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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100249
http://www.asyura2.com/acpn/k/kn/kns/kNSCqYLU/100249.html
[政治・選挙・NHK254] 安倍首相まだ“石破憎し” 防衛計画チームから重鎮締め出し(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1628] kNSCqYLU 2018年11月25日 19:51:35 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[93]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/192.html#c3
[戦争b22] アレッポで約100人が呼吸困難に、「毒ガス」発射か シリア(AFP)
アレッポで約100人が呼吸困難に、「毒ガス」発射か シリア
http://www.afpbb.com/articles/-/3199084?cx_part=latest
2018年11月25日 19:47 発信地:ダマスカス/シリア AFP



シリアの政府軍が掌握するアレッポの病院で、治療を受ける少女(2018年11月24日撮影)。(c)AFP/George OURFALIAN


シリアの政府軍が掌握するアレッポの病院で、治療を受ける少年(2018年11月24日撮影)。(c)AFP/George OURFALIAN


シリアの政府軍が掌握するアレッポの病院で、治療を受ける少年(2018年11月24日撮影)。(c)AFP/George OURFALIAN


【11月25日 AFP】シリア北部のアレッポ(Aleppo)で市民ら100人前後が呼吸困難に陥り、病院に搬送された。国営メディアやNGOなどが25日、伝えた。政府軍が掌握するアレッポでは、前日に反体制派が「毒ガス」を撃ち込んだとの情報もある。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)は25日、呼吸困難に陥った人数を更新し、107人と報じた。

一方、英国を拠点とするNGO「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は計94人が病院に搬送されたが多くは既に退院し、入院中の31人も重症ではないと伝えた。(c)AFP








http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/425.html

[政治・選挙・NHK254] 政府の怠慢で放置されている「盗撮罪」の新設が急務だ ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)
 


政府の怠慢で放置されている「盗撮罪」の新設が急務だ ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242390
2018/11/25 日刊ゲンダイ

「犯罪被害者支援弁護士フォーラム」の活動が報道されるまで私も気付かなかったが、私的空間における盗撮には法的規制がない。つまり、それはやり放題で、それにより作成された映像の拡散も野放しである。

 もちろん、性「犯罪」の一環としての「同意なき」撮影物は没収されるし、地方自治体の条例により、「公共性のある」場所における盗撮は規制されている。

 しかし、例えばエステ店内や会社の執務室内における盗撮には法的規制が及んでいない。だから、そこで盗撮された映像の拡散も法の対象外である。

 これは、IT時代の落とし穴とも言える状態で、被害者の「人格権」が国家により保護されずに不当に放置されたままである。

 人格権とは、各人の人格と不可分な権利の総称で、生命、身体、プライバシー等を含み、憲法13条で保障されている。そして、13条は、これらの権利について、「立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする」と明記している。

 だから、現状は、国政の怠慢以外の何ものでもない。

 プライバシー権とは、「私に関する情報で、私が、他者に知られることor公表されることを望まないものを、他者が勝手に取得or公表することを拒否する法的な力」である。

 だから、エステ店で盗撮された裸の映像や会社の執務室で自分が気付かない角度から盗撮された映像などは、典型的なプライバシー権の侵害である。

 言うまでもなく、政府(内閣と国会)には国民の人権を擁護する義務がある(憲法99条、13条)。にもかかわらず、今、法律の空白により、盗撮の被害者(主に女性)のプライバシーが日々侵害され、それが放置されている。

 政府は、憲法に「自衛隊」という文言を書き込むなどという矛盾に満ちた不毛な憲法論議を仕掛けている暇があるならば、まず、現行憲法が保障している人権が政治の怠慢により放置されている現状を改めるべく、刑法に「盗撮罪」を新設する立法作業に即、着手すべきである。事は急務であろう。



小林節 慶応大名誉教授
1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)














http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/196.html

[政治・選挙・NHK254] 沖縄一発激変:台湾惨敗民進系6(13)国民系16(9) 
沖縄一発激変:台湾惨敗民進系6(13)国民系16(9)
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51961732.html
2018年11月25日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


NHKも民放もよほど悔しいのか
新勢力図を言えないほどに惨敗した

原因はいがみ合い嫌気から
第2のドウテルティ政権誕生へ舵が切られたのだ
台湾国民党が政権を握る 目前だ

***

沖縄与那国島からは台湾が肉眼で見える距離
であり
石垣 宮古 沖縄 と 中国との「隔て板」
台湾だったが 

数年で中国軍が駐留するのが当たり前となる
韓国を背後から狙い 沖縄を捉える
日米韓安保のヘソ台湾にs−400が配置される

誰も文句は言えない
更に反日法となる福島周辺放射能食品拒否継続が賛成多数となったようだ

****

中国航空宇宙軍の電波支配下の沖縄があと数年で入る
沖縄地域は全て覗かれる

この流れは
太平洋陣取り合戦であり
中国は台湾海域が「金」で埋まるほど
カネをかけまくる

米国はココは部分だが
中国は全体だ
日本もココは全体だ

玉(弾入れ)いれゲームとなっていく
日本のタマはすぐに尽きる

中国貿易での貯金を反中軍事に使おう
とする方が狂ってる
日本自滅が見えた

逆走安倍政権は もうすぐタマギレ自滅
アジアのイタリアとなる

***

こんな訳の分からない 3代目社長の 
やりたい放題 カネバラマキ放題安倍政権に
日本はグチャグチャにされた

毀すのをよろこぶ 安倍系国民にグチャグチャにされた
沖縄辺野古も 福島も
最後は安倍政権がグチャグチャになる

これが現実なのだ
野党もグチャグチャな今
嘲らなければ 他に方法がないから
こういう文章が出来てしまう


関連記事
台湾・蔡総統、党主席を辞任 与党の選挙大敗で引責(AFP)
http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/613.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/204.html

[政治・選挙・NHK254] 何を根拠に「万博経済効果は2兆円」なのか?  
何を根拠に「万博経済効果は2兆円」なのか?
https://85280384.at.webry.info/201811/article_202.html
2018/11/25 15:01 半歩前へ

▼何を根拠に「万博経済効果は2兆円」なのか?

 2025年国際博覧会(万博)の開催地が23日(日本時間24日未明)、大阪に決まった。20年の東京五輪・パラリンピックに続く国際的な大規模イベントだ。

 1960〜70年代の高度経済成長期に開催された東京五輪、大阪万博の再来ともいえる。全国への経済波及効果は約2兆円に達し、五輪後の景気浮揚策としての期待が高まる。 (以上日経)

***************************

 日経はこのように囃すが、何を根拠に「経済効果は2兆円」と言うのか?

 そして、その2兆円が私たちの生活をどんな風に潤してくれるのか?

 覚えているか。この新聞は、バブルの時も株価は上がる.NTT株は1株で300万円を必ず突破するとわめき散らした。

 結果はどうか? この株はいまだ低迷したまで、元の株価に戻る可能性は限りなくゼロに近い。

 日経にダマされて株を買った庶民がどれほどいたことか。みんな犠牲者だ。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/205.html

[政治・選挙・NHK254] ネトウヨとネトサヨ!果たしてその正体はいかに? 
ネトウヨとネトサヨ!果たしてその正体はいかに?
https://85280384.at.webry.info/201811/article_204.html
2018/11/25 21:36 半歩前へ

▼ネトウヨとネトサヨ!果たしてその正体はいかに?

中国は悪くない!尖閣も取ります!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_196.html

 私が以前から「ネトウヨとネトサヨは同根だ」と繰り返し主張してきたことが、これで分かったと思う。

 彼らに共通するのは、物事を全体的にとらえることが苦手なことだ。従って、双方向から判断するなど出来ない。極め視野が狭いので、近視眼的な見方しか出来ない。

 チラッと目に移った、一つの事象だけで判断する。その結果がどういう影響を及ぼすかなどは考えもつかない。

 分かりやすく言うと、知的レベルはすこぶる低い。言葉の数も少なく、同じ言葉を繰り返し、どこにでも使う。例えば「反日」や「マスゴミ」「あべちゃん」「パヨク」などが常套句だ。

 しかし、彼らが何を言おうが、髪の毛1本ほどの影響力もない。糞のフタにもならない愚か者の独り言、たわごとでしかない。自分たちもそれを知っていて、がなっている。

 仮にネトウヨに「日本の右翼とは何ぞや」と質問しても、おそらくまともに応えられる者はいないのではないか。同様にネトサヨに、「リベラルと左翼の違い」について質しても、結果は同じだろう。

 彼らはヒマだから、何かにケチをつけて「楽しんでいる」のだ。彼らにとってネットは大人のオモチャ。格好の遊び道具だ。

 だから、私は最初から「ネトウヨとネトサヨ」は相手にしない。ただ、時々、適当に「遊び相手」になってやる。そうすれば、彼らも退屈しないだろう。

 「ネトサヨ」か否かは、ひと目、投稿やコメントを見ればわかる。「ああー、このご仁はその筋か」とすぐにわかる。それが分からないようでは自分で目噛んで死んだ方がいい。

 もう一度言う。ネトウヨとネトサヨは同根だ。ただ、立ち位置が違うだけで、オツムの程度は似たり寄ったり。そうでなければ、あれほどお粗末なことを平気で口にすることはない。

 ネットにこの類がことのほか多いのには驚いた。なんでなのだろう? 日本人の平均はもう少し、ましではないか。


中国は悪くない!尖閣も取ります!  
http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/194.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/208.html

[政治・選挙・NHK254] ゴーン氏逮捕は官邸案件か?各紙の伝え方に警戒心を持つべき理由  内田誠(まぐまぐニュース)
ゴーン氏逮捕は官邸案件か?各紙の伝え方に警戒心を持つべき理由
https://www.mag2.com/p/news/377490
2018.11.23 内田誠『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』 まぐまぐニュース




日本国内のみならず、海外でも大きく報道されているゴーン氏の逮捕劇。日を追うごとにさまざまな新情報が明らかになり、「政治的な案件」との見方が強くなってきました。そして22日午後8時過ぎ、日産はゴーン氏ら2人を解任すると発表。19年にも及ぶゴーン体制が幕を閉じました。このような状況を新聞各紙はどう伝えたのでしょうか。ジャーナリストの内田誠さんが自身のメルマガ『uttiiの電子版ウォッチ DELUXE』で詳細に分析しています。

カルロス・ゴーン氏逮捕を巡る最新情報を新聞各紙はどう伝えたか

はじめに〜政治的な案件

日産のゴーン会長らが逮捕された事件、一言で言えば、剛腕経営者のウラの顔は強欲の塊だったという「超・私的」な印象でスタートしましたが、背景に、フランスの事実上の国営企業でもあるルノーと日本の基幹産業である自動車会社の一角を占める日産の経営陣との“暗闘”という、ナショナルな規模の衝突という相貌が明らかになってきました。

何ヶ月も前から日産経営陣と検察当局が気脈を通じて情報をやり取りし、ルノーと日産の合併の直前に、これを阻止する動きとして、地検特捜部がゴーン会長らを逮捕するという流れには、容疑内容を越えた意味がありそうです。

ということは、この件に関するどんな些細な情報も、最初から徹頭徹尾、政治的にバイアスが掛かった情報だった可能性があり、メディアは政府の思い通りにコントロールされていた可能性もありますから、今後も十分警戒しなければならないということです。新聞もテレビも、その他のメディアも皆、情報の扱いには細心の注意を払わなければならないことになりますし、受け取る側もいつも以上に警戒心を持たなければならない、そういうことだと思います。

さて、きょうはどんな情報が飛び交っているのか…。

ラインナップ

◆1面トップの見出しから……。

《朝日》…「ゴーン会長が虚偽記載指示」
《読売》…「ゴーン容疑者姉へ資金」
《毎日》…「日産社長から任意聴取」
《東京》…「失踪者 時給500円最多」

◆解説面の見出しから……。

《朝日》…「財団解散 成算なき文政権」
《読売》…「文氏 支持層に迎合」
《毎日》…「総括会社が権力基盤」
《東京》…「慰安婦財団 解散」

ハドル

3日連続となりますが、日産関係で出てきている情報を整理してお
きましょう。

クーデターではなく「我慢の限界」

【朝日】は1面トップに9面と35面の関連記事。見出しから。

1面

・ゴーン会長が虚偽記載指示
・側近へのメール押収
・特捜部捜査

9面

・高額役員報酬 米欧流の波
・1億円以上 国内上場企業で最多538人
・ゴーン容疑者「20億円」 米大企業並み
・透明性に課題も
・ゴーン会長の解任
・ルノー見送り 日産と違い

35面

・ルノーCEO 3社を支配
・総括会社トップ 権力の源泉
・仏政府擁護「証拠ない」
・日産幹部「我慢の限界」

uttiiの眼

1面トップ。ゴーン容疑者がケリー容疑者に虚偽記載を指示していたとの内容は、今朝の《東京》も報じている。しかし《朝日》は、ゴーン容疑者からケリーへ容疑者に指示したメールを、捜査当局が押収したとの点が独自の内容。本当であれば、2人の容疑者の「共謀」と「犯意」を立証する「物証」が出たことになり、捜査側としては極めて重要な事実となる。「関係者への取材で分かった」というときの“関係者”は、捜査当局かもしくは日産社内の協力者のどちらかだろう。

9面経済面の記事「高額役員報酬 米欧流の波」は、日本でも増えている「1億円プレーヤー」が2018年3月期決算で538人おり、トップ10の半数は外国出身者という状況であること。しかし、トップはソニーの平井会長で27億1,000万円だったという。重要なのは、ゴーン会長が少なくとも5年間、約20億円を受け取っていたといっても、米大企業の役員と同水準かやや少ない程度だということだ。アメリカの場合、一般的な働き手との格差は特に大きく、米主要350社のCEOの平均報酬は21億3,000万円で、平均的な働き手の312倍。日本の場合、高額報酬の役員がいる国内100社で見たところ、従業員の平均給与との格差は30倍だったという。

35面は日産とルノーの「暗闘」の部分についての記事。ゴーン会長は、ルノーのCEOとして、統括会社「ルノー・日産B・V」のトップになり、3社に対する支配権を今も握っている。 そのゴーン氏に対して日産との経営統合に進むよう促しているのが仏政府であり、マクロン大統領という構図のようだ。日産側は、もともと経営危機を救ってくれたルノーとゴーン氏に頭が上がらないが、経営統合を避け、むしろルノーとは対等の関係に持ち込みたい。そのような軋轢の中で、今回の会長逮捕劇が起こったという見立て。

国際的に見れば、年20億円もらっていても不思議はないのだとしたら、ゴーン会長による「年10億円の報酬隠し」は、“不要な工作”だったのだろうか。ともあれ、内部告発者と地検特捜部の側から見れば、「報酬隠し」はゴーン会長の弱みであり、その弱みを突いて彼を追い落とし、その復活も阻止できれば、日産がルノーとフランス政府に飲み込まれる事態を防ぐことができる、そのように意味づけられていることだろう。

ルノーの議決権停止が狙い

【読売】は1面トップに2面、6面、37面に関連記事。見出しから。

1面

・ゴーン容疑者姉へ資金
・日産 実態ない業務契約
・年10万ドル 経費不正支出か
・会長職きょう解任 臨時取締役会

2面

・日産・ルノー 統合巡り暗闘
・「ゴーン容疑者が計画」日産警戒
・資本関係見直しの声 噴出

6面

・3社連合 処遇判断割れる
・ルノー、解任見送り
・ボレロ氏が暫定トップに

37面

・報酬批判 意識か
・高額常連「10億円程度に」
・開示制度きっかけ

uttiiの眼

《読売》1面は独占的な内容。ゴーン会長の姉との「アドバイザー業務」契約の存在が明らかになったようだ。姉が弟に集った結果なのか、それとも、弟から姉への「プレゼント」だったのか。年1,120万円という金額は小さくないものの、ゴーン氏の公称10億円、実質20億円の報酬から比べれば、1%あるいは0.5%。いくらでも自分の収入から案配できるはずのところを、わざわざ「アドバイザー契約」とは驚いた。こういうものこそ、「強欲」と非難されて然るべきだろう。

2面は「暗闘」に関する記事。《朝日》と違い、非常に分かりやすい。

ゴーン会長は3社を全体として支配できるルノーCEOの地位を確保する代わりに、フランス政府から日産との経営統合を進めるよう仕向けられていたようだ。現在43.4%の日産株を買い増して50%超にすれば、日産をルノーの子会社にすることができる。 それに抵抗しようとした日産生え抜きの幹部たちは、逆に現在15%しか持っていないルノー株を25%まで買い増し、株式を持ち合う場合に適用される法律の規定によって、ルノーの議決権を停止しようと考えた。ところが、取締役会は9人中5人が「ゴーン派」。そこで、会長とケリー容疑者を逮捕させ、解任することで勢力図を逆転させようとしたということだ。

「暗闘」が何を巡って行われたかがハッキリ分かる記事になっている。

不平等の解消を

【毎日】は1面トップに3面の特集「墜ちたカリスマ」、7面と27面社会面にも関連記事。見出しから。

1面

・日産社長から任意聴取
・虚偽記載 法人の立件検討
・提携内容見直し検討

3面

・統括会社が権力基盤
・ゴーン会長 トップに居座る
・内部通報 統合に不安か

7面

・ゴーン会長解任先送り
・ルノー 3社結束図る
・COO 暫定トップに
・日産 中国販売影響も

27面

・レバノンに3億円豪邸
・月に1度利用 専属コックも
・海外各地に邸宅 関連会社提供か
・司法取引「制度の強み発揮」

uttiiの眼

法人としての日産も両罰規定によって立件するという情報は、昨日の《朝日》一面が報じていたもの。ただし、《毎日》は、西川(さいかわ)社長と志賀俊之取締役(前最高執行責任者)への任意での事情聴取が既に行われたという記事になっている。昨日の《朝日》も、5年という期間の長さと年10億円という額の大きさを、法人立件の理由としていたが、今朝の《毎日》は「記載義務がある額(1億円)に比べてもゴーン氏の不正額は極めて大きい」という検察幹部の話を伝えている。これは正常な感覚に思える。

1面にはもう1本記事があり、《朝日》《読売》が書いている「暗闘」についての記事になっている。株を持ち合っているのに日産側にはルノーに対する議決権がない点を、日産とルノーの関係の「不平等」とし、今回の事件をきっかけにして、日産側はその解消を目指すという。

3面の特集は、《朝日》も特集で取り上げたオランダの統括会社についての取材記事。 《朝日》は「玄関まで行ってみた」程度の中身だったが、《毎日》の方はかなり詳しい内容になっている。2002年に設立された「ルノー・日産B・V」は日産とルノーの折半出資で、互いに持ち株比率が過半に満たないので、緩い連合をつなぎとめる役割が期待された事実上の「持ち株会社」と位置づけられている。ここに両社の幹部が集まるのは年に1、2回だそうだが、それでも部品共通化など、成果を誇る記載がホームページ上に上がっていたという。

ただ、この統括会社も事実上牛耳っていたゴーン会長の振る舞いには、日産側の不満が溜まっていたようで、日産取締役会の議決が統括会社によって覆されたことがあり、あるいは「日産の経営資源がルノーに流れている」ということもあったようだ。記事はさらに、その背景に、ゴーン会長に圧力を掛け、ルノーへの発言力を強化してきたフランス政府の存在を指摘している。

官邸案件か?

【東京】は1面左肩に、2面の関連記事2本、26面と27面は見開きで「こちら特報部」、28面社会面も。見出しから。

1面

・ゴーン容疑者 指示か
・虚偽記載 側近部下2人が実行

2面

・日産、報酬制度変更へ
・ゴーン容疑者 ルノーと統合模索
・権力集中 統治不全
・日産に「報酬委」など独立組織なく

26面・27面

・ゴーン氏逮捕 なぜ今
・社内クーデター説
・日産・ルノー経営統合封じ?
・仏側主導 「日本人幹部が懸念」
・官邸案件?
・仏と犬猿 米に「お歳暮」
・特捜部の思惑は
・司法取引、国民にアピールか
・「経営陣・監査法人に責任ないか」

28面

・ゴーン容疑者の「懐刀」
・ケリー容疑者 海外住宅購入関与か
・「日本にはほとんどいない」

uttiiの眼

《東京》は1面トップに、入管法改正の問題を持ってきている。外国人技能実習生の失踪者に関して、失踪者の8割が最低賃金以下で働いていたとの試算をもとに、野党が政府を追及した国会審議について取り上げた。日産関係は1面左肩から。

《朝日》のところで書いたように、1面記事は、有価証券報告書の虚偽記載は、ゴーン会長自身がケリー容疑者に指示して行われたという内容の記事。さらに、ケリー容疑者から指示を受けたのは、法務担当の外国人執行役員と日本人の幹部社員で、2人とも「ゴーン容疑者に近い間柄だった」というが、この2人が司法取引によって刑事処分を軽くしてもらう代わりに捜査に協力しているのだという。2人はケリー容疑者から「細工しろ」とか「分からないようにしろ」などと命じられ、虚偽記載に手を染めていたという。

26面と27面は、「暗闘」についての「こちら特報部」。だが、ここでのテーマは日産とルノーの「暗闘」だけではない。見開きの左半分は、司法取引を国民にアピールすることで森友・加計学園問題で失った信頼を取り戻したい検察の思惑と、特捜部によるゴーン逮捕には、フランスと犬猿のなかにあるトランプ米政権へのプレゼントという側面があるのではないかという推測が書かれている。今度のことが、フランス政府が筆頭株主であるルノーの弱体化につながるのであれば、そうした可能性も考えられる。さらに、ゴーン逮捕後、早速、日産の川口均専務執行役員が官邸に赴いて菅官房長官に事件の経過説明と謝罪をしたことも、「アメリカへのプレゼント」説と符合するかもしれない。

新聞がここまで示唆するのはかなり難しいことだが、《東京》の「こちら特報部」欄は読者の「週刊誌的興味」にも応えようとしている。様々な可能性を示唆することにおいて、全国紙各紙は臆病すぎるようにも思う。

image by: Frederic Legrand – COMEO / Shutterstock.com

内田誠 この著者の記事一覧
新聞には見えない文脈が潜んでいる……朝日、読売、毎日、東京の各紙朝刊(電子版)を徹底比較、一面を中心に隠されたラインを読み解きます。月曜から金曜まで毎朝9時をメドに【ショートバージョン】を、その後、夕方までに【フルバージョン】をお届け。読み手は「吉田照美ソコダイジナトコ」(文化放送)や「スーパーニュース・アンカー」(関西テレビ)でコメンテーターを務め、現在はネット上のテレビ局、『デモクラTV』の内田誠。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/209.html

[経世済民129] <日産前会長逮捕>「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認(毎日新聞) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1629] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:16:48 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[94]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/611.html#c3
[経世済民129] <日産前会長逮捕>「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認(毎日新聞) 赤かぶ
4. 赤かぶ[1630] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:18:31 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[95]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/611.html#c4
[経世済民129] <日産前会長逮捕>「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認(毎日新聞) 赤かぶ
5. 赤かぶ[1631] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:21:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[96]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/611.html#c5
[経世済民129] 役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る)
役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”
2018年11月25日 郷原信郎が斬る


日産自動車のカルロス・ゴーン会長とグレッグ・ケリー代表取締役が金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕された事件について、昨日(11月24日)の新聞朝刊で、これまで判然としなかった容疑事実の中身について、唖然とするような事実が報じられた。「虚偽記載」とされたのは、ゴーン氏が日産から「実際に受領した報酬」ではなく、退任後に「別の名目」で支払うことを「約束した金額」だというのだ。

今回の事件で、朝日新聞は、ゴーン氏が専用ジェット機で羽田空港に帰国するのを待ち構えて特捜部が逮捕した時点から「同行取材」し、直後に「ゴーン会長逮捕へ」と速報するなど、独走状態だった。上記の「約束した金額」だというのは、まさに「従軍記者」に近い朝日が報じている容疑事実の内容であり、しかも、読売新聞も一面で同様な内容を報じているのであるから、おそらく間違いないのだろうと思う。しかし、今回の事件の逮捕容疑の「虚偽記載」の内容が「退任後の支払の約束」程度の話で、現実の支払ではなかったのだとすると、有価証券報告書に記載義務があるのかどうか、犯罪と言えるかどうかも、極めて微妙だ。

そのレベルの事実に過ぎなかったのだとすれば、これまで、マスコミが大騒ぎしてきて報じてきた「カルロス・ゴーン事件」は、“砂上の楼閣”のようなものだったことになる。

退任後の「支払の約束」は「役員退職慰労金」と何が違うのか

朝日の記事では、この「支払の約束」について、

特捜部は、これを事実上の隠ぺい工作だと判断。契約料を受け取るのが退任後だとしても、契約書は毎年交わされており、その都度、役員報酬として報告書に記載し、開示する義務があると見ている模様

としているが、果たして開示義務があるのかどうか、重大な疑問がある。

少なくとも、まだ支払を受けていない退職後の「支払の約束」であれば、それを「役員報酬」と呼ぶとしても、現実に受領する役員報酬とは、大きな違いがある。

最大の違いは、支払を受けることの確実性だ。

過去に現実に受領した役員報酬は、その手続き重大な瑕疵があったということでもない限り、返還ということは考えられない。

一方、退任後の「支払の約束」の方は、退任後に顧問料などの「別の名目」で支払うためには日産側での改めて社内手続を経ることが必要となる。不透明な支払は、内部監査、会計監査等で問題を指摘される可能性もある。また、仮に、今後、日産の経営が悪化し、大幅な赤字になってゴーン氏が引責辞任することになった場合、過去に支払う契約をしていたからと言って、引責辞任した後の経営トップに「報酬」を支払うことは、株主に対して説明がつかない。結局、「支払の約束」の契約は、事実上履行が困難になる可能性もある。

そういう意味では、退任後の「支払の約束」は、無事に日産トップの職を終えた場合に、支払いを受け取る「期待権」に過ぎないと見るべきであろう。多くの日本企業で行われている「役員退職慰労金」と類似しており、むしろ、慰労金こそ、社内規程で役員退職慰労金が具体的に定められ、在職時点で退職後の役員退職慰労金の受領権が確定していると考えられるが、実際に、慰労金の予定額を、有価証券報告書に役員報酬額として記載した例は見たことがない。

有価証券報告書の虚偽記載罪というのは、有価証券報告書の「重要な事項」に虚偽の記載をした場合に成立する。退任後に「支払の約束」をした役員報酬は、記載義務があるかどうかすら疑問なのであり、少なくとも「重要事項」に当たらないことは明らかだ。

不可解な日産経営陣の対応

今回、新聞報道された事実を前提にすると、一層不可解となるのが、西川社長以下日産経営陣の動きだ。

ゴーン氏逮捕後の西川社長の記者会見での説明によると、内部通報に基づき数か月にわたって社内調査を行い、(1)逮捕容疑の役員報酬額の虚偽記載のほか、(2)私的な目的での投資資金の支出、(3)私的な目的で経費の支出が確認されたので、検察に情報を提供し、全面協力したとのことだった。

しかし、検察の逮捕容疑となった(1)の「役員報酬額の虚偽記載」が、まだ現実に支払われてもいない退任後の「支払の約束」だったとすると、契約書さえあれば、事実は明白であり、検察の捜査によらなければ明らかにできない話ではない。日産自身が、将来の「支払の約束」の金額について有価証券報告書への記載義務があるのかどうかについて、複数の法律事務所や監査法人の法的見解を聞いて法的に判断すればよかったはずである。記載義務があることが明確に確認できた場合には、その法的見解をゴーン氏に示して、記載を了承するよう求めればよかったのではないか。ゴーン氏が拒否すれば、取締役会で議論した上で決定するというのが、本来の会社のガバナンスによる解決であろう。

11月22日の臨時取締役会で、内部調査で明らかになった不正を理由に、ゴーン氏とケリー氏の代表取締役解任(正確には代表の「解職」)が決議されたということだが、(1)の「虚偽記載」が上記のとおり「支払の約束」に過ぎないとすると、主たる解任理由は(2)と(3)ということになる。しかし、そのような事実についてゴーン氏の責任を追及するのであれば、二人が出席した取締役会で不正の事実を報告し、二人の弁解を聞くことが最低限必要なはずである。ところが、西川社長らが、特捜部に内部調査の結果を持ち込んだことによって、ゴーン氏、ケリー氏らが逮捕されたため、二人は取締役会に出席できず、弁解の機会すら与えられなかった。西川社長が検察に情報を提供したのは、二人を逮捕させて取締役会への出席を妨害することが目的だったとしか考えられない。

マスコミ報道の混乱・迷走

今回のゴーン氏、ケリー氏逮捕の容疑事実は、「役員報酬額の虚偽記載」という、これまで聞いたこともないような金融商品取引法違反の事実だったが、検察当局は、「ゴーン会長に対する報酬額を実際の額よりも少なく有価証券報告書に記載した」と発表しただけで、具体的な中身を全く明らかにしなかった。そのため、「逮捕の容疑事実」という肝心な事実が判然としないまま、ゴーン氏の様々な「悪事」が暴き立てられ、ゴーン氏逮捕は「司法取引」を活用した検察の大戦果であったような「大本営発表」的報道が行われてきた。

一方で、逮捕の容疑事実については、断片的な情報や憶測が錯綜し、報道は迷走を続けている。

日経新聞が、11月21日の一面トップ記事で報じたのは、

日産は役員報酬として、ストックアプリシエーション権(SAR)と呼ばれる、株価に連動した報酬を得る制度を導入していたが、ゴーン氏にSARで支払われた報酬40億円が有価証券報告書に記載されておらず、それを、本来有価証券報告書に記載すべき報酬だったと判断して、金融商品取引法違反容疑での逮捕に踏み切った

という内容だった。私も、その記事を前提に、【日産幹部と検察との司法取引に“重大な疑念” 〜有報関与の取締役はゴーン氏解任決議に加われるか】と題する記事を出した。

ところが、その翌日の日経一面の記事では、

ゴーン元会長が有価証券報告書に記載せずに受け取った金銭報酬が2018年3月期までの8年間で約80億円に上る疑いがある

80億円のうち、15年3月期までの5年間の約50億円について、金融商品取引法違反の疑いで、ゴーン元会長らを逮捕した


とされ、逮捕容疑の50億円の虚偽記載は、SARによる役員報酬ではなく、金銭報酬であるかのように報じられた。

容疑事実の内容についての一面トップ記事が、一日で実質的に訂正されたことに唖然としていたところ、その翌日の朝日・読売の朝刊が、SARでも現金報酬でもなく、日産側がまだ支払ってもいない「退任後の支払の約束」に過ぎないと報じたのである。

検察は、いかなる事実で起訴しようとしているのか

マスコミ報道の混乱の原因は、何と言っても、検察からの正式な発表や正確な情報提供がないからだ。なぜ、正確な発表も情報提供もないかと言えば、検察の側でも、逮捕の段階では起訴できるような犯罪事実が固まっていなかったからではないか。

ゴーン氏らの「逮捕の容疑事実」が、退任後の「支払の約束」の金額について記載しなかったという、凡そ起訴できるような事実ではないとすると、特捜部は、起訴までには、それ以外の「役員報酬の虚偽記載」の事実を固め、逮捕事実の「支払の約束」の事実と併せて起訴することをめざしているのであろう。

追加される虚偽記載の事実として考えられるのが、前記(2)の私的な目的での投資資金の支出とされている「海外の投資子会社によるゴーン氏の自宅の購入」、(3)私的な目的の経費の支出とされている、「ゴーン氏の姉との業務委託契約による支払」などを実質的な役員報酬ととらえ、有価証券報告書にその金額が記載されていなかったとして虚偽記載の事実として構成することだ。しかし、投資資金として不動産を購入してゴーン氏の自宅として使用した事実があったとしても、購入した不動産が会社所有であれば、購入資金自体は役員報酬にはならない。家賃相当分を役員報酬にすると言っても、使用の実態を明らかにしなければ金額が算定できないが、海外の不動産についてそれができるのだろうか。レバノン、ブラジル等に捜査共助を求める必要があるが、それが容易にできるとは思えない。結局、「実質的に役員報酬」とすべき金額があったとしても僅かであろう。

そうなると、日経新聞が報じた「株価に連動した報酬」であるSARの報酬5年間分40億円を記載していなかったことを虚偽記載として構成することが考えられる。しかし、このSARの報酬を記載しなかったことを虚偽記載ととらえることに関しては、重大な支障となる事実がある。その点については、今後、特捜部が、SARの報酬に関する事実を立件する動きが現実化した場合に、改めて述べることとしたい。


































関連記事
<日産前会長逮捕>「不正行っていない」ゴーン容疑者が否認(毎日新聞)
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/611.html




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html

[政治・選挙・NHK254] 役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る) :経済板リンク 
役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る)

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/210.html

[経世済民129] 役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1632] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:53:12 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[97]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html#c1
[経世済民129] 役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1633] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:54:46 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[98]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html#c2
[経世済民129] 役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1634] kNSCqYLU 2018年11月25日 22:57:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[99]



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html#c3
[政治・選挙・NHK254] それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?  
         


それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?
https://85280384.at.webry.info/201811/article_199.html
2018/11/25 13:13 半歩前へ

▼それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?

 深夜の決定に、大阪のホテルに陣取った地元国会議員や財界幹部ら約300人が歓声を上げた。2025年万博が大阪に決まった瞬間である。

 安倍政府は、万博実現で途上国をはじめ約100カ国にパビリオン建設費などに約240億円の支援を表明した。

 支援支援と軽く言うがこのカネは全部私たちの懐から出る税金。こんなことをして儲かるのはゼネコンなど業者だ。鉄にセメント、運送など事業に群がる企業と、利権にさとい政治屋だけが甘い汁を吸うことになる。

 五輪後の景気対策と言えば聞こえがいいが、私たちに一体、どんな益がもたらされるのか。しわ寄せは私たち庶民だ。いつまでツケを回す気なのか?

 それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?



大阪万博、切った経済カード 100カ国に支援240億円
https://digital.asahi.com/articles/DA3S13784115.html
2018年11月25日05時00分 朝日新聞

 24日未明、大阪・中之島のホテルの一室は、歓喜に包まれていた。パリで開かれていた2025年万博の開催地を決める博覧会国際事務局(BIE)総会の映像を見守るため、国会議員や財界幹部ら約300人が集合。大阪開催が決まり、大いに沸いた。

 その直後、突然スクリーンに安倍晋三首相のビデオメッセージが映し出された。「大阪万博を最高の万博にしていきましょう」。首相が笑顔で語ると、拍手が起きた。ほぼ同時に発表された首相コメントには「地域経済が活性化する『起爆剤』になると確信する」と書かれていた。

 25年大阪万博は、政府が20年東京五輪後の景気対策として誘致をめざしてきた。地元自治体や財界と連携した総力戦で、4年間で約35億円を誘致費につぎ込み、万博が実現した場合は途上国など約100カ国に約240億円を支援する計画も公表。パビリオンの建設費などを支援する「経済カード」で支持拡大を図った。

 その結果、1回目の投票でライバルのロシア(48票)とアゼルバイジャン(23票)を抑え、85票を獲得。上位2カ国による決選投票では92票を得て、ロシア(61票)を破った。

 では、2度目の大阪万博は1970年万博の夢の再来になるのか。会場予定地の整備費や鉄道インフラの延伸などで少なくとも約2千億円以上かかるとされ、具体的な開催内容も固まっていない。歓喜の先には、課題が山積している。▼2面=デザインこれから、8面=社説、30面=誘致の舞台裏























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/212.html

[政治・選挙・NHK254] それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?   赤かぶ
2. 赤かぶ[1635] kNSCqYLU 2018年11月25日 23:42:43 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[100]








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/212.html#c2
[政治・選挙・NHK254] それでも怒らないアナタは、仏の生まれ変わりなのか?   赤かぶ
3. 赤かぶ[1636] kNSCqYLU 2018年11月25日 23:47:47 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[101]

※全画面にすると画像が拡大します。







http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/212.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 「天皇」は政治的発言を過度に自粛する必要はない!(サンデー毎日)
「天皇」は政治的発言を過度に自粛する必要はない!
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2018/12/02/post-2154.html
サンデー毎日 2018年12月 2日号


牧太郎の青い空白い雲/695

 2018年もあとわずか。記憶に残る出来事が多い年だったが、その中でも、美智子皇后の「平成最後の誕生日談話」は一生、忘れないと思う。

【また赤坂の広い庭のどこかによい土地を見つけ、マクワウリを作ってみたいと思っています。こちらの御所に移居してすぐ、陛下の御田(おた)の近くに一畳にも満たない広さの畠があり、そこにマクワウリが幾つかなっているのを見、大層懐かしく思いました。頂いてもよろしいか陛下に伺うと、大変に真面目なお顔で、これはいけない、神様に差し上げる物だからと仰せで、6月の大祓(おおはらい)の日に用いられることを教えて下さいました。大変な瓜田(かでん)に踏み入るところでした。それ以来、いつかあの懐かしいマクワウリを自分でも作ってみたいと思っていました】

   ×   ×   ×

 天皇に対する畏敬(いけい)、退位後は静かに過ごしたい、という美智子さまの「思い」がにじみ出ている。が、気になったのは「大変な瓜田に踏み入るところでした」という言葉だった。

 宮内庁のホームページには「(参考)」として、こんな"解説"が添えられていた。

【「大変な瓜田に踏み入るところでした」
 広く知られている言い習わしに「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず」(瓜畑(うりばたけ)で靴を履(は)き直すと瓜を盗むのかと疑われるのですべきではないとの意から、疑念を招くような行為は避けるようにとの戒め)がある】

「瓜田に履を納れず」の後には「李下(りか)に冠を正さず」と続く。

 当方の勝手な想像だが、森友学園、加計(かけ)学園をめぐる一連の疑惑で、安倍首相は「無関係だ」と言い続けているが、美智子さまは「本当なの?」とお思いになったのではあるまいか? そこで「指導者は疑惑を持たれたらお終(しま)いですよ」と言われたのではあるまいか?

 美智子さまの談話以降も片山さつき地方創生相の「100万円口利き疑惑」が浮上している。まさに「瓜田に履を納れず」の"教え"を忘れた政治家ばかりだ。

    ×  ×  ×

 憲法で「日本国民統合の象徴」と規定される天皇は「政治発言」を避けていらっしゃる。

 しかし、歴史的に見れば1947(昭和22)年に日本国憲法が施行されるまで、天皇は「日本の正統な統治者」だった。天照大神(あまてらすおおみかみ)の「天壌無窮の神勅」によって、天皇がこの国を永遠に治めるとされていた。だから「天皇」は他国のキングとは違う。

 例えば中国である。初めて中国全土を統一した人物が「秦の始皇帝」と名乗った。しかし、彼の子孫が中国を治めたわけではない。死後、秦は滅ぼされ、劉邦(りゅうほう)という男が「漢」を建てた。

 中国の「皇帝」は身分が低かろうが、外国人であろうが、戦争に勝てば、誰でも「皇帝」になれた。劉邦は自作農の倅(せがれ)だった。明を興した朱元璋(しゅげんしょう)は貧農の末っ子だった。誰でも「皇帝」になれた。

 日本は違う。「神の子」のDNAがなければ「天皇」になれない。だから藤原道長は「関白」という名前の「天皇の代理人」であり、源頼朝は「征夷(せいい)大将軍」という「天皇の代理人」だった。

 確かに、奈良、平安の初めごろは政治・祭祀(さいし)の頂点だった天皇は、時代がくだるにしたがい「政治的実権」を失っていった。しかし、江戸末期、尊王論が高まり、王政復古の大号令を経て明治憲法による近代天皇制に繋(つな)がった。

    ×  ×  ×

 日本国憲法は"曖昧"である。誰が「国家元首」なのか、それが曖昧なのだ。

 象徴天皇を元首とする説、実質的機能を重視して、内閣(または、その長である内閣総理大臣)を元首とする説、元首は不在!とする説。「主権者は国民。天皇は主権者の一員でもない」という説まである。

 しかし、もし「天皇」が存在しなければ、国家としての「対外的な代表」はいなくなり、国会の召集も、法律の公布も、首相の任命もできなくなる。

 私は「日本国憲法による天皇」も"極めて重要な政治的存在"と思う。一方で天皇陛下は"自由な発言"を自粛されている。

 美智子さまの「マクワウリの話」はギリギリの表現で「今の政治に対する自由な感想」を述べられたのだろう。

 前回、天皇は光格天皇に学び「生前退位」を主張された、と書いた。"ロクな報告"もしない「安倍1強政治」に天皇は(静かではあるが)果敢に抵抗された!と思う。

 それにしても(政治家の一部が「安倍首相が王様!」と勘違いする昨今)、「天皇」にはもっと「自由な発言」が認められるべきだ!

 断っておくが、当方、右翼でも左翼でもない。ごく普通の日本人だ。




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/213.html

[政治・選挙・NHK254] 片山さつきの疑惑はまだまだ終わらない! 「国税口利き」を決定づける新たな仲介者の証言、産廃業者との癒着も(リテラ)
片山さつきの疑惑はまだまだ終わらない! 「国税口利き」を決定づける新たな仲介者の証言、産廃業者との癒着も
https://lite-ra.com/2018/11/post-4392.html
2018.11.25 片山さつきの疑惑に新証言、産廃癒着も リテラ

    
    片山さつきHP『プロフィール』より


 この間、日産ゴーン前会長の逮捕にかき消され、マスコミであまり扱われなくなった片山さつき地方創生担当相の不正報道だが、けっして疑惑そのものがなくなったわけではない。それどころか、いまも次から次へと新たな疑惑が噴出。さらにここにきて最大の問題である「国税100万円口利き疑惑を決定づける証言が飛び出した。問題の口利きを仲介した人物が、その現場で目撃した一部始終を語ったのだ。

 周知のように、この疑惑はもともと、片山氏に口利きを依頼したX氏が「週刊文春」(10月25号)に告発したもの。2015年7月、製造業を営むX氏は、会社に税務調査が入ったことで青色申告の承認が取り消されそうになっている状況をなんとかしようと、片山事務所に相談。片山氏の私設秘書である南村博二氏を紹介され、南村氏から指定された口座に100万円を振り込んだと証言した。

 X氏はその後、片山氏とも面談し、口利きを依頼したこと、片山氏が「じゃあやっておきますよ。任せてもらえれば、大した問題じゃないから」「うまくいったら、百万円なんて決して高いものじゃないわよね」と答え、旧知の国税局幹部の名前を出していたことなども証言した。

 ところが、片山氏はこの告発内容を完全否定したうえ、10月22日には名誉を傷つけられたとして発行元の文藝春秋に1100万円の損害賠償を求め提訴、さらに係争中を理由に、メディア取材や国会で口利き疑惑に関するきちんとして説明をしようとさえしていない。

 これに対して、「週刊文春」はすでにX氏と片山氏との間で交わされた音声を公開。これに対し片山氏が「自分の声か判断できない」と国会で答弁すると、その声紋鑑定を行い片山氏と“一致”するとの分析結果も公表してきた。

 そして、最新の「週刊文春」(11月29日号)では、そのX氏から片山氏への口利き依頼を仲介し、“依頼の現場”を直接目撃したという片山氏の元後援会役員Y氏が、その面会の様子を赤裸々に告発したのだ。

 Y氏が口利き依頼のためX氏とその父親を伴い片山事務所を訪れたのは2015年9月4日のこと。Y氏は「週刊文春」でその面会について、こう証言している。

「X社長が『百万円はご指定の口座に既に振り込ませていただきました』と報告をすると、片山氏は急に態度を一変させたのです。(中略)片山氏は傍にいた秘書に『これは会社に通さないとダメでしょ!』と言っていました」
「また『国税庁の同期』『国税局長』などと、片山氏自らX社長に話していたことをよく覚えています」
「最後に片山氏は、『じゃあ、やっておきます』、『任せてもらえれば』などと口にしていました」

 これらはすべて、当事者であるX氏が先に「文春」で証言をしていたことと一致する。つまり、当事者の告発を、第三者である元後援会役員Y氏が裏付けたということになり、片山氏の「口利き疑惑」の真実性はほぼ立証されたと言ってもいいだろう。これでよくもまあ、「事実無根」などといって、文藝春秋を名誉毀損で訴えることができたものではないか。

■週刊新潮ではパチンコ業者や産廃業者と癒着して口利きの報道

 しかも、片山氏の疑惑はこれだけでなく、まさに湧水のごとく溢れ出てきている。それは、国会で追及されてきた公職選挙法違反を疑われるカレンダーの無償配布や、著書の宣伝と称した顔写真入りの特大看板の設置、会計責任者の名義貸し疑惑、さらには政治団体や関連団体での収入未記入などでの政治資金収支報告書の訂正などだけではない。

「国税口利き疑惑」に匹敵する悪質な不正疑惑も浮上してきている。たとえば、「週刊文春」のライバル誌である「週刊新潮」では、大阪のパチンコ業者に対し銀行融資が受けられるよう財務省幹部に口利きしたとの疑惑や、片山氏の後援会組織「山桜会」会長が暴力団関係者と組んで宮城県の産廃業者を乗っ取ったこと、さらにその会長から事務所の無償提供を受け、秘書給与を肩代わりしてもらう“ヤミ献金”疑惑も報じられている。また最新号(11月29日号)では新たに静岡県御前崎市の産廃処分場の口利き誘致疑惑も明らかになった。

 しかし片山氏はこうした一連の疑惑に対して、いまも大臣辞職はもちろん、誠実な説明をおこなう姿勢さえ示していない。口利き疑惑について、文藝春秋を訴えたことを理由に説明を拒否したのはもちろん、国会でも「(政治資金は)秘書が間違えた」「(巨大看板は)書籍の宣伝広告であり、政治活動のためのものではない」「(その許可申請は)看板の掛かっているビルの所有者などが行っている」などと責任転嫁とごまかしに終始している。

 だがそれも当然だろう。なにしろ片山氏を任命した安倍首相こそが、森友・加計問題をはじめとするさまざまな疑惑に対してなんら、責任も説明も果たさないまま、いまだ最高権力の椅子に座ったままなのだ。そして、自分が任命した大臣がどんな不祥事を起こそうが、どんな失言を口にしようが、自分の任命責任が問題になるような責任のとらせ方はせず、内閣改造でこっそり交代させるというごまかしを繰り返してきた。なかには、麻生太郎財務相のように、いまだ馘にしないまま据え置き続けている大臣もいる。

 おそらく、片山氏もこうした先例を見て、自分もこのまま訴訟を理由に、のらりくらりと追及をかわし、居座れば、責任を逃れられると考えているのだろう。実際、新聞やテレビは片山氏のペースに乗せられ、どんどん追及が鈍ってきている。

 だがこのままで終わらせていいはずがない。今回「週刊文春」の新たな証言によって、疑惑は決定的になった。もしこれでも、片山氏を辞任に追い込めないとなれば、それこそ、日本はどこかの独裁国家と同じレベルの権力者汚職横行の国になってしまうだろう。

(編集部)
































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/214.html

[政治・選挙・NHK254] 片山さつきの疑惑はまだまだ終わらない! 「国税口利き」を決定づける新たな仲介者の証言、産廃業者との癒着も(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1637] kNSCqYLU 2018年11月26日 00:34:57 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[102]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/214.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 片山さつきの疑惑はまだまだ終わらない! 「国税口利き」を決定づける新たな仲介者の証言、産廃業者との癒着も(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1638] kNSCqYLU 2018年11月26日 00:36:24 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[103]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/214.html#c2
[政治・選挙・NHK254] キチガイ麻生は死ね(生きるため)
キチガイ麻生は死ね
https://blog.goo.ne.jp/oribeizum/e/e95ab5925f94b5171851d95796308887
2018-11-18 08:27:58 生きるため

yahoo ニュース より
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000108-kyodonews-pol

麻生氏演説「人の税金で大学に」

11/17(土) 19:35配信

共同通信
麻生氏演説「人の税金で大学に」

 麻生太郎副総理兼財務相は17日、福岡市長選の応援のために訪れた同市内で街頭演説し、東大卒の北橋健治北九州市長を「人の税金を使って学校に行った」と批判した。安倍政権は、大学の財源の多様化を進めるべきだとの方針を示している。

 北橋氏は元民主党衆院議員で、前回2015年の市長選で自民党の推薦を受けて3選したが、麻生氏は対抗馬を模索した経緯がある。北橋氏を攻撃する中での発言だが、国立大出身者に対する批判とも受け取られかねず、不適切だとの指摘も浴びそうだ。

引用おわり


税金で教育を受けることが否定されるのであれば、小学校から公共教育を受けたことのある国民の大多数が否定されることになります。

また、たとえ私立の学校であっても助成金で税金が使われています。

麻生の発言は、国民に対する否定です。

政治資金という税金を使って高級クラブで飲み食いしている自分は正しいが、税金で教育を受けた者は悪者とか、手前勝手もいい加減にしろ。

公文書を改ざんさせたり、命の水を売り渡したり、麻生の存在が悪そのものです。

売国政治屋を辞められないなら自ら死ぬべきであり、それができないなら誰かが殺すべきです。
























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/215.html

[政治・選挙・NHK254] キチガイ麻生は死ね(生きるため) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1639] kNSCqYLU 2018年11月26日 01:20:26 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[104]



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/215.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 「安倍内閣支持者に改憲阻止を働きかけよう」 平和アピール七人委、高知市の講演会で訴え(リベラル21)
「安倍内閣支持者に改憲阻止を働きかけよう」  平和アピール七人委、高知市の講演会で訴え
http://lib21.blog96.fc2.com/blog-entry-4578.html
2018.11.26 岩垂 弘 (ジャーナリスト) リベラル21


 内外に向けて反核平和を訴え続けている有識者グループの「世界平和アピール七人委員会」が11月17日(土)、高知市の県民文化ホールで講演会を開いた。自民党が開会中の臨時国会に改憲案を提示する動きを示していることから、講演会のテーマは「改憲をさせないために何ができるか」。5人の七人委員会メンバーが改憲をさせないための方策を訴えたが、その中に「改憲を進める安倍内閣を支持する人たちに『騙されてはならぬ』と働きかけよう」という訴えがあり、聴衆の関心を集めた。

 講演会が七人委員会と、地元護憲団体の、こうち九条の会、女性「九条の会」高知の共催となったことから、講演会には「憲法公布72周年県民のつどい」の名称がかぶせられた。会場は約400人の聴衆で埋まった。

 講演会では、池内了委員(宇宙論・宇宙物理学者、名古屋大学名誉教授)が七人委員会の歴史と活動を紹介。その後、大石芳野委員(写真家)が「踏みにじられる人々の思い」、村薫委員(作家)が「誰も騙されてはならぬ」、武者小路公秀委員(国際政治学者、元国連大学副学長)が「新冷戦 二つの積極的平和主義を否定するトランプ『アメリカ第一主義』」、小沼通二委員・事務局長(物理学者、慶應義塾大学名誉教授)が「過去に戻らず、未来を拓くために」との演題でそれぞれ講演した。

日本の戦前回帰をアジアの人々が懸念

 大石委員は、戦地で負傷した子どもたちや難民の写真を紹介し、「戦争は人災ですから、本気で止めようと思えば止められるものです。戦火に見舞われた国々に、もし日本国憲法の第9条のようなものがあったならば、この子たちは親や愛しい人を失うとか、武器で怪我をするなどの心身の傷を受けずに済んだだろうに……との思いを繰り返しながら付き合ってきました」「ところが今や、憲法をめぐる論議に揺れています。これまで当たり前のようにあった、戦争をしない、人権を守るといった生きることに必要な最低限の保障が変えられようとしているのです」と、改憲の動きに強い危機感を表明した。

 さらに、「こうした日本の現状をアジア諸国の人々も強い関心を持って見守りつつも、また戦前のような状態になりはしないかと心配しています」と、アジアの人々の間に高まりつつある懸念を伝えた。

自衛隊明記は子どもでも分かる矛盾

 村委員は、まず「現時点では、私たちの国はとうてい改憲を目指し、推し進める状況にない」との認識を示し、「にもかかわらず、国民の意思とは関係のない、政治家の個人的な妄執による改憲の動きが出てきていることが最大の問題点である」と断じた。

 その上で「改憲を阻止するにはどうしたらいいか」と問い、「それには、二通りの道がある。一つは安倍内閣を打倒すること、もう一つは改憲をめぐる国民投票で自民党の改憲案を否決すること。安倍内閣を倒すには、支持率を下落させればよい」と述べた。だが、村委員は「これは容易なことではない。安倍内閣がどんなにウソをついても、この内閣を支持する人がなお4割もいるからだ。多くの人がいまだに安倍内閣のウソと不実に気がつかないためだ」「改憲問題で、安倍首相は9条の2項(戦力不保持と交戦権否認)を残して自衛隊を明記するだけ、と言っている。しかし、これは、子どもでも分かる矛盾だ」として「安倍内閣を支持する人たちに、今こそ、安倍内閣に騙されぬな、と呼びかけなくては」と話した。

新冷戦に抵抗しよう

 武者小路委員は「トランプ大統領のもとで米国が打ち出した戦略は、核兵器を実戦に適するようにするために、その小型化を進めて潜水艦に搭載することだ」と指摘し、これにより、太平洋・インド洋と地中海・大西洋で米対中ロの海洋核軍拡競争を中心とする「新しい冷戦」が始まるだろうとの見方を示した。そして「米国と西欧と日本の市民は、反核・反帝国主義のために協力する平和学の『積極的平和主義』の立場から、一致・協力して、地球上の生命を全滅させかねない新冷戦に抵抗すべき時がきている」と述べた。

 また、「『アメリカ第一主義』のもとで、世界各地域でのマイノリティや先住民族や、移住労働者や難民を差別主義や憎悪扇動の対象とする世界規模の新しいファシズムが台頭していることを確認しよう」と語った。

防衛省を防災省に

 小沼委員・事務局長は、第1次世界大戦終結以来の戦争廃絶への流れとヒロシマ・ナガサキ以来の核兵器廃絶への流れを紹介した後、「今、われわれは何ができるか」と問い、「相手の立場に立って考える」「現政権のもとでの憲法改定への動きと憲法空洞化が日本を弱体化していることを直視する」「少子高齢化・慢性財政悪化・国土狭溢の日本の軍事化は現実性がないことを確かめる」「被占領国意識を脱却し、安保条約と行政協定の不合理を直視する」「世界の潮流を見据えて、他国が脅威を感じない国にするために抜本的な路線見直しを行う」「すべての変革は少数派が支持を広げた結果であり、あきらめることなく、自信を持って着実に進む」などの実践を呼びかけた。

 さらに、小沼委員・事務局長は、防衛省を防災省に、自衛隊を災害救助隊に改組することを提案した。

 休憩後、池内委員の司会で、大石、村、武者小路、小沼の4委員によるパネル討論が行われたが、冒頭、池内委員の発言があり、その中で、池内委員は、安倍政権になってから世界の趨勢に逆らって防衛予算(軍事費)が年々大幅に増えていること、防衛省と企業による軍事転用可能な共同研究が拡大しつつあることを指摘し、「こうした事実に警戒心を強め、反対の世論を盛り上げよう」と呼びかけた。




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/216.html

[政治・選挙・NHK254] 片山さつきの疑惑はまだまだ終わらない! 「国税口利き」を決定づける新たな仲介者の証言、産廃業者との癒着も(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1640] kNSCqYLU 2018年11月26日 01:48:52 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[105]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/214.html#c3
[政治・選挙・NHK254] <最高傑作!>せやろがいおじさん「外国人労働者を拡大しようとしているお偉いさ〜ん! どんだけ搾り取んねん!」








外国人を奴隷のように使う制度に一言【せやろがいおじさん 】

ワラしがみ 2018/11/24 に公開

外国人技能実習制度についての問題点が指摘されているなか、更に外国人労働者の受け入れを拡大しようとしています。

そのことについてせやろがいおじさん が沖縄の美しい海に向かって叫びます。

せやろがいおじさん のブログ
https://www.seyarogaiojisan.com

せやろがいおじさんTwitter
https://twitter.com/emorikousuke




















































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/217.html

[政治・選挙・NHK254] ゴーン逮捕に思う 日本の人質・中世司法制度に世界驚がく(世相を斬る あいば達也)
ゴーン逮捕に思う 日本の人質・中世司法制度に世界驚がく
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/e8b6ef73bf8a81340b7745ffe14ac15c
2018年11月26日 世相を斬る あいば達也


今や、天下の大悪党扱いされている、まっ黒くろ助のゴーンさんだが、この問題は、注意深く観察する必要がある。先ずは、東京新聞の社説を読んで貰おう。


≪巨額報酬の闇にメスを ゴーン会長逮捕  

 日産自動車のゴーン会長らが逮捕されるという衝撃的な事態が起きた。日産を救った人物だが巨額の報酬を過少記載していたという。格差拡大の中、富裕層に闇があるならメスを入れるべきだ。

 世界的なタイヤメーカー、ミシュランで頭角を現したゴーン容疑者は、フランス自動車大手、ルノーの役員を経て一九九九年、経営危機に陥っていた日産に乗り込んだ。工場の閉鎖、子会社の統廃合など、それまで日本人の経営陣ができなかった立て直し策を次々実行し、数年で経営を立て直した。

 「コストキラー」の異名を持ち、米経済誌が「最強の事業家の一人」と持ち上げた。以来、ゴーン容疑者は日産、ルノーのほか三菱自動車の経営トップにもなり、世界的な経営者として君臨した。

 その人物が長年、自分が得ていた巨額報酬を有価証券報告書に過少に記載していたと指摘されているもようだ。事実なら、あまりにショックが大きい。

 経営危機の際、日産は取引先を含め塗炭の苦しみを味わった。ライバルのトヨタ自動車に大差をつけられ辛酸をなめた。それを助けたのがゴーン容疑者だ。彼は社内では可能な限り日本語を使い、「信じてください」と呼び掛けた。社員は意気に感じただろう。

 その人物が裏切っていたとしたら、共に立て直しに頑張った社員や関連会社の人たちはどう思うのだろう。

 著書「21世紀の資本」で格差について警鐘を鳴らしたフランスの経済学者トマ・ピケティ氏は、金持ちに対する所得の累進課税を以前のように強化し、株式や不動産などあらゆる資産に対しても価値の大きさに応じた課税を導入すべきだなどと主張している。

 日本ではかつて所得税の最高税率は国税と地方税合わせ90%超だった。しかし、今では最高税率は55%にまで引き下げられた上、金融所得に対しては分離課税で一律20%と、富裕層にかなり有利な税制になっている。

 さらに最近、パナマ文書などで日本を含む世界の富裕層が巧みに課税逃れをしている実態も分かってきた。

 富裕層はどこまで貪欲なのか。これが一般の人々の正直な感想だろう。人生で、ゴーン容疑者が得ていたような年十億円以上もの所得は必要なのか。格差の著しい拡大は人々の心を傷つけ、働く意欲をそぐ。今回の事態を、不条理な経済格差是正の突破口としたい。
≫(東京新聞2018年11月20日付社説)


当該社説の言う通り、超富裕層に対する累進課税率は90%から55%まで引き下げられ、金融所得は、分離課税扱いで、一律20%と優遇されている。また、法人税も大きく引き下げられている。金持ちぼろ儲け状態の日本の税制だが、欧米の金持ち国に右に倣えしたのだと言える。市場原理主義とグローバル経済下において、競争するために必要なツールだと云う経済学者や経産・財務省の考えなのだろうが、その減少分は消費税と年金支給減少と財政出動・金融政策と乗り切ろうとしているのが、現在の日本だ。

当該社説は、その問題と、ゴーンさん逮捕劇を無理やりくっつけようとして、情緒的観念も交えて、あらぬ方向に話を持って行こうとしている。まぁ、超富裕層への優遇税制問題は、あらためて、項を別にして議論すべきだと思う。たまたま、この社説の筆者は、優遇税制問題が頭に浮かんだのだろうが、問題は、情緒を排して、カルロス・ゴーンさんの東京地検特捜の逮捕劇そのものに、スポットを当てるべきだ。だいたいが、有価証券報告書の虚偽記載容疑だと地検がリークしているが、有報の虚偽記載容疑であれば、財務担当役員や監査法人の問題であり、ゴーンさんの直接の容疑にはなり得ない。

現時点では、検察と日産のリーク情報を元に、新聞テレビが面白おかしく報道しているわけだが、法廷のおける検事と弁護士と云う立ち位置でいえば、検事の言い分だけが、被告の人格を決定づけるような按配で進められているわけで、本来であれば、報道を自粛し、逮捕事実が明確になるのを待つのが正道だ。陸山会事件の地検特捜の秘書逮捕劇以降、小沢一郎がまっ黒くろ助になった事件を、よもや忘れてはいないだろう。あの事件の結果、菅直人、野田佳彦、安倍晋三と、我が国は、行き先のわからない、トンデモ列車に乗せられているではないか。

中世司法を意識しているであろう政権及び法務省・検察は、籠池夫妻のように長期勾留と云う選択はせずに、短期にゴーンさんやケリーさんを保釈するのではないかと推量する。まぁ弁護士に、ヤメ検の大鶴基成弁護士を指定したので、早々に、異なる弁護団を組織しないと碌なことになりそうもない。この大鶴弁護士は検察時代、疑獄事件と言われるゼネコン汚職、日歯連ヤミ献金事件、ライブドア事件、佐藤栄佐久福島県知事事件、陸山会事件と事件を作る検事として名を馳せた。事件を作るのは上手だが、事件を弁護するのは、どうなのだろう?

チョイと横道にそれたが、筆者は個人的に、今回の東京地検の捜査方法には、多くの疑問を持っている。司法取引云々とも言われているが、どちらかと云うと、闇司法取引だった可能性の方が高いと思う。藤井美濃加茂市長の逮捕劇における闇取引と酷似している。それにしても、現在表に出ているゴーンさんらの容疑は、まさに形式犯であり、交通違反と同様のもので、罰金刑になるのが関の山でしかない。業務上横領として確たる証拠があることを疑わせるが、裏金でも準備させ、ゴーンさんに渡したのなら、地検特捜の逮捕もあるだろうが、裏金を日産がどのように工面したにしても、取締の中に共犯がいるはずだ。

現時点では、ゴーンさん逮捕劇の白黒はまったく予想できず、報道すること自体がメディアリテラシーから言ってもフェアーではない。このような人質司法(自白主義)が国際的注目を浴びることは、我が国の司法が中世の司法制度に近いと云う事実を世に知らしめる意味では、国際人を逮捕したことは、皮肉だが意義がある。目的がカルロス・ゴーンさんを日産の代取でなくすことが目的で、ルノーの合併を阻止するためであったなら、まさに国策捜査そのものだ。ゴーンさんらに何ら感情移入のない筆者にしてみれば、彼らの裁判を通じて、日本の司法制度の醜悪さが、国際的に知れ渡ることにおおいな期待を持っている。まぁ、それにしても、累進課税は強化すべきだ。英語の話せぬ高齢富裕層が日本から逃げるなど、妄想だ!




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/222.html

[国際24] 台湾の苦悩に同情を禁じ得いない  天木直人 
台湾の苦悩に同情を禁じ得いない
http://kenpo9.com/archives/4463
2018-11-26 天木直人のブログ


 台湾の住民投票が24日行われ、東京五輪への参加は、「台湾」では
なく、これまで通り中華台北(チャイニーズタイペイ)の名義で参加申
請する選択を世論は選んだ。

 その現実的選択を私が歓迎する。

 しかし、ここで書きたいことはその事ではない。

 台湾が直面する中国との関係の難しさだ。

 小笠原欣幸(よしゆき)という東京外大准教授が、先の地方選の結果
について次のように解説していたのを見つけた。

 「中国に近づくか、距離をとるか、台湾は「(経済的)繁栄と自立の
ジレンマにある」と。

 選挙民は「繁栄も自立も要求する」と。

 4年前は「自立」を求める面が強く出たが、今回は「繁栄」に振れた。

 どの政党が政権についても、その両方に応えるのは難しく、台湾政府
の試行錯誤は続くだろうと。

 試行錯誤というよりも、答えの出ない苦悩に違いない。

 そんな台湾の苦悩を知りながら、習近平主席の中国は、これまで台湾
と国交を持っていた国々に経済援助をちらつかせて断交を迫ってきた。

 その圧力に負けて台湾と断交する国がどんどん増えてきている。

 それに対して台湾は打つ手がない。

 私はそんな台湾の総統に深い同情を禁じ得ない。

 習近平主席の中国は、間違いなく憲法9条の精神に反する国であると
思う(了)



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/620.html

[政治・選挙・NHK254] 「法務省は真実語れ」外国人労働の実態に詳しい専門家苦言 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ)
 


「法務省は真実語れ」外国人労働の実態に詳しい専門家苦言 注目の人 直撃インタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242244
2018/11/26 日刊ゲンダイ


外国人労働者弁護団代表の指宿昭一弁護士(C)日刊ゲンダイ

 今臨時国会で政府がスピード成立を目指している外国人労働者の受け入れを拡大する法案。中身はスカスカのうえ、法務省のデータ「捏造」まで発覚し、このまま来年4月施行となったら、将来に禍根を残すのは必至だ。外国人技能実習生の代理人も務め、現場の実態に詳しい専門家は、「人権感覚の低い法務省にやらせてはダメ」と苦言を呈する。

■多文化共生のグランドデザインが必要

  ――外国人労働者を拡大するための法改正は議論百出です。新制度に対する問題意識を聞かせて下さい。

 まず、議論を始めたのが遅すぎた。20年、30年前にすべきでした。外国人労働者はすでに130万人近くいます。技能実習生は国際貢献のためとされ、留学生は勉強しに来る人ですが、実際は労働力確保のための手段になっています。ですから、外国人労働者を正面から受け入れる制度をつくるということ自体は評価していい。しかし、「移民政策ではない」という言い方はごまかしです。日本には250万人以上の外国人が生活し、すでに移民の国。議論すべきは、移民政策かどうかではなく、どういう移民政策を取るのかなのです。

  ――入り口の議論からして間違っている。

 いま行われている議論は、人材不足にどう対応するかという短期的な受け入れ政策で、総合的なグランドデザインがない。そうではなく、人口減少社会の中で、どうやって日本が外国人と共に生活し、働く社会をつくるか、どういう負担をするかという議論が必要です。臨時国会の数日の審議で決めてしまうような話ではありません。

  ――外国人を生身の人間として見ていない。

「労働力の受け入れ」「外国人材の受け入れ」という言い方がされています。必要なくなったらいつでも帰ってもらえる使い捨てにできる存在、として見ている節がありますね。安い労働力という法案の位置づけでは絶対にいけない。労働条件や賃金をしっかり保証し、権利が主張でき、問題があったら声が出せる制度にしないと。今、時給300円で働く技能実習生がたくさんいます。建前では日本人と同等の賃金を払うべきとなっているのに守られていない。このままでは新制度もそうなる危険性がある。

■「ブローカーは色めき立っている」

  ――時給300円は労基法違反なのに、どうして声が出せないのか。

 実習生は自分の国で借金をしてきていますから、それを返せなくなるようなことは絶対に避ける。労基署に駆け込んだり、社長に「なんとかしてくれ」って言ったら、強制的に帰されたり、解雇される。それが恐ろしいからみな声を出せないのです。

  ――悪質な仲介団体やブローカーの問題もあります。

 もしかしたら、新制度は技能実習制度より酷いことになるかもしれません。実習制度は人権侵害が国際的にも批判され、規制が厳しくなりました。しかし、新制度は楽観論で制度設計されていて、外国人の支援や相談は、受け入れ企業か、政府に登録した支援機関が担うことになっている。受け入れ企業からお金をもらって委託された支援機関に、職場のトラブルを相談してどうなるんですか。

  ――実習制度では、送り出し国と日本国内にそれぞれブローカーがいて、中間搾取が問題になっています。

 例えばベトナムの実習生の場合、手数料として1人100万円くらい取られています。日本語教育やビザ取得などさまざまな手続きはありますが、100万円なんて費用は絶対にかからない。ブローカーによる中間搾取の手段とされているんです。

  ――ブローカーに対する規制はないのですか?

 手数料を取ることについては、民間ベースだからと、規制が全くない。今度の新制度でも同様です。ブローカーは今、「シメシメ、また儲けられる」と色めき立っているといいます。本来は、送り出し国と日本の2国間で向こうにハローワークのようなものをつくって、費用ゼロか実費程度で労働者を募集すべき。日本政府も向こうに出先機関を置いて、アドバイスやサポートをする。これだけ大掛かりに外国人労働者を受け入れるなら、それぐらいの費用をかけるべきだと思います。


日本は「移民無政策国」(不当な労働実態を訴える外国人技能実習生)/(C)共同通信社

 ――そもそも実習生は技術を学ぶという「国際貢献」を建前にした制度ですよね。それなのに巨額費用がかかること自体おかしい。

 国際貢献なんて真っ赤な嘘。1990年代に制度ができた時点から、実態は安価な労働力を確保するという趣旨だった。外国人も出稼ぎのつもりで来ていて、技術を学びたいという人は少数です。法務省の幹部だって、そんなことみな知っているのに、国会答弁などで「国際貢献」「技術の移転」なんてシャアシャアと言えますね、と言いたい。実習生は新制度の「特定技能1号」に移ることができるんです。国際貢献はどこへ行ったんですか。いつ技術を自分の国に持って帰るんですか。

  ――つまり、実習制度をつくった90年代に、移民の議論をすべきだった。しかし、「日本には外国人労働者はいない」ということにしたかったので、国際貢献と嘘をついた。

 根底にあるのは外国人差別なんです。単純労働。僕はその言葉は嫌いですが、単純労働の外国人が増えると日本の治安が悪くなるとかね。別の文化や言語を持った多様な個性の人たちが来ることに対して、政府も市民の側もおそらく拒否感というか、無理解がある。ようやくその議論が始まったということです。

  ――単純労働という言葉に差別意識があると?

 労働に貴賤はないし、誰でも最初は熟練していない。新入社員は非熟練労働者ですよ。1年経ち、2年経ち、だんだん熟練していく。日本は高度な国で、外国は非熟練の単純な国。日本が門戸を開けば、わんさか外国人が日本に来たがっている……。もはや幻想です。昔はそうだったけれど、今は違う。もう中国からは実習生はあまり来ない。北京や上海に行った方が稼げますから。

■「法務省ほど人権意識が低い省庁はない」

  ――そういう意味では新制度でも対象の14業種について、実際は単純労働だと思っているのに「特定技能」と呼ぶのも違和感がある。

 いままで外国人の受け入れについて嘘ばかりついて、本音と建前を使い分けてきた負の歴史ですよ。新制度をつくるにあたっては、法務省が過去について謝り、真実を語るべきでした。「いままで技能実習生を国際貢献と言っていたけれど労働力確保でした。今回は移民政策ですが、悪く捉えないで下さい。諸外国のように失敗しない移民政策にします。外国人と共生する社会をつくりたいんです。時間がないので、検討が不十分ですが、まずは法案を通したいので、これで議論して、大事なことは今後、検討していただけませんか」と説明すればよかった。少なくとも噛み合う議論ができたと思います。

  ――14業種が低賃金でいわゆる3K職場だから人手不足という問題もある。労働者が日本人だろうが外国人だろうが、そこの改革も必要では?

 例えば介護業界なんて、介護報酬も含め低賃金を前提にしたような制度になっている。日本人労働者も含めて、業界を担う人たちが安心して生活でき、将来設計もできるようにしないと、その産業は生き残っていけないと思います。外国人労働者が入ることで、改革の芽を摘むようなことがあってはならない。業界ごとに、今年は何人必要だとか、官庁だけでなく、使用者代表と労働者代表も入って、オープンな場で毎年議論すべきなんです。法務省と担当官庁で密室で決めて、いったん制度ができたら入国管理局が裁量権を持って、いかようにもコントロールできる。それではダメ。

  ――法務省が管轄すること自体が間違い?

 本音と建前を使い分ける法務省ほど人権感覚が低い省庁はありません。もちろん職員には良心的な人もいますが、省庁全体のスタンスとしてはとても残念。今度、法務省の中に入国管理庁を置きますが、そうではなく、法務省とは別に、移民庁なり、多文化共生庁なりを設置して、総合的な政策をつくるべきだと思います。

  ――人権や社会保障、教育なども含めて。

 とにかく、外国人は何をしでかすかわからないから、厳しく管理するというのが入管の考え。管理も一側面として必要ですが、大事なのは多文化共生を図ることです。日本は移民はいるのに移民無政策国。安倍首相が「移民政策ではない」と言うのはある意味正しくて、「日本は移民について何も考えていません」と言っているようなものです。

(聞き手=小塚かおる/日刊ゲンダイ)

▽いぶすき・しょういち 1961年神奈川県出身。85年筑波大学比較文化学類(アジア・日本史専攻)卒業。07年弁護士登録(第二東京弁護士会)、暁法律事務所を開設。労働者側に立った労働問題、外国人の入管問題に専門化した弁護士業務を行っている。外国人研修生の労働者性を初めて認めた三和サービス事件、精神疾患に罹患した労働者の解雇を無効とした日本ヒューレット・パッカード事件などで勝訴。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/223.html

[政治・選挙・NHK254] 「法務省は真実語れ」外国人労働の実態に詳しい専門家苦言 注目の人 直撃インタビュー(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1641] kNSCqYLU 2018年11月26日 08:49:55 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[106]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/223.html#c1
[原発・フッ素50] 完成から7ヶ月、効果が見えない福島第一凍土壁(めげ猫「タマ」の日記)
完成から7ヶ月、効果が見えない福島第一凍土壁
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2718.html
2018/11/25(日) 19:41:22 めげ猫「タマ」の日記


福島第一に設置された凍土壁は今年3月に完成しました(1)。内側への水の流入量を東電発表(2)から見積もると
 2017年8−10月 1日当たり平均で980トン
 2018年8−10月 1日当たり平均で750トン
で、凍土壁をすり抜け内側に流入する水の量は24%しか減っていません。凍土壁による止水はできていません。

 福島第一では地下水が山から流れて来て、原子炉やタービン建屋に流入しています。あるいは海までに達しています。汚染されれば海に流せないので、これを汲みあげ浄化装置を通した後で海に流しています。ただし全ての放射性物質が浄化できる訳ではありません。東京電力はトリチウムは浄化できないとしています。さらには「トリチウム以外の放射性物質をほとんど取り除くことができます。」と主張していますが(3)、「トリチウム以外の放射性物質」も取り除いていないことも発覚しました(4)。浄化しても排水基準(5)を満たさない汚染地下水は、タービン建屋に送っています(6)。

 地下水がタービン建屋に流れ込んだり、海岸の井戸からタービン建屋に送り込んだ地下水で汚染水は増えていきます。
 ※(7)(8)を集計
 図―1 どんどん増える福島第一汚染水

 最新の発表(9)を集計すると総量で約115万トンに達します。以下にタービン建屋から汲み上げた直後のセシウム137の濃度をします。

 1億(Bq/l)程度の福島第一汚染水セシウム137濃度

※(10)(11)を集計
 図―2 タービン建屋から汲み上げた直後の汚染水のセシウム137濃度

 概ね1リットル当たりで1億ベクレルを下回る程度でしょうか?法定限度は1リットル当たり90ベクレルですので(5)、100万倍の高濃度です。このままでは海には流せないので、汚染水タンクを作り続け保管しています(12)。そのうちに汚染水タンクの増設が困難になる日が来そうです。汚染水の増加を抑えることは近々の課題です。

 汚染水の増加を抑える対策の柱として原子炉やタービン建屋を氷の壁で囲む「凍土壁」が作られました。以下に構造を示します。

凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン

 ※(1)にて作成
 図―3 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン

 断面の模式図は以下の通りです。

凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面

 ※(1)にて作成
 図―4 凍土壁、海側遮水壁、サブドレン、地下水ドレン(断面)

 氷の壁で地下水の流れを阻止し、タービン建屋に流れ込む地下水や海岸にまで達する地下水を減らす計画です(1)。当初の予定では2015年3月位から運用を始める予定でしたが(13)、完全凍結が始まったのは2017年8月22日からです(14)。ほぼ2年半の遅れです。さらに凍土壁が完成したのは2018年3月です。

 図―3に示す様に福島第一は西側が山で東側が海です。陸側(西側)から順に凍土壁・サブドレン・建屋・サブドレン・凍土壁・ウエルポイント・地下水ドレン・海側遮水壁です。このうち凍土壁と海側遮水壁は水の流れを遮ることを意図し設けられました(1)。サブドレンは地下水を汲み上げる井戸です。図−3,4に示しように凍土壁の内側になり、ここで汲み上げらる水は全量が凍土壁をすり抜けて流れ込んだ水です。

 サブドレンでの汲みあげに失敗した地下水は建屋に流れ込むか、海に向かって流れて行きます。ウエルポイント、地下水ドレンは海側に流れた地下水を汲み上げる井戸です。
 すなわち、サブドレン汲み上げ量、原子炉建屋への流入量、ウエルポイント、地下水ドレンの汲み上げ量の合計が「凍土壁」では阻止できずに流れ込んだ「水」の総量です。以下に推移を示します。

あまり減らない凍土壁内流入量

 ※1(2)を集計
 ※2 サブドレンはサブドレン汲み上げ量、流入は建屋流入量、海岸部はウエルポイント、地下水ドレンの合計汲み上げ量
 図−5 「凍土壁」で阻止できなかった「水」の量

図に示すように凍土壁で阻止できなかった「水」の量はあまり減っていません。凍土壁は2018年3月に完成したので(1)、過去3ヶ月と完成前の同3ヶ月との流入量を比較してみました。
 2017年8−10月 1日当たり平均で980トン
 2018年8−10月 1日当たり平均で750トン
で、凍土壁をすり抜け内側に流入する水の量は24%しか減っていません。
凍土壁による止水はできていません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 凍土壁は「止水」していません。それでも、安倍出戻り内閣(15)(16)や東京電力(17)(18)は効果があったと主張しています。

凍土壁の効果で汚染水の発生量を低減したと発表する東京電力

 (18)をキャプチャー
 図―6 凍土壁の効果で汚染水の発生量を低減したと発表する東京電力

 こんな方が福島産は「安全」、避けるのは「風評被害」を主張しても(19)(20)、福島の皆様は信用しないと思います。
 福島では皇室に献上する柿の箱詰めが行われました(21)(22)。

献上柿の箱詰めを報じる福島県の地方紙・福島民友

 ※(23)を11月22日に閲覧
 図―7 献上柿の箱詰めを報じる福島県の地方紙・福島民友

 福島は「柿」のシーズンです。献上される柿は「みしらず柿」といって(24)、とても食味がよいそうです(25)。福島県は福島産柿は「安全」だと主張しています(26)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産柿はありません。

他県産はあっても福島産柿が無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 ※(27)を引用
 図―8 福島産柿が無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県伊達市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2718.html
(1)凍土方式陸側遮水壁 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(2)2018年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社⇒2018年10月25日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第59回事務局会議)⇒【資料3-1】
汚染水対策(15.2MB)
(3)汚染水の浄化処理 - 廃炉プロジェクト|廃炉作業の状況|東京電力ホールディングス株式会社
(4)多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会(第10回)‐配布資料(METI/経済産業省)
(5)サンプリングによる監視|東京電力
(6)建屋への地下水ドレン移送量・地下水流入等の推移 - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(7)プレスリリース|リリース・お知らせ一覧|東京電力ホールディングス株式会社ちゅの「福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について」
(8)福島第一原子力発電所における高濃度の放射性物質を含むたまり水の貯蔵及び処理の状況について - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社
(9)(8)中の018年⇒11月⇒19日
(10)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中の「水処理設備の分析結果⇒水処理設備の放射能濃度測定結果 」
(11)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果アーカイブ|データ|東京電力ホールディングス株式会社の「水処理設備の分析結果」
(12)第56回特定原子力施設監視・評価検討会 | 原子力規制委員会中の「資料6:フランジ型タンクに関するリスク低減策の進捗[東京電力]【PDF:2MB】」
(13)2014年3月12日 凍土式遮水壁の計画及び進捗状況について(資源エネルギー庁)
(14)2017年8月22日福島第一原子力発電所 陸側遮水壁第三段階開始について(PDF 786KB)
(15)めげ猫「タマ」の日記 経産省は汚染水放出資料で凍土壁効果あり、実際は効果なし
(16)多核種除去設備等処理水の取扱いに係る説明・公聴会 (METI/経済産業省)中の多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会 説明・公聴会資料(pdf:5518KB)
(17)めげ猫「タマ」の日記 東電・株主総会で凍土壁効果あり、実際は効果なし
(18)動画アーカイブ|写真・映像ライブラリー|東京電力ホールディングス株式会社
(19)福島県産農産物等流通実態調査結果に基づく指導、助言等を行います(METI/経済産業省)
(20)風評被害に対する行動計画の策定について|プレスリリース|東京電力ホールディングス株式会社
(21)身不知柿平成最後の献上 若松で箱詰め | 県内ニュース | 福島民報
(22)平成最後...磨き上げた「献上柿」 若松で会津身不知柿を箱詰め:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(23)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(24)みしらず柿 | JA会津よつば
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のくだもの編 [PDFファイル/196KB]
(26)保原店|店舗・チラシ情報|リオン・ドール




http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/591.html

[政治・選挙・NHK254] ゴーンを小沢方式で叩きだす ニッサン果実は俺たちで 
ゴーンを小沢方式で叩きだす ニッサン果実は俺たちで
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51961789.html
2018年11月26日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


この俺たちとは
こういうことができるとなれば

日米委員会=CIAしかない
松本清張ならズバリ書くだろう

今回は 正しく大儲けしているゴーンを
目的あって
正しくないと決め付けた
その理屈を総がかりで探す

組織決定であおうが なかろうが
ゴーンの利益になれば ネタだ

ニッサンと検察とマスコミと政権が
一緒になり シラミつぶしにし
「ヌレギヌから罪をひねり出す」

***

小沢の時は 空砲を実弾に見せかけ
縛り上げるまではいかなかった

おつりがくるほどドンピシャ勝ちした

今回は 空砲ではまずい 司法取引でもなんでも
使って フランスにケチつけられないよう
早くネタを挙げろ!

チキショー!
ルノーめ!会長クビにしないじゃないか
ゴーンが怒り始めたと 無罪でまだがんばってるのか!
検察弁護士を口封じしろ!
ゴーンとマクロンが手をにぎったらヤバイ!

今回は ニッサン幹部は 「最高の誰か」とつるんで動いています
からマスコミ・NHK・新聞・官邸一糸乱れず
「ゴ〜ンが悪い」と輪唱しています

こういう時日本でただ一人 「郷原信郎」さんが正しいのです
小沢パージの時もそうでしたから

***

小沢はパージ完了でウヤムヤにし パージ側 前原・枝野・野田・岡田・仙谷
たちは
現在のニッサンの幹部と似ていませんか 性悪なのです


関連記事
役員報酬「隠蔽」は退任後の「支払の約束」に過ぎなかった〜ゴーン氏逮捕事実の“唖然”(郷原信郎が斬る)
http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/613.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/224.html

[政治・選挙・NHK254] <変わる安全保障>米衛星への攻撃想定───日本初参加 機密演習 宇宙が戦場 宇宙ゴミ監視「自衛隊が米を補う」(朝日新聞)

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宇宙戦争、もう映画だけではない時代 日本が演習初参加
https://digital.asahi.com/articles/ASLCS7DW6LCRULZU00H.html
2018年11月25日05時03分 朝日新聞 文字起こし タイトル、見出しは紙面による 


安全保障に関する宇宙利用のイメージ

 10月中旬、米アラバマ州マックスウェル空軍基地内の一室。米国、英国など国ごとに仕切られたブースの一つで、日本の防衛省、外務省、内閣府、内閣衛星情報センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)などの職員が机上のパソコン画面を見つめていた。

 同月9〜19日の間、米空軍宇宙コマンドが主催した多国間机上演習「シュリーバー・ウォーゲーム」での光景だ。米軍の宇宙関連の部隊や米政府機関からの約350人のほか、日本を含む7カ国が参加した。演習名の由来は、米軍の大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発や宇宙活用に大きな功績を残したシュリーバー元空軍大将の名前にちなむ。

 演習の内容は「機密」扱いだが、複数の政府関係者によれば、想定はこんなシナリオだったという。

 2028年。太平洋からインド洋の東側までを担当する米インド太平洋軍の管内で、米国の偵察衛星や通信衛星が「ある競合国」から攻撃や電波妨害を受け、軍事作戦に欠かせない全地球測位システム(GPS)もダウンした――。

 宇宙空間での軍事作戦をテーマに2001年に始まったこの演習は今年で12回目。北大西洋条約機構(NATO)加盟国の一部が加わった年もあったが、多くは軍事諜報(ちょうほう)の世界で「ファイブ・アイズ」と呼ばれる米、英、豪州、カナダ、ニュージーランドの5カ国を中心に続けられてきた。そんな「極めて秘匿性が高いインナーサークル」(自衛隊幹部)の演習に日本が招待を受け、今年、初めて参加したのだ。

 背景にあるのは、現代戦における「宇宙」の比重の大きさだ。新たな防衛大綱の策定に関わる政府関係者はこう話す。「弾道ミサイル発射の兆候も含めて情報収集や警戒監視、通信、測位、気象観測……。陸海空の作戦と装備は、宇宙に深く依存している。相手の宇宙インフラを使えなくすれば、死傷者を出さずに陸海空の戦いで圧倒的に有利になる。宇宙を制する者は現代戦を制すだ」

 演習では、シミュレーションが繰り返されたという。衛星が使えなくなった米軍が作戦を続けるために、欧州の測位衛星システム「ガリレオ」や「日本版GPS」と呼ばれる準天頂衛星「みちびき」では、どんな支援ができるのか。それぞれの国の国内法上の制約は何か。各国で対応を検討し、米国と調整を重ねた。もはや日本も無縁でなくなっている。

 各国の宇宙政策に詳しい鈴木一人(かずと)・北海道大学大学院教授は「南シナ海で米中の軍事的衝突の恐れが高まった時、最初に狙われるのは宇宙システム。米国の衛星が攻撃を受けたときに、同盟国と連携して被害を最小限にとどめ、リスクを分散し、機能を維持していけるのかを探るのが演習の狙い」と解説する。

偵察も無人機も 米軍は宇宙に依存

中露 妨害狙った開発進む

 宇宙を舞台に「米VS.中国・ロシア」という対決の構図が鮮明になりつつある。一方、人工衛星やロケット開発で生じた大量の宇宙ゴミは、各国共通のリスクだ。防衛省・自衛隊は、後者の解決をとば口に、宇宙への関わりを深めようとしている。

 「米国の防衛のためには、宇宙空間で存在感を示すだけではなく、支配しなければならない」。米国のトランプ大統領は今年6月、ホワイトハウスでの国家宇宙会議でこう述べ、「宇宙軍」の創設作業を始めるよう命じた。ペンス副大統領も8月、国防総省の演説で、中国とロシアを名指しして「敵対国が新たな兵器を宇宙空間に持ち込み、宇宙を『戦闘領域』にしている」と批判した。

 米国はなぜ、ここまで宇宙空間の安全保障にこだわるのか。

 冷戦期、米軍の宇宙利用は、偵察衛星を使って旧ソ連の軍縮状況を確認するなど「補完的な役割」にとどまっていたが、1991年の湾岸戦争で飛躍的に拡大した。「砂漠の嵐」作戦では、イラク軍への偵察、スカッドミサイルへの警戒、米本土と現地部隊との通信、気象観測、全地球測位システム(GPS)を使った部隊の位置の把握などのために60機を超える衛星が使われ、「最初の宇宙戦争」と称された。

 90年代末から2000年代にかけて、宇宙への依存は加速した。アフガニスタンでの対テロ戦から定着した無人航空機は、通信衛星を介して操縦されている。北朝鮮による弾道ミサイルの発射の兆候をつかむのは偵察衛星。発射を最初に覚知するのも早期警戒衛星だ。防衛研究所の福島康仁研究員は「もはや、宇宙システムなしに作戦が成立しないほど米国の宇宙依存は深まっている」と指摘する。

 依存が高まるほど、宇宙の活用を妨げられた際には「弱点」となる。中国、ロシアはそこに目を付けた。

 中国は07年、老朽化した自国の衛星を、地上から発射したミサイルで破壊する衛星攻撃兵器(ASAT)を念頭にした実験に成功。その後も、既存の弾道ミサイルの派生型とみられるASATの発射実験を繰り返している。直撃させるだけではない。他国の衛星に近づいてアームで捕獲して機能を奪う衛星攻撃衛星(キラー衛星)のほか、他国の衛星が送受信する電波を妨害したり、サイバー攻撃を仕掛けて誤作動させたりすることを狙った衛星の開発も進めている。福島氏は「中ロが米国の宇宙利用を妨害する能力を着々と整備しているのは明らか。数年以内に実戦配備される可能性もある」と指摘する。

宇宙ゴミ監視「自衛隊が米を補う」


地球の周りに漂う人工物体の数

 「宇宙」は、日本でもキーワードになっている。

 「宇宙空間など新たな領域の活用が死活的に重要になっている」。安倍晋三首相は今年1月の参院本会議で、防衛大綱見直しのポイントをこう指摘した。そして防衛省は今月20日、「宇宙領域における能力」が、大綱で優先すべき項目の一つであると政府の有識者会議に示した。

 自衛隊が発足して64年。2017年に初の通信衛星を打ち上げるまで自前の衛星の開発・運用は見送られてきたとはいえ、宇宙空間「ユーザー」としての歴史は長い。

 1970年代以降、情報収集、通信など幅広い分野で国内の商用衛星や他省庁の多目的衛星、米軍の軍事衛星や米企業の通信衛星などを活用し、GPSの利用などにつなげてきた。

 ではなぜ、改めて宇宙を「新領域」として重視するのか。大綱策定にかかわる政府関係者は「自衛隊は宇宙システムから恩恵を受ける一方で、宇宙空間の安定に積極的に関わってこなかった。しかし今後も宇宙を利用し続けるために、米軍などと連携して、宇宙監視を担う必要が出てきた」と話す。

 米軍は、北米大陸を中心に配備した地上レーダーや衛星などで、周回軌道上にある人工物体約1万8500個を監視し続けており、このうち約1万6600個は運用を終えた衛星やロケットの残骸などとされている。いわゆる宇宙ゴミだ。

 他国の衛星でも、宇宙ゴミと衝突する恐れがある場合、米軍は緊急通知してきた。だが単独での監視を続けるのは、予算面、技術面で限界に来ているとされる。

 そこで、日米協力の観点などから、宇宙状況監視(SSA)に日本も乗り出そうとしている。防衛省幹部は「自衛隊がSSAに本格的に取り組み始めるのには、米国にとって手薄な東アジア周辺の衛星監視網を補う意味合いがある」と打ち明ける。

 新たな大綱を先取りする形で、防衛省は2019年度の概算要求に、SSAのためのレーダー取得費用などとして268億円を計上。静止軌道帯を監視できるレーダーを海上自衛隊山陽受信所跡地(山口県山陽小野田市)に置き、23年度から運用を始める予定だ。

 23年度以降は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が監視レーダーや光学望遠鏡で集めた情報も防衛省に集約され、米軍と共有される計画だ。

 北海道大大学院の鈴木一人(かずと)教授は「宇宙空間の安定化は国際公共財。宇宙には日本の他の省庁や民間も関係している。大綱策定で問われているのは、防衛戦略として自衛隊が宇宙で何をどこまでやるのかを明確に示すことだ」と指摘する。(編集委員・土居貴輝)



























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/225.html

[政治・選挙・NHK254] 障がい者雇用問題 中央と地方の温度差/政界地獄耳(日刊スポーツ)
障がい者雇用問題 中央と地方の温度差/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201811260000121.html
2018年11月26日8時37分 日刊スポーツ


★中央省庁の33行政機関のうち8割に及ぶ27機関で、雇用している障がい者の人数を40年以上にわたって水増ししていたことが分かった。つまり我が国の障がい者政策など、事実上なかったといっても過言ではない。建前だけの偽善的政策だった。加えて、厚労省もその水増しに関わっていたことまでも発覚。救いようのない障がい者差別大国といえる。この政策の趣旨は、障がい者が雇用のチャンスを奪われないようにするための重要な政策であり、健常者と障がい者が役割分担しながら働き方を模索し、雇用を確保する政策だ。

★法定雇用率は、国や地方の行政機関の方が一般企業より高めに設定されている。法律の制度設計時には、高い意識を持つべきという啓蒙(けいもう)も含まれていただろう。行政が企業に課している水準すら満たしていなかったという、救いようのない体たらくを露呈させた。発覚後、当時の厚労相・加藤勝信は「こうした事態になったことは誠に遺憾であります。深くおわび申し上げます」と陳謝したが、その加藤は内閣改造で自民党三役に収まった。まともな神経なら謹慎したいと申し出るレベルの恥ずかしさだが、ご本人は「俺のせいではない」という気持ちなのだろうか。

★この問題では、中央官庁は大臣に陳謝させて幕引きとなったが、地方自治体の一部は、水増しが判明した38県のうち三重、愛媛、茨城、高知、長崎の5県が職員らの処分を決めている。また山形、千葉の2県は処分する方向で検討しているという。この現実を見ると、霞が関の政策がいかに机上の空論であるかが分かる。知事の方が、県民との距離の近さも感じる。そして何より、責任の所在を明確にして障がい者やその関係者にわび、2度と繰り返さないという不退転の決意を感じる。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/227.html

[政治・選挙・NHK254] ヘビのように執念深くて醜い臆病者の安倍晋三! 
ヘビのように執念深くて醜い臆病者の安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_209.html
2018/11/26 09:34 半歩前へ

▼ヘビのように執念深くて醜い臆病者の安倍晋三!

 これほど醜いことはない。安倍晋三はまれに見る小心者だ。自民党総裁選で勝つには勝ったが、肝心の地方票で石破茂に肉薄されたのをいまだに根に持って、石破と親しい議員をポストから排除し続けている。

 過去の首相は総裁選でどれほど激しくやり合っても選挙が終わればノーサイド。元のさやに納まったものだ。安倍にはそんな度量さえない。安倍と言う男はヘビのように執念深い。

 誠に「ケツの穴の小さな男」である。私の性格からして、一番嫌いなタイプの人間だ。こんな度量が狭くて、ゴミみたいな臆病者がのさばっていることを腹立たしく思う。

***********************

 国の安全保障政策にまで私情を挟むのか――。防衛関係者からは驚きの声が上がっている。

 今月、政府が年末に策定する新たな防衛計画の大綱(防衛大綱)に意見を反映させるための与党ワーキングチーム(WT)が発足。20日から議論を本格化させているが、ベテラン防衛族が政策決定のラインから外されているのだ。

  「防衛関係の重要なWTには、防衛相経験者が必ずメンバーに入っていました。ところが、第1回会合に中谷元元防衛相と浜田靖一元防衛相の姿はありませんでした。

 本来なら、ともに防衛族の重鎮であるどちらかが座長を務めるのが筋なのに、WTの座長に就いたのは10月の内閣改造まで防衛相だった小野寺五典氏でした。

 調べてみると、党の政策調査会が作成したメンバーリストには中谷氏と浜田氏の名前があったのに、官邸からの横やりで急きょ外すことになったようです。

 2人とも石破茂元幹事長に近いために外されたともっぱらで、あまりに大人げない。もちろん、ベテラン防衛族の石破氏自身もメンバーには入っていません。

 小野寺氏を座長に起用したのも安倍総理の肝いりです」(自民党ベテラン議員)次の5カ年計画は官邸の好き放題になる。米国からの武器調達計画が増大するのは確実だ。  (以上 日刊ゲンダイ)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/228.html

[経世済民129] ゴーン逮捕の副産物(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
ゴーン逮捕の副産物
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51759637.html
2018年11月26日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 今回のゴーン氏の逮捕劇ですが…容疑事実のなかに日産の不正検査の件が含まれていたのであれば少しは分かるのですが、漏れ伝わってくるのは、如何にゴーン氏がお金に汚いかというようなものばかり。

 しかし、そうした容疑も、ゴーン氏一人ではできないようなものばかり。

 ゴーン氏の姉とコンサル契約を結んで年間1千万円以上の報酬を支払っていたとか、娘の大学に日産が寄付したとか、という事実が暴露されていますが、そうしたことの殆どが日産の事務方の協力がないとできいと言っていいでしょう。

 有価証券報告書の虚偽記載も、ずっと以前から事務方も一体となって行っていたものと考えるべきで、何故ゴーン氏だけに罪をなすりつけるのか意味が分かりません。

 ゴーン氏がお金に汚いことがこれで分かったとしても、これほど大騒ぎするほどのことかと思ってしまうのです。

 まあ、罰金を支払えば許してもらえるようなことではないのでしょうか?

 何十億円も横領したというのであれば別ですが、日産という会社が了解したうえで虚偽記載をしただけである訳ですから。

 先日も書きましたが、このような世界的にも著名な経営者の逮捕を総理に報せずに行う筈がない、と。

 官邸は事前に逮捕を了解したと考えるべきでしょう。

 そして、了解が得られたから…或いは無言の指示が官邸からあったから東京地検も動かざるを得なかったと考えるべきではないでしょうか?

 森友事件や加計疑惑などでで、如何に検察と官邸が密接な関係にあるかが明らかになっている訳ですが、国会を騙しつづけて公文書の改ざんまで行ったのに検察は動かなかったのに、今回は極めて積極的だ、と。

 逆に、単なる不実記載程度に過ぎないのに、検察はいろいろ情報を流して印象操作をしている、と。

 いずれにしても、官邸は、検察とタッグマッチを組むことで如何様にでも世の中のことを操作できると考えたのかもしれませんが…しかし、官邸は大切なことに気が付いていなかったかもしれません。

 つまり、官邸は、日本の検察の取り調べの手法が時代遅れで人権を無視したものであることを知らなかった、と。

 ゴーン氏を逮捕し、ゴーン氏が自白しない場合には別の容疑で再逮捕して、さらに拘留を延長する手法が如何に国際的にみて時代遅れであることか、と。

 ですから、仮に逮捕されたものが外国人の大物である場合には、そうした取り調べの手法が厳しく批判される恐れがあることを知らなかった、と。

 日本の取り調べ手法が余りにも自白に頼り過ぎであり、また、可視化も相当に遅れているのですが、そうした欠点が今回の事件により明らかになり、フランス側が日本のそうした点を批判をすることになるのではないでしょうか?

 最後に一点付け加えておきますが…

 今回の件が、仮に国策捜査であろうとも、フランスが日産を乗っ取ろうとしたから日本側がそれに対抗しただけだ、つまり、日本の国益を守るためだとの考え方があろうかと思うのですが…

 西川社長をはじめとする日産のプロパーの幹部たちは、本当に国益のために動いたと考えるべきなのでしょうか?

 私は、そのようには思えません。

 だって、西川社長をはじめ、プロパーの幹部たちもゴーンのご機嫌取りに気を使ってばかりいたと言われているからです。

 ゴーン氏が多額の報酬等を得ていた点を暴露することで、如何にも貧しい労働者の味方であるかの如く振る舞っているようにも見える訳ですが、プロパーの幹部たちも、ゴーン氏と一緒になって、レイオフや工場閉鎖等をしてきた人物なのです。

 でしょう?

 彼らは、国益というよりも、日産が完全に経営統合されると自分たちの首が危うくなると考えたからそうしただけではないでしょうか?

 日産の取締役には、経済産業省OBもいますが、経営統合されるとそうしたこともしにくくなるかもしれない、と。

 国益とか正義とかいうのであれば、何故日産で不正検査など行われたのか、説明がつきません。
  


 ゴーン氏がお金に関して汚かったという事実があったとしても、今回の逮捕劇は不自然なことが多すぎると思う方、クリックをお願い致します。

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http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/616.html

[政治・選挙・NHK254] 真に逮捕されるべき人間は他にたくさんいる。(谷間の百合)
真に逮捕されるべき人間は他にたくさんいる。
https://taninoyuri.exblog.jp/29868518/
2018-11-26 10:31 谷間の百合


松井知事、吉村市長が凱旋気分で帰ってきました。

一部の大阪人が狂喜している映像がありましたが大方はそういう気持ちにはなれないのではないでしょうか。

或いは、東京とへの対抗心や沈滞ムードを突破してくれるかもという期待から歓迎する人もいるかもしれませんが。

わたしは大阪は(個人的希望も込めて)落選するだろうと予想していました。

ふと気になったのは、大阪は榊原元経団連会長などと数回パリへ誘致活動に行っていましたが、他の二国、ロシアとアゼルバイジャンはどのよう誘致活動をしていたのかということです。

松井知事は手ごわい相手だと言っていましたが、何を指してそう言っていたのでしょうか。

最初、名乗りを上げていたパリは早々と撤退しまました。

2016年の冬季オリンピックの候補だったカルガリーは市議会の全会一致で撤退が可決されました。

普通の国なら、予算を始めいろいろ考えるのですが、日本は何も考えません。

大阪も金欠らしいのですが、松井知事は「いいこと」をするのだから政府や経済界が当然支援するだろうと高をくくっているのでしょう。

オリンピック、万博と言えばだれも文句はないだろうと勝手に思い込んでいるのです。

それにしても、もしかしたら日本は「やらされている」のかもという疑念が頭をもたげるのはなぜなのでしょう。

世界は日本をなんと軽薄でお人好しの国だろうと思っているのような気がしてなりません。

何も考えず、世界に日本の国力を見せつけてやりたい、日本はお金持ちの国だということを見せびらかしたいという本音が垣間見えるのですが、そういうのを田舎者根性、独りよがりというのです。

わたしはその後進性や精神の未熟さがやり切れません。





東京オリンピック(ほうんとうにできるのでしょうか)というお祭りのあとの虚無感、寂寥感と経済の落ち込みが鮮明に想像されます。

その後の大阪万博など本来なら考えられないのです。

その時まで日本が今の日本でいられるのかのかという段階にきているからです。

オリンピックや万博は、その先に訪れるであろうカタストロフィのための最後のお祭りなのかもしれません。

最後の日まで国民には「サーカス」を見せておこうという算段なのでしょう。

テレビで、ゴーンさんの逮捕は結果ではなく何かの始まりなのかもしれないと言っていた人がいましたが、わたしが最初に感じたのもそれでした。

また、東京地検特捜部は独立した機関だから外部からの関与や指示はないと断言しているおめでたい人もいました。

真に逮捕されるべきはゴーンさんではありませんでした。

仮に不正が事実があったとしても、数十億、数百億の単位でしょうが、国を丸ごと売っている人間は放置ですか。

売るだけならまだしも、戦争を企んでいるような人間です。

総理はすること為すことすべてが行き詰まって、あとは戦争しかないところまで追い込まれているのではありませんか。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/229.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍政権と兵器産業の癒着が垣間見える「1.3%」!  
安倍政権と兵器産業の癒着が垣間見える「1.3%」!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_210.html
2018/11/26 13:07 半歩前へ

▼安倍政権と兵器産業の癒着が垣間見える「1.3%」!

 政府は防衛費について、北大西洋条約機構(NATO)の算定基準を導入し、平成35年度までに対GDP(国内総生産)比1.3%に増額する検討に入った。

 装備調達の純増分などに加え、これまで防衛費に組み込んでこなかった関連経費を合算して実現する。

 また、F35B最新鋭ステルス戦闘機と多用途運用母艦を導入する方針も固めた。年末に策定する新たな「防衛計画の大綱」に明記する。複数の政府関係者が25日、明らかにした。  (以上 産経)

***********************

 今回はNATO比較を持ち出した。次は中国比較を主張するのではないか。庶民の暮らしへの対策を削って軍事にばかりカネをつぎ込む安倍晋三は、まぎれもない軍国主義者だ。満州を征服した忌まわしい岸信介の血が全身にみなぎっている。

 国防費の対GDP比1%は国是として歴代内閣が守ってきたものだ。際限なく春が露ことの内容に歯止めをかけたのである。

 その「聖域」を一気に打ち破ろうとする安倍は常人ではない。彼の背後で糸を引いているのは三菱重工やIHI、川崎重工などの情工業業界だ。またの名を兵器産業と呼ぶ。

 人口減で国内市場が縮小する中、設備投資もこれまでのようにはいかない。企業存続ためにも兵器開発と増産が必要と安倍政府の尻をたたいた。

 要請に応えて安倍晋三は「武器輸出禁止の三原則」を撤廃。兵器輸出に道を開いた。軍拡競争は兵器産業を潤すだけで私たちには何の益もない。

 1%から1.3%と聞くとほんのわずかに見えるが日本のGDPは550兆円を超えている。0.3%がどれほど莫大なカネか分かるというものだ。

 なぜ、いま、軍拡が必要なのか?安倍政権と兵器産業の癒着が垣間見えてくる。































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/230.html

[政治・選挙・NHK254] 日本を守らず日本を利用するだけの米国(植草一秀の『知られざる真実』)
日本を守らず日本を利用するだけの米国
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c41e.html
2018年11月26日 植草一秀の『知られざる真実』


衝撃的な著書を次々に放たれている矢部宏治氏が新著

『知ってはいけない2』(講談社現代新書)
https://amzn.to/2DV75OU

を出版された。矢部氏の前作

『知ってはいけない−隠された日本支配の構造−』
(講談社現代新書)
https://goo.gl/2ReERP

について、昨年12月31日付けブログ記事

「2018年読み初めにお勧めの三名著」
https://bit.ly/2Qgdt8V

に、次のように紹介させていただいた。



「日本は米国の隷属国である。単なる観念論ではなく、驚くべき事実がこのことを明らかにする。米国はいかなる根拠を用いて日本を支配しているのか。矢部宏治氏が明らかにする「知られざる真実」に驚愕しない主権者は存在しないはずだ。」

日本のメディアは、尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲にあることを米国高官が認めるたびに大ニュースとして扱うが、まったく無意味な行動である。

日米安保条約第5条の条文は以下のものである。

第5条 各締約国は日本国の施政のもとにある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する

日米安保条約はこの条約の適用範囲について、

「日本国の施政のもとにある領域」

としている。

尖閣諸島は沖縄返還の際に、「施政権」が日本に引き渡された。

したがって、尖閣諸島は「日本国の施政のもとにある領域」である。

したがって、米国の高官が何も言わなくても、尖閣諸島は日米安保条約の適用範囲なのである。

それにもかかわらず、日本のメディアは、「米国高官が、尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であることを認めた」と騒ぎ立てる。

2014年4月にオバマ大統領が訪日したときも、日本のメディア、とりわけ読売新聞が大々的にこのことを取り上げた。

日米首脳会談の成果が何もなかったから、演出としてこのことを大ニュースにしたのだと思われる。

しかし、尖閣諸島が日米安保条約の適用範囲であることは、過去に何度も確認されているのだ。

重要なことは、尖閣諸島の領有権について米国がどのような立場を取ってきたのかということ、そして、尖閣有事の際に、米国がどのような行動を取ることを義務づけられているかなのである。

この点について、モンデール駐日大使が重要な発言を示している。

1996年9月15日付のニューヨークタイムズ紙がモンデール駐日大使の言葉を報じている。

モンデール大使は、

「米国は尖閣諸島の領有問題に、いずれの側にもつかない」、

「米軍は日米安保条約によって介入を強制されるものではない」

と発言しているのだ。

また、2004年3月24日に、エレリ国務省副報道官は、

「尖閣の主権は係争中である。米国は最終的な主権問題に立場を取らない」

と述べ、オバマ大統領も、2014年訪日に際しての共同記者会見で尖閣領有権問題について、領有権問題については日本側にも中国側にもつかないことを明言している。

日本が主張している尖閣諸島の領有権について、米国は、日本側にも中国側にもついていないのだ。

そして、尖閣有事の際に米軍の介入は強制されないことを明言しているのだ。

安保条約の第5条をよく見れば、尖閣有事に際して、米国が具体的に何をしなければならないのかはまったく不明なのだ。

「確定約国は、(中略)、自国の憲法上の規定及び手続きに従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する」

としか書かれていない。

現実の日米同盟とは、米国が日本に「核の傘を提供する」代わりに、

日本が「国土の軍事利用権」と「自国軍隊(自衛隊)の指揮権」を米国に献上し、さらに、「巨額の兵器購入」費を米国の命令に従って上納すること、でしかない。

矢部氏は、日米密約の存在を明らかにした上で、日米行政協定第24条が、日米安保条約の第4条と第5条の二つの条文によって再現され、実体上は旧安保条約と新安保条約は同一の効力を持つものであることを明らかにしている。

矢部氏は、日本が現行法体系の下で軍事主権を奪われていることを明らかにしているのだ。




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/236.html

[国際24] 石油支配を巡るイエメン人大虐殺(マスコミに載らない海外記事)
石油支配を巡るイエメン人大虐殺
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-4c5b.html
2018年11月26日 マスコミに載らない海外記事


2018年11月20日
F・ウィリアム・イングドール

 2015年に始まったイエメン共和国で継続中の戦争、事実上の大虐殺の最も激しい段階は、ごく最近まで欧米主流のメディアに、ほとんど無視されてきた。スンニ派のワッハーブ主義サウジアラビアにより、表向き、シーア派信徒フーシ派に対する、アメリカに後援されたサウジアラビアの戦争の基本的な戦争原因も同様に無視されてきた。一世紀以上前に、ペルシャ湾でイギリスが最初に豊富な石油発見して以来、ほとんどあらゆる戦争と不安定化と同様、イエメン戦争は、まさに石油、実にたくさんの石油の支配が狙いだ。

 イエメンは、スエズ運河とインド洋を経由し、地中海につながる紅海のきわめて重要な連結点で、戦略上重要な地政学地域だ。そこにあるアフリカの角のジブチから、わずか29キロの距離にある世界で最も戦略的な石油輸送難所の一つ、バブ・エル・マンデブ海峡という狭い航路が、アメリカ・エネルギー省の石油輸送難所の一つになっている。アメリカ・エネルギー省によれば、中国向け石油を含め、両方向に毎日推計470万バレルの石油が、バブ・エル・マンデブ海峡を通過している。

 2015年3月、一般的にフセイン・バドルッディーン・フーシにちなむ名で知られているイスラム教ザイード派集団フーシ派との間で、新しい内戦がイエメンで始まった。ザイード派は、サウジアラビアのワッハーブ主義にとって受け入れがたい、女性の平等を好む伝統的に穏健なグループだ。ザイード派は1962年まで、1,000年以上イエメンを支配していた。

 フーシ派運動は、2011年末、大いに腐敗したアリ・アブドラ・サレハ・イエメン大統領追放を強いた。サレハの副大統領アブド・ラッボ・マンスール・ハーディーが彼の後任となった。当時サレハ、ハーディ両人ともサウジアラビアの影響力を受けた代理大統領だった。

 彼の代表権限権の期限が切れた後、ハーディーが退任を拒否して、事態は変わり始めた。燃料価格への助成金を削減するという彼の決定と、合意した改革の拒否で、2015年早くにフーシ派の動きにより、彼は逮捕されるに至った。2015年3月25日、彼はサウジアラビアへの亡命に成功し、同日、ムハンマド・ビン・サルマーン防衛大臣がイエメンとフーシ派に対して現在も継続中の爆撃戦争の開始を命令した。

 2015年の終わりまでに、ビン・サルマン王子と、彼の連合は、奇妙な名前の決定的な嵐作戦(デザート・ストームを思い出す)で、イエメン一般市民に残虐行為を与えていた。サウジアラビアが率いる6カ月の容赦ない爆撃で、国連はイエメンを最もレベルが高い「レベル3」の緊急事態だと宣言した。爆撃が重要な民生インフラを破壊し、医療施設とサウジアラビアは国際法に違反し、推定2000万人のイエメン人が緊急に必要とした食物や水や医療の支援物資を封鎖した。約2,500,000人のイエメン人が家を追われた。飢饉とコレラは蔓延している。 要するに、大量虐殺だ。

チェイニーの石油戦争

 サウジアラビア率いる湾岸諸国連合により進行中のイエメン戦争の根源は、2001年9月11日の余波とブッシュ-チェイニー政権の、いわゆる対テロ戦争公表でまでさかのぼる。

 2003年のイラク侵略は石油が狙いだった。ポール・ウォルフォウィッツを含め、当時数人のアメリカ当局者がこう認めていた。1998年「石油があるところに行かねばならない。私はあまりそれ[政治的不安定さ]については考えない」とチェイニーは、まだ世界最大の石油サービス企業ハリバートンCEOだった頃、テキサス石油関係業者の会合で述べた。良く知られているようにウェスリー・クラーク大将が数年後にそれを報告した通り、「5年で7つの国を破壊する」ドナルド・ラムズフェルド国防長官のアメリカ軍事行動を、ブッシュ・ジュニアの副大統領として、チェイニーが設計したあらゆる形跡がある。それらの7カ国全てが、中国、EU、そして世界経済にとって、中東石油の巨大な流れの支配に戦略的なものだ。

 2004年、チェイニー-ブッシュが当時のサレハ大統領を支援するためイエメンにまで「対テロ戦争」を広げた当時、サウジアラビアによるイエメン支配は疑う余地がなかった。サレハが、ザイド派宗教指導者フセイン・バドルッディーン・フーシを逮捕しようとした後に始まったフーシ派少数派による蜂起に反対して、アメリカとイギリスの軍隊はサレハを支持した。

 2015年までに、アメリカ代理戦争は変化し、国防総省とオバマ政権はイエメンに対するサウジアラビアの全面的な壊滅的軍事攻撃を密かに支持した。

 イエメンに対するアメリカあるいはサウジアラビアの興味は何だろう? 石油支配は短期的な答えだが、多分いつもの意味でではあるまい。

 2005年11月、イエメン共和国はアメリカのハント石油会社とエクソンモービルから、その石油堆積盆地マリブ-ジャウフ・ブロックを没収した。それは決定的大変革をもたらすものではなく、いらだちの種だった。戦争が新しい形態をとったのは、2014年、サウジアラビアに支援されるハーディ大統領に反対するフーシ派反乱が勝利した時だ。2015年3月までに、サヌアとイエメン政府を占領し、アデンへ進軍した際、フーシ派に率いられた最高革命委員会は、ハディを打ち倒すための総動員を宣言した。

未発見資源の可能性

 イエメン、特に特に、今フーシ派の支配下にある地域を、誰が掌握しているかについて、二つの戦略上の側面がある。一つは、上述のアフリカの角、バブ・エル・マンデブ海峡を通過する石油の流れの地政学的支配だ。もう一つは、イエメン自身の主に未開発石油資源の支配だ。

 2002年、米国地質調査局(USGS)による公開報告が「周知の埋蔵量に、未発見の可能性を加えると、マドビ・アムラン / キシン広域石油システム全体の石油埋蔵量は、石油資源の可能性として、イエメンは、アメリカを除くと51番目となる9.8(10億バーレル原油換算BBOEに増える」と結論した。

 100億バレルの原油は、2660億バレルの石油埋蔵量があるサウジアラビアと比較して莫大には思われないかもしれない。だがここで、1988年CIA報告が興味深い。大幅に編集されて、機密指定から外された報告書「南イエメンの石油資源:富のキメラ」には、イエメンとサウジアラビア間の帰属問題で係争中の広い境界における石油埋蔵の可能性について、謎のようなメモがある。冷戦時代、CIAは北イエメンと南イエメンとの間で帰属問題で係争中の境界中立地帯だったところに沿った石油とガス埋蔵を指摘している。

 テキサスのハント石油会社は1982年からアリフ油田におり、1984年そこで石油を発見した。アリフ油田はサウジアラビアとイエメンの間の不確定境界近く、フーシ派により管轄されるイエメン北部にある。ほぼ20年前、筆者はピーク・オイルと石油地政学の考えについて話し合うため、アメリカ政府と関係する人物とインタビューする機会があった。当時、話し合っていた人物は、サウジアラビアとイエメンの間の不確定な不毛の地には、公開されないアメリカ空撮影像と地球物理調査によれば、サウジアラビアを超える石油埋蔵の可能性があること自発的に語ってくれた。

 その陳述が正確だったかどうか独自に確認するのは不可能だ。明確なのは、イエメンとソマリアを含め、ペルシャ湾と紅海に囲まれた地域が、我々の惑星で、炭化水素発見の必要条件である、最も構造学的に活動的な地域の一つであることだ。イエメンにおける莫大な石油とガス埋蔵の存在は、フーシ派からイエメン支配を奪還するサウジアラビアの残忍な取り組みを国防総省がなぜ積極的に支持したかについて多くを説明するだろう。

 それは、いかなる、ワッハーブ主義スンニ派とシーア派信徒の対立にも、ほとんど関係がない。むしろ、それは世界エネルギーの戦略的支配に関係があるのだ。サレハかハーディかにかかわらず、サナアがサウジアラビアの代理人に支配されている限り、それはワシントンにとって、第二の優先事項だった。たとえイエメン政府がアメリカ会社石油不動産を没収していたとしても、石油は「安全だった」。 決然と独立したフーシ派ザイド派勢力が、イエメン、あるいは主要部分を支配した途端、熱心なサウジアラビアの新皇太子ムハンマド・ビン・サルマン防衛大臣に戦争を開始する正式許可を与えるのに十分なほど脅迫が重大になった。フーシ派が支配するイエメンが、ロシアあるいは中国石油会社の子分になり、本格的な潜在埋蔵探査が始まる可能性があったのだ。これにフーシ派がイランとも友好関係にあるという事実と相まって、オバマ政権内で赤信号が点灯したのは明らかだ。

 サウジアラビア率いる「自由を愛する」スンニ派軍隊に対するイラン率いる「帝国主義者」の戦争だとサルマンが主張したのは驚くべきことではない。今、中国がイエメン真向かいのジブチで、アフリカ最大のアメリカ恒久軍事基地ルモニエの隣に最初の海外軍事基地を保有している。前の植民地宗主国フランスも同様にそこにいる。イエメンには、我々が聞かされているより遥かに多くの問題があるのだ。

 F. William Engdahlは戦略リスク・コンサルタント、講師で、プリンストン大学の学位を持っており、石油と地政学に関するベストセラー本の著書。オンライン誌“New Eastern Outlook”への独占寄稿。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2018/11/20/yemen-genocide-about-oil-control/

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/622.html

[国際24] 世にも奇妙なホワイトハウス公式文書(ニューズウィーク)
世にも奇妙なホワイトハウス公式文書
https://www.newsweekjapan.jp/suzuki/2018/11/post-15.php
2018年11月26日(月)15時55分 ニューズウィーク



Eric Thayer-REUTERS


<サウジアラビアのジャーナリスト、ハーショグジー氏殺害にムハンマド皇太子が関与していると疑われる中でトランプ大統領が出した声明は公式文書として極めて奇怪なものだ。その内容を読み解いてみる>

中間選挙以降、これまで以上に奇怪な言動が目立つようになったトランプ大統領だが、サウジの著名ジャーナリストであるハーショグジー氏(日本のメディアでは「カショギ氏」と表記されることが多い)の殺害に関して、サウジのムハンマド皇太子が関与していると疑われる中で、トランプ大統領が皇太子を擁護する議論は、中でも奇怪なものである。

しかも、その議論がホワイトハウスの公式文書として発表され、後世に残る文書となっているのはなんとも奇妙なものである。日本の報道では、その奇妙さがあまりハイライトされず、皇太子の関与について「明言しなかった」という形で報じられることが多かった(NHK、時事通信)。ここではツッコミどころ満載のホワイトハウス文書に逐一ツッコミを入れてみたい。

■冒頭から暴走気味

このホワイトハウスの公式文書を開いた瞬間、その奇妙さが目に飛び込んでくる。まずはこの画像から見て欲しい。



文書のタイトルは「サウジアラビアを支持するドナルド・J・トランプ大統領の声明」という文書であり、「明言しない」どころか、明白に立場を示すタイトルになっており、ハーショグジー氏殺害を巡って国際世論がサウジ批判を強めている中で「サウジを支持する」と立場を鮮明にするリスクなど全く考慮しない、サウジにおもねるタイトルをいきなり出してくる。

しかも、さらに奇妙なのは「サウジを支持する」と言いながら、最初に何の脈略もなく「America First!」とエクスラメ−ションマークをつけた一言を入れている点である。サウジにおもねることがアメリカ第一とどう関係するのかもよくわからない。そして追いかけるように「世界はとても危険な場所である!」とまたエクスラメ−ションマークをつけた文章で、何がどう危険なのか、何を言いたいのかよくわからない文章が続く。公式文書でエクスクラメーションマークをつけること自体が伝統的な公式文書の作法から言っても異様であり、このようなスローガンだけを投げつけるような書き方は公式文書でなくとも奇妙である。入り口から暴走気味の文書で、その先を読んでいくのが怖くなる。

■いきなりイラン

サウジを支持するという文書であるという位置づけのこの声明だが、「世界はとても危険な場所である!」という文章の次に始まるパラグラフでは以下のように進む。


The country of Iran, as an example, is responsible for a bloody proxy war against Saudi Arabia in Yemen, trying to destabilize Iraq's fragile attempt at democracy, supporting the terror group Hezbollah in Lebanon, propping up dictator Bashar Assad in Syria (who has killed millions of his own citizens), and much more. Likewise, the Iranians have killed many Americans and other innocent people throughout the Middle East. Iran states openly, and with great force, "Death to America!" and "Death to Israel!" Iran is considered "the world's leading sponsor of terror."

(一つの例として、イランはイエメンにおけるサウジアラビアに対する血塗られた代理戦争に責任があり、イラクの脆弱な民主主義への挑戦を不安定化させ、レバノンのテログループであるヒズボラを支援し、シリアの独裁者であるバシャール・アサド(数百万の自国民を殺害している)を支えている、などなど。同様にイラン人は中東全域で多くの米国人や無辜の人々を殺害している。イランは、強い勢いで「アメリカに死を!」「イスラエルに死を!」と叫んでいる。イランは「世界的な主導的テロ支援国家」と考えられる)


サウジの話をするはずなのに、いきなりイランを批判するだけの文章となっており、改めてトランプ政権のイランに対する見解が述べられている。サウジとイランは対立関係にあり、イランがひどい国家だからサウジを支持するという議論なのだろうと想像することは出来るが、それにしても、タイトルと関係ないイランの話から入ってくるあたりに、この声明が、サウジの説明を信じて、ハーショグジー氏殺害にムハンマド皇太子が関与しているかどうかよりも、イランに対抗するサウジとの関係を維持することが重要なのだという議論であることを強く示唆する文章となっている。

なお、イエメン内戦にイランがどの程度責任を持っているのかについては議論が残る。元々は「アラブの春」の影響を受けた権力闘争が内戦の引き金であり、その背景には1990年にそれまで南北に分かれていた二つの国家が統合して成立するという構造的な対立関係もあり、これらのプロセスにイランはほとんどかかわっていない。内戦の一方の当事者であるフーシ派に軍事的支援をしているのは確かだが、シリアにおける内戦介入とは異なり、イランは武器輸出などでの支援はしているが、フーシ派を支援するためにイランの部隊(革命防衛隊クッズ部隊など)を送ってはいない。他方、フーシ派の台頭を恐れるサウジはUAEなどと合同軍を編成して3年以上空爆を継続するなど、直接介入を行っている。

■フェイクな事実に基づくサウジ支援

第二パラグラフでは一般に知られている事実とは異なる事実(Alternative Factsと呼ぶべきものだろう)に基づいてサウジを擁護している。


On the other hand, Saudi Arabia would gladly withdraw from Yemen if the Iranians would agree to leave. They would immediately provide desperately needed humanitarian assistance. Additionally, Saudi Arabia has agreed to spend billions of dollars in leading the fight against Radical Islamic Terrorism.

(他方、サウジアラビアはイランがイエメンから撤退するなら喜んでイエメンから撤退するだろう。サウジはイエメンが渇望する人道的援助を即座に提供するだろう。加えて、サウジアラビアは過激なイスラム主義テロリズムと戦うための数十億ドルの資金を提供することに合意している)


イエメン内戦からイランが撤退すると言っても、そもそもイランの部隊はイエメンに展開していない以上、何を撤退させるのか、という点が明らかではない。しかも、サウジと対立するフーシ派は国連主導の和平交渉に参加する意図を示し、サウジのサルマン国王もイエメンの和平を望むという発言がなされた直後にサウジはフーシ派の拠点を空爆し、イエメン内戦への介入を主導するサウジの国防大臣も兼務するムハンマド皇太子は国王の意図を無視して和平交渉を認めないという姿勢を示している。

イエメンは現在の世界でも最も危機的な人道問題を抱えている。国連の報告では85000人の子供達が飢餓に直面しており、医薬品の不足からコレラが一時期蔓延したこともある。これらは人道支援物資の供給の拠点となるホデイダ港などが激しい戦場になっていることがあり、人道支援物資を陸揚げすることが事実上困難になっているからである。そのためにも一時的な和平が必要なのであるが、サウジはそれに応じる姿勢は見せていない。

このように、ホワイトハウスの公式文書に書かれている内容は、およそ事実に基づいたものとは言い難い。

■サウジの国防費を超える契約

トランプ大統領のサウジ支持の根幹にはサウジによる武器調達契約があるが、この公式文書の第三パラグラフでも隠すことなくそれが語られている。


After my heavily negotiated trip to Saudi Arabia last year, the Kingdom agreed to spend and invest $450 billion in the United States. This is a record amount of money. It will create hundreds of thousands of jobs, tremendous economic development, and much additional wealth for the United States. Of the $450 billion, $110 billion will be spent on the purchase of military equipment from Boeing, Lockheed Martin, Raytheon and many other great U.S. defense contractors. If we foolishly cancel these contracts, Russia and China would be the enormous beneficiaries - and very happy to acquire all of this newfound business. It would be a wonderful gift to them directly from the United States!

(昨年の私のサウジアラビアへの交渉では、サウジは4500億ドルを支払い、投資することに合意している。これは記録的な額だ。これはアメリカに数十万の雇用を生み、素晴らしい経済成長を可能にし、更なる富をもたらす。この4500億ドルのうち、1100億ドルはボーイング、ロッキード・マーチン、レイセオンや他の偉大なアメリカの防衛企業からの軍事装備品の調達に使われる。もし我々がこれらの契約を愚かにも解除すれば、ロシアや中国が大きく恩恵を受けるだろう。そして彼らはそれを元に新たなビジネス基盤を獲得するだろう。アメリカから直接素晴らしい贈り物を贈ることになる!)


サウジからアメリカに投資される金額に関して、トランプ大統領はしばしば異なる数字を口にすることがあるが、さすがに公式文書である以上、間違った数字は書かないだろうと考えたいところだが、トランプ政権の公式文書に書かれている内容は、トランプ大統領の口から出てくる言葉と同様に信用が出来ない。とりわけここでは"my heavily negotiated trip"と一人称で書かれていることからもわかるように、公式文書とはいえ、トランプ大統領の個人的な書き物になっており、大統領自身が筆を執った可能性が高い。

仮にこの数字が正しいとして、1100億ドルが軍事装備品に使われると言うが、この数字はサウジの国防予算を遙かに上回る数字である。ストックホルム平和研究所(SIPRI)は2017年の国防予算を694億ドルとみている。1100億ドルが複数年にわたって支払われるものであることは間違いないが、イエメン内戦に介入する費用も含まれる国防予算の中でこれだけの支出をするのは並大抵のことではない。果たしてこの数字が本当にサウジがコミットする金額なのかどうか、疑問は残る。

■シュレディンガーのムハンマド皇太子

第五パラグラフでは盛んにメディアで報じられて有名になった一文がある。


Representatives of Saudi Arabia say that Jamal Khashoggi was an "enemy of the state" and a member of the Muslim Brotherhood, but my decision is in no way based on that - this is an unacceptable and horrible crime. King Salman and Crown Prince Mohammad bin Salman vigorously deny any knowledge of the planning or execution of the murder of Mr. Khashoggi. Our intelligence agencies continue to assess all information, but it could very well be that the Crown Prince had knowledge of this tragic event - maybe he did and maybe he didn't!

(サウジアラビアの代表は、ジャマール・ハーショグジーは「国家の敵」であり、(テロ集団とサウジが見なしている)ムスリム同胞団のメンバーであると言うが、私の判断はそれらに基づいたものではない。これは受け入れがたい、ひどい犯罪だ。サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子はハーショグジー氏の殺害に関する計画や実行に関して知らなかったと強く否定している。我々のインテリジェンス機関は全ての情報の分析を継続しているが、皇太子はこのひどい事件に関して知っていたという結論になるかもしれない、知っていたかもしれないし、知らなかったかもしれない!)


ムハンマド皇太子の関与は大きな争点になっており、CIAは既に皇太子は殺害を指示したとの結論を出したと報じられているが、トランプ大統領はインテリジェンス機関の判断を知らされているにもかかわらず、皇太子の関与をどちらとも明言しなかった。いや、むしろ関与していたこととしていなかったことが同時に存在しうるような表現を使っている。物理の世界でよく知られている「シュレディンガーの猫(猫が生きている状態と死んでいる状態が同時に存在しうるという思考実験)」を彷彿とさせるような表現である。

■それでもサウジと共にあるアメリカ

国際的な注目を集めるハーショグジー氏殺害事件だが、そこにムハンマド皇太子が関与したかどうかなど関係ないと一蹴する第六パラグラフ。


That being said, we may never know all of the facts surrounding the murder of Mr. Jamal Khashoggi. In any case, our relationship is with the Kingdom of Saudi Arabia. They have been a great ally in our very important fight against Iran. The United States intends to remain a steadfast partner of Saudi Arabia to ensure the interests of our country, Israel and all other partners in the region. It is our paramount goal to fully eliminate the threat of terrorism throughout the world!

(そうはいえど、ハーショグジー氏殺害に関する全ての事実を知りうることは出来ない。何にせよ、我々の関係はサウジアラビア王国と共にある。サウジは我々のイランとの大変重要な戦いの偉大な同盟国である。アメリカは我々やイスラエルや地域のパートナーの国益を守るためにもサウジアラビアの不動のパートナーであり続ける意思を持つ。世界中のテロの脅威を完全になくすことが我々の最上のゴールである。)


イランとの「戦い」と、既にマインドの上ではイランとの戦争を始めているトランプ大統領だが、その「戦い」のためにはサウジとの同盟を維持することが重要であると改めて強調している(なお、アメリカとサウジの間には相互安全保障を定めた条約などはない)。さらに、アメリカだけでなく、イスラエルの国益のためにもサウジとの同盟関係が必要であるという主張をしている。

しかし、イエメンに介入してから3年以上も経つのに、一向に軍事的な勝利を得ることがなく、相当な戦費をかけ、アメリカの支援を受けているのにフーシ派との戦いに決着をつけることが出来ないサウジが、果たしてイランとの「戦い」でどのような役割を果たすのかは興味深いところである。トランプ大統領はサウジの軍事力をどのように評価しているのかは不明だが、アメリカの最新鋭の武器を揃えても、それが自動的に軍事的な力になっていないという点は留意しておきたい点である。

■アメリカ第一のためのサウジとの同盟

最後の第七パラグラフでは、国内の共和党も含むムハンマド皇太子への批判勢力(とりわけ共和党のグラハム上院議員など)へのメッセージで締めくくり、アメリカ第一主義とサウジとの同盟の重要性が説かれている。


I understand there are members of Congress who, for political or other reasons, would like to go in a different direction - and they are free to do so. I will consider whatever ideas are presented to me, but only if they are consistent with the absolute security and safety of America. After the United States, Saudi Arabia is the largest oil producing nation in the world. They have worked closely with us and have been very responsive to my requests to keeping oil prices at reasonable levels - so important for the world. As President of the United States I intend to ensure that, in a very dangerous world, America is pursuing its national interests and vigorously contesting countries that wish to do us harm. Very simply it is called America First!

(政治的な動機ないしは他の理由で議員の中に異なる主張をする人たちがいることを私は理解している。彼らがそうするのは自由である。彼らが示すいかなるアイディアも、アメリカの完全なる安全と安全保障と矛盾しない限りにおいて考慮する。アメリカに次いでサウジは世界でも最大の産油国である。彼らは我々と緊密に協調し、原油価格を合理的なレベルに抑えて欲しいという私の要求に非常に積極的に対応している。これは世界にとってとても重要だ。アメリカ大統領として、このとても危険な世界において、アメリカが国益を追求し、我々に害をなそうとする敵対国家と強く対抗することを推し進める。簡単に言えば、これがアメリカ・ファーストだ!)


このパラグラフでは、サウジはイランに対抗し、原油価格を下げる努力をしてくれる国でもあり、それは世界のため(実質はアメリカのため、しかもトランプ支持者のため)になることをしてくれる国である、ゆえにサウジとの関係はアメリカ第一主義なのだ、という論理が展開されている。それはアメリカの価値や道徳を優先するという意味ではなく、アメリカの利益を優先するアメリカ第一主義である。

つまり、気に入らないジャーナリストを殺害するのは、アメリカが掲げる報道の自由や言論の自由といった価値に反すると考え、サウジを批判するグラハム上院議員のような人に対し、アメリカの利益のために報道の自由などはたいした問題ではないというのが、このホワイトハウスの公式文書の主旨である。言い換えれば、アメリカの役に立つことであれば、ジャーナリストを殺害するのも問題ないと言わんばかりの議論である。すでにトランプ大統領はこうした価値や正義よりも利益を優先するという姿勢は何度も見せてきたが、それが赤裸々に公式文書で語られるということに相当な違和感がある。

■結局道具扱いのサウジアラビア

この文書を通して読んでみて気がつくのは、アメリカがサウジを守るために努力をするという話を一切していないことである。サウジはイランの脅威を強く感じており、とりわけムハンマド皇太子はイランを最大の脅威とみているのだが、そのムハンマド皇太子に安心を供与するということを目的としているというニュアンスはほとんど感じられない。

むしろ、このパラグラフの表現からにじみ出てくるのはアメリカはイスラエルのためにイランと戦っており、そのための手段としてサウジが必要と感じている、ということである。つまり、トランプ大統領にとっては、ムハンマド皇太子が殺害に関与したかどうか、イランから脅威を抑えることで安心するかどうかには関心がなく、あくまでもアメリカとイスラエルのために役に立つからサウジと同盟を組んでいるということになっている。

果たしてトランプ大統領の頭の中では、日本はイスラエルのような、真に守らなければいけない国家に見えているのか、それともサウジのように都合の良い道具のような国家に見えているのか、トランプ時代の日米同盟を考える上で避けては通れない問いなのかもしれない。




http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/623.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍政権のもとでは日米地位協定の改定はできない理由  天木直人 

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安倍政権のもとでは日米地位協定の改定はできない理由
http://kenpo9.com/archives/4465
2018-11-26 天木直人のブログ


 きのう11月25日の朝日新聞が噴飯物の記事を掲載した。

発がん性が疑われている有機フッ素化合物が高濃度で検出されたと。

 沖縄県は米軍基地内に汚染源があるとみて立ち入り検査を求めている
が、日米地位協定によって基地の管理権は米側にあるため、米軍は沖縄
県の申し入れに応じず、原因は不明のままになっていると。

 とんでもないことだ。

 今度こそ、日米地位協定の改定交渉をいますぐ始めなくてはいけない。

 石破議員でさえ、自民党総裁選の公約として日米地位協定の改正を掲
げた。

 全国知事会も日米地位協定の抜本的改正を議決した。

 いまでは多くの専門家が日米地位協定の改正の必要性を口にするよ
になった。

 ところが安倍政権はまったく動こうとしない。

 その理由は一体何だろう。

 そう思っていたら、きのう25日の私の勉強会で講師として参加し
た前泊博盛沖縄国際大学教授が皆の前で教えてくれた。

 かつて河野太郎議員や守屋毅議員ら自民党の議員団が日米地位協定
の改正案を携えて訪米したことがあった。

 しかし米側に一蹴され、しっぽを巻いて帰ってきたことがあったと。

 その二人が、いまや安倍首相によって外務大臣と防衛大臣に任命さ
れた。

 これでは日米地位協定の改定は無理だ。

 改定交渉どころか、その前に交渉することをあきらめているに違い
ない(了)



水質汚染調査、米軍拒む 地位協定が壁、沖縄県は基地入れず 川から発がん性疑い物質
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181125-00000002-asahik-soci
朝日新聞デジタル 11/25(日) 5:30配信 有料


米軍嘉手納基地周辺を流れる比謝川=16日午後3時13分、沖縄県沖縄市、伊藤和行撮影



 沖縄県の米軍基地周辺の河川や浄水場など計15地点で、発がん性が疑われている有機フッ素化合物が高濃度で検出された。県は基地内に汚染源があるとみて立ち入り調査を求めているが、米軍は応じず、原因は不明のままだ。基地の管理権は米側にあると定めた日米地位協定が壁になっている。

 化合物は、ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)や、似た構造のペルフルオロオクタン酸(PFOA)。このうちPFOSは、国内では2010年から半導体製造などの用途を除いて輸入や製造、使用が制限され、今年4月以降は原則禁止となった。国内での水道水の水質基準はないが、米国環境保護局は16年、PFOSとPFOAの合計で1リットルあたり70ナノグラム(ナノは10億分の1)と設定。…… 本文:1,387文字

※続きはトップ紙面でご覧ください


















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/240.html

[経世済民129] ライザップ赤字転落でM&A凍結、問われるカルビー前会長の手腕(週刊ダイヤモンド)
ライザップ赤字転落でM&A凍結、問われるカルビー前会長の手腕
https://diamond.jp/articles/-/186483
2018.11.26 週刊ダイヤモンド編集部  大坪稚子


業績の大幅下方修正を発表したRIZAPグループ。瀬戸健社長はM&Aを凍結し、不採算事業からの撤退などの構造改革を決断した Photo:kyodonews


「結果にコミットする」の宣伝文句で知られるRIZAPだが、RIZAPグループ(以下ライザップ)は業績でコミットできないことが明らかになった。2019年3月期の純損益を当初見通しの159億円の黒字から70億円の赤字に下方修正し、無配に転落する。ゲームソフトやCDの販売・買い取りのワンダーコーポレーションや、ヘアケア製品の企画販売のジャパンゲートウェイといった、ここ1年以内に傘下入りした企業の再建が計画通りに進まなかったためだ。

 さらに注目されたのがM&A(企業の合併・買収)の凍結を発表したことだ。ライザップはM&Aで、売上高を16年3月期の539億円から18年3月期には1362億円まで拡大させてきた。この2年間で、約50社を傘下に入れた。

 ライザップの手法は、業績の悪い企業を割安で買収し、そこで発生した「負ののれん」(純資産額より買収金額が下回った場合の差額)を割安購入益として、利益に計上するというものだ。IFRS(国際会計基準)で認められているため粉飾ではないが、見掛け上は営業利益のかさ上げになる。18年3月期の営業利益136億円のうち、74億円が割安購入益だった。

 今回、M&Aの凍結を決定づけたのは、6月に最高執行責任者(COO)として招聘されたカルビー前会長の松本晃氏だ。8月後半から「まずは構造改革を優先して進めるべきだ」と主張してきた。

 同社には金融機関や赤字会社から買収の話が引きも切らずに持ち込まれており、売上高と営業利益をかさ上げできる負ののれんを目当てに、M&A案件の評価が甘くなっていた面もあるだろう。現に、先述のワンダーコーポレーションは在庫の評価損を計上したが、音楽CDの不振は今に始まったことではなく当然予測できたはずだ。

問われる松本氏の手腕

 積極的にM&Aを行ってきた18年3月期の有利子負債は768億円、自己資本比率は16.3%。財務面での脆弱さは明らかで、買収した企業の再建が進まず、収益を上げられなければ、株価の下落や資金繰りの悪化につながりかねない状況にあった。

 そんな中、10月に突然、松本氏からCOOの肩書が外れ、「構造改革担当」の代表取締役となった。

「役員会で対立があったのは事実だが、健全なものだ。COOを外したのは組織のレイヤー(層)をシンプルにするためであり、瀬戸健社長とは99%同意見だ」と松本氏は言う。

 市場では、「拡大路線を掲げた瀬戸社長は振り上げたこぶしを下ろせなくなっていた。松本さんの助言はいい言い訳になる」とみている。下方修正後、株価は2日続けてストップ安を記録した。本業での収益拡大やシナジー追求といった原点に立ち戻った経営ができるかが問われている。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 大坪稚子)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/623.html

[経世済民129] ドロ沼訴訟合戦も 日産の「巨額賠償請求」は逆効果の恐れ(日刊ゲンダイ)
       


ドロ沼訴訟合戦も 日産の「巨額賠償請求」は逆効果の恐れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242433
2018/11/26 日刊ゲンダイ


これからはじまる訴訟合戦(C)日刊ゲンダイ

 ゴーン容疑者を追放した日産は、民事責任も追及していく方針だという。共同通信が報じている。

 ゴーンは、家族旅行の費用や飲食代金、海外の豪邸購入費まで日産に負担させていたと報じられている。日産側は、こうした利益供与が違法と判断できれば、損害賠償請求する構えだ。さらに、日産の株主も「会社に損害を与えた」とゴーンを訴える可能性がある。オリンパスの巨額損失隠しでは、旧経営陣は総額590億円を支払うように東京地裁から命じられている。ゴーンも巨額のカネを請求されかねない。元特捜部検事の若狭勝弁護士がこう言う。

「日産サイドは、ゴーンのために不正に支出された総額と、信用失墜によって生じた損失額を請求することを考えているのだと思います」

 一体、日産側がどのくらいの金額を請求するのかはまだ不明だが、年間報酬の6倍を請求される、との見方もある。年収は約20億円だから、120億円を請求されてもおかしくない。

 しかし、日産が民事責任を追及したら、ドロ沼の訴訟合戦になるのは避けられない。

「もし、民事責任を追及する日産サイドに、ゴーンを悪者に仕立て、自分たちを被害者だと印象づける狙いがあるとしたら、損害賠償請求は逆効果になる恐れがあります。株主の多くが、『責任はゴーン以外の役員にもあるはずだ』『被害者ヅラは許されない』と、西川社長など現経営陣に対して損害賠償を求める可能性があるからです。実際、有価証券報告書の虚偽記載は、一義的には、会社に責任がありますからね。さらに、民事責任を追及されたゴーンが、『会長解任や逮捕は西川社長たちに仕組まれたものだ』と訴え返すことも考えられます。そうなれば、日産、ゴーン、株主が入り乱れる訴訟合戦になる。結果的に日産のブランドイメージも落ちていくでしょう」(若狭勝氏) 

 日産はもう一度、経営危機を迎えるのではないか。



















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/624.html

[政治・選挙・NHK254] 安倍政権「防衛計画の大綱」米国の要求に応じ防衛費増額へ(日刊ゲンダイ)
          


安倍政権「防衛計画の大綱」米国の要求に応じ防衛費増額へ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242437
2018/11/26 日刊ゲンダイ


F35A最新鋭ステルス戦闘機(C)共同通信社

 安倍政権は、米トランプ大統領に言われるままに防衛費を増大させる方針を固めたもようだ。

 政府は、トランプ大統領が日本に「応分の負担」を求めていることを受け、防衛費を現在の対GDP(国内総生産)比0.9%から、北大西洋条約機構(NATO)と同様の1.3%に増額する方針を固め、年末にまとめる新たな「防衛計画の大綱」に盛り込む方針だという。

 具体的には、海上自衛隊の護衛艦を多用途運用母艦に改修して空母化することや、この空母から発着できる最新鋭のF35Bステルス戦闘機の導入をもくろんでいる。

 国民のための予算は削れるだけ削り込んで、トランプ大統領の要求に応じて軍事費は青天井で増やす……忠犬ポチが栄えて国民滅ぶという構図がますます鮮明になってきた。



































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/241.html

[経世済民129] ゴーンの仰天ドケチ実態…ペットボトルの水まで会社持ち(日刊ゲンダイ) 
       


ゴーンの仰天ドケチ実態…ペットボトルの水まで会社持ち
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242435
2018/11/26 日刊ゲンダイ


ゴーン容疑者の使用していた(左上から時計回りに)パリ、アムステルダム、ブラジルのリオデジャネイロ、ベイルートの各住宅/(C)共同通信社

 日産自動車会長だったカルロス・ゴーン容疑者の驚くべきケチケチぶりが、次々と明らかになっている。

 日産がオランダに設立した子会社を通じて、海外で豪邸を無償提供させていた問題。これまで明らかになっていたブラジルのリオデジャネイロ、レバノン・ベイルート、フランス・パリ、オランダ・アムステルダムの4カ所以外に、日産が家賃を負担していた高級住宅が東京都内と米ニューヨークにもあることが発覚した。

 都内のマンションの家賃は月額100万円以上もするという。

 家族がらみの私的流用では、問題のリオの高級マンションに住むゴーン容疑者の姉にアドバイザリー契約料として年間10万ドルを送金させていたほかに、娘が通う海外の大学への寄付金や家族旅行の費用まで会社に負担させていた疑いも。東京地検特捜部は、これらの送金について関係した社員から任意で事情を聴いているもようだ。

 26日の毎日新聞は「ゴーン容疑者は自分ではビタ一文払わなかった。外出先でのどが渇いた時は、部下に会社の経費でペットボトルを買わせていた」という日産関係者の声を紹介している。

 レバノンには「あなたが持っているカネはあなたの奴隷だが、あなたはあなたが持っていないカネの奴隷」ということわざがある。

 ブラジル生まれのレバノン人のゴーン容疑者は知らなかったようだ。














http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/625.html

[戦争b22] シリアが安定しつつある中、アメリカが戦闘の激化を目論む動き(櫻井ジャーナル)
シリアが安定しつつある中、アメリカが戦闘の激化を目論む動き
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201811250000/
2018.11.26 櫻井ジャーナル


 シリアのバシャール・アル・アサド政権の打倒を目指して戦闘を続けてきたサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心とするジハード傭兵は壊滅寸前の状態で、内部抗争も伝えられている。

 イラクの政府系武装集団のハシュド・アル・シャービによると、アメリカ軍はダーイッシュを率いてきたと言われているアブ・バクル・アル・バグダディを助けるため、ライバルの武装集団のリーダーをドローンで殺害しているという。

 それだけでなく、シリアから流れてくる情報によると、アル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISIL、イスラム国とも表記)の幹部をアメリカ軍はヘリコプターで救出しているようだ。

 そのハシュド・アル・シャービはシリアに残っているダーイッシュを攻撃する準備を進めているようだが、アメリカの情報機関はイラクにあるハシュド・アル・シャービの基地に関する情報を収集中で、ダーイッシュを支援するために攻撃を準備しているのではないかとも言われている。

 アル・バグダディはムスリム同胞団の出身だと言われ、アメリカの軍や情報機関と連携している可能性は高い。バラク・オバマ大統領が2010年8月に出したPSD-11はイスラム世界で政権転覆工作を実行するためにムスリム同胞団を使うとしている。

 アル・バグダディはイスラエルのスパイだという噂もあるが真偽は不明。ただ、シリアで戦うジハード傭兵がゴラン高原でイスラエルと連携していることは本ブログでも何度か書いた通りだ。

 エルサレム・ポスト紙によると、2013年3月から16年5月までイスラエルの国防大臣を務めたモシェ・ヤーロンは在任期間中、シリアの反政府軍と会っている​​。アル・カイダ系武装集団にしろ、ダーイッシュにしろ、イスラエルを攻撃することはない。

 ジハード傭兵を使った侵略を行ってきたのはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの3国同盟、イギリスとフランスのサイクス・ピコ協定コンビ。当初はトルコやカタールもシリア侵略に加担していた。

 しかし、2015年9月末、アメリカのバラク・オバマ政権が閣僚を好戦的な布陣に変更した直後、シリア政府の要請でロシア軍が介入したことで戦況は一変、アメリカなどが送り込んだジハード傭兵の支配地域は急速に縮小、今ではアサド政権の打倒は無理だという認識が広がっている。そうした状況を受け、シリア政府との関係を修復する動きが現れてきた。

 こうした動きはアメリカの支配層にとって好ましくない。アメリカ軍はシリア領内でジハード傭兵に対する訓練を続けているようで、再び戦火を広げようとしているのかもしれない。そうした中、反政府軍はアレッポで塩素を使用、ロシア軍はその部隊を空爆したと伝えられている。





http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/426.html

[国際24] シリアが安定しつつある中、アメリカが戦闘の激化を目論む動き(櫻井ジャーナル) :戦争板リンク 
シリアが安定しつつある中、アメリカが戦闘の激化を目論む動き(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/426.html



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/625.html

[国際24] 軍拡急ぐ中国、3隻目の空母「建造中」と堂々PR!  
軍拡急ぐ中国、3隻目の空母「建造中」と堂々PR!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_211.html
2018/11/26 22:25 半歩前へ

▼軍拡急ぐ中国、3隻目の空母「建造中」と堂々PR!

 米中貿易の対立が激化するや習近平中国は、周辺国に微笑み外交を展開、盛んに愛嬌を振りまいている。

 こわもてが軟化したのかと思ったら、さにあらず。

 軍備強化は怠らず、着々と進めている。まさに「衣の下に鎧」である。

 海洋進出を目論む習近平中国は、「新型空母を建造中」と堂々と公言、軍事大国を世界にPRした。

**********************

 中国国営の新華社通信は「新型空母が既に造船所の船台で順調に建造中だ」と報じた。中国への対決姿勢を強める米国をけん制する狙いとみられる。

 中国メディアは艦載機を効率的に発艦させるためのカタパルト(射出機)を搭載する可能性を指摘。

 艦首にスキージャンプ台と呼ばれる傾斜を付ける必要がなくなり、より多くの軍用機を載せられるなど戦闘力の大幅な向上が見込まれる。

 中国軍は同時に空母艦載機のパイロット育成や、空母を護衛する艦船の建造も急いでいる。

 習近平は、対中警戒を和らげるために周辺国への融和的な外交政策へ傾斜もしている。

 その一方で、南シナ海や台湾など「核心的利益」と位置づける分野では譲歩しない方針。最近は新型兵器の開発や配備を進め、米国に対抗しうる軍事力を誇示する姿勢が目立つ。

 北京の外交筋では「いくらソフトな外交を展開しても、それとは正反対の軍拡と受け止められる行動をしていては米中関係の本質的な改善は遠い」と指摘した。
  (以上 日経)










http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/626.html

[政治・選挙・NHK254] 大阪万博“カジノ利権”の証明! オフィシャルスポンサーに安倍首相がトランプにねじこまれた米カジノ企業3社が(リテラ)
大阪万博“カジノ利権”の証明! オフィシャルスポンサーに安倍首相がトランプにねじこまれた米カジノ企業3社が
https://lite-ra.com/2018/11/post-4393.html
2018.11.26 大阪万博スポンサーに米カジノ企業3社が リテラ

     
     2025日本万国博覧会誘致委員会HPより


 2025年大阪万博決定で、マスコミが大はしゃぎを繰り広げている。世耕弘成経産相や松井一郎大阪府知事、吉村洋文大阪市長の喜びの表情、談話を読み上げる安倍首相の姿、そして喜びに沸く大阪府民の様子をバンバン流し、「大阪府民が快哉」「経済効果2兆円」などと煽っている。

 しかし、この万博開催決定、そんなに手放しで喜んでいいものなのか。1200億円〜1300億円という会場建設費に,800億円の運営費、それとは別に大阪市が負担する700億以上のインフラ整備など、費用についても懸念が広がっているのはもちろんだが、なにより問題なのは、この万博が、日本維新の会と安倍政権が推し進めるカジノ建設に血税をつぎこむための隠れ蓑になってしまっていることだ。

 大阪万博は夢洲という人工島で開催されるが、実は大阪府の計画によると、万博開催の1年前、2024年までにその夢洲でIR、つまりカジノを開設することになっている。そして、2025年、半年で万博が終わった後、その跡地でもカジノ施設をオープンして、規模をどんどん拡大させていくことになっている。

 つまり、最初にカジノありき。カジノだけでは税金投入に反対意見が出るため、万博という大義名分を使ってインフラ整備を図ろうという計画なのだ。

 いや、税金だけではない。安倍政権や松井知事らはカジノ企業を万博に協力させることで、カジノ業者選定を利権化しようという狙いもあるのではないかと言われている。

 そのことは、誘致活動をおこなってきた2025日本万国博覧会誘致委員会のスポンサーの顔ぶれを見ても明らかだ。

 同委員会のHPには、「オフィシャルパートナー」と名付けられたスポンサー企業が列挙されているが、そのなかに、すでに外資系のカジノ企業が5社も含まれているのだ。その企業とは「シーザーズ・エンターテインメント」「ラスベガス・サンズ」「MGMリゾーツ」「メルコリゾーツ&エンターテインメントジャパン」「ハードロック・ジャパン」。

 しかも、このうち「ラスベガス・サンズ」「シーザーズ・エンターテインメント」「MGMリゾーツ」の3社は、安倍首相がトランプから参入を要求されたと言われている米国のカジノ企業だ。

 もともと安倍政権と維新が押し進めてきたカジノ推進法・実施法の背景には、セガサミーなどの日本企業の他に、アメリカからの圧力もあると言われていた。とくに、トランプ政権誕生以後は、トランプ大統領の最大の支援者であるラスベガス・サンズはじめ、米国のカジノ企業を参入させるという密約が交わされたのではないかという噂が根強く囁かれてきた。

 実際、安倍首相は昨年2月、トランプ大統領が初の首脳会談をおこなった日に、こうした米国カジノ企業と朝食会をもっている。

 この朝食会は、全米商工会議所と米日経済協議会の共催でおこなわれたもので、ラスベガス・サンズの会長兼CEOやMGMリゾーツの会長兼CEO、シーザーズ・エンターテイメントのCEOなどが参加していた。しかも、安倍首相はその場で自ら「カジノ推進の法律をつくった」とアピールしていた。

 また、本番の日米首脳会談でも、安倍首相がトランプ大統領から、直接、企業名をあげて、プレッシャーをかけられたという情報もある。日本経済新聞がこんな記事を報じているのだ。

〈「シンゾウ、こういった企業を知っているか」。米国で開いた2月の日米首脳会談。トランプ大統領は安倍晋三首相にほほ笑みかけた。日本が取り組むIRの整備推進方針を歓迎したうえで、米ラスベガス・サンズ、米MGMリゾーツなどの娯楽企業を列挙した。政府関係者によると首相は聞き置く姿勢だったが、隣の側近にすかさず企業名のメモを取らせた〉(2017年6月10日付)

■松井府知事もトランプ支援の米カジノ企業会長と会談し、上限撤廃協力

 いや、安倍首相だけではない。昨年9月には、松井大阪府知事、吉村大阪市長とラスベガス・サンズのアデルソン会長が会談。その際、アデルソン会長から当初の政府原案にあったカジノ面積15000平方メートルの上限撤廃を要求されたとみられている。すると、実際に国会へ提出された法案ではその要求どおり、上限規制が撤廃されていたのだ。

「安倍首相や松井知事の間で、ラスベガス・サンズとMGMリゾーツへの大阪のIRへの参入がすでに決まっているんじゃないかという噂もありますね。それで、他の息のかかった国内企業は別の場所に参入させるんじゃないかと言われています(在阪のジャーナリスト)

 これが事実なら、大阪万博は米国のカジノ企業をもうけさせるために開催され、そこに何千億円もの金がつぎ込まれようとしているということだろう。しかも、そのうちのかなりの部分には血税が使われることになる。

 こんなグロテスクなイベントに快哉を叫んでいるこの国のメディアと国民は、ほんとうにオメデタイという他ない。

(編集部)





































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/243.html

[政治・選挙・NHK254] 大阪万博“カジノ利権”の証明! オフィシャルスポンサーに安倍首相がトランプにねじこまれた米カジノ企業3社が(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1642] kNSCqYLU 2018年11月26日 23:31:44 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[107]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/243.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 大阪万博“カジノ利権”の証明! オフィシャルスポンサーに安倍首相がトランプにねじこまれた米カジノ企業3社が(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1643] kNSCqYLU 2018年11月26日 23:33:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[108]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/243.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 麻生の言う通り極めて優秀な高級官僚佐川宣寿を、無罪放免してはならない(そりゃおかしいぜ第三章)
麻生の言う通り極めて優秀な高級官僚佐川宣寿を、無罪放免してはならない
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/ad55f32c437c42f5d104e9cd398b0ca6?fm=rss
2018-11-26 そりゃおかしいぜ第三章




麻生太郎は、部下に公文書の改ざんを命じ、それを直接作業した職員が悩んで自死させた佐川宣寿を極めて優秀な人材と、恥ずかしげもなく高評価した。

安倍昭惠を公文書を改ざんさせてまで守り通したのである。無事ご栄転までさせてもらい、悪行が白日の下に曝されやむなく退職になっても僅か5%足らず退職金を削られたままで放免されている。佐川宣寿は極めて優秀な官僚である。

公文書は、「公文書等の管理に関する法律」によって、「歴史的事実の記録」と定められ、「健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が主体的に利用し得るもの」(第一章総則第一条目的)と規定されている。福田康夫氏が執念を燃やして作った法律である。

健全な法治国家であれば、国民の財産である公文書の改ざん隠ぺいを指示し信用を失墜させた、極めて”優秀な”高級官僚佐川に適切な罪状を示し、収監しなければならない。隠ぺいの事実を認めながら、この犯罪者をすでに公務員でないという理由で、罪に問わないと大阪地検は判断したのである。

おまけに8億円の損害を国に与えた迫田英典元国税庁長官もお咎めがない。

そういえば、東京電力のトップ三人は原発事故の責任はそれぞれが否定している。日本ではそのような犯罪や事故が起きても、国権に近い存在であれば無罪になる。

こうした権力に近いか、忖度ししてくれた官僚はお咎めがなく、翻意した森友学園の元園長夫婦のように権力から離れた人間は、徹底的に咎められる。こんな不条理があっていいはずがない。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/244.html

[経世済民129] 大阪万博と日産の問題(在野のアナリスト)
大阪万博と日産の問題
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/53096353.html
2018年11月26日 在野のアナリスト


大阪に万博が決まりましたが、2兆円の経済効果などというのは眉唾です。7年後の経済情勢など誰にも分かりませんし、まず『いのち輝く未来社会のデザイン』というテーマそのものが古くて、興味が湧きません。日進月歩の最新技術を扱う見本市など山ほどあり、逆に公的なイベントでは出展していても時代遅れを感じさせるケースもある。特に長い準備のかかる万博では、顕著に時代遅れとなるか、もしくは達成見込みのないものばかり、となりかねません。テーマからは介護や、多様性に即した展示が増えそうですが、その多様性を否定する傾向のある維新ですから、尚のこと期待薄と感じます。

経産省が増税対策として自動車購入時の税率ゼロをめざしていましたが、それを撤回して恒久減税に舵を切る、といいます。これは当たり前で、キャッシュレス決済だと減税となってしまう現状では、購入時特典はメリットが薄い。そしてもう一つ、EVが一般的になるとガソリン車より部品点数も下がり、車検が楽になる一方で、バッテリーやモーターなど消耗の激しい、基幹部品の交換頻度が高くなる。維持費は上がる一方で、車離れを引き起こしかねません。恒久減税で購買を促進したい、が本音です。

車といえば日産の問題が未だ尾をひきます。しかし恥をかいたのが安倍政権で、世耕経産相が仏国で仏経済・財務相と会談して「政府は口をはさまず」と述べた後、仏政府から「3社連合のトップはルノーから…」との発言があり、早速齟齬をみせました。経産省は会談の共同プレスリリースを「協力関係を維持…強力にサポート」とするので、むしろ政府介入は高まった印象であり、世耕氏のみズレた発言をしていることになります。恐らく自由主義の旗を振る安倍政権が、国家介入を易々とゆるすと都合が悪い、という判断が世耕氏の発言ににじみでており、いつもの嘘で糊塗された印象操作の一環でしょう。実際には仏政府の介入を止められなかった、というのがプレスリリースから明らかです。

ゴーン前会長の捜査では、悪印象を与えて有罪にもちこみ易くする、いつもの検察の手口でもある捜査情報駄々洩れの状況です。120億円とされる有価証券報告書の虚偽記載という話も、実際に支払われたかどうかの実績については、よく分からず、将来の約束分であれば虚偽記載には当たらないはずです。家族の旅行代や各国にある別荘なども企業のガバナンスの問題であって、組織がそれを認めないとすれば私的流用ですが、当時のトップであるゴーン氏が役員会に諮って決定していたら、問題ない行為です。そうした細かい情報がほとんど分からないまま、有罪確定とするのは危険です。

ただこの国の司法は、すでに独立性を失って政治に牛耳られているため、有罪になるかどうかはむしろ外交問題次第でしょう。仏国では日本の陰謀説などが語られ、外交問題との認識も高まっており、外交関係を悪化させたくないと判断するなら、無罪の可能性すらあります。すでにその萌芽は世耕氏の態度や発言に垣間見られ、安倍政権の外交力不足は司法判断さえ歪めてしまう可能性もあります。むしろ自動車社会の未来図を踏まえた判断をとらず、3社連合を自然に瓦解させたいのかもしれません。

すでに海外ではドローンによる配送や、中東ではドローンに人が乗って取り締まりをしたり、タクシー代わりとする、などの活用がみられる。日本ではそうした点でも出遅れている。『いのち輝く未来社会のデザイン』どころか、日本の未来さえ怪しくなり、技術後進国に陥る恐れすらあるのです。むしろ人口も減って、山野が増える方向なら、大阪万博では『猪鹿が行く未来社会のデザイン』とした方が、日本の未来を描いた展示となってしまう、といえるのかもしれませんね。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/626.html

[政治・選挙・NHK254] 「東京五輪の経済効果32兆円」のお粗末な実態…大半が空論同然、五輪後の不況が濃厚(Business Journal)
「東京五輪の経済効果32兆円」のお粗末な実態…大半が空論同然、五輪後の不況が濃厚
https://biz-journal.jp/2018/11/post_25632.html
2018.11.26 文=池田利道/東京23区研究所所長 Business Journal


東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長の森喜朗氏(写真:つのだよしお/アフロ)


 内閣府が2015年6月に実施した「東京オリンピック・パラリンピックに関する世論調査」によると、五輪開催で期待される効果(全18項目に対する複数回答)のトップは「障害者への理解向上」(44.4%)。第2グループが「障害者を含むスポーツの振興」(39.2%)、「交通インフラの利便性向上」(38.5%)、「すべての人に優しい街づくりの促進」(38.4%)、「観光客の増加」(37.7%)。以後、「選手の競技力の向上」(34.9%)、「日本人の国際化・マナー向上」(34.3%)、「地域活性化」(32.6%)、「経済波及効果や雇用の創出」(32.0%)と続く。

 何事につけ経済第一主義が幅を利かす昨今の風潮に照らすと、上位にあがってきそうな経済効果への期待は18項目中9番目。誤差を考慮しても、第2グループに届かない位置にある。五輪という「特別な祭典」を前に、国民が目先の利益を超えた高邁な期待を示した結果といえようか。

 だが、実態はというと、「障害者への理解向上」はほとんど進んでいない。内閣府の「障害者に関する世論調査」(2017年8月実施)では、「障害者に対する差別や偏見がある」と思う人が84%。2016年4月に施行された障害者差別解消法を知らない人が77%。その当然の結果として、障害者の側からは差別や偏見が改善されていないという声が、今なお圧倒的な多数を占める。オリ・パラの開催がこの事態を一気に好転させるとは、とても考えられない。

■最後はやっぱりカネ目でしょう

 国民が五輪に期待する効果の2位以下も、むなしさが募るばかりだ。

「障害者を含むスポーツの振興」という美名の裏に障害者がスポーツ施設から締め出される例は、枚挙にいとまがない。「すべての人に優しい街づくり」といいながら、受動喫煙対策は骨抜きにされ、LGBT(性的少数者)へのゆがんだ目も改まりそうにない。「選手の競技力の向上」に至っては、アスリートファーストとはかけ離れた内幕が次々と明らかにされる始末だ。

 交通インフラの利便性向上や観光客の増加、あるいは日本人の国際化うんぬんの裏の実態は、本連載で触れてきた通り。地域活性化は戦略次第で広がりが期待できるものの、事前合宿の誘致とありきたりのインバウンド誘客くらいしか聞こえてこないようでは、「効果も限定的」とあきらめ顔になるしかない。

 かくして、五輪への期待は、「最後はやっぱりカネ目でしょう」とばかりに、経済波及効果にすがりつくしかなくなってしまう。

■五輪の経済波及効果はドラえもんのポケットか?

 2017年3月、東京都は五輪の経済波及効果を約32兆円と試算した。その1カ月前には、みずほ総合研究所が約30兆円という試算を発表している。ほぼ同額だからといって、「客観的に分析すると誰が計算しても結果は大きく変わらない」などと思ってはいけない。

 都の試算は、招致が決まった2013〜30年(大会10年後)までの18年間。一方、みずほ総研は2014〜20年の7年間。期間はまったく異なる。なぜ、こうも大きな差が生じるのだろうか。

 経済波及効果は、直接的な効果と付随して発生する効果の2つで構成される。このうち、前者はある程度正確に把握できる。一方、都の試算では、「レガシー効果」と呼ばれている後者は取り上げる項目やデータの解釈によって結果が大きく変わってくる。予測が正しかったかどうかの検証もきわめて難しい。いわば、言いたい放題の言いっぱなし。言葉は悪いが“鉛筆ひと舐め”だ。

 それがおまけのプラスαならまだいいが、都の試算では総額32兆円のうち27兆円、みずほ総研の試算では同30兆円のうち28兆円。「おまけ」のほうが、はるかに大きい。

 図表1に、都の試算におけるレガシー効果の内訳を示した。五輪と銘打てばなんでも出てくるドラえもんのポケットのようだ。


※全画面で画像拡大

■「水素社会がレガシー」の違和感

 たとえば、本当の勝負はこれからのインバウンド観光は、「五輪を機にいかなる取り組みを展開し、その結果どれだけ需要を上乗せできるか」という戦略的ストーリーがあって初めてレガシー分を算定することができる。ロボット産業の拡大も、五輪を契機として私たちの生活の中にロボット共生社会が急速に普及・定着していくのならレガシーに勘定できるが、単に一部導入するというレベルでは、技術革新のトレンドに乗ったショーでしかない。

 バリアフリーの促進をレガシーとすることについては、さらに評価が辛くなる。オリ・パラの開催がないと東京のバリアフリーは進まないということなのか。だとしたら、本末転倒も甚だしい。

 一番強い違和感を覚えるのが、水素社会の実現だ。なるほど東京五輪では、移動手段としての燃料電池自動車の活用や、選手村での燃料電池コージェネレーションの導入を図るという。しかし、2030年に向けて水素社会が定着するには、水素ステーションの問題を筆頭にまだまだ多くの課題が横たわっている。これらの課題に対する大胆な提案なしに、「先行的に導入するからレガシーだ」というのではあまりにも安易すぎる。

■五輪後の経済低迷は必然

 額の多寡はともかくとして、五輪は経済的な発展効果をもたらすことができるのだろうか。

 前回の東京五輪の翌年、我が国は「昭和40年不況」に見舞われた。大手証券会社が軒並み赤字に転落し、山一證券では取り付け騒動まで発生したことから、「証券不況」とも呼ばれる。

 五輪開催後に景気が低迷したのは、1964年の東京大会だけではない。図表2に示したように、1988年のソウルから2012年のロンドンまでの7大会のうち、IT景気の波に乗っていた1996年のアトランタ大会と2012年のロンドン大会を除く5大会で五輪開催後に景気の低迷が訪れている。



 この事実はすでに多くの識者が指摘しており、読者もご存じのことだろう。つけ加えると、これはジンクスでもなんでもない。大きなイベントが終わると、どうしても「宴の後」よろしき中だるみが生まれてくる。ましてや五輪だ。無理をしてでも投資の前倒しが行われ、その結果として「燃え尽き症候群」とでも呼び得る「五輪ロス」が生じるのは不思議なことではない。

■成長神話が崩れ去る「終わりの始まり」

 問題は、それが一時的な現象なのか、構造的な変化なのかにある。一時的なものなら、しばらく我慢していればいい。だが、どうもそうではなさそうだ。

 図表3に、プレ五輪5年間とポスト五輪5年間の経済成長率の平均値を整理してみた。1964年の東京大会は、翌年の経済低迷に対して戦後初の赤字国債を発行するという政治的決断を行うことよって、いざなぎ景気へのV字回復を果たすことができた。しかし、そこには、新たな刺激を与えると再び経済が好転に向かうという、時代の背景が存在していたことを忘れてはならない。



 ソウル以降の各大会では、アトランタとロンドンを除き、ポスト五輪の経済成長率がプレ五輪を下回っている。五輪の開催には膨大な費用を要する。このため、経済発展のバックボーンがないと五輪招致に手を挙げることができない。しかし、あまりにも大きすぎる負担は、かつて機能していた成長のバランスを崩してしまいかねない。こうして、五輪後の経済低迷は成長神話が崩れ去る「終わりの始まり」へとつながっていくことになる。

 アトランタとともにポスト五輪のほうが高い成長率を示すロンドン大会は、リーマン・ショックに端を発する世界金融危機と、その傷が十分癒えぬままに噴き出した欧州債務危機という最悪の状況下で開催された。従って、その影響を割り引いて考える必要があるが、それでも図表3に参考として記した英独仏の比較において、プレ五輪では成長率がもっとも低かったイギリスが、ポスト五輪ではもっとも高くなっている。社会の大きな舵の切り直しに五輪をしたたかに利用した成果が、ここに表われているといっていいだろう。

 このまま進めば、ポスト2020は明より暗のほうが優勢のようだ。では、どうすればいいのか。迂遠なようでも、「なぜ五輪を開催するのか」の原点に立ち返り、改めて国民的コンセンサスを得るための議論を高めるしかない。すべてはそこから始まり、すべてがそこからねじれ出したのだから。

(文=池田利道/東京23区研究所所長)
















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/245.html

[政治・選挙・NHK254] 「ウソとごまかしの『安倍政治』を許さない!」 署名拡散と院内集会ご参加のお願い(澤藤統一郎の憲法日記)


「ウソとごまかしの『安倍政治』を許さない!」 署名拡散と院内集会ご参加のお願い
http://article9.jp/wordpress/?p=11585
2018/11/26 澤藤統一郎の憲法日記


「いまこそウソとごまかしの「安倍政治」に終止符を!」アピール呼びかけ人の一人として、皆様に以下の2点をお願い申しあげます。

第1 「いまこそウソとごまかしの「安倍政治」に終止符を!」アピールへの賛同署名をお願いいたします。署名の拡散もよろしくお願いします。

16人の呼びかけ人によるアピールへの賛同署名は、すべてインターネットで集約していますが、現在その数が8000台の半ばで低迷しています。12月3日の提出まで、目標1万名を達すべく努力を傾注したいと考えています。未署名の方は是非下記のサイトから、ご署名ください。また、既に署名をされた方はお知り合いやご参加のメーリングリストを通じて署名要請の拡散にご協力ください。

下記URLを開いていただけば、署名のサイトにアクセスできます。これにご署名いただき、さらに、このURLの拡散にご協力をお願いいたします。

https://bit.ly/2MpH0qW

第2 12月3日(月)夕刻の、「ウソとごまかしの『安倍政治』総検証!」集会にご参加ください。

アピールへの賛同署名は、12月3日(月)正午に締め切り、安倍晋三氏の事務所に持参いたします。その後に、衆議院議員会館で署名集約の報告集会を開催いたします。会場は、300席の「大会議室」。

同集会のプログラムは以下のとおりです。

司会 澤藤統一郎(弁護士)
開会の挨拶 浜田桂子(絵本作家)
発言1 小森陽一(東京大学大学院教授)
   「安倍政治」と「ポスト真実」
発言2 右崎正博(獨協大学名誉教授)
   「公文書管理」と「ポスト真実」
発言3 古賀茂明(元経済産業省官僚)
   日米FTA(自由貿易協定)と「ポスト真実」
発言4 上西充子(法政大学キャリアデザイン学部教授)
  「働き方改革」一括法と「ポスト真実」
各野党議員からの発言
閉会の挨拶 池田香代子(ドイツ文学者・翻訳家)


院内集会の日程と場所は以下のとおりです。

12月3日(月) 18時〜20時(開場17時30分)

衆議院第1議員会館 地下1階「大会議室」


最寄り駅は、丸ノ内線・「国会議事堂前」、または有楽町線・「永田町駅」です。
(集会にはどなたでもご参加いただけます。議員会館ロビーで、担当の者が入館証を配布していますので、お受け取りのうえ入館下さい。)

**************************************************************************

 主権者の厳粛な信託による国政は飽くまで真摯に行われるべきが当然で、「ウソとごまかし」があってはなりません。ウソとごまかしにまみれた「安倍政治」には、一日も早い終止符が必要です。

民意を無視して9条改憲を強引に進めようとしている「安倍政治」。その「安倍政治」において、公文書・公的情報の隠蔽・改竄・廃棄・捏造が横行し、権力のウソとごまかしが国民主権や議会制民主主義を脅かそうとしています。

私たちは、森友・加計学園に典型的にみられる権力の私物化、「働き方改革」のウソ、外交交渉の内容の捏造等々、ウソとごまかしによる「ポスト真実」の政治を許せず、アピールを発表して賛同の署名を呼びかけました。

下記のとおり、賛同署名集約の集会を開催いたします。この日、署名簿を安倍晋三氏に届けるとともに、この集会にさまざまな分野からの発言を得て、「安倍政治のウソのごまかしを総検証」いたします。そして、どうすれば、安倍政治に終止符を打つことができるか考えてみたいと思います。どうぞご参加ください。

(2018/11/26)



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/246.html

[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん 
<本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん




































"They Don't Care About Us" (Michael Jackson) - Flint Water Crisis (Michael Moore)



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<そもそも総研 緊急特集>そもそも日本の水道事業は民営化≠オたほうがいいの?「民営化@ァち止まって審議を尽くすべき」
http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/147.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html

[政治・選挙・NHK254] 縮小し高齢化する社会:警報が鳴り続ける日本列島  エコノミスト(星の金貨 new)
 


縮小し高齢化する社会:警報が鳴り続ける日本列島
2018.11.27 星の金貨 new


安倍首相に日本の最も深刻で急を要する問題の解決能力はあるのか

人口の高齢化と労働市場の縮小が加速し続ける中で、日本政府は常に対応に大わらわ


        

エコノミスト 2018年11月15日

「日本の出生率の低下と社会の高齢化はかつてないスピードで加速している」

安倍首相がこう警告しました。

この問題の規模の大きさを考えれば解決に向かうためには、今週エコノミストの取材に安倍首相自身が語ったように、政府は即座にそれに取り組むと共に「実効性のある政策」を推進しなければなりません。

安倍首相は労働生産性を高め、高齢者を支援するコストを削減するための一連の改革について言及しました。

現在日本の国会は一連の改革のひとつである、5年間で345,000人の外国人労働者を受け入れる政府の提案について議論を行っています。

一見大胆な政策のようですが、実は人口の減少の方がもっと大きいのです。

日本では毎年、出生者数より死亡者数の方が40万人多くなっています。
平均寿命は84年で世界最高です。

人口の28%以上が65歳以上で、ドイツの21%、アメリカの15%、インドの6%と比べ著しく高くなっています。

日本には69,785人の100歳以上の高齢者がいますが、20年間で7倍に増加しました。

        

福祉国家は財政的に破綻寸前です。

公的負債はGDPの250%に達しています。

そして急激な労働力不足にも苦しめられています。

すべての求職者1人に対しすでに1.6人の雇用があり、雇用者は昨年の6,700万人から2030年には5,800万人にまで縮小すると予測されています。

明らかな解決策の一つが移民政策です。

日本の労働力のうち外国生まれは2%だけ、比較するとアメリカは17%です。

しかし日本政府は、ほとんどは学生や研修生という名目でさらに多くの外国人労働者の受け入れを黙認という形で認めています。

以前の計画では日本の国会は、建設業、造船業、高齢者の介護など14の業種に外国人労働者を誘引することを目指しています。

彼らは当初最大滞在年数5年のビザを受け取ることになりますが、家族を連れて来ることはできません。

そして一定程度日本語に堪能でなければなりません。

        

しかし安倍首相には今まさに重大な決断をすべき時であるという識見がありません。

議論すべき場で安倍首相が苦労して強調しているのは、彼は新たに受け入れる外国人労働者が恒久的な移民ではなく、あくまで一時滞在者だということです。

さらに政府が進めている政策により多くの日本人が働ける環境ができるまでの間、安倍首相は外国人労働者を不足する労働力を補うための最後の手段だと捉えています。

これまでの6年間の首相としての在職期間中、日本では200万人以上の女性が労働市場に参加し、女性の有職率はアメリカよりも高くなっています。彼は保育所の数を増やし、大企業各社に女性従業員の雇用を増やすことに取り組む旨を文書化させました。

来年から保育園は無償化される予定です。

子供を持つ女性の就職率が2010年には38%だったのに対し、現在は半数以上の女性が職場復帰しています。

「より多くの女性を活動的にし、前進させ、より力を持つことができる社会を実現させられるように取り組んできました。」

さらに安倍首相は国民に対し、「生涯を通して引退することなく活躍し続ける」ことを求めています。

安倍政権は公務員の退職年齢を60歳から65歳に引き上げましたが、民間企業にも同様の措置をとるよう促しています。

こうした動きに合わせ多くの民間企業が退職年齢を引き上げ、定年を迎えて退職した労働者を多くの場合パートタイム従業員として再雇用しています。

日本では65歳以上の23%がフルタイムで仕事をしていますが、他の先進諸国と比べその割合はかなり高いものです。(グラフを参照してください)

        

安倍首相はさらに多くの公的年金受給者から支給年齢を遅らせることへの同意をとりつけ、こうした傾向を強めていくとみられます。

長期的には、安倍首相はロボットと人工知能が労働力不足を緩和することを望んでいます。

「生産性が高いために、雇用を減らすことができると考えています。」

税収の増加と年金支出の減少の両方につながるため、企業などに高齢者を長期間雇用させることは政府の財政再建にとって非常に有益です。

安倍首相のこの小手先の技は、国にとっての年金制度の負担を減らすための一連の制度変更の最新のものです。

しかし人口の高齢化と労働市場の縮小が加速し続ける中で、日本政府は常に対応に大わらわの状態です。

社会福祉予算は現在の121兆円(1兆1600億円)から2040年には1.5倍の190兆円にまで増えるものとみられます。

安倍首相は福祉国家としての基盤強化のため徹底的な制度変更を計画しているようにも見られています。

「健康や医療、年金などの社会保障制度について全面的な改革が実施されるでしょう。」

安倍首相はこう述べてます。

「私たちは人々が健康で元気で、そして生きていることと長生きすることの意義を実感出来る社会とコミュニティを創造しようとしています...」

        

しかし安倍首相は実行面においては及び腰です。

退職年齢が引き上げられても、その水準は他の多くの先進国よりまだ低い状態にあります。

さらに現在の制度では、65歳以上の人は収入あるいは給料が月額46万円を超えると年金を減らされるため、アルバイト以上のことができません。

そこまで変わるかどうかは不明です。

政府は、既婚女性の収入を一定以下に押さえ込もうとするおかしな税制度を他多少は修正したものの、制度としては残しました。

同様に日本の医療保険制度のもとでは患者が自己負担する医療費の割合は年齢が上がるにつれて低下し、国にとって大きな負担となっています。

政府の医療保険への負担を減らす方法としては、保険料の引き上げ、患者の負担割合の引き上げ、高額な治療を保険対象から外すなど、幾つかの方法があります。

しかし安倍首相自身はその必要性について言及する、それだけにとどめています。

「安倍政権は医療保険制度における個人負担割合をただちに引き上げるとは言っていません。しかし個人負担と給付のバランスをとることについて慎重に検討しなければなりません。」

安倍首相はこう語りました。

        

定期的な運動するなど、病気を予防するための行動を取った人を優遇する措置も検討されています。

「導入の是非について検討したいと考えています。なぜなら、病気の予防に習慣的に取り組んでいる人は当然見返りを得るべきだからです。」

この注意は過剰です。

定年退職の年齢を引き上げることは、日本においては待った無しの議論です。

2017年に実施された政府の世論調査によると、60歳以上の人々のうち42%が仕事を続けたいと考えています。

一部の政治家は外国人労働者の受け入れは犯罪数の増加につながり、社会の調和を妨害するのではないかと主張していますが、政府は今以上の外国人労働者の受け入れを認めようとしています。

安倍首相は日本が他の高齢化社会のモデルケースとなることを望み、前任者たちよりは高齢化し縮小を続ける日本の人口問題について取り組みを行ってきました。

しかし日本にとっての危険は、政策規模が余りにも小さく後手に回った、その結果を世界に示す例になってしまうことです。

https://www.economist.com/asia/2018/11/17/how-japans-prime-minister-plans-to-cope-with-daunting-demography



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/249.html

[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
2. 赤かぶ[1644] kNSCqYLU 2018年11月27日 02:30:19 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[109]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」




入管法改正案 与党はあす採決めざすも野党は猛反発
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181126-00000037-ann-pol
11/26(月) 17:19配信 ANN



 26日、国会では安倍総理大臣も出席しての集中審議が行われました。最大の争点は入管法改正案、与党は27日にも衆院を通過させる考えで、野党が猛反発しています。国会内から報告です。

 (政治部・岡香織記者報告)
 現在、野党側も出席して法務委員会が続いています。野党は欠席戦術ではなく、質疑を通じて問題点をあぶり出すという戦略を取りました。26日午後、与党側が27日の入管法改正案の採決を提案しました。野党側は採決には反対していますが、「苦渋の決断だが、理性を失った議会のなかで最後にできることは議論だ」として審議に応じています。

 立憲民主党・辻本衆院議員:「私たちはあくまでも充実した審議。慎重な審議ですから、きょうの採決はもとより、あしたの採決も認められない」

 野党側は27日の委員会で野党側の質疑が終わった段階で山下法務大臣の不信任決議案を提出する作戦を描いています。ある野党幹部は、27日の衆院通過を何としても阻止すると意気込んでいて、抵抗次第では国会が夜まで続く可能性もあります。



<国会>入管法改正案 27日中にも衆院通過
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181126-00000087-mai-pol
11/26(月) 20:49配信 毎日新聞

 衆院法務委員会の葉梨康弘委員長(自民党)は26日、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案を27日の同委員会で2時間の質疑の後に採決し、その後の衆院本会議に緊急上程すると職権で決めた。与党は27日中に法務委や衆院本会議で改正案を可決し、衆院を通過させる方針。立憲民主党など主要野党は「法案は生煮えだ」と採決に強く反発し、与野党対立が先鋭化している。

 野党側は山下貴司法相の不信任決議案の提出も視野に抵抗する構え。立憲の辻元清美国対委員長は「採決は認められない。重大な決意をしなければならない」と記者団に述べた。

 一方、自民、公明両党と日本維新の会の国対委員長は26日、国会内で会談し、改正案の修正で合意した。法施行後3年から2年に見直し規定を短縮することが柱で、外国人が働く地域が大都市圏に過度に集中することを防ぐために「必要な措置を講じる」などの規定も付則に加える。合意に基づき、維新は改正案に賛成する。自民党の森山裕国対委員長は「採決に向けた環境は整いつつある」と記者団に強調した。

 衆参の予算委員会は26日、安倍晋三首相や関係閣僚が出席した集中審議を開催した。首相は「単純労働者の受け入れを認める制度ではない。特定の労働分野で一定の専門性や技能を有する外国人を受け入れる」と述べ、改正案の意義を強調。野党は集中審議で「中身がすかすかで、制度設計をあやふやなままでやると将来に大きな禍根を残す」(立憲の逢坂誠二氏)などと主張し、徹底審議を求めた。

 山下法相は失踪した技能実習生2870人から聞き取った「聴取票」を公表する可能性について「実習生自体に刑事訴追の恐れがある。公表を前提に聴取したものでない」と否定した。【影山哲也】






































































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/250.html

[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
1. 赤かぶ[1645] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:04:46 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[110]
















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[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
2. 赤かぶ[1646] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:07:47 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[111]















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[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
3. 赤かぶ[1647] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:13:06 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[112]



























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/250.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
4. 赤かぶ[1648] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:16:05 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[113]





















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/250.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
5. 赤かぶ[1649] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:20:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[114]



























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/250.html#c5
[政治・選挙・NHK254] 小沢一郎(事務所)「改ざん、隠ぺい、入管法改正を巡る一連の政府対応。正に戦前の大本営発表。国難は政権そのものである」 赤かぶ
6. 赤かぶ[1650] kNSCqYLU 2018年11月27日 03:22:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[115]












http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/250.html#c6
[国際24] <報ステ>ロシアがウクライナ艦船に発砲 6人けが(ANN)
【報ステ】ロシアがウクライナ艦船に発砲 6人けが
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181126-00000061-ann-int
11/26(月) 23:30配信 ANN



 ロシアが実効支配するウクライナのクリミア半島周辺の海域で、ロシアの警備艇がウクライナの艦船に発砲し、ウクライナ兵士6人がけがをした。また、ウクライナ艦船3隻をだ捕した。タス通信によると、ロシア政府は「ウクライナ側が領海侵犯を犯した」と主張。ウクライナ海軍は「航行は事前に通告していた」と非難している。ウクライナ政府は軍や政府の権限を強化する“戒厳令”を検討するなど対立が深まっている。



















http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/627.html

[政治・選挙・NHK254] 入管法 立ちどまれと言われて、立ちどまる政権ではない(世相を斬る あいば達也)
入管法 立ちどまれと言われて、立ちどまる政権ではない
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/581caa4b717802efdc078aad91e1af0a
2018年11月27日 世相を斬る あいば達也


日本民族に、あれほど執着しているネット右翼や日本会議、神社本庁などは、自分達のイデオロギーの中で、移民容認と云う事実を、どのような形で消化しようとしているのだろう。金のため、背に腹は代えられぬと云うご都合主義で切り抜けてしまうと云うのだろうか。まさに理解不能な人間たちだ。日本民族の、皇室含む伝統歴史文化が“いの一番”なはずなのに、彼らの口から、この問題への言及は少ない。不思議としか言いようがないのだが…。

まぁ、彼らだけが“ご都合主義”と批判される謂れはないかもしれない。立法府では、首相の外遊の都合で、議論せぬうちから、議論は充分に尽くされたと“一休さん”のような事を言い、人権蹂躙が大好きな法務官僚らが作った法案は支離滅裂、データの改竄まで暴露されている。本当に、こんな法律で、こんな議論のない中で“実質的移民制度”を導入して良いと云うことは絶対にない。移民制度導入の是非を考える前に、自分達の国は、21世紀、どのような国であるべきか、国民的コンセンサスが必要なはずである。

たしかに、安倍政権では、「この法案は移民法ではない!!」強弁しているのだから、彼らが説明する責務はないと思っているのだろう。いや、そのような態度で、何とか採決さえしてしまえば、と云う腹構えなのだろう。早い話が、50年以上前から判っていた人口減少になり、中小零細企業の労働力不足がひっ迫している事実はあるのだろう。この労働力不足層と自民党支持層はダブルことが多いので、直近の統一地方選の起爆剤として、安倍自民にとっては、喉から手が出るほど欲しい法案なので、強行採決すると云うことだ。

参議院選ではマイナスに響くかもしれないが、先ずは統一地方選で弾みをつけないことには、参議院選で戦えるツールを失うのが安倍政権なのだ。早い話が、政権運営の都合上、「移民制度導入法案」を可決しましたと云うのが本音だ。筆者は個人的には移民制度も悪くないと思うが、その前に、コンパクトな国づくりと云う概念が日本にはないのかなと云う疑問がある。定常経済社会と云う概念では、人口減少が急降下するようでは定常にもならないので、その定常を賄える程度の“移民枠”を国家の意志として国際的に宣言する必要があるのだと思う。

当然、移民を認めるわけだから、明確な規定を設け、移民を受け入れることになる。しかし、今回のハンチョロケ移民導入では、人格が見えてこない。日本社会で、日本人と同等の扱いを受け、日本に来ることで100万円単にの借金などせずに来日して貰う、制度設計が必要ではないか。一旦、移民として受け入れた以上、日本人と同等、或いは、経過的には、それ以上の支援制度をもうけるくらいの度量がないと、世界の労働力獲得競争で、大恥を掻くに相違ない。全然、応募がなかったら、大変に面白いのだが、さてさてだね。


≪(社説)入管法改正案 与党は一度立ち止まれ

 国会の自殺行為ではないか。

 出入国管理法改正案の衆院通過に向けて、自公両党が突き進んでいる。きのうは自民党の委員長が職権で法務委員会を開催し、野党欠席のまま議事を強行した。27日の本会議で一気に可決して参院に送る構えだ。

 朝日新聞の社説は、外国人労働者の受け入れ拡大に反対しているのではない。だが従来の政策を大きく転換するのだから、相応の覚悟と国内の態勢の整備が当然求められる。さまざまな観点から議論を重ね、疑問や懸念を消していかなければ、将来に大きな禍根を残す。

 ところが与党は、月末から安倍首相が外遊するので、とにかく急がなければならないと繰り返す。国会は首相の都合で動く下請け機関なのか。

 そもそも審議がスムーズに進まない原因をつくっているのは政府自身ではないか。

 外国人をどんな業種に、どれほどの規模で受け入れるのか。制度の根幹に関わる話なのに、政府が見込み数などを示したのは、本会議で趣旨説明がされた後だった。しかも根拠の妥当性は今もって不明だ。

 新設される「特定技能」資格と、現にある技能実習制度との関係も依然はっきりしない。

 政府は、新資格者の約半分、業種によっては全員が技能実習から移ってくる見通しだという。密接な関係にあるのは明白なのに、山下貴司法相は「二つは異なる制度で密接不可分ではない」と言い張り、実習制度が抱える問題の精査を拒む。

 かと思うと、改正法の成立・施行を急ぐ理由を問われて「来年4月より遅れれば、万単位の方々(実習生)が帰国してしまうから」と答える。支離滅裂ぶりは目を覆うばかりだ。

 信じがたい答弁もあった。

 日本で永住許可を得られる条件の一つとして、就労資格を持って5年以上在留することが定められている。だが法相は、特定技能の資格で働く最初の5年間は、この期間に含めないことを検討していると述べた。

 労働者だが「就労」はしていない。そんな話が通用するだろうか。新制度は移民の受け入れではないという無理な説明が、さらなる無理を生み、収拾不能に陥っている。

 日本語教育を始めとする支援態勢をどう整えるか。自治体の役割は。政府が約束する「日本人と同等以上の賃金」をどうやって保証するのか。これら重要な論点についても、国会ではまだほとんど審議されていない。

 立ち止まって議論を尽くす。その見識を与党に求める。
 ≫(朝日新聞2018年11月23日付社説)






















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/251.html

[国際24] <報ステ>ロシアがウクライナ艦船に発砲 6人けが(ANN) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1651] kNSCqYLU 2018年11月27日 10:56:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[116]

ウクライナ艦船銃撃 ロシアへの非難相次ぐ
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181127-00000002-ann-int
11/27(火) 5:53配信 ANN



 ウクライナのクリミア半島周辺の海域でロシアがウクライナ艦船を銃撃した問題を受けて国連安全保障理事会の緊急会合が開かれ、アメリカなどがロシアを強く非難しました。

 アメリカ、ヘイリー国連大使:「(ロシアの)傲慢な行動に対し、国際社会は非難し、決して容認してはならない」

 26日に開かれた緊急会合では、アメリカなど理事国からロシアへの批判が相次ぎました。また、ウクライナは「事件が起こった現場にロシアとの国境は存在しない」と主張したのに対し、ロシア側は「ウクライナ艦船の行動は目に余る挑発行為だ」として真っ向から対立しました。この銃撃を受けて、ウクライナ議会は国境地域で30日間の戒厳令を敷くことを決定しています。





http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/627.html#c1
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
3. 赤かぶ[1652] kNSCqYLU 2018年11月27日 11:09:58 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[117]

【報ステ】「水道の運営権を民間に」水道法改正案
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181126-00000067-ann-pol
11/26(月) 23:30配信 ANN



 水道法改正案の議論が参議院で始まった。水道事業は現在、施設の老朽化が進み、補修に費用が必要な一方で、人口減少などで料金収入が減少していて、経営が立ち行かなくなる懸念もある。

そのため、家庭用の水道料金が上がり続けていて、日本政策投資銀行は、今後30年で6割の値上げが見込まれるという試算を出した。

政府はこうした状況を打破するため、自治体が施設を保有したまま、民間に運営を委ねようとしている。

これにより、コスト削減のノウハウを生かし、雇用を創出するなどのメリットが見込まれ、さらに、公共インフラを民間企業に開放することで投資を促す狙いもあるという。

ただ、海外では失敗例が相次いでいて、フランス・パリでは民間に委託後30年で水道料金が5倍に高騰し、再公営化された。安全面に関しても、専門家からは「売上にならない水道管の補修がないがしろにされる可能性もある」との指摘がある。











http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c3
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
4. 赤かぶ[1653] kNSCqYLU 2018年11月27日 11:15:37 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[118]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 麻生野放し状態 暴言止まらない/政界地獄耳(日刊スポーツ)
麻生野放し状態 暴言止まらない/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201811270000145.html
2018年11月27日9時25分 日刊スポーツ

★内閣改造でも首相・安倍晋三は盟友で副総理兼財務相・麻生太郎を続投させた。ところが麻生の暴言が止まらない。この留任については「内閣改造をして新人とかが出ない限り、新聞で評価が上がった例が過去にあったら教えてくれ」と開き直った。26日の参院予算委員会集中審議で日産自動車前代表取締役会長・カルロス・ゴーン容疑者らが逮捕された件をただされ「一般論」とした上で「経営陣の監督機能を発揮させることが大事だ。金融庁としては引き続き企業のガバナンスを実効的なものにするために、きちんとやっていかなければいけない」と発言した。

★ガバナンスが利かなくなっているのは一体だれか。5日にはスバルがブレーキ検査の不正を発表、KYBの免震データ改ざんなど企業の不祥事が続いているが、麻生は「基本的に信用というものをなくすことになる。大きなマイナスになる。この種の話はきちっと対応しないと」と発言した。思えば5月8日に会見で「セクハラ罪って罪はないと思う」とし、のちに閣議決定までした。セクハラで辞任した財務事務次官・福田淳一の疑惑について「はめられて訴えられているんじゃないかとか、世の中にご意見はある」とし、10月23日、外相・河野太郎のパーティーで麻生は河野に「何が欠けているといえば、間違いなく一般的な常識に欠けている」と言い放った。

★ところが森友学園疑惑での財務省の公文書改ざんについては「どの組織だってありうる。個人の問題」と一蹴。ガバナンスは企業にだけ適用されるのだろうか。ビジネスジャーナルで精神科医の片田珠美は麻生の言動を分析して「強い特権意識」「想像力の欠如」「自覚の欠如」を指摘している。問題は、このご仁が元首相で元外相で今も副総理ということだ。政府も自民党も本当に野放しでいいのか。(K)※敬称略
















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/252.html

[政治・選挙・NHK254] 麻生野放し状態 暴言止まらない/政界地獄耳(日刊スポーツ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1654] kNSCqYLU 2018年11月27日 11:49:32 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[119]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/252.html#c1
[原発・フッ素50] 台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。(めげ猫「タマ」の日記)
           


台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2725.html
2018/11/26(月) 19:52:12 めげ猫「タマ」の日記


 台湾の中央選挙委員会は11月25日、東京電力福島第1原発事故以降続けている福島産などの食品に対する輸入規制継続の是非を問う住民投票について、「継続賛成」が多数を占めて成立したと発表しました(1)(2)。福島産は
・福島は汚染されている。
・福島の汚染は継続している。
・福島県の検査では汚染食品を見つけられていない。
・福島産は必要な検査がされていない。
・福島産を許容する地域では事故後に葬式が増えたが、そうでない地域では葬式は増えていない。
等の特徴があり、台湾の皆様が福島産を正しく理解した結果であり当然です。
 福島は事故によって汚染されました。

特異的に汚染されている福島

 ※(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算
 図−1 事故から7年8ヶ月を経て、汚染されている福島

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(5)を超えた地域が概ね福島で広がっています。事故から7年8ヶ月を経た福島は汚染されたままです。だいたい避難地域が設定されているのは福島のみです。
 多くの国が今も福島産を正しく恐れ、輸入を規制しています(6)

世界に広がる福島産等の輸入制限

 ※(6)に加筆
 図―2 福島産等の輸入を制限している国々

 これに対し、安倍出戻り内閣は福島産を含め日本産は「安全」だとアピールをしています(7)。

福島産等の安全を主張する安倍出戻り内閣

 ※(8)を引用
 図―3 福島産を含む日本産の「安全」を主張する安倍出戻り内閣

 でも、彼は根っからのデマ屋です。出戻る前の安倍総理は質問主意書の回答で「我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない」「原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っている」「地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全の確保に万全を期している」「経済産業省としては、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期している」とし、今後も原子力の安全確保に万全をつくすことを回答したそうです(10)。その後に福島原発事故が起き、およそ原子力の安全確保に万全をつくしていない事が、事故報告書(11)(12)で明らかになりなした。 2013年9月には、福島第一からの放射能の海洋流出について
 「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています(under control)」。
と言いのけています(13)。




 ※(14)を転載
 図―4 「状況はコントロールされている」と発言する安倍総理と反発する福島の漁業関係者
 
福島第一原発では幾つかの排水路があります。以下に示します。

福島第一構内から海に続く福島第一排水路

 ※(15)にて作成
 図―5 福島第一排水路

 以下に各排水路のセシウム137濃度を示します。

法定限度を超えたセシウム137汚染排水が流れる福島第一排水路

 ※1(15)にて作成
 ※2 法定限度は(16)による。
 図―6 福島第一排水路のセシウム137

 以下に各排水路の全ベータ濃度を示します。

法定限度を超えた全ベータ汚染排水が流れる福島第一排水路

 ※1(15)で作成
 ※2 法定限度は(16)に示すストロンチウム90の基準値を(17)にて全ベータに換算
 図―7 福島第一路排水の全ベータ濃度

 図−6,7に示す通り安倍出戻り総理が経ちましたが、福島第一から海へは法定限度を超える放射能を含む汚染排水が流され、海を汚し続けています。およそ「統制されいる」(under control)状況にはありません。
 以下の2017年11月から1年間に福島に降り注いだセシウムの量を示します。

広い範囲で放射能が舞い降りる福島

 ※(18)を転載
 図―8 2016年11月から1年で福島に舞い降り注いだ放射性セシウムの量

図に示す様に2017年も福島では放射能が舞い散っています。
 核分裂生成物の一つにヨウ素131があります。半減期が8日と短く(19)、直ぐになくたってしまいます。核分裂が再発、すなわち再臨界の指標にもなり得ます(20)。
 福島県にはいくつかの下水処理場があります(21)。そのうち、県北、あだたら、県中浄水場のサービスエリアを示します。

事故から7年8ヶ月以上を経て汚染されてる福島

 ※1(3)の数値データを元に(4)に示す手法で11月1日時点に換算 
 ※2 避難区域は(6)による。
 ※3 下水処理場のサービスエリアは(21)による。
 図―9 福島の下水処理場サービスエリアと後で取り上げる市町村

 図に示す様にそこそこ離れています。福島県では、昨年度まで下水汚泥中のヨウ素131のデータを公表していました。

たびたびヨウ素131が見つかる福島の下水汚泥

 ※(22)を集計
 図―10 下水汚泥中のヨウ素131

 図に示しようにヨウ素131が度々見つかっています。これについて福島県は
 @ヨウ素131は医療用に使われている。
 A東京電力による追加的放出量の評価では、再臨界の兆候は確認されいない。
と主張し、医療用のヨウ素131が紛れ込んでとしています(23)。以下に2017年3月中のヨウ素131の測定結果を示します。

福島の複数個所の下水汚泥がから見つかるヨウ素131

 ※1(24)(25)(26)を集計
 ※2 県北浄化センターは県北、あだたら清流センターはあだたら、県中浄化センターは県中と略す
 図―11 県北・あだたら・県中浄化センターの下水汚泥のヨウ素131濃度

 図に示す通り3月初旬に県北および県中浄化センターおよびあだたら清流センターの下水汚泥から同時にヨウ素131が見つかっています。2017年3月5日にはれぞれ1キログラム当たりで
  県北浄化センター   202ベクレル
  あだたら清流センター 151ベクレル
  県中浄化センター    51ベクレル
のヨウ素131が見つかりました。

 同時に見つかっているので共通の要因です。一方で県北と県中浄化センターおよびあだたら清流センターのサービスエリアは離れています。福島第一の再臨界を想定すれば容易に説明できます。
 福島県がヨウ素131は医療用だとの根拠している東京電力による「追加的放出量の評価」にはセシウムはありますが、ヨウ素131はありません(27)。

ヨウ素131の放出量を評価しない東京電力

 ※(27)を引用
 図―12 セシウムしか評価されない福島第一の追加的放出量 

 以上をまとめると図―1、9に示す様に福島では国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がっています。福島は汚染されたままです。
 図―6,7に示しように福島第一原発からは法定限度を超えた放射能を含む汚染排水が海に流れ続けています。図−8に示す様に広範囲で放射能が降り注いでいます。また図―10、11に示すように下水汚泥からヨウ素131が見つかっています。図―11に示すように複数の下水処理場から同時に見つかっているので、「共通要因」です。福島県は医療用のヨウ素131が紛れ込んでとしていますが(23)、これでは「同時」が説明が困難です。ヨウ素131は再臨界の指標であり(20)、福島第一の再臨界が心配されます。以上のように福島の汚染は今も進行しています。

 こうした状況では、多くの方が福島産の「安全」に疑問を持ちます。図―2に示すように多くの国々で福島産等の輸入を制限しています。福島産の「安全」を説明するなら、確実かつ漏れが無いデータを取得し「安全」を証明する必要があります。
 以下に群馬県前橋市・赤城大沼のワカサギの検査結果を示します。

検査機関が違っても同じ値が出る赤城大沼わかさぎの検査結果

 ※1 (28)を集計
 ※2 凡例は検査機関を分けており
  A:(一財)九州環境管理協会
  B:(株)総合水研究所
  C:(公財)海洋生物環境研究所
  D:いであ(株)
  E:群馬県農業技術センター
  F:(財)日本分析センター
 ※3 日付けは捕獲日
 図―13 赤城大沼産ワカサギの検査結果

 図に示す様に、データは連続しており、検査機関が違っても同じ結果にないます。また、群馬県の機関である群馬県農業技術センターを除けば、群馬県外の検査も受注しています。たとえば、いであ(株)は厚生労働省の発表を見ると北は北海道から南は大阪府まで、十数都道府県から検査を受注しています。発注元が検査をコントロールするのは不可能です。当たり前ですが、同じ物を測ればどこが測っても同じ結果になりはずです。これで赤城大沼のワカサギの検査がそこそこ正しいことが分かります。ところが、福島産はこのような比較ができません。福島産の出荷前検査は厚生労働省の発表を見ると(28)、福島県の機関が実施しています。野生鳥獣を除く農林水産物は福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(29)、加工食品と馬肉は福島県生活環境部に属する福島県衛生研究所(30)、野生鳥獣が福島県生活環境部に属する環境創造センター(31)が実施しています。品目毎に検査機関が決まっていて、福島県下の検査機関同士の比較すら、できないような検査体制になっています。相互の検査がないので、福島産の検査で仮に恣意的操作がなされたとしても外部からは分からない仕組みになっています。それでも稀に出荷品を福島県外の検査機関が検査する事があります。以下にいくつかの例を示します。
 以下に事故直後に福島産牛肉の検査結果を示します。

消費地の検査でのみ基準超が見つかった福島産牛肉

 ※1(28)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す
 ※3 日付は牛さんがお肉になった日
 図―14 福島産牛肉の検査結果

 図に示す通り福島県の検査では見つからないのに「消費地」の検査では基準を超えるセシウムに汚染された牛肉が見つかりました。いわゆる「稲わら牛」問題です(32)。あれから7年が経過しましたが、何故に福島県の検査では「暫定基準値超」が見つからなかったの説明を(=^・^=)は知りません。多分、説明されていと思います。

 クロダイについては2013年10,11月に福島県沖で採れたクロダイを水研センター(当時)が福島県とはは別に測定しています(33)。以下に検査結果を示します。

 水研センターに比べ低く出た福島県のクロダイ検査結果

 ※1 凡例は検査先で福島県は(28)、水研センター(当時)は(33)による。
 ※2 日付けは捕獲日
 ※3 NDは検出限界未満(みつからな事)を示す
 図―15 福島県沖クロダイの検査結果 

 図に示す通り、水研センター(当時)に比べ福島県の検査は低く出ています。最高値を見ると、1キログラム当たりで
 福島県          160ベクレル
 水研センター(当時)12,400ベクレル
で、数十倍の開きがあります。福島県の検査は水研センター(当時)の検査に比べ大幅に低くなっています。

 以下に2013年以降の厚生労働省が発表した福島産ブドウ(28)の検査結果を示します。

福島県外検査ではそこそこ見つかっても福島県の検査ではあまり見つらない福島産ブドウのセシウム

 ※1(28)を集計
 ※2 日付けは検査日
 ※3 凡例は検査先
 図―16 福島産ブドウの検査結果

 図に示す通り福島県外の検査ではそこそこセシウムが見つかっていますが、福島県外の検査では殆ど見つかっていません。福島産ブドウの2013年以降の検査数、セシウム発見数を加数えると
 福島県外検査 検査  7件中3件でセシウム発見
 福島県検査  検査228件中4件でセシウム発見
です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら10億分の1でした(34)。同じ福島産ブドウを検査しているのに検査結果が合いません。
 なお、厚生労働省は10月17日に今年7月中の食品のセシウム検査結果を発表したあと(35)、1ヵ月以上も発表がありません。福島のブドウのシーズンは、9月からなので(36)、今年は消費地による福島産ブドウの検査結果は発表されていません。

 福島産の検査は僅かな例ですが、福島県外でもされています。それをみると図―14、15、16に示す様に福島県の検査は低くでます。この傾向は今も続いています。
以下にヒラメの検査結果を示します。
他では見つかっても、福島県が検査すると見つからなくなる福島産ヒラメのセシウム
 ※1 (28)(37)(39)(40)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 ()内は検査先、福島県漁連は「県漁連」と略した。
 図―17 ヒラメの検査結果

 図に示す様に岩手県産、宮城県産、茨城県産からはセシウムが見つかっています。福島県漁連がスクリーニング検査では国の基準(スクリーニングレベル)の1キログラム当たり50ベクレル(41)を超える59ベクレルのセシウムが見つかっています(42)。ところが、福島県が検査すると福島県産ヒラメからセシウムは見つからなくなります。6月1日以降に捕獲されたヒラメの検査を厚生労働省(28)や福島県の発表(37)を数えると199件連続で検出限界未満(ND)です。
そして今年も福島産セシウム汚染食品の市場流出が続いています。9月には基準超のマイタケパウダーの市場流出が発覚しました(43)。

基準超の福島産マイタケパウダーの流通を報じるFTV

 ※(43)を転載
 図―18 福島市でマイタケパウダーから基準値を上回る160(Bq/kg)食品の市場流出を報じるFTV

 今月(11月)には基準超のとち餅の市場流出が発覚しました(44)。

福島県下郷町産とち餅から基準超のセシウムが見つかったと発信するNHK

 ※(44)を引用
 図―19 福島県下郷町産とち餅から基準超のセシウムが見つかったと発信するNHK

 福島県はセシウム汚染食品の市場流出を止めることはできません。
 心配なのはセシウムだけではありません。図―7に示す様に福島第一からは今も法定限度を超える全ベータが海に流れ出ています。全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質です(17)。以下に福島県沖20km圏内のお魚の検査結果を示します。
事故から7年以上を経て見つかり続けるお魚のストロンチウム90
 ※(45)(46)を集計
 図―20 20km圏内の魚のストロンチウム90の検査結果

 図に示す様に作年は過去最高となる1キログラム当たり30ベクレルのストロンチウム90を含む魚が見つかりました(47)。
 一方で厚生労働省はストロンチウム90の検査は必要ないとしています。ストロンチウム90はセシウムに対し一定の割合を想定すればよいとの説明です。厚生労働省は放射性物質がセシウムだけなら1キログラム当たり120ベクレルまで「安全」であり、基準値は100ベクレルとしています(48)。するとセシウム20ベクレル相当がストロンチウム90等の放射性物質よる被ばく分です。1ベクレルの放射性物質を取り込んだとして
 セシウム137では  0.013マイクロシーベルト
 ストロンチウム90では0.028マイクロシーベルト
の被ばくをします(49)。この割合から考えると厚生労働省が想定しているストロンチウム90の限度は1キログラム当たりで
  9ベクレル(20×0.013÷0.028)
になります。現行の基準値を下回った食品から1キログラム当たり9ベクレルを超えるストロンチウム90が見つかれば、基準値以下でも「安全」とは言えなくなります。そして福島産クロダイから3倍以上の1キログラム当た30ベクレルのストロンチウム90が見つかっています。福島産はストロンチウム90の検査をしないかぎり「安全」とは言えません。
 
 放射性ストロンチウムは生体内ではカルシウムと同じような挙動をとるそうです(16)。以下に比較的サンプル数が多い福島第二原発沖(T−S7)地点で採れたお魚のストロンチウム含有量とカルシウム含有量の相関を示します。

 カルシウム含有量が多い程にストロンチウム90を多く含む福島第二沖魚

 ※ ストロンチウム90含有量は(45)(46)、カルシウム含有量は(50)による。
 図―21 カルシウム含有量とストロンチウム含有量の相関(福島第二沖:T−S7)

 図に示す通りカルシウム含有量が多い程にストロンチウム90を多く含みます。牛乳はカルシウムが豊富な食品です(51)。お魚同様にストロンチウム90が心配です。でも、福島県の発表(52)も厚生労働省の発表(53)には原乳のストロンチウム90検査結果は全く掲載されていません。

 さらにストロンチウム90のリスクを増しているのが、「放射性物質低減対策」です。名前は「放射性物質低減対策」ですが、実態は「セシウム低減策」であってストロンチウム90には効果がありません。セシウムだけを測れば安全が確保でいるとの厚生労働省の説明を無効にするものです(54)。

 福島産農畜産物はストロンチウム90の検査をしなければ「安全」とは言えません。でも、検査されていません。

 放射線には分解作用がありす(55)。分解によって予期しない毒素ができる可能性も否定できないと思います。 日本では鮮度保持の為に極少量ですがジャガイモに放射線を当てて出荷しています(56)。何分にも食べものですので、照射じゃがいもの安全性につきましては、徹底的に調べたそうです(57)。図―1、9に示す様に福島は放射能に汚染されています。福島産は放射線に曝されて育ちます。放射線によって予期せぬ化学反応が生じ毒素ができていないか心配です。そんな兆候もありあす。

 2017酒造年度(2017年7月〜2018年6月)の全国新酒鑑評会の審査結果で、福島県内の製造場(蔵元)が出品した19銘柄が金賞を獲得し、都道府県別の金賞受賞数で6年連続8度目の「日本一」に輝いたそうです(58)。原発事故後に福島のお酒は美味しくなったようです。

福島産新酒6年連続日本一を報じる福島民友

 ※(59)を5月18日に閲覧
 図―22 「県勢6年連続日本一」を報じる福島県の地方紙・福島民友

 お酒は分解すると美味しくなるそうです(60)。福島のお酒が放射線によって分解し美味しくなり、事故後は6年連続で日本一になった可能性があると思います。
 福島の皆様は健康に暮らしているのでしょうか?
福島県にあるひらた中央病院は、福島産米や野菜について避けるか否かのアンケート結果を発表しています。以下に示します。
 表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (61)を集計

郡山・三春で許容される福島産米


 福島県は県内を7つの地方振興局に区分しています。このうち郡山市と三春町は県中地方振興局に属し、地図で見ると隣接しています。同じく相馬・南相馬市は相双地域振興局に属し、隣接しています。いわき市はいわき市のみでいわき地方振興局を構成しています(62)。そこで、表―1を郡山・三春、いわき、相馬・南相馬に分けて集計してみました。そして福島産野菜にはおおきな温度差があります。郡山市・三春町では750人中146人が福島産野菜を避けているだけで、大部分が許容しています。相馬・南相馬市では638人中465人が、福島産野菜を避けており、許容するかたは少数です。いわき市は中間でしょうか?

郡山市・三春町合計の葬式(死者)数は、福島県の発表(63)を集計すると
  事故前1年(2010年3月から11年2月)3,163人
  事故7年目(2017年3月から18年2月)3,665人
で16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら8億分の1でした(64)。
相馬・南相馬市の合計の葬式(死者)数は
  事故前1年(2010年3月から11年2月)1,294人
  事故7年目(2017年3月から18年2月)1,323人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。
いわき市の葬式(死者)数は
  事故前1年(2010年3月から11年2月)4,007人
  事故7年目(2017年3月から18年2月)4,263人
で7%増えています。郡山・三春と相馬・南相馬の中間でしょうか?
 郡山市・三春町、いわき市、相馬・南相馬市の葬式の増加率と表―1に示す福島産米を許容する割合と葬式の増加率をプロットしてみました。

福島産野菜を許容する程に増える葬式

 ※ (61)と(63)を集計し作成
 図―23 福島産野菜を許容する割合と葬式の増加率

 図に示す通り福島産野菜を許容する地域程に葬式が増えています。
 台湾では福島産等は「核食」と呼ばれ、恐れられており、輸入が禁止されいます(65)。輸入禁止の継続の是非について11月24日に住民投票が行われました。台湾の中央選挙委員会は11月25日、東京電力福島第1原発事故以降続けている福島産などの食品に対する輸入規制継続の是非を問う住民投票について、「継続賛成」が多数を占めて成立したと発表しました(1)(2)。

台湾の福島産等の食品の輸入禁止継続を報じる福島県の地方紙・福島民報

 ※(66)を11月26日に閲覧
 図―24 台湾で福島産等の禁止継続を報じる福島県の地方紙・福島民報
 福島産は
 ・福島は汚染されている。
 ・福島の汚染は今も進行している。
 ・福島県は汚染食品を見つけることができない。
 ・福島産はセシウム以外にも不安な点があるが、セシウム以外は検査されていない。
 ・福島産を許容する地域では事故後に葬式が増えたが、そうでない地域では葬式は増えていない。
等の特徴があり、台湾の皆様が福島産を正しく理解した結果であり当然です。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の皆様は福島産をどのように思っているのでしょうか?
 福島産米のキャンペーンクルーであるうつくしまライシーホワイト(67)の皆さんが活躍したようです。東京では11月18日に記念品を配り、福島産米をPRしたそうです(68)。福島県いわき市小名浜のスーパーでは11月23日にうつくしまライシーホワイトの永井沙也加さんも参加して「おいしい ふくしま いただきます!」キャンペーンが開かれました(69)。でも、上手くはいっていないようです。

 福島県いわき市市産米の全量・全袋検査数が43万件を超えました(70)。同市は人口約34万人の市(63)なので、とりあえず市民が食べるには十分な量です。同市産米は「Iwaki Laiki」という美味しいお米です(71)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(72)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産米はありません。

他県産はあっても福島産米が無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 ※(73)を引用
 図―25 福島産米が無い福島県いわき市小名浜のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2725.html
(1)台湾、福島などの食品禁輸継続へ | 国内外ニュース | 福島民報
(2)台湾で食品規制継続の住民投票成立と発表 - 共同通信 | This kiji is
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)世界各国による輸入規制について
(8)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省
(9)(8)中の3.中国語版[繁体字](PDF:3,662KB)
(10)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(11)東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会
(12)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ(13)安倍首相「アンダーコントロール」のウソ|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト
(14)めげ猫「タマ」の日記 トラブルいっぱい!福島原発(9月2週)―安倍出戻り総理が世界に向かって「嘘」をつく−
(15)2018年のアーカイブ - 廃炉プロジェクト|公表資料|東京電力ホールディングス株式会社中の「2018年10月25日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第59回事務局会議)」中の【資料3-6】環境線量低減対策
(16)周辺の分析結果ー分析結果 - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社
(17)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(18)めげ猫「タマ」の日記 放射能が舞い散る福島(2017)
(19)核分裂反応 - Wikipedia
(20)めげ猫「タマ」の日記 再臨界について
(21)阿武隈川上流流域下水道事業 - 福島県ホームページ
(22)流域下水道終末処理場における下水汚泥等の放射性物質濃度・空間線量結果について(9月末現在) - 福島県ホームページ
(23)下水汚泥から検出されたヨウ素について - 福島県ホームページ
(24)(22)中の「平成29年1月1日〜平成30年3月31日 [PDFファイル/2.99MB]」
(25)(22)中の「平成29年1月1日〜平成30年3月31日 [PDFファイル/4.49MB]」
(26)(22)中の「平成29年1月1日〜平成30年3月31日 [PDFファイル/3.74MB]」
(27)中長期ロードマップ|東京電力⇒中長期ロードマップの進捗状況⇒2018年4月26日(廃炉・汚染水対策チーム会合 第53回事務局会議)⇒【資料3-6】環境線量低減対策(9.52MB)PDF
(28)報道発表資料 |厚生労働省
(29)農林水産部 - 福島県ホームページ
(30)保健福祉部 - 福島県ホームページ
(31)生活環境部 - 福島県ホームページ
(32)福島の肉用牛に出荷制限 政府、移動も禁止 (写真=共同) :日本経済新聞
(33)]水産総合研究センター - affrc
(34)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(11月2週)―福島産米の測定誤差は1キログラム当たり70ベクレル以上―
(35)食品中の放射性物質の検査結果について(第1094報)(東京電力福島原子力発電所事故関連)
(36)くだもの図鑑 ? くだもの消費拡大委員会
(37)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(38)福島県における魚介類の試験操業に関するポータルサイトです中の「漁協によるスクリーニング検査結果 」
(39)(38)中の相馬双葉地区  
(40)(38)中のいわき地区 
(41)食品中の放射性セシウムスクリーニング法の一部改正について |報道発表資料|厚生労働省
(42)(38)中の「ヒラメ、生、2018/7/20」
(43)めげ猫「タマ」の日記 福島でセシウム汚染食品が市場流出、安倍出戻り内閣は発表しません。
(44)めげ猫「タマ」の日記 基準超の福島産とちもちが市場流出、福島県検査は14(Bq/kg)
(45)採取地点別放射性物質の分析結果(2018年9月分) - 廃炉プロジェクト|データ|東京電力ホールディングス株式会社<中の26日<福島第一原子力発電所20km圏内海域>2018年度 第1四半期採取分
(46)福島第一原子力発電所周辺の放射性物質の分析結果|アーカイブ|東京電力中各月の「魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 201*年度 第*四半期採取分(*は1〜7の数値)」
(47)2017年7月13日魚介類の核種分析結果<福島第一原子力発電所20km圏内海域> 2016年度 第4四半期採取分(PDF 756KB)
(48)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(49)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(50)五訂増補日本食品標準成分表 [第2章]中の10 魚介類(PDF:283KB)
(51)大切な栄養素カルシウム:農林水産省
(52)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(53)報道発表資料 |厚生労働省
(54)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q5.放射性物質低減対策ってなんですか?
(55)放射線分解 - Wikipedia
(56)食品に対する放射線照射(食品照射) (08-03-02-01) - ATOMICA -
(57)第21号・じゃがいもの発芽防止に放射線
(58)全国新酒鑑評会金賞受賞数「6年連続日本一」に係るPR資材について - 福島県ホームページ
(59)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(60)電解酒とは|電解酒の通信販売ショップ
(61)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(62)福島県 - Wikipedia
(63)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(64)めげ猫「タマ」の日記 福島Q&A Q2.福島県の野菜・果物の検査は正しいですか?
(65)台湾は日本を映す鏡——台湾の「核食」輸入問題から考える | nippon.com
(66)福島民報
(67)2018うつくしまライシーホワイト決定!
(68)東京で会津産米をPR ライシーホワイトが記念品配布:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(69)県産食材おいしさPR 小名浜でキャンペーン | 県内ニュース | 福島民報
(70)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(71)いわき産コシヒカリのブランド米「Iwaki Laiki-いわきライキ」
(72)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(73)マルト/SC君ヶ塚店のチラシと店舗情報|シュフー Shufoo! チラシ検索















http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/593.html

[政治・選挙・NHK254] 平和、民主主義、人権が暴力の前に無力になるとき。(谷間の百合)
平和、民主主義、人権が暴力の前に無力になるとき。
https://taninoyuri.exblog.jp/29870214/
2018-11-27 10:13 谷間の百合


つい先日第一次大戦終結100年記念式典で、凱旋門を背にマクロン大統領が演説を行った同じ場所でガソリン高騰に抗議するデモ隊と警察が激しく衝突しました。

ナショナリズムを否定し、今一度平和を優先すると誓おうではないかとマクロン大統領は言ったばかりですが、平和とは言い換えれば生活が安定することであり、その生活を直撃する物価の高騰が平和を否定することだということを政治家はほんとうに分かっているのでしょうか。

まるで革命を彷彿させるような光景でした。

いまのところ警察は催涙ガスと放水銃で対応していますが、デモが更に拡散し過激になると、それでは済まなくなるのではないかという危惧を覚えます。

わたしはいつ実弾が使用されるか分からない状況が来るような気がしてなりません。

それは、移民キャラバンにも言えることですが、トランプ大統領は何を考えているのでしょうか。

一発の銃弾から第三次世界大戦が始まるのではないかという不安さえ感じます。

式典に参加したロシア、アメリカ、ドイツ、フランスの各首脳は第三次世界大戦勃発の危機を訴えましたが、かれらが感じた危機とは何を指しているのでしょうか。

プーチン大統領は何を見、何を感じて戦争の準備は出来ていると言ったのでしょうか。

もし、一人の警官が一発の実弾を放ったら、そこから世界はカオスに突入するような気がしてなりません。

政府も警察ももう弁解はしないような気がします。

だれも止めることができない流れになるような気がします。





一発の銃弾で民主主義も人権も吹き飛ぶかもしれません。

平和は脆いものです。

民主主義や人権思想はしっかり人類の中に根付いたものだと思うのは勝手ですが、わたしにはそう思えません。

なぜなら、世界は進歩も成熟も賢くもなっていないからです。

むしろ逆で退化しているからです。

現に、いまの日本がそうです。

あまりにも愚かな総理とその支持者が考えているのは戦前の国家主義の再現です。

戦争の反省など微塵もありません。

人のいのちや生活など想像したこともないからです。

平和はなにかをきっかけに一瞬で吹っ飛ぶものだということを、長い歴史が教えてくれています。

人間は同じことを繰り返す習性を持っています。

やはり、憤怒は自民党の議員に向かいます。

あの官房長官、あの幹事長は日本の恥です。

モチロン最大の恥は総理ですが。

その総理がまた一週間ほど外遊に出かけます。







http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/258.html

[経世済民129] ゴーン氏がデリバティブ取引の損失を日産に引受させていた(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
ゴーン氏がデリバティブ取引の損失を日産に引受させていた
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51759709.html
2018年11月27日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 ゴーン氏逮捕の件で、私は今回の逮捕は不思議なことが多すぎる、つまり不当だと主張してきている訳ですが、しかし、だからといってゴーン氏のファンでないことは既に述べたとおりです。

 ゴーン氏はお金に汚いところがあったのかもしれません。

 小出し小出しに情報が出てくる訳ですが…

 今度のは今までよりも相当に悪質。

 朝日の記事です。


 役員報酬を有価証券報告書に約50億円分少なく記載した疑いで逮捕された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者(64)が2008年、私的な投資で生じた約17億円の損失を日産に付け替えていた疑いがあることがわかった。証券取引等監視委員会もこの取引を把握し、会社法違反(特別背任)などにあたる可能性があると、関係した銀行に指摘していたという。東京地検特捜部も同様の情報を把握している模様だ。

 複数の関係者によると、ゴーン前会長は日産社長だった06年ごろ、自分の資産管理会社と銀行の間で、通貨のデリバティブ(金融派生商品)取引を契約した。ところが08年秋のリーマン・ショックによる急激な円高で多額の損失が発生。担保として銀行に入れていた債券の時価も下落し、担保不足となったという。

 銀行側はゴーン前会長に担保を追加するよう求めたが、ゴーン前会長は担保を追加しない代わりに、損失を含む全ての権利を日産に移すことを提案。銀行側が了承し、約17億円の損失を事実上、日産に肩代わりさせたという。



 損失を肩代わりさせただなんて、これは確かに酷い!

 ただ、今回の件も、ゴーン氏が1人で勝手にした訳ではないのです。

 日産自体が先ず、その損失を被ることを了承し、そして関係していた銀行のそれを了承した、と。

 そんな違法なことを平気でしてしまう日本の企業社会。

 おかしいでしょう?

 確かにおかしい。おかしすぎる。

 ただ、今回のニュースも、恐らくゴーン氏がマクロン大統領の意向を受けて、ルノー・日産の経営統合に向けて動き出していなかったら、出てこなかった不祥事だと思うのです。

 何故10年以上も経った今、明らかになったのか、と。

 つまり、おかしいのはゴーン氏だけではなく、ゴーン氏を取り巻く日産の関係者たちもおかしいのです。

 何故ゴーン氏だけが逮捕されて、それ以外の役員たちは責任を問われないのか、と。

 私思うのですが、ゴーン氏の責任を追及するのであれば、社外取締役を除く日産プロパーの取締役も全員辞任すべきと思うのですが、如何でしょうか?

 こんなおかしな会社を守ろうとする安倍政権と経済産業省。

 おかしいという点では共通していますが…


 何故日産は、ゴーン氏のデリバティブ取引の損失を肩代わりしたのか、ちゃんと説明しろ、バカモンと思う方、クリックをお願い致します。
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※リンク省略



























http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/627.html

[政治・選挙・NHK254] 風疹の流行拡大が深刻化…原因は安倍政権の“無策”だった(日刊ゲンダイ) 


風疹の流行拡大が深刻化…原因は安倍政権の“無策”だった
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242434
2018/11/27 日刊ゲンダイ


今からで間に合うの?(C)共同通信社

 原因は政府の無策だった――。風疹の流行が深刻化している。11月11日までに報告された今年の累計患者数は2032人で、1万4344人が感染した2013年の流行以来、5年ぶりに2000人を超えた。

 日本は欧米諸国に比べて風疹対策を怠ってきた。医学博士の左門新氏によると、米国、カナダなどの北米と西欧ではすでに風疹の根絶に成功。先月末には世界保健機関(WHO)がオーストラリアでの風疹が根絶されたと発表した。いずれも政府がワクチンによる予防接種を呼びかけたことが奏功したという。ところが日本は“ワクチン後進国”となっている。

「風疹の予防接種は乳幼児と20歳までの2回でセットになっています。日本では20歳までの男女はこのセットを受けていますが、20歳以上は接種が1回きりで抗体が弱い世代や1回も受けていない世代があり、バラバラの状態。そのため大人の風疹患者の9割が30〜50代の男性という結果です」(左門新氏)

 国立感染症研究所は9月に患者数を発表した際、「このまま流行が継続すると、東京五輪・パラリンピックへの影響が懸念される」と警告した。

 今月5日、自民党厚生労働部会長の小泉進次郎衆院議員は、「風疹をなくそうの会」の共同代表と面会した際、「東京五輪のある2020年までに撲滅できるよう、全力を尽くす」とコメントした。日本政府は今になって五輪を意識し、慌てているわけだ。

「政府がもっと早くから本腰を据えてワクチン接種を進めるべきだったのに、大流行がなかったので油断していたのです。だから欧米諸国に比べて10年遅れた。いま風疹ワクチンが不足しているとの情報もある。風疹の根絶に無策だった国の責任は重大です」(左門新氏)

 前回、風疹が大流行したのも安倍政権の時だった。あの時、対策を取っていれば、今回ここまで広がらなかった可能性もある。安倍政権は国民の五輪ムードを煽っているが、2年後、外国人観光客が風疹を敬遠して来日に及び腰になりかねない。



























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/261.html

[国際24] あらゆる陰謀論のいずれも、公然と行われていることほど酷くはない(マスコミに載らない海外記事)
あらゆる陰謀論のいずれも、公然と行われていることほど酷くはない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-3239.html
2018年11月26日 マスコミに載らない海外記事


2018年11月21日
Caitlin Johnstone
medium.com

 アメリカで暮らし、働いていたサウジアラビア人ジャーナリストジャマル・カショギの殺人を、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が個人的に命令したというCIAの主張にもかかわらず、昨日、トランプ大統領がホワイトハウス・ウェブサイトに、彼の政権はサウド家を支持すると言う声明を投稿した。

 声明は、まるで「アメリカ・ファースト!」のようないわれのない感嘆符やスローガンや、政権が何度繰り返そうとも決して本当のはずがない、イランは「世界の主要テロ支援国家」だという嘘に満ちたトランプ・ツイートの長編版のようだ。世界の主要テロ支援国家は、イスラエルとアメリカとともに、もちろんサウジアラビアだ。

 恐ろしい暴力行為に直面しても、サウジアラビアに味方し続けているアメリカ大統領のことを、トランプ反対派とされる連中は、何十年間もの標準業務手順ではない何か新しい、前例がないことであるかのように、メロドラマ風の怒りで対応している。まだ生きている間にジャーナリストの手足をばらばらにするのは、サウジアラビア政府にとって、ごくありきたりのことで、この政府がした大半の不快なことベストテンのどこにも入るまいが、それがアメリカや陰謀とからんでいるがゆえに、皆が喜んで聞く人目を引く話題だ。しかも、トランプはアメリカの墜落について実に率直で包み隠さないので、一層興味深くなっているのだ。



 安いガソリン価格について得意気に語り、小さな指人形のように「サウジアラビアありがとう」と付け加えるWWE(ワールド・レスリング・エンターテインメント)社長のツイートで活力を与えられて、これは今日までずっとホットな話題だ。サウジアラビア政府による一人の男性の殺害を巡り、皆が拳を振るわせ、衣服を引き裂く中、2015年4月から2018年10月までの間に、5歳以下のイエメンの子供およそ84,701人が餓死させられたという、それに比べ、ほとんど人を引き付けない記事が発表された。彼らの餓死は、サウジアラビアによる封鎖と容赦ない暴力の直接の結果なのだから、「餓死した」の代わりに「餓死させられた」と私は表現する。

 イエメン一般市民の生命の破壊と比較して、カショギ事件への反応における平衡感覚の欠如は、公の場で発言できる、物事をわきまえた人々により、正しく徹底的に批判されてきた。ジャーナリストを冷酷に殺す政府は明らかにひどいが、それが数えきれない何万もの苦悩に満ちた死より多くの注目を受けるというのは法外だ。

 この動きは、サウジアラビアの人権侵害に特有のものでもない。例えば進行中のロシアゲート陰謀理論を考えよう。たとえマラーの調査が何らかの方法でトランプが2016年選挙で不正に当選するため、ロシア政府と共謀したのを証明した(そうはなるまいが)としても、その行為は、この政権が核保有超大国に対して絶えず推進している冷戦エスカレーションほど恐ろしくはあるまい。地球のあらゆる生き物の存在が、トランプによるばかばかしい、容赦できない、これまでほとんど誰もそれについて話さない、依然、ロシアと進行中の核チキンレースによって脅かされているのだ。彼らは、一部は、戦争挑発への支持を生み出すことがマスコミの仕事であるという理由から、また一つには、理論的な陰謀の方が、我々の支配者が公然と行っていることより、多くの注意を引きつけるというもあって、その危険を軽視し、代わりに無意味な陰謀理論に焦点を当てている。



 陰謀者が、しばしば、9/11事件についてのあれこれや、JFK暗殺や、何であれ、連中の陰謀論について書くように頼んだり、言ってきたりするが、皆様は連中が昼日中に実行しているのを見たことがおありだろうか?? 私に信じるようテレビが報じる公式説明に私が執着しているわけではなく、単に、公的に知られていて、誰もが認める事実を指摘する、より良い議論のほうに一層引かれるし、特に、そうしたものは、どの陰謀理論が主張するより遥かに悪いことが多いのだ。

 つまり、9/11事件を考えてみよう。かなり酷いではないだろうか? 2,996人もが亡くなったのだ。もしそれが、アメリカ政府、あるいはその同盟国の何らかの一派によって計画設計されたか、起きることが許されたのなら、かなり邪悪だ。だが、それは嘘に基づく戦争で、百万人のイラク人が殺害されたことより悪いだろうか? たとえあなたがアメリカ人の命だけを気にかけているとしても、イラクで亡くなったアメリカ兵の数は、既に9/11 事件の死亡者数をはるかに超えている。これは秘密主義の行政機関とDCの部内者により画策され、政府の嘘、マスコミにより客観的な疑いようがない事実として推進された嘘で正当化され、大衆に売りこまれた戦争だった。戦争は、いかなる公的説明責任もなしに、強引に推進され、百万の人の命が消滅させられ、それが実行された際、誰も戦争犯罪のかどで裁判にかけられなかった。誰も解雇もされなかった。このような恐怖が再び世界にもたらされるのを阻止するいかなる変更も行われていない。

 理論上、それは9/11事件より遥かに悪いと私は言いいたいう。そう、2つの事が関連しているのは知っているが、この二つの客観的事実を見れば、9月の朝に何が特に起きたかにかかわらず、一つの方が、もう一つより一層言語道断な攻撃なのは明らかだ。



 ほぼ全ての他の陰謀論は、これと同じだ。権力を持った人々を、連中が何か恐ろしいことを公然と行っている現場で捕らえるという考えは興味深く、面白いが、こうした権力を持った連中が、公然と行っていることよりもずっと恐ろしくないのだ。マスコミは、誰が彼らを所有しているか全く隠そうともせず、あるいは、明けても暮れても我々の心を操作しながら、どぎつい既成支配体制寄りの偏見を覆い隠そうともせず、医薬品のお金が爆弾や戦艦に使われ、一般市民が制裁で餓死する間に、嘘を元に戦争が行われ、そうした嘘が発覚しても、我々は「くたばれ。我々はやりたいことをやるのだ」と言われるだけで、アメリカ国民が医療不足で死んでゆく間、億万長者連中は、企業ロビー活動や選挙運動資金を提供し、公然と立法府に影響力を行使し、金権政治階級に有利なように局面を変えており、お金は、金持ちの中でも最も金持ちへと上方逆流する中、我々は、環境汚染による生態系破壊という最終段階の資本主義か、イエメンに地球上で最もひどい人道的危機をもたらしている底知れぬほど裕福な王家との間で儲かる武器取り引きがまとまっての、核によるホロコーストかのいずれかによる絶滅に、少しずつ近づいているのだ。

 もし我々が、我々と我々の仲間たちに、公然と行われていることを新鮮な目で見ることができれば、我々は全くの恐怖に震え、ひるみ、地面に倒れ込むはずだ。これらの酷いことを、そういうものとして扱わない唯一の理由は、そうしたことを、我々がそうすべきものとして扱わない唯一の理由は、我々がそれを当然のこととして受け取り、それがものごとの当然のなりゆきだと我々が受け止めてしまうほど、我々に対し、そうしたことが常態化されているためだ。そうしたものが、我々が感受性を鈍くさせられていない新しいニュースの話題であるがゆえに、陰謀理論は輝いているが、最も多くの損害を与えるのは、権力がある連中が、通常、公然と実行しているものごとだ。

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[戦争b22] 軍拡急ぐ中国、3隻目の空母「建造中」と堂々PR!  :国際板リンク 
軍拡急ぐ中国、3隻目の空母「建造中」と堂々PR!

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[戦争b22] <報ステ>ロシアがウクライナ艦船に発砲 6人けが(ANN) :国際板リンク 
<報ステ>ロシアがウクライナ艦船に発砲 6人けが(ANN)

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[経世済民129] ゴーンの逮捕容疑「50億の報酬」は払われていなかった! 検察の杜撰すぎる捜査とリークに丸乗りするマスコミ(リテラ)
ゴーンの逮捕容疑「50億の報酬」は払われていなかった! 検察の杜撰すぎる捜査とリークに丸乗りするマスコミ
https://lite-ra.com/2018/11/post-4394.html
2018.11.27 ゴーンの「50億の報酬」は払われていなかった!検察の杜撰捜査 リテラ

     
逮捕されたカルロス・ゴーン著書(『カルロス・ゴーン経営を語る』 日経ビジネス人文庫)


 いったいどうなっているのか。日産自動車のカルロス・ゴーン氏(会長解任)逮捕から1週間が経ったが、ここにきて、“約50億円の報酬の有価証券報告書虚偽記載”という検察のシナリオに、大きなクエッションがついている。というのも、当初、「報酬を得ていたにも関わらず不記載」とされたはずの約50億円が、実際には、ゴーン氏が退任後に日産から報酬を受け取る約束を交わしていただけ、つまり「50億円はまだもらっていなかった」というのである。

 朝日新聞が24日朝刊の一面で報じ、読売新聞が追いかけた。微妙に表現に違いがあるが、両紙の報道の共通部分をかいつまむと、ゴーン氏側が役員退任後に毎年約10億円を日産から受け取るとする〈覚書〉(読売)を毎年作成。東京地検特捜部はこの〈契約書〉(朝日)を押収した。〈将来の支払いが確定した報酬として開示義務があり、事実上の隠蔽工作と判断した〉(朝日)という。

 一方、もっとも異なっているのは、朝日が〈毎年約10億円、5年度分で約50億円が積み立てられていた〉としているのに対し、読売は〈後払い分は事前に積み立ててはおらず、ゴーン容疑者が退任した後に、同社が社内に蓄積している利益の中から捻出することにしていた〉と伝えているところだろう。

 どちらが正しいのか、あるいはどちらも間違っているのか、それは定かでないにせよ、この「将来に受け取ると約束した50億円」が、例の虚偽記載の「約50億円」と見られているようだ。

 しかし、ちょっと待ってほしい。報道が事実だとしたら、これ、そもそも金融商品取引法違反にあたるか疑問だ。なにせ、ざっくり言えば、検察は「まだ受け取っていないカネ」の報告義務を主張し、ゴーン氏をしょっ引こうというのである。そんなことが本当にできるのだろうか。

 実際、元検察官からも強い疑義が呈されている。東京地検特捜部出身の郷原信郎弁護士は、25日に「Yahoo!ニュース」へ出した記事で、〈今回の事件の逮捕容疑の「虚偽記載」の内容が、本当に、「退任後の支払の約束」の程度の話で、現実の支払ではなかったのだとすると、有価証券報告書に記載義務があるのかどうか、犯罪と言えるかどうかも、極めて微妙なことになる〉と指摘した。

 郷原弁護士によれば、退任後の「約束」と現実に受領する役員報酬とは、「支払いを受けることの確実性」という点で大きな違いがある。それは、退任後に別の名目で「報酬」を払うのならば都度、社内で手続きをとる必要があるため、その時の経営状況などにより、事実上、その「約束」を果たせない可能性があるからだ。

〈そういう意味では、退任後の「支払の約束」は、無事に日産トップの職を終えた場合に受け取ることの「期待権」に過ぎないと見るべきであろう。多くの日本企業で行われている「役員退職慰労金」と類似しており、むしろ、慰労金であれば、社内規程で役員退職慰労金の金額あるいは算定方法が具体的に定められ、在職時点で退職後の役員退職慰労金の受領権が確定していると考えられるが、実際に、慰労金の予定額について、有価証券報告書に役員報酬額として記載している例は見たことがない。〉

 郷原弁護士の言うように、たしかに「役員退職慰労金」は、その是非はともかくとしても、多くの日本企業でごく当たり前に行われていることだ。これは通常の社員の退職金とは異なり、役員、とりわけ会社の功労者に支払われるお金だが、その金額や仕組みに関しては内規で定めるか、あるいは株主総会での決議を得る必要がある。

 ゴーン氏の場合、検察はこれを「後払い報酬の密約」と立証することで虚偽記載の枠組みに入れようというわけだが、少なくとも、今現在は報酬を得ていないのだから「総会決議を前提とした役員退職慰労金」、すなわち「絵に描いた餅」である可能性も決して低くないだろう。

■ゴーン逮捕の一報から、錯綜し続けるマスコミ

 すると、最悪の場合、容疑を否認しているというゴーン氏を勾留中の起訴へ持ち込めないという、検察の面目丸つぶれのオチまでありえる。当然、「本丸」とささやかれている「特別背任」の線もどっぷりとした暗雲に包まれているに違いない。

 ましてや今回、捜査当局はマスコミを動かして“ゴーン逮捕劇場”まで大々的に演出したのだからオオゴトだ。とくに、この間の新聞・テレビの報道自体、その大部分が検察のリークであることは疑いないが、いやはや、それに振り回されてもんどりうっている大マスコミの情けなさといったらないだろう。

 実際、あらためて振り返ってみると、当初からマスコミ報道は錯綜し続けてきた。

 前述のように、最初の朝日の“スクープ”では〈特捜部の発表によると、ゴーン会長とケリー代表取締役の2人は共謀のうえ、2010〜14年度の5年度分の有価証券報告書に、実際はゴーン会長の報酬が計約99億9800万円だったにもかかわらず、計約49億8700万円と過少に記載した疑い〉と報じられた。

 後追いした他のマスコミも異口同音で、さもゴーン氏が5年間で約100億円もの巨額報酬を懐に入れながら半分しか受け取っていないかのごとく欺いたような報じ方だった。さらに、日産の西川広人社長が会見であげた「目的を偽った投資資金の支出」「私的な目的での会社の経費の不正使用」に関する不動産疑惑等も続々と伝えられるなど、“強欲ゴーンの巨悪”なるイメージがあれよあれよと作られていった。

 ところが、周知の通り、その後、肝心の「有価証券報告書虚偽記載疑惑」の雲行きが怪しくなってくると、各社の報道は大混乱。矛盾だらけの支離滅裂なシロモノになっていったのだ。

 たとえば、ゴーン氏が子会社等の資金を「私的」に使って高級住宅を購入し、その家賃相当額を有価証券報告書の記載すべきなのにしていなかった=「約50億円は不動産等を報酬とみなして積み上げた説」がまことしやかに出てきたり、実は約50億円のうち約40億円は「株価に連動した報酬を受け取る権利」なる報道が出てきたりと、ようするに、毎日のように“消えた50億円”の内訳がコロコロ変わっていったのだ。

 そして挙句の果て、「そもそも50億円は受け取っていなくて退任後の約束だった」なる話まで飛び出してきたわけである。こうなってくると、もはや何が何だかわからないというのが一般の感想だと思うが、実際、記者やデスクもよくわからないまま書いているのではないか。

 もっとも、新聞・テレビというマスコミがこうした無茶苦茶な飛ばしや推測の大合戦の様相を呈しているのは、主に、検察が小出しにするリークにまる乗っかりで、ろくすっぽ検証もせず垂れ流しているからだろう。

■検察リークに丸乗りし「国策捜査」をサポートしてきたマスコミ

 いうまでもなく、記者クラブメディアにとって、捜査当局は最大のネタ元にして最大のタブーだ。本来、マスメディアに求められるのは、公権力による捜査に恣意性や無理がないかを絶えずチェックすることだが、検察の捜査にケチをつけようものなら、とたんにパージされ、情報がもらえなくなってしまう。そのため、検察は事実の捏造や歪曲、不当捜査をさんざん繰り返してきたが、それをマスコミが批判することはほとんどない。2010年元厚労省局長の村木厚子氏の裁判で大阪地検特捜部の証拠改ざんが明らかになった際は検察批判が一時的に盛り上がったが、以降も検察とマスコミの関係は変わらないままだ。

 なかでも、東京地検特捜部は官邸や官僚機構の意を汲んで敵対勢力を排除する「国策捜査」で恣意的な法適用やでっち上げを繰り返してきた。そうした検察の暴走を批判するどころか検察のリークを垂れ流し、被疑者悪しの世論を作り出して、その捜査を正当化する役割を演じてきたのが、大マスコミだ。

 今回のゴーン逮捕報道でも同じことが起きているのではないか。もちろん、国際的大企業のトップにかけられている疑惑を追及し、そこに不正や私物化の事実があれば批判するのは当たり前だが、この状況を見ていると、世論を味方につけたい検察側と、スクープを落としたくないマスコミ各社が、まるで“共犯”的にゴーン氏を“強欲な巨悪”に仕立てているようにさえ思えてくる。しかも「日本の日産vsゴーン+ルノー+フランス」という愛国エンタメ的な論調まで加わり、歯止めが効かない状態になっている。

 繰り返すが、検察が描いていたシナリオは、まずは有価証券報告書虚偽記載疑惑で逮捕して、これを嚆矢に私的な使い込みなどを立証し、特別背任も視野に起訴、有罪へ持ち込むことだ。しかし、この報道の大混乱を見る限り、どうも青写真どおりにはいきそうにないという事情が透けて見える。

 逆に言えば、天下の東京地検特捜部は、日産の内部通報者からの情報で踏み込んだが、その実、想定していた具体的なブツが出てこなくて焦っている、そういうことなのではないか。言っておくが、これは単に特捜が“無能集団”ということではなく、一部で言われる「日産と三菱自動車の海外移転を阻止するための国策捜査」であるがゆえの勇み足という説が濃くなっていくことを意味している。

 いずれにしても、本サイトで指摘した司法取引の問題しかり、今回のゴーン氏逮捕をめぐっては、検察とマスコミの暴走という面が目立つ。しかしゴーン氏という世界的有名人相手にいつも通りの捜査手法が通用するのだろうか。中世並みの人質司法とともに、特捜部の恣意的で杜撰な「国策捜査」の手法、メディアとの共犯関係もまた、国際社会の厳しい目線にさらされることになるのではないか。

(編集部)































http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/628.html

[経世済民129] ゴーンの逮捕容疑「50億の報酬」は払われていなかった! 検察の杜撰すぎる捜査とリークに丸乗りするマスコミ(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1655] kNSCqYLU 2018年11月27日 14:17:17 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[120]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/628.html#c1
[経世済民129] ゴーンの逮捕容疑「50億の報酬」は払われていなかった! 検察の杜撰すぎる捜査とリークに丸乗りするマスコミ(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1656] kNSCqYLU 2018年11月27日 14:19:00 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[121]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/628.html#c2
[経世済民129] ゴーンの逮捕容疑「50億の報酬」は払われていなかった! 検察の杜撰すぎる捜査とリークに丸乗りするマスコミ(リテラ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[1657] kNSCqYLU 2018年11月27日 14:20:20 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[122]






http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/628.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 北方領土問題の鍵を握る「日米地位協定の考え方」という極秘文書  天木直人 
北方領土問題の鍵を握る「日米地位協定の考え方」という極秘文書
http://kenpo9.com/archives/4472
2018-11-27 天木直人のブログ


 11月25日の天木塾で講師として来てもらった前泊博盛沖縄国際
大学教授から、北方領土問題の鍵を握っているのは「日米地位協定の考
え方」という外務省の機密内部文書であることを教えてもらった。

 その要旨はこうだ。

 すなわち、外務官僚たちは、あの日米地位協定の解釈について、条文
を見るだけではわからない地位協定の解釈、言いかえれば運用マニュアル
すべて米国に都合のいいように日米地位協定を実施して来た。

 このとんでもない、国民を裏切る文書を沖縄の琉球新報がすっぱ抜い
てスクープ報道したのは2004年1月元旦だった。

 外務省を解雇されたばかりの私は、当時その報道を知って驚いたこと
をいまでも思い出す。

 つまり日米安保条約の密約ぶりが一番凝縮されたのが、この外務官僚
たちが勝手に作った「日米地位協定の考え方」つまり運用マニュアル
なのだ。

 そして、ここからがこのメルマガの本論なのだが、いまや安倍首相が
歴史的偉業として成し遂げ、解散・総選挙に打って出ようとしている
北方領土の鍵を握るのがこのマニュアルなのである。

 外務官僚の書いたマニュアルにはこう書かれている。

 「・・・このような考え方(つまり日本が米国の要求に応じないとい
う事は安保条約上予想しえないと言う意味)からすれば、例えば北方
領土の返還の条件として、『返還後の北方領土には(米軍)施設・区域
を設けない』との法的義務をあらかじめ一般的に日本側が負うような事
をソ連側と約することは、安保条約・地位協定上問題があるということ
になる・・・」

 こも運用マニュアルは、琉球新報がスクープした後、「日米地位協定
の考え方 増補版」(高文研)として出版され、公表されている。

 その31ページに上記の文章がそのまま公開されている。

 ロシアそれを研究していないはずがない。

 ロシアの側近が訪ロした谷内正太郎NSC局長に問いただしたのは
まさにこの点だ。

 そして谷内局長はマニュアル通り、約束できない、米軍
が在日米軍基地を返還後の北方領土に置く可能性をあらかじめ否定する
事は出来ない、と、馬鹿正直に答えてしまっただ。

 そこでプーチン大統領は安倍首相に迫ったのだ。

 「君の側近が島に米軍基地が置かれる可能性があると言ったそうだが、
それでは交渉は終わる」と。

 慌てた安倍首相は、「全くの誤解だ、これから交渉しよう」、と応じ
たのだ。

 そして安倍首相は、あらためて外務省の運用マニュアルの検証を命じ、
運用マニュアルはそれを書いた当時の外務官僚の個人的見解だと判断し、
ロシア側との間で2島に米軍を置かない事を確認することは安保条約上
も可能だと結論づけ、それを安倍首相みずからプーチンに大統領に、
そして谷内正太郎NSC局長を派遣してロシア側に伝えたというのだ。

 これが、安倍首相が2島先行返還という決断に踏み切り、そして、
やれると張り切っている背景なのである。

 こんな重要なスクープ記事を朝日新聞は11月16日の紙面で報じて
いたのだ。

 見落としていた私に、それを教えてくれたのが前泊教授だった。

 琉球新報記者として外務省の運用マニュアルについてスクープ取材し
た前泊教授こそ、沖縄問題のキーパーソンだけではなく、いまや北方
領土問題解決の鍵を握るキーパーソンでもあるのだ。

 そして、最後に次の言葉でこのメルマガを締めくくりたい。

 私がこのメルマガで書いてきた事を、きょう11月27日発売のアサ
ヒ芸能(12月6日号)で佐藤優が、私がこれまで書いてきた事のすべ
てをばらしている。

 恐るべき佐藤優だ。

 佐藤優はまさしく安倍首相の2島先行返還の知恵袋である(了)





http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/262.html

[政治・選挙・NHK254] 北方領土問題の鍵を握る「日米地位協定の考え方」という極秘文書  天木直人  赤かぶ
1. 赤かぶ[1658] kNSCqYLU 2018年11月27日 14:50:40 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[123]



機密文書「地位協定の考え方」
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/kimitsubunsho-l01.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/262.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 武器輸入の闇を「これでもか」と暴いた東京新聞! 
     



※画像クリック拡大


武器輸入の闇を「これでもか」と暴いた東京新聞!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_218.html
2018/11/27 13:58 半歩前へ

▼武器輸入の闇を「これでもか」と暴いた東京新聞!

 杉原浩司さんが、東京新聞<税を追う>シリーズを取り上げ、激賞した。私も以前から東京新聞は在京紙の中で唯一信頼できる新聞だと思っている。

 朝日や読売、産経、日経を購読している皆さん、東京新聞に切り替えよう。

 安倍晋三は日替わりメニューで、在京紙の幹部やベテラン記者と飲食をともにし、懇談。そうした中で東京新聞は唯一、社長らに「お声」がかからない新聞だ。

 安倍政権にとって「煙たい存在」なのだ。言論機関としては誉、最高の勲章である。

 皆さん、東京新聞を購読して、「私たちの代弁者」である東京新聞を応援しよう。

 首都圏以外の人は東京新聞の電子新聞を購読する手がある。正確な情報は暮らしに欠かせない。

**********************

杉原浩司さんが言った。

 武器輸入の闇を「これでもか」と暴いた東京新聞<税を追う>シリーズが、11月25日で終了。同紙の底力を見せ付けた怒涛の連載でした。現在、望み得る最高の資料でもあります。

 問題は、市民がこれに応えて具体的な取り組みを作れるかどうかです。NAJATも微力ながら頑張ります。

【紹介】米国製兵器"爆買い"の闇を暴いた東京新聞<税を追う>シリーズ
https://kosugihara.exblog.jp/238877094/ ←リンク集です

【東京新聞<税を追う>シリーズ】

2018年11月25日 朝刊
<税を追う>歯止めなき防衛費(10)辺野古新基地建設 県民抑え 際限なき予算
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112502000123.html


2018年11月25日 朝刊
<税を追う>取材班から 「放置」国家でいいですか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112502000118.html


2018年11月24日 朝刊
<税を追う>歯止めなき防衛費(9)米軍再編費、要求ゼロ 膨らむ予算「裏技」駆使
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112402000129.html


2018年11月23日 朝刊
<税を追う>歯止めなき防衛費(8)中期防兵器リスト 「八掛け」で詰め込む
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112302000127.html


2018年11月21日 朝刊
<税を追う>歯止めなき防衛費(7)国内防衛産業 機関銃価格 米の7倍
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112102000130.html

続きはここをクリック
https://kosugihara.exblog.jp/238877094/


<税を追う>歯止めなき防衛費(10)辺野古新基地建設 県民抑え 際限なき予算
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112502000123.html
2018年11月25日 東京新聞


辺野古新基地の工事区域を仕切るフロート。その内側では民間会社の警備艇が建設反対派の抗議船を監視していた=沖縄県名護市辺野古沖で(中沢誠撮影)

 ボートの舳先(へさき)に座る黒ずくめの乗員が威嚇するように、抗議船にビデオカメラを向けている。サングラスに黒のマスクで顔を覆った乗員は拡声器を手に、ひっきりなしに警告する。「ここは臨時制限区域です。速やかに退去してください」

 沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍キャンプ・シュワブから約五百メートルの沖合。今月二十日、海上で新基地建設に抗議する小型船に同乗した。工事区域への立ち入りを規制するフロートの内側にいたのは、防衛省沖縄防衛局から警備業務を請け負った民間警備艇だった。

 一日から海上工事が二カ月ぶりに再開。美(ちゅ)ら海(うみ)は再びフロートで仕切られた。基地反対運動を撮り続ける名護市の写真家、山本英夫さん(67)は「国はカネがないと言いながら、ここでは基地反対の民意を抑えるために毎日二千万円も使っている。モリカケ疑惑なんかの比じゃないよ」と、警備艇に怒りをぶつけた。

 新基地建設が本格化した二〇一四年度以降、海上保安庁の警備に加え、民間の警備艇が二十四時間態勢で監視している。海上警備の予算は一五〜一七年度で計百六十一億円。座り込みが続くシュワブ・ゲート前での陸上警備の予算を合わせると、三年間の総額は二百六十億円に上る。

 「一日二千万円の警備費」は、新基地に反対する「沖縄平和市民連絡会」メンバーで元土木技術者の北上田毅(きたうえだつよし)さん(72)が防衛局への情報開示請求で暴いた。「一日の人件費が一人九万円で積算されており、あぜんとした。国策だったら何でもありなのか」と嘆く。

 その後、会計検査院が海上警備費を調べると、防衛局は「業務の特殊性」を口実に国の単価ではなく業者の見積もりをそのまま採用していたことが発覚。一五〜一六年度で計一億八千八百万円を過大発注していた。

 コスト意識の乏しい防衛局。それが、かえって県民の反感をあおっている。名護市の自営業、島袋正さん(58)は訴える。「ヤマト(本土)の人は、辺野古は沖縄だけの問題と思ってるかもしれないが、自分たちの税金が無駄に使われているわけさ。国民一人一人にしわ寄せが来てるんよ」

 そもそも政府は当初から「禁じ手」を使っていた。

 一三年十二月、当時の仲井真弘多(なかいまひろかず)知事が辺野古埋め立てを承認すると、政府は一四年七月、建設費百四十二億円を予備費から支出した。国会審議を経ずに閣議決定だけで支出できる予備費は、災害などの緊急時に限られる。沖縄では当時、建設反対の大きなうねりが広がっていた。

 「野党の追及を避け、基地建設を強行したい政権の姿勢が表れている」と分析するのは新藤宗幸・千葉大名誉教授(行政学)。「予算は国会の議決が必要という財政民主主義に反する姑息(こそく)な行為」と批判する。

 埋め立てすら手付かずなのに、辺野古には既に千二百七十億円が支出されている。政府が当初、想定した総事業費は三千五百億円以上。巨額の税金を垂れ流しながら、今後いくらかかるのか、見通しさえ国民に明らかにしようとしない。

 沖縄選出の赤嶺政賢衆院議員(共産)は金に糸目を付けない政府のやり方に憤る。「辺野古で予算なんてあってないようなもの。県民を黙らせることが予算の最大の要件なんだ」 =おわり

 (鷲野史彦、原昌志、中沢誠、望月衣塑子、藤川大樹が担当しました)

 
工事が再開した米軍キャンプ・シュワブ=20日、沖縄県名護市辺野古で(沖縄ドローンプロジェクト提供)



































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/263.html

[国際24] 超党派委員会:アメリカはロシアと中国との「恐ろしい」「衝撃的」戦争に備えねばならない(マスコミに載らない海外記事)
超党派委員会:アメリカはロシアと中国との「恐ろしい」「衝撃的」戦争に備えねばならない
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-41cf.html
2018年11月27日 マスコミに載らない海外記事


2018年11月20日火曜日
アンドレ・デイモン

 火曜日、議会に任命された超党派委員会が、トランプ政権の喧嘩腰の政策を、民主党も共有していることを明らかにして、ロシア、中国、あるいはその両国に対する「大国間」戦争に備える国防総省計画を支持する長い報告を発表した。

 その調査結果が決してマスコミに、本格的報告はされるまいと考え、このような戦争が何を意味するだろうかに関し、報告書執筆者は遠回しな表現をしていない。報告によれば、4年以内に起きるかもしれないアメリカ・中国間の戦争は「恐ろしく」、「衝撃的」だ。軍は「ここ数十年内のどれよりも大きな損失に直面する」だろう。このような戦争は「素早い核エスカレーション」になりかねず、アメリカの一般市民が攻撃され、殺される可能性が高い。

 一つの基本的現実を認識しなければ、アメリカ政治は何ごとも理解できない。夕方のニュースやニュースサイトの見出しや、ソーシャル・メディアの書き込みになる政治説を独占する出来事やスキャンダルは、実際に決定をする人々の考慮とは、ほとんど無関係だ。メディアに出る評論家連中は、最も重要な話題は、極めて限定された範囲内でしか議論してはいけないことを知っていて、割り当てられた役割を演じているだけだ。

 実際に政策を立案する人々-連邦議会幹部議員や国防総省やシンクタンク職員やホワイトハウス補佐官ら、選り抜き集団の人々は、一般大衆が読まないだろうと知っていてメディアが本気で報道しない出版物では、彼ら同士で、全く異なった主張をしている。

 人々全てが分かりやすい自明の事実として受け入れるような発言は、もしそれが夕方のニュースになると、「陰謀論」として捨て去られる。

 そうした率直な発言の最近の例は、アメリカ軍に関し「テロではなく、大国間の競争が今の主要焦点だ」と宣言して今年早々公表された国防総省の新国家防衛戦略を評価するため議会により設立された組織である国家防衛戦略(NDS)委員会により発表された新報告書だ。

 委員会の見解は「共通の防衛を提供する」という題の報告として発表されており、以下のように要約できる。アメリカ軍が、ロシアと中国との戦争のために準備するのは完全に正しい。しかし、毎年アメリカに続く最大の8カ国の軍を合わせたより多い資金を使っている国防総省には、メディケアやメディケイドなどの基礎的社会福祉や社会保障を削減して支払われるべき膨大な軍事支出拡大が必要だ。

 言い換えれば、報告書は、今年、圧倒的な超党派的支持で、冷戦以来、最大の軍事予算増加を成立させて議会が行ったことを言葉で表現した、トランプ政権による軍事力増強に対する議会による安易な承認だ。

 だが、アメリカ国民に対する「衝撃的」影響がある差し迫った「社会全体」戦争にアメリカが備えるべきだという認識を越えて、書類はもう一つの基本的現実の厳しい警告なのだ。実際、世界人口の5パーセント以下しかない国による地球全体の軍事征服を必要とする このような戦争で、アメリカは敗北するかも知れないのだ。

 アメリカは「中国あるいはロシアに対する戦争に勝つか、あるいは多分負けるのに苦闘するかもしれない」と文書は明言している。これらの戦争は海外で戦われるのみならず、おそらくアメリカ国民も標的になるだろう。「彼らが海外で我が軍を破ろうと努める中、敵が、動的、サイバー、あるいは他の形での、本土のアメリカ人を弱体化させるため攻撃を予想しないのは賢明ではなく、無責任だ。」

 報告書は更にこう加える。「もし戦争が起きれば、アメリカ軍はここ数十年の中で、より厳しい戦いと、より大きな損失に直面するだろう。フォークランド戦争時、明らかに劣っている相手、アルゼンチンが、一発の誘導ミサイルで攻撃し、主要イギリス軍艦に損傷を与え沈没させことは想起する価値がある。主要対立国が、今日アメリカ軍に与え得る破壊の量は一桁上の規模でありうる。」

 要点を十分納得させるため、報告書は多くのシナリオを概説している。最初のものは、2022年に中国からの独立を宣言し、中国の報復を呼び起こす台湾の例だ。「国防総省はもし国の総力が結集されれば、アメリカは、おそらく長い戦争で中国を破ることができると大統領に言っている。それでも、その取り組みで、台湾が侵略される前に、決定的な影響を与えるすべて保証がない 厳しい経済的崩壊を味わうのに加え、何千という命と、莫大な数の船と航空機を失うだろう・・・。 だが、その結果を避けるには、今恐ろしい損失が必要だろう。」

 解決策は、一貫した多年にわたる出費増加により資金供給される、遥かに巨大な陸軍だと報告書は結論を出している。「国防の危機に対処するには、異例の緊急性が必要だ」と報告書は書いている。

 陸軍は「より多くの装甲部隊、長距離火器、工兵と航空防衛部隊」が必要だ。空軍は「より探知されにくい長距離戦闘機と爆撃機、給油機、空輸能力と諜報、偵察と偵察プラットホーム」が必要だ。核戦力は、より多くのミサイルを必要とする。その他諸々。

 この全てを支払うため、社会福祉は破壊しなければならない。「義務的な受給資格付き社会保障が支出増大を引き起こしている」と議会は、メディケアやメディケイドや社会保障を含むこれらプログラムに対処するよう要求し、文句を言っている。報告書は「このような調整が非常に辛いものであるのは確実だ」と警告している。

 最終的に、社会の全てが戦争準備に動員されなくてはならない。「「社会全体」」手法が「貿易政策、科学、技術、エンジニアリングと数学教育」を含め採用されなければならない。私企業から高等教育機関に至る全てが加わらなければならない。

 ロシアあるいは中国に対する戦争を戦い、それに勝利するためのアメリカのさまざまな課題を列記しながら、委員会の著名メンバーの誰一人、一見明白な結論に達していない。アメリカは、このような戦争を戦うべきではないかも知れないということだ。

 しかし彼らはこの報告書で、アメリカ政界の圧倒的合意を代表しているのだ。最期の日々、アドルフ・ヒットラーは、もしドイツが第二次世界大戦に勝てなければ、存在するに値しないと何度も繰り返し宣言したと伝えられている。世界の人々の多くのみならずアメリカ国民自身が消滅する脅威がある行動方針にアメリカ支配階級は専念しているのだ。

 これは個人の狂気ではなく、長生きし過ぎて、役立たずになり破綻した社会秩序、資本主義、そして同様長生きし過ぎて、役立たずになった政治的枠組み、国民国家体制を代表する社会階級の狂気だ。それには、もう一つの社会的勢力しか反対することはできない。その社会的関心が国際的で、進歩的で、その存在そのものか、アメリカ資本主義の誇大妄想狂の戦争という目的への反対にかかっている世界中の労働者階級だ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2018/11/16/mili-n16.html

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[経世済民129] まさかの無罪も…? ゴーン巡る大マスコミの迷走と混乱(日刊ゲンダイ)


 


まさかの無罪も…? ゴーン巡る大マスコミの迷走と混乱
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242432
2018/11/26 日刊ゲンダイ 文字起こし


特捜部の取り調べにハッキリと容疑否認(C)日刊ゲンダイ

 カリスマ経営者の電撃逮捕から1週間。日産自動車前会長のカルロス・ゴーン容疑者(64)の悪事が堰を切ったように表沙汰になっている。巨額の役員報酬ゴマカシにとどまらず、海外子会社を通じて世界各地に数十億円相当の豪邸を購入。ブラジル在住の姉と実態のないアドバイザー契約を結んだ2002年以降、年間10万ドル前後を横流ししていたこともバレた。日産が「重大な不正行為」と指摘した▼実際よりも少ない役員報酬を有価証券報告書に記載▼目的を偽って私的に日産の投資資金を流用▼不正目的で日産の経費を支出――の3点を裏付ける不正が次々に報道されている。

 ゴーンの逮捕容疑は前代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者と共謀し、11年3月期〜15年3月期の役員報酬を実際より約50億円少なく記載したことによる金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)だ。巨額報酬のゴマカシは直近の16年3月期〜18年3月期にも及び、虚偽記載の総額は8年度分で約80億円に上る見通し。

 SAR(ストック・アプリシエーション・ライト)と呼ばれる株価連動報酬の約40億円も隠蔽し、トータルで約120億円をかすめ取った疑いが濃厚だ。

 もっとも、捜査の焦点は逮捕容疑の50億円のチョロマカし方だ。その手法を巡る報道は、二転三転。当初はSARによる報酬の不記載とされたが、退任後に報酬を受け取る契約を毎年交わし、受領を先送りしていた可能性が高まっている。毎年約10億円、5年度分で約50億円という計算である。退任時に顧問などに就く契約を日産と結び、その段階で残額を受け取ろうというスキームだ。東京地検特捜部は契約書が毎年交わされていることから、事実上の隠蔽工作と判断。その都度、役員報酬として有報に記載し、開示する義務があるとみているという。


ルノー支配を強める結果に(C)日刊ゲンダイ

無理筋なのか、「後払い契約」で報酬確定

 日産を完全に私物化し、あの手この手で報酬をゴマカしていたゴーンは容赦なく断罪すべきだが、問題の50億円が「退任後の報酬」だとすると、筋が変わってくる。これで有罪に持ち込み、ゴーンを収監できるのか。

 元特捜部検事で弁護士の郷原信郎氏は言う。

「報酬の後払い契約とはいうものの、契約を交わした時点で報酬の支払いが確定されたといえるのか。退職慰労金という形式であれば、在任期間の終了に伴って支払われる性質上、確約された報酬と捉えられますが、それとは異なります。しかも、顧問などの形態で新たな契約を締結したことによる報酬という位置づけであれば、在任中の報酬とは断定し難い。そもそも、役員報酬の記載の問題が有報の虚偽記載罪に問われた事例は聞いたことがない。日産の18年3月期連結決算は売上高約12兆円、純利益約7500億円。この経営規模からすると、1期当たり約10億円の虚偽記載額は僅少で、果たして立件に値するのか。逮捕容疑は妥当なのか、起訴できるのか。疑念を持っています」

 ゴーン逮捕を巡る情報は錯綜し、報道の軌道修正が相次いでいる。西川広人社長を中心とする日産執行部の動向を巡り、日経新聞は「西川氏、暫定会長で調整」(22日付朝刊)と見出しを打ったものの、ハズレ。朝日新聞も「日本人の代表取締役 追加へ」(22日付夕刊)との見出しで〈臨時の取締役会で、西川広人社長以外の日本人取締役にも代表権を与える提案をすることが分かった〉と報じたが、ハズした。大マスコミは混乱、迷走を極めている。

「ハッキリ言って、今回のマスコミ報道はメチャクチャ。降ってくる情報をロクに精査せず、垂れ流している印象があります。とりわけ、ゴーン容疑者が日産会長職を解任されるまでがひどかった」(郷原信郎氏=前出)

 この1週間、ゴーン有罪が確定したかのような大騒ぎだった。こうなってくると、ゴーン無罪のマサカの展開もあり得る。大山鳴動してネズミ一匹なんてことになれば、日本の司法は赤っ恥。「推定無罪の原則」を唱えてゴーンのCEO留任を決めた仏ルノー、そのバックの仏政府が黙っているはずがない。

ルノーの声明で株主は雪崩を打つ

 ルノーと日産の経営統合を狙う仏政府の動きは早かった。

 ゴーン逮捕の翌日にはルメール経済・財務相が世耕経産相に電話会談を申し入れ、「協力関係を維持していくという日産とルノーの共通の意思への強力なサポートを再確認した」とする共同声明を発表。2025年の大阪万博開催を決定した博覧会国際事務局(BIE)総会出席のためパリ滞在中の世耕を捕まえて直接会談し、「日産とルノーの連合を両国政府は強く支持する」との共同声明を再度出す念の入れようだ。

 駐日大使が東京拘置所を訪問し、勾留中のゴーンに面会する異例の対応も見せた。「推定無罪」をタテにゴーンを擁護する姿勢を鮮明にし、離反をもくろむ日産執行部を激しく牽制している。

 自動車業界に詳しい経済ジャーナリストの井上学氏はこう言う。

「日産は12月の取締役会で後任会長を選ぶ予定ですが、西川社長の目はない。議決権のある日産株を43.4%保有するルノーの意向を無視した人事案は通りませんし、ルノーの出資比率の引き下げやルノー株の買い増しなどによる資本構成の見直しもはねつけられるでしょう。日産執行部がルノーに対抗するには1%でも多くの議決権をかき集める必要がありますが、大半が一般株主のため現実的に難しい。業を煮やしたルノーが〈このままではルノーと日産のアライアンスは終わる〉とでも声明を出せば、日産はひとたまりもない。販売台数世界2位のグループから二流メーカーに転落することになり、日産株の暴落は避けられない。株主は雪崩を打ってルノーにつき、その提案に乗るでしょう」

■ゴーン復帰で経営統合前倒しシナリオ
 被害者ヅラで記者会見し、「現執行部に影響はない」と断言した西川社長だが、その対応は後手後手に回っているどころか、やることなすこと裏目に出ている。西川・日産のゴーン潰しは完全に目算が狂ってきた。

 ゴーンは特捜部の調べに容疑を否認。黙秘する様子はなく、ハッキリと主張しているという。ケリーも「適切に処理した。社内の人間が外部の法律家らの意見を聞いたりしながら処理した」と報酬隠しを否定。法律事務所や金融庁にも問い合わせたとも供述しているという。

「ルノーCEOの任期が今年までだったゴーン氏に対し、マクロン大統領が22年までの続投を認めたのは、〈ルノーと日産の関係を不可逆的なものにする〉と手形を切り、任期満了時点での経営統合を誓約したからです。ゴーン氏の解任見送りも同様で、これほど利用価値の高い人物はいないからです。ゴーン氏が無罪放免、あるいは罰金刑で決着をつけられれば、現場復帰が視野に入る。ルノーCEOはルノー・日産連合のトップ。日産がガタガタ騒ぐのであれば、カムバックしたゴーン氏の手によって一気に経営統合を進めるシナリオです」(井上学氏=前出)

 日産執行部が総退陣でハラを決め、次世代に託す姿勢を見せれば、日本の世論への配慮で展開は変わったかもしれない。しかし、サイは投げられた。
















 



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/629.html

[政治・選挙・NHK254] 大阪万博の開催地 「夢洲」は「豊洲」に酷似の軟弱地盤(日刊ゲンダイ)
     


大阪万博の開催地 「夢洲」は「豊洲」に酷似の軟弱地盤
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242440
2018/11/27 日刊ゲンダイ


大ハシャギだったが台風21号で夢洲はグチャグチャに(左=共産党・辰巳孝太郎参議院議員事務所提供)/(C)共同通信社

 2025年の万博開催地が大阪に決定し、松井一郎府知事や世耕弘成経産相らが歓喜する様子が伝えられたが、ホントに万博を開けるのか懸念する声が上がっている。

 大阪湾内に位置する開催地「夢洲」(大阪市)は、四方を海に囲まれ、津波や台風にさらされる危険な場所だからだ。会場建設に1250億円もつぎ込んで大丈夫なのかと不安視されているのだ。

 実際、9月上旬の台風21号では、護岸ブロックが破損し、おびただしい数のコンテナがひっくり返るなど惨状に見舞われた。松井知事は、一般市民の指摘に「風評被害となる邪魔は慎んでください」とムキになってツイッターで反論していたが、それだけ災害に弱いことを不安視している裏返しだ。万博は半年間、行われる。もし、強風でパビリオンが吹き飛ばされでもしたらトンデモない事態となってしまう。

 台風被害もさることながら、最も不安視されているのが地盤の弱さだ。実は夢洲は、地盤沈下が指摘されている東京都の「豊洲市場」用地と似た軟弱地盤なのだ。豊洲市場用地は、3・11の時、液状化を起こしている。大阪市などは「粘性土を主成分とする浚渫土砂などで埋め立てされているため、液状化しにくい」としているが、「夢洲」も地盤沈下や液状化の心配があるのだ。土壌問題に詳しい1級建築士の水谷和子氏はこう言う。

「都は、豊洲市場用地で埋め立てに浚渫土を使用した複数箇所について『液状化の可能性あり』と判定し、対策してきました。浚渫土には確かに粘性土が含まれますが、粒子が粗めの砂も含まれる。そもそも、埋め立て地である以上、粘性土であろうとなかろうと、大地震による液状化のリスクはつきまといます。『液状化しにくい』と主張する根拠はよくわかりません」

 夢洲での万博開催が決まり、早速、専門家の間では「復興万博になるのでは」といったブラックジョークが飛び交っている。いつ起きてもおかしくない「南海トラフ地震」が発生すれば、夢洲は津波にのみ込まれる恐れがあるからだ。2兆円にも上るとされる経済効果が泡と消えなければいいのだが。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/264.html

[経世済民129] 台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。(めげ猫「タマ」の日記) :原発板リンク 
台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。(めげ猫「タマ」の日記)

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/593.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/630.html

[原発・フッ素50] 台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1659] kNSCqYLU 2018年11月27日 16:57:54 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[124]

台湾、福島産などの食品禁輸を継続へ 住民投票
https://digital.asahi.com/articles/ASLCS1PK8LCSUHBI002.html
2018年11月25日00時55分 朝日新聞

 統一地方選に併せ、10件の住民投票が24日行われた。福島第一原発事故に伴い台湾への輸入を止めている福島など5県の食品の規制を継続することへの賛否を問う投票は、規定を超える賛成票を得て成立する見通しだ。日本側は輸入解禁を期待していたが、難しくなるとみられる。

 今回、一度に10件もの住民投票を行ったため、投票所では混乱も生じた。投票所では締め切り時間の午後4時を過ぎても、入場を待つ有権者の列が続いた。開票作業もずれ込み、台北市長選の開票作業は24日深夜の時点でも続いている。(台北=西本秀)











http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/593.html#c1
[原発・フッ素50] 台湾が福島・核食は輸入禁止継続、当然です。(めげ猫「タマ」の日記) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1660] kNSCqYLU 2018年11月27日 16:59:12 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[125]






http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/593.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 「単純労働とは何か」(山尾志桜里)VS「こうした場において具体的、個別具体的に例を示すのは控えた方が良いと考える」(安倍

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「単純労働とは何か」(山尾志桜里)VS「こうした場において具体的、個別具体的に例を示すのは控えた方が良いと考える」(安倍晋三)・・・「こうした場」だと! 国会舐めとんのか!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-c2cd.html
2018年11月27日 くろねこの短語


 入管難民法改正案、その実は移民法の強行採決が今日にもありそうだ。それもこれもペテン総理の外遊日程に合わせてのことで、法案の中身はいまだにスッカスカ。昨日の衆議院予算委員会もひどいものでした。答弁に立った初老の小学生・ペテン総理は「ご飯論法」全開で、まともに質問に答えようとしない。ていうか、答えられないってのが本当のところか。

「雇用に悪影響ない」根拠は? 入管法改正、かわす首相

 なんてったって、どんなに具体的に質問しようが、「まだ決まっていない」「これから検討する」だもんね。ようするに、外国人労働者受入人数や単純労働の定義といったことは、すべて法案成立後に「分野別運用方針」を作成して法務省が決めていくってことなんだね。

 つまり、省令ということで、これには議員はまったく関与できない。政権の思うままに運用できるというわけだ。これを世間では「白紙委任」と言う。ヒトラーの全権委任法が脳裏を掠めます。

【信号無視話法】山尾議員vs安倍総理 2018年11月26日 衆議院 予算員会 (入管法 強行採決直前)

 それにしても、昨日のペテン総理の低脳ぶりは凄まじかった。白眉は、なんといってもアニー山尾君とのやり取りだ。

山尾 単純労働には拡大しないという単純労働とは何か。特段の技術も技能も知識も経験も要らない仕事とは、どういう仕事か?
安倍 お尋ねの点については様々な作業が考えられるものの、こうした場において具体的、個別具体的に例を示すのは控えた方が良いと考える。

 おいおい、国会だぞ。舐めとんのか!! こうした移民法案のいい加減さを伝えるのがメディアの務めだろうに、TVではゴーンゴーンゴーンゴーンと除夜の鐘が鳴りっばなし。たまに移民法に触れたと思ったら、政治部キャップとやらが「明日にも採決の姿勢です」とまるで他人事で、「オメーの考えを述べよ」と思わずTVに向って毒づいちまった。

【報ステ】入管法「単純労働とは?」野党が総理追及



 まともに議論をしない政治屋とそれを見て見ぬ振りするメディア、そしてそんな状況でも内閣支持率でバックアップする一般大衆労働者諸君の存在が、なんとも疎ましい小春日和の朝である。












「雇用に悪影響ない」根拠は? 入管法改正、かわす首相
https://digital.asahi.com/articles/ASLCV4DJVLCVUTFK00D.html
2018年11月27日05時38分 朝日新聞


入管法改正案を巡る26日の主なやりとり

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案について、26日にあった衆参両院の予算委員会集中審議では、野党側から「制度設計があやふやで、将来に大きな禍根を残す」といった批判が相次いだ。だが、葉梨康弘・衆院法務委員長(自民)は26日、衆院法務委で27日に採決する方針を職権で決めた。与党は衆院本会議での可決も目指す。野党は「中身も詰まっていなければ、必要なデータの開示もない」として強く反発している。

 26日の衆院予算委員会の集中審議。「日本人の職が奪われるのではないかという懸念がある」。野党議員の質問に対し、安倍晋三首相は「日本人の就業に対して影響を与えることはないと考えている」と明言した。

 そう言い切るには、新たな在留資格による外国人労働者の受け入れ数を政府がどのように管理するのかが重要になる。だが、受け入れ見込み数の上限について問われた首相は「法律(改正法)に基づいて策定する分野別運用方針で示す」とかわした。山下貴司法相も「全体の労働市場とのバランスを見ながら判断していく」と今後、検討していく考えを強調した。

 「日本人の雇用に悪影響がないか」といった与党も気にする質問には一見、明確に答える。だが、野党がその根拠を明らかにさせようとすると「これから検討」「法務大臣の裁量で適正に判断」といった答弁でかわす――。今国会最大の焦点となった入管法改正案の審議で、繰り返されている光景だ。

※続きはトップ紙面をご覧ください





























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/265.html

[政治・選挙・NHK254] 北方領土問題の鍵を握る「日米地位協定の考え方」という極秘文書  天木直人  赤かぶ
3. 赤かぶ[1661] kNSCqYLU 2018年11月27日 17:56:40 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[126]

※関連記事

<朝日新聞、一大スクープ!>プーチンに一杯食わされた安倍首相(日米安保否定発言の衝撃) 天木直人
http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/695.html




http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/262.html#c3
[国際24] トランプ氏、対中関税を予定通り引き上げへ 「全製品」対象も警告(AFP)
トランプ氏、対中関税を予定通り引き上げへ 「全製品」対象も警告
http://www.afpbb.com/articles/-/3199264?cx_part=latest
2018年11月27日 10:54 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP


米首都ワシントンのホワイトハウスで記者会見するドナルド・トランプ大統領(2018年11月20日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP


【11月27日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は26日、中国からの2000億ドル(約22兆7000億円)相当の輸入品に対する関税率について、予定通り来年1月に25%に引き上げるとの見通しを示した。今週予定される中国の習近平(Xi Jinping)国家主席との首脳会談で合意できなければ、中国からの輸入品すべてに追加関税を課すとも警告した。

 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。

 トランプ政権は9月、知的財産権の強制的な移転や政府による市場への大規模な介入といった中国の不公正な貿易慣行の是正を求めるための措置として、中国から輸入する2000億ドル相当の製品に10%の関税を発動。税率は来年1月に25%へ引き上げられる予定だが、米国の企業や市場はその回避を望んでいる。

 トランプ氏は今週末、アルゼンチンで開かれる20か国・地域(G20)首脳会議に合わせ、習氏と会談する見通し。トランプ政権はすでに、中国からの年間輸入額のほぼ半分に相当する約2500億ドル(約28兆4000億円)の製品に追加関税を課しているが、トランプ氏はWSJに「われわれが合意できなければ、さらに2670億ドル(約30兆3000億円)分の中国製品に追加関税を課すつもりだ」と語った。

 2670億ドル分は、中国からの輸入品のうちこれまで制裁関税の対象になっていなかった残りすべてに当たる。トランプ氏は「中国が米製品との競争に国を開かない限り、ディール(取引)は成立しない」ともくぎを刺した。

 トランプ氏の言葉通り中国からの全輸入品に追加関税が課されることになれば、米アップル(Apple)が中国で生産する製品も対象になる。(c)AFP



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/633.html

[国際24] バーニー・サンダース氏、20年米大統領選出馬に「脈あり」(AFP)
バーニー・サンダース氏、20年米大統領選出馬に「脈あり」
http://www.afpbb.com/articles/-/3199310?cx_part=latest
2018年11月27日 13:58 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP


米首都ワシントンで講演するバーニー・サンダース上院議員(2017年6月22日撮影、資料写真)。(c)Mandel Ngan / AFP


【11月27日 AFP】2016年の米大統領選で民主党の指名候補を目指していたバーニー・サンダース(Bernie Sanders)上院議員(77)が米誌「ニューヨーク(New York)」とのインタビューで、ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏を打ち負かすために最適な候補は自分だとなれば、2020年大統領選への立候補もあり得ると語った。

 サンダース氏は16年大統領選の民主党予備選で異例の選挙戦を展開。ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)元国務長官に破れ、民主党大統領候補の座は譲ったが、サンダース氏が民主党候補だったらトランプ氏に勝てたはずだと信じるサンダース氏支持者は少なくない。

 国民皆保険制度や最低賃金15ドル(約1700円)への引き上げを主張するサンダース氏の政治的立場は、ポピュリズム的なリベラルと広くみなされている。

 実際に、こうした政策メッセージを効果的に米国民に伝えられる人物が、サンダース氏以外にいるだろうか? サンダース氏はニューヨーク誌に「どのような理由であれ、私よりも良い仕事ができそうな人物がいれば、私は彼、もしくは彼女が大統領選で勝利するために一肌脱ぐつもりだ」と述べ、さらに「ドナルド・トランプを打ち負かす最適な候補は私だということになれば、自分が出馬するかもしれない」と付け加えた。

 2020年の次期米大統領選までには、まだ101週間もある。だが慣例では、候補者の多くは大統領選前年の早いうちに出馬の意向を明らかにする。(c)AFP



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/634.html

[国際24] バーニー・サンダース氏、20年米大統領選出馬に「脈あり」(AFP) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1662] kNSCqYLU 2018年11月27日 18:14:03 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[127]






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/634.html#c1
[国際24] バーニー・サンダース氏、20年米大統領選出馬に「脈あり」(AFP) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1663] kNSCqYLU 2018年11月27日 18:15:08 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[128]






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/634.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 「単純労働とは何か」(山尾志桜里)VS「こうした場において具体的、個別具体的に例を示すのは控えた方が良いと考える」(安倍 赤かぶ
1. 赤かぶ[1664] kNSCqYLU 2018年11月27日 18:25:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[129]

<入管法>外国人就労拡大案、衆院法務委で可決
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181127-00000060-mai-pol
11/27(火) 18:02配信 毎日新聞

 外国人労働者の受け入れを拡大するための入管法改正案が27日、衆院法務委員会で自民、公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決された。与党は同日中に改正案を衆院本会議で可決し、参院に送付する方針。法務委では、野党議員が葉梨康弘委員長(自民党)の席を取り囲んで採決に抗議した。

 維新は法案修正で与党と合意し、賛成に回った。委員会採決に先立ち開かれた衆院本会議では、立憲民主党など野党6党派が提出した山下貴司法相の不信任決議案の採決が行われ、与党などの反対多数で否決された。国民民主党の山井和則氏は趣旨弁明で、技能実習生が低賃金や長時間労働、セクハラなどの人権侵害を受けていると指摘。政府による失踪技能実習生の実態調査の不適切な集計を「明らかな隠蔽(いんぺい)、改ざんだ」などと批判した。

 政府・与党は来年4月からの新たな受け入れ制度スタートに向け、12月10日までの会期内成立を目指す考え。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/265.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 「単純労働とは何か」(山尾志桜里)VS「こうした場において具体的、個別具体的に例を示すのは控えた方が良いと考える」(安倍 赤かぶ
2. 赤かぶ[1665] kNSCqYLU 2018年11月27日 18:27:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[130]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/265.html#c2
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ 


入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ
https://digital.asahi.com/articles/ASLCW5CQBLCWUTFK01S.html
2018年11月27日17時48分 朝日新聞


衆院本会議の開会中、麻生太郎財務相(右)と言葉を交わす安倍晋三首相=2018年11月27日午後3時39分、岩下毅撮影

 外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法(入管法)改正案が、27日の衆院法務委員会で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数により可決した。立憲民主党など野党の反対を押し切り、採決を強行した。与党は、同日中に衆院本会議で可決し、参院送付を目指す。

 改正案は、政府が指定した業種で一定の能力が認められる外国人労働者に対し、新たな在留資格「特定技能1号」「2号」を付与することを柱とする。


































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html

[経世済民129] 経営危機時に密約…日産にルノーが送る「西川追放」の刺客(日刊ゲンダイ) 
 


経営危機時に密約…日産にルノーが送る「西川追放」の刺客
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242436
2018/11/27 日刊ゲンダイ


ルノーはどう出るか(右は西川社長)/(C)ロイター=共同

 カルロス・ゴーン容疑者(64)を会長職から解任した日産は、一気にルノー支配を断ち切るつもりだ。自主独立の経営体制を画策している西川広人社長は、ルノーとの資本関係を見直し、経営の自主性を高める方針だという。ゴーンの後任会長も自分たちで決めようとしている。しかし、本当にうまくいくのかどうか。ルノーやフランス政府は黙っていないからだ。

 日産の取締役会は会長が招集することになっている。ゴーン逮捕で会長不在の日産は、現取締役の中から早期に決めたい意向だ。さらに、川口均専務執行役員が菅官房長官に日本政府のバックアップをお願いするなど、“脱ルノー”に向けた動きを加速させている。

 しかし、43%の日産株を保有し議決権を持つルノーやマクロン大統領は、あくまで主導権を握り続けるつもりでいる。

 フランス世論は、ゴーン逮捕を「まるでブルータス」「日本人は恩知らず」とカンカンだ。ルノーもゴーンのことを解任していない。フランスのルメール経済・財務相も25日、ルノーと日産の企業連合のトップは、ルノー出身者が望ましいとの考えを示した。

 この先、日産はルノーの影響力を薄めるために、新株発行などあらゆる手段を講じるとみられている。しかし、日産が“ルノー支配”から脱するのはそう簡単じゃない。19年前の“密約”があるからだ。

「どうやら、日産の経営を担う会長などトップクラスの役員は、ルノーから迎えるとの取り決めがあるようなのです。19年前、経営危機の日産にルノーが出資して救済した際に締結されたようです」(自動車業界関係者)

 経営危機の時、手を差し伸べた恩をないがしろにされないようルノーは手を打っていたのだ。何より、ルノーが日産株の43%を押さえる大株主なのは紛れもない事実だ。ルノーは日産に対し、ゴーン以上の強硬派を送り込んでくる可能性がある。果たしてどんな役員を送り込んでくるのか――。経済ジャーナリストの小宮和行氏が言う。

「ルノーやフランス政府にとって日産ほどおいしい提携先はありません。当然、日産との関係を強化することが“新役員”のミッションです。今は、ゴーン容疑者の司法の行方を注視していますが、もし、ゴーン容疑者の犯罪が悪質ならば、穏やかな統治型の役員を送ってくるでしょう。逆に、ゴーン容疑者が不当に扱われ、日産や日本の司法がけしからんということになれば、フランス世論も許さないでしょうから、強硬派の役員を送ってくることもあるでしょう」

 これまで、ゴーンが日産・ルノーの“緩衝材”になっていた面もある。ゴーン追放で、日産は主導権を握るどころか、強硬派刺客の下、ルノーに完全支配されるかもしれない。





























http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/631.html

[政治・選挙・NHK254] まさかの無罪も…? ゴーン巡る大マスコミの迷走と混乱(日刊ゲンダイ) :経済板リンク 
まさかの無罪も…? ゴーン巡る大マスコミの迷走と混乱(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/629.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/271.html

[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
1. 赤かぶ[1666] kNSCqYLU 2018年11月27日 19:22:45 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[131]

出入国管理法の改正案が衆議院の法務委員会で可決
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181127-00000050-ann-pol
11/27(火) 17:53配信 ANN



 「入管法改正案」が衆議院の法務委員会で採決されました。国会から報告です。

 (政治部・岡香織記者報告)
 委員会室には多くの野党議員が押し寄せ、怒号が飛び交うなかで法案が可決されました。

野党側は「絶対に認めるわけにはいかない」と猛反発して今、幹部が集まって対応を協議しています。

この後、本会議を開かないように衆議院の議長に申し入れる予定です。

与党側としては、27日午後6時半時ごろから衆議院の本会議を開いて入管法改正案の採決を行い、与党などの賛成対数で可決して参議院へ送りたい考えです。

野党幹部は「本丸はこの後だ」と周辺に話していて、法案が参議院に送られた後に内閣不信任案を提出して、すべての審議をストップさせるということも考えています。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c1
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
2. 赤かぶ[1667] kNSCqYLU 2018年11月27日 19:25:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[132]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c2
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
3. 赤かぶ[1668] kNSCqYLU 2018年11月27日 19:27:24 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[133]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 下村元文科相が猛進に利用した大津中2男子自殺事件 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ)
 


下村元文科相が猛進に利用した大津中2男子自殺事件 安倍政権が推進 アブない道徳教育
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242439
2018/11/27 日刊ゲンダイ 文字起こし


文科相在任は歴代最長(C)日刊ゲンダイ

 文科省が作成して全国の小中学校に配布した副読本「私たちの道徳」。子どもたちに、「他の教科書と同じように」家に持ち帰らせるよう文科省が教育現場に「お願い」した結果、多くの学校はそれに従った。当時の下村博文文科相がSNSなどを通じ、従わない場合は「文科省として指導します」と発言したのだから、逆らうのは難しい。

 それだけでなく、文科相の意図を忖度して「道徳の時間」の教材に使う学校が相次ぐようになった。国が作ったものを一律に使用するのなら、それは「修身」など戦前の国定教科書と同じ性質を持つことになる。表向きは強制せず、法的に国定教科書ではなくても、実質的にはそれと変わらない。「私たちの道徳」に対する下村文科相の異常なまでの執念は、国定教科書という亡霊を蘇らせてしまったのである。

 むしろ、教科化された後の方が健全といえる。各自治体の教育委員会が、民間による複数の検定教科書の中から取捨選択できるからだ。このあたりの詳細をマスコミもあまり報じなかった。国民が知らないうちに、小学校では2014年度から17年度までの4年間、中学校では18年度までの5年間、国定教科書時代と似た状況が生じていたのだ。

 歴代最長の2年10カ月の在任期間となった下村文科相は、13年2月に教育議論の中枢である中央教育審議会の委員改選にあたり、櫻井よしこ氏をはじめとする自身の意に沿う人選をし、14年10月に「特別の教科 道徳」を正式決定する答申を得た。15年3月には、学習指導要領を一部改訂し、教科化を完成させる。この間わずか2年あまり。あれよあれよという間に電撃的なスピードで決着させてしまった。安倍首相とその腹心の下村文科相によるこうした動きには、執念さえ感じる。

 安倍政権が教育改革に猛進する理由づけとして中学生のいじめ自殺が挙げられた。民主党政権だった11年に起きた大津市の中2男子自殺事件がセンセーショナルに報じられ、社会的にも大きな問題とされたのを受ける形で、13年6月に「いじめ防止対策推進法」が国会で成立する。これが「私たちの道徳」の配布や教科化の原動力となった。

 しかし、その後も文科省が調査する「いじめ認知件数」は毎年過去最多を更新し続けている。道徳教育の強化がいじめ対策に役立っているとは言い難い。本当に子どもたちのためなのか、実は自分たちの野望のためではないのか。そう疑いたくなるカギは、「安倍政権の黒幕」といわれる右派組織「日本会議」が握っているように思う。(つづく)



寺脇研 京都造形芸術大学客員教授
1952年、福岡市生まれ。ラ・サール中高、東大法学部を経て、75年に文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長などを歴任し、2006年に退官。ゆとり教育の旗振り役を務め、“ミスター文部省”と呼ばれた。「危ない危ない『道徳教科書』」など著書多数。













http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/274.html

[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
4. 赤かぶ[1669] kNSCqYLU 2018年11月27日 20:14:58 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[134]

外国人材法案 今国会での成立を確認 首相と公明 山口代表
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181127/k10011725361000.html
2018年11月27日 14時58分 NHK



外国人材の受け入れを拡大するための法案をめぐって、安倍総理大臣は、総理大臣官邸で公明党の山口代表と会談し、今の国会で成立を図る方針を確認しました。

そのうえで、山口代表が「来年4月に法律が施行されるまでに、課題を整理して、国民にわかりやすく提示することが必要だ」と対応を求めたのに対し、安倍総理大臣は「国会の議論を踏まえて、しっかり対応したい」と応じました。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c4
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
5. 赤かぶ[1670] kNSCqYLU 2018年11月27日 20:30:49 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[135]

外国人材受け入れ拡大法案 衆院法務委員会で可決
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181127/k10011725581000.html
2018年11月27日 18時02分 NHK


動画→https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181127/k10011725581000.html



来年4月から外国人材の受け入れを拡大するため、新たな在留資格を設ける出入国管理法の改正案は、衆議院法務委員会で採決が行われました。採決が行われ一部修正のうえ、自民・公明両党などの賛成多数で可決されました。

出入国管理法の改正案は、27日夕方、衆議院法務委員会で、野党の議員が委員長席を取り囲んで抗議する中、採決が行われました。

その結果、一部修正のうえ、自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で可決されました。法案は、来年4月からの外国人材の受け入れ拡大に向け、「特定技能」の「1号」と「2号」という新たな在留資格を設けるものです。

「特定技能1号」は、特定の分野で、相当程度の技能を持つと認められた外国人に与えられ、在留期間は、最長で通算5年で、家族の同伴は認めないとしています。

また、「特定技能2号」は、「1号」を上回る「熟練した技能」を持つと認められた外国人に与えられ、在留期間に上限を設けず、長期の滞在や家族の同伴も可能になるとしています。

一方、法案は、新たな制度の運用を点検し、必要な措置をとるための見直しの時期を「3年後」から「2年後」に短縮することなど、一部修正が行われました。

受け入れの対象は、農業や介護業など14業種が検討されていますが、制度の詳細は法案には明記されておらず、成立後に、省令で定めるとしています。

付帯決議 政府に10項目の取り組み求める

法案をめぐって、衆議院法務委員会では、付帯決議が自民・公明両党と日本維新の会の賛成多数で採択されました。

付帯決議では、運用方針に記載される仕事の分野別の受け入れ見込み数を、雇用情勢に大きな変化がないかぎり、受け入れの上限として運用することや、外国人労働者の権利や利益が保護されるよう、法令違反や不正行為に厳格に対応すること、それに技能実習生の失踪者が減るように努めることなど、10項目にわたって、政府に取り組みを求めています。

参議院本会議 引き続き協議

参議院の議院運営委員会は理事会で28日、本会議を開くことを決めました。

そのうえで、与党側が28日の本会議で、安倍総理大臣も出席して、外国人材の受け入れを拡大するための法案の質疑を行いたいと提案しましたが、野党側は「拙速で応じられない」と主張して折り合わず、引き続き協議することになりました。

「中身の議論を」

外国人の労働問題に詳しい高井信也弁護士は、これまでの審議について「人手不足が続く中、外国人労働者の受け入れには反対ではないが、来てもらうからにはきちんとした制度の下で人権が守られた状態にするべきだ。中身の議論を尽くして、制度設計をしたうえで裁決すべきで、議論が足りない」と指摘しています。

そのうえで「犯罪が増えるとか健康保険がただ乗りされるとか外国人を排斥する方向の議論ばかりしているが、受け入れる以上は日本語教育を含め、外国人労働者とどうやって一緒に生活するかという議論も行ってほしい」と話していました。

経団連会長「早く法案成立を」

外国人材の受け入れを拡大するための法案について、経団連の中西会長は、27日午後、東京都内で記者団に対し「実際に外国人材を受け入れるにあたっては、さまざまな問題があり、そこは民間が準備しなくてはならない部分だ。きちんと議論をしたうえで、早く法案を成立させてほしい」と述べました。

農家「外国人労働者で経営規模維持したい」

熊本県阿蘇市でイチゴやトマトなどの栽培を行っている農家の犬飼忠綱さん(44)は70代の両親と3人で農作業を行っています。

農業用ハウスでの農作物の管理や収穫作業などを交代で行っていますが、両親が高齢のため、犬飼さんにかかる負担が大きいということです。すべての作業を1人で賄うのは難しく、外国人を雇いたいと考えています。

犬飼さんは「高齢化や過疎化で人手不足が進み、担い手がなかなか見つからない。どうしても機械ではできない手作業があるため、外国人労働者を入れて経営規模を維持したい」と話しています。

そのうえで、「現場としては人手がないと仕事が進まない。安心して働いてもらえるよう、できるだけ早期にきちんとした法整備を進めてほしい」と話していました。

企業「意欲のある人がほしい」

外国人材の受け入れ拡大について、外国人労働者を雇っている企業からは、賛成するものの、将来的にどのような人材をどのくらい受け入れるのかなど十分な議論を求める意見も出ています。

東京豊島区にある従業員およそ130人の基礎工事を専門に行う建設会社では、現在、8人の外国人が働いています。

人手不足のため、おととしから外国人の正社員や技能実習生を採用していて、ことし春に採用した正社員5人のうちの2人はタイとベトナムからの元留学生です。

会社では日本語や、仕事に必要な資格取得のための教育に取り組んでいるほか、チームワークを高めるため、会社が費用を負担して富士山の登山旅行に行くなど福利厚生にも力を入れています。

会社では以前、ホームシックになり、帰国した外国人がいたということで、会社に定着し、意欲を持って仕事をしてもらうにはこうした取り組みが不可欠だと考えています。

社長の後藤泰博さんは「建設業は人手不足なので、外国人労働者の受け入れ拡大には賛成だ。しかし、誰でもいいというわけではなく、会社は高い技術力を身につけようとする意欲のある人がほしい。今の国の議論は労働者を増やすということしか考えていないように見える。国には当面の人手不足を解消するための受け入れ拡大ではなく、将来的にどのような人材をどのくらい受け入れるのかなど十分な議論をしてほしい」と話しています。








http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c5
[経世済民129] 日産の独立には「ルノー株増資」しかない 支持率の低下で焦るマクロン大統領(PRESIDENT)
日産の独立には「ルノー株増資」しかない 支持率の低下で焦るマクロン大統領
https://president.jp/articles/-/26827
2018.11.27  法政大学大学院 教授 真壁 昭夫 PRESIDENT Online

日産・三菱自動車がルノーに飲み込まれてもいいのか

11月22日、日産自動車は取締役会を開き、全会一致でゴーン氏の会長職及び代表権を解き、グレッグ・ケリー氏の代表権を解くことを決めた。今回、ルノーから派遣されたフランス人取締役の賛同を得て全会一致で決定されたことが重要だ。ルノー側も、ゴーン氏の不正行為に目をつぶることはできなかったと見られる。

ただし、取締役会の決定は、独立性を保ちながらルノーとのアライアンスを維持したい日産にとって、ようやくスタート台に立ったことを意味する。今後、ルノーやフランス政府との厳しい折衝が待っているからだ。


11月8日、北フランスのルノー工場を訪れたマクロン大統領(手前左)とカルロス・ゴーン同社CEO。(写真=AFP/時事通信フォト)

自動車産業は主要国にとって“虎の子”の産業だ。電気自動車(EV)の普及促進など大きな変化が進む中、フランス政府は株を保有するルノーと、ルノーの子会社の位置づけにある日産、三菱自動車の経営を統合する圧力をかけ続けることが予想される。

わが国としては、むざむざ日産・三菱自動車がルノーに飲み込まれることを静観することはできない。これから、厳しい折衝が行われることになるだろう。今のところ、その落としどころが見えてこない。

3社の経営統合を目指すフランス政府

これまでフランス政府はルノーと日産自動車の経営を統合したいと考えてきた。2014年にはオランド政権(当時)のもと、“フロランジュ法”が定められた。これは、政府が2年以上保有する株に関して、その議決権を2倍にするというものだ。

その目的は基本的に雇用対策だ。フランス政府は株を保有する企業への影響力を強め、国内生産拠点などを維持させることで雇用を支えようとした。2015年にフランス政府は日産の経営への介入を強めようとした。この時、フランス政府の経済・産業・デジタル大臣を務めていたのが現マクロン大統領だ。

マクロン大統領は、ルノー・日産・三菱自動車の経営統合を目指している。2015年にできなかった日産との経営統合を実現し、後戻りができないようにしたい。産業政策のプロとして評価を集めてきたマクロン氏にとって、それは悲願達成といってよい。

マクロン大統領にとって3社統合は「大きな果実」

当初、日産トップのゴーン氏は、経営統合に反対だった。その最大の理由は、フランス政府主導で経営統合が進められると、アライアンス体制の最高意思決定権者であるゴーン氏自らの影響力が低下することを恐れたのだろう。また、同氏は企業文化の異なる自動車企業同士の経営統合はうまくいかないとの考えも持っていたといわれている。

ただ、今年に入って、ゴーン氏のスタンスは少しずつ変化してきた。最近では従来の考えを変え、経営統合を重視し始めたとみられる。ゴーン氏は2022年までルノーのCEOを務める。それまでに経営統合を実現するよう求めるマクロン政権の意向が従来以上に強くなったことが影響したものと考えられる。

マクロン大統領にとって、3社の経営が統合されるメリットは、喉から手が出るほど欲しい果実だ。経営統合は、ルノーの技術力に加え、日産の技術力もフランスのものとなることを意味する。それによって、ルノーがEVなどの開発をより効率的に進め、トヨタ、独フォルクスワーゲンを上回る世界最大の自動車企業になる可能性は高まる。

英国のサンダーランドにある日産の工場をフランス国内に移転させることも行いやすくなるだろう。組み立て型産業の代表格である自動車の製造拠点が国内にできれば、マクロン氏は雇用面で大きな成果を示すことができる。

3社アライアンスの販売台数の50%超は日産

日産は独立性を確保するためにも、ルノー・日産・三菱自動車の経営統合を避けたいと考えているはずだ。足元のアライアンス全体の販売台数の50%超は日産が占めている。そのため、日産内部でもゴーン氏の権力が強まることへの不満は相当に高まってきたようだ。

日産の43.4%の株式を保有するルノーが経営統合を実現した場合、日産も三菱自動車もわが国の企業ではなく、フランスの自動車メーカーになる。その2社が生み出してきた付加価値が、わが国からフランスに移転する可能性が高まる。わが国のGDP(国内総生産)や自動車産業の競争力を考えた時、そのマグニチュードはあまりに大きい。

20日、世耕弘成経産相は、3社のアライアンスの維持が重要であり、今後はガバナンスの在り方への議論が深まることを期待すると述べた。さらに22日、フランスのルメール経済・財務相と同氏は、アライアンスの関係が安定的に続くことが重要であることを確認し、発展には関係者の納得が欠かせないとの見解を出した。

これは、ルノーの筆頭株主であるフランス政府が経営統合への取り組みを進めることへの牽制と解釈できる。世耕経産相の発言から、わが国政府が想定する今後の展開を考えると、次のような流れが考えられる。

ゴーン氏の解任が決議されたことは重要

重要なのは、日産のガバナンスだ。まず、日産主導で同社のガバナンス体制を強化する。その上で、当局も関与しつつ、企業統治が期待された通りの機能を発揮しているかを客観的にモニターする。

この点に関しては、金融庁からもコーポレートガバナンスコードに沿った形で企業統治が実際にワークしているか、厳密に確認していく必要があるとの見解が示されている。その上で、資本上のアライアンスを維持しつつ、日産の経営基盤を強化することが重視されるだろう。

この点で、22日の日産取締役会にて全会一致でゴーン氏の解任が決議されたことは重要だ。それは、フランス政府の意向を反映したルノーが、ゴーン氏の責任を認めたことの表れであるからだ。

逮捕後もゴーン氏がルノーCEOにとどまる背景

ゴーン氏逮捕を受け、アライアンス体制の今後の展開は読みづらくなった。今すぐに、フランス政府が日産自動車の株式を買い増して、強引に経営統合を目指す展開は考えづらい。当面は、捜査の進展などを見守る状況が続くだろう。

気になるのは、足許、マクロン大統領の支持率が低迷していることだ。また、マクロン大統領はゴーン氏逮捕に関して、「情報を満ち合わせておらず、意見を述べるのは時期尚早」との立場だ。フランス国内では、ゴーン氏の逮捕を批判的にとらえる報道が多いとも聞く。日仏の担当閣僚からアライアンスの安定を重視するとの見解が出されはしたが、それがフランス政府の公式見解であり、今後もその立場が続くとは限らない。

逮捕後もゴーン氏はルノーのCEOにとどまる。その背景には、フランス政府にとってゴーン氏以外に3社の経営統合を進める資質を持つ適当な人物が見当たらないという事情があるだろう。その点で、フランス政府の基本的な姿勢に変化はなく、マクロン政権は今後も経営統合を目指すだろう。状況によっては、フランス政府の意向をくむ人物がルノーを経由して日産に送り込まれることもあるだろう。

出資比率を25%に上げれば、ルノーの議決権は消滅する

現状、日産自動車がフランス政府の意向をくんだルノーの要請を断ることは困難だ。ルノーは日産に43.4%出資して議決権を持っている。一方、日産はルノーに15%出資するが議決権はない。だが日本の会社法では日産が出資比率を25%に上げればルノーの議決権は消滅する。日産がルノーの株を買い増し、ルノーの議決権を消滅させるためには、日産が成長戦略を利害関係者に示し、納得を得る必要がある。

何の予告もなしにルノーの株を買い増すことはできないだろう。それは、ルノーと日産の対立が深刻化するとの懸念を市場参加者などに与える恐れがある。また、日仏政府の利害対立を鮮明化させる恐れもある。

日産にとって、ルノーは経営危機を救った恩人であり、43.4%の株式を持つ筆頭株主だ。過半数を保有してはいないものの、事実上ルノーの意向が日産の経営を左右する。ルノーの筆頭株主であるフランス政府が経営統合を重視していると考えられるだけに、3社のアライアンス体制がどうなるか、不透明感は高まったと考える。

真壁 昭夫(まかべ・あきお)
法政大学大学院 教授
1953年神奈川県生まれ。一橋大学商学部卒業後、第一勧業銀行(現みずほ銀行)入行。ロンドン大学経営学部大学院卒業後、メリル・リンチ社ニューヨーク本社出向。みずほ総研主席研究員、信州大学経済学部教授などを経て、2017年4月から現職。

(写真=AFP/時事通信フォト)




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/635.html

[政治・選挙・NHK254] 平成時代を象徴する人物のナンバーワンに選ばれた小泉純一郎  天木直人 






平成時代を象徴する人物のナンバーワンに選ばれた小泉純一郎
http://kenpo9.com/archives/4469
2018-11-27 天木直人


 読売新聞が全国の18歳以上の有権者3000人を対象に平成時代を
象徴する国内の出来事、事件、イメージ、などに関する大規模な世論調
査を行い、その結果をきょう11月27日の紙面に見開きにページにわ
たって掲載している。

 それを見ると過去30年間が鮮やかによみがえってくる。

 その中で、私がもっとも注目したのが、「平成時代を象徴する人物で
思い浮かぶ人」である。

 なんと、二位の安室奈美恵(161)、三位の天皇陛下(154)を
大きく引き離し、小泉純一郎元首相がダントツなのだ。

 印象に残るといっても、その印象の内容は賛否が分かれるだろう。

 しかし、選ばれた上位人物10名の顔ぶれを見れば、オーム真理教の
松本智津夫を除いてはみな評価の高い人ばかりであるから、小泉純一郎
元首相の場合も好感度で選ばれたに違いない。

 そして私はこの結果にうなづくのである。

 小泉純一郎元首相こそ、いまの日本をつくった張本人だ。

 その中でも、特に今の日本と日本の政治を破壊した人物だ。

 もちろん、自民党はぶっ壊したが、それ以上に国会論戦を壊し、野党
を壊し、対米従属第一主義を臆面なく実行して、日本の経済や社会を
壊した人物だ。

 おまけに安倍首相を産み、育てあげて、今日の日本の格差社会や混迷
をもたらした人物である。

 その人物を、憎むどころか、国民は天皇陛下や安室奈美恵をはるかに
引き離し、好意をもって世論はいま思い出すのである。

 まさしく平成の勝ち逃げ男ナンバーワンだ。

 その小泉純一郎が安倍批判をくりかえして再び国民に注目され、安倍
批判の野党からも秋波を送られるありさまだ。

 まいりましたと脱帽するしかない。

 その国民的人気者の小泉純一郎が、「俺の目の前で名前を出すな」と
怒るほど嫌われたのが私だ。

 人に嫌われるということは悲しいことだ。

 しかし、国民的人気者にここまで嫌われることは、むしろ光栄と思わ
くてはいけないのかもしれない。

 そう思って私はこれからも小泉批判を続ける。

 安倍首相を批判してもいまひとつ批判し甲斐がないが、小泉批判とな
ると、がぜんやる気が出る。

 そんな私も、世論と同じように隠れ小泉ファンなのかもしれない(了)




















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/276.html

[経世済民129] 日産はなぜ「幹部の総退陣」という手を打たなかったのか まずは信頼できる体制づくりが必要では(現代ビジネス)


日産はなぜ「幹部の総退陣」という手を打たなかったのか まずは信頼できる体制づくりが必要では
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58653
2018.11.27 町田 徹 経済ジャーナリスト 現代ビジネス


この先何が待っているのか

西川廣人社長が率いる日産自動車は先週木曜日(11月22日)、臨時取締役会を開き、有価証券報告書の虚偽記載の疑いで逮捕されたカルロス・ゴーン容疑者(前会長)ら2人の「代表権」を解く解任決議案などを全会一致で可決した。

ゴーン容疑者らの逮捕からわずか3日後という解任劇に、日産が「機動的な対応をした」と評価する向きは多いかもしれない。新聞やテレビでさえ、次々に出て来るゴーン容疑者らの役員報酬の隠蔽工作や背任・横領容疑を巡るスクープ合戦に忙殺され、経営やコーポレート・ガバナンス(企業統治)の観点から解任劇の意味を評価する余裕がないようだ。

しかし、一連の西川・日産の対応はあまりにも拙速であり、乱暴だ。ゴーン容疑者らを庇う気は毛頭ないが、西川・日産がゴーン解任の根拠にした会社法上の善管注意義務は、ゴーン容疑者らの犯罪を見逃した日産の取締役全員にかかる義務である。

仮にゴーン容疑者らが有罪ならば、会社法に照らして、西川社長を含む取締役全員が「特別利害関係」を有する取締役にあたり、解任決議に票を投じることはもちろん、取締役会を開くことすら許されなかった疑いが残る。

なぜ、西川・日産は、これほどガバンス不在状態になったのか、この状態の先に何が待っているのか、そして、どうすれば影響を最小限に抑えられるのか。そういった命題を考えてみたい。

拙速の感

まず、事件を整理しておこう。

11月19日の夕方5時過ぎ、東京地検特捜部が、羽田空港にプライベートジェットで乗り付けた、日産自動車のゴーン会長を金融商品取引法違反の容疑で任意同行した、とのニュースが世界中を駆け巡った。

その夜、検察は、ゴーン会長と日産のグレッグ・ケリー代表取締役の逮捕を発表した。2人の容疑は「2015年3月期までの5年間に、ゴーン容疑者の役員報酬が約99億9800万円だったにもかかわらず、約49億8700万円に過ぎなかったとの虚偽の記載をした有価証券報告書を5回(5年、筆者注)にわたり関東財務局に提出(一般に開示、同)した」ことと、背任や横領の疑いがあることだった。

ちなみに、有報の虚偽記載は証券取引の信用基盤を破壊する重罪で、金融商品取引法が「10年以下の懲役か1000万円以下の罰金、またはその両方」を科すことを規定している。翌日の新聞報道によって、今年6月に制度が創設されたばかりの日本版・司法取引が今回の捜査で使われたことも明らかになり、事件への社会的な関心が一段と高まった。

一方、ゴーン容疑者が任意同行を求められたのとほぼ同時刻、示し合わせたかのように、日産も文書でコメントを発表した。

数ヵ月にわたる社内調査の結果、ゴーン容疑者とその側近で代表取締役のグレッグ・ケリー容疑者の2人が、開示されるゴーン容疑者の報酬額を少なくするため、長年にわたり、実際の報酬額よりも減額した金額を有価証券報告書に記載していたほか、日産の資金を私的に支出するなど複数の重大な不正行為もあり、明らかに取締役としての善管注意義務に違反したと強調する内容だった。

筆者は、この発表文に強い違和感を持った。何十人もの人が作成作業に携わる有報に虚偽の記載をするという犯罪を、ゴーン、ケリーの2容疑者がたった2人で犯したと日産が決め付けたうえ、この段階で早くもゴーン容疑者の会長職・代表権、ケリー容疑者の代表権のはく奪を取締役会に諮る方針まで明記したからである。

違和感を抱いた理由は後で詳述するが、ひと言でいえば、拙速の感を免れなかった。

深刻な欠点

西川社長はその夜、横浜市の日産本社で開いた緊急記者会見で、「断じて容認できる内容ではない」「あまりにも1人に権限が集中し過ぎていた。長年のゴーン統制の負の側面だ」などとゴーン容疑者らの非道を繰り返し非難した。

だが、西川社長は、「ゴーン容疑者の側近」と呼ばれてきた人物だ。2005年に執行役副社長から取締役副社長になり、以後、CCO、副会長、共同最高経営責任者、社長兼最高経営責任者などの重職を歴任してきた経歴も持つ。そんな人物が、自身の経営責任や善管注意義務に言及して非を認めて謝罪する場面がほとんどないことにも、筆者は驚かざるを得なかった。

様々な関連報道のスクープ合戦が続く中で、事件発覚の3日後にあたる先週木曜日。日産は臨時取締役会を開き、4時間に及ぶ議論の末、ゴーン容疑者の会長職、代表権、ケリー氏らの代表権のはく奪を決議した。ところが議論は、それらにとどまらなかった。

豊田正和氏、井原慶子氏、ジャンバプティステ・ドゥザン氏の3社外取締役の主導で第3者委員会を設置して、より良いガバナンス体制についての提言を得ることと、空席になった会長職を選任するため豊田氏を委員長、井原氏、ドゥザン氏の両氏を委員とする委員会を設置して現取締役の中から候補者を選出することも決議したのだ。

会長職は西川社長が兼任の意欲をみせていると報じられていたが、ルノーが譲らず先送ったようだ。その意味では、早くも、日産、ルノー、三菱自動車の3社連合がゴーン容疑者という扇の要を失い、主導権争いが始まったことが浮き彫りになった。

自動運転や電動化、カーシェアリングなど100年ぶりの大変革に直面する自動車産業の中で、フォルクスワーゲンやトヨタ自動車といった既存のライバルだけでなく、グーグルやウーバー・テクノロジーズなど異業種からの新規参入者たちと伍していくためには、日産、ルノー、三菱自動車も3社連合の維持という規模の確保が生き残りに不可欠なことは十分理解しているはずだ。

ただし、どの社が3社連合の主導権を握るかはまったく別の問題で、今後役員ポストを巡る主導権争いが激化するだろう。それを予感させる対立が会長人事を巡って顕在化した。

今回の事件とここまでの経緯で、日産がコーポレート・ガバナンスで会社の存続の是非を問われかねない深刻な欠点を抱えていることも明らかになった。

ゴーン容疑者ら2人は認否を否定して争う姿勢を見せているとされ、捜査や裁判の行方を見守らないと断定できないが、報道ベースも含めて明らかになっていることを勘案すると、2011年3月期以降、実に8年あまりにわたって、日産及び日産の取締役会は、ゴーン容疑者ら主導の役員報酬の過少記載、もしくは記載漏れという有価証券報告書の虚偽記載を見逃してきたことになる。

これだけでも、ワンマン経営者のもとにイエスマンばかりが集まり、トップの暴走に歯止めをかけられない布陣だったことは明らかだ。

異常事態

加えて、グローバル企業を標榜しながら、ガバナンスの組織・体制がお粗末だったことも明白である。というのは、日産はいまだに旧態依然とした「監査役会設置会社」のままで、「監査等委員会設置会社」でも「委員会設置会社」でもないからだ。

「監査役会設置会社」では、仮に、今回の虚偽記載に気付いていた監査役がいたとしても、発言権が弱く是正できなかった可能性が大きい。もし監査等委員会設置会社であれば、過半数の社外取締役を含む取締役3名以上で構成される監査等委員会がこのような経理処理を許さなかった可能性は高い。

さらに、委員会等設置会社に移行していれば、役員報酬の決定も社外取締役が中心になる「報酬委員会」という組織が存在し、きちんとルールを設けて個別の配分もしっかりと決めたはずだ。こうしておけば、大枠だけ取締役会で決めて個人への配分は「ゴーン容疑者一任」などという曖昧な意思決定は許容されず、不正が入り込む余地など無かったはずなのだ。

そうしたガバナンス不在のもとで、ゴーン容疑者らの解任だけでなく、ガバナンス確立のための第3者委員会設置と現取締役の中からの会長を選出する方針を決めた22日の取締役会も、はっきり言って支離滅裂だ。

この日欠席して解任されたゴーン、ケリー両容疑者を除く7人の取締役陣をみると、有価証券報告書の虚偽記載があったとされる8年間に取締役、最高執行責任者職、副会長職を歴任してきた志賀俊之氏や、西川社長はもちろん、副社長の坂本秀行取締役や社外取締役の3人も、この間に取締役の座にあったからである。

報道ベースでは、検察当局は虚偽記載について、日産自動車の会社としての犯罪の立件も視野に入れているという。つまり、日産は7億円以下の罰金を科されてもおかしくない異常事態に陥っている。

ゴーン、ケリー両容疑者が犯罪者で善管注意義務に違反したというのならば、残る7人も善管注意義務を果たせなかったという点で責任を免れない。

少なくとも会社法に照らせば、この7人は「特別利害関係」を有する取締役に該当し得る。この場合、取締役会に出席したり決議案に投票したりする権利がなかったことになる。蛇足だが、仮に7人が刑事処分を免れても、経営責任や民事責任からは逃れることができない。

日産の取締役陣は、決議の前にまず、全員がけじめをつけるべきだった。総退陣が最も妥当な線だっただろう。そのうえで、トップを含めて外部から多くの人材を招へいし、社外取締役中心の取締役会を新たに作る人事案を策定して、株主総会の了解を得ることが必要だった。会長の選出や第3者委員会の設置も、新取締役陣の仕事である。そして速やかに、委員会等設置会社への移行も推進する必要がある。

発行済み株式の43%を握るルノーが会長職を要求し、対抗上、社長職を日産プロパーで抑えたのなら、強い権限を持つ「取締役会議長」職の創設も一案かもしれない。

会長選任も第3者委員会設置も西川体制のもとで行ったのでは、一般株主無視の誹りを免れない。古い体制の温存は、ゴーン容疑者の役員報酬隠しと同様に、株主にとって許容される経営とは言えないのだ。

信頼回復の出発点は、誰が見ても納得できるガバナンス体制作りにあると言ってよい。










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/636.html

[国際24] イギリス陸軍の参謀総長がロシアとの戦争を考えていると理解できる発言(櫻井ジャーナル)
イギリス陸軍の参謀総長がロシアとの戦争を考えていると理解できる発言
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201811270000/
2018.11.27 櫻井ジャーナル


 イギリスのテレグラフ紙によると、今年(2018年)6月から​イギリス陸軍の参謀総長を務めているマーク・カールトン-スミスはロシアについて、アル・カイダやISISよりイギリスにとってはるかに脅威だと発言​したという。実際のターゲットは何かということは別にして、アメリカやイギリスは「アル・カイダ」や「ISIS」が危険だとして戦争を始めている。イギリス軍はロシアと戦争をするという意味だと理解されてもしかたがない。実際、イギリス軍はウクライナ軍を訓練している。

 ​アル・カイダはCIAの訓練を受けたムジャヒディンの登録リストだと指摘したのは、1997年から2001年にかけてイギリスの外務大臣を務めたロビン・クック。その歴史は1970年代終盤にズビグネフ・ブレジンスキーがアフガニスタンで始めた秘密工作から始まる。アフガニスタンへソ連軍を誘い込み、そこで「ベトナム戦争」を味わわせるという作戦だった。

 CIAはムジャヒディンを軍事訓練し、TOW対戦車ミサイルや携帯型のスティンガー対空ミサイルを含む兵器を供給した。戦費を稼ぐ手段として麻薬取引もさせている。この秘密工作にはパキスタン、サウジアラビア、王政時代のイランが協力、イスラエルも関係していた。そうした仕組みの中からISIS(ダーイッシュ、イスラム国、IS、ISILとも表記)は生まれる。

 アフガニスタンからソ連軍が撤退した後、1994年にCIAはパキスタンの情報機関ISIの協力を得て「タリバーン」を組織した。この組織がアメリカ支配層の傀儡になるはずだったのだが、まもなく自立してしまう。パイプラインの敷設をアメリカでなくアルゼンチンの会社に認めたのだ。ちなみに、ダーイッシュやパキスタンの情報機関だけでなく、イギリスの対外情報機関もISIと表記される。

 そのタリバーン政権を攻撃する口実にされる事件が引き起こされたのは1998年8月のこと。ケニアとタンザニアのアメリカ大使館が爆破されたのだ。アメリカ政府はオサマ・ビン・ラディンの命令で実行されたと断定、アメリカ軍はアフガニスタンとスーダンを巡航ミサイルで攻撃している。

 ジョージ・W・ブッシュ政権は2003年3月にイラクを先制攻撃しているが、そうした侵略戦争の切っ掛けを作ったのは2001年9月11日の世界貿易センターと国防総省本部庁舎への攻撃。アメリカ政府は詳しい調査をしないまま「アル・カイダ」が実行したと断定、アル・カイダ系武装集団と対立関係にあったイラクを攻撃したのだ。この攻撃にイギリスは協力している。

 2011年春にアメリカ、イスラエル、サウジアラビア、イギリス、フランス、トルコ、カタールといった国々はリビアとシリアに対する軍事攻撃をはじめるが、そのときに地上軍として使われたのがアル・カイダ系武装集団だ。

 イギリス支配層にとってアル・カイダ系武装集団やダーイッシュは手先。それに対し、ロシアは昔から侵略の対象だ。徳川時代の末期から日本はそうしたイギリスの戦略に巻き込まれている。

 カールトン-スミスと同じように、駐米イスラエル大使だったマイケル・オーレンは2013年9月、シリアのアサド体制よりアル・カイダの方がましだ​​と語っている。またイスラエル国防相だったモシェ・ヤーロン国防相は2016年1月19日、INSS(国家安全保障研究所)で開かれた会議でイランとISIS(ダーイッシュ、IS、ISILとも表記)ならばISISを私は選ぶと発言​​した。実際、イスラエルとダーイッシュが連携している。

 2001年9月11日から17年、中東から北アフリカにかけての地域は戦争で破壊され、イラクだけでも100万人程度の市民が殺されている。そうした戦乱を引き起こす引き金として使われたニューヨークの世界貿易センターやバージニア州アーリントンのペンタゴンに対する攻撃。その実行者だとされているのが「アル・カイダ」である。

 その事実を踏まえ、マイケル・オーレン、モシェ・ヤーロン、そしてマーク・カールトン-スミスたちの発言を考えるべきだ。こうした発言が問題にならない事実が恐ろしい。



http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/635.html

[政治・選挙・NHK254] 五輪、万博、好景気 「夢よもう一度」という大いなる幻想(日刊ゲンダイ) 
 


五輪、万博、好景気 「夢よもう一度」という大いなる幻想
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242490
2018/11/27 日刊ゲンダイ 文字起こし


浮かれてばかりもいられない(万博開催決定に沸く大坂の人々・右)/(C)共同通信社

「日本全体を元気にするため、『オールジャパン』の体制で取り組みたい」――。国威発揚をムキ出しにした首相の破顔一笑には、悪い予感しかしない。

 2025年の万博開催地が大阪に決まった。大阪では1970年以来55年ぶりの誘致に、関わった政官財の関係者や地元市民、メディアまでもが祝賀ムード一色で、つくづく日本はおめでたい国だと知らされる。

 安倍首相や大阪府の松井一郎知事らは、東京五輪後の景気浮揚の「起爆剤」を期待して誘致に前のめり。4年間で官民合わせ、総額約36億円をつぎ込んだ。さらに途上国をはじめ、約100カ国にパビリオン建設費など約240億円を支援する計画も公表。血税を海外にバラまき、買い取った万博なのである。

 加えて会場整備に1250億円以上も投じる予定だが、財源は固まっていない。経済界に約400億円強の負担を割り当てたが、前回と違って今は株主が企業の実利に直結しない出費を厳しく監視する世の中だ。

 当初は関西の有力企業からも「一過性のイベントに資金を投じることはできない」との声が上がったほど。前回の「夢よ、再び」で、企業負担によるユニークなパビリオン群の再出現を期待するだけムダだろう。

 万博に難色を示す財界をなだめ、一気に誘致までこぎつけた安倍政権と松井府政の動機も不純だ。会場となる人工島「夢洲」はバブル崩壊で開発が頓挫し、空き地が広がる負の遺産。東京都のお荷物だった臨海副都心部を五輪開催を大義名分に再開発を進めているのと同様に、万博開催もゼネコンを儲けさせ、政治献金を吸い上げる舞台装置に過ぎないのだ。

■終わったビジネスモデルに巨費投入の狂気

 だから「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げたものの、具体的なビジョンは曖昧なまま。ハナから「カネと利権ありき」の計画で、理念や構想など後回し。会場の跡地利用のメドすら立っていない。こんなズサンな計画に、大阪市は会場までの地下鉄延伸や道路拡張のインフラ整備に、730億円を投じるとは狂気の沙汰だ。

 そもそも五輪も万博も、すでに終わったビジネスモデル。五輪は巨額投資を回収できず、どの開催地も莫大な負債を抱え、火の車だ。ついには世界中で手を挙げる都市が消えてしまった。

 万博はそれ以上で、大阪の「最大のライバル」だったパリは今年、財政上の理由から立候補を取り下げ。万博の来場者数はダダ下がりで、7000万人を超えた10年の上海を除けば、2000万人前後。6400万人を集めた前回の大阪万博の約3分の1にとどまる。そのため、入場料などで事業費を賄えず、来場者数1800万人と目標の半分に満たなかった00年の独ハノーバー万博は、約1200億円もの赤字を抱え、政府と地元が穴埋めするハメになった。

 大阪万博の決定直後、思想家で神戸女学院大学名誉教授の内田樹氏は〈「金が欲しい」以外に何の動機もない万博の開催がどのような悲惨なかたちで終わるのか、想像すると悲しくなってきます〉とツイートしたが、大阪万博はレガシーどころか、東京五輪との共倒れすら危ぶまれるのだ。


全ては、この人のために(C)共同通信社

「経済効果2兆目」強弁の面々に前科アリ

 改めて内田樹氏に聞いた。

「万博は1930年代ごろには役割を終えた時代遅れの国際イベント。ネット普及に伴うグローバル化の時代に、一カ所に未来の最先端技術を展示し、人を集めようとする発想自体が前時代的でムリがあります。それこそ、国威発揚くらいしか存在意義はない。安倍政権は万博のテーマとして、最先端医学や健康寿命に焦点をあてると息巻いていますが、社会保障費や大学の研究費を削りに削った政権に、その資格はありません。五輪や万博にたれ流す前に、大事な税金は国民生活の充実に回すべきです」

 権力行使の何たるかを理解せず、政治介入大好きの強権首相のことだ。万博を仕切らせたら、会場展示のPRと引き換えに、最先端医学の現場にまでくちばしを突っ込むのは目に見えている。

 こんな不気味な万博の来場者数は約2800万人、経済波及効果は約2兆円と、国と大阪府はソロバンをはじくが、積算根拠はまったくの不透明だ。この数字を信用する方がどうかしている。

 万博誘致が持ち上がったのは2014年。言い出しっぺは大阪府・市特別顧問の堺屋太一氏だ。このアイデアに当時大阪市長だった橋下徹氏と大阪府の松井知事が飛びついたのだが、その2年前に堺屋氏は「大阪10大名物」を発案。そのひとつに15年の道頓堀完成400周年に合わせ、長さ2キロの巨大プールを整備し、「世界遠泳大会」の開催を打ち出した。

 どれだけの人が覚えているかは疑問だが、「道頓堀プール」は地元企業の支援を得られず、2キロから800メートル、最後は80メートルまで長さを縮減した揚げ句、16年1月に計画中止がひっそりと発表された。計画が頓挫した道頓堀プールの経済効果について、堺屋氏は当初、「2020年までには東京オリンピックより大きな経済効果が確実に出る」と自信たっぷりに豪語したものだ。

 その反省も自己批判もせず、同じ面々が「大阪万博で経済効果は2兆円」とブチ上げているのだから、マユツバだ。万博決定後、橋下氏は「お金の問題もいろいろあるかもしれないけど、景気は気から」とごまかしている。

 時代遅れの国際イベントに「日本全体を元気にする」(安倍首相)だけの経済効果を期待するのは、八百屋で魚を求めるに等しい。

■米国発カジノありきの非国民選別イベント

「大阪万博は東京五輪よりも、えげつない構図で、夢洲にカジノを整備する口実に過ぎないのではないか」と、前出の内田樹氏はこう続けた。

「万博のオフィシャルプランナーに米カジノ企業5社が名を連ね、うち1社の『ラスベガス・サンズ』のアンデルソン会長はトランプ米大統領の大口献金者です。昨年2月に安倍首相が訪米した際、首脳会談の前日にトランプ・アンデルソン両氏は会食。翌日の首脳会談で安倍首相はサンズの日本参入を持ちかけられた、と米国のニュースサイトは報じました。アンデルソン会長、トランプ大統領、安倍首相、松井知事と分かりやすい命令系統で、日本の法を改めてまで万博を大義とした“カジノありき”の計画を進め、インフラ整備などの名目で巨額の税金を、米国に献上するわけです。そのおこぼれにあずかる人々はホンの一握りで、万博開催後に残るのはカジノ以外は廃虚だけ。長きにわたって大阪の人々が負債に苦しんでも、6年半後の万博開催時には安倍首相も松井知事もさすがに、お役御免で“後は野となれ”の感覚なのでしょう」

 汚れた五輪と万博の「大いなる幻想」に酔いしれ、「日本」「日本」と力んでいる人々の気が知れないが、メディアも万歳ムードをあおっているから恐ろしい。コラムニストの小田嶋隆氏はこう言った。

「五輪も万博も招致段階では賛否両論あったのに、決まった瞬間に反対の声を上げにくいムードをメディアが助長する。批判すれば、歓喜の人々に水を浴びせる嫌なやつ扱いで、反対してもメリットがないと諦め、我慢を強いられる。これが町内会の募金や学園祭レベルならまだしも、国家ぐるみで反対派を指弾する空気が醸造されるから怖い。万博への賛否が愛国強制と非国民選別のリトマス試験紙となりかねない薄気味悪さを今から感じます。五輪も含めた国家総動員体制が、あと6年半も続くかと思うと、気がめいってきます」

 五輪、万博に浮かれていれば、愛国心を押しつける独裁首相の思うツボ。多くの国民は夢から覚めなければいけない。































 



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/277.html

[経世済民129] 愛用機は70億円…評判は「金に汚い男」ゴーンの私生活 “暴君”ゴーンの落日(日刊ゲンダイ)
   


愛用機は70億円…評判は「金に汚い男」ゴーンの私生活 “暴君”ゴーンの落日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242467
2018/11/27 日刊ゲンダイ


ゴーン容疑者の自宅マンション(右)/(C)日刊ゲンダイ

<我々は、発展するためにこの地球上にやってきたのではありません。幸せになるためにやってきたのです。昔の賢人たち、エピクロスやセネカ、そしてアイマラ人(南米の先住民族)たちは言っています。貧しい人とは、少ししかモノを持っていない人ではなく、もっともっとと、いくらあっても満足しない人のことだと>(ウルグアイのムヒカ前大統領)

 拘置所で彼は何を思うのか――。

 羽田空港に降り立った日産の社用機「ガルフストリームG550」。空飛ぶ応接室と呼ばれる豪華ビジネスジェットで、購入当時の価格は約70億円。日産の社用機ではあるが、ほぼひとりしか使えないプライベートジェットだ。

 カルロス・ゴーン容疑者(64)は馴染みの焼き鳥屋に向かう予定だったが、羽田で身柄を拘束されてしまった。行くはずだった焼き鳥屋は、子供たちを連れて何度も通った店。大衆店と70億円のジェット機が異様なコントラストを描く。

「来日当初のゴーン氏は、『趣味といえば家族』と思われるほど、家族優先でした。一時期、家族全員がみそラーメンにハマっていて、奥さんと娘3人、息子1人で仲むつまじくスープをすすっている姿が頻繁に目撃されています」

 こう話すのは、経済ジャーナリストの大山功男氏。愛用の時計も庶民でも手に入るセイコーの「アストロン」で、数十億円の報酬をもらう経営者にしては質素だ。

 ただし、住居は最高級の元麻布ヒルズにあり、他にブラジル、レバノン、フランス、オランダ、米国にも住宅がある。言い方は悪いが、ポケットマネーではラーメンというケチ、会社のカネなら途端に気が大きくなるタイプだ。周囲からも「カネには汚い」と見られていた。

 そんなゴーンは、31歳で当時まだ薬学部の学生だったリタ前夫人と結婚。前夫人は大の親日家として知られ、著書には「ゴーンは日本人と同じ発想で家族を大切にしてくれる」と記している。一時、代官山などに「マイレバノン」というレバノン料理店を3店舗経営していたが、週刊文春に「5ドル稼ぐために人に尽くすなんて……」と夫のゴーンからバカにされたと証言している。

「欲には際限がなく、庶民的だった人でも強欲になっていく。再婚相手のキャロルさんとベルサイユ宮殿で結婚披露宴を挙げたと聞き、驚きました」(大山功男氏)

 では、他の外国人社長の生活ぶりはどうなっているのか。

 武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長(52)の自宅も麻布永坂町の高級レジデンス。昨年度の役員報酬は12億1700万円で、ゴーンに負けず劣らずの好待遇だ。

 日本マクドナルドHDのサラ・カサノバ社長(53)の家も、六本木の高級タワーマンションにある。役員報酬は赤字決算だった15年度こそ1億6700万円だったが、V字回復した昨年度は6億3200万円にジャンプアップしている。

 外国人社長は日本に来るプロ野球の助っ人と同じでオプションボーナス契約を結んでいる。日本マクドナルドHDは業績連動型、ソフトバンクは株式報酬型で、共に億単位の出来高が付くという。

 わが世の春を謳歌したゴーン。今回は身内に密告され、司法取引で悪事がバレた。強欲が身を滅ぼす典型例だ。










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/637.html

[経世済民129] ゴーン容疑者に“最強の味方” 米の著名弁護士事務所と契約(日刊ゲンダイ)
       


ゴーン容疑者に“最強の味方” 米の著名弁護士事務所と契約
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242493
2018/11/27 日刊ゲンダイ


私的17億円損失を日産に転嫁か(リーマンショック当時のゴーン容疑者)/(C)日刊ゲンダイ

 ゴーン容疑者が、ウォールストリートを代表する米大手金融機関数十社を顧客に持つ著名法律事務所と契約した。26日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、ゴーンが契約したのは米法律事務所ポール・ワイス・リフキンド・ワートン・アンド・ギャリソン。

 同事務所のブラッド・カープ会長とパートナーのマイケル・ゲルツマン氏がゴーンを担当する。同事務所はゴーンの弁護に関わるとみられるが、具体的な役割は分かっていない。

 カープ会長は、世界最大規模の政府系ファンド、アブダビ投資庁(ADIA)が2009年、米金融大手シティグループへの75億ドルの出資をめぐり、詐欺的な不実表示があったとして40億ドル超の賠償金を求めた裁判で、シティの弁護を行い、勝利したことでも知られる超大物弁護士だ。

 一方、ゴーンは08年のリーマン・ショックの際に、急激な円高のため私的投資で17億円もの損失を出し、それを日産に肩代わりさせていた疑いがあることが分かった。27日の朝日新聞が関係者の話として報じた。東京地検特捜部もこの取引を把握し、ゴーンが自分の利益のために会社を「私物化」していたことを示す悪質な行為とみているという。


















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/638.html

[政治・選挙・NHK254] 傲慢の極み!「復興した福島を世界に発信」と言い放った安倍晋三!  


傲慢の極み!「復興した福島を世界に発信」と言い放った安倍晋三!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_220.html
2018/11/27 22:04 半歩前へ


▼傲慢の極み!「復興した福島を世界に発信」と言い放った安倍晋三!

 安倍晋三は24日福島県を訪れ、「福島が復興したことを世界に発信していきたい」と言った。

 どこが復興したのか? いまだ、わが家に帰ることが出来ず、避難生活をしている人が少なくない。

 晋三のオヤジ、安倍晋太郎が「あいつは政治家に向いていない。人の情というものが分からない」と言ったがその通り。

 フクイチ(東電福島第一原発)の放射能に苦しむ被災者の気持ちを考えたら、「福島が復興した」などとふざけたことは口が裂けても言えない。



安倍首相・IOC会長と五輪会場視察 「復興した姿を世界に」
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00406231.html
11/25 01:42 FNN


動画→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00406231.html

安倍首相は24日、福島県を訪れ、IOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長と東京オリンピックの競技会場を視察した。

安倍首相は、「福島が復興したことを、世界に発信していきたい」と述べた。

安倍首相は、バッハ会長と福島市の県営あづま球場を視察した。
県営あづま球場は、東京オリンピックで野球とソフトボールの競技会場となる予定。

バッハ会長は、「あらゆる意味で、成功を収めるものにしたい」と期待を示し、安倍首相は、「子どもたちに、夢や希望を与えるオリンピックにしたい」と応じた。





























空撮・フレコンバッグ:福島県内11万カ所以上に900万袋超






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/278.html

[原発・フッ素50] 傲慢の極み!「復興した福島を世界に発信」と言い放った安倍晋三! :政治板リンク 

傲慢の極み!「復興した福島を世界に発信」と言い放った安倍晋三!  

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/278.htm



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/595.html

[政治・選挙・NHK254] 元検事・郷原氏が主張 特捜部のゴーン逮捕「乱暴で危険」(日刊ゲンダイ)
   


元検事・郷原氏が主張 特捜部のゴーン逮捕「乱暴で危険」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/242491/1
2018/11/27 日刊ゲンダイ


検察の“拙速”逮捕を指摘(郷原信郎氏)/(C)日刊ゲンダイ

 日本の検察は「ドウカシテイル」――。こんなため息が聞こえてくるようだった。

 26日、元検事の郷原信郎弁護士が「日産・カルロス・ゴーン事件と『日本版司法取引』」をテーマに外国特派員協会で会見。出席した外国人記者からは、特捜部捜査に対する疑問が噴出した。

 ゴーン容疑者がパクられた理由は、退任後に受け取るはずの報酬(計50億円)を有価証券報告書(有報)に記載していなかったからだ。他にも、会社の投資資金や経費を私的に使うなど、会社を私物化してきた実態が判明しているが、郷原氏はゴーンの逮捕事実そのものに無理があるとして、こう主張した。

「検察は、(報酬の)支払いの約束について有報に記載する義務があるから記載しないと犯罪にあたると言っているが、その点について重大な疑問があります。例えば、役員が退職する際に支払われる役員退職慰労金が、有報の役員報酬の欄に記載されたという例を聞いたことがありません」

 外国人記者から「(ゴーン逮捕に)何か特別な事情があったのではないか」と質問が及ぶと、郷原氏は「今回の逮捕は非常に拙速に行われたと考えている」と答えた上で、「(ゴーンのような)経済・社会に極めて重大な影響を生じさせる人物を逮捕する場合、検察が事前に相当な準備をして証拠を固め、法的な検討を行った上で逮捕するのが普通」「逮捕の時点で、『何が隠された役員報酬なのか』すら全然分からなかった。検察は十分に検討しないまま、ゴーン氏を逮捕できるチャンスだと考えたのでは」と疑義を呈した。

 さらに外国人記者から逮捕の背景について尋ねられた郷原氏は「分からない」としながら、こう続けた。

「何らかの組織的な検討、つまり、法務省の中での検討をしっかり行った上で慎重に捜査するのが当たり前。最近の特捜部の捜査を見ていると、かなり乱暴で危ない。(ゴーン逮捕は)ちょっと常識では考えられない」

「日本では三権分立が成り立っているのか」。外国人記者はこう憤りの声を上げていたが、法務・検察には耳の痛い言葉ではないか。
































郷原弁護士が会見「ゴーン容疑者逮捕の正当性に疑問」(2018年11月26日)






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/279.html

[政治・選挙・NHK254] 入管法改正案が法務委で強行採決! 86%が最低賃金以下、失踪者7千人の状況を改善せず外国人の奴隷労働を拡大させる安倍政権
入管法改正案が法務委で強行採決! 86%が最低賃金以下、失踪者7千人の状況を改善せず外国人の奴隷労働を拡大させる安倍政権
https://lite-ra.com/2018/11/post-4395.html
2018.11.27 入管法改正案が法務委で強行採決! リテラ

     
     またしても強行採決の安倍首相(首相官邸HPより)


 またも安倍政権が滅茶苦茶な法案をゴリ押しして可決させようとしている。今国会で安倍首相が成立を目論んでいる出入国管理法改正案を、いましがた与党と日本維新の会が衆院法務委員会で強行採決。つづけて本日中の参院本会議での強行採決を狙っている。

 対する野党は、本日の衆院法務委での強行採決を阻止すべく、山下貴司法相の不信任決議案を提出し、国民民主党の山井和則議員が趣旨弁明を約1時間45分にわたって展開。これが否決され委員会での強行採決となったが、今後の衆院本会議でも徹底抗戦する構えだ。

 そもそも、この法案が衆院法務委員会で審議入りしたのは、先週21日水曜のこと。同委の葉梨康弘委員長は職権を濫用し委員会開催を強行してきたが、審議時間は昨日まででたったの約15時間にすぎない。それを、安倍首相の外遊日程があるからと、本日、無理矢理衆院を通過させようというのである。一体、いつから国会は安倍首相のご都合機関となったのだろうか。

 しかも、衆院法務委理事である自民党・平沢勝栄議員は「この問題は議論したらキリがないんです。いくらでも問題点が出てくるんです」と述べたが、問題点が噴出する法案を通せと言うほうがどうかしているだろう。

 いや、大前提の話だが、この法案は「新しい在留資格をつくる」ということ以外、何も決まっていないような状態だ。受け入れ業種やその分野、在留期間や報酬の水準、日本語習得の支援や相談といった支援計画の中身だけではなく、受け入れ数さえも法案にはないシロモノなのだ。

 政府は受け入れ見込み数として5年間で約34万人と発表し、安倍首相はこの数字を「受け入れの上限として維持する」(13日衆院本会議)と答弁。ところが、山下貴司法相は「(約34万人は)上限ではない」と述べ、安倍首相も「省令」によって運用すると昨日の衆院予算委員会で明言した。つまり、受け入れ数を筆頭に、あらゆるルールは法案成立後に国会での議決が不要である「省令」で決めるというのだ。

 国会を強行採決で通してしまえば、中身は政府がどうにでもできる──。そんな立法府の存在意義を否定するような法案を力づくでどうにかしようという安倍政権の暴走ぶりも酷いが、なによりの問題点は、この法案の土台となる外国人技能実習制度の実態把握をする気がまったくない、ということだ。

 今回の法案は、業種によっては100%が技能実習制度からの移行が想定されている。だが、技能実習制度をめぐっては、長時間労働や賃金未払いといった労働関係法違反は常態化。昨年も国連人権理事会の作業部会が日本に対して技能実習生の労働条件に勧告を出しており、2010年には国連の移住者の人権に関する特別報告者が「奴隷的状態にまで発展している場合さえある」と言及し、制度の廃止と雇用制度への変更を求めていた。

 しかし、安倍政権にそうした制度を見直す姿勢はまったくない。実際、政府が当初隠しつづけた失踪した技能実習生に聞き取りをおこなった聴取票では、失踪者の多くが不当な低賃金であったことを失踪の動機に挙げているにもかかわらず、山下法相は聴取票に存在しない「より高い賃金を求めて」なる理由から約87%が失踪していると断言。あたかも技能実習生たちはワガママな理由から失踪しているかのように印象づけるべく、データを悪質かつ恣意的に捏造したのである。

 しかも、その聴取票のコピーをとることは許可せず、野党議員たちが手作業で書き写すという作業をつづけている。本日、参院本会議で山井議員が述べたところによると、これまで書き写した聴取票884枚のうち、最低賃金以下はなんと86%。法務省は「低賃金(最低賃金以下)」は0.8%(22人)としているが、そもそも聞き取った実態が正しく反映されていないのだ。

■外国人労働者の状況を改善しないかぎり日本人の賃金も上がらない

 だが、山下法相は、こうした技能実習生の実態について真摯に向き合おうとはせず、それどころか、昨年11月に技能実習適正化法が施行されていることを盾にして「旧制度の話」と切り捨てるだけだ。

 一体、何を言っているのだろう。今年の1〜6月の半年間だけで、失踪した技能実習生は計4279人と、昨年の過去最多だった7089人を更新する勢いにある。つまり、新制度が施行されても労働環境は劣悪なままであるため、失踪する者が増加しているとしか考えられないのである。

 安倍首相は「(外国人労働者を)人間として扱う」「労働者の方を私が一方的にですね、何か貶めているような、そういう決め付けをするのもですね、生産的な議論ではまったくないのではないか」などと答弁してきたが、奴隷状態の技能実習制度の廃止どころか見直しもせず、それを土台にして外国人の受け入れを拡大させることは、「人間として扱わない」と明言しているに等しい。安倍首相がこの法案でやろうとしていることは「奴隷制度の維持」ではないか。

 だいたい、こうして最低賃金も守られないようななかで外国人労働者の受け入れが拡大すれば、日本人労働者の賃金も上がることはない。たとえば、介護職は抜本的な処遇改善もなされていない状態だが、このまま法案が成立すれば、賃金水準は上がらず、悪化したままの労働条件は見直されない恐れが十分にある。安倍首相は外国人労働者の受け入れ拡大で賃金を抑えようとする一方で「デフレ脱却」を叫ぶのだから、まったく支離滅裂だろう。

 国際的な人権問題に発展している技能実習制度をさらに悪用しようとし、捏造したデータをもち出して、国会のルールも無視した挙げ句、法案の中身は法案成立後にフリーハンドでなんでも決めてしまおうという横暴。そして、安倍首相の外遊日程に合わせて委員会と本会議での可決を強行しようという身勝手さ──。これらがすべて、いま、まかり通ろうとしているのである。

(編集部)










































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/280.html

[政治・選挙・NHK254] ああー、若者たちよ!なんでキミらは安倍政権支持なんだ! 
ああー、若者たちよ!なんでキミらは安倍政権支持なんだ!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_223.html
2018/11/27 22:46 半歩前へ

▼ああー、若者たちよ!なんでキミらは安倍政権支持なんだ!

 読売が23〜25日に実施した全国世論調査。安倍内閣の支持率は53%となり、前回10月26〜28日調査の49%から4ポイント上昇した。不支持率は36%(前回41%)。

 政党支持率は自民党41%(前回37%)、立憲民主党7%(同5%)などの順。無党派層は42%(同46%)となった。  (以上 読売)

*********************

 トランプからは「もっと米国製の武器を買え」と大量兵器を押し付けられ、プーチンからは「ロシアに領土問題は存在しない」と軽くあしらわれた。

 それで内閣支持率がまた上がるとは一体、どういうことか? あの、ボンクラのどこがよくて支持するのか?

 若者たちよ、この付けが回って来るのはキミたちだ。
「就職できるから安倍さんでいい」と言うのはあまりにも安易すぎないか?
「現状に満足しているから安倍支持」で本当に構わないのか?

 ネットのデマ情報を信じ込み、目先のことしか眼中にない若者が安倍政権支持の“岩盤”だ。私の学生時代と真逆の若者たちに驚きを禁じ得ない。

 こんな子に育てたのは誰なのか?



































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/281.html

[政治・選挙・NHK254] <外国人労働者、衆院採決へ>安倍応援団が官邸に向かって「亡国法案」を叱る(田中龍作ジャーナル)
【外国人労働者、衆院採決へ】安倍応援団が官邸に向かって「亡国法案」を叱る
http://tanakaryusaku.jp/2018/11/00019163
2018年11月27日 19:14 田中龍作ジャーナル


「頑張れ日本!全国行動委員会」の水島総・幹事長。亡国に突き進む安倍政権を厳しく批判した。=27日午後、官邸前 撮影:筆者=

 最低賃金をはるかに下回る時給で、早朝から深夜までこき使える ― 外国人労働者の受け入れ枠拡大に向けた入管法改正(改悪)法案の審議が衆院で大詰めを迎えた。与党はきょう27日中の通過を目指す。

 安価な外国人労働者を大量に入れれば、自国の労働者の賃金低下を招く。何より国際社会に向かって恥ずべき「奴隷買い」を国策として行おうというのである。

 「安倍総理は一体何を考えているのか。あなたは日本を取り戻すのではなかったのか」。

 首相官邸前に日章旗を林立させながら、抗議の声をあげているのは「頑張れ日本!全国行動委員会」の水島総・幹事長だ。いつもは安倍応援団である水島氏だが、演説を聞けば極めてまっとうな主張であることが分かる。

 水島氏は、会社を愛し定年まで勤めあげることを善とした日本型資本主義を壊したのは自民党だという。「歴史的に見ても移民を入れて長期的に発展した国はない」。「薄っぺらな国家観で、こんなもので国がやっていけるのか・・・こんな状態で日本が良くなると考えるのか」。


「移民政策、絶対反対」。抗議のプラカードと日章旗が官邸前に翻った。=27日午後、永田町 撮影:筆者=

 「まして外国人労働者は商品でない。喜び、悲しみ、苦しみ、泣いて、笑って、助け合う生身の人間である。君たちに人間に対する まなざし が本当にあるのか」。

 雇用先で虐待を受け、低賃金で働かされる外国人労働者が涙ながらに訴える・・・こんな事が あちこちで 起きる日本は、どうみても誇りある国とはいえない。

 「なぜ、そんなに急がなきゃいけないのか。なぜ今、衆議院を通過させなきゃいけないのか。もっと議論しなければならない」

 「安倍総理は日本を日本でなくしてしまった。とんでもない総理だったね、と20年後30年後子ども達に言われてしまう」。

 水島氏は移民法だけでなく、水道法、種子法、TPPなどを列挙しながら、「どうか皆さん。こんな亡国法案を国民の手で叩き潰しましょう」と全国の支持者に訴えた。官邸前での演説はネットでライブ配信されていた。

 学会員が沖縄で目覚めたように、右翼も「移民法」で目覚めるべきではないのか。少なくとも、これに反対しない右翼は保守ではないように見える。なんでもかんでも安倍政権のやることに賛成、という時代は終わりつつあるようだ。

   〜終わり〜











































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/282.html

[政治・選挙・NHK254] 入管法改正案が法務委で強行採決! 86%が最低賃金以下、失踪者7千人の状況を改善せず外国人の奴隷労働を拡大させる安倍政権 赤かぶ
1. 赤かぶ[1671] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:20:27 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[136]






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[政治・選挙・NHK254] 入管法改正案が法務委で強行採決! 86%が最低賃金以下、失踪者7千人の状況を改善せず外国人の奴隷労働を拡大させる安倍政権 赤かぶ
2. 赤かぶ[1672] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:21:23 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[137]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/280.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 入管法改正案が法務委で強行採決! 86%が最低賃金以下、失踪者7千人の状況を改善せず外国人の奴隷労働を拡大させる安倍政権 赤かぶ
3. 赤かぶ[1673] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:23:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[138]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/280.html#c3
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
7. 赤かぶ[1674] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:32:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[139]
















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c7
[政治・選挙・NHK254] <外国人労働者、衆院採決へ>安倍応援団が官邸に向かって「亡国法案」を叱る(田中龍作ジャーナル) 赤かぶ
2. 赤かぶ[1675] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:34:02 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[140]



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/282.html#c2
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
8. 赤かぶ[1676] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:37:13 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[141]












http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/266.html#c8
[政治・選挙・NHK254] <中身空っぽ法案、強行採決!>入管法改正案、衆院委可決 外国人労働者受け入れ拡大へ  赤かぶ
9. 赤かぶ[1677] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:38:31 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[142]






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4. 赤かぶ[1678] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:45:47 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[143]















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5. 赤かぶ[1679] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:48:04 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[144]












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6. 赤かぶ[1680] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:49:40 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[145]












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7. 赤かぶ[1681] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:50:57 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[146]






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8. 赤かぶ[1682] kNSCqYLU 2018年11月28日 00:52:32 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[147]












http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/280.html#c8
[政治・選挙・NHK254] <最高傑作!>せやろがいおじさん「外国人労働者を拡大しようとしているお偉いさ〜ん! どんだけ搾り取んねん!」 赤かぶ
5. 赤かぶ[1683] kNSCqYLU 2018年11月28日 01:01:29 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[148]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/217.html#c5
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
8. 赤かぶ[1678] kNSCqYLU 2018年11月28日 01:06:38 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[143]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c8
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
9. 赤かぶ[1679] kNSCqYLU 2018年11月28日 01:07:44 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[144]



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c9
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
10. 赤かぶ[1680] kNSCqYLU 2018年11月28日 01:10:13 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[145]









http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c10
[政治・選挙・NHK254] <本音のコラム> 水道の危機 「野党もメディアも、なぜ大騒ぎしないのだろう」 齋藤美奈子さん  赤かぶ
11. 赤かぶ[1681] kNSCqYLU 2018年11月28日 01:12:37 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[146]















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/247.html#c11
[政治・選挙・NHK254] また強行採決!民主主義の破壊そのものだ!  
また強行採決!民主主義の破壊そのものだ!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_225.html
2018/11/28 00:05 半歩前へ

▼また強行採決!民主主義の破壊そのものだ!

 外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案は27日夜の衆院本会議で自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、参院に送付された。

 立憲民主党など主要野党が反対する中、与党が採決を強行した。与党は参院で28日に審議に入り、12月10日までの今国会会期中に成立させる構えだ。  (以上 時事通信)

**************************

 また安倍政権が強行採決した。数の力を頼んだ「問答無用」のやり方は、安倍晋三の常とう手段となった。

 しかし、国の行く末を左右するような大事な法案は、与野党で時間をかけて議論を尽くすことが必要ではないか。

 聞くところによると、この法案も法律だけ先に作って中身の詳細は各省任せだという。

 こんな無茶な話はない。民主主義の破壊そのものだ。

 官僚はなぜ「待った」をかけないのか?自分の出世だけ考えていたら、だれがこの国を支えるのか?

 官僚の役割は何かもう一度、原点に立ち返ってもらいたい。

 政治が機能せず、その上、官僚が機能停止したら、日本はおしまいだ。





































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/284.html

[政治・選挙・NHK254] 中露に対抗!安倍政府がF35戦闘機100機の追加検討! 

 ステルス戦闘機「F35A」


中露に対抗!安倍政府がF35戦闘機100機の追加検討!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_222.html
2018/11/27 22:28 半歩前へ

▼中露に対抗!安倍政府がF35戦闘機100機の追加検討!

 中国も、ロシアも、第5世代機の最新鋭戦闘機の導入を急いでいる。

 対抗するかのように安倍政権が動き出した。

 軍拡競争がどんな結果をもたらしたか彼らは分かっていない。

 危険なゲームは直ちにやめるべきだ。

************************

 政府は最新鋭ステルス戦闘機「F35」を米国から最大100機追加取得する検討に入った。取得額は1機100億円超で計1兆円以上になる。

 現在導入予定の42機と合わせて将来的に140機体制に増える見込み。中国の軍備増強に対抗するとともに、米国装備品の購入拡大を迫るトランプ米大統領に配慮を示す狙いもある。

 F35の追加取得には、トランプが米国装備品の購入拡大を繰り返し迫っていることも背景にある。高額の戦闘機を買い増し、トランプが問題視する対日貿易赤字の削減圧力をかわす思惑がある。

 安倍晋三は9月にトランプとの会談で「米国装備品を含め、高性能な装備品を導入することが日本の防衛力強化に重要だ」と伝えていた。

 日米両政府は年明けにも物品貿易協定(TAG)交渉を本格化させる。年内に決める防衛大綱や中期防で装備品の購入増を打ち出すことで、交渉を有利に運ぶ思惑もありそうだ。

 政府は次期中期防で、外国機の監視にあたる最新の早期警戒機「E2D」を米国から最大9機追加取得すると明記する方向だ。総額は9機で3000億円超の見込みだ。こうした米国製の追加調達で防衛費は今後、増加するのが確実だ。

 中国は独自開発の最新鋭ステルス戦闘機「J20」を2月に実戦配備した。2030年までに第5世代機を250機超導入するとの見方がある。

 ロシアも第5世代の「スホイ57」を19年にも配備するとみられる。最新鋭機の大幅追加でこうした軍備増強に対応する。  (以上 日経)





































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/286.html

[政治・選挙・NHK254] 不思議でわけの分からぬアベ政権の継続(澤藤統一郎の憲法日記)
不思議でわけの分からぬアベ政権の継続
http://article9.jp/wordpress/?p=11596
2018年11月27日 澤藤統一郎の憲法日記


世の中は不思議に満ちている。わけの分からぬことだらけだが、その筆頭がアベ政権の長期持続だろう。

こんなにもウソとごまかしにまみれ、こんなにも憲法をないがしろにした、国政私物化内閣が、どうしてかくも長期にわたって政権を維持し続けておられるのか。こんなにも身内の利益をはかり、こんなにも露骨に大企業に手厚く、こんなにも国民生活をないがしろにして、こんなにも多くの国民からうとんじられ、近隣諸国の民衆への排外意識を露わにして差別を恥じず、歴史を真っ当に見ようとしないこんな人物が、どうして行政のトップにおさまっておられるのか。私には、まったくわけが分からない。現代日本の謎としか言いようがない。

萬有の眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。「不可解」は人生のみならず、アベ政権もかくなり。

今日も今日とて、外国人低賃金労働者の大量受け入れを意図した出入国管理法改正案を、衆院法務委員会が採決強行した。自民・公明の連立与党に、維新という補完ゴマすり勢力が加わっての数の暴力の行使である。

審議経過に注目していた誰の目にも、議論の不足は明々白々である。議論の前提となっているはずの、失踪技能実習生に対する事情聴取個票の「ウソとごまかし」も明らかとされている。議論の前提さえ調っていないのだ。それにもかかわらずの、「問答無用」採決である。

憲法前文を確認しよう。

「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理…」

アベ政権とその追従者たちは、国民からの信託の厳粛さを忘れている。あるいは初めからそんなことを考えたこともないのだ。議会制民主主義は形骸化させられたという段階ではない。死に瀕していると言わねばならない。政権は、どこ吹く風で主権者国民を舐めきっているだけでなく、民主主義そのものを舐めきっているのだ。

ところで、その「主権者国民」の実態である。アベ政権にかくも舐められて、怒りはあるのか。アベ政治を許さないという気概があるのか。

本日(11月27日)毎日夕刊の「特集ワイド」の記事は衝撃的だ。
「NHK連ドラ『まんぷく』暴行シーンは史実か」「過酷だった憲兵の弾圧」というタイトル。そのリードが以下のとおり。

先日、NHKの連続ドラマ「まんぷく」を巡り、ネット上でちょっとした騒動があった。旧日本軍の憲兵がヒロインの夫になる男性に暴行する場面で「優しい日本兵が出てこない。日本人をおとしめるのか」といった批判があがり、論争になったのだ。

不都合な歴史的事実を見ようとしない、無知にして驕慢な日本人の層ができつつあるのだ。櫻井よしこや百田尚樹らが、これを束ねてアベ政治の支持に繋げている。

歴史修正主義ないしは排外主義の日本人集団がアベ政権を支え、その支えに安住した政権が排外主義的な法案を強行している。不思議なことに、このような右翼保守層が、アベ政権の財界へのサービスである新自由主義的規制緩和政策にも賛成していることだ。

だから、アベ政権は「知性をもった一般国民にはこんなにも評判の悪い政権」ではあるが、実は「右翼勢力からはこんなにも評判の良い政権」なのだ。それだけに危険極まりない政権と言わざるを得ない。それにしても、「優しい憲兵が出てこない。日本人をおとしめるのか」という無知蒙昧な輩が多数派であるはずはない。やはりアベ政権の長期持続は「不可解」なのだ。

本日の採決強行の経過を良く見つめて記憶しよう。そして、ことあるごとに遠慮なくアベ政権とその下駄の雪の連中の議会制民主主義破壊の動きを批判しよう。それを積み上げて、次の選挙での政権交代のチャンスを作ることに繋げよう。

(2018年11月27日)

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http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/287.html

[政治・選挙・NHK254] 日吉雄太がずさんでデタラメな入管法を糾弾!  
日吉雄太がずさんでデタラメな入管法を糾弾!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_226.html
2018/11/28 00:19 半歩前へ

▼日吉雄太がずさんでデタラメな入管法を糾弾!

 自由党の衆院議員、日吉雄太が緊急報告した。

 国会の状況は多勢に無勢。安倍政権側が議員の数で野党を圧倒している。数の暴力が国会を支配。

 そうした中で、日吉雄太は必至で抵抗を試みている。

 日吉雄太、国民は見ている。徹底的に安倍政権に抗おう。自由党ガンバレ!野党戦え!

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日吉雄太が緊急投稿した。

本日、力及ばず入管法の衆議院通過を許してしまいました。

野党6党派は、国対委員長会談にて、改めて入管法に徹底的に反対していくことを確認しましたが、法務委員会にて強行採決されました。

その後、昨日に続き衆議院議長にお会いし、本日の本会議での入管法採決を止まるよう申し入れをしましたが、残念ながら聞き入れてはいただけませんでした。

今回の入管法は、ニーズ、調査、運用の面ですべてデタラメの法案です。

「深刻な人手不足に対応」と言いながらも、具体的にはどの分野でどのくらい不足しているのか不明確です。

現在の技能実習生制度の実態調査も杜撰で、要求資料すら満足に出てきませんでした。

更には、労働基準法違反や人権侵害の実体が浮き彫りになりました。

運用も決まっておらず、非常に曖昧で全く詰めきれていません。

また、「労働力」を受け入れるのではなく「人」を受け入れるという認識が感じられません。

どのように共に生活していくのか、共生のビジョンを明確に持った上で、受け入れ環境を整えなければなりませんが、そうした状況にはありません。



【報ステ】入管法改正案“生煮え”のまま衆院通過


 外国人労働者の受け入れを拡大する入国管理法の改正案は、27日午後5時半に衆議院の法務委員会で与党や日本維新の会などの賛成多数で可決された。

審議時間が20時間に満たないままの採決だった。

野党議員が「拙速だ」などと委員長席を取り囲んで抗議するなか、採決が行われた。

その後、衆議院本会議で採決が行われ、午後9時45分に与党などの賛成多数で法案は衆議院を通過した。



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/288.html

[政治・選挙・NHK254] 97年発足から…背後でうごめく教育勅語を礼賛「日本会議」 安倍政権が推進 アブない道徳教育(日刊ゲンダイ)
 


97年発足から…背後でうごめく教育勅語を礼賛「日本会議」 安倍政権が推進 アブない道徳教育
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242492
2018/11/27 日刊ゲンダイ 文字起こし


“2020改憲宣言”も日本会議系の集会だった(C)共同通信社

 道徳教育を強力に推し進めようとする「日本会議」は、1997年に設立された組織である。「美しい日本の再建と誇りある国づくりのために、政策提言と国民運動を推進する民間団体」を自称し、全国に約4万人の会員がいるとされる。教育勅語を礼賛するこの組織が出現すると同時に、これを全面支援する国会議員の集まりである「日本会議国会議員懇談会」(以下「議員懇」)が発足したあたりから、道徳教育の強化が声高に叫ばれるようになる。

 決して、それまで道徳教育が皆無だったわけではない。安倍首相の祖父である岸信介政権時代の1958年に、算数などの教科とは違う位置づけで週1回の「道徳の時間」が新設された。教科ではないので教科書を使わず、生徒の評価も行わない形で、教科化されるまで約60年続いてきた。日本会議はそれに飽き足らず、戦前の「修身」のように正式な教科への格上げと教育勅語の精神復活を狙うのである。

 58年に始まった「道徳の時間」は、「修身」とはあくまで一線を画し、決して教育勅語の復活など考えていなかった。もちろん、岸を含め歴代首相や文部相がそんな考えを持ち出すこともなかった。98年に「議員懇」の事務局長だった小山孝雄参院議員(のちにKSD事件を巡り議員辞職、受託収賄罪で実刑)が国会で道徳の教科化を迫るような質問をしたときも、町村信孝文部相は一蹴している。

 ところが、日本会議の勢力拡大につれて、その圧力は強まる。「議員懇」の発起人のひとりである森喜朗首相直属の諮問会議「教育改革国民会議」は00年の最終報告で道徳の教科化を提言した。この時は実現されなかったものの、文科省は02年4月から全小中学校に副教材「心のノート」を配布することになった。

 大きく動いたのが14年。日本会議と特に関わりが深い安倍首相、下村博文文科相のコンビが教科化へ向けて突っ走った結果、格上げが決定した。第4次安倍改造内閣は閣僚20人のうち、14人が「議員懇」のメンバーである。就任会見で教育勅語に言及した柴山昌彦文科相は言わずもがなだ。

 昨年発覚した森友学園問題では、安倍首相夫人の昭恵氏や多くの有力議員が幼稚園児に教育勅語を暗唱させる教育方針を賛美した。当時の稲田朋美防衛相や義家弘介文科副大臣は、これを肯定する国会答弁をしている。揚げ句、安倍政権は教育現場において教育勅語を教材として用いることを否定しないという趣旨の閣議決定を行った。戦後、教育勅語が失効し、その排除や失効確認の国会決議まで行われた歴史を無視しているかのようだ。

 そうした状況のもと、アブない道徳教科書は登場した。 (つづく)



寺脇研 京都造形芸術大学客員教授
1952年、福岡市生まれ。ラ・サール中高、東大法学部を経て、75年に文部省(当時)入省。初等中等教育局職業教育課長、大臣官房審議官、文化庁文化部長などを歴任し、2006年に退官。ゆとり教育の旗振り役を務め、“ミスター文部省”と呼ばれた。「危ない危ない『道徳教科書』」など著書多数。










http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/289.html

[政治・選挙・NHK254] 疑問だらけのゴーン逮捕 「やっちゃえ日産」特捜部なのか ニュース深読み裏読み(日刊ゲンダイ) 


疑問だらけのゴーン逮捕 「やっちゃえ日産」特捜部なのか ニュース深読み裏読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242438/1
2018/11/27 日刊ゲンダイ


ドサクサに紛れて…(安倍首相と山下法相)/(C)日刊ゲンダイ

「利権あるところ犯罪あり」――こう言ったのは、元特捜検事で、後に検事総長になった吉永祐介さん(故人)だ。ロッキード事件やリクルート事件、ゼネコン汚職などの摘発で、特捜検察が華やかだった頃、捜査指揮に当たってきた吉永さんならではの言葉で、今回の日産自動車、カルロス・ゴーン会長の金融商品取引法違反事件で、この言葉のもつ含蓄の深さを感じている。

 吉永さんの時代、つまり20世紀の捜査は、事件情報を掘り起こし証拠を積み重ねて、被疑者に語らせる手法で、贈収賄事件や大型経済事件を摘発してきた時代だった。ところが21世紀に入って、政治家も官僚も企業経営者も手口が巧妙になってきたのか、あるいは特捜検察の能力が低下したのか、以前のような捜査手法では事件を掘り起こすことすら難しくなってきたように見えていた。

 そんな中で、今年6月から施行されたのが「司法取引」だ。これは捜査当局とタレコミ側だけの密室のやりとりによる捜査だけに、情報が漏れてきにくい。

 大マスコミの報道を見る限り(11月22日の時点)、逮捕容疑や嫌疑だけは書かれているが、これらの金の流れがどうなっているのか? 50億円もの金がどこから出ていて、どこへ行ったのか? ゴーン容疑者の帰属になっているのか? それによっては所得税法違反が問われることにはならないのか? もしゴーン容疑者が日本に住んでいないとすると税金は外国人に一律に課せられる20.42%だけなのか?

「司法取引」についても、新しい“捜査の武器”かも知れないが、一方の主張や証拠に軸足が傾きすぎることはないのか? どこまで内部通報者の罪を軽減するのか? その物差しはどこにあるのか? と疑問は尽きない。

 今回も痛切に感じるのは、連日の大マスコミによる「ゴーン悪人キャンペーン」。これまで「ゴーン独裁政権」を礼賛してきたのは、大マスコミではないのか。崩壊寸前の日産をV字回復させた経営手腕は評価されたのかも知れないが、2万1000人のリストラの嵐のあと、彼らはどうなったのか? コストカットにさらされた下請け企業はどうなったのか? のフォローはない。これは巨額の負債のツケを従業員に背負わせ、復活した経営陣だけは甘い汁を吸う典型ではないのか。それを後押ししてきたのは大マスコミではなかったのか。

 重要なことは、この事件の陰に隠れて入管法の審議が見逃されてはならない点だ。今年7月に発生した西日本豪雨のニュースに、日本中の耳目が集中しているドサクサに、安倍政府・自民党はカジノ法案と参議院の選挙制度改革法案をゴリ押しで成立させた。

 今回も、いい加減なデータと言い逃れで、入管法改正案を成立させようとする政府・法務省。これを特捜部が援護射撃するための目くらましとして、この時期に「ゴーン逮捕」をぶつけてきたのではないかと深読みしてしまう。入管法改正は、ゆっくり、じっくり、しっかり審議すべきだ。



小俣一平
1952年生まれ。武蔵野大学客員教授、元NHK社会部記者。疑獄事件からトイレ探検までフィールドは硬軟無限大。老人力同盟事務局長。 著書は、「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか」「無念は力」「ロッキード秘録」「消えた警官」「『トイレ探検隊』がゆく!」など。










http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/290.html

[国際24] 大統領選挙を控えたウクライナでキエフ政権がロシアに対して軍事的な挑発(櫻井ジャーナル)
大統領選挙を控えたウクライナでキエフ政権がロシアに対して軍事的な挑発
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201811260000/
2018.11.27 櫻井ジャーナル


 ウクライナ軍のガンボート(砲艦)2隻とタグボート1隻が11月25日にロシアが領海と定めているケルチ海峡へ無断で侵入、ロシアの警備艇に拿捕されたという。その際、銃撃もあったようだ。その前日にウクライナ軍はウクライナ東部、ドネツクにある中立地帯の一部を占領しているので、3隻の行動はロシアに対する挑発だと見て良いだろう。

 ウクライナでは来年3月に大統領選挙が予定されているが、現職は厳しい戦いになると見られている。ロシアはウクライナを迂回して天然ガスを輸送するパイプラインの建設を進め、アメリカ支配層にとって戦略的な価値が低下、エネルギー価格の暴騰で抗議行動も活発化している。今回の一件で戒厳令を敷くつもりだとも言われているが、追い詰められていることに変わりはない。選挙後、ナチズムがさらに強くなる可能性もある。

 軍事的な挑発をしているキエフ政権は2014年2月22日、ネオ・ナチを主力とするクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ大統領を排除して成立した。その黒幕はアメリカのバラク・オバマ政権にいたネオコンだ。

 ネオ・ナチは2月18日頃からチェーン、ナイフ、棍棒を片手に石や火炎瓶を投げ、ブルドーザーを持ち出し、ピストルやライフルも撃ち始める。広場では無差別の狙撃もあり、多くの死者が出た。

 本ブログでも繰り返し書いてきたように、西側の支援を受けたクーデター側が狙撃した可能性が高い​​ことは2月25日にキエフ入りしたエストニアのウルマス・パエト外相もその翌日、キャサリン・アシュトンEU外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)へ電話で報告している。

 イタリアではこの報告を裏付けるドキュメントが放送されている。(​その1​、その2​​)その中で自分たちが狙撃したする3人のジョージア人が登場、警官隊と抗議活動参加者、双方を手当たり次第に撃つよう命じられたとしている。

 この3人を含め、広場の狙撃はアンドレイ・パルビーなる人物が指揮したと語る人が少なくない。この人物はウクライナ社会ナショナル党(後のスボボダ)とウクライナ愛国者党、ふたつのネオ・ナチ系政党を創設、クーデター後には国家安全保障国防会議(国防省や軍を統括する)の議長に就任、2014年8月までその職にあった。2016年4月からは国会の議長を務め、今年(2018年)6月にはフランスとアメリカを訪問、親イスラエルで有名なアメリカ議会から歓待されている。

 ここにきてウクライナの軍事力増強に力を入れているのはイギリス。2015年には軍事訓練のプログラムをスタートさせた。イギリス軍から派遣された教官は9500名のウクライナ軍兵士を訓練している。

 現在、アメリカの民主党、CIA、司法省/FBIはロシアとの関係を悪化させる口実として「ロシアゲート」を使っているが、これがでっち上げであることは本ブログでも繰り返し書いてきた。

 そのでっち上げの始まりはクリストファー・スティールなるSIS(通称MI6)の元オフィサーが作成した報告。その情報に基づいて下院情報委員会でアダム・シッフ議員は大統領選挙にロシアが介入したとする声明を2017年3月に出している。

 スティールに調査を依頼したのはフュージョンなる会社で、そのフュージョンを雇ったマーク・エリアス弁護士はヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の法律顧問を務めていた。

 フュージョンを創設したひとりであるグレン・シンプソンによると、同社は2016年秋に​ネリー・オーなる人物にドナルド・トランプの調査と分析を依頼​しているが、その夫であるブルース・オーは司法省の幹部。このオーとシンプソンは2016年11月に会っている。その直後にブルースは司法省のポストを失い、フュージョンはスティールに調査を依頼することになった。

 ロシアゲートはドナルド・トランプを攻撃するためにも使われている。イギリスのテレグラフ紙によると、トランプを失脚させる目的でSISが本来なら出さない「機密情報」を流したというが、その情報の信頼度が低いことは本ブログでも指摘してきた。SISはトランプを引きずり下ろすため、偽情報を流したと言うべきだ。

 イギリスは中東でも暗躍しているが、ウクライナでも活発に動いている。遅くとも20世紀の初頭にイギリスはロシア制圧を戦略の中心に位置づけているが、それが続いているのかもしれない。





http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/636.html

[経世済民129] 来年の消費増税、家計負担額は2.2兆円に…景気の腰折る可能性も(Business Journal)
来年の消費増税、家計負担額は2.2兆円に…景気の腰折る可能性も
https://biz-journal.jp/2018/11/post_25660.html
2018.11.27 文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト Business Journal


 安倍晋三首相(写真:日刊現代/アフロ)


■家計負担は2.2兆円

 2019年10月の消費増税の負担額を試算すると、消費増税そのものはマクロの負担額が前回14年の4分の1程度になると判断される。

 参考のために、1997年と14年、次回19年10月のそれぞれについて、マクロの負担額を見ると、97年は消費税率の引き上げ幅自体は2%で、負担増は5兆円程度だった。しかし、特別減税の廃止や年金医療保険改革等の負担が重なり、結果的には8兆円以上の大きな負担となった。さらに、景気対策がないなかで、同年7月にアジア通貨危機が起こり、11月に金融システム不安が生じたため、景気は腰折れをしてしまった。

 確かに、97年は消費増税以外の負担増もあったため、消費増税の影響だけで景気が腰折れしたとは判断できない。これに対し、前回14年の消費税率3%の引き上げは、それだけで8兆円以上の負担増になり、家計にも相当大きな負担がのしかかった。
 
 次回19年10月の消費増税の負担額については、財務省が試算した税収増減から推定できる。軽減税率を導入せずに消費税率が10%に引き上げられると、最終的に税収は5.6兆円増えることになる。しかし酒類・外食を除く食料を軽減税率の対象品目とした場合、1兆円の減収となる。また消費増税の使い道として、増収分の1.4兆円を教育無償化・負担軽減に充当することになっている。このことから、家計全体では2.2兆円程度の負担に軽減されると計算される。特に、増収分の1.4兆円を教育無償化・負担軽減に充てることは、家計全体では1.4兆円程度の所得減税と同程度の効果になることが示唆される。



■経済成長率を▲0.7%押し下げ

 そこで、内閣府の最新マクロモデルの乗数を用いて、前回14年の消費税率3%引き上げの際の経済成長率への影響を試算すると、13年度は駆け込み需要により個人消費の押し上げ等を通じて経済成長率が0.7%引き上げられた一方で、14年度は個人消費の押し下げ等を通じて経済成長率が1.4%押し下げられたことになる。

 一方、次回19年10月に軽減税率を導入した上で消費税率を2%引き上げた場合の効果を試算すると、前年は駆け込み需要によると個人消費の押し上げ等を通じて経済成長率を0.4%押し上げるが、引き上げた年は個人消費の押し下げ等を通じて経済成長率を0.8%押し下げることになる。ここに子育て還付のプラス効果が加わっても成長率の押し下げは0.7%となる。



 このように、次回の消費増税は前回と比べ経済成長率の押し下げ効果は半分程度にとどまるが、東京五輪の特需の反動減が起こる時期と重なる可能性があることには注意が必要だ。五輪特需は建設投資が主だが、1964年10月開催の東京五輪では経済成長率のピークは五輪の前年の63年10〜12月期だった。20年8月開催の今回の東京五輪にあてはめると19年7〜9月期になる。このため、外部環境にもよるが、いくら負担額が少なくなるからといって、無防備で消費税率を引き上げれば景気腰折れの可能性が相当高まるだろう。

■デフレ脱却に影響、対策は不可欠に

 なお、消費税に軽減税率が導入されると、IT関連業界への直接的な恩恵もあるが、事業所などでは会計システムの変更を余儀なくされることが想定される。日本経済への影響を考える上では、そうした負担の影響も考慮しなければならない。

 また、本試算では内閣府のマクロ計量モデルの乗数を用いているため、社会保障充実の効果が平均的に出現する試算となっている。しかし、子育て世帯の限界消費性向の大きさ次第で、GDP押し上げ効果が変わる可能性には注意が必要だろう。

 今後の消費税率引き上げの課題としては、まずデフレ脱却への影響が指摘できる。というのも、日本経済研究センターの「ESPフォーキャスト調査」に基づけば、フォーキャスターのコンセンサス通りにGDPが成長した場合は、19年10月から消費税率を引き上げると再度GDPギャップがマイナスになってしまうからである。特に14年4月の消費税率引き上げの際も、引き上げ直前にはGDPギャップが一時的にプラスになったものの、引き上げ直後に安倍政権発足以前のマイナス水準までGDPギャップが逆戻りした経緯がある。



 また、消費増税は家計の恒常的な購買力低下で内需への影響が大きいという声もある。前回の消費増税で家計向けの支援策が0.7兆円弱にとどまったことからすれば、ある程度の規模の予算を配分した対策は不可欠であると思われる。一方で、将来のさらなる消費税率の引き上げ幅を抑制する意味でも、社会保障の効率化も必要といえるだろう。

 将来的にも負担軽減策を併用すれば、その後の消費増税も実施しやすくなるが、逆に負担軽減策をおろそかにして国民の不満を高めてしまうと、その後の消費増税が政治的に困難になるだろう。将来の消費税率の引き上げを確実なものにする意味でも、家計負担軽減策は不可欠だと考えられる。

(文=永濱利廣/第一生命経済研究所経済調査部首席エコノミスト)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/639.html

[経世済民129] 米国で使用禁止の合成香料、日本の食品で幅広く使用…発がん性リスクの指摘(Business Journal)
米国で使用禁止の合成香料、日本の食品で幅広く使用…発がん性リスクの指摘
https://biz-journal.jp/2018/11/post_25684.html
2018.11.27 文=小倉正行/フリーライター Business Journal


 「Gettyimages」より


 10月5日、米国食品医薬品局(FDA)は合成香料6品目について、動物実験でがんを引き起こすデータが示されたため、食品添加物リストから削除すると発表した。その6品目とは、ベンゾフェノン、アクリル酸エチル、オイゲニルメチルエーテル、ミルセン、プレゴン及びピリジン。これについて日本の内閣府は「食品安全情報」として次のように示している。

「米国食品医薬品庁(FDA)は10月5日、食品添加物規則、合成香料及び補助剤(ベンゾフェノン、アクリル酸エチル、オイゲニルメチルエーテル、ミルセン、プレゴン及びピリジン)に関する最終規則を公表した。概要は以下のとおり。


 FDAは、ベンゾフェノン(benzophenone)、アクリル酸エチル (ethyl acrylate)、オイゲニルメチルエーテル(eugenyl methylether)、ミルセン(myrcene)、プレゴン(pulegone)及びピリジン(pyridine)を食品中に使用する合成香料として、今後の使用を認可しない(no longer authorize the use)よう食品添加物規則を改正することにより、提出された申請を部分的に承諾する。


 これらの物質はその意図する使用の条件に従う場合は公衆衛生上のリスクを生じないとするFDAの科学的分析及び決定に反して、申請者はこれらの添加物が実験動物においてがんを誘発することを示すデータを提示しており、動物におけるこの知見の結果として、FDAは法律上、これらの合成香料を食品添加物規則のリストに記載することを継続できないという理由により、FDAはこの措置をとることとしている。


 FDAはまた、ベンゾフェノンが動物においてがんを誘発するという証拠のために、食品と接触して反復使用することを意図したゴム製品の添加剤としてのベンゾフェノンの使用を今後規定しないよう食品添加物規則を改正している」


 日本では、この6品目の発がん性合成香料は堂々と使われている。厚生労働省はこの6品目の発がん性合成香料について、次のように述べている。

「香料のうち、『ケトン類』、『エステル類』、『テルペン系炭化水素類』といった、一定の共通の化学構造を持っているものについては、一般に人の健康を損なうおそれのない添加物として、類ごとに添加物として指定されています。ご指摘の5品目についてはそれぞれ以下に該当します。ベンゾフェノン→ケトン類、エチルアクリレート→エステル類、オイゲニルメチルエーテル→フェノールエーテル類、ミルセン→テルペン系炭化水素類、プレゴン→ケトン類」(田村貴博衆議院議員への答弁書より。下線は筆者)

 要するに、一つひとつの合成香料の安全性を確かめるのではなく、まとめて食品添加物指定をしてきたのである。指定したのは昭和23年。それ以降、現在に至るまで使用を放置してきたのである。しかし今、その食品添加物指定の方法を含めて、その安全性の根拠が揺らぎ始めているのである。

■幅広い食品で使用

 合成香料はさまざまな食品に使われている。日本香料工業会のホームページをみると、コーヒー飲料では加熱工程でコーヒー豆の香気成分が分解されるので、合成香料を添加してコーヒー風味をつくる。バニラアイスでは、水溶性の合成バニラ香料を加えてバニラ風味をつくる。ビスケットにも耐熱性の合成バニラ香料を加える。キャンディには耐熱性のフルーツ系やハーブ系の油性合成香料を加える。チューインガムには菓子類の10倍ほどの合成香料が使われている。

 驚くのは調理食品である。レトルト食品、電子レンジ食品、ダイエット食品にも多くの合成香料が使われている。ホームページを紹介してみる。以下、日本香料工業会のHPから引用する。

「市販される調理食品には、調理缶詰や惣菜類、調理済冷凍食品、電子レンジ食品、レトルト食品などがあります。大量生産される調理食品は原料や製法が制限されるばかりでなく、生産や流通過程で風味が損なわれることが多くなります。このため、風味の劣化を補正するさまざまなエキスや調味料、香辛料、香料が利用されますが、この補正に重要な役割を持つのは香料です。食品加工業界では、これら材料全体を香料的に捉え、『調理フレーバー』『スパイスシーズニングフレーバー』『セイボリーフレーバー』と呼んでいます」

 このような合成香料が私たちの食する加工食品の隅々まで使われているなかで、その発がん性が明らかになった今、厚生労働省は安全性の徹底的なチェックをする義務があるといえよう。

(文=小倉正行/フリーライター)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/640.html

[政治・選挙・NHK254] <森友問題>財務省、証拠写真を偽装か…格安払い下げの根拠崩れる、注目される新展開(Business Journal)
【森友問題】財務省、証拠写真を偽装か…格安払い下げの根拠崩れる、注目される新展開
https://biz-journal.jp/2018/11/post_25694.html
2018.11.27 文=青木泰/環境ジャーナリスト Business Journal


 8億円値引きの最大の根拠であった写真資料が、根拠に欠けるだけでなく偽造されていたことがわかってきた。偽造は「17枚写真資料」(財務省近畿財務局作成)だけでなく、「21枚写真資料」(国交省大阪航空局作成)に及べば、財務省と国土交通省をまたにかけた偽造といえる。政治の関与を疑う余地のない疑獄事件「森友ゲート事件」への発展は目の前に迫っている。本稿では、その入り口である「21枚写真資料」の検証に入る。

■ようやく提出した21枚写真資料の欺瞞

 森友学園への国有地払い下げをめぐる、昨年2月から3月にかけての国会論議において、提出された説明資料や「17枚写真資料」について前回記事で分析したが、土地を掘削して掘り出したとされる埋設ごみが、実際に学園用地から掘削したものかどうか、またその掘削深さが3m以深のものであったかどうかが確認できないという問題が、これまで指摘されてきた。

 提出された「17枚写真資料」では、掘削穴の様子やその深さが3m以深であるか確認する術がなかったからである。それでは8億円値引きの根拠としては曖昧であり、根拠となる写真資料を提出するように小川敏夫参議院議員(立憲民主党)をはじめとする野党が求めていた。質問に答えて石井啓一国交相は、自分自身も写真資料で確認しているという発言があったという。ところが、そのような資料があるのならばすぐ提出してほしいという要望に対して、国はのらりくらりと回答を延ばし、その内に昨年の通常国会は終わってしまった。

 そうしたなかで朝日新聞が昨年8月22日、「21枚写真資料」を業者サイドから入手し、「その写真からは穴の中は暗く確認できない」と1面トップで報道した。国が提出を遅らせていた資料を一新聞社が入手したことで、国は、「21枚写真資料」を国会にも提出した。

   
           写真4 写真No.1〜3

「21枚写真資料」は、国が実際に試掘した試掘穴の様子を提出するよう野党からの要望を受け、提出された資料である。数カ月かかって提出されたこの「21枚写真資料」では、確かに8カ所の掘削穴の様子が写っていたが、ここでも明らかな写真偽装があった。その点を、いくつかの写真資料を検証しながら確認したい。

 ここで国は、21枚写真資料をつくるにあたって、掘削穴は8カ所掘ったと説明している。森友学園用地はA工区(校舎建設予定地)とB工区(グランド予定地)に分けられ、A工区は、No.1〜No.3の3カ所。B工区は、No.4〜No.8までの5カ所があり、合計8カ所の掘削穴があるとしている。それぞれの掘削穴とそこから掘りだした埋設ごみの山を写真に撮っている。場所によっては、掘削穴の様子を詳しく見るために2枚の写真が撮られているところもあり、写真は全部で写真No.1〜写真No.21まで21枚がある。

 写真4は、掘削穴8カ所の1カ所であるA工区のNo.1の穴を撮った3枚の写真である。国の説明によれば、写真No.1と写真No.3は、同じ掘削穴(「A工区NO1」)の穴を撮影したとされている。この掘削穴の説明書きには、穴の「深さ」は「GL-4000」と示されGL(地表面)から4000(mm)、つまり4mまでの深さだと示されている。

 その説明書きが正しいとすれば、この掘削穴は、4mの深さまで掘った穴ということになり、積み上げられた埋設ごみは、そこから掘り出されたとする大事な証拠資料となっていたであろう。

 ところが小川議員は、写真No.3に注目すると、この写真には、この掘削穴(「A工区No.1」)を掘削するにあたって掲示した工事用掲示板が写っており、そこには「深さ、3m」とはっきりと記載されている点を指摘する。つまり、この掘削穴は「3mまでしか掘っていない」ということである。

 この点について、小川議員は国会でも質問したが、国は写真No.3の写真に写っている「工事掲示板」が、深さ3mと記載していることに対して、「作業員が未熟であった」と答弁したという。この答弁のおかしさには驚いてしまう。求められている写真資料が、3m以深(より深い)から埋設ごみを掘り出したとする証拠資料である。これに対して、国がこの写真No.3で示した写真資料に「深さ3m」と書かれている。明らかに国が提出した写真は3m以深であることを示していない。

 写真では、「深さ3m」を示しているのに、説明書きでは「GL-4000」、すなわち地表面から深さ4mまで掘削した穴だと表記している。しかし、この「GL-4000」にはなんの根拠もない。問題なのは、写真という最大の物的証拠が「深さ3m」を示しているのに、これを「GL-4000」と記載した国交省の担当職員である。「3m以深」から掘り出したことが求められているなかで、単純に記載を間違えたですむ問題ではない。8億円の値引きをするかどうかにかかわる間違いである。その意味では、未熟さを問うのならば「深さ3m」を掲示板に示した写真No.3を見ながら、それを「GL-4000」と表記した国交省の職員の「未熟さ」や偽造の意図が問われるべきである。

 一方、同じ掘削穴を撮影した写真No.2では、穴の中に測定メジャーが下ろされ測定する様子が写されているが、このメジャーは1mごとに、黄色、白色、黄色と色彩を変えているという。その測定メジャーが、穴の底までの深さは合計3mである。この点からも、小川議員が国会で質問すると、写真には写っていないが1mさらに上の部分があるという説明を行ったという。

 この答弁も、噴飯ものでしかない。ここで問題になっているのは、掘削穴が3m以深の深さがあったことである。もしその上の部分があるというのなら、なぜそれが写り、穴の深さが誰から見ても4mであるとわかる写真を提出しなかったのか。国交省担当者が言っていることは、事実に基づかない希望的観測でしかない。

■以深を掘削したことを示す写真がない

 小川議員は、さらに衝撃的な指摘を行った。

 以上のように「21枚写真資料」の写真No.1〜写真No.3は、国交省の職員が記載した説明書きには4mの深さまで掘削したと書かれていたが、肝心の写真からは「3m以深」を確認できなかった。それだけではなく、他に7カ所の掘削穴の写真があるが、いずれも掘削した深さは3mまでしかないと説明書きに書かれていた。そのうち4カ所は「GL-3000」、つまり深さは3mで、3カ所は「GL-1600」、つまり1.6mの深さだということである。

 このように、国が8億円の値引きの根拠となった写真資料として、半年もかけて提出した「21枚写真資料」には、1枚も3m以深を掘削したことを示す写真がなかったのだ。もし小川議員をはじめとする野党が粘り強くこの疑問を指摘し、筆者ら専門家と情報提供を通じてお互いに協力・分析することがなければ、この事実は闇に葬り去られるところであった。

        
         写真5 写真No.7と写真No.11

 写真5も「21枚写真資料」の一部であるが、写真No.7は掘削穴(「A工区NO3」)、写真No.11は掘削穴(「B工区NO4」)とされ、この掘削穴は国交省の説明では約60m以上離れた場所で掘削した穴とされていた。ところが、写真No.7の中央下側の部分を拡大したものが、No.11の写真であることがわかる。この「21枚写真資料」でも、同一場所を撮影した写真を、別の掘削穴だと偽っていたのである。

 この写真5からは、同一写真を異なった写真と偽る偽装だけでなく、掘削穴(「A工区NO3」)と掘削穴(「B工区NO4」)は同じということであり、8カ所掘削したという報告は虚偽で、少なくともこの事実によって7カ所しかなかったことがわかった。つまり国交省は、今回の写真資料を提出するにあたって、説明していた試掘の場所数すら偽る資料を提出していたことがわかった。

 官僚の腐敗はどこまで進んでいるのか。元検察官の小川議員に,この点について聞くと、担当職員は背任罪は免れないが、巨悪の犯罪をどのように立件するかが問題だという。また、この写真資料の問題ひとつを見ても、財務省と国交省の連携による犯罪は明白だという。

 以上より、財務省が最初から存在しない埋設ごみを理由に格安に値引こうとしたことは明らかである。もしこの格安払い下げが、財務省近畿財務局が主導して画策したものであれば、この土地を所有していた国交省大阪航空局としては、その分売却収入が減り損を被ることになるが、なぜ国交省がチェックしなかったのかが疑問となる。逆に国交省が主導してなんらかの理由でそのような格安払い下げを行おうとしても、財務省は国有財産払い下げのルールがあり、勝手なことは許されない。

 つまり、2つの省庁の利害を超えた政治が働き、このような不法な格安払い下げが行われたことが事実であり、その点の解明ももちろん課題となるというのが、小川議員の見解である。結局、国が新たな埋設ごみの存在を立証すると提出した資料が、偽装と虚偽記載満載の写真資料であったことが、小川議員の粘り強い追及と、それに協力する専門家や市民団体による画像分析の結果わかったといえる。

 なお小川議員による11月5日の記者会見は、11月6日に共同通信が報じ(『森友ごみ、同一点2カ所と記載か 立憲参議院議員が指摘』)、この配信を受けて、中国新聞、岐阜新聞、岩手日報、山形新聞、秋田さきがけ新聞、長崎新聞、南日本新聞、琉球新報、信濃毎日、京都新聞、神戸新聞、愛媛新聞、静岡新聞、北海道新聞、西日本新聞、東京新聞など20社以上の地方新聞社が報道している。

 そして、11月6日の国会でも、この問題が取り上げられ、「森友学園への国有地売却問題を巡り、国土交通省の担当者は6日の野党合同会合で、国が(略)ごみがある根拠とした現場写真には同一地点を別角度から写し、別の地点とした疑いがあるとの指摘を受け、事実関係を確認する意向を示した」(11月6日付共同通信記事より)と報じられた。

 一枚の写真の偽装と、その裏に隠された政治の思惑。いよいよこの写真偽装問題は、国会での論議の俎上に本格的に上り、会計検査院の再報告や検察審査会での審査結果に影響を及ぼすことが考えられる。米国におけるウオーターゲート事件も、当時の共和党、ニクソン大統領は、民主党への盗聴行為で逮捕された実行者とは無関係だと距離を置いていたが、一つひとつの事実や写真の分析、ワシントンポスト紙などの粘り強い調査報道によって、関与が否定できなくなり、2年2カ月後に辞任に追い込まれた。ニクソン大統領は、当時再選を果たし圧倒的な人気のなかで、不法行為を問われて辞任した。

 振り返って、今回の森友事件が、首相に忖度した一部の官僚たちが勝手にやったことなどとすますことはできない。省庁を超えて組織的に取り組まれた疑獄事件であることは、小川議員も指摘している。一人の職員を死に追いやった疑獄事件の解決に向けて、扉が1枚の写真によって開かれつつあると考えたい。
(文=青木泰/環境ジャーナリスト) 

【筆者による小川議員への追跡取材の内容はこちら】
追跡―森友 小川参議員議員へのインタビュー(11月8日) カラーの拡大写真と国会での隠ぺい過程を詳しく聞く。森友8億円値引きの根拠写真の偽装を暴いた〜小川敏夫参議院議員に聞く

※1:「平成21年度大阪国際空港豊中市場外用地(野田地区)地下構造物状況調査業務 報告書(0A301)」「平成22年1月国土交通省大阪航空局 大和探索技術株式会社」
※2:「平成23年度大阪国際空港場外用地(0A301) 土壌汚染深度方向調査業務報告書(12年2月)
※3:『森友 ごみは無いのになぜ8億円の値引き』(イマジン出版)
※4:100分の1の埋設ごみも、種類は「新築系混合廃棄物」と書かれてあった。つまり、校舎建設に伴って、排出された建設材料の包装材料や、建築にあたって出た端材である。これらは、地中から掘り出されたごみでない。そのため土地の払い下げにあたっての値引きの根拠とはならない。


20181105 UPLAN【記者会見】森友−政府提出の資料は、虚偽!?

三輪祐児 2018/11/05 に公開
※小川敏夫議員によるより詳しい解説をご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=7iCY7a3NRuI
20181108 UPLAN 森友8億円値引きの根拠写真の偽装を暴いた〜小川敏夫参議院議員に聞く


20181108 UPLAN 森友8億円値引きの根拠写真の偽装を暴いた〜小川敏夫参議院議員に聞く

三輪祐児 2018/11/08 に公開
※【訂正】基礎杭の頂部は直径1メートルとの発言がありましたが、これは「表面積0.8平方メートル」に訂正します。 【青木泰(環境ジャーナリスト)】 参議院議員会館にて収録。 ※11月5日の記者会見の映像
https://www.youtube.com/watch?v=7iCY7a3NRuI











http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/291.html

[政治・選挙・NHK254] 中露に対抗!安倍政府がF35戦闘機100機の追加検討!  赤かぶ
1. 赤かぶ[1682] kNSCqYLU 2018年11月28日 04:31:21 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[147]






関連記事
安倍政権「防衛計画の大綱」米国の要求に応じ防衛費増額へ(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/241.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/286.html#c1
[原発・フッ素50] 若い女性が逃げて行く(2018年1−10月)(めげ猫「タマ」の日記)
若い女性が逃げて行く(2018年1−10月)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2726.html
2018/11/27(火) 19:52:26 めげ猫「タマ」の日記


 2018年1−10月の福島県の20代前半の社会増減を福島県の発表(1)から集計すると
  男性 △1,110人減
  女性 △1,977人減
で、男性の倍近い20代前半女性が福島から逃げたしています。
 福島は事故によって汚染されました。

特異的に汚染されている福島

 ※(2)の数値データを元に(3)に示す手法で11月1日時点に換算
 図−1 事故から7年8ヶ月を経て、汚染されている福島

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えた地域が概ね福島で広がっています。事故から7年8ヶ月を経た福島は汚染されたままです。だいたい避難地域が設定されているのは福島のみです。
 以下に福島県・安達地区のセシウムの総量を示します。

半減期でしか減らない福島・安達のセシウム

 ※元データおよび計算方法は(5)による。
 図―2 半減期でしか減らない福島のセシウム

 図に示すようの殆ど「半減期」で計算される量でしか減っていません。除染が行われたようですが(6)、殆ど効果が無かったようです。これは福島県全域で共通すると思います。図に示す様に福島に残っているのは概ねセシウム137です。セシウム137の半減期は30年(7)なので、半分になるのに0年、4分の1になるのに60年が必要です。若い方も含め、福島で暮らすことは一生涯に渡り放射能と暮らすことを意味します。
 以下に2018年1−10月のの社会的増減(転入者―転出者)を示します。


※(1)を集計
 図―3 2018年1〜10月の福島県の社会的増減

 図に示す様に20代前半女性で顕著です。2018年1〜10月の福島県の20代前半の社会増減を福島県の発表(1)から集計すると
  男性 △1,110人減
  女性 △1,977人減
で、男性の倍近い20代前半女性が福島から逃げたしています。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島に残るか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして多くの若い女性が福島県外からのスタートを決断したようです。

 今から5年前の2013年11月に福島には49,239人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今年(2018年)11月の福島の20代前半女性は32,695人で、残ったのは65%です。2013年11月当時で10代後半だった福島の女性のうち、3分の1以上がこの5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。

事故後に福島に残らなくなった福島の若い女性

 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは10代後半時点
 図―4 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合

 事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性75%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。事故後の2011年4月から13年10月までの平均を取ると、10代後半の方が5年後に福島に残っている割合は男性74%、女性65%で、男性はそれ程に変わりませんが、女性は大きく落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。

減るどころか上昇に転じた福島の20代前半女性の社会減

 ※1(1)を集計
 ※2 各年1〜10月を集計
 図−5 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が改善されている様子はありません。若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年11月から翌年10月まで1年間の赤ちゃんの誕生数を示します。

4年連続で減少する福島の赤ちゃん誕生数

 ※1(1)を集計
 ※2 各年11月から翌年10月の1年間で集計
 図−6 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故前年(2009年11月から10年10月)16,058人
 近々1年(2017年11月から18年10月)12,683人
で21%減っています。これからも減って行きます。
 福島から若い女性が去って行き、やがて子供が生まれなくなり、老人と男だけになり滅びます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べても大変に綺麗です。 

福島県の綺麗な女性(専門学校生)

 ※(9)をキャプチャ−
 図―7 福島の綺麗な女性

 何処へ行っても歓迎されます。敢て汚染されている福島で、放射能を心配しながら暮らす必要は無いと思います。福島に暮らす皆様は放射能を心配しています。
 福島県いわき市の特産品にネギがあります(10)。今年も収穫が始まりました。来年3月くらいまで続くそうです(11)。

他県産はあっても福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 ※(11)を引用
 図―8 いわき市のネギの収穫を伝える福島のローカルTV局・FCT

 同市のネギは甘く柔らかく太いそうです(10)。福島県は福島産ネギは「安全」だと主張しています(12)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ネギはありません。
 ※(13)を引用
 図―9 福島産ネギが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県いわき市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2726.html
(1)福島県の推計人口(平成30年11月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その17「除染で放射線量が下がった。除染の効果は殆どなかった」
(7)除染情報サイト:環境省
(8)半減期 - Wikipedia
(9)ニュース|福島中央テレビ
(10)「いわきいちご いわきねぎフェスティバス2018」今週末開催!! | いわき市 観光情報サイト IWAKI
(11)ニュース|福島中央テレビ
(12)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中のやさい編 [PDFファイル/173KB]
(13)イトーヨーカドー 平店




http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/597.html

[戦争b22] 大統領選挙を控えたウクライナでキエフ政権がロシアに対して軍事的な挑発(櫻井ジャーナル) :国際板リンク
大統領選挙を控えたウクライナでキエフ政権がロシアに対して軍事的な挑発(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/636.html



http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/433.html

[政治・選挙・NHK254] F35爆撃出動なくスクラップ 無目的に戦闘機を買うのか (世相を斬る あいば達也)
F35爆撃出動なくスクラップ 無目的に戦闘機を買うのか
https://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/ec4e9ccab103e61813b6d72af50f87a9
2018年11月28日 世相を斬る あいば達也 ※画像補足


実質的に防衛費が、右肩上がりで伸びている。意味不明の辺野古新基地建設も含め、狂気の沙汰だ。米国装備品の購入拡大を迫るトランプ米大統領の要望に応えて、と云う理屈にしても奇妙な点がある。何も、軍備装備品に限らなくても、貿易不均衡を是正する手段はあるはずだ。我が国は、絶対的に人手不足国家なのだから、米国の生産拠点を増やし、輸出入の構造を変える手もある。また、ふんだんに出ると言っているシェールオイルを輸入する手もあるわけだ。西海岸に製油所拠点を作っては如何か。

どこか“為にする”防衛省の米国装備品の購入拡大と云う図式が見えてくる。この問題で、国家や国民が、どのような利益を享受できるのか、さっぱり判らない。防衛省は、仮想敵国を中国と定めているようだが、中国が日本を攻撃して、何を得ようとするのか、とんと見当がつかない。物騒な想定だが、中国が攻めてくるとして、核攻撃しない前提なら理解するとして、そんな保証はどこにもない。中国やロシアが仮想的なら、核攻撃に備える核シェルターの大量設置の方が納得がいく。まぁ、先日までは仮想敵国“北朝鮮”だったことを思えば、防衛省や官邸が考える仮想敵国など、馬糞饅頭のようなものだ。

日経は、≪周辺国は最先端の戦闘機の導入を進めている。中国は独自開発の最新鋭ステルス戦闘機「J20」を2月に実戦配備。30年までに第5世代機を250機超導入するとの見方がある。ロシアも第5世代の「スホイ57」を19年にも配備するとみられる。最新鋭機の大幅追加でこうした軍備増強に対応する≫と解説している。つまり、最近の仮想敵は中国とロシアと云うことか。筆者の感覚で行くと、中国は日本攻撃をする気はないだろう。馬鹿げた守銭奴的新自由主義市場で、平和裏に日本支配が果たせていると云うのに、日本のインフラを破壊するような愚行を行うはずがない。中国の朝貢外交精神は、今も健在だと観測できる。敢えて、危ないとするなら、唯一国際競争力が軍事力であるロシアだろう。まぁそれも、日ロ平和条約が結ばれれば、相当にリスクは軽減する。

中国は、習近平が永遠の権力の座にいるわけで、日本など攻撃している暇があるくらいなら、AIIBの強化と一帯一路計画の推進で、ヘゲモニーが馬なりで果たせるわけだから、極東の島国を支配下に入れるなど、優先順位は低い。中国人の話し方が耳障りなのは、個人的に同意するが、中国人全体の考えには、良いもの、良い商品、良いシステム、良い礼儀等々、他国に学べと云う精神は健全に存在する。彼らの共産党独裁政権支配下の新聞でも充分に、その雰囲気は味わえる。

少なくとも、我が国の、アメリカの金魚の糞の癖に、中国人を、無批判、無節操に見下す態度の何倍か理性的で、合理的考えを持つ。まぁ、13億人以上の人口があり、懸案の自治区も多いわけだから、日本のテレビが、トンデモナイ国、中国と云う、トンデモ話題を積極に放映し、日本人の阿呆な“アジア人蔑視構造に拍車をかけている。まさに、日本人の質の劣化に加担する最大の敵は、自国のマスメディアなのだから、腐った国のデモクラシーほど、手のつけられないものはない。経済成長に縋りつかない国の姿は一切考えられない人種なのだろうか。

法治国家ではあり得ない脱法的手段を駆使して、着々と辺野古基地の埋め立てが進むわけだが、国会の議決が不要な予備費から、バンバン民間警備会社に銭を払っている。忍者のような黒づくめのファッションで、ビデオ撮影をしている人間の日当が6万円から9万円なのだそうな。あまりに嬉しくて涙も出ない。いっそのこと、技能実習生に体験実習して貰ったら良いのではないのか。民間警備会社の人材なるものも、手放しで信頼に足る人々かどうか疑問であるのにだ。

*明日は、東京新聞が力を入れて調査報道している、青天井の防衛費特集をお送りする予定だ。


≪F35戦闘機 最大100機追加取得へ

 1兆円、政府検討 政府は最新鋭ステルス戦闘機「F35」を米国から最大100機追加取得する検討に入った。取得額は1機100億円超で計1兆円以上になる。現在導入予定の42機と合わせて将来的に140機体制に増える見込み。現在のF15の一部を置き換える。中国の軍備増強に対抗するとともに、米国装備品の購入拡大を迫るトランプ米大統領に配慮を示す狙いもある。


ステルス戦闘機「F35A」

12月中旬の防衛計画の大綱(防衛大綱)の閣議決定に合わせて、F35の取得計画を見直し、閣議で了解する。2019〜23年度の中期防衛力整備計画(中期防)には追加分として40機程度を盛り込む調整を進める。現在はF4戦闘機の後継機として、F35Aを24年度までに42機導入する計画で順次配備している。

F35は最新鋭の第5世代機と位置づけられ、現在日本が導入しているA型と短い滑走で離陸し垂直着陸できるB型がある。政府は今後、A型を中心にB型も含め最大100機の取得を検討する。現在約200機あるF15のうち改修が難しい100機を置き換える。防衛省はF15について半分の約100機は改修して使い続けることを決めているが、残りの100機について扱いを検討してきた。

F35Bについては、海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」を戦闘機が離着陸できるよう改修し搭載する方針を防衛大綱に盛り込む方向で調整している。

政府は30年ごろから退役するF2戦闘機の後継となる次期戦闘機の選定も進めている。中期防に今後の方向性を書き込む方針だが、開発方法など詳細な決定は19年度以降となる方向だ。現状では、日本企業の参画を認める米防衛大手ロッキード・マーチン社の提案と、三菱重工業など日本企業連合が主体となる案がある。

F35の追加取得には、トランプ氏が米国装備品の購入拡大を繰り返し迫っていることも背景にある。高額の戦闘機を買い増し、トランプ氏が問題視する対日貿易赤字の削減圧力をかわす思惑もある。安倍晋三首相は9月にトランプ氏との会談で「米国装備品を含め、高性能な装備品を導入することが日本の防衛力強化に重要だ」と伝えていた。

日米両政府は年明けにも物品貿易協定(TAG)交渉を本格化させる。年内に決める防衛大綱や中期防で装備品の購入増を打ち出すことで、交渉を有利に運ぶ思惑もありそうだ。

政府は次期中期防で、外国機の監視にあたる最新の早期警戒機「E2D」を米国から最大9機追加取得すると明記する方向だ。総額は9機で3000億円超の見込みだ。こうした米国製の追加調達で防衛費は今後、増加するのが確実だ。

周辺国は最先端の戦闘機の導入を進めている。中国は独自開発の最新鋭ステルス戦闘機「J20」を2月に実戦配備。30年までに第5世代機を250機超導入するとの見方がある。ロシアも第5世代の「スホイ57」を19年にも配備するとみられる。最新鋭機の大幅追加でこうした軍備増強に対応する。
 ≫(日経新聞)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/292.html

[国際24] 米中戦争で欧州混乱 リスク発現懸念高まる2019年世界経済 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
        


米中戦争で欧州混乱 リスク発現懸念高まる2019年世界経済 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242499
2018/11/28 日刊ゲンダイ


欧州も混乱(EU特別首脳会議に出席するメイ英首相)/(C)ロイター=共同

 2019年は世界経済のリスクが発現するかもしれない。米国の株価はついに年初の水準に逆戻りした。アップルの生産縮小の見通しで株価下落が起きたが、住宅指標やエネルギー価格の下落、消費の不調も表面化してきた。ゴールドマン・サックスでさえ、19年の世界経済の軟調を予想している。

 月末にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるG20で米中首脳会談が開かれる見通しだが、物別れに終わった場合、米国が仕掛けた約22兆円に上る中国製品への追加関税は10%から25%に上がる。これは世界経済の景気後退をもたらす危険性をはらむ。もちろん、日本も例外ではない。今年7〜9月のGDPは前期比0.3%減で、再びマイナス成長に転落した。米中貿易戦争の影響が出始めて、輸出が1.8%減で5四半期ぶりにマイナスに落ち込んだからだ。

 欧州はどうか。イタリアの極右政権は財政赤字を巡り、EU当局との対立を深めている。イタリア国債先物に対する売りポジションも積み上がってきた。国内銀行3位のモンテ・パスキは国有化されたが、イタリアの銀行システムはまだ脆弱な状態にある。政府とEUが合意できなければイタリア国債は投げ売りされ、銀行危機に波及しかねない。

 英国のEU離脱を巡るメイ首相の協定案は閣議承認を得たものの、EU離脱担当相は辞任。果たして議会で可決されるのか、雲行きは怪しい。英メガバンクのバークレーズ銀行は危険水域に入ったといわれ、ドイツ銀行も再び危険水域入りしている。EUの金融システムの脆弱性が垣間見えており、いずれも金融危機再来の引き金になりかねない。

 翻って日本経済はどうか。こうしたリスクが発現して対外ショックにさらされれば、外国人投資家は株式や不動産を売り抜くだろう。日銀は手段を失い、さらにカネを刷って、安倍政権のバラマキを支えるほかない。

 景気後退に便乗し、延命しか頭にない安倍首相は、参院選前に3度目の消費増税延期を言い出しかねない。デタラメなアベノミクスによって始まった異次元緩和は本当に出口を見失う。早く安倍を辞めさせなければ、この国は加速度的に地盤沈下していく。



金子勝 慶応義塾大学経済学部教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。










http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/637.html

[政治・選挙・NHK254] 消費増税対策の非情 カード持てない“最弱者”だけ満額納税(日刊ゲンダイ)
 


消費増税対策の非情 カード持てない“最弱者”だけ満額納税
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242495
2018/11/28 日刊ゲンダイ


26日、衆院予算委で答弁する安倍首相(C)日刊ゲンダイ

 安倍首相は26日の衆院予算委員会で、来年の消費増税対策として、キャッシュレスの買い物に5%のポイント還元を9カ月間行う考えを強調した。中小店舗でクレジットカードを使えば、実質的な税率は5%で、現行の8%よりも低くなる。軽減税率が適用される飲食料品は3%にまで下がる。一方、現金払いなら満額徴税。カードの有無で明暗クッキリだ。

 日本クレジット協会の最新統計によると、2017年のクレジットカード申込件数は3066万件あったが、契約は2328万件。24%にあたる738万件もが持ちたくてもカードを持てないのだ。

「公共料金などの長期滞納ははねられます。収入面の審査に関しては、例えば、年金生活者は本人に資産があったり、十分な収入のある家族がいれば通りますが、年金で生活費をギリギリまかなっているような場合は厳しい。また、収入見込みがない失業者や生活保護受給者もクレジットカードを持つのは難しい」(大手銀行関係者)

 安倍政権の増税対策では、本来、政府が手を差し伸べるべき信用や収入のない“最弱者”はキャッシュレスの恩恵にあずかれず、満額の消費税を強いられるのである。立正大客員教授の浦野広明氏(税法)が言う。

「安倍政権はカード決済と国税をオンラインでつなげ、国民の支出をすべて掌握しようとしています。また、カードを普及させ、金融や電子産業などの業界にもいい顔がしたいだけ。弱者救済などまったく眼中にありません。だから、最弱者にしわ寄せがいく消費税対策を平気でやるのです」

 26日、竹中平蔵東洋大教授を座長とする「スーパーシティ」構想の有識者会議が開かれ、全国数カ所でキャッシュレスの完全実施を試みる方針を発表した。近い将来、カードを持てない最弱者はますます隅に追いやられることになる。

























http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/293.html

[経世済民129] 役員報酬は少ないが...ゴーンも真っ青の配当金長者リスト(日刊ゲンダイ)
 


役員報酬は少ないが...ゴーンも真っ青の配当金長者リスト
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242498
2018/11/28 日刊ゲンダイ


役員報酬は少なくても…(孫社長=右上は101億円、柳井社長80億円)/(C)日刊ゲンダイ

 日産・ゴーン前会長の役員報酬は2018年3月期に7億3500万円、17年3月期に10億9800万円とベラボーだ。1億円以上の開示制度が始まった10年3月期からの累計は、90億円を超えている。

「ゴーン容疑者の逮捕で、高額役員報酬に目が向けられています。武田薬品やトヨタ自動車、ソフトバンクなどの外国人役員が昨年度は10億円を超えました。それに比べると、ファーストリテイリングの柳井正社長は2億4000万円、ソフトバンクグループの孫正義社長は1億3700万円と控えめな報酬額です。ただ、これにはちょっとした理由があります」(市場関係者)

 話題の経営者の役員報酬額を調べてみると、トヨタ自動車の豊田章男社長は3億8000万円あったが、ZOZOの前沢友作社長や、日本電産の永守重信社長、楽天の三木谷浩史社長などは「1億円以下」だった。

「役員報酬が少ない経営者に共通しているのは、創業者(家)ということです。創業者は大株主でもあるケースが多いので、毎年、膨大な配当金を受け取っています。だから高額な役員報酬は必要ないのでしょう」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 そこで17年度(18年3月期など)の配当金をざっと計算してみた。ソフトバンクの孫社長は101億円、ファーストリテイリングの柳井社長は80億円、ZOZOの前沢社長は34億円、日本電産の永守社長は23億円、トヨタ自動車の豊田社長は10億円……。業績にも左右されるが、毎年、同程度の配当金が得られるのだ。

 実は、日産のゴーン前会長も日産株を大量保有(約310万株)している。17年度の配当金は1億6636万円だった。ゴーン前会長が過去8年に得た配当金の総額は8億円を超す。

「ゴーン前会長が保有する日産株の資産価値は、26日の終値ベースで約30億円になります。創業家出身者のような資産です」(証券アナリスト)

 ゴーンは瀕死の日産を蘇らせた。気分は創業者だったのか――。










http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/641.html

[経世済民129] 本当に絶好調? アメリカ消費をかさ上げしているものの正体(マネーポスト)
本当に絶好調? アメリカ消費をかさ上げしているものの正体
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181128-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 11/28(水) 7:00配信


今年のブラックフライデーの消費は絶好調に見えるが(ニューヨーク。Getty Images)


 アメリカでは11月の第4木曜日は感謝祭で祝日となるが、その翌日がブラックフライデーである。この日も休日とする職場は多く、クリスマスセールが始まる日でもある。ブラックフライデーはこれから年末にかけての消費を見通す上で重要な1日とされる。

 Adobe Systemsによれば、今年のブラックフライデーにおけるEC取引額は62億ドルで前年同日比で23.6%増と大幅に増加している。数字だけ見るとアメリカの消費は非常に好調に見えるが、この結果を評価する際には、考慮すべき点がある。

 11月1〜23日のオンラインストアへの端末別アクセスをみると、スマートフォンが全体の49%を占めている。PCの43%、タブレットの8%を抑えて、今年初めてトップとなった。スマホから気軽にEC取引を行う消費者が増えており、この10年間アマゾンが快進撃を続けていることも考え合わせると、イノベーションが着実に浸透しているようにも見える。

 一方で中国のEC取引事情と比較するとどうだろうか。アリババは今年の独身の日である11月11日、1社だけで2135億元(307億ドル相当、1ドル=6.95元で計算)を売り上げており、前年と比べ26.9%増加している。

 アリババのEC取引は、もちろん中国本土が中心顧客であるが、今年は東南アジアなど海外の顧客からのアクセスも増加しており、もちろんそこにはアメリカも含まれている。Adobe Systemsによれば、11月11日のアメリカ消費者のEC取引額は18.2億ドルで、前年同日比で29.1%も増加している。アリババのECサイトを通じた消費によってかさ上げされていることは明白だろう。

 アリババはニューヨーク上場企業であり、アメリカでも知名度は高い。中国からの輸入が更に増えてしまう可能性や、アマゾンの牙城が今後、脅かされるリスクさえ感じさせる。

輸入品の関税引き上げの前に消費行動が加速か

 米中貿易摩擦が激化する中で、アメリカでは消費への影響が懸念されているが、10月の小売売上高(前月比)は0.8%増で市場予想を0.3ポイント上振れした。また、8月、9月はいずれも0.1%増であり、10月は持ち直している。消費の基調は悪くない。

 もっとも、トランプ大統領は8月23日までに、半導体、通信衛星、モーター、化学品など中国からの輸入品、500億ドル相当に25%の追加関税をかけており、9月24日からは2000億ドル相当の輸入品に対して10%の追加関税をかけている。

 2000億ドル相当分については、水産物、衣料品、家電製品など一般消費財が含まれ、米中の新たな合意がない限り、1月1日から税率がさらに15%加算されることになっている。

 今のところ、消費への顕著なマイナス影響は見られない。とはいえ、1月1日からの税率引き上げ前に一般消費財を買っておこうとする消費行動が足元の消費を加速させている可能性がある。そうした理由から、クリスマスセールにも同様の効果が見られるかもしれない。

 FRB(連邦準備制度理事会)は金融システムの正常化のために利上げを続けている。現状でも、新車販売台数や新築住宅販売件数などの伸びに陰りがみられるが、ここからさらに金利が上昇すれば、これらの高額消費には大きな影響が出るだろう。そうなれば、小売り全体に消費の鈍化は波及することになる。

 アメリカの2016年における名目GDPに占める民間消費支出の割合は68.8%。日本の55.9%、ドイツの53.3%、中国の39.3%などと比べると高い水準となっており、消費の低迷による景気への影響は相対的に大きい。

 11月30日からアルゼンチンで始まるG20首脳会議において、トランプ大統領と習近平国家主席の会談が予定されている。話し合いによって15%の追加関税の加算が回避され、貿易摩擦が緩和されるのか、そうではないのかによって、その後のアメリカ経済、株式市場の動向は大きく変わってきそうである。

文■田代尚機(たしろ・なおき):1958年生まれ。大和総研で北京駐在アナリストとして活躍後、内藤証券中国部長に。現在は中国株ビジネスのコンサルティングなどを行うTS・チャイナ・リサーチ代表。メルマガ「田代尚機のマスコミが伝えない中国経済、中国株」(https://foomii.com/00126/)、ブログ「中国株なら俺に聞け!!」(http://www.trade-trade.jp/blog/tashiro/)も展開中。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/642.html

[経世済民129] 消費増税対策は「やり過ぎ」、ポイント還元や商品券は無駄金だ(ダイヤモンド・オンライン)
消費増税対策は「やり過ぎ」、ポイント還元や商品券は無駄金だ
https://diamond.jp/articles/-/186757
2018.11.28 森信茂樹:東京財団政策研究所研究主幹 中央大学法科大学院特任教授 ダイヤモンド・オンライン


Photo:PIXTA


 安倍首相は消費税率を2019年から10%に引き上げる際の対策として導入するポイント還元制度について、還元率を5%にし、増税後、2020年の東京オリンピックまでの9ヵ月間、実施する考えを表明した。

 「今度引き上げに失敗すれば、二度と消費増税はできない」「純額で増税になる消費増税の成功体験を作りたい」ということから、経済に与える影響を緩和するために検討されているさまざまな対策の一つだ。

 だが前回の増税に比べて景気への影響は大きくはないし、軽減税率が導入される上に、プレミアム商品券やポイント還元などをするのはやり過ぎだ。

税率10%引き上げで
家計の負担増は2兆円と少ない


 消費税率の8%への引き上げ、さらに10%に上げる増税は、税・社会保障一体改革で行われる、「初めてのネット(純額)増税」だ。

 消費税導入時や、税率3%から5%への引き上げの時は、ともに所得減税とセットだったので、経済への影響は基本的に中立だった。

 14年4月の税率8%への引き上げが、駆け込み・反動減などの混乱を招き、景気回復に時間がかかったことは事実だ。消費増税は今回だけに終わらないだけに、今回の引き上げで経済への悪影響は避けたい、何とか消費増税の「成功体験」を持ちたいという政権の気持ちは理解できる。

 しかし今回は、税率引き上げ幅は2%である。

 14 年度は増税幅が3% 、家計の負担増は 8.2 兆円とされた。消費や景気の落ち込みを防ぐ対策は打たれたが、公共事業中心で一般国民にはほとんど還元されなかった。 

 だが今回の10%増税では、食料品などには1兆円規模の軽減税率(8%)が導入され、また年金生活者支援給付金、教育無償化などが予定されている。日銀レポートでは家計のネット負担額は、2 兆円程度と大きなマイナス効果は予想されないとしている。

 多くの民間エコノミストも、世帯当たりの年間負担増は4万円強と計算している。

 消費税収の使途変更も行われ、増収分のうち国債償還に充てる割合は減らされ、教育無償化などに使われる。その政策パッケージを見ると、図の通りである。

(ここに図表1消費税率引き上げで実現する政策を置いてください)



 幼児教育の無償化は、全ての3歳から5歳までの幼稚園、保育所などの費用を無償化、0歳〜2歳児について住民税非課税世帯には無償化、高等教育についても一部無償化するなど手厚い内容になっている。

焦点が定まっていない増税対策
商品券の効果は限定的


 問題は、それに加えて、住宅の取得や改築、自動車などの耐久消費財購入の際の減税や、さらにはクレジットカードなどで代金を支払った利用者に対し、代金の5%をポイントで還元したり、低所得者に対してはプレミアム商品券を配布したりすることもあわせて検討されていることだ。

 だが税金を使っての政策である以上、「論理(スジ)が通り、効果が期待され、公平で国民が納得するもの」でなければならない。

 今検討されている対策はバラマキ・無駄金と言わざるを得ない。単年度だから許されるというものでもない。

 翻って見ると、軽減税率は、多くの食料支出をする高所得者ほど有利な制度で、国民や事業者、国税当局に多大のコストをかけるものだ。欧州では、EU委員会など何度も軽減税率の非効率性を指摘してきた歴史がある。

 12年の税・社会保障一体改革の「3党合意」や税制改革法では、「低所得者対策として、給付付き税額控除か軽減税率の導入を検討する、それまでの間は簡素な給付措置で対応する」とされた。

 つまり軽減税率は、低所得者への給付・給付付き税額控除の代わりに導入されたものである。

 軽減税率に加えて、商品券などの「給付」も行うということになれば、あまりに過剰ではないか。

 政策目的も、小売事業者の近代化の促進から、キャッシュレス化の推進(ポイント還元)、さらには地方商店街の振興(プレミアム商品券)など焦点が定まらない。

 商品券の交付はキャッシュレス化と明確にバッティングする。どちらを取るのかという優先順位もはっきりしない。

 商品券の効果が限定的であるというのは多くのエコノミストのコンセンサスだ。

 また小売りの現場などでは、複雑さが増し、中小小売店などの店頭での混乱も予想される。

 ポイント還元は、クレジットカードや電子マネーによる利用を想定するというが、ポイントが付かないカードもあるし、対象事業者は中小店で、大手の百貨店やスーパーは対象にならないという。公平で国民が納得するものなのか、疑問が残る。

 消費者も混乱するだろうし、5%のポイントを還元すると、消費税率はいまの8%から5%になるようなものだ。軽減税率が適用される食料品などは税負担が3%になるということをどう考えるのか。

「対策」には多くの疑問や課題がある。

「日本型軽減税率」のほうが
まともなアイデアだ


 思い起こされるのは、今から3年以上前の15年9月、財務省が提言した「日本型軽減税率」だ。

「買い物時に消費者は10%を支払うが、飲食料品に関しては、後から一定割合分を払い戻す。ただし低所得者に限定する」という案を提案した。下図のような仕組みだ。



 核となるのは、会計の際にマイナンバーカードを店舗の端末にかざし、カードに記載されたICチップを読み取ることで本人確認をすることだ。

 最大のメリットは、マイナンバーカードを所得情報と結びつけることができるので、「還付対象者を一定の所得以下に絞ることができる」点である。

 消費段階だけで判断できるので、あらゆる取引段階で大きなコストを生じさせる軽減税率に比べて、事業者のコスト負担ははるかに少ない。外食サービスも対象に含めていたので、線引きの問題(混乱)は生じない。

 なにより、もう1つの政策目標は、マイナンバーやマイナンバーカードの普及だった。

 当時は、マイナンバーカードの普及が十分ではないことや、カードをかざすとマイナンバーが漏れる可能性があるという国民のプライバシー上の不安(番号を使うわけではないのでこれは誤解で)などから反対があったが、今から考えれば、はるかにまともなアイデアだった。

マイナンバーカード活用を
税と社会保障の一体化が不可欠


 今回のポイント還元などで、莫大な税金を投入して導入したマイナンバー制度の活用が本格的な議論となっていないのは問題だ。今後、税と社会保障を一体的に設計していく上でマイナンバー(番号)とカードの普及は不可欠だ。

 マイナンバーカードはいまだ1500万枚程度しか発行されていない。ましてやカードを使って個人が開くマイナポータルに至っては、ほとんど周知されていない。

 しかし今後はマイナポータルに医療費支払情報や生命保険料控除の証明書などが入ってくる仕組みに移っていく。

 そう考えると、今回、政治的な思惑から、低所得者にポイント還元をするということになれば、マイナンバーカードの普及の促進、たとえばマイナンバーカードを使ってプレミアムポイントを受け取る人はプレミアム率を高くするとか、マイキー(マイナンバーカードに付いている個人認証機能)を使ったポイント制の活用を検討していくべきだ。

 政府部内で検討が始まったという報道もある。

 今後、税と社会保障を一体的に設計していく上で、マイナンバーカードの普及は、キャッシュレス化の推進より格段に重要な施策だ。

 なおマイキー連携については、総務省が以下の説明をしている。
https://www.point-navi.soumu.go.jp/point-navi/summary/mykey;jsessionid=1B88B35014855213881BE1D9C6727E5F

(東京財団政策研究所研究主幹 中央大学法科大学院特任教授 森信茂樹)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/643.html

[政治・選挙・NHK254] 入管法改正「働かせてやる」発想の設計/政界地獄耳(日刊スポーツ)
入管法改正「働かせてやる」発想の設計/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201811280000124.html
2018年11月28日8時29分 日刊スポーツ


★「経団連に頼まれたから」。その一言で、移民法は急ごしらえで動きだした。入管難民法改正といえども、賭博を禁止していた法律で賭博を可能にするため、IR法というリゾート開発法にカジノ解禁を忍び込ませたやり口と同じだ。外国人労働者をいまだに徴用工や奴隷と同じようなものと考える財界、つまり労働力を必要とする雇い主側の覚悟のなさを法務省と与党が取り繕ってみても、気持ちよく働こうと思う各国の労働者はいないだろうし、各国の在外公館も「日本は良いぞ」とは言い難いだろう。

★本来、法務省は省益拡大も含めて、この法改正に魂を入れるべく、細部にわたって法案審議のための国家デザインを作るはずだが、法律の基礎的考えや着地点、外国から来ていただくという発想より入国させてやる、働かせてやるという入国管理官的法務行政で設計していることが、最大の間違いだ。技能実習生の実態は、日本人の悪いところがよみがえるようなおぞましいものだ。

★異国で働くのはなかなか大変だろう。日本の習慣、食事、生活リズム、宗教観や言葉、道徳やルールになじまないかもしれないが、教育プログラムの義務化はないのか。雇用者のペナルティーや査察権はないのか。そのための準備と、日本人に向けても差別や恐怖心、コミュニケーションの取り方など、いずれも我が国が多民族国家として生まれ変わろうとする、そして欧米がその失敗に気づき、移民排斥が広がっていることから、来る人と受け入れる人の覚悟が必要だという議論が急務だ。

★法律とは別に国民的議論を避け、財界は固唾(かたず)をのむようにだんまりを決め込む日本に、一体どの国の働き手が来たいと思うのだろうか。この入管法改正は将来に禍根を残すどころか、直ちに国家を不安定にさせかねない。財界も努力せず、奴隷監禁法を待つと思われたくなければ、さまざまなガイドラインや国民的啓蒙(けいもう)策を示すべきだし、連合も自分たちの働き方にはうるさいものの、日本人労組との一体化など社会に示すべきだろう。(K)※敬称略


入管法改正案“生煮え”のまま衆院通過 20181127 houdoustation













http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/294.html

[経世済民129] ゴーン不正の実態を会計から読み解く…金商法違反、脱税、特別背任 八田進二・青山学院大学名誉教授に聞く(ダイヤモンド)
ゴーン不正の実態を会計から読み解く…金商法違反、脱税、特別背任 八田進二・青山学院大学名誉教授に聞く
https://diamond.jp/articles/-/186764
2018.11.28 ダイヤモンド・オンライン編集部


有価証券報告書への報酬未記載や、住宅などさまざまな個人的利益を日産から受けていたといった報道が連日出ているゴーン容疑者。これらは果たして、どの程度の罪になるのか。また、ゴーン容疑者以外の日産経営陣の責任はどう考えるべきなのか。会計の専門家で、青山学院大学名誉教授の八田進二氏に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集部 津本朋子)

<論点1>
「退任後の報酬」は記載すべきか?



驚くような不正の数々が明らかになってきたゴーン容疑者。今後一体、どんな罪に問われていくのだろうか? 写真:ユニフォトプレス

――ゴーン容疑者の逮捕容疑は金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)。2010年から5年間にわたって毎年、役員報酬の約10億円、合計50億円を記載しなかったというもので、その後の3年間(30億円)分も合わせて80億円になるとの見方もあります。

 高額な報酬という批判を避けるために、毎年の役員報酬20億円のうち、半分の10億円を「退任後に受け取る」という契約にし、その年の有価証券報告書には記載しなかった、ということのようですが、原則としては、これはアウトです。「退任後なら、役員退職慰労金扱いであり、今は記載する必要はないのでは」との見方もあるようですが、役員退職慰労金とは在任年数などを勘案して、退職時に決めるものです。「2010年は10億円、2011年も10億円」といった具合に毎年、金額を決めて契約していたのなら、それぞれ当該年に会計処理すべきです。

 ただ、この約束が単に「それくらい払うよ」という、一種の希望的観測じみた効力しかないようなものならば記載の必要はない、という解釈もなくはない。その辺りは、会社がどういった処理をしているかを、詳しく見ていかなければ分からないでしょう。

――さらに、株価に連動した報酬を受け取れる「SAR(ストックアプリシエーション権)」も約40億円分、開示しなかったとされています。

 次々に明らかになっていることを一言でいうと、ゴーン容疑者は会社の財産をほしいままにしてきた、ということです。検察は最終的には特別背任を狙っているのではないかと思います。

 ただし、特別背任は検察側が越えるべきハードルが高いのも事実。どういう意思決定プロセスを経ていたのか、本当にほかの取締役は一切知らなくてゴーン容疑者の独断なのか、などといったことをきっちり詰めて行かなければいけませんから、相当時間がかかるだろうと思います。

<論点2>
「住宅の無償供与」は脱税行為にもなる



八田進二/青山学院大学名誉教授・大原大学院大学会計研究科教授
慶應義塾大学経済学部卒業、早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了、慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(プロフェッショナル会計学)。 駿河台大学経済学部教授、青山学院大学経営学部教授、同大学大学院会計プロフェッション研究科教授を経て、青山学院大学名誉教授。2018年4月より、大原大学院大学会計研究科教授。他に、日本監査研究学会会長・日本内部統制研究学会会長・会計大学院協会理事長・金融庁企業会計審議会委員(内部統制部会長)等を歴任。また、複数の企業等の社外監査役および監事を務めている。 《主な著訳書》 『公認会計士倫理読本』(財経詳報社)、『「逐条解説」で読み解く 監査基準のポイント』『逐条解説 内部統制基準を考える』『会計プロフェッションと監査』『会計・監査・ガバナンスの基本課題』『会計のいま、監査のいま、そして内部統制のいま』『会計人魂』『COSO全社的リスクマネジメント』 (以上、同文舘出版)『会計プロフェッションの職業基準』『開示不正―その実態と防止策―』『21世紀 会計・監査・ガバナンス事典』(以上、白桃書房)、『決定版COSO不正リスク管理ガイド』『内部統制の統合的フレームワーク−フレームワーク篇、ツール篇、外部財務報告篇』(以上、日本公認会計士協会出版局)、他多数。

――さらに、今回の逮捕容疑には入っていませんが、オランダの子会社を通じてレバノンやブラジルに高級住宅を購入させたり、挙げ句の果てには家族旅行の費用や、娘の大学への寄附金などを日産に出させる、姉との不正なアドバイザリー契約を結んで年10万ドルを支払うなど、明らかに私的な出費も日産に負担させていたようです。会計的には、これらはどのような問題だと捉えられるでしょうか?

 会社名義で従業員が私的利用するもの、たとえば社宅などを買って提供するというのは、いわゆるフリンジベネフィット(福利厚生費など、会社規定による付加的な報酬の総称)です。しかし、ゴーン容疑者が独占的に使い、かつ家賃などを一切払っていないのなら問題です。家賃相当額は給与と見なすべきなのです。当然課税対象になりますから、ゴーン容疑者はここで脱税をしていたということになります。

 家族旅行費用や姉への報酬、娘の学校の寄附金といった類いも、実質的な給与と考えるべきです。いずれも事業目的とは無縁なので、経費に認められるわけがありません。これは不当な支出であり、背任とも言える、違法性の高い話でもあります。

<論点3>
会社側はどの程度悪いのか?


――独裁者として君臨するゴーン容疑者を駆逐するため、日産の役員たちが立ち上がったクーデターである、との世論醸成がされている印象もありますが、やりたい放題の独裁者をこれまで支えてきた日産経営陣にも大きな責任があるのではないかと感じます。

 両罰規定が適用されるだろうと思いますが、日産の取締役会、さらに監査役にも大きな問題があります。日産ほどの規模の会社であれば当然、経理・財務はチームで働いています。司法取引に応じた執行役員らがいたわけですが、そのほかの取締役たち、監査役たちは本当に一切、何も知らなかったのか?大いに疑問ですね。歴年にわたって随所で行われてきた不正ですから。断片的であっても、いろいろ耳に入っていたと考えるのが自然じゃないでしょうか。これは取締役会、そして監査役会の機能が果たせていないということです。

 また、たとえば今年6月に提出された有価証券報告書には、西川廣人社長名で「当社の第119期(自 平成29年4月1日 至 平成30年3月31日)の有価証券報告書の記載内容が金融商品取引法令に基づき適正に記載されていることを確認しました」と記載されていますが、西川社長が今回の不正を知ったのは、今年3月だったと報道されています。これが事実なら、なぜ「適正に記載されていることを確認」できたのでしょう?

 さらに、ゴーン容疑者解任を決議した取締役会では、ルノー出身の2人の取締役がフランスからテレビ会議で参加したという点も、私に言わせれば大問題です。監視・監督は現地現物であるべきです。でないと、会社の内部監査を適切に行うことなどできない。普段から、グローバル企業の名の下で、こんなやり方がまかり通っていたから、会長解任という一大事に際しても、テレビ会議での出席で済ませてもいいや、という感覚なのでしょう。これは、監査役会の問題です。取締役会の執行がきちんと行われているかどうか、見極めるのは彼らの役割ですから。

 もちろん、最大の権限を持つトップ自らが不正を働いた、というのは、非常に食い止めるのが難しい話ではある。日産の不幸だったと言えます。しかし、ガバナンスが緩かったからこそ、ゴーン容疑者は独裁者としてやりたい放題できたのでしょう。私は、取締役たち全員が、ゴーン容疑者とほぼ同罪であると言いたいですね。今年6月に就任した取締役2人は、さすがに責任がなかったかもしれませんが、その他の役員は全員責任がある。特に、西川社長と軽部博CFOの責任は重いのです。

<論点4>
監査法人の責任は?


――日産の監査法人はEY新日本。あの東芝やオリンパスも担当した大手監査法人です。売上高11兆円の大企業ですから、数億円の住宅やゴーン容疑者の姉への年10万ドルのアドバイザリー契約などという少額の不正は、なかなか見抜けなかったのでしょうか?

 もちろん、売上高の9割に貢献している事業を重点的に見る、という重要性の基準はあります。ただし、たとえ小さな規模のものであっても、定性的に見て、コンプライアンス違反が潜んでいるんじゃないかと疑わしい、つまり信用できないものがあれば、規模の大小に関わらず、きちんとチェックすべきだというルールになっています。

―― 一部報道によれば、ゴーン容疑者の住宅購入に使われたオランダの子会社「ジーア」は資本金60億円の小さな会社ですが、監査法人は「会社の実態が不透明だ」と指摘したものの、日産側からかわされたようです。

 企業の連結ベースでの不正はたいてい、子会社や関連会社、外国事業拠点を通じて行われるものです。そして、この手の不正は、監査法人が疑念を感じたのにもう一歩、きっちり踏み込めていないというケースが多い。新日本は指摘するだけでは役割を果たしたとは言えないのです。2011年に起こったオリンパスの不正事件を受けて、金融庁は2013年に監査基準の改正を行い、疑問を持った際には徹底的に深掘りすべしという旨を盛り込みました。

 今回のケースであれば、疑問を投げかけるだけでなく、実際にオランダに行って調査をすべきです。

 確かに手間ひまがかかる話ではありますが、EY(アーンスト・アンド・ヤング)のネットワークを活用したっていいわけで、とにかく疑念がある場合にはしっかり調査すべき。会社側のお茶を濁すような釈明に言いくるめられるようではダメなのです。

<論点5>
金額は決して大きくないけれど…


――東芝の不正会計事件は、経営危機に陥るほどのインパクトがありました。日産の一件は、驚くような話ではあるものの、業績に大打撃を与えるような規模の金額ではありません。

 会計監査の世界では、「ある情報が間違っていた場合、正しい情報を知っていたとしたら、情報の利用者(投資家など)は違う意思決定をしただろうか?」という点が重要視されます。その意味から言うと、確かに数字的インパクトは小さい。しかし、投資家は数字のみならず、ガバナンスの状況など非財務情報も重要視しているはずです。

 ゴーン容疑者がこだわったであろう役員報酬の開示も、投資家は関心を持っています。だから、株主総会では「前期より利益が下がっているのに、なぜ役員報酬は上がっているのか」といった質問が出たりするわけです。つまり、報酬が納得の行く金額であって、かつ正しく開示されているかどうか、ということは、投資家からすればその企業や経営者を信頼できるかどうかという大切なポイントなのです。

 2001年に破綻した米エンロンは、巨額の簿外債務があるなどの不正が起きていた一方、経営者は高額な報酬をもらっていました。米国ではエンロン事件後、監査強化やディスクロージャー強化などを盛り込んだSOX法が制定され、経営者の不正は厳罰化。虚偽記載は罰金も強化された上に、経営者は最長20年の懲役が科され、二度と上場企業の役員にはなれません。

 日本では2007年に金融商品取引法ができたときに経営者の責任が重くされましたが、それでも最大で懲役10年。これは「軽すぎる」という議論もあります。

 過去には長銀や日債銀の経営者がさんざん争った挙げ句に無罪となった事例もあり、東芝の歴代社長の立件に検察が及び腰になった原因だと言われています。検察は日産で失地回復を狙っているのではないでしょうか。しかし、ゴーン容疑者のケースでも、脱税や横領はまだしも、特別背任まで視野に入れるとすると、簡単な戦いではないはずです。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/644.html

[経世済民129] 米中戦争で欧州混乱 リスク発現懸念高まる2019年世界経済 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ) :国際板リンク 
米中戦争で欧州混乱 リスク発現懸念高まる2019年世界経済 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/637.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/645.html

[政治・選挙・NHK254] 音を立てて崩れていく憲法9条の日本  天木直人 
   


音を立てて崩れていく憲法9条の日本
http://kenpo9.com/archives/4486
2018-11-28 天木直人のブログ

 何度も書くが、軍国化していく日本の姿が報道されない日はない。

 きょう11月28日もまた各紙が一斉に書いた。

 政府は護衛艦「いずも」を「空母化」することを、年内に見直す「防衛計画の大綱」に明文化する方向で調整に入ったと。

 この手の報道の書き方は、いつも「決めた」ではなく、「検討している」とか「調整に入った」である。

 つまり、まず観測気球をあげて、野党や世論の反応を見ているのだ。

 ところが、野党はまるで反応しない。

 野党が騒がなければ世論は気づかない。

 かくて、安倍政権はその通り決めていく事ができるのだ。

 おりからきょう11月の読売新聞が書いた。

 政府は最新鋭ステルス戦闘機F35を最終的に80−100機追加導入することを検討していることがわかったと。

 護衛艦「いずも」の改修による空母化が検討されており、F35の離着陸が可能になると。

 なにもかも出来過ぎている。

 この国から護憲政党が限りなく無力になり、憲法9条の日本は音を立てて崩れようとしている。

 今の政治の一番重要な事は、打倒安倍政権の為の野党共闘などではない。

 真の護憲勢力の結集である。

 新党憲法9条のような国民政党がどうしても必要なのである(了)



いずも「空母化」明記へ 新防衛大綱 専守防衛、逸脱恐れ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201811/CK2018112802000164.html
2018年11月28日 東京新聞

 政府は二十七日、年内に見直す防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」に関し、海上自衛隊の護衛艦に戦闘機が離着陸できるようにする事実上の「空母化」を明記する方向で調整に入った。政府・与党関係者が明らかにした。米国製ステルス戦闘機F35Bの運用に向け、ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」を改修する。運用次第では他国への攻撃に使われ、専守防衛を逸脱する恐れがある。

 岩屋毅防衛相は記者会見で、いずも空母化に関し「せっかくある装備なので、できるだけ多用途に使っていけることが望ましい」と前向きな姿勢を示した。F35Bについても「いま研究している」と導入に含みを持たせた。F35Bは短距離滑走で離陸し、垂直に着陸できることが特徴。

 政府は、空母化によって基地のない太平洋の防空や南西諸島の防衛力強化を図る。運用は防衛目的に限ると強調することで、野党や周辺国の理解を得たい考えだ。

 今後、大綱見直しに向けた与党ワーキングチーム(WT)で用途や名称の詰めの協議を進める。

 空母化を巡っては、防衛省が今年四月、いずもでのF35Bの発着が可能かどうかを調査し、甲板を改修すれば運用できるとの結果を公表。自民党は五月、「多用途運用母艦」の導入を大綱に盛り込むよう政府に提言し、併せてF35Bの取得も求めていた。














































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/295.html

[原発・フッ素50] ADR決裂で精神的苦痛 原発事故賠償求め提訴 浪江町民、東電・国相手に(東京新聞)

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ADR決裂で精神的苦痛 原発事故賠償求め提訴 浪江町民、東電・国相手に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112802000138.html
2018年11月28日 東京新聞


福島第一原発事故の慰謝料増額を求め、声を上げる鈴木正一原告団長(左から3人目)ら=27日、福島地裁前で

 東京電力福島第一原発事故で、福島県浪江町民約一万五千人が東電に慰謝料増額を求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)の決裂を受け、このうち百九人が二十七日、東電と国に計約十三億一千万円の損害賠償を求め福島地裁に提訴した。事故の責任明確化を目指すとともに、早期の賠償問題解決への期待を裏切られた慰謝料も求める。

 原告側弁護団によると今後も追加提訴し、原告は最大で二千人規模となる見込み。

 訴状などによると、原告は事故当時十〜八十四歳の町民で、全町避難によって地域社会が破壊され、被ばくへの不安や長期避難を強いられた。さらに東電は、ADRを担当する国の原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解案を「尊重する」と公式に表明しているのに、町民が二〇一三年に申し立てたADRでは和解案を何度も拒否し、精神的苦痛を受けたとしている。

 原告団長の鈴木正一(まさかず)さん(68)は地裁前で原告ら約三十人を前に「ADRは裁判をせず被災者を早期救済するための制度。東電の傲慢(ごうまん)な態度により、五年を費やしても目的を達することができなかった」と声を張り上げた。

 浪江町は人口約一万七千人(十月末時点)。町が住民の代理人として、ADRを申し立てた。同センターは慰謝料を一人当たり月五万円増額する和解案を示したが、東電が拒否したため今年四月に決裂した。

 東電は「主張を聞いた上で真摯(しんし)に対応する」とコメントしている。
















http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/599.html

[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!  
走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_228.html
2018/11/28 07:53 半歩前へ

▼走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!

 自動車関連税制の将来的な見直しで政府・与党が「走行距離に応じた課税」を検討していることが27日、分かった。

 自動車関連の税金には、購入時の自動車取得税に加え、保有者が毎年納める自動車税、車検時にかかる自動車重量税がある。

このうち保有者が払う自動車税は排気量によって異なり、1000cc超1500cc以下の小型車には年3万4500円の税金がかかる。 (以上 時事通信)

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 ヒマがあれば「私人」の嫁、昭惠を連れて海外へ遊びに行くなど税金を浪費しながら、安倍晋三は、庶民からは「搾り取れるだけ搾り取ろう」としている。平成の悪代官だ。

 これでは若者の車離れに一層拍車がかかるのではないか? 自動車業界が黙っているだろうか? それとも別のところで“便宜を図る”ことで事前に話がついているのだろうか?



【自動車税】車の走行距離での課税検討に批判の声 「田舎を潰す気か」「東京みたいに電車無い」
https://matomedane.jp/page/18413
2018年11月28日 まとめダネ!

自動車関連税制の将来的な見直しで、政府・与党が走行距離に応じた課税を検討していることが27日、分かった。

出典:走行距離での課税検討=自動車税改革で―政府・与党(時事通信) - Yahoo!ニュース























































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html

[経世済民129] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!  :政治板リンク 
走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!  

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/647.html

[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!   赤かぶ
1. 赤かぶ[1683] kNSCqYLU 2018年11月28日 11:54:51 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[148]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!   赤かぶ
2. 赤かぶ[1684] kNSCqYLU 2018年11月28日 11:56:06 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[149]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html#c2
[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!   赤かぶ
3. 赤かぶ[1685] kNSCqYLU 2018年11月28日 11:57:29 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[150]






http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html#c3
[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!   赤かぶ
4. 赤かぶ[1686] kNSCqYLU 2018年11月28日 12:02:10 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[151]



http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html#c4
[政治・選挙・NHK254] 走行距離に応じて車に課税!安倍政権が検討開始!   赤かぶ
5. 赤かぶ[1687] kNSCqYLU 2018年11月28日 12:05:35 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[152]

【日経新聞1面】自動車新時代に合わせて関連税制を抜本改革へ
http://web.fisco.jp/FiscoPFApl/ThemeDetailWeb?thmId=0010320020181128002&token=
2018/11/28 8:34 FISCO 



自動車新時代に合わせて関連税制を抜本改革へ

車課税を抜本改革 走行距離に応じ 20年度以降、環境への影響配慮

政府・与党は電気自動車(EV)やカーシェアの普及を踏まえ、2020年度以降に自動車関連税制の税体系を抜本的に見直す。走行距離に応じて課税する仕組みを作る。環境への負荷を考えると走行距離が公平で合理的との判断もありそうだ。車の保有から利用などに進む消費者の行動に合わせた自動車産業の構造変化に対応する。

自動車産業はCASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)の波が押し寄せ、変革期にある。保有から利用、ガソリン車からハイブリッド車(HV)やEVへの流れが強まる方向にある。排気量に応じた現在の自動車税では排ガスが出ないEVやHVに課税するのは難しくなる。自動車には購入、保有、利用の各段階でそれぞれ税がかかる。自動車取得税は購入時に価格の3%を支払う。自動車税は毎年、保有に応じて一定額が課税される。2年に1度の車検で自動車重量税もかかっている。環境性能に優れた自動車やカーシェアが広まると税収が下がるとの課題に直面する。

自動車を取り巻く環境の移り変わりに税体系を適合させることを狙い、自民・公明両党の税制調査会が12月中旬にまとめる与党税制改正大綱に自動車関連税制の抜本的な見直しに着手する方針を盛り込む見通しだ。海外では走行距離や車の重量に合わせて税負担を変える国がある。米国の一部の州では重量と走行距離に応じて課税する制度を導入済みで、ドイツはトラックに限定し走行距離に準じて税負担を重くしている。ただ、GPSを使った走行距離の把握にはプライバシー保護の観点から反対論が根強く、フランスではトラック走行課税の計画が撤回に追い込まれた。

政府・与党は抜本改革に先立つ19年度税制改正で排気量に応じた自動車税を引き下げることで、来年10月に予定する消費税率10%への引き上げ対策とする。その一方でエコカー減税の対象車種を絞り込んで財源の一部に充てる案を調整中で、エコカーを購入した翌年度の税負担を軽くする特例の廃止も財源候補となる。自動車税は地方の税収となっており、地方財源の縮小を避ける。

自動車新時代を迎える中で、旧態然とした現在の自動車関連税制の抜本改革は必須課題だ。将来的に、税制が変わることが自動車の国内販売台数に影響を与え、車種による売れ行きに変化が生じることが新車開発しだいで各社のシェアにも影響を与えることになろう。

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/296.html#c5
[原発・フッ素50] 福島第一原発3号機 核燃料取り出し延期  こちら原発取材班(こちら原発取材班)

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福島第一原発3号機 核燃料取り出し延期
http://genpatsu.tokyo-np.co.jp/page/detail/864
2018年11月28日 こちら原発取材班 東京新聞

 東京電力福島第一原発3号機で3月以降、使用済み核燃料プールから核燃料を取り出すために使う設備のトラブルが相次いでいる。その影響で「11月中」としていた取り出し開始の時期は先延ばしされ、未定になった。模擬の燃料を用いて設備の動作を確認しているが新たな不具合も。実際の核燃料の取り出しが始まったときに、トラブルが起きる恐れはないのか−。事故発生から7年半余り、東電の姿勢が問われている。 (松尾博史)



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http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/600.html

[政治・選挙・NHK254] 240億円ばらまく大阪万博 経費は1兆2000億円まで膨張か(日刊ゲンダイ) 
 


240億円ばらまく大阪万博 経費は1兆2000億円まで膨張か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242500
2018/11/28 日刊ゲンダイ


70年大阪万博(右)の夢をもう一度…(左はパリから帰国した松井大阪府知事=右と吉村大阪市長)/(C)共同通信社

 大阪開催が決定した万国博覧会。松井一郎府知事や世耕弘成経産相が中腰で大喜びする姿は、2013年に東京が五輪開催都市に決定した際の、安倍首相や森喜朗大会組織委会長の姿にソックリだった。経費の高騰が問題視される東京五輪だが、大阪万博でもバカ高くなるのか。

 大阪万博の事業費について、府の博覧会推進室の担当者はこう説明する。

「昨年9月に愛知万博(05年)を参考にして作成した履行申請書では、会場やパビリオンなどの会場建設費用が1250億円、事業運営費、会場管理などの事業運営費が820億円。人工島の夢洲(大阪市)に建設する地下鉄駅の整備費用などの関連費用が730億円で、おおよそ2800億円になる予定です。これより高騰する可能性もあるので、経費をなるべく抑えるよう注意しています」

 この金額に開催候補選挙で世耕経産相が約束した「100カ国に計240億円」のばらまきが入るから、現時点で少なくとも3040億円以上の経費は必要となる計算だ。

「夢洲」にも不安が残る。東京の豊洲と同じ軟弱地盤だからだ。豊洲への市場移転では、基盤整備費などで40ヘクタールの土地に計約4000億円の経費がかかった。「夢洲」の面積は10倍の約400ヘクタール。さらに地下鉄中央線の駅を新設するというから、とても3040億円で足りるとは思えない。東京五輪でも、招致時点で7340億円と見積もられていた経費が、会計監査院の試算では20年までに4倍の3兆円に膨れ上がった。大阪万博も4倍の1兆2000億円となるのか。

 経済ジャーナリストの荻原博子氏はこう言う。

「パリが立候補を辞退して、米国が国としての不参加を表明するなど、世界では万博を敬遠する流れです。日本だけが70年大阪万博の夢を追って、採算が取れる見通しもないまま計画を進めています。予算も4倍にまで膨れ上がる可能性もあるでしょう。今からでもやめたほうがいいです」

 まったく冗談じゃない。































http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/297.html

[原発・フッ素50] ADR決裂で精神的苦痛 原発事故賠償求め提訴 浪江町民、東電・国相手に(東京新聞) 赤かぶ
1. 赤かぶ[1688] kNSCqYLU 2018年11月28日 12:54:26 : foLi271siw : Gk_qr4u6MEE[153]

浪江町の住民が国と東電を提訴へ 和解交渉決裂で
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181127-00000027-ann-soci
11/27(火) 11:53配信 ANN



 原発事故を巡り、慰謝料の増額を求めた和解交渉が打ち切られたことから、福島県浪江町の住民100人余りが27日午後、国と東京電力を相手に賠償を求める訴えを起こします。

 浪江町は5年前、町民1万5000人余りの代理人となって、国の原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介手続きを申し立てました。しかし、センターが示した原発事故の精神的な賠償を増額する和解案を東電が拒否し続け、今年4月に申し立てが打ち切られました。そのため、27日午後に約50世帯の100人余りの町民が国と東電を相手取り、賠償を求める訴えを起こします。町民側は東電が和解案を尊重するとしていたのに拒否を続けたことについても慰謝料を求めます。





http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/599.html#c1
[政治・選挙・NHK254] 大阪万博 「風呂敷広げすぎた」松井知事が協力要請
大阪万博 「風呂敷広げすぎた」松井知事が協力要請
https://mainichi.jp/articles/20181128/k00/00m/010/039000c
毎日新聞2018年11月27日 18時12分(最終更新 11月28日 10時27分)


2025年の万博開催が決まり喜ぶ(右2人目から)松井一郎大阪府知事、経団連の榊原定征前会長、世耕経産相ら=パリのOECDカンファレンスセンターで2018年11月23日午後4時59分(代表撮影)


大阪万博決定を受けた関係省庁の連絡会議であいさつする大阪府の松井一郎知事(右から2人目)と榊原定征前経団連会長(同3人目)=2018年11月27日午前、首相官邸

 大阪府の松井一郎知事は27日、首相官邸を訪れ、2025年の大阪開催が決定した国際博覧会(万博)に関する関係省庁連絡会議に出席し、政府の協力を求めた。松井氏は「世界80億人が参加できる体制を作りたい、と世界各国で(の誘致活動で)風呂敷を広げすぎるぐらい広げてきたので、日本の総力を挙げていただかなければ実現不可能だ」と述べ、風呂敷を「たたむ」には各界の協力が不可欠だと強調した。

 会議には野上浩太郎、西村康稔両官房副長官、誘致委員会会長の榊原定征・経団連名誉会長や経済産業省など関係省庁幹部が参加。野上氏は「オールジャパン全力の誘致活動が実った。ここからが本番だ。関係省庁は連携しベストを尽くしてほしい」と指示した。榊原氏は「(万博は)日本の最重要プロジェクト。東京五輪後も持続的成長を実現するけん引力にしたい」と述べた。【川辺和将】






















http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/298.html

[国際24] トランプが「補助金を打ち切ってやる」とGMを恫喝! 
トランプが「補助金を打ち切ってやる」とGMを恫喝!
https://85280384.at.webry.info/201811/article_229.html
2018/11/28 10:44 半歩前へ

▼トランプが「補助金を打ち切ってやる」とGMを恫喝!

 トランプのやっていることはムチャクチャだ。これもひどい。元はと言えば自分が原因を作った。中国と貿易戦争を始めた結果、輸出に多大な影響が及ぶ。それでGMは決断した。トランプがGMを追い込んだ。

 その上、難くせを付けるとは開いた口が塞がらない。ルールをことごとく破壊し、米国のみならず世界中を混乱に陥れている。

*************************

 【ロサンゼルス共同】トランプ米大統領は27日、大規模リストラ策を発表した米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)に対し、ツイッターに「電気自動車(EV)を含むGMに対する全ての補助金の打ち切りを検討している」と投稿し、撤回を迫った。米政権が掲げる製造業の復興に水を差すとしてけん制した。

 トランプ氏はGMが米工場を止める計画を示す一方で、中国やメキシコに工場を建設してきたことに「賭けがうまくいくと思うな」と批判。クドロー米国家経済会議(NEC)委員長も27日の記者会見で「GMが米国の代わりに中国で車を生産することに大変失望した」と不満を表明した。



「GMへの補助金停止を検討」 トランプ氏がツイート
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38266080Y8A121C1000000/
2018/11/28 5:17 日経新聞

【ニューヨーク=平野麻理子】トランプ米大統領は27日、米ゼネラル・モーターズ(GM)が北米5工場の閉鎖を決めたことを受け、ツイッターに「GMに対する全ての補助金の停止を検討している」と投稿した。トランプ氏は前日26日にも、記者団に対し「GMはオハイオ州にすぐに戻ったほうがいい」などと不満を表明していた。

トランプ氏は米政府が2008年の金融危機後にGMに公的資金を注入したことを念頭に、「米国はGMを救ったのに、これがお礼か!」と強い憤りを示した。停止する補助金には電気自動車向けのものも含まれる。現在の制度では、GMなどの電気自動車を購入した消費者は7500ドル(約85万円)の税控除を受けられる。

GMは26日、販売が低迷しているセダン・小型車の組み立てなどを担う5工場での生産を2019年をメドに停止すると発表した。トランプ氏は27日のツイッターへの投稿で「(GMは)メキシコや中国の工場は閉鎖していない」とも指摘した。






























http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/638.html

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