安倍自民党を勝利させた棄権者たちの罪は深い!
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2017/11/01 22:22 半歩前へ
2017年10月総選挙での全有権者に占める自民の絶対得票率は小選挙区で25%。比例区に至ってはわずか17%に過ぎなかった。自民に票を入れた人は選挙区で4人に1人、比例区では6人に1人。それで国会の4分の3の議席を与党が占めた。
この算数は絶対にオカシイと思わないか?
今度の総選挙でも、安倍自民党と公明党による与党よりも野党の得票の方が多かった。それなのにどうして安倍自民党にやられたかと言うと、一議席をめぐって野党から何人も立候補し、互いに票を食い合ったせいだ。その結果野党は共倒れ。漁夫の利をさらったのが安倍自民党というわけだ。
小選挙区は当選者がひとりだ。安倍自民党に勝つには野党共闘しかない。野党議員の中にはこんな理屈がいまだに分からない者がいる。
安倍自民党を勝利に導いたのは野党候補の林立と、有権者の棄権の多さだ。全体の半数近い4900万人が選挙をサボった。いろんな屁理屈を並べる。「投票したい人がいない」などとふざけたことを言う者がいる。100%自分の理想に敵うものなどいるわけがない。
最前がなければ、次善を選択するのが民主主義だ。屁理屈をこねて投票に行かない者は民主主義の「妨害者」と言っていい。棄権するということは、「全権委任」したことに他ならない。どんな結果になろうが文句は言えない。今回も投票率の低さが安倍自民党を勝利させた。その意味で棄権者たちの罪は深い。