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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100107
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[政治・選挙・NHK233] 山本太郎「小池新党の踏み絵は踏めない」(田中龍作ジャーナル)
山本太郎「小池新党の踏み絵は踏めない」
http://tanakaryusaku.jp/2017/09/00016714
2017年9月29日 20:59 田中龍作ジャーナル



山本太郎議員。選挙で生き残るためとはいえ、自らの信念や政策を曲げることを潔しとしない。
=29日、新宿西口 撮影:筆者=

「原発反対」を貫いたために住み慣れた芸能界を追われた男、山本太郎。政変にあっても信念を貫くようだ。

 山本議員は所属する自由党が小池新党(希望の党)と合流するため、去就が注目されていた。

 参院議員であることから、きょう明日の対応を迫られているわけではないが、基本的なスタンスは決めたようだ。

 「自由党が希望の党と合併するようだが?」と田中は尋ねた。

 山本は「親方(小沢一郎・自由党代表)から、まだ方針が示されていないからなあ」としながらも「(小池新党の)踏み絵は踏めない」と きっぱり 答えた。「憲法、安保法制、沖縄の踏み絵は踏めない」と繰り返した。

 山本は辺野古や高江で体を張って米軍基地建設反対を訴えている。国会では安保法制に反対の立場を貫いてきた。選挙で勝ちやすいからと言って、希望の党に行くわけにいかないのである。

 しかし「安倍政権を倒すためには(野党は)大きくならないといけない」と苦悩の表情を浮かべた。

 とはいえ「毒をもって毒を制す。だけど毒が国中に回ってしまったらどうしようもない」。

 「(もし希望の党に入ったら)トンデモ法案に賛成しなければならなくなる。自分に入れてくれた人への責任があるから、それはできない」。山本は続けた。

 「(山本太郎という)一番ややこしい人間を入れたら、(希望の党は)皆入れなきゃいけなくなる」。最後は自虐ネタでギャグを飛ばしたが、顔は笑っていなかった。(敬称略)


小池ゆり子・希望の党代表。安倍首相以上に独裁者と見る向きもある。=27日、都内 撮影:筆者=

   〜終わり〜




























































解散当日!山本太郎「自由党」代表・緊急演説2017 09 28





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/217.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党に希望を感じる人は、これを読んで目を覚ますべし!(お役立ち情報の杜(もり))
希望の党に希望を感じる人は、これを読んで目を覚ますべし!
http://useful-info.com/donot-trust-koikeyuriko-party
2017年9月28日 お役立ち情報の杜(もり)


 2017年9月28日、衆議院が解散された。10月22日の投開票に向けて選挙戦がスタートした。今回の解散に大義はなく、安倍政権の森友・加計問題隠しが目的である。自民党やそれに追随する公明党は有権者に対してどのような言い訳をするのだろうか?安倍総理の記者会見通り、消費税の使い道変更や北朝鮮問題を持ち出すだろうが、そんなものは解散選挙をする理由にはならない。解散せずとも十分に実行可能だからだ。

関連記事リンク:
安倍総理大臣の解散選挙記者会見は、このように理解すべし!

 小池百合子東京都知事は、希望の党を急ごしらえした。小池百合子氏の本質は、安倍総理と同じ反動右翼の戦前回帰志向である。早々と合流した極右議員の面々を見れば一目瞭然だろう。







 核武装、憲法改悪、違憲の安保法制賛成、歴史改竄、靖国参拝、日本会議支持・・・ 人間としてのマトモな見識を持ち合わせていないことは明らかであり、政治家を名乗る資格はない。こんな人間の本質を見抜けず、都知事に選んだ東京都民の見識を疑う。

 維新の会は希望の党に合流予定だという。当然だろう。違和感はない。前原誠司氏を代表に選んだばかりの民進党は、解党し、希望の党に合流予定だという。前原誠司氏自身が安倍総理と同じ価値観を持つお友達なので、同じ極右の小池百合子氏と合流すると聞いても、私自身意外性を感じなかった。自然な流れだろう。大衆をだまして希望を持たせるのが上手い小池氏と組んだ方が選挙対策としても有利である。小池氏と組めば大っ嫌いな共産党と共闘する必要もなくなる。


写真(共産党をシロアリと表現した前原誠司氏) 出典:TBS

 ただし、小池百合子氏は、民進党議員の全員を公認するつもりはなく、リベラル系、すなわち、安保法制や改憲に反対の議員は拒否するという。「しがらみのない政治」とか「希望」とか言いながら戦前回帰を目指す小池氏としては当然のことだろう。


写真(安保法制に関して民主党内で意見が割れている) 出典:朝日新聞

 リベラル系の議員は公認を得られないまま、この選挙をどう戦うつもりなのだろうか?

 自由党も希望の党に合流予定だという。安倍政権批判の急先鋒として素晴らしい演説を聞かせてくれた山本太郎議員は、自民党の補完勢力でしかない希望の党に受け入れてもらえるのだろうか?

関連記事リンク:
政府が、最も国民に聞かせたくない演説はこれだ!安倍が青ざめた山本太郎の褒め殺し。


写真(代表質問する山本太郎議員)

 山本太郎議員が、希望の党という名の戦前回帰勢力に合流することはないだろう。憲法順守義務を放棄し、民主主義を破壊することは自分の信義に反するからだ。

 野党共闘の約束を反故にされた共産党は、社民党と協議し、全国の選挙区に候補者を立てる予定だという。自公勢力やその補完勢力である希望の党以外の選択肢を有権者に提示する必要があるからだ。


野党共闘を見直し、全選挙区で候補者を擁立する予定の共産党

 マスメディアは、安倍自民党と小池百合子氏の希望の党が大きな対立軸だと報道しているが、噴飯ものだ。反アベのつもりで希望の党に投票しても、選挙後には自民と協力関係になることは確実だ。この2党は対立関係でもなんでもない。同じ穴のムジナである。安倍晋三氏にとっては「みっともない憲法」(安倍氏の発言)を改悪する千載一遇のチャンスである。

 極右勢力に対する唯一の対抗勢力は、共産党と社民党だけになった。まともな野党で組織力があるのは共産党だけだが、いかんせん名前のイメージが悪いため、一般有権者にとって共産党へ一票を投じることへの抵抗感は強い。共産党は、実際には名前から受けるイメージほど悪くはないと思う。読者の判断を助けるため、下記リンク情報を貼らせていただく。

関連記事リンク:
民進党が自爆しつつある今、組織力のあるマトモな野党は共産党だけになった。

最後に:
 小池百合子氏が立ち上げた希望の党は、希望の演出をしているに過ぎず、実際には絶望の党である。ダマされてフラフラと希望の党に投票すれば、日本社会がさらに劣化することは確実である。歴史から学ぶ能力の無い人間が人々に幸福をもたらすことはないのである。極右勢力である希望の党が善戦することは、安倍総理にとっても都合が良い。憲法改悪がたやすくなるからだ。希望の党に希望を感じて投票すれば、さらなる国難を日本にもたらす結果になるだろう。


写真(安倍晋三氏と小池百合子氏)


以上
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/218.html

[政治・選挙・NHK233] 何を目指しているのか…極端な右派色強める「小池新党」 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


何を目指しているのか…極端な右派色強める「小池新党」 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214547
2017年9月29日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   小池新党の“正体”は…(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子都知事が代表に就任した国政政党「希望の党」。安倍首相の解散会見にぶつけるように突然、行われた新党結党の発表が話題となったが、この政党は何を目指しているのかが全く分からない。

 そもそも、都議選で圧勝した「都民ファースト」(都民ファ)も、いまだにその姿が不透明である。築地市場の豊洲移転に反対姿勢を示していたが、結局、豊洲に移転する。都議選時の都民ファの代表は小池知事だったが、選挙後は野田数氏に交代し、さらに今は荒木千陽都議である。荒木都議は小池知事の衆院議員時代の秘書だったが、多くの都民が、新代表について何ら情報を持ち合わせていないのではないか。

「選挙後に代表を辞任する予定であったのに、あえてその事実を秘し、選挙後も自らが代表を務める都民ファーストの公認候補ないし推薦候補であるように偽っていたとすると、その『公認・推薦』は、実質的には事実ではなかったに等しく、『候補者に対する人・政党その他の団体の推薦・支持に関し虚偽の事項を公にする行為』を『虚偽事項公表罪』として罰する公職選挙法の趣旨にも反する許し難い行為である」

 元検事の郷原信郎弁護士はこう指摘していたが、この「小池新党」とは一体、何なのか。

 私が驚いたのは、小池知事が「日本のこころ」の中山恭子代表、夫の中山成彬元文科相と会談し、新党に参加したことだ。

「日本のこころ」は、自民党よりも極右に近い勢力である。民進党の松原仁元国家公安委員長も離党届を提出し、小池新党に参加したが、松原氏は2014年の衆院選時の毎日新聞のアンケートで、憲法9条改正に賛成し、特定秘密保護法も日本に必要、首相の靖国神社参拝も賛成――との立場だった。

 さらに長島昭久衆院議員は、米国の軍事的タカ派グループ「ネオコン」が最も信頼する日本の政治家のひとりである。

 つまり、こうしてみると、小池新党の“正体”とは@国内的には「強い右翼思想」A対外的には「米国の軍産複合体との強い結びつきを志向」していると言っていいだろう。安易に支持すれば、とんでもないことになる。










http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/219.html

[政治・選挙・NHK233] 総選挙、この標語に座布団、10枚! 「小さな池 気づけば底なし沼」
総選挙、この標語に座布団、10枚! 「小さな池 気づけば底なし沼」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c4ad8585e6957459c4e7946640d54f69
2017年09月29日 のんきに介護












































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/221.html

[政治・選挙・NHK233] <山本太郎> 永田町恐怖新聞 VOL.5 『今さら聞けない! 憲法ってナニ?その1』出来上がりました。話題にして下さい!


永田町恐怖新聞 VOL.5
http://www.taro-yamamoto.jp/daily-activities/7463
2017年09月29日 活動報告 参議院議員 山本太郎




憲法ってナニ?チラシが出来上がりました。

今回は、全部で12Pになります。

是非、周りの方へ拡散くださいます様お願いします。

選挙期間中(10/10〜10/22)になりましたら、このチラシをプリントアウトして第三者に手渡すことは選挙違反になる可能性があるので、やめてください。

SNS(ホームページ、ブログ、ツイッター、フェイスブック、ライン etc)での大拡散をお願いします。

<セブンイレブン ネットプリント>
2つのファイルになります。

画面上で、カラーか白黒をお選びください。

憲法ってナニ?
予約番号 : 92295327
用紙サイズ : A4 ページ数 : 12
カラー:720円
白黒:240円

有効期限:2017/10/06
憲法ってナニ?PDF
※↑こちらでご覧ください。



























































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/222.html

[原発・フッ素48] <これは酷い>福島第一原発、高濃度汚染水が4月から漏えいか!?水位計の設置ミスで垂れ流し 
【これは酷い】福島第一原発、高濃度汚染水が4月から漏えいか!?水位計の設置ミスで垂れ流し
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18428.html
2017.09.29 12:00 情報速報ドットコム




福島第一原発で高濃度汚染水が今年4月からダダ漏れになっていた可能性が浮上しています。東京電力によると、建屋の地下水を監視している水位計のうち、4〜9月にかけて設置された6つの設定に誤りがあり、本来は1メートルほどの余裕があるのに30センチ程度まで汚染水の水位が上昇していたとのことです。

水位計の誤差を加味すれば、水位が逆転し汚染水が漏れた可能性が否定出来ず、一リットルあたり数十万ベクレルというような超高線量の汚染水が漏れ出たと推測されています。
東電のズサンな管理実態を指摘する声も多く、半年も誤設定を放置していた理由を調査する必要性がありそうです。


【報ステ】水位計に誤り 汚染水漏えいの恐れが…
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20170928-00000064-ann-soci








福島第一汚染水が漏れていた?! 20170928 houdoustation

福島第一汚染水が漏れていた?!20170928houdousta... 投稿者 gomizeromirai


福島第一原子力発電所新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱について(続報)
http://www.tepco.co.jp/press/mail/2017/1457960_9013.html
2017年9月28日東京電力ホールディングス株式会社
新設サブドレン水位計設定誤りに伴う運転上の制限逸脱の件について、その後の状況をお知らせします。
6箇所の新設サブドレンピットの使用開始日及び、汲み上げ停止前(午後3時時点)のサブドレンピット水位計の読み値(709mmの設定ずれを含んだ値)は以下の通りです。

サブドレンNo. 使用開始日    サブドレンピット水位(水位計の読み値)
201       2017年8月8日   1936mm
202       2017年8月9日  2028mm
203       2017年4月19日   3960mm
208       2017年7月25日   1805mm
209       2017年6月30日   2016mm
212       2017年8月5日  3920mm


























数十秒で死に・・・福島原発の廃炉阻む650シーベルト(17/03/21)


汚染水漏れの裏側で 現役作業員が語る内情 トラブルが相次ぐ理由


福島第一原発の汚染水が北米へ


記事コメント

懲罰がないと反省しない会社もあるんですよ
そろそろ考えないと
[ 2017/09/29 12:14 ] 名無し [ 編集 ]

厳罰極刑
安倍晋三
「汚染水の影響は完全にブロックされている。」
「世界で最も厳しい安全基準がある。」
「日本にやってくるアスリートに責任を持つ。」
[ 2017/09/29 12:25 ] ぎんぴー(*≧∀≦)σ♪ [ 編集 ]

ひどい国だな。
中国や台湾が汚染水を出した時には、大騒ぎした癖に。
放射能流しっぱだぜ?
それで原発再稼働、海外輸出、安全な日本の原発とは片腹痛いわ。
日本は先進国中、最も恥ずかしい国になってしまったな。
日本じゃ報道されないが、海外ではヒンシュクを買っているはずだ。
[ 2017/09/29 13:01 ] 名無し [ 編集 ]

今年4月からじゃないだろ。6年前からずっとダダ漏れしてて、太平洋はストロンチウムやトリチウムで汚染されまくってるだろ(´・ω・`)
[ 2017/09/29 13:03 ] 名無し [ 編集 ]

東電の犬である安倍自民党が与党なんだから、ご主人様東電がやりたい放題、高濃度汚染水垂れ流し放題なのも当たり前だろ(-_-#)
国際原子力機関IAEAからの警告すら無視して、ご主人様東電のために当たり前のように原発の安全対策費を大幅削減し、挙げ句の果てに原発の安全点検回数までも大幅削減して福島原発事故を引き起こしたキチガイ原発テロ犯罪者安倍や麻生や甘利がいる自民党に何を期待してんだ?(怒)
東電の犬でしかないキチガイ原発テロ犯罪者集団安倍自民党では東電をコントロールすることなど不可能だと知れ!
[ 2017/09/29 14:10 ] doragon [ 編集 ]

嘘に嘘の上塗り そこから逃げるために税金使って選挙 国民そっちのけにして 他国の機嫌取り その前に国内ですることが たくさんあるだろうに 原発 災害など 自民党さんよ 考えて
[ 2017/09/29 15:04 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/751.html

[政治・選挙・NHK233] 安倍政権、交代の可能性…カギは投票率、野党集結の黒幕は小沢一郎か、自民党は混乱(Business Journal)
安倍政権、交代の可能性…カギは投票率、野党集結の黒幕は小沢一郎か、自民党は混乱
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20789.html
2017.09.30 文=深笛義也/ライター Business Journal


     
         安倍首相(写真:UPI/アフロ)

 小池百合子東京都知事が25日、国政政党「希望の党」を立ち上げ自身が代表に就くことを発表し、急展開が始まった。28日、野党第1党の民進党は両院議員総会で、希望の党に事実上合流するという前原誠司代表の提案を了承した。同日、自由党の小沢一郎代表も希望の党に合流する考えを示した。
 
 バラバラだった野党が希望の党のもとにまとまり、自公与党の強力な対抗軸になろうとしている。こうした事態を、25日の記者会見で衆議院解散を表明した安倍晋三首相は、予想していたのだろうか。政治ジャーナリストの朝霞唯夫氏は、こう解説する。

「『大義なき解散』と小池さんも批判しているように、安倍首相はとってつけたような理屈は並べましたが、要は一番傷が浅いかたちで選挙をやりたかったということです。政権支持率が落ちているなか極秘裏に進めていた世論調査で、30〜40議席は落とすかもしれないけれど、少なくとも過半数は取れる。時間が経てばもっと支持率は落ちて、傷は深くなるかもしれない。若狭勝さんと細野豪志さんが新党をつくろうとしているけど体制は整っていないし、野党がバラバラ。今の時期にやったほうが得だという判断で、解散を仕掛けたんですね。小池さんが希望の党を立ち上げて、野党が一丸となってくるということは、想像だにしていなかったことです」

 安倍首相は28日、自民党選挙対策本部の会議で「看板を変えた政党に希望は生まれない」と強い口調で希望の党を批判したが、自民党は実際のところ、どのように受け止めているのだろうか。

「戦々恐々でしょう。特に一番影響を受けるのが、東京の25選挙区。都議選で大惨敗をしたわけですから。9月27日になって、鴨下一郎さんが無投票で自民党東京都連会長になりましたけど、会長の座はそれまでは空席でした。都議選惨敗の責任を取って、会長だった下村博文さん以下、幹部全員が責任を取って辞めました。次はどうするのかということで、『自民党もオープンにしましょう』『選挙に決めましょう』と言っていた。これから選挙をしようという矢先に、衆院解散という話が出てきた。だから先週まで、東京都連の通達で会長名は下村さんでした。通達で会長名が空白ではおかしいので、下村さんの名前になっていた。このままで衆院選に突入するわけにはいかないので、慌てて無投票で鴨下さんに決めたというくらい、東京都連は組織としてガタガタの状態。

 全員落選とまではいかないでしょうが、かなり追い込まれまれるでしょう。『自分は大丈夫なのか?』と不安に駆られている人は、いっぱいいます。それでは、これは東京限定なのか。25日からテレビの情報番組は、朝からずっと『小池』『小池』じゃないですか。全国的な波になるかどうか、ちょっとまだ流動的ですが、かなり影響力は大きくなるでしょう」

■絵図を書いている人物

 前原代表の 「名を捨てて実を取る」との言葉で、希望の党への合流を決めた民進党。捨て身とも見える戦法に、なぜ打って出たのだろうか。

「これにはベースがあります。2012年の総選挙の時に、イタリアの野党再編に倣った『オリーブの木』構想というのが浮上して、滋賀県知事(当時)の嘉田由紀子を代表にして『日本未来の党』が結成されました。1選挙区ごとに1人の当選者を選ぶのが、小選挙区制。野党から2人も3人も候補者が出ていると、政権への批判票が割れてしまって当選できない。自民党と公明党は、政権支持票が割れないように、同じ選挙区に両方が立たないように調整しています。野党も一本化しようというのが、『オリーブの木』構想なわけですが、日本未来の党はみごとに失敗しました。これは嘉田さんの政治経験が浅かったことと、当時の民主党はじめ、他の野党でもいろんな思惑があって、1つにまとまりきれなかったことが要因です。前原さんはそのことを忘れていません」

 今回、野党の候補1本化は、民進党、共産党、自由党、社民党で進んでいたが、民進党の希望の党への合流で、これは白紙になった。

「きちんと裏は取れていないのですが、今まで取材してきた蓄積から総合的に考えると、絵図を書いているのは、小沢一郎さんですよ。嘉田さんを担いで日本未来の党を立ち上げさせたのも、小沢さんですから。蓮舫さんが辞めて、民進党の代表戦に前原さんが出馬、そして勝てると踏んだ時点から始まっていると思います。それまでに温めておいた策を、前原さんは小沢さんと一緒に協議を重ねてきたのだと思います。小池さんというタマを引っ張り出すという仕掛けで、彼女がそこに乗っかったという構図でしょう」

 確かに代表に就任にしてから前原氏は、共産党との共闘の見直しをほのめかしていた。それが現実のものとなったかたちだ。共産党の志位和夫委員長は28日、国会内で開いた党会合で「民進党の候補者が希望の党の公認候補となった場合には、原則として候補者を擁立して戦うのは当然だ」と述べ、対立候補を擁立する考えを示した。

「今はそう言っていますが、降ろすでしょう。4党の野党共闘が進んでいた時には、重点選挙区としている15選挙区以外は、立候補予定者を降ろすと言っていました。希望の党と選挙協力は結ばないと思いますよ。だけど、降ろすのは自由ですよね」

 希望の党への対立候補を共産党が立てて票を食い合うようなら、自公の思うつぼだ。共産党も、そんな愚はおかさないということか。

「もし自公以外の党で過半数を取ったとして、共産党が政権に入るかといったら、それはわかりません。拒否するかもしれない。そもそも選挙協力しないのですし、『自分たちは小池さんを信用できないから、チェックする側に回る』と言う可能性もあります」

■小池知事の立候補は?

 現在までのところ本人は否定しているが、小池氏が都知事を辞めて衆院選に立候補する可能性はあるのだろうか。

「かつて橋下徹氏は、『2万%ない』と言っていた大阪府知事選に立候補しました。(10月5日に)都議会が終わってみないと、小池さんが出るかどうかはわからないですよ、多くの人は出ると思っているけど、彼女だけがサプライズなのかといえば、そんなことは決してないでしょう。それだけで勝てるほど甘くはない。もっといろんなことが出てきて、大きな展開になると思います」

 希望の党の勢いで野党が一本化された場合、自公が過半数を割る可能性はあるのだろうか。

「まだ候補者も出そろっていないし、サプライズに何が出てくるのかわからないような現状では、予測は難しいです。政権交代の可能性がないとは言えない、起こる可能性が大きいとも言えない。投票率が大きなカギです。

 前回14年の総選挙は、史上最低の52.66%という投票率でした。有権者の半分程度しか投票していない。無党派層といわれる人たちがほとんど投票に行かないなかで、熱心な自民党支持層とか、公明党の支持母体の創価学会員の票で、自公が3分の2を占める圧勝を果たしました。投票率が低いと固定の層を持っている党の強みが出るので、共産党も8議席から21議席という躍進を果たしました。

 今回、自民党は今のような状況になることを予測してなかった。ああいう解散をして、大義なき解散と批判されていますが、逆に見ると、有権者が『なんだこれは?』と白けて『そんなつまらない選挙は行きたくない』となって投票率が下がれば、自公に有利になるわけです。希望の党には、連合という労働組合がついていますが、今の組合員が組合幹部の言うことに従うでしょうか。これは固定票とは言えません。カギは無党派層がどれくらい投票するかです。今回、誰も安倍首相に期待感を持ってない選挙です。だから無党派層といわれる人たちが、どれだけ小池さんに期待感を持つかどうか。そこにかかっていると思います」

まだ不透明感の強い、希望の党。有権者をどれだけ覚醒させてくれるのだろうか。

(文=深笛義也/ライター)










http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/224.html

[政治・選挙・NHK233] よくも悪くも戦後政治のいかさまを暴露してくれた小池百合子  天木直人


よくも悪くも戦後政治のいかさまを暴露してくれた小池百合子
http://kenpo9.com/archives/2472
2017-09-30 天木直人のブログ


 それにしても、この政治の混乱ぶりはどうだ。

 もはや、いまの政治家にとって、北朝鮮のミサイルも、福島原発事故の垂れ流しも、国民生活の困窮も、まったく目に入らないに違いない。

 それもこれも安倍首相と小池百合子のせいだ。

 安倍首相が大義なき解散をして、小池百合子が安倍自民党をぶっ潰すと宣言したからだ。

 この小池劇場については賛否両論あるだろう。

 しかし間違いなく言える事は、彼女はこれまでの日本の政治のモヤモヤぶり、いかさまぶりを、見事に国民の前に暴露してくれたということだ。

 まず安倍首相のいかさまぶりだ。

 小池百合子の顔と安倍晋三の顔がツーショットで映し出されるたびに、あの疫病神のような安倍晋三から票が逃げて行く。

 そんな安倍晋三の首をすげ替えられなかった自民党はこれで終わる。

 次に野党第一党の民進党のいかさまぶりだ。

 改憲・安保政策で踏み絵を踏まされたというのに、それでも小池新党についていく。

 唯の一人も、それに反発して新党をつくる者が出て来ない。

 民進党には本物の護憲派はいなかったということだ。

 そして野党共闘は共産党が仕掛けていた事がバレタことだ。

 なぜ共産党はこれほど小池百合子に怒るのか。

 安倍首相以上に怒っている。

 それは野党共闘を見事に潰されたからだ。

 同じように市民連合が怒っている。

 市民連合とは共産党シンパだったということだ。

 そして共産党主導であらたな野党共闘をつくるという。

 社民党がその共産党と統一候補を立てるという。

 それだったら、はじめからそうすればよかったのだ。

 左翼イデオロギー政党が突出しては国民がついて来ないと民進党を利用しようとしていたとすれば、国民を馬鹿にしたとんでもない上から目線だ。

 そして最後に小池百合子のいかさまぶりだ。

 この国の外交・安保政策と憲法9条を踏み絵にしたのは正しかった。

 なにしろ、その二つは、象徴天皇制と並んでこの国の戦後の三位一体の矛盾した国体であるからだ。

 矛盾した国体は正さなければいけない。

 だから安保法反対の議員を受け入れなければいけなかったのだ。

 矛盾した日米同盟と憲法9条の二つのうち、日米同盟を優先してきたのが自民党であり、その行き着く先が安倍晋三というトランプ従属政権だ。

 それを否定してこそ希望の党になれる。

 退位される天皇陛下もまさしくあのお言葉で日本と日本国民の統合の象徴である天皇は護憲であるべきだと訴えらえたではないか。

 小池百合子は良くも悪くもこの国の戦後政治のいかさまぶりを暴露してくれた。

 暴露ついでに自分のいかまさぶりまで暴露するとは、これ以上ないオチだ。

 いまこそ、憲法9条は日本の、いや世界の宝だと主張し、実践する国民的な政党が出てこなければいけない時である(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/229.html

[原発・フッ素48] 若い女性が逃げて行く、事故7年目前半の福島(めげ猫「タマ」の日記)
若い女性が逃げて行く、事故7年目前半の福島
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2298.html
2017/09/29(金) 19:42:01 めげ猫「タマ」の日記


 2017年3〜8月の福島県の20代前半の社会増減を集計すると
  男性   △863人減
  女性 △1,558人減
で、多くの若い女性が福島を去っています。
 福島は原発事故によって酷く汚染されました。


 ※1(1)の数値データを元に(2)に示す手法で5月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(3)による
 図−1 原発事故7年目も汚染されたままの福島

図に示す通り広い範囲で国が除染を必要とする毎時0.23マイクロシーベルト(4)を超えています。事故7年目ですが福島は汚染されたままです。若い皆様の反応が気になります。以下に事故7年目前半(2017年3−8月)の社会的増減(転入者―転出者)を示します。


※(5)を集計
 図―2 事故7年目前半(2017年3-8月)の福島県の社会的増減

 図に示す通り10代後半と20代前半で社会減(転出者が転入者を上回る事)が多くなっています。2017年3月から8月の半年間で、福島の15歳から24歳の社会減を合計すると3,967人になります。新たに成人に達した人口(平成29年1月1日現在20歳の人口)は、推計で14,500人です(6)。15歳から24歳の社会減の人数はこの3割近くになります。20歳前後は就職や大学進学といった新たな一歩を踏み出す時期です。福島の方には福島から踏み出すか、福島を出るか選択を迫られる時でもあります。そして3割近い方が福島県外からのスタートを決断したようです。そして20代前半女性の社会減が顕著です。事故7年目前半(2017年3〜8月)の福島県の20代前半の社会増減を集計すると
  男性   △863人減
  女性 △1,558人減
で、多くの若い女性が福島を去っています。

 図−2に示すように福島の社会減は20代前半、特に女性に顕著です。以下に20代前半の各年の社会的増減の推移を示します。


 ※1(5)を集計
 ※2 各年3〜8月を集計
 図−3 20代前半のの社会的増減

 図に示すように20代前半女性の社会減が事故後の7年間、男性の社会減を大きく超えています。改善されるどころか昨年(2016年)と今年(2017年)を比べると悪化しています。20代前半の社会減を見ると
 昨年(2016年) △1,494人
 今年(2017年) △1,558人
で約4.3%増えています。若い女性の福島から脱出は収まるどころか逆に増えています。

 若い女性が去っていけばママになる人もいなくなります。赤ちゃんが生まれなくなります。以下に福島県の各年9月から翌年8月までの赤ちゃんの誕生数を示します。


 ※1(5)を集計
 ※2 各年9月から翌年8月を集計
 図−4 福島の赤ちゃん誕生数

 図に示す通り年々減っていきます。
 事故当時(2010年9月から11年8月) 15,683人
 近々1年(2016年9月から17年8月) 13,533人
で14%減っています。これからも減って行きます。
 福島からは若い女性が去って行き子供が生まれなくなり、老人と男だけになりやがて滅びます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島の女性はお隣の宮城や茨城に比べ大変に綺麗です。何処へ行っても歓迎されます。


 ※(7)をキャプチャ−
 図―5 福島の綺麗な女性

 そして福島に残った方も「安心」しているとは思えません。
 福島県いわき市ではブドウ狩りが始まりました(8)。福島県いわき市はブドウの季節です。福島のブドウは美味しいそうです(9)。福島県は福島産ブドウは安全だと主張してます(10)。でも、福島県いわき市のスーパーのチラシには福島産ブドウはありません。


 ※(11)を引用
 図―6 福島産ブドウが無い福島県いわき市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県いわき市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2298.html
(1)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(2)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(3)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(4)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(5)福島県の推計人口(平成29年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(6)福島県の「酉(とり)年生まれ」と「新成人」の人口〜平成29年 新年にちなんで〜 - 福島県ホームページ
(7)ダイジェスト動画|ゴジてれ Chu!|福島中央テレビ中の「2017年9月28日(木)放送」
(8)夏井川渓谷 葡萄の里
(9)まもなく旬!!ふくしまのぶどう!! | 復興支援通販ふくしま市場〜運営ブログ
(10)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(11)マルト 平尼子店のチラシ・店舗情報 | トクバイ




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/753.html

[経世済民123] トヨタが仲間作りを加速! EV開発のための新会社「EV C.A. スピリット」を設立(clicccar)

トヨタが仲間作りを加速! EV開発のための新会社「EV C.A. スピリット」を設立
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170930-00516216-clicccarz-bus_all
clicccar 9/30(土) 8:03配信


昨年4月、意思決定の迅速化を目的に社内カンパニー制を導入して1年半が経ったトヨタ自動車。

「先進技術開発カンパニー」や「コネクティッドカンパニー」など、従来の組織を7つのカンパニーに分け、開発から製造まで一体となった「もっといいクルマづくり」を目指すべく各カンパニー完結型の開発体制に切替えたことで、新型「カムリ」など、商品性向上に向けた取組み成果が具体的に表れつつあるようです。

そうしたなか9月28日、トヨタ、マツダ、デンソーの3社がエンジニアが一堂に会して効率良くEVを共同開発する新会社「EV C.A. スピリット」を設立しました。

出資額はトヨタが900万円、マツダとデンソーが各50万円の計1,000万円。代表取締役にはトヨタの寺師茂樹副社長が就任、本社は愛知県名古屋市のミッドランドスクエア37Fに設けられ、発足当初の社員数は約40名となっています。

おりしも、温室効果ガス削減に向けて各国・各地域で規制の強化が進み、一定割合の電動車の販売を義務化するといった新たな規制導入の動きが出ていることから、幅広いパワートレーンや技術開発が必要となっており、排気ガスを出さない「FCV」(燃料電池車)に加え、「EV」の開発が急務となっています。

一方、EVの普及・販売台数が不透明で読めないなか、求められるクルマ像は地域やニーズにより多種多様のため、各自動車会社が単独で全ての市場やセグメントをカバーするには膨大な工数、費用、時間が必要になるという課題があります。

そこで、トヨタ、マツダ、デンソーの3社は市場動向に柔軟かつ迅速に対応するため、幅広いセグメント、車種をカバーできるEVの基本構想に関する技術を共同で開発することに合意したという訳です。

「トヨタ」のHV・PHVで培った電動化技術や、「マツダ」の低コストで少量多品種開発など、それぞれが強みを持っており、そこへ電装品開発に長けた「デンソー」が加わることで、新会社では軽自動車からSUV、小型トラックまで幅広い車種に対応したEV開発が可能になると予想されます。

また、新会社ではオープンな体制作りを目指しており、小型車を得意とするダイハツやスズキ、中型車を中心とするスバル、商用車の日野自動車にも参加を促すとみられ、仲間作りを進めることで各社が保有する技術力を結集、急速な世界情勢への変化に対応する考えのようです。

一方、ルノー・日産・三菱連合は2020年までにEV専用の共通プラットフォームを開発、2022年までに12車種のEVを発売する計画のようで、独VWもグループで2025年までに50車種のEVを投入、世界販売の25%をEV化する方針とか。

欧州大手のダイムラーやBMWに加え、テスラや中国のBYD等がEV攻勢をかけるなか、今後、新会社「EV C.A. スピリット」が、いかに魅力的なEVを送り出して来るのか、海外メーカーからも大きな注目を集めそうです。

(Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/807.html

[経世済民123] 解散総選挙により日本の国債市場も動揺か --- 久保田 博幸 
解散総選挙により日本の国債市場も動揺か --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170930-00010011-agora-bus_all
9/30(土) 7:40配信 アゴラ


9月27日の日本の債券市場では、久しぶりに先物が大きく下落し22銭安の150円58銭で引けた。債券先物の20銭程度の下落は過去の動きからは普通に見えるが、ここにきてはそこそこ値幅が大きいものとなっていた。

この日本の債券先物の下落に誘発されたかのように、米国債やドイツの国債が日本時間の27日の午後から売られていた。円債の売りはこの米債安の影響を受けたかにもみえなくもない。

トランプ大統領は連邦法人税率を35%から20%に下げる税制改革案を正式に発表したことで景気刺激策として捉えられるとともに、財源としては国債発行で補うのではないかとの観測も手伝い、 27日の米国市場で米国債は大きく下落した。

27日の日本時間の午後、すでにこの動きが察知されて米債が売られたのかは定かではないが(国内投資家脳裏とも)、その後の米国市場で一段安となったのは、税制改革案による影響であったと思われる。

米10年債利回りは2.3%台に乗せてきた。これは税制改革案だけでなく、12月のFOMCでの利上げ観測の強まりも当然ながら背景にある。このまま米10年債利回りが2.4%台に上昇してくるとなれば、大きな節目となっている2.6%を伺う可能性もある。

これには米国の税制改革だけでなく、足元物価の状況次第の面がある。FRBのイエレン議長がミステリーとしていた物価が原油価格の上昇なども背景に回復してくるとなれば、米長期金利を押し上げる要因ともなりうる。むろん、物価が「謎」のままであれば戻りが抑えられる可能性はある。

円債がこの米債の影響を受けやすいことは確かであるが、27日の日本の債券先物の相場の崩れ方は海外発というよりも国内要因によるものではなかろうか。

その背景として考えられるのが解散総選挙となる。希望の党の出現、そこに民進党が解党して加わるなど予想外の出来事が、日本の政治の変化を意識させてきているのではなかろうか。

これまでも海外では予想できなかった米国でのトランプ政権の誕生があり、フランスではマクロン旋風が吹き荒れ、英国ではまさかの総選挙の過半数割れといったことが起きている。同様のことで日本で起きてもおかしくはない。

日本で政権交代が起きるのかどうかはさておき、安倍一強と呼ばれた状況が変化する可能性が出てきた。これは日銀の金融政策などにも影響を与えかねない。現在の異次元緩和策が修正されるようなことになると国債市場そのものが再び動き出すこともありうる。27日の債券先物の動きはそれほど大きなものではなかったが、何かの予兆めいた動きのようにも思えたのである。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年9月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/808.html

[政治・選挙・NHK233] 「排除のリスト」掲げる百合子氏の狙いとは/政界地獄耳(日刊スポーツ)
「排除のリスト」掲げる百合子氏の狙いとは/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201709300000120.html
2017年9月30日9時37分 日刊スポーツ


 ★希望の党設立のドタバタは選挙のどさくさに作られたものばかりで、民進党の党員やサポーター、支持者、有権者や国民という単位で、誰も知らないところで進められたともいえる。民進党の幹部や同党参院議員も蚊帳の外で、連合幹部と民進党代表・前原誠司らがまとめた内容はずさんなものも多い。そこに党代表・小池百合子の排除の論理が加わるわけだが、政界に出回る「排除のリスト」には党最高顧問級と幹部級、東京選出議員が並ぶ。

 ★「結局、理屈はいろいろあるだろうが先輩風吹かすのとうるさ型、東京選出議員、つまり東京は独自候補を立てたいということだろう」(民進党中堅議員)。小池の「民進を丸のみしない、全部を入れる気はさらさらない」というのは一見独裁者に聞こえるがなんでも反対して、いうことを聞かない民進党文化を認めさせないということだろう。党に従うという文化を植え付けている。小さい希望の党が民進党を丸のみしても、結局看板をかけ替えただけの新民進党との批判をかわす目的もあるだろう。

 ★党中央や永田町の動きも混沌(こんとん)としているが、今まで中長期的に共産党の県支部と信頼関係を作ってきた民進候補者たちの現場はたまったものではない。候補者を一本化して共産党の票が上乗せされることを自民党は恐れて「厳しい選挙」としていたのだ。地方のこの選挙協力なくして希望の党の政権奪取はない。4党合意は重く、この流れが自民党を不安にさせているのに、この共闘がなくなれば自民党は息を吹き返す。ある立候補者は「無所属で出れば共産の票が頼りと思われ、希望に入れば共産の2万票を失う。それでは自民党の思うつぼ。悩ましい」と語る。「希望の党の立候補予定者はまだ250まで固まっていない。排除ばかりが話題だが、票の取り込みが政権奪取の要になる」。さあどうする。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/231.html

[政治・選挙・NHK233] 手順が逆ではないか!政権擁護を買って出たあの人たち 
手順が逆ではないか!政権擁護を買って出たあの人たち
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315210844.html
2017-09-30 01:29:49 半歩前へ


 一体、どうなっている? 何があったのか? フェイスブックやツイッターで安倍政権に対する批判がピタリとやんだ。

 代わりに小池百合子や前原誠司が集中砲火を浴びている。新党「希望の党」の登場が原因だ。

 夏の都議選で自民党を大敗に追い込んだ小池が新党を立ち上げた。メディアは発信力がある小池百合子に飛びついた。

 小池はなかなかの戦略家である。安倍の政策に対峙してさっそく、「原発ゼロ」や消費税の「凍結」を打ち出し、自民党との対立軸を鮮明にした。

 そんな小池を「過去には原発を推進した」「日本会議の副会長だ」と激しく攻撃する人たちがいる。攻撃すればするほど小池百合子の存在感が増すばかりだ。群集心理も手伝ってで炎上寸前だ。

 その陰で、安倍政治に対する非難がすっかり姿を消した。彼らは全精力を小池批判に集中している。

 この光景を見て喜んでいるのが自民党ではないか。モリカケ疑惑へのネット批判が影を潜めた上に、矛先が小池に向かった。安倍首相としては「願ったり叶ったり」である。

これって、何かおかしくはないか? 

森友事件や加計疑惑はもう、終わったのか? 過去の話なのか?

 そうではないだろう。これらはいまだ、何一つ解明されていない。安倍首相は逃げ回り、妻の昭恵は何事もなかったかのように元気よく、毎日はしゃいで暮らしている。これでいいのか?追及は済んだのか?

 私は小池百合子が「いい」などと言ったことは一度もない。悲願の安倍政権打倒のために悪魔の手でもなんでも借りる。それを“道具”として活用すべきだと言っているのだ。

お説の通り安倍と小池はウルトラ右翼で、似たり寄ったり。五十歩、百歩だ。だからこそ「骨肉の戦い」を繰り広げ、保守票を食い合うのだ。

新党にゴッソリ票を食われたら、自民党は大幅議席減で、「なぜ、無理筋の解散を強行したのか」と責任問題に発展し、退陣を余儀なくされよう。

政権を私物化する安倍晋三を打倒するのが先決だ。順番が逆ではないか。小池をたたくのは政権を打倒してからだ。今、優先すべきは何かを見極めることが必要だ。

視聴率至上主義のテレビの尻馬に乗って、小池たたきに夢中になっている姿は、安倍自民党の思うツボである。

知らない人が見たら、安倍政権の擁護を買って出たのではないかと思うだろう。

今やるべきは安倍政権打倒だ。

森友事件、加計疑惑をウヤムヤにしていていいのか?


※リアルタイムツイート
安倍首相

小池百合子

希望の党

前原誠司

前原代表




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/233.html

[政治・選挙・NHK233] 逢坂氏に続き2人目の帰還 自由党・玉城デニー議員が希望の党に参加せず無所属で闘う事を表明!⇒ネット「おかえりデニーマン!
【逢坂氏に続き2人目の帰還】自由党・玉城デニー議員が希望の党に参加せず無所属で闘う事を表明!⇒ネット「おかえりデニーマン!」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34474
2017/09/29 健康になるためのブログ





自由・玉城氏、希望から出馬せず【17衆院選】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092901374&g=pol

 自由党幹事長の玉城デニー前衆院議員(沖縄3区)は29日、沖縄県沖縄市内で記者団に、衆院選で「希望の党」に公認を求めない方針を示した。自由党公認または無所属で立候補する考えだ。自由党の小沢一郎代表にも伝えたと語った。玉城氏は希望の党と進めている合流協議について「結論は出ていない」と説明した。(2017/09/29-22:25)

以下ネットの反応。






























2人目の帰還、デニー、リベラル、ネットの野党共闘派の雰囲気。

どうしてもこのシーンを思い出してしまいます。

歌詞の続きもピッタリ。






http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/235.html

[政治・選挙・NHK233] 枝野幸男議員(えだのん)が無所属で出馬する方向で検討!新党結成も視野に⇒ネット「リベラルの受け皿が必要」 
【キタ━(゚∀゚)━!】枝野幸男議員(えだのん)が無所属で出馬する方向で検討!新党結成も視野に⇒ネット「リベラルの受け皿が必要」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34492
2017/09/30 健康になるためのブログ





小池氏、憲法・安保で選別 枝野氏は無所属、新党視野
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017092901002292.html
2017年9月30日 02時16分 東京新聞

 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は29日の記者会見で、衆院選(10月10日公示―22日投開票)を巡り、合流する民進党出身者の公認申請に関し小池氏自ら選別し、候補者を決める意向を示した。「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」とし、政策や理念が合わなければ「排除する」と述べた。民進党の枝野幸男代表代行は無所属で出馬する方向で検討に入った。考え方の近い前議員らとの新党結成も視野に入れている。関係者が明らかにした。

 小池氏は「野合」との批判を警戒し強いメッセージを発信した形。政権選択型となる選挙戦の攻防が本格化しそうだ。
(共同)

          
          記者の質問に答える民進党の枝野幸男代表代行=29日夜、さいたま市大宮区

以下ネットの反応。
























枝野さん個人と言うよりも、やっぱ「リベラルの受け皿」が絶対必要だと思います。

新党結成が時間的に難しいなら、緊急事態として共産・社民・民進リベラルの統一名簿できないかなぁ。

小沢氏の話だと名簿は一瞬でできて、個人参加でいけるみたいな感じだったと思うのですが。

ま、それは無理でも”えだのん”埼玉5区は何とか当選させなきゃですね。毎回接戦ですし、後はここに希望の候補が来たら・・




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/236.html

[国際20] トランプ大統領の‘軍ファースト’政策(マスコミに載らない海外記事)
トランプ大統領の‘軍ファースト’政策
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-02bf.html
2017年9月30日 マスコミに載らない海外記事


論説
2017年9月26日
Strategic Culture Foundation

ニューヨーク・タイムズによれば、トランプ政権は、通常の戦場以外での無人機攻撃と奇襲攻撃に対するオバマ時代の主要な制限の解除を準備している。変更は、イスラム教過激派が活発だが、アメリカ合州国がまだ連中を殺害、あるいは捕獲しようとしたことがない国々における、あり得る対テロミッションの土台を作ることとなろう。規制緩和は通常の戦場以外での奇襲攻撃と無人機攻撃に適用されることになっている。とは言え、新計画は、12カ月ごとに見直しされるはずの“対象国リスト”の新たな国で、攻撃や急襲行動を開始するには、依然、上層部の承認を必要とすることになっている。

大統領の最高国家安全保障顧問が二つのルールの緩和を提案した。一つ目は、現在、アメリカに対し“継続する、差し迫った脅威”とされる上層部戦士に限定されている軍とCIAによる標的殺害ミッションを、特別な能力も指導的役割も持たない歩兵聖戦士も含めるよう拡張することだ。二つ目は、提案された無人機攻撃や奇襲攻撃が、もはや上層部の審査を必要としないことだ。唯一残る制限は、居合わせた一般市民が殺害されないことが“ほぼ確実”な要求だけだ。提案された攻撃を承認審査する過程は、大幅に緩和され、いくつかの場合は不要になる予定だ。閣僚レベルの委員会は既に提案されたルールを承認し、ホワイト・ハウスに、大統領署名のために送付済みだ。

CIAも、イラクやシリアなどの激しい交戦地帯、いわゆる戦争法の基準が適用される場所、標的が軍で、巻き添え被害が軍事的利益に "釣り合ったもの"である限り、一般市民の犠牲者が許容される場所で、秘密の無人機攻撃を実行することへの承認を得ようとしている。軍とは違い、CIAは、いかなる承認も得ること無しに攻撃を行う権限が認められている。CIAの作戦は、ほとんど完全な秘密の中で行われており、議会による監視はごくわずかで、公的議論はほぼ皆無だ。

政策変更で無人機や奇襲隊員使用が劇的にエスカレーションする可能性が高い。今年早々、ドナルド・トランプは、そこが“激しい敵対行動地域”だと宣言することで、イエメンとソマリアの広大な地域を、2013年のルールから除外し、規制のより緩い交戦地域のルールのもとに一時的におくというペンタゴンの要求に合意した。8月、大統領は、新アフガニスタン戦略の概要を示し、アメリカ合州国によって、既に頻繁に使用されている無人機の制約解除を称賛した。彼の演説の核心は、軍事作戦に対する規制を解除し、 "アメリカ軍の権限を拡大する"約束だ。彼によれば“殺し屋連中は隠れる場所などないと知れ、アメリカの威力、アメリカの腕が届かない場所はない” トランプはこのミッションを、9月19日国連総会演説で再確認し、"敗者" テロリスト"を壊滅すると誓った。アメリカ合州国と同盟諸国は、中東至る所で協力して、敗者テロリストを壊滅し、我々の兵士に対する攻撃をしかけるために連中が利用する安全な避難場所の再登場を阻止する"と彼は述べた。

計画は、実質的に、フィリピンやナイジェリアなどの交戦地域ではないと見なされる国々へのアメリカ軍の関与を強め、交戦地帯の外、あるいは“激しい敵対行動の地域外で”、いかなる適正手続きも無しに、ペンタゴンとCIAが、個人を標的にするのを可能にする。新たなルールは、意味ある地理的、時間的制限を課するようには見えない。実際、政権は世界の至る所で人々を殺害する途方もない権限を主張しているのだ。4月に、2014年8月から、2017年3月のイラクとシリアでの「イスラム国」に対するアメリカ無人機空爆の結果、350人以上の一般市民が殺害されたとペンタゴンは報告している。

問題点のいくつかは、公的に論議されないままだ。アメリカは、アフガニスタン、イラク、パキスタン、イエメン、ソマリア、リビアや他の場所で、十五年間当たり前のように武装無人機を使用してきた。無人機の使用を管理する国際的枠組みがないまま、アメリカ合州国は、他の国々に対して、危険な前例を作りつつある。無人航空機を、アメリカが独占しているわけではない。間もなく、この技術がアメリカに対して使用される大きな可能性がある。ノウハウは広範に入手可能になり、いずれかの非国家主体が、これを入手するのは、時間の問題に過ぎない。だから大量破壊兵器の場合と同様、拡散問題があり、パンドラの箱が開けられる前に、国際的に緊急に対応する必要がある。

無人機攻撃は、戦争における、意図しない民間人犠牲者に関する比例の原則と対立する。無人機攻撃は戦時における文民の保護に関するジュネーブ協定(第4条約) の第二条、攻撃で殺害される無辜の民間人。更に、アメリカの無人機戦術は、武力衝突の際においてさえ“恣意的な”殺害を禁じている市民的および政治的権利に関する国際規約(ICCPR)とも矛盾する。無辜の人間の裁判無し処刑は戦争犯罪にあたる。ジュネーブ協定は、誰かの立場が明確でない場合には、彼らを民間人として扱うべきだと規定している。1977年付けの、174カ国が批准した追加議定書Iの50条には、“ある人物が民間人かどうか疑わしい場合には、その人物は、民間人と見なされるべきこと”とある。

ある国の中で、その意思に反して無人機攻撃を実行することは、戦争行為と見なされ得る。国際法のもとでは、他国において、武力の行使を開始するのは、狭い条件の中でのみ正当で、その一つは、差し迫った脅威に対して、素早く守る必要性だ。シリアの政府寄り勢力を、アメリカ合州国本土に対する差し迫った脅威と考えることは困難だが、彼らは6月、シリア東部のアル・タンフ付近で、アメリカ無人航空機によって攻撃された。

2016年、アメリカ特殊作戦部隊(SOF)は、138カ国で任務を遂行した - 世界の国々の約70パーセントでだ。こうした作戦の合法性も問われている。7月、特殊作戦部隊のレイモンド・トーマス司令官は、アメリカ特殊作戦部隊のシリア配備は国際法違反だと述べた。司令官は、アメリカ軍が、主権国シリアで戦闘しており、駐留が“国際法の見地で”問われた場合、駐留部隊は“駐留する権限がない”可能性があることを認めた。

国内でも、法律的問題がある。このアメリカ法は、どこであれ、アルカイダと同盟者を追求する広範な余地を政府に与えているという主張が提出された。2001年9月11日のすぐ後に採択された武力行使権限授与決議には、大統領攻撃を計画する連中や、彼らを匿う人々に対して武力を行使する権限を与えられているとある。9/11攻撃を実行した連中と、彼らを匿った連中を攻撃する権限を認める上記の決議は、そうした集団や関連する勢力の、単なる支持者たちは対象としていない。

無人機攻撃による民間人の死亡は、反米感情を煽り、アメリカと外国政府との安全保障協力に対する障害になる。無人機攻撃は、パキスタンなどの国で、現地住民の間での怒りも醸成して、アフガニスタン向けの補給路を開通させておく上で、問題を引き起こしており、疎外された現地住民たちに、テロ集団への徴募用紙を手渡すような結果となりかねない。

現場の軍司令官に対し、より大きな自由を与えるプロセスは、トランプ大統領のもとで勢いを増している。政権は、世界中の様々な宣言されていない戦場を“激しい敵対的行動の暫定的地域”として指定し、司令官たちに、イラク、アフガニスタンやシリアでと同様に、行動を開始する自由度を与える軍事的提案を検討中だ。より下位の指揮官たちに、人口稠密な地域における空爆決定をすることを認めることで、より多数の民間人の死をもたらしかねない。目撃者たちが、少なくとも100人殺害されたと言っている、3月中旬、モスルにおけるいくつかの爆撃を、アメリカ軍はまだ調査中だ。

政策は、アメリカは、もはや世界の警察官をつとめる余裕はないというトランプの選挙運動声明からの全く180度の方針転換だ。大統領は、支持者に非介入主義軍事政策を固守すると約束していた。外交政策では、慎重な非介入主義を主張して、選挙遊説で、トランプはヒラリー・クリントンに‘むやみに銃を撃ちたがる’戦争屋だとレッテルを貼った。

就任最初の八カ月で、海外駐留するアメリカ軍兵士の人数は、トランプ就任以来、増加し、特に面倒な地域における強襲の頻度も増している。ドナルド・トランプは、シリア、イラク、イエメンやソマリアでの作戦を強化している。アメリカは、リビアで、更に関与を深める構えだ。ドナルド・トランプは、アフガニスタンでの作戦を拡大することを決めた。大統領は最近、アメリカ軍行動で、ベネズエラと北朝鮮を威嚇した。

見回せば至る所、終わりの見えない展開だらけだ。より多くの戦闘権限がペンタゴンに委譲された。全軍最高司令官は、民主党から離れ、トランプの選挙勝利をもたらしたラスト・ベルトの支持者たちの信頼を、実に根本的に裏切って、アメリカ軍の関与を増すため、最善を尽くしている。“我々がそのために戦い、勝利したトランプ大統領は終わった”と、元ホワイト・ハウス首席戦略官のスティーブン・バノンは、先月職を辞任するに当たって述べた。アメリカの国家安全保障とは全く無関係な大規模軍事紛争に、アメリカが関与する可能性は増大している。世界は一層安全でなくなった。

歴史を見れば、世界の警察官でいても決してもうからない。それは逆に、いつか国にとって、とんでもない負担となりかねない。しかしベトナムの教訓は、今や忘れ去られているようだ。2017年財政年度末、アメリカ合州国、連邦、州、地方政府を含めた政府負債総額は、23.4兆ドルにのぼると予想されている。この事実にもかかわらず、アメリカは、軍隊を世界に過剰に展開し続け、軍事支出の負担を増し、攻撃的な軍事姿勢をとり、金のかかる長く続く次の軍事冒険という泥沼に突入しようとする瀬戸際にある。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2017/09/26/president-trump-military-first-policy.html
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米に「北朝鮮特需」と書いた毎日新聞ー(天木直人氏) 
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/708.html



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[政治・選挙・NHK233] 安倍内閣支持率逆転!「支持」43%(7ポイント減)「支持しない」46%(7ポイント増)小池知事「知事に専念すべき」62%
【読売世論調査】安倍内閣支持率逆転!「支持」43%(7ポイント減)「支持しない」46%(7ポイント増)小池都知事「知事に専念すべき」62%
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34507
2017/09/30 健康になるためのブログ













自民34%、希望19%…比例投票先・読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/2017/news1/20170929-OYT1T50131.html
2017年09月30日 06時05分

 読売新聞社は、衆院が解散し、民進党が希望の党への合流を決めた直後の28日夕から29日にかけ、緊急全国世論調査を行った。

 衆院比例選での投票先は、自民党が34%で最も多く、希望が19%で2番目だった。「10月10日公示・22日投開票」の衆院選は、自民と希望を対立軸とした「政権選択選挙」となりそうだ。

 このほかの投票先は、公明党6%、共産党5%、日本維新の会2%などの順で、「決めていない」が25%だった。自民党が衆院選で圧勝した2014年の解散直後調査では、比例選投票先は自民党41%、民主党14%、公明党6%などの順だった。民進党は希望の党への合流を決めたため、比例投票先の調査対象には含めなかった。…


小池氏は「都知事に専念すべき」62%
動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20170929-00000078-nnn-pol
9/30(土) 0:45配信 NNN

 日本テレビと読売新聞が全国で行った緊急世論調査で、小池東京都知事が「希望の党」の代表に就任したことについて、「都知事に専念すべき」と答えた人が62%に上った。

 小池知事の、希望の党代表就任についてたずねたところ「都知事に専念すべき」が最も多く62%、「今のまま党の代表と都知事の兼務を続けるべき」が21%、「都知事を辞職して衆議院選挙に立候補すべき」が12%だった。

 また、来月の衆議院選挙で民進党が候補者を立てず希望の党から立候補させる方針であることは、「評価しない」が63%に上った。

 さらに民進党を離党し希望の党からの立候補を望む人を希望の党は受け入れるべきかについては、「理念や政策が一致できる人だけ」が79%、「全てを受け入れるべき」は9%にとどまった。

 また、調査は民進党が希望の党への事実上の合流を決めた後に行われた。このため民進党を選択肢から外して来月の衆議院選挙の比例代表でどの政党に投票するかたずねたところ、自民党が34%、希望の党が19%、公明党が6%、共産党が5%、日本維新の会2%、自由党1%、社民党1%、となっている。

 一方、安倍首相が今の時期に衆議院を解散したことについては、「評価しない」が65%に上った。

<日本テレビ・読売新聞 緊急全国世論調査>
調査実施日:9月28日〜29日
全国有権者:2303人
有効回答数:1137人





以下ネットの反応。
















衆院選2017】日テレ・読売、安倍内閣支持率「急落」に触れず










ここに来ても、内閣の支持率が落ちたことを隠そうとする読売(記事ナシ)恐るべし。

後は、小池都知事の姿勢や民進消滅には、さすがに有権者も不信・驚きを感じているようです。

これで、日本の政治は本格的にヤバいんだと感じとり、少しでも政治への関心が高まれば良いのですが・・(ピンチはチャンス)

リベラルの受け皿がない。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/238.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子が主導で政界再編へ…自民党、過半数割れで希望の党と拮抗の可能性も(Business Journal)
小池百合子が主導で政界再編へ…自民党、過半数割れで希望の党と拮抗の可能性も
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20784.html
2017.09.29 文=児玉克哉/一般社団法人社会貢献推進国際機構・理事長 Business Journal



 希望の党設立会見(アフロ)

 9月28日、衆議院が解散され、一気に総選挙に突入した。

 昨年から解散総選挙の可能性は話題に上り続けた。昨年までは、安倍内閣が高い支持率をキープする一方、野党第一党の民進党は蓮舫前代表の二重国籍問題などで厳しい状態にあった。そのため、いつ総選挙を行っても自民党が再度圧勝する勢いがあった。

 だが、それが安倍内閣、ひいては自民党の気の緩みにつながったのかもしれない。

 今年に入ってから安倍内閣は、森友学園問題や加計学園問題で逆風に立たされた。いずれも安倍晋三首相に直接的に関わる問題だ。しかもその後、閣僚や自民党議員の不祥事・失言などが続いた。東京都議会選挙では、自民党は歴史的とも言える敗北を喫した。さらに追い打ちをかけるように、豊田真由子議員の「このハゲー」暴言、今井絵里子議員の不倫問題などの逆風が続いた。そのため、今年中の衆議院解散総選挙の可能性はなくなったかにみえ、来年の自民党総裁選後に総選挙を行うという流れが現実味を帯びてきていた。

 そんななか、民進党の幹事長への就任が予定されていた山尾志桜里議員に不倫疑惑騒動が起こったことで、一気に流れが変わった。政治家の不倫という下世話ながら国民の関心をひくネタに、メディアは連日報道を行った。自民党への逆風が一瞬弱まった「凪ぎ」に安倍首相は一気に攻勢をかけたのだ。

 低落を続ける民進党は傷を深め、まともに戦えない状況に陥った。小池百合子都知事を中心とする新党は準備不足とみられ、ほかに目立った対抗勢力は見当たらないため、安倍首相の狙いどおり自民党がまた大勝するとの予想が広がった。

 しかし、解散直前に、小池氏の驚きの戦略が展開された。民進党が実質的に解党して、“小池新党”こと希望の党に合流するという。仮にも民進党は野党第一党であり、前身の民主党は政権も担った政党だ。数を減らしてはいるものの、今でも現職国会議員はかなり多い。それが、できたばかりの小党に戦う前からひれ伏すのだ。

 私もその流れを予想してはいたが、合流の時期は衆議院選挙が終わってからと考えていた。なぜなら、民進党には右派も左派も混在しているため、選挙結果が出ないうちに解党するという選択肢は、あり得ないとみていたからだ。また、前原誠司代表は、選出されてからまだ1カ月もたっていない。民進党の議員だけでなく、党員から選ばれた代表だ。その前原氏の決断は、まさに耳を疑う展開である。9月28日、民進党は両院議員総会で、希望の党への合流を決め、実質的解党となった。

民進党議員たちの今後

 この決断の影には、民進党最大の支持基盤とされる日本労働組合総連合会(連合)の思惑もある。

 蓮舫前代表のもとで民進党は、共産党を含めた野党連合の方向へ歩を進めた。かつて民進党は「非自民・非共産」を方向性として持っていたが、自民党一強時代が訪れるなかで、「親共産」ともいえる方向転換を行った。連合は繰り返し、共産党との連携に警告を行ったが、自民党に対抗するために民進党と共産党を軸とした野党連合結成の流れは続いた。

 そこにいきなり現れた小池新党の波だ。昨年7月の東京都議選では、民進党はわずかに5議席に終わる一方で、小池氏が率いる都民ファーストは55議席を獲得して第一党に躍り出た。衆議院選挙でも、小池新党が民進党の議席を上回ることが予想され、連合はこれを共産党との連携を断ち切る絶好の機会と捉えたのだ。「選挙で大きく議席を失う前に合流したほうがいい」という、思い切った決断となった。

 ただ、小池氏は民進党の議員や立候補候補予定者をすべて受け入れるとは言っていない。改憲や現実的安全保障という、「踏み絵」を踏むことができる者だけが合流できるとしている。現実的には、半分から3分の2の議員や立候補予定者が合流でき、残りは無所属で出馬するか、新党を形成するかしかない。無所属では比例復活はないため、合流しなければ連合の支援もない状態で選挙戦を戦うことになり、小選挙区で勝てる人は限定されるだろう。新党をつくらない限り、希望の党に合流できなかった人のほとんどは落選することになる。

 私は民進党の左派にとってもチャンスが訪れたと考えるべきだと思っている。そもそも、民進党は寄せ集めの政党だった。それだけに、具体的な政策になると明確な方向性が打ち出せなかった。すなわち、右にも左にも目配りしたため、意味のないような政策しか出せなかったのだ。それが現在の民進党の低落ぶりにつながっている。

 希望の党に合流しない人たちで新たな左派リベラルの政党をつくり、堂々と戦えばいいのだ。共産党と連携、あるいはさらに進めて、合流して新党を結成してもいい。そうすれば、小選挙区でもいくつかは議席が取れるだろう。そして、比例ではかなり取れる可能性がある。

 自民党と希望の党、そして左派新党の3極となって今後の政界は動いていくのではないか。以前よりもわかりやすい構図になる。

 私は一連の希望の党を中心とした展開がある前は、自民党はほぼ現状維持で勝利すると予想していたが、これまでの流れを見る限り、かなり議席を減らしそうだ。200〜250議席となり、過半数確保ができない可能性がある。他方、希望の党は150〜200議席になると見込め、自民党にかなり接近するだろう。公明党の候補者の選挙区には、自民党も希望の党も候補者を立てないという特異な現象が現れるかもしれない。

 民進党の岡田克也元代表、菅直人元代表、蓮舫前代表、山尾志桜里氏なども、どのような選択をするのか注目される。

 今回の次に行われる衆議院選挙が、本当に政権交代を問う選挙となるだろう。それは、いわば初の女性首相をかけた選挙になりそうだ。その前には、参議院選挙があり、東京オリンピックがある。

 いずれにせよ、小池氏が一気に政界再編を行っていることは確かだ。これが日本のためになるかどうか――。今後の展開を注視したい。

(文=児玉克哉/一般社団法人社会貢献推進国際機構・理事長)
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/239.html

[政治・選挙・NHK233] 「希望」の選別に民進・連合内から反発の声 連合「希望者を全員受け入れなければ支援を考え直す」
    


「希望」の選別に民進・連合内から反発の声
動画→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372003.html
09/30 12:08 FNN


10月の総選挙に向けて、小池東京都知事が率いる希望の党は、30日も民進党との間で、候補者の調整を進めている。しかし、選別を受ける民進党内や支持団体の連合から、反発の声が上がっている。

希望の党の若狭衆議院議員と民進党の玄葉元外相は、30日も候補者調整をめぐる協議を続けていて、2日にも1次公認の候補者を発表する方向。

一方で、希望の党の小池代表は、憲法改正や安全保障で政策が合わない民進党前議員の排除を明言している。

こうした中、排除される可能性のある民進党の枝野代表代行が無所属での出馬を検討し、考え方の近い議員らとの新党結成も視野に入れていることがわかった。

また、民進党を支持する連合からも、「希望者を全員受け入れなければ支援を考え直す」と、希望の党への反発の声が広がっている。

一方、小池氏は午後、大阪府の松井知事、愛知県の大村知事と会談し、総選挙での連携について協議する見通し。


<衆院選>連合会長「希望への合流、民進全員が望ましい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000035-mai-soci
毎日新聞 9/30(土) 12:56配信

 民進党の前原誠司代表は30日、党本部で連合の神津里季生会長と対応を協議。神津氏は記者団に、希望の党側が民進党からの合流希望者を選別する姿勢を見せていることについて「状況が全然わからない。できるだけ皆が行くことが望ましい」と語った。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/240.html

[国際20] ロシア外務省、危機打開に向け北朝鮮外交官と「協議」(AFP)
          北朝鮮の国旗(2017年3月27日撮影)。(c)AFP/MANAN VATSYAYANA


ロシア外務省、危機打開に向け北朝鮮外交官と「協議」
http://www.afpbb.com/articles/-/3144992?cx_position=3
2017年9月30日 12:38 発信地:モスクワ/ロシア


【9月30日 AFP】米国と北朝鮮が対立を強める中、ロシア外務省は29日、北朝鮮の外交官を招き、「協議」を行ったと明らかにした。

 ロシア外務省の声明によれば、北朝鮮外務省の崔善姫(チェ・ソニ、Choe Son-hui)北米局長がロシアのオレグ・ブルミストロフ(Oleg Burmistrov)特任大使と会談し、「朝鮮半島情勢に関する詳細な意見交換」を行ったという。崔局長はイーゴリ・モルグロフ(Igor Morgulov)外務次官とも会談した。

 北朝鮮の核開発計画をめぐり、米国と北朝鮮政府が激しい言葉の応酬を続ける中、同声明は「ロシア側は、平和的な政治・外交手段を通じ…解決策を見いだすために協力する用意があることを確認した」としている。米国と北朝鮮の緊張がこれ以上高まれば破滅的状況を招く恐れがあるとして、ロシアは危機を打開するために対話の必要性を訴えてきた。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/719.html

[国際20] 米大使館員、「音響攻撃」で半数退避 キューバ、関係悪化を警告(AFP)
キューバの首都ハバナにある米国大使館の前を通る車(2015年12月17日撮影)。(c)AFP/YAMIL LAGE


米大使館員、「音響攻撃」で半数退避 キューバ、関係悪化を警告
http://www.afpbb.com/articles/-/3144961?cx_position=17
2017年9月30日 4:46 発信地:ワシントンD.C./米国


【9月30日 AFP】キューバに駐在する米国の外交官らが音響兵器による攻撃を受けたとされる問題で、米政府は29日、在キューバ米大使館の職員半数以上を退避させると発表した。キューバ政府はこの措置を「性急」だと非難し、両国間の関係に影響を及ぼすと警告した。

 長年にわたり国交断絶状態にあった両国は2015年に国交を完全復活させていたが、今年1月のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領就任後は関係が悪化の一途をたどっている。

 大使館員の退避を発表したレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は、米国は今後もキューバとの関係を保持していくと表明。声明で「キューバはこれらの攻撃について調査を続行すると述べており、われわれは今後もその努力に協力していく」と述べた。

 一方、キューバ外務省のホセフィナ・ビダル(Josefina Vidal)北米局長は国営テレビが伝えた声明で「われわれは、米国がきょう国務省を通じ発表した決定は性急であると考えており、これは両国間の関係に影響を及ぼすだろう」と述べた。

 ティラーソン長官によると、過去数か月間に行われた謎の攻撃では、首都ハバナ(Havana)の米大使館員少なくとも21人が標的になり、耳の不調や、聴力障害、めまい、頭痛、疲労、認知機能の問題、睡眠障害などを訴えている。

 米当局者らは先にメディアに対し、耳では聞き取れない何らかの音響兵器がハバナ市内の米大使館員宅の内外で使用されたとの見解を示していた。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/720.html

[政治・選挙・NHK233] 枝野さん、福島さん、山本さん、この3人で新党を作れないか
枝野さん、福島さん、山本さん、この3人で新党を作れないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e54473874fae9c5cb93bdd37d3e342a8
2017年09月30日 のんきに介護































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/241.html

[経世済民123] 原油「膠着相場」を打ち破るシェールオイル勢の大攻勢はあるか?(ダイヤモンド・オンライン)
          今や原油市場の価格決定権を握るのはOPECばかりではない(写真はイメージです)


原油「膠着相場」を打ち破るシェールオイル勢の大攻勢はあるか?
http://diamond.jp/articles/-/143964
2017年9月29日 ダイヤモンド・オンライン編集部


原油相場はどう動く?
シェール勢が台風の目に


「最近、原油の値動きが小さくてつまらない。何とかならないのか?」

「お気持ちはわかりますが、原油価格は市場で決まるものなので、こちらにはどうにもできません」

 ある先物取引会社の関係者によると、最近、取引の電話サービスにおいて、顧客とスタッフの間でこんな会話が交わされることがあるという。

 背景には、長引く原油相場の「膠着状態」がある。原油取引の国際的な指標となるWTI、北海ブレント、中東ドバイ価格(日本の取引における指標)は2014年まで1バレル=100ドルを超えていたが、2015年に入って急落し、低迷が続く。中国の景気減速、米国利上げに伴う新興国経済の失速などにより、原油需要が落ち込んだことが大きな要因だ。

 今年は春から夏にかけ、シリアへのミサイル攻撃やハリケーン襲来など米国を起点とする価格変動タイミングがいくつかあったが、それらも一時的なもの。原油価格は2014年時と比べて半減し、足もとで40〜50ドル台と上値が重い状態が続く。

「今は、原油価格が低位安定している。利益に積極的な投資家は、もっと大きな値幅で勝負するためには相場が上昇しないとダメだと思っている」と前出の先物関係者は語る。原油輸入国の日本にとって原油安は経済への追い風となるが、投資環境については不満の声が少なくないようだ。

 とはいえ、ここに来て中国経済も一時期の低迷から脱出、米国の利上げも当初の予想より慎重路線が続き、市場の不安は遠ざかったかに見える。にもかかわらず、原油相場はなぜ低迷を続けるのか。

 それは、マクロ経済や金融政策の影響を割り引いても需給の「緩み」は当面続くという見通しが、市場を支配しているからだ。OPEC(石油輸出国機構)と米国シェールオイル勢(以下、シェール勢)の競争により、原油の供給が増えやすい状況が続いている。

「シェール勢の動きは、今や原油価格を左右する最も大きな要因の1つ」と指摘するのは、独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之・調査部 主席エコノミストだ。

 OPECは長らく世界の原油価格をコントロールしてきたが、2000年代に入ると非OPEC勢、とりわけ米国のシェール勢が台頭してきた。地下の頁岩層に含まれる石油の一種(シェールオイル)を開発・生産するシェール企業の数はここ10年ほどで急増し、稼働リグ(石油掘削装置)数は約750基に達している。彼らの台頭もあり、米国はOPECの盟主サウジアラビアと原油生産量で世界1位の座を争うまでになった。

 複数の専門家の見立てを平均すると、両者の攻防激化の「目安」となる原油価格のレンジは45〜55ドルとなる。シェールは既存の油田と比べて生産コストが高いが、この価格帯はシェール勢にとって原油生産の採算が取れるかどうかの「損益分岐点」に当たる。価格がこれを大きく下回るとコスト圧力が増し、シェール勢は生産からの撤退・様子見を始める。一方、価格がそれを上回ると一気に増産を始める、という流れだ。

 シェール勢の増産は原油の需給を緩ませ、価格を下落させる。そうなると、原油収入に依存するOPEC加盟国の財政は悪化してしまう。それに対してOPECは、原油を減産して需給を引き締めれば価格を維持できる。だが、それもやり過ぎると原油収入が減り、自国の財政を痛めてしまう。

加盟国の足並みが乱れるOPECの焦り、
短期価格を支配するシェール勢の思惑


 こうして、お互いの動向を睨みながら原油の減産・増産に動く「いたちごっこ」のような駆け引きが行われているわけだ。足もとの相場はまさに攻防激化の「目安」となるレンジにある。両者のパワーバランスはどうなっているのか。

 これまでOPECは「シェール潰し」を目指して、供給圧力が高まる市場で減産を拒み続けてきた。ところがシェール勢の粘りは予想以上で、2016年初に原油価格は20ドル台まで下落。ついに「我慢比べ」を放棄して、昨秋の総会で2017年1月から6月までの生産量上限を日量3250万バレルに制限する協調減産に合意した。今年5月には2018年3月までの減産延長を決定。さらに足もとでは、来年4月以降の減産延長も検討されている。

 しかしここに来て、加盟国間の足並みが乱れている。国内経済の混乱による原油生産の低下を理由に減産適用を除外されているリビアとナイジェリアの生産量が、夏場以降、大きく回復している。2国は生産量を日量125万バレル、180万バレルまで増やすとしており、OPEC全体の減産効果を削いでいる。野村證券 金融経済研究所の大越龍文・経済調査部 シニアエコノミストは、「このまま2国の増産が続けば、他の加盟国が減産目標を遵守しても原油は供給過剰気味になる可能性が高い」と指摘する。

 対するシェール勢は攻勢を強めている観がある。原油の下落局面で投資抑制・撤退が相次いだものの、OPECの減産効果などで価格が50ドル台を回復した年初以降、彼らは堅調な増産に転じている。

 目下、シェール勢の生産量は日量で500〜600万バレル。世界全体の需要約9600万バレルに占めるシェアは5〜6%程度だ。以前より低下したとはいえ3〜4割のシェアを占めるOPECと比べてまだ小さい。だが、その「機動力」は侮れない。

「従来型の石油開発は意思決定から開発・生産まで5〜10年を要するが、シェール企業の中にはその期間が半年程度のケースもある」(野神氏)。足もとの原油動向を見ながら柔軟に生産か様子見かの意思決定を行うため、短期の価格動向に与えるインパクトが大きいのだ。そのため市場シェアは小さくても、事実上、価格の上限・下限を決定する役回りになっている。

 原油価格の動向がシェール抜きで語れなくなったことは、データからもわかる。IEA(国際エネルギー機関)によると、今年4〜6月期における世界の原油の需給格差は日量53万バレルの供給不足となった。だが、肝心な価格上昇には繋がっていない。市場はOPECの減産効果よりも、シェール勢による供給圧力の高まりをより現実的と見ているフシがある。OPECが反応の鈍い市場の「期待」に応えるため、度重なる減産延長を検討する背景にも、そうした危機感があるのだろう。

シェール勢は増産か様子見か?
生産効率と環境変化がカギに


 こうしたなかで注目されるのが、今後シェール勢の「機動力」がどこまで続くかだ。世間では、「シェール勢が大増産を行ない原油は一段安になりかねない」という見方が少なくない一方、「そろそろ増産も限界ではないか」という見方も出始めた。実際はどうなのか。専門家の分析も参考にしていくつかのポイントを検証してみよう。

 1つめのポイントは、「シェール勢が現在の生産効率を維持できるかどうか」(野神氏)だ。米国におけるシェールオイル生産の採算コストは、原油価格急落後のコスト低減努力により、2014年の60ドル台から前述の40〜50ドル台に下がっている。既存の油井(原油を採掘するために使う井戸)をより長く掘り進めシェール回収率を増やすためのノウハウ向上や技術革新、採算性が高い油井への開発集中、下請け企業への値下げ交渉などを通じ、シェール企業は原油価格が下がる中でも生産を維持してきた。

 しかし実際、現在の価格水準ではまだ十分コストを吸収できるとは言えない。またシェールの油井は枯渇が早く、掘り始めてから4〜5年で回収率は9割近く減ってしまうが、新しい油井を探して掘削するとなれば技術的に難しく、コスト増、生産効率低下に陥る可能性がある。そうなると供給は伸び悩むだろう。

 その予兆は足もとで見え始めている。米国エネルギー省の発表を見ると、国内でシェール開発が行われている主要7地区において、年初からの原油価格の回復で生産が目立って増え始めたのは、Permian(テキサス州とニューメキシコ州にまたがる層)とEagle Ford(テキサス州の層)の2地区だけ(日量はそれぞれ約260万バレル、140万バレル)。まだ偏った地域での増産に留まっているのだ。

 生産が多いPermian地区、Eagle Ford地区のシェール企業も、事業効率の面で課題を抱えている。OPEC減産などで原油価格が戻してきたため、採算が悪い油井の新規開発に乗り出したこともあり、新規リグ1基当たりの生産量は低下(生産性が低下)している。シェール層の原油含有量が多く、油井1本あたりの生産コストが低いEagle Ford地区はまだいいが、Permian地区はシェールオイルを精油所に運ぶ輸送費コストが高い。生産性が低下するなかで彼らが生産量を増やそうと思えば、リグの稼働数を増やすしかないが、それにも限度がある。結果として足もとのリグ稼働数は、前者で減少に転じ、後者では増加基調が鈍化している。

 もう1つのポイントは、経済環境の変化による影響だ。焦点は米国の利上げである。シェール企業は数あれど、潤沢な自己資金で開発・生産できる大企業は全体の2割程度と一握り。大多数の小規模企業は、油井の埋蔵量を担保にして金融機関から融資を受けたり、投資家向けにハイイールド債(投資信用格付けが低い一方、利回りが高く設定されている社債)を発行したりして、資金調達を行なっている。

 これまでは金融緩和の追い風で資金調達が比較的容易だったが、今後利上げが続くと、彼らの多くは資金調達コストが膨れ上がり、事業継続がままならなくなるのではと言われている。ただ、「現在のように利上げペースがゆっくりなら、シェール生産に大きく影響する可能性は小さい」(大越氏)という見方もある。

 目下、新たな不安材料は人手不足だ。金融緩和の出口が模索されていることからわかる通り、現在米国経済は好調で雇用が回復している。人手不足で労働コストが上がるなか、これまでシェール企業がコストの値下げを要求してきた下請けがそれを飲まなくなり、人件費の値上げを求めてくる可能性がある。

 こうして見ると、シェール勢が急激な増産により原油価格を一段安に導く可能性が高いとは、一概に言えなそうだ。中期的な供給圧力になることは間違いないが、少なくとも足もとでは、一進一退の動きが続くのではないか。

供給側ばかりに目が向くが
重要なのは世界需要の伸び


 今の膠着相場は容易に動かないように思えるが、中期的にはどうなのか。供給サイドの動きにばかり目が行きがちだが、原油価格はそれだけで決まるものではない。重要なのは、この先世界の原油需要が堅調に伸びて行くかどうかだ。

 世界の実質GDP成長率と原油需要の伸びは基本的に連動する。IMFの予測では2017、18年の世界のGDP伸び率は3%程度となっており、足もとの需要は安定的と見られる。これから欧米先進国や中国でエネルギー効率の改善が進み、原油の需要は頭打ちになると言われる一方、2020年頃から人口の爆発期を迎えるインドなどでは、堅調な需要が期待できる。それらを考え合わせると、今後原油需要は緩やかに伸びて行くと考えられる。

 このような状況に鑑み、専門家は今後の原油相場を次のように予測する。

「シェール勢があと1年ほど今の生産コストを維持できるとしたら、上下5ドル程度のブレを加味して、しばらく40〜60ドルくらいの相場が続くと見るのが現実的。ただ金融関係者のなかには、シェールの埋蔵量に限りがある一方、世界需要が伸びるため、中期的には60〜70ドル台を回復すると見る向きもある」(野神氏)

「世界需要の底堅さを受け、原油の需給は徐々に引き締まって行くと見る。価格はシェール勢が生産を増やす55〜60ドルあたりが上限、世界の原油のベースとなる陸上・海底油田の平均的な開発・生産コストに鑑みて40ドル台が下限になるだろう」(大越氏)

 原油相場はしばらくボックス圏で推移しながらも、需給の改善で徐々に値を戻していく、というところか。

競争原理が働きやすい市場への
過渡期にさしかかっている?


 原油市場は供給サイドの思惑に大きく左右されるという宿命がある。そもそも相場に40ドル、50ドルなどの「節目」ができる理由はシンプルだ。原油のプレーヤー自身も、自らが生産した原油をヘッジするため、取引に参加していることが少なくないからだ。価格誘導が目的ではないにせよ、「結果的に彼らにとって採算が取れるレンジ内で値動きが起きやすい」(先物関係者)のは必然と言える。

 ただし、シェール勢などの新たなプレーヤーが市場の攪乱要因になっているというのは、一面的なものの見方だろう。OPECが絶対的な価格決定権を有していた時代は、市場に競争原理が働かない不健全な時代でもあった。それがシェール勢の台頭により、不完全ながらも本来あるべき姿になりつつある、とも言えるからだ。逆に、もしもシェール勢が市場から「退場」すれば、OPECが支配する時代へと逆戻りだ。

 当面は、OPECとシェール勢の攻防が相場を動かす状況が続くだろうが、シェールオイルに埋蔵量の減少や技術革新の壁が指摘されるなか、今後は新興勢力の登場も考えられる。採算性に課題はあるが、カナダが一大生産地となるオイルサンド(粘性の高い鉱物油分を含む砂岩)の実用化に向けた試行錯誤も始まっている。原油は今、より競争原理が働きやすい市場へ移行しようとする過渡期にあるのかもしれない。

 原油の投資やビジネスに関わる人も、そうでない人も、世界経済に大きく影響を与える市場を読み解く上で、持っておきたい視点だ。

(ダイヤモンド・オンライン 小尾拓也)




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/809.html

[国際20] 「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」(ニューズウィーク)
    
     金正恩を囲む「朝鮮少年団」の子供たち REUTERS/KCNA


「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8489.php
2017年9月20日(水)18時25分 ニューズウィーク日本版ウェブ編集部


<極秘の性奴隷施設に、処刑見学後の豪華ランチ......脱北者の女性が語った、北朝鮮の子供たちが生きていくために叩きこまれる暗黙のルール>

クラスメートが国家の独裁者によって性奴隷にされる――。

2015年に脱北した26歳のイム・ヒヨン(仮名)は、北朝鮮でこの光景を目の当たりにしたと語った。

英紙デイリーメールに掲載された記事で、彼女が北朝鮮で体験した恐ろしい出来事が語られている。脱北者は、暴露することで自らを危険にさらすことになるが、ヒヨンは重い口を開き恐怖政治の実態を明かした。

ヒヨンによると、金正恩国務委員長は性奴隷として拘束した10代の少女らを秘密の施設に収容しているという。この施設は極秘のため、収容された少女らの足取りを辿るのは不可能。当時、クラスで一番綺麗な友人が性奴隷に選ばれ、施設に連れて行かれた。

施設では、金正恩にマッサージとセックスを施す性奴隷の仕事が待っているという。

■暗黙のルールに従う子供たち

北朝鮮で暮らす子供は、口に出してはいけない「暗黙のルール」を自然と理解して成長する。「他の子供と同じように私にも友達がいた」と普通の子供と変わらないことを強調したヒヨンだが、一方で「幼いころでさえ金正日総書記(当時)に一切疑問を持たなかった」そうだ。

ヒヨンが北朝鮮で目にしたものは、この「暗黙のルール」が破ってはいけないものだと教え込むのに十分すぎるほど残酷だ。

金正恩は首都ピョンヤンで暮らす上流階級に公開処刑を見学させた後、豪勢なランチを振る舞うという。

ポルノ映画を製作したとして罪に問われた歌手ら11人の処刑には、市民1万人が集まった。ヒヨンもその1人だった。「連行される歌手たちは、縛りあげられ、頭にはフード、口に猿ぐつわをはめられた状態で慈悲を乞うことも叫びを上げることも許されない」

最終的に歌手たちは、対空砲の砲弾が尽きるまで撃たれた。ヒヨンはこれを200フィート(約60m)の距離で見ており、その後で気持ち悪くなってしまった。

■戦争しかない金正恩

ヒヨンは、金正恩が戦争に踏み切るまで状況は差し迫っている、と語っている。金正恩は自分の立場を案じており、さらには逃げ場もないからだ。

「金正恩を支持しなければ誰でも殺されるから、みんな公然と支持している。金正恩に近い身内の者でさえ」

核とミサイルで国際社会を脅すことに血道を上げる独裁者と「暗黙のルール」が崩れ去る日は来るのだろうか。



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/721.html

[政治・選挙・NHK233] 「排除リスト」を入手! 民進・希望合流騒動はリベラル勢力潰しが目的だった! 今からでも遅くない、安倍にも小池にもNO…
         
             小池ゆりこオフィシャルサイトより


「排除リスト」を入手! 民進・希望合流騒動はリベラル勢力潰しが目的だった! 今からでも遅くない、安倍にも小池にもNOの野党共闘を
http://lite-ra.com/2017/09/post-3483.html
2017.09.30 希望の党の「リベラル排除リスト」を入手 リテラ


 昨日、「(リベラル派は)排除する」と明言した小池百合子・希望の党代表。小池新党は「打倒安倍政権」と打ち出しつつ、実際はリベラルの分断を図り、極右政党として自民党の補完勢力を目指していることはこの発言からもあきらかだ。

 事実、永田町では、小池代表の「リベラル排除」宣言の前から、民進党議員を選別するために希望の党が作成したという「排除リスト」が出回っている。

「これが本物かどうかの裏は取れていませんが、最初の段階で小池と、若狭勝と細野豪志が“絶対にこのメンバーは外す”としてリストアップした第一弾のリストと言われているものです。各社政治部はどこの社も入手していますよ」(全国紙政治部記者)

 すでに一部民放のニュース番組もその存在を報じているが、実際に誰の名前が載っているかは明らかにされていない。そこで、本サイトはそのメモを独自に入手し、公開することにした。そこに並んでいたのは、以下のような名前だった。

《野田佳彦/菅直人/手塚仁雄/辻元清美/赤松広隆/近藤昭一/長妻昭/枝野幸男/岡田克也/阿部知子/安住淳/海江田万里/櫛渕万里》

 計13人。ほとんどは民進党の代表経験者とリベラル色の強い議員であり、ある意味、予想通りとも言える。ただ、現職ではない海江田氏や櫛渕氏の名前も入っているうえ、そもそも公認を申請していない人の名前も含まれていることからも、排除の徹底ぶりがうかがえる。唯一意外なのは、希望の党への合流に向け「前から憲法改正に賛成」とアピールしていた安住氏が入っていることだが、これは小池が安住のことを嫌っているためではないかと言われている。

■小池とともに選別を担当しているのは産経OBと極右の中山成彬?

 もちろん、このリスト自体は前述したように各社政治部も本物かどうか裏を取れておらず、真贋は定かではない。ただ、希望の党で、こうした「リベラル排除」の選別が進んでいることはたしかだ。

「実際は出回っているリストよりもう少し多い30人ほどが排除されると言われています」(前出・全国紙政治部記者)

 しかも、それは小池と側近だけで独断的に進められているのだという。朝日新聞はこう書いている。

〈排除するかどうかの実態は、小池氏の一存による選別となりそうだ。党関係者によると、28日に民進側から候補予定者のリストをもらった小池氏は都内のホテルにこもり、「それは左だからダメ」などと日本地図を片手にスタッフに指示を飛ばしたという〉

 ちなみに、小池代表とともにその作業にたずさわっているのは、元産経新聞の記者なのだという。希望の党関係者がこう証言する。

「小池さんの右腕となって選別を仕切っているのは、Oという産経の元記者らしいですね。大臣時代からのお気に入りの番記者で、小池都知事の政務担当特別秘書Mさんの夫です。ちなみに、O記者はまだ産経を辞めていなくて、休職中という説もある。いずれにしても、このO記者がかなり強硬に“リベラル排除”を主導して、マスコミにもバンバン情報を流している。もうひとり、有名なジャーナリストも選別スタッフに入っているんじゃないかと言われていましたが、こちらはほとんど排除されつつあるようです」

 また、一昨日の夜には、日本のこころを離党し希望の党に合流した中山成彬氏が、〈小池さんに頼まれて私が保守かどうかチェックする〉とTwitterに投稿。この投稿はすぐに消されたが、中山氏は〈憲法改正反対、外国人参政権推進派派民進党の左は無所属で立候補するしかない〉(原文ママ)と述べていた。

 日本会議のみならず在特会関連の団体とも関係してきた極右の中山氏が選別にかかわっているとしたら、希望の党はまさしくヘイト政党ではないか。

 しかも、中山氏は上述のツイートで、〈私が予想したより早く民進党が瓦解した〉〈前原代表はまるけ民進党は希望の党に来れない〉(原文ママ)ともツイートしている。これでは、民進・希望合流騒動は、最初から民進党解体、野党共闘潰しが目的だったのかと思わざるを得ない。そして実際、そうなっている。

 中山氏のこのツイートが自分を大きく見せるための吹かしだったとしても、同党が“極右の吹き溜まり”であることは間違いないし、「俺は昔から安保法制に賛成だった」などと平気で変節を口にするような民進党議員だけが公認されることは目に見えている。

■新党結成、もう一度民進党を立て直し、希望の党移籍組を追い出せ!

 そういう意味では、もはや「希望の党」に誰が公認されるかどうか、などと語っている場合ではない。

 民進党のリベラル派はそんな邪な色気を捨てて、極右政党たる小池新党には、さっさとNOを叩きつけるべきだ。

 そして、リベラル勢力を結集して新党をつくればいい。いや、民進党のまま、リベラル政党として野党共闘を立て直すという選択肢もあるだろう。

 有田芳生参院議員がFacebookで明かしたところによると、両院議員総会では〈民進党から希望の党に移籍しても当選する多くの候補者は前者です。したがってこれまでの政策や理念に大きな変更はない〉と説明されていたのだという。

「希望者は全員受け入れ」にくわえて「政策や理念に大きな変更はない」。前原誠司代表自身がこんな甘い見通しを本気で信じていたのか、議員たちを納得させるための方便だったのかはわからないが、いずれにしても虚偽の説明により、一瞬にして民進党を破壊し、野党4党共闘もぶち壊したことは紛れもない事実だ。良識ある民進議員候補者たちは、いますぐ前原氏を解任し、参院議員とともに民進党を継続。そしていまからでも遅くない「安保法廃案」「立憲主義の回復」という原点に立ち返り野党共闘をあらためて立て直すべきだ。

 それでも、希望の党から出馬したいという輩は、政党交付金などビタ一文渡さずに叩き出せばいい。

 幸いなことに、衆院候補者の20人あまりは最初から希望の党との合流を拒否している。北海道8区の逢坂誠二氏も「希望の党とはどうしても肌が合わない」として、すでに無所属で出馬する意向を固めている。

 さらに、枝野代表代行についても、無所属での出馬で動きはじめ、本日未明の共同通信の報道によれば、〈考え方の近い前議員らとの新党結成も視野に入れている〉という。

 また、ここにきて、リベラル組が民進党に残留して、民進党から出馬を目指すという動きも出てきた。

 一方、社民党と候補者一本化で合意している共産党の志位和夫委員長は「勇気を持って、共闘の立場に立つ政党・議員・候補者とは連携をしっかりしていきたい」と断言し、希望の党に合流しない候補者との共闘を打ち出している。

 本サイトでは何度も言及してきたが、希望の党はたんなる自民党の別働隊にすぎない。そして、民進党の合流騒動の裏で小躍りしているのは、ほかでもなく安倍首相なのだ。排除されるかどうかに右往左往するのではなく、いますぐにでも正々堂々と極右と手を結ぶことを拒否し、小池代表の言う改革がいかにハリボテであるかを暴き、真の「安倍政権打倒」を掲げて選挙の構図の切り崩しに動き出すべきだ。

(編集部)


「新しい独裁者はいらない」民進・阿部氏、小池氏を批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000054-asahi-pol
朝日新聞 9/30(土) 13:55配信

 民進党前職で、神奈川12区から立候補予定の阿部知子氏は30日、神奈川県藤沢市内で記者団に対し、「(希望の党が)イデオロギーで選別するなら希望の党には参加しない」と述べた。自らが公認された場合でも、選別が行われるなら参加しないといい、枝野幸男元官房長官ら同党のリベラル系議員らと「より多くの仲間が戦える枠をつくる」ための協議を始めたという。

 阿部氏はこれに先立つ街頭演説で、希望の党の小池百合子代表について「安倍(晋三)首相に代わる新しい独裁者はいらない」などと厳しく批判。前原誠司代表に対し、希望の党との合流協議からの撤退と、両院議員総会の開催を求めた。(小北清人)























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/242.html

[政治・選挙・NHK233] 「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前(日刊ゲンダイ)
       


「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214651
2017年9月30日 日刊ゲンダイ


  
   すでに腹は決まった?(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子都知事が代表の新党「希望の党」との“合流”を決めた民進党に戦慄が走っている。前原誠司代表は28日、「希望者全員の公認を求める」と言っていたが、やはり小池氏は“排除の論理”で選別するようだ。すでに「排除リスト」なるものまで出回っている。

 小池氏と前原氏は29日午前、民進から希望に移る候補者について会談。といっても、わずか15分ほどで終了。記者に囲まれると小池氏は「全員を受け入れることはさらさらない」と言い切った。

 午後の記者会見ではさらに冷酷な言葉を繰り出した。

「排除されないということではなく、排除いたします」

 こう言ってのけた上で、候補者は最終的に「自分が決める」と断言した。

 安全保障政策や憲法観などの基本政策で一致できるかが選別基準だとしているが、まさに「私の考えに合わせない者は入れない」という“小池独裁”の様相だ。

 こうした小池氏の意向を受けてなのか、それとも小池氏周辺が勝手に言っているのか、出回っている「排除リスト」にあるのは前職12人、元職3人の計15人だ。

 菅直人  (東京18区)
 野田佳彦 (千葉4区)
 岡田克也 (三重3区)
 赤松広隆 (愛知5区)
 長妻昭  (東京7区)
 枝野幸男 (埼玉5区)
 安住淳  (宮城5区)
 近藤昭一 (愛知3区)
 辻元清美 (大阪10区)
 阿部知子 (神奈川12区)
 篠原孝  (長野1区)
 初鹿明博 (東京16区)
 海江田万里(東京1区)
 手塚仁雄 (東京5区)
 櫛渕万里 (東京23区)

■共産党との共闘に転換の動きも

 首相や党代表、幹事長など幹部経験者、リベラル系、そして小池のお膝元である東京の候補者がターゲットにされている。

 政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

「小池さんは自分がトップなのだから『自分より偉い人は要らない』ということなんでしょう。『言いたい放題』の党風だった民進党に、『黙って言うことを聞く』文化を植え付けようとしているようにも思います。安保政策や憲法観を“踏み絵”にしたのはリベラル系を切るためというより、『絶対に共産党とは組めない』ということを世間に見せつける目的があるんじゃないか」

 入党前から吹き荒れる“恐怖政治”に、さすがにやってられない、ということだろう。「希望の党とは肌が合わない」(前職の逢坂誠二氏・北海道8区)と、無所属での出馬と共産党との共闘を視野に入れる動きも出てきている。

 いやはや、もうグチャグチャ。野党は、希望vs排除組・共産に分断される可能性が出てきた。安倍自民はニンマリなんじゃないか。
































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/243.html

[政治・選挙・NHK233] 民進党と希望の党合流の損得計算(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
民進党と希望の党合流の損得計算
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51729982.html
2017年09月29日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 民進党が希望の党と合流することになって安倍総理が慌てているとか、いないとか。

 どう思いますか?

 安倍総理の表情がどうもさえないように見えたので、私は、安倍総理は衆議院解散を後悔しているのではないかと想像しているのですが…

 しかし、安倍総理のスポークマンである寿司友田崎氏によれば、全然慌ててはいないのだ、と。

 何故かと言えば、自民党として一番恐れていたのは、民進党などが共産党と選挙協力をして候補者を一本化して自民党と戦うことであったからだ、と。

 それが、民進党が希望の党と合流したために、裏切られた思いの共産党は、それでは全ての選挙区に候補者を立てるということになり、そうなると野党の票が割れるであろうから自民党としては楽になったのだ、と。

 それに対して、否、そうではないという考えは、希望の党が党を立ち上げたことによって無党派層の選挙に対する関心が高まる結果、そうした無党派の票が希望の党に流れることが予想され、自民党は苦戦するであろう、と。

 果たして、どちらなのでしょうか?

 どちらの見方にも一理あるとは思うのですが…私は与党が苦戦すると読んでいます。

 ところで、民進党が希望の党と合流することになっても、希望の党としては全ての民進党議員を公認する気持ちはさらさらないと言っています。

 まあ、当然と言えば、当然。

 というよりも、安保法案などに反対してきた民進党の議員が、安保法案を支持していた小池代表に公認してもらおうと考えていたのであれば、何をか況や。


 菅元総理を悪くは言いたくはありませんが…菅さんは合流の一報が流れた時に、それを歓迎する旨の発言をしていました。これでまた、政権を取り戻せるぞ、と。

 そのとき、菅さんは、希望の党公認で立候補するつもりだったのでしょうか?

 ところで、幾ら安倍政権の打倒が優先課題だとは言っても、人によって随分考え方が違うのです。

 つまり、何故安倍政権を打倒しなければいけないと考えるのか、と。

 言っときますが、小池都知事でさえ安倍政権打倒に今燃えているのです。

 彼女は何のために安倍政権を打倒する必要があると考えているのか?

 安保法制等に関する考え方も同じだし、そして、右翼であることも同じだし…違うのは原発反対を取り敢えず口にした程度のことなのです。

 でも、彼女がそれほど熱心な反原発論者だったとは思えません。

 もし、原発廃止に本気であるというのなら、原発を支持する連合と合意することなどあり得ないのですから。

 彼女は、自分が政権を取るために、安倍政権を打倒する必要があると考えているだけ。

 では、民進党の多くの議員はどうして安倍政権を打倒する必要があると考えているのか?

 民進党議員のなかには森友・加計疑惑を熱心にしかも粘り強く追及してきた議員がいます。

 彼らは使命感と正義感からそうした行動に出た面が強く感じられます。

 このままでは日本がおかしくなる、と。

 では、小池都知事は、安倍総理のそうした疑惑についてどのように考えているのか?

 本気で批判した姿は記憶にありません。

 で、その小池氏の人気にあやかろうとする民進党の議員たち。

 今や、打倒安倍政権というよりも、再び議員として戻ってきたいから希望の党から立候補したいというだけのことではないでしょうか?

 しかし、それじゃ、いかん!

 多くの有権者は、誰が森友・加計疑惑の追及に熱心であったか、ちゃんと覚えていることを確信しています。



 森友・加計疑惑の追及に熱心であった議員にエールを送りたいと思う方、クリックをお願い致します。
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http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/244.html

[経世済民123] 解散相場“株高ジンクス”危うし 市場は自民圧勝を下方修正(日刊ゲンダイ)
        


解散相場“株高ジンクス”危うし 市場は自民圧勝を下方修正
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214549
2017年9月30日 日刊ゲンダイ


  
   市場は混乱(C)日刊ゲンダイ

 民進党の前原代表が主導する「希望の党への合流交渉」に、兜町はどう反応したか。28日、日経平均終値は前日比96円高の2万363円で引けた。

「株高要因はトランプ政権の打ち出した法人税減税と、一時1ドル=113円台まで進んだ円安でしょう。『小池―前原』については様子見といったところです」(ちばぎん証券アナリストの安藤富士男氏)

 相場ジンクスからいえば、解散・総選挙はプラス材料だ。株式評論家の杉村富生氏が言う。

「過去15回の解散・総選挙では、解散日と投票日(直前営業日)の株価を比較すると14勝1敗。勝率は93.3%になります」

 1969年(佐藤内閣)の解散では4.7%上昇し、72年(田中内閣)の“日中解散”のときは7.1%上昇した。2009年(麻生内閣)の“政権交代解散”は9.1%の株価アップだ(別表参照)。

 過去15回の平均上昇率は3.6%。28日(解散日)の日経平均から算出すると、投票日(直前営業日=10月20日)には2万1096円となる。市場関係者が上昇のメドとする15年6月高値の2万868円と同水準だ。

「今回は民進党と希望の党の合流など、想定外の要素が多すぎます。過去のジンクスが当てはまるとは限りません」(市場関係者)

 第一生命経済研究所首席エコノミストの熊野英生氏はこう言う。

「実は、7月の都議選以降に円高が進みました。理由のひとつは北朝鮮リスクですが、もうひとつは都議選で自民党が敗北したことによる“安倍政権の不安定さ”です。9月9日の北朝鮮建国記念日を無事通過したことで、北朝鮮リスクは低下しましたが、もうひとつのほうはどうでしょう」

 突然の解散報道が流れた当初、市場は自民圧勝を疑わず、株価は急騰した。ところが、ここへきて流れは微妙に変わりつつある。

「市場は、自民圧勝から辛勝へと下方修正を始めました。野党の動き次第では、さらなる下方修正もあり得ます。そうなったら株価は大幅下落するでしょう。日経平均が一気に1000円ぐらい下がっても不思議はありません」(市場関係者)

 10・22の投票日に向け、神経質な相場が続くことになる。











http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/810.html

[政治・選挙・NHK233] 安倍が高笑いする小池新党の激震 リベラルの決起が必要(日刊ゲンダイ)
 


安倍が高笑いする小池新党の激震 リベラルの決起が必要
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214648
2017年9月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   不毛な選択(C)日刊ゲンダイ

「本当にこれでよかったのだろうか」「俺たちはダマされたのではないか」――と、今ごろになって民進党議員が不安を募らせている。

 20年間つづいた政党を解党し、3日前に誕生したばかりの「希望の党」に身売りすることを全会一致で了承した民進党。小池都知事が立ち上げた「希望の党」にひとり残らず移籍することを決めた。目の前に迫った総選挙を勝ち抜くためには、それしかないという結論だった。

 ところが、小池知事が「排除の論理」を持ち出したことで、「俺は公認されないかもしれない」と、民進党議員に疑心暗鬼が広がっているのだ。選挙に出馬する現職の民進党議員は81人。なんと、そのうち30人近くが排除されるという話が流れている。すでに「排除される15人リスト」なるモノまで出回っている。

 実際、小池知事は、民進党議員一人一人を選別し、踏み絵を踏ませ、意に沿わない者は公認しないつもりだ。社民党出身などリベラル議員は、片っ端から排除される可能性が高い。衆院解散から一夜明けたきのう(29日)、小池知事は民進党議員の公認についてこう言い放ってみせた。

「私たちの政策に合致するのかさまざまな観点から絞り込みたい」「全員を受け入れるということはサラサラない」「排除しないのではなく、排除します」「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」

 情けないことに民進党議員は、小池知事が言葉を発するたびに右往左往している。

 ほとんどワンマン社長の顔色をうかがうヒラ社員という構図である。なぜ、こんなバカなことになってしまったのか。代表である前原誠司が、あまりにも稚拙だったからだ。

「安倍政権を打倒するために小池新党と手を組むことは分かりますよ。でも、前原さんは交渉が下手すぎます。民進党は200人の候補者を揃え、全国に組織があり、バックには連合がついている。なにより金庫には150億円ものカネが眠っています。対する小池新党は、カネもない、組織もない、候補者もいない。上手に交渉すれば、いくらでも好条件を引き出せたはずです。なのに、前原さんは『民進党は解党します』『全員、希望の党に入れてください』と条件もつけずに傘下入りを懇願したのだからどうかしています。小池知事は、渡りに船と高笑いしたはずです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 民進党議員は、生殺与奪の権を小池知事に握られてしまった。衆参130人の野党第1党が、たったひとりの知事に乗っ取られるなんて前代未聞である。

  
   怨嗟の声が渦巻いた民進党の両院議員総会(C)日刊ゲンダイ

安倍自民か小池希望かの不毛の選択

 バカな民進党議員が、小池知事に踏み絵を踏まされ、慌てふためき、右往左往するのは自業自得である。最悪なのは、選挙の直前に民進党が解党したことで、10・22衆院選が不毛の選挙になりかねないことだ。

 自民党と民進党の違いはハッキリしていた。保守の自民党とリベラルの民進党。しかし、<安倍自民VS小池希望>では、違いがない。安倍首相と小池知事は、保守と保守。同じだからだ。小池知事は民進党のリベラル議員を公認せず、「希望の党」を正真正銘の保守政党にするつもりだからなおさらである。

 総選挙の争点は5年間も暴政を続けてきた安倍政権への審判である。心ある有権者は、右傾化を進め、憲法違反である「安保法」を強行成立させた安倍首相にノーを突きつけようと待ち構えているに違いない。しかし、「希望の党」に一票を投じても意味がない。小池知事は、安倍首相と同じく改憲を支持し、安保法にも賛成だからだ。

 本来、2大政党制は、アメリカの「共和党」と「民主党」、イギリスの「保守党」と「労働党」のように、考え方の違う政党が政権を争うことに意味がある。しかし、民進党が解党したことで、日本は保守2大政党になるのは確実である。

「自民党に対抗できる政党として、リベラルな民進党を支持してきた有権者も相当いたはずです。その分、民進党が希望の党にのみ込まれたことで、投票先を失った有権者も多いはず。このままでは、10月22日の投票日に『安倍自民には入れたくない、でも小池希望にも一票を投じたくない』と困惑する有権者が続出してもおかしくありません」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)

 大手メディアは、「選挙の争点は消費税と原発」などと報じているが、お門違いもいいところだ。「希望の党」が公約として掲げている“消費税率アップの凍結”と“原発ゼロ”は、しょせん自民党との差別化を図るために打ち出した政策に過ぎない。安倍自民と小池希望に違いなどないのだ。違いがないのに<安倍自民か、小池希望か>は不毛な選択もいいところだ。

  
   逢坂誠二氏は「無所属でやる」と腹をくくった(C)日刊ゲンダイ

民進のリベラル議員は結集せよ

 こうなったらリベラル派は総決起すべきだ。

 民進党のリベラル議員も、このまま小池知事に公認されることを待っていても、どうせ排除されるだけである。

「全員を受け入れるということはサラサラない」などとエラソーな口を叩いている小池知事に、これ以上、ビクビクする必要はない。コケにされるくらいなら、こちらから絶縁状を叩きつけて、自分たちで選挙戦を戦った方がよほど生き残る可能性があるというものだ。

 民進党の逢坂誠二(58=北海道8区)は、「希望の党とはどうしても肌が合わない。無所属でやる」と、腹を固めた。「たったひとりでも無所属でも戦う」という気概を見せれば、国民だって応援するはずである。

「小池知事に排除されそうな民進党のリベラル議員は大急ぎで同志と集まり、新党を結成すべきです。小池知事のやり方に違和感を感じている仲間は相当数いるに違いない。20人、30人の規模になれば、議席を獲得できるはずです。とくに、民進党の金城湯池である北海道は、地域政党として新党を立ち上げ、共産、社民と連携した方が、希望の党より支持を得られるかもしれない。東北でも共産党や社民党と連携すれば、いい戦いができるはずです」(政治学者・五十嵐仁氏)

 民進党のリベラルな議員が50人で新党を結成すれば、学者や文化人、市民団体、シールズのような学生も結集するはずである。

「冷戦後、日本の政治は右へ、右へと動いてきた。もし、リベラル勢力が一掃され、安倍自民と小池希望の2大政党になったら、日本の右傾化は急速に進んでしまうでしょう。歯止めをかけるためにも、リベラル勢力は結集すべきです」(本澤二郎氏=前出)

 まんまと民進党を乗っ取った小池知事は、総選挙に出馬し一気に総理大臣にまで上り詰める野望を抱いている。10・22は、小池知事を総理にするための選挙となりかねない。<安倍首相か、小池首相か>という構図は、最悪の選挙戦である。




  



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/245.html

[政治・選挙・NHK233] 小池氏が揺さぶり 公明党が計る“勝ち馬に乗る”タイミング(日刊ゲンダイ)
 


小池氏が揺さぶり 公明党が計る“勝ち馬に乗る”タイミング
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214444
2017年9月29日 日刊ゲンダイ


  
   どっちを取る?(C)日刊ゲンダイ

 公明党に対する小池都知事の揺さぶりが注目を集めている。公明は国政では自民と連立を組み、都政では都民ファースト(都F)と連携。小池氏が国政進出を決めたことで、ますます微妙なポジションに立たされている。都議会公明党は都Fとの連携解消をチラつかせ、小池氏を都政に専念させようとした。すると小池氏はすかさず総選挙後の首班指名で、「山口那津男さんがいいと思う」と秋波を送った。

「小池知事の狙いは自公連立にクサビを打ち込むこと。各小選挙区には公明票が約2万〜3万票があるとされます。自公連立をひきはがし、あわよくば選挙協力に持ち込む腹づもりだと思います」(政界関係者)

 そんな小池氏に対し、自公は警戒感をあらわにしている。両党の幹部は27日に会談し、両党候補を相互推薦することなどを確認。公明の斉藤鉄夫選対委員長は「(新党は)自公政権への挑戦だ」などと小池氏を批判した。

■カギ握る創価学会婦人部

 もっとも、都議会公明党は小池新党にすり寄るために、30年以上にわたり連立を組んできた都議会自民党をいとも簡単に裏切った。いくら「結束」を連呼しようが、今回も虎視眈々と“勝ち馬”に乗るタイミングを計ろうとしているとの見方は強い。

「公明は安倍首相が進める改憲に本音では消極的です。自公で過半数を維持しながら、3分の2には届かないという選挙結果がベストといえるでしょう。もっとも、それ以上に公明にとって意義があるのは“与党”であること。今後、希望の党がさらに勢いを伸ばせば、“結束”も流動的になる可能性があります」(政治評論家の伊藤達美氏)

 さらに公明党本部にとって無視できないのは、支持母体・創価学会婦人部の意向だ。都知事選の時から小池シンパの婦人部の女性会員が急増。都議選でも“小池旋風”の原動力になった。

「学会婦人部は、安保法や共謀罪など創価学会が嫌がることばかりをやってきた安倍政権に厳しい視線を向けています。今回、小池知事は『消費税増税凍結』『原発ゼロ』など婦人部が好みそうな政策を訴えています。50代以下の若手婦人部会員が水面下で希望の党の支援に回ることも考えられます」(創価学会関係者)

 小池氏は学会の動向をすべてお見通しの上で、メッセージを発信しているに違いない。


小池・松井・大村氏ら3知事が合同記者会見(2017年9月30日)



小池氏、大都市拠点に全国へ=維新は埋没回避も―「三都物語」同床異夢【17衆院選】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000074-jij-pol
時事通信 9/30(土) 18:00配信

 希望の党代表の小池百合子東京都知事が衆院選に向け、日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事、大村秀章愛知県知事との連携に乗り出した。3大都市圏で野党勢力を結集し、全国展開の足掛かりとする狙いだ。ただ、安倍政権とのパイプを保つ維新は、希望とは選挙区のすみ分けにとどめる構え。両者の連携には同床異夢の空気も漂う。

 維新関係者によると、小池氏はこれまでに、松井氏と電話で意見交換を重ねていた。小池氏は、維新が地盤とする大阪での擁立には配慮すると伝えたといい、大村氏も仲間に引き入れることに成功した。

 「小池商店」ともいえる急ごしらえの希望は、安倍政権に対抗するといっても地方に足場がないのが難点。このため、小池氏は、大都市部で支持を固めた上で地方を攻め落とす戦略を描いているとみられる。愛知で支援を得るのもそのためだ。

 連携のもう一つの狙いとして、野党候補の共倒れ回避もありそうだ。保守的な支持層が重なり合う希望と維新が、互いに大阪と東京で候補を擁立し合えば票を食い合い、自民党を利することになりかねない。

 一方、維新サイドにも小池氏との連携にメリットがあると踏んでいる。維新には、選挙戦が「自民VS希望」の対決に注目が集まり、埋没することへの危機感が強いためだ。
 希望とは共に既成政治の打破を訴え、政策面でも消費増税凍結や憲法改正で一致している。選挙区のすみ分けをしておけば、希望に奪われかねない政権批判票の取り込みも期待できる。

 ただ、これまで「是々非々」の立場で向き合ってきた安倍政権との関係を一気に解消するほど、希望と距離を縮めているわけではない。実際、衆院解散後に維新幹部から「政権打倒」の声は聞かれない。維新内には「希望とは選挙区調整するだけだ。希望が政権を獲得しても連立は組まない」(関係者)との冷めた声もある。

 「同盟関係というより、戦略的互恵関係だ」。維新の片山虎之助共同代表は30日の党会合で、希望との関係をこう語ってみせた。


























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/248.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党は支持しない 「恐ろしすぎる」 前原代表は騙されていたのか? 辻元氏はリベラル新党を作れ  小林よしのり 
     


希望の党は支持しない
https://yoshinori-kobayashi.com/14147/
2017.09.29 小林よしのりオフィシャルwebサイト


自民党の中にだってリベラルな議員はいるのに、希望の党はリベラル排除だという。

じゃあ、自民党より「極右」になる。

そんな党は支持しない。

わしは民進党の議員をまるごと受け入れるのかと思っていた。

わしの見込み違いだった。

訂正する。希望の党は支持しない。



前原代表は騙されていたのか?
https://yoshinori-kobayashi.com/14134/
2017.09.29 小林よしのりオフィシャルwebサイト

今日の午後2時半ごろの小池都知事の会見では、民進党議員を全員受け入れるのではなくて「排除する」「絞り込む」と明言した。

前原代表は民進党議員の前では、「公認申請すれば誰も排除されない」と言っていた。

これは話が違う!

恐ろしすぎる。

小池百合子は独裁者じゃないのか?

前原が騙されていたのかもしれない。



辻元氏はリベラル新党を作れ。
https://yoshinori-kobayashi.com/14145/
2017.09.29 小林よしのりオフィシャルwebサイト

辻元清美氏はリベラルの新党を作るべきだと思う。

「先に離党していった人の股をくぐる気はない」という野田佳彦氏の言葉にはしびれた。

新党の代表と、メンバーを、わしの意図通りに揃えてくれたら、確実にリベラルで、だが左翼ではない、最もインパクトのある公約を、わしが考えてもいい。



民進・辻元氏「私は行かない」 希望からの立候補否定
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000073-asahi-pol
朝日新聞デジタル 9/30(土) 19:11配信


 辻元清美氏

 民進党の辻元清美・幹事長代行(衆院大阪10区)は30日、党本部で記者団に「リベラルの力と重要性を信じている。だから、私は行かない」と語り、衆院選では新党「希望の党」の公認候補として立候補しない考えを表明した。

 希望の党代表の小池百合子・東京都知事は、安全保障法制への賛否などによって民進党の立候補予定者を希望の党の公認候補から排除する考えを示しており、民進党内から強い反発が出ていた。

 辻元氏は「小池氏は寛容な保守の立場から、私は現実的なリベラルの立場で、安倍政権を右から左から挟み撃ちにして倒せばいいのではないかなと思う」と語った。































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/249.html

[戦争b21] 中東では「朝鮮半島の危機」と比較にならないほど危険な状態で、米特殊部隊はロシア軍と戦争へ(櫻井ジャーナル)
中東では「朝鮮半島の危機」と比較にならないほど危険な状態で、米特殊部隊はロシア軍と戦争へ
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709280001/
2017.09.28 櫻井ジャーナル


朝鮮半島の危機とはアメリカの中国に対する軍事的な恫喝を意味しているが、今、最も危険な状態にあるのは中東。戦争ビジネスのカネ儲けに気をとられている場合ではない。アメリカ、イスラエル、サウジアラビアを中心とする勢力はアル・カイダ系武装集団を使ってアフリカを欧米から自立させようとしたリビアを破壊することに成功したが、シリアではロシア軍の介入で失敗、手駒のアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は敗走した。イスラエル政府はパニック状態で、同国のアーイェレット・ジャーケド司法大臣は「​もしアサドが生き延びたいならイランをシリアへ入れてはならない​」と口にしている。イランやロシアがいてはバシャール・アル・アサドを排除できないという苛立ちから出た発言だろう。

イスラエルやその同盟者が新たに使っている手駒は言うまでもなくクルド。すでにシリアではアメリカ、ダーイッシュ/アル・カイダ系武装集団、クルドのトライアングルができあがっている。元々イラクのクルドはイスラエルの指揮下にあるが、シリアのクルドも侵略勢力に付いたようだ。中東に住んでいる人々ではなく、中東を植民地として食い物にしてきた欧米列強と手を組んだということになるだろう。

ロシアの憲兵隊を含む部隊に対する攻撃やロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将を殺した作戦にアメリカの特殊部隊が関与している可能性は高く、この新体制はすでにロシアと戦争を始めていると言える。「朝鮮半島の危機」とは比較にならないほど危険な状態になっている。その状態を創り出しているのはアメリカ、イスラエル、サウジアラビアの三国同盟だ。





http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/195.html

[政治・選挙・NHK233] 安倍首相が「新党の話題ばかりだ」、といら立ち! 
安倍首相が「新党の話題ばかりだ」、といら立ち!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315361932.html
2017-09-30 16:37:55 半歩前へ


 政府・与党は「希望の党」への批判を日ごとに強めている。背景には新党の登場で支持者が重なる票田を侵食されることへの危機感がある。

 すでに自民党の支持率は読売の直近の世論調査によると、前回の40%から32%へ急落している。

 こうした中で安倍晋三首相(自民党総裁)は街頭演説で、「(新党)ブームで日本の未来を作れない」と批判した。

 メディアが連日、新党を取り上げていることに、安倍晋三はいら立ちを深め、「当選のためにどの政党に移るか。政党を解体してしまうか。どの政治家とどの政治家が会っているか。そんな話題ばかりだ」と不快感を示した。

官房長官の菅義偉は、「一夜にして政策の協議も全くないまま、いつの間にか政党が一つになってしまった。選挙目当ての数合わせが進んでいるのではないか。信念のない政治は停滞と混迷をもたらす」と批判を強めた。 (敬称略)


安倍首相、新党希望けん制 「ブームが低迷生んだ」

自民党は30日午前、党本部で全国幹事長会議を開いた。総裁の安倍晋三首相は、1993年と2009年の野党転落を引き合いに「ブームが生まれてわれわれは政権を失った。そこから生まれたのは混乱と経済の低迷だ」と述べ、小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」をけん制した。


森友・加計問題は言及もなし−−応援演説の安倍首相






http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/250.html

[政治・選挙・NHK233] 一次公認に民進党からの合流組含まず、と細野豪志! 
一次公認に民進党からの合流組含まず、と細野豪志!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315365744.html
2017-09-30 16:53:45 半歩前へ


 細野豪志は新党「希望の党」の第一次公認について「民進党から合流したものは含まない」との考えを示した。細野豪志は新党の大幹部気取りだ。

 ひょっとして、小池百合子の片腕として、知事の小池に代わって党首になる気ではないか。

 合流者たちよ、ここまで言われてもまだ、新党に加わるのか?細野豪志ごときに・・・。情けないと思わないのか。

*****************

傲慢細野豪志の発言。

 「週明け早々には1次公認が発表できると思うが、一連の大きな動きの前から、希望の党で立候補したいと声を上げていた皆さんだ」と語り、

 第一次公認には、事実上の合流方針が決まったあとの民進党出身者は含まれないとの方針を示した。


希望 細野元環境相 1次公認に民進党出身者含まず
動画→http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011163051000.html
9月30日 13時52分 NHK

希望の党の細野元環境大臣は国会内でNHKの取材に対し、衆議院選挙に向けた民進党出身者の公認について、安全保障政策などへの賛同が基準になるとしたうえで、1次公認には、事実上の合流方針が決まったあとの民進党出身者は含まれないという認識を示しました。
この中で、希望の党の細野元環境大臣は、今回の衆議院選挙について「久々に政権選択選挙になった。『安倍政権と自民党を選ぶのか、それとも、希望の党を選ぶのか』という選挙にしたい」と述べました。

また細野氏は、民進党出身者の公認調整について「個人的には、最大限の人に入っていただきたいが、現実的な安全保障と憲法改正に賛同していただけるかどうかが、大きな判断基準になる。最終的な判断は小池代表が行う」と述べました。

そのうえで、細野氏は「週明け早々には1次公認が発表できると思うが、一連の大きな動きの前から、希望の党で立候補したいと声を上げていた皆さんだ」と述べ、1次公認には、事実上の合流方針が決まったあとの民進党出身者は含まれないという認識を示しました。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/252.html

[政治・選挙・NHK233] 安倍自民「圧勝」のシナリオを狂わせた、小池都知事の隠し玉  新恭(まぐまぐニュース)
      


安倍自民「圧勝」のシナリオを狂わせた、小池都知事の隠し玉
http://www.mag2.com/p/news/270259
2017.09.29 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース


「大義なし」との批判を受けても衆院を解散した安倍首相、「希望の党」の代表に就き、総選挙参戦を表明した小池都知事、その新党への合流を決めた前原民進党代表―。永田町は今、大激震に見舞われています。しかし彼らに、「国民の顔」は見えているのでしょうか。メルマガ『国家権力&メディア一刀両断』では著者で元全国紙の社会部記者の新 恭さんが、首相の親衛隊とも言うべき現役議員が語ったという呆れた「解散理由」を紹介するとともに総選挙の行方を分析、そして現政権の「国民を愚弄する政治」を断ち切る必要性を強く訴えています。

米朝交戦を煽り疑惑隠しに躍起の安倍首相に小池新党はどう挑むのか

「リトル・ロケットマン」。「史上最も確信的な破壊者」。国連の会議場で、トランプ大統領と安倍首相は北朝鮮の暴君をそのように罵った。

対話は無駄。圧力しかない。波長が一致した両首脳。もはや、彼の国の暴発を恐れる気分など吹っ飛んでいるかのようだ。

ひょっとして、安倍首相はアメリカと北朝鮮の戦争が再び始まり、集団的自衛権を行使することも、やむなしと考えているのではないか。トランプ大統領をけしかけているのは安倍首相ではないか。

まさかとは思うが、首相や副総理、一部自民党議員の言動を見ていると、そう疑いたくもなってくる。

産経新聞によると、9月22日夜、福岡市内で開かれた講演会で、青山繁晴参院議員は集まった300人を前に、解散の理由を次のように語ったという。


米国と北朝鮮がいつ戦争になってもおかしくない。同盟国の日本が集団的自衛権の限定行使を容認した安全保障関連法を本当に使うのか、使わないのか。有事が起きる前に、有権者の判断を問うためだ。




トランプ米大統領が北朝鮮と戦争するか、しないのか、米国案を持って11月初めに来る。だからその前に解散するしかない。




開戦せずに、米国が北朝鮮の核保有を容認する取引に応じるのが、日本にとり、最悪のシナリオだ。


11月はじめにトランプ大統領が来日する。そのときに、開戦が決まるかもしれない。だから、衆院解散をその前に強行しておかないと、時機を逸するというのだ。

まるで、開戦を望んでいるかのように聞こえる。日米首脳も、自民党右派も、北朝鮮の核ミサイルへの怒りが高じて、感情のコントロールが利かなくなっているのではないか。

もちろん北朝鮮の核保有を容認することはできない。だが、米朝開戦こそ、日本にとって、惨禍を招く最悪のシナリオである。開戦か、核保有容認か、という青山氏の二択の設定はあまりに短絡的だ。

それにしても、安倍首相が衆院を解散する決断をした理由について語る場面で、首相の親衛隊とでもいえる人物から、戦意を煽るような発言が飛び出したのである。首相の内心にも不穏な想念が浮かんでいるとすれば、われわれ国民は総選挙にも相応の覚悟で臨まなくてはなるまい。

麻生副総理は朝鮮半島から10万人単位の難民が押し寄せることにも言及している。例のごとく意味不明な「難民射殺」発言はともかく、朝鮮半島有事の切迫を政府首脳が感じていることは確かだ。

青山氏は、日本会議のフロント団体とみられる「美しい日本の憲法をつくる国民の会」の代表発起人。あの森友学園で講演をした極右論客で、安倍首相とのパイプを自慢している人物の一人でもある。

シンクタンクの代表を自称し、知ったかぶりして大げさに語るタイプではあるが、いまや自民党の参院議員だ。しかも、自民党福岡県第2選挙区支部の招きで講演したのである。解散総選挙を前にして支持組織の引き締めをはかるためとはいえ、いい加減なことは言えぬはずだ。

さきの国連総会の一般演説におけるトランプ大統領と安倍首相の演説を振り返っておこう。


<9月19日、トランプ大統領>
「自国や同盟国を守らざるを得ない状況に追い込まれたならば、北朝鮮を完全に壊滅させる以外選択肢はない」




<9月20日、安倍首相>
「不拡散体制は、その史上、最も確信的な破壊者によって、深刻な打撃を受けようとしている」

「必要なのは、対話ではない。圧力なのです」

「全ての選択肢はテーブルの上にあるとする米国の立場を、一貫して支持します」


安倍首相の発言について、ノンフィクション作家、柳田邦男氏は以下のように深刻な懸念を9月23日の毎日新聞で表明した。


「トランプのアメリカ」と運命共同体になることを明言したのだ。「日本を米国と同列の攻撃目標にしなければならない」という口実を、改めて北朝鮮に与えたことになる。



多くの国民がおなじ心配をしているのではないか。

安倍首相と気脈が通じるといわれるトランプ大統領が、安倍首相から「対話は無駄」「圧力しかない」とけしかけられれば、思う存分、金正恩氏を罵倒できるだろう。朝鮮の有事となれば甚大な被害が想定される国の首相がトランプの暴走に歯止めをかけるどころか、許可を出したようなものだ。

韓国は一時、人道支援を打ち出して北に配慮を示した。一方、日本は「圧力しかない」と強調した。しかも、憲法解釈の恣意的変更で集団的自衛権の行使ができるようにし、米国の戦争に加わる準備をすでに整えている。

北朝鮮は、元来の敵国である韓国よりむしろ、米国べったりの日本をターゲットとして対米戦にのぞむ恐れすらある。安倍政権の外交姿勢では、そんな事態を想定せざるを得ないかもしれない。

だが一方で、青山氏や麻生副総理の発言から、別の意図も伝わってくる。

森友・加計学園疑惑の追及が国会で再開されると安倍内閣の支持率がふたたび急降下することは目に見えている。それを避けるのが、この時期に解散する最大の理由に違いない。

にもかかわらず、やたらと北朝鮮の脅威や開戦の可能性を強調するのは、国民の脳内モードを切り替えるためではないか、という気もするのだ。

森友だの、加計だのと騒いでいる場合ではない、米国と緊密に連携して北朝鮮の脅威に備えるためには安倍政権を安定させる必要があるのだ。そう思わせたいのではないか。

このたくらみに騙されてはならない。安倍政権の政策ゆえに、戦争に巻き込まれる危険性が高まっているのだ。

安倍政権以前なら、憲法で集団的自衛権の行使が許されないとして、米軍への軍事協力を抑えることができた。安倍首相は平和憲法を新安保法制によって自ら破壊したのである。その底に流れるのは、「国家のために命を懸けよ」という、戦前回帰的な思想である。

おりしも、小池百合子都知事が国政新党「希望の党」を旗上げし、自ら代表として総選挙に参戦する意思を表明した。

小池頼みで駆け込んだ選挙弱者を多く抱える軍団だけに、予想されたことには違いない。とはいえ、安倍首相が衆院解散の表明会見をする直前のタイミングをねらい、停滞気味の都政の場を脱け出して颯爽と注目のステージに上がる千両役者ぶりは、やはりタダモノではない。

油断していたかもしれない自民党首脳は、さきの都議選での惨敗と内閣支持率急落を思い出しただろう。

これまでは安倍自民党との距離感が測りかねた小池氏だが、ようやく腹を据えて対決する気になったということか。

悪を倒す小池劇場を続けるには、敵役が必要だ。森友・加計疑惑というブラックボックスを抱える安倍首相は格好の相手である。

ここから明確に安倍首相への対決姿勢を示せなければ、必ずしも行政実績のたまものとはいえない小池知事の人気も危うくなるだろう。

ただでさえ安倍首相は「私の第一次政権で補佐官や防衛大臣を担ってくれた」「安保の基本的な理念は同じ」「憲法改正には前向きだろう」などと、抱きつく素振りを示していたのだ。

だが、小池都知事には「隠し玉」があった。新党結成の記者会見の後、小泉純一郎元首相が都庁を訪ね、小池知事と20分間にわたり会談をしている。新党の目玉政策の一つである「原発ゼロ」の提唱者である小泉元首相とのタッグは、自民党にとって脅威であるに違いない。

週刊朝日10月6日号に、小池知事側近の次のようなコメントが載っている。


1か月前から小池さんと小泉純一郎氏を共同代表にして脱原発を旗印にした新党を立ち上げるべく水面下で動いていました。…役職は難しくても、脱原発を訴える候補者の応援に来てくれれば、それだけでもありがたい。


北朝鮮のミサイルが脅威なら、真っ先に原発をなくする方向へ舵を切るべきだが、安倍政権は原発再稼働、原発輸出に拘泥している。命中するかどうかわからないミサイル迎撃システムの整備に巨額のカネを投じて米軍事産業を潤すより、脱原発、再生エネルギーの技術開発に国をあげて向うほうがはるかに有効である。

9月26日の朝日新聞に、小池新党に対する民進党と野党3党の立ち位置の違いに言及した以下の記述がある。


自由の小沢一郎代表は「安倍政権に対する基本的な考えは一致する」と述べ、新党を含む野党勢力の結集を求めたのに対し、社民の又市征冶幹事長は「(新党は)改憲勢力とはっきりいっており、共闘の対象にならない」と主張。共産の志位和夫委員長も「自民党の補完勢力で連携の対象にならない」と断じた。


だが、少なくとも「脱原発」や、「森友・加計疑惑隠し」の追及などで一致できるはずだ。

サンデー毎日10月8日号「サンデー時評」によると、小泉純一郎元首相もこう言っている。


脱原発で野党共闘ができれば、間違いなく政権交代になるだろう。


この原稿を書いている解散前日の27日夕。「民進党が希望の党に合流で最終調整」という速報が飛び込んできた。自由党、社民党も同調しているという。どうやら議員個人の資格で選挙届出政党に加入する「オリーブの木構想」がベースにあるようだ。

「オリーブの木構想」の提唱者である小沢氏が水面下で動いているのなら、共産党との選挙区調整もやってほしい。反安倍政権で結集すべきだ。

現行憲法を「みっともない憲法」と断じてないがしろにし、トランプ大統領とともに北朝鮮の暴発を招きかねない振る舞いを平気でする。そんな首相が友達ばかりを優遇し権力を私物化しているのが、この国の現実だ。国民を愚弄する政治をこれ以上続けさせてはならない。

image by: Flickr


国家権力&メディア一刀両断
著者/新 恭(あらた きょう)(記事一覧/メルマガ)
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/253.html

[政治・選挙・NHK233] 速報!NHKが山本太郎の発言を突然、停止! 
       
        自由 山本共同代表 希望との合流に限らず野党結集模索を


速報!NHKが山本太郎の発言を突然、停止!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315439256.html
2017-09-30 21:25:19 半歩前へ


NHKが山本太郎の発言を突然、停止!ニュース番組でなぜ?こんな変な斬り方をしたのか?視聴者としては腑に落ちない。

***************

NHKの放送内容である。

 自由党の山本共同代表は、東京都内でNHKの取材に対し、小沢代表が希望の党と連携したいとして交渉を続けている事について、希望の党との合流などに限らず、野党が結集する形を模索すべきだという考えを示しました。

この中で自由党の山本共同代表は、来月行われる衆議院選挙に関連して、「森友学園や加計学園の問題で幕引きを図る為の全く身勝手な解散だ」と批判しました。

また山本氏は、小沢代表が希望の党と連携したいとして交渉を続けている事について、「『現在の悪政を終わらせる』という1点では、合意出来る部分もあると思うが、『裸の王様』を追い出した先に、『裸の女王様』がいるとしたら、ややこしい事になると危惧している」と述べました。

その上で、山本氏は「野党結集にも色々な形があり、1つになる事以外にも、色んな選択肢があると思う」と述べ、希望の党との合流などに限らず、野党が結集する形を模索すべきだという考えを示しました。  (以上NHK)

**************

 この後太郎が「何よりも人々のための政治」と発言している最中に突然、NHKは放送を打ち切った。

太郎はこう言いたかったのではないか?
 「何よりも人々のための政治を行うことが一番大切だ」

問題の動画はここをクリック
自由 山本共同代表 希望との合流に限らず野党結集模索を
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011163241000.html


































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/254.html

[経世済民123] 官僚だけが大儲け。日本を破壊する「水道民営化」のトリックに騙されるな=田中優(MONEY VOICE)
         


官僚だけが大儲け。日本を破壊する「水道民営化」のトリックに騙されるな=田中優
http://www.mag2.com/p/money/308966
2017年9月28日 MONEY VOICE


今年3月に水道法改正が閣議決定され、民間企業が参入しやすくなった。政府は民間に丸投げしてコスト問題などを解決したい考えだが、これは警戒すべき動きだ。(『田中優の‘持続する志’(有料・活動支援版)』)

プロフィール:田中優(たなか ゆう)
「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事、「一般社団 天然住宅」共同代表。横浜市立大学、恵泉女学園大学の非常勤講師。著書(共著含む)に『未来のあたりまえシリーズ1ー電気は自給があたりまえ オフグリッドで原発のいらない暮らしへー』(合同出版)『放射能下の日本で暮らすには?』(筑摩書房)『子どもたちの未来を創るエネルギー』『地宝論』(子どもの未来社)ほか多数。

※有料メルマガ『田中優の‘持続する志’(有料・活動支援版)』好評配信中。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

危険すぎる水道民営化の動き。誰が得をして誰が損をするのか?

■ひっそりと水道法改正、民間事業者が参入しやすく

あまり多くの人の注目を浴びないまま、2017年3月に水道法の「改正」が閣議決定され、民間事業者が参入しやすいように改正された。

水道管の更新は0.76%しかされておらず、人口減少が見込まれる今、水道料金の値上げは必至の状況である。そんな中、その運営を民間事業者に託して「直面する課題に対応し、水道の基盤の強化を図る」とするのだが、何を言わんとしているのかよくわからない。

しかし水の現状を知るならば、課題があることに気づくのではないか。簡単に言うと、民間事業者に丸投げして、料金の値上げを伴う「課題解決」させようとしているように見える。

確かにインフラ事業を民間事業者が担っていることも多い。しかしその民間事業者はどうしているのか。電力会社は高給を取りながら潜在的危険性のある原子力発電を運用し、費用の問題から必要な津波対策を怠っていたために大事故を起こし、その対策費用の大半は税金に頼っている。

ガス会社は築地に代わる市場用地を売却したが、その豊洲市場は土壌汚染されていて、施設が完成した後にも移転できずにいる。

むしろ民営化には危機感を持って監視した方がいいのではないか。今の楽観に基づいた「民営化」に、警戒心を持ってほしい。その思いからこの文章を書くことにした。

■このままでは「持続不可能」な水道事業

水道料金は水道事業の全額を賄えていない。そのために一部だが、公費(税金)からの支出がされていることが多い。水道管の敷設には莫大な資金がかかるが、高度成長期以降に敷設した水道管の多くは更新の時期を迎えている。

しかしその資金は膨大で、負担しきれないほどの額になっており、そこから水道事業は持続不可能だと考えられるようになった。さらにのしかかるのが人口減少で、1人当たりの水単価を上げなければならない状況だ。

ダムなど恒久的な資産を造っても、その費用を賄えるほどの水道料金を稼ぎ出すことができない。こうした八方塞がりの状況になると、解決策を考えるよりも事態を悪化させる「巨大な改革案」が出されがちだ。「他国と交渉するよりも戦争した方が早い」、「国連を脱退する」とするようなものだ。

まさに水道がその対象となり、「小さな水道は広域化しよう」、「民間企業に任せてしまえ」というような流れになる。

■日本は世界の流れに逆行している

しかし本当に必要なのは解決策を考えることなのだ。民営化すると、民間企業には利潤や余分な報酬が必要になる。つまり水道料金を高くする可能性が高い。

実際に水道事業を民営化した国の後の事態を調査してみればいい。なんと水質が悪化した上に料金が高くなり、貧しい人は水が得られなくなって、人権問題を生じている例が多いのだ。その結果、「再公営化(再度公営事業に戻すこと)」をせざるを得なくなった事例が多く見受けられる。

世界でのトレンドは「再公営化」なのだ。しかも契約解除に伴って違約金を払わさせられる例も多い。そんなときに日本は遅れて出てきて、民営化しようとするのだ。

■日本の水道事業が赤字になる本当の理由

水道事業は小さい単位で行われている。簡易水道769事業を含めて、全国に2123事業も存在し、水価格も事業者ごとに異なっている。その差も非常に大きく最大では14倍ある。

今後人口の減少が予測される日本では、1人当たりの水道負担が大きくなる。しかし水道料金が赤字化して高くなるのは、そのせいばかりではない。むしろ多くの問題は、これまでの水道の考え方にあったのかもしれない。

水道料金は各事業単位で独立採算で決めて良いことになっており、どこに住むかによって年間にすれば数万円違ってしまうのだ。その中で水道料金の高い地域は、ほぼダムを造った地域になっている。

高いものを見ると、「夕張シューバロダム」「宮ケ瀬ダム」「月山ダム」などに水源を依存する自治体が、水道料金が高いのだ。これに対して安いのは、井戸から汲んだ水を供給している地域だ。ダムを造らず、良質の水道水に恵まれた地域が安い。

■なぜ無駄なダムが造られるのか?

ダムがなくても川に水は流れているが、その水には水利権がついている。しかも水利権はこれだけ農業の水利用が減っても失われない。水利権は他に譲渡したりすることができないものとされているからだ。

そもそも高くつくダムを造らざるを得なかったのも、この水利権のせいだ。川に流れている水には所有者の名前は書かれていないが、水利権はついている。川の水を使って発電や水道供給をしようとしたら、川に流れる水量に影響を与えずに水を使うしかない。

そこで造られたのがダムである。ダムは川を流れる水のうち、余分な水だけを集める。流れる水はそのままに、一時的に多く流れる水をダムでせき止めて、その分だけ使うのだ。

ところが、日本の農業に利用する水は減り続け、今や往年の利用水量の半分以下になってしまった。だから農業用に確保された水を転流すれば、それだけで水は足りてしまうのだ。水利権に手を付けずに、ダムを造らせたのと同じ構図が今回の水道民営化にある。

日本では、土建国家と呼ばれるほど公共事業が進められる状況の中で、必要以上のダムが造られた。ダムに貯められた水のうち、使われない水の方が多いほどなのだ。そのことは、各地の水需要の予想図を見るとわかる。水需要が減っているのに、自治体の考える水需要の予想図だけが伸びているのだ。これではどんどんダムが造られてしまう。

■自治体が助長する「水の無駄使い」

現に、今なおダムがあちこちに造られようとしている。その水を消費するはずの人口が減っているのに。しかも節水型の装置のおかげで水消費量はどんどん減っている。

かつての水需要の大きな部分を占めていた水洗トイレの水消費はどんどん減り、いまではかつての5分の1ほどの水しか使わなくなった。食器洗浄機の水消費量は、手洗いするより消費量が少なくなった。

需要と供給があるとき、ダムを造って供給量を増やすことばかり考えるが、水需要そのものを減らすべきなのだ。この誤算の結果を水道料金だけに反映させるから、単位当たりの水道料金が高くなるのだ。

かつては産業の消費する莫大な水に対する料金にも、「使えば使うほど高くなる」逓増制の料金制度を課していた。すると事業者は高くなる料金を嫌って、水を再利用できる仕組みにしたり、海外に逃げたりして消費量を減らした。それによって水消費量は激減した。

すると需要が減って困った自治体は、料金を逆に「消費量が多いと安くなる」逓減制に変えたりしている。これによって水の無駄遣いが増えているのが現状なのだ。

■水道民営化で元水道官僚たちが大儲け

水道料金の算定式は、電力で批判されたのと同じ「総括原価方式」を採っている。かかった費用はすべて料金に上乗せして、適正な報酬額を含めて料金から取っていい仕組みなのだ。そのせいでとめどないダム建設ラッシュと、料金の値上がりが続くのだ。かけた費用は利益率を上乗せして料金に反映できるのだから。

電気はこの「総括原価方式」を2020年には廃止することにした。ところが水道ではそのまま「総括原価方式」が維持され、さらに民営化で元水道官僚たちによる民営会社が仕事を受けようとしている。これでは「ゴミにたかる害虫」を増やすことと同じだ。民営化の前にすべきことをすれば、支出は不要になるからだ。

すべきことはまず人口推定に見合った「水需要」を正しく想定し、正当な水需要に合わせた水供給プランを作り直すことだ。これまで聖域のようにされていた「水利権」を実際の農業用水の必要量に合わせて見直し、余剰分を有料で水道供給用に転流できるようにする。

するとダムの新規建設は不要になるから、不要不急のダム建設は中止できる。水道料金の前提になる「総括原価」も下がるので、水道管路の更新以外には原価自体も下げられる。それに沿って料金を改定していき、どうしても料金が上げざるを得ないときには、職員1人当たりの供給水量から見て、人件費、その他の費用が高すぎるならば民営化も考えなければならないだろう。

それを最初から民営化ありきにしたのでは、問題をさらにこじらせることになる。

■民営化は水道問題の解決策ではない

民間企業は自らの利益を高め、企業価値を高くすることを目指す組織であることを忘れてはならない。海外で水道の民営化が行われた国々では、水質の悪化や料金の高騰を招いて、今や「再公営化」が進められているのだ。

日本はこのタイミングで水の配分について再考し、今後に適したシステムに変える必要がある。そのことを忘れて水道を民営化させれば、さらなる「ゴミにたかる害虫」を増やすことになってしまう。

【関連】貧乏人は水を飲むな。「水道民営化」を推進するIMF、次のターゲットは日本

世界の過去の事例やこれまでの民営化の実績を実情を振り返って、拙速でない対策を採らなければならない。私には少なくとも民営化は解決策とは思えない。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/811.html

[政治・選挙・NHK233] 選挙区は維新と「すみ分け」と小池百合子! 
選挙区は維新と「すみ分け」と小池百合子!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315369935.html
2017-09-30 17:10:48 半歩前へ


 希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は29日の都庁での記者会見で、10月10日公示の衆院選にあたり、定数(465人)の過半数となる233人以上の公認候補擁立を目指す考えを示した。

 「政権選択の選択肢としての擁立を目指している」と語った。また、日本維新の会と選挙区調整して「すみ分け」を目指すとした。

 一方、民進党からの合流希望者に関して「排除されないということはない。排除する」と述べ、全員は受け入れないと明言した。

 選別は「安全保障、憲法観での一致が必要最低限だ。一人一人これまでの考えを踏まえて判断する」と話した。

 安全保障法制の白紙撤回などの民進党の方針放棄が合流の条件になると示唆した。

 維新については「改革の考えが重なる」と評価し、選挙区調整について「それぞれ選挙区がどういう状況か確認して答えを出したい」と語った。

 小池氏は会見で「政策は希望の党として作る。合意するものではない。党対党で合流する話はそもそもない」とクギを刺した。

 希望の党は同日、小池氏が30日に大阪市に赴き、維新代表の松井一郎大阪府知事と、愛知県の大村秀章知事と会談すると発表した。

 その後に共同記者会見も行い、選挙で連携する姿勢を示す見通しだ。小池氏は29日の会見で「『3都物語』で互いに連携し、真の地方分権を確実なものにする。

 選挙に臨む話もすることになる」と語った。 (以上 毎日新聞)



小池氏「大阪で候補者立てない」 希望と維新、すみ分け
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000072-asahi-pol
朝日新聞デジタル 9/30(土) 19:03配信


会見する(左から)小池百合子・東京都知事、大村秀章・愛知県知事、松井一郎・大阪府知事=30日午後6時32分、大阪市中央区、筋野健太撮影

 10月10日公示の衆院選に向けて、新党「希望の党」代表の小池百合子・東京都知事と、日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事らが30日、大阪市内で記者会見し、東京都内の小選挙区には維新の候補者を立てず、大阪府内は希望の候補者を立てずに、すみ分けることを表明した。地方分権改革を進める知事同士の立場から、互いの地盤での競合を避け、選挙戦を優位に展開したいという思惑が一致した。

 希望と維新のすみ分けについて、小池氏は「東京と大阪でそれぞれすみ分けながら、改革の志を国会へ届けようということだ」と述べた。松井氏も「政策的にほぼ一致している状況なので、お互いに最大限配慮しようという約束ができた」と明らかにした。会見前、小池氏と松井氏は、大村秀章・愛知県知事をまじえて約50分間会談し、両党の連携について確認した。

 この連携により、希望と維新は衆院選の候補者を調整し、東京の25小選挙区には維新の候補者を立てず、大阪の19選挙区には希望の候補者を擁立しない方針を確認した。3知事がそろう街頭演説も検討する。小池氏は「理不尽な解散・総選挙であるならば、国民に真の改革を問うという機会にしたい」と述べた。



小池・大村・松井3知事が「3都物語」改革発表 衆院選はすみ分け連携へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170930-00000002-wordleafv-pol
THE PAGE 9/30(土) 19:53配信

小池・松井・大村氏ら3知事が合同記者会見(2017年9月30日)


 「希望の党」の小池百合子代表(東京都知事)と「日本維新の会」の松井一郎代表(大阪府知事)、大村秀章・愛知県知事の3氏が30日午後、大阪市内のホテルで合同記者会見を開いた。


[写真]東京都の小池百合子知事(左)、愛知県の大村秀章知事(中)、大阪府の松井一郎知事がしがらみのない政治で合意=30日午後7時ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

小池知事『三都物語』と名付けましょうか

 会見冒頭で小池知事は「本日こうやって東京・愛知・大阪、東海道のメガロポリスが改革に向けて一緒に歩んでいこうということで合意はできました。わたくし現時点で47都道府県の知事のうち最も報酬の低い知事でございまして、2番目が松井知事ということになります。身を切る改革をやることが、すなわち今後の真の地方分権、それぞれ地方自治を進めていくうえで非常に重要だという点で一致をこれまでもした」と話した。そして、用意された「東京」「愛知」「大阪」と書かれたボードを手に「『三都物語』と名付けましょうか。これから連携をすることによって日本を牽引していく」などと述べた。

 そして、大村知事は「3都府県が連携して日本の改革を進めていくということで合意したということでございます。特に私は真の地方自治、地方分権の確立推進ということを申し上げて生きたいと思っております」などと述べた。

 松井知事は「しがらみのない政治、既得権益打破、口で言うのは簡単です。でもこれを実際にやるのは至難の技でありまして。大阪といたしましては6年前からしがらみのない政治を実行してきました。既得権益、こういうものに対してメスを入れてまいりました。大阪では実現してきましたが、これを大都市で3大都市で本当の意味での改革を引っ張っていく必要があると判断しました」などと述べた。


[写真]「東京と大阪でしっかりとそれぞれすみ分けながら」と話した小池知事=30日午後6時半ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

東京と大阪でしっかりとすみ分け

 小池知事は報道陣からの「3知事の連携で衆院選はすみ分けを行うのか?」との質問に「きょうは総選挙におきましても、お互いに連携しようということで。具体的に申し上げますと東京と大阪でしっかりとそれぞれすみ分けながら、改革の志を国家へ届けようということです」と述べた。

 また「選挙の前、途中で3知事が揃った街頭演説なども考えていきたい(日程はまだ未定)。理不尽な解散総選挙であるのならば、逆に国民の皆さん方に真の改革を問う機会にしていきたいと考えている」と続けた。


[写真]総選挙では「希望の党とお互いに最大限配慮をしようということはお約束ができました」=30日午後6時半ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

比例の得票も必要なので小池知事と切磋琢磨

 松井知事は「いま野党の立場としてですね、総選挙というので野党はこれまでも求めてきたことですから。解散総選挙になったことで僕自身は不平不満はありません。堂々と戦っていこうという思いです。希望の党とは政策的にほぼ一致している状況でありますから、お互いに最大限配慮をしようということはお約束ができました」と述べた。

 ただ「これまで5年間、国政をやる中で活動してきた候補予定者がいますんで、東京と大阪は配慮が成り立つと思いますが、それ以外のエリアは切磋琢磨も必要であります。それ以外の選挙区では、互いに切磋琢磨であたるところもある。比例の得票も必要なので小池知事と切磋琢磨しながら、改革ののろしを大きくしていきたいと思います」と続けた。


[写真]小池、松井両知事の間に座っていた大村知事は選挙について「両者の応援団」と話した=30日午後6時半ごろ、大阪市中央区で(撮影:柳曽文隆)

両者を応援

 大村知事は「私は両者の応援団という形でやっていきたい。私の地元の愛知・東海にも私の仲間もたくさんいますから、そういう方も含めですね、両者の応援団としてしっかりとがんばっていきたい」と述べた。

























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/255.html

[政治・選挙・NHK233] 政権交代の可能性(1)、意図(2)の点につき、希望の党は、不当なマスコミによる情報操作をしたのではないか 
政権交代の可能性(1)、意図(2)の点につき、希望の党は、不当なマスコミによる情報操作をしたのではないか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/c85db9d04359e961b50332070d0dad15
2017年09月30日 のんきに介護


山崎 雅弘‏@mas__yamazakiさんのツイート。



「2兎を追う者は1兎を得ず」

という理屈で、

まずは、安倍、その次に、小池

という順に

追い落とせばいいという妙な理屈を

唱えている人を見た。

一見、合理的に見えて無茶苦茶だ。

初めの1兎、すなわち、安倍を追い落とすとき、

2兎目の小池の力を借りなきゃ、

小池が力を持つことはないし、したがって、追い落とす必要はない。

なぜ、小池の力を借りずに

安倍を追い落とそうとしないのか、

そこが謎な説明だ。

データーとして野党共闘で安倍を追い落とせるのだ。

何故、

補完勢力であり、野党と言えない

勢力に呑み込まなければ安倍を追い落とせないという

話にすり替わったのか。

もし、小池氏の力を借りると、

逆に、小池も安倍も落としえなくなる。

すなわち、願いもしない

2兎を追う関係に巻き込まれかねない。

その点につき、

不用意すぎると感じる。

これ、前に論じたファッショの問題だ

(拙稿「珍しく三浦瑠麗 が正しいことを言っている! ファッショとは、束ねられることである」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/477d28e76f435abe17be992d267796dc)。

このような

小池に居座られる可能性を

考えない楽天的な

観方が脅威でさえある。

本当に理解に苦しむ。

その点、

森ゆうこ議員が

「希望の党はメディアを操っている」

という言い分は正しい

(政権交代の可能性(1)についての情報操作)。

ちなみに、村上さとこ@北九州市議会議員‏@murakamisatokoさんが

こんなツイート。





別に、

希望の党の力など借りずに

野党共闘で

十分に安倍自民党は、

追い落とせると考えられる。

むしろ、

共産党を外して

追い落とそうとすると、

対立候補を共産党が立ててくるから

逆立ちしたって

自民党を追い落とせないということになる。

さて、次に

森議員が続けて言う

「排除の論理を振りかざしている」

というのは、

メディアに対して

我々が安倍政権の受け皿になると情報操作していたならば、

その責任を取れということだろう

(政権交代の意図(2)についての情報操作)。

絞りをかけたんでは、

受け皿になりえないんで、

希望の党は、

虚偽の表示をしたことになるということ

なんだろう。

もし、政権交代を掲げ、

自分たちが

その受け皿になるとマスコミ相手に

表明していたのであれば、

政治家として

道義的責任を生じるのは明らかだ。

となると、

森ゆうこ議員の主張は、

全面的に正しい。

また、

民進・阿部知子さんの

「(希望の党が)イデオロギーで選別するなら希望の党には参加しない」

と述べたことも納得できる

(下記〔資料〕参照)。

ただ、もともと

政権交代にこだわらず

受け皿の意味を

「補完勢力になる」ことに

限定して使われていた場合は、

小池氏の

言い分にも合理性がある。

有田氏が

意味ありげに

「トロイの木馬」と

ツイートしていた。

つまり、内部崩壊させる意図で

民進党が党員を送り込むというなら、

希望の党としては、

相手を、

敵である可能性ありと認識すべきだから、

組む相手の

選別は不可避だ。

一体、どちらだったのか。

メディアの情報操作と言っても

主観が混じる。

また、密室での交渉であったことを考えると、

両方の可能性であったことを認め、

個々的な

申請の撤回を認める方がいいと思う。

申請した後、

拒否された場合の

党員の不利益が大きすぎるからだ。


〔資料〕

「「新しい独裁者はいらない」民進・阿部氏、小池氏を批判」

   朝日新聞(2017年9月30日13時55分)

☆ 記事URL:http://www.asahi.com/articles/ASK9Z4DJQK9ZULOB003.html

 民進党前職で、神奈川12区から立候補予定の阿部知子氏は30日、神奈川県藤沢市内で記者団に対し、「(希望の党が)イデオロギーで選別するなら希望の党には参加しない」と述べた。自らが公認された場合でも、選別が行われるなら参加しないといい、枝野幸男元官房長官ら同党のリベラル系議員らと「より多くの仲間が戦える枠をつくる」ための協議を始めたという。

 阿部氏はこれに先立つ街頭演説で、希望の党の小池百合子代表について「安倍(晋三)首相に代わる新しい独裁者はいらない」などと厳しく批判。前原誠司代表に対し、希望の党との合流協議からの撤退と、両院議員総会の開催を求めた。(小北清人)




















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/256.html

[中国12] 中国がパクリ大国から知財強国へと変貌!?―中国メディア
28日、中国メディアの環球網が、中国はものまね大国から知的財産権強国へと変わりつつあると日本メディアが報道したと伝えた。資料写真。


中国がパクリ大国から知財強国へと変貌!?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b159930-s0-c20.html
2017年9月30日(土) 5時20分


2017年9月28日、中国メディアの環球網が、中国はものまね大国から知的財産権強国へと変わりつつあると日本メディアが報道したと伝えた。

科学技術振興機構が最近公表した報告書によると、中国の企業や大学の特許出願が爆発的に増えており、知的財産権の保護制度も整備されてきたという。それで2020年代には知的財産権の米中2強時代になると予測している。

中国は、2016〜2020年の第13次5カ年計画で、科学技術力の強化や、「知的財産権強国の建設」を目標に掲げている。報告書は関連する政策や特許出願状況などを調べたが、それによると、特許出願件数は米国の2倍となるおよそ134万件で、世界で最も多かった。企業の国際特許出願件数でも中国の中興通訊(ZTE)が1位、ファーウェイが2位となり、日米の企業を上回った。

中国では、知的財産権を保護する施策が出され、権利の侵害に対する罰則が強化された。知財裁判をインターネットで公表するなどの措置を通して、急速に改革を進めており、制度や実務面で日本が追い抜かれるのではないかと予想しているという。

中国の改革のスピードはある面では確かに非常に速く、かつては動画共有サイトで違法にアップロードされた映画やアニメなどがたくさんあったが、今では各社が版権を購入するようになり、違法な動画は削除されるなどして海賊版は大幅に減少した。

しかし、その一方で地方にはいまだに世界的に有名なキャラクターを模倣した、いわゆる「パクリ遊園地」が数多く存在していたり、日本のアニメキャラクターを模したと思われるグッズが普通に売られていたりする。また、上海にオープンした「大江戸温泉物語」をめぐる問題も記憶に新しく、いまだに解決されていないようだ。特許数は増えても、本当の意味で国民の知的財産権意識が高まった強国となるには、まだまだ時間がかかるといえそうだ。(翻訳・編集/山中)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/200.html

[中国12] <中国人観光客が見た日本>日本の「竹島」に行ってみた=妙な怖さに鳥肌、そして夢見心地…
25日、愛知県蒲郡市を訪れた中国人観光客が、その時の感想を自身のブログにつづっている。


<中国人観光客が見た日本>日本の「竹島」に行ってみた=妙な怖さに鳥肌、そして夢見心地…
http://www.recordchina.co.jp/b191192-s0-c60.html
2017年9月30日(土) 12時30分


2017年9月25日、愛知県蒲郡市を訪れた中国人観光客が、その時の感想を自身のブログにつづっている。以下はその概要。

名鉄電車で南下し、吉良吉田駅で乗り換えて蒲郡へ向かう。蒲郡は外国人観光客が多く訪れる街ではないようで、電車内の外国人は自分だけだった。日本人の老若男女に囲まれながら、彼らの言動を意識的に観察してみた。

車内は広々としているのにとても静かだった。人々は整然と乗降する。中国国内でよくあるような騒がしさや大声で電話している人はいない。多くの中高生が電車で通学しているのは驚かされた。制服は、濃紺の中山服のようなものや、スーツ風のようなものもあるようだ。スマートフォンをいじっている生徒もいれば、英単語を覚えている生徒、数学の勉強をしている生徒もいた。

高齢の女性が1人で乗ってきた。こざっぱりとし身なりで、手に大きな包みともう1つの荷物を抱え、私のすぐそばに立った。席はすべて埋まっていた。席を譲ろうかとも思ったが、日本と中国の文化の違いはどうかと気になった。日本の高齢者は中国のように高齢であることをあまりひけらかさない。そこで、私のリュックの上に荷物を置いてもいいですよと身ぶりで示すと、女性は好意に気づいてくれたようだった。私にうなずきながら感謝の気持ちを示してくれ、電車を降りるときも私に礼をしてくれた。

夜7時40分に蒲郡に到着した。ここに来た目的は、湾内に浮かぶ小島の「竹島」だ。竹島には200メートルある橋でつながっている。入島料も必要ない。以前行ったことのある遼寧省葫芦島の島を思い出した。対岸から近いのは同じだが、そこは橋もなく、入島のための切符を売る人に囲まれる。思い出すと悲しくなる。

橋に上がると、心が弾んだ。一歩一歩ゆっくり歩くうちに島が近づいてくる。周りを見渡すと、カモメがたくさん見える。海はうねり、波が立っている。水はとてもきれいで、タイのアンダマン海にも劣らない。ごみだらけの中国の浜辺とはまったく違う。小さな山のような形をした島は、うっそうと生い茂る木々に覆われていた。サッカー場くらいの広さだろうか。島を一周する道があり、対岸や海を見たり、カモメを眺めたりしながら歩けるようになっている。石段を上がっていくと、神社がある。

この神社は、神様を祭っているのか、亡くなった人の霊を供養している場所のようだ。参道の両側に白いのぼりが立ち並ぶ様子は、日本人にとっては当たり前でも、中国人の自分にとっては、どこか不吉でゾクッとする。島には観光客も来ているが、妙に怖くなって鳥肌が立った。

それからしばらくの間、異郷の島で、波の崩れる音やカモメの声を聞きながら、対岸の街の明かりを眺めたり、空の星を数えたりして過ごした。柳の陰から月が見える。美しさに満ちていて、まるで夢見心地だった。(翻訳・編集/岡田)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/201.html

[戦争b21] 北朝鮮、新たに潜水艦発射弾道ミサイル発射の動きか=韓国ネットもざわつく
29日、韓国・毎日経済などによると、北朝鮮の平安南道南浦造船所で潜水艦発射弾道ミサイルの水中発射試験とみられる動きが捉えられた。この報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


北朝鮮、新たに潜水艦発射弾道ミサイル発射の動きか=韓国ネットもざわつく
http://www.recordchina.co.jp/b192140-s0-c10.html
2017年9月30日(土) 13時10分


2017年9月29日、韓国・毎日経済などによると、北朝鮮の平安南道(ピョンアンナムド)南浦(ナムポ)造船所で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の水中発射試験とみられる動きが捉えられた。

米国の北朝鮮専門メディア「38ノース」は28日(現地時間)、南浦造船所一帯を今月1日と21日に撮影した商業衛星写真を公開した。この写真を基に38ノースは、はしけの位置は、4月と変わっていないが、はしけを支持する4つの構造物とはしけの前方に変化があると分析した。また、クレーンの位置が異なっており、はしけの上ではまだ工事が進行中だった。

38ノースは「北朝鮮が南浦造船所で2次SLBM試験台を継続して準備していることを示している」と述べた。続いて「北朝鮮が第2のはしけを確保しようとする意図と、現在進行中の作業の目的は明らかではない」とし、「(朝鮮半島の)西海岸までSLBM試験・開発プログラムを拡張するために、最近確保したはしけを改造した可能性もある」と説明した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「制裁の次の手段はいくらでもある」「直ちに制裁強化だ」など、さらに制裁を強化すべきすとる意見の他に、「発射地点をピンポイント攻撃しろ」など、好戦的な意見が寄せられた。

また、「このようなことをする北朝鮮への支援(800万ドルの人道支援)は行うべきではない」と、北朝鮮への人道支援を決めた文在寅政権への批判の声も見られた。

その他に、「きちんと画像を再確認する必要がある」と冷静に見極めるべきとするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)



http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/196.html

[中国12] 成都市に中国一の高さとなる677メートルのビル建設へ=中国ネット「地震が多い場所なのに…」「ビルの空室率はすでにかなり
29日、中国メディアの財経網が、四川省成都市に中国一の高さとなる677メートルのビルが建設されると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は成都市。


成都市に中国一の高さとなる677メートルのビル建設へ=中国ネット「地震が多い場所なのに…」「ビルの空室率はすでにかなり高いはず」と不評
http://www.recordchina.co.jp/b177088-s0-c30.html
2017年9月30日(土) 16時50分


2017年9月29日、中国メディアの財経網が、四川省成都市に中国一の高さとなる677メートルのビルが建設されると伝えた。

26日、成都市公共資源交易センターの公式サイトで、10月19日から成都市天府新区秦皇寺の299ムー(約20万平方メートル)の土地を競売にかけることが発表された。譲渡の条件によると、677メートルのビルを建設することになっているという。完成すれば、632メートルの高さの上海タワーを超えて中国一の高いビルとなり、世界でも2番目の高さになる。

このニュースに対し、中国のネットユーザーから「こんなものを造る必要性があるのだろうか?」、「こんなビルを造っても何の意味もないと思う」など、この建設計画に疑問を投げかけるコメントが多く寄せられた。

また、「成都市のオフィスビルの空室率はすでにかなり高いと思うのだが」という指摘や、「中国人は1番になるためなら何でもするな。でも高層ビルは火災の時の救出が問題だ。30階でも大変なのに、超高層ビルなら言うまでもない。こんなの名誉以外に何の価値もない」という意見もあった。

さらに、「地震が頻発しているところなのに、こんなに高いビルを造るのか?」というユーザーがいたが、「地震を心配する必要はない。今の技術なら地震に耐えられる」という反論もあった。

ほかには、「なぜ世界一のビルにしなかったのだろう?」というコメントや、「でもスモッグがでたら(視界が悪くなり)高さ2メートルになってしまうけどね」と、大気汚染の問題をやゆするユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/202.html

[アジア23] 韓国のネット掲示板で「文在寅大統領の斬首部隊募集」、警察が捜査に着手=韓国ネット「鳥肌が立つ」「背後に潜んでいる組織
29日、韓国・聯合ニュースTVによると、右傾傾向が強いとされる韓国のネット掲示板サイト「日刊ベストストア」に「文在寅大統領斬首部隊募集」とする掲載が現れ、警察が捜査に着手した。資料写真。


韓国のネット掲示板で「文在寅大統領の斬首部隊募集」、警察が捜査に着手=韓国ネット「鳥肌が立つ」「背後に潜んでいる組織の解明を」
http://www.recordchina.co.jp/b192131-s0-c10.html
2017年9月30日(土) 19時30分


2017年9月29日、韓国・聯合ニュースTVによると、右傾傾向が強いとされる韓国のネット掲示板サイト「日刊ベストストア(イルベ)」に「文在寅(ムン・ジェイン)大統領斬首部隊募集」とする掲載が現れ、警察が捜査に着手した。

警察庁によると、28日、市民による112(犯罪申告番号)通報でイルベ掲示板に「文在寅斬首部隊隊員募集」とするタイトルの文章が掲載されたことが分かった。現在、このスレッドは削除されている。

作成者は、「左傾赤どもが政権を握り、大韓民国全体を世界に親北と知らしめている」とし、文大統領と任鍾皙(イム・ジョンソク)青瓦台(大統領府)秘書室長を斬首対象に挙げた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「国家元首を殺害するメンバーを募集するなんて鳥肌が立つ」「大統領にテロを企てようだなんて…」と驚きを示す声や、「作成者を必ず探し出して厳罰に処さねばならない」という声、「背後に潜んでいる組織も調べてほしい」といった黒幕の存在を疑う声が寄せられた。

また、「政治扇動もいいかげんにしろ」「イルベこそ親北じゃないのか。保守を隠れみのにして内乱陰謀を企てている」「本当の共産主義思想者が集まっているのがイルベ」など、掲示板自体への否定的な意見までが見られた。(翻訳・編集/三田)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/284.html

[アジア23] 「なぜ日本で売れてないのか不思議」「もし韓国人だったら今ごろトップスター」=韓国人がその美貌を絶賛する日本人女優
29日、複数の韓国メディアの報道によると、韓国のポータルサイトのリアルタイム検索ワードランキング1位に、このほど一人の日本人女優の名が急浮上した。写真はヒマワリ。


「なぜ日本で売れてないのか不思議」「もし韓国人だったら今ごろトップスター」=韓国人がその美貌を絶賛する日本人女優
http://www.recordchina.co.jp/b192063-s0-c60.html
2017年9月30日(土) 23時30分


2017年9月29日、複数の韓国メディアの報道によると、韓国のポータルサイトのリアルタイム検索ワードランキング1位に、このほど一人の日本人女優の名が急浮上した。

その名は藤井美菜(29)。2006年に映画「シムソンズ」でデビュー後、日本で数々のCMやテレビドラマに出演、12年からは韓国での芸能活動を本格的に始め、以降は日韓双方で活動している。

今回注目を浴びたのは、彼女が韓国の人気バラエティー番組「ようこそ、韓国は初めてだよね?」にMCの女性アナウンサーのピンチヒッターとして出演、久しぶりにテレビに登場したためとみられる。28日夜の放送予定について前日に自身のインスタグラムで紹介するとネット上で話題が広がり、芸能メディアのみならず一般紙もネット記事などでこれを転載した。

興味深いのは、韓国のメディアやネットユーザーがほぼ例外なく、彼女の美しさに注目している点だ。ネットユーザーからは「相変わらず美しいね」「本当に本当にきれい。ハンパない」「きれじゃないふりしながらきれいな人は初めて見た」「韓国女性より美人だね」など激賞の声が飛び、「もし美菜が韓国人だったら、今ごろトップスターになってるはず。天が授けた美貌だ」「日本でなぜ売れてないのかが不思議」との指摘もあるほど。

また藤井自身が過去に公開した幼少期の写真を再掲し「幼い頃から衝撃的な美しさ」「まるで人形のよう」などと絶賛する報道があったほか、彼女が満開のヒマワリ畑でほほ笑む写真に「いったいどれが花なのか?」と見出しを打った記事には「ヒマワリなんてどこにある?美菜しか見えないよ」とのコメントも。

さらには美しさだけではなく「韓国語もとても上手だし、性格もセンスも飛び抜けていい。バランスよく持ち合わせてる」として「応援してます」とのメッセージもあり、ピンチヒッターのはずの番組出演に「レギュラーで出てほしい」との声も多数上がった。(編集/吉金)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/285.html

[政治・選挙・NHK233] 民進党「リベラル派」排除の選別・差別を許さない! 


民進党「リベラル派」排除の選別・差別を許さない!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315395321.html
2017-09-30 18:52:57 半歩前へ


 安全保障、憲法観で「踏み絵」を踏ませて民進党内のリベラル派を選別する。維新の会とは選挙協力して、「すみ分け」を目指すー。小池百合子がハッキリそう言った。

 自民党が選挙で大敗し、安倍政権が崩壊するのを見届けて、小池百合子に対する批判を始めようと考えていた。だが、もう、ガマンも限界だ。今後は批判する。

 小池新党が民進党の衆院議員一人ひとりについて、過去の言動など調べ挙げて選別しようというのだ。中でも絶対条件が安保法(戦争法)と改憲。この2つに反対する者は「お断り」だという。

 戦争法や改憲に反対して、どこがいけないのか?

 リベラル派排除は絶対、許さない。私が民進党の中で共鳴できるのは彼らだ。そのリベラル派を邪魔だと「排除」しようとした。

 「排除の論理」がまかり通る小池新党。右翼だらけの政党など、こっちから願い下げだ。

 元々この「希望の党」は、党首争いで敗れた細野豪志や、自民党に入り損ねた落ちこぼれの自民シンパ。さらには自民党以上の国粋主義者集団「日本のこころ」の残党などゴミの寄せ集め。

 それが小池人気にあやかって、あわよくば、引き続き議員バッジを付けたいと集まった。政治家のレベルとしては最低の部類に属する者たちである。































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/257.html

[政治・選挙・NHK233] 今度はぜひ、良識・リベラル派だけで新党結成を! 
今度はぜひ、良識・リベラル派だけで新党結成を!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315409362.html
2017-09-30 19:45:38 半歩前へ


 信念や理想よりも議員バッジが欲しいー。

 永田町にはそんな下卑た輩が徘徊している。

 そうした中で、志を失わず、真摯に政治に向き合っている者たちがいる。希望の党から排除されようとする民進党の衆院リベラル派や参院の良識派である。彼らが団結して新党を結成してほしい。

個別に立候補しても大組織には勝てない。当選は難しい。

山本太郎が東京の新宿駅西口地下の街頭演説でこう言った。
「無所属に戻って、どうやって声を伝えていこうかと思うと悩ましい。醜い状況を広く伝えられる場が、街頭演説だけになってしまうかと思うとつらい。

 テレビの1%の視聴者は100万人ですよ。今この場で2時間喋ってどれだけの人が来てくれたか…」

 ひとりでもたくさんの人に呼びかけるには政党を結成する必要がある。そうすれば国会質問も出来る。それがテレビで中継され、より多くの人に訴えることが出来る。

 志を同じくする良識派が結集してもらいたい。今度はぜひ、良識・リベラル派だけで新党を結成してほしい。それが多くの有権者の願いだ。

 前原誠司の新党への合流決断で、有田芳生や真山勇一ら参院の民進党良識派が苦悩している。政権を倒すには選挙で勝ち、反安倍議員の数を増やすことが必要だ。だが、志を曲げてまで新党に移りたくない。そう考えている者たちだ。

 菅直人、蓮舫、辻元清美ら民進党のリベラル派、良識派で新党を結成してほしい。そこに山本太郎も参加してくれたらどれほど心強いことか。山尾志桜里にも声をかけよう。

 私は応援する。 みんなも応援しよう!



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/258.html

[政治・選挙・NHK233] 福島みずほ氏が小池都知事に激怒!「憲法改正、安保法推進の踏み絵を踏ませ、屈服させる。自分が選別し、排除すると言い、生殺…
【正論】福島みずほ氏が小池都知事に激怒!「憲法改正、安保法推進の踏み絵を踏ませ、屈服させる。自分が選別し、排除すると言い、生殺与奪権でいじめる。政治を人の人生を弄ぶな。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34540
2017/09/30 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。
























しかし、小池百合子は加速度的にぶっ壊れていってますね。日本中が注目してくれるもんだから、天にも昇るような気持ちで調子に乗っているのでしょう。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/259.html

[政治・選挙・NHK233] 小池新党に平身低頭、にじり寄る彼らは「カニもどき」! 
小池新党に平身低頭、にじり寄る彼らは「カニもどき」!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315471210.html
2017-09-30 23:01:07 半歩前へ


 人はそんなに簡単に変われるものなのか? 信念や約束はどこに捨てた? 私なら恥ずかしくて絶対できない。

 口にチャックした彼らは「カニもどき」ではないか? この人たちはこれまで、本当に改憲や戦争法に反対だったのか? 単なる「票」目当てのポーズだったのではないか? 

 この記事を読むと、そんな気がしてならない。

 本物のカニに似せたカマボコ「カニもどき」があるが、彼らは「カニもどき」ではないか? ニセモノ!

 「希望の党」は民進党から合流の候補者を選別する方針で、これまでの主張を控える立候補予定者が出てきた、と朝日新聞が伝えた。 (敬称略)

*************

 宮城2区から立候補を予定する鎌田さゆりは、、毎日昼に続ける仙台市内での街頭演説で、憲法改正や安保に極端に触れなくなった。

 前日までは安倍晋三首相を指して「憲法を改悪して再び海外へ戦争に出かける憲法に作り直しをする」などと批判。しかし、28日以降は「大義なき解散」への批判などに力点を移した。

 取材に対し、鎌田は「目的は安倍政権を倒してこの国の政治を根本から変えること。その目標に向かってただ進むだけ」とし、自身のスタンスに変わりはないと強調する。

 しかし、共闘を続けてきた共産党の佐藤克之・仙台東地区委員長は「安倍政権が倒れれば何でもいいとは思っていない。市民と話し合って一緒にやろうということがあるからこそ、野合ではなく大義をもった共闘だった。

 全く違う人たちと手を組むのは残念ながら裏切り。やはり身の保全を優先する態度と断じざるを得ない」と突き放す。

 ほかの予定者からも希望の方針に沿った発言が相次ぐ。
5区の安住淳は「前から憲法改正に賛成」。
3区の一條芳弘は「憲法を絶対変えちゃいけないとは思わない」。
4区の坂東毅彦は「すべて反対という立場ではない」。

 一方、1区の岡本章子は2015年7月、市議選前にホームページで「集団的自衛権行使を含んだ安保法案の強行採決に対する仙台市民・国民の意思表示の場」と書いた。

 29日の取材には「制限がない集団的自衛権になることに非常に危惧は持っている。今の段階で言えるのはそれまで」と歯切れが悪い。

 県連代表代行の桜井充・参院議員も「(先に合流した)細野豪志さんですら、安保法制に反対だった。どこをもって(希望が)『よし』として下さるのか非常に難しい」と低姿勢だ。 (以上 朝日新聞)

























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/260.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子の政治力 
小池百合子の政治力
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/a581a31ddff9589de53aa6fb1b3eeae0
2017年09月30日 のんきに介護


内田樹@levinassienさんのツイート。



要するに、

思わせぶりなんだな。

どんな風に思わせぶりか――。

きっこ‏ @kikko_no_blogさんが

こんな風にツイート。



国民に対して

「脱原発」を弄ぶような、

まるで、

天井が抜けたかのような思わせぶりをしてくれている。

ただし、対米従属の路線に関しては、

直球勝負かもしれない。

2011年、

みんなが福島のこと考えていた最中に

こんな球をジャパン・ハンドラーに投げ込んでいた。



寸分も

福島の人たちのことを考えていない。

「脱原発」のことなど、

なおさらだ。

もし、

爪の垢でも原発事故に戦(おのの)き、

真剣に

「脱原発」に思いを馳せた人間なら、

よりによって「脱原発」を選挙の撒き餌には使えなかったろう。

このおばちゃんにとって、

彼氏は、

きっと米国だ。

日本の政治の実権は、

米国が握っていることをとうの昔から知っていて、

行動している。

つまり、本質的に安倍晋三と同じ穴の貉(むじな)って

ことだね。

そんなわけで、ポスト・安倍は、

安倍の子飼いからは出てこないぐらいのこと、

踏んでいただろうな。

何はともあれ、

今は、

駅の売店の新聞売り場の占拠は成功した。

どの新聞社も

夕刊の一面は小池一色だ。

フジでさえ、

安倍を切って捨てたようだよ。


























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/261.html

[政治・選挙・NHK233] あの読売で内閣支持率が7ポイントも急落! 


あの読売で内閣支持率が7ポイントも急落!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315355008.html
2017-09-30 16:07:31  半歩前へ


 読売の28日夕から29日にかけての緊急世論調査で、内閣支持率が前回(9月8日―10日)の50%から43%に7ポイント急落。反対に不支持は39%から46%に大きくアップした。

 “安倍による安倍のための”個人的な都合の解散を「評価しない」との回答65%の数字が示す通り、「疑惑隠し解散」への反発が響いている。

 読売新聞のけさの一面トップは「自民34%、希望19%…比例投票先」の大見出しが付いた。誰が見てもヘンな見出しだ。

 本来なら、「内閣支持率43%に急落 前回比7ポイント減」とするところだ。それをしなかったのは安倍首相への「特段の配慮」と言える。

 公器である新聞を意図的に操作する読売は、もはや「新聞」とは言えない。単なる政府の宣伝媒体に過ぎない。完全な御用機関だ。

 この期に及んでもまだ、読売を購読している者が近くにいたら、「信頼できる東京新聞」か、「県紙」に切り替えたらどうか、とアドバイスした方がいいのではないか。































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/263.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子さえも勝てない安倍昭恵夫人の強さ  天木直人
小池百合子さえも勝てない安倍昭恵夫人の強さ
http://kenpo9.com/archives/2476
2017-09-30 天木直人のブログ


 発売中の週刊新潮最新号(10月5日号)に安倍昭恵夫人のグラビア入りの最近の言動が掲載されている。

 安倍首相とともに国連から帰った翌日に、地元山口で聴衆の前でマイクを握って語ったという。

 「時差があったのと、帰国してから、夜中にずっと主人がしゃべり続けるので、それを聞いてなくちゃいけなくて、睡眠不足でぼーっとしています」と。

 このノー天気ぶりはどうだ。

 今度の大義なき選挙の張本人は森友・加計疑惑の主犯である昭恵夫人だ。

 それにもかかわらず、このあかるさだ。

 「これからは行動する時代だと思うんです。一歩踏み出さなきゃ何も生まれないかな、って・・・私が動けば批判もくるんですけど」

 そう言って笑う写真をみると怒りを通り越して驚くしかない。

 この強さには、さすがの小池百合子も足元にも及ばないだろう。

 ひょっとして、安倍首相と小池百合子の勝負は、昭恵夫人に励まされた安倍首相の勝ちになるのか。

 そう思わせる週刊新潮のグラビア記事である(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/264.html

[政治・選挙・NHK233] 「詩織さん」準強姦を不問に付した検察審査会 「不起訴相当」までの奇怪な経緯(週刊新潮)
      
       民事裁判の準備を進めているという


「詩織さん」準強姦を不問に付した検察審査会 「不起訴相当」までの奇怪な経緯
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/09271700/?all=1
週刊新潮 2017年10月5日号


“安倍総理お友達”山口敬之元TBSワシントン支局長(51)に準強姦された――詩織さん(28)が検察審査会に行った申し立てに「不起訴相当」の結論が下された。だが、その過程には奇怪なやりとりがあった。

 ***

 検察審査会は、20歳以上で選挙権を有する国民の中からくじで選ばれた11人の「検察審査員」が審査する。判断は起訴相当、不起訴不当、不起訴相当の3つで、今回の詩織さんのケースでは、6人以上が“不起訴は妥当”と判断したことになる。

 詩織さんの代理人弁護士が言う。

「7月18日頃、第六審査会の伊藤事務局長から、追加の証拠の提出時期を確認されました。詩織さんの陳述書がまだでしたので、“その週のうちに”と回答したのですが」

 これがままならなくなったのは7月21日夕方のこと。

「事務局長から“証拠を追加のうえでの議決を希望されますよね?”と聞かれ、当方が“当然希望します”と述べたところ、“こちらにも都合がありまして”と言われたのです」

 証拠が揃ってもいないのに判決を下していいですかと裁判官が聞くような行状である。また審査に関しては、審査員が希望すれば付くはずの補助役の弁護士はいなかった。郷原信郎弁護士の解説によれば、

「審査会事務局が提案しない限り、検察官とは異なった立場の法律の専門家の意見を聞くということにはならないのだろうと思います。補助弁護人が選任されていないということは、“法的に起訴すべきだった”という方向において、専門家の意見は反映されていないことを意味しています」

 詩織さんも、審査にこんな感想を述べる。

「今回、検審からは発言の機会を与えられることは叶いませんでした。審査員の方などが望めば出席することも不可能ではないと聞きましたが……。陳述書では言いたいことをしっかりと述べました。けれど、書面だけでは分からないこともありますし。もし当事者に聞く必要がないということなら、その理由を知りたいとは思います」

 今後については、

「現在、民事裁判の準備を進めているのは事実です。セキュリティカメラ動画については(※事件現場となった)ホテル側からお渡し頂けていませんが、民事の手続きをすることで、それを提出すると約束して頂きました。そういった新しい証拠が手に入るので、刑事ではできなかった真実の解明が少し進むかもしれないと考えています」

 ***

 9月28日発売の「週刊新潮」では、詩織さんのインタビュー全文と共に、「検察審査会」の判断を問う特集を掲載している。



詩織さん、損害賠償求め提訴「民法上の不法行為」
http://www.asahi.com/articles/ASK9Y5DZKK9YUTIL02V.html
2017年9月29日20時46分 朝日新聞

 ジャーナリストの詩織さん(28)=姓は非公表=が、元TBS記者の男性ジャーナリスト(51)に1千万円の損害賠償を求める訴訟を28日、東京地裁に起こした。2015年4月にこの男性と都内で会食後に意識のない状態となり、性暴力被害を受けて精神的苦痛を被ったと訴えている。

 この件は準強姦(ごうかん)容疑で捜査されたが、東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分とした。詩織さんの審査申し立てに対して、東京第六検察審査会は今月21日付で「不起訴相当」の議決を出している。男性は議決後、「一連の経過で犯罪行為を認定されたことは一度もなく、この案件は完全に終結した」としていた。提訴に対し、メールで「訴状を見てから対応します」とした。

 詩織さんの弁護士は「(男性の行為は)民法上の不法行為にあたる」としている。

 詩織さんは、29日に約200人が出席して参院議員会館で開かれた「性暴力被害当事者を孤立させない院内集会」に出席。「検察審査会は不起訴相当という議決を出し、現在の司法では、私が受けた行為は準強姦に値しないという結果だった。しかし、私が受けた行為は28年間生きてきたなかで最も醜い人権侵害で、そのあと職場に行けなくなるなど生活に大きな支障をきたした」と語った。






































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/265.html

[政治・選挙・NHK233] "脱原発より超原発"小池氏の隠したい過去 小泉純一郎元首相と急接近も(PRESIDENT)
"脱原発より超原発"小池氏の隠したい過去 小泉純一郎元首相と急接近も
http://president.jp/articles/-/23231
2017.9.28 PRESIDENT Online


9月25日、小池百合子都知事が率いる希望の党が立ち上がった。政策の目玉のひとつは「脱原発」。かつての「師匠」である小泉純一郎元首相にも接近し、「原発ゼロ」をアピールしている。だが、小池氏は自民党の総務会長だった2011年7月、「私は『脱原発』ではなく、『超原発』」と発言している。付け焼き刃の「原発ゼロ」で総選挙を乗り切れるのか――。


2009年8月、衆院選で小池百合子衆院議員(当時)の応援にかけつける小泉淳一郎元首相。当時、小泉元首相が候補者の応援に立つのは異例のことだった。(写真=中西祐介/アフロ)

あえて会見をぶつけて首相をかすませた

9月25日、小池百合子都知事が率いる希望の党が立ち上がった。この日は安倍晋三首相が記者会見し、衆院解散を正式表明している。そのことはもちろん永田町の全員が知っていた。

ニュースを発信しようとする立場なら「首相会見の日は避けよう」と考えて他の日に発足するのが普通だ。あえて25日に会見をぶつけ、安倍首相の存在をかすませてしまうのだから、さすがとしか言いようがない。しかも民進党を事実上のみこんで、野党再編の先頭に立とうとしている。

その小池氏は、かつての「師匠」である小泉純一郎元首相とタッグを組み「原発ゼロ」を前面に掲げ、選挙戦に臨もうとしている。

25日の会見で、小池氏は希望の党の理念に「原発ゼロ」を盛り込むこと表明。「ゼロを目指す工程を作成しなければならない」と語った。その小池氏はその日、約20分間、都庁で小泉氏と「極秘」に会っている。

「極秘」に会ったのだが、そのことをあっさり認めたのも小池流。追い掛ける記者に「原発について話しました。頑張ってくれと励まされた」とささやく。意識的に情報を拡散させようとしているのは明らかだ。これも、小池氏らしい手法だ。

小泉氏は、政界引退後、「脱原発」に目覚め、その伝道師的な存在として全国行脚している。2014年の都知事選に出馬した細川護熙元首相と2人3脚で、街頭演説。内容は脱原発一辺倒だった。

その後、小泉氏は安倍晋三首相にも脱原発を進言しているが、安倍氏は乗ってきていない。そこで、小池氏と急接近したのだ。

小泉劇場のヒロインだった小池氏

小池氏と小泉の関係は深い。2005年、小泉氏が「郵政解散」を仕掛けた時、郵政民営化法案に反対した議員に対する対抗馬として、従来の兵庫6区から東京10区にくら替えして出馬。「元祖刺客」候補としてマスコミで注目された。

小泉劇場の主役は言うまでも小泉氏だが、小池氏の存在も、立派な「主演女優賞」ものだったのだ。2人の蜜月は、その後も続く。小池氏が2008年の自民党総裁選に出馬した際も、小泉氏がサポートした。今回の衆院選にあたり、2人がタッグを組んだのも自然の流れと言えなくもない。

小池氏は希望の党を「寛容な改革保守」と位置づけているが、原発ゼロを打ち出すことでリベラル層にウイングを広げる意味でも好都合だ。

細川元首相も小池氏支援に回るか

今後、小池氏にとってはもう1人の師匠である、細川氏も小池氏支援に回る可能性がある。小池氏と細川氏の関係は9月21日にアップした「秒殺された『野田聖子、小池百合子新党』」を参考にしていただきたい。

しかし、問題は小池氏がどこまで「原発ゼロ」に本気なのか、という問題だ。実のところ、小池氏はこれまで原発問題について、あまり熱心ではなかった。

東日本大震災から4カ月後の2011年7月、自民党の総務会長だった小池氏は機関紙「自由民主」で次のように発言している。


小池百合子総務会長に聞く 「脱原発」ではなく「超原発」で(自由民主党のウェブサイトより https://www.jimin.jp/activity/colum/112005.html

そもそも、私は「脱原発」ではなく、「超原発」が必要だと言っています。原発を超えて、太陽光発電、風力発電、地熱、地中熱、潮力など自然に満ち溢れたエネルギーを使わないのはもったいない。菅総理は急に、再生可能エネルギー買い取り法案の成立を訴え、一点突破、全面展開を考えているようですが、それだけで国が成り立つわけではありません。わが党は、例えば、経済や雇用はどうするのかなどの問題も含め総合的な議論を進めていきます。(機関紙「自由民主」2470号)

さらに昨年7月、都知事選に出馬した際は「原発は安全性の確保が第一」というような無難な発言を繰り返している。環境相経験者でもある小池氏は、エコの観点から自然エネルギーの普及には熱心なのは事実だが、「脱原発」勢力とは、とても言い難い。明確に「ゼロ」を打ちだしたのは25日が初めてのようだ。

このあたりは、「脱原発」の老舗を自任する勢力から追及を受けることも増えてくるだろう。プレゼン能力の高さでは定評がある小池氏。追及をかわして、脱原発を求めるリベラルな層も取り込むか。それとも、付け焼き刃の「原発ゼロ」であることを露呈してしまい失速するのか。それは衆院選の結果にも影響を及ぼすことになる。

(写真=中西祐介/アフロ)








































関連記事
希望の党と民進党の合流は大政翼賛会だ! 騙されるな、小池百合子が原発ゼロや消費増税ストップをやるはずがない(リテラ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/143.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/266.html

[経世済民123] トイザラス破綻は、セブン&アイやイオンさえ危機に陥る可能性を示している(Business Journal)
         米国のトイザラス店舗(「Wikipedia」より/Raysonho)


トイザラス破綻は、セブン&アイやイオンさえ危機に陥る可能性を示している
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20773.html
2017.10.01 文=真壁昭夫/法政大学大学院教授 Business Journal


 18日、米国の玩具小売り大手トイザラスが、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請した。

 米国の小売り企業全体が、アマゾンをはじめとするネット企業の脅威にさらされている。その脅威は、従来のビジネスモデルを基礎とした経営の強化だけでは、成長が実現できないほどに厳しい。今後もこのトレンドは続くだろう。アマゾンを筆頭とするネット関連企業の急成長を受け、消費者の行動が大きく変化している。世界中でネット関連企業のビジネスによって、競争が激化している。トイザラスの苦境はわが国の企業にとって、対岸の火事ではない。

■激動の時代を迎える小売り業界
 
 世界中で小売り業界が激動の時代に突入している。背景には、オンラインショッピングサービスを展開するアマゾンなどの存在感が大きくなり、店頭でモノを買うことが少なくなってきたことがある。中国のアリババドットコムは、自ら店舗を運営してきた。そこには、スーパーマーケットだけでなく、オンラインショッピング、購入した食材を調理してもらうサービスなども含まれる。アリババは従来のビジネスモデルと大きく異なるコンセプトを実現したのである。

 言い換えれば、オンライン(インターネット上での消費行動)と、オフライン(実店舗)の融合が急速に進んでいる。小売り革命というよりも、物流革命と呼ぶにふさわしい動きだ。アマゾン、アリババだけでなく、オンライン上でのフリーマーケット出店サービスを提供するわが国のメルカリなど、スタートアップ企業の存在感も日増しに大きくなっている。

 トイザラスはこうした動きに対応することができなかった。そのため、顧客をつなぎとめることができず収益性が悪化した。アマゾンに対抗するためオンラインショッピングにも進出したが、投資負担が業績を圧迫し、同社は4期連続の最終赤字に陥っている。

 トイザラスの経営悪化には、スマートフォン(スマホ)などの普及によって子供の遊び方が変化してきたことも影響している。たとえば、児童がスマホでゲームアプリをダウンロードし、友人同士で遊ぶケースは日常化している。ハード(玩具などのモノ)ではなく、ソフト(ゲームや動画などのコンテンツ)が重視されるようになってきたのである。

 このように考えると、消費を行い一定の効用(満足感)を得るという心理は、技術の革新とともに大きく変化してきたことがわかる。モノをつくっている、あるいはモノを販売してきた企業が、これまでと同じことをやり続けることによって成長を達成することは、一段と難しくなっていくのではないか。

■苦戦する国内小売り企業
 
 わが国でも、今のところ米国ほどではないが、小売り企業の苦戦が鮮明となっている。特に、総合スーパー業界の事業環境は深刻だ。それを印象付けたのが、激安ディスカウントチェーンを運営するドン・キホーテが、東海地方を地盤としてきた総合スーパーのユニーに出資したことだ。

 業界のなかでは、“ドン・キホーテは異端児”との見方が強かった。激安を謳い、圧迫陳列といわれる独自のマーケティング手法によって同社は成長を遂げ、老舗スーパーの長崎屋を再生した。それでも、近隣住民などとのトラブルなどもあり、ドン・キホーテのやり方はなじまないと考える小売り業界の関係者もいるようだ。そのドン・キホーテに救いの手を求めなければならないほど、ユニーは窮地に追い込まれたといえる。

 小売り業界の苦戦は今後も続くだろう。すでに、イオン、セブン&アイ・ホールディングス、西友、良品計画(無印良品)、イケアなどが値下げを進めている。消費者の節約志向が強いというのがその理由だ。プライベートブランドを豊富にそろえている大手企業であれば、値下げ競争が進むなかでも、一時的に売上高をつなぎとめることはできるかもしれない。しかし、メルカリの急成長を見ていると、小売り業界が本当に顧客が欲するモノとサービスを提供できているかは疑問だ。

 わが国の小売り業界は薄利多売のトレンドに陥っている。これを短期間で修正するのは難しいだろう。この動きが続くと、国内の小売り業界はかなりの規模での業界再編に直面する可能性がある。

 その際、国内企業同士の経営統合だけでなく、国内の小売り大手や百貨店などが中国などの新興国企業の傘下に入る展開も排除できない。企業が拠点を置く国、歴史の長さが企業の競争を左右する要素ではなくなっている。新興国の企業が先進国の大企業を吸収し、さらなる発展を目指す時代に入っていることは、確実に理解すべきポイントだ。

■通用しないこれまでの常識

 4〜6月期の米国の企業決算を見ていると、多くの小売り企業の経営者の弱気な発言が目立った。いわば、“アマゾン恐怖症”だ。アマゾンに顧客が流れ店舗への客足が遠のいている状況のなかで、どのようにすれば業績を改善できるか妙案が見当たらないと苦悩を吐露する経営者もいた。

 打開策が見当たらないということは、事実上、今後の戦略展開を描けないことに等しい。その背景には、これまでのビジネスモデルありきの発想が影響しているのだろう。慣れ親しんだ発想=“常識”がこれまでにはない新しい動きを生み出すことを阻害しているように見える。

 アマゾンやアリババ、メルカリなどのベンチャー企業はこうした常識とは関係がない。こうした企業の発想は、人々が必要とするものを発掘し、需要を喚起することを重視している。モノを売るのはその一つの手段だ。アマゾンのように、必要とあらば自社製品を開発し、販売していくことも増えるだろう。オンラインとオフラインの融合が進む以上、従来の「製造業」「非製造業」という区分けは難しくなる。

 そのなかで、「小売り」「物流」など個々の事業に特化し、シェアを維持し伸ばすことはさらに難しいだろう。生き残るためには、アマゾンなどのネット企業との協働を模索する、あるいは異業種を買収してビジネスモデルを刷新するなど、大胆な取り組みが必要だろう。

 今後、連邦破産法11条の申請を検討し、より抜本的な経営立て直しを検討し始める米国企業が増えたとしてもおかしくはない。それは、わが国の小売り業界にも当てはまる。それほど、オンラインビジネスは急速な勢いで拡大している。

 オンラインビジネスの成長は続き、さらに競争は熾烈化するはずだ。そのなかで、これまでの発想=常識に基づいて現状維持を選択することがベストとはいいづらい。それは、さらなる低迷への第一歩と考えるべきかもしれない。

(文=真壁昭夫/法政大学大学院教授)


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/812.html

[政治・選挙・NHK233] 小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上(日刊ゲンダイ)
 


小池都知事は10.5辞職表明か 後継に野田聖子氏が急浮上
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214650
2017年10月1日 日刊ゲンダイ


  
   小池知事を“ねえさん”と慕う野田氏(C)日刊ゲンダイ

 新党「希望の党」を立ち上げた小池都知事が知事を辞職し、自ら衆院選に出馬するシナリオがささやかれている。小池氏は都知事を続ける旨を繰り返しているが、菅官房長官は29日の会見で「私は出てくるんじゃないかと思っている」と指摘。たしかに、永田町で小池の発言を額面通り受け取る人は少数派だ。

「小池知事が出馬を決めれば、政権交代への機運が高まるでしょう。一方で豊洲移転問題などで都政を混乱させ、就任わずか1年で知事職を投げ出すことには必ず批判がつきまとう。小池知事は今、安倍政権を過半数割れに追い込めるか世論の動向を慎重に見極めていると思います。もちろん、自分への“無責任批判”に対する弁明も考えているはずです」(政治評論家・伊藤達美氏)

 小池氏が国政転身を表明するなら、10月5日の都議会最終日の可能性が高い。議会で辞職を明らかにすることで、まずは都民に誠意を見せる。翌6日の定例会見、あるいは10日の公示日の“電撃出馬”も小池氏ならあり得る。

「都知事の後継には、側近の若狭勝衆院議員や前神奈川県知事の松沢成文参院議員らの名前が挙がっています」(希望の党関係者)

 しかし、小池氏がこだわっている後継知事の条件は@都知事選で圧勝できるA自分と連携が取れる人だという。今、小池氏が目星をつけているのは2人。参院東京選挙区で2連続でトップ当選した民進党の蓮舫前代表と、自民党の野田聖子総務相。特に白羽の矢を立てたいと考えているのは野田氏のようだ。

「小池と野田は政治歴がほぼ同じですが、野田は8歳年上の小池を“ねえさん”と呼び慕っています。2015年の自民党総裁選で野田が出馬を目指した時に小池は支援の意向を伝え、昨年の都知事選で野田は小池の選挙を裏で手伝った。今夏には細川元首相が主導して『小池・野田新党』構想もありました。この情報を聞きつけた官邸が総務相ポストで野田を一本釣りしたことで新党構想は立ち消えになりましたが、2人のラインはまだ生きているといいます」(前出の希望の党関係者)

 野田氏はきのう、「常にタイミングを見て崖を飛び降りる(小池の)勇気はある意味、うらやましく思う」と思わず本音を漏らした。政権交代で再び自民党が下野する恐れがある中、都知事就任は野田氏にとっても悪い話ではない。「女性初の総理」は小池氏がなるとしても、その後、首相ポストの禅譲も見込めるかもしれない。

 さて、野田氏に崖を飛び降りる勇気はあるのか。









































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「希望の党」公認拒否 民進“排除名簿”に載る15人の名前(日刊ゲンダイ)
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[経世済民123] ビットコインのメリットを生かせない「霞が関官僚の限界」 このままでは、中国に先行される ドクターZ(週刊現代)


ビットコインのメリットを生かせない「霞が関官僚の限界」 このままでは、中国に先行される
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52987
2017.10.01 ドクターZ 週刊現代  :現代ビジネス


「政府公認」仮想通貨の現実味

「仮想通貨」の是非について、各国で様々な議論が巻き起こっている。

仮想通貨とは円やドルといった法定通貨とは異なり、実物を持たずネット上で取り引きされるもので、国家による価値保証はない。ところがエストニアが独自の仮想通貨「エストコイン」の導入を検討していると発表し、国公認での仮想通貨の普及が現実味を帯びてきた。

中国では、現在世界で最も流通している仮想通貨「ビットコイン」を規制し、代わりに国公認の仮想通貨を導入するのではないかと見られている。もはや、政府が仮想通貨の存在を無視できない世の中になってきているということだ。

では日本はどうかというと、金融庁は民間の仮想通貨の存在に対して、容認すべきか規制すべきか態度を決めかねているようだ。また、日本政府が公認の仮想通貨の発行を検討しているという話も聞こえてこない。

仮想通貨における各国の取り組みとしては、次の4タイプがある。(1)政府の発行に熱心、民間の発行も自由、(2)政府の発行に熱心、民間の発行は規制、(3)政府の発行に無関心、民間の発行は自由、(4)政府の発行に無関心、民間の発行は規制、といった具合だ。エストニアは(1)タイプ、中国は(2)タイプ、日本は(3)と(4)のどちらかというところだ。

エストニアは、バルト三国最北の国で、人口は奈良県ほど。インターネット通話アプリ「スカイプ」を生んだ国としても知られる。ソ連崩壊にともなって独立を回復し、'04年にEU(欧州連合)に加盟、'11年に通貨・ユーロを導入した。

規制緩和で恩を売りたいから…

政府が独自仮想通貨を発行するには理由がある。ユーロを貨幣とする欧州諸国の場合、紙幣は欧州中央銀行が、少額コインは各国が発行している。したがって、紙幣に関する通貨発行益は欧州中央銀行に帰属し、各国財政が直接的に潤うわけではない。

そのため少額コインによる通貨発行益よりも、仮想通貨によって大きな利益を得たほうがいいのではないか、と考える国も出てくるのだ。

では中国はどうだろうか。中国では、他国に比べ私有財産に関する制限が大きく、生産手段としても国営企業が圧倒的に強い。このような社会状況では、厳しい取引規制が行われることになる。

もちろん資本取引の要となる金融規制も厳格にならざるを得ず、国内外のカネの動きが不透明になる民間の仮想通貨に対して政府は真っ向から対立することになる。おそらく中国政府は、民間発行の仮想通貨を抑えた上で、政府発行の仮想通貨を徐々に進めていくだろう。

一方、霞が関の人間はこうした新技術に疎いので、もし中国が民間の仮想通貨に対する規制を強めていけば「前にならえ」で同様の規制に走るだろう。しかし、これは一党独裁の中国とは理由が少し異なる。

日本の場合、仮想通貨が儲かることを知っている民間の金融機関が、いずれ規制緩和を要求してくる。あらかじめ規制しておけば、緩和したときに恩が売れると官僚は踏んでいるのだ。

通貨が電子化されれば、それだけで発行コストは大幅に減り、金融機関の処理を待たなくても24時間取引ができるようになる。公認の仮想通貨はメリットもあるのだが、そうした点を活かせないのが霞が関官僚の限界だ。

『週刊現代』2017年10月7日号より



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/813.html

[政治・選挙・NHK233] 「私は、行きません」とキッパリ筋を通す辻元清美! 



「私は、行きません」とキッパリ筋を通す辻元清美!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315502354.html
2017-10-01 01:01:01 半歩前へ


 こういう筋の通った人は応援したい。中途半端な男野郎より余程骨がある。男でも女でも、私はこう人が好きだ。煮えたか沸いたか分からないような中途半端な人間は私の性に合わない。

 しかし辻元さん、単独での選挙戦は不利だ。枝野さんたちといっしょに新党を作ろう。細かい作業は有田芳生さんたち参院議員にお任せして、とにかく時間がないから一刻も早く新党を作ろう。再び議員になって発言の場を確保しておくことが大事だ。

 リベラル派の新党を結成しよう。

***************

「私は、行きません」

 民進党の辻元清美衆院議員(大坂10区)は30日、党本部前で報道陣の取材に応じ、次期衆院選に向けて「希望の党」に参加しない意向を、明言した。

 「希望の党」の小池百合子代表は29日の会見で、安全保障や憲法観に関して理念が一致しない民進党議員の合流を「排除」する意向を示していた。

 辻元氏は、この発言に対する感想を問われて「私は、リベラルの力を信じている。ですから私は、(希望の党には)行きません!」と宣言した。

 今後については、「どういう展開になるか分からない」と、推移を見守る考えも示した。

 民進党議員の希望への合流をめぐっては、辻元氏と同様にリベラル系議員が小池氏の手法に反発。希望には合流せず、無所属で出馬しようという動きが広がりつつある。  (以上 日刊スポーツ)


「希望の党」に合流しない意向を示した辻元清美衆院議員



































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/268.html

[国際20] 米、「独自のチャンネル」で北朝鮮と直接接触 ティラーソン国務長官(AFP)
中国・北京の人民大会堂で会談するレックス・ティラーソン米国務長官(左)と中国の習近平国家主席(右、2017年9月30日撮影)。(c)AFP/Lintao Zhang


米、「独自のチャンネル」で北朝鮮と直接接触 ティラーソン国務長官
http://www.afpbb.com/articles/-/3145040?cx_position=1
2017年10月1日 8:20 発信地:北京/中国


【10月1日 AFP】中国・北京(Beijing)を訪問したレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は30日、習近平(Xi Jinping)国家主席らとの会談の後、北朝鮮に核兵器放棄に向けた対話に応じる用意があるのか探るため、米国は北朝鮮との間に「独自のチャンネル」を開いて直接接触していることを明らかにした。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領と金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が攻撃的な批判合戦をエスカレートさせていること中、ティラーソン国務長官は冷静になるよう呼び掛けた。

 米国は北朝鮮との外交関係がないため、中国政府が制裁強化によって北朝鮮の行動を抑制することに頼ってきた。しかしティラーソン氏は、米外交当局は中国に北朝鮮との仲介を依頼しておらず、「独自のチャンネル」を通して北朝鮮と直接対話していると述べた。

 ティラーソン長官は「われわれは北朝鮮政府との複数の対話手段を保持している。暗闇のような状態にいるわけではなく、北朝鮮に通じる2〜3のチャンネルを持っている」「われわれは北朝鮮に話し掛けることができるし、実際にそうしている」と付け加えた。

 米国務省は、北朝鮮との対話チャンネルは確かに存在するものの、北朝鮮側は核兵器放棄に向けた対話への関心を示していないと発表した。

 国務省のヘザー・ナウアート(Heather Nauert)報道官は声明で「米国は北朝鮮の現体制の崩壊や政権交代、南北朝鮮統一の促進、韓国と北朝鮮の軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)より北への兵力の動員に関心はないと保証しているが、北朝鮮側は非核化に向けた交渉への関心や、その用意があることを示していない」と述べた。

 米国は北朝鮮にミサイルと核実験を中止させるための軍事力行使を排除していない。トランプ大統領は先週、北朝鮮を「完全に破壊する」と脅す発言をしていた。

 しかし人口密度の高い韓国の首都ソウル(Seoul)が北朝鮮の砲撃の射程内にあることから、米政府高官は北朝鮮に対する軍事行動が有望な選択肢ではないことを非公式に認めている。(c)AFP/Dave Clark



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/726.html

[国際20] ヨーロッパの若い女性がISに渡ろうとする理由とその末路 [橘玲の世界投資見聞録](ダイヤモンド)
ヨーロッパの若い女性がISに渡ろうとする理由とその末路
[橘玲の世界投資見聞録]

http://diamond.jp/articles/-/143508
2017年9月28日 橘玲の世界投資見聞録 ダイヤモンド


 イラク領土内においては、イラク軍、クルド軍、米軍の共同作戦によるIS(イスラム国)支配地の奪還作戦がほぼ完了し、世界の注目はクルドの独立問題に移っている。だがISが残したさまざまな傷跡は、いまもほとんどが放置されたままだ。

 イラク内のISの中心都市モースルなどからの難民キャンプを管理しているイラク軍関係者が、IS戦闘員の妻や子どもら約1300人のなかに「日本や韓国などから来た人」が含まれていると述べたことが報じられ、国内でも波紋を広げた(その後、日本政府が事実関係を問い合わせたところ、「現在までの間に戦闘員家族の中に日本人が含まれている事実はない」との回答があった)。

 これまで、ISに多数の外国人戦闘員が参加しており、そのなかにはアラブ系だけでなくヨーロッパ系(白人)の若者も加わっていることがわかっている。

[参考記事]
IS(イスラム国)に潜入したドイツ人ジャーナリストが見た衝撃の内実とは?

 だがメディアに登場するのは若い男性ばかりで、外国人女性の存在は謎に包まれていた。彼女たちはなぜ、生命をかけてまでISの支配地域に渡ろうとするのだろうか。

ISには明らかに人種による選別がある

 サーミー・ムバイヤドはダマスカス生まれのシリア人で、レバノンのベイルート・アメリカン大学で学び、イギリスのエクセター大学で博士号を取得したあと、中東情勢を専門とするシンクタンクや国内外のメディアで執筆活動を行なってきた。そのムバイヤドが書いた『イスラーム国の黒旗のもとに』は、ほとんど報じられることのないシリア側のIS支配地域でなにが起きているのかを教えてくれる貴重な資料だ。

 国連は、シリアに潜入したヨーロッパ出身の外国人戦闘員を1万5000人と見積もっている。それに対してシリア政府は、シリアの戦場で活動する外国人の数を2万5000人とし、「彼らは世界中の80カ国から来ている」との調査結果を発表した。外国人戦闘員の平均年齢は25歳で、彼らのほぼ60%がシリア到着時に独身で、ほとんどが生活基盤を整えたあとに結婚する。多くはムスリムの家庭出身で、両親との複雑な関係、継父・継母による虐待、失恋や経済的困窮による生活破綻などなんらかの問題を抱えていた。

 外国人ジハード戦士でもっとも多いのがイギリス人で、600〜700人が戦闘に参加したとされる。その後はフランス、スペイン、ベルギー、ドイツ、アメリカと続き、スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランドなど北欧の国々の名前もある。世界でもっとも自由でリベラルな社会であるはずの西ヨーロッパから、テロをも辞さないジハード主義者が次々と生まれているのだ。

 ISの外国人戦闘員には中国からもウイグル族のムスリムが参加しているが、彼らはヨーロッパ系の戦闘員とは別に暮らしている。ムバイヤトによると、ISには明らかに人種による選別があり、もっとも大切にされるのはイギリス人とフランス人だ。いうまでもなくこの両国は、植民地主義時代にイラク・シリアの宗主国だった。それと同等に扱われるのがアメリカ人で、これは「世界を支配する悪の帝国」から逃れてきたからだろう。


米国生まれ、米国育ちのコリーン・ラローズは、「ジハード・ジェーン(JihadJane)」を名乗って、インターネットでISの戦士を集めていた  (写真提供:Site Intelligence Group/ロイター/アフロ)

 そのなかでも稀少なのは金髪・碧眼の白人で、キリスト教からの改宗者であればなおいい。彼らはイスラーム再興を目指す「カリフ国家」の正当性を世界に示す、「テロ組織の王冠を飾る宝石」なのだ。

 シリアのヨーロッパ人ジハード主義者のコミュニティの10%は18歳から25歳の女性たちで、200人のヨーロッパ人女性が2011年の戦争勃発以来、シリアに渡航したと推計されている。そのうち70人はフランス人、40人はドイツ人、60人がイギリス人、20人がベルギー人で35人がオランダ人だ。

 ISは外国人女性の勧誘に積極的に関与しており、一時はトルコ国境近くの町バーブに「結婚相談所」を開設していたという。そこで入国した西洋の女性が登録され、正式にジハード主義者の新郎と結婚するのだ。

「私たちはここに戦うために来たのではない。結婚して子どもを生むために来たのです」と、彼女たちはいう。

 これをたんなる宣伝と見なすことはできない。ISが「国家」として持続するためには多くの忠実な戦闘員が必要で、そのために「子どもを産む機械」を求めていた。20歳前後の多感な時期の女性たちは、それを「アッラーの愛と正義に満ち溢れた理想の結婚生活」を実現できる機会だと考えたのだ。

ヨーロッパからISに参加した女性の重要な仕事はSNSによる「勧誘」

 ヨーロッパからISに参加した女性たちの重要な仕事は、インターネットやSNSを利用した「勧誘」だ。彼女たちはFacebook、Twitter、Instagramを使いこなし、ISのオンラインメディアのほぼすべてにかかわっている。その投稿は最先端の流行にのっとって計画されており、アマチュアの水準をはるかに超えているという。

 SNSなどのメディアで、彼女たちはヨーロッパにいる「同胞」たちに向けて、西洋での生活が罪深いとか、過去を捨てろとか説いたりはしない。そのような批判よりずっと効果があるのが、ISでの「宗教的な生活」がどれほど素晴らしいかという宣伝(プロパガンダ)だ。

 ISの「女性向けサイト」では、シリアに渡ったヨーロッパ人の女性たちが結婚祝いの場に出席する姿、赤ん坊を抱きしめる姿、冬用の衣服を縫う姿、アイスクリームを食べパンケーキを焼く姿の自撮りが投稿される。それにつづいて、敬虔なジハード主義の夫とともにイスラームのために子どもを産む「名誉」が語られる。

 世俗化した西洋では、結婚や出産には個人的な満足以外の目的がなくなってしまった。しかしISは、人生に惑う若い女性たちに「崇高な人生の意義」を示すことができるのだ。

 アクサー・マフムード(別名ウンム・ライス)は、ISのソーシャルメディア上でもっとも有名な女性だ。彼女は2013年11月にイギリスのグラスゴーからシリアに渡り、その後、毎日ISのためのブログを書いた。英語で執筆された「ムハージラ(移住者)の日記」には、2000人以上のフォロワーがいたという。

 マフムードのホームページは、旅行ガイド『ロンリー・プラネット』(日本でいえば『地球の歩き方』)のような構成になっていて、無料でシリアに到達するための方法から、入国後の生活や地元のひとびととの交流まで、「アッラーの地」でロマンチックな結婚生活を夢見る女性のためのさまざまな情報が載せられ、「私になんでも聞いてください」というコーナーまであった。

「あなたのアッラーのための愛は何よりも重要なのです」と、マフムードは書く。

 あなたが一度国境を越えたら、(家族への)最初の電話は今までしたことがないほど難しいでしょう(……)彼らがむせび泣くのを聞き、狂ったように電話上で帰ってくるよう乞われるのはとても辛いです(……)多くの人間は(……)理解していない(……)女性がなぜこの決定を選択したのかを。その者たちは指差して、あなたの背中とあなたの家族の顔に向かい、あなたが性的なジハードに参加した、と言うでしょう。

 2014年9月、マフムードはヨーロッパの女性たちに向かって訴えた。

「自分の道を切り開ける人たちへ(……)私たちの土地に急ぎなさい(……)これはイスラームに対する戦争であり、「彼らと共にあるか、私たちと共にあるか」どちらかです。立場を決めなさい。

 この呼びかけにこたえて、多くの若者たちがシリアを目指したのだ。

初対面で「メロディー」はISの大物ジハーディストにプロポーズされた

 アンナ・エレルの『ジハーディストのベールをかぶった私』は、フランス人の女性ジャーナリストが「アッラーの地」に憧れる若い(白人)女性に扮し、インターネット上でIS幹部との接触を試みた稀有な記録だ。

 エレルは、自分の息子をシリアから取り戻したことで一躍有名になったベルギー特殊部隊の元軍人の本をまとめる過程でこんな疑問を抱いた。

「たった数週間で、二度と元の生活には戻らないという確信とともに、すべてを捨てる。それまでの過去も家族も。そしてまったく新しい人生を歩もうとする。そんな若者たちは、どんなふうにプロパガンダの罠にはまるのか」

 そこでエレルは、「メロディー」というバーチャルな人格をつくってIS関係者のSNSの投稿に「いいね」をつけてみた。「メロディー」はもうすぐ20歳で、トゥールーズの母子家庭で暮らす、イスラームに改宗した金髪の白人女性だ。

 するとさっそく、「メロディー」宛にショートメールが届いた。

「こんにちは(サラーム・アレイクム)。俺のビデオ見てくれたんだね。これ、世界中の人が見てくれて、驚いてるんだ! 君、イスラム教徒だよね?」

 男は、「アブ・ビレル」と名乗るフランス人のジハード戦士だった。ビレルはスカイプへの招待とともに、自分の写真を送ってきた。頭からつま先まで全身武装し、肩にM4型突撃銃を斜めにかけ、額にはアラビア語の文字が書かれた黒字に白の鉢巻を巻き、厚い胸板を突き出して笑顔でまっすぐ立っていた。

 ビレルは仲間から「アミール」と呼ばれていた。気骨、武力、教義など「イスラームの徳」が評価された証で、ISではもっとも権威ある称号のひとつだ。

 その後、「ISの広報担当」と呼ばれるフランス人がビレルをこう評した。

「彼(ビレル)はアミールで、何といっても、フランス人戦闘員としてアブ・バクル・アル・バグダティに最も近い存在なんだ」

 いうまでもなく、バグダティは「イスラム国」の最高位であるカリフだ。ビレルはそのバグダティの側近だという。「メロディー」はいきなり大物を釣り上げたのだ。

 はじめてのスカイプでのビデオ通話のとき、ベールを被り目だけを出した「メロディー」と、“イスラム国の首都”ラッカのインターネットカフェにいるビレルのあいだで、現実離れした会話が交わされた。

何の仕事をしているのか、聞いてもいい?」
「仕事は人を殺すことだよ」
「人を殺すのが仕事なの? 本当にそれが仕事なの?」
「決まってるじゃないか! 当然だよ! 俺、毎日すごく働いてるだぜ! ここはクラブメッドのバカンス村じゃないんだからさ」
「不信心者を殺すってこと?」
「そうさ。それに裏切り者も、イスラムの世界征服を邪魔する奴は誰でもね」


 そしていきなり、ビレルはいった。

「君はこっちで重要な人間になるんだ。俺と結婚してくれたら、王妃みたいな暮らしをさせてあげられるよ」

 初対面で、「メロディー」はISの大物ジハーディストにプロポーズされたのだ。

ISのヨーロッパ出身幹部はなぜフランス人の若い金髪女性と結婚したがるのか

 ISの幹部らしきビレルは、なぜフランス人の若い金髪女性と結婚したがるのか。その理由を、同じくシリアに渡ったアブ・ムスタファという27歳のフランス人が解説している。

「シリアの女性は外国人のジハード戦士をばかにしてるんだ。イスラム国を恐れてるからね。僕たちだって、彼らのあの間違った教義とは相容れない! だいたい彼女たちは、君たちヨーロッパの女性のようにシャリーアに従おうともしない。シタルも着ないで、小さなヒジャブだけですませてる!」

 ISにとって“貴重品”であるフランス人男性は、地元のシリア女性と優先的に結婚することができるが、その夫婦生活は満足のいくものではないらしい。

「僕はフランスで育ったけれど、彼女たちはここで育ってる。カルチャー・ギャップが大きすぎるんだ。僕たちの西欧の習慣と彼女たちの閉鎖的な考え方は、全然わかり合えるところがない。だから、君みたいな人と結婚できれば、完璧な人生になるだろうな」

 このように(ビレルと比べればはるかに理性的な)ムスタファも、「メロディー」との結婚願望を口にした。

 その「メロディー」に結婚を迫るビレルの行動は徐々に常軌を逸してきた。彼は毎朝6時に起きると、「メロディー」に短いメッセージを送る。

 おはよう、かわいいベイビー、俺のことを思っていてくれ。会いたい。

 そのあとに赤のハートの絵文字がたくさんついている。

 その後は武器と、好物のココアの小さな瓶を何本も積み込んだ装甲小型トラックで300キロを毎朝「出勤」する。ビレルはイラクとの国境に近いIS統制下のデリゾールで「警察活動」をしているという。

「仕事」から戻ると、シリア時間の午後7時にはラッカのさびれたインターネットカフェのパソコンの前で「メロディー」を待っている。ビレルもまた、「ヨーロッパの白人女性」を熱烈に求めていた。「メロディー」は若く金髪で、おまけに「改宗者」だ。ビレルはいう。

 君たち改宗者は、戒律に対してより厳格なのに、人生に対してはより開けている。シリアの不信心者のように、体を覆うことだけで満足して男を幸せにすることを知らないのとは違う。(略)
 君は夫と二人だけのときには、やりたいことは何でもできる。君のすべては夫のおかげ、夫のおかげだ。だから、夫の願いは何でも聞き入れなければいけない。シタルとブルカの下に何でも好きなものを着るといい。ガーターベルトとか網タイツとか夫が喜ぶものなら何でも。きれいな下着は好きかい? ベイビー。


 IS幹部であるビレルもまた、シリアでの性生活にまったく満足できなかったのだ。

サイコパスのビレルのために用意されたかのようなISの世界

 エレルが企画をパリの新聞社に持ち込んだときには、ビレルのメッセージは狂気じみたものになっていた。

「そこにいるのか?」「そこにいるのか?」「そこにいるのか?」と10ページ以上にわたってメッセージを送ってくるばかりでなく、「実は俺たちはもう結婚している」というのだ。

 驚く「メロディー」に対して、ビレルはいう。

 俺の妻になってくれるよう、君には十分に、そして早くから申し込んでいるよな、だからこのことを裁判官に話して書類を用意してもらった。だから俺たちはもう正式な夫婦なんだ。

 その結婚契約は、「メロディー」がシリアの地を踏んだとたんに有効になる。ビレルが知りたいことはただひとつ。いちばん重要な質問は「君は処女か?」だった。それを婚姻証明書に書き込まなくてはならないのだ。

 ことここにいたって、さすがのエレルも危険を感じるようになる。そこで、ビレルの指示どおりトルコとシリアの国境の町まで行き、渡航を手引きする女の写真を撮ってから記事を書くことにした(指名手配されているビレルはトルコ側に来ることはできない)。

 この撮影に大きなリスクはないはずだったが、国境越えの段取りを決めるなかでビレルが「メロディー」とアラビア語を話す密航業者と同時に話さなくてはならなくなり、エレルは思わす自分の携帯電話を使ってしまった。あとから危険の大きさに気づき、けっきょくトルコへの渡航をとりやめて、ビレルとの一連のやりとりを原稿に書くことに決めた。

 激怒したビレルからは、

「自分を何様だと思っている? 淫売め」
「俺を甘く見たな、お前の相手はテロリスト組織だぞ」
「俺をコケにしやがって。今度はお前が落とし前をつける番だ(爆笑)」


 などという大量の脅迫メッセージが送られてきた。

 その後の調査で、ビレルの本名はラシドといい、年齢は38歳であることがわかった。パリのポルト・ドゥ・クリニャンクールの近くで生まれ、学校へは行ったり行かなかったりして、すぐに学業を放棄。警察からは、窃盗から軽兵器の不法取引、ピストル強盗にいたるありとあらゆる犯罪記録が出てきた。欠席裁判で何度も裁かれ、投獄されたこともあった。

 2003年以降はアメリカのイラク侵攻に反対する組織の主要メンバーになり、ここでアブ・バクル・アル・バクダディと知り合う。2009年から2013年にかけてアフガニスタンに滞在し、ゲリラ戦のテクニックを磨いた。その後パキスタンとリビアに渡り、カダフィ失脚後、2013年にシリアでIS幹部としての活動を始めたとみられている。

 ビレルには20歳、28歳、39歳の3人の妻がおり、少なくとも3人の息子がいた。息子はいずれも13歳以下で、そのうち2人はすでにシリア戦線にいるという。

 こうした経歴を見るかぎり、ビレルはサイコパスか、それにかぎりなく近い人格であることはまちがいない。フランスの市民社会にうまく適応することのできなかったサイコパスは、あるとき自分のために用意されたかのような世界があることに気づく。そこではどれだけ人間を殺しても、拷問してもよく、複数の女を妻として性の饗宴を満喫できるのだ。

 エレルの記事が新聞に掲載される直前、携帯に着信があった。表示された電話番号は、フランスからであることを示す「06」から始まっていた。

 エレルは電話に出た。ビレルだった……。

フランスからシリアに渡った女性に待ち受ける運命とは?

「メロディー」とビレルになにが起きたかは本を読んでいただくとして、最後に、シリアに渡った女性にどのような運命が待っているのか、『イスラーム国の黒旗のもとに』からエピソードを紹介しよう。

 ノラ・バーシーはアヴィニョンに住む平凡な15歳のフランス人の学生で、将来は医者になることを夢見ていた。シリアに渡る前のフェイスブックの写真はジーンズを履き、エッフェル塔の下でポーズを取って微笑んでいた。

 ノラは2014年1月のある寒い日の朝、荷造りをして学校を出、二度と実家に戻らなかった。パリまで鉄道を用い、ATMカードで550ユーロを引き出し、足跡を隠すために携帯電話を変更した。イスタンブールまで飛行機で行き、それからラッカへ向けて他の飛行機に乗り換えた。

 フランスでは、未成年者の出国は2013年1月1日付の法律制定以来、増加している。この法律によって14歳以上のフランス国民は、両親あるいは法的責任者による出国許可がなくてもヨーロッパを旅行できるようになった。自分の子供は今ごろ教室でぼんやり考えごとでもしているだろうと思っていると、実際にはトルコ行きの飛行機で二度と帰らない旅に向かっていることさえある。

 ノラの家族は必死で娘を探し、第二のフェイスブック・アカウントでパリのIS勧誘員と接触していたことを発見した。失踪の3日後、彼女はシリア・トルコ国境から家族に電話し、自分は大丈夫だがフランスに戻りたくないと伝えた。それから兄とSNSを通じて会話し、火器の使用法を習得したがISと共に戦うことはないだろうといった。

 こうして家族の説得は失敗したのだが、仮にノラが母国に戻ることを希望したとしても前途はきびしい。シリア渡航歴のあるフランス国民は最低でも逮捕拘留され、住居を指定されて、その土地を離れることを禁じられる。あるいは仮拘留されて、そこで彼らが脅威をもたらす危険があるかがはっきりするまで待つことになる。いずれにしても法は厳格に適用され、「テロ計画に関連する犯罪に協力した」罪の被疑者となる。「イスラム国」の実態に絶望したが、母国での監獄暮らしを恐れて死を選ぶ者もいるという。

 その後兄は、シリアにどうにか入国しノラに面会した。ノラは兄に、「私は人生で最大の過ちを犯した」と語った。
 ノラは痩せて病気だった。そのうえ失明していた……。


橘 玲(たちばな あきら)



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/727.html

[政治・選挙・NHK233] 幻に終わった安倍おろし  天木直人
幻に終わった安倍おろし
http://kenpo9.com/archives/2480
2017-10-01 天木直人のブログ


 きょう10月1日の日経新聞「迫真」が教えてくれた。

 何と、安倍首相が衆院解散を行った9月28日の前日である9月27日に、自民党非主流派の間から、安倍おろしの案が浮かんでいたというのだ。

 つまり、安倍首相が25日に表明した解散を取り下げ、内閣が総辞職をした上で、新たに首相を指名し、自公政権を何とか維持するという案が出ていたというのだ。

 その背景には、小池百合子知事が25日に自ら代表になって「希望の党」の結党を宣言した事がある。

 つまり、これでは選挙に負けるという危機感から出た安倍おろしであるという。

 もちろん、この案は相手にされず、安倍おろしは幻に終わった。

 しかし、この記事の注目すべきところは、少なくともそういう案が自民党の中で出ていたということだ。

 そして、それはそのまま今度の総選挙の後に起こる政局に直結する。

 やはり、きょう10月1日の記事であるが、朝日新聞の「小池百合子分析」という記事に、小池百合子は選挙の先に何を狙っているのか、自民党内では「二階や石破との人脈を使って自民党に手を突っ込んでくる」とささやかれ、小池周辺は、「選挙後にポスト安倍をめぐり自民党がどこまで揺れるか次第だ」と語られているという。

 つまり、「希望の党」は今度の選挙で一気に過半数を取る必要はないのだ。

 幻に終わった安倍おろしが、選挙後に起こるだけの票を自民党から奪えばいいだけなのだ。

 そして、それだけの票を今度の選挙で希望の党が取る事は可能である。

 本格的な政局は今度の選挙の後に起きるだろう。

 もう一度、解散・総選挙ということすらあり得るのである(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/273.html

[経世済民123] 不動産は今こそ売り時 「グズグズしている余裕なし」の理由(NEWS ポストセブン)
          不動産バブルもいよいよ崩壊か


不動産は今こそ売り時 「グズグズしている余裕なし」の理由
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171001-00000010-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 10/1(日) 7:00配信


 アベノミクスによる地価上昇や人件費・資材費の高騰などで、大都市圏を中心にバブル化している不動産価格だが、すでに高止まりの現象も起きている。近著に『2025年 東京不動産大暴落』がある住宅ジャーナリストの榊淳司氏は、「不動産は今こそ売り時」と指摘する。その根拠とは?

 * * *
 ザラザラとした、嫌な予感が都心の不動産市場に広がってきている。

 まず、リーマンショック前に日本を席巻した「不動産ミニバブル」の頃から、都心の不動産価格は金利と負の相関関係を深めてきた。つまり、金利が下がれば不動産価格は上がり、金利が上がれば安くなる。

 その理由は、東京都心の不動産が実際に住んだり使ったりという実需の他に、金融商品としての投機・投資の対象という面を強めたことにある。金融商品というのは株や債券の類である。

 その典型的な例がJリートである。Jリートは賃貸で収益を生み出すオフィスビルやホテル、住宅などに投資し、それを小口化して一般の投資家などに投資信託として販売している。賃貸収益はほぼ100%無税でJリートを購入した投資家に配当される。まさに、不動産を金融商品化したものだ。

 その登場は2001年。今では銘柄数も60に迫り時価総額は12兆円弱。不動産市場の中では高いプレゼンスを占めるに至っている。ありていに言うと、都心のオフィスビルや高級賃貸マンションを「買いまくっている」のがJリートなのだ。

 現状、Jリート各銘柄の配当利回りは3%台から7%のものまであるが、主要銘柄は4%前後が目安になってきた。そして、彼らが最近購入している物件の収益利回りを見ていると3%台のものが珍しくなくなった。

 Jリートは融資金利0.2%程度で銀行から資金を調達できる。それで購入できるギリギリのラインが収益利回り3%台の後半の物件。それ以下の収益利回りだと健全な配当を出せない。

 一方、個人投資家の間では依然として不動産投資がブームだ。だが、ここに来て「収益モノ」とよばれる1棟売りのアパートやマンションの市場では、「どんづまり」のような現象が起きている。

 カンタンにいうと「美味しい物件がない」という状態。不動産投資の世界で「美味しい物件」というのは、賃料収入が安定していて10%以上の高利回りが見込める不動産。俗に「グロテン」と呼ばれたりする。意味は「グロス(表面)利回りが10%以上」。例えば物件価格が3億円で月額家賃収入280万円だったら12か月で3360万円となり表面利回りは11%、立派なグロテンだ。

 最近、都心や近郊エリアでは物件価格が上昇して表面利回りが10%を超える案件がきれいになくなった。そういう物件があるすれば「ワケあり」か、郊外の人の住みたがらない立地。つまりは投資家から見ると「美味しくない」物件だ。

 そして、投資向け不動産市場に出ている物件の利回りを見ると、見事に5%前後に収斂している。なぜ5%前後かというと、個人投資家向けの銀行融資金利は2%弱が目安。例えば1.8%で融資を受けて不動産投資を行う場合、利回りが5%以上ないと賃料収入から返済を引いた「手残り」と呼ばれるキャッシュフローが極端に悪くなる。投資をしているのに果実を得られないわけで、それでは銀行融資というリスクを背負う意味がない。

 1棟ではなく住戸単位で運用する投資向け物件は、業界内で「区分」と呼ばれる。区分所有の略だ。ワンルームマンションも区分の1種。区分の場合、投資金額が低い分、投資家の属性も広がっている。サラリーマンや勤務医が給与所得との損益通算狙いで新築ワンルームマンションを買っているケースも多いが、それは手残りがほとんどない不健全な投資だ。

 中古あるいは新築の区分を購入する投資家もいる。そういう方は収益狙いというよりも、値上がり期待のように見える。現状、都心エリアの新築マンションを購入して賃貸運用すると、実質利回りが3%台。中古で4%台が相場観だ。

 ワンルーム以外の区分は実需で購入する方もいる。彼らは家賃との比較で購入の可否を決める場合が多い。この場合、購入した場合は管理費や固定資産税、借りた場合は更新料などがかかるので単純な比較は難しいのだが、現在の都心の相場観は概ね家賃の30年分弱といったところだ。そのあたりが「買った方が安く上がりそう」と思えるギリギリなのだろう。

 整理してみよう。

1、Jリートの購入対象であるオフィスビル等の運用利回りは4%弱に収斂
2、一般投資家の購入対象である収益モノの運用利回りは5%前後に収斂
3、区分所有単位のマンションの価格も収益利回り4%か家賃30年弱に収斂

 この現象をどう見ればよいのか? 確実に言えることは、すべて金利に連動しているということだ。それも負の相関関係で。

 Jリートなどは金利と負の相関で直結している、といっていい。彼らの資金調達金利が上がれば、それに合わせて購入不動産の利回りを上げなければいけない。つまり、運用利回りの高い(物件価格は安い)不動産を求めるようになる。市場へは下落圧力だ。

 一般投資家が対象の収益モノ市場も同じ。融資金利が上がれば運用利回りの高いものしか買えなくなる。これも下落圧力。

 区分所有も同様。住宅ローン金利が上がれば家賃との兼ね合いで購入できる予算が下がってしまう。これも新築や中古マンション市場への下落圧力。

 では、日本の金利は今後上昇する可能性があるのか? 答えを言ってしまえば、今のところない。長期金利は0%に誘導されている。

 ただ、ひとつ言えることは0%より低く下がることはない。つまり理論的には今以下には下がらないのだ。そして、いつかは上がる。それがいつかは今のところ見えていない。

 不動産の全カテゴリーの価格が金利に連動して上がるところまで上がり切った状態が今。これを逆に見れば、これ以上は上がらないと捉えられる。少なくとも今以上に上がったら、一気に需要が萎むはずだ。

 現在の超低金利をもたらした異次元金融緩和は、2013年3月に黒田東彦氏が日銀総裁に就任してから始まった。彼の任期は2018年の4月まで。

 アメリカではFRBの議長にイエレン氏が就任してから金利が少しずつ上がってきた。金融緩和の縮小も始まっている。欧州でも金融緩和から引き締めに転じた。いずれ日本も世界の潮流に倣って金融引締めが始まるだろう。その時、今のように見事に「上がるところまで上がり切った」不動産価格は一気に崩れ始めるかもしれない。

 もし、あなたが使っていない不動産をどこかに持っているのなら、売るときは今だ。今ならまだ値がつくかもしれない。しかし、金利上昇による不動産市場の崩落が始まったら、よほど立地の良い物件でもない限り、買い手さえ現れない可能性が高くなる。

 現に今、大都市圏の都心部や元気のいい福岡や仙台、京都といった地方都市を除いた大部分の日本の不動産は日に日にその価値を落としている。人口減少が進む中、この流れが弱まることはあり得ない。グズグズしている余裕はない。売るべきものは今すぐ売却に取り掛かるべきである。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/814.html

[経世済民123] 中国の科学技術 過去の日本同様パクリ体質が奏功して伸長(NEWS ポストセブン)
          昨年打ち上げられた中国の「神舟11号」(写真:時事通信フォト)


中国の科学技術 過去の日本同様パクリ体質が奏功して伸長
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171001-00000006-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 10/1(日) 7:00配信


 たとえ経済規模で抜かれても「どうせ人口が多いだけだろ。科学技術は日本のほうが上」と思っているなら、その中国観からはそろそろ卒業したほうがいい。ロケット打ち上げ成功率は94.5%に達し、日本(91.4%)を上回る。中国車を模倣品と見なす空気は世界から消え、スマートフォンの世界シェアベスト5をみると3位に華為(ファーウェイ)、4位にオッポ、5位にヴィーヴォと中国企業が3社も入っている。

 なぜ中国の科学技術はここまで伸びたのか。科学技術振興機構の元中国総合研究センター長・馬場錬成氏は「国の支援」を挙げる。

「中国は1995年から『科教興国(科学技術の振興と教育の充実で国を豊かにする)』を最重要政策に掲げ、2014年の研究開発費は約38兆円と日本の倍もつぎ込んでいます」

 日本人から見れば中国人の“パクリ体質”は疎ましく映るが、意外なことにそれを評価する声がある。

「中国との合弁会社で中国人と一緒に働いた経験のある日本人からは『中国人は技術を真似するだけでなく、なぜそうするのかをよく学び吸収する』と感心する声をたびたび耳にします。

 高度成長期の日本も、松下電器産業(現パナソニック)が“マネシタ”と呼ばれたように他社の製品を模倣した時期がありました。真似することが一概に悪いことではない。むしろ、技術向上の一端を担っていることは事実です」(ITジャーナリストの新田ヒカル氏)

 とはいえ、もはや日本に勝ち目なしかというと、そんなことはない。日本が巻き返すには、まず「長所」を伸ばすことだと経済ジャーナリストの福田俊之氏が指摘する。

「自動車や家電の電気関係部品など、長い歴史を持つ技術は今も日本が中国より優勢で、“心臓部は日本製”という海外製品は多い。そうした技術は中国に盗まれないよう技術者を守るなどの取り組みが必要です」

 何より大事なのは、現実を受け止めて新たに学び直すことだろう。

「中国は世界中の技術者を呼び込んで技術を吸収しています。これはアメリカも欧州も同様で、自国だけで技術を発展させようとするのは日本くらい。これまではそれで成功し“ものづくり大国”の栄光を手にしましたが、中国のように失敗を恐れないチャレンジをする気持ちが必要なのではないでしょうか」(『経済界』編集局長・関慎夫氏)

 中国に見習うのが嫌なら再び自力で抜き返すしかない。

※週刊ポスト2017年10月6日号



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/815.html

[政治・選挙・NHK233] 連合の神津会長、自分一人いい子になるのかの巻 
連合の神津会長、自分一人いい子になるのかの巻
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5bb3a02298821ef4ed4f49b37ccdd5d8
2017年10月01日 のんきに介護


Fuji News Network‏@FNN_Newsさんのツイート。




☆ 記事URL:http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372043.html


連合の神津会長、前原代表に説明求める
動画→http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372043.html
09/30 20:05 FNN

民進党の最大の支持団体である連合の神津会長は30日、前原代表と会談し、希望の党への事実上の合流をめぐり、小池代表が一部の候補者を排除する方針であることについて、現状の説明を求めた。

連合の神津会長は、「状況がわからないんでね。どういうことになっているんでしょうかということを、お尋ねにうかがった」、「(小池代表は『排除する』と言っていますが?)それは、おかしいんじゃないですかね」などと話した。

連合の神津会長は、民進党本部を訪れ、前原代表に対し、希望の党の小池代表が政策の合わない人は排除すると明言している候補者の選別の現状について、説明を求めた。
これに対し、前原氏は「今、詰めているところなので、今後、また話す」と述べ、詳細な説明は避けたという。

会談後、神津氏は「仲間が1つの大きな塊になる。選別とかではなく、できるだけみんなが行くことが一番望ましいと言い続けている」と述べ、小池氏の方針を批判した。

連合は、「民進党全員の公認」などを条件に、希望の党との合流を容認していたが、小池氏の「排除」の方針を受け、組織内から「支援を考え直す」との声が出るなど、反発が広がっている。


希望の党への

公認要請者、nokko‏ @x_yuさんが

こんなツイート。




元党員からの恨み節辛いな。

しかし、リベラルを叩き潰してやるという

前原の了見の狭さが招いた

結末と言える。

恨むなら自分を恨むしかない。

ただ、

連合の神津会長が

「俺」、関係ないよ」というのは、

卑怯な逃げ口上だと思う。

確かに、

小池と取引する現場にはいなかったんだろうけど、

希望の会との合流は、

行き止まりだ、

到底、

安倍政権を倒すには至らないぐらいの認識は、

あったと思う。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/274.html

[政治・選挙・NHK233] 小池にひれ伏す前原は張子の虎、交渉能力ゼロだった! 
        
         怨嗟の声が渦巻いた民進党の両院議員総会(C)日刊ゲンダイ


小池にひれ伏す前原は張子の虎、交渉能力ゼロだった!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315506349.html
2017-10-01 01:27:12 半歩前


 「私たちの政策に合致するのかさまざまな観点から絞り込みたい」「全員を受け入れるということはサラサラない」「排除しないのではなく、排除します」「安全保障や憲法観といった根幹部分で一致するのが必要最低限だ」―。

 こんなことを言われてひと言も抗弁できない民進党の前原誠司は何のために小池百合子と会談したのか?

 政治評論家・本澤二郎が日刊ゲンダイでこう言った。

 「安倍政権を打倒するために小池新党と手を組むことは分かりますよ。でも、前原さんは交渉が下手すぎます。

 民進党は200人の候補者を揃え、全国に組織があり、バックには連合がついている。なにより金庫には150億円ものカネが眠っています。

 対する小池新党は、カネもない、組織もない、候補者もいない。

 上手に交渉すれば、いくらでも好条件を引き出せたはずです。

 なのに、前原さんは『民進党は解党します』『全員、希望の党に入れてください』と条件もつけずに傘下入りを懇願したのだからどうかしています。小池知事は、渡りに船と高笑いしたはずです」



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/277.html

[政治・選挙・NHK233] 候補希望者は「上納金100万円出せ」と希望の党! 
候補希望者は「上納金100万円出せ」と希望の党!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315581651.html
2017-10-01 10:49:38 半歩前へ


ツイッターで舛添要一‏がこうつぶやいた。
 希望の党の候補希望者から聞いた話:党に100万円上納せよ、次に供託金600万円は自分で用意しろと言われたという。

 私が党首をした貧乏なミニ政党でも、候補者には1円も要求せず、借金して選挙費用を捻出した。それが当たり前。これでは金持ちしか出馬できない。だから民進党のカネを狙っている。

************

 本当にこんなことを言ったのだろうか?

 だとしたら希望の党は新手の振り込み詐欺だ。

 だってそうではないか。候補希望者はあくまで候補の希望者で、希望者の全員が希望の党から出馬出来るかどうかわからない。

 その段階で「カネを出せ」と言うのはどう考えてもオカシイ。

 だんだん、この新党が怪しくなってきた。















【民進党「解党」の舞台裏】小池百合子氏「私が代表なら興味あるかしら?」 焦る民進・前原誠司代表は… 水面下では「金庫」争奪戦も
http://www.sankei.com/politics/news/170929/plt1709290003-n1.html
2017.9.29 05:00 産経新聞 抜粋

 民進党と希望の党の合流構想の裏にはもう一つ、民進党の「金庫」をめぐる暗闘があった。

 民進党は年に約90億円の政党助成金を受け取っている。「締まり屋」の先々代代表の岡田克也は「来るべき日のために」と最小限しか使わず、前代表の蓮舫は使うすべを知らなかった。このため、民進党の「金庫」には150億円前後の金が眠っているとされる。

 これに対し、希望の党はほぼすっからかん。このため、公認希望者には供託金を含めて700万円の拠出を求めていた。細野はなぜか「一人1千万円」を要求していた。

 全選挙区での候補者擁立を目指す小池は、この資金はのどから手が出るほど欲しいはず。この資金をめぐり、今後は前原と小池、そして参院民進党による激しい争奪戦が起こる可能性がある。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/280.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子って、どんな人? 
小池百合子って、どんな人?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f9958d2494a08abcdedb50520b8b0812
2017年10月01日 のんきに介護


福島みずほ‏@mizuhofukushimaさんが

小池につき、

こんな分析をされていた。



民進党がある限り、

安倍政権が安泰と言えない。

したがって、

この党は、

せん滅する必要がある。

そこで取った策略は、

前原の

共産党嫌いをとことん利用すること。

この政党と共闘しなくても

野党共闘は可能であると話を持ち掛け、

民進党を麻痺状態にした。

(1)民進党の公認を得られないようにする。、

(2)希望の党からの公認の条件として同党への服従を誓わせる。

実際、

服従したかどうかは、

(イ)憲法改正(ロ)安保関連法推進を訴えさせることで判断する。

無所属での出馬か、

希望の党への入党かを迫らせる。

実際踏み絵を踏まされそうになった

森ゆうこ参院議員は、

巧妙な

野党共闘潰しだという



ただ、

メディアから放射されるスポットライトを浴びて

劇場を仕切る様は、

小泉純一郎が活用した「劇場」戦略そのものだ。

それを見て、

かっこいいと思う有権者がいるだろう。

その点につき、

岡口基一‏ @okaguchik さんが

こうツイートする。



希望の党の

差配の仕方がどんなものかわからない。

その点、

見事に抉り出した人がいる。

想田和弘‏@KazuhiroSodaさんだ。

この人は、

こう指摘する。



そう言えばそうだ。

都ファーの代表の地位を退いたかと思ったら

また、復帰した。

あんた、やっぱり人徳ないね、

というメッセージを野田数に送り付け、あんたは私の下という

感覚を刷り込んだんだろう。

よく見ていたら、

この人、小まめにそういうこと熱心にしている。

希望の会の代表の地位が

オール巨人→モナ男に渡った後、狸が地位を回収したのも

そうだ。

同じ構図だと言える。

小池の人間性につき、玉城デニーさんが証言する。

彼は、

沖縄県民であるからだろう、

小池に

「日本語読めるんですか?」

といった野次を飛ばされた、

という。

鳥越氏に対して

「病み上がり」発言をしたのも小池だ

(IWJの玉城氏へのインタビュー記事。*http://iwj.co.jp/wj/open/archives/319432)。

人を傷つける

こんな言語の回路が

頭の中を

縦横無尽に張り巡らせておられるようだ。

野党結集と思って

希望の党に公認申請した

森ゆうこ議員は、

はっきりと、

小池百合子氏の正体につき、

「政治的詐欺師である」

と断言する。

上掲、

玉城デニーさんや、

準強姦の被害者として名乗りを上げた

詩織さんにしてもだが、

よく騙された事実を打ち明けてくださったと思う。

「騙された」事実も、

はっきりそう主張していただかないと、

直接の被害者でなければ、

よく分からないところがあるからだ。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/283.html

[政治・選挙・NHK233] 10日まであとわずか! 今しかない! 今やろう! 
10日まであとわずか! 今しかない! 今やろう!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315594510.html
2017-10-01 11:45:42 半歩前へ


 総選挙は10日が公示で22日が投開票日だ。時間がない。工事になれば選挙戦に突入する。そうなればメールでの特定候補への自由な投票依頼などの呼びかけは出来ない。

 やるなら今しかない。安倍や小池批判もいいが、健全野党、リベラル派、良識派への投票をお願いしよう。

 ターゲットは「選挙に無関心な親や子供、兄弟、親戚などの肉親。次いで友人、知人」だ。

 思い起こしてほしい。日本中の有権者のうちで選挙に行かない人が約半分入る。2人に1人が「選挙なんか関係ない」「結局、誰に入れても変わらない」「予定がある」などと言って棄権する。

 遊びの予定が入っている人には投票日前に投票できる仕組みがある。投票場所は「市町村に問い合わせたら親切に教えてくれる」−。そう言って教えてやろう。

 「頼まれたので自民党に入れる」という人には、安倍政権がやっていることを説明して、今度は「この人に入れて」と頼んでみる。

 とにかく、巨大政党の自民党とブームが起きている小池新党の狭間で、健全野党、リベラル派、良識派が苦戦を強いられている。

 彼らを支援しよう。ネットでいくら「いいね!」を連発しても、「票にはつながらない」から、電話やメールで可能な限り呼びかけよう。

 時間が限られている。 今やろう!



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/284.html

[政治・選挙・NHK233] 牙むき出し小池国政新党失速とリベラル新党創設ー(植草一秀氏) 
牙むき出し小池国政新党失速とリベラル新党創設ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7kpu
1st Oct 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


9月29日午後5時より衆議院第一議員会館多目的ホールにおいて、

立ち見の参加者も出る状況で「オールジャパン平和と共生」主催

政治私物化・KKK(かけかくし解散)許さない!
安倍やめろ!野党共闘で政権奪還!
「9.29衆院総選挙院内緊急総決起集会」

が開催された。

第1部 森友・加計疑惑徹底追及−政治私物化を許さない!

第2部 「安倍やめろ!野党共闘」で政権奪還!

の構成で、極めて有意義な問題意識の共有、

衆院総選挙に向けての主権者の側の基本戦略、基本戦術を確認することができた。

参集下さった主権者のみなさま、

集会開催にご尽力くださった多くの関係者のみなさまに心から感謝の意を表したい。

集会の模様は、オールジャパン平和と共生顧問でもある岩上安身氏が

代表を務めておられるIWJ、ユープラン三輪様、Thinkbox大野様、

ご講演者でもある黒川敦彦様のグループの4者によって動画配信、録画配信を賜った。

記して厚く感謝申し上げたい。

ユープランさまはすでに全体録画を配信くださっているので、ご高覧賜りたい。

20170929 UPLAN 政治私物化・KKK(かけかくし解散)を許さない!安倍やめろ!野党共闘で政権奪還!衆院総選挙院内緊急総決起集会
https://www.youtube.com/watch?v=V0zucR0VVPM



他の動画配信についても改めてご紹介させていただく予定である。

集会では、オールジャパン平和と共生の最高顧問である元日本医師会会長の

原中勝征氏による開会挨拶で封切られ、

続いて同じく最高顧問で元内閣総理大臣の鳩山友紀夫氏からの

メッセージが代読された。

第1部では4名の講師による極めて示唆に富むご高話が開示された。


10月10日公示、10月22日投票の今回の衆院総選挙。

第一のテーマは、

「政治私物化、もりかけ隠しの安倍政治に終止符を打つこと」

である。

しかし、同時に、私たちは「戦争と弱肉強食」の政治に終止符を打ち、

「平和と共生」の政治を確立しなければならない。

これが今回衆院総選挙の第二のテーマである。

小池国政新党が創設され、安倍政治を終焉させる可能性が浮上している。

これはこれで極めて重要なことであるが、

小池国政新党が拙速にその本性を表わし始めたことに対する最大の注視が必要である。

オールジャパン平和と共生は、

反戦・反核・反貧困

の三つの最重要テーマを掲げて、この政策論点を基軸に、

主権者が支援する候補者を各選挙区にただ一人選定してゆくことを提唱しているが、

その第一のテーマである「反戦」について、小池国政新党が重大な行動を示し始めた。

それは、憲法改定・戦争法肯定を民進党出身者への公認付与の条件に掲げ、

一部候補者の公認拒絶に動いていることである。

これまでの野党共闘の枠組みは「戦争法制廃止」を基軸にするものであった。

民進党はこの点を確認の上、野党4党共闘を成立させてきた。

その根幹にかかわる「戦争法制肯定」を公認付与の条件に掲げることが

鮮明になりつつある。

こうなると、これまでの経緯を踏まえると、

民進党候補者は基本的にすべて、

希望の党からの衆院選出馬を固辞しなければならないことになる。

この問題が新たに浮上している。


総決起集会でオールジャパン平和と共生顧問の梓澤和幸弁護士は、

「究極の対米従属政策が憲法改定=9条改定であり、

その是非こそが今次衆院総選挙の最大の争点である」

と指摘された。

私はかねてより、日本を支配する支配者は、

自公と第二自公による二大政党体制への移行を狙っており、

それが自公と小池国政新党による二大政党体制であることを指摘してきた。

これを私は「二党独裁体制」と指摘してきた。

小池国政新党が拙速にその本性をむき出しにする行動を示し始めたことで、

この点がにわかに鮮明になりつつある。

原発ゼロ、消費税増税凍結という、極めて重要な政策を提示し、

民進党が示していない重要施策が提示されたことに注目はしなければならないが、

他方において、最も重要なもうひとつのテーマである、

「日本を戦争をする国にするのか、しないのか」

について、小池国政新党がその本性をむき出しにし始めたのである。


結論を示せば、この衆院選で自公と第二自公である小池国政新党が

衆院3分の2議席を確保すれば、必ず憲法改悪に進むことになる。

日本を「戦争をしない国」にとどめるには、これを阻止しなければならない。

つまり、「日本を戦争にしない国」にとどめる、

本当の意味の「第三極」勢力を結集して、

3分の1以上の議席を確保しなければならない。

そのために必要なことは、

民進党の一部議員と他の「戦争をしない国」推進勢力がリベラル新党を

創設することである。

このリベラル新党と共産党が完全なる選挙共闘を構築して、

主権者に「戦争をしない日本存続」の選択肢を提供する必要がある。

焦点は民進党の100億円の政党交付金である。

民進党のこの政党交付金は主権者から配給された資金である。

これを議員数で除して、各議員に配分するべきだ。

「戦争をしない国」の政策公約を堅持して

小池国政新党に移籍しない者にこの政党交付金を配分する必要がある。

反戦・反核・反貧困の旗を掲げる、本当の意味の第三極政党を創設して、

日本の主権者に適正な選択肢を提供する体制を構築することが

喫緊の課題になっている。


民進党、自由党はこれまで戦争法制廃止を軸に共産党を含む野党4党での

共闘体制を築いてきた。

その民進党と自由党議員が「安倍やめろ!野党共闘」として小池国政新党に合流し、

新たに原発ゼロ、消費税増税凍結の方針を掲げるなら、

それは意味のあることと判断した。

しかし、小池国政新党が、戦争法制を肯定し、日本を「戦争をする国」にするための

憲法改悪を肯定するかどうかを公認付与の条件に掲げるなら、根本が覆る。

小池国政新党は下記の民進党議員を拒絶しているとの情報がある。

菅直人、手塚仁雄、櫛渕万里、長妻昭、海江田万里、初鹿明博、野田佳彦、安住淳、

岡田克也、辻元清美、赤松広隆、近藤昭一、枝野幸男、阿部知子、篠原孝

これでは、民進党両院議員総会後に前原誠司代表が示した全員合流とは

まったく異なることになる。


最大の問題は、民進党、自由党がこれまで

戦争法制廃止を求める野党共闘に参画してきたことと

戦争法制肯定

日本を名実ともに戦争をする国に改変する憲法改定

への同意を新党による公認付与の条件とすることとの間の

根本的な矛盾にある。

民進党の多数議員は

戦争法制廃止を公約とし、

日本を名実ともに戦争をする国に改変する憲法改定

を拒絶してきたのではないのか。


議員であり続けるためには選挙で当選することが必要不可欠であるから、

本音の部分を隠蔽して、まずは小池国政新党に潜り込んで、

当選したあかつきに小池国政新党の内部から変革に進むという

「トロイの木馬戦術」があってもよいと考えるが、

新党創設の入り口の部分で、

こうした露骨な「踏み絵」方式が用いられるのであれば、

それに対応した戦術構築が必要になる。

オールジャパン平和と共生では、

総選挙立候補予定者に

戦争法制

原発

消費税

についての公開質問状を送付する予定である。

野党共闘が崩壊する場合、ひとつの選挙区に

自公候補

小池国政新党候補

反自公・小池国政新党候補

の三名が立候補するケースが浮上する。

このとき。

反自公・小池国政新党候補が

戦争法制廃止・原発稼動即時ゼロ・消費税増税凍結ないし減税

の公約を提示するなら、この候補者が最適候補ということになる。


小池国政新党が、

戦争法制肯定・日本を名実ともに戦争をする国に改変する憲法改悪

を候補者の要件に据えて、立候補者がその公約を明示するなら、

この候補者はオールジャパン平和と共生の支援候補者にはなり得ない。

なぜなら、選挙後に、自公と小池国政新党が憲法改悪に進む可能性が

高まるからである。


民進党は代表戦の過程で、党内に二つの政党が同居していることを確認したはずだ。

戦争法制を容認し、原発稼動を容認し、消費税増税を推進する勢力と

戦争法制を拒絶し、原発稼動を拒絶し、消費税増税を凍結する勢力が

並存している状況が明らかになった。

この段階で円満な分党に進むべきであった。

ところが、その手続きを踏まず、

前原新代表が、全員合流を確認しないまま、合流話が噴出して、

現在の状況を招いている。


ただし、小池国政新党がその本性を露わにする「踏み絵方式」を

前面に押し立て始めたため、事態が急変している。

この事態急変に対応して、

本当の意味の「第三極政党」を創設する重要性が一気に高まっている。

自公と第二自公が創設されても、基本政策は本質において変わらない。

日本の主権者の大多数が、その基本政策に賛同するなら、

この二つの勢力が二大政党体制を構築しても、何の問題もない。

それが民意を正確に表す政治体制になるからだ。

しかし、日本の主権者の多数が、

その基本政策には賛同しないということになると話はまったく変わってくる。


戦争法制に反対し、日本を名実ともに戦争をする国に改変する憲法改悪を許さない。

原発稼動を許さない

消費税増税を許さず、消費税廃止を目指す

ことを明確に政策公約に掲げる新しい政党が誕生すれば、

大きな力を結集する可能性が生まれる。

本来は現在の共産党も合流して、リベラル勢力の結集を図るのが望ましいが、

それが無理なら、共産党とこのリベラル新党が万全の選挙共闘体制を構築すればよい。

自公と小池国政新党と、このリベラル勢力がそれぞれ一人ずつ、

一つの選挙区に候補者を立てるなら、

多くの選挙区で、自公と第二自公が票を食い合い、

リベラル勢力候補が勝利する可能性が生まれてくるはずである。

これが進行すると、自公と第二自公が合流するか、

統一候補を選定するという動きに変わる。

そうなると、日本の二大政党体制は

対米従属二党による二大政党体制

ではなく

保革二党による二大政党体制

に移行することになる。

これが望ましい日本の二大政党体制である。

小池国政新党がその本性をむき出しにし始めたことにより、

今次衆院総選挙に向けての基本戦術を抜本的に修正する必要が生まれている。

民進党の衆院選立候補予定者は行動を抜本的に見直す必要がある。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/286.html

[政治・選挙・NHK233] 民進党を小池知事に売り渡した前原、小沢、神津三人組  天木直人
民進党を小池知事に売り渡した前原、小沢、神津三人組
http://kenpo9.com/archives/2478
2017-10-01 天木直人のブログ


 きょう10月1日の読売新聞が、前原民進党代表が事実上、民進党解体宣言をするに至った舞台裏を検証する記事を掲載している。

 これからこの種の政治記事が山ほど出てくるだろう。

 どこに真実があるか、それは、それら記事が出そろうまでわからないだろう。

 しかし、真っ先に検証記事を書いたきょうの読売新聞によれば、こんどの混乱は、前原民進党代表と小池都知事、そして小沢一郎と連合の神津会長の4者による、それぞれ個別の密議の積み重ねで決まった事がわかる。

 前原代表と神津連合会長は、民進党の丸のみが前提であると小池知事に迫ったとなっているが、これはアリバイ作りでしかない。

 小池知事がそれを飲むはずがない。

 そんなことをすれば民進党の愚の繰り返しだ。

 そんなことをすればその時点で小池知事は終わる。

 小池知事との密議が明らかになった場合の言い訳に使うために、そう小池知事に迫って見せたのだ。

 いや、どこまで本気で迫ったのかさえ疑わしい。

 それにしても最後まで民進党は一体感がなかったということだ。

 なにしろ解体することを知らされなかったのだ。

 そして最後まで民進党は情けなかった。

 なにしろ解体を通知された最後の議員総会で誰一人抵抗しなかった。

 そして、政党が壊れる時には必ず小沢一郎が出てくる。

 何もかも、いつか見た光景である。

 こんな事をくり返しているうちにどんどんと日本は衰退していく。

 既存の政党、政治家たちの罪は深い(了)









【民進党「解党」の舞台裏】
小池百合子氏「私が代表なら興味あるかしら?」 焦る民進・前原誠司代表は… 水面下では「金庫」争奪戦も

http://www.sankei.com/politics/news/170929/plt1709290003-n1.html
2017.9.29 05:00 産経新聞



 「どんな手段を使っても安倍政権を止めなければならない。もう一度政権交代を実現して身勝手で政治を歪める安倍政権を退場に追い込みたい。私は皆さんが大好きだ。これからも皆さんと一緒に行動し、もう一度われわれの理想の社会を創る。そのために名を捨てて実を取る。その決断をぜひご理解頂きたい」

 28日午後、民進党本部で開かれた両院議員総会。民進党代表の前原誠司が熱っぽくこう語ると、万雷の拍手がわいた。

 ここで前原が示した方針は、前原を一人民進党に残して全員が離党し、東京都知事の小池百合子が率いる「希望の党」に公認申請するという内容だった。事実上の「解党宣言」と言えるが、特に異論もなく了承され、所属議員はむしろ高揚感にあふれていた。

 この少し前、首相の安倍晋三は国会内で開かれた自民党両院議員総会で厳しい表情でこう語った。

 「いよいよ厳しい戦いが始まります。この日本を守り抜くのか、国民の命と平和な暮らしを守り抜くのかを問う選挙です。選挙のためだけに看板を替える政党に日本の安全を、子供たちの未来を任せるわけにはいきません。皆さん、まなじりを決して戦い抜いていこうではありませんか」

 解党する民進党が意気揚々とし、電撃解散に打って出た安倍が悲壮な表情なのはなぜか。安倍の脳裏に平成21年夏の衆院選の悪夢がよぎったからだろう。

 この衆院選で現副総理兼財務相の麻生太郎率いる自民党は大敗し、鳩山由紀夫率いる民主党が政権を発足させた。当時は政権交代への期待感が異様に強かったこともあるが、最大の敗因は野党が「反自民」で一致結束したことにある。

 「1強」と言われる自民党だが、反自民勢力が一つにまとまると意外なほどもろい。希望の党創設に伴う、ここ数日の電撃的な動きは8年前のあの日を彷彿とさせた。

 つい1週間前まで絶望に打ちひしがれていた民進党議員の表情が急に明るくなったのはこのためだ。希望の党に衣替えした元民進党議員は今後3週間にわたり、ひたすら「安倍政権打倒」を訴えるに違いない。

          × × × 

 水面下で一体何が起きていたのか−。

 前原が希望の党合流に向け、動き出したのは9月18日。産経新聞が17日付朝刊1面で「首相、衆院解散を決断」と報じたのがきっかけだった。

 小池新党の動きを受け、民進党では離党者が続出していた。前原は離党者に「刺客」を立てる方針を示す一方、裏では共産党との選挙協力を進めていたが、内心忸怩たる思いだった。

 「共産党と選挙協力したところで小池新党と『刺し合い』になれば、自民党に漁夫の利となるだけ。民進党は存亡の機を迎える」

 前原と小池は、平成5年に細川護煕率いる日本新党から初当選した。その後、疎遠となっていたが、前原が側近を介して小池との接触を試みたのは自然な流れだといえる。

 小池にとっても、前原のアプローチは「渡りに船」だった。安倍の電撃解散により、新党の準備は整っておらず、組織も資金も不足していたからだ。

 実は小池は7月から、前代表の蓮舫にも接触していた。「女ツートップでどうかしら」などと持ちかけると蓮舫も乗り気だったというが、蓮舫の辞任により頓挫してしまった。

 再浮上した連携構想は一気に動き出した。前原と小池は頻繁に電話で連絡を取り合うようになった。

 2人の動きを知っていたのは、それぞれの側近数人だけ。民進党幹事長の大島敦でさえ、前原の合流構想を知ったのは25日だった。小池側近を自認する細野豪志や若狭勝らは「蚊帳の外」だった。

 20日ごろ、自由党代表の小沢一郎も前原に接触してきた。小沢は「まず民進と自由が合流し、小池の新党と社民を交えて比例代表の統一名簿を作ろう」と持ちかけた。前原は小池との合流話はおくびにも出さず、この構想にも一枚かんだ。

 統一名簿構想は社民党の反対で頓挫したが、「反安倍」の足並みは確実にそろいつつあった。

          × × ×
 
 それでも前原は小池の合流構想にどこか煮え切らなかった。24日、小池は前原に電話でこう尋ねた。

 「若狭や細野が新党の代表なら興味ある?」

 前原が「興味ない」と答えると、小池はこうたたみかけた。「じゃあ私が代表なら興味あるの?」

 前原は「もちろん興味ある」。25日午後の小池の緊急記者会見を待たずして、ここで小池の代表就任は決まった。

 前原にはもう一つ大仕事があった。民進党の支持母体で、選挙の実務の大半を担う連合を説得せねば、構想は水泡に帰す。

 前原は25日午後、都内で連合会長の神津里季生とひそかに会い、「安倍政権を打倒するため力を貸してほしい」と頭を下げた。

 「民進党の自主再建」を持論とする神津だが、長い沈黙の後、こう言った。

 「希望の党が民進党と連合との政策協定を丸飲みするなら支援しよう」

 神津は翌27日午後、連合本部で開いた中央執行委員会で「厳秘」と前置きした上で、小池新党との合流構想を説明した。左派の強い官公労系幹部は反発したが、神津はなんとか一任を取り付けた。

 連合の支持を取り付けた前原は26日午後10時すぎ、都内の料理店で小池と初めて向き合った。

 前原は、民進党と希望の党の完全合流を求めたが、小池は「第2民進党」と批判されることを恐れ、「議員の個別吸収」を譲らなかった。2人が折り合ったのは、日付が変わる少し前だった。

          × × ×

 民進党と希望の党の合流構想の裏にはもう一つ、民進党の「金庫」をめぐる暗闘があった。

 民進党は年に約90億円の政党助成金を受け取っている。「締まり屋」の先々代代表の岡田克也は「来るべき日のために」と最小限しか使わず、前代表の蓮舫は使うすべを知らなかった。このため、民進党の「金庫」には150億円前後の金が眠っているとされる。

 これに対し、希望の党はほぼすっからかん。このため、公認希望者には供託金を含めて700万円の拠出を求めていた。細野はなぜか「一人1千万円」を要求していた。

 全選挙区での候補者擁立を目指す小池は、この資金はのどから手が出るほど欲しいはず。この資金をめぐり、今後は前原と小池、そして参院民進党による激しい争奪戦が起こる可能性がある。

          × × ×
 
 今後の焦点は小池が都知事を辞め、衆院選に出馬するかに移る。

 小池は28日午後、日本記者クラブで会見し、「今の国会が変わらない限り、都政でしっかり頑張る」と出馬を否定した。だが、小池が出馬しない限り、希望の党に破壊力は生まれない。世論の動向をじっくり見ながら、待望論が出るのを待っている可能性は十分ある。

 小沢の動向も気になる。民進党との合流構想から弾かれたようにも見えるが、28日昼の自由党両院議員総会では上機嫌だった。

 「本会議を欠席してたら解散されたそうです。ふっふっふっ。なんやかんや動きがあるけど、われわれも政権交代のため何をすべきか今後のことを決めたい」

 こう語るとカツカレーをパクついた。
=敬称略

(水内茂幸) 





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/287.html

[国際20] 死刑判決を2度言い渡された北の元工作員、分断に翻弄され続けた人生(AFP)


死刑判決を2度言い渡された北の元工作員、分断に翻弄され続けた人生
http://www.afpbb.com/articles/-/3144739?cx_position=6
2017年10月1日 9:45 発信地:光州/韓国


【10月1日 AFP】死刑判決を2度言い渡された北朝鮮の元工作員、徐玉烈(Seo Ok-Ryol)受刑者(90)は刑務所の中で30年、その大半を独房で過ごしてきた。死ぬ前に望む唯一の願いは、故郷の北朝鮮に帰ることだ。

 現在の韓国で生まれ、その後に北朝鮮の兵士、そして工作員となった徐受刑者の人生は、永続的な分断と、歴史と政治に翻弄されてきた朝鮮半島の人々の生き方を象徴している。

 杖をつき、細身で猫背、態度はけんか腰だがいたって明敏だ。「私は何も悪いことはしていない。ただ祖国を愛しただけだ」と話し、自分にとっての祖国とは北と南の両方だと続けた。

 2000年に行われた歴史的な南北首脳会談後、韓国は長期囚約60人を北朝鮮に送還した。大半は兵士、特殊部隊兵、工作員だった。だが韓国に忠誠を誓う宣誓書に署名して刑事施設からの釈放を確保し国籍も取得していた徐受刑者は、送還の対象にはならなかった。

 韓国南部の島に生まれた徐受刑者は、ソウル(Seoul)のエリート大学である高麗大学(Korea University)在学中に共産主義に傾倒した。朝鮮戦争では北の軍隊に加わったが、米主導の国連軍に押され、北側への撤退を余儀なくされた。

 そして北の労働党に入党し、平壌(Pyongyang)で教職に就いていたが、1961年に諜報訓練校への配置が決まった。「妻に別れの挨拶もせずに立ち去らなければならなかった」と当時を振り返った。

 徐受刑者はその後、北に亡命した兄弟を持つある上級政府高官を勧誘する任務を負い、川を泳いで国境を越えた。亡命した男性の親兄弟とは無事に会うことができたが、その反応は冷たいものだった。

 預かった手紙を渡そうと試みると、「兄弟は…死んだものと思っている。政府当局には戦死したと報告している」とこの政府高官は述べ受け取りを拒否した。

 当時も今も、正式な許可なしに北朝鮮側の人物と接触することは固く禁じられており、見つかれば長期の禁錮刑が課される。それでもこの政府高官は告発に踏み切ることはなかったという。

 任務は失敗に終わり、徐受刑者はそのままソウルに約1か月間滞在した。その間、暗号を解読するのに必要となる乱数表を見つけられないよう常に神経をとがらせていた。

 そしてついに、帰国命令をひそかに伝える乱数放送があった。指定された場所へと向かい同胞との接触を試みたが、時間通りに到着できず、ボートに乗り遅れてしまった。川を泳いで北側へと戻ろうとするも流れが強く、岸辺に戻されてしまう。そうこうしている内に韓国海軍兵士に身柄を拘束されてしまった。

 徐受刑者は、敵に身柄を拘束された際には「毒薬カプセルか武器を使って自殺する決まりとなっている」と話したが、その時は「そんな余裕はなかった」と当時の状況を説明した。

■死刑

 徐受刑者は数か月にわたって過酷な尋問を受け、殴られたり睡眠や食事を奪われたりすることもあったと話す。そして軍事裁判所から極刑を言い渡されたことを明らかにした。

 1963年、任務に失敗した新米工作員だったことを理由に死刑は減刑された。しかし1973年には、別の受刑者をそそのかし、共産主義に転向させようとした行為が罪に問われ、再び死刑を宣告された。

「検察が死刑を求刑し、判事が求刑通りに刑を言い渡した。母はその都度、法廷内で気を失った」と、国際的なメディアとして初めてとなるAFPのインタビューで徐受刑者は語った。

 両親は、裁判のための費用を捻出するために自宅を売却し、そして2度目の減刑処分につなげた。しかし、息子の出所を目にすることなくその後に他界してしまったという。

 当時の韓国の独裁政権は、刑事施設に収容された北朝鮮工作員らの再教育を試みていた。活動家や元受刑者らの証言によると、そうした動きが最も盛んだった1970年代半ばには、抵抗した者は殴られたり水責めにされたりした他、食事や睡眠時間を与えられず、暗くて狭い「懲罰房」に入れられることも多かったという。

 だが徐受刑者はかたくなだった。「転向」すれば炎症を起こした左目の治療を受けさせると当局に言われたにもかかわらず、協力を拒み続け、最終的には左目を失明してしまった。

 このことについては、「私の政治的イデオロギーは私の人生よりも大切だ」とぶっきらぼうに言い放った。

■今も消えぬ妻への思い

 刑務所で30年を過ごした徐受刑者は、1991年についに歩み寄りの姿勢をみせ、韓国の法に従うことを約束した。

 仮釈放された徐受刑者は、きょうだいが今も住む生まれ故郷に近い韓国南部の光州(Gwangju)に移り住んだ。だが今も夢見るのは、南北が統一され、妻と息子たちの元に帰ることだ。

 北朝鮮への思いは消えてはおらず、国の助成金で運営されているエリート校、金日成総合大学(Kim Il-Sung University)を自分が卒業できたのは、北朝鮮社会が「平等主義」だからだと称賛する。そして、北朝鮮の核・ミサイル開発は米国から自衛するためには必要だという当局の言い分を繰り返し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は「とんでもない狂人」だと切り捨てた。

 徐受刑者は今年、心臓病の治療のため光州で2か月にわたり治療を受けた。左派的傾向が強いこの地域では、活動家団体が韓国当局に対して、徐受刑者らの誓約が強制されたものだとして、送還を認めるよう求める請願運動を行っている。

 仮釈放されてから数年後のある日、平壌を訪れたというドイツ在住の韓国人女性が訪ねて来て徐受刑者にこう言った──あなたの奥さんと息子さんたちは今も生きている。ただ、家族に連絡を取ろうとしない方がいい。息子さんたちの将来に傷が付くことになりかねないから、と助言したという。

 北朝鮮を離れて以降、再婚することはなかった。インタビューの間もずっとふてぶてしく冷ややかな態度を取り続けていたが、もし奥さんに再会できたら何と声を掛けますかとの問いには言葉を詰まらせた。

 そして、感情を抑えながら「生きていてくれてありがとう、と言いたい」「会えなくてずっと寂しかった。これほど長い間、離れ離れになるとは思ってもみなかった」と答えた。

(c)AFP/Park Chan-Kyong


http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/731.html

[国際20] 出来ることは何か?(マスコミに載らない海外記事)
出来ることは何か?
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-4e9f.html
2017年10月 1日 マスコミに載らない海外記事


2017年9月27日
Paul Craig Roberts

読者の皆様: ここは皆様のウェブサイトだ。皆様のご支援が必要だ。

ワシントンがロシアと中国との対決の道を選んだという明白な証拠にもかかわらず、ヨーロッパ各国政府は反対していない。ポーランド、ウクライナとバルト三国は、更なる対立、あるいは対立への近道を要求しているようにさえ見える。ヨーロッパ人自身、ワシントンへの従属を進んで拒否し、まともな対ロシア外交政策を行える指導部を選んでいない。

この日曜日のドイツ選挙は、ドイツ人有権者が、ワシントンの傀儡、アンゲラ・メルケルとキリスト教民主同盟 (CDU)を拒否する好機で、一定程度彼らはそうした。ところが、マスコミ報道からは、決してそうと知ることはあるまい。

見出しは、メルケル四度目の勝利だ。アメリカでは、ヒラリー派の連中が、トランプは得票数では負けていると強調したが、メルケルは70%も負けたのだ。10人中、わずか3人のドイツ人しか彼女に投票していない。彼女の党の得票は前回選挙の41.6%から、33%以下にまで落ちた。

メルケルの連立相手、社会民主党(SDU)も得票の減少に苦しみ、SDUはメルケルの次期連合政権政府への参加を拒否する結果となった。これは、つまり、メルケルは、投票の10.7パーセントを得た自由民主党 (FDP) と、投票の8.9パーセントを得た緑の党と組まなければならないことを意味している。この連合で、政権を作るための52.6 パーセントが得られる。メルケルの“勝利”は、大敗だったので、たぶん退場する途上なのだろう。

メルケルの党と連立相手(SDU)が失った票は一体どこに行ったのだろう?
ワシントンではなく、ワシントンの戦争からの難民ではなく、ロシアとの対立ではなく、ドイツをこそ擁護する新党に行ったのだ。この政党とは、ドイツのための選択肢 (AfD)だ。この党は、投票の12.6%を得て、ドイツ議会で、94議席を擁する、今やドイツで三番目に大きな政党だ。

この党はメルケルが支持している膨大なイスラム教徒移民に反対で、ワシントンの対ロシア政策にも反対なので、AfDは、すぐさま、ナチスの響きを持った言葉である“極右”というレッテルを貼られた。

言い換えれば、ドイツとドイツ国民を支持すると、ナチスにされるのだ。

第二次世界大戦以来、ドイツ国民は、ワシントンによって徹底的に洗脳されているので、ドイツ人は、自らに対して肯定的な見方ができず、何であれ“極右”と言われるものには、罪悪感と恐怖しか感じない。それでも三番目に大量の票は“極右”党に行ったのだ。

ユダヤ人組織は、AfD得票を巡って逆上している。ヒトラーが甦った云々。ユダヤ人が本当にこれほど被害妄想だと信じることは困難だ。ユダヤ人監視機関には、何か他に狙いがあるのではと時折疑いたくもなる。

ドイツにおいて、ロシアとは対立したくない、あるいは中東やアフリカにおけるワシントンの戦争の残滓としての人々のごみ捨て場にはなりたくない政党は、アメリカ、ヨーロッパ、カナダ、イギリス、オーストラリアの売女マスコミや、スプートニクのような英語版のロシア・ニュース・サービスによってさえ“極右”にされてしまうのは明らかだ。

12.6%のドイツ人が覚醒したのを見ると元気づけられるが、投票はロシアとの迫りくる戦争を避けるというより、ワシントンの戦争の瓦礫たる人々のごみ捨て場にならないようにと考えてのことに見える。ドイツにとってのこの二つの脅威を、どう判断すべきだろう?

もしワシントンが、世界に核戦争をもたらせば、ドイツもヨーロッパも存在しなくなる。中東やアフリカにおけるワシントンの残虐行為から逃れる他国の人々で国が溢れたら、ドイツは存在しなくなる。

前者の場合、ドイツには何も残らない。後者の場合、もはやドイツではない国となる。

我々が持ち合わせている証拠からして、西ヨーロッパは、ワシントンにとらわれており、ワシントン外交政策との関係を絶つのではなく、破滅の道を進むだろう。だが東ヨーロッパには、希望の兆しが見える。

ドイツと違い、東ヨーロッパ諸国の中には、ワシントンの戦争からの難民受け入れ割り当てを拒否した国がある。欧州委員会そのものが、儲けと覇権のためのワシントンによる戦争の死傷者に連中が用いる婉曲表現である“巻き添え被害者”用ごみ捨て場として属国機能を受け入れ、難民割り当てを拒否するEU加盟国を訴えている。チェコ共和国元大統領ヴァーツラフ・クラウスは、移民割り当てをチェコ国民に押しつけるEU決定に答えて、こう宣言した。“わが国の欧州連合離脱準備を開始する時がやってきた。” http://gatesofvienna.net/2017/06/vaclav-klaus-the-time-has-come-to-start-preparing-the-exit-of-our-country-from-the-european-union/

EUの独裁的性格は、あらゆる加盟国にとって、離脱の良い理由だ。既にアメリカのグローバル企業や金融機関によって略奪されている国々には、ワシントンの違法な戦争による犠牲者たちを支援する余分な金などない。EUが、ワシントンの戦争の外部費用を加盟諸国に押しつけようとしていることは、EUが一体どこまでワシントンの道具なのかの証明だ。

東ヨーロッパ、あるいはその一部にとって、依然、自立した思考能力を持ち合わせていることのより重要な理由は、核ハルマゲドンを避けられることだ。ワシントンによる世界覇権追求が、世界を三度目で最後の世界大戦においやりつつある。東ヨーロッパ政府は、ワシントンへの属国状態から離脱し、NATOとロシアとの間の中立的緩衝となることで、この忍び寄る戦争を防げる可能性がある。

東ヨーロッパのそうした現実的な振る舞いは、ドイツ、フランスやイギリスを、ワシントンの属国として彼らが直面している極度な危険について覚醒さえできるかも知れない。

私が先に書いた通り(http://www.paulcraigroberts.org/2017/09/25/washington-initiated-military-conflict-russia/)、ワシントンはシリアで、二度もロシア軍に攻撃を加えたのは驚くべきことだ。この狂気は決して良い結果はもたらさない。アメリカ人は、全くぼんやりしていて、ワシントンの狂人連中がもくろんでいる恐ろしい戦争を全く理解できずにいる。どうやら、ヨーロッパ人もイギリス人も分かっていないようだ。

親愛なるヨーロッパ人よ、そう、非ヨーロッパ人移民は脅威だ。ロシアとの紛争もそうだ。現在、指導部と、皆様ご自身の重大な認識が欠如しているがゆえに、あなた方自身を、そして我々を、救うために何もすることができずにおられる。

疲れ果て、吹き込まれ、洗脳され、ヨーロッパ人は、自らと世界の終焉に身をまかせる以外何もしないのだろうか?

Paul Craig Robertsは元経済政策担当の財務次官補で、ウオール・ストリート・ジャーナルの元共同編集者。ビジネス・ウィーク、スクリプス・ハワード・ニュー ズ・サービスと、クリエーターズ・シンジケートの元コラムニスト。彼は多数の大学で教えた。彼のインターネット・コラムは世界中の支持者が読んでいる。彼 の新刊、The Failure of Laissez Faire Capitalism and Economic Dissolution of the West、HOW AMERICA WAS LOST、The Neoconservative Threat to World Order.が購入可能。

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会社の品格を信じていない、あるいはその政治傾向に反対なので、PayPalを使いたくないという方々は、Stripeを使われるか、私ではなく、Institute for Political Economyを受取人とする小切手を下記にお送り頂ける。
Wells Fargo, 23046 Panama City Beach Parkway, Panama City Beach, FL 32413.

外国の方々で、国際的にStripeがお使いになれない場合には、受取人とする国際郵便為替を、上記銀行宛てにお送り頂ける。PayPalを信じないということが、このウェブサイトをご支援されない口実にはなるまい。

記事原文のurl:http://www.paulcraigroberts.org/2017/09/27/what-can-be-done/
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http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/732.html

[原発・フッ素48] 福島第一廃炉工程変更、核燃料取り出しは6年遅れ(めげ猫「タマ」の日記)
福島第一廃炉工程変更、核燃料取り出しは6年遅れ
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2298.html
2017/09/30(土) 19:43:55 めげ猫「タマ」の日記


 福島第一原子力発電所の新しい廃炉工程が発表されました(2)。それによると1,2号機からの使用済み核燃料の取り出しは2023年度です(3)。当初の計画では2017年度の予定でしたので(4)、6年遅れです。当初計画発表から6年も経過していないのに、倍以上の遅れです。廃炉は30〜40年と主張されていますが(3)、実際には倍の60〜80年はかかりそうです。


 ※(5)を引用
 図―1 「中長期ロードマップ」改定を報じる福島県の地方紙・福島民友

 福島第一原発の1号機から3号機の合計で原子炉内にあり溶け落ちた核燃料(デブリ)を含め1,573本の核燃料があります(6)。事故によってアクセスができなくなり事故から6年半以上も放置されています。特に核燃料プールに保管されている核燃料(以下に核燃料と略す)が壊れ放射性物質が拡散した場合は半径数十キロメートルの範囲で屋内退避や避難が必要になるほどに汚染されるようです(7)。使用済み核燃料プールから核燃料を取り出し、安全な場所に保管することは福島第一のリスク低減には必須です。

 福島第一では核燃料プールからの燃料取り出しに向けた作業が行われています(8)。9月26日に発表された廃炉工程の見直しで1,2号機核燃料プールからの取り出し時期が2023年度までに延期されました(3)。報道では2年前の計画(9)との比較で3年遅れと報じられています(10)。

 最初の廃炉計画は2011年12月に発表されました。それによれは
  1,2号機核燃料プールからの燃料取り出し 2017年度
  3号機核燃料プールからの燃料取り出し   2014年度
でした(4)


 ※(4)を抜粋
 図―2 当初の核燃料取り出し日程

 1.2号機の燃料取り出しは計画から6年で6年遅れです。2014年度から始まるはずだった3号機からの核燃料取り出し2017年度の今も始まっていません(8)。当初は3年後の取り出し開始でしたが、6年経過した今も取り出しが始まっていません。

 倍以上の遅れです。廃炉は30〜40年と主張されていますが(3)、実際には倍の60〜80年はかかりそうです。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 本文に記載の通り福島の廃炉工程は大幅に遅れています。安倍出戻り総理の言葉はあてになりません。これは福島だけではありません。2014年に安倍出戻り内閣は北朝鮮と合意を結びました(11)。それから3年、北朝鮮からやって来たのは拉致被害者でなくミサイルでした(12)。2015年末には韓国との間に「最終かつ不可逆的に解決」とする慰安婦合意をしました(13)。それから2年弱を経て慰安婦像は撤去されるところか、公共物に指定されてしまいました(14)。安倍出戻り内閣は何もできません。このような方が福島産は「安全」(15)と主張しても福島の皆様は信じないと思います。
福島県南相馬市当たりでも新米の検査が始まりました(16)。同市辺りでは「コシヒカリ」「ひとめぼれ」「天のつぶ」等の銘柄米が取れるそうです(17)。福島県は福島産米は全量・全袋検査をしているので「安全」だと主張しています。でも福島県南相馬市のスーパーのチラシには福島産米はありません。


 ※(18)を引用
 図−3 福島産米が無い福島県南相馬市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県南相馬市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2298.html
(1)中長期ロードマップ|東京電力
(2)(1)中の「福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ」
(3)(2)中の「(資料2)東京電力ホールディングス(株)福島第一原子力発電所の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ(案)(1.00MB)PDF 」
(4)東京電力福島第一原子力発電所1〜4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップ|TEPCOニュース|東京電力
(5)福島民友新聞社 みんゆうNet −福島県のニュース・スポーツ−
(6)福島第一・第二原子力発電所の燃料貯蔵量 - 福島県ホームページ
(7)福島の最悪シナリオ
(8)3号機燃料取り出し|東京電力
(9)(1)中の「2015年6月12日(第2回廃炉・汚染水対策関係閣僚等会議)⇒(資料1)中長期ロードマップ改訂案について(133KB)PDF」
(10)核燃料回収は「3年先送り」 福島第1原発廃炉・工程表を改定:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet
(11)日朝政府間協議(概要) | 外務省
(12)北朝鮮「ICBM」に喜ぶ金正恩 それに乗った日米 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)
(13)慰安婦問題日韓合意 - Wikipedia
(14)日本大使館前の少女像を「公共造形物」指定 撤去困難に=韓国
(15)平成29年7月6日 日EU共同記者会見 | 平成29年 | 総理の演説・記者会見など | 記者会見 | 首相官邸ホームページ
(16)トピックス | JAふくしま未来
(17)特産品情報 | 地区別くらし情報 そうま地区 | JAふくしま未来
(18)全量全袋検査に関するよくある質問 - 福島県ホームページ
(19)南相馬店 – イオンスーパーセンター公式ウェブサイト



http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/754.html

[自然災害22] 2017年10月01日小笠原諸島西方沖でM5.4が発生、ごく近い場所で起きていた事例に共通する傾向は(地震ニュース)

2017年10月01日小笠原諸島西方沖でM5.4が発生、ごく近い場所で起きていた事例に共通する傾向は
http://jishin-news.com/archives/2839
2017/10/01 地震ニュース


10月1日の6:08に小笠原諸島西方沖でM5.4・震度1の地震が発生した。

国内でM5以上を記録した有感地震としては今回が56回目で、9月までの各月の発生数は以下の通り。1〜6月までのM5以上平均発生数が5.3回/月であったのに対し7〜9月になると8回と増加しており、10月になったばかりのタイミングでの今回のM5有感地震は2017年下半期における地震活動の活発化を印象付けており、強い地震への注意を高めておく必要があると言える。

01月 05回
02月 03回
03月 05回
04月 04回
05月 07回
06月 08回
07月 11回
08月 05回
09月 08回

さて、小笠原諸島西方沖での有感地震としては9月8日のM6.1・震度3以来3週間ぶりのことであったが、小笠原諸島西方沖では1926年以降これまでに135回しか有感地震にはつながっていない。従って比較的珍しい場所での地震であったと言える。

今回の地震の震源は前回9月8日のM6.1から近い場所であったことや深さも前回の約460kmに対して今回が約490kmと似ていることから、M6.1の余震であった可能性は否定できないが、緯度・経度から過去の発生地震に照らすと、今回の震源位置であった「北緯27.7度・東経140.3度」で一致する地震がひとつだけ記録されている。

2015年6月23日のM6.9・震度4で、震源の深さまで約480kmと今回と非常に近い場所で発生していたものだが、この時、関連は不明だが約3週間前の5月30日には小笠原諸島西方沖ではM8.1という巨大地震が起きていたことを覚えている人も多いだろう。

前回はM8.1の3週間後にM6.9、そして今回はM6.1の3週間後にM5.4と同じ小笠原諸島西方沖での強い地震後に発生していたという点で共通しているわけだが、その後の地震の傾向にも共通性は生じてくるのだろうか。

ここで、2015年6月23日のM6.9より更に今回の震源に近い場所で起きていたいくつかの地震にも注目してみよう。上記の図は東日本大震災以降に付近で発生していたM4.5以上の地震の震源をマッピングしたもので、オレンジ色が今回のM5.4を示している。白色が9月8日のM6.1、そして水色が2015年6月23日のM6.9である。

M6.9よりも今回の震源に近い場所で数回の地震が観測されていたことがわかるが、これらの地震発生後に何か共通する動きはあったのだろうか。今回の震源にごく近い場所で起きていた地震から約1ヶ月以内に発生したM5以上、という条件で抽出したところ、6回の事例全てに出現した震源がひとつ見つかった。福島県沖である。

2012年01月19日 M4.6 震度-  小笠原諸島西方沖
2012年01月23日 M5.1 震度5弱 福島県沖

2012年10月13日 M4.5 震度-  小笠原諸島西方沖
2012年11月03日 M5.0 震度4  福島県沖

2013年10月04日 M4.7 震度-  小笠原諸島西方沖
2013年10月22日 M5.3 震度3  福島県沖
2013年10月26日 M7.1 震度4  福島県沖
2013年10月26日 M5.1 震度2  福島県沖
2013年10月28日 M5.4 震度2  福島県沖

2015年06月23日 M5.6 震度-  小笠原諸島西方沖
2015年07月21日 M5.0 震度3  福島県沖

2015年08月27日 M4.6 震度-  小笠原諸島西方沖
2015年09月01日 M5.0 震度2  福島県沖

2017年01月10日 M4.8 震度-  小笠原諸島西方沖
2017年02月11日 M5.2 震度3  福島県沖

福島県沖は非常に地震の多い場所であることから、今回のデータにそれほどの特殊性はないとも言えるかもしれない。実際、2017年に福島県沖でM5以上が起きていた月は1月、2月、3月、7月、9月と半数を超えている。従って偶然という可能性はもちろん否定は出来ないが、今回の小笠原M5以上も9月27日の岩手県沖M6.0の際に「過去のデータからは北海道方面や千葉から宮城にかけての太平洋側そして伊豆・小笠原が揺れやすい」と紹介した通りに発生していたことから、一応念頭に置いておいても損はないだろう。

※画像はUSGSより。中央上部の大きな丸印は2015年5月のM8.1。



http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/225.html

[自然災害22] 2017年10月01日茨城県北部で震度3含む2度の地震、次は数日中に福島県沖M5.5以上?連発後の傾向は(地震ニュース)


2017年10月01日茨城県北部で震度3含む2度の地震、次は数日中に福島県沖M5.5以上?連発後の傾向は
http://jishin-news.com/archives/2844
2017/10/01 地震ニュース


10月1日の午前、茨城県北部で震度3と震度2の地震が短時間の間に相次いで発生した。

10月01日10:25 M4.9 震度3 茨城県北部
10月01日10:31 M3.7 震度2 茨城県北部

茨城県北部で有感地震が発生したのは9月23日のM3.1・震度1以来8日ぶりで、9月には8回の有感地震を記録していたことからもわかる通り非常に地震の多い震源である。

また2016年12月28日にはM6.3・震度6弱という強い揺れも観測される場所であることからも要注意と言える。

これまでに1,500回以上もの地震が記録されてきた茨城県北部だが、今回起きた2度の地震の震源位置「北緯36.9度/東経140.6度」で発生していたのは32回。このうち、同じ日にこの場所で2度以上の有感地震が観測された4回のケースについて調べると、いずれも1週間以内に福島県沖でM5.5以上の地震が起きていたことがわかった(2013年5月13日の2回と15日の4回はひとつとしてカウント)。

2011年05月21日 M3.4 震度1  茨城県北部
2011年05月21日 M3.5 震度2  茨城県北部
2011年05月22日 M5.5 震度2  福島県沖

2013年05月13日 M4.4 震度2  茨城県北部
2013年05月13日 M3.4 震度1  茨城県北部
2013年05月15日 M3.6 震度2  茨城県北部
2013年05月15日 M3.3 震度1  茨城県北部
2013年05月15日 M3.1 震度1  茨城県北部
2013年05月15日 M4.3 震度3  茨城県北部
2013年05月18日 M5.9 震度5強 福島県沖

2016年06月21日 M3.8 震度2  茨城県北部
2016年06月21日 M3.2 震度1  茨城県北部
2016年06月21日 M3.2 震度1  茨城県北部
2016年06月27日 M5.8 震度3  福島県沖

時間をおかず数日以内に福島県沖でM5.5以上の地震が起きていたということだが、果たして今回も同様の展開となるのだろうか。


※画像は気象庁より。



http://www.asyura2.com/17/jisin22/msg/226.html

[政治・選挙・NHK233] 安保法制に反対した議員は、希望の党(小池百合子)と合流してはならない。(お役立ち情報の杜(もり))
安保法制に反対した議員は、希望の党(小池百合子)と合流してはならない。
http://useful-info.com/anti-war-bill-lawmakers-must-not-join-koikeyuriko
2017年9月30日 お役立ち情報の杜(もり)


 2017年9月28日、衆議院が解散され、10月22日の投開票に向けて選挙戦がスタートした。わざわざこの時期に解散すべき理由はなく、安倍政権の森友・加計問題隠しが目的であることは明らかだ。悪政の限りを尽くしてきた自民党やそれに追随するゴバンザメの公明党は、すでに公党を名乗る資格を失っている。

 これら自公勢力の対抗馬として浮上したのが、小池百合子氏率いる希望の党だ。イメージだけの実態に乏しい政党だが、選挙の目玉としてマスコミは大々的に取り上げている。安倍晋三氏と同類の反動右翼に何を期待しているのか知らないが、「希望」とかいう党名にダマされて、多くの国民が支持しているという。希望の党という自民党の補完勢力が大勝すれば、安倍総理は大喜びするだろう。

 急ごしらえの極右政党に擦り寄る野党勢力も情けない限りだ。共謀罪法という治安維持法成立に協力した維新の党は、希望の党に合流予定だという。さらに、民進党も事実上の合流を目論んでいる。小池百合子氏は受け入れ・公認の条件の一つとして、安保法制に賛成していることを挙げている。その点で、維新も民進党も、希望の党に合流する資格はない。なぜなら、2015年の安保法制採決時に、両党議員は皆、反対の意思表示をしたからである。

関連記事リンク:
安保法昨年採決時 衆院、抗議で大量退席 参院、野党5党が反対


安保法制強行採決時における、佐藤元隊長の強烈パンチ 出典:EPA

 しかし、隠れ自民党支持の野党議員は、意に反して嫌々安保法制に反対させられ、不本意だったという。

関連記事リンク:
【安倍晋三氏と相思相愛?】民進党から除籍された長島昭久議員が声明文を発表。彼は「真の保守政治家」なのか?

 このような議員は、早々と民進党を離党し、小池百合子氏の仲間となった。この他にも、今度の衆議院選挙で有利に闘いたい民進党議員の多くが、希望の党から公認されたいがために安保法制賛成と言うのだろうか?もしもそのような議員がいたら、彼らは万死に値する。


安保法制に反対の細野豪志議員


安保法制に賛成の細野豪志議員

 国民の負託を受けた政治家が、公的な場で、法案に対して明確な賛否意思表示をした以上、それを反故にする発言や行動をとってはならない。有権者に対して無責任で不誠実というだけではない。ウソつきで一貫性がなく支離滅裂な人間は、いかなる理由があろうとも信用できないからだ。民進党を解党させた前原誠司代表は、安保法制採決時の反対行動と、希望の党への擦り寄りがどのように整合するのか、説明できないだろう。彼は、即刻、議員辞職しなければならない。

 少しでも罪悪感を感じる民進党や維新の党の議員は、小池百合子氏に合流してはならない。もしも合流したら、目先の自分の損得にしか興味がない俗物だと白状しているのと同じである。

 希望の党に合流しようとしている彼らが2015年にとった安保法案への反対行動は正しいのである。2015年9月8日に、弁護士の伊藤真氏が、参議院の平和安全法制特別委員会で参考人意見陳述を行った。冒頭部分だけを以下に引用する。

引用始め

************************

今回の安保法案が今の日本の安全保障にとって必要か適切か、そうした議論はとても重要だと思います。しかし、それ以上に、そもそも憲法上、許されているのか否かの議論が、未だ十分になされていると思いません。どのような安保政策であろうが、外交政策であろうが、憲法の枠の中で実行すること、これが立憲主義の本質的要請であります。憲法があってこその国家であり、権力の行使であります。

憲法を語る者に対して、往々に「軍事の現場を知らない」、「憲法論は観念的だ」とよく批判されます。しかし、不完全な人間が実行する現場、そして現実、これを人間の英知であり、観念の所産である憲法によってコントロールする。まさにそれが人類の英知であり、立憲主義であります。憲法論が観念的で抽象的であるのは当然のことであります。現場の感情や勢いに任せて人間が過ちを犯してしまう。それをいかに冷静に知性と理性で縛りをかけるか、事前にコントロールするか、それがまさに憲法論の本質と考えています。

憲法を無視して今回のような立法を進めることは立憲民主主義国家としては到底ありえないことです。国民の理解が得られないまま採決を強行して法律を成立させることはあってはならないと考えます。本法案は、国民主権、民主主義、そして憲法9条、憲法前文の平和主義、ひいては立憲主義に反するものでありますから、直ちに廃案にすべきであると考えます。

************************

引用終わり

 この貴重な意見陳述に耳を傾けようともせず、安保法制へ賛成することを強制する小池百合子氏に擦り寄ることがあってはならない。このような擦り寄り行動を、柔軟性があると表現してはならない。

 閉塞感が世の中を覆っている時だからこそ、筋を通すこと、ブレないことは重要なのだ。少しでも良心を持っている議員たちは、勇気を持って、野党共闘に尽力してほしい。

以上



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/288.html

[政治・選挙・NHK233] <朗報!>「希望の党にはいかない」枝野幸男議員がデモに緊急参加!共産・山添議員と握手!巻き起こる枝野コール!
【朗報!】「希望の党にはいかない」枝野幸男議員がデモに緊急参加!共産・山添議員と握手!巻き起こる枝野コール!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34582
2017/10/01 健康になるためのブログ




以下集会の様子。



































来ましたね”えだのん”が!

ここで一気に新しい枠組みをぶち上げ、”えだのん”で電波ジャックをしたいものです。安倍・小池とはまったく「しゃべり力」が違うので、テレビにさえ映れば支持を広げられます。

「選別」「排除」からの流れで行けば悪者になるのは小池&民進から希望へ移った人たちです。「劇場返し」をしてやれば相当国民の注目は集まるでしょう。

この「ぼた餅」を逃す手はありません。何とかして民進の組織と連合の応援が欲しい。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/289.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党が元民進議員に持参金を要求「希望の党の公認欲しかったら500万円振り込め」⇒振り込んで連絡なし…振り込め詐欺か?
  


【哀れ】希望の党が元民進議員に持参金を要求「希望の党の公認欲しかったら”500万円”振り込め」⇒振り込んで連絡なしの議員も⇒ネット「振り込め詐欺か?」「新興宗教」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34566
2017/10/01 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。



























だんだん新興宗教っぽくなってきましたね(^_^;)




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/290.html

[政治・選挙・NHK233] 永田町のギャンブラーに警戒感強める安倍自民党! 
永田町のギャンブラーに警戒感強める安倍自民党!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315653845.html
2017-10-01 16:12:46 半歩前へ


 10日の公示を前に政府。自民党からの小池新党批判のボルテージは上がるばかりだ。

 東京都知事選と都議選の2度にわたって小池百合子に敗れた安倍自民党。「3度の敗北は許されない」と眦(まなじり)を決して対決姿勢を強めている。

 一方、小池百合子は「永田町のギャンブラー」の異名をとる政界屈指の寝業師だ。さっそく原発ゼロと消費税凍結を前面に掲げ安倍政権に対抗して見せた。

 ここまでやればもう、自民党には戻れない。そこはとっくに計算ずくで今回、勝負に出たのではないか。

 いずれにしても双方が本気度を出せば出すほど保守票の争奪戦が激しくなる。どんどん票の食い合いをやっていただくのは歓迎だ。ただ、勢い余って無党派層をガッポリさらわれてはかなわない。

 そうならないためには、個々人が何をすべきか? お分かりだと思うからくどいことは言わない。

 10日の公示まで時間が限られている。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/291.html

[政治・選挙・NHK233] これが希望の党に吸収合併された民進党の末路か? 
これが希望の党に吸収合併された民進党の末路か?
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315641674.html
2017-10-01 15:19:30 半歩前へ


 今度の解散総選挙は希望の党による民進党の吸収合併を引き起こした。資金も組織も召し上げておいて「文句は言わせない」と希望の党の鼻息は荒い。

 前原誠司に聞きたい。なぜ、そこまで媚びなければならないのか?

 確かに小池百合子は今、勢いがある。安倍政権を倒すには小池人気への便乗も必要だが、ここまでひれ伏すことはない。

 小池百合子には人気があるが資金不足だ。地方支部さえない。何もない。ゼロだ。彼女の本当の狙いは、ヨタヨタうろたえる民進党の「カネと組織」、そして民進党のバックにいる連合の乗っ取りではないか?

 合併と言えば、三菱銀行と東京銀行が合併したことを思い出す。当時、外国為替取引にかけては、東京銀行がほぼ一手に扱っていた。三菱は、それが欲しくて仕方がなかった。

 どのようにして当時の大蔵省(現、財務省)を動かしたか知らないが、念願の合併にこじつけた。東京の外為のプロたちから「技を盗み取った」三菱は、東京の行員たちを窓際に追いやり、数年で東京銀行を乗っ取った。

 オイシイところだけ奪うと、あとはお払い箱だ。東京銀行の関係者はいたたまれず、1人去り、2人去りして、みんないなくなった。企業の冷徹さを垣間見た一コマだった。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/294.html

[政治・選挙・NHK233] 「身を切る改革・右翼対左翼・保守ゴッコ」に騙されるな!(simatyan2のブログ)
「身を切る改革・右翼対左翼・保守ゴッコ」に騙されるな!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12315670741.html
2017-10-01 17:21:48NEW ! simatyan2のブログ


どうもゴチャゴチャして収集のつかない状態になっています。

野党共闘が崩れ、しかし安倍一極ではなく小池の参入と、小池に
擦り寄る、民進、自由、維新たち。

根っからの共産支持者以外は、どこを選べば良いか本当に困って
いると思います。

前から言ってるように、こういう状況を作り出すのは電通の得意
とするところです。

最近は電通が直接ネトサポたちに指示を与えることも少なくなく、
(僕の広告代理店の知人もネトサポと関係を築いています)そう
なると、ネットで情報を掴もうとしても混乱するばかりです。

しかし混乱して一番喜ぶのは権力者、支配者です。

なぜなら混乱すればするほど大衆は無難な選択をするからです。

無難な選択とは、誰もが選んでると思う選択肢を選ぶということ
です。

その大衆の動向を見ながら動く政治家が小池百合子です。

自分に人気があると思えば動きますが、批判が出れば即引っ込む
のが得意です。

だからネトウヨの機嫌を取るために民進の選別をすると言って
みたり、

30日の小池、松井、大村とのが共同記者会見では、「維新」と「希望」はそれぞれの選挙区には候補者を立てないと提携を結んだり
しています。

小池氏「大阪で候補者立てない」 希望と維新、すみ分け
http://www.asahi.com/articles/ASK9Z66JXK9ZPTIL01F.html?iref=sp_new_news_list_n


小池氏「大阪で候補者立てない」 希望と維新、すみ分け
http://www.asahi.com/articles/ASK9Z66JXK9ZPTIL01F.html
2017年9月30日19時03分 朝日新聞


会見する(左から)小池百合子・東京都知事、大村秀章・愛知県知事、松井一郎・大阪府知事=30日午後6時32分、大阪市中央区、筋野健太撮影

 10月10日公示の衆院選に向けて、新党「希望の党」代表の小池百合子・東京都知事と、日本維新の会代表の松井一郎・大阪府知事らが30日、大阪市内で記者会見し、東京都内の小選挙区には維新の候補者を立てず、大阪府内は希望の候補者を立てずに、すみ分けることを表明した。地方分権改革を進める知事同士の立場から、互いの地盤での競合を避け、選挙戦を優位に展開したいという思惑が一致した。

 希望と維新のすみ分けについて、小池氏は「東京と大阪でそれぞれすみ分けながら、改革の志を国会へ届けようということだ」と述べた。松井氏も「政策的にほぼ一致している状況なので、お互いに最大限配慮しようという約束ができた」と明らかにした。会見前、小池氏と松井氏は、大村秀章・愛知県知事をまじえて約50分間会談し、両党の連携について確認した。

 この連携により、希望と維新は衆院選の候補者を調整し、東京の25選挙区には維新の候補者を立てず、大阪の19選挙区には希望の候補者を擁立しない方針を確認した。3知事がそろう街頭演説も検討する。小池氏は「理不尽な解散・総選挙であるならば、国民に真の改革を問うという機会にしたい」と述べた。


この会談の前後に松井一郎は「希望」と「維新」は同じ方向性で、
今までやってきた「身を切る改革」に小池さんが理解を示した
などと言ってますが大嘘です。

松井は「身を切る改革」で知事の退職金をゼロにした、と事あるごと
に自慢してますが、実際は給料に上乗せしてボーナスにも上乗せ
して手取り額は事実上増えているのです。

松井知事の「身を切る改革」/「退職金ゼロ」→実は給料に上乗せ→ボーナス増えて手取り増
http://www.jcp-osakahugikai.com/katudou/2015/20150903_2.htm


松井知事の「身を切る改革」/「退職金ゼロ」→実は給料に上乗せ→ボーナス増えて手取り増
http://www.jcp-osakahugikai.com/katudou/2015/20150903_2.htm
日本共産党大阪府議会議員団

 府の特別職報酬審議会が31日、府公館で開かれ、松井一郎知事が諮問していた府知事らの退職金や給料について1日、知事に答申、松井知事もこれを受け入れる方向だと言います。

 マスコミ各紙はこれをうけて「大阪府知事退職金、全国初の『ゼロ』へ」(「産経」)、「大阪府知事の退職金廃止へ 月給に上乗せ」(「朝日」)など、あたかも、知事が自らの退職金廃止を全国に先駆けておこなうかのような報道がなされています。

 ところが実際には、知事の受け取る年間総額は増える計算です。
 知事は「民間と報酬のあり方について、非常に近くなってきてよかったです」などと語っていますが、実質賃金が減少し、消費抑制を強いられている市民の感覚と、離れているのは知事のようです。
 維新の会の「身を切る改革」の実像が姿を表した格好です。

 現行の知事給料は月額131万円で夏・冬の一時金を加えると年額2177万2200円になります。
 実際には3割カットを実行しているので月額91万7千円、年額1524万0540円です。

 今回の報酬審議会答申は、退職金をなくすかわりに、その分を月額の給料に上乗せして支給しようというもの。
 現行の1期4年の退職金1257万6000円をなくすかわりに48カ月で割り込んだ26万2000円を現行の131万円に上積みし(若干減額)152万円にしようというものです。

 退職金がなくなった分、知事への支給総額は減りそうなものですが、毎月の給料月額が上昇しているため、それをもとに算定する夏冬の一時金が増額。結局、知事が手にするお金は増えることになります。




このような嘘の実績を、維新は橋下時代から続けてきたのです。

知らぬは府民ばかりなり、です。

政治家と言うのは、このように少しでも目を離せば油断もすきも
ない連中なのです。

彼らに真実を求めるのは無理で、自分と組織が生き残るためなら
あっさり主義主張などひっくり返す輩なのです。

今日になって希望の党は議員の数が足りなくて、候補者の擁立規模
などの問題から、政権交代は難しいとの認識を示しています。

希望の党・若狭勝氏、政権交代は難しいとの認識 「次の次で政権交代なら、今回は小池百合子代表が出なくてもかまわない」
http://www.sankei.com/politics/news/171001/plt1710010041-n1.html


希望の党・若狭勝氏、政権交代は難しいとの認識 「次の次で政権交代なら、今回は小池百合子代表が出なくてもかまわない」
http://www.sankei.com/politics/news/171001/plt1710010041-n1.html
2017.10.1 12:04 産経新聞


若狭勝氏(春名中撮影)

 小池百合子東京都知事率いる希望の党の若狭勝前衆院議員は1日午前のNHK番組で、10月の衆院選では候補者の擁立規模などの問題から、政権交代は難しいとの認識を示した。

 若狭氏は小池氏の衆院選出馬の可能性について「今回確実に政権交代できる見通しがあるなら、国政に出ることもありえる」と述べた。その上で「調整中の(候補者擁立などの)話を踏まえ、『次の次で確実に交代できる議席数に達する』という思いでいるとすれば、今回の衆院選に小池代表が出なくてもかまわない」と語った。


政権交代は難しいから小池本人の出馬はない、今回確実に政権交代
できる見通しがあるなら、国政に出ることもありえる」と述べた。

これこそが小池百合子の本領です。

またこれで出馬を希望する声が高くなると出るでしょう。

シガラミの中をすり抜ける技術と特技を持つのが小池百合子です。

だから小池に振り回されるのはなく、小池を利用し、消去法で
しぶしぶ自民選んでいた層を希望に行かせるのが自然な流れだと
思うのです。

ネットでは、

右翼に左翼、右派に左派、極左に極右、保守にリベラル、などの
イデオロギー議論が花盛りで、実際、こういう議論に持ち込もうと
する人たちが主体となって書き込みをしています。

それがまた混乱を引き起こしているのです。

不毛の議論をすればドツボに嵌るだけです。

例えばネットで積極的に掲示板に書き込んだり、ブログを立ち上
げる人というのは、ほとんどが何らかの組織に属していて、属して
いるから組織の立ち位置としての主張をするのです。

僕のブログでも、やたらと議論に持ち込もうとするコメントが多々
あります。

しかし、国民の大半は一般人です。

会社や家庭以外の特定の組織に属さない一般人に右翼も左翼も本来
関係ないのです。

それゆえにテレビの露出の多い人に票を与えてしまう愚も犯します。

ただ、それはそれで仕方の無いことだと思います。

その場合は、数年任せてみて自分の生活が向上しなければきっちり
交代させれば良いのです。

その意味で数年先にバラ色のビジョンを説き、改革には痛みを伴う、
とか、身を切る改革とか言う人物は要注意です。

他人の意見など聞く必要もなく、○○党でなければ、などと拘る
必要もなく、単なる代表の首相など毎年変えても良いのです。

国民がきっちり地に足をつけた選択をすれば詐欺師の出る幕は
なくなるはずです。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/295.html

[政治・選挙・NHK233] 小池独裁への反旗は北の大地からあがった! <札幌発>「北海道民進党」は希望の党に行かず 選対会議で方針固める! 



【札幌発】「北海道民進党」は希望の党に行かず 選対会議で方針固める
http://tanakaryusaku.jp/2017/10/00016722
2017年10月1日 18:28 田中龍作ジャーナル


民進党の池田まき候補予定者は野党共闘のシンボルだ。昨年4月にあった衆院補選・北海道5区で「いけまきブーム」を起こした。=1日、恵庭市 撮影:筆者=

 小池独裁への反旗は北の大地からあがった ―

 民進党北海道連はきょう選対会議を開き、10日公示の総選挙に希望の党からは立たず、立候補予定者全員が「民進党」として戦う方針を固めた。

 民進党は北海道12選挙区のうち11選挙区で候補者を立てている。

 どうしても希望の党から出馬したいという候補予定者には、同党から立候補しないよう説得するという。原則的には「オール北海道」として11人全員が「民進党」として立候補することを目指す。

 北海道では、民進党の立候補予定者のうち逢坂誠二(8区)、道下大樹(1区)ら4氏が、希望の党から立たないことを表明していた。

 選対幹部によると、北海道連は民進党本部に両院議員総会を開くよう求めるが、民進党の名前で選挙を戦うことが不可能になれば、新党を視野に動く。

 共産党北海道委員会は「護憲」「安保法制反対」で政策が一致できれば、選挙共闘するとしており、一時は危ぶまれた野党共闘が復活することになる。過去のデータなどに基づけば、野党統一候補が9選挙区で勝つものと見られている。

 北海道の動きが他の地域に広がれば「自公対小池新党」の構図は変わってくる。

 農業と炭鉱の地、北海道は伝統的に社会党(現・社民党)が強かった。開拓の精神が今なお息づいており、政党人も有権者もリベラルの気風に富む。

 「極右独裁政党の踏み絵を踏むつもりは さらさら ない」ということである。


一時は崩壊の危機に瀕していた野党協力だが、民進党北海道連の決断により蘇った。=1日、石狩市 撮影:筆者=

     〜終わり〜






















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/299.html

[経世済民123] 話題にもならない「プレ金」 月末から月初へ変更の的外れ(日刊ゲンダイ)
 


話題にもならない「プレ金」 月末から月初へ変更の的外れ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/214649
2017年10月1日 日刊ゲンダイ


  
   「月初」でも同じこと(写真は世耕経産相)/(C)日刊ゲンダイ

 29日は、8回目の「プレ金」ことプレミアムフライデーだった。誰も話題にすらしなくなり、もはや大失敗だったことは明らか。導入を主導した財界や政府はメンツ丸つぶれで「見直し」を言い出しているが、これがまたもや、実情から乖離した的外れなものなのだ。

 今年2月から始まったプレ金は、消費喚起のため、給料日(25日)直後の月末に実施されている。ところが、月末は決算の締め切りや営業の追い込みなど多忙な時期。不満の声が少なくなかった。今月になって、プレ金の旗振り役である経団連の榊原定征会長と世耕弘成経産相が「月初実施」の検討に言及。近く、月初に変更される見通しだが、月末同様の散々な結果になるのは目に見えている。上場企業の経理担当者が言う。

「前月分の決算資料を作ったり、新月度の戦略を立てるのが1週目。会議も多く、その資料作りで忙しい時期です。午後3時に上がる? あり得ません」

 例えば、9月の第1金曜日は1日。月が明けた初日に、こなすべき業務を横に置き、いきなり“昼酒”とは、ちょっと気が引けないか。

■すぐ廃止しても誰も文句を言わない

 給料後だから消費喚起という発想も古い。経済ジャーナリストの井上学氏が言う。

「現金を給料袋でもらっていたころの発想です。むしろ、給料が振り込まれても、10日ごろのクレジットカードの引き落としに備えて、すぐには手をつけないのが庶民の懐事情です。お国のやることとはいえ、あまりにも現状を知らなさ過ぎです。月初に変更したところで、不満が出ることは必至です。次は、2、3週目を検討するのでしょうか。格好悪いかもしれませんが、すぐに廃止すべきです。もともと恩恵を受けている人はごくごく少ない。誰も文句は言いませんよ」

 実施前にプレ金の経済効果を5000億円と試算したシンクタンク「EY総合研究所」は、なぜか今年6月に解散している。経産省は「実施後、経済効果の試算はしていません」(消費・流通政策課)。経産省もプレ金を即廃止して楽になったらどうか。




























http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/816.html

[政治・選挙・NHK233] <痛快>芥川賞作家・羽田圭介氏が安倍・小池会見を一刀両断!小池会見は「ブログみたいで感想がなにも湧いてこない」… 
【痛快】芥川賞作家・羽田圭介氏が安倍・小池会見を一刀両断!小池会見は「ブログみたいで感想がなにも湧いてこない」安倍会見は「加計学園の件でまったく謝らないスタンスって、どうなの!?」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34551
2017/10/01 健康になるためのブログ













羽田圭介氏 安倍晋三首相の会見内容に痛烈「まったく謝らないスタンス」
http://news.livedoor.com/article/detail/13685052/
2017年9月30日 13時45分 トピックニュース

30日放送の「教えて!NEWSライブ 正義のミカタ」(朝日放送)で、芥川賞作家の羽田圭介氏が、安倍晋三首相の加計学園問題における姿勢に疑問を呈した。

番組では「解散総選挙“小池百合子旋風”再び!?」と題し、次期衆院選挙の話題を取り上げた。ここで、希望の党代表・小池百合子氏と安倍首相の選挙に向けた会見内容を、羽田氏が添削した様子がVTRで紹介された。

まず小池氏を「一文が長くて単語数も多い割に情報量が少ない」「ブログみたいで感想がなにも湧いてこない」と指摘。さらに、安倍首相に対しては「加計学園の件でまったく謝らないスタンスって、どうなの!?」と一刀両断したのだ。

VTR後、スタジオの羽田氏は、さらに安倍首相の会見について「少子化の問題ですとか北朝鮮の問題とかで、国民の恐怖を煽って共通の敵を作る」「扇動的な手法だなって思いました」と感想を補足したのだった。


教えて!ニュースライブ 正義のミカタ 2017年9月30日

※59:46〜解散総選挙。

以下ネットの反応。












この人この前路線バスの旅で見ましたが、作家さんだったんですね。

安倍と小池は一気に両方斬れるのか?「2兎追うものは」とも言いますしね。

選挙後に安倍が力(議席数・安倍氏の選挙は勝てるという雰囲気で自民党議員ダンマリ継続)を持ったまま、残るのが最悪パターンです。

いろいろと隠し・ごまかしていることを、露見・破たんさせまいとメチャクチャなことをスピードアップしてやり続けるでしょう。

 



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/300.html

[政治・選挙・NHK233] ヘンなのばかりズラリ勢ぞろい! 小池新党の第一次名簿? 


ヘンなのばかりズラリ勢ぞろい! 小池新党の第一次名簿?
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315738768.html
2017-10-01 21:21:08 半歩前へ


 有田芳生さんがこれを投稿した。小池新党のリストのようだ。

***************

希望の党候補者最新版とされるもの。真偽不明ですが流れています。

北海道1 長畑浩史
北海道4 高橋美穂(元維新衆議院議員)
秋田1 松浦大悟(元民進参議院議員)
茨城3 河津舞
栃木1 柏倉祐司(民進候補)
栃木4 藤岡隆雄(民進候補)
栃木5 大豆生田実(元足利市長)
群馬5? 永井弥生
埼玉1 猪口幸子
埼玉2 木岡●
埼玉3 三輪麻美
埼玉5 高木秀文
埼玉9 杉村慎治(民進候補)
埼玉13 北角嘉幸(元名古屋市長特別秘書)
埼玉14 鈴木義弘(民進離党者)
埼玉15 高山智司(民進候補)
東京2 鳩山太郎(鳩山邦夫の長男)
東京3 松原仁(民進離党者)
東京5 福田峰之(自民離党者・神奈川8区から国替え)
東京6 植松恵美子(元民進衆議院議員・現香川県三木町副町長)
東京8 木内孝胤(民進離党者)
東京10 若狭勝(自民離党者)
東京15 柿沢未途(民進離党者)
東京16 田村謙治(民進候補者・静岡4区から国替え)
東京21 長島昭久(民進離党者)
東京23 伊藤俊輔(維新候補
千葉2 竹ヶ原裕美子
千葉5 岡野●
神奈川1 長島一由(元民主衆議院議員)
神奈川2 篠崎久美
神奈川3 かつまた恒一郎(民進候補)
神奈川4 風間法子
神奈川5 吉岡憲史
神奈川7 竹国案
神奈川9 笠浩史(民進離党者)
神奈川10 市川よし子(民進候補)
神奈川12 原輝雄(元藤沢市議会議員)
神奈川13 太栄志(民進候補)
神奈川16 後藤祐一(民進離党者)
新潟4 浅野千紘
静岡5 細野豪志(民進離党者)
愛知5 井桁亮(こころ候補)
愛知9 野々部尚昭(元稲沢議会議員)
京都5 井上一徳(元防衛省)
奈良2 松本昌之
兵庫● 柘植厚人
兵庫4 野口威光(元小池百合子秘書・僧侶)
兵庫6 幾村なおこ(元小池百合子秘書)
岡山● 蜂谷弘美
広島2 上野寛治
広島5 橋本琴絵
愛媛2 横山博幸(民進離党者)
大分3 浦野英樹(元民進候補者)
鹿児島3 野間健(無所属現職)

計55人


希望の党 1次公認47人分の原案判明 民進・枝野幸男氏ら30人に対抗馬で「排除」
http://www.sankei.com/politics/news/171001/plt1710010011-n1.html
2017.10.1 06:10 産経新聞

 小池百合子東京都知事が代表を務める新党「希望の党」が衆院選(10日公示−22日投開票)で擁立する第1次公認候補者リストの原案が判明した。小池氏側近の若狭勝前衆院議員ら結党メンバーや若狭氏の政治塾塾生らで、枝野幸男代表代行(埼玉5区)を含む民進党のリベラル派らにも対抗馬を立てる。若狭氏は30日、50人以上の1次公認者を2日に発表する考えを明らかにした。

 複数の希望の党関係者によると、1次公認の原案は30日朝に作成された47人分で、同党が民進党との合流方針を決める前に若狭氏らが選定作業を進めていたメンバーを中心とした。若狭氏(東京10区)や細野豪志元環境相(静岡5区)、長島昭久前衆院議員(東京21区)、松原仁元拉致問題担当相(東京3区)らは、それぞれ地盤とする選挙区から出馬する。

 民進党の前原誠司代表は同党の希望者すべてが希望の党公認となることを求めている。しかし、候補者の公認権を持つ小池氏は9月29日の記者会見で、民進党出身者のうちリベラル派を「排除する」と明言した。民進党幹部によると、希望の党側は前原氏と代表選を争った枝野氏を推薦したメンバーら30人強の公認を拒絶しているという。

 両党の合流を容認している連合の神津里季生会長は30日、民進党本部で急遽(きゅうきょ)、前原氏と会談し、希望の党による民進党出身者の選別に反対する考えを伝えた。

 1次公認リストには、枝野氏のほか、武正公一前衆院議員の埼玉1区や初鹿明博前衆院議員が地盤とする東京16区などに候補が内定している。希望の党に加わった日本のこころ前代表の中山恭子参院議員の夫で、希望の党から出馬を目指す中山成彬元文部科学相は外れた。若狭氏の政治塾「輝照塾」に参加した鳩山邦夫元総務相の長男、鳩山太郎氏は東京2区に内定した。

 希望の党は4日にも民進党の前議員を含めた100人規模の候補者を発表する。前原氏は30日の党全国幹事会で、民進党出身者の公認について小池氏と協議した上で「一両日中に方向性を示す」と語った。

 民進党のリベラル系前議員は反発を強めている。社民党出身の辻元清美幹事長代行は30日、「無所属で出る」と宣言し、阿部知子副代表も希望の党に参加しない意向を表明した。党内では、リベラル系を中心に新党結成を模索する動きも出ている。

































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/302.html

[政治・選挙・NHK233] 自民党があのトンデモ極右レイシスト杉田水脈氏を擁立! 安倍首相が絶賛し、萩生田が熱烈スカウト(リテラ) 
         
             杉田水脈公式ウェブサイトより


自民党があのトンデモ極右レイシスト杉田水脈氏を擁立! 安倍首相が絶賛し、萩生田が熱烈スカウト
http://lite-ra.com/2017/10/post-3485.html
2017.10.01 安倍自民がトンデモ極右杉田水脈を擁立 リテラ


「小池百合子は、衆院選に出馬するのか?」「民進と希望の合流は、どうなるのか?」

 マスメディアが小池百合子・希望の党代表の一挙手一投足に踊らされるなか、本サイトは、その正体がヘイト思想の持ち主であり、歴史修正主義の、極右だと指摘、民進党との合流についても強く批判してきた。

 だが、その小池劇場の影で、安倍自民党も負けず劣らずのグロテスクな極右の本性を剥き出しにしている。

 なんと自民党はこの衆院選に、あの極右政党・日本のこころ(当時・次世代の党)の元衆院議員である杉田水脈氏を、公認候補として立てるというのだ。

 杉田氏自らが、9月29日夜、〈急な解散に伴い、複数の政党より出馬の要請を受けておりました。が、この度、自民党からの出馬が決定いたしました〉とツイートし、明かした。

 たしかに、安倍首相を筆頭に安倍政権幹部の多くが、極右思想の持ち主であり、在特会をはじめとするレイシストとも親和性が高いことは、本サイトでも何度も指摘してきたとおり、重々わかっていたことではある。とはいえ、曲がりなりにも長年政権を担ってきた政党が、よりにもよって、杉田水脈氏のような人物を公認とは、正気なのだろうか。

 というのも、杉田氏は9条改憲、愛国教育推進、歴史修正主義、男尊女卑、ヘイト肯定という、バリバリの極右レイシストだからだ。

 有名なのが、議員時代の2014年10月の国会での、「男女平等は、絶対に実現しえない反道徳の妄想です」との暴言だ。この答弁でネトウヨから絶賛された杉田氏だが、さらに「週刊プレイボーイ」(集英社)でのインタビューでは、日本に男女差別は「ない」と断言。「あるとすれば、それは日本の伝統のなかで培われた男性としての役割、女性としての役割の違いでしょう」「(基本的人権が守られている上に)そこにさらに女性の権利、子供の権利を言い募ると、それは特権と化してしまう」との驚くべき前近代的主張を展開した。また、女子に対するあらゆる差別を撤廃することを基本理念とする国連の女子差別撤廃条約についても、〈重大な女性差別が存在しない日本には必要がない〉(「正論」産経新聞社2016年5月号)と主張している。まさに“女性の敵”である。

 だが、言うまでもなく、いま日本が直面している子どもの貧困や待機児童の問題、あるいは少子高齢化の背景には、長く続く不況による収入の減少や、社会保障の不備による将来への不安、長時間労働の問題とならび、出産後の職場復帰が他の先進国と比べて難しく社内の人事などにおいても根強い女性差別、育児は母親だけが担うべきという旧来的なジェンダー観などがある。現実問題として女性を取り巻く社会環境の向上は急務のはずだが、「男女平等は絶対に実現しえない反道徳の妄想」という杉田氏にとってはどうでもいいことなのだろう。

■「待機児童問題は旧ソ連のコミンテルンの活動の一環」とトンデモ陰謀論

 いや、それどころか実際、杉田氏はもっと女性や育児に冷徹な言葉を平気で吐いている。たとえば「保育園落ちた日本死ね」ブログが話題になった際には、〈「保育園落ちた」ということは「あなたよりも必要度の高い人がいた」というだけのこと。言い換えれば「あなたは必要度が低いので自分で何とかしなさい」ということなのです〉と自己責任論で突き放したと思えば、続けて驚くべき電波的妄想を開陳。なんと、待機児童問題を“コミンテルン陰謀論”にすり替えたのである。

〈子供を家庭から引き離し、保育所などの施設で洗脳教育をする。旧ソ連が共産主義体制の中で取り組み、失敗したモデルを21世紀の日本で実践しようとしているわけです〉
〈旧ソ連崩壊後、弱体化したと思われていたコミンテルンは息を吹き返しつつあります。その活動の温床になっているのが日本であり、彼らの一番のターゲットが日本なのです。
 これまでも、夫婦別姓、ジェンダーフリー、LGBT支援−などの考えを広め、日本の一番コアな部分である「家族」を崩壊させようと仕掛けてきました。今回の保育所問題もその一環ではないでしょうか〉(産経ニュース16年7月4日)

 ちょっとヤバすぎて困惑するが、とりあえず、女性の社会進出や待機児童問題を“コミンテルン陰謀論”で語ってしまうような人を本当に国会議員にしていいのか、とだけは言っておこう。逆に言えば、こんな“女性の権利を主張してはならず、家庭にいるのが女性の役割”“コミンテルンが日本の「家族」を崩壊させようとしている”などと主張するトンデモな人物を擁立することこそ、安倍自民党の「女性の活躍」や「待機児童ゼロを目指す」などという政策がハリボテであることの証左である。

 もっとも、杉田氏がヤバいのはその男尊女卑思想やコミンテル陰謀論だけではない。杉田氏はバリバリのヘイト政治家でもある。本人は「在特会とは全く関係ありません」などと言っているが、実のところヘイト系の関連団体や人物と共に活動を行なってきた。

 たとえば杉田氏は「なでしこアクション」という極右団体が主催する集会に参加しているのだが、その代表の山本優美子氏は元在特会の幹部。後述するが、その山本氏と仲良く国連の女子差別撤廃員会などに出かけ、慰安婦問題を否定する活動に邁進している。また、13年には大阪・鶴橋で「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ!」などとジェノサイドを先導したヘイトデモに協力した在特会関連団体「そよ風」とも交流、メンバーと仲良く写真に収まっている。

■チマチョゴリやアイヌの民族衣装を「品格に問題がある」と民族蔑視

 こうした関係性だけでなく、杉田氏はヘイトスピーチについて無茶苦茶な持論を展開している。たとえば、14年衆院選時の街頭演説では「私はヘイトスピーチは日本には存在しないと思っています」「日本人だったらヘイトスピーチをやる人はいない」「だからヘイトスピーチの法案については特に必要ない」などとがなりたてた。実際にヘイトスピーチやヘイトクライムが社会問題化するなか、「ヘイトスピーチはない」とほざくのは、それこそ差別を野放してそれを肯定していることに他ならない。

 また「産経ニュース」16年9月6日付では、白々しくも「一貫してヘイトスピーチに反対し続けている」と言いつつ規制に大反対。〈ヘイトスピーチを告発する勢力は、「慰安婦=性奴隷」だと流布してきた勢力と同根〉〈慰安婦問題とヘイトスピーチをこじつけて日本を貶めようとする勢力にどうすれば打ち勝てるか、考えるほうが先〉などと主張したうえで、〈必要なのは教育の正常化です。日本の教育現場に「教育勅語」を復活させれば、そのような(引用者註:ヘイトスピーチをする)人間は育たないと思います〉というトンデモな結論をぶった。

 さらに、自身ブログでは、2016年2月、ジュネーブの国連女子差別撤廃委員会の関連に出席した人々について、〈目の前に敵がいる! 大量の左翼軍団です〉と書いたうえで、〈ハッキリ言って“小汚い”なんでこんなにきたない人ばっかりで集団を作れるのか不思議です〉〈国連の会議室では小汚い格好に加え、チマチョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場。完全に品格に問題があります〉などと罵倒。朝鮮文化やアイヌ文化に対する剥き出しの民族蔑視にヘドが出るが、杉田氏は〈とにかく、左翼の気持ち悪さ、恐ろしさを再確認した今回のジュネーブでした。ハッキリ言います。彼らは、存在だけで日本国の恥晒しです〉などと結んでいた。

 こうした杉田氏の行動・発言からわかるのは、つまり、この人が男尊女卑や外国人・マイノリティ差別、さらには反日工作員なる妄想や「左翼」への並々ならぬ憎悪をごっちゃ混ぜにしたトンデモ極右だということに他ならない。しかも、杉田氏が悪質なのは、ただトンデモというだけでなく、実に、歴史修正主義のために“爆破テロ”まで推奨するような過激思想の持ち主だからだ。

■「慰安婦像を、ひとつひとつ爆破すればいい」と爆破テロを推奨

 そもそも、杉田氏が一番血道を上げきたのが、先に触れたように、慰安婦問題などを否定する歴史修正運動の国際版、産経が言うところの「歴史戦」である。

 議員時代、国会で河野談話の撤廃と河野洋平・元内閣官房長官の参考人招致を要求した杉田氏だが、議員落選後には、前述した「なでしこアクション」代表の山本氏や、幸福実現党党首の釈量子氏などとともに、国連の女子差別撤廃委員会のセッション前ワーキングミーティングに出向き“慰安婦問題は歪められている!”と主張。しかも、櫻井よしこ氏曰く、この杉田氏らの国連に対する訴えが、同本会議で外務省の杉山晋輔・外務審議官(当時。現・事務次官)が“従軍慰安婦の強制連行は吉田清治氏による捏造”“強制連行はなかった”という旨の発言をする「きっかけ」(産経新聞16年2月1日)となったという。

 こうした“実績”で極右やネトウヨ界隈からおだてられ気を良くしたのだろうか。杉田氏は、慰安婦問題を象徴する少女像に対しても「反日」と罵る攻撃を強めているのだが、昨年出した作家の河添恵子氏との共著『「歴史戦」はオンナの闘い』(PHP研究所)のなかで、“少女像を爆破しよう。恐れて作られなくなる”なる剥き出しのテロルを扇動すらしてみせたのである。

 同書ではまず、川添氏が少女像について、「ロシアのプーチン大統領なら、しれっとした顔で指示するはず。『撤去せよ』とね。それで誰かがある日、ブルドーザーか何か重機でガーッ、バーッと手荒に撤去しちゃう」なることを言い出すのだが、それに対して杉田氏は「やりに行こうかな(笑)」と同調。この時点で驚きだが、続けてこんな発言をしているのである。

「アメリカもそうですが、慰安婦像を何個建ててもそこが爆破されるとなったら、もうそれ以上、建てようとは思わない。建つたびに、一つひとつ爆破すればいい」

 読んで字のごとく、完全に爆破テロを推進している。異常としか言いようがない発想だが、杉田氏の爆破テロ発言を受けた河添氏も「住民も危険だからって皆、慰安婦碑の建設に反対してくれる(笑)。誰も近寄らなくなりますしね」とノリノリなのだ。

 念のため大真面目に言っておく。実行すれば国内法では激発物破裂罪にあたり最高刑は死刑である。ケースによっては殺人罪やその未遂罪、過失致死傷罪にあたる可能性もある。いずれにせよ、端的に言って重犯罪であり、目的から鑑みて「テロ」と断じざるを得ない。

 まったく、目眩がしてくるではないか。

 そして、確認しておくが、こんなトンデモな人物を、政権与党である自民党が公認し、衆院選に送り出すというのである。しかも、杉田氏はTwitterで、希望の党からのラブコールを断ったうえで自民党からの出馬を決断したと言っているが、どうやら、杉田氏を熱望したのは、実に安倍首相その人らしいのだ。

■トンデモ極右レイシストを、安倍自民党と希望の党が争奪戦

 実は、杉田氏出馬について、9月29日の本人のツイートよりも少し前に放送されたインターネットテレビ『言論テレビ』で、ゲストにネトウヨ作家の百田尚樹氏を迎えた主宰の櫻井よしこ氏がこんなふうに語っていた。

「安倍さんがやっぱりね、『杉田さんは素晴らしい!』って言うので、萩生田(光一・自民党副幹事長)さんが一生懸命になってお誘いして、もうちゃんと話をして、(杉田氏は)『自民党、このしっかりした政党から出たい』と」

 爆破テロまで扇動する極右人士を「素晴らしい!」とベタ褒め……これが日本の首相の正直な姿らしい。これだけでも開いた口が塞がらないが、さらに続けて櫻井氏はこんな出馬の裏事情を明かした。

「小池百合子さんからも『来てちょうだい』って言われて。でも杉田さんは『嫌です!』って断ったんです。中山恭子さんからも言われて『もう堪忍してくださーい!』って」

 なんと、このトンデモ極右レイシストを、自民党と希望の党が両腕を引っ張り合うかたちで取り合っていたというのである。実際、杉田自身も、冒頭紹介した出馬宣言ツイートに続けて、〈今まで育てていただいた中山恭子先生からは希望の党からのお誘いをいただきましたが、「自民党にお嫁に行かせてください」とお願いいたしました〉とツイート、次世代の党のころからの同志で、先日、希望の党へ参加した中山恭子参院議員から希望の党へ誘われていたことを明かしている。

「自民党にお嫁に行かせてください」という言い回しの気持ち悪さもさることながら、杉田水脈氏を自民と希望が取り合ったという事実から明らかなのは、両者がどんなに対立構図を演出しようとも、安倍自民党と小池希望の党が、その極右ヘイト体質において、まったく違いがないということだ。

 ハッキリ言って、欧米のまともな民主主義国であれば、このような人物が所属しているというだけで徹底批判を浴びるだろう。そんな人物を、政権与党と首都の首長率いる注目新党が取り合うーーこの国の政治状況はいよいよ行き着くところまで行ったと感じずにはいられない。

 しかも問題なのは、そのふたつの政党をマスコミは“選挙の主役扱い”する一方、こうした両党に共通する極右ヘイト体質についてほとんど指摘していないことだ。これが、フランスのルペン氏などのように海外の事象であれば、「極右の台頭」などと報じているのではないだろうか。

 いずれにせよ、我々有権者は、ワイドショー的な選挙の旋風や選挙用の美辞麗句に騙されることなく、立候補者ひとりひとりの過去の発言もふくむ態度と思想を検証し、その政党が本当は何を考えているか見極めなければならない。少なくとも、テロや戦争の脅威を自ら煽って政治利用しておきながら、その実、爆破テロを推進するような政党なんぞに、この国の未来を任せられるはずはない。

(編集部)








http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/303.html

[政治・選挙・NHK233] <代表辞めろ>前原代表が昨日こんな事言っていたらしい…「私自身も今どうなってるか知りません」 選別に猛反発、合流白紙も?
【代表辞めろ】前原代表が昨日こんな事言っていたらしい・・「私自身も今どうなってるか知りません」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34605
2017/10/01 健康になるためのブログ










以下ネットの反応。












これもう完全に終わってるじゃないですか。要は騙されたってことでしょう。

前原解任は当然としても、その後白紙撤回なんてできるのかな。

まあ、希望に行く意思示した人は今さら戻れないでしょうからね。

でも、参院や地方議員のこと考えたら、組織は残さなきゃ嘘でしょう。

それにしても、あまりにもお粗末すぎて涙出てきそうです。



原口さん、いくらなんでもそれは通らないでしょう。前提は「全員受け入れっぽい」ものだったんでしょう。


枝野氏「選択肢はいろいろ」新党結成に含み
動画→https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20171001-00000043-nnn-pol
10/1(日) 22:35配信 NNN

 希望の党への合流に反発し、民進党内で新党結成の動きが加速している。前原代表と会談した枝野代表代行は、「選択肢はいろいろある」と述べ、新党結成に含みを持たせた。

 民進党・枝野代表代行「(前原代表から)状況をお聞きしたところですので、その評価とか受けとめについて申し上げない方がいいと思います。選択肢というのは、いろいろなものがあり得るというのは一貫して変わっていません」

 新党構想はリベラル系の前議員が参議院議員と共に進めている。前議員らは前原代表にまず民進党公認候補として出馬を認めるよう求め、認められない場合は、離党して新党を立ち上げることを検討している。

 こうした中、候補者の調整が続いていて、希望の党は2日か3日に民進党の前議員も含め、第一次公認を発表する方向。公認されない前議員も出てくるが、執行部は現段階では民進党からの出馬は認めない方針で、党の分裂は避けられない情勢になってきている。

 一方、立候補予定者への説明会に姿を見せた小池代表は、希望の党としての公認は安全保障関連法に対する考えなど政策の一致が前提だと改めて強調した。

 希望の党・小池代表「前原代表との間で(政策の一致が前提と)私は冒頭から申し上げていることで、それは(民進党内の)コミュニケーションの問題ではないかと思います」

 こうした中、与党側は批判を強めている。

 菅官房長官「政策はまったく合議されていない。これはまさに選挙目当ての数合わせと言われたってしょうがないことでしょう」

 また、公明党の山口代表は、合流を決めた民進党について「政権を担う準備もない、新しい政党の顔をしても任せられるはずがない」と述べた。

 また、共産党の穀田国会対策委員長は、「排除の論理をとっているので連携はしない」と希望の党との連携を否定した。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/304.html

[政治・選挙・NHK233] ついに立ち上がった! 阿部知子氏、リベラル約10人で「火、水曜までに新党」! 





阿部知子氏、リベラル約10人で「火、水曜までに新党」
http://www.asahi.com/articles/ASKB15GF1KB1ULOB00C.html
2017年10月1日18時57分 朝日新聞


神奈川12区から立候補予定の民進前職、阿部知子氏。「希望の党には参加しない」「新しい独裁者はいらない」と記したボードを背に街頭演説した=1日午後、神奈川県藤沢市

 神奈川12区(神奈川県藤沢市、寒川町)からの立候補を予定している民進前職の阿部知子氏は1日、民進党のリベラル系議員ら約10人で、「火、水曜(10月3、4日)までに新党を立ち上げる」と述べた。藤沢市内での街頭演説後、報道陣に語った。

 阿部氏はこの日、希望の党代表の小池百合子・東京都知事を念頭に「新しい独裁者はいらない」「あべともこは希望の党には参加しない」と記したボードを背に街頭演説した。

 阿部氏は当初、小池氏が「原発ゼロ」を掲げたことを歓迎し、「ぜひ一緒にやりたいと思う」と語っていた。だが、民進系立候補予定者からの公認申請について、希望の党が安全保障や憲法観で選別する姿勢を鮮明にしたことを受け、小池氏への批判に転じた。(小北清人)

















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/305.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党の公約から、忽然と「原発ゼロ」が外れる。何を恐れた? 
希望の党の公約から、忽然と「原発ゼロ」が外れる。何を恐れた?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/9cbbc94bef20b521d032384297e06118
2017年10月01日 のんきに介護


kmokmos..‏ @kmokmosさんが

こんなツイート。



これを受けて、

岩上安身‏@iwakamiyasumiさんが

こんなコメント。



ただ、目くらましだからって、

報道が無意味というわけではない。

希望の党の公約から、「原発ゼロ」外れたという報道は、

この党の背後の勢力は、

「連合」

だということを教えている。

それはしっかり、

肝に銘じておく必要がある。

安倍政権の、安倍政権による、安倍政権のための

解散を維持するため、

希望の党が民進党の分裂を画策していた。

それがばれ、

いよいよ同党が正体をさらけ出してきた。

すなわち、自分らを支えてるのは、

「連合」だということ。

会長の神津が

詐欺的な民進党の身投げに抵抗した風に装って、

「仲間が1つの大きな塊になる。選別とかではなく、できるだけみんなが行くことが一番望ましいと言い続けている」

とクレームを述べていた

(FNNニュース記事「連合の神津会長、前原代表に説明求める」参照。
*http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00372043.html

なお、拙稿「連合の神津会長、自分一人いい子になるのかの巻」参照。
*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5bb3a02298821ef4ed4f49b37ccdd5d8)。

会長同様、

もう選別にこだわらなくていいと判断したか、

ここはちょっと正直情報として

希望の党の公約から、

「原発ゼロ」外したということなんだろう。







関連記事
"脱原発より超原発"小池氏の隠したい過去 小泉純一郎元首相と急接近も(PRESIDENT)
http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/266.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/306.html

[政治・選挙・NHK233] 小池よ、これは余りにもあこぎだ まるでだまし討ち! 
小池よ、これは余りにもあこぎだ まるでだまし討ち!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315752488.html
2017-10-01 22:00:02 半歩前へ


 これではまるでだまし討ち。

 小池百合子は民進党を「行き掛けの駄賃」に利用しただけ。

 真の連携はあの右翼組織の維新の会だった。

 これはあまりにひど過ぎる。小池は、あこぎだ。

 前原誠司がお粗末と言ってしまえばそれまでだが、民進党が気の毒過ぎる。

*****************

社民党の福島みずほがツイートした。

小池さんの政治手法はひどい。

民進党の議員に丸ごと移動と思わせ、民進党では立候補できなくさせた。

その後排除発言。

維新の会と選挙協力。希望の党は大阪から出さない。

辻元さんはじめ大阪の民進党の議員は希望の党から出ることができない。

議員をだます党は国民もひどやり方でだますだろう。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/307.html

[政治・選挙・NHK233] 前原氏は、合流か断念か。ハムレット状態なのかな 
前原氏は、合流か断念か。ハムレット状態なのかな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/2fac6787d33ee760f67f05bb247820e1
2017年10月01日 のんきに介護


盛田隆二『焼け跡のハイヒール』10月刊行‏ @product1954





いずれにしても

分裂だな。

これにつき、

平川克美‏ @hirakawamaruさんが

こんなコメント。



枝野さんも

表情がすっきりしている。

吹っ切れたんだな。














http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/308.html

[政治・選挙・NHK233] 操をかなぐり捨て新党に駆け込む姿は見るに堪えない! 
操をかなぐり捨て新党に駆け込む姿は見るに堪えない!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315720493.html
2017-10-01 20:25:37 半歩前へ


 今度の選挙ほど議員個人の資質が問われる選挙はない。

 議員バッジを付けんがために操をかなぐり捨てて小池新党に駆け込む姿は見るに堪えない。この者たちは何のために議員になろうとするのか?

 志なく議員になってどうするのか?楽して、威張っていて、それでいて高収入が得られる「就職口」と考えているのではないか?

 心ある有権者はこの卑しい者たちに投票せずに、落選させていただきたい。

 それに比べ、民進党の逢坂誠二氏(北海道8区)は「小池新党とは肌が合わない」と無所属で出馬する決意を固めた。

 自由党の玉城デニー氏(沖縄3区)は29日、支援者の集会で「私は辺野古新基地建設に反対するという信念を絶対に曲げない。総選挙はオール沖縄の無所属で戦う」と誓った。

 両氏とも見上げた議員である。私たち有権者はこういう人こそ、全力で応援すべきだ。

 期しくも北海道と沖縄、日本の北と南だ。猥雑な永田町から距離が遠いほど健全度が高いようだ。

北海道8区のみなさん、逢坂誠二さんを頼みます。
沖縄3区のみなさん、玉城デニーさんを支えてください。

 よろしくお願い致します。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/309.html

[政治・選挙・NHK233] 「排除」を使う使わない以前に、小池は、もうアウトだよ、「脱原発」がただの看板だったとばれた時点で 
「排除」を使う使わない以前に、小池は、もうアウトだよ、「脱原発」がただの看板だったとばれた時点で
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/05ccbe6ae834919de0573bff8a605d4e
2017年10月01日 のんきに介護


建築エコノミスト森山‏@mori_arch_econoさんのツイート。





村雨龍☆9月砲雷ま-7‏ @ryumurasameさんの

こういう意見もある。



言葉に対する気の遣い方の度が過ぎて、

これでは、

知力の浪費ではないか。

こんな些末なことにエネルギーを注ぎ込んでいるので、

日本人は、

討論一つ、まともにできないんだ。

安倍がなぜ、「働き方革命」という異様な表現をして

「働き方改革」と表現しなかったか――。

それは、

単に奇を衒っただけだろ。

そんな事情に遠慮して過剰な解説をする前に、

普通の用語法として「改革」「革命」の語を使えばいいだけの話だ

(これは安倍さんが使っているから、

使用を控えるというのは、無意識にしている「忖度」の一種だ。

大変にみっともない)。

それに、

「和製英語」

という言い方で簡単に誤用を認めてしまうのも

日本人の悪い癖だと思う。


コメント

排除 (こころ)
2017-10-01 21:29:20

凄いですよね。カメレオン。

原発推進派が希望の党を掲げた途端に原発ゼロ。で、撤回します?
原発ゼロと掲げれば人は集まりますから。
断然、原発NO!が、国民も議員も大多数ですし。

言葉に関しては、まるで人種差別を想像してしまいます。
こんなだから下っ端等は、ヘイトもお手のものなのでしょうか。

安倍も小池も言葉のボキャもなく、丁寧さもないですね。
安倍はわざと一般的に使用しない単語を使い墓穴を掘りしますし、簡単な漢字も読めません。

小池は戦争を体験したような高齢者には解りにくい単語を頻繁に使いたがります。
裏を返せば、頭の悪さをカモフラージュしたい見栄ですね。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/310.html

[政治・選挙・NHK233] 「ぶれない、こびない、ずれない」と枝野幸男! 新党結成へ! 
  



「ぶれない、こびない、ずれない」と枝野幸男!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315771075.html
2017-10-01 22:53:57 半歩前へ


 森友事件と加計疑惑に安倍晋三が十分に答えていないなどとして、安倍退陣を求めた抗議デモ行進が1日、東京都新宿で行われた。

 デモ行進が出発する直前、民進党の枝野幸男代表代行が姿をみせた。

******************

 毎日新聞によると、参加者から「枝野、枝野」というコールで迎えられると、枝野氏は「今、皆さんに大変ご心配をおかけしている」と応じた。

 さらに、枝野氏は「私たちがこれまで国民の皆さんに訴え約束したことを、政治家の都合で変えることがあってはならない」と主張。

 「この国の民主主義と立憲主義、報道の自由をはじめ、表現の自由と情報公開、この間に安倍政権が壊してきたこと、こうした大事な社会の軸になるべき基本はしっかりと守る。このことについてはぶれない、こびない、ずれない」とスピーチし、喝さいを浴びた。


【枝野幸男登場&スピーチシーン】&山添拓 FORCE QUIT安倍政権強制終了〜新しい未来を求めるデモ〜 2017年10月1日


Makabe Takashi
2017/10/01 に公開
チャンネル登録 807
民進党枝野代表代行のスピーチを書き起こしました!

(動画には、日本共産党の山添拓さんのスピーチも入っています。)

みなさんこんにちは。枝野幸男です。

せっかくの行楽日和の秋晴れのもと、日本の未来のために、こうして集まっているみなさん、本当にありがとうございます。

みなさんが、こうやって集まって声を上げていただいているということが、日本の民主主義の希望です。

今私たちは、みなさんに大変ご心配をおかけをしているというふうに思っています。

ただ、これまで国会前でたくさんのみなさんがお集まりをいただいたり、こうして新宿やあるいは全国各地でわたしたちのなかまがみなさんにお約束をして訴えてきたこと、当然そうしたことを含めて、我々が積み重ねてきた理念と政策の方向性はしっかりと維持をされると、前原代表は、私たちの前で約束をしました。私は、組織人として、ぎりぎりまでその約束を党首として守ってもらう。しかし時間はありません。

今日の午前中、直接しっかりと守ってもらえなければ困る、これは、私たちの両院総会で前原代表がおっしゃったことですが、同時に国民のみなさんに対する約束である。私たちはこれまで、国民のみなさんに訴え約束をしてきたことを、政治家の都合で変えることがあってはならない。私は、この国の民主主義と立憲主義と報道の自由を始めとした表現の自由と、情報公開と、この間、安倍政権が壊してきたものを、こうした今申し上げた大事な大事な社会の軸になるべき基本は、しっかりと守る。これを守るためにたたかっていく、何があっても私は、このことについてはぶれない、媚びない、ずれない。

そのことをみなさんにこの場で改めてお約束をさせていただきますので、もう少しだけ待ってください。お願いいたします。















枝野氏、新党視野に対応検討 前原氏は希望との調整示唆
http://www.asahi.com/articles/ASKB15HWSKB1UTFK00C.html
2017年10月2日00時54分 朝日新聞

 希望の党が進める民進党出身者の公認調整をめぐり、民進党の枝野幸男代表代行が1日、前原誠司代表と党本部で会談した。関係者によると、前原氏は、枝野氏らリベラル系の前衆院議員が希望の党から公認を得られず無所属で立候補する場合、希望の党側が対立候補を擁立しないよう調整することを示唆したという。枝野氏らは新党の結党も視野に今後の対応を慎重に検討する。

 枝野氏は前原氏との会談後、東京都内で長妻昭選挙対策委員長や近藤昭一副代表らと対応を協議。無所属で与党側の候補との一騎打ちの構図に持ち込むのがいいのか、希望の党の候補と競合しても新党をつくって戦うのがいいのかなどをめぐって話し合ったが、結論は出なかった。

 枝野氏は1日、記者団に「(民進の)理念、政策が変わってしまうということであれば、いろんな判断がある」と述べ、無所属での立候補の可能性を探りながらも、新党の結党も選択肢の一つとしていることを明らかにした。無所属での立候補を表明する前議員が各地で増えており、新党をつくれば比例区で重複立候補ができるようになる。





















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/311.html

[政治・選挙・NHK233] 「大山鳴動して、〇狐一匹」だけは止めて欲しい。(永田町徒然草)
「大山鳴動して、〇狐一匹」だけは止めて欲しい。
http://www.liberal-shirakawa.net/tsurezuregusa/index.php?itemid=1879
17年10月01日 永田町徒然草


この数日、希望の党と民進党の関係がどうなるのか、私はずっと注目していた。現在時点でも、最終的な結論が出ていない。だから、今回の解散総選挙の見通しを述べることは難しい。“革命”は、予定通りには進まないものである。あまり細かい段取りを付けても、なかなかその通りには行かないものである。しかし、革命を進める理念や哲学はシッカリとしていなければならない。

前原民進党代表や小池百合子希望の党代表が、どのような理念や哲学で“合流”を行おうとしたのが、最初から明らかでなかった。中国の国共合作には、日本の帝国主義的侵略にまず打ち勝つという極めて現実的な課題があった。今回多くの国民が安倍政権を倒したいと望んでいる具体的課題は、何と言ってもモリ・カケ疑惑である。この問題は、国家の在り方を問う極めて具体的な問題なのである。

この問題のケリを付けるのは、安倍政権の打倒しかないだろう。二大政党制でなければケリを付けられない問題でもないし、ましてや憲法問題でもない。北朝鮮の核・ミサイル問題を解決するために安保法制に対する考えが何か関係するのだろうか。憲法に抵触する恐れのある安保法制を作って、野党が特に反対もしてないのに、何故一向に解決しないのかをこの際、改めて考え直す必要さえある。

「北朝鮮問題に対する国民の信を問う」、安倍首相は言っているが、具体的に何をどうしようとしているのかが示されなければ、解散理由にならないではないか。この問題に対する私の考えは、トランプ大統領が不用意に発する武力行使にキチンと釘を刺しておくことだ。安倍首相は、これを歓迎しているようであるが、極めて危険なことである。憲法9条にモロ違反する。

安倍首相が解散を口にしたころから、前原代表は「モリ・カケ疑惑隠し」を強調していた。そう、それで良いのだ。今回はこの一点で自公“合体”政権と闘えばよいのだ。政権交代可能な二大政党制もこういう闘いを積み重ねることによりはじめて実現されていくのだ。

ところが、小池代表らの“選別発言”以来、今回の解散の論点が完全に狂ってきた。小池代表は曖昧な言葉を駆使しながら、今回の具体的課題から保守2党制を訴え、その代表になろうとしている。安倍首相も保守政治を詳しく論じること出来ないが、小池代表も同じであろう。現在のわが国の政治の状況を国際的に見れば、右翼反動が主導権を争っているように見られるであろう。自由主義国家で、リベラルが元気でない国などない。

公示の10月10日までに事態がどう変わっていくか、なかなか推測できない。しかし、希望の党騒動の内実は、深刻である。結局は、都知事選と同じで安倍首相を間接的に助けることになるのではないかという惧れがある。そうなると「大山鳴動して、〇狐一匹」という歴史の笑い話になる。このことだけはハッキリと言っておく。

今日はこのくらいにしておこう。それでは、また。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/312.html

[経世済民123] 親の介護費用を負担した子どもが下流老人に転落…絶対に親に払わせなさい!(Business Journal)

親の介護費用を負担した子どもが下流老人に転落…絶対に親に払わせなさい!
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20780.html
2017.10.01 文=深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー Business Journal


 医療の進歩などによって急速に高齢化が進み、日本は世界に名だたる長寿国になっています。平均寿命は男女とも80歳を超えていますが、誰もが健康なままで生涯を終えるわけではありません。病気やケガなどを原因として介護が必要になる人は年々増えており、健康寿命と平均寿命の間には10歳前後の差があります。

 なぜ介護が必要になる人が増えたのかといえば、男性では脳卒中などの脳血管疾患で亡くなるケースが大幅に減少したこと、女性では骨折・転倒で骨粗しょう症になる人が増えたことが要因のひとつといわれています。余談ですが、脳卒中は現在の死亡原因のトップ3ではありません。男性は80〜84歳、女性は85〜89歳が要介護になるケースがもっとも多く、介護を担うのは、半数以上が同居の配偶者、子ども、あるいは子どもの配偶者などです。介護を担う人の年齢は、60〜69歳がもっとも多く、介護期間の平均は56.5カ月と長くなる傾向にあります。介護疲れで首を絞めてしまったなど痛ましいニュースを見聞きすることがありますが、もはや介護は他人事ではなくなりつつあるのです。

 実際、親が要介護状態になった場合、介護保険が利用できるのはご存じの通り。介護サービスなどを利用しても、その費用負担は1割または2割(2018年8月から3割負担に引き上げ予定)で済みますが、実際は介護保険が適用されない費用もさまざまに発生することが多いようです。

 たとえば、親が離れて暮らしていれば、実家や介護施設、あるいは病院などに週末ごとに通う交通費。その負担額は数百万円というケースもあり得るのです。親だから出費も仕方ないと思われるかもしれませんが、介護を含め身の回りのお世話にかかる費用は、必ず親の財布(資産)から優先的に払うようにするべきです。「親の年金が微々たる額、資産もわずかだから」「費用を負担するといっても大した金額ではない」などと決して考えないでください。

■塵も積もれば山

 また、「ここまで自分を育ててくれたのは親。子どものときから親には苦労かけたのだから、親に恩返し(親孝行)も含めて費用は自分が払おう」と思ってもいけません。微々たる金額であったとしても、介護の期間が長くなれば塵も積もれば山となります。

 最初から親に負担させておかないで、途中から親に負担させる、いい換えれば自分が費用の負担をすることがきつくなった後、親に負担をしてもらおうと思っても、気まずくなることが多々あるのです。

 酷な言い方をすれば、親と自分を比較すれば、親のほうが先に亡くなるのです。親の介護費用を負担し親が亡くなった後、自分もリタイアする年齢、あるいは後期高齢者(75歳以上)が見え始める年齢になっているはずです。老後資金を親の介護費用に充ててしまった結果、自分の老後生活がままならない事態に陥ってしまうかもしれないのです。

 親だから放っておけない気持ちはわかりますが、お金を含めて自分の生活基盤がしっかりしているからこそ援助(費用負担)はできるのです。仮に親の介護費用の負担をしなければならなくなった場合、兄弟がいれば必ず案分して負担するようにすることが大切です。自分の将来を顧みず親の介護費用を負担してしまうと、親が亡くなった後に自分が「下流老人」になりかねないということはお忘れなく。

(文=深野康彦/ファイナンシャルリサーチ代表、ファイナンシャルプランナー)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/817.html

[経世済民123] 「安くない」無印良品、つい買ってしまう「知られざる仕掛け」…なぜベッドは深く沈みこまない?(Business J)
         無印良品の店舗(「Wikipedia」より/Wpcpey)


「安くない」無印良品、つい買ってしまう「知られざる仕掛け」…なぜベッドは深く沈みこまない?
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20783.html
2017.10.02 文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授 Business Journal


「無印良品」は、それほど安いわけでもないにもかかわらず、好調のようだ。商圏は日本国内に限定されず、海外にも418店を出店し、国内の店舗数を上回る勢いとなっている。筆者のような中年男性ですら、確かに無印良品の店や商品に対して、良い雰囲気を感じてしまう。

 こうした無印良品の魅力は、どのようにして生まれているのだろうか。

 無印良品は1980年に西友のプライベートブランド(PB)として誕生し、1989年に良品計画として独立している。40品目からスタートし、現在は7000品目にまで拡大している。多くのPBが単に低価格のみを訴求してきたなか、いかにして無印良品は徹底した低価格とは一線を画し、おしゃれな人気ブランドになり得たのか。

■無印良品のコンセプト

 筆者はまずコンセプトに注目したい。

 無印良品の有名なコピーである「わけあって、安い」をご存じの方も多いだろう。たとえば、初期のヒット商品である「こうしん われ椎茸」という干し椎茸の安さの秘密は、形の不揃いさや割れているためであり、ダシをとったり切って使う場合が多い干し椎茸において、こうしたポイントはなんら消費者の不利益にならないことが謳われている。

 ホームページには、誕生から続く3つの原則として、「素材の選択」「工程の見直し」「包装の簡略化」が記されている。また、「極めて合理的な生産工程から生まれた商品はとても簡潔です。言わば『空っぽの器』のようなもの。単純であり空白であるからこそ、あらゆる人々の思いを受け入れられる究極の自在性がそこに生まれます」というコンセプトは、実際の店舗や商品に見事に反映されているといえるだろう。

 実に立派なコンセプトだが、このような理想は多くの企業において単なる絵に描いた餅に終わってしまい、具現化できていないのが現実だ。では、なぜ無印良品は実現できているのだろうか。

■シンプルなデザインを生かす業態

 もちろん、経営陣やスタッフたちが強く理念に共感し、全力で取り組んできたというマネジメント的要素もあるだろうが、筆者はSPA(製造小売)という業態に注目したい。

 無印良品のすべての商品は、自社で企画・開発され、流通・販売まで行われている。同様のビジネスモデルには、ユニクロやニトリなどがある。こうしたSPAの強みとして、しばしば中間コストの削減による低価格が指摘されるが、これ以外にも大きなメリットがある。

 1990年代に大ヒットした無印良品のシンプルなCDプレイヤーに関して、仮に量販店で販売するとなると、他社商品との差をつくるために追加的機能を加えなければならない。また、商品を目立たせるためのPOP広告によりシンプルなデザインが台無しになってしまうといった問題が生じてしまう(「モノ・マガジン」<ワールドフォトプレス/775号>より)。

 つまり、必要な機能以外は大胆に削除する、徹底したシンプルなデザインを特長とする無印良品の商品は、企画から販売までをトータルにコントロールできるSPAだからこそ、成立しているというわけだ。

■ユニークな商品開発

 商品開発に関しても、無印良品はユニークだ。

 たとえば、ベッドの改良といえば、「より寝やすく」といった睡眠に関する要素に注力してしまいがちだが、無印良品ではワンルームマンションに暮らす単身者にスポットを当てる。こうした消費者は、ベッドをソファ代わりに使う場合も多いというニーズにこたえ、端に腰かけても深く沈みこまないといった改良を実施している。

 現代の日本社会における低価格化の進展は、技術の成熟化により他社商品との機能的な差別化が困難となるコモディティ化の影響によるところが少なくはない。こうした脱低価格競争の切り札として、しばしばブランドが注目される。しかし、商品やサービスと切り離して語られることが多いブランドに対して、筆者は否定的である。

 無印良品は、日本国内はもちろんのこと海外でも“MUJI”として人気のブランドとなっている。これは単にイメージアップを図るような広告展開を行ったからではなく、自社が消費者に提供したい商品のコンセプト、それを見事に具現化させる仕組みや組織力により、実現している。無印良品の事例は、真の差別化を検討する多くの企業に有益な示唆を与えてくれるだろう。

(文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/818.html

[経世済民123] つい油断して税金をちょろまかすと、必ず税務調査が入る理由(Business Journal)

つい油断して税金をちょろまかすと、必ず税務調査が入る理由
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20776.html
2017.10.02 文=さんきゅう倉田/元国税職員、お笑い芸人 Business Journal


 元国税局職員、さんきゅう倉田です。毎年のお正月の過ごし方は、「課税売上割合の計算」をすることです。

 国税局の税務調査は年々進歩しており、10年ほど前まではインターネットを使った取引に対応しきれていませんでしたが、デジタルフォレンジックの導入や内部教育、携帯端末の発達により、調査先からデータを持ち帰ったり、マイナーな知識も事前に修得したりと、調査力は上がってきています。

 今回紹介する調査事例は、ネットを使った中古商品の転売、いわゆる「せどり」を反復継続して行う個人事業者宅に臨場したものです。

【準備調査】

 準備調査によると、過去3年間の売り上げは600万円、3000万円、6000万円と堅調でしたが、税理士との顧問契約はなく、確定申告書の記載にも漏れが見られました。青色申告の承認を受けて、65万円の青色申告特別控除を適用していましたが、帳簿の作成にも不備があるものと予想できました。

 電話で連絡し、1週間後に実地調査の予約をしました。自宅兼事務所だったため、すぐに調査日が取れたのは幸いでした。業種によっては、日中に事務所にいることがほとんどなく、なかなか調査日が取れないこともあります。たとえば、土建業で日中は現場にいるような場合です。それでも、調査に行くことを決めた以上、あきらめることは絶対にありません。調査対象者を説得して日程をすり合わせ、2〜3カ月先の予定を押さえてもらうこともあります。

【臨場】

 調査日当日、朝10時に2LDKの自宅兼事務所に臨場しました。2部屋あるうちの一室を作業場兼倉庫にしているようです。簡単に見学した後、ダイニングの椅子に座って、事業概況を聞くことにしました。

 定番である最近の日米の経済の話をしてから、家族構成や愛人の有無、開業の経緯を確認します。

 調査対象者は、会社員時代に3冊の本を読み、独学でせどりを始めたそうです。100円の本が1万円で売れるなど、順調に売り上げが伸びていったため、将来性を感じて脱サラ。ビジネスの才能があったのか、売り上げは逓増しました。本以外に、おもちゃやゲーム、日用品も手がけるようになりました。前職では経理の経験があり、確定申告書と帳簿の作成に自信があったため、税理士を雇わずに申告しているとのことでした。

 一通り概況を聞き終え、仕入れの方法や販売方法、在庫の棚卸し状況を聞き取りました。販売は、おおむねアマゾンを利用しているらしく、セラーセントラルの画面を確認する必要がありました。セラーセントラルとは、アマゾンで商品を販売する業者向けの出品管理ツールです。出品する商品の登録や管理、売上高、アクセスデータを分析できます。

 次に預金通帳を確認しました。セラーセントラルの売り上げと入金の差異を、ひとつずつ確認し、売り上げの計上漏れを探します。アマゾンをメインに売り上げを積んでいるため、その他の収入を計上していない可能性は十分にあります。案の定、「ヤフオク!」などに出品した商品の売り上げは、収支内訳書に転記されていませんでした。

 売り上げと異なり、仕入れはインターネットを利用したものから、大手チェーンの古書店、神保町の古書店、雑貨店など、多岐に渡りました。在庫の管理はエクセルで行っていたので、セラーセントラルのデータと合わせて、USBメモリに保存して持ち帰りました。税務署に戻ってからデータを確認するのですが、今から10年前にはUSBメモリを使うような調査手法はまれでした。

 今回の調査では、売り上げの一部を除外していたため、本税のほかに重加算税と延滞税で300万円ほどの追加納税となりました。ほとんどの納税者が、事業開始直後は「申告はちゃんとやろう」「ちゃんと納税しよう」「きちんと記帳もしよう」と考えます。しかし、数年も経つと、「どうせ税務調査なんて来ないんだから、経費を増やしたり、売り上げを抜いたりしてもいいだろう」という、恣意的で甘い考えを持ち始めます。そのような甘えは、必ず帳簿や確定申告書に反映されます。その些細な変化を調査官たちは見逃さず、調査にやってくるのです。

(文=さんきゅう倉田/元国税職員、お笑い芸人)

●さんきゅう倉田
大学卒業後、国税専門官試験を受けて合格し国税庁職員として東京国税局に入庁。法人税の調査などを行った。退職後、NSC東京校に入学し、現在お笑い芸人として活躍中。


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/819.html

[経世済民123] ガソリン車が世界的禁止、中国が世界自動車業界リーダーへ…日本勢、EV出遅れ危機的(Business Journal)
        中国の渋滞風景(「Wikipedia」より/Magnus Manske)


ガソリン車が世界的禁止、中国が世界自動車業界リーダーへ…日本勢、EV出遅れ危機的
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20788.html
2017.10.02 文=河村靖史/ジャーナリスト Business Journal


 地球温暖化や都市部での大気汚染などの環境問題が大きくクローズアップされるなか、電気自動車(EV)が環境対応車の本命として浮上してきた。EVの普及は、自動車産業の構造を根底から崩す可能性があるといわれており、自動車業界のトップに君臨してきた日米欧の大手自動車メーカーも対策を急ぐ。

「EVを制するものは、世界を制する」――。

 自動車産業の覇権争いを左右するきっかけになり得るEVをめぐって各国政府、世界の自動車メーカーの思惑が交錯、EV狂奏曲が演じられている。

■EVの普及が本格化

 ドイツで9月12日に開幕したフランクフルト国際自動車ショーは、フォルクスワーゲン(VW)、ダイムラー、BMWなどの欧州勢に加え、ホンダなどもEVを出展の目玉に据え、「EVショー」の様相を呈した。EVの出展だけではない。プレスカンファレンスでは、自動車各社がEVのラインアップを拡充する計画を相次いで公表、EVの普及が本格化することを印象づけた。

 VWは2030年までにEV関連に200億ユーロ(約2兆6000億円)以上を投資し、25年までにアウディなども含めたグループ合計でEVを50モデル以上投入する。これまで30モデルとしていた計画を上乗せしたもので、EVに経営資源を重点的に配分、EVの年間販売を300万台にまで増やす計画だ。ダイムラーは22年までにEVを10車種投入する計画のほか、すべてのモデルに電動車両を設定すると表明した。すでにEV「i」シリーズを展開しているBMWはミニのEVコンセプトカーを公開するとともに、25年までにEVを12車種投入、品揃えを充実させる計画だ。

 ドイツ勢の3社がEVに重点を置くのは、VWのディーゼル車の不正問題がきっかけだ。ドイツの3社はそれまで、二酸化炭素排出量の少ないクリーンディーゼル車を環境対応車の主力に据えていた。しかし、VWがディーゼル車に試験の時だけ有害物質の排出量を抑制する不正なソフトを搭載していたことが発覚、市場ではディーゼル車に対する不信感が高まり、ディーゼル車の販売比率が低下している。

 そこでVWが目を付けたのがEVだ。その理由のひとつが、世界最大の自動車市場でVWが最も高いシェアを持つ中国の動向にある。都市部での大気汚染が深刻な社会問題となっている中国では、政府が排出ガスゼロのEV普及を強力に進める。EVに力を入れることは、中国政府の意向に沿うことにもつながる。

 もうひとつの理由が、ハイブリッド車(HV)で先行するトヨタ自動車への対抗策だ。世界で初めて量産型HVを販売したトヨタは、HVに関しては販売台数、技術レベル、コストの面でライバルを大きく引き離している。VWをはじめとする欧州各社が、今からHVでトヨタに追いつくことは不可能に近いが、EVなら逆にリードできる。

 そもそも欧州の自動車メーカーは「価格が高くなる割に燃費改善による二酸化炭素排出量の低減効果が小さいHVには否定的。それなら、HVと二酸化炭素排出量では遜色のないクリーンディーゼルのほうが価格が安くて効率的」(日系自動車メーカー)と見ている。これら2つの理由から、VWは環境対応車の本命をEVに転換した。

■各国政府の思惑

 欧州自動車メーカーの盟主であるVWに引きづられるように、ダイムラー、BMWも雪崩を打ってEVシフトに方向転換した。こうした動きは「環境対応車での遅れは取り返しのつかない事態を招く」との危機感を抱く日系自動車メーカーも例外ではない。

 EVで業界のリーダーを自任する日産自動車は、ドイツ勢のEVシフトをビジネス拡大のチャンスと見てEVで攻勢をかける。ルノー、三菱自動車との3社のアライアンスで新しいEV共用プラットフォームと共用部品を使って、22年までにEVを12モデル投入する計画を公表。また、EVの車両価格が高くなる最大の要因であるバッテリーのコストを16年と比べて3割削減するなど、アライアンスによる量産効果などを活用して量産型EVを手頃な価格で提供し「EVの領域でリーダーの地位を維持」する構えだ。

 フランクフルトショーで19年に欧州市場へ投入する量産型EVのコンセプトモデルを出展したホンダは、同時期に中国で開催された中国自動車産業発展国際フォーラムで、18年に中国向けEVを、中国の合弁会社である広汽ホンダ、東風ホンダの両社のブランドで販売することを表明した。合弁2社がまったく同じモデルを取り扱うのは初めてで、EVに対するホンダの本気度を示した。

 一方、自動車産業は国の重要な基幹産業となるだけに、EVの普及を機に、主導権を握りたいとの各国政府の思惑もある。中国政府は、フランス、英国に追随してガソリン車やディーゼル車の販売を禁止する方針で、導入する時期についての検討を開始した。当初から18年に自動車メーカーごとに一定水準以上の環境対応車販売を義務付ける方針だが、EVの普及に向けて電動車以外の販売を禁止するという荒業に出る。

 中国政府がEVの普及に本腰を入れるのは、都市部で深刻化する大気汚染の問題への対応に加え、自動車産業で中国企業が覇権を握るチャンスと見るためだ。中国は世界最大の自動車市場だが、主要ブランドは日米欧自動車メーカーとの合弁で、グローバル市場で中国系自動車メーカーの知名度は低い。中国政府としては世界に通用する中国系自動車メーカーを育成したいとの野望を持つが、現実的には難しい。

 ただ、EVなら可能性がある。EVは、2万〜3万点で構成するガソリン車などの内燃機関の車と比べて部品点数が6割程度と少なく、コモディティー(汎用)化しやすい。コモディティ製品の得意な中国系企業が、EVでなら存在感を打ち出すことができる可能性がある。実際、テスラや中国のBYD(比亜迪)など、新興自動車メーカーはEV専業ながら短期間で急成長を遂げてきた。さらに、EVのキーデバイスであるリチウムイオン電池はスマートフォン向けなどで中国系企業が高いシェアを持つ。EVの世界的な普及は、中国系企業が自動車業界で存在感を高めるチャンスと映る。

■新興EVメーカーの勃興

 中国政府のこうした意向は、自動車メーカーの戦略にも反映されている。7年前に中国の浙江吉利控股集団の傘下に入ったボルボは19年以降、販売する全モデルを電動車にすると突然発表、業界を驚かせ、世界で進むEVシフトの背中を押した。

 EVの普及に向けてはフランスと英国が40年にガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止する方針を公表したが、ここにも欧州自動車業界の勢力図をめぐる政府の思惑が透けて見える。フランスの自動車メーカーのルノーとグループPSAは、「ジャーマン3」と呼ばれるVWグループ、ダイムラー、BMWの攻略が長年の経営課題だ。

 ルノーは背後に控える日産、三菱自動車とともに、EVでは業界をリード、EV需要が本格化するとジャーマン3のシェアを侵食できる可能性がある。しかもフランスは原発大国で、EVを増やすことは環境保全効果が高い。EVの普及は、欧州自動車業界でフランスが存在感を高めることにつながる。

 英国は、自動車生産工場はあっても自動車メーカーが存在しない。このため、自動車メーカーに配慮するより環境対策を重視する。

 自動車の電動化をめぐっては、政府の規制も関係することから強制力があり、自動車業界は激変の波にさらされる。EV専業のテスラは時価総額でゼネラルモーターズ(GM)を抜いて、米国トップの自動車メーカーとなった。トヨタとマツダが資本提携した理由のひとつが、両社ともに出遅れているEVを共同開発するためで、EVに端を発する業界再編が本格化すると指摘する声もある。

 今後、電池メーカーからEVメーカーとなった中国のBYDなど、新興のEVメーカーが相次ぎ、将来的に日米欧の自動車メーカーの地位に取って代わる可能性もある。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/820.html

[経世済民123] リクルート、悲願の「世界大手」入り…2位のパーソルも怒涛の海外進出で「1兆円企業」へ(Business Journal)

リクルート、悲願の「世界大手」入り…2位のパーソルも怒涛の海外進出で「1兆円企業」へ
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20778.html
2017.10.02 文=編集部 Business Journal


 総合人材サービス大手のパーソルホールディングス(旧テンプホールディングス)は、豪州の同業大手、プログラムド・メンテナンス・サービシズを買収する。買収額は691億円の見込み。パーソルのM&A(合併・買収)としては、過去最大規模となる。

 パーソルは豪州子会社を通して、全株式を現金で取得する予定。プログラムドの株主総会の承認を経て、10月以降に買収手続きを進める。完全子会社として連結対象に組み入れる。

 プログラムドは、1951年に塗装サービス会社として創業。その後、設備、機器メンテナンス領域に事業を拡大。2007年、豪州人材サービス会社を経営統合して、この分野に新規参入した。現在、人材サービスと設備や施設のメンテナンスが経営の2本柱だ。17年3月期の連結売上高は2341億円に上る。

 パーソルの海外事業展開は、同業他社に比べて遅い。10年に米国ミシガン州のケリーサービスと業務提携したのが最初だ。12年に合弁会社を設立して、中国、香港、韓国、台湾の4カ国・地域で仕事を始めた。16年7月にシンガポールにケリーサービスと合弁会社をつくり、シンガポール、マレーシア・インドネシア、タイにエリアを広げてきた。現在は13カ国地域で採用支援や人材派遣を手掛ける。

 それ以来、海外事業は着実に拡大してきた。17年3月期の海外事業の売上高は371億円で、全社売上高(5919億円)の6.3%を占める。18年3月期は、アジア地域が通期で加わるため前期比70%増の631億円を見込んでおり、海外事業の構成比は9.3%に高まる。それに加えて今回、豪州に翼を広げる。プログラムドの買収によって、来期には2300億円程度の売り上げが海外事業に上乗せされる。

 世界の人材派遣市場は40兆円で、アジア・オセアニア地域はその10%に当たる4兆円程度。パーソルは、20年までに人材サービスで、アジア太平洋地域のナンバーワンを目指すとしている。

 パーソルにとって、豪州は特別な意味を持つ。創業者で名誉会長の篠原欣子氏が人材派遣というサービスの存在を知ったのが豪州だった。1971年に豪州の市場調査会社に社長秘書として就職し、73年に退職。帰国した篠原氏は、豪州の人材派遣業をヒントにテンプスタッフを創業した。つまり、豪州はパーソルのルーツといえるのだ。

 その後、2015年3月にはパナソニックエクセルスタッフを169億円で買収。さらに合弁形式で、アジアを舞台に攻勢をかけてきた。

 13年4月、人材紹介に強く、求人広告「an」、転職情報「DODA」を持つインテリジェンス(現パーソルキャリア)を680億円で買収したが、これが飛躍台になった。首位を独走するリクルートホールディングスを追撃する体制を整えた。

■2020年、売上高1兆円が視野に

 パーソルの株価は上昇基調だ。9月21日の株価は2484円の年初来高値を付けた。年初来安値は1月4日の1818円。大型買収をすると、財務内容の悪化を懸念して株価は下落するものだが、逆に上昇した。15年10月の3分割を考慮すると、現在の株価は10年来の最高値を更新したことになる。

 国内の好調さが株価を押し上げているとアナリストはみている。17年4〜6月期連結決算の売上高は、前年同期比18%増の1618億円、営業利益は2%減の91億円、純利益は13%減の54億円だった。減益になったのは、社名変更に伴い、前年同期にほとんどかけなかった広告宣伝費を増やしたためだ。また、新卒採用を増やしたことで人件費がかさんだ。

 主力の人材サービス事業は順調だ。人手不足を追い風に、転職サイト「DODA」の求人広告の件数が増えたほか、転職仲介も伸びて手数料収入が増加している。

 18年3月期(通期)の連結業績の売上高は前期比14%増の6773億円、営業利益は8%増の360億円、純利益は25%増の222億円を見込んでいる。

 当初の計画では、20年に売上高7500億円、営業利益450億円の目標を立てていた。ケリーとの合弁会社が軌道に乗り、プログラムドの業績が加われば、20年に売上高1兆円も視野に入ってくる。

 ライバルのリクルートは、18年3月期の連結決算(国際会計基準)の売上高にあたる売上収益が前期比7%増の2兆840億円と、初の2兆円の大台に乗りそうだ。牽引するのは、海外の人材派遣事業だ。17年3月期の海外事業の売上収益は6052億円。16年に1800億円で買収したオランダの人材派遣会社USGピープルが通年で貢献すると、7600億円になる。20年に海外人材派遣事業収入、1兆円が射程に入る。

 国内の人手不足を追い風に、業界首位のリクルートは世界大手の一角を狙う。一方、業界2位のパーソルは、本気でアジアナンバーワンになるつもりだ。

(文=編集部)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/821.html

[経世済民123] 「2ちゃんねる→5ちゃんねる」に変更......ひろゆき氏と管理人の「仁義なき戦い」の果て(Business J)

「2ちゃんねる→5ちゃんねる」に変更......ひろゆき氏と管理人の「仁義なき戦い」の果て
http://biz-journal.jp/gj/2017/10/post_4487.html
2017.10.01 Business Journal


 日本最大のネット掲示板「2ちゃんねる」が「5ちゃんねる」に変わるとして、ネット上で大きな騒動となっている。

 すでにサイトでも「2→5」に変わる演出で変更がなされており、「マジだった」「URLも変わるのかな」と困惑の声が殺到。現在の管理人であるジム・ワトキンス氏のツイートによれば、ドメイン「2ch.net」をめぐり元管理人の西村博之氏から妨害行為を受けているとして、今後権利問題に関する無用の争いを避けるため、2ちゃんねるの運営権をLOKI TECH INCに譲渡した上で「5ちゃんねる」に名称変更したとのことだ。

 多くのネットユーザーにとって日常だった2ちゃんねるだっただけに、戸惑いが多くなるのも至極当然だろう。それにしても、管理人である「ひろゆき氏」とジム氏の間で、一体何があったのだろうか。

 2014年2月にサーバー代の不払いなどを理由にジム氏は2ちゃんねるの旧運営を追い出し新たに2ちゃんねるの全面転載禁止を打ち出すなどで資金を得ることにした。しかし反発したひろゆき氏が同年4月に突如「ジム氏が2chを乗っ取った」などとして応戦し、一気にバチバチの状態に。

 その後ひろゆき氏が「新生2ちゃんねる」をオープンし、旧2ちゃんねるのスレ・書き込みが勝手に転送・転載され「転載禁止」の文言まで自動で改変して掲載という攻撃に出る。ジム氏が提唱した「転載禁止」を逆手に取り(全転載ではないというだけだが)、ひろゆき氏は2ちゃんねるのスレをもとに新星2ちゃんねるに転載しまくったというわけだ。

 かなり泥沼の状況で裁判にも発展しているようで、商標の権利なども細分化されている様子。現在ひろゆき氏からこれに関する発言はないが、今後何かしらの動きがあるのだろうか。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/822.html

[原発・フッ素48] 静岡県のキノコから基準値超えの放射性セシウム!御殿場市から210ベクレル、出荷制限を継続へ 
静岡県のキノコから基準値超えの放射性セシウム!御殿場市から210ベクレル、出荷制限を継続へ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18448.html
2017.10.01 21:00 情報速報ドットコム




静岡県の野生キノコから相次いで基準値を超える放射性セシウムを検出したことが分かりました。

静岡県の発表によると、2017年9月11日に富士宮市で採取したアンズタケから130ベクレルのセシウムを検出し、御殿場市のキノボリイグチからも210ベクレルの値が検出されたとのことです。

食品の放射能基準値は一キログラム辺り100ベクレルとなっていることから、いずれも基準値を超える高い値だと言えるでしょう。

静岡県は山脈がある中央部付近まで福島原発事故の放射性物質が到達しており、事故直後にも高い放射線量を計測しています。


富士山周辺地域における「野生きのこ」の放射性物質検査結果について
http://www.pref.shizuoka.jp/kousei/ko-520/syokuhin/documents/29yaseikinoko0915.pdf



野生キノコから基準超えセシウム 御殿場、小山
http://www.at-s.com/news/article/social/shizuoka/405992.html

 静岡県は25日、富士山周辺地域で採取した野生キノコ7検体の放射性物質検査を実施した結果、御殿場市のキノボリイグチと小山町のシロヌメリイグチから食品衛生法の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。県によると、1キロ当たりの放射性セシウムは御殿場市のキノボリイグチが210ベクレル、小山町のシロヌメリイグチが130ベクレル。県は関係機関や事業者に採取や出荷の自粛を呼び掛けるとともに、県民に注意喚起している。


静岡県周辺の放射能汚染の詳細地図化とその意義
http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/etc/121027JASDIS.pdf















ETV特集 ネットワークでつくる放射能汚染地図(2/2)


NNNドキュメント THE 放射能 人間vs.放射線 科学はどこまで迫れるか?





http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/755.html

[政治・選挙・NHK233] <山本太郎>希望の党の野党破壊工作で皆を疑心暗鬼に陥れる。裸の王様・女王様2トップに向け邁進中だが、彼らの政策は空っぽ。








































「玉城デニーさんが無所属になるということは、私一人いなくなると、政党要件を満たせなくなる」 混乱した政局については「ストーリーを描いている人がいるはず」


【全編動画】
「(玉城)デニーさんが無所属になるということは、私一人いなくなると、政党要件を満たせなくなる」 混乱した政局については「ストーリーを描いている人がいるはず」――自由党・山本太郎参院議員が語る 2017.9.30
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/399404


消費税は廃止できる!税金は富裕層から!山本太郎・街頭演説2017.09.29




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/313.html

[国際20] スペインのカタルーニャ州で独立投票、政府の阻止行動で大混乱!投票所を武装警官が封鎖も!
スペインのカタルーニャ州で独立投票、政府の阻止行動で大混乱!投票所を武装警官が封鎖も!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18454.html
2017.10.01 20:00 情報速報ドットコム



カタルーニャ

スペインのカタルーニャ自治州で独立を問う住民投票が行われていますが、この投票を巡ってスペイン全土を巻き込む大騒動に発展しています。

スペイン政府はこの投票を「憲法違反だ」と指摘しており、投票所に武装警官を配備して事実上の閉鎖としてしまいました。これに対してカタルーニャ自治州の住民らは強く反発し、各地の投票所で住民と警察官の小競り合いが発生。

一部の投票所で投票箱などを押収され、同時に住民側の反発や怒りの声が高まっています。

カタルーニャ州は予定どおり日本時間の10月2日午前3時まで投票を続けるとしていますが、依然として緊張状態が継続中です。

*カタルーニャ州の独立運動は2010年頃から活発化。数十万人規模のデモ運動も発生するなど、住民全体から独立を求める声が頻発していました。


カタルーニャで独立問う住民投票
https://jp.reuters.com/article/idJP2017100101001477
2017年10月1日 / 17:31 ロイター

 【バルセロナ共同】スペイン北東部カタルーニャ自治州(州都バルセロナ)は1日、中央政府や憲法裁判所の違憲判断を無視し、分離独立を問う住民投票を強行した。中央政府のラホイ首相は「国家秩序を破壊する犯罪行為」として強制的に阻止するよう警察に命令。投票を求める住民と警官隊が投票所の周辺で衝突、バルセロナ市長は、負傷者が460人以上に達したと述べた。

 同自治州は人口約750万人で、うち有権者は約530万人。プチデモン州首相は「賛成多数なら48時間以内にカタルーニャ共和国の独立を宣言する」と表明し、2300カ所の投票所を用意して投票を促していた。


スペイン カタルーニャ州の住民投票開始も混乱
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171001/k10011164091000.html
10月1日 20時41分 NHK



スペイン北東部のカタルーニャ州で、スペインからの独立の賛否を問う住民投票が始まりました。しかし中央政府は、投票は憲法違反だとして、警察が、一部の投票所の封鎖に乗り出し、住民との間で衝突に発展して複数のけが人も出ており、混乱が広がっています。

スペイン第2の都市バルセロナを中心とする北東部のカタルーニャ州は、独自の言語や文化を持ち長年スペインからの独立運動が続いていて、日本時間の1日午後4時ごろから独立の賛否を問う住民投票が始まりました。

州政府は、投票の結果独立賛成が過半数を占めれば一方的にスペインからの独立を宣言するとしています。

しかし中央政府は、投票は憲法違反で無効だとして実力で阻止する措置に乗りだし、一部の投票所で投票箱などを押収したことを明らかにしました。

各地の投票所では投票しようとする住民とこれを阻止する警察の機動隊との衝突にも発展し、一部では、警察がゴム弾を発射するなどしてけが人も出ています。

カタルーニャ州は、プチデモン州首相をはじめ州の幹部が投票したと発表し、予定どおり日本時間の2日午前3時まで投票を続けるとしていますが、混乱の中投票が最後まで行われるのか予断を許さない情勢です。

投票に踏み切った州政府と実力阻止に乗り出した中央政府の対立が、一層先鋭化するのは避けられず、カタルーニャ情勢は混迷を深めています。

カタルーニャ州内の投票所では



カタルーニャ州内の投票所では、警察によって施設が閉鎖されないようにと、前日から住民が居座って投票の準備を進めてきました。

このうちバルセロナ郊外にある小学校では、朝早くから数百人が集まり、警察が介入しないよう住民たちが見守る中、投票箱や投票用紙が運び込まれました。

この投票所では、有権者を照合するシステムが警察によって一時閉鎖されたため投票の開始が遅れたものの、システムはおよそ1時間後に復旧し、訪れた住民が次々と1票を投じていました。

娘とともに投票した女性は、「カタルーニャの市民としての権利を果たせてとてもうれしいです」と話し、80代の男性も「あまりのうれしさにひざの痛みがなくなるほどでした。満足しています」と感慨深げに話していました。

カタルーニャ州首相「警察の暴力は国の恥」

みずから投票を終えたカタルーニャ州のプチデモン州首相は記者団に対し、「住民に対する警察による暴力はスペインの恥だ」として、警察の行動を厳しく非難するとともに、「こうした暴力に立ち向かった住民たちの勇気や尊厳を忘れない」とも述べ、投票所を守ろうとした住民の姿勢をたたえました。


カタルーニャ独立問う住民投票へ 大規模衝突も懸念(17/10/01)



カタルーニャ独立投票、「絶対阻止」と政府 投票所封鎖へ|動画ニュース JNN



































【BBC】スペインからの独立派が過半数に カタルーニャ州議会選

スペイン北東部のカタルーニャ自治州で27日に州議会選挙が実施され、スペインからの独立を求める勢力が過半数の議席を得ました。

独立派が喜びを爆発させる一方で、反対派は、きちんとした住民投票で民意を問うべきだと。BBCのトム・バーリッジ記者が現地で開票結果を受け止める市民にインタビューしました。

BBC Newsサイトの関連記事はこちらです。
http://www.bbc.com/news/av/world-europe-34376868/catalonia-vote-nationalists-win-elections




http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/734.html

[政治・選挙・NHK233] ついに新党結成を決断!! <民進党>枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討! 希望に反発、前議員の救済目指す! 






















<民進党>枝野氏ら新党結成へ 党名「民主党」を検討
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000006-mai-pol
毎日新聞 10/2(月) 2:30配信


記者の質問に答える民進党の枝野幸男代表代行=衆院第一議員会館で2017年10月1日午前11時13分、西本勝撮影

 民進党の枝野幸男代表代行は1日、希望の党に合流しない民進党前衆院議員らを集めて、新党を結成する方針を固めた。希望の党が民進党の全員合流を認めないことに反発した。希望に参加できない前衆院議員を救済するための受け皿を目指す。党名は「民主党」を検討している。

 新党には赤松広隆元衆院副議長(愛知5区)、佐々木隆博氏(北海道6区)、辻元清美氏(大阪10区)、阿部知子氏(比例南関東)らが参加する見通し。民進党参院議員からは相原久美子、有田芳生、江崎孝、神本美恵子(いずれも比例)の4氏らが参加を検討している。

 無所属で出馬することを表明した野田佳彦前首相は、自らのグループから希望の党に参加するメンバーもいるため、新党への参加には慎重とみられる。岡田克也元代表も参加しない見通しだ。

 枝野氏は1日朝、前原誠司代表に電話で「民進党の理念や政策を実現する前提が違うなら納得できない」と伝えて会談を求め、同日夕、前原氏と党本部で会談した。会談には希望の党の若狭勝前衆院議員と候補者調整の協議を進めている玄葉光一郎総合選対本部長代行も同席して協議したが物別れに終わった。

 会談で玄葉氏は枝野氏に対し、「民進党から150人、希望の党から50人」を擁立する調整を進めていると説明した。民進党は全国で210人超の候補擁立を内定していた。玄葉氏の主張通り150人が受け入れられたとしても、約60人が希望に合流できない。

 枝野氏側は両院議員総会などで方針撤回を求めることも検討したが、希望の党への合流に賛成する議員も多いとして断念した。排除された前衆院議員らはこのままでは、無所属で立候補せざるを得なくなるため、新党を結成する。無所属で出馬した場合、比例代表との重複立候補ができず、政見放送に出られないなど運動も制限される。

 新党は共産、社民両党との選挙協力を行う方針だ。枝野氏側は前原氏に2日昼までに民進党から希望の党に参加できるメンバーのリストを明示するよう要求。前原氏が明確にできなければ新党に踏み切る考えだ。【影山哲也】



















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/314.html

[戦争b21] イラク歴戦の狙撃手、ハウィジャ奪還作戦で死亡 「ISを320人殺した」(AFP)
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からイラク北部モスルを奪還する作戦に参加中の、イスラム教シーア派系民兵組織「人民動員隊」のベテラン狙撃手アブ・タフシン・サルヒ氏(2017年4月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/HAIDAR MOHAMMED ALI


イラク歴戦の狙撃手、ハウィジャ奪還作戦で死亡 「ISを320人殺した」
http://www.afpbb.com/articles/-/3145051?cx_position=12
2017年10月1日 17:30 発信地:バスラ/イラク


【10月1日 AFP】「狙撃手のシャイフ(長)」として名をはせたベテラン狙撃手アブ・タフシン・サルヒ(Abu Tahsin al-Salhi)氏(63)が、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が制圧していたイラク北部ハウィジャ(Hawija)の奪還作戦中に死亡した。サルヒ氏が属する民兵組織が9月30日に明らかにした。

 サルヒ氏は1973年の第4次中東戦争に参加した経験もあるベテラン狙撃手で、これまでに少なくとも320人のIS戦闘員を射殺したと語っていた。だが、政府軍のIS掃討作戦に参加しているイスラム教シーア派(Shiite)系民兵組織「人民動員隊(Hashed al-Shaabi)」のアフメド・アサディ(Ahmed al-Assadi)報道官によるとサルヒ氏は9月29日、IS最後の拠点ハウィジャに向けて進軍中にイラク北西部で殺害された。

 サルヒ氏の葬儀は9月30日、イラク南部の港湾都市バスラ(Basra)近郊で営まれた。同氏と親しかったアフマド・アリ・フセイン(Ahmad Ali Hussein)氏によれば、仲間の兵士らの間でサルヒ氏は「狙撃手の長」、「タカの目」などと呼ばれていた。

 大柄で白髪交じりの顎ひげを生やしたサルヒ氏は、白と黒のチェック柄スカーフと指なし手袋を身に着けてオフロードバイクを乗りこなし、オーストリア製のライフル銃「ステアー(Steyr)」を常に携帯していた。

 人民動員隊の動画の中で、サルヒ氏は狙撃手として過ごした人生を振り返っていた。1973年の第4次中東戦争でイラク部隊に参加しゴラン高原(Golan Heights)で戦ったことを皮切りに、サダム・フセイン(Saddam Hussein)時代のイラクでイラン・イラク戦争(1980〜88年)、クウェート侵攻(1990年)に参加し、フセイン政権崩壊につながった2003年のイラク戦争では米国を相手に戦った。

 サルヒ氏は動画の中で「今日はやつら(ISの戦闘員)を2人殺した。話にならん。俺は最低でも4人やるんだ」と話していた。「(2015 年のISとの戦いで)俺はやつらを173人殺した。今では320人だ」 (c)AFP



http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/197.html

[原発・フッ素48] 福島産米を許容する郡山市・三春の事故7年目の葬式は15%増、相馬・南相馬は別(2017年8月福島産米を許容する郡末集計)
福島産米を許容する郡山市・三春の事故7年目の葬式は15%増、相馬・南相馬は別(2017年8月末集計)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2299.html
2017/10/01(日) 19:48:13 めげ猫「タマ」の日記


 福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米を許容する割合は
  福島県郡山市・三春町  76%
  福島県相馬市・南相馬市 23%
で、郡山市が断然に多くなっています。福島県の2017年8月中の人口動態(2)が発表になったので、各年3−8月の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市・三春町を合計した葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−8月) 1,510人
 事故7年目(2017年3−8月)1,738人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1以下でした。

同じく福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−8月)  630人
 事故7年目(2017年3−8月) 639人
で殆ど増えていません。これでは怖くて今年も福島産米が食べれません。

 福島では皇居で行われる新嘗祭(にいなめさい)に献上する献穀米の抜穂祭(ぬいぼさい、御料米の稲刈りのこと(3))が行われたそうです(4)。福島は新米の季節です。以下に昨年(2016年度)の福島産米・全量全袋検査数を示します。


 ※(4)を集計
 図―1 福島産米全量全袋検査数

 図に示す通り郡山市がトップです。以下に位置を示します。
 原発事故で福島は汚染されました。


 ※1 (5)のデータを(6)に示す手法で10月1日に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図−2 郡山市・三春町、相馬市・南相馬市といわき市

 図に示す様に事故から6年半以上が過ぎましたが福島県郡山市辺りでは国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(8)エリアが広く広がっています。福島産米は汚染された台地で作られています。それでも安倍出戻り総理は福島産は「安全」だと主張しています(9)。

 安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(10)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(11)(12)。

 またオスプレイについても安全を主張していますが(13)、ここ1年、ここ数日を見ると
 2016年12月13日夜、沖縄本島の東海上で空中給油訓練中に墜落、2名が負傷(14)。
 2017年 1月29日イエメン中部のバイダー県でハードランディングし、3名の負傷(14)。
 2017年 8月 5日オーストラリアクイーンズランド州ロックハンプトン沖で、普天間飛行場所属のMV-22が輸送揚陸艦に着陸する際、船尾に機体が接触して墜落。3人が行方不明(14)。

 2017年 8月29日エンジントラブルで大分空港に緊急着陸(15)
 2017年 9月29日エンジンオイル漏れで新石垣空港に緊急着陸(16)
 2017年 9月29日中東で墜落し米兵2人が負傷(17)
です。1年の間に墜落3回、一月の間に墜落1回、緊急着陸2回です。およそ「安全」などとは言えません。安倍出戻り総理は「安全」であろうが無かろうが「安全」と強弁する性癖があります。彼の「福島産」は安全と言葉を(=^・^=)は信じてよいか分かりません。そこでこれから本格化するであろう福島産米が「安全」か否か調べて見ることにしました。

 農水省は福島産米は全袋検査で安全が担保されていると主張しています。


 ※1(18)を引用
 ※2 縦横比はいじってます。
 図―3 福島産米は全袋検査で安全が担保されていると主張する農水省

 福島産米の全袋検査は事故後に導入された検査です。その精度を担保するには従前の検査との比較データが必要です。でも、(=^・^=)が調べた限りそのようなデータは見当たりません。それどころが報道等のから推計すると1キログラム当たりで基準値100ベクレルに対し75ベクレル以上の誤差がり、安全を担保するだけの精度はありません(19)。福島産米で実施される検査は精度不明の検査であり、このような検査で「安全」を担保することはできません。

 それでも、福島産米を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産米は「安全」と言えるかもしれません。ただし避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えません。

 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(20)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(21)。

 福島県のひらた中央病院が福島産米を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米を許容すかのアンケート結果
 ※ (1)を集計


 表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米を許容する方は23%ですが、福島県郡山市・三春町では76%が共に許容しています。いわき市はその中間です。そこで郡山市・三春町と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。

 各年3−8月のの福島県郡山市と三春町合計の葬式(死者数)数を示します。


 ※1(2)を各年3−8月で集計
 ※2 震災犠牲者は(22)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県郡山市・三春町の各年3〜8月の葬式(死者)数

郡山市と三春町の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−8月) 1,510人
 事故7年目(2017年3−8月)1,738人
で、事故前に比べ15%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1以下かでした。

 以下に相馬・南相馬市の各年3月〜8月までの葬式数を示します。


 ※1 (3)を各年3月〜8月で集計
 ※2 震災犠牲者は(22)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―5 福島県相馬市・南相馬市の各年3月〜8月の葬式(死者)数

 福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−8月)  630人
 事故7年目(2017年3−8月) 639人
で殆ど増えていません。

 以下に各年3月から8月の福島県いわき市の葬式数を示します。 


 ※1(2)を各年度で集計
 ※2 震災犠牲者は(21)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―6 福島県いわき市の各年3〜8月の葬式(死者)数

 いわき市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−8月) 1,943人
 事故7年目(2017年3−7月)2,029人
で、事故前に比べ11%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。


 ※表―1と本文で作成
 図―7 葬式(死亡)増加率と福島産米を許容する割合

 図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。これでは怖くて今年も福島産米が食べれません。 

 以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(23)による。



<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 安全と言えないものを「安全」と主張し、森・加計の疑惑隠しの為の解散を「国難突破解散」と強弁する安倍出戻り総理(24)では福島の皆様は不安だと思います。
 福島県福島市の農協がPRの為に福島県知事にブドウを贈ったそうです(25)。福島県福島市はブドウの季節です(26)。同市産のブドウは深い紫色やさわやかな翡翠色が高級感を漂わせ、しっかりとした甘さが楽しめるそうです(27)。 福島県は福島産ブドウを「安全」だと主張しています(28)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ブドウはありません。


 ※(29)を引用
 図―8 福島産ブドウが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2299.html
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)福島県の推計人口(平成29年9月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)抜穂祭|お知らせ|伊勢神宮
(4)磐梯の水田で抜穂祭 皇居・新嘗祭への献穀米 | 県内ニュース | 福島民報
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)平成29年7月6日 日EU共同記者会見 | 平成29年 | 総理の演説・記者会見など | 記者会見 | 首相官邸ホームページ
(10)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(11)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(12)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(13)オスプレイ 安全性十分に確認済み 安倍総理 - エキサイトニュース
(14)V-22の事故 - Wikipedia
(15)米軍オスプレイが大分空港離陸 エンジン修理終え  :日本経済新聞
(16)オスプレイ、相次ぐトラブル 石垣空港に2機が緊急着陸、滑走路閉鎖 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
(17)シリアでオスプレイ墜落、普天間配備と同型か  :日本経済新聞
(18)東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う各国・地域の輸入規制強化への対応:農林水産省中のの「1.日本語版(全体版)(PDF:3,631KB)」
(19)めげ猫「タマ」の日記 福島産米全数・全袋検査の測定誤差は75ベクレル以上
(20)JA郡山市|事業PR
(21)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(22)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(23)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(24)「国難突破」か「自己保身」か=解散名称めぐり与野党【17衆院選】:時事ドットコム
(25)トピックス | JAふくしま未来
(26)旬のくだもの情報
(27)特産品情報 | 地区別くらし情報 福島地区 | JAふくしま未来
(28)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(29)イトーヨーカドー 福島店



http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/758.html

[政治・選挙・NHK233] 中央でも地方でも、希望の党によるリベラルいじめ。民進党は、立ち往生。候補者たち「我々は、切り捨てられるのか」 
中央でも地方でも、希望の党によるリベラルいじめ。民進党は、立ち往生。候補者たち「我々は、切り捨てられるのか」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3c37e03f8e4e2a17b8acac83262b8081
2017年10月01日 のんきに介護


希望の党の候補者が席巻しても民進党の候補者は、

「候補者を自党(民進党)では公認せず、判断を希望の党に委ねる」

という、

前原の一筆があるため指を咥えて見ているだけ。

しかし、不満を吐く前に、

前原は、

自分たちが担ぎ出した代表だということ思い出すべきではないか。


〔資料〕

「<衆院選宮城>「私たち地方議員は使い捨てか」民進県連幹事会、荒れ模様」

   河北新報(10/1(日) 13:30配信 )

☆ 記事URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171001-00000015-khks-pol

 小池百合子東京都知事が率いる新党「希望の党」への合流方針を巡り、民進党宮城県連が30日に仙台市青葉区のホテルで開いた幹事会は衆院選(10日公示、22日投開票)の立候補予定者や地方議員の不満が一気に噴出した。希望からの公認見通しが立たないことへのいら立ちも相まって、協議は荒れ模様となった。

 「(合流には)納得できない。私たち地方議員は使い捨てにされるのか」。非公開で行われた幹事会で口火を切った女性県議は「こんな政党なら出て行く」と怒りをぶちまけた。

 宮城5区に立候補予定の安住淳県連代表が「文句を言うな。使い捨てにされるのはわれわれ候補者だ。公認を外されたんだぞ」と声を荒らげて応戦。周囲が「腹を立てているのは全員同じだ」と2人をなだめたが、女性県議は開始約20分で部屋を飛び出した。

 民進が擁立を予定していた宮城1〜5区の一部で、希望が候補の差し替えを検討していることにも議論が及んだ。

 選対本部長の桜井充県連代表代行は「(民進の)公認候補を差し置いて希望が候補を立てるなら、私は自民党や共産党の候補のマイクを握る」と不快感をあらわにした。

 一方、安住氏は「『こんなことが許されるのか』との思いはあるが、(前原誠司)代表と小池知事の協議を待つしかない」と冷静に話した。

 幹事会終了後、記者会見した安住代表は「激動の1週間だった。どうなっているのか心配している人は多い」と語り、怒号が飛び交った状況については「マイクがなかったから大きな声を出さざるを得なかった」と取り繕ってみせた。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/315.html

[経世済民123] 東芝メモリ決着、買い手が二転三転した本当の理由(週刊ダイヤモンド)


東芝メモリ決着、買い手が二転三転した本当の理由
http://diamond.jp/articles/-/144180
2017.10.2 週刊ダイヤモンド編集部 


本命の買い手候補が二転三転した東芝の半導体子会社、東芝メモリの売却交渉が9月20日、ようやく決着した。売却先の選定が混迷した本当の理由を探ると、日本経済に共通する大きな課題が見えてきた。(「週刊ダイヤモンド」編集部 千本木啓文/委嘱記者・村井令二)

 二度、俵に足が掛かった後、うっちゃりを決めての逆転劇──。東芝メモリ争奪戦は韓国の半導体メーカー、SKハイニックスを含む日米韓連合の勝利に終わった。

 当初は、東芝メモリの事業パートナーで半導体工場を共同運営する、米ウエスタンデジタル(WD)が本命視されていたが、強硬な交渉姿勢が裏目に出て、敗北につながった格好だ。

■嫁取り合戦は混迷

 紆余曲折の期間は7カ月以上。売却先の決定に至る過程は、情報リークによる競合つぶしや前言撤回が当たり前の、ルールを度外視した戦いだった。

 何しろ東芝メモリは優良企業だ。同社の半導体フラッシュメモリーは、米アップルのiPhoneをはじめスマートフォンの主要部品。来るビッグデータ時代のキラー製品でもあり、メーカーにとっては、これを競合他社に奪われれば死活問題になる。

 それ故、この優良企業の売却交渉は、花嫁を男たちが奪い合う“嫁取り合戦”の様相を呈した。だが、東芝メモリの“嫁ぎ先”選びは幸福感に満ちたものではない。なぜならその目的が、親である東芝の借金返済だからだ。

 東芝は借金取りの銀行から、売却益で融資を返済するよう急かされていたが、東芝にとっても、売却を急ぎたい事情がある。来年3月までに売却できなければ2期連続の債務超過となり、上場廃止が避けられなくなるのだ。

 この嫁取り合戦をさらに複雑にしたのが、産業革新機構や日本政策投資銀行という“手下”を連れて介入した経済産業省だ。

 経産省は、まさにニッポン半導体ムラの村長で、ムラに住まう没落名家・東芝家の婚活に口を出し続けることになる。

 村長の意向は「美しい花嫁をムラ(日本)から出さないこと」だ。だが、これは、花嫁の親である東芝自身の望みでもあった。まさに「持ちつ持たれつの関係」で、東芝メモリを日本に残すことが、売却交渉の至上命題になっていく。

■2陣営で綱引き繰り返す

 そして、この構造を見抜き、最後まで争奪戦に残ったのが、二つの海外勢力。両勢力とも、東芝メモリを他人に奪われたくない半導体メーカーと、その思惑に乗った投資ファンドのコンビネーションによって革新機構と政投銀を担ぎ出し、それぞれの陣営を形成した。

 まず一つ目の陣営が、東芝メモリと主力工場を共同運営する“同棲相手”で結婚を当たり前だと考えているWDを中心に、米投資ファンドのKKRと結び付いた日米連合だ。WDは、同社の同意なく東芝メモリを売るのは「契約違反」として売却の差し止めを求める訴訟を起こし、強気のアプローチで攻め続けた。

 もう一方の陣営は、表向きソフトな交渉姿勢を保った日米韓連合だ。米投資ファンドのベインキャピタルを幹事役として、ハイニックスなどが参加する。ハイニックスは東芝メモリの競合相手であるため警戒されているが、当初は「融資のみの参加」を建前にアプローチした。この2陣営は、片方が優勢に立つともう片方が「ちょっと待った」と叫び、譲歩案を提示するパターンを繰り返した。

 そして、この綱引きの裏では「どこでもいいから早く決めてほしい」と早期決着を求める主力行と、「より良い条件を求めて結論を焦るべきではない」と熟考を促す経産省らの思惑が入り乱れた。東芝社内でも意見が割れ、綱川智社長のリーダーシップの欠如もあらわとなる。

「相手は強盗と詐欺師」──。これは、交渉の最終局面で、ある政府系の関係者から飛び出した過激な発言だ。「片方は強欲な人で、片方は怪しげな人。東芝はどちらがいいのか決め切れない」との乱暴な例えは、交渉が極限状態にあることをうかがわせた。

 この争奪戦に幕を引いたのは主力行の最後通告だ。銀行は「9月20日までに東芝が売り先を決められなければ、地方銀行との協調融資が崩れかねない」(主力行首脳)とデッドラインを引いたのだ。

 最後までWDは大本命であり続けたが、結果的にWDの強硬姿勢があだとなった。

 米国企業にとって交渉に訴訟を活用するのは一般的だが、東芝がこのやり方に強く反発した。

 さらに、WDが東芝メモリの経営権の取得に意欲を見せたことも東芝の不信を呼び、WDの「将来的な議決権」の在り方は、最後まで交渉のネックになった。

 WDは最終局面で、議決権を放棄する大幅な譲歩案を示したが、それは東芝が日米韓連合への売却を決める前日。「時間切れ。しかもペーパー3枚足らずの生煮えの案だった」(交渉関係者)。



■急ごしらえの「寄せ木細工」

 こうして見事、嫁取り合戦に勝利した日米韓連合だが、実はこちらもWDの最終譲歩案に負けず劣らず急ごしらえの産物だ。

 日米韓連合に参加することが決まった革新機構と政投銀は「東芝がWDと訴訟で争っていれば出資はできない」(機構幹部)との立場を一貫して主張し、訴訟リスクが解消するまで出資を見送る。

 これにより、当初の資金は連合に参加する企業が肩代わりする一方で、カネを出さない革新機構と政投銀は議決権を確保するという複雑怪奇なスキームができた。

 結果、革新機構と政投銀に配慮して急ぎ肩代わり出資を集めたため、参加企業は8社という大所帯に膨れ上がった。

 フラッシュメモリー世界トップの韓国サムスン電子は2兆円規模の追加投資で独走態勢に入っている。世界2位の東芝メモリも、それに対抗するため、経営判断を迅速に行う必要があるが、その株主は、主要顧客のアップルや米デルなど利害関係者が入り乱れた「寄せ木細工」の連合で、今後の事業運営に懸念を残している。

 そもそも、この案では「将来の議決権問題」は解決されていない。当初は、融資で参加としていたハイニックスは、投資ファンドのベインから保有株を買い取れば、東芝メモリの議決権が高まる。東芝メモリの競合であるハイニックスが影響力を強めれば、「船頭多し」の混乱に、さらに拍車が掛かるだろう。

          
SKハイニックスは日米韓連合に参加。将来、議決権ベースで15%の東芝メモリ株式を取得する権利を得た Photo:AFLO

 もっとも目先の問題はさらに深刻だ。WDは5月に国際仲裁裁判所に東芝メモリの売却中止を提訴して以降、矢継ぎ早に訴えを起こし続けてきたが、その怒りの火に油が注がれている。

 東芝が日米韓連合を選んだのを受けて、WDは9月26日に東芝メモリ売却の暫定差し止めを求めたと発表し、訴えをまた追加した。仮処分は、12月から来年1月ごろに出される見通しだが、視界の霧は濃くなるばかりだ。

 日比谷中田法律事務所の副田達也弁護士は「仲裁の暫定差し止めの判断が執行力を持てば、東芝は(数年先になる)仲裁の判断が確定するまで東芝メモリを売却できない可能性が高い」とみる。

 これでは、東芝メモリを年度内に売却して東芝株の上場廃止を回避するという当初のシナリオは瓦解する。もともと売却決定が遅れに遅れており、各国の独占禁止法の認可が3月末に間に合うかという課題を心配する以前の問題だ。

      

■日本企業の課題が浮き彫り

 東芝メモリ売却の顛末を見てみると、幾つかの教訓が浮かび上がる(表参照)。

 最大の課題は、国が民間企業の売却交渉に介入することの限界だ。

 2016年のシャープ争奪戦に敗れた経産省は「日本にフラッシュメモリーの技術を残す」ことを大義名分に、東芝メモリの売却交渉にも積極的に関与し、自ら当事者として交渉に参加した。

 そもそも「国が乗り出さざるを得なかった」(経産省幹部)のは、重要産業であるフラッシュメモリーの買収に乗り出す日本企業がいなかったためだという。

 確かに、東芝メモリの買収に手を挙げた日本企業は皆無。名乗りを上げたのは海外企業ばかりで、半導体産業にリスクを取れない日本企業の姿も露呈した。

 国の介入がなければ売却先は入札で高い買収額を提示した台湾の鴻海精密工業となったかもしれないが、ふたを開けてみれば、東芝メモリを買収する日米韓連合に韓国の競合メーカーが参加したのは、皮肉なオチになった。

 産業史に残るであろう東芝による子会社の売却劇は、政府とメーンバンク、民間企業との関わり方をこれからも問い続ける。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/823.html

[経世済民123] “汚染大国”中国がEVへと舵を切り始めた本当の思惑(ダイヤモンド・オンライン)
ホンダは今年9月のフランクフルト・ショーで電気自動車の“アーバンEVコンセプト”を発表したEV専用プラットホームを使って開発するモデルでこのショーをベースにした市販モデルを2019年に発売する予定だという(ボディサイズ/モーターなどのスペックは未公表)。エンジンの場合は排出ガス規制が地域と国で異なるがEVは“排出ガスを出さない”点で世界共通の対応ができる


“汚染大国”中国がEVへと舵を切り始めた本当の思惑
http://diamond.jp/articles/-/143986
2017.10.2 CAR and DRIVER:総合自動車情報誌  ダイヤモンド・オンライン


欧州のEV気運が中国に飛び火
世界最大の自動車需要国はどう動く?


 フランスは「2040年に内燃機関(ガソリンエンジンとディーゼルエンジン)搭載車の販売を禁止する」と宣言、イギリスもこれに同調した。欧州でいま、電気自動車(EV)待望論が急速に盛り上がっている。この流れが中国に飛び火した。9月中旬、現地での報道によると、中国工業情報省が「化石燃料車の生産・販売禁止の時期について関係部局との検討を開始した」という。世界最大の自動車需要国が本当にEV(電気自動車)へと舵を切るのか、世界の自動車産業が注目している。

 中国の新華社通信などによると、中国工業情報省の高官が天津市で開催された自動車フォーラムで「大気汚染を引き起こす化石燃料車の規制を目指して検討を開始した」と語ったという。近い将来、ガソリンまたは軽油を使用する乗用車について生産・販売の禁止時期を定めるようだ。いつまでに禁止時期を決定するかに関しては言及せず、現在は「検討を指示した」段階だという。

 工業情報省は、ガソリン車とディーゼル車の排出ガスが「深刻な大気汚染を引き起こしている」とコメントした。だが、中国の大都市で冬場に発生するPM2.5による大気汚染は石炭暖房が最大の原因であることは日本の研究機関が証拠をつかんでいる。中国から日本に飛来するPM2.5を分析したところ、それが“石炭の燃えかす”だという実態が数年前に明らかになった。しかし、中国政府は「急増した自動車の排出ガスが問題だ」と公表している。今回の工業情報省の発言も、この政府見解に沿ったものだ。

 化石燃料車の生産と販売規制の背景について、経済の専門家の多くは「原油輸入量が急増している。これが規制をする最大の原因だろう」とコメントしている。中国は重慶などの油田を持つ産油国だが、現在は輸入量が急増している。その背景が自動車保有台数の拡大であり、最近5年間だけでも中国国内の自動車保有台数は1億台以上の純増。それに伴い、ガソリン消費量が急激に増えている。原油購入費用は、好調な自動車産業からの税収および外資と合弁事業を展開している国営自動車メーカーが得る利益で完全に賄えるといわれている。しかし、言い換えれば自動車産業の利益の相当部分が原油購入に充当されている、という実態が見えてくる。

 化石燃料規制の要因として、中国政府が奨励する技術的自立という視点も重要だ。既存のガソリンエンジン、ディーゼルエンジン、トランスミッションについて、中国の自動車産業は、ほぼ全面的に海外の技術に頼っている。燃料供給システムやターボチャージャーといった精密部品は、外資部品メーカーが中国生産している製品を購入する例が多い。中国資本のエンジニアリング会社は一時期、海外製品を分解して設計図面を作製するリバースエンジニアリングを得意としてきたが、その図面を購入する中国企業はめっきり減った。これから世界的に競争力のある自動車技術を生み出せるとしたら、EV関連しかない。

 いま中国には、世界各国から続々とEVベンチャー企業やEV研究者が集まっている。中国の企業、投資家、研究機関などが、EV関連技術の開発や量産設備に対して資金援助を行っているためだ。また、海外のEV研究者が中国企業にアイデアと技術を売り込むケースが増えてきた。過去、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの研究開発に参加したエンジニアは、世界規模で延べ数千万人に及ぶといわれるが、EVはまだその10分の1にも満たない。今後の発展に期待できる分野であり、だから中国政府は自動車技術の自立という観点で、EV開発を奨励している。

政治・ビジネス上の思惑も
中国のEVに競争力はあるか


 もうひとつ、中国政府は国内のそれぞれの地域でモーター、制御系、バッテリーなどを生産する体制を構築し、中国全土にくまなくEV量産のためのキーデバイス工場を設置し、稼働させる未来像を描いている。外資の自動車メーカーが中国でEVを生産する場合は、少なくとも海上輸送できないリチウムイオンバッテリーだけは中国製を調達しなければならず、そこにビジネスチャンスがあると中国政府は見ているのだ。

 フランスが40年にガソリン車とディーゼル車の販売を禁止するという宣言は各国で報道された。しかし、そこにハイブリッド車が含まれるかどうかは、あえて明言していない。VW(フォルクスワーゲン)とボルボの電動化宣言も“ハイブリッド込み”であり、当面は48V発電系を搭載するハイブリッドが中心になる。

 中国は来年から自動車メーカーごとに一定数の新エネルギー車(EV/PHEV)の販売を義務づけるため、現在、各メーカーは中国市場を対象にしたEV開発を急いでいる。しかし、EVに価格競争力があるかというと、現状では“補助金があれば”という条件つきになる。

 長い目で見れば、クルマは確実に電動化していくだろう。しかし、そこにはエネルギー政策や産業振興などを含めた政治的な思惑も関係している……という現実を覚えておいてほしい。 

(報告/牧野茂雄、まとめ/CAR and DRIVER編集部)




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/824.html

[政治・選挙・NHK233] 10月22日で安倍総理を辞めさせるシナリオー(田中良紹氏) 
10月22日で安倍総理を辞めさせるシナリオー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7lg9
1st Oct 2017  市村 悦延 · @hellotomhanks


「希望の党」が安保法制や憲法改正を巡る考えを入党の条件とする考えを

示したことで、民進党内部や共産党、社民党との間に軋轢が生まれている。

安倍政権の安保法制強行採決に反対し4野党共闘を進めてきた側から

反発が出る心情は理解できるが、

しかしそれはあまりにも短絡的で感情的な政治の見方である。

 現下のシナリオは10月22日に自公政権を過半数割れに追い込み、

歴代どの政権より劣悪な安倍政治をその日で終わらせるためのプランである。

つまり政権交代を本気で実現しようとしている。

だから安倍政権の安保法制強行採決は許されないが、

しかし翌日から政権を担うための現実的対応にも備えるのである。

 安倍総理の臨時国会冒頭解散は「森友・加計問題」を臨時国会で追及される前に

選挙で過半数の信任を得、国民から支持されたとして居直る狙いがあった。

そのため消費増税の使い途と北朝鮮情勢をこじつけて解散の大義とした。

 「希望の党」の出現がなければ総選挙で自公が過半数を超えることは

誰が見ても確実な情勢である。だからこそ安倍総理は解散に踏み切った。

そして11月初旬にはトランプ米大統領を迎えて日米同盟の強化を国民にアピールし、

それによって「森友・加計問題」を国民の念頭から消し去るつもりだった。

 しかし「希望の党」はそれを阻止する構えである。

そのためには政権を獲得したその日から米国や韓国と共に

北朝鮮情勢に対応しなければならない。

その時に2年前の安保法制強行採決はけしからんと言って

安保法制廃止の閣議決定を行えば、

日本の政治は鳩山由紀夫元総理が辺野古基地移設に反対を唱えた時と

同様の大混乱に陥る。

 辺野古基地移設は沖縄県民の反対を無視する政治の暴挙である。

従って移設に反対を唱えることは正論である。

しかし政治は正論を唱える事ではない。それを実現することである。

実現の手段も持たずに正論を主張すれば混乱するだけというのが

未熟な民主党政権の過去の教訓である。

 安倍総理に代わる新総理は11月初旬にトランプ米大統領を迎え

協力関係を国際社会にアピールしなければならない。

その時の政権与党が安保法制廃止を主張したのではその政権も短命に終わる。

それが占領されてから戦後一貫して米国の影響下に置かれてきた

日本政治の現実である。

 従って新政権は直ちに安保法制を廃止することはしない。

しかしそれは安倍政権の安保法制強行採決を是とすることを意味しない。

立憲主義を否定したやり方に反対することと現状ですぐ法律を廃止しないことは

政治的に何も矛盾しない。

 問題は「集団的自衛権を限定的に容認する」とした「限定的」の中身にある。

安倍政権の米国に対する従属姿勢は歴代政権の中でもとびぬけて強い。

表現は悪いがまるで足の裏を舐めるようである。

従って米国はこの政権を「使い走り」に使う。

都合が良いから安倍総理に良い顔をして見せるが腹の中では馬鹿にしている。

 そういう総理が集団的自衛権を容認したことは自衛隊を米国に差し出したに等しく

極めて危うい。同じく集団的自衛権を認めるにしても日本の国益を

最大限に考慮して対応する総理でなければ困る。

そして日本の国益を確保するにはかつての自民党と社会党が水面下で手を組み

「絶妙の外交術」を駆使して米国を翻弄したのと同じ構図が必要になる。

 「絶妙の外交術」とは米国の歴史家マイケル・シャラーが

『日米関係とは何だったのか』(草思社)で使った言葉だが、

かつての自民党は米国の軍事的要求に抵抗するため社会党と水面下で手を組み、

社会党に平和憲法に基づいた反対運動を起こさせ、

それを口実に軍事負担を少なくして経済成長を達成したことを指す。

 そのため自民党は社会党の議席を減らさないようにした。

かつての中選挙区制は自民党同士の戦いが激しく、

その間隙を縫って社会党は3分の1を超える議席を獲得することが出来た。

自民党はそれを容認することで対米外交を日本の国益に近づける「絶妙の外交術」を

駆使したのである。

 「安倍一強」の政治ではそれが出来ない。

すでに自民党単独では選挙に強くないのだが、公明党が選挙協力をするので勝てる。

しかも野党がバラバラに候補を立ててきたため自公政権は

選挙に勝ち続けることが出来た。

さらに安倍政権は「内閣人事局」を作って霞が関を完全支配し、

それが安倍総理による権力の私物化に拍車をかけた。

「森友・加計問題」はその結果である。

 これを打ち破るのに正論を主張するだけでは全く無理である。

現下のシナリオは米国の足の裏を舐める安倍総理に代わり、

米国と協調しながらも日本の国益を損なわない政権を作ることにある。

従って次期政権は安保法制を認めながら歯止めをかける勢力をも必要とする。

 「希望の党」が安保法制や憲法改正で「選別する」としていることは

そのためのステップと捉えるべきである。

つまり野党第一党になる「希望の党」は政権を取ったその日から

米国と混乱なく対応できる体制を取り、

一方で「選別」によって出来上がるリベラル勢力の塊とは対立しているように

見せながら、かつての「絶妙の外交術」を再現するのである。

 小選挙区制で自公を選挙で打ち破るには「1対1」の構図を作ることが必要である。

「希望の党」とリベラル勢力が競合すればこのシナリオは失敗に終わる。

そうなれば「安倍一強」の政治がこれからも続くことになる。

問題は総理夫人やお友達の関わる事業に税金が不当に使われようとした

歪んだ政治を日本国民が認めるかどうかにある。

 次の選挙で自公が過半数を取ればそれが認められたことになる。

それを認めないのなら現在のごたごたを一過性のものとして、

野党議員は「希望の党」を第一党に押し上げ、次いでリベラル勢力の塊を作り、

さらに水面下の候補者調整で「1対1」の構図に近づける努力をすべきである。

 小池百合子東京都知事は拉致問題で安倍総理と盟友関係にあった中山恭子氏を

引きはがしたのに続き、同じく盟友関係にあった大阪府の松井一郎知事と

選挙での棲み分けを約束した。ここでも安倍総理周辺に楔が打ち込まれた。

大阪の選挙区に「希望の党」は候補者を立てず「日本維新の会」の力によって

自民党を抑え込もうとする。

 従って大阪の小選挙区で立候補予定だった辻元清美氏は「希望の党」入りをしない。

彼女は「小池氏と私は右と左から挟み撃ちで安倍政権を打倒する」と言った。

それが次の選挙の意義を正しく言い当てている。

安倍総理を10月22日で退陣させるのが選挙の目的で

それは右からでも左からでもよい。

権力の私物化という歪んだ政治を終わらせるのである。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/316.html

[国際20] なぜアメリカ合州国は第四帝国なのか(マスコミに載らない海外記事)
なぜアメリカ合州国は第四帝国なのか
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-e5c4.html
2017年10月 2日 マスコミに載らない海外記事


Finian CUNNINGHAM
2017年9月27日
Strategic Culture Foundation

先週の国連での、トランプ大統領による北朝鮮を“完全に破壊する”宣言や、彼がアメリカの軍事力をまくしたてるのは、ナチス第三帝国が“総力戦”を言うのといい勝負だ。

トランプや彼の閣僚幹部が北朝鮮や他の反抗的な国々に対する“軍事的な選択肢”を、いとも気軽に口にするのは、国連憲章のみならず、ナチス指導部のニュルンベルク裁判で確立された国際法の原則にもまず間違いなく違反する。明らかな自衛行動でない戦争を威嚇に利用するのは“侵略”だ。

ドナルド・J・トランプ大統領のもとのアメリカ合州国は、戦争を始める自称の“権利”を、これまで以上にあからさまに採用している。北朝鮮に対する“自衛”という度を越した主張は、侵略の身勝手な言い訳だ。トランプが北朝鮮指導者金正恩は“長続きしないだろう”と言えば、その言葉は、アメリカが“宣戦布告”したと北朝鮮が考える合理的な根拠になる - 特に、“あらゆる選択肢”を用いるというアメリカによって繰り返される軍事的威嚇という文脈で。

国連総会でのトランプのやくざのごとき演説は、世界機関の平和構築という公式任務に対する衝撃的な拒絶だった。好戦的なトランプを、一部の評論家たちは、1938年-39年頃のニュルンベルクでの党大会におけるナチス演説になぞらえている。

アメリカ人評論家のポール・クレイグ・ロバーツは、アメリカは今や第四帝国、つまりナチス第三帝国の後継者だと、気味悪く要約した。

ポール・クレイグ・ロバーツのような名声ある人物が、そうした重大なコメントをするなら、耳を傾けねばなるまい。かけだしがふっかけている誇張した単なる口論ではないのだ。ロバーツ氏の業績は申し分がない。1980年代、ロナルド・レーガン政権で、彼は財務省次官補をつとめた。ロバーツ氏は、ウオール・ストリート・ジャーナルで編集者もつとめ、受章もしている著作者だ。尊敬される元政府部内者が、アメリカを“第四帝国”と呼ぶのは、アメリカがルビコンを超えている証しだ。

だが真実を言えば、アメリカはとうの昔にルビコンを超え、暗い領域に入っている。アメリカ国家を、ナチス・ドイツになぞらえるのは、単なる比喩ではない。 極めて現実的な歴史的なつながりが存在するのだ。

第二次世界大戦とナチス・ドイツ敗北の余波の中、1947年にアメリカ中央情報局(CIA)が創設されてから、今年で70周年だ。アメリカ人著者、ダグラス・ヴァレンティンが最近言った。節目は、CIA“70年間の組織犯罪”の象徴だ。

CIAとペンタゴンのアメリカ軍指導者たちは、多くの点で、ナチス・ドイツの継承者だ。第二次世界大戦後、何千人ものナチス軍、諜報機関幹部、科学者やエンジニアが、ペンタゴンや初期のCIAによって、すぐさま採用された。

1945年末、アメリカ統合参謀本部が承認したペーパークリップ作戦は、 ナチス・ミサイル技術を受け入れる上で極めて重要だった。ナチス親衛隊少佐、ヴェルナー・フォン・ブラウンや他の何百人ものロケット専門家たちが、アメリカ兵器開発と、NASA宇宙計画で貢献した。

アレン・ダレスや他の初期のCIA幹部(組織は、1947年まで、戦略諜報局OSSと呼ばれていた)が監督したサンライズ作戦で、ナチスの最高司令官たちが、裁判を逃れ、ヨーロッパから脱出するための“縄ばしご”を作った。アメリカCIAが支援・幇助したナチス幹部の中には、カール・ヴォルフ大将とラインハルト・ゲーレン少将がいた。

アメリカの諜報機関と軍と第三帝国残滓とのつながりが、CIAとペンタゴンという組織自体と、その対ソ連冷戦イデオロギーを生み出した。アメリカは、ヨーロッパ各国から盗まれたナチスの金で恩恵を受けたのみならず、アメリカは、第三帝国の諜報や、秘密の軍事技術を利用した。(例えば、David Talbotの著書、The Devil's Chessboard、on formation of CIA.を参照)

ラインハルト・ゲーレン少将は、戦後、ワシントンで仕事についたあと、ウクライナ・ファシストの多くの知己とともに、第二次世界大戦後の何十年間も、ソ連国境内で妨害工作を行う、ゲーレン組織を立ち上げた。

第二次世界大戦後、アメリカ合州国の権力構造は、二つになった。一方には、選出された議員たちと大統領による公式政権がある。もう一方には、CIAとアメリカ軍産複合体で構成される“秘密の政府”で本当に権力を持った人々がいる。

アメリカの“秘密の政府”あるいは“陰の政府”は、過去70年間、思い通りにしてきた。民主党、共和党、どちらの政治家が選ばれようと、政府政策に大きな影響はない。大企業権力という支配層エリートの要求応えるCIAと“陰の政府”が采配を振るっているのだ。言うことを聞かない大統領は誰であれ、1963年11月に暗殺されたジョン・F・ケネディのような仕打ちをうける。そこで選挙後、トランプがいくじなく降伏するわけだ。

ナチスの戦時略奪品からの資金があり、ロシア嫌いで、国際法を軽視するCIAとアメリカ軍は必然的に殺人マシンとなった。

第二次世界大戦からわずか五年後、アメリカは“世界共産主義を打ち破る”という名目で朝鮮と戦争を始めた。アメリカ1950年-53年の朝鮮戦争中に使ったの多くは新軍事技術は、ペーパークリップ作戦で採用されたナチス・エンジニアが開発したものだった。アメリカが朝鮮にふるった虐殺的破壊は、第三帝国が行った蛮行と違いはない。

過去70年にわたり、アメリカ支配者連中は、公然の戦争、クーデター、暗殺や代理戦争を世界中の何十もの国々にしかけてきた。このアメリカの破壊による世界の死者数は、2000万人と推計されている。

アメリカ指導者が“アメリカ例外主義”を褒めたたえるのは、戦略的権益を推進するための“覇権”と軍事力を行使する“権利”の婉曲表現だ。これは、他国の征服を正当化するために引き合いにだされていた第三帝国至高主義思考と何ら変わらない。

トランプと彼の閣僚が、北朝鮮を絶滅すると威嚇する際、精神構造には前例がないわけではない。第二次世界大戦以来、ほとんど全てのアメリカ指導者が、 “敵国”とされた国々に対する同じ一方的な武力行使を行ってきた。トランプが代表しているものは、同じ侵略を一層むき出しにしたものに過ぎない。

アメリカの暴力による世界中の恐るべき死亡者数に加えて、現在アメリカは、軍に、ロシアが使っているものの10倍、あるいは、続いて軍事支出の大きな九カ国が割り当てているものの10倍、毎年約7000億ドル使っていることに留意すべきだ。アメリカは、軍事基地世界中の100カ国以上に置いている。過去四半世紀、アメリカは恒久的な違法戦争状態にある。

アメリカが、直接の前身をナチス・ドイツとする、第四帝国だというのは決して誇張ではない。第二次世界大戦後の、ナチス要員と違法な資金によるCIAとペンタゴンの発展が、アメリカ支配者が、第三帝国のイデオロギーに染まるのを保証したのだ。

偏見のない人々にとって、アメリカ第四帝国の遺産伝承は明らかだ。侵略戦争、大虐殺、代理戦争、クーデター、暗殺部隊、大規模国民監視、マスコミ・プロパガンダと大規模拷問 - 全て何の罪も問われないままの独善。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2017/09/27/why-united-states-fourth-reich.html
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http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/735.html

[政治・選挙・NHK233] 若狭 勝さんて、どんな人? 
若狭 勝さんて、どんな人?
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/5bfd20096d9f44e2e71d1daa15c74798
2017年10月02日 のんきに介護


井上靜 Joe Inoue‏ @ruhiginoueさんのツイート。





この人、

何を自慢しているのだろう。

26年間、

検事をやってきてって、だからなんだ?

長生きした狸が

妖力をつけ、

人間を騙すようになったか。

ちなみに、僕が、

昭和26年生まれだってことは、

全然、関係なかったか。

もし、長年、

検事をやり続けたことが誇りなら

死ぬまでやるべきだろう。

また、担当した

事件で有罪とされた全員が冤罪とまでは言わないまでも、

あの裁判は異常!

なんて訴えていたらどうするんだ。

それでも自慢になるか。

同期の郷原さんが

「参議院選出馬の若狭勝弁護士、「法律実務家としての魂」はどこに?」。

という論稿を書いている。

そこに、

こんな彼への疑問が載っていた。

――長年特捜部に勤務し、「特捜の看板」を背負う中で、その謙虚さ、素直さを失ってしまったように思えた若狭は、テレビコメンテーターから政治家への転身の中で、法律実務家としての魂すらも売り渡してしまったのだろうか。――

☆ 記事URL:https://nobuogohara.com/2013/05/20/%E5%8F%82%E8%AD%B0%E9%99%A2%E9%81%B8%E5%87%BA%E9%A6%AC%E3%81%AE%E8%8B%A5%E7%8B%AD%E5%8B%9D%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%80%81%E3%80%8C%E6%B3%95%E5%BE%8B%E5%AE%9F%E5%8B%99%E5%AE%B6%E3%81%A8%E3%81%97/



この論稿を読みながら、

権力と対峙していた者が

権力を希求する人間に変貌する醜さを感じた。

根本にある卑屈さは

「長きにまかれろ」精神に由来するのではないか。

たとえば、その精神は、

こんな変わり身の早さとして現出する。





「あっち向いてホイ」の

条件反射的な言動だから、通常の者なら

矛盾と感じるのでも

そうは受け取れないってわけだね。

若狭さん、

似たようなこと、やってないか。


コメント

メディアへお金 (こころ)
2017-10-02 09:29:39

郷原さんはいつも的確ですね。

大手メディアにコメンテーターとして、あっちにもこっちにも出ていたのは、顔を売るためだったのでしょうね。
コメンテーターを選ぶ時には局が選んだ人も居るでしょうが、出すように指示があって出る輩もいるのでしょう。
我々からみれば、何で又こいつ?どうせ権力者側の発言しかしないじゃん!こんなのを何故出すの?と。

大手メディアには政府側から電通を介して5000億が渡っているとも聞きますから、これは噂レベルではなく事実に近いのだと思います。
それを考えるとなるほど…これが世論調査、支持率調査を盛るための匙加減にも使われているのではないかと思います。

自民党から出馬した時、ついに出たなと。
検察として正しい判断が出きる人なら、そもそも自民党からは出馬はしないでしょう。
資質を買われたのは、若狭が元々そっちの考え方の人間だったと言う事なのではないでしょうか。

若狭と小池のタッグで気付いたはず。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/322.html

[政治・選挙・NHK233] 金に汚く権威志向の本性が随所に現れる。嫌いだ、吐き気がする! <小池氏とツーショット3万円…公認予定者に請求>!! 








小池氏とツーショット3万円…公認予定者に請求
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00050017-yom-pol
10/2(月) 8:55配信 読売新聞

 希望の小池代表は1日、公認候補予定者との写真撮影に応じた。

 選挙用ポスターやチラシに使用できるが、撮影料として3万円を「徴収」した。党のトップと候補予定者の撮影を有料とするのは異例だ。

 撮影会場では、現金を手にした候補予定者が列をなし、順番に小池氏と握手するなどのポーズで写真に納まった。中には現金を忘れ、慌てて近くの現金自動預け払い機(ATM)へと走る姿もあった。

 希望は、立候補に必要な供託金など計600万円以上の負担も候補予定者に求めている。予定者からは「そんなに資金に困っているのか」との声も漏れた。








































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/324.html

[国際20] カタルーニャ独立投票、賛成派が9割で「勝利」(AFP)
スペインのカタルーニャ自治州バルセロナで、住民投票の投票締め切り後、お祝いをする人たち(2017年10月1日撮影)。(c)AFP/PAU BARRENA


カタルーニャ独立投票、賛成派が9割で「勝利」
http://www.afpbb.com/articles/-/3145095?cx_position=9
2017年10月2日 8:58 発信地:バルセロナ/スペイン


【10月2日 AFP】(更新、写真追加)スペイン北東部カタルーニャ(Catalonia)自治州で1日実施された独立の是非を問う住民投票は即日開票され、州政府によると独立賛成が90%を占めて勝利した。

 州政府の報道官は記者会見で、投票した226万人のうち202万人が独立賛成に票を投じたと発表した。ただ、有権者は530万人余りで投票者は半分以下にとどまった。

 これに先立ち、カルレス・プチデモン(Carles Puigdemont)州首相は1日、「数百万人」が投票したと述べ、同州が「独立国家となる権利を得た」と宣言した。

 一方、スペインのマリアノ・ラホイ(Mariano Rajoy)首相は「きょう、カタルーニャで住民投票なるものは行われなかった」と述べ、住民投票は阻止されたとの認識を示した。

 住民投票は中央政府の反対や裁判所による違憲判断を無視して強行された。地元当局によると、機動隊との衝突などにより844人が治療を要したといい、これまでにうち少なくとも92人の負傷が確認されている。(c)AFP




http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/736.html

[政治・選挙・NHK233] 大変だ! 安倍自民党が再度、盛り返しそうだ! 
大変だ! 安倍自民党が再度、盛り返しそうだ!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315898079.html
2017-10-02 11:39:40 半歩前へ


 希望の党が元民進議員に持参金を要求。「希望の党の公認が欲しかったら”500万円”振り込め」⇒振り込んで連絡なしの議員も⇒「振り込め詐欺か?」「新興宗教」・・・。

 こんな情報がネットに飛び交っている。小池新党が、公認申請料として300万円、それに加えて寄付金200万円の計500万円を振り込めと言った。

 30日の共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、500万円持参を「希望の党が“希望”」と大見出しで報じた。「希望の党が“希望”」には参った。お見事、ズバリ的を射た見出しである。

 これより先の9月28日の朝日新聞は、「持参金の振り込み要求」について次のように伝えた。

*************

 25日に設立されたばかりの新党にとって、全国展開のために不足しているのは地域に地盤を持つ人材と資金。民進には「100億円」(民進関係者)ともいわれる資金がある。

 すでに、落選して政界から離れていた近畿地方の元民主党衆院議員にも、新党側から「調査票を送って、600万円を振り込んでほしい。自動的に公認する」と立候補の打診があったという。  (以上 朝日新聞)

*************

 ネットが騒ぐのも当然だ。「振り込め詐欺」とどこが違うのか?それにしても小池百合子は聞きしに勝るエゲツナイ女だ。

 知事選、都議選までは厚化粧で装っていたが、国政選挙となった途端、「本番勝負」と思ったのか、本性を現した。こんな薄汚い手口は、過去の例がない。

「選別は致します」の「排除の論理」と、振り込め詐欺まがいの「持参金要求」は小池人気に大きく響こう。

 そこに民進党の自壊騒動で野党共闘の足並みが乱れた。

 こうした状況から安倍政権への逆風が、再び「追い風」に変わる恐れが出始めた。

 私たちはモリカケ疑惑追及を強めなければならない。傍観していたらまた自民党に足元をすくわれる。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/326.html

[政治・選挙・NHK233] モリカケ疑惑に触れない百合子氏に不信感/政界地獄耳(日刊スポーツ)
モリカケ疑惑に触れない百合子氏に不信感/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/201710020000193.html
2017年10月2日9時17分 日刊スポーツ


 ★希望の党に民進党がのみ込まれるという党代表・前原誠司プランの先行きが、あやしくなってきた。「おっさん政治打破」「しがらみのない政治」は結構だが、「希望の党代表・小池百合子を信用していいのか」という声が民進党内に広がり始めている。「無論安倍政権を倒すため、野党がまとまらなければという前原の思いも分かるが」と、ある民進党議員が言う。「小池はいまだに森友・加計疑惑にも言及しないし、安倍政権打倒も一言も言わない。そもそも首相・安倍晋三が言うように、『小池さんとは考えが近い』のだろう」。

 ★民進党や連合、同党支援者には「民進党は解体の覚悟で臨むが、リベラルを選別・排除するという小池に、憲法改正、安保関連法推進の踏み絵を踏まされ、党と連合の金と動員力だけを利用されている。黙っていていいのか」の声も多い。「政治家の出処進退は自ら決めるはずが、自民党政治一つ批判しない、ウルトラ右翼政党に入れてやるから、金持ってこいというありさまだ。前原の言うオール・フォー・オールのかけらもない」。

 ★先月28日、前原は両院議員総会で「どんな手段を使っても、安倍政権を止めなければならない」としたが、実行されたのは「どんな手を使っても」の部分だけ。「安倍政権を止める」は衆院解散以来、聞こえてこない。ただの金づる扱いの連合会長・神津里季生も、希望の党に反発を強める。

 ★民進党関係者は言う。「参院の民進党を利用して、民進党を生かせばいい。手続き的に可能ならばすべてをご破算にして、民進党から出たい候補者があれば、戻して公認すればいい。希望に行きたい候補者は行けばいいが、連合を含め支援は打ち切り。手弁当でやってくれ。ただ、そうなると希望サイドも、彼らを公認しないかもしれない。欲しいのはカネと連合の組織だったことが、はっきりする。とにかく直ちに森友・加計疑惑追及を再開し、安倍政権打倒を打ち出すべきだ」。希望の党の化けの皮がはがれつつある今、民進党は新たな求心力を持つかもしれない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/328.html

[政治・選挙・NHK233] 「いいね」で票は増えない!時間がない!知人友人への声掛けを! 
「いいね」で票は増えない!時間がない!知人友人への声掛けを!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12315920364.html
2017-10-02 13:09:50 半歩前へ


 2017総選挙は、「自民・公明」VS「希望・維新の会」VS「民進リベラル・共産・社民」の3極が入り乱れて戦う、壮絶な選挙となった。

 民進党から「自民落ちこぼれ組」がいなくなったので、私はこれでスッキリしたと思っている。

 こうなったら、森友事件と加計疑惑の隠ぺいに奔走する安倍首相と小池新党の欺まんを追及するだけだ。

 皆さんも本腰を入れて臨んでいただきたい。

 思いっきり動けるのは10日の公示前までだ。選挙戦に入れば、いろいろ制約がかかる。

 「民進リベラル・共産・社民」は前原誠司のおかげで出遅れは否めない。

 市民の力で得票を増やさないと彼らは埋没してしまう。

 ネットの「いいね」で票は増えない。

 時間がない。 知人友人への声掛けを。




http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/330.html

[経世済民123] 2018年にもバブル崩壊!? 地価上昇が止まらない(文春オンライン)
           地価最高額となった「明治屋銀座ビル」 ©共同通信社


2018年にもバブル崩壊!? 地価上昇が止まらない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00004308-bunshun-bus_all
文春オンライン 10/2(月) 7:00配信


 地価の上昇が続いている。国交省が19日に発表した三大都市圏の基準地価(7月1日時点)は、商業地が5年連続、住宅地は4年連続で値上がりした。中でも全国で最も地価が高かった銀座2丁目の「明治屋銀座ビル」は前年より17.9%も上昇し、1平方メートル当たり3890万円と、バブルピークの1991年を超えた。

「GINZA SIX開業など銀座周辺はオフィス需要が旺盛です。東京と地方の地価格差はますます広がっています」(大手信託銀行幹部)

 また、住宅地では荒川区の地価上昇が目立ち、南千住8丁目は6.3%も上昇した。都心3区と呼ばれる千代田区、港区、中央区が高止まりする中、都心に近い住宅地に実需が移ってきている。

「都心のマンションは、サラリーマンが買える価格を超え、買えるのは資産運用目的の投資家たちだけ。そこで、実需は利便性の劣る狭い土地に格安一戸建てを建設する『パワービルダー』が活況を呈しています」(不動産関係者)

 これまで、不動産業界では、「東京の地価は2020年の東京五輪までは下がらない」との見方が支配的だった。

 しかし、ここにきて、「地価はもう天井に近い」との懸念が広がり始めている。

 予兆は、都心商業地の地価上昇を支えてきたREIT(不動産投資信託)の変調だ。

「物件価格の高騰でREITに組み入れる物件が見つからなくなっている。既に5カ月連続でREITから資金流出が続いています。期待利回りの基準である3%に、コスト増から達しない。物件価格の上昇ほど、賃料は上げられないためです」(運用会社幹部)

 実は、金融庁も地価の下落を危惧している。

「金融庁が今月中に発表する金融レポートでもアパート・マンション向けや不動産業向け融資について警鐘を鳴らす方針です」(金融庁関係者)

 不動産は、マイナス金利の中、数少ない利回りがとれる融資先とされ、地方銀行などが東京に進出してまで、融資を進めてきた。

 前出の運用会社幹部が語る。

「金融庁の方針を受けて、一部地銀は既に不動産融資の審査厳格化を進めている。不動産のバブル崩壊が東京五輪後より前倒しされ、2018年にも始まるとの危惧が業界に広がっています」

森岡 英樹



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/830.html

[経世済民123] EV社会の到来で銅の価格が上昇! 10円玉が10円以上の価値になる可能性も(WEB CARTOP)
          航続距離を伸ばして登場した電気自動車の新型日産リーフ


EV社会の到来で銅の価格が上昇! 10円玉が10円以上の価値になる可能性も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00010001-wcartop-bus_all
WEB CARTOP 10/2(月) 11:20配信


■プラグインハイブリッドやレンジエクステンダーも繋ぎでしかない

 ヨーロッパでは脱エンジンの方向性が明確になってきています。それに追従するように世界最大の自動車市場である中国でもEV化の方向性を打ち出しましたが、それはレアアースの資源を大量に保有し、バッテリー市場をリードしつつある中国の政策としての意味合いが大きそうです。どちらにしても2030年あたりには、もうエンジンを搭載したクルマの販売はとても限られたものになるかもしれません。同時に進行中の自動運転を含めて、クルマは道路を走る電車、みたいなものに成り代わろうとしています。

 つまりこれからのパワートレインは、現実的にはモーターしか残されていないのです。プラグインハイブリッドはおろか、レンジエクステンダーだって基本的にはNGです。そこに電力を供給するのは、やはりバッテリーが有力です。バッテリーにはまだまだ新しい可能性が残されているので、現在のようなリチウムイオンバッテリーなのかどうか、わかりません。

 巨大な水素タンクを搭載する燃料電池は、エンジンを積む現在のクルマの構造には親和性がありますが、レイアウトフリーな電気自動車には応用できない構造です。発電所はクルマの中に積むより、地面に固定しておいたほうがいいと、個人的に思います。

 ただし全世界のクルマをモーターへと転換していくには、銅資源の問題があります。銅もまたレアアースのひとつなのですが、古くから採取されてきたこと、多くの銅が世界中に出まわっていることなど、人類に親しまれている金属のひとつです。

 しかし資源には限りがあります。モーターの中のコイルに使用される銅は、現状では代替材料もありません。救いは銅の再生がまったく性能低下なく、単純に可能になることです。あらゆる製品の中の銅物質を溶かして抽出すれば、素材の銅に戻るのです。ちなみに10円硬貨には4.275gもの銅が含まれていますが、これは現在のレートでいえば3.25円です。もし銅の価格が現在の3倍を超えると、10円硬貨は10円以上の価値を持つことになります。

 少しSFチックなハナシをすれば、当然未来には反重力装置を使うことになるはずです。シンプルにいえば重力をキャンセルする装置によって、重量をマイナスにすることが可能になり、昔から未来を予想するイラストに出てきた空飛ぶ自動車ができあがるはずです。それはUFOと同じような動きをするはず。あんなに激しい動きだと乗っている人間が耐えられない、ということはありません。乗員も重量がゼロならGもゼロだから、フワフワ浮いているような感覚になるだけでしょう、きっと。

岡村神弥



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/831.html

[経世済民123] 米で経営破綻のトイザらス 日本ではまだまだ支持率高い?(マネーポスト)
          日本でもファンが多いトイザらス(同社HPより)


米で経営破綻のトイザらス 日本ではまだまだ支持率高い?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00000001-moneypost-bus_all
マネーポストWEB 10/2(月) 11:00配信


 アメリカの大手おもちゃ販売チェーン「トイザらス」が、9月18日に連邦破産法11条の適用を申請、経営破綻となった。アメリカ国内で800店舗以上を展開するトイザらスだが、昨今はネット通販の台頭によって、売上が低下。負債総額はおよそ52億ドルにもおよぶという。

 その一方で、日本でも「トイザらス」とベビー用品専門店の「ベビーザらス」合わせて160店舗が展開されているが、こちらの影響はほとんどなく、通常通りに営業している。30代の女性Aさんは3歳の男の子のお母さん。定期的にトイザらスに通っているという。

「広い売り場に、たくさんのおもちゃが売っているというのは、子供にとっては夢の国です。何か目的のおもちゃがあって行くのではなく、ちょっとしたテーマパークのような感覚で、子供と一緒にトイザらスに行くことが多いです」

 とはいうものの、単純に価格だけを比べれば、トイザらスよりもアマゾンなどの通販サイトの方が安いことが多い。

「たとえば“今日は1000円以内のおもちゃを買いましょうね”という感じで、あらかじめ予算を決めておいて、子供にほしいおもちゃを選ばせることが多いです。子供もがどういうものに興味を示しているかもよく分かるし、その玩具が本当にほしいかどうかを考えさせることもできる。あと、おもちゃを手にとって触ることができるので、おもちゃを買ってから『これやっぱり要らない』ということにはなりづらいです」(Aさん)

■まさに「大人買い」をするためにトイザらスに通う大人も

 トイザらスでの買い物を楽しんでいるのは子供だけではない。30代の独身男性Tさんは、3か月に1回くらいのペースでトイザらスに通っているという。

「プラモデルやフィギュアが好きなので専門店などでもよく買っているんですが、トイザらスは品揃えが個性的で、ほかであまり見たことがないような商品が売っていることもあるんです。意外な掘り出し物もあります。特にハリウッド映画関連やアメコミ系のおもちゃは昔から豊富な品ぞろえで、よく買っています」

 また、子供向けのおもちゃを気兼ねなく買えるのも、トイザらスの利点だという。

「子供向けのおもちゃはサイズが大きいものも多くて、持ち帰りのことを考えて買うのを躊躇することもあるんですが、トイザらスは基本的に“大人買い”をすることを前提として車で行くので、そういったことはまったくありません」(Tさん)

 さらに、アメリカのミニカーブランド「ホットウィール」を求めて、トイザらスに通うミニカーファンも多いという。

「ホットウィールは、日本国内の流通が少なくて、基本的にトイザらスとウォルマートグループの西友がメインとなっています。ミニカーマニアは年齢層も幅広く、発売日に朝からトイザらスに並んでいる中年男性も多いです」(Tさん)

 アメリカではネット通販に負けてしまったトイザらスだが、日本ではまだまだ「なくなったら困る!」という愛好者たちが多数いるようだ。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/832.html

[経世済民123] 35歳が3000万を貯めるには何年かかるか 月5万円で年3%運用なら約30年(プレジデント ウーマン)
35歳が3000万を貯めるには何年かかるか 月5万円で年3%運用なら約30年
http://president.jp/articles/-/23195
2017.10.2 マネージャーナリスト 有山 典子 プレジデント ウーマン 2017年4月号


老後資金を用意するなら、早ければ早いほうが有利です。なぜなら元本を利回りで増やし続ける「複利効果」を得られるから。毎月5万円、30年間積み立てると1800万円になります。ところがこれを年3%で運用できていれば、約2900万円と1.6倍に増えるのです。投資で資産を増やす方法について解説します――。

「じっくり投資」の目標は年2〜5%

画面と毎日にらめっこして、大儲けのチャンスを狙う――投資にそんなイメージを持っていませんか?

でも、そんな投資はただのギャンブル。老後資金をつくるのは、そんな方法ではありません。お勧めするのは、もっと長い目で見た運用です。あまり手間をかけず時間をかけて資金を育てる。そんな“じっくり投資”が働く女性にピッタリです。

それでも、やっぱり投資は怖い、と思うかもしれません。

値動きのある商品に投資すれば、値段が下がることもありますが、平均すれば、預貯金より高い利回りが期待できます。安全な商品だと確実に低い利息しか得られませんが、値段が上下するリスクを覚悟すれば、より高い利回りを得る可能性がある、ということ。ただし、高い利回りを得ようとするほど、高いリスクをとらなければならなくなります。

じっくり投資で目標とする利回りは、年2〜5%といったところ。預貯金と投資を組み合わせることで、貯蓄パワーを大きくアップさせることが期待できます。

年3%でも30年後には1.6倍に増える

たとえば今、老後資金に回せるお金が500万円ある場合。そのうち200万円を投資して、もし年3%の利回りが得られれば、30年後には約500万円になります。これは、毎年の利益をそのまま運用元本に加え、増えた元本にさらに利回りがついて増える、という“複利効果”があるからです。



老後資金のように使うのが20年、30年も先のお金なら、この複利効果が大きな威力を発揮します。また、もし途中で損が出ても、30〜40代の人なら次のチャンスを狙えるし、働いて取り戻すことも可能です。

とはいえ、手持ち資金500万円の運用だけでは、老後資金にとても足りません。資金づくりの中心は毎月の積み立てです。もし毎月5万円を30年間積み立てれば元本は1800万円。投資で年3%得られれば、約2900万円になる計算です。

半年分の生活費ぐらいは預貯金に

なお、この計算には手数料や税金などのコストが含まれていないので、実際の手取り額はもっと減ります。預貯金と比べ、投資ではコスト意識が重要。手数料の安い商品を選び、株や投資信託の運用益が非課税になる「確定拠出年金」や「NISA」の制度を上手に利用しましょう。取引もネットを使えば、手数料が安くなります。

運用にどれだけ投資をとり入れるかは、自分がどれだけリスクを許容できるかで判断します。とはいえ、全額を投資するのはもちろんNG。少なくとも半年分の生活費ぐらいは預貯金で持っておくのが鉄則です。

一方、「損するのは絶対イヤ」という人は、無理に投資する必要はありません。収入を増やして積立額を増やしたり、老後の生活をもっとコンパクトなものに見直すなど、ほかの方法を検討しましょう。

手間をかけたくない人にピッタリ
●投資信託

投資信託は、株や債券など多くの投資先を組み合わせたパッケージ商品のようなもの。日本株だけ入れたもの、外国株だけのもの、債券も入れたものなど、さまざまなタイプがあります。

どんなタイプにするかは投資信託会社が決めて、投資のプロが運用します。投資家は、このパッケージを“小口買い”するしくみです。購入できる金額は、1000〜1万円程度。そんなに少ない金額で、多くの投資先に投資できるのが最大の魅力です。

たとえば、1つの会社の株だけ買えば、その会社が倒産したら資金はゼロになるかもしれません。投資する会社が複数なら、そうしたリスクを減らせます。これが、分散投資の効果です。

また、自分では買うのが難しい外国の株や債券にも、手軽に投資できます。投資信託を上手に使って、日本や外国の投資先に幅広く分散投資すれば、比較的、安定した投資が可能になります。手間をかけない“じっくり投資”にピッタリといえるでしょう。「日本株型」「外国株型」など複数の投資信託を組み合わせてもいいし、最初から全部入った「バランス型」というタイプもあります。

          

投資信託を選ぶときに注意したいのが“コスト”。投資信託には手数料がかかるので、注意が必要。

特に問題なのは、毎年かかる信託報酬(運用管理の手数料)です。安いのは、特定の指数に連動する「インデックスファンド」。一方、より高い収益を目指す「アクティブファンド」は、運用に手間がかかる分、信託報酬も高くなります。

また、複利効果を得るために、定期的に出る分配金は、受け取らずに再投資するタイプを選んでください。

投資信託は金融機関で積み立て購入もできます。税金が安くなる「確定拠出年金」制度も、投資信託の積み立てが中心。ぜひ活用しましょう。

仕事や旅行でお馴染みの通貨を選ぼう
●外貨投資

難しく考えがちな外貨投資ですが、しくみは単純。要は、外貨が安いときに買い、高いときに売るだけです。たとえば米ドル投資なら、「米ドル安(=円高)」のときに買い、「米ドル高(=円安)」のときに売れば、為替差益が得られます。

         

外貨投資の代表は「外貨預金」。高金利のイメージがありますが、代表的な通貨の金利は年1%以下で、利息に期待はできません。

むしろ、気をつけたいのは為替手数料。銀行の窓口で買うと、米ドルの場合で往復2円。1ドル=114円の約1.8%にもなり、利息をはるかに上回ります。外貨預金に限らず、外貨投資では、マイナーな通貨になるほど為替手数料は高いのが普通。たとえ金利が高くても要注意です。また、新興国の通貨は為替レートの変動が激しいことが多くてハイリスク。特に外国債券への投資では、十分に注意してください。

米ドルのような主力通貨なら、為替相場を目にする機会も多いはず。馴染みがあって値動きを確認しやすい通貨を選び、数年単位の大きな流れを見て、為替差益を狙う方法が無難です。

為替手数料は、ネット取引では格段に安く設定されています。大手銀行の外貨預金でも、ネットなら米ドルで往復0.5円と、ネット銀行とほぼ同水準。外貨投資はネットが原則です。

働く女性ならではの視点が活かせる
●株式投資

株価が気になって休憩時間のたびにスマホをチェック!? それでは仕事になりません。じっくりと長期間持ち続けて、会社の成長とともに株価上昇で大きな利益を得る方法が、株式投資の王道です。

とはいえ、今は、巨大企業でも破綻する時代。投資する会社は慎重に選び、定期的に業績もチェックして、必要なら即刻、売る判断も重要です。

この点、働く女性なら、仕事で得た知識を活かせるはず。たとえば銘柄選びでは、働いている業界の知識が役立ちます。「知名度は低いけれど技術が高い」「魅力ある製品をつくっている」「訪ねると社内に勢いがある」といった会社があれば、まずは業績をチェック。経営数字や指標を見るうえでは、仕事で得た知識が活かせます。企業を分析して判断することは勉強にもなるし、ビジネスにも役立つでしょう。

業績が好調と判断したら、次は株価を確認。ネットには株価サイトがたくさんあるので、株価グラフを見てみましょう。ここで注意したいのは、5年以上の長期グラフを確認すること。じっくり投資では、長い目で判断することが大切です。業績が好調で上向いているのに株価が低い位置にあるような会社が、投資先の候補になります。

株式投資でも「NISA」を利用すれば売買益を非課税にできます。配当も、同じ会社の証券口座に入金すれば非課税の扱い。銀行振り込みにすると使ってしまいそうなので、その意味でもこちらがオススメです。

なお、自社製品などのプレゼントがもらえる株主優待が人気ですが、株主優待はあくまでオマケ。業績と企業成長を重視して投資先を選びましょう。


▼新制度も登場!? 税金が安くなる「NISA」
株や投資信託の利益には20.315%の税金がかかりますが、これらが非課税になる制度が「NISA」。ただし投資額は年間120万円まで、非課税期間は5年間。このため長期の積み立てには使いにくかったのですが、新たに年間40万円、投資期間20年の「積立NISA」が始まる見込みです。今後のニュースに注目しておきましょう。






http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/833.html

[政治・選挙・NHK233] 前原氏、今さら「騙された」ってか。それじゃ、収まりがつかないよ。折しも共同通信の世論調査。小池が急浮上 
前原氏、今さら「騙された」ってか。それじゃ、収まりがつかないよ。折しも共同通信の世論調査。小池が急浮上
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/f4a00364973567952aa41533ce40d536
2017年10月02日 のんきに介護


岩上安身‏@iwakamiyasumiさんのツイート。





小池の

この笑顔は、

本物だったことになりますな。






ところで、

共同通信が世論調査。

安倍内閣を「支持しない」との回答は46.2%で、

「支持する」の40.6%を上回ったようだ

(決して、この数値を喜べないのは、

後に述べるような小池への評価が含まれてないからだ)。

思うに、間違いなく、

憲法改正が選挙後発議されるし、

改正派が圧勝するだろう。

今見つけた、この世論調査は、

国民にその結果を納得させるための地ならしと思う。

まかり間違っても

内閣支持率が不支持率を下回ったことを喜べる事態ではない。

希望の党が自民党の補完勢力であること、

忘れてはいけない。

さて、安倍と小池は

国民が首相なりを待望する大政治家ということらしい。

人気は、

この二人にほぼ独占されている。

それぞれの信頼の度合いは、

次の通り。

45.9%(安倍氏):33.0%(小池氏)

☆ BloomBerg記事URL:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171001-43527478-bloom_st-bus_all


衆院選・比例投票先は自民24.1%、希望14.8%−共同通信世論調査
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171001-43527478-bloom_st-bus_all
10/1(日) 16:38配信 ブルームバーグ

共同通信が9月30日、10月1日両日に実施した全国電話世論調査によると、衆院選の比例代表の投票先政党は自民党が24.1%、希望の党が14.8%だった。

安倍内閣を「支持しない」との回答は46.2%で、「支持する」の40.6%を上回った。また、安倍晋三首相と希望の党代表の小池百合子東京都知事のどちらが次の首相に望ましいかを尋ねたところ、安倍氏が45.9%、小池氏33.0%だった。


この二人の人気度を合わせると何と78・9%に達する。

スーパースターじゃないか。

僕が次の総選挙での内閣支持率(実質的には首相支持率)を予想して

80%近くまで

どんな手を使ってでも内閣への信頼度が必ず上がると言った。

憲法改正と絡むからだ。

インチキ選挙をかくす煙幕はあるだろうけど、

そこまで

政権与党の支持率を上げておかなきゃ、

憲法改正の正当性を疑う人が出て来ると考えた。

自分でも

恐いぐらい予想が的中している

(80%は、小池への支持をも含むけれど、

閣僚に招き入れるから安倍への支持と考えてよい)。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/331.html

[経世済民123] 東芝原発損失 虚偽記載か 数千億円、監視委調査へ(産経新聞)
          東芝の米原発事業の巨額損失をめぐる経緯(写真:産経新聞)


東芝原発損失 虚偽記載か 数千億円、監視委調査へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000048-san-soci
産経新聞 10/2(月) 7:55配信


 東芝の米原発事業による巨額損失をめぐり、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いがあるとして、証券取引等監視委員会が調査する方向で検討していることが1日、関係者への取材で分かった。東芝は平成29年3月期決算に約6500億円の損失を計上したが、監視委はこのうち数千億円については28年3月期に計上すべきで利益の過大計上の疑いがあるとみているもようだ。

 東芝は27年4月に発覚した国内部門の不正会計で過去最高となる約73億円の課徴金納付命令を受けたが、調査の結果、虚偽記載と認定されれば、再び課徴金納付命令勧告が出される。

 虚偽記載の疑いがあるのは、米原発事業の子会社だったウェスチングハウス・エレクトリック(WH、経営破綻)が27年12月に買収した米原発建設会社で発生した損失約6500億円の会計処理。

 損失は認識した時期に計上するルールがあり、東芝は28年秋頃に認識したとして、29年3月期に約6500億円の損失引当金を計上した。これに対し東芝の監査を担当したPwCあらた監査法人は、27年12月の買収直後から28年3月までに、相当程度か全てを認識できたはずだとし、28年3月期の訂正を求めた。

 東芝はPwCあらたから監査意見をもらえないため、6月の有価証券報告書提出期限を8月に延期。最終的にPwCあらたは28年3月期に計上しなかったのは誤りだと指摘した上で、決算全体への影響は限定的として「限定付き適正意見」を出し、東芝は有報を提出した。

 関係者によると、監視委はPwCあらた同様、損失認識の時期が28年3月期中で、同期の利益が過大に計上された疑いがあるとみている。数千億円規模の損失額についても決算全体への影響は小さくなく、投資判断に重大な影響を与えたとの見方を強めており、決算の不正を調査する開示検査を実施する方向で検討しているという。

 東芝をめぐっては、パソコン事業での不正会計が悪質な粉飾に当たるとして、監視委が歴代3社長の金商法違反罪での刑事告発に向け調査を続けている。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/834.html

[戦争b21] デリゾールをめぐって激しい戦闘が繰り広げられているが、その大きな目的は油田地帯の支配(櫻井ジャーナル)
デリゾールをめぐって激しい戦闘が繰り広げられているが、その大きな目的は油田地帯の支配
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201709300000/
2017.10.01 櫻井ジャーナル


シリア政府の要請に基づき、ロシア空軍がアル・カイダ系武装集団やダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)に対する攻撃を始めたのは2015年9月30日だった。そうした戦闘集団は2年間を経た今、壊滅寸前になっている。

アメリカが勝手にシリアで空爆を始めたのは2014年9月23日だが、その様子を取材したCNNのアーワ・デイモンは翌朝の放送で、最初の攻撃で破壊されたビルはその15から20日前から蛻の殻だったと伝えている。事前に攻撃情報が伝えられていた可能性が高い。つまり八百長。アメリカが空爆を始める口実に使ったのがダーイッシュだった。

ダーイッシュが売り出されたのは2014年。ジョン・ブレナンCIA長官がワシントンDCで「スンニ系アラブ諸国」の情報機関員と秘密裏に会談した1月にダーイッシュはファルージャで「イスラム首長国」の建国を宣言、6月にはモスルを制圧した。その際、トヨタ製小型トラック「ハイラックス」を連ねてパレード、その様子は写真に撮られて世界へ伝えられた。

ダーイッシュのメンバーはサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団が中心だが、​バラク・オバマ政権が支援している相手はサラフィ主義者、ムスリム同胞団、そしてアル・カイダ系武装集団だと2012年8月にDIA(国防情報局)に指摘​していた。そのときの局長がマイケル・フリン中将。その情報は報告書の形でホワイトハウスへ提出されているが、その中で、オバマ政権のシリア侵略政策を変更しないと東部シリア(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配国が作られる可能性があると警告している。その警告は2014年に現実となった。



こうした事実は本ブログで繰り返し書いてきたが、そのダーイッシュをロシア軍は壊滅させようとしている。アメリカ軍は反シリア政府軍の幹部をヘリコプターなどで救出、どこかへ運び去っていると何度も報道されてきた。

そして9月19日、アル・ヌスラ(アル・カイダ系武装勢力)が戦闘漸減地帯をパトロールしていた29名のロシア軍憲兵隊を攻撃した。人質にし、脅しなどに使うつもりだったと見られているが、ロシア軍とシリア軍は航空機や特殊部隊にる攻撃で襲撃側の戦闘員850名を死亡させ、多くの戦闘車両を破壊したという。これは​ロシア国防省の発表​だが、ロシア側は攻撃の背後にアメリカの情報機関が存在していると明言している。

24日にロシア国防省はダーイッシュの陣地にアメリカ軍の特殊部隊が使う装甲車や装備が写っている衛星写真を公表、その地域をクルド系のSDF(シリア民主軍)が安全に通過していることも明らかにした。

そうした中、ダーイッシュのメンバーだという人物がアメリカ、クルド、ダーイッシュの連携について語っている。リーダーからクルドの部隊を天然ガスの施設へ入れるように命令されたというのだ。勿論、攻撃は禁止された。その人物はアメリカはクルドとダーイッシュとの統合を目論んでいることを知っているとも語っている。勿論、この人物の証言が嘘だということもありえるが、ほかの情報と矛盾しない。ダーイッシュの砲撃でロシア軍事顧問団のバレリー・アサポフ中将とふたりの大佐が砲撃が死亡したのはその24日だ。

イスラエルの指揮下にあるイラクのクルドと違い、シリアのクルドは独自の戦略があるとする人もいる。その推測が正しいなら、アメリカはダーイッシュを再編するしかないだろう。データベースである「アル・カイダ」から指揮官クラスのメンバーを選び、新たに戦闘員を集めるということだ。

アメリカにしろ、クルドにしろ、ロシアにしろ、シリアにしろ、デリゾールの制圧を重視しているのは、その南東方向、ユーフラテス川沿いに広がる油断地帯を押さえたいからだと見られている。






http://www.asyura2.com/17/warb21/msg/202.html

[政治・選挙・NHK233] 自公・希望の票食い合いで野党共闘が抜け出す構図ー(植草一秀氏) 
自公・希望の票食い合いで野党共闘が抜け出す構図ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7n2h
2nd Oct 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


今回の衆院総選挙の第一の課題は安倍暴政を一掃すること。

政治私物化・もりかけ隠し安倍逃走政権を排除すること。

民進党のすべてが希望の党に合流し、まずは安倍政権を排除するなら、

これは一つの戦術としてはあり得た。

主権者勢力が「トロイの木馬」となって、

安倍政権排除後に希望の党を分割するという戦術があり得たからである。

しかし、小池希望の党が拙速に牙を剥き始めたため、

希望の党自体が急激に失速する状況が生まれつつある。

小池希望の党が、戦争法制容認、

日本を「戦争をする国」に改変する憲法改悪を「踏み絵」にする行動を明示し始めた。

民進党は野党4党で「戦争法制を廃止する」ことを基本合意として

選挙共闘を構築してきた経緯がある。

この民進党が戦争法制を容認することを条件に小池希望の党と合流することは

あり得ない。

小池希望の党が拙速に「踏み絵」方式を用いようとしたことで、

民進党全体との合流話が崩壊しつつある。

結果として、民進党は二つに分党することになる可能性が高まった。

本来は、民進党代表選の時点で決定するべき事項であったが、

紆余曲折の末、結果的にようやく民進党の分離・分割が実現する可能性が

高まっている。

反戦・反核・反貧困の旗を明示する民進党革新勢力は、

共産党、社民党などと共闘体制を構築できる。

一方で、小池希望の党は、明白な自公類似勢力になるから、

自公と第二自公と革新勢力による選挙戦が実現する可能性が生まれている。


私は


『「国富」喪失』(詩想社新書)

https://goo.gl/s3NidA

のなかで、

「日本政治を死に至らしめる二党独裁」

の節を設けて次のように記述した。

「日本を支配する支配者、支配勢力は、その支配構造を維持するために

三つの工作活動を展開してきたと筆者は判断する。

三つの工作活動とは、

第一に野党民進党(旧民主党)を「準与党」化させること、

第二に創価学会と共産党を離間させておくこと、

第三は反自民勢力の受け皿として、「準与党」としての人為的第三極政党を
  樹立すること。

この三つの方策が講じられてきたと判断する。」

「第三の工作活動が人為的な「第三極」創設である。

ここで重要なことは、この「第三極」勢力が、

常に「準与党」勢力として創設されていることである。」

「その延長上にいま、大きな工作活動が展開されていると見られるのが

小池百合子新党である。」

「しかし、その狙いを冷静に見つめる必要がある。

小池氏のベースは自民党にあり、その主義、主張は現在の維新勢力ときわめて近い。

また民進党もこの小池新党に秋波を送っているが、

その中心は民進党内の「準与党」勢力である。」

「究極の狙いは現在の自民勢力と第二自民勢力によって

日本政界の中核を占有してしまうことである。

第一自民と第二自民とによる二大政党体制が構築されれば既得権勢力にとっては、

どちらに転んでも何の痛みも生じないことになる。」

「筆者はこれを「二党独裁制」と表現する。

中国やロシアが共産党による一党独裁と批判されるが、

実態上の内実において、この一党独裁と、米国流の共和・民主の二党独裁には

根本的な差異がない。

日本を支配する勢力が目指す究極の姿が、この二党独裁体制であると思われる。」


さらに引用を続ける。

「筆者は、一昨年六月に「オールジャパン平和と共生」なる市民運動を立ち上げた。」

「日本政治を刷新するための市民運動を展開している。

その基本理念は政策基軸、超党派、主権者主導である。

オールジャパン平和と共生は「戦争と弱肉強食」の方向に突き進む安倍政治を

排除して「平和と共生」の政治を実現するための政治運動である。」

「具体的な重要政策を五つ掲げている。

原発、憲法、TPP、基地、格差の五つの問題だ。

原発稼働を認めない。集団的自衛権行使を容認しない。TPPに参加しない。

辺野古米軍基地をつくらせない。消費税増税拡大を認めないという基軸である。

この政策を基軸に、党派を超えて、総選挙での候補者一本化を目指す。

この候補者調整を実現できるのは主権者だけだ。

政党主導ではなく、主権者が主導して、政策を基軸に候補者の一本化を図るのだ。」

「安倍自民党が一強といわれるなか、

新潟では議会における圧倒的少数勢力が見事な勝利を収めたが、

その主因は選挙を「政策選択選挙」としたことである。

主権者にとって重要なのは政策であって政党ではない。

どの政党であろうと、良い政策は、良い政策であり、悪い政策は悪い政策なのである。

政策基軸の選挙、政策選択選挙を実現できたために、主権者の意思が

現実政治に反映される結果が生まれた。

この「新潟メソッド」を活用することが重要である。」


「具体的に「政策選択選挙」を実現することが重要だ。

いま、私たちの目の前にある重要な政治課題のうち、

象徴的に重要なものを三つ掲げる。それが原発、戦争、格差・貧困である。

主権者は、二つのグループに分かれる。

原発推進、集団的自衛権容認、格差容認というグループと

原発稼働阻止、集団的自衛権非容認、格差是正を求めるグループである。

重要なことは反戦、反核、反格差の候補者を、選挙区に、ただ一人擁立することだ。

「オールジャパン平和と共生」は、すべての選挙区の立候補予定者に、

公約に関する公開質問状を送付する予定だ。

そして、その回答をインターネット上のHPに一覧表示する。

そして原発稼働阻止、集団的自衛権非容認、格差是正・貧困解消・消費税増税阻止の

公約を明記した候補者だけをオールジャパン支援候補対象者にする。

最終的にはそのなかから、一選挙区にただ一人、推薦候補を選定する。」

小池希望の党が「呉越同舟選挙」を自ら拒絶した以上、

この方式で選挙戦を戦う以外に道はない。

幸いなことに、同種の政策を掲げる候補者が一選挙区から二名立候補する状況が

多くの選挙区で発生することになる。

そこに、反戦・反核・反貧困の候補者がただ一人立候補することになれば、

こちらの候補者が勝利する可能性が格段に高くなる。

総選挙を「保保革三つどもえ」の構図に持ち込み、

革新勢力=野党共闘勢力を強固に確立すれば、革新勝利の道が開けてくる。

総選挙は急転直下、大逆転の可能性をはらみ始めた。


繰り返し指摘してきたが、日本の支配者=闇の支配者が狙っているのは、

「二党独裁体制」の構築である。

自公と第二自公による二大政党体制を構築して、これを固定化してしまう。

そうなれば、日本の支配を半永久的に維持できる。

この策略の創設者兼実行者はCIAであると見られる。

CIAは米国を支配する勢力の手先機関である。

米国大統領の下部機関ではなく、米国を支配する勢力の手先機関である。

米国大統領といえどもCIAを支配していない。

通常は、米国大統領が米国を支配する勢力の支配下にいるから、

米国大統領の方針とCIAの方針が重なるが、

大統領が米国を支配する勢力の支配下に位置しない場合には、

CIAの行動は大統領指示と離れることがある。

米国を支配している勢力とは、

巨大金融資本・巨大石油資本・巨大軍事資本

のことである。


彼らにとって2009年の政権交代は悪夢であった。

日本政治の基本構造を根底から刷新する可能性を有した政権が

誕生してしまったのである。

政権交代が実現する前から、日本の支配勢力は、

日本政治刷新の可能性を有する勢力に対する攻撃を激化させてきた。

その象徴が、小沢一郎氏と鳩山由紀夫氏に対する人物破壊工作であった。

私に対する人物破壊工作もこの文脈の中に位置付けられる。

彼らが実行した工作活動は三つの方法によっている。

第一は、小沢氏、鳩山氏に対する人物破壊工作

第二は、民主党内部の工作勢力を用いた民主党転覆工作

第三は、隠れ与党の第三極勢力の人為的に創出

である。


最大の課題は革新勢力としての民主党を破壊し、

民主党が革新勢力に純化することを阻止することであった。

そして、一方で、「隠れ与党」勢力として人為的な第三極勢力を構築してきた。

最初は、渡辺喜美氏らによる「みんなの党」

次に、橋下徹氏による「維新」

そして、いま手掛けているのが小池百合子氏による小池新党である。

この「隠れ与党」勢力と「隠れ与党化させた民進党」を合体させ、

対米従属二勢力による二大政党体制構築が目論まれているのである。


しかし、敵は先を急ぎ過ぎた。

小池国政新党を創設する際に「踏み絵」方式を用いたことにより、

その本性が誰の目にもはっきりと見えてしまったのである。

本来は、民進党が代表選の時点で党を分離して、

革新勢力の結集を図るべきであったが、民進党の革新勢力が何も動かず、

希望の党への合流姿勢を強めた。

政策方針が不明確な民進党では敗北必至であるから、

事態を打開するには、民進党の全面合流によって、まずは安倍政権を退場させ、

そのうえで、「トロイの木馬」作戦で次の展開を進める以外に

道はなくなりつつあったが、小池国政新党が拙速に牙を剥き始めたために、

遅ればせながら民進党の分離・分党が実現する道が見えてきた。


ここで重要なことは、革新勢力が大同団結することである。

最低目標として重要なことは、

自公と第二自公合計で衆院3分の2を絶対に握らせないことだ。

自公と第二自公が3分の2を確保すれば、

彼らは、日本を「戦争をする国」に改変する憲法改悪に進むことは、

まず間違いないだろう。

これを絶対に阻止しなければならない。

他方、より大きな目標を見据えるならば、

「保保」対「革」の対決図式が生まれれば、

小選挙区制の下においては、「革」が勝利する可能性が急激に高まることになる。

重要なことは、主権者に「政策選択」を迫ることだ。

戦争法制・日本を「戦争をする国」に改変する憲法改定に賛成するのか

阻止するのか

原発稼働を認めるのか認めないのか

消費税増税を容認するのかしないのか、あるいは消費税減税・廃止を目指すのか

この政策選択を主権者に迫る。

この総選挙を「政策選択選挙」として、

主権者にとって最も重要で最も切実な問題について、

その判断を主権者に委ねるのである。

ようやく反安倍政治勢力の結集の展望が開け始めている。

戦争法制・憲法改定で「踏み絵」を踏ませるなら、

小池国政新党は、完全にあちら側の勢力ということになる。

保保 対 革

の構図で総選挙が展開されることが、

主権者にとっては何よりも分かりやすいものになる。

結果的には、望ましい方向に選挙図式が構築され始めていると言える。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/332.html

[政治・選挙・NHK233] 天敵自民候補にイケメン刺客擁立 小池新党“首都制圧”作戦(日刊ゲンダイ)
 


天敵自民候補にイケメン刺客擁立 小池新党“首都制圧”作戦
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214698
2017年10月2日 日刊ゲンダイ


  
   ピンチに立たされる面々(左上から石原兄弟と萩生田幹事長代行)/(C)日刊ゲンダイ

 小池都知事が代表を務める新党「希望の党」は、3日にも1次公認を発表する。小池知事はお膝元の東京を完全制圧するつもりだ。

 1日に明らかになった1次公認リストの原案では、8区の伸晃氏と3区の宏高氏の“石原兄弟”に、民進党を除名処分になった木内孝胤氏と松原仁氏をぶつけることになっている。

 選挙予測に定評のある政治評論家の野上忠興氏が言う。

「石原兄弟は落選する可能性があります。父・慎太郎元都知事の威光はすっかり失せて『石原ブランド』の神通力は大きく減殺されました。都連会長だった兄の伸晃氏は昨年の都知事選で小池知事に惨敗。どちらも注目選挙区となるのは間違いありません」

 自民党を離党した福田峰之前内閣府副大臣は5区、若狭勝氏は10区、民進党を離党した長島昭久氏は21区に選挙区が決まっている。

「小池知事が思い描いているのは自民党を歴史的大敗に追い込んだ7月の都議選の再来です。そのため、ルックス映えのするマドンナ候補とイケメン候補の擁立を考えているようです。7区には渋谷区長の妻で元テレビ朝日アナウンサーの佐分千恵さんをぶつけるプランが浮上しています。都民ファーストの“側近都議”もフル稼働させる。“天敵”の一人とされる24区の萩生田光一氏には上田令子都議、9区の菅原一秀氏には28歳でイケメンの尾島紘平都議を擁立する案が出ています。2次公認ではアッと驚く隠し玉の準備もしているようです」(希望の党関係者)

 25ある選挙区のうち、希望の党が候補者を立てないのは、公明の太田昭宏前代表が出馬する12区だけらしい。

「やはり小池知事は東京では強い。安倍政権に不信感を募らせている有権者も相変わらずいます。当選が堅いのは13区の鴨下一郎氏、17区の平沢勝栄氏、25区の井上信治氏の3人くらい。自民党は22議席から1ケタにまで落ち込む可能性があります」(野上忠興氏)

 12区に対立候補を立てないことで公明党のアシストも期待しているという。小池知事の“首都制圧”が現実味を帯び始めている。














http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/333.html

[政治・選挙・NHK233] 民進党リベラル派が「立憲民主党」旗揚げ! 改憲をストップするためにリベラル勢力は結集せよ(リテラ)



         
             枝野幸男オフィシャルサイトより


民進党リベラル派が「立憲民主党」旗揚げ! 改憲をストップするためにリベラル勢力は結集せよ
http://lite-ra.com/2017/10/post-3486.html
2017.10.02 民進党リベラル派が「立憲民主党」旗揚げ! リテラ


 本日、間もなく開かれる予定の記者会見で、民進党の枝野幸男代表代行が新党立ち上げを宣言、新党名を「立憲民主党」と発表する。現在、辻元清美、長妻昭らが立憲民主党からの出馬を決めたという。

 当然の動きだ。小池百合子・希望の党代表は「政権交代」を目指すと打ち出していたが、若狭勝氏は昨日、政権奪取する時期について「次の次(の衆院選)ぐらい」という見解を示した。他方、小池代表は合流議員に対して、供託金などの600万円以上を持ってくることだけでなく、ツーショット写真の撮影に3万円の支払いを求めるなど、わかりやすいほどに「金づる」扱いをしている。

 結局、「安倍政権の打倒」での一体化など、小池代表の騙し文句にすぎない。前原誠司代表が嘘をついたのか小池代表が前原代表を騙したのかは定かではないが、どちらにせよ小池代表の目的が「民進党の解党」「リベラル派勢力潰し」「野党共闘潰し」にあったことは明確だ。現に、小池代表が衆院過半数を超える候補を擁立せず、自民党と連立を組む可能性も十分ある。この状況は安倍首相をアシストするものでしかないのだ。

 そんななか、民進党のリベラル派が「立憲」を掲げて新党を立ち上げたことは、真の意味での「反安倍」の宣言だ。言うまでもなく、安倍政権のこの5年間は、ことごとく立憲主義を否定する独裁的な政治が勝手におこなわれてきた。笑顔で「排除」などと口にするような安倍首相と似通った独裁、全体主義志向の小池はこうした安倍政権の強権政治をけっして追及しないが、立憲民主党の立ち上げによって、小池の独裁体質をも鮮明にしなければならない。

 そして、今回の衆院選でもっとも重要なのは、憲法改正の問題だ。小池の「リベラルは排除」発言をはじめ、若狭氏や細野豪志氏らは「安保法制」と「憲法改正」を踏み絵にすることを強調してきた。立憲主義に反する安保法制を問い直すことはもちろんだが、いま、いちばん危機にさらされているのは、憲法だ。

 事実、小池代表の憲法に関する過去の発言をみると、完全に安倍首相と一致する。

 たとえば、2000年の衆院憲法調査会では、当時の東京都知事である石原慎太郎が現行憲法の否定を言い出すと、小池はこのように賛同した。

「結論から申し上げれば、いったん、現行の憲法を停止する、廃止する、その上で新しいものをつくっていく、私はその方が、今のものをどのようにどの部分を変えるというような議論では、本来もう間に合わないのではないかというふうに思っておりますので、基本的に賛同するところでございます」

 石原と共鳴して「現行憲法を廃止せよ」と主張する──これは安倍首相の本音と合致する点だろうし、小池が極右と呼ばれる所以だろう。

 さらに、安倍政権が緊急事態条項などから着手する「お試し改憲」についても、小池はいち早く提案していた。2011年、右派論客である渡部昇一・上智大学名誉教授との対談では、“本丸は9条だが、まずは他の条項を変えてアレルギーを抜くべきだ”として、このように示唆した。

「九条を前面に出すとこの国はすぐ思考停止に陥り、右だ左だと言い合うばかりで何も進まないという事態が何十年も続いてきました。塩野七生さんもおっしゃっているのですが、まずは誰が聞いても『いい』と言えるような憲法から改正して、『憲法は改正できるものだ』という意識を共有するところからはじめたほうが、結果的には早く憲法を改正できるのではないかと思うんです」(『渡部昇一、「女子会」に挑む!』ワック)

 これはいま現在の小池の態度と重なる。9条をもち出すと反対も多い、だからまずはそれは俎上に載せずに改憲してしまおう。最終目的は安倍首相と同じなのだ。

 事実、ふたりはそうした国民を騙し討ちする手段をとることを“共有”している。2015年2月、衆院予算委員会で“16年参院選後の改憲”をアピールした小池は、安倍首相への質問のかたちで、財政の権限を定めた憲法83条から「お試し改憲」すべきだと水を向けた。

「いきなり全部のメニューを最初からというよりも、ひとつそのようなかたちで進める、96条(改憲の発議要件)よりも私は83条から始めるべきではないだろうか、このように思っております」

 このとき、小池から質問を受けた安倍首相は、慎重に言葉を選びながらも時折小さく笑みを浮かべるなど、まんざらでもない様子だった。

 つまり、今回の衆院選は、こうした小池の欲望を実現させる契機になる可能性だけでなく、安倍首相にとっても力強い味方を得ることになる。メディアは小池新党の「民進党リベラル派の排除」や「小池の国政出馬」などの話題に終始しているが、その本質は「一大改憲政党の誕生」なのだ。そして、ここに公明党、維新の会などもくわえると、衆院は憲法改正派に埋め尽くされる。言わば、この選挙は「憲法」こそが最大の争点なのである。

 だからこそ、枝野率いる「立憲民主党」は、立憲主義を否定する安倍首相と小池百合子の共通点や、小池新党が「第二自民党」であることを暴き、憲法をリセットさせてはいけないと訴える必要がある。小池劇場に振り回されるメディアを巻き込んで、「反安倍」「独裁者に憲法を蹂躙させない」という旗印をはっきりと掲げてほしい。

(編集部)
































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/334.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党の話を小沢氏が持ち込んだかのように前原が語っていた。しかし、完全なでっち上げだったようだ。 
希望の党の話を小沢氏が持ち込んだかのように前原が語っていた。しかし、完全なでっち上げだったようだ。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7af032ed043f619d6c610e662efcd9bb
2017年10月02日 のんきに介護


村上さとこ@北九州市議会議員‏ @murakamisatokoさんのツイート。



前原は、

大ぼらを吹きまくって、

安倍自民を助けた。

一体、いくら報酬として安倍から手に入れるのだろう。

しかし、

それにしても

小沢本人の弁明がない。

すなわち、小沢・前原の会談等、

100%、前原のでっち上げだったとして、

なぜ、もっと前に

「嘘つくな」と、

前原を叱りつけなかったのだろう。

疑問が残るな。

ひょっとして手術か何かの後遺症で

植物状態なんじゃないか。

そう考えたら

前原が本人を恐れず、なぜ、大ぼらを吹きまくりえたかを

理解できる。

しかし、だとすると、前原って

最低の男だよ。

なお、上西小百合‏@uenishi_sayuriよ、



という話、どこまで信用できるんだ。

いい加減な話ばっかりしていると、

前原同様、

その嘘で裁かれることになるぞ。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/336.html

[政治・選挙・NHK233] 不毛の政権選択選挙 おぞましい「大政翼賛会」前夜の様相(日刊ゲンダイ)
 


不毛の政権選択選挙 おぞましい「大政翼賛会」前夜の様相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214696
2017年10月2日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   同じ穴のムジナ(C)日刊ゲンダイ

 小池百合子都知事が立ち上げた「希望の党」の公認をめぐるゴタゴタが目まぐるしい。民進党出身者の“排除”拡大の噂も流れ、無所属出馬を決断・検討する人が続出。民進は分裂選挙の様相になってきた。

 小池の発言を聞いていると、確かに「希望には行けない」と考える民進党出身者が出てもおかしくない。「憲法観と安保政策での一致」を公認の条件としているが、何をどこを変えるのかよくわからないのに「改憲に賛成」しなければならないし、多くの憲法学者が“違憲”だとした悪名高き「安保法制に賛成」しなければならないのだ。これでは自民党と同じじゃないか。

 今度の解散総選挙は本来、安倍政権5年間の暴政に対する審判のはずだった。

 安倍首相が第2次政権でやったことは立憲主義の否定だ。秘密保護法を成立させ国民の知る権利を奪い、共謀罪法成立で監視社会をつくり上げた。権力者を縛るはずの憲法を“骨抜き”にして集団的自衛権の行使容認を閣議決定し、日本を「戦争のできる国」に仕立て上げた。森友・加計問題では自らの関係者に便宜を図る権力の私物化まで明らかになった。一体、主権者は誰なのか、である。こうした結果、安倍への国民の信頼はガタ落ちしたのだが、そんな首相をこのまま続けさせていいのかどうかが、今度の選挙で問われるはずだった。

 ところが、安倍自民党以上に右寄りの小池新党が相手では、対立構図にならない。メディアが民進党の混乱ばかり報じていることもあって「立憲主義否定」の争点は一瞬で消え去り、“右右対決”になってしまった。

「安倍政治を許すのか、許さないのかという争点がズレてしまい、今や完全に『小池劇場』になってしまっている。安倍か小池かを選ぶ選挙では、『右右対決』どころか『極右対決』ですよ。選挙結果次第ではありますが、希望の党は票の取り方によっては、選挙後、自民党の補完勢力になる可能性がある。『右』ではないリベラルの第3極をつくらないと、この国はとんでもない方向へ行ってしまいかねません」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)

 小池の排除方針を受け、民進党のリベラル系が新党結成を選択肢に動きだしている。1日、枝野幸男代表代行は「いろんな判断がある」と言い、北海道連は「希望に全員公認申請」という方針を撤回した。辻元清美幹事長代行など無所属での出馬表明も相次いでいる。

 30日、希望の党と大阪維新の会の選挙協力も決まり、小池は維新代表の松井一郎大阪府知事と会見したが、この2人を引き合わせたのは、あの竹中平蔵だという。格差社会を拡大させた「新自由主義」の権化だ。これで自民と対決なんて、冗談も休み休み言ってくれ、である。

  
   北の政治利用が加速(C)コリアメディア=共同

安倍首相自身が日本の危険度を高めた事実を忘れたのか

 そんな中、また北朝鮮の不穏な動きが察知された。韓国メディアが「平壌近郊のミサイル工場から最近、複数の弾道ミサイルが搬出された」と報道。すわ発射準備か、というのである。米の北朝鮮分析サイト「38ノース」も、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の開発を継続する動きが確認されたと発表。今月10日に朝鮮労働党創建記念日を控えているだけに、不気味ではある。

 そうした動きを見越して、安倍は北の危機利用を加速させている。

 自民党のキャッチコピーは「この国を、守り抜く。」だ。どの党だって“国を守る”と思っているわけで、選挙の争点になりえないのに、さも「自民党しか守れない」と言いたげなコピーなのである。

 安倍は30日、京都5区で遊説したが、併せて海上自衛隊の舞鶴基地を訪れ、北のミサイル発射への警戒にあたるイージス艦「みょうこう」を視察。「わが国は国難とも呼ぶべき事態に直面している」と吠えていた。

〈朝鮮半島情勢を口実に「安全保障問題」の重要性と平和憲法修正の必要性を説き、民心を取り戻そうと狂奔した〉と北朝鮮の朝鮮中央通信にまで論評されるほど、今度の解散の口実はバレバレなのだが、それでも北がミサイルを1発ぶっ放せば、またもや日本中に「Jアラート」が発令され、“空襲警報”が鳴り響く。世論は政府に北への警戒強化を求めることになるだろう。安倍の思うツボだ。

「安倍首相は間違いなく『危機対応を任せられるのは与党しかありません』とキャンペーンを張るでしょう。しかし、拉致問題を全く進展させられず、北方領土交渉も譲歩ばかりで外交が失敗しているのに、どの口で言うのでしょうか。ISに敵視されるようなことをわざわざ発言したり、本来、距離を置けばいい米朝のケンカに割り込んだりと、むしろ安倍政権下で日本の危険度は高まりました。これから選挙の応援演説で、ますます北の危機を煽るのでしょうが、だったらこんな時期に解散しなければよかったのです」(五野井郁夫氏=前出)

リベラル勢力が歯止めかけなければ恐ろしい事態

 それでも北のミサイルが日本列島を飛び越えれば、国民は怯え、不安を募らせる。そんなところへ、ガチンコのフリをしながら本質的に安倍自民と同じ穴のムジナの小池新党が勢力を広げているという悲劇。実際、小池は日本記者クラブで行った講演で、「今、まさしくこの北朝鮮情勢というものが、そして、また中国の公船などが、非常に活発に動いているというような状況にありまして……」と発言し、安保法制には賛成するのが当たり前という態度だった。

 過去に核武装論をブッたこともある小池だ。選挙前の今でこそ対決構図だが、投開票の結果いかんでは態度をコロッと変えるのが目に浮かぶ。自公が過半数を割ったり、過半数を維持しても大幅な議席減となれば、がぜん、希望の党の存在感が高まる。自公に希望、そして維新で、ほとんどの議席を占めるようにでもなれば、おぞましい大政翼賛会が出来上がる。戦争国家への暴走をストップできなくなってしまう。

 戦前の大政翼賛会は、欧州で第2次大戦が勃発し、国際情勢がキナくさくなる中で、日本も一致結束して強力な指導体制をつくる必要があるとする運動が盛り上がった結果、発足した。北の危機を煽って大連立構想という、予想される事態とまさに酷似していると言えまいか。

 ジャーナリストの高野孟氏がこう言う。

「このままだと戦前の空気と同じになる。大政翼賛会になりますね。民進党の前原代表は希望の党との合流の方針を明らかにした際、改憲や安保法制肯定とは一言も言っていませんでしたが、そもそも、安保政策や改憲に対する安倍―小池―前原の理念は同じだと私はみています。アジア経済研究所が北の脅威に関するリポートを出したそうですが、在韓米軍の防衛状態はまだ5段階の下から2番目で、危機から程遠い。つまり安倍首相が煽っている『国難』なんて、架空の話なのです。今、リベラル新党の動きはとても重要です。大政翼賛会に歯止めをかけるために、リベラルが共産党とともに一定の勢力を取らないと、取り返しのつかないことになってしまいます」

 10日の公示までわずかの時間しかないが、右翼同士の対決という絶望的な選挙にしないためにも、リベラルの受け皿を求める有権者のためにも、決起が急務である。







  



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/341.html

[国際20] 中国が北朝鮮を攻撃する可能性が再び----米中の「北攻撃」すみ分けか(ニューズウィーク)
   にこやかに握手するティラーソン米国務長官と習近平国家主席(9月30日、北京) Lintao Zhang-REUTERS


中国が北朝鮮を攻撃する可能性が再び----米中の「北攻撃」すみ分けか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/-----10.php
2017年10月2日(月)16時30分 遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長) ニューズウィーク


訪中したティラーソンは習近平と「極めて友好的な」会談を行なった。北朝鮮が第19回党大会にミサイル発射をぶつけてくる可能性がある中、静かにしている中国は何を考えているのか。米中の極秘交渉を考察する。

極めて友好的な会談に隠れているもの

ティラーソン米国務長官が訪中したのは、トランプ大統領訪中の下準備のためである。今年4月に習近平国家主席が訪米した際にも、ティラーソンは事前(3月18日)に訪中して習近平と会っている。

この2回の訪中に共通しているのは、「この上ない友好的ムードの中で互いを礼賛し合うこと」ではあるが、今回の「友好さ」には何かが隠れているのを感じる。2回とも北朝鮮問題に対する話し合いが含まれているとされながら、その具体的内容に関しては公表されていない。それでも3月のときは中国外交部が「双暫停」(米朝双方とも暫時、軍事行動を停止すべき)と発表するなどの意思表示があったが、今回は何もない。

あったのは、ティラーソンが習近平との会談後(会談中ではないことにご注意!)、米朝間には独自のチャンネルがあり、米朝は互いに直接接触していると表明したことくらいだ。これはこれで大きい話なのだが、筆者はこれまで何度も書いてきたので(たとえば、8月4日付けコラム<ティラーソン米国務長官の「北朝鮮との対話模索」と米朝秘密会談>など)、ここでは省く。

習近平は北朝鮮の侮辱に、どこまで耐えるのか?

北朝鮮は習近平にとって国際的な晴れ舞台となる大行事があるたびに、その開幕式の日にミサイル発射などの挑発的行動に出て、習近平の顔に思い切り泥を塗り続けてきた。

今回も10月18日に開幕する第19回党大会のその開幕式の日に合わせて、ミサイルを発射するだろうと推測されている。

「外交大国」を自負する習近平は、国際的大行事の開幕式があるたびに顔に泥を塗られることに激怒しているだろうが、それ以上に中華人民共和国の根幹を成す中国共産党の全国代表大会の日に合わせて北朝鮮がミサイルを発射すれば、その忍耐はレッドラインを越えるだろう。

ではその場合、習近平は何をするのか?

アメリカとすみ分けて、中国が北を武力攻撃

トランプ大統領が金正恩との舌戦を繰り広げ、国連総会で金正恩を「ロケットマン」と呼び、ツイッターで「ちっぽけなロケットマン」と書くに及んで、米韓による北朝鮮への武力攻撃の可能性は高まってきているように見える。

しかし、その一方では、ティラーソンの記者団に対する発言にもあるように、アメリカはいくつものチャンネルを設けて、北朝鮮と直接会話を試みている。トランプはティラーソン発言を否定しているが、米朝が水面下で接触しているのは明白だ。

かといって、いざとなったら武力攻撃がないわけではない。

それを見据えて、中国は早くから考えていた「中国による北朝鮮に対する武力攻撃」を「米中とのすみ分けの中で」模索している。

2016年2月22日付けコラム「いざとなれば、中朝戦争も――創設したロケット軍に立ちはだかるTHAAD」に書いたように、中国が北朝鮮を軍事攻撃するという可能性は早くからあった。

しかしトランプ政権誕生後、事態が一変し、中国は「双暫停」と「対話」を唱えながらも、むしろトランプの方針を「やや協力的に」見守るという姿勢を貫いている。

それは米中関係の親密度を踏み台にして、世界のトップに上り詰めようという野心が習近平にはあるからだ。だから、中国はアメリカとは絶対に敵対しない。

では、この大前提の下で、いま中国が取れる方法は何か。

それは、アメリカによる北への武力攻撃が始まろうとする寸前に、中国が北朝鮮への武力攻撃をする、というシナリオだ。

これまでと違うのは、「アメリカと敵対せずに遂行する」ということである。

つまり、アメリカと協力しながら、軍事力をすみ分けて「中国独自の軍事攻撃」を北朝鮮に対してするというやり方である。

中国はこれまで何度も、米韓が38度線を越えたら中国はそれを阻止すると言ってきた。したがって、ある意味、アメリカが、アメリカの代わりに中国に軍事攻撃をしてもらうということになる。互いに了承済みで、勢力図をすみ分けながら断行する。但し、党大会が終わるまでは中国は絶対に動かない。場合によっては来年3月の全人代閉幕直後辺りまで延ばす可能性もある。

米中の相互補助

このシナリオはちょうど、ティラーソンが発表した「アメリカによる北朝鮮政府との複数の対話手段の保持」と、対(つい)を成している。

ティラーソンはなぜ、わざわざ「北京で」記者団に対して話す必要があったのかを考えれば理解できるはずだ。中国は対話による解決を要求している。だから、それに応える意味で、ティラーソンは、敢えて発表の場として北京を選んだ。しかも習近平との対談の直後に。

習近平は金正恩(委員長)の度重なる無礼と屈辱的手法に堪忍袋の緒が切れかかっている。だから、「武力攻撃もあり得る」ことをちらつかせるトランプに、「いざとなったら」協力的に武力を断行し、北を敗退させた時の中国の「持ち分」を確保する訳だ。

日米韓が主戦場にならないという意味では、最高に良い選択とも言える。

中国の軍事力の強化の目的の一つが、事実ここにあることは、これまで何度も書いてきたが、今回もまた、それが証明される事態になっているということが言えよう。

なお、「米中のすみ分け」は、トランプ政権以外の他のアメリカの政権では絶対にあり得なかったシナリオと言わねばなるまい。それを可能ならしめたのは、トランプが個人的に習近平を気に入っているからであり、そのことは拙著『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』で言い尽くしたつもりだ。

日本は置いてきぼりを食わぬよう、気を付けた方がいい。


[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。著書に『習近平vs.トランプ 世界を制するのは誰か』(飛鳥新社)『毛沢東 日本軍と共謀した男』(中文版も)『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』など多数。





http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/739.html

[政治・選挙・NHK233] <世論調査>福島(27・8%)北海道(37%)で安倍政権支持率が過去最低の数字を記録!
【世論調査】福島(27・8%)北海道(37%)で安倍政権支持率が過去最低の数字を記録!
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/34631
2017/10/02 健康になるためのブログ





比例は希望29% 内閣支持率37%に低下 全道世論調査
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/135877
10/02 07:37 更新 北海道新聞







 北海道新聞社は9月29日〜10月1日の3日間、衆院選(10日公示、22日投開票)に向けて全道世論調査を行った。比例代表道ブロック(定数8)での投票先は、希望の党が29%でトップに立ち、自民党が25%で続いた。今回の調査は、民進党の候補予定者が希望の党公認で出馬するとの前提で聞いており、民進党の項目は設けなかった。野党再編への期待感が高まる一方、民進党の希望の党への合流について「期待しない」が4割に上り、合流に対する有権者の戸惑いも浮き彫りになった。

 安倍内閣の支持率は5月の前回調査比4ポイント減の37%で、第2次安倍内閣が発足した2012年12月以降、最低を記録した。不支持は同4ポイント増の61%だった。森友・加計(かけ)学園問題に対し、説明不足と受け取られたことなどが影響したとみられる。安倍首相の衆院解散について「評価する」は25%にとどまり、「評価しない」は74%だった。


希望30.6%、自民23.8% 県内の比例代表支持率
http://www.minpo.jp/news/detail/2017100245558
2017/10/02 08:49 福島民友

 福島民報社は福島テレビと共同で県民世論調査(第19回)を行った。10日公示、22日投開票で行われる衆院選の比例代表で支持する政党は、新党「希望の党」が30・6%でトップとなり自民党の23・8%を6・8ポイント上回った。安倍政権の支持率は27・8%で6月の前回調査から2・8ポイント低下し、支持率を質問し始めた2013(平成25)年3月の第4回調査以降最も低かった。

 衆院選比例代表の政党支持率は【グラフ(1)】の通り。希望の党、自民党以外では共産党8・2%、公明党3・8%、社民党2・8%、日本維新の会1・4%、日本のこころ0・6%など。

 安倍政権を支持するかを聞いた結果は【グラフ(2)】の通り。今回の「支持する」とした27・8%は、過去最低だった2015年6月の第10回調査の28・4%を下回った。「支持しない」は54・4%で前回より2・7ポイント上昇し、最も高かった2015年9月の第11回調査の53・5%を上回った。

 男女別では「支持する」は男性28・1%、女性27・5%。「支持しない」は男性58・1%、女性50・7%だった。

       

以下ネットの反応。















北の方では自民党は厳しい選挙になりそうです。しかし希望の党は比例すごいね。これが今後どう変わるか。


衆院選「必ず行く」53% NHK世論調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011165441000.html
10月2日 19時27分 NHK



今月22日に行われる衆議院選挙を前に、NHKが行った世論調査によりますと、投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」と答えた人は53%でした。

NHKは、今月22日に行われる衆議院選挙を前に、先月29日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象にコンピューターで無作為に発生させた固定電話と携帯電話の番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。
調査の対象となったのは5458人で、57.7%にあたる3149人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査に比べ、7ポイント下がって37%、「支持しない」と答えた人は、8ポイント上がって44%で、「不支持」が「支持」を上回りました。

今回の衆議院選挙に、どの程度関心があるか尋ねたところ、「非常に関心がある」が32%、「ある程度関心がある」が43%、「あまり関心がない」が16%、「まったく関心がない」が6%でした。

次に、投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」と答えた人は53%、「行くつもりでいる」が30%、「行くかどうかわからない」が11%、「行かない」が4%でした。

投票先を選ぶ際に最も重視することを6つの政策課題をあげて尋ねたところ、「経済政策」が18%、「財政再建」が10%、「社会保障」が30%、「外交・安全保障」が17%、「憲法改正」が9%、「原子力政策」が7%でした。

安倍総理大臣が、今回、衆議院の解散・総選挙を決めたことを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が6%、「ある程度評価する」が21%、「あまり評価しない」が34%、「まったく評価しない」が33%でした。

東京都の小池知事が立ち上げた「希望の党」に期待するかどうか聞いたところ、「大いに期待する」が11%、「ある程度期待する」が36%、「あまり期待しない」が31%、「まったく期待しない」が16%でした。

民進党は、衆議院選挙で党の候補者は擁立せず、「希望の党」に公認申請することを決めました。これを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が5%、「ある程度評価する」が19%、「あまり評価しない」が34%、「まったく評価しない」が34%でした。

今回の選挙で、与党と野党の議席がどのようになればよいと思うか尋ねたところ、「与党の議席が増えたほうがよい」が20%、「野党の議席が増えたほうがよい」が33%、「どちらともいえない」が42%でした。

安倍総理大臣は、消費税率を10%に引き上げた際の使いみちを見直し、高等教育や幼児教育の無償化などにもあてる考えを示しました。これを評価するかどうか聞いたところ、「大いに評価する」が12%、「ある程度評価する」が38%、「あまり評価しない」が28%、「まったく評価しない」が16%でした。

北朝鮮への対応など、安倍内閣の外交・安全保障政策について尋ねたところ、「大いに評価する」が12%、「ある程度評価する」が37%、「あまり評価しない」が31%、「まったく評価しない」が13%でした。

憲法を改正して、自衛隊の存在を明記することに賛成か反対かを尋ねたところ、「賛成」が31%、「反対」が22%、「どちらともいえない」が41%でした。



各党の支持率 NHK世論調査
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011165471000.html
10月2日 19時25分 NHK



各党の支持率は、自民党が30.8%、民進党が3.9%、公明党が3.8%、共産党が3.3%、日本維新の会が1.0%、希望の党が5.4%、自由党が0.3%、社民党が0.6%、「特に支持している政党はない」が40.4%でした。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/342.html

[政治・選挙・NHK233] 枝野新党「立憲民主党」が結党 小池百合子“上から目線”の「排除の論理」は吉か凶か〈週刊朝日〉
        
        「立憲民主党」の結成について会見する民進党の枝野幸男代表代行 (c)朝日新聞社


枝野新党「立憲民主党」が結党 小池百合子“上から目線”の「排除の論理」は吉か凶か〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00000083-sasahi-pol
AERA dot. 10/2(月) 18:06配信 週刊朝日 2017年10月13日号より加筆


「劇薬」だった希望の党の民進党との合流が、思わぬ”副産物“を生み出した。枝野幸男元民進党幹事長が10月2日夕に記者会見し、民進党のリベラル派を中心とした新党「立憲民主党」の設立を宣言したのだ。

 枝野氏は「希望の党の理念や政策は、私たちが積み重ねてきた理念や政策の方向性とは異なるものだと判断せざるを得ない」「多くの国民の皆さんから『枝野が立て。選択肢をしっかりつくれ』という激励をいただきました」などと結党の理由を語った。新党からは数人が立候補を予定しているという。

 この事態を招いたのは、小池百合子東京都知事の「排除の論理」だ。民進党の前原誠司代表が希望への合流を表明した9月28日、希望の党側は民進党からの合流組のうち、憲法改正や安保法制に反対するなどリベラル色の強い候補者を受け入れない姿勢を示したのである。小池氏は29日の会見でこう言い放った。

「(考え方の違う候補者を)排除いたします」

 民進党は公認を希望する候補者のリストを希望の党に提出。10月2日現在、両者間での公認候補の絞り込み作業が続いている。小池氏周辺がこう話す。

「過去の発言や安保法制への賛否などで民進左派の思想信条をA〜Dまでランク分けし、小池氏自ら点数をつけている。三権の長経験者の菅直人氏、野田佳彦氏を始め、枝野幸男氏、岡田克也氏、辻元清美氏、長妻昭氏などまでアウトで、約3分の1が排除されるとの観測も。民進出身者が増えすぎて首班指名が前原誠司氏になるのを警戒しているという見方もある。小沢一郎氏もアウトらしい」

 民進党関係者の間では疑心暗鬼と反発が広がった。

「いくら時間がないとはいえ、小池さんは上から目線すぎる。細野豪志氏なんかも相手にされておらず、小池一強体制らしい。民進のカネとか組織とか、選挙に必要なものだけ持っていき、用が済めば捨てられるという警戒感が党内に渦巻いている」(民進の幹部議員)

 こうした中で、小池氏による「排除対象」になるとみられた辻元清美氏や逢坂誠二氏、阿部知子氏などのリベラル派は、希望の党に公認を求めない方針を表明。野田佳彦前首相、岡田克也元党代表などは、無所属での出馬を決断した。そして、冒頭の枝野氏による新党結成へとつながったのである。

 小池氏側も騒動がメディアで大きくクローズアップされたことは「想定外」だったようだ。

「小池氏は不協和音を報じるメディアに『選別だの抱きつかれただのと、私がミソをつけたように報じられている』と憤慨していた」(小池氏側近)

 小池氏の「純化路線」がどんな結果につながるのか。総選挙の行方は、ますます混沌としてきた。(本誌 小泉耕平 亀井洋志 村上新太郎)














http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/343.html

[国際20] ラスベガスで銃撃 少なくとも50人死亡「過去最悪の銃撃事件」 NHK
ラスベガスで銃撃 少なくとも50人死亡「過去最悪の銃撃事件」
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011165651000.html
10月2日 21時00分 NHK


アメリカ・ラスベガスで1日起きた銃撃事件で、これまでに少なくとも50人が死亡し、地元のメディアはアメリカで起きた銃の乱射事件としては過去最悪だと伝えています。

警察は現場で死亡した64歳の男がホテルの上層階から屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見て調べています。

アメリカ西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで、1日午後10時すぎ、日本時間の2日午後2時すぎ、銃撃事件がありました。

警察は2日未明行った記者会見で、銃撃による犠牲者が少なくとも50人に上り、200人以上がけがをしたことを明らかにしました。

地元のメディアはアメリカで起きた銃の乱射事件としては過去最悪だと伝えています。

これまでの警察の調べによりますと地元に住む、スティーブン・パドック容疑者が(64)、ホテルの32階から通りを隔てた屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見られるということです。

パドック容疑者は警察との銃撃戦の末、死亡したということで、これまでのところ、事件の動機や背景など、詳しいことはわかっていません。

警察は容疑者と一緒にいたと見られる女の行方を捜査しています。

事件当時の状況についてアメリカの有力紙、ロサンゼルス・タイムズは目撃者の話として、犯行には自動小銃が使われ銃撃は30秒ほど続いたと伝えています。

また現場では「しゃがめ」と叫ぶ声が聞こえ、多くの人が逃げ惑っていたなどと、混乱した様子を伝えています。

銃撃があった当時、現場ではカントリーミュージックのコンサートが行われていて、会場の広場には音楽のステージのほか、出店や娯楽設備が並び、周辺には多くの人たちが集まっていたということです。



米国・ラスベガスで大規模な銃撃戦!20人以上死亡、けが人は100人以上 外務省も注意喚起
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18471.html
2017.10.02 20:00 情報速報ドットコム



10月2日午後2時頃にアメリカのラスベガスで大規模な銃撃戦が発生しました。事件現場はネバダ州ラスベガスの複合施設付近で、容疑者の男性はホテルの32階から、近くのコンサート会場に向けて銃を乱射したと報じられています。

この銃撃の影響で少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしました。

日本政府はこの事件を受けて、外務省を通じて海外安全情報を発表して注意を促しています。犯人は2人居ると見られ、その内の1人は今も逃走中です。


ラスベガスで銃撃 20人以上死亡 100人以上けが
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011165411000.html
10月2日 17時42分 NHK



アメリカ・ラスベガスのホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで、1日、銃撃事件があり、少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしました。警察は、男がホテルの上層階から屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見て調べています。

アメリカ西部ネバダ州ラスベガス中心部にあるホテルやカジノなどが入った複合施設の近くで1日午後10時すぎ(日本時間2日午後2時すぎ)、銃撃事件がありました。

警察によりますと、銃撃によって少なくとも20人が死亡し、100人以上がけがをしたということです。

これまでの警察の調べによりますと、男が、ホテルの32階から通りを隔てた屋外のコンサート会場に向けて銃を乱射したと見られるいうことです。

アメリカの有力紙、ロサンゼルス・タイムズは目撃者の話として、犯行には自動小銃が使われ銃撃は30秒ほど続いたと伝えています。また、現場では「しゃがめ」と叫ぶ声が聞こえ、多くの人が逃げまどっていたなどと、混乱した様子を伝えています。

容疑者は警察との銃撃戦の末、死亡したということで、警察は、容疑者と一緒にいたと見られる女の行方を捜査しています。

警察は容疑者について地元に住む男だとしていますが、これまでのところ、事件の動機や背景など、詳しいことはわかっていません。

銃撃があった当時、現場ではカントリーミュージックのコンサートが行われていて、会場の広場には音楽のステージのほか、出店や娯楽設備が並び、周辺には多くの人たちが集まっていたということです。

日本の外務省によりますと、日本時間のきょう午後7時前の時点で死傷者の中に日本人がいるという情報はないということで、情報収集にあたるとともに、現地にいる日本人に対して現場に近づかないよう呼びかけています。

目撃者「花火かと思った」

銃撃があったときにコンサートの会場にいた中年の女性は「瓶が割れるような音がしたと思ったら、『パン、パン、パン』という音がした。誰かが設置した花火の音かと思ったが、再び音がしたので違うと気づいた。そのあと、みんなはかがんで逃げ出した。1度銃声がやんだあと、再び鳴り始めた」と話していました。

外務省が注意呼びかけ

銃撃事件を受けて、外務省は海外安全情報を出して、事件が起きたコンサート会場など現場周辺には近づかないよう呼びかけているほか、今後、アメリカへの渡航などを予定している日本人に対しても、不測の事態に巻き込まれないよう注意を呼びかけています。

具体的には、アメリカに渡航や滞在している人は、最新の情報を入手するとともに、公共交通機関や観光施設、それに、ショッピングモールなど人が多く集まる施設などを訪れる際には、周囲の状況に注意し、滞在時間を短くするなど安全確保に努めるよう求めています。


























ラスベガスで銃撃 2人死亡 大型ホテル周辺を封鎖(17/10/02)






http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/741.html

[政治・選挙・NHK233] 希望の党が触手? 民進党の“巨額貯金150億円”3つの行く先(日刊ゲンダイ)
       


希望の党が触手? 民進党の“巨額貯金150億円”3つの行く先
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214697
2017年10月2日 日刊ゲンダイ


  
   虎視眈々(C)日刊ゲンダイ

「希望の党」との合流騒動に揺れる民進党。関心を集めているのが、民進党の金庫に眠っている150億円の行方だ。民進党の前原代表が「希望の党を全力で支援する」と明言したこともあって、150億円は小池都知事率いる希望の党に分捕られるのではとの観測が流れているのだ。

 小池側近の若狭は「民進党の公金をもらうということは絶対にない」と断言。小池自身も「お金欲しさという批判は全くの間違い」と否定しているが、果たしてどうなるのか。

「小池知事と若狭さんの言っていることは事実かも知れません。大金を必要としていないからです。希望の党は、立候補予定者に対して供託金600万円の他に、党の広告宣伝費などとして100万円を徴収しているそうです。選挙用のビラの印刷代なども候補者負担にされるそうです」(政界関係者)

 となると、150億円はどうなるのか。

 民進党は、まず200人以上いる民進党の候補者にそれなりのカネを出す予定だ。希望の党に移ろうが、無所属で出馬しようが、新党を設立しようが、一律約1000万円のカネを支払うとみられている。

 しかし、それでもまだ100億円以上残る。衆院選後、この“巨額貯金”は、3つの「行き先」が想定されているという。

「選挙後、民進参院議員が“希望の党”へ全員合流した後、全額を“希望”に寄付する案が一つ。参院議員の大半が“希望”に合流せず、民進に残った場合は、民進の“財布”に丸々残ることになるはずです。民進が完全に解党した場合は、全額、国庫に返納することも考えられます」(民進党関係者)

 民進党を分党し頭数に応じて案分する案も浮上している。

 しかし、「リベラル派は排除する」などと、民進党をコケにしている希望の党にカネを渡すことを、支援者が納得するのかどうか。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/344.html

[経世済民123] 衆議院選、今回は「選挙は買い!」にならない(会社四季報オンライン)
衆議院選挙が行われるが、選挙後の見通しどころか選挙自体が混沌とした様相を呈している(撮影:梅谷秀司)


衆議院選、今回は「選挙は買い!」にならない
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00191287-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 10/2(月) 19:01配信


 10月相場が始まったが、相変わらず堅調ながらも上値の重い相場展開となっている。確かに、北朝鮮問題や米国の資産圧縮、利上げの影響などが懸念されるところではあるが、基調は強含みだ。ただ、日銀短観にもみられるように、個々の企業は業績についてそれほど楽観的な見方もしておらず、株式市場も楽観的になりすぎると痛いしっぺ返しを食らうということもありそうだ。

 米国の利上げや資産圧縮が決して「金融引き締め」ではなく、あくまでも「通常モードへの回帰」であることは理解しているのだが、低金利に慣れた個人ローン市場などで過度な警戒が示される可能性もある。やはり、自動車ローン金利の上昇などには敏感に反応することになるのだろう。

 そして、日本市場でもいつまでも「過度な金融緩和」が続くワケでもないので、金融緩和の「出口」などが取りざたされることになりそうだ。特にこれまで大胆な金融緩和と「アベノミクス」がセットで語られることも多く、アベノミクスに対する期待や「神話(? )」が崩れるということになると、これまでの上昇相場が崩れるということになるだろう。

■ 「買い」とはならない理由

 衆議院が解散され、総選挙となったが、「選挙は買い」という発想もここでは抱かない方が良いのではないかと思う。これまでの「選挙は買い」というパターンは閉塞感があったところに、何かが変わるという期待がある選挙であるか、もしくは現状の追認となるような選挙の場合でも「変わらない」ということが期待されて「買い」となる。そのような観点からすると、今回のように混沌としている選挙の場合は、はっきりと方向が示されるまではいったん売りで対処することになるのではないかと思う。

 しかも、日経平均自体は高値圏にあり、9月末の配当や権利を取った人も、利益が出ているものが多いのではと思われ、利益を確保する売りが出やすい状況でもある。さらに、解散したにもかかわらず、候補者自体が決まっていない状況なのであるから、どの政党が、誰がどのような政策をとるのか、選挙後に何が起こるのかが全く見えない状況では、株式相場の方向もかなり不透明と言わざるを得ないだろう。

 変化が期待された東京都の都議選も今のところ特に何が変わったという実感もないが、衆議院選はさすがにここからの日本の方向性を示す選挙であり、何かが変わる、ということに対する期待は強いと思う。ただ、一方で「アベノミクス」は株式市場で好感されていたわけであり、総選挙の結果、安倍政権の政策が否定されるということになった場合には「アベノミクス」以上の経済政策が求められることになる。

 これまでにも政権交代の際には株式市場で当初は好感する動きを見せたケースはあるが、実際に政権が発足してからはというと、芳しくなかった。1993年の細川政権が誕生した時も当初は期待されたものの、「何も変わらない」ということで期待外れに終わり、2009年の民主党政権の時も企業業績はリーマンショックから立ち直っていた時期であったにもかかわらず、金融政策などに有効な手がでなかったこともあって株式相場は芳しいものではなかった。

■ 懸念材料はいくつもある

 そう考えると、「政権交代」となると、日本株が買い難い状況になる可能性も高く、しかも今回のように選挙自体が混沌としていれば、積極的に株を買い上がるということにはならないのではないかと思う。アベノミクスが追認されることになれば、これまでの緩和姿勢も経済政策も継続されるということで、買い直されるということになるのだろうが、しっかりとした経済政策や実現性、有効性が見られない政権になるとすれば、これまでの政権交代と同じように株式市場ではとりあえずマイナスという評価を受けるのだと思う。

 そして、何よりも「どうなるかわからない」ということが一番の懸念材料であり、高値圏にある株価は手仕舞い売りに押されるということになるのだろう。加えて、米国の金利が上昇すれば、金利差からの円安は期待されるが、逆に、日本から「円キャリー取引」ではない形で米国に資金が流出していく可能性が高い。したがって、円安となっても株も買われず、円安・株安・債券安という、いわゆる「日本売り」になるのではないかと思う。

 選挙の動向が混とんとしている状況は選挙結果がわかるまで続きそうで、今回ばかりは「選挙は買い」とはならないのではないか。日経平均は当面は2万0500円水準での上値の重さを気にすることになり、いったん手仕舞い売りが出始めると一気に2万円を割り込む水準まで調整となることもありそう。為替や米国の経済指標などに反応して買われる場面があっても逆に手仕舞い売りのチャンスということになるのではないかと思う。

 したがって、個別に銘柄を選別するということになるのだろうが、引き続き株価が調整している明治HD(2269)などの食品株などに注目。どの政党が勝っても次は「東京オリンピック」が話題になりそうで、大成建設(1801)などの大手ゼネコン、あるいは前田建設(1824)などの中堅ゼネコンに注目。

 清水洋介/大和証券、マネックス証券、リテラ・クレア証券など経て、現在アルゴナビスでフィナンシャルコンシェルジュ

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

清水 洋介



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/836.html

[経世済民123] 日産 検査不備で121万台をリコール 社長が陳謝 NHK


日産 検査不備で121万台をリコール 社長が陳謝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171002/k10011165461000.html
10月2日 18時05分 NHK


日産自動車は、完成した車の出荷前の検査で資格がない従業員に検査をさせていた問題で、2日、西川廣人社長が記者会見し、すでに販売した120万台以上について、検査に不備があったとして、今週中に国土交通省にリコールを届け出ることを発表しました。

日産自動車は、国内にあるすべての工場で、完成した車の出荷前の検査を、資格がない従業員が行っていた問題で、西川社長が、午後6時から、横浜市の本社で記者会見しました。

この中で、西川社長は「お客さまと日産を信頼していただいている皆さまに心からおわび申し上げます」と陳謝しました。そのうえで、2014年10月から先月までに製造し、すでに販売したおよそ121万台について、検査に不備があったとして、点検をやり直すため、今週中に国土交通省にリコールを届け出ることを明らかにしました。

さらに、これとは別に、販売されずに在庫となっているおよそ3万4000台についても、検査に不備があったとしています。

また、西川社長はリコールに必要な費用について、250億円を超える可能性があるという見通しを示しました。日産は今後、第三者を交えて原因の究明を進めるとともに、国土交通省に再発防止策を報告することにしています。

西川社長は「国土交通省から指摘されるまでは全く認識していなかった」としたうえで、「深刻な問題だと認識している」と述べました。

また、みずからの責任も含めた社内の処分については、「私自身が納得できる形で調べて、そのうえで、どう責任をとるか、処分を決めたい」と述べ、第三者を含む調査チームの調査を見極めながら検討する考えを示しました。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/837.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子を批判してもどこからも絡まれる気配がない。なぜ、こうも安倍晋三の場合と異なるのか 
小池百合子を批判してもどこからも絡まれる気配がない。なぜ、こうも安倍晋三の場合と異なるのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/cec2fbaf9a3e75534e8ee50489110770
2017年10月02日 のんきに介護


清水 潔‏ @NOSUKE0607さんのツイート。



この問題を考えるにあたって、

下のミニ動画を見て欲しい。

小池百合子と安倍晋三が如何に似ているかがわかる。

そこが出発点だ。

世間の共通認識では、

小池と安倍の二人は憎まれ者なのだ。

いいかな。





同列に置いてはダメと言っているんじゃない。

同列に置いていいと思っている。

僕が問いたいのは、

それほど近似性があるのなら、

扱いが

なぜ、こんなに異なるかだ。

実は、

タイトルに記したように、

一方は、

批判すると

いろいろ難癖をつける人が現れるのに、

他方は、

その気配がないという点だ。

なぜか分かるだろうか。

答えは、

本来、絡みつく人が批判しているからだ。

たとえば、

上念 司‏ @smith796000の場合を見てみよう。

彼は、

こんなツイート。



和田 政宗‏@wadamasamuneは、

こんな批判を展開。



百田尚樹‏ @hyakutanaokiも

小池の思慮不足を責める。



誰かが言っていた、

最近の百田は可笑しいと。

どう可笑しいのか

と言うと、

真面になった! と。(笑)

上の文章など、

確かに年相応に論理性を感じる。

そこが可笑しいわけやね。

誰かがまとめサイト「NAVER」でね、

真面なツイートを集めて

「百田直樹がまともになった。百田よ、大丈夫か」特集をやって欲しい。

絶対に笑えると思う。

ということで、

以上、紹介したツイートはすべて、

批判と受け取るべきだろう。

さほどこの点、説明は要しないと思う。

つまり、

上に掲げた問いの答えは、

次の通りだ。

いつもなら絡む人が批判する側に回っている関係で

安倍と同類項と考えていい人物なのに、

批判のし放題だということだな。

では、

ネトウヨたち、

何を考えて小池を批判するのか。

こちらは、

ちょっと考えたら答えがすぐ出てくると思う。

それは、

「安倍 VS 小池」と

世間の人間に思わせたいからだ。

さて、

ここで冒頭の問いに

戻ってもらいたい。

答えは、

Aだということ

納得できると思う。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/345.html

[政治・選挙・NHK233] 小池百合子はナチスのゲシュタポになったつもりか? 
小池百合子はナチスのゲシュタポになったつもりか?
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316032315.html
2017-10-02 20:31:02 半歩前へ


 「過去の発言や安保法制への賛否などで民進左派の思想信条をA〜Dまでランク分けし、小池百合子自ら点数をつけている。

 民進出身者が増えすぎて首班指名が前原誠司になるのを警戒しているという見方もある。小沢一郎もアウトらしい」

 民進党関係者の間では疑心暗鬼と反発が広がった。

 「いくら時間がないとはいえ、小池さんは上から目線すぎる。細野豪志なんかも相手にされておらず、小池一強体制らしい。

 民進のカネとか組織とか、選挙に必要なものだけ持っていき、用が済めば捨てられるという警戒感が党内に渦巻いている」(民進の幹部議員)  (以上 週刊朝日)

*****************

 先日まで国会議員だった民進党の小池新党への入党希望者たちを1人ひとり「A〜Dまでランク分け」する?

 小池百合子は何様になったつもりか? ひょっとしてナチスのゲシュタポ(秘密警察)にでもなったつもりか?

 また、ここまでやられて行列して小池の顔色を伺う神経が信じられない。地元の有権者にどの面下げて説明するのか? 恥を知れ!

 私だったら「誰に向かってそんな生意気な真似をしているのか!」と、面と向かって小池を怒鳴りつけ、小池新党の公認など、熨斗(のし)を付けて返してやる。

 そのぐらいの心意気がなくて議員が務まるか。議員には数万人、時には数十万人の有権者の「信頼と期待」がかかっているのだ。そんな自覚もない者が議員バッジを付けても意味がない。

 この者たちは議員と言う前に「人間」失格。単なるセミの抜け殻だ。ここまでコケにされて黙っているようではオシマイだ。そんな気の抜けた腑抜けが、また議員になったところでロクなものではない。

編注
下記のポスターはネットから引用





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/346.html

[政治・選挙・NHK233] 「排除します」小池新党の踏み絵に枝野立つ(田中龍作ジャーナル)


「排除します」小池新党の踏み絵に枝野立つ
http://tanakaryusaku.jp/2017/10/00016731
2017年10月2日 20:54 田中龍作ジャーナル



枝野氏は「一日も早く安倍政権を倒す。喫緊の課題だと思っている」と力を込めた。=2日、都内 撮影:筆者=

 「全員を受け入れるつもりは さらさら ありません」・・・希望の党の小池百合子代表が進める選別と排除の実態が明らかになった。

 田中龍作ジャーナルではある筋から「政策協定書」なる書類を入手した。小池百合子代表が立候補予定者に迫る踏み絵である。

 踏み絵は全部で8項目からなる。

 2項目めの「安保法制を支持すること」と3項目めの「憲法改正を支持すること」(写真参照)は、小池代表がかねてより公言していた通りだ。

 だが小池新党の本質を示す恐ろしくてエゲツない部分は、漏れ伝わってくるだけだった。

 5項目めの「外国人に対する地方参政権の付与に反対すること」は、小池氏の持論である国際化と矛盾する。レイシストと受け取られても仕方がない。

 7項目めの「党の指示する金額を党に提供すること」は、金で公認を左右するとしてヒンシュクを買っている。

 立候補希望者に、供託金600万円(小選挙区300万円、比例300万円)と寄付金100万円を指定された口座に振り込むよう、迫るのである。寄付金は上納金とも呼ばれる。

 8項目すべてに納得したうえで署名しなければならない。署名してしまえば、まっとうな政治家としての生命を失ってしまう。

 民進党の立候補予定者たちは、前原代表が一括して名簿を出してくれるものと信じていた。一人ひとり踏み絵を踏まされなくて済むと理解していたのである。

 ところが実態は180度違った。踏み絵を踏めない、つまり署名できない立候補予定者たちが、続出して大量に弾かれているのである。50人を超える民進党前職の名前が、排除リストにあがっているのは、このためだ。

 小池代表から排除された民進党の立候補予定者の受け皿は枝野新党になりそうだ。

 枝野幸男・元民進党代表代行はきょう夕方、新党設立の記者会見を開いた。

 新党の名称は「立憲民主党」。枝野氏はネーミングの由来を「近代国家の基本である立憲主義と民主主義を大事にするという意味」と説明した。

 上述したように枝野新党には小池新党から弾かれた民進党の立候補予定者や、すでに小池新党への不参加を表明している立候補予定者が、数十人規模で参集するとの見方もある。

 選挙の結果しだいでは、国会が自公と希望という右翼政党に占拠される恐れがある。民主主義を絶滅危惧種にしてはならない。

 立憲民主党の誕生で、ここ2,3日ツイッター上を賑わしたハッシュタグ「 #枝野立て」 が、「 #枝野立った 」に変わった。


小池代表宛てに立候補希望者が提出する宣誓書(踏み絵)。原発ゼロはどこにも見当たらない。

    〜終わり〜


枝野幸男氏が会見で「立憲民主党」結成を表明



枝野幸男氏が新党「立憲民主党」結成を表明(2017年10月2日)



枝野幸男氏らが新党結成で会見(全文1)新たな選択肢、立憲民主党を設立
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000010-wordleaf-pol
THE PAGE 10/2(月) 19:00配信 


枝野幸男氏らが新党結成で会見(THE PAGE編集部)

 民進党の枝野幸男代表代行が2日午後5時から記者会見した。「希望の党」に合流しない民進党の前衆院議員らリベラル派の受け皿となる新党を結成する方針を発表した。

 ※一部、判別できない箇所がございますことをご了承ください。

枝野:たくさんの皆さんにお集まりをいただき、ありがとうございます。枝野幸男でございます。私は日本の国民の生活の安心、立憲主義、民主主義、自由な社会、それをしっかりと守っていくために立憲民主党を結成することを決意いたしました。この場を借りて皆さんにご報告をさせていただきますとともにこの立憲民主党、お集いをいただいて、この総選挙で安倍政権の暴走に歯止めを掛ける。安倍政権をストップさせる。そのための大きな役割を果たす。そうした力を国民の皆さまに与えていただく。そんな戦いを進めてまいりたいというふうに皆さんにお呼び掛けをしたいと思います。

男性:枝野さんこちらお願いします。

枝野:いいですか。

男性:こちらお願いします。

男性:枝野さん、こちらもお願いします。

男性:こちらもお願いします。

男性:お願いします。

枝野:また後ほど写真を撮ります。日本の国民生活は一億総中流と言われた時代から格差が拡大し、貧困が増大し、そのことによって社会が分断をされ、世界一安全と言われていた治安にまで、そしてお互いさまという言葉に象徴されていた人と人とのつながりが、どんどん壊れていってしまっています。近代国家の大前提である立憲主義が破壊をされ、法の支配すら脅かされています。みんなで議論をし、納得をして物事を進めていくという民主主義がおろそかにされています。共謀罪に象徴されるように自由な社会というものにもさまざまな危機が迫っています。こうした状況を変えていく責任、役割を果たしていかなければならない。そして安心できる、当たり前のことだけれども立憲主義や法の支配が、民主主義が、自由な、その中で社会の構成員がお互いさまに支え合い、お互いに認め合える、そんな社会をつくっていかなければならない。そんな思いで私は24年、国会で仕事をしてまいりました。

 民主党から民進党へという流れの中で志を同じくする多くの皆さんと議論をし、目指すべき社会像、理念、政策を積み重ねてまいりました。今般の総選挙を前にしてさまざまな提起がなされ、動きがございました。結論として残念ながら希望の党の理念や政策というものは私が、そして私たちが積み重ねてきた、私たちの目指す理念や政策の方向性とは異なるものだと判断をせざるを得ません。政治家にとって理念や政策は何ものにも代えがたい、譲ってはならない筋であります。そしてこれまでこの総選挙を目指して地域の中で仲間の皆さんと協力しながら準備を進めてきた多くの仲間が、今回、どうしても選挙に出るなら無所属で出なさい。あるいは、残念ながら私から見れば理念や政策、私たちとは異なる政党から出なさい。そのことを余儀なくされています。

 結果的に何よりも大事なことですが、さまざまなプロセスの中でいろいろなご批判をいただきながらも、私たちの目指すべき社会の在り方、私たちの理念や政策の方向性について、期待をして応援をしていただいた皆さん、期待をしたいという思いを持ちながら見守ってきていただいた皆さんにとって、選択肢がないという、そんな状況になってきてしまっています。

 この間、多くの国民の皆さんから枝野が立て、その選択肢をしっかりとつくれという激励をいただきました。選挙に備えてきたのに残念ながらこのままでは戦えない。共につくりあげてきた理念、政策を懸けて戦いたい。そうした仲間の皆さんからもさまざまな期待の声をいただきました。私はこうした声に応え、しっかりとした、これまで民進党から民主党へと積み重ねてきた理念と政策の方向性をさらにブラッシュアップしながら、国民の皆さんにお訴えをし、国民の皆さんの声を受け止める。そんな立憲民主党を結成することを決意した次第であります。この場を借りて多くの皆さんに立憲民主党での、共に衆議院選挙を戦うことをお呼び掛けをさせていただきます。

 選挙はもう間もなくです。残された時間は多くありませんが、私たちは国民の皆さんに自信を持って政策と理念を訴えて、その皆さんの期待にお応えをしていく決意であります。ぜひ多くの仲間の皆さん、そして国民の皆さんのご理解とご支援をお願い申し上げます。私からは冒頭以上であります。ご質問のある方、どうぞ。

【連載】枝野幸男氏らが新党結成で会見 全文2へ続く
































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/348.html

[政治・選挙・NHK233] <衆院選>自由党の小沢氏と玉城氏は無所属出馬へ 希望の党に合流せず
<衆院選>自由党の小沢氏と玉城氏は無所属出馬へ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171002-00000073-mai-pol
毎日新聞 10/2(月) 21:33配信


 ◇希望の党への合流を断念

 自由党の玉城デニー幹事長は2日の沖縄市での事務所開きで、同党の小沢一郎共同代表と玉城氏の2人は希望の党への合流を断念し、無所属で出馬すると表明した。



自由小沢氏、無所属出馬へ 希望の党に合流せず
https://this.kiji.is/287562076036727905?c=39550187727945729
2017/10/2 21:28 共同通信

 自由党幹事長の玉城デニー前衆院議員は2日、沖縄県沖縄市の選挙事務所開きのあいさつで、小沢一郎共同代表が新党「希望の党」に合流せず、岩手3区から無所属で出馬する方針を明らかにした。

 自身も無所属で沖縄3区から出馬する予定の玉城氏は2日、小沢共同代表と電話で会談。「今回はあえて無所属という立場を選んでいくことで(小沢共同代表と)確認した」と述べた。

 玉城氏はその後、記者団に衆院選では「恐らく自由党公認は誰もいないのではないか」と述べた上で、立候補予定者は希望の党か無所属で出馬する方向で調整中と説明した。
















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/349.html

[経世済民123] 功を奏した減産に需要増加 原油相場は当面強気で推移(ダイヤモンド・オンライン)
功を奏した減産に需要増加 原油相場は当面強気で推移
http://diamond.jp/articles/-/144178
2017.10.2 芥田知至:三菱UFJリサーチ&コンサルティング調査部主任研究員 ダイヤモンド・オンライン




 原油相場が緩やかながら上昇を続けている。国際指標である欧州北海産のブレント原油は、1バレル当たり60ドルに迫り、約2年ぶりの高値となっている。米国産のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)は同52ドルを上回り、4月以来の高値を付けている。

 8月下旬は、ハリケーン「ハービー」が米国に上陸する中、メキシコ湾岸の製油所が多数、操業停止に陥り、原油需要が減退するとの懸念から、原油相場は下落した。

 しかし、9月上旬には、米製油所が操業を再開する中で、原油在庫の積み上がりに対する懸念が後退し、原油相場は大幅に反発した。その後、ハリケーン「イルマ」が米南東部に接近し、再び原油需要が大きな打撃を受けるとの懸念が強まる局面もあったが、被害は危惧されたほどには広がらなかった。

 9月10日にサウジアラビアとベネズエラおよびカザフスタンの石油相が2018年3月以降の協調減産の延長について協議し、11日にサウジとアラブ首長国連邦が、今後、協調減産の延長を検討する可能性があるとの認識で一致するなどの産油国動向も、原油相場の支援材料になった。

 また、OPEC(石油輸出国機構)やIEA(国際エネルギー機関)がそれぞれの月報で、原油需要見通しを上方修正したことも、強気の材料になった。

 22日には、OPEC加盟国・非加盟国が産油国の協調減産の実施状況を点検する合同閣僚監視委員会を開催したが、協調減産の延長をOPECなどに勧告することは見送られた。ロシアのノバク・エネルギー相は「状況を見極めるため、早くても18年1月までは決定しない」との見通しを示した。

 一部の原油市場参加者には、減産延長の方針が示されるとの期待があったようだが、期待外れとなっても、世界的な原油需要の増加観測を背景に原油相場は底堅い推移を続けた。同委員会で、産油国の減産順守率が116%と高水準に達したことや、OECD(経済協力開発機構)加盟国の石油在庫が過去5年平均を1.7億バレル上回る水準まで減少したことが報告され、相場の支援材料になった。

 足元の原油相場は、需要増加観測などを背景に、上向く力の方が強い状況である。しかし、米国産のWTIは上昇力に乏しい。ハリケーンの影響が残っているからだ。

 米国ではハリケーンの影響により、原油生産・原油処理の双方が落ち込んだが、ハリケーン通過後に原油生産量は急速に回復したのに対し、原油処理量は製油所がダメージを負い、回復にやや時間がかかっている。このため、ブレントとWTIの価格差は、7ドル前後と約2年ぶりの水準に拡大しており、当面、高止まりが続きそうだ。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/838.html

[原発・フッ素48] 「安全が確認されれば福島の米検査を対象外に」、全袋検査の意見交換会で驚きの提案! 
「安全が確認されれば福島の米検査を対象外に」、全袋検査の意見交換会で驚きの提案!
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18461.html
2017.10.02 21:00 情報速報ドットコム




福島原発事故後に福島県内で行われている米の全袋検査について、有識者らを集めた意見交換会で見直しを求める意見が飛び出てきました。

報道記事によると、この意見交換会は9月29日夜に都内で開かれ、在京のジャーナリストや大学教授などおよそ50人らが参加したとのことです。

出席者からは「検査には多額の税金が投じられており、すでに安全が確認されている地域は検査の対象から外してもよいのではないか」というような意見があり、条件付きで検査から外すべきだとの主張が飛び出てきました。

理由として福島県の放射能濃度が下がっていることを紹介していましたが、依然としてセシウムを中心に各種放射性物質が検出されているのが現状です。

ネット上でも不安視する声が多く、安全な地域だとしても「福島」の名前がある以上は検査の継続を求める声が多数でした。


福島のコメ「全袋検査」で意見交換
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170930/k10011162591000.html
9月30日 6時31分 NHK



福島県内で生産されるすべてのコメの放射性物質の濃度を出荷前に測定する「全袋検査」の在り方について、県がジャーナリストなどから意見を聴く会が29日夜、東京で開かれ、すでに安全が確認されている地域は検査の対象から外してもよいのではないか、などの意見が出されました。

福島県は原発事故の翌年から県内で生産されるすべてのコメを対象に、袋詰めされた玄米の状態で放射性物質の濃度を測定する「全袋検査」を行っています。検査では去年とおととし、2年連続で国の基準値を超える値は検出されておらず、一部の農家などからは検査態勢の縮小を求める意見が出ています。

このため県は「全袋検査」の今後の在り方について検討を進めていて、29日夜は県の担当者が在京のジャーナリストや大学教授などおよそ50人から意見を聴きました。

県によりますと、出席者からは「検査には多額の税金が投じられており、すでに安全が確認されている地域は検査の対象から外してもよいのではないか」という意見や、「メディアは福島のコメの放射性物質の濃度が下がっている実態などをより積極的に報道すべきだ」などの意見が出されたということです。県は会合で出された意見などを踏まえ、さらに議論を続けたいとしています。















福島県産米の全量全袋検査風景


福島農家】私が作っている農作物は100ベクレル以下なら出荷できますが私は食べませんよ。私は作っていて罪の意識を感じている。自分は食べないのに


記事コメント

この記事のとおり、科学的なデータも統計も信じない。

もう何言っても無駄だという証明。
すなわちフクシマが復興することは無い。

アンズタケの記事もしっかり見ました。

1kgに130bq

「1kg」って、、、
[ 2017/10/02 21:17 ] 名無し [ 編集 ]

遂に食べて応援の黒幕が正体を現す!ロックフェラーJrと安部夫人が魚介類消費を推進!食べて応援の先には癌利権!
情報速報ドットコム2013年11月09日21:50
ttp://saigaijyouhou.com/blog-entry-1174.html
[ 2017/10/02 21:35 ] 名無し [ 編集 ]

毎日食う米で食えるか!!
検査に合格と言ってもキログラムあたり100ベクレル。

三号機爆発でセシウム以外にも大量に地域に飛散した放射性物質。

放射性ストロンチウムの測定は一切しない手抜き。

そんなもの毎日食う米で食えるか!!って言う話でしょう。
[ 2017/10/02 22:06 ] 名無し [ 編集 ]

お上が何をしようが、東北産、産地表示のない食材を口にすることはない
[ 2017/10/02 22:10 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/760.html

[政治・選挙・NHK233] リベラル新党の誕生! 首を長くして待っていた! 
リベラル新党の誕生! 首を長くして待っていた!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316079820.html
2017-10-02 22:51:19 半歩前へ


 リベラル新党「立憲民主党」に早くも期待が高まっている。立憲は立憲主義から撮ったのではないか。結構だ。小池新党にはじかれて民進党内のリベラル派、良識派が空中分解するのではと心配していたので、とりあえず「止まり木」が出来て一安心だ。

 有権者の約半分が毎回、国政選挙をさぼったり、棄権している。元から政治や社会の問題に無関心な質のよろしくないのがいるが、これは論外だ。いつの時代も、どこの国にもこの類はいる。

 だが、棄権した多くは自民党に変わる「受け皿」がなくて、途方に暮れていた者たちだ。そこに小池百合子が、何とかファーストと言って手を挙げたので人々が群がった。

 ところがその「受け皿」は、よく見るとどす黒い血がこびり付いていた。小池人気にあやかろうと行列した民進党の面々は早晩、泣きを見るだろう。

 そんな中でやや遅まきながら誕生するのが立憲民主党だ。「自民党の売れ残り」のような者が少なくなかった民進党だが、今回の騒動でみんな出て行った。

 もっけの幸いである。残ったリベラル派、護憲派、良識派だけで政党を結成すればこんな結構な「受け皿」はない。参院議員にはマスコミ出身者がいるのだから知恵を絞って大々的に打って出ようではないか。

*****************

 ネットには早くも立憲民主党の誕生を歓迎する声が殺到している。 (原文のまま)

▼ここに真のリベラル派が誕生する。私たちはこれを、首を長くして待っていた。良識派は全員集合!私は応援します。

▼待ってました。大賛成。こちらの方が筋が通ってますね。

▼ぜひリベラルの皆さんの結束を期待します。
ところで、前原は、民進党の資金を希望に渡し、選挙資金にしようとたくらんでいるようですが、断じて渡してはなりません。
民進党を壊すのですから、国庫に全額返納すべきです。

▼民進党の政治資金をどう分配するかは一大問題です。厳重に監視することがもっとも大事です。
維新の会は、資金集めに苦労して、多くの問題議員を出しています。
この轍を踏まないように、慎重に行動されるべきでしょう。
「希望の党」の最大の問題は文無し政党だということです。維新と同じやり方をしていて、これから先キャンペーンや宣伝には苦労するでしょう。

▼ 最後の最後の要です。取り敢えず民進党の政党交付金は国庫に戻してから改めて出直ししましょう。今回の騒動で多くの国民がおかしいと気づいてしまった点では一歩前進したかと思っています。

▼そもそも民進の議員が希望から、出ることによって落選する…とは考えないのかな

▼半分くらいの支持者は離れると思う。

▼参議院はリベラルが多いです。蓮舫前代表とかも居ます。





http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/350.html

[政治・選挙・NHK233] 「今回勝負する。当然だ」と小池百合子! 
「今回勝負する。当然だ」と小池百合子!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316041946.html
2017-10-02 21:01:21 半歩前へ


 小池百合子は2日、都内で共同通信のインタビューに応じ、今度の衆院選で政権交代を狙い、過半数となる233以上の候補者の擁立を目指すと明言した。「今回勝負する。当然だ」と語った。

 小池新党の候補者調整を担っている若狭勝は1日のNHK番組で政権獲得は厳しいとの認識を表明していた。小池はインタビューでこの発言を「そんなことはない」と否定した。  (以上 共同通信)  (敬称略)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/351.html

[政治・選挙・NHK233] 各社そろって安倍内閣の支持率は支持、不支持が逆転! 


各社そろって安倍内閣の支持率は支持、不支持が逆転!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316054137.html
2017-10-02 21:37:34 半歩前


 NHKが今夜、内閣支持率を発表した。それによると、 安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月行った調査に比べ、7ポイント下がって37%、「支持しない」と答えた人は、8ポイント上がって44%で、「不支持」が「支持」を上回った。

 安倍首相が解散総選挙を宣言した後のマスコミ各社の内閣支持率は、いずれも前回に比べ下がっており、そろって「支持」と「不支持」が逆転した。

▼読売  
支持は、前回の50%から43%に7ポイント急落。
反対に不支持は39%から46%へと上昇した。

▼共同通信 
内閣不支持46%に対して支持が40%と再び逆転した。

▼NHK
支持は7ポイント下がって37%。
不支持は8ポイント上がって44%となった。


【日本ニュース】衆院選「必ず行く」53% NHK世論調査(2017/10/02)

















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/352.html

[政治・選挙・NHK233] 総選挙に完全無所属で立ち向かえ? そりゃ無茶だ! 
総選挙に完全無所属で立ち向かえ? そりゃ無茶だ!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316096272.html
2017-10-02 23:40:44 半歩前へ


 民進党議員だった人が、小池新党にも、リベラル新党にも頼らず、完全無所属で戦う人に投票するー。こんなことを言う人がいる。

 たったひとりで完全無所属。独立独歩で総選挙を戦って、勝利すれば越したことはない。そんなことは余程の有名人でもない限り、あり得ない。

 圧倒的な組織と資金力を誇る政権党や、ファーストブームの追い風を受けて破竹の勢いの小池新党に単独で立ち向かって勝てると本気で考えているとしたら、その人はきっと長生きする。おそらく200年は生きるのではないか。

 無所属では、小選挙区と比例代表の重複立候補ができないなど選挙で不利な点がある。

 完全無所属? 言葉の響きはいいが、所詮はきれいごと。こんな形で自民党や小池新党に立ち向かえば、全員討ち死に、戦死だ。 そして誰もいなくなる。

 創価学会と同様、固い支持者がいる共産党だけは、かろうじて生き延びるだろうが、自民党や小池新党らの改憲勢力に囲まれてさまざまな制約を強いられよう。

 右を向いても左を向いても右翼ばかり。恐怖社会の出現だ。言論の自由も侵されよう。ネットで「いいね!」、などとやっていたら、たちまちチエックが入ろう。

 そんな社会にさせないためには、「誰でも、どこにいても、自由に好きなことが言える」環境を整えておく必要がある。

 そのためには国民が主人公である「主権在民」、つまり立憲主義の政党を育てることが必要なのだ。
 
 個々人で戦っても限度がある。ましてや国政選挙のような大規模な戦いでは勝ち目がない。だが、みんなが力を合わせることが出来たら大きな力を発揮することができる。

 私は志を同じにする人は、無所属で戦うより政党を作って互いに協力した方がいいと思う。そうすればいろんな知恵も出てこよう。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/353.html

[政治・選挙・NHK233] メディアの罪 〜 でたらめな話ばかり、よく平気で!! 
メディアの罪 〜 でたらめな話ばかり、よく平気で!!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/44095f5f6ed9a76ab42eac5c5e4f061c
2017年10月02日 のんきに介護


きっこ‏
@kikko_no_blog



また、こうも言う。




メディアは、

この小池の残虐性を引き受けるつもりがあって、

小池が好んで使った

“排除”

という言葉を遣うのか

よく考えるべきだ

(拙稿「「排除」を使う使わない以前に、小池は、もうアウトだよ、「脱原発」がただの看板だったとばれた時点で」参照。
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/05ccbe6ae834919de0573bff8a605d4e)。

希望の党が

自党での出馬申請を受け入れない関係を

指すにつき、

第3者の立場でいたいなら、

“排除”ではなく、

「選択」という言葉で十分と思う。












































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/355.html

[政治・選挙・NHK233] <孫崎 享氏>「希望の党」。小池氏、前原氏、長島氏等米国の「ジャパンハンドラー」と強い結びつき。組織づくりも、米国の指示










(孫崎享氏)★「希望の党」。小池氏、前原氏、長島氏等
米国の「ジャパンハンドラー」と強い結びつき。
組織づくりも、米国の指示に従うのか。
共同報道の、組織の「ガバナンス長」って、
日本人にどれ位通用しているか。
英語は、「Chief governance officer」。

http://www.twitlonger.com/show/n_1sq7mrd
2nd Oct 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks

1:共同通信は次の報道をした。(10月2日東京新聞)

希望の党(代表・小池百合子東京都知事)の規約案全文が1日、判明した。

・代表の任期は2期6年までで「1名以上」と規定し、複数の代表をおける。

結党時を除き、党所属国会議員による選挙で選ぶ。

・ガバナンス長は役員として、コンプライアンス(法令順守)や

ガバナンス(組織統治)の構築を統括。国会議員でなくても就任できる。

2:「希望の党」の中心人物は極めて強い結びつきを米国と持って居る。

それを示唆する写真がある。

2016年6月、富士山会合訪米団と会談したダニエル・ラッセル国務次官補、
前原誠司、細野豪志、長島昭久氏がいる。(https://twitter.com/HEAT2009/status/738263670627569664



3:「ガバナンス長」という言葉を聞いたことがあるか。

 「ガバナンス長はCEO(最高経営責任者)に報告する副執行役員。

この役割は企業において企業ガバナンスの問題が大きくなるとともに、

このポストの重要性も増している」

 「ガバナンス長」や、その役割、コンプライアンス(法令順守)や

ガバナンス(組織統治)はまさに英語そのものである。

4:この組織のあり様は、日本人が書いたとは思えない。

これまで言われている「希望の党」の主要構成メンバー。

そんな企業の英文がどんどん飛び出してくるような人々の集まりではない。

5:「希望の党」は出発点からして、米国に指導されて作られる党のようである。








http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/356.html

[政治・選挙・NHK233] 安倍vs小池の茶番 勝手にやればというケンカの楽しみ方 溝口敦の「斬り込み時評」(日刊ゲンダイ)
 


安倍vs小池の茶番 勝手にやればというケンカの楽しみ方 溝口敦の「斬り込み時評」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214704/1
2017年10月2日 溝口敦 ノンフィクション作家、ジャーナリスト 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   左から安倍首相、小池都知事、民進党の前原代表(C)日刊ゲンダイ

 安倍自民党、小池希望の党、前原民進党の3者が総選挙でいかに損を少なく、大きく得を取るか、激しい茶番を演じている。

 保守と保守、右翼と右翼がぶつかって、どっちがいい保守、どっちがいい右翼という話だから、リベラルを自任する者としては「勝手にやれば」と心底ゲンナリする。

 だが、愚者は愚者なりに考えているもので、中に真偽は不明なものの、聞き捨てならない情報も飛び交っている。

 自民党筋が語る。

「安倍が9月28日、北に拉致された被害者の家族を官邸に招き、横田めぐみさんの母親、横田早紀江さんらと話し合いの場を持った。これは北が拉致被害者を帰すといえば、選挙期間中でも北に飛び、連れ帰る用意です。これで国民をわーっと沸かせ、小ざかしい小池や希望の党などを吹っ飛ばす。自民圧勝というストーリーです」

 トランプ米大統領が先月19日、国連総会で演説したが、その中で横田めぐみさんの拉致にも触れた。これは再三安倍がトランプに懇願、北に接触することのお許しを願って、ようやく手にした米の承認印だった。それまで米は安倍に「余計なことはするな」とはねつけてばかりだったという。

 安倍はプーチンにも働き掛け、ほぼプーチンから「北には拉致被害者を帰すと約束させる」という保証を得たという。プーチンの保証が付くなら、安倍は勇躍、北に飛ぶ段取りである。

 また小池百合子は自民党と公明党の間にくさびを打ち込む腹を固めたとされる。

「公明党が自民にくっついて離れず、四の五の言うようなら、『よもや東京都が創価学会に影響力を持っていることをお忘れなのでは。創価学会本部の警備などを含めて、都はいろいろできます』とやる。スネに傷がない創価学会、公明党ではないから、これにはグーの音も出ません」(前出の自民党筋)

 なるほど。それぞれに喧嘩の仕方は考えるものである。また安倍のほんとの敵は清和研(旧清和会)だという説も流れている。

「清和研で安倍を支持している者はごく少数だから、安倍の3選などは許さない。そのための細工は簡単で、比例では有権者にこっそり『希望の党』と書かせる。たちまち二十数人が落選です」(自民党秘書)

 安倍は自民党内でも嫌われている。病膏肓の民進党と併せ、せめて吠え面をかかせたいものである。それぐらいの楽しみは許されるだろう。








http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/357.html

[政治・選挙・NHK233] 小池新党は改憲勢力と認めた小池百合子! 



小池新党は改憲勢力と認めた小池百合子!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316046088.html
2017-10-02 21:13:48 半歩前へ


 小池百合子は2日、都内で共同通信のインタビューに応じ、憲法改正に関し「そもそも憲法の議論から逃げない。むしろ積極的に参加したい」と述べ、希望が改憲勢力だと認めた。 (以上 共同通信)  (敬称略)

******************

 このところ鼻息が荒い永田町のギャンブラー小池百合子。次第に本性をむき出しにしてきた。前原誠司をたぶらかし、手玉に取ったことですっかり自信を付けたらしい。

 ところで、民進党から衣替えした連中はこれでいいのか?

 選挙区に帰ってどんな言い訳をするのだろうか?

 地元の支持者は納得するのか?

 だんだん、民進党の理念から離れて行くようだが、自身で納得できるのか?



















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/358.html

[政治・選挙・NHK233] 日本の闇の縮図がここにある!(simatyan2のブログ)
日本の闇の縮図がここにある!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12316049346.html
2017-10-02 21:23:55NEW ! simatyan2のブログ


どうやら今回の政変劇の裏で指揮を取っていたのは竹中平蔵
のようですね。





小池氏&日本維新・松井氏、衆院解散前に会談していた 橋下徹氏も同席
http://www.sanspo.com/geino/news/20171001/pol17100121280011-n1.html


小池氏&日本維新・松井氏、衆院解散前に会談していた 橋下徹氏も同席
http://www.sanspo.com/geino/news/20171001/pol17100121280011-n1.html
2017.10.1 21:28 サンスポ

 東京、大阪での衆院選候補者すみ分けに合意した希望の党代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事が、橋下徹前大阪市長も同席し、衆院解散前の9月20日に東京都内で会談していたことが1日、関係者への取材で分かった。

 小泉内閣で小池氏とともに閣僚を務め、橋下氏らのブレーンでもあった竹中平蔵東洋大教授が設定し、会談には竹中氏も居合わせた。両党の連携のきっかけになったとみられる。松井氏は1日、大阪市内で記者団の取材に「竹中先生のアドバイスがあり、小池都知事と話したのは事実」と認めた。ただ橋下氏の同席については「私人だからコメントは避ける」とした。

 松井氏によると、この会談後、小池氏と連絡を取り合い、衆院選を巡る対応協議を続けた。選挙協力に踏み切った理由については「大阪の民進党をズバッと切った時点で信頼できる。小池さんは腹が固まったと思った」と語った。


この時、小池百合子、橋下徹、松井一郎、竹中平蔵たち、闇の雁首が
揃ったのです。

恐ろしい顔ぶれと言わざるを得ません。

もちろん、こうなる前には安倍晋三がブレーンの竹中平蔵に相談し、
竹中の指示で小池百合子と松井一郎を融合させたわけですが、

ただ、馬鹿な安倍晋三に比べ、竹中平蔵は何枚も悪知恵に長けた
男です。

自民が勝つ→竹中大勝利
小池が勝つ→竹中大勝利

という、どちらが勝っても竹中の思惑通りに事が進みます。

前原の動きに注目が集まってる裏での動きですね。

そうなると前原も竹中の指示で動いていたことになります。

数年前、落選した前原グループ議員の面倒を見てたのがパソナ
(竹中)という記事がありますね。

パソナ南部代表が養う民主・前原グループ「落選10人組」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150524


パソナ南部代表が養う民主・前原グループ「落選10人組」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/150524
2014年5月27日 日刊ゲンダイ


パソナの南部代表(左)/(C)日刊ゲンダイ

 ASKA騒動が民主党にも飛び火している。ASKA(56)のスポンサーだったパソナグループの南部靖之代表(62)が、民主党の前原誠司元代表(52)から頼まれ、十数人の「民主党落選議員」を社員として雇い、大金を渡しているという話が一斉に広まっているのだ。

 パソナと民主党議員との“癒着”を糾弾する文書もバラまかれている。
<パソナでは、南部会長(代表)が応援している前原誠司民主党元代表から頼まれて、会社の特別顧問として、民主党落選組10人ほど養っている><月50万円ももらっている><社内でこの落選組の評判が悪い。仕事ができないばかりか、会社に出ても来ない>などと書かれているのだ。

■「守秘義務がある」

 文書で名指しされたうちのひとり、元衆議院議員の神山洋介氏(39=神奈川17区)は日刊ゲンダイの問い合わせにこう答えた。

「今月末で契約は終わりますが、たしかに業務委託という形でパソナに携わっていました。健康保険等は入っていませんから社員ではないです。月50万円? いやいや、半分にも満たないですよ。出勤は週2回。守秘義務がありますから詳しくは言えませんが、パソナさんが淡路島で新事業を立ち上げるということで、企画立案をしていました」

 やはり、前原の口利きがあったのか。
「昨年7月に直接、人事部だったかな、連絡をいただきました。南部代表とは前原さんを通じて、前から接点はありました。そういう意味で、関係あったのでしょうか」(神山氏)

 他にも名前が挙がった山尾志桜里(39=愛知7区)は、期限までに回答がなかった。匿名を条件に民主党元議員のひとりはこう言う。
「私のようにパソナに世話になっている落選組は10人程度います」

 パソナに事実関係を確認すると、「この件については、当社としてはお答えできません」(広報室)と言う。パソナ側はどこまでもダンマリを決め込むが、まだまだ“新事実”が出てきそうだ。


また、前原誠司の嫁が創価学会信者で、パソナ南部靖之の
元秘書という情報もあります。

芸能人の嫁特集
http://芸能人の嫁特集.com/2017/06/23/%E5%89%8D%E5%8E%9F%E8%AA%A0%E5%8F%B8%E3%81%AF%E5%AB%81%E3%81%AF%E5%89%B5%E4%BE%A1%E5%AD%A6%E4%BC%9A%E4%BF%A1%E8%80%85%E3%81%A7%E3%83%91%E3%82%BD%E3%83%8A%E5%8D%97%E9%83%A8%E9%9D%96%E4%B9%8B%E3%81%AE/

小池と談合した維新の松井一郎大阪府知事も前に書いたように、
とんだ悪党です。

大阪府内の高校在学中に傷害事件を起こし、本来なら退学処分
になるところを大阪府議会議長だった父親の力で自主退学に
してもらい、

笹川良一が理事をしていた福岡工業大学附属高校に特別枠で
編入し福岡工大(偏差値39)を卒業したという経緯があります。

松井一郎は、競艇場の照明など電気設備の利権を一手に握って
いる笹川グループの一員で、競艇利権も松井知事の父親である
元府議会議長の松井良夫元府議から引きついだものです。

そのくせに、いつも既得権益と戦っているなどと嘘を吐きます。

森友学園の件で松井を逃したのは本当に痛いことです。

さらに小物の松井一郎の上には竹中平蔵が位置します。

笹川良一(日本財団 会長)が、

1997年(平成09年)に東京財団を設立

その東京財団には、

1997年(平成09年) 理事    竹中平蔵     
1998年(平成10年) 常務理事 竹中平蔵    
1999年(平成11年) 理事長   竹中平蔵     

こうした悪の勢力が目指すのは憲法改正なのは間違いありません。

自民は憲法にはきっちり自衛隊を明記すると言っています。

しかし日本の自衛隊はすでにアメリカのものなのです。

現在の自衛隊は、

・航空自衛隊の司令部 → 米軍の横田基地の中
・海上自衛隊の司令部 → 米軍の横須賀基地の中
・陸上自衛隊の司令部 → 米軍の座間基地の中

という状況なのです。

これから竹中平蔵、橋下徹、小池百合子、松井一郎が、

全てが行き詰って転覆しかかっている日本というボートから
上級国民以外、どんどん突き落としていくつもりなのに、

そのボートに自分も乗せてもらえてると勘違いしている、大多数の
国民がいるのが日本の現状です。



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/361.html

[経世済民123] KDDI、設立からたった3年のベンチャー企業をケタ外れの巨額買収の「狙い」(Business Journal)
         KDDIが入居するガーデンエアタワー(「Wikipedia」より)


KDDI、設立からたった3年のベンチャー企業をケタ外れの巨額買収の「狙い」
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20795.html
2017.10.03 文=編集部 Business Journal


 406兆2348億円――。これは、財務省が公表した2016年度の企業の内部留保額だ。企業が得た利益から株主への配当などを差し引いた利益剰余金(金融、保険業を除く)は、前年度より28兆円増え過去最高を更新した。企業は、ひたすらため込んでいるのだ。第2次安倍政権が発足した12年度以降、内部留保は124兆円積み上がった。

 膨大な内部留保を背景に、事業会社がスタートアップ企業に投資するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)が増え続けている。

 CVC投資は11年頃から目立ち始めた。口火を切ったのは通信会社だ。NTTドコモはNTTドコモ・ベンチャーズ、KDDIはKDDIオープンイノベーションファンドを立ち上げた。

 他方、ソフトバンクグループは別格だ。今年5月、サウジアラビアなどと共同で10兆円規模のソフトバンク・ビジョン・ファンドを設立した。

■KDDIがIoT通信ベンチャーを破格の200億円で買収

 KDDIは今年8月、設立から3年に満たないベンチャー企業を200億円で買収した。KDDIが傘下に入れたソラコムは、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT向け通信サービスのベンチャーだ。国内のベンチャーを対象としたM&A(合併・買収)では、過去に例がない高値となった。

 ソラコムを創業した玉川憲氏は1976年、大阪府生まれ。東京大学大学院工学研究科博士課程修了。米国カーネギー・メロン大学MBA(経営学修士号)、同大学院MSE(ソフトウエアエンジニア修士号)を取得。IBM東京基礎研究所を経て2010年、アマゾン データサービス ジャパンに入社。アマゾンのウェブサービス、AWSの立ち上げを主導してエバンジェリストを務め、AWSの顔となった。エバンジェリストとは、主に技術的な話題を社内外にわかりやすく説明する職種をいう。

 玉川氏はアマゾンを退社後、14年11月にIoTのプラットフォームを構築するため、ソラコムを設立。15年9月にサービスを開始した。中小企業を中心に7000社の顧客を持つ。

 このIoT通信ベンチャーには、名だたる企業が出資した。投資会社のスパークス・グループが運営する未来創生ファンド(スパークスのほかトヨタ自動車、三井住友銀行が出資)をはじめ、三井物産、国内外の投資ファンドが顔を揃えた。

 ベンチャー企業は新規上場して、IPO(株式新規公開)の際にファンドなどの出資者は資金を回収するのが常道とされてきたが、玉川氏はソラコムを身売りすることを選択した。KDDIに超高値で譲渡することで、出資者はハイリターンを手にした。

 KDDIに買収された後も、社名、社長、ブランド名はそのまま残した。玉川氏ら創業メンバーは、株式を持ち続ける。大手企業に属さない独立系では資金的な制約があるため、グローバル企業に飛躍するのは難しい。KDDIの傘下に入ることで独立性は失うが、グローバルなIoT企業になるという野望を追い続けることはできる。

 KDDIは、16年度からの3年間で5000億円規模のM&Aの投資枠を設定している。狙いはIoT分野だ。今年2月、クラウドサービス開発のベンチャーであるアイレットを買収した(買収額は非公開)。ソラコム買収資金も5000億円の投資枠から出ている。

 これまでCVC投資は、IPOが資金回収の場だった。NTTドコモも人工知能(AI)やIoTの分野を中心に、本業である携帯電話やIT(情報技術)サービスとの相乗効果が見込めるベンチャーに出資してきた。投資額は1社につき1億〜2億円程度だ。リスクを分散するためには、この程度の出資額が、いわば常識だった。

 それだけに、KDDIによる200億円かけた買収はケタ外れといえる。その分、リスクは高くなるが、株式市場はKDDIのベンチャー投資を評価した。7月下旬まで、NTTドコモとKDDIの株価は格安スマホの台頭で下落していたが、KDDIの株価はソラコムの買収発表を機に底を打った。

 CVC投資の巧拙が株価に反映する時代になったといえる。

(文=編集部)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/839.html

[経世済民123] 日産、組織的「脱法行為」発覚…販売中止&リコールで巨額損失か、交通事故への影響不明(Business Journal)
        日産・新型「リーフ」(「Wikipedia」より/Qurren)


日産、組織的「脱法行為」発覚…販売中止&リコールで巨額損失か、交通事故への影響不明
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20798.html
2017.10.03 文=河村靖史/ジャーナリスト Business Journal


 日産自動車の国内生産拠点で、無資格者が完成車の検査を行っていたことが発覚した。日産は軽自動車を除く在庫車約6万台の納車手続きを一時停止するとともに、不正な検査を受けた車両のリコール(回収・無償修理)の実施も検討している。リコール台数は100万台規模になる可能性がある。

 販売を停止した車両には、10月2日に満を持して投入する電気自動車(EV)の新型「リーフ」も含まれている。国内販売が回復基調にあった日産車のブランドイメージの失墜は避けられそうにない。燃費不正が発覚し、日産の指導で経営再建を進めている三菱自動車の社員の心境も複雑だ。

■納車が遅れる可能性

 道路運送車両法に基づく型式指定制度では、国が行う新規検査を代行するかたちで、自動車メーカーの資格を持つ社員が1台ごと完成検査し、これにパスした車両は車検場に車両を持ち込まなくてもナンバープレートを装着して一般公道を走行できる。自動車メーカーは完成検査できる資格を定めており、研修などを受けた社員にその資格を与える。

 国土交通省が9月18日に日産車体の湘南工場に抜き打ちで立ち入り検査を実施したところ、完成車検査の資格を持たない社員が完成車検査の一部を実施していたことが発覚した。日産は国土交通省の指摘を受けて9月19〜20日にかけて調査、国内販売車両を生産している日産の追浜工場、栃木工場、日産自動車九州、日産車体の湘南工場と京都工場、日産車体九州のすべての工場で無資格者が完成車検査を実施していたことが明らかになった。

 日産は9月20日までに資格を持つ社員が完成車検査を実施するよう対策を実施したが、無資格者が検査した可能性のある在庫車21車種、約6万台の販売を停止して完成車検査をやり直す。このため、今後顧客への納車が遅れる可能性がある。

 今後、大きな問題となりそうなのが、無資格者が検査した販売済み車両の対応だ。日産は無資格者による完成車検査がいつから始まったのか、現状では把握しきれていない。恒常的に行っていた可能性もあり、その場合の対応は難しい。日産では初回車検にパスした段階で国の規定に基づく検査をクリアしたことになるため、初回車検を受けていない日産車をリコールして完成車検査を行うことを検討している。その場合、リコール台数は100万台となり、これらを完成車検査すると多額のコスト負担が発生することになる。国土交通省では日産に不適切な完成検査と関係する交通事故の発生の有無などを調べて報告することを求めている。

■好調な国内販売に冷や水

 さらに、無資格者の完成検査は道路運送車両法に抵触している可能性があり、日産のブランドイメージ悪化は避けられない。日産は「セレナ」やハイブリッドモデルを追加した「ノート」の販売が好調に推移し、長期低迷が続いていた国内販売が回復基調にあった。昨年11月には、「ノート」が車名別販売台数で1位となった。ヒット車不在の日産車が車名別販売で1位を獲得したのは1986年9月の「サニー」以来で、約30年ぶりだった。

 その日産がさらに国内販売を後押しする切り札と考えていたのが、航続距離を400kmに伸ばしたEVの新型リーフだ。グローバルでEVが注目されていることもあって、日産ではリーフの拡販に期待していた。

 しかし、販売手続きを停止した車両には、10月2日に販売開始した新型リーフも含まれていた。このため、納車が遅れる見通しで、いきなり冷や水を浴びせられた格好だ。それだけではない。10月下旬に東京モーターショーが開催される予定だが、主催者である日本自動車工業会の会長が日産の西川廣人社長兼最高経営責任者(CEO)だ。自動車業界からは、無資格者の完成検査問題が拡大した場合に東京モーターショーが盛り上がらないのではと懸念する声も上がっている。

■三菱自との関係性に影響も

 さらに、燃費データ不正問題が経営問題となって苦境に陥ったところ、手を差し伸べてきた日産の傘下に入った三菱自の社員は複雑な心境だ。「コンプライアンスの徹底を日産出身者から指導されてきたが、なんだったのか、との思いはある」と語る三菱自社員もいる。

 しかも不適切な検査を行って販売を停止したのは、軽自動車を除く日産車21車種。軽自動車は三菱自の有資格者が完成検査して日産にOEM(相手先ブランドによる生産)供給しているため、販売停止の難を逃れた。三菱自の燃費データ不正では、日産の軽自動車販売が停止となったが、今回の不適切な完成検査では日産の軽自動車だけ正常に販売手続きが進むという皮肉な結果となった。コンプライアンスの面で「お手本」となるべき日産の不正は、これまで順調だった両社の関係に微妙な影を落とす可能性もある。

 日産では業績への影響や今後の対応について「全容がわかっていないので、なんとも言えない」としており、今後、第三者を含むチームが一連の問題を調査する予定。ただ、リコール費用負担による業績悪化やブランドイメージ悪化による国内販売減など、深刻な事態になる可能性も否定できない。一度失った信頼を取り戻すのは容易でない。

(文=河村靖史/ジャーナリスト)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/840.html

[政治・選挙・NHK233] 「前原くんの政治生命もこれで終わりだ」…枝野新党、結成の裏で民進党内から恨み節(Business Journal)
「前原くんの政治生命もこれで終わりだ」…枝野新党、結成の裏で民進党内から恨み節
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20804.html
2017.10.03 文=長井雄一朗/ライター Business Journal


     
      立憲民主党の枝野幸男代表

 10月2日、民進党を離党した枝野幸男氏は東京・紀尾井町のホテルニューオータニで記者会見を行い、新党「立憲民主党」の結成を発表した。


 同党の代表に就任した枝野氏は、来たる衆議院議員選挙に向けて、広く参加を呼びかけた。同日、枝野氏は民進党を離党することを前原誠司代表に伝えるとともに離党届を提出、3日に総務省に新党の届け出を行うという。

「内諾をいただいている方は何人かいる」(枝野氏)、「前職は10人、新人は数十人」(立憲民主党関係者)との声があり、これから増える見込みもあるという。

 元首相の菅直人氏をはじめ、長妻昭氏、赤松広隆氏、初鹿明博氏、阿部知子氏が離党届を提出し、「これらのメンバーが中核になる」との観測も浮上している。辻元清美氏や赤松グループの前議員も新党参加を検討しているという。

 長妻氏からは、「安倍政権の暴走をストップさせることは大切ですが、その過程で理念や政策を譲ってはならない。今回の理念には共感できます」とのコメントがあった。

 希望の党は日本維新の会と選挙協力を行い、「大阪への立候補は、希望の党としては配慮する」との協定が結ばれたことで、民進党大阪府連はすべて排除された。それを受けて、大阪の民進党前議員には無所属か立憲民主党からの立候補を模索する動きがある。

 電機連合の支援を受ける平野博文氏は立憲民主党に期待を寄せるが、自身は無所属からの出馬を決めた。民進党北海道連には枝野氏に賛同する前議員が多く、立憲民主党からの立候補もしくは共産党や社民党などの支援を受けるかたちでの立候補を検討しているという。民進党北海道連では、「半数くらいは立憲民進党からの立候補があるのではないか」という観測もある。

 しかし、小選挙区制度における効率的な選挙戦は、自公連立政権がしっかりと行っているような選挙協力だ。野党が分散して立候補者が乱立すれば、枝野氏が望む「打倒安倍政権」はかなうべくもない。

 一方で、小選挙区はそのときの“風”によって大きく左右される。リベラル派の票田は全体の約3割といわれるが、インターネット上ではソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を中心に「枝野立て」というリベラル派の意見を代弁するような声が沸き起こっている。枝野氏の勝機は、ここにあるのだろうか。

■「枝野が立て」「リベラルの選択肢をつくれ」

 会見で枝野氏が語った決意表明は、次の通りだ。

「日本の国民生活は『一億総中流』といわれた時代から、格差が拡大し、貧困が増大し、そのことによって社会が分断され、『世界一安全』といわれていた治安にまで、『お互いさま』という言葉に象徴されていた人と人とのつながりがどんどん壊れてしまっています。

 近代国家の大前提である立憲主義が破壊され、法の支配すら脅かされています。みんなで議論し、納得して物事を進めていくという民主主義がおろそかにされています。『共謀罪』に象徴されるように、自由な社会にもさまざまな危機が迫っています。

 こうした状況を変えていく責任、役割を果たしていかなければならない。そして、安心できる立憲主義や法の支配、民主主義や自由、その中で社会の構成員がお互いに支え合い、お互いに認めあう、そんな社会をつくっていかなければなりません。

 そんな思いで私は24年、国会で仕事をしてきました。民主党から民進党へという流れの中で、志を同じくする多くのみなさんと議論し、目指すべき社会像、理念、政策を積み重ねてまいりました。

 今般の総選挙を前にして、さまざまな提起がなされ、動きがあり、結論として残念ながら、希望の党の理念や政策は私たちが積み重ねてきました、私たちの目指す理念や政策の方向性とは異なるものだと判断をせざるを得ません。政治家にとって、理念や政策は何物にも代え難い、譲ってはならない筋です。

 そして、これまでこの総選挙を目指して、地域の中で準備を進めてきた多くの仲間が今回、どうしても選挙に出るなら無所属での出馬、あるいは残念ながら、私から見れば理念や政策が私たちとは異なる政党からの出馬を余儀なくされています。

 さまざまなプロセスの中で、いろんな批判をいただきながらも、私たちの目指すべきあり方、理念や政策の方向性について、期待して応援してくれたみなさん、『期待をしたい』という思いを抱きながら見守ってきたみなさんにとって、選択肢がないという状況になってしまっています。この間、多くの国民のみなさんから『枝野が立て』『その選択肢をつくれ』という激励をいただきました。

 選挙に備えてきたのに、残念ながら『このままでは戦えない』『共につくり上げてきた理念、政策を掲げて戦いたい』、そうした仲間の期待の声もいただいた。私はこうした声に応え、これまで民主党から民進党へ積み重ねてきた理念と政策の方向性をさらにブラッシュアップしながら、国民に訴え、国民の声を受け止める、そんな立憲民主党を結成することを決意した次第です。

 この場を借りて、多くのみなさんに立憲民主党で共に衆院選を戦うことを呼びかけさせていただきます。選挙はもう間もなくです。残された時間は多くありませんが、私たちは国民に自信を持って政策と理念を訴えて、期待に応えていく覚悟です。国民の理解と支援をお願いします」

■「前原代表は“魔女”に魔法をかけられた」

 この後、記者との質疑応答に入った。

 まず、結党にあたって必要なのは人材である。希望の党に合流したものの、公認が得られそうになかったり、思っていたよりも理念や政策が違うために迷っていたりするリベラル派も多い。

「民進党の綱領、理念、政策であれば一緒に戦える。もし一緒にやりたいということであれば、どなたであれ排除はしない」(枝野氏)

 希望の党の小池百合子代表は「排除の論理」を明確にしているが、それとは一線を画したかたちだ。党名を決めた理由については、「権力はなんでもできるわけではない。憲法というルールに基づいて権力は認められている。そうした姿勢を大事にする。立憲主義と民主主義は国民生活が立ち直っていく上で大切なことで、この名前を決めました」(同)とのことだ。

 民進党の両院議員総会では、総選挙では民進党は立候補者を立てずに希望の党から擁立することが決まったが、立憲民主党の結成によって、民進党は3つに分裂したことになる。希望の党から立候補、立憲民主党から立候補、無所属で立候補というかたちだ。そこで、民進党の選挙資金について質問が飛び、枝野氏は「一定の資金をいただけるものと思う」と答えた。

 続いて、筆者が「“背信行為”を行った前原代表や小池代表について、何か言いたいことがありますか」と問うと、「希望の党の政策や理念と異なるので、今回、新たな呼びかけを決意したもので、今あらためてこの間のプロセスについて言うつもりはありません」との回答だった。

 実際、民進党内では「前原代表に騙された」「前原代表は確信犯的に我々を騙した」という怨念に近い声が上がっており、「前原くんの政治生命もこれで終わりだな」「小池という“魔女”に魔法をかけられた前原代表には困ったものだ」という見方も出ている。

 当然、そうした声は枝野氏の耳にも入っていることだろう。しかし、前原代表への恨み節は一切言わず、リベラル派の新たな門出に向けて「打倒安倍政権」という一点を見据えていた。

 希望の党の政策のなかで「脱原発」「消費税増税凍結」はリベラル受けする内容だが、一方で「安全保障関連法や憲法改正への賛同」のほか、優先順位が高いとはいえない「外国人の地方参政権反対」までもが“踏み絵”になっているといわれる。そのため、枝野氏は「残念ながら、(希望の党と)方向性が一緒とは思えない」と前原代表に伝えたという。

■「もっとも力強く、安倍政権を打倒する」

 立憲民主党の政策についてはどうか。枝野氏は「参加するみなさんと相談した上で」と断りつつ、「原発ゼロはリアリズムであり、工程表を示す」「消費税増税は将来的に負担はお願いすべきですが、今の経済状況では国民の理解は得られない」「憲法については議論は進め、未来志向で考えるべきだが、安倍政権の案は受け入れられない」(同)という三本柱を提示した。

 党の綱領や詳細な政策については、民進党のものを「ブラッシュアップしたい」(同)という。喫緊の課題は、安倍政権を1日も早く倒すことだ。枝野氏は、「このおかしな政治運営、マイナスな政治政策に対して、もっとも力強く戦う集団として、安倍政権を打倒する」と力強く語った。

 現時点での選挙戦略は、「小選挙区に全員を立てるのは現実的ではないものの、比例ブロックについては、できれば一定数立てたい」という。立候補者については未定。「幅広い市民の要望を受け、連携して1人でも多くの立候補者を当選させたい」(同)とのことで、ギリギリまで参加者を呼びかけるかまえだ。

 日本労働組合総連合会(連合)の神津里季生会長と面談を行った枝野氏は、「連合と立憲民主党の理念は共通している。私は、本日の面談で民進党時代からの支援は引き続きいただけるものと思っている」と語っており、今後も連合の支援は継続するようだ。

 その連合も、希望の党が民進党前議員を排除する動きには怒りを隠せない。そのため、党全体の応援はせずに個別に対応していくという。旧同盟系が希望の党を支持、旧総評系が立憲民主党を支持、という単純な構図でもない。共産党や社民党との選挙協力が進んでいるケースもあり、地域性なども鑑みて、どの立候補者を支持するか決めることも検討するという。

 ちなみに、小池代表の出馬について、枝野氏は「ほかのどなたが出馬するのかしないのかは、他人がコメントする性質のものではないと思います」と語った。

 立憲民主党が衆院選の台風の目となるのか、注目したい。

(文=長井雄一朗/ライター)


枝野幸男氏が新党「立憲民主党」結成を表明(2017年10月2日)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/362.html

[政治・選挙・NHK233] アベノミクスで貯蓄ゼロ世帯が3割に…「小池百合子は歴史修正主義者」と山本太郎氏が警鐘(Business Journal)
アベノミクスで貯蓄ゼロ世帯が3割に…「小池百合子は歴史修正主義者」と山本太郎氏が警鐘
http://biz-journal.jp/2017/10/post_20802.html
2017.10.02 文・構成=長井雄一朗/ライター Business Journal


       
         自由党の山本太郎参議院議員

 衆議院議員選挙をめぐる動きが慌ただしい。なかでも注目を浴びているのが、東京都の小池百合子知事が代表に就任した希望の党と、事実上の解党となった民進党の合流だ。


 民進党の前原誠司代表は、「全員が希望の党から公認を受けるよう努力する」と語ったが、小池代表は「全員を受け入れる気持ちはさらさらない。リベラル派は排除する」と、「排除の論理」を明確にしている。また、公認をめぐっては希望の党の「拒否リスト」も出回っているとされる。

 小池代表の提示する条件は「憲法改正、安全保障法制などに賛同すること」といわれているが、このほかにも、いくつかの“踏み絵”があるとされる。

 そんななか、10月2日に枝野幸男氏が記者会見を行い、リベラル派の議員らと「立憲民主党」を結成することを明らかにした。民進党は希望の党合流組、無所属、そして立憲民主党組と3つに分裂したことになる。

 また、自由党の小沢一郎代表は民進党と希望の党の合流について「野党はひとつになって戦わないといけない」と前向きな姿勢を示しており、自由党と希望の党の合流も取り沙汰されている。

 9月29日、リベラル派として知られる山本太郎参議院議員(自由党共同代表)が在日本大韓民国民団(韓国民団)主催の記者・市民セミナーで講演を行った。セミナー終了後、筆者は山本氏に現在の政局や今後の出処進退について話を聞いた。講演の内容は後述することとし、まずは山本氏のインタビューをお伝えする。

■「小池代表を警戒、監視しなければならない」

――今の政局について、どうお考えですか。

山本太郎氏(以下、山本) 安倍晋三政権を引きずり下ろすための手段として新たな風を吹かせるというのは、理解できます。しかし、小池代表の誕生については、おおいに警戒しなければならない。小池代表の登場が本当にいいことなのか、よく考えなければならないでしょう。

 これは、国会議員だけでは止めようがありません。有権者のみなさまの協力が必要で、国民一人ひとりが小池代表を警戒し、監視していかなければなりません。

 希望の党に合流しようとする人たちについては、「選挙に勝たなければいけない」という気持ちは理解できますが、小池代表の考えに同調する“小池派”が増えてしまうのはよくないことだと思います。

 ただ、今の政局のなかで、良識あるリベラル派が生き残りのために合流しようという動きは悪くないと思います。小池代表のふんわりした人気に乗っかっているわけですが、小池代表の人気も理解できます。日本では女性がリーダシップをとることはなかなかないですから、現状が痛快であることはわかります。

 リベラル派は選別される可能性はありますが、トロイの木馬ではないですが、希望の党の内部あるいは外部から小池代表にブレーキをかけて抑えていくことが、今の政治に必要だと思います。

■「小池代表はバリバリの歴史修正主義者」

――自由党と希望の党の合流が取り沙汰されていますが、自身の出処進退については。

山本 私は、希望の党には入党できないです。思想や信条がまったく違います。小池代表はバリバリの歴史修正主義者であり、沖縄、安全保障法制、憲法改正、いずれの問題についても考え方が違い、その“踏み絵”を踏むことは政治家としてできません。

 ちなみに、冗談みたいな話ですが、私は中学2年生の頃は核武装論者でした。今ではあり得ませんけどね。小池代表も、以前はそういう考え方の持ち主でした。しかし、小池代表は風や空気を読むのがとてもうまく、『これをオープンにするとまずい』と感じれば、ホームページを修正して過去の主張を降ろしています。風に敏感で、バランス感覚に長けています。今までにないタイプの政治家です。

 国民が政治に向き合っていかないと、これからは本当に危ないと思います。そもそも、安倍首相と小池代表はバリバリの新自由主義者であり、主張はそれほど変わりません。それを抑えられるのは人々の声であり、みなさんです。

 そのなかで、私はどうするか。無所属に戻るかもしれませんし、あるいは新党を旗揚げするかもしれません。衆議院は東京であれば小選挙区25区で、東京や南関東ブロックで候補者を出すこともあり得ます。ただし、エントリーするだけでお金がかかるため、現実的ではない。

 私としては、共産党でも社民党でもない受け皿になっていきたいです。今後どうするか、まだ決めておりません。

――あらためて、小池代表についてどうお考えですか。

山本 リベラル派を崩壊させるつもりでしょう。二大政党をつくるにあたって両方とも極右政党なんて……『そんなのアリか』と考えています。動物的な勘はあっても、実務能力が高いかどうかは証明されていません。リセットしたのは、豊洲問題だけです。

――ありがとうございました。

■「北朝鮮危機の裏で儲けている人がいる」

 山本氏の講演の趣旨は、次の通りだ。

「今、一部の日本人は在日コリアンをはじめとする外国人に対する寛容さが失われ、世界に顔向けできないようなヘイトや排斥が蔓延しています。満たされない感情を差別意識で解消しようという動きもあります。この国に生きづらさがあり、それが政治的に利用されつつ差別意識を助長しているのではないでしょうか。

 日本人であることしか誇れないという人は、いったいどういうことなのでしょうか。それは、生活の不安定さに起因していると思います。今、日本人の貯蓄ゼロ世帯は約30%。旧民主党時代よりも悪くなっています。これが単独世帯だと、20代であれば約59%という、もっとひどい状態に追い込まれています。貧しさと背中合わせです。気合いではなんとかなりません。これでは、景気が良くなりようがないです。GDP(国内総生産)の6割が消費です。ところが、その消費するお金がないのです。

 この先、さらに10%に消費税を上げていく。とんでもないことです。消費税を増税し、『その使いみちについて、信を問う』といっても、経済をわかっていない政治家のやることです。ちなみに、2014年に消費税を増税し、5兆円の新たな税収を確保しました。当初、『社会保障の安定や充実に使われる』と自民党は主張しました。実際、約5000億円は社会保障に使われましたが、残りの4.5兆円は、なんと赤字国債の穴埋めに使われました。

 そして、安倍政権は3.4兆円ほど社会保障費を削減しています。私は、よく新宿で街頭演説を行います。日本はかつて戦争を起こし、残虐なことをし、敗戦に至ったことを話すと、『英霊たちを侮辱するのか』という声が必ず上がります。『ドイツのように、過去の反省を積み重ねてヨーロッパのリーダーの道を選択すべきではないだろうか』と話しても、わかっていただけない方もいます。

 北朝鮮問題については、対話が必要です。経済は、今や旧民主党時代よりも貧困になっている。アベノミクスで儲かっているところは大手のみ。今や内部留保は400兆円で、分配もなされていない。不満が高まっているなかで、『北朝鮮の危機が迫っている』と煽り、その矛先を北朝鮮に向けさせようとごまかしています。

 今、皮肉なことに北朝鮮特需が起きています。アメリカも国防予算を上積みし、総額で77兆円になりました。ドナルド・トランプ大統領は、ツイッターでこうつぶやいています。

『私は、日本と韓国に対して、アメリカの高性能の軍事装備を大量に購入することを認めるつもりだ』

 儲けたのは防衛産業です。北朝鮮危機が煽られる裏で、儲けている人がいます。日本をコントロールしているのは、政治家ではなく企業です。経団連(日本経済団体連合会)は常に国に対して提言を行っていますが、その後、政治家によって確実に履行されています。そのため、提言といっても、事実上の政治家に対する命令です。

 派遣法の改正、外国人労働者の緩和、残業代ゼロ法案、消費税アップ、武器輸出、集団的自衛権などが、次々と実現の運びになっています。こうした状況を変えられるのは、選挙だけです。みなさん、よりよい政治を実現するためには、国民一人ひとりが変えていく姿勢が必要です」

(文・構成=長井雄一朗/ライター)



http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/363.html

[政治・選挙・NHK233] 小池は聞きしに勝るワル! 目的は丸ごと民進党「乗っ取り」! 
小池は聞きしに勝るワル! 目的は丸ごと民進党「乗っ取り」!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316133831.html
2017-10-03 05:19:24 半歩前へ


 これではまるで民進党の140億円超の政治資金や全国にまたがる組織を狙った「乗っ取り」だ。前原誠司はそれになぜ、気が付かないのか?それにしても小池百合子は聞きしに勝るワルだ。

**********************

毎日新聞が伝えた。

 小池百合子代表は1日、合流を巡る民進党内の混乱を突き放す姿勢を鮮明にした。希望の立候補予定者説明会の後、記者団に「前原(誠司)代表との間で(合流交渉の)冒頭から(選別すると)申し上げている。

(民進党内の)コミュニケーションの問題ではないか」と語った。民進側では小池の「排除」発言への反発が強いが、小池は記者団に「政策による(選別)、と言っている。言葉の問題だ」と意に介さない姿勢だ。

 前原は9月30日の都道府県連幹部を集めた会合で「選別」について問い詰められ、「小池とは対等の立場で話している。全員を公認候補にしたいと申し出ている」と釈明したが、「意思疎通の問題」と一蹴された形だ。

民進党内では、前原への不満が高まる。中堅議員は「偽メール問題(2006年)以上に最悪なことをしてくれた。小池にだまされていると気づかないのか」と憤る。

連合関係者も「『言うだけ番長』だ。民進党をズタズタにしただけだ」と怒りを募らせ、参院のベテランは「前原は小沢一郎を『壊し屋』と攻撃したが、前原の方が壊し屋だ」と嘆いた。

 小池新党側は、「民進色」を薄めることに腐心する。若狭勝は1日のNHK番組で「基本的な考え方が一致する人でなければ、一緒にやろうとしてもなかなかできない。民進党の例を見れば明らかだ。だから入り口での見極めが大切だ」と強調した。

 とはいえ、小池新党側の候補者不足は深刻だ。

「7月の都議選で、都民ファーストが抱えていた一定水準の人材は、全て候補者となって当選してしまった」(民進関係者)との見方が強い。

候補者だけでなく、全国規模の組織や、それを運営する事務局機能は、民進党や連合のものを活用するのが手っ取り早い。

民進党は140億円超の政治資金を残しているとされ、小選挙区での立候補に必要な1人300万円の供託金も調達しやすくなる。

 リベラル系や元首相らの「民進色」の強い候補者を排除しつつ、なるべく多くの民進議員を取り込むことで、組織力の急伸を図るのが小池新党側の方針だ。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/367.html

[政治・選挙・NHK233] 小池新党が150議席取れば、安倍首相は退陣 石破茂、野田聖子氏に分断工作も〈週刊朝日〉
            
             自民の人気者、小泉進次郎。小池氏の勢いを止められるか (c)朝日新聞社


小池新党が150議席取れば、安倍首相は退陣 石破茂、野田聖子氏に分断工作も〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00000082-sasahi-pol&p=2
週刊朝日  2017年10月13日号


 一方、解散という安倍晋三首相の“禁じ手”が完全に裏目に出ている自民党。

「50議席以上減かも」(自民党議員)というのが、現状の相場だ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏はこう言う。

「希望の党が150議席以上取れば、自民党単独過半数割れとなり、安倍首相の3選は完全になくなる。そうなれば、政局になるので、安倍さんは退陣というシナリオもある」

 首都圏選出の「魔の2回生」衆院議員は本誌にこうこぼした。

「正直、こんなタイミングの解散は全くの予想外。後援会や公明の名簿も半分も回せていない。厳しい」

 そんな恨み節に押されるように安倍首相は解散当日(28日夕方)、意表をついて渋谷駅前で雨の中、街頭演説に立った。

「都議選の最終日に市民団体の挑発に逆切れした秋葉原演説の二の舞いを避けるために直前まで極秘扱いだった」(官邸関係者)

 自民選対幹部は含み笑いでこう話した。

「公明党の山口那津男代表と並んで東京で街頭に立った意味合いはわかるでしょ? 頼みの綱は公明。小池(百合子)さんの名前を一切、出さなかったことにも、ある種のサインが込められている」

 解散直前、安倍首相と会食した政策ブレーンはそのサインをこう解説する。

「安倍さんは1年前、小池さんの要望に応じて官邸で1時間以上も会談し、“改憲勢力”として密約のような契りを交わしている。状況は大きく変わったけど、安倍さんは『今でも何となく小池さんとはつながっているんだけどなあ〜』とぼやいていました」

 一方で、政治ジャーナリストの角谷浩一氏は9月17日に投開票された大阪府摂津市議選の結果に言及。小池系「市民ファーストの会」候補4人が出馬したが、いずれも惨敗した。

「3候補に至っては3桁(100票)にも届かない大惨敗。小池ブランドは東京限定でしか通用しないことを証明した」(角谷氏)

 自民党の塩谷立選対委員長は摂津の失敗例を盛んに引き合いに出し、「しょせんそんなもんでしょ。小池さんも十分わかっているはず」と周辺に余裕を見せるものの、「与党で過半数」という予防線を張るのも忘れてはいない。

 小泉進次郎氏や菅義偉官房長官は相次いで「小池さんは出てくるのではないか」と発言した。

「実は小池さんが出馬すると戦略的に発言するよう党から指令があった。都知事を投げ出したら、批判されるので、本音では彼女は出ないと思う。非自公で過半数取れるほど候補者がいないしね」(政府筋)

 日本最大の保守系右派団体「日本会議」は小池氏につくのか。会長で国際政治学者でもある田久保忠衛氏は本誌に「選挙戦にかかわりはしない」と前置きした上で、こう話した。

「安倍首相のほうが国際情勢に対する対応や志に明らかに大義がある。小池氏から現在の北朝鮮有事、超大国・米国の凋落により中国が世界的影響力を広げようとしている現状への危機意識や対応について何のビジョンも聞かれない。小池氏は頭でなく勘で勝負に出ているだけ。寄せ集めの野合集団に一体何ができるのか? テレビ向きのレベルの低い発想では馬脚を現すのは目に見えている」

 自民党関係者はこう票読みする。

「期待感以上に伸びないのでは。共産党と決裂して原則対抗馬を立てられるのも痛いはず。小池氏の誤算は希望の党の代表になることを都政で連携する公明党に事前に伝えず、怒らせたこと。今回は票を回してもらえない。現在のトレンドでは小池氏出馬想定で東京、大阪、愛知、北海道は自民4対希望6(非自含む)。千葉、神奈川、埼玉3県は自民3対希望7。その他の地域は6対4で自民優勢です。ざっくり自民50議席減で公明と合わせ国会運営の主導権が握れる絶対安定多数(261議席)ギリギリというところ。希望は120〜140議席になるのではないか」

 小池氏が都知事の座をなげうって出馬しても自公の過半数割れ、希望の党を中心とした野党で過半数に達しなければ「野党第1党の党首に過ぎず、小池氏の女性初の首相の野望は一気にしぼむ」(自民党幹部)。

 政府関係者によれば、小池氏はその場合の保険として自民党内に“分断工作”をしかけているという。

「小池さんのターゲットは石破茂元幹事長とその派閥、野田聖子さん。携帯に電話をし、直に説得しているようです。石破さんも迷っている。安倍退陣になれば党を割らなくても首相の椅子は転がり込むので、石破さんは簡単には乗らないとは思うけど……」

(本誌・村上新太郎)










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[経世済民123] 地方自治体で非正規職員が急増、「絶望的な格差」は法改正で解消できない(ジネス+IT)
執務中の鳴門市人事課の職員。鳴門市に限らず、非正規職員が占める割合はどの自治体も増える一方だ(写真:筆者撮影)


地方自治体で非正規職員が急増、「絶望的な格差」は法改正で解消できない
https://www.sbbit.jp/article/cont1/34089#image48164
2017年10月03日 ビジネス+IT


全国の地方自治体で非正規職員が急増している。総務省が2016年4月現在で実態調査したところ、都道府県、市区町村を合わせて64万人に達し、2005年に比べて4割も増えていた。退職者補充を非正規で対応してきた結果で、自治体が官製ワーキングプアを大量生産している格好。地方自治総合研究所の上林陽治研究員は「このままでは雇用の劣化が行政サービスの低下を招きかねない」と警鐘を鳴らす。5月に待遇改善を求めて地方自治法、地方公務員法が改正されたが、問題解決には悲観的な見方が出ている。
執筆:政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)

■財政難で正規を非正規に置き換え、自治体も苦しい対応

 鳴門海峡の渦潮で知られる徳島県鳴門市。3階建ての市役所本庁舎には市民課や税務課、財政課、総務課など市の各課が机を並べているが、市役所で働く職員の3割が非正規だ。中でも窓口対応が多い部署ほど非正規が多くなっている。

 市は公営ギャンブル収入で豊かな財政を誇った時代もあったが、行政組織の肥大が財政を圧迫するなどし、財政健全化を推進してきた。その結果、退職した正規を非正規に置き換え、人件費を抑えるうちに非正規比率が高まった。2005年の14%が2016年で31%に上昇している。

 31%という数字は全国の政令市を除く市部で平均的だが、非正規の増加に世間の目は厳しさを増している。市人事課は「今までと同じやり方は難しくなった。国の方針に従い、見直さざるを得ない」と対応に苦慮している。

 徳島県市町村課は県内24市町村で働く非正規数を明らかにした。それによると、2016年は3,449人で、正規は8,947人。非正規が全体の28%を占めている。2005年の調査に比べ、正規が2,000人ほど減る一方、非正規は900人余り増えた。非正規比率も9ポイント上昇している。

 市町村別で最も非正規比率が高いのは、徳島市のベッドタウンとして人口増加が続く北島町の45%。ほぼ2人に1人が非正規で、北島町総務課は「人員をぎりぎりまで削減している。保育所や給食センターなどを直営で維持し、行政サービスを低下させないためには、非正規を増やさざるを得なかった」と苦しい胸の内を打ち明けた。

 沖縄県は県議会の一般質問に答える形で県と市町村の非正規数を公表した。答弁によると、2016年で県関係の非正規は6,587人で、全体の21%を占めた。2011年度から20〜21%台で推移しているという。これに対し、市町村の非正規は8,712人に達し、全体の42%に及んだ。2012年の39%から毎年、少しずつ増加を重ねている。

 沖縄は県、市町村とも非正規率の高い地域で、特に目立つ職種は公立幼稚園教諭の62%。ほかに、市町村に配属される子ども貧困対策支援員は全員が非正規だ。

 県内自治体の人事担当者からは「交付税を減らし、人件費を抑えるよう指導したのは国。それなのに、いまさら非正規を見直せといわれても財源がない。国に振り回されっぱなしだ」と恨み節も聞こえてきた。

■正規と非正規の給与に「絶望的な格差」

 総務省によると、2016年の全国自治体の非正規は2012年の前回調査から4万4,000人余り、7.4%増えた。過去3回の調査では、2005年が46万人、2008年が50万人、2012年が60万人だっただけに、右肩上がりの急増ぶり。これに対し、正規は274万人だから、いまや地方公務員の5人に1人を非正規が占める計算になる。


地方自治体の臨時・非常勤職員数の推移

 非正規は女性が75%と圧倒的に多い。職種は事務補助から保育士、図書館員、教員・講師まで広範囲にわたる。職種別で最も人数が多いのは事務補助の10万人、教員・講師の9万人、保育士6万人。特に教員・講師は2005年からの11年間でほぼ倍増している。

全国非正規地方公務員の内訳(単位・人)
職種    2005年 2008年 2012年 2016年
一般事務職員 112,315 119,810 149,562 159,559
技術職員 7,147 7,388 8,855 9,316
医師 9,955 9,335 8,743 8,138
医療技術員 7,216 8,637 10,969 11,851
看護師など 21,312 23,477 25,947 28,043
保育士など 78,261 89,563 103,428 99,958
給食調理員 35,313 37,305 39,294 37,985
技能労務職員 57,926 54,018 59,254 56,853
教員・講師 46,530 57,327 78,937 92,494
その他 79,865 92,442 113,988 138,934
出典:各年の総務省「地方公務員の臨時・非常勤職員に関する実態調査」から筆者作成

 自治体全体の非正規比率19%は国の17%をわずかに上回る程度だが、政令市を除く市区は32%、町村は35%と高い。小規模自治体には50%を超すところもあり、全国トップの長崎県佐々町は66%に達している。

 2005年からの11年間で正規は30万人も減った。逆に非正規は19万人近く増えている。正規の減少を非正規が補っているのが実態だ。正規と同様にフルタイムで働き、正規と同等の責任を負う職員も少なくない。

 それなのに、非正規の待遇は極端に低いまま。臨時の労働の対価として報酬が支払われ、ほとんどの自治体は手当などを支給していない。上林研究員は総務省のデータから非正規一般事務職の平均年収を162〜207万円と推定している。

 正規の平均年収は660万円程度。非正規の事務職は休みなくフルに働いても正規の3分の1以下の年収しか得られない。まさに絶望的な格差が存在する。

 その代わり、自治体の出費する人件費は大幅に抑えられる。自治体は2000年代前半、小泉内閣の三位一体改革で地方交付税や補助金が削減され、財政が火の車に陥った。その一方で行政サービスは拡大している。退職者の補充を非正規で対応することで人件費を抑えながら、行政サービスをどうにか維持しているわけだ。

 上林研究員は「非正規の賃金を外注より安く上がるように抑えているのが実情。このため、自治体は非正規の増加を止められなくなっている」とみている。

■全国で相次ぐトラブル、早急な待遇改善が必要

 非正規はおおむね1年単位で任用が繰り返されるため、多くが不安定な立場に置かれている。突然雇止めされ、トラブルに発展するケースも増えてきた。

 長崎県では、6年半にわたって県と外郭団体の間で2カ月おきに雇用主を切り替えられていた非正規の40代女性が県を違法と訴えた。長崎地裁は2016年、女性の訴えを一部認めて慰謝料40万円の支払いを県に命じた。2カ月ごとに雇用主を切り替えたのは、女性に社会保険に加入させず、有給休暇や退職手当の請求権を与えないためだ。

 京都府では、小中学校で働く教員の12人に1人を非正規の常勤講師が占める。「待遇が悪く、20年働いても結婚できない」「10年近く働いたのに突然雇止めされた」。京都市で開かれた常勤講師の集会では不満の声が相次いだという。官製ワーキングプアの現実はあまりにも厳しい。

 こうした現状を改善するため、地方自治法と地方公務員法が5月、改正された。自治体ごとにばらばらだった非正規の採用根拠を会計年度任用職員に統一し、期末手当などを支給できるようにする内容だ。

 しかし、会計年度任用職員をフルタイムとパートに分け、待遇に差をつけている。フルタイムは給料と期末・勤勉手当を含む諸手当を受けられるのに対し、パートは報酬と費用弁償、期末手当が入るだけだ。これではフルタイムの職員がパート化される恐れも出てくる。

 上林研究員は「今回の法改正は労働時間差別を認定しただけで、同一労働同一賃金につながりそうもない。専門的な職場では熟練した非正規なしに仕事が回らなくなっている。こうした職員の抜本的な処遇改善が必要だ」と指摘する。

 弱い立場の非正規にしわ寄せし、行政サービスを維持する現状は、自治体のあるべき姿とはいえないだろう。自治体は非正規の待遇を改善するとともに、中長期的な視野に立ってどのような人員体制が適切なのか考え直す必要がある。

政治ジャーナリスト 高田 泰(たかだ たい)
1959年、徳島県生まれ。関西学院大学社会学部卒業。地方新聞社で文化部、地方部、社会部、政経部記者、デスクを歴任したあと、編集委員を務め、吉野川第十堰問題や明石海峡大橋の開通、平成の市町村大合併、年間企画記事、こども新聞、郷土の歴史記事などを担当した。現在は政治ジャーナリストとして活動している。徳島県在住。




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[政治・選挙・NHK233] 「希望」排除組が怒りの決起 民進100人が新党結成へ動く(日刊ゲンダイ)
 


「希望」排除組が怒りの決起 民進100人が新党結成へ動く
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/214699
2017年10月2日 日刊ゲンダイ


  
   前原代表はだまされたのか…枝野代表代行の判断は…(C)日刊ゲンダイ

「バカにするな」――ということだろう。「希望の党」から排除される可能性の高い民進党議員が、新党結成に動きだした。100人近くが参加する可能性がある。10・22総選挙は、<自民VS希望VS民進新党>の三つ巴の戦いとなる可能性が出てきた。

 当初、民進党議員は全員「希望の党」に合流する予定だった。ところが、小池都知事が「全員を受け入れるということはサラサラない」「排除します」と、民進党議員を一人一人選別して、気に入らない議員は公認しないと公言。

 エラソーな態度に民進党議員はカンカンになっていた。しかも、排除されるのは、公認候補約200人(現職約80人)のうち100人近くになることが分かり、「こうなったら新党を結成すべきだ」という声が噴出しているのだ。

 すでに枝野幸男(埼玉5)、辻元清美(大阪10)、赤松広隆(愛知5)、平野博文(大阪11)ら各氏は「筋を曲げてまで合流しない」と、希望の党に参加しないことを表明し、北海道連は、希望への公認申請を撤回する方針を決定している。東京でも、4区、6区、10区、16区と民進党の候補者が相次いで「希望」への不参加を明らかにしている。

「民進党内で『新党を結成すべきだ』という声が広がっているのは、希望の党に100人以上が公認されないことが分かってきたからです。民進の候補者は200人もいるのに、民進、希望の候補者の割合について、希望サイドが『希望100人、民進100人だ』と譲らないのです。しかも、なぜその議員を公認しないのか基準がハッキリしない。保守系でも排除されている。結局『小池さんが嫌っているから』ということらしいのです。さすがに皆が『これはおかしい』『俺たちはだまされた』と思い始めている。まず、前原代表に民進党での出馬容認を求め、認められなければ新党をつくることになるはずです」(民進党関係者)

 新党結成の動きが一気に強まっているのは、「排除リスト」に野田佳彦氏、岡田克也氏、菅直人氏といった大物議員が入っていることと、最大の支援組織「連合」のバックアップを得られるからだ。民進党議員の多くが「勝算はゼロじゃない」と考え始めているという。

 実際、「日本からリベラル勢力が消滅する」という有権者の危機感も強くなっているから、100人規模で新党を結成したら、希望の党に行くよりも当選する確率が高くなる可能性がある。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言う。

「リベラル勢力を支持する有権者は一定数います。それに、希望の党への参加をやめた議員については、共産党も支援すると表明しているので票を食い合うこともない。逆に、きのうまで『安保法案は違憲だ』と訴えていたのに、安保法案に賛成する希望の候補になったら、昔からの固い支持者が逃げていくでしょう」

 小池サイドは、新党をつくらせないために枝野氏を公認するという奇策も考えているらしい。

 コケにされた民進党議員は、小池知事に一泡吹かせるべきだ。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/369.html

[国際20] 米乱射犯、賭博好きの元会計士 父はFBI最重要手配の銀行強盗(AFP)
米ラスベガスで起きた銃乱射事件の実行犯、スティーブン・クレイグ・パドック容疑者とされる人物の写真(撮影日・場所不明)。(c)AFP


米乱射犯、賭博好きの元会計士 父はFBI最重要手配の銀行強盗
http://www.afpbb.com/articles/-/3145242?cx_part=topstory
2017年10月3日 6:37 発信地:ラスベガス/米国


【10月2日 AFP】米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で起きた銃乱射事件で、高級ホテルに大量の銃器をひそかに持ち込み、32階の部屋の窓から音楽祭の参加者らに向けて銃を乱射した元会計士のスティーブン・クレイグ・パドック(Stephen Craig Paddock)容疑者(64)は、ギャンブルに高額をつぎ込む賭博愛好家で、その父親はかつて連邦捜査局(FBI)の最重要指名手配犯とされた銀行強盗だった。

 パドック容疑者は賭博都市ラスベガスの東130キロに位置するネバダ州メスキート(Mesquite)にある定年退職者向けの閑静なゴルフコース付き住宅街に一軒家を所有していた。弟のエリック(Eric Paddock)さんによると、大量殺人の実行を計画しているような素振りは見せていなかったという。

 58人の死者と500人以上の負傷者を出し、米国史上最悪の銃乱射事件となった同事件については、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出し、パドック容疑者はISの「兵士」で、最近イスラム教に改宗していたと主張。だが米連邦捜査局(FBI)は、事件と国際テロ組織との関連を示す情報は今のところないとしている。

 パドック容疑者はラスベガスでも特に有名な建物の一つであるホテル「マンダレイ・ベイ(Mandalay Bay )」の一室の窓をハンマーで割って銃撃に及んだとみられ、特別機動隊(SWAT)が室内に突入した際に遺体で発見された。死因は銃による自殺とみられている。

 エリックさんは米メディアに対し、家族はショックを受けており、何が兄を犯行に駆り立てたのかは分からないと説明。CBSニュース(CBS News)のインタビューでは「兄は自動小銃を一体どうやって手に入れたのか。従軍歴などもないのに」といぶかしんだ。

 また地元紙ラスベガス・レビュー・ジャーナル(Las Vegas Review-Journal)の取材に対しては、「一家の上に小惑星が落ちてきたようなもの」と表現し、「これがどうやって起きたのか、見当もつかない」と述べた。

■ポーカーで高額賞金狙う

 エリックさんがワシントン・ポスト(Washington Post)に明かしたところによると、パドック容疑者は頻繁にビデオポーカーに興じて高額賞金を狙っていた。「カジノで25万ドル(約2800万円)勝ったというメッセージが送られてきたこともある」という。

 またエリックさんの話では、兄弟は崩壊した家庭で育った。父親のパトリック・ベンジャミン(Patrick Benjamin Paddock)氏は銀行強盗を繰り返して有罪判決を受け、1960年代前半に収監されたものの1968年に脱獄し、FBIの10大最重要指名手配犯リストに「極めて危険」で「精神異常」を抱えた人物として名を連ねたこともあった。

 ABCニュース(ABC News)はパドック容疑者について、元会計士でパイロット免許を保有、犯罪歴はなかったと報じている。

 パドック容疑者のホテルの部屋からは、ロングライフルも含め少なくとも10の武器が押収された。また、定年退職者向けの閑静な新興住宅街に新築された同容疑者宅からは、さらに多くの武器が見つかった。

 治安当局はパドック容疑者を単独犯とみており、エリックさんも米メディアに対し、同容疑者はいかなる政治・宗教団体にも属していなかったと話している。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/746.html

[政治・選挙・NHK233] 「こざかしい」と政治の師・細川護熙が小池を厳しく批判! 
     
      インタビューに答える細川元首相=東京都港区で2017年10月2日、太田康男撮影


「こざかしい」と政治の師・細川護熙が小池を厳しく批判!
https://ameblo.jp/2951hykog117/entry-12316135284.html
2017-10-03 05:38:32 半歩前へ


 小池百合子の政治の師である細川護熙元首相が、小池新党への公認条件に「踏み絵」を踏ませるとの考えに「こざかしい」と厳しく批判した。

****************

細川護熙元首相は2日、毎日新聞のインタビューで、小池百合子が代表を務める小池新党について「(安倍政権を倒す)倒幕が始まるのかと思っていたら、応仁の乱みたいにぐちゃぐちゃになってきた。

政権交代までいかなくとも、せめて自民党を大敗させて、安倍晋三首相の党総裁3選阻止まではいってもらわないと」と語った。小池が衆院選に立候補する可能性は「恐らくないだろう」とも述べた。   (敬称略)

小池は日本新党結党以来、折に触れ、細川からアドバイスを受けてきた。小池新党の公認を巡り、リベラル勢力や首相経験者を選別することに「同志として小池を手助けしたいと考えてきたが、排除の論理を振り回し、戸惑っている。公認するのに踏み絵を踏ませるというのはなんともこざかしいやり方で『寛容な保守』の看板が泣く」と強く批判した。

 同じく日本新党出身の前原誠司については「名を捨て実を取ると言ったが、状況をみていると、名も実も魂も取られてしまうのではないかと心配になる」と述べた。

 さらに自身が日本新党を結成したことを振り返り「政権交代という大目標に立ち向かうときは怒濤(どとう)のように攻め立てなければ成功しない」と、候補者擁立などで混迷する「小池の乱」に苦言を呈した。 (以上 毎日新聞)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/372.html

[政治・選挙・NHK233] 支持急拡大!<内田樹氏>立憲民主党のフォロワーが立党半日で40000超え!希望の党は結党から一週間でフォロワー800。…












































http://www.asyura2.com/17/senkyo233/msg/373.html

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