がいなければそれもできない。

高齢者は家主に嫌われる

家主のほうも高齢者は嫌がる。



これは「貸した部屋で死なれたら困る」という頭があるためだ。高齢者は居室内で死亡する確率が高く、単身だと発見が遅れる場合も多い。

死体が腐乱すれば異臭が発生し、遺品の処理なども面倒なことになる。

しかも人が死んだとわかれば、その部屋に入居したがる者は少なくなってしまう。

このような実態を改善すべく、2017年10月に「住宅セーフティネット法」が改正施行された。国土交通省ではこの法律に基づき、家賃補助や改修工事への補助と引き換えに、所得の少ない人やお年寄りなどの「住宅確保要配慮者」の入居を断らない賃貸住宅を、「セーフティネット住宅」として登録している。

だが補助を担う自治体は財政難から支援に及び腰で、目標である「2020年度に15万5000戸」に対し、制度開始から半年の時点で登録された賃貸住宅は600戸強に留まっている。目標達成率0.4%という状況だ。東京都では登録ゼロなので、今のところまったく役に立っていない。

国土交通省では将来的に50万戸のセーフティネット住宅登録を見込むが、実現の見込みが立っていないのが実情だ。

試算では、借家率が変わらないシナリオでさえ、東京都だけで高齢者の借家世帯数が10万増え、生涯未婚率分借家率が上昇するシナリオに至っては、70万近い高齢者の借家世帯数が増えるのだから、審査落ちする高齢者の自宅難民が続出する可能性がある。

現状で保証人が立てられない人へのセーフティネットとなっているのが、UR(独立行政法人都市再生機構)の賃貸住宅である。

URは民間と異なり国籍不問、職業不問で入居させてくれる。保証人、礼金、仲介手数料、更新料の「4つの『なし』」を売り物にしており、入居審査も比較的緩い。

誰でも入りやすい分、URには低収入の住民が多い。外国人や夜に働いている人も多く、治安や住環境はよいとは言えない。

またURの場合、もともと家族向けの団地だった物件が多く、平均して面積が大きく、その分、家賃もそこそこ高く設定されている。それほど面積を必要としない単身者にとっては割高感がある。

生活保護受給者を対象とした賃貸物件もある。

生活保護受給者には一定額の家賃分の住宅扶助が支給される。扶助の金額は地域や世帯の人数により異なり、東京23区の単身世帯であれば、4万900〜5万3700円となっている。

これは毎月、自治体から振り込まれるので、その直後に家賃の自動振替を行うよう設定しておけば、家賃の取りはぐれがない。そうした賃貸住宅では生活保護を受けている人を優先的に入居させている。

ただしそうした物件も住居としてはプアなアパートである。家賃が住宅扶助の上限を下回ることが前提となるからだ。現役時代にそれなりの収入を得ていた人にとっては、住環境が大きくグレードダウンすることになる。

高齢になってもまともな賃貸住宅に住めるのは、定年を過ぎても十分な所得がある人に限られるのが実態だ。

今さら実家に戻れるか?

今、東京・大阪・名古屋の三大都市圏に住む人の多くは、戦後に地方から移住してきた人たちとその子供世代、孫世代である。



高度成長期の地方の農家では、長男が家を継いで実家に残り、次男・三男は家を出て上京するケースが多かった。都市に移住したのは、そこに仕事があったからである。

この人の流れは今も続いている。地方から都市への人口流入量が多くなるのは、地方で有効求人倍率が低く、都市部で高い時期と重なる。2018年現在は景気が好調で人手不足が取り沙汰される状況で地方でも求人倍率が高いため、地方から都市への人口流入は頭打ちとなり始めている。

地方から上京した単身者は、最初は会社が用意してくれた寮や単身者用のアパートに住み、結婚したら社宅か家族向けの賃貸住宅に移り、子供が大きくなってきたら住宅ローンを組んで通勤圏内に家を買う、というのがパターンだった。かつて言われた、庭付き一戸建てを「上がり」とする「住宅すごろく」である。

いずれにせよ二度と実家に戻ることはない。上京はいつの時代にも片道切符だった。

高度成長期までは単身者の多くは実家が地方にあったが、今は世代交代が進み、通勤圏内に両親が買った実家があるという人が多くなった。

そのようなわけで、今の単身者の半数は実家で親と暮らし、半数は実家から離れて一人暮らしをしている。

実家が地方にある場合はもちろん通勤圏内にあったとしても、一度家を出た子どもが親のいるうちに実家に戻ることは難しい。家族の誰かが同居をやめたら、帰ってくることはない前提で取り扱われるようになる。

私自身も親元を離れて久しく、実家には今も私が使っていた部屋はあるが、完全に物置と化している。自分が高齢になり定年を迎えたからといって、今さら実家に戻ることはできない人が少なからずいるだろう。

単身者が高齢で要介護状態となった場合は、一人暮らしは無理になるので、介護施設に入居することになる。

コストパフォーマンスが高いのは特別養護老人ホーム(特養)だが、それだけに非常に競争率が高く、普通はまず、すぐには入れない。

その他の選択肢としては民営の有料老人ホームがある。有料老人ホームは実際に要介護状態になっていなくても、健康なうちから入居可能だ。

ただし入居金だけで数百万かかり、入居後も毎月数十万円の費用が必要になるため、多くは企業年金で入居費をまかなえる人が入居しており、持ち家もない単身者には高嶺の花と言ってよい。

結局、高齢になって持ち家がないと、まともなところには住めないということだ。

           



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/767.html

[政治・選挙・NHK254] 室井佑月「昭恵さん、これでいいの?」〈週刊朝日〉 
       
室井佑月(むろい・ゆづき)/作家。1970年、青森県生まれ。「小説新潮」誌の「読者による性の小説」に入選し作家デビュー。テレビ・コメンテーターとしても活躍。自らの子育てを綴ったエッセー「息子ってヤツは」(毎日新聞出版)が発売中

       
        (c)小田原ドラゴン


室井佑月「昭恵さん、これでいいの?」〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181205-00000023-sasahi-pol
AERA dot. 12/6(木) 7:00配信 週刊朝日  2018年12月14日号


 作家・室井佑月氏は、森友問題の疑惑に対して沈黙を貫く安倍昭恵夫人に、問いかける。

*  *  * 
 ネットでニュースをザッピングしていたら、安倍首相が昭恵夫人と仲良く手をつなぎ、飛行機のタラップを降りてくる写真が出てきた。

 安倍さんが問題山積みの国会会期中に、意味があるんだかないんだかわからない外遊に出かけていたのは知っていたが、昭恵さんもご一緒だったのね。

 森友学園の土地の約8億円値引きの真相は不明なままだ。公文書が改ざんされたり、国会で答弁した官僚が嘘をついたり。なにしろ、土地の値引きの根拠となる、地下深く埋まっていたゴミも嘘だったしな。

 この件について事実を捻じ曲げさせられ、耐えられず死を選んだ役人もいた。

 森友学園疑惑の真相のキーパーソンの一人は昭恵さんだ。彼女がなんにも考えず動いたことから、役人たちが忖度に忖度を重ね、不祥事が起きたの?

 でも、なんにも考えていなかったのなら、罪はないんだろうか?

 もし、彼女のせいで役人が不正を働いたというなら、二度とそういうことが起こらないよう考えなくてはいけないのではないか。

 閣議決定で公人ではなく、私人とされた昭恵さん。公人か私人かなんて、どうでもいいわな。

 本人が理解しているのかいないのかはさて置いて、今までは公権力を使っていたのだから(首相夫人付職員が何人もいたり、国有地を安くするよう、仲が良い人の相談に乗ったり、有名人を公邸に招いてパーティーをしたり)、公の場に出てきちんと自分の言葉で話されるべきだ。

 それからわかることもある。彼女にどれだけ力があったかなど。

 彼女がわからなくても、まわりの判断材料にはなる。森友問題の真相に近づく。

 じつは、家庭内野党といい、マスコミに出まくっていた頃の昭恵さんを、あたしは嫌いじゃなかった。

 天真爛漫のお嬢様で、悪い人には見えなかった。

 当時のあたしの印象通りの昭恵さんであったら、森友学園に自分がどうかかわってしまったのか、正直に国民の前に出てきてしゃべりたいと思っているはずだ。

 拙い言葉であっても、心がこもっていたら、その意図はあたしたちに伝わるはず。

 そして、この件で不正を働かされ自殺した方の、仏壇に手を合わせにいっただろう。フットワークが軽いのは、昭恵さんの良いところだったし。

 タラップを安倍首相と手をつなぎ降りてくる昭恵さんは、黒とベージュのスーツを着ていた。片襟だけがボーダー模様になっている、素敵なスーツだ。そして、はにかむような笑顔。

(ほんとに笑えてますか?)

 とあたしは思った。

 笑えているなら、怖い人だ。普通は、素敵なスーツを着ていても、気は晴れないでしょう?

 ひょっとして、つながれた手が、あなたを止める鎖になっているの? あれほどあたしたち国民と近づきたがったあなたなのに、なぜ逃げる?
























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/597.html

[国際24] フランス政府、燃料税19年引き上げを断念 デモ収拾なお不透明(ニューズウィーク)
フランス政府、燃料税19年引き上げを断念 デモ収拾なお不透明
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/19-14.php
2018年12月6日(木)11時50分 ニューズウィーク


12月5日、フランスのマクロン政権は、来年1月に予定していた燃料税の引き上げを6カ月延期するとした前日の発表に続き、さらに来年いっぱい増税を見送ることを決めた。写真は国旗を燃やす増税反対のデモ参加者。フォンテーヌノートルダムで4日撮影(2018年 ロイター/Pascal Rossignol)


フランスのマクロン政権は5日、来年1月に予定していた燃料税の引き上げを6カ月延期するとした前日の発表に続き、さらに来年いっぱい増税を見送ることを決めた。家計負担増に抗議する国内各地のデモが収まらないことから、一段の譲歩を余儀なくされた。

フィリップ首相は議会下院に対し、「政府は対話する用意があり、それを示している。この増税は2019年予算案から削除された」と表明した。

燃料税引き上げに対する抗議に端を発した「黄色いベスト」運動はフランス全土に広がっており、マクロン政権発足以来、最大の危機となっている。

政府はまた、これより先、富裕税(ISF)に関する政府の方針を変更する可能性があることも明らかにした。マクロン大統領は昨年、ISFの課税対象を不動産取引や不動産資産に限定する形で狭めており、「金持ちの味方」との批判を招いていた。

グリボー政府報道官はRTLラジオで、すべての税関連政策は定期的に見直す必要があるとした上で、「公的資金によって賄われるわれわれの政策が結果的に機能せず、うまくいかない場合は政策を修正する。われわれは愚かではない」と述べ、ISFは2019年秋に見直しを行う可能性があるとした。

グリボー氏はその後の定例会見で、マクロン氏が全ての政党や労働組合、企業経営者らに対し、平静を呼び掛けるよう訴えたと説明した。

来週はエネルギーおよび港湾部門で労組のストライキが行われる見通しで、デモが波及するリスクもある。政府が譲歩した後もデモが収拾する兆しが見えないため、政府は前週末のパリでの激しい抗議活動に続き、8日も暴力行為が繰り広げられる事態に備えている。

フィリップ首相は前日、燃料税引き上げを見送る6カ月の間に家計の購買力底上げに向けた施策を検討すると説明。支持率低迷にあえぐマクロン氏が2017年半ばの就任後初めて主要政策を転換することになった。

燃料税を巡る政策の転換によって、温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」に基づく二酸化炭素(CO2)排出量削減目標の達成が難しくなる可能性がある。

トランプ米大統領は4日遅く、ツイッターに「私の友人のマクロン氏とパリのデモ参加者が、私が2年前に達した結論に賛同してくれたことは喜ばしい」と投稿、パリ協定は「致命的な欠陥がある」と批判した。










http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/688.html

[国際24] 金正恩「親日の血筋」が韓国訪問で暴かれる(ニューズウィーク) 
金正恩「親日の血筋」が韓国訪問で暴かれる
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/post-11378.php
2018年12月6日(木)13時20分 高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト) ※デイリーNKジャパンより転載 ニューズウィーク


韓国の思惑で済州島を訪問すれば金正恩は「地雷」を踏むことになる可能性も KCNA-REUTERS


<韓国訪問で金正恩が母方の祖父・高京沢の出身地である済州島を訪れれば、大阪出身の母親・高ヨンヒの出自が明らかになり「親日派」のレッテルを貼られるかもしれない>

北朝鮮の金正恩党委員長の「不都合な出自」が、いよいよ白日の下にさらされるかもしれない。金正恩氏は、9月に平壌で行われた南北首脳会談で訪韓の意思を表明。支持率低下に悩む韓国の文在寅政権は、年内の訪韓実現を目指している。

タイムリミットは目前である。金正恩氏が12月中に訪韓することは、人権問題や様々な国際環境に照らせば極めて困難に思える。何よりも北朝鮮側の熱が冷めてきているようにも見える。

それでも、韓国政府はあきらめが悪い。文在寅氏は先月28日、「金正恩氏が訪韓したら何を見せたいか」という記者の質問に対して「済州島」だと答えたという。だが、これは「地雷」を踏む可能性が高い。

文在寅氏は9月に訪朝した際、金正恩氏と白頭山に登ったことから、その返礼の意を込めているのだろう。金正恩氏といっしょにヘリコプターで済州島にある韓国の最高峰・漢拏山(ハルラサン)を見物することも議論されているというが、あまりにも脳天気すぎないだろうか。

金正恩氏の実母は大阪出身の高ヨンヒ氏だ。

さらに高ヨンヒ氏の父親、つまり金正恩氏の母方の祖父である高京沢(コ・ギョンテク)氏は済州島生まれで、済州島には高京沢氏の記録が残っている。後に日本にわたった高京沢氏は、第二次世界大戦中に旧日本陸軍が管轄する工場で働いていた。北朝鮮の基準からすれば「親日派」というレッテルを貼られてもおかしくないのだ。

<参考記事:偽造旅券で日本潜入、金正恩一家の行き先は「美空ひばり記念館」

もちろん、日本の支配下にあった当時の朝鮮人に、仕事を選ぶのに「親日行為に当たるか否か」など考えている余地はなかった。日本に留学した若者の中からも独立運動の闘士が出ていることを考えて見れば、ほとんどナンセンスな議論でもある。

しかし、北朝鮮は金日成主席に始まる「白頭の血統」の歴史をウソで固め、完全無欠な愛国者に仕立て上げたお国柄である。高京沢氏の経歴は、十分に「ノーサンキュー」に違いないのだ。

金正恩氏が済州島を訪問、あるいは漢拏山を見物すれば韓国のメディアだけでなく、世界のメディアが「金正恩氏が母のふるさとを訪れた」と報じることは間違いない。祖父が日本軍と関係があったことも大きく報じられ、こうした情報は北朝鮮内部にも密かに流入するだろう。

<参考記事:北朝鮮の女子大生が拷問に耐えきれず選んだ道とは...

北朝鮮当局のプロパガンダに飽き飽きしている庶民は、「元帥様は親日派の血統」「白頭血統ではなく漢拏山血統、いや富士山血統だ」などと揶揄するかもしれない。

金正恩氏が自ら正当化してきた「白頭の血統」に大きな傷がつくことを、果たして彼自身が望むだろうか。

文在寅氏の支持率は見る見る下落している。それでも南北関係については一定の評価を得ている。金正恩氏の訪韓によって支持率上昇のきっかけをつかみたいのかもしれない。が、安易な意図が北朝鮮側に読み取られると、金正恩氏によって逆に手玉に取られるかもしれない。

[筆者]
高英起(デイリーNKジャパン編集長/ジャーナリスト)
北朝鮮情報専門サイト「デイリーNKジャパン」編集長。関西大学経済学部卒業。98年から99年まで中国吉林省延辺大学に留学し、北朝鮮難民「脱北者」の現状や、北朝鮮内部情報を発信するが、北朝鮮当局の逆鱗に触れ、二度の指名手配を受ける。雑誌、週刊誌への執筆、テレビやラジオのコメンテーターも務める。主な著作に『コチェビよ、脱北の河を渡れ―中朝国境滞在記―』(新潮社)、『金正恩 核を持つお坊ちゃまくん、その素顔』(宝島社)、『北朝鮮ポップスの世界』(共著、花伝社)など。近著に『脱北者が明かす北朝鮮』(宝島社)。




















http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/689.html

[政治・選挙・NHK254] 金正恩「親日の血筋」が韓国訪問で暴かれる(ニューズウィーク) :国際板リンク 
金正恩「親日の血筋」が韓国訪問で暴かれる(ニューズウィーク) 

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/689.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/604.html

[経世済民129] 米中合意の「追加関税拡大90日間猶予」は問題の先送りに過ぎない(マネーポスト)
米中合意の「追加関税拡大90日間猶予」は問題の先送りに過ぎない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181206-00000005-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/6(木) 20:00配信


G20後の「米中合意」は2国間関係の進展と言えるのか(Getty Images)


 11月末に、アルゼンチンのブエノスアイレスで開催された今回の主要20か国・地域(G20)首脳会議は、大いに注目されていた。今回のメインテーマは、貿易摩擦問題であり、特に12月1日の米中首脳会談で、何らかの合意があるのではないか、といった期待感が、マーケット(金融市場)にあったからだ。

 この米中首脳会談では、中国が貿易不均衡を是正する方向で、米国に譲歩する姿勢を見せた。それに対応して、米国は、2019年1月1日から発動を予定していた「2000億ドル相当の中国製品に対する関税の25%引き上げ」を、90日間先延ばしにすることを決めた。

 米中の合意の内容としては、2019年1月からの追加関税の拡大に90日間の猶予期間を設ける。ただし、中国は、米国の大豆などの農産物の輸入を増加させる。90日以内に中国の「強制的な技術移転、知的財産権侵害、サイバー攻撃」の改善に関して、米中間で合意がなされなければ、追加関税の拡大を実施する可能性がある。

 今回の米中の合意は単に問題を先延ばししただけに過ぎないのではないか。中国が90日以内に、米国が納得する程の大幅な譲歩ができるとは考えにくいからだ。

 もちろん、米国側も90日以内にすべてを改善せよと求めている訳ではなく、90日以内に米中間で新たな合意をすることを条件にしているのだが、米国が満足する程の合意に至るとは考えにくいだろう。

 言い換えれば、「90日以内に米中間で新たな合意をすること」は、今回の貿易戦争に関して、「米国の圧勝、中国の完全な敗北」を意味することになる。面子を重んじる中国の立場を斟酌すると、それは受け入れがたいのではないか。

 確かに90日間の猶予期間は設定されたのだが、果たして手放しで良かったと言えるのか、大いに疑問だ。むしろ、90日後に大問題が勃発することになる、あるいは、90日の期限が近づくに連れて不安が拡大していくことになるのではないか、と危惧している。

 現時点では、問題を先送りしただけで、何ら具体的な進展は見つかっていない。つまり、今回の米中間の合意は、猶予期間を設けただけで、そもそも合意と呼べるような内容ではない、ということだ。

米国の対中貿易赤字を解消する方法は2つあるが…

 普通に考えてみても、米国の巨額の対中貿易赤字が、解消に向かう合意策は、そう簡単には見つからない。仮に巨額の対中貿易赤字を解消せさる策があったとしても、中国の立場で見れば、到底、それを受け入れることはできないだろう。

 米国の巨額の対中貿易赤字を解消する方法は、「中国が米国から、巨額の輸入をする」あるいは、「中国が米国に輸出をしない」ということだ。

 中国が米国から巨額の輸入をするとしても、それに見合う物品(適合する品物)はなかなか無い。中国が米国から大豆などの農産物を大量に輸入しても、金額ベースで考えると、貿易問題を解消するには程遠いだろう。また、仮に米国から農産物を大量に輸入する場合には、中国国内の農業従事者を保護する政策も必要となる。

 金額ベースで考えると、中国が米国から自動車や機械を大量に輸入する方が理に適うわけだが、中国国内のそういった産業分野からは、当然、反発が起こるだろう。

 さりとて、中国が米国に輸出をしないことも、事実上、不可能と考えている。米国に代替して、中国で生産された物品を、大量に消費できる国も、おいそれとは見つからないからだ。

 だから、米中の貿易摩擦問題は、簡単には解決には向かわないのだ。

 個人的な意見だが、G20の理念は素晴らしいのだろうが、実質的にはG20は形骸化しており、決定力に欠けると考えている。米中に貿易摩擦問題があるのならば、さっさと米中首脳会談を行えば良いのに、2国間で対応せずに、今回のG20まで、先延ばししてきた。G20があったので、仕方なしに米中の首脳がテーブルに付いただけに映る。

 それでは、双方に、解決に向かう本気の姿勢が見えない。だから、ブエノスアイレスのG20は、個人的には全く期待できないと考えていた。案の定、今回の米中の合意は、単なる90日間の先延ばしに過ぎない。2国間の問題が、何かしらの解決に向かっている訳ではない、というのが現状なのだ。

(2018年12月06日東京時間13:30記述)

◆松田哲(まつだ・さとし):三菱信託銀行、フランス・パリバ銀行、クレディ・スイス銀行などを経て、オーストラリア・コモンウェルス銀行のチーフ・ディーラーとして活躍。現在は松田トラスト&インベストメント代表取締役として外国為替や投資全般のコンサルティング業務を行う。HPは「松田哲のFXディーラー物語」(http://matsudasatoshi.com/)。メールマガジン「松田哲の独断と偏見の為替相場」も発信中。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/775.html

[経世済民129] 人生100年時代 終の棲家だったはずのマイホームも手放す羽目に…(マネーポスト)
人生100年時代 終の棲家だったはずのマイホームも手放す羽目に…
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181206-00000003-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/6(木) 16:00配信 週刊ポスト2018年12月14日号


マイホームは「終の棲家」のはずだったが…(イメージ。Getty Images)


 日本人の平均寿命は男性約81.1歳、女性約87.3歳(2017年)に達したが、実は、日本人の“本当の寿命”はもっと長い。同い年の2人に1人がその寿命まで生きる「50%生存年齢(寿命)」を試算すると、現在55〜60歳の男性の「2人に1人」は90歳超、女性の半数は100歳近くまで生きると推定されている。人生100年時代は“遠い将来世代”の問題ではなく、現在の50代、60代の世代が直面する現実なのだ。

 人生100時代を見据えるとマイホームの老朽化は見落とせない。木造住宅の寿命は平均30〜40年とされ、マンションも50〜60年経てば老朽化が進んで建て替えを具体的に検討する段階になる。

 現役時代に「終の棲家」として購入したはずなのに、高齢になって高額な建て替え費用を負担できず、家を手放さなければならないケースがこれから増えてくる。ニッセイ基礎研究所の村松容子・准主任研究員が語る。

「人生80年時代には、子供がリタイアする頃、親が平均寿命を迎えて家や預貯金を受け継いで年金生活に入るという相続のサイクルがあった。

 しかし、寿命が延びても退職年齢は65歳だから、子供がリタイア後も働いて十分な給料を得るのは容易ではありません。親子とも年金生活という期間が長くなってしまい、相続財産をどんどん切り崩して食いつながなければならなくなる」

 そうして蓄えが尽きてしまえば――。年金、相続から介護、老人ホームへの入居まで、発想を根本から変えなければ、親子2代の老後資産の破綻が待ち受けている。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/777.html

[経世済民129] 夫の死後「とりあえず全遺産を妻が相続」、あとで大損するケースも(マネーポスト)
夫の死後「とりあえず全遺産を妻が相続」、あとで大損するケースも
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181206-00000002-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/6(木) 15:00配信 女性セブン2018年12月13日号


二次相続まで考えると「子」が相続した方が税金は安くなるケースも


 2019年1月から始まる制度改正で相続に注目が集まっているが、「節税したつもりなのに、結果的に税金が高くなった」「遺産分割で親族で揉めた」──曖昧な知識のまま相続に挑むと、後悔することも少なくない。だからこそ、しっかりと制度についての知っておきたいところだ。

 夫婦間の相続では、1億6000万円までは相続税がかからない「配偶者の税額軽減」制度がある。

 この配偶者の優遇は強力で、何億円もの資産をもつ富裕層でない限り、配偶者に高額な相続税が課されることはほぼなくなる、配偶者だけに与えられた特権だ。

 そのため、夫の死亡時、妻の他に子供などの相続人がいても「妻に全額相続させた方が相続税がかからずお得」と考える人もいるだろう。しかし、世の中はそう甘くない。相続コーディネーターの曽根恵子さんが話す。

「相続財産が1億6000万円以下なら夫から妻への『一次相続』時の納税はゼロですが、将来妻が亡くなって子が相続する『二次相続』時には注意が必要です。子には配偶者のような特例がなく、相続人も1人減っているため、相続時に適用される基礎控除も減って、税金が大幅に増える可能性があります」

 たとえば、5000万円(自宅3000万円+現金2000万円)の遺産を妻と子2人が相続し、妻の個人資産が1000万円ある例で見てみよう。妻が全額相続した場合、一次相続時は税金がかからないが、二次相続時に子2人にそれぞれ90万円相続税がかかる。

 一方、一次相続時に妻が遺産の6割を相続し、子2人が残りの4割を相続した場合、一時相続時に子2人にそれぞれ4万円の相続税がかかるが、二次相続時の相続税はゼロになる。

 つまり、税金がかからないからと安易に妻が全額相続すると、二次相続時に172万円も余分に相続税を支払うことになるのだ。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/778.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍首相の改憲先送りは野党潰しと衆参同時選の一石二鳥だ  天木直人 
安倍首相の改憲先送りは野党潰しと衆参同時選の一石二鳥だ
http://kenpo9.com/archives/4523
2018-12-06 天木直人のブログ


 今朝のニュースが一斉に流した。

 安倍首相は今国会の改憲案提出を断念したと。

 このことだけを見ると、安倍首相が野党の反発をおそれて譲歩したように見える。

 しかしそうではない。

 安倍首相には、今国会で改憲案の提出を急ぐ理由はどこにもない。

 いや、来年の通常国会でさえ改憲提出をしなくてもいい。

 なぜならば、もはや改憲は米国との関係ではまったく必要ではなくなったからだ。

 日本の外交・安保政策はとっくに安倍政権になって憲法9条違反状態が常態化してしまった。

 そして野党はもはやかつてのように国会で外交・安保を本気で追及しなくなった。

 だから、安倍首相にとって憲法9条改憲は、憲法9条違反の政策を既成事実化したあとで、自らの任期中の最後に行えばいいのだ。

 安倍首相にとっての最優先策は、改憲が出来るまで安倍政権を続けることだ。

 そのためには、来年の参院選に勝ち、任期を全うする基盤をつくらなければいけない。

 そのためには、野党共闘を潰さなければいけない。

 9条改憲を引き延すことは、その最善の策なのだ。

 改憲案提出を急がなければ、安倍改憲に反対の野党は肩透かしを食らう。

 改憲以外のテーマでは野党はバラバラだ。

 安倍政権を追いつめるテーマにはなり得ない。

 こう考えた時、改憲案の国会提出断念は、譲歩と見せかけて、実は野党潰しと衆参同時選の一石二鳥なのだ。

 その事を教えてくれるメディアや評論家は出てくるだろうか(了)



自民、改憲4項目の今国会提示断念 参院選前の発議困難
https://digital.asahi.com/articles/ASLD556W0LD5UTFK00Y.html
2018年12月5日21時05分 朝日新聞

 衆院憲法審査会は5日、自民党が目指した6日の審査会開催を見送ることを決めた。同党は、安倍晋三首相が意欲を示した憲法9条への自衛隊明記を含む「改憲4項目」の今国会提示を断念する。当面、与野党対立が収まる気配はなく、来年の参院選前の改憲案発議も困難な情勢となった。

 10日に会期末を控え、6日は衆院憲法審の最後の定例日となる。与党筆頭幹事を務める自民の新藤義孝・元総務相は5日、立憲民主党の山花郁夫・野党筆頭幹事と国会内で会談。新藤氏が6日開催を求めたのに対し、山花氏は開催できる環境にはないと拒否した。

 自民、公明両党などの幹事らは対応を協議し、6日開催を見送ることにした。自民は今国会で「改憲4項目」の提示を目標に定め、6日の提示を模索した。だが、強硬な運営には出入国管理法改正案の会期内成立をめざす参院側や公明が反対するなどし、「今国会での提示はできない」(首相側近)との判断に傾いた。

 来年の通常国会では、統一地方選や参院選を見据えた与野党対立が予想されるほか、公明も参院選前の改憲案発議には慎重姿勢を示している。参院選までの発議は困難な見通しだ。


























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/607.html

[国際24] 中国とアメリカの貿易戦争:欧米帝国を救おうとする窮余の動き(マスコミに載らない海外記事)
中国とアメリカの貿易戦争:欧米帝国を救おうとする窮余の動き
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-75b2.html
2018年12月 6日 マスコミに載らない海外記事


Andre Vltchek
2018年11月30日

Information Clearing House

 中国の国際主義巨大プロジェクトを目撃する機会がある人たちの大部分は、明らかに欧米の崩壊が間近なのを理解している。欧米は(中国独自の特徴を持った)社会主義原則の上に作られる、地球上人口最大の国の大変な熱狂と進歩的精神と決して競合できまい。

 ラオスの田舎で、この文章を書きながら、私は文字通り、巨大な橋やトンネルを築き、アジアで最も貧しい国の一つを、中国と東南アジアの両方と結び、田舎の住民用の病院や学校や小さな工場、空港や水力発電所を建設して活動中の中国人エンジニアや労働者の軍団に会った。要するに、生計手段とインフラストラクチャーの両方を提供して、大多数のラオス人を貧困から救い出すのだ。

 中国は、ごく小さな南太平洋の島国から、アフリカの国々まで、欧米の植民地政策と帝国主義により、何世紀も略奪されてきた世界に対して、まさにこの全てを行っている。それは困窮するラテンアメリカ諸国を助け、その全てを行いながら、自らも素早く中産階級の、エコロジー的、文化的にも責任を担う国に成長しつつある。可能性として、西暦2020年までに、全ての極端な困窮を絶滅させる見込みが最も高い国だ。

 欧米はおびえている!

 これは欧米国際秩序の終わりであり得たし、予想よりずっと前に全て実際に起き得ていたはずだ。

 それで、欧米は、アジア太平洋におけるアメリカ軍事力の増強から、東南アジアのいくつかの国々プラス日本に、政治的、軍事的に、中華人民共和国を苛立たせるよう促すことまで、考えられるあらゆる手段で、中国に敵対し挑発している。最近、欧米とその属国の反中国宣伝は耳障りなまでの盛り上がりに達した。最近私のエッセイで説明したように、中国は文字通り「あまりに共産主義的」、あるいは「十分に共産主義ではない」という、あらゆる理由で非難され、攻撃されている。

 欧米は中国の経済慣行全てを嫌悪しているように見える。中央計画であれ、「社会主義的目標のための資本主義的手法」であれ、あるいは中華人民共和国の普通の市民を犠牲にして、多国籍企業を豊かにするのではなく、国民の生活水準を改善しようとする中国の新指導体制の揺るぎない願望であれ。

 これは貿易戦争のように見えるが、実際はそうではない。「欧米対 ロシア」、「欧米対 中国」というイデオロギー戦争だ。

 欧米とそのお仲間(日本や韓国のような欧米属国のお仲間同様)の言いなりで、意のままだった世界の一部を、中国は、ロシアと共に、事実上脱植民地化しているのだ。

 どのようなラベルを貼られようとも、世界中の多くの貧しい、かつて脆弱だった国々が今北京とモスクワの保護を求めて、明らかに脱植民地化が起きている。

 ところが「踏んだり蹴ったり」で、脱植民地化に平行して、「脱ドル化」も起きており、益々多くの国、特に欧米の通商停止や、不公平で、しばしば極めて残忍な制裁の被害者諸国を元気づけている。ベネズエラは、そうした例の最新のものだ。

 多数の国によって、国際取り引きに採用されている最も信頼できる、安定した「代替」通貨は、中国元(RMB)だ。

*

 世界全体の繁栄、あるいは「世界的繁栄」は明らかに欧米が切望しているものではない。ワシントンとロンドンに関する限り、「周囲」、周辺的世界は、主に(インドネシアのように)原材料や(メキシコのように)安い労働力を提供し、現在の体制を全く何もまずいと思わない、従順な洗脳された住民がいることを保証するため存在しているのだ。

 右の画像は、Atlanta Black Staryより。



更に読む。:The West Really Hates China!

 カナダの雑誌Global Researchの「IMF − 世界銀行 − WTO − 脱グローバリゼーションと関税の脅威で人騒がせ − 主権国家へ回帰」と題する最新記事で、優れたスイス人エコノミストで私の同僚、元世界銀行で働いていたピーター・ケーニッヒが書いている。


「国際金融と貿易の主要3悪党、IMFと世界銀行(WB)と世界貿易機関(WTO)の代表が、インドネシアはバリの豪華なリゾートの島で会合し「彼らはトランプ政権によって始められ、扇動された拡大しつつある貿易戦争の結果、国際投資の減少や世界経済成長の下落という恐ろしい結果を警告した。彼らは国々の繁栄を凋落に引き込むかもしれない保護貿易主義を批判した。IMFは今年と、2019年の、世界経済成長予測を引き下げた。

これは何も根拠のない、ただの人騒がせだ。実際、貿易や投資の増加から生じたと彼らが主張する過去の経済成長は僅かな少数にしか役立たず、開発途上国、先進工業国両方の金持ちと貧しい人々の分裂を一層拡大した。GDP成長の内部分配について、今まで誰も話をしていないのは興味深い。」


 更に、ピーター・ケーニッヒは、グローバリゼーションと「自由貿易」は世界の大多数の国にとって望ましいことからほど遠いと主張している。彼は中国の例を挙げている。


「経済的低迷から回復する必要があり、そう望んでいる国が、外部からの干渉が極力最小で、自身内部の社会経済的能力に集中し、促進することで、一番うまく行くことは何度となく証明されている。最も顕著な好例の一つは中国だ。何世紀もの欧米の植民地化と圧迫から、1949年10月1日に中華人民共和国(PRC)として毛主席が作り出た中国が出現した後、毛主席と中国共産党は、まず病気や、教育の欠如によって破壊された国、欧米植民者による恥知らずな搾取の結果、絶望的な飢饉で苦しむ「国を整え」なければならなかった。そのため、中国はおよそ1980年代半ばまで、外界に対し、ほとんど閉ざされたままでいた。蔓延する病気と飢饉に打ち勝ち、全国的教育制度を作り、穀物や他の農産品の純輸出国になって始めて、完全に自給自足となった中国は、国際投資と貿易のために次第にその国境を開いたのだ。そして中国が今日どうなっているご覧願いたい。わずか30年後、中国は、世界第一位の経済であるのみならず、もはや欧米帝国主義によって侵略されることのない世界の超大国だ。」


 世界中のあらゆる国にとって、自給自足できることは素晴らしいことだが、欧米の目からすれば、明確に「犯罪」なのだ。

 今中国は独立しているだけでなく、私企業が国家と国民の利益に貢献する全く新しいシステムを大胆に世界全体に導入しようとしている。これは政府が実際に私企業に借金を負い、主に莫大な企業収益を生み出すために人々が存在している欧米(そしてその「属国」)で起きていることと真逆だ。

 それに加え、中国国民は教養があり、熱心で愛国的で、信じられないほど生産的だ。

 その結果、中国は欧米と競争し、競合で容易に勝っている。中国は世界を略奪せず、外国政府を打倒せず、人々を餓死させずに、それを行っている。

 これがアメリカによって「不公平な競争」と見なされている。そして制裁と恫喝と挑発によって罰せられている。「貿易戦争」と呼ばれるが、実際はそうではない。

 なぜ不公平な競争なのだろう?なぜなら中国は古くからの帝国主義者に、欧米に規定され、日本や韓国のような国に容易に受け入れられた規則に「参加し」、行動するのを拒否しているからだ。中国は支配することを望んでいない。それが欧米を怖がらせているのだ。

*

 ある意味で、トランプ大統領と中国の現在の指導部はともに、国を「再び偉大にする」ことを望んでいる。だが「偉大」について、両国の考え方が違うのだ。

 アメリカにとって「偉大な」ことは、第二次世界大戦の直後にそうしたように、もう一度、世界を支配することだ。

 中国にとって偉大なことは、自国民と世界の大部分の人々に、質の高い生活を提供することだ。それは中国が「屈辱の時代」以前同様、1949年以降、再建され、大いに改善された、1000年間維持してきた偉大な文化を保つことも意味している。

*

 私と共著を書いている優れたアメリカ人哲学者ジョン・コブ・Jr.が最近こう指摘した。


「第二次世界大戦以来ずっと、アメリカがしたことは広く模倣されていた。だから、この国は世界を率いる大きな機会を、これまで持っていた。大部分は、間違った方向に率いたのだが。アメリカと中国を含め、世界は高い代償を支払っているし、支払い続けるだろう。だがアメリカが率いる日々は終わりつつある。私としては、まだアメリカには主要な改革をして欲しいが、そうしたことが世界を変えるには余りに手遅れだ。アメリカの世紀が中国の世紀に道を譲りつつあることを、我々は喜べる。」


 多くの人々は喜ぶが、そうでない人々もいる。アメリカによる統率、「アメリカの世紀」の終わりは、様々な西側諸国、特にヨーロッパの人々を怖がらせるかもしれない。まさに正しい! 無競争の欧米経済独裁の日々は終わっている。まもなく、多分、ヨーロッパ人は彼らの準植民地や新植民地での天然資源略奪と、安い労働力に頼る優雅な暮らしの代わりに、お金のために本当に競争し、一生懸命働かなければいけなくなるだろう。

 欧米の多くの人々が怖がる中、同時に世界の他の全ての部分で希望が高まっている。

 中国にとって、アメリカの圧力に屈しないことは、独立に本気なことを示している。地球上最も人口ちゅう密な国はその国益と国民とその価値観を守る準備ができている。

 中国は孤立からほど遠い。ロシアからイランまで、ベネズエラから南アフリカまで、新しい、そしてより新しい国々が中国の味方をするだろうし、そうすることにより、彼らは自身の独立と自由を守るだろう。

*

 読者へのお願い。この論文を皆様の電子メールリストで転送願いたい。皆様のブログサイトや、インターネット・フォーラムなどに投稿願いたい。

 本記事は中国のInternational Daily News(国際日報)に最初に発表された。

 Andre Vltchekは哲学者、小説家、映画製作者で調査ジャーナリスト。彼は無数の国々で戦争や紛争を報道してきた。彼の最新刊3冊は『Revolutionary Optimism, Western Nihilism』、革命小説『オーロラ』と、政治ノンフィクション・ベストセラー作品『Exposing Lies Of The Empire』。ここで彼の他の本をご覧いただける。ルワンダとコンゴ民主共和国に関する彼の画期的ドキュメンタリー『Rwanda Gambit』と彼のノーム・チョムスキーとの映画/対話『On Western Terrorism』を見る。Vltchekは現在東アジアと中東に住み世界中で働いている。彼のウェブサイトとツイッターで連絡が取れる。

本記事の初出はGlobal Research。
Copyright © Andre Vltchek, Global Research, 2018

記事原文のurl:https://www.globalresearch.ca/us-trade-war-china-desperate-move-save-western-empire/5660991

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/691.html

[政治・選挙・NHK254] なりふり構わぬ金バラマキ 安倍政権が慌てる新元号大不況(日刊ゲンダイ)
 


なりふり構わぬ金バラマキ 安倍政権が慌てる新元号大不況
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243129
2018/12/06 日刊ゲンダイ 文字起こし


無節操な大盤振る舞い(C)日刊ゲンダイ

 本当に「増税対策」だけが目的なのか。来年10月の消費増税による景気冷え込みの緩和策として、安倍政権が狂ったような大盤振る舞いだ。

 中小小売店でキャッシュレス決済した買い物客へのポイント還元率は当初、経産省などは増税幅と同じ2%で検討していたが、安倍のトップダウンで「5%還元」に拡大。その結果、必要な予算は1000億円強から3000億円程度に約3倍も膨らむ見通しだ。

 加えて公明党が要望した「プレミアム商品券」の発行や、自民党が要望したマイナンバーカードにたまる「自治体ポイント」の加算も丸のみ。消費増税とは関係の薄い「国土強靱化」のための公共事業の執行も、増税開始の来年10月以降に集中させるというから、もう何でもアリ。

 本来なら、低所得者ほど負担が重くなる「逆進性」が消費税の大きな課題なのに、ポイント還元は高い買い物をすればするほど恩恵が大きくなる。そんな金持ち優遇の矛盾もお構いなしで、安倍政権はなりふり構わず金をバラまく。

 自動車の排気量に応じて毎年かかる自動車税を恒久的に引き下げ、2020年末までに住宅を購入した人の住宅ローン減税の控除期間を現行10年間から13年間に延長と、さらなる金持ち優遇策を盛り込む予定だ。

 日銀の試算によると、今回の増税による家計の負担増は5.6兆円だが、すでに「軽減税率」や「教育無償化」などで事実上、税収増は2.2兆円でしかない。さらにブレーキ役不在のバラマキ策の予算規模は2兆円を超え、増税に伴う実質増収分の2.2兆円すら上回る可能性もあるという。税金を使った赤字覚悟の出血セールもどきとは、ムチャクチャだ。

「来るべき高齢化時代を見据えた社会保障の安定財源の確保に、財政健全化という消費増税の本来の目的を大きく逸脱しています。過去の統計では消費税率が上がると、必ず実質賃金は低下するのです。それなのに、安倍政権は実質賃金の低下に苦しむ庶民から増税で吸い上げたカネを、金持ちにだけ大盤振る舞いする。徹底した庶民イジメです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 4年前に消費税率を8%に引き上げた際、安倍政権は年8.2兆円の家計負担増に対し、5.5兆円規模の対策を実施したが、景気は腰折れした。そのトラウマだけで、増税対策に名を借りた常軌を逸したバラマキに走るものなのか。そもそも消費増税に難色を示していたとされる安倍が、早くから引き上げを表明し、拙速にバラマキ策を打ち出すのも、不自然だ。

 ドタバタ景気対策の裏側に一体、何が隠されているのか。


庶民は“米国第一”の犠牲に(C)ロイター=共同

「外交のアベ」の無策が招く4重苦景気の惨状

 来年10月の消費増税の前には、夏に参院選が実施される。与党は危機感を強めており、安倍の周辺では野党に不利となる衆参ダブル選案もささやかれている。

 むろん、無節操なバラマキ策は選挙対策の側面もある。

「結局、この政権は国民を愚弄しているのです。カネさえバラまけば喜んで票につながるとナメ切っています。参院選の前には新天皇の即位もあり、トランプ米大統領まで招いて祝賀ムードをあおる。そうしてモリカケ疑惑など、あらゆる不正にフタをし、選挙を乗り切るハラでしょう。勝てば官軍の意識で、バラマキと天皇の政治利用によって3分の2議席を制圧すれば、あとは好き勝手できると、国民をバカにしきっているのです」(本澤二郎氏=前出)

 その上、アベノミクスのイカサマ政策も色あせ、すでに化けの皮が剥がれている。先月発表の今年7〜9月期の実質GDPは前期比0.3%減。年率換算でマイナス1.2%と、市場予想の中心値(年率1%減)を大幅に超える落ち込みようだ。

 個人消費も民間の設備投資も輸出も全滅で、そろってマイナス。住宅投資のみ5四半期ぶりにプラスに転じたとはいえ、前年同期と比べると、6.4%減というマイナス幅のすさまじさだ。7〜9月期のGDPは速報値から、さらに下方修正されるとの見方も出ており、日本経済は目もあてられない状況である。

 GDPの落ち込みについて、政府は7月の西日本豪雨や、9月の北海道地震など自然災害のせいにしているが、もはやアベノミクスの崩壊は明らか。加えて年明けから本格化する日米通商交渉、事実上のFTA交渉が重くのしかかってくる。

■対米自動車輸出の削減で日本経済は大打撃

「安倍政権は国民には明らかにしていませんが、日米通商交渉で日本経済が大打撃を受けると覚悟しているのではないか。その危機感の裏返しが、無節操な大盤振る舞いなのだと思います」と言うのは、経済評論家の斎藤満氏だ。こう続ける。

「トランプ政権が日本に対米輸出約7兆円の黒字削減を迫ってくるのは、間違いありません。総額1兆円をかけてステルス戦闘機『F35』を100機追加購入しても穴は埋まらず、米国の農産品を市場開放しても、その額はタカが知れています。必ずターゲットになるのは、日本の対米貿易黒字のうち4兆円を占める自動車輸出です。すでに自動車輸出を最大100万台減らせ、と迫っていますが、昨年の対米輸出台数は174万台です。100万台も削減すれば、日本のGDPは約1%ほどダウンします。自動車産業は裾野が広いだけに、日本経済に与えるダメージは計り知れません。とても自動車税の恒久減税くらいでは穴埋めできない大きな痛手となります」

 さらに米中貿易戦争のリスクもつきまとう。先の米中首脳会談では「一時休戦」で合意したが、火種はくすぶったまま。トランプが関税引き上げ猶予の条件に挙げた中国の「不公正」な貿易慣行の見直しを巡る交渉期限は、たったの90日。交渉は難航必至で物別れに終われば世界経済に深刻な影響を与え、日本経済ものみ込まれていく。まさに「新元号大不況」の到来だ。

「来年秋の消費増税の頃には、東京五輪に向けた公共事業の需要もピークアウトします。増税、対米FTA、貿易戦争と合わせた4重苦で、日本経済は手に負えない惨状となりかねません。その大きな要因は安倍首相の外交姿勢です。“外交のアベ”といっても、世界中にカネをバラまくだけで尊敬はされていない。トランプ大統領を散々もてなしても、相手は『金づる』くらいにしか思っていないでしょう。安倍首相の外交無策が日本経済を直撃し、庶民の生活を苦しめるとは、本当に怒りが込み上げてきます」(斎藤満氏=前出)

 経済アナリストの菊池英博氏の試算によると、2013〜17年の5年間の実質賃金は年平均15.8万円もダウン。5年間の累計で79.2万円もガタ減りした。ただでさえ、アベノミクスの失敗で実質賃金の低下に苦しむ庶民にとって、消費増税はまさしくトドメだ。来年には前回の増税時に続き、2番底のような惨憺が待っている。













 



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/608.html

[経世済民129] ゴーンもエリート官僚 経営に君臨「フランス式」何が弱み(日刊ゲンダイ)
 


ゴーンもエリート官僚 経営に君臨「フランス式」何が弱み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243087
2018/12/06 日刊ゲンダイ


18年11月、ルノー視察でゴーンCEOと握手するマクロン仏大統領(C)ロイター=共同

 日産自動車のゴーン前会長の逮捕で、フランス政府が危機感を募らせている。マクロン大統領はアルゼンチンで安倍首相と会談、「日産、ルノー、三菱自動車」の3社連合を現状の枠組みで維持するよう圧力をかけたとされる。

 フランス政府はルノー株の15%を保有する筆頭株主。1996年に完全民営化されたあとも、経営に関与し続けてきた。同じようにもともと国営企業だったJR(北海道、四国、貨物は除く)の株式をすべて売却した日本とは民営化に対する考えが少し違うようだ。

「フランスは徹底したエリート主義で、グランゼコールと呼ばれるエリート養成校を出た人たちが、政府や企業のトップに君臨する仕組みになっています。最高峰はENA(フランス国立行政学院)で、ここからはマクロンやシラク、オランドら、多くの大統領が出ています」と言うのは、欧州経済に詳しい同志社大教授の浜矩子氏。ゴーン容疑者も、グランゼコールの出身だ。彼らが社会を牛耳る強みはどこにあるのか。

「強いて挙げれば、自分たちは特別な責任を負っているという自覚を持ち、規律正しく節度ある態度で仕事を続ければ、ハイグレードな組織運営ができるというところでしょうか。ただし、一部に権力が集中してしまうため、ひとりが足を踏み外せば、オセロが裏返るように一気に真っ黒になってしまう恐れがあります。彼ら支配階級と労働者階級の大きな格差も、社会を断絶させています。世界中に別荘を構えるなど、逮捕されたゴーン容疑者のケタ外れでぶっちぎりの生活感のなさが明るみに出ましたが、非現実的な世界にいるのは、どのエリートも似たようなもの。自分たちは違うんだという特権意識がはびこれば、国家も企業も停滞します」(浜矩子氏)

 アップル創業者のスティーブ・ジョブズも、マイクロソフトのビル・ゲイツも、大学を卒業していない。彼らがフランス人だったら、イノベーションは生まれなかったかもしれない。







http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/779.html

[政治・選挙・NHK254] 水道民営化法案がまたしても強行成立! 池上彰、石原良純も水道を市場原理に委ねる危険性を指摘(リテラ)
水道民営化法案がまたしても強行成立! 池上彰、石原良純も水道を市場原理に委ねる危険性を指摘
https://lite-ra.com/2018/12/post-4412.html
2018.12.06 水道民営化法案が強行成立! 池上彰、石原良純も危険性を指摘 リテラ

    
    またしても強行採決の安倍首相(首相官邸HPより)


“水道民営化法案”こと水道法改正案が、きょうの衆院本会議でとうとう可決、成立してしまった。自治体から民間企業への運営移行を促進する「コンセッション方式」の導入を軸にしたこの改正案は、水道を民営化した海外のケースのような料金高騰や水質悪化が懸念されていた。しかし、自民党らはそうした反対の声に耳を貸さず、強引に法案を成立させてしまったのだ。

 しかも政府は、海外において民営化で失敗し公営に戻した事例について、なんとたったの3例しか調べていないという。再公営化の事例は2000年から2014年にかけて35カ国で少なくとも180件あったとも報告されている(朝日新聞4日付)にもかかわらず、ほとんど検証もせず、あまりに短い審議時間で民営化をゴリ押ししたのだ。

 こんな問題法案の成立を許してしまった背景には、メディアの責任もあるだろう。実際、テレビではこの水道法改正案を積極的に取り上げなかった。そのかわりこの間、熱心に報じたのは、日産自動車のカルロス・ゴーン氏の逮捕案件だったり、貴乃花の離婚だったりといった具合だ。

 ウーマンラッシュアワーの村本大輔も、11月23日にTwitterで〈日産のニュースばかりが目について、水道の民営化のニュースはほぼやってない。国民が注目しない国会は、政治家からしたら最高だろうな。目をかいくぐり放題。やったぜ日産?いや政治家からしたら、やったぜ無関心な国民、やったぜ、水道民営化、やったぜ、儲けてるやつが儲けるシステム〉と投稿していたが、まさにその通りだろう。

 そんななか遅すぎるという気もするが、昨日、TBS系で放送された池上彰の特番『緊急!池上彰と考える ニュース総決算!2018ニッポンが“危ない”』では、めずらしく水道民営化法案についても掘り下げられており、出演者らが鋭いツッコミをしていた。

 番組ではまず、世界を見渡すと、日本の基準で水道水をそのまま飲める国は、わずか8カ国だけだとし、「民営化」によって日本の水道水が「飲めない水」になるかもしれないと伝えた。

 実際、水道運営事業への参入が確実視されている民間企業の多くが、フランスの水道大手・ヴェオリア社など“水メジャー”と呼ばれる海外企業。「水は買って飲むもの」という意識が当たり前の海外企業が参入することで、高水準の日本の水道水の安全性が担保できるのか、疑問の声は多く挙がっている。

 次に番組では、民間会社がコストカットしたために、水道管の破裂や水質悪化が相次いだ米アトランタの事例や、民営化によって10年で水道料金が3倍になったイギリスの事例などに触れた。ほかにも、ドイツ、アルゼンチン、スペイン、ハンガリー、ガーナ、マレーシア、ボリビアなど、水道事業の民営化はすでに世界各国で試みられたものの軒並み失敗している。

 数多くの失敗例のレポートに、ギャル曽根らコメンテーター陣は「なんでこんなに世界中でうまくいっていないのに、日本で民営化しようとしているんですか?」と、誰もが抱くであろう当然の疑問を口にする。

 それに対してMCの池上彰は、政府が民間参入を進める動機として、現在、水道を運営する地方自治体の3割が赤字であり、「民間の力を借りたい」としていると紹介したのだが、これに対して、コメンテーターの石原良純がこう鋭く突っ込んだ。

「すごくなんかね、体のいい言葉で『民間の力を借りたい』ってね。民間は民間で儲けるために参入してくるわけで、別に人助けでやろうとは思わないじゃないですか。それをわかりきってるのに、これ責任転嫁みたいなもんじゃないですか」

■池上彰、石原良純も「水道民営化しても大丈夫」論の欺瞞を指摘

 いつもは自民党の政策に擁護的な発言の多い良純にしてはめずらしいが、これはその通りとしか言いようがない。たしかに、老朽化した水道を改装するのに自治体は多大なコストを要するが、運営を民間に委ねたからといってコスト問題が解決するわけではない。当然、予想されるのは水道料金の値上げ、そして、コスト削減による安全性への不安だ。逆に言えば、民間会社である以上、絶対に利益を上げねばならない。その分のしわ寄せは必ず消費者にやってくる。たとえば、採算が取れない過疎地などの水道は、市場原理としてサービスが低下していく恐れがある。

 政府は、水道事業の運営者を決めるのは自治体であり、値上げには所有者である自治体の決定が必要としたことで、料金高騰に歯止めをかけているような説明をしているが、まやかしだ。実際、番組のなかで池上も解説していたように、過去の国鉄からJRヘの民営化では、当初、赤字の路線であっても維持する方針が決められていたにもかかわらず、2000年の鉄道事業法改正で、事業者による赤字路線の廃止が可能になった。池上はこう締めくくっていた。

「結果、採算のとれない地方の路線が次々に廃線になっていった。となると、そこに暮らしている人はどうなるんだ、というわけで。今回、水道事業に関しても『民営化されて大丈夫ですよ』と言われても、ふと気がつくと、こういうことになりかねない」

 料金高騰や水質悪化、赤字地域のサービス低下など、水道民営化後に予想される弊害は何をもたらすか。命に直結する問題であることはもちろん、これらは生活の格差をさらに助長するだろう。本サイトでも記事化してきたように、政権幹部と水メジャーとの癒着も取りざたされている。民間企業の経営者はどんな手を使ってでも利益を上げようとするが、それが公共の福祉として循環することはない。

 いずれにしても、割りを食うのはわたしたち市民だ。こんな法案を通した政府・与党は、結局、目先のカネのことしか考えておらず、そのためなら生活者の健康や命などどうなっても構わない。それがこの政権の本音だ。

(編集部)






























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/609.html

[政治・選挙・NHK254] 水道民営化法案がまたしても強行成立! 池上彰、石原良純も水道を市場原理に委ねる危険性を指摘(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1913] kNSCqYLU 2018年12月06日 22:06:39 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[378]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/609.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 水道民営化法案がまたしても強行成立! 池上彰、石原良純も水道を市場原理に委ねる危険性を指摘(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1914] kNSCqYLU 2018年12月06日 22:09:13 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[379]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/609.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 特捜部は手詰まりか…日産執行部がおびえるゴーン身柄解放(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
特捜部は手詰まりか…日産執行部がおびえるゴーン身柄解放(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/761.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/610.html

[経世済民129] なりふり構わぬ金バラマキ 安倍政権が慌てる新元号大不況(日刊ゲンダイ) :政治板リンク 
なりふり構わぬ金バラマキ 安倍政権が慌てる新元号大不況(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/608.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/781.html

[政治・選挙・NHK254] 国後・択捉返還なし 国民欺く“2島プラスアルファ”ではダメ 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


国後・択捉返還なし 国民欺く“2島プラスアルファ”ではダメ 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243067
2018/12/06 日刊ゲンダイ


ロシア化が進む 国後島(中心部の町並み)/(C)共同通信社

 安倍晋三首相の北方領土返還をめざす「2島プラスアルファ」方式の新提案について、本欄は11月22日付で、それが従来から言われてきた「2島先行」方式とは別物で、これでいくと国後・択捉は日本に返ってこない。事実上の「2島ポッキリ」論になるが、それでいいのかと指摘した。ここのところが依然としてハッキリしないまま報道や論評が続いているので、再論したい。

 例えば毎日新聞の世論調査では、「2島先行返還」について賛成55%、反対27%であって、まあ何も起こらないよりは、1島でも2島でも返ってきたらいいじゃないかという素朴な国民感情が反映されている。ところがこの「2島先行返還」は、歯舞・色丹が返った後も国後・択捉について交渉が続く枠組みを確保するという意味を含んでいたのだが、その可能性は消えた。そうだとすると、「2島先行返還」について賛否を問うのはもはや何の意味もないことで、“安倍は2島が返ればそれでよくて国後・択捉についてはロシアに渡すことを決めましたが、それについてどう思いますか”という設問でないとおかしい。

 実を言うと私は、この2島ポッキリ論には賛成で、珍しく(いや、初めてかな?)安倍と意見が一致した。しかし彼のやり方には反対で、ひとつには、言葉を曖昧にして国民をだまそうとする詐欺的手法である。彼は「4島の帰属の問題を解決して平和条約を締結するという従来からの方針に何ら変わりはない」と言う。ところが、かつては「4島の帰属の問題」とはあくまで「4島一括返還」を要求して譲らないことを意味したのだが、今では「歯舞・色丹は日本の主権下、国後・択捉はロシアの主権下とすることで帰属の問題を決着する」という意味であって、繰り返すが「2島先行」ですらもない。そのようにハッキリと説明して国民の支持を得るのでなければ、この難しい交渉は成功しないだろう。

 もうひとつには、時間の設定で、来年1月訪露、6月大阪G20の際のプーチン訪日で決着なら参院選の目玉として間に合うなどと小ざかしいことを考えてはいけない。こういうことは、まさに国家百年の大計に関わることだからじっくり構えるべきで、焦ると足元を見られて失敗する。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/611.html

[政治・選挙・NHK254] ネット拾得物 最近の安倍政権を取り巻く諸問題を考える(世相を斬る あいば達也)
ネット拾得物 最近の安倍政権を取り巻く諸問題を考える
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/745bbe92cfb56f79295b54d44522558f
2018年12月06日 世相を斬る あいば達也


特にネット上の問題と云う訳ではないのだが、一応ネットの話題を拾い読みしながら、目次を作ったので、本日の見出しとなった次第。百花騒乱(百花繚乱)な国粋主義者で歴史修正主義者で、極右・日本会議のおぼえ目出度き安倍晋三なる男だが、守銭奴経団連の要求には殊の外虚弱で、何でも鵜呑みにしてしまう。兎に角、政権維持、権力闘争に役立つと思えば、自家中毒を起こしてでも呑み込みまくる悪食男だ。最近は、そのような悪食にもかかわらず、腹痛も起こしていないようなので、ほとほと悪運と云う悪魔が、男を身贔屓しているのだろう。

それにしても、憲法改正だと大風呂敷を拡げた割には、チンケ改憲で拍子抜けしている。戦争の出来る日本をめざそうとしているようだが、どこの誰と戦うのか見当もつかない。短絡ネトウヨさんの中には、「中国だ」と言い張る人もいるようだが、国力が違い過ぎる。人口数も違い過ぎる。中国の日本が戦わば、日米同盟は胡散霧消する。自衛隊では、装備品ばかり買い集めてコレクションしているが、取り扱う自衛隊員不足では、何が国防なのか、今ひとつ判らない。軍国右翼諸君、こぞって自衛隊への入隊を。50も60も年齢制限なしに募るべきである。ネトウヨの多くは中高年だ。彼らを使わずに、装備品を寝かすは罪である。

あれだけ軍事費を増大させている心には、経済徴兵や強制徴兵や傭兵部隊などが視野にあるのだろう。海外の民間軍事警備企業群が米軍の替わりの地位を狙っているのかもしれない。ウクライナ正規軍が、民間の彼らの指導の下、IMF等々からの資金で欧米の武器弾薬を買って、ロシアと戦っている構図が参考になる。尖閣列島程度の島を巡り、沖縄・九州の中国併合でも起きたらどうするんだ。最近では、平和裏に北海道も買われている。既に、中国は北海道と九州に狙いを定めている。無論沖縄もだが、こちらは日米同盟の崩壊を待てば、海路の日和ありって按配だ。

中国との貿易戦争で青息吐息の米国が、軍事衝突などするわけがない。いくら戦争好きのアメリカでも、本土が攻撃されるような戦争は絶対にしない。殊の外、アメリカ人はビビりなのだ。自国が攻撃されるなんて話になったら、ヒステリー症状、つまりパニックになるわけで、得意の裏口CIA戦争は行えないのだから、日本は中国と米軍抜きで戦うと云うことだ。そもそも、米軍が抜けたイージス艦体制では、日本の防衛網は一カ月以内に崩壊し、それこそ火の海になる。ただ、中国が戦いを挑むことは無意味で、戦争の勃発は、日本からの挑発になるのだろう。じり貧国家の苦し紛れだが、米国につき合う筋はないので、日本単独だ。朝鮮半島の諸君も嬉々として、中国軍に馳せ参じるリスクも充分にある。

*前置きが長くなり過ぎて、本題に入るころには、疲れ果てている。まぁ、それでも、気がついたことを書きとめておく。


・消費税率引き上げ

 そもそも論からして、財務省が音頭をとる莫大な財政赤字と云う概念がある。一般会計の収支を提示するだけで、赤字だ赤字だと主張するのだが、特別会計枠の開かずの扉問題と、国家財政・資産の貸借対照表を主権者である国民に提示しないという段階では、財務省が主張する“いわゆる財政赤字”への疑義が払拭しないというのが元凶だ。

 主権者の多くが、これは明らかにバランスシート上も債務超過は確実な情勢なので、我々も、財政の立て直しに同意せざるを得ない、というコンセンサスを得ようとしない財務省政府の、不都合の真実隠しがあると、国民が見ている事実が前提にある。

 また、誰から、どれだけの税を取るかという、課税哲学も納得出来ないのが、現行の主たる課税哲学だ。取りやすいところから、有無言わさず徴収できる(徴収費用が低い)と云う方向なので、中間層以下の国民からの徴収が結果的に起こる。つまり、貧乏人狙い撃ち税制になっている。高所得者や企業には、節税脱法節税の道が残されているので、徴収の費用が嵩み、金持ちの不興を買うので、金持ちサークルから怨嗟を受ける。

◆以下は1990年当時と2018年国税収入の歴然たる醜悪な変移だ。

●国税内訳
       1990年     2018年(予算)
 所得税   26.0兆円     19.0兆円
 法人税   18.1兆円     12.2兆円
 消費税    4.6兆円    17.6兆円
 税収    60.1兆円     59.1兆円


 つまり、累進課税を緩和して、高額所得の税を軽くしてきた。法人税も確実に減らし続けた。その穴埋めのしわ寄せは、ことごとく“消費税”と云う逆心税制、デビルの税制になっているわけだ。 上に述べたように、国家財政のバランスシートの開示と累進課税の見直し、内部留保するのに汲々の守銭奴法人の税の見直し、証券税制の見直しで、120%日本の財政は健全化する。IMFがうるさく言わないのは、底の浅い韓国経済なのと異なり、隠し財産が多いことと(つまり、日本財政には余裕がある)と見ていることだ。  課税の哲学を変えることだ。何人かは、累進課税で海外逃亡者の出るだろうが、概ねは、渋々日本に在留する。また、財務省がプロパガンダする、家庭がいくら借金になり、赤ちゃんも幾ら借金していると云う“フェイクニュース”は虚偽広報として、司法の場に引き出すべきだ。  まあ、腐った司法に、成敗して貰う願望も、最近では望めそうにない。本日は、時間の都合でここまで。以下の項目は、明日書き加えようと思う。

・北方領土、日ロ平和条約
・移民拡大
・水道民営化
・辺野古新基地建設
・東京五輪
・大阪万博
            他。





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/612.html

[政治・選挙・NHK254] 江戸っ子に「靖国」は"長州藩の守り神"にしか見えない?(サンデー毎日) 
江戸っ子に「靖国」は"長州藩の守り神"にしか見えない?
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/12/09/post-2160.html
サンデー毎日 2018年12月 9日号


牧太郎の青い空白い雲/696

 恐れ多いことだが、今回も「天皇のご苦労」を書きたい。例の靖国神社のトップ、「小堀(こほり)邦夫前宮司」について書きたいのだ。

〈陛下が一生懸命、慰霊の旅をすればするほど靖国神社は遠ざかっていくんだよ。そう思わん? どこを慰霊の旅で訪れようが、そこには御霊はないだろう? 遺骨はあっても。違う? そういうことを真剣に議論し、結論をもち、発表をすることが重要やと言ってるの。はっきり言えば、今上陛下は靖国神社を潰そうとしてるんだよ。わかるか?〉(ニュースサイト「NEWS ポストセブン:www.news−postseven.com」からの引用)

 小堀さんは「英霊の御霊(みたま)は靖国にこそあり、戦地にはない。無駄なことはやめて、靖国に参拝していただきたい」という気持ちなのだろう。

 しかし、天皇が「象徴的行為として、大切なものと感じてきました」(生前退位の意向を示した2016年8月8日のビデオメッセージ)と語られた「慰霊の旅」にケチをつけるのは、傲岸不遜ではあるまいか?

"代替わり"で次の天皇となられる皇太子夫妻についても、

〈あと半年すればわかるよ。もし、御在位中に一度も親拝(天皇が参拝すること)なさらなかったら、今の皇太子さんが新帝に就かれて参拝されるか? 新しく皇后になる彼女は神社神道大嫌いだよ。来るか?〉

 と乱暴な言い回し。いくら身内の会合(教学研究委員会)でも許されない。この発言で、小堀さん、就任半年余りで辞任に追い込まれたのは当然かもしれない。

    ×  ×  ×

 しかし、小堀発言には「意味」があった。

 なぜ、天皇は靖国神社を参拝しないのか?という素朴な疑問に応えるヒントになったからである。

 天皇と小堀前宮司は「靖国問題」で正反対に位置している。

 天皇がかつて戦場になった各地に赴くのは「戦争の犠牲者全員」を慰霊するためである。「全員」が対象だ。靖国神社に祀(まつ)られた英霊、つまり「国のために命を捧(ささ)げた英雄」だけを慰霊するのとは意味が違う。

 歴史的に靖国神社は「英霊」を選別する国家機関だった。戊辰(ぼしん)戦争・明治維新の戦死者では「新政府軍」側のみが祀られ、賊軍とされた旧幕府軍(彰義隊や新選組)や奥羽越列藩同盟軍の戦死者は除かれた(新選組は徳川将軍も天皇も守った実績があるのに)。

 西南戦争でも政府軍側だけが「英霊」とされ、西郷隆盛ら薩摩軍は賊軍だった。

 江戸幕府に弾圧を受け、刑死、戦死した吉田松陰、橋本左内、久坂玄瑞(げんずい)らも「新政府側」ということで合祀されているし、病死だった高杉晋作まで合祀(ごうし)されている。

 どう見ても「長州藩」の都合がいい「英霊選び」としか思えない。東京・下町の江戸っ子の家に生まれた僕は「靖国神社は長州藩のお偉方のお墓みたいなところ」と言われて育った。

 事実(会津藩士の末裔(まつえい)であることが理由かも知らないが)戦後右翼の大物・田中清玄氏は「靖国参拝は長州藩の守り神を全国民に強制するものだ」と批判している。

    ×  ×  ×

 天皇が靖国神社に参拝しないことを半ば犯罪かのように指摘する人物が、神社界の中枢に何人もいる!と聞いた。

 確かに、立場立場で「靖国」に対する考え方が違うのが当然だが、これほど「反天皇」の発言が目立つのは「安倍1強」と無縁ではないだろう。

 長州藩の末裔である安倍首相は、天皇と"距離"を置いている。ロクに話をしていない。ギクシャクしている。 

「生前退位」をめぐる有識者会議の運営や宮内庁の更迭人事などを見れば、安倍政権は「反天皇」としか思えない。例えば、天皇は「生前退位を法改正で恒久的制度としたい」という考えをにじませたが、安倍首相は「一代限りの特別法」にこだわった。

 安倍首相が「天皇家」をないがしろにしている。そう思えてならない。

 小堀前宮司の発言もその延長ではないか。そうでなければ「慰霊の旅」を無駄だ!とは言わないだろう。

    ×  ×  ×

 靖国問題はこれまで、外交上のトラブルの発火点と恐れられていた。が、今や「天皇家」と「安倍1強政治」の角逐になりそうな気がしてならない。

 江戸っ子の僕には「"長州藩の守り神"で、天皇がご苦労していらっしゃる」と思えてならない。

 もちろん、天皇は「こんな軽い見方」をされるはずもないけれど。



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/613.html

[政治・選挙・NHK254] "出稼ぎ”を食い物に…バブルに沸く日本語学校業界の実態 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇(日刊ゲンダイ)
   


"出稼ぎ”を食い物に…バブルに沸く日本語学校業界の実態 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243068
2018/12/06 日刊ゲンダイ


悪質な学校排除できるか(日本語学校「インターカルト」で授業を受ける留学生)/(C)共同通信社

 多額の借金を背負い、アジアの新興国から出稼ぎ目的で来日する“偽装留学生”たち――。彼らの急増によって「バブル」に沸いているのが日本語学校業界だ。

 日本学生支援機構(JASSO)によれば、日本語学校に在籍する留学生は2017年5月時点で約7万9000人に達し、12年の約2万4000人から急増している。日本語学校の数も10年時点の2倍近い700校を超え、私立大学の数をも上回るまでになった。

■でっちあげ書類も知らんぷり

 日本語学校の設立は大学や専門学校よりも簡単だ。半数以上は株式会社経営の学校で、人材派遣会社などの参入も相次いでいる。日本語学校で受け入れた留学生にアルバイトを斡旋すれば、学費と合わせて二重に稼げる。入管法の国会審議でも、共産党議員から「株式会社立」の日本語学校を問題視する声があった。

 しかし、問題は株式会社の経営かどうかに限ったものではない。学校法人が営む学校でも大差ない。

 留学ビザの申請手続きは、留学生本人に代わって日本語学校が担う。留学希望者がブローカー経由で送ってくる書類を入管当局に提出し、ビザが下りる仕組みなのだ。書類には希望者の親の年収や預金残高など、でっち上げが明白な数字が載っている。学校側が見破るのは簡単だ。しかし、知らんぷりをして入管当局へと持ち込む。留学生数を増やし、ビジネスを拡大するためである。

 日本語学校は定員の8割を満たしていれば、翌年には5割の定員増が認められる。定員が増えれば、それだけ利益も上がるのだ。

「一部の」悪質な日本語学校に限った話ではない。筆者の取材してきた限り、偽装留学生を拒絶している学校の方が珍しい。

 ひどい学校になると、留学生から在留カードやパスポートを取り上げる。在留カードなどの取り上げは以前、実習生の間で問題となった。実習先の企業などが失踪防止のため行っていた人権侵害だ。

 同じことが今、日本語学校で留学生に対して横行している。留学生はビザ更新時、在留カードとパスポートを日本語学校に提出する。その際、学費を滞納した留学生の在留カードを没収し、金を払うまで返さないというやり方だ。

 留学生が日本語学校に在籍できるのは最長2年である。「週28時間以内」を超えて違法就労しても、母国で背負った150万円前後の借金を完済できる者は少ない。そこで彼らは“進学”し、さらに日本で食い物にされていく。

(つづく)



出井康博
いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/614.html

[政治・選挙・NHK254] ロシアはアジアの未来発展の鍵(マスコミに載らない海外記事) :国際板リンク 
ロシアはアジアの未来発展の鍵(マスコミに載らない海外記事)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/686.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/615.html

[政治・選挙・NHK254] 絶望的な立憲民主党と野党共闘  天木直人 
絶望的な立憲民主党と野党共闘
http://kenpo9.com/archives/4524
2018-12-06 天木直人のブログ


 安倍政権が野党潰しに動くまでもない。

 野党がひとりで勝手に自滅しつつある。

 そう思わせる記事を見つけた。

 ひとつはきょう12月6日の朝日と日経の記事だ。

 ついに立憲民主党と無所属の会が一つになるという。

 無所属の会とは、岡田克也や野田佳彦といった旧民主党の幹部の集まりだ。

 民主党政権の失敗の責任者たちがその失敗を総括することなくかつての子分たちと合流するのだ。

 これでは旧民主党の復活だ。

 とても国民の支持が得られるとは思えない。

 もうひとつの記事は立憲民主党の実情だ。

 今日発売の週刊文春(12月13日号)が教えてくれている。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長の評判が立憲民主党内ですこぶる悪いという。

 野党第一党の国対委員長でありながら自民党にすり寄っているという。

 それを見事にあらわしたのが11月28日に開かれた自らの政治パーティの招待客だという。

 自民党の国会対策幹部を軒並み招待したらしい。

 みずからも、「国会は本当に芸術・・・ぶつかって終わりではない」と語っているという。

 それに内部批判が出ると、愚痴をこぼしたという。

 「誰を信じたらいいの。私ばっかりが毎日戦っている」と。

 「枝野さんはカラオケばかりだし、長妻さんは政策ばかり」だと。

 その辻元清美を、今度は、今日発売の週刊新潮(12月13日号)がこう教えてくれている。

 恐喝未遂や威力業務妨害でつかまった生コン業界の労組から献金を受けている辻元清美は政権に弱みを握られて身動きできない状況にあると。

 ついでに言えば週刊新潮はこうも書いている。

 共産党の志位委員長は亀井静香元衆院議員と「月刊日本」誌上で対談し、マルクス・レーニン主義と言う言葉はもはや使わなくなった、天皇の制度とは長期にわたって共存していく、などと語ったという。

 共産党もまた本来の共産党を捨て、自滅しつつある(了)



無所属の会、新党結成断念 立憲会派に合流方針
https://mainichi.jp/articles/20181205/k00/00m/010/305000c
毎日新聞2018年12月6日 07時00分(最終更新 12月6日 07時01分)


旧民進党3党派の再編に向けた考え方

 衆院会派「無所属の会」(岡田克也代表、13人)は5日までに、年末に向けた野党再編の選択肢の一つに挙げていた新党結成を断念する方針を固めた。立憲民主党会派への合流を目指して最終調整を進めており、今月10日の臨時国会閉会後に結論を出す。同会は分裂した旧民進党系議員の仲介役を自任してきたが、立憲会派にかじを切ることで今後の野党再編の行方に影響が出そうだ。

 昨年の衆院選では、旧民進党が公認を出さなかったため、同党所属議員らは立憲民主党や希望の党、無所属に分かれて立候補。希望の党の一部議員はその後、旧民進に残った参院議員と国民民主党を結党した。同会は無所属で勝ち上がった岡田元民進党代表や野田佳彦前首相を中心に結成し、旧民進系勢力の再統合を目指して立憲と国民双方と等距離を保てる無所属で活動を続けてきた。

 しかし、13人では活動の幅に限界もあり「このままでは年は越せない」(同会中堅議員)と、今年10月の臨時国会前から会派の方向性について協議を続けてきた。岡田氏は10月24日、(1)新党結成(2)他会派との統一会派結成(3)同会のまま存続――の三つの選択肢で意見集約を図る考えを記者団に示した。

 しかし、立憲の枝野幸男代表は、かねて「永田町の合従連衡にはくみしない」と主張しており、政党間協議には乗り気でない。このため、新党を結成した上で立憲と合併に向けた話し合いを行うのは困難と判断。より大きな塊を作るため、まず野党第1会派の立憲会派への合流を目指す方針でまとまった。国民との交渉は先送りするという。

 同会の大串博志幹事長は、今年5月に結成された参院での立憲と無所属議員らの会派「立憲民主党・民友会」をモデルケースにするため、参院の無所属議員のまとめ役である芝博一参院議員と面会を重ね、合流への地ならしを続けている。

 ただ、無所属の会は13人全員でまとまって行動する方針を確認しているが、枝野氏は周辺に「個人としてなら歓迎する」と漏らしており、会派全体で合流できるかは不透明な情勢だ。【遠藤修平】

































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/616.html

[政治・選挙・NHK254] 絶望的な立憲民主党と野党共闘  天木直人  赤かぶ
3. 赤かぶ[1915] kNSCqYLU 2018年12月06日 23:56:53 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[380]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/616.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 安倍内閣を早急に退場させ日本を取り戻そう(植草一秀の『知られざる真実』)
安倍内閣を早急に退場させ日本を取り戻そう
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-9c28.html
2018年12月 6日 植草一秀の『知られざる真実』


オールジャパン平和と共生の運営委員を務められている反ジャーナリストの高橋清隆氏が拙著

『国家はいつも嘘をつく--日本国民を欺く9のペテン』
(祥伝社新書、税込み907円)
https://amzn.to/2KtGR6k

の書評を同氏のブログに掲載くださった。

高橋清隆の文書館
https://bit.ly/2UfGh0y



をご参照賜りたいが、以下にも転載させていただく。

【書評】『国家はいつも嘘をつく−日本国民を欺く9のペテン−』植草一秀(祥伝社新書)

「安倍晋三内閣という現犯罪政権からの護身術を伝授した新刊書である。「平和・安全法制」「テロ等準備罪」「働き方改革」など、甘い言葉と裏腹に、どれだけの悪法が作られてきたか。身を守るとは、真実を知ることにほかならない。

前書きで著者は、「国家はいつも嘘(うそ)をつくことを、肝に銘じなければならない」と説く。そうして公然と吐かれたうその事例を挙げていく。具体的には「アベノミクス」「民営化」「働き方改革」「2020東京五輪」「日航ジャンボ機123便」「平和安全法制」「刑事司法」「TPPプラス」「消費税で社会保障」の9つを解説する。

「騙(だま)されないためには、騙しの手口を十分に知ることが必要だ。国家はどのような手口で私たちを騙してきたのか。その事実をしっかり検証することが、国家権力による詐欺被害から身を守る術(すべ)になる」(p.10)からである。

ここでは、「TPPプラス」についてだけ触れておきたい。著者は

「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」
http://tpphantai.com/

の呼びかけ人の一人でもあり、法廷で国を相手に違憲性を証言してきた。

 同書では皆さまご存じ、「ウソつかない。TPP断固反対。ブレない。日本を耕す!! 自民党」の2012年総選挙用ポスターや公約6項目を触れ回っての政権横領を告発。重要5品目のうち「聖域として、関税引き下げの対象から除外された品目」もゼロだった。

続いて、参加で唯一メリットが想定された日本の対米輸出関税率も、日米並行協議で乗用車が2.5%を14年間、トラックは25%を29年間一切下げられないことが決まった。「このようなふざけた条件を受け入れてTPP交渉への参加を決めた安倍内閣は、一体何を考えていたのか」(p.204)と酷評する。

山田正彦元農水相も

『タネはどうなる?!−種子法廃止と種苗法運用で−』(サイゾー)
https://amzn.to/2EgC5ZK

で指摘しているが、米国が離脱したら無効になるとしていたこの付属文書は、今も生きている。2017年12月9日の国会で、河野太郎外相が「日本が自主的に決めたことの確認なので、TPPの発行にかかわらず自主的に実行する」と答弁している。

著者は、「日本の国益、日本の主権者の利益を完全に放棄していることが鮮明に浮かび上がる」と嘆き、この推進は「主権者に対する背信行為」と指弾する。

「TPPプラス」とは、TPPおよび類似するメガFTAの総称で、グローバル資本の利益を極大化するために推進されている。その象徴がISD(投資家対国家間の紛争解決条項)であるという。「一国の法体系を破壊するもの」(p.210)で、「日本は主権を喪失する」(p.207)と。

それにしても、安倍政権誕生後、悪法のオンパレードが続く。安保法制や秘密保護法、憲法改正、種子法廃止、水道法改正も根っ子は同じなのではないか。すなわち、同書でも頻繁に登場する「グローバル資本」による独裁である。種子企業や水道屋の向こうには、戦争屋や金貸しが控える。

終章は「何が国家の嘘を許しているのか」と題し、「刑事司法の不正支配」「メディアの不正支配」「主権者の緩さ」を挙げる。刑事司法の不正支配に関しては、著者の植草氏自身が2度のでっち上げ逮捕で表舞台から抹殺されていて、説得力を感じる。

メディアの不正支配では、巨大資本が牛耳る大新聞とその系列の民放、時の内閣が実効支配するNHKによって構成される16社体制を挙げ、そのゆがみを指摘する。同書を出したのは、まさにこれに阻まれた情報を国民に届けるためと考える。

電通過労死報道が「働き方改悪を強制制定するための手段」(p.259)で、「消費増税では財政再建と社会保障制度維持のための施策という真っ赤な嘘」(同)との記述を見て、多くの事例を連想した。私はあらゆるマスコミ報道は政治宣伝だと考え、都度のニュースが何のために見せられているのかを記事や動画で解説してきた。」

(ここまで高橋氏の書評からの転載)

高橋氏はメディアが流布する情報の本質を洞察し、その意味を摘出されてきた。

マスメディアが流布する情報のよって多くの主権者が洗脳、誘導されている現実を、私たちは直視しなければならない。





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/617.html

[政治・選挙・NHK254] 絶望的な立憲民主党と野党共闘  天木直人  赤かぶ
5. 赤かぶ[1916] kNSCqYLU 2018年12月07日 00:09:52 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[381]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/616.html#c5
[政治・選挙・NHK254] CNNキャスターも失笑。G20における安倍首相のトランプ大統領への「祝辞」、一般アメリカ人はどう見た? 
CNNキャスターも失笑。G20における安倍首相のトランプ大統領への「祝辞」、一般アメリカ人はどう見た?
https://hbol.jp/180438
2018.12.06 林泰人 ハーバー・ビジネス・オンライン


 水道民営化や外国人実習生制度の問題で国会が紛糾している最中、南米に旅立った安倍首相。日本国内ではG20ブエノスアイレス・サミットや南米各国での勇ましい姿ばかりが報道されているが、実はあるコメントが欧米メディアから失笑を買っている。

キャスターも思わず絶句


「魅力を振りまいた」と茶目っ気のある見出しが躍ったのは、『ニューヨークポスト』

 アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイと南米各国をまわっている安倍首相が“トンデモコメント”を発したのはG20でのこと。トランプ大統領との会談で「アメリカ中間選挙での歴史的な勝利」を祝福したのだ。

 これだけ見ると普通のニュースにしか見えないが、ご存知のとおり、米中間選挙ではトランプ大統領のライバル・民主党が8年ぶりに下院での多数派を奪還。「歴史的勝利」をおさめたのは、むしろトランプ大統領にNOを突きつけた女性やマイノリティ議員たちだ。

 そもそも結果が理解できていないのか、単に何かを褒めて媚を売りたかったのか……。真意は図りかねるが、なぜかトランプ大統領を「祝福」した安倍首相。CNNはこのコメントを「実際には民主党が大躍進も、日本首相はトランプの中間選挙勝利を祝福」という皮肉交じりのテロップつきで報じている。

 さらに番組内では、安倍首相のコメントにキャスターが思わず絶句する姿も。有識者との中継では、下記のようなやりとりが繰り広げられた。

キャスター:「え〜、ちょっと(テロップを)見てください。『歴史的勝利』……はぁ?」

識者:「彼はトランプがどんな言葉を聞きたいか知っています。だから、それ(褒め言葉)を口にしたんでしょう。トランプはお世辞に弱いし、本人は勝った気でいるのを知っていますから」

キャスター:「だけど、それ(中間選挙での勝利)はまったく間違っていますよね?」

 驚きを隠せないといった表情のキャスターと、苦笑いしながら解説する識者の姿は、ニュース番組というよりはコメディだ。

 また、CNNはウェブ版のニュース記事でも、G20でのトランプ大統領の動向とともに、安倍首相の珍コメントを紹介している。

 同記事ではトランプ大統領のロシア疑惑と関連してプーチン大統領との会談がキャンセルされたこと、「サミットでもっとも重要」な習近平首席との会談、サウジアラビアやトルコなど各国首脳陣とのエピソードが取り上げられている。

 そうして安倍首相が登場するのは記事の終盤。中国や北朝鮮問題に懸念を抱いているとしたうえで、「誇張した賞賛を送った」と、これまた小馬鹿にするような記述が見られるのだ。

 こうした見方をしているのはCNNだけではない。『ニューヨークタイムズ』も、安倍首相のコメントを次のように解説している。

“大統領は日本とオーストラリア、2人の環太平洋同盟国首脳、そしてインド首相と会談。各国首脳陣のなかで、トランプ氏のもっとも熱心な臣下である日本の安倍晋三首相は、「中間選挙での歴史的勝利」――民主党が下院を制した選挙を祝福した”

「歴史的勝利」が間違っているというのを強調しているだけではない。こうしたお世辞外交を繰り返す安倍首相を「熱心な臣下」とまで形容しているのだ。

 また、『ニューヨークポスト』は「G20で安倍晋三首相が魅力を発揮」と、“お茶目”な部分にフォーカス。「各国首脳陣がお世辞を使って、最高司令官との関係を良好にしようとするのに倣った」と報じている。

安倍首相の祝福は本気?

 メディアからは失笑されている安倍首相のコメントだが、一般人はどう感じているのか? 在日アメリカ人たちに話を聞いてみると……。

「オー、ゴッド……。コイツらはお互いが必要なんだね。(安倍首相がトランプ大統領を褒めちぎるのは)経済的になんらかの見返りがあるとしか思えない。アメリカ国内でのトランプの立場は悪化する一方だし、国際的にもすでに変人扱いされているからね」(38歳)

「なんでこんなにKiss-ass(媚びへつらう)のか謎だよ。まあそれでトランプが喜ぶなら、ある意味成功しているのかもしれないけど、ちょっと恥ずかしくない?」(34歳)

 目的には理解を示しつつも、あまりにヘコヘコとする姿には違和感がある様子だ。

 また、ネット上には次のようなコメントも見られた。

“もしかして安倍晋三は政党で混乱してるのかな? それともトランプで遊んでるだけ? どの首脳もとにかく褒めとけば喜ぶって知っているからね”

“トランプは安倍の祝福を文字通り受け取っちゃうから、気をつけないと。中間選挙で惨敗なんかしなかったって思い込みそう”

「さすがに本気で褒めているはずはないだろう」というのが主な見方だが、はたして安倍首相の真意はどこにあったのだろうか?

 重要な議題が国会であがるたびに外遊を繰り返す安倍首相。世界に顔が売れていくのはいいことだが、今回は媚を売って失笑を買ってしまったようだ。

<取材・文/林泰人>










































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/618.html

[戦争b22] アメリカ軍が空母をペルシャ湾へ派遣、イランを威嚇へ(櫻井ジャーナル)
アメリカ軍が空母をペルシャ湾へ派遣、イランを威嚇へ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812060001/
2018.12.06 櫻井ジャーナル


 アメリカ軍の空母ジョン・C・ステニスを中心とする艦隊が近くペルシャ湾に到着すると伝えられている。イランの石油輸出を止めようとしたドナルド・トランプ政権の企ては計画通りに進んでいないが、軍事力を使って実現しようとしている可能性は否定できない。それに対し、イラン政府はアメリカがイランの石油輸出を力で止めようとしたなら、ペルシャ湾からの石油輸出を不可能にすると警告している。

 アメリカ軍は現在、シリアの北部、トルコとクルドが武力衝突している北部に軍事拠点を建設、さらにシリアとイラクを結ぶ重要地点を押さえようとしている。

 すでにアメリカ軍はユーフラテスの北側で20カ所以上の場所に軍事基地を建設、南側ではイラクに通じる重要拠点のアル・タンフを制圧しているが、このアル・タンフではアメリカとイギリスの特殊部隊が反シリア政府軍を訓練、2018年9月にはアメリカ軍が軍事演習を実施している。アル・タンフで訓練を受けた戦闘員のうち850名近くがユーフラテス川がシリアとイラクの国境をまたぐあたりへ送り込んまれたともいう。

 何らかの軍事的な作戦をアメリカ軍は実行する計画なのではないかと見られているが、イランでの作戦と連動していると見ることもできる。

 イラン軍とアメリカ軍を比較した場合、アメリカ軍が軍事的に勝っていることは明らかだが、ペルシャ湾に限定してみると、イラン軍が保有している小型潜水艦は有効で、アメリカが保有する大型の艦船が有利だとは言えない。

 ジョージ・H・W・ブッシュ政権が1991年1月のイラクに対する攻撃でサダム・フセイン体制を倒さなかったことをネオコンは怒り、国防次官だったポール・ウォルフォウィッツはイラク、シリア、イランを殲滅するというビジョンを口にしていたとウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官は語っている。

 ただ、その際にソ連軍が出てこなかったことにネオコンは注目、アメリカが一方的に軍事力を行使してもソ連/ロシアは手をこまぬくだけだと考えるようになった。1991年はソ連が消滅した年であり、そうした特殊な状況を一般化してしまったわけである。

 勿論、この考え方は間違っている。イスラエルとアメリカがジョージア軍を使い、2008年8月に実行した南オセチアへの奇襲攻撃におけるロシア軍の反撃や2015年9月から始まったシリアでの軍事介入でも明らかだ。

 しかし、ネオコンがそれで軌道修正したようには見えない。軍事的な威嚇をエスカレートさせれば機能すると信じているようだ。

 アメリカ支配層は「オオカミ少年戦法」を実行しているという説もある。攻撃すると見せかけて引くということを繰り返し、「またか」を思わせて実際に攻撃するという推測だ。

 それが事実かどうかはともかく、アメリカの「脅せば屈する」という戦術はどこかの時点で戦争を引き起こす。相手がロシアや中国の場合、全面核戦争になる可能性は小さくない。ネオコンの行動原理は「勝利か、しからずば人類の死滅か」だ。



http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/450.html

[政治・選挙・NHK254] 自衛隊の「いずも」を生み出した米支配層の野望(2/2)(櫻井ジャーナル) 
自衛隊の「いずも」を生み出した米支配層の野望(2/2)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812050002/
2018.12.06 櫻井ジャーナル


 PNACの報告は1992年2月に国防総省のDPG草案という形で作成された世界制覇プランがベースになっている。旧ソ連圏だけでなく西ヨーロッパ、東アジアなどを潜在的なライバルと位置づけ、それらが台頭することを阻止、膨大な資源を抱える西南アジアを支配しようとしている。ロシアの属国化を前提として東アジア重視、つまり中国の押さえ込みが打ち出された。

 このプランが作成された当時の国防長官はリチャード・チェイニーだが、作成の中心は国防次官だったポール・ウォルフォウィッツ。そこで、ウォルフォウィッツ・ドクトリンとも呼ばれている。なお、2001年に始まるジョージ・W・ブッシュ政権ではそれぞれ副大統領と国防副長官を務めた。

 アメリカの属国である日本もウォルフォウィッツ・ドクトリンの影響を受けている。唯一の超大国になったアメリカは国連を尊重する必要はないと考えて単独行動主義を打ち出したが、日本もその方向へ動く。

 1993年8月にスタートした細川護煕政権は軍事戦略の作成を「防衛問題懇談会」という諮問機関に指示、細川首相が辞任した4カ月後の94年8月に「日本の安全保障と防衛力のあり方」が発表される。いわゆる「樋口レポート」だ。

 ところが、この報告を呼んだネオコンは怒る。国連中心主義の立場から作成されていたからだ。その当時、国防大学のスタッフだったマイケル・グリーンとパトリック・クローニンは日本が自立の道を歩き出そうとしていると主張、ジョセイフ・ナイ国防次官補らに自分たちの考えを売り込んだとされている。

 そして1995年2月にナイは「東アジア戦略報告」を発表、そこから日本はアメリカの戦争マシーンへ組み込まれていく。その延長線上に安倍内閣は存在する。

 この間、21世紀に入る頃にウラジミル・プーチンがロシアを再独立させることに成功、ウォルフォウィッツ・ドクトリンの前提は崩れるのだが、それでもネオコンは世界制覇プランを放棄しない。アメリカは唯一の超大国であり、ロシアには対抗できないと信じたようだ。

 そうしたアメリカ支配層の判断を示していると思われる記事がある。アメリカ支配層の機関誌的な存在である​​フォーリン・アフェアーズ誌の2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文だ。

 この論文ではアメリカ軍の先制第1撃でロシアと中国の長距離核兵器を破壊できるようになる日は近いと主張されている。つまりアメリカはロシアと中国との核戦争で一方的に勝てると信じていた。

 この論文が発表された2年後、アメリカ支配層の判断が間違っていることを示す出来事が引き起こされた。2008年8月にジョージア軍が南オセチアを奇襲攻撃したのだが、反撃してきたロシア軍に粉砕されてしまったのだ。

 ジョージアは2001年以降、イスラエルの軍事会社から無人飛行機、暗視装置、対航空機装置、砲弾、ロケット、電子システムなどを含む武器/兵器の提供を受け、軍の将兵は軍事訓練を受けていた。2008年1月から4月にかけてはアメリカの傭兵会社MPRIとアメリカン・システムズが元特殊部隊員を派遣している。

 つまり、南オセチアに対する奇襲攻撃はアメリカやイスラエルが周到に準備した上での作戦だった。この時に衝突したジョージア軍とロシア軍の規模は同程度。この時点でアメリカ軍やイスラエル軍はロシア軍に通常戦で勝てないことが明らかになったのである。その後、シリアでの戦闘でもロシア軍は戦闘能力の高さを見せつけている。

 それでも軍事的な恫喝でロシアを再属国化しようとしたのがヒラリー・クリントン陣営であり、ロシアとの関係修復を訴えたのがドナルド・トランプ陣営だった。2016年の大統領選挙でトランプが勝利するが、大統領に就任した後、支配層の好戦派はCIA、FBI、有力メディアを使ってトランプを攻撃、操ろうとしている。相当程度、成功したようだ。

 イギリスの長期戦略はユーラシア大陸の内陸部を周辺部から締め上げていくというもの。おそらく19世紀から、遅くとも20世紀の初頭に作成された。それをアメリカ支配層は踏襲している。明治以降の日本はこの戦略に沿った動きをしている。

 現在、自衛隊はアメリカ軍に従い、東シナ海や南シナ海で活動している。これは米英の長期戦略に合致、中国が推進している一帯一路を潰すことにもつながる。アメリカ支配層は中国が公海を自由に航行することを阻止する仕組みを築こうとしている。そうした動きの中で「いずも」も建造された。(了)



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/619.html

[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ!










首相「明日は委員会、2時間出てややこしい質問受ける」
https://www.asahi.com/articles/ASLD56DZYLD5ULFA03N.html
2018年12月5日21時40分 安倍首相

 安倍晋三首相は5日、都内で開かれたエコノミストらの懇親会であいさつし、「(G20から帰国した)時差が激しく残っているなかにおいて、明日は(参院)法務委員会、2時間出てややこしい質問を受ける」と述べた。

 6日の参院法務委では、外国人労働者受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案について、首相が出席して質疑を行うことで与野党が合意している。

 野党側は、法務省による失踪した外国人技能実習生の調査結果について「発表が実態と異なる」などと追及。議論の前提が崩れているとして今国会での成立に反対している。


























































































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html

[政治・選挙・NHK254] なりふり構わぬ金バラマキ 安倍政権が慌てる新元号大不況(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1917] kNSCqYLU 2018年12月07日 02:06:58 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[382]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/608.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
2. 赤かぶ[1918] kNSCqYLU 2018年12月07日 02:13:27 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[383]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
3. 赤かぶ[1919] kNSCqYLU 2018年12月07日 02:16:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[384]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”(日刊ゲンダイ)



移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243132
2018/12/07 日刊ゲンダイ


笑いが止まらない(C)日刊ゲンダイ

 今の臨時国会で、政府がなりふり構わずに成立を急いでいる悪法が、外国人労働者の受け入れを拡大する「入管法改正案」と、自治体の水道事業に民間企業の参入を可能にする「水道法改正案」だ。どちらも国民の多数が反対しているのに、与党はロクに審議しないで押し切るつもりだ。2つの悪法には共通点がある。ともにウラには、あの竹中平蔵東洋大教授が出てくるのだ。

 自公両党は6日、参院法務委で「入管法改正案」について採決し、あす7日の参院本会議での成立を目指す方針。改正目的の立法事実も示さず、法務省が国会に提出した審議資料は“捏造”。とにかく改正ありきとしか思えないが、改正による受け入れ拡大が大きな“追い風”になる団体がある。「一般社団法人 外国人雇用協議会」(東京・港区)だ。

 そもそも、外国人労働者の受け入れ拡大の動きが具体化したのは2016年3月。当時、慶応大教授だった竹中氏が有識者議員として出席した国家戦略特区諮問会議で、早急に検討を行う方針が示されたのがきっかけだ。

 協議会は翌4月、日本語やビジネス習慣に通じた質の高い外国人の育成や環境整備などを目的に設立。受験料8000円の「外国人就労適性試験」も手掛け、今年9月の第1回試験には、留学生ら327人が受験した。

 改正法成立は協議会や加盟企業にとって大きなビジネスチャンスにつながるだろう。その顧問に宮内義彦オリックスシニアチェアマンらとともに名を連ねているのがナント! 竹中氏なのだ。

 協議会に竹中氏が顧問に就いた理由を問うと、「弊会趣旨にご賛同いただける識者等に、広く顧問就任をお願いしております」(事務局)と回答。だが、自分が提案した政策で“潤う”業界、団体の重役に就くなんて、これぞマッチポンプだ。

「水道法改正案」も同じ構造だ。同法案は、自治体が施設を所有したまま運営権を民間事業者に売却するコンセッション方式の導入が柱だが、これを強く訴えていたのが、やはり竹中氏。今年6月の参院内閣委で日本共産党の田村智子議員はコンセッション事業の問題点を追及した際、こう指摘していた。

「14年5月19日、第5回経済財政諮問会議・産業競争力会議合同会議に竹中平蔵氏が『コンセッション制度の利活用を通じた成長戦略の加速』という資料を配付している。(コンセッション導入の)数値目標は、少なくとも、空港6件、下水道6件、有料道路1件、水道6件。これ、そのまま政府の目標じゃないですか。竹中さんが提案して、政府の目標になっている」

 竹中氏は16年10月には、自分が会長を務める政府の「未来投資会議 構造改革徹底推進会合 第4次産業革命会合」で、「(世界第2位の水メジャー)ヴェオリアは世界数十カ国で水道事業をやっている。ヴェオリアは日本に進出しようとしているけれども、日本にそういう企業がない」と発言している。

 そうしたら翌17年3月、浜松市が実施した下水道事業のコンセッション方式で、ヴェオリア・ジャパンのほか、竹中氏が社外取締役を務めるオリックスなどの企業グループが運営権を25億円で落札したのだ。

 これじゃあ〈すべての怪しい利権は竹中氏に通ず〉ではないか。加計問題でも明らかになったが、安倍首相の取り巻きが「有識者」として政府組織に潜り込んでボロ儲けする国家私物化システムはいい加減、見直すべきだ。


























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/621.html

[政治・選挙・NHK254] 移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1920] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:42:41 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[385]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/621.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1921] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:44:22 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[386]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/621.html#c2
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3. 赤かぶ[1922] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:45:19 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[387]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/621.html#c3
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4. 赤かぶ[1923] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:46:26 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[388]






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[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
9. 赤かぶ[1924] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:52:53 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[389]












http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c9
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
10. 赤かぶ[1925] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:58:07 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[390]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c10
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
11. 赤かぶ[1926] kNSCqYLU 2018年12月07日 07:59:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[391]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c11
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
12. 赤かぶ[1927] kNSCqYLU 2018年12月07日 08:01:10 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[392]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c12
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
13. 赤かぶ[1928] kNSCqYLU 2018年12月07日 08:04:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[393]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c13
[政治・選挙・NHK254] ニッサンは必殺依頼人が安倍へ 屁理屈逮捕処理できず 
ニッサンは必殺依頼人が安倍へ 屁理屈逮捕処理できず
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51962386.html
2018年12月07日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


辺野古やカジノと同じ松本清張の世界に入った
ミステリー ニッサンクーデター
このレベル7の逮捕劇にはムリがありすぎる

あの国鉄総裁轢殺事件のような「邪魔者を消せ」
は 日が経つにつれ 疑惑の煙が天に届くほど噴いてきた
なら
「天の声」しか「力」はない

***

トランプの言うことをきき トヨタ=日本も太るには
ニッサン(フランス)を消せば成る
ゴーンをつぶし 延長戦でルノーから剥がす
ヤレ!

日米黒幕委員会=竹中裏政府=黒い雲が判断した
頂上クーデター
となる

安倍政権=東京地検を操り 全官僚裏談合を仕切り
経団連・連合・国民民主党を配下にしている
日本の空を覆う 政治マムシたちだ

郷原宮本武蔵はしがらみと縁をもたない
磁場を持つ

***

小沢大騒ぎが無罪となった 期ズレ問題の捻じ曲げ告発
と全く同じ 今か明日かの話を

司法取引マジックで ゴーンをつぶせるハズが
郷原に切り返され 西川が決定責任サインがバレタ

ゴーンに悪意がなく
パンツの染みさえ見つからない
で 大騒ぎしながらゴーンを弄りまくる



関連記事
特捜部は手詰まりか…日産執行部がおびえるゴーン身柄解放(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/761.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/622.html

[国際24] アサンジ氏、大使館退去の条件整う エクアドル大統領発表(AFP)
アサンジ氏、大使館退去の条件整う エクアドル大統領発表
http://www.afpbb.com/articles/-/3200891?cx_part=latest
2018年12月7日 5:25 発信地:キト/エクアド AFP


エクアドルの首都キトで、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ氏支持を訴えるデモ参加者(2018年10月31日撮影、資料写真)。(c)RODRIGO BUENDIA / AFP


エクアドルの首都キトで、内部告発サイト「ウィキリークス」創設者ジュリアン・アサンジ氏支持を訴えるデモ参加者(2018年10月31日撮影、資料写真)。(c)RODRIGO BUENDIA / AFP


【12月7日 AFP】エクアドルのレニン・モレノ(Lenin Moreno)大統領は6日、英首都ロンドンの同国大使館に身を寄せている内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏(47)が同大使館を退去する条件が整ったと発表した。これでエクアドルと英当局は6年にわたるこう着状態を打破できそうだ。

 モレノ大統領は記者団に対し「アサンジ氏がほぼ自由の身で(エクアドル大使館を)出る決断を下す道が開かれた」と述べた。アサンジ氏には保釈条件の違反に関し英国内で答弁する義務があるものの、同氏の命が危険にさらされる恐れのある国に身柄を送還しないことを英政府が保障したと説明した。

 オーストラリア人のアサンジ氏は、米国務省と国防総省からハッキングにより入手した大量の機密文書を公開し世界的に知られるようになった。

 同氏は英国が自身の身柄を米国に引き渡し、自身が米国で訴追される恐れがあるとの懸念を繰り返し主張していた。

 ウィキリークスによるとアサンジ氏は先月、米検察当局から訴追された。同当局が誤った記載をして偶然明らかになったという。訴追内容は不明としている。

 アサンジ氏はスウェーデンでの性的暴行容疑2件について、同国に身柄を引き渡され尋問を受けることを避けるため、2012年からロンドンにあるエクアドル大使館に身を寄せていた。スウェーデンの検察当局はその後捜査を打ち切っている。(c)AFP







http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/693.html

[経世済民129] NY株、一時780ドル安 米中関係の悪化に懸念(日経新聞)
NY株、一時780ドル安 米中関係の悪化に懸念
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38657390X01C18A2000000/?n_cid=SPTMG022
2018/12/7 3:59 日経新聞


ニューヨーク証券取引所

【ニューヨーク=平野麻理子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均が急落した。下げ幅は一時800ドルに近づく場面もあった。カナダ当局による中国の通信大手、華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕を受け、米中関係の悪化に対する懸念が広がった。キャタピラーやボーイング、アップルなど中国との関係が深い企業を中心に、売りが膨らんでいる。

ダウ平均は午後1時45分現在、前営業日の4日終値比で469ドル安い2万4557ドル前後で推移している。6日のアジア市場も「ファーウェイ・ショック」で全面安となっており、米国市場もその流れを引き継いだ。

金融市場では株を売って、債券を買う動きが強まっており、米長期金利の指標である10年物国債利回りは一時2.85%と、3カ月ぶりの低水準をつけた。利ざやが縮小するとの見方からJPモルガン・チェースなど金融株が下落し、相場を下押ししている。



NY株続落79ドル安 急落後に買い戻し
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38657660X01C18A2000000/?n_cid=SPTMG022
2018/12/7 6:34 日経新聞

【ニューヨーク=平野麻理子】6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続落した。終値は休場前の4日比で79ドル40セント安い2万4947ドル67セントだった。「ファーウェイ・ショック」で、米中関係が悪化するとの懸念が広がった。ダウ平均の下げ幅は一時800ドルに迫った。引けにかけては米連邦準備理事会(FRB)による利上げペース休止観測が高まり、株は買い戻された。

カナダ当局が米政府の要請を受け、中国の通信大手、華為技術(ファーウェイ)幹部を逮捕していたことが5日明らかになった。中国に対する米国の強硬姿勢が改めて明らかになり、投資家心理が悪化した。6日のアジア市場は全面安となり、米国市場もその流れを引き継いだ。

特に中国との関係が深いキャタピラーやボーイング、アップルなどの企業が売られた。

取引終了にかけて、ダウ平均は下げ幅を急速に縮小した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)が「FRB幹部が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースの鈍化を示唆する可能性がある」と報じたことで、買い安心感が広がった。翌日に重要指標である11月の雇用統計の発表を控え、ポジション調整の買いも入ったようだ。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/782.html

[経世済民129] ファーウェイ副会長、違法金融取引か 英HSBCが通報(日経新聞)
ファーウェイ副会長、違法金融取引か 英HSBCが通報
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38657460X01C18A2000000/
2018/12/7 5:03 日経新聞

【ワシントン=鳳山太成】米国の要請に応じてカナダ当局に逮捕された中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を巡り、ロイター通信は6日、違法な金融取引の疑いで捜査されていると報じた。イランとの金融取引を禁じた米国の制裁を回避するための仕組みづくりに関った疑いがあるという。

同通信によると、米当局は少なくとも2016年からファーウェイがイランとの違法取引に関わっていないか捜査してきた。英金融大手HSBCを通して違法取引を手掛けたとみている。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)はHSBCがファーウェイ関与の疑いのある取引を見つけ、米捜査当局に報告したと報じた。HSBCは情報提供で協力しており、今回の捜査対象には含まれていないという。

カナダ司法省によると、孟氏はバンクーバーで1日に逮捕された。米国当局から引き渡しを求められている。孟氏の要請を受け、詳細は控えるとしている。7日に保釈聴聞会を開く予定だ。中国政府は孟氏の即時釈放を求めている。

ファーウェイの問題は米中対立の新たな火種となっている。同社は中国最大の民営企業で、習近平(シー・ジンピン)指導部が進めるハイテク産業育成策「中国製造2025」で重要な役割を占める。米政権が米国企業との取引を規制する制裁を科せば、同社の経営には大きな打撃となる。

動画
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38657460X01C18A2000000/













http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/783.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え(日刊ゲンダイ)
   


安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243130
2018/12/07 日刊ゲンダイ


苦戦必至の山本一太参院議員(右は中曽根康隆氏)/(C)日刊ゲンダイ

 ついに見切りをつけたか。安倍応援団が国政から知事選にクラ替えだ。

 自民党の山本一太参院議員(60)が来年夏の群馬県知事選に出馬する意向を固めたという。

 5日、自身のブログで「来夏の群馬県知事選挙に立候補する!!」と宣言。来年の参院選群馬選挙区の党公認候補だったが、辞退する。

 かつては安倍応援歌の「チャレンジャーに捧げる詩(うた)」を作るほどの心酔ぶりで、安倍首相の最側近を自任してきた山本議員だが、昨年秋に安倍首相が大義なき解散を打った際には、「ちゃんとした説明がないまま選挙をやったら、それこそ『国民をバカにしている!』と思われてしまう」とブログで批判していた。このところ、安倍首相との関係にはすきま風が吹いていたと自民党の参院議員がこう言う。

「森友学園問題で『佐川国税庁長官(当時)を証人喚問すべきだ』と発言したり、佐川氏が頻繁に答弁に立った2017年の通常国会で参院予算委員長だったのに野党を抑え込めなかったりで、不興を買ったといわれている。山本議員自身も側近アピールをしなくなったよね。本人は総理側近の威光を頼りに衆院への転出を狙っていたんだが、大本命だった群馬1区は佐田玄一郎の後継が尾身朝子に決まってしまった。群馬県は小渕家、福田家、笹川家、尾身家、中曽根家など有力者がひしめいていて、小選挙区が空きそうにない。総理の力添えも期待できず、やっと諦めがついたんでしょう」

 小選挙区をめぐって、山本議員は中曽根家と激しいバトルを繰り広げてきた。14年に政治資金問題で経産相を辞任した小渕優子衆院議員が年末の総選挙への出馬を危ぶまれ、群馬5区の後釜に中曽根元首相の孫、康隆氏の名前が取り沙汰された際には、「断固反対する!」とブログに連日の投稿。これに中曽根側が「非常に不愉快であり、即刻の訂正と謝罪を要求する」と応酬する異例の事態に発展した。

「そのしこりもあって、群馬県内の自民党は一枚岩ではない。一太さんは、知事選出馬は地元からの要請と言うが、選挙区の空きが出ないことについては県連内でも国政希望の地方議員の不満が高まっていて、参院議員を4期も務め大臣までやった一太さんがはじき出された格好です。昨年の総選挙で比例北関東ブロックに回って初当選した康隆氏も、選挙区が欲しいはずですしね。一太さんの独自世論調査では現職にダブルスコアで勝っているそうですが、現職知事も自民党系です。4期目を目指して出馬する可能性があり、保守分裂選挙になれば、一太さんの苦戦は必至です」(群馬県連関係者)

 党内にも県内にも居場所がなくならなければいいが……。





















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/623.html

[政治・選挙・NHK254] 改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201812070000227.html
2018年12月7日9時31分 日刊スポーツ


★自民党のやり方なのか、それとも党憲法改正推進本部長・下村博文の発想なのか、同本部は5日、国際医療福祉大教授・川上和久(政治心理学)を党本部に招き「憲法改正国民投票の最大の壁とは」と題して戦略指南を行った。川上は資料を示しながら、投票に向けて改憲派も反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要とした。つまり疑似内乱を誘発させようというわけだ。

★そもそも与党を構成する自民党が思想信条を軸に国民を対立させ、改憲派は味方、護憲派は敵という構造を作るべきという勉強会を行うことに違和感を持たないのならば自民党も落ちたものだ。川上は国民投票となれば「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が始まり、「不安があおられる」と予測。その上で「改憲派自身も何らかの『敵』を作り、国民の不安、怒りなどを覚醒させるしか方法はない?」と時事通信は伝えている。

★そもそも、改憲の中身も自民党は国民に示さず、護憲派は敵という構造だけを作り上げようとする感覚が理解できない。党内の護憲勢力、例えば宏池会は「憲法9条を守るべき」が信条の派閥だが、理屈で言えば敵になる可能性もある。では連立を組む公明党はどうだろう。激しい「反」安倍キャンペーンが始まるから敵が必要なのかもわかりにくい。

★もうそんな党内議論でなく、元来、改憲という国民運動に広げたいのならば、本来敵を作るよりも味方を増やすことを政党は考えるものではないのか。改憲のみならず、改憲議論のプロセスまでゆがめ始めた自民党を正面から議論を挑める政党に覚醒してもらいたい。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/630.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1929] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:00:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[394]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/623.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1930] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:02:51 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[395]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/623.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[1931] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:03:57 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[396]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/623.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 安倍首相との関係悪化? 山本一太議員が知事選にクラ替え(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[1932] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:05:31 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[397]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/623.html#c5
[政治・選挙・NHK254] 技能実習生69人死亡は「いま初めて聞いた」(安倍晋三)・・・だったら審議やり直せ!!&「改憲派を敵と位置付け名指しで批判
技能実習生69人死亡は「いま初めて聞いた」(安倍晋三)・・・だったら審議やり直せ!!&「改憲派を敵と位置付け、名指しで批判。国民の不安、怒りなどを覚醒させる」(川上和久国際医療福祉大学教授)・・・カルト集団のノリだな!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-cfba.html
2018年12月 7日 くろねこの短語


 相撲取りの暴力沙汰がTVを賑わしている。そもそも、「無理偏に拳骨と書いて兄弟子と読む」のが相撲の世界で、いまの親方連中もそれで育ってきたんだから、そんな連中を一掃しない限り鉄拳制裁がなくなることはありません。

 鉄拳制裁といえば、野球だって同じです。あたかも「愛の鞭」のごとく喧伝されたスター監督だっていたんですからね。この国のスポーツ・ジャーナリズムもどうかしてます。

 そんなことより、海外遠足で遊び呆けていた初老の小学生・ペテン総理が、移民法の審議でひとの命をいかに軽視しているかと思わせる答弁してくれちゃいました。この2年間で死亡した外国人技能実習生が69名もいると指摘されて、この男はシレっとこんなこと言ってます。

「今初めて聞いたので答えようがない。今までの制度に問題がなかっと思っているわけではない。法務省が受け入れ先を調査すると承知している」

 「今初めて聞いた」って、よくも言えたものだ。これが本当なら、まずはテメーの不明を恥じるのが先だろう。そして、法案採決を見送って、改めて調査の上、次の国会で審議すべきことなんだね。

 普通に考えれば「初めて聞いた」なんてことは嘘に決まってるんだが、この男の場合はあり得るからなあ。おそらく、資料なんか何も読んでないだろうしね。ただただ財界からの要望を「はい、そうですか」って役人に丸投げしてるだけだろうから。

 それは、水道民営化法案もそうだし、漁業法改悪案もそうなんだね。なによりも、「安倍政権の成長戦略は結局、利益誘導の規制緩和にしかない」(金子勝立教大特任教授)ってことだ。このままほっとくと、一般大衆労働者諸君はケツの毛まで毟り取られますよ。

実習生69人死亡を公表 15〜17年法務省資料

安倍入り「入管法」有田芳生・小川敏夫(立憲)仁比聡平(共産)ほか12/6参院・法務委


 ところで、国際医療福祉大学の川上和久とかいう教授が、「改憲派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要」と自民党の会合でアジったってね。なんでも、

川上氏は配布資料で、国民投票となれば「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が始まり、「不安があおられる」と予測。その上で「改憲派自身も何らかの『敵』を作り、国民の不安、怒りなどを覚醒させるしか方法はない?」と世論対策の重要性を訴えた。

 ってんだから、ほとんどカルト集団のノリだ。この男、よくTVでも見かけるんだが、こんなのがコメンテーターとして御託並べてるんだから、TVのいかさまかげんがわかろうというものだ。

改憲投票へ反対派攻撃を=自民会合で有識者「指南」



実習生69人死亡を公表 15〜17年法務省資料
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201812/CK2018120702000161.html
2018年12月7日 東京新聞



 外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を巡り、外国人技能実習生が二〇一五〜一七年の三年間で計六十九人死亡していたことが、六日の参院法務委員会の審議で分かった。立憲民主党の要請を受け、法務省が関連資料を示した。実習生の劣悪な労働環境が改めて浮き彫りになり、野党が反発を強める中、与党は七日の参院本会議で改正案を採決し、成立を図る構えだ。 (木谷孝洋)

 資料によると、死亡者の内訳は、男性が五十四人、女性が十五人。年齢別では、二十歳代が四十六人、三十歳代が十九人で十歳代も二人いた。出身国は中国が最多で三十二人、次いでベトナムが二十六人。

 死因は心筋梗塞や急性心不全、くも膜下出血などが目立ち、自殺は六人いた。実習後に船から落ちて死亡したり、現場に向かう車内で意識を失い亡くなった例もあった。同僚の実習生に刃物で刺された人もいた。

 同省の集計では、日本に在留する外国人実習生は一七年末で約二十七万人。

 参院法務委で安倍晋三首相は、資料の内容について「見ていないから答えようがない。今までの制度に問題がなかったと思っているわけではない」と語った。

 山下貴司法相は、死亡に至った経緯などは「プライバシーの問題なので詳細は公表できない」とした。その上で「日本人でも、業務上の死亡や疾病はあってはならない。政府を挙げて(改善に)取り組まなくてはならない」と話した。

 質問した立民の有田芳生氏は委員会終了後、死亡者数が明らかになったことを受け「二十代、三十代の日本人の若者に比べはるかに高い比率で亡くなっている。技能実習制度のきちんとした総括なしに新しい制度はあり得ない」と記者団に語った。

 技能実習制度を巡っては、一七年に失踪した二千八百七十人に関する調査結果で、同省は当初、86・9%が「より高い賃金」を求めたとした後、67・2%に訂正。失踪の動機について最低賃金以下の低賃金と答えた失踪者は二十二人だったが、野党は聞き取り結果を記した「聴取票」を全て書き写した集計で、三分の二に当たる千九百三十九人が最低賃金以下だったと指摘した。




















改憲投票へ反対派攻撃を=自民会合で有識者「指南」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120500800&g=pol
2018/12/05-20:38 時事通信


自民党の憲法改正推進本部の会合であいさつする下村博文本部長(中央)と川上和久教授(同左)=5日午後、東京・永田町の同党本部

 自民党憲法改正推進本部は5日の会合で、国際医療福祉大の川上和久教授(政治心理学)を招き、「憲法改正国民投票の最大の壁とは」をテーマにヒアリングを行った。出席者によると、川上氏は、投票に向けて改憲派も反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要と説いた。

 川上氏は配布資料で、国民投票となれば「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が始まり、「不安があおられる」と予測。その上で「改憲派自身も何らかの『敵』を作り、国民の不安、怒りなどを覚醒させるしか方法はない?」と世論対策の重要性を訴えた。
















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/631.html

[政治・選挙・NHK254] 改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
2. 赤かぶ[1933] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:32:54 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[398]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/630.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[1934] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:33:45 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[399]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/630.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
4. 赤かぶ[1935] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:34:52 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[400]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/630.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 改憲派も護憲派も「敵」作る方法だけ?/政界地獄耳(日刊スポーツ)  赤かぶ
6. 赤かぶ[1936] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:40:30 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[401]

改憲投票へ反対派攻撃を=自民会合で有識者「指南」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181205-00000148-jij-pol
12/5(水) 20:37配信 時事通信

 自民党憲法改正推進本部は5日の会合で、国際医療福祉大の川上和久教授(政治心理学)を招き、「憲法改正国民投票の最大の壁とは」をテーマにヒアリングを行った。

 出席者によると、川上氏は、投票に向けて改憲派も反対派を敵と位置付け、名指しで批判するなどネガティブキャンペーンが必要と説いた。

 川上氏は配布資料で、国民投票となれば「野党(と一部マスコミ)による激しい『反』安倍キャンペーン」が始まり、「不安があおられる」と予測。その上で「改憲派自身も何らかの『敵』を作り、国民の不安、怒りなどを覚醒させるしか方法はない?」と世論対策の重要性を訴えた。 








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/630.html#c6
[政治・選挙・NHK254] 技能実習生69人死亡は「いま初めて聞いた」(安倍晋三)・・・だったら審議やり直せ!!&「改憲派を敵と位置付け名指しで批判 赤かぶ
1. 赤かぶ[1937] kNSCqYLU 2018年12月07日 12:45:17 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[402]















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/631.html#c1
[原発・フッ素50] 福島・あんぽ柿・出荷始まる、食べて大丈夫?(めげ猫「タマ」の日記)
福島・あんぽ柿・出荷始まる、食べて大丈夫?
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2733.html
2018/12/06(木) 19:46:27 めげ猫「タマ」の日記


福島のあんぽ柿の出荷が始まりました(1)。(=^・^=)なりに調べると
 ・産地の福島盆地はは汚染され、放射能が舞い散っている。
 ・今年も検査で基準超が見つかっている。
 ・全数検査で「安全」とされているが、精度を担保するデータがなく、全数検査と精密検査の結果が合わない。
 ・産地では葬式が増えているが、産地でない相馬・南相馬市では葬式が増えていない。
等の特徴があります。

 福島はくだもの王国を主張しています(2)。ただし、福島県全域で果樹栽培が盛んな訳ではなく、概ね北部の福島盆地と呼ばれる狭い範囲に集中しています(3)。以下に示します。

事故から7年9ヶ月経て、汚染されている福島盆地

 ※1(4)のデータを(5)に示す手法で12月1日に換算
 ※2 避難地域は(6)による。
 ※3 福島盆地の範囲は(7)による。
 図―1 福島盆地

 事故から7年9ヶ月が経過しましたが、図に示す様に国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(8)地域が広がっています。事故から8シーズン、福島の果樹は汚染された地で栽培されています。

 福島の果樹は6月のサクランボに始まり、モモ、ナシ、リンゴと続きます(3)。最後を飾るのがあんぽ柿で、年末から年始がシーズンです(9)。
 あんぽ柿は干し柿の一種で、皮をむいた柿を乾して作ります(9)。

吊るして乾される福島のあんぽ柿

 ※(9)を引用
 図―2 吊るして乾されるあんぽ柿

 以下に福島盆地のセシウム放火量をしめします。

放射能が舞い散る福島盆地

 ※1 セシウム降下量(2016年11月から1年間)は(10)に示す元データおよび手法で計算
 ※2 ピーチラインフルーツラインは(11)による。
 ※3 福島盆地は(10)による。
 図―3 福島盆地のセシウム降下量

 図に示す様に放射能が舞い散っています。あんぽ柿は放射能が舞い散る場所で吊るされ、乾燥します。放射能汚染が心配です。以下に福島盆地のあんぽ柿の精密検査結果を示します。

基準超が見つかり続ける福島盆地のあんぽ柿

  ※12012〜15,17年は(12)、16年は(14)、18年は(15)による。
  ※2基準値は(16)による。
 図―4 福島盆地産あんぽ柿の検査結果

 図に示すように、毎年のように基準超が見つかっています。このため、事故後しばらくは出荷が自粛されていましたが、2013年12月より出荷が再開されました(17)。全数検査をして、「安全」が確認された物だけを出荷すると行政や農協は主張しています(17)(19)。全数検査なので、簡易検査にならざるを得ず(18)、しかも専用装置での検査です(19)。検査装置は事故後に導入されたものですから(17)、機能しているかの確認データが必要です。もっとも妥当なのは、簡易検査で「安全」とされたものを、抜き取りで事故前からある「精密検査」を実施し基準値超えの有無を確認するこおだと思います。あんぽ柿を扱った福島の農協のHP(18)や、福島県の担当課のHP(20)を見たのですがそのようなデータはありません。出荷再開から5年に渡り(=^・^=)はあんぽ柿の簡易検査の妥当性を示すデータを探しているですが、見たことがありません。

 あんぽ柿の全数検査結果を福島の農協は概略を公開しています(21)。精密検査結果と比べると
 精密検査 検査     24件中50(Bq/kg)超が3件(全体の12.5%)(15)
 全数検査 検査129,241件中50(Bq/kg)超が2件(全体の0.002%)(22)
で、全数検査と精密検査で全く合わない。このような事が偶然の起こる確率を計算したら「0」でした。精密検査と全く合わない全数検査は、かなり怪しい検査と言わざるを得ません。なお1キログラム当たり50ベクレルを「50(Bq/kg)」と標記しました。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 検査が一致している確率の計算結果

有意検定表(検査)

 ※1 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。
 ※2 各欄の計算式は以下の通り
  B(実測値)=@(実測値)+A(実測値)
  E(実測値)=C(実測値)+D(実測値)  
  F(実測値)=@(実測値)+C(実測値)
  G(実測値)=A(実測値)+D(実測値)  
  H(実測値)=B(実測値)+E(実測値) 
  I(実測値)=F(実測値)÷H(実測値) 
  J(実測値)=G(実測値)÷H(実測値)
  @(期待値)=B(実測値)×I(実測値) 
  A(期待値)=B(実測値)×J(実測値)
  C(期待値)=E(実測値)×I(実測値) 
  D(期待値)=E(実測値)×J(実測値)

 あんぽ柿の全数検査はかなり怪しげな検査と言わざるを得ません。これでは産地の皆さんの健康が心配です。図−1に示す様に、福島盆地は福島市、伊達市、桑折町、国見町に広がっています。以下に各年1〜10月中のこの2市2町の合計の葬式数を示します。

事故後に増えた福島盆地の葬式

 ※1(24)を各年1から10月の10ヶ月間で集計
 ※2 震災犠牲者は(25)により、行方不明を含み、関連死を含まず
 図―5 福島盆地が広がる2市2町の葬式の推移

 図に示す通り事故後に葬式が増えています。福島盆地が広がる2市2町の葬式(死者数)は
  事故前年(2010年1月から10月)3,220人
  今年(2018年1月から10月)  3,716人
で15.4%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら4億分の1でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による

有意差検定表(葬式)


 福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。

 表―3 福島産を許容すかのアンケート結果
 ※ (14)を集計

郡山・三春で許容される福島産米


 図に示す様に相馬・南相馬市では715人中4分3を超える530人が福島産野菜を避けています。同じように福島産果物も避けているはずです。相馬・南相馬市の葬式(死者数)は、福島県の発表(24)を集計すると
  事故前年(2010年1月から10月)1,076人
  今年(2018年1月から10月)  1,096人
で、殆ど変化がありません。
 福島産あんぽ柿の出荷が始まりました(1)。その特徴をまとめると
 ・産地の福島盆地はは汚染され、放射能が舞い散っている。
 ・今年も検査で基準超が見つかっている。
 ・全数検査で「安全」とされているが、精度を担保するデータがなく、全数検査と精密検査の結果が合わない。
 ・産地では葬式が増えているが、産地でない相馬・南相馬市では葬式が増えていない。
になります。
    
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 普天間や辺野古をめぐり沖縄と安倍出戻り総理の対決が続いています(26)(27)。このやり取りを見ていると、安倍出戻り総理は政治目的実現の為には国民はリスクを負うのは当然と考えているように思えます。彼は普天間について「危険性の除去」との行っており(28)、普天間の危険性を認めています。それでも、即効性のある対策を打っていませんし、模索する様子もありません。彼は普天間基地がある宜野湾市(29)の当面の危険はどうでもいいようです。同じく、政策目的実現の為に、怪しげな福島産を平然と流通させることもあり得ます。これでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島盆地では特産の「あんぽ柿」の出荷がはじまりました(1)。ここの「柿」は上品な甘さとしっとりした味わいだそうです(30)。福島県は福島産柿は「安全」だと主張しています(31)。でも、福島県相馬市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。

他県産はあっても福島県産柿が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 ※(32)を引用
 図―6 福島産柿が無い福島県相馬市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県相馬市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2733.html
(1)あんぽ柿も暖かさや湿気に対策|NHK 福島県のニュース
(2)くだもの図鑑 – くだもの消費拡大委員会
(3)くだものづくりがさかんな福島盆地
(4)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(5)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)福島盆地 - Wikipedia
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)あんぽ柿 - Wikipedia
(10)めげ猫「タマ」の日記 放射能が舞い散る福島(2017)
(11)くだもの狩り情報
(12)報道発表資料 |厚生労働省
(13)加工食品等の放射性物質検査について - 福島県ホームページ
(14)(13)中の●平成28年産の「カキ」を原料とするあんぽ柿及び干し柿等の乾燥果実の加工自粛要請について(平成28年9月21日)
(15)(13)中の●平成30年産の「カキ」を原料とするあんぽ柿及び干し柿等の乾燥果実の加工自粛要請について(平成30年10月3日) [PDFファイル/171KB]pdfアイコン
(16)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(17)伊達地方の特産「あんぽ柿」3年ぶりの出荷再開へ - 福島県伊達市ホームページ
(18)あんぽ柿について | ふくしまの果物 | JA全農福島
(19)(18)中のあんぽ柿専用非破壊検査機器
(20)あんぽ柿・干し柿等の「カキ」を原料とする乾燥果実の加工自粛とあんぽ柿の出荷再開の取組について - 福島県ホームページ
(21)あんぽ柿検査情報 | 冬 | JA全農福島
(22)(21)平成30年11月23日現在pdf[325KB]
(23)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(24)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(25)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(月1回更新) - 福島県ホームページ
(26)基地問題の記事一覧 | 沖縄タイムス+プラス
(27)普天間飛行場移設問題 -琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(28)成28年3月4日 普天間飛行場の移設に関する和解勧告の受入れについて | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(29)普天間飛行場 - Wikipedia
(30)福島県ブランド認証産品(あんぽ柿) - 福島県ホームページ
(31)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のくだもの編 [PDFファイル/196KB]
(32)Webチラシ情報 | フレスコキクチ中の「相馬店」





http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/631.html

[国際24] 中国とアメリカを比較する:経済は分化、警察国家は収束(マスコミに載らない海外記事)
中国とアメリカを比較する:経済は分化、警察国家は収束
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-131f.html
2018年12月 7日 マスコミに載らない海外記事


フレッド・リード
Fred On Everything
2018年11月28日

 中国の発展、貧困にあえぐ第三世界から巨大な経済への衝撃的な進歩、その急速な科学的発展を、私は40年間見守ってきた。中国が、無名の状態から、スーパーコンピューター、今や、アメリカと互角に渡り合い、遺伝子工学やゲノミクス(北京ゲノミクス研究所)量子計算や量子レーダーや、科学的出版物では、世界レベルの仕事をしている。中国は多くのことで遅れているが、進歩の速度、進歩に対する強い集中は注目に値する。

 最近、12年ぶりに、私は二週間、成都と重慶を再訪したが、驚くべきものだった。余り読まず、短気に仕分けるアメリカの愛国者は、中国の政治、経済体制が我々のものより良質かもしれないという考えにいらだつだろうが、米国がもがいている間に、中国は向上したのだ。彼らは何か正しいことをしているに違いない。

 経済体制に関しては、中国は明らかに上位だ。中国は外国でインフラと資源に大いに投資することを可能にし、大きい経済黒字を生み出す。アメリカは大赤字を作り出す。中国は中国に投資し、アメリカは軍に投資する。中国のインフラは新しく、高品質で、成長している。アメリカのインフラはゆっくりと悪化している。中国には物事をなし遂げるおとなの政府がある。アメリカは本質的な欠席者議会と、病的に攻撃的な好奇心で、万華鏡のように人材が変わるホワイトハウスがある。

 ユーラシアにあるという地理的利点を持ち、有能な指導力と、知的な人々が遥かに人口が多い国と、アメリカは競争できない。ワシントンの選択は、そうできるうちに、制裁を通して、屈服するか、あるいは、アメリカのもう一つの国になるのを、世界に甘受するよう強いて、大規模戦争を始めることだ。ワシントン・エリートの肥大した自我を考えれば、これは明るい話題ではない。

 二つの国を比較するために、そう言われているものではなく、あるがままの二国を見よう。中国は、悪夢のよう独裁国で、残忍で、宗教あるいは表現の自由の実施は許されないと我々は聞かされる。よくある例は、その批判が当たっているポルポト、スターリン、ヒットラー、毛や北朝鮮だ。それと対照的に、アメリカは民主主義、言論の自由、自由出版、高い倫理的価値、信教の自由ゆえに世界にうらやまれていると我々は聞かされる。

 これはたわごとだ。 実際二国は、我々が考えているより良く似ていて、アメリカは迅速に中国モデルに収束しつつあるのだ。

 アメリカは良くても、かろうじて民主的だ。4年ごとに、アメリカには、何も意味しない音と激怒に満ちて激しく争われる大統領選挙がある。大衆は重要な何に関しても影響力を持っていない。戦争、軍事予算、移民、仕事、仕事の海外移転、子供たちが学校で教えられること、あるいは外交政策や、人種政策。

 我々には本当の言論の自由はない。一度「ニグロ」と言えば、30年ついている仕事を失いかねない。あるいはユダヤ人、イスラエル、黒人、同性愛者、イスラム教徒、フェミニスト、あるいは性転換者を批判してみて頂きたい。彼ら、あるいは、これら集団へのいかなる批判も、あるいは妊娠中絶反対、あるいは銃所有権賛成、あるいは国民が反対するようになるかもしれない大いに儲かる戦争や、議会あるいはウォール街のあらゆる汚職についての報道も、マスコミは厳しく禁止している。

 宗教? キリスト教は非合法ではないが、憲法上実在しない政教分離の教義の下、ひどく抑圧されている。監視?中国では国民監視は強烈だが、更に悪化している。どれぐらいNSAが我々を監視しているか言うのは困難だが、今アメリカは、カメラ、ナンバー・プレート電子読み取り、電子メールと電話会話記録の国だ。大手ハイテク企業は益々政治的サイトを検閲し、我々の家の監視は更に酷くなろうとしているように見える。

 ここで我々はリンカーンの有名な言葉「一部の人々を常に、そして全ての人々を一時、だますことはできるが、全ての人々を常にだますことはできない。」を熟考すべきかもしれない。彼は政治家だったので、アメリカ政府の基本である「だが、あなたは十分な人々を十分長時間だますことができる。」という最後の条項を言わなかった。閲覧者の少ないウェブサイトを、政治的に正しくないことにし続けなくて良いのだ。マスコミ経由で、人々に信じて欲しいことを、大多数に何度も何度も繰り返し語るだけで良い。

 中国の独裁は、いくぶん厄介だが、カンボジアのポルポトのサディスティックな愚行との共通点はほとんどない。中国では、国民は政府に抵抗せず、宣伝は激しく、通信は監視されている。大部分がそうするように、人々がこれを受け入れれば、ビジネスを始め、バーをはしごし、マリフアナを吸う(そこではよくあるが、非合法だと友人が私に言っている)のは自由で、彼らが益々支払う余裕が増え、アメリカ人が普通の生活と呼ぶ、こうした消費文明を送ることができている。地獄のような場所ではないのだ。

 社会的に中国は、アメリカに対して大きな利点がある、新彊のイスラム教徒以外、おおかた漢民族単一文化なのだ。アメリカの人種的多様性がないので、都市は燃え上がらず、能力がない少数人種のために学校を小児化する圧力がなく、人種的暴徒は店を略奪せず、路上犯罪はごく僅かしかない。

 アメリカ都市での巨大文盲地帯は存在していない。公務員に密かにつきまとう野放しのアンティファのチンピラ・ギャングの悪意に満ちた政治的分裂がない。アメリカはそうではないが、中国は教育を真剣に受けとめている。学生は勉強し、年齢通り、分別をもって振る舞い、中学校政治などしない。

 要するに、中国は取り返しのつかない退廃にあるようには思われない。アメリカはそうだ。

 知的独裁は、混沌とした擬似民主主義に対し、重要な利点がある。一つは政策の安定性だ。アメリカで、我々は2、4、あるいは6年で、次の選挙を考える。企業は次期四半期の最終損益に焦点を合わせる。従って政策がパタパタ変わるのだ。ある政権は国民医療制度に興味皆無で、次の政権がそれを制定し、三番目の政権がその廃止を願うのだ。なぜなら既得権益団体、この場合、大手製薬会社、保険会社、米国医師会により、政策が異なる方向に引き回され、変えられ、その結果、車輪が5つで、電動モーター搭載なのにバッテリーがなく、機能しない触媒コンバーターのある自動車になってしまう。ブッシュ2世から、トランプが去るまでの24年間、我々に国民医療制度があるのかないのかわからない。

 帝国に向かう中国の手法は主に商売だが、アメリカは軍だ。前者は一発も銃撃せずに利益を生み、後者、アメリカは世界に駐留軍を置こうとするが、莫大な損失を生み出す。常に強要を好むワシントンは、今、関税、制裁、通商停止などによって、世界を屈伏させようとしている。それは機能するだろうか、それとも他の国々に、アメリカに対し団結することを強いかどうかは見ていないとわからない。一方中国経済は成長している。


 アメリカは航空母艦を造るが。中国はラオスで、この鉄道を建設している。

 独裁制は、簡単にことを進められる。20年、あるいは50年、何年も先を計画できる。もしどれかの大規模エンジニアリング・プロジェクトが30年たって、大きな利益を生みだせるが、その時までまる損であっても、中国はそれをすることができる。しばしば、そうしている。私が成都滞在時、北京は長さ55キロの、香港・珠海・マカオ大橋を開通した。


 橋。アメリカは中国人が実際に橋を作るのに要するよりも、橋の建設を決めるのに、もっと長くかかるだろう。

 アメリカでは? カリフォルニアはロサンジェルスからサンフランシスコまでの高速鉄道が欲しい。無益に、話をし、何年もの間論争した。価格は上昇し続ける。あまりに多くの個人所有者が土地所有権を持っているので、国は敷設権を手に入れることができない。公用徴収権? 保守は不動産の神聖な権利について絶叫し、リベラル派は、ヒスパニックの家族が途上に住んでいるといい、それを阻止するために、航空会社は議会に賄賂を使うだろう。どうやって高速鉄道を建設し、中国を雇うかわからないアメリカ人は、国家安全保障や国際収支や母性や貞操の危険について泣きわめく。そこにも、他の場所にも、高速鉄道はできるまい。


 8.0の地震の残骸。 これは修繕されない破壊ではなく、奇妙にも観光名所として保持され、さらに崩壊しないように、実際に支えられている。 Phredfoto。

中国には物事を実行できる政府がある。2008年に8.0の地震が、チベット境界近くの地域に壊滅的打撃を与え、中国政府によれば、約100,000人もの人々が亡くなった。大昔に建てられた建物が崩壊した。数年前、町、地方のダムと道路全てが、政府によれば、次のそのような地震震動に耐えられるよう構造用鋼を入れて、完全に再建された。ニューオーリンズのカトリーナ被害を受けた修理されていない残骸と比較願いたい。

 ここで我々は、二国間の重要な文化的、あるいは哲学的な相違に至る。中国人を含め、多くの東洋人は、開拓時代のような個人主義のアメリカ西部地方ではなく、共同体として社会を見る。東洋には「出る杭は打たれる」、あるいは「背の高い花は切られる」という諺がある。中国の学校で教えているアメリカ人は、生徒がどのように反応するかを見るために、ばかげたことをとうとうとまくし立てても、学生は教授に質問しないと報告している。彼らは愚かではない。彼らはネアンデルタール人が三畳紀初期に、月の基地を建設したわけではないことを知っている。だが彼らは何も言わない。

 西洋人(例えば私に)とって、全く性にあわない、この集産主義には、有利な点と不利な点がある。それは国内での平穏と、共同で働く能力を作り出しており、おそらく中国の衝撃的な進歩の大きな原因だ。 他方、それは創意を弱らせると言われている。

 ここには何かがあるのかもしれない。何世紀もの中国絵画を見ると、各世代とも、過去の巨匠の模写を描いているのがわかる。中国絵画の全てよりも、コーコラン画廊の年次展覧会で見る高校生芸術家の多様性と想像力の方が、遥かに多いと、ほとんどしろうとの私でも言うことができる。

 中国の成長に恐れを感じている人々は、アメリカの中国人はGooglesやマイクロソフトを創設しなかったことを望みをかけて指摘する。そう。けれども、確かに巨大企業、例えばアリババ、百度、テンセントを設立したのだ。だが創意と本当に良いエンジニアリングとの区別は常に明確なわけではなく、中国人は素晴らしいエンジニアだ。アメリカの教育が社会正義ウォリアーズによる攻撃で粉砕された状態で、その未来を、中国人の発明の才の欠如に頼るのは、余りに大胆すぎるように思われる。

 混乱に陥った過去のあるキーボード傭兵フレッドは「アーミー・タイムズ」ザ・ワシントニアン、ソルジャー・オブ・フォーチュン、フェデラル・コンピュータ・ウィークと、ワシントン・タイムズのスタッフとして働いた。https://fredoneverything.org

 記事原文のurl:https://fredoneverything.org/china-comparison/

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/694.html

[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)安倍総理「明日は法務委員会で2時間出て、ややこしい質問を受ける」とニヤニヤ。「真摯に対応」は全部ウソ! 赤かぶ
24. 赤かぶ[1938] kNSCqYLU 2018年12月07日 13:34:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[403]

技能実習生3年間に69人死亡、首相の答えは?出入国管理法改正案 きょう参議院本会議で成立へ
20181206 報道ステーション





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/620.html#c24
[政治・選挙・NHK254] 技能実習生69人死亡は「いま初めて聞いた」(安倍晋三)・・・だったら審議やり直せ!!&「改憲派を敵と位置付け名指しで批判 赤かぶ
2. 赤かぶ[1939] kNSCqYLU 2018年12月07日 13:37:46 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[404]

技能実習生3年間に69人死亡、首相の答えは?出入国管理法改正案 きょう参議院本会議で成立へ
20181206 報道ステーション













http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/631.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 日本が壊れる音がする。(谷間の百合)
日本が壊れる音がする。
https://taninoyuri.exblog.jp/29886890/
2018-12-07 09:59 谷間の百合


入管法審議に出席することになった総理が、時差が激しく残る時期にややこしい質問に答えなければならないとヘラヘラ、ニヤニヤしながら言いました。

ついに気が触れたのかと思いました。

人間は緊張と弛緩のどちらかが限度を超えると精神が持ちこたえられなくなって気が狂うようで、総理の場合はあきらかに後者です。

夫婦で気楽な海外旅行をしておいて時差を言いますか。

きのうハッと気が付いたのは、入管法改正も水道民営化もTPPだったということです。

TPPは生きていました。

水道民営化の旗振りをしていたのが竹中平蔵で、全国で1県だけそれに賛成していたのが宮城の村井知事だということが分かり、その分かり易さに笑ってしまいました。

村井知事は、大震災直後から、竹中平蔵の指令で、復興ではなく漁業特区をつくることに奔走していました。

その構想は不成功に終わったのに、知事が特区構想は撤回しないとガンバっているのは、降りると竹中平蔵に叱られるからでしょう。

竹中平蔵は日本中に特区を作り民間、特に外国資本に売ることに命を賭けているかのようです。

日本史に残る大悪人です。

大阪の都構想でも、まだ市民に賛否を問うと言っていますが、竹中平蔵が諦らめないのでしょう。

種子法は廃止になり、農業や漁業が狙われ、さらに教育の分野が民営化の対象になっていくのでしょう。

大阪府が私立の学校を増やそうとしたのはその先駆けだったのだと思います。

そのために籠池さんは利用され捨てられたのです。





大企業は労働者不足ではなく、あくまで慢性的に労働力不足に困っているのが零細企業です。

したがって、自ずと労働環境は苛酷にならざるを得ないのです。

しかし、隠されていますが、政府がもっとも困っているのがフクシマの作業員の確保ではないでしょうか。

わたしはよく、自自貿易と保護主義の両建てで行けないものかと考えることがあります。

保守すべきもの、保護すべきものは貿易の対象にしてはいけないと。

水道などはその典型ですが、高額な戦闘機にはいくらでもお金は出すのに水道管の新設にはお金が出せないそうです。

農業も漁業も命がけで守ってほしい。

外国のコメは一粒も入れないと言っていたのはいつごろまでだったでしょうか。

トランプ大統領はバカだ下品だと言われますが、わたしは良い悪いは別にして変化をもたらしたことを高く評価しています。

保護主義も新自由主義への挑戦というか警戒なのかもしれません。

ひと、もの、かねが自由に移動することがTPPです。

だれにとって得かというか、だれが考えたことかと言えば、世界統一政府を目指している人間でしょう。

かれらは国境を無くして世界を一つにしたいのですから。

日本が壊されていくのに、傍観するしかないことが悔しい。

日本が壊されるツチ音を聞くことになろうとはだれが想像したでしょう。








実習生“強制帰国”の実態とは?技能実習生3年間に69人死亡、首相「私は答えようがない」 20181206 NEWS23




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/634.html

[原発・フッ素50] 福島第一原発 傷んだ排気筒こう解体する  こちら原発取材班(東京新聞) 

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福島第一原発 傷んだ排気筒こう解体する
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/870
2018年12月05日 こちら原発取材班 東京新聞

 東京電力福島第一原発1、2号機の脇には高さ120メートルの排気筒がそびえる。しかし、半分ほどの高さの地点で、支柱と斜材の接合部計9カ所に破断や損傷が見つかっている。東電は「耐震性に問題はない」としているが、もしも倒壊すれば廃炉作業の大きな妨げとなる。原子力規制委員会の指示もあり、来年3月ごろから半年ほどかけ、上半分を解体することになった。

 排気筒は事故発生当初、原子炉が壊れるのを防ぐため、放射性物質を含む蒸気を放出するベント(排気)で使われた。通常の解体は、作業員が上がって筒身を切り刻み、次にクレーンで支えながらタワー部を順に切断していく。だが福島第一の排気筒内部は高濃度に汚染。地元・大熊町の設備メンテナンス会社「エイブル」が発案した専用の解体装置を使うことになった。

 現在、福島県広野町の同社事業所で実証試験が続くが、本番は7倍ほどの高さ。風による揺れ対策など備えておくべきことは残っている。 (山川剛史) 



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http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/632.html

[政治・選挙・NHK254] 米中サイバー戦争勃発と、問われる日本の自主外交  天木直人 

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米中サイバー戦争勃発と、問われる日本の自主外交
http://kenpo9.com/archives/4526
2018-12-07 天木直人のブログ


 中国の通信機器最大手である華為技術(ファーウェイ)の最高幹部がカナダで逮捕されたというニュースが世界を駆け巡った。

 ほんの数日前には、アルゼチンでトランプ・習近平会談が行われ、貿易戦争で和解の兆しが見えたばかりだった。

 だから私はこのニュースに衝撃を受けた。

 しかし、きょうの各紙を見てさらに衝撃を受けた。

 それらの記事に書かれている事を断片的に羅列するとこうだ。

 すなわち、これは氷山の一角で、ファーウェイをはじめとする中国企業がイランなどに米国製品を輸出しているという制裁違反容疑は、2年以上も前から米国の捜査対象となっていた。

 さらに言えば、ファーウェイをはじめとする中国企業と米政府の争いは、イラン制裁違反が取りざたされる以前から続けられてきた。

 米国政府は、中国共産党と政府、軍、そして中国の民間企業はつながっており、他国の政府や企業を人民解放軍のサイバー部隊などがハッキングし、盗んだ知的財産などの情報は中国の民間企業に渡されている、という認識で警戒感を強めて来た。

 最近、第5世代移動通信システムである「5G(筆者註:5Gとは現在の4Gの100倍とも言われる超高速のシステム。5Gの時代になると、世の中のありとあらゆるものがネットワークで接続され、SF映画のような世界が到来することになるらしい)」が取りざたされるようになり、米国の危機感は一気に高まった。

 報じられるこれらの指摘を考えると、10月4日のあのペンス副大統領の対中宣戦布告演説の意味がよくわかる。

 これは米中のサイバー戦争の勃発と言う事なのだ。

 戦争である以上、米国は同盟国に協調を求めて来る。

 実際のところ、今回の逮捕は、ファーウェイを排除すべきだとの強い米国の圧力に、カナダ当局が沿った結果だ。

 最近では、オーストラリアやニュージーランドがファーウェイの電子機器を5Gのインフラから締め出す措置を決定している。

 英国の通信分野も締め出しの方向で調整が行われているらしい。

 これらの国は、米国と諜報活動を共有する協定を結んでいる、いわゆる「ファイブ・アイズ(米国・英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランド)」のメンバーである。

 そして日本だ。

 米国の圧力は当然ながら日本にも及んでくる。

 しかし、スマホなどファーウェイ製品はすでに日本でも人気が高く、消費者の支持を得ているという。日本も2019年から5G時代が始まることになっており、日本の今後の経済成長を牽引すると期待されているという。

 絵にかいたような米国と中国のどちらをとるかの板挟みだ。

 米中対立が激しくなっていく中で、いや米ロ関係も対立が激しくなっていく中で、日本の国益を最優先した自主、自立外交が、待ったなしに求められる時代がやってくるという事である(了)



ファーウェイCFO逮捕、米制裁に違反か 米中の新たな火種に
https://jp.reuters.com/article/usa-china-huawei-idJPKBN1O42W6
2018年12月6日 / 08:43 ロイター


12月5日、カナダ司法省は、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)をバンクーバーで逮捕したと明らかにした。米国に身柄が引き渡される可能性がある。写真は同社のロゴ。ベルリンで2015年9月撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke)

関係筋によると、華為の取締役会副会長の1人で、創業者の任正非氏の娘でもある孟氏の逮捕は米制裁措置への違反に関連しているという。ロイターは違反の詳しい内容を確認できていない。

在カナダ中国大使館はウェブサイトに掲載した短い声明で、「中国は米国とカナダに対し、誤った行動を改め、孟氏の自由を回復するよう、厳正に抗議した」と述べ、孟氏の即時釈放を求めた。

米中両国は数日前の首脳会談で貿易戦争の「一時休戦」で合意したばかり。孟氏の逮捕により、両国関係の溝が深まる可能性がある。

米株価指数先物とアジア株は下落。孟氏の逮捕を受け、米中が関税だけでなくハイテク分野の覇権争いでも大きく対立する可能性があるとの見方が強まった。

今回の逮捕について、チャップマン大学(カリフォルニア州)のJia Wenshan教授は、トランプ政権の中国に対する地政学戦略の一環だと指摘し、「米中貿易交渉の進展が妨げられる大きなリスクがある」と語った。

また、中国商務省系シンクタンクのMei Xinyu研究員は、人民日報海外版の微信(WeChat)のアカウントに掲載された記事で、トランプ政権が中国との合意を破棄する可能性を示唆していると分析。「戦いの後に協議するという険しい道のりが、近い将来、米中関係の常態になる。中国はこうした新しい闘争環境に慣れる必要がある。米政府の約束はすべて用心が必要だ」と述べた。

ギャブカル・ドラゴノミクスの創設者アーサー・クローバー氏は、中国政府が、同国に進出している米国企業に同様の報復をする可能性は低いと指摘。中国に進出する米国企業は、貿易戦争で、中国政府と利害関係が一致する部分があり、中国政府の交渉力の源となってきた、としている。

<米国の対イラン制裁に違反か>

今回の逮捕について、ベン・サス米上院議員は、「米国の対イラン制裁に違反したことに対するもの」だと述べた。「中国の侵害は時に、明確に国家の支援を受けたもので、多くのいわゆる『民間』企業を通じて行われることがある」と付け加えた。

カナダ司法省報道官によると、孟氏が逮捕されたのは今月1日で、7日に法廷審問が予定されている。

華為は逮捕を確認する声明を発表した。容疑に関する情報はほとんど得られていないとした上で、「孟氏の過失は承知していない」との立場を示した。華為によると、孟氏はカナダで飛行機の乗り換え中に拘束されたという。

関係筋が今年4月、ロイターに明らかにしたところによると、米当局は華為が米国製品をイランなどに輸出し、米国の輸出・制裁関連法に違反した疑いがあるとして、少なくとも2016年から捜査しており、捜査はニューヨークの連邦検察当局が中心になっている。



ファーウェイとZTEの製品、政府調達から排除
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20181206-OYT1T50102.html
2018年12月07日 06時00分 読売新聞

 政府は、各府省庁や自衛隊などが使用する情報通信機器から、安全保障上の懸念が指摘される中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を事実上、排除する方針を固めた。10日にも各府省が申し合わせ、政府機関の調達の内規を改める。機密漏えいやサイバー攻撃を防ぐ狙いがある。

 米国は8月に成立させた「国防権限法」により、政府機関や政府との取引企業で2社の機器やサービスの利用を禁じた。米政府は、2社の携帯電話や半導体にはウイルスなどが仕込まれ、中国による不正傍受やサイバー攻撃に利用されているとして、日本を含む同盟国に利用の自粛を要請していた。

 これを踏まえ、日本政府は、国の安全保障の脅威になると判断した企業の製品やサービスは、購入しない仕組みとする。中国を過度に刺激しないよう2社を名指ししない方向だが、「現段階でファーウェイとZTEの2社は排除対象」(政府関係者)となる。国内企業の製品でも、2社の部品を使っていれば排除対象とする方向だ。

(ここまで429文字 / 残り417文字) 
※続きは上の紙面をご覧ください





































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/635.html

[政治・選挙・NHK254] 米中サイバー戦争勃発と、問われる日本の自主外交  天木直人  赤かぶ
1. 赤かぶ[1940] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:07:33 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[405]

通信機器調達は安全保障リスクも考慮 政府 米は中国製品禁止
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011738331000.html
2018年12月7日 12時06分 NHK



アメリカのトランプ政権が中国の通信機器大手の製品の政府内での使用を禁止する方針を示す中、政府は各府省庁が通信機器を調達する際の内規について、調達価格のみを基準としてきた従来の方針を改め、安全保障上のリスクも考慮に入れるよう改める方向で検討に入りました。

アメリカのトランプ政権はサイバー攻撃による安全保障上のリスクなどから、「ファーウェイ」など中国の通信機器大手の製品を政府内で使うことを禁止する方針を示し、アメリカ軍の基地が置かれている国に対して使用しないよう求めているとされています。

日本政府はサイバー攻撃による情報漏えいのリスクを避けるため、各府省庁が通信機器を調達する際の内規について、調達価格のみを基準としてきた従来の方針を改め、安全保障上のリスクも考慮に入れるよう改める方向で検討に入りました。

ただ具体的な脅威が明確になっていないため、「ファーウェイ」などといった具体的な企業名を明示することは避ける方針で、政府は早ければ来週にも各府省庁で内規の改定を申し合わせる方向で調整を進めています。

政府のサイバーセキュリティー対策を所管する桜田オリンピック・パラリンピック担当大臣は記者会見で「さまざまな脅威に対する事情があることから、諸外国の動向やサイバーセキュリティーに関わる技術の進展も踏まえ、必要な取り組みを行っていきたい」と述べました。

外相「セキュリティーと友好関係は別物」

河野外務大臣は、閣議の後の記者会見で日中関係に与える影響について、「セキュリティーの問題に政府として万全を期さなければならず、今さまざまな検討が行われているが、それと他国との友好関係は全く別物だと認識をしている」と述べました。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/635.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 米中サイバー戦争勃発と、問われる日本の自主外交  天木直人  赤かぶ
2. 赤かぶ[1941] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:09:27 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[406]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/635.html#c2
[経世済民129] 武田薬品の世界10指入り確定、今後は「事業売却」「リストラ」に注目(週刊ダイヤモンド)
武田薬品の世界10指入り確定、今後は「事業売却」「リストラ」に注目
https://diamond.jp/articles/-/187817
2018.12.7 週刊ダイヤモンド編集部  土本匡孝 


武田薬品工業の臨時株主総会。「買収完了で完全に外資系製薬会社となる」と買収反対派の株主はぼやいた Photo by Masataka Tsuchimoto


「絶対に反対だ。武田薬品の破滅をもたらす」

 5日大阪市で開かれた国内製薬トップ、武田薬品工業の臨時株主総会。巨額買収に最後まで反対した「武田薬品の将来を考える会」(持ち株比率約1%)メンバーで、創業家筋の原雄次郎氏が力説するも、株主からの拍手はまばらだった。6月の定時株主総会では原氏の会社糾弾発言に、万雷の拍手が起きたのとは大きな違い。買収に必要な新株発行議案の行方は既に決した雰囲気が漂った。

 武田薬品は5日、3分の2以上の賛成が必要だった新株発行議案の決議で約90%の賛成を集めてハードルをクリアした。買収される側であるアイルランドのバイオ医薬大手、シャイアーでも同日、臨時株主総会が開かれ、買収自体に100%近い支持を得てハードルをクリアした。

 これで武田薬品はシャイアーを約6.8兆円で買収してのメガファーマ(巨大製薬会社)入りが確定した。買収資金のうち、約4兆円分を新株発行で、残りは借り入れや社債発行でまかなわれる。買収は2019年1月8日に完了する。

注目の新株発行反対票に「上積み」伸びず

 企業規模では武田薬品とほぼ同じ、時価総額では武田薬品を超える「大が大を飲む」買収案件。かつ日本企業で過去最大規模の海外企業買収案件とあって、業界内外から注目された。

 買収後の純有利子負債は5.4兆円、のれん代は4兆円〜4.4兆円、無形資産は6.3兆〜6.7兆円。武田薬品のクリストフ・ウェバー社長CEO(最高経営責任者)は「大幅な利益増加でキャッシュフロー強化」「中期的に財務レバレッジを2倍以下に抑える」などと強気の説明をするものの、財務悪化や減配を不安視する株主は一定数おり、株価は買収検討が発覚する前より20%以上下がったまま、臨時株総を迎えた。

 創業家筋の武田和久氏やOBら約130人でつくる「考える会」は、買収検討が判明した今年3月以降、一貫して買収に反対した。10月以降は国内、海外の機関投資家に直接財務リスクを説明して回り、「武田薬品最後の創業家社長だった武田國男氏も反対している」と発表。臨時株総2日前には、武田氏が外国特派員協会で記者会見して、反対活動を締めくくった。

 シャイアー買収が発表されていた今年6月、「考える会」は定時株主総会で定款の一部変更を提案し、取締役会の買収権限に制限を付けようと画策した。いわばシャイアー買収反対の前哨戦だ。議案は9.44%の支持を得て否決された。

 この日の臨時株総ではこの数字からどれだけ上積みするかに注目が集まったが、新株発行に反対したのは約10%と、ほぼ伸びはなかった。「考える会」のある幹部は「半年間の活動が徒労に終わった」と呆然とした様子。武田氏も「残念」と肩を落とし、「買収が成立する以上、誤った方向に行かないように、今後も折に触れて経営陣へ提言していく。株価、業績も落ちるとなれば、経営責任を追及していく」と話した。


臨時株総後、「何とか買収を食い止めたかった」と肩を落とす武田和久氏(写真右)と原雄次郎氏 Photo by Masataka Tsuchimoto

 終わってみれば、武田薬品は「考える会」の買収反対意見に対して決算会見の場などでうまく反論することで株主の理解を広げ、巨額買収騒動を難なく乗り切った。この日も「考える会」から公開質問状として受けていた、財務リスクなど8つの質問に沿って、武田薬品幹部が負債比率低下の見通しなどを、時間を掛けて説明した。

 ある競合他社の幹部は「考える会」の買収反対活動について、「武田薬品にすれば所詮、ガス抜きに過ぎなかった」と総括した。

1兆円規模の非コア資産売却やリストラは

 買収完了へ、残すは事務手続きのみとなり、市場関係者の関心は、新武田薬品の動向に移っている。

 武田薬品は買収完了後、最大100億ドル(約1兆1000億円)の非コア資産を売却して財務レバレッジを下げる方針を示しており、両社の一部製品(シャイアーの眼科領域など)や武田薬品の国内不動産が対象とみられる。他に対象となるかもしれないのが、大衆薬子会社の武田コンシューマーヘルスケア。同社は国内大衆薬売上高2位であり、仮に国内競合他社に売却されれば業界勢力図が大きく塗り替えられそうだ。

 人員削減は買収完了後、全従業員の6〜7%実施すると予告されている。公表されている両社の連結従業員は計約5万人のため、3000人余りをリストラする計算だ。シャイアー本社の管理部門など両社で重複する機能に携わる従業員や、売却事業に付随する従業員が主な対象とみられる。だが既に2度のリストラが敢行された武田薬品湘南ヘルスイノベーションパーク(神奈川)の研究員たちは「またリストラがあるかもしれない」と、戦々恐々としている。

孤高の武田薬品は結果で批判を封じるのみ

 振り返れば、主に国内同士で業界再編が起こった2000年代に、武田薬品は国内に目を向けず、海外製薬会社の大型買収に着手した。08年の米ミレニアム(7200億円)、11年のスイス・ナイコメッド(1兆1000億円)、17年の米アリアド(6200億円)と大型買収のステップを踏み、シャイアー買収で遂に世界トップ10入りを果たす。

 新武田薬品の売上高は3兆円超、研究開発費は年4000億円超になる見通し。国内2位のアステラス製薬(売上高1兆3000億円、研究開発費2200億円)以下を大きく引き離し、国内製薬業界で別次元の会社となる。

 ただ新武田薬品には将来の業績をけん引するような、大型化が期待できる後期開発パイプラインがない。新薬創出には一般的に10〜15年かかるため、14年からトップのウェバー社長CEOの責任ではないにしてもだ。数年以内に自社創薬でパイプラインが充実してこないようであれば、再び大型買収に走らざるを得ないだろう。

 業界内の買収評価は今も二分している。「日本人社員はたまったものじゃないだろうが、リスクをとった大胆な決断」と評価する声がある一方、「研究開発力が伴わないのに、規模だけ大きくなってどうするのか」と懐疑的な声もある。

 ただ、国内製薬会社で前人未到のステージに入る武田薬品からすれば、競合他社の声は、所詮犬の遠吠えだ。孤高の武田薬品はグローバル競争で勝ち組となるのか。業界中が注視している。 

(週刊ダイヤモンド編集部 土本匡孝)




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/784.html

[経世済民129] 日本で始まる移民受け入れ 閉鎖的なこの国が外国人労働者の受け入れ拡大へ(WSJ)
日本で始まる移民受け入れ 閉鎖的なこの国が外国人労働者の受け入れ拡大へ
https://diamond.jp/articles/-/187791
2018.12.7 The Wall Street Journal  ダイヤモンド・オンライン


Photo:Reuters


 この世界は驚きに満ちている。日本が他の先進諸国の潮流に逆行して移民を受け入れる方向に進むとは、一体誰が想像しただろうか。だが安倍晋三首相率いる自由民主党が高齢化社会と労働力不足に対処するために推し進めている政策は、まさにそういうことだ。

 日本の景気拡大が7年目に突入する中、企業は労働者確保に必死になっている。出生率が低いため人口は年間30万人以上減少し、労働市場のひっ迫で失業率は2.4%まで低下した。東京商工リサーチの調査によれば、人手不足による倒産件数は2016年から17年にかけて倍増した。

 衆議院は先週、出入国管理法改正案を可決した。この法案には、技能レベルの低い外国人労働者に5年間の就労を認めるビザを新たに発給することが盛り込まれている。法務省は当初5年間で最大34万5000人の外国人労働者受け入れを見込んでいる。日本には既に130万人の外国人労働者がいる。

 新たなビザは14業種で働く労働者が対象で、業種別の人数は外食業5万3000人、農業3万6500人、介護業6万人などとなっている。日本では高齢化のため介護職員の不足がとりわけ深刻だ。65歳以上が人口に占める割合は約28%で、米国の16%を上回る。

 多くの非熟練労働者は現在、技能実習ビザで働いている。このビザだと、虐待されたり低賃金で働かされたりしても転職ができない。米国のゲストワーカー・プログラムにも同様の制限がある。日本の新制度では転職が可能になる。このため雇用主は労働環境の改善を迫られるうえ、賃上げ圧力を受けることになる。

 閉鎖的なことで知られるこの国への移民受け入れを拡大するとあって、野党は安倍氏を攻撃している。日本では外国人による犯罪への懸念が強いうえ、日系人をめぐる問題の記憶も残っている。1990年代には、南米に住んでいた多くの日系人が日本に迎えられた。だが金融危機の際、政府は彼らに現金を渡して帰国させた。日本人の職が奪われないようにするためだった。

 だが外国人労働者に代わる妥当な選択肢はない。女性の労働力を増やす取り組みは、出産後の女性に企業が柔軟な勤務時間を認めることでささやかな成功を収めてきた。ただ2017年の時点で、25〜39歳の女性の4分の3が既に仕事を持っている。日本の製造業は中国や米国に比べてロボットへの依存度がはるかに高いため、人工知能(AI)を活用できる可能性はある。だがロボットが何でもできるわけではない。

 外国人労働者の受け入れ拡大案は日本の政治的な基準からすれば大胆なものだが、それでも労働需要を満たすことはできないかもしれない。疑問点の1つは、受け入れる外国人労働者数と試算された34万5000人という数を、政府が上限とするかどうかである。上限であれば労働需要を人為的に抑制しかねない。米国では外国人労働者の厳しい制限によって、造園や漁業といった産業が弱体化している。

 日本のような高齢化社会にとって、外国人労働者の受け入れ拡大に代わる現実的な選択肢は、景気停滞と国の衰退である。安倍首相が労働力の課題に対処するため、移民という日本のタブーに切り込んだことは称賛に値する。米国の移民排斥主義者は日本の例から学ぶことができるだろう。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/785.html

[国際24] パリ、エッフェル塔やルーブルを週末閉鎖へ 「黄色いベスト」運動のデモに備え(ニューズウィーク)
パリ、エッフェル塔やルーブルを週末閉鎖へ 「黄色いベスト」運動のデモに備え
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/eiffel.php
2018年12月7日(金)10時30分 ニューズウィーク


12月6日、フランスで燃料引き上げなどへの抗議デモが今週末8日に予定されていること受け、当局は抗議運動が再び暴徒化することを阻止するため、治安要員を数千人増やして配置する。マルセイユで撮影(2018年 ロイター/Jean-Paul Pelissier)


フランスで燃料引き上げなどへの抗議デモが今週末8日に予定されていること受け、当局は抗議運動が再び暴徒化することを阻止するため、治安要員を数千人増やして配置する。また、エッフェル塔やルーブル美術館などの観光地も一時閉鎖する計画。

黄色いベストを着て抗議する「黄色いベスト」運動は、4週連続で今週末もデモを行う構えで、ソーシャルメディアで参加を呼び掛けている。

フィリップ首相は先週末に国内各地で起きた暴力行為の再発を防ぐため、全国に8万9000人の治安要員を配置すると説明した。そのうち、約8000人をパリ市内に配置する。

パリ市当局は、市内の多数店舗やレストラン、ルーブルなどの美術館を8日に閉鎖するよう指示した。

フィリップ首相は上院で、低所得者を対象とした支援措置を前向きに検討すると表明。ルメール経済・財務相も家計を対象に一段の減税を行う用意があると説明し、特別賞与を非課税にするとの考えを示した。

首相は「われわれの競争力や企業に過度の打撃を与えることなく、最低賃金で働いている人々の給与を引き上げるため、全ての策を検討する用意がある」と説明した。



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/698.html

[国際24] ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?(ニューズウィーク)
ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/post-11386.php
2018年12月7日(金)14時59分 ジェイソン・レモン ニューズウィーク


ファーウェイは中国政府の「子飼い」の企業とみなされている Chris Wattie-REUTERS


中国の通信機器大手「華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)」の副会長でCFO(最高財務責任者)の孟晩舟(マン・ワンジョウ)の逮捕は、アメリカのIT業界と、米中貿易戦争に多大な悪影響を及ぼすと、専門家は指摘する。中国が報復のためにアメリカ人を人質に取るのではないかという憶測も出ている。

「ファーウェイは中国政府の『子飼い』の企業の1つだ」と、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)のジェームズ・ルイス技術政策部長は、ニュースサイト「アクシオス」の取材に答えている。「中国は報復のために、人質を取るだろう。もし自分がアメリカのIT企業の重役なら、今週は中国に行かない」

政策ニュースサイト「ポリティコ・プロ」の編集者マーティ・ケイディは、ツイッターの投稿で孟の逮捕は「アップルやフェイスブックの重役が中国で逮捕されるようなものだ」と指摘している。

逮捕されたファーウェイ幹部の孟晩舟


ファーウェイの創業者、任正非(レン・ジョンフェイ)の娘の孟は、先週12月1日、カナダのバンクーバーで飛行機を乗り換える際にカナダ当局に逮捕された。アメリカは身柄の引き渡しを求め、現地時間7日に保釈聴聞会が実施される予定だ。

■容疑は対イラン制裁違反?

ロイター通信の報道によると、米捜査当局はファーウェイが国際的な銀行システムを使ってアメリカの対イラン制裁を回避しようとした容疑で捜査している。今年4月にも、ファーウェイは制裁に違反してネットワーク設備をイランに売却していたと報じられている。

ドナルド・トランプ米大統領は、アルゼンチンでのG20後に行った12月1日の米中首脳会談の成果を強調しているが、専門家は今回の逮捕が米中貿易をめぐる両国の交渉に悪影響を及ぼすことを懸念している。アメリカが今回の逮捕を交渉材料に使うと予測する専門家もいる。

中国社会学院の米中関係の専門家、劉衛東(リウ・ウェイドン)は、香港の英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの取材に対し、「(米中貿易協議の休戦期間である)今後90日間に孟逮捕のようなケースがまた起こるだろう。米中協議でアメリカ側が優位に立つために、中国の国営企業や個人に鉄槌が下る」

またオーストラリア・ニューサウスウェールズ大学の王衡(ワン・ハン)教授は、「90日間の協議期限までに中国が解決策を提示できなければ、アメリカが中国に圧力をかける手段として孟を使うかもしれない」と、語っている。

一方中国側は、米加両国に対して孟の容疑を取り下げ、直ちに釈放するよう求めている。

在カナダ中国大使館は6日、「アメリカの要求を受けたカナダは、アメリカ、カナダの法律を何も犯していない中国市民を逮捕した」という声明を出した。「中国はこのような行為に断固として反対し、強く抗議する。被害者の人権を著しく侵害している」

今回の報道を受けて6日、アメリカの株価は急落した。ダウ平均株価は、6日午前の取引で約3%も値を下げた。5日のアメリカ市場はジョージ・H・W・ブッシュ元大統領の死去に伴う「国民追悼の日」で休みだったが、ダウ平均株価はその前日4日にも、米中貿易戦争への懸念から大幅に値を下げている。




http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/699.html

[経世済民129] ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?(ニューズウィーク) :国際板リンク 
ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?(ニューズウィーク)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/699.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/786.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍首相が外国人実習生69人死亡の事実に「知らない、答えようがない」と無責任冷酷答弁!入管法改正で奴隷拡大させていいのか
安倍首相が外国人実習生69人死亡の事実に「知らない、答えようがない」と無責任冷酷答弁! 入管法改正で奴隷拡大させていいのか
https://lite-ra.com/2018/12/post-4413.html
2018.12.07 安倍首相が外国人実習生死亡の事実に「知らない」と無責任答弁 リテラ

     
有田議員は安倍首相を指名したが…(参議院インターネット審議中継より)


 臨時国会の最重要法案である出入国管理法(入管法)改正案を、安倍政権が本日、参院の法務委員会と本会議で強行採決し、成立させようとしている。

 しかも、野党は昨日、参院法務委での採決を阻止するため、公明党所属の横山信一委員長の解任決議案を参院に提出したが、本日の参院本会議では、冒頭でいきなり与党が解任決議案の発議者趣旨説明を15分、討論が10分と時間制限をかける緊急動議を出した。つまり、フィリバスター封じに出たのだ。

 入管法改正案は国のかたちを変える重要法案であるにもかかわらず、衆院で17時間15分(野党欠席の審議空回し時間も含む)、参院でもたったの20時間45分しか審議されていない。なのに、その問題を訴える主張さえ数の力で時間を制限しようとするとは……。時間制限の緊急動議の投票では、自由党の山本太郎議員が抵抗し、“言論の府の死亡だ”“自殺行為”などと訴えたが、安倍政権はまたも国会を踏みにじったのだ。

 その上、安倍首相は5日に出席した懇親会で、ヘラヘラと笑いながら、挨拶のなかでこんなことを口にした。

「(遊説から帰国し)時差が激しく残っているなかにおいて、明日は(参院)法務委員会、2時間出て、ややこしい質問を受ける」

 ご存じの通り、野党が失踪した外国人技能実習生の聴取票2892人分(重複22人分含む)を集計したところ、じつに67%にあたる1939人が最低賃金未満で働かされていたことが判明。さらに月の残業時間が80時間以上の「過労死ライン」を越える長時間労働を強いられていたのは292人(10.1%)で、平均月収はなんと約10万8000円という低さ。また、暴力やセクハラ、いじめなどの受け入れ側の不適切な扱いによって失踪したと回答していた人は7割を超えていた。

 本来、こうした集計は政府がおこなうべきものだが、当初、安倍首相と山下法相は聴取票の開示さえ拒否していた。そして、聴取票のコピーを禁じられるなか、野党議員が手書きで写し分析した結果、外国人技能実習生の劣悪な労働環境の実態があきらかになった。今回の外国人労働者受け入れ拡大が技能実習制度を土台にしている以上、こうした実態の見直しをおこなった上で法案をつくり直すほかないが、しかし、安倍首相は法案審議自体を「ややこしい質問を受ける」などと挨拶して会場の笑いを取ろうとしたのである。

 人の生命がかかった深刻な問題に知らん顔する冷淡さ──。それは、「ややこしい質問を受ける」と安倍首相が述べた昨日の参院法務委員会でも露呈した。

 安倍首相入りの参院法務委員会で質問に立った立憲民主党の有田芳生議員は、法務省が野党からの要求によってようやく公開した技能実習生の「死亡事案一覧」を午前の同委に引きつづいて取り上げ、2015〜17年のあいだに技能実習生がじつに69人も死亡していたことを問題視。さらに、自殺したベトナム人技能実習生が遺した遺書に触れ、そこに書き記されていた差別、蹴られ殴られという虐待の事実を紹介した上で、有田議員は「そういう人が一杯いるのに、これをどのように総括して、新しい制度に入っていかれるんですか? 総理にお聞きしたい」と追及した。

 だが、安倍首相は立ち上がろうともせず、なぜか山下法相に向かって親指を向けるばかり。つまり“山下が答弁する”と無言でアピールしたのである。一方の山下法相は手を挙げ、委員長も山下法相を指名。有田議員が「総理に聞いているんだから」「何のために(安倍首相に)来てもらっているんですか!」と声をあげるが、山下法相はお構いなしに「法務省において提出した資料だから」という理由で答弁をはじめたのだ。

 質問者から「総理に訊きたい」と指名されているのに、肝心の話を大臣に答弁させて、自分はあとからペーパーをただ朗読するだけ……。毎度毎度、こんな楽をしながら「ややこしい質問を受ける」などとよく言ったものだと呆れるが、山下法相の答弁が終わり、いざ安倍首相が立ち上がると、質問に最初に答えなかったことに反発が起こる委員会室をじっとりと睨み、半笑いで“ヤジがうるさい”といつものように文句をつけ、有田議員の質問にはこう答えたのだ。

「急にいま、有田委員がお示しになった、亡くなられた例については、私はいまここで初めてお伺いをしたわけでありまして、ですから私は答えようがない」

■外国人実習生の死亡人数を平気でまちがえる安倍首相の冷酷

 法務省が公表した資料にさえ目を通していない自分の怠慢を「急にいま示された」などと言うこともどうかしているが、有田議員は質問時に技能実習生がわずか3年のあいだに69人も死亡していたことや、自殺したベトナム人技能実習生が受けた暴力についてはっきり言及している。そうした実態をどう総括するのかを問われたのに、「私は答えようがない」──。「行政府の長」としてあまりにも無責任、そして人としてあまりにも冷酷無残な答弁ではないか。

 そもそも、この、いまごろになって法務省が出してきた技能実習生の「死亡事案一覧」によって、新たな問題が浮かび上がってきた。たとえば、20〜30代であるにもかかわらずくも膜下出血や急性心筋梗塞などで亡くなった人も多く、過労死の可能性も考えられる。さらに、69人の死亡者のうち自殺が6人おり、聴取票の集計から浮かび上がった長時間労働を考えれば過労自死の可能性も出てくる。さらに、首をひねりたくなるのは、溺死がなぜか7人もいることだ。しかも、真冬の1月に溺死したケースもあり、なぜ死にいたったのか、徹底調査が必要であることはあきらかだ。

 そのため、有田議員は「溺死はこの3年間で7人ですよ、おかしいでしょ」「今朝、(和田雅樹)入管局長に訊いても、法務省はわからない(と言う)。そんな異常な事態が起きているのに何で調べないのか、総括しないのか、対策をとらないのか。おかしいでしょ」と追及したが、山下法相は「人の死亡という非常にプライバシーにかかわる問題のため、すべてつまびらかにできてない」と答弁。聴取票を開示しろという要求があがっていた際も「プライバシー」を盾にしたが、今度もそれで逃げようというのだ。

 しかし、山下法相に輪をかけて酷かったのは、やはり安倍首相だ。

「溺死された方が、3名ですか? 3名おられるというご指摘でございますが、私はその表も知りませんし、その事実が果たして、どういう結果そうなったか、実際3名おられるのかどうかも含めて、存じ上げませんのでお答えのしようがない」

 有田議員は「溺死が7人」と何度も述べていた。なのに「3名」と間違えた上、「実際に3名が溺死したかも知らないから答えられない」と言い放ったのである。

 あきらかになっていく技能実習生の非人道的な実態についての追及を「ややこしい質問」と呼び、その質問に答えた結果が、これ。そして、安倍首相はこのまま法案を通そうというのである。

 現状でさえ酷い有り様の技能実習生の状況を直視せず、さらに具体的で実効性のある改善のための対策も打ち出すこともなく、この総理大臣が君臨するなかで外国人労働者の受け入れを拡大させれば、一体どうなるか。これ以上、「人権を平気で蹂躙する国」にしないためには、この法案を廃案にするほかないのである。

(編集部)


技能実習生3年間に69人死亡、首相の答えは?出入国管理法改正案 きょう参議院本会議で成立へ 
20181206 報道ステーション








































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[政治・選挙・NHK254] 安倍首相が外国人実習生69人死亡の事実に「知らない、答えようがない」と無責任冷酷答弁!入管法改正で奴隷拡大させていいのか 赤かぶ
1. 赤かぶ[1942] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:56:22 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[407]






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2. 赤かぶ[1943] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:57:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[408]






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3. 赤かぶ[1944] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:58:03 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[409]






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[政治・選挙・NHK254] 安倍首相が外国人実習生69人死亡の事実に「知らない、答えようがない」と無責任冷酷答弁!入管法改正で奴隷拡大させていいのか 赤かぶ
4. 赤かぶ[1945] kNSCqYLU 2018年12月07日 15:59:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[410]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/636.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 安倍首相が外国人実習生69人死亡の事実に「知らない、答えようがない」と無責任冷酷答弁!入管法改正で奴隷拡大させていいのか 赤かぶ
5. 赤かぶ[1946] kNSCqYLU 2018年12月07日 16:00:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[411]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/636.html#c5
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」





















































参議院本会議 森 ゆうこ趣旨説明【動画】
(2018/12/07参議院農林水産委員会 堂故 茂 委員長 解任決議案)


参議院議員森 ゆうこ 2018/12/06 に公開
※冒頭からご覧ください。
農林水産委員長の解任決議案の趣旨説明後の17分過ぎ、議長の発言停止をものともせず圧巻の演説が続きます。


自由党の森ゆうこです。

私は、立憲民主党・民友会、国民民主党・新緑風会、日本共産党、希望の会(自由・社民)の各会派を代表して、ただいま議題となりました 農林水産委員長 堂故茂 君 解任決議案の趣旨をご説明いたします。

まず案文を朗読いたします。

本院は、農林水産委員長 堂故茂君を解任する。右決議する。

「今だけ、金だけ、自分だけ、安倍総理のお友達だけ」。強欲の市場原理万能主義の荒波に国民を放り込む法案が問答無用で次々に成立する中、本院農林水産委員会では、70年ぶりの大改正となる漁業法改正案の審議が臨時国会の最終盤である今週から始まりました。漁業を生業として、浜で暮らしながら、資源を守り、我が国の水産業の発展と食料安全保障に貢献するだけではなく、3万3,889kmに及ぶ海岸線に存在する集落を維持することで、国境を監視するという重要な役割を担う漁業者と水産業を支えてきた漁業法を、全く別の新しい法律に作り変える法案であり、全国の漁業共同組合や現場の漁師さんたちから、現場を視察して漁業者の意見を聞いてほしい、少なくとも地方公聴会を開くべきだ、臨時国会での拙速な改正に反対などの意見書が次々に送られて来ています。

この短い臨時国会で成立させようなどということは、そもそも無理な話であり、その無理を押し通そうとしたために、誰が見ても瑕疵があるといわざるを得ない委員会運営が昨日行われたのです。

堂故委員長、私は、委員長解任決議案を本当に本当に残念な気持ちで読み上げました。堂故委員長のことは、失礼ながら、この臨時国会で農林水産委員長に就任されるまで、全く存じ上げませんでしたが、去る10月24日の本会議で農林水産委員長に指名された時には、野党議員の間に拍手が湧き起こると同時に、「堂故さん、頑張ってー」という声まであがり、私は大変驚くとともに、党派を超えて人望を集める委員長に少し期待してしまいました。その期待どおり、堂故委員長は、臨時国会の序盤で、いきなり、対決法案でもない給与法の採決を委員長職権で強行するという、これまで聞いたこともない無茶苦茶な議事運営を行った、内閣・外交防衛・法務の委員長たちとは一線を画し、丁寧な委員会運営を行ってこられました。理事会においては、理事オブザーバーである私に対しても、非常に寛大な姿勢で発言を許可するなど、国民から「良識の府」としての役割が期待されている本院の常任委員長として、各会派の主張に耳を傾け、審議の充実を図るために、公平公正に議事を整理するという重責を果たしていらっしゃる。そう思っておりました。昨日のあの事件までは。

堂故委員長、昨日12月6日の委員会運営は、いくらなんでも、いくらなんでも酷すぎました。 理事会で与党理事が、「出席した民間企業に非公開と約束したので提出できない」という説明をしていた漁業権の民間解放などを議論した国家戦略特区ワーキンググループの議事録について、委員会終盤になって水産庁長官が、「検討中のガイドラインに関する内容を含むため当時は非公開を希望したが、提出できる」と全く異なる説明をしたため、委員会は紛糾し、私の質問の途中にもかかわらず、委員長は暫時休憩を宣言され、理事会が再開されました。漁業権の民間解放についての議事録は、70年ぶりの漁業法大改正案提出の経緯や立法事実そのものを議論する前提となるものであり、事前の資料提出を求めるのは当然のことであります。出すべき資料を出さないのは審議の妨害、質問権の侵害です。しかし、本当はすぐにでも出せる(実際その議事録はその後30分も経たずに提出されました)出すべき資料である国家戦略特区議事録の提出を待つこともなく、委員会再開と質疑終局、採決を求める与党側の一方的な要求に従った堂故委員長は、野党理事の納得を得ることもなく委員会を再開してしまいました。

そして、驚いたことに、田名部まさよ、紙智子両理事がまだ着席もしていないのに、いきなり議事を進行して、質問者である私が入室に手間取っている間に、吉川農林水産大臣を指名し答弁させてしまったのです。明らかに議事整理に瑕疵があると言わざるを得ず、断じて容認することはできません。「言論の府」において決して侵してならないのは、議員の「質問権」であります。私は、与野党双方の先輩議員たちから、このことを事あるたびに厳しく教えられてまいりました。なぜ、30分、資料の提出を待てなかったのでしょうか。そう言えば、いつのまにか、理事会室に農林水産委員会に所属していない自民党の国対委員と思われる3人の議員が入り込んでおり、早く終わらせろと指示を出しているように見えました。そして、外国人技能実習生実態調査のプロジェクトチームリーダーを務めている法務大臣政務官が、委員長から退出許可が出てもいないのに、法務委員会に戻らせてくれと私に頼んできていました。堂故委員長、まさか、法務委員会で安倍総理の言う「ややこしい質問」を早く切り上げ、入管法改正案の強行採決が出来るように、法務大臣政務官を戻らせるべく、焦って無理なことをしたのではないでしょうね。私はこれまで幾度も強行採決などを経験してきましたが、かつての自民党は、議事運営に瑕疵があると指摘されないように細心の注意を払っており、このようにあからさまに質問権を剥奪されたことは私にとっては初めてのことで驚きと同時に、強い憤りを禁じ得ません。

漁業法改正の最大の問題点はなんといっても漁業権です。漁業による利益を地域に広く行き渡らせるという基本理念の元、現行法では漁業権は地元漁民や漁業組合を免許の優先順位第一位と条文に規定しています。農地の所有権とは異なり、漁業権の種類によって5年、あるいは10年に一度更新されて知事の許可を受けるものです。漁業権付与の優先順位が法定化されていることによって、所有権がなく不安定な漁業権であっても、生業として漁業を営み、浜と資源を管理し漁村共同体を永らく守ることができました。

その優先順位を「既得権」と決めつけ、条文から削除して、免許の更新には「漁場を適切かつ有効に活用」していることと言う何回質問しても抽象的な答弁しか返ってこない新たな条文により、知事の恣意的判断で免許される疑念が高まり、地元漁業者からは、先行きが不安で、2017年には約15万人となり半世紀前の4分の1に減っている後継者不足に拍車がかかると強い反対意見が寄せられています。

また、海区の非常に複雑な利害調整や、資源の管理などに力を注ぎ、浜の秩序を守って来た「海区漁業調整委員」の公選制を廃止して、都道府県知事の任命制に転換することも知事の恣意的な運用が強まるとして大きな批判を呼んでいます。

現行漁業法は浜の民主化を重要な目的として、その第1条に「漁業者及び漁業従事者を主体とする漁業調整機構の運用によって漁民の民主化を図る」と明文化していましたが、今回その文言が削除されることは、民主的なプロセスではなく、権力者によって、儲かる漁業になればいいと言う、無責任な安倍政権の体質そのものを示していると訴えたいと思います。

しかも、漁業権優先順位の廃止や海区漁業調整委員の公選制廃止については、要望や意見書もなく、さらには、水産庁が水産制度改革の経緯として国会議員に配布した資料に示された会議のどの議事録を探しても、議論が行われていませんでした。

昨日の堂故委員長らしからぬあまりにも無様な委員会運営は、おそらく漁業法改正案を何が何でも今国会で成立させるという安倍首相官邸の強い指示ではないかと拝察いたします。

しかし、参議院は官邸の下請け機関ではありません。日本国憲法に規定された国権の最高機関であり、私たちのよって立つところは、主権者国民であります。篠原孝衆議院議員によれば、世界の流れは、沿岸国の漁業資源管理については、結局沿岸国に任されてきており、日本の漁業権制度は資源管理の沿岸国主義を先取りする優れた制度であります。資源を枯渇させることなく漁業国として発展していくためにも、「今だけ、金だけ、自分だけ」の一部の人々の声ではなく、15万人の約94%を占める、地元の小さな漁民の声に耳を傾けるために、新しい委員長の元で、引き続き議論を深めるために、解任決議案への賛同を求めて、趣旨説明といたします。





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html

[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
1. 赤かぶ[1947] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:20:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[412]

入管法改正をめぐり国会紛糾!森ゆうこ氏「ルールを破ってるのは安倍内閣だ!」 その通りっ!
http://hakka-pan.blog.jp/archives/13967429.html
2018年12月07日 薄荷らぼ。

「ルールを破ってるのは安倍内閣だ、
ルールを守れって言うなら安倍首相に言え」




入管改正案をめぐって国会が紛糾ちゅー!
森ゆうこ氏や有田芳生氏が渾身の叫び! 山本太郎氏も牛歩で意思表示!

森ゆうこ氏や有田芳生が時間を延長して演説を断行してる理由は、どうやらコレらしい↓















ネトウヨDAPPI氏は、野党批判の意図で動画を上げてるわけですが、
少なくとも私に対しては、逆効果でしたね。(笑)
おかげで本日の国会状況を最短で知る事が出来ました。
マメな動画編集や投稿作業に、とりあえず感謝を♡

自殺したベトナム人の遺書を読み上げる有田氏の姿にも、鬼気迫るものがある。
単なるパフォーマンスに終わらない心からの叫びを感じます。


日本の国会は議論を封じられ、窒息しかかってます。


どうか少しでも多くの人に、この動画を観て欲しい。
観て何を感じ取るかは人それぞれです。
知らなければ、何も始まりません。


入管法改正案は、本日中にも強行採決されようとしている。



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
4. 赤かぶ[1948] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:24:59 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[413]






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5. 赤かぶ[1949] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:26:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[414]






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6. 赤かぶ[1950] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:27:48 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[415]









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7. 赤かぶ[1951] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:28:55 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[416]






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8. 赤かぶ[1952] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:30:07 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[417]






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9. 赤かぶ[1953] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:31:56 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[418]






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10. 赤かぶ[1954] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:33:25 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[419]






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[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
11. 赤かぶ[1955] kNSCqYLU 2018年12月07日 17:35:39 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[420]






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[政治・選挙・NHK254] 安倍政権 集票の対価に法案献上、まさに贈収賄構図(世相を斬る あいば達也)
安倍政権 集票の対価に法案献上、まさに贈収賄構図
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/50ffa357e68f96dc893a19822f312f92
2018年12月07日 世相を斬る あいば達也


景気のテコ入れと云うことで、公共工事を中心とする財政出動は、長きに亘り自民党政権の常とう手段だった。しかし、農協を中心とする地方組織の弱体化は、自民党長期政権の支持団体の弱体化につながった。そこで、近代的マーケッティング手法を駆使し、自民党は、支持母体を農村部から都市部に移行させる戦略を断行、成功させた。このパラダイムシフトの戦略を成功させた点は見事としか言いようがない。野党には、その知恵が乏しかった。

自民党は、農協の弱体化を意図的にしかけ、その弱体化にも成功した。そうなると、地に足のつかない都市生活者に支持層を移行させるためには、農協に代わる支持母体が必要になった。その中心は、経済界、国家主義団体、宗教団体、医師・看護師・薬剤師等々の組織を中心に、支持母体の再編が黙々と実行されたわけである。しかし、第一次産業従事者団体への利益誘導は口先三寸でこと足りたが、上述各団体の利益相反は複雑に絡みあい、利益誘導に多額の税の投入を余儀なくされたわけである。宗教団体や国家主義団体のへの利益誘導は口先三寸でこと足りるが、経済界への利益誘導への対応予算は、十分に確保できる財政状況ではなかった。

そこで、安倍官邸らは、ケケナカ等と結託して、利益誘導の原資を財政から、“利益誘導法案”に切り替えた。つまり、利益誘導を予算措置から、彼らに有利に働く法律を差し出す方法に切り替えた。これが、現在の安倍政権の異様な国家売り出し法の続出なのではなのかと筆者は考えている。立法府を通すことで、政党と支持団体の間で、法律と云う利益誘導が行われ、票の取りまとめと云う見返りが自民党にもたらされる。哲学的見地とか、善悪の感覚から行けば、このような行為は、法案と票の贈収賄の犯罪のようなものである。無論、日本の司法に訴えても、玄関払いである。

異次元の金融緩和、日銀による株式市場介入、国土強靭化計画、法人税減税、安保法案、1億総活躍社会、働き方改革、消費増税と軽減策、入国管理法改正、水道民営化法、東京五輪、大阪万博、カジノ、原発再稼働、辺野古新基地建設‥等、枚挙に暇がない状況で、法律や政策が集票への賄賂として差し出されていることに気がつく。或る一定の政党が、その政権を維持する為に、立法府の審議など糞喰らえ、数にものを言わせて、利益供与の該当する法律や政策を強行するのだから、もう、民主主義の趣旨は、あきらかに逸脱している。

しかし、このような暴挙をとめる手立ては、現行の法律では、内閣による自発的な解散総選挙により勝利するしかないのが実情だ。いや、不信任案を成立させ、解散と云う手続きを踏ませる手はあるが、現状では、自民党内から安倍政権に反旗を翻す輩は数人に過ぎないだろう。正直、直近で解散総選挙が行われても、どこの野党が政権党になるか定まっていない状況では、攻め手に欠ける。しかし、時間が過ぎるほどに、我が国の体力は奪われ、自力再生の道は閉ざされる。

まあ、感情や「空気」で政治行動を決定する傾向が強い国民だけに、ショック療法の類は、効果があるだろう。ここで言うショックは、幸運によるショックは滅多になく、多くは不運なショックと云うものになる。幸運はしばしば、個人特有のものが多く、怨嗟の元になるくらいだから、「空気」にはなれない。そうなると、残されたものは不幸なショックである。不幸なショックがどのようなものか、それは、想像することも憚られるが、国民の数%くらいの人が劇的被害を受け、国民全体があすの我が身と感じるような出来事なのだろうが、筆者の没後にして欲しい。いや、やはり目撃したいかもしれない。歴史だから……。



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/638.html

[経世済民129] 父100歳、息子75歳「親父の老人ホームで同居したい」で途方に暮れる(マネーポスト)
父100歳、息子75歳「親父の老人ホームで同居したい」で途方に暮れる
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181207-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 12/7(金) 16:00配信 週刊ポスト2018年12月14日号


親と同じホームに入居するケースは今後増えてくる予想される(イメージ)


 人生100年時代に突入することで、様々な問題が生じてきている。「子供に介護で迷惑を掛けたくない」――そう考えていたAさん夫婦は、体が元気なうちに自宅を処分し入居一時金を工面。夫婦で有料老人ホームに入居することにした。

 月々の利用料は、年金と蓄えを取り崩しながら支払っていける計算だった。ところが、思っていたより長く生きたことで全く想像もしていなかった事態が起きた。

 ホームに入居したときにはまだ現役バリバリだった息子が年を重ね、「オレもどうせなら親父と一緒のホームに入居できないか」と言い出したのだ。“まさか! いつの間にそんな年齢になっていたんだ……”

 子供に介護の負担をかけまいとホームに入居したはずが、気づけば子供も介護が必要な年齢に。Aさんが途方に暮れるのも無理はない。介護評論家の佐藤恒伯氏が語る。

「団塊世代の親が90代になり、70代の団塊ジュニア世代の子供が親と同じホームに入居するようなケースはこれから間違いなく増えていくと予想されます。

 問題は、子供世代の年金支給額は間違いなく親の世代より低くなること。子供が自分の年金だけで毎月の利用料を賄っていくのは難しいでしょう。そのうえ、ホームで包括的な介護サービスを受ける際の自己負担などもこれから引き上げられていく。ホームの入居が長期化すれば親の蓄えが減っていき、親子で支え合うことができないくらい資金的に苦しくなる心配があります」

 こうした時代が到来することで、親子の世代間での年金格差という大きな問題があらためて浮き彫りになりそうだ。現役世代は少しでも貯蓄をしておくしか方法はないのかもしれない。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/787.html

[国際24] 世界中で横行するネット世論操作 現政府支持への誘導と批判者の攻撃(衆知)
世界中で横行するネット世論操作 現政府支持への誘導と批判者の攻撃
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181207-00010000-php_s-bus_all
PHP Online 衆知 12/7(金) 11:53配信


すでにネット世論操作は産業化しているという


<<SNSを利用するうちに、知らず知らずのうちに思想が操作されている――世界各国でネットによる世論操作が行われていると指摘する『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』の著者である一田和樹氏。

本稿では、世界各国で横行するネット世論操作の目的やビジネス化する現状を、同書の一節から紹介する。>>

※本稿は一田和樹著『フェイクニュース 新しい戦略的戦争兵器』(角川新書)より、一部抜粋・編集したものです

ネット世論操作の4つのパターン

フェイクニュースを含むネット世論操作について整理したい。

ネット世論操作を整理する試みが、『政府の支援を受けたトロール(STATE-SPONSORED TROLLING)』(Carly Nyst, Nicholas Monaco, 2018年7月19日、INSTITUTE FOR THE FUTURE)で展開されている。これによればネット上での世論操作に対する政府の関わり方には四つのパターンがある。

・政府実行 政府自身あるいは関係組織がネット世論操作を実行する

・政府支持、調整 計画は政府が立てるが、指示と調整を行い、実行は外部にまかせる

・政府扇動、支援 政府が扇動してネット利用者が政府批判を行う個人や組織を攻撃し、世論操作を実現する。四つのパターンの中でもっとも危険

・政府承認、支援 政府が名指しして批判することで、攻撃してもよいという雰囲気を作る

ネット世論操作の基本の目的は国内の支配確立

アメリカ大統領選へのロシアの干渉で、フェイクニュースやネット世論操作を他国への攻撃に用いている印象を持った方も少なくないと思う。

しかし実際には多くのネット世論操作はまず第一に国内の安定を優先している。なぜなら同じ攻撃を他国から受ける可能性があるからだ。

ロシアもまず自国内のネット世論操作を徹底して行っている。その後で海外に手を伸ばした。ほとんどの国のネット世論操作部隊が主に国内を対象としているのもそのせいだ。2017年の資料によると中国、韓国、北朝鮮、マレーシア、タイ、台湾、フィリピン、ミャンマー、オーストリアなど、48カ国が現政権支持のネット世論操作を行っている。

そして、自国内を掌握するためには攻撃的な兵器であるネット世論操作に加えて監視の強化が不可欠となる。通信傍受(要するに盗聴)からSNSの監視までさまざまなチェックが行われている。

フェイクニュースを兵器として使うネット世論操作への対抗は難しい。もしかすると、もっとも有効な手段は自らネット世論操作を行うことかもしれない。ただし、それでは事実を共有して社会を運営することができなくなるのだが。

拡大するネット世論操作産業

世界で実施されているネット世論操作やその要素であるフェイクニュースはビジネスとして成立している。

似非民主主義の政府が資金と支援を提供し、金目当ての事業者や団体がフェイクニュースサイトやアカウントを運用、ボットネットとトロールを配備する。

政府や議員自らが差別や極端な政策を語り、メディアを規制する。そうした発言に寛容かつ肯定的な雰囲気を作り上げる。保守的傾向のある者が追随するあるいは、ネットでのせられた者が安易に追随する。

この仕組みがある程度動き出すと、なにも知らずに政府を支持、あるいは批判者を攻撃する発言がボットやトロールによって勝手に拡散され、アクセスも伸びるという現象が起こる。

サイトに広告を貼っていれば収入は増加する。味を占めて、同じ傾向の発言を繰り返すようになる。サイト運営者は誰がなんのために拡散しているかはあまり知らずに運営しているかもしれない。

その一方で政府自身が前出ネット世論操作4パターンにあった「政府扇動、支援」や「政府承認、支援」を行えば直接関係を持つことなく、国内に現政権を支持し、敵対する相手を攻撃してくれるサイトやアカウントが乱立するようになる。

これらのサイトやアカウントの言うことをまともに受け取って信じる人々も多数生まれる。このようにして、このエコシステムができあがると拡大を続け、それ以外の発言を押し流してゆくことになる。

たとえばインドネシアのサラセンというフェイクニュース・シンジケートはフェイスブックへの1回の投稿で7,500ドルを得ていたし、フィリピンでは2,600万ドルの政府予算と大統領の機密諜報費4,970万ドルが選挙期間中のネット世論操作にあてられた。日本の右派サイトとして有名な保守速報やアノニマスポストも広告収入を得ていた。

これらのことを考えると次のようなエコシステムが存在しているように思える。

・政府による「実行」 ボットやトロールの配置。政府もしくは関連組織(ネット世論操作の大本)がネット世論操作のためのボットやトロールを金で雇う。

・政府による「実行」もしくは委託した「外部」 フェイクニュースの流布。金で雇った人々がフェイクニュースを流し、拡散する。

・政府による「扇動、支援」と「承認、支援」 ネット世論操作を受け入れるように世論を誘導する。その結果として、草の根組織の増加。政府とは関係なく政府支持、敵対者批判などのサイトやアカウントが登場し、ボットやトロールがその内容を拡散し、広告収入を得られるようになる。その結果として間接的に政府が支援するサイトやアカウントが増加する。

これらと並行して既存メディアを無効化し、政府が掌握するメディアを浸透させる。海外に対して干渉する際は、そのためのメディアを作る。

ロシアの場合、世界に展開するRTとスプートニクというメディアがある他、対アメリカではニセの地方紙メディアを作っており、バルト三国でも同様にメディアを作っている。こうしたメディアを浸透させ、影響力を拡大する。

一田和樹(作家、元IT企業役員)



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/700.html

[政治・選挙・NHK254] 世界中で横行するネット世論操作 現政府支持への誘導と批判者の攻撃(衆知) :国際板リンク 
世界中で横行するネット世論操作 現政府支持への誘導と批判者の攻撃(衆知)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/700.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/640.html

[政治・選挙・NHK254] 森友問題 財務省理財局の“降参”はなぜニュースにならない 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
     


森友問題 財務省理財局の“降参”はなぜニュースにならない 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243164
2018/12/07 日刊ゲンダイ


「認めました!」(宮本衆議院議員)(C)日刊ゲンダイ

「認めました!」(宮本岳志衆議院議員・日本共産党)

 これは宮本岳志さんのキメ台詞。国会で蟻地獄のような質問をし、相手が認めざるを得なくなるところまで追い込んで、観念すると、そう言う。

 嫌味っぽく「お認めになりました!」と言うこともある。相手が嘘つくと「ハハッ」と乾いた嗤い声をあげる。

 鼻眼鏡にして上目使いに相手の弱り方をチラッと観察する姿も、背広の下に着ている地味なチョッキも、昭和の新聞記者みたいで好き。

 共産党は、参議院の辰巳孝太郎議員もいいのよね。若くて、イケメンで、熱血で。

 願わくば、国会でこの2人が一緒になって嘘つきの悪人を追い詰めているところ――若い辰巳がはじめに立って、相手がボロボロになるまで攻めまくる。で、ベテラン宮本がとどめを刺す――が見たいんだけど、衆議院と参議院だからそれは無理か。てか、共産党が続けて質問時間を取れないか。

 にしても、先月30日の衆議院国土交通委員会は見物だったな。

 宮本氏は、ご本人いわく、1年10カ月も追っている森友事件を取り上げた。

 国が8億円値引きして、森友学園に1億3000万円で売った国有地。なんで、売却した後、13億円の不動産鑑定評価になるんだって。

 宮本氏は、国有地売却から50日後、森友学園が不動産鑑定士から受け取った評価書を出してきた。

 その後、森友学園は、R銀行から10億円の借り入れを取った。これらの話し合いに、近畿財務局も絡んでいる。「その応接記録があるんですよ!」と宮本氏。

 そこまで言ったら、財務省理財局もほぼ事実を認めたよ。

 で、前出の台詞。決まったぜ!

 なのに、どうしてこの話題で、翌日のニュースが賑わないの? 特ダネだし、リアル「おっさんずラブ」じゃんね。



室井佑月 作家
1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

















































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森友8億円値引き売却直後 13億円の不動産鑑定評価 衆院委 宮本岳志氏追及(しんぶん赤旗) 
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http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/641.html

[政治・選挙・NHK254] 森友問題 財務省理財局の“降参”はなぜニュースにならない 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1956] kNSCqYLU 2018年12月07日 19:13:57 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[421]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/641.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 森友問題 財務省理財局の“降参”はなぜニュースにならない 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1957] kNSCqYLU 2018年12月07日 19:15:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[422]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/641.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 森友問題 財務省理財局の“降参”はなぜニュースにならない 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1958] kNSCqYLU 2018年12月07日 19:16:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[423]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/641.html#c3
[国際24] ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?(ニューズウィーク) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1959] kNSCqYLU 2018年12月07日 19:20:21 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[424]






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/699.html#c2
[国際24] ファーウェイ副会長逮捕の報復で、中国がアメリカ人を人質に取る?(ニューズウィーク) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1960] kNSCqYLU 2018年12月07日 19:21:15 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[425]






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/699.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 南北朝鮮外交で成果上げてこそ「外交のアベ」ではないのか 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ)
 


南北朝鮮外交で成果上げてこそ「外交のアベ」ではないのか 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243138
2018/12/07 日刊ゲンダイ


G20首脳会合記念写真(C)共同通信社

「外交のアベ」と呼ばれ、昭恵夫人とお手々つないで海外を飛び回る安倍首相だが、アルゼンチンG20ではそれなりの成果を上げたようだ。

 トランプ大統領と習近平国家主席、米中両首脳と個別に会談。貿易戦争の沈静化への仲介役を買って出て、米中首脳会談での不公正慣行是正に向けた協議入りに、米追加関税の猶予と米中接近をアシストしてみせた。

 米中両首脳との“付き合い”の良さが、両国の距離を縮めるのに役立ったと言えよう。だが、外交がそんなに得意ならば、安倍首相はなぜ、自国が抱える外交問題の解決には腰が重いのか。

 日本にとって最重要課題は、まず北朝鮮の拉致問題である。拉致された人々の帰還のため、安倍首相はもっと金正恩委員長と近づいてもいい。小泉元首相が訪朝し、拉致被害者5人を帰国させてから、もう16年。その後、拉致問題は1ミリたりとも前進していない。安倍首相が北朝鮮に、どんどん踏み込んでいけば、プラスの結果がもたらされるはずだ。それなのに、最近は北朝鮮を語ることすら減っている。

 北朝鮮とのパイプ役を務める韓国との関係も、元徴用工の賠償問題を巡り、悪化の一途だ。文在寅大統領はこの問題への言及を避けているが、日本政府は1965年締結の日韓請求権協定を盾に取り、「解決済み」の立場を崩そうとしない。このまま、意固地な態度を続けると、日韓関係はどうなるか分からない。

 今年は南北朝鮮が急接近。年内に金正恩委員長がソウルを訪問する可能性もある。南北の距離が縮まる中で、日本は北朝鮮に拉致被害者を捕らえられ、韓国とは元徴用工問題を抱えて膠着状態だ。日本と一番距離が近い国々との関係がうまくいかないようでは「外交のアベ」も形無しである。

 いくら米中接近の仲介役を演じても、安倍首相は自国の外交問題については、何もできていない。結局「外交のアベ」は、訪問すれば歓迎してくれる国にだけ昭恵夫人と一緒に出掛けているだけではないのか。

 日本と朝鮮半島は、それこそ明治時代の昔から深刻な問題を抱え続けてきた。それだけ不都合な事情が横たわる国々と、本当に友好な関係を築き上げ、あらゆる重要問題を片付けてこそ、「外交のアベ」と呼ばれるのに、ふさわしい。

 南北朝鮮との諸問題の解決に向け、片足も踏み入れず、良好な関係の国々にだけウロチョロと出掛け歩いているようでは、真の外交とは言えない。安倍首相は南北朝鮮との関係で、成果を見せるべきだ。



高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。


























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/642.html

[政治・選挙・NHK254] 大前研一氏 入管法改正は国民DB制度抜きでは話にならない(NEWS ポストセブン)
大前研一氏 入管法改正は国民DB制度抜きでは話にならない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181207-00000011-pseven-bus_all&p=1
NEWS ポストセブン 12/7(金) 16:00配信 週刊ポスト2018年12月14日号


経営コンサルタントの大前研一氏


 外国人労働者の受け入れ拡大のため出入国管理法の改正を政府は強引にすすめようとしている。拙速との指摘も多い今回の外国人受け入れ制度について、経営コンサルタントの大前研一氏が、何を基礎とすべきかについて解説し、批判する。

 * * *
 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案の審議が難航している。

 安倍政権が今国会最大の重要法案と位置付ける同法案は、深刻な人手不足に対応するために「特定技能1号」「特定技能2号」という在留資格を新設するもの。1号は「相当程度の知識又は経験を要する技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格」で、最長5年の在留を認めるが、家族の帯同はできない。2号は「熟練した技能を要する業務に従事する外国人向けの在留資格」で、在留期間を更新することができ、配偶者と子供の帯同も認める。政府は今国会で同法案が成立すれば、来年4月から新制度を導入する方針だ。

 政府が新たな在留資格の受け入れ対象として検討しているのは、建設業、造船・舶用工業、農業、漁業、介護業、外食業、宿泊業、飲食料品製造業、素形材産業、ビルクリーニング業など14業種。受け入れ見込み人数は新制度導入初年度の2019年度が3万2800〜4万7550人、2019年度から5年間の累計で26万2700〜34万5150人となっている。

 だが、この法案は、あまりにも場当たり的でお粗末だ。そうなったのは、これが来年の統一地方選挙と参議院議員選挙に備えた安倍政権の選挙対策でしかないからだ。人手不足に悩んでいる企業や農民・漁民などの自民党支持者から、早く外国人労働者を“解禁”してくれないとつぶれてしまう、という陳情が殺到して急ごしらえしたのだろう。

 すでに私は、今年の春に政府が来年4月をめどに外国人労働者向けの「特定技能」という新たな在留資格を作ると報じられた時点で、「単に人手不足を補うためだけの極めて場当たり的、かつ、なし崩し的な政策」「人口減少期に突入している日本の労働力確保には構造的な解決策が必要、という根本的な視点が抜けている」と批判したが、この問題は国家百年の計で熟考を重ねなければならないものである。

 にもかかわらず、いい加減な受け入れ制度や見込み人数で短兵急に事を進める政府も、それを批判したいがために受け入れそのものに反対する野党も、目先の議論しかしていない。

 今の与野党の議論で根本的に抜け落ちているのは、「これから日本をどんな国にしたいのか」「日本人の条件とは何か」という本質的な問題である。そしてそれは、やはり私が『新・大前研一レポート』で25年前から主張しているように、全国一律の国民データベース(DB)を構築し、「日本人」がすべての行政サービスを、いつでもどこでも簡単に受けられるようにすることが大前提となる。

 これまで何度も紹介してきたように、国民DBを構築した「eガバメント(電子政府)」のエストニアは、スマホ1台で何でもできる。世界のどこにいても「エストニア国民」として権利を行使することができ、選挙の投票や納税、年金、健康保険証、運転免許証、国家資格などの手続きから公共料金の支払いといったことまで可能である。

 インドも「アーダール(Aadhaar)」という国民DB制度に13億人のほとんどが生体情報(指紋、虹彩など)を登録し、それによって一気にキャッシュレス社会に移行した。日本も全く使いものにならないマイナンバーではなく、生体認証付きで運転免許証、保険証、パスポートをセットにした国民DBを構築し、それを基にして外国人労働者の受け入れ制度・システムを作るべきなのだ。

 ところが、いま政府がやろうとしているのは、建設業、介護業、外食業、宿泊業や農村・漁村などで外国人を“奴隷労働”させようとするものでしかない。それでは失踪する外国人労働者が増えるだろうし、社会の分断や排斥を招いて治安悪化にもつながりかねない。今回のにわか作りの入管法改正案は葬り去り、与野党が本質的な「移民」論議を深めていかないと、この国は取り返しのつかない“劣化”を招くだろう。







http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/644.html

[経世済民129] ファーウェイショック(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
ファーウェイショック
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51760432.html
2018年12月07日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 ファーウェイのCFOがカナダ当局に逮捕され、米国で株価がまた下落しました。

 何故今逮捕なのか?

 日経の記事です。


 米国の要請に応じてカナダ当局に逮捕された中国の華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を巡り、ロイター通信は6日、違法な金融取引の疑いで捜査されていると報じた。イランとの金融取引を禁じた米国の制裁を回避するための仕組みづくりに関った疑いがあるという。

 同通信によると、米当局は少なくとも2016年からファーウェイがイランとの違法取引に関わっていないか捜査してきた。英金融大手HSBCを通して違法取引を手掛けたとみている。

 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)はHSBCがファーウェイ関与の疑いのある取引を見つけ、米捜査当局に報告したと報じた。HSBCは情報提供で協力しており、今回の捜査対象には含まれていないという。



 HSBCが米司法当局と司法取引をしたのでしょうか?

 では、米国ではどのように報じられているのでしょう?
 
 NPRのニュースです。


RACHEL MARTIN, HOST:

Authorities in Vancouver, Canada, have arrested a top executive at one of China's biggest tech companies.

 カナダのバンクーバー当局が中国で最大の情報通信会社の一つの最高役員を逮捕しました。

DAVID GREENE, HOST:

Yeah. The company is called Huawei, and this executive is actually also the daughter of the company's founders. She was arrested at the request of the United States. And now she could be extradited to the U.S. for alleged violations of sanctions on Iran. China is demanding that she be released.

 その会社はファーウェイと呼ばれていて、この役員というのは同社の創業者の娘でもあるのです。彼女は米国当局の要請で逮捕されました。そして、イランに対する制裁措置違反の容疑で米国に引き渡される可能性があるのです。中国は彼女の釈放を要求しています。

MARTIN: All right. We've got NPR's Shanghai correspondent, Rob Schmitz, with us to talk through this story. Hey, Rob.

 分かりました。NPRの上海特派員のロブ・シュミッツに聞いてみましょう。はい、ロブ。

ROB SCHMITZ, BYLINE: Good morning, Rachel.

 おはよう、レイチェル。

MARTIN: All right. First off, just tell us more. I mean, what more do we know about this executive, and why has she been arrested?

 先ず、もう少し詳しいことを聞かせて下さい。この役員について知っていること、何故彼女は逮捕されているのか、と。

SCHMITZ: Well, her name is Meng Wanzhou, and she's the CFO of Huawei. And she's also the daughter of the company founder Ren Zhengfei. And Huawei is China's most important tech company. It's the world's largest manufacturer of cell towers, Internet equipment. It also makes the world's second-most popular smartphone. So it's kind of like the Apple of China.

 彼女の名はマン・ワンジョーで、ファーウェイのCFOです。そしてまた、創業者のレン・ジョンフェイの娘でもあるのです。ファーウェイは、中国で最も重要な情報通信会社であり、世界最大の基地局及びインターネット関連装置のメーカーであるのです。世界で2番目に有名なスマートフォンも作っています。ですから中国のアップルみたいなものです。

MARTIN: Wow.

 凄い。

SCHMITZ: Now, we don't know the charges against Meng yet. But this might have something to do with a U.S. criminal probe into Huawei's dealings in Iran. U.S. authorities suspect Huawei was involved in defying sanctions on Iran since 2016.

 マンの容疑についてまだ分かっていませんが、ファーウェイのイランとの取引に関して米国が捜査していたことと関係があるかもしれません。米国当局は、ファーウェイが2016年以降イラン制裁措置に違反しているのではないかと疑っているのです。

MARTIN: I mean, this is kind of crazy timing - right? - because she was arrested December 1. And that was the same day President Trump met with China's leader, Xi Jinping, at that G20 meeting in Argentina to try to make a deal on trade.

 でも、このタイミングというのは少し変な気がします。彼女は12月1日に逮捕されましたが、その日は、トランプ大統領がアルゼンティンで行われていたG20で貿易問題に関して中国のシージンピン話し合いをするために会っていた訳ですから。

SCHMITZ: (Laughter) Yeah, not so impeccable timing here. As both countries seem to work out a peaceful truce to the trade war, this suddenly happens. China, of course, is furious over this. And it's hard to think this will not have an impact on negotiations as the U.S. and China try to hammer out a trade deal in the next three months. I spoke to James McGregor about this. He's the Greater China CEO of public relations firm APCO here in Shanghai. Here's what he said.

 そうですね。完璧なタイミングだったとは言えません。両国とも貿易戦争を一時休戦にするために努力していたのに、突然この逮捕劇が起きたのです。中国は怒っています。3か月以内に貿易問題で解決策を出すことにこの件が影響を与えないと考えることは難しいのです。私はジェイムズ・マクレガーとこの件で話をしました。彼は上海にある広告会社のAPCOのCEOです。彼は次のように言っています。

JAMES MCGREGOR: This is usually the kind of a move China does. You know, when China has got some tough political problem going, often it ends up arresting somebody - some foreigner, some, you know, Chinese who's now got another passport - and kind of holding them hostage.
 
 この種のことは通常中国が行うことです。中国は、難しい政治的な問題にぶつかると、誰かを、外国人を、或いは他人のパスポートを保有している中国人を逮捕して、彼らを人質にすることがあります。

MARTIN: So Rob, might - I mean, might the Chinese be right about this? Could this be a political move by the Trump administration?

 そうすると、中国の方が正しいのでしょうか?この逮捕はトランプ政権による国策逮捕であると?

SCHMITZ: Well, if it were a political move, it'd be difficult to fathom why President Trump would order this now, when he needs China's cooperation more than ever. But from a legal perspective, we did see this coming. Back in April, the U.S. launched a criminal probe into Huawei's dealings in Iran that came after authorities investigated Huawei's Chinese rival, ZTE, over similar violations.

 そうですね、ただ、仮に国策逮捕であっても、トランプ大統領が何故今、つまり一番中国に協力してもらいたいときにそのようなことを命じたのかが分からないのです。しかし、司法的観点からは、このようなことが起きるのは予想していました。4月のことですが、米国は同様の容疑でZTEの捜査を開始した後、ファーウェイのイランとの取引について捜査を始めたからです。

MARTIN: Right.

 確かに。

SCHMITZ: And then it banned U.S. chip makers from selling to ZTE, and that ban was later lifted by President Trump after Xi Jinping got involved. But going back to Huawei and Meng Wanzhou, she also served on the board of a Huawei holding company, more than a decade ago, that did business in Iran. So the charges might be related to that, too.

 そして、米国のICメーカーに対してZTEと取引をすることを禁じ、そして、シージンピンから要請があった後、トランプ大統領がそれを解除したのです。ファーウェイとマンに話を戻すと、彼女は、イランとの取引を行ってきたファーウェイの持ち株会社の役員を10年以上も務めているのです。従って、逮捕の容疑はそのことと関係があるかもしれません。

MARTIN: I mean, as we noted, President Trump and Xi Jinping had met and had sort of hammered out an incremental trade deal on some specifics. Is that just over now? I mean, is the Chinese government saying anything about this?

 トランプ大統領とシージンピンはある種のことに関しては合意することができたのですよね。それが終わりになったのですか? その件で中国は何か言っていますか?

SCHMITZ: Yeah, the Chinese government is obviously very angry about this. It's demanding her release. You know, despite the nice, warm feelings after the meeting, you know, these two countries are still in a trade war. You know, most U.S. tariffs on Chinese goods will still rise in March if the two sides can't negotiate a deal here. But by arresting the daughter of one of China's most important companies, the U.S. is taking a big risk that China walks away from the table and says, fine, let's just scrap negotiations and continue this trade war.

 中国政府がこの件で大変怒っているのは明らかです。彼女の釈放を要求しています。首脳同士の会合の後、雰囲気は和らいでいますが、しかし、両国はなお貿易戦争状態にあるのです。もし、両国の間で話がまとまらなければ、3月には中国製品に対する関税がさらに上がります。しかし、この逮捕で米国は大きなリスクを負うことになりました。中国が、分かった、それなら交渉を止めて、貿易戦争を続けようと言い出すかもしれないからです。

MARTIN: All right, NPR's Rob Schmitz, joining us from Shanghai. Thanks so much, Rob.

SCHMITZ: Thanks, Rachel.



 米国の株価が一時大きく下げた理由がこれで分かると思います。

 でも、どういう訳か、また戻した、と。

 米連銀の利上げのペースが遅くなるとの見方が強まったからと言います。

 しかし、このファーウェイショックはまだまだ続くと見ていた方がいいと思います。




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[政治・選挙・NHK254] やたらと落ちる米軍機…日本国内24時間“飛び放題”の恐怖(日刊ゲンダイ)
 


やたらと落ちる米軍機…日本国内24時間“飛び放題”の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243253
2018/12/07 日刊ゲンダイ


捜索活動をする海上保安庁の船と米軍機、右は度々事故を起こしたFA18の同型機(C)共同通信社

 6日午前1時40分ごろ、高知県沖の上空で米海兵隊岩国基地(山口県岩国市)所属の「FA18」戦闘攻撃機と空中給油機「KC130」が訓練中に接触し、墜落した。

 今回は洋上だったが、墜落地点が住宅地や街の中なら一大事。被害は拡大していただろう。実は、今回事故を起こした米軍機は、過去にも度々墜落しているのだ。

 FA18は先月12日、那覇市沖でエンジントラブルが原因で墜落したばかり。2008年12月には、米西海岸サンディエゴの住宅地にエンジン故障が原因で墜落。パイロットは直前に脱出したが、住宅3棟が全壊し住民4人が亡くなった。報じられている限りで、1998年から今回を含め計9回の墜落事故を起こしている。KC130も昨年7月、米南部ミシシッピ州の農村地帯に墜落。乗員16人が死亡した。

 恐ろしいのは、そんな凄惨な墜落事故が24時間、日本中のどこで起きてもおかしくないことだ。今回の事故は真夜中だったが、米軍機はいつ何時でも飛ばすことができる。岩国市に問い合わせるとこう答えた。

「米軍機の飛行可能時間帯は、通常なら朝6時半から夜11時までと決められていますが、米軍から事前に時間外飛行の通知があれば、時間外も飛行可能です。今回は12月1日に『今週末(12月1日)からおよそ1週間の間に時間外飛行する可能性がある』と通知が来ました」(基地政策課)

 米軍は「○日の×時に飛行する」と具体的に通知してくることはないというから、いつ米軍機が飛んでくるのか住民は知る術がない。当然、「飛ぶな」と拒否することもできない。その上、米軍機は日本上空どこでも“飛び放題”なのだ。

「例えばドイツであれば、国内で米軍機が低空飛行訓練などをする際、その都度、米軍は許可を取らなければなりません。しかし、日本にはそういった規定がありません。それどころか、政府は米軍の行動に合わせて日米地位協定の解釈を変えてきたのです。現在は『射撃』や『爆撃』といった行動さえとらなければ、米軍機がどこを飛んでも協定に抵触しないという解釈になっている。米軍機は事実上、国内のどこでも飛行できます」(ジャーナリストの布施祐仁氏)

 米国のポチの安倍政権下では、いつどこで大事故が起きてもおかしくない。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/645.html

[政治・選挙・NHK254] やたらと落ちる米軍機…日本国内24時間“飛び放題”の恐怖(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1961] kNSCqYLU 2018年12月07日 20:59:59 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[426]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/645.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
18. 赤かぶ[1962] kNSCqYLU 2018年12月07日 21:04:44 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[427]
超過演説の森氏、伊達議長が「高圧的制止」
https://mainichi.jp/articles/20181207/k00/00m/010/198000c
毎日新聞2018年12月7日 18時33分(最終更新 12月7日 21時00分)

 参院会派「希望の会」(自由・社民)の森裕子氏が7日の参院本会議で堂故茂・農林水産委員長(自民党)の解任決議案の趣旨説明を行った際、動議で15分に制限された演説時間を10分以上オーバーしたため、伊達忠一参院議長が語気を強めて制止する場面があった。野党側は「高圧的だ」と反発した。

 伊達氏は「森くん、簡単に願います」と4回注意した後、「発言を禁止せざるを得ない」とトーンをあげた。森氏は「(政府は)文書は改ざんし、資料は出さない。我々は議論の前提にさえ立っていない。言論封殺には反対する」と反論。しびれを切らした伊達氏が「降壇しなさい」と繰り返し、最終的には与党の議院運営委員会理事らに「連れてけって、あっちに。連れてけっちゅうの」と迫ったため、野党の理事が促して森氏が降壇した。

 制限動議は与党が提出。参院事務局によると、同様の動議は昨年6月の「共謀罪」法採決以来、1年半ぶり。【影山哲也】





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c18
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
19. 赤かぶ[1963] kNSCqYLU 2018年12月07日 21:05:44 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[428]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c19
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
21. 赤かぶ[1964] kNSCqYLU 2018年12月07日 21:10:05 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[429]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c21
[政治・選挙・NHK254] “入管法改正”問題点の本質…安倍政権から漂う異民族蔑視(日刊ゲンダイ)
 


“入管法改正”問題点の本質…安倍政権から漂う異民族蔑視
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243246
2018/12/07 日刊ゲンダイ 文字起こし


差別的発想はいずれ国民にも…(C)日刊ゲンダイ

 外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案(移民法)について、与党は7日の成立を目指す。与党側は当初、安倍首相が出席したきのうの参院法務委で採決するつもりだったが、審議継続を求める立憲民主党などの主要野党が抵抗。横山委員長が採決を職権で決める動きに出たことから、野党側が委員長の解任決議案を提出する展開となった。

 解任案は、7日の参院本会議で採決。与党側は再び改正案を参院法務委で強行採決し、参院本会議で可決、成立させるハラだ。一方、野党は今国会での成立阻止に向け、山下法相の問責決議案や安倍内閣の不信任決議案の提出も辞さない構え。

 現代の「徴用工」制度と揶揄される改正入管法案は、とにかく何から何までデタラメだ。まず、審議に不可欠な立法事実はてんで示されず、法務省が国会に提出したデータは捏造。野党側の質問はノラリクラリはぐらかしてマトモに答えず、肝心要の制度設計は曖昧なままだ。それなのに例によって“審議は尽くされた”などと寝言を言って強行採決とは許せない。安倍政権では見慣れた姿とはいえ、こんな暴政が国権の最高機関の場で繰り返されるこの国は、もう民主主義国家の看板を下ろした方がいいだろう。

「外国人労働者をあちこちの会社や現場に送り、ピンハネする搾取構造をお膳立てするだけ」「外国人技能実習制度の劣化コピー」

 参院法務委に出席した参考人は改正案をこう指摘していたが、この法案の問題は、年間7000人もの失踪者を出している現行の「外国人技能実習制度」の焼き直しということだ。

■待遇の悪さを悲観して死を選ぶ外国人労働者

 改正法で新たに設けられる在留資格の「特定技能」の1号には、技能実習を3年経験した外国人は無試験で移行できるとしている。だが、技能実習とは名ばかりで、現状は単純作業の繰り返し。暴行やパワハラ、セクハラが常態化している現場も少なくない上、低賃金は当たり前。野党の調査では、失踪した実習生2892人のうち、7割近い1939人が最低賃金(時給714円)を下回っていた。

 要するに現在、外国人労働者を受け入れている国内企業の多くの認識は外国人労働者を安くコキ使える作業員としか見ていないのだ。この部分に手を付けないまま受け入れを拡大しても失踪者が増えるだけだ。

 失踪者だけじゃない。立憲民主党は6日、2015〜17年の3年間で計69人の実習生が死亡していた事実を公表。死亡理由は事故や心臓疾患、溺死のほか、自殺も6件あったと公表した。「日本で技能実習できる」と聞いて希望に胸を膨らませて来日したものの、劣悪な職場環境や待遇の悪さに悲観して死を選んだ可能性は否定できない。そんな欠陥制度をベースにしたのが今回の改正法案なのだから、全くフザケた話だ。埼玉大名誉教授の鎌倉孝夫氏(経済学)がこう言う。

「今の外国人労働者が抱えている労働条件や環境、賃金といった根本的な問題に手を付けず、受け入れを拡大するなど言語道断です。今以上に労働条件の悪化や低賃金化が進むでしょう。外国人労働者は皆、奴隷のような扱いになりかねません」


不当労働を訴える技能実習生(C)共同通信社

大日本帝国時代と同じで自国民以外は労働力と見ている安倍政権

 ごくフツーの人権感覚を持った人間であるなら、改正法の成立を急ぐのではなく、現行の技能実習制度の問題点を徹底的に見直し、早急に改善するのが先だと考えるだろう。ところが、安倍にはそんな意識はカケラも感じられない。一昨日、都内で開かれた財界関係者らの会合に出席した安倍は「あすは参院法務委に2時間出て、ややこしい質問を受ける」と言い放ち、ヘラヘラと笑いを誘っていたというから呆れてしまう。

 外国人労働者は人間であって、機械でもモノでもない。すでに人権や生命に関わる深刻な問題を多く抱えている現実があり、それを引き継ぐ形の改正法案であるからこそ、野党側は慎重かつ丁寧な審議を求め、改善点を指摘しているのだ。それなのに「ややこしい質問」とバッサリ切り捨てる。この発言に人を人と見ない安倍の冷酷さが透けて見えるではないか。

 山下法相は参院法務委で「しっかりと人権保護を図る」と言っていたが、技能実習生に対する聞き取り調査のマニュアル化や、分析・活用法も未定の上、受け入れ機関の調査もこれから。つまり、ナ〜ンも決まっていないのに、しっかりとした人権保護ができるワケがないだろう。山下はまた、「受け入れ企業には定期的な報告を求め、外国人にも日本人と同等の賃金を支払っているかどうかをチェックする」と説明していたが、そんなに簡単にチェックできるのであれば、現行制度でもできた。失踪実習生の7割近くが最低賃金以下なんて最悪の事態にはならなかったはずだ。政府側の答弁は一事が万事、この調子。実効性が全く担保されていない説明ばかりでごまかそうとしているのだ。

■国際社会で問題視されている日本の労働環境

 安倍政権が外国人労働者の拡大を急ぐのは経済界からの要望が強いからだろう。それは、かつての「徴用工」を彷彿とさせる動きだ。第2次大戦中、日本は兵力投入によって炭鉱や鉄鋼業などの現場で労働力不足が進行。穴埋めとして統治下にあった朝鮮や中国では徴用による強制労働が強いられた。

 韓国大法院(最高裁)は最近、元徴用工の賠償請求訴訟で、新日鉄住金や三菱重工業に賠償を命じる判決を立て続けに出しているが、この判決に敵意ムキ出しで噛みついていたのが安倍だ。判決後、メディアの囲み取材に応じて「判決は国際法に照らして、あり得ない判断」とまくし立て、韓国政府の対応を激しく非難。日産前会長のカルロス・ゴーン容疑者が東京地検特捜部に逮捕されたのを受け、会談を求めたフランスのマクロン大統領に対し、「民間のことに政府が関与すべきではない」などと、もっともらしいことを言っていたが、韓国に対する安倍の態度の方がよっぽど内政干渉だろう。

「徴用工」問題の本質は、植民地でかき集めた外国人労働者をこき使ったことによる人権侵害だ。その反省もない政権が、「徴用工」の時と同じように見せかけのエサをぶら下げ、猫なで声で海外から低賃金で働く労働者を増やそうとしているのだ。今回の国会審議では、そんな異民族を蔑視する姿勢が露呈したといっていい。強行採決するのは、後ろ暗さがバレるのが怖いからだろうが、選民思想の持ち主の安倍のことだ。外国人だけじゃなく、いつ差別的発想が自国民にも向けられるか分からない。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)はこう言う。

「審議するほど、現行の技能実習生制度の問題が浮き彫りになる。まるで現代の奴隷制度です。それを放っておいて受け入れを拡大するのは常識では考えられません。人権を無視したような日本の労働環境は、国際社会でも問題視されているのです。どうも(安倍政権は)大日本帝国時代のように自国民以外は安価な労働力としか捉えていないのではないかと思えてしまいます」

 国際社会から「NO」を突き付けられて孤立するのも時間の問題。安倍政権になって時計の針が戦前に向かってグルグル戻っている。


































 



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/649.html

[政治・選挙・NHK254] <ワロタ>ブラック企業大賞2018に特別枠として「財務省」がノミネートされるwww 
【ワロタ】ブラック企業大賞2018に特別枠として「財務省」がノミネートされるwww
2018/12/07/ 09:12 健康になるためのブログ




あの有名企業や居酒屋も。「ブラック企業大賞2018」にノミネートされた9社とは
https://www.buzzfeed.com/jp/kotahatachi/black-kigyo-2018
2018/12/05 15:19 BuzzFeed

過労死や長時間労働、パワハラなどが問題視されている企業を集めた「ブラック企業大賞2018」のノミネート企業9社が12月5日、発表された。

労働問題に関わるNPOや弁護士、ジャーナリストらがつくる実行委員会がノミネートした。

過労自死やパワハラ、裁量労働制の悪用や技能実習生への不正などをした企業など9社が選ばれた。例年は民間企業が対象となっているが、元事務次官のセクハラ疑惑があった財務省も特別にノミネートされた。

2. 財務省

国家予算の編成などを担う省庁の1つであり、行政の中枢に位置付けられる国の重要機関。

2018年4月、当時、財務省の事務方のトップである事務次官が、テレビ朝日の女性記者に対して、取材中に性的な言動を繰り返すセクシュアルハラスメントをしていたことが発覚した(本人は否定している)。

この過程で麻生大臣は、日本には「セクハラ罪という罪はない」「男を番記者にすればいい」などと発言を繰り返した。


以下ネットの反応。















ここに財務省をぶっこんでくるとは意表を突かれました。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/650.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も(リテラ)
安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も
https://lite-ra.com/2018/12/post-4415.html
2018.12.07 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺 リテラ

     
     暴挙の限りの安倍首相(首相官邸HPより)


 これを「独裁」「大暴走」と言わずして何と言うか。本日、参院では入管法改正案と漁業法改正案をめぐり、安倍政権が暴挙のかぎりを尽くしたからだ。

 まず与党は、野党が提出した参院法務委員会の横山信一委員長と参院農林水産委員会の堂故茂委員長の解任決議案に対し、与党は発議者趣旨説明に時間制限をかける緊急動議を出した。

 その上、その趣旨説明中に参院議院運営委員会の大家敏志理事が壇上で趣旨説明の制限時間を超えていると激昂して、参議院職員に暴言を吐き、さらには立憲民主党の白眞勲理事の肩を突くという“事件”を起こし、それによって参院は長時間ストップしたのだ。

 議員の当然の権利である趣旨説明に時間の制限をかけておきながら、“暴言・暴力”によって議会を止めてしまうとは、まったく唖然とするしかないではないか。

 そもそも、先日の衆院本会議でおこなわれた山下法相の不信任決議案の趣旨説明でも時間制限はなく、国民民主党の山井和則議員が約1時間45分にわたって問題点を指摘。外国人技能実習生が追い込まれている過酷な労働実態を細かく紹介したが、そのとき自民党席から「警察に行ったらいいよ」という信じられないヤジも飛んだ。

 つまり、衆院における山井議員の趣旨説明は、いかに安倍自民党が技能実習生の人権問題に関心がなく、「使い捨ての労働力」としてしか見ていないかが露わになる非常に意味のある時間となったわけだが、こうした国会における言論の自由をきょう、与党は数の力で奪ったのである。

 この安倍自民党の暴走について、自由党の森ゆうこ議員は、堂故委員長の解任決議案の賛成討論のなかで言及。森議員といえば2004年、年金制度改革関連法案の成立を阻止するための委員長解任決議案の趣旨説明で、じつに3時間1分におよぶ演説を展開。これは戦後の国会で最長となる記録だが、当時を振り返って、安倍自民党がいかに横暴な国会運営をおこなっているかに切り込んだのだ。

「当時の自民党は、当時の与党は、非常に懐が深かった。言論の府、立法府、この責務の重要性……言論封殺することなく、発言を認められました」
「(当時は)新人の私から見ても水を漏らさぬ国会運営。少数意見を尊重し、間違っても『手続きに瑕疵がある』『言論封殺』『民主主義の崩壊』、そんなことを言われるような議会運営をしたところは見たことがありません」

 たとえ強行採決をしても文句が出ないよう、自民党は野党の意見に耳を傾け、国会運営に気を配っていた。それがいまはどうか──。森議員の怒りはもっともだ。

 というのも、安倍首相が「70年ぶりの抜本改革」と述べた漁業法改正案は、地元漁業者を優先してきた漁業権を知事の裁量で地元外の企業に与えることを可能にするなど、地元の零細漁業者にとって死活問題の“大企業優遇”法案だ。にもかかわらず、衆院農水委員会でこの法案は4日(約10時間30分)、参院農水委員会ではたったの2日しか審議されていない。

 さらに、昨日の参院農水委員会では、それまで理事会で「非公開」とされ提出を拒まれてきた、漁業権の民間開放などについて議論した国家戦略特区ワーキンググループの議事録を、委員会の終盤になって長谷成人水産庁長官が「公開しても構わない」と言い出して紛糾。森議員の質問の最中に委員会は休憩となったのだが、堂故委員長は野党理事らがまだ着席もしていないのに委員会を再開、吉川貴盛農水相に発言を求め、森議員の質問権を奪ったのだ。

 出せるはずの資料を隠しつづけ、公平中立が求められる委員長が職権で政府・与党に有利な運営をおこなう。これは入管法改正案を審議してきた法務委員会もまったく同様で、審議を尽くすという大前提を捨て、「臨時国会で成立させる」という安倍首相の方針に沿おうとしかしていない結果の話だ。

 そのくせ、きょうの参院本会議での森議員の趣旨説明では、15分の時間制限をかけた上、与党議員らはその時間を少し超過しているだけの森議員に対し、「ルールを守れ!」のヤジを大合唱。

 だが、「森姐さん」こと森議員は、そんなヤジで怯むタマではない。それどころか、与党議員らに向かって、こう吠えたのだ。

■森ゆうこ議員に参院議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺

「ルールを守れ、ルールを守れと必死に叫んでおられますけど、その元気があるなら、公文書改ざんで民主主義のルールの根幹を壊した安倍政権そのものに対して『ルールを守れ』と言うべきではないですか!」

「民主主義のルールを守ってないのは、どこの誰ですか。外国人技能実習生の個票、私は手で書き写すためにやっていましたよ。そうしたら自民党の理事が来て、なんて言ったんですか。『好きでやっているんだろう』と。好きでやっているわけじゃありませんよ! 
 文書は改ざんする、資料は出さない。私も好き好んで厚生労働省の地下室に行って労働実態調査の個票を探しに行ったり、近畿財務局に乗り込んだり、そんなことを好きでやってるわけじゃないんですよ! 我々は議論の前提にさえ立っていない。議論を始める前に資料を出せ! 改ざんするな!」

 議論の前提にさえ立っていないとは、まったく森議員の言うとおりだが、伊達忠一・参議院議長は「森くん、簡単にしないと発言を禁じます!」とカットイン。しかし、森議員は「言論封殺には反対します」ときっぱり宣言して、今度は自民党議員に語りかけた。

「自民党のみなさんにひとつ言いたいよ。主要農作物種子法や農協改革法や今回の漁業法、入管法改正、みんなね、ほんとうは私も反対だと、酷い法案だと、言ってくるんですよ。今回の漁業法だって『ほんとうは反対だ』って言ってきた人、いるでしょう? 
 だったら反対しなさいよ! だったらこんなでたらめな法案、出させるな! いままでの自由民主党なら、今回の漁業法や入管法改正案なんていう、こんなでたらめな法案を、自民党が出させませんでしたよ! どうしちゃったんだ自民党!」

 こう述べているあいだも、森議員に浴びせられる怒号が響き渡る本会議場。そして、ついには伊達議長が「やめさせろ、やめさせて連れてけっちゅうの!」と言い出したのである。

 議長自ら演説中の議員を「つまみ出してしまえ」と命令する──。しかも、参院議員である無所属の小西ひろゆき議員は、そのときどのようなことがおこなわれていたか、こうツイートしている。

〈本会議場では、伊達議長の命令により森議員の演説を実力で止めさせるため、10名余りの衛視が隊列を作って壇上に向け行進を始めていた。異様な光景だった。
 ちなみに、安保国会で私は一時間以上の演説を行ったがこのような実力行使はなかった〉

■外国実習生の死亡事案を読み上げる有田芳生議員にヤジを浴びせる自民議員

 こんな暴挙を国会で繰り広げるとは、なりふり構わない安倍政権の強権性をあらためて突きつけられたかたちだが、しかし、森議員は与党議員らから浴びせられる怒声にも伊達議長の恫喝にも言論で立ち向かい、安倍政権の暴走を、真正面からこのように批判したのだ。

「どんな質問したってまもとに答えないじゃないですか! 公文書改ざんしても麻生大臣が居座ってるじゃないですか! ルールを破ってるのは安倍内閣だ! ルールを守れと言うなら、安倍首相に言え! なんで公文書改ざんの責任を、自殺者も出てるのに、麻生大臣はとらないんだ、おかしいでしょ!」

 このあと、森議員は理事に降壇を促され演説をやめざるを得なくなったが、森議員の訴えはあまりにも当然すぎるだろう。

 いや、森議員だけではない。参院法務委員会・横山委員長の解任決議案の趣旨説明に立った立憲民主党の有田芳生議員は、昨日になって法務省が出してきた技能実習生の「死亡事案一覧」により、2015〜17年のあいだに技能実習生がじつに69人も死亡していたことが判明したことを取り上げたが、与党議員らは趣旨説明にかけられた時間制限を超過しているとして、またも次々に大きなヤジを飛ばした。

 昨日の参院法務委員会では、死亡者69人の問題について質問を受けた安倍首相がヘラヘラと笑いながら「私はいまここで初めてお伺いをしたわけでありまして、ですから私は答えようがない」などと答弁。人の生命にかんする問題なのにまったくその重みを自覚していない姿勢が露呈したが、有田議員にヤジを飛ばした与党議員らもまったく同じだ。

 この、あまりに軽薄すぎるヤジに包まれた議場のなかで、有田議員はこう憤った。

「ひとりひとりの外国人労働者が、この日本にやってきて、どのように大変な思いをして、苦しい思いをして、この日本で亡くなっていかざるを得なかったのか。あなたたちはその現実を知らないだろう!
(「死亡事案一覧」を読み上げ)ベトナム、22歳男、就寝中にて死亡。不詳の内因死。中国、36歳男、溺死。(ヤジに向かって)あなたはこういう現実を知りなさい! モンゴル、27歳男、自宅で首を吊って死亡。ベトナム、22歳男、溺死。(再びヤジに向かい)あなたの知らない現実を知りなさい! 中国、28歳男、凍死。ベトナム、21歳女、低酸素脳症……」
「こんなことが69人、この3年間に明らかになっていながら、法務省も与党も自民党も、明らかにしてこなかった! あなた方に、人間の苦しみや悲しみが、わかるのか!」
「これはただの69件の死亡事案ではありません。ここには、69人ひとりひとりの、あなたと同じ人生があるんだ!」

■それでもまだ野党叩きで安倍独裁をアシストするメディアの責任

 こうして死亡事案がようやく出てきたのに、しかし安倍政権はきょう、これらの死亡にいたった調査に乗り出すこともなく、技能実習生たちの劣悪な労働実態への具体的かつ実効性のある対応策を打ち出すこともなく、法案を強行採決しようとしているのだ。

 漁業法改正案も同じだ。参院本会議で堂故委員長解任決議案の賛成討論に立った共産党の紙智子議員は、漁業者からの“戦後、漁業法ができたとき、浜は喜びに沸き上がった”という声を紹介するなかで、胸を詰まらせたように「浜のみなさんが沸き立つ審議をしようではありませんか」と涙声を振るわせて切々と訴えた。しかし、その後の参院農水委員会では、与党から誰ひとり法案の賛成討論に立つことなく漁業法改正案を可決。賛成討論もしない、できない法案を、安倍自民党は審議を打ち切ってゴリ押ししたのだ。

 安倍首相は臨時国会の所信表明演説で、「長さゆえの慢心はないか。そうした国民のみなさまの懸念にもしっかりと向き合ってまいります」と語った。だが、実態はどうだ。法案審議の中身でも、国会運営でも、数の力ですべてをねじ伏せ、データの捏造や深刻な問題が浮上してもまったく取り合うことなく、「言論の府」たる国会の言論の自由を封じ込めた。これこそを「独裁」と呼ぶのではないか。

 だいたい、有田議員や森議員らが安倍政権の強権性を訴えた当然の趣旨説明に対し、与党議員らは時間超過を理由にして「ルールを守れ!」と鬼の首をとったようにヤジを飛ばしたが、演説時間は有田議員が約20分、森議員は約25分にすぎず、わずかな超過でしかない。だいたい、趣旨説明に制限をかけること自体が暴挙なのに、何が「ルールを守れ」だ。森議員が言うように「ルールを守れと言うなら、安倍首相に言え!」だろう。

 しかし、有田議員や森議員の趣旨説明に対し、テレビは「野党の引き延ばし作戦」などと表現していた。法案の問題点を追及もせず、「与野党の攻防」なる実態にそぐわない言葉で何か報じたつもりになって、国会の言論がねじ伏せられた現実を伝えない──。安倍政権の独裁化を可能にしているのは、メディアの責任にほかならないのだ。

 いまなお、国会では入管法改正案と漁業法改正案の採決を阻止すべく、野党の抵抗がつづいている。法案をこのまま通せば、安倍首相はさらに「独裁」に磨きをかけていくことになるだろう。だからこそ、国会を蹂躙しつづけるこの瞬間を、しっかりと目に焼き付けなければならない。

(編集部)



























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/651.html

[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
26. 赤かぶ[1965] kNSCqYLU 2018年12月07日 22:53:07 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[430]

これ、見て!



















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c26
[政治・選挙・NHK254] 参議院本会議<森ゆうこ、怒りの大演説!>「文書は改ざんする!資料は出さない!ルールを破っているのは安倍内閣だ!」 赤かぶ
27. 赤かぶ[1966] kNSCqYLU 2018年12月07日 22:57:34 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[431]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/637.html#c27
[政治・選挙・NHK254] 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1967] kNSCqYLU 2018年12月07日 23:00:32 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[432]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/651.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1968] kNSCqYLU 2018年12月07日 23:01:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[433]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/651.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1969] kNSCqYLU 2018年12月07日 23:02:53 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[434]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/651.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 安倍政権の国会蹂躙がヤバすぎ! 議長が「やめさせて連れてけっちゅうの!」と言論封殺、自民理事が暴力で妨害も(リテラ) 赤かぶ
4. 赤かぶ[1970] kNSCqYLU 2018年12月07日 23:04:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[435]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/651.html#c4
[国際24] ギリシャの首相がモスクワでロシアの首相を経済について話し合う意味(櫻井ジャーナル)
ギリシャの首相がモスクワでロシアの首相を経済について話し合う意味
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812060002/
2018.12.07 櫻井ジャーナル


 ギリシャのアレクシス・チプラス首相がモスクワでドミートリー・メドヴェージェフ首相と会談した。テーマは経済問題だったようだが、その中にはパイプラインの建設も含まれていた可能性がある。

 2015年1月の総選挙でチプラスが率いる「シリザ(急進左派連合)」は「緊縮財政」反対を訴えて勝利、チプラスは首相に就任した。

 ターゲット国を経済的に破綻させて「緊縮財政」を推進するという手法で西側の支配層は世界の富を奪ってきた。ギリシャの場合、経済破綻の引き金は通貨の変更だった。2001年にギリシャは通貨をドラクマからユーロへ切り替えている。

 ギリシャの財政危機を招いた大きな原因は第2次世界世界大戦や軍事クーデターによる国の破壊であり、年金制度や公務員の問題などが急に悪化したわけではない。

 財政状況が悪いギリシャが通貨を変更することは本来できないことだ。できないことをするため、不正行為があった。

 財政状況の悪さを隠す作業の中心になったのは巨大金融機関のゴールドマン・サックス。財政状況の悪さを隠す手法をギリシャ政府に教え、債務を膨らませたのだ。CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)などを使い、国民に事態を隠しながら借金を急増させ、投機集団からカネを受け取る代償として公共部門の収入を差し出すということが行われていたという。

 借金漬けにした後、「格付け会社」がギリシャ国債の格付けを引き下げて混乱は始まった。こうした会社の「格付け」が信頼できないことを金融のプロは熟知している。そうした評価を有り難がるのは有力メディアや素人だろう。

 ギリシャを破綻させる作業が続いていたであろう2002年から05年にかけてゴールドマン・サックスの副会長を務めていたマリオ・ドラギは06年にイタリア銀行総裁、そして11年にはECB(欧州中央銀行)総裁に就任する。ECBが欧州委員会やIMFと組織する「トロイカ」がギリシャへの「支援」内容を決めた。

 トロイカの基本スタンスは危機の尻拭いを庶民に押しつけ、債権者、つまり欧米の巨大金融資本を助けるというもの。それが緊縮財政だ。

 そうした理不尽な要求をギリシャ人は拒否する姿勢を示す。2015年1月に行われた総選挙でシリザを勝たせ、7月の国民投票では61%以上がトロイカの要求を拒否した。

 トロイカの要求に従うと年金や賃金がさらに減額され、社会保障の水準も低下し続け、失業者を増やして問題を深刻化させると考えたからだ。選挙で勝ったシリザはアレクシス・チプラス政権を成立させる。

 それに対し、アメリカのバラク・オバマ政権は2015年3月にネオコンのビクトリア・ヌランド国務次官補をギリシャへ派遣する。その前年の2月にアメリカ政府はウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターを成功させたが、その際に現場で指揮していたのはヌランドだった。

 この次官補はチプラス首相に対し、NATOの結束を乱したり、ドイツやトロイカに対して債務不履行を宣言するなと警告、さらにクーデターや暗殺を示唆したとも言われている。イギリスのサンデー・タイムズ紙は7月5日、軍も加わったネメシス(復讐の女神)という暗号名の秘密作戦が用意されていると伝えていた。

 ギリシャ政府にはもうひとつの選択肢があった。ロシアのサンクトペテルブルクで開かれた国際経済フォーラムでチプラス首相はロシアのウラジミル・プーチン大統領と会談、天然ガス輸送用のパイプライン、トルコ・ストリームの建設に絡んで50億ドルを前払いすると提案されているのだ。

 このロシアからの提案をチプラス政権は拒否、アメリカに従う。ロードス島とクレタ島の中間にあるカルパトス島にギリシャ軍はアメリカ軍と共同で基地を建設、アメリカ軍のF22戦闘機の拠点にしようと計画していると言われている。

 今年(2018年)春からギリシャのラリサ空軍基地はアメリカ軍のUAV(無人機)、MQ-9リーパー(死に神。プレデターBとも呼ばれる)の拠点として運用されている。

 ロシアが提案したパイプラインの建設を拒否したチプラス政権だが、ギリシャの東北部、トルコとの国境に近いアレクサンドルポリをイスラエルから天然ガスを運ぶためのパイプラインのハブ基地にしようとしている。地中海の東部海域に膨大な天然ガスが眠っていることは本ブログでも紹介してきた。

 それに対し、ロシアはトルコと手を組み、タークストリームが今年11月に完成させた。このパイプラインはアゾフ海の入り口に近くから黒海を横断、トラキアのトルコ領へつながり、そこからブルガリアを通り、セルビア、ハンガリー、オーストリアを結ぶルートが考えられる。パイプラインのルート案のひとつはマケドニアを通過するものだったが、マケドニアは国内の混乱で難しくなった。アメリカが仕掛けたと言われている。

 アメリカに従属する道を選んだチプラスの判断はギリシャ再建から考えると間違っていた。そのチプラスがモスクワでメドヴェージェフと経済について話し合ったというわけだ。



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/706.html

[経世済民129] 中国とアメリカを比較する:経済は分化、警察国家は収束(マスコミに載らない海外記事) :国際板リンク 
中国とアメリカを比較する:経済は分化、警察国家は収束(マスコミに載らない海外記事)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/694.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/793.html

[経世済民129] カルロス・ゴーン逮捕に見る日本の司法制度の異常さ(ニューズウィーク)
カルロス・ゴーン逮捕に見る日本の司法制度の異常さ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/ghosn.php
2018年12月7日(金)18時58分 レジス・アルノー(『フランス・ジャポン・エコー』編集長、仏フィガロ東京特派員)*東洋経済オンラインからの転載 ニューズウィーク


東京拘置所に入っているゴーン氏にとってこの冬は厳しい寒さになりそうだ  REUTERS


元日産自動車会長兼CEOのカルロス・ゴーン氏が逮捕されたことで、日本の司法制度に世界の注目が集まっている。海外のマスコミは特に、東京地検特捜部がゴーン氏を軽率に逮捕したという批判を強めている。中でも辛辣なのが、2018年11月26日にウォール・ストリート・ジャーナルに掲載された「ゴーンへの審問」という記事だ。

「かつて会社の救世主としてもてはやされたCEOは、財務上の不正行為を働いたという内容がメディアを通じて漏れ聞こえてくる中、空港で逮捕され、起訴されることなく何日間も勾留され、弁護士の立会いなしに検察から尋問を受け、地位を追われた。共産主義の中国で起きたことではない。資本主義の日本で起きたことだ」

■警察署ではなく、拘置所に送られたワケ

今回の逮捕劇は、日本に進出する外資系企業のトップにも大きなショックを与えている。「ゴーンの逮捕はありえないほど乱暴に行われた。羽田空港で10人もの東京地検特捜部の係官とテレビカメラが待ち構えているなんてことは、日本ではめったに起こらない」と、フランス企業アトスのティエリー・ブルトン会長兼CEOは話す。そしてその恐怖は日本人も同じように感じているのではないか。

日本のメディアの中には、こうした海外の反応を過剰と捉えているところもある。そうしたメディアは、法務省の職員や弁護士の話を引用して(ただし、元被勾留者の話は引用していない)、ゴーン氏が置かれている状況は常軌を逸したものではないと説明している。

だが、実際の状況は勾留経験者でないとわからないかもしれない。そこで、今回は複数の勾留経験者に話を聞き、ゴーン氏が実際にどのような生活を送っているのかを推察してみたい。

日本では、逮捕されると、東京・葛飾区小菅にある東京拘置所のような拘置所で勾留されることになっているが、実際は警察署に拘束されることが多い。容疑者を近くに置いておくことができるので、捜査機関にとって都合がよいのだ。ゴーン氏の場合、担当の検察官はゴーン氏を小菅に送った。

このことについて、頻繁に小菅を訪れている佃克彦弁護士は「おそらく、ゴーン氏がよく知られている人物であるため、検察は法律の条文に従いたかったのだろう。理論上は、身柄の拘束に警察署を使用すべきではない」と語る。

東京拘置所には、被勾留者のほか、受刑者や死刑囚も収容されており、死刑執行室もある。小菅は、過去に逮捕された著名な人物たちが全員行き着いた場所だ。ロッキード事件で名誉を失った田中角栄は、1976年にここに入れられた。ソビエト連邦のスパイだったリヒャルト・ゾルゲの絞首刑が行われたのもこの拘置所(当時は豊島区西巣鴨)だ。オウム真理教の教祖、麻原彰晃の絞首刑も、2018年7月6日にここで執行された。

複数の勾留経験者によると、小菅の体制はとりわけ細かく体系化されており、隅々まで行き届いた監視のおかげで身体的な暴力は発生しない一方、精神的なプレッシャーを感じないときはない。小菅に到着した被勾留者は、まず一連の質問に答えなくてはならないのだが、異なる刑務官から同じ質問が繰り返される。勾留した人物がウソをついていないかを確認するためだ。おそらく、こうした質問の中で最も不条理なものは次のようなものだ。「今、何か不安がありますか?」。

■裸にされて、絵を描かれる

「ゴーン氏は厳しい身体検査を受けなければならない。まず身体的特徴で3つのことがチェックされる。入れ墨を入れているかどうか。指つめをしていないか。そして男性器にボールを入れているかどうか。つまり暴力団の人間が受けるような検査を全員が受けなければいけない。これは非常に侮辱的だ。そして、完全に裸にされ、体にケガがないかどうかを調べ、絵を描かれる」と、自身も東京拘置所で512日間を過ごした作家の佐藤優氏は話す。

通常の被勾留者が利用する畳の独居房の広さは約3畳。「ゴーン氏の部屋には、おそらく監視カメラとマイクが付いているのではないか」と佐藤氏は見る。部屋には布団、小さなテーブル、そして座布団があり、壁には流しがついている。お皿とお椀が1枚ずつ与えられる。鏡はない。正面ドアには明かりを取るための穴が開いており、食事を出し入れする小窓が付いている。部屋に暖房器具はない。

勾留者は午前7時ごろに音楽で起こされる(佐藤氏によると、ウインナ・ワルツだった)。自分で布団を畳んだ後、刑務官から「あなたの番号は?」と聞かれ、それに答える。同じ質問を1日に2回尋ねられる。「ゴーン氏は重要人物のため、番号は0か5で終わるはずだ」と佐藤氏は言う。

朝食は、ご飯とみそ汁。器は洗ってから刑務官に返す。次は運動の時間だ。数分間だけストレッチを行う。朝にはラジオを45分聞く。昼食時にはNHKのニュースが流れているが、「ゴーン氏に関するところは消されているのではないか」と佐藤氏は見る。昼食後は昼寝をする。しかし、布団の上ではなく畳の上で、だ。入浴は週に2、3回できる。

頭から50cm先には正面ドアがあり、体を覆うのはぺらぺらのシーツだ。午後4時20分になると夕食が支給される。通常は新聞や本を読むことができる。本にメッセージが書き込まれていないかを刑務官が確認した後であれば、本を受け取ることができる。ゴーン氏は本を受け取ることはできるが、新聞を読むことは許されていないと見られる(弁護士が面会中に読ませることは可能)。

最もつらいと思われるのは、居室内で一定の姿勢を保っていなければならないということだろう。布団に寝そべることも、その上に座ることも許されていない。1日中、座布団の上で特定の姿勢で座っていなくてはならないのである。佐藤氏によると、午後7時になると、部屋の電気が半分暗くなるが、ベッドに行くこともできなければ、本を読んだり、モノを書いたりすることもできない。話すことも許されていない。

被勾留者は1日に30分間だけ「散歩」することができる。散歩をするには、居室から出て床に引かれた白い線に沿って歩く。その線は拘置所の屋上まで続いている。散歩中は、左右を見ることも、ほかの被勾留者に視線を送ることも許されていない。「これについて拘置所は、ほかの被勾留者のプライバシーを尊重するためだと説明している。しかし本当のところは、勾留された人をよりよく統制するためのものだ」と佃氏は言う。

■ゴーン氏がいるのはおそらく10階か11階

この白線は外へと続いているが、そこは別の閉ざされた空間である。その場所では通りの音が聞こえてくるのだが、屋根こそないものの、周りはフェンスに囲まれている。そのフェンスには、中にいる者が空と見張りの警備員しか見ることができないような角度で板が施されている。「あるとき、偶然、東京の背の高い建物のシルエットが見えました。涙が出そうでしたよ」とある元被勾留者は話す。

もっとも、佐藤優氏は「私の場合は建物の中で、網が張ってあり屋根があるコンクリートの箱の中を歩くだけだった」と語っており、ゴーン氏も全く外に出られていない可能性もある。

被勾留者は月曜日と火曜日に軽食を購入することができる。水曜日は飲み物とアイスクリームの日だ。金曜日にはカタログショッピングができる。シャンプー、数珠、まくら、化粧水などが売られている。

ゴーン氏はおそらく死刑囚や"VIP"の多くが勾留された10階か11階にいると見られる。ゴーン氏の1日のほとんどは、検察当局が行う取り調べで占められているだろう。佐藤氏によれば、取り調べは最大14時間にも及ぶことがある。捜査員は途中で電気を消すことがある。パソコンの光で捜査員の顔だけが照らされ、これが心理的なプレッシャーになるそうだ。ただし、身体的な暴力はない。ほかの被勾留者同様、ゴーン氏が自身の弁護士と面会できるのは取り調べの時間外のみだが、少なくともこの時は弁護士と2人だけで話ができる。

証拠隠滅を防ぐために、原則として、外部からゴーン氏に連絡を取ることは禁止されている。裁判官は、例外として、ゴーン氏が1日に15分ほど家族と会うことを許可することはできる。面会者はガラスで分け隔てられた状態で、日本語で話さなくてはならないが、刑務官が英語を理解できる場合や、通訳者が手配できる場合は英語で話すこともできる。面会はなかなか認められず、現にゴーン氏は家族と面会できていない。ゴーン氏が嫌疑を否認していることから、同氏が家族との面会を希望しても、それが受け入れられる可能性は低いだろう。

一方、ゴーン氏は、弁護人の大鶴基成氏(驚くことに、大鶴氏は、ゴーン氏の取り調べにあたっている東京地検特捜部にいた人物である)のほか、世界のどのような国でも外国人の勾留された人に認められている領事保護制度の下で、フランスの大使、レバノンの大使、ブラジルの総領事 と面会することができた。

ゴーン氏の身柄拘束は逮捕後は22日ほど続くはずだ。これは日本における最長の逮捕・勾留日数であり、検察は、証拠を集めたり容疑者を尋問するためにこの期間を最大限に使うことが多い。しかし、1つの容疑ごとに逮捕・勾留が認められていることから、実際の勾留期間は検察の方針次第となる。日本経済新聞などの報道によると、ゴーン氏は勾留期限である12月10日にも再逮捕され、12月30日まで勾留される可能性がある。また、いったん起訴されれば、保釈が認められない限り勾留が続く。

日本における逮捕と勾留の状況は、ほかの先進国の民主主義の標準から大きくかけ離れている。ゴーン氏は起訴すらされておらず、現時点では、無罪と推定され、罪を犯していない人として扱われるはずである。それにもかかわらず、すでに2週間以上勾留され、拘置所の中でも自由をひどく奪われている。

■フランスでの勾留時間は最大48時間

パリに拠点を置くフランス人の刑事弁護士であるイヴ・レベルキエ氏は、フランスでは「親類、そして弁護士に自身の逮捕を連絡することがまず許される。通常のケースでは、勾留されるのは24時間または48時間。共謀の嫌疑をかけられているのなら96時間だ」と説明する。

「(フランスであれば)弁護士は、ゴーン氏が勾留される前に同氏と30分間話すことができただろうし、尋問の際にはいつでも立ち会えただろう。ただし、ゴーン氏と話すことはできない。別の罪があったとしても、日本のように勾留の期間が延長されることはない」

「日本の問題は勾留期間の長さ以上にその状態にある。この期間中、弁護士の役割はあまりにも限定的だ」と日仏司法制度の比較を専門とする白取祐司弁護士は言う。

ゴーン氏の事件はフョードル・ドストエフスキー著『死の家の記録』を思い起こさせる。この小説の中で、ロシアの偉大な作家であり、貴族出身の教養あるドストエフスキーは、シベリアの監獄で過ごした4年間の自分自身の経験について語っている。ドストエフスキーの証言は、これまで書かれた中でも、監獄の状況を訴えたものとして最も重要なものである。

ゴーン氏はドストエフスキーのような文学の才能を持ち合わせてはいないし、小菅はシベリアの監獄でもない。しかし、ゴーン氏は、われわれ全員が将来何かの間違いで経験するかもしれない日本の刑事司法制度の重要な証人である。彼の拘置所での経験を明らかにすることは、日本に暮らしているすべての人々にとって(日本人であれ、外国人であれ)利益になることだろう。

※当記事は「東洋経済オンライン」からの転載記事です。
















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/794.html

[政治・選挙・NHK254] ポスト安倍首相に菅官房長官が浮上…入管法改正ゴリ押しの菅長官に、安倍首相が警戒(Business Journal)
ポスト安倍首相に菅官房長官が浮上…入管法改正ゴリ押しの菅長官に、安倍首相が警戒
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25804.html
2018.12.05 文=編集部 Business Journal


安倍晋三首相と菅義偉官房長官(写真:日刊現代/アフロ)


 臨時国会最大の懸案事項となっている「入管法改正案」を衆院で強行可決させると、安倍晋三首相はG20の開催されるアルゼンチン・ブエノスアイレスへ飛び立った。

 弱小野党の下、国会審議は安倍首相の外交日程を優先して決まる。日露首脳会談で1956年の日ソ共同宣言を基礎に平和条約交渉を加速させることでプーチン大統領と合意し、「二島先行返還論」が浮上してきたことも影響したのか、このところ内閣支持率も上昇傾向だ。

 そんな安倍首相が胸の内に抱える心配事は、首相官邸で存在感と権力掌握を強める菅義偉官房長官だという。

 もともと2人の意思疎通は心もとない。そこへきて、9月の自民党総裁3選後、「ポスト安倍は菅」という記事が雑誌を中心に散見された。内閣官房参与の飯島勲氏も「プレジデント」(プレジデント社)で連載するコラムで、「『次の総理』は石破茂ではなく菅義偉」と書いた。

「安倍首相は、菅長官が自分のあとを狙い始めた、ということを警戒し始めている。加えて、今の政局の中心になっている入管法改正案も北方領土問題も、菅長官が勝手に進めていて、自分はそれに振り回されている、という不満があるようです」(自民党関係者)

 入管法改正案の審議が国会で紛糾している最大の原因は、「来年4月施行」が決まっていることだ。来年4月施行なら、時間的にもこの臨時国会中に成立させることが絶対だが、これは今年6月に経済財政諮問会議で外国人労働者の拡大を決定した後、翌7月に菅長官が講演で「来年4月から実現できるよう法案を準備している」と発言したことに端を発するという。

「菅長官と親密な経済人には、外国人労働者拡大対象となっている14業種の関係者が多い。急ぐのは親密な業界への配慮。一方、安倍首相が近しい経済界関係者は経団連加盟の大企業で、今回の14業種とはあまり関係しない。そのうえ、『移民ではないか』という批判がシンパの右派から沸き起こっているので、安倍首相としては是が非でも急いで法案を通したいわけではない」(別の自民党関係筋)

■菅長官中心に回る官邸

 北方領土の「二島返還論」についても、来年の参院選前にロシアと平和条約を締結したあとに選挙になだれ込むべし、と安倍首相に訴えているのは、菅長官だという。

 安倍首相が自らのレガシーづくりのために前のめりになっているように見えるが、シンパの日本会議は「日本固有の領土 北方領土をとりもどす」と題したパンフレットを発行し、「四島一括返還」論を掲げている。安倍首相としては、日本会議など保守層との板挟み状態にある。

 一方で、3選の目的だった憲法改正は一歩も進んでいない。11月29日、衆院の憲法審査会が開かれはしたが、野党は欠席。与党の幹事を決めただけで、わずか数分で終了した。ここまでこじれたのは、自民党の下村博文憲法改正推進本部長が、憲法審査会をめぐる野党の態度を「職場放棄」と言ったことが理由だが、安倍首相は今さらながら、子飼いの下村氏を憲法改正推進本部長にしたことを後悔しているという。

 官邸内ではますます菅長官の権勢が拡大し、官僚も菅長官ばかりを見るようになった。「総理を目指さない男」と呼ばれてきた菅長官だが、ここへきて「野心が出てきた」という見方が広がっている。

 安倍首相はそんな菅長官が気に入らない。菅長官中心に官邸が回ることも気に食わない。だが、菅長官に頼らずに官邸が回らないのも事実なのである。

(文=編集部)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/652.html

[政治・選挙・NHK254] 入管当局を格上げ…まるで炎上商法「移民利権」で焼け太り(日刊ゲンダイ)
 


入管当局を格上げ…まるで炎上商法「移民利権」で焼け太り
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243250
2018/12/07 日刊ゲンダイ


大臣は見過ごし(C)日刊ゲンダイ

 いやはや、驚きだ。外国人労働者の受け入れ拡大を巡り、外国人実習生の失踪データのイカサマで“移民法案”の審議を混乱させた法務省の入管当局が、焼け太りだ。

 安倍政権は移民法案の成立後、法務省入国管理局を「出入国在留管理庁」に格上げする方針だ。外国人労働者の受け入れ先の監督と、生活支援策を充実させる「司令塔」の役割を担わせるという。

 業務の大幅拡大により、職員数も増員。現在、入国管理局の職員は計4870人だが、在留管理を中心に319人増やし、増え続ける外国人観光客への対応を理由に入国審査でも266人増やす。実習生の失踪に注目が集まったことで勢力拡大とは、まるで“炎上商法”さながらだ。

 安倍政権は2016年11月の法改正により、実習制度を拡充。実習期間を最長5年に延長し、受け入れ可能な職種に「介護」などを加えた。この際も入国管理局の格上げと同じく、受け入れ先の監督強化を建前に新たな機関を設けた。

 約10億円の国費を投じ、昨年1月に設立されたのが「外国人技能実習機構」だ。現在、東京・港区の本部のほか、全国13カ所に事務所と支社を構える。

「職員数は340人。理事長は元広島高検検事長、理事には法務省OB1人、厚労省OB2人が名を連ね、それぞれ年間約1500万〜2000万円の報酬を手にする典型的な天下り組織です」(野党関係者)

 さて、新たな監督機関の設置によって失踪者が減ったかといえば、むしろ逆だ。昨年は前年比40%増の7089人。今年は6月末時点で、4000人超と昨年を上回るペースで増えている。天下り機関が全く機能していないことを物語る。

 外国人労働者の受け入れを巡っては、法務省や厚労省、外務省などの天下りOBが巣食う「国際研修協力機構」なる“ピンハネ団体”も存在する。これ以上、官僚天国の焼け太りを許してはいけない。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/653.html

[政治・選挙・NHK254] 入管当局を格上げ…まるで炎上商法「移民利権」で焼け太り(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1971] kNSCqYLU 2018年12月07日 23:52:44 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[436]



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/653.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 生きる上で水と食料はエネルギー以上に重要なものだが、それを放棄した人びと(櫻井ジャーナル) 
生きる上で水と食料はエネルギー以上に重要なものだが、それを放棄した人びと
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812060000/
2018.12.06 櫻井ジャーナル


 1974年に公開されたロマン・ポランスキー監督の映画「チャイナタウン」はロサンゼルスにおける支配層と農民の水争いを背景とする殺人事件を描いた作品だが、映画に出てくる水道は私有物だった。

 現代社会を維持しようとすればエネルギー資源も重要だが、動物にとってそれ以上に重要なものが水と食料。すでにエネルギー資源は巨大資本に支配されているが、水と食料も一部のグループに独占されようとしている。そうなると庶民、つまり大多数の人間は家畜。支配層に食い殺されるためだけに生きることになる。

 中曽根康弘、小泉純一郎、菅直人、野田佳彦、安倍晋三たちは新自由主義を推進した典型的な政治家だ。ソ連消滅後のロシアで国民の資産を欧米の巨大資本が盗む手助けをしたボリス・エリツィンと似たようなことをしている。

 この流れを断ち切るチャンスもあった。安倍晋三が初めて総理大臣になった2006年から2007年にかけての時期、自民党と公明党のコンビは弱体化、民主党の人気が高まっていたのだ。

 民主党の中心には小沢一郎がいたのだが、その小沢を攻撃する「小沢一郎の“隠し資産6億円超”を暴く」というタイトルの記事が週刊現代の2006年6月3日号に掲載される。

 2009年11月になると「市民団体」が陸山会の2004年における土地購入で政治収支報告書に虚偽記載しているとして小沢の秘書3名を告発、翌年の1月に秘書は逮捕されてしまう。また「別の市民団体」が小沢本人を政治資金規正法違反容疑で告発し、2月には秘書3人が起訴された。マスコミと検察がタッグを組み、小沢を潰しにかかったと言える。

 検察の取り調べで「事実に反する内容の捜査報告書を作成」するなど不適切な行為のあったことが後に判明し、この告発は事実上の冤罪だということが明確になるが、小沢潰しは成功した。

 小沢とタッグを組んでいた鳩山由紀夫は2010年6月に総理大臣の座から引きずり下ろされている。この段階で勝負はついたのだが、菅直人や野田佳彦が民主党を破壊、とどめを刺すことになる。今さら騒いでも手遅れ。核戦争を回避できたとしても、ディストピアへ突入することは避けられないだろう。今はそこから脱出する方法を考える時期だ。

 ところで、エリツィンを操っていたのはKGBの腐敗勢力で、1982年から88年にかけてKGB議長を務めたビクトル・チェブリコフを中心に、KGBの頭脳と言われたフィリップ・ボブコフ、やはりKGBの将軍だったアレクセイ・コンドーロフらも含まれていた。

 1988年から91年までKGB議長だったウラジミル・クリューチコフもチュブリコフの命令で動き、オリガルヒと呼ばれる富豪はこのグループに選ばれた若者だったようだ。このグループはイスラエルのモサドを介し、ジョージ・H・W・ブッシュを中心とするCIAの腐敗グループにつながっていた。

 この人脈はまだ機能していると見られているが、それでも21世紀に入るとウラジミル・プーチンが再独立を成功させた。アメリカに従属していない軍人、情報機関や治安機関のメンバー、研究者などが彼の背後に残っていたことが大きい。

 日本の場合、イギリスやアメリカ、つまりアングロ・サクソンの支配は明治維新から続いている。インドで傭兵(セポイ)を使っていたイギリスは中国侵略のための陸上部隊として日本に目をつけたのだ。大陸での財宝略奪がアングロ・サクソンの指示だった可能性もある。

 日本に張り巡らされたアングロ・サクソンの支配システムは強力。残念ながら、日本の将来は絶望的である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/654.html

[経世済民129] ソフトバンク、通信障害とダブル危機…盟友・ファーウェイを米国が世界から排除(Business Journal)
ソフトバンク、通信障害とダブル危機…盟友・ファーウェイを米国が世界から排除
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25834.html
2018.12.07 文=渡邉哲也/経済評論家 Business Journal


ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長(写真:東洋経済/アフロ)


 12月6日にソフトバンクの携帯電話サービスに大規模な通信障害が発生した。全国で約4時間半にわたり音声通話やデータ通信が利用不可あるいは利用しにくい状態となり、海外11カ国でも同様の障害が発生したという。スウェーデンの通信大手エリクソン製の交換機のソフトウェアに異常が発生したことが原因のようで、同社のボリエ・エクホルム最高経営責任者(CEO)が謝罪する事態となっている。

 また、総務省は今回の通信障害を電気通信事業法上の「重大事故」にあたるかを判断し、ソフトバンクに対して業務改善命令を出すことも検討するという。ソフトバンクは2月にも大規模な通信障害が発生しており、12月19日に株式上場を控えるなかで最悪のタイミングといえる。

 さらに、ソフトバンクにはもうひとつの危機が潜んでいる。それは、中国の通信大手である華為技術(ファーウェイ)との関係だ。

 5日、同社の副会長兼最高財務責任者(CFO)である孟晩舟容疑者がカナダで逮捕されていたことが明らかになった。これはアメリカの要請によるもので、アメリカが経済制裁を科すイランへの製品の違法輸出および銀行を介した不正行為の疑いがあるという。

 イランに通信機器を売ったとしても、代金を受け取れなければ意味がない。イランはアメリカによる金融制裁の対象になっているため、孟容疑者が銀行を騙すかたちで不正に送金させた違法金融取引の疑いでも捜査が進んでいるようだ。かねてアメリカはドルのコルレス(国際決済口座)を監視しており、1万ドル以上の送金に関しては常にチェックする仕組みが導入されているため、その過程で不正な送金が発覚した可能性が高い。お金の流れに関しては記録が明確に残るため、立証しやすく言い逃れは難しい。

 ファーウェイの創業者は人民解放軍の出身者で、逮捕された孟容疑者はその娘にあたる。かねてアメリカはファーウェイ製品には情報漏洩の恐れがあり、スパイ活動に利用されているとして政府調達を禁じるほか、企業などにも使用禁止を求めてきた。

 その動きは同じく中国の通信機器大手である中興通訊(ZTE)に対しても同様であり、4月にはイランへの違法輸出を理由にZTEに米企業との取引を禁じる制裁を科し、同社を経営危機に追い込んだ。

 今後の捜査次第では、アメリカがファーウェイにZTEと同様の重い制裁を科す可能性もある。巨額の罰金と技術移転禁止などが命じられれば、ファーウェイの生産ラインが機能不全に陥り、工場が事実上の閉鎖状態になる可能性もあるだろう。

■日本政府もファーウェイ排除へ

 さらにいえば、ファーウェイ排除は世界的な流れだ。アメリカは8月に成立した「2019年度米国防権限法」のなかで、ZTEとファーウェイ、さらに中国の監視カメラ大手3社の締め出しを明確に打ち出している。19年8月13日以降は、連邦政府や軍などの米政府機関が計5社の製品はもちろん、5社が製造した部品を組み込む他社製品を調達することも禁止される。

 さらに、20年8月13日以降は、5社の製品を社内で利用している世界中の企業は米政府機関との取引が禁じられるという、非常に厳しい内容となっている。ファーウェイらの製品を使っている企業は、それらの利用をやめた上で、アメリカ側にその旨を報告しなければならない。いわば、「アメリカと中国のどちらを選ぶか」と迫られることになるわけだ。

 こうしたアメリカの“本気の圧力”を感じたのか、すでにオーストラリアやニュージーランドではファーウェイ排除の動きが進んでおり、イギリスでも英秘密情報部(SIS)のアレックス・ヤンガー長官が安全保障上の脅威を理由にファーウェイ製品の利用禁止を促しているほか、通信大手のBTグループは次世代の通信規格「5G」はおろか現行の3G、4Gからもファーウェイ製品を排除すると表明している。さらに、日本政府もファーウェイおよびZTEの製品を各府省庁や自衛隊などから事実上排除する方針だ。

■ファーウェイの基地局を採用するソフトバンク

 背景にあるのは、アメリカによる「中国製造2025」潰しだ。中国は産業用ロボットや航空宇宙分野などの成長が見込まれる10大産業に資金を集中投下して重点的に育て上げる政策を掲げており、25年に「製造強国」となることを目指している。その重点分野のひとつが5Gであり、中国はインフラ整備に注力しているわけだが、旗振り役ともいえる存在がファーウェイだ。

 ファーウェイは通信基地局の世界シェア1位で、すでに66カ国の通信会社向けに約1万件の基地局を出荷している。そこで問題になるのが、ソフトバンクだ。ソフトバンクはファーウェイの基地局を採用しており、同社と5Gの共同開発や実証実験を行っている。しかし、前述のように今後はファーウェイとの関与が経営リスクとなりかねない上、たとえば米政府機関と取引のある企業はソフトバンクから他社に乗り換えるという動きも予想される。そのため、かねてソフトバンクの対応が注目されていたわけだが、仮にファーウェイを切り離すとしても、事業計画や資金計画に狂いが生じることは不可避だろう。ソフトバンクは、現状維持でも路線変更でも大きな経営上のリスクを抱えているといえる。

 日本は19年から5Gの導入を進め、20年の東京オリンピック・パラリンピックまでに実用化を目指している。そのため、3大キャリアは基地局メーカーなどと実証実験を行っており、すでに一部で設備が導入済みだ。NTTドコモはノキア、KDDIはエリクソンと実証実験を進めており、前述のようにソフトバンクはファーウェイと組んでいるという構図だ。

 中国と5G覇権を争うアメリカにとって、やっかいなのは入れ替わりの激しい端末よりもインフラである基地局のほうだろう。そのため、今後はファーウェイの基地局を狙い撃ちにするかたちで制裁などの標的にしてきてもおかしくない。これは極論だが、ファーウェイやZTEの基地局や設備を使用している通信会社は「セキュリティ上の問題」を理由にアメリカとの通信が遮断される可能性もある。アメリカとは電話ができず、インターネットにも接続できないというわけだ。

 いずれにせよ、孟容疑者の逮捕でアメリカを中心とする世界的なファーウェイ排除が加速することは間違いなく、5Gをめぐる米中の対立が激化すると思われる。そして、ファーウェイと通信障害という2つの問題に悩まされるソフトバンクは上場を前に危機に直面しているといっていいだろう。

(文=渡邉哲也/経済評論家)





























http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/795.html

[経世済民129] ソフトバンク、通信障害とダブル危機…盟友・ファーウェイを米国が世界から排除(Business Journal) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1972] kNSCqYLU 2018年12月08日 00:16:40 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[437]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/795.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 少子化対策の“麻薬”…日本語できない専門学校&大学生急増 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇(日刊ゲンダイ)
 


少子化対策の“麻薬”…日本語できない専門学校&大学生急増 移民拡大の本丸「偽装留学生」の闇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/243140
2018/12/07 日刊ゲンダイ


今年9月に定員オーバーで300人以上退学(大阪市の「日中文化芸術専門学校」)/(C)共同通信社

 日本円で150万円前後もの借金を抱え来日する“偽装留学生”たちは、日本語学校に在籍できる2年間では借金が返し終わらず、出稼ぎの目的も果たせない。そんな彼らを待ち受けるのは、日本人の学生不足が直面している専門学校や大学だ。

 少子化の影響もあって私立大学の4割以上で定員割れが起きている。専門学校に至ってはさらにひどい。経営難を乗り切るため、日本語能力も問わず、入学金と学費さえ払えば留学生を受け入れる学校が増えている。

 外国人が専門学校や大学に入学する際、海外から直接留学する場合には日本語能力試験「N2」合格が基準となる。一定レベルの日本語能力がなければ、留学ビザが発給されないのだ。しかし、日本国内の日本語学校を「修了」すれば、日本語など全くできなくても専門学校や大学の判断で入学が認められ、ビザも更新できる。

 専門学校の場合、かつては文科省が留学生の割合を5割以下に抑えるよう定めていた。しかし「留学生30万人計画」が始まって2年後の2010年、規制は撤廃された。この数年は、留学生頼みの学校が増える一方だ。

「読売新聞」の調査(10月8日朝刊掲載)によれば、留学生の割合が9割以上という専門学校が全国に少なくとも72校、学生全員が留学生の学校も35校に上っている。

 日本語の不自由な留学生が増えれば、授業の質は悪化し、日本人学生はさらに遠ざかる。結果、留学生頼みはどんどん加速する。学校側にとって留学生は“麻薬”だが、経営難の前ではなりふり構ってはいられない。

 大学の状況も似たり寄ったりだ。最近では「日本語学校化」する大学も増えている。学部の定員割れを留学生で補うだけでなく、別科までつくって日本語学校の卒業生を集め、日本語を教えるというビジネスモデルだ。そうして2000人以上もの留学生を受け入れ、ボロ儲けしている大学まで存在する。

 こうして偽装留学生は専門学校や大学に“進学”し、出稼ぎに励む。日本語学校に続き、今度は専門学校などに学費を吸い上げられながらのことである。

 急増する偽装留学生の恩恵を受けているのは、決して日本語学校だけではない。都道府県や文科省の管轄下にある専門学校や大学も同罪だ。むしろ日本語学校に責任をなすりつけているぶん、よりタチが悪い。(つづく)



出井康博
いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。


















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/656.html

[政治・選挙・NHK254] 日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉  新恭(まぐまぐニュース)
日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉
https://www.mag2.com/p/news/378812
2018.12.07 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース




「充分な審議がなされていない」という批判も多い中、6日に成立した改正水道法。今後は水道事業の民営化が可能になったわけですが、海外では「再公営化」となった失敗例も数多く、不安は尽きません。なぜこのような事態となってしまったのでしょうか。そして今後、どのようなシナリオが予想されるのでしょうか。元全国紙社会部記者の新 恭さんが、自身のメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』で分析・解説しています。

日本の水が危ない!水道法改正案が可決

ついこの間まで、日本の誇る水道事業を世界に輸出するのだと政府は意気込んでいたはずである。

ところが、現実はほど遠い。水ビジネスで一旗揚げるどころか、他国の企業に国内市場を提供することになりそうなのだ。

老朽化した水道管の取り替えにかかる膨大なコストを、財政難にあえぐ自治体はとても賄えないという。水道管がいずれ、ボロボロになることくらい、最初から分かっていただろう。

国、自治体は修繕費を積み立てておくこともせずに、次から次へと政治がらみの公共工事に税金を注ぎ込んできた。水道は必要だが、無駄なものも多い。そのツケがこれから、改修費、解体費として回ってくる。

そこで、政府が効率的運営を求めて進めているのが公営事業の民営化政策であり、今国会で成立しようとしている水道法改正案はその典型だ。

今後、人口減少が進み、収入が落ち込むなかで水道管など老朽化施設を改修していかねばならず、水道料金の値上げは避けられない。運営権を民間企業に売り渡すことで、値上げの責任や維持管理コストの負担を軽くしたいというこの法案。

日本の市場を虎視眈々とうかがうフランスのヴェオリア社、スエズ社、イギリスのテムズウォーター社といった水メジャーの参入を視野に入れているのは間違いない。

となると、住民として心配なのは水道料金の高騰だ。株主と経営者の利益を優先するグローバル企業のあくなき金銭欲はいまさら言うまでもない。

ウオータービジネスで急成長を続けているヴェオリア社、スエズ社の本拠地、フランスのパリでは、85年から09年のあいだに水道料金が265%も上昇した。日本でも同じことが起きる心配がある。

そもそも自治体は、儲けを度外視してきたからこそ安い料金で水を供給できた。民間企業に運営が移れば、そうはいかない。

ヴェオリア社はすでに日本の自治体に食い込んでいる。大阪市は水道の一部業務をヴェオリア社に委託、浜松市などは下水道の長期運営権を同社に売却した。

なぜ外国企業なのか。日本には一連の水道業務をパッケージで受注できる企業が見当たらないからだ。

これまで、自治体が必要に応じて水処理機器企業、エンジニアリング企業、商社などに業務を委託してやりくりしてきたが、全体をまとめるコーディネーター機能が不足している。それゆえに、いくら政府が旗振りしても、水道事業の輸出は、ままならなかったのだ。

水メジャーは、部品・機器製造から、装置設計、運営・保守・管理に至るすべてのサービスを、包括的に提供できる。自治体は実績のあるフランスやイギリスの企業を選ぶ可能性が高いだろう。

水道法改正案は、衆院では通常国会期間中の今年7月5日、スピード審議で通過。参院は今国会で審議され、今月5日の本会議で可決、衆院に送り返され、6日にも成立する見通しだ。

法案の中身を見てみよう。昨年8月に厚労省が公表した「水道法改正に向けて」で、次のように説明されている。

水道の経営について、市町村が経営するという原則は変わらない。地方公共団体が、水道事業者等としての位置付けを維持しつつ、水道施設の運営権を民間事業者に設定できる方式を創設。

運営権が設定された民間事業者は、設定された運営権の範囲で水道施設を運営。利用料金も自ら収受。地方公共団体は、運営権者が設定する水道施設の利用料金の範囲等を事前に条例で定める。地方公共団体は、運営権者の監視・監督を行う。

これは何を意味するのか。地方自治体が施設を保有、経営し水道料金の上限を条例で定めるが、水道料金そのものは運営の権利を買った民間企業が自らの収入として徴収し、維持管理コストを払って、利潤を追求するということだ。

契約期間15年以上の「コンセッション方式」と呼ばれるシステムで、「民営化」ではないと政府は言う。だが、企業にリスクの少ない新手の民営化といえなくもないだろう。15年以上も一つの企業に任せてしまったら、自治体側にはチェックする機能がなくなり、企業の言いなりになってしまう。

コンセッション方式は、公共施設の建設、維持管理、運営に、民間の資金とノウハウを活用するPFI(プライベイト・ファイナンス・イニシアティブ)の一形態だ。

昨年6月のPFI法改正で、大災害に見舞われた施設の修復費用を企業が加入した保険で賄いきれない場合には自治体が補完する契約が可能になっている。

政府は自治体に対しても、水道施設の運営権を民間企業に売った場合、地方債の元本一括繰り上げ返済の利息が免除される特典をつけて、コンセッション方式による民営化を促そうとしている。

要するに、PFI法や水道法の改正によって、自治体、民間企業ともに受け入れやすい条件を整えようとしているのだ。

これで参入しやすくなるヴェオリア社など水メジャーが、水道の運営権を買い取るための攻勢を今後、各自治体にかけてくるのは間違いない。

官業を民営化する司令塔になっている内閣府の担当部署で、ヴェオリア社日本法人の出向社員が働いていることも明らかになっている。安倍政権は「すさまじい利益相反」と野党議員に指摘されることまでして、水道事業の民営化を画策してきたのだ。

水メジャーにこの国の水道を実質支配されたらどうなるだろうか。料金がはね上がると、たちまち我々の生活に響いてくる。住民の不満は爆発し、自治体や国に対する非難の声が湧き上がるだろう。

実際に海外では、いったん民営化したものの、水道料金の高騰や、コスト削減によるサービス低下を招いたため、再びもとの公営に戻すケースが相次いでいる。

水ジャーナリストの橋本淳司氏は参院厚労委員会で次のように語った。

「海外で水道を再公営化した事例が180例ありますが、その多くは、企業の業務内容と金の流れが不明瞭になったことに起因しています。多額の役員報酬、株主配当を支払い、水道への投資を行わず、税金も支払わないというケースもありました」

「日本の水道法改正においても管理監督責任は自治体に残ります。しかし、職員数の減少と定期的なジョブローテーションという状況では、自治体に管理監督責任を遂行する能力は乏しく、高額な費用を支払って専門家やコンサルタントに依存するか、企業の報告を鵜呑みにする危険性があります」

これを聞くと、本当に不安になってくる。なぜ、命の源泉である水の供給まで民間企業の手に委ねなければならなくなったのか。

厚労省によると、高度成長期につくった全国の水道管のうちすでに1割は耐用年数を超え、老朽化した管路を今後130年以上かけて回収していかなければならない。

加えて、竹中平蔵氏がいまだに主導している民営化、規制緩和路線による職員数の削減、団塊の世代の退職などで、技能者はすっかり減っている。

「これらの課題を解決し、将来にわたり、安全な水の安定供給を維持していくためには、水道の基盤強化を図ることが必要」と厚労省は強調する。

その答えが、民間頼みというわけだが、先述したように、水道事業の民営化は失敗例が数多い。再公営化のため、契約を途中で解消しようものなら、莫大な違約金を請求されるだろう。

水は限られた資源である。しかも地球上にまんべんなくあるわけではない。

人間が自由に使える水は、海水を含む地球上の水の0.01%にすぎず、世界には安全な水に恵まれない人が11億人もいる。

国際ジャーナリスト、堤未果氏は新著『日本が売られる 日本で今、起きているとんでもないこと。』でこう述べている。

なにせ水ビジネスは…石油よりも巨大な金脈、21世紀の超優良投資商品なのだ。…ネスレ社が行った調査によると、「2025年までに地球上の3分の1の人々が新鮮な水にアクセスできなくなり、2050年までには、地球は壊滅的な水不足に陥る」という。水という「商品」につけられる値段は、ますます釣り上げられていくだろう。

水がタダ同然のように思われていた時代は去って、値札が付いた商品となり、ウオール街の投資対象になるというのである。

水道法改正案が成立すれば、自然に恵まれた日本の豊かな水が、世界のウオータービジネスの渦に巻き込まれるきっかけとなるだろう。

ただし、法律ができても、水道事業の運営を自前でするか、民間企業に任せるかは、自治体しだいである。今後は、各自治体の実情に合わせてしっかりした議論を進める必要があろう。

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新恭(あらたきょう) この著者の記事一覧
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/657.html

[政治・選挙・NHK254] 日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1973] kNSCqYLU 2018年12月08日 00:59:12 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[438]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/657.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1974] kNSCqYLU 2018年12月08日 01:00:46 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[439]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/657.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 日本の水が危ない。水道法改正案可決で外資に売られる生命の源泉  新恭(まぐまぐニュース) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1975] kNSCqYLU 2018年12月08日 01:02:47 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[440]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/657.html#c3
[経世済民129] 通信技術の東西冷戦(在野のアナリスト)
通信技術の東西冷戦
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/53096764.html
2018年12月07日 在野のアナリスト


貴ノ岩関が引退です。これでは日馬富士関が暴力をふるったのは、貴ノ岩氏の態度が悪かったから、との説明を補完するようなものです。しかし上位に行けばモンゴル勢から『ガチンコ相撲』の標的ですし、素行の悪さも報じられるなどしたこともあり、相撲界に見切りをつけたのでしょう。他の格闘技ならこれほどバッシングもされないのですから、見切りをつけるなら若いうち、なのでしょう。

ソフトバンクの通信障害は、世界11ヶ国で起きた、エリクソン製のソフトウェアが原因と公表されました。スマホ依存が過ぎると、たった一つの障害で生活すら成り立たなくなる。キャッシュレス決済も同様、単なる不具合ならよいですが、社会インフラを大混乱させる目的のテロが原因だと、復旧すら困難になるかもしれない。それは最早、災害と呼べるレベルでしょう。今回はソフトバンクだけのことですが、ソフトウェアの不具合はすべてのキャッシュレス決済でも起きうることです。便利さの裏側、そこには必ずリスクが付きまとうことを意識し、備えをするのは自然災害と同じと捉えるべきでしょう。

日本政府がファーウェイとZTEを政府調達から排除、と伝わります。中国が警戒を強めるのは、米国でも最初は政府調達から排除し、その後完全に販売も規制したためです。恐らく日本でも同様のことが起こる。そうなったらファーウェイもZTEも一時的な過剰設備に陥ります。西側諸国は続々と同様の発表をしており、通信技術の東西冷戦というような事態であり、この問題はしばらくつづく。東西冷戦を終らせた第41代米大統領、ジョージ・H・W・ブッシュ氏が先週亡くなったのは、非常に示唆的です。

しかし元々、米国はネットの情報を収集しており、日本でも青森にその基地があります。中国が情報を抜く、として規制をかけるなら米国だったら良いのか? という疑問も当然でるでしょう。結局、安倍政権の標榜する自由貿易というのは、東西冷戦下では通用しない、ということなのです。NTTドコモやソフトバンクは、5G通信に向けてファーウェイと協業してきましたが、それすら頓挫するかもしれない。今回も、政治が経済を邪魔をする、という構図が現れるということになるのでしょう。

以前から指摘しているように、景気の面で本当に最悪なのは、米中貿易戦争そのものではなく、それが景気後退を招くことです。中国を叩けば、中国人が世界で流しているマネーが減少する。それが各国の経済を下押しすることになる。特に不動産市場の変調が、それを引き起こしやすいといえます。米国では、不動産ローンを借り換える際、住宅価格の上昇に伴って新たに組めるローン額が上がる。それが好調な消費を促してきました。そのローンが負債となり、重しとなれば消費は一瞬にして蒸発する懸念もある。東西冷戦の破壊力がそこまでいくか? それは両国のメンツ次第でもあります。

しかし仏国で収まる気配がないデモなど、住宅価格が上昇して賃貸では暮らせない、その分の賃金上昇もない中で生活苦を迎える人々の叫び、でもあります。さらに欧州で景気が低調となれば、他国でも同様の問題が発生するでしょう。むしろ不動産市場は世界経済の伸びと比べ、上昇し過ぎているのであり、かつその恩恵は国民に享受されていないのです。どこかの国が規制でも始めれば、それこそ雪崩を打つように世界的な不動産市場の適正化がすすむかもしれません。通信事業から、不動産市場に東西冷戦のガチンコがすすむようなら、世界経済が二桁のマイナス成長に陥ったとしても、決して不思議ではないので、こうした報道には注意しておくべき段階に入ってきたのでしょうね。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/796.html

[政治・選挙・NHK254] 報ステ富川アナ、「中国を刺激することになる」と発言し炎上 “どこの国のアナウンサー?”の声も(週刊実話)
報ステ富川アナ、「中国を刺激することになる」と発言し炎上 “どこの国のアナウンサー?”の声も
https://wjn.jp/article/detail/1612827/
2018年12月06日 提供元 リアルライブ 週刊実話



 5日放送の『報道ステーション』(テレビ朝日系)で、MCの富川悠太アナウンサーが尖閣諸島で領海侵犯を続ける中国を擁護するような発言を行い、炎上している。

 番組では政府が防衛計画の大綱を見直す意向を示し、その中で「護衛艦『いずも』の甲板を改修し、多用途運用護衛艦とする方針であることを紹介。番組は「事実上の空母化」と何度も繰り返し、「(空母化に伴い)垂直に着陸できる戦闘機F35BとF35Aを計100機購入する」と報道する。

 そして、小野寺五典前防衛相に「事実上の空母化ではないか」と女性記者が質問。同氏は「多用途で使える護衛艦という議論なので空母という範疇にはあたらない」とコメント。続けて女性記者は自民党の中谷元(げん)元防衛相には「専守防衛に反する」などと質問をぶつける。

 これに対し、中谷元防衛相は、「南西の島が不当に上力された場合に、奪回したり阻止する意味においては、その作戦が可能な態勢というのは取っておかねばならない」と至極当然と思える回答を行った。

 しかし、『報道ステーション』は野党の声として、国民民主党玉木雄一郎代表が「他国を攻撃できる能力を持つことになれば専守防衛という防衛の基本的な考え方を逸脱する可能性がある。説明を求めたい」と話す様子を放送。そして、小野寺前防衛相が「空母化ではない」と否定しているにもかかわらず、「事実上の空母化」と決めつけ、議論を進める。

 スタジオではテレビ朝日の解説員を登場させ、「北の脅威を理由にこれ(防衛力)を整備したかったのではないか」と問題視。さらに、機密情報に近い「いずも」の能力やステルス戦闘機F35Bの能力を大々的に紹介。そして、解説員は「空母という定義はないが、周辺国は空母と思うだろう」として、「空母化である」と断言した。

 次に富川アナは尖閣諸島周辺の地図が書かれたフリップを見ながら、「じつは昨日ですね、中国海警局の船4隻が尖閣諸島の近くを航行していたそうなんですね。例えばこういうことがあったとき、那覇からだと尖閣諸島まで単純計算すると20分くらいかかるんですって」

 と状況を説明。そして、

 「これを空母化した『いずも』を尖閣諸島の近くに置いておけば、20分と言わずすぐに対応できるんじゃないかと。ただ僕思うんですけども、尖閣諸島のすぐ近くにに空母がずっと待機していると中国を刺激することになりませんか?」

 と、意味不明な発言を行う。これにはテレビ朝日の記者が「日本は尖閣諸島を守る側の立場ですので、刺激することにはならないと思います」と一瞬で完全論破。左寄りの記者も富川アナの発言は、「中国側の物の見方」と感じた様子。

 その後、徳永有美キャスターが「なぜ事実上の空母にたどり着かなきゃいけないのか」と政府批判に話を軌道修正。そして、「空母という言葉を使わないのはおかしい」と政府批判を繰り返した。そこに「尖閣諸島を防衛しなければならない」という視点は、全く入っていなかった。

 富川アナの「尖閣諸島に事実上の空母を置くと中国を刺激する」発言に、ネットユーザーは大激怒。「どこの国のアナウンサーなんだ」「尖閣諸島は日本の領土だと思っていない」「日本人とは思えない発言」と非難轟々。さらに、「中国が日本を刺激している」「中国に対する対抗措置」「そもそも中国の船が尖閣諸島に来ることが問題。なぜそこを問題視しないのか」などと、冷静にツッコミを入れるユーザーも多かった。

 尖閣諸島は日本の固有の領土であり、中国が領海や領空侵犯を続けている現状で、防衛力を強化することは当然のことだろう。それについて「中国を刺激する」と中国政府を慮るような発言を行うことについては、日本国民から怒りの声が出るのは当然だ。

 専守防衛を逸脱するのではないかという声も1つの意見ではあり尊重されるべきだが、「尖閣諸島に中国の船が侵入している」という事実をひた隠しにして議論を進めるのは、放送法に定められた「放送の中立性」を逸脱していると言わざるを得ない。

 富川アナと『報道ステーション』スタッフは、ネット上に溢れる「批判の声」に耳を傾けるべきだろう。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/660.html

[政治・選挙・NHK254] <終戦>「 #日本国紀 」、朝日新聞社の著作物まで無断転載していた(BUZZAP!)
【終戦】「 #日本国紀 」、朝日新聞社の著作物まで無断転載していた
https://buzzap.jp/news/20181207-hyakuta-nihonkokuki-asahi/
2018年12月7日15:51 by Toratarou BUZZAP!



「男系」を父親が天皇と勘違いする、十七条憲法は民主主義、2018年が「平成最後の年」といった根本的な間違いにとどまらず、Wikipediaや新聞のコラムから意訳部分まで含めた引用元を明記しない無断転載が発覚するなどした百田尚樹の日本国紀。

著作権法に抵触する状況にもかかわらず無告知、改版でなく重刷で大幅に内容を修正するなど、出版元の幻冬舎の対応にも問題点が多々あることが先日明らかになりましたが、ここにきて致命的なミスが発覚しました。詳細は以下から。

◆ついに「朝日」からの無断転載が発覚した日本国紀

発端となったのはコピペ元となった文献を明示・引用した上で、「日本国紀」がどこをどのように無断転載しているのかを分かりやすく解説してきた「論壇net」。

「日本国紀」第5刷の416〜417ページにおいて、朝日ソノラマが1973年に刊行した「マッカーサーの涙:ブルノー・ビッテル神父にきく」を著作権法に抵触する状態で無断転載していることが解説されています。

【速報】朝日新聞社を罵倒した『日本国紀』、よりにもよってその朝日から無断転載 | 論壇net



ちなみに朝日ソノラマは2007年に廃業し、出版物の諸権利などは朝日新聞社出版本部(現朝日新聞出版)が引き継ぎ。つまり百田尚樹は朝日新聞社が権利を持つ著作物を盗用したことになります

◆百田尚樹の朝日新聞に対する日々の発言をごらん下さい

それではここで、百田尚樹が普段朝日新聞に対してどのような発言を繰り広げているか軽く振り返ってみましょう。

朝日新聞は日本の敵、読者も日本の敵だそうです。世が世なら「非国民」となじっていそうな……



朝日新聞うんぬんより先に、自分の悪行(無断転載)の数々に気が向かなかったのでしょうか。


自分たちが拡散したデマを元に朝日新聞を口汚く罵倒していたにもかかわらず、この言い草。ツイッターでの発言をチェックすれば分かる通り、これらの発言はあくまで氷山の一角でしかありません。



朝日新聞のツイートに対し「説明責任」「真摯な対応」と訴える日本国紀編集者・有本香。しかし本人も版元の幻冬舎も日本国紀の無断転載について説明責任を果たしていません。検証者たちの声に真摯な対応をするどころか、法的措置をちらつかせる始末です。



重刷でこっそり修正するも現在進行形で新たな盗用が見つかるグダグダな状況の中、副読本を発売するという暴挙に出た日本国紀

「オリジナルが修正されるごとに副読本も修正する必要が出てくる」という、泥縄の連鎖が生まれつつありますが、さしあたって朝日新聞社に対して無断転載を謝罪すべきではないでしょうか。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/661.html

[国際24] Hua-wei(ホァーウェイ)を追い詰めると、日米にとって恐るべき事態が(ニューズウィーク)
Hua-wei(ホァーウェイ)を追い詰めると、日米にとって恐るべき事態が
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/12/hua-wei.php
2018年12月7日(金)18時30分 遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長) ニューズウィーク


中国の民間企業Hua-wei(華為、ホァーウェイ) Chris Wattie-REUTERS


ホァーウェイを追い詰めると、その頭脳ハイシリコンが最高レベルの半導体を中国国内のハイテク産業に売る可能性が出てくる。そうなると「中国製造2025」は2025年を待たずに達成され、アメリカを凌駕し、日本は不要となる。

■「中国政府と関係が深い」という接頭語の危険さ

日本のメディアは、ホァーウェイ(華為技術、Hua-wei)を持ち出すときに、まるで接頭語のように「中国政府と癒着している」とか「中国政府と関係が深い」と書き立てているが、それがどれほど危険なことか、気が付いているだろうか。

ホァーウェイの頭脳であるハイシリコンは、その研究開発した半導体を、ホァーウェイにしか売らず、他社には売らない。ましていわんや、中国政府になど提供したりは絶対にしないのである。

もし中国政府と癒着していたり、中国政府と関係が深かったりするのであれば、習近平国家主席は中国共産党一党支配体制の命運を賭けて国家戦略「中国製造2025」を推進しているのだから、中国政府にハイシリコンが研究開発した最先鋭の半導体の成果を提供するだろう。

しかし、ハイシリコンもホァーウェイも、絶対にそうしていない。

もし、ハイシリコンが半導体を中国国内の他社や中国政府に販売するようなことになったら、どんなことが起きるだろうか?

■日米にとって恐るべき事態が待っている

まず、今や潰れそうになっている国有企業ZTE(中興通訊)にハイシリコンの半導体を販売すれば、ZTEはたちまち息を吹き返し、習近平としては日本に色目を使う必要も無くなってくる。

なぜならZTEはアメリカのクァルコムからハイレベルの半導体を購入してハイテク製品を製造していたのであり、今や世界中で、ハイシリコン以上に、クァルコムに匹敵したハイレベルの半導体を製造する半導体メーカーはいないからだ。

助かるのはZTEだけではない。

中国にある数多くのハイテク製品を製造するハイテク企業にハイシリコンの半導体を販売すれば、中国のハイテク産業は、アメリカを軽く凌駕するレベルと量のハイテク製品を生産することに成功するだろう。

何も「2025年」を待つことなく、国家戦略「中国製造2025」は目標を達成してしまうにちがいない。

「窮鼠、猫を噛む」ではないが、販売ルートを極端に制限されると、さすがのハイシリコンも掟を破って、中国国内の他のハイテク企業にハイレベルの半導体を販売する可能性が出てくる。ハイシリコンは、もともとはホァーウェイの研究開発部門の一つであったのだから、ホァーウェイとは一心同体。研究に専念したいというエンジニア精神から独立したに過ぎない。したがってホァーウェイの経営が困窮すれば、その時こそは、ハイシリコンは中国政府にも新開発した半導体を販売することになるかもしれないのである。

となれば、世界が中国のものとなる日が近くなる。

中国はアメリカを凌駕するだけでなく、日本など必要ではなくなるだろう。

日米にとっての悪夢が待っている。

■「背後に中国人民解放軍が」という接頭語の愚かさ

日本のメディアがホァーウェイに付ける、もう一つの接頭語に「背後に中国人民解放軍が」というのがある。

「軍が背景にある」というようなことを言うと、さも、もの凄いことを言ったようなニュアンスを持たせるという、奇妙なムードが日本のメディア全体に漂っている。

これが「愚か」だけで済む話でなく、いかに「危険」であるかも、日本人は認識しなければならない。

『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』(本年12月22日発売)で詳述したが、ホァーウェイの創業者、任正非氏は、たしかに何百万人もいた中国人民解放軍の兵士の一人だったが、1985年の中国人民解放軍100万人削減によって「解雇された兵士の一人」に過ぎない。無職になってしまった100万人の元兵士たちは、主として自動車産業などに就いた人が多かったが、任正非は通信機器に興味を持った。なぜなら当時の中国で、固定電話があるという家は、ほんの少数でしかなかったからだ。

会社を興すに当たって、数人の解雇された仲間と日本円で5万円ずつほど出し合って、30万円弱の資金で会社を立ち上げた。

日本では、これを以て、「背後に軍が」などと針小棒大に形容し、ほとんど事実無根のストーリーを創りあげて、「接頭語」として必ず付けるようになっているほどだ。

それによりホァーウェイの販売ルートを締め付ければ、ホァーウェイは、これまで拒絶していた中国政府の要望を受け入れて、ハイシリコンの半導体を、中国の市場だけに開放するという「窮鼠、猫を噛む」手段に出るところに追い込まれるだろう。

結果、中国がアメリカを凌駕し、世界制覇の夢を達成することになるのである。

■賢明な対中強硬策を

トランプ政権が対中強硬策に出ていることは歓迎する。なぜなら言論弾圧をしているような一党支配国家が世界を制覇するようなことだけは避けたいからだ。

しかし、アメリカはイラク攻撃のときもそうだったが、自国の都合で「存在しない事実」をでっち上げ、自国の戦略の正当性を主張するという悪い側面も持っている。

中国の「一帯一路」戦略への「協力を強化する」と習近平に誓った安倍首相よりはまだましだが、この逆襲を考慮に入れない今のアメリカのホァーウェイ攻撃が賢明なのか否か、慎重に考える必要がある。

菅官房長官は本日、「現段階で、具体的な取り組み状況についてはコメントすることは控えたい。いずれにしろ、わが国全体のサイバーセキュリティーの向上に向けて、引き続き、さまざまな観点から取り組みたい」という表現に留めたが、これは事実上、ホァーウェイやZTEなどの製品について、全ての府省庁や自衛隊などが使用する情報通信機器から排除する方針を固めたことを意味する。アメリカの同盟国であるやオーストラリアやニュージーランドでも同様の動きが広まっている。

ZTEの締め付けに関しては賛同するが、ホァーウェイに関しては、「逆襲」を考慮しながら、慎重に対処する必要があるだろう。通信機器に潜んでいると言われる「怪しい機能」を慎重に見極め、賢明な思慮と対策が求められる。

最後に、余談をひとつ――。

昨夜の集まりで菅官房長官と同席したが、そのような場における同氏の笑顔は、ことのほか魅力的で、記者会見のときの表情からは想像もつかないほどの温かな人情味に溢れている。この笑顔を記者会見のときにも見せれば、国民の自民党に対する印象もかなり違ってくるだろうにと、反省を込めながら、ふと思った。


[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『「中国製造2025」の衝撃 習近平はいま何を目論んでいるのか』(2018年12月22日出版)、『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』、『毛沢東 日本軍と共謀した男』、『卡子(チャーズ) 中国建国の残火』(中英文版も)、『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』、『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』、『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』、『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』など多数。

※当記事はYahoo!ニュース 個人からの転載です。





































http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/707.html

[経世済民129] Hua-wei(ホァーウェイ)を追い詰めると、日米にとって恐るべき事態が(ニューズウィーク) :国際板リンク 
Hua-wei(ホァーウェイ)を追い詰めると、日米にとって恐るべき事態が(ニューズウィーク)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/707.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/797.html

[政治・選挙・NHK254] “北方領土は大戦の結果 ロシア領になった”日本に容認要求 ラブロフ外相 
“北方領土は大戦の結果 ロシア領になった”日本に容認要求
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181207/k10011739201000.html
2018年12月7日 22時30分 NHK



日本とロシアが今後進める平和条約締結交渉のロシア側の責任者をつとめるラブロフ外相は、7日、北方領土は、第2次世界大戦の結果、ロシアの領土となったことを日本が認めない以上は交渉は進められないという考えを強調し日本側をけん制しました。

安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領は、平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を引き渡すとした日ソ共同宣言を基礎に交渉を加速させることで一致していますが、今月1日、アルゼンチンで行われた首脳会談で、交渉責任者に河野外務大臣とラブロフ外相を充てることを確認しました。

ラブロフ外相は、7日、記者会見で「平和条約を締結するということは、第2次世界大戦の結果を認めるということだ。これこそが不可欠な第一歩であり、これがなければ何も議論できない」と述べ、北方領土は、第2次世界大戦の結果、ロシアの領土となったことを日本が認めない以上は交渉は進められないという考えを強調しました。

ラブロフ外相は、これまでも北方領土を固有の領土だとする日本に対し、同じような主張をしていて今後、交渉を加速させるうえでロシアの原則的な立場は譲れないと日本側をけん制する狙いがあったとみられます。
































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/663.html

[原発・フッ素50] 福島甲状腺検査の見直しが必要と福島県立医大(めげ猫「タマ」の日記)
福島甲状腺検査の見直しが必要と福島県立医大
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2734.html
2018/12/07(金) 19:52:51 めげ猫「タマ」の日記


 福島県立医大の先生が福島の甲状腺に関する論文を発表しました。この論文では1順目検査(2011〜13年度に実施)と2順目検査(2014・15年度に実施)で悪性または疑いの方(以下罹患者とする)の発見割合(以下罹患率とする)が共に年齢と共に年齢と共に上昇していることから、福島事故の影響は考え難く、過剰診断防止の為に、検査体制の見直しを主張した論文を発表しました(1)。一方で、1順目には認められなかった罹患率の地域差が2順めでは出たこと(2)。1順目にくらべ2順目の罹患者の被ばく線量分布が高線量側にシフトしていることは記載されていません(3)。検査体制を見直せば、福島の甲状腺が事故によるものか否かの確定が困難になり、東京電力は「事故影響」とされた場合には支払わなくてはならない賠償を免れることができます。

 昔は福島県であった新潟県阿賀町(4)に、昭和電工鹿瀬工場がありました。そこが、メチル水銀を川に流し「第二水俣病」を引き起こしました。昭和電工は自らの責任を認めず、患者が起こした損害賠償請求訴訟において昭和電工側は「原因は新潟地震によって川に流出した農薬」と主張しています。1964年に発生した新潟地震により、水銀農薬を保管していた新潟港埠頭倉庫が浸水する被害を受け、そのとき農薬が流出したのではないかと疑われていました。さらには、証拠隠滅のため都合の悪い資料をすべて破棄したと見らています(5)。公害を引き起こした企業は徹底的に「隠ぺい」するのが過去の常でした。熊本の水俣病では、1960年頃に清浦雷作・東京工業大学教授はわずか5日の調査で「有毒アミン説」を提唱し、戸木田菊次・東邦大学教授は現地調査も実施せず「腐敗アミン説」を発表するなど、非水銀説を唱える学者評論家も出現しました(御用学者)。1959年の10月に新日窒附属病院の医師は、院内ネコ実験により、アセトアルデヒド酢酸製造工場排水を投与した猫が水俣病を発症していることを確認し、工場責任者に報告していします(猫400号実験)。しかし、工場の責任者は実験結果を公表することを禁じた、直ぐには公表されませんでした(6)。

 (=^・^=)が知る得る限りで最悪の「公害」は福島原発事故だと思います。直接の原因者の東京電力はこれまでの公害企業と同様に隠蔽を繰り返しています(7)。最近では、東京電力福島第1原発の多核種除去設備(ALPS)で汚染水の浄化後に残る放射性物質トリチウムを含む水に、他の放射性物質も除去しきれず残っているのに、これを公表していなかった事が発覚しています(8)。そして、この程度の汚染なら「安全」を主張する学者さん(9)、評論家もどきの方(10)も出現しています。(=^・^=)は福島の動きを見ていると、どうしても昔の公害病(11)の事を考えてしまいます。

 チェルノブイリではヨウ素131による甲状腺被ばくが原因で、事故当時子供だった方の甲状腺がんが多発しています(12)(13)(14)。 


 ※1(12)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(15)
 図―1 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から増加が見られます。
 これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(16)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(17)。これまでの発表(19)(20)(21)を集計すると累積で
 約30万人の検査で211人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして7人です。当初の想定に比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。

ドンドン増える福島・甲状腺

 ※(22)を集計
 図―2 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(23)、そうでないとも主張があります(24)。現時点の公式見解は
「事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(25)
福島県の甲状腺検査は2011〜13年度に開始された1順目(先行検査)(21)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(19)の検査が実施されました。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に2次検査完了者÷現時点(10月29日)までの発表で集計した2次検査完了率を示します。

事故後3年以内に終わった1順目、4年目以降に実施された2,3順目

 ※1(22)を集計
 ※2 3順目の()内は実施年度
 図―3 2次検査完了率

 図に示すように1順目の検査では図―1との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2順目の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。そして1順目の検査では出なかった地域や被ばく線量による方よりが見られます(2)(3)。

 福島の子どもを対象とした甲状腺検査は概ね以下の3スッテプで行われます。
  @超音波検査(1次検査)
  A詳細な超音波検査、血液検査、尿検査(2次検査、@で疑いがある方が対象)
  B細胞診(2次検査、Aで疑いが残った方が対象)(26)

 そして、甲状腺検査を実際に実施している福島県立医科大学(27)は、10月29日に開催された福島県県民健康管理調査・第11回甲状腺検査評価部会に(28)、会津地方は細胞診の受診率が低いとの資料が出しました(29)。会津地方では最終段の「細胞診」の受診率が低く、甲状腺がんが見つかりにくいような主張です。ただし、何故に低いかは説明していません。

 甲状腺検査は地域ごとに「年」を分けて実施されます。2順目検査は13市町村や中通りは2014年度から1次検査を実施したのに対し、会津地方は2015年度で1年遅れて始まりまりした。1次検査が終わった瞬間に結果が確定するわけではありません。2016年4月から3順目の検査(2016年度実施)(30)は、2年以上経た2018年4月になっても、2次検査の結果が確定していません。「細胞診」は最終段の検査であり、1次検査が終了してからそれなりの時間経過が必要です。以下に検査間隔と細胞診実施率の関係を示します。

検査間隔が長い程、上昇する細胞診受診率
 ※1(19)集計
 ※2 細胞診実施率は、2次検査対象者に対する細胞診実施者の割合
 図―4 検査間隔と細胞診実施率

 図に示す様に検査間隔(1回目の検査からの経過年月)が長いほど細胞診実施率は向上しています。概ね、1年過ぎぐらいからは始まり、順次確定していきます。会津地方の細胞診実施率が低い理由の一つに、1次検査の開始が遅く、検査が完了していないことが考えられます。二順目の甲状腺検査結果の最終版は2018年3月31日までの集計ですが(31)、細胞診受診のデータは2017年6月30日までの集計でした(19)。2018年1月26日に開催られた「第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)」にも同様の資料がだされましたが(32)、集計は同じく2017年6月30日までです。時間が進めば、細胞診の受診率はあがるはずであり、事実を正確にに把握するには最新のデータが必要です。でも、9ヶ月間更新していません。

 2順目の結果で地域差が明らかになると同じころに、「甲状腺検査」の見直しの議論が出てきました(33)。甲状腺検査を縮小すれば、事故との因果関係が分からなくなる可能性が高くなります。そうすれば、甲状腺癌を理由とした「賠償」のリスク回避できます。今は、福島原発事故で放射能によって死んだり病気になった人は居ないことになっています(34)。仮に福島の甲状腺がんが事故に起因する物なら、この前提は崩れ、原子力を「安全」と考えない人が増えます。安倍出戻り内閣が進めている原発の再稼働(35)がやり難くなります。福島の子供達の利益とは別に、甲状腺がんと事故の関係をウヤムヤにしたい人たちがいます。こうした人たちは、「甲状腺検査」の見直しを望むでしょうし、関係者への働きかけをするかもしれません。

 10月29日の第11回目「甲状腺評価部会」が開かれ、次回以降、被曝と甲状腺がんとの関係を検討することが決まりました(36)。また、11月8日に開催された新潟県の検証委員会・3回健康分科会では、文献調査が決まりました(37)。

 こうした中、先月に福島県立医大の先生が
「Incidence of Thyroid Cancer Among Children and Young Adults in Fukushima, Japan, Screened With 2 Rounds of Ultrasonography Within 5 Years of the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident」

 ((=^・^=)訳「2011年の福島第一事故から5年間に子供や若者を対象に実施された甲状腺検査で見つかった、甲状腺がんの方の割合」
なる論文を発表しましました(1)。この中で年齢別の1順目と2順目の甲状腺がんの甲状腺がんの罹患率を比較しています。

(a)一順目


(b)二順目

 ※(1)を引用加筆
 図―5 福島・甲状腺検査の年齢別罹患率

 図に示す様に、両者はおなじように年齢が上がると罹患率が上昇するので、1順目と2順目は同じ物であり、事故の影響は考えられないとしています。そして、現状の甲状腺検査は「過剰診療」であり、見直しが必要としています(1)。ただし、1順目には認められなかった罹患率の地域差が2順めでは出たこと(2)。1順目にくらべ2順目の罹患者の被ばく線量分布が高線量側にシフトしていることは記載されていません(3)。

 (=^・^=)はこの議論かかなり乱暴だと思います。放射線であろうと、他の要因であろうと癌はなりやすい方が罹患すると思います。図―5は年長者ほど甲状腺がんになりやすい事を示しているのであって、これで原因を特定することは出来ません。事故と無関係とゆうなら、被ばくとは無関係とのデータが必要です。ただし、この論文ではそうのようなデータは示されていません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島県県立医大の皆様は、福島の甲状腺と事故との因果関係を否定することには熱心なようです。地域差について、細胞診の実施率に地域差があるので当然のよおうな資料はだしむが、更新はしません(19)(32)。1順目も2順目も罹患率は年齢ともに増加すので、同じも。放射線影響ではなので、過剰診療(1)。1順目の検査では
「チェルノブイリ原発事故の後、当地における小児甲状腺がんの遺伝子変異のパターンはRET/PTC3 が多数を占めた。今回の(1順目で見つかった甲状腺がんの)解析では、この RET/PTC3 は確認されていない。ただし、この差異のみをもって、放射線影響の有無を判断するのは早計である。」
と、チェルノブイリと福島の甲状腺がんの「遺伝子変異のパターン」を比較して別物であるとしています。だったら2順目以降の検査でも、同じ事をすればようと思うのですが、いまのところ実施していません。福島の動きを見ていると、昔の公害の原因者や御用学者と同じ動きが見えます。これでは、福島の皆様は不安だと思います。

 福島県いわき市産米の全量・全袋検査数が45万件を超えました(41)。同市は人口約34万人の市(42)なので、概ね市民が食べるには十分な量です。同市産米は「Iwaki Laiki」という美味しいお米です(43)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(44)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。


 ※(45)を引用
 図―6 福島産米が無い福島県いわき市小名浜のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2734.html
(1)Incidence of Thyroid Cancer Among Children and Young Adults in Fukushima, Japan, Screened With 2 Rounds of Ultrasonography Within 5 Years of the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Station Accident | Adolescent Medicine | JAMA Otolaryngology?Head & Neck Surgery | JAMA Network
(2)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、本格調査の罹患率は避難区域等の市町村0.049%、会津0.016%
(3)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺・1mSv以上は1順目29%、2順目58%
(4)東蒲原郡 - Wikipedia
(5)第二水俣病 - Wikipedia
(6)水俣病 - Wikipedia
(7)めげ猫「タマ」の日記 読売新聞社説「福島原発処理水 IAEA報告は的を射ている」に反論する
(8)<福島第1原発>処理水の放射性物質残留 ヨウ素129基準超え60回 17年度 | 河北新報オンラインニュース
(9)福島県放射線健康リスク管理アドバイザー - Wikipedia
(10)開沼博 - Wikipedia
(11)公害病 - Wikipedia
(12)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(13)ヨウ素131 - Wikipedia
(14)新潟県:新潟県原子力発電所事故による健康と生活への影響に関する検証委員会中の・会議資料(PDF形式 2015 キロバイト)
(15)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(16)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(17)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(18)第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年6月18日)について - 福島県ホームページ
(19)(18)中の 資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要<平成29年度追補版> [PDFファイル/8.77MB]
(20)第32回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年9月5日)の資料について - 福島県ホームページ中の資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/996KB]
(21)(6)中の 資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要 [PDFファイル/969KB]
(22)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(23)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20〜50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
(24)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(25)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(26)甲状腺検査について - 福島県ホームページ
(27)放射線医学県民健康管理センター | 県民健康調査の「甲状腺検査」とは?
(28)第11回甲状腺検査評価部会(平成30年10月29日)の資料について - 福島県ホームページ
(29)(28)中の資料1 本格検査(検査2回目)結果について [PDFファイル/356KB]
(30)第32回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年9月5日)の資料について - 福島県ホームページ中の資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/996KB]
(31)(18)中の 参考資料2 甲状腺検査結果の状況 [PDFファイル/155KB]
(32)第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)の資料について - 福島県ホームページ
中の「  資料2−2 地域別にみたB・C判定者、および悪性ないし悪性疑い者の割合について [PDFファイル/395KB]」
(33)『過剰診断』の指摘も 甲状腺検査4巡目、見直し・縮小求める声:甲状腺検査:福島民友新聞社 みんゆうNet
(34)高市氏「福島事故、死者出てない」 与野党が批判  :日本経済新聞
(35)安倍総理・施政方針演説〜第183回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説〜 | 首相官邸ホームページ
(36)第11回 甲状腺検査評価部会 - YouTube
(37)新潟県原発検証委員会「健康分科会」 - YouTube
(38)第17 回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成26年12月25日開催) - 福島県ホームページ
中の 「第57回 日本甲状腺学会学術集会」抄録より [PDFファイル/235KB]
(39)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(40)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(41)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(42)マルト/SC君ヶ塚店のチラシと店舗情報|シュフー Shufoo! チラシ検索



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