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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100238
http://www.asyura2.com/acpn/k/kn/kns/kNSCqYLU/100238.html
[政治・選挙・NHK252] 野党惨敗!新潟市長選が意味する真実!  赤かぶ
15. 赤かぶ[916] kNSCqYLU 2018年10月29日 11:20:06 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[330]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/822.html#c15
[政治・選挙・NHK252] イランがサウジ王家打倒を画策していると書いた佐藤優  天木直人  :国際板リンク 
イランがサウジ王家打倒を画策していると書いた佐藤優  天木直人 

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/414.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/828.html

[経世済民129] 政府、プレミアム商品券に所得制限 消費増税対策で検討(SankeiBiz)
政府、プレミアム商品券に所得制限 消費増税対策で検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000001-fsi-bus_all
10/29(月) 7:15配信 SankeiBiz


 政府が2019年10月の消費税率10%への引き上げに合わせた景気下支え策で、額面以上の金額で買い物できる「プレミアム付き商品券」の購入に年収制限を設ける方向で検討していることが分かった。購入できる世帯年収を400万〜500万円程度を上限とし、財政支出を抑えたい考え。住民税非課税世帯など低所得世帯ほど額面以上の上乗せ率が高くなるよう配慮する。

 プレミアム付き商品券は、自治体などが発行する商品券で、その購入額に一定のプレミアムを上乗せしたもの。例えば上乗せ率が3割の場合、1万円で購入した商品券で1万3000円分の買い物ができる。お得感を高めることで消費喚起の効果が期待される。上乗せ分の費用は国が19年度予算に盛り込むことを検討する。

 この商品券は、消費税率が14年に5%から8%に引き上げられた際にも景気対策として導入された。

 前回は、購入に年収制限は設定されず、上乗せ分の費用は国が14年度補正予算で約2500億円を計上。費用は交付金として自治体の人口や財政力指数などに応じ配分され、全自治体の97%が発行した。

 今回は低所得者層がより恩恵を受けられるよう、家族4人のモデル世帯で年収270万円未満の住民税非課税世帯が最も上乗せ率の高い商品券を購入できるようにする。上乗せ率は世帯年収が上がるにつれ段階的に引き下げ、年収400万〜500万円程度の世帯までを上限にしたい考え。購入時の所得証明の仕方など詳細な制度設計は今後、詰める。

 また、マイナンバー制度の個人番号カードの活用も検討する。番号カードを持つ人がためられる「自治体ポイント」の形で商品券を発行できるような仕組みを想定。紙の商品券に比べ発行コストを削減でき、番号カード普及の後押しを狙う。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/198.html

[経世済民129] 国内初、蓄電池使う電力プラン 伊藤忠や英ベンチャーなど AI活用で割安(SankeiBiz)
国内初、蓄電池使う電力プラン 伊藤忠や英ベンチャーなど AI活用で割安
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000011-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/29(月) 7:15配信


伊藤忠商事が販売する蓄電池システム。これに英モイクサのAIを活用した電力制御システムを搭載し、11月から次世代蓄電池を投入する


 伊藤忠商事やエヌエフ回路設計ブロック、TRENDE(トレンディ、東京都千代田区)、英電力ベンチャーの4社は、11月から人工知能(AI)を使った次世代蓄電システムと、国内初の蓄電池専用の時間帯別電力料金プランを開始する。トレンディは、「あいでんき」の名称で、料金が安い夜間電力を調達して昼間にその電気を使うと割安になる時間帯別電力プランをスタートする。国内で蓄電池を使った電力プランは初めてという。

 家庭向け太陽光の余剰電力買い取り期間が2019年末から段階的に終了するため、将来、自分で電力を使い、余剰分を蓄電池に充電して個人が売電するニーズも取り込む。

 伊藤忠商事は、エヌエフ回路設計ブロックと開発した蓄電システム「スマートスター L」を全国で1000台販売している。これに今年、伊藤忠が資本参加した、英電力ベンチャーのモイクサ・エナジー・ホールディングズ(ロンドン)のAIを活用した電力制御システム「グリッドシェア」を搭載した次世代蓄電システムを投入する。既存の蓄電システムもバージョンアップできるという。

 モイクサは、東京電力ホールディングス(HD)グループも出資しており、AIを活用して気象情報や電力需要、発電予測などを分析、学習し、複数の蓄電池を制御する技術が強み。

 蓄電池に加え、電気自動車(EV)、家電などの機器とも連携できる。蓄電池にAI機能を搭載することで、翌日に雨天との予想があれば、発電所が夜間に発電する安価な電力を家庭の蓄電池に蓄える。

 太陽光の自家発電と割安な電気で、一般的な世帯で月額1500円程度の電気代節約につながると試算している。今後、国内の規制緩和が進めば、家庭用蓄電池を集めて仮想発電所機能を持たせたり、個人間取引も可能になったりする。

 4社は仮想発電所を通じて、瞬時に電気が必要な人に必要な量を供給する、地産地消の次世代ビジネスも視野に入れている。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/199.html

[経世済民129] サウジアラビアリスクが米国経済に与える「これだけの影響」(現代ビジネス) 


サウジアラビアリスクが米国経済に与える「これだけの影響」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58169
2018.10.29 真壁 昭夫 信州大学経済学部教授 現代ビジネス


10月、米国を中心に株価が下落基調で推移している。10月10日の株価急落のあと、米国の株式市場は持ち直しの兆しを見せた。しかし、24日には再度、米国の株価が大きく下げた。S&P500指数の騰落率が年初来でマイナスに落ち込む場面もあった。今回の下落局面でも、ハイテク銘柄の多いナスダック総合指数の下げが目立つ。

株価下落の要因は複数考えられる。その中でも、サウジアラビアのリスクが高まっていることは見逃せない。具体的には、サウジアラビア政府が著名ジャーナリストであるジャマル・カショギ氏の殺害に関与した疑惑が、企業経営者の不安心理を高めている。当面、米国を中心に株式市場は不安定な展開となる可能性がある。

IT先端技術を重視するサウジアラビア

近年、サウジアラビアは、IT先端技術の取り込みを進めることで、石油への依存度の高い経済を改革しようとしてきた。構造改革のイニシアティブをとってきたのが、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子だ。

ムハンマド皇太子の改革によって、サウジアラビアでは女性の社会進出が進んでいる。また、2018年からは付加価値税(VAT、消費税に相当)が導入され、歳入の増加が図られた。その中でもムハンマド皇太子が重視しているのが、IT先端技術の取り込みによる経済成長率の引き上げである。

そのためにサウジアラビアは世界最大規模の国富ファンドである“パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)”を設立し、IT先端企業に投資してきた。同国がソフトバンクのビジョンファンドへ出資している理由も同様だ。ITを中心に世界大手企業の経営者らにとって、サウジアラビアとの関係強化の重要性が高まったのは想像に難くない。

この流れにブレーキを掛けたのが、カショギ氏殺害にサウジアラビア政府が関与したとの疑惑が浮上したことだ。リヤドで開催される年次投資会議である“未来投資イニシアティブ(FII)”への参加を見送る米金融機関のトップが相次ぐなど、事態の展開を見定めようとする企業は増えている。その波紋は軽視できない。

一段と高まる先行きの不透明感

今後の焦点は、誰がカショギ氏殺害を指示したかということだろう。欧州、米国からもサウジアラビアへの非難は強まっている。サウジアラビアとの関係を重視してきたトランプ政権でさえ、小出しではあるものの実行犯への制裁を発表せざるを得なくなっている。国際社会とサウジアラビアの関係は、重大な局面を迎えていると考えられる。

一方サウジアラビアでは、ムハンマド皇太子への権力集中が進んでいる。同国が米欧などからの非難や事実解明への要求に素直に対応するとは想定しづらい。加えて、米国のIT企業などへの投資だけでなく、米英からの武器購入、原油価格への影響力、中東の安全保障など、サウジアラビアが世界経済に与える影響は軽視できない。

当面、主要国の企業経営者は、サウジアラビアとの取引の継続に慎重にならざるを得ないだろう。同時に、サウジアラビアが報復措置をとるとの警戒感も高まっている。英ヴァージングループとサウジアラビアとの共同事業計画が中止されたのは、サウジアラビアが創業者であるリチャード・ブランソン氏の発言に報復したためとの見方もある。

米国の中間選挙、米企業業績、中国の景気減速懸念の上昇、米中貿易戦争の影響など、世界経済の先行き不透明感を高める要因は多い。カショギ氏の殺害に関する疑惑浮上は、その要因が増えたことを意味する。当面、米国のITハイテクセクターを中心に、リスク回避的な動きが増えやすいだろう。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/200.html

[政治・選挙・NHK252] 自民党議員、国際勝共連合50周年大会に複数名が出席。旧統一教会系政治組織と与党議員の関係(ハーバー・ビジネス)
自民党議員、国際勝共連合50周年大会に複数名が出席。旧統一教会系政治組織と与党議員の関係
https://hbol.jp/177532
2018.10.29 鈴木エイト ハーバー・ビジネス・オンライン



ザ・キャピトルホテル東急で行われた国際勝共連合創立50周年記念大会


 衆議院第一議員会館裏口から議員バッヂを付けた人物が何人も出てきては、通りを挟んで向かいに建つホテルの宴会フロアへ吸い込まれていく。数十分後、用を終えたとばかりに早足でホテルをあとにして議員会館に戻る議員たち。彼ら国会議員が出席していたのは「国際勝共連合創立50周年記念大会」という催しだ。

 10月25日午後、首相官邸や議員会館のすぐ裏手にそびえ立つ高級ホテル ザ・キャピトルホテル東急で国際勝共連合が開いた式典に多くの国会議員が出席した。

 国際勝共連合は、霊感商法などが社会問題となった宗教団体・旧統一教会系の政治団体だ。「統一教会/世界基督教統一神霊協会」は2015年に「家庭連合/世界平和統一家庭連合」に改称している。

 これまでに同教団と政治家との関係を報じてきた筆者が取材に訪れることを察知した教団サイドは、入場を拒否しただけでなく、対策として勝共連合の職員を配置、来場する政治家の写真を撮らせないよう指示した。筆者は職員の妨害を掻い潜り、ホテル宴会場ロビー共用部や歩道から来場した国会議員をチェックし撮影を敢行。その結果、本人確認ができた国会議員は以下の8人。


受付の右端が国会議員受付となっていた

「衆議院議員:山本朋広、武田良太、逢沢一郎、御法川信英、穴見陽一、奥野信亮」
「参議院議員:柳本卓治、宮島喜文」


 全員が自民党所属の議員だ。奥野以外は、ここ数年のうちに教団の大規模信者集会に来賓出席して祝辞を述べた議員と教団の誘いで外遊し海外の教団系イベントに参列した“前科”のある議員たちだ。


山本朋広衆議院議員(前防衛副大臣)宴会フロア通路


穴見陽一衆議院議員 宴会フロアエントランスロビー


御法川信英衆議院議員 宴会フロア通路


宮島喜文参議院議員


奥野信亮衆議院議員 宴会フロアエントランスロビー


武田良太衆議院議員(元防衛副大臣 自民党幹事長特別補佐兼副幹事長)


衆議院議員会館へ戻る逢沢一郎衆議院議員

 他にも、議員本人や秘書と思われる人物約20人が、開演直前の10数分間に「国会議員」と書かれた専用受付で来場手続きを済ませており、相当数の国会議員や秘書が出席したと思われる。では、これほど多くの国会議員が付き合いを続ける国際勝共連合とはどんな団体なのか。

文鮮明教祖が設立した反共政治組織

 国際勝共連合はその名称が示すように、徹底した反共産主義を掲げる右派・保守系の団体だ。ただし、同連合の主張内容に韓国への批判は見当たらない。主だったものは中国共産党への批判だ。韓国発祥の教団関連機関だけあって中国の批判はしても韓国の批判はしない。なぜ、そのような組織が日本の保守界隈と連携しているのかと疑問を持つ人は多いだろう。その疑問は、これまでの日韓関係を少し遡るだけで氷解する。

 現在の反韓・嫌韓感情が渦巻く保守界隈の空気感とは異なり、日韓両国は1990年代以前には「反共の同志」として良好な関係にあった。米CIAの後ろ盾のもとで「北朝鮮の共産主義に打ち勝って統一/勝共統一」をスローガンに反共活動組織を必要としていた朴正煕政権(1961〜79)の庇護を受けるため、統一教会の文鮮明教祖は、便宜的に反共産主義を掲げて朴大統領に取り入った。

 文は67年に山梨県の本栖湖畔で行った戦後右翼の大物らとの日韓反共首脳会談を契機に翌68年1月、韓国で国際勝共連合を創設、日本でも同年4月、岸信介総理大臣の後ろ盾を得て国際勝共連合を創設するに至る。

 当時の日本といえば東西冷戦下での安保闘争真っ只中という時代だ。そんな時代背景のもと、献身的に反共運動に邁進する青年を抱える勝共連合は政財界へ浸透していく。1970年9月に国際勝共連合が中心となって日本武道館で「WCAL(世界反共連盟)世界大会」を開催。74年5月に文鮮明が帝国ホテルで開いた「希望の日」晩餐会には岸の他、福田赳夫、安倍晋太郎ら40人の自民党国会議員と財界の要人が出席した。

 水面下での政治家工作も継続して行われてきた。秘書養成所訓練した信者が議員のもとに送り込まれ、秘書のほかにも事務所スタッフや選挙運動員として提供された。文鮮明は「まず秘書として食い込め。食い込んだら議員の秘密を握れ。次に自らが議員になれ」と指示、送り込まれた信者部隊はそれぞれの政治家の懐に入り込み、弱みを握った。

自民党を下支えする政治工作



 1979年2月、スパイ防止法制定を目指して生長の家ら6団体と勝共連合「スパイ防止法制定促進国民会議」を設立、同年6月からは生長の家に替わって勝共連合が主導し全国47都道府県で「スパイ防止法制定促進県民会議」を結成した。地方議会から決議を挙げ、同法の立法化を目指していた自民党を後押ししたのだ。同法案自体は廃案となったが特定秘密保護法として復活している。

 同様に、現在も家庭教育支援法や青少年健全育成基本法など様々な法整備制定や安倍政権の悲願である憲法改正への動きを様々な工作で下支えし憲法24条の家庭条項改正、への策動を進めている。

 1990年代初頭には衆参両院に約200人の「勝共推進議員」と呼ばれる議員がいたとされる。現在の日本会議系議員のような括りと同様のものだ。その勝共推進議員も東西冷戦の終結により激減することになる。存在意義が薄れた勝共連合との関係を断つ議員が続出、その影響力も次第に薄れていった。

 ところが2010年代に入って第二次安倍政権発足後、俄然息を吹き返してきたのだ。

 国際勝共連合会長就任前の昨年8月、政治家対策を担うUPF(天宙平和連合)梶栗正義会長は韓国で開かれた幹部集会の場で、現在の教団最高権力者・韓鶴子総裁にこう報告している。

「最近、日本は雰囲気が変わってきました。以前、勝共連合の活動が活性化していた時と同じような、その当時は200名を超える議員たちがご父母様に侍(はべ)っていたのですが、その時と同じような雰囲気が近づいています」

 この発言を裏付けるように、多くの国会議員が新たな現代版「勝共推進議員」と化している。

 2000年代後半に相次いだ教団系霊感商法販社の摘発。その追及が宗教法人格剥奪へ発展することを危惧した教団首脳は組織防衛のため、それまで怠っていた政治家対策に再び本腰を入れ始めた。その工作が露わになったのは第二次安倍政権発足以降のことだ。官邸筋の意向を受けて様々な策動を忠実にこなす見返りに、体制の保護や教団名変更などの便宜供与を受けているのではないかとの疑惑が様々な証拠を複合的に組み合わせることで浮かび上がってきたのだ。

 なぜ衰退傾向にあった勝共連合周辺が近年、活況を呈しているのか。この宗教系政治組織の策動と暗躍の背後には何があるのか。それを検証するには第二次安倍政権発足後の政権中枢・官邸筋との緊密関係を詳らかにし、どのようなギブ&テイクが横行してきたのかということを改めて繙いてみる必要がある。(文中敬称略)

<鈴木エイト(やや日刊カルト新聞主筆)・Twitter ID:@cult_and_fraud
すずきえいと●滋賀県生まれ。日本大学卒業 2009年創刊のニュースサイト「やや日刊カルト新聞」で副代表〜主筆を歴任。2011年よりジャーナリスト活動を始め「週刊朝日」「AERA」「東洋経済」「ダイヤモンド」に寄稿。宗教と政治というテーマのほかに宗教2世問題や反ワクチン問題を取材しトークイベントの主催も行う。共著に『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩選書)



































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/829.html

[経世済民129] 免震不正のKYBが「2年で交換」の無謀、ゼネコンは早くも白旗(週刊ダイヤモンド)
免震不正のKYBが「2年で交換」の無謀、ゼネコンは早くも白旗
https://diamond.jp/articles/-/183567
2018.10.29 週刊ダイヤモンド編集部 



10月19日の会見で謝罪と説明を行ったKYBの齋藤圭介取締役専務執行役員(右)と子会社のカヤバシステムマシナリーの廣門茂喜社長。Photo by Tomomi Matsuno

「現実問題、やりきれないよ」。ゼネコン幹部は、油圧機器大手KYBによる検査データの改ざんが発覚した建築用免震・制振用装置の交換工事に早くも白旗を揚げる。

 KYBは2020年9月までの約2年間、装置の新規受注を停止し、基準に適合しない製品をその間に全て交換する方針を決めた。

 同社は免震・制振用装置で国内シェア45%(17年度売上高ベース)を占め、納入先のゼネコンは25社前後に及ぶ。国の認定基準や顧客との契約の基準を満たさなかったり、改ざんの疑いがある装置を設置された物件の数は全国で約1000件、製品数にして約1万個に上る。

 建物の地下に設置される免震用は比較的交換しやすいが、各階の壁の中に埋め込まれた制振用の交換は容易ではない。設置個所の壁を取り壊すといった手間のかかる工事が発生する。

 その上、高級高層マンションなどに設置されるケースが多く、交換のために装置を運び込むのにも骨が折れる。出来上がった建物の屋上に装置を引き上げるクレーンを設置するのは難しい。となると、住宅用エレベーターで運ぶ手段が考えられるが、長さおよそ1〜3メートルの棒状の交換用装置を積み込むには、エレベーターの壁を外す必要も出てこよう。

とび職の確保も難儀

 20年の東京五輪・パラリンピックに向けて案件が詰まった建設業界では、人手不足が深刻。故に「交換作業をする鉄鋼とび職人は、日当5万〜10万円くらいの好条件でないと引き受けてくれないかも」と不正製品を納入した物件を抱えるゼネコン幹部は頭を悩ます。

 交換工事のコストは膨大になること必至だ。床面積900平方メートルのタワーマンションの例を挙げれば、制振用装置はワンフロアに10本程度が使われている。交換は1本につき装置代や工賃で100万〜数百万円、1棟丸ごと交換すると単純計算で億円単位になる。工期は各階につき1週間はかかるとみられ、工期中に住民がホテルなどへ滞在するコストものしかかる。

 不正装置であっても震度7程度の地震では倒壊の恐れがないことは確認済みだが、建物の所有者や住人からの早急な交換要請は必至。それに応えずに信頼を回復できるはずもない。2年弱で全て交換すると言う他ないのだろう。

 しかし、協力を求められるゼネコン側にすれば、明らかに非現実的な計画。ずるずると交換終了が遅れる可能性が高く、まさか「『データを再計算したら基準内だった』などとして、対象の件数を減らす裏業を繰り出すんだろうか」と訝るゼネコン幹部も。もちろん、問題を矮小化したりごまかしたりすることがあれば、信頼度はさらに落ちる。装置の検査データ改ざん発覚は他社にも広がるが、不正の代償はかくも大きい。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 松野友美)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/201.html

[政治・選挙・NHK252] 今回も始まった日本重罪新聞のキャンペーン(植草一秀の『知られざる真実』)
今回も始まった日本重罪新聞のキャンペーン
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-02b7.html
2018年10月29日 植草一秀の『知られざる真実』


日本経済新聞社とテレビ東京による10月26〜28日の世論調査で、2019年10月に予定する消費税率の10%への引き上げについて賛成が47%と、反対の46%を上回ったと報じられている。

日本経済新聞社による消費税増税キャンペーンがまた始まった。

日本経済新聞社は1997年度と2014年度の消費税増税に際して、大々的なキャンペーンを展開した。

その中心テーマは「消費税増税の影響軽微」だった。

過去2回の消費税増税に際して、日本経済新聞は、「消費税増税の影響軽微」の大見出しを1面トップに掲げる報道を、それぞれ複数回展開した。

私は、いずれもケースにおいても、「消費税増税の影響は甚大である」との見解を示し続けた。

1997年度の増税に際しては、経済企画庁が民間エコノミスト集めて定期的な懇談会を開いた。

この席上でも私は同じことを主張した。

現実に日本経済は消費税増税実施により、深刻な不況に突入した。

1997年度の場合には、消費税増税を契機に生産活動が急低下し、経済の先行き見通しの悪化を背景に株価も急落した。

資産価格下落は金融機関の不良債権問題を拡大させ、景気悪化=資産価格下落=不良債権問題拡大の悪循環が深刻化した。

1997年から1998年にかけて、重大な金融危機が発生したことを記憶されている人は多いだろう。

私は消費税増税を強行実施すれば金融危機を招く可能性が高いことを1996年初から訴え続けたが政府はこの警告を無視して消費税増税に突き進んだ。

経済企画庁は3ヵ月に1度の懇談会を開いていたが、消費税増税実施で日本経済の悪化が深刻になると、何の連絡もなく、懇談会開催を中止してしまった。いい加減なものである。

この1997年度の消費税増税に際して、日本経済新聞は「消費税増税の影響軽微」の大キャンペーンを展開したのである。

まったく同じことが、2014年度の消費税増税実施に向けても再現された。

日本経済新聞は、このときも「消費税増税の影響軽微」の大見出しを何度も掲載した。

安倍内閣は財務省と日本経済新聞による「消費税増税の影響軽微」の大キャンペーンに乗せられて消費税増税に突き進んだ。

しかし、結果は、このときも「消費税増税の影響は甚大」だった。

私は2014年版TRIレポート『日本経済撃墜』(ビジネス社)に、消費税増税が日本経済を不況に転落させるとの見通しを記述した。

そして、現実に日本経済は史上最悪のマイナス成長に転落したのである。

消費税増税の影響は甚大だった。

この教訓があるために、その後は、安倍首相が消費税増税に慎重になった。

その後の安倍首相は、消費税増税延期を選挙に活用するようになり、過去2回の選挙で、有利な結果を得てきた。

このことから、2019年においても、夏の選挙直前に消費税増税延期の方針を決定する可能性が高いと考えられる。

元日本経済新聞経済部長でテレビ東京副社長(当時)の池内正人氏は、インターネット上のサイト「あらたにす」に、次のように記述した。

「大新聞が得意の世論調査をやればいい」

「これが国政選挙の場合だったら、この種の世論調査は不可能だ。選挙法に触れるかもしれない。しかし一政党内の選挙ならば、規制する法律はないと思う」

これは、2010年9月14日に実施された民主党代表選に関して述べられたものだ。

菅直人氏と小沢一郎氏との間で戦われた民主党代表選だ。

この選挙で小沢一郎氏が正当に勝利していれば、日本の歴史は違ったものになっている。

民主党政権は息を吹き返し、日本政治構造の大刷新が実現していただろう。

しかし、だからこそ不正選挙が行われた。

日本の支配者は小沢−鳩山ラインを潰して、新たな基軸を菅−岡田ラインに変えた。

この方針が米国によって定められたことはウィキリ−クスの情報によって明らかにされている。

日本経済新聞とテレビ東京にとって、世論調査とはこの種のものなのである。

「得意の世論調査」で情報を操作する。

消費税増税に賛成47%という調査結果を信用することはまったくできない。

日本経済新聞は日本重罪新聞に名称を変えた方がいいと思う。


















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/832.html

[政治・選挙・NHK252] 今回も始まった日本重罪新聞のキャンペーン(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
1. 赤かぶ[917] kNSCqYLU 2018年10月29日 14:14:22 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[331]

消費税増税「賛成」47%、内閣支持横ばい 本社調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37046310Y8A021C1000000/
2018/10/28 18:01 日経新聞

日本経済新聞社とテレビ東京による26〜28日の世論調査で、安倍内閣の支持率は48%となり、前回の10月初旬の緊急調査の50%と横ばいだった。不支持率も42%と横ばいだった。2019年10月に予定する消費税率の10%への引き上げについて賛成が47%と、反対の46%を上回った。

 

前回調査は2日の第4次安倍改造内閣の発足と自民党役員人事を受けて緊急に実施し、内閣支持率は50%に下がった。党総裁選直後の9月の定例調査では55%だった。

政府は消費税率を引き上げる際に飲食料品や新聞などに8%の軽減税率を適用する方針だ。この方針を「評価する」は49%で、「評価しない」の45%と拮抗した。

政府が中小店舗でキャッシュレス決済した時にポイント還元する期間限定の政策を検討していることについては反対が60%。賛成は31%にとどまった。

政府が人手不足の分野で外国人労働者の受け入れ拡大を検討していることについて賛成が54%と、反対の37%より多かった。外国人労働者の日本での永住についても賛成が54%にのぼり、反対の34%を上回った。

安倍晋三首相が意欲を示す憲法改正の国民投票の時期はいつがいいか聞いたところ「憲法改正には反対だ」が最多の37%だった。「2021年以降」が24%、「19年中」が16%、「20年中」が12%だった。首相が7年ぶりに中国を公式訪問したことを「評価する」が71%で、「評価しない」の20%を大きく上回った。

安倍内閣を支持する理由(複数回答)を聞いたところ「安定感がある」が39%、「国際感覚がある」が35%、「指導力がある」が24%だった。不支持の理由(複数回答)では「人柄が信頼できない」が53%と最も多かった。

首相に期待する政策(複数回答)で最も多かったのは「社会保障の充実」で48%。「景気回復」が43%、「教育の充実」が31%、「財政再建」が30%、「外交・安全保障」が26%だった。「憲法改正」は9%にとどまった。

調査は日経リサーチが26〜28日に全国の18歳以上の男女に携帯電話も含めて乱数番号(RDD方式)による電話で実施。985件の回答を得た。回答率は45.5%。


◆本社定例世論調査

(10/26〜10/28に実施。単位%、カッコ内は10/2〜10/3の前回調査。四捨五入したため合計が100%とならない場合がある。内閣支持率は「いえない・わからない」と答えた人に「お気持ちに近いのはどちらですか」と再度聞き、政党支持率は「いえない・わからない」「支持政党なし」と回答した人に「強いて言えばどの政党に好意を持っていますか」と再度聞いて、それぞれの回答を反映している。

※キャプチャー

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37046310Y8A021C1000000/?df=2



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/832.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 今回も始まった日本重罪新聞のキャンペーン(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
2. 赤かぶ[918] kNSCqYLU 2018年10月29日 14:21:28 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[332]

憲法改正、反対9ポイント増 慎重論強まる 本社世論調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37046920Y8A021C1PE8000/?n_cid=DSREA001
2018/10/29 1:35 日経新聞

日本経済新聞社の26〜28日の世論調査で、安倍晋三首相(自民党総裁)が意欲を示す憲法改正への慎重論が強まった。国民投票の時期はいつがいいか聞いたところ「憲法改正には反対だ」が最多の37%で、前回の10月初旬の緊急調査の28%より9ポイント増えた。「2021年以降」が24%、「19年中」が16%といずれも前回より2ポイント減り、「20年中」は12%と4ポイント減少した。

首相は24日の所信表明演説で「憲法審査会において、政党が具体的な改正案を示すことで、国民の理解を深める努力を重ねていく」と述べた。

立憲民主党や共産党などの野党は自民党の改憲案に反対している。

首相に期待する政策(複数回答)で最も多かったのは「社会保障の充実」で48%。「景気回復」が43%、「教育の充実」が31%、「財政再建」が30%、「外交・安全保障」が26%だった。「憲法改正」は9%にとどまった。

安倍内閣を支持する理由(複数回答)は「安定感がある」が39%、「国際感覚がある」が35%、「指導力がある」が24%、「自民党中心の内閣だから」が23%だった。

不支持の理由(複数回答)では「人柄が信頼できない」が53%と最も多かった。「自民党中心の内閣だから」が40%、「政策が悪い」「政府や党の運営の仕方が悪い」がともに32%だった。


















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/832.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 今回も始まった日本重罪新聞のキャンペーン(植草一秀の『知られざる真実』) 赤かぶ
3. 赤かぶ[919] kNSCqYLU 2018年10月29日 14:27:22 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[333]

外国人受け入れ「賛成」54% 日本永住も過半が支持  本社世論調査
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37047070Y8A021C1PE8000/?n_cid=DSREA001
2018/10/28 23:00 日経新聞

日本経済新聞社の世論調査で、人手不足の分野での外国人労働者の受け入れ拡大について賛成が54%と半数を上回った。外国人労働者の日本での永住に関しても賛成が54%にのぼり、反対の34%を上回った。18〜29歳の6割超が賛成するなど年齢が低いほど賛成意見が多かった。自民党支持層より、野党第1党の立憲民主党の支持層で賛成意見が目立った。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/832.html#c3
[政治・選挙・NHK252] 野党は臨時国会で追及すべき問題の優先順位を間違えるな  天木直人 
野党は臨時国会で追及すべき問題の優先順位を間違えるな
http://kenpo9.com/archives/4364
2018-10-29 天木直人のブログ


 ただでさえ不毛な国会であるのに、どう考えても不毛で終わりそうな臨時国会が始まった。

 今日の午後から始まる代表質問などは、各党代表の一方的な自己主張に過ぎないから、聞かなくても分かるほど不毛だし、個別委員会になってしまえば報道されないから、どんなに追及しても国民には伝わらない。

 だから予算委員会が勝負なのだ。

 ところが、その予算委員会すらあっという間に終わる。

 与野党対立になれば、すぐに議論が止まり、あとは国会対策委員たちの不透明な駆け引きに持ち込まれる。

 そして、ただでさえ短い会期にもかかわらず、安倍首相の外遊はとどまる事を知らない。

 だから野党はよほど慎重に予算委員会に臨まなければいけない。

 質問の優先順位を絞り、選挙でなく、国会質問における、野党共闘を行わなければいけない。

 ところが、野党は今国会では、入管法改正を真っ先に取り上げるという。

 これは大きな間違いだ。

 そもそも、突如として浮上した入管法の改正は、与野党の対立法案となるべきものではない。

 外国労働者の受け入拡大は、労働人口の減少からくる不可避的な問題で、規制するか、しないかというより、どこまで認め、認めた外国人労働者の人権をどう守るかだ。

 そもそも、外国労働者の受け入れ拡大は移民政策につながるものであり、日本のこれまでの政策の大転換だ。

 保守の自民党こそ異論が出るテーマだ。

 だから野党は自民党の議論を見極めたあとで追及すればいい、

 あるいは拙速を避けろと突き放すだけでいいのだ。

 野党が移民拡大に反対するなら洒落にもならない。

 いつから右翼になったのだと冷やかされて終わるのがオチだ。

 それよりも安倍首相を追い詰められる優先度の高いテーマは山ほどある。

 国民の大半が望まない自衛隊明記の憲法9条改憲がそれだ。

 それ以上に国民が関心を持つのが生活に直結する消費税導入だ。

 この問題は国民が一番関心を持つテーマだ。

 その消費税増税案が、支離滅裂で、複雑で、矛盾満載の悪しき増税だ。

 徹底的に追及すれば消費税増税など出来なくなり、言い出した安倍首相の致命傷になる。

 おまけに来年1月から始まる日米交渉がある。

 ついにトランプ大統領は日本が市場開放しなければ日本車に20%の関税をかけると言い出した。

 何のための日米貿易交渉だったのか。

 安倍・トランプの信頼関係は何だったのかと怒鳴りつければいい。

 そして、やはり何といってもモリカケ疑惑だ。

 次々とあらたな不都合な事実が明らかにされつつある。

 こうして考えれば、どれひとつとってみても安倍首相は追い込まれる。

 短い今度の臨時国会の会期であっても、追及する時間は十分あるはずだ。

 不毛な臨時国会を面白くするのは野党共闘の本気度と力量次第である。

 野党もまた試されている(了)



<臨時国会>立憲・枝野氏、文書改ざんただす 代表質問開始
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000044-mai-pol
10/29(月) 13:53配信 毎日新聞

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が29日午後、衆院本会議で始まった。立憲民主党の枝野幸男代表は質問の冒頭で、大島理森衆院議長の7月の談話で財務省の決裁文書改ざん問題などが「議院内閣制の前提を揺るがす」とされたことが、首相演説で言及されなかった点をただす。一方、国民民主党の玉木雄一郎代表は、北方領土問題に関し「2島返還」の交渉加速を首相に提案する。

 首相の自民党総裁3選、2日の内閣改造後の国会論戦は初めて。枝野氏が政権の体質を問う姿勢を示すのに対し、玉木氏は「2島(歯舞、色丹)返還と、国後島、択捉島の自由往来を勝ち取ることが現実的解決だ」と求める。日米地位協定の改定を主張するなど、提案も多い質問となる。

 枝野氏は、外国人労働者を増やすための入管法改正について、受け入れ態勢が不十分だとして「見切り発車」と指摘。「日本の人権レベルが国際社会から問われかねない」と述べて首相に対策を促す。また、「首相が否定してきた移民受け入れ政策への転換とどう違うのか」とただす。

 首相が演説で憲法改正議論を与野党に呼びかけたのに対し枝野氏は「憲法の本質は国家権力を縛ること。縛られる側の中心の首相が先頭で旗を振るのは論外」などと追及する。

 米国と交渉入りで合意した日米物品貿易協定(TAG)については、枝野氏も玉木氏も政府の「自由貿易協定(FTA)ではない」との説明を疑問視。FTAとの明確な違いの説明を求める。

 自民党からは稲田朋美筆頭副幹事長が質問に立ち、災害対策、外交問題などへの政府の取り組み方針を確認する。稲田氏は政権運営への意気込みや憲法改正への意欲を尋ねる。

 衆院本会議での代表質問は29、30の両日に行われる。30日は公明党、衆院会派「無所属の会」、共産党、日本維新の会が質問する。【青木純】





















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/834.html

[国際24] 安全保障同盟でアフガニスタン、パキスタン、タジキスタンに加わる中国(マスコミに載らない海外記事)
安全保障同盟でアフガニスタン、パキスタン、タジキスタンに加わる中国
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-cfdc.html
2018年10月29日 マスコミに載らない海外記事


Peter KORZUN
2018年10月25日
Strategic Culture Foundation

 アメリカ合州国のアフガニスタン戦争は18年目に入ったが、終わりは見えない。交渉が始まり、終わり、戦略や戦術が考え出され、試されるが、全て無駄で - 何も機能しない。アメリカ国民は、この戦争にうんざりしており、アメリカの資源は徐々に奪われている。2016年の大統領選挙戦中、トランプは、アメリカにとって勝利も恩恵もないこの紛争に対する根本的な新たな取り組みで選挙運動をした。約束を守るべき時期だ。

 アフガニスタンの407の地区で、政府支配下にあるものの数は、2016年5月の66%から、今年の56%に減った。アメリカは、とにかく失敗しているのだ。欧米軍事介入に対するアフガニスタン人の反感も要素も考慮に入れるべきだ。アフガニスタン内のアメリカ最高司令官ジョン・ニコルソン陸軍大将が、昨年、上院軍事委員会で、アフガニスタンの状況を安定させるためには更に数千人の兵士が必要だと述べた。約8,400人のアメリカ軍兵士と、6,400人のNATO兵士がアフガニスタンに駐留している。アメリカ合州国はいくつかの紛争に同時に関与しているが、この全てで圧勝するのは不可能だ。二兎を追うもの一二兎を得ず。アフガニスタンから撤退すれば資源が使えるようになり、支出も減る。

 ワシントンは、中国を世界的ライバルとして注目しており、イランに対し武力を行使する可能性も排除していないが、アメリカは、アフガニスタン国内で軍事駐留を維持する必要はない。アメリカが撤退しても、アフガニスタンが大混乱に陥ることを意味するわけではない。まったく逆で、紛争で荒廃したこの国にずっと近くにある国々に、アフガニスタンを、果てしない泥沼から引き上げる好機があるのだ。

 中国がより大きな役割を演じられるのは確実だ。結局、平和なアフガニスタンは、アジア開発銀行と北京のアジアインフラ投資銀行に支援されている一帯一路構想(OBI)プロジェクトの利益を更に推進するのだ。ロシア、インド、パキスタン、イランとタジキスタンも、この取り組みに参加可能なはずだ。中国とパキスタンは、中国-パキスタン経済回廊 (CPEC)を、アフガニスタンへの拡張を申し出ている。上海協力機構(SCO)と集団安全保障条約 (CSTO)が、手を貸すべく踏み込めるはずだ。タリバンは会議に参加するよう説得可能なはずだ。2018年6月、上海協力機構(SCO)会議での講演で、習近平国家主席はこう述べた。“アフガニスタンにおける平和と再建を支援するため、SCO-アフガニスタン・コンタクト・グループの役割を十分に発揮させる必要がある。”

 2016年8月、中国とパキスタンとアフガニスタンとタジキスタンが軍事同盟を形成した - 四国間協力協調機構(QCCM)で - 加盟諸国の対テロ活動と諜報活動を共有するのが狙いだ。中国はイスラム国家ではないが、パキスタン国境近くのイスラム教徒が支配的な石油の豊富な新疆省で、少数民族集団のイスラム主義過激派と戦っている。四カ国の国軍の参謀総長が、この集団の狙いを推進するため、毎年会合する。パキスタンと中国は大規模な経済協力を行っている。この両国は、戦略的提携を構築する途上にある。

 中国とパキスタンとロシアが、アフガニスタンを安定化させるための提携締結に向けて少しずつ進んでいるという最近の報道もある。ウズベキスタン-パキスタン安全保障同盟も出現しつつあると報じられている。10月18-20日、この“戦略的”関係の進展に拍車をかけるためのシャブカト・ミルズィヤエフ大統領との会談で、ロシアのプーチン大統領がウズベキスタンを訪問した。両国には共通の敵がある。2014年に、ウズベキスタン・イスラム運動が「イスラム国」との提携を誓ったのだ。シリアやイラクや他の場所で闘うため、約1,500人のウズベク人が、この集団に参加している。今やこの聖戦戦士集団は、いたるところで打ち負かされているので、これら志願兵は帰国するものと想定されている。昨年ウズベキスタンは12年間で初めてのロシアと共同軍事演習を行った。

 いくつかの軍事的な準備も行われている。中国はバダフシャーン州でアフガニスタン国軍基地を建設している。これでタジキスタンは、中国-アフガニスタン軍事協力の不可欠な部分となる。中国と短い国境を共有している県は車では通れない。もし中国軍兵士がアフガニスタンに入れば、国連安全保障理事会の承認無しで、こうした作戦を北京が行うことになるので画期的な出来事だが、QCCM同盟国を招待したアフガニスタン政府の要求なので、それでも依然合法的だ。

 7月、ロシアとタジキスタンはバダフシャーン州で共同演習を行った。ロシアは最近タジキスタンとキルギスタンの軍事基地を強化した。約7,000人のロシア軍兵士が、集合的に、第201軍事基地として知られている - ドウシャンベと、ドウシャンベから約100キロのクルガン・テッパ、二つの軍事施設に駐留している。タジキスタンは、ロシア率いるユーラシア経済連合内での役割を検討している。

 アフガニスタンでの紛争は余りにも長く続いている。アメリカは試み、失敗した。アメリカは立ち去り、他の国々に、この喫緊の国際問題を解決させるべき時期だ。アフガニスタンは見捨てられてはならない。平和への新たな希望を与えることこそ正しい行動だ。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2018/10/25/china-joins-afghanistan-pakistan-tajikistan-security-alliance.html

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/415.html

[政治・選挙・NHK252] 疑惑追及には「私人」外遊は「総理夫人」?ふざけるな!  
疑惑追及には「私人」外遊は「総理夫人」?ふざけるな!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_256.html
2018/10/29 10:53 半歩前へ

▼疑惑追及には「私人」外遊は「総理夫人」?ふざけるな!

 本当に、この新聞はやらしい。「積極展開した夫人外交」ー。こんな見出しをつけて朝日がまた、ゴマをすり始めた。読売や産経ならわかるが、朝日までこんな記事を書く必要があるのか?

 どうしても書きたいなら、しっかりワサビを効かせた記事を書いてもらいたい。

 安倍昭惠は森友学園への国有地の激安払い下げ事件や加計疑惑で追及を受けそうになると「私人」に変身。
 
 政府専用機で海外に遊びに行く時は、「外交」だから「ファーストレディー」だと? おふざけは顔だけにしてくれ!

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キモイ朝日の記事がこれ。

 7年ぶりとなる日本の首相の単独訪中で、安倍晋三首相夫人の昭恵さんも積極的に「ファーストレディー外交」を展開した。驚いたり、歌ったり、慌ただしく北京の街を駆け抜けた。

詳しくはここをクリック
https://www.asahi.com/articles/ASLBV7GZSLBVUHBI036.html


昭恵氏「これから何度も北京へ」 積極展開した夫人外交
https://www.asahi.com/articles/ASLBV7GZSLBVUHBI036.html
2018年10月28日21時07分 北京=平井良和、宮嶋加菜子 朝日新聞


北京市内の障害者のリハビリセンターを訪れ、患者らと交流する安倍晋三首相の妻・昭恵さん(左から2人目)=18年10月26日午前、平井良和撮影


マラカスを持ってリハビリセンターの患者らと音楽で交流する安倍晋三首相の妻・昭恵さん=18年10月26日、北京、平井良和撮影


北京市内の障害者のリハビリセンターを訪れ、患者らと交流する安倍晋三首相の妻・昭恵さん(前列左から2人目)=18年10月26日午前、平井良和撮影


ベージュ色のコートを着て故宮を訪れた安倍昭恵さん=18年10月26日、北京、宮嶋加菜子撮影


故宮での特別展示を見学後、中国メディアのインタビューに答える安倍昭恵さん=18年10月26日、北京、宮嶋加菜子撮影


環境NGOの事務所で笑顔を見せる安倍昭恵さん(右から2人目)=18年10月25日、北京、宮嶋加菜子撮影


視察先で安倍昭恵さんが渡したお礼の品は、長野県松本市の伝統工芸品「松本てまり」だった=18年10月25日、北京、宮嶋加菜子撮影

 7年ぶりとなる日本の首相の単独訪中で、安倍晋三首相夫人の昭恵さんも積極的に「ファーストレディー外交」を展開した。驚いたり、歌ったり、慌ただしく北京の街を駆け抜けた。

 北京の空港に到着して2時間後の25日午後5時、昭恵さんは北京市内の環境NGO事務所に姿を見せた。触れると壁の絵が光る仕掛けを体験した昭恵さんが声を出して驚くと、スタッフは大喜び。中国語で書かれたパンフレットを渡され、「もらっていきます。何が書いてあるか読めないけど……」とはにかみ、受け取った。

 2日目の日程は首相と一緒に出席する昼食や夕食会のほか、単独で4カ所を回る過密ぶり。首相より早く始動し、午前8時20分過ぎには最初の視察先のリハビリセンターへ到着。患者らとマラカスを振って歌うなどして交流した。

 世界遺産の故宮では特別展示を…

残り:259文字/全文:597文字





















































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/835.html

[政治・選挙・NHK252] <衆院代表質問>枝野代表「総理、憲法とは何か、一から学び直して下さい!総理が先頭に立って旗を振るのは論外!」




【枝野幸男】代表質問 衆議院本会議 2017年11月20日


一般質疑削減、野党反発 高市氏私案、本会議ずれ込み
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201810/CK2018102902000279.html
2018年10月29日 東京新聞 夕刊

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が二十九日午後、衆院本会議で始まる。首相が九月の自民党総裁選で連続三選され、第四次安倍改造内閣が発足した後、国会で質疑に臨むのは初めてで、与野党の論戦が本格化する。

 野党側は、自民党の高市早苗議院運営委員長が公表した一般質疑の削減などの国会改革私案に反発し、撤回を要求。高市氏は最終的に応じたが、いったん拒否するなど協議が長引き、午後一時の予定だった本会議開会はずれ込んだ。

 質問一番手の立憲民主党の枝野幸男代表は、外国人労働者の受け入れを拡大するため、政権が今国会での成立を目指す入管難民法改正案を巡り、職場環境、日本語習得体制、住宅問題などの課題を指摘。首相に対策の説明を求める。

 首相が演説で、改憲に重ねて意欲を示したことには「憲法の本質は、国家権力を縛ることにある。縛られる側の首相が旗を振るのは論外だ」と批判する。

 米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設に伴う名護市辺野古(へのこ)への新基地建設問題では、沖縄県知事選で政権が推す候補が反対派に完敗した後、県による埋め立て承認撤回への対抗措置に出たことについて「沖縄が示した民意は、あなたにとって民意ではないのか」と追及する。

 首相が演説で、森友学園を巡る財務省の決裁文書改ざんや、自衛隊の日報隠蔽(いんぺい)問題など一連の不祥事に触れなかったことも指摘。大島理森(ただもり)衆院議長が七月、政権に注文を付ける異例の所感を公表したことを取り上げ、首相に見解を示すよう迫る。 (村上一樹)
















































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/836.html

[経世済民129] 夫婦の年金「繰り上げか、繰り下げか?」3つの判断基準(マネーポスト)
夫婦の年金「繰り上げか、繰り下げか?」3つの判断基準
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181029-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/29(月) 16:00配信 女性セブン2018年11月1日号


最適な年金受給開始は夫婦によって異なる(イラスト:鈴木みゆき)


 年金は繰り上げ・繰り下げのどちらを選ぶべきか──。繰り上げ受給をすれば、通常(65才)より早く受け取れる代わりに年金額が減額される(「1か月ごとに0.5%」ずつ、1年で6%の減額)。反対に、繰り下げ受給は、本来受け取れる時期より遅くもらうかわりに年金額が大幅アップする(「1か月ごとに0.7%」ずつ、1年で8.4%の増額)。最大5年間繰り上げると受給額は30%減額となり、5年間繰り上げると42%の増額となる計算だ。

 厚労省の最新調査(2016年)によると、「繰り上げ」を選択した人は34.1%、「本来の65才受給」の人は64.5%、「繰り下げ」を選択した人は「1.4%」。すでに年金を受給している人の中では、圧倒的に「繰り下げ」を選択した人が少ないのが実情だ。

 繰り上げ・繰り下げかを判断する最大の判断基準になるのは、「自分が何才まで生きるか」という「予測寿命」に他ならない。

 参考になるのは、まず現在の体調だ。持病や病歴、生活習慣を検討してみてほしい。あとは、両親と祖父母、曾祖父母が何才で亡くなったか(または、まだ存命であるか)が大きな参考になるだろう。寿命が遺伝的影響を強く受けることは、科学的にもはっきりしている。

 次に目安となるのが「65才時点の貯金額」だ。貯金が充分にあれば、受給開始を繰り下げて年金額を増額し、ゆとりある老後を目指せる。標準的な夫婦が平均寿命まで生きるとしたら、おおよそ2000万円以上の貯金があれば、年金と合わせて、老後は心配せずに暮らせるといえるだろう。

 3つ目の判断基準が、「何才まで働くか」だ。どれぐらい現金収入が期待できるかで、繰り上げ・繰り下げの戦略は変わる。

 夫婦2人で年金以外の収入(労働収入だけでなく、投資による収入や子供からの仕送りなども含む)が「月に25万円以上」ある状態を、何才まで維持できるのかを考えていただきたい。

 具体的なケースを見ていこう。もし夫婦の平均の予測寿命が「77才以下」ならば、問答無用で、「繰り上げ受給」を選択するべきだ。

 寿命が「95才以上」の長生き家系で、貯金が65才時点で2500万円を見込み、65才まで月収25万円以上で働くつもり、という夫婦の場合、「繰り下げ受給」をして、長生きのリスクに備えて年金を増やした方がいい。

「夫の年金があれば70才まで暮らしていける」という世帯であれば、妻の年金だけ繰り下げるという方法もある。その逆で、「60〜64才で生活費が少しだけ足りない」という夫婦なら、妻の年金だけを繰り上げるのも手だ。「年金博士」こと、ブレインコンサルティングオフィスの北村庄吾さんが語る。

「繰り上げも繰り下げも、年金事務所への申請が必要です。また、どちらも一度請求すると、取り消しも変更もできません。慎重に検討しましょう」

 年金は、あなたの選択で大きく変わる。政府に任せきりではなく、賢い選択が求められている。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/202.html

[政治・選挙・NHK252] 日中首脳会談「3原則」の大ウソ 安倍首相は米中で信頼失う(日刊ゲンダイ) 


日中首脳会談「3原則」の大ウソ 安倍首相は米中で信頼失う
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240535
2018/10/29 日刊ゲンダイ


習国家主席と握手する安倍首相(代表取材・共同)、トランプ大統領(左)はカンカン

「これからの日中関係の道しるべとなる3つの原則を確認した」――。安倍首相が日中首脳会談の“成果”をこう強調していることに対し、外務省が火消しに躍起になっている。安倍首相は習近平国家主席や李克強首相との会談で、今後の日中関係について「競争から協調」「互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制の発展」の3原則を確認したといい、首相官邸フェイスブックで発信したり、フジテレビのインタビューでもアピールしたりしていた。

 ところが、外務省は先週26日、〈一連の会談で『3原則』との言葉でこれら諸点に言及したことはない〉と否定する文書を発表。翌27日にもわざわざ記者に「『3原則』とは言っていない」と念押ししたほどだ。

「首脳会談で決まった内容は条約に匹敵するほど重い。外務省が否定しているということは、日中間で合意には至っていないということ。恐らく功を焦った安倍首相がつい口を滑らしたのでしょう。仮に中国側が『そんな原則は決めていない』と発表したら、大変な問題になりますよ」(元外交官の天木直人氏)

 日中関係の改善は結構だが、そもそも対中関係を悪化させてきた張本人は安倍首相自身だ。2012年末に政権に返り咲いて以降、「中国脅威論」をタテに防衛費を拡大させ、尖閣上陸を念頭に自衛隊内に離島奪還専門部隊の「水陸機動団」を発足させた。中国包囲網を築くため、中国を取り囲むようにモンゴルや中央アジアなどにカネをバラまき、中国主導の現代版シルクロード構想「一帯一路」を牽制してきたのだ。今まで敵意ムキ出しだった男が突然、「3原則」を言っても中国側が信用するはずがない。

 外務省が「3原則発言」に神経をとがらせているワケは他にもある。米国との関係だ。中国と激しい貿易戦争を繰り広げているトランプ大統領が、習近平国家主席と笑顔で握手しながら「やっぱり保護貿易はダメだ」なんて笑っている安倍首相の姿を見たらどう動くか。トランプ大統領は早速、日本が市場を開放しない場合、日本車に20%の関税をかけると警告しているが、年明けに始まる日米貿易交渉でも影響が出るだろう。

〈トランプ氏の盟友、日本の首相が中国首脳にすり寄ろうとしている〉。米ワシントン・ポスト紙は日中首脳会談の様子をこう報じていたが、米国が強ければ対米従属し、中国の力が強くなれば中国にも尻尾を振る。日本としての確固たる信念も何もない。米中のどちらにもいい顔をした結果、日本だけがババを引くことになりかねないだろう。一体、どこが「外交のアベ」なのか。
































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/837.html

[政治・選挙・NHK252] <衆院代表質問>枝野代表「総理、憲法とは何か、一から学び直して下さい!総理が先頭に立って旗を振るのは論外!」 赤かぶ
1. 赤かぶ[920] kNSCqYLU 2018年10月29日 17:37:36 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[334]









http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/836.html#c1
[政治・選挙・NHK252] <衆院代表質問>枝野代表「総理、憲法とは何か、一から学び直して下さい!総理が先頭に立って旗を振るのは論外!」 赤かぶ
2. 赤かぶ[921] kNSCqYLU 2018年10月29日 17:57:17 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[335]

【衆院本会議】枝野代表が安倍総理の所信表明に対し代表質問
https://cdp-japan.jp/news/20181029_0999
2018年10月29日 立憲民主党



 衆院本会議で29日、安倍総理の所信表明演説などに対する各党の代表質問が行われ、立憲民主党・市民クラブを代表して枝野幸男代表が質問に立ちました。質問全文は以下のとおりです。

      所信表明に対する代表質問

                         立憲民主党・市民クラブ 枝野幸男

 私は、立憲民主党・市民クラブを代表して、総理の所信に対し質問します。

【議長談話】

 先の通常国会の閉会後、大島議長は、「今国会を振り返っての所感」という談話を出されました。

 談話は、「立法府と行政府の間の基本的な信任関係に関わる問題」や「国政に対する国民の信頼に関わる問題」が数多く明らかになり、「民主的な行政監視、国民の負託を受けた行政執行といった点から、民主主義の根幹を揺るがす」としています。その上で、「森友問題をめぐる決裁文書の改ざん問題」、「裁量労働制に関する不適切なデータの提示」、「陸上自衛隊の海外派遣部隊の日報に関するずさんな文書管理」を具体的に指摘し、「立法府の判断を誤らせるおそれがあるものであり、」「議院内閣制の基本的な前提を揺るがす」とまで述べ、政府に対し、「経緯・原因を早急に究明する」ことと、「再発の防止のための運用改善や制度構築」を強く求めています。

 ところが、過日の所信演説では、議長談話について、そして、そこで指摘されている改ざん問題や文書管理について、何の言及もありませんでした。「国権の最高機関」とされている国会の議長が示した談話に、何のコメントもないことには強い憤りすら感じます。

 総理は、議院内閣制の前提を揺るがした最高責任者として、議長の指摘にどう答えるのか。行政府の長として、この立法府の場において、責任をもって明確に答弁下さい。

【災害対策】

 今年は、大阪北部地震、西日本豪雨災害、台風21号、そして北海道胆振東部地震など、大きな自然災害が相次いでいます。改めて、亡くなられた方々に哀悼の意を表するとともに、被害にあわれた皆さんにお見舞いを申し上げます。

 ようやく、これら災害に対処するための補正予算が提出されました。

 北海道の地震からすでに約2カ月、西日本の豪雨からは実に4カ月近く過ぎています。私たちは、それぞれの災害直後から、復旧に向けた補正予算を早期に編成するよう強く求め、通常国会閉会後は臨時国会の召集を要求してきました。しかし、政府与党は、そのたびに予備費がある、総裁選挙を行っているなどの理由で、補正予算の編成を先延ばしにしてきたのです。

 関係自治体には、補正予算の裏付けがないと、思い切った対策や計画を進めにくいという事情があります。この間の対応は遅きに失したものであり、「被災地置き去り」と言われても仕方ありません。

 補正予算の編成が遅れたことによって問題は生じていないと思っているのか、総理の認識をうかがいます。

 私は、先週、北海道の奥尻島を訪ねました。

 奥尻島は、1993年の北海道南西沖地震によって198名の人命が失われ、300戸以上の家屋が全壊するなど、甚大な被害を受けました。それから25年が経過した今日、島は表面上、被害から立ち直っているようにも見えます。また、島の皆さんは、高齢化・人口減少が進む中、災害の記憶を胸に、地域が一体となってまちおこしに取り組んでいます。

 しかし、詳しく話をお聴きすると、国などからの予算措置があったとはいえ、この間の町の財政負担が膨大な規模にのぼり、防災拠点となるべき町役場をはじめ老朽化したインフラ整備の予算が確保できないなど、今なお災害の影響が大きく及んでいることがわかります。

 大災害が発生した直後は、世の中の注目や関心も高く、政治や行政、そしてボランティアなど民間の対応も比較的多く行なわれているのに対し、復旧の段階から復興段階に移っていくにつれて、徐々に世の中の関心も薄れがちです。しかし、被災者や地域が元の姿を取り戻すには、本当に長い時間がかかることを改めて痛感しました。

 長期にわたる復興の取り組みを息長く応援していくことこそ、政治に携わる者の責任です。奥尻島や阪神・淡路大震災の被災地、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故、そして熊本地震など、常に被災地に寄り添い続けること、そして今年の相次ぐ自然災害に対しても息の長い支援を続けていくことを、立憲民主党としてお約束するとともに、政府にもこうした姿勢を強く求めます。

【経済政策】

 この間、企業の内部留保が過去6年連続で増え続け、2017年度では過去最高の446兆円となりました。しかし、企業の稼ぎから働く人に回る労働分配率は、43年ぶりの最低水準となっています。金融緩和と円安によって、大企業と輸出企業の業績は向上しているものの、6年経っても働く人たちに行きわたっていません。

 自民党総裁選挙において総理は、「企業に3%の賃上げを要請」し、「多くの企業が3%を引き受けてくれた」と繰り返し発言しました。9月16日のNHK討論番組では、「今年の春闘で、一般の企業については7割以上で3%の賃上げが行われた」と一歩踏み込んだ説明をしています。

 しかし、企業の賃上げについて経団連が4月に公表した調査結果では、「2%を超える企業が76.3%」と記載されており、「3%以上で76%」の数字は見当りません。連合の調査結果による賃上げ率は平均2.07%であり、厚生労働省の調査結果でも平均2.26%です。総理の説明は、これらの実態と食い違っています。

 「一般の企業について7割以上で3%の賃上げ」という具体的な根拠について、総理の答弁を求めます。

 所信表明では、雇用情勢についても、就職率や有効求人倍率の改善を述べていましたが、同じ演説の中で、「この五年間、生産年齢人口が450万人減」っていること、その中で、女性の就業者が増えているとはいえ200万人にとどまっていることも認めており、経済政策の成果ではなく、人口動態の変化こそ、雇用情勢が好転しているように見える主たる要因です。

 このように、総理が、まやかしとも言って良いような水増しされた成果を強調しても、多くの国民は、豊かさや経済成長、暮らし向きの改善を実感していません。都合の良い数字ばかりが並んでも、中身が伴っていない以上、多くの国民がこうした認識を持つことも当然だと思いますが、総理は、こうした国民の実感についてどう考えているのか、見解を求めます。

 大企業や富裕層など「強い者、豊かな者」をさらに強く豊かにすることで社会全体を引っ張り上げる。そうすれば、いずれ豊かさが国民各層に滴り落ちる。こうした昭和の高度成長をもたらした「上から」の経済政策は、時代遅れになっています。

 経済低迷の主たる原因は消費の低迷であり、その背景には、将来不安や、格差の拡大による「消費したくても消費できない」貧困層の増加があります。

 私たちは、将来不安の解消に向けて大きな需要がありながら、低賃金で人手不足が慢性化している分野、象徴的には保育や介護などの分野における賃金底上げに、限られた財源を優先的に配分すること、そして、適切な所得再分配政策を推進することこそが、新しい時代の経済政策だと、一貫して主張しています。詳細は、本年7月20日の本議場における演説で申し上げましたので繰り返しませんが、今後の委員会審議などを通じて、この方向性に基づき、より具体的な論戦を挑んでまいります。

【消費税引き上げ】

 政府は、来年10月に、消費税率を現行の8%から10%に引き上げることを閣議決定しました。

 総理は2年前、消費税率引き上げを2年半延期すると表明した際、その理由について「世界経済が大きなリスクに直面している」と述べています。

 そのリスクが小さくなったとは、とうてい言えません。国内を見ても、賃金や内需の伸びはなお力強さを欠いています。足元では、日米ともに株価が急落するなど、過去の先送りを決めた時点と比べて、経済状況の見通しはより不透明になっています。

 私は、6年前、消費税引き上げを決めた三党合意を構成する民主党の一員でした。しかし、その合意の前提は決定的に覆されています。

 一つはその使い道です。その象徴が、保育所等の無償化に要する8,000億円です。財源に余裕があれば、幼児教育の無償化を進めることに私たちも賛成です。しかし、逆進性の強い消費税を引き上げながら、高額所得者ほど恩恵が大きい保育所等の無償化を進めるというのは、とうてい理解できません。保育料は保護者の所得などによって既に違いが設けられており、低所得の場合には負担が免除されています。なぜ無償化を急ぎ、より緊急性が高い待機児童解消に限られた財源を集中しないでしょうか。

 もう一つは格差の拡大と低所得者の増大です。この間、貯蓄ゼロ所帯の急増など格差の拡大と固定化は確実に広がっていますが、総理には見たくない現実なのでしょう。逆進性対策を取ったとしても、低所得者に大きな打撃を与える消費税引き上げが可能な状況ではありません。

【逆進性対策等】

 しかも政府は、消費税率引き上げに伴い、高所得者も恩恵を受け、逆進性対策とはならない天下の愚策、軽減税率の実施を決めています。軽減税率となる対象品目の線引きはなお難しいまま。中小事業者の準備も全く進んでいません。実施時の混乱は明らかです。そもそも6,000億円とも言われる恒久財源は全く確保されていません。

 これに加え、クレジットカードを利用したポイント制度やら、マイナンバーカードを利用した商品券の配布やら、様々な案が伝えられています。伝えられるのはバラまく手法ばかり。呆れて言葉もありません。

 街の魚屋で、八百屋で、肉屋で、クレジット決済を利用する人など、どれだけいるのでしょうか。やむなく小規模商店が導入したとしても、導入費用やクレジット会社への手数料の転嫁が可能でしょうか。また、クレジットカードを持つには審査が必要ですから、低所得者をはじめ持つことができない人がいます。結果的に、低所得者、小規模事業者、高齢者、地方経済を切り捨てるものです。

 クレジット決済利用率を向上させたいあまり、消費税率引き上げを利用しようという姿勢は、「卑怯」そのもの。

 所信表明で、「引き上げが経済に影響を及ぼさないよう、あらゆる施策を総動員する」とおっしゃいましたが、本当にこんな愚策を考えているのか。他にどのような施策を検討しているのか。総理の答弁を求めます。

【憲法】

 総理は所信表明で「国の理想を語るものは憲法」とおっしゃいました。

 しかし、憲法は、総理の理想を実現するための手段ではありません。憲法の本質は、理想を語るものでもありません。確かに形式的意味の憲法に理想を語っているとも読めるプログラム規定が含まれることはありますが、憲法の本質は、国民の生活を守るために、国家権力を縛ることにこそあります。

 総理の勘違いは今に始まったことではありませんが、ここでもう一度、申し上げます。総理、憲法とは何か、一から学び直してください。「国家権力の正当性の根拠は憲法にあり、あらゆる権力は憲法によって制約、拘束される」という立憲主義を守り回復することが、近代国家なら当然の前提です。憲法に関する議論は、立憲主義をより深化・徹底する観点から進められなければなりません。憲法を改定することがあるとすれば、国民がその必要性を感じ、議論し、提案する。草の根からの民主主義のプロセスを踏まえて進められるべきであり、縛られる側の中心にいる総理大臣が先頭に立って旗を振るのは論外です。

【公文書管理】

 議長のご指摘にもあるとおり、公文書は、健全な民主主義の根幹を支える国民全体の共有財産であり、国民が主体的に利用するものです。これは、公文書管理法の第1条に明記されています。その公文書を改ざんする行為は、民主主義を揺るがす重大な犯罪行為であり、国民に対する背信に他なりません。

 政府は、内閣府の「独立公文書管理監」を局長級へ格上げするとともに、各府省における公文書管理状況のチェック体制を整備したなどと言っているようですが、深刻な改ざんの実態が明らかになったことへの対策としては、全く不十分です。

 立憲民主党は、独立性と専門性を兼ね備えた仮称「公文書記録管理庁」を設置すべきと考え、議員立法に向けた作業を進めています。独立性と専門性が高く、強い権限を持った公文書管理機関の必要性について、総理の見解を伺います。

【第一次産業】

 安倍内閣は、農林水産等一次産業分野においても、競争万能主義の考え方をとり、あまりにも性急で硬直的な効率化と大規模化の道筋を突き進んでいます。今国会では、水産業改革が重要な論点となっていますが、漁業権に関する大きな変化が関係者に大きな不安を与えており、特に沿岸漁業に著しい悪影響を与えるのではないかと指摘されています。

 競争力強化の観点から、一次産業においても効率化・大規模化を目指すべき部分があることについては、全面的に否定するものではあません。

 しかし、農林水産業の価値は、市場で評価される金銭的なものだけではありません。農山村や漁村、離島等で生活を営んでいくことは、伝統・文化の継続や国土政策や安全保障の面でも重要です。安全・安心な食べ物を求める全国の消費者、すなわち全ての国民にとっての利益にもつながります。水や土地、緑や海などの自然環境を守る役割には、かけがえのない価値があります。

 一次産業に携わる皆さんが安心して地域社会で暮らしていくことができる。そんな社会を実現するために、競争のみに偏るのではなく、地域に寄り添う視点と施策こそが必要です。そのための第一歩として、私たちは農業者戸別所得補償制度の法制化を目指しています。農業者戸別所得補償制度提案に対する総理の見解を求めます。

【障がい者雇用水増し】

 中央省庁の障害者雇用水増し問題について、第三者による検証委員会が報告書を公表し、根本原因として、「意識の低さ」を指摘しました。障がい者雇用のかじ取り役となるべき省庁の不正は言語道断ですが、残念ながら総理の所信で、この問題に対する言及はありませんでした。

 水増し問題そのものは、私が閣僚であった時期を含め長期にわたり、私自身を含め、問題を把握できなかったこの間の政治全体の責任です。この点で、安倍総理だけの責任を問うつもりはありません。しかし、問題が明らかになった後の、総理の対応にははなはだ疑問があります。

 総理は、所信で触れる必要のない軽微な問題との認識なのでしょうか。具体的な再発防止策、特に中央省庁の意識改革に向けた具体策を含め見解を求めます。

【入管法改正】

 今国会では、戦後初めて、単純労働分野での外国人を受け入れ可能とする入管法改正案が提出予定とされています。これまで総理自身が否定してきた移民受け入れ政策への転換とどう違うのか、明確な答弁を求めます。

 合わせて、問われるのは受け入れ体制です。職場環境、日本語習得体制、住宅問題、社会保障など、本格的な受け入れの前提となる整備は、十分とは言えません。

 総理は所信表明で、群馬におけるベトナム人青年の成功例を取り上げました。私も先日、北海道でベトナム等からの技能実習生を受け入れている農場を訪ね、日本に来られた方も、受け入れた方も、ともに喜んでいる成功事例に接してきました。

 他方で、多くの在日ベトナム人の方々がお参りする寺院に、日本で亡くなったベトナム人青年の位牌が多数安置され、「日本で働いたベトナムの青年が多く亡くなっている。自殺や突然死も多い。日本は働きやすいとはいえない。」と言われている。そんな指摘もあります。

 見切り発車では、日本の人権レベルが国際社会から問われかねず、大きな禍根を残します。受け入れ体制の整備に、いくら予算をつけて具体的に何をするのか、明確な説明を求めます。

【企業コンプライアンスの低下】

 企業のコンプライアンス、法令順守の機能や姿勢が著しく低下し、消費者などに不利益が生じています。最近も、免震オイルダンパーの件が問題になりましたが、この間、品質データの改ざんや新幹線台車問題など、社会の根底を揺るがしかねない問題が次々と起こっています。「鯛は頭から腐る」という格言どおりの状況が、政治から、企業社会にも広がっているように思います。

 特に、スルガ銀行の問題は、消費者保護と金融機関の信用という両面に関わる重大問題です。十分な資産や投資経験のない方が、スルガ銀行から多額の融資を受け、土地を購入してシェアハウス等賃貸用建物の建築を行いました。しかし、家賃保証をしていたサブリース会社が経営破綻し、賃料収入が途絶え、シェアハウスの管理運営も担わなければならず、深刻な事態に陥っています。

 スルガ銀行が、真摯に顧客に対応し、適切な融資判断を行っていれば、無茶な投資には歯止めがかけられていたはずです。しかし、実際には、サブリース業者に融資の審査条件を漏洩し、偽造が行われていた書類も見て見ぬふりをし、疑念を唱える審査部もトップダウンで押さえつけ、融資がなされてきたのです。

 通常であれば、投資のリスクと負債は、投資を行った人自身が背負う必要があります。しかし、投資を行うにあたって、判断に必要かつ適切な情報を与えられず、信頼する銀行に騙されてしまった方々にも、同じように責任を問うのはあまりに過酷ではないでしょうか。国として、適切な救済のあり方について検討すべきと考えますが、総理の見解を求めます。

 また、これらをチェックできなかったばかりか、むしろスルガ銀行の経営を高く評価していたと言われても仕方がない金融庁の責任をどう考えるのかもお答えください。

【エネルギー政策】

 東京電力福島第一原子力発電事故から7年以上が経過しました。安倍政権は、原発事故の教訓など忘れたかのように、原発ゼロ方針を反故にして、原発再稼働へと突き進んでいます。そこに、原発被災者に寄り添う姿勢は全く見られません。

 私たちは、原発ゼロはリアリズムであり、原発ゼロを決断することこそが政治の責任であると考え、原発ゼロ基本法案を衆議院に提出しています。

 原発ゼロ基本法案は、本年3月9日に提出されましたが、私たちの強い要求にもかかわらず、全く審議されないまま通常国会は閉じられました。この他にも、委員長提案を除き37本の議員立法を提出しましたが、そのほとんどが審議されていません。特に原発ゼロ基本法案を所掌する経済産業委員会では、政府提出法案の処理がすべて終了しており、時間は十分にあったにも関わらず、委員会の開催と法案審議は、拒否され続けました。

 自民党は野党の審議拒否を散々非難してきましたが、時間がありながら議員立法を審議しないことこそ究極の審議拒否です。この臨時国会こそ、原発ゼロ基本法案をはじめ、立憲民主党が提出した議員立法について審議を行うよう強く求めます。

 先の北海道胆振東部地震では、北海道全体がブラックアウトするという異常事態が生じました。大規模集中型電源構成の持つリスクが顕在化したものであり、再生可能エネルギーを中心とした小規模分散型の電源構成で、リスクを下げることの重要性が改めて明確になりました。

 立憲民主党は、大規模集中型の電源構成から、エネルギーの地産地消、分散型エネルギーへの転換により、災害にも強く、地域でお金が回る仕組みへの転換をすべきである考え、分散型エネルギー社会推進4法案を今国会に提出予定です。これらの法案についても審議拒否することなく、しっかりと審議し、成立させていただければと思います。分散型エネルギー社会の重要性に対する総理の認識を伺います。

【日米貿易交渉】

 9月の日米首脳会談において、物品貿易協定(TAG)の交渉開始で合意したそうですが、本当はどのような合意であったのか、総理のその後の発言を聞いても、日米間の認識の違いなど疑問点ばかりです。

 総理がいくら自由貿易協定(FTA)とは異なると言い張っても、ペンス米国副大統領等がFTAと明言していると伝えられています。TAGは「FTAと言いたくないための詭弁」との指摘もあります。これらの指摘にどのようにお答えになるか、お尋ねします。また、そもそもFTAとTAGはどう違うと考えているのか、日米共同声明の本文に基づいて、改めてきちんとご説明を願います。

【核兵器廃絶】

 トランプ米国大統領が、INF(中距離核戦力)全廃条約から離脱するとの方針を明らかにしました。核兵器廃絶の流れに全く逆行するものであり、唯一の戦争被爆国として見過ごすことはできません。

 総理は、このトランプ大統領の方針表明に対してどう考えるのか。米国の条約からの離脱を、わが国は黙認・容認するつもりなのか。明確な答弁を求めます。

 昨年7月、国連で122もの国・地域によって採択された核兵器禁止条約に、わが国は棄権すらせず、反対という態度をとりました。核保有国と非保有国の対話を促すと言いながら、その役割を十分に果たしているとは言えません。日本政府、そして総理ご自身の核兵器廃絶に向けた決意を、根本から疑わざるを得ない状況です。

 総理には、被爆者の皆さまもお持ちであろうこうした懸念を払拭するためにも、この場で改めて核廃絶への決意を語るよう求めます。

【辺野古基地建設問題】

 先の沖縄県知事選では、この本会議場で席を共にした玉城デニーさんが当選しました。那覇市長選等も含め、この間の沖縄での数々の選挙結果が示したものは、沖縄のアイデンティティがイデオロギーを超えて県民の幅広い支持を得たということに他なりません。辺野古新基地建設のこれ以上の強行は認められないという、沖縄の民意は明らかです。

 安倍総理は、玉城知事就任後すぐに面会して、「沖縄県民に寄り添う」と言っておきながら、僅か5日後に、沖縄県による埋め立て承認撤回への対抗措置に出ました。片方で手を差し伸べながら、片方で頬を張るようなやり方は人の道に反します。

 所信表明で、原敬の言葉を引き、「常に民意を存するところを考察すべし」と高らかに宣言した総理にお聞きします。沖縄が明確に示した民意は、あなたにとっては民意ではないのですか。あなたにとって沖縄の民意とは、辺野古新基地の建設を強行してよいと聞こえているのですか。はっきりと説明してください。

【北朝鮮情勢】

 北東アジア情勢を俯瞰すると、南北、米朝、中朝などがハイレベルの会談を断続的に行っている中、わが国が蚊帳の外に置かれているという懸念を払しょくできません。日朝首脳会談について意欲をお示しになるのは結構ですが、一向に事態が進展したとの話を聞きません。拉致問題も進展の気配はなく、大変憂慮しているのは私だけではないと思います。

 最後に、首脳会談実現に向け、決意だけでなく、何が実現を妨げているかという現状認識を総理にお尋ねし、質問を終わります。





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/836.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 『zero』で忖度全開、有働由美子が杉田水脈までフォロー!「生産性を撤回」とコメント、訂正する事態に(リテラ)
『zero』で忖度全開、有働由美子が杉田水脈までフォロー!「生産性を撤回」とコメント、訂正する事態に
https://lite-ra.com/2018/10/post-4339.html
2018.10.29 有働由美子が杉田水脈をフォローし訂正する事態に リテラ

     
     日本テレビHP『news zero』より


 10月1日から『news zero』(日本テレビ)キャスターに就任した有働由美子の評判がよくない。メディアからは連日のように「有働アナが噛みまくり」など、進行のポンコツぶりを揶揄され、視聴率も4,5%台に落ち込む日もあるなど、低迷が伝えられている。

 だが、問題はそういうレベルのことではない。そもそもニュースに対する向き合い方がひどいのだ。

 沖縄県知事選はじめシビアな政治的対立に関わる話題はことごとくスルー。たまに扱っても、有働自身はほとんどコメントせず、口を開けば、権力をフォローするようなセリフばかり口にしている。今月初めの組閣のときは、記者が「“在庫一掃内閣”といわれている」とレポートすると、「結構な言いようですけど、適材適所は適材適所ってことでいいんですか?」と、文脈を無視して無理やりフォローする始末だった。

 リテラは「ニュース感覚がゼロ」と批判したが、こういう姿を見ていると、『あさイチ』(NHK)で見せていた“言うべきことは言う”スタンスは、イノッチやコメンテーターの柳澤秀夫にひっぱられたものにすぎず、有働自身はNHK的な「権力忖度体質」「八方美人体質」の持ち主だったということだろう。

 しかしだからといって、まさかあの人のことまでフォローするとは……。あまり報じられていないが、つい最近、有働はあのLGBT差別発言の杉田水脈議員を思わずフォローし、番組中に訂正する事態に追い込まれてしまったのだ。

 それは臨時国会が開かれた10月24日のこと。周知のようにこの日、杉田議員が騒動以降はじめて公の場に現れ、国会で記者団の取材に応じ、“LGBTに生産性はないなどとした”「新潮45」の寄稿について釈明を行うも、撤回を拒否したため、テレビや新聞、ネットニュースが一斉に報道。ここまで杉田のことや「新潮45」の小川榮太郎の原稿についてほとんど取り上げていなかった『zero』も、このニュースを報じた。

 番組では、問題の「新潮45」寄稿の解説から抗議デモの様子、「新潮45」休刊に到るまで、一連の経緯を振り返ったうえで、杉田議員の囲み取材の様子をVTRで流した。

 杉田議員は国会で記者に囲まれながら、「様々な誤解や論争を招き、心苦しく思っている」「不用意に言葉を使ってしまったことで、このような状態を招いていることを大変重く受け止めています」などと神妙なフリをしつつも、撤回と受け止めていいのか? と記者に問われると、「いえ」と否定。「生産性という言葉については本当に不適切だったと感じています」と同じ弁明を繰り返すだけだった。さらに、撤回しない理由を問われても「大変誤解を招いて、あの文章の中にあの言葉は必要なかったと思います」としか答えなかった。

 また、そもそもLGBT支援に実際にはそこまで税金が投入されていない、事実を確認していたのかと質され、「はい、そうです。ただこれから先どのような要望書が出てくるのか、私自身、団体が出した要望書なども全部見た上での発言ですから」と、強弁した。

 どこからどう見ても、撤回を拒否して、言い訳にならない言い訳を強弁しているだけなのだが、驚いたのは有働の反応だった。

 VTRが明けると、有働アナは例によって自らは何も語らず、まずゲストコメンテーターとして出演していた映画監督の安藤桃子氏に丸投げ。安藤は一応、「(杉田水脈の発言は)品性を疑う」と、批判的姿勢をみせたものの、それを受けた有働がこう語って杉田問題を締めくくったのだ。

「“生産性”については、今日まあ、撤回したということなんですけれども、発言自体については撤回しないという。この後、どういう発言をまたされるのか注目したいと思います」

■番組のVTRや他のニュースも「撤回なし」と報じていたのに

 え?  生産性については撤回した? いったいいつ?  どこをどういう解釈をしたらそうなるのか? 有働はVTRをちゃんと見ていたのか?

 と、思っていたら、このコメントから20分くらい後、有働は神妙な表情で、カメラに向かって「先ほど、杉田議員の寄稿について、私が「生産性という言葉を撤回した」というふうに言ってしまいましたが、生産性という言葉については不適切だったことは認めて謝罪しましたが、撤回はしていませんでした。大変失礼しました」と訂正およびお詫びを述べたのだった。

 どうやら視聴者から抗議電話があって、おわびすることになったらしいが、抗議以前にこんな発言をするほうがどうかしている。

 なにしろ、杉田議員の発言を受けて、夕方以降、メディアは一斉に「生産性、撤回せず」とすでに報じていたのだ。いや、他のメディアだけではない。当の『zero』のVTR でも「杉田議員は言葉が不適切であったことは認めたものの、発言を撤回するかどうかについては明言を避けた」というナレーションが入り、「発言撤回か明言せず」というテロップも大きく映し出されていた。

 にもかかわらず、有働アナは「生産性を撤回した」と伝えたのだ。これは、おそらく組閣のときの「適材適所」と同じで、「なんとか杉田議員をフォローしなければ」という気持ちが、反射的に「生産性発言については撤回した」というコメントになったとしか思えない。

 ただし、これは有働が“安倍応援団”的あるいは“自民党寄り”の政治スタンスをもっているということではない。『zero』のキャスターに就任して以降、どんどん露わになってきている前述した有働の体質が引き起こしているのだろう。賛否の分かれる話題で自分の立場を明確にしたくない、権力の批判をするときは絶対に両論併記をしなければいけない、そういうNHK的な忖度体質がこうした明らかなまちがいまで生み出しているのだ。

 しかし、これはNHKの朝の情報番組やバラエティなら許されても、権力をチェックすべき報道番組のキャスターとしては明らかに失格だろう。

■有働由美子より民放の女子アナのほうがよほどジャーナリスティック

 有働アナはNHKを退職する際に「今後は有働由美子というジャーナリストとして活動したい」と宣言、同じNHK出身の池上彰から「そんな簡単にジャーナリストなんて自称してほしくない」と苦言を呈されたことがある。有働は朝日新聞のインタビューで、その反論と受け取れるようなことを語っていた。

「男性社会のジャーナリストって『シリアに行きましたか?』『警察取材の経験はありますか?』みたいなイメージで問いかけてくる感じがする。でも『こうじゃないとジャーナリストじゃない』というのは違うと思います。自分の中では肩書に対して重さや気負いはありません。不妊治療やセックスレスとかを掘り下げるのだってジャーナリスティックでしょう?」(朝日新聞7月22日)

 たしかに、戦争や事件だけじゃなく、女性や家族の問題を掘り下げることもジャーナリスティックだというのは一理ある。トランスジェンダーを公表している日テレ社員・谷生俊美氏や「男性学」を専門とする社会学者・田中俊之氏といったゲストコメンテーターの人選にもそうした問題意識は垣間見える。でも、だったらなぜ杉田水脈の「生産性」発言に何も言えず、あまつさえフォローまでしてしまうのか。

 新生『zero』の批判としてワイドショー化というのをよく見かけるが、杉田水脈問題にしても片山さつき口利き問題にしてもワイドショーのほうがよほどど突っ込んだ報道をしているし、有働より経験の少ない民放の女子アナたちだってこんなヘタレじゃない。『直撃 LIVE グッディ!』のミタパンこと三田友梨佳アナや『モーニングショー』(テレビ朝日)宇賀なつみアナのほうが、もっと踏み込んだ発言をしている。

 ようは扱うジャンルの問題ではない。有働由美子にはそもそも、ジャーナリストとしての資質が決定的に欠けているのではないか。『zero』はいま、ニュースの数を増やすなど多少改善を試みているようだが、有働アナの姿勢を根本的にあらためない限り、“ニュース番組のふりをしたかわいい有働さんを愛でる番組”から脱却できることはないだろう。

(編集部)


































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/838.html

[政治・選挙・NHK252] 『zero』で忖度全開、有働由美子が杉田水脈までフォロー!「生産性を撤回」とコメント、訂正する事態に(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[922] kNSCqYLU 2018年10月29日 18:24:02 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[336]















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/838.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 『zero』で忖度全開、有働由美子が杉田水脈までフォロー!「生産性を撤回」とコメント、訂正する事態に(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[923] kNSCqYLU 2018年10月29日 18:26:17 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[337]















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/838.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 日中首脳会談「3原則」の大ウソ 安倍首相は米中で信頼失う(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[924] kNSCqYLU 2018年10月29日 18:30:36 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[338]









http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/837.html#c3
[政治・選挙・NHK252] 日中首脳会談「3原則」の大ウソ 安倍首相は米中で信頼失う(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
4. 赤かぶ[925] kNSCqYLU 2018年10月29日 18:36:05 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[339]









http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/837.html#c4
[政治・選挙・NHK252] <修羅・東京>これでも美しい国か?(simatyan2のブログ)
<修羅・東京>これでも美しい国か?
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12415277807.html
2018-10-29 15:49:10NEW ! simatyan2のブログ


年々、狂暴化の一途をたどる日本のハロウィン。



過去から毎年のように言われています。

数年前にも、電通が仕掛けたハロウィン戦略について書いた
ことがあります。

嘘ばっかり! テレビと電通のハロウィン協奏曲
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12091072878.html

このころより、さらに今年は悪質さを増してるようです。









軽トラックを横転させ、上に乗って躍り狂う若者たち。

[特定用] 東京渋谷 ハロウィン 20181028 軽トラック横転事件



暴徒と化した群衆の前では警官も無力です。

自慢のDJポリスは何してるんですか?

まあ東京都知事からして、コスプレで煽ってるのでどうしようも
ないですが・・・。



小池百合子東京都知事『銀河鉄道999』メーテルのコスプレ披露 MC紹介し観客が驚き
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12173-113507/

こうした狂気は何も東京だけの問題じゃなく、修羅の街と名高い
広島、福岡、大阪などでも似たり寄ったりで、大阪府民に良き手本
を見せねばならない知事にしてから、公用車で喫煙を繰り返して
います。(ゴロツキ維新代表)

公用車で喫煙の松井知事「喫煙室代わりに使っていない」
https://www.asahi.com/articles/ASLBD4DVKLBDPTIL00F.html

これで「日本すごい!」「日本人すごい!」と自画自賛しても
何の説得力にもならず虚しくなるだけです。

もともと日本人は、内向きでおとなしいだけで、決して民度が高い
わけではないことがよくわかります。

日ごろ死んだような目で、無気力で従順な羊の群れと化した人々も、



ひとたび大義名分のあるイベントに解き放たれてしまうと、群集の
中では暴徒と化します。

ここ数年、ワールドカップとか何かあるたびに暴動を起こしてる
印象があります。

内向きの閉塞感や、やり場のない怒りは自分や下の立場の人々、
例えばサービス業の人達にキレることなどで満たそうとします。

それだけ日本人から余裕というものが無くなってる証拠です。

国のトップや地方の首長から一般社会まで、大人の身勝手な弱者
いじめの修羅場が、次代を担うこども社会にまで広がっています。

平成29年度、児童生徒の問題行動・不登校生徒指導上の諸課題
に関する調査の結果、

小中学校、高校、特別支援学校における、いじめの認知件数が
過去最多を記録更新しました。



いじめ、小中高で過去最多41万件…目立つ小学校低学年
http://news.livedoor.com/article/detail/15502242/

この結果に付随して、中高生の自殺者も最多を更新し続けて
います。

中高生の自殺者数が平成最多に。私に、そしてあなたに何ができるか
http://news.livedoor.com/article/detail/14495495/

これの何がヤバイのかというと、

少子化で子ども全体の数が減少してるのに、子どものいじめや
犯罪、自殺件数が最多を更新し続けているという点にあります。

まさに由々しき事態と言えます。

「安倍さんスゴイ!」

などと浮かれてる場合ではないのです。




http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/842.html

[政治・選挙・NHK252] 日中関係の改善のようにごまかせない日韓関係  天木直人 
日中関係の改善のようにごまかせない日韓関係
http://kenpo9.com/archives/4360
2018-10-29 天木直人のブログ


 いくら見せかけの改善だったとしても、安倍首相は日中関係を改善させた。

 そして世論もそれを評価したようだ。

 しかし日韓関係は、そうは問屋がおろさない。

 あす元徴用工賠償訴訟に関する韓国最高裁の判決が下される。

 今日の各紙は一斉にその事を書き、もし韓国最高裁が日本企業に対し賠償を求める判決を下すなら、日韓関係は悪化すると報じている。

 そして各紙とも、おそらく韓国最高裁は賠償を命じる判決を下すだろうと書いている。

 そうなるに違いない。

 なぜなら。ソウル中央検察は10月26日、最高裁前幹部を、徴用工訴訟の判決先延ばし容疑で逮捕したからだ。

 昨日10月27日の産経新聞がそのことを小さく報じていた事に私は注目した。

 すなわち、逮捕された林鐘憲・最高裁「法院行政所」前次長は、朴槿恵前政権の意向を受け、証拠隠滅や判決の先延ばしをした疑いが持たれているのだ。

 かつて私が韓国のメディアから聞いた通りの展開になった。

 朴政権下に行われた政治の司法介入について、韓国世論の怒りが燃え上がっているのだ。

 文在寅政権は、今度こそ政治介入は出来ない。

 おりから慰安婦問題でも慰安婦基金が解散させられようとしている。

 日中関係が改善したのは、安倍首相が安保問題や歴史認識問題を封印したからだ。

 しかし、安倍首相は韓国との関係で歴史認識を封印するわけにはいかないだろう。

 そんなことをすれば安倍首相を支える右翼が許さないだろう。

 日中関係の改善とは対照的に日韓関係の悪化は必至だ。

 しかし、日韓関係を悪化させたままでは日朝関係の改善は望めない。

 日朝関係の改善が望めなければ拉致問題の解決はますます遠のく。

 安倍外交の窮地はまぬがれない。

 それとも安倍首相は慰安婦問題や徴用工問題についても、従来の強硬な姿勢をあっさり封印するのだろうか。

 それでも右翼が反発しないようであれば、右翼は安倍首相に従う単なる安倍親衛隊に過ぎないという事である。

 韓国最高裁の判決から目が離せない(了)













http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/844.html

[政治・選挙・NHK252] 内閣支持率また下落 「改憲・消費増税」に反対が半数超え(日刊ゲンダイ)
       


内閣支持率また下落 「改憲・消費増税」に反対が半数超え
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240537
2018/10/29 日刊ゲンダイ


所信表明演説をする安倍晋三首相(C)日刊ゲンダイ

 安倍内閣の支持率がまた下落した。

 日経新聞とテレビ東京による調査(26〜28日実施)では、第4次安倍改造内閣発足直後の前回10月初旬の緊急調査から2ポイント減の48%となり、半数を割った。不支持率は42%と横ばいだった。

 読売新聞(26〜28日実施)では10月改造後調査から1ポイント減の49%で、こちらも半数割れした。不支持率は2ポイント上昇して41%となった。

 安倍首相が自民党の憲法改正案を臨時国会で示したいとしていることについて、日経が「国民投票の時期はいつがいいか」と聞いたところ、「憲法改正には反対だ」が最も多く、前回より9ポイント増の37%となった。次いで「2021年以降」が24%だった。

 読売でも「この首相の考えに賛成ですか、反対ですか」の問いに対し、「反対」が47%で、「賛成」の40%を大きく上回った。

 安倍3選以降、戦前回帰路線の総仕上げとなる“安倍壊憲”に対する警戒感が国民の間に広がっていることの表れだ。

 安倍首相が明言した来年10月の消費税引き上げについては、読売の「予定通り10%に引き上げることに賛成ですか、反対ですか」との質問に、「賛成」が43%にとどまったのに対し、「反対」は51%で過半数を占めた。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/845.html

[国際24] 「反ユダヤ主義」という名のイスラエルのパレスチナ弾圧隠し  天木直人 
「反ユダヤ主義」という名のイスラエルのパレスチナ弾圧隠し
http://kenpo9.com/archives/4362
2018-10-29 天木直人のブログ


 米国でまた銃乱射事件が起きた。

 しかし今度の銃乱射事件はただのテロではない。

 シナゴーグ(ユダヤ教の礼拝所)で起き、「すべてのユダヤ人は死ななければならない」と叫んだ男の乱射事件だ。

 ユダヤ人を標的にした銃乱射やテロは欧州でも起きる。

 そして、起きるたびに決まって反ユダヤ主義の犯行だと決めつけられる。

 反ユダヤ主義は、あらゆる差別やヘイトクライムの中でも、最も邪悪なものだとされ、必ずナチスのホロコーストが引用される。

 差別とヘイトクライムを助長するトランプ大統領さえも、いや、イスラエルと一体のトランプ大統領だからこそ、反ユダヤ主義を口にして、「人類に対する攻撃だ、我々は憎しみに打ち勝つため団結しなければならない」と口撃し、誰もそれを笑おうとしない。

 その一方で、イスラエルのパレスチナ不法占領やパレスチナ弾圧を口にする者や言及する記事は皆無だ。

 おりからガザでは、パレスチナ抵抗組織ハマスに対するイスラエルの空爆が200人以上の犠牲者を出したというのに、国際社会は動かない。

 今度の米国の銃乱射事件がそうだというのではない。

 これは単なるテロであり、偶然だ。

 しかし、その事件から一斉に湧き起こる「反ユダヤ主義」は、イスラエルのパレスチナ弾圧隠しだ。

 そうメディアで指摘する者はただの一人も出て来ない。

 たちどころに「反ユダヤ主義」のレッテルを貼られるからだ。

 そして、ナチスという言葉を口にしたこの国の副総理も、マルコポーロを廃刊せざるを得なかったこの国の右翼編集長も、泣く子と反ユダヤ主義には屈服するしかない。

 「反ユダヤ主義」と言う言葉は、イスラエルにとって、「この印籠が間に入らぬか」なのである(了)



米ユダヤ教礼拝所銃乱射の実行犯、「大量虐殺」もくろんだ恐れも
http://www.afpbb.com/articles/-/3194995?cx_part=latest
2018年10月29日 6:24 発信地:ピッツバーグ/米国 AFP


銃乱射事件が発生した米ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ「ツリー・オブ・ライフ」を訪れた弔問客ら(2018年10月28日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP

【10月29日 AFP】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(Pittsburgh)にあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で起きた銃乱射事件で、当局は28日、実行犯のロバート・バウアーズ(Robert Bowers)容疑者(46)が「ジェノサイド(大量虐殺)やユダヤ人の殺害願望」を口にしていたことを明らかにした。当局は犠牲者らの身元確認を終え、生存者らの心のケアを始めている。

 連邦当局によると、警察との銃撃戦の末に現場で拘束されたバウアーズ容疑者は29件の罪に問われる見通しで、罪状の一部については死刑が求刑される可能性もある。29日に出廷する予定。

 多数のユダヤ教徒が住む地区にある150年の歴史を持つシナゴーグ「ツリー・オブ・ライフ(Tree of Life)」で起きた今回の事件について市民権団体は、米史上最悪の反ユダヤ主義攻撃になったと指摘している。

 今回の事件は米国のユダヤ人社会を震撼(しんかん)させ、嫌悪感と不安感をもたらした。またユダヤ教指導者らは、反ユダヤ主義的行為がここ2年間で急増していると、懸念を表明している。

 反ユダヤ主義の監視団体「名誉毀損(きそん)防止同盟(Anti-Defamation League)」のジョナサン・グリーンブラット(Jonathan Greenblatt)代表は28日、メンバーらは銃乱射事件に「衝撃を受けている」とはいえ、「遺憾ながら、ある意味驚いてはいない」と語った。

 グリーンブラット氏は米ABCに対し、ユダヤ人社会に対する嫌がらせや破壊行為、暴力などが、2016年に34%、昨年は57%それぞれ増加しており、「われわれが目にしてきた中では最も急激な増加を見た」と明かしている。(c)AFP/Jennie MATTHEW






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/417.html

[政治・選挙・NHK252] 大企業のお抱え総理だということがよく分かる日中協調。(谷間の百合)
大企業のお抱え総理だということがよく分かる日中協調。
https://taninoyuri.exblog.jp/29820579/
2018-10-29 09:56 谷間の百合


総理が中國へ行って「中国は長く日本のお手本だった」と言ったことであっさりと「日本会議」やネトウヨはハシゴを外されました。

背に腹は代えられぬということでしょうか。

そこには総理が庇護者と恃む経済界の強い要望があったものと思われますが、総理にとっては対アメリカ、対ロシア外交が行き詰ったこともあって渡りに船だったということかもしれません。

李国強首相は、総理と共に日本の企業関係者が1000人も来たと胸を張りましたが、9月の初旬にも経団連や日商などから200人が訪中していて経済界主導の日中協調体制の下地は整っていたのです。

経団連は親中派がほとんどだそうで、トランプ大統領の保護主義にさっさと見切りをつけて、中国に新天地を求めたいのでしょう。

いうまでもなく経済は最重要課題ですが、それは国民のために重要なのであって、企業のためではありません。

以前、ホリエモンさんが会社は株主のものだと言ったことがあり、わたしはいまだにそれを思い出すと強烈な違和感に苛まれるのですが、労働者と消費者がいなくて企業が存立できるものでしょうか。

その労働力は外国人で賄い、消費は中国に頼るというのが企業の思惑なのかも知れないと思ってわたしは暗然とします。





きょうの産経一面トップは、「石垣島駐屯地、年度内に着工」ですが、石垣島の外に奄美大島、宮古島にも警備隊とミサイル配備を強化するということです。

「協調」と「防衛」は矛盾しないとしても、これは産経が反中読者のためのサービスとして書いたのではないでしょうか。

ず〜っと敵視政策をとってきた中国と、総理は急転直下の和解をして融和政策に舵を切りましたが、もう二度と後戻りしてほしくありません。

折角いままでの総理大臣が積み重ねてきた中国との友好関係を壊したのは安部総理であり、またそこに後戻りすることはもう許されません。

もしかしたら、総理の中國接近は南北朝鮮と中国の間にクサビを打ち込む思惑もあるのかもしれません。

総理は中国にも拉致問題の協力を要請したようですが、まるで世界を回って日本が独立国でないことを吹聴しているみたいです。

恥ずかしいことだということがどうして分からないのでしょう。

中國へ行ったのならその足で北へ行ったらよさそうなものなのに、聞くところによるといつでも会う用意があると言っていた金正恩は総理の言動を見て現在は会うことに消極的になっているという。

総理にとっては願ってもない展開なのかもしれません。

反北、反韓国姿勢はネトウヨのために残しておきたいでしょうから。








http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/846.html

[経世済民129] 使い捨てのツケが回って来た!塩からも微小プラ検出!  
使い捨てのツケが回って来た!塩からも微小プラ検出!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_254.html
2018/10/29 08:08 半歩前へ

▼使い捨てのツケが回って来た!塩からも微小プラ検出!

 知らなかった? 私も初めて知った。

 もしかして、私たちが口にする塩に微小なマイクロプラスチックが混入していたらどうする? 

 確実に体内に蓄積される可能性がある。

 「消費することはいいことだ」と私たちは慣らされてきた。

 使うことで生産が増え、仕事が増え、収入が増える。

 だからドンドン使い捨てにしよう、とそこら中に投げ捨てた。

 環境汚染のツケが今、回って来た。

************************

 東京新聞によると、海洋汚染が深刻化している微小なマイクロプラスチックが世界各地の塩から見つかったと、韓国・仁川大と環境保護団体グリーンピースのチームが発表した。

 二十一の国・地域から集めた三十九種のうち九割から検出され、アジアの国で含有量が多い傾向にあった。日本の塩は調査対象外。

 これまで各地の水道水や魚介類などからの検出も報告されており、世界で食卓の微小プラスチック汚染が進んでいる恐れがある。チームは「健康と環境のため、企業は率先して使い捨てプラスチック製品の製造や使用を減らす努力をするべきだ」と強調した。

 大きさ五ミリ以下のマイクロプラスチックは海などに大量に存在し、表面に有害な化学物質を吸着する性質がある。人の健康への影響は詳しく分かっていないが、日本や欧州など八カ国の人の便からも見つかっている。

 チームは米国や中国、オーストラリア、ブラジルなど二十一の国・地域の海塩や岩塩、塩湖の塩計三十九種を調べ、三十六種からマイクロプラスチックを検出した。  

 
 インドネシアの海塩から見つかったマイクロプラスチック(韓国・仁川大提供)



















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/206.html

[政治・選挙・NHK252] 安田純平バッシングの背景 不気味に甦る教育勅語と戦陣訓(日刊ゲンダイ) 


安田純平バッシングの背景 不気味に甦る教育勅語と戦陣訓
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240534
2018/10/29 日刊ゲンダイ 文字起こし


無事帰国した安田氏(右)/(C)共同通信社

 心ある国民はウンザリしているはずだ。また、不当な「自己責任論」が噴出しているからだ。

 シリアで武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さん(44)に対し、凄まじいバッシングが起きている。

 解放が伝えられた先週23日夜から、安田さんのツイッターのアカウントには、非難、批判、悪口が次々に書き込まれている。

「どれだけ国に迷惑をかけたのか」「日本政府の言うこと聞けないなら外国に行かないでくれ」「国民に謝れ。土下座でわびろ」

 待ち構えていたようにバッシングしているが、一体どういうつもりで悪口を書き連ねているのだろうか。

 安田さんは、いつ命を奪われてもおかしくない過酷な生活を3年4カ月も強いられ、命からがら帰国したのだ。しかも、夫人を通じて「大変お騒がせとご心配をおかけしました。おかげさまで無事帰国することができました。可能な限りの説明をする責任があると思っています」とメッセージも発している。もちろん、物見遊山で戦地に行ったわけではない。ジャーナリストとして現地の状況を伝えるためにシリアに入国したのだ。なのに、執拗にバッシングする必要があるのか。

 有名人まで尻馬に乗って批判しているようだが、ジャーナリズムの役割を分かっていないのではないか。法大名誉教授の須藤春夫氏(メディア論)はこう言う。 

「かつてベトナム戦争が終結したのは、現地の悲惨な状況と、若いアメリカ兵が次々に亡くなっていることが伝わり、反戦運動が起こったからです。米国政府は追い詰められ、ベトナムから撤退した。もし、ジャーナリストが現地の状況を伝えていなかったら戦争は続いていたでしょう。戦地取材では、多くのジャーナリストが命を落としています。

 でも、誰かが伝えなければ、誰も戦争の実相を知ることができない。なぜ、安田さんが批判されるのか分かりません」

 ちょうど48年前の10月28日は、報道写真家の沢田教一さんがカンボジアで取材中に銃撃され、34歳でなくなった日だ。ピュリツァー賞を受賞した、戦火から逃げる母子を撮った「安全への逃避」は、世界中が戦争について考えさせられた一枚だった。

■解放されたスペインのジャーナリストは敬礼で迎えられている

 そもそも、取材のために戦地に行ったジャーナリストが批判されるのは、世界中で日本くらいのものだ。

 安田さんが拘束されていたのと同じ時期、スペイン人ジャーナリスト3人も拘束され、その後、解放されて帰国しているが、バッシングされるどころか、スペインの軍関係者は敬礼して3人を迎えている。

 2015年にフリージャーナリストの後藤健二さんが殺害された時も、日本では「自己責任論」が沸き上がったが、オバマ大統領は「勇敢にシリア国民の苦境を世界に伝えようとした」と称賛した。

 日本人は世界のスタンダードから大きくズレている。前出の須藤春夫氏がこう言う。

「驚くのは、安田さんを批判する書き込みの多くが、<日本政府の言うこと聞けないなら外国に行かないでくれ>などと、なぜ政府のルールに従わないのかと訴えていることです。本来、ジャーナリズムは、権力を監視するものですよ。サウジアラビアのカショギ記者が殺害されたのも、権力と対立したからでしょう。取材の可否を国家の裁量に委ねたら、情報統制につながってしまいます。戦前、大本営発表しか報道できなかったことを考えれば分かるはず。なのに、また<自己責任論>が噴出している。政府が渡航を止めたのにシリアに行った安田さんは、何があっても自己責任だと批判している。しかし、政府のルールに従えとなったら、官製報道ばかりなってしまいますよ」


ピュリツァー賞を受賞した沢田さんの「安全への逃避」/(C)UPI=共同

「教育勅語」と「軍人勅諭」を否定しない異常

 安田純平さんへのバッシングでよく分かったのは、「全体主義」が猛烈な勢いで進んでいるということだ。

「どれだけ国に迷惑をかけたのか」「日本政府の言うこと聞けないなら外国に行かないでくれ」「国民に謝れ」――と、全体のルールを守らないやつは許すなという風潮が急速に強まっている。

 どうやら、この国では、国民は国に尽くすべき存在であって、迷惑をかけてはいけないらしい。

「自己責任という単語は、権力者にとって、非常に都合のいいフレーズです。貧困や病気など、本来、政府が面倒を見るべき問題も、自己責任論が強まれば、政府は手当てをしないで済みますからね。と同時に広がっているのが、政府が決めたルールに従わない者は、自己責任でやってくれというムードです。それもこれも、生活が苦しく、将来が見えず、社会が不寛容になっているからでしょう」(立正大教授・金子勝氏=憲法)

 見逃せないのは、安倍政権は、意図的に「全体主義」を強化しているフシがあることだ。それは、2人の大臣を見れば明らかだ。

 教育行政のトップである柴山昌彦文科大臣は、「教育勅語」を道徳の授業で使えると明言したのだから信じられない。

 さらに、なぜか大手メディアは報じないが、岩屋毅防衛大臣は、戦前の「軍人勅諭」について、記者会見で何度問われても、最後まで是非を明らかにしなかった。

「教育勅語」と「軍人勅諭」は戦前、国民を国家のために死ぬように洗脳したシロモノである。国民をラクに支配するために考えられたのが「勅語」と「勅諭」だ。その2つが甦ろうとしているのだから、異常だ。

■個人の独立性より集団の一員が大事

 もう、この国は相当ヤバイところまで来ているのではないか。

 何しろ、文科大臣と防衛大臣が戦前の「教育勅語」と「軍人勅諭」を否定しないのだから、恐ろしい話だ。「教育勅語」は、親孝行しろなどともっともらしいことを教えながら、「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ」と命じている。危急の際は皇室を助けろということだ。

「軍人勅諭」も、日本に生まれた者は軍人に限らず国に報いる心を持てと教えている。

 いずれも、国民に自己犠牲の精神を植えつけ、国家に殉じる国民をつくるための道具だった。

 以前、前川喜平元文科次官が、<カルト集団の教義みたいなものが「教育勅語」だったり「戦陣訓」だったりしたわけで。そういうカルトの教義みたいものを今から復活させるというのは非常に問題があると思うんです>と危惧した通りに進んでいる。

 前川喜平氏は、安倍政権が進める道徳教育について、サンデー毎日でこう語っている。

<問題は、個人の独立性よりも集団の一員であることを重視している点だ。個人の尊厳とか精神の自由を貴ぶのではなくて家族の一員、集団の一員、国家の一員など、大きい集団の中の一部であると自分自身を位置づけている>

 前出の金子勝氏がこう言う。

「やはり安倍首相は、この国をアメリカと一緒に戦争がやれる国にしたいのだと思う。戦争をするためには、自衛官は黙って国のために命を捧げ、国民は一つになる必要がある。心配なのは、国民の方が、安田純平さんを『自己責任だ』とバッシングするなど、自ら政府との一体化を進めているように見えることです」

 明治維新を礼賛する安倍政権下で戦前思想の毒が不気味に広がっている。そろそろ国民は目を覚まさないと大変なことになる。





















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/847.html

[経世済民129] 日本経済低迷の真の理由(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
日本経済低迷の真の理由
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51757710.html
2018年10月29日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 私は、日本経済が低迷しているとは考えません。

 少子高齢化が進み、そして、近年、若者労働者の数が急速に減少している訳ですから、成長率をプラスに保てるだけでも御の字だと思います。

 しかし、そうはいってもかつての高度成長の時代を知っている者にとっては、経済が低迷しているように感じても少しも不思議ではありません。

 では、何が最大の要因か?

 よく、消費が弱いことが原因だなんていう人がいます。

 確かに国民の消費が活発になれば、それに応じて生産が増えることが予想できるので、そうなると景気がよくなる、と。

 しかし、そのシナリオはかつての日本には当てはまっても、現在の日本には当てはまらないのです。

 何故?

 だって、今の日本は、明らかに労働力が不足しているからです。

 労働力が不足していたら、如何に消費が活発になっても、それに応じる生産量を維持することができません。

 それに加えて、海外から幾らでも安い製品が輸入されるので、消費が活発になっても国内の生産が拡大するとは限らないのです。

 さらに言えば、経営者のレベルが低すぎる、と。

 バカな経営者が多いから、その場しのぎの粉飾決算などに手を染めてしまう、と。

 総理に随行して海外に行けば、自社の製品が売れるだろうと勝手な期待を抱いてしまう、と。

 我が国には経団連という組織がありますが、あの組織はもはや何の意味も果たしていないどころか、有害だと言ってもいいのではないでしょうか。

 あの連中がやっていることは、海外から安い労働力を導入して低賃金で働かせようというようなことばかり。

 技能実習生などと言えば、聞こえはいいのですが、低賃金で外国人労働者を働かせる制度に過ぎません。

 何故、そのような狡いことばかりしようとするのか?!

 先日の朝日の記事ですが…

 日立製作所が笠戸事業所(山口県下松市)で働くフィリピン人技能実習生に実習途中で解雇を通告し、実習生側と賃金補償で大枠合意したことについて、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は24日の定例記者会見で、「不適正なものはないという認識でやっていたところが、不適正だと言われて困ったなと。雇用には責任が伴うから、解雇通告を出したが、このくらい(の補償)は、と決めたのだと思う」と述べた。


 このような輩が、痛みを伴う改革が必要だなんて嘯く訳です。

 もちろん、痛みを伴うのは一般国民であって、自分たちだけは楽をして儲ける、と。

 消費税は増税になっても、法人税や所得税は減税になっているのです。


 このような輩が経済界のトップにいて、どうして日本経済が発展するでしょうか?

 そう思いませんか?



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※リンク省略




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/207.html

[政治・選挙・NHK252] 訪中はトヨタ関税20%回避の穴埋め=日本自滅直前白旗です 
訪中はトヨタ関税20%回避の穴埋め=日本自滅直前白旗です
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51960326.html
2018年10月29日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


安倍政権は 最後の持ち駒を使うところまで追い詰められた

安倍政権はマイナス成長になれば終わる
多くの日本国民は寒さで眼が覚めてしまうから

**

日米経済交渉期間中は自動車の20%はいわないでいただきたい

これが安倍政権の第一話であったことが
今朝の日本TV早朝ニュースで洩らされた

言い換えれば 自動車関税20%をどこかで帳ずら合わせをしますから
ということになる

トランプに「貴国貿易赤字埋め合わせ」で
それ以上に喜んでいただきます

もっと言い換えれば
「ハンディ20」どうですかだが

日本がハンディを貰う実力差なのに
逆ハンディで「交渉しましょ」
オカネを上げる売春婦 

もっと言い換えれば
ヒモのお小遣い値上げ交渉が実態だ

****

トランプ20%で
非常事態です マイナス成長になります
中国へ謝りにいくしかないか
二階さんよろしくお願いします

安倍訪中は 米国へのプレゼント代の穴埋めを
対中貿易に振り替えなくては
マイナス=日本自滅の切羽詰まった白旗となる



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/848.html

[戦争b22] イスラエルがガザを空爆した直後、土露独仏はシリア情勢の政治的解決などで合意(櫻井ジャーナル)
イスラエルがガザを空爆した直後、土露独仏はシリア情勢の政治的解決などで合意
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810290000/
2018.10.29 櫻井ジャーナル


 トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領、ロシアのウラジミル・プーチン大統領、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、そしてフランスのエマニュエル・マクロン大統領は10月27日にトルコのイスタンブールでシリア情勢について話し合った。

 会議後に開かれた共同記者会見によると、シリア情勢は政治的に解決、ジュネーブで新しい憲法を作る作業を開始、イドリブの停戦は維持し、難民の帰還を助け、選挙では国際的な監視団を編成する。侵略作戦に失敗したネオコンなどアメリカ支配層はクルドを抱き込み、ユーフラテス側の北側に軍事基地を建設して「満州国」のような傀儡国家を建設しようとしているが、トルコ、ロシア、ドイツ、フランスの4カ国はシリアの分割を否定、国境は戦争前と同じにするとしている。

 ポール・ウォルフォウィッツのようなネオコンは1980年代から中東全域をイスラエルの支配下に置こうとしてきた。まずイラクのサダム・フセイン体制を倒して親イスラエル政権を樹立、シリアとイランを分断して両国を潰すという方針を当時から示していた。そこでフセイン体制をペルシャ湾岸の産油国を守る防波堤と考えていたジョージ・H・W・ブッシュ副大統領たちと対立、この対立によって暴露合戦が始まり、イラン・コントラ事件やイラクへの兵器密輸も明らかにされた。

 1991年には国防次官だったウォルフォウィッツがイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしたとウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官は語っている。クラークによると、2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとバージニア州アーリントンの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された直後、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺では、イラク、シリア、イランだけでなく、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンも攻撃予定国のリストに載せていた。(3月​​、10月​​)

 ところで、ネオコンはシオニスト(イスラエル至上主義者)の一派で、ドナルド・トランプもヒラリー・クリントンもその人脈に含まれている。トランプはカジノ経営者のシェルドン・アデルソンやイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相につながり、ヒラリー・クリントンは投機家のジョージ・ソロスやロスチャイルド金融帝国につながる。巨大資本に支配された西側の有力メディアがトランプを攻撃する理由は言うまでもないだろう。この対立はサウジアラビアにも影響、クリントンに近いのは前皇太子のムハンマド・ビン・ナーイフ、現皇太子のモハメド・ビン・サルマンはトランプに近い。

 こうしたシオニスト人脈にとって、シリアのバシャール・アル・アサド体制打倒の失敗は大きなダメージだ。シリア侵略に失敗するということはイランの現体制を倒すというプランを困難にするだけでなく、地中海の東側、エジプトからギリシャにかけての海域に存在すると言われている天然ガスの独占も難しくなる。USGS(アメリカ地質調査所)の推定によると、ここに眠る天然ガスは9兆8000億立方メートルに達し、原油も34億バーレルはあるという。イスラエルが執拗にガザを攻撃する理由のひとつはこれだ。

 イスラエル軍は10月26日からもガザを空爆、子ども3名を殺している。ハマスを口実にしているが、本ブログでは何度か説明したように、この組織を作り上げたのはイスラエルにほかならない。圧倒的に支持されていたPLOのヤセル・アラファト議長に対抗させることが目的だった。そもそも、イスラエルは侵略者であり、「建国」以来、パレスチナ人を虐殺してきた。そうした行為に対する抗議活動が3月から続いているが、その間に殺されたパレスチナ人は200名を上回るという。こうした破壊と殺戮を西側のメディアは気にしない。バラク・オバマは大統領時代、アメリカは特別な存在だと言っていたが、イスラエルも同じだと考えているのだろう。

 地中海東部にある天然ガスの利権にはロスチャイルドも食い込んでいるが、その資源を売るマーケットとして想定されているのはヨーロッパのはず。そのヨーロッパへの天然ガス供給量を増やそうとしているロシアは協力なライバルということになる。ロシアとイスラエル、両国が望むパイプラインのルート上にはギリシャがある。西側の金融資本がギリシャを破綻させ、ロシアとの関係を断つように仕向けた理由のひとつはこれだろう。

 ウォルフォウィッツが予告したようにイラクをアメリカ軍が先制攻撃したのはジョージ・W・ブッシュが大統領だった2003年3月であり、リビアに続いてシリアへの侵略を始めたのはバラク・オバマが大統領だった2011年3月。トランプ大統領はイランに対して経済戦争を仕掛けている。

 歴史を振り返れば、アメリカの支配層が民主的な政権を軍事侵略や傀儡を使った軍事クーデターで潰してきたことは明白。そうした侵略では労働組合を使った不安定化工作やメディアのプロパガンダが展開された。1990年代からは広告会社やNGOが重要な役割を果たしている。アメリカが「民主主義の牙城」だという主張は戯言以外の何物でもない。トランプは悪いがXなら良いということでもない。ロシアとの核戦争へ突き進んでいたヒラリーに比べれば、ロシアとの関係修復を訴えていたトランプはましだった。




http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/390.html

[政治・選挙・NHK252] アメリカの言い値で買った兵器ローンの残高が5兆円!!&ヘイトを助長する日米の似た者同士!!(くろねこの短語)



アメリカの言い値で買った兵器ローンの残高が5兆円!!&ヘイトを助長する日米の似た者同士!!
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-3cb9.html
2018年10月29日 くろねこの短語


 アメリカから兵器購入するためのローンの残高が5兆円だとさ。身代金3億円なんて噂話を真に受けた連中がバッシングに必死になっているけど、ひとひとりの命を救うための3億円は自己責任なんて喚くくせに、初老の小学生・ペテン総理の5兆円の無駄使いには目も向けないんだから、ホント、ネトウヨって頭あったかいひとたちなんだね。

米から購入安倍政権で急増 兵器ローン残高 5兆円突破


 税金をどう配分するかというのが政治家の重要な役割なんだが、ペテン政権ってのはまったくビジョンがないから、何もかも言い値でアメリカから買っちまう。それすべて税金ってこともおよそ自覚してないのだろう。でなけりゃ、外遊のたびに大判振舞いなんかできるわけがありません。

 保育園や幼稚園の無償化ですら四苦八苦してるってのに、トランプに尻尾振ったあげくの5兆円の兵器ローンってのは誰も何も言わない。さらに、国には特別会計という別の財布がありますからね。泣きっ面かくのはいつも一般大衆労働者諸君ってことだ。そろそろ暴動起きてもおかしくないんじゃないか。

 ところで、反トランプ勢力に爆弾送りつけたアメリカ版ネトウヨに続いてユダヤ教会で反ユダヤ主義者による銃乱射事件。新聞・TVはトランプのこれまでの差別的言動が大きく影響していると言うのだが、確かにその通りではあるのだろう。でも、だったら日本にだってそういう男がいることをしっかりと自覚してもらいたいものだ。

米教会堂乱射 死者11人に ユダヤ人標的、容疑者訴追

 異論を唱える一般大衆労働者諸君に向かって「あんなひとたち」と喚くこととトランプの移民や人種に関する差別発言とは同根のものなんだね。他人のことを言えた義理ではないってことだ。「右翼の軍国主義者と呼びたいならばどうぞ」なんてことを口にして恥じ入ることがない男をほったらかにするどころか、ゴチにまでなっちゃうメディアの存在がこの国をいかに貶めているか。てなことをつらつら思う月曜の朝である。



米から購入安倍政権で急増 兵器ローン残高 5兆円突破
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018102990070227.html
2018年10月29日 07時02分 東京新聞

  

 防衛予算で戦闘機やミサイルなど高額兵器を導入する際、費用を複数年度に分けて支払う「後年度負担」の残高が二〇一八年度予算で初めて五兆円を突破し、一九年度は五兆三千億円に達する見込みであることが分かった。輸送機オスプレイなど安倍政権で急増した米国製の高額兵器導入が、大きな要因となっている。兵器の輸入拡大に伴い、毎年の後年度負担の支払いも増加しており、防衛費の大幅増につながっている。 (「税を追う」取材班)

 日本は近年、米国政府の「対外有償軍事援助(FMS)」に基づき、兵器を多く輸入している。一九年度は最新鋭戦闘機F35A(六機・九百十六億円)、早期警戒機E2D(二機・五百四十四億円)、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」(二基・二千三百五十二億円)などの購入契約を結ぶ方針だ。

 FMSの契約額は一二年度予算で千三百八十一億円だったが、同年末に安倍政権が発足してから急増。防衛省は一九年度予算で、一二年度の五倍の六千九百十七億円を要求している。

 兵器の購入費は最長五年間に分割して米政府に支払っており、二年目以降のローン残高が後年度負担と呼ばれる。米国製兵器の導入拡大に伴い、国内調達分を含めた後年度負担の残高も急増。一九九八〜二〇一二年度までは三兆円前後で推移していたが、一三年度以降は右肩上がりで、一九年度は五兆三千三百七十二億円と六年間で約二兆一千億円も増える見通しだ。

 残高全体に占めるFMSの割合は、一三年度の5・9%から一九年度28・3%と急速に拡大している。

 防衛予算は安倍政権下で毎年増大。一九年度の要求額は五兆二千九百八十六億円で、六年間で約五千四百億円増えた。だが防衛費の借金とも言える後年度負担の残高は一八年度時点で年間予算に匹敵する額に膨らみ、予算を圧迫している。

 政府は年内に、向こう十年程度の防衛力整備の指針となる「防衛大綱」を見直し、一九〜二三年度の装備品の内容や総額を示す中期防衛力整備計画(中期防)を策定する。兵器増強や防衛予算の硬直化を解消するため、防衛費のさらなる増大を打ち出すとみられる。

 ◇ 

 来年十月に消費税率が10%に引き上げられる。税金は正しく使われているのか。シリーズ「税を追う」では初めに、増え続ける防衛費の流れを追い、無駄や利権がないか検証する。

◆日米の軍事一体化で加速

 急増する米国からの兵器導入が防衛費を押し上げている。国産の装備品も含めたローン残高は年間の防衛予算に匹敵するまでに増大しており、返済が追いつかない状況になっている。

 政府は防衛力増強の理由に北朝鮮のミサイル開発や中国の軍備増強を挙げ、日米の一層の軍事一体化を進める。二〇一五年の安全保障関連法の成立後、米艦船や米機の護衛など自衛隊の任務は大きく拡大した。さらに拍車をかけたのが、兵器売り込みで対日貿易赤字の解消を迫るトランプ大統領の登場だ。圧力に押されるように、日本は後年度負担という名の「兵器ローン」で、輸入を加速させている。

 そのツケとも言うべき毎年の支払いが、国家予算に重くのしかかる。国と地方の借金は一千兆円を超え、社会保障制度の安定や財政再建はまったなしだ。後年度負担が今のペースで増え続ければ、防衛費増大に歯止めがかからなくなる。 (鷲野史彦)

<対外有償軍事援助(FMS)> 米国政府が同盟国に軍事援助の一環で武器を売る制度。米国防総省の国防安全保障協力局が所管している。買い手は高性能の武器が購入できる半面、▽価格、納入期限は米政府の都合で変わる▽代金は納品前に支払い−など米国に有利な内容となっている。

◆今の環境で削減困難

<防衛省会計課の話> 後年度負担が増えている要因は、北朝鮮のミサイルに対応する装備品が増えたためだ。装備品が高性能化して単価が上がったことも一因。後年度負担の削減に向けた取り組みは続けているが、今の安全保障環境で減らしていくのは難しい。
















































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/849.html

[政治・選挙・NHK252] 岡口基一裁判官、独占インタビュー「言論の自由を封殺した最高裁へ」 そして、驚くべき司法の内情について(現代ビジネス)


岡口基一裁判官、独占インタビュー「言論の自由を封殺した最高裁へ」 そして、驚くべき司法の内情について
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58177
2018.10.29 岩瀬 達哉 ジャーナリスト 現代ビジネス



ツイッター上での活発な発言で有名な岡口基一・東京高等裁判所判事。最高裁判所は今月、その岡口氏に対して、ツイッター上での発言を理由に「戒告」の処分を下した。だが岡口氏は、この決定が極めて多くの問題を含んでいるとしている。今回の決定の危うさ、そして、現在の司法の知られざる内情について、「週刊現代」誌上で本人が語った。


今回の処分によって、一時的であれ、私の言論が封殺されただけでなく、明らかに裁判官の表現の自由は制限されました。

これまでは、すでに確定した判例について個人情報を完全に秘匿した状態のもの、いわば「事例」化された判例については、ネット上で自由に議論がされてきました。しかし今回の分限決定で、事実上、裁判官がネット上でこういう議論に参加することができなくなったことは明らかです。

しかし少なくとも、私が成功したことは、最高裁が、いかにいいかげんな判断をしているかってことを世に知らしめたことです。

一般の方は、最高裁は正しい手続きを踏んで正しい決定をしていると信じている。しかしそうではなかった。あり得ない事実認定しかできない裁判官、そして手続保障を全く理解していない裁判官が、こんな適当な決定をしていたわけです。

そもそも処分というのは、基本的には故意に悪いことをしたときにするものです。しかし今回は、故意による行為でもない。最高裁の歴史に残る恥ずかしい決定になるでしょう。ちなみに、テレビを買えばNHKの受信料を支払わなければならないとした最高裁判決は、今回の処分を下したのと同じ最高裁長官と最高裁判事たちによるものです。


岡口氏は最高裁決定の問題点について語った〔撮影:岡田康且〕

愕然とする決定

最高裁大法廷(裁判長・大谷直人最高裁長官)は、10月17日、東京高裁の岡口基一判事への「戒告」処分を決定した。

「ブリーフ裁判官」として知られる岡口判事は、白ブリーフ姿の自撮り写真をツイッターのカバーページに掲げ、法律問題から時事問題、さらには性の話題まで多岐にわたってツイートしてきた。

処分の対象となったのは、今年5月、犬の返還訴訟について報じた新聞記事のURLを添付し、こうツイートしたことだった。

〈公園に放置されていた犬を保護し育てていたら、3か月くらい経って、もとの飼い主が名乗り出てきて、『返してください』『え? あなた? この犬を捨てたんでしょう? 3か月も放置しておきながら…』『裁判の結果は……』〉

このツイートによって、「もとの飼い主」は感情を傷付けられたと、東京高裁に抗議。同高裁の林道晴長官は、岡口判事にツイートをやめるよう強要したものの、応じなかったため、最高裁に懲戒を申し立てていたものだ。

最高裁大法廷は、岡口判事のツイートは、裁判所法49条で定める「品位を辱める行状」にあたるとして、14名の最高裁判事の全員一致意見として、戒告を言い渡したのである。




正直、最高裁の決定には愕然としました。

最高裁の判断を整理すると、次のようになります。このツイートを一般人が読めば、私が「もとの飼い主」が訴訟を起こしたこと自体を非難していると受け止める。裁判官が、訴訟を起こしたこと自体を非難していると一般人に受け止められるようなツイートをすることは、裁判官の「品位を辱める」行為である。だから処分するというものです。

しかしこの事実認定は、いくらなんでも無理がある。私のツイートから、犬を捨てたことを非難してると思う人はいるかもしれません。しかし、訴訟を起こしたこと自体を私が非難していると受け止める人など、いないですし、いたとしてもそれが「一般的」とはとても言えません。

すでに多くの法曹実務家や学者が、この点について、ありえない事実認定であると指摘しています。

しかも、東京高裁が提出した「懲戒申立書」は、私が「もとの飼い主を傷つけるツイートをしたこと」を懲戒理由として設定していました。それなのに、決定の結論は、そうではなく、「裁判を起こしたこと自体を非難していると一般人に受けとめられるようなツイートしたこと」を戒告理由としているのです。

つまり、当初はもとの飼い主の話として申し立てられたものであるのに、最終的には、一般人に誤解を招くツイートをした点が問題であると、話が変わっているのです。

戒告処分は不利益処分ですから、処分される側に弁明の機会を保障し、十分に防御ができるように、いかなる行為について懲戒を申し立てるのかを、「申立て理由」書に正確に書いておかなければならない。

でないと、十分な弁明や防御ができず、裁判の公正な手続きが実践できないからです。しかし、結果はいま申し上げた通り。「申立ての理由」と最終的な決定にズレが出ている。こんな不意打ちを、最高裁がやるとは夢にも思っていませんでした。

しかも、分限裁判は、当局が訴えて当局が裁くという、もともと不公平な裁判です。そのため、当局が勝手なことをできないように、かつて「寺西判事補事件」を審理した最高裁大法廷判決は、補足意見において「手続きは公開の場で行われるべき」と指摘しているのです。

この補足意見を根拠に、司法クラブに所属する新聞社、テレビ局の全社が、事前に傍聴の要請をしていたにもかかわらず、当局はそれを拒否。非公開の場で行なったうえ、こちらが、いろんな釈明をしたにもかかわらず、それにも一切答えず、わずか1回の審理で終結してしまったのです。

素人のエッセイのような…

処分後、岡口判事は、司法記者クラブで会見し、確たる証拠のないまま最高裁がいい加減な認定をしたことや、公正な裁判手続きを保障しなかったことなどを理由に、処分の不当性を訴えた。

適正手続きは、裁判の命である。裁かれた者が、たとえ主張が入れられなかったにしろ、公正な審理を受けたと納得できる裁判を、なにゆえ最高裁は行わなかったのか。
大法廷決定の理不尽さとともに、最高裁を頂点とした裁判所の病理について、岡口判事が続ける。




しかしそれ以上に驚かされたのは、3人の最高裁判事が共同執筆した「補足意見」です。あの意見は、ヒステリックに私を非難するものであって、品格があるはずの最高裁の補足意見とはとても思えない。素人の、エッセイのようなものです。



補足意見は、元通産官僚で内閣法制局長官を務めた山本庸幸(つねゆき)、元外務官僚で英国大使を務めた林景一、弁護士出身の宮崎裕子の3判事が執筆。彼らはとりわけ、岡口判事の「2度目の厳重注意」を問題視していて、こう述べた。

〈私たちは、これは本件ツイートよりも悪質であって、裁判官として全くもって不適切であり、裁判所に対する国民の信頼をいたく傷つける行為であるとして、それ自体で懲戒に値するものではなかったかとも考えるものである〉

〈本件ツイートは、いわば『the last straw』(ラクダの背に限度いっぱいの荷が載せられているときは、麦わら一本積み増しても、重みに耐えかねて背中は折れてしまうという話から、限度を超えさせるものの例え)ともいうべきものであろう〉




要するにこの補足意見は、本件ツイートは「麦わら一本」程度のものでしかなく、実際には過去のツイートで処分したんだと、自白しちゃってる。

そうであれば、最初から、「懲戒申立書」に、過去のツイートが主な対象である旨を明記しておく必要があります。何を対象として申し立てられているのかがわからないままでは、反論の機会が与えられたとは到底いえず、裁判の公正な手続きが実践できないからです。この意見は、気に入らない奴を裁くのに、公正な手続きなど必要ないんだと言っているのも同然でしょう。

裁判での審理というのは、感情をぶつける場じゃない。冷静に、事実認定と法的判断を普通にやる場です。そういう場に、裁判の手続保障について、この程度の理解しかない人たちを入れるのは、よくないんじゃないですかね。

憲法上の問題があった

補足意見が問題にした岡口判事のツイートは、昨年12月、最高裁のウェブサイトに掲載された性犯罪事件の判決文を紹介したもの(ただし個人情報は秘匿されている)。岡口判事は判決文のURLを、ツイッターの画面に添付したうえで、こうつぶやいていた。

〈首を絞められて苦しむ女性の姿に性的興奮を覚える性癖を持った男 そんな男に、無残にも殺されてしまった17歳の女性〉




補足意見の裁判官らは、遺族の方が私のつぶやいた文言に傷ついたとしています。しかし被害者の女性の遺族は、もともと判決文を裁判所が公開したことに抗議していた。判決文を公開したのは、私ではなく最高裁です。

それがいつの間にか、私のツイートの文言で傷ついたに変わり、それに基づいて私の厳重注意処分がなされました。しかしそれが終わると、再び、判決文を裁判所のウェブサイトに載せられたことに傷ついたという主張に戻っている。この事実は、私のブログのコメント欄に遺族の方が自ら投稿しています。

そして毎日新聞の報道によれば、更に考えを変えて、私のおちゃらけたツイッターで紹介されたことで傷ついたと、4回も「傷ついた理由」を変えているんです。これって、どういうことなのでしょうか。

また今回は、表現の自由や裁判官の独立などの憲法上の問題があったのですが、それについて最高裁が全く判断しなかった――つまり、「憲法判断」がなかったことも指摘しておく必要があります。

実は、現在、最高裁には憲法学者が一人もいないのです。そのためか、金沢市役所前広場事件という表現の自由が大きな問題になった事件で、最高裁は、憲法判断をしないどころか、判決の理由を明確に論じない、いわゆる「三行半判決」で終わらせました。そういう流れがあるということも押さえておかなければなりません。

自由な議論が抑制されてしまう

岡口判事のツイッターは2008年から始められ、一日20回程度のツイートを行ってきた。フォロワーは常時、約4万人を数えていたが、東京高裁長官が分限裁判を申し立てるや、研究者用に発信している別のブログが一挙に50万アクセスを突破。その途端、理由不明のまま、ツイッターのアカウントは凍結されてしまった。いまは、アクセス不能の状態にある。



私のツイッターアカウントの読者のほとんどは、法曹関係者や法学部の学生など、法律に関係している方々です。

今回、私が処分される原因になった犬の飼い主に関するツイートにしても、犬の所有権がどちらの側にあるかって結構、面白い事件なので、ロースクール生とか法学部の学生に考えてほしくて載せただけ。元の飼い主を非難する考えなど毛頭もない。

確定した裁判例について、個人情報を完全に隠して、いわば「事例」化したものについて、自由に論じるというのは、たとえ、それによって、当該事件の当事者が傷つくことがあっても、それは許されるというのが、これまで長い間続いてきたルールです。日本の法律学を発展させるためには、実際の事件を題材として議論するのが一番だからです。

そして、こういう議論には、専門家である裁判官も当然に関与することができ、これまでも関与してきました。私も今回このルールにしたがっただけです。

ネット社会では、ネット上で、その議論がされるわけで、今回の犬の裁判についても、法律家や学者がネット上で議論をしています。例えば、明治大学の教授は、今回の犬の裁判について、ネット上で評釈しており、その内容は「もとの飼い主」を傷つける内容ですが、これは完全に許されている行為なのです
https://www.lawlibrary.jp/pdf/z18817009-00-031491632_tkc.pdf)。

こういう議論は、当事者を傷つけないように、国民の目に触れないとこでこっそりやるようにしましょうという動きになる方が、むしろ危険です。情報公開・国民の知る権利は、国民主権・民主主義の基本であって、国民が自由に議論をすることは何よりも保護されるべきものだからです。情報の隠蔽はそこに新たな権力を生むだけです。

凍結されているツイッターについて言えば、ツイッター社が、いかにおかしなことをするかを示すため、そのまま放置し、別アカウントを作る気はありません。だから、いまはフェイスブックを中心に発信しているんです。

      
      〔撮影:岡田康且〕

裁判所の権威を守るための「秘密のベール」

裁判官がSNSに投稿したことで戒告処分を受けるのは、今回がはじめて。過去の戒告は、破廉恥行為や怠慢行為などに下されている。以下は、最近のおもな事例だ。
・2001年10月、痴漢行為によって神戸地裁元所長が戒告。のちに依願退官。
・2013年10月、福岡地裁判事が、女性の司法修習生へのセクハラ行為で戒告。のちに依願退官。
・2018年6月、岐阜地裁判事が、判決文を完成させないまま判決を言い渡していたとして戒告。のちに依願退官。




裁判所には、ブログはやるなという基本方針があるんです。以前、ドイツに留学していた女性裁判官がブログをやっていたのを当局が聞きつけた途端、閉鎖になってしまった。また、家庭裁判所の調査官でブログをやっていた人がいたのですが、次席調査官室に呼びつけられ、ネチネチやられて、結局やめちゃった。

裁判所がなぜ、裁判官のブログを嫌がるかというと、どんな人が、どんなことをしているか知られたくないからでしょう。秘密のベールに包んでおけば、権威は高まりますから。

実際、20代で裁判官になっても、一人前になるには時間がかかりますから。彼らの実力を知られたら困るわけです。

司法試験って、基本法しかやらない。ところが裁判の現場では、いろんな法律があって、住民訴訟なんて、地方自治法を一度も読んだことないのに、いきなりやらされたりする。そういう職場環境のもとで、よくわからないまま難しい事件を次々担当させられるので、みんな自信を持てないでいるんです。

じゃ、勉強すればいいじゃないかとなりますが、勉強する時間もない。仕事が一杯一杯で、土日も判決書いてますから。

裁判官の仕事って、社会的なことを知らなくてはいけないし、法律も知らなくてはいけない。しかも法律はどんどん変わる。だから全部のことがわかって、自信をもって判決書けるという人は非常に少ない。たいていは、「判例秘書」という判例検索ソフトで、過去の似たような事件の判決を探しだしては、ああ参考例があってよかった、これを真似すれば判決が書けると言って、コピペしたりしている。

他方で、スーパーエリートであった某裁判官が、自信を持って、信念に基づいて国を負けさせ続けたところ、みごとに左遷されてしまいました。東京に戻ることもかなわずに今年の5月に名古屋で定年となりました。するとみんな、国を負けさせるとヤバいんだなとわかる。見せしめをひとりつくれば、下手に締め付けなくても、裁判官を自発的に隷従させることができる。そんな組織になってしまっている。

さすがに私も、裁判所という世界に若干、嫌気がさしてるのですが、処分を受けたことで逆に辞められなくなってしまった。法曹界のいろんな方々から、辞めないで発言を続けるようにといった励ましのメールがどんどん届いているうえ、職場でも冷たくされるどころか、もっと頑張ってみんなの弾除けになって下さいって言われるものですから。

「プロ」の裁判官が減ってきた

裁判官って、弱いんですよ。ひとりひとりは、ただのサラリーマンですから。

とりわけ司法制度改革のあとは司法試験の合格者が急増していて、この20年間で弁護士人口は2倍強に増えた。弁護士が余っていて、裁判官を辞めても弁護士に転身できないんです。

だから当局に睨まれることなく、賢くやっていきたいという自信のないヒラメ裁判官が増えることになる。多少の不利益を受けてもいいから、本を書いて、ほかの裁判官の役に立とうという奇特な人はいなくなりました。今では、本を書くと裁判官としての成績評価に響くといった「都市伝説」があるくらいです。

どこの世界も、プロがいなくなってきたと言われていますが、ウチも同じ。

基本的な司法の役割すらわかっていない裁判官がいます。なぜ、わからないかといえば、誰も教えないからです。それにワーク・ライフ・バランスで、週に何回かは早く帰らなくちゃならない。そうなると職場の飲み会もなくなる。先輩が後輩に教えるシステムが断絶してるんですね。

だからというわけではないのですが、これからはツイッターに替えて、フェイスブックで若い裁判官などに、司法の本質論を伝えていきたいと思っています。

三権分立のなかで、立法と行政は多数決原理ですから、必然的に少数者は追いやられる。その少数者の権利を誰が守るのかといったら、司法しかありません。

ヘイトスピーチとか、LGBTの話とか差別されている人たちがいて、この人たちの権利を守るのは、われわれの守備範囲なんですよと。そちらに目を向けてもらえるよう情報発信を続けていくつもりです。

二度目の戒告を受けることになるかもしれませんが、そういうことは気にしないでやっていくつもりです。私はなによりも自分自身の表現の自由を守りたいからです。自分の表現の自由すら守れない裁判官が、他人の表現の自由を守れるはずがありません。

(文中敬称略)

現在発売中の「週刊現代」11月10日号には、本インタビューのダイジェスト版をはじめ、二階俊博幹事長と菅義偉官房長官の対談、野村克也氏のインタビューなどが掲載されている。















































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/850.html

[国際24] メルケル氏、党首選への再出馬断念へ 首相職は続投の意向(AFP)
メルケル氏、党首選への再出馬断念へ 首相職は続投の意向
http://www.afpbb.com/articles/-/3195125?cx_part=latest
2018年10月29日 21:05 発信地:ベルリン/ドイツ AFP


ドイツ首都ベルリンで、キリスト教民主同盟(CDU)の幹部会合へ向かうアンゲラ・メルケル氏(2018年10月29日撮影)。(c)Tobias SCHWARZ / AFP


【10月29日 AFP】(更新)ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相は、地方選での連敗を受けて、18年間率いてきた中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)の党首選への再出馬を断念し後任に道を譲る意向だと、党関係者が29日、明らかにした。ただ首相職については、現任期が満了する2021年まで続投する考えだという。

 CDUは前日の28日、中部ヘッセン(Hesse)州議会選で大幅に得票率を下げた。同関係者は、メルケル氏が「党首選への再出馬を見送る」意向だと述べた。

 ただメルケル氏は同党幹部に対し、2021年までの現任期が「自分の最後の任期」になると話したとされ、それまでは首相としてとどまる考えを示唆。

 首相退任後、メルケル氏が欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会(European Commission)でのポストを模索していくとの臆測もあるが、その予定はないと話しているとされる。(c)AFP








http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/418.html

[政治・選挙・NHK252] 今井絵里子が交際宣言した橋本元神戸市議に有罪判決 政治資金を”交際費”に私的流用?自民党幹部が激怒〈dot.〉 
今井絵里子が交際宣言した橋本元神戸市議に有罪判決 政治資金を”交際費”に私的流用?自民党幹部が激怒〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181029-00000017-sasahi-pol
AERA dot. 10/29(月) 15:08配信


今井絵理子参院議員(右)と橋本健被告 (c)朝日新聞社


 元SPEEDのメンバーで自民党の今井絵理子参院議員が「交際宣言」をしていたお相手、元神戸市議の橋本健被告が詐欺罪に問われた裁判で10月29日午後、懲役1年6月、執行猶予4年の有罪判決が神戸地裁で言い渡された。

 起訴状によると、橋本被告は、11年から14年度の政務活動費について市政報告の制作費など架空の領収書を添付し、虚偽の収支報告書を作るなどして、計690万円を騙し取ったとされる。これまで、神戸市長や同議会などからも幾度となく、自らの責任で政務活動費の不正使用をきちんと説明するように求められていた橋本被告。

 この日、判決が言い渡されても表情を変えることはなかった。そのまま、会見もせず、報道陣から逃げるように姿をくらましてしまった。

 昨年7月に週刊新潮で今井議員との不倫疑惑が報じられ、政務活動費の不正受給問題も発覚。同年8月に市議を辞職していた。

 新幹線のグリーン車で手をつなぎ、ホテルで同じ部屋に宿泊するシーンまでが明らかになった2人。その後、今井氏との対談が掲載されている市政報告を2016年の参院選前に配布。その費用を政務活動費で支払うなどしていたことで、市議を辞職にまで追い込まれた。その後、神戸市議会などから刑事告発され、検察に起訴されていた。

 橋本被告は、政務活動費の疑惑が報じられると架空の領収書を作成した印刷業者に「口裏合わせ」を依頼するなど犯行の隠ぺい工作にまで行っていたことが明らかになった。

 検察側は公判で、橋本被告の対応に「悪質な犯行であり強い非難に値する」と厳しく指摘。

 さらに騙し取った690万円の政務活動費の使途について、検察は「東京への交通費、宿泊費など私的に使っていた」とも明らかにした。今井氏との交際費に流用した疑いが出ている。

 他にもキャバクラやガールズバー、ゴルフなど私的な遊興費にも使っていたと指摘した。

 橋本被告は、法廷で全面的に検察側の主張を認め、「反省しています」と涙ながらに、情状を訴えていた。

 だが、自民党の神戸市議は怒り心頭でこう語った。

「橋本被告は、辞職の際も他の市議に謝罪文を渡しただけで逃亡しましたわ。いくらきちんと説明、謝罪と言っても『やめるので』というばかり。橋本被告は、歯科医であり社会的に責任ある立場。法廷では泣いて謝っていたが、遅すぎます」

 一方、自身のブログで10月3日、<現在、私今井絵理子は元神戸市会議員の橋本健さんとお付き合いさせていただいております。昨年末に橋本さんの離婚が成立をしたとのご報告や、事件についての説明と謝罪など、年明けから連絡を取りあっておりました。交際については様々なご批判等あるかと思いますが、それらは全て覚悟しております>と交際宣言した今井氏。

<犯してしまった罪は心から償い、もう二度とこのようなことを起こさないように、再起に向けて歩みを進めてほしいと思います>とつづっていた。

 自民党幹部は今井氏についてあきれつつ、こう怒る。

「橋本被告は、政務活動費の不正についても説明も謝罪もできず、同じ自民党の神戸市議たちを苦しめている。政務活動費の不正は刑事的犯罪。市議、歯科医という立場で社会的な責任も果たせない男と不倫かと疑われるような交際を堂々と言ってのける今井さんってどんな神経なのか。とんでもない人を自民党は議員にしてしまったもんだな…」

 2人の前途は多難なようだ。(今西憲之)


































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[政治・選挙・NHK252] 前門の虎、後門の狼 トラの尾を踏む振りをする安倍晋三(街の弁護士日記)
前門の虎、後門の狼 トラの尾を踏む振りをする安倍晋三
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2018/10/post-42e0.html
2018年10月29日 街の弁護士日記 SINCE1992at名古屋


毒薬条項を盛り込んだ日米FTAを締結して中国を排除することにしたとの共同声明を発して早々に、安倍晋三は、訪中した。

マスコミはその危うさを全く報じていない。

危うい曲芸を披露しているのに、それが伝わらないのは、安倍晋三にしても、不本意なのではなかろうか。



にしても、マスコミが中国が歓迎一色であるかのように報道しているのは、違うらしい。

習近平はにこりともしていないというのだ。



BSTBSの「サンデーニュースBizスクエア」が10月28日の放送で、テレビとしては、初めて日米FTA(TAG)の毒薬条項を取り上げた。
文春WEBで毒薬条項を紹介していた、春名幹男氏がゲストである。

春名幹男氏は、知らなかったが、元共同通信社ワシントン支局長、元共同通信社論説副委員長という立派な経歴をお持ちの米国政治通である。

いや、こんな人がBSニュースのゲストで、くすぶってちゃおかしいでしょう、と立場を超えて突っ込みたくもなる。

いかに何でも、もうそろそろ、新聞媒体も毒薬条項を取り上げなきゃおかしいでしょう。

日刊ゲンダイ当たりが大々的に報道しない限り、隠蔽してすませるつもりなのか。

で、マスコミは、日中友好新時代などと仰々しく報道するが、これが危ういことは春名氏も感じておられたことがわかった。

もうお一方中国事情に詳しい専門家がゲストとして招かれていたが、お名前をメモし忘れてしまったが、この方も共通の認識のようだった。

とにかく、日本が米国の中国排除政策に取り込まれたことを、当然に知っている習近平は、にこりともしていない。

(そういえば、笑顔で外国首脳と握手するプーチンは見た事がないが、習近平はプーチンよりは賓客を笑って迎えるそうである)

さて、で、マチベンは、今回の訪中劇をどう思うか。

わからないのである。

訪中についてはワシントンの許可を得ているという報道もあるが、そういう報道が、米国の中国排除戦略との絡みを説明してくれる訳もない

訪中したには、経済界が後押しした可能性はある。

表だって、米国に反対できないポチ経済界が、安倍晋三に無理矢理、訪中を勧めた可能性は排除できない。

時期的には、トランプが中間選挙終盤で、選挙に夢中モードで、極東の小国(後でいつでもひっくり返せる)のことなどに構っている暇がない時期を狙っている。

とりあえず、一帯一路への賛同ではなく、一定条件を付した第三国支援という枠組みも評価に値するだろう。

訪中報道のおかげで、一帯一路が、支援先国家を借金漬けにして返済不能に追いやり、国家を乗っ取るという、商工ローン並の悪質なものであることを初めて知った。
なるほど、経済侵略主義というのはそういう意味か。なにやらIMFとそっくりである

スリランカが借金のかたに港湾を乗っ取られたのを見て、マレーシアのマハティールが計画を返上したり、他の国でも縮小や見直しにかかっているそうである。



日米FTAの交渉入り後に、中国排除の精神に反したことをすると、即、自動車関税の引き上げが待っているので(日米共同声明6項、7項)、交渉が始まる前の今しか、日中接近のチャンスがなかったこともあるかもしれない。

安倍晋三の訪中の成果の存否については、今後を見守るしかない。

11月2日(金)午後1時30分から2年振りにIWJでインタビューを受けることになったので、岩上安身さんにも評価を聞いてみたいところだ。

なお、米国の中国敵視がトランプ政権の外交戦略の要になっていることは、ペンス副大統領のハドソン研究所での演説(10月4日)で思い知らされる。この演説は、中国に対する非難に終始している。

中国国内の宗教的差別や政治的な不自由、IT監視による社会・世論支配、知的財産の剽窃、多額の補助金による産業育成、他国に対する過酷な介入、米国の内政に対する干渉など、40分以上にわたって演説したというが、読めば読むほどに「それって全部、米国の手口と一緒じゃん」と突っ込みたくなるほど粘着質な演説である。

海外ニュース翻訳情報局のサイトに下記の標題で全文が掲載されている。

【ペンス副大統領演説:全文翻訳】「中国は米国の民主主義に介入している」:ハドソン研究所にて

とりあえず極東の国民としては、新冷戦の前線をどこに引くつもりかが気になるところだったが、次のように述べている。

それって、一帯一路と完全にガチンコしてるやん。

このペンス演説は、冷戦の幕開けとなったチャーチルの鉄のカーテン演説(1946年3月)に比する向きもあるという。

自由で開かれたインド太平洋というビジョンを前進させるために、インドからサモアに至るまで、地域全体で価値観を共有する国々との間に、新たなより強固な絆を築いています。我々の関係は支配ではなく、パートナーシップの上に築かれた尊敬の精神から生まれています。

先週トランプ大統領が韓国との貿易協定の改善に署名したように、我々は二国間ベースで新たな貿易協定を締結しています。日本との自由貿易協定の歴史的な交渉をまもなく開始します。(拍手)

また、国際開発・金融プログラムの合理化を進めていることを報告します。我々は、中国の借金漬け外交に代わる公正で透明な選択肢を外国に与えるでしょう。実際、トランプ大統領は今週、BUILD Act (建設法) に署名する予定です。


来月、シンガポールとASEANとAPECのパプアニューギニアで米国を代表することを名誉に思います。そこで私たちは、インド太平洋地域を支援するための自由でオープンな新しい対策とプログラムを発表する予定です。そして大統領の代理として、インド太平洋へのアメリカのコミットメントがこれまでにないくらい強いものであったというメッセージを伝えます。(拍手)






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[政治・選挙・NHK252] 深夜の議員宿舎で素っ裸のままピンポーン!今は大臣!  
深夜の議員宿舎で素っ裸のままピンポーン!今は大臣!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_259.html
2018/10/29 23:19 半歩前へ

▼深夜の議員宿舎で素っ裸のままピンポーン!今は大臣!

 滞貨一掃内閣と呼ばれる内閣改造で、やっと大臣ポストを手に入れた宮腰光寛。

 彼は以前、議員宿舎の廊下で素っ裸のスッポンポンになった”経歴”の持ち主だった。

 パンツひとつはいていないのは軽犯罪法違反になるのではないか?

 それともワイセツ物陳列罪か?

 いずれにしても、こういう人物を閣僚に起用してもいいのだろうか?日刊ゲンダイの記事を読むと、ほとんどアル中に近いらしい。

 閣僚になるより、「世界奇人・変人大会」でも主催した方がいいのではないか。

***********************

日刊ゲンダイがつぶやいた。


 国会議員が全裸で“ピンポーンダッシュ”なんて、前代未聞だ。週刊誌が宮腰光寛沖縄北方相の仰天奇行を報じている。

 それは第1次安倍政権の2007年の出来事だった。衆議院赤坂議員宿舎で深夜、A元議員の部屋のインターホンが鳴った。

 妻がのぞき穴から外を見ると、裸の男が立っており、妻の悲鳴を聞いた元議員が駆けつけてドアを開けると、すでに全裸男の姿はなかった。

 その後、宮腰大臣の娘が菓子折りを持って謝りに来たという。

 この話には前段があり、宮腰大臣は施錠していなかったB元議員の留守中の部屋に上がり込み、着ていた服を脱ぎ捨て勝手に風呂に入った後、部屋を出て、A元議員のインターホンを押したというのだ。だから、裸だった。

 宮腰事務所は事実関係をすべて認め、「宮腰本人は酩酊のため謝罪にお伺いできなかったことから、当日中に、同人の娘がお詫びに伺い、後日、宮腰本人もお詫びにあがりました」と答えている。  (以上 日刊ゲンダイ)

詳しくはここをクリック
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240372/2





















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/853.html

[政治・選挙・NHK252] 沖縄がハワイを超え観光客と使った金で世界一!  
沖縄がハワイを超え観光客と使った金で世界一!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_260.html
2018/10/29 23:52 半歩前へ

▼沖縄がハワイを超え観光客と使った金で世界一!


 素晴らしい。沖縄がハワイを追い越して「観光」で世界ナンバーワンになった。うれしい限りである。ブラボー!

******************

琉球新報が報道した。

 クレジットの米マスターカードは、「2018年度世界渡航先ランキング」を発表した。宿泊を伴う外国人渡航者数と、外国人渡航者全体の消費金額で2009年から17年の年間平均成長率で沖縄がともに世界一となった。

 沖縄を訪れた外国人渡航者の数は、2009年の21万人から17年は301万人と約14倍になり、年平均成長率は39・23%となった。

 年平均成長率の2位は京都で27・81%、3位は大阪で23・62%と、日本が上位を独占した。

 沖縄を訪れた外国人渡航者の消費額では、09年の8千万ドルから17年には17億4500万ドルまで急激に増え、同期間の年平均成長率は47・11%となった。

 2位のコロンボ(スリランカ)を20ポイント近く引き離している。17年の海外渡航者1人当たりの1日平均消費額は137ドルという。

 同社は、沖縄が急成長の理由について「インフラが整っていることと、余暇を楽しむ施設が充実し、魅力のある文化の存在を挙げている。沖縄発着の航空路、海路が増えたことで利便性が高まったことも大きい」と分析した。

 調査はアジア太平洋地域の45都市、欧州35都市、南米25都市、中東とアフリカ計30都市、北米17都市を対象に行われた。今回の調査から沖縄、北海道、京都など新たに48都市が加わった。  (以上 琉球新報)


















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/854.html

[原発・フッ素50] 東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト)
東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ
https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/29/tepco-sns_a_23574553/
2018年10月29日 17時00分 JST ハフポスト


事前のダブルチェックはしていたが、「配慮不足だった」と説明

東京電力エナジーパートナーが、10月27日、福島第一原発4号機の燃料プールの写真を「#工場萌え」というハッシュタグを付けてTwitterInstagramで投稿した。


東電のTwitter投稿

東日本大震災の際に外部電源を喪失した第一原発は1号機、3号機と爆発し、4号機は水素爆発を起こした

投稿後、「不謹慎だ」という批判が殺到し、東電は投稿を削除。謝罪文を出すと共に、「#工場萌え」を削除した上で同じ内容を再投稿した。


東電によるTwitterの謝罪文

東電の担当者によると、もともとは設備や技術を伝えるためにSNSの運用を開始したという。

多くの人々に情報を届けるために、以前から「#工場萌え」というハッシュタグを利用していた。

広報担当内では投稿内容のダブルチェックも実施していたが、「配慮不足」で今回の投稿に至ったという。

ハッシュタグは削除したものの、写真や投稿自体を残していることに対しては、「設備や技術を伝えるために必要なこと」と語った。

東電は以前にも福島第一原発の写真に「#工場萌え」を付けて投稿していた。

しかし、今回の騒動を受けて該当する投稿のハッシュタグを削除した上で再投稿している。



「工場萌え」とは工場の夜景などが美しい様子を指す言葉。2007年に写真集「工場萌え」(東京書籍)が出たことで、一般的に使われるようになった。





















































http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/483.html

[原発・フッ素50] 東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト) 赤かぶ
1. 赤かぶ[926] kNSCqYLU 2018年10月30日 01:02:33 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[340]

東京電力ツイッター、福島原発事故の建屋を「工場萌え」
https://www.asahi.com/articles/ASLBY4QXXLBYUGTB00G.html
2018年10月29日14時55分 朝日新聞


東京電力が「#工場萌え」で投稿したツイッター

 東京電力は29日、ツイッターの公式アカウントで、2011年3月に事故を起こした福島第一原発4号機建屋の内部画像を「#工場萌(も)え」というハッシュタグをつけて投稿した。

 この投稿に対し、「原発事故で何人の人生が狂ったと思っているんだ」などと批判のコメントが相次ぎ、東電はハッシュタグを削除して、「皆さまにご不快な思いをおかけし大変申し訳ございませんでした」とおわびを掲載した。

 投稿された画像は、4号機の最上階にある燃料プール付近を写したもの。東日本大震災後の3月12日以降、外部電源を喪失した第一原発は1号機、3号機と水素爆発し、4号機も15日に水素爆発した。一連の事故で大量の放射性物質が放出され、福島県内の11市町村約8万人を対象に避難指示が出され、いまなお、県内外に4万3千人以上が避難している。除染は帰還困難区域を除いて今春まで続いた。

 東電の広報担当者は今回の投稿について「技術や設備を多くの人に興味を持ってもらいたいという狙いがあった」と説明。「(『工場萌え』という)ハッシュタグ内のキーワードに関する配慮不足があった。深くおわびする」と話した。

 同アカウントではこれまでも、自社の火力発電所や水力発電所などの写真に「#工場萌え」をつけて投稿していた。

 「工場萌え」は工場の夜景などを楽しむことを指し、写真集が出るなどブームになっている。(石塚大樹、石塚広志)






















http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/483.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト) :原発板リンク 
東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト)

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/483.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/855.html

[原発・フッ素50] 東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト) 赤かぶ
2. 赤かぶ[927] kNSCqYLU 2018年10月30日 01:20:11 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[341]







http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/483.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 安倍の贔屓で復権した稲田朋美が“代表質問”に立ちトンデモ連発! 「民主主義は聖徳太子以来の我が国の伝統」(リテラ)
安倍の贔屓で復権した稲田朋美が“代表質問”に立ちトンデモ連発! 「民主主義は聖徳太子以来の我が国の伝統」
https://lite-ra.com/2018/10/post-4340.html
2018.10.30 稲田朋美が“代表質問”でトンデモ連発!  リテラ

     
     稲田朋美公式HPより


 ついに、あの人物が安倍首相の“喜び組”として息を吹き返した。昨日29日、衆院本会議で安倍晋三首相の所信表明演説への各党代表質問がおこなわれたが、自民党の代表質問に立ったのが、あの稲田朋美議員だったのだ。

 代表質問とはその名の通り、政党や会派を代表する人物が首相の施政方針演説や所信表明演説などに対して質問をおこなうもので、今年1月と昨年1月の代表質問では二階俊博幹事長が、昨年11月の代表質問では岸田文雄政調会長が立った。一方、稲田議員は先日の内閣改造で、筆頭副幹事長兼総裁特別補佐に引き上げられたばかりだが、まさか、さっそく代表質問に立たせるとは……。

 しかも、その質問の中身というのがもはや笑うしかないくらい酷いシロモノだった。

 まず、稲田議員が口にしたのは「(自民党は)失敗しても、いつからでもどこからでも、何回でもやり直せる社会を目指してきました」「安倍総理は再チャレンジ、そして一億総活躍社会の実現を掲げ、保守の理念を政策分野においても実行されてきました」というセリフ。

「何回でもやり直せる社会」とか「再チャレンジできる社会」とか、一体こいつは何を言っているのか? この国でそんなことが許されているのは、防衛相としてあんな失態をさらしながら、1年ちょっとで代表質問に立つほど復権したしたアンタをはじめ、安倍首相の周りの政治家だけだろう。それとも、これは自分を見捨てず復権させてくれた安倍首相への感謝の言葉なのか。

 などと思いながら聞いていたら、稲田議員のトークは唐突に「明治維新150周年」の話にスライド。そして、こんなことを言い出したのである。

「明治の精神ともいうべき五箇条の御誓文は改革の集大成」
「歴史を遡れば、聖徳太子の『和を以て貴しとなす』という多数な意見の尊重と、徹底した議論による決定という民主主義の基本は、我が国古来の伝統であり、敗戦後に連合国から教えられたものではありません」

「民主主義は我が国古来の伝統」って、一体いつから国会は歴史の珍説発表会になったのか。これだけでも呆れるが、稲田議員はさらに、
「さる10月23日、政府主催の明治150年記念式典が開催されました」と述べると、「明治以降の150年は、欧米から学び、欧米と戦い、欧米と協力して自由世界を築いてきた150年であったと思います」と発言。ものの見事に侵略の歴史を無視してみせたのである。

「飛鳥時代から民主主義だった日本スゴイ!」というトンデモ歴史観と合わせ技で繰り出される、都合の悪い事実はなかったことにする修正主義──。これが党を代表する人物のレベルであると見せつけるとは、ある意味、安倍自民党の実態がよく理解できるというものだが、ここから稲田議員は安倍首相への猛烈なヨイショをはじめたのだ。

「安倍内閣は着実に外交の成果をあげ、国際会議の場では、安倍総理と話そうとする各国首脳が列をつくる状況もみられ、この6年間で世界における日本のプレゼンスは格段に向上しました」

 北朝鮮をめぐっては完全に蚊帳の外に置かれ、トランプやプーチンにはコケにされて金だけむしり取られてばかりなのに、「着実に成果をあげている」とは、果たして稲田議員はどの異世界の話をしているのだろう。

 ところが、稲田議員はこの後も「総理は、これまでのところ指導者のなかで、トランプ大統領との個人的信頼関係の構築にもっとも成功されておられる」「安倍総理はプーチン大統領との個人的な信頼関係に基づいて、日露関係を力強く牽引してこられました」と、もう倒れてしまった「外交の安倍」なる看板を周回遅れで喧伝。先の日中会談を受けて、「自民党は日中関係の改善に最善を尽くしてきました」などと口にしたのである。

■安倍首相の外交を礼賛し続けた稲田の支離滅裂な世界情勢認識

 まったくよく言うよ、だろう。日中関係の悪化は、第一次安倍政権以降、安倍首相が無用に中国を刺激しつづけてきた結果ではないか。稲田議員自身も、防衛相だった2016年に靖國神社を参拝し、中国から猛反発を受けている。それが、いざ安倍首相が日中関係の見直しに動くと「最善を尽くしてきた」と言うのだから、開いた口が塞がらない。

 しかも、これまでさんざん中国脅威論を振りまき、憎悪を煽ってきた張本人であるのに、安倍首相が日中会談に臨んだ途端、中国については口をつぐみ、その分の憎悪を北朝鮮と韓国に向け始めた。北朝鮮に対しては「核廃棄の見通しは立たず、日本海を隔てたすぐそこに我が国を射程に入れた数百発もの弾道ミサイルを、いつでもどこでも発射できる状況だ」と煽りに煽り、韓国に対しては、先の海上自衛隊の旭日旗掲揚問題や、30日、韓国の大法院で判決が言い渡される徴用工問題、さらに竹島への議員上陸問題を立てつづけにもち出し、韓国を非難したのだ。

「外交の成果」とやらを強調する一方で、外交の足を引っ張っているとしか思えない、侵略の歴史を顧みない一方的な韓国への避難……。その上稲田議員は「総理の掲げる秩序による平和と繁栄の理念は、確実に世界に拡がっているのです!」などと外交成果を誇っていたにもかかわらず、舌の根も乾かないうちに、アメリカと中国の名をあげて「我が国を取り巻く安全保障環境は急速に厳しさを増している」と言い出し、挙げ句、「いまこそ自分の国は自分で守る気概をもつべきです」と声高に叫んだのだ。

 稲田議員の頭のなかの世界情勢がどうなっているのか、さっぱり意味がわからないが、ともかく、稲田議員が過去に発言した「自分の国を守るためには、血を流す覚悟をしなければならないのです!」という考えはまったく変わっていないらしい。

 だが、もっとも強くツッコまずにいられなかったのは、憲法改正に話題が及んだ際の発言だろう。稲田議員は9条への自衛隊明記という安倍改憲論に対し、こんなエピソードを口にしたのだ。

「私も防衛大臣時代に南スーダンを視察しましたが、気温50℃を超える灼熱の地で黙々と道路や施設を補修する自衛隊員の姿は、現地の人びとから、世界から、称賛されていました。自衛隊の、現地の方々に寄り添った、誠実で、丁寧で、親切な活動は、まさに日本らしいものとして誇りに感じます」

 南スーダンをめぐっては、自衛隊の宿営地も危険に晒されていたことが報告されていたのに、それを隠蔽し、新たに駆けつけ警護の任務に就かせたのは稲田防衛相だ。なのに、そんな事実はなかったかのように自衛隊の現地支援だけを取り出し、「日本らしい」「誇り」と美談に仕立て上げてしまうとは。恥知らずとはこのことだろう。

■安倍首相が御法度の改憲論を語るための出来レース質問も

 しかも、稲田議員はこの無茶苦茶なエピソードを披露したあと、「自衛隊を、誰からも憲法違反などとは言わせない。そのためにも憲法改正は急務だと思いますが、総理のご所見を伺います」と述べたのだ。

 大前提として改憲案について行政府の長である総理大臣がどうこう言っていること自体がアウトなのに、その安倍首相に憲法改正について述べよ、って、三権分立の原則を稲田議員は理解していないのだろうか……。そもそも、こんなことを「総理として」訊かれたほうも困るだろう。

 そう思っていたのだが、実際は違った。安倍首相は「憲法改正の内容について、私が内閣総理大臣として、この場でお答えすることは差し控えたい」と言いながら、こうつづけたのだ。

「お尋ねですので、あえて私が自民党総裁として、一石を投じた考えの一端を申し上げたい

 おいおい、結局、言うのかよ──。こうして安倍首相は「自衛隊を合憲と言い切る憲法学者は2割にとどまり、多くの教科書に合憲性に議論があるとの記述がある」という、いつもの主張をはじめたのだ。

 ようするに、この質問、安倍首相に改憲論をぶたせるために、安倍と稲田の間であらかじめシナリオができあがっていたのである。いや、改憲の話題だけではない。安倍首相の答弁をみていると、前述したトンデモ歴史観や世界観にもとづく質問も、安倍首相のお墨付きや指示があったとしか思えなかった。

 安倍首相の寵愛を受けて防衛相にまで駆け上がり、引責辞任しても再び“自民党の代表”としての立場を与えられた稲田議員。今回の代表質問で、あからさまな安倍首相の「ともちんラブ」ぶりを久々に見せつけられた格好だが、今後、憲法改正に向けて、こうした気持ちの悪い連携プレーが展開されていくことは間違いないようだ。

(編集部)
























































枝野幸男・稲田朋美・玉木雄一郎 代表質問 197回国会(臨時会)2018年10月29日 衆議院本会議(代表質問)

※51:10〜 稲田朋美議員代表質問、安倍首相答弁。 再生開始位置設定済み





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/856.html

[政治・選挙・NHK252] 安倍の贔屓で復権した稲田朋美が“代表質問”に立ちトンデモ連発! 「民主主義は聖徳太子以来の我が国の伝統」(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[928] kNSCqYLU 2018年10月30日 02:20:51 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[342]


















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/856.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 籠池氏「爆弾証言」第2弾…暴露本出版と注目裁判“参戦”(日刊ゲンダイ) 



籠池氏「爆弾証言」第2弾…暴露本出版と注目裁判“参戦”
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240538
2018/10/30 日刊ゲンダイ


全真相をぶちまけるか(C)日刊ゲンダイ

「私や妻が関係していれば、総理も国会議員もやめる」――。昨年2月17日、安倍首相がこう答弁した直後に、自民党国対副委員長までもが森友学園問題の“火消し”に走っていたことが、籠池前理事長夫妻の証言で発覚。官邸周辺には激震が走っているというが、籠池泰典前理事長の“爆弾”投下はそれだけにとどまらない。暴露本執筆で、問題の全真相をぶちまける考えがあるというのだ。

■「次は自分が出さなアカンでしょう」

 籠池前理事長の妻・諄子氏が「許せないを許してみる 籠池のおかん『300日』本音獄中記」(双葉社)を発行して以降、安倍官邸は戦々恐々となっている。

「次は夫の泰典氏が暴露本を出すのではと、官邸周辺が不安視している」(官邸事情通)という。

 本紙が籠池前理事長に暴露本発行の意思を確認すると、「家内が(本を)出したんであれば、また(自分も)出さなアカンでしょうね。国家国民のためにね。(森友問題の真実を明かすような本を)出さないといけないだろうと認識しています」と打ち明けた。諄子氏の著書には、複数の政治家が実名で登場。籠池前理事長も暴露本で安倍首相周辺を実名で挙げて告発してもおかしくはない。

 さらに籠池前理事長は、国有地売却を巡る国家賠償訴訟にも注目している。裁判は大阪府豊中市議の木村真氏らが、国有地の売却額を非開示とした国の決定は違法と大阪地裁に訴えたものだ。既に学園との交渉の前面に立った近畿財務局の池田靖前統括国有財産管理官の証人尋問が、裁判所に認められている。

 池田氏については、昨年8月にFNN(フジテレビ系)が公開した音声テープで、国有地売却を巡り、籠池前理事長に「1億3000万円を下回る金額にはならない」と話すなど、直接的に価格交渉をしていたことが分かっている。本紙が「直接交渉してきた籠池氏なら、池田氏がウソをついているか否か見抜けるのでは」と聞くと、「そらそうや」と深くうなずきこう続けた。

「裁判の傍聴には一回、行かせてもらった方がいいなと思っているんですよ。どういうことをおっしゃるのか聞いておきたいと思っています。ぜひ行きたい」

「池田さんは(法廷で)本当のことをしゃべったらいいんですよ。ウソついたらいかんと思います。同僚(3月に自殺した近財職員)がどうして死を選ばざるを得んかったかということは認識して、しっかり対応せなアカンと思いますね」

 ところが、国側は「池田証人尋問」について、“引き延ばし”工作に出ているという。

「原告は証人尋問早期実現のため今月、陳情書を提出。しかし、国側は『準備に3カ月かかる』と主張している。事前調整にそこまで時間をかけるのは、臨時国会会期中に池田氏の証言が注目されることを避けるためではないかとみられています」(司法担当記者)

 籠池前理事長のことだ。池田の証人尋問直後にはメディア行脚して「あの発言はウソ」と、一つ一つ暴露するのは間違いない。安倍政権はテンヤワンヤになるだろう。

 300日間も不当勾留された籠池夫妻の逆襲はこれからが本番だ。














http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/857.html

[原発・フッ素50] デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その10「福島県復興に取り組んでいる。実はとん挫」(めげ猫「タマ」の日記
デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)―その10「福島県復興に取り組んでいる。実はとん挫」
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2698.html
2018/10/29(月) 19:45:17 めげ猫「タマ」の日記


 今年10月に改定された「放射線副読本」の18ページ目に、福島沖に設置した洋上風力発電を
「再生可能エネルギーを活用した地域の復興が期待されています。」
と記載しています(1)。でも、とん挫しました(2)。
 事故によって福島は汚染されました。

事故から7年半以上が過ぎて、特異的に汚染が広がる福島

 ※(3)の数値データを元に(4)に示す手法で10月1日時点に換算
 図―1「航空機モニタリングによる放射線量分布

 図に示すように国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(5)地域は概ね福島のみです。避難地域が設定されたのは「福島」のみです(6)。放射線が福島の皆様をむしばんだ可能性が否定できません。

 妊娠期間は概ね280日だそうです(7)。3月11日の280日後は12月16日なので、事故後に懐妊した赤ちゃんは概ね2012年以降に生まれることになります。
以下に福島の合計特殊出生率を示します。

2011,12年と下がった福島の合計特殊出生率

 ※(8)を引用
 図―2 福島の合計特殊出生率

 図に示す通り、事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012年に大幅に低下しました。合計特殊出生率は一人の女性が一生に産む子供の数の平均の数です(9)。2012年の福島は特異的に子どもが生まれ難くなりした。このようなことは同じ被災地でも岩手や宮城では起こっていません(10)。
 以下に福島県の自然死産率の推移を示します。

全国の1.5倍の福島県死産率(グラフ)

 ※(11)を転載
 図―3 福島県の自然死産率の推移

事故後に懐妊した赤ちゃんが生まれるであろう2012,13年はそれ以前の1.5倍に増えました。福島では妊娠途中で自然死産をしてしまい元気な赤ちゃんを産めなかったお母さんが増えました。

 当然ながら、福島は警戒され多くの方が避けたと思います。
 福島を代表する農作物にモモがあります(12)。生産量は山梨が1位で福島は2位です(13)。そこで山梨産と福島産のモモ価格を比べてみました。

事故後に山梨産に比べさらに安くなったまま回復しない福島のモモ

 ※(14)を集計
 図―4 山梨・福島のモモ価格

 図に示す様に事故後に福島産モモは山梨産に比べ大幅に安くなりました。価格差を見ると  
  事故前(2010年) △62円安
  今年(2018年)  △189円安
で、価格差が元に戻りません。

  今から5年前の2013年10月に福島には49,214人の10代後半女性がいました。5年が経ち彼女達は20代前半になっています。今年(2018年)10月の福島の20代前半女性は32,507人で、残ったのは66%です。2013年10月当時で10代後半だった福島の女性のうち、3分の1以上がこの5年間で福島から逃げ出しています。以下に福島の10代後半の方が5年後に残っている割合を示します。

事故後に減った10代前半女性が福島に残る割合

 ※1(15)を集計
 ※2 日付けは10代後半時点
 図―5 福島の10代後半の方が5年後に残っている割合

 事故前から若い方の福島脱出はありました。事故前の2001年から2006年3月までの平均を取ると男性75%、女性74%で、男女に大きな差はありませんでした。事故後の2011年4月から13年10月までの平均を取ると、10代後半の方が5年後に福島に残っている割合は男性74%、女性65%で、男性はそれ程に変わりませんが、女性は大きく落ち込みました。事故後に福島の若い女性の逃げ出しています。

 こうした中で、福島の復興が進められています。放射線副読本では
「東日本大震災の発災後、福島県にも、国内はもとより世界各地から多くの励ましや、たくさんの人的・物的支援が寄せられました。福島県では、地域の復興・再生に向けて、様々な取組が進められています。」
と紹介しています(1)。「東日本大震災の発災後」と記述していますが、実態は「福島原発事故の発災後」です。福島県知事が再選されましたが(17)、選挙公報(18)を見ると、彼の公約は「原子力災害からの復興・再生」であって「震災」ではありません。

「原子力災害からの復興・再生」の公約を掲げた現知事の選挙公報

 ※(18)を引用
 図―6 「原子力災害からの復興・再生」の公約を掲げた現知事の選挙公報

 福島県が実施している「復興」の取り組みに「再生可能エネルギーの推進」があります。 

「2040年頃には、(福島)県内エネルギー需要の100%相当量を再生可能エネルギーで生み出すこと」
が目標だそうです(19)。その一環で、福島県沖の海上に「風力発電」を行う取り組みがなされています(20)。

福島沖の洋上風力発電を復興の一環として紹介する放射線副読本

 ※(1)を引用
 図―7 海上風力発電を紹介する放射線副読本

これを
「再生可能エネルギーを活用した地域の復興が期待されています。」
と紹介しています。ところが「とん挫」しました。報道によると
「政府が東京電力福島第一原発事故からの復興の象徴にしようと福島県沖に設置した浮体式洋上風力発電施設三基のうち、世界最大級の直径百六十七メートルの風車を持つ一基を、採算が見込めないため撤去する方向であることが二十六日、分かった。」
との事です(21)。

洋上浮力発電の頓挫を報じる福島県の地方紙・福島民友

 ※(22)を10月27日閲覧
 図―8 福島・洋上風力発電の頓挫を報じる福島県の地方紙・福島民友

放射線副読本(平成30年10月改訂)はとん挫した福島沖の洋上風力発電を(21)、
「再生可能エネルギーを活用した地域の復興が期待されています。」
と記述しています(1)。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。改定された副読本(1)はデマがいっぱいあります。デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)にまとめています(23)。よかったら見て下さい。こんな副読本を出す安倍出戻り内閣では福島の皆様は不安だと思います。 

 福島県会津若松市では農協のキャンペーンクルーの皆様が稲刈りをしたそうです(24)(25)。同市は新米の季節です。同産米の全量全袋検査数が約41万件になりました(26)。同市は人口約12万人の市(27)なので、市民が食べるには充分な量です(28)。同市辺りのお米は「最高の食味」だそうです(29)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(30)。でも、福島県のスーパーのチラシには福島産はありません。

他県産はあっても福島産米が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 ※(31)を引用
 図―9 福島産米が無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県会津若松市の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2698.html
(1)放射線副読本(平成30年10月改訂):文部科学省
(2)福島の巨大風力発電施設、撤去へ 不調で利用低迷の1基 | 共同通信 - This kiji is
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(7)「十月十日」妊娠週数の数え方・出産予定日の計算 [妊娠の基礎知識] All About
(8)10の指標にみる福島県のいまVer.29を掲載しました。 - 福島県ホームページ中の平成30年2月15日公表分 10の指標にみる福島県のいまVer.29 [PDFファイル/601KB] 
(9)合計特殊出生率 - Wikipedia
(10)被災3県 - Wikipedia
(11)めげ猫「タマ」の日記 福島県の合計特殊出生率がダウン―福島原発事故の影響、福島テレビ!―
(12)めげ猫「タマ」の日記 福島の自然死産率は全国平均の1.5倍
(13)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(14)桃の生産量の都道府県ランキング(平成28年) | 地域の入れ物
(15)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類、果実⇒中分類、もも類」で検索
(16)福島県の推計人口(平成30年10月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(17)内堀再選
(18)第21回福島県知事選挙及び福島県議会議員補欠選挙 - 福島県ホームページ中の・ 選挙公報 [PDFファイル/2.6MB](リンク切れかも)
(21)東京新聞:福島復興の象徴、頓挫 最大級洋上風力 撤去へ:社会(TOKYO Web)
(22)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(23)めげ猫「タマ」の日記 デタラメ、放射線副読本(平成30年10月改訂)
(24)JA会津よつば 17市町村合同トップセールス『会津の夏まつりin江戸』 « 東京シティ青果株式会社
(25)寛平さん、三瓶さん稲刈り 会津若松で吉本興業PR協力 | 県内ニュース | 福島民報
(26)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(27)会津若松市
(28)会津米 | JA会津よつば
(29)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ




http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/485.html

[政治・選挙・NHK252] 自己責任論を否定し安田さんを擁護した木村太郎氏に感動する  天木直人 
自己責任論を否定し安田さんを擁護した木村太郎氏に感動する
http://kenpo9.com/archives/4368
2018-10-30 天木直人のブログ


 きょう10月30日の東京新聞に感動的なコラムを見つけた。

 それは、ジャーナリストの木村太郎氏が書いた「太郎の国際通信」だ。

 そこで木村氏は安田純平さんを非難する自己責任論を批判し、安田さんを全面的に擁護する意見を述べている。

 安田さんたちは、今、日本に必要な情報を伝えるために危険を承知で取材に入ったのだ。それを「自己責任」と突き放すのは筋違いだ、と。

 そして最後にこう締めくくっている。

 「私も、もう少し若ければシリア内戦を現地で取材したかった」と。

 同じジャーナリストとして、ここまで安田さんを全面擁護する木村氏に私は感動した。

 しかし、私がこの木村氏のコラムで本当に感動したのは、木村氏が語っている自らの次の体験談だ。

 1973年のオイルショックの時、社会部記者としてトイレットペーパー騒動を追っていた木村氏は、国民から「マスコミは何をしていたのか」と批判の声が上がったのを見て、その原因である中東問題を知りたいと転勤希望を出し、1974年からレバノンのベイルート駐在特派員になったという。

 そして、多くの中東戦争の取材を通じて、戦争の危険はいきなりやってこない、内戦の犠牲になる国民の痛みと、その痛みが怒りに変わり爆発していく事を知ったという。

 そして、その実態は、現場で最初の痛みから実感していないとわからない事を知ったという。

 安田さんはまさしくシリア内戦の痛みを取材をしていたのだ。

 シリア内戦を外電を引用して解説するのはたやすいが、現地の住民の痛みを伝えないと、あのオイルショックの時のように、国民に本当の事を伝えられない、そういって安田さんら戦争ジャーナリストの側に木村氏は立つ。

 まさしくその通りだ。

 木村氏より30年ほど後に、私もまたレバノンの首都ベイルートに転勤した。

 ジャーナリストとしてではなく、外交官として、現地の痛みを実感し、そに実感を背に日本のあるべき中東外交を日本政府に伝えようとした。

 本国政府を忖度して外交をするだけでは正しい外交をすることは出来ない。

 現地の住民の痛みがわからない外交をしていては外交を見誤る。

 いまの日本の中東外交がまさしくそうだ。

 私は木村太郎氏のコラムに感動し、同じ言葉でこのメルマガを締めくくりたい。

 「私も、叶うなら、もう一度外交官に戻って、正しい日本の中東外交をこの手で実現してみたい」と(了)






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/858.html

[政治・選挙・NHK252] 病根政治 増税カネモチ太り自公 か 増税国民苛め抜き 立憲か 
病根政治 増税カネモチ太り自公 か 増税国民苛め抜き 立憲か
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51960373.html
2018年10月30日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


消費税増税も 消費税増税で日本経済に花が咲くも 
立憲民主党の大幹部 菅直人 枝野がはやしたて

その手段として 鳩山・小沢を追放した
藤井・仙谷・岡田・野田・蓮舫・前原・長島が
裏で
安倍たちと手を組んでの話だ

質が悪いのが共産党
自民党と共謀し 小沢に対しヘイト誹謗質問を行う
山下芳生 笠井亮 議員だ

この二人は 官房長官 仙谷に向かい
小沢ヘイト煽り質問を連発し
自民党が拍手喝采したのに対し
深々と笑顔で一礼する始末だった

***

こうして消費税は共産党の訳の分からない 
行動が象徴するように
シッチャカメッチャカ成立をした
その全員が今でも 国会のかぶりつきに陣取り遊んでいる

菅直人は安倍と同じど素人なのに
財務省の操り釣られ 消費税詐欺の主犯であり 枝野が筆頭共犯だ
いったいなんなんだこの国は

菅がのうのうと最下位・比例おちこぼれ拾いで
威張り腐ってるよまだ

***

国民は枝野・菅・前原・岡田・野田・蓮舫たちは 権力を持つと
国民をいじめ カネモチにシッポを振る
最低人格だと 身をもって知っている
連合は 経団連の野党担当だとも

昔のあくどい小沢・鳩山いじめを共有する
自公 立憲 国民民主 共産(少し反省)
は地下茎仲間たちだ

この蔓延った地下茎が日本を不毛の地にした

共産党までも 反省していないで
あの山下芳生 笠井亮たちが役員ずらしてヘラヘラしている
のが現在だから

日本もブラジルのように ドイツのように
暴力性ギラギラの極右 極左政党が 抜き身で血刀下げなければ
もう利権の巣窟と化した 日本の国会を解体できない

誰もいない

山本太郎は悪人にはなれないのだから
悪人国民に信頼される訳もない





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/862.html

[政治・選挙・NHK252] 籠池氏「爆弾証言」第2弾…暴露本出版と注目裁判“参戦”(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 赤かぶ[929] kNSCqYLU 2018年10月30日 08:49:35 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[343]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/857.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 安田純平バッシングの背景 不気味に甦る教育勅語と戦陣訓(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[930] kNSCqYLU 2018年10月30日 08:55:04 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[344]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/847.html#c3
[政治・選挙・NHK252] 安田純平バッシングの背景 不気味に甦る教育勅語と戦陣訓(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
4. 赤かぶ[931] kNSCqYLU 2018年10月30日 08:56:38 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[345]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/847.html#c4
[経世済民129] トヨタ世界販売、最高更新 上半期 中国で主力車好調(SankeiBiz)
トヨタ世界販売、最高更新 上半期 中国で主力車好調
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000003-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/30(火) 7:15配信


トヨタ自動車の豊田章男社長(宮川浩和撮影)


 トヨタ自動車は29日、2018年度上半期(4〜9月)の世界販売台数(ダイハツ工業と日野自動車を含むグループ合計)が前年同期比1.5%増の529万3000台となり、上半期として3年連続で過去最高を更新したと発表した。牽引(けんいん)役は中国事業で、昨秋投入した新型セダン「カムリ」をはじめ主力車が販売実績を順調に積み上げたことが寄与した。

 中国向けに日本から輸出する高級車「レクサス」も、中国政府が7月に輸入乗用車に対する関税を引き下げたことを追い風に販売を伸ばした。

 トヨタ単体でも世界販売が1.4%増の479万7000台と最高を達成。海外販売も2.5%増の405万6000台と最高を記録した。得意のハイブリッド車(HV)も欧州の需要を底堅く獲得したという。単体の国内生産は、北海道で起きた地震や台風21号が響いて工場を一時停止したため、2.8%減の149万3335台。国内販売も4.3%減の74万848台と低迷。「年内には生産の遅れを挽回したい」(トヨタ)という。

 一方、ホンダの海外販売は6月にメキシコ中部で起きた洪水で生産が滞った影響や米国事業の苦戦などで4%減の224万2000台。日産自動車の海外販売も前年同期を下回った。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/208.html

[経世済民129] 就活ルール当面維持を決定 関係省庁、急激な日程変更は学生に混乱(SankeiBiz)
就活ルール当面維持を決定 関係省庁、急激な日程変更は学生に混乱
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181029-00000001-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/30(火) 7:15配信


就職活動が解禁され、各企業のブースに集まる学生たち=3月


 政府は29日、新たな就職・採用活動ルールの策定に向けた関係省庁連絡会議を開き、採用活動解禁などの日程について、学生らの不安に配慮し、現在の大学2年生が対象となる2021年春入社の学生は現行日程を維持することを正式決定した。22年春入社組以降も、当面は現行日程を維持する方針を確認した。中長期のルールの在り方は未来投資会議で議論を続ける。

 議長の古谷一之官房副長官補は、会議の冒頭に「大学側だけでなく、経団連や中小企業など多くの方々が、当面は何らかのルールが必要だとの認識を共有した」と述べた。

 新たな就活ルールでは、基本的な考え方として「ルールが急激に変更されることにより、学生が安心して学業に取り組めなくなるといった事態が生じることは望ましくない」と指摘。その上で、21年春入社組は、現行の経団連の指針に基づく就活日程と同様、大学3年生の3月に企業説明会、4年生の6月に採用面接、10月に内定がそれぞれ解禁されるとした。

 22年春入社組以降についても、急激なルール変更は学生に混乱を生じさせる恐れがあるほか、新卒一括採用を基本とした雇用慣行見直しには一定の時間を要するなどと強調。「当面は現行日程を変更する必要が生じる可能性は高くない」と結論付けた。

 このほか、大学側に卒業要件の厳格化といった教育の質の保証、企業側には学生の成績を採用時に十分活用することなどを求めた。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/209.html

[政治・選挙・NHK252] 安田純平さん問題 誰かが紛争地に行かねば何も伝わらない ニュース深読み裏読み(日刊ゲンダイ)


安田純平さん問題 誰かが紛争地に行かねば何も伝わらない ニュース深読み裏読み
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240540
2018/10/30 日刊ゲンダイ


成田空港に到着し、両親(後方)、妻深結さんと写真に納まる安田純平さん/(深結さん提供)

 安田純平さん(44)が無事に解放された。これほどうれしいことはない。

 最初の情報が飛び込んできた23日の夜はくしくも、2003年、イラク戦争に従軍した元朝日新聞記者・野嶋剛さんの「戦争報道」をテーマにした若いジャーナリスト志望者向けの講義を聞かせてもらったばかりだった。

 野嶋さんは、「記者を保護するルールが壊れたのが中東の紛争だ」と指摘し、犠牲になった橋田信介さん、山本美香さん、後藤健二さん、それに安否が気遣われる安田さんの名前を挙げながら、危険地帯と分かっていても現地に行き、そこで何が起きているのか取材し、記事を書き、伝えることの重要性と、なぜ記者になるのかを若者たちに問いかけていた。

 その話を聞きながら思い出したのが、橋田さんに「記者証」を発行した日刊ゲンダイの話だった。イラク戦争の時、橋田さんが日刊ゲンダイに来て、懇意にしていた担当者に「サマワの自衛隊基地取材のための記者証を出してもらえないか」と。橋田さんは民放テレビによく出演していたので、「テレビ局では出さないんですか」と聞くと、「取材報告は採用されるけど、恒常的な取材の保証をする記者証は出せないと言われたんです」。

 日刊ゲンダイは早速、橋田さんに記者証を出した。その2週間後、橋田さんはサマワからの帰りにテロ組織によって殺害された。日刊ゲンダイの担当者の手元には、橋田さんが書き残した一枚の書類が残された。「私がイラクで負傷、死亡しても御社に補償は求めません」。日刊ゲンダイは「こんな一筆必要ありません」と断ったにもかかわらず残していったという。そこにフリージャーナリストの矜持を見る思いがした。

 日本の大マスコミは、社員を戦地や紛争地帯になかなか派遣しない。そんな中で野嶋さんのように、イラクの砂漠地帯で米軍と寝食を共にしながら同行取材したケースは珍しい。これは「エンベッド取材」と呼ばれ、兵士と同様、身を守るために砂漠に穴を掘って寝泊まりし、実際に砲撃などを受けながら、生々しい戦闘を伝えてきた。この取材手法について、「米軍側の視点になる」との批判もあるが、ジャーナリストは“現場があってなんぼ”の商売。同行取材のチャンスがあれば当然行くべきである。

 大マスコミが安全地帯から取材しがちなのは、会社と労働組合との関係の中で、「身の安全」を第一とするからである。記者やディレクターが行きたいと願っても、被害に遭うと責任やコンプライアンスを問われる。結局、フリージャーナリストたちが、危険地帯の現地取材を担うことにならざるを得ない。

 2007年、ミャンマーで取材中に銃撃され死亡した長井健司さんは、常々こう言っていたという。「誰も行かないところには、誰かが行かなければならない」。ジャーナリストとはそういう“業”を持つ人間なのだと思っている。



小俣一平
1952年生まれ。武蔵野大学客員教授、元社会部記者。疑獄事件からトイレ探検までフィールドは硬軟無限大。老人力同盟事務局長。著書は「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか」「無念は力」「ロッキード秘録」「消えた警官」「『トイレ探検隊』がゆく!」など。











http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/865.html

[経世済民129] 世界不況を呼ぶ「地政学的ショック」の現実味、イアン・ブレマーの警告(週刊ダイヤモンド)
世界不況を呼ぶ「地政学的ショック」の現実味、イアン・ブレマーの警告 イアン・ブレマー ユーラシアグループ社長兼CEOに聞く
https://diamond.jp/articles/-/183763
2018.10.30 週刊ダイヤモンド編集部


『週刊ダイヤモンド』11月3日号の第1特集は、「投資に役立つ地政学・世界史」特集です。今、世界は米中貿易摩擦の激化などで混迷の度合いを深めています。本特集では、国際政治学者で、ユーラシアグループ社長兼CEOのイアン・ブレマー氏に、地政学的なディプレッション(恐慌)の可能性を始め、米中や日米関係などについて話を聞きました。その内容を特別にダイヤモンド・オンラインで公開します。(聞き手/ダイヤモンド・オンライン編集長 麻生祐司)


1969年11月生まれ。米国の政治学者。スタンフォード大学にて博士号(旧ソ連研究)取得。フーバー研究所のナショナルフェローに最年少の25歳で就任。28歳で調査研究・コンサルティング会社、ユーラシアグループ設立 Photo by Yoshihisa Wada

──市場の変動と地政学リスクは必ずしも連動していませんが、これだけ地政学リスクが高まると、市場が危機的な状態に陥ることもあり得るのではないでしょうか。

 そうは思いません。市場は短期的であるのに対し、地政学は長期的だからです。IMF(国際通貨基金)は地政学的な状況を背景に、今年と来年の世界経済の成長率予想を3.7%に引き下げました。最近の地政学上の問題は悪いニュースばかりで、その全てが「Gゼロ」(リーダー役不在の世界)に関連しています。ただし、(危機的な状態に)なるまでにはもう少し時間がかかるでしょう。

 経済的なリセッション(景気後退)は平均して7年置きに発生していますが、地政学的なリセッションはそう頻繁に起きるわけではないからです。ただ、今起きようとしているのは、地政学的なリセッションです。

──それは、ディプレッション(恐慌)に発展するのでしょうか。

 そこまでではありませんが、そうなる可能性はあります。2008年のリセッションのときは、世界の主要国が皆ディプレッションを回避するために、景気刺激策やインフラ整備などを行い、人々を落ち着かせようとしました。

 それから10年後の今、地政学的なリセッションに突入しています。戦争につながる可能性があるため憂慮すべき状況ですが、世界中の誰もがこの事態をどうやって避けるかに関心を持っていません。

──軍事的な意味での戦争ということですか。

 その通りです。来年か再来年には、リセッションをもたらす地政学的なショックが生じる可能性が高まっています。例えば、イランとサウジアラビアの間で戦争が起きたり、主要国の経済を破壊しかねないサイバー攻撃をロシアが仕掛けたり、米国と中国の間で本格的な貿易戦争が生じるといった具合です。確かなことは、次の経済的なリセッションは、世間が考えているよりもはるかに深刻なものになるということです。

──政治的な対応力が必要ですね。

 その通りです。人々はさらに怒りにあふれ、ナショナリズムやポピュリズムに走るでしょう。今は経済が好調なので争いは起こっていませんが、経済が不調になれば彼らは本当に戦いを始めます。そうなると大惨事となるため、憂慮すべき状況といえます。

──それを食い止める方法は?

 やるべきことはたくさんあります。例えば、私は拡大するサイバー攻撃に対応できず、経済に大打撃を被るのではないかと強く懸念しています。そこで新しい仕組みとして、サイバー領域に関するNATO(北大西洋条約機構)のようなものをつくります。日本や中国にも参加してもらい、既存のものを壊すことなく、新たな仕組みやルールを作るのです。

 ただ、協力できる分野で米国と中国が協議する必要がありますが、実際には行われていません。

──中国を巻き込むのは難しいでしょうね。その中国についてはどのように見ていますか。

 われわれ、つまり西側諸国は一つ根本的な間違いを犯していました。つまり、中国が豊かになっていけば、政治的にわれわれに近い存在になっていくだろうと、誤って信じていたことです。

──それは西側の価値観ですね。

 そう、政治改革や自由市場といったものは西側の価値観です。中国政府はそうした価値観を望んでいません。米国は自国の価値観を最善のものと考えているので、それを望まない人々がいるとは想像もできませんでした。

 中国の今日的なモデルは、特に権力基盤を統合した習近平国家主席の下で、より強力で持続可能性が高いように見えます。中国は多くの問題を抱えていますが、経済は今よりもはるかに大きくなり、世界各地への影響力は多くの点で米国よりも強くなるでしょう。

──古代ギリシャの覇権争いに由来する「トゥキュディデスの罠」(参考文献)は本当だと思いますか。

 勃興する勢力と衰退する勢力が衝突すれば、歴史的に戦争に至るのが必然です。ただ、私が短期的にそこまで悲観していないのは、中国が軍事大国ではないことです。中国がその力を国際的に表現する場合、まずは経済、次いでテクノロジーを通じて行います。

 一方、米国がその力を示す場合には、第一に軍事力の行使、第二に政治的なイデオロギーや米国の価値観を通じてです。中国人は自らの価値観をまったく輸出しようとしません。

 確かに米国が経済、テクノロジー共に優位にありますが、それは政府ではなく、民間セクターにおいてです。結果として、今のところ米国と中国の間には、これまでの大国が味わってきたようなゼロサム的な競争はありません。

 今、米中貿易摩擦が注目されていますが、貿易において米中両国は互いを必要としており、貿易戦争になってしまえば双方に大きなダメージが生じるため、私はあまり懸念していません。

 しかし互いを必要としないテクノロジーの領域はそうではありません。この領域では、米国と中国はそれぞれ独立したシステムを構築しようとしています。ビッグデータ、クラウド、監視、アーキテクチャー全般、AI──。互いに覇権を争っている状況です。

──米トランプ政権はその点を理解し、中国に対して適切にアプローチしていますか。20世紀的な問題にばかり注目していそうですが。

 トランプ大統領はそうですが、スティーブ・バノン元首席戦略官は理解していたと思います。もし中国と戦うのが不可避であれば、自国の規模が大きいうちに戦っておく方がいい、10年、20年たてば、戦いははるかに厳しくなると。

 トランプ大統領にしても、多国間の制度やルールの制約がある中で望む結果を手に入れるには、一対一で一方的に中国をたたかなければならないことを分かっています。しかしトランプ大統領は5年後、10年後ではなく、今勝利を得るために何をやるか「取引」として考えるため、長期的な視野に欠けているといえます。

──日米関係において、日本はどのような方針で臨むべきですか。

 日米が争わないことが重要ですが、メキシコやカナダ、韓国のように協力していく意思を示すことが重要です。ニューヨークでのトランプ大統領と安倍晋三首相の会談は成功裏に終わりましたが、望んでいなかった2国間交渉に入ることになりましたし、為替に関する協議もどうなるか分かりません。

 トランプ大統領がこうした協定を改善しようとして同盟国に対して突き付ける具体的な要求は、さほど重大なものではありません。日本は恐らく大きなダメージを負うことなく、何らかの合意に達することができると思います。

 むしろ懸念されるのは、安全保障をめぐる日本の対応です。トランプ大統領は日本に核保有を迫るかもしれません。独自に核を保有することは愚かなことで、日本は軍備に投資すべきではありません。

 ただ日本は歴史的に、自国の長期的な利益ではなく、従属的な態度で行動してきました。ですが、米国が誤った選択をした際には、きちんと言うべきです。日本は、国際社会のシステムを支えるためにも、米国の対等なパートナーになるべきだと考えています。




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[経世済民129] 新在留資格、低賃金の外国人労働者目当ては「排外主義の温床」になる(ダイヤモンド・オンライン)
新在留資格、低賃金の外国人労働者目当ては「排外主義の温床」になる
https://diamond.jp/articles/-/183708
2018.10.30 仲正昌樹:金沢大学法学類教授  ダイヤモンド・オンライン


Photo:PIXTA


 新たな在留資格を作って、建設や農業、介護などの業種で外国人労働者の受け入れを拡大するための出入国管理法の改正案が、24日から始まった臨時国会に提出される。

 事実上の「移民受け入れ」という見方もある。

 人手不足に悩む経済界の事情が背景にあるが、ゆがんだ排外主義が生まれることはないのか。

建設、介護など14業種で検討
家族の帯同も可能に


 政府は10月12日、外国人労働者の新しい在留資格として「特定技能」1号と2号を導入するための、出入国管理法等の改正案を臨時国会に提出する方針を決めた。

 建設や農業、宿泊業、外食、介護など14業種での外国人労働者受け入れ拡大が検討されているという。

 これまでは、「就労」を目的とした在留を認められるのは、学者、法律家、医療・教育従事者、報道関係者、日本で活動する外国企業の従業員など、経済的地位が安定した人に限られ、期間は最長5年だった。

 2014年の法改正で、研究者や事業経営者などの「高度専門職」については、1号で在留資格5年を得た上で、一定期間在留すれば、活動制限がほぼ全面的に解除され、各種手続きも簡素化され、在留期間が無制限になる2号資格を取得することが可能になった。

 今回、作られる「特定技能」という資格は、各分野を所轄する省庁が定めた試験で一定の知識・技能があることが確認され、生活に支障がない程度の日本語能力があることが証明されれば認められる。

 1号の在留資格は5年で、「就労」が主たる目的ではないはずの)「技能実習生」も3年の経験があれば、無試験でこの資格に切り替えることができる。

 2号になれば、審査を受けた上で、在留資格の更新と家族の帯同も可能になる

「移民政策」ではないというが
安い労働力求める経済界の利害と一致


 これによって、日本政府は「移民」推進へと大きくかじを切ったようにみえる。

 6月に閣議決定された「骨太の方針」や「未来投資戦略2018」でも、「外国人材活用」は成長戦略の一貫として位置付けられた。ただ、政府は、これは人材不足や生産性向上のための政策であって、「移民政策」ではないことを再三、強調している。

 12日の閣議決定後の記者会見でも、山下法相は無制限の在留資格ではないので、「移民政策」とは異なると強調している。

 政府が「移民政策」という言葉に対して慎重になっている背景には、保守陣営内で、外国人の「労働」と「定住」をめぐる思惑の違いがあるようだ。

 2005年に設立された自民党の外国人材交流推進議員連盟(2016年に解散当時は国際人材議員連盟)は、元法務官僚で外国人政策研究所の坂中英徳氏らをブレーンとして積極的な移民促進政策を検討し、2008年6月、人口減少に対処するため、今後50年間での1000万人の移民受け入れ、永住許可要件の大幅緩和、移民庁の設置などを提言した。

 2014年2月に内閣府が発表した「目指すべき日本の未来の姿について」では、毎年、移民20万人を受け入れるべきことが示唆され、安倍政権はこの方向に進んでいくかに見えた。

 移民受け入れは、安い労働力確保で規制緩和を求める財界のニーズに合致している。

 しかし内閣府の発表以降、保守派の間から、移民の大幅な増加は文化摩擦をもたらし、国民国家をベースとした一体感を破壊するとして、反対する声が出るようになった。

 TPP締結もそうだが、安倍政権はグローバル化に対応した改革を求める新自由主義派+経済界と、「美しい国日本」を守っていこうとする文化的保守派の双方を支持基盤にしているので、両者の利害が正面からぶつかるような政策では、明確な態度を取れないことが多い。

 ちょうど2014年は、ヨーロッパで、過激な反移民政策を掲げるフランスの国民戦線(FN)やドイツの「ドイツのための選択肢(AfD)」など、ポピュリズム政党が台頭し、政権を担ってきた伝統的な保守の票を大きく食うようになった時期だったこともある。

 人口の1割近くを移民が占めるドイツやフランスに比べると、日本は移民の数がまだ少ないこともあって、排外主義的な右派の勢力はまだそれほど大きくない。

 だが本当に毎年、20万人規模で増やしていけば、国民に移民と共存することへの“免疫”が十分できているとはいえないだけに、排外主義が一気に拡大する恐れもないではない。

「使い捨て」は国際問題に
保守もリベラルも割れる


「高度専門職」と「特定技能」を線引きし、本格的な「移民政策」に踏み切ったわけではないと強調することで、政府はバランスを取ろうとしているようだ。

 だがその思惑通りにうまくのかどうか。

 永住資格は認めないで、「技能実習」から「特定技能」に切り替えられる可能性を広げる今回の案では、必要な期間だけ雇って、用がなくなれば帰国を余儀なくされるか、日本で職探しするしかない不安定な立場の外国人労働者だけを増やすことになりかねない。

 それだと、日本での安定した生活を求めて来る人たちの期待を裏切り、「派遣労働者切り」をめぐる昨今の問題を海外にまで拡大してしまうことになりかねない。日本が自国の都合だけで外国人労働者を使っているという批判が各国から強まり、「国際問題」化することになるだろう。

 国内でも、反グローバリズムの右派は、日本の立場の弱い労働者が割を食うことになるとか、不安定な外国人労働者の増加が治安悪化につながるなどとして、政府・自民党を「売国的体質」と糾弾するかもしれない。

 一方で、リベラル派はどうか。

 政府が出入国管理法の改正案を発表する少し前から、マスコミやネットで、不法滞在で取り締まり対象になっている外国人に対する入管当局の対応が話題になっていた。

 10月初旬、当局とコラボしたテレビのドキュメンタリー番組で、入管Gメンが不法就労者を摘発し、手錠をかける緊迫した場面が放映されたが、外国人労働者に対する偏見を助長するのではないかと、ネットを中心に批判の声が広がった。

 外国人問題に取り組む弁護士グループはテレビ局に対し、(1)摘発された外国人労働者たちが不法滞在状態にならざるを得なかった、技能実習先の企業の問題などの背景事情が省略されていたこと、(2)アジア系の外国人に対象が偏っていたこと、(3)不法滞在が凶悪な犯罪であるかのごとく扱われていたことなどを、問題として指摘する意見書を出した。

 こうしたこともあって、リベラル系のメディアは当面、在留外国人の権利を十分に守る仕組みを作ることが先決で、企業の都合でなし崩し的に外国人労働者を増やすことは認められない、というスタンスを取っているように見える。

 リベラル系の政党や知識人も、移民について、長期的にどのような態度を取っているのか、はっきりしない点がある。

 立憲民主党の枝野代表は、在留資格の新設は、事実上の移民政策だとし、それを正々堂々と主張しない政府の曖昧な姿勢を批判しているが、立憲民主党自身もまだ移民政策についての基本方針を固めていない。

 党内では、「リベラル」な立場から多様な文化的背景を持つ他者たちとの共存を目指す人たちと、移民に日本人の労働者の地位が脅かさされることを恐れる、最大の支持母体連合の意向を受けて慎重な人たちの考え方が対立しているようだ。

 国民民主党や社民党も態度を決めていない。共産党は永住外国人への参政権の付与、難民認定の緩和など、普遍的な人権擁護の姿勢を強調する一方、労働移民に関しては、安易な受け入れによる人権侵害の温床になっているとして技能実習制度の廃止を求めている。

 保守だけでなく、左派・リベラル側も、グローバリズムか、国民共同体の利益か、で割れているようである。

 経済と文化のグローバル化が否応なく進んでいく中で、日本という国民国家が存続していくには、日本社会にある程度まで同化してもらうことを条件に、外国人労働者の定住化を積極的に推進する方向に転換しなければならないのは不可避だ、と私は考えている。

 日本の伝統文化や規範を維持するためという理由であれ、労働者の利益を守るためという理由からであれ、「移民政策」を――たとえ言葉の上だけのことだとしても――全否定するのは現実的ではない。

 かといって、年20万人というように数値目標を掲げるのは、人間を原材料扱いすることを含意している。文科省が進めている留学生30万人計画と同様に、何のための国際化か分からない本末転倒を引き起こすだけなので、控えるべきだろう。

 実際に、大学の現場では、計画に合わせて強引に留学生をかき集め、“英語での授業”を増やした結果、大学の教育水準を低下させる悪影響が出ている。このことは多くの大学教員が指摘している通りだ。

 どういう文化的・歴史的背景のどういう経歴の人をどういう職種のどういう条件で受け入れたら、スムーズに日本社会に溶け込み、社会的活力の源泉になるのか、十把一からげにせず丁寧に検討し議論する必要がある。

 日本で生まれ育った外国人の子どもの永住権や国籍取得についても本格的に検討する必要があるだろう。

 新しい在留資格の導入に合わせて、不法就労などの問題に対処するため、法務省の入国管理局を、4月から「入国在留管理庁」に格上げする方針も決まっているが、これだけで不十分だ。

 外国人労働者が、日本社会に摩擦なく受け入れられ、融合し共存するためには、違法行為を取り締まるだけでなく、受け入れ先の企業や自治体、教育・福祉機関などと連携して、「多文化社会」に向けての環境整備をする「移民庁」的な機関が必要になるだろう。

多文化主義国家を
目指すのか


 保守、リベラル両陣営とも、移民政策を推進するにしろ抑制するにしろ、国民国家としてのアイデンティティーと普遍的人権、経済・情報のグローバル化の三項関係をめぐる議論を掘り下げ、自らが目指す国家像を明らかにすべきだ。

 保守主義の元祖であるエドマンド・バークは、フランス革命の影響に抗して英国の伝統的な国家体制の骨格を守ろうとする一方で、当時、英国の植民地だったアメリカの英国の圧制に対する抵抗に理解を示した。

 武力鎮圧に反対したし、またアイルランドのカトリック教徒の解放を提唱するなど、英国のグローバルな発展のための多文化主義・国際協調的な戦略を模索した。

 現在の英国の保守党は、EU離脱、移民制限の方向に進んでいるが、英国の保守主義には、市場の自由な発展を守るべく、排外主義的なナショナリズムとは一線を画すバークや経済学者のハイエクのような流れもある。

 リベラル派は、国際的な正義の観点から【移民受け入れ→多文化主義】化を促進したがり、コミュニタリアン(共同体主義者)は文化防衛の観点から、それに反対しがち、というイメージを抱く人がいるかもしれない。

 しかし、代表的なコミュニタリアンであるカナダの哲学者チャールズ・テイラーは、カナダをモデルにした多文化主義を提唱している。

 また英国の元社会主義者のデイヴィッド・ミラーのように、自国民のための福祉・再分配を優先すべきとする「リベラル・ナショナリズム」の立場を取る論者がいる。

 カナダのリベラル系の政治哲学者キムリッカのように、その国に居住するに至った歴史的風景を踏まえて、文化的少数派を細かくカテゴリー分けし、それぞれのグループに属する人がどのような文化的権利を有するべきか論じている人もいる。

 日本にふさわしい多文化共存のモデルを構築する議論をリードしてこそ、リベラルな政党の腕の見せどころになるだろう。政府の矛盾を指摘するだけなら、相変わらずの無責任野党でしかない。一方で政府・与党も、将来の「国家像」を踏まえたきちんとした「移民政策」を示すことだ。

(金沢大教授 仲正昌樹)




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[政治・選挙・NHK252] 妥協ではできない野党共闘/政界地獄耳(日刊スポーツ) 
妥協ではできない野党共闘/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810300000162.html
2018年10月30日9時0分 日刊スポーツ


★28日の夜。今まで鳴りを潜めていた自民党選対委員長・甘利明は新潟市長選の結果を受け「保守分裂選挙の中で野党統一候補を破ったのは意義深いことだ」と沖縄での9月の知事選など3連敗の後だけに安堵(あんど)の顔を見せた。なにしろ来年春には統一地方選挙、夏には参院選が控える。「地方選挙の負けは普段ならば『地域の事情』で党中央は関与しないが、今はそうも言ってられない」(自民党選対関係者)。

★しかし悩ましいのは野党の共闘だ。甘利の言うように保守分裂、野党統一候補となれば野党に有利になりそうだが、新潟に限ってはそんなに野党に甘くなかった。今後も野党は統一地方選挙は各政党で戦い参院選挙は一緒に。だがそんな簡単に使い分けができるのだろうか。自民党議員が絵解きする。「自民党、いわば保守政治は目標がそう変わらず、あとは妥協の産物だ。その代わり決まれば精いっぱいやる。それが政治だと教え込まれている。だからまとまる」。確かに自民党の結束力は強い。それは与党という権力を持っているからではないのか。

★今度は野党ベテラン議員が解説する。「与党の成り立ちや思考回路では政治の在り方や形は妥協の産物かもしれない。しかし野党はそれぞれ党の旗というものがある。無論既にそんなものもない党もあるだろうが、野党共闘は妥協では出来上がらない。政策を詰め信頼関係を作り、目標を掲げないと前には進まない。よく『いいからまとまれ』という人がいるが、そのための努力が必要だ。闘争に勝つために共闘はできるが妥協の政治はないということだ」。政治は難しいが生みの苦しみも必要だ。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/866.html

[国際24] 「ブラジルのトランプ」極右候補が大統領に選ばれた理由(ニューズウィーク) 
「ブラジルのトランプ」極右候補が大統領に選ばれた理由
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11197.php
2018年10月29日(月)19時20分 ジェイソン・レモン ニューズウィーク


大統領選挙の投票日、支持者に手を振っていた極右候補ボルソナロ(10月28日、リオデジャネイロ) Ricardo Moraes-REUTERS


<汚職と失政の象徴となった左派政党に背を向け、ドラスティックな変化を求めた有権者がいやいやながら選んだ「もう1つの選択肢」>

ブラジル大統領選の決選投票が10月28日に行われ、極右のジャイル・ボルソナロ下院議員が左派のフェルナンド・アダジ元サンパウロ市長を破って当選した。

開票率92%の時点で、得票率はボルソナロの55.6%に対してアダジは44.3%だった。ブラジルでは投票は義務となっており、約1億5000万人が票を投じたことになる。

マスメディアから「ブラジル版トランプ」とか「熱帯のトランプ」と呼ばれるボルソナロは7日の第1回投票の後、支持を大きく伸ばした。女性蔑視や同性愛者への嫌悪、人種差別をむき出しにした発言を繰り返してきたにも関わらず、決選投票を前にアダジとの支持率の差は10%を超えていた。

ブラジルの政府機関に関する情報収集や監視を行っているジョタ社の北米ディレクター、アンドレア・ムルタは本誌に対し、ボルソナロの勝因はいくつかあるが、アダジを擁立した労働党(PT)を支持する人々とそうでない人々との間の分断が深まっていることもその1つだと語った。

ムルタは最近の研究をいくつか挙げ「この数年、ブラジルでは『ペティスタ』(PT支持者)と『反ペティスタ』との分断が深まってきた。今は反ペティスタ陣営のほうが優勢なようだ」と述べた。「経済の現状と(高い)失業率に鑑みればそれほど驚くことではない」

■労働党=汚職のイメージ

またムルタはこうも述べた。「景気の下降局面では、有権者は最も最近政権を握っていた者たちに厳しい傾向がある」

ブラジル経済は03年から8年間にわたったルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ大統領の時代に「黄金期」を迎え、ルラは高い支持率を誇った。ルラの下でブラジル経済は急速な発展を遂げ、多数の国民が極貧状態から抜け出すことができたが、一方で汚職スキャンダルにより与党PTのイメージは悪化した。ルラの後継者でブラジル初の女性大統領となったジルマ・ルセフは16年、選挙資金をめぐる不正で弾劾され、ルラも汚職罪で収監されている。

支持者や多くのアナリストは、ルセフやルラにかけられた汚職の容疑は左派指導者の信用を失わせるためのでっち上げだと主張する。にもかかわらず、スキャンダルにより多くのブラジル人が、PTに関わったあらゆる人を疑いの目で見るようになってしまった。

「ルラとそれに連なるPTは汚職と失政の象徴になった。10年以上にわたって与党だったPTを、多くの国民はブラジルが抱える問題の元凶だと見ている」と、大西洋協議会ラテンアメリカセンターのロベルタ・ブラガは本誌に語った。

ブラガによれば景気後退や暴力事件の増加、縮まらない社会格差を背景に、多くのブラジル人が「劇的な変化を望み、いわゆる既存の政治勢力に背を向けた」という。多くの有権者は性差別や同性愛者への差別、人種差別といった問題への懸念を抱いてはいたものの、そうしたテーマは今回の選挙ではあまり「重きを置かれなかった」。「安全や失業、経済成長」を巡る懸念のほうが大きかったからだ。

ブラジルの殺人事件の発生率は極端に高い。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、16年の人口10万人あたりの殺人事件数は、アメリカでは約5件だったのに対しブラジルでは30件近かったという。また、失業者の数は1300万人近くに上り、率にして12.1%。経済は元気がなく、GDPはマイナス成長だ。

だが「支持しない」と答える人が多いのはボルソナロもアダジも同じで、決選投票の当日までどちらに票を投じるか決めかねていた有権者は多かった。決選投票の数日前、ブラジリアのジャーナリストであるアランナ・フェレイラは本誌に「投票するかどうか分からない」と語っていた。

「どちらの選択肢もまったくいただけない」とフェレイラは言った。PTはあまりに長く政権の座にいすぎたし、人権問題や環境問題に対するボルソナロの考え方にも懸念が残るというのだ。

「少なくともボルソナロの経歴にはまだ『汚職』はないけれど」とフェレイラは皮肉交混じりに言った。

■かき消された人権や差別問題への懸念

ベロオリゾンテに住む大学院生、レナト・ナスルは本誌に、アダジに投票するつもりだが納得した上での決断ではないと語った。

「(労働)党も最初は国のためにいいことをしたと思う。いくつもの社会政策を立ち上げ、最も貧しく恵まれない人々を救ってきたからだ。だがルラの2期目の終わりにかけて、経済問題が出てきてPTの経済面での失策が明るみになった」とナスルは言う。

だが一方でナスルは、ボルソナロへの投票を「道義的には正当化」することはできないと語った。「彼はあらゆる点で私の信条と反する」とナスルは言う。「彼は選挙運動中、例えばブラジルの人種的少数派や女性の権利を守る運動、LGBTの権利、労働者の権利といったものに強く異を唱えてきた」

9月末、フェミニズムの活動家たちはソーシャルメディア上でボルソナロへの不支持を訴える大規模なキャンペーンを開始した。だがこうした反発にも関わらず、ボルソナロは女性有権者の間でも支持を拡げた。

「女性有権者に対してボルソナロが問題を抱える可能性があるのは明らかだった」と、フェイスブック上のボルソナロ支持のコンテンツを追跡調査したサンパウロ大学のマルシオ・モレト・リベイロ教授は英紙ガーディアンに語った。「(だが)ボルソナロとインターネット上のボルソナロ陣営はこれに手を打った。ボルソナロは女性の味方だがフェミニストには反対しているという風に表現を変えたのだ。危険な戦略だがそれが効を奏した」

ウッドロー・ウィルソン国際研究センター・ブラジル研究所のアンナ・プルザは、今回の選挙は「支持票ではなく不支持票」の選挙だったと語る。

「ブラジル国民は政府の失敗にいらだっていた」とプルザは言う。

ボルソナロは自分は汚職まみれの政界において「アウトサイダー」であり汚職とは無縁という印象を国民に植え付けることに成功した。

「これは『指導者ありき』の選挙だったように思える。有権者は政策を選ぶのではなく、自分たちの求める指導者に近い候補を探した」とジョタのムルタは言う。「まず候補者を選び、その後でその人の政策綱領を受け入れたわけだ」

ボルソナロは、既成勢力や制度・機関を激しく批判する選挙運動を展開した。ブラジル人が「民政移管以降、耳にしたことがないほど激しい体制批判だった」と語った。

「民主主義下で長年ずっと過ごしてきた国にとって、民主主義を脅かす直接かつ高いリスクに向き合うのは容易なことではないだろう」とムルタは言う。「だが報道機関や最高裁といった機関への攻撃は、『先にリーダーありき』型政治という文脈において懸念材料だ」

だがそのボルソナロも、法案を通すためには連立を組まざるを得ない。PTは、有権者の拒否反応にも関わらず、今もブラジル議会の多数を占める。極右大統領の権力をチェックできる立場にあるのだ。

ブラガは言う。「ボルソナロは好きと嫌いとにかかわらず、左派のブラジル社会民主党(PSDB)や中道のブラジル民主運動(MDB)、その他の中道右派や中道左派政党と組むことになる」

あとは、ブラジル国民がボルソナロに何を望むか、だ。

(翻訳:村井裕美)




http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/419.html

[政治・選挙・NHK252] 一冊の本にでもしなければ国民は気づかない米軍の日本支配  天木直人 
 


 


一冊の本にでもしなければ国民は気づかない米軍の日本支配
http://kenpo9.com/archives/4370
2018-10-30 天木直人のブログ


 日本は骨の髄まで米軍に支配されている。

 この、あまりにも不愉快、不都合、不正義な報道を見ない日はない。

 たとえばきょうの東京新聞「ニュースの追跡だ」

 米軍と日本の各省の官僚たちで構成される日米合同委員会という密室会議が、自衛隊の宮崎県新田原基地などを米軍施設として整備する事を決めたという。

 普天間返還に伴う機能移転であるが、普天間以上の機能を与えるという。いわゆる焼け太りだ。

 焼け太りはそっくりそのまま辺野古に出来る米軍新基地だ。

 たとえばきのうの東京新聞だ。

 安倍政権が米国の言い値で次々と買わされている高額兵器ののツケが、たまりたまって単年度では払いきれず、後年度に分割して負担(リボ払い)させられている。その残高が5兆円を超えたという。

 たとえばきのうの日刊ゲンダイだ。

 陸上配備型迎撃ミサイルシステム(イージスアショア)の配備先である山口と秋田が受け入れに反対しているから、防衛省は水質汚染や電磁波の人体への影響がないか調査をするという。

 しかし、調査したところで変更は出来ない。

 イージスアショアは日本を守るためではなく、北朝鮮から発射される米国向けのミサイルの迎撃が目的で米軍が決めた場所だからだ。そこに設置するしかないのだ。

 このほかにも、不都合、不愉快、不正義な日本の主権放棄の例は数えきれない。

 たとえば米軍の横田基地上空は米軍の管制下にあるから民間機が自由に飛べないのだ。ついに米国は観光誘致の増便まで駄目と言って来た。

 たとえば米軍の横田基地にオスプレイが10月1日から正式配備された。

 しかし、これは沖縄に配備されているオスプレイと違って敵地攻撃用だ。事故率が高い。

 しかも日本の防衛ではなく中国へ攻撃するためだ。

 そして中国への攻撃は起こらないから訓練ばかりしている。

 つまり都心の上空がオスプレイの低空訓練場になっているのだ。

 これらひとつひとつがバラバラに報道されるから国民は気づかない。

 しかし、それを、まとめて一冊の本にして、「ここまで日本は米軍に支配されている。それでいいのか」とタイトルをつけて売り出せば、さすがの国民も気づくだろう。

 このままでは、戦争が起きなくても日本国民は米軍に生活を奪われると。

 憲法9条など、もはやあってもなくても、変えても変えなくても、どうでもいいのだ。

 日米安保条約をなくさない限り、米軍の支配はこれからも進む一方なのだ。

 それを国会で警鐘を鳴らし、安保反対と叫ぶ政党が出て来ないのが不思議である(了)












http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/868.html

[原発・フッ素50] 東京電力が福島第一原発を「#工場萌え」と投稿 「不謹慎」と抗議殺到で削除へ(ハフポスト) 赤かぶ
4. 赤かぶ[932] kNSCqYLU 2018年10月30日 10:40:55 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[346]







福島原発に「#工場萌え」 東電、ツイッター投稿を謝罪
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201810/CK2018103002000134.html
2018年10月30日 東京新聞


東京電力がツイッターに投稿した写真と文章

 東京電力が二十九日、自社の公式ツイッターや写真共有アプリ「インスタグラム」に、福島第一原発4号機の使用済み核燃料プールの写真を投稿した際、検索の目印となるハッシュタグを「#工場萌(も)え」と付け、不適切との批判が相次ぎ「炎上」する騒ぎとなった。同社は投稿の約二時間後に訂正し「みなさまに不快な思いをさせ申し訳ない」との謝罪文を掲載した。

 写真は昨年十月撮影で、原子炉建屋内で燃料搬出を終えたプールの水面や搬出装置などが写っていた。「工場萌え」は近年、工場の景観を愛好する行為を指して使われている言葉だが、投稿に対し「原発事故の反省がないのか」「被害者をばかにするな」といった書き込みが殺到した。

 東電は定例記者会見で「若者世代に事業を理解してもらう目的だったが、配慮が足りなかった」と釈明。投稿内容は外部業者が作り、事前に東電の広報担当者が目を通していた、と明らかにした。過去にも第一原発のタンク群や配管の写真を同様のハッシュタグとともに投稿しており、今回の事態を受けて全て訂正したという。











http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/483.html#c4
[国際24] 最新の郵便爆弾パニック(マスコミに載らない海外記事)
最新の郵便爆弾パニック
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-485a.html
2018年10月30日 マスコミに載らない海外記事


2018年10月27日
Paul Craig Roberts

 シーザー・セヨクのせいにされている郵便爆弾パニックについて、私なら説明できるだろうという読者の皆様の信頼に感謝申し上げる。私はこの話題を追っておらず、ご説明できないのを残念に思う。

 セヨクは本当の犯人なのか、政治的理由で画策された工作の身代わりなのかという疑問をスティーブン・レンドマンが投じている。以下を参照。https://stephenlendman.org/2018/10/harmless-mail-bomb-scare-suspect-arrested/

 情報の現状からして、これはもっともな疑問に見える。諜報機関と民主党全国委員会が 政治的理由で、トランプに対するエセ“ロシア・ゲート”話を進んで画策したなら、対民主党ニセ爆弾攻撃も画策しないわけがあるだろうか? いかなる証拠もないにもかかわらず、売女マスコミが“ロシアゲート”に協力したのと同様、アメリカ・マスコミが、郵便物に関する“トランプの‘悪意に満ちた言辞’を非難しているとRTは報じている。” https://www.rt.com/usa/442429-mail-bomber-stripper-pizza/

 運転をしながら記者会見の大半を聞いていて、事件が画策に思えてきた。郵便局から、FBIからシークレット・サービスにいたる関係各機関が同席し、そのトップが爆弾を途中で押さえた各機関専門家のプロとしての腕前を称賛したのだ。特にFBIが爆弾が機能するとは言えないのを認めたことを考えれば、私にはやりすぎに見えた。爆破犯が、一体なぜ機能しない爆弾を送るだろう?

 注目し疑うべきことはもう一つある。郵便物の写真が、もしこれらが実際に送られた包みで、公式説明に疑念を投げかけるために使うよう誰かがでっちあげたものでないなら、爆弾の重さ分の十分な切手が無いのだ。セヨクのバンのあらゆるステッカーも、全ての反とても新しく、フロリダ州の太陽の下で長時間過ごして褪せているようには見えない。

 トランプが好きであろうとあるまいと、既存支配体制が彼を辞めさせたがっているのは明らかだ。自分たちの利益のためだけに物事を進めている支配層エリートによって取り残された“惨めな”国民層によって彼は選出されたのだ。支配層エリートは、そのような選挙結果が再度起きかねないことを恐れている。トランプの敗北は、彼を大統領の座につけたポピュリスト勢力の敗北だ。

 例えば、セルビアや、サダム・フセインの大量破壊兵器や、イラン核兵器や、リビアや、ロシアによるウクライナ侵略といった政治的狙いを正当化するための絶えざるウソの流れに、アメリカ人がさらされているのは疑う余地がなく、ラスベガスでおきたもののような銃乱射事件に関しても余りに多くの疑問点があり、公式説明に対する疑念は増すばかりだ。外国における侵略と、国内での警察国家措置を正当化するためにウソをつく政府を信用するのを一体どうやって正当化できよう?

 セヨクは犯人として不適任で、公的説明に対する疑念が、政府が真実をもてあそんできた過去の実績の結果だという可能性は十分あり得る。トランプ政権だけを言っているわけではないが、アメリカ政府が、アメリカ人の信頼に値するかどうかというのも、もっともな疑問だ。民主主義は政府への国民の信頼無しには機能しない。政治的な狙いのために、国民の信頼を犠牲にすれば、政治生活の基盤は破壊される。

 機敏な読者からこういうメールを戴いた。“数時間のうちに、我々はこの男の人生のあらゆる詳細を知るが、それは写真や他の諸々とともに、NYTに掲載される。そして、ホワイト・ヘルメットとほぼ同様の象徴 - 白いバンが。”

 もう一つの疑問が浮かぶ。“自分当ての郵便物を開封しない人々に郵便爆弾を送るのは一体どういう人物だろう?”

記事原文のurl:https://www.paulcraigroberts.org/2018/10/27/the-latest-bomb-scare/

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米ユダヤ教礼拝所銃乱射の容疑者、SNSでトランプ氏にも言及か
http://www.afpbb.com/articles/-/3194985?cx_part=latest
2018年10月28日 21:08 発信地:ワシントンD.C./米国 AFP


米ペンシルベニア州ピッツバーグのシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)「ツリー・オブ・ライフ」で起きた銃乱射事件のロバート・バウアーズ容疑者(2018年10月27日多数の米メディアが配信)。(c)AFP

【10月28日 AFP】米東部ペンシルベニア州ピッツバーグ(Pittsburgh)にあるシナゴーグ(ユダヤ教礼拝所)で27日に発生した銃乱射事件で、実行犯と特定されたロバート・バウアーズ(Robert Bowers)容疑者は犯行時、「ユダヤ人はすべて死ななければならない」と叫んでいたと報じられている。また、事件前にはソーシャルメディア(SNS)に反ユダヤ主義的な書き込みをしていた一方、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領には興味がないという内容の投稿もしていたという。

 事件では11人が死亡、6人が負傷。バウアーズ容疑者は死刑が求刑される罪で起訴されるものとみられている。

 バウアーズ容疑者は現在46歳と報じられており、逮捕歴はないとみられ、米連邦捜査局(FBI)によるとこれまで捜査対象となったこともない。また米CNNは捜査当局関係者の話として、容疑者が銃所持許可証を所持しており、1996年以降少なくとも6回銃器を購入したと報じている。

 さらに同容疑者はここ最近、「Gab.com」をはじめとする白人至上主義者やいわゆるオルト・ライト(オルタナ右翼)の支持者が利用するSNSサイトに過激な反ユダヤ主義的内容の書き込みを大量にしていたものとみられている。

 過激主義的な動向を監視する米テロ組織監視団体「SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)」によると、バウアーズ容疑者は自身のアカウントに「ユダヤ人は悪魔の子孫だ」などと書き込んでいた。

 また、犯行の数時間前にもユダヤ人移民を支援する米民間組織「ヘブライ移民支援協会( Hebrew Immigrant Aid Society)」を名指しし、「ヘブライ移民支援協会はわれわれを殺害する侵略者たちを喜んで連れて来ている。仲間が殺されるのをただ黙って見ているわけにはいかない。自分がやってやる」と投稿していた。

 一方で米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)によると、バウアーズ容疑者はドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領について「グローバリスト(世界主義者)で、ナショナリスト(国家主義者)ではない」から興味がないとも投稿していた。

 またトランプ氏が掲げるスローガン「Make America Great Again(アメリカを再び偉大に)」についても、ユダヤ人が「はびこる」かぎり米国が偉大になることはない、などと主張していたという。

 事件を受けてGab.comは声明を発表し、ピッツバーグでの銃乱射事件に「悲しみと嫌悪感を覚える」と表明し、暴力やテロリズムには「ゼロ・トレランス(不寛容)」の姿勢を取っていると強調した。(c)AFP






http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/420.html

[政治・選挙・NHK252] 自民党議員は「選挙区で改憲を説くべきだ」と田原総一朗!  
自民党議員は「選挙区で改憲を説くべきだ」と田原総一朗!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_262.html
2018/10/30 10:34 半歩前へ

 憲法9条2項では、日本は戦力を持たず、交戦権を持たない、と明記している。だが、自衛隊は世界第8位の軍事力があり、もちろん戦力も有している。

 もっとも、こんな大矛盾があるとは歴代の自民党の首相は皆わかっていたはずだが、池田勇人以後、誰一人として憲法を改正しようとしなかった。

 竹下登氏が首相になったとき、私は直接問うた。日本には、自衛隊という組織があるが、これは戦えない軍隊である。戦えない軍隊でよいのか、と。

 竹下首相は、戦えないから日本は平和なのだ、戦えれば、軍隊というのは戦ってしまうのだ、と答えた。竹下以後の各首相もこれと同じ捉え方をしていたはずである。

 だが、安倍首相は憲法改正をしたいと表明した。自民党議員たちは当然同意しているはずだ。とすれば、それぞれの選挙区で、なぜ改正をすべきなのか、改憲でこの国と国民の生活がどう良くなるのかを説くべきである。

 ところが、ほとんどの自民党議員たちが説得するどころか、憲法から逃げている。これでは国民が改憲に賛成するわけがなく、憲法から逃げることは、安倍首相を裏切ることではないのか。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/871.html

[政治・選挙・NHK252] 安田純平さん問題 誰かが紛争地に行かねば何も伝わらない ニュース深読み裏読み(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[933] kNSCqYLU 2018年10月30日 11:13:33 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[347]



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/865.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 安田純平さん問題 誰かが紛争地に行かねば何も伝わらない ニュース深読み裏読み(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[934] kNSCqYLU 2018年10月30日 11:20:05 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[348]













http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/865.html#c3
[政治・選挙・NHK252] 安倍首相を激怒させた外務省の日中三原則否定発言  天木直人 
安倍首相を激怒させた外務省の日中三原則否定発言
http://kenpo9.com/archives/4369
2018-10-30 天木直人のブログ


 驚いた。

 安倍首相はきのう10月29日の衆院本会議で代表質問に答え、先の訪中の際に習近平主席と三原則と言う言葉を使って今後の日中関係について確認した事を明らかにしたというのだ。

 きょうの各紙が報じている。

 そして菅官房長官もまたきのう29日の記者会見で、次のように説明したという。

 「(三つの原則は)日本が一貫して主張してきたもので、(安倍)首相から改めて提起した。これらの原則については会談で中国側とも完全に一致している」と。

 菅官房長官は東京で留守番していたから日中首脳会談には立ち会っていない。

 だからこの官房長官の記者会見の言葉は、会談に立ち会った安倍首相や西村官房副長官、外務省幹部と打ち合わせた後の言葉である。

 つまり、これで行こうとなったわけだ。

 それではなぜ、わざわざ西村康稔官房副長官は、首脳会談直後に現地で「三原則という言い方はしていない」と釈明し、外務省幹部も、「原則は呼びかけたが三原則という言葉は使わなかった」と同行記者に説明したのだろう。

 思うに、会談に立ち会っていた外務省幹部と西村康稔官房副長官の言う通り、中国側は会談では「三原則」と言う言葉は使わなかった。

 しかし報道される三つの原則については賛成していた。

 外務省幹部と、その外務省幹部の助言に頷いた西村康稔官房副長官は、後で問題になったらまずいという官僚的発想で、同行記者たちに正確を期すためにそうわざわざ釈明したのだ。

 それを読売と毎日の記者がこれはニュース性があると感じて書いた。

 その記事を見た私とか日刊ゲンダイの記者は、ここぞとばかり改ざんだ、嘘つきだと騒いで代表質問にまで発展した。

 安倍首相は激怒し、菅官房長官と相談し、三原則という言葉を使ったかどうかなど些末な問題だ、役人の臆病な懸念だ、三つの原則を確認したのは事実だから、それを自分(安倍首相)は繰り返す、それでいいだろう。それでいいでしょう。堂々と強気で行きましょう(菅官房長官)となったのだ。

 つまらない心配をした外務省幹部は安倍・菅コンビを激怒させ、外務省幹部に従った西村康稔官房副長官はまたしても安倍首相の足を引っ張るヘマをやらかしたということだ。

 以上はあくまでも私の勝手な推測だ。

 その真実がわかるのは、来年6月に習近平主席が訪日する時だ。

 その時こそ三原則が文書で記録される。

 その通りの三原則が文書に盛り込まれなければ、結果的に安倍首相がウソをついた事になる。

 その時もなお三原則の文書が発表されないとしたら、日中関係は安倍首相訪中時より後退した事になる。

 そして、その時は、三原則の言葉を使ったかどうかは、もはやどうでもいい事になる。

 なぜならば三原則そのものが雲散霧消するからである。

 8カ月も先の日中関係など、どうなっているか誰もわからない。

 だからこの問題も、わずか一日のドタバタ劇で終わるだろう(了)



首相提示の日中関係「3原則」、中国側にどこまで確認?
https://www.asahi.com/articles/ASLBY4HZ9LBYUTFK00N.html
2018年10月30日05時34分 朝日新聞

 安倍晋三首相は29日の代表質問で、日中首脳会談で「競争から協調」など「これからの日中関係の道しるべとなる三つの原則を確認した」と述べた。しかし、26日の習近平(シーチンピン)国家主席との会談後、内容を記者団に説明した西村康稔官房副長官は「三つの原則という言い方はしていない」と述べたことから、中国側とどこまで確認できたのか問われる事態になっている。

 安倍首相は答弁で、3原則を「国際スタンダードの上に競争から協調へ」「隣国同士として互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制を発展させていく」と説明。「習近平主席、李克強(リーコーチアン)首相と確認した」と述べた。

 菅義偉官房長官は、29日の記者会見で、「これらの原則の重要性については会談で中国側とも完全に一致しており、日中間で食い違いが生じているという指摘は当たらない」とした。

 会談に同席した日本政府関係者は「首相から三つのことは言っており、会談で中国側からも反論はないし、一致している」と強調。外務省幹部は「首相が言った三つは、事前に中国側とすり合わせている。中国も違和感はないはずだ」と語った。

 ただ、中国側は会談後、安倍首相のように「3原則を確認した」とは発表していない。

 中国外務省の陸慷報道局長は2…

残り:140文字/全文:663文字
















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読売と毎日が報じた安倍首相の訪中成果改ざん発言  天木直人 
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日中首脳会談「3原則」の大ウソ 安倍首相は米中で信頼失う(日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/837.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/872.html

[政治・選挙・NHK252] 深夜の議員宿舎で素っ裸のままピンポーン!今は大臣!   赤かぶ
2. 赤かぶ[935] kNSCqYLU 2018年10月30日 11:55:25 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[349]

宮腰沖北相、「全裸」報道で謝罪 「深く反省」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018103001001752.html
2018年10月30日 11時30分 東京新聞

 宮腰光寛沖縄北方相は30日の閣議後の記者会見で、週刊誌が報じた「全裸で衆院議員宿舎内の他人宅のインターホンを押した」という記事について「記事は承知している。深く反省をし、迷惑を掛けた方々に改めておわび申し上げたい」と述べた。

 週刊文春の報道によると、宮腰氏は2007年6月、赤坂の議員宿舎で、酒に酔った状態で自室と勘違いして他人宅に入り、衣服を脱いだ。途中で自室でないことに気付き、帰宅しようとしてさらに間違って別人宅のインターホンを押した。
(共同)











http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/853.html#c2
[原発・フッ素50] 東電の勝俣元会長、原発事故謝罪 強制起訴公判、「深くおわび」 
東電の勝俣元会長、原発事故謝罪 強制起訴公判、「深くおわび」
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018103001001838.html
2018年10月30日 11時57分 東京新聞


東京電力の旧経営陣の第33回公判が開かれた東京地裁の法廷=30日午前

 東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の第33回公判が30日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。勝俣恒久元会長(78)は初めての被告人質問で「社長と会長を務めた者として深くおわび申し上げます」と謝罪し、頭を下げた。

 東電の子会社は、国が2002年に公表した地震予測「長期評価」を基に最大15・7メートルの高さの津波が原発を襲うと試算し08年、東電に報告。公判では、この試算に対する上層部の認識が焦点になっている。

 武藤栄元副社長(68)の公判での説明によると、09年2月の社内会議で14メートルの津波に言及があった。
(共同)










http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/487.html

[原発・フッ素50] 東電の勝俣元会長、原発事故謝罪 強制起訴公判、「深くおわび」  赤かぶ
1. 赤かぶ[936] kNSCqYLU 2018年10月30日 12:16:50 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[350]



被告の東電元会長「深くおわび」
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181030/0020661.html
10月30日 11時42分 NHK

福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、当時、経営の最高責任者だった勝俣恒久元会長に対する被告人質問が始まり、勝俣元会長は事故について、「東京電力の会長を務めたものとして、深くおわび申し上げます」と謝罪しました。

東京電力の元会長の勝俣恒久被告(78)、元副社長の武黒一郎被告(72)、元副社長の武藤栄被告(68)の旧経営陣3人は、原発事故をめぐって検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、いずれも無罪を主張しています。

これまでに武藤元副社長と武黒元副社長への被告人質問が行われたのに続いて、30日午前から、事故当時、経営の最高責任者だった勝俣元会長に対する質問が始まりました。

冒頭で、勝俣元会長は事故について「事故によって亡くなられた方々、遺族の方々、負傷された方々、ご迷惑をかけた地域の皆様、社会の皆様に大変申し訳なく、東京電力の会長を務めたものとして、深くおわび申し上げます」と述べ、立ち上がって頭を下げました。

被告人質問は午後も行われ、巨大な津波を予測できなかったという主張の理由について、どのように発言するのか、注目されます。



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/487.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 安倍首相を激怒させた外務省の日中三原則否定発言  天木直人  赤かぶ
2. 赤かぶ[937] kNSCqYLU 2018年10月30日 12:29:44 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[351]

日中「3原則」で混乱=政府内で食い違う説明
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018102901123&g=pol
2018/10/29-19:44 時事通信



 日中首脳による北京での26日の会談内容をめぐり混乱が生じている。安倍晋三首相は両国関係に関する三つの方針を「原則」と位置付け、習近平国家主席らとの会談で確認したと表明したが、日本政府内では「会談で原則という言葉は出ていない」と困惑する声が漏れている。

 首相は習主席、李克強首相それぞれとの会談の冒頭、「競争から協調へ」「互いに脅威とならない」「自由で公正な貿易体制を発展」の3点に言及。先に行われた李氏との会談後、首相は民放番組で「三つの原則を確認した」と明言し、首相官邸のフェイスブックにも同様に書き込んだ。

 一方、習主席との会談に同席した西村康稔官房副長官は、会談後の記者団への説明の際、「三つの原則という言い方はしていない」と断言した。

 この食い違いを受け、外務省関係者が記者団を集めて「中国側が確認したと言っているわけではない」などと説明に追われた。会談に同席した一人も「双方とも3原則とは言っていなかった」と首相の説明に首をひねるが、首相が言及した3点に中国側から異論は出なかったという。

 首相は29日の衆院代表質問の答弁で「日中関係の道しるべとなる三つの原則を確認した」と強調、確認したとの立場は貫く構えだ。

 誇張ともとれる首相の主張には、会談成果のアピールを狙う意図ものぞく。野党からは「新たな捏造(ねつぞう)だ。国内向けの宣伝と実際の交渉に乖離(かいり)があるのではないか」(玉木雄一郎国民民主党代表)との批判も出ている。

 中国外務省の陸慷報道局長は29日の記者会見で、3原則を確認したかとの質問に直接答えず、「安倍首相の(3点の)表明を歓迎する。日本が積極的に表明し、中日関係を絶えず前向きに発展させていくことを期待している」と述べた。

















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/872.html#c2
[政治・選挙・NHK252] ケント・ギルバート“極右への転向”の理由! ビジネスパートナーらが「われわれがバテレンを改宗させ調教した」と告白(リテラ
ケント・ギルバート“極右への転向”の理由! ビジネスパートナーらが「われわれがバテレンを改宗させ調教した」と告白
https://lite-ra.com/2018/10/post-4341.html
2018.10.30 右派の大物が「われわれがケント・ギルバートを調教した」 リテラ

     
     ”ケント現象”を特集した「Newsweek日本版」


 先週発売の「Newsweek日本版」(CCCメディアハウス)10月30日号の特集「ケント・ギルバート現象」が話題を呼んでいる。

 いうまでもなく、ケント氏といえば、数年前から“保守系文化人”として復活を果たした外国人タレント。いまや書店では著書が平積みにされ、とりわけ昨年出版した『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』(講談社)は大ヒットを記録。『そこまで言って委員会NP』(読売テレビ)や『真相深入り!虎ノ門ニュース』(DHCテレビ)など様々なメディアに顔を出しているが、一方で、その言論内容を精査してみると、中国・韓国へのヘイトまがいやネット右翼そのものの陰謀論ばかりであることは、本サイトでなんども取り上げてきたとおりだ。

 そんな“売れっ子”ケント氏の特集を、今回、「Newsweek」が組んだわけだが、なかでも白眉だったのが、アジア事情に詳しいルポライター・安田峰俊氏によるルポと、ケント氏本人への直撃インタビューだ。80年代から90年代にかけ、テレビタレントとして一世を風靡した後、忽然と表舞台から消えたケント氏。安田氏は、そのケント氏が“保守系文化人”としてカムバックした背景とカラクリを丹念な取材を元に伝えている。

 実は、“ケント・ギルバート復活”の裏側ついては、本サイトでも3年前の2015年12月に「ネトウヨ文化人として復活したケント・ギルバートの正体」と題した前後編のロング・レポートで詳報したことがあった。

 安田氏がその記事を読んでいたかどうかはともかくとしても、今回の「Newsweek」でのルポによって、本サイトの報道の多くが裏付けされたということは強調しておくべきだろう。

 たとえば、本サイトが指摘していたように、ケント氏は1980年代に“外タレブーム”を巻き起こした際には、現在の論調と180度真逆だった。むしろ、憲法9条擁護や沖縄へ基地を負担させる構造への批判、あるいは在日韓国・朝鮮人への同情的な発言もしていたのだ。ところがそのケント氏が、朝日新聞が慰安婦報道をめぐって謝罪した2014年あたりから、急激に“右旋回”。「夕刊フジ」など「保守系」のメディアに顔を出すようになり、ネトウヨ文化人の登竜門ことアパグループ主催懸賞論文の最優秀賞受賞などを経て、現在の地位を確立していくことになる。

 そして、本サイトがケント氏の変遷をたどるなかで、名指しで指摘していたのが、その言論活動に大きな影響を与えたとみられる“ビジネスパートナー”の存在だった。ひとりが、「新しい歴史教科書をつくる会」など様々な右派運動を展開している保守論壇の大物・加瀬英明氏。もうひとりが報知新聞社出身で、「つくる会」教科書発行のために加瀬氏がたちあげた自由社の代表取締役である植田剛彦氏だ。既報のとおり、この二人はケント氏との共著もあり、氏が以前手がけていた語学スクールビジネスなどにも関与していた。

 今回、「Newsweek」のケント特集で安田氏が追及した大きな仕事のひとつは、この二人の“ビジネスパートナー”から直接の証言をとっているところにある。

 たとえば植田氏は、安田氏の取材に対し、2013年刊行のケント氏との共著『不死鳥の国・ニッポン』(日新報道)に関して「ケントの『転向』の大きなエポックメイキングだった」と証言。「一時期低迷していた彼に、第2の出発点を準備できたと自負している。私は彼に『これからのあなたは芸能人ではなく文化人だ』と伝え、背中を押した」と、ケント氏の“右派文化人化”に与えた影響を認めたという。

■ネットワークビジネスの関係者がいまもケント・ギルバートのスタッフに

 加瀬氏もまた、安田氏に「われわれがケントを変えたんだ」と語り、さらに驚くほど明け透けな発言もしている。

「バテレン(筆者注・戦国時代のキリシタン)を改宗させたようなものだ。最初はヘンリー・ストークスを10年かけて『調教』したのだが、ケントはその次だった。最初はいずれも、慰安婦や南京の問題について、日本が(悪事を)やったと考えていたんだ」
「高齢で体調がすぐれないストークスに代わって、最近のケントは著書を多く出して頑張っている。『転びバテレン』だからこそ、彼はしっかり勉強をしているみたいだ」(「Newsweek」記事より加瀬氏証言。注釈は安田氏によるもの)

 いやはや「転びバテレン」とは、もともとモルモン教の宣教師として来日したケント氏への侮蔑的なニュアンスすら感じるが、いずれにしても加瀬・植田両氏が自認するように、以前はリベラルな発言もしていたケント・ギルバートは日本の右派論壇に「調教」されたことで「改宗」したということらしい。

 だが、ほんとうにそれは「改宗」などと言えるものなのか。本サイトが3年前の記事で疑義を呈したように、ケント氏の「右派言説」の浅薄さをみると、その「改宗」は純粋な思想的転向と呼べるほどのレベルには達していない。むしろ、より強い要因と考えられるのはマーケティング的なものだ。

 というのも、日本の右派(保守派)から見れば、「中国・韓国の悪口を言ってくれる欧米人」「日本のリベラルを叩いてくれる外国出身のインテリ」というキャラクターは喉から手が出るほど欲しい人材。そこに日本での知名度が十分な「ケント・ギルバート」という元タレントがピタリと当てはまった。ようは、ケント氏は日本の右派の“需要”を満たす存在であり、その界隈の“腹話術人形”となることで再び表舞台に出てくることができたのである。

 実際、安田氏のルポでもそうした“腹話術”の片鱗が明かされている。安田氏によれば、〈現在、ギルバートの著書の裏方役を務める人物の一部は、彼が過去にネットワークビジネスを手がけていた際の関係者と重複している〉という。実は、そのネットワークビジネスとは、本サイトの記事でも取り上げた「レクソール」のこと。サプリなどの健康食品や化粧品など主力商品とする連鎖販売取引企業、つまりマルチ商法まがいの会社だ。ケント氏はテレビから消えつつあった90年代末、この会社の日本進出に際してPRのための書籍等を出すなど、広告塔を務めていた。

 興味深いことに、このレクソールの元参画者で、タイアップ書籍の出版社の元社員が、2013年以降に“保守文化人”と化したケント氏をサポートするスタッフに含まれているのだという。安田氏は、そのレクソール関係者らが〈ギルバートを経営者に据え、01年に予防医療に関係した会社を創業。同社が現在、ギリバートの著書の制作ファクトリーとなっている〉と指摘している。そして、ケント氏の著書制作にあたって、日本語資料の大部分はこの関係者らが選定しており、ほとんどが口述筆記によって作られているというのだ。

■ケントのネトウヨ的主張の裏には、日本人スタッフの収集資料が

 当然、ケント氏の著書のなかにネトウヨ界隈の語彙や陰謀論が登場するのは、そういう日本人スタッフによるところが大きいのだろう。実際、過去には“ネトウヨ系ユーチューバー”・KAZUYAこと京本和也氏の謀略論発言を、全く別人の大学教授の発言として引用するという極めて杜撰なつくりが発覚し、著書を回収する騒動も起きている(本サイトの過去記事を参照)。

 しかし、こうした著書制作の背景がいかに粗悪なものであったとしても、ケント氏自身の責任が減じるわけではない。

 たとえば、前述したベストセラー『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇』は、民族や国籍でひとくくりにし〈「禽獣以下」の社会道徳や公共心しか持たない〉〈彼らは息をするように嘘をつきます〉〈自らの利益のためなら法を犯すことすら厭いません〉〈自尊心を保つためには、平気で嘘をつくのが韓国人〉などと書き散らすヘイト本だった。同書については、版元である講談社の内部からも批判の声があがった(https://lite-ra.com/2017/10/post-3544.html)が、当然、その社会的責任を背負うべきなのは著者であるケント氏も同じだ。

 ましてや、ケント氏はそうした書籍で多額の印税を手にし、保守系(ネトウヨ系)メディアから出演料をもらい、さらには加計学園が運営する岡山理科大の客員教授に就任するなど、“欧米人の保守系文化人”というブランディングによってカネを稼いでいる。

 結局のところ、安田氏も指摘しているように、著書が飛ぶように売れる「ケント・ギルバート現象」というのは、自らの政治的主張を「インテリ欧米人」という仮面をつかって撒き散らしたい右派勢力と、ビジネスを理解した「欧米人」当人、そして、不況にあえぐ出版業界の思惑が合わさって生まれたものなのだろう。

 だが、その裏側がいかにトホホなものであったとしても、決して軽視するべきではない。ケント氏は自らの立ち位置を「(右翼から左翼までの)真ん中を『50』とすれば僕は『47』くらいで、ちょっと右側にいるだけ」(安田氏によるインタビューより)とうそぶく。しかし、何度でも繰り返すが、彼の名のもとで濫造されているシロモノは、差別の助長や歴史修正主義あるいはネトウヨ的文脈にまる乗っかりしたものばかりだ。

 その意味では、「ギルバート現象」は決してケント氏だけの問題ではなく、やはり社会全体の問題として考えるべきだろう。この状況が放置され続ければ、必ず第二、第三の「ケント・ギルバート」が生み出されてしまうからだ。いいかげん、私たちはこのフェイクまがいのカラクリにNOを突きつけなければならない。

(宮島みつや)























http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/873.html

[政治・選挙・NHK252] <きむらとも氏、この答弁を潰さねば、この国、根底から壊れるぞ>安倍首相、改憲を国会に呼びかけること「禁じられていない」 


安倍首相、改憲を国会に呼びかけること「禁じられていない」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000533-san-pol
産経新聞 10/30(火) 11:33配信


24日、臨時国会の衆院本会議で所信表明演説を行う安倍晋三首相=国会・衆院本会議場(春名中撮影)

 安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が30日午前、参院本会議で行われた。首相は、自身が国会で憲法をめぐる発言をすることに関して「政治上の見解、行政上の事項などを説明し、議論を呼びかけることは禁じられているものではない」と訴えた。24日の所信表明演説で憲法審査会の議論の在り方に言及したことについて「三権分立の趣旨に反するものではない」とも述べた。

 憲法改正に関しては「憲法は国の未来、理想の姿を語るものだ。21世紀の日本の理想の姿を私たち自身の手で描くという精神こそ、日本の未来を切り開いていくことにつながっていく」と述べ、改正への意欲を重ねて示した。吉川沙織氏(立憲民主)への答弁。

 首相は、外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管難民法改正案に関し「安倍政権では移民政策を取ることは考えていない」と改めて強調し、「受け入れ制度の運用に当たっては、国内人材の確保や生産性の向上の取り組みを行ってもなお、外国人の受け入れが必要と認められる業種に限る」と答えた。

 30日午後は衆院で2日目の質疑が行われ、公明党の斉藤鉄夫、衆院会派「無所属の会」の野田佳彦、共産党の志位和夫、日本維新の会の馬場伸幸の各氏が質問する。



<参院代表質問>安倍首相「改憲発言、禁止されず」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000029-mai-pol
毎日新聞 10/30(火) 11:39配信


参院本会議で立憲・吉川沙織氏の代表質問に答える安倍晋三首相(手前)=国会内で2018年10月30日午前10時21分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は30日午前の参院代表質問で、自らが所信表明演説で憲法改正の論議加速を与野党に呼びかけたことについて、「首相が議会で憲法を含む政治上の見解などを説明し、国会に議論を呼びかけることは禁じられていない」と述べ、三権分立には反しないとの認識を示した。立憲民主党の吉川沙織氏の質問に答えた。

 吉川氏は「(憲法99条が定める)憲法順守義務を負う首相は改憲発言を抑制すべきだ」と批判。改憲を発議できるのは国会であり、行政の長の首相による呼びかけは「三権分立の観点からも問題がある」と指摘した。

 これに対し、首相は憲法99条は首相や閣僚が憲法の完全な実施に努力する趣旨だと説明した上で「(首相が)改憲について検討・主張することを禁止していない」と反論した。

 一方、憲法が国家権力の行使を定め、国民の人権を保障する法規だと認めつつ、「同時に国の未来、理想の姿を語るものだ」と改めて改憲に意欲を示した。【青木純】


国会審議ライブ配信 第197回国会(臨時会)2018年10月30日 参議院本会議(代表質問)

※「憲法改正、憲法遵守義務」18:48〜吉川沙織議員質問。 34:44〜安倍首相答弁。再生開始位置設定済み。

































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/874.html

[原発・フッ素50] 7年7ヶ月が過ぎたけれど、大量に放出されたセシウム137の半減期は30.1年。国道6号線沿い双葉町では線量計が鳴る。…
7年7ヶ月が過ぎたけれど、大量に放出されたセシウム137の半減期は30.1年。国道6号線沿い双葉町では線量計が鳴る。ここへ帰還せよ暮らせと国や県や町は言う……。
https://blogs.yahoo.co.jp/honjyofag/66969384.html
2018/10/28(日) 午後 0:38 情報収集中&放電中











ここへ帰還せよ暮らせと国や県や町は言う……。

「オリンピック聖火リレーを浜通りに」の掛け声のもと、1.600人の中高生たちを含む国道清掃ゴミ拾い活動は大々的に行われた。



国道6号
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201810280011
2018年10月28日(日)(愛媛新聞)

福島県の浜通り地方。いわき市からバスで国道6号を北に向かうと、車窓から見える景色が一変した。店内に棚が雑然と置かれたままの衣料品店、窓を板でふさいだスナック、かつて田んぼだったという場所は、一面セイタカアワダチソウに覆われていた

 ▲東京電力福島第1原発事故から7年7カ月が過ぎた現地を訪ねた。初めて見た帰還困難区域の風景は、生活が根こそぎ奪われた現実を強烈に印象づけた

 ▲双葉町の伊沢史朗町長は講演で、全国に散らばる町民の避難者数を地図に示した。住民が再び住めるようにする拠点の計画づくりでは、町民から「町を解散させたら」と言われたこともあったという。それでも「町を残さなければならない」との決意は揺らがない

 ▲除染で生じた土などを保管する中間貯蔵施設は、大熊町と合わせて1600ヘクタール。福島第1原発の敷地を囲うように広がる。比較すると、松前町より少し小さいくらいの面積があって驚いた。苦渋の思いで用地交渉に応じる住民がいる

 ▲「これが伊方だったら」と、伊方町や八幡浜市の風景と重ねてしまう。事故の記憶が薄れ「いまだに多くの人が避難生活を強いられている」という言葉の裏で、一人一人に思いが至らなくなるのが怖い

 ▲四国電力伊方原発3号機が再び動きだした。問題の原点である福島の現状を、わがこととして何度でも引き寄せなければ。愛媛の道も国道6号につながっている。







http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/488.html

[政治・選挙・NHK252] 速報 「徴用工」訴訟 新日鉄住金に損害賠償命じる判決 韓国最高裁


「徴用工」訴訟 新日鉄住金に損害賠償命じる判決 韓国最高裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181030/k10011691421000.html
2018年10月30日 14時17分 NHK



太平洋戦争中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」と主張する韓国人4人が新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、韓国の最高裁判所は、賠償を命じる判決を言い渡しました。徴用をめぐる問題について、日本政府は、1965年の国交正常化に伴う日韓請求権・経済協力協定によって「完全かつ最終的に解決済みだ」としており、今後の日韓関係に影響を及ぼすことも予想されます。

裁判の経緯は

この裁判は、太平洋戦争中、「徴用工として日本の製鉄所で強制的に働かされた」と主張するイ・チュンシク(李春植)さんなど4人の韓国人が新日鉄住金に対して損害賠償を求め、2005年2月に韓国の裁判所に提訴したものです。

1審のソウル中央地方裁判所と2審のソウル高等裁判所はともに原告側の訴えを退けましたが、最高裁判所は2012年5月、「反人道的不法行為や植民地支配と直結した不法行為による損害賠償請求権は、日韓請求権協定の適用対象に含まれていると見ることは難しい」との判断を示しました。
そのうえで、「個人の請求権は消滅していない」として、2審の判決を取り消し、高裁に差し戻しました。

これ受けて2013年7月、高裁は、1人につき1億ウォン、当時のレートでおよそ890万円の損害賠償を新日鉄住金に命じる判決を言い渡しました。

徴用をめぐる問題の裁判で、日本企業に損害賠償の支払いを命じたのは、この判決が初めてでした。

これに対して新日鉄住金は上告し、最高裁も受理しましたが、およそ5年間にわたって本格的な審理は行われず、この間、原告4人のうち、イ・チュンシクさんを除く3人が、判決を前に亡くなりました。

こうした中、ことし8月、最高裁は、13人の判事全員が参加する審理を始めたと明らかにし、裁判の行方が注目されていました。

韓国の政権が裁判の進展に介入の疑惑も

戦時中に「徴用工として日本で強制的に働かされた」と主張する韓国人たちが日本企業を訴えた裁判について、韓国の最高裁判所は、これまで5年以上にわたって、判決を出してきませんでした。

韓国の最高裁は、長期間にわたって審理を続ける場合もありますが、通常、半年程度で判決を出すとされていて、革新系の与党やメディアを中心に不自然だとの指摘が出ていました。

こうした中、前のパク・クネ(朴槿恵)政権下で、最高裁が、日本との関係を懸念した外務省の意向を受けて、判決言い渡しを不当に遅らせた疑惑が持ち上がり、ことし8月には、検察が外務省や裁判所に対する異例の捜索を行いました。

そして、今月27日には、最高裁の付属機関の前次長を裁判に介入したとして、職権乱用などの疑いで逮捕し、この問題で初めての逮捕者が出ました。

一方で、検察による捜査について、韓国国内では、革新系のムン・ジェイン(文在寅)政権による、以前の保守政権に対する攻撃という側面があるとの見方も出ています。

「徴用工」最高裁は他に2件

「徴用工として日本で強制的に働かされた」と主張して、日本企業に損害賠償を求めている裁判のうち、現在、韓国の最高裁判所で争われているものは、今回の裁判のほかに2件あります。

2件の裁判は、いずれも三菱重工業を相手取ったもので、このうちの1件は、1944年から45年にかけて名古屋にあった軍需工場などで過酷な労働を強いられたとして韓国人女性のヤン・グムドクさんや遺族、合わせて5人が2012年10月に起こしたものです。

1審で原告側が勝訴したのに続き、2015年6月には2審のクワンジュ(光州)高等裁判所が三菱重工業に対して、当時のレートにして、1人当たりおよそ1100万円から1300万円を支払うよう命じました。
これに対して、三菱重工業が上告し、先月、最高裁での本格的な審理が始まりました。

もう1件は、戦時中に広島の工場で働いていた韓国人たちが「強制連行されたうえに被爆し、そのまま放置された」として、2000年5月に起こしたものです。
1審、2審ともに「韓国の民法で定められた時効は10年で、賠償請求権はすでに消滅している」などとして原告側の訴えを退けました。

しかし、新日鉄住金の裁判と同様に2012年5月、最高裁が「個人の請求権は消滅していない」という判断を示して、2審の判決を取り消し、高裁に差し戻しました。

そして高裁は2013年7月、三菱重工業に対し、当時のレートで1人当たりおよそ700万円の損害賠償を支払うよう命じる判決を出しました。
三菱重工業が最高裁に上告し、5年以上がたちましたが、本格的な審理はまだ始まっていません。

今回、最高裁が新日鉄住金に対する判決を出したことから、三菱重工業が関わる2つの裁判についても、今後、大きく動くのではないかという見方も出ています。







































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日中関係の改善のようにごまかせない日韓関係  天木直人 
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[政治・選挙・NHK252] 速報 「徴用工」訴訟 新日鉄住金に損害賠償命じる判決 韓国最高裁 赤かぶ
2. 赤かぶ[938] kNSCqYLU 2018年10月30日 15:11:13 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[352]

韓国最高裁 新日鉄に4千万円賠償命じる=徴用工訴訟で原告の勝訴確定
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2018/10/30/0400000000AJP20181030002400882.HTML
2018/10/30 14:44 聯合ニュース


大法院入りした徴用被害者ら=30日、ソウル(聯合ニュース)

【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された韓国人被害者4人が新日本製鉄(現新日鉄住金)に損害賠償を求めた訴訟で、韓国の大法院(最高裁)は30日、原告を逆転勝訴させた差し戻し控訴審判決を支持し、新日鉄に原告1人当たり1億ウォン(約1000万円)の支払いを命じた。

 大法院は被害賠償を否定した日本の判決は韓国の憲法に反するもので、1965年の韓日請求権協定によって強制徴用被害者の個人請求権問題が消滅したとみることはできないと判断した。

 また、新日鉄住金は加害者の旧新日本製鉄と法的に同一会社であるため、賠償責任があるとした上で、賠償請求権の消滅時効の主張は信義誠実の原則にも反すると判断した。 

 日本政府は強制徴用被害者の個人請求権問題は韓日間の請求権協定で解決済みとの立場を取っており、両国間の外交やビジネスへの影響は必至だ。

 原告4人は1997年に損害賠償を求めて日本で提訴。大阪地裁は損害賠償の責任がないとして、原告の訴えを退け、2003年10月に最高裁で原告敗訴が確定した。

 原告4人は05年に今度は韓国で訴訟を起こしたが、一審と二審は「日本の確定判決は韓国でも認められる」として原告敗訴の判決を下した。しかし大法院は12年5月に「日本の判決は日本植民地時代の強制動員そのものを違法と見なしている韓国の憲法の中核的な価値と真っ向から対立する。韓国の善良な風俗と社会秩序に反した判決であることは明らかだ」とした上で「個人の賠償請求権は有効」としてソウル高裁に審理を差し戻した。翌年7月の差し戻し控訴審で同高裁は「日本の核心軍需業者だった旧日本製鉄(新日鉄)は日本政府とともに侵略戦争のため人を動員するなど、反人道的な違法行為を犯した」とし、原告に1億ウォンずつ、計4億ウォンの支払いを命じた。

 新日鉄側は判決を不服として再上告。大法院は5年以上、判決を下さず、原告のうち3人は判決を前に死去し、遺族らが引き継いだ。同訴訟を巡っては、朴槿恵(パク・クネ)前政権が大法院に対日関係への配慮を求めた介入疑惑が取り沙汰され、検察が捜査を開始。そんな中、今年7月27日、大法院長と大法官12人全員による合議体での審理が始まった。重大な事案の場合、大法院は全員での審理を行う。

 日本企業に賠償を命じる判決が確定したことで、韓日間の外交摩擦は避けられない見通しだ。日本政府は自国企業に賠償を命じる判決が出れば、国家間の紛争を扱う国際司法裁判所(ICJ)への提訴などの強硬対応に出るとみられる。日本企業の韓国でのビジネスにも悪影響を与えかねず、対韓投資などが冷え込む可能性がある。

csi@yna.co.kr










http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/875.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 慟哭!!立憲民主党よ、共産党よ、この声を何と聞く?  
慟哭!!立憲民主党よ、共産党よ、この声を何と聞く?
https://85280384.at.webry.info/201810/article_263.html
2018/10/30 12:34 半歩前へ

▼慟哭!!立憲民主党よ、共産党よ、この声を何と聞く?

 立憲民主党よ、共産党よ、この声を何と聞く? 形だけの野党協力。

 ネットにこんな声が載っていた。慟哭!これは野党支持者の偽らざる叫びである。

 ついでに言っておくが、立憲民主党よ、共産党よ、沖縄での3連勝はキミたちの力ではない。

 保守も革新もないオール沖縄県民の「怒りの力」だったのだ。

 沖縄に執拗に軍事基地を押し付ける安倍政府、それを「見て見ぬふり」をし続ける非道な本土に対する怨念の一票だったのである。 考え違いをするな!

*********************

(原文のまま)

大惨敗だよ

新潟で次につながらないどころか、国政選挙にも影響する大惨敗と受け取らねばならない。

野党が足並みをそろえなければ、形だけの統一候補を担いでも惨敗するだけだ。

こんな結果を受けて善戦とは、なんという甘ちゃん。

一から野党結集を作り直すべく危機感を持て。



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/876.html

[政治・選挙・NHK252] 党内からも批判…稲田朋美氏の“安倍首相礼賛”ネトウヨ演説(日刊ゲンダイ) 


党内からも批判…稲田朋美氏の“安倍首相礼賛”ネトウヨ演説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240597
2018/10/30 日刊ゲンダイ


貴重な質疑時間を浪費(C)日刊ゲンダイ

「安倍総理が今日の世界の首脳の中で、また日本の憲政史上においても、トップクラスのリーダーシップを発揮されているのは、紛れもない事実です」――。衆院本会議場に歯の浮くような、おべっかが響き渡った。

 29日、安倍首相の所信表明への自民党の代表質問者に「抜擢」された稲田朋美筆頭副幹事長。質問とは名ばかりで、アベ様礼賛のネトウヨ演説に終始し、野党はもちろん、自民党内からもブーイングだ。

 稲田氏にとって南スーダンPKO日報隠蔽問題などで防衛相を引責辞任後、1年3カ月ぶりの表舞台である。冒頭で「わが党は失敗しても、何回でもやり直せる社会を目指してきた」と、自らの「復権」をさりげなくアピール。「安倍内閣は着実に外交成果を上げ、国際会議の場では、安倍総理と話そうとする各国首脳が列をつくる状況も見られ」などとフェイクニュース同然のアベ様ヨイショを連発し、本会議場をザワつかせた。

「党内でも安倍総理の『えこひいき』が過ぎるとの声が聞こえてきます」とは、ある自民ベテラン議員だ。こう続けた。

「普通なら岸田政調会長が質問すべきなのに、なぜ稲田氏なのか。幹事長の部下だけでも代行、衆院2人、参院1人の代理がおり、筆頭副幹事長はその次。序列で言えば5番目ですよ。いくら総理に見いだされた秘蔵っ子とはいえ、あからさまな“お友だち”の抜擢は、総理周辺の思い上がりの反映です」

 党内の冷ややかな声も稲田氏には馬耳東風だ。韓国の国際観艦式での海上自衛隊の「旭日旗」掲揚の自粛要請や韓国国会議員団の竹島上陸、徴用工訴訟などをあげつらって、“嫌韓”をあおるネトウヨ思考をムキ出し。

「わが国を取り巻く安全保障環境は急速に厳しさを増している。米国と、中国をはじめとする新興国のパワーバランスの変化が加速している」とし、「今こそ自分の国は自分で守る気概を持つべき」と勇ましかったが、日朝会談実現や日中関係改善など“アベ様”の意向を無視していないか。

 それでも自衛隊明記の9条改憲案について、稲田氏が「自衛隊を誰からも憲法違反だとは言わせない。そのためにも改憲は急務だ」とエールを送ると、安倍首相は「(違憲とする)状況に終止符を打ち、全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整えることが、今を生きる政治家の責任」と応じる“相思相愛”ぶり。一般質疑の削減よりも、こんな連携プレーじみたヤラセ質問に貴重な時間を浪費する“国会破壊行為”こそ改めた方がいい。














































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/877.html

[国際24] 寄付をしない米国の富豪、ドナルド・トランプの銭ゲバぶり(Forbes JAPAN)
寄付をしない米国の富豪、ドナルド・トランプの銭ゲバぶり
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181030-00023650-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 10/30(火) 16:00配信


ドナルド・トランプ(Photo by Scott Olson/Getty Images)


フォーブスが10月に発表した米国の富豪ランキング「フォーブス400」に登場するビリオネアたちの多くは、気前よく自らの資産の一部を寄付している。米国トップの400名のうち、36名は10億ドル以上の金額を慈善活動に注いでいることが分かっている。

しかし、膨大な資産を得ていながら全く慈善活動に関心を示さない人たちもいる。フォーブス400のメンバーのなかで実に76名に及ぶ人々が、3000万ドル以下、もしくは資産額の1%未満しか寄付していない。

ドナルド・トランプの場合は、自身が立ち上げた慈善団体をめぐり、当局から訴訟を起こされている。1987年にトランプは「ドナルド・J・トランプ財団」を立ち上げ、自身の前年の著書「トランプ自伝:不動産王にビジネスを学ぶ(Trump : The Art of the Deal)」の売上をこの財団に寄付すると述べていた。

しかし、その後30年間、トランプはこの財団を政治献金の受け入れ窓口として利用し、その資金を自分のものとして用いてきた。2018年6月に米ニューヨーク司法当局は、財団の解散と280万ドル(約3億円)の罰金支払いを求める訴えを起こした。当局はトランプが財団を私物化し、2016年の大統領戦にその資金を利用したと訴えている。トランプ側はこの訴訟が、政治的意図によるものだとしている。

一方で、米国で58位の富豪でありながらフォーブスの調査では、わずか1度の寄付しか確認できていないのが、不動産王でNFLチーム「ロサンゼルス・ラムズ」のオーナーであるスタン・クロエンケだ。

現在71歳の彼の妻はウォルマートの創業者一族のウォルトン家出身の、アン・ウォルトン・クロエンケだ。クロエンケ夫妻は2017年にハリケーン・ハービーの被災者救済の名目で、赤十字に100万ドルを寄付したことが確認できている。しかし、ロサンゼルス・ラムズが地元の若手選手育成のために設立した基金に、夫妻は一切、寄付を行っていない。

彼らが匿名で寄付を行った可能性もあるが、フォーブスの取材にクロエンケの広報担当は回答を避けた。

寄付に関する前向きな姿勢は、年齢とも関わりがあるのかもしれない。ドロップボックスの共同創業者で35歳のドリュー・ヒューストンは、2018年3月に同社を上場させた直後に、500万ドルを新たな基金に寄付していた。また、スナップの共同創業者で30歳のボビー・マーフィーはこれまで、5400万ドル相当のスナップの株式を寄付している。

Lauren Debter




http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/421.html

[経世済民129] 年金の損益分岐点 95歳まで生きなければ元がとれない時代へ(マネーポスト)
年金の損益分岐点 95歳まで生きなければ元がとれない時代へ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181030-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/30(火) 16:00配信 週刊ポスト2018年11月2日号


受給開始年齢引き上げが実現すると「損益分岐点」はどう変わるのか(写真:時事通信フォト)


 年金の支給開始年齢を現在の「65歳」から「70歳」に変更するという、年金制度の大改悪が水面下で着々と進んでいる。間もなく訪れるそんな時代の到来で、受給者はどんな状況に置かれるのだろうか。

 自分が生きているうちは、ずっと受給できる。年金とはそういう制度だ。現役時代には給料の18.3%の保険料を納付する「義務」を果たす代わりに、リタイア後にどれほど長生きしても決まった額の年金を受け取り続ける「権利」を得る。保険料は年々上げられ、一方で支給額は減らされてきたが、それでも老後生活における年金への依存度は高い。現実に、老後の定期収入のすべてを年金に頼る高齢者が大半だ。

 政府(財務省、厚労省)が進めてきた年金制度改悪は、「生きている限り払い続けなければならないなら、支払い開始を遅らせればいい」という考え方に他ならない。その結果、55歳でスタートした支給開始年齢は60歳、65歳と引き上げられ、ついには「70歳」が決まろうとしている。

 だが、いくら日本が高齢化しているとはいえ、年金制度に合わせて人間の寿命も延びるわけではない。支給開始が後ろ倒しされれば当然、受け取れる期間が短くなる。それどころか、受給資格を得る前に“お迎え”が来てしまう人も増えている。

 ロシアではこの夏、男性の年金支給開始年齢を60歳から65歳に引き上げた。同国男性の平均寿命は66.5歳なので、保険料を納めても半数近くが、1円も受給できないまま人生を終える。そんなブラックジョークのような年金制度がG8国家で現実になっている。

現行制度なら「85才まで生きれば元が取れる」計算だが…

 ロシアのケースは極端だとしても、70歳支給開始となれば、日本でも「保険料の納め損」となる人は確実に増加する。「年金博士」として知られる社会保険労務士の北村庄吾氏の協力を得て、試算した〈以下はいずれも現在の制度に基づく。平均的な厚生年金加入者(サラリーマン)をモデルとし、加入期間は21〜60歳の40年間とした〉。

●現行の「65歳支給開始」の場合
 納付した保険料は約3660万円(勤め先企業の負担分を含む)。それに対して、年金受給額は年間約187万円(老齢厚生年金と老齢基礎年金の合計)。19年半以上の受給、つまり「85歳まで生きれば元が取れる」計算だ。日本人男性の平均寿命が81歳であることを考えれば、すでに「払い損」の状態になっていると言える。

 支給開始年齢が5歳引き上げられると、状況はさらに厳しくなる。

●今後の「70歳支給開始」の場合
 単純に5年後ろ倒しになれば、損益分岐点も5歳高齢化するので、元が取れる年齢は「90歳」の大台に乗る。平均寿命をはるかに上回り、男性の場合はほとんどが「払い損」に、女性も約半数が損益分岐点をクリアできなくなる。

「政府が支給開始年齢を70歳に引き上げたい理由の一つが、損益分岐点を“支払う側に有利”に動かせるからであることが窺えます」(北村氏)

 受給者側がさらに不利益になる変更もある。北村氏が続ける。

「70歳支給開始とセットの65歳雇用延長です。これによって“年金保険料を65歳まで納める”流れが進み、5年分多く保険料を支払うことになるのは確実です。一方で、在職老齢年金制度(※注)によって“年金カット”が行なわれている。

【※注/60歳以上の年金受給者が働くと、収入に応じて年金がカットされる制度】

 このように納付額は増え、受取額は減る傾向が一段と強まっており、損益分岐点は90歳では済まず、プラス5歳程度になるのは避けられません」

 95歳まで生きなければ元が取れない――年金人生で“勝ち組”になるための道程は何とも長く、途方に暮れてしまう。それが「70歳支給開始」時代の現実だ。政府は盛んに「人生100年時代」というフレーズを掲げているが、本音は「年金の元を取りたければ100年生きなさい」ということなのだ。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/215.html

[経世済民129] だから「移民」を受け入れてはいけない、これだけの理由(ITmedia ビジネスオンライン)
だから「移民」を受け入れてはいけない、これだけの理由
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000031-zdn_mkt-bus_all
ITmedia ビジネスオンライン 10/30(火) 8:33配信


安倍政権得意の「印象操作」(写真提供:ゲッティイメージズ)


 ジャーナリストの安田純平さんや砂防ダムに落ちたイノシシが、ニュースで大きく取り上げられるなかで、日本の未来を左右する極めて重要な問題がしれっとスルーされている。安倍政権が今国会で押し通そうとしている「移民政策」だ。

 政府が臨時国会で通したいと意気込んでいる出入国管理法改正案の骨子案では、介護、農業、建設、外食など14の分野において、「相当程度の知識または経験」を有する外国人労働者に、在留が最長5年の「特定技能1号」を付与。さらに、試験を受けたり、「熟練した技能」があると判断されたりすれば、「特定技能2号」へとバージョンアップする。こちらは在留期限無制限で、家族の帯同も認めている。

 「バーカ、安倍ちゃんたちが進めているのは、“外国人労働者の受け入れ”で“移民”じゃない。もっと日本語を勉強しろ、この反日サヨクめ!」という憎しみのこもった声があちこちから聞こえてくる中で大変申し上げづらいが、そういう「言い換え」こそ、安倍首相がお気に入りで使っていた「印象操作」と言わざるを得ない。

 「移民」というものに正式な定義はないが、政府の言う「外国人労働者」は一般的な国際感覚では「移民」であることは明白だ。例えば、国連経済社会局は以下のような見解を述べている。

 『多くの専門家は、移住の理由や法的地位に関係なく、定住国を変更した人々を国際移民とみなすことに同意しています。3カ月から12カ月間の移動を短期的または一時的移住、1年以上にわたる居住国の変更を長期的または恒久移住と呼んで区別するのが一般的です』(国際連合広報センターのWebサイト)

 つまり、特定技能があれば5年在留できるとか、期限も無制限で家族と暮らせる、なんてのは世界的に見ればゴリゴリの「恒久移住」なのだ。

 百歩譲って、今回の在留資格拡大によって訪れる方たちを「外国人労働者」と我々が頑なに呼び続けたところで、遅かれ早かれその実態は「移民」となっていく。

 「外国人への労働力依存」というのは覚醒剤と同じで、「辛いからちょこっとだけ」と軽いノリで手を出したら最後、それなしでは生きられない体になってしまう。今回の受け入れ先とされる14業種はみな深刻な人手不足だ。その解決策として「外国人労働者」が注入されれば、もはやそれ抜きでは現場が回らなくなってしまうのは小学生でも分かる。

 ちょっと苦しくなれば、「もっと外国人を」「外国人労働者がいないと話にならない」と懇願をする、いわば“移民中毒”に陥ってしまうのだ。こういう業界が政治を突き動かして、今回のような改正案ができたわけだから当然、モアモアというバイアスも強まる。そうなれば、在留期限もなし崩し的に取っ払われるだろう。

「外国人労働者の拡大ありき」の不安

 数年ごとに、新しい外国人労働者を受け入れてOJTで育成するより、日本語や日本企業のカルチャーをしっかりと理解して、なおかつ高い技能を有する「ベテラン外国人労働者」を長く雇い、彼らに後進の育成にあたらせたほうが会社としては遥かにありがたいからだ。もちろん、外国人側にしても数年でポイっと使い捨てにされるより、せっかく慣れてきた環境なのだから、長く雇われたいのは言うまでもない。

 つまり、「移民じゃなくて外国人労働者だからセーフ」というのは極めて建前的な言葉遊びに過ぎず、将棋で「歩」が「と」に成るように、一度大量に受け入れてしまえば、ごく普通に「移民」へと変わっていくのだ。

 このシビアな現実を理解した上で、「移民」を受け入れようという人たちも増えている。読売新聞社が10月26〜28日に実施した全国世論調査では、『外国人が定住を前提に日本に移り住む「移民」の受け入れについては、全体で「賛成」43%と「反対」44%が拮抗した』(読売新聞 10月29日)という。2〜3年前まで同じ質問をすると「反対」は7割程度だったことを踏まえると、明らかに社会ムードが変わってきているのだ。

 気の早い人たちの間では、「高齢化した外国人の介護とか社会保障はどうするんだ」「受け入れとともにモスクなどの宗教施設も必要だぞ」なんて議論も交わされている。

 ただ、個人的には「外国人労働者の拡大ありき」で進んでいることには危機感しかない。というよりも、人手不足に関してもまだまだやれることが十分あるので、安易に移民政策へ突き進むべきではないと考えているからだ。

 なんてことを口走ってしまうと、「サヨクじゃなくて、外国人ヘイトを撒き散らすネトウヨだったぞ!」と先ほどとはまったく逆の方向から、憎悪の矢がビュンビュン飛んで来てしまうだろうが、筆者が安倍政権の「移民政策」に反対しているのは、外国人が増えると治安うんぬんや、「世界一美しい国ニッポンは大和民族だけが住めばいい」的な愛国イデオロギーからでははない。

 外国人労働者を受け入れてしまうと、日本人労働者の「賃金アップ」のチャンスはなくなる。おまけに、ようやく兆しが見えてきた日本社会の生産性向上も足を引っ張られる。要は、日本にとって「得」がまったくないからだ。

多くの人が誤解をしている最大のポイント

 おいおい、人手不足で悲鳴をあげる業種が救済されるのに「得がない」なんて、こいつの頭は大丈夫かと心配してくださる方も多いかもしれないが、実は多くの人が誤解をしている最大のポイントがここにある。

 「外国人労働者の受け入れ拡大」で救われるのは、「現行の賃金でコキ使うことができる労働力がほしい経営者」だけであって、労働者側にはまったく恩恵はない。

 むしろ、これまで以上にシビアな状況に追いやられる。そもそも、なぜ日本の賃金が上がらないのかというと労働力が「過剰」だからだ。2017年の労働力調査では15歳から34歳の就業者は1643万人と年を追うごとに減っている。ここだけ見れば、「貴重な労働力」なので賃金も上がっていくはずだが、そうならないのは、55歳以上の「高齢労働者」がまだあふれかえっているのと、外国人留学生と技能実習生という「短期移民」が5年前から倍に膨れ上がっているからだ。

 あと数年で高齢労働者がどっと減れば賃金アップのチャンス到来だが、入れ替わりで単純労働を担う移民がわっと入れば、低賃金がビタッと定着する。そこに加えて、上司から「お前、今度やって来たムハンマド君に完全に負けてるじゃん」なんて嫌味を言われる方も現れる。

 というと、必ず「人手不足でバタバタと企業が潰れたら、路頭に迷う人があふれるぞ」とノストラダムスの大予言ばりの恐怖訴求をする人がいるが、1999年7の月になっても恐怖の大王が空から降ってこなかったように、人手不足が進行しても我々庶民へのダメージは限定的だ。

 確かに、「低賃金労働者」をどれだけ確保できるか、なんてビジネスモデルの企業はバタバタと潰れてしまうだろう。ただ、こういう「ブラック労働」を前提とした企業がちまたにあふれていることが、日本の労働者の賃金アップを妨げている最大の原因なので、正直、潰れてくれてもブラック経営者が労働者に変わるだけで、そこまで庶民の生活に影響はない。

 また、人手不足が深刻化していけば、企業は労働力を使い捨てにせず、大事に囲い込まざるを得ない。賃金アップはもちろん福利厚生など環境整備もされる。当然、これまで日本企業の至るところにあって「これってどう考えても効率悪くね?」という無駄な慣習などをサクサクと削って、生産性向上を進めることも余儀なくされる。

 働きやすくて金払いも良いとなれば、これまで「雇用ミスマッチ」が指摘されるような不人気業種にも労働力が集まってくる。つまり、人手不足が進めば、一部の経営者は苦境に追いやられるだけで、労働者全体の地位は向上するし、生き残りを目指す企業が続々と生産性向上の動きも促進されるなど、日本にとっては悪い話ではないのだ。

日本の宅配サービスは崩壊していない

 なんて指摘は何も筆者だけではなく、これまでもさまざまな専門家がおっしゃってきたが、そのたびに「机上の空論だ」「外国人に頼らざるを得ない現場の苦しさを分かっていない」と猛反発にあってきた。

 ただ、「人手不足で労働者が得をして、企業の生産性向上も促進される」ということが机上の空論ではないことは、誰もが知るあの業界が証明している。

 宅配業界だ。

 もはや忘れてしまった方も多いが、この世界は「深刻なドライバー不足」で少し前に「宅配クライシス」だと大騒ぎされてきた。Amazonのせいでドライバーが死にそうになっているんだから、なんでもかんでもポチポチ買い物するのは控えるべきなんて言い出すジャーナリストや評論家も多くいた。

 だが、あれから2年ほど経過したが、日本の宅配サービスは崩壊していない。もちろん、いまだに大変な苦労を強いられているのは事実だが、「もう終わりだ」「崩壊だ」と大騒ぎされたほど壊滅的な事態にはなっていない。

 いろいろな見方があるだろうが、これは人手不足によって、賃金アップと生産性向上が進んだ結果だと見ている。その象徴が、宅配クライシスを受けて今年4月に設立したラストワンマイル協同組合だ。

 「何それ?」という人も多いだろうが、1都3県(東京、千葉、神奈川、埼玉)の大手配送会社の下請けを行ってきた運送会社23社が参加した組合で、広域で連携して大手と比べてかなり廉価な宅配サービスを提供している。

 絶望的なドライバー不足の中で安さをウリにするなんて自殺行為では、と心配するだろうが、組合理事長である志村直純氏は、通販協会の会報誌で「組合のドライバーの待遇」について、こんな風におっしゃっている。

 『あとはもう給料が良くなっていくだけなので、3〜4年経つと週休2日で初任給50万円というバブル期くらいになると思います。逆に言うと、そのようにやらなければ配送ネットワークが維持できないことを、組合員は皆これまでの経験でよくわかっている』(JADMAニューズ 9月・10月号)

人手不足で恩恵を受ける人たち

 もともと、彼らはみな宅配大手の「下請け」なので、市場の運賃よりもかなり安い価格で仕事を請け負っていた。『一般的には「廉価」であっても、十分すぎるほど利益となるので、ドライバーの給料も倍増できる』(志村理事長)のだ。

 人手不足というクライシスによって、彼らのような下請けが新たなプレイヤーとして求められて結果、労働者の賃金アップにつながったわけだ。

 もちろん、これはラストワンマイル協同組合だけではない。ご存じのように、業界大手のヤマト運輸では、7万6000人という社員への「残業代未払い」が明らかになり彼らへの支給が行われた。今後はこれまで「サービス残業」として片付けられてきた賃金も払われるというわけなので、賃金アップ以外の何物でもない。

 もともとこの問題は、横浜の営業所でドライバーの方が訴訟を起こすなど、労働者からの突き上げによって発覚した。そのような意味では人手不足によって、労働の価値が上がったとも言えるのだ。

 だが、人手不足が本当に素晴らしいのは、これまでの業界の常識からすればあり得ない「生産性向上」がもたらされることにある。

 クライシスの後、宅配ボックスの活用、日付指定、置き配(玄関先に置いておく)などの形で、宅配業界では効率化が進められているのはご存じの通りだ。これまでヤマトのドライバーと、佐川のドライバーはライバルなので競い合うように配送をしていたが、タワーマンションでは協力をして、一社がまとめて他社の荷物を配る試みも進められている。

 また、山奥の村などの場合、それぞれの宅配会社がトラックを出してそこまでたどり着くだけでも大変な労力なので、乗り合いバスの一角に各社の荷物を、相乗りさせてもらい、現地で委託先の業者が配送をする、という「公共交通機関の活用」も当たり前になってきた。

 ヤマトでは、無人の宅配車両が指定された場所へ荷物を届ける「ロボネコヤマト」という実証実験を進めている。佐川は10月29日から、京都府南部のタクシー会社「山城ヤサカ交通」と協力して、タクシードライバーが荷物の集荷や客に届ける事業を始めている。佐川的にも助かるし、タクシードライバーも「副業」ができてハッピーというわけだ。

人手が足りれば生産性向上の動きにブレーキ

 これらの「生産性向上」は「クライシス」がもたらした。「深刻な人手不足」によって尻に火のついた巨大組織が、生き延びるために「変わらなきゃ」と進化の道を模索し始めたのである。

 このような宅配業界の今を踏まえて、想像をしてほしい。もし仮に「深刻なドライバー不足」を解消しようということで、日本語も達者で、安全運転もできる外国人ドライバーを迎え入れていたら、ヤマトや佐川の経営陣は「変わらなきゃ」と思っただろうか。思うわけがない。

 人手不足が解消されてしまうので、ラストワンマイル協働組合のドライバーたちも「下請け」の仕事が増える。つまり、給料は倍増しない。ヤマト社員たちの賃金も上がらない。むしろ、従来並の賃金でキビキビと働く外国人ドライバーが増えていけば、「サービス残業くださいよ」なんて面倒臭い社員たちはどんどんうとまれていくだろう。

 生産性向上の動きにもブレーキがかかる。人手が足りれば、各社でサービスやインフラを共有しようなんてぬるいことではなく、「我が社が一番」というシェア争いに邁進する余裕が生まれるからだ。

 人手不足というクライシスは、低賃金労働に依存する経営者を追いつめて、「生産性向上」と「賃金アップ」を踏み切らせる。だが、安易に外国人労働者を受け入れて経営者を甘やかすと、そのイノベーションはすべてパアになる。

 安倍政権の移民政策は、このような残念な結末を招く恐れが極めて高いのだ。

 外国人労働者に依存をしようという14業種が深刻な人手不足にあるのは事実だが、ではクライシスに直面した宅配業界のように、労働者の待遇改善や、徹底した生産性向上を行なっているのかというと首を傾げる。

 そこまでの抜本的な改革や、これまでの常識ではあり得ないような効率化が行われ、それでもまだ人手不足だというのなら「移民」もいよいよ考えなくてはいけないが、まだそこまでではないという印象だ。

「人手不足=悪」という考え

 日本はサービスも品質も、さらには労働力に至るまで、さまざまなものを「過剰」に配置するきらいがある。

 例えば、人手不足だと騒ぐわりには、コンビニの新規出店数は閉店数よりも上回っている。ドミナント戦略のせいで、同じエリアでこれだけあれば十分という数をはるかに超えて出店して、外国人留学生をバイトに雇って回している。

 建設現場も人がいなくて大変だというが、いまの職人不足は、東京五輪の影響も大きい。終わった後に確実に不況が訪れ、インフラも金食い虫になることが見えているイベントのために、貴重な労働力が奪われるのは、生産性の悪い話である。

 太平洋戦争時に刷り込まれた「産めよ増やせよ」という思想のおかげで、日本人の多くは人口が増えることは何よりもめでたいことで、「人手不足=悪」という考えが骨の髄まで染み込んでしまっている。だから、人手不足という恐怖をあおられると、「じゃあ、移民でもなんでもじゃんじゃん持ってこい」と安易な方向へ流れがちだ。それが前回のコラムで触れた、頭数だけが合えばいいという日本型組織の「員数主義」にもつながっている。

 今国会の所信表明演説で、安倍首相はノーベル賞を手にした本庶佑氏を引き合いに、『私たちも、これまでの「常識」を打ち破らなければなりません』と力説した。

 ならば、まずは「減った人口をどうにかして頭数を合わせなくちゃおしまいだ」というこれまでの常識を打ち破って、日本を衰退させる「移民政策」を思い直していただきたい。

(窪田順生)

ITmedia ビジネスオンライン





http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/216.html

[政治・選挙・NHK252] 党内からも批判…稲田朋美氏の“安倍首相礼賛”ネトウヨ演説(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 赤かぶ[939] kNSCqYLU 2018年10月30日 16:29:26 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[353]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/877.html#c2
[政治・選挙・NHK252] 党内からも批判…稲田朋美氏の“安倍首相礼賛”ネトウヨ演説(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[940] kNSCqYLU 2018年10月30日 16:34:22 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[354]






http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/877.html#c3
[政治・選挙・NHK252] 安倍内閣が高支持率を維持し続ける謎を解く! 
安倍内閣が高支持率を維持し続ける謎を解く!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_265.html
2018/10/30 15:33 半歩前へ

▼安倍内閣が高支持率を維持し続ける謎を解く!


 日刊ゲンダイが「内閣支持率また下落」と言って直近のこれらの内閣支持率を挙げた。

 日経新聞とテレビ東京による調査(26〜28日実施)では、第4次安倍改造内閣発足直後の前回10月初旬の緊急調査から2ポイント減の48%となり、半数を割った。不支持率は42%と横ばいだった。

 読売新聞(26〜28日実施)では10月改造後調査から1ポイント減の49%で、こちらも半数割れした。不支持率は2ポイント上昇して41%となった。   (以上 日刊ゲンダイ)

**********************

 安倍政府打倒への日刊ゲンダイの「願い」は分かるが、「また下げた」はやや前のめり過ぎる。

 ここは「横ばい」と言う表現がよかろう。それよりも私はこの数字は「高過ぎる」気がする。

 NHKの”貢献”が大きい。

 情報入手で「どこを信じるか」との調査で1位はNHKだった。確か73%を超えていた。次が新聞で30%少々。共同通信も、毎日も、朝日もかなわない。

 新聞を読まない者にとって、手っ取り早くニュースを知るのは、ポンと数字を押しただけで飛び出す「NHKのテレビ画面」だ。

 安倍晋三を陰で操っている輩はそれを知り尽くしている。

 だから第2次安倍政権で真っ先に「マスコミ攻略」を手掛けたのである。当然、電通も一枚かんだに違いない。

 このフェイスブックもそうだが、傍観者だらけの現状で安倍政府を倒すのは至難の業だ。

 傍観者が発信者にならない限り、安倍晋三は今後も安泰だ。


関連記事
内閣支持率また下落 「改憲・消費増税」に反対が半数超え(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/845.html





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/881.html

[経世済民129] ブレない「恐怖指数」が示す 株価2万1000円割れまっしぐら(日刊ゲンダイ)


ブレない「恐怖指数」が示す 株価2万1000円割れまっしぐら
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240536
2018/10/30 日刊ゲンダイ


トランプ暴走で世界同時株安(C)AP

 ホンのひと月前の大ハシャギがウソのようだ。米国発の世界同時株安が直撃した日経平均株価はこの間、約3000円も下落し、不安定な値動きを続けている。先週末は一時、節目の2万1000円を割り込み、2万1184円で大引け。米ニューヨーク株式市場でもダウ工業株平均が下落し、前日比296.24ドル安の2万4688ドルで取引を終えた。日経平均はズルズルと下げ続け、3万円突破どころか、2万円の大台を割るリスクが高まってきた。

 経済評論家の斎藤満氏は言う。

「日米市場ともに今回の下げは一時的な調整ではありません。米国第一主義を掲げるトランプ大統領が仕掛けたグローバル企業イジメと米中貿易摩擦の打撃が広がっているのです。日経平均を牽引してきた日本企業の利益の源泉は輸出で、そのうち2割ずつを米国と中国が占めることによる影響が出始めている。すでに半導体や建設機械などで中国関連企業の利益が下振れしています。今後は対米黒字の半分を担う自動車メーカーが問題になる。こうした状況が投資家の不安心理に拍車を掛けているのです」

 年明けから始まる実質的な日米FTAで、トランプが日本の自動車産業を攻撃し、為替条項も要求するのは必至だ。為替条項をのまされ、市場が円安に重しがかかったとみなせば円高が進み、企業業績を圧迫するのは避けられない。

「ボラティリティー(株価変動率)に大きな変動が見られないのも不安要素です。これだけ売られれば、シカゴ・オプション取引所の恐怖指数が一気に50近くにハネ上がってもおかしくないのに、24〜25近辺をウロウロしている。つまり、米国の株価下落はパニック売りによるものではないということ。整然と売られているのです。米国に連動する日本市場では日銀が連日のようにETFを買い入れていますが、中途半端な買い支えがアク抜けを阻み、下落局面を長引かせる懸念もあります」(斎藤満氏=前出)

 11月2日に米商務省が9月の貿易収支を公表するが、6日に中間選挙を控えたトランプがまた対中強硬策を吠えれば、マーケットはさらに冷え込むことになる。
















http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/217.html

[政治・選挙・NHK252] また社保費カット…自然増4000億円台に抑制で若者票獲得か(日刊ゲンダイ)
      


また社保費カット…自然増4000億円台に抑制で若者票獲得か
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240601
2018/10/30 日刊ゲンダイ


血も涙もない(写真はイメージ)/(C)日刊ゲンダイ

 これも「全世代型社会保障」と称する“老人イジメ”で若者票取り込みの一環である。安倍政権が来年度の予算編成で、また社会保障費の自然増を抑える方向だ。今年度までの3カ年度の数値目標だった年5000億円からさらに削り、4000億円台後半での決着を想定している。

 過去最高に達した厚労省の来年度予算案の概算要求額31兆8956億円のうち、社会保障費の自然増分は6000億円。来年度に75歳以上の後期高齢者になり始める人々は、敗戦間際の生まれで出生数が少ない。自然増に一定のブレーキがかかるとはいえ、1000億円以上の大幅圧縮は血も涙もない。

 これまでも安倍政権は毎年の予算編成過程で自然増分を大幅にカット。削減額は13年度以降の6年間で計1兆5900億円に上る。

 来年に統一地方選や参院選を控え、安倍政権は伸び続ける社会保障費を支える現役世代の味方気取りをアピール。結果的に世代間の分断をあおってまで、若者票の囲い込みを狙っているとしか思えない。






































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/882.html

[経世済民129] 日銀による株価操縦(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
      


日銀による株価操縦
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51757772.html
2018年10月30日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 東京新聞の記事です。


 日銀は二十九日、日経平均株価に連動する上場投資信託(ETF)を七百十五億円買い入れ、十月の購入額が月額ベースで過去最高の八千六百七十六億円となった。十月は米国の株価急落をきっかけに世界的な株安が進み、日経平均も急落した。日銀はこれまでETF買い入れは株価押し上げのためでないと主張してきたが、市場が不安定だった同月の購入額が急膨張したことで、日銀による「株価テコ入れ政策」の色彩が鮮明になった。 (岸本拓也)

 ETFは、複数の大企業の株式を組み合わせた投資信託で、日経平均株価などに沿って値動きするように構成されている。日銀はETFの購入額を段階的に増額しており、現在は年間六兆円を買い入れる方針を掲げている。日銀は買い入れ基準を明らかにしていないが、市場では「株価が大きく下がると、日銀が午後にETFを買う」(大手証券)といわれてきた。

 今月は、日経平均株価が二日にバブル後最高値を更新した後、米国株などの下落に引きずられ、三週間余りで三〇〇〇円超下落した。日銀は株価が下がるたびに、ETFを毎回、七百億円ほど購入。買い入れ合計は二十九日までにこれまでの最高だった今年三月(八千三百三十三億円)を上回った。三月も日経平均が一〇〇〇円近く急落するなど株価が不安定だった。

 買い入れ回数も過去最多タイの十二回。この日の東京市場も下落基調だったが日銀の買い支えなどで、下落幅は小幅にとどまった。

 株が下がれば日銀が買い支えに動く状況が定着すれば、「下がっても日銀が買ってくれる」と投資家がリスクを甘く考え、バブルにつながりやすくなる。



 今の世の中、何から何までデタラメばかりで開いた口が塞がりませんが…

 日本は市場経済国家ではなかったのか?

 日銀によるETF買いも、少なくても名目上は2%の物価目標を達成するための道具であるとされていた訳ですが…

 今や恥も外聞もなく、こうして株価対策のために日銀がETFを買い入れる、と。

 黒田総裁に対して、貴方は恥を知らないのかと言いたい!

 要するに、黒田総裁は、市場を壊している、と。

 株式市場に国債市場。それらのマーケットで成立する価格は皆、インチキ!

 流石にアベシンゾウが選んだ総裁だけのことはあります。

 こうして日銀が多くの企業の大株主になる訳ですから、コーポレートガバナンスも滅茶苦茶になりますわな。

 そうでしょう?

 政府自身が平気で虚偽答弁を繰り返す存在なのですから。


 

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※リンク省略































http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/218.html

[政治・選挙・NHK252] あなたはいいことを言うね!その通りだよ! 
あなたはいいことを言うね!その通りだよ!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_264.html
2018/10/30 12:56 半歩前へ

▼あなたはいいことを言うね!その通りだよ!

白井則邦さんがフェイスブックに投稿した。(原文のまま)

 世の中の多くのことは他人事であり、無関心でもかまわないと思っている人がいる。

 ヘイトスピーチや沖縄への基地偏在などが代表例だけど、9条の対立だけ先鋭化してしまい、その他の人権保障の重要性が理解されない世の中を作ってしまったことも似たようなことではないかと感じる。

 平和主義をどう実現していくか現実の道筋を考えずに、他国からの脅威を感じているから自衛隊や日米同盟を肯定するという価値観が存在している中で、9条を守るというまた一方的な価値観が蔓延している。かなりの矛盾があるけど、そこを放置してきたんだよね。

 沖縄への基地偏在も、「仕方ない」の一言で済ましてしまう人が多いから、今の現状があるんじゃないのかな。

 本来なら、そこに必要かもしれないけど、そこに住んでいる人たちに危険が及ぶ、だからどうしたら良いのだろうとか、本当に必要なのかな、という疑問や悩みが出てくるはずなんだよね。

 単純では無いので、答えは出ないかもしれないけど、まずはそこに悩みがあることに気が付く必要があると思う。

 そうやって、世の中には、悩みや疑問が満ちていることに気が付く人が増やしていかないと。

 そんな面倒くさいこと出来るかという人もいるだろうけど、それは他人事だと思っているからだよ。

 いざ、自分の身に降りかかってきたとき、みんなに「仕方ないね」と言われて終わっちゃう世の中より、「おかしいよね」「一緒に何が出来る考えよう」と言ってもらえる世の中の方が良いと思うんだ

 自分だけで精一杯なのは仕方が無いけど、世の中の多くは他人事ではなく、自分も当事者だったり、当事者に なり得ることだと考えてみようよ。

 そうやって、住みやすい世の中に変えてければ、今よりも楽暮らせるようになるよ。自分一人の生活だって、他人との関わりで成り立っているんだからね。

***********************

私がコメントした。

 あなたはいいことを言うね。その通り。世の中は無責任な人間が多い。自分さえ良ければ他は関係ない。そんなのばかりだ。

 その典型が米軍基地問題。「自分の近くは嫌だが、沖縄なら仕方がない」。頭からガソリンぶちまけてやりたい。





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/883.html

[政治・選挙・NHK252] 速報 「徴用工」訴訟 新日鉄住金に損害賠償命じる判決 韓国最高裁 赤かぶ
14. 赤かぶ[941] kNSCqYLU 2018年10月30日 18:02:53 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[355]












http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/875.html#c14
[政治・選挙・NHK252] 党内からも批判…稲田朋美氏の“安倍首相礼賛”ネトウヨ演説(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
10. 赤かぶ[942] kNSCqYLU 2018年10月30日 18:13:01 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[356]









http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/877.html#c10
[原発・フッ素50] 震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」 指定弁護士が指摘「津波に関する報告があった」 
震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181030-00000065-nnn-soci
10/30(火) 17:35配信 NNN


動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20181030-00000065-nnn-soci



福島第一原発の事故を巡る裁判で元会長の勝俣恒久被告は、震災3年前に津波に関する報告があったと検察官役の指定弁護士が指摘していることについて「全く記憶がない」と述べた。

東京電力元会長の勝俣恒久被告ら旧経営陣3人は、福島第一原発の事故をめぐり、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴されている。

勝俣被告は30日の被告人質問で、震災の3年前に経営トップが参加する会議で津波に関する報告があったと検察官役の指定弁護士が指摘していることについて、「全く記憶がない」と述べた。

その半年後におよそ14メートルの津波がくるとの報告を受けたことについては、「報告のトーンが懐疑的で、そういう話もあるんだと思っていた。根拠になる資料を見ていない」と述べ、必要があれば、また報告があるだろうという認識だったとした。



東電元会長「津波予測できず」
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20181030/0020682.html
10月30日 17時52分 NHK

福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判で、当時、経営の最高責任者だった勝俣恒久元会長への被告人質問が行われ、事故が起きる2年前に巨大な津波が押し寄せることを認識できたとする指摘について、勝俣元会長は「安全対策に疑義をはさむ状況ではなかった」と述べて、津波の到達は予測できなかったと改めて主張しました。

東京電力の元会長の勝俣恒久被告(78)、元副社長の武黒一郎被告(72)、元副社長の武藤栄被告(68)の旧経営陣3人は、原発事故をめぐって検察審査会の議決によって業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴され、いずれも無罪を主張しています。

30日は事故当時、経営の最高責任者だった勝俣元会長に対する質問が行われ冒頭、勝俣元会長は原発事故について「東京電力の会長を務めたものとして、深くおわび申し上げます」と述べて謝罪しました。

勝俣元会長は、事故の2年前の平成21年に開かれた社内の会議で、元幹部から高さ14メートル程度の巨大な津波が押し寄せる可能性があるという報告を受けたと、検察官役の指定弁護士から指摘されています。

これについて勝俣元会長は「元幹部の発言のトーンは非常に懐疑的に聞こえた」と述べた上で、「社内の原子力・立地本部でしっかりやっていると考えていて、安全対策に疑義をはさむ状況ではなかった」として、津波の到達は予測できなかったと改めて主張しました。

このあと、検察官役の指定弁護士から原発の安全を確保する義務は最終的に最高経営層にあるのではないかと指摘されると勝俣元会長は「一義的には立地本部でやっていくことが重要だと考えます」などと述べ業務上の決定権限がなかったという考えを繰り返し示しました。

4日間にわたって行われた3人の被告人質問は30日で終わり、今後は原発事故の避難に伴って亡くなった病院の入院患者の遺族などによる意見陳述が行われる予定です。

福島第一原発の事故をめぐり東京電力の旧経営陣3人が強制的に起訴された裁判は、30日まで4日間にわたって行われた3人への被告人質問が終わりました。

34回目となる次回の裁判は、来月14日に開かれる予定で、事故に伴って原発近くの病院などから避難を余儀なくされて死亡した44人の入院患者の遺族などによる意見陳述が行われる見通しです。

また、これまでの裁判で、検察官役の指定弁護士が裁判官に、福島第一原発の現場に出向いて検証するよう求めていましたが、30日の法廷で、裁判長は「必要がない」として検証を行わないことを決めました。














http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/491.html

[政治・選挙・NHK252] 逆回転の官邸主導 安倍政権は臨時国会を乗りきれるのか すでに退陣の「花道論」(日刊ゲンダイ)


逆回転の官邸主導 安倍政権は臨時国会を乗りきれるのか
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240596
2018/10/30 日刊ゲンダイ 文字起こし


冒頭から暗雲(C)日刊ゲンダイ

 こういうのを「フェーズが変わった」と表現するのだろう。

 29日、臨時国会の代表質問がスタート。安倍首相が自民党総裁選で無理やり3選を決めてから、初の国会論戦だが、波乱の幕開けになった。 

 発端は、自民党の高市議院運営委員長が示した国会改革案だ。これが政府提出法案の審議を優先して、議員立法や一般質疑は会期末前に残った時間を充てるなどと書かれたトチ狂ったもので、野党は「立法府が行政府の下請けになると公言するようなもの」と猛反発。当然ながら、高市案は撤回に追い込まれた。それで野党もいったん矛を収めたが、議運の理事会が紛糾し、代表質問は開始予定時刻から約45分も遅れて始まることになったのだ。

「国会での議論をできるだけ避け、官邸が通したい法案を優先して成立させるという安倍首相の意向をくんだものでしょうが、立法府の役割を何だと思っているのか。猛反発を招くのは当たり前です。それを承知で強気の姿勢に出てきたのは、焦りの裏返しでしょう。会期の短い臨時国会にあれこれ詰め込んで、強行突破でやろうとした。しかし、いきなり腰砕けで、冒頭から国会運営に暗雲が漂っています」(政治学者の五十嵐仁氏)

 今国会の所信表明で安倍が憲法改定への意欲を改めて示したこともあり、改憲をゴリ押ししてくるとみられてはいたが、これも雲行きが怪しくなってきた。今の自民党内は、安倍の号令を受け、一丸となって動くムードではない。むしろ、安倍官邸の強気が逆効果を生んでいる。

■「もはや1強ではない」の声

 党の改憲推進本部長に下村博文、衆院憲法審査会の筆頭理事に新藤義孝、総務会長に加藤勝信とイエスマンばかりで固めたことは、かえって裏目に出そうだし、代表質問にお気に入りの稲田朋美筆頭副幹事長を抜擢したことも、「また、えこひいきか」と党内のあつれきを広げた。

「改憲は数の力で押し通していいものではない。野党とも話し合い、せめて野党第1党を巻き込まなければ進められないのに、こんなあからさまな改憲シフトでは、野党の反発を強めるだけです。だいたい、憲法審査会に出す4つの改定項目は正式に党議決定したものではない。これは総理案なのか、自民党案なのかも曖昧なまま、どうやって議論を進めるというのか。党内の意思決定機関である総務会の了承をスッ飛ばして国会に提示してしまえという姑息な考えだから、うまくいくものもいかなくなる。拙速な改憲を強行しようとすれば、国民の不信を買うだけです」(自民党ベテラン議員)

 これが現場の偽らざる声で、「もはや1強ではない」「改憲なんてやれるわけがない」と、シラけた空気が漂っているのが現状だ。

「臨時国会は会期も短い。党内にも異論がある改憲案や、外国人労働者受け入れのための入管法改定案をゴリ押しするだけの力が今の安倍官邸にあるのでしょうか。総裁選で圧勝できず、その後の地方選挙でも負けが込んでいることで、求心力の低下は著しい。そんな中で、求心力を高めるために強行突破をしようとすれば、与党内にも反発が広がります。安倍改憲には世論の支持もない。推進力なき船が風雲の中を独り善がりに進もうとしても、難破する可能性が高いと思います」(五十嵐仁氏=前出)

 このまま風を読めずに突き進めば、座礁するだけということだ。


厚労部会も粉叫(C)日刊ゲンダイ

シンパの右派からも異論が続出の怪現象

 この臨時国会で改憲案の審議が進むことは、早くも絶望的な情勢だが、その前に、入管法改定だって、安倍官邸の思惑通りにいくか分からない。4月1日施行の日程ありきで、早く通せとお尻を叩いているが、“右へならえ”の安倍シンパの中にも異論が多いからだ。

 安倍は29日の代表質問で、外国人就労の拡大は「深刻な人手不足に対応するため、即戦力になる外国人材を期限付きで受け入れるもの」と説明。「いわゆる移民政策を取る考えはない」と強調したが、自民党の部会でも懸念が相次いだ。

「自民党内でも、外国人就労の話が急に出てきたことに不信感が募っているのです。安価な労働力が欲しい経済界の要請なのでしょうが、企業はリストラを進め、AIに業務をシフトしようとしている時に、外国人労働者を大量に受け入れる必要性がどこにあるのでしょうか。『移民政策ではない』と言いながら、その実態は少子化対策、人口増政策なのではないか。安倍首相はこの国をどういう方向に導こうとしているのかが見えないから、不安が高まっている。政府が説明を尽くさないまま、入管法改定を急げば、必ず将来に禍根を残します。最後は数の力で押し切ればいいと考えているとすれば、国民と国会をなめ過ぎです」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)

■すでに退陣の「花道論」まで

 入管法改定案について、政府は11月2日の閣議決定を予定している。小泉進次郎議員が部会長を務める厚労部会と、長谷川岳部会長の法務部会を経て、30日の総務会で了承を取り付ける考えだが、荒れるのは必至だ。

「官邸主導にほころびが見え始めました。これまでは安倍首相が決めたことに党は黙って従い、国会も数の力で異論をねじ伏せてきましたが、レームダック化した政権では、そう簡単にはいきません。安倍首相は、自分が号令をかければ何とでもなると思っていたら大間違いです。ただでさえ、消費税増税で弱者に痛みを押し付け、小手先の対策で中小企業の混乱を招いているところへ、移民を認めるような政策を強行すれば、職を奪われかねない庶民が反乱を起こしますよ。そもそも地方の経済は疲弊している。長く続いた安倍政治は、地方や弱者には何の恩恵ももたらしませんでした。民意を無視し、国民を痛めつける政治がいつまでも続くわけがないのです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 来年春には統一地方選がある。夏には参院選だ。安倍1強にひれ伏してきた政治家連中も、こういう時だけは有権者の声に敏感になる。

 いったん党内の空気が「安倍ではダメだ」となれば、あとは早い。冒頭から空回りしているこの調子では、短期戦の臨時国会すら乗り切れるか分からない。

「始まる前は、臨時国会はさして難しい運営ではないとみられていたのに、すでにダッチロール現象が始まっていることを考えると、与党内でも法案をめぐる大モメが予想される臨時国会を通して、求心力低下のスピードが速まっていく可能性が高い。すでに退陣の“花道論”まで囁かれるありさまだから、上意下達でやってきたのが、逆回転し始めるのは時間の問題でしょう。官邸主導を過信し、慎重にも慎重を期すべき改憲と入管法改定で強引な手法を取ろうとして、自らやぶをつついた安倍首相が窮地に陥るとすれば、これまでとはまったく違った局面を迎えることになります」(山田厚俊氏=前出)

 やぶから何が飛び出すのか。

 新閣僚にも問題大臣がゾロゾロいるし、臨時国会が終わる頃には、安倍官邸の威光など見るも無残なことになっているのではないか。

























































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[経世済民129] 官民あげて日本就職に取り組む韓国の最新事情(ニューズウィーク) 
官民あげて日本就職に取り組む韓国の最新事情
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11206.php
2018年10月30日(火)16時50分 佐々木和義 ニューズウィーク


韓国では就職難がつづく… Kim Hong-Ji-REUTERS

<韓国では、海外で就職する人々が3年で3倍になった。国別では日本が最も多い。日本就職を後押しする官民組織と、人材を求める日本企業の事情とは...>


韓国就職情報サイトのインクルートが分析した韓国産業人力公団の統計によると、2017年に海外就職を希望した求職者2万2997人のうち、実際に就職した人は5118人だった。2014年は1679人で、3年で3倍以上の増加となった。国別で見ると日本が1427人で最も多く、2番目は米国の1079人で、シンガポールの505人などが続いている(聯合ニュース)。

■人材を求める日本企業と日本就職を目指す若者たち

韓国貿易協会と韓国コンテンツ振興院が、2018年10月15日、ソウルのCOEX総合展示場でITとコンテンツ分野を中心とする日本企業の採用博覧会を開催した。参加したIT関連企業は13社で、合わせて105人の採用を予定しており、コンテンツ関連の9社も20人を採用する計画だ。同年8月に釜山市庁で日本合同就職博覧会が開催された際には、参加企業50社に対して800人の求職者が集まった。

日本企業が注目を浴びているのは韓国の就職難だけではない。学歴を重視する韓国で名門大学への進学に失敗した人が良い就職先を得ることは難しく、日本の方がより良い企業に就職できるチャンスがある。人生をリセットする機会になると留学生支援ネットワークの久保田事務局長は分析する。実際に大学で肌の美容を専攻した若者が、貿易協会が主催する情報処理教育課程で資格を得て、日本のIT企業に就職した例もある。

韓国企業は採用に際して学歴や資格などのスペックを重視する。ある企業が社員の退職に伴って人材を採用した直後に、より高いスペックを持つ人が応募したため、先に採用した人を試用期間中に解雇して、あとから応募した人を採用した例がある。

一方の日本企業は、新卒者のスペックは重視せず、学閥より長期的な潜在力を見る。国籍などによる差別はなく、新卒の外国人にも終身雇用の機会を与えるなど、日本人と待遇に違いはない。

2017年に日本で就職した韓国人の平均年俸は280万円相当(約2786万ウォン)で、韓国大手企業の大卒初任給の平均3325万ウォンより低いが、中小企業の2523万ウォンを上回る。名門ではない大学を卒業した新卒者は日本の方が良い待遇を得られる可能性が大きいのだ。

韓国人を採用した日本企業の評価も良い方だ。新卒の韓国人は他国の出身者と比べて日本語力が高く、ビジネスマナーもある。また、日本人より進取的で外国語能力に長けている若者が多く、海外営業などに優れているという(中央日報)。

■官民あげて日本就職に取り組む

日本就職を後押しするため、韓国貿易協会は光州市の全南(チョンナム)大学などと共同で、情報通信技術と日本語を集中的に教育する「日本IT就職課程」を開設した。

また、韓国南東部の慶尚南道も独自の制度を発足させている。道内の大学を卒業し、IT、観光、貿易流通業分野のいずれかの資格を持つ道内居住者が対象で、書類選考と面接を通して語学学校の学費などを支援する計画だ。日本IT就職課程を新設した民間の専門学校もある。

海外就職を求める若者が、韓国産業人材公団が指定する海外就職斡旋機関を利用すると、斡旋企業に200万ウォンの手数料が支払われ、富裕層ではない若者が海外で就労する際には400万ウォンから800万ウォンの支援金が支給される。支援金は日本に限らないが、日本への渡航と転居に十分な額である。

官民あげて日本就職に取り組む韓国だが、人材流出の懸念もある。一度、海外に出た韓国人は母国に戻らない傾向があるのだ。かつて、サムスンが将来を担う人材を育成する目的で選抜した社員を米国等に留学させたが、MBA取得と同時に現地で転職し、サムスンには戻らない若者が続出した。

日本で採用した韓国人を駐在員として韓国に派遣する企業が目立つようになったが、韓国駐在を嫌って日本で転職先を探した例もある。

■日本企業の不安は転職率

いっぽう韓国人を採用する日本企業がもつ不安に転職率の高さがある。せっかく育てた人材が早期に転職すると企業にとっては損失であり、面接のときに、何年会社で働く考えがあるかを質問するケースは少なくない。

在韓日系企業でたびたび話題になるテーマに「将来ビジョン」がある。日本企業は会社のビジョンを語りがちだが、会社への忠誠心が希薄な韓国人は自身のビジョンを求めている。社員としての将来ビジョンは、韓国人の若者が会社に定着する一つの重要な要素である。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/219.html

[原発・フッ素50] 震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」 指定弁護士が指摘「津波に関する報告があった」  赤かぶ
2. 赤かぶ[943] kNSCqYLU 2018年10月30日 19:53:29 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[357]



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/491.html#c2
[原発・フッ素50] 震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」 指定弁護士が指摘「津波に関する報告があった」  赤かぶ
3. 赤かぶ[944] kNSCqYLU 2018年10月30日 20:02:07 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[358]






http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/491.html#c3
[政治・選挙・NHK252] だから「移民」を受け入れてはいけない、これだけの理由(ITmedia ビジネスオンライン) :経済板リンク 
だから「移民」を受け入れてはいけない、これだけの理由(ITmedia ビジネスオンライン)

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/216.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/890.html

[政治・選挙・NHK252] 日本市場が“おいしい”理由 遺伝子組み換え&農薬の受け皿 外資の餌食 日本の台所が危ない(日刊ゲンダイ)
   


日本市場が“おいしい”理由 遺伝子組み換え&農薬の受け皿 外資の餌食 日本の台所が危ない
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240542
2018/10/30 日刊ゲンダイ


この後、突然「種子法」廃止が決まった(TPP協定署名式=ニュージーランド)/(C)共同通信社

農水大臣で弁護士の山田正彦氏は20年前の訪米の際に見た、その看板が忘れられないという。

 世界の種子市場は、独バイエル、米ダウ・デュポン、スイスのシンジェンタ、独BASFで8割のシェアを占める。バイエルは今年6月、遺伝子組み換えで世界シェア9割の米モンサントを買収した。これら多国籍企業が今、日本市場を狙い、市場開放を求めている。

 外資の種子会社は、化学肥料や農薬とセットで「種」を販売するビジネスモデルを確立している。なぜ日本市場に目を向けるのか。外資の最大の関心は遺伝子組み換え作物と農薬だ。TPP問題に詳しいアジア太平洋資料センターの内田聖子氏が言う。

「遺伝子組み換え作物は、90年代以降、世界中で順調に販売を伸ばしてきましたが、最近は頭打ちです。そんな中、日本は遺伝子組み換え作物の承認が300を超えていて、米国の約200、EUの約100をしのぐ世界一なのです。また、農薬については、世界では毒性が訴訟で問題になったりして規制強化の方向ですが、日本は逆に規制緩和に向かっています。こんなに“おいしい市場”は日本以外にありません」

 日本市場を狙っている種子会社は、TPPなど自由貿易を推進してきた多国籍企業約600社の中の主要メンバー。各国にロビイストを送り込み、東京にも100人ほどいるとされる。

 2016年2月、ニュージーランドのオークランドで米国離脱前のTPP協定が署名されたが、付属文書には「外国投資家その他利害関係者から意見及び提言を求める」とある。利害関係者とは水道、医療、保険を意味しているとされていたが、実はこれには「種子関連ビジネス」も含まれているという。だから翌17年に「種子法」廃止が突然決まったと推測されるのである。

「種子法」が廃止されたことで、公共品種が減り、民間参入が加速することになるだろう。国内の民間企業はすでにコメ市場で独自の種を流通させている。三井化学アグロの「みつひかり」は全国のコメ生産でシェア1%。他に住友化学の「つくばSD」や豊田通商の「しきゆたか」がある。その後ろで外資が「種、肥料、農薬ビジネス」を虎視眈々と狙っている。 =つづく

(取材=本紙・生田修平、高月太樹)

























http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/891.html

[政治・選挙・NHK252] 政府、辺野古埋め立て再開へ デニー知事誕生から1ヵ月後(田中龍作ジャーナル) 
政府、辺野古埋め立て再開へ デニー知事誕生から1ヵ月後
http://tanakaryusaku.jp/2018/10/00019021
2018年10月30日 19:03 田中龍作ジャーナル


謝花喜一郎副知事。死の4日前に翁長知事から「君に頼む」と言われ「埋め立て承認撤回の手続き」を取った。=30日、衆院第16控室 撮影:筆者=

 翁長前知事が命と引き換えに表明した「辺野古埋め立て承認の撤回」。石井啓一国交相はけさ、承認撤回の効力を停止する決定を下した。決定を受け、防衛省は明日にも埋め立て工事の再開命令を出す。

 上京中の謝花喜一郎・沖縄県副知事は、執行停止の決定を都内のホテルで知った。野党合同ヒアリングに出席した謝花副知事は、声を詰まらせ目を充血させながら窮状を訴えた。

 「翁長知事が本当に命がけでやったものを、このようにいとも簡単に数ページで、決定がなされることに、沖縄県民は本当に怒っております」。

 石井国交相の決定通知書は紙切れ4枚。破綻した論理が書き連ねられているだけだ。一方、予想されていた執行停止に対する沖縄県の意見書は250ページにも及ぶ。

 執行停止は行政不服審査請求として防衛省が国交省に求めていた。政府(防衛省)の申請を政府(国交省)が認めるという茶番だ。

 「沖縄県だけでなく他の自治体がやった場合、また国は同じようにするのでしょうか? 国の政策と異なることを地方自治体が行った場合に行政不服審査法を使うというのであれば、地方自治というのは絶対にありえないと思います」・・・謝花副知事の訴えは事態の深刻さを物語っていた。


官僚たちは自らの言説が破綻していることを重々承知のはずだ。「間違っている」などと正直に言おうものなら首が飛ぶ。野党合同ヒアリングで。=30日、衆院第16控室 撮影:筆者=

 政府が用いた行政不服審査法は、圧倒的な力を持つ行政の専横に対して、非力な住民が異議を申し立てる制度である。それを政府が使うのだから法の趣旨から逸脱する。私人への成りすましでもある。

 謝花副知事につづいて関係省庁からのヒアリングが行われた。

 原口一博議員(国民)や照屋寛徳議員(社民)らが、関係省庁に対して「私人が臨時制限水域(辺野古沿岸)を埋め立てることができるのか?」と質問した。防衛省と国土交通省の答えは、苦しまぎれで、常識を逸脱していた。

 防衛省は「一般私人が埋め立てはできない」としながらも「迅速性と法律の趣旨に則ってあくまでの公的な枠組みのなかで・・・」。

 国土交通省は「ケースバイケースで申請書を見て判断する」。

 国土交通省の回答に野党議員たちから笑いがもれた。沖縄選出の照屋議員は「バカも休み休み言え、一般私人は制限水域に入れないじゃないか」と一喝した。

 実態は確かに照屋議員の指摘通りだ。プレスを乗せた抗議船などが制限水域に近づくと、海上保安部や警備会社に追い返される。制限水域を越えて侵入したりすると拘束される。

 先月30日投票の沖縄県知事選挙で「辺野古埋め立て反対」を掲げる玉城デニー候補が、「埋め立て推進」の自民党候補を大差で破った。計ったように一か月後、安倍政権は沖縄に襲いかかってきた。


海上保安部に追い返されるカヌー隊。臨時制限水域に私人が侵入することは不可能だ。=2015年、辺野古沿岸 撮影:筆者=

    〜終わり〜






















































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/892.html

[政治・選挙・NHK252] 政府、辺野古埋め立て再開へ デニー知事誕生から1ヵ月後(田中龍作ジャーナル)  赤かぶ
1. 赤かぶ[945] kNSCqYLU 2018年10月30日 21:28:57 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[359]

玉城デニー沖縄知事、国交相の対応に「強い憤り」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000550-san-pol
10/30(火) 13:25配信 産経新聞

 沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は30日、米軍普天間飛行場(宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設をめぐり、石井啓一国土交通相が県による埋め立て承認撤回処分の効力を一時停止すると表明したことを受けて、第三者機関の国地方係争処理委員会に不服申し立てを近く行う意向を示した。

 玉城氏は「結論ありきで、法治国家にあるまじき対応だ。公平性、中立性を欠く判断に強い憤りを禁じ得ない」と反発した。

 東京都内で記者団の取材に答えた。





http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/892.html#c1
[政治・選挙・NHK252] 震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」 指定弁護士が指摘「津波に関する報告があった」 :原発板リンク 
震災前の津波報告 東電元会長「記憶ない」 指定弁護士が指摘「津波に関する報告があった」 

http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/491.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/893.html

[国際24] カショギ惨殺事件がワシントンの話題を独占する4つの理由(ニューズウィーク)
カショギ惨殺事件がワシントンの話題を独占する4つの理由
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/4-63.php
2018年10月30日(火)16時00分 スティーブン・クック(米外交問題評議会上級研究員) ニューズウィーク


トランプ米大統領は記者殺害を命じたと疑われるサウジのムハンマド皇太子(左)と親密な関係を築いてきた Jonathan Ernst -REUTERS


<サウジアラビアと親密なトランプ政権にとって、事件の影響はあまりに大きい。ただ、今日までのサウジは悩みの種以外の何物でもなかった>




※この記事は本誌11/6号(10/30発売)「記者殺害事件 サウジ、血の代償」特集より。世界を震撼させたジャーナリスト惨殺事件――。「改革」の仮面に隠されたムハンマド皇太子の冷酷すぎる素顔とは? 本誌独占ジャマル・カショギ殺害直前インタビューも掲載。


仮にドナルド・トランプ米大統領がホワイトハウスの庭で誰かを殺したとしても、首都ワシントンではジャマル・カショギ殺害事件ほどの話題にはなるまい(大統領執務室での不倫疑惑でも浮上すれば話は別だが)。

トルコで起きた謎の殺人事件が、ほぼ1カ月もワシントンの話題を独占しているのはなぜか。理由は4つある。

まず、カショギは地元紙ワシントン・ポストのコラムニストだった。遠い異国の事件とはいえ、犠牲者は地元の言論界の仲間だ。

次にトランプ政権はサウジアラビア、とりわけカショギ殺害を命じた疑いのあるムハンマド・ビン・サルマン皇太子と深い関係にある。

さらに、サウジアラビアがアメリカの政界に対して持つ影響力について、不愉快な疑問が浮上している。

そして最後に、傲慢なムハンマドとトランプ政権の親密さに対する批判の高まりがある。この皇太子はカショギだけでなく、アメリカの中東政策をも殺しかねない。

トランプ政権が中東政策においてサウジアラビアを、そして実力者のムハンマドを重視すると決めたことには一定の合理性がある。トランプがホワイトハウスの主となった昨年1月、過去の中東政策を早速洗い直した外交スタッフは、サウジ以外の選択肢がないことにすぐ気付いたはずだ。他のアラブ諸国は頼りにならず不安定、そして国の規模が小さ過ぎる。

だからトランプはサウジを選んだ。そしてトランプが「イランとの核合意破棄」という選挙公約を履行する意思を表明すると、サウジは喜んでトランプを支持した。

トランプがテロ組織ISIS(自称イスラム国)を「完全に破壊」すると豪語してイスラム過激派に戦いを挑んだときも、サウジ政府は支援を表明した。パレスチナ問題でも、イスラエルべったりのトランプ政権に「協力」を約束した。アメリカの軍需産業を助けたいトランプの意向に応え、サウジは気前よく巨額なアメリカ製武器を買った。石油と並んで、武器・兵器は両国間の貿易で大きな比重を占めている。

■威勢はいいが、実績はなし

ムハンマドとトランプ政権の深い仲は周知の事実だ。サウジアラビアのサルマン国王はタフガイで鳴らす息子がお気に入りで、後継者に決めていた。トランプもタフガイは大好きだ。

そして米政権内の誰かが、トランプの義理の息子ジャレッド・クシュナー上級顧問(37歳だ)をムハンマド(こちらは33歳)に引き合わせるという妙案を思い付いたのだろう。もちろん前者に外交経験がなく、後者が世間知らずであることなど度外視だ。

いくら世間知らずでも、ムハンマドは自分の国が変化を必要としていることを理解していた。そして彼の掲げる経済と社会の改革は、アメリカにも好ましいものに見えた。

もちろん、サウジアラビアがアメリカにとって有益な存在だと考えるのは希望的観測の域を出ない。実際、今日までのサウジアラビアは悩みの種以外の何物でもなかった。

確かに皇太子は宗教警察の権限を縮小し、映画館の営業を認め、コンサートの開催を許し、女性による自動車の運転も解禁した。これらはどれも建設的な改革だった。

しかし一方で、サウジ社会における人権侵害や言論弾圧はひどくなっていた。政治力を蓄えたムハンマドは、どれほど遠く離れていようと、どれほど穏健であろうと、自分に反対する者は全て黙らせるつもりでいる。外国からの批判に対する彼の反論を要約すれば、「私はサウジ皇太子だ、邪魔をするな」とでもなるだろう。

それはアメリカに直接影響を及ぼすわけではないが、権力を追い求めるムハンマドの貪欲さが、微妙なバランスの上に成り立ってきたサウド王家を不安定化させているのではないか、というもっともな疑問も浮上している。

外交に関していえば、サウジアラビアのやってきたことは威勢がいいだけで、何も達成できていない。人権問題で優等生のカナダ政府がサウジ人権活動家の拘束を非難するツイートをしたときは、何とかカナダを悪者に見せようとやり返したが、かえって墓穴を掘った。

昨年6月にはエジプトや隣国のアラブ首長国連邦、バーレーンを味方に引き込み、イランに接近しているとの口実でカタールとの国交を断ち、経済封鎖に乗り出した。結果、一時的にはカタール経済も揺らいだが、すぐに立ち直り、今はサウジ同盟国との国交がなくともうまくやっている。

この騒動で得られた成果があるとすれば、何としてもイランを封じ込めたいトランプ政権の国防担当者の頭痛のタネを増やしたことくらいだ。

■裏目に出たサウジとの絆

パレスチナ和平に関しても、サウジアラビアが活躍できる見込みはない。トランプ政権がパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長にイスラエルへの降伏を説くような状況で、パレスチナ側が親米派のサウジ政府に公平な仲介役を期待するわけがない。

最悪なのはシーア派武装勢力の増長を食い止め、アラビア半島の不安定化を防ぐためと称して始めたイエメン内戦への軍事介入が、全く正反対の事態を招いている事実だ。

アメリカは、勝ち目のない戦争に足を突っ込んだサウジアラビアの同盟国という厄介な立場に置かれている。サウジアラビアのイエメン介入を物資の面で支援する米政府は、自らが招いた人的被害に驚くほど無頓着な独裁国家の仲間と見なされている。8月にイエメンの子供が乗ったスクールバスを誤って空爆したときも、有志連合の中核を成すサウジ軍人たちはずっと「正当な軍事行動」だと主張していた。

そして今度は、およそ国家の安全を脅かすとは思えない人物を無惨に殺すことで国際的な騒動を起こした。

新しいサウジアラビアも、昔と変わらない無能さと傲慢さ、センスの悪さを発揮しているようだ。しかも以前よりたちが悪い。自分たちが偉大な存在だと信じ込んでいるからだ。

サウジ政府が10月16日、シリア再建資金としてアメリカに1億ドルを提供したのはいいことだ。だがこれまでのところ、サルマンとその息子の下で行われてきた政策はどれも役立たずで、さもなければ逆効果だった。

こういう批判に、彼らはこう反論するだろう。「アメリカ人は私たちに、自国の安全を守り共通の利益を推進するためにもっと責任を果たせと言う。だが私たちが行動を起こすと文句を言い、批判するばかり。いったいどうしてほしいのか?」

彼らの言い分にも一理はある。しかし、アメリカとの絆を守りたいなら答えは1つだ。もっと大人になれ。

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/423.html

[政治・選挙・NHK252] ウソをつくな安倍晋三!これが「人材」なのか? 
ウソをつくな安倍晋三!これが「人材」なのか?
https://85280384.at.webry.info/201810/article_267.html
2018/10/30 20:44 半歩前へ

▼ウソをつくな安倍晋三!これが「人材」なのか?

 安倍晋三は、深刻な労働力不足を補うため、就労を目的とした新しい在留資格を創設し「即戦力となる外国人を受け入れる」と強調した。

 日本人が嫌がり、つらくて厳しい仕事をさせる者たちが「人材」なのか? 体のいい「タコ部屋」ではないか。

 これまでも「技能実習生」などと耳障りの言い言い方をして、技能を習得に来たフィリピンやベトナムなどの若者を低賃金で酷使して来た。

 本国で聞いていた話とは大違い。あまりのひどさに自殺者や逃亡者が相次いだ。

 それで今度は「人材」確保? 

 東南アジアの人々を見下した仕打ちは看過できない。彼らは日本の奴隷ではない。民族差別を許さない。

 こういうことを続けていたら、近いうちに、日本は必ず報復を受けよう。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/894.html

[政治・選挙・NHK252] 元徴用工への賠償「協定の対象外」 韓国最高裁が初判断 判決が確定 
元徴用工への賠償「協定の対象外」 韓国最高裁が初判断
https://www.asahi.com/articles/ASLBY4Q9JLBYUHBI01C.html
2018年10月30日20時31分 朝日新聞


故人となった元徴用工の遺影を掲げ、韓国大法院に入る原告たち=30日、ソウル、武田肇撮影

 朝鮮半島が日本統治下にあった戦時中、日本本土の工場に動員された韓国人の元徴用工4人が、新日鉄住金を相手に損害賠償を求めた訴訟の上告審で、韓国大法院(最高裁)は30日、個人の請求権を認めた控訴審判決を支持し、同社の上告を退けた。これにより、同社に1人あたり1億ウォン(約1千万円)を支払うよう命じた判決が確定した。

 韓国の裁判所で、日本企業に元徴用工への賠償を命じる判決が確定したのは初めて。日本政府は、元徴用工の補償問題は1965年の日韓請求権協定で「完全かつ最終的に解決済み」との立場を取る。

 韓国政府は、慰安婦問題とは異なり、徴用工問題は解決済みとの立場だった。これを変えて判決のように賠償を求めた場合、日韓合意に基づいてつくられた元慰安婦の「和解・癒やし財団」の解散の動きとも併せ、日韓関係がさらに悪化するおそれもある。

 裁判で最大の争点となったのは、「協定によって原告の賠償請求権が消滅したか」だった。判決は、一連の動員は「日本政府の朝鮮半島への不法な植民地支配や、侵略戦争の遂行と結びついた日本企業の反人道的な不法行為」だったと指摘。原告が求めているのは「未払い賃金や補償金ではなく、強制動員被害者の日本企業への慰謝料請求権だ」として「協定の適用対象に含まれない」と認定、消滅していないとした。

 同様の訴訟は、新日鉄住金のほか不二越(富山市)など約80社を相手にした計14件が係争中だ。今回の確定判決を受け、賠償命令が相次ぐ可能性が高い。韓国政府が認定した元徴用工は約22万6千人(故人を含む)に及び、さらに訴訟を起こす可能性もある。

 今回の訴訟の原告は、新日鉄住金が賠償に応じない場合、資産差し押さえなどの強制執行手続きができる。弁護団は同社の資産は韓国にないとして、第三国での手続きを視野に入れ、同社の資産や債権が差し押さえられるおそれがある。新日鉄住金は30日、「請求権協定や日本政府の見解に反するもので極めて遺憾」とし、「日本政府の対応状況なども踏まえ、適切に対応する」との談話を出した。

 安倍晋三首相は30日夕、記者団に「1965年の日韓請求権協定によって、完全かつ最終的に解決している」とし、「判決は国際法に照らして、あり得ない判断だ」と厳しく批判した。そのうえで、「日本政府としては毅然(きぜん)と対応していく」と述べた。河野太郎外相も韓国の李洙勲(イスフン)駐日大使を外務省に呼び、「請求権協定に明らかに違反し、日本企業に不当な不利益を負わせ、両国の法的基盤を根本から覆すものだ」と抗議した。さらに、「日本の企業、日本国民に不利益がないように直ちに必要な措置を厳格にとっていただきたい」と求めた。

 韓国の李洛淵(イナギョン)首相は「司法判断を尊重し、被害者たちの傷が早期に最大限治癒されるよう努力していく」とする政府声明文を発表した。(ソウル=武田肇)

判決の骨子

 ・被告(新日鉄住金)の上告を棄却し、原告(元徴用工ら)に1億ウォンずつの慰謝料支払いを命じた控訴審判決は確定する

 ・原告の損害賠償請求権は、強制動員被害者(元徴用工)の日本企業に対する慰謝料請求権

 ・原告の請求権は、日韓請求権協定の適用対象外

     ◇

 〈韓国の元徴用工問題〉 韓国の元徴用工 戦時中に朝鮮半島から日本の工場や炭鉱などに労働力として動員された人たち。動員は、企業による募集や国民徴用令の適用などを通じて行われた。当時の公文書や証言から、ときに威嚇や物理的な暴力を伴ったことがわかっている。元徴用工への補償は、日韓両政府とも1965年の日韓請求権協定で解決したとの立場だが、不満を持った元徴用工らが日韓で日本企業などを相手に訴訟を起こし、争ってきた。韓国政府が認定した元徴用工は約22万6千人。
























http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/895.html

[政治・選挙・NHK252] 辺野古工事の再開で国交と防衛2省が「醜い連携」!  


辺野古工事の再開で国交と防衛2省が「醜い連携」!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_270.html
2018/10/30 22:03 半歩前へ

▼辺野古工事の再開で国交と防衛2省が「醜い連携」!

 「辺野古工事、国交相が認める」と共同通信。創価学会・公明党は自民党と一心同体だから、別に驚くに当たらない。

 こんな茶番劇を終わらせるためには国政選挙で創価学会・公明党と自民党に勝つしかない。

 ネット傍観者に、その覚悟があるかどうかだ。

***********************

 沖縄県名護市辺野古への米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設を巡り、石井国土交通相は30日、県による辺野古沿岸部の埋め立て承認撤回処分の効力を一時停止すると発表した。

 これを受けて、岩屋防衛相は工事再開の意向を表明。

 玉城デニー知事は「公平性、中立性を欠く判断で強い憤りを禁じ得ない」と反発し、第三者機関「国地方係争処理委員会」に審査を申し出る方向で検討を始めた。  (以上 共同通信)































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/896.html

[政治・選挙・NHK252] 過酷な”実習”に耐えきれず自殺や逃亡!在日ベトナム人!  
過酷な”実習”に耐えきれず自殺や逃亡!在日ベトナム人!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_266.html
2018/10/30 18:34 半歩前へ

▼過酷な”実習”に耐えきれず自殺や逃亡!在日ベトナム人!

 今、安倍晋三がごり押ししている外国人大量受け入れは、人手不足をカバーするのが狙いで、外国人を擦り切れるまでこき使うためだ。

 同様のことをアメリカ人やフランス人にやれるか? 出来ないだろう。人種差別だ。

 安倍政府のみならず、日本人の中に、こんな恥ずべき考えを持つ者がいまだに絶えない。恥を知れ!

**********************

立憲民主党の堀越啓仁が訴えた。

 東京の芝公園にある浄土宗の寺院「日新窟」を訪ねた。

 この日新窟は、日本で亡くなった在日ベトナム人の位牌が安置されている。多くの技能実習生の駆け込み寺だ。

 今国会では単純労働での外国人受け入れを可能とする入管法改正案が提出予定だ。

 問われるのは受け入れ態勢。職場環境、日本語習得体制、住宅問題、社会保障…。

 ベトナム人青年の自殺や突然死が多くなっている、。

 日本に来る場合、多額の仲介手数料がとられる。多くの家庭が「借金」をして、家を担保に入れ、子どもを日本に送り出している。

 今回、話を聞いたベトナム人の彼は暴言や暴力を受けた。

 職種は鳶(とび)業。建設資材を運ぶのが主な仕事。朝6時に会社を出て現場で働いて、帰ってくるのは夜遅くになる。
 
 それで手取りは9万〜10万円。そこから家賃を払い、仕送りをして、食事代などを捻出。そうすると手元にはほとんど残らない。

 10人で来たが半数以上が、あまりのキツさとストレスで帰国したり、失踪してしまった。

 「日新窟」にはベトナム人の尼僧さんがいて、在日ベトナム人の葬儀を執り行ったり、弔いを一手に担っている。全国を飛び回り、「お金のない人からは取れない」とお布施は受け取らず昼夜、読経を行っています。

 「先に彼女の方が過労で死んでしまう」とそうお寺の娘さんは語った。

 「この3年位の間で心筋梗塞や突然死などの急死で技能実習生が多く無くなっている。事件に巻き込まれるケースもある。人間が物の様に扱われている現状に関しては看過できない。日本人と同じように人権を守ってほしい」

 このことを発信しなければならないと思った。 借金を抱え、日本に来て決意をもって働いているけども耐えられない状況が続き自ら命を絶つベトナム人の若者が確実にいる。

 入管法改正によってさらに人がモノ扱いされる。

 自分たちが豊かに生きるために、「借金」という人質を取られ搾取される人々がさらに増えていく。

 入管法改正は「開始日ありき」の法案となっており、再び強行採決の動きになる可能性がある。



















http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/897.html

[政治・選挙・NHK252] <小沢一郎(事務所)>沖縄県民の民意を愚弄し、黙殺する暴挙!安倍政権は完全に国民を馬鹿にしている 辺野古移設、工事再開へ





埋め立て承認撤回の効力停止=辺野古移設、工事再開へ―石井国交相決定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000035-jij-pol
10/30(火) 10:04配信 時事通信

 石井啓一国土交通相は30日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設をめぐり、沖縄県による埋め立て承認撤回の効力を一時的に停止することを決めた。

 事業者である防衛省沖縄防衛局による執行停止の申し立てを認めたもので、防衛局は速やかに工事を再開する方針だ。

 国交相の決定に対し、辺野古移設阻止を掲げる沖縄県の玉城デニー知事は「強い憤りを禁じ得ない」と反発。総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」への審査申し出を軸に、対抗措置を検討する考えを明らかにした。東京都内で記者団の質問に答えた。

 国交省によると、決定通知書が防衛局に届く31日に執行停止の効力が発生する。石井国交相は閣議後の記者会見で、今回の判断に至った理由について、県が承認を撤回したことによって「普天間飛行場周辺の危険性除去や騒音被害防止を早期に実現することが困難となるほか、日米同盟にも悪影響を及ぼしかねないという外交・防衛上の不利益が生ずる」と説明した。 








































































http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/898.html

[政治・選挙・NHK252] <小沢一郎(事務所)>沖縄県民の民意を愚弄し、黙殺する暴挙!安倍政権は完全に国民を馬鹿にしている 辺野古移設、工事再開へ 赤かぶ
1. 赤かぶ[946] kNSCqYLU 2018年10月30日 23:49:56 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[360]
辺野古工事、国交相認める 埋め立て承認撤回の効力停止
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201810/CK2018103002000290.html
2018年10月30日 東京新聞

※キャプチャー












http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/898.html#c1
[政治・選挙・NHK252] あらためて、無責任きわまりない麻生太郎財務大臣の即刻辞任を求めます ― 署名とデモのお願い。(澤藤統一郎の憲法日記)
あらためて、無責任きわまりない麻生太郎財務大臣の即刻辞任を求めます ― 署名とデモのお願い。
http://article9.jp/wordpress/?p=11359
2018年10月30日 澤藤統一郎の憲法日記


まずは、大きな反響を呼んでいる「財務局OBによる迫力の訴え」のテレビ画像をご覧いただきたい。
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181025-00000078-ann-pol

テレ朝「報道ステーション」10月25日23時30分配信の画像。「財務局OB『改ざんは上からの指示』とタイトルが付されたもので、以下の解説が付されている。

 森友学園への国有地売却問題をめぐり、国会での真相解明を求める近畿財務局のOBらが25日、野党からの聞き取りに応じた。今年3月、文書の改ざんを指示された近畿財務局の職員が自ら命を絶った。OBらは番組の取材に対して「(文書改ざんは)公務員の発想としてはない。上からの指示がない限りできない」と述べた。さらに「普通、貸し付けにしろ売り払いにしろ、極めてシンプルな書類のはずだ。あれだけ丁寧に事の発端から人の名前や行為が書かれているのは、現場の職員たちが必死に考えて、ちゃんと残さなければいけないという意識があったからではないか」と指摘した。また、麻生財務大臣が、森友問題で国税庁長官を辞任した元財務省理財局長・佐川宣寿氏について「極めて有能だった」と述べたことについて、「国会・国民を欺き、犯罪行為に等しいことをした人を評価するのであれば、自殺してしまった職員は一体何だったのか」「麻生大臣があんな態度で大臣であり続けるのは、自殺した職員を知っている周りの人や職員は本当に耐えられない」と語った。

昨日(10月29日)の毎日新聞朝刊2面のコラム「風知草」に、「特別編集委員」の肩書をもつ山田孝男が、「志士たちの声」という標題で、この財務局OBの訴えを熱く肯定的に紹介している。山田孝男とは、安倍晋三と会食をともにする、カギ括弧付きの「ジャーナリスト」。「風知草」は、けっして「疾風に負けない勁草」ではなく、権力の風に靡く頼りない草と見るべきだろう。

しかし、その風知草が、素顔を晒してテレビ出演し毅然と麻生太郎を批判した元財務局職員6人の訴えを「志士たちの声」と言ったのだ。「志士」とは、古風で大仰なとも思うが、山田孝男流の最大限の絶賛である。

その書き出しは、「常に民意の存するところを考察すべし−。」というもの。山田は、的確に民意の風を読んでいる。森友問題、けっして幕引きになってはいない。今国会で、また一波乱ありそうではないか。以下は、「志士たちの声」の抜粋。

 24日の、首相所信表明演説の結語の出典は、政党政治の先覚者、平民宰相・原敬の演説だった。

 その翌日、6人の元財務局職員がテレビ朝日「報道ステーション」などの取材に応じ、麻生太郎財務相の留任を批判した。

 私も見たが、一同の、気負わぬ言葉の力強さに思わず引き込まれた。

 その迫力は、政治家はなぜ責任をとらぬ−−というちまたの不信を呼び覚ましたに違いない。首相はこれ以外の、どの民意を考察するつもりだろう。

 録画インタビューに登場したのは、近畿、関東、東海各財務局出身の、60代から70代の元「国有財産鑑定官」たちだった。

 「麻生大臣が、前の理財局長は有能な公務員だったってほめたたえたんですよね。エツ? そんなことがあっていいのかと。国会を欺き、国民を欺き、犯罪行為に等しいことをしでかした人を『有能な公務員』と評価するなら、亡くなった公務員は一体、なんだったんだーッて……」

 公文書改ざんは昨春、当時の佐川宣壽理財局長が主導。今年3月、改ざんにかかわった近畿財務局職員の自殺が発覚した。

 財務相は今月初めの内閣改造で留任した。改造後の記者会見で「元局長を国税庁長官にした人事は間違いではないと今も思うか」と聞かれ、例によって高飛車に答えた。「そう思っています。きわめて有能な行政官だったと……」

 近畿財務局OBの怒りに耳澄ますべし。

 「麻生大臣がね、あんな態度でね、ずっと大臣であり続ける。自殺した職員を知ってる周りの人とか、近財の職員、管財部の職員にとってみたら、本当に耐えられないと思う」

 「50年近く働めてきた本当に愛すべきね、人生の大半を過ごし、仲間と誇りを持ってやってきた、その職場が疑惑を持たれて全然説明できない……」

 調べてみると、テレビに出た6人を含め、同志が18人いた。『すべて財務省の労働組合「全財務」の役員経験者である。

 顔と名をさらす出演はリスクを伴う。リスクを引き受けた6人の《志士》がテレビに出た……。

 財務相留任は「大きな判断」による―と首相は言う(総裁選討論)。経済再生優先という意味だが、失政は失政として責任を問うてこそ発展の基礎が固まるのではないか。首相の《考察》を求めたい。


 このまま座視しているだけでは首相の《再考》はあり得ない。民意の何たるかを、安倍政権に突きつけようではないか。

**************************************************************************

「森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会」からの訴えです。
「会」は、麻生財務大臣の辞任を求める<署名運動>と<財務省前アピール行動+デモ>を呼びかけています。


署名の第一次集約日 11月7日(水)
 11月9日(金)に麻生大臣宛てに提出する予定です。

財務省前アピール行動+デモ
 11月11日(日)
 13時〜 財務省前アピール行動
 14時  デモ出発


■<署名>と<財務省前アピール行動+デモ>の資料一式をまとめたサイト■
http://sinkan.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/1111-5336-1.html
ぜひ、これをメールやツイッタ−で拡散してください。

■できるだけメッセージを添えてネット署名を■
上記の「まとめサイト」の右サイド・バーの最上段に、
1.署名用紙のダウンロード http://bit.ly/2ygbmHe
2.ネット署名の入力フォーム http://bit.ly/2IFNx0A
3.ネット署名のメッセージ公開 http://bit.ly/2Rpf6Pm
が貼り付けられています。

ぜひとも、ご協力をよろしくお願いします。もちろん、メッセージを割愛して、ネット署名だけでも結構です。

なお、署名の文面は以下のとおりです。

**************************************************************************

財務大臣 麻生太郎 様

無責任きわまりない麻生太郎氏の財務大臣留任に抗議し、即刻辞任を求めます


             森友・加計問題の幕引きを許さない市民の会

10月2日に発足した第4次安倍改造内閣で麻生太郎氏が財務大臣に留任しました。しかし、第3次安倍内閣当時、財務省では、佐川宣寿氏が理財局当時の国会での数々の虚偽答弁、公文書改ざんへの関与の責任をとって国税庁長官の辞任に追い込まれました。また、福田淳一氏は女性記者への破廉恥なセクハラ発言を告発され、事務次官の辞職に追い込まれました。いずれも麻生氏が任命権者の人事でした。

しかし、麻生氏は厳しい世論の批判にも居直りを続け、事態を放置しました。それどころか、森友学園への国有地の破格の安値売却について、録音データなど動かぬ証拠を突きつけられても、なお、「処分は適正になされた」「私は報道より部下を信じる」と強弁し続けました。

福田次官のセクハラ行為については、辞任が認められた後も「はめられたという意見もある」などと暴言を吐きました。

なによりも、第3次安倍内閣当時、財務省では公文書の隠蔽、決裁文書の改ざんという前代未聞の悪質きわまりない国民への背信行為が発覚しましたが、それでも麻生氏は、会見の場で記者を見下す不真面目で下品下劣としか言いようがない答弁を繰り返しました。

こうした経歴の麻生氏が私たちの税金を預かり、税金の使い道を采配する財務省のトップに居座ることに、私たちと大多数の国民は、もはや我慢の限界を超えています。

麻生氏を留任させた安倍首相の任命責任が問われるのはきわめて当然のことですが、任命権者の意向以前に私たちは、麻生氏自身が自らの意思で進退を判断されるべきだと考え、次のことを申し入れます。


             申し入れ

麻生太郎氏は財務省をめぐる数々の背任、国.に対する背信の責任をとって直ちに財務大臣を辞任すること


私は上記の申し入れに賛同し、以下のとおり、署名します。

(2018年10月30日)


関連記事
<報ステ>財務局OB、麻生大臣を批判!「国会、国民を欺いた佐川氏を有能と評価。亡くなった職員は一体なんだったんだ!」
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/756.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/899.html

[戦争b22] 軍事的な緊張の高まりを受けて中国政府が戦争の準備を命令(櫻井ジャーナル)
軍事的な緊張の高まりを受けて中国政府が戦争の準備を命令
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810290000/
2018.10.30 櫻井ジャーナル


 南シナ海で軍事的な緊張が高まっている。安倍晋三首相が2015年6月、赤坂の赤坂飯店で開かれた懇親会で、「​​安保法制は、南シナ海の中国が相手なの」と口にしたというが、その海域だ。その安倍が先日会談したという中国の習近平国家主席は軍部に対し、南シナ海と台湾の監視を強め、戦争の準備をするように命じたと伝えられている。

 本ブログでは何度も書いてきたように、南シナ海は中国が進める一帯一路の東端にある海域。そこをアメリカ軍と海上自衛隊は支配し、中国の海運をコントロールしようとしている可能性が高い。当然、沖縄へも影響がおよんでいる。沖縄の基地建設は戦争の準備にほかならない。

 アメリカやイギリスの基本戦略は遅くとも19世紀から海上封鎖。ユーラシア大陸の周辺部を支配し、内陸部を締め上げていこうというものだ。長い間、物流の中心は海運であり、この封じ込め政策は効果的だった。そこで内陸国は高速鉄道を計画したわけである。

 ワシントン・イグザミナー紙によると、​アメリカのライアン・ジンケ内務長官はロシアのエネルギー資源輸送を軍事的に妨害する可能性​があると語り、ロシア上院の情報政策委員会に所属するアレクセイ・プシュコフはロシアに対する​​アメリカ海軍の海上封鎖は戦争行為に等しいと非難した。この戦略は中国にも向けられているはずだ。

 アメリカの支配層は1991年12月にソ連を消滅させることに成功して以来、民主主義風の装いを脱ぎ捨て、露骨な侵略戦争を始めた。その基本プランが1992年2月に国防総省のDPG草案​​という形で作成されている。この草案は国防次官だったポール・ウォルフォウィッツを中心に作成されたことから、ウォルフォウィッツ・ドクトリンとも呼ばれている。

 ソ連消滅後、アメリカの支配層はアメリカが「唯一の超大国」になったと思い込み、潜在的ライバルを潰して「パクスアメリカーナ」を実現しようとした。。ウェズリー・クラーク元欧州連合軍(現在のNATO作戦連合軍)最高司令官によると、ウォルフォウィッツは1991年の段階でイラク、シリア、イランを殲滅すると口にしていた。(3月​​、10月​​)実際、イラクは先制攻撃でサダム・フセイン体制が破壊され、シリアへはジハード傭兵を送り込み、アメリカ/NATO軍の直接的な軍事介入を目論んでいた。イランに対しては手先の武装勢力を使うほか、西側の有力メディアを使ったプロパガンダ攻撃を続け、今は経済戦争を仕掛けている。

 ソ連消滅後、ロシアはウォール街やシティの手先だったボリス・エリツィンが大統領を務め、ロシア国民の資産を外国の巨大資本や自分たちで略奪し、巨万の富を築いた。その一方で国民は貧困化している。

 つまりロシアは米英支配者の属国になったのだが、21世紀に入るとウラジミル・プーチンが再独立に成功する。それに対してジョージ・W・ブッシュ政権は2002年にABM(弾道弾迎撃ミサイル)制限条約から脱退、中国の北京でオリンピックが開幕した2008年8月にはジョージア軍を使って南オセチアを奇襲攻撃させたが、これはロシア軍の反撃で惨敗に終わった。

 オバマ政権は2010年7月、ポーランドと地上型SM-3(イージス・アショア)の設置で合意、ロシアの目と鼻の先まで軍事的な縄張りを広げた。2014年2月にはロシアの隣国、ウクライナでネオ・ナチを使ったクーデターをアメリカ政府は成功させた。ドナルド・トランプ大統領によるINF(中距離核戦力)全廃条約の破棄はこうした流れの中での出来事だ。

 核戦争という脅しでロシアや中国を屈服させ、再び「唯一の超大国」になろうとしているのだろうが、INF全廃条約を破棄すればヨーロッパが戦場になるとプーチン露大統領は警告した。アメリカの国印は白頭鷲が足でオリーブの枝と矢をつかんだ図柄なのだが、プーチン大統領はジョン・ボルトン国家安全保障補佐官に対し、アメリカの鷲はオリーブを全て食べてしまい、矢しか残っていないのかとからかっている。

 アメリカ/NATO軍とロシア軍が通常兵器で衝突した場合、部隊の規模が同じ程度ならロシア軍が完勝することは南オセチアやシリアでの戦闘で明白になった。兵器の能力もロシアが優れている。実際の戦闘に使われないことを前提に開発され高額兵器が役立たずだということをアメリカの「同盟国」も認識しているようで、アメリカは核兵器依存を強めていくしかないのだろう。




http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/394.html

[政治・選挙・NHK252] 軍事的な緊張の高まりを受けて中国政府が戦争の準備を命令(櫻井ジャーナル) :戦争板リンク 
軍事的な緊張の高まりを受けて中国政府が戦争の準備を命令(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/394.html



http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/900.html

[政治・選挙・NHK253] 嘘と誤魔化し、隠蔽と改竄を重ねる子々孫々にツケを回す安倍晋三(そりゃおかしいぜ第三章)
嘘と誤魔化し、隠蔽と改竄を重ねる子々孫々にツケを回す安倍晋三
https://blog.goo.ne.jp/okai1179/e/4008ef555e16bb68e5f17e55c6f847fe
2018-10-30 そりゃおかしいぜ第三章




昨日(29日)の東京新聞を見て驚いたが、当然であろうという気持ちである。『防衛予算で戦闘機やミサイルなど高額兵器を導入する際、費用を複数年度に分けて支払う「後年度負担」の残高が2018年度予算で初めて5兆円を突破し、2019年度は5兆3千億円に達する見込みであることが分かった。輸送機オスプレイなど安倍政権で急増した米国製の高額兵器導入が、大きな要因となっている。兵器の輸入拡大に伴い、毎年の後年度負担の支払いも増加しており、防衛費の大幅増につながっている。』と報じている。

本ブログで昨年、武器を買いたいだけとFMSについて強く批判した。およそ通常の商取引ではあり得ない、言われるままの金額で購入しなければならないFMS取引が、異常に伸びていることが判る。

FMSとは、「Foreign Military Sales」即ち「対外有償軍事援助」と訳されている。が、実態は企業取引きではなく、アメリカ政府との取引である。価格交渉はできず提示価格そのまま、前金で支払うことになっている。購入後のメインテナンスも販売企業から受けなければならない。地位協定を思い起こさせる内容である。この未払が未払全体の30%を超え、全体で膨らんだ防衛予算を超える勢いである。このFMSという馬鹿げた取引は、これまで封印されていたのを安倍晋三がパンドラの匣を開けたのである。アメリカのやりたい放題を日本の政府が認めたのである。

これから1基200億円とこれまでの倍の価格にあげられたオスプレイや、イージスアショアなど、金がいくらあっても足りない、アメリカからの兵器購入が待っている。結局は、消費増税はこれに持ってゆかれる。虚偽の増税理由に国民はほんろうされる。

澤藤統一郎氏の発言が安倍晋三の手口を言い当てて正しい。澤藤氏は、『・・・森友・加計学園に典型的にみられる権力の私物化、「働き方改革」のウソ、外交交渉の内容の捏造等々、ウソとごまかしによる「ポスト真実」の政治を許せず』と書かれている。

安倍晋三は、(本ブログでは9条の会の大江健三郎氏の呼びかけでこの男に敬称は付けていません)”には真摯に対応する”と言って、時間稼ぎをして別の問題が起きた頃に、対応しているふりを見せてもみ消す。これが常とう手段である。その誤魔化し方も、時間が経てばさらに大きくなって顕在化する。その典型が上記の防衛費である。

森友加計問題がいつまで経っても火が消えないのは、安倍晋三と取り巻きが嘘を延々と重ねているからである。

天文学的な負債を地ゼ台に積み残し、虚偽と隠蔽を重ねても、誰も責任を取らない。哀れな政権と国家である。



http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/102.html

[政治・選挙・NHK253] 『日中友好継承発展会』創設記念講演会(植草一秀の『知られざる真実』)
『日中友好継承発展会』創設記念講演会
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-4312.html
2018年10月31日 植草一秀の『知られざる真実』


10月30日、東京音羽に所在する鳩山会館において、

日中平和友好条約締結40周年
『日中友好継承発展会』設立
記念講演会

が開催された。

日中両国から関係者70名ほどが集まり、記念講演会ならびに懇親会が盛大に執り行われた。

『日中友好継承発展会』

は、日中平和友好条約締結40周年にあたり、日中交流に貢献された先達の精神を受け継ぎ、将来に向かって発展させてゆく枠組みとして、各界の人々ともに設立されたものである。

記念講演会では、日中友好継承発展会理事長に就任した坂下重信氏が開会あいさつならびに司会を務められ、

発展会代表に就任された鳩山友紀夫元内閣総理大臣が主催者を代表されて挨拶をされた。

来賓として駐日中国全権大使が出席予定であったが、やむを得ない公務で出席が叶わなかったため、駐日公使が出席され、祝辞を述べられた。

記念講演では、元伊藤忠商事株式会社会長・社長で、駐中国全権大使を務められ、現在は日中友好協会会長を務められている丹羽宇一郎氏が

「激動する国際情勢と日中関係のこれから」

の演題で記念講演をされた。

引き続いて私が

「近年の日中経済情勢と今後の課題」の演題で講演をさせていただいた。

丹羽氏は、日本はこれから重要な連立五元方程式の正しい解を求めなければならないことを述べられた。

連立五元方程式とは

日中関係、日韓関係、日朝関係

そして、日米関係、日ロ関係である。

連立方程式を解くということは、すべての方程式に当てはまる、たった一つの解を求めるということである。

その解を適正に求めることができるのかどうかに、今後の平和と繁栄がかかっていることを強調された。

とりわけ、米国のトランプ大統領の行動が重要性を持つことを強調された。

極めて示唆に富む講演であった。

私からは、三つのことがらについてお話をさせていただいた。

・最近の経済・金融情勢

・日中関係が著しく悪化した原因

・今後の日本外交における指針である。

日本は中国を歴史的に極めて深いつながりを持つ。

日本文化のルーツの多くは中国に起源を有する。

日本にとって、最も近い大国が中国であり、日中関係の健全な発展が日本の未来にとって極めて重要であることは間違いない。

経済金融情勢では、2009年を起点に9年にわたる株価急騰を続けてきた世界の株式市場に変調が生じていることが目下の警戒要因である。

2018年は1月末から米国発で株式市場での調整が発生し、これが世界に波及した。

それでも日米株価は4月以降に回復基調に転じ、10月初頭には1月の史上最高値、27年ぶりの高値を更新する動きになった。

ところが、10月10日前後を境に再度の急落を演じている。

他方、中国株価は1月末以降の下落に歯止めがかからずに、10月までで3割の暴落商状を示している。

世界株価下落の背景は、米国の利上げ、日本の増税方針、そして、米中貿易戦争の拡大である。

とりわけ注視が必要であるのは、米中貿易戦争のゆくえである。

この問題の取り扱いを誤れば、これから2、3年の期間にわたる世界経済・金融の混乱が広がる危険がある。

中国は問題に対処し始めているが、米国が問題を拡大する構えを示している。

米国の行動が極めて重要な意味を持つ局面で、米国が冷静で現実的な対応を示すことが求められている。

二番目のテーマである日中関係の悪化について、その主たる責任は日本側にあるというのが私の見解である。

事実として何があったのかを冷静に検証する姿勢が重要である。

今後の日中関係を健全に発展させてゆくためには、日本が米国に隷従する姿勢を改めることが必要である。

米国に隷従し、近隣の重要国である中国に対して信頼と信用を打ち立てる、真摯な対応を示すことが重要である。

このことを銘記して、日中友好関係を継承し、発展させることが重要である。

このような趣旨の講演をさせていただいた。





http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/103.html

[政治・選挙・NHK253] 下村博文元文科省大臣と加計学園との癒着の真相解明を求めて検察審査会に申立(弁護士阪口徳雄の自由発言(2))
下村博文元文科省大臣と加計学園との癒着の真相解明を求めて検察審査会に申立
http://blog.livedoor.jp/abc5def6/archives/1073007806.html
2018年10月30日 弁護士阪口徳雄の自由発言(2)


元下村博文元文科省大臣の後援会である「博友会」が加計学園の関係者からパー券を
@2013年に100万円、
A2014年に100万円
を購入して貰っていた事実の収支報告書への政治資金規正法違反での不記載罪
B2013年にパー券売上げ代金が真実は2019万あったのに収支報告書には980万2円しか記載がなかった規正法違反の虚偽記載罪
等で2017年7月31日に大学教授らが東京地検に告発した。

2019年8月15日に東京地検が上記3件について下村元大臣には嫌疑なしか嫌疑不十分の不起訴処分
上記Bについては下村元大臣は嫌疑不十分、秘書には「起訴猶予」で不起訴であった

文科省大臣が許認可権限を持つ私学の学校法人から多額のパー券購入の事実は癒着の温床。

しかし不起訴では真実どのようなことがあったのかは明らかにならない。

下村大臣と加計学園関係者の間で何があったのかは闇に葬られることになった。

下村博文が、この問題に関して殆ど説明責任を果たさないまま自民党の要職に抜擢された。

秘書がウソの報告をしたことが事実であり、犯罪として成立するのに起訴猶予にしたことも告発人らは納得できない。

そこで告発人らは10月31日午後1時15分に東京検察審査会に審査申立を行い、午後2時から東京地裁の記者クラブで記者レクをすることになった。フリーの記者も参加できます。

下村大臣、秘書が加計学園の関係者との癒着について、公開の法廷で明らかにするよう東京の検察審査会に審査請求をすることになった。

「下村さん。自民党案の国会への憲法改正発議も結構ですが、その前に貴方の大臣時代に加計学園との間で何があったのか、その真相解明の方が先ではないですか。さもないとせっかくの高邁な憲法改正議論が泣きますよ」と。











http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/104.html

[政治・選挙・NHK253] 高市早苗が安倍官邸の意向で民主主義破壊のトンデモ国会改革案! スキャンダルは野放し強行採決もやり放題(リテラ)
高市早苗が安倍官邸の意向で民主主義破壊のトンデモ国会改革案! スキャンダルは野放し強行採決もやり放題
https://lite-ra.com/2018/10/post-4342.html
2018.10.30 高市早苗が安倍官邸の意向で民主主義破壊のトンデモ国会改革案 リテラ

     
     高市早苗公式HPより


 外国人労働者の拡大を目指す出入国管理法改正について「移民政策ではない」と言いつつ具体的な説明を避ける一方、改憲を語ることには「議論を呼びかけることは禁じられているものではない」などと開き直るなど、相変わらず安倍首相が自分勝手な答弁を繰り広げている代表質問。そんななか、昨日の衆院本会議での代表質問がおこなわれる直前、看過できない騒動が起こった。

 今月、女性初の議院運営委員長に選任されたばかりの高市早苗議員が、25日に“国会改革案”を公表。これに6野党・会派から批判が集まり、昨日の国対委員長会談で撤回・謝罪を求めたのだが、対する高市議運委員長は拒否。最終的には撤回に応じたが、それによって代表質問の開始が45分も遅れる事態となったのだ。

 議運委員長とは不偏不党・公正中立の立場を保つことが求められる、議会運営の要だ。そうした重責を担う高市議員が、協議の場をもつことなく一方的に国会改革案を打ち出すなど言語道断の行為だが、さらに反発を招いたのが、その内容だ。

 問題となっている高市議運委員長が示した「議院運営委員長として実現を目指す事柄」という文書によると、高市議運委員長はここで「ペーパレス化の一層の推進」「法案審議の方法を改善」「衆議院本会議場への「押しボタン方式」の導入」という3つの改革案を提示。そして、批判が集中したのが、「法案審議の方法を改善」という項目に記された、この一文だった。

〈一般質疑⇒法案審議⇒一般質疑⇒法案審議のサンドウィッチ方式を改める。
 国会冒頭の大臣所信に対する質疑日数を増やし、法案審議は続けて行う。
 会期末前に残った時間は、議員立法の審議や一般質疑に充てる。〉

 唖然とするような内容だが、ようするに高市議運委員長は、内閣提出法案の審議を最優先させ、議員立法の審議は〈会期末前に残った時間〉に後回しにする、と主張しているのである。国の唯一の立法機関であり国権の最高機関たる国会を、政府の出してくる法案を追認するだけの下請けにすると言っているようなもので、議運委員長という立場でありながら三権分立を完全に無視した暴論だ。安倍首相も自らを「立法府の長」と宣うなど三権分立をわかっていないフシがあったが、まったく親分が親分なら子分も子分だ。

 しかも、同時に一般質疑の時間も〈残った時間〉に回すということは、閣僚のスキャンダルや政府の不祥事などへの追及も封じ込められてしまうことになる。「中立」の立場であるはずの高市議運委員長が、委員長職権を振りかざして政府お手盛りの内閣提出法案を優先させるといい、挙げ句、政権の打撃になる一般質疑の時間さえ削ろうというのである。

 これでは、「議員立法の審議をしたいなら内閣提出法案をさっさと呑め」と脅しているようなものであり、内閣提出法案の審議が長引けば、森友や加計などのような問題も野党が追及することもできない。安倍内閣が事実上、国会を牛耳ることを許す横暴そのものではないか。

 しかも、今回の高市案は、議員立法の審議や一般質疑の扱いだけでも辞任ものの大問題だが、じつはほかの部分にも、重大な問題が隠されている。

■「押しボタン方式」で野党の抵抗封じ強行採決もスムーズに

 前述したように、高市議運委員長は改革案のひとつとして「押しボタン方式」の導入を挙げ、その理由を〈バリアフリー化〉〈障害をお持ちの議員・怪我治療中の議員も含めて投票を容易化〉などともっともらしく書いている。だが、じつのところ、目的は違うところにある。押しボタン方式の導入には、野党の抵抗戦術のひとつである「牛歩」を阻止しようという目的があるのだ。

 実際、牛歩を封じ込める目的で押しボタン方式を導入すべきだと与党・自民党は昭和30年代から主張し、参院では1998年に押しボタン方式が導入された。だが、2010年には自民党の若林正俊・元農相が席を外していた隣の青木幹雄・元自民党参院議員会長の投票ボタンを10回押しつづけるという不正行為が発覚して議員辞職するなど、押しボタン方式導入による倫理観の低下も問題化している。自民党はそんな問題を起こしたというのに、高市議運委員長は牛歩阻止のための押しボタン方式導入をもち出したのである。

 その上、高市案を読むと、ペーパレス化のためのタブレット購入や押しボタン方式の導入も、〈費用については、既に財務省事務次官・主計局長と交渉し、財務省は了承済み〉と書いている。つまり、“もう話はついている”というのである。

 にもかかわらず、高市議運委員長は、ペーパレス化による印刷費の節減費を「1300万円」と見積もっている一方、ダブレットや押しボタン方式の導入にかかる費用については一切書いていない。国会関係者によると「ざっと見積ってみたところ、導入費は合わせて数億円にのぼる」と言うが、そんなものを勝手に財務省と交渉すること自体、議運委員長の職務逸脱と言わざるを得ないだろう。

 こんな無茶苦茶な提案の公表を一方的におこなったのだから、高市議運委員長は撤回・謝罪どころか、解任だっておかしくはない大問題だ。しかし、高市議運委員長は、野党から撤回と謝罪を求められた際も「私的なメモだ」と述べて突っぱね、文書を撤回したあとも「改革の気持ちは変わらない。各会派で議論いただきたい」などと言い放った。まったく反省していないのである。

 ようするに、こういうことだ。内容から考えても、この国会改革案は高市議運委員長のスタンドプレーなどではなく、安倍官邸の意向が反映されていることは明白だろう。今回は一応、撤回したが、この国会を蹂躙する案が今後いつ息を吹き返しても、まったく不思議はないのだ。

■高市と同レベル! 小泉進次郎の「国会改革案」にも要注意

 しかも、要注意すべきなのは、高市議運委員長がこの案を公表したのが、小泉進次郎議員らとの面談の場であった、ということだ。

 小泉議員といえば、「よりオープンに、より政策本位で、政治不信を乗り越えるための国会改革」を打ち出し、高市議運委員長との面談でも、タブレット導入や党首討論の定例化・夜間開催などの提言を提出。さらに小泉議員は、今月23日に経団連の中西宏明会長にまで協力要請をおこなって賛同を引き出し、「経済界のプラスの外圧はありがたい」などと述べていた。

 しかし、小泉議員の「国会改革」とやらも、結局は高市案と似たり寄ったりのものでしかない。実際、今年6月におこなった国会改革提言にかんする会見で小泉議員は「国民と国会は森友・加計問題に振り回されてきた」と語り、肝心の内容も国会における不正追及の機会を少なくしようとするようなシロモノだった。

 だが、高市議運委員長とは大きく違い、小泉議員の国民的人気はかなり高い。実態は空疎な「改革」を叫んで「真のリーダー」像を演出しようという安倍首相や橋下徹と何ら変わらない騙しの手口でしかないのだが、小泉議員が国会改革について喋れば喋るほど、メディアはこぞって報道し、国民の注目も高まることは必至。つまり、あの異常な高市案も、小泉人気にあやかって実現してしまう可能性もあるのだ。

 そもそも高市議員には、総務相時代、「国は放送局に対して電波停止できる」などと発言し、テレビ局に圧力をかけた前科がある。池上彰氏はこれを「欧米の民主主義国なら、政権がひっくり返ってしまいかねない発言です」(朝日新聞2016年2月26日付)と指摘したが、政権がひっくり返るどころか、高市氏は大臣を辞任することさえなかった。もし、高市案を通るようなことがあれば、こうした暴言に対する責任追及も国会では見られなくなり、メディアはますます安倍政権の不祥事を報じなくなるだろう。「国会改革」という言葉に、騙されてはいけない。

(編集部)






































http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/105.html

[政治・選挙・NHK253] 高市早苗が安倍官邸の意向で民主主義破壊のトンデモ国会改革案! スキャンダルは野放し強行採決もやり放題(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[947] kNSCqYLU 2018年10月31日 01:53:53 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[361]









http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/105.html#c1
[政治・選挙・NHK253] 移民か否か???そこじゃない/政界地獄耳(日刊スポーツ)
移民か否か???そこじゃない/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201810310000174.html
2018年10月31日9時45分 日刊スポーツ


★今国会最大のテーマとなるのが入管難民法改正、いわゆる移民法問題だ。29日、代表質問で立憲民主党代表・枝野幸男は「移民政策ではないのか」とただすと首相・安倍晋三は「いわゆる移民政策をとる考えはない。深刻な人手不足に対応するため、即戦力になる外国人材を期限付きで受け入れるものだ」と強調した。だが既に外国人労働者問題は移民か否かの言質を取るレベルではない。そこじゃない。

★同日、自民党法務部会もこの問題について大激論を交わした。議論の柱は「在留期間に上限がない」など定住化が進む際の社会保障や賃金の保証などが不透明。しかしそれでは日本人の雇用が確保できなくなるのではないか。一方、首相の言う通りならば、移民政策を取らざるも既に実態は我が国は移民であふれている。現在日本は世界第4位の移民大国で、永住を認めなくとも安価な労働力も外資系企業も終身雇用の日本の雇用制度の隙間を埋めている。

★確かに国会は法律を作るのが仕事だ。入管法改正案を成立させ来年4月から運用したいのだろう。だが、与野党も議会も根本的なことが抜け落ちている。それは国民の移民への理解とコンセンサスだ。日本語ができない、肌の色が違う、宗教など差別はしてはいけないといいながら外国人を差別し続けた日本人が、働き手が必要だからと、社会に同化する外国人を自らのコミュニティーに受け入れるための社会基盤がないことを政府としてどう理解させていくかの議論がないことに懸念を覚える。

★最近の日経の世論調査では外国人受け入れ「賛成」54%、日本永住も過半が支持とある。既に学校のクラスには外国籍やハーフの生徒が幾人かいる状態の若年層には受け入れやすいが、異文化に慣れない世代への啓蒙(けいもう)や差別意識をなくす手だての議論がなさすぎる。場合によっては法制化も必要ではないか。移民か否かの議論は周回遅れの話題だ。そこじゃない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/110.html

[原発・フッ素50] 福島甲状腺・更新されない細胞診実施率データ(めげ猫「タマ」の日記)
福島甲状腺・更新されない細胞診実施率データ
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2699.html
2018/10/30(火) 19:42:32 めげ猫「タマ」の日記


10月29日に福島県県民健康管理調査・第11回甲状腺検査評価部会が開催されました(1)(2)(3)。その中で、二順目検査で会津地方が中通りに比べ悪性ないしは悪性の疑いの方の割合が低い(4)理由につて、会津地方は細胞診の受診率が低いとの資料が出されました(5)。二順目の甲状腺検査結果の最終版は2018年3月31日までの集計ですが(7)、細胞診受診のデータは2017年6月30日までの集計でした(5)。2018年1月26日に開催られた「第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)」にも同様の資料がだされましたが(8)、集計は同じく2017年6月30日までです。時間が進めば、細胞診の受診率はあがるはずであり、事実を正確にに把握するには最新のデータが必要です。でも、9ヶ月間更新していません。

 チェルノブイリ原発事故で子供の甲状腺がんの多発が見つかりました(9)。これを受けて福島でも事故当時18歳以下だった子供を対象にした甲状せん検査が実施されています(10)。当初の想定は100万人当たり2,3人です(11)。これまでの発表(7)(12)(13)を集計すると累積で
 約30万人の検査で211人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つりました。1万人当たりにして7人です。当初の想定に比べ極めて高い割合です。以下に推移を示します。

ドンドン増える福島・甲状腺

 ※(14)を集計
 図―1 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(15)、そうでないとも主張があります(16)。現時点の公式見解は
「事故当時5歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(17)。 

 甲状腺がんはヨウ素131の被ばくによって生じる物とされていますが(18)、ヨウ素131は半減期(量が半分になるまでの時間)が8日と短く(19)、その影響を後から調査するのが困難とされているようです。以下に事故直後から継続して放射線量が測定されている6地点(福島市、白河市、会津若松市、南会津町、南相馬市、いわき市平)の事故後から2012年3月末までの放射線量の推移を示します。

事故直後は急に下がりその後は下がらなくなった福島県の放射線量

 ※(20)を引用
 図―2 福島県6地点の放射線量

 図に示す様に事故直後は急激に下がり、その後は下がり方が緩慢になっています。事故直後はヨウ素131等の半減期が日単位で比較的短い(直ぐに無くなる)放射性物質からに放射線が主流で、事故から1年以上を経過すればセシウム134や137等の半減期が年単位(1年では無くらなない)放射性物からの放射線が主流をしめます。事故1年後と事故直後の放射線量に関係性がみられれば、半減期の短いヨウ素131の影響の相対的な大小をその後の放射線量で評価できます。以下に事故直後の2011年3月17日と事故1年後の2012年3月11日の放射線量の相関を示します。

事故直後と1年後で高い相関がある放射線量

 ※(20)を集計
 図―3 2011年3月17日と2012年3月11日の放射線量の相関

 図に示す様に綺麗に直線に並んでいます。ヨウ素131は半減期は短いので事故直後影響しますが、事故から1年も経てば影響は無くなります。事故直後と1年後の放射線量に高い相関があることは、ヨウ素131の影響はセシウム等の影響で評価できることを意味します。絶対的な評価は困難でも放射性セシウムの影響が強い場所はヨウ素131の影響も強かったと言えますし、弱い場所ではヨウ素131の影響も弱いと言えます。セシウムの影響の強弱と甲状腺がんの発生状況を比較すれば影響を把握できます。 

 放射線の身体的影響には、早期効果と晩発効果の二つに分けられます。早期効果は、一度に大量の放射線を被曝した後数週間以内に現れてくる障害です。晩発効果は、被曝後しばらく症状の現れない潜伏期間があるものをいいます。発癌も晩発効果に含まれます(21)。甲状腺癌も直ぐに現れる訳ではありません。以下にチェルノブイリでの甲状腺がんの発症率の推移を示します。

1990年位から増えたチェルノブイリの甲状腺癌

 ※1(9)にて作成
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年(22)
 図―4 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

図に示す通りチェルノブイリ原発事故では事故の4年目以降から増加が見られます。

 福島県の甲状腺検査は2011〜13年度に開始された1順目(先行検査)(13)、2014、15年度開始の2順目(本格調査1回目)(5)、2016、17年度開始ないし開始予定の3順目(本格調査2回目)が実施されます(23)。甲状腺検査は1次検査と詳細な2次検査に分かれています。2次検査が完了して検査が終わったことになります。以下に2次検査完了者÷現時点(10月29日)までの発表で集計した2次検査完了率を示します。

事故後3年以内に終わった1順目、4年目以降に実施された2,3順目

 ※1(14)を集計
 ※2 3順目の()内は実施年度
 図―5 2次検査完了率

 図に示すように1順目の検査では図―4との比較においてチェルノブイリでは発祥が増加する以前の事故後4年以内の2014年3月末に概ね終わっています。2、3順目の検査は同じくチェルノブイリでは増加がみられた4年目以降に確定しています。チェルノブイリの例を習うなら1順目の検査に比べ、2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出ます。

 以上の議論を纏めれば、
 @ヨウ素131の影響を絶対値として評価できなくとも、セシウム等で相対的な評価が可能である。
 Aチェルノブイリの例の習えば事故3年以内にほぼ終わった1順目の検査に比べ、4年目以降に結果が確定した2順目以降の検査は事故の影響を強く受けた結果が出る。

福島県の放射線リスクアドバイザーの高村昇氏は
 「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を福島県地方紙の福島民報に寄せています(24)。以下に当該分における地域分けを記載します。

福島県の甲状腺検査での地域分け

 ※1(25)のデータを元に(26)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 避難地域等の13市町村は避難勧奨地点が設定された伊達市および緊急時避難準備区域のみの広野町を含む(27)
 ※3 福島県の区域分けは(28)による。
 ※4 浜通り、中通りは13市町村以外
 図―6 福島民報での甲状腺の区域分け

 ところが最新の発表(5)(12)を集計すると、悪性ないし悪性疑い者数」を「罹患者」、「悪性ないし悪性疑いの割合」を罹患率とすると、2,3順目(本格調査)の罹患率は
 13市町村       検査 34,563人中 罹患者 21人 罹患率 0.061%
 13市町村以外の中通り 検査152,703人中 罹患者 47人 罹患率 0.031%
 13市町村以外の浜通り 検査 51,062人中 罹患者 11人 罹患率 0.022%
 会津          検査 32,212人中 罹患者  7人 罹患率 0.022%
 合計(福島県全体)   検査270,540人中 罹患者 86人 罹患率 0.032%
で、地域によって大きな差があります(4)。

 会津地方の13市町村も検査受診者は共に3万人を超える程度ですが、罹患者は113市町村21人、会津7人で3倍近い開きがあります。このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(29)を下回る1.4%でした。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※計算方法は(=^・^=)の過去の記事(30)による。

有意差検定表


 福島の子どもを対象とした甲状腺検査は概ね以下の3スッテプで行われます。
  @超音波検査(1次検査)
  A詳細な超音波検査、血液検査、尿検査(2次検査、@で疑いがある方が対象)
  B細胞診(2次検査、Aで疑いが残った方が対象)

 そして、甲状腺検査を実際に実施している福島県立医科大学(31)は、10月29日に開催された福島県県民健康管理調査・第11回甲状腺検査評価部会に(1)(2)(3)、会津地方は細胞診の受診率が低いとの資料が出しました(5)。会津地方では最終段の「細胞診」の受診率が低く、甲状腺がんが見つかりにくいような主張です。ただし、何故に低いかは説明していません。

 甲状腺検査は地域ごとに「年」を分けて実施されます。2順目検査は13市町村や中通りは2014年度から1次検査を実施したのに対し、会津地方は2015年度で1年遅れて始まりまりした。1次検査が終わった瞬間に結果が確定するわけではありません。2016年4月から3順目の検査(2016年度実施)(12)は、2年以上経た2018年4月になっても、2次検査の結果が確定していません。「細胞診」は最終段の検査であり、1次検査が終了してからそれなりの時間経過が必要です。以下に検査間隔と細胞診実施率の関係を示します。

検査間隔が長い程、上昇する細胞診受診率

 ※1(5)集計
 ※2 細胞診実施率は、2次検査対象者に対する細胞診実施者の割合
 図―7 検査間隔と細胞診実施率

 図に示す様に検査間隔(1回目の検査からの経過年月)が長いほど細胞診実施率は向上しています。概ね、1年過ぎぐらいからは始まり、順次確定していきます。会津地方の細胞診実施率が低い理由の一つに、1次検査の開始が遅く、検査が完了していないことが考えられます。二順目の甲状腺検査結果の最終版は2018年3月31日までの集計ですが(7)、細胞診受診のデータは2017年6月30日までの集計でした(5)。2018年1月26日に開催られた「第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)」にも同様の資料がだされましたが(8)、集計は同じく2017年6月30日までです。時間が進めば、細胞診の受診率はあがるはずであり、事実を正確にに把握するには最新のデータが必要です。でも、9ヶ月間更新していません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の甲状腺検査には立場によっていろんな思惑があるような気がします。2順目検査で、地域差や罹患者の被ばく線量が相対的に高いデータが出ています。このようなデータは1順目ではあまり顕著ではありません(24)。以下に0−19歳の方の事故後4ヶ月間の被ばく線量分布を示します。

1ミリシーベルト以上が少数の全体の被ばく線量

 ※1(33)を集計
 ※2 年齢は事故時
 図―8 事故後4ヶ月間の0−19歳の被ばく線量分布

 図に示す様に0−9歳と10−19歳の分布に大きな差はありません。0−19歳の被ばく線量分布はほぼ同一であり、これを甲状腺検査の対象である0−18歳にも適応できます。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 92,874人 
 1ミリシーベルト以上の方 50,960人
で(33)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は38%で1ミリシーベルト以下が大半です。以下に1順目の検査で、罹患者と判定された方の事故から4ヵ月間の放射線量分布を示します。

1mSv未満が多い1順目の悪性または疑いの方

 ※1(13)を集計
 ※2 被ばく線量は事故から4ヶ月間
 図―9 1順目(先行検査)罹患者の被ばく線量分布

 図に示す通り1順目(先行検査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布は図ー8と比較して全体の分布と大きな差はりません。数値を記載すると
  1ミリシーベルト未満 47人(全体の71%)
  1ミリシーベルト以上 19人(全体の29%)
です。
 以下に2,3順目(本格調査)で見つかった罹患者の被ばく線量分布を示します。

1mシーベルト以上の被ばくが多い罹患者

 ※(7)(12)を集計
 図―10 2、3順目(本格調査)罹患者の被ばく線量分布
 
図に示す様に全体の分布(図−8)や1順目(図―9)に比べ、高線量側にずれています。数値を記載すると
 1ミリシーベルト未満の方 16人
 1ミリシーベルト以上の方 25人
で(2)(4)、被ばく線量1ミリシーベルト以上は63%で1ミリシーベルト以上が多くなっており、数字が逆です。このような事が偶然に起こる確率を計算したら
 全体の放射線量分布    0.2%
 1順目と2,3順目の比較 1.3%
で共に(4)、統計的な差が統計的の差があるとされる5%(29)を下回っています。そしたら、急に甲状腺の見直し議論が出て気がします(34)。

甲状腺検査見直しを報じる福島民報

※(34)を引用
 図―11 甲状腺検査の見直しを報じる福島県の地方紙・福島民友の2016年8月8日の朝刊
 10月29日開催の福島県県民健康管理調査・第11回甲状腺検査評価部会(1)でも議論になりました(3)(34)。NHKの記者は、甲状腺検査で生じる「差別」の問題について、検討委員会後に開かれた会見で質問していました(4)。なにか、福島の甲状腺検査の「弊害」を強調し、ウヤムヤに終らせたい方がいるようです。このような中、更新してしかるべきな「細胞診」の受診率データが更新されていない状況は福島の皆様を不安にすると思います。

 福島県鏡石町の田んぼアートが稲刈りの時期にありました(36)。同町は新米の季節です。同町産米の全量全袋検査数が約7万件になりました(37)。同町は人口12,321人の町(38)なので、住民が食べるには充分な量です。同町辺りのお米はおいしいそうです(39)。福島県は福島産米は「安全」だと主張しています(40)。でも、福島県鏡石町のスーパーのチラシには福島産米はありません

他県産はあっても福島産米が無い福島県鏡石町のスーパーのチラシ

 ※(41)を引用
 図―11 福島産が無い福島県のスーパーのチラシ

 (=^・^=)も福島県鏡石町の皆さまを見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2699.html
(1)第11回甲状腺検査評価部会(平成30年10月29日)の資料について - 福島県ホームページ
(2)第11回 甲状腺検査評価部会 - YouTube
(3)記者会見〜第11回 甲状腺検査評価部会 - YouTube
(4)めげ猫「タマ」の日記 福島・小児甲状腺がん211人、まだまだ増える
(5)(1)中の資料1 本格検査(検査2回目)結果について [PDFファイル/356KB]
(6)第31回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年6月18日)について - 福島県ホームページ
(7)(6)中の 資料3-2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】」結果概要<平成29年度追補版> [PDFファイル/8.77MB]
(8)第9回甲状腺検査評価部会(平成30年1月26日)の資料について - 福島県ホームページ
中の「  資料2−2 地域別にみたB・C判定者、および悪性ないし悪性疑い者の割合について [PDFファイル/395KB]」
(9)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(10)県民健康調査について - 福島県ホームページ
(11)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の当日配布資料
(12)第32回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年9月5日)の資料について - 福島県ホームページ中の資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/996KB]
(13)(6)中の 資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査(先行検査)」結果概要 [PDFファイル/969KB]
(14)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(15)「福島の子供の甲状腺がん発症率は20〜50倍」 津田敏秀氏ら論文で指摘
(16)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(17)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(18)ヨウ素131 - Wikipedia
(19)半減期 - Wikipedia
(20)平成22・23・24年度 県内7方部環境放射能測定結果 - 福島県ホームページ
(21)放射線診療技術研修支援システム -社団法人 日本獣医師会-
(22)チェルノブイリ原子力発電所事故 - Wikipedia
(23)第32回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成30年9月5日)の資料について - 福島県ホームページ中の資料3-1 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査3回目)】」実施状況 [PDFファイル/996KB]
(24)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(25)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成29年9月9日〜11月16日測定) 平成30年02月20日 (KMZ, CSV)」
(26)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2017年)
(27)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(28)福島県 - Wikipedia
(29)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(30)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(31)甲状腺検査について - 福島県ホームページ
(32)放射線医学県民健康管理センター | 平成26年3月11日「報道ステーション」の報道内容についての 福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センターの見解
(33)(6)中の 資料1   県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/674KB]
(34)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺検査見直し、また怪しげな物は封印?
(35)(1)中の資料3−2 【野部会員・祖父江部会員資料】県民健康調査における甲状腺超音波検査の実施体制および検査方法の問題点と改善案 [PDFファイル/333KB
(36)かがみいし2018田んぼアート|鏡石町公式ホームページ[福島県
(37)ふくしまの恵み安全対策協議会 放射性物質検査情報
(38)鏡石町公式ホームページ[福島県]
(39)特産品 - すかがわ岩瀬 | JA夢みなみ
(40)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(41)鏡石店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト



http://www.asyura2.com/18/genpatu50/msg/493.html

[政治・選挙・NHK253] 政策失敗でネタ切れ 鳴り潜めた安倍政権のスローガン政治 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
 


政策失敗でネタ切れ 鳴り潜めた安倍政権のスローガン政治 金子勝の「天下の逆襲」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240603
2018/10/31 日刊ゲンダイ


“ネタ切れ感”/(C)日刊ゲンダイ

 ようやく臨時国会が始まったが、安倍首相は所信表明演説からコケている。“やってる感”を演出してきたスローガン政治が、“ネタ切れ感”に変わったからだ。世論の半数超が反対する改憲案の国会提出をわめく前に、掲げた政策の大半が失敗していることを反省するのが先だ。

 国土強靱化を掲げて公共工事を増やしても、西日本豪雨で愛媛の肱川は氾濫。農林水産業を活性化させると言いながら、TPP11や日欧EPAで農産物関税は大幅引き下げ。いくらTAGだと言いつくろっても、日米FTA交渉ではそれ以上を求められるのは必至だ。全世代型社会保障もメチャクチャ。待機児童は3年連続で増加する一方で、株式運用で公的年金はヨタヨタ。支給開始年齢を70歳に引き上げて帳尻合わせ。これでは死ぬまで働けと迫っているも同然だ。

“デフレ脱却”のアベノミクスはついに口にしなくなり、女性活躍の“目玉”の片山さつき地方創生相に口利きワイロ疑惑が浮上。1億総活躍社会の裏で官公庁では障害者水増し雇用が横行する。「生産性革命」は残業代ゼロで働かせ放題の高度プロフェッショナル制度の導入だ。

 モリカケ問題から逃げ回る安倍の下、「全員野球内閣」の本領発揮とばかりに閣僚らの不祥事が噴出している。「政治とカネ」の問題は片山にとどまらず、宮腰沖縄北方担当相、渡辺復興相、柴山文科相、平井科学技術担当相、工藤国交政務官と、まさに「全員野球」で不正疑惑だ。この内閣には腐臭が漂っている。

 野党は安倍政権が掲げた政策を一つ一つキッチリ検証し、安倍がいかにフェイクな印象操作に終始しているかを暴くことが不可欠だ。公文書やデータを改ざんしてもおとがめナシ。失言や暴言を吐き散らしても責任を問われない。日本の社会を根底から破壊するありさまを徹底的に追及し、白日の下にさらしてもらいたい。

 安倍は改憲と同時に愛国心を育てる教育改革にも固執している。世論の反発が強い道徳の教科化は小学校で今年度から始まり、中学校は来年度からだ。まさか首相になれば「嘘をついても大丈夫」「約束は守らなくていい」「困ったら公文書を改ざんする」と教えるのではないでしょうね。



金子勝 慶応義塾大学経済学部教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院 博士課程単位取得修了。 法政大学経済学部教授を経て。2000年10月より現職。TBS「サンデーモーニング」、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。『資本主義の克服 「共有論」で社会を変える』集英社新書(2015年3月)など著書多数。新聞、雑誌にも多数寄稿している。




















http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/111.html

[政治・選挙・NHK253] 徴用工判決に思う(日韓両政府の話し合いによる善処しかない)  天木直人 
徴用工判決に思う(日韓両政府の話し合いによる善処しかない)
http://kenpo9.com/archives/4371
2018-10-31 天木直人のブログ


 予想通り、韓国最高裁が元徴用工裁判で日本企業に賠償を求める確定判決を出した。

 そして予想通り、これを報じる日本のメディアは、産経から朝日、東京に至るまで、すべて、遺憾な判決だ、戦後の日韓関係を根底から揺るがす危機的状況に直面した、と報じている。

 その通りである。

 そうであれば、この判決の善後策は、政治による解決しかない。

 日韓両政府が早急に話し合って外交的な善後策を見つけるしかないのだ。

 そして、その時の最大の問題は歴史認識問題である。

 この歴史認識問題をめぐって、安倍首相と文在寅大統領は正反対の価値観を持つ政治家だ。

 徴用工判決がもたらした最も深刻な問題は、まさにそこにある(了)



元徴用工への賠償確定 韓国最高裁 新日鉄住金に命令
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201810/CK2018103102000134.html
2018年10月31日 東京新聞 朝刊

    

 【ソウル=境田未緒】日本の植民地時代に強制労働させられたとして元徴用工の韓国人ら四人が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟で、韓国大法院(最高裁)は三十日、同社の上告を棄却し、一人当たり一億ウォン(約一千万円)を支払うよう命じた二〇一三年のソウル高裁判決が確定した。日本企業に賠償を命じる判決が確定したのは初めてで、日韓関係は新たな火種を抱え込んだ。

 日本政府は、元徴用工の個人請求権は日韓国交正常化に伴う一九六五年の日韓請求権協定で解決済みとの立場。これに対し十三人の判事全員による審理では、七人が「請求権協定は日本の不法な植民地支配に対する賠償請求交渉ではなかった」と結論づけ、強制動員被害者の日本企業への慰謝料請求権は協定の適用対象外だとした。一方、協定に含まれるとした反対意見は二人だった。

 原告らは二〇〇五年二月に提訴。一、二審では時効などを理由に棄却された。だが一二年に最高裁が「個人請求権は消滅していない」と審理を差し戻し、一三年にソウル高裁が賠償支払いを命じた。

 元徴用工による損害賠償請求訴訟は、高裁と地裁を含めて他に十四件あり、今後は一、二審ですでに賠償命令が出たものも含めて日本企業側が敗訴する公算が大きい。

 韓国政府が認定した元徴用工は二十二万人で今後、提訴が相次ぐ可能性がある。同様の訴訟が起きている中国や、徴用工問題を「過去の清算」として賠償を求める北朝鮮にも影響を与える恐れもある。

 韓国の歴代政権は、徴用工問題は協定で解決済みという立場を維持してきたが、判決を受けて再検討を始める見通し。李洛淵(イナギョン)首相は「司法判断を尊重し、判決と関連した事項を綿密に検討する」とした政府の立場を発表した。

 新日鉄住金は「日韓請求権・経済協力協定と日本政府の見解に反するもので、極めて遺憾」と書面でコメントを公表。判決に応じなければ、韓国内の資産を差し押さえられる可能性があるが、同社は資産の有無を明らかにしていない。

<日韓請求権協定> 国交正常化を定めた1965年の日韓基本条約と同時に締結された付随協約。第1条で日本の韓国に対する経済協力として、当時の約1080億円に当たる3億ドルを無償供与し、別に2億ドルの長期低利貸付を行うことを定めた。第2条で日韓両国とその国民の間の財産、権利、利益、請求権に関する問題が「完全かつ最終的に解決された」ことを確認。第3条では協定に関する紛争はまず外交で解決し、解決しない場合は仲裁委員会の決定に服すると規定した。 (共同)
















関連記事
元徴用工への賠償「協定の対象外」 韓国最高裁が初判断 判決が確定 
http://www.asyura2.com/18/senkyo252/msg/895.html






http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/112.html

[経世済民129] 株価を左右する米中間選挙 日経平均2万円割れも(マネーポスト)
株価を左右する米中間選挙 日経平均2万円割れも
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181031-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/31(水) 7:00配信


米中間選挙の株価への影響は(Getty Images)


 日経平均株価は9月から10月初めにかけて2000円近く上昇し、2万4000円台をつけたが、その後3週間で3000円も急落。依然として値動きの激しい相場展開が続いている。はたしてこの先はどうなるのか、カギとなるのは11月6日に予定される米国大統領選の中間選挙だという。カブ知恵代表の藤井英敏氏が読み解く。

 * * *
 今回の株安の震源地は米国。今年1月末〜2月の急落局面と同様、米国の長期金利上昇がきっかけとなり、株価のボラティリティ(変動率)が上がったことでヘッジファンドなどが株を売って保有資産のボラを下げようとする「リスクパリティ」と呼ばれる手法が頻発。売るから下がる、下がるから売るという“ボラティリティ・ショック”によって株価は大きく下がった。

 このように米国の動向が大きな影響を及ぼす以上、やはり今後の相場を見通すうえで11月6日に予定される米大統領選の中間選挙の結果がカギを握ってくるのは間違いない。トランプ政権を支える共和党が勝つか、負けるか。それ次第で、その後の景色は大きく変わってくると見ている。

 米国の行方を占う2年に1度の中間選挙は、上院では100議席の約3分の1の議席、下院では全議席が改選されるが、事前予想では上院で共和党が過半数を維持しても、下院は野党・民主党が過半数を獲得するとの見方が多い。仮に上下院で多数派が異なる「ねじれ」となった場合、景気刺激策を積極的に打ち出してきたトランプ政権にブレーキがかかり、株式市場にとってはネガティブ材料となる。そうなると日本株への悪影響も必至といえ、日経平均は10月初めの2万4000円台が年間高値となり、下落基調が強まるだろう。まして来年10月に予定される消費増税が日本株にとっては重石となるため、今年の最安値の2万300円台を割り込んでくるようだと年内に2万円の大台を割る可能性も出てくるだろう。

 一方、上下院ともに共和党が勝利して「ねじれない」場合、次のようなシナリオが想定される。与党が過半数を占めることで、トランプ大統領の政策がそのまま遂行されるため、米景気も巡航速度が期待されることから、ドル高円安、かつ米国株高と日本株にとってもポジティブな展開が予想される。年末にかけて割安と見た海外勢の買いが入ってくるようだと、日経平均も2万4000円からさらに上値も望めるかもしれない。

 ただし、その場合であっても、やはり消費増税が重石となることに変わりはない。いくら世界的な株高局面が訪れたとしても、景気を冷やす消費増税が嫌気され、日本株だけが取り残される可能性は否定できない。いずれにしろ、日本株にとっては消費増税がネガティブな材料であることに変わりはないのだ。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/220.html

[経世済民129] 徴用工訴訟 「事業に障害」経済界憂慮 新日鉄住金敗訴(SankeiBiz)
徴用工訴訟 「事業に障害」経済界憂慮 新日鉄住金敗訴
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000001-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/31(水) 7:15配信

   

 元徴用工訴訟の判決を受け、経団連、日本商工会議所、経済同友会、日韓経済協会は30日、各会長、会頭、代表幹事名で、「日韓経済関係の発展に向けて」とする共同コメントを発表した。席上、日韓経協の是永和夫専務理事は「ここまで築いてきたビジネス関係に水を差さないよう、両国政府は支援してほしい」と訴えた。

 日本による朝鮮半島統治時代に「強制労働させられた」として、元徴用工の韓国人4人が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し上告審で、韓国最高裁は30日、同社に賠償を命じた2審判決を支持して同社の上告を棄却し、原告請求の全額の計4億ウォン(約4000万円)の賠償支払いを命じる判決が確定した。韓国での戦後補償訴訟で、日本企業への賠償命令が確定したのは初めて。

 コメントは冒頭で、「今後の韓国への投資やビジネスを進める上での障害になりかねない」などと、日本の経済界としての憂慮を表明。「1965年の日韓請求権協定によって、問題が完全に最終的に解決したことを基礎に、日本企業は両国関係の発展に貢献してきた」と強調した。

 その上で、韓国政府に対し、「日本企業の正当な経済活動が保護されるよう、適切な措置」を要望、日本政府にも「あらゆる選択肢を視野に、対応を講じることを強く要望する」とした。





http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/221.html

[経世済民129] 各自治体、国保赤字補填に税繰り入れ 財政審で問題視、解消提案(SankeiBiz)
各自治体、国保赤字補填に税繰り入れ 財政審で問題視、解消提案
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000005-fsi-bus_all
10/31(水) 7:15配信 SankeiBiz


 財務省は30日、財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会を開き、各自治体が国民健康保険(国保)の赤字を補填(ほてん)する名目で毎年計2500億〜3500億円の税金を繰り入れている点を問題視し、4月に国保の運営主体が市町村から都道府県に移管されたことを機に、「速やかに解消すべきだ」と提案した。

 国保の加入者は定年後の高齢者や非正規雇用者など低所得者が多数を占めており、多くの自治体で国保の赤字体質が続いている。そのため徴収する保険料が高額になり過ぎないよう市町村の判断で税金を投入。財務省によると、2016年度も2526億円が赤字の補填に使われていた。

 ただ、税金を投入することで徴収する保険料が自治体によって差が生じるほか、「受益と負担のバランスが見えにくく、医療費が増大する背景の一つとなっている」(財務省)という。

 そこで国は4月から国保の運営主体を都道府県に移管。市町村ごとの格差是正のほか、事務効率化など広域化の利点が生まれることを期待した。財源不足を補うため国は年間3400億円を支出。急な財政不足に備え都道府県に財政安定化基金を設置するなど、市町村が税金を投じなくても良い環境も整えている。

 都道府県に国保の運営を移管することは、広い視点で医療の無駄に目を光らせる狙いもある。国は都道府県主導で、医療費が高額になりがちで数も過剰となっている救急や集中治療向けの「高度急性期」や「急性期」の病床を減らし、リハビリなどに取り組む「回復期」の病床を増やすことで、医療・介護費用の抑制を目指している。

 ただ、地元医師会への配慮などから25年度の目標病床数に対し1%程度しか進んでおらず、財務省は都道府県の権限強化の必要性についても提言した。




http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/222.html

[経世済民129] 徴用工訴訟 新日鉄住金に4000万円賠償命令 韓国進出企業に重大リスク(SankeiBiz)
徴用工訴訟 新日鉄住金に4000万円賠償命令 韓国進出企業に重大リスク
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181030-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 10/31(水) 7:15配信

    

 日本による朝鮮半島統治時代に「強制労働させられた」として、元徴用工の韓国人4人が新日鉄住金(旧新日本製鉄)に損害賠償を求めた訴訟の差し戻し上告審で、韓国最高裁は30日、同社に賠償を命じた2審判決を支持して同社の上告を棄却し、原告請求の全額の計4億ウォン(約4000万円)の賠償支払いを命じる判決が確定した。韓国での戦後補償訴訟で、日本企業への賠償命令が確定したのは初めて。

 ◆財産差し押さえも

 日本政府は請求権問題が1965年の日韓請求権協定で解決済みとの立場。同社も同様の主張をしたが、最高裁は原告の個人請求権は協定では消滅していないとの判断を示して退けた。

 安倍晋三首相は「国際法に照らし、あり得ない判断だ。毅然と対応する」と反発した。判決は日韓間の重大な外交問題に発展し、両国関係は冷却化する見通しになった。

 韓国最高裁の判決を受け、日本企業の間に不安が広がっている。新日鉄住金の在韓財産が差し押さえられる可能性があるからだ。韓国では日本企業を相手取った同種の訴訟が他に14件あり、請求額は計約232億ウォンに上る。戦時下に日本に徴用された韓国人は約22万人いるとされ、新たな訴訟が起こされる恐れもある。悪化する日韓関係は重大な経営リスクとなるため、韓国への新規投資や進出を検討する企業も及び腰とならざるを得ず、影響は広範囲に及ぶ可能性がある。

 新日鉄住金は30日、判決を受けて「極めて遺憾」とするコメントを発表した。今後の対応は「判決内容を精査し、日本政府の対応状況なども踏まえ、適切に対処する」とした。

 新日鉄住金は、連結売上高の約3%を韓国向けが占めるが、韓国国内には製鉄所などの目立った資産を保有していない。このため仮に差し押さえが実行されたとしても、経営への影響は少ないとみられる。

 ただ、三菱重工業や不二越、日立造船などが同種の訴訟を抱える。各社は日韓請求権協定で完全に解決済みとする日本政府に同調しており、賠償金の支払いに応じる選択肢は考えられない。だが支払わなければ韓国での資産は差し押さえられ、ビジネス継続は難しくなる。

 各社とも係争中などを理由に判決へのコメントを控えたが、自社の裁判の行方を左右するだけに判決内容の精査を急ぐ考えだ。不二越は「当社の正当性を主張する方針に変更はない」と説明した。

 また、判決を契機とする韓国世論の動向は、現地での企業活動の障害にもなりかねない。

 ◆新たな投資は様子見

 ファーストリテイリングは衣料品店「ユニクロ」を積極的に展開し、韓国での年間売上高は約1400億円に上る。東京商工リサーチによると、韓国には日本企業393社が進出しており、計715拠点があり、このうち製造業は253拠点を占める。韓国からは昨年、714万人が日本を訪れ、国別の訪日客数は中国に次いで2位。今年も1〜9月は前年同期と比べ約9%増えており、日本に足が遠のく事態になれば国内消費への影響は無視できない。

 日本総合研究所の向山英彦上席主任研究員は「進出済みの日本企業が撤退することはないが、新たな投資については、様子を見るのではないか」と予測する。(ソウル 桜井紀雄、井田通人)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/223.html

[政治・選挙・NHK253] 与野党ドタバタで未遂に…高市早苗氏の国会“破壊”計画(日刊ゲンダイ) 


 


与野党ドタバタで未遂に…高市早苗氏の国会“破壊”計画
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240600
2018/10/31 日刊ゲンダイ


高市議運委員長(左)と“改革”私案/(C)日刊ゲンダイ

 臨時国会の論戦は予期せぬ波乱で幕開けとなった――。29日の衆院本会議直前に湧き起こった、高市早苗・議院運営委員長の国会改革“私案”を巡るひと悶着。高市氏が委員長として公表していた国会改革案に野党が猛反発し、午後1時開会の本会議は45分遅れでスタートした。実は、この与野党攻防は、国会の“命運”を決めるドタバタ劇だったのである。

■まともな民主主義国家ではあり得ない越権行為

 問題となったのは、高市氏が作成した「議院運営委員長として実現を目指す事柄」という一枚の“改革”私案だ。先週25日、高市氏が超党派議連「『平成のうちに』衆議院改革実現会議」のメンバーらと会談した際に、この私案を公表。野党側は、「野党の議論封じ」「職権を逸脱する行為」などと反発していた。

 高市氏の私案の中には、「コスト削減」や「審議の充実」「議員立法の増加」など、耳当たりのいい文言がちりばめられ、一見すると、マトモなことを主張しているようにみえる。いったい、何が問題なのか。

「大前提として、高市さんは、議会の健全な運営を担う議運委員長です。いわば、法案に賛成か反対かを協議する場の行司役。その肩書を持つ人が、名前と日付まで入れた国会改革案を勝手に公表するのは、越権行為ですよ。いわば、行司役が自分で勝手にルールを決めて相撲を取っているような感じですね」(野党国対関係者)

 この“高市案”は与野党で協議されたものではなく、個人的なメモだという。加えて、最大の問題は高市氏が考えている国会改革の中身だ。高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)がこう言う。

「国会審議には基本的に、議員が何を質問してもいい『一般質疑』と、政府や議員が提出した法案を審議する『法案審議』があります。この2つの審議を繰り返して国会は成り立っているのですが、高市さんの私案は、『法案審議を優先せよ』という。これは、立法府である国会が、内閣から出された法案の審議さえすればいい、ということでしょう。国会は、行政の下請け機関ではありません。国権の最高機関である国会だけでなく、民主主義をも“破壊”するような話です。近代民主主義は、議会主権を強化することで始まってますから。高市さんは、国会の権威を理解しているとは思えないし、まして行政府の権限を強化するなんて、まともな民主主義国家がやるべきことではない」

 要するに、高市案が実現すると、政府と一体となった与党が法案審議を優先して、耳触りな意見はシャットアウト。ひたすら自分たちの通したい法案を数の力でいくらでも通せるということになりかねない。高市氏本人に私案の内容や狙いについて聞くと、次のように弁明した。

「(私案は)国会改革に関する自分自身の“目標ペーパー”で、議運委員長として配布したものではありません。公的なものであるとの誤解を与えたことは、申し訳なく思います。ただ、質疑を削減するとか、議論封じとかいうご指摘にはあたらないと考えています。(国会改革については)議員立法の審議時間を確保するために、いろんな工夫ができると思います」

 高市氏は、野党の反発を受けて、私案から議運委員長の肩書や日付を削除。しかし、国会改革に関する根本的な考えは維持したままだ。

 今回、高市氏による国会の“破壊”は未遂に終わったが、いつか本当にぶっ壊す日が来るんじゃないか。こんな人物が議会の行司役なんて、夢なら覚めて欲しい……。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/113.html

[政治・選挙・NHK253] 与野党ドタバタで未遂に…高市早苗氏の国会“破壊”計画(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
1. 赤かぶ[948] kNSCqYLU 2018年10月31日 12:05:27 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[362]









http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/113.html#c1
[政治・選挙・NHK253] 与野党ドタバタで未遂に…高市早苗氏の国会“破壊”計画(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
2. 赤かぶ[949] kNSCqYLU 2018年10月31日 12:06:50 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[363]






http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/113.html#c2
[政治・選挙・NHK253] 与野党ドタバタで未遂に…高市早苗氏の国会“破壊”計画(日刊ゲンダイ)  赤かぶ
3. 赤かぶ[950] kNSCqYLU 2018年10月31日 12:09:01 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[364]









http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/113.html#c3
[政治・選挙・NHK253] 朝刊各紙は一斉に批判!韓国最高裁の不当判決!  
 


朝刊各紙は一斉に批判!韓国最高裁の不当判決!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_272.html
2018/10/31 08:54 半歩前へ

▼朝刊各紙は一斉に批判!韓国最高裁の不当判決!

 韓国の最高裁(大法院)が元徴用工の賠償を認める不当判決を出した。これについて朝刊各紙は社説でそろって判決を批判した。

 毎日新聞は「韓国最高裁の徴用工判決 条約の一方的な解釈変更」と題して次のように論評した。

 韓国最高裁が、1965年の日韓基本条約を覆すような判決を下した。この論理を放置していれば、日韓関係は極めて深刻な事態に陥ってしまう。

 基本条約に伴う請求権協定では、日本が韓国に経済支援を実施することで、両国の財産や請求権問題について「完全かつ最終的に解決された」と明記している。
 徴用工については、協定の合意議事録で補償金の支払いなどに関し、「いかなる主張もなしえない」と確認している。

 日韓両政府は、請求権問題は解決済みとの立場をとってきた。

 ところが判決は、日本の植民地支配を不法とし、元徴用工の賠償請求権は不法行為を行った日本企業への「慰謝料請求権」のため日本企業が賠償すべきだと断じた。

 盧武鉉政権は2005年、徴用工の被害者補償問題は請求権協定に基づいて日本が拠出した3億ドルに「解決金」の趣旨で含まれていたと結論付けている。

 にもかかわらず、一方的に条約や協定の解釈を変更するなら、国際法の規範をゆがめ、日韓関係に大きな対立を生むのは避けられない。

 賠償を命じられた新日鉄住金のほか、韓国では既に100社近くが提訴されており、今後日本企業が財産を差し押さえられる可能性もある。日本政府が「断じて受け入れられない」と表明したのは当然である。

 韓国政府は「司法の判断を尊重する」としつつ「韓日関係を未来志向的に発展させていくことを望む」とのコメントを発表した。今後、対応策を検討するというが、矛盾した内容をどのように実行するのか。

 日本も感情的な対立を招かないよう自制が必要だ。しかし、主体的に問題解決を図るべきは韓国政府だということを自覚してほしい。




























http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/116.html

[国際24] 移民や中国への強硬姿勢でトランプ共和党が盛り返す 米中間選挙2018 直前現地リポート(日刊ゲンダイ)


移民や中国への強硬姿勢でトランプ共和党が盛り返す 米中間選挙2018 直前現地リポート
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240598
2018/10/31 日刊ゲンダイ


「トランパーズ」は根強く支持(C)ゲッティ=共同

「不在者投票にこれだけ多くの有権者が来るのは、私が選挙管理委員会に来てから初めてのことです」

 米東部バージニア州アーリントン郡のリンダ・リンバーグ選管委員長は驚きを隠さなかった。なにしろ中間選挙の不在者投票者数が11月6日の投票日を2週間後に控えた時点で、4年前の2倍以上に達したからだ。4倍に達している州もある。

 仕事を抜け出して投票に来たハナ・リガードさんは、エネルギー関連会社に勤務する民主党支持者だ。

「確実に反トランプ大統領の動きが大きくなっていると思います。トランプは社会を分断する言動を続けていますし、破壊的な人間だと言えます。連邦議会の民主党議席を増やさないと」

「ブルーウエーブ(民主党)」のうねりが大きくなっているのは取材前に聞いた通りだった。連邦下院(定数435)で民主党が過半数の議席を奪う確率は、10月29日時点で76%という数字が出ている。

 しかしトランプの共和党がおとなしくしているとも思えなかった。ジョージ・W・ブッシュ政権の上級顧問だったカール・ローブ氏が10月下旬、米紙にコラムを書いた。

「10月に入ってから、共和党候補が急に元気づいてきました。盛り返しが始まった証拠です」

 22日に不在者投票を済ませた年金生活者ポール・ゲイリーさんは共和党の「熱」を感じた一人だ。投票直後に話を聞いた。

「私にとって最重要な選挙争点は経済です。トランプ政権になって好況が続いていますので、ずっと継続されることを望みます。中間選挙は投票しない予定でしたが、今日は民主党議員を落とすために投票に来ました」

 下院では民主党が多数党になる可能性が高いが、上院(定数100)では共和党が過半数を維持するどころか、議席を増やして現在の51対49から52対48になる予想もある。

 好況だけでなく、不法移民対策や中国に対する強気の姿勢が中西部や南部諸州の保守層から支持されているからだ。「トランパーズ」対「ブルーウエーブ」の戦いは、分断が進んだ今の米社会の縮図でもある。

 (つづく)



堀田佳男 ジャーナリスト
1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社などを経て1990年に独立。以来、ワシントンDCを拠点に政治、経済、社会問題など幅広い分野で取材・執筆。25年間の滞米生活を経て2007年帰国。国内外で精力的にジャーナリスト活動を続ける。著書に「大統領はカネで買えるか」「大統領のつくりかた」「エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明」など。








http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/426.html

[政治・選挙・NHK253] 徴用工判決に思う(韓国は日本の悪知恵に学ぶべきだった)  天木直人 
徴用工判決に思う(韓国は日本の悪知恵に学ぶべきだった)
http://kenpo9.com/archives/4372
2018-10-31 天木直人のブログ


 韓国の最高裁がひとり悪者にされているごとくだ。

 すなわち、韓国の文在寅大統領は司法の中立性を強調して、裁判所の判決に従うと逃げ続けた。

 一方の安倍首相は、「ありえない判断だ」と口を極めて韓国最高裁の判決を批判する。

 私が韓国の最高裁長官なら日本の最高裁長官の悪知恵に学んだろう。

 その通りだ。

 在日米軍は憲法9条違反かどうかをめぐる1959年の砂川裁判において、高度の政治的判断を要する事案は裁判にはなじまないという統治行為論を持ち出して、見事に政治判断を避けた、あの田中耕太郎最高裁長官の事だ。

 田中耕太郎にならって政治にすべての責任を押しつけるべきだったのだ。

 戦後の韓国は何事も日本を意識し、真似たり、競い合ったりしてきた。

 いまこそ田中耕太郎の稀代の屁理屈を持ち出すべきだったと私は思っている(了)




















http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/117.html

[政治・選挙・NHK253] 批判する際は「上げ足を取られないよう」に注意!  
批判する際は「上げ足を取られないよう」に注意!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_271.html
2018/10/31 00:09 半歩前へ

▼批判する際は「上げ足を取られないよう」に注意!

 安倍晋三を批判する際は、相手に上げ足を取られないようにしなければならない。独りよがりの攻撃は返って相手にバカにされる。

 先の安倍晋三と習近平の会談について、安倍が習近平に「一方的にすり寄った」と攻撃する投稿があった。「晋三憎し」の気持ちは分かる。が、事実関係はしっかり押さえておかなばならない。

 国際会議で顔を合わせて会談しても顔をそらせているのが習近平だ。その彼が手のひら返しをしたのは「対米関係の悪化」が原因だ。加えて「一帯一路戦略の誤算」が中国の激痛を引き起こした。

 そこで習近平は日米の「分断」を試みた。それが今回の日本の首相の7年ぶりの訪中となった。

 このままでは米中貿易戦争はますます激しさを加えよう。「一帯一路」も、それまで歓迎一色だった東南アジアが習近平中国に距離を置き始めた。

 「中国による、中国のための経済開発」であって、各国の利益とはそれほど結びつかない、と分かったからである。

 このように習近平中国はあちこちでほころびが露呈した。国内では長老からの突き上げが激しい。日本との対決はひとまず横に置いて、微笑み外交に切り替えることにした。

 中国共産党はさっそく安倍訪中を前に、中国内のマスコミに「反日報道を控えるよう」一斉に通達を出した。そして「日本を褒め上げよ」と命令。その結果、中国の改革・開放の礎を築いたのは日本のODAだと初めて一斉に報道した。

 中国が経済出世界2位になったのは日本の貢献が大きかった、と40年ぶりに初めて認めた。

 こういう事実関係を把握したうえでコメントしないと中国に対して「ほめ殺し」になる。

 それにしても安倍晋三が「憎くて仕方がない」という者がいかに多いことか。

 30日の国会答弁でも野党の質問にまともに書絶えず、逆に質問した野党を攻撃。

 こんな下卑な首相は見たことがない。

 この独善の息の根を止めねばならない。

 それが出来るのは私たち有権者だ。

 みんなが本気になれば、選挙でいともたやすく安倍自民党を叩き潰せる。




http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/118.html

[経世済民129] 日本経済最大のリスクは金融ショックに打つ手がない「中央銀行の死」だ(ダイヤモンド・オンライン)
日本経済最大のリスクは金融ショックに打つ手がない「中央銀行の死」だ
https://diamond.jp/articles/-/183707
2018.10.31 金子 勝:立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授  ダイヤモンド・オンライン


Photo:PIXTA


 2018年に入って金融市場は不安定化している。

 10月25日、東京株式市場では、前日の米国市場(ダウ工業株平均)の急落を受けて平均株価が急落、韓国などアジアの株価も下落した。「世界同時株安」は、今年2月、さらに10月に、IMFの金融安定報告が金融危機に警鐘を鳴らしたのを機に起きたのに続き、今年になって3回目だ。

 また8月10日には、トランプ政権のトルコ制裁を契機に新興国の通貨暴落が起き、新興国の通貨不安はいまも続いている。

 株や為替市場で繰り返される暴落は世界経済の変調を示す予兆のように見える。

 米国が仕掛けた貿易戦争で「自動車25%関税」を課せられる可能性もある日本も今後、不安定化の例外ではあり得ないが、深刻なのは、日本銀行が、異次元緩和の果てに中央銀行としての機能を失いつつあることだ。

 次のショックが起きても、「打つ手」がなく、日銀自体も打撃を受ける「リスク」が高まっている。

不安定化する市場
世界経済変調の予兆


 市場の不安定化が生み出す「鬼っ子」のような存在が、CTA(Commodity Trading Advisor)という 「さや抜きファンド」の取引急増だ。

 株式や債券、商品、為替などの先物に関する膨大なデータを収集し、情報工学とAIを駆使して、顧客から預かった資金を商品、株式、為替、債券など先物商品を中心に超短期で運用している。

 そして、スパコンを利用してプログラムで売買するハイ・フリークエンシー・トレーディング(超高速・高頻度取引)という手法で損失を回避する。

 CTAは、経済実態とも連動せず、企業の評価でもなく株価水準そのものでもなく、その変動(トレンド)を追いかけて差益だけを狙うファンドだ。

 上がる局面では「いち早く買って」もうけ、下がる局面では「いち早く売って」もうけるがゆえに、オーバーシュートを引き起こしやすい。つまり、ボラティリティーを上げながら、自分は売り抜いてゆく手法である。

 こうしたファンドが株式市場・金融市場を支配するようになってきており、より近視眼の動きを強めている。

バブル期並みの日本の株価
経済の実態と乖離


 こうしたファンドが格好の餌食にしているのが、日本市場だ。経済の実態と乖離した株価水準だからだ。

 実際、日本の株価はバブル期並みになっているが、実体経済を反映しているとはいえない。

 ドル建てで見れば、日本のGDP(国民総生産)は1995年の5.45兆ドルをピークにして停滞した後、リーマンショックからの回復過程で2012年に6.2兆ドルに達したが、その後はその水準を下回ったまま停滞を続け、2017年でも4.87兆ドルにとどまっている。

 主要先進国の中で、日本は際立って経済成長率が停滞している。

 実際、1995年で見ると、アメリカのドル建てGDPは日本の1.4倍の7.64兆ドルだったのが、2017年には日本の約4倍の約19.5兆ドルに達している。

 中国のドル建てGDPも1995年では日本のわずか7分の1の約7370億ドルだったのが、2017年には日本のおよそ2.5倍の約12兆ドルにまで増えている。

 世界経済での日本の地位の低下は著しい。

「官製相場」は
外資系ファンドの餌食に


 世界経済での地位低下が著しい日本の株価がなぜ高いのか。

 1つは日銀が大量の株を買って株価を維持していることが背景にある。

 9月30日時点で、日銀が持つETF(指数連動型上場株式投信)は21兆6500億円に達する。信託預かりの株式も9460億円持っている。

 ETFとは、日経平均株価や東証株価指数に連動する運用成果を目指す投資信託で、日銀がETFを買えば、証券会社などがそれに見合った株式を購入するので、株価全般を引き上げる効果を持つ。しかも、日銀が持つETFはETF全体の4分の3にも達している。

 中央銀行がリスク資産である株を大量に買うのは歴史的に見ても異常事態だ。決して良いことではない。だがいまや、日銀が株価維持を止めたとたん、株価が急落しかねないので、やめるにやめられないのだ。

 日銀のほかにも、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)や3つの共済年金などが国内株式運用比率を25%に増やし、株買いをしている。

 GPIFと共済年金は、2017年末で日本株の保有残高が54兆3457億円、外国証券も72兆3854億円である。日本郵政(ゆうちょ銀行とかんぽ生命)と合わせて、「6頭のクジラ」が株を大量に買って株価を支えている。今の株式市場が「官製相場」といわれるゆえんだ。

 そして日銀や年金マネーが株高を支える日本市場は、外資系ファンドにとって動きを読みやすく極めて好都合なのだ。

 相場が下がれば日銀が買い支えるので売り抜けられるし、空売りを仕掛けて大もうけもできる。日本市場は外国人投資家の格好の餌食にされているといっていい。

 株価を買い支える日銀や年金などのほかに、もう1人の株式取引の主役は、外国人投資家だ。

 東京証券取引所のデータで株式の保有主体別に見ると、外国人の保有比率は3割だが、東証一部の売買取引を見ると、海外投資家が9月では約68%を占める。

 ETFを含めた海外投資家が、日銀や年金の株式市場への「介入」を利用して利益を出しているのが、今の日本の株式市場の実態だ。

 債券市場もひどい状況だ。「異次元緩和」を続ける黒田日銀は462兆円(2018年9月30日)もの国債を買い、いまや国債残高の約4割を日銀が保有する。

 また、米国FRBが利上げを進め、日米金利差が拡大する中で、生命保険会社や年金基金はアメリカ債券を買い越し、その資金の流出で円安に向かっている。

 アベノミクスのもとでの「株高円安」の陰には、中央銀行や年金基金などによるいびつな取引がある。

リスクに満ちているのに
政策手段を失っている日銀


 問題は、ひとたび株価や国債の暴落が起きた時だ。急落を引き金に金融危機が起きれば、すでに国債も株も大量に買っている日銀は市場を支えるなどの「打つ手」がなくなることだ。

 おまけに、日銀が保有する国債やETFなどの資産が巨大な損失に化け、、日銀信用を傷つけるような事態に陥れば、政府が買い取り機関でも設けて、引き受けるしかなかったり、日銀に公的資金を入れたりということになりかねない。

 それは結局、年金の損失なども含めて国民負担になっていく。

 実際、そうなる危険性は増大している。国内外は金融市場にショックをもたらすリスクで満ちているからだ。

「リーマンショック」のような大規模な危機にならなくても、中小金融機関の経営悪化を招き、クレジットクランチなどで実体経済が停滞する可能性もある。あるいは新興国に深刻な経済危機を招き、世界経済が停滞するかもしれない。

 トランプ米大統領が、こうした金融市場のショックのトリガーを引くかもしれない。アメリカはトランプの大型減税で財政が悪化するもとで、長期金利上昇圧力が増している。FRBも政策金利の引き上げに動かざるを得ず、世界中で民間債務の増加が著しい下で、長短の金利上昇は新たな危機の引き金になり得る。

 すでにトランプ大統領によるトルコ制裁をきっかけにトルコリラが暴落し、国際収支の赤字と対外債務の大きい新興国の通貨下落へと“伝染”が生じた。

 イラン制裁をきっかけに原油価格が急上昇し、状況はだんだんリーマンショック前に似てきている。

 そしてGDP世界1位のアメリカと2位の中国の間での貿易戦争は激化するばかりである。さらに、英国の「合意なきEU離脱」、あるいはイタリアの財政危機が、金融市場にショックを与え、銀行危機に発展する危険性もある。

 一方、国内では、東京オリンピックが終わると急激にヒトやカネが引くので、不動産バブルがはじけて景気が後退することが懸念される。その前に中古マンションや貸家バブルの破綻から大幅な値崩れが始まっていく可能性もある。

 銀行とりわけ地方銀行はマイナス金利で貸付利息収入が極端に縮小しているうえに、スルガ銀行のように不動産融資に傾斜しているところも少なくない。経営困難に陥ることは避けられない。ただでさえ疲弊する地域経済は一層の困難に陥るだろう。

マヒ状態の
中央銀行の機能


 こうした国内外のリスクが現実のものになった時、円安株高依存の日本経済は脆いし、今の日銀では打つ手なしの状況に陥ってしまう。

 前述した異次元緩和策で、日本銀行は、市場機能だけでなく、中央銀行としての本来の役割をする基盤を自ら壊してしまっているからだ。

 教科書的に言うと、中央銀行は、銀行の決済システムの中枢にあって、3つの政策手段を行使して金融政策を実行する。

 1つは、政策金利を通じた金利誘導だ。金利操作を通じて、個人や企業の借り入れと預金、つまり投資や消費と貯蓄に影響を与えることでマクロ経済全体に影響を及ぼす。

 2つめは、国債の買いオペ、売りオペを通じて、通貨供給量をコントロールする。市中銀行から国債を買い上げると、金融機関に資金が流れる。

 3つめは預金準備率の操作である。市中銀行が日銀へ資金を預ける法定準備率の比率を上下させることで、信用量を調整する。

 ところが、5年間の「異次元緩和」によって、この3つの金融政策は機能不全に陥っている。

 政策金利はゼロに近い低金利になっているので、ショックが起きても、利下げなどで需要を喚起することはもはやできなくなっている。

 さらに仲介機能を果たす金融機関は、低金利で利ざやを稼げなくなり、経営が苦しい。実際、地銀の半数が赤字で金融不安さえ起こりかねない。金利政策が効かないどころか、中央銀行本来の役割である“金融機関の信用秩序”を自ら破壊しているようなものだ。

 また通貨供給をさらに増やそうにも、国債の買いオペは、日銀が460兆円もの国債を買い込んだ結果、国債取引そのものがしばしば成り立たなくなる状況が生まれている。今年だけでも、取引が成立しない“札割れ”が7回も起きている。

 預金準備率の操作も、すでに金利のつかない日銀の当座預金におよそ380兆円も“ブタ積み”になっており、“マヒ状態”である。

「無責任体制」続けば
破滅のシナリオが現実に


 仮に、規模の大小はともあれ、金融危機となった場合、“最後の貸し手”としての中央銀行は機能マヒに陥っており、その政策手段を失った状態なのだ。

 後に残された手段は赤字財政のファイナンスだけになる。

 とりわけ、安倍首相による「政治任用」に近い黒田日銀は、アベノミクスの生命維持装置化しており、中央銀行の独立性を完全に失っている。無理を継続していけば、日銀による国債の直接引き受けに追い込まれる可能性がある。

 これは日銀による国債の直接引き受けは、現在、日銀法5条が禁じている。戦時経済のように、財政が無軌道になるからだ。裏を返せば、この壁が突き破られれば、事実上、戦時経済と同じ状況になる。

 そして日銀が財政赤字をファイナンスしている間に、2020年代後半に向けて産業衰退が一層加速することになるのだ。

 これまでも、超低金利、財政赤字の裏で本来なら、退場すべき「ゾンビ企業」や構造不況業種も生き延びることになってきた。この超低金利ではリスクをとって新しい産業・企業に貸し出すこともできない。

 経済の新陳代謝や成長をけん引する産業が生まれず、へたをすれば、産業衰退で貿易黒字さえ稼げなくなり、国内で財政をファイナンスできなくなる事態になる可能性があるのだ。そうなれば、外国人投資家が日本国債を持ち、また国債の格付けが下がると金利が上昇するという事態に陥ることも考えられる。

 アベノミクスによる「見せかけの景気」が一気にはげ落ちた時に、打つ手がない。だから日銀は異次元緩和をやめられないし、株買い支えも続けざるを得ないのだが、こういったやり方が、いつまでも持つはずはないのだ。

 10月4日にIMFのラガルド専務理事が訪日し、新たな視点からアベノミクスの全面見直しを要請したのもわかる。どう見ても持続可能性が失われているからだ。

 政治家も官僚も経営者も、「今経済が持てば、それで良し」とする完全な無責任体制に陥っている。できるかぎり早く、破滅へのシナリオを食い止めなければならない。

(立教大学大学院特任教授・慶應義塾大学名誉教授 金子 勝)





http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/226.html

[経世済民129] 確定拠出年金制度に残る「3つの大問題」(ダイヤモンド・オンライン) 
確定拠出年金制度に残る「3つの大問題」
https://diamond.jp/articles/-/183828
2018.10.31 山崎 元:経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員  ダイヤモンド・オンライン




確定拠出年金制度に潜む3つの大きな問題

 確定拠出年金は、特に課税される所得のある働く人にとって、「老後の備えに向けた自助努力にあって最も有利な手段」だといっていい。

 企業型の確定拠出年金を導入している会社にお勤めの方は、可能な限り大きな金額で確定拠出年金を利用するのがいいし、勤務先にないサラリーマン(厚生年金はある)及びフリーランス(厚生年金がなくて国民年金のみ)の方は、個人型確定拠出年金(愛称「iDeCo」)を自分にとって利用可能な最大限まで利用することが得な場合が多い。

 もちろん、運用の成否は自分の責任になる。しかし、それ以前に税制上のメリットが大きく、加えて現在の確定拠出年金制度で利用可能な掛け金額以上の将来への備えが必要な人が多いので、「確定拠出年金は可能な限り大きく使う」という原則が正解になる場合が多い。

 しかし、現在の我が国の確定拠出年金には、いくつかの解決すべき問題がある。以下、特に重要な3つの問題を取り上げる(手数料が高い、手続きが不便で遅い、制度が複雑だなどの問題は今回不問とする)。

その1 拠出可能な年齢は65歳未満ではなく70歳未満が適当

 10月29日の『読売新聞』(朝刊)に、政府が確定拠出年金の掛け金を拠出可能な年齢の上限を、現在の60歳未満から65歳未満まで引き上げることを検討しているというニュースが載った。来年の社会保障審議会で検討して、2020年の通常国会に法案を提出するのだという。

 この「方向性」は悪くない。国民が自らの長寿化に対して経済的な備えを持つための制度を整備しようとすることは適切だ。しかし、スピードが圧倒的に遅い。

 近年、日本経済全体の人手不足と人口の高齢化・長寿化を背景に、政府は企業に対して、社員が65歳になるまで雇用の継続を要請している。今や、サラリーマンの標準的な退職年齢は65歳だ。となると政府は、今後、70歳程度までの雇用継続を奨励する可能性がある。

 また、長寿国日本にあって、公的年金を制度としても、財政的にも、より望ましいものにするには、標準的な支給開始年齢を速やかに70歳まで引き上げることが妥当だ。

 リタイア後の寿命は着々と延びているし、多くの高齢者が元気であることと、個人にとっての長寿化の経済的な現実を考えると、60歳を過ぎてから10年程度は老後に備えた自助努力を後押しするべきだ。

 現在の確定拠出年金の「60歳未満」は、もはや「制度的不備」といえるレベルで現実に合っていない。結論は決まっているのだから、社会保障審議会で議論するまでもなく、政治的な判断で掛け金拠出の上限年齢を引き上げるべきだ。個々人の働き方が多様であることを考えると、一気に「70歳未満」まで引き上げることが適当だろう。

 年金制度が目下「60歳」までしか対応せず、やっと「65歳」を検討する一方で、労働行政にあってはリタイアする標準年齢を「65歳」から「70歳」に延長しようとしているというのでは、全くちぐはぐだ。年金を所管する旧厚生省と、労働行政を所管する旧労働省が一緒になって「厚生労働省」にまとまっていることの意味がないではないか。

 厚労省について、「役所が大きすぎて機能しないから分割再編すべきだ」という意見には賛成するが、一つの国で年金と労働が制度的にバラバラであっていいはずはない。

その2 商品ラインナップと教育に問題あり

 確定拠出年金は先に企業型が普及し、個人型(愛称「iDeCo」)の普及が後からになった。企業型は、導入する企業や企業グループによって制度の詳細が異なるのと同時に、運用商品のラインナップが異なる。

 また、個人型についても、取り扱う金融機関ごとに運用商品のラインナップが異なっている。

 そして、多くの確定拠出年金にあって、

(1)運用商品の数が多過ぎる
(2)確定拠出年金に不向きな運用商品がラインナップされている
(3)運用方法と運用商品について適切な情報提供がなされていない
 
 といった問題がある。

 ごく例外的に、確定拠出年金を導入する事務局が、優れていた企業の企業型確定拠出年金にあって、(1)(2)(3)の問題がほぼクリアされているケースがあるが(筆者の知る限り、企業年金を確定拠出年金に全面移行することを決めたソニーの確定拠出年金は優れている。導入時に事務局がよく考えたのだろう)、多くの企業型確定拠出年金及び個人型確定拠出年金のほとんどにあって、上記の3つの問題が指摘できる。

 20を超えるリスク資産運用商品があるようなケース、手数料が高いアクティブファンドがラインナップされているケース、税制上のメリットが十分活かせないバランスファンドが複数あって、投資教育でそうしたファンドに誘導されるケースなど問題が多い。

 企業型では、会社が制度を導入する金融機関グループに、制度設計や商品選定を「丸投げ」した場合にこうした問題が起こりやすい。

 端的に言って、金融機関にとって収益性の高い(手数料の高い)商品に加入者を誘導しようとして、このようなラインナップになる。加えて、加入者教育を同じ金融グループが行うために加入者が手数料の高い商品に誘導されて、しばしば選択を間違える。

 個人型の制度を提供する金融機関が、不適切な商品を多数ラインナップするのも同様の下心があるからだ。

 しかし、運用商品の数が増えるとそれだけ教育や情報提供が大変になるし、教育自体が不可能な商品もある。例えば、相対的にいいアクティブファンドを「事後的に」ではなく、「事前に」選ぶ方法などそもそも確立されていないのだから、十分な教育ができるはずはないにもかかわらず、手数料の高いアクティブファンドをラインナップしておくことは不適切だ。

 企業型確定拠出年金を導入している企業は、加入者である社員に対して、制度を導入した金融グループと利害関係のない独立したアドバイザーによる運用方法と、運用商品選択に関する教育、そして情報提供をぜひ行うべきだ。

 社員の利益を犠牲にして、金融機関に余計に稼がせることは、長期的に見ると企業の人件費の有効活用を損なうし、もちろん社員にとっての厚生も低下する。

 個人型の確定拠出年金にあっても、心ある金融機関は顧客に適切な情報を提供すべきだし、商品ラインナップを整理・改善する方策を考えるべきだろう。

その3 特別法人税を決着させよ

 確定拠出年金の利用者にとって、「まさか、ないだろう…」とは思うものの、不安な材料として、現在2020年3月末まで課税が凍結中の年金積立金に課税される特別法人税1.173%(国税1%+地方税0.173%)が復活する可能性がある。

 特別法人税は1999年度から凍結され、これまで数度にわたって凍結が延長されてきたが、これが復活すると、確定拠出年金が原則として60歳になるまで資産を引き出せない制度であるため、加入者にとっては「逃げ場がない」状況となって、積み立てた資産に対して高率の税金が課されることになる。

 金融業界及び確定拠出年金の関係者は、「行政は、まさかそのようなひどいことをするまい」とほぼ一致して思い込むことによって、その可能性の実現を考えないことにしようとしているように見えるが、「嫌な不確実性」は消えたわけではない。

 確定拠出年金に加入するかしないかは、将来にかかわる意思決定なので、制度的な不確実性はできるだけ除去することが望ましい。

 一方、確定拠出年金は、拠出時に所得控除が適応され、運用期間中に運用益に非課税で、受け取り時にも退職所得控除や年金等控除の対象になり税制上の優遇を受ける税制上非常に有利な制度だ。

 税金の専門家の中には、「あまりにも有利なので、例えば年率0.1%といったレベルで特別法人税が復活しても、バランス上おかしくない」という推測を述べる方もいる。そうした政策には賛成しないが、バランスだけを考えるなら、一理ある意見なので、不気味だ。例えば、特別法人税をごく低い税率に改定して適応・復活するなら、不確実性は減る。

 しかし、筆者は、運用機関が0.01%単位の運用管理費用削減競争に経営努力する中で、上記のような課税を行うべきではないと考える。税収への影響は、確定拠出年金の掛け金の額を決める際に織り込むのが合理的だろうし、老後の資産に対して課税を強化したいなら、例えば富裕層への資産課税などで行う方がいいだろう。

 ともあれ、特別法人税の問題は凍結の延長を繰り返すのではなく、決着をつけるべきだ。

 もちろん、「廃止」がシンプルであると同時に最も望ましい。

(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/227.html

[政治・選挙・NHK253] 徴用工判決と安田さんバッシングで安倍政権は息を吹き返しました。(谷間の百合)
徴用工判決と安田さんバッシングで安倍政権は息を吹き返しました。
https://taninoyuri.exblog.jp/29824224/
2018-10-31 10:30 谷間の百合


徴用工訴訟で、韓国最高裁が日本企業に賠償を命じる判決を出したことで、安倍政権は息を吹き返しました。

安田さんバッシングも政権に追い風になりました。
(安田さんには文句を言いたい人がたくさんいるのですが、総理には文句を言う筋合いはあっても安田さんに文句を言う筋合いはありません。)

さっそくというか待ってましたとばかりに韓国と断交せよとの声が上がっていますが、これでまた確実に拉致問題が遠のきました。

安部総理は内心ほくそ笑んでいることでしょう。

韓国の民間人と韓国の司法の問題なのに、総理や外務大臣が肩を怒らせて強い口調で韓国を非難していましたが、そういう態度は違うでしょう?とわたしは思いました。

ある人は、韓国の司法はポピュリズムに流され易く、世論に迎合する傾向があると言っていましたが、司法が政権と一体である日本を棚に上げてよく言えるもんだと思います。

総理は電撃的な訪中で自分の支持者、ネトウヨに失望以上の感情を与えましたが、これでかれらのウップンを韓国に向けさせられてほっとしていることでしょう。

日韓関係の根幹を揺るがしたと新聞ははしゃぎ、河野外相は駐日大使を呼びつけて抗議をしていましたが、ちょっと筋が違いませんか。

過剰に反応することで、事を大きくしたい安倍政権の思惑が丸見えです。

韓国政府が冷静さを呼びかけたのは、日本のそういう思惑を感じたからでしょう。





それにしても、河野外相の最近の権力に酔っているとしか思えない言動には不安を覚えずにはいられません。

ポスト安倍も視野に入っているようですが、例えば、安倍総理が日本を腐らせて滅亡させるまでにはタイムラグがあるとしたら、河野外相には一刀両断に日本を破滅させるような怖さがあるのです。

わたしが「徴用工」がいま浮上したのが偶然と思えないのは、また日本政府と日本企業が同じことを繰り返そうとしているからです。

労働者受け入れを小沢代表は奴隷を買って来るような話だと憤然としていましたが、まさしくそういうことです。

徴用工の判決が総理が言うように「あり得ないこと」だとしても、売り言葉に買い言葉のような反応は場違いの感を否めません。

というか、売られてもいない言葉を売られたかのようにして世論を煽っているとしか思えないのです。

そこには日本が加害者だということの後ろめたさがまるで感じられません。

それどころか日本が勝手に居丈高になってはしゃいでいるようでほんとうに浅ましく見苦しい。

労働者受け入れに怒りを覚えるのは、少子化対策を何一つとらずに、困ればそれこそ小沢さんが言うように奴隷を買って来るような感覚で移民を受け入れようとしていることです。

グローバリズムに汚染されて良心を喪失した人間には、何年掛かるか分からない少子化対策の成果など待っていられないのです。
(少子化担当大臣では小渕優子さんだけが、抜本的な政策を打ち出していましたが、「そんな悠長な」ということで無視されたようです。)

大企業とその使用人のような安倍政権ほど反日で売国な人間はいません。

戦争が起きるとすれば、その原因をつくるのは大企業です。







http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/119.html

[政治・選挙・NHK253] 下村博文元文科省大臣と加計学園との癒着の真相解明を求めて検察審査会に申立(弁護士阪口徳雄の自由発言(2)) 赤かぶ
1. 赤かぶ[951] kNSCqYLU 2018年10月31日 14:31:37 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[366]






http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/104.html#c1
[国際24] 超富豪による支配は暴政か革命(マスコミに載らない海外記事)
超富豪による支配は暴政か革命
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2018/10/post-1381.html
2018年10月31日 マスコミに載らない海外記事


2018年10月22日
TD originals
Chris Hedges


Mr. Fish / Truthdig

 10歳の時に、私は奨学生として、マサチューセッツ州にある超富豪向け全寮制学校に送られた。それから8年間、私は最も裕福なアメリカ人の間で暮らした。私は彼らの偏見を耳にし、閉口するほどの彼らの権利意識感覚を目にした。彼らは自分たちは、より頭が良く、より才能があるので、特権があり、豊かなのだと主張した。彼らは、物質的、社会的地位が彼らより下位の人々を、あざ笑うように蔑視していた。超富豪の大半には共感や思いやりの能力が欠如している。彼らは連中にへつらう世界に逆らったり、合わなかったりして、彼らに順応しない人々全てをからかい、いじめ、あざけるエリート徒党を組んでいた。

 大半の超富豪の息子たちと、私は友情を築くことができなかった。彼らにとっての友情は「私にとって何のとくになる?」で定義されていた。彼らは子宮から生まれ出た瞬間から、彼らの欲求や必要に応える人々に囲まれていた。彼らは、苦しんでいる他者に手を差し伸べるということができなかった。何であれ、彼らが当面抱えている、けちな思いつきやら問題が彼らの宇宙を支配しており、彼ら自身の家族内の人々さえ含め、他者の苦難に優先していた。彼らは、いかにして奪うかしか知らない。彼らは人に与えることができない。彼らは奇形化した抑えられない利己主義に支配されているとても不幸な人々だった。

 超富豪の病理を理解することが極めて重要だ。完全な政治権力を掌握した。こうした病理がドナルド・トランプや、彼の子供たちや、ブレット・カバノーや、彼の政権を運営している億万長者を特徴付けている。超富豪は、他の誰の視点でもなく、自分自身の視点でしか世界を見ることができない。彼らの周囲の人々は、資格のある男性たちが食い物にする女性を含め、束の間の欲望を満たしたり、操られたりするために造られた対象だった。超富豪はほとんど常に道徳規準をもたない。正しい。誤り。真実。ウソ。公正。不正。こうした概念は彼らの理解を超えているのだ。何であれ彼らのためになるか、よろこばしいものは良いのだ。そうでないものは、破壊しなければならない。

 超富豪の病理こそが、トランプや彼の未熟な娘婿ジャレッド・クシュナーが、無制限な資格授与と縁故主義のもう一人の産物、事実上のサウジアラビア支配者ムハンマド・ビン・サルマーンと、私が中東で一緒に働いたことがあるジャーナリストのジャマル・カショギ殺害の隠蔽を共謀するのを可能にしているのだ。超富豪は、彼らの人生を、連中が相続した富や、富が及ぼす権力や、超富豪友愛会の他メンバーや、連中の弁護士や広報担当者含む助長者の軍団によって守られて過ごす。彼らが失敗や、他者への虐待や、酷使や犯罪をしても、まず何の影響もないのだ。これがサウジアラビア皇太子とクシュナーがきずなを深めた理由だ。二人は超富豪が決まって生み出す小人なのだ。

 超富豪による支配は、この理由で恐ろしいのだ。彼らは限界を知らない。彼らは決して社会規範に拘束されておらず、将来もそうなのだ。我々は税金を払うが、彼らは払わない。エリート大学に入学したり、仕事についたりするため、我々は一生懸命やるが、彼らはそういうことはしない。我々は失敗すれば代償を払わねばならないが、彼らはそうではない。犯罪をおかせば、我々は起訴されるが、彼らはそうならない。

 超富豪は、人造の泡型構造物、我々の現実と切り離されたフランケンマンションや自家用ジェット機がある場所、リッチスタンと呼ばれる国で暮らしている。富は、それ自体が永続するだけでなく、新たな富創出の機会を独占するのには使われていると私は思う。貧乏人や労働者階級にとっての社会的流動性など、ほとんど神話だ。超富豪は、トランプやクシュナーやジョージ・W・ブッシュのような凡庸な白人男性を財閥の連中を権力の立場へと教育する育てるエリート学校に押し込んで、究極的な形の少数派優遇措置を行使しているのだ。超富豪は決して成長するようには強いられない。連中は一生、幼児期状態に保たれていることが多く、欲しいものがあるとわめき声をたて、ほぼ常に、それを手に入れる。そして、これが連中を実に実に危険にするのだ。

 アリストテレスやカール・マルクスからシェルドン・ウォリンに至るまでの政治理論学者が超富豪による支配を警告している。超富豪が権力を握ってしまえば、アリストテレスが書いているように、唯一の選択肢は暴政と革命だ。連中は、いかに育てるかやら、いかに作り上げるかを知らないのだ。彼らは底無しの強欲を満たす方法しか知らない。超富豪には滑稽なところがある。連中は何十億ドル所有していようとも彼らは決して満足しない。彼らは仏教でいう餓鬼だ。連中は、権力や金や品物の収集を通して、達成不能な幸福を追い求めるのだ。こうした際限のない欲望の人生は、超富豪が妻や子供たちと疎遠になり、本当の友人を失って、寂しく終わることが多い。そして、彼らが亡くなると、チャールズ・ディケンズが“クリスマス・キャロル”で書いた通り、大半の人々は連中とおさらばしたことを喜ぶのだ。

 超富豪の病理研究で最も優れている本の一冊『パワー・エリート』で、C. ライト・ミルズは、こう書いている。

彼らは国家の資源を搾取し、連中同士で経済戦争をし、同盟し、公有財産を利用して個人的財産を作り、自分たちの狙いを実現するため、ありとあらゆる手段を講じる。連中はリベートを得るため鉄道会社と談合する。彼らは新聞社を買収し、編集者を買収する。連中は競合する自立した企業を潰し、自分たちの権利を維持し、特権を確保するため、腕利き弁護士や評判の政治家を雇う。こうした大御所の形成には、何か悪魔的なものがある。彼らを泥棒貴族と呼ぶのは単なる修辞ではない。

 我々の民主主義を破壊した大企業資本主義は超富豪に抑制のない権力を与えてしまった。これら少数独裁エリートの病理さえ理解すれば、我々の未来を想像するのは容易だ。超富豪が支配する国家機関は、今やもっぱら連中の権益のために尽くしている。連中には、よりどころのない人々の叫び声は聞こえない。連中は国民を抑圧しつづける機関、国内支配のための治安・監視体制や軍隊化した警察や国土安全保障省や軍に権限を与え、公教育、医療、福祉、社会保障、公平な税制、食料配給券、公共交通やインフラ、そして裁判所などの、社会的、経済的、政治的不平等を和らげる組織やプログラムを、骨抜きにするか、減らす。超富豪は、連中が着実に貧困化させている人々から、益々大変な額の金を搾り取る。国民が反対したり、抗議したりすると、連中は民衆を鎮圧するか殺害する。

 超富豪は自分のイメージに異常なほど気をつかう。彼らは自分を見ることにとりつかれている。彼らは彼ら自身の宇宙の中心だ。ありもしない徳や特性で一杯の架空人格を作り出すためには、彼らはどんな苦労も費用もおしまない。これが超富豪が広く報道される慈善行為をする理由だ。慈善は、超富豪が断片的道徳に携わることを可能にするのだ。彼らは、超富豪が貧乏人の災いだと主張する頽廃や放蕩の類が特徴であることが多い自分たちの生活の道徳的堕落を無視しし、ささやかな慈善行為によって、思いやりがあり、情け深いふりをする。カショギがサルマーンに対してしたように、このイメージを台無しにする連中は、特に忌み嫌われる。そして、これが、トランプがあらゆる超富豪同様、批判的なマスコミを敵と見なす理由だ。それがトランプやクシュナーのカショギ殺害隠蔽を幇助する共謀への熱心さが不気味な理由だ。彼の中に、自分たちに欠けていて、得たいと熱望している、全能を見ている支持者に対するトランプの扇動や、批判する人々に対する暴力行為の実行は、カショギを電動骨ノコでバラバラにした皇太子の暴漢からわずか数歩しか離れていない。マスコミには、暴力的に対処すべきだと彼が言う際、トランプは冗談を言っているのだと、もし思われるのであれば、超富豪について、読者は何も分かっておられない。何の罰も受けないで済むことなら、彼は殺人さえするだろう。彼は大半の超富豪同様、良心が欠如しているのだ。

 より賢明な超富豪、イヴァンカやジャレドが、かつてはしゃぎ回っていた世界、イースト・ハンプトンズやアッパー・イースト・サイドの超富豪は大統領を粗雑で下品と見ている。だがこの違いはスタイルだけで、中身ではない。ドナルド・トランプと、ゴールドマン・サックスの裕福なハーバードやプリンストン卒業生にとっては困りものかも知れないが、彼はバラク・オバマや民主党がしているのと同様、一生懸命超富豪に尽くしているのだ。これが、オバマ夫妻が、クリントン夫妻同様、超富豪に殿堂入りした理由だ。それが、チェルシー・クリントンとイヴァンカ・トランプが親しい友人でいる理由だ。彼らは同じカースト出身なのだ。

 支配機構内には超富豪による国や生態系の略奪を止める勢力は皆無だ。超富豪には、大企業に支配されているマスコミや、彼らが資金を与えて選出される議員連中や彼らが掌握した司法制度には何も恐れるべきものはない。大学は大企業の情けない取り巻きだ。彼らは、その階級権力を復活させるため超富豪によって考案された新自由主義という支配的イデオロギーに異議申し立てをして、主要寄贈者連中を怒らせる知識人批判者を沈黙させるか追放した。超富豪は、かつては労働者が権力と戦うのを可能にしていた改革のための民主的機構とともに、労働組合を含め大衆運動を破壊した。世界は今や連中の遊び場だ。

 『ポストモダンの条件』で、哲学者のジャン=フランソワ・リオタールは、“一時的契約”が“職業や感情や性や文化や家族や国際関係や政治問題における恒久的機構”に取ってかわる将来の新自由主義秩序の姿を描いていた。人、もの、組織や自然世界に対するこの一時的関係は、集団自殺を保証する。超富豪にとっては、何ものにも固有の価値はない。人間や社会機関や自然世界は、枯渇するか崩壊するまで、個人の利益用に搾取するための商品だ。統治される人々の同意のような公益は、概念として死んでいる。この一時的関係は、超富豪の根本的病理の具体化なのだ。
 カール・ポランニーが書いた通り、超富豪は、最悪の自由、つまり“自分の仲間を搾取する自由や、比例するサービスを共同体に提供せずに、計り知れない利益を得る自由や、技術的発明を公益のための利用を阻止する自由や、私利私欲のために密かに仕組んだ人々の被災から利益を得る自由”を称賛する。同時に、ポランニーが述べている通り、超富豪は“良心の自由、言論の自由、集会の自由、結社の自由、職業選択の自由”に戦争をしかけるのだ。

 大衆文化やマスコミがもてはやす超富豪の暗い病理は、我々自身のものとなっている。我々は彼らの毒を摂取してしまったのだ。超富豪によって、我々は、ひどい自由を褒めたたえ、良い自由をけなすよう教えられている。トランプ集会をどれかご覧頂きたい。リアリティー・テレビ番組をどれかご覧頂きたい。地球の状態を検討願いたい。我々がこうした病理を拒否し、超富豪を権力の座から排除するため団結しなければ、彼らが我々を、既にそうだと考えているもの、つまり連中の手助け役に変えてしまうだろう。

記事原文のurl:https://www.truthdig.com/articles/the-rule-of-the-uber-rich-means-tyranny-or-revolution/

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http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/427.html

[経世済民129] 超富豪による支配は暴政か革命(マスコミに載らない海外記事) :国際板リンク 
超富豪による支配は暴政か革命(マスコミに載らない海外記事)

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/427.html



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/228.html

[政治・選挙・NHK253] 見解をまとめた当事者、文在寅は「知っていた」! 
見解をまとめた当事者、文在寅は「知っていた」!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_273.html
2018/10/31 09:20 半歩前へ

▼見解をまとめた当事者、文在寅は「知っていた」!


 韓国の最高裁(大法院)が元徴用工の賠償を認める不当判決を出した。これについて朝刊各紙は社説で一斉に判決を批判した。

 朝日は、日韓関係の根幹を「揺るがしかねない判決」だと厳しく批判した。

 国家間の約束を国内事情によって都合よく書き換えるようなことは許されるべきではない。

 そんなことがまかり通れば、国家同士の信頼は成り立たなくなる。今回の判決は国際社会には全く通用しない奇異な判決だ。

 文在寅政権が今後の処理を誤れば、韓国の評価を落とすことになろう。

 賠償に応じなければ資産の差し押さえをちらつかせる原告側。これに対し日本政府は国際司法裁判所への提訴も辞さない構えだ。

 盧武鉉政権は2005年、請求権協定当時の経済協力金に「補償が含まれる」との見解をまとめた。文在寅はこの時、大統領府高官として深くかかわった当事者だから「知らない」とは言わないはずだ。

 韓国国内の一部の反日組織の先導で、国際協定をめぐる見解をクルクル変転させれば、「国の整合性が問われ、信頼性も傷つきかねない」と朝日。

 判決を受けて韓国政府は有識者の意見も聞き、総合的に対応を検討すると表明したが、今後に暗雲をもたらすような判断は何としても避けるべきだ。













http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/121.html

[政治・選挙・NHK253] 見解をまとめた当事者、文在寅は「知っていた」!  赤かぶ
1. 赤かぶ[952] kNSCqYLU 2018年10月31日 15:14:35 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[367]

(社説)徴用工裁判 蓄積を無にせぬ対応を
https://www.asahi.com/articles/DA3S13747548.html
2018年10月31日05時00分 朝日新聞

 植民地支配の過去を抱えながらも、日本と韓国は経済協力を含め多くの友好を育んできた。だが、そんな関係の根幹を揺るがしかねない判決を、韓国大法院(最高裁)が出した。

 戦時中、日本に動員された元徴用工4人が新日鉄住金に損害賠償を求めた訴訟で、1人あたり約1千万円を支払うよう命じた控訴審判決が確定した。

 同様の訴訟はほかにもあり、日本企業約80社を相手取り、韓国各地の裁判所で進行中だ。

 日本政府や企業側は、1965年の国交正常化に伴う請求権協定で元徴用工への補償問題は解決済みとし、日本の司法判断もその考えを踏襲してきた。

 原告側は、賠償に応じなければ資産の差し押さえを検討するという。一方の日本政府は、協定に基づいて韓国政府が補償などの手当てをしない場合、国際司法裁判所への提訴を含む対抗策も辞さない構えだ。

 そんなことになれば政府間の関係悪化にとどまらず、今日まで築き上げてきた隣国関係が台無しになりかねない。韓国政府は、事態の悪化を食い止めるよう適切な行動をとるべきだ。

 元徴用工らへの補償問題は長年の懸案であり、これまでも韓国政府が一定の見解と対応をとってきた。

 盧武鉉(ノムヒョン)政権は05年、請求権協定当時の経済協力金に、補償が含まれるとの見解をまとめた。文在寅(ムンジェイン)・現大統領はこの時、大統領府高官として深くかかわった当事者だ。

 その見解を受けて韓国政府は国内法を整え、元徴用工らに補償をした。国内の事情によって国際協定をめぐる見解を変転させれば、国の整合性が問われ、信頼性も傷つきかねない。

 韓国併合の合法性を含め、日韓は国交正常化の際、詰め切れなかった問題がいくつかある。だが、互いに知恵をしぼって歩み寄り、今や年間1千万人近くが行き来する関係になった。

 判決を受けて韓国政府は有識者の意見も聞き、総合的に対応を検討すると表明したが、今後に暗雲をもたらすような判断は何としても避けるべきだ。

 日本政府は小泉純一郎政権のとき、元徴用工らに「耐え難い苦しみと悲しみを与えた」と認め、その後も引き継がれた。

 政府が協定をめぐる見解を維持するのは当然としても、多くの人々に暴力的な動員や過酷な労働を強いた史実を認めることに及び腰であってはならない。

 負の歴史に由来する試練をどう乗り切り、未来志向の流れをつくりだすか。政治の力量が問われている。



http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/121.html#c1
[政治・選挙・NHK253] 徴用工判決に思う(判決が出る前から怒った河野外相の外交放棄)  天木直人 
徴用工判決に思う(判決が出る前から怒った河野外相の外交放棄)
http://kenpo9.com/archives/4373
2018-10-31 天木直人のブログ


 今度の判決が出る前の10月30日の産経新聞で、河野外相はこうインタビューに答えていた(単刀直言)

 「請求権の話は終わった話ですから、韓国がそれなりのことをきちんと国としてやる。それ以外のことを申し上げるつもりはまったくありません。(被告の日本企業は)敗訴なんかしませんから。(敗訴は)毛頭思っていません」

 これには笑ってしまった。

 まるで政治の司法介入が当たり前だと言ってるごとくだ。

 安倍政権と同じように文在寅政権に司法介入しろと言わんばかりだ。

 ひょっとしたら日本は朴槿恵政権に司法介入を要求していたのではないか。

 そう思わせるほどの傲慢ぶりだ。

 河野外相が外相である限り徴用工問題の外交的解決は難しいだろう。

 それもこれも安倍首相の任命責任だ。

 いや、安倍首相に忖度しているわけだから安倍首相自身の責任だ。

 日韓関係の改善は当分無理だという事である(了)












http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/123.html

[政治・選挙・NHK253] 安倍首相の日中「3原則」食い違いは安倍の暴走と官邸の内紛!“影の総理”今井首相秘書官と谷内NSC局長が大ゲンカ(リテラ)
安倍首相の日中「3原則」食い違いは安倍の暴走と官邸の内紛!“影の総理”今井首相秘書官と谷内NSC局長が大ゲンカ
https://lite-ra.com/2018/10/post-4343.html
2018.10.31 安倍首相の日中「3原則」の裏で今井秘書官と谷内NSC局長が リテラ

    
    首相官邸HPより


 中国を訪問し、習近平国家主席らと会談した安倍首相。スワップ協定の再開や、第三国での民間経済協力(共同インフラ投資等)に関する覚書がなされるなど、経済での協力関係を進めたい両国首脳の思惑が一致した。安倍首相も“雪解け”ムードを演出し、26日に北京で行われた企業関係者のフォーラムでの挨拶では「中国は長く日本のお手本だった」と述べるなど、関係改善を必死にアピールしている。

 その一方で、熱烈な安倍応援団のネトウヨたちには、微妙な空気が流れている。安倍首相のFacebookには、訪中についてねぎらいの言葉をかけつつも、「ただし、チャイナの首脳と率直に本音で語り合うなどというのは、甘い妄想でしかありません」「反日活動、反日教育、領土問題、を棚上げしての友好はありません!(> <)」などと不快感をあらわにした書き込みが目立つ。さらには「もう、安倍ちゃん歯ね! 屑(どこまで中国に魂売るや!日本で歴代最低な首相!)」など不支持を明確にしたコメントも少なくない。

 だが、割れているのはネトウヨ層の安倍支持者だけではなさそうだ。今回の訪中をめぐっては政権内部にも亀裂が走っているとの見方も出ている。

 たとえば、安倍首相は26日、習国家主席や李克強首相との会談後、更新したツイッターで〈国際スタンダードの上に、競争から協調へ。隣国同士として、互いに脅威とならない。そして、自由で公正な貿易体制を発展させていく。習近平主席、李克強総理と、これからの日中関係の道しるべとなる3つの原則を確認しました〉と述べた。同日のテレビでのインタビューでも同じ趣旨の発言をしている。また、“安倍官邸御用紙”である産経新聞も「競争から協調へ」「脅威ではなくパートナー」「自由で公正な貿易体制の発展」を「新3原則」と名付けて、安倍首相と習近平国家主席が確認したなどと報じている。

 ところが、この「新3原則」なる安倍首相のアピールを巡って、奇妙な齟齬が出ているのだ。毎日新聞の報道によれば、26日の夜の記者説明で西村康稔官房副長官は「3原則のようなものを明確に示したのか」という記者からの質問に言葉を濁し、外務省幹部に耳打ちされて「首相から三つの原則という言い方はしていない」と答えたという。実際、中国側の説明には「3原則」との言葉はまったくなく、安倍首相が外務省とすり合わせをしないまま、会談の成果としてアピールした可能性があると指摘した。また、読売新聞も西村官房副長官の「3原則という言い方はしていない」との説明を紹介し、「原則は呼びかけたが、3原則という言葉は使わなかった」(外務省幹部)などの証言を伝えた。

 菅義偉官房長官は29日の会見で、「原則の重要性は会談で中国側と完全に一致しており日中で食い違いが生じているという指摘は当たらない」とフォローしたが、外務省と首相の説明の不一致については言及しなかった。また、中国側も依然として「3原則」の確認について明言を避けている。

 普通に考えれば、日本の外務省も否定したところをみると、安倍首相が勝手に「3原則」なる仰々しい言葉で印象付けようとしたのは“誇大広告”ということになるだろう。

 だが、これは単に、安倍首相のいつもの先走りというか、暴走気味な性格だけによるものなのだろうか。

 実は、例の「3原則」という言葉は、安倍首相の訪中の成果としてアピールするために、官邸が主導して記者に流したものともの説もあるのだが、それ以上に永田町周辺でささやかれているのは、官邸内の実力者どうしの“不和”が今回の説明の不一致を招いたのではないかとの見方だ。

「外務省が例の『3原則』を否定したのは、もちろん、自分たちはそんな言葉が会談で出てこなかったことを知っていたからに他ならないわけだけど、であれば、後から官邸と口裏を合わせて、菅官房長官の言い方のように誤魔化してしまえば済む話。西村副官房長官に耳打ちしてまで公式に否定させたのは、中国との距離を置きたい外務省と、経済目当てでどんどん接近したい経産省との綱引きが絡んでいると思うね」(政治評論家)

■中国への親書をめぐり今井首相秘書官と谷内NSC局長が大ゲンカ

 実際、外務省と経産省を巡っては、少し前も官邸内での衝突が表沙汰になったことがあった。昨年5月、自民党の二階俊博幹事長が訪中した際、習国家主席に手渡した親書を、事前に官邸の今井尚哉・首相主席秘書官が中身の書き換換えを指示したとされる一件のことだ。安倍政権では、首相の重要な親書は、谷内正太郎国家安全保障局長が最終チェックすることになっていたのだが、それを今井氏の鶴の一声で、谷内氏を飛び越えてしまったことから、官邸や霞が関の事情を知る関係者は騒然としていた。

 周知のとおり、今井秘書官といえば、安倍政権においてアベノミクスや原発政策ほか主要政策を仕切るなど“影の総理”の異名を持つ。もともと経産省出身で、第二次安倍政権が“経産政権”と呼ばれる由縁のひとつとされる人物だ。一方の谷内局長といえば外務省出身で、日本版NSCを仕切るなど、安倍首相の外交・安保政策を支える親米タカ派の代表格だ。

 昨年の今井秘書官による“親書書き換え”の際には、谷内局長が今井氏に「なぜ書き換えた」と詰め寄り、「こんなことじゃ、やってられない」と局長辞任まで申し出て安倍首相が必死になだめたといわれており、この官邸内の実両者どうしの溝は深いのだが、このときの背景も、やはり、経産省と外務省の中国をめぐる対立があった。

 実は、この騒動は、今回の訪中で中国側と覚書をした民間のインフラ投資にも関わるものだ。インフラ投資は事実上、習近平体制が目玉としている巨大経済圏構想「一帯一路」とAIIB(アジアインフラ投資銀行)にも関係する。もともと中国との経済協力に関してはAIIBへの日本加盟の是非が議論されていたが、周知の通り、米国の顔色を見る日本政府は一貫して参加を拒否。ところが、日に日に影響力を増すAIIBに対して、日本の参加をめぐって官邸内でも意見が割れた。その積極派が今井秘書官で、慎重派が谷内局長だ。

 この今井・経産省vs谷内・外務省の対立が、前述の“今井親書書き換え騒動”の背景であったともささやかれているわけだが、そうした経緯を考えてみると、今回の「3原則」をめぐっても、経産省と外務省の中国に対する姿勢の違いが影響を及ぼしているのではないかと思えてくるのだ。

 いずれにしても、「3原則」に関しては、外務省の否定だけではなく、中国側の沈黙も気がかりだ。だが、少なくとも、ここにきて急激に「親中」へ舵を切る安倍官邸の内部の亀裂は、対中外交をめぐる政権の目論見が一筋縄ではいかないことを示している。単細胞の嫌中感情で安倍首相を責め立てるネトウヨたちとは違う文脈で、今回の安倍首相訪中の評価はしばらく保留にしておいたほうがよさそうだ。

(編集部)



















http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/124.html

[政治・選挙・NHK253] 安倍首相の日中「3原則」食い違いは安倍の暴走と官邸の内紛!“影の総理”今井首相秘書官と谷内NSC局長が大ゲンカ(リテラ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[953] kNSCqYLU 2018年10月31日 15:51:58 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[368]









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[政治・選挙・NHK253] 安倍首相の日中「3原則」食い違いは安倍の暴走と官邸の内紛!“影の総理”今井首相秘書官と谷内NSC局長が大ゲンカ(リテラ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[954] kNSCqYLU 2018年10月31日 15:53:33 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[369]









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[政治・選挙・NHK253] 形だけの覚書量産 “やってる感”と“対トランプ”で利害一致 日本が見ようとしない中国経済の真実(日刊ゲンダイ)
      


形だけの覚書量産 “やってる感”と“対トランプ”で利害一致 日本が見ようとしない中国経済の真実
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240620
2018/10/31 日刊ゲンダイ


関係改善を強調(代表撮影・共同)

「表の主役はむろん、安倍晋三首相と習近平主席さ。だが、裏の主役は、トランプ大統領だった。トランプが習近平をして日本に近づかせ、また安倍首相をして中国に接近し過ぎないようにさせた。それで安倍首相が望んでいた中国の地方都市視察もポシャった」

 こう証言するのは、25日から27日まで、日本の首相として7年ぶりに訪中した安倍首相に同行した日本政府関係者だ。この関係者が続ける。

「トランプ政権が仕掛ける対中貿易戦争に四苦八苦している中国側は今回日本への“微笑外交”、いや“つくり笑い外交”が徹底していた。3兆円規模の通貨スワップ協定、東シナ海ガス田の共同開発協議再開、海空連絡メカニズムの防衛当局会合開催……。日本側の要求は、ほぼすべてのんだ。一方、中国側が希望した第三国でのインフラ共同開発も、われわれが〈一帯一路という用語を使わないことが前提条件だ〉と言ったら、〈それでOK〉と返答。52ものプロジェクトなどで日中が覚書に調印した」

 あくまでも覚書であって、本契約ではないが、日本としてはそれで構わないのだという。

「安倍政権にとって最も大事なのは、実際に“やること”ではなくて“やってる感”を見せることなのだ。2年前に安倍首相がプーチン大統領を山口の温泉に招待した時と同じだ。あの時、日本はロシアと、8項目の経済・民生協力プランに基づいた80件もの合意文書を交わしたが、今はどうなっている? トランプ政権が反対し、日本企業が独自に判断するので、ロシアとも中国とも、そんなに順風満帆に進むはずがない。中国側もそれはよく分かっていて、トランプとの貿易戦争に対抗意識を見せるため、〈自由貿易を推進する〉〈第三国での共同開発に着手する〉と日中で宣言すればよかったのだ」(前出の関係者)

 確かに安倍外交を一言で評せば、「やってる感外交」である。北方領土交渉は「1ミリも」進んでいないのに、プーチン大統領とは22回も会談。拉致問題の進展が見込めない中で、金正恩委員長との首脳会談開催を北朝鮮にラブコールし続ける。そして今回も、「目玉なき訪中」だったが、何だか大きな成果を得たような印象を与えている。

「この後、トランプへの報告が、頭が痛い。〈文化交流以外は何も妥結するな〉とクギを刺されていたのだから」(前出の関係者)

 安倍外交は、米中双方に打たれる「ピンポン球外交」とも化す?



近藤大介 「週刊現代」編集次長
東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。






















http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/125.html

[政治・選挙・NHK253] <大粛清>さらばネットウヨ!(simatyan2のブログ)
<大粛清>さらばネットウヨ!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12415699018.html
2018-10-31 12:00:04NEW ! simatyan2のブログ


29日、NHKが面白い興味ある番組を放送しました。

クローズアップ現代。



例の弁護士懲戒請求事件について少し踏み込んだ番組になって
います。

ネットを通じ弁護士に大量の懲戒請求を行った市民が、弁護士
に訴えられるという異例の裁判が各地で行われている。
なぜこうした事態が起きたのか、その理由と背景に迫る。
なぜ起きた?弁護士への大量懲戒請求
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4200/

そもそもの発端を知らない方や経緯を知りたい方は下の佐々木
弁護士のツイッターを参照してください。
https://twitter.com/ssk_ryo/status/990085988922748928

弁護士会に届いた特定弁護士への懲戒請求、その数13万件。



しかし、調べてみると、1000人が一人100人以上の名前を
使い分けていたことが発覚、しかも平均年齢が55歳。



公民、医師、経営者など様々ですが、中には6年前退職して
生活苦の中でブログに出会った人や、匿名性を盾に懲戒請求
して家族にも伝えてない主婦などもいました。

なぜ彼らが一人100通も懲戒請求を出したのか?

その理由が、



偏った正義感だったようです。

その正義感を誘導したのが「余命三年時事日記」というブログ
です。



ブログを追及していくと「いきがいクラブ」という株式会社に
行きつきます。

代表の余命翁にNHKがインタビューを試みています。











なんともはや、全く責任を感じていないようで逃げの一手です。

この教祖の有難い言葉を余命信者が聞けば泣くでしょうね。

まさに絵にかいたようなクズっぷりです。

ただ、これこそがネトウヨが日ごろ言ってる自己責任なのです。

自称「国士」の青山繁晴が、森友学園を応援していながら籠池
が安倍晋三に見捨てられた途端、見事な掌返しを見せたのと
同じです。

都合が悪くなると仲間でも切り捨てに掛かる彼らの手口ですが、
この番組をNHKが放送した意図もここにあると思います。

なにしろ安倍政権と一心同体のNHKのことです。

これでNHKがネトウヨの個人情報を抑えたことにもなります。

将棋の駒が相手に取られると敵となるように、安倍信者のネト
ウヨであろうと、安部晋三の足を引っ張る者は敵なのです。

29日、衆議院本会議で安部晋三が立憲民主の枝野代表の質問
に答えていましたが、これから中韓の大量の移民政策を推進
していきます。

表向きは移民ではなく外国人労働者ですが、韓国就職学生を
万単位で受け入れ、家族を呼び寄せてもOK、永住もOKなら
それはもう移民と同じことです。

かくして、余命翁と余命信者は粛清すべき対象となったのです。

融通の利かない「保守系まとめサイト」は訴訟を起こされ、
どんどんスポンサーが逃げ出し衰退してるのを見ればわかります。

大阪維新の吉村市長も、すでに2つのサイトを条例違反として
実名でヘイト認定し削除の要請をしています。

大阪市がまとめサイトを韓国・朝鮮人への「ヘイトスピーチ」と
認定
https://kaikai.ch/board/51590/

ネトウヨというのは、あくまで安倍晋三の顔色をうかがいながら、
右や左に変わり身をするアホに徹しなければならないのです。








クロ―ズアップ現代+「弁護士に大量懲戒請求異例の裁判で賠償命令 20181029
「弁護士に大量懲戒請求異例の裁判で賠償命令 20181029


クロ―ズアップ現代+「弁護士に大量懲戒請求異例の裁判で賠償命令20181029
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4200/
2018年10月29日(月)
なぜ起きた?弁護士への大量懲戒請求

ネットを通じ弁護士に大量の懲戒請求を行った市民が、弁護士に訴えられるという異例の裁判が各地で行われている。きっかけは、弁護士会が出した朝鮮学校への補助金交付をめぐる声明に対し、あるブログが、弁護士資格のはく奪などを求める懲戒請求を行うことを読者に呼びかけ、およそ1000人が応じたことだった。市民がなぜ、大量の懲戒請求書を送ることになったのか、匿名性の高いネットのなかで起きていた実態に迫る。

出演者
武田真一・鎌倉千秋 (キャスター)















































http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/127.html

[政治・選挙・NHK253] 200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑(文春オンライン)


200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑
http://bunshun.jp/articles/-/9505
10/31(水) 16:00配信 文春オンライン 週刊文春 2018年11月8日号 「週刊文春」編集部
 

「国税100万円口利き疑惑」に続き、片山さつき地方創生担当大臣(59)に、政治資金にまつわる新たな疑惑が浮上した。

「週刊文春」の取材によれば、片山氏側に献金された200万円が政治資金収支報告書に記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いがあることがわかった。

 政治資金収支報告書によると、片山氏が参院で2度目の当選を果たした2016年、投開票日(7月10日)直前の6月下旬から7月上旬にかけて、8つの業界団体から片山氏が代表をつとめる政党支部、政治団体、片山氏個人に対し、「寄附」、「陣中見舞」などの目的で計200万円が支出されている。だが、受け取った片山氏側の収支報告書には、献金は一切記載されていないのだ。

 たとえば「全国LPガス政治連盟」の収支報告書には、〈陣中見舞 平成28年7月7日 自由民主党東京都参議院比例区第二十五支部 500000〉と記されている。「自由民主党東京都参議院比例区第25支部」(以下、「25支部」)は片山氏が代表を務める政治団体だ。だが「25支部」の収支報告書には入金の記載はない。


200万の献金は何に使われたのか

 こうした消えた献金は、2016年だけでも計8団体、200万円に及ぶ。

 片山氏に献金したある政治団体の担当者は、「週刊文春」の取材にこう証言する。

「こちらで調べたところ、陣中見舞という形で払っています。『25支部』という政治団体に金を出し、きちんと領収書を頂いております。支払いは振込みではなく、直接(事務所に)持っていったと思います」

「消えた200万円」について、片山事務所に取材を申し込むと、次のような回答があった。

「選挙運動費用収支報告書をご覧ください」


国会でどう説明するのか ©文藝春秋

 だが、翌日になって「政党支部の収支報告書に各政治団体からの寄付収入等の記載が漏れていましたので訂正します」と答えるのだった。

「国税への100万円口利き」疑惑について、「週刊文春」への名誉毀損提訴を理由に、説明を避け続ける片山氏。11月1日(木)発売の「週刊文春」では、「100万円」授受を片山氏が知っていたことを示す、片山氏本人の音声データを公開する。また、「消えた献金200万円」や、片山氏が著書約6500冊を政治資金で購入し、“印税キックバック”を受けていた新疑惑などについて、詳報している。


【動画】片山さつき「国税口利き疑惑」第3弾 本人音声公開《予告編》公開中!



【動画】片山さつき「国税口利き疑惑」第3弾 本人音声公開《予告編》


※このスクープの全文は「LINEニュース」、「週刊文春デジタル」でお読みいただけます(「週刊文春デジタル」は11月1日5時より公開)。

















































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[政治・選挙・NHK253] 200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑(文春オンライン) 赤かぶ
1. 赤かぶ[955] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:24:27 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[370]









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[政治・選挙・NHK253] 200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑(文春オンライン) 赤かぶ
2. 赤かぶ[956] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:27:53 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[371]









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[政治・選挙・NHK253] 200万円政治献金を不記載 片山さつき大臣に新疑惑(文春オンライン) 赤かぶ
3. 赤かぶ[957] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:30:02 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[372]









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[政治・選挙・NHK253] <大粛清>さらばネットウヨ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[958] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:36:50 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[373]









http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/127.html#c1
[政治・選挙・NHK253] <大粛清>さらばネットウヨ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
2. 赤かぶ[959] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:39:59 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[374]


















http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/127.html#c2
[政治・選挙・NHK253] <大粛清>さらばネットウヨ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
3. 赤かぶ[960] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:43:30 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[375]









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[政治・選挙・NHK253] <大粛清>さらばネットウヨ!(simatyan2のブログ) 赤かぶ
5. 赤かぶ[961] kNSCqYLU 2018年10月31日 18:48:56 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[376]










http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/127.html#c5
[政治・選挙・NHK253] 「責任は韓国政府が負うべきだ」と盧武鉉政権!  
「責任は韓国政府が負うべきだ」と盧武鉉政権!
https://85280384.at.webry.info/201810/article_274.html
2018/10/31 10:21 半歩前へ

▼「責任は韓国政府が負うべきだ」と盧武鉉政権!

 韓国の最高裁(大法院)が元徴用工の賠償を認める不当判決を出した。これについて朝刊各紙は社説で一斉に判決を批判した。日経は「日韓関係の根幹を揺るがす元徴用工判決」と銘打って非難した。

 盧武鉉政権下では問題解決の「責任は韓国政府が負うべきだ」との見解をまとめた。文在寅はその当事者の1人だった。

*********************

日経がこう報じた。

 日韓関係の根幹を揺るがす由々しき事態といわざるを得ない。

 韓国では他の日本企業も相手取った多数の元徴用工裁判が進行中で、今後は原告勝訴の判決が続く恐れがある。最高裁判決がもたらす負の影響は計り知れない。

 日韓両国は1965年の国交正常化の際に結んだ請求権協定で、「完全かつ最終的に解決された」と確認した。

 韓国の歴代政権も対日請求権は認められないとの立場で、盧武鉉政権下では問題解決の「責任は韓国政府が負うべきだ」との見解をまとめた。

 日韓に横たわる「歴史」の重みは考慮せざるを得ないにせよ、両国の歴代政権が地道に積み上げてきた国家間の協定や約束事を軽視し、ほごにするような韓国最高裁の判決は極めて遺憾だ。

 政権や世論に左右され、司法の判断が揺れた面はなかったのか。

 日本側は元徴用工の請求権の問題は「解決済み」との立場を引き続き堅持し、韓国政府にはあくまでも国内問題として対処するよう求めていくことが肝要だ。

 日韓は北朝鮮の核問題など協力すべき懸案が山積する。文在寅政権は冷静に対応してもらいたい。













http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/130.html

[経世済民129] 年金「繰り下げ受給奨励」、真の狙いは「払い損の人」を増やすこと(マネーポスト)
年金「繰り下げ受給奨励」、真の狙いは「払い損の人」を増やすこと
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181031-00000005-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/31(水) 16:00配信 週刊ポスト2018年11月2日号


「繰り下げキャンペーン」の本当の狙いは?(Rodrigo Reyes Marin/AFLO)


 年金の支給開始年齢を現在の「65歳」から「70歳」に引き下げるという、年金制度の大改悪が着々と進んでいる。そんな時代の到来で、受給者はどんな状況に置かれるのか。「年金欲しけりゃ、長生きすればいい」――理不尽な制度改悪を押しつける年金行政に対抗する方法はないのか。

 検討すべき手段として、「年金博士」として知られる社会保険労務士の北村庄吾氏は「年金の繰り上げ、繰り下げ受給」を挙げる。現在の年金制度では、最も早くて60歳から受給する繰り上げと、遅くて70歳からもらう繰り下げと、10年の幅で受給開始年齢を受給者が決められる。

「受給を1か月早めるごとに年金額は0.5%減額され、逆に1か月遅くするごとに0.7%増額される制度です。最大5年繰り上げれば1か月の受け取り額は30%減り、5年繰り下げれば42%増えます」(同前)

 平均的な厚生年金加入者(サラリーマン)をモデルとし、加入期間は21〜60歳の40年間とし、現行の「65歳支給開始」のケース(年間受給額187万円)の場合は、5年繰り上げで年額131万円、5年繰り下げで266万円となる。この際に有効な手段は「繰り上げ」だと北村氏は指摘する。

「現在の年金改悪の前提にあるのは、“いかに受給期間を短くさせるか”です。乱暴に言うなら、“保険料を満額納めたうえで受給額がゼロ”という加入者を増やせば、政府は丸儲けになるということ。

 それであれば加入者側は繰り上げて受給開始を早め、“受給寿命を延ばす”ことが原則的な対策になる。年額(月額)は減りますが、男性の健康寿命は72〜75歳と言われますから、健康なうちに保険料分を少しでも回収することを考えたいところです」

「繰り下げキャンペーン」の罠

 その指摘を逆説的に裏付けるかのように、政府は現在、受給を遅らせる「繰り下げ推進キャンペーン」に血道を上げている。象徴的なのが安倍晋三首相のこの発言だ。

「生涯現役であれば、70歳を超えても受給開始年齢を選択可能にしていく。そういう仕組み作りを3年で断行したい」(9月14日、自民党総裁選の討論会)

 つまり、「例えば75歳からでも受け取れるようにする。遅くすれば年間の受け取り額はもっと増えますよ」という誘い文句だが、本当の狙いは「保険料払い損」の加入者を増やすことにあるといっていい。

 仮に現行制度に当てはめると、75歳まで(10年間)繰り下げれば、年間の受け取り額は84%増の344万円。一見、65歳から受給するより年金額が2倍近く増えるように見える。この場合、約10年半(86歳)で損益分岐点をクリアするが、政府にとっては「繰り下げを選択したけれども1円も受給せず亡くなる人」が増えていくから“助かる”ことになる。北村氏はこう付け加える。

「安倍首相が口にした“70歳以降への繰り下げ選択”の前提には、年金支給開始年齢の引き上げがある。すでに厚労省や財務省からは68歳、あるいは70歳支給開始案が具体的に示されている以上、そう考えるのが自然です」

 70歳支給開始が「標準」となれば、75歳に繰り下げても年額は約266万円にしかならない(42%増)。この場合の損益分岐点は89歳超。先述した「プラス5歳相当」を加味すると、やはり90歳を大きく超える“大往生”をしないと元が取れないことになる。

 政府が勧める“繰り下げの甘い汁”にはそんな罠が潜んでいる。年金支給年齢引き上げに対しては、「繰り上げが得」が正しい選択と言えそうだ。



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/230.html

[経世済民129] 年金不安を補うための「じぶん年金」としてイデコが注目される理由(マネーポスト)
年金不安を補うための「じぶん年金」としてイデコが注目される理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181031-00000004-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/31(水) 15:00配信 女性セブン2018年11月8日号


老後資金を増やすために『イデコ』が注目されている理由は?


 毎年、少しずつ年金額は減っている。少子高齢化と長寿化の影響で、どうしても受給額を減らしていかないと、年金制度自体が破綻してしまいそうなのだ。

 さて、そこで問題なのは、「一体いくら減らされるのか」ということだろう。ざっくりいうと、これから毎年、約1〜2%ずつ減らされていくようだ。「それぐらいなら大丈夫」と安心するなかれ、厚労省はおよそ25年後には「約2割減らさなければならない」とする見通しを公表している。

 25年後というと、今40才の人がちょうど65才になって、受給がスタートする頃だ。現在、標準的な夫婦(サラリーマンと専業主婦)のモデル年金額は月額22万1000円だから、そこから2割減ると月額17万6800円になる計算だ(物価不変の場合)。ちなみに、総務省の最新調査によると、無職の60代夫婦の1か月の生活費は、全国平均で26万4000円ほど。つまり、平均生活費を約10万円も下回ることになる。

 高齢夫婦2人、そんな金額で暮らしていけるのだろうか?

 現在の年金の給付水準でも、生活費が足りなかったり、医療費にお金がかかったりして「老後破産」に陥る人が少なくない。それなのに、さらに引かれて、現役時代の半分ほどの収入で暮らしていかなければならない現実が、遠くない未来に待ち受けている。

 ある調査会社が現役世代に実施した「老後の不安」アンケートでは、約半数の人が「公的年金の受給額の減少が不安」と回答した。もはや年金は「老後の安心」どころか、あてにできない「老後最大の不安要素」となっているのだ。「年金博士」として知られるブレインコンサルティングオフィスの北村庄吾さんが解説する。

「年金には、大きく分けて『公的年金』と『私的年金』の2つがあります。公的年金とは、国の制度であり、国に毎月保険料を払って、65才以降に死ぬまで一定額が受け取れる年金です。多くの人がイメージする年金は、この公的年金です。

 その一方で、勤め先の会社や国民年金基金、民間の金融機関などに、自分で計画的にお金を積み立てていき、老後に受け取ることを、私的年金といいます。『じぶん年金』と呼ばれることもあります。

 公的年金の目減りが深刻なので、多くの人が老後資金に不安をかかえています。だから、自分でせっせと『じぶん年金』を増やそうとする人が増えているんです」

主婦が加入できるようになって人気爆発

 老後資金を増やすなら、タンス預金をしたり、銀行口座に貯めるだけなのはもったいない。銀行の利息も、スズメの涙ほどしかつかない。

「いま注目されている私的年金の1つが、『イデコ(iDeCo、個人型確定拠出年金)』です。国が特別な優遇措置を設けている制度で、毎月少額ずつから、安心してお金を増やせるので、加入者が急増しています。

 2017年3月末の43万人から今年8月末には100万人を突破しました。大幅に加入者が増えた理由は、2017年1月から20才以上60才未満のほぼすべての人に対象が拡大されて、主婦も入れるようになったことです」(北村さん)

 イデコとは、毎月一定額を「掛け金」として金融機関に預けて、投資信託などの金融商品で運用しながら、将来、積み立てたお金を受け取るもの。20〜60才までの人が加入できて、一度積み立て始めると60才まで引き出せない私的年金の1つだ。

 毎月の掛け金には上限が決められていて、自営業者、フリーランスなど(第1号被保険者)は月6万8000円。会社員(第2号被保険者)は、企業年金のない会社で月2万3000円、企業年金(企業型確定拠出年金)のみの会社で月2万円、企業年金(確定給付企業型)のみの会社で月1万2000円。公務員(第2号被保険者)は月1万2000円。専業主婦・主夫(第3号被保険者)ならば月2万3000円となる。

 その人気の大きな理由は、イデコの3つの節税効果だ。1つ目は、掛け金が全額、「所得控除」されること。2つ目は、運用益が非課税になること。3つ目が、イデコを年金として受け取る際にも税金の控除を受けられることである。最初の所得控除について、ファイナンシャルプランナーの山中伸枝さんが解説する。

「サラリーマンやパート主婦が働いて『収入』を得たら、その金額にしたがって、所得税・住民税がかかりますよね。イデコに掛け金を払うと、その金額分を『収入』から差し引いた上で、税金が計算されるので、結果的に所得税・住民税が安くなるんです」

 年収300万円のAさんの場合、所得税・住民税が年間11万6500円(条件により異なる)かかる。そこで、毎月2万円(年間24万円)をイデコで積み立てると、その分が収入から引かれて、税金が計算されるので、3万6000円も税金が減って、得することになる。

 特にパート主婦には、こんな得する活用法がある。

「年間103万円までなら所得税が課されない『無税』のため、この範囲内でパートをしている主婦は多い。月にあと2万円分働くと、年収は127万円になって、3万6000円の税金がかかってしまいます。

 ところが、その2万円をまるまるイデコに積み立てると、その分には課税されない。つまり、『無税』のままでいられます。ちなみに、年収130万円未満であれば、扶養のままでもいられます。そのペースで40〜60才まで20年間イデコを続ければ、合計72万円も節税できる計算になるんです」(山中さん)



http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/231.html

[戦争b22] 米国の軍事力行使には反撃するという姿勢を露国と中国は鮮明にし、米戦略は崩壊(櫻井ジャーナル)
米国の軍事力行使には反撃するという姿勢を露国と中国は鮮明にし、米戦略は崩壊
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201810300000/
2018.10.31 櫻井ジャーナル


 ロシアと中国の政府はアメリカ支配層に対し、軍事的な攻撃には軍事的に反撃する意思を鮮明にしている。これはアメリカ支配層の中でも好戦的なネオコンが1991年に作成した世界戦略の基盤を崩すものだ。

 ジョージ・H・W・ブッシュ政権は1991年1月にイラクへ軍事侵攻した。「砂漠の嵐作戦」だ。ネオコンはその作戦でサダム・フセインを排除し、親イスラエル政権を樹立するともりだったのだが、ブッシュ大統領はフセイン政権を倒さずに攻撃を終了。

 ポール・ウォルフォウィッツ国防次官などネオコンは怒ったが、その一方でソ連軍が出てこなかったことを収穫だと考えた。アメリカ軍が何をしても妨害する者はいないと思い込んだのである。

 1991年夏までの段階でブッシュ大統領をはじめとするCIA人脈はイスラエルの情報機関を介してソ連の情報機関KGBの中枢と話をつけ、ソ連を乗っ取ることで合意していた。ハンマー作戦だ。これは本ブログでも書いたことがある。

 この乗っ取り作戦には関与していなかったようだが、ミハイル・ゴルバチョフはアメリカや西ヨーロッパを民主的な体制だと考える「牧歌的親欧米派」で、当時のソ連政府は軍事的に欧米と向き合うよう状況になかった。

 1991年の後半にはゴルバチョフを排除することに成功、欧米支配層の傀儡でこの年の7月にロシア大統領となったボリス・エリツィンが実権を握る。このエリツィンは同年12月にウクライナやベラルーシの首脳をベラルーシにあるベロベーシの森に集め、秘密裏に、国民に諮ることなくソ連からの離脱を決めてソ連を消滅させる。

 その後のロシアがアメリカやイギリスをはじめとする西側巨大資本の属国になり、国民の資産は彼らに略奪されることになった。この時期に巨万の富を築いたオリガルヒは西側巨大資本やKGB幹部の手先になった人びとだ。

 ソ連の消滅によってアメリカ支配層は自分たちに逆らえる国はなくなったと判断する。つまり、アメリカが唯一の超大国になったと信じたのである。1992年2月に作成されたウォルフォウィッツ・ドクトリンをネオコンは「詰め」だと考えたのだろう。

 ネオコンの基本戦術は「脅せば屈する」。1991年の経験はこの考え方を強化することになった。この戦術をネオコンたちはロシアや中国にも適用しているのだが、機能していない。ゴルバチョフ時代のソ連とは違って現在のロシアは慎重ながら、対抗する意思を鮮明にしている。アメリカ支配層は中国について、カネ儲けさせておけば自分たちの戦略に楯突かないと信じていたようだが、2014年以降、雰囲気は大きく変化した。ウクライナにおけるネオ・ナチを使ったクーデターを見てアメリカ支配層の危険性を悟ったようだ。

 アメリカ支配層の危険性を悟っているという点では韓国も同じ。本ブログでは繰り返し書いてきたが、韓国のエリートはロシアや中国とのつながりを強めていた。朝鮮半島の動きはこうした状況が影響している。アメリカ支配層に従属している日本に対する韓国の姿勢が変化するのも必然だ。




http://www.asyura2.com/18/warb22/msg/396.html

[政治・選挙・NHK253] デニー知事に提案 沖縄辺野古記者国際招待会を即時に 
デニー知事に提案 沖縄辺野古記者国際招待会を即時に
http://blog.livedoor.jp/pat11/archives/51960422.html
2018年10月31日 自民党的政治のパンツを剥ぐ


安倍氏はクーデター政権です
仮面政治です これからは統帥権支配を受けます

日本政府にぶん殴られても ぶん殴り返せば
暴力団化した警察が 支配下の警備会社が襲い掛かってきます

紳士的に笑顔で沖縄の風土にマッチした
太陽政策こそ デニーさんの持ち味です

提案します
沖縄辺野古を懸念した外国紙
デニー知事誕生を取り上げたNY紙
自然保護を主張してくれた環境団体
外国人特派員協会
を招待し

すぐに

国際説明会を現地案内 観光案内を兼ね
実施してください

もう日本政府に正義はありません
がデニーさんは半分米国兵隊人ですから


























http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/132.html

[政治・選挙・NHK253] デニー知事に提案 沖縄辺野古記者国際招待会を即時に  赤かぶ
1. 赤かぶ[962] kNSCqYLU 2018年10月31日 20:05:49 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[377]






http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/132.html#c1
[政治・選挙・NHK253] デニー知事に提案 沖縄辺野古記者国際招待会を即時に  赤かぶ
2. 赤かぶ[963] kNSCqYLU 2018年10月31日 20:11:12 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[378]

沖縄知事、米大使に直談判=辺野古移設阻止訴え―政府、1日にも工事再開
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000071-jij-pol
時事通信 10/31(水) 16:26配信


沖縄県の玉城デニー知事は31日、都内の米国大使公邸で、ハガティ駐日大使と会談。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する県の立場を説明した。写真は記者会見する玉城知事=東京・内幸町の日本記者クラブ

 沖縄県の玉城デニー知事は31日、東京都内の米国大使公邸で、ハガティ駐日大使と会談した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する県の立場を説明した。一方、防衛省沖縄防衛局は11月1日にも、中断していた埋め立て工事を再開する方針だ。

 玉城氏が知事就任後、ハガティ氏と会談するのは初めて。玉城氏が「普天間と辺野古の問題は重要な課題となっている」と伝えたのに対し、ハガティ氏は「問題があることは強く認識している」と語った。

 これに先立ち、玉城氏は、東京都内の日本記者クラブで会見し、県による埋め立て承認撤回の効力の一時停止を石井啓一国土交通相が決定したことについて「県知事選挙で示された民意を踏みにじるものだ」と改めて批判。安倍晋三首相や菅義偉官房長官に会談を申し入れていると明らかにし、「協議も行わず工事着手、土砂投入は断じて認められない」と強調した。訪米の準備を進めていることも明らかにした。 








http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/132.html#c2
[政治・選挙・NHK253] 徴用工判決に思う(韓国最高裁の判決に対応できなかった野党)  天木直人 
徴用工判決に思う(韓国最高裁の判決に対応できなかった野党)
http://kenpo9.com/archives/4374
2018-10-31 天木直人のブログ


 今度の徴用工訴訟判決について、果たして野党はどうコメントしたのだろう。

 そう思ってきょうの各紙を探してみたが見当たらない。

 やっと読売新聞が小さく報じていたのを見つけた。

 そして、そこにはこう書かれていた。

 「日本側が反発するのは、韓国側が過去、請求権協定で同じように解決済みだった慰安婦問題を再三蒸し返してきた経験から、徴用工問題でも日本政府に新たな対応を求めて来るのではないかとみているからだ。このため、野党からも政府に毅然とした対応を求める意見が続出した。立憲民主党の長妻昭代表代行は『両国が関係改善を目指している中、非常に残念だ。過去の協定を厳守するという日本政府の立場を明確にしなければいけない』と強調した。国民民主党の玉木代表も党本部で記者団に『(判決を)受け入れることはできない』と述べた。共産党の志位委員長は記者会見で『ニュースをよく精査しないといけない』と述べコメントを避けた・・・」

 これではまるで与党と同じだ。

 そしてコメントを避けた共産党はなさけない。

 こんな重要な問題であるのに、そして賠償を求める判決が出ることはとっくにわかっていたはずなのに、なぜコメントから逃げたのだろう。

 精査したあと、きょうにでもコメントを出すのだろうか(了)





http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/134.html

[政治・選挙・NHK253] “全裸”謝罪の宮腰大臣 政治資金の使途不明金6000万円にも(日刊ゲンダイ)
 


“全裸”謝罪の宮腰大臣 政治資金の使途不明金6000万円にも
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/240669
2018/10/31 日刊ゲンダイ


「適正に処理している」と言うが…/(C)日刊ゲンダイ

 “全裸ピンポンダッシュ”騒動に揺れる宮腰光寛沖縄北方相が30日、騒動について「改めておわび申し上げたい」と謝罪した。

 ところが、一部で報じられた「政治資金 使途不明金3000万円」については、「問題ない」の一点張り。全裸大臣は、このまま逃げるつもりだ。しかし、日刊ゲンダイの調べで、使途不明金は3000万円にとどまらず、6000万円にも上ることが分かった。

 宮腰氏が代表を務める「政党支部」と「資金管理団体」から毎年、多額の寄付を受けている「宮腰光寛後援会」は、使途不明の支出が14〜16年に約3384万円に上ることが分かっている。共同通信がスクープしている。改めて日刊ゲンダイは、後援会の11〜13年分の政治資金収支報告書をチェック。新たに約2690万円が使途不明状態になっていることが明らかになった。不透明な政治資金の使い方は、常態化しているということだ。

 国会議員が代表を務める「政党支部」と「資金管理団体」は、あらゆる支出について詳細を収支報告書に記載することを義務づけられている。しかし、国会議員以外が代表を務める「後援会」は、1件5万円以上の「政治活動費」以外の支出については報告義務がない。宮腰氏の「後援会」は詳細な記載義務のない政治団体に当たる。

 つまり、宮腰事務所は記載義務が厳格な「政党支部」や「資金管理団体」から、記載義務が緩い「後援会」にカネを移しているということ。政党支部と資金管理団体からは、11年からの6年間で計7622万円が後援会に寄付されている。うち約8割が使途不明状態になっている格好だ。

 なぜ、わざわざ記載義務が緩い「後援会」にカネを移したのか。不都合なカネを“隠蔽”するためだったのではないか。

 宮腰事務所に問い合わせると「すでに記者会見等で説明した通り、法令に従い適正に処理報告しているところです」と回答した。宮腰氏はこれまで、「(使途の詳細がないのは)法的義務がないためで、やましい支出はない」などと説明。領収書の公表については「適正に処理していることで理解いただきたい」と拒否している。

 政治資金に詳しい神戸学院大教授・上脇博之氏はこう言う。

「後援会に寄付を拠出している支部と資金管理団体は、会計責任者、事務担当者が交代する前後で同様の支出をしている。つまり、不自然な資金移動を主導してきたのは、会計責任者や事務担当者でなく、代表者の宮腰大臣自身ではないか。詳細な収支報告逃れのための資金移動なら、政治資金規正法の趣旨に反します。宮腰事務所は領収書などの明細を公表し、説明責任を果たすべきです」

 衣服を脱いで全裸になる前に、政治資金の使途こそ“丸裸”にすべきだ。













































http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/135.html

[政治・選挙・NHK253] “全裸”謝罪の宮腰大臣 政治資金の使途不明金6000万円にも(日刊ゲンダイ) 赤かぶ
1. 赤かぶ[964] kNSCqYLU 2018年10月31日 20:48:42 : jgP8M3g5HI : WzItY4dVHi4[379]






http://www.asyura2.com/18/senkyo253/msg/135.html#c1
[政治・選挙・NHK253] <デニーが動いた!>沖縄知事、米大使に直談判=辺野古移設阻止訴え 「早い時期に訪米」 辺野古問題の解決めざし 




沖縄知事、米大使に直談判=辺野古移設阻止訴え―政府、1日にも工事再開
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000071-jij-pol
時事通信 10/31(水) 16:26配信


沖縄県の玉城デニー知事は31日、都内の米国大使公邸で、ハガティ駐日大使と会談。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する県の立場を説明した。写真は記者会見する玉城知事=東京・内幸町の日本記者クラブ

 沖縄県の玉城デニー知事は31日、東京都内の米国大使公邸で、ハガティ駐日大使と会談した。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する県の立場を説明した。一方、防衛省沖縄防衛局は11月1日にも、中断していた埋め立て工事を再開する方針だ。

 玉城氏が知事就任後、ハガティ氏と会談するのは初めて。玉城氏が「普天間と辺野古の問題は重要な課題となっている」と伝えたのに対し、ハガティ氏は「問題があることは強く認識している」と語った。

 これに先立ち、玉城氏は、東京都内の日本記者クラブで会見し、県による埋め立て承認撤回の効力の一時停止を石井啓一国土交通相が決定したことについて「県知事選挙で示された民意を踏みにじるものだ」と改めて批判。安倍晋三首相や菅義偉官房長官に会談を申し入れていると明らかにし、「協議も行わず工事着手、土砂投入は断じて認められない」と強調した。訪米の準備を進めていることも明らかにした。 



玉城知事「早い時期に訪米」 辺野古問題の解決めざし
https://www.asahi.com/articles/ASLB04S6VLB0TPOB003.html
2018年10月31日18時38分 朝日新聞


手ぶりを交えて「10本の指に同じ大きさのものはない」と育ての母から言われた幼少時代のことを話す沖縄県の玉城デニー知事=2018年10月31日午後1時12分、東京都千代田区の日本記者クラブ、伊藤和行撮影

 沖縄県の玉城デニー知事が31日、東京都千代田区の日本記者クラブで会見し、米軍普天間飛行場の移設問題解決に向け「早い時期に訪米する」と述べた。名護市辺野古の埋め立て承認撤回の効力は同日に停止されており、「この国の姿勢を、国民の皆さんがしっかりと見つめていただきたい」とも訴えた。

 会見は日本記者クラブの求めに応じて開かれた。玉城氏は冒頭、ウチナーグチ(沖縄の言葉)を交え、父が米海兵隊員であることや10歳まで養母に育てられた生い立ちを紹介。「多様性と寛容性が大事にされていく時代になる。沖縄から発していく」と述べた。

 政治家としては「日米安保体制…

残り:304文字/全文:563文字



















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