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赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100097
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[政治・選挙・NHK231] 麻生副総理「ヒトラーの動機は正しかった」発言は本音! 安倍自民党に蔓延するナチス的価値観(リテラ)
        
             麻生太郎オフィシャルサイトより


麻生副総理「ヒトラーの動機は正しかった」発言は本音! 安倍自民党に蔓延するナチス的価値観
http://lite-ra.com/2017/08/post-3422.html
2017.08.30 麻生「ヒトラーは正しかった」は本音 リテラ


 またも、あの男が暴言を吐いた。昨日、麻生太郎副総理兼財務相が、麻生派の研修会でこう述べたというのだ。

「(政治家は)結果が大事なんですよ。いくら動機が正しくても何百万人殺しちゃったヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくてもダメなんですよ、それじゃあ」

 ヒトラーの動機は正しかった──。何の弁解の余地もない、ヒトラーを肯定する大問題発言だ。現在はちょうど高須クリニックの高須克弥院長によるナチス礼賛ツイートが問題となっているが、今回はよりにもよって副総理の発言。国際的な非難を浴びるのは必至だ。

 そもそも麻生副総理といえば、2013年にも「憲法はある日気づいたらワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。誰も気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね」と発言し、大問題に発展。ユダヤ人権団体のサイモン・ウィーゼンタール・センターが抗議声明を発表したほか、ドイツの有力紙・ヴェルトも「日本の副首相、ナチスの戦術を称賛」という見出しで報じるなど海外にも波紋が広がった。

 このとき麻生副総理は「悪しき例としてあげた」と釈明したが、今回も「悪しき政治家の例としてヒトラーをあげた」と言い訳している。しかし、同じ言い訳が2度も通用するはずがない。しかも、今回は前回の反省もなく、“ヒトラーの動機は正しかった”とはっきり肯定している。何度も言うが、戦前のナチスを肯定するなど国際社会においてはけっして許されない。大臣は即辞任、いや、政治家を辞するべき発言だ。

 いや、だいたいこの“暴言男”が、いまなお副大臣という座にいること自体がどうかしているとしか思えない。1983年には「女性に参政権を与えたのは失敗だった」と言い放ち、2007年には国内外の米価を比較して「アルツハイマーの人でもわかる」と述べ、2009年には学生から“若者には結婚するお金がないから結婚が進まず少子化になっているのでは?”と問われ、「金がねえなら、結婚しないほうがいい」「稼ぎが全然なくて尊敬の対象になるかというと、よほどのなんか相手でないとなかなか難しいんじゃないか」と返答。2014年には、社会保障費の増加について「子どもを産まないのが問題だ」とも語っている。

■過去にはナチスの障がい者、高齢者抹殺を想起させる発言も

 女性や認知症患者というマイノリティを蔑視し、また、少子化の要因となっている若者の貧困や子育ての厳しい現状を直視せず、金持ちのボンボンとしての価値観を露わにする。──しかも、これらは偽らざる本音なのだろう。実際、2006年の外相時代、麻生氏は北朝鮮のミサイル発射に際して「金正日に感謝しないといけないのかもしれない」とも述べている。“北朝鮮のおかげで軍拡が進められる”というこの発言は、いま現在の安倍首相とも共通するものだろうが、ともかく麻生氏は思慮があまりに浅いために、いつも暴言・失言騒動を巻き起こすのだ。

 だが、今回のヒトラー肯定発言において、麻生氏の忘れてはいけない暴言がある。それは2013年の社会保障制度改革国民会議で述べた、このような言葉だ。

「(高齢者の終末期の高額医療を)政府のお金でやってもらっていると思うと、ますます寝覚めが悪い。さっさと死ねるようにしてもらうなど、いろいろ考えないと解決しない」

 このとき、麻生氏は終末期医療を受けている患者のことを「チューブの人間」とさえ表現。無論、こうした暴言には批判が集まったが、やはり反省もなく、昨年も「90になって老後が心配とか訳のわからないことを言っている人がテレビに出ていたけど、いつまで生きているつもりだよと思いながら見ていた」と講演演説で述べている。

 社会福祉の当然の対象である高齢者を差別的な視点から俎上に載せ、命をコストで計図った上で“生きる価値がない”と烙印を押す。そうした考え方は、まさにナチスの政策と通じるものだ。事実、ナチスは安楽死作戦において障がい者や高齢者を抹殺している。

 麻生副総理が言う「正しい動機」とは、こうしたナチスによる優生政策も含まれているのだろう。しかしどうだ。ナチスの行いを「動機は正しい」と肯定することによって、命を金で換算する価値観を拡大させ、結果、相模原であのような残忍な事件が起こったのではないか。

 しかし、ナチスを悪いと思っていないのは、麻生副総理だけではない。自民党そのものが、ナチスへ共感を深め、親和性を高めてきたのだ。

■歴史的に見ても自民党はナチス的価値観と親和性が高い

 現に、1994年には、自民党東京都支部連合の事務局広報部長(当時)だった小粥義雄氏が『HITLER ヒトラー選挙戦略』(永田書房)なるヒトラーの選挙戦略を学ぶという趣旨の書籍を出版。なんと自民党の候補者に向けた選挙戦略啓発本で、“ヒトラーに学べ”と堂々と宣言していたのである。

 しかも、同書には高市早苗前総務相がこんな推薦文を寄せていた。

「著者の指摘通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」

 同書は米ニューヨーク・タイムズ紙などから「ヒトラー称賛」と批判を受け、ユダヤ人団体も抗議。わずか2カ月後に絶版回収となったが、それでも推薦文を書いた高市前総務相や稲田朋美前防衛相、西田昌司参院議員という自民党議員は、2014年にネオナチ団体代表とツーショット写真を撮っていたことが発覚し、またも海外から批判を浴びている。

 つまり、自民党はもともとナチスに対する批判的視点や拒否感が欠落しているのだ。それも当然だろう。以前にも本サイトでは指摘したが、源流を辿れば、戦前、大日本帝国はヒトラーのドイツ、ムッソリーニのイタリアという独裁主義国家と三国同盟を結び、アメリカやイギリスなどの民主主義国家と戦争を繰り広げていた。そして、安倍首相の祖父である岸信介元首相をはじめ、そのナチス・ドイツと日本が結びついていた時代に政権の内部にいたり官僚だった人間たちが参加してつくったのが自由民主党だからだ。

 そう考えれば、敗戦と占領によってアメリカに対して恭順の意を示しているだけで、この政党の底流に流れている考え方はアメリカやイギリスなどの連合国的価値観よりも、ドイツ、イタリアなどの枢軸国的価値観に近い。

 そして、安倍首相が深く関与して作成された憲法改正草案でぶちあげた緊急事態条項の創設が物語るように、その精神は安倍首相をはじめ現政権に受け継がれ、いま、さらに再強化されているのだ。

 たとえば、安倍首相が「こんな人たちに負けるわけにはいかない」と自分の批判者を国民とみなさず分断したことも、現在の北朝鮮のミサイル問題でやたら脅威と憎悪を煽り立てているのも、「ナチスの手口」にほかならない。事実、ヒトラーの右腕だったヘルマン・ゲーリングは、こう述べている。

「国民を戦争に駆り立てるのは簡単なことだ。『われわれは外国から攻撃されようとしている』と国民をあおり、平和主義者を『愛国心が欠けている』と非難すればいい」

 麻生副総理の発言への責任追及は当然だが、このように問題は根深いということをよく知っておく必要があるだろう。なにしろ、いままさにヒトラーを「動機は正しい」とする者たちによって、歴史が繰り返されようとしているのだから。

(編集部)






















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/514.html

[政治・選挙・NHK231] 「殺してくれ」―激痛のため何度も叫んだ! 
1946(昭和21)年1月撮影とされる、原爆で背中に大やけどをした谷口稜曄氏の映像からの写真(長崎市提供)


「殺してくれ」―激痛のため何度も叫んだ!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_338.html
017/08/30 23:05 半歩前へU


▼「殺してくれ」―激痛のため何度も叫んだ!


 88歳で亡くなった長崎原爆被災者協議会長の谷口稜曄さんは、原爆投下後の地獄を語ることを「生かされた」者の使命として背負い続けた。

 命を奪われた約7万人の苦しみや、運動を共にした仲間たちの願いを胸に、自らを奮い立たせながら国内外で体験を伝えた。

 「目をそらさないで」。2010(平成22)年、被爆者代表として出席した米ニューヨークの核拡散防止条約(NPT)再検討会議。各国代表ら約400人の前で「真っ赤な背中」の少年の写真を掲げた。

 昭和20年8月9日、16歳の時、爆心地から1.8キロの路上で郵便配達中、爆風に吹き飛ばされた。

 熱線で背中は大やけど。入院生活のうち2年近くはうつぶせのまま、床擦れで胸の肉は腐った。「殺してくれ」―。激痛のため何度も叫んだ。

 入院中の谷口さんを撮影した米軍のフィルムは45年に発見。

 その姿は世界に衝撃を与え、取材が殺到。核兵器の恐ろしさを伝えるため20回以上海外に渡り、被爆者の「顔」に。被爆70年の平成27年8月9日、平和祈念式典で壇上に立った。

 式典の後につぶやいた「まだ終わりじゃない」。道半ばのままの核廃絶の悲願は次の世代に託された。(以上 産経)

詳しくはここをクリック
http://www.sankei.com/west/news/170830/wst1708300053-n1.html














http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/516.html

[政治・選挙・NHK231] 麻生さん「ヒットラーは、正しい動機を持っていた!」だって。ついにチンピラの真似事が過ぎ、墓穴を掘っちまったな 
麻生さん「ヒットラーは、正しい動機を持っていた!」だって。ついにチンピラの真似事が過ぎ、墓穴を掘っちまったな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/75ac0ca5a4c984bafb56a98296a4bb26
2017年08月30日 のんきに介護


masanorinaito‏ @masanorinaitoさんのツイート。



(英)ガーディアン紙が

麻生の

こんな「しまった!」顔を報じている。



外国では、

ちょっと統一教会の

ご機嫌を取っただけでは済まないよ。

更迭で

決まりだな。

適菜収。ほぼbot。(作詞家)‏@tekina_osamuさんが

こんなツイート。



麻生が失脚すれば、

不思議にまた、

安倍信者が増えるだろうな。

安倍さんは、

結果の正しいファシストだったって!


コメント

論外ひょっとこ爺さん (こころ)
2017-08-31 00:41:44

麻生の裏の正体が凄く狡くて論外人物。
悪党ぶりを表にもっもっと曝して、その醜態で墓穴をほって消滅してほしい。

失言・失態を重ね、何を言ってもやっても辞めない、辞めさせない自民公明悪党政権。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/517.html

[政治・選挙・NHK231] 「ハシケン」辞職の陰で… 「今井絵理子」もビール券配布の公選法違反(週刊新潮)
       
        今井絵理子議員(撮影・上森清二)


「ハシケン」辞職の陰で… 「今井絵理子」もビール券配布の公選法違反
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/08301700/?all=1&page=1
週刊新潮 2017年9月7日号掲載


 今井絵理子・参議院議員(33)の略奪不倫報道から1カ月あまり。お相手の橋本健氏は政務活動費の不正流用疑惑で議員辞職となったが、今井議員本人にも、公職選挙法違反が問われる振る舞いが発覚した。

 ***

 橋本氏の辞職の発端となったのは、「週刊新潮」先週号が報じた政策チラシの架空発注疑惑である。橋本氏は2010〜14年度の5年間、8回に亘って政策チラシを“印刷”。合計で720万5330円を神戸市内のA社(仮名)に支払っていた。


 橋本氏の依頼でA社が作成した架空の請求書と見積書。詳細な費用の内訳が示されているが、すべて嘘。

 その後、A社が「橋本氏から頼まれて実態のない領収書や請求書を渡した」と暴露したことで、橋本氏には司直の手が待ち構える事態となった。そして“手つなぎパジャマ不倫”相手の今井議員についても、

「先日、彼女の非常識極まりない行為を見聞きして、唖然としました」

 と、さる自民党の議員は証言する。この議員によれば、8月の内閣改造人事の際、今井議員が親しい議員十数名に対し、“出世”のお祝いとしてビール券を贈っていたという。人事に際し、議員が地元の名産品などを贈るケースはあるが、全国の18歳以上が有権者となる参院比例区当選の今井議員の場合、議員宛てであっても公選法が禁じる「寄附」行為にあたる。

 取材に対し、総務省選挙課は「明らかな公選法違反となります」と回答。政治資金に詳しい日大法学部の岩井奉信教授も、「花などの物品ではなく、換金できる金券を渡しているわけですから、かなり悪質」と指摘する。

 都内の自宅で今井議員を直撃するも、コメントはなかった。

 ***

 8月31日発売の「週刊新潮」では、直撃グラビアと共に、不倫報道後の今井議員の様子についても紹介。橋本氏の“カネ”の問題とあわせ詳しく報じる。今井議員への直撃動画も配信中。


週刊新潮】渦中の「今井絵理子」直撃動画





















































http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/518.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍総理の不可思議な記者会見(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
安倍総理の不可思議な記者会見
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51727696.html
2017年08月30日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 昨日の安倍総理の記者会見ですが…

 北朝鮮がミサイルを発射した件に関しての記者会見です。

 官邸のホームページには、安倍総理の記者会見を誇らしげにアップしているのです。



8月29日 午前6時24分
 「我が国に北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、我が国の上空を通過した模様でありますが、直ちに情報の収集、分析を行います。そして、国民の生命をしっかりと守っていくために、万全を期してまいります。」




8月29日 午前7時56分
 「北朝鮮が発射した弾道ミサイルが我が国上空を通過し、太平洋に落下いたしました。
政府としては、ミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢を取ってまいりました。
 我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙は、これまでにない深刻かつ重大な脅威であり、地域の平和と安全を著しく損なうものであり、断固たる抗議を北朝鮮に対して行いました。国連安保理に対して緊急会合の開催を要請します。国際社会と連携し、北朝鮮に対する更なる圧力の強化を日本は強く国連の場において求めてまいります。
 強固な日米同盟の下、いかなる状況にも対応できるよう緊張感を持って、国民の安全そして安心の確保に万全を期してまいります。」




8月29日 午前10時08分
 「北朝鮮の我が国を飛び越えるミサイル発射という暴挙を受けて、トランプ大統領と緊急の電話会談を行いました。
 約40分間、今回の北朝鮮のミサイル発射に対する分析、認識そして我々が取るべき対応について突っ込んだ議論を行いました。
 日米の立場は完全に一致しております。今回の北朝鮮のミサイル発射はこれまでにない重大で深刻な脅威であるから、直ちに国連において緊急会合を開催し、北朝鮮に対して圧力を更に強めていくということで日米は完全に一致いたしました。
 そして同時にトランプ大統領からは、米国は同盟国である日本と100%共にある、と日本防衛に対する力強いコミットメントもありました。
 今後も強固なこの日米同盟の下、しっかりと国民の生命と財産を守るために全力を尽くしていきたいと思いますし、また日米韓で協力し、また中国、ロシアや、国際社会にも働きかけを行いながら、北朝鮮に強い圧力をかけ、彼らの政策を変えなければならないと考えています。」



 私がこの記者会見の内容を知って、先ず注目したのは、次の文言です。

 「政府としては、ミサイル発射直後からミサイルの動きを完全に把握しており、国民の生命を守るために万全の態勢を取ってまいりました。」

 なんか変な感じのする文章ですよね。

 「完全に把握しており」というのであれば、ミサイル発射直前から北朝鮮の動きを把握しており、というのであれば分かります。

 ミサイルの発射直後からミサイルの動きを把握していたというのはどういうことなのでしょうか?

 仮にミサイルの発射が不意に行われたとしたら、その後ミサイルの動きを完全にフォローできたとしても相当に慌てた筈。

 つまり、こんな文章にはならない筈!

 ミサイルの発射が不意に行われたので少し慌てたものの、ミサイルの行く先が北海道を遥かに超えた太平洋に向かっていたことを知って安心した、というのなら分かります。

 つまり、この文章は偽装の匂いが感じられるということです。

 国民は愚かだから、安倍政権がこの危機に対して米国と一致して素早く対応しているところを見せれば国民は安心する筈だ、と。

 実際には安倍総理始めとした防衛関係者は、北朝鮮がミサイルを発射することを事前に十分予期していた、と。そして、案の上、北朝鮮がミサイルを発射したものだから、落ち着いてミサイルの飛んでいく軌道をフォローすることができたというのが実情なのではないでしょうか?

 ひるおびを見ていた眞理様という読者の方から次のような情報を得ました。
 

 > 事前になにがしかの情報が入っていたのではないでしょうか?
 > そうでなければこんなに素早く対応することは不可能でしょう。

ひるおび 8月29日 PM01:12頃よりの要旨

八代弁護士:安倍総理、昨晩は公邸に泊られていたということなんですけど。

スシロー:そうですね、今日の日程は10時過ぎからしか正式の日程はなかったんですよ。だから本来自宅に帰られて朝ゆっくり出勤すればよかったんですよ。でもおそらくこの情報を得ていたから公邸に泊られてこの体制を取られたんですよ。

八代:と言うと、発射の前に情報が入っていたんじゃないかと。

スシロー:と思われますね。

八代:思われます(?)。本当はもっと詳しくご存じなんじゃ? もうちょっと教えて下さいよ。

スシロー:いやいやいや(笑)僕は今朝知っただけですから。だからもっと早くご存じだったんじゃないんですか。

八代:今朝CNNを見ていたらアメリカは事前に情報があったと言ってたんですよ。

スシロー:日米間の情報のやり取りはスムースにいってますから、同じ情報を持っている状況だと思いますよ。

伊藤元海将:当然知ってます。以下略



 日本も米国も北朝鮮がミサイルを発射するのを知っていて、国民にはそれを事前に知らせることをせず、実際北朝鮮がミサイルを撃ったら、さあ頑丈な建物か地下に避難して下さいなんて言っている訳です。

 茶番ではないですか?

 それにそもそも防衛の考え方に関して、日米が完全に一致するなんてこと自体がおかしいのです。

 何故って、日本の憲法は国際的紛争を武力の行使によって解決することを許していないからです。

 だから、そもそも日米同盟というのが憲法に抵触しているのです。 

 いずれにしても、北朝鮮の挑発行為に対しては、相手にしない方がいい、つまり無視するのが一番いいという意見がある訳ですが…

 私もその意見に賛成する訳ですが、但し、日米同盟の存在を前提とする限り、日本は米国と行動を伴にする必要があるので日本が無視しようと思っても困難ではないでしょうか?

 私の考え方は、日米同盟は終わりにして、世界警察を創設することに日本が全力を尽くす、と。

 もちろん、直ぐにそれが実現できるとは思えませんが、それが目指すべき道だということです。

 そして、北朝鮮の挑発行為に関しては世界警察に任せるべきだということです。



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http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/519.html

[経世済民123] 経営統合のファミマとサンクス、共に客数減の深刻な事態…ドンキとの「融合」で起死回生(Business Journal)
        ファミリーマートの店舗(撮影=編集部)


経営統合のファミマとサンクス、共に客数減の深刻な事態…ドンキとの「融合」で起死回生
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20394.html
2017.08.31 文=編集部 Business Journal


 流通大手のユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)とディスカウントストア大手のドンキホーテホールディングス(HD)は資本・業務提携することで基本合意したと8月24日、発表した。9月初旬にも正式に契約するとしている。

 ユニー・ファミマHDは3月1日、伊藤忠商事副社長の柳浩二氏が社長に就任した。上田準二前社長は取締役相談役に退き、その後、取締役を退任した。課題は、主力事業のひとつである総合スーパー(GMS)ユニーの改革だ。34.67%を出資する筆頭株主の伊藤忠との連携でユニーの店舗閉鎖を加速させる。

「コンビニエンスストアは強化、GMSは改革に取り組む」

 これは新社長となった柳氏の第一声だ。柳氏は、GMSのユニーとコンビニのサークルKサンクスの立て直しという二重の課題を背負っている。その答えとして、ユニー・ファミマHDはドンキホーテHDと資本・業務提携することを決断したといえる。ユニー・ファミマHD傘下のユニーは、ドンキホーテHDから40%の出資を受け入れ、11月にユニー株8万株を譲渡する。譲渡額は非公表だ。

 ユニーが展開するGMSにドンキホーテHDグループがテナントとして入居するだけではない。まず6店舗のGMSを閉店し、ドンキホーテHDが展開するディスカウントストアのドン・キホーテに業態を転換したり、ユニーおよびドン・キホーテ両者の看板を掲げたりする。

 一方、50店舗のドン・キホーテの店舗内や駐車場にファミマの出店を進める。2018年2月までに数店舗を出す予定だ。

 資本・業務提携の狙いは、ドンキホーテHDがユニーの店舗リストラの受け皿になることだ。ユニーは19年2月末までに201店舗あるGMSのうち27店舗を閉鎖する計画だ。閉鎖する店舗の跡地にドン・キホーテが出店するかたちが中心になるとの見方もある。さらに、ユニーの役員の4割がドンキホーテHD出身者に入れ替わる。

■客数の減少に歯止めがかからない

 寡占化が進むコンビニ業界も激しい争いが続いている。コンビニの実力を測る指標のひとつに日販がある。日販とは、1店舗の1日当たりの売上高のことだ。

 3〜5月のファミマブランド全店の日販は51.8万円で、前年同期比0.4万円増えた。しかし、サークルKサンクスブランドでは39.3万円で、同3.6万円減った。だが、さらに深刻なのは客数の減少だ。ファミマの1日平均の客数は902人で5人減、サークルKサンクスにいたっては634人で54人も減った。

 セブン−イレブン全店の日販は64.5万円で横這い。ローソン全店の日販は53.4万円で、同0.6万円増えた。

 平均日販ではセブンが抜きん出ている。それをローソン、ファミマが追い、サークルKサンクスは大差をつけられている。

 ユニー・ファミマHDは16年9月1日、ファミマとユニーグループ・ホールディングス(GHD)が統合して発足した。統合前にコンビニ業界3位だったファミマはユニーGHD傘下のサークルKサンクスを取り込み、ローソンに代わって2位に浮上した。新ファミマの7月末の店舗数は1万7969店、全店舗の売上高は3兆2086億円(17年2月期)に上る。

 首位を独走するセブンを追撃する体制が整ったことへの期待から、統合後、ユニー・ファミマHDの時価総額はローソンを上回った。しかし、年央以降、ユニー・ファミマHDの株価は統合費用が重荷になって下落傾向を辿っていたが、ドンキホーテHDとの資本・業務提携で8月25日には230円高の6040円と6000円台を回復した。ユニー・ファミマHDの年初来高値は1月5日の7980円、安値は8月14日の5880円だ。

 対するローソンは高値8480円(2月9日)、安値7310円(4月17日)。株価の動きを反映し、ローソンが時価総額でもユニー・ファミマHDを一時、再逆転したが、8月25日の時価総額はユニー・ファミマが7653億円、ローソンが7502億円でファミマが抜き返している。

■ファミマのファミチキvs.ローソンのLチキ

 コンビニが日販を伸ばすために力を入れているレジ横に並ぶカウンター商品のなかで、大人気なのがフライドチキンだ。今年の夏はチキン戦争が熱い。

 ファミマは今夏、フライドチキンなど温かい総菜の販売を強化した。焼き鳥の販売を始め、さらに天ぷらも加えた。レジカウンターの上に置く総菜の棚を刷新して「ファミ横商店街」と銘打ち目立たせた。

 主力のフライドチキン「ファミチキ」の販売を、従来の1日1店平均30個から50個に引き上げることを目指している。テレビCMではファミチキを擬人化したキャラクターを登場させ、広告量を2倍に増やした。連日、ファミチキのキャラクターが、おにぎりの新製品発表の会議室で居眠りをするといったドジを踏む設定のCMがシリーズでテレビに溢れた。

 ファミチキの発売は04年だ。当時社長だった上田準二氏(現相談役)が伊藤忠商事在籍時に、30年間にわたり畜産事業を担当したノウハウを生かして商品開発を進めた。05年度に6000万本を売り上げ、日本ケンタッキー・フライド・チキンに続き、フライドチキンの売り上げで国内2位となった。ファミチキは、ファミマがほかのコンビニより優位に立つ商品だ。

 7月の既存店売上高はセブンが前年比0.7%増で60カ月連続のプラスだった。冷やし麺や飲料の売れ行きが良かった。ローソンも調理麺やアイスクリームが好調で0.4%増。

 しかし、ファミマは0.6%減だ。「炭火焼き鳥」が発売から約1カ月で3000万本を突破する大ヒット商品になったほか、ファミチキもCM効果で売れたが、それでも客数が2.0%減ったことが響いた。旧サークルK・サンクスは4.2%減と落ち込みが大きかった。

 ローソンは三菱商事が50.0%出資する子会社で、竹増貞信社長は三菱の出身。ファミマvs.ローソンというコンビニの戦いは、伊藤忠と三菱の代理戦争の様相をみせており、お互いに激しい対抗心を燃やしている。

(文=編集部)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/425.html

[経世済民123] 東芝、WD選定という「自殺行為」で最終局面突入か…半導体事業売却できず上場廃止が濃厚(Business Journal)
       記者会見で決算発表再延期を陳謝する東芝の綱川智社長(ロイター/アフロ)


東芝、WD選定という「自殺行為」で最終局面突入か…半導体事業売却できず上場廃止が濃厚
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20399.html
2017.08.31 文=編集部 Business Journal


 東芝は8月31日の取締役会で、半導体子会社の東芝メモリ売却に関し、米ウエスタンデジタル(WD)に独占交渉権を与えるかどうかの議案を諮る。社外取締役が初めて存在感を発揮するかどうかに注目だ。

 独占交渉権は法的拘束力があり、優先交渉権とはわけが違う。独占交渉権を与えれば、WD陣営以外の相手と一定期間、交渉ができなくなる。それは、米ベインキャピタルなどで構成する日米韓連合や台湾・鴻海精密工業(ホンハイ)との交渉打ち切りを意味する。

 8月30日付日本経済新聞は「協業先の米ウエスタンデジタル(WD)の陣営に独占交渉権を与える方向で調整に入った。31日に開く取締役会で決議を目指す。売却額は約2兆円。WDの出資方法など残る条件を今後詰めたうえで、9月中に最終契約を結ぶ考えだ」と報じている。

 しかし、読売新聞のトーンは日経のように“それ行けドンドン”ではない。『東芝 あすにも売却先判断』とした上で、「東芝内では、WDの経営関与について慎重に見極める必要があるとの声が強まっている」と社内で慎重論が根強いと報じている。

 東芝メモリの売却総額は、東芝本体による2000億円内外の出資を含めて、ようやく2兆円になることも明らかになってきた。

 綱川智社長と、来日したWDのスティーブ・ミリガン最高経営責任者(CEO)のトップ会談でのやりとりを勘案すると、「簡単に(安易に)契約すべきではない」との意見が東芝社内に出ているとみられる。しかも、この意見はトップ会談後に強まっているようだ。

 WDは議決権のない新株予約権付社債(転換社債、CB)の引き受けにより、1500億円を拠出する。転換社債を株式に転換後の出資比率は15%に上る。

 WDは将来的に出資比率を33.3%以上に高める意向を持っている。33.3%以上持てば、会社の合併や分割など重要な決定事項を株主総会で拒否することができる。一方、東芝は「10年間、15%以下に抑えるよう」求めている。WDは、東芝メモリがIPO(新規株式公開)する時点で出資比率を引き上げ、経営への関与を深めたい考えだ。東芝メモリのIPOは3年後とみられている。

■経産省の“ご意向”に沿ってWDと交渉?

 世耕弘成経済産業相は8月29日、閣議後の記者会見で「WDは必要不可欠なパートナーであることは間違いない。前向きなかたちでコミュニケーションを取っているなら、一定の評価をしたい」と述べた。だが、経産省は「WDはノー」ではなかったか。本当に必要不可欠なパートナーだと思っているのだろうか。

 東芝メモリに3000億円ずつ出資する産業革新機構と日本財政投資銀行は、「IPOの直後にWDが出資比率を高めないよう」主張している。米投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が、WDの出資率について、どのような考え方をしているのかは不明だ。

 WDが当初、転換社債での出資をするとしても、WDと東芝メモリは同業であるため、中国の独占禁止法審査は長期化することが予想される。最短の6カ月で終わるという保証はなく、2018年3月末までに売却を完了できないことも十分にあり得る。そうなれば、東芝は2期連続の債務超過になり、上場廃止になる見通しだ。18年3月末に間に合わないとの懸念が強いWDへの売却を急ぐ理由があるのか。東芝経営陣の責任回避ではないかとの見方もある。

 そもそもWDは東芝のパートナーではなかった。東芝の協業先だった米サンディスクを16年に買収してメモリ事業に参入したのだ。WDのメモリの生産拠点は、サンディスク時代に共同出資した東芝の三重県四日市工場しかない。

 東芝はWDとの深い溝を埋めることができるのか。主力銀行3行の「8月中に決着」という強い要請や経産省の“ご意向”に沿うために、WDを安易に選んでいいのだろうか。WDをパートナーにすることは「地獄の3丁目」(東芝の幹部)との声もある。

“東芝のドン”“東芝のスーパーCEO”と呼ばれていた西室泰三氏が、自ら口説き落として東芝社外取締役に就任させた面々は、小林喜光氏(経済同友会代表幹事、三菱ケミカルホールディングス会長)、池田弘一氏(アサヒビール元社長・会長)、前田新造氏(資生堂元社長・会長)、古田祐紀氏(元最高裁判事)、佐藤良二氏(監査法人トーマツ元CEO)、野田晃子氏(元金融庁証券取引等監視委員会委員、公認会計士)の6人だ。

 小林氏は首相官邸に駆け込んで「ホンハイの手に東芝メモリが落ちてもいいのか」と訴えたといわれている。小林氏や池田氏、前田氏は一流企業の現・元トップである。ぜひ、「WDで本当にいいのか」を真摯に議論してもらいたい。

 8月31日の取締役会で「WDの独占交渉権」が決議されれば、社外取締役のブレーキが効かなかったということになる。東芝の事業再生を担当している投資銀行の幹部は「綱川社長は何も決められない」と憤っている。「どうやっても(東芝の期待する金額に)足りないところ(=WD連合)に売ってどうするのだ」とも批判する。

 かつて経産省の言うままに米ウエスチングハウス(WH)を超高値で買わされた東芝は、再び歴史的なミステークを犯そうとしている。

■中国当局の日本企業の重要案件の審査は最低でも9カ月かかる

 独禁法審査は中国がカギだ。丸紅の米ガビロン買収では、中国大豆市場への支配力を強めるおそれがあると中国当局が指摘し、審査に1年2カ月かかった。キヤノンの東芝メディカルシステムズ買収では、特別目的会社や新株予約権などを使う複雑なスキームを中国当局が問題視して9カ月かかっている。

 東芝メモリの売却にWDが絡むことによって、最低でも9カ月はかかるとみる向きが多い。日本企業ではないが、中国当局の禁止通告で国際的な提携計画が撤回に追い込まれた事例があることを留意しておきたい。

 NAND型フラッシュメモリの世界シェアは、韓国のサムスン電子が35.2%でトップ。2位は東芝で19.3%、WDは3位で15.5%を占める(2016年実績)。3位のWDが2位の東芝メモリを買収して多くの株式を持てば、サムスンとWD陣営の2社が圧倒的なシェアを握ることになる。世界各国で独禁法に抵触しないかどうかの審査に時間がかかるのは当然といえる。

(文=編集部)


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/426.html

[経世済民123] 老後の貯金、大きな差を生む「たった数%」の投資術……80歳でゼロの人、90歳で1千万の人(Business J)


老後の貯金、大きな差を生む「たった数%」の投資術……80歳でゼロの人、90歳で1千万の人
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20395.html
2017.08.31 文=中村芳子/アルファアンドアソシエイツ代表、ファイナンシャルプランナー Business Journal


投資していますか?

「貯金から投資へ」という言葉を耳にすることがあるが、実はこれは1980年代に政府が言い出したものだ。政府としては、国民が投資をしないと困ったことになるからだ。

 どう困るのかといえば、簡単にいうと国民の老後資金が足りなくなるのだ。すでに退職している団塊の世代くらいまでは、定年まで会社に勤めれば、退職金をもらい、十分な年金をもらってお金の心配のない老後を過ごすことができた。

 ところが、年金保険料を払う側の若い人たちの割合が今後も減り続けるので、これまでのように国の制度で十分な年金を払うことができなくなっている。だから、政府はこう言い続けている。

「これからは『自助努力』です。自分の老後資金は自分で貯めてください。ただ、貯めてもなかなか増えません。投資で大きく増やして、自分の老後にそなえてください」
「貯金から投資へ、ですよ」

 投資するかしないかは、あなたの将来のお金にとても大きな影響を与える。「お金は苦手で」「投資は怖い」「よくわからない」なんて言っていられない。投資をしながら、国の年金制度も自分たちや次世代が安心できるかたちに変えていかなくちゃいけない。

わずか2、3%の差が、数百万円の差になるという投資の実力

 前書きが長くなってしまったが、シンプルに投資の実力を見てみよう。

 老後資金として40歳から毎月4万円、年48万円を25年間積み立てていった場合の例。

 もっと大きな効果を出すには、30歳や25歳という若いうちから積み立てればいいのだが、私は勧めていない。20代、30代は老後のことより、目の前のことから今後10年くらいまでのことを考えて生きるべきだと思うからだ。



 金利差が小さいから、最初はほとんど差が出ない。50歳時点で0%と3%の差は90万円あまり。ところが65歳時点での残高は、金利0%で約1000万円、2%で1238万円、3%だと1377万円と差が開いてくる。同じ金額をコツコツ貯めていくのだが、期間が25年もあると、わずか数パーセントの差が約377万円になる。



 実はおもしろいのはこの先。会社を退職して年金生活に入り、66歳から貯金を年80万円ずつ引き出すとする。金利0%だと貯金は80歳でゼロになる。いまや100歳まで生きる人も珍しくないからこれは不安だ。2%だと90歳くらいまで持つ。それが3%だとまだ1000万円残っている。この差は大きい。投資は退職するまでじゃなくて、退職してからの明暗を分けるのだ。お金とは一生の付き合いだから。

 これを見ると、投資するなら3%じゃなくて5%、10%を目指したいと思うかもしれない。

年「+20%」を目指す「小遣い稼ぎ」投資は、リスクが大きい

 たとえばあなたが「100万円の元手で、株式投資で年20万円儲けたい」と思ったとする。つまり年20%の利回りを狙うことになる。相場がよくて戦略が間違っていなければ、1年だけ、数年だけなら達成できるかもしれない。

 でも、知っておくべきは「リスク」だ。たとえば、自分が狙っていたのとは反対に値段が動いて損をしてしまう確率、割合。年20%のプラスを狙うということは、マイナス20%になるリスクをとるということでもある。特に、数週間以内、数カ月以内、1年以内という短期に儲けを出そうとすると損するリスクは大きい。

 上のような投資を、私は以前から「小遣い稼ぎ投資」と呼んでいる。

 この投資は、自分の将来とは直接関係のないお金で、元手が半分以下になっても大勢に影響はないというお金でやるべきだ。株式投資好きなプロ、セミプロの友人たちは、年10〜20%以上の儲けを出すこともあれば、それ以上の損をする年もある。でも、投資そのものを楽しんでいるし、リスクについては十分知った上で投資をしている。

 小遣い稼ぎ投資は、投資が大好きで、投資のセミプロで、投資をするための資金(半分に減っても平気、ゼロになっても将来に影響がない)があり、投資のための時間も十分取れる人だけがやるべき。

 これからそれを目指す人は、まず10〜30万円くらいの小口で投資を始め、1年で目標の利回りが達成できたら、金額を年々増やしていくという方法をとればいい。

年「+5%」を目指す「資産づくり」投資はリスクを小さくする手法で

 もうひとつは、さっきから言っている、10〜30年以上という長期で、財産を目減りさせない、できればプラスにするためにする投資。「資産づくり」投資と私は呼んでいる。

 小遣い稼ぎ投資は、やりたい人は好きな人だけやればいいが、資産づくり投資は、すべての人がやるべき。お金が苦手な人も、投資が(今は)全然わからない、という人も。

 スマートフォンを操れないと生き延びられない時代になってきた。機械系が苦手な人も、おそるおそる手を出して、少しずつ慣れて、なんとか使いこなせるようになってきたはずだ。

 投資も同じで、得意とか苦手とか言っている場合じゃない。これをやらないと生き延びられない時代なのだ。おそるおそるでも手を出してみよう。そして少しずつ慣れれば、怖さも減って自分なりに投資と付き合うスタンスができてくる。

 目指す利回りは年平均5%くらい。私が勧めているのは、長期資金(10年以上使わない予定のお金)の半分は安全な預金に、半分を投資に、という割合だ。



 では、具体的にはどうしたらいいか、というのは次回お伝えしたい。

(文=中村芳子/アルファアンドアソシエイツ代表、ファイナンシャルプランナー)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/427.html

[経世済民123] クロマグロ、食卓から消える可能性…日本の姿勢が漁獲規制の交渉を左右する(Business Journal)

クロマグロ、食卓から消える可能性…日本の姿勢が漁獲規制の交渉を左右する
http://biz-journal.jp/2017/08/post_20396.html
2017.08.31 文=編集部 Business Journal


 日本人が約8割を消費する太平洋クロマグロ。1961年をピークに、乱獲などにより資源量は大きく減少。2014年には国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧種の指定【註1】も受けているが、その資源管理について話し合う国際会議【註2】が28日から韓国・釜山で始まった。米国や韓国、台湾などが参加するなか、日本には主導的な役割が期待される一方、先日、国際合意に基づく漁獲上限を超過したことで国際社会から厳しい目も向けられている。

 その会議において、日本は主に以下2つの方針を打ち出している。

・長期的な管理目標の導入
34年までに、初期資源量(漁業開始前の資源量)20%までの回復を目標とするが、社会経済的な要素を考慮し、20%目標が適切でないと判断された場合、別の目標を設定する。

・短期的な管理目標の達成確率に伴う漁獲枠の増減
24年までに、歴史的中間値(これまでの資源量の中間値)にまで資源回復する確率60%以上を目標に、60%を下回る場合には緊急の漁獲制限を行う一方、65%を超える場合には漁獲制限を緩和する。

 長期管理目標の導入に関しては、これまで日本が頑なに反対を続けてきた経緯を踏まえれば、国際世論の高まりに抵抗しきれなくなったとも考えられるが、資源回復の観点からは大きな前進だ。

 一方、管理目標の達成確率に伴う漁獲枠の増減は、太平洋クロマグロの資源量が回復傾向にあるととらえる日本としては、漁獲量の上限を変えられる方式に見直し、回復傾向が確認されれば、漁獲の上限を引き上げることができるよう、漁獲に関与する多くの国内漁業者を配慮し、将来的には規制が緩和できるようにしたい狙いがある。

 しかし、他の参加国、とりわけ厳しい資源管理を求めてきたアメリカなどは、不確定な管理目標の設定や目標達成前の漁獲上限引き上げには強く反発することが予想され、日本の提案に理解が得られるかは不透明な情勢にある。

■「第二の鯨」

 民間団体は日本の提案をどのようにとらえているのか。米国の民間団体、ピュー慈善財団【註3】は、「日本が長期管理目標の点で歩み寄ったことには一定の評価をしている」としつつも、日本が34年を確定的な期限としていないことに大きな懸念を示している。また同時に太平洋クロマグロの初期資源量20%への回復を、「環境保護における持続可能な資源の回復という意味合いだけではなく、資源を取り巻く漁業関係者の生活基盤の安定という意味における持続可能性の実現といった観点から重要な目標だ」と述べ、「長期管理目標の合意が太平洋クロマグロの資源管理に向けた最初のゴールだ」と国際会議での合意に期待を示している。その他、WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)【註4】は、「長期目標への合意ができず、管理措置への遵守徹底がなされていない現状では、太平洋クロマグロを漁獲対象とする商業的漁業は、一時的に停止せざるを得ない」、グリーンピース・ジャパン【註5】は「太平洋クロマグロを確実に健全なレベルまでに回復させる長期計画が導入されない限りは、すべての商業的漁業を禁止すべき」と厳しい声明を発表している。

 もし今回の会議で、太平洋クロマグロの資源管理のシナリオが見えてこなければ、最悪の場合、ワシントン条約締約国会議で取引規制の対象【註6】にもなりかねず、日本が影響力を行使できる最後の国際交渉の場になる恐れもある。太平洋クロマグロが食卓から消える「第二の鯨」にしないためにも、日本政府のさらなる奮起が期待される。
(文=編集部)

【註1】国際自然保護連合(IUCN)から絶滅危惧種の指定
1948年に世界的な協力関係のもと設立された、国家、政府機関、非政府機関で構成される国際的な自然保護ネットワーク。世界160カ国の科学者・専門家から成り立ち、生物多様性保全のための協力関係を築く。トキ、ニホンウナギなどが絶滅危惧種の対象とされている。

【註2】太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議
中西部太平洋における高度回遊性魚類(マグロ、カツオ、カジキ類)資源の保護と利用のため、資源回復に向けた目標や漁獲ルールを議論する中西部太平洋マグロ類委員会(WCPFC)の北小委員会。日本や米国、韓国、台湾などが参加して9月1日まで開催される。

【註3】ピュー慈善財団
アメリカの独立非営利NGO。世界有数の総合エネルギーメーカーである米国Sunoco社の創業者一族によって、1948年に設立。ワシントンD.C.に本部を置く。安定的な運営資金を有し、実力行使を含むアピール活動を行う必要がないことから、科学的・中立的な立場から、文化・教育・環境問題・公共政策・社会福祉など幅広い政策分野について、調査、政策提言、啓発活動などを行っている。

【註4】WWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン)
世界の野生生物とその生息地の保護、熱帯林の保全などに取り組む国際的な基金WWF(世界自然保護基金)のネットワークの一翼を担い、1971年に東京で設立。自然の中に人間が存在するという自然観を取り入れ、日本国内および日本が関係している国際的な問題に取り組む。

【註5】グリーンピース・ジャパン
環境保護と平和を願う市民の立場で活動する国際環境NGO。問題意識を共有し、社会を共に変えるため、政府や企業から資金援助を受けずに独立したキャンペーン活動を展開する。「脱原発」と「自然エネルギーの確実な導入」、そして「持続可能な漁業と農業の実現」を最優先に、消費者や生産者とともに、企業や政府に働きかけている。

【註6】ワシントン条約締約国会議で取引規制の対象
ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)は、野生動植物の一定の種が過度に国際取引に利用されることのないよう、保護することを目的とした条約。オランウータン、ウミガメ等の商業目的の取引が禁止されている。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/428.html

[アジア23] 北朝鮮のミサイル発射、日韓の対応に“致命的”な差=韓国ネット「日本がうらやましい」「これが韓国のマナーだ」
29日、韓国メディアは北朝鮮が29日早朝にミサイルを打ち上げたわずか5分後に日本政府が日本全土にその事実を通報したことを伝え、韓国との違いを指摘した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


北朝鮮のミサイル発射、日韓の対応に“致命的”な差=韓国ネット「日本がうらやましい」「これが韓国のマナーだ」
http://www.recordchina.co.jp/b189026-s0-c10.html
2017年8月30日(水) 11時50分


2017年8月29日、韓国・MBNなどは、北朝鮮が29日早朝にミサイルを打ち上げたわずか5分後に日本政府が日本全土にその事実を通報したことを伝え、韓国との違いを指摘した。

日本政府は29日午前6時2分ごろ、全国瞬時警報システム「Jアラート」を通じて「北朝鮮西岸からミサイルが東北地方の方向に発射された模様です。頑丈な建物や地下に避難して下さい」とする警報を発した。また、同様の内容がテレビ放送でも伝えられた。日本政府がJアラートを発令したのは北朝鮮がミサイルを発射した午前5時58分ごろから約4〜5分後だ。

一方、韓国政府が北朝鮮によるミサイル発射を通報したのは午前6時6分。北朝鮮のミサイルが韓国に到達するまでの予想時間3〜7分を超える9分後に発表されたことになる。記事は「万一の事態が起きていたら、韓国国民は日本国民と異なり避難する時間がなかった」と指摘した。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「反省すべきだ」「国の体をなしていない」「韓国にはレーダーもないのか」「韓国政府はなぜ沈黙している。沈黙は金か?」など対応が遅れた韓国政府への批判の声が寄せられた。

また、「分断国家である韓国が日本よりも対応が遅れた理由は、日本ではすべての国民が北朝鮮を敵だと思っているが、韓国には『主敵は北朝鮮』と言わない大統領を選出した国民がいるから」と対応が遅れた理由について批判を込めて言及する声もみられた。

さらに「日本がうらやましい」「日本から学ぶべきところは学ばねばならない」「日本の方が優れているということだ」など日本をうらやむ声も。

その他「大韓民国国民はとても勇敢だから、死をただの不運と考えているのだろう」「これが韓国のマナー。事はゆっくりと進めねばならない」など現状を皮肉るコメントもあった。(翻訳・編集/三田)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/197.html

[中国11] 8月に雪を観測―黒竜江省 
        黒竜江省漠河県北極村では28日、今秋初の雪が観測された


8月に雪を観測―黒竜江省
http://www.recordchina.co.jp/b188974-s10-c30.html
2017年8月30日(水) 13時10分 


黒竜江省漠河県北極村では28日、今秋初の雪が観測された。新華網が伝えた。(提供/人民網日本語版・編集TK)











http://www.asyura2.com/17/china11/msg/899.html

[中国11] 北海道で見つかった遺体、DNA鑑定で不明の中国人女性と判明―中国メディア
30日、中国の駐札幌総領事館は、27日に釧路市で見つかった女性の遺体をDNA鑑定した結果、行方不明になっていた危秋潔さんと判明したと、札幌南署から連絡があったことを明らかにした。


北海道で見つかった遺体、DNA鑑定で不明の中国人女性と判明―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189106-s0-c10.html
2017年8月30日(水) 15時10分


2017年8月30日、中国の駐札幌総領事館は、27日に釧路市で見つかった女性の遺体について、DNA鑑定の結果、行方不明になっていた中国福建省の女性教師・危秋潔(ウェイ・チウジエ)さんと判明したと、札幌南署から連絡があったことを明らかにした。中国メディアの環球網が伝えた。

日本メディアによると、北海道を旅行中だった危さんは先月27日から行方不明となっていた。今月27日午前6時ごろ、釧路市桂恋の砂浜で、漁師が打ち上げられている若い女性の遺体を見つけ、警察が身元を確認していた。(翻訳・編集/柳川)



http://www.asyura2.com/17/china11/msg/900.html

[中国11] 北海道で見つかった遺体は中国人女性、悲痛の家族には経済的困難も―中国メディア
30日、北海道釧路市で27日に見つかった女性の遺体が、先月から行方不明となっている中国人女性・危秋潔さんであることが判明した。危さん家族は29日の取材に対し、渡航に際して経済的困難を抱えていることを口にしている。写真は危秋潔さん。


北海道で見つかった遺体は中国人女性、悲痛の家族には経済的困難も―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189000-s0-c10.html
2017年8月30日(水) 16時20分


2017年8月30日、北海道釧路市で27日に見つかった女性の遺体が、先月から行方不明となっている中国人女性・危秋潔(ウェイ・チウジエ)さんであることが判明した。日本メディアの報道によると、危さん家族は31日以降、現地入りするとみられるという。

27日に同市海岸で危さんと服装が似た女性の遺体が見つかった件について、中国にいる家族は「(遺体の)DNA鑑定の結果が出てから、再び日本に行くかどうか考えたい」と話していた。危さんの父親は娘が行方不明になったことを受け先月28日に来日したが、手掛かりがつかめず、その後帰国。この時、現地にDNA鑑定用のサンプルを残してきたそうだ。

中国メディア・界面によると、危さんの父親は29日午後の取材でも「当局のDNA鑑定を待ちたい」と話し、これと同時に経済的困難に直面しているとの事情を口にした。前回の訪日で多額のお金を使ってしまったため現在は経済的に厳しい状況にあるとのことだ。父親は沈んだ様子で「鑑定結果を待っているところだが、何とかお金を用意してもう一度日本に行きたい」「(娘が)行方不明になる前の様子に特に変化はなかった。命を粗末にするような兆候は見られなかった」と語っていたという。(翻訳・編集/野谷)



http://www.asyura2.com/17/china11/msg/901.html

[中国11] <中国人観光客が見た日本>「10年前なら違っただろうが…」=もはや日本が先進的だとは思えない
中国人観光客が日本のイメージについて寄稿した。日本は素晴らしい国とのイメージは過去の栄光に支えられたものであり、日常的に接する科学技術レベルでは中国がもはやリードしていると指摘している。


<中国人観光客が見た日本>「10年前なら違っただろうが…」=もはや日本が先進的だとは思えない
http://www.recordchina.co.jp/b187328-s0-c60.html
2017年8月30日(水) 21時20分


中国人観光客が日本のイメージについて寄稿した。日本は素晴らしい国とのイメージは過去の栄光に支えられたものであり、日常的に接する科学技術レベルでは中国がもはやリードしていると指摘している。以下はその概要。

「日本は素晴らしい」と語る中国人は多い。彼らにとってそれは事実なのだろう。マーケティングには「MOT」(決定的瞬間)という言葉がある。ある企業やブランドのイメージは客観的な評価ではなく、ある一瞬の体験によって決まってしまうという意味だ。国に対するイメージも同じなのだろう。

もし10年前に日本を訪問したのならば、その素晴らしさに素直に驚いただろう。自動販売機やコンビニなどの優れたシステムは圧倒的に中国をリードしていた。だが今ではどうだろう?日本の自動販売機は今でもコイン投入型だ。中国ではスマートフォンを使ったモバイル決済が利用できる自動販売機が普及している。コンビニも日本に劣らぬほど普及した。

日本の技術の象徴である新幹線もスピードは中国以下。長所があるとするならば人が少なく混雑していないところだろうか。そう、中国高速鉄道が開業したてのころとよく似ている。日本で驚くのはいまだにコイン投入型の公衆電話があることだ。何のための設備なのか、さっぱりわからない。

いろいろな例を挙げたが、結局、日本がかつてほど輝かしい存在に見えないのは、日本自身の問題ではなくわれわれ中国が変化したためだろう。さまざまな技術分野で中国は世界トップを突き進んでいる。日本の科学技術が大したものではないと感じられても、いた仕方ないことなのだ。(翻訳・編集/増田聡太郎)



http://www.asyura2.com/17/china11/msg/903.html

[アジア23] 車椅子に病衣姿の朴前大統領、健康診断の結果は「異常なし」=韓国ネットから冷ややかな声「うそつきは一生直らない」「まだ反省
30日、韓国メディアによると、収賄容疑などでソウル拘置所に収監されている韓国の朴槿恵前大統領が腰の痛みなどを訴えて2度目の健康診断を受けたが、健康には異常がないことが確認された。写真は中国の雑誌。


車椅子に病衣姿の朴前大統領、健康診断の結果は「異常なし」=韓国ネットから冷ややかな声「うそつきは一生直らない」「まだ反省していない?」
http://www.recordchina.co.jp/b189134-s0-c10.html
2017年8月30日(水) 22時20分


2017年8月30日、韓国・ハンギョレによると、収賄容疑などでソウル拘置所に収監されている韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領が腰の痛みなどを訴えて2度目の健康診断を受けたが、健康には異常がないことが確認された。

ソウル拘置所などによると、朴前大統領は同日午前9時からソウル市内の病院でMRI撮影や胃の内視鏡検査、歯科治療などを受けた。今回の治療は足の指の痛みを訴えて健康診断を受けた先月28日に続き2度目となる。朴前大統領は最近、肩や腰の痛み、胃もたれなどの症状を訴えていたという。しかし、診断の結果、症状は加齢によるもので健康に問題はないことが分かった。

朴前大統領が病院を訪れた際、病院側は朴前大統領の姿がメディアに露出しないよう病院の廊下をカーテンで隠した上、朴前大統領をキャスター付きベッドに寝かせ全身を布団で覆った状態で移動させた。拘置所を出発する時から病衣を着ていた朴前大統領は、病院に到着した時は歩いていたが、拘置所に戻る時は車椅子を使用していたという。

朴前大統領は足の指の腫れと痛みの症状を訴え、先月10日、11日、13日の裁判に出廷しなかった。足の負傷は現在は完治しているという。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「人は老いるということも知らないのか?」「国民の心の方が百万倍痛い」「人をだまし、うそをつき、真実を隠す癖は一生直らないだろう」「異常があるわけない」「どうせ外に出たかっただけでしょ?」「そんな浅知恵を…。まだ反省していないの?」など朴前大統領に対する冷ややかなコメントが多く寄せられている。

また、「裁判の期間が長過ぎない?いつまで朴槿恵の名前を見なければならないのか…」「特別扱いがひどい。拘置所の職員を調査するべき」などと指摘する声も。

一方で「身に覚えのない罪に問われているのだから病気になるのも当然だ」「犯した罪に相応する罰を受ければ十分でしょ?心ないコメントを書き込んで不必要に傷つける必要がある?」などと主張する声もみられた。(翻訳・編集/堂本)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/198.html

[中国12] 日本人ジャーナリスト、「731部隊」の秘密を暴く書籍を中国で刊行―中国メディア
731部隊の秘密を暴露する日本のジャーナリスト・西里扶甬子さんの長編ノンフィクション作品「刀と有刺鉄線の下で:日本731部隊の秘密」が28日、遼寧省瀋陽市で刊行された。


日本人ジャーナリスト、「731部隊」の秘密を暴く書籍を中国で刊行―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b188953-s10-c30.html
2017年8月30日(水) 23時50分


731部隊の秘密を暴露する日本のジャーナリスト・西里扶甬子さんの長編ノンフィクション作品「刀と有刺鉄線の下で:日本731部隊の秘密」が28日、遼寧省瀋陽市で刊行された。同作品には、西里さんが多くの被害者や731部隊の元隊員を取材した過程が記され、731部隊が中国で犯した悪行を明らかにしている。人民日報海外版が伝えた。

西里さんは取材に対して、731部隊の罪の証拠を集めるために、中国を30回以上訪問したほか、2002年に日本で731部隊が犯した罪の証拠を明らかにする「生物戦部隊731−アメリカが免罪した日本軍の戦争犯罪−」というタイトルの書籍を刊行したことを話した。ここ15年、西里さんは中国以外で最近発見された史料や証拠を携えて何度も中国を行き来しており、ほぼ毎年瀋陽を訪問している。今回刊行された「刀と有刺鉄線の下で:日本731部隊の秘密」には、16年に発見した最新の証拠や取材の成果などが収められている。

西里さんは、被害者や731部隊の元隊員を訪ねて独占取材し、歴史的資料を直接手に入れ、731部隊が戦後、米国と交渉して、各種実験データを渡す代わりに、罪を免責にしてもらった内幕を明らかにしている。(提供/人民網日本語版・編集KN)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/102.html

[政治・選挙・NHK231] 石破茂が自民党総務会のメンバーを外された! 
石破茂が自民党総務会のメンバーを外された!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_342.html
2017/08/31 06:27 半歩前へU


▼石破茂が自民党総務会のメンバーを外された!


 ポスト安倍の一人と目される石破茂が自民党総務会のメンバーを外された。

 石破は続投を希望していたが安倍晋三の出身派閥細田派会長が強く反対した。

 総務会は常設の最高意思決定機関でメンバーは25人。

 石破は安倍晋三の改憲提案への異論などたびたび苦言を呈したことが背景にあるようだ。



自民党総務会から石破氏外れる 細田氏が交代求める
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170829-00000110-asahi-pol
8/29(火) 21:52配信 朝日新聞

 自民党は29日、内閣改造・自民党役員人事に伴う総務会のメンバーを入れ替えた。「ポスト安倍」の一人と目される石破茂元幹事長は続投を希望していたが、細田博之前総務会長の反対にあい、メンバーから外れた。

 総務会は常設の最高意思決定機関で、総務は25人いる。衆院鳥取1区の石破氏は昨年8月の内閣改造で閣外に出た後、1枠の中国ブロックの代表として総務になった。党関係者によると、同じ中国ブロックで島根1区選出の細田氏が「ブロック枠は1年が慣例」として交代を求め、最終的に石破派の赤沢亮正氏(鳥取2区)を起用することで決着したという。

 細田氏は首相の出身派閥細田派の会長。前体制では総務会長として仕切る際、首相の改憲提案への異論など執行部にたびたび苦言を呈して存在感を示す石破氏に不満を抱えていたことが背景にあるようだ。

 一方、「脱アベノミクス」を考える勉強会を立ち上げ、政権に厳しい注文を付ける村上誠一郎元行革相や野田毅元自治相は総務に留任した。




















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/523.html

[政治・選挙・NHK231] 統一教会とずぶずぶな関係の安倍政権。不思議なのは、嫌韓派がこの政権を支持していることだな 
統一教会とずぶずぶな関係の安倍政権。不思議なのは、嫌韓派がこの政権を支持していることだな
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0ddb0127376c5b63ed47ff6e8d3a55cd
2017年08月31日 のんきに介護


HOM55‏ @HON5437さんのツイート。
























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/524.html

[国際20] トランプ氏弁護士、選挙中にロシア政府にメール ロ政府が認める(AFP)
トランプ・オーガニゼーションの顧問弁護士だったマイケル・コーエン氏。米ニューヨークのトランプタワーで(2016年12月16日撮影)。(c)AFP/Bryan R. Smith


トランプ氏弁護士、選挙中にロシア政府にメール ロ政府が認める
http://www.afpbb.com/articles/-/3141056?cx_part=topstory
2017年08月31日 06:03 発信地:モスクワ/ロシア


【8月31日 AFP】ロシアのドミトリー・ぺスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は30日、同国大統領府が昨年、米大統領選の候補だったドナルド・トランプ(Donald Trump)氏の弁護士から、モスクワ(Moscow)での高層ビル「トランプタワー(Trump Tower)」建設計画をめぐる電子メールを受け取っていたことを認めた。

 ペスコフ報道官が報道陣に述べたところによると、トランプ氏の一族が経営する複合企業トランプ・オーガニゼーション(Trump Organization)のマイケル・コーエン(Michael Cohen)顧問弁護士(当時)は、ロシア大統領府が公開している報道機関向けのメールアドレスにメールを送付。モスクワの商業地区「モスクワ・シティ(Moscow City)」にトランプタワーを建設する計画への支援を求めた。しかし、この計画は実現しなかった。

 ペスコフ氏は「膨大な数のメールの中にマイケル・コーエン氏からのメールがあったことは確かだ」と述べた。

 米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は28日、議会に提出された資料を引用し、コーエン氏が2016年1月にペスコフ氏にメールを送ったと報道。「記録に残る中で、トランプ氏の最側近から(ウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)政権幹部への最も直接的な働き掛け」だと伝えた。

 ペスコフ氏によれば、メールは同氏個人に宛てて送られたもので、「あるロシア企業と特定の人々がモスクワ・シティに高層ビルを建設しようとしているが、事業が行き詰まった」とし、事業に対する助言や支援を求める内容だった。だがペスコフ氏はメールに目は通したものの、それ以上の対応はせず、プーチン大統領にも見せなかったという。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/462.html

[環境・自然・天文板6] 過去最大級の小惑星、9月1日に地球接近(AFP)
       地球近傍天体の想像図。(c)NASA/JPL-Caltech


過去最大級の小惑星、9月1日に地球接近
http://www.afpbb.com/articles/-/3141057?cx_part=topstory
2017年08月31日 06:22 発信地:マイアミ/米国


【8月31日 AFP】米航空宇宙局(NASA)によると、過去1世紀以上の間に地球に接近した中で最大の小惑星が9月1日、地球のそばを通過する。地球から約700万キロという異例の近距離まで接近するが、衝突の危険性はないという。

 1981年に発見されたこの小惑星は、近代看護の生みの親として知られる19世紀の英看護師フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)にちなんで「フローレンス」と名づけられた。

 NASAは声明で、フローレンスのサイズについて「地球からこれほど近い距離を通過する小惑星としては、1世紀以上前に最初の地球近傍小惑星が発見されて以来で最大」としている。

 幅約4.4キロのフローレンスは最大級の地球近傍小惑星で、その大きさはエジプトのピラミッド30基分に相当する。NASAによると、フローレンスがここまで地球に接近するのは1890年以来初めてで、次回の最接近は2500年以降になる見通しだ。(c)AFP


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/588.html

[経世済民123] 住宅ローンの借り換え時に注意すべき「お金」の本質(@DIME)
     「お金」の本質を意識したポイントを紹介しよう。


住宅ローンの借り換え時に注意すべき「お金」の本質
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170831-00010003-dime-bus_all
@DIME 8/31(木) 7:22配信


「住宅ローンを借り換えて月々の負担と総返済額を減らしませんか」という広告を見たり、営業を受けたりして、借り換えを検討したことはないだろうか。(1)1000万以上の残高があり、(2)残存期間が10年以上あり、(3)借り換え前後の金利差が1%以上ありの条件を満たせば、借り換える価値があるというのはよく聞く話だ。

 ところで借り換えするときに注意して確認したいポイントはどこだろうか。保証料に手数料。司法書士報酬や火災保険の見直しなど様々なポイントがあるが、もっと重要で「お金」の本質を意識したポイントを紹介しよう。

◎借り換えの提案書は「時間」が無視されているので「現在価値」に換算すべし

 借り換えのシミュレーションや提案書に書かれている「総返済額」を見ると、数百万単位で支払額が削減できる。この削減額を鵜呑みにしてはいけない。総返済額は、住宅ローンを支払終えたときの結果でしかないだ。借り換えようとしている今現在の価値を考える必要がある。以下に例をあげて説明しよう。

●住宅ローン借り換え前後の比較(現在価値換算)

〇借り換え前
・残債2,000万円、残存期間30年、金利2.0%

〇借り換え後
・残債2,000万円、残存期間30年、金利1.0%

総返済額や諸経費の計算は住信SBIネット銀行が提供している「住宅ローン-お借換試算」を用いて行った。その結果、総返済額の差額は「3,454,601円」。諸経費は「604,000円」となった。

 ちょうど金利が1.0%下がる条件での借り換えを想定すると、総返済額の差額は約345万円になる。この差額は残り30年払い終わったときに出来上がる差額なので、今現在の価値に戻すと、345万円÷[(1+0.01)の30乗]=約256万円となる。これに対して諸経費が約60万円かかるとすれば、256万円−60万円=196万円が現在価値ベースでの返済差額となる。言い方を変えると、60万円を支払って、返済差額256万円(30年後の345万円)を購入していることになる。当然だが、総支払額の現在価値256万円を超える諸経費がかかるなら、住宅ローンの借り換えはしないほうがよい。

■現在価値とは?

現在価値とは、将来のお金の価値から金利分を割引して得られる今現在のお金の価値のことである。

例えば、金利5%の世界で今100万円もっていたとすると、1年後には100万円×(1+0.05)=105万円となる。この105万円のことを将来価値といい、今手元にある100万円は、1年後の105万円と同じ価値になる。
また将来価値から金利分を割り引けば現在価値となるので、105万円÷(1+0.05)=100万円。もし10年後の将来価値なら、100万円に、1.05を10回(10年分)かけるので、100万円×[(1+0.05)の10乗]=162.88万円となる。この例では、10年後の162.88万円は現在の100万円の価値と同じであることがわかる。

◎「期限の利益」を失わせず手元の現金を残そう

「期限の利益」とは住宅ローンの残債を分割で支払える期間のこと。30年のローンであれば期限の利益は30年となる。ちなみに住宅ローンを3ヶ月以上滞納した場合には「期限の利益の喪失」という通知が届き、一括で残債を支払わなければならなくなる。

 ここで言いたいのは滞納してはいけない。ということではない。借り換えをするときに、期間を短くするのはもったいないということだ。

住宅ローンの借り換え提案書。5,253万円が借り換え前、4,716万円が借り換え後の総返済額である。尚この借り換えには、別途諸経費が約117万円必要になることがわかっている。

「出来上がりで総支払額が537万円も安くなります」という提案書だが、残返済期間のところをよく見ると「30年9ヶ月」だったのが、「30年」に短くされている。契約の都合、年単位でしか契約できないのなら「31年」にしてもらえればよいのだが…。

 ところで、返済期間が短くなるとその分だけ金利の支払いが少なくなるので、総返済額が少なくなる。返済期間を短くし、総返済額を少なくした提案には要注意だ。せっかくあと30年9ヶ月かけて支払える「期限の利益」があるのに、期限を短くしてかつ、出来上がりの総返済額が安くなるようではどのくらいの価値があるか計算しづらい。この場合では金額が大きいので価値があるのかもしれないが、銀行で借り換えの相談をするときは、まず借り換え前後での返済期間を変更しない前提でのシミュレーションを要求しよう。シミュレーションすると月額1〜2万円前後、返済額が減らせることになるはずだ。

 返済期間を同じにした状態での月々の返済額がわかったら、その上で諸経費と見比べよう。そもそも諸経費を支払うことで貯金が底を尽きるなら、借り換えはやめた方がよい。「繰り上げ返済をオススメできない3つの理由」でも書いた通り、手元に残しておける現金を確保することを優先したいからだ。この例では、諸経費を約117万円支払って借り換えたとしても月額約5000円の負担軽減にしかならない。117万円の貯金を吐き出して月額5000円の負担軽減をするなら、117万円を手元に残しておいた方がよほど安心できる。子どもの進学や親の介護など、ライフイベントの中で大きなお金が必要になったときに取っておきたいからだ。手取り給与の6ヶ月分のお金は現金として手元に置いておきたい。

 本記事は決して住宅ローンの借り換えを否定するものではない。ファイナンシャルプランナーや銀行員などから借り換えの提案を受けるときに意識したい「現在価値」と「期限の利益」と「手元に残しておける現金」の考え方を理解してもらえれば充分である。自分で計算できなくても大丈夫。読者の皆さんが、これらのキーワードを提案の場で発言して、納得の行く説明を受けられれば幸いである。

文/ぺったん総研

@DIME編集部


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/429.html

[経世済民123] マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?(産経新聞)
          マツダの次世代技術の導入計画(写真:産経新聞)


マツダ、逆張りの「エンジン」強化 EV時代の自動車業界 独自戦略の勝算は?
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170830-00000501-san-bus_all
産経新聞 8/30(水) 10:00配信


 マツダが、環境に優しいエンジン技術に磨きをかけている。英仏政府が2040年にガソリン・ディーゼル車の販売禁止方針を打ち出すなど逆風にあるが、当面は大多数を占めるエンジンの燃費改善が環境負荷の低減に最も有効とみているためだ。マツダは資本提携で合意したトヨタ自動車と電気自動車(EV)の共同開発を進めるが、エンジン開発は競争領域と位置づけ性能の高さを競い合う。

 「内燃機関(エンジン)で理想を徹底的に追求し、世界一を目指す」

 マツダの小飼雅道社長は燃費性能を現行モデルよりも最大30%程度高めた次世代エンジンを発表した8月8日の記者会見で、こう力強く宣言した。マツダが2019年に投入する次世代エンジンは「スカイアクティブ・エックス」と名付けた。濃度が薄いガソリンでも燃やすことができる世界初の技術を採用し、燃費を改善。加速性能も高めた。

 マツダの小飼社長は8月4日にトヨタとの資本提携合意を発表したが、現時点でトヨタに次世代エンジンを供給する考えはないと説明した。エンジンは各社の技術力が試される心臓部であり、自動車メーカーが最優先に取り組む一丁目一番地。エンジンはガソリン車中心に新興国で需要が強いうえ、ハイブリッド車(HV)にも、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)にも搭載される。エンジンの重要性は変わらない見通しで、マツダとトヨタが出遅れたEVのように協調領域ではなく、競争領域というわけだ。

 マツダが、燃費と加速性能の高さを両立させた次世代エンジンの開発にこぎつけたのは、独自の燃費向上技術「スカイアクティブ」を武器に「理想の燃焼に近づける取り組みを徹底的に進めてきた」(藤原清志専務執行役員)からだ。とりわけマツダはディーゼル車の窒素酸化物(NOx)の排出抑制技術で他社をリードしており、既存のスカイアクティブの燃焼改善にも並行的に取り組むという。

 英仏に加え、中国やインド、米国を中心にEV化の流れが広がり、エンジンに対する風当たりは強まりつつある。その中でもエンジン強化の姿勢を打ち出したのは、35年時点でも世界の新車販売に占めるEV割合は約1割にとどまり、HV、PHVを含め8割以上にエンジンが使われるという国際エネルギー機関(IEA)の予測が現実的だとみているからだ。電気自動車は二酸化炭素(CO2)の排出量は走行時にゼロでも、発電段階で石炭や石油を使用すれば全体ではエンジン車より多いとの試算があるうえ、充電器の整備など普及に向けた課題も多い。それよりもエンジンの燃費を3割改善させればその分、排ガスは減る。電動化技術と組み合わせれば各国で異なる環境規制などに応じた車両開発にもつなげられるとみているわけだ。

 それだけにマツダにとって、最大の競争力の源泉となるのは独自のエンジン技術との位置づけは不変で、資本提携するからといってマツダの技術をトヨタに供与するつもりは毛頭ない。

 「協力し、競争しあう」

 トヨタの豊田章男社長は4日のマツダとの資本提携合意会見でこう述べた。EVや米国での共同工場の立ち上げでは協力するが、デザインやエンジン開発は互いに切磋琢磨(せっさたくま)する分野との認識を示したものだ。

 会社の規模でマツダはトヨタの10分の1程度に過ぎないが、豊田氏をして「わたしたちの目指す『もっといいクルマ作り』を実践している会社」と、開発力で高い評価を受けるマツダ。提携を通じて資金力が必要になるEVでは豊富なキャッシュを持つトヨタの力を借りながら遅れを挽回しつつ、得意のエンジンではさらに技術に磨きをかけ、独自性を追求するという“したたか戦略”で、自動車業界の変革期を乗り切る。(経済本部 今井裕治)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/430.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍晋三「謎の宿泊」 これはどういうことなのか? 
安倍晋三「謎の宿泊」 これはどういうことなのか?
http://79516147.at.webry.info/201708/article_344.html
2017/08/31 08:03 半歩前へU


▼安倍晋三「謎の宿泊」 これはどういうことなのか?


 これはどういうことなのか? 安倍晋三は、韓国や米国、自衛隊から事前に情報を得ていたなら一刻も早く、国民に知らせるべきではないのか?

 それともほかに理由があるのか?野党には、このあたりを国会でしっかり問いただしてもらいたい。Jアラートで飛び起こされ、不気味なサイレンが鳴り響き、国民は慌てふためいた。

 全国各地で頭を抱えてしゃがみ込む防空訓練に至っては、失礼ながらマンガだ。こんなことでミサイルを防げると考えているのか?

******************

 安倍晋三首相は北朝鮮のミサイル発射を前日から把握して公邸に泊まっていた?――。民進党の後藤祐一氏は30日の衆院安全保障委員会の閉会中審査で、こんな見方を披露した。

 後藤氏が根拠に挙げたのは首相の宿泊場所。首相は8月、東京にいる間はほとんど富ケ谷の自宅に泊まっていたが、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊。北朝鮮がミサイルを撃って間もない29日午前6時25分ごろ、首相は公邸から官邸に駆けつけた。

 後藤氏は首相の動きをもとに「首相は北朝鮮が撃つ前からわかっていた」という見方を示し、「(ミサイル発射の兆候把握は)良いこと。ただ(対外的に)バレバレになっちゃいますから、普段からちゃんと公邸に泊まった方がいい」と皮肉交じりに語った。  (以上 朝日新聞)


























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/525.html

[原発・フッ素48] 福島産を許容する郡山市・三春の事故7目の葬式は16%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)(めげ猫「タマ」の日記)
福島産を許容する郡山市・三春の事故7目の葬式は16%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2265.html
2017/08/29(火) 19:45:14 めげ猫「タマ」の日記


 福島県のひらた中央病院が発表したアンケート結果(1)を(=^・^=)なりに集計すると、福島産米や野菜を共に許容する割合は
  福島県郡山市・三春町  67%
  福島県相馬市・南相馬市  7%
で、郡山市が断然に多くなっています。福島県の2017年7月中の人口動態(2)が発表になったので、各年3−7月の葬式(死者)数を(=^・^=)なりに集計してみました。郡山市・三春町を合計した葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月) 1,256人
 事故7年目(2017年3−7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。

同じく福島県相馬市・南相馬市の合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月)  540人
 事故7年目(2017年3−7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。

 原発事故で福島は汚染されました。


 ※1 (3)のデータを(4)に示す手法で8月1日に換算
 ※2 避難区域は(5)による
 図−1 郡山市・三春町・相馬市・南相馬市といわき市

 事故から7年目ですが、図に示す通り福島では 国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(6)地域が広がっています。事故から7年目の福島は汚染されたままです。それでも安倍出戻り総理、福島県、東京電力は「福島産」は「安全」であり(7)(8)(9)、これを避ける行為は「風評被害」だと主張しています(10)。でもこの方達は事故前には原発は「安全」であると主張していました(11)(12)(13)。

 安倍出戻り総理は事故前に
「(原発の安全について)御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。」と言っています(11)。でもその後の事故報告書で万全期していない事が明らかになりました(14)(15)。

 福島県は2011年1月に、福島第一原発3号で進められているプルサーマル計画について「安全」だと発表しました(8)。でも2にヶ月後には「大爆発」です。特に安倍出戻り総理は学校法人加計(かけ)学園の国会審議を見ていると平気で「嘘」つく方のようです(16)。

 この方達の言い分を信じて良いか疑問です。そこで(=^・^=)なりに調べて見ることにしました。福島産を避けている地域とあまり避けていない地域を比較し、両者に差が無ければ福島産は「安全」、避けていない地域に「異常」あるのに、避けている地域では「異常」がなければ安全とは言えません。

 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(17)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(18)。

 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※ (1)を集計


 表―1および図―1からこれを3のグループに分けることにしました。すなわち互いに隣接し福島産を許容する割合が高い郡山市・三春町、同じく隣接し隣接し福島産を許容する割合が低い相馬・南相馬市といわき市です。表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67%の方が共に許容しています。いわき市はその中間の37%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。

 各年度の福島県郡山市・三春町合計の葬式数を示します。


 ※1(2)を各年3−7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―2 福島県郡山市・三春町合計の各年3〜7月の葬式(死者)数

郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月) 1,256人
 事故7年目(2017年3−7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした。

 以下に相馬・南相馬市合計の各年3月〜7月までの葬式数を示します。


 ※1 (2)を各年3月〜7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―3 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月〜7月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月)  540人
 事故7年目(2017年3−7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。

 以下に各年3月から7月の福島県いわき市の葬式数を示します。


 ※1(2)を各年3−7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―4 福島県いわき市の各年3〜7月の葬式(死者)数

 いわき市の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月) 1,680人
 事故7年目(2017年3−7月)1,711人
で、事故前に比べ1.8%増えています。郡山と相馬・南相馬の中間でしょうか?
表―1とこれらの結果をまとめると以下の図ができました。 


 ※表―1と本文で作成
 図―5 葬式(死亡)増加率と福島産を許容する割合

 図に示すように福島産を許容する地域程、葬式が増えています。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。
 以下に郡山市について偶然に起こる確率の計算結果を示します。
 
 表―2 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(20)による。



<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 このようなデータでは福島の皆様は不安だと思います。
 福島を代表する野菜にナシがあります(21)。今年も出荷が始まりました、今年の福島のナシは糖度は充分で順調な仕上がりとのことです。農協の担当者は「美味しい梨に仕上がった。是非、たくさん食べて欲しい」と話しているそうです(22)。福島県は福島産ナシは「安全」だと主張しています(23)。でも、福島県会津若松市のスーパーのチラシには福島産ナシは無しです。


※(24)を引用
 図―6 福島産ナシが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(2)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(3)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成28年9月14日〜11月18日測定) 平成29年02月13日 (KMZ, CSV)」
(4)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線(2016年)
(5)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(6)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(7)安倍内閣総理大臣 東日本大震災三周年記者会見 | 首相官邸ホームページ
(8)農林水産物 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(9)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(10)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(11)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(12)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(13)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(14)日本政府、事故調、東京電力発表報告書
(15)国会事故調 | 東京電力福島原子力発電所事故調査委員会のホームページ
(16)<社説>「加計」閉会中審査 首相答弁も信用できぬ - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
(17)JA郡山市|事業PR
(18)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の•学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(19)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(20)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(21)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(22)トピックス | JAふくしま未来
(23)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(24)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/607.html

[経世済民123] 15年間で100大学が消滅!? 危ない大学の見分け方〈dot.〉
        18歳人口将来予測(『大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学』より)


15年間で100大学が消滅!? 危ない大学の見分け方〈dot.〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170829-00000048-sasahi-life
AERA dot. 8/31(木) 7:00配信


 大学に暗雲が立ちこめている。2018年を契機に、受験年齢の18歳人口が本格的に減少に転ずるのだ。2031年には現在の120万人から99万人へと、20万人も少なくなると推定されている。

 これから15年間で100校の大学が消滅する――。そんな衝撃的な予測をするのは、『大学進学ジャーナル』元編集長で、『大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学』(朝日新書)の著者・木村誠氏だ。木村氏は、すでに大学が倒産する時代に突入したと警鐘を鳴らす。

 少子化に加え、地方経済の衰退が全国の大学を直撃すると木村氏は見る。志願者の都会志向がますます顕著になるという。その傾向はすでに表れている。東京には137の大学があり、さまざまな学問を志す生徒の受け皿が揃っている。さらに、全国展開をする大企業の本社の多くは東京にあり、就職の選択肢も多い。全国に777の大学があるが、大学生総数約256万人のうち、4割が首都圏に集中しているのだ。

 都会への人の流出は続き、地方は一層疲弊する。文部科学省が今年4月に発表した調査によると、2040年度には、東京以外の道府県にある大学への進学者数は現在の47.7万人から26.3万人へと減少する。

 まず、地方の私立大学が破綻危機に陥り、都市の中堅私大グループ下位校に波及すると木村氏は言う。

 それでは、何を基準にして「危ない大学」を見極めたらいいのだろうか? 木村氏は、「収容定員充足率」に注目すべきだと指摘する。収容定員充足率とは、全学部全学年の定員に対する、学生数の比率のこと。100%を切ると定員割れとなり、大学側が想定している学費などの収入が減少する。大きく割り込めば、たちどころに経営が悪化する。木村氏の調査した2016年度の入試データによれば、志願者の多い有名大学でも100%を下回るところがいくつかあった。

 小規模大学に目を向けると、実情は悲惨だ。充足率が7割を切る大学が目白押しで、なかには40%台、30%台の大学さえある。

 そのほかにも「中退率」の高い大学や、「専任教員の割合」が少ない大学にも注意が必要だと木村氏は指摘する。こうしたデータの多くは公開義務があり、大学のウェブサイトに掲載されているので、ぜひチェックしたい。

 急速に進む18歳人口減少の前では、「早慶上智」「MARCH」「関関同立」「日東駒専」など、都会にある人気大学も安閑としてはいられない。現在は、収容定員充足率が100%を上回る大学がほとんどだが、他校の動向次第では、いつ志願者が急減するかわからないからだ。そこで、「全学統一日程入試」(複数の学部を同一日程で受験できる方式)を導入したり、AO入試や推薦入試を採用したりすることで、受験生集めに躍起になっている。限られたパイを奪い合う競争がさらに激烈になるだろう。

 一方で、志願者の減少を続ける地方私大にも、復活の一手がある。地方自治体の支援を受けての「公立化」だ。地方交付税の直接的な財政支援を受けやすくなったり、地元進学校からの志願者を増やすことができたりと、さまざまなメリットがある。実際に、志願者増加の効果は著しい。たとえば、長野県の長野大学は、これまで定員割れに悩んできたが、2017年春の公立化の気運が高まると、急速に志願者が増加した。しかし、当然のことながら、経営難に苦しむすべての大学が公立化できるわけではない。学費が安くなることによって、周辺の私大との軋轢も生まれる。公立化があらゆる地方私立大学を救う手立てにはならない。

 安定した人気を誇る有力国立大学も盤石ではない。文部科学省の「成績査定」によっては、運営費交付金の配分が少なくなるからだ。教育および研究機関として実績を残していかないと交付金が削られ、結果として、大学としてのプレセンスも低下することになる。

 学歴社会は色濃く残っている。社会に出ても、出身大学の名前がついて回る。母校の凋落は、自分自身の評価の低下にもつながりかねない。受験生や保護者にとっては、できるだけ情報を集めて志望校を選ぶ時代になったようだ。(文/星政明)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/431.html

[政治・選挙・NHK231] 最悪のタイミングで発せられた最悪のヒトラー発言  天木直人
        
         麻生副総理兼財務相(C)日刊ゲンダイ


最悪のタイミングで発せられた最悪のヒトラー発言
http://kenpo9.com/archives/2247
2017-08-31 天木直人のブログ


 きのう8月30日の夜おそく、日刊ゲンダイから電話取材を受けた。

 麻生副総理財務大臣のヒトラー発言についてどう思うかと。

 29日に横浜市で開かれたみずから率いる麻生派研修会で、「(政治家に)動機は問わない。結果が大事だ。いくら動機が正しくても、何百万人殺しちゃったヒトラーは駄目だ」などと語ったあの発言の事である。

 今日発売の日刊ゲンダイは、その一部しか書かないだろうから、メルマガの読者には私が電話口で語った事をそのままお伝えしたい。

 この発言は最悪のタイミングで発せられた最悪の発言である。

 最悪とはいうまでもない。虐殺の動機が正しかったとも受け止められかねないような発言はどんなに弁解しても弁解しようがない暴言だからだ。

 最悪のタイミングとは、麻生氏がペンス副大統領との会談のために9月上旬に訪米を控えている直前だったからだ。

 おりから米国ではトランプ大統領の人種差別擁護発言が大問題になっている時だ。

 この発言が米国で騒がれたら麻生副総理はもとより安倍政権に致命的になる。

 そんな麻生氏を厚遇すれば非難はトランプ政権にも及びかねない。

 注目すべきは、世界のユダヤ人の人権を守る運動を行う組織であるサイモン・ウィーゼンタール・センターがこの麻生発言にどう反応するかだ。

 従来ならばこれほどの失言には即座に反応を示すのに、今度ばかりはやけに静かだ。

 おそらく、いまは安倍政権を利用すべきだと考えるトランプ政権が、騒ぎを抑えているかもしれない。

 麻生氏は直ちに撤回、謝罪したが、その裏には、ペンス副大統領の忠告が届けらてたのかもしれない。

 このままいけば米国内で批判が高まり、麻生氏の訪米は危うくなる。

 そうすれば麻生氏の政治生命も危うくなる。

 そうならないよう抑えてやるから、そのためにも一刻も早く撤回・謝意せよと。

 (因みに日刊現ゲンダイによれば財務省は英文で撤回・謝罪したらしいが、これは異例であり、ますますペンス副大統領筋から、そうしろという要求があった可能性が高い)

 もしそうなら麻生氏はペンス氏に大きな借りを負うことになった。

 これから始まる経済交渉で麻生氏はペンス氏に逆らえず譲歩を重ねることになる。

 日本の国益を大きく損ねる発言になる。

 それだけではない。

 麻生氏個人にとっても最悪のタイミングで発せられた発言だ。

 おりから内閣改造でポスト安倍をめぐる菅官房長官と麻生副総裁の対立が決定的となり、安倍首相は菅官房長官を優遇した。

 一敗地にまみれた麻生氏が巻き返しを図ろうとする矢先に、この発言だ。

 たとえその場は凌げても、これで麻生氏の政治的影響力は急速にしぼんでいく。

 いくらオウンゴールにしても、あまりにも痛い麻生氏の発言である(了)



麻生大臣がまた大失言「ヒトラー、動機正しくてもダメ」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212495
2017年8月30日 日刊ゲンダイ

 ユダヤ人の絶滅を企てることは「正しい動機」ということか? 麻生太郎副総理兼財務相がまたナチスがらみで非常識な発言をした。

 29日、横浜市内で自らが会長を務める自民党・麻生派の研修会で「(政治家は)結果が大事。何百万人殺したヒトラーは、いくら動機が正しくても駄目なんですよ」などと語った。

 ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の動機を擁護したと受け取れる発言で、今後、内外から厳しい批判を受ける可能性がある。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/526.html

[経世済民123] ミサイル発射で「有事の円買い」を招いた日銀の愚行 20年分のデータを見てわかったある事実(現代ビジネス)


ミサイル発射で「有事の円買い」を招いた日銀の愚行 20年分のデータを見てわかったある事実
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52737
2017.08.31 安達 誠司 エコノミスト  :現代ビジネス


■ミサイルが飛ぶと円が売れる?

「有事の円買い」、または、「危険回避の円買い」という話をよく聞く。このところの北朝鮮のミサイル発射実験をきっかけに発生した円高も、「危険回避の円買いによって円高が発生した」とほとんどのニュース番組が当たり前のように報じていた(もっとも円高と騒ぐほどの円高でもなかったが)。

普通に考えると、これは不思議である。万が一、北朝鮮のミサイルが日本に着弾した場合、多大な被害を受けるのは日本である。着弾した場所によっては、日本経済にも甚大な影響を及ぼす懸念がある。

投資家としては、日本経済に甚大な被害が出た場合に、日本国内でしか通用しない日本円を保有していたところでその価値は低減するだけなので、むしろ、日本円を他国通貨と交換するほうがむしろ合理的と考えるのが普通ではなかろうか。

「いや、甚大な被害を受けた場合の復旧や補償などは、日本円でしなければならないので、日本に被害が及びそうになった時には、多くの企業はそれに備えて『念のため』外貨で運用していた資金を円に戻すのだ」、という意見もあるようだ。

個人投資家にとっては、このような有事でモノの値段が上がったときに備えて、キャッシュとしての円貨を予備的に持っておく必要が生じるのだ、という意見もあるだろう。



だが、筆者にとっては、やはり、多くの企業や個人、もしくは金融機関が、この手の需要に備えるための円資金の需要に対応して、わざわざ外貨を円に換える理由は理解できない。

そもそも、そのような需要が為替レートを動かしてしまうほど、普段はみんなが、円の保有をぎりぎりまで抑えて、多くの部分を積極的に外貨で運用しているのだろうか。そういうことはないと思うのだが……。

また、どちらかというと、このような災害時には、円よりも外貨(例えば米ドル)を保有しておいたほうがいざというときには有利ではないかと思ったりする。

(例えば、戦後まもなく、空襲などで日本国内の設備が崩壊してしまった場合、それこそ、ハイパーインフレやデノミなどで、現在保有している円の価値は急落してしまうというリスクの方が大きいのではないかと思う)

そういう意味で、筆者にとっては、いわゆる「有事におけるリパトリ(外貨運用の解約などで資金が日本円に逆流する)需要の増加」というのは、投資行動としては必ずしも合理的ではないような気がする。従って、このような理由で「有事の円買い」が発生しているという説が、本当に妥当するのか筆者にはよくわからない。

一方、筆者は、かつて当コラムで、例えば、世界的な金融危機の発生などで、いち早く金融緩和に動かなければならないタイミングで、かつての日本銀行は全く動かなかったこと、すなわち、日本の金融緩和が不十分であったことが、有事の円買いにつながったのではないかと指摘したことがあった。

そこで、次にこれが妥当かどうかあらためて検証してみよう。

■1987年から先月までで見ると…

ここでは、プラザ合意(1985年9月)の影響がほぼ一巡した1987年1月以降のドル円レートにおいて、1ヵ月間の変動率が大きかった局面(具体的には、月次の変動率が2%、3%、5%の円高であった局面)を「急激な円高局面」と考える。

1987年1月から2017年7月までの367ヵ月中、月次の変動率が2、3、5%以上の円高であったのは、「月数」で換算して、それぞれ、75回(全体の20%)、44回(同12%)、15回(同4%)あった。

次に、このような急激な円高局面において、日米の短期金利差(1ヵ月のLIBORの差)、及び、マネタリーベース比率が1ヵ月間でどの程度変動したかをみる。ここでは、日米の短期金利差は、「ドルLIBORマイナス円LIBOR」、マネタリーベース比率は、「米国のマネタリーベース÷日本のマネタリーベース」で計算している。

従って、急激な円高局面で、日米短期金利差が縮小する(マイナスになる)か、もしくは、日米マネタリーベース比率が拡大する(プラスになる)場合には、米国と比較して日本の金融緩和が足りなかったことを意味する。



まず、2%以上の円高となったケースをみると、日米の短期金利差は平均して0.011%縮小した。これだけをみると、確かに、月次で2%以上円高が進んだ局面では、金利差は縮小しており、米国と比較して日本の金融緩和(金利低下)が足りなかったようにみえる。

だが、より大きな円高の場合、すなわち、3%、及び、5%の円高となったケースでは、金利差は、それぞれ、0.004%、0.047%と拡大しており、逆に、より急激な円高局面では、日本の方がより緩和的なスタンスになったことが示唆される。

一方、これをマネタリーベース比率でみるとどうなるか。2%、3%、5%の円高となったケースで、マネタリーベース比率は、それぞれ、0.015、0.022、0.032ポイントと、マネタリーベース比率は拡大しており、マネタリーベースという量的指標でみた場合には、いずれのケースにおいても日本の金融緩和が足らなかった結果になった。

だが、これにはトリックがある。筆者の印象では、日本の金融緩和が著しく過少であったケースは、リーマンショックくらいではなかったかと思われるので、これらの円高局面から、リーマンショックの影響、具体的には、2008年9月から2009年12月までの期間に該当する部分を除いてみた。

すると、日米の短期金利差は、それぞれ、0.012%、0.054%、0.0519%と、いずれのケースでも日米金利差は拡大しており、日本の金融緩和がより大きいという結果となった。

さらに、マネタリーベース比率の変化をみると、それぞれ、0.002、0.001、0.002ポイントと、ほとんど変化がないという結果となり、リーマンショックを除く急激な円高進行局面では、日本の金融緩和の方が大きかったか、少なくとも遜色なかったという結果になった。

(ちなみにリーマンショックのときの急激な円高局面では、日米金利差は急激に縮小、マネタリーベース比率は大きく上昇しており、日本の金融緩和が不十分であったことが示唆される結果となった)

しかも、この現象は、もう一つの「逃避通貨」であるスイスフランにも共通であった。それどころか、むしろ、マネタリーベース比率の変化でみると、スイスフラン高の局面では、スイスのマネタリーベースの増加率の方が大きく、より金融緩和を進めたにもかかわらずスイスフラン高が進行したことがわかった。

しかも、ここでの円高が急激に進行する局面とスイスフラン高が急激に進行する局面はほぼ同時進行であった。すなわち、リーマンショックを除く急激な円高局面では、金融緩和の格差はあまり大きな影響を及ぼしていない可能性が高いと考えられる。

以上より、ドル円レートでみた場合、リーマンショックの局面では、確かに、日本の金融緩和が著しく消極的であることが円高をもたらした可能性が高いが、その他の局面では、必ずしも金融緩和の差が円高をもたらしたわけではなかったと推測される。

そして、これは同時期に、より積極的に金融緩和を進めたスイスも急激な通貨高に見舞われたことからも伺える。



■リスクオフで日本円が通貨高になる理由

それでは、何故、リスクオフ局面で日本円は急激な通貨高に見舞われるのか。

詳細はテクニカルなので捨象するが、筆者が、ドル円レートがファンダメンタルズ(マネタリーベース比率)とトレーダーの順張り戦略(具体的には、1期前の為替レートの変動率で今期の為替レートの変動率を説明する方法)の混合モデルで決まるという定式化で推定した結果、金融危機や有事(例えば、戦争やテロ)による「リスクオフ」の局面では、為替レート変動におけるファンダメンタルズの説明力が急激に低下する一方、順張り戦略が有効になる可能性があることがわかった。(逆に、「リスクオン」の局面では、ファンダメンタルズの説明力が高まる)

これを解釈すると、リスクオフの局面では、ファンダメンタルズを重視する投資家が投資を控え、短期的な利益を追求するトレーダーによる順張り戦略が支配的な戦略になり、これが、円高、及びスイスフラン高をもたらしている可能性が高いということになる(多くのトレーダーは、逆張りでリスクをとるよりも、順張りでトレンドをフォローするような戦略を多く用いると考えられる)。

問題は、円やスイスフランにおいて、トレーダーが何故、円高、スイスフラン高方向の順張り戦略をとるかだが、それは、各種サーベイ調査によれば、これらの通貨の長期のトレンドがそれぞれ、円高、スイスフラン高であるという単純な理由、もしくは、いずれも、対外純債権国である可能性が指摘されている。

従って、「リスクオフ」での円高になった場合、金融政策によって短期的な円高を阻止するのは困難ということになる。

ただし、順張り戦略の影響力は、時間の経過とともに減衰していく。日本の場合、約半年程度で影響力はほぼゼロになり、ファンダメンタルズが再び支配的になる。

そして、円高がもたらす経済へのマイナスの影響を相殺するために金融緩和が実施されるのであれば、その後は円安に転換することが想定されるため、リスクオフ局面での急激な円高進行に過度に反応しないほうがよいかもしれない。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/432.html

[経世済民123] アパレル業界は、どうやら「死にかかっている」かもしれない コストカット続きで現場は悲鳴(週刊現代)


アパレル業界は、どうやら「死にかかっている」かもしれない コストカット続きで現場は悲鳴
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52688
2017.08.31 週刊現代  :現代ビジネス


かつて百貨店に行き、じっくり選んで服を買うのが好きだった。でも、いまは……。日本人が「高い服」への興味を失った結果、アパレルは死へと向かっている。その内部では、何が起きているのか。

■服は「どうでもいい」

「アパレル業界が苦境に陥っているのは、『消費者の価値観の変化に負けた』から。いまや女性は、『憧れのモデルが着る高いブランド服』を欲しがらなくなり、等身大の服を求めるようになっている。

さらに言えば、最近は、限られたおカネを本当に遣いたいものだけに遣う人も増え、それ以外の支出はなるべく抑える傾向が強まっています。こうした人には、服は『最低限でいい』『どうでもいい』ものなのかもしれません」(流通専門誌『2020ValueCreator』編集長の田口香世氏)

アパレル企業、とくに百貨店に店舗を展開する企業は、経験したことのない苦境に喘いでいる。'91年から'13年の間に市場は15.3兆円から10.5兆円まで縮小。

かつて「作れば売れる」と言われた百貨店系ブランドを展開する企業の業績は凋落、大手4社(オンワードHD、三陽商会、TSI HD、ワールド)の'15年度の売上高の合計約8000億円は、前年に比べて実に1割も低下している。まさに業界全体が「死に向かっている」のは明らかだ。

こうした状況は多くの人の関心を引きつけ、今年5月に上梓された『誰がアパレルを殺すのか』(日経BP社)は大きな話題を呼んでいる。

なぜアパレル業界は「死」に追いこまれたのか――それは、劇的な消費者の価値観の変化に、企業がついて行けず、近視眼的な対応を繰り返した結果だった。



大きく変わったのは、女性の消費行動だ。小島ファッションマーケティング代表の小島健輔氏は、ブティックを経営する家に育ち、40年にわたってアパレル業界の盛衰を見てきた人物だが、いままさに、衣服に対する消費者の感覚の変化を強く感じているという。

「アパレルの市場を中心的に支えていたのは女性ですが、景気の悪化もあって、彼女たちが社会に出て共働き化が進んだ。その結果、彼女たちは、働いたり、普段の生活をするための服しか買わなくなった。

ビジネスカジュアルならZARA、パート勤務ならH&Mでいいという具合です。

彼女たちは『着飾る文化』から離れ、服は『ファッション』から『生活用品』に変わった。これが、アパレル苦境のいちばん大きな要因だと思います」

日本人は、高い服を着る欲求を失った――こうした傾向は、数字にも明確に表れている。マーケッターの三浦展氏が解説する。

「単身世帯の若い女性の消費項目を見てみるとハッキリします。'02〜'13年の家計の5年毎の平均値を取ると、最初の5年から直近の5年までにスカートに遣う年額は約1万2000円から約6000円に、シャツは約3万8000円から約2万3000円に落ちている」

■クールビズでスーツが売れない

若い世代ではさらに「服離れ」が顕著だ。'05年までワールドの総合企画部長を務めたコンサルタントの北村禎宏氏はこう分析する。

「インスタグラム(写真共有サイト)に自分の生活を投稿するなど、SNSでアイデンティティを表現でき、もはや服でアピールする必要がなくなりつつあるのかもしれません。服を買うとは、情報を消費すること。同じ情報を扱うインターネットで、精神が満たされている側面があると思う」

銀座の中央通りに、オンワードHDが展開するブランド「23区」の路面店、そして三陽商会のブランドが入ったSANYO GINZA TOWERがある。

8月中旬の日曜の午後、二つの店舗で買い物をしているのは、中国や東南アジアからの数人のインバウンド客だけ。店を訪れた日本人客はわずかだった。

女性だけではない。男性にとっても、服は「生活用品」になっている。証券アナリストの佐々木加奈氏も言う。

「男性アパレルでとくに落ち込みが激しいのはスーツ系の製品です。これは低価格のブランドの影響というより、需要そのものの減少と言えます。

この10年で、契約社員やフリーランスなど服装に縛られることなく働く人が増えたうえ、企業も『クールビズ』や『カジュアルフライデー』を推進し、スーツを着ないよう指導しているためです」



5〜9月、つまり1年の3分の1以上はネクタイも上着もいらない。前出の三浦氏によれば、単身男性の家計では、実際それらへの支出が減少傾向にある。

「単身の男性の家計で代わりに増えているのは、インテリアや健康食品、傷害保険など。インテリアはおそらく、快眠枕や腰痛に効く布団などでしょう。

バブル期のように、ブランド品を恋人にプレゼントして……という華美な消費は縮小し、『予防的』な消費が中心になってきているように思います。服や靴もスポーツ用の機能的なものが人気です」(前出・三浦氏)

服にカネをかけるくらいなら、ゆっくり体を休め、将来に備えるために出費したい。もし服を買うなら、動きやすく、機能性が高いものがいちばんだ――。

しかし、消費者のこうした変化に、企業側はついていけなかった。それどころか、消費者の「服離れ」に拍車をかけた側面もある。中途半端な価格と品質の製品を大量に供給し、消費者から購買意欲を奪っていった。

前出『誰がアパレルを殺すのか』の著者の一人、杉原淳一氏はこう話す。

「'90年代にバブルが崩壊し、ものが売れなくなりファストファッションが台頭する中、アパレル各社は目先の売り上げを立てようと、生産拠点を中国に移し、大量生産でコストカットを図ってきました。

国内のマーケットは縮小しているにもかかわらず、製品の品質には目をつぶり、過剰に製品を供給することで生き延びようとしたのです。しかし、それがいま自らの首を絞めている」

■ユニクロの真似をして自滅

まず、消費者が求めている「機能性」という点では、アパレル会社が提供する製品の生地の素材や繊維の質は落ちている。前出の北村氏が言う。

「'90年代初め、アパレル企業は高コスト体質を指摘され、『売れ筋だけを売る』路線を選びました。売れ筋をリアルタイムで製造の部門に伝え、製品のラインナップを柔軟に変えるクイックレスポンス(QR)が重視された。

一時はうまくいきましたが、この方法は、『いまある素材』をもとに短納期で服を作るという性質を持ちます。徐々に、素材の質は低下し、生地はおもちゃのようにペラペラですぐにへたってしまうものが増えていった」

追い打ちをかけたのがユニクロだ。ファッションジャーナリストの南充浩氏も言う。

「'98年にユニクロのフリースが爆発的に売れた。当時、ワールドやオンワードの経営幹部に会うと口を揃えて『ユニクロはすごい』『これからは低価格路線だ』とコストカットに躍起になっていた。

皮肉な話ですが、トレンドに敏感なアパレルの経営者は、経営の流行にも流されやすい。低価格路線に乗ろうと、スケールメリットを追求しつつ、縫製や素材にかけるカネを減らし、品質は低下していきました」



デザインの面でも質は落ちていった。前出の北村氏によれば、かつてワールドの社内では、「女帝」のようなデザイナーやパタンナーが肩で風を切って歩き、尊敬を集めていたというが、短期的に売り上げを立てることのできない彼らは、「コスト」と見なされるようになる。

「彼らの肩身が狭くなり、ひとり、またひとりと、数が減っていくのを目の当たりにしました」(前出・北村氏)

さらに、これは皮肉な結果をもたらす。辞めていったデザイナーたちは、独立してOEM(受託製造)メーカーを立ち上げ始め、彼らが低価格ブランドのデザインを請け負うようになったのだ。低価格帯のデザインクオリティは上がり、百貨店ブランドと遜色ないものになっていく。

しかも「ユニクロは、繊維のレベルから原料メーカーとともに研究を行うなど、品質管理と在庫管理を徹底し、安く、高品質を実現した」(百年コンサルティング代表の鈴木貴博氏)。

一方、大手アパレル企業には、OEMメーカーに企画、生産を丸投げするところが出てくる。品質の差は、見る間に縮んだ。

「'90年代に入るまでは、百貨店のブランド服と低価格帯の服には圧倒的な見た目の差がありました。スーパーで買ったジーンズを穿いた後に、7000円のリーバイスを穿くと、そのカッコよさに感動したものです。

しかし、いまや低価格のブランドと、百貨店の服は、値段の差の割には品質の差が小さい。それで百貨店ブランドの服が売れ続けるほうがおかしいと思います」(前出・南氏)

アパレルがとった「コストカット」の道は、現在、おそるべき段階にまで行きついている。アパレル社員が嘆く。

「現在の『丸投げ』ぶりは尋常ではありません。社員がOEMメーカーを訪れ、『ウチのブランドに合うデザインを、来週までに20パターン作ってきて。その中から5つを選んで出すので』と言い残して去ることもある。もちろんそうして作られた製品は、素材も十分に吟味されていない」

別の社員も言う。

「他社のブランドで売れているものがあると聞けば、その店舗まで行ってデジカメでこっそりその製品を撮影し、写真をメールに添付してOEMに送って『これと同じものを作ってください』と指示することもあります」

百貨店ブランドの服の品質は下がり、ユニクロより少しいいというくらい。しかし、それにしては価格が高い。



■通販サイトに客を奪われる

高級ブランドの代名詞であるエルメスが、'16年、日本での売り上げを20%も伸ばしているのを見れば、百貨店ブランドの中途半端さこそが、消費者を遠ざけていると言える。

そもそも社会の趨勢として服を買う意欲が下がったところに、中途半端な価格で中途半端な品質のものが出されても買う気にはならない。

もはや百貨店のアパレル売り場にはワクワクしない。最低限に必要なものを買うのならば、掌の上のスマホで十分だ。前出の三浦氏が言う。

「忙しくなって、百貨店でゆっくりと店舗を回っている余裕がない女性にとって『ZOZOTOWN』などのファッション通販サイトで、膨大な量の衣服を回覧できるのは魅力的です。

さらに、中古製品の売買ができる『メルカリ』で服を買うケースも増えています。ますます百貨店から足は遠のいていくでしょう」

'60年代に花開いた日本のアパレルという文化は、いまその「終焉」に直面している。

「週刊現代」2017年9月2日号より





http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/433.html

[政治・選挙・NHK231] 「改憲断念宣言」に等しい 10・22総選挙なんてやれるのか 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
 


「改憲断念宣言」に等しい 10・22総選挙なんてやれるのか 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212502
2017年8月31日 日刊ゲンダイ


  
   モリカケで堂々と審判を受けるべき(C)日刊ゲンダイ

 茨城県知事選を何とか乗り切ったことで「10.22総選挙」の可能性はますます高まったというのが永田町の情報通の見方だが、私はそれには懐疑的である。確かに、政局戦術的には、臨時国会冒頭から加計・森友疑惑が再び炎上し、それに閣僚や議員の醜聞の一つか二つも重なれば、政権はたちまち下り坂を転げ落ち、その状態で10.22トリプル補選を迎えれば、下手をすれば全敗、よくても1勝2敗で安倍は頓死する。それを避けるには、ここで奇襲的な解散だと考えるのは理解できなくはない。

 しかし、今やれば、衆院の与党3分の2を維持できないことは確実で、それどころか自民が過半数を割らないで済むのかどうかという戦いになって、いずれにしても、解散はイコール「改憲断念宣言」に等しいことになる。安倍にとって改憲はアイデンティティーそのもので、安保法制と共謀罪法を強行成立させた後では、彼には他のミッションは残っていない。「改憲は諦めたが、もうしばらく政権に居させてくれ」というのでは、「何のために?」という問いが、国民はもちろん、右翼勢力からも自民党内からさえも湧き起こるに決まっている。

 しかも、去る5月3日に、自民党執行部にも同党改憲推進本部にもまったく相談することもなく、日本会議系の右翼が描いたシナリオ通りに「9条3項加憲論」を突如打ち上げて、年内に自民党の改憲案取りまとめ、来年の通常国会で発議、来年12月の衆院任期満了近くで解散・総選挙と同時に改憲国民投票――という政権運営展望まで事実上、示唆したのである。独断でそういうことをしておいて、4カ月経ったらもう諦めて別のカードを出すというのでは、無責任なことこの上ない。

 自民党の安倍嫌いの中堅議員が言う。

「一つ一つの言動を総括も反省もしないまま、次々に目先を変えるような手を繰り出して国民を幻惑し、いつも何かに懸命に取り組んでいるように見せかける、いわゆる『やってる感』の印象操作がこの政権の身上だが、それがいよいよ行き詰まって、自暴自棄に陥りつつあることを示すのが、この10月総選挙という暴論でしょう。こんなことに付き合わされて落選覚悟で選挙に突っ込まされる我々こそ被害者だし、有権者だって何を問われているのか分からない選挙で投票所に足を運ぶ暇などないでしょう。安倍さんはモリカケで堂々と審判を受けて、他人に迷惑をかけずに自分が責任をとってさっさと辞めればいいんです」と。正論である。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/527.html

[原発・フッ素48] 生きているのに死んだような男! 
<font size="5"><b>生きているのに死んだような男!</b></font>
http://79516147.at.webry.info/201708/article_345.html
2017/08/31 08:37 半歩前へU


▼生きているのに死んだような男!


 この発言は看過できない。発言の主は田中俊一。生きているのに死んだような男で、原子力規制委員会の役割を全く認識していない下劣な人物だ。これまでも無責任な問題発言を連発。

 安倍政権はなぜ、こんなゲスをいつまでも飼っておくのか?これ(田中)に、毎年、私たちは気が遠くなるような高額を報酬として支払っている。

 毎回このスタイルだ。肘を突いたままで定例会見する人間を見たことがない。

 それにしても、よく、こんなことが言えたものだ。これまでに凍土遮蔽壁の構築のための500億円近い税金を注入している。ムダと分かっていたらなぜ、ストップをかけないのか?

***************

 「私どもは凍土遮蔽壁で地下水流入が防げるとは最初から思っていない。完成してどうなるか楽しみだ」――原子力規制委員会 田中俊一委員長 定例会見

詳しくはここをクリック
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/396163



http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/608.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍首相は北朝鮮有事をけしかけているのかもしれない  天木直人
安倍首相は北朝鮮有事をけしかけているのかもしれない
http://kenpo9.com/archives/2249
2017-08-31 天木直人のブログ


 ここにきて安倍首相の北朝鮮に対する強硬姿勢は異常なほどだ。

 ロシアや中国が自制的なのはわかるが、北朝鮮と朝鮮戦争を戦っている韓国や米国よりも強硬である。

 トランプでさえも話し合いの道を閉ざしていないというのに。

 そう思っていたら今朝のNHKが流した。

 昨日の夜11時ごろにトランプ大統領との二回目の首脳電話会談を行ったと。

 立て続けに電話会談するのは異例だと。

 そしてトランプ大統領はもはや北朝鮮との対話は役立たないと言い始めたと。

 ひょっとして、安倍首相はトランプ大統領に北朝鮮への攻撃をけしかけているのかもしれない。

 そんなことはあろうはずがないだ、ひょっとしてそうかもしれない。

 そう思わせるような、このところの安倍首相の異常とも思える対北朝鮮強硬姿勢だ。

 このままでは何をやっても支持率は回復しない。

 9月末まで臨時国会を引き延ばしたのはいいが、臨時国会が始まれば、たちどころに加計・森友疑惑で追いつめられる。

 それをごまかすために解散・総選挙に打って出ても、議席減は避けられない。

 かくなる上は北朝鮮有事に頼るしかない。

 そうなればすべてがチャラになる。

 有事の時の政権交代などあり得ない。

 改憲に反対する国民はいなくなる。

 もし安倍首相がこんな事を考えてトランプ大統領をけしかけているとしたら言語道断だ。

 その言語道断を安倍首相ならやりかねない。

 そんなことにならないためにも、戦争が始まる前に、まともな国民は安倍・反安倍を問わず、一致団結して安倍首相を首相の座から引きずり降ろさなくてはいけない(了)
 


日米 北朝鮮への圧力強化で政策変えさせる必要の認識で一致
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120011000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_007
8月31日 1時36分 NHK



安倍総理大臣は、北朝鮮が日本の上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを受けて、29日に続いて30日夜、アメリカのトランプ大統領と電話で会談し、北朝鮮に対し、さらに強い圧力をかけることで、政策を変えさせる必要があるという認識で一致しました。日本とアメリカの首脳が2日続けて電話で会談するのは極めて異例です。

安倍総理大臣は、北朝鮮が事前の通告なく発射した弾道ミサイルが日本の上空を越えて太平洋に落下したことを受けて、29日に続いて、30日午後11時半すぎからおよそ30分間、総理大臣公邸で、アメリカのトランプ大統領と電話で会談しました。

この中で、安倍総理大臣は、韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領やオーストラリアのターンブル首相とも電話会談を行ったほか、日本を訪れているイギリスのメイ首相と会談して、北朝鮮情勢をめぐり意見を交わしたことを説明しました。

そして、両首脳は、今後の北朝鮮への対応を協議し、国連安全保障理事会で、北朝鮮を非難するとともに弾道ミサイル発射の即時停止を求める議長声明が採択されたことを踏まえ、北朝鮮に対して、さらに強い圧力をかけることで、政策を変えさせる必要があるという認識で一致しました。

さらに両首脳は、引き続き、国連の場を含めて日米両国や日米韓の3か国で一層緊密に連携していくことを確認しました。

安倍総理大臣は記者団に対し、「日本の上空を飛び越えるミサイル発射の強行は極めて危険な行為であり、国際社会で圧力を高めていかなければならないということでそれぞれの首脳と完全に一致した。今後とも、日米、日米韓、あるいは、イギリス、国際社会と連携しながら、北朝鮮が政策を変えるためにさらに緊密に連携していきたい」と述べました。

日本とアメリカの首脳が2日続けて電話で会談するのは極めて異例です。



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/532.html

[政治・選挙・NHK231] 生きているのに死んだような男! :原発板リンク
生きているのに死んだような男! 

http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/608.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/533.html

[アジア23] 台湾初の慰安婦記念館、中国との協力も視野―中国メディア
29日、台湾初の慰安婦記念館の館長が「中国と台湾は協力して苦痛の歴史を保存していくべきだ」と語った。写真は中国慰安婦歴史博物館。


台湾初の慰安婦記念館、中国との協力も視野―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b188991-s0-c10.html
2017年8月31日(木) 7時0分


2017年8月29日、中国新聞社によると、台湾初の慰安婦記念館「阿マの家 平和と女性人権館」の館長が、「中国と台湾は協力して苦痛の歴史を保存していくべきだ」と語った。

28日、記念館で慰安婦問題の周知を目的とするイベントが行われた。取材に応じた康淑華(カン・シューホア)館長は、「慰安婦の問題は台湾だけのものではない」とし、中国と台湾に共通する苦痛の歴史だと話した。

また、康館長は「元慰安婦の女性たちは高齢のため次々に世を去っている」とし、この辛い歴史を後世に伝え、つないでいく必要があると語った。イベントには地元高校生も参加したという。

さらに、中国における関連資料を記念館に積極的に展示していく考えや、台湾の若者と中国の若者の交流を深め、慰安婦問題の共通認識を図っていく考えを明らかにした。(翻訳・編集/岡田)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/200.html

[経世済民123] 日本の経済学者も不思議がる「中国人のお金はいったいどこから?」―中国メディア
ある日本の経済学者は、「国民一人当たりの年収が約8000ドル(約88万円)の中国人が、その4倍の年収がある日本人よりお金があるように見えるのはなぜなのだろう?中国人のお金はどこから来ているのだろ」と疑問を呈している。


日本の経済学者も不思議がる「中国人のお金はいったいどこから?」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b188950-s10-c20.html
2017年8月31日(木) 9時10分


ある日本の経済学者は、「国民一人当たりの年収が約8000ドル(約88万円)の中国人が、その4倍の年収がある日本人よりお金があるように見えるのはなぜなのだろう?中国人のお金はどこから来ているのだろ」と疑問を呈している。この質問に答えるためには、中国の発展スタイルをじっくり考える必要がある。新華網が伝えた。

▼日本人の生活水準は中国人に劣る?

日本人は普段、家で簡単に食事をし、乗っている車も軽四輪自動車が多い。日本にはプライベートプールが付いている家もほとんどない。日本の学者は、日本人はぜいたくをするのが苦手と分析している。日本人の「ぜいたくな一面」というと、日本人がお風呂好きで、各家庭にバスタブがあるぐらいだ。

日本人に比べて中国人の生活はとてもぜいたくだ。英国放送協会(BBC)のあるドキュメンタリーは、リストラされた中国人の食事を紹介した。一家三人の夕食に、4種類のおかずとスープがあったため、それを見た日本人は驚きを隠せなかった。

食事のほかに、中国人の普段の支出を見ても、日本人よりぜいたくだ。同じローエンド・ハイエンドの服でも、中国のものは米国や日本よりとても高い。同じ日本車でも、中国での販売価格は日本よりかなり高い。旅行の面でも、2016年、海外旅行に出かけた中国人の数は延べ1億4000万人に達した。

しかし実際には、16年、日本人の一人当たりの平均国内総生産(GDP)は約3万8000ドル(約418万円)だったのに対して、中国は約8200ドル(約90万円)と、その差は4倍以上だ。では、中国人があらゆるシーンで日本人よりお金持ちに見えるのはなぜなのだろう?

中国の発展にはどんな秘密があるのだろう?復旦大学(上海)中国研究院の研究員・陳平氏は、西洋で40年以上学び、教壇に立ってきたという自身の経験をもとに、物理学と経済学の視点から、中国スタイルについて語った。

▼三つのポイント

中国は現在、西洋の先進国との競争において、優勢、劣勢、どちらに立っているのだろう?

陳氏は、米国で2番目に大きな都市・テキサス州で暮らした経験を持つ。同州は中国・四川省よりも大きい。当時、貨物列車だけで、客車はなかったため、都市旅客鉄道を建設していくつかの主要都市と結ぶという案が出た。しかし、住民投票が20年行われているものの、未だに実現には至っていない。

その理由は何なのだろう?それは、資本主義制度では、利益相反が生じるからだ。例えば、鉄道ができれば、それを利用する人が増え、そのために利益が減ってしまう航空会社が不快感を示す。また、鉄道に乗れば、日帰りで移動することができ、そのために売り上げが落ちてしまうホテル業も不快感を示す。騒音が増えるほか、不動産の価値も下がるため、沿線の住民も不快感を示す。少し離れた所に住む住民は、不動産価値が上がるため喜ぶものの、離れ過ぎていると住民は、「自分とは関係がない。なぜ納税しなければならないのか?」と感じるものだ。そのため、西洋諸国で鉄道や高速鉄道を建設する際は、線路や駅を設置する場所が問題となる。

政府主導で、短期間で世界最長の高速鉄道を有する国にできるのは中国だけだ。米国や英国を含む多くの国が中国に学んで高速鉄道を建設したいと思っていながら、制度が足かせとなっている。インドでは、土地が「私有」であるため、立ち退きが難しい。米国やドイツでは利益相反が問題となる。そのため、中国は「社会主義」という大きなメリットがある。このスタイルは、西洋の制度下の「分業+市場取引」に勝っている。

2つ目のポイントは「ニューヨークタイム」の調査の結果だ。同紙の「米国はテクノロジーはトップレベルなのに、中国の発展が米国より早いのはなぜなのだろう?」という質問に、この調査は答えている。

スティーブ・ジョブズ氏は開発したiPhoneをカギと一緒にポケットに入れていたため、プラスチックのスクリーンに傷がついてしまった。発売を翌月に控えていたため、ジョブズ氏はスクリーンをガラスに変えることにした。会議でそれを聞いた副総裁は慌てふためき、会議も終わらないうちに空港に行って中国の深センに向かった。それはなぜだろう?米国では、スタッフを集めるだけでも9カ月かかる。米国人は週末に必ず休み、スポーツの試合観戦を楽しむ。一方、中国人なら、管理職の電話一つで従業員が24時間以内に出社する。深センは産業が集まり、世界最強の加工拠点となっているため、部品やネジ、レジスタなどが全て近くで調達できる。

iPhoneの利益の50%以上はアップル社の株主のもので、中国が得られるのは5%以下だ。

しかし、トランプ大統領の考え方では、中国と米国、どっちが「勝ち組」となっているだろうか?それは中国だ。なぜなら、中国で雇用が創出され、発展を遂げたからだ。アップルに解雇された技術者は失業して帰国しても、返品されたiPhoneのテストしかできず、所得も大幅に下がる。そのため、米国がグローバル化を主導している理由は、米国が「勝ち組」になるためだったにもかかわらず、中国が「勝ち組」になっていると考えている。

3つ目に、中国の研究開発は米国に劣るにもかかわらず、経済発展の巨大な原動力を有しているのはなぜなのだろう?

マイクロソフトの元重役は、陳氏に、経済学文献では見たこともないような数字を見せてくれたという。その元重役によると、「米国は現在、研究開発の面でのメリットを維持している。しかし、商品の研究開発において、投資から工場設置まで、議会の法律、基準改正を経なければならず、マーケティングして、利益を出すまでに10年以上かかる。欧州ならさらに時間がかかる。しかし、中国なら平均23カ月でできる」という。

西洋諸国が中国経済崩壊を論じているものの、日本の有名な経営コンサルタント・大前研一氏は、「中国人の学習能力は高い」ため、中国経済の成長を見込んでいる。

大前氏は、「1970年代、日本人は、米国人にできることは日本人にもできるととても大きな自信を持っていた。しかし、今の日本人は、『中国人にできることを日本人はできない』と感じている」と話したことがある。これを語ったのは金融危機前のことだった。金融危機発生後の10年2月、コロンビア大学のソロス氏も、「中国人は学ぶのが早い」と、大前氏と同じ見方を示した。

陳氏は、「中国人は網羅的に学ぶことができる。科学技術はソ連や米国に、工業・製造はドイツに、管理学は日本に、不動産の使用権の仲裁に関しては香港地区に、工業パークはシンガポールに、農業はイスラエルに、それぞれ学ぶことができる。中国は意識形態が足かせになることはなく、包括的な能力がある」と分析している。

▼地域ごとに実験、「分業+取引」に社会の協力が中国の成功の理由

中国の経験が世界に与える影響には、他の国の人も早くから気付いていた。一方、中国の経済学者のほとんどは、中国にも中国特有の問題があり、全ての問題が西洋のスタイルに学ぶことで解決できると考えるのは間違っているとの見方を示している。世界の発展は不均衡で、各国の国情も違う。そのため、発展へ向かう独自の道を歩まなければならない。中国には2000年の統一の歴史と言語がある。そして、優秀な政府要人がいる。そのため、世界の競争において、西洋に劣らない制度を誇る。この意味において、中国スタイルは、「分業+取引」に社会の協力を加えた斬新な方法となっている。

社会の安定とイノベーションを両立するというバイナリープランも、中国特有の経験だ。そして、中国の改革開放(78年)実施も、ラテンアメリカや東ヨーロッパ諸国が西洋に対して全面的に開放しているにもかかわらず、西洋はそれらの国に対して開放していないという状況とは異なる。

中国は、選択的に開放を行っている。中国はたくさんの改革を実施しており、包産到戸(各農家が生産を請け負うこと)、深セン特区、経済特区、国有企業改革などは全て、各地域ごとに試験を行っている。中国は事後承認で、安徽省の農村がうまくやっていれば他の省が自然とそれに倣い、政府が総括し、最後に法律を作り、経験を総括する。そのため、中国が歩む発展の道は、一律処理の発展の道を歩む西洋に勝っているといえる。

中国の改革の成果は、輸出主導の成功や外貨準備高の増加を促進しただけでなく、技術の高度化も促進した。これらは実際には日本が歩んだ道で、中国の成功の本当の秘訣は、経済学者のアダム・スミスが論じた「分業+市場」を超えた、社会を調和させる道を歩んだことだ。そして、地域ごとに実験を行うという斬新な方法を打ち出した。そのようにして初めて、事実に基づいて正しく行動し、状況に応じた策を講じることができる。 (提供/人民網日本語版・編集KN)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/434.html

[経世済民123] 中国、時速1000キロのリニア開発に着手―中国紙
30日、中国航天科工集団公司は時速1000キロのリニア開発プロジェクトがすでに始動していることを宣言した。写真は上海リニア。


中国、時速1000キロのリニア開発に着手―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b189160-s0-c20.html
2017年8月31日(木) 9時50分


2017年8月30日、中国日報によると、中国航天科工集団公司(航天科工)はこの日、時速1000キロのリニア開発プロジェクトがすでに始動していることを宣言した。

宇宙事業などを手掛ける同公司は中央直轄の大型国有企業で、1956年10月に国防部第5研究院としてスタートした。記事によると、同公司はこれまで蓄積してきた技術や経験をもとに、最高運行速度2000キロと4000キロの列車開発も目指すという。(翻訳・編集/野谷)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/435.html

[中国12] なぜ日本の幼稚園教育は世界トップレベルなのか?―中国メディア
30日、中国のポータルサイト・新浪に、なぜ日本の幼稚園教育は世界トップレベルなのかについて分析する記事が掲載された。資料写真。


なぜ日本の幼稚園教育は世界トップレベルなのか?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b159266-s0-c60.html
2017年8月31日(木) 10時50分


2017年8月30日、中国のポータルサイト・新浪に、なぜ日本の幼稚園教育は世界トップレベルなのかについて分析する記事が掲載された。

記事は、日本の幼稚園教育のレベルは非常に高いとし、その14の理由について紹介した。その一つが「簡素な環境」だ。公立でも私立でも教室は簡素で、豪華さや現代化の影はほとんど見られず、おもちゃは厚紙やさまざまな大きさの箱、新聞紙、そして大量の図書で、子どもたちに自由に遊ばせているという。

二つ目は「かばんはすべて自分で整理すること」だ。幼稚園児は大小さまざまなカバンを使うが、自分で片付け管理する。三つ目は「子どもが自分でかばんを持つこと」だ。日本では自分のことは自分でする方針で、責任感や苦労に耐える力を培う。四つ目は「自分で着替えさせること」だ。親は手伝わず自立性を育てる。

五つ目は「冬でも半ズボン」だ。こうして鍛えられることで寒さに強くなり風邪をひきにくくなる。六つ目は「教育は子どもが笑いと感謝を学ぶため」という方針だ。幼稚園では数学などの教科書はなく、笑うことと感謝を学ぶことに重点を置いている。七つ目は「仏教によって感謝の心を育てる」ことだ。寺院の近くに幼稚園があり、僧侶が園長を兼ねているケースが非常に多いとした。

八つ目は「命の由来を理解させること」だ。誕生日に子どもの名前の由来を親に聞き、生まれてからの写真を借りて子どもに見せ、母親に子どもが産まれた時の様子を聞いて伝えることで、命の由来と大切さを教えるという。九つ目は「幼い時から礼儀を教えること」だ。幼稚園の卒業式は大学の卒業式のように厳粛だとした。

このほか「0歳から運動会に参加させること」、「女の子もサッカーをすること」、「1年中何かしらのイベントや活動があること」、「中国人も祝わなくなった伝統的な祝日を祝うこと」、「教師の質が高いこと」で、日本では社会全体が教師をとても尊重する雰囲気であり、子どもが幼稚園でけがをしても先生を責めることはなく、むしろ迷惑をかけたとわびると紹介した。(翻訳・編集/山中)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/103.html

[政治・選挙・NHK231] 政府は、北朝鮮の脅威を煽る。だが一方では、危機感を持っているように見えないちぐはぐさがある 
政府は、北朝鮮の脅威を煽る。だが一方では、危機感を持っているように見えないちぐはぐさがある
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7ed1b09277f0da0d8b6e530767628f76
2017年08月31日 のんきに介護


下の画像は、

東京新聞の8月19日付の

「こちら特報部」だ。





この記事によると、

原子力委員会はの田中俊一委員長は、

愛媛県に

地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を配備しておきながら、

伊方原発の被害は想定していないという。

じゃ、原発は安全なのか?

NOですよね。

東京新聞は、

高千穂大の五野井郁夫教授の説を取り上げ、

「防衛費増額の口実にしようとしていないか」

と問うている。

思うに、

安倍の場合、

「防衛費増額」と言っても

防衛を本心から考えている人物ではないのだから、

もっと単純に考えて

米国の

兵器を買い、

米国に恩を売る一方で、

政権の浮揚を図る、

というよくある政局判断として理解しておけば足るだろう。

だからこそ、

妙に何もかもがちぐはぐなのだ。

原発が無視されていること以外の典型例としては、

ミサイルがもう既に落下したのにかかわらず、

新幹線が止められた。

然るに、他方では、まだミサイルが落下する前、

日本上空を飛び越えていくときだというに、、

飛行機が自由に往来していた。

下図は、

それらの飛行機の記録だ。


転載元:TONKO‏ @china_town_hさんのツイート〔6:50 - 2017年8月29日

この規制の仕方は、

明らかに矛盾があり可笑しいと思う。

政府は、

PAC3を原発近くに配備しない。

なぜ配備しないか。

軍事ジャーナリストの

前田哲男さんは、

「『物々しく警戒しなければならないほど原発は危険』

という別のメッセージとして伝わることを恐れたのだろう」

(上掲画像、3片目参照)

と指摘される。

北朝鮮の脅威を煽りたいから、

PC3の配備はするけど、

原発の危険性は、

国民に悟らせないようにするため、

あえて「想定外」になっているわけだ。

飛行機が

運航停止になっていないのは、

人の目につかない(!)ため脅威を煽るという目的からすれば、

埒外と評価されたからだろう。

つまりは、

規制のやり方がこんな風にご都合主義になっているのは、

言葉を換えれば、

政府は、

危機意識を抱えていないってこったな。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/534.html

[政治・選挙・NHK231] 日本に本物の護憲政党は存在しない事を証明した閉会中審査  天木直人
日本に本物の護憲政党は存在しない事を証明した閉会中審査
http://kenpo9.com/archives/2245
2017-08-31 天木直人のブログ


 北朝鮮のミサイル発射に関する閉会中審査がきのう8月30日に急きょ開かれた。

 私はてっきり野党による安倍政権の対応に対する厳しい追及がなされるものと期待していた。

 なにしろ迎撃ミサイルシステムでは日本を防げないことが露呈したからだ。これ以上の税金の無駄はない。

 なにしろ、このまま米国と一緒になって北朝鮮に軍事的圧力をかけると、真っ先に犠牲を受けるのは日本だからだ。

 これほど国民の生命と財産をないがしろにする政治はない。

 ところが今朝の各紙を見ると、どこにも野党の追及は見られない。

 それどころか、与野党の全会一致で北朝鮮非難決議を採択している。

 いったい、この国の護憲政党は何をしているのか。

 そう思っていたら驚いた。

 護憲政党を売り物にしている天下の共産党が、いち早く、「北朝鮮の弾道ミサイル発射に厳しく抗議する」と題する声明を志位和夫共産党委員長の名前で出していたのだ。

 その内容はトランプ大統領や安倍首相の言っている事と同じだ。

 北朝鮮に対する一方的非難だ。

 どこにも北朝鮮に対する軍事的圧力への非難はない。

 こんな声明を出すような共産党は護憲政党ではない。

 憲法9条はもちろん北朝鮮の行為を認めない。

 しかし、憲法9条は、みずから核兵器を保持し、それを使って威嚇する米国と、その米国の核の傘に頼って北朝鮮との戦争を辞さない安倍首相の日本もまた、等しく認めないのだ。

 それが日本国前文と憲法9条に謳われている憲法9条の精神である。

 北朝鮮のミサイル発射が教えてくれた事。

 それはこの国の政治には本物の護憲政党が存在しないということだ。

 それだけではない。

 いわゆる護憲・リベラルと言われている朝日も毎日も東京も、その社説でこぞって北朝鮮を批判するばかりだ。

 米国との軍事同盟を最優先する安倍政権が憲法9条の精神に反している事を批判する社説は皆無だ。

 野党といい、護憲リベラル紙といい、北朝鮮は許せないという世論に迎合しているからそうなるのだ。

 世論に迎合してはいけない。

 世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。

 憲法9条を世界に先駆けて持つ日本こそ、北朝鮮にも米国にも、そして中国やロシアに対しても、軍事力で平和を実現することは出来ない事を説得すべきである。それこそが日本だけしかできない平和外交である、と。

 この事を世論に気づかせる政党こそ真の護憲政党である。

 新党憲法9条の目指すものである(了)



日本に本物の護憲政党は存在しない事を証明した閉会中審査(続)
http://kenpo9.com/archives/2251
2017-08-31 天木直人のブログ

 標記のブログの中で、世論に迎合してはいけない、世論を覚醒するぐらいの気持ちで政治をしなくてはいけない、とエラソーな事を書いたところ、早速読者のひとりから次のようなメールをいただいた。

 引用始め

「世論に迎合してはいけない。世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。」

 全くその通りです。

 正義を脇に置いて票のことだけしか目に入らなかったら、必ず世論追随になります。アメリカのミサイルは良いが、アメリカ支配に反対する国のミサイルは良くない論に追随することになります。

 世論に抗して正義を貫こうとしたときの不人気を恐れると、政治の変革はできません。みかけのパフォーマンスばかりを追い求めることになります。

 現にそうなっています。

 そのレベルの野党に存在意義はありません。

 「世論に迎合してはいけない。世論を正しく覚醒させなければいけないのだ。」

 それが野党の存在理由です。心にしみます。

                       引用終わり

 これまでにも多くの褒め言葉(もちろん批判の言葉も)を貰う事のある私だが、この言葉ほど激励の言葉はない。

 しかし、そう出来るには、たとえ少数であっても(一人であっても)必ず当選させてくれる最低限の票を確保しておく必要がある。

 それを目指すのが新党憲法9条である。

 何があってもこの政党の主張は正しい。

 この政党が立てる候補者は納得できる。

 そう考える有権者を常に確保している政党であれば、選挙のたびに迎合したり、パフォーマンスをしたり、お金とエネルギーを使うことなく、正しい政治に専念できるのである。

 たくさんの政治家などいらない。

 数名で十分だ。

 皆が選挙に心配することなく(世論に迎合することなく)本物の政治に専念できる。

 そういう新党をつくり、そして永続させていきたい。

 それが私の考える新党憲法9条構想であり、インターネット政党構想なのである(了)


閉会中審査 衆院 安全保障委員会 2017年8月30日

2017年8月30日 閉会中審査 衆院 安全保障委員会
発言者一覧
宇都隆史(外交防衛委員長)
小野寺五典(防衛大臣)
白眞勲(民進党・新緑風会)
福山哲郎(民進党・新緑風会)
井上哲士(日本共産党)
浅田均(日本維新の会)
伊波洋一(沖縄の風)
浜田昌良(公明党)
山田宏(自由民主党・こころ)
宇都隆史(外交防衛委員長)


閉会中審査 参院 外交防衛委員会 2017年8月30日

2017年8月30日 閉会中審査 参議院 外交防衛委員会
発言者一覧
山口壯(安全保障委員長)
小野寺五典(防衛大臣)  
青柳陽一郎(民進党・無所属クラブ)  
赤嶺政賢(日本共産党)  
熊田裕通(自由民主党・無所属の会)  
佐藤茂樹(公明党)  
後藤祐一(民進党・無所属クラブ)  
足立康史(日本維新の会)  
照屋寛徳(社会民主党・市民連合)  
寺田稔(自由民主党・無所属の会)





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/535.html

[テスト31] Re: テスト
菅「答えることを控えるッ!」安倍総理ミサイル前日には必ず公邸8/31午前 記者会見

10:22 から望月・東京新聞記者、朝日新聞記者の質問。8/31午前 菅官房長官記者会見「答えることを控えるッ!」安倍総理、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊:朝日記事「ミサイル発射、首相把握? 前日に公邸宿泊」

http://www.asyura2.com/14/test31/msg/688.html
[政治・選挙・NHK231] 異例の2日連続会談 安倍首相とトランプ大統領に密約説(日刊ゲンダイ)
 


異例の2日連続会談 安倍首相とトランプ大統領に密約説
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212562
2017年8月31日 日刊ゲンダイ


  
   ハリケーン被災地に自衛隊派遣?(C)AP

 安倍首相は30日深夜、米トランプ大統領と約30分間、電話で会談した。安倍首相は会談後、記者団に「北朝鮮情勢について分析し、今後の対応を協議した。中身は話せないが、完全に認識が一致した」と語った。

 2人は29日にも北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて電話会談しており、北朝鮮問題で異例の2日連続の電話会談となった。

 会談では、北朝鮮問題よりも、米テキサス州を襲ったハリケーンについて話し合われたとみられている。実際、安倍首相は米南部テキサス州を襲った大型ハリケーン「ハービー」の被災地に緊急援助物資を送る用意があると伝えたと明らかにしている。

「ハービー」の直撃を受けたテキサス州では、インフラ設備や農作物などの被害総額は最大750億ドル(約8.3兆円)。水没した土地は東京都の約半分の面積に匹敵し、約3万人が230カ所に避難しており、約20万人が政府に経済的支援を求めている。さらに、米国で1位と2位の規模を誇る石油精製施設が閉鎖されている。これらの被害から立ち直るには数年はかかるという。

 トランプは29日にテキサス州を訪問。9月2日には「ハービー」が再上陸したルイジアナ州も視察する予定。トランプにとって喫緊の課題は遠く離れた北朝鮮ではなく、自らの支持者が多い南部の洪水被災地対策だ。

 そのため、緊急援助物資を送るだけでなく、災害救助やインフラ再建に実績がある自衛隊の派遣も要求された可能性もある。2011年の東日本大震災の際は、米軍は「トモダチ作戦」として支援してくれた経緯もある。








関連記事
安倍首相は北朝鮮有事をけしかけているのかもしれない  天木直人
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http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/537.html

[政治・選挙・NHK231] 気が付けば「戦争」が廊下の隅に立っていた! 
気が付けば「戦争」が廊下の隅に立っていた!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_346.html
2017/08/31 14:26 半歩前へU


▼気が付けば「戦争」が廊下の隅に立っていた!


 さて、8月も今日でオシマイ。早いですね。1年のうち3分の2が終わってしまいました。

 今年の夏は猛暑だと言っていたはずですが、関東地方は毎日雨ばかりで梅雨のようなお天気でした。

 それにしても「戦争」がこんなに近くまで来るとは思ってもみませんでした。

 それこそ、「気が付けば戦争が廊下の隅に立っていた」状態です。

 戦争はまだまだ日本とは無縁で、「遠いところのお話、出来事」と思っていました。

 それが、空襲警報(Jアラーム)が鳴り響き、「ミサイルが飛んで来るから頑丈な建物や地下に避難しろ」、と言われる状況となりました。

 みんなが頭隠して尻隠さずの格好で、部屋の隅にうずくまっている映像が流れました。こんなことで本当に身が守れると思っているのでしょうか?

 ドラマの撮影ではありません。現実です。実際にニッポンで起きた話です。なんで、こんな風になったのか?ガッテンが行きません。

 私はJアラームが鳴った時、何もしませんでした。「今さら何をやっても仕方がない」と思ったからです。

 70年この方平和が続いて、「日本は何ていい国なんだろう」、と密かに喜んでいました。それが、こんな状態のなるとは・・・。

 歴史は繰り返すと言いますが、あの悲惨な悪夢を二度と繰り返してはなりません。戦争に勝者はいないのです。

 勝った、勝った、と喜ぶのは戦争指導者や、戦争で大儲けした死の商人だけで、どの国も国民はみんな敗者です。犠牲者なのです。

 どんな理由があっても戦争はしてはなりません。

 平和だから自由にものが言えるのです。

 平和だから毎日、安心して眠ることが出来るのです。

 私たちにとって平和は当たり前、空気のようなものです。

 だが、戦争になれば、その「当り前」がなくなるのです。













http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/538.html

[テスト31] Re: テスト
<望月記者>首相が公邸宿泊「前夜に把握していたなら、なぜ、事前に国民に知らせないのか」 菅官房長官「答えることを控える」


望月記者「前夜に把握していたなら、なぜ、事前に国民に知らせないのか」 菅官房長官「答えることを控える」
「首相が公邸に泊まれば次の日、ミサイルが飛ぶのか」と痛烈批判!


















菅「答えることを控えるッ!」安倍総理ミサイル前日には必ず公邸8/31午前 記者会見

10:22 から望月・東京新聞記者、朝日新聞記者の質問。8/31午前 菅官房長官記者会見「答えることを控えるッ!」安倍総理、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊:朝日記事「ミサイル発射、首相把握? 前日に公邸宿泊」http://www.asahi.com/articles/ASK8Z5H5RK8ZUTFK01D.html



ミサイル発射、首相把握? 前日に公邸宿泊、民進指摘
http://www.asahi.com/articles/ASK8Z5H5RK8ZUTFK01D.html
2017年8月30日22時55分 朝日新聞


 安倍晋三首相は北朝鮮のミサイル発射を前日から把握して公邸に泊まっていた?――。民進党の後藤祐一氏は30日の衆院安全保障委員会の閉会中審査で、こんな見方を披露した。


 後藤氏が根拠に挙げたのは首相の宿泊場所。首相は8月、東京にいる間はほとんど富ケ谷の自宅に泊まっていたが、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊。北朝鮮がミサイルを撃って間もない29日午前6時25分ごろ、首相は公邸から官邸に駆けつけた。


 後藤氏は首相の動きをもとに「首相は北朝鮮が撃つ前からわかっていた」という見方を示し、「(ミサイル発射の兆候把握は)良いこと。ただ(対外的に)バレバレになっちゃいますから、普段からちゃんと公邸に泊まった方がいい」と皮肉交じりに語った。


「安倍総理が公邸に泊まるのはミサイル発射前日」バレバレと後藤祐一(民進)8/30衆院・安全保障委

8/30衆議院・安全保障委員会・閉会中審査 後藤祐一(民進)「安倍総理が公邸に泊まったのはミサイル発射のあった前日だけ。公邸に泊まる翌日に、北朝鮮ミサイルが飛んで来る」 西村康稔・内閣官房副長官 否定せず。 後藤「ミサイルの日。バレバレになるから 普段から公邸に泊まったほうがいい」



http://www.asyura2.com/14/test31/msg/689.html

[政治・選挙・NHK231] <望月記者>首相が公邸宿泊「前夜に把握していたなら、なぜ、事前に国民に知らせないのか」 菅官房長官「答えることを控える」
<望月記者>首相が公邸宿泊「前夜に把握していたなら、なぜ、事前に国民に知らせないのか」 菅官房長官「答えることを控える」


望月記者「前夜に把握していたなら、なぜ、事前に国民に知らせないのか」 菅官房長官「答えることを控える」
「首相が公邸に泊まれば次の日、ミサイルが飛ぶのか」と痛烈批判!


























菅「答えることを控えるッ!」安倍総理ミサイル前日には必ず公邸8/31午前 記者会見

10:22 から望月・東京新聞記者、朝日新聞記者の質問。8/31午前 菅官房長官記者会見「答えることを控えるッ!」安倍総理、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊:朝日記事「ミサイル発射、首相把握? 前日に公邸宿泊」http://www.asahi.com/articles/ASK8Z5H5RK8ZUTFK01D.html



ミサイル発射、首相把握? 前日に公邸宿泊、民進指摘
http://www.asahi.com/articles/ASK8Z5H5RK8ZUTFK01D.html
2017年8月30日22時55分 朝日新聞

 安倍晋三首相は北朝鮮のミサイル発射を前日から把握して公邸に泊まっていた?――。民進党の後藤祐一氏は30日の衆院安全保障委員会の閉会中審査で、こんな見方を披露した。

 後藤氏が根拠に挙げたのは首相の宿泊場所。首相は8月、東京にいる間はほとんど富ケ谷の自宅に泊まっていたが、北朝鮮がミサイルを発射した前日の25、28両日のみ、首相官邸に隣接する公邸に宿泊。北朝鮮がミサイルを撃って間もない29日午前6時25分ごろ、首相は公邸から官邸に駆けつけた。

 後藤氏は首相の動きをもとに「首相は北朝鮮が撃つ前からわかっていた」という見方を示し、「(ミサイル発射の兆候把握は)良いこと。ただ(対外的に)バレバレになっちゃいますから、普段からちゃんと公邸に泊まった方がいい」と皮肉交じりに語った。


「安倍総理が公邸に泊まるのはミサイル発射前日」バレバレと後藤祐一(民進)8/30衆院・安全保障委

8/30衆議院・安全保障委員会・閉会中審査 後藤祐一(民進)「安倍総理が公邸に泊まったのはミサイル発射のあった前日だけ。公邸に泊まる翌日に、北朝鮮ミサイルが飛んで来る」 西村康稔・内閣官房副長官 否定せず。 後藤「ミサイルの日。バレバレになるから 普段から公邸に泊まったほうがいい」




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/539.html

[経世済民123] 老人も働け!時代、孫世代の若者に使われ精神的にもキツい(週刊ポスト)
        北九州市には全国初となるシニア・ハローワークも開設された(写真:共同通信社)   


老人も働け!時代、孫世代の若者に使われ精神的にもキツい
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170831-00000019-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年9月8日号


 年金支給開始を75歳からに引き上げることを政府が検討をし始めたといわれる。そうなれば多くの50代、60代が資金計画の変更を余儀なくされる。35年ローンでマイホームを買ったものの、当初の想定は瓦解する。年金収入をあてにしていただけに、資金がショートし、現金を蓄えようと自宅を売却しようとしても、借金が残るから売るに売れず、仕方なく定年後も高額の住宅ローンを払い続け、身動きがとれないうちに退職金も底を突いて、年金支給前に生活保護を受けないと暮らしていけなくなる。そんな世帯がたくさん生まれることが容易に想像できる。

 それを防ぐには、政府がいうように74歳まで働き続けるしかない。しかし、再雇用は同じ仕事でも収入が現役時代の4〜6割に減るうえ、同じ企業での再雇用が難しくなる65歳以上になるとアルバイトなどで糊口をしのがなければならないケースが増える。

 体力的にもフルタイムで働くことには限界がある年齢にもかかわらず、標準モデルの年金額である月額22万円を稼ぐには仕事の掛け持ちや残業が必要になるのだ。今年ちょうど75歳を迎えた元会社顧問が語る。

「勝ち逃げ世代といわれる私たちの世代でも、年金には不公平がある。われわれは給与が一定以上を超えると年金が減額されるが、半年前に生まれた先輩は、私と同じ給料をもらっても年金の減額はされなかったから年間200万円も年金額に差があった。

 それがこの先、年金が75歳支給になるという報道を見て気の毒で仕方がない。後輩たちは年金が65歳支給になったことで、定年後も嘱託などで会社に残り、子供のような世代にアゴで使われるのがつらいと言っている。それが75歳まで働かされると、孫の世代の若者に使われる。現場作業は無理だし、事務職も物忘れや老眼がひどくなる。肉体的にも精神的にも無理だと思う」


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/436.html

[政治・選挙・NHK231] 常軌を逸した北朝鮮ミサイル騒動の裏に何があるのか<下> 今度の騒動でハッキリ分かった迎撃態勢という夢物語(日刊ゲンダイ)
          


常軌を逸した北朝鮮ミサイル騒動の裏に何があるのか<下>
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212540
2017年8月30日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   イージス艦では撃ち落とせない(C)共同通信社

今度の騒動でハッキリ分かった迎撃態勢という夢物語

 今回の騒動であらためてハッキリしたのは、北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とす――という日本の迎撃システムが全く役に立たないことだ。

 米国防総省の分析では、北朝鮮は弾道ミサイルを250基以上保有しているとされる。北朝鮮が米国を狙うミサイルを撃ち落とすのは論外として、日本を直接狙ってくる場合、現行の迎撃システムではまず、飛来してくるミサイルに対し、海上に配備された海上自衛隊のイージス艦が「SM3」を、大気圏内では「PAC3」という2種類のミサイルをそれぞれ発射して撃ち落とす2段構えの態勢を取っている。しかし、北朝鮮の標的が予測不可能な上、発射後、わずか7〜10分で日本に着弾する。誰がどう考えても撃ち落とすのは不可能だ。軍事ジャーナリストの世良光弘氏はこう言う。

「そもそも、今回のように高度550キロを飛ぶ弾道ミサイルには『SM3』は届きません。高度250キロ程度の中距離弾道ミサイルの場合でも、北朝鮮が単発で撃つのであればともかく、同時多発なら迎撃は難しい」

 要するにミサイル迎撃システムなんて夢物語に過ぎない。とっくに破綻しているにもかかわらず、日本政府は8月中旬に開かれた米国との安全保障協議委員会(2プラス2)で、新たに地上配備型のイージス・アショアの導入を決めたからどうかしている。米軍が韓国に高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD)を配備した際に中国が反発したように、日本にイージス・アショアが配備されれば中国、ロシアが黙ってはいない。迎撃システムは百害あって一利なしだ。

  
   「存立危機事態」とはムチャクチャ(C)共同通信社

北が看過できなかったのは小野寺防衛相の真夏の暴言

「北朝鮮に強い圧力をかけ、彼らの政策を変えなければいけない」

 安倍はトランプ米大統領との電話会談で、圧力強化で連携する方針を確認したという。安倍政権はこれまでも、北がミサイルを撃つたび、バカの一つ覚えのように「圧力を強める」と言ってきたが、事態は悪くなるばかりだ。

 今回だって、小野寺防衛相の暴言が北を挑発、刺激したのは間違いない。北が米国領グアム島周辺に新型弾道ミサイルを撃ち込む案を表明したことについて「日本の存立の危機にあたる可能性がないともいえない」と集団的自衛権行使の前提となる「存立危機事態」をチラつかせたことである。

 安保法が国会で議論された当時、安倍政権が強調していたのはホルムズ海峡の機雷掃海と朝鮮半島有事だった。グアムのグの字も出ていなかったのに、存立危機事態を言い出すのはメチャクチャだ。元自衛隊レンジャー隊員の井筒高雄氏はこう言う。

「安倍政権は、トランプ米大統領が今春に朝鮮半島沖に原子力空母カール・ビンソンを派遣した時、自衛隊のイージス艦と護衛艦を共同訓練に参加させていますが、北朝鮮から見れば、共同訓練に続く今回の小野寺大臣の発言は、米国と一緒に戦争します――と宣言したに等しいでしょう。圧力と言っていますが、北朝鮮に戦争する口実を与えているだけです。本来であれば、イケイケドンドンの米国に対し、ブレーキをかけたり、北朝鮮が望んでいる米国との会談の橋渡し役を務めたりするのが日本の役割なのに、米国に盲目的に従っている。これは極めて危険なことで、北朝鮮の核使用を助長しかねず、ひいては対中国、ロシアとの関係も悪化しかねません」

 圧力だけに頼る安倍政権の対北朝鮮政策は完全に失敗しているのだ。

  
   号外も出た(C)AP

安倍首相の「もう対話は通じない」「断固たる措置」という虚勢と危うさ

 トランプ大統領は29日、北朝鮮の弾道ミサイル発射について「国際的な振る舞いとして最低限の基準に対する侮辱」と非難する声明を発表。その上で「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と、軍事的手段も排除しない姿勢をあらためて示した。

 これまでもトランプは、北朝鮮に対し「世界が見たことのないような炎と怒りに直面するだろう」などと強い言葉で挑発してきた。そういう米国を「完全に認識が一致」と支持し、「もう対話は通じない!」「断固たる措置を求める」と拳を振り上げているのが安倍だ。

「米国も日本も政権の支持率が下がり、内政問題を抱えているから、北朝鮮の危機をことさら煽って政治利用している面がある。問題は、それに国民が乗せられてしまうことです。米国の世論調査では6割の国民が『北朝鮮の脅威は外交交渉でコントロールできる』と答えるなど冷静ですが、日本は朝から晩までミサイルの脅威を煽るメディアの騒ぎようを見ていると心配になります」(孫崎享氏=前出)

 危機を煽り、勇ましい言葉で“敵”を非難して求心力を高めるのは古今東西の為政者が利用してきた手法だ。だが、緊張感が高められる中で、ささいなことが「偶発リスク」に発展することもまた歴史が示す事実である。

 ミサイル迎撃が不可能な以上、日本政府がなすべきことは火に油を注ぐような言葉で虚勢を張ることではない。必要なのは衝突を回避するための外交努力だろう。「国民の命と安全を守る」とは、そういうことではないのか。

















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/540.html

[政治・選挙・NHK231] “前原代表”が直面する「共産」「小沢」の難題(週刊新潮)
         
          番長のお手並み拝見


“前原代表”が直面する「共産」「小沢」の難題
https://www.dailyshincho.jp/article/2017/08310559/?all=1
週刊新潮 2017年8月31日秋風月増大号掲載


 鉄道オタクとアイドルオタクの対決とも言われるが、すでに雌雄は決したともっぱらだ。9月1日に投開票される民進党の代表選は、前原誠司氏(55)と枝野幸男氏(53)の一騎打ちとなった。

 政治部記者が言う。

「18日に前原選対が議員票の票読みをしたところ、86対43のダブルスコアで勝っていた。態度不明の議員や地方票を入れても、前原さんのワンサイドゲームになりつつあります」

 そこで早くも“前原代表”の難題が指摘されている。

「共産党を本音では毛嫌いしている前原さんのこと、野党共闘をどうするか、大きな課題になります」(同)

 前原陣営のさる議員は、

「共産党は天皇制を否定しているし、外交安保も政策がかけ離れている。一緒にできるわけないでしょう」

 18日、フジテレビの番組に出演した前原氏も共闘見直しを示唆した。ところが、

「共闘を即座に破棄するなんてありえません」

 と、先の記者が続ける。

「前原陣営の中には、共闘に同調する人はもちろん、小沢一郎さんに近い議員も含まれています。小沢さんの今後のプランは民進、社民と自由党が合併して、共産党と選挙協力する、というものですが……」

 昨年来、前原氏は小沢氏と会食を重ねている故、

「無視するわけにもいかず、さらに10月のトリプル補選で全敗でもすれば、求心力が低下して、さらに離党者が続出しかねない。結果、少なくとも選挙協力はせざるを得ないと、頭を抱えることになりそうです」(同)

 20日、都内の鉄道イベントに登壇した前原氏に野党共闘について尋ねると、

「政策理念が一致しないとね。鉄道だってゲージ(線路の幅)が同じ車両でないと、一緒に走れませんから」

 一致結束して、“出発進行”となりますやら。









http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/541.html

[経世済民123] 北ミサイル発射後の円高は「円は安全資産」が理由ではない(ダイヤモンド・オンライン)
      北朝鮮が発射した弾道ミサイルは、日本列島を越えた (「労働新聞」より)


北ミサイル発射後の円高は「円は安全資産」が理由ではない
http://diamond.jp/articles/-/140464
2017.8.31 塚崎公義:久留米大学商学部教授  ダイヤモンド・オンライン


地政学的リスクが高まったのに
円が「安全資産」はおかしい


 日本時間8月29日早朝、北朝鮮が弾道ミサイルを発射し、日本の上空を通過した。これを受けて国際金融市場では緊張感が高まり、109円25銭前後で推移していた円相場は、一気に108円50銭前後にまで円高となった。

 国際金融市場が緊張すると、円高になるケースが多く、「安全資産である円が買われた」との解説がなされることが多い。今回も、そうした解説が散見された。しかし、今回は日本の上空をミサイルが通過したわけで、世界の地政学的リスクの中で最も悪化したのは日本なのである。一方、ドルは世界最強の軍事大国の通貨。円がドルに対して強くなった理由が、「安全資産だから」というのは到底納得できない。

「安全資産だから円が買われた」という説明は、リーマンショック以降、広く定着したと記憶している。リーマンショック時は、欧米の金融システムに激震が走る一方で、日本は金融システムが比較的安定していたので、「ドルもユーロも買えないから、消去法で円を買った」という話が随所で聞かれ、「確かに円は安全資産だ。だから危機が深刻化すると円が買われるのは当然だ」と納得したものである。

 しかし、その後、米国の金融システムが回復して米国経済が再び世界最強となったのに対し、日本経済は相変わらず長期低迷から抜け出せていない。にもかかわらず、こうした説明は使われ続けた。あたかも「枕詞」のように、誰も深く考えずに使っているようだ。しかし、明らかに聞き手を誤解させる(混乱させる)説明は、いい加減にしてほしいと考える。

円高に振れた“犯人”は
日本の経常黒字


 ではなぜ、国際金融市場が緊張すると円高になるのであろうか。結論を先に記せば、過去の日本の経常収支黒字が投資家たちの「ポジション」となっており、国際金融市場が緊張すると、ポジションを解消しようとする投資家たちがドルを売るからなのである。以下、背景から説明していきたい。

 日本は経常収支が黒字である。輸出企業などが外国からドルを持ち帰って売りに出すと、輸入企業などが買うわけであるが、売りの方が多いので、ドルが余ってしまう。それを買っているのが投資家だ。

 投資家としては、ドルを持っているとドル安で損をするリスクがあるので、本当は持ちたくないのだが、ドルを買って米国債で運用すると、日本国債で運用するよりも利回りが高いので、「ドルを持つのはリスクだが、あえてリスクを取って米国債の高金利を受け取ろう」と考えるわけである。

 このように、為替リスクを負っている状態を「ポジション」と呼ぶ。

 日本は、過去から長期にわたって経常収支黒字を稼いできたため、投資家たちが過去に購入して持っている米国債は巨額だ。つまり、投資家は大きなポジションを持っているわけである。

 こうしたポジションを持っている投資家は、気が大きくなっている時(リスクオンと呼ぶ)には、「多少のリスクは構わないから積極的に米国債を購入し、利益を追求しよう」と考えるためドルを買う。

 だが、リスクに敏感になっている時(リスクオフと呼ぶ)には、「とにかくリスクは嫌だ。儲からなくてもいいからリスクを減らそう」と考える。ポジションを減らすためには、米国債を売り、受け取ったドルを売り、黙って円を持って嵐が通り過ぎるのを待つのである。

何が起きるか分からないから
ポジション閉じた投資家がドル売り


 今回、ミサイル発射で国際金融市場の緊張が高まり、投資家たちは「何が起きるか分からないから、とにかくポジションを閉じてジッとしていよう」と考えた。そこで、投資家たちはドルを売ったのである。日本人投資家は、未明なので寝ていた人も多いが、米国人に夜間の運用を委託している投資家も多いから、瞬時に売れたのである。

 また、米国人にもポジションを持った投資家がいる。低い金利で円を借りてドルに替え、米国債を保有して高い金利を享受している米国人投資家は、いつかはドルを売って円の借金を返さなくてはならない。米国人がドルを持っているとはいえ、日本人投資家の米国債投資同様に、ポジションを持っているわけである。彼らはリスクオフになるとドルを売って借金を返すことになる。

 投機家たちも、「ポジションを持っている投資家たちがドルを売るだろうから、ドル安になるだろう。先回りしてドルを売っておこう」と考えてドルを売る。こうした動きが一瞬で生じたので、一気にドル安、つまり円高になったというわけである。

 地政学上のリスクが増大したにもかかわらず、円高になったメカニズムは以上であるが、今回は、もうひとつ考えることがある。実際に日本が被害にあいかねない、ということである。

 万が一そうなった時には、今度は大幅ドル高、つまり大幅円安になるはずだ。したがって、投資家たちが日本の被害を予想しているならば、今からドルを買うであろう。しかし、市場は円高になっている。ということは、現時点で投資家たちは、そうした事態は起きないだろうと予想しているということ。筆者も、そう願っている。

(久留米大学商学部教授 塚崎公義)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/437.html

[政治・選挙・NHK231] 「日米一致」発言はトランプに好かれたい安倍さんの方便 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)


「日米一致」発言はトランプに好かれたい安倍さんの方便 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212577
2017年8月31日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   完全に立場が違う(C)AP

「日米の立場は完全に一致している」(安倍晋三首相)

 29日、我が国を飛び越える北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、安倍首相はトランプ米大統領と40分電話会談したそうだ。その後、安倍さんは官邸で記者団にそのことを語った。

 安倍さんいわく、トランプさんとは緊急会談だったらしい。

 今回の北朝鮮のミサイルに対する分析、認識、そして取るべき対応について突っ込んだ議論を行ったんだそうだ。

 ほんでもって、前出の言葉だ。

 いやぁ〜、ちゃうんじゃないのかなぁ、アメリカと日本とは。

 今月1日、米共和党のリンゼー・グラム上院議員がNBCテレビの番組に出て、トランプ大統領が北朝鮮の核弾頭ICBM開発を阻止するため、北朝鮮との戦争も辞さないと発言したことを米国民に伝えた。

「戦争が起こるなら向こうでやる。大勢が死ぬが、米国ではなく向こうで死ぬ」

 そうトランプさんが言ってたって。

 完全に、立場はちゃうやろ。アメリカと北朝鮮がドンパチするなら、甚大な被害を受けるのは韓国と日本だ。

 つまりさ、安倍さんの「日米の立場は完全に一致している」という言葉は、トランプさんに好かれたいからの方便よね。そもそもトランプさんと安倍さんが、対等の立場に見えないし。

 この国の首相なら、この国の国民のことを真っ先に考えて欲しいものだ。

 それに、どうなの? トランプさんは商売人。安倍さんとの緊急電話の内容が北朝鮮に伝わることで、北朝鮮への脅しになると考えているのだろうけど、それだけなのかな?

 緊張感を煽って、日本や韓国に米国製のお高い武器を売りつけようという企みもあったりして。

 ま、他国との緊張は、現政権には好都合。金払っても乗っかるわな。国民の金だしな。








http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/543.html

[経世済民123] 年収890万円未満は"社会のお荷物"なのか 近い将来破綻する"美しき日本社会"(PRESIDENT)
年収890万円未満は"社会のお荷物"なのか 近い将来破綻する"美しき日本社会"
http://president.jp/articles/-/22916
2017.8.29 PRESIDENT 2016年7月18日号


これから日本には誰も経験したことがない「超高齢化」が訪れる。そのときどんな変化が起きるのか。歴史を振り返りながら、「衰退期」に向けた家計の備え方を解説する。第2回は「税金」。いまの日本は、現在の高齢者のために、将来の日本人へ「ツケ回し」をする構造になっている。「ツケ」を支払うときが、刻々と迫っている――(全6回)。

「担税力」にかかわらずサービス提供できるか

年金に代表される「社会保障」の負担は、国の財政を圧迫している。現状把握のため、内閣府は「税・社会保障等を通じた受益と負担について」という試算を経済財政諮問会議に提出している。図はその抜粋だ。棒グラフのなかほどにある数字は、年金や教育など各種サービスによる「受益」と、税負担や保険料などの「負担」を合算した金額である。



たとえば世帯年収が約755万円、世帯主が40代男性で共働き、子どもなしの場合、約135万円の負担超過。60代男性で妻と2人、子どもなしの場合、約196万円の受益超過となっている。前者の共働き世帯の税負担だけでは、後者の年金世帯を支えられないことになる。

ブロガーの山本一郎氏が解説する。

「内閣府の試算をもとに計算すると、世帯の総収入が890万〜920万円を超えるまでは『受益超過』となります。所得がそれ以下の世帯はいわば『社会のお荷物』です。表現は過激かもしれませんが、これは日本社会の素晴らしさでもあります。なぜなら所得が低く『担税力』のない人にも、市民サービスを平等に提供するという合意の表れだからです。ただし、そうした美しき日本社会は、近い将来、経済・財政的に破綻する恐れがあります」

現在の高齢者のため将来に「ツケ回し」

日本は急速な高齢化を迎えており、2060年の高齢化率は40%に迫る。5人に2人が高齢者となる状況では、現状の構造は持続不可能だ。図1をみると、世帯主が70歳以上では平均で2389万円の貯蓄があることがわかる。世代的にみて、余裕があるのは高齢者だけだ。



「真面目に暮らしてきた高齢者は、現役時代に築き上げた財産や貯蓄があります。このため高齢者のほとんどは『持ち家』です。しかし若い世代ほど住宅取得が困難になっています。国の社会保障給付費は約110兆円。国庫負担分だけでも社会保障費は32兆円で、国の借金である国債費34兆円に匹敵します(図2)。現在の高齢者のために、将来の日本人へ『ツケ回し』をする構造です。その負担はこれから確実に増加します。日本社会は高度成長期の蓄えをほぼ使い切り、今後は貧しい国になる恐れが高いのです」(山本氏)




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/438.html

[政治・選挙・NHK231] 高須克弥‏(自称、かっちゃん) / 「日本人は卑怯が嫌いです。」 
高須克弥‏(自称、かっちゃん) / 「日本人は卑怯が嫌いです。」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/e6449d9ea6e0d62194e2267b0186374d
2017年08月31日 のんきに介護


高須克弥‏@katsuyatakasuさんのツイート。



主語が

「僕は」ではなく、

「日本人」となっている点、

何ともこの人らしい卑怯さがにじみ出ていて

笑えます。

あなたが日本人であることを認めてあげましょう。

しかし、対する

香山リカ‏ さんが日本人でないような口吻、

了見が狭すぎませんか。

ちなみに、

香山さんは、

こんなツイートをされています。



「日本ヤバイ」という言葉から

推測されるのは、

愛国心です。

失礼だけれど、

高須さんの好きなのは、

日本ではなく、自分でしょう。

世間では、

それを自己愛と言うのですよ。

自己愛だけで他人を罰しようとしてるわけですよね。

ある時は、

金に物を言わします、札束見せびらかせながら――。

また、ある時は、

裁判所に訴え、国家権力の力を借りて

言論を封じます。

そしてまた、ある時は、

愛人の力を借りて漫画で論敵を揶揄しますって、

(どんだけ外圧に頼って生きてるんだよ、

おっさん)

あなた、とても見苦しいです。

そんな自分を直ちに「日本人」全体に普遍化して、

すり替えるのは、

卑怯でないのですかね?




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/544.html

[政治・選挙・NHK231] ヒトラー発言に米怒り 麻生副総理は経済対話で大幅譲歩も(日刊ゲンダイ)
 


ヒトラー発言に米怒り 麻生副総理は経済対話で大幅譲歩も
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212560
2017年8月31日 日刊ゲンダイ


  
   もう会えない?(右はペンス副大統領)/(C)日刊ゲンダイ

 訪米直前に「動機は正しかった」と、ヒトラーを称賛した麻生副総理。発言は最悪のタイミングだ。アメリカのユダヤ人権団体サイモン・ウィーゼンタール・センターは、「不快であり失望した」とカンカンになっている。

 さすがに麻生副総理もヤバイと気づいたのだろう。財務省のホームページ上に、ヒトラー発言を撤回するコメントをわざわざ英語で載せている。来週、ペンス副大統領と「日米経済対話」に向けての事前協議を行う麻生副総理は、完全に弱みを握られた形だ。元外交官の天木直人氏はこう言う。

「もし、アメリカの副大統領が『ミスター麻生とは会いたくない』と会談を拒否したら、麻生発言は世界中で大きなニュースとなり、アメリカの副大統領と会えないとなったら、麻生副総理は辞職せざるを得なくなるでしょう。安倍政権を支えている麻生副総理が引責辞任となれば、安倍内閣も総辞職に追い込まれる可能性が高い。つまり、アメリカは安倍内閣を倒す生殺与奪の権を握ったということです。あのアメリカが、このカードを利用しないはずがない。公式の会談の場では一切触れなくても、非公式の1対1の場面では、ペンス副大統領は<こちらは発言を問題にしてもいいですよ>と恫喝してくるはず。麻生副総理は、日米経済問題で大きな譲歩をせざるを得なくなる可能性が高いと思う」

「ヒトラー称賛」発言をしたことで、麻生副総理が“ポスト安倍”に就く可能性は完全に消えてなくなった。

「麻生副総理がヒトラー発言をするのは、これで2回目です。アメリカ政治にユダヤ系が大きな影響力を持っているのは周知の事実です。トランプ大統領もイスラエルとは良好な関係です。麻生副総理が首相に返り咲くことは許さないはずです」(天木直人氏)

 弱みを握られた麻生副総理は、来週のペンス副大統領との会談でとんでもない無理難題を押しつけられることになる。

































関連記事
最悪のタイミングで発せられた最悪のヒトラー発言  天木直人
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/526.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/547.html

[政治・選挙・NHK231] 財務省側が森友学園に便宜の揺るぎない証拠。大阪地検特捜部は近畿財務局を強制捜索すべき 菅野完(ハーバービジネス) 
      
          撮影/菅野完


財務省側が森友学園に便宜の揺るぎない証拠。大阪地検特捜部は近畿財務局を強制捜索すべき
https://hbol.jp/150097
2017年08月31日 <取材・文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie) 協力/赤澤竜也> HARBOR BUSINESS Online


 前稿(【森友学園】佐川国税庁長官の国会答弁を覆す音声データ完全公開!)では、2016年5月16日に塚本幼稚園内にて行われた、学校法人森友学園の籠池理事長夫妻と財務省近畿財務局との交渉の様子が納められた音声データをほぼそのままの形(幼稚園児の個人名が入る部分だけは修正)で公開した。

 本稿では、予告通り、この音声データの文字起こしを公開するとともに、この交渉の重要性について解説していこう。

⇒【音声データ前編】http://youtu.be/aoRXoDei8To


⇒【音声データ後編】http://youtu.be/tcFBX7KrtyU


※全文書き起こしデータ https://hbol.jp/150098

〇財務省はなぜ無茶な籠池夫妻の要求を突っぱねなかった?

 音声データを一通り聴いて最も印象に残るのは、「籠池夫妻の無茶苦茶さ」であろう。とりわけ、詢子氏の態度は愚かで醜く、かつ乱暴でさえある。近畿財務局からわざわざ塚本幼稚園に出向いてきた池田統括官に対して、「もう帰って!!」と叫び号泣してみせる様は、滑稽といってもいいほどだ。

 詢子氏だけでなく、やおらダイオキシンの存在を持ち出し池田統括官に凄んでみせる泰典氏のやり口も、芝居じみており稚拙だ。音声データを聴いていると「泣き喚いてあの土地の瑕疵をあげつらい、工期の遅れを主張することで損害賠償請求をちらつかせ、なんとかして土地の値段を下げよう」という方針が籠池夫妻の基本戦略であることが理解できよう。

 まずなにより、この籠池夫妻の戦略を理解しておく必要がある。音声データに収録された2016年5月16日の交渉だけでなく、それ以前からも籠池夫妻はこの基本戦略にのっとって、財務省と交渉してきた。そのために、夫妻は、ゴミの存在やダイオキシンの検出などを最大限に利用しつづけてきたのだ。

 こうした籠池夫妻のやり口は、卑怯、卑劣、不誠実と徹底的に非難されるべきだろう。この戦略やロジックを擁護するのはなかなかに厳しい。

 しかし、いかに卑怯なやり口とはいえ、国有地を買う側として、「少しでも安く買おう」とするのは当然の話だ。その交渉の過程でいかに卑怯な手口を使おうともそれは倫理的な問題を含むだけであり、なんら不法性はない。籠池夫妻のやり口が卑怯でありその主張が荒唐無稽であれば、単に財務省が、「そちらとの交渉はこれ以上出来ない」と突っぱねればよい。

 だが、財務省はそうしなかった。

 財務省は、卑怯なやり口で荒唐無稽な要求を繰り出す籠池夫妻を門前払いすることなく、長々と交渉に付き合い、この音声データに収録された交渉のように、わざわざ籠池夫妻が陣取る塚本幼稚園にまで出向いて、丁寧な説明と交渉を重ねている

 しかも、財務省は次々と、籠池夫妻の便宜を図るような発言を繰り出している。

〇財務省側の「便宜を図る」ような発言

 例えば、このやりとりなど、その典型だろう

−−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−−−−−−−−

池田:あの〜、この前も理事長もあの〜、【売り払い処分】に関してはある程度、酒井さんに、先生にお任せされていますし。

籠池:(小声で)うん、してもらってるなぁ。

池田:まぁ、金額の算出に関しては、国民に対してちゃんとやってくれっていう話で、おっしゃられているので。その、どういうふうなものを引くかとか、あんまりその中身の話しを申し上げても、最後は実際の金額「いくらやねん!」っていう話しだと思うので…。

籠池:そうや!

池田:そこをバシッとこう、ご提示して。僕ら、何を考えるかっていうたらやっぱり、事業のいわゆる資金繰りであるとか、まぁ副園長もおっしゃられていた「授業料ちょっとでも土地が安かったら、え〜、やす、やす」

籠池:安うしたの?安うしたのか〜(笑)。

池田:「安うしたいねん。」という話しの中で、いわゆる提示させて頂いた土地の取得価格をもって、事業計画、資金収支を計算して頂いて。それが、あの、シミュレーション的に成立するかっていう判断をしてもらうということが大事やな、と思っているんですよね。

籠池:うん。

池田:だから、あの、まずはもう言ったら来月早々には、金額をご提示させて頂くので、それでご判断頂きたい。

−−−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−−−−−

 近畿財務局の池田統括官は、明確に、土地価格を財務省側から「バシッとこう、ご提示して」と発言している。しかもその金額にもとづいて、籠池夫妻側が「事業計画、資金収支を計算して頂いて。それが、あの、シミュレーション的に成立するかっていう判断」をしてもらいたいのだという。つまり「土地の値段は財務省側で算出する。そして算出する値段は、今後の小学校経営に合致するような形に落ち着く」と池田統括官は言うのだ。

 もうこの箇所だけでも、この2月以降、財務省の佐川理財局長(当時)が国会で答弁してきた内容と完全に矛盾することが明らかだろう。

 さらに財務省は便宜を図ろうとする。

−−−−−−−−−−−引用−−−−−−−−−−−−−−−−

池田:で、あの、現在、月額の使用料っていうのが227万5千円、月額で頂いております。で、すいません、本当に鑑定士から最終的な鑑定報告をもらってないので、あの〜、数字は出来てないんですけれども、ええっと…、延納の手続きをとった時に、何割か、

三好:ん、えーと2割以上。

池田:2割以上。

三好:2割以上を納めて頂いて、後は分割払いという、以前ご説明した方法というのがあの、国有地の分割払いで買うみたいな方法ですね。以前ちょっと、そんな話しもしたことがあったと思うんですけど。最初に2割ぐらいを入れて、あとMAX10年で後の8割を返すみたいな。まぁ、ざっくり大雑把に言うとそんなやり方もあると…。

籠池:うん…。

三好:ええ、ということで。

籠池:10年の〜、分割払いをすると。う〜ん、分割払いをしたら、それはしかし、そんなことをしたら、

池田:あの、そこは、シュミレーションです。で、それでやった時に、結構、劇的に月額の負担料は安くなる。

三好:ていうか、年間2700万円以上で頂いてて、なおかつ払い続けてもそれを全部を(聴取不能)ですけど、

三好:まぁ返納でやると、トータル的には残り8割を10年で割って返したら、まぁ、その段階でもう全て土地代も全て終わりますから、まぁご負担も減って、今の(聴取不能)は減るとは聞いています。

三好:そこはあの、

籠池:その間はどこの土地なの?

三好:それはあの、担保。銀行と一緒で、抵当権を国の方が付けてという形になって、もう全部、元の方へ全部積み上がります。

籠池:抵当権を付けるか……。

−−−−−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−−−−−

 このように、財務省は自ら森友学園に対して、土地費用の十年分割支払いを提案しているのだ。しかもこの10年分割では、国の抵当権はつくものの完納前に所有権が森友学園に移転するのだという。大阪府の私学設置認可プロセスから、「校舎立地部分の自己所有」を開校の条件として突きつけられていた森友学園とすれば、渡りに船の提案だったろう。

 こうして録音データを詳細に検証していくと、財務省側の方が「なんとかして、瑞穂の国記念小学院を開校させたい」という意図を強くもっていたのではないか?という印象を抱いてしまう。ここまで森友学園に便宜を図ろうとするのは、「佐川理財局長(当時)の国会答弁との矛盾」だけでなく、もはや背任に相当する犯罪行為なのではないか?

 森友事件を法律家の立場から追いかける、阪口徳雄弁護士にこの音声データをきいてもらった。

〇弁護士はどう見るか?

 阪口弁護士は、

「池田氏は、『僕はあの〜、合致する金額をご提示したいと思ってるだけです。』と明確に述べています。「合致する金額」とは有益費の1億3千万円を上まわる価格と森友学園の出せる金額の1億6千万の間で「双方が合致する金額」するであることが、この録音テープで客観的な証拠として初めて明らかになったわけです。また、このやり取りが5月31日の山本鑑定人の鑑定前に提案していることも重要です。国土交通省の定める積算基準で売却価格を算定していないことつまり『国の為に適正金額を積算していない』ことを裏付ける背任罪の「図利加害目的」があったという重要な間接事実と言えるでしょう」

 とした上で、

「地検特捜部の現状の任意捜査では真実の交渉経過、鑑定のいきさつが明らかにならない。今こそ近畿財務局を強制捜索して、関係証拠を押収、差押すべきです」

 と、言う。

 一方の財務省は、30日開催された民進党のヒアリングで、民進党議員たちからこの音声データを聴かされた上で、理財局の富山一成次長が「録音データの内容と、佐川前理財局長の答弁との齟齬は、確認しないと、組織として決めた」と発言。民進党議員たちからの相次ぐ質問には、「仮定の話ですので、お答え控えたいと思います」、「財務省としてコメントは差し控えさせて頂きたい」と、またしても頑なにコメントを出すことを拒否している。

 しかし如何に財務省がコメントを拒否しようと、この音声データにより、財務省側が森友学園に便宜をはかっていたことが明確になった事実は動かない。阪口弁護士の指摘どおり、ここは、地検特捜部による財務省の徹底的捜査に期待するしかないだろう。

<取材・文/菅野完(Twitter ID:@noiehoie) 協力/赤澤竜也>

※菅野完氏の連載、「草の根保守の蠢動」が待望の書籍化。連載時原稿に加筆し、『日本会議の研究』として扶桑社新書より発売中。同作が第一回大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞読者賞に選ばれた。また、週刊SPA!にて巻頭コラム「なんでこんなにアホなのか?」好評連載中



森友学園・近畿財務局会談全文書き起こし
https://hbol.jp/150098
2017年08月31日 HARBOR BUSINESS Online

森友学園・近畿財務局会談

日時:2016年5月18日
場所:塚本幼稚園
参加者: 森友学園側:籠池泰典 籠池夫人
    近畿財務局側:池田 三好

※00:00:00・・・音源(前編)ここから。

籠池:どうぞ!

池田:失礼します。

籠池:ちょっと面接してたんでね。

池田:あっ。

籠池:もう、ここのところずっと面接。

池田:え、あ、(聴取不能)?

籠池:うぅん、先生のね、面接をずぅ〜っとしてまして…。

池田:小学校の?

籠池:そう、そう、そう、そう…。クールビズ?

池田:スイマセン!はい、もう、ちょっと失礼します。

籠池:冷房、今入れたんで。ハハッ。

諄子:去年以来かな?

籠池:2ヶ月(ふたつき)ぐらい会ってないんですかねぇ?

池田:そうなんですよね〜。

籠池:う〜ん…。

池田:で、まぁ、そういうのもありましたし、手続きをちょっとずつ、我々も進めてるので、まぁ。一応、酒井先生(弁護士)とも、なかなか厳しいお話もあって、話しはされていっておるんですけれども。あの〜、理事長や副園長にも、その、状況をご報告しながらということで一度まぁ、ご挨拶、今の時点で兼ねて、しておいたほうがいいかなと…。

籠池:う〜ん。

池田:来月早々には色々、手続きというか、させて頂きたいかなと思っているんで。

籠池:う〜ん、う〜ん、うん。「時間がない」というのは何で、何でやの?人事異動がある言うこと?

池田:あ、あの〜、時間がないというわけではないのですけれども、

籠池:う〜ん。

池田:どこかの出向か、前も、前も申し上げた7月1日現在での評価をさせて頂いているので…。

諄子:飲んで。(※池田および近財職員にお茶を勧める)

籠池:飲んで、飲んで下さい。

諄子:あ、冷たかった?

籠池:(聴取不能)

諄子:で?(話の続きを促す)

池田:そこからのご連絡…、

籠池:ゴホッ、ゴホッ…。これ、これ何やの?ゴホッ、ゴホッ、番茶かな?ゴホッ、ゴホッ、それも番茶やみんな、コーヒーや思うた、うん。

諄子:(凄い冷静に)何言うてんの?お茶です。

籠池:お茶か…、うん…。

池田:ですので、まぁ評価期限4ヶ月になるので出来るだけ早く、価格の提示をさせて頂いて。

籠池:あぁ、そういうことね。

池田:そういうことです。

籠池:うん。

池田:その、4ヶ月の評価期限が切れると、また、評価の考え方が若干変わるので。

籠池:うん。

池田:4月1日(いっぴ)というのは、今ちょっとずつ、土壌も処分したりしていますけれども、ある前提で全部、まぁ想定の撤去費を評価から控除するというので…で、金額を提示させて頂くっていうことなんですよね。

籠池:う〜ん…。

池田:ですので、まぁ、まぁそこそこの撤去費を見込んで、価格提示をさせてもらおうと思っているんですよ。

籠池:う〜ん…。

池田:だから、我々が見込んでいる金額よりも、少なくても我々は何も言わない。逆に、本当にまぁ多くかかっても、あの、何も言わないという形での金額提示をさせて頂こうとしてるわけですよね。

籠池:うんうんうん、う〜ん。酒井先生(弁護士)からだいたいお聞きはしてるんやけどね。その、もう本来あの我々の方でそちらの方に、え〜何や、数字はもう一応提出したはずなのよ。これだったらこんだけ(聴取不能)…、

池田:(遮るように)指示をもらってます。それも審査した形での、作業やってます。

籠池:やってるよねぇ、う〜ん。で、ようは我々はね、30%を超えると、かなわんわけや。審査基準の。

池田:その、再(聴取不能)…?

籠池:そう。あの、あれを、あれはね一番ね、重要なことやからねぇ。うん、それを超えるということになってくるともう、お手上げになってきよる…お手上げ。どうしようもなくなっちゃうよね。でまぁ、あの、また熊本大震災があってやね、工事費がまだ上がってんのよ、あれ。コホッ、もうあれがあった途端に上がってしもうた。

で、ちょうどあの、何ていうんですかあの、そのどちらというか悪い土をね、改良している時にやね、上がってしもうたわけや。あぁ、とんでもない上がり方してんのよ、また。もうそれから考えたらね、もう今も一杯一杯やからねぇ、実際。う〜ん、それでこれですよって言うてもうてもまた困るわけやけど〜。どういう考え方してはんの、だいたい。この前電話では何や、なんかなんかこれだけはいけませんね、言うてたけど〜。

池田:あの〜、この前も理事長もあの〜、【売り払い処分】に関してはある程度、酒井さんに、先生にお任せされていますし。

籠池:(小声で)うん、してもらってるなぁ。

池田:まぁ、金額の算出に関しては、国民に対してちゃんとやってくれっていう話で、おっしゃられているので。その、どういうふうなものを引くかとか、あんまりその中身の話しを申し上げても、最後は実際の金額「いくらやねん!」っていう話しだと思うので…。

籠池:そうや!

池田:そこをバシッとこう、ご提示して。僕ら、何を考えるかっていうたらやっぱり、事業のいわゆる資金繰りであるとか、まぁ副園長もおっしゃられていた「授業料ちょっとでも土地が安かったら、え〜、やす、やす」

籠池:安うしたの?安うしたのか〜(笑)。

池田:「安うしたいねん。」という話しの中で、いわゆる提示させて頂いた土地の取得価格をもって、事業計画、資金収支を計算して頂いて。それが、あの、シミュレーション的に成立するかっていう判断をしてもらうということが大事やな、と思っているんですよね。

籠池:うん。

池田:だから、あの、まずはもう言ったら来月早々には、金額をご提示させて頂くので、それでご判断頂きたい。

※屋外では、園職員の声と園児の声が響き渡る

籠池:あのね、あの、池田さんはそんなことなかったんや思うけどやね〜、やっぱりね、我々がこの、考えている、想定している金額と、

池田:はい。

籠池:ね、

池田:はい。

籠池:あなた方が返して来る金額とはね、前のほら、見積もり合わせの時でも格段の違いがあったわけよ。前の時にね。もうこれが非常に、我々の事業に及ぼす影響が大きかったわけよ。

池田:はい。

籠池:ね?で、我々はもうあの、副園長がまぁ言うてたけれども、常にあの賃借料を払いつつよ、ね?で、しかも今はなんやあの〜、土地が、あ、土地やないわ、工事費が高騰した分の、分を、あの〜、上乗せしてやね〜、また払ってくれ言われてるしやねぇ。ほんで、工事が延びた分、工事が延びた分だけ、あの人たち《※個人情報につきピー音》(聴取不能)ない。今度はそちらの責任よ?工事が延びたんは。でも、彼らは、そちらに言っていく方法がないもんやからね、我々に言うて来てるわけや。ね?あれからでも、ドーンとそりゃ、4000万、5000万増えてしまっているわけやからね?それこそ契約もまた結んだんだから。

諄子:…8000万。

籠池:8000万…。想定外のことが多すぎるの、もう、本当に。で、業者が絡んでいるもんやから、ね?人も動いてるもんやから、休ましてる分だけ何も、何もしてないわけや。何もしてなくて動き出した時に熊本大震災が起こったわけや!ようは最悪の状態なんよ、だから。うん、でもあの、建設業者はこう言うてた。僕がこう言ったんよ。「熊本大震災、大変や。ねぇ…。」向こうは違う、「熊本大震災大変です!高くなります。」って。私は人のことを考えたいの、向こうは違う。そうなんですよ、今。だから、もうゼロ円に近い形で、もうあの払い下げをして欲しい、本当はね。ゼロ円に極めて近い形や、もう、うん。

池田:で、あの、まだ今、鑑定士に依頼して、

籠池:いつ結果が出るんですか?

池田:えっと、最終は、最終と言いますか、今月30日。来週ですね。

籠池:う〜ん。

池田:で、あの、理事長がおっしゃる、

諄子:そんなにかかるんですか?

池田:ん、もう、あの…、

諄子:ほんなら、いくつかぐらい…

籠池:だいたい。

諄子:4月や。

池田:4月ですね。

諄子:最終の火曜日ぐらいだから(聴取不能)…、

池田:ですですです。

諄子:一ヶ月やん?

籠池:だけど、そんなにかかる?

池田:いや、かかりますねん。

籠池:いやだからね、池田さんね、

池田:はい。

籠池:あのね、あの〜、弁護士さんから聞いてるけど、

池田:はい。

籠池:我々が、もういわゆる訴訟しませんよと、ね?

池田:はい。

籠池:ということの、まぁ印鑑をつくということになるんであればね、

池田:はい。

籠池:やっぱり、それ相応の金額にしといてもらわないと。

池田:あの〜、それは我々は、僕自身は、

籠池:うん。

池田:それは、だから、どうなんだっていう金額を提示する時に、我々は出来る限り(聴取不能 / 簡素て)出来る分を、やるだけやってご提示するだけ、です。

籠池:う〜ん。

池田:だから、それでご納得頂けなかったら、もう、そ、ないということです。だから、

籠池:ない、というのはどういうことですか?

池田:あの〜、なんて言いますか…。

籠池:ない、ということはもう工事始まって一年なのに、何言うとるんですか?

池田:それなりの、がですね、それを維持をですね、っていうことが、出来ないところまでやっているということです、僕は。

籠池:うん、工事はもう進んで行ってるんだからね?

池田:その、売り払い価格がですね、

籠池:うん。

池田:その、提示した金額がもう全てで、そこは見込みを全部見込んだ形で提示させてもらうっていうことを、今やっているということです。

諄子:それは池田さんの、あの、範囲、基準の中でのことじゃないですか?それが私らと、なんか合致しなかったらどうなるんですか?

池田:いや、だから、その〜、僕はあの〜、合致する金額をご提示したいと思ってるだけです。で、理事長がおっしゃられるゼロ円に近い、というのはどういうふうにお考えになられているのか?売り払い価格がゼロ円っていうこと、なのかなとは思うんですけど。私共、以前からちょっと申し上げてるのは、有益費の1億3000という数字をもう、国費として払っているので、

諄子:それは、当たり前やん。

池田:その分の金額ぐらいは、あの、少なくても売り払い価格は出てくるっていう…。そこは何とかご理解頂きたい、理由、理由になりますね。

諄子:ん〜、あ〜、あかん。それは、立て替えたお金なの。

籠池:だってほら、あの〜なんちゅうの?え〜、工事費言うんは、すごくあの3メートル、5メートルの分もずぅ〜っと僕も見つめ直して行ったけどね、あれ、べらぼうな金額なんですよ、実際、実際。で、地価がなんぼや言う問題ではないよね、よう考えたらねぇ。でも、我々の工事が始まってて、工事を止めようとは今は思っていない。

池田:はい。
籠池:だから今まで進んで来たけど、

池田:はい。

籠池:もう、これでもう止めとこか言うんだったらもう、それはもう、それなりの方向に転じて行かないかんようになるからね?

池田:あの〜、ですので、あの、我々として、

籠池:そんなん言ってるやね、あの〜、1億3000が云々言うものよりも、やっぱりグゥ〜ンと下げて行かなあかんよ。

池田:あの、売り払い価格、まぁ有益費で国、まぁ立て替えて頂いたんですけれども、国でお支払した金額、この部分よりもですね、さらに低くなるというのはちょっともう、そこはもう、

諄子:それはおかしいわ〜。だって立て替えたものは立て替えたものって、分けて考えないと〜。それはおかしい、それ。

池田:あの〜、それよりもさらに安い値段は、もう、到底出ないです…。で、その、いわゆるまぁ1億3000を、航空局が有益費としてお支払したその金額よりも低い金額、1億以下何千万、何百万という金額をお考えになられているのは、(聴取不能)、そこはちょっと、我々も妥協、金額的な妥結点はないです。

籠池:酒井さん(弁護士)は何て言うたんですか?

諄子:そんなん!

籠池:酒井さん(弁護士)は何て言うたんですか?

池田:で、その、理事長がおっしゃられているゼロに近い金額っていうところは、

籠池:違う。酒井さんは何て言うたの?

池田:酒井、先生との具体的な金額的な調整というのはあまりやってないですけれども、あの、国として有益費を投じた1億3000 **** 《※個人情報につきピー音》※大音量の園内放送で聴取不能 ***** 〜それを下回る金額のご提示は出来ませんとはお伝えしています。

※放送が収まるまで両者しばし沈黙。

池田:あの、それを飛び越えての金額提示というのは、(小声で)おそらくは…、それはもうスイマセン、出来ないです…。

籠池:…。今、池田さんの頭の中にあるのは、そのぐらいの、その、それとイコールぐらいの金額やと思っているわけ?

池田:それに近い金額まで、極力やるっていう。

籠池:違うんやけどまぁ。

諄子:なんでぇ〜?なんで〜そんな〜ん。

池田:それは、鑑定士が出す金額になりますので。

諄子:そんな〜ん、(小声で)そんな〜ん…。

※全員、長い沈黙。

籠池:余計に金額がかかって来てて、しかも、なんや時間もロスタイムでもう今なんか、3月ギリギリ一杯やからね、出来んの。で、**** 《※個人情報につきピー音》大音量の園内放送。***** もうそのことについてやね、なんや、**** 大音量の園内放送。 *****

籠池:その時間がまた遅れる、また遅れて去年と同じような理屈になってくるような気がするけどねぇ?
**** 大音量の園内放送に対し、籠池:氏が「マイクでやるの止めてえなぁ、ちょっと。」と咎める。****

****その後しばらく大音量の園内放送が続く。*****

遅れて来ててね、ね?その遅れて来た分について、あの、業者の方が我々に請求して来てね、しかも精神的に**** 《※個人情報につきピー音》大音量の園内放送。***** かなりのもんがあるんですよ、やっぱり、実際ね。その分を、あの、その金額が**** 《※個人情報につきピー音》大音量の園内放送。 ***** そちらの方の言うてる金額のね、その金額までしかあきませんよというね、こと自身がちょっとよう分けわからんね。

諄子:だって私、立て替えたお金、ずっと返してこれなかったじゃないですか〜。

籠池:我々の方に、あの、余計かかりすぎた金額、ね?

諄子:そんな〜、おかしいや〜。

籠池:その分の金額とか、それとか精神的な負担の金額なんてのはね、やっぱりそんなん、やっぱり差っ引かなねぇ?ホント。当たり前のことや。

諄子:園長、この間のこと言うて、昨日の。

籠池:あん?う〜ん…。あのね〜、う〜ん、もうこれはもう、あの、我々がかぶらな行かんなぁと思いながら考えておったんやけども〜、

※しばし沈黙。

籠池:もうそれも、あの〜、いんぺ、あの、口を塞いでやらないかんなぁと思ってる部分があるんやけどねぇ?(※おそらくどこかを指し示して)あそこ…。

諄子:入り口あたり…、かな。あの…言うで。
籠池:ダイオキシンが出たのよ…。

諄子:それも大量に、昨日。

籠池:昨日やで。僕が聞いたんは昨日。

諄子:う〜ん、いい加減にしてよ、もう。ここが、なんかどうやら、ゴムとか焼いてる焼却炉やったらしい。

籠池:焼却炉があったかどうか分からへんけどね〜、何があったか知らんねんけど〜。あの〜、風評被害ってあるからね〜?

諄子:もう止めてよ〜、もう〜。なんでそんなこと言ってくれへんかった〜ん?そんな土地やいうこと。

籠池:それはもう、それは今の建設業者が、何や自分たちの、何やあの、采配で調べたんやな、あれ。僕は調べてくれなんて言ってなかった。ね?

諄子:言ってないの。

籠池:で、それ(ダイオキシン)が出てきたんや。(基準の)3倍で。

諄子:大量に。それどうしたらいいんかって。

籠池:3倍出てきましたんや。

諄子:それ掘るのに何億とかかるらしい。(声を荒げて)それでもこの1億3000万、自分たち立て替えたお金や〜ん!「立て替えてくれ、払うから」って言って来て何ヶ月もかからへんで、それまでもぜ〜んぶなんかこれはもう、一点張りっておかしいや〜ん。なんでそんな、酷いことばっかりすんの〜ん。

籠池:あのね、これね、あの、昨日のことやから、ずぅ〜っとあれやけど〜、

諄子:ん〜ちょっとね、あまりにもちょっと私、もう東京行ってこようかなぁ〜。

籠池:風評が広がるとね、

諄子:なんぼか今日、総務省電話しようかと思ったわ。

籠池:あれ、なんや出来なくなるからね、実際。

諄子:う〜ん。

籠池:これをもう、早めにもう、口封じしとかなあかんもんなんや。

諄子:どないすんのん、こんな子供のところやなのに〜。

籠池:僕は、もう全部、それ、そういう面は口封じをしてね、

諄子:私も酒井弁護士とかに言うてないよ、またお金取られるから。

籠池:口封じをして、しておかないといかんと思うてるけども、え?そんなのが出てきた時どうするの?

諄子:産廃やて…。

籠池:そんなん、あの、ほれ、あの、ミヨシさんからも聞いてなかったしな〜?

池田:はい。

諄子:聞いてないよ〜、私、ホントに〜。

池田:僕は認識してるのは事実(聴取不能)です。

諄子:聞いてない。そんなんある土地をよく売るなぁ、国が〜。それも高くで〜。

池田:あの、国としても焼却炉の存在は認識していません。

諄子:マエ、マエニシ、ほんま私ももう、脅してやろうかって言ったら、「やめとけ、今は」って言っていわれて。マエニシは〜、

籠池:昨日分かったことなんだからね。分かってたら僕は電話かけたり、言うもん。

諄子:あいつ〜、ホンマにペテン師や。

籠池:どないしよ〜かなぁ。で、まず、それは口封じせな**** 《※個人情報につきピー音》大音量の園内放送。***** 〜口封じせないと、**** 《※個人情報につきピー音》大音量の園内放送。 *****

籠池:お〜っ、広がっていったら、広がっていったらこんな〜ん、オシャカになるからね、実際。

諄子:説得を(聴取不能)するやん。

籠池:ただ、ただもう僕は、もうその、やっぱりそれを封じるための封じるための、やっぱり色んなことせなあかんようになるから、ね?やっぱりそういう大物が出てきたということ、今日持って来よう言うてたわ、実際。いやもう、今日ちょっともうええわ、って言うたんや。そんなんもう、ちょっと見たくもないわって、もうやめてや〜って、え〜?そんなん、もうどういう意図があって、そんなん今頃出してくんねんっていうような感じでおったから。酒井さん(弁護士)にはそれは言うてないねん、まだ。

諄子:言うてもしゃ〜ないやん。お金ばっかりで。

籠池:言うてない、言うてない、言うてない。だから、そういうものもあって、だから僕はそういうものが出てきたら「え〜っ!」って、普通だったらそんなん訴訟ごとなるでしょうがいな、実際。もうやってしまってて、色々なこともやっててね。そんなん、出来んようになるやないの。(聴取不能)みたいになったら嫌や。(聴取不能)みたいになったら。

諄子:すごい損害やわ〜、もうこっちは〜。それに有益費の1億3000万円を払えって〜?ええかげんにしてよ、もう〜。

籠池:だから、そういう、そういう、うん、そう。

諄子:自分たちの立て替え金や〜ん。な〜んで私たちばっかり、そんなんいじめるの〜。

籠池:あまり大きな声で言われへんねん。大きな声で言われへん、こんなこと。

諄子:こんなことする〜?普通〜。仕打ちやわ〜、これホンマに許されへんわ〜。

籠池:今、工事がどんどん進んでいってるけど、まぁ、建設業者は知っとるわねぇ?

池田:今日の話しはお伺いしますけれども、あの、この1億3000、有益費云々の話に対して、ご理解頂かないのであれば、ここはこれは一旦持ち帰ってやりますけれども、あの、おそらくは昨日の(聴取不能)、もう出来ないです。

諄子:いやっ、ご理解せい言うことでしたら、おかしいやん。

池田:そこは、国として、これはあの、我々もお話できることは僕します。だけど、これは国が経費を投じて、まぁ、やり方もありますけれども、

諄子:国が、そんなん綺麗ごと言うたってもう、綺麗ごと、綺麗ごと。

池田:いわゆる、理事長がおっしゃるゼロに近い金額まで、私は出来るだけあの、評価を努力するという作業を今やってます。

籠池:やってない…。

池田:だけど、その1億3000を下回るような金額じゃないです。これはもう、

諄子:だから、ならなかったら、ほんなダイオキシン出てきたらどうしたらいいの?

池田:そ、それは(聴取不能)…、

諄子:ダイオキシンの問題とは別やん!

池田:そこまでのラインというのは、もう我々は、

諄子:分かった、ほんならもう帰って。のいて、もう。

池田:やるところまで、やって、

諄子:それでそれで、1億3000万、それ有益費要る言うんやったら、もう話しにならへんもん。帰って!もう工事ストップした方がええわ、私。いや、もう嫌や、もう。学校やめる!もう、ええって、そんなん。そんな風評で、嫌や。ダイオキシンが3倍もするようなそんな汚い土地、それにあの、あの〜、あそこ、八木庭園さんも言うてはったやん、「悪い土地や。」って。「それ、素人が見ても分かりますか?」言うたら、「分かる」って。そんな土地を自分ら何も言わんと売りつけて!売りつけてって言うたらええけど、要らん!そんなとこで学校すんの、いや私、自身がいや!あんたら、もう徹底的に戦うわ。明日、本当もう、これもう、絶対おかしいもん!ホンマ、損害大きいよ、私ら〜、ホンマに〜。これ、何年経ってんねん、ホンマに〜。ホンマに…。(つぶやくように)いやホンマに、おかしい、おかしいわ…。そうやって、そうやって跳ね除けるんやったら話し合いにならへん。

籠池:だから、早めに決着はつけたいと思ってんのよ、僕も。ね?

諄子:もう無理や。ムリムリムリ。

籠池:だからね、あのね、そちらのね〜、そちらの考え方もそりゃ一つあるんや思うけど、そこはやっぱりちょっと、もうちょっとその、なにか考えて対応してもらわれへんかねぇ?この分の事柄で、これこれこの分の事柄で、これこれで、こないなりますと、いうふうなこと。ほぅ、びっちりなんやあの〜、立て替え払いしてたもんがそのまま、それですわと、

※24:36:06・・・音源(前編)ここまで。
※00:00:00・・・音源(後編)ここから。

籠池:じゃ、もう、そのままそれですわと。

池田:あの、その金額ではないですよ。もう少し、あの、金額は出ます。その金額以下の評価にはならないです。

籠池:出る、というのはどういうこと?

池田:ですから、あの〜、

諄子:もういいって、池田さん。もういい、もう。話しても仕方がない。どうせそういうことやろなと思ったわ。

池田:できるだけゼロに近いというお話もあって、私はそれに近いようなところまであの〜、控除できる(聴取不能)…

諄子:ああ、そうか!あんたらはそうやって、上手いように自分のええように絵を描いて、私らに1億3000万を押し付けようとしてるんやな。

池田:いや、確実に色んな情報を提供しながら、評価をしてもらってるところです。

籠池:うん、じゃ、じゃ、出るというのはどういうこと?出る、出るというのは。

諄子:でも、評価する前になんでそんなこと言う?

籠池:出る、違う…、

池田:まだ評価出てないです。

籠池:出るということはどういう、どっちやの?高くなるということ?

池田:高くなります。
諄子:いや、ひどい。

籠池:それはちょっと、なんか、

諄子:もう、園長、もうこれ小学校やめよう。

籠池:酒井さん(弁護士)からも聞いてないなぁ、そういうことは。

諄子:やめよう、ホントに。もうやめよう!ホントに。もうやめよう、いいわ、もう…。もう無理…、ポスターとか色々作ったけど、無理。もういいやん、帰って。もう帰って、もう。帰って!もう。さいなら!

池田:(小声で)帰りますか?

諄子:はい。帰って…。総務省、電話して!酷すぎるわ、ホンマに。酷すぎる。帰って、もう、いいから、もう。話し聞きとうないし、会いたくもない、あんたらとは。ハァ…、悪人め。ここまでずらして、ここまでずらして…。酷いやつやなぁ〜。

籠池:うん。

諄子:園長、ホンマにこれ、もう無理やって。無理やで?ホンマに。こんな姿勢や、無理やん。

籠池:うん…。

諄子:園長、もうホントこれ、別の考えしないかん。

籠池:ハァ…、(つぶやくように)分かった…ハァ…。

諄子:酒井さんが無理やったら、どっか他の弁護士あたろう。もういい。もういいわ、ハァ…。もう帰って下さい、もういい。もう約束ばっかり破られて。もういいです、帰って、もう。もうあんまりあんたらと会いたくないわ、しんどい、しんどいわ…。ハァ…。

池田:あの、そこの金額の話しはもちろんあるんですけれども、お預かりしている保証金というのがあります。これが、2730万あります。

諄子:(声を荒げて)そんなん返ってくるの当たり前やんか!

池田:これをお返しします…。

諄子:あたりまえやんか。

池田:で、あの、現在、月額の使用料っていうのが227万5千円、月額で頂いております。で、すいません、本当に鑑定士から最終的な鑑定報告をもらってないので、あの〜、数字は出来てないんですけれども、ええっと…、延納の手続きをとった時に、何割か、

三好:ん、えーと2割以上。

池田:2割以上。

三好:2割以上を納めて頂いて、後は分割払いという、以前ご説明した方法というのがあの、国有地の分割払いで買うみたいな方法ですね。以前ちょっと、そんな話しもしたことがあったと思うんですけど。最初に2割ぐらいを入れて、あとMAX10年で後の8割を返すみたいな。まぁ、ざっくり大雑把に言うとそんなやり方もあると…。

籠池:うん…。

三好:ええ、ということで。

諄子:そんなこと考えてないって。もうこちらの方の、費用かかった分返して、本当に。それと募集にかかった分の費用、全部返して。

池田:いえ、それ、

諄子:建築屋さんにも保証しなあかんし、全部返して!それはしてもらえるやろ、法的にやったら。小学校のことを、やめるって言ってんねん、私らは。そこまで考えているから。そんな話しされるって今、それおかしいんと違う?人がそうやって言ってるとこ、逆撫でて。どこまで悪人ぶるねん。そこまで考えなあかんやんか?そんなダイオキシン出たようなとこ、汚くて出来ひん。すごいズルイ、すっごいズルイ。ズルイなぁ〜ホンマに。

籠池:10年の〜、分割払いをすると。う〜ん、分割払いをしたら、それはしかし、そんなことをしたら、

諄子:酷い、ホンマに酷いわ〜、(泣き崩れるように)もうこんなことばっかりして〜、(号泣しながら)う〜、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ。う〜、うっ、うっ、うっ、うっ、うっ、う〜、う〜。

池田:(気を遣いながら)もう、もうちょっとお話していいですか?

諄子:いいって!(激怒しながら)もう聞きたくないから、もうっ!帰って!もうっ!帰ってもう!ホントに、もう!あんたらのために、ホンマにもう損害賠償や、こんなもん、もうええって、もう帰って、もう!もう、身体もメタメタやもん、もうホンマに酷すぎるわ、もう〜。こんだけ、もう〜。(引き続き号泣)うっ、うっ、帰って、ホンマに帰って、うっ、うっ、もういや…。うっ、うっ、うっ、うっ…、こんなこと…。

籠池:それは、10年で分割します言うことやね?

諄子:うっ、うっ、うっ…。(嗚咽)

池田:あの、そこは、シュミレーションです。で、それでやった時に、結構、劇的に月額の負担料は安くなる。

諄子:うるさい!うっ、うっ…、うるさい!

三好:ていうか、年間2700万円以上で頂いてて、なおかつ払い続けてもそれを全部を(聴取不能)ですけど、

諄子:要らん!もう、要らん!

三好:まぁ返納でやると、トータル的には残り8割を10年で割って返したら、まぁ、その段階でもう全て土地代も全て終わりますから、まぁご負担も減って、今の(聴取不能)は減るとは聞いています。

諄子:うるさい!何が減るって…。

三好:そこはあの、

諄子:(声を荒げて)よくそんなこと言えんなぁ、あんた、園長に対して。よくそんなこと言えんなぁ!あんたらはどこまで根性悪いねん。そうやってブーメラン効果で自分で返ってくるわ、自分のところに。ハァ…、園長お願いします、もう、この小学校やめて下さい、お願いします。こんな悪党らに無茶苦茶されて。いや〜、こんなあんたらはホンマに悪党やわ〜。

籠池:その間はどこの土地なの?

三好:それはあの、担保。銀行と一緒で、抵当権を国の方が付けてという形になって、もう全部、元の方へ全部積み上がります。

籠池:抵当権を付けるか…。

三好:はい。だからもう、あの、全部、あの〜、契約は成立して、名義も森友学園さんの名義に変わっていくと。その代わり、担保の第一順位に国があの、残りの9年間、全額残りの分を頂くまで抵当権が付く、と。で、全部を10年間で全部返して頂いたら、抵当は外すと。そんな流れになります。

諄子:(吐き捨てるように)よく言うわ…!まだこれで「借金せえ」って言うんか、あんたら。よく言うなぁ…、(激怒して)よく言うねっ!

池田:あの、本当に、あの…、

諄子:もう、帰って。もういいって!これ以上、もうしんどいから。頭、変になるから、もう、しんどい。帰って。もうあんたらの顔みたって、やっぱり(聴取不能)の人生こういうことになるねん…。もう帰って、ホンマに。

籠池:あの、池田さんねぇ、

諄子:もうええって、もう。

籠池:あの〜、

諄子:総務省、電話する!

籠池:ダイオキシンの話しをした言うんはね、う〜ん、もう本当に昨日出てきた話しやから、ね?

諄子:すぐ返して、お金。

籠池:我々としてもね、これは大きな問題や思うてるんですよ。それで、早いうちにそのこと、その分を封じ込めるための対応もしとかないかんでしょ?我々の方でも、ね?で、だからその分に対しての、そのやっぱり、相当なる対価いうんはね、ね、考えておいて欲しいな思ってるわけ。あなたが言ってたんは、そのダイオキシンが出る前の話しや。今言うてんのは、ダイオキシンが出る前の話し、ね?

これから我々がこう、構えてやね、色んなことと相対せないかん時に、その、あなたのとこの方がそういうふうな、あの、約定をまく時にやね、「訴訟についてはもうナシにしましょう」いうんをまくんであればやね、我々も相当の覚悟いるだろって言うてんの。覚悟が入るということは、その辺のところは考えて対応してもらわなあかんのちゃうかって僕は言うてるわけやん。分かるよね、それは金額で、ということになってくんのよ。

池田:はい…。そこは、

諄子:(絞り出すように)酷い人や…。

池田:(すごい小声で)あの土地を評価を別にすると、個人宅用地として30戸ぐらいに…、

諄子:したらいいやん、そしたら、しいな。いや、ほんならしたらいいやん!建ちいや、それ、しいな!

池田:で、

籠池:(つぶやくように)ほんなら、建てれへんて…。

諄子:しいな!

池田:あの、それは、ご、ごめんなさいね、あの、そういうこと言うつもりも、もう言わない方がいいのかもしれないんですけれども。

諄子:30戸分建つんやな〜?一戸建てが30戸分建つんやな。

池田:30戸分ぐらい…。

諄子:そうか!

池田:で、一件あたり、例えば、

諄子:ハァ、はい。

池田:2000万円とか、

諄子:ダイオキシン出た土地でな!

池田:…、若干減額をしたりしながら、

諄子:くそっ〜、くそっ〜、

池田:30戸分の(聴取不能)…、

諄子:(声を荒げて)ようヌケヌケとそんな言うな、どこまで根性腐っとんや!

池田:それが、

諄子:どこまであんたは根性腐っとんや!(一段と声を荒げて)よくこんな無責任なこと言うな!

池田:で、

諄子:(大声で)鬼!

池田:今の土壌を処分する想定の元に減額をして、価格提示をさせて頂きたいということなんです。

※0:11:02〜(誰かに電話をかけた?)

諄子:あのね、今ね、近財来てるんですけどね、あの土地ね、一戸建て30戸分建つんですって。一戸建ての家を30戸分造って分譲できるんですって。それだけの価値があるんですかね?

籠池:あの、池田さんなぁ、僕はな、

諄子:こんなこと言うんです。

籠池:酒井さん(弁護士)にまだ言うてないから、ダイオキシンのことな、ね?それはもう、これすごく重要な問題やと思うのよ、実際。

諄子:はい。

籠池:だから、早く、僕の頼んだ、その一戸なんぼで30戸建つとかそういう、それはまた、

諄子:それだったらもうちょっと早くにすればいいやん!一戸建てが30戸建つんやったらもうちょっと早くすればいいやん!60年間、60年間ほっ散らかしに、

身内男性?:今、切れた?(※電話のこと?)

諄子:私が切った。60年間ほっ散らかしにしてんのやったら、それ、できたやんか?やったらええやん!なんで60年間、ほんならほっ散らかしにしたんな?その悪い土地をそのまま放ってたの誰やねんな、国やんか!それを黙って…、蓋開けたら無茶苦茶ものでも黙って。そんなんで問題ちゃう、今問題になってる。(※しばし沈黙)酷いな…、これ。酷すぎるわ。

籠池:じゃぁその、何、何、なんかの形で、その分の分まであの〜、やっぱり、もっと引いといてもらわなあかんと思うわ、実際。その住宅がなんぼぐらい建つというのが問題じゃないんや思う。

諄子:(声を荒げて)なんでそんなことが言えんの?なんでそんなことが言えんの?

籠池:30戸建つとか、30戸建つとかそういう問題じゃないよ。

諄子:(一段と興奮して)なんでそんなこと言えんの?なに?その鑑定士。誰?それ〜。

籠池:それじゃ、池田さんね、

諄子:それやったら、それで売ったら、やったらいいやん!30戸で。

籠池:(聴取不能)、もうブスブスの近いって、ね?

諄子:よくそんなんもう〜、

籠池:うちらももう、それは杭打ちをせんと(聴取不能)、ね?

諄子:あんた、ちょっとどっかおかしいちゃう?心が…、腐って、腐ってるんよ。

籠池:本来、土地言うんは綺麗なままで渡してもらわないかんわけやねんから、

諄子:そうや。

籠池:前から言ってるやないの、そんなん。悪い、悪いところにまた悪いところが出て、僕はなにも喜んでるんやないの。大変やなぁ思うてるわけ。いつ露見したら、いつ露見するか分からへんな思ってるぐらいのもんやから。その辺を、もう少しうまーくバリアをね引いてね、対応してもらわんといかんのちゃうかいう話しやないの、ね?今の話しは池田さんが、僕 **** 《※個人情報につきピー音》※大音量の園内放送で聴取不能 ***** 〜出たとか、出たいう話しの前の話しやんか。今、また新たなるものを今、言うてるわけやないの、僕は。

諄子:なんでそんなこと言えんの?誰がダイオキシンあるとこにそれ30戸、家建てんねん。それやったら、早よ売りやったらええんやんか。

籠池:そういうことやないの、ね?

諄子:いつまでも国有地で握っとったくせに。

籠池:そこを考えて〜な、本当に。今、だから、三好さんが言うてくれたその案というのもね、それ僕の耳の中入れました、ね?

諄子:おかしい!おかしいよ、ホント〜。

**** ※大音量の園内放送。 *****

池田:(小声で)私共の方は6月の頭に、価格を提示させてもらって、

諄子:要らん!

池田:(小声で)そこでご判断を…。

諄子:要らん!要らん!要らん!

籠池:酒井さん(弁護士)にはここ来るって聞いて、言うてんの?

池田:それは言ってます。あの、それは、私は酒井先生も含め、双方向にちゃんと連絡を取っとかないのいかんと思いますので、

諄子:酒井さんから全然、全然こっちへ連絡ないけど〜?

池田:あの、

諄子:自分たちと連絡取ってる分のほな、請求書渡すからほな、払い〜や。払い〜や、闇雲に時間使って、費やしてるところ。払い〜や!(声を荒げて)そんなのも全部こっちやんか!どこまであんたらは、今までスルーで生きてきてんねん。泥被って生きてないからそんなこと言えるんでしょうが。

籠池:ま、そういうことも含めてやね。

諄子:酷いな〜、でも、酒井さんも酷いな〜、あの人!ほんま酷いなぁ〜、あの男。

籠池:ま、酒井さんは良かれと思ってやってくれてんねや思うけどな。

諄子:良かれじゃないわ、あの、ち、お金が。ホンマに…。

籠池:案として出してきてくれたんでしょ?今ね。そういうことで、ね?

池田:その、返納の話しですか?

籠池:うん、そう。

池田:返納の話しは、あの〜、言われて、

籠池:それも言ってた。

池田:期限内の話しもあるんで、そういうことも、あの、考えてはいます。

(※一同、しばし沈黙。)

籠池:まぁ〜、金額をもっと、もっとと言うか安くしてもらわないと、なる話しもならへんからねぇ。

諄子:園長、でも、ダイオキシン出てよ、学校でけへんやん…、でけへんやん。昨日勃発した事件やん。

籠池:そない思うてんの?

諄子:これ私、マスコミに言う!わしも、そうしたら小学校出来なかった理由がつくやん?そうちゃう?もうやめよう?お父さん。なぁ、こんだけ損ばっかり。もうやめよう、本当に…。もう一回振り出しに戻そう、ねぇ。

籠池:ま、池田さん、その辺考えといてえ、ホントに、実際。う〜ん。

池田:我々、僕は、(聴取不能)、

諄子:もういいって!

池田、あの〜、ご提示できる最大限のところまでやるつもりで、

籠池:うん。

池田:この一ヶ月やって来てます。

諄子:(怒って)やってないから言ってんやんか!何がやってくんのよ?何をやってんのよ、自分はやってる、やってる。何がやの?何がやの?やってるつもりっていうところに、

籠池:うん。

池田:だから、今度の(聴取不能)でご提示させて頂きたいけれども、その、どうやったかって中身を申し上げる(聴取不能)、

諄子:無知や、無知やねん、あんたは。何にも分かってないねん、自分を。自分で自分の信用を失っているということも気付いてない。

池田:提示させて頂いた金額で(語気を強めて)ご判断頂くしかないんです!最後は。

諄子:いや、だから、(激怒して)判断しないて言うてるじゃないですか!全部こっちの責任になすりつけるのがあんたらの仕事やけどね。そうですよ!見て、根本(こんぽん)全部。…お金でケリつけようとしてるんや、この人らは。もういい…、もういい…、酷いなぁ〜。

籠池:…ま、とにかく聞きました。分かりました。

池田:はい。…今日はすみません、ありがとうございました。

籠池:いや、分かりましたやない、そのことは了解したいうことじゃなくてね?

池田:もちろんです、私もそういう、理解をしています。

籠池:いや、本当にね〜、あの〜、

諄子:(吐き捨てるように)口だけ言うか。おかしいねん、あんた。神経おかしいねん!人間の心を失っているねん!汚れてんねん!汚れてんねん、心が。もう汚れ切ってるねん!だから、合わへんねん話ししても。

籠池:元々のなんやあの〜、出だしから言うても、しゃあないことやけどね、しゃぁないことやけど、あの〜、

諄子:酷いわ〜。

籠池:土壌のやつの、ことの問題がうまくクリアしてたらなんてことなかったんやなぁ〜。

諄子:酷い話しやな〜、酷い話しやな〜。

籠池:ホンマに〜、あそこやねんて。

諄子:自分ら内緒にして!ボーリングもさせて!

籠池:あそこやねんて〜、んん、んん。うん…、あそこや、あそこなんやて、ホントに…。まぁ、我々もね、やっぱりこうあの〜、やるからには命懸けてやってるもんやから、ね?で、色んな後援者とか支持者の方々の力も頂きながらやってるけど、やっぱり、あの〜、

諄子:園長一人でやってます!園長の力がなかったらでけへんです、そんなもん!支持者や言うたって、金も何も出せへん。園長が出すんです!

籠池:後はやっぱり、何ていうても真心の問題になって来るよね?実際。

諄子:真心はないです、この人たちには。

籠池:あぁ〜、真心が出てくれてるんやなぁ〜いうことになるんや思うわ。

諄子:この人たちはもう、代々亡くなるのです。

籠池:三好さん、そうよ。

諄子:三好さんも、三好さんの子供も池田さんの子供も必ず、あの、あれよ、業を積んでるから、あんたらが。可哀想なもんや、可哀想やと思う。自分たちの子供やん、孫もいる。あんたらのこの誠意というのは、絶対流れるわ!

籠池:まぁ、出来うる限りの最善の(聴取不能)、な?出来うる限りの最善の形やし、

諄子:出来うる限りなんて、この人たちに出来るわけないやん!

籠池:我々もホントに困らん、困らんようにね?…うん。

諄子:出来るわけないやん!ホントに酷い…、ハァ。あれ、もう、うちのお爺ちゃんも公務員やったけどやっぱり孫の代に出たわ。公務員って怖いなぁ?

(※一同、沈黙。)

籠池:まぁ、そういうことで!

池田:はい。…失礼しました。

※近財局一同、退席の準備。

※諄子氏、園職員と業務上の会話。

池田:じゃあ、それでは!

籠池:はいっ。

三好:あ、失礼します!

籠池:はい、どうも。

男性B?:失礼します!























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/548.html

[国際20] 軍に手付けた習近平!独裁体制の強化目指す! 
軍に手付けた習近平!独裁体制の強化目指す!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_347.html
2017/08/31 20:34 半歩前へU


軍に手付けた習近平!独裁体制の強化目指す!


 習近平と安倍晋三は同類項だ、と以前、ブログ「半歩前へU」で書いたことがあるがその思いは今も変わっていない。

 今回、習近平指導部は胡錦濤前国家主席に近い軍首脳を排除した。

 安倍自民党も対抗馬の石破茂元幹事長を党の最高意思決定機関である総務会から排除した。

 独裁の強化を狙う者は考えることが同じだ。

*************

 【北京共同】中国の習近平指導部が10月18日に開幕する第19回共産党大会を前に、軍の最高指導機関、中央軍事委員会副主席(現在2人)を増員する方針を固めたことが分かった。

 一方で副主席昇格が有力視されていた房峰輝前統合参謀部参謀長が30日に規律違反で拘束されたことも分かった。軍に近い筋が31日、共同通信に明らかにした。

 副主席増員によって権限を分散させ、さらに胡錦濤前国家主席に近い幹部の房氏を排除することで、党の「核心」と位置付けられた軍事委主席である習氏の軍権掌握を完全にする狙いがある。  (以上 共同通信)







http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/465.html

[国際20] 国連が全会一致で北朝鮮のミサイル発射を非難! 
国連が全会一致で北朝鮮のミサイル発射を非難!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_348.html
2017/08/31 20:47 半歩前へU


▼国連が全会一致で北朝鮮のミサイル発射を非難!


 北朝鮮のミサイル発射を「安倍が金正恩に1発頼むと電話した」とふざけたことを言ったり、「日本に命中しなかった」と、さも残念そうに言い放つネトサヨたちよ、聞くがいい。 これが世界の常識だ。

 キミたちの“ひねくれた常識”が、世間では通用しないことが分かったのではないか?

 いつまでもバカなことを言っていると、そのうちに誰も遊んでくれなくなるよ。

**************

毎日新聞によると、
 国連安全保障理事会は29日、緊急会合を開き、北朝鮮が北海道上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを「言語道断の行為」と厳しく批判する議長声明を全会一致で採択した。

 これまでの報道声明よりも強い意思表示となる議長声明を即日採択したことで、中国やロシアを含む安保理の総意として北朝鮮への警告を強めた形だ。

 声明は北朝鮮のミサイル発射が度重なる安保理決議に違反し「地域のみならず、すべての国連加盟国に対する脅威だ」と指摘した。

 さらに北朝鮮に対し安保理決議に沿ってミサイル開発を即時停止するとともに、核開発の「検証可能で不可逆的な放棄」を迫った。

 今回の声明には、北朝鮮への圧力強化には慎重な立場のロシアや中国も賛成した。中国の劉結一国連大使は会合で「北朝鮮の安保理決議に反する行為に反対する」と批判。

 7月の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の際に報道声明採択に難色を示していたロシアのネベンジャ国連大使も「北朝鮮の核・ミサイル開発は即座に停止されなければならない」と明言した。

 声明案を提出した米国のヘイリー国連大使は会合で「世界は結束して北朝鮮に対峙(たいじ)している。米国は北朝鮮の無法な振る舞いを許さず、それは世界のほかの国々も一緒だ」と述べ、5日の制裁決議採択に続き、全理事国が一致した採択の意義を強調した。

 日本の別所浩郎国連大使も「向こうみずな行動は受け入れられないとの、強く明確なメッセージだ」と述べた。













http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/466.html

[政治・選挙・NHK231] なぜJアラートを鳴らしたのか 「ミサイル狂騒」7つの疑問(日刊ゲンダイ)
 


なぜJアラートを鳴らしたのか 「ミサイル狂騒」7つの疑問
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212561
2017年8月31日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   訪日したメイ英首相を出迎え(右は北朝鮮ミサイル「火星12」=コリアメディア提供・共同)/(C)AP

 北朝鮮による中距離弾道ミサイル発射から2日経ったが、いまだに日本中は大騒ぎだ。米領グアムへの包囲射撃を予告している金正恩朝鮮労働党委員長は「太平洋上での軍事作戦の第一歩。侵略の前哨基地であるグアム島を牽制する意味深い前奏曲となる」と自画自賛し、「米国とは言葉で相手にせず、行動で見せるべきだ」と発射継続を指示。カリアゲ独裁者の挑発行為は言語道断だが、腕まくりでコトに当たる安倍政権も常軌を逸している。

 29日早朝の発射直後に会見した安倍首相は「わが国に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した」と断定し、「発射直後からミサイルの動きを完全に把握している」と胸を張った。30日、衆参両院で開かれた閉会中審査で小野寺防衛相も「レーダーで落下するまで切れ目なく完全に追尾していた」と言い切っていたが、自衛隊による迎撃措置はなされなかった。

 日本の領土、領海に着弾する可能性がないと判断したからだ。ここで矛盾が生じる。ミサイルの動きを完全に把握し、日本列島に飛来する恐れがないと分かっていたのにJアラート(全国瞬時警報システム)を鳴らしたのはなぜなのか。その対象は北海道、青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、新潟、長野の12道県で、実に広範囲に及んだ。

■辻褄が合わない首相の言動

 軍事評論家の前田哲男氏はこう言う。

「安倍首相や小野寺防衛相の説明によると、発射兆候を探知し、ミサイル進路を分析した結果、日本に落下しないと判断したため、破壊措置を実施しなかったということになります。だとすれば、北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射したというのは事実と異なりますし、Jアラート作動も辻褄が合わない。しかも、北関東や長野県までも対象としたのに、首都圏中枢部の東京、千葉、埼玉、神奈川はキレイに外されている。人口集中地域で朝の通勤ラッシュ時に公共交通機関がストップしたら、不安心理によるパニックは避けられません。疑惑まみれで屋台骨がグラグラの安倍政権は、現実には存在しない危機を煽り立て、目くらましに利用しているのではないか。国民を思考停止させて統制を強め、国民保護法の社会実験を敢行した。それが安倍官邸の狙いだったのではないでしょうか」

 ミサイルが加速中の段階では、正確な着弾地点を割り出せないとか、破片が落下する可能性があったというのであれば、キチンとした説明が必要だ。そうでなければ、国民は納得できない。

  
   トランプ米大統領はハリケーン対応で手一杯(右は金正恩委員長=コリアメディア提供・共同)/(C)AP

ミサイル脅威を誇張、言葉を失うハレンチな二枚舌

 一方、現実にミサイルの標的にされている米国は「北米にとって脅威にならない」(国防総省マニング報道部長)と静観。3万人が避難するハリケーン対応に手いっぱいで、トランプ米大統領が「国際的に受け入れられる最低限の基準に対する侮辱だ」と非難声明を出したのは、発射から半日以上も経ってから。日本の要請で急きょ招集された国連安保理緊急会合は「強く非難する」との議長声明を全会一致で採択し、北朝鮮にミサイル発射の即時停止を求めたが、中ロは対北制裁の強化に難色を示している。米国や安保理の対応を見る限り、騒ぎ立てているのは安倍首相だけではないのか。国際社会の反応と安倍の言動にはかなり温度差がある。

 高千穂大教授の五野井郁夫氏(国際政治学)は言う。

「事態が緊迫していれば、米国は行動を起こしますし、ロシアも動く。実際、イラクやシリアをめぐっては、対立する米ロがそれぞれ介入しています。今回ミサイルが落下した地点は北海道・襟裳岬東方約1180キロの太平洋上。領土から12カイリ(約22.2キロ)の領海、24カイリ(約44.4キロ)の接続水域、ミサイルの残骸を落下させても国際法上問題とされない200カイリ(約370.4キロ)の排他的経済水域(EEZ)のはるか先です。しかも、ミサイルは最高高度550キロで飛行し、高度400キロで飛ぶスペースシャトルや200〜300キロを周回する偵察衛星のさらに上空。本気で日本の領土領空が侵され、国民の生命が脅かされていると考えているのでしょうか。ハレンチなほどの二枚舌には言葉を失います」

■一触即発で世界秩序グラグラ

 国民には警報で死の恐怖を植え付け、「圧力を高める」「国際社会に訴える」と拳を振り上げる。大体、本当に国民の生命が危ういのならば、なぜミサイル発射の夜に安倍は高級フレンチを食えるのか。安倍は午後6時半過ぎに有楽町の有名店「アピシウス」入り。ディナーコースは1万2960円(サ別)から、ドレスコードもうるさいリッチなレストランで、自民党の吉田博美参院幹事長、西田昌司参院国対委員長代行、野上浩太郎官房副長官とテーブルを囲み、のんびり2時間かけて豪華メシに舌鼓。これだけ騒いでおいて、よくも官邸を離れられるものだ。

 政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「前々から予定されていた意味のある会合なのかもしれませんが、安倍首相は〈これまでにない深刻かつ重大な脅威だ〉と強い言葉で国民を恐怖と不安のドン底に突き落とし、安全宣言も何もないまま、本人はのこのこと出かけている。〈何か変じゃない?〉という声が上がるのは当然ですよ」

 安倍は30日深夜、トランプと電話会談で対北圧力をめぐり再協議。「トランプ大統領と完全に一致した」などとイキリ立ち、またぞろ対立を煽っていた。これでは北朝鮮が日本に怒りの矛先を向けるのも無理はない。そもそも、北朝鮮が相手にしているのは米国であって、日本は関係ないはずである。安倍は「わが国に北朝鮮が弾道ミサイルを発射した」とわめいているが、今日の事態を招いたのは安倍外交の致命的失策ではないのか。

「日本は仲介国家として国際社会で一定の役割を果たしてきた。ところが、安倍首相のやることは真逆です。この国を脅威にさらし、国民の生命に危険をもたらしているのは首相にほかなりません。圧力一辺倒で一触即発の事態を招きつつあり、東アジアの国際関係を引っかき回した揚げ句、世界秩序を揺るがしかねません」(五野井郁夫氏=前出)

  
   これで助かるとは思えない(C)共同通信社

軍拡競争の悪循環にハマり巨額防衛費パー

 北朝鮮のミサイル発射を受け、小野寺防衛相は「警戒監視態勢をしっかり強めていく」と、防衛態勢強化の必要性を重ねて訴えた。現在のミサイル迎撃システムは2段構えだ。まず大気圏外を飛行するミサイルを海上自衛隊が保有するイージス艦搭載の海上配備型「SM3」で撃ち落とし、撃ち損ねた場合は、空自の地上配備型「PAC3」で迎え撃つ。

 同時多発的に発射されたミサイルへの対応は難しいとの理由で、小野寺は陸上配備型SM3「イージス・アショア」の導入を急いでいる。米国製の「イージス・アショア」は、1基800億円もする。日本は最低でも2基購入する予定だ。

 しかし、それで本当に北朝鮮のミサイルを防げるのか疑問だらけだ。巨額の税金を投じるミサイル迎撃システムは際限ない金食い虫で、なおかつ、無用の長物になるのではないか。

 武器輸出反対ネットワークの杉原浩司代表はこう言う。

「北朝鮮のミサイルは移動式発射台で、ただでさえ発射位置が掴みづらい状況です。イージス・アショアを導入しても、同時多発ミサイルを全て迎撃することは不可能に近い。いくら最新鋭の軍事設備を導入しても、北朝鮮はその能力を超える兵器を開発するでしょう。最新鋭の兵器もすぐに時代遅れになる。軍拡競争の悪循環にハマり、つぎ込んだ巨額な防衛費が無駄になるだけです」

■思考停止を招く避難訓練

 全国各地で行われている「ミサイル避難訓練」も不可解だ。ミサイル警報を聞いたら「地面に伏せて頭部を守る」などと呼びかけているが、実際にミサイルが飛んできたら助かるはずがない。各自治体がやっている避難訓練はどういう狙いと効果があるのか。

 政治学者の五十嵐仁氏がこう言う。

「北朝鮮の危機を煽ることで、国内でくすぶるモリカケ疑惑などから国民の目をそらすことが目的でしょう。冷静に考えれば、避難訓練でミサイルから逃れられないことは分かるはずです。しかし、こういったことを続けると、国民は思考停止状態に陥る可能性がある。『政府の言うことを聞かないと危険だ』と刷り込まれてしまうのです」

 結局、北朝鮮の脅威が増すと儲かる連中がいるのではないか。トランプは1月の就任演説で「バイ・アメリカン(米国製品を買おう)」を強調。安倍は呼応するかのように、国会で「米国の装備品はわが国の防衛に不可欠。結果として米国の経済や雇用にも貢献する」と、米国に媚を売るかのような答弁を展開していた。

「脅威が増せば増すほど武器が売れ、懐が潤うのは米国の巨大軍事産業です。イージス・アショアだって、日本は米国から買うわけでしょう。日本には格差や貧困、社会保障などの問題が山積し、いくら財源があっても足りない。なのに米国企業を儲けさせるために巨額な兵器を買うなど、あり得ない話です」(杉原浩司氏=前出)

 北朝鮮をめぐるミサイル狂騒はウサンくささがプンプンする。安倍政権は国民が抱く数々の疑問にまともに答えることができるのか。











  




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/549.html

[政治・選挙・NHK231] こんなコワイ連中が蠢(うごめ)いているネットの世界! 
こんなコワイ連中が蠢(うごめ)いているネットの世界!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_349.html
2017/08/31 21:23 半歩前へU


▼こんなコワイ連中が蠢(うごめ)いているネットの世界!


 北朝鮮のミサイル発射を「安倍が金正恩に1発頼むと電話した」とふざけたことを言ったり、「日本に命中しなかった」と、さも残念そうに言い放つネトサヨたち。

 この人たちは何者なのか?安倍批判にかこつけて金正恩を擁護する。「日本を狙ったものではない」から批判するには当たらないとうそぶく。この感覚が理解できない。

 発射実験と称して他国の領土近くの海にミサイルをぶっ放す行為が正当なのかどうか、と言っているのだ。世界中が止めろと言っている原爆実験を繰り返すのがいいかどうかと聞いているのだ。

 こんなことの良し悪しが分からないふりをしているのがネトサヨどもだ。それどころか、「もっとやれ」と北朝鮮を煽っている。

 こう言う輩がネットに、ウジャウジャ蠢(うごめ)いている。左翼を装ったネトサヨである。

 友人が「彼らは一体、どういう連中なのか」と尋ねてきたが、私にもよく分からない。理解不能な連中だ。言えるのは、この連中がフェイスブックなどのあちこちに、「潜伏している」ということだ。

 安倍政権の打倒を目指していても、彼らは私とは「別の狙い」があるようだ。とにかく、要注意である。見つけ次第、「友達」から削除するしかない。出来れば、自分の方から「立ち去って」もらいたい。

*************

関連原稿はここをクリック

▼国連が全会一致で北朝鮮のミサイル発射を非難!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_348.html

▼志位和夫が北朝鮮ミサイル発射に厳しく抗議!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_320.html

国連が全会一致で北朝鮮のミサイル発射を非難! 
http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/466.html

志位和夫が北朝鮮ミサイル発射に厳しく抗議! 
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/483.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/550.html

[原発・フッ素48] 伊達市A地区の除染の効果は3分の1、計画は半分(めげ猫「タマ」の日記)
伊達市A地区の除染の効果は3分の1、計画は半分
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2266.html
2017/08/30(水) 19:51:18 めげ猫「タマ」の日記


 福島県の地方紙福島民報は福島県伊達市A地区での年間被ばく線量を2012年7月から1年間で1.59ミリシーベルト、2016年7月から1年間で0.57ミリシーベルト報じました(1)。環境省の発表を見ると(2)、伊達市の除染は2012年9月から始まり2013年中にはほぼ終えています。除染等の無く放射線量が半減期でしか下がらないとしたら、2016年1月から1年間の被ばく線量は0.86ミリシーベルトです。当初の計画では「除染」で放射線量は半減するはずでした(3)。だとすると2016年7月からの被ばく線量は0.57でなく0.43ミリシーベルトのはずです。除染の効果は当初計画の「半分」でなく3分の1です。

 福島県伊達市は福島県内陸北部にある市です。福島を代表する農作物であるモモやキュウリの産地です(4)。


 ※1(5)の数値データを元に(6)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(7)による
 図−1 福島県伊達市

 除染は終りましたが(2)、図に示す通り事故から7年目の今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超える(8)地域が広がっています。福島のモモやキュウリは汚染された産地で作られています。

 福島県伊達市では事故後に除染が行われました(2)。同市は市内を汚染の度合いによってA,B,Cの3地区に分け除染を進めました。その中で最も汚染が酷いのがC地区です(9)。同市はC地区では除染によって放射線量が半分以下になると説明していました(3)。


 ※(3)を引用
 図―2 除染で放射線量が半減するとした福島県伊達市資料

以下に福島県伊達市の住宅除染の進行状況を示します。


 ※(2)を集計
 図―3 福島県伊達市の除染の進行状況

 図に示すように2012年9月位から同市の除染が始まり、2013年末にはほぼ完了しています。放射線は半減期で減っていきます(10)。2012年時点の放射線量から半減期で計算される放射線量と実際の放射線量を比較すれば除染の効果を求めることができます。

 1mm四方に1ベクレル(Bq)の放射性物質があるとすると、放射線量は1時間当たりで
 セシウム134 ― 5.4マイクロシーベルト(μSv)
 セシウム137 ― 2.1マイクロシーベルト(μSv)
の放射線量になります(9)。

 以下に以下に2014年7月から翌年18年6月までのセシウム137に対するセシウム134の割合を示します。


 ※(11)を集計
 図−3 セシウム137に対する134の割合

 図に示すように同時期ならセシウム137に対する134の割合は一定です。放射性物質が半分になるまでの時間を「半減期」と呼びますが、セシウム134の半減期は2年でセシウム137は30年です(10)。セシウム134は6年で8分1(12.5%)(0.5(6÷2))まで低下しますが、セシウム137は87%(0.5(6÷30)×100)が残ったままです。

 セシウム134とセシウム137の割合が分かれば、これを元にセシウム134由来と137由来の放射線量を知ることできます。

 セシウム137と134の割合をa:b
 放射線量をR
とすればセシウム137由来の放射線量R137は
 R137=R×(2.1a)÷(2.1a+5.4b)
セシウム134由来の放射線量R134は
 R134=R×(5.4b)÷(2.1a+5.4b)
になります。これに半減期による変化、セシウム134は半減期が2年(10)なので1年で71%(0.51÷2×100)、セシウム137は半減期30年(10)なので1年で97.7%(0.51÷30×100)を乗じれば各年のセシウム134や137由来の放射線量を求める事ができます。以下に伊達市C地区の結果を示します。


 ※1 実績は(1)による。
 ※2 凡例中半減期は2015、16年7月から1年間の被ばく線量を元に過去に遡り放射線量を半減期から計算
 ※3 凡例中2012年基準は2012年7月からの1年間の被ばく線量を元に半減期で計算
 図―4 半減期で計算される被ばく線量と実際の被ばく線量の比較(福島県伊達市C地区)

 図に示すように除染が積極的に行われた2012年から13年にかけては半減期から計算される以上に放射縁量は低下しました。一方で除染がほぼ完了した2013年以降は半減期で計算されてる程度でしか被ばく線量は低下していません。ここから除染の効果を
 現在の被ばく線量÷2012年の放射線量から半減期で計算される被ばく線量
で評価できます。図に示す様に半減期から計算される被ばく線量は年0.86ミリシーベルトで、実際の被ばく線量は0.57ミリシーベルトです。除染で放射線量は66.3%(0.57÷0.86×100)に低下しました。すなわち除染の効果は当初見積もりの半分でなく、おおよそ3分の1の33.7%です。

 図―4に示す様に除染が終った2014年以降は半減期で計算される程度しか下がりません。今、福島に残っている放射線セシウムの大部分はセシウム137です。セシウム137は既に述べた通り毎年2.3%でしか減りません。福島県伊達市はこれからも放射性物質に汚染され続けます。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 福島原発事故後に除染で被ばくが半減するとか(3)、仮置き場は3年で撤去するとかりましたが(12)、結局は遵守できませんでした。福島第一の廃炉まで30〜40年とか(13)、中間貯蔵施設撤去まで30年(14)とかの数字もありますが本当にできるのでしょうか?福島の皆様は不安だと思いまます。

 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(15)。8月は出荷のピークです(16)。福島のピーマンは美味しいそうです(17)。福島県は福島産ピーマンを「安全」だと主張しています(18)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。


 ※(19)を引用
 図―5 福島産ピーマンが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)年間線量0.57ミリシーベルトに低下 市発表 | 県内ニュース | 福島民報
(2)福島県 伊達市|除染実施区域(市町村除染)の概要・進捗|除染情報サイト:福島県・環境省
(3)[PDF]福島県伊達市の除染と3年目の課題
(4)ふくしまイレブンエッセイ - 福島県ホームページ
(5)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(6)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(7)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)放射線教育副読本 放射線を正しく知ろう - 福島県伊達市ホームページ
(10)半減期 - Wikipedia
(11)報道発表資料 |厚生労働省
(12)「仮置き場契約」期間延長要請へ 迫られる地権者との協議(福島民友ニュース)
(13)原発廃炉、30年の難路 稼働40年超4原発5基 時間かけ被曝リスク抑制/廃棄物、処分場所なく :日本経済新聞
(14)中間貯蔵施設に係わるこれまでの動き|中間貯蔵施設情報サイト:環境省
(15)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(16)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(17)福島県JAたむらの野菜!|小松菜農家 hideのブログ
(18)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]」
(19)イオン福島店




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/610.html

[政治・選挙・NHK231] ヒトラーから離れられない麻生/政界地獄耳(日刊スポーツ)
ヒトラーから離れられない麻生/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880450.html
2017年8月31日9時52分 日刊スポーツ


 ★副総理兼財務相・麻生太郎のヒトラー失言は即座に撤回されたものの、この元首相は、その失言の多さで失脚したも同然。自民党を下野させたにもかかわらず、学習しない。現在は副総理としての資質が、再度問われることになった。

 ★思えば首相在任中は漢字が読めないとか、失言のオンパレードで、時の官房長官・河村建夫が連日、麻生の失言の言い訳やフォロー、経緯の説明、解説に明け暮れた。前後を省いたり、政治家としてさまざまな立場の人たちを見渡して話すことができず、重大な資質が欠落していると言わざるを得ない。

 ★いちいち挙げたら切りがないが、麻生のヒトラー賛美は今に始まったことではない。例題にナチスやヒトラーをすぐ出す麻生は、絶えずそこに思いがあるからだろう。ヒトラー礼賛が念頭にない限り、その場の例題には出てこない。今回は29日の自民党麻生派の研修会で出た「(政治家は)結果が大事だ。何百万人殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんですよ」の発言だが、思わず出た軽口ととらえることはできない。逆に原稿があるなら、なお問題だ。

 ★13年7月、麻生が副総理兼財務・金融相時代の講演で、憲法改正について触れ「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言。08年8月の党幹事長時代には「審議をしないとどうなるか。ドイツでは昔、ナチスに1度(政権を)やらせてみようという話になった」と、すぐに例題に使おうとする確信犯だ。

 ★30日午前、麻生は「ヒトラーを例示として挙げたことは不適切であり、撤回したい」との文書を発表したが、今後麻生内閣があるとしたら、第三帝国を夢想しているのだろうか。お粗末極まりない。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/551.html

[国際20] トランプ: アフガニスタン・ファースト(マスコミに載らない海外記事)
トランプ: アフガニスタン・ファースト
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/post-ae11.html
2017年8月31日 マスコミに載らない海外記事


Tony Cartalucci
2017年8月27日
New Eastern Outlook


アメリカは一体どれほどの平和をアフガニスタンにもたらせるのだろう?

アメリカ政治支配体制の本当の権力源が一体どこにあるのかを知っている人々にとって、アメリカの16年間にわたるアフガニスタン戦争が途切れなく続くのは何ら驚くべきことではない。

ドナルド・トランプ大統領が複数の海外での戦争や紛争から撤退し、“アメリカ・ファースト”にするという国民の希望を代表していると信じていた有権者にとって、そういうことが起きないばかりか、これらの戦争が拡張されるというトランプ大統領の声明は驚きに違いない。

だが、おそらくこれは、誰をワシントン入りさせようと投票しても、方針はどこか他の場所で決定され、押しつけられるのが明白だという、アメリカ国民が学ばねばならない厳しい様々な事実の最初の教訓なのだ。

「Hill」は、“トランプのアフガニスタン演説で5つの考慮すべき点”という記事で、アフガニスタンに関するトランプ大統領の最近の演説について、アメリカが現在8,400人の兵士を派兵しており、更に数千人派兵予定だということなどに触れた。

Hillはこう報じている。


トランプは更に約4,000人の兵士を考えていると言ったが、人数に触れることも、追加アメリカ軍兵士が一体いつまでアフガニスタンに駐留するのかも言わなかった。

“兵士の人数や、将来の軍事活動計画については言わない”とトランプは述べた。“恣意的な予定表ではなく、現地の諸条件が、今後我々の戦略を導く。アメリカの敵が我々の計画を知ってならない. . . いつ攻撃するかは言わないが、我々は攻撃する。”


これはHillがあげている彼の選挙公約と著しく違う。


“その後で、アメリカ兵士を背後から銃撃するようになるアフガニスタン人を、我々は一体なぜ訓練しているのだろう? アフガニスタンは全くの無駄だ。帰国すべき時期だ!”と2012年に彼はツイッターで書いていた。


Hillはこうも書いている。


アメリカ合州国は、現在アフガニスタンに約8,400人の兵士を派兵している。この部隊は、対タリバン戦闘での、アフガニスタン軍を訓練、助言、支援と、アルカイダや「イスラム国」やイラクやシリアの(ISIS)のような集団に対する対テロ任務を行うという二重の任務を行っている。


そして実際、それこそまさに、ジョージ・ブッシュ、バラク・オバマから、そして今やトランプという代々の大統領に至るまでの政策立案者や政治家や軍幹部が、15年以上も前に、アフガニスタン紛争について言ってきたことだ。

トランプ大統領は、目標は、もはや特定な時間枠内での撤退ではなく、現地の諸条件によって決定されると主張するはずだ。


“我々の新戦略の主柱は、時間を基準としたやり方から、諸条件を基にするものに移行することだ。軍事的選択肢を開始したり、終了したりする日時を事前に発表するのは、アメリカ合州国にとって、実に逆効果だと私は再三言って来た。”


アメリカ自身に“習う形で”各国の“国造り”をしているわけではない、というアメリカの主張にもかかわらず、この“諸条件”は、アメリカが支援するカーブル傀儡政権が“自らの将来に責任を持つ”よう要求しているのは明らかだ。この諸条件は、文字通りに受け取ったとしても矛盾しており、トランプ大統領の前任者、オバマ大統領が約束し、破ったものの繰り返しだ。

パキスタンとの更なる戦争をもてあそぶ

トランプ大統領も、彼の前のブッシュやオバマ大統領同様、アフガニスタンにおけるアメリカの軍事的存在をパキスタンが傷つけていると非難して、隣国パキスタンを威嚇している。トランプ大統領は、結局こう警告している。


“我々はパキスタンにもう何十億ドルも支払ってきたのに、我々が戦っているテロリストを匿っている。しかし、これも変わらざるをえず、すぐに変わるだろう”とトランプは明言した。

“パキスタンは、文明や秩序や平和への献身を実証すべき時だ。”


現実には、アメリカは、決してテロと戦うために、アフガニスタンを侵略したり、今も居座り続けたりしているわけではない。アメリカが戦っていることになっている組織は、アフガニスタンが資金提供したり、命令したりしているわけではなく、連中はサウジアラビアやカタールを含む、アメリカ合州国の最も親密で古くからの中東同盟国に資金提供され、命令されているのだ。

そうではなく、アメリカは大英帝国が何回も侵略し、占領したのと同じ理由で、中央アジアと南アジアを巡る覇権拡張を目指して、アフガニスタンを占領しているのだ。

アフガニスタンは好都合なことに、イラン、パキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン、タジキスタンや中国とさえ国境を接している。恒久的なアメリカ軍アフガニスタン駐留と、カーブル政権支配は、アメリカにとって、軍事作戦を含む、あらゆる方向の直接、間接の地政学的影響力の跳躍台になるのだ。この戦略的な足掛かりを、こうしたやり方で利用することは、ずっと昔に始まっていたことは、証拠が示している。

アメリカは、両国に対し、ずっと前から立案された計画で、何十年間もイランとパキスタンに圧力を加えようとして来た。

パキスタンに関しては、2001年のアフガニスタン侵略までは、イスラマバードを脅すという点で、アメリカにはほとんど選択肢が無かった。今やアメリカ軍はパキスタン国境にいて、特殊作戦や無人機が始終パキスタン国境内で任務を遂行している状態で、イスラマバードを脅し、影響力を与えるワシントンの能力は劇的に増大した。

どのような理由であれ、万一トランプ大統領が、パキスタンに対する直接軍事行動を発表するようなことになれば、アメリカは既に好都合にも、そこから攻撃をしかける複数の軍事基地を国境に有しており - 基地インフラは16年の間に進化し、無視できない。万一、アメリカが現在パキスタン国内で支援している分離独立運動への秘密の支援を拡大すると決定した場合、アフガニスタンから、それを好都合に行うことが可能だ。

標的は中国

一見明白には見えないかも知れないが、アフガニスタンからパキスタンに影響を及ぼすというワシントンの能力は、中国とその地域的権益にとっても直接の脅威となっている。

中国の新たな一帯一路構想は、隣国パキスタンての港湾、鉄道や道路、パイプライン、発電、その他の包括的インフラを含んでいる。

パキスタン、西バロチスタン州のグアダル港は、地域を丸ごと切り取り、パキスタンの支配から 独立した国家を樹立するという、アメリカが支援するテロリストや反政府集団による取り組みのど真ん中に位置している。

政治的にも、戦闘の上でも、バロチスタンにおける運動、独立運動、政治的組織化、抗議行動や反政府マスコミは、それを助成する全米民主主義基金プログラムを含め、莫大なアメリカの支援を享受している。

アメリカ政策論文の中で、政策立案者たちは、戦略的に、この動きがいかに、パキスタンと中国両国の勃興を損なうことになるかということに気付いて、バロチスタンにおける反イスラマバード武装レジスタンスをあけすけに組織し、しかける共謀をしている。

“パキスタン: バルチ民族主義の復活” (PDF)と題するカーネギー国際平和基金が2012年に発表された論文は、はっきりこう述べている(強調は追加)。


もしバロチスタンが独立するようなことになった場合、パキスタンは、バングラデシュ分離以来34年後の、新たな分割に耐えることが出来るのだろうか、そして地域の安定性に対する影響は一体どうなのだろう? パキスタンは天然資源の大半を失うこととなり、エネルギー供給でより中東に依存することとなろう。バロチスタンの資源は、現在十分活用されておらず、非バルチ諸州、特にパンジャブの利益にしかなっていないとは言え、これらの資源が独立したバロチスタンの発展に貢献するのは確実だ。

バロチスタンの独立は、グアダル港や他の関連プロジェクトに対するイスラマバードの希望も挫くことになろう。パキスタンが、世界に対し、より魅力的になる可能性は失われてしまうだろう。


グアダル港については、パキスタンの損失となるのみならず、中国の損失にもなり、ユーラシアを巡る地域での卓越を再度回復しようというアメリカの取り組みを強化する。

ところが、アフガニスタンからアメリカ軍が撤退するようなことになれば、こうした計画は、完全に挫折しないにせよ、ひどく損なわれてしまう。かくして、またアフガニスタンでの果てしない戦争から撤退を約束したもう一人のアメリカ大統領が、予想通り撤回し - アルカイダや、いわゆる“「イスラム国」”(ISIS)と、その大本 - サウジアラビア、カタールあるいはワシントンそのもので戦うのではなしに - トランプ大統領は、アフガニスタンで連中と戦うため、アメリカ人に更に血と資産を費やすよう提案したのだ。

トランプ大統領は“国造り”を約束してはいないが、アメリカ自身の姿に作り上げられたカーブル政権の存在と、隣国イランや、パキスタンのバロチスタン地域の政治的安定性を損なうための取り組みの継続を含め、そして究極的に、中国の地域的影響力の増大に対し、アメリカ権益を守ることが、アメリカが撤退する為に合致すべき諸条件であることは明白だ。

トランプ大統領と彼の支持者たちは、自分たちが、地球の裏側地域での影響力と支配を争うゲームをアメリカ特権集団がしている地政学的チェス盤の横に立っていることに気づくこととなる。そのゲームでは、彼らは参加者ではなく、観客に過ぎない。

「Hill」は、トランプ大統領のこういう言葉も引用している。


“私の元々の直感は撤退で、これまでは、私は直感に従うのが好きだったが、大統領執務室で大統領の机を前に座ると、判断は全く違ったものになるという話を私はずっと聞かされてきた。”


確かに、大統領執務室で大統領の机を前に座ると、大統領は、自分が有権者の代弁者ではなく、選挙で選ばれてはいない大企業-ウオール街金融権益の代弁者であることを認識するのだ。ウオール街は、何兆ドルも費やされるそのような活動の後援者なのだから、世界覇権を樹立し、拡大するための長年にわたる取り組みである戦争からの撤退という判断を、ウオール街がすることはあり得ない。

有権者は自分が持っている本当に重要な唯一の“票”は、毎月の給料をもらった後、財布を開け、自分たちの地域社会を強化する地方企業、それとも、自分たちの国、資源、運命を乗っ取った何十億ドルもの巨大多国籍企業、どちらに支払うかを決める時だということを認識すべきなのだ。

Tony Cartalucciは、バンコクに本拠を置く地政学専門家、著者で、これはオンライン誌“New Eastern Outlook”独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2017/08/26/trump-afghanistan-first/
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http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/468.html

[政治・選挙・NHK231] マスゴミと政府が進める「逆3S政策」に騙されるな!(simatyan2のブログ)
マスゴミと政府が進める「逆3S政策」に騙されるな!
https://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12306501747.html
2017-08-31 22:16:43NEW ! simatyan2のブログ


一時期、「3S政策」が問題視される時代がありました。

陰謀論者の頭の中には、その存在を知っている知っていない
に関わらず、「3S政策」の影響が様々な形で根付いています。

「3S政策」とは、

Screen(スクリーン=映画)、
Sport(スポーツ=プロスポーツ)、
Sex(セックス=性産業)

を用いて大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策
だと言われています。

この「3S政策」というのは

『シオン賢者の議定書』(ユダヤプロトコール)という文書
の中に出てくる政策です。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%82%AA%E3%83%B3%E8%B3%A2%E8%80%85%E3%81%AE%E8%AD%B0%E5%AE%9A%E6%9B%B8
https://ja.wikipedia.org/wiki/3S%E6%94%BF%E7%AD%96

「秘密権力の世界征服計画書」とまで言われていましたが、後に
『シオン賢者の議定書』なるものが偽書であると評価を下されて
からは、ひっそりと陰謀論者にだけ語り継がれることになります。

しかし書かれている内容は、偽書であろうとなかろうと関係
なく驚愕せざるを得ないものです。

これほど人間の根源的な趣味思考を分析し、具体的に支配者
の立場で書かれたものはないと思います。

第一の議定書から第24の議定書までに至る、膨大な人身操作術
には目を見張るものがあります。

ほんの一部を抜粋すると、

[第一議定]より

権力は力にあり
 善良な性質の人間より先天的に不良な人間の数のほうが多いので、
学理上の議論によるよりは強制的威嚇を用いたほうがはるかに
政治上好成績をもたらすのである。 

人間はみな権力を求て懸命に努力する。 

だれも可能なら独裁者医者になろうと欲する。 

したがって自己の利益のためには、他人の幸福を犠牲にすること
は辞さないものだ。
 
人間と呼ばれる猛獣を抑制し指導してきたものはなんだろうか。 

社会構成の始まりにおいて人間は粗野で盲目的な力に服したが、
のちには法律に服するようになった。 

しかしこの法律もまた仮面をかぶった力にほかならない。 

 つまり結論は、自然の法則によれば、権力は力にあると言わな
ければならない。 ----

商工業の競争と黄金崇拝
 非ユダヤ人がこのことに気づかないようにするためには、
 彼らの心を商業と工業方面に向けなければならない。 

 このようにすれば、各国の非ユダヤ人たちは、眼中に国家なく
 社会なく、ただ自分の利得のみを追い、利害戦に夢中になって、
 自己の敵に気づかなくなるであろう。

元来、政治問題については、社会一般が知る必要はなく、ただ
指導者のみが知っていればよいのである。 

これが第一の秘訣である。

政権掌握に必要な第二の秘訣は、諸国民の欠点、すなわち風俗、
習慣、欲望、社会生活基準を煩雑にすることによって選択を
困難にさせ、お互いに理解することができないような混沌状態に
おとしいれることである。 -----

飢えが引き起こす貧困と嫉妬と憎悪によって、われわれは群集
を動かし、かれらの手を使ってわれらが行く手を阻む者すべてを
掃討するであろう。

他人よりも優位に立とうとする激烈な闘争と、経済生活に加え
られた打撃とは、薄情冷酷きわまりないな社会を生み出すだろう、

他人よりも優位に立とうとする激烈な闘争と、経済生活に加え
られた打撃とは、薄情冷酷きわまりないな社会を生み出すだろう、
いや、すでに生み出している。

いたる所で腐敗が広まっている社会、富者だけが詐欺同然の
悪賢い奇策に富んだ社会、たるみ切った社会、道徳が進んで守ら
れるのではなく懲罰厳罰によって維持される社会、

信仰心や愛国心が無国境主義的信念に一掃された社会に、
どんな種類の統制支配なら適用できるか?

あとで述べるような専制支配以外に、どんな支配形態ならこの
ような社会にあてはめられるか?

われわれは社会の全勢力をこの手に掌握せんがため強力に集中化
した政府を樹立しようと思う。

われわれは新たな法律によって、国民の政治生活すべてを手加減
することなく律しようと思う。

加えるに、巧妙に仕組まれた学説と詭弁により、社会生活の制約
やその他ありとあらゆる方便により、あるいは、ゴイム(愚民)
にはまるで解らない手段を動員して、群集や個々人を支配する
技術は、他の技術と相並んでわれらが支配の中枢である専門家が
もともと手中にしていたものである。

ほんの一時は、われわれが全世界のゴイム連合にうまくしてやられることもあったやも知れぬが、ゴイムの間には今では決して取り返しの
つかぬほど深く根を張った不一致があるので、われわれ
はついぞ危険にさらされずにいる。

われわれは、ゴイムを宗教的・人種的憎悪によって個人も国民も
対立反目応報を繰り返すように仕組んだ。

重要なことは、われわれの都合からいえば、人民の焔を抑える
ことよりも燃え上らせることである。

さらに重要なことは、他人の考えを根絶するよりは、その考えを
すばやく掴みとり、われわれに都合がよいように翻案することである。

統治に成功するのに必要な第二の秘訣は、次のことにかかっている。

すなわち、広い範囲にわたり国民の欠点、習慣、情欲、市民生活
の状態を増殖させ混沌に陥れ、

その中にあっては自分がどこにいるのか見当がとれない有様に
させると、その結果、人民相互の理解ができなくなる。

これこそ別の意味でわれらにとっては有利なこととなる。

すなわち、諸党派の中に軋轢の種子を蒔き、まだわれわれに従わ
おうとしない集団を撹乱し、どの程度のものであれわれわれの仕事
を妨害するような個人の企てに対して片っ端から気勢をそぐことに
なるのである。

このようなことが延々と書かれてあるのです。

後世に捏造されたとも言われていますが、ロシアの初版本が1903年
ですから、少なくとも今から百十数年前に書かれていたのは間違い
ないのです。

本当にユダヤ人が作り、実行していたのかは定かではありませんが、
この手法が大衆に影響を与え続けているのも事実です。

戦後のアメリカが日本をコントロールするために用いた話は有名で
ご存知の方も多いと思います。

ただ、戦後の混乱期については別の項目で書くつもりなので、ここ
では省いておきます。

しかし現在日本の国内において、ユダヤプロトコールと3S政策を
見事に復活させ、なおかつ「逆3S政策」ともも言うべき進化発展
をさせ成功している、電通と安倍政権だけは省くことが出来ません。

いち早く3Sを現代に蘇らせたのは電通ですが、当初は下のように
戦略十訓に取り入れて商売に活用させています。



今は剥がされ、どこにでもある営業の鬼十則に代わりましたが
僕がいたころはまだありました。

もちろん当時は政治経済を動かし支配しようなどと大それた
ものではないと思ってましたし、実際に大衆に商品と企業を
アピールするかという点に関しての活用をしたものです。

それを小泉純一郎と世耕弘成が日本風にアレンジして取り入れた
のです。

冒頭に書いたように、本来「3S政策」というのは、大衆の関心を
政治に向けさせないようにするためのものだったのを、3Sを使い、
大衆の関心を政治に向けさせたんですね。

もちろん政治そのものに向けられたのでは元も子もなくなるので、
「小泉劇場」という個人の政治家に向けさせたのです。

テレビにいやと言うほど顔出しをさせて演説させたのです。

抵抗勢力を演出し、それは見事に的中しました。

大衆は愚民のまま小泉政治に一歩踏み込んでしまったのです。

その後、ネットの普及により世耕の個人的組織「チーム世耕」が

「自民党ネットサポーターズクラブ」に昇格し、

多くの下請け書き込み業者が参入し、

電通の松崎昭恵を妻に持つ安倍晋三に継承され、

電通の秋元康も加わり、

可能な限り安倍晋三をテレビに出演させ、虚像の「安倍晋三劇場」
を作り上げるのに半ば成功しました。

一度、虚像が出来上がれば、その偶像を崇拝する信者が集まり
ます。

世に言う「オタク」たちです。

「オタク」というのは、ものすごく保守的で閉鎖的なものです。

だからこそ「オタク」どうしで群れるわけですが、叩けると思った
相手には自分たちの力を誇示しないではいられない、という特徴も
持ち合わせているんですね。

これはネットの勢力としては非常に強みがあります。

ある意味、発達障碍者やアスペルガー症候群並みに一つのこと、
例えば、兵器や武器、北朝鮮戦略、対中国韓国論を語らせると
歯止めが利かず、相手の言う事に聞く耳を持たず、そして物凄い
知識力があります。

そうした連中は○対○という戦いが非常に好きです。

マスコミと戦う安倍ちゃん像、
官僚と戦う安倍ちゃん像、
中国韓国と戦う安倍ちゃん像、
果ては中国軍や韓国軍と日本の自衛隊の力比べなど、

これらをマンガ敵に演出するだけで「オタク」が釣れます。

それが集団と化したのが右翼ではない「ネトウヨ」の誕生です。

普通に考えれば、電通の人間を何人も側近に置く安倍晋三が
マスコミと戦ってるわけがないは解るはずです。

ネトウヨの中には「左翼マスコミ」などと口走る者もいますが、
マスコミのスポンサーは大企業ばかりで、その大企業の属す
経団連は安倍晋三を推しているわけで、どこをどう見れば
戦ってるように見えるのか不思議です。

まあそこが愚民たる所以なんでしょうね。

つまり、安倍政権と一口に言っても、私たちが一般市民が今、
対峙している相手は上記のような一大集団だということです。

手強いのは権力があるゆえに、国民を見張り、その動きの先回りを
することが出来るという点にあります。

上記のプロトコールで、

「さらに重要なことは、他人の考えを根絶するよりは、その考え
を、すばやく掴みとりわれわれに都合がよいように翻案すること
である」

との項目を造作もなく政府は出来るのです。

ネットを見張り、ブログを見張り、掲示板を見張り、コメント
を見張っているので、こちらの考えは筒抜けです。

真実に迫った記事や考えを見つけては先回りして、否定すれば
良いだけです。

詐欺師と言うのは常に騙される側の一歩先を行きます。

だから森友でも加計でも先回りされ否定されるのです。

つまり新しい情報を掴んでも、先回りして先の情報を打ち消す証人や
文書を作れば良いのです。

それで内部告発も封印されてしまうのです。

個人では無理ですが、政府なら可能なことです。

それを防ぐ最善の手立ては、やはり国民一人一人がテレビの言う
ことを100%鵜呑みにせず、その時の気分しだいで選挙の投票
をするのを止める以外にはないと思います。




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/553.html

[政治・選挙・NHK231] 森友学園 「ごみ撤去費用は3億円余り過大」独自鑑定 大阪地検特捜部に鑑定結果を提出へ


森友学園 「ごみ撤去費用は3億円余り過大」独自鑑定
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170831/k10011120671000.html
8月31日 15時53分 NHK


学校法人「森友学園」に国有地が鑑定価格から値引きされて売却された問題で、国の担当者らを背任の疑いで告発した弁護士などのグループが専門家に鑑定を依頼したところ、国が値引きの根拠としたごみの撤去費用は3億円以上多すぎるという結果が出たことがわかりました。弁護士らは近く大阪地検特捜部に鑑定結果を提出することにしています。

大阪・豊中市の国有地が鑑定価格から8億円余り値引きされて森友学園に売却された問題では、近畿財務局などの担当者が国に損害を与えた背任の疑いがあるとして弁護士らのグループなどが告発し、大阪地検特捜部が関係者から事情を聴くなど捜査しています。

弁護士らのグループは、国が地中のごみの撤去費用を8億円余りと算出し値引きの根拠にしたことが適切だったかどうかについて、裁判所の要請で不動産鑑定を行った経験のある1級建築士に独自に鑑定を依頼しました。

国が説明している量のごみが埋まっていると仮定し、国の積算基準に基づいて鑑定したところ、撤去費用は4億3000万円余りで、国の算出した額は3億8000万円余り多すぎるという結果が出たとしています。

グループは「撤去費用が恣意的(しいてき)に積算された」として近く特捜部に鑑定結果を提出することにしています。

グループのメンバーの阪口徳雄弁護士は「国の担当者が国に損害を与える意図が明白になった。証拠を押さえるため特捜部は早急に近畿財務局などを捜索すべきだ」と話しています。

一方、撤去費用を算出した国土交通省大阪航空局は「捜査などに関わるのでコメントできない」としています。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/554.html

[戦争b20] 北朝鮮「グアム包囲計画」はまだ生きている(ニューズウィーク)
     中・長距離弾道ミサイルの発射実験を見守る金正恩(詳細不明) KCNA/REUTERS


北朝鮮「グアム包囲計画」はまだ生きている
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/08/post-8350.php
2017年8月31日(木)16時00分 ソフィア・ロット・ペルシオ ニューズウィーク


<北海道上空を飛ばしたのは序の口。アメリカの出方次第では「侵略の前哨基地」であるグアム周辺に4発の弾道ミサイルを同時発射する、と金正恩は言う>

北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は8月29日早朝、日本上空を通過する中距離弾道ミサイル「火星12」の発射訓練を視察し、太平洋上での軍事衝突の可能性を視野に入れて引き続きミサイル発射実験を断行するよう指示した。

北朝鮮の国営メディアによると、金正恩は29日未明、首都・平壌近郊の順安市にある平壌国際空港を訪れ、訓練の模様を注意深く見守った。発表された写真では、デスクに向かう金の前にミサイルの軌道を示す地図が広げられ、一方にはガラスの灰皿、もう一方には双眼鏡が置かれて、金をはじめ、その場にいる軍高官ら全員が満面の笑みを浮かべている。

今回の訓練を通じて朝鮮人民軍(KPA)は「実戦でのロケット運用に向け良い経験を積めた」と、金は賞賛。これは太平洋上での軍事作戦に向けた第1歩であり、2カ所の米軍基地がある、北朝鮮から3400キロ離れたグアムを牽制する効果があったと述べた。

【参考記事】日本、北朝鮮に打つ手なし?

■グアムは侵略の前哨基地

金は「今回実施された実戦型の弾道ロケット発射訓練は太平洋上でのKPAの軍事作戦の第1歩であり、侵略の前哨基地であるグアムを封じ込めるための有意義な序章だ」と述べ、「太平洋を将来的なターゲットとして、さらに弾道ロケットの発射訓練を重ねる必要がある」と強調したと、国営の朝鮮中央通信(KCNA)は伝えた。

北朝鮮はグアムを標的にするという威嚇がただのハッタリではないことを示すために、今回の実験で攻撃能力をアピールしたと、韓国の情報機関はみている。

金は今月中旬にKPA戦略司令部を視察。「火星12」4基が日本の島根、広島、高知県の上空を飛び、グアム沖に着弾する「グアム包囲計画」の説明を受けた。今回の実験では、この想定とは異なり、ミサイルは北海道上空を通過。推定の飛行距離は2700キロ、最大高度550キロで、3つに分離して太平洋上に落下したとみられる。

グアム包囲計画の実施については、金は先に「愚かなアメリカの行動をもう少し見守る」と語っており、今回のミサイル発射後も10日間にわたる米韓合同演習を非難しながらも、同様の見解を繰り返した。

【参考記事】北の譲歩は中国の中朝軍事同盟に関する威嚇が原因

KCNAの報道によれば、金は「アメリカ相手には、対話ではなく行動で示す必要があるという教訓を改めて得た」と強い調子で語る一方で、「既に宣言したように引き続きアメリカの態度を見守り、アメリカに対する今後の行動を決定する」として、模様眺めの姿勢も見せた。

29日の実験は北朝鮮が今年に入って実施した13回目のミサイル発射で、北朝鮮のミサイルが日本上空を飛んだのはこれで5回目だ。

日本の安倍晋三首相は、地域の安全に対する「これまでにない深刻かつ重大な脅威」だと非難。ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスが発表した声明で、北朝鮮に対し「あらゆる選択肢がテーブルの上にある」と改めて警告した。

【参考記事】北朝鮮を止めるには、制裁以外の新たなアプローチが必要だ

国連安全保障理事会は30日朝、緊急会合を開き、日本上空を通過するミサイル発射を「言語道断の行為」と非難する議長声明を全会一致で採択した。だが、新たな制裁決議については話し合われなかった。



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/857.html

[アジア23] 韓国は北朝鮮の眼中になし?「徹底無視されている」と韓国メディアが報道=「日本は笑っているだろう」―韓国ネット
31日、韓国・朝鮮日報は、北朝鮮が30日に国営メディアで金正恩朝鮮労働党委員長が中距離弾道ミサイルの発射に立ち会う様子を公開したことを取り上げ、「日本に対しては脅威の信号を送ったが、韓国に対しては何の言及もなかった」と報じた。資料写真。


韓国は北朝鮮の眼中になし?「徹底無視されている」と韓国メディアが報道=「日本は笑っているだろう」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/b189173-s0-c10.html
2017年8月31日(木) 17時30分


2017年8月31日、韓国・朝鮮日報は、北朝鮮が30日に国営メディアで金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12型」の発射に立ち会う様子を公開したことを取り上げ、「米国には警告と交渉のサインを、日本に対しては脅威の信号を送ったが、韓国に対しては何の言及もなかった」と報じた。

29日、平壌(ピョンヤン)郊外の順安(スナン)空港でのミサイル発射に立ち会った金委員長は、「太平洋上での軍事作戦の第一歩であり、侵略の前哨基地であるグアムをけん制するための意味深い前奏曲だ。今後、太平洋を目標に発射訓練を多く実施すべきだ」と述べた。

また、「今日、戦略軍が行った訓練は、米国とその手下たちが繰り広げた『乙支(ウルチ)フリーダムガーディアン』合同軍事演習に対する断固たる対応措置の序幕にすぎない。われわれは米国の言動を引き続き注視し、それに応じ今後の行動を決める」と、米国に向けての発言を続けた。

さらに、日本をめぐっては「107年前の韓日併合という恥辱の条約が公布された血の8月29日に、残虐な日本が気絶するほど驚く大胆な作戦を繰り広げた。予定された飛行軌道に沿って、北海道の渡島半島、襟裳岬の上空を横切って通過し、北太平洋海上に設定された目標水域を命中打撃した」と述べた。

一方、金委員長は、韓国については全く取り上げなかった。北朝鮮は最近、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「朝鮮半島問題では韓国が車の運転席に座る」と述べたことについても、「分不相応なたわ言」と一蹴するなど、核・ミサイル問題に関連して韓国を徹底的に無視する姿勢を貫いている。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「文在寅は本当に情けない。圧力を上げたら、北朝鮮が対話の場で出てくるという妄想をまだ持っている」「文在寅はコリアパッシングされてもまだ北と対話しようとしている」「これが現政府の情けない北朝鮮対策の答え」など、現政権に対する批判の声が多く寄せられた。

また、「日本は笑っているだろうな」「うん、眼中にないんだろう」「そうくると思っていた。北朝鮮は期待を裏切らない」とするコメントもあった。(翻訳・編集/三田)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/201.html

[経世済民123] 日本はもう観光客を歓迎しない?問題は「外国人客が多すぎる」のではなく…―香港メディア
29日、香港メディア・香港01は、外国人観光客が急増した日本の一部地域で観光客を追い出すような状況が発生しているとし、その背景を分析したコラム記事を掲載した。写真は京都。


日本はもう観光客を歓迎しない?問題は「外国人客が多すぎる」のではなく…―香港メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189045-s0-c30.html
2017年8月31日(木) 19時10分


2017年8月29日、香港メディア・香港01は、外国人観光客が急増した日本の一部地域で観光客を追い出すような状況が発生しているとし、その背景を分析したコラム記事を掲載した。

記事は「香港人にとって日本は魅力的な場所である。しかし、非常に多くの人が日本を訪れるようになったことで負荷が増大し、観光客を失望させるような状況が一部地域で起きている」と指摘。特に京都はその傾向が著しいとし、京都市内の路線バスの一日券の値上げや、宿泊税徴収といった情報が出ていることに言及した。また、記者が今年初めに京都でバスに乗ったところ、老婦人から「最近は観光客が多くてバスに乗るのも大変」と嘆かれたという。

昨年、2400万人余りの観光客が日本を訪れたが、香港を訪れた観光客は5000万人以上だった。記事は、問題の原因が日本を訪れる観光客が多すぎる点にあるのではなく、「観光客が東京圏、関西圏といった大都市圏に集中しすぎている点」にあると指摘する。そして、「年間4000万人の訪日観光客を目指す日本政府と、それを受け入れる各地方の足並みがそろっていない。特に歴史的な街並みが特徴の京都は、急速な観光業の発展に合わせることが難しい」と指摘している。

記事は、問題解決には数カ所に集中しすぎている観光客をほかの観光地に分散させる必要があると主張。大都市圏における観光客の「追い出し」を回避し、地方の閑散とした観光地を潤わせることもできるとした。その例として、中華圏の観光客の呼び込みを狙った中部地域の「昇龍道」プロジェクトによって観光客が増加した岐阜県の白川郷を挙げている。

記事は「この問題で香港人の日本観光熱は冷めることはないだろう。日本旅行が好きで、人混みを好まないなら、都市部ではなく他の地域に行けばいい。東北や四国など、積極的にPRしている地域はたくさんある。出発前に少し調べれば、旅行の達人でなくてもおもしろそうな観光地を発掘することができる」と紹介している。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/439.html

[経世済民123] 日本企業は中国企業に追い抜かれるが、日本はこれを認識していない―中国メディア
中国社会科学院が主催し、同院日本研究所が実施した「中日国交正常化45周年記念国際学術シンポジウム」の総会が、27日に同院学術報告庁で行われた。


日本企業は中国企業に追い抜かれるが、日本はこれを認識していない―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b188906-s10-c20.html
2017年8月31日(木) 21時50分


中国社会科学院が主催し、同院日本研究所が実施した「中日国交正常化45周年記念国際学術シンポジウム」の総会が、27日に同院学術報告庁で行われた。人民網が伝えた。

日本の丸紅の中国法人・丸紅(中国)有限公司の鈴木貴元・経済調査チーム総監は、「まず、現在の日中協力は以前に比べて、大きく変わった。日中の直接投資の動きをみると、日本は以前は主に製造業分野の対中投資を行っていたが現在は新たな対中投資ブームが起きている。一体何が投資の伸びをもたらすのだろうか。まず自動車が挙げられ、他に情報技術(IT)やビッグデータなど一連の新興産業へのベンチャー投資が挙げられる。第3次科学技術革命が起きると、世界で投資ブームが巻き起こったが、日本企業はこれにしっかり参加しているとは言えない。日本はこれまで飲食関連の投資が多く、IT方面への投資はそれほど多くない」と述べた。

また鈴木総監は、「ここ数年、中国の多くの企業が発展して規模を拡大する様子をみてきた。すでに日本企業に並び立つとともに、毎年30%を超える増加率を達成し、収益も数倍増加した。中国企業の伸びはますます加速し、日本企業はいずれ中国企業に追い抜かれる見込みだが、日本企業はこのことをしっかり認識していない。グローバル経済の発展情勢において、企業の立場に立てば、日本企業はライバルの中国企業に追い抜かれる可能性があり、第3次産業ではこうした状況がすでにみられる。現在、中国政府は『メイド・イン・チャイナ2025』を打ち出し、これには『インターネットプラス』などの概念が含まれ、製造業においてより多くのソフトウェア要素を導入していくとみられ、米国のシリコンバレーの資本も中国に絶えず流入している。日本は発展の『バス』に乗り遅れており、この方面での投資を推進する必要がある。これと同時に、日中企業は人工知能(AI)などのハイテク分野でお互いに優位性を発揮する必要がある。日本企業には管理、コスト削減をめぐって豊富な経験があり、一方、中国企業の優位性はIT、ソフト、市場、改善などにあり、市場での実用についても優位性がある。よって双方は術業に専攻あり(技術にはそれぞれ専門家がいる)というように、結びつくことでそれぞれの優位性によって相互に補い合う関係にたどり着ける」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集KS)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/440.html

[政治・選挙・NHK231] 両手で金正恩の首を絞めるのと同じことだ! 
両手で金正恩の首を絞めるのと同じことだ!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_352.html
2017/08/31 23:26 半歩前へU


▼両手で金正恩の首を絞めるのと同じことだ!


 菅義偉官房長官は31日午前の記者会見で、日米両国が国連安全保障理事会で、北朝鮮への石油禁輸措置を盛り込んだ追加制裁決議の提案を検討する考えを示した。

 太平洋戦争に突入した当時の日本を思い出してもらいたい。

 東南アジアで戦線を拡大する日本に対し、ルーズベルト米大統領は昭和16年(1941)8月1日、石油全面禁輸を発令した。

 英国、オランダなども日本に対し、日本資産凍結などを実施。こうした日本への対日ABCD包囲網の中で日本は日米戦争に踏み切った。

 北朝鮮の命綱、石油に手を付けるということは両手で金正恩の首を絞めることだ。相手は死にもの狂いで抵抗しよう。

 お分かりか。その通り。北朝鮮への石油禁輸は、日本の「宣戦布告」を意味する。安倍晋三はそれが分かっているのだろうか?

 日本人はそれを受け入れるだろうか? 私は反対だ。

 米国と日本では北朝鮮への距離が違う。米国は遥かかなたの海の向こう。だからトランプは気楽なことが言える。

 しかし、日本は北朝鮮の隣組。54基も原発を抱えている。どうするのだ? あと先を考えず強がりを言うべきではない。

 いきり立つ相手をなだめ、冷静になって話し合いのテーブルにつかせるのが政治家ではないか。

 金正恩は若い。外交の経験もない。追い込まれ、逃げ場がなくなり、カッとなって、とてつもない行動に走ったらどうする?

 安倍晋三! 首相なら知恵を出せ!




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/555.html

[政治・選挙・NHK231] 速報!辺野古移設反対組織が平和賞受賞! 
速報!辺野古移設反対組織が平和賞受賞!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_353.html
2017/08/31 23:36 半歩前へU


速報!辺野古移設反対組織が平和賞受賞! 


ドイツ国際団体、非暴力を評価

朗報!朗報だ!なんと素晴らしいことか!心から喝さいを叫びたい! 本当におめでとうございます。

******************

共同通信によると、
 ドイツの国際平和団体「国際平和ビューロー」(IPB、ベルリン)は、2017年のショーン・マクブライド平和賞を、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に反対する政党や団体でつくる「オール沖縄会議」に授与すると決めた。

 IPBから連絡を受けた同会議関係者が31日明らかにした。

 IPB自体は、1910年にノーベル平和賞を受賞している。

 オール沖縄会議は、移設反対を掲げる翁長雄志知事の支援母体で15年12月に設立。授賞理由に「軍事化や米軍基地に反対する非暴力の取り組み」などを挙げた。

 授賞式は11月24日にスペイン・バルセロナで開催される。 (以上 共同通信)






















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/556.html

[政治・選挙・NHK231] <今治発>加計誘致の自民議員 公共施設で秘密の国政報告会(田中龍作ジャーナル)
【今治発】加計誘致の自民議員 公共施設で秘密の国政報告会
http://tanakaryusaku.jp/2017/08/00016568
2017年8月31日 22:06 田中龍作ジャーナル



シャットアウトされた市民とメディアは山本議員(左)を出待ちして追った。=31日夕、今治市民ホール 撮影:筆者=

 加計学園の誘致をめぐって地元対策にあたったとされる山本順三参院議員(自民)の国政報告会が今夕、今治市民ホールであった。

 市民ホールという公共施設なのだが、市民とメディアはシャットアウトされた。後援会員と一部市議会議員などに限られた。秘密会議である。市議会議員は中村卓三議長をはじめ6人が確認された。

 山本氏が県議会議員の頃から応援していながら、現在は加計誘致反対の立場をとる男性2人がいた。

 彼らは後援会員ではないという理由で入場を拒絶された。後援会事務所との間で「入れろ」「入れさせない」の押し問答となった。

 山本氏は総裁派閥の清和会に所属する。『週刊文春』によると下村博文文科相(当時)の紹介で2014年4月23日、加計側を紹介された。

 同年10月17日、山本氏は赤坂の料亭で加計孝太郎理事長、下村文科相らと会食をしている。

 昨年の参院選挙では、安倍昭恵夫人が国家公務員の秘書を伴って、山本候補のために今治市に応援に入っている。

 国政報告会からシャットアウトされた市民とメディアは、出待ちをして山本氏のコメントを求めようとしたが、一言も答えなかった。

 報告会に出席した後援会員によると加計学園の話は、後半で出てきたという。出席者たちは内容についてはいずれもノーコメントだった。


「税金を使うんでしょ。あなたには説明責任がありますよ」。女性は山本議員に食い下がった。=31日夕、今治市役所駐車場 撮影:筆者=

    〜終わり〜
















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/557.html

[政治・選挙・NHK231] 鳩山元首相が「種子法」廃止を批判!「今後はモンサントなどの多国籍企業に我々の主食までも委ねるのだ。対米従属極まれり。」
【注目】鳩山元首相が「種子法」廃止を批判!「今後はモンサントなどの多国籍企業に我々の主食までも委ねるのだ。対米従属極まれり。」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/33425
2017/08/31 健康になるためのブログ








以下ネットの反応。

































種子法の廃止法案が可決「国会議論を軽視」
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-04-15/2017041502_03_1.html
2017年4月15日 しんぶん赤旗

 主要農作物種子法の廃止法案が14日、参院本会議で自民、公明などの賛成多数で可決しました。日本共産党の紙智子議員が反対討論をしました。

 紙氏は、食糧増産をはかる目的で1952年に種子法が制定されて以来、同法は稲・麦・大豆の品種開発と安定供給に役立ってきたと強調。「民間企業が参入しにくい」との政府の廃止理由についても、10年前は「民間参入の阻害要因になっていない」と説明していたことを指摘し、「合理的理由もないまま説明をくつがえした」と批判しました。

 参考人質疑でも「慎重審議」や「十分な資料を得たうえでの国民的議論」を求める声が上がるなか、わずか5時間の質疑で審議を打ち切ったことは「国会議論を軽視するものだ」と批判しました。

 紙氏は、種子法廃止によって高い安全性と公共性を持つ種子の生産・普及体制が崩壊する危険を指摘。「多国籍企業がもうけの場として進出してくる可能性がある」と訴えました。



森友・加計に熱中しすぎて、「種子法廃止」に目がいってませんでした。もしかして、森友・加計はスピン(安倍政権は犠牲)で「種子法廃止」に目がいかせないようにするためだったりして。

 



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/558.html

[政治・選挙・NHK231] 「来年は明治維新150年」を利用する"悪巧み"(サンデー毎日)
「来年は明治維新150年」を利用する"悪巧み"
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/09/10/post-1705.html
サンデー毎日 2017年9月10日号


牧太郎の青い空白い雲 634

 幕末から明治初期、ドラマチックに生きた人物の一人、箱館戦争の中心人物「榎本武揚」のことを書きたい。

 榎本は若くして長崎の海軍伝習所に学び、オランダに留学。帰国後、海軍副総裁になった。切れ者の幕臣である。戊辰(ぼしん)戦争が最終局を迎えた明治元年、賊軍の汚名を着せられた旧幕臣は軍艦「開陽丸」に乗って蝦夷(えぞ)地・箱館に上陸。榎本の指導の下で、独立政権を樹立した。

 明治政権は、その「独立国家」を許さず総攻撃。新選組の「鬼の副長」土方歳三(ひじかたとしぞう)が戦死するなどして、榎本軍は1年後、降伏した。

 榎本は江戸(東京)に護送され、死刑を言い渡されるはずだったが、箱館戦争の明治政府軍の大将・黒田清隆が「潔い敵将」の恩赦を申し出た。彼の外交手腕を高く評価したのだろう。

 明治5年に恩赦。榎本は浅草の菩提(ぼだい)寺「昭天寺」に親戚預かりになった。自由を取り戻した榎本の元に、かつての知り合いが集まり「江戸っ子會」が生まれた。その場所になったのが、僕の実家、東京・柳橋の料亭「深川亭」だった。

 榎本はその後、駐露特命全権公使としてロシアと樺太・千島交換条約を締結。逓信・文部・外務・農商務の各大臣を歴任し、明治政権を支えたが......。内心は「薩長」が大嫌いだった。

 柳橋で現在、ただ一つ残っている料亭「亀清楼(かめせいろう)」は伊藤博文ら薩長の政治家が贔屓(ひいき)にしたが、「深川亭」は「イナダイ(田舎代議士=薩長)」を一切、店に入れなかった。榎本に義理立てしたのか。薩長の官僚は我がもの顔で、芸者衆に「悪さ」をしていたが、 江戸っ子はそんな野暮はしなかった。

 こんな背景もあって、僕は「江戸っ子至上主義」で育った。

    ×  ×  ×

 天皇陛下が「お気持ち」を明らかにされた、例のビデオメッセージは「戦後70年という大きな節目を過ぎ、2年後には、平成30年を迎えます」という言葉で始まっている。陛下が言及された「平成30年」(2018年)は、明治改元(1868年)から150年である(ということは、「箱館戦争150年」でもある)。

 この「150年」に「明治維新」という冠を付けようとする動きがある。維新に主導的な役割を果たした「薩長土肥」(鹿児島、山口、高知、佐賀の4県)である。共同で観光キャンペーンを行っているし、18年のNHK大河ドラマも薩摩の西郷隆盛をテーマに、林真理子さん原作「西郷(せご)どん」に決まった。

 安倍晋三首相は長州(山口県)の出身。政府は16年10月、内閣官房に「『明治150年』関連施策推進室」を設置し(1)明治以降の歩みを次世代に遺す施策(2)明治の精神に学び、更に飛躍する国に向けた施策を行うと発表している。

「明治維新」に学べ!と言わんばかりである。

    ×  ×  ×

 薩長嫌いだから、というわけではないが、「明治維新150年」という表現には若干無理がある。

 明治維新は、一般的には「慶応3(1867)年の大政奉還、王政復古の大号令から明治10(1877)年の西南戦争あたりまで」である。 何をもって「150年」と言うかは難しい。実は「明治維新から100年」という理由で、1968年10月、時の政府は日本武道館で記念式典を主催した。昭和天皇、香淳皇后や佐藤栄作首相(山口県出身)ら約9000人が出席。佐藤首相が万歳三唱した。

 昨今、内閣の支持率が下がっている安倍さんだが、その本音は想像できる。「明治維新150年」を機に、憲法を改正して万歳をする! ではないか?

    ×  ×  ×

 だいたい、「明治維新」と呼ばれる一連の出来事は、主に長州の歴史観で語られている。慶応4年の「鳥羽・伏見の戦い」以来、「勝てば官軍、負ければ賊軍」で新政府軍のメンバーだけがヒーローだった。維新の歴史はすべて、「薩長土肥」の都合に良いことばかりである。

 見方を変えれば、人物像は変わる。例えば天才の吉田松陰も、長州過激派が行ったテロを扇動した人物!と見ることもできる。「天誅(てんちゅう)!」とばかりにテロを繰り広げたのが、薩長ではないか。

 ともかく、"正義の明治維新"をまたぞろ喧伝(けんでん)して「明治憲法」を評価しようとする「悪巧み」が見え隠れする。

 薩長嫌いの当方だから言うのだが、もともと「明治維新」という言葉は昭和に入ってから。それまでは「御一新」だった。だから「明治維新150年」という表現には、無理があるのだ。










http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/559.html

[経世済民123] 低迷するテレビ市場が急回復? "買い替えバブル"は到来するか(サンデー毎日)
低迷するテレビ市場が急回復? "買い替えバブル"は到来するか
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/society/2017/09/10/post-1707.html
サンデー毎日 2017年9月10日号


 低迷を続ける国内のテレビ市場が急回復する可能性が出てきた。今後数年でテレビ市場が上昇に転じ、「テレビメーカーだけでなく、家電量販店の収益にも追い風になる可能性が出てきた」(電機業界アナリスト)というのだ。

 テレビ市場は2009〜11年に政府が導入した「家電エコポイント制度」、さらに11年の地上デジタル波放送への移行が重なり、いわば駆け込み需要によって爆発的に拡大した。ピーク時(10年)には約2500万台の販売を記録したほどだ。とりわけ液晶技術に強かったシャープは、この"テレビ特需"で一山当てた。

 だが、12年以降はその反動に見舞われ、シャープやパナソニック、ソニーなど大手電機企業が軒並み業績悪化に追い込まれた。過去5年間をみても、年間500万〜600万台と低空飛行を続けている。とりわけシャープは16年2月には電子機器の受託製造で世界最大手の台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業に事実上買収された。

 国内電機大手関係者がこう振り返る。

「シャープの経営悪化は、政府のエコポイント制度によるところが大きい。もちろん、最終的には民間企業のシャープに経営責任があるのは当然だが、同情せざるを得ない」

 では、冷え込んでいたテレビ市場が盛り返す理由とは何なのか。関係者によると、"テレビ特需"からすでに5年以上が経過したため、"買い替えバブル"が到来するとみられる。2000〜08年平均の年900万台規模まで回復すれば、現在の約1・8倍となる。

 とはいえ、国内メーカーではパナソニックもソニーもすでにテレビを主要事業から外している。半面、韓国LGエレクトロニクスや中国ハイセンスなど中韓メーカーが日本市場でも頭角を現しそうだ。そして、8月31日にテレビの新製品を発表するシャープも台湾資本となっている。

 ヤマダ電機やヨドバシカメラなど家電販売大手には朗報ではある。だが、日本メーカーの影が薄いとは、何とも皮肉な話だ。

(谷口健)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/441.html

[戦争b20] 北朝鮮・米国戦争なら日本への軍事攻撃は必然…自衛隊、「弾」がなく何もできず(Business Journal)
      航空自衛隊と「PAC3」(写真:AP/アフロ)


北朝鮮・米国戦争なら日本への軍事攻撃は必然…自衛隊、「弾」がなく何もできず
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20404.html
2017.09.01 文=深笛義也/ライター Business Journal


 北朝鮮の暴発で日本は巻き添えを食うのか――。

 8月30日付記事『北朝鮮、在日米軍基地へのミサイル攻撃も選択肢…日米安保条約の当然の帰結』では、『金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(扶桑社)の著者で評論家の宮崎正弘氏の話をお伝えした。

 宮崎氏によると、北朝鮮のミサイル開発は中国軍の利権化しており、仮に戦争が起きれば、日米安全保障条約を結び在日米軍が存在する日本が巻き込まれるのは必然だという。では、仮に日本の国土が攻撃された場合、日本は対処できるのだろうか。

「論理的には自衛権を発動することはできます。ただ、これまで領海に進入してきた船や防空識別圏に進入してきたジェット機には対処してきましたが、ミサイルに関しては規定がないのではないでしょうか。日本は自分たちで国を守らなければいけないのですが、今の体制ではできないでしょう。

           
金正恩の核ミサイル 暴発する北朝鮮に日本は必ず巻き込まれる』(扶桑社/宮崎正弘)

 日米安保条約にしても、対等な条約ではないですから。自衛隊がなんのためにあるのか。今は、アメリカの第7艦隊を守るための訓練しかしていないのが実情です。そもそも、今の自衛隊には弾がない。年に1回、富士で行う火力演習でほとんど使ってしまうのです。

 弾をはじめ、日本が必要とする兵器はアメリカが持たせてくれないのです。日本にはICBM(大陸間弾道ミサイル)もなければ、もちろん核兵器もない。領空侵犯があればスクランブルでジェット機が飛んでいきますが、ミサイルは積んでいない。これが、『平和憲法』の名の下にごまかされてきた結果ですよ。

 極論をいえば、北朝鮮のミサイルで日本に物理的な被害が出れば、世論はガラッと変わるでしょう。それくらいのことが起きなければ、憲法や法制度に手を付けることはできないと思います。

 あるいは、これも極論ですが、自衛隊がクーデターを起こせばどうなるか。今の日本であれば、戦車の6台もあれば無血で成功するでしょう。抵抗する人がいないわけですから。ただ、実際にはそんなことが起きる前になんとかしなければいけないと思います」(宮崎氏)

自転車操業の中国経済、崩壊の可能性

 北朝鮮の動向のカギを握っているのは中国だが、中国は海外での巨大プロジェクトの頓挫が目立つ。

 インフラ輸出が失敗続きの中国だが、国内の経済状況はどうか。

「中国が抱えている借金は約33兆ドルといわれており、IMF(国際通貨基金)が想定している中国の借金はGDP比280%という巨額です。

 これだけの借財をしているわけですが、まだなんとか輸出が回っていて対米貿易は黒字を保てている。しかし、この10年で中国の人件費は4倍にふくれ上がっているため、アメリカとすれば輸入するよりも自国でつくったほうが安い。そんな中国が今やっていることは、ダンピングによる輸出です。鉄鋼製品などに補助金をつけて赤字の状態で輸出しているのですが、明らかにWTO(世界貿易機関)違反です。先行きは非常に暗いですね。

 中国国内の市場も、消費が減退してきています。中国経済は以前から自転車操業ですが、それでもなぜ倒れずに済んでいるか。理由のひとつは、輸出がまだ回っているということ。2つ目は、まだ海外からの直接投資があるということです。借金はすでに償還時期が来ているのですが、それを返すために新たに借金をして返すということを繰り返しています。

 約2万2000kmの新幹線も建設費はほとんどが鉄道債でまかなわれており、利子の支払いが膨らんでいます。地方政府が行っている地下鉄工事なども、費用は地方債を発行することで返済を先延ばししています。

 この自転車操業が回らなくなったときに、中国経済はガタガタに崩れるでしょう。そんなことは明らかなのに、不思議なことに日本の新聞は書かない。イギリスの『エコノミスト』や『フィナンシャル・タイムズ』などを見れば、そんな記事があふれていますよ」(同)

中国、経済崩壊なら軍部が大反乱か

 では、いよいよ中国経済の崩壊が近いのだろうか。

「正確にいえば、中国共産党がどうなるかというのが問題です。あの一党独裁体制は強いですよ。軍全体で約230万人いるとされており、『中国人民解放軍』という名称ですが、国の軍隊ではありません。あくまで中国共産党を守るための軍隊なのです。

 そして、第2軍隊的な人民武装警察が100万人くらい。インターネット監視団がアルバイトを含めて約200万人。これで国民を見張っているのです。彼らが3食きちんと食べて、ぜいたくができる。それによって独裁が保たれているわけですが、これは経済が繁栄しているからこそ成立します。仮に経済が悪化して彼らが食べていけなくなったら、必ず反乱を起こします」(同)

 秋には、5年に一度の中国共産党全国代表大会が開かれるが、経済の立て直しについても議論されるのだろうか。

「今の情勢が続く限り、習近平国家主席が2期目を務め、執行部は習派が多数派を占めて権力固めが行われるという観測が主流です。『経済が順調』という前提で党大会を乗り切る。今は、それしか考えていないでしょう。そして、その後どうなるかというのは、彼らにとっても知ったこっちゃないのです」(同)

(文=深笛義也/ライター)



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/858.html

[経世済民123] 東急ストア、客ガラガラの「早朝&深夜営業開始」が波紋…なぜ、あえて時流に逆行?(Business Journal)
         東急ストア 三軒茶屋とうきゅう


東急ストア、客ガラガラの「早朝&深夜営業開始」が波紋…なぜ、あえて時流に逆行?
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20403.html
2017.09.01 文=A4studio Business Journal


 食材から日用品まで、ありとあらゆる生活必需品が揃うスーパーマーケットの営業時間は、人々の生活の変化と共に工夫されてきた。

 たとえば2000年代前半には、ライフスタイルの多様化に合わせた営業時間の延長や、24時間営業への切り替えを試みる大型スーパーが多数現れていた。しかし、近年は24時間営業や深夜営業をやめる外食チェーンや小売チェーンが増えたのと同じように、スーパーマーケットも営業時間は短縮傾向にある。おそらくコンビニエンスストアやドラッグストアの急成長によるニーズの縮小や、シニア層に集客の的を絞った運営方針などによるものだろう。

 だがそんななか、東京都世田谷区にある「東急ストア 三軒茶屋とうきゅう」では、以前は10時〜23時の営業時間だったのだが、2017年5月から7時〜25時(深夜1時)までと営業時間が大幅に延長されているのだ。閉店時間だけを見ても、23時から25時へと2時間も延長となる営業時間変更がされており、時代に逆行しているように見受けられる。

 東急田園都市線・三軒茶屋駅は渋谷駅から2駅の好アクセスながら、趣のある商店街が残っている街。世田谷区の人気エリアではあるが、一人暮らしの若者も多く、家賃相場や物価もそこまで高くないのが魅力だ。

 そんな三軒茶屋にある東急ストアの深夜帯時間延長には、どのような狙いがあるのだろうか。

■深夜帯の客数はまちまち、安定収益確保はできていない

 実際に延長された深夜帯の三軒茶屋とうきゅうへと何度か足を運んでみたが、集客は日によってまちまち。

 深夜のため12台あるレジのうち稼働しているのは2台のみだったが、店内に20〜30人の客がおり、その2つのレジに5、6人が並んでいる日も。一方で店内はガラガラで店員が暇を持て余している様子の日もあった。これだけでは深夜帯の営業時間延長の経営的成否は判断しかねるが、少なくとも確実に儲かっているとはいいがたい状況だ。

 営業時間延長に踏み切った理由を東急ストア広報部に尋ねたが、

「地域に応じた処置をしているだけで、今後も営業時間が改定される可能性のある店舗はあります」

とのことで、残念ながら具体的な方針を聞くことはできなかった。しかし、広報担当者が口にした“地域に応じた対応”というのは、筆者が見た深夜帯の店内の光景を思い返すと、腑に落ちない点もある。

■IT企業などが近年導入している「近隣住宅手当」が鍵

 そこで、流通ジャーナリスト・渡辺広明氏に見解を伺った。

「若者の人口減少や夜勤雇用の人手不足が理由で、深夜営業を実施する店舗が減っていくことは間違いないでしょう。

 17年現在のコンビニの店舗数は約5万8000店ですが、30年前の1987年はまだ約7000店ほどしかなく、30年前と比べると8倍もの店舗数にのぼります。ですから深夜に買い物をする需要の飽和も否めません。そんな状況下で東急ストアが営業時間延長を決断したのは、三軒茶屋という立地が大きく関係しているものと思われます。

 渋谷界隈にオフィスを構えるIT系企業は多いのですが、フレックスタイム制の導入などが理由となり、終業時間が一律ではなくなっています。そういったなかで、終電終了後のタクシー代を負担する会社は多かったものの、以前は住宅に関する福利厚生がある企業は少なかったんです。ですが近年、『近隣住宅手当』といった制度を導入する企業が増えているんです」(渡辺氏)

 一定の条件を満たしている雇用者に対して給付されるという「近隣住宅手当」、もちろん企業によっても内容は異なるが、その条件こそが今回の肝になると渡辺氏は続ける。

「近隣住宅手当の一例として、『勤務しているオフィス最寄り駅から各線2駅圏内で、勤続年数が正社員として5年未満ならば月3万円、5年以上であれば月5万円の家賃補助を支給』といった基準が設けられています。となると、昔からモデルやバンドマンが多いとされてきた三軒茶屋は、企業で働く若者にとって居心地がいい街でもあり、渋谷にオフィスのある企業の住宅手当圏内にもなっているんです」(同)

■惣菜や弁当は仕事帰りのビジネスパーソンを意識

 また、7月某日に筆者が三軒茶屋とうきゅうに訪れたのは閉店30分前の24時30分頃だったのだが、惣菜コーナーに陳列されていた品はほぼ完売状態であった。その理由についても渡辺氏は次のように推察する。

「惣菜やお弁当といった中食(調理済の料理を購入して自宅などで食べること)の商品は賞味期限問題があるため、廃棄を出してしまうとお店の収益に悪影響。そのため閉店2〜3時間前には大半を売り切る必要があるのですが、以前の営業時間である23時に閉店するということは、21時頃までには売り切らなければいけなかった。

 ということは、仕事帰りのビジネスパーソンが夕食の買い物に行く頃には、中食需要が見込める弁当や総菜が売り切れていることが予想されますので、一定の顧客層を取り逃がしていたのではないでしょうか」(同)

 営業時間が延長された分、弁当や惣菜の売れ行きも見込めるというわけだ。

■都心と地方のサービス格差は、この先一層拡大?

 最後に渡辺氏は、今回の同店舗の方針について次のような考察を展開した。

「三軒茶屋にある東急ストア付近には24時間営業の西友もありますが、客層には大きな違いがありました。基本的に西友は低価格をウリにしており、東急ストアは西友よりも扱っている商品の品質を高めている分、値段も高めています。

 ですから、東急ストアのような“プチ贅沢”な商品が並ぶスーパーには、可処分所得が多い独身と見られるビジネスパーソンが多く、その反対に、比較的安価な価格設定の西友には、節制を意識していると思われる可処分所得の低い学生などの若者や年金暮らしのシニア層などが多数見られました。

 けれど東急ストア側からすると、営業時間延長するまでの深夜帯は、シニア層などをメインにしているはずの西友に、自分たちの本来のターゲットである独身者のビジネスパーソンも取り込まれていたわけです。ですから、こうした層の需要に応えるという意味で、三軒茶屋という土地柄と個々人のライフスタイルに注目し、営業時間を延長したのではないでしょうか」(同)

 郊外などでは営業時間短縮の傾向にあるとしても、都心は営業時間の延長といった施策も講じられるのだろう。今回の三軒茶屋とうきゅうはあくまで一例であるし、この店舗の深夜帯時間延長がビジネス的に成功しているのかの判断は一概にできないが、人口集積エリアと郊外エリアや過疎エリアなどのサービスの差は、今後も拡大していくのかもしれない。

(文=A4studio)


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/442.html

[経世済民123] 焦点:東芝、厳しいメモリー年度内売却 「プランB」検討開始の見方も(ロイター)
 8月31日、東芝が経営再建の柱に据える半導体メモリー事業の売却が大幅に遅れ、今年度中の債務超過の解消が一段と不透明になっている。写真は東芝のロゴマークが入ったプリント基板。2012年7月撮影(2017年 ロイター/Yuriko Nakao/File Photo)


焦点:東芝、厳しいメモリー年度内売却 「プランB」検討開始の見方も
http://jp.reuters.com/article/focus-toshiba-idJPKCN1BB1BI
2017年 08月 31日 20:48 JST


[東京 31日 ロイター] - 東芝(6502.T)が経営再建の柱に据える半導体メモリー事業の売却が大幅に遅れ、今年度中の債務超過の解消が一段と不透明になっている。肝心の売却先候補の選定は期限とみられていた31日に決まらず、各国の独禁法審査を通過して年度内に売却を完了するという筋書きの実現に悲観的な見方が日を追うごとに増している。

関係者からは、メモリー売却に代わる「プランB(代替策)」の検討が既に始まっているとの指摘もある。

この日の午前中に取締役会を開いた東芝は、米系ファンドのべイン・キャピタルなどのコンソーシアム、米ウエスタンデジタル(WD)(WDC.O)を含む企業連合、台湾の鴻海精密工業(2317.TW)などの企業連合の3陣営との交渉を継続しているとのコメントを発表した。交渉状況が報告され、検討したものの決定には至らなかったという。

来年3月末まで7カ月となる8月末が近づくにつれ、融資銀行団や経済産業省は、メモリー事業の売却先を早期に選ぶよう、東芝側に圧力をかけたとされる。有力視されたのが、同売却を巡って東芝と訴訟問題を抱えるWDだ。

WDを選べば「売却完了の大きなネックになっている訴訟問題が解消し、売却が前進する」──。

そんな思惑からか、「WDと独占交渉権」などとの報道が相次いだが、この日の取締役会では、そのような議決はなかった。

2年連続の債務超過を回避し、上場維持を狙うという東芝の経営再建の現場には、様々な立場の関係者が、それぞれの利害や思惑を反映するかたちで関与。その調整は複雑化する一方で、来年3月末にどのように着地するのか、視界不良が続いている。

<甘くない独禁法審査>

東芝は当初、5月中に売却先候補を選び、その後の各国の独禁法審査を通過させ、年度内の売却を完了させるとのシナリオを描いていた。だが、そのタイムスケジュールからは、3カ月も遅れている。

今月10日の記者会見で、同社の綱川智社長は「(各国の)独禁法(審査)を考えると容易ではない」と、既に時間的余裕がないことを認めている。

今回の売却交渉に関与した業界関係者は、べイン・キャピタルに韓国半導体大手SKハイニックス(000660.KS)などを加えた「日米韓連合」、WDを中心にした日米連合とも、中国の独禁法審査当局による審査を通過できない可能性があると指摘する。

その関係者は「中国の独禁当局が数カ月間、うんともすんとも言わない可能性がある。買収を認めない可能性だってある」と述べている。

事情に詳しい財界関係者も「中国での審査は、年単位になることも覚悟する必要がある」との見方を示す。

また、東芝がWD陣営を選んだ場合、同社がいったんは日米韓連合を優先交渉先に選んだ経緯もあり、同社幹部は「韓国での審査が厳しくなる」と話す。

<技術ナショナリズムも壁に>

中国と関係の深い鴻海陣営の場合、技術流出の観点で日本政府が依然として難色を示す。複数のハイテク専門家からは、いわゆる「技術ナショナリズム」に対しては「時代錯誤」との見方も示されているものの、今回のメモリー事業の売却に深く関与している経産省は、鴻海のように中国と関係の深い企業への売却に警戒感が強い。

複数の関係者によると、綱川社長ら東芝幹部が今週、経産省幹部を訪ね、鴻海陣営も選択肢として残っていると言及すると、強い拒絶反応があったという。

日米韓連合と鴻海の2陣営は、WDが国際仲裁裁判所に売却差し止めの訴えを起こしていることで、法的にメモリー事業買収が無効になるリスクを抱える。

来年3月末までの売却完了という観点でみた場合、WD、日米韓連合、鴻海ともにそれぞれウィークポイントを抱え、結果として売却手続きは足踏み状態が続くリスクが高まっている。事態の打開が図られない場合、来年3月末に売却代金が東芝に支払われない、という「最悪ケース」の可能性は消えていない。

<プランBは浮上するか>

来年3月末までに、各国独禁法審査を通過せず、メモリ−事業の売却が完了しない場合、来年3月末で4100億円と見込む債務超過を解消するできるのか。

東芝側は「(審査が)間に合わなかったらどうするのかについては、何も決めていない」(綱川氏、10日の記者会見)と、代替策の検討は表向き否定している。

ただ、別の幹部は、代替策について「もちろん考えている」と話す。

電機アナリストの和泉美治氏は「東芝の時価総額(31日時点で約1兆3000億円)に対し、4000億円の債務超過額なら、(特設注意市場銘柄指定により)公募増資は出来ないが、第三者割当増資やDES(債務の株式化)など、メモリー売却以外の選択も現実的にできそうな気がする」と述べている。

東芝に融資する銀行側は、増資引き受けやデット・エクイティ・スワップ(DES、債務の株式化)などへの警戒感が強く、ある取引銀行関係者は「ありえない」と否定する。

しかし、東芝の事情に詳しい関係者は「プランBは検討されている」と述べている。銀行による優先株の引き受けのほか、新株予約権無償割り当て(ライツ・オファーリング)が検討されているという。ライツ・オファーリングが選択されると、当該企業が既存株主に対して無償で新株予約権を割り当て、株主がその権利を行使して資金を払い込み、企業が新たに資金調達することが可能になる。

関係者の一部では、「短期決着」の可能性もささやかれているもようだが、何も決まらないまま時間が空費された場合、「プランB」の可能性が高まることになりかねない。

*本文5段落目の文言を一部修正しました。

(浜田健太郎 取材協力:布施太郎 編集:田巻一彦)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/443.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍批判の投稿は、なぜか「シエア」出来ず!  「安倍政権 防衛予算は5年連続で増額。沖縄県の振興予算、3年連続で減額」
安倍批判の投稿は、なぜか「シエア」出来ず!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_1.html
2017/09/01 00:36 半歩前へU


▼安倍批判の投稿は、なぜか「シエア」出来ず!


 「安倍政権になってから防衛予算は5年連続で増額なのに、沖縄県の振興予算は3年連続で減額かあ」―。

 こんな投稿があった。シエアしようと思ったら、出来ない。

ほら、こんなのにはシエアボタンが消えてない。安倍批判の投稿には、シエア出来なくしている。フェイスブックは汚い。安倍政権とツーカ―の関係で、言いなりだ。

 相当カネが流れているのではないか。私たちの情報が筒抜け。批判的な投稿には決まってイジワルが入る。

 私の場合はこの1か月間、ずっと「メッセージ」欄が使えない。要件を書き込んでも送信不能になったままだ。

 フェイスブックが権力と組んだら、私たち利用者は手も足も出ない。「不満があるなら使うな」とでも言いたいのではないか。

 ほかに代替があれば、すぐにでも移動するが、ないのでガマンしているだけだ。いずれにしてもふざけた話だ。

 フェイスブックは私たちが利用することによって毎分、毎秒、莫大な金を儲けている。私たちはお客さんだ。

 お客をないがしろにして、金儲けができるのだからこれほどオイシイ商売はない。独占は強い。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/560.html

[政治・選挙・NHK231] 今頃、安倍政権から保守離脱とはな。 「日本史上、最低最悪の首相である。最初から見抜け」 小林よしのり
     



今頃、安倍政権から保守離脱とはな。
https://yoshinori-kobayashi.com/13896/
2017.08.31 小林よしのりオフィシャルwebサイト


今頃になって安倍政権から離脱し始めた自称保守がいると言う。

最初から見抜け。

自称保守派は、イラク戦争のときも、最初は大賛成して、失敗が明らかになったら、批判しだした。

誰にでもできることをするな!

最初から泥をかぶってでも、真実を見抜く勇気も洞察力もないくせに、そんな論客はさっさと引退しろ!

しかし、公約だった「尖閣諸島に公務員常駐」はどうなった?

規制緩和して、構造改革して、自由貿易で、グローバリズム。

これは全然、保守ではない。

アメリカ抜きでもTPPを進め、国内の地方産業を崩壊させ、年金を株式市場に注ぎ込んで株価を支えた割には大して振るわず、デフレからも脱却できない。

有効求人倍率が上がるのは、年寄りが退場するが、少子化が促進しているから当たり前。

若者が3Kを嫌がるからむしろ労働者が足りない。

非正規が増えるばかりで、実質賃金は上がらない、貯金は減るから景気は良くならない。

GDPの算出基準を変えて、誤魔化しまでやっている。

北方領土をめぐるロシアとの交渉は、プーチンに騙されてあっさり失敗。

北朝鮮の核ミサイル問題はアメリカ任せで、ミサイル発射の前日だけ公邸に宿泊して、Jアラームを鳴らして国民を叩き起こすだけ。

危機を利用して支持率を上げようという企みだけ。

拉致問題はそもそもやる気がない。

新たな日韓合意で、日韓基本条約が反故にされ、村山談話、河野談話以上の妥協をして、慰安婦像は増え続け、徴用工問題まで噴出させた。

憲法改正は9条の「交戦権」に触れず、自衛隊明記して、なんでもいから憲法改正したという「自分一人の名誉欲」のためだけ。

皇位継承問題は男系固執で、皇太子不在となった。

日本史上、最低最悪の首相であるにも関わらず、それを支持し続けておいて、世間の支持率が下がった途端に手の平を返すのは卑怯者という!









































関連記事
安倍晋三に裏切られたとついに仲間割れ! 
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[政治・選挙・NHK231] 北ミサイルで断念 電撃訪朝で支持率アップの解散シナリオ(日刊ゲンダイ)
  


北ミサイルで断念 電撃訪朝で支持率アップの解散シナリオ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212564
2017年9月1日 日刊ゲンダイ


  
   小泉純一郎特使の仰天プランも浮上していた(C)日刊ゲンダイ

「首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけ」――。弾道ミサイル発射を受けて30日に開かれた衆院安全保障委で、こんな指摘が野党議員から飛び出した。

 公邸嫌いの安倍首相は、私邸で過ごすことが多い。今月、公邸に泊まったのは25、28の2日のみだが、いずれも翌早朝に北朝鮮がミサイルをブッ放すというタイミングの良さ。裏で金正恩と通じているのではないかと疑われても仕方ないほどの“連携プレー”だが、実は、安倍官邸と北朝鮮との間では、ある秘密交渉が進んでいたという。

 安倍首相がこの秋に電撃訪朝し、拉致被害者を何人か連れて帰国、瞬間的に支持率を上げて解散総選挙になだれ込むというシナリオが密かに練られていたのだ。

■拉致被害者を連れて帰国し支持率回復

「ジャーナリストの田原総一朗氏が7月28日に官邸で総理と面会した際、『政治生命を懸けた冒険をしないかと持ちかけた』と話していましたが、これが拉致問題のことです。支持率低迷に悩む安倍政権の足元を見たのか、北朝鮮サイドから『3人の拉致被害者を返す用意がある』などと具体的な打診が持ち込まれた。02年の小泉訪朝に官房副長官として同行し、驚異的な支持率回復を目の当たりにした安倍総理には、拉致被害者の帰国が強烈な成功体験として残っています。すぐに日程や条件の検討作業に入りました」(官邸関係者)

 ただし、北が提示してきた帰国者リストには、横田めぐみさんの名前はなかったという。

「拉致被害の象徴的な存在である横田めぐみさんが帰国しない上、これで拉致問題は解決済みということにされてしまったら、逆に世論の批判が高まる可能性もある。まさに『政治生命を懸けた冒険』です。安倍首相本人が訪朝するのはリスクが高いと判断し、小泉元首相が特使として15年ぶりに訪朝するプランも浮上していました」(外務省関係者)

 今月15日、日本財団の笹川陽平会長の別荘に森喜朗氏、小泉純一郎氏、麻生太郎氏、そして安倍首相の歴代首相4人が集まり、何やら“悪巧み”をしていたが、小泉元首相に電撃訪朝プランを持ちかけたという話も流れている。水面下では、拉致問題で支持率回復という秘策が進められていた折も折、北朝鮮のミサイルが日本列島の上空を通過したわけだ。

 今回のミサイル発射を「これまでにない深刻かつ重大な脅威」と大騒ぎし、脅威を煽って、「制裁強化だ!」と拳を振り上げている手前、しばらく交渉は進められない。

 安倍政権の「最優先課題」だったはずの拉致問題は、よこしまな政治的思惑に翻弄され続けている。

























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/562.html

[原発・フッ素48] 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月5週)―山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。
食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月5週)―山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2265.html
2017/08/31(木) 19:42:35 めげ猫「タマ」の日記


 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)(3)。8月5週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(4)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。先週に続き今週もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(5)。しかも、今週は基準超えです。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。

  @検査数743件中3件の基準超え
  A平均は、1キログラム当たり5ベクレル、最大720ベクレル(山形県産チチタケ)。


   ※1 牛肉を除く
   ※2 単位については(6)を参照
  図―1 食品中の放射性セシウム検査結果のまとめ(2017年8月5週)

  色分けは以下の通りです。
  赤マーケットから基準値(7)超えの食品が見つかった県
  橙出荷制限対象外の地域・品目から基準値超えの食品が見つかった県
  黄基準値超えの食品が見つかった県

 今週のデータを解析すると
 ・山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品
 ・宮城県産ブリからセシウム、福島産は57件連続ND
 ・福島はブドウの季節、汚染が酷く葬式が増えた主産地は検査していません。
 ・上昇する福島市産アユのセシウム
等の特徴があり、福島産を「安全」と言い切ることはできません。

1.山形産チチタケから720(Bq/Kg)、安倍出戻り内閣は発表しません。秘匿されるセシウム汚染食品

 栃木県那須塩原市の直売所で販売されているキノコのチチタケから基準値の7倍以上の1キログラム当たり720ベクレルのセシウムが見つかったと報道がありました。当該のチチタケは山形県内で採取されのだそうです。那須塩原市から情報提供を受けた山形の自治体が検査したが不検出だったことから、那須塩原市は8月25日、チチタケを採取した方と現地を訪れチチタケを採取し、再度検査を実施したそうです(3)。

 だとすると山形産チチタケの3回検査されているはずです。

 1回目 直売所で売られてたチチタケの那須塩原市の検査
 2回目 連絡を受けて山形の自治体が実施した検査
 3回目 採取された方を伴い山形で再度採取したチチタケの検査
でも、今週(4)どころか事故後6年半近くになりますが山形産チチタケの検査結果の発表は厚生労働省の発表(1)にはありません。汚染チチタケが流通された事実は「隠ぺい」されました。

 その後に基準値超のチチタケが見つかったのは山形県小国町と発表がありました。同町産のチチタケを山形県が再検査した所、基準値を超える1キログラム当たり110ベクレルのセシウムが見つかったとの事です。これについて山形県は
「なお、『チチタケ』を(山形)県内で食する習慣はなく、県内での販売は確認されていません。」
と広報しています(8)。でもネット通販では売られているはです(9)(10)。産地は県外の消費者を気にしない良い例だと思います。そして安倍出戻り内閣は基準超のセシウム汚染食品の流通が発覚してもこれを公表せず「秘匿」します。セシウム汚染食品は市場流出が分かってもその事実が秘匿されます。

 そしてやっぱり福島産が気になります。以下に福島産チチタケの過去3年の検査結果を示します。


 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは採取日
 図―2 福島産チチタケの検査結果

 図に示す様に高い物でも山形で見つかった10分の1以下の1キログラム当たり50ベクレル程度です。汚染源がある福島産が山形産に比べ大幅に低いなどおかしな話です。結局は怪しげな産地は避けるしかありません。

2.宮城県産ブリからセシウム、福島産は57件連続ND
 宮城県産ブリからセシウムが見つかったと発表がありました(11)。以下にブリの検査結果を示します。


 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは捕獲日
 図―3 ブリの検査結果

 宮城だけでなく岩手、茨城、千葉産ブリからもそこそこセシウムが見つかっています。でも福島産ブリは57件連続して検出限界未満(ND)です。他では見つかるのに汚染源がある福島産からは見つから無い等はおかしな話です。ブリ等の福島産農水産物の出荷前検査は全てを福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センターです(12)。中立性に疑問があります。

 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

3.福島はブドウの季節、汚染が酷く葬式が増えた主産地は検査していません。
 明日から9月です。福島はブドウのシーズンです(13)。早稲品種の主力のあずましずく(14)は既に出荷のピークを迎えています(15)。福島のブドウの出荷が始まりました。福島のブドウは福島市と伊達市が主産地です(5)。以下にその位置を示します。


 ※1(16)の数値データを元に(17)に示す手法で8月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(18)による
 ※3 相馬地方は(19)による。
 ※4 ブドウマーク一つが1回の検査を示し(1)(20)による。
 図−4 福島県福島市・伊達市と今シーズンのブドウの検査状況

 図に示す通り福島のブドウの主要産地の福島市や伊達市は国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(21)地域が広がっています。

 以下に各年8月から翌年7月までの福島県郡山市と伊達市の合計の葬式(死者)を示します。


 ※1(22)を集計
 ※2 震災犠牲者は(23)により、関連死を含まず
 図―5 福島市・伊達市の葬式の推移(各年8月から1年)

 図に示す様に事故後に増加しています。
  事故前年(2009年8月〜10年7月)3,646人
  近々1年(2016年8月〜17年7月)4,102人
で13%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら約500万分の1です。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(=^・^=)の過去の記事(24)による。



 以下にブドウの主要産地ではない飯舘村を除く福島県相馬地方(5)の葬式(死者)数を示します。


 ※1(22)を集計
 ※2 震災犠牲者は(23)により、関連死を含まず
 図―6 飯舘村を除く福島県相馬地方の葬式の推移(各年8月から1年) 

 図に示す通り、震災犠牲者を除けば事故後もそれ程には増加していません。

  事故前年(2009年8月〜10年7月)1,302人
  近々1年(2016年8月〜17年7月)1,330人
で少し増えていますが、統計的な差はありません。福島のブドウは汚染され葬式が増えている地域で栽培されています。確り検査して欲しいと思います。

 福島県の検査状況は図―4に示す通りです。主産地で汚染が酷く、しかも葬式が増えている福島市や伊達市の検査結果がありません。それでも福島県は福島産ブドウは検査で「安全」が確認されたと主張しています(25)。


 ※(26)を引用
 図−7 福島産ブドウは「検査」で「安全」が確認されたと広報する福島県

 福島産は汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされ出荷されます。

4.上昇する福島市産アユのセシウム
 福島県福島市産アユから1キログラム当たり72ベクレルのセシウムが見つかったと発表がありました(27)。以下に福島県福島市産アユの検査結果を示します。以下に推移を示します。


 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事を示す)
 ※3 日付けは捕獲日
 図―8 福島市産アユの検査結果

 シーズン初めのころは1キログラム当たり30ベクレル程度でしたが、その後にどんどん上昇し72ベクレルになりました。福島産はセシウムが上昇する事があります。
 
<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 ・市場流出も秘匿されるセシウム汚染食品
 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を避けた検査で安全とされる福島産
 ・セシウムが上昇する事がある福島産

 これでは福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(28)。8月が出荷のピークです(29)。福島県田村市は主要な産地です。同市産ピーマンは美味しいしそうです(30)。福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(25)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。


 ※(31)を引用
 図―9 福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「福島産」は食べません。

―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)基準値超チタケ、那須塩原で販売 出荷の男性「山形で採取」|下野新聞「SOON」
(4)食品中の放射性物質の検査結果について(第1048報) |報道発表資料|厚生労働省
(5)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(8月4週)―汚染の酷いぶどう主産地を検査せずに、安全を主張する福島県―
(6)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(7)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(8)野生きのこ「チチタケ」の放射性物質検査結果及び対応について ― 山形県ホームページ
(9)チチタケ/食用きのこ/きのこ紹介
(10)チチタケ、霊峰月山のきのこ販売 【庄内の恵み屋】
(11)(4)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:6,318KB) のNo3290」
(12)農林水産部 - 福島県ホームページ
(13)フルーツを食す - 福島市
(14)福島のぶどう『あづましずく』(福島市) | ふくしま 新発売。
(15)トピックス | JAふくしま未来
(16)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(17)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(18)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(19)相馬地方広域市町村圏組合
(20)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「果物⇒ぶどう、ぶどう(施設)」で8月31日に検索
(21)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(22)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(23)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(24)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(25)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(26)(25)中の「ぶどう [PDFファイル/185KB]」
(27)(4)中の「2 緊急時モニタリング又は福島県の検査結果⇒ 検査結果(PDF:614KB)No108」
(28)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(29)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(30)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(31)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/612.html

[経世済民123] 大前研一氏 経済同友会のアベノミクス批判は「犬の遠吠え」(週刊ポスト)
          経済団体の存在意義はあるのか?


大前研一氏 経済同友会のアベノミクス批判は「犬の遠吠え」
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170901-00000009-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年9月8日号


 安倍政権の支持率が低下するのと軌を一にして、経済界からアベノミクスへの批判が相次ぐようになった。だが、経営コンサルタント・大前研一氏の見方は厳しい。新刊『武器としての経済学』でもアベノミクスの行方について解説している大前氏は「経団連は論外、経済同友会も“学芸会レベル”だ」と喝破する。

 * * *
 処暑を過ぎて、社会人は休暇でリフレッシュし、気合を入れ直して勉強に励んでいることだろう。

 財界も、夏は毎年恒例のセミナーや勉強会を開催している。経団連(榊原定征会長)は軽井沢で夏季フォーラムを開き、来賓の麻生太郎副総理・財務相が講演し、デフレ脱却と経済再生に向けて経団連にさらなる協力を求めたという。同フォーラムは榊原会長就任後4回目となるが、これまでに来賓として講演したのは2014年が安倍晋三首相と甘利明経済再生担当相(以下、いずれも当時)、2015年が石破茂地方創生担当相、2016年が稲田朋美自民党政調会長という顔ぶれだ。まさに政権べったりで、経済団体としての存在意義はゼロである。論評する価値もない。

 一方、同じく軽井沢で開かれた経済同友会(小林喜光代表幹事)の夏季セミナーでは、安倍政権の「骨太の方針2017」に対する批判が相次いだと報じられた。

 朝日新聞(7月14日付)によれば、GDP(国内総生産)に対する債務残高の比率を安定的に下げることを政権が財政目標に加えたことについて、商船三井の武藤光一会長は「GDPが増やせれば借金を増やしてもよい、という極めて姑息な一時しのぎの指標」と指摘し、社会保障費が財政を圧迫している現状には、日産自動車の志賀俊之取締役が「研究や教育など将来への投資が抑えられ、バランスを欠いている」と苦言を呈した。

 また、「骨太の方針2017」に消費増税が明記されなかったため、東京海上ホールディングスの隅修三会長は「(消費税率は)10%以上を言わないといけないが、言えていない。政治がシルバー(高齢者)デモクラシーから脱却できていない」と批判したという。経済同友会は、経営者が個人の資格で参加する分、経団連よりも自由にものが言えるようだ。

 しかし、安倍首相の経済政策「アベノミクス」は誤った経済理論に基づく的外れなものだと2012年末のスタート当初から現在まで、いわば“最長不倒”で批判し続けている私に言わせれば、「そういう批判は軽井沢の夏季セミナーでやるのではなく、大手町でやれ」「首相官邸の会議で面と向かってやれ」と言いたい。しかも、夏季セミナーを開いたのは東京都議選で自民党が惨敗した後であり、“安倍一強”に陰りが見えた時期に、俄かに批判するのは「犬の遠吠え」でしかないと思う。

 私は経済同友会の小林代表幹事と面識があり、非常にクレバーで勉強熱心な経営者だと知っている。しかし、今ごろになって安倍政権にワイワイガヤガヤと文句を言っているようではダメだ。急成長を続けるアメリカのICTトップ5社やアリババ、テンセント、深センのICTベンチャー企業群などを見て、もっと日本企業と日本経済の現状に危機感を持たねばならない。

 前述したように、アベノミクスはセオリーそのものが間違っているお粗末な経済政策であることはスタートした時からわかっていたわけだが、経済同友会は政権におもねり、批判の矛先も鈍かった。

 しかし、世界的なスコープで今の日本が置かれているポジションを見れば、企業も地域も復活・反転している例はほとんどない。中央集権が強すぎて、花咲く場所がないのである。アベノミクスはその権化なのだから、経済同友会はもっと早くその間違いを指摘して財界としての正論を提言すべきだった。

 パナソニック創業者の松下幸之助さんやソニー創業者の盛田昭夫さんら、かつての財界リーダーたちは、時の政権に厳しい提言を正面切って突き付けていた。それに比べたら、今の経団連は論外であり、経済同友会も“学芸会レベル”だ。

 財界は政府に対し、さっさと中央集権から道州制による真の地方自治に移行しろとか、東京や大阪などで世界に冠たる街づくりをしろとか、世界競争に晒された業界では国内しか見ない独占禁止法を廃止しろとか、もっと21世紀の日本の大きな問題についてストレートに提言すべきである。そうしなければ、日本企業は熾烈な国際競争の中で枕を並べて討ち死に、ということになりかねない。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/444.html

[経世済民123] 痴漢保険にネット炎上保険も! “イマドキ”保険事情に迫る〈週刊朝日〉
         ペットも大切な家族(※写真はイメージ)


痴漢保険にネット炎上保険も! “イマドキ”保険事情に迫る〈週刊朝日〉
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170830-00000019-sasahi-life
週刊朝日  2017年9月8日号より抜粋


「社会人なら保険くらい入らないとね」。そんな言葉もいまは昔。キホンの死亡保険に加入しない人が増えているという。家庭事情は十人十色。保険も個人に合わせてカスタマイズする時代なのだ。世相を反映したお得でイマドキな保険を紹介しよう。

 ブログで闘病記をつづる著名人が増えている。

「若い世代も身につまされるのでしょう。医療保険はまだまだ需要がある。みなさん必要な保険を真剣に選んでいます。『とりあえず保険に入る』時代から、自分に合った保険を選び抜く時代が来たのです」

 そう話すのは、ファイナンシャルプランナー(FP)の山口京子さんだ。ネット保険やニッチな需要をすくい取るミニ保険など、保険商品は、おどろくほど豊富にそろう。

◆ペット
 迷い猫の捜索費用を補償します──。東京海上日動火災保険から今年6月、ペット探偵による「ねこ捜索サービス保険」が登場した。発信機「ねこもに」の代金、約7500円に保険料が含まれる。発信機を開発・販売するIT企業の「オープンストリーム」の担当者は、「猫の姿が見えなくても、75メートルまでならばスマートフォンで居場所を確認できます」と自信を見せる。

 それでも見つからない場合は、同社がペット探偵社に連絡。チラシやスタッフによる捜索など3日間で5万円の費用は、保険でカバーされる。保険期間は、発信機の電池の寿命と同じ1年間。

 日本アニマル倶楽部の「プリズムコール」は、ペットの通院や入院、がん手術や高度後遺障害、葬儀費用まで手厚くカバー。フェレットやハリネズミ、モモンガなどの小動物や鳥、イグアナなどの爬虫類も保険の対象だ。

「私が動けなくなったり、死んだりしたら、ペットはどうしよう」

 そんな飼い主の不安を解消するのが、「ペットのお守り」(アスモ少額短期保険)だ。飼い主を失った犬猫の処分数は、年間8万に達するという。「老犬ホーム」の入居費用も1年で50万円近い施設もある。300万円を上限に保険金が支払われるので、老犬ホームの費用にあてたり、ペットを託す人物へ預けることも可能だ。ペットの種類は問わない。

◆レジャー
 行楽の秋も間近だ。登山ブームもあいまって毎年、秋山は盛況だ。一方で、全国の山岳遭難者は増えている。2015年は3043人と、統計の残る1961年以降で最悪の記録だった。

 県警や消防署による山岳遭難救助はヘリコプター代を含めて無料の自治体がほとんどだが、民間出動の場合、5万〜50万円の費用が発生することもある。

 キャンプや登山、渓流釣りなど海以外の場所で事故に遭った際の捜索や救助の費用をカバーするのが、「レスキュー費用保険」(日本費用補償少額短期保険)だ。年間4千円の保険料で300万円まで補償してくれる。

 楽しみにしていたコンサートに、急な出張や病気で行けなくなった経験はないだろうか。「チケットガード」(AWPチケットガード少額短期保険)は、チケット代の1割前後の保険料で、無駄になったチケット料金が戻ってくる。F1などモーターレース観戦に特化した「レースチケット補償保険」(同)もある。

 お天気の予想に自信のある人は、ネットのホテル予約サイト「ベストリザーブ」が手がける「お天気保険付きプラン」に“挑戦”するのもいいだろう。保険料は宿泊代金の1割。1時間0.5ミリ以上の雨が午後3時から6時まで降り続けば、実際に宿に泊まっても宿泊代金が全額戻る。

◆危機管理
「俺じゃない!」

 5月15日夜、ホームに怒鳴り声が響いた。この30代男性は、痴漢行為をしたと指摘されて線路に飛び降りたあと、電車にはねられ死亡した。こうした事故が相次いだ影響か、スマートフォンを通じて弁護士にSOSを送る「痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険」に人気が集まっている。月額590円で弁護士費用が300万円まで補償される。販売元のジャパン少額短期保険の担当者が言う。

「6月の新規契約数は2233件。4月の53倍です。9割は男性だが、妻や母親が心配して申し込むケースも増えています」

 先日、埼玉県の大宮駅で痴漢に間違われた加入者がヘルプコールを利用。10分で弁護士から電話が入り、逮捕されずに済んだという。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)による炎上被害も深刻だ。異物が混入した食品や、飲食店店員が不衛生な行為におよぶ写真が拡散し、企業が対応に追われるケースが頻発しているのだ。

「企業のネット炎上件数は、15年には1002件にのぼった。昨年は、倒産に追い込まれる企業が増加するなど悪化の一途です」(ネット上のリスクを監視するエルテス社)

 今年春から、損害保険ジャパン日本興亜は、1事例につき1千万円の補償を上限に、「ネット炎上対応費用保険」を販売。保険料は年間50万〜100万円だ。

 サイバー攻撃の被害に備えるのが、「サイバーリスク保険」(東京海上日動火災保険)。個人情報漏えいの被害に遭った顧客への対応費用などを補償する。

東京都渋谷区が「同性パートナーシップ条例」を全国に先駆けて施行したのが2年前。アスモ少額短期保険は死亡保険の受取人の範囲を、事実婚やLGBTのパートナーへと拡大した。

「当時、保険業界で、取り組んだのは当社だけ。反響は大きく、当事者の方から『ありがとう』との言葉を頂きました」(同社担当者)

 高齢者の再婚では、事実婚も少なくない。そうした場合も、死亡保険の受取人への指定が可能だ。

 6月、民泊のルールを定めた民泊新法が成立した。民泊専用マンションや仲介サイトも増え、民泊ビジネスが活気づいている。

◆コンテスト発の保険
 日本少額短期保険協会が一般から公募する「おもしろミニ保険コンテスト」。前述した「痴漢冤罪ヘルプコール」や「ペットのお守り」もここから誕生して商品化されたヒット保険だ。

 だが、一般住宅用の家財保険や火災保険ではゲストによる事故や火災は適用されない。ジック少額短期保険が提供する「民泊保険」は、グループ会社が管理する物件で民泊利用による損害を500万円まで補償。この商品もコンテストのアイデアから生まれた。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/445.html

[政治・選挙・NHK231] もはや「伝家の宝刀」抜けない首相は潔く身を引くべきだ 日本経済一歩先の真相(日刊ゲンダイ)


もはや「伝家の宝刀」抜けない首相は潔く身を引くべきだ 日本経済一歩先の真相
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212573
2017年9月1日 日刊ゲンダイ


  
   潔く身を引くべき(C)日刊ゲンダイ

 永田町には「解散風」が吹き始めたようだが、その風が勢いを増す要因はいくつもある。

 内閣改造後、初の大型地方選挙となった茨城県知事選は自公推薦候補が制した。「その余勢を駆って」というのが、まずひとつ目の理由だ。

 また加計学園の問題では、文科省の審議会が愛媛・今治市での獣医学部新設の認可判断を保留。結論は10月末にずれ込んだ。野党は臨時国会で引き続き追及する構えで、10月22日実施の「トリプル補選」のうち愛媛3区は疑惑の舞台である今治市に隣接している。

 どの補選も自民の「弔い選挙」で本来なら勝って当然だ。ひとつでも落とせば、安倍首相の求心力はさらなる低下が必至なのに、愛媛3区は加計疑惑が一大争点になるのは避けられない。「ならばいっそのこと」と先手を打って解散に踏み切りかねない。

 1日、結果が出る民進党代表選は、2候補のうち前原誠司元外相は野党共闘に否定的で、枝野幸男前幹事長は共闘に前向きだ。どちらが勝っても足並みがそろわない野党の現状は、「今のうちに」と首相の背中を押しているようなものだ。

 政府が天皇陛下の退位と改元期日について、当初検討していた9月の決定・公表を見送る方向で最終調整に入ったことも、早期解散戦略の一環ととらえられている。もっかの懸案から安倍政権が解放されれば、解散時期についてフリーハンドを得られるからだ。

 北朝鮮が日本の上空を越えて弾道ミサイルをぶっ放したことさえ、安倍首相は「早期解散に追い風」と考えているかも知れない。首相が早期解散に踏み切るのは一向に構わないのだが、再びその座に戻れるとは、ゆめゆめ思ってはおるまい。

 直近の世論調査でも内閣支持率の戻りは鈍い。原因は安倍首相個人の不人気ぶり。最新の日経調査では、来年9月の自民党総裁選で3選され、首相を続投することに、52%が「反対」と答えた。

 こんな嫌われ者が「選挙の顔」なら、自民はどれだけ議席を激減させるか分かったものではない。悲願の改憲に向け、発議に必要な衆院勢力3分の2を失うのは間違いない。かといって来年12月には衆院議員の任期満了が控えている。解散のタイミングを探るのに、さぞかし首相は苦悶しているに違いない。

 その悩みから解放される手段はひとつ。自ら身を引くことだ。解散権行使という「伝家の宝刀」をスパッと抜けるだけの政治力は失っている。総辞職後の新たな政治の動きは党に一任。新たな党総裁に総理の座を譲り、次なる首相が国民の信を得るため、解散に打って出るのが妥当な道である。

 どう悪あがきしても、今の安倍首相にはこの選択肢しか残されていない。


高橋乗宣 エコノミスト
1940年広島生まれ。崇徳学園高から東京教育大(現・筑波大)に進学。1970年、同大大学院博士課程を修了。大学講師を経て、73年に三菱総合研究所に入社。主席研究員、参与、研究理事など景気予測チームの主査を長く務める。バブル崩壊後の長期デフレを的確に言い当てるなど、景気予測の実績は多数。三菱総研顧問となった2000年より明海大学大学院教授。01年から崇徳学園理事長。05年から10年まで相愛大学学長を務めた。














http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/567.html

[戦争b20] IS最高指導者は今も生存、ユーフラテス川中流域に潜伏か 米中将(AFP)
イラク・モスルのモスクで演説するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の指導者アブバクル・バグダディ容疑者とされる人物。アルフルガン・メディアが公開した動画から(2014年7月5日公開)。(c)AFP/AL-FURQAN MEDIA


IS最高指導者は今も生存、ユーフラテス川中流域に潜伏か 米中将
http://www.afpbb.com/articles/-/3141228?cx_position=4
2017年09月01日 09:28 発信地:ワシントンD.C./米国


【9月1日 AFP】死亡説が出ているイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の最高指導者アブバクル・バグダディ(Abu Bakr al-Baghdadi)容疑者について、IS掃討の有志連合を率いるティーブン・タウンゼンド(Stephen Townsend)司令官(米軍中将)は8月31日、今も生存していてユーフラテス川(Euphrates River)中流域に潜伏している可能性があるとの見解を示した。

 タウンゼンド司令官は電話会見で「われわれは彼(バグダディ容疑者)を毎日捜索している。私は彼が死んだとは思っていない」と語った。

 タウンゼンド司令官はバグダディ容疑者に関して、正確な居場所を突き止める「手掛かり」がないと認めたものの、有志連合と現地部隊がISの拠点だったイラク北部モスル(Mosul)、シリア北部ラッカ(Raqa)、イラク北西部タルアファル(Tal Afar)の解放に乗り出した後、大勢のIS戦闘員と共にシリアからイラクにかけて広がるユーフラテス川中流域に逃げ込んだとみている。

 タウンゼンド司令官は「ユーフラテス川中流域がISの最後の拠点となるだろう」と指摘。「彼(バグダディ容疑者)を見つけたら、まず殺害を試みようと考えている。わざわざ捕虜にするほどの価値はないだろう」とも述べた。

 バグダディ容疑者をめぐっては、在英の「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が6月半ば、シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)の複数のIS幹部から死亡したと聞いたと報告。ロシア軍も同じ頃、シリアで5月に実施した空爆で死亡したかどうか確認作業を進めていると明らかにしていた。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/859.html

[戦争b20] イラク軍、ISから北部の要衝タルアファル奪還 州全域を制圧(AFP)
イラク北部の要衝タルアファルを出発する、民兵組織「人民動員隊」のロシア製装甲車を積んだトレーラー(2017年8月31日撮影)。(c)AFP/AHMAD AL-RUBAYE


イラク軍、ISから北部の要衝タルアファル奪還 州全域を制圧
http://www.afpbb.com/articles/-/3141230?cx_part=txt_topstory
2017年09月01日 11:18 発信地:バグダッド/イラク


【9月1日 AFP】イラクのハイダル・アバディ(Haider al-Abadi)首相は8月31日、北部の要衝タルアファル(Tal Afar)とその周辺地域をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還したと発表した。イラク軍がIS掃討作戦でまたしても大きな勝利を上げた。

 ISのイラク国内の支配地域は、2014年に全土の約3分の1まで拡大していたが、米主導の有志連合によると現在はわずか10%にまで縮小している。

 北部ニナワ(Nineveh)州に位置するタルアファルを奪還されたISは、イラクと隣国シリアを結ぶ主要な物流拠点を失うことになる。

 イラク軍は、米主導の有志連合とイスラム教シーア派(Shiite)民兵組織の支援を受け、12日間にわたりタルアファルでIS掃討作戦を行っていた。

 イラク軍は既にニナワ州の州都モスル(Mosul)を奪還しており、ISが「カリフ制国家」の樹立を宣言してから3年をへて、ようやく同州全域を制圧した。(c)AFP/Ammar Karim



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/860.html

[国際20] 米国、ロシア公館閉鎖を命令 サンフランシスコの総領事館など(AFP)
米カリフォルニア州サンフランシスコのロシア総領事館(2016年12月29日撮影)。(c)AFP/Josh Edelson


米国、ロシア公館閉鎖を命令 サンフランシスコの総領事館など
http://www.afpbb.com/articles/-/3141212?cx_part=topstory
2017年09月01日 05:18 発信地:ワシントンD.C./米国


【9月1日 AFP】米国は31日、ロシアに対し、在サンフランシスコ(San Francisco)総領事館などの在米公館施設3か所を2日以内に閉鎖するよう要請した。ロシアによる同国駐在米外交官の大幅削減に報復した形だ。

 閉鎖の対象となったのは、サンフランシスコの総領事館に加え、ロシアが大型複合大使館施設を置く首都ワシントン(Washington D.C.)の大使館事務局別館と、ニューヨーク(New York)にある領事館別館。米国務省は、この決定は「同等性の精神」によるものだと説明。閉鎖は9月2日までに実行する必要があるとした。

 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は1月の就任時、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)政権との関係を改善したい意向を表明。しかし、ロシア政府が昨年の米大統領選挙に介入したとの疑惑をめぐり、米議会が新たな対ロ経済制裁を科したことを受け、プーチン大統領は7月、報復措置として米外交官の大幅削減を要請した。

 ロシア外務省は声明を出し、レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官からセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)ロシア外相への電話で、領事館閉鎖の要求を伝えられたことを明らかにした。ラブロフ氏はこれに対し、「2国間関係における緊張の高まりに遺憾の意を表明した」という。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/469.html

[戦争b20] トランプ: アフガニスタン・ファースト(マスコミに載らない海外記事) :国際板リンク 
トランプ: アフガニスタン・ファースト(マスコミに載らない海外記事)

http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/468.html



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/861.html

[政治・選挙・NHK231] 民進の新代表に望むこととは/政界地獄耳(日刊スポーツ)
民進の新代表に望むこととは/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1880943.html
2017年9月1日8時46分 日刊スポーツ


 ★元外相・前原誠司と元官房長官・枝野幸男が争う民進党代表選は、今日1日の臨時党大会で新代表を選ぶ。党は代表選を大いに盛り上げたが、党代表・蓮舫と同幹事長・野田佳彦執行部の低調路線が党勢を低下させ、離党者を増やした。代表候補の2人は結党以来のベテランだが、中堅議員時代に政権を担い中枢で働いたからこそ、党の魅力や弱点も知り尽くしているはず。次世代の人材育成や人材発掘も視野に入れなくてはならない立場だ。党勢拡大に努力するとともに、国民が選択肢として選べる政党にしてほしい。

 ★その意味でも、新執行部は選挙の禍根を残さず、蓮舫が敷いたような人事をせず、ドンドンと思うように進めればいい。評価するのは有権者だ。ところがその流れに水を差す発言が、相変わらず口は出すが、票を出さない連合からあった。先月30日、都内で講演した連合会長神津里季生は、10月の3補選を含む衆院選での共産党との共闘について、「民進党が共産党に頭を下げて『票をください』と言っているように見える。こんなことはあってはならない」と、野党共闘に強い反発を示した。また「連合は、共産党の影響をどうやって排除するかということで闘ってきた。選挙戦で、同じ事務所で一緒にやりましょうなんてことはあり得ない」とした。

 ★安倍政権と労働法改正でこっそりまとめようとして失敗した連合は、どの口で言うのか。連合が出す票が足りなくて、民進党が勝てないから選挙協力するという現実の改善なくして、どこが最大の支援団体なのか。連合が各選挙区であと3万票上乗せすれば、解決する話だ。組織内候補だけは当選させ、民進党全体に力が及ばないが、お口だけは一人前の支援団体の寝ぼけた話をはねつける力も、新代表に持ってもらいたい。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/568.html

[国際20] 成功するはずのない軍事侵略とクーデターを継続するトランプ(マスコミに載らない海外記事)
成功するはずのない軍事侵略とクーデターを継続するトランプ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-7b70.html
2017年9月 1日 マスコミに載らない海外記事


Eric Zuesse
2017年8月29日
Strategic Culture Foundation

およそ1,450,000人から、3,595,000人の間の死者を生み出したrベトナム戦争を覚えておられるだろうか? アメリカ侵略は、一体どのような善をなしたのだろう? もし、アメリカが敗北ではなく、勝利していたら、侵略は良いことになっていたのだろうか? どこかの国による、どれかの侵略で、良かったものなどあるのだろうか?

第二次世界大戦は違っていた。それが世界的規模であったからのみならず、我々側(アメリカとイギリスとソ連)が勝利したがゆえにというだけではなく。

侵略が良いものでる可能性があるかどうかを判断する基本原則は、侵略をする側の国が存在し続けるために本当に必要不可欠なのかで、つまり、その政体が有効に存続できるかどうかだ。こうしたれっきとした国防のみが侵略を正当化できる。

第二次世界大戦中、ソ連やイギリスやアメリカ合州国(他の多くの国々も同様に)の継続的な存続が、実際アドルフ・ヒトラー政権によって深刻に脅かされたが、それは単にベニート・ムッソリーニ政権や天皇裕仁政権が支援していたという理由だけではなかった。

連合軍側では、この状況での“不干渉主義者”は、ヒットラー主義者と阿呆の集合に過ぎなかった。ヒトラーは、1925年の『我が闘争』や、1928年の『第二の書』、演説、ドイツ再軍備で、全てのユダヤ人と、全ての身体障害者を絶滅させ、(ポーランド人、ロシア人、チェコ人、スロバキア人などを含む)全てのスラブ人を奴隷にし、あらゆる国の民主主義を軽蔑し、決して容認しないという固い決意を明らかにしていた。これは最上位の経済層や彼が犠牲にする国として意図していた国々の全ての国政政治家、あるいは、少なくとも全員が極端に愚かだったわけではないこれらエリート支配層の間でも広く知られていた。それでも、彼の再軍備計画が、ヒトラーが著書や演説で主張していたことを、わずかでも常識がある人間なら誰にでもはっきり示していたのに、交渉しようとした連中がいた。この件に関するウィキペディア記事には、こうある。 “第二次世界大戦以来、学者も素人もドイツがどこまで再軍備するか議論するのが諸国政府間では公然の秘密だった。一部の欧米指導者が考えていた可能性が高いのは、再軍備した強力な反共産主義ドイツがソ連に対する防壁になる可能性を大目に見ようということだ。”

この“一部の欧米指導者”による考え方とされるものが意味するのは、他国を征服し、そこに彼の独裁制を導入すると主張するヒトラーの明快な発言は、共産主義諸国に対してのみ本気で、あからさまで得意気に語る人種差別は、限定された地理的範囲、共産主義諸国を越える実際の脅威には決してならないと連中が確信していたということだ。言い換えれば、1933年以後“不干渉主義者”でいるためには無知か、まぬけか、うそつきでなければならなかった。そうした連中全員、明白な現実からはっきり目を逸らしていた。ヒトラーが、他のあらゆる国々にとって、存続に関わる明らかな脅威であることを。

だから、第二次世界大戦に関する状況は、外国(この場合、ファシスト枢軸諸国)を侵略することが道義上、正当と認められる極めて稀な例外だ。

アメリカによるベトナム侵略は全く正当性がない。公式の47,434人のアメリカ人“戦死者”と、公式の10,786人の“他の(戦場での)死者”と、公式の32,000人の“他の(軍務服務中の)死者”と、公式の153,303人の“非致命的負傷”と、嘆き悲しむそのアメリカ人家族全員が、アメリカ史のこの基本的な事柄についての誠実さに反対すると推測されるためこれはアメリカ国内では公表できない事実だ。アメリカ支配層が望んでいたこと以外何物でもないもののために、これらの兵士たちが亡くなり、負傷し、ベトナム人や他の人々を殺害した事実だ。

これは、JFKやLBJがアメリカ支配層から大変な圧力を受けていなかったこと、あるいは、リチャード・ニクソンが、彼やキッシンジャーさえ、実際は実現不能であるのを知っていた、アメリカの勝利により戦争を終わらせるための“秘密”計画を約束した精神病質者ではなかったことを必ずしも意味するわけではない。しかし、アメリカ大統領はアメリカ国民を本当に代表しているのか、それとも、そうではなく、アメリカ支配層を代表しているのかという疑問を提起する。

アメリカ帝国には法の手が届かず、ほぼ全員が、この悲劇的な状況が多くのアメリカによる侵略にあてはまることを知っている。他の実に多くの告訴できないアメリカによる侵略戦争犯罪が存在している。

ドナルド・トランプは、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、イエメンなど、いくつかのこうした侵略/占領と、ウクライナでのクーデター(アメリカ‘ニュース’メディアは、アフガニスタン、イラク、リビア、シリア、イエメンなどの“クーデター”ではなく、いまだに‘民主的革命’と呼んでいる)も受け継いだのだ。

彼はあからさまな侵略/占領だけでなく、クーデターや軍事政権を含め、こうしたこと全てを継続している。

アメリカ政府は、その犯罪を謝罪せず、誰もアメリカの犯罪を訴追できない。だから、世界に存在しているのは、こうした犯罪に関するウソのみだ。こうしたウソが繰り替えされる限り、変革の可能性は無い。こうした悲劇や更なる同じことが必然的に継続する。

本当の真実がない限り、本当の勝利不可は能だ。だが一体誰が気にかけよう? 自らの、そして他の連中のごまかしを繰り返す口実は常に存在する。‘歴史’は、それなりのものとなる。次から次の重要事項の削除や、次から次の重要なウソの全てが、十分な真実とまぜこぜにされ、支配層が国民に信じさせたい神話を作ることになる。

アメリカ合州国の外では、この件に関する真実は広く知られている。“どの国が平和に対する最大の脅威か?”という質問で行われた唯一の国際的世論調査で、圧倒的な差で、世界中の人々(アメリカ合州国国内ではないが)“アメリカ合州国”を答えた。65カ国で、67,806人の回答者が、この件についてインタビューを受けた。この世論調査は、65カ国それぞれにおける科学的無作為抽出をしたWIN/Gallupによるものだ。回答者たちは知っているのだが、アメリカ人は知らない。

歴史研究家Eric Zuesseは作家で、最新刊は、They’re Not Even Close: The Democratic vs. Republican Economic Records、1910-2010、および CHRIST’S VENTRILOQUISTS: The Event that Created Christianity「キリストの腹話術師:キリスト教を生み出した出来事」。

記事原文のurl:https://www.strategic-culture.org/news/2017/08/29/trump-continues-invasions-that-cant-succeed.html
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http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/470.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍首相にトランプ訪日をさせてはいけない 「そのためには10月22日の解散総選挙に追い込む事だ」 天木直人
安倍首相にトランプ訪日をさせてはいけない
http://kenpo9.com/archives/2255
2017-09-01 天木直人のブログ


 メイ英国首相が訪日した記事を見て思い出した。

 トランプ大統領の訪日は11月のはずだ。

 今年の2月に安倍首相は訪米してトランプ大統領と初首脳会談をした。

 その時、安倍首相は訪日を招待してトランプ大統領はそれを受け入れた。

 安倍首相よりも先にトランプ大統領と首脳会談したのはメイ英国首相だった。

 そしてその時、メイ首相もまたトランプ大統領を英国に招待しトランプ大統領は快諾したが、その後英国民がエリザベス女王に会わせるわけにはいかないと反発し、トランプ大統領の訪英は取りやめになった。

 しかし日本では天皇陛下に会わせなという声はどこからも起こって来ない。

 このままいけば、安倍首相はトランプ大統領を日本に迎え、天皇陛下に会わせる事になる。

 11月といえばもうすぐだ。

 メディアは一切トランプ訪日の事を報じないが、国賓ともなれば準備は周到に進められているはずだ。

 なぜメディアは報じないのか。

 国民の中に反対運動が起きる事を恐れるからに違いない。

 しかし、今度のメイ首相の訪日で明らかになった。

 北朝鮮に何の影響力も持たない英国のメイ首相にさえ、ここまで北朝鮮への圧力強化を訴えている安倍首相だ。

 日英首脳会談の中心は英国のEU離脱後も日本企業は悪影響を受けないようにメイ首相に注文をつける事が日本にとって最重要であり、メイ首相も日英間の経済関係強化に関心があったにも書かわらず、安倍首相は北朝鮮ばかりを強調した。

 これでは、トランプ大統領の訪日の時は、北朝鮮への圧力強化一色になる。

 そんな状況の中で、トランプ大統領を天皇陛下に会わせていいのか。

 これ以上安倍首相の天皇陛下いじめを国民は許していいのか。

 もちろん許してはいけない。

 どうすればいいのか。

 トランプ大統領か安倍首相かどちらかが辞めることだ。

 トランプ大統領は辞めそうもない。

 だから安倍首相を辞めさせるほかにない。

 そのためには10月22日の解散総選挙に追い込む事だ。

 野党が勝つことはなくても、安倍自民党が議席を減らすことは間違いない。

 展望のない野党は、政局を混乱させるしかない。

 政局が混乱すればチャンスもおのずから生まれてくる。

 野党は解散・総選挙を恐れるのではなく、逆手に取るのだ。

 どうすれば安倍首相を10月22日の解散・総選挙に追い込む事ができるか。

 はやり加計・森友疑惑の徹底追及しかない。

 大手メディアはまともに書こうとしないが、その後も疑惑がどんどんと膨らんでいる。

 毎日のように告発・訴訟が起きている。

 加計・森友疑惑を忘れないぞと国民が騒ぎ続けていけば、いくらだらしのない野党でも、9月末から始まる臨時国会で追及せざるを得ないだろう。

 そうすれば安倍首相は答弁に窮することになる。

 再び支持率が下がり、自民党の中で安倍首相では選挙は戦えないという事になる。

 あるいは腹痛が再発する。

 どっちに転んでも、安倍首相は10月22日にやけくそ解散・総選挙を決断せざるを得なくなる。

 つまり10月22日の解散・総選挙のカードは安倍首相が切るのではなく、国民が伝家の宝刀を奪い取って抜くのだ。

 トランプの訪日を阻止する切り札は、安倍首相を10月22日解散・総選挙に追い込む事である(了)




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/569.html

[経世済民123] 「企業年金担当者」は、こうして金融機関にカモられる やっていいこと、悪いこと(現代ビジネス)


「企業年金担当者」は、こうして金融機関にカモられる やっていいこと、悪いこと
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52692
2017.09.01 山崎 元 経済評論家  現代ビジネス


■「年金運用リスク」は非合理的?

日本経済新聞の集計によると、企業の年金債務が8年ぶりに減少したという。確かに、NTT、日立製作所、パナソニックなどの大手企業では、1000億円を超える年金債務の減少額がある。

これ自体は経営環境的に概ね結構なことだが、この数字は、変化が逆方向に、つまり「今年のような環境から、去年のような環境に」変化した場合、同様の額で年金債務が拡大しかねないことを意味している。

加入者に将来の年金給付額を約束する形の、従来からある「確定給付型」の企業年金のリスクは、多くの企業にとって、まだ十分に小さいと安心できるものではない。

例えば、先の3社は、いずれも債務残高が2兆円を超える年金債務(同時に年金資産もあるはずだ)を抱えているが、どの会社の本業も資産運用ではない。運用が決して本業ではない会社の収益が、主に資本市場の環境変化による年金運用の成否に大きく左右されることは、経営的に考えて合理的とは言い難い。

日本の企業年金は、1990年代から2000年代初頭にかけて、主に厚生年金基金の形で、(1)金利低下による年金債務の拡大、(2)株価下落などバブル崩壊に伴う運用不振、(3)厚生年金の代行部分(国の年金に代わってリスクを取って運用していた部分)の運用リスク拡大効果によって、端的に言って「酷い目に遭った」。

この反省から、多くの企業が、代行部分を国に返す(いわゆる「代行返上」)、確定給付年金を縮小ないし廃止して確定拠出年金に移行する、確定給付の企業年金の制度を変えて運用リスクを縮小する、などの対応を取って来た。

かなり成果は出ていると言えるが、まだ道半ばという所だろう。

■企業年金制度の意味

そもそも、企業が社員のために独自の年金制度を持つことの意味は何だろうか。

最大の意味は、「企業年金(や退職金制度)を通して社員に報酬を払うと、税金上のメリットが得られて、そうでない場合よりも、人件費を実質的に有効に使える」ところにあると考えるべきだろう。


(図)企業にとっての年金制度・マネー教育の意味

企業年金には、掛け金の所得控除、運用中の運用利益の非課税、受け取りの際の税制優遇、所得が下がっているはずの年金受け取り時に課税所得を移転することの節税効果など、各種の節税効果があり、これは、企業と社員双方にとってメリットになっているはずだ。

「双方にとって」というのは、例えば、節税のメリット分だけ企業にとっては「社員にとって同じ実質価値の報酬を与えるために、企業が払う人件費を節約できた」ということだし、社員からすると「企業が払える同じ人件費から、より多くの実質価値を受け取ることが出来た」ということになるからだ。

企業は、自社の年金制度、さらに社員が個々に社外で利用する年金制度を、人件費をより有効に活用する手段として理解すべきだ。この事情は、図の上半分を見て頂くとお分かり頂けるだろう。

■マネー教育も人件費有効活用に効果的

さて、先の図を描きながらお金の流れについて考えて分かったことだが、社員が給与やボーナスなどで受け取った報酬を、将来に備えて上手く運用できるか否かも(それ以前に計画的に貯蓄できるかも重要だが)、社員にとっての「報酬の実質的な価値」に影響することが分かる

この辺りの事情は、先の図の下半分を見るとお分かり頂けると思う。

すると、企業にとっては、社員のマネーリテラシーを改善することも、人件費の実質的な有効性(=社員にとっての価値への効果)の改善につながることが理解できよう。

要すれば、社員が受け取る報酬の扱い方の改善は全て、報酬を払う側のコストの有効性に改善につながるということだ。

■企業型確定拠出年金の功罪

企業が、確定給付型の企業年金を止めるないしは縮小して、企業型の確定拠出年金に切り替えることは、企業経営の観点では、概ね好ましいことだと考えられる。

社員の側から見ても、旧来の年金制度の条件ばかりを守っても、これが企業にとって過大な負担となるなら、自分たちの給与やボーナスにマイナスの影響を及ぼすし、ひいては企業の存立が危なくなるような事態も起こりかねない。

そのため、確定給付型の企業年金をある程度スリム化することに合意するのは、概ね合理的だ(もっとも、御用組合に安易な条件で合意されても困ることがあるのだが)。

事実の推移として、企業型確定拠出年金を導入する企業数と、その運用資産残高は拡大している。

一方、従来の確定給付型の企業年金から、確定拠出型の企業年金に切り替わることによる、デメリットが顕在化する場合がある。

端的に言って、資産運用の手数料が上昇する場合が多いのだ。

大きな資産をまとめて企業の年金基金が運用する確定給付型の企業年金では、資金を任せる側の交渉力が強いので運用手数料が安い傾向があるが、確定拠出年金では、運用手数料が十分に交渉されないケースがあるし、加入者であるけれども運用知識のない社員が、手数料の高い商品(筆者は「地雷」と呼んでいる)を選んでしまって、運用効率を悪化させるケースが少なくない。

売り手の側から見て、確定拠出年金は儲けの出にくいビジネスであり、収益を上げるためには、加入者が「間違って手数料の高い商品を選んでくれること」に期待したくなる背景がある。通称「iDeCo」と呼ばれる個人型の確定拠出年金でも事情は同様だ。

端的に言って、確定拠出年金商品ラインナップにある年率0.5%以上の運用管理手数料の商品は全て「地雷」である。

そして、企業型確定拠出年金の場合、金融機関ないしそのグループ会社(研究所など)から派遣される「投資教育」を担当する社員が、加入者を「地雷」商品にさりげなく誘導する役割を担うのが通例だ。

実は、財務部員が取引金融機関を喜ばせるために、社員の年金を取引材料として金融機関に差し出すような場合もある(商品ラインナップを見ると、後からでも背景が推測できる)。

企業としては、商品ラインナップの構成や投資教育まで含めて、取引先の金融機関グループに「丸投げ」できると楽でもあり、コストを節約した気分になるのかも知れないが、社員の確定拠出年金の運用効率が損なわれることによって、人件費の実質的な価値が損なわれていると認識することが重要だ。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/446.html

[政治・選挙・NHK231] 前原・民進党新代表で、小沢一郎の「政治生命」がひっそり終わる このまま静かに消えていくのか…(現代ビジネス編集部)


前原・民進党新代表で、小沢一郎の「政治生命」がひっそり終わる このまま静かに消えていくのか…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52757
2017.09.01 現代ビジネス編集部


■前原・枝野双方にアプローチ

前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官の一騎打ちになった民進党代表選挙は、前原氏の勝利がほぼ確実な情勢だ。

今回の代表選で陰に陽に前原氏にエールを贈り、その勝利を強く望んできたのが、自由党の小沢一郎代表である。

そもそも枝野氏は大の小沢嫌い。その仲の悪さは筋金入りで、民進党の歴史を振り返れば、2003年のいわゆる「民由合併」の際も、小沢氏の政治手法への警戒感から「小沢氏と一緒になるくらいなら議員辞職する」などと、最後まで合併に反対し続けたのが枝野氏だった。

その後も、枝野氏は周囲に「小沢嫌い」を公言してきた。それだけに昨年末、野党共闘をめぐって2人が食事をとりながら意見交換したことが明らかになった際には、関係者は驚いたものだ。しかし、それでも結局は、枝野氏の小沢氏に対する警戒心は解けなかった。

一方の前原氏も、決して小沢氏と近かったというわけではなく、それどころかむしろ、小沢氏が民主党幹部だった時代には「犬猿の仲」として知られた。しかしここ数年は「小沢嫌い」の態度を改め、定期的に小沢氏と会食の機会も持つようになっていた。

そうした会合の席上では、前原氏は小沢氏が説く「野党再結集・共闘論」や、共産党との選挙協力の必要性にも理解を示していたという。昨年9月の代表選でも、小沢氏は自身に近い民進党議員に前原氏をサポートさせ、両者は急速に接近を始めていた。

今回の代表選でも、小沢氏は「前原氏が勝利すれば、野党結集を打ち出すと思う」などと発言し、明らかに前原氏に肩入れしてきた。また、小沢氏に近い松木謙公衆院議員や、元小沢チルドレンとして知られる小宮山泰子衆院議員らも、前原氏の推薦人に名を連ねている。

■「小池」で計算が狂った

小沢氏が、ともに関係の悪かった枝野・前原両氏にアプローチをかけ、最終的に前原氏にベットするに至った背景には、自身の率いる自由党を民進党に合流させたいという思惑があったからに他ならない。小沢氏ならではの政局の流れを嗅ぎとる「カン」を働かせた結果、民進党内のイニシアチブを握る可能性がより高い前原氏を選んだ、ということに過ぎないのだ。

ところがその前原氏の立場が、代表選が本格化するにつれてブレてゆく。小沢氏の考えとは逆方向の発言をすることが増えたのである。

代表選初日の8月21日の共同記者会見では、さっそく「理念・政策が合わないところと協力することは、私はおかしいと思う」と踏み込んだ表現で、次期衆院選での共産党との協力見直しを表明した。小沢氏からしてみれば、せっかく前原氏の「後ろ盾」となってきたにもかかわらず、梯子を外された格好だ。

かと思えば、前原氏は29日になると突如、小沢氏率いる自由党について「もっともわれわれの政策理念に近い考えを持っている」と再び持ち上げた。なぜ、かつてない蜜月とも見えた前原・小沢両氏の関係は、土壇場でこのように迷走を始めたのだろうか。

背景には、前原氏の選挙戦を支える民進党保守系議員の多くが「天皇制や安保・防衛政策へのスタンスが全く異なる共産党との選挙協力は自殺行為だ」として、野党共闘に強いアレルギーを示すようになったこと、そして小池百合子・東京都知事が実質的に束ねる「日本ファーストの会」がにわかに国政進出の道筋を具体化し始めたこと、これら2つの事情がある。

理念が大幅に異なる共産党と無理に共闘しても、広く国民の支持が得られるとは考えづらいし、下手をすると党が空中分解しかねない。より立場の近い日本ファーストの会が今後安定した勢力になるのなら、そちらと組んだほうがまだ可能性がある。

こう考える民進党保守派は、「もし共産党との協力を見直すことができないなら、先に離党した長島昭久氏や細野豪志氏らに続き、民進党を離れる」との構えを見せているのだ。

前原選対のある中核メンバーは、こう話す。

「前原さんは、民進党をこれ以上分裂させないということを第一に考えている。そのため、共産党が勝手に候補者を下ろしてくれるというなら野党共闘だって歓迎するが、そうでないなら、選挙協力路線は見直さざるを得ない。小沢さんの望む自由党の民進党への合流についても、党内にはまだ小沢アレルギーが根強いから、慎重にならざるを得ない」

■そもそも、なぜ共産党と?

「剛腕」を誇った小沢氏の政治力も今は昔。かろうじて政党要件を満たす、所属議員わずか6人の小さな党を率いているに過ぎない。

その小沢氏の現在の唯一の「売り」が、共産党との親密な関係である。

小沢氏と共産党の志位和夫委員長は、近年たびたび会談を持っていることが知られているが、実は志位氏は「本丸」ではない。小沢氏が共産党対策に絶大なる自信を持ち、その一点をもって民進党に切り込もうとする背景には、今なお共産党内で圧倒的な影響力を誇る不破哲三前議長との「信頼関係」があるのだ。

小沢氏は、2009年の衆院選で極秘に不破氏と接触。小沢氏の説得を受けた不破氏の「鶴の一声」で共産党は候補者を大幅に減らし、反自民票を民主党に集めて大勝に導き、政権交代を実現したという経緯がある。

当時、この2人を引き合わせたのは、衆院事務局職員の時代から不破氏と親交があった、小沢氏側近の平野貞夫元参院議員だと言われている。

この時、小沢氏は「共産党が候補者を大幅に絞ってくれれば、政権交代は必ず実現する」と大見得を切り、不破氏の説得に成功した。衆院選で本当にそれが実現したことから、以来不破氏は「小沢はたいしたものだ。有言実行で政権交代を実現してしまった」と小沢氏を高く評価するようになった。

その不破氏に、小沢氏が再び接触を始めたのは今から2年ほど前のこと。小沢氏が志位委員長との関係の深化に成功したのも、不破氏からの絶大なる信頼があってのことだ。

■時流が味方しなかった

小沢氏は「共産党と候補者調整の話ができるのは自分しかいない」と各所で吹聴し、代表選に勝つと見込んだ前原氏にも「共産党との関係は私に任せてもらえれば大丈夫」と言い続けてきた。こうした小沢氏の自負そのものは、ある程度事実だろう。

ところが前原氏は、土壇場で共産党との選挙協力を見直すとともに、一方で手下の保守系議員たちが望む「都民ファーストの会」との協力関係構築を目指す考えに傾いている。小池新党の登場に関しては、これはもはや「時流が小沢氏に味方しなかった」としか言いようがない。

小泉純一郎元首相と同じ昭和17年生まれで、今年5月に75歳になった小沢氏。氏にとって、政治家人生の晩年になって築き上げた共産党との親密な関係は、再び政治の表舞台に立つための「最後の切り札」とも言えるものだった。だが、その道のりは極めて厳しいものになりつつある。

代表選の終盤、前原氏の側近からは、「小沢氏と一緒にことを進めれば、必ずその毒に侵されてしまう。やはり静かに消えてもらうしかない」との声も聞かれた。

既存野党の弱体化が限界に達し、「野党共闘」の夢が潰えるとともに、小沢氏の政治家としての寿命も尽きてしまうのだろうか。




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/571.html

[政治・選挙・NHK231] 「保保二大政党」か「保革二大政党」かが最大論点ー(植草一秀氏) 
「保保二大政党」か「保革二大政党」かが最大論点ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq5d5a
31st Aug 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


主権者のなかから湧き上がる「安倍やめろ!」、「安倍政治を許さない!」の声は

日増しに強まっているが、与党の内部からも、

「そろそろ潮時」との見方が浮上している。

主権者は「安倍政権打倒!」の旗を掲げて活動しているが、

その安倍政権が近い将来に倒れるとの見方が永田町および霞が関で広がり始めている。

次期総選挙に向けての戦略を各陣営が描き始めているが、

次期総選挙が実施される前に安倍政権自体が消滅している可能性も

念頭に入れておく必要がある。

むしろ、自民党サイドの戦略として、

この考え方が水面下で取り沙汰されているようである。

考えてみれば、第2次安倍内閣が発足して、今年の12月で丸5年になる。

第1次安倍内閣は2006年に発足しているが、

2006年から2012年までの7年間は、毎年政権交代があった。

安倍、福田、麻生、鳩山、菅、野田の6つの内閣は、

すべて在任期間が1年程度であったのだ。

それが、2012年に発足した第2次安倍内閣以降、5年の長期政権となっている。

2001年から2006年まで続いた小泉政権が例外的に長期政権になったが、

その後の6代政権はすべて1年程度の短命政権になった。

安倍内閣が長期政権になった最大の背景は2013年の参院選で

安倍自民が勝利したことにある。

メディアが「アベノミクス絶賛」の大キャンペーンを展開し、

「ねじれ解消」を誘導した。

伏線には、2010年の参院選で菅直人民主党が惨敗したことがある。

菅直人氏が突然消費税増税を提示したことにより、

2009年の政権交代実現の大業が水泡に帰したのである。


衆参で多数議席を確保し、さらに衆院で3分の2以上の議席を与党が占有すると、

国会が有名無実化してしまう。

衆院で予算案、法案を通過させることはたやすくなり、

参院で否決されることも基本的には生じないからだ。

大臣に対する問責決議案が可決されないから、

政権が行き詰まることが生じにくいのである。

このことから、安倍政権の永続がまことしやかに語られてきた。

安倍政権は2020年東京五輪招致を強行し、

2020年に東京オリンピックが開かれることになっている。

安倍首相が、この2020年まで首相の座に居座ろうとしているとの見方が

まことしやかにささやかれてきたのだ。

しかし、その状況が一変した。

森友、加計、山口の「アベ友三兄弟疑惑」、さらに自衛隊日報問題が一気に噴出した。

国会を閉じてしまったから、メディアが問題を取り上げる頻度が低下し、

このために信ぴょう性の低い世論調査で支持率のわずかな上昇が報じられているが、

最大の理由は国会が開かれていないことにある。

臨時国会が召集されて衆参の予算委員会審議がテレビで放映されれば、

状況は一変する。

森友・加計・山口疑惑は、何ひとつ解消していない。

むしろ、疑惑はもはや疑惑の域を越えつつあると言ってよい。

真相がすでに、ほぼ明らかになっているのである。


最大の特徴は、これらの巨大事案のすべてが、安倍晋三氏の直轄事案であることだ。

直接の責任が行政部局、あるいは与党の誰かにあり、

総理大臣が最終責任を負うということで責められている事案ではないことを

確認しておく必要がある。

すべてが、安倍晋三氏の個人に関わるスキャンダルなのだ。

最高責任者としてだけでなく、直接当事者として、

すべての事案が「安倍事案」なのだ。

この要因で支持率が急落し、

7月2日の東京都議選では自民党現職議員が大量落選した。

国会を開会し、再び、連日連夜、森友・加計・山口疑惑が厳しく追及されれば、

主権者国民の間の

「安倍やめろコール」

は、益々、燎原の火の如くに広がることになるだろう。

ここから先のストーリーは二通りある。

ひとつは、安倍晋三氏が9月末に召集されるであろう臨時国会冒頭で

衆院解散を断行することだ。

自民党は敗北するが、敗北を最小化するために早期に解散に踏み切るというものだ。

この可能性を全否定することはできない。

もう一つの可能性は、解散せずに、10月22日の三つの衆院補選と一つの知事選を

迎えるというものだ。

しかし、この場合、臨時国会で安倍首相は集中砲火を浴びることになる。

そしてその余韻が濃厚に残るなかで10月22日に選挙が行われる。

この選挙で自民党が敗北すればどうなるか。

自民党内から安倍降ろしの動きが一気に噴出することになる。

自民党が、実はこのストーリーを狙っているとの説が存在するのだ。

この場合、石破政権か岸田政権が誕生することになる。

そして、新しいイメージの下で次の総選挙が行われることになる。

こちらのシナリオに対する備えを準備し始めねばならない。


民進党が代表選を実施して、恐らく前原誠司氏を新代表に選出するのだろう。

しかし、この前原民進党に期待する国民はほとんど存在しないだろう。

民進党代表選で明らかになったことは、

民進党内には二つの政党が存在することであった。

原発・憲法・消費税、さらに基地、TPPについて、民進党内には水と油、

正反対の二つの政策主張が併存している。

これを政党と呼ぶべきではない。

どちらの候補者が選挙に勝利しても、党を分割するのが正しい。


さらに、代表選後に、民進党から集団離脱する議員も出現するかも知れない。

民進党最後の代表選になるのではないか。

問題は、今後の野党再編、政界再編の基本構図がどうなるのかである。

最重要の問題は、日本政治の二大勢力が

保保になるのか保革になるのかである。

「保保」を私は「二党独裁」と表現する。

米国の共和・民主二大政党体制が「保保」=「二党独裁」制である。

見かけは民主主義だが、よく見ると、どちらに転んでも同じという重大な欠陥がある。

米国を支配している巨大資本が、巨大資本による米国支配を半永久化するための

政治体制が共和・民主二大政党体制=二党独裁体制なのである。


英国の保守党・労働党の二大政党体制は、基本的には「保革」だが、

ブレアの労働党からは、米国の共和・民主二大政党体制にかなり接近した。

日本で確立するべき二大政党体制は、絶対に「保革」であるべきだ。

最重要の政治課題である

原発・憲法・消費税

についての主権者国民の判断が二分されている。

「安倍政治に対峙する」政策路線を掲げる政治勢力が二大勢力の一翼を担わなければ、

主権者国民の意思の半分が無視されるということになる。

日本の二大政党体制は、絶対に「保革」とするべきなのだ。


これから始まる戦後日本政治最大の闘争は、

保保二大政党体制に移行するのか、それとも保革二大政党体制に移行するのか、

の闘いになる。

米国を支配する巨大資本が当然のことながら日本も支配している。

この勢力が2008年から本格的に注力してきたのが、

「保保二大政党体制」の構築である。

民進党代表に前原誠司氏を選出し、

これと小池国政新党および維新勢力を一つにまとめて「第二自公」を創設する。

自公と第二自公による「保保二大政党体制」を構築しようとしていることは明らかだ。


しかし、これでは主権者国民の意思の約半分がすべて切り捨てられることになる。

したがって、革新勢力の塊を造るべきなのだ。

革新新党が創設され、これと共産党が全面的な選挙共闘を行う。

自公と第二自公がそれぞれ候補者を擁立する。

ここに革新陣営がただ一人の候補者を擁立する。

この選挙で誰が最も有利になるのかは明白だ。

いま、情緒的な空気、雰囲気は、「保保二大政党体制への移行」であるが、

ここで本質を見誤るべきでない。


主権者国民の約半分が、本当はもっと大きな比率であると思うが、

反安倍政治である以上、この声を吸収する政治勢力は絶対に滅びることはない

のである。

第二自公創設に走るよりは、本当の革新政党を創設する方が、

はるかに将来性、成長力は大きいのである。

敵は、安倍首相を退陣させて、新布陣で総選挙に臨んでくる可能性がある。

これに立ち向かうには、明確な「革新」の旗を掲げた政治勢力、

主権者の連帯確立である。

焦点は革新勢力がすべての選挙区にただ一人の候補者を擁立できるのかどうかだ。

第二自公に進むのか、それとも革新勢力結集に進むのか。

最重要の判断が迫られることになる。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/572.html

[政治・選挙・NHK231] 黒澤明も証言、関東大震災時の朝鮮人虐殺は紛れもない事実だ! 小池百合子、ネトウヨの歴史修正に騙されるな!(リテラ)
            
             黒澤明『蝦蟇の油』(岩波書店)


黒澤明も証言、関東大震災時の朝鮮人虐殺は紛れもない事実だ! 小池百合子、ネトウヨの歴史修正に騙されるな!
http://lite-ra.com/2017/09/post-3425.html
2017.09.01 黒澤明も関東大震災の朝鮮人虐殺を証言 リテラ


 1923年9月1日の関東大震災発生から、94年が経過した。大地震の混乱のなか、「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」等のデマが広がり、日本人らが多くの朝鮮人を惨殺した。いわゆる“朝鮮人虐殺”である。

 しかし、本サイトでも既報のとおり、小池百合子都知事は、本日、東京都墨田区の都立横網町公園で行われる朝鮮人犠牲者の追悼式典をめぐり、都知事が例年送っていた追悼文を拒否。先月の会見でも「様々な被害で亡くなられた」「様々な歴史的認識がある」などと述べ、朝鮮人虐殺という歴史事実への言及を、あからさまに避けていた。

 これを受けて、追悼式典を主催する「9.1関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典実行委員会」も先月に抗議声明を出している。

〈人の手で虐殺された犠牲者も自然災害によって命を落とした犠牲者と同じ、よって虐殺された朝鮮人らへの別途追悼の辞は手間だ不要だと言っているのに等しい。〉
〈大震災など非常事態時に流言飛語が飛び交うことがあるという歴史の教訓、朝鮮人や中国人に対する差別・偏見が無辜の人々の命を奪う行動にもつながったという過去の歴史的事実に目をそむけるものである。〉(抗議声明より)

 あまりにも当然の抗議だろう。実際、小池都知事の決定の背景には、近年、ネット右翼や右派市民団体を中心に拡散されている「朝鮮人虐殺はなかった」なる“虐殺否定論”がある。

 たとえば、都議会で都知事の朝鮮人犠牲者追悼文とりやめの端緒となる質問をした自民党・古賀俊昭都議は、トンデモ虐殺否定本である『関東大震災 朝鮮人虐殺の真実』(工藤美代子/産経新聞出版)を引用しており、また“虐殺否定論”をもとに各地の朝鮮人追悼碑の撤去運動などを行っている在特会系右派市民団体「そよ風」から、事前にレクチャーを受けていたことも本サイトの記事で指摘したとおりだ。

 だが、関東大震災の際、デマによって大規模な朝鮮人のジェノサイドが起き、警察や軍がこれに加担したのは、保守系の歴史学者も認めている歴史的事実であり、なにより、当時を生きた人々による膨大な証言が残されている。

 そのなかの「証言者」の一人に、世界的映画監督・黒澤明がいるのをご存知だろうか。1910年に現在の東京都品川区で生まれた黒澤は、中学2年生時に被災。自伝『蝦蟇の油』(岩波書店)のなかで、当時を振り返ってこう書いている。

〈関東大震災は、私にとって、恐ろしい体験であったが、また、貴重な経験でもあった。
 それは、私に、自然の力と同時に、異様な人間の心について教えてくれた。〉

■少年だった黒澤明監督の目の前で、父親が「朝鮮人だろう」と棒を持った人々に取り囲まれ……

 被災時に黒澤少年が教わったという「異様な人間の心」とはなにか。繰り返し襲う揺れ、裂けた道路、舞い上がる土埃、空の半分を隠すほど高くそびえる大火災の黒煙。右往左往する人々を見ながら震えていた黒澤少年は「ああ、これがこの世の終わりか」と思ったというが、黒澤はこう特筆している。

〈しかし、恐怖すべきは、恐怖にかられた人間の、常軌を逸した行動である。〉

 これまでの研究で、9月1日の少なくとも午後3時頃以降には「社会主義者及ビ鮮人ノ放火多シ」「朝鮮暴行」「鮮人二百名襲来シ放火強姦井水ニ投毒」などの流言飛語が広まり、警察もこうした「浮説」を把握していたことがわかっている。その異常な状況のなかで迎えた夜のことを、黒澤はこう述懐するのだ。

〈下町の火事の火が消え、どの家にも手持ちの蠟燭がなくなり、夜が文字通りの闇の世界になると、その闇に脅えた人達は、恐ろしいデマゴーグの俘虜になり、まさに暗闇の鉄砲、向こう見ずな行動に出る。
 経験の無い人には、人間にとって真の闇というものが、どれほど恐ろしいか、想像もつくまいが、その恐怖は人間の正気を奪う。
 どっちを見ても何も見えない頼りなさは、人間を心の底からうろたえさせるのだ。
 文字通り、疑心暗鬼を生ずる状態にさせるのだ。
 関東大震災の時に起った、朝鮮人虐殺事件は、この闇に脅えた人間を巧みに利用したデマゴーグの仕業である。〉

 実際、黒澤少年は〈髭を生やした男が、あっちだ、いやこっちだと指差して走る後を、大人の集団が血相を変えて、雪崩のように右往左往するのをこの目で見た〉という。そして、朝鮮人を追いかけ、殺して回ろうとする人々が、日本人も「朝鮮人」として暴行を加えようとした現場にも、立ち会っていた。

〈焼け出された親類を捜しに上野へ行った時、父が、ただ長い髭を生やしているからというだけで、朝鮮人だろうと棒を持った人達に取り囲まれた。
 私はドキドキして一緒だった兄を見た。
 兄はニヤニヤしている。
 その時、
「馬鹿者ッ!!」
 と、父が大喝一声した。
 そして、取り巻いた連中は、コソコソ散っていった。〉

 実は、黒澤のように「朝鮮人か」と言われて、殺害されそうになったという証言は数多くあり、官庁の記録にも殺害された人数などが記されている。

 たとえば、当時、19歳で千駄ヶ谷に住む早稲田大学聴講生だった演出家・千田是也は、こんな談話を残している(毎日新聞社・編『決定版昭和史 昭和前史・関東大震災』所収)。

■「あいうえおを言え!」「教育勅語を言え!」「歴代天皇の名前を言え!」と迫られ、答えに詰まると…

 千田の周囲では、震災発生から翌日には「朝鮮人が日ごろの恨みをはらしに来る」などの朝鮮人襲来の噂が広まっていたという。若い者は自警団に出ろといわれた千田は、登山杖を持って別の大学生と警備にあたることになった。しかし、夜になっても誰も来ないので、偵察のために千駄ヶ谷駅の線路の上の土手を登っていったところ、こんなことがあったという。

〈すると内苑と外苑をつないだ道路(当時は原っぱだったが)の方から、提灯が並んでこっちにやって来るのが見えた。あっ、“不逞朝鮮人”だと思い、その方向へ走っていった。不意に私は、腰のあたりを一発殴られてしまった。驚いてふりむくと、雲をつくような大男がいて「イタァ! チョウセンジンダァ!」と叫んでいる。〉

 「朝鮮人」と間違えられ、殴られた千田は、提灯を持った人々に取りまかれ、「畜生、白状しろ!」と小突きまわされたという。千田は弁明するが、聞いてもらえない。

〈私はしきりに、日本人であることを訴え、早稲田の学生証を見せたが信じてくれない。興奮した彼らは、薪割りや木剣を振りかざし「あいうえおを言え!」「教育勅語を言え!」と矢継ぎ早に要求してくる。この二つはどうにか切り抜けたが「歴代天皇の名前を言え!」と言われたときはさすがに困った。こちらは中学を出たばかりだから半分くらいしか覚えていない。〉

 このとき千田は、殺されることを覚悟したというが、たまたま知り合いが声をかけて、事なきをえることができた。千田は〈私は殺(や)られずに済んだが、ちょっと怪しいというだけで、日本人も含めた罪のない人々がいったい何人殺されたのだろう〉と語っている。千田が思うのは、〈異常時の群集心理で、あるいは私も加害者になっていたかもしれない〉ということ。彼の本名は伊藤圀夫という。芸名は、そのときの自戒を込めて、千駄(センダ)ヶ谷のKorean(コレヤ)にしたのだという。

 どうだろうか。黒澤や千田の体験談は、朝鮮人虐殺に関する膨大な証言のほんの一部であり、直接的な朝鮮人への暴行・殺人の目撃談などを挙げていけばきりがないのだが、このように、疑心暗鬼にかかった群衆が「怪しい」と思った人間を見つけ次第「朝鮮人」として殺しにかかったことは、紛れもない事実なのである。それはつまり、不審(と勝手にみなした)人物はすべて「朝鮮人」とされ、その属性こそが虐殺の“理由”となったということを意味している。

 また、朝鮮人虐殺に関する研究では、一般の日本人が虐殺の「加害者」となってしまった背景には、当時の日本人の朝鮮人への蔑視と、植民地支配等に対する「報復」を恐れたという心理状態も要因のひとつであったと指摘されている(吉村昭『関東大震災』など)。震災時の異常心理が、朝鮮人への差別意識と結びついて引き起こされたのが、朝鮮人虐殺というヘイトクライムだったのだ。

 ひっきょう、関東大震災での朝鮮人虐殺が、ただの震災時の混乱のせいでもなければ、小池都知事が「様々な被害」というように“震災関連死”として一緒くたにできるものでは決してないのである。

■虐殺を引き起こした朝鮮人暴動デマは、警察が拡散!正力松太郎も加担

 さらに、大規模な朝鮮人虐殺が引き起こされたのは、行政・警察や軍が、あろうことかデマを信じ、新聞記者にまことしやかに話し触れ回るように要請するなど、虐殺の動きに加担していたことも大きな原因だった。これは当時、警視庁の官房主事でトップ2の立場にあった元・読売新聞社主の正力松太郎も〈朝鮮人来襲の虚報には警視庁も失敗しました〉と明かし、デマであったことを認め、反省の念を示していることである。

〈折から警視庁より不逞鮮人の一団が神奈川県川崎方面より来襲しつつあるから支給帰庁せよとの伝令が来まして急ぎ帰りますれば警視庁前は物々し警戒線を張っておりましたので、私はさては朝鮮人騒ぎは事実であるかと信じるに至りました。(略)
 しかるに鮮人がその後なかなか東京へ来襲しないので不思議に思うているうちようやく夜の10時ごろに至ってその来襲は虚報なることが判明いたしました。(略)警視庁当局として誠に面目なき次第でありますが、私共の失敗に鑑み大空襲に際してはこの点特に注意せられんことを切望するものであります。〉(『悪戦苦闘』早川書房)

 翻って、今回、朝鮮人犠牲者に対する追悼メッセージの送付をとりやめにした小池都知事の判断は、こうした過去の悲劇と加害の事実を曖昧にし、行政がヘイトクライムに加担したことへの反省を無に帰すものというほかない。それどころか“虐殺否定論”に立つ歴史修正主義勢力を勢いづかせ、朝鮮人や韓国人に対する憎悪を掻き立てさえするものだ。

 周囲を見渡すと、状況は、94年前とよく似ている。安倍政権は、歴史認識で韓国や中国と反目するのと同時に、軍事の増強へと邁進しながら、「やられるまえに潰せ」と言わんばかりに“北朝鮮危機”を煽り立てている。書店には、侵略戦争と植民地支配を正当化するトンデモ論と差別主義をごった混ぜにしたヘイト本が並び、ネットでは日々レイシズムが洪水のように垂れ流されている。そうしたなかで、犯罪報道があると無根拠に「朝鮮人の仕業だろう」などとがなりたてるヘイトデマが跋扈する。2014年の広島土砂災害時に起きた空き巣被害が「外国人による犯罪」というヘイトデマがネット上で拡散されたり、昨年の熊本大地震では「熊本の井戸に朝鮮人が毒を入れている」という悪質なヘイトデマツイートが出回ったり、関東大震災時の朝鮮人虐殺を彷彿とさせる災害時のヘイトデマも増えている。

 黒澤明は、前掲の自伝のなかで、被災時のこんなエピソードを「馬鹿らしい話」として記していた。

〈町内の、ある家の井戸水を、飲んではいけない、と云うのである。
 何故なら、その井戸の外の堀に、白墨で書いた変な記号があるが、あれは朝鮮人が井戸へ毒を入れたという目印だと云うのである。
 私は惘れかえった。
 何をかくそう、その変な記号というのは、私が書いた落書きだったからである。
 私は、こういう大人達を見て、人間というものについて、首をひねらないわけにはいかなかった。〉(『蝦蟇の油』より)

 はたして、現在でも、同じような流言が次々と表出している事実を、私たちは無視してはならない。すくなくとも、国際都市である東京で、こうしたヘイトデマ・ヘイトクライムの流れに同調する人間に、知事たる資格など断じてないのは確かだ。

(編集部)






















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/573.html

[政治・選挙・NHK231] <民進党代表選>前原誠司氏、新代表に 前原502ポイント 枝野332ポイント









LIVE 🌏 民進党代表選 臨時党大会 新代表会見

※終了後、最初から見れます。


【ライブ配信】民進党代表選投票 臨時党大会 午後2時〜(予定)













http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/574.html

[政治・選挙・NHK231] ミサイルは「対米従属」と「戦前回帰」にも向けられた  田中良紹
ミサイルは「対米従属」と「戦前回帰」にも向けられた
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakayoshitsugu/20170831-00075206/
8/31(木) 20:30 田中良紹 ジャーナリスト 


 8月29日に北朝鮮の首都平壌の飛行場から発射された中距離弾道ミサイル「火星12」は北海道の上空を通過して太平洋上に落下した。翌30日の北朝鮮国営メディアはこの発射が米韓合同軍事演習への対抗措置だとする一方で矛先は日本にも向けられた。

 8月29日は107年前に日本が朝鮮統治を始めた日で、この発射は金正恩委員長が「日本が慌てふためく大胆な作戦を練った」もので、「朝鮮人民の積もり積もった恨みを晴らしてくれたとミサイル発射を担当した戦略軍のメンバーが感謝した」と伝えている。

 北朝鮮の核ミサイル開発はあくまでも米国と交渉を行うためで日本を標的にするものではない。従ってこれまでのミサイル発射は米韓合同軍事演習の時か、国威発揚のため北朝鮮の記念日に合わせて行われてきた。それが今回初めて日本に関連する日を選んだと北朝鮮は発表したのである。

 ただし発射目的を「侵略の前線基地であるグアムけん制への意味深長な前奏曲」と位置づけあくまでも米国との対決を主に、日本は「慌てふためかそう」というのだから敵と見るより敵にくっつく従属国を小ばかにした態度である。

 戦後日本の歴代政権はいずれも戦勝国である米国の支配下にあり「対米従属」を批判された政権はいくつもあるが、しかし最高度の従属姿勢を示したのが現在の安倍政権である。歴代政権が米国の要求に抵抗し続けてきた最後の一線を受け入れた。

 安倍政権は2015年に日本の自衛隊を地球のどこでも米軍の肩代わりに使える集団的自衛権の行使を認めたのである。それは日本を再軍備させて朝鮮戦争に出兵させようとしたが憲法9条を理由に吉田茂から拒否され、軍隊に代わる自衛隊をベトナム戦争に出兵させることが出来なかった米国の悲願の達成に他ならない。

 これで第二次朝鮮戦争が起これば米国は日本の自衛隊を出兵させることが可能になった。それは安倍総理が敬愛し真似しようとする岸信介政権も、あるいは「日本を不沈空母にする」と発言して米国の軍事戦略に全面協力した中曽根康弘政権も認めてこなかった最後の一線だった。

 一方で休戦状態にある朝鮮戦争を終わらせ米国との戦争に終止符を打ちたい北朝鮮は、無条件降伏のような形で終わらせるつもりはない。対等に交渉するには世界最強の軍事力を持つ米国と互角になる必要があり、それが核ミサイル開発を選択させた。

 2002年の一般教書演説で米国のブッシュ(子)大統領はイラン、イラクと並び北朝鮮を「悪の枢軸」と名指しした。そしてイラクのサダム・フセイン大統領は2003年に米国の先制攻撃を受けて捕らえられ死刑に処せられた。それを見た北朝鮮は米国の先制攻撃を覚悟しなければならず、2005年に金正日総書記は核開発を公式に宣言する。

 2011年に金正日の遺訓を継いだ金正恩は父親以上の大胆さで核ミサイル開発を進め、ついに大陸間弾道弾ICBMが米国に届く一歩手前まできた。米国は水面下で北朝鮮と交渉せざるを得ない状況に追い込まれている。

 もし米国が北朝鮮を軍事力で制圧しようとすればイラクとは異なり世界経済の主要なプレイヤーである韓国と日本に壊滅的打撃を与え世界は大混乱に陥る。それは米国にとって何の利益にもならない。米国の利益は北朝鮮の脅威を煽って韓国と日本をさらに言いなりにさせることでしかない。

 安倍政権は早速ミサイル防衛の新型兵器購入を米側に約束したが、ミサイル防衛は実験結果を見れば18回のうち10回成功しただけでほとんどが撃ち落とせない。昔の自民党政権は米国からミサイル防衛を要求されても「ピストルの弾をピストルで撃てるか」と言って首を縦に振らなかった。

 ところが1998年にミサイルが日本上空を通過すると日本国民は恐怖におののきそれまでの態度を一変させて軍事費増強を容認するようになる。それを見て自民党も米国の要求に応ずるようになり、以来、北朝鮮のミサイル発射は米国の兵器ビジネスに都合の良い結果をもたらしてきた。

 最近ではミサイルが飛ぶたびに日本各地で避難訓練が行われ、政府は「地下に逃げ込め」と指示するが、国民は「どこに地下があるのか」と不安を一層募らせる。米ソ冷戦の時代に欧米各国は核戦争に備えてシェルターを建設し、スイスなどは国が補助して国民の住宅は100%核シェルターを完備している。

 ところが日本はまじめに戦争に備えようとする考えがなく、核シェルターの普及率は0.02%に過ぎないと言う。政府は核シェルター建設に予算を使うより米国の兵器を買うことを優先し国民より米国の利益に応えてきたのである。

 逃げ込むところもないくせに避難訓練を繰り返す日本を見て北朝鮮はからかうつもりになったのだろう。今回のミサイル発射を「日本が慌てふためく大胆な作戦」と発表した。そしてさらに「戦前回帰」を進める安倍政権を意識してか、大日本帝国が朝鮮統治を始めた記念日にミサイルを発射したのである。

 「対米従属」と並ぶ安倍政権のもう一つの顔は「戦前回帰」である。戦後、米国から「押し付けられた」憲法を改正し、米国が禁止した「教育勅語」を復活させ、大日本帝国時代のような国家主義を回復しようとしている。

  日清・日露の戦争に勝った大日本帝国は107年前の8月29日に「韓国併合」条約を公布した。そして第二次大戦で米ソ両軍が朝鮮半島に進駐し、朝鮮総督府が米国に降伏した1945年9月9日まで35年間にわたり朝鮮半島を統治した。

 「韓国併合」は1965年の日韓基本条約で無効化され、日本が巨額の経済協力を与えることで個別の請求権は清算されることになった。しかしその後も韓国からは賠償請求が事あるごとに発生して現在に至っている。一方で北朝鮮との間は未解決のままである。

 クリントン政権時代の米国には朝鮮半島統一を米国が主導して行いクリントンが「すべての冷戦を終わらせた大統領になる」という構想があった。『ジャパン・アズ・ナンバー・ワン』の著者であるハーバード大学教授エズラ・ボーゲルが構想を練り、東西ドイツの統一を下敷きに統一にかかる費用が見積もられ、それを日本に負担させるシナリオだった。しかし北朝鮮の脅威を残す方が米国の利益になると判断され構想は見送られた。

 つまり米国は南北統一のコストを日本に負担させる考えでいることを日本国民は肝に銘じておくべきである。大日本帝国の戦前のツケはまだ消えていないのだ。私はトランプ大統領がことさら「対話はしない」と強調して軍事的解決をほのめかし、国務長官や国防長官が外交的解決を主張しているのを見ると、役割分担をしながら水面下で北朝鮮との対話を進めている気がしてならない。

 そして米国は北朝鮮危機が収束した後の東アジアをどうするかのシナリオを書き始めている気がする。そのためには米国が中国と緊密に連携する必要があり、またロシアとも協力する必要がある。戦争を終わらせるときには緊張を最高度に高まらせる中で着地点を探すものである。ベトナム戦争も終わる直前に最も激しい戦闘が行われた。

 ベトナム戦争を終わらせるため中国と秘密外交をやったキッシンジャーがトランプ政権の背後にはおり、今回もステルス外交を行っている可能性がある。そうした中で米国に頼る以外の外交を何も行っているようには見えない日本の安倍政権に対し、「対米従属」と「戦前回帰」を意識させるミサイルの射ち方をした北朝鮮に、私はこれまでとは異なる段階を感じたのである。

 北朝鮮のミサイル発射はこれから必ず日本の上空を飛ぶことが予想される。それに対して「慌てふためく」国民が恐怖心を募らせていくことを計算しながら北朝鮮は日本の戦前のツケを浮かび上がらせ、その北朝鮮と水面下で交渉を行う米国は中国やロシアと東アジアの将来を構想する。

 そう考えると安倍政権の「対米従属」と「戦前回帰」に向けられたミサイルの発射は悪夢の第一歩ということになる。私の真夏の妄想で終われば良いと願うばかりだ。

 

田中良紹
ジャーナリスト
1969年TBS入社。ドキュメンタリー・ディレクターや放送記者としてロッキード事件、田中角栄、日米摩擦などを取材。89年 米国の政治専門テレビC−SPANの配給権を取得。日本に米議会情報を紹介しながら国会の映像公開を提案。98年CS放送で「国会TV」を開局。07年退職し現在はブログ執筆と政治塾を主宰



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/575.html

[政治・選挙・NHK231] アホーアッソーとペンス米副大統領との会談が「北朝鮮情勢対応」のために中止とさ。ヒトラー賛美のサル脳アッソーを忌避した…
アホーアッソーとペンス米副大統領との会談が「北朝鮮情勢対応」のために中止とさ。あほかいな、ヒトラー賛美のサル脳アッソーなんかとのこの時期の会談をペンスとして忌避しただけじゃん
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2017/09/post-b3ef.html
2017年9月 1日 憂き世の日々に埋もれて、たまには温泉へ


朝日新聞の記事だが

◆◆◆◆◆◆◆

麻生氏と米副大統領の会談中止 北朝鮮情勢対応のため
http://www.asahi.com/articles/ASK9134BSK91ULFA009.html
2017年9月1日09時54分

 5日に米国・ワシントンで予定されていた麻生太郎副総理兼財務相とペンス米副大統領との非公式会談が中止されることがわかった。北朝鮮情勢の対応のためだという。1日、政府関係者が明らかにした。

 北朝鮮は9日に建国記念日を控えており、前後にミサイル発射の可能性がある。安倍晋三首相は6、7日に開催される東方経済フォーラムにあわせてロシアを訪問することになっており、首相と副総理の2人が同時に日本を離れる事態は避けたい意向だという。

 麻生副総理とペンス氏は10月中旬に予定されている日米経済対話に向けて意見を交わす予定だったが、今後は事務方で協議を進める。

◆◆◆◆◆◆◆

「北朝鮮情勢対応のため」に会談中止だって、アホちゃいますか。軍事費拡大、支持率回復のためになくてはならないのがアベシンゾー期待の北の刈り上げデブ自画自賛のアベ忖度ロケット打ち上げプロレスだろ。事前に発射がわかって、普段はお化けが怖くて宿泊もできない公邸に税金ちょろまかしの大好きな贅沢外食もしないで宿泊して準備していたくせに、従順愚かな国民には超大変な危機状況だとか大仰に煽りまくったうえで、アホくさい限りの「Jアラート」とかをかまし(しかし、その危機が嘘八百が明白なのがアラート発令を首都圏スルーの愚かさ)てまで、恫喝しまくった北のデブからの宇宙空間を飛んでいったロケット花火。

それほどアベシンゾーが最大の危機だとか煽りまくった北朝鮮事情なんだから、ペンス副大統領とアホーアッソーが会談するってのはむしろ必要な状況じゃん。それを北朝鮮情勢対応ってね、どんな対応なんだ?北の新聞からも日本の避難や大騒ぎを大笑いで馬鹿にされてんだぜ。ペンスがアホーアッソーとの会談取りやめたのは、北情勢なんてもんじゃないだろうが。あのサル脳バカのもう何回目になるかわからない(サル脳だから、アベシンゾーと同じく学習効果がない)ナチス賛美発言だろうが。アメリカは経済も政治もメディアもユダヤが牛耳っているんだから、ヒトラー賛美のアホーアッソーなどという人間のクズと会談するなんてペンスとしてはこの時期忌避するしかないじゃん。あほらし。ツイッター眺めていたら、民進党が代表選出大会やってんだね。どうでもいいけど。





550キロ地球の上空の宇宙空間を飛んで、1200キロほども先の太平洋の公海に落下した北の刈り上げデブ自慢のロケット怖がってんだったら、日本の領空を勝手気ままに飛び回って、頻繁に事故起こして死者出している米軍の欠陥兵器オスプレイや戦闘機や、今なお絶賛放射能大放出中の福島原発怖がるほうが10万倍正解だろうが。



相も変わらずのスダレ猿。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/576.html

[戦争b20] 軍事的緊張が高まっていたインドと中国が軍隊の速やかな撤退で合意、とりあえず開戦の危機は回避(櫻井ジャーナル)
軍事的緊張が高まっていたインドと中国が軍隊の速やかな撤退で合意、とりあえず開戦の危機は回避
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708310000/
2017.08.31 07:48:09 櫻井ジャーナル


インド、ブータン、中国が接しているドクラム高地は領有権をめぐる対立の地だ。ブータンはインドの影響下にあり、事実上、インドと中国とが争っている。そのドクラム高地へインド軍が6月上旬にインド領へ入り、中国の進めていた道路の建設工事を妨害したと中国側は説明していた。日本政府は今回、インド側についている

この出来事が原因で両国の軍隊は対峙、軍事的な緊張が高まっていたのだが、8月下旬に両国はそれぞれの部隊を速やかに撤退させることで合意、軍事的な緊張は緩和されたようだ。インドと中国はブラジル、ロシア、南アフリカとBRICSに参加、9月には第9回目の首脳会議が中国の厦門で開催される。このグループから何らかの働きかけがあったのかもしれない。

インド軍が中国との軍事的緊張を高める動きを見せた直後、6月27日にインドのナレンドラ・モディ首相はワシントンでドナルド・トランプ大統領と会談、7月7日にはイスラエルでベンヤミン・ネタニヤフ首相と会っていた。ドクラム高地におけるインドの軍事行動はアメリカやイスラエルの意向が反映されていると見る人は少なくない。シリアでロシアに敗北した両国としては、別の場所で中露を揺さぶりたいはずだ。

インドの行動を支持した日本政府は、言うまでもなく、アメリカ支配層の傀儡。安倍晋三首相は2016年11月、中国の一帯一路に対抗するため、モディ首相とAAGC(アジア・アフリカ成長回廊)を誕生させた。今年5月末にモディは一帯一路を拒否する意思を示しているが、これはBRICSからの離脱にもつながる発言だが、そうなるとインド国内で反発が出てくるだろう。

それだけでなく、2016年11月に日本からインドへ核燃料のほか原子力発電に関する施設や技術を提供することで両国は合意、今年5月に衆議院はこれを承認している。原発だけではなく、核兵器の開発に関係している可能性もあるだろう。また、日本、インド、アメリカは今年、インド洋で合同艦隊演習を実施している。

9月6日から7日にかけてロシア主催のEEF(東方経済フォーラム)がウラジオストックで開かれ、340億ドルを超す商取引が成立するとされている。このフォーラムには韓国の文在寅大統領も出席、6日にはウラジミル・プーチン露大統領と会談が予定されている。その準備のため、康京和外相が24日にモスクワでセルゲイ・ラブロフ露外相と会談した。康外相は7月上旬、ロシアとの戦略的な関係を深めたいと発言している。

韓国は政権に関係なく中国やロシアとの関係改善に動いている。朴槿恵前大統領の父親、朴正熙は暗殺される直前、ソ連に接近していた。昨年1月にはロシアが発注した砕氷能力のある天然ガス輸送船を韓国が建造、この夏、その船が北極海を航行しているのは象徴的な出来事だ。

現在、東アジアはロシアや中国を中心に動き始めている。それに抵抗しているのが日本や朝鮮だと言えるだろう。インドの場合、アメリカやイスラエルから何らかの影響を受けたようで、中国との関係を悪化させる動きを見せたが、早くも軌道修正した可能性がある。




http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/862.html

[政治・選挙・NHK231] 衆院新潟5区補選 自民党が泉田前新潟県知事を擁立へ(日刊ゲンダイ)
 


衆院新潟5区補選 自民党が泉田前新潟県知事を擁立へ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212714
2017年9月1日 日刊ゲンダイ


  
   泉田裕彦元新潟県知事(C)日刊ゲンダイ

 自民党が、原発再稼働に反対していた元知事を担ぐ方針だ。

 自民党の長島忠美元復興副大臣の死去に伴う10月の衆院新潟5区補欠選挙。自民党の地元支部選考委員会は1日、前新潟県知事の泉田裕彦氏(54)を擁立する方針を決めた。2日、泉田氏の意向を確認する。支部が決定した後、県連の了解を経て党本部に公認申請する。

 泉田氏といえば、同県加茂市出身。経産官僚から新潟県知事へ転身し、東電福島第1原発の事故以降は、一貫して柏崎刈羽原発の再稼働に反対してきた。「原発利権勢力」から強い圧力を受けたともいわれている。

 その泉田氏が、原発再稼働に突っ走る自民党から補選に出馬したら、間違いなく県民から「裏切り者」とみなされるのではないだろうか。






























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/577.html

[経世済民123] 年金支給先延ばし 働いた場合手取りは2.6万円低い試算(週刊ポスト)
          年金支給年齢の75歳への引き上げが検討されている


年金支給先延ばし 働いた場合手取りは2.6万円低い試算
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170901-00000018-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年9月8日号


 年金支給を75歳に引き上げる検討が始まっている。元々「定年後は年金をもらい、贅沢はせずとも時に預貯金を取り崩して旅行をするなど人間らしい生活をしたい」などといったビジョンを持っていた人も方針転換を強いられる。定年後も74歳までは働く必要が出てくることだろう。高齢者が従来もらえていた年金額と同じ月額22万円を稼ぐことができても、給料明細を見てショックを受けることになる。社会保険労務士・蒲島竜也氏の指摘だ。

「収入の額面は同額でも年金と給料では手取りが大きく違うからです」

 夫婦ともに65歳以上で合わせて月額22万円の年金を受給する標準モデル世帯の場合、所得税、住民税が原則非課税になる。年金収入には給与所得にはない公的年金控除(65歳以上は1人につき120万円)が認められるからだ。医療保険料は自治体によって金額が違うが、東京都世田谷区の居住者なら年金から国民健康保険料と介護保険料で月額約1万9400円天引きされ、手取りは20万円ほどになる。

 ところが、蒲島氏の試算では、同じ世田谷区に住んで65歳以降に月額22万円の給料を得るケースでは、所得税・住民税や健康保険・介護保険料に年金保険料まで加えた約4万6000円が源泉徴収されて手取りは17万4000円になる。年金収入の時よりなんと2万6000円も低い。

 政府は働き方改革で「元気な高齢者は働いて年金の担い手になってくれ」と推奨しているが、74歳まで働けば年金保険料を払わされるばかりか、年金生活なら取られない税金までしっかり負担させられ、高齢者が働けば働くほど奪われる仕組みなのだ。蒲島氏が語る。

「ハッピーリタイアをあきらめて年金と同額を働いて稼いでも、従来の年金生活の水準は維持できない。もっと切り詰めなければならなくなるのです」



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/447.html

[経世済民123] 収入ゼロになった人が18%も…「がんで退職」禁物と専門家(女性自身)

収入ゼロになった人が18%も…「がんで退職」禁物と専門家
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170901-00010007-jisin-soci
女性自身 9/1(金) 16:01配信


「がん治療に明るい光が見えています。がんと診断されてから5年後に生存する人の割合を示す『5年生存率』が、昨年より0.9%上昇。65.2%になりました('17年8月・国立がん研究センター発表)。そのいっぽうで、がん患者へのアンケートから『働くがん患者の年収は、平均2割減少した』ことがわかりました。減少の理由は、休職、業務量のセーブ、退職がトップ3です。なかには『収入ゼロになった』人が18%もいて、『半分以下になった』人が47%に上ります('17年8月・ライフネット生命保険調べ)。小林麻央さんなど、がんで命を落とす方もいて、がんへの恐怖はなかなかぬぐえません。しかし、経済的なことに限定すれば、制度を知って賢く利用することで、不安を軽減することができます」

こう語るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。ただし、それらの制度は自己申告制。知らなかったために生活が困窮することのないよう、荻原さんが“がんの不安を軽減することができる”制度を解説してくれた。

【1】高額療養費制度

「医療費は収入や年齢によって、月々の負担上限が決まっています。たとえば、70歳未満の年収370万〜770万円の方なら、自己負担は月約9万円。それを超えて支払った医療費は、申請すれば返金されます。入院の場合は『限度額適用認定証』を受けておくと、医療機関への支払い自体が限度額になるよう計算してくれ、大金の支払いや返金手続きは不要です。詳しくは、病院窓口にお問い合わせください」

【2】医療費控除

「1の高額療養費制度での返金や民間保険の給付金などを差し引いても、年間の医療費が10万円を超える場合は、確定申告して医療費控除を受けましょう。医療費控除は、5年間さかのぼって申告することができます。体調が落ち着いてからでも間に合いますから、領収証はきちんと保管しておきましょう。先のアンケート調査でも、1の高額療養費制度は病院からの指導もあるようで、利用率が92%ですが、2の医療費控除の利用率は58%。忘れずに申告したいものです」

【3】傷病手当金

「会社員の方なら仕事を休んでも、給料の約3分の2が、最長1年半の間、傷病手当金として支給されます。パートの方なども、社会保険に加入していれば支給対象です。また、1年半を超えても病状が思わしくなく働けない場合は、障害年金が受給できることもあります」

これら公的支援を利用すると、医療費の自己負担はかなり抑えられる。東北大学・濃沼信夫氏の'10年の調査では、がん患者の医療費は平均101万円かかるが、公的支援や民間保険などの給付が平均62万5,000円あった。これを差し引くと、実質負担の平均は約40万円。思ったより負担が少ないと感じる人も多いのでは。

「昨年12月に、改正がん対策基本法が成立し、がん患者が働き続けられるよう配慮することが、事業主の責務として盛り込まれました。がんになったからといって、すぐに辞めないことが大切です。身近にも、がん治療をしながら働いている方が増えてきたように思います。制度などは企業の方針を待たねばなりませんが、私たちはできるだけの応援をしていきたいものです。日本人の2人に1人はがんになるといわれている時代です。お互いさまの精神で、助け合っていきましょう」



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/448.html

[政治・選挙・NHK231] あなたは、どれほど北朝鮮を知っているか? 
あなたは、どれほど北朝鮮を知っているか?
http://79516147.at.webry.info/201709/article_3.html
2017/09/01 12:10 半歩前へU


▼あなたは、どれほど北朝鮮を知っているか?


 北朝鮮に世界の耳目が殺到している。が、どれほどの人が北朝鮮を知っているのだろうか。まず相手を知ることが大事だ。朝鮮半島情勢に関心があった私は北朝鮮に行った。当然、韓国も訪ねた。

 北朝鮮では政府や党関係者との面会の時だけでなく四六時中、対文協職員、つまり公安が私に付いて離れなかった。彼らは「監視」が務めだから仕方がない。だが、長くそばにいると、そこは同じ人間同士。

 差し支えない範囲で彼は、いろんな話をし出した。末端の公安は、決して暮らし向きがらくではないことが分かった。ピョンヤンを離れる際、スーツケースの中身をすべて彼にプレゼントして帰国した。

 前置きが長くなったが、みなさんに読んでいただきたい本がある。若いころ熟読した「凍土の共和国」である。これまで100冊を超える朝鮮半島を扱った書籍に目を通したが、「凍土の共和国」をしのぐ書物に出会ったことがない。

 関係ほんの大半は、北朝鮮を賛美したり、逆に韓国や北朝鮮をののしる反韓、反北本である。だが、「凍土の共和国」はそれらとは全く次元が違う優れた書籍である。

 どれほどのものかについては実際に読んだ人の感想を聞けばよく分かる。以下に紹介する。

▼巷にさまざまな北朝鮮本があふれる今日、1980年代にこれだけ精度の高い北朝鮮ルポを発表した筆者の勇気には頭の下がる思いがします。

 北朝鮮で暮らす親族が事実上の「人質」となっている筆者だけに、朝鮮労働党政権に対する深く激しい憤りと、その根底に流れる朝鮮の同胞と朝鮮半島に対する愛情の深さは、この本の出版から歳月を経た今日でも読む者の胸を打ちます。

 北朝鮮関係本の古典的存在だといっても過言ではないでしょう。

▼帰国者達の生活は、言葉では言い表せない運命の残酷さが感じられる。家族訪問以外にも北朝鮮国内を回って金剛山等色んな都市の情景が描かれており、一緒に訪れた訪問団員の感想や歴史的な解説から北朝鮮の内部を伺い知れて興味深い。

 日本と同じように働くと、ほかの者もそうしないといけなくなるので「いじめられ」たり、そもそも(帰国者は)身分がよくない、と良い仕事にありつけなかったり、仕事も個人の希望とは関係なく割り当てられるので、労働意欲向上によりこの国が成長するような要素はまったく感じられなかった。

 経済格差も昔から韓国と差をつけられているのはこのような所が影響していると言える気がした。

 内部からの共和国批判図書は珍しく、組織に属しつつも体制に疑問を持って真実を外部に知らせようとした著者のような勇気ある人こそ、本当の意味で朝鮮革命家と言えるのかもしれない。

▼本書は、在日朝鮮人の手による北朝鮮長期訪問の記録である。1960年代の帰国運動により、日本から北朝鮮へ渡った肉親の許を訪ねた際の、その顛末が余すところなく語られている。

 哀しみに満ちた叙述の数々は、読むものをしてある種の感慨を抱かせずにはおれない。北朝鮮問題を考える上で常に立返るべき原点、とも言うべき一冊である。 (以上 アマゾンの読後感想より)




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/578.html

[国際20] パキスタンは混乱に陥るのか 岡崎研究所(WEDGE)

パキスタンは混乱に陥るのか
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10431
2017年9月1日 岡崎研究所 WEDGE Infinity


 パキスタンの著名なジャーナリストであるアーメッド・ラシッドが、7月30日付の英フィナンシャル・タイムズ紙で、最高裁判所によるシャリフ首相の追放に続き、今後、司法によって主要な政治家が一掃されることによって、パキスタンの政治は混乱に陥りかねないと述べています。論旨は以下の通りです。

 ナワズ・シャリフは3度首相に選ばれたが、将来は如何なる政治ポストも不適格とされるに至った。最高裁判所がシャリフの腐敗を決定したことによってパキスタンは政治的混乱に陥る恐れがある。更に、軍が外交安全保障政策を掌握する立場にある。来年の総選挙までの暫定的な政府は弱体であるに違いなく、軍に対する邪魔立ては殆ど存在しないことになる。

 最高裁判所の決定により、シャリフは議会の議席を失い、腐敗容疑の更なる刑事裁判に直面する。事の発端はパナマ・ペーパーがシャリフ一族やその他のパキスタンの政治家が海外に保有する会社や資産を暴露したことにあった。

 腐敗容疑で刑事告訴されているのは、他に、シャリフの二人の息子、および娘とその配偶者である。彼の弟のシャバズ・シャリフ(現在、パンジャブ州首席大臣)に対する裁判も進行中である。最高裁判所はシャリフの親戚に当たる財務相も不適格とした。

 広範な混乱が待ち受けていよう。イムラン・カーン(元クリケット選手、「パキスタン正義運動」を率いる)、アシフ・アリ・ザルダリ(ベナジール・ブットー元首相の夫、「パキスタン人民党」総裁)を始め、多くの主要な政治家が腐敗や資金洗浄の廉で告訴されている。今後6ヶ月、裁判所は全ての主要な政治家が選挙に出られないようにするかも知れない。新人を迎え入れることは良いアイディアであるが、そのことがもたらす不確実性は経済の落ち込みや政治の動揺を招き得る。

 裕福な政治家が腐敗追及の圧力を遂に感じるようになったことに多くの中間層の有権者は喜んでいる。他方、腐敗が日常茶飯事の田舎の貧しい大多数の人々には殆ど何のインパクトもない。従って、シャリフに抗議する街頭行動も支持のための集会もないであろう。しかし、中間層の一部にはシャリフには任期を全うさせるか、あるいは選挙を前倒しすべきだったという強い気持ちが見られる。彼等は軍の政治へのあからさまな介入を怖れてもいる。

 パキスタンは、1947年の建国以来、政治的安定を経験したことがない。今や、司法は「アウゲイアス王の牛小屋」の清掃に手一杯の様子である。その仕事が裁判官に委ねられ、軍が自己の目的のために状況を利用しようとしないのであれば、長期的にはパキスタンにとって良いことかも知れない。

出典:Ahmed Rashid ‘Pakistan can survive the chaos of Nawaz Sharif’s ousting’
(Financial Times, July 30, 2017)
https://www.ft.com/content/6f2fc8f4-73a1-11e7-93ff-99f383b09ff9

 パキスタンでは未だ首相がその任期を全うしたことがありません。パキスタンの元駐米大使ハッカニーにいわせれば、「かつて首相が選挙民によって更迭されたことはない、更迭されたのは裁判官、将軍、官僚あるいは暗殺者によってのみである」となります。今回は裁判官によって追放されることとなりました。

 シャリフ一族は、パナマ・ペーパーが暴露したシャリフの子供達が保有する4軒のフラットは合法的な資産であることを主張し、その証拠として2006年に作成されたとする文書を提出しましたが、その文書が当時はなかった筈のコンピューター・フォントで作成されていたことが判明し、偽造文書と認定されるということがありました。この問題に焦点が当たったため、シャリフは腐敗の廉で不適格とされたと思われていますが、実際は、UAE所在の企業から得たとされる月額3000ドルの給与を報告しなかった、即ち、シャリフは「正直」と「信頼性」という憲法が要求する資質(パキスタンの政治家には高いハードルかも知れない)を欠いたという技術的理由で不適格とされたものです。腐敗の如何は今後の問題らしいです。

 シャリフを追放した司法の役割については、腐敗と専横がはびこる状況の中で責任を問うたものだとして一定の評価をする見方もありますが、この司法の役割には懐疑的な見方の方が強いように思われます。「法の支配」の衣をまとってはいますが、民主主義にとっての打撃には違いありません。司法の役割をいうには権力闘争の匂いが強いです。イムラン・カーンはシャリフ追い落としの急先鋒で裁判所にも働きかけて来ました。彼は次の標的はザルダリだと宣言しています。

 後ろに軍の影もちらつきます。最高裁判所は問題の調査のために6名からなる調査チームを組織しましたが、うち2名は軍の情報機関が指名した陸軍士官だったといいます。最高裁判所が軍の暗黙の了解を得ることなく首相を追放する決定を出し得るとは思えないという憶測もあります。元来、シャリフは対インド政策、対アフガン政策などとの関係で軍とは折合いが悪かったといわれます。

 この論説も司法の役割には懐疑的であるように読めます。司法によって「アウゲイアス王の牛小屋」の清掃のように、主要な政治家が一掃され、来年の選挙には姿を消すかも知れないと述べています。そういうわけで、パキスタンは広範な混乱に陥ると見ているようです。

 論説の最後の文章は、混乱に遭遇するかも知れないが、政治家の腐敗の問題の処理が司法の手に委ねられている限りは、長期的には良いこともあるかも知れないといいつつ、同時に、混乱に乗ずる軍の動向に強い懸念を表明したものでしょう。この論説の表題には「パキスタンは混乱を何とか凌ぐ」とあります。混乱が待ち受けているが、パキスタンは不安定と混乱には慣れており、何とか克服するだろうといいたいのかも知れません。


http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/472.html

[国際20] 米政府 メキシコ国境の壁試作品で4社を選定(BBC News)


米政府 メキシコ国境の壁試作品で4社を選定
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10500
2017年9月1日 BBC News


米税関国境警備局(CBP)は31日、ドナルド・トランプ大統領が主要な公約にしてきたメキシコとの国境に建設する壁の試作品の建造で4社を選定した。

コンクリート製の試作品4種は、長さ9メートル、高さ最大9メートルと指定されており、今後数カ月の間に建造される予定。

CBPはその後、手工具を使って壁に穴を開ける試みなどをして、壁の強度が十分かどうかの検査に最大2カ月をかけるという。

1社当たりの受注額は最大50万ドル(約5500万円)。

CBPのロナルド・ビティエロ副局長代理は、試作品が実際に建設される壁の「設計要件を精緻化する助けになる」と語った。試作によって見た目や強度を確認する。しかし、強度の検査では「ミサイルみたいなもの」を使うことはなく、手工具に頼るという。

壁にはさらに、ケーブル管路の機能が求められ、センサーやカメラも設置できるようにする。

今後数週間中に試作品の発注がされ、その後30日以内で建造が完了する見通し。

選定された4社は以下の通り

カデル・コンストラクション(アラバマ州モンゴメリー)
フィッシャー・インダストリーズ(アリゾナ州テンピ)
テキサス・スターリング・コンストラクション(テキサス州ヒューストン)
W・G・イエーツ・アンド・サンズ・コンストラクション(ミシシッピ州フィラデルフィア)
ビティエロ氏は、4社がこれまでに国境の壁の建設に関わった経験があるかどうかは分からないと語った。

壁の設計図については、200社以上が案を提出したとみられている。

コンクリート以外の材料で作られた壁の試作品4件の発注についても、来週発表される予定となっている。

(英語記事 US hands out first contracts for border wall prototypes)
 http://www.bbc.com/news/world-us-canada-41118992

提供元:http://www.bbc.com/japanese/41120225


http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/473.html

[政治・選挙・NHK231] 過去最大5・2兆円 防衛予算は“ムダ兵器”爆買いで青天井(日刊ゲンダイ)


過去最大5・2兆円 防衛予算は“ムダ兵器”爆買いで青天井
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212676
2017年9月1日 日刊ゲンダイ


  
   ミサイル防衛で装備を高める海自のイージス艦(C)共同通信社ミサイル防衛で装備を高める海自のイージス艦(C)共同通信社

 日本列島上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイル発射をめぐり、日米は圧力を強め、対決ムードを煽っている。2日連続の電話首脳会談後、「死の白鳥」と呼ばれる米軍のB1戦略爆撃機と航空自衛隊が共同訓練。示威活動を展開した。

 そうした中、防衛省は31日、2018年度予算案の概算要求を財務省に提出。前年比2.5%増の5兆2551億円となり、6年連続アップで過去最大に膨らんだ。防衛省は中国の東シナ海進出などを口実に防衛費を拡大してきた“前科”があるが、今回は北朝鮮危機に便乗した焼け太りだ。

 弾道ミサイル防衛関連で1791億円を計上。海自のイージス艦に搭載する改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の購入に472億円、空自の地対空誘導弾PAC3の改良型「PAC3MSE」には205億円など。いずれも購入先は米企業だ。8月中旬の日米2プラス2(外務・防衛担当閣僚会合)で小野寺防衛相が購入前倒しを伝えた米製地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」は金額を示さない「事項要求」で処理し、2基分相当の1600億円は含まれていない。

 軍事ジャーナリストの世良光弘氏は言う。

「SM3ブロック2Aの射程は高度500〜750キロで、1発20億〜30億円の高額兵器です。最高高度550キロを飛行した29日発射のミサイルにも対応できる可能性が高まりますが、米国領を標的としたミサイル全てを撃ち落とそうとでもいうのでしょうか。安倍首相の再登板以降、防衛費がプラスに転じたのは、米国の言い値で高額兵器を爆買いしている側面がある。ミサイル防衛、島嶼防衛を出せば、どんな予算でもスイスイ通る。それに、概算要求は形式に過ぎず、防衛省は必要とあれば補正予算でどんどん買い込んでいます」

■増額分は米企業丸儲け

 対中牽制の要衝である南西諸島の防衛にも大盤振る舞い。

 南西警備部隊の施設整備に552億円、最新鋭ステルス戦闘機「F35」の6機買い増しに881億円、国内でも事故を多発させている“未亡人製造機”のオスプレイも4機457億円で買い上げ。宇宙部隊創設に向け、取得断念に傾いていた無人偵察機「グローバルホーク」も144億円で購入するという。みーんな米国製だ。

「高高度から攻撃するグライダー弾『島嶼防衛用高速滑空弾』に100億円もの研究予算を組んでいますが、実用化は不透明です」(世良光弘氏)

 安保法制で集団的自衛権行使を可能にした安倍首相は、米国と一緒に戦争のできる国づくりを急ぎ、GDP1%枠突破は時間の問題だ。














http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/579.html

[政治・選挙・NHK231] 何から何まで習近平に勝てない安倍首相  天木直人
5月、北京で開いた一帯一路に関する国際会議に出席した習近平国家主席。長期政権に向け、強権的な手法で体制固めを進めている(AP)


何から何まで習近平に勝てない安倍首相
http://kenpo9.com/archives/2257
2017-09-01 天木直人のブログ


  中国における習近平体制の独裁化がすさまじい。

 ついに今秋開かれる5年に一度の中国共産党大会でルールを改定し、2022年の次回党大会でも最高指導者に留まる事が可能になったらしい。

 安倍首相がいくら任期を延期しても、せいぜい2020年の東京五輪までだ。

 いまでは来年秋の自民党総裁選も危ないと言われ始めた。

 これでは逆立ちしても習近平にはかなわない。

 そして習近平が中国の主席でいるかぎり、いくら安倍首相が媚びを売っても、日中関係は改善しない。

 習近平が尊敬する毛沢東を祝う祝典の最中に、安倍首相は靖国神社を参拝し習近平を激怒させた。

 あの時以来、習近平は安倍首相を絶対に許さないと決めたからだ。

 習近平が中国の主席でいる限り、安倍首相は習近平には勝てない。

 そう思っていたら、きのう8月31日の産経新聞が書いた。

 習近平の側近政治は目に余るものがあると。

 中国嫌いの産経新聞が、習近平批判の連載記事「紅い権力闘争(下)」で書いている。

 これには笑ってしまった。

 いまや側近政治といえば安倍首相の専売特許だ。

 その側近政治においても安倍首相が習近平に及ばないのだ。

 習近平の事だから安倍首相とは比べ物にならないぐらい側近政治ぶりはすさまじいに違いない。

 何から何まで安倍首相は習近平に勝てないということである(了)



【紅い権力闘争(上)】「ポスト習近平は習近平だけ」次々後継者潰し「あと30年やるつもりだ」
http://www.sankei.com/world/news/170828/wor1708280014-n1.html
2017.8.28 12:00 産経新聞

 中国共産党機関紙、人民日報の幹部たちは8月になってから、急に忙しくなった。普段は連絡を取らない大学時代や同郷の友人、元上司、親族などから頻繁に電話が掛かってくるからだ。「話を聞いてもらいたい人がいる」「とにかく時間をつくってください」などと執拗(しつよう)に面会を求める。

 用件は聞かなくても分かる。秋に開かれる第19回党大会を前に、政治局員もしくは中央委員の候補とされる幹部たちの論文を「人民日報に掲載してほしい」という依頼がほとんどだ。

 今年の党大会で、現在の205人の中央委員、25人の政治局員のいずれも半分以上が入れ替わるという噂が7月末から流れた。しかも、幹部選考の基準として「能力や実績よりも党性を重視する」という党の内部通達も同じころ出された。

 「党性」とは党への忠誠度という意味だ。国家主席(総書記)である習近平(64)への忠誠度と言い換えていい。

 党内に緊張が走った。自分の将来について不安視する幹部たちは急に党性をアピールしなければならなくなったのだ。その最も効果的な方法は、自分の考えをまとめた論文を党の機関紙に発表することだった。

 「みんな必死だが、残念ながら何もできないんだ。6月頃から(論文などを掲載する)理論面の編集権は党中央に取り上げられた」と人民日報の幹部はいう。

 これまでに、上海市の韓正、天津市の李鴻忠、江西省の鹿心社ら、各市・省の党委員会書記を始め10人ほどの論文が人民日報に掲載されたにすぎない。いずれも、党大会での「昇格」もしくは「続投」が決まったとみられている。

 党大会最大の焦点は、最高指導部メンバーの政治局常務委員(現7人)に誰が選ばれるのか。そして、慣例通り習の後継候補がメンバー入りするのか−だ。

 7月下旬、広東省党委員会は激しく揺れた。後継候補として常務委員に選ばれるとみられていた人物は2人いる。1人が広東省党委書記の胡春華(54)であり、もう1人が前重慶市党委書記の孫政才(53)だった。その孫が重大な規律違反の疑いで突然拘束され失脚したのだ。

 習と以前、親交があったという北京の不動産開発業者は、孫の失脚について「習による後継者潰しだ」と断言する。この業者は習と同じく党の元高級幹部を父親に持つ。いわば太子党の一人だ。

 「党大会で『ポスト習近平』が選ばれるとささやかれているが、習はこの言葉が大嫌いだ。彼にとって『ポスト習近平』は習近平しかいない」

 そして、語気を強めた。

 「まだ建国68年なのに、習政権は最近、建国100年の奮闘目標を打ち出している。あいつらは、あと30年やるつもりなんだ」

 党内で「次の標的は胡春華ではないか」との噂が広がっていった。

     ◇

 次期最高指導部、政治局常務委員会の名簿はまだ決まっていない。なおも党内で激しい駆け引きが続いている。最終盤に入った中国共産党の権力闘争の行方を追う。

    □ □

 河北省秦皇島市の海に面した高級避暑地、北戴河。毎年夏、中国共産党の長老や最高指導部メンバーらが集まり、2週間ほどかけて人事など重要案件を討議している。党内対立が表面化しないよう意見調整を行う恒例の会議が、今年も8月中旬に終わった。

 党関係者によれば、会議前、党長老が異例の動きに出た。『党大会人事に関する意見書』を習近平指導部に提出したのだ。

 長老とは前国家主席の胡錦濤(74)、前首相の温家宝(74)、元国家主席の江沢民(91)、元国家副主席の曾慶紅(78)の4人。人事面で「経験と年齢などバランスを配慮すること」を要求したという。

 ある人物の、政治局常務委員会入りを求めたものと解釈されている。広東省党委員会書記の胡春華だ。

 胡春華は、胡錦濤や現首相の李克強(62)の出身母体、共産主義青年団(共青団)派のプリンスだ。胡錦濤とは決して良好な関係ではない江沢民が、なぜ共闘したのか。

    □ □

 40代で共青団トップを務めた胡春華は、有能な官僚として知られる。

 習からみれば、共青団派は党内権力闘争の対極にある。元大学教師で、党内の各グループとも良好な関係にあった前重慶市党委書記の孫政才より、胡春華の方を優先的に失脚させたかったはずだ。しかし、そうはならなかった。

 内陸の湖北省出身ながら2012年に広東省党委書記に就任した胡春華は、風俗産業がはびこっていた省内の東莞市を徹底摘発し、同時に反腐敗を強力に推進した。中央の政策に暗に反発し続けた地元紙「南方週末」の問題も穏便に処理。村長の民主選挙が行われた陸豊市烏坎村では、土地強制収用の問題をめぐる抗議デモを押さえ込んだ。

 習のグループは、広東省で起きたさまざまな事件を利用して胡春華の揚げ足を取ろうと画策したが、共青団幹部らが全力で守り、奏功しなかったとされる。

 昨年末、あるニュースが香港紙で報じられた。胡春華を上海市党委書記に横滑りさせる人事が検討されているというのだ。

 すると今年1月、活動を控えていた胡錦濤が広東省の広州市に入り、買い物客で混み合う市内をニコニコ視察する画像がネット上で拡散された。寄り添っていたのが胡春華だった。地元・広東省で「老胡」(錦濤)、「小胡」(春華)と呼ばれる2人の関係の緊密ぶりが改めて確認された。

 「党大会前に胡春華が上海へ転勤すれば、(慣例から)最高指導部入りはない。胡錦濤の広州入りは、この人事に反対し胡春華支持をアピールするためだ」と党関係者は解説する。

 江沢民グループとの関係も悪くなかった孫の突然の失脚。習による強引な人事が目立つ中、江沢民グループは生き残りを懸けて、そして何よりも習の長期政権を阻止するため、胡錦濤と手を組んだ。こうした見方が党内では少なくない。

    □ □

 広州市中心部を流れる珠江沿いに、広東省党委員会の建物はある。立ち入りは禁じられているが、警備員はまばらだ。7月下旬のようなピリピリした雰囲気はない。四長老の『意見書』などを受け、地元では「小胡」の最高指導部入りを疑う関係者は少数派のようだ。

 しかし−。党機関紙、人民日報の幹部によると、7月下旬、「習近平総書記の治国理念を徹底せよ」という趣旨の論文が同紙に届いた。筆者は胡春華である。

 「政治的影響力を考えれば真っ先に掲載すべきだが…。党中央にいろいろと考えるところがあるのかもしれない」。1カ月、棚上げされたままの胡春華論文。同紙幹部は首をかしげた。(敬称略)


【紅い権力闘争(中)】怨嗟の標的になった盟友 「反腐敗」推進で政敵ら数千人“抹殺” 独裁体制もくろむ習近平氏の「ナンバー2」にも注目
http://www.sankei.com/premium/news/170829/prm1708290009-n1.html


【紅い権力闘争(下)】露骨な側近政治、募る不満 コラム代筆者まで異例の抜擢
http://www.sankei.com/premium/news/170831/prm1708310007-n1.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/581.html

[経世済民123] 10年債利回りのマイナス化で日銀は動くのか --- 久保田 博幸
10年債利回りのマイナス化で日銀は動くのか --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170901-00010006-agora-bus_all
9/1(金) 17:31配信 アゴラ


29日の引けあとに10年債利回りはゼロ%ちょうどをつけた。日銀は長短金利操作付き量的・質的緩和で、長期金利操作については、10年物国債金利がゼロ%程度で推移するよう、長期国債の買入れを行うとしており、まさにその目標値をつけたことになる。

29日の米国市場ではいったんリスク回避の動きを強めたが、すぐに軍事衝突に至る状況でもないことで、リスク回避の反動が起きていた。このため、30日の東京市場はドル円は上昇したこともあり、株式市場はしっかり。円債は戻り売りに押され、ひとまず10年債利回りがマイナスとなることはなかった。ただし、これはカレント(直近に発行された銘柄)だけの話であり、直近発行の347回債はマイナス金利ではないものの、その前に発行された346回までの銘柄の利回りはマイナスとなっている。

30日の10時10分に日銀は、残存期間5年超10年以下4100億円、残存期間10年超25年以下2000億円、残存期間25年超1000億円、物価連動債250億円の国債買入をオファーした。買入額はいずれも前回から変わらずとなっていた。

日銀は8月16日の国債買入のオファーの際、5年超10年以下の買入予定額を前回の4700億円から300億円減額し4400億円とした。さらに25日にも300億円減額し4100億円としていた。

この国債買入の動きは一時長期金利の0.110%近くまでの上昇を受けて、指し値オペとともに国債買入を増額したことに対し、長期金利が今度は低下基調となっていたことで、買入金額を元に戻すような調整をしたと思われる。目的が長期金利の低下を抑えるものではないことで、減額でオファーされても債券先物などはむしろ買われるような展開となっていた。

日銀はすでに金融政策の調整目標はマネタリーベースという量ではなく金利に置き変えている。このため保有残高の増加額年間約80兆円をめどとするとの文言は置いてあるものの、実際には国債の需給バランスも意識して買入額を減少させている。これで緩和効果が後退しているのかどうかはさておき、市場参加者も実質的なテーパリングであるものの、正常化に向けた動きとは捉えていない。

2016年1月の日銀のマイナス金利政策の採用により、10年債利回りどころか20年債利回りまで一時マイナスとなってしまった。これによる民間での資金運用にもマイナスの影響が出始め、大手銀行や生保などのトップから批判が相次ぎ、その結果、イールドカーブを立たせて民間に運用益を確保させようと決定したのが2016年9月の長短金利操作付き量的・質的緩和であった。

日銀が金融政策の調整目標はマネタリーベースという量から金利に置き換え、さらに長期金利も操作目標に置いた理由はイールドカーブコントロールにある。正確にはイールドカーブをスティープ化させることが目的となっている。ただし、それも短期金利はマイナス0.1%、長期金利がゼロ%であり、そこから多少オンされた超長期の利回りが意識されていることになる。

少なくとも長期金利を操作対象に加えた経緯から考えると、日銀としては再び20年債あたりまでがマイナス金利になることは避けたいであろう。つまり10年債が多少のマイナス(マイナス0.1%あたりまで)は許容範囲となろうが、そこからさらなる低下はその要因次第の面はあるものの、長短金利コントロールを打ち出した以上は何かしらの手段を講じる可能性はある。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年8月31日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/450.html

[経世済民123] 会社を辞めて気付いた、辞めて失敗したと思った瞬間3選(投信1)


会社を辞めて気付いた、辞めて失敗したと思った瞬間3選
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00004010-toushin-bus_all
投信1 8/31(木) 21:15配信


会社を辞めて個人で独立してはみたものの、失敗したなぁと思う瞬間を経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか。サラリーマンやOLとは全く異なる個人事業主の世界。会社を辞めて失敗した・・・と筆者が思った瞬間を3点取り上げてみました。

その1:アルバイト中の休憩時間

情けない話ですが、筆者は個人トレーダーとしての活躍を目指して独立した後、稼げない期間が長く続きました。減っていく貯金額を前に、折を見ては派遣のアルバイトをしていたのですが、コンビニの弁当工場、パソコン設置作業など、普通のサラリーマンではまず目にすることのない派遣労働の現場を経験することになりました。

作業中は忙しいので他のことを考えている余裕がないのですが、つらいのは休憩中。いったい自分は何をしているのだろう・・・と、強烈な後悔の念に襲われたことが何度もあります。

個人事業主は食べられるようになるまで大変だというのは見聞きして覚悟してはいました。しかし、もうあきらめようかと休憩時間中や帰りの電車の中で、転職サイトを見ていたこともあります。おかげで精神的にはタフになりました。トレードで稼げなくても最後の手段があると分かったわけですから。

その2:一人で居酒屋行くのを何とも思わなくなった時

サラリーマンをしていると、必然的に人と人とのコミュニケーションが生まれます。仲の良い同僚から、嫌な上司や厳しいお客さんまで、否応なく他人との会話を迫られます。

ところが独立すると一転、家族以外と話をすることがほとんどなくなりました。何かしらやり取りをする際も、メールやチャットアプリが中心で、携帯電話すらめったに鳴りません。

人と話す機会が少ないことが日常となった結果、サラリーマン時代は気が引けたものですが、一人で居酒屋に行くのが全く気にならなくなりました。今では、カウンターで店員の方と話しながら飲むのが楽しくてしかたありません。

ただ、ふと我に変えると、いったい自分は何をやっているんだか(苦笑)と、派遣のアルバイトで感じた悲壮さとはまた違った意味で、同じことを思う時があります。

その3:視力検査の結果が判明した時

独立後は、ほぼ四六時中パソコンを見る生活を送っているので、やはり視力が低下しました。

幼い頃から両目ともに裸眼で1.5の視力を誇っていたのですが、1.0付近に落ちました。それだけの視力があれば十分だと突っ込まれそうですが、視力検査の結果を見て、大人になるまで保っていた視力が落ちたのを知った時は相当ガッカリしました。

仕事柄、パソコンを多用することは避けられないので、目薬は手放せまん。視力の低下は職業病とも言えますが、これに限らず身体の不調は、会社という後ろ盾がない個人事業主にとっては心配のタネです。

いずれも覚悟していた事態ではあるが

当然のことながら、(1)のお金の問題が飛びぬけて後悔の念に駆られた瞬間です。ただ、(2)のコミュニケーションの問題、(3)の健康面の問題とともに、会社を辞める時にある程度は腹を括っていました。

それでも、お金の問題だけは今でも身につまされます。トレードがうまく行かないだけでなく、フリーライターの仕事も切られてしまったらどうしよう・・・という恐怖心は常に抱えています。

先々の収入に対する不安は、個人事業主であれば誰しも抱えていると言われますが、まさにその通りです。派遣のバイト生活に戻る覚悟もありますが、可能な限り避けたいと言うのが偽らざる本音です。

まとめ

「まだだ、まだ終わらんよ」とか、「あきらめたらそこで試合終了ですよ」という、アニメの名言がこれまで何度頭の中を巡ったか分かりません。しかし後悔の数以上に、独立して充実感を感じたことも多く存在しています。まだトレーダーとしても、ライターとしても半人前の状態ではありますが。

会社を辞めて独立すると、事業が軌道に乗るまで相応の時間がかかります。失敗した、と思う瞬間は度々出てきますが、いかにして精神的に折れずに続けていけるかが重要だと今では思います。

今後、独立を考えている方の参考となれば幸いです。

市場 夏知





http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/451.html

[経世済民123] 企業の内部留保、過去最高406兆円 財務省が公表(朝日新聞)
企業の内部留保、過去最高406兆円 財務省が公表
http://www.asahi.com/articles/ASK8062Z9K80ULFA039.html
9/1(金) 13:54配信 朝日新聞


 財務省は1日、2016年度の法人企業統計を公表した。企業が得た利益から株主への配当などを差し引いた利益剰余金(金融業、保険業を除く)は前年度よりも約28兆円多い406兆2348億円と、過去最高を更新した。日本の景気は回復基調を続けているが、企業のいわゆる「内部留保」は積み上がっている。

 経常利益は同9・9%増の74兆9872億円で、比較が可能な1960年度以降で最大。16年度の前半は英国のEU離脱決定などで円高・株安に陥ったが、その後は持ち直し、自動車やスマートフォン向け電子部品などの好調さが牽引(けんいん)する形で企業業績は回復した。

 政府はため込んだ内部留保を設備投資や社員の賃金アップなどに使うよう求めているが、企業側は慎重な姿勢を崩していない。16年度の設備投資額は42兆9380億円で、前年度比0・7%増にとどまる。第2次安倍政権が発足した12年度以降、内部留保は約124兆円積み上がった。

 同時に発表された今年4〜6月期の企業の経常利益は前年同期比22・6%増の22兆3900億円。国内の設備投資額は1・5%増の9兆4506億円だった。(松浦祐子)






















http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/452.html

[国際20] 北朝鮮、韓国紙記者ら4人に死刑宣告「侮辱する書評を掲載」(AFP)
韓国ソウルの書店に陳列されたNorth Korea Confidential(仮訳:北朝鮮の秘密)」(2017年8月31日撮影)。(c)AFP


北朝鮮、韓国紙記者ら4人に死刑宣告「侮辱する書評を掲載」
http://www.afpbb.com/articles/-/3141277?cx_position=14
2017年9月1日 12:45 発信地:ソウル/韓国


【9月1日 AFP】北朝鮮の中央裁判所は、同国を侮辱する書評を書いたとして韓国紙の記者ら4人に死刑を宣告した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が8月31日報じた。

 問題となっているのは保守系の朝鮮日報(Chosun Ilbo)と東亜日報(Dong-A Ilbo)が掲載した書評。ソウル(Seoul)を拠点とする英国人ジャーナリスト2人が2015年に出版した「North Korea Confidential(仮訳:北朝鮮の秘密)」の韓国語版を紹介した記事で、北朝鮮の中央裁判所は「朝鮮民主主義人民共和国(DPRK)の尊厳をひどく侮辱するという忌まわしい罪を犯した」と非難している。

 同書は、北朝鮮の日常生活で市場の役割が拡大していると詳述。闇市では韓国のテレビドラマのDVDなどが売られ、捕まっても「賄賂」を支払えば解放されるという。また韓国のファッションアイテムや髪形をまねる人もいると記されている。

 韓国語版は「Capitalist Republic of Korea(仮訳:資本主義者の北朝鮮)」と改題され、表紙には米ドルのマークが描かれている。

 KCNAによると、中央裁判所は声明で、朝鮮日報と東亜日報は「厚かましくも」本の表紙の写真を紙面に掲載して「神聖なわが国の名前や国章まで中傷・侮辱した」と批判している。その上で、両紙の記者2人、出版元の社長2人に死刑を宣告。「上訴の権利はない。追加手続きは一切行わず、いついかなる場所においても執行され得る」と述べている。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/475.html

[政治・選挙・NHK231] 日本が主権を取り戻すには日米地位協定の改定が不可欠 日本外交と政治の正体(日刊ゲンダイ)
 


日本が主権を取り戻すには日米地位協定の改定が不可欠 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212685
2017年9月1日 孫崎享 外交評論家 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   江崎鉄磨沖縄北方相(C)日刊ゲンダイ

 安倍改造内閣の新たな閣僚の発言で注目するべき内容があった。

「日米地位協定をもう少し見直さないといけない」

 江崎鉄磨沖縄北方相が会見で発した言葉だ。

 その後、地位協定は見直さない――という日本政府の方針に従い、江崎大臣はこの発言を撤回。報道機関でも真正面から取り上げられることはほとんどなかった。

 しかし、「日米地位協定の見直し」は、日本国民が真剣に考えるべき問題に値しないのか。

 日本と同じG7(先進主要7カ国)の中で、米軍基地を持っているのは、ドイツとイタリアである。両国では米軍や基地はどのように位置付けられているのだろうか。

「本当は憲法より大切な『日米地位協定入門』」(編著・前泊博盛氏/創元社)ではこう解説されている。

〈イタリアでは、駐留米軍は軍事訓練や演習を行う時には必ずイタリア政府(軍)の許可を受けなければなりません。全ての米軍基地はイタリア軍の司令官のもとにおかれ、米軍は重要な行動のすべてを事前通告し、作戦行動や演習、軍事物資の輸送、あらゆる事件・事故の発生をイタリア側に通告する取り決めになっています。米軍機による低空飛行は事実上禁止されており、地方自治体からの米軍への異議申し立て制度も確立され、米伊当局はそれを必ず受理しなければならないことになっています〉

 ドイツには「ドイツ駐留NATO軍地位補足協定」があり、1993年に大幅な改定がされた。そこには〈軍隊は、権限あるドイツ当局の承認を条件に(ドイツ)空域で機動演習その他の訓練を行う権利を有する〉とあり、基地施設の返還要求についても、〈共同の防衛任務に照らしても、その使用よりもドイツ側の利益が明らかに上回る場合には、ドイツ当局の当該施設区域の返還請求に適切な方法でこれに応ずるものとする〉とある。

 つまり、ドイツのケースを沖縄の在日米軍基地に当てはめた場合、返還時の沖縄県民の受ける利益が、米海兵隊の利用する価値よりも大きい時には、米軍は基地を日本に返還しなければならない――となるのである。

 安倍首相の口癖は「日本を取り戻す」だが、日本が取り戻さなければならないのは、米軍から主権を取り戻すことである。しかし、そのことに言及した江崎大臣の発言はたちまち封じ込められてしまった。これで一体、何を取り戻そうというのか。











http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/582.html

[国際20] 米、ロシア総領事館など3公館施設の閉鎖要求 外交官削減に対抗(ロイター)
8月31日、米国務省はサンフランシスコにあるロシア総領事館など3カ所の在米公館施設を閉鎖するようロシア政府に求めたことを明らかにした。ロシアが同国駐在の米外交官削減を要請したことへの対抗措置。写真は同総領事館の入り口にて撮影(2017年 ロイター/Stephen Lam)


米、ロシア総領事館など3公館施設の閉鎖要求 外交官削減に対抗
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/3-67.php
2017年9月1日(金)11時14分


米国務省は31日、サンフランシスコにあるロシア総領事館など3カ所の在米公館施設を閉鎖するようロシア政府に求めたことを明らかにした。ロシアが同国駐在の米外交官削減を要請したことへの対抗措置。

ロシアは7月に、米議会が対ロシア制裁強化法案を可決したことへの報復措置として、ロシア駐在の米外交官の数を455人に大幅削減し、米国駐在のロシア外交官と同水準にするよう要請している。

国務省のナウアート報道官は声明で「(外交官削減は)不当で、両国関係に有害」と批判。「ロシアが求める平等の精神」に沿って、9月2日までにサンフランシスコ総領事館およびワシントンとニューヨークにある公館の別館を閉鎖するよう求めたと明らかにした。

トランプ政権の高官によると、ティラーソン国務長官はロシアのラブロフ外相と電話会談し、3施設の閉鎖について伝えた。両氏は9月の国連総会に合わせて会談を予定しているという。

ロシア外務省は声明で「米国が発表した新たな措置を精査したうえで、われわれの態度を表明する」とした。

米高官によると、公館閉鎖に伴いロシア外交官の追放は求めておらず、サンフランシスコ総領事館の外交官は米国内で再配置することが可能。ロシアは閉鎖される施設を引き続き所有するか売却することが可能だが、外交活動を行うことは認めないとした。



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/477.html

[国際20] 北朝鮮への石油禁輸や斬首作戦は成功するか?元駐韓大使が論評(ダイヤモンド・オンライン)
9月9日の建国記念日には6回目の核実験を行うのではないかとの懸念もくすぶっている 写真:労働新聞より


北朝鮮への石油禁輸や斬首作戦は成功するか?元駐韓大使が論評
http://diamond.jp/articles/-/140680
2017.9.1 武藤正敏:元・在韓国特命全権大使  ダイヤモンド・オンライン


 北朝鮮は、8月29日朝、平壌郊外の順安(スナン)地域から北東方向に弾道ミサイル1発を発射した。このミサイルは約2700km飛行し、北海道襟裳岬上空を通過、同岬の東約1180kmの太平洋上に落下した。安倍総理は「政府は発射直後からミサイルの動きを完全に把握していた」としたが、日本落下の可能性はないと判断し、自衛隊による迎撃措置は取らなかった。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は、このミサイルが「火星12」であったと報じた。北朝鮮の金正恩委員長は、米国との決定的対立を望まない姿勢を示すためか、予告していたグアム周辺の海域にミサイルを4発同時に発射することは避けた。しかし、発射されたミサイルは、グアムへの発射計画で予告していたものと同一のものと思われ、「グアムをけん制する前奏曲となる」と述べているように、米国に警告を与えるには十分であろう。

 また、「恥ずべき韓国併合から107年にあたる29日に『日本人を驚愕させる大胆な作戦』を立てた」と述べ、日本にも警告を発している。さらに「今後、太平洋を目標とする弾道ミサイル発射訓練を多く実施して、戦略兵器の戦力化を積極的に進めなければならない」と語った。

 安倍総理は、「これまでにない脅威」と述べたが、日本を標的とし、上空を通過させたことに強い懸念を覚えざるを得ない。

 国連安全保障理事会は29日夕、緊急会合を開き、北朝鮮によるミサイル発射を非難するとともに、発射の即時停止を求める議長声明を、中ロを含む全会一致で採択した。これまで北朝鮮の挑発行動に対しては、報道機関向けの非公式な報道声明で対応することが多く、議長声明は2012年4月以来5年4ヵ月ぶりである。国連は、それだけ事態の深刻さを重く見たということである。

安保理の追加制裁決議で
「石油禁輸」を提起へ


 安倍総理とトランプ大統領は、29日、30日と2日連続で電話会談を行った。その内容は明らかにできないとしているが、それだけに安保理での新たな制裁決議を含め、様々なシナリオを包括的かつ具体的に議論したものと考えられる。両首脳は、圧力強化で完全に一致したと報じられている。

 日米両国政府は、今回のミサイル発射を受け、国連安保理で「石油禁輸措置」を提起する方針であると報じられている。菅義偉官房長官も会見で、「石油の禁輸も当然、選択肢の一つだ」と述べている。

 北朝鮮に対しては、挑発行動が続く中で制裁を強化してきたが、中国の消極的な協力姿勢もあって、韓国の文在政権誕生後も9回ミサイルを発射するなど、挑発を繰り返している。9月9日の建国記念日には6回目の核実験を行うのではないかとの懸念もくすぶっている。

 このように、北朝鮮が高価なミサイルを連射できる背景には、北朝鮮の経済が好転していることが背景にあるとされている。現に昨年のGDPは3.9%増の3兆円余りであった。しかし、国連食糧農業機関(FAO)によると、今年の干ばつは2001年以来の深刻さであり、2017年収穫初期の穀物生産は31万トンと昨年の45万トンから3割以上減少しているという。

 1990年代に起きた大規模な飢饉では、数十万人が死亡したと推計されており、今も極めて厳しい状況だと言わざるを得ない。しかも、世界食糧計画(WFP)によれば、核ミサイルによる挑発への制裁で、各国の食糧支援が急激に低下していると言われている。

 これが北朝鮮の現実なのである。本来、核やミサイル開発に使われている外貨資金は食料の輸入に充てられるべきなのだが、国民を食べさせるカネを削ってでも核ミサイル開発につぎ込む国なのだ。

 したがって、核ミサイルの開発資金を遮断する経済制裁は、国民生活がいっそう窮乏するだけで効果は薄く、北朝鮮の核ミサイル開発を制裁によって止めるためには軍事活動の“血液”となる「石油の禁輸」が不可欠だと言われるゆえんである。

石油禁輸に潜む
二つのリスク


 しかし、石油の禁輸が実施できるか否か、その鍵を握るのは中国とロシアである。中国の王毅外相は、「国連安保理メンバーの共有認識に基づいて、必要な対応をする」と述べ、北朝鮮への制裁強化などに一定の協力をする考えは示している。

 ただ、中国は北朝鮮社会の混乱を招くとして、石油禁輸には一貫して反対してきた。ロシアも慎重姿勢を崩していない。両国ともまずは、北朝鮮の主産品である石炭や鉄、鉄鉱石、鉛、海産物などの輸出を全面的に禁止、北朝鮮労働者の新たな受け入れ禁止などを盛り込んだ8月5日の国連安保理の制裁決議を完全に履行することが重要だとの立場であろう。しかし、それでは北朝鮮に対する影響力は限定的だ。

 外国での新たな就労を抑えると言っても、そもそも現在どれだけ就労しているか確実な統計がない中で、新たな就労を把握することは困難であろう。また、北朝鮮の主要輸出品を全面禁輸するといっても、海上取引などの抜け道はある。

 やはり、経済制裁が効果を上げるためには、石油の禁止しかないであろう。現在は中国が年間50万トン程度の原油を輸出していると言われ、ロシアも輸出を増やしているのではないかと推測される。これを遮断すれば、軍は身動きが取れなくなる。

 北朝鮮に対する石油の禁輸措置は、現状で最も有効な制裁手段であるが、二つの危険性がある。

 一つは、北朝鮮の暴発を招きかねないことである。戦前の日本は、ABCD包囲網による対日石油禁輸で追い詰められ、真珠湾への奇襲攻撃で太平洋戦争に突入した。この時と同様に、北朝鮮も軍の身動きが取れなくなった時、一か八かの攻撃を仕掛けてくる可能性がある。

 今でも北朝鮮は資金的に追い詰められてはいるが、核やミサイル開発を急ぎ完成させることで米国に保有を認めさせ、苦境を打破しようとしている。北朝鮮も、自ら攻撃を仕掛ければ自滅することは分かっているから、対話の道を探っているはずだ。しかし、どっちみち自滅するとなった場合、どのような行動に出るか、それは未知数である。

 第二に、石油禁輸は最後の制裁手段である。これでも状況が打開しない場合どうするか。北朝鮮に対し軍事行動に出るのか、それとも対話の道を探るのか、非常に難しい選択に迫られる。しかし、事態がここまできては、そうした覚悟も必要なのかもしれない。

最後は「斬首作戦」だが
報復の被害は甚大に


 北朝鮮に、核やミサイル開発を完全に放棄させるためには、金正恩委員長をトップから下ろすほかない。米国のキッシンジャー元国務長官は、米中の合意が得られれば、その機会は増すだろうと述べているが、全く同感である。

 しかし、当の中国は、北朝鮮と取引のある中国企業に制裁を科すくらいのことでは動かない。それよりも中国は、北朝鮮が混乱し、中朝国境が不安定化することは望んでおらず、まして中朝国境近くまで韓国や米国が入ってくることなど、許すことはできない。

 つまり、中国が動くとすれば、金正恩政権崩壊後も中国が一定の影響力を保持できること、そして中朝国境沿いの混乱を最小限に抑えられることが約束されたときである。そのためには米国との取引が必要である。ただ、韓国は、頭越しの米中合意には大反対するであろう。

 金正恩を代えるには、中国に主導させるのが比較的に危険は少ないだろう。しかし、それがダメなら「斬首作戦」ということになろう。ただ、その場合には、失敗した際の北朝鮮の報復をいかに抑えるのか、非常に難しい作戦になる。

 核ミサイル施設に対する限定攻撃は、全ての施設を網羅することが不可能であり、北朝鮮の報復攻撃を受けることは必定であろう。その場合、ソウルには1時間に50万発の砲弾が飛んでくると言われており、戦闘開始後90日間で100万人以上が犠牲になると言われている。もちろん、日本に対しても無数のノドン、スカッドミサイルが飛んでこよう。しかも、核弾頭を搭載できるようになっていると想定しておいた方がいい。米国のマティス国防長官があくまでも外交的解決を模索するのはこのためだ。

 斬首作戦が難しいとなれば、核を持つ北朝鮮との「共存」が不可避となるかもしれない。日米首脳の電話会談では、対話のための対話は行わないことで合意しているが、時間が経てば経つほど事態は悪化する。そこで、事態を収拾するためには、「対話以外の選択肢はない」と判断される時期がくるかもしれない。

海図なき航海に
日本はどう臨むべきか


 そのとき、核ミサイルを保有する北朝鮮とどう向き合うのか。

 韓国では、北朝鮮に核の保有を認める代わりに、ICBMの開発を放棄させる案を主張する者がいる。その場合、米国にとっての核の脅威は防げるかもしれないが、日本にとっては危険極まりないシナリオである。

 米国では、北朝鮮が核開発を凍結する代わりに、在韓米軍の撤退ないし縮小、米朝平和協定の締結などが論じられているが、これもまた日本や韓国の安全保障にとって脅威が増すことになる。

 日本にとっての脅威は核ばかりでなく、生物化学兵器やテロなど多方面にわたっている。危険極まりない金正恩氏が、このような兵器を保有することを黙認することはできない。さらに北朝鮮は、韓国の「赤化統一」を目論むかもしれない。北朝鮮の支配下に入った韓国の姿を想起すると恐ろしい気がする。

 いずれにせよ、日本にとっては、対話による解決も決していい結果をもたらすものではない。となれば、日本自身が北朝鮮に対する備えを強化するほかない。

 日本は、今年6月に「組織犯罪処罰法改正案」(テロ等準備罪法案)を可決・成立させた。これはテロなどの防止に不可欠であろう。また、昨年には集団的自衛権の行使が容認された。されに北朝鮮のミサイルによる挑発を受け、「イージス・アショア」の導入に向け、設計費を予算に計上することになった。

 しかし、この迎撃ミサイルの導入が再来年以降では間に合わない。北朝鮮緊迫の事態に備え、直ちに取り組むべきであろう。また、現在検討されている敵地攻撃能力も持つべきであろう。

 北朝鮮問題は、日本にとっての現実の脅威であり、対処することを避けてはならないのである。

(元・在韓国特命全権大使 武藤正敏)



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/478.html

[政治・選挙・NHK231] 北朝鮮への石油禁輸や斬首作戦は成功するか?元駐韓大使が論評(ダイヤモンド・オンライン) :国際板リンク 
北朝鮮への石油禁輸や斬首作戦は成功するか?元駐韓大使が論評(ダイヤモンド・オンライン)

http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/478.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/583.html

[政治・選挙・NHK231] 官邸は発射を事前に知っていたのか 怪しい北朝鮮政治利用 知っていたなら、政権が吹っ飛ぶ(日刊ゲンダイ)
 


官邸は発射を事前に知っていたのか 怪しい北朝鮮政治利用
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212674
2017年9月1日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   心の中では大ハシャギ(C)共同通信社

 国民の生命・財産を危険にさらす「情報隠し」もヘッチャラ。そんな安倍政権の薄汚い本性がまた明らかになった。

 30日の衆院安全保障委。民進党の後藤祐一衆院議員が「安倍晋三首相が公邸に宿泊したのは、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した前日だけだ」と指摘すると、西村康稔官房副長官はシレッとした表情で「常日頃から緊張感を持って情報分析をしている結果だ」などと答え、安倍が事前に兆候を察知していたことを暗に認めたのである。

 この発言内容が事実であれば、政権が吹っ飛んでも不思議じゃない。国民に対する超ド級の裏切り行為だからだ。マトモな民主主義国家であれば、ミサイルの発射情報を把握した時点で総理大臣や外務大臣が緊急会見を開き、「北が近日中にミサイルを発射する可能性があるが、国民は冷静に対応を」と呼びかけるのが当然だ。そうすれば、今回のように北が早朝にミサイルをぶっ放したとしても、驚いた国民が頑強な建物や地下室を求めて右往左往する必要はなかった。しかもだ。安倍は「政府としては発射直後からミサイルの動きを完全に把握していた」と言い、小野寺防衛相も「我が国に飛来する危険性がなかった」と説明したのである。であるならば、なおさら、いち早く国民に情報提供するのがスジだろう。要するに北のミサイル発射を政権浮揚に利用しようとしたワケで許せない話だ。

■安倍の頭には冷戦時代の反共軍事同盟しかない

「諸外国の脅威を煽れば、国民は権力の言うことを聞く。平和主義者を愛国心のない人間と罵ればいい」

 こう言って国民を戦争に引きずり込んだのはナチス・ドイツのヒトラーの右腕といわれたヘルマン・ゲーリングだが、まさに今の安倍の姿とソックリではないか。

 大体、安倍はバカの一つ覚えのように北に対する「圧力強化」を唱えているが、どんなに叫んでみても北は核もミサイル開発も中止する気がない。そりゃあそうだ。米国と北は休戦中にあるだけで、国際法上は朝鮮戦争が続いている状態だ。善し悪しは別として、戦時なのだから、北が米国に対抗するために先鋭化するのはある意味、当然と言っていい。となれば、戦争の当事国ではない日本が果たすべきは「米朝国交交渉」の橋渡し役だろう。朝鮮戦争が完全に終結し、米、北の関係が正常になれば、北が核やミサイル開発を続ける意味がなくなるからだ。難しいが、そうやって戦争を避けるための努力を積み重ねるのが本来の外交の姿ではないのか。

 しかし、安倍の頭の中にはそんな発想はてんでない。ジャーナリストの高野孟氏は日刊ゲンダイで、米専門家の話として〈彼(安倍)の発想はいまだに、米国を盟主に日本と韓国が左右を固めて軍事・経済圧力を強めれば北は屈服するだろうという、冷戦時代の反共軍事同盟スタイルだ〉と書いていたが、その通りだ。北のミサイル発射を口実に集団的自衛権を行使し、米国と一緒に朝鮮戦争の矢面に進んで立つ気マンマンなのだから狂っている。元外交官の天木直人氏はこう言う。

「北朝鮮のミサイル挑発に対して米中ロでは自制の動きが出ているのに、日本の安倍首相だけが圧力だ何だと騒いでいる。異常なまでの強硬姿勢であり、安倍首相の方からトランプ大統領に北朝鮮への攻撃をけしかけているのではないか、そう思ってしまうほどです。偶発的な軍事衝突から戦争が起きるのを防ぐためにも、国民が一致団結して一刻も早く安倍首相を引きずり降ろすべきです」

  
   国民は「ヤメロ」の大合唱/(C)日刊ゲンダイ

外交も内政もとっくに破綻している安倍政権

 森友疑獄、加計問題は何一つ解決しておらず、疑惑は深まるばかり。国民不信を払拭しようと反転攻勢を狙った内閣改造もパッとせず、支持率は低迷したまま。そんな“死に体政権”にとって、北のミサイル発射は求心力の回復を図るための絶好の機会と映ったのだろう。だが、これで支持率が上がると思っているのであれば大間違いだ。

 森友、加計問題以外でも、今や国民は安倍政権に対して、いかがわしさしか感じていない。ゴマカシの典型は、野田総務相がBS朝日の番組で「効果は不十分。立ち止まって検証すべきじゃないか」「若い人にどんなツケを回すか、うすうす国民は分かっている」と痛烈批判した異次元金融緩和アベノミクスだ。

「2年で2%のインフレ目標を達成する」。黒田東彦総裁が2013年春から始めたのが異次元金融緩和だ。ところが、インフレ目標は2年どころか、いまだに一度も達成されていない。この間、市場をカネでジャブジャブにするために「年間80兆円」のペースで国債を買い続けた結果、日銀の国債保有残高は420兆円にも膨れ上がり、国債発行残高の4割にも達している。一方、異次元緩和の一環で上場投資信託(ETF)の買い入れ金額も2016年7月から年間6兆円に倍増。現在の保有残高は推定17兆円を突破し、上場企業の実に4社に1社で日銀が「大株主」という異常事態を招くことになった。これを官製相場と呼ばずに一体、何と言うのか。加計問題で、前川前文科次官は「行政の歪み」を告発していたが、アベノミクスが「金融市場の歪み」を生んでいるのだ。

 日銀政策委員会の審議委員だった野村総研エグゼクティブ・エコノミストの木内登英氏は、朝日新聞のインタビューで、異次元金融緩和について〈副作用だけが積み上がっている〉〈(日銀が今のペースで国債を買い続けると)金融市場の大混乱を引き起こす恐れさえある〉と警鐘を鳴らしていたが、極めてまっとうな指摘だろう。日銀による官製相場が肥大するほど、出口戦略が描けなくなる。リスクだらけなのに、安倍は「さらに加速」とか寝言を言っているから、どうかしている。

■一事が万事、インチキだらけ

 結局、異次元金融緩和の正体は、株高の“演出”だ。いわば目くらましであって、本来は、地に足の着いた経済政策、成長戦略を立てるべきだったのに、安倍政権は何もせず、「地方創生だ」「1億総活躍だ」「働き方改革だ」「人づくり革命だ」といったスローガンで国民の目を欺いてきたのだ。

 破綻しているのは経済だけじゃない。安倍が「地球儀俯瞰外交」と言っているご自慢の外交もメタメタだ。とりわけ北方領土問題は最悪だ。ロシアのプーチン大統領を地元の山口県の高級旅館で接待し、すぐにも進展するかのような騒ぎだったが、フタを開けてみればプーチンにピシャリとされ、1956年の日ソ共同宣言で平和条約締結後に日本側に引き渡しが決まっていた色丹島にも経済特区が指定されてしまった。進展どころか、大幅な後退だ。「千島歯舞諸島居住者連盟」のメンバーは一昨日の江崎沖縄北方相との懇談で「首相は領土問題を展開してくれなかった。元島民の方でショックを起こし寝込んだ人もいた」と批判の声を上げていたが、この支離滅裂政権は一事が万事、こんな調子なのだ。政治学者の五十嵐仁氏はこう言う。

「北朝鮮のミサイル発射に『圧力だ』と前のめりになっているのも、『アベノミクス加速だ』『人づくり革命だ』などとスローガンを次々と掲げているのも根っこは同じ。内政、外交ともに打つ手なしのお手上げ状態を隠すためには目先を変えるしか方法がないのです。北朝鮮問題では、そんな安倍政権の限界が如実に露呈していると言っていいでしょう」

 国民はインチキ政権の本質をとっくに見抜いている。








  



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/584.html

[経世済民123] 根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 「長寿リスク」を考えているか(PRESIDENT)
根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 「長寿リスク」を考えているか
http://president.jp/articles/-/22919
2017.8.31 PRESIDENT 2016年7月18日号 


これから日本には誰も経験したことがない「超高齢化」が訪れる。そのときどんな変化が起きるのか。これまでの歴史を振り返りながら、「衰退期」に向けた家計の備え方を解説する。第4回は「資産運用」。「長生きしないから大丈夫」という甘い見通しでは、痛い目にあうことになる(全6回)──。

日本人は「預貯金に頼りすぎ」

国の「社会保障給付費」は100兆円を超え、今後さらに増え続けることが見込まれている。結局のところ、国には頼れない。将来に向けて、確かな資産を準備する必要がある。そのとき多くの日本人が抱える問題は、「預貯金に頼りすぎ」ということだ。

「貯蓄から投資」と叫ばれ続けているが、依然として日本人は金融資産の51.8%を預貯金でもっている(図1)。次に多いのが保険や年金で、株式と投資信託をあわせても15.2%にすぎない。一方、欧州は25.5%、米国は47.2%が株式や投信に投資している。図2をみると、この10年で株式や投信は2倍近くに増えているが、まだ十分ではないだろう。

      

長生きの「リスク」を少なく見積もりがち

また、図3をみると、年収が高い世帯ほど株式や投資信託の保有額が高く、「富める人ほど、投資で富んでいる」ということがわかる。

      

ニッセイ基礎研究所の北村智紀氏は「預貯金だけの人は『運用リスク』を回避することで、『長寿リスク』をとることになる」と話す。

「図4は、1973年から2015年までの任意の投資期間で『TOPIX』に投資をした場合の平均的なリターンと損失リスクです。仮に300万円で20年間の投資をすると平均で768万円になります。しかし30%の確率で元本割れの恐れがあり、その場合には平均で約100万円の損失となります。これが『運用リスク』です。

一方、『長寿リスク』は予想以上に長生きすることのリスクです。預貯金は増えませんから、貯蓄が尽きれば生活水準を落とすしかありません。国の簡易生命表によれば、男性の約40%、女性は約70%が、85歳まで生きます。ところが私の調査では『85歳まで生きる』と予想しているのは男性が約30%、女性は約40%。多くの人は長生きする可能性を低く見積もっています。運用リスクをとって株式などに長期投資をすれば、長寿リスクは減らせます。目先の運用リスクだけでなく、2つのリスクのバランスを考える必要があるでしょう」

どうせ長生きしないから大丈夫。そんな甘い見通しでは「貧乏老後」に真っ逆さまだ。これからの私たちは長生きの「リスク」を正しく把握しておく必要がある。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/454.html

[経世済民123] 「高齢者ほど金持ち」という不都合な現実 高止まりしている高齢者の年金収入(PRESIDENT)
「高齢者ほど金持ち」という不都合な現実 高止まりしている高齢者の年金収入
http://president.jp/articles/-/22915
2017.8.28 PRESIDENT 2016年7月18日号


これから日本には誰も経験したことがない「超高齢化」が訪れる。そのときどんな変化が起きるのか。歴史を振り返りながら、「衰退期」に向けた家計の備え方を解説する。第1回は「給与」。世帯収入は下がり続けている。子育て世代の「苦しさ」が増す一方で、高齢者世帯の過半数は年金頼み。今後われわれの生活はどうなるのか――(全6回)。

「苦しい」が7割近く、子育て世代の負担感

日本人は貧しくなっている。国民生活基礎調査によると、1985年の世帯当たりの所得は493万円。これは94年には664万円にまで増えた。ところが以降、ほぼ一貫して世帯収入は下がり続けている。2013年現在では528万円と2割近く減っている(図1)。

      

当然、生活は苦しくなる。同調査によると、世帯の生活意識について、92年には57%の人が「普通」と答えていたが、14年には「普通」は34%に減る一方、「生活はやや苦しい」「大変苦しい」と答えた世帯は62.4%だった(図3)。

負担感が強いのは子育て世代だ。同調査で「児童のいる世帯」は「やや苦しい」「大変苦しい」の合計で67.4%となり、全世帯より5ポイントも高かった。一方、「高齢者世帯」は58.8%で3ポイント以上も低かった。

図1の高齢者世帯の所得推移はこれを裏付ける。この20年で全世帯が2割近く所得を減らすなかで、高齢者世帯の所得は300万円台で推移している。この源泉は年金だ。図4をみると、高齢者世帯の56.7%が収入のすべてを年金に頼っていることがわかる。

図3にある通り、1992年当時、約6割の生活意識は「普通」だった。これがいわゆる「一億総中流」という日本独特の生活意識だ。ところが、2014年には「普通」と答える人は34.0%に減り、62.4%の人が「生活は苦しい」と回答している。ゆとりのある生活を送れている人は、わずか3.6%。日本人はどんどん貧しくなっているのだ。

いったいこの国はどうなるのか。次回からは「税金」や「介護」といったテーマをあつかう。結論を先取りすれば、日本はこれから「貧しい国」に転落していく。われわれはその現実を踏まえたうえで、将来に備えておく必要がある。

ちなみに「長生きしないから大丈夫」は通じない。国の簡易生命表によれば、男性の4割、女性の7割が85歳まで生きるのだ。この「長い老後」において、ゆとりを確保できるのは、現実を直視できた人だけだ。




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/456.html

[政治・選挙・NHK231] 予定通りと言うべきか、民進党代表選、前原が制す 
予定通りと言うべきか、民進党代表選、前原が制す
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fec216d4302cc74449ce9d06bcf20216
2017年09月01日 のんきに介護




前原は、

自民党寄りになることで

政権交代が

現実味を帯びると考えている。

そう信じるのは、

彼の勝手だと思う。

しかし、僕は、もっと素朴に

弱い者に

寄り添う者が政権を奪取すると考える。

それが

国というものの運命を考えた場合、

合理的だからだ。

野田篤司‏ @madnodaさんが

こんなツイート。



僕もそう思うな。

大人は、

しがらみで何が合理的か、

筋を通して考えにくくなっている。

嘘を一つ、

つくことで、

自分をごまかしていると思うのだよな。

菅野完‏ @noiehoieさんも

似たようなこと、言っている。



前原誠司の政権交代への野望は、

代表選勝利後のあいさつ同様、ただの言い損ないとして

消え去っていくだろう。








という指摘もある

弱い立場にある者の方が実は、

世界をよく見ている。

僕が知的障碍者の施設で働いて

学んだこの一つでもある。

彼らは、

実によく見ていたな。

誰が自分たちの側に立っているか、を。

判断し損なうと

自分が死ぬことになるからだろうけど。


<追記>

産経新聞が

「前原誠司新代表  離党予備軍に危機感 」

と報道していた。

☆ 記事URL:http://www.sankei.com/politics/news/170901/plt1709010031-n1.html

離党予備軍より、

国民意識との乖離を心配した方がいいのではないかな。

2017年9月1日夜 記



民進党・前原新代表就任記者会見 2017年9月1日



【前原誠司新代表会見詳報】「白票多い」 離党予備軍に危機感
http://www.sankei.com/politics/news/170901/plt1709010031-n1.html
2017.9.1 18:24 産経新聞


民進党の代表に選出され、記者会見に臨む前原誠司元外相=1日午後、東京都港区芝公園(斎藤良雄撮影)

 民進党の前原誠司新代表は1日の記者会見で、代表選の国会議員による投票で無効票が8票あったことを理由に「厳しい船出だ」と述べた。離党予備軍の存在が念頭にある。就任早々に離党者が出れば求心力が急落しかねないだけに、執行部人事を経た挙党態勢の構築が試金石となる。記者団との主なやり取りは以下の通り。

 −−投票結果を聞いて「厳しい船出」と述べたが、なぜそう思ったのか。それを乗り越えるために、どのような党運営、役員人事を行うのか

 「厳しい党運営になるのではないかと申し上げたのは、白票の多さだ。人事はこれから、先ほど代表になったばかりなので、今後考える」

 −−国会議員の白票をどうみているのか。離党予備軍という認識か

 「今の段階で私がそれに対してコメントする必要はないと思う。とにかく、新たな体制をしっかり決めて、みんなでしっかりとこの党をもう一度、政権交代の高みまで持っていく。そのことに力を注ぎたいと思っている」

 −−10月22日の3つの衆院補欠選挙で、野党共闘をどう進めていくのか

 「まず各県連から状況をうかがって、新たな体制の中で相談して決めていきたい」

 −−白票の多さについて「厳しい」と言ったが、このような状況の中でどう挙党態勢を敷くのか

 「繰り返しになって恐縮だが、先ほど代表に選出されたばかりなので、人事についてはこれから少し考えさせてほしい。この結果も含めて考えさせてほしい」

 −−12年前に代表をされて以来、2回目の代表となった。メール問題など、当時の教訓をどう生かして臨むのか

 「そういった、代表時代の失敗、あるいはいろんな経験を積ませていただいたので、しっかりその経験を生かした党運営を心がけたいと思っている」

 −−内閣支持率が下がったと枝野(幸男元官房長官)さんが述べていたが、民進党の支持率も上がっていない。蓮舫代表時代と、どういう違いを打ち出すのか

 「蓮舫代表のもとでも、私が会長に指名されて『尊厳ある生活保障総合調査会』を作り、われわれが目指す社会像というものを1年間、検討してきた。これをベースとして、今後、新たな体制になるわけだが、必ず1年3カ月以内には衆院解散・総選挙があるので、われわれとしてはマニフェストを、どういう社会を目指していくのかというものを含めた、国民に分かりやすい像を示したいと考えている」

 −−前原氏はラジオで、同性婚を認める発言をしていたが、フランスのような同姓間のパートナーシップを認める新しい制度をつくるべきと考えているか。それとも今ある結婚制度を同姓カップルにも開放するのか。

 「わが党は多様性を認める。LGBT(性的少数者)を認めるのが基本的な考え方だ。どういう制度がいいかということについては、今までの議論も踏まえて、私自身、どちらにということについて今申し上げる状況ではない。どうすれば実現できるかということについても、党内で議論を深めていきたい」

 −−前原氏は代表選前に、民進党の名前にはこだわれないと言ったと伝えられている。自民党に対抗するために、野党再編に積極的に動くのか

 「今日、民進党の新たな代表に選ばれたので、しっかりわれわれの理念、政策を高らかに掲げて、そして、まずは党の再生に取り組むことから始めたいと考えている」

 −−共産党との選挙協力はどうするのか。共産党と政策協定を結ぶ考えはあるか

 「まず代表選挙の際、あるいは代表選前に申し上げていたのは、政治家は理念・政策が大事だ、と。そしてその一致がなければ、特に政権選択の衆院選ではそれは成り立たないと申し上げてきた。また、いままでの執行部が積み重ねてこられた他党との協力関係、あるいは約束というものは尊重しなくてはいけないと思っているが、この4党で結んだものの是非については、その見直しも含めて検討するということを申し上げてきた」

 「私が代表になったわけだが、代表は独裁者ではないので、これからまとめる執行部の中でどういう判断をするか議論したい。しかし、少なくとも私の考え方を多くの方々が、国会議員、総支部長、党員サポーター含めて、私を代表に選んでいただいたということを、自分自身は重く受け止めてまいりたい」

 −−枝野さんとは保守派とリベラルと対立軸があるかのように言われていることが多かったが共通点も浮かび上がったと思う。前原氏にとって、枝野さんとの共通点はどこだと思うか

 「目指すべき社会像だと思う。私の言葉で言うと『オール・フォー・オール』、枝野さんの言葉で言うと『お互いさまの支え合い』。これは再分配をより重視して、多くの不安を、国民が持っている不安を解消していく、そして新たな社会の好循環を作っていく。この社会像というのは私はきわめて酷似しているのではないかと思って論戦をさせていただいた」

 −−無効票の関係だが、事前の取材では特に若い議員を中心に民主党を思い起こさせる2人の一騎打ちの構図に対して批判的な意見があった。無効票は抗議の意思の表れと受け止めているのか。また新執行部で挙党態勢を構築する上で、幹事長は対立陣営や相手に近い人を起用するのか、刷新感を出すために若手を起用するのか。大きな方針は

 「無効票をどなたが入れられたのか、どういう思いで入れられたかについては、現時点では知る立場にはないので、お答えできない。また、人事はこれから検討させていただくということだ」

 −−野党共闘について、さきほど都道府県連に相談したいとのことだが、補選の投開票は10月22日に迫っている。いつごろめどに結論を出すのか

 「どのタイミングでとは決めていないが、期日はかなり迫っている。それほど時間をかけない中で、どういった態勢で補欠選挙を戦うかは、県連と話をさせていただきたい」

 −−単刀直入に聞く。総理大臣を狙うか

 「はい。野党第一党の党首は、次の衆院選で政権交代を狙う、すなわち総理大臣になるというつもりで今回の選挙に出させていただいた。新代表になり、その気持ちで今後取り組んでいきたい」

 −−人事の中身でなくて、人事を決める両院総会は来週早々に開くべきと考えるか

 「はい。事務方と話をしておりまして、来週早い時期に両院議員総会を開くということで調整をしたいと考えている」

 −−前原氏は変わった宣言はできるのか。その原動力となった井手(英策・慶大経済学部)教授とはもう話したのか、何か特別な処遇をするか

 「まだ電話は誰にもしていない。終わってから補選の候補者と写真撮影をしておりまして。私を応援してくださった方々に対する謝辞を申し上げて会見にきたので、どなたにも電話をしていない。オール・フォー・オールについては、まさに井手先生との出会いは2年以上前になるが、この人の考え方は、考え方自身というよりも、国を思う国士としての情熱にあふれている。こんな人と酒を飲み交わして将来の話をしたい。1回目は新橋、2回目は井手先生のご地元・小田原にまで行って酒を飲み交わしながら、それから私がお願いをして月1回、15、16回だと思うが勉強会をさせていただき、そしてまとめた考え方がオール・フォー・オール。したがって、井手先生との出会いがなければこの考え方にはたどり着かなかったと思うし、私は井手先生とは一生のまさに刎頸(ふんけい)の友として、あるいは私の師匠として、これからもご指導いただきたいと思っている。私の思いとしては、尊厳ある生活保障総合調査会は継続したいと思う。そしてアドバイザーとしての役割をこれからもお願いしたい。そう考えている。したがって、これからも井手先生とは二人三脚で頑張ってまいりたいと考えている」

 −−憲法審査会にどう臨むか。党内の改憲議論をどう進めるか

 「私は代表選のときに、憲法の議論は野党第一党として大いにすべきだと申し上げた。そして当選させていただいた。ただ、党内でいろんな考え方がある。代表が決まった段階で全て自分の思い通りになるということは、これは党の民主主義が破壊されることになるので、しっかり新たな態勢を決める中で、どのような党内論議を行っていくべきかについてもみなさんと話をしたい」

 −−挙党態勢を築くために、枝野氏に今後どんな役割を期待するか

 「枝野さんには、あれだけの得票を取られたわけだから、しっかりとこれから党運営についても、どういうポジションかはまだ全く考えていないが、しっかりと枝野さんには関わっていただきたい。それがまさにノーサイド、挙党一致態勢、これを築くことになると考えている」

 −−群馬県内では日本維新の会系と民主党系がいる。次期衆院選前に地方組織の統一を急ぐ考えはあるか

 「私は4年半余り、全く旧民主党、民進党の執行部に関わってこなかったものだから、どういう47都道府県、地方組織が状況になっているかについて、つまびらかにしているわけではない。したがって今後、今までどういう47都道府県の地方組織運営がされてきたかについては勉強させていただいて、そして何よりも解散・総選挙が1年3カ月以内に必ずあるので、現職議員の再選、新たな方々の当選に向けて、しっかり努力していきたいと考えている」

 −−他の勢力との連携を否定しないと決意表明であえて打ち出した意図は。小池新党との対話、非自民勢力の結成についての考えは

 「繰り返しお話をしているように、政党というのは理念・政策を実現するために、その旗の下に集まっているメンバーが党を形成している。その理念・政策に共鳴してくださるところであれば協力することは当然のことだと思う。現時点において何か特定の政党とか特定の勢力を念頭に置いたものではない。しっかりと理想の社会実現のために頑張ってまいりたいと考えている」

 −−街頭演説など代表としての発信方法は

 「先ほど代表に選ばれたばかりなので、どういう、自らのいわゆるプレゼンテーションを含めて、どのようにやっていくかについてはまだ決めていない。しかし、代表選の間にも申し上げてきたが、広報については抜本的に見直して、代表自身というよりは党の考え方をしっかりと国民に理解してもらえる態勢に、よりいいいものにしていきたいという思いはあるので、そういった観点から私自身もどういう発信をしたらいいのかということについては検討させていただきたい」

 −−代表選に対する世間の関心が低かった。候補として党内外でどう感じたか

 「全国8カ所で討論会、街頭演説をさせていただいて、どの会場も満員、盛況だった。街頭演説も、一般の方々にも立ち止まって聞いてくださる方々もたくさんおられた。確かに率直に言って、わが党の支持率は一桁だから、わが党に対する国民の厳しい見方があるのは事実だ。ただ、全国組織があるわが党、野党第一党として、今日決意表明させていただいたように、やはり自民党に代わる選択肢をつくらなければいけないという使命はあると思うし、それをわれわれはしっかりと国民に示していく。そしてその結果として支持率とか、あるいは関心とか、こういったものが高まってくる。そういった努力をさせていただきたいと考えている」




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/585.html

[国際20] 米国人の北朝鮮への渡航禁止、1日から実施(AFP)
北朝鮮・平壌で、涙ながらに記者会見する米大学生のオットー・ワームビア氏。国営朝鮮中央通信(KCNA)提供(2016年2月29日撮影、3月1日配信)。(c)AFP/KCNA via KNS


米国人の北朝鮮への渡航禁止、1日から実施
http://www.afpbb.com/articles/-/3141338?cx_position=11
2017年9月1日 16:47 発信地:ソウル/韓国


【9月1日 AFP】北朝鮮のミサイル開発などをめぐり米朝が対立する中、米政府による自国民の北朝鮮への渡航禁止措置が1日から始まった。

 今回の措置は、北朝鮮旅行中に拘束された米学生のオットー・ワームビア(Otto Warmbier)氏が6月に昏睡状態で釈放され、帰国後に死亡したことを受けて取られたもの。

 ワームビア氏は北朝鮮のホテルから政治ポスターを盗もうとしたとして15年の労働教化刑を言い渡されていた。同氏の死去を受けて、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領は北朝鮮を「残忍な体制」と非難していた。

 国務省はウェブサイト上で、米国民の北朝鮮への渡航を禁止した理由として「米国民が逮捕されたり長期にわたって拘束されたりする深刻な危険が高まっている」ことを挙げた。

 渡航禁止措置の対象外となっているのは、記者や赤十字(Red Cross)職員、人道目的で渡航する人、国務省が米国の国益にかなうと認めた場合などに限られる。

 北朝鮮に残っていた少数の米国人は8月31日に同国を離れたと報じられている。(c)AFP


http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/482.html

[国際20] 対北朝鮮「圧力のみは間違い」=米国などけん制−ロ大統領 
対北朝鮮「圧力のみは間違い」=米国などけん制−ロ大統領
http://www.afpbb.com/articles/-/3141377?cx_position=10
2017年9月1日 16:58 発信地:中国 時事通信


【9月1日 時事通信社】ロシアのプーチン大統領は北朝鮮の核・ミサイル開発について、「圧力のみでやめさせることができると考えるのは間違いだ」と訴え、北朝鮮への締め付けを強める米国などをけん制した。大統領府が1日発表した。

 プーチン大統領は中国福建省アモイで3日から新興5カ国(BRICS)首脳会議が開かれるのを前にBRICS各国のメディアに寄稿。この中で北朝鮮問題に触れ、「(状況が)悪化し、大規模衝突の瀬戸際にある」と警告した。

 その上で、前提条件を付けることなく、全当事国の直接対話で問題解決を図る必要があると指摘し、「挑発や圧力、好戦的な言葉では行き詰まる」と強調。ロシアは中国と連携し、緊張緩和に向けた取り組みを進めていると主張した。(c)時事通信社



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/483.html

[国際20] イスラエル首相は露大統領に対してシリアのアサド大統領を殺すと脅していたが、効果はなかった(櫻井ジャーナル)
イスラエル首相は露大統領に対してシリアのアサド大統領を殺すと脅していたが、効果はなかった
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708300000/
2017.08.30 01:12:56 櫻井ジャーナル


8月23日にロシアのソチでウラジミル・プーチン露大統領と会談した際、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はシリアでイランの影響力が拡大していくなら、バシャール・アル・アサド大統領の官邸を爆破、大統領本人を殺害すると警告していたという。イランやヒズボラがシリアに恒久的な基地を建設するなら軍事侵攻の可能性もあると前の国家安全保障会議議長が7月17日に語っているが、ネタニヤフは今回、アサド殺害を鮮明に示したということだ。

それに対し、プーチンはイランが中東における戦略的な同盟国だと言い、イスラエルはロシアにとって重要なパートナーだと表現したということになる。前にも指摘したように、プーチン大統領は友好的でない重要な関係国をパートナーと呼ぶ。

前にも書いたように、ロシアは特殊部隊をシリア領内で活動させ、防空システムのS-300、S-400、パーンツィリ-S1を配備しているが、シリアとロシアはさらに一歩進めて統合防空システムを作り上げられたようだ。またヒズボラが使っている対戦車兵器のRPG-29、AT-14コルネット、メティスMでイスラエルの最新戦車、メルカバ4は破壊されている。

また、状況によっては地中海にいる艦船からカリバル(巡航ミサイル)を発射するだろう。カスピ海から長距離を飛行できる巡航ミサイルで正確に攻撃できることはすでに証明済み。さらに長距離爆撃機やマッハ6から7で飛行する弾道ミサイルのイスカンダルが使われることもありえる。イスラエルは簡単にシリアへ軍事侵攻できない。

イスラエルが強い影響力を及ぼしているクルド勢力との結びつきをアメリカも強めている。クルドが支配しているシリアの北部に建設されていた7つの基地へバラク・オバマ政権は昨年9月に特殊部隊を派遣したが、今年に入って第11海兵遠征部隊もシリアで戦闘態勢を整えたと報道されている。かつてはアメリカのシリア侵略に協力していたトルコ政府によると、アメリカはシリア領内に10カ所以上の軍事基地を建設済みだともされている。

今回、ネタニヤフはプーチンを脅して譲歩させようと目論んだのだろう。2013年7月にモスクワを訪問したサウジアラビアのバンダル・ビン・スルタン総合情報庁長官(当時)と同じことをしたわけだ。

その際、スルタンはプーチン大統領に対し、シリアから手を引けばソチ・オリンピックの安全を保証できると持ちかけたとされている。当時、チェチェンの反ロシア武装グループはオリンピックでの破壊活動を行うとしていた。

シリアから手を引かなければオリンピックを攻撃させるとスルタンは脅したとプーチンは理解、その提案を拒否した上で、「ここ10年の間、チェチェンのテロリスト・グループをあなたたちが支援していることを知っている」と言い放ったという。プーチン政権に脅しは通じないのだ。それをネタニヤフは理解できていない・・・威圧して屈服させるということしかできないのかもしれないが。



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/484.html

[政治・選挙・NHK231] <加計疑惑>条例違反してまで天然記念物の野間馬をアベ友に捧げる今治市(田中龍作ジャーナル)
【加計疑惑】条例違反してまで天然記念物の野間馬をアベ友に捧げる今治市
http://tanakaryusaku.jp/2017/09/00016578
2017年9月1日 18:36 田中龍作ジャーナル



天然記念物の野間馬。獣医学部が開学した場合は、ここに学生が来て馬を いじる ことになる。=1日、今治市のまうまハイランド 撮影:筆者=

 土地と建設費の補助金を加計学園に提供する今治市が、今度は天然記念物(文化財)の野間馬を獣医学部の実習用に提供しようとしていることが分かった。アベ友に一体どこまで捧げるつもりなのか?

 市の文化財保護条例に違反していることから、野間馬の提供には市民の間から批判の声があがっている。

 野間馬を飼育する「のまうまハイランド」と野間馬は今治市が所有する。主管は観光課だ。

 今治市文化財保護条例9条によれば「市指定文化財の現状を変更し、又はその保存に影響を及ぼす行為をしようとする時は、教育委員会の許可を受けなければならない」。

 ところが加計学園と今治市は教育委員会の許可をまだ受けていないのだ。

 加計学園は今治市に「のまうまハイランドでの実習生受け入れ」の申請を出している。主管の観光課は許可した。

 田中は今治市教育委員会文化振興課に足を運んだ。真部春樹課長は当惑顔で次のように答えた―

 「どういうカリキュラムに使うのか。何頭使うのか。どういう実習に使うのか。加計学園からも(市の)観光課からも、市長からも直接聞いていない」と。


加計学園が申請した「のまうまハイランドの実習使用」を許可する今治市の稟議書。加計学園が申請した当日に起案され、翌日にスピード決裁されていた。

 指定文化財の野間馬を臨床実習にあてれば影響が出るのは避けられない。動物とりわけ馬はデリケートだ。

 加計学園は内閣府に提出した応募書類で次のように高らかに謳いあげている ―

 「今治市の所有する『のまうまハイランド(牧場)』は、本学部の近く(約4キロ)にあり、馬の 行動学、動物衛生学、繁殖学、予防・治療等に本学部が責任を持つことになる予定です。大動物、 特に馬に触れる機会を持つ獣医大学は少ない状況です。本学部では、このような大動物飼育施設で の家畜衛生や動物管理に関する体験実習を行います」。

 ―とんでもない。実際は、加計学園が自前の牧場を持たないために今治市の「のまうまハイランド」を利用するに過ぎない。馬こそいい迷惑だ。

 「のまうまハイランド」のベテラン飼育係は「どうなるんかなあ?」と心配そうに首を傾げた。

 野間馬は日本在来馬の一種で背丈が低く蹄が固いのが特徴。松山領野間郡で育てられたことから、その名が付いた。

 日本国内では66頭が確認され、そのうち51頭が「のまうまハイランド」で飼育されている。

   〜終わり〜













http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/588.html

[原発・フッ素48] 復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!(めげ猫「タマ」の日記)
復興大臣は福島への教育旅行を呼びかけ、でも止めた方が!
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2269.html
2017/09/01(金) 19:40:56 めげ猫「タマ」の日記


 復興大臣が8月26日に第65回日本PTA全国研究大会で
  ・「放射線への正しい理解が乏しく、風評被害が続いている」
  ・「復興に取り組む人の声を聞くことはかけがえのない経験になる。」
との理由から福島への教育旅行を呼びかけたそうです(1)。でも(=^・^=)なりに調べて見ると
・事故7年目になりましたが福島は汚染されたまま
・福島産は他よりも低く出る検査で「安全」され出荷される
・同じ福島県内でも福島産を避けた場所では葬式が増えているが、そうでない場所では増えていない
・子供への放射線影響は直ぐには出ないので、現段階でそれ程でないにしても「安全」とは判断できない
・福島の子ども達は復興より脱出に関心がある
等の特徴があり、教育旅行先として「福島」はリスクはありますがメリットがありません。

福島は原発事故で汚染されました。


 ※1(2)のデータを元に(3)に示す手法で9月1日に換算
 ※2 避難地域は(4)による。 
 ※3 11年実施、12年実施、13年実施はそれぞれ甲状腺検査を2011年、2012年、2013年に最初に実施す他区域
 図―1 本記事で取り上げる地域区分、市町

 事故7年目の福島も国が除染が必要とする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた地域が広がり(5)、汚染されたままです。多くの方が福島を正しく恐れ避けたと思います。以下に福島の観光客入り込み数を示します。


  ※1(6)を転載
  ※2 凡例中「既存」は事故前より集計対象になっていた施設を示す。
  ※3 凡例中「新規」は事故後に集計対象になった施設を示す。
 図―2 福島の観光客入り込み数

 これについて福島の地方紙・福島民報は
 「5717万9千人だった震災前の2010年の92.3%まで回復した。」
と報じていました。でもこの数字には事故前からあった施設なのに、事故前は集計の対象とせず2016年から集計対象とした施設等も含まれており、「水増し」した数字です。事故前からあった観光地や施設、イベントだけで集計すると
 2010年 5,717万9千人
 2013年 4,669万1千人
 2015年 4,664万5千人
 2016年 4,691万8千人
で、2013年からは回復がほぼ止まり2016年は事故前の8割程になっています。
 もっと悲惨なのが教育旅行です。以下に福島県内に教育旅行で訪れた方の延べ宿泊数を示します。


 ※1 (8)を集計
 ※2 「ふくしまっ子事業」は「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」を略したもので福島県園児、小中学生が福島県内に出かける場合に宿泊費、交通費・活動費を補助する制度(9)
 図―3 福島県の教育旅行・延べ宿泊数

 福島県内から「ふくしまっ子事業」を含めればほぼ事故前の水準に戻っていますが、福島県外からの教育旅行は回復せず合計で4割程度落ち込んだままです。こうした事態を受けてでしょうが復興大臣が8月26日の第65回日本PTA全国研究大会でとの理由から福島への教育旅行を呼びかけたそうです。なんでも
 ・「放射線への正しい理解が乏しく、風評被害が続いている」
 ・「復興に取り組む人の声を聞くことはかけがえのない経験になる。」
との事です。図―1に示す様に福島は汚染されたままです。驚きです。加計学園問題などを見ていると安倍出戻り内閣は平気で嘘を言う内閣です(10)。政策目的を実現するために適当な事を言っている可能性もあると思います。かれの言葉を信じ、(=^・^=)の街の子ども達を福島に行かせてよいか不安です。

 以下に航空機モニタンリグのデータ等から(11)見積もった2015年11月から16年11月までの1年間の福島の放射能飛散量を示します。


 ※1 (12)を転載
 ※2 @は「飯豊山」、Aは「吾妻山」、Bは「安達太良山」、Cは「磐梯山」、Dは「 会津駒ヶ岳 」、Eは「 那須岳 」
 図―4 放射性物質が飛んで来た量と日本100名山 

 図に示す様に2015年の福島は放射性物質が飛び交っていました。今年も福島県浪江町で山火事があり放射性物質が飛散しました。ところがこれを取り上げた紀州民報に対し「風評被害」に口実とした報道干渉なされ謝罪に追い込まれました(11)。福島では今年も放射性物質は飛び交っています。でも「報道干渉」によって報じられる事はあまりありません。

 飛び交った放射性物質が福島産に付着して汚染食品にならないか心配です。これについて福島県は
「 安全な農林水産物を提供するため、福島県がモニタリング検査を実施するほか、産地においても、米の全量全袋検査など自主検査を実施しています。」
と説明していいます(13)。この説明が成立するには福島県の実施する検査が正しいものでなくてはなりません。

 栃木県那須塩原市は同市の直売所「そすいの郷直売センター」で、基準値を超える放射性物質が検出された県外産きのこ「チチタケ」が8月8日から8月22日の15日間で合計134パック販売されていたと発表しました(14)。報道によりますと基準超の「チチタケ」は山形県で採取されたもで1キログラム当たり720ベクレルのセシウムが見つかったそうです(15)。福島産が気になります。以下に福島産チチタケの過去3年分の検査結果を示します。


 ※1(16)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―5 福島産チチタケの検査結果

 山形で採取されたチチタケに比べると大幅に低く、高い物でも1キログラム当たり50ベクレルです。汚染源がある福島産が山形産より大幅に低いなど、常識では考えられません。

 図―1に示す様に福島県いわき市は福島県沿岸部最南端にある市で南を茨城県に接しています。以下に海のスズキの検査結果を示します。


 ※1(16)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 ※4 「海」で採れたもの
 図―6 スズキの検査結果(海)

 図に示す様に茨城、千葉産スズキからそこそこセシウムが見つかっていますが、いわき市産からは見つかっていません。汚染源に近いいわき市産が茨城・千葉産より低くでるなどおかしな話です。

 チチタケやスズキなどの福島産農林水産物の出荷前検査は厚生労働省の発表(16)を見ると福島県農林水産部に所属する福島県農業総合センター(17)です。中立性に疑問があります。

 福島産は他よりも低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。事故前に食べた限りでは福島産は美味しいと思います。福島で食べるなら新鮮です。
 福島のモモのシーズンは7月から始まります(18)。以下に東京中央卸売市場の各年7月のモモの取引価格を示します。


 ※ 東京中央卸売市場の取引価格(18)を集計
 図―7 福島産と全国平均の各年7月のモモ価格

 図に示す様に福島産モモは事故後7年連続で事故前に比べ全国平均との価格差が開いています。福島では福島産は美味しい、新鮮、安いと3拍子揃っています。加工品については22品目を除き原材料産地の表示義務はありません。22品目には宿や食堂で出される食事は入っていません(19)。福島産を使って料理を作っても「福島産」の表示義務はありません。福島に行ったら美味しく、新鮮でそれでいて安い福島産材料を使った料理が出てきまます。

 福島県内でも福島産に対しては温度差がるようです。福島県郡山市は事故があった2011年度産米すら「安全」だとして学校給食に使い(18)、子供達に強制的に食べさせました。一方で福島県南相馬市では事故から6年以上が過ぎましたが、地元産や近隣の米を使っていません(19)。

 福島県のひらた中央病院が福島産米や野菜を避けるか、避けないかのアンケート結果を発表しています(1)。以下に結果を示します。
表ー1 福島産米や野菜を許容すかのアンケート結果
 ※(22)を集計



表に示す通り、地域によって大きな差があります。相馬市・南相馬市では福島産米と野菜を共に許容する方は7%ですが、郡山市・三春町では67.4%の方が共に許容しています。いわき市はその中間36.8%です。そこで郡山市と相馬・南相馬市の葬式(死者)数を比較してみました。
 各年度の福島県郡山市と三春町・合計の葬式数を示します。


 ※1(23)を各年3−7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(24)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 図―8 福島県郡山市・三春町合計の各年3〜7月の葬式(死者)数

郡山市・三春町合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月) 1,256人
 事故7年目(2017年3−7月)1,454人
で、事故前に比べ16%増えています。このような事が偶然に起こる確率を計算したら1万分の1でした(25)。
 以下に相馬・南相馬市合計の各年3月〜7月までの葬式数を示します。


 ※1 (2)を各年3月〜7月で集計
 ※2 震災犠牲者は(19)により、行方不明者を含み関連死を含まず
 ※3 相馬市・南相馬市の合計
 図―9 福島県相馬市・南相馬市合計の各年3月〜7月の葬式(死者)数

福島県相馬市・南相馬市合計の葬式(死者数)は
 事故前年(2009年3−7月)  540人
 事故7年目(2017年3−7月) 530人
で少し減っています。ただし統計的な差はありません。
 同じ福島県内でも福島産を避けた場所では葬式が増えているが、そうでない場所では増えていません。

 放射線が怖い所にその影響が直ぐに出ない事があります。チェルノブイリ事故で子供の甲状腺癌が増えたとされますが、増加したのは事故の2〜3年後から急な増加が見られます(5)。


 ※1(26)を引用
 ※2 年齢は発症時の年齢
 ※3 チェルノブイリ原発事故は1986年
 図―10 チェルノブイリ原発事故での甲状腺癌発生率

 福島県では、東京電力福島第一原発事故を踏まえ、子どもたち(事故当時18歳以下)の健康を長期に見守るために、甲状腺(超音波)検査を実施しています(27)。当初の見込みは100万人に1,2名の想定でしたが(28)、最新の結果を集計すると(30)(31)では
  約30万人を検査して190人
の悪性ないし悪性の疑いの方が見つかっています。およそ1万に6人と当初の想定に比べ極めて高い割合です。


 ※(28)を集計
 図―11 どんどん増える福島の甲状腺癌

 これについて福島原発事故の為とも(32)、そうでないとも主張があります(33)。現時点の公式見解は
「事故当時5 歳以下からの発見はないこと、地域別の発見率に大きな差がないことから、総合的に判断して、放射線の影響とは考えにくいと評価する。」
です(34)。

 福島県は東から浜通り、中通りおよび会津の3地域にわけられます(35)。甲状腺検査は2順目がほぼ終わっています。1順目は2011年から13年まで福島を3つの地域に分け実施しています。1年目は避難地域や避難地域設定後に放射線量がスポット的にに高い事が分かり行政が避難を勧めた特定避難勧奨地点(30)を有する13の市町村で進められました。2年目は避難地域をないが福島県内では比較的放射線量が高いいわき市や2011年で検査した地域を除く沿岸部(浜通り)や中通りの大部分で実施しました。2013年は福島県内では福島第一からは離れている会津、いわき市や中通りのうち比較的放射線量地域で実施されました。これについて、福島の地方紙・福島民友は
「県民健康調査で行われている『甲状腺検査』のうち先行検査(1順目)で甲状腺がんあるいはその疑いと診断された方の発症頻度を地域別に比較したところ、避難区域等の13市町村(田村市や伊達市、川俣町、飯舘村を含む)で10万人当たり33.5人、中通りで38.4人、浜通り(避難区域以外のいわき市、相馬市、新地町)で43.0人、会津地方で35.6人と甲状腺がんの頻度はほぼ同じであり、少なくとも事故当時に東京電力福島第一原発の近くにいらっしゃった方に甲状腺がんが多いということはありません。」
との寄稿文を配信しています。

 その後に2順目の検査が実施されました(37)。図―1に示す「11年、12年実施」で示す地域が2014年に、「13年実施」に示す地域で2015年に実施されました。2順目の検査を福島民報の寄稿文の地域分けで集計すると
 避難地域等の13市町村 検査 34,557人中17人(10万人当たり49.2人)
 中通り(避難区域以外) 検査169,931人中41人(10万人当たり24.1人)
 浜通り(避難区域以外) 検査 51,053人中10人(10万人当たり19.6人)
 会津地方        検査 32,208人中 5人(10万人当たり15.5人)
で、福島第一原発が所在する避難地域等の13市町村の罹患率は福島県内では第一原発から最も離れている会津の3倍以上の罹患率です。

 このような事が偶然に起こる確率を計算したら、統計的に差があるとされる5%(38)を下回る1.7%でした(39)。ところがこのような事は報じられる事は無かった気がします(少なくともこのような報道を(=^・^=)は知りません)。福島では不都合な事は無視されるようです。そして、事故直後の1順目の検査で「地域差」は生じませんが、事故4年目から開始された2順目の検査で地域差が生じました。子どもに対する放射線影響はしばらくして出て来る可能性があります。

 アメリカは原爆を投下直後から広島等で原爆投下による放射線の影響を調べています。1947年3月には調査機関である原爆傷害調査委員会(ABCC)を広島に開設しますた(40)。ただしこの調査は十分ではなかったようです。アメリカ合衆国は1946年から1958年にかけて水爆を含む軍事目的の大気中核実験を、ロンゲラップ環礁から約240km離れたビキニ環礁で行なった。特に1954年3月1日に行われたキャッスル作戦の水爆(ブラボー)は、多量の死の灰を降らせて、ロンゲラップ環礁の住民を被爆させました。それでも実験から3年後の1957年にアメリカ合衆国はロンゲラップ環礁の”安全宣言”を行い、元の住民の帰宅を認めました 。 しかし、環礁に戻った住民の多くに甲状腺の腫瘍ができ、また子供の多くが白血病で死亡しいました(41)。これについてアメリカの当局者は「当時は誰も人に影響を与えるなんてわからなかった」と話しています(42)。


 ※1 8月6日のテレビ朝日系列の番組をキャプチャー
 ※2 (42)を転載
 図―12 「当時は誰も人に影響を与えるなんてわからなかった」と話すアメリカ当局者

 子供への放射線影響は直ぐには出ないので、現段階でそれ程でないにしても「安全」とは判断できません。

 復興大臣は福島を教育旅行先に選ぶメリットとして
「復興に取り組む人の声を聞くことはかけがえのない経験になる。」
をあげています。福島の子ども達は復興を望んでるのでしょうか?それとも復興はあきらめ脱出を選ぶのでしょうか。以下に今年1月から7月末での福島県の社会増減(転入者数−転出者数)を以下に示します。


 ※(43)を集計
 図―13 2017年の社会増減(1−7月)

 図に示す様に20代前半の女性に多くなっています。この世代の方は学校を卒業し社会人としての新たな一歩を踏み出す時期です。福島の若い女性は社会人としての新たな一歩を福島でなく福島県で踏み出しています。
 以下に20代前半の社会増減の推移を示します。


 ※1(43)を集計
 ※2 各年1−7月
 図―14 20代前半の社会増減(1−7月)

 図に示す様に男性に比べ女性の社会減が酷くなっています。事故後は一時は低下傾向にあったのですが、2016年、17年と増えています。

 今から10年前の2007年8月には福島県南相馬市では10歳〜14歳の方は
  合計 3,474人
  男性 1,834人
  女性 1,640人
いました。10年経て彼は成人し20歳〜24歳になったはずです。2017年8月時点では
  合計 1,428人
  男性   906人
  女性   761人
です(44)。2007年に10歳〜14歳であった福島県南相馬市の子ども達のうち10年後に成人して南相馬市に残ったのは
  全体 41.1%(1,428÷3,474×100)
  男性 49.4%(  857÷1,834×100)
  女性 31.8%(  761÷1,640×100)
です。全体で6割が、女性では7割が南相馬市を去って行きました。福島の子ども達は復興でなく「脱出」を望んでいます。多くの南相馬市の子ども達は復興に取り組むことはありません。

 福島を教育旅行に訪れも福島の子どもたちから「復興に取り組む人の声を聞くこと」はありません。

以上を纏めると
・事故7年目になりましたが福島は汚染されたまま
・福島産は他よりも低く出る検査で「安全」され出荷される
・同じ福島県内でも福島産を避けた場所では葬式が増えているが、そうでない場所では増えていない
・子供への放射線影響は直ぐには出ないので、現段階でそれ程でないにしても「安全」とは判断できない
・福島の子ども達は復興より脱出に関心がある
等の特徴があり、教育旅行先として「福島」はリスクはありますがメリットがありません。(=^・^=)の街の子ども達に「福島」を教育旅行先として勧められません。

<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 復興庁は被災地の復興を推進する役所です(44)。被災地域の復興には教育旅行の回復が必要です。こうした行政目的達成の為に適当な事を言っています。加計問題を見ていると安倍出戻り内閣は政策目的達成の為には国民に対して「嘘」をつく内閣だと思います(45)。安倍出戻り総理が福島は「安全」と主張しても(46)「嘘」であるかもしれません。これでは福島の皆様は不安だと思います。

 福島を代表する夏野菜にピーマンがあります(47)。9月になりましたがまだまだシーズンです(48)。福島県田村市はピーマンの主要な産地です。同市産のピーマンは美味しいそうです(49)。 福島県は福島産ピーマンは「安全」だと主張しています(50)。でも、福島県田村市のスーパーのチラシには福島産ピーマンはありません。


 ※(51)を引用
 図―15 福島産ピーマンが無い福島県田村市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県田村市の皆様を見習い「福島産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)復興相「福島へ教育旅行を」PTA全国大会で訴え | 河北新報オンラインニュース
(2)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(3)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(4)避難区域見直し等について - 福島県ホームページ
(5)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(6)めげ猫「タマ」の日記 2016年の福島・観光客は4.9%増、これまで集計してない施設を集計しただけ
(7)県内観光客4.9%増 震災前年の9割まで回復 | 県内ニュース | 福島民報
(8)平成27年度福島県教育旅行入込調査報告書について - 福島県ホームページ
(9)ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業
(10)社説|加計問題 閉会中審査/証人喚問で疑惑に決着を | 河北新報オンラインニュース
(11)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会
(12)めげ猫「タマ」の日記 事故6年、放射性物質が飛び交う福島
(13)めげ猫「タマ」の日記 「放射能は移らない」とデマを報じる福島民友
(14)そすいの郷直売センターで販売した「チチタケ」の回収について|那須塩原市
(15)基準値超チタケ、那須塩原で販売 出荷の男性「山形で採取」|下野新聞「SOON」
(16)報道発表資料 |厚生労働省
(17)農林水産部 - 福島県ホームページ
(18)めげ猫「タマ」の日記 福島の7月のモモ価格、2017年も低迷、出口が見えない消費者の福島産離れ
(19)加工食品の原料原産地表示について[PDF:114KB]
(20)JA郡山市|事業PR
(21)学校給食食材等放射能分析結果(平成28年12月) - 南相馬市中の?学校給食食材等放射能分析結果 グループD [36KB pdfファイル]No2
(22)研究報告|ひらた中央病院 | 医療法人 誠励会 | 福島県 医療 介護 リハビリ
(23)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(24)平成23年東北地方太平洋沖地震による被害状況即報(週1回更新) - 福島県ホームページ
(25)めげ猫「タマ」の日記 福島産を許容する郡山市・三春の事故7目の葬式は16%増、相馬・南相馬は別(2017年7月末集計)
(26)放射線被曝とがんとの関連性3 | トピックス | 日本臨床検査薬協会
(27)「県民健康調査」検討委員会 - 福島県ホームページ
(28)第3回「県民健康調査」検討委員会(平成23年7月24日開催) - 福島県ホームページ中の「当日配布資料 」
(29)第27回「県民健康調査」検討委員会及び第7回「甲状腺検査評価部会」 の資料について(平成29年6月5日開催) - 福島県ホームページ 
(30)(29)中の「資料1 県民健康調査「基本調査」の実施状況について [PDFファイル/533KB] 」
(31)第23回福島県「県民健康調査」検討委員会(平成28年6月6日)の資料について - 福島県ホームページ
(32)福島原発事故「がん無関係」に反論 神戸の医師が論考発表 2015/7/25 07:02 神戸新聞
(33)福島県における小児甲状腺超音波検査について
(34)県民健康調査における中間取りまとめ - 福島県ホームページ
(35)福島県 - Wikipedia
(36)放射線 放射性物質 Q&A 甲状腺がん 浜通りの割合高い? | 東日本大震災 | 福島民報
(37)(29)中の「資料2−2 県民健康調査「甲状腺検査【本格検査(検査2回目)】結果概要 [PDFファイル/1MB]
(38)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(39)めげ猫「タマ」の日記 福島甲状腺、先行調査は地域差無と福島民報、本格調査は別です
(40)原爆傷害調査委員会 - Wikipedia
(41)ロンゲラップ環礁 - Wikipedia
(42)<めげ猫「タマ」の日記 ビキニ環礁は福島の未来/a>
(43)福島県の推計人口(平成29年8月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(44)復興庁 | 産業の復旧・復興に向けて
(45)加計学園獣医学部の設計図が暴く安倍首相の“嘘” 衆院解散遠のく (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
(46)平成29年7月1日 福島県下訪問 | 平成29年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(47)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(48)福島県の旬(出回り時期) 野菜編
(49)福島県JAたむら&田村市トップセールス/東京青果株式会社
(50)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ中の「やさい編 [PDFファイル/178KB]」
(51)ヨークベニマル/お店ガイド





http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/615.html

[戦争b20] イスラエル首相は露大統領に対してシリアのアサド大統領を殺すと脅していたが、効果はなかった :国際板リンク 
イスラエル首相は露大統領に対してシリアのアサド大統領を殺すと脅していたが、効果はなかった(櫻井ジャーナル)

http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/484.html



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/864.html

[政治・選挙・NHK231] 公務員の定年を65歳にするという政府(小笠原誠治の経済ニュースゼミ)
公務員の定年を65歳にするという政府
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51727962.html
2017年09月01日 小笠原誠治の経済ニュースゼミ


 日経新聞の記事です。


 政府は現在60歳の国家公務員と地方公務員の定年を65歳に延長する検討に入った。2019年度から段階的に引き上げる案を軸に調整する。公務員の総人件費を抑制するための総合策もあわせてつくる。少子高齢化が加速するなか、労働人口を確保する。政府が率先して取り組むことで、企業への波及効果も狙う。



 どう思いますか、この記事?

 何とも理解に苦しむ記事です。

 何故理解できないか?

 それは真実を伝えていないからなのです。

 ここでは、定年を65歳に延長する目的を「労働人口を確保する」ためとしています。

 でも、民間部門で人手不足が発生しているのであれば、むしろ公務員を早く公務から解き放つことこそ必要でしょう。

 定年になって公務から離れたもののまだ働きたいと考える元公務員は、民間部門でまた働く可能性があるからです。

 そして、「政府が率先して取り組むことで企業への波及効果も狙う」ということの意味も分かりません。

 否、民間企業も65歳まで雇えばいいと言いたいのでしょうが…でも、人手不足なのですよね。

 そんなことすれば、益々人手不足が酷くなってしまうではないですか!

 政府ははっきりと本当のことを言うべきです。

 公務員の年金支給時期が遅くなることから、65歳まで雇ってやらないと無収入の時期が発生するので、というのが本当の理由なのです。

 でも、60歳を過ぎてモチベーションも下がっている公務員が、ちゃんと給料分の仕事をするのでしょうか?

 個人差はあると思いますが…

 では、何故年金の支給時期を遅らせるようなことになったのか?

 それは、財政事情が苦しくなって、そうしないと年金制度が維持できないからですよね。

 だから、公務員にも痛みを分担してもらう必要がある、と。

 しかし、痛みを分担してもらう必要があるから65歳まで年金の支給時期を遅らせたのに、それでは公務員が可哀そうだから65歳まで雇ってやる(何にもしないでもある程度の給料は支払ってやる)というのでは、何のために年金の支給時期を遅らせたのか分からないではないですか!?

 全くもって意味不明なことばかりやっている日本の政府!

 そんなことだから経済が活性化しないのです。



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[政治・選挙・NHK231] 「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」前川喜平・前文科省事務次官が子供たちに呼びかけ(ハーバービジネス)
        
          南三陸町で高校生を前に講演、「死ぬほど辛いなら学校に行かなくていい」と呼びかけた


「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」前川喜平・前文科省事務次官が子供たちに呼びかけ
https://hbol.jp/150175
2017年09月01日 HARBOR BUSINESS Online


〇“学校に行かない”キャンペーンをしたいくらい

「日本中の、学校に行きたくない子供に言いたい。死にたくなるぐらいの気持ちがあるのなら絶対に学校に行くな!」

 前川喜平・前文科省事務次官が8月20日、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で行われた講演会でこう呼びかけた。その講演会とは、東北6県の高校生約50人が参加した「U-18東北次世代リーダーカンファレンス」(NPO法人「キッズドア」主催)。

 前川氏はこう続けた。

「『学校はどうしても行かないといけない所』という強迫観念が日本中を未だに覆っている。これをいかになくすのかが大事です。“学校に行かない”キャンペーンをしたいぐらいです。これから2学期が始まります。(夏休み明けが)本当に危ないのです」
※講演のときはまだ夏休み中

〇学校に行くのは、子供の「義務」ではなく「権利」

 男子高校生が前川氏に質問をした。

男子高校生:僕の学校に『学校に行かないといけない“義務”がある』という先生がいるのですが、それで学校を休めなかったりして心を痛めている人が友達にいます。どういうふうにお考えですか?

前川氏:「死にたいぐらい学校に行くのが嫌だ」とか、「またいじめられてしまう」とか、ものすごく辛い思いをしながら学校に行っている子供は多いわけですよね。いじめによる自殺は後を絶たない。学校に行って、死にたくなるくらいの思いをするのなら、絶対に学校に行くべきではない。

 自分の命が絶対に大事なのであって、命よりも学校に行くことを優先する考え方はまったく馬鹿げています。義務教育の「義務」というのは、親のほうの義務なのです。憲法第26条第二項、「すべての国民は法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」とあります。

 つまり「保護する子女に受けさせる」というのは、「親が子に対して教育を受けさせる」ということ。義務教育の義務が課されているのは親、保護者のほうなのです。

          
            前川氏の話に、約50人の高校生たちが真剣に聞き入った

 子供は権利者なのです。「(憲法第26条にある)すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とある。子供は権利者なので、これを「学習権」と呼んでいるわけです。
 その学習権は、学校に行かなければ満たされないのかというと、そんなことはない。学校以外にも方法がある。だからフリースクールが存在しているし、フリースクールで学んで立派な社会人になった人もたくさんいる。学校がすべてではない。

 むしろ、学校に行ったら死にたくなるぐらいなら、絶対に行ってはいけない。そんな危険なところはないでしょう。命をかけてまで学校に行くべきではないんです。だから、学校外で学ぶ場を正面から認める法律ができたんです。

 学校に行けないこと、行かないことに負い目を感じる必要はない。「何か悪いことをしているのではないか」とかという気持ちを抱く必要はまったくない。もっと明るく不登校をするといいと思います。私のこの考えは、文科省の中でもかなり異端なのですが、この新しい法律ができたことでだいぶ変わってきています。

〇不登校の生徒や、学齢期に学べなかった人たちのために、全国に公立夜間中学を

 前川氏は「福島駅前自主夜間中学」という公立夜間中学で、手弁当での講師もしている。

         
          夜間中学で講師のボランティアをする前川氏

「公立夜間中学」とは、不登校や貧困などを理由に中学で十分に学ぶことができなかった、15歳以上の人たちが夜間に通う学校だ。各地方自治体が経費を負担して運営している。すでに全国に31校あるが、東京や関西に集中しており、東北や北海道には一校もなかった。そこで「東北にも作ろう」と思い立った民間団体が、まず「自主夜間中学」を福島駅前で週1回始めていたのだ。
 私塾としてスタートして住民や自治体関係者らに必要性を認めてもらい、税金で運営する公立夜間中学の設立につなげようという”二段階作戦”だが、この活動を知った前川氏は自らボランティア講師を買って出ていたのである。東京と福島を往復する交通費も自腹だという。

 前川氏は「人にはいくつになっても学ぶ権利がある。夜間中学は義務教育の最後のよりどころだ」と語る。

「埼玉県川口市や千葉県松戸市、札幌市で公立夜間中学をつくる動きがでています。ぜひ福島市でも動き出してほしい。(全国で12万人いる)不登校の生徒にとって、公立中学のほかに別の中学があることはとても大事です。学校が辛くなったら、行かなくていい。

 そして、学齢期に学べなかった子どもたちに教育の機会を与えるために、特別な時間帯に開かれる学校が必要です。私は学びたい人たちが十分に学べる場を作る仕事をしていきたい。前文科事務次官の肩書きがどこまで通じるかわからないが、もしそれがなくなったら『福島駅前自主夜間中学』の前川喜平という肩書きで頑張りたい」(前川氏)

 前川氏の発言といえば加計学園問題ばかりに注目が集まっているが、こうした教育に対する真摯な姿勢にも注目していきたい。

<取材・文・写真/横田一>


































http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/591.html

[政治・選挙・NHK231] 加計・獣医学部の設計図でバレた、疑惑の「建設費192億円」  新恭(まぐまぐニュース)
       


加計・獣医学部の設計図でバレた、疑惑の「建設費192億円」
http://www.mag2.com/p/news/262514
2017.09.01 新恭(あらたきょう)『国家権力&メディア一刀両断』 まぐまぐニュース


先日、市民団体によりネット上に公開された、加計学園獣医学部の設計図。この図からは、192億円とされる建設費の「水増し疑惑」と、重篤な病気を引き起こす病原体を扱うBSL3の実験室の杜撰な配置等が明らかになりました。同図を入手し詳細に検討したメルマガ『国家権力&メディア一刀両断』の著者・新 恭さんは、その危険性を指摘し専門家の意見を引きつつ192億円というコストについて疑問を呈すとともに、メディアから逃げ回り続ける同学園の加計孝太郎理事長の姿勢を厳しく批判しています。

建築図面から疑う加計獣医学部の「国際水準」

今治市の市民によって、加計学園・獣医学部の建築図面がネット上に公開された。

それを見た専門家は細菌やウイルスを封じ込める設備の貧弱さを見抜き、建築家は192億円の建設コストが高すぎると指摘した。

市民団体は過大な補助金を今治市から引き出すための建設費水増しではないか、市民が病原体の危険にさらされるのではないか、と不安を募らせる。

人口減少が続く今治市。大学を呼び込んで街の活性化をはかりたい気持ちはわかる。だが、財政は悪化の一途。資金の余裕はない。

にもかかわらず、獣医学部誘致のために、37億円相当の土地を無償譲渡し、さらに最大で96億円もの補助金を投入する基本協定書を加計学園とかわした。借金でまかなうにしても、市民の税金で返済していくほかはない。

加計学園系列の千葉科学大学を設立するのに77億5,000万円にのぼる補助金を負担し、多額の借金にあえいでいる銚子市の二の舞となりかねない。

そんな状況に直面している今治市民が、加計学園・岡山理科大の獣医学部新設にかかわる市の巨額負担を知ったのは、今春になって問題が表面化してからのことだ。

4月に初めて行われた市の説明会では、市民の怒りが噴出し、千葉科学大の吉川泰弘教授(加計学園新学部設置準備室長)に厳しい意見が浴びせられた。その後のマスコミ報道によって「総理の権力私物化」疑惑が全国に広がり、獣医学部新設に反対する市民の声が強まっている。

おまけに、加計学園理事長と今治市長が、誘致に賛成するよう議員たちを買収したという疑惑まで持ち上がり、市民が地検に告発する事態に発展している。

今治市などに情報公開を求めてきた市民団体「今治加計獣医学部問題を考える会」の黒川敦彦共同代表は、獣医学部の建築図面を内部告発で入手した。広く意見を求めるため公開しているので、筆者もダウンロードしてみた。

なにはともあれ、獣医学部棟の図面を見てみよう。

1階にはマウスなど小動物の飼育室がぎっしり並んでいる。その一角に動物実験センターと感染実験室、通常実験室があり、それぞれ洗い場が設置されている。2階はほとんど講義室。3、4階は講義室と実習室。

注目すべきは5階だ。教員室、学生室と研究スペースになっているが、通常は安全性の面から別棟になっているはずのBSL3(バイオセーフティレベル3)の実験室が、レベル2実験室の隣に配置されている。

BSL3は、生死に関わる重篤な病気を引き起こすが、ヒトからヒトへの伝染はない黄熱ウイルス、狂犬病ウイルスなどグループ3に分類される病原体を取り扱える実験室だ。

ヒトからヒトへ感染するエボラウイルスなどBSL4の施設は日本では国立感染症研究所と理化学研究所筑波研究所にしかなく、筑波の場合は周辺住民の反対でBSL3までしか使用されないという。

日本の大学でBSL3施設を持っているのは

・北海道大学
・東京大学
・長崎大学
・京都産業大学
・大阪大学
・大阪府立大学
・鳥取大学
・佐賀大学
・麻布大学

で、獣医学部なら必ずこの施設があるわけではなさそうだ。

危険なウイルスを扱い、なおかつ完全に密閉するというのは、研究実績のない大学には、かなりハードルが高いといえるのではないか。

しかし、加計学園の獣医学部が、先端ライフサイエンス研究、越境感染症や人獣共通感染症の水際対策を掲げている以上、BSL3実験施設は欠かせないということになるのだろう。

そこで、設計図面におけるBSL3実験室に目をこらした。

学生室と研究スペースにはさまれたP2実験室(BSL2)の一角に、ユニットの部屋がつくられ、「クリーンルームP3」と記されているのがそれである。ただし、図面上、BSL3らしい設備が確認できるのは「エアーロックルーム」と記載されていることくらいだ。

「エアーロックルーム」はバイオハザード対策の装置で、気密構造のドアと、室内の負圧化によって汚染の拡散を防ぐという。

だが、これで万が一の事態に対応できるのだろうか。最大の問題はBSL3施設が別棟になっていないことだ。

普通の壁ひとつ隔てた隣には学生室や研究スペースがある。何らかのミスや故障等により実験室内で感染が起きた場合、感染者が、室外に出ただけで、この建物内が汚染され、感染が広がる恐れが出てくるだろう。あまりにも無神経ではないか。

BSL3について、WHOの指針には「実験室は、建物内の交通が制約されていない区域と切り離さなければならない」とある。つまり学生や教員が自由に往来できる場所に隣接するということ自体、その指針に違反している。

むろん、かりに認可され、1年生が入学してすぐにそんな研究にとりかかれるわけがなく、実験室がすぐに役立つということではない。

たとえば北海道大学獣医学部における6年間の教育課程を見てみると、1年生は一般教養であり、2〜4年生で基盤的獣医学、臨床獣医学を含む「コアカリキュラム」を履修する。5年生から附属動物病院などでの臨床実習とともに、卒業後を考慮した課題研究に取り組むことになる。

つまり岡山理科大獣医学部のBSL3実験室が本格的に使用されるとしても、かなり先のことになる。だからといって、必要となった時にきちんとしたものにすればいいという甘い考えでは、うまくいかないだろう。図面を見る限り実験室はかなり狭く、必要な機器が設置できるスペースが確保できるかどうかも疑わしい。

ガス消毒用の通気管システムや自動の手洗い場など設備の詳細はこの平面図に書き込まれていないのでなんとも言えないが、別棟にもせず、スペースが狭いのは明らかである。先述した通り、学生室や研究室と隣接しているのも危険だ。

なぜこんな中途半端な設計にするのだろうか。レベル3の病原体に挑もうという気などさらさらないからではないか。そんな疑いが図面から湧きあがる。

BSL3実験室をつくることにして、特区提案に必要な先端研究施設の体裁だけを整え、その実、中身はあとまわし。認可されてしまえばこっちのもの、ということではないのだろうか。

そこで問題となってくるのが先述した192億円という建設費だ。先進的な設備にコストが高くつくのは当然で、構想にふさわしい施設を建設するなら、そのくらいかかるだろう。

だが、設計図面を見る限りでは、ごく普通の仕様である。建築エコノミスト・森山高至氏も「鉄骨造で、壁は6cmの成形コンクリート版、床は配線・配管などの底上げなしのコンクリート打ち、室内壁・天井は石膏ボードにビニルクロス、何一つ高いものはなく倉庫に毛が生えたような建築仕様」(黒川氏のサイトより)と指摘する。

「建築コストをケチって普通の住宅やオフィス程度に作っていることがバレバレである。そうすればお金が余って着服することもできる」と言う黒川氏の憤りも、あながち大げさとはいえないかもしれない。

加計学園の加計孝太郎理事長はメディアから逃げ回らず、記者会見なりして獣医学部新設の理念を自ら語ったらどうか。

四国に獣医学部がなく、感染症の水際対策にあたる公務員獣医師が不足していることを問題視するのであれば、愛媛県、今治市と連携し、学生が公務員獣医師として地域にとどまる仕組みを考えるべきだ。

全体数としては足りている獣医師が偏在し、公務員獣医師の不足が深刻なのは確かである。そこを埋める意志が具体化された計画なら、国家戦略特区の特例的学部新設として意味があるだろう。

既設の獣医学部にはできない教育研究機関になると信じられる判断材料はいまのところ皆無だ。しかも、やり方があまりに姑息なのではないか。

姑息といえば、「一点の曇りもないの大嘘。今度は政府公開の『議事要旨』に疑惑」で取り上げた国家戦略特区ワーキンググループの議事要旨改ざん問題に関し、内閣府と八田座長のとった対応策にも、呆れてしまう。

民進党の疑惑調査チームから議事要旨ではなく、議事録そのものを出すよう要求され、「それなら」とばかりに、議事録をサイトにアップしたのはいいのだが、これが姑息というか、なんとも人を食った内容なのだ。

まずは、おさらいをしておこう。

2015年6月5日の愛媛県、今治市に対する獣医学部新設計画のヒアリング。「議事要旨」の冒頭に、次のようなやりとりが記されている。


藤原(内閣府地方創生推進室)次長「資料その他、議事内容は公開の扱いでよろしゅうございますでしょうか」

山下(愛媛県)地域振興局長「はい」


実はこの時、愛媛県の地域振興局長は「非公開」を希望していた。「議事録」とは別に、「議事要旨」を作成した今春になって初めて愛媛県と今治市は公表を了承したのだ。

つまり、「はい」と言ったのは2年後のことである。なのに、それをヒアリング当日のこととして議事要旨に書き込んだ。

しかもこの議事要旨には、出席していたはずの加計学園幹部の名と、彼らの発言、説明内容は全て削除されている。明らかに「加計隠し」だ。

民進党の疑惑調査チームは「これは改ざんだ」と批判、正式な議事録の公開とともに、八田座長からの説明聴取を求めていた。

八田座長は出席を拒み、議事録と称するものを出して、議事改ざん問題の決着をはかろうとしているように見える。議事要旨と議事録を比べてみよう。


<議事要旨>

藤原次長 資料その他、議事内容は公開の扱いでよろしゅうございますでしょうか。

山下地域振興局長 はい。




<議事録>

藤原次長 資料その他、議事内容は公開の扱いでよろしゅうございますでしょうか。

山下地域振興局長 済みません。諸般の事情によりまして、非公開でお願いできたらと思っておるのです。理由は、対抗するというか、いろいろな意見を持った勢力もかなりあることと、行政の支援で、議会筋のようなところにまだ説明が至っていないので、その辺はちょっと非公開でお願いできたらという理由でございます。

八田座長 わかりました。ただし、提案なさっていること自体は議会の方も御存じですね。

山下地域振興局長 はい。

藤原次長 提案をしていただくこと自体は公開させていただきますけれども、提案内容、議事録は非公開という位置づけにさせていただきます。


この変更箇所以外は、すべて議事要旨と同じである。これでは、議事録と議事要旨の違いは、都合の悪いところを変えただけということになる。要旨とは、内容のあらましをまとめたものであるはずだ。相反する記述の議事録と議事要旨が内閣府のサイトに並んでいる。前代未聞ではないか。

なにより、出席した加計学園側の発言が相変わらずカットされているのは不可解だ。提案者ではなく「説明補助者」である加計学園側の発言は非公式なもので議事録には載せないという内閣府の説明は、内部的にそう決めているのかもしれないが、国民を納得させうるものではない。そもそも疑惑の払拭に逆行するではないか。

獣医学部の設計図面も同じだ。文科省は、BSL3施設が適切であるかどうかは大学設置認可の審査対象ではなく、厚労省の所管だと言う。それなら、厚労省はいつ調査するのかと民進党議員が追及しても、明確に答えない。

総理が主導する国家戦略特区がらみのこの案件に、厚労省が関与を避けていたことが思い出される。こんなことでよいのだろうか。

8月末までに出す予定だった答申をいったん保留にした大学設置・学校法人審議会は、ポーズに過ぎなかったと言われないよう、細部にわたって厳正に審査してもらいたい。

image by: 首相官邸


国家権力&メディア一刀両断
著者/新 恭(あらた きょう)(記事一覧/メルマガ)
記者クラブを通した官とメディアの共同体がこの国の情報空間を歪めている。その実態を抉り出し、新聞記事の細部に宿る官製情報のウソを暴くとともに、官とメディアの構造改革を提言したい。



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/592.html

[政治・選挙・NHK231] 関東大震災朝鮮人虐殺を否定する在特会系ヘイト団体の集会に政治家も参加!「虐殺は正当防衛」とトンデモ主張(リテラ)
      
       9月1日に東京・横網町公園で行われた「そよ風」の集会。挨拶をしているのは大瀬康介墨田区議。


関東大震災朝鮮人虐殺を否定する在特会系ヘイト団体の集会に政治家も参加!「虐殺は正当防衛」とトンデモ主張
http://lite-ra.com/2017/09/post-3426.html
2017.09.01 ヘイト団体の朝鮮人虐殺否定集会に議員が リテラ


 9月1日のきょう、関東大震災の犠牲者を追悼する式典が各地で行われた。墨田区の都立横網町公園では、関東大震災時のデマによって虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が、市民団体によって催され、多くの人々が参列した。一方、東京都の小池百合子都知事は、例年、知事が出していた朝鮮人犠牲者への追悼文を拒絶。さらに、墨田区の山本亨区長も追悼文を断るなど、事態はさらに大きく発展している。

 そんななか、同じ横網町公園では、朝鮮人犠牲者追悼碑の前で行われた追悼式典の目と鼻の先、ほんの十数メートルの地点で、“虐殺否定論”に立つ在特会系市民団体「そよ風」が仕切る集会が行われた。本サイトで指摘してきたように、小池都知事の朝鮮人犠牲者追悼文拒否の背景には「そよ風」によるロビー活動が見え隠れしている。本サイトは、この「真実はここにある!関東大震災石原町犠牲者慰霊祭」との名目で開催された集会を取材した。

 開始予定時刻の11時以前から、大量の警察官が集会場所を取り囲んで通路を封鎖、「そよ風」側以外の参加者や見学者を排除する動きを見せていた。一方、「そよ風」側の人数は多くても30人にも満たないほど。警官の人だかりの隙間から見えるのは、掲げられた日章旗と「六千人虐殺は本当か! 日本人の名誉を守ろう!」いう看板の文言。「慰霊祭」とは名目にすぎず、朝鮮人虐殺を否定する運動の匂いがプンプンしてくる。

 実際、「そよ風」代表による開会の辞では「この真実の石原町犠牲者慰霊祭を契機に、反日日本人の手による自虐史観を払拭せねばなりません」なる言葉がいきなり飛び出した。その後、来賓として挨拶した人物も、極右政治団体「維新政党・新風」前代表・鈴木信行氏や、在特会と協力して排外主義デモを行なってきた「外国人参政権に反対する会」東京代表・村田春樹氏など、ヘイト運動界隈でおなじみの顔ぶれだった。

 たとえば、鈴木氏は「まさにデマと嘘が新たにまかりとおってきたことは見過ごすことはできない。日本人の名誉を守るために正しい歴史事実を残していきたい」などと“朝鮮人虐殺はなかった”デマを拡散する決意を語り、村田氏は「自警団が結成されたのは当然。自分たちの家族を守るために武装したのは決して責められることではない」「認めたら最後、100年、200年後に仕返しされるんです」「どうして日本人はやってもないことをやったというのか」などと、関東大震災での大規模な朝鮮人ジェノサイドを正当化した。

 見ての通り、あまりに露骨な歴史修正主義に唖然とするが、これこそ、「そよ風」の集会が慰霊や追悼を目的にしたものではなく、極右イデオロギーに基づく運動と同質であることの証左だろう。

 さらに驚かされたのは、こんな極右集会に現役の区議会議員までが参加し、堂々と挨拶をしていたことだ。

■墨田区議が「朝鮮人の暴動は流言飛語じゃない」「朝鮮人虐殺は、正当防衛」とヘイトデマを主張

         
        都立横網町公園の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑。

 この日、「そよ風」の集会でスピーチしたのは、地元の墨田区議会議員・大瀬康介氏。本サイトは集会終了後、区議を直撃した。

 大瀬区議によれば、主催者から来場の依頼があったわけではなく「たまたま」「自主的に」「飛び入りで」参加したというが、一方で、本日この場所で「そよ風」の集会が行われることは事前に知っていたという。

 集会への参加は「そよ風」の趣旨に賛同してのことかと尋ねると、大瀬区議は「というよりも」と言って、朝鮮人虐殺に関して呆れるような認識を語った。たとえば、関東大震災時に流れた「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」などの情報がデマであったことは当時の警察も認めている史実だが、大瀬区議は「朝鮮人暴動は流言飛語ではなく、事実です」と主張する。

「朝鮮人の暴動も、朝鮮人が火をつけてまわったのも事実です。実際、それでつかまってる。あるいは強盗をやったりしたのなんかも事実です。だから、流言飛語とひとくくりにするのはおかしな話」

 また、デマを鵜呑みにした自警団による朝鮮人への暴行・殺害については「意図的に殺したとかじゃないわけでしょ。犯人を逮捕しようと思ったら、ピストル発砲したりするじゃないですか」と説明し、それでは自警団の行為は正当防衛という認識かと尋ねると、「基本的にはそういう考え方です」と頷いて、「自警団が朝鮮人を殺したからといって『虐殺』とは言えない」との考えを明らかにした。

 念のため繰り返すが、「正当防衛」や「犯人逮捕のため」の前提となる、「朝鮮人の暴動」も「朝鮮人が火をつけてまわった」のも「強盗をやったりした」のも、当時の警察とマスコミが拡散したデマだ。当時の新聞画像をソースに、「朝鮮人暴動は事実」などと主張するネトウヨはたくさんいるが、それらがデマであったことは歴史学の常識だ。実際、当時、警察官僚として新聞を使いデマ拡散に加担した正力松太郎(元・読売新聞社主)も震災時のデマを認め、「警視庁当局として誠に面目なき次第」と反省の意を表している。無実の朝鮮人たちを徒党を組んで襲い、殺害して回るという行為はまさに虐殺としか言いようがない。

 ところが大瀬区議は、朝鮮人虐殺の犠牲者を追悼する式典や、その主催者、あるいは「そよ風」の集会に対するカウンターたちについてこう語るのだ。

「それ(朝鮮人虐殺と呼ぶこと)は彼らの論理です。それを言うのはやはり、日本を陥れたい、あるいはアジアがひとつにならないと困る人たちですよ。早い話が、共産党とかが朝鮮半島を南北に分けちゃったわけじゃないですか、あれと同じ理屈で、日本も割ろうとしている。対日分断工作ですよ。今日、(集会開始前に)周りにいた(カウンターの)人たちも、やっぱり、あれは雇われた対日工作員だと思う」

■水面下で広がる歴史修正の動き、墨田区議は朝鮮人犠牲者追悼碑の撤去を議会で訴えると宣言

         
        ヘイト団体「そよ風」集会の周りの通路を封鎖する警察。

 そして大瀬区議は、結論として「朝鮮人犠牲者追悼碑を撤去すること」が「一番」だと言い、議会で訴えていくと宣言したのである。

「だって、無実の罪を後世の人に押し付けていいんだろうか、と。やはり、ちゃんと歴史を検証できるうちに、しっかり論理構成をたてて(朝鮮人犠牲者追悼碑を)撤去させないといけない。あれを見た人たちがね、たとえば朝鮮から来た観光客かなんかが、あそこを見せて、こういうことやってたんだよと言うわけです。だからこそ公の場に碑があるんだ、と言って宣伝するんですよ。だから、次の議会でも(撤去を)訴えていく。第三回定例会が今月ありますけど、そこでも言っていきます」

 ようするに、「そよ風」の集会で挨拶した大瀬区議は、関東大震災の際の「朝鮮人暴動などのデマ」を「流言飛語ではない事実」だと主張して、日本人自警団らによる虐殺を「正当防衛」と評価するという“虐殺否定論”の典型的詐術を開陳し、そればかりか、朝鮮人犠牲者追悼式典を「日本を分断する対日工作」、さらにカウンターについても「雇われた対日工作員」などというネット右翼顔負けの言いがかりをつけたのである(なお、集会の途中で抗議者たちが暴力的に妨害したという事実はなく、「そよ風」は警察に守られながら最後まで集会をやり遂げた)。

 まったくクラクラしてくるが、しかし看過してはならないのは、この大瀬氏が、区議として横網町公園の朝鮮人犠牲者追悼碑撤去を議会で訴えていくと鼻息を荒くしていることだろう。「そよ風」がロビー活動に精を出していることは前にも触れたが、こうした政治家と繋がることによって、露骨な歴史修正の運動を政治の場に反映させているということが、これではっきりしたわけである。

 そう考えてもやはり、朝鮮人虐殺をめぐる右派の歴史修正運動は、水面下で想像よりもはるかに影響力を持っているということらしい。わたしたちは、決して“虐殺否定論”と慰霊碑撤去運動を「一部のトンデモがやっていること」などと軽視してはならない。本サイトでは、小池都知事の反応も含めて、引き続き、この問題を追及していくつもりである。

(編集部)






















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/593.html

[経世済民123] 日本経済好調も日銀の金融政策に変化はなしか?―中国メディア
30日、中国の金融情報サイト・理財18が、日本経済は好調であるものの、日本銀行の金融政策に変化はないとする記事を掲載した。資料写真。


日本経済好調も日銀の金融政策に変化はなしか?―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189089-s0-c20.html
2017年9月1日(金) 5時20分


2017年8月30日、日本経済は好調であるものの、日本銀行の金融政策に変化はないとする記事を掲載した。

記事によると、日本銀行の黒田総裁は、短期的には日本の持続的な経済発展の可能性に対して懐疑的な見方を示しており、日本銀行の金融政策に変化は期待できないという。そのため記事は、今は成り行きを見守ることしかできないが、日本が何の反応も示さないのに対して、市場の安全資産(円、スイスフラン、金)に対する反応は非常に速かったとした。

その上で、日本の今の経済活動に関するデータは多くの人を失望させるかもしれないと指摘。最近のGDPデータは意外にも上昇したが、2017年第1四半期と第2四半期の上昇後は落ち込むかもしれないという。7月の失業率は2.8%と記録的な低水準だったが、これは予想通りだったとした。

記事は、潜在的な成長状況がどうであっても、日本銀行の黒田総裁が、短期的には経済の持続的な成長に懐疑的な見方をしているため、日本銀行の金融政策に何らかの変化は望めないと結んだ。(翻訳・編集/山中)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/459.html

[中国12] 兵馬俑の彩色に人工的に作られた「藍色」と「紫色」を発見―中国メディア
「古代の彩り―陶器彩絵文物保護成果展」が8月30日に、中国 陜西省西安市の秦始皇帝陵博物館でスタートした。


兵馬俑の彩色に人工的に作られた「藍色」と「紫色」を発見―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189252-s10-c30.html
2017年9月1日(金) 6時20分


「古代の彩り―陶器彩絵文物保護成果展」が8月30日に、中国陜西省西安市の秦始皇帝陵博物館でスタートした。

先秦から元代にかけての彩色された陶製の文化財121点(組)を展示。ここ数年にわたり続けられてきた彩色陶器の文化財の保存作業の成果を集めて展示することで、一般の人々の文化遺産保護の意識を高めることを目的としている。

秦始皇帝陵博物館によると、長年にわたる努力の結果、兵馬俑の彩色に人工的に合成された「藍色」と「紫色」が使用されていることをこのほど初めて発見したということだ。(提供/人民網日本語版・編集HQ)


http://www.asyura2.com/17/china12/msg/104.html

[戦争b20] 中国、東・南シナ海の紛争海域にドローンを積極導入―米メディア
31日、中国軍による東・南シナ海の紛争海域での戦力投射と監視を目的とした無人機(ドローン)の活動が活発化しているとする報告書が発表された。資料写真。


中国、東・南シナ海の紛争海域にドローンを積極導入―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189194-s0-c10.html
2017年9月1日(金) 7時50分


2017年8月31日、米ボイス・オブ・アメリカによると、中国軍による東・南シナ海の紛争海域での戦力投射と監視を目的とした無人機(ドローン)の活動が活発化しているとする報告書が発表された。

米民間シンクタンク、プロジェクト2049研究所が28日発表した報告書には、中国空軍が使用しているとされるドローン4種(S-100、ASN-209、BZK-005、GJ-1)が記載されている。うち3種は中国製で、S-100はオーストリアのシャイベル(Schiebel)社製だ。S-100などの監視ドローンからGJ-1のような軍事ドローンまでさまざまな任務に就いており、GJ-1の航続距離は、北の日本から南のマレーシアまで及ぶ。

偵察用のBZK-005は滑走路を利用して離着陸を行うため軍艦から発進できない。一方、小型ドローンのS-100は垂直離着陸モデルであるためこうした問題には直面していない。中国が南シナ海の紛争のある海域に建造した人工島から発進することも可能だ。

中国の現在の「ドローンブーム」は、この産業への多額の投資と時には違法な外国の無人機技術の導入の両方によって成立している。米国防総省は、中国が2023年までに数万機、販売価格ベースで100億ドル(約1兆1000億円)を上回る規模のドローンを生産する可能性があると指摘している。

先月には、中国が海洋環境に関するデータ収集を目的に、南シナ海の海底で無人潜水艦「海翼」12隻を航行させたと報じられた。米ニューズウィークは「米海軍を水中で死んだままにすることができる」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/865.html

[アジア23] 韓国の整形業者は本当に中国人からぼったくっているのか、現地政府が潜入捜査―韓国メディア
30日、環球網は、韓国ソウル市江南区がこのほど、患者に扮した中国人による美容整形病院の実態調査を実施したとする、韓国メディアの報道を伝えた。


韓国の整形業者は本当に中国人からぼったくっているのか、現地政府が潜入捜査―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189164-s0-c30.html
2017年9月1日(金) 8時10分


2017年8月30日、環球網は、韓国ソウル市江南区がこのほど、患者に扮(ふん)した中国人による美容整形病院の実態調査を実施したとする、韓国メディアの報道を伝えた。

韓国メディア・亜州経済の30日付報道にれば、同区は7月1日から8月10日にかけて、区に雇われた3人の中国人が患者に扮して同区内にある50の整形外科病院の潜入調査を実施した。

同区では美容整形手術を受ける外国人患者のうち、中国人患者が42.1%を占めるというが、近ごろは高高度防衛ミサイル(THAAD)問題の影響で中国人患者が激減しているとのこと。同区は、今回の調査は改めて中国人の医療観光客を呼び込むために実施したもので、医療サービスの実態把握や改善に役立てるとしている。

調査では、予約からカウンセリングまで各セクションごとに評価。具体的な内容は、手術費用がリーズナブルか、患者の権利が守られているか、医師がカウンセリングを行っているかなどだ。調査の結果、50軒中5軒でカウンセリング担当者が医者でない人物だったことが判明したほか、カウンセリング終了後に支払いと手術の予約を強要する病院もあることがわかった。

一時期ブームを巻き起こした整形目的の訪韓中国人数は、2015年より減少傾向にある。また、中国人の韓国での医療に対する満足度は14年の89.6%から15年には86.6%に低下した。同区では以前、二重まぶたの手術を受けた外国人に1億ウォン(約983万円)の高額治療費を請求するトラブルが発生したこともあるという。韓国政府も外国人向けの整形手術の価格表をネット上で公開するなど、ぼったくりを一掃する政策を打ち出しているが、昨年末の段階で韓国メディアは国内の美容整形分野に「赤信号」が灯っているとの見方を示していたという。(翻訳・編集/川尻)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/202.html

[経世済民123] 京都の宿泊税導入、中国人観光客はどう見るか?―華字メディア
29日、京都市で導入が検討されている宿泊税について、日本新華僑報網はある中国人観光客から「額が多くなくても、観光客は反発心を抱く」との声が上がったと伝えた。写真は京都。


京都の宿泊税導入、中国人観光客はどう見るか?―華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/b189203-s0-c30.html
2017年9月1日(金) 8時40分


2017年8月29日、京都市で導入が検討されている宿泊税について、日本新華僑報網はある中国人観光客から「額が多くなくても、観光客は反発心を抱く」との声が上がったと伝えた。

記事によると、同市を昨年訪れた観光客は5522万人に上り、外国人宿泊客の数は318万人を数えた。ただ、観光客が押し寄せる中、地元ではさまざまな社会問題が発生。記事はその一例として交通渋滞を挙げて「住民や観光客から不満の声が上がっている」と指摘、さらにホテル不足が大量の無許可民泊を生み出したと伝えた。

記事は「こうした問題を解決するために京都では来年にも宿泊税を導入」と説明、ただある中国人観光客は京都のイメージとして「一年中、観光オンシーズン」とコメントし、「人気の観光スポットはいつも人が行ったり来たり。観光環境の改善は確かに必要だと思いますが、宿泊税が課せられるとなると額が多くなくても観光客は反発心を抱くでしょう」と話したという。(翻訳・編集/野谷)


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/460.html

[アジア23] 韓国のココが理解できない!外国人が衝撃を受けた8つの文化=韓国ネット「共感する」「なぜ汚いと感じるの?」
31日、韓国メディアが掲載した「外国人が韓国で経験した8つのカルチャーショック」と題する記事が韓国のネット上で注目を集めている。写真はソウル。


韓国のココが理解できない!外国人が衝撃を受けた8つの文化=韓国ネット「共感する」「なぜ汚いと感じるの?」
http://www.recordchina.co.jp/b188724-s0-c60.html
2017年9月1日(金) 9時10分


2017年8月31日、韓国・インサイトが掲載した「外国人が韓国で経験した8つのカルチャーショック」と題する記事が韓国のネット上で注目を集めている。

インサイトは同記事で、YOUTUBEにて最近公開されたある映像を紹介している。映像には韓国に住む数人の外国人が登場し、日常生活で衝撃を受けた「韓国の文化」について話をしている。

外国人らはまず「食事中にトイレットペーパーを使用すること」を挙げている。韓国に8年住んでいるという外国人男性は「お尻を拭くために作られたトイレットペーパーは破れやすい。トイレットペーパーはトイレ用であって食卓用ではない」と主張している。

次に外国人らが挙げたのは「痰を吐く人が多いこと」。韓国で働く外国人女性は「職場のドアがトイレの横にあるが、5分毎に痰を吐く音が聞こえる。もし英国で同じことをしたら、周りの人は本当に不快な気持ちになるだろう」と指摘している。

さらに、外国人らは「男性がメークをすること」にも衝撃を受けたという。外国人らは「疲れを隠すためにBBクリームなどを薄く塗るくらいはいいが、それ以上はおかしい」との考えを述べている。

そのほかにも映像では「韓国人のせっかち文化」「若い人たちが気軽に整形手術をすること」「食事中に音を立てて食べること」「殺人に対する刑罰が軽過ぎること」「三放世代、五放世代、七放世代という単語が存在すること」が挙げられている。「三放世代」とは経済的理由で恋愛、結婚、出産を放棄した20〜30代をさす造語。「五放世代」はそれにマイホームと人間関係、「七放世代」はさらに希望と夢が加わる。これについて、外国人らは「韓国人は良い企業に入るために必死に努力をするが、一体何のために生きているのか?」と疑問を示している。

この映像に対し、韓国のネットユーザーからは「男性が化粧をすること以外は全部、韓国人としても共感できる部分」「道に唾や痰を吐く人が多いことは私も理解できない」「『刑罰が軽過ぎる』には非常に共感する。犯罪者を簡単に許してはいけない。国会議員はこの声に耳を傾けてほしい」など理解を示す声が寄せられている。

一方で「批判されているようで気分悪い。違うだけで韓国の文化が間違っているわけではない」「僕にとってはティッシュが用途別に分かれていることが不思議。なぜ汚いと感じるのだろうか?」「男性は化粧をしないという固定観念は捨てるべき」などと反発する声も多く、「外国と違い韓国のトイレットペーパーは再生紙を使用していないし、質も高い。だから食事の時にも使えるんだよ」と説明するユーザーもみられた。

さらに「基本的なマナーは守るべきだが、全ての基準を外国人に合わせる必要はない」と主張するユーザーや、「米国やヨーロッパで生活して感じた点は、交通、治安、人間関係、教育などほとんどの面で韓国は世界トップクラスだということ」と対抗するユーザーもいた。(翻訳・編集/堂本)



http://www.asyura2.com/17/asia23/msg/203.html

[中国12] 遺体で見つかった中国人女性の家族が北海道へ、父親「なぜこんなことに…」―中国紙
31日、北海道で遺体が見つかった中国人女性、危秋潔さんの家族が来日し、午後7時20分頃、遺体が安置されている釧路警察署に到着した。写真は危秋潔さん。


遺体で見つかった中国人女性の家族が北海道へ、父親「なぜこんなことに…」―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/b189001-s0-c10.html
2017年9月1日(金) 9時30分


2017年8月31日、北海道で遺体が見つかった中国人女性、危秋潔(ウェイ・チウジエ)さんの家族が来日し、午後7時20分頃、遺体が安置されている釧路警察署に到着した。南方都市報が伝えた。

記事が日本メディアの報道として伝えたところによると、父親だけは遺体との対面を避けたもようだ。澎湃新聞も現地の報道を引用しつつ、このニュースを報道。取材に応じた父親が「家族は悲しみに暮れています。娘は利発で、健康だった。われわれは娘を愛していた。なぜこんなことになってしまったのか全く理解できない」と語ったことや、北海道警察に感謝の意を示し、「警察を信じています。真相が明らかになることを願っています」と述べたことなどを報じた。

危さんの遺体は行方不明になってから1カ月以上だった8月27日朝、釧路市の海岸で発見された。死因は水死だった。危さん家族が北海道入りしたとの情報は中国のネットユーザーの間でも注目を浴びており、「ここまで育ててきたのに…」「一番の被害者は両親」「残された家族は一生、この悲しみから抜け出せない」などのコメントを寄せる人もいた。(翻訳・編集/野谷)



http://www.asyura2.com/17/china12/msg/105.html

[政治・選挙・NHK231] 新潟補選で自民、泉田裕彦を擁立の構え! 
新潟補選で自民、泉田裕彦を擁立の構え!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_8.html
2017/09/01 22:55 半歩前へU


新潟補選で自民、泉田裕彦を擁立の構え!


 「泉田、お前もか」と叫びたくなるニュースだ。

 原発の再稼働に反対だと言って全国の市民の期待を担った、あの姿は虚像だったのか?

 そういえば、唐突な「謎の知事辞任」と、ポスト泉田をめぐる新潟県知事選での「沈黙」は何だったのか?

 いずれにしても得体の知れない男だ。自民党をバックに補選に出馬するようなことがあれば、全国の再稼働反対派への裏切り行為だ。

 野党は民進、共産両党がそれぞれ独自候補を擁立する分裂選挙の様相だ。これでは戦う前から結論が見えている。知事選での、あの熱気はどこに消えた?

****************

 自民党の長島忠美の死去に伴う10月の衆院新潟5区補欠選挙で、自民党の地元支部は1日、前新潟県知事の泉田裕彦(54)擁立に向けて調整する方針を決めた。

 2日に泉田の意向を確認し、手続きを進める。支部が決定した後、県連の了解を経て党本部に公認申請する。

 新潟県長岡市で1日開かれた支部の選考委員会で決まった。ただ、泉田が東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働に慎重な立場だったことなどから、県連内には擁立に反発する声があり、曲折も予想される。

 補選では民進党も候補の擁立を検討。共産党は新人の西沢博(37)が出馬表明している。  (以上 共同通信)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/594.html

[政治・選挙・NHK231] 若者に席を譲ってやってもらいたい! 
若者に席を譲ってやってもらいたい!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_9.html
2017/09/01 23:40 半歩前へU


▼若者に席を譲ってやってもらいたい!


 私は公務員だけでなく、民間サラリーマンも含め定年延長には反対だ。ただし、病人を抱えているなど、やむを得ない事情がある人は、この範疇ではない。

それとは別にこんなのがいる。

 「家でブラブラしていても退屈だから、小遣い稼ぎで(定年後も)会社に行っている」

 「近所付き合いなどしたことがないので、近くに知り合いがいない。だったら会社に行った方が楽だ」

 こういうのが「嘱託だ」「定年延長だ」と言って居座れば、その分だけ若者の就職の枠が狭くなるのではないか。

 あおりを食らった若者たちは非正規に就かざるを得なくなる。いびつな日本の企業は、一端、「非正規就労者」の前歴がつくと、彼らを容易に受け入れようとしない。

 余程の幸運と特殊な才能でもない限り、彼らはその後も不幸な人生を強いられる。ヒマつぶしで居座る陰で犠牲者が出るのである。

 居座る連中と若者とどちらが優先されるべきか明白だ。

 次代を担うのはオヤジどもではない。若者たちだ。会社仲間とゴルフに行く回数が減ってもいいではないか。彼ら若者に席を譲ってやってもらいたい。

 若者が定職につき、生活が安定すると社会が穏やかになる。

 「むしゃくしゃする」と言って、突然、駅のホームで後ろから他人を突き飛ばすようなことはしないだろう。

 通行人を「誰でもいいから」と刃物で突き刺したりしないはずだ。

 元から凶暴な人間などいない。不安で先が見通せないから自暴自棄となるのだ。その原因を取り除いてやれば、どの若者もみんないい笑顔を取り戻す。

 将来の日本を支えるのは彼らだ。そろそろ選手交代の時期だ。頼むから若者に席を!

********************

 政府は、国と地方の公務員の定年を同時期に引き上げる方向で検討に入った。

 現在の定年は原則六十歳で、複数年かけて段階的に六十五歳まで引き上げる案を軸に調整する。

 早ければ来年の通常国会への法案提出を目指す。  (以上 東京新聞)





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/595.html

[政治・選挙・NHK231] <前川喜平氏> 加計学園疑惑 官邸の御意向を忖度する現実を暴露! 権力側の言うなりに真実を伝えないメディア!




【前川喜平】加計学園疑惑 官邸の御意向を忖度する現実を暴露!権力側の言うなりに真実を伝えないメディア!

真実Japanチャンネル
2017/09/01 に公開

コメント
https://www.youtube.com/watch?v=uJG12_blCZQ

のぶゆきよしとみ
2 時間前
前川さんいいよな。変な力みがないから、言ってる事に真実味を感じる。加計の問題は前川さんがきっかけだったけど、予想以上の事実がでてきて、彼自身が驚いているのだろう。

Kiyotaka SAITO
1 時間前
僕も室井さんと同じ感慨をもってますよ。
もし官邸が、前川さんに対して「お前、バラしたらわかってるな」って、大新聞と結託して、歌舞伎町の件で脅したとしますよ。そして、大新聞が、官邸からの情報を、実際に報道してますよ。







http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/596.html

[国際20] 驚き!金正恩が資金稼ぎで中国に漁業権売却! 
驚き!金正恩が資金稼ぎで中国に漁業権売却!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_10.html
2017/09/02 00:26 半歩前へU


▼驚き!金正恩が資金稼ぎで中国に漁業権売却!


 北朝鮮漁船が、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に1日当たり50〜百数十隻押し寄せ、スルメイカを横取りしたり、流し網で違法に漁をしている。

 新藤健一さんが北朝鮮漁船の違法操業の背景について「2016年8月11日の韓国・聯合ニュースをみろ」、と言った。

 新藤さんは、「漁場を失った北朝鮮の漁民は生活のために日本海に進出したのではないか」と語った。

 見たところ、とんでもないことが判明した。以下に転載する。

*****************

 【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が黄海に続き、東海の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)付近の漁業権も中国に販売したことが11日、分かった。

 年間約7500万ドル(約76億円)に達する販売代金は全額が金正恩朝鮮労働党委員長の統治資金に流れているという。

 韓国政府と情報当局の消息筋は「北が東海の漁業権も中国に販売し、外貨稼ぎをしていることが確認された」として、「東海のNLL北側の漁業権を販売した」と伝えた。

 北朝鮮は貿易会社を通じ、中国漁船が朝鮮半島の東海と黄海で操業できる権限を販売している。今後は北朝鮮当局が直接、漁業権の販売を担当する見通しという。

 北朝鮮は中国と2004年に漁業協定を結び、東海での中国漁船の操業を認めたが、NLL付近は操業区域ではないと説明。

 現在も協定が有効かについては分かっていないが、最近、東海のNLL近くで中国漁船900〜1000隻が操業していることが明らかに内、分析を行った結果、北朝鮮から漁業権を買い取ったことが確認されたという。

 北朝鮮の漁業権販売により、操業を行っている中国漁船は約2500隻に上る。

 韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は先月1日、国会情報委員会に対し、北朝鮮が中国から3000万ドルを受け取る条件で今年の黄海での漁業権を販売したとして、平年の3倍に達する約1500隻に漁業権を与えたと説明していた。

 消息筋は金委員長が就任してから漁民に対し、漁業を督励してきたことと矛盾していると指摘。中国漁船数は漁業権を与えられた漁船より多く、乱獲を続けている


これがイカ横取りの北朝鮮漁船群だ!
http://79516147.at.webry.info/201708/article_350.html
2017/08/31 21:59 半歩前へU

▼これがイカ横取りの北朝鮮漁船群だ!


 スルメイカの横取りだと? 流し網の違法操業だと? 貧すれば鈍すというが、こんなことまでやっていたのか。

 北朝鮮人民の食料になるなら、個人的には目をつぶって見逃してもいいと思っている。

 そうではない。あの国は、人民は事実上の「奴隷」だ。収穫した獲物はすべて将軍様が没収。外貨に替えて核やミサイルの資金の一部となる。

 「小銃の銃口を向けられ」というから、漁師を装った民兵か?

****************

 海上保安庁は31日、日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海で違法操業していた北朝鮮漁船を取り締まる巡視船の画像を公開した。

 北朝鮮漁船は7月、能登半島から北北西約300キロの「大和堆(やまとたい)」と呼ばれる海底山地がある海域に、1日当たり50〜百数十隻で押し寄せ、日本の漁船の明かりに集まったスルメイカを横取りしたり、流し網などで違法に漁をしたりしたという。

 海保は水産庁と連携して取り締まりを実施。電子掲示板で警告し、悪質な場合は放水した。海保だけで延べ820隻に警告してEEZ外に退去させ、北朝鮮漁船は8月中旬以降、周辺海域で確認されていないという。海保などは、今後も取り締まりを継続する。

 大和堆のある海域では、水産庁の漁業取締船が7月、北朝鮮船籍とみられる小型船から小銃の銃口を向けられ、政府が北京の外交ルートを通じて北朝鮮に抗議した。  (以上 毎日新聞)

取り締まり画像は
ここをクリック
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170831-00000055-mai-soci


日本の排他的経済水域内で違法操業していた北朝鮮漁船に放水する海上保安庁の巡視船=能登半島から北北西約300キロの日本海で7月下旬、海上保安庁提供



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/485.html

[政治・選挙・NHK231] 驚き!金正恩が資金稼ぎで中国に漁業権売却! :国際板リンク
驚き!金正恩が資金稼ぎで中国に漁業権売却! 

http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/485.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/598.html

[政治・選挙・NHK231] ベトナムからの不法滞在者になぜ大騒ぎするのか? 
ベトナムからの不法滞在者になぜ大騒ぎするのか?
http://79516147.at.webry.info/201709/article_11.html
2017/09/02 00:53 半歩前へU


▼ベトナムからの不法滞在者になぜ大騒ぎするのか?


 志賀信夫さんがフェイスブックで言った。「ベトナムからの不法滞在者に対してなぜ大騒ぎするのか」と、アジア人差別につながる体質を激しく糾弾した。

 その通り。志賀さんの指摘のように「きちんとした受入体制」がないから、問題が起きるのである。取り締まり以前に「受入体制」を整えるべきだ。

 それともう一点の指摘。「アジア人差別につながる体質」これも問題だ。白人に不法滞在者はいないのか?そんなはずはない。いるはずだ。だったらどうして取り締まらないのか?

 日本人は昔から白人に対する劣等意識がある。戦争に負けたことが影響しているのかも知れないが、「外人」と言えば、「青い目をした」白人のことだった。

 そして進駐軍の黒人兵士を「クロンボ」と言って有色人種をバカにした。自分だって「有色」ではないか。「有色」のどこが恥ずかしい?どこが見劣りするのか?

 こうした背景が法務省や入国管理事務所に留まらず、日本人全体に「アジア人差別につながる体質」を生んだのではないか?

 不当な差別はやめるべきだ。同時に白人を特別視するのも改めなくてはならない。

 志賀信夫さんの指摘はいろんなことを気付かせてくれた。

****************

志賀信夫さんの指摘である。

 【政治】ベトナムからの不法滞在者に対してなぜ大騒ぎするのか。留学目的などでそのまま滞在している外国人は沢山いる。

 日本人も米国でそうやってきた人が成功した話もある。

 きちんとした受入体制がないから、不法ばかりになる実態こそ問題ではないか。

 すぐにアジア人差別につながる体質にも呆れる。

























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/599.html

[政治・選挙・NHK231] 加計白紙化で臨時国会冒頭解散の観測、窮地の安倍政権がすがる奇策 山田厚史の「世界かわら版」(ダイヤモンド・オンライン)
        
          窮地の安倍政権は「加計白紙撤回」と「年内解散」を模索か Photo:AP/AFLO


加計白紙化で臨時国会冒頭解散の観測、窮地の安倍政権がすがる奇策
http://diamond.jp/articles/-/140440
2017.8.31 山田厚史の「世界かわら版」 山田厚史:デモクラシータイムス同人・元朝日新聞編集委員  ダイヤモンド・オンライン


 前回、加計学園の獣医学部新設を白紙撤回することが政権内部で検討されていることを書いた。いくつかのメディアでも「白紙撤回」が論じられ始めた。政権不信の泥沼から抜け出すには、国民が納得する禊(みそぎ)が欠かせない。さらに安倍政権が模索するもう一つの奇策、それが年内解散だ。

 前原誠司が民進党代表になれば民共共闘はギクシャクする。小池新党との連携には時間がかかる。野党の選挙協力が固まらないうちに解散・総選挙に打って出るとしたら、加計疑惑に蓋をすることが必要だ。

 臨時国会の開催は9月末、25日ごろ臨時国会を開くことが自民党の二階幹事長と公明党の井上幹事長で話し合われたという。九州など豪雨被害への補正予算が審議される見通しだが、開会されれば森友・加計疑惑が蒸し返される。そこで冒頭解散に打って出るという観測だ。北朝鮮のミサイルに世間が動揺している好機でもある。加計孝太郎理事長が「獣医学部白紙撤回」を表明して総選挙へとなだれ込むという筋書きである。

籠池夫妻の解けない勾留
大阪地検は何を狙っているのか


 豪雨災害や北朝鮮のミサイルに国民が目を奪われている間も、森友学園・加計学園を巡る疑惑の裾野は一段と広がった。

 森友疑惑は籠池理事長夫妻の逮捕で新たな段階に入った。大阪地検特捜部は夫妻の犯罪に補助金適正化法違反ではなく、より重罪である詐欺罪を適用。籠池夫妻を悪者にして一件落着を狙う展開に世間は違和感を抱いていた。だが事態の推移は話がそれほど単純でないことを物語っている。

 逮捕を覚悟した夫妻は、国有地払い下げをめぐる交渉を録音した音声データをメディアに託していた。中には近畿財務局の国有地担当者が森友学園を訪れ、「ゴミ処理代として財務局が支払った1億3000万円を下回ることはない」と価格に言及した会話まで記録されているという。

 不正請求した補助金は既に返還された。森友側は不正を事実上認めている。だというのに夫妻の拘留は長期化している。検察の関心は他にあり、雑談めかしていろいろ聞き出すというのは検察の常套手段だ。財務局による国有地払い下げ問題が立件できるか検察は調べている、とメディアは見る。

 市民団体から「国有財産を不当に値引きして売却し国家に損害を与えた」との告発が出され、大阪地検は受理した。財務局と森友学園の間にどんなやり取りがあったか解明しなければならない。安倍首相夫人の昭恵さんがどう絡んだかも捜査の対象になるだろう。どこかで密かに事情聴取が行われても不思議ではない。

 財務省は「交渉記録はすべて破棄した」(佐川理財局長)というが、地検はコンピューターから消されたデータの復元を求めるだろう。そこから何が現れるか。

芝居のような展開のスキャンダル
このまま幕引きでは許されない


 森友疑惑は、9億円と評価された国有地が1億3400万円で払い下げられた。この土地が安倍晋三記念という名を冠した小学校を建設する用地に使われたことが世間を騒がせたのだ。昭恵夫人が絡み、首相夫妻を巻き込みドラマのような面白さが受けた。

 仲間に甘く公私のけじめが緩い権力者が、雲行きが怪しくなると仲間を切った。虫けらのように踏みつぶされた夫妻はすべてぶちまけ、権力者を追い詰める。芝居のような展開に権力の傲慢ぶりが滲んでいるからだ。

 値引きの根拠は産廃処理、教育勅語を暗唱する幼稚園児、カギを握る首相夫人の“秘書役”のローマ栄転。見せ場は豊富、話題に事欠かない。そんな大芝居が籠池夫妻の詐欺事件で終わらせられたら、検察はブーイングを受けるだろう。大阪地検には厚労省の局長だった村木厚子さんを冤罪に嵌めた前科がある。権威失墜の特捜部が信頼回復を懸けた事件でもある。今度は首相がらみの案件だ。どう処理するか。この国の司法の在り方が問われている。

 佐川氏の国税庁長官就任については、当連載欄7月6日付の『森友問題で強弁の佐川氏を「徴税トップ」に据える官邸の鈍感』でも書いたが、官邸も財務省も納税者を見くびっていた。政権の窮地を鉄面皮な答弁で守り抜いた人だ。頑張りは評価に値する、という人事だった。首相の視野に国民はなかったのか。国税庁長官に就任しながら記者会見にも出てこられない現実が、この人事の異常さを物語っている。

獣医学部の設計図面が流出
加計学園に注がれる厳しい視線


 北朝鮮からミサイルが飛び、トランプ政権でアメリカが揺れ、中国で習近平体制が盤石になる。日本はこんな些細な問題で揺れていていいのか、とよく言われる。

 世界が変動期に入っているからこそ、今の政権でいいのかが問われている。

 加計学園の疑惑は、この国の行政は「法による支配」でなく「人による差配」だと言っているようなものだ。

 今週号の週刊朝日とサンデー毎日に加計学園が新設する獣医学部の設計図面が載った。正確に言えば加計学園系列の岡山理科大学が、愛媛県今治市に建設中の校舎の図面だ。

 他大学では手が及ばない先端的バイオ技術に対応するという条件を満たすため、危険な病原菌を扱う「バイオセーフティーレベル3」を満たした設計で、上から2番目の厳しさに耐える施設だという。ところが専門家は「病原菌が拡散する可能性もあり、専門家が設計したものといは思えない」「3を満たす研究室が小さすぎて、先端技術を目指す研究者で利用する人はいないと思う」などと指摘されている、という。

 この獣医学部は産業獣医や街のペット医を目指す学生の需要を当て込んで開校が検討されてきた。ハードルとなる石破4条件を満たすため、「先端研究」が必要になり、形だけの施設を用意したのではないか、と関係者は見ている。

 8月中に結論を出すはずだった大学設置・学校法人審議会は「計画が不十分」として来年4月の開校を保留した。10月末までに計画を再提出させ改めて審査するという。

 建物の建設単価が高すぎることも地元で問題になっている。坪当たり150万円もかかり、この手の施設の標準より1.5〜2倍とも言われている。建設費は今治市と愛媛県から最大96億円の補助金が出ることになっている。地元では加計学園から政治家に現金が渡った疑惑が取りざたされている。

 関連で注目されているのが、2004年、加計学園が千葉県銚子市に開学した千葉工科大学だ。野平匡邦銚子市長が誘致したが、野平氏はかつて岡山県で副知事を務め、銚子市長に立候補する前は岡山理科大で客員教授をしていた。市長に当選すると、一般会計260億円の市が93億円の補助金を加計学園に注ぎ込んだ。後に市の負担が過大だと住民訴訟が起こり、加計理事長は14億6400万円の返還に応じた。銚子市は赤字団体転落の危機にさらされている。

 他県での実態が知られるようになり今治でも厳しい目が注がれるようになった。

 森友疑惑を抱える検察と同様、衆目が監視する大学設置審議会はいい加減な結論は出せない。だが加計処理で送り込まれた林芳正文科相を抱える文科省は「認可せず」の結論は出せない。そんな中で設計図がメディアに流れたのである。

獣医師問題には抜本的改革が必要
正視しない政治家に募る官僚の不信


「もともと加計学園は石破4条件をクリアして認可できる要件を満たしていない。それを承知で官邸は圧力をかけ国家戦略特区でねじ込もうとした」

 事情を知る人は言う。前川喜平前次官が指摘する「行政が歪められた」とはこういうことだ。だから内部告発のような情報流出が起こる。守秘義務より、政治主導の名の下に行政の私物化が起きていることを知らせる方が大事、と心ある官僚は考える。

 そうした官僚の間でも、獣医学部の新設を一律禁止する文科省告示が妥当か、という点には疑問があるという。日本の獣医学部の水準は世界的に決して高いとは言えない。医師と同じように都市に偏在し、地方では不足している。

 対策として四国に獣医学部を新設しても卒業生が四国に残るとは限らない。行政職の獣医になり手がないのは賃金など待遇面に問題があるから。獣医を巡る問題は学術水準、疫病対策、行政医不足、都市部での供給過剰など多様だ。その一方で、ペットのお医者さんになりたい若者は多く、獣医ビジネスに参入したい学校法人は後を絶たない。

 加計学園に新設を認めても、何の問題の解決にもならない、というのが文科省の意見だった。抜本的な改革を考えるなら産業医や疫病対策を抱える農水省やバイオ医学を担当する厚労省と共同して取り組むしかない。

 官邸は獣医師問題に向き合わず、規制緩和で獣医師業界に風穴を開けることで首相の盟友・加計理事長の後押しをしてきた。安倍一強と言われる中で首相が喜ぶことに皆がなびく。

 官邸が次官・局長など省庁の幹部人事を握り、佐川理財局長に象徴されるイエスマンを厚遇する人事を行えば、忖度がはびこり、行政が歪むのは自然だろう。

 心ある官僚は「面従腹背」し、ここと思った場面で内部告発で勝負する。南スーダンに派遣されたPKO部隊の日報に関して陸上自衛隊から内部告発のような情報がメディアに流れたのも、政治家への不信である。いつから霞が関はこんなことになったのか。

官邸主導の政治に限界
国民の審判はどう下るか


 自民党が政権に復帰してから大胆に進んだ官邸主導で行政の歯車が軋んでいる。

 日本に限らず、世界規模で政治や社会の構造が揺れている。ソ連崩壊で冷戦が終わり、世界を席巻したはずの市場経済が、金融資本主義の矛盾が噴出し、新たなシステムを模索する過渡期へと突入したからなのかもしれない。

 好き嫌いで人を判断し公私にケジメがない。坊ちゃん気質の安倍首相が過渡期のリーダーに不向きであることに世間は気づいた。取って代わる政治家や政党がないことが消極的な支持を支えてきたが、信頼喪失と飽きが状況を変えた。

 時間が経過すれば森友も加計も収拾がつかなくなる。籠池夫妻を罪人にして財務省を放免すれば、世論は納得しないだろう。払い下げを不当としたら政権は致命傷を負う。

 加計も同じ。来年4月開校すれば「無理が通り道理が引っ込む」。有権者は、加計理事長の高笑いを聞く気分になる。

 残された道は白紙撤回。野党の準備が整わないうちに総選挙に打って出るなら「身を捨てて浮かぶ瀬もあれ」だろう。決断する度量が安倍首相にあるのか。これも不確かだ。

(デモクラシータイムス同人・元朝日新聞編集委員 山田厚史)


























































http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/600.html

[経世済民123] 20年後、本当に頭脳労働は消滅し、肉体労働は残るかもしれない…AIと原子爆弾(Business Journal)
          
         『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』(鈴木貴博/講談社)


20年後、本当に頭脳労働は消滅し、肉体労働は残るかもしれない…AIと原子爆弾
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20415.html
2017.09.02 文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役 Business Journal


 人類の仕事は2045年に向けて段階的に消滅していくと予測されている。この分野の議論は盛んで、「人類の仕事の47%は20年以内に人工知能(AI)とロボットに置き換わる可能性がある」という英オックスフォード大学の予測を中心に、仕事の大半が消滅するという意見から、多くの仕事は最後までなくならないという意見まで議論は百出の状態だ。

 もし人類の仕事が本当に消滅したら、大変なことになる。仮にそのようなことが起きたときに何が起こるのかをまとめたのが私の近著『仕事消滅』(講談社)なのだが、私の周囲で盛んなのはその前の議論、つまり「20年後に仕事消滅は起きるのか?」という話題のほうに焦点が当たっている。

 AIの発展、機械がインターネットに全部つながるIoT(インターネット・オブ・シングズ)の普及、それにともないこれから先、想像もできないほどの産業イノベーションが起きるといわれている。それにより新たな仕事が生まれる仕事創造と、そのことが破壊する仕事消滅のスピードのどちらのペースが速いかによって、未来は異なるというわけだ。

 そして現時点の意見としては「仕事はなくならないだろう」という考えのほうが多数派だ。多数派である理由は、「そうなってほしいと思う人のほうが多いから」である。でも現実には不安な要素は山ほどある。これからお話しする不気味な符合から、人類は逃げられるのだろうか?

一度完成したら後戻りできない

 まず指摘したいのは、AIによる仕事消滅の問題は、原子爆弾の開発と似ているということだ。

 今、先進国の大企業が直面しているのは、いかに人を減らすかという経営課題である。少子高齢化が進む日本では、特に「人が採用できない」問題によって事業拡大ができない会社が少なくないが、欧米では「人をマネジするコストが高い」ことや「人を減らすことが生産性を上げる鍵である」ことから、人を機械やコンピュータに置き換えることに力を入れてきた。

 しかし、システムの導入効果には限界がある。実際、いろいろな企業が「生産性を上げる」という目的でIT化を進めてきたが、それでも人は一向に減らず、生産性も十分には上がっていない。これが過去30年間に起きてきたことで、ここまでは「ITが人類の仕事を消滅させるなど絵空事だ」という意見は正しかった。

 一方で、もっと強力なITを開発しようという力が働いてきた。そのトレンドから誕生したのが「深層学習能力を持つAI」である。

 この流れが、1945年に投下された原子爆弾の開発と似ているという意見がある。戦争に使われる武器が強力化しても、それでもまだパワーが足りないというときに、物理学者たちが「もっと強力な武器」として発明したのが原子爆弾だった。開発するまでは「もっと強力な武器が必要だ」と言われてつくったのだが、いざ完成してみたら強力すぎて、これでは人類が根絶やしにされてしまうことが、あとから問題になった。

 ここでの本当の問題は、原子爆弾が一度完成したら後戻りできないということだ。国家間の競争がある以上、それでも開発を続けなければならない。その結果、大国には数万発の核兵器が使われないまま配備されている。

汎用的な人工知能の誕生

 AIも同じ問題を抱えている。企業間の競争で、より強力なAIが必要だという認識から開発競争がエスカレートしている。アマゾンやアップルのようなIT企業は、覇権を確保するために数千億円レベルの研究開発投資をこの分野につぎこんでいる。自動車会社各社は無人で運転する自動車を先に開発した者が勝者になるという意識から、未来カーの投資はAIに集中している。投資銀行や機関投資家は運用成績で抜きん出るには、他社よりも優れたAIの開発しかないとしのぎを削っている。

 情報科学者が「深層学習」を発明してしまったことで、このAIの開発競争が2012年をターニングポイントに大きくシフトアップした。それは通常兵器と核兵器ぐらいのギャップがあるシフトアップである。

 囲碁のように閉じたルールの世界を思考するAIはすでに人類の能力を超えている。開発者のロードマップを見る限り、次は「自分の行動の影響をフィードバックして対応できるAI」が25年頃には出現するだろう。その時点でAIによる金融商品の売買プログラムは、人間のファンドマネジャーの能力を完全に超える。

 その次の段階で、AIは人間の言語を自分で学習できるようになる。30年から35年ぐらいには教えなくても人間が何を話しているのかを人工知能が学習するようになる。これが「汎用的な人工知能の誕生」である。

 こうなると人類は後戻りができなくなる。会議で議論する、メールでやりとりする、上司から依頼を受けた知的なタスクを処理するといった仕事は、AIで置き換わるようになる。要は、「頭脳労働者は機械に置き換えたほうが安上がり」という状況が成立してしまうのだ。

 多くの有力科学者が「この段階に到達する前に、人工知能の開発を止めたほうがいい」とアドバイスしている。にもかかわらず開発競争が止まらない事情は何か?

 そう、1940年代の武器開発競争と状況はまったく符合している。グローバル企業同士の経済戦争が始まってしまったから、未来は止められないのだ。

 しかし、もし発明がなされなければ仕事消滅は起きない。起きないという意見の多くは「汎用型のAIをあと20年ないしは30年で完成させることなどできない」という観測を論拠にしている。私は、その楽観論が心配である。

 なぜなら、汎用型のAIを開発するために年間数千億円の投資を継続的に行っている会社のことをよく知っているからだ。それがグーグルである。グーグルの開発能力を知っているがゆえに、年間予算数百万円の大学の研究者が専門知識をベースに「そんなことは起きない」と言うことに、納得はできないのだ。

 念のために、話をもとの議論に戻しておく。汎用型AIが20年以内に完成するか完成しないかは五分五分の議論かもしれない。しかし、仮にグーグルがそれを完成してしまったら? そうなると、頭脳労働のほうが先に消滅し、肉体労働の仕事だけが残る未来がやってくる。そのことに備えておいたほうがいいというのが『仕事消滅』に書かれている主張である。

 さて、同書は現在発売中だ。自動運転車が登場し、AIトレーダーが全盛となり、人型ロボットが職場で活躍するようになる時代ももうすぐ来るとしたら。イノベーションで産業が発展することを喜べず失業が気になる人にとっては、必読の本である。

(文=鈴木貴博/百年コンサルティング代表取締役)


●鈴木貴博(すずき・たかひろ)
事業戦略コンサルタント。百年コンサルティング代表取締役。1986年、ボストン・コンサルティング・グループ入社。持ち前の分析力と洞察力を武器に、企業間の複雑な競争原理を解明する専門家として13年にわたり活躍。伝説のコンサルタントと呼ばれる。ネットイヤーグループ(東証マザーズ上場)の起業に参画後、03年に独立し、百年コンサルティングを創業。以来、最も創造的でかつ「がつん!」とインパクトのある事業戦略作りができるアドバイザーとして大企業からの注文が途絶えたことがない。主な著書に『ぼくらの戦略思考研究部』(朝日新聞出版)、『戦略思考トレーニング 経済クイズ王』(日本経済新聞出版社)、『仕事消滅』(講談社)などがある。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/461.html

[経世済民123] ユニクロ制服姿の店員が、ビルの喫煙所にたむろして仕事の愚痴言い合い…異様な光景(Business Journal)
        ユニクロの看板(「Wikipedia」より/Rotatebot)


ユニクロ制服姿の店員が、ビルの喫煙所にたむろして仕事の愚痴言い合い…異様な光景
http://biz-journal.jp/2017/09/post_20413.html
2017.09.02 文=編集部 Business Journal


 日本最大級のファッションブランド「ユニクロ」。「低価格・高品質」を武器に成長を続けきたユニクロだが、ここ数年は消費増税や原材料費の高騰、円安の進行などによる値上げを受け、客離れが叫ばれている。では、実際のところ消費者の「ユニクロ離れ」は起きているのだろうか。

 ユニクロを運営するファーストリテイリングが今年7月に発表した「国内ユニクロ事業 売上推移速報2017年8月期」によると、16年9月〜17年2月までの売上高は、既存店(前期期首から期末まで通年で稼動した店舗+ダイレクト販売)で前年度比100.1%、直営店(直営店+ダイレクト販売)で100.4%となっている。月によって若干の増減はあるものの、昨年と比べてほぼ横ばいといった状況だ。

■店舗には依然多くの客が訪れる

 次に、実店舗の様子を調査するため、東京・新宿区にある「ビックロ 新宿東口店」を訪れた。「ビックロ」は大手家電量販店の「ビックカメラ」と「ユニクロ」によるコラボ店舗で、12年9月にオープン。開店日には4000人が列をつくるほど、大きな話題となった。

 同店舗は1階から3階がユニクロのフロア(1階はビックカメラと共用)。筆者はメンズ用品が売られている3階に足を運んだ。

 店内には新作のシーズンアイテムやTシャツ、インナーなどの定番商品がきれいに陳列されており、観光客から一般客まで、多くの人々がカゴいっぱいに商品を積んでいた。

 スタッフもテキパキと働き、客からの質問に丁寧に答えていたり、客が手に取って乱れた商品をすぐさま整えるなど、「世界のユニクロ」という評価にふさわしい仕事ぶり。筆者はTシャツ数点を購入したが、入店から退店まで気持ちよく買い物ができた。

 視察の結果、店舗には依然非常に多くの人々が訪れており、危惧されている客離れは感じられないというのが筆者の印象だった。

■喫煙所で制服のまま愚痴をこぼす店員

 しかしそんななか、当編集部に今後「ユニクロ離れ」の原因になりかねない、「スタッフの質低下」を懸念する声が寄せられた。

「東京都内のあるビル前に設置された喫煙所では、4月頃、ユニクロの制服を着た若い店員さん数名がたむろして、タバコを吸いながら仕事の愚痴などを話す場面がしばしば見かけられました。喫煙所のすぐ近くに店舗があるので、おそらくそこの店員さんかと思いますが、平日昼間のその喫煙所には、いつも5〜10名前後は人がいる状態。そのなかでユニクロの制服を着た店員さんが、集まってタバコを吸いながら愚痴を言っている様子はかなり目立ち、ほかの人々の注目を集めていました」(30代女性・会社員)

 休憩時間とはいえ、ほかの大勢がいるなか、店のユニフォームを着て悪態をつくのは、ユニクロの看板を背負う店員としての自覚が足りないといわざるを得ない。

 そこで、上記内容について、ファーストリテイリングのコーポレート広報に問い合わせたところ、次のような回答が得られた。

「弊社では、かねてより社員教育には力を入れており、接客マナーや言葉遣いには十分注意するよう日々指導しております。しかし万が一、従業員の言動に対して、お客様がご不快に思われたのであれば、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございません。また、お客様からのご意見は、日々店頭およびカスタマーサービスセンターにて承っており、いただきましたご意見につきましては、一つ一つ対応策を立てて、全社に共有させていただいております。今後も引き続き、店舗社員の教育および指導にはいっそうの力を入れ、改めて社員教育の充実をはかってまいります」

 近年、日本では消費支出に占めるファッションへの支出額は縮小傾向にあり、多くの消費者が低価格志向へとシフトした。そんな社会のニーズを見極め、成長してきたのがユニクロだ。今後ユニクロがGAPやZARAと並ぶような世界的ブランドへ成長していくためには、価格とクオリティのバランスはもちろんのこと、ブランドイメージを担うスタッフの意識向上も欠かせないのではないだろうか。ユニクロのさらなる成長に期待したい。

(文=編集部)


http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/462.html

[戦争b20] ISの「首都」ラッカ、旧市街を解放 米支援のシリア部隊(AFP)
      シリア北部ラッカ東部地域から立ち上る煙(2017年8月15日撮影)。(c)AFP/DELIL SOULEIMAN


ISの「首都」ラッカ、旧市街を解放 米支援のシリア部隊
http://www.afpbb.com/articles/-/3141397?cx_position=2
2017年9月2日 4:36 発信地:ハサカ/シリア


【9月2日 AFP】米国が支援するシリアのクルド人・アラブ人合同部隊「シリア民主軍(SDF)」は1日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」が「首都」とするシリア北部ラッカ(Raqa)の旧市街(Old City)を制圧し、ISが防御を固める人口密集地である同市中心部への距離をさらに縮めた。

 米軍主導の空爆支援を受けるSDFは6月上旬、ラッカ市内に進攻し、その1か月後に旧市街に突入。SDFのタラル・セロ(Talal Sello)報道官によると、今月1日に旧市街全域を制圧した。

 SDFはこれまでに、ラッカ市内の6割余りに当たる東部・西部・南部を掌握。一方のISは、北部の一部と中心部を掌握しおり、IS支配域には依然として市民2万5000人がとどまっているとみられる。(c)AFP/Ayham al-Mohammad with Rouba El Husseini in Beirut



http://www.asyura2.com/17/warb20/msg/866.html

[国際20] 米欧への核攻撃能力、北朝鮮は「数か月以内に」獲得の可能性 仏外相(AFP)
       フランスのジャンイブ・ルドリアン外相(2017年8月31日撮影)。(c)AFP/Bertrand GUAY


米欧への核攻撃能力、北朝鮮は「数か月以内に」獲得の可能性 仏外相
http://www.afpbb.com/articles/-/3141391?cx_position=5
017年9月1日 21:30 発信地:パリ/フランス


【9月1日 AFP】フランスのジャンイブ・ルドリアン(Jean-Yves Le Drian)外相は1日、北朝鮮は米欧に対する核攻撃を実施する能力を「数か月以内に」獲得する可能性があると述べた。

 ルドリアン外相は仏ラジオ局のラジオ・テレビ・ルクセンブルク(RTL)に対し、北朝鮮がミサイル実験を繰り返していることを受け、現在の情勢は「極めて深刻」だという見方を示し、高まる緊張を緩和するため、北朝鮮に対し対話に応じるよう促した。

 さらに同外相は、「北朝鮮は、核兵器を搭載できるミサイルをあすにでも手中に収めたいと目指しているのが分かる」と述べた上で、「今後数か月以内にそれは現実になるだろう。日本と中国は言うまでもなく、米国、ひいては欧州を核兵器で攻撃する能力を持ったその時点で、一触即発の状況が生まれる」と述べた。(c)AFP



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/487.html

[政治・選挙・NHK231] 前川前文科次官 安倍政権「もうひとつの私物化」を激白 スペシャルインタビュー(日刊ゲンダイ)
 


前川前文科次官 安倍政権「もうひとつの私物化」を激白 スペシャルインタビュー
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212681
2017年9月2日 日刊ゲンダイ


  
   前川喜平氏、右は長崎県にある「明治日本の産業革命遺産」の軍艦島(C)日刊ゲンダイ

 “腹心の友”に便宜を図った加計学園疑惑で安倍政権による「国家の私物化」は広く国民が知るところとなったが、どうやら氷山の一角のようだ。加計疑惑を告発した前文科事務次官の前川喜平氏が、自身が経験した「もうひとつの私物化」を明らかにした。2015年に世界文化遺産に登録された「明治日本の産業革命遺産」の選定過程でも“総理のご意向”が働いていた。

 ◇  ◇  ◇

 あれもかなり無理筋のお友達案件でした。動き始めたのは第1次安倍内閣のころです。「地域振興」だとして地方の首長さんたちが協議会をつくって、世界遺産登録に取り組んでいた。それをまとめて、ユネスコに働きかけようとしていた中心人物が加藤康子さんという加藤六月元農相の長女でした。安倍家と加藤家は仲が良く、康子さんは安倍首相の幼馴染みだそうです。第2次安倍内閣で、康子さんは内閣官房参与。文科省の3年先輩で元ユネスコ大使の木曽功さん(現・加計学園系列の千葉科学大学長)も同様に参与でした。木曽さんと和泉洋人総理補佐官も世界遺産委員会の現場にいました。

  ――「明治日本の産業革命遺産」は、軍艦島(長崎県)や官営八幡製鉄所(福岡県)など九州から岩手まで8県に点在する造船、製鉄、石炭産業など23の施設や遺構。各国の文化遺産推薦枠が年1件という中、文化審議会で既定路線とされた「長崎の教会群」を蹴倒して選ばれ、なぜか安倍首相の地元の松下村塾(山口県)まで含まれていることも“安倍官邸のゴリ押し”と噂されたものだ。

 2015年は長崎でのカトリック信徒再発見から150年目の節目で、長崎県の関係者は「その年に教会群を世界遺産登録したい」と準備をしてきていた。ところが、内閣官房が別の有識者会議を設けて審査し、「産業革命遺産」にすると言ってきた。政府の中に文化審議会と内閣官房の有識者会議という2つの審査機関ができてしまって、「どちらを取るのか」という話になり、最後は政治決断となりました。

 ユネスコの諮問機関であるイコモスの審査はとても厳しい。産業革命遺産は構成資産全体を説明するコンセプトが弱いことと、保全措置が不十分であることが課題でした。特に軍艦島は崩壊が続いている。それで、日本イコモスの専門的な審査をすっ飛ばし、外務省の組織を総動員し、政治力と外交力で押しきったのです。

  ――ただ、その“政治力”が来年、新たな国際問題に発展しそうだという。15年7月の世界遺産委員会は「徴用工」の問題で紛糾した。韓国が「強制労働の負の歴史遺産」だとして登録に反対したのだが、日本側が「朝鮮半島の人々が労働を強いられたことを説明する情報センターを設置する」と約束し、韓国側が矛を収めた経緯があるのだ。

 その情報センターが、今もできていないのです。登録から3年後に見直すことになっていますから、必ず来年、国際問題になります。韓国側が必ず持ち出してくるでしょう。軍艦島の保全措置という宿題も残っています。無理に無理を重ねて通してしまった結果です。

  ――アベ友に木曽氏に和泉氏。加計疑惑と登場人物も同じだ。こうした国家の私物化が安倍政治の至るところで行われているということだろう。

(取材協力=ジャーナリスト・横田一)



















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/601.html

[国際20] 34年前の9月1日、米国、イスラエル、サウジがソ連に戦争仕掛ける中、KAL007がソ連領空を侵犯(櫻井ジャーナル)
34年前の9月1日、米国、イスラエル、サウジがソ連に戦争仕掛ける中、KAL007がソ連領空を侵犯
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201708310000/
2017.09.01 櫻井ジャーナル


1983年8月31日から9月1日にかけて大韓航空007便が航路を大幅に逸脱、NORAD(北米航空宇宙防衛司令部)が定める緩衝空域と飛行禁止空域を通過、カムチャツカ半島を横切り、サハリン上空で撃墜されたとされている。その際、007便はソ連の重要な軍事基地の上を飛行した。この後、1983年から84年にかけてアメリカとソ連は全面核戦争の一歩手前まで進んでいる。

NORADのアラスカ航空指揮規則によると、飛行禁止空域に迷い込みそうな航空機を発見した場合はすぐに接触を試み、FAA(連邦航空局)へ連絡しなければならないと定められているのだが、アメリカ軍は撃墜も予想される飛行禁止空域へ向かう民間機に対して何もアクションを起こしていない。アメリカ軍のスタッフが信じがたいほど怠慢だったのか、NORAD側を誤認させる機材が搭載されていたのか、事前に飛行許可を受けていたということになる。







この撃墜を利用し、アメリカをはじめ西側の政府やメディアはソ連を激しく非難するのだが、その時点でアメリカ支配層はソ連との戦争を始めていた。パキスタンのバナジル・ブット首相の特別補佐官を務めていたナシルラー・ババールによるとアメリカは73年からアフガニスタンを不安定化させるため、反体制派へ資金を援助している(Robert Dreyfuss, “Devil’s Game”, Henry Holt, 2005)のだが、ジミー・カーター政権で国家安全保障担当補佐官だったズビグネフ・ブレジンスキーは1979年4月からCIAはイスラム武装勢力への支援プログラムを開始、その年の12月にはソ連軍をアフガニスタンへ誘い込むことに成功する。

 このソ連軍と戦うためにサラフィ主義者(ワッハーブ派、タクフィール主義者)やムスリム同胞団を中心に戦闘集団が編成され、その戦闘員にCIAが武器/兵器を供給、軍事訓練も行っている。ロビン・クック元英外相も指摘したように、こうした戦闘員、いわゆるムジャヒディンのコンピュータ・ファイルがアル・カイダ。ちなみにアル・カイダとは「ベース」を意味し、データベースの訳としても使われる。

戦闘員を雇うカネを負担したのはサウジアラビアで、責任者は同国の総合情報庁長官を務めていたタルキ・アル・ファイサル。その下で戦闘員を集めていた人物がオサマ・ビン・ラディンだ。アル・カイダは戦闘組織ではなく、オサマ・ビン・ラディンが戦闘を指揮しているわけではない。

アフガニスタンでの秘密工作はアメリカやサウジアラビアのほか、パキスタン、王政時代のイラン、イスラエルが参加しているが、そのうちアメリカとイスラエルの情報機関関係者は1979年7月にエルサレムで「国際テロリズム」に関する会議を開いている。

会議を主催したのはジョナサン研究所というイスラエルのシンクタンク。情報機関との関係が深いとされている。その名称は1976年7月、ウガンダのエンテベ空港襲撃の際に死亡したイスラエルの特殊部隊員、ヨナタン・ネタニアフに由来している。後にイスラエルの首相となるベンヤミン・ネタニアフは弟であり、研究所が創設された時に所長を務めたベンシオン・ネタニアフはふたりの父親。このベンシオンはジャボチンスキーの秘書を務めていた人物だ。

この会議にはジョージ・H・W・ブッシュ元CIA長官(後の大統領)、ブッシュ長官時代にソ連の脅威を宣伝していたチームB(またはBチーム)を率いていたネオコンのリチャード・パイプス、あるいはCIA台湾支局長を経て副長官を務め、シンクタンクのCSISの創設に参加したレイ・クラインも含まれていた。クラインは席上、「テロの原因」を抑圧された人々の怒りでなく、ソ連政府の政策、あるいはその陰謀にあると主張する。会議後、アメリカの政府や有力メディアはソ連を国際テロリズムの黒幕だとするキャンペーンを展開した。

1981年5月にはローマ教皇ヨハネ・パウロ2世がサンピエトロ広場で銃撃されたが、引き金を引いたモハメト・アリ・アジャはトルコの「灰色の狼」に所属していたが、この結社はNATOの秘密部隊の一部だと言われている。この事件も反ソ連キャンペーンに利用された。ジャーナリストのカール・バーンシュタインによると、その翌年の7月、教皇はロナルド・レーガン大統領とバチカンで会談、ソ連に対する秘密工作について話し合っている。(Carl Bernstein, “The Holy Alliance”, TIME, Feb. 24, 1992)




http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/488.html

[経世済民123] 物価のコントロールは金融政策では難しい --- 久保田 博幸 
物価のコントロールは金融政策では難しい --- 久保田 博幸
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170902-00010002-agora-bus_all
9/2(土) 7:03配信 アゴラ


日銀の政井貴子審議委員は愛媛県での31日の講演で次のように述べていた(日銀のサイトにアップされた亜視察分より引用)

“「わが国では、1990年代の後半から15年以上にわたり消費者物価の前年比がゼロないし僅かなマイナスが続くデフレの状態が続いてきました。わが国において、所謂デフレ・マインドがなかなか払拭されない背景の1つには、わが国の家計および企業が、デフレ期の環境に順応してきたことがあると思います。これを踏まえると、「物価は毎年2%くらい上がってくるものだ」という物価観が人々の間にしっかりと根付いていくには、このようなコミットメントを通じて日本銀行の強い決意を示すことが重要だと考えています。」”

そもそも何故、1990年代の後半から、消費者物価の前年比がゼロないし僅かなマイナスが続くデフレの状態が続いてきたのか。日銀の異次元緩和の背景にあったリフレ的な発想からすれば、日銀の金融緩和が足りなかったからということになっていたが、大胆な金融緩和で消費者物価の前年比がゼロ近傍にある状況を変えることができないことを日銀は自ら証明するかたちとなってしまっている。

これはつまり消費者物価の前年比がゼロ近傍にある状況が生み出された背景をしっかりと分析し、さらにその状況は本当に日本経済にとってマイナス要因となっているのかを含めた検証をする必要があるのではなかろうか。

1990年台といえばバブルが弾けた時代であり、それに合わせて日本の雇用環境が大きく変わった。そして日本の債務残高が膨れあがっていく時代とも重なる。年功序列・終身雇用といったこれまでの体制が維持しづらくなり、それはつまり雇用環境を悪化させることになった。それは人々の将来を不安にさせることとなる。これは企業も同様であり、積極的に設備投資等を控えざるを得ない。これはつまり、資金は貯蓄から投資へではなく投資から貯蓄に向かうこととなる。

物価の低迷は金利の低迷となり、安全資産として国債に資金が流入し、大量の国債が発行されてもそれは国内で消化可能となり、金利の低下で大量の債務を抱えた政府も利払い負担が軽減されることになる。これは財政リスクを覆い隠すことにもなっている。

現在の日本における物価とそれに合わせた金利の環境は、このように日本の債務リスクを見えにくくさせるとともに、物価の安定がむしろ人々の満足度を高めるような状況ともなっている。

中国などの新興国経済の成長が日本の景気を支える格好となった際も物価への影響は限定的となっていた。一時投機的な動きから原油価格が急騰し、日本の物価も2%を超える場面もあったが一時的なものであった。その後、今度は世界的な金融経済危機が度重なって景気も低迷したものの、危機の後退により欧米の景気も回復基調となり、日本も緩やかながら回復基調となっている。

この間にあって日銀の金融政策が果たした役割はいったい何であったのか。日銀に限らず欧米の中央銀行も非伝統的手段を講じたが、これは景気物価に働きかけるというよりも、金融市場の不安感を取り除くことが大きな目的となっていた。その意味ではしっかりとその効果はあったと思われる。

しかし、金融政策であたかも簡単に物価をコントロールできるかのような発想のもとに出てきたアベノミクスとそれを受けた日銀の異次元緩和は、物価上昇そのものが目的と化してしまった。このため身動きが取れなくなりつつある。人々のデフレマインドも含め、金融政策では簡単にはコントロールができないことを前提にしての金融政策というものを考えることも必要ではなかろうかと思う。


編集部より:この記事は、久保田博幸氏のブログ「牛さん熊さんブログ」2017年9月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方はこちら(http://bullbear.exblog.jp/)をご覧ください。

久保田 博幸



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/463.html

[経世済民123] 「銀行カードローン」で破産者が続出…金融庁の監督責任は重い!(週プレNEWS)
「相手が銀行だからと安心して借入額を増やさないようくれぐれも注意してほしい」と呼びかける古賀茂明氏


「銀行カードローン」で破産者が続出…金融庁の監督責任は重い!
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170902-00091109-playboyz-bus_all
週プレNEWS 9/2(土) 6:00配信


過剰な貸し付けが問題になっている銀行のカードローン。

これに関し、『週刊プレイボーイ』でコラム「古賀政経塾!!」を連載中の経済産業省元幹部官僚・古賀茂明氏は、「銀行の名前を使ったサラ金ビジネス」と批判する。

* * *

銀行のカードローンビジネスが批判を浴びている。

最高裁判所の調べによると、2016年度の自己破産件数は前年比781件増の6万4637件となり、13年ぶりに増加へと転じている。その元凶と目されているのが銀行のカードローン事業なのだ。

サラ金業界と違い、銀行のカードローンは“ホワイト”なイメージが一般的だろう。銀行はサラ金業者のように悪質な貸し付け、回収をせず、安心・安全と考えられてきた。

もともと銀行はサラ金のように、カード一枚でお金を貸すというビジネスには熱心ではなかった。私は経済産業省にいた頃、3年間ほど商務情報政策局の取引信用課長として、クレジットカードや割賦販売ビジネスを所管していたことがある。

そこで目の当たりにしたのはサラ金業界の情報力であった。誰にどのくらいのお金を貸せるのか、貸金業にとって最も重要な与信情報の収集システムをサラ金業界はしっかりと築いていた。

それに比べると、企業融資や住宅ローンをメイン業務とする銀行業界の個人与信情報収集力は貧弱で、とてもではないが、リスクをとって個人に小金を貸し出すビジネスには手を出せなかったのだ。

それなのに、なぜ今、銀行がカードローンビジネスに進出し、サラ金並みに過剰な融資をした挙句、利用者を破産に追い込んでいるのか?

日銀のゼロ金利政策による金利低下や企業の資金需要減などによって、銀行は貸し出しが伸び悩み、以前のように利ざやが取れなくなった。このままでは体力のない地銀を中心に倒産ラッシュが起きると危ぶむ声もあるほどだ。

そんな銀行にとって、10%以上の金利が取れる消費者ローンは魅力的なビジネスに映る。しかも、それまでの社会批判を受け、10年にサラ金業者には、年収の3分の1を超える貸し付けを禁ずる「総量規制」が導入されたことで、銀行の優位性がぐっと高まった。貸金業者でない銀行には「総量規制」は適用されず、サラ金に代わって消費者に自由に貸し込む余地が生まれたのだ。

そこで銀行は「総量規制」で経営が傾いたサラ金会社を買収して子会社化する挙に出た。そのサラ金会社が利用者にどれだけ貸せるかの信用調査を行ない、貸し倒れの際に債務者に代わって銀行に弁済する保証業務もやる。取り立てはその傘下のサービサー(債権回収会社)に丸投げする。なんのことはない、銀行の名前を使ってサラ金ビジネスをやっているわけだ。

その結果、銀行カードローン残高はこの5年間で6割増の5兆4377億円に増加し、ついには自己破産件数もプラスに転じた。

さすがにこのままではまずいと、銀行は50万円以上のローン審査に収入証明の添付を義務づけるなどの対策に乗り出すことになったが、効果は疑問だ。破産件数はさらに増えるだろう。

ここまで銀行業界を放置していた金融庁の監督責任は重い。3分の1の総量規制などの規制強化を直ちに実施すべきだろう。

銀行のカードローン金利は最高14%と極めて高利だ。相手が銀行だからと安心して借入額を増やさないようくれぐれも注意してほしい。

●古賀茂明(こが・しげあき)
1955年生まれ、長崎県出身。経済産業省の元官僚。霞が関の改革派のリーダーだったが、民主党政権と対立して11年に退官。新著は『日本中枢の狂謀』(講談社)。ウェブサイト『Synapse』にて動画「古賀茂明の時事・政策リテラシー向上ゼミ」を配信中



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/464.html

[政治・選挙・NHK231] 前原新代表は自民くみしやすい相手!?/政界地獄耳(日刊スポーツ)
前原新代表は自民くみしやすい相手!?/政界地獄耳
https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1881565.html
2017年9月2日9時29分 日刊スポーツ


 ★民進党新代表に前原誠司が決まった。新機軸や人事で失敗しやすい民進党だが党勢拡大できるかどうか。党は一時解党すべきという声に包まれたこともあるだけに、求心力と団結力を描けるかが焦点だ。では自民党にとって前原は、くみしやすい相手なのか。自民党中堅議員は言う。「安全保障の価値観など自民党に近い常識的な判断力がある保守政治家という印象。過去には偽メール事件などで迷走した時期もあったが、だいぶ学習したと聞く。論戦のできる2大政党になることを期待する」。

 ★首相・安倍晋三とは同期当選。馬が合い会食を重ねる時期もあった。その意味では似たところがあるという指摘もある。12年。民主党政調会長時代に前原はメディアから「いうだけ番長」とのあだ名をつけられたことに激怒した。書いた社を出入り禁止、取材禁止処分にしたが、「首相を目指す男としては度量が狭い」と指摘され、矛を収めたことがある。自身についての指摘にむきになる部分は昨今の首相とも重なるところがあるのではないかとの声もある。

 ★だが、これでは保守系第2自民党でしかなくなってしまう。自民党が常識的と評価することを褒め言葉と受け止めているようでは突破力も生まれない。自民党にくみしやすい相手と思われたのは前原が野党共闘に否定的だからだろう。ここで野党がまとまれば今の自民党でも脅威に感じる。それを本能的に感じる自民党は保守政治家・前原のままでいて欲しいのだ。前原は民主党代表以来、2度目の代表就任だ。同じ失敗を繰り返していたら、くみしやすいどころか自民党の思うつぼだ。自民党が嫌がる自民党の価値観を超える戦略で立ち向かう知恵を出して欲しい。生まれ変わるか民進党。(K)※敬称略



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/602.html

[政治・選挙・NHK231] 「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た! 
「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_13.html
2017/09/02 13:16 半歩前へU


▼「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た!


 安倍官邸がついに記者の質問を封じようと取材制限、言論妨害に出た。加計疑惑で「未確定な」問題について質問された、と怒っているのだ。

 おじさん、チョイト、しっかりしとくれよ!

 「未確定」だからこそ、「この問題はどうなっているのか」と問いただしたのだ。記者会見とはそういうものだ。

 官房長官の定例会見で東京新聞の望月衣塑子記者が、核心に迫る鋭い質問をし、官房長官の菅義偉はしばしば立ち往生。それに対する報復だ。

 内外のあらゆる情報が入る官房長官は内閣のスポークスマンだ。記者の質問に応えられず、質問を拒む官房長官など聞いたことがない。

 菅義偉にスポークスマンとしての「能力」がないだけの話だ。それを棚に上げて東京新聞に圧力をかけるとは、とんでもない。 

 頑張っている東京新聞に、「安倍晋三や菅義偉に圧力を跳ね返せ!」と応援メッセージを送ろう。

一番の応援は東京新聞の購読だ。
東京新聞を読もう。電子版なら全国で読める!  (敬称略)

安倍官邸に抗議しよう!
ここをクリック
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

東京新聞にエールを送ろう!
ここをクリック
https://cgi.tokyo-np.co.jp/usr/entry/toiawase/toiawase.php

******************

産経によると、
 首相官邸報道室は1日、学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設計画をめぐり、8月25日の菅義偉官房長官の記者会見で、東京新聞記者の質問に不適切な点があったとして書面で東京新聞に注意を喚起した。

 質問したのは、加計問題などで菅氏を追及している社会部記者。

加計学園が計画する獣医学部施設の危機管理態勢をただす中で「(計画に対する)認可の保留という決定が出た」と言及した。

 獣医学部の新設計画は大学設置・学校法人審議会が審査し、答申を受けた文部科学省が認可の判断を決めるが、この時点ではまだ公表されていなかった。

 官邸報道室は東京新聞に宛てた書面で「未確定な事実や単なる推測に基づく質疑応答がなされ、国民に誤解を生じさせるような事態は断じて許容できない」として、再発防止を強く求めた。 (以上 産経)


森友・加計問題 スガ「それぞれの省庁に聞いてほしい」8/25東京新聞・望月記者の質問部分



























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html

[政治・選挙・NHK231] 「小泉元首相を平壌へ派遣せよ」官邸が画策した、米朝和解の極秘計画 提案したのは、やはりあの人か(現代ビジネス)


「小泉元首相を平壌へ派遣せよ」官邸が画策した、米朝和解の極秘計画 提案したのは、やはりあの人か
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52767
2017.09.02 歳川 隆雄 ジャーナリスト 「インサイドライン」編集長  現代ビジネス


■諸説あった、あの「冒険」の内容は

束の間の夢に終わったのか――。

安倍官邸はこの間、厳秘体制の下で、安倍晋三首相が米朝の間に立って現在の朝鮮半島の「一触即発」を回避する可能性を探っていた。

具体的に言えば、安倍首相は8月末にも訪米してドナルド・トランプ大統領と会談し、北朝鮮の金正恩労働党委員長との対話を行うように説得、一方で小泉純一郎元首相を首相特使としてピョンヤンに派遣して、その後、自らが訪朝して金委員長と会談することを模索していたのである。

この「秘策」のトリガーとなったのは、7月28日午後、ジャーナリストの田原総一朗氏が首相官邸で安倍首相と会談した直後、官邸詰め記者のぶら下がり取材を受けて語った、「(安倍首相に)政治生命を賭けた冒険をするよう説得した」という件である。

この「政治生命を賭けた冒険」に関しては諸説が乱れ飛び、「10月22日に実施されるトリプル衆院補欠選挙に乾坤一擲総選挙をぶつけるよう説得した」、あるいは北朝鮮の相次ぐミサイル発射によって米朝が「コリジョン・コース」(そのまま進めば全面衝突することになる進路)を突き進むことを回避するため「トランプ、金正恩両氏の仲介役を果たすべきだと進言した」と言われた。

実は後者だった。その実現に向けた水面下の動きを把握していた筆者が確信を持ったのは、8月15日に山梨県鳴沢村(河口湖)の笹川陽平日本財団会長の別荘で開かれた夕食会の出席者に小泉元首相の名前があったことによる。

安倍首相が毎年夏に過ごす河口湖別荘は笹川氏のそれと指呼の間にある。と同時に、安倍首相は2013年8月以降、別荘滞在中には毎夏必ず笹川氏がホストの夕食会に出席している。そしてその会食メンバーはほぼ固定されている。

常連は、森喜朗元首相、茂木敏充経済財政・再生相、萩生田光一自民党幹事長代行、官房副長官時代の加藤勝信厚生労働相、そして日枝久フジテレビジョン元会長である。

ところが今夏は、麻生太郎副総理・財務相と小泉元首相が参加したことで「3首相OBが集合」と話題となった。

森元首相は周辺に「オレが(小泉)純ちゃんを誘ったんだ」と説明しているようだが、小泉氏の出席に違和感を覚えたのは筆者だけではないはずだ。そこから筆者の本格取材は始まった。

■小泉元首相に提示した「3点セット」

約2週間弱の取材で判明したことは、

(1)日米2プラス2(日米外務・防衛相協議)出席のためワシントン滞在中の河野太郎外相は8月17日午後(現地時間)、レックス・ティラーソン国務長官と会談したが、後半の約20分は同行の外務省幹部及びノートテイカーを外した所謂「テ・タテ会談」にした。そして帰国した20日に河野外相は安倍首相の私邸で対面報告した

(2)9月4日に予定されていた皇室会議(議長・安倍首相。メンバーは秋篠宮、秩父宮妃、衆参院正副議長、宮内庁長官、最高裁長官など)が急きょ10月に延期された

(3)金杉憲治アジア大洋州局長が8月29日からモンゴルの首都ウランバートルを訪れ、両国安保協議に出席する。同地で滝崎成樹同局審議官が6月15日に北朝鮮外務省のシンクタンク副所長と接触した事実がある

(4)首相の外交ブレーンの谷内正太郎国家安全保障局長が8月26日にサンフランシスコでトランプ大統領が信を置くハーバート・マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)と会談している

――などだ。

どう考えても怪しい、と筆者の直感はシグナルを発信し続けた。安倍首相は小泉元首相に対し首相特使要請、原発政策軌道修正、小池新党との橋渡しの3点セットを持ちかけていたのではないか。

だが、最終的に分かったことは、この「冒険」に最も熱心だったのは安倍首相最側近の今井尚哉首相政務秘書官であったこと、米側がティラーソン国務長官を筆頭に現在は北朝鮮との対話路線の選択の意思がないこと、日本の金委員長へのアクセスが構築できていないこと、そして最も肝心なことは、安倍首相自身が29日早朝の新型中距離弾道ミサイル発射もあり、米朝仲介に対して時期早尚と判断したことである。

現時点では、一時、元気がないとされた安倍首相は、現下の一大事に際して国家の指導者としてアドレナリンが色濃く出ており、その対応に忙殺されている。しかし、依然として中東(国交を断絶したサウジアラビアとカタール)での和平斡旋とともに、米朝対話仲介も諦めていないのは事実である。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/604.html

[政治・選挙・NHK231] 前原民進党代表に対する最善、最強の助言はこれだ! 天木直人
前原民進党代表に対する最善、最強の助言はこれだ!
http://kenpo9.com/archives/2266
2017-09-02 天木直人のブログ


 私は前原氏の支援者でもなければ、民進党を応援する者でもない。

 しかし、生来の天邪鬼である私は、就任早々ここまで厳しい事を言われ、書かれる前原氏と民進党を見ると、つい助言したくなる。

 そして私の助言は常に正しく、的確である。

 これから私が前原氏に贈る助言に前原氏が素直に従えば、前原民進党はたちどころにオセロゲームの様に、政局の主導権を握る事になるだろう。

 その貴重な助言とは何か。

 ズバリ、共産党との野党協力は、10月22日の補選に向けた選挙協力ではなく、加計・森友学園の疑惑追及の一点集中で国会協力すべきだという事である。

 いまこそ前原氏は思い出すべきだ。

 あれほど強固だった安倍一強体制が見事に崩れ去ったのは、森友疑惑からはじまった一連の安倍首相の権力の私物化の暴露だった。

 前川前次官の名言を借りれば、権力による行政の歪みだ。

 おまけに山口元TBS記者の準強姦罪見逃しという、女性すべてを敵に回した忖度警察官僚まで匿っている。

 さすがの善良な国民も、こんな安倍首相は許せない、と怒り、支持率が一気に逆転し、いまも安倍不人気は続いている。

 しかも、加計疑惑も森友疑惑も、解決どころか、続々と更なる疑惑が市民たちの手で告発され、それらが報道されている。

 前原民進党代表は、9月末から始まる臨時国会に向けて、真っ先に共産党とこれら疑惑の追及に向けて国会協力を呼びかけるのだ。

 臨時国会が始まる前に、疑惑追及の質問事項を共産党と協議、整理、分担し、それらを事前にメディアに流すのだ。

 安倍首相はおそれおののいて、臨時国会冒頭に腹痛を再発して敵前逃亡するか、もしくは、やぶれかぶれ解散に追い込まれるに違いない。

 10月22日の補選どころではない。

 解散・総選挙だ。

 野党は準備不足を恐れる必要はない。

 統一候補の調整が出来ないと恐れる必要はまったくない。

 疑惑隠し解散となれば、安倍自民党が勝てるはずがない。

 安倍自民党は議席を減らし、野党はいずれも票を伸ばし、自民党内で安倍おろしが始まる。

 つまり、10月22日の解散・総選挙後は、自民党分裂をも巻き込んだ政界大再編となるのだ。

 いや、そう仕掛けて行くのだ。

 おまけに小池百合子が馬脚をあらわし、小池新党など恐れるに足りなくなった。

 つまり自民党と民進党と小池新党の三つ巴による、保守二党体制に向けた政界大再編が解散・総選挙後に起きるのだ。

 これこそが、前原氏が望む自民党に代わる政権政党づくりであり、その主導権を前原民進党が握る事が出来るのだ。

 その時には共産党の出番はない。

 共産党もまた野党共闘で政権を手にするなどという間違った野心から解放され、元のように「確かな野党」に戻って、思う存分権力批判が出来るようになる。

 国民が求めているのはまさしくそのような政治である。

 繰り返して助言する。

 前原民進党が共産党と真っ先に共闘すべきは安倍政権を倒すことだ。

 その為に、加計・森友疑惑の徹底追及をして、安倍首相を疑惑隠し解散・総選挙に追い込むのだ。

 10月22日の補選は衆院選に吸収され、衆院選になれば選挙協力などしなくても安倍自民党政権は票を減らし野党はいずれも票を伸ばす。

 政界再編はおのずからその後に起こる。

 その主導権を前原民進党が握ればいいのである(了)



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/606.html

[国際20] 真実を語るジャーナリズムは禁止されているウクライナ(マスコミに載らない海外記事)
真実を語るジャーナリズムは禁止されているウクライナ
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-f801.html
2017年9月 2日 マスコミに載らない海外記事


スティーブン・レンドマン
2017年8月30日

アメリカが据えつけたクーデター参加者連中が違法支配しているウクライナは、ヨーロッパの重要な地域におけるファシスト専制だ。

報道の自由は御法度だi。政権政策批判は逮捕、拷問、投獄、国外追放や死の危険をもたらす。

自国民と戦争し、過激な反ロシアで、人権や公民権を嘆かわしいほど侵害し、連中の違法支配への反対を容赦しない、ワシントンや他の欧米諸国やイスラエルや国連が支持している冷酷なならずもの国家が行っている惨事を、欧米マスコミは握り潰している。

一体何が起きているかを正確に報道するジャーナリストとしての仕事をきちんと行ったがゆえに、ウクライナを“中傷”していると告訴され、拉致されたロシアのチャンネル1テレビ特派員アンナ・クルバトワが、キエフの獰猛さの標的になった最新例だ。

チャンネル1は下記の声明を発表した。

“アンナ・クルバトワはキエフの真ん中で拉致され、我々は彼女と連絡がとれない。わが社の社員が、住まいの近くで、不明な連中が車に押し込まれ連れ去られ、拉致された。我々の情報によれば、(キエフ)治安当局職員たちが彼女を拘留している”。

2014年2月に権力を簒奪して以来、政権はジャーナリストを沈黙させるべく、投獄、殺害してきた。キエフの嘆かわしい政策を正確に報じる人は誰でも同じ運命となる危険がある。

ロシア24によれば 、クルバトワは“彼女によるウクライナ国内の出来事報道を巡って再三脅迫を受けていた。8月26日、彼女は、ロシアでは禁じられているウェブサイト、ミロトヴォレツ(仲裁人)で、要注意人物リストに載せられた。”

彼女は“ウクライナ独立記念日に合わせた軍事パレードについての偏向した報道で告訴された。彼女は、社会的に重要情報を改竄し、反ウクライナ・プロパガンダに参加したとも非難されている”

ファシスト・ウクライナにおいて、“プロパガンダ”とみなされる真実を語ることは禁じられている。拉致される前、クルバトワは、ウクライナ内のジャーナリストに対する圧力、脅迫と脅威に関する報道を準備していた。

政権は反対意見を容認しない。プーチン大統領のドミトリー・ペスコフはこう述べた。“我々は状況を明らかにすべく最大限の努力を払ってうつもりだ。”

ウクライナ保安庁(SBU)広報官は、彼女は“ロシア連邦に強制送還されることになる”と述べてクルバトワの逮捕と拘留を認め、更にこう述べた。

“ウクライナは(非)合法的な国家で、保安局”は他の何物でもなく、自らの規則で活動しており、どういうわけか、国際法は一蹴されている。

“彼女の国外追放用の必要書類を現在準備中だ。これはウクライナを支配するクーデター参加者連中に関する真実を”あえて報道しようとする人なら誰にでも起こり得る。

同じ放送局の特派員アンドレイ・ルデンコによれば、これとは別に、ドンバスのドネツク近くで、あるロシアTVクルーが政権軍に、小火器で、更に重火器で銃撃された。

負傷者は無かった。クルーはすぐさま危険地域から脱出した。三年間、ドンバスに戦争をしかけるのに使われている重火器を、ワシントンはキエフに提供している。

欧米の首都やマスコミは、クーデターによって権力の座についたことも含め、この政権の重罪を無視している。

記事原文のurl:http://stephenlendman.org/2017/08/truth-telling-journalism-banned-ukraine/
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http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/490.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍政権は、森友・加計問題に蓋をするため、加計孝太郎に「獣医学部白紙撤回」を表明させ衆院を解散する可能性がある 
安倍政権は、森友・加計問題に蓋をするため、加計孝太郎に「獣医学部白紙撤回」を表明させ衆院を解散する可能性がある
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2017年09月02日 のんきに介護


サイト「Daiamond Online」が

「加計白紙化で臨時国会冒頭解散の観測、窮地の安倍政権がすがる奇策」

という記事を書いている。

選挙は、

不正をするから与党が必ず勝つ。

問題は、

その流れのらしさだ。

日本には、

ナチス礼賛をして恥じないような

言説をする者が何人もいる

(いわゆる、ネトウヨと呼ばれる人たちで、

悲しいかな、

我が国の政権中枢にいる

総理・安倍晋三、ならびに副総理・麻生太郎は、

いずれもその役割を担っている駒だ)。

また、新自由主義が支配的な日本では、

誰もが

弱者の惨状や官僚の不誠実に対応した巨悪の不正を横において

目先の景気と

軍事的脅威に耳目を奪われがちだ。

その証拠に

北朝鮮のミサイルさえ政治利用された。

それでも、

日本人は今、高度成長期に匹敵する

好景気であり、

国民は、

みんな生活の充実に

満足していることになっている。

この機会に

加計孝太郎氏が「獣医学部白紙撤回」を表明すれば、

二度と森友加計が蒸し返されない

という読みもあるだろう。

なんてたって、

加計氏は、

安倍政権と一心同体。教育者ではなく、完全に政治家(屋)なんだ



然るに、

最大野党の民進党の代表者に

公然と

自民党におもねる旨を主張する前原誠司が就任した。

岩上安身氏によると

前原は、

緊急事態宣言条項を含めた自民党の改憲草案を読んでさえいないという



そのくせ誰より

憲法破棄にのめりこんでいる。

すなわち、自民党には、野党がまたとない追い風となる今が

衆院解散の絶好のチャンスといっていいだろう。

臨時国会を開いた

その時を狙って解散権を行使するという想定、

正しいんではないかな。


関連記事
加計白紙化で臨時国会冒頭解散の観測、窮地の安倍政権がすがる奇策 山田厚史の「世界かわら版」(ダイヤモンド・オンライン)
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/600.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/607.html

[経世済民123] 貧困高齢者 介護費捻出のため熟年離婚ならぬ“晩年離婚”も(週刊ポスト)
          年金減で介護費捻出のための形式離婚が増加か


貧困高齢者 介護費捻出のため熟年離婚ならぬ“晩年離婚”も
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170902-00000012-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年9月8日号


 政府が年金の支給開始年齢を75歳に引き上げようと検討している。「生涯現役」などのスローガンで高齢者を働かせて社会保障費も負担させようという目論見だ。

「働かせて、負担させる」というやり口は介護を巡っても同じだ。とりわけ、介護を巡る問題の場合、負担増が家族の在り方まで変えてしまいかねない。介護施設情報誌『あいらいふ』の佐藤恒伯編集長が警鐘を鳴らす。

「来年8月から、現役世代並みの所得がある高齢者が介護保険サービスを利用した場合、自己負担の割合が2割から3割に引き上げられることが決まっています。3割負担になるのは介護保険を受給している人の3%程度ですが、徐々に対象を拡大していくのではないでしょうか。現在は40歳からとなっている介護保険料の支払い開始年齢についても、引き下げられる可能性はある」

 そうしたなかで想定されるのが、「世帯分離」の増加だという。佐藤氏が続ける。

「たとえば、親夫婦と息子夫婦が一緒に生活している場合、世帯収入を圧縮するために、親夫婦と息子夫婦の世帯を分割する。そうすると介護保険の自己負担が少なく設定できたりするケースがある。“どうやればいいのか”と相談を受けることもよくあります」

 ただ、そうした“対策”も、徐々に国による網を掛けられていくことになる。たとえば夫が働いていて妻が介護施設に入居しなければならなくなった場合に、以前は世帯分離をすれば妻が低所得者扱いとなり、利用者負担が一定程度に抑えられていた。

 それが2015年8月の介護保険改正によって、世帯分離していても夫が働いていて住民税を課税される状況であれば、負担軽減は認められなくなった。都内に住む70代男性はこう肩を落とす。

「年上の妻が特養に入っているのですが、世帯分離による負担軽減が認められなくなり、施設からの請求額は一気に倍近くになってしまいました。子供も自分たちの生活で汲々としていて頼れない。世帯分離でダメなら、もはやかたちの上では離婚してでも、妻が低所得者扱いになるようにして負担軽減を受けるしかない……」

 どんどん“対策”が網に掛けられるようになるたびに、こうした事例が増えていくことが懸念されるのだ。

 定年後の熟年離婚ではなく、介護費を捻出するための晩年離婚である。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/465.html

[医療崩壊5] 大学病院でのがん免疫療法に医師の間でも議論噴出(週刊ポスト)
          医師からもがん免疫療法を問題視する声が


大学病院でのがん免疫療法に医師の間でも議論噴出
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170902-00000016-pseven-life
週刊ポスト2017年9月8日号


「末期がんが消えた!」「先進的」──命の危機に瀕した進行がん患者にとって、そうした謳い文句で宣伝される「がん免疫療法」は“最後の希望”に映る。だが、高額な治療費を払う患者たちに、「有効性が立証されていない」ことが、正確に伝わっているのか。ジャーナリスト・岩澤倫彦氏がレポートする。

 * * *
「再発したら死ぬよ、と主治医に告げられた時に、偶然テレビ番組で免疫療法を知りました。これしかないって思いましたよ。だって自分の強化した免疫細胞が、がんと闘う、消滅させてくれるなんて凄いでしょ。その番組に金沢大の医師が出演していたので、すっかり信用しました」

 4年前、ステージ4の卵巣がんが見つかった医療関係者の50代女性。手術と抗がん剤治療で寛解した後、再発予防のために免疫療法を受けた。費用は200万円。クリニックではVIP待遇で、医師は優しく女性の話にいつも耳を傾けてくれた。

「人よりいい治療を受けて、再発しないで済むと思いました。患者仲間にも勧めて、これで絶対みんなも助かるよと。4人が同じ免疫療法を受けました」

 今年2月、女性は卵巣がんを再発した。これを契機に、免疫療法の有効性に疑問を抱くようになった。

「同じ免疫療法を受けた友達が次々と亡くなって、私だけが生き残りました。友達になんて悪いことをしたんだろうと自分を責めてしまうこともあります」

 女性は、免疫療法に見切りをつけ、再発したがんを抗がん剤治療だけで、再び寛解にした。同じような後悔をする患者が現れてほしくないと願い、今回、本誌・週刊ポストの取材を受けたという。

 女性が免疫療法を受けた、国立金沢大学附属病院の敷地内に建つ民間の金沢先進医学センター。理事長には、前病院長の富田勝郎氏が天下りしている。同氏は免疫療法には副作用がなく、可能性を持った治療だと強調した。

「これまで約1000人の患者が、免疫細胞療法を受けたと思います。1クール(3か月)200万円の治療費は高くない。(裕福な人しか受けられない治療では?)それは政府が考えることです。抗がん剤だって1か月150万以上かかる。患者負担は月10万円で済みますけど」

 同センターには、東京に拠点を置く最大手の免疫クリニックが入っており、金沢大の医師らがアルバイトで診療している。そして、同センターで免疫療法を受けた患者データを、金沢大の医師らが、自主臨床試験として研究している。

 だが、有効性が確立されていない免疫療法の臨床試験を患者負担で行うことは、倫理的にも疑問が残る。これについて、金沢大・水腰英四郎准教授が答えた。

「自費診療でもいいから、免疫療法を受けたいという患者さんが沢山いる。けど、大学の臨床試験枠は限られている。あぶれた人の受け皿が、自由診療のセンターです。免疫療法が本当に安全なのか。そもそも本当に効くのか、というのも(自主臨床試験で)検証したい」

 がん治療を専門とする押川勝太郎医師(NPO法人 宮崎がん共同勉強会・主宰)は、自主臨床試験の手法に疑問を唱える。

「効果を証明するための臨床試験は“人体実験”に等しいのです。だから莫大な治療費とリスクを患者さんだけに負担させるのは、非人道的だし、倫理的にも極めて問題です」

 日本医科大学・勝俣範之教授は、10年以上前から免疫細胞療法に警鐘を鳴らす。

「これまでは自由診療クリニックが、効果のない免疫細胞療法で患者を騙していました。それが最近では、川崎医科大学、北里大学などの附属病院が免疫細胞療法で利益を得ようとしています。効果が判明していない免疫療法は、決して患者さんのためになりません」


http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/657.html

[政治・選挙・NHK231] なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか? 


なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか?
http://79516147.at.webry.info/201709/article_14.html
2017/09/02 15:01 半歩前へU


▼なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか?


 「真摯に説明責任を果たす」と大ぼらを吹いたのはどこの誰だ?あれから何カ月経過したというのだ。

 何一つ応えず逃げ回り、ミサイルが飛んだと言って「国民の命と財産を全力で守る」とまた吹いた。

 言ったことを一つも守らない。こんなデタラメ男は首相でも何でもない。

 どうしていつまでも続けさせるのか? なぜ、黙って見ている? 日本人は全員、バカになったのか?

*****************

 8月3日の内閣改造からまもなく1カ月。

 安倍晋三は通常国会閉会後の6月19日の記者会見で「真摯に説明責任を果たす」と語り、改造の際も「謙虚に、丁寧に」と低姿勢を強調した。森友、加計学園問題など残る疑問点について、説明は進んだのだろうか。

 森友問題で野党から証人喚問要求も出た首相の妻、昭恵。8月下旬、フェイスブックで「6月に植えた稲がスクスク育ち、花を付けています」と活動を紹介。

 国が国有地を不当に安く売却した疑惑では、政権と学園の接点になった昭恵だが、公の場で説明に応じる気配はない。

 自衛隊の国連PKOの「日報」隠蔽問題。特別防衛監察で未解明のまま残った稲田朋美への事前報告に関し、小野寺五典は再調査を拒否した。

 民進党など野党4党が臨時国会の召集を要求したのは6月22日。

 政府・与党が調整する今月25日の召集となれば、要求から95日間も放置されることになる。

 民進党の代表選が政権側に猶予を与えた側面もあるものの、召集を要求から「20日以内」とした自民党の2012年の憲法改正草案とも矛盾する。  (以上 毎日新聞)  (敬称略)








http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/609.html

[政治・選挙・NHK231] 豊洲の欠陥隠蔽 小池都政の“ブラックボックス化”止まらず(日刊ゲンダイ)
 


豊洲の欠陥隠蔽 小池都政の“ブラックボックス化”止まらず
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212677
2017年9月2日 日刊ゲンダイ


  
   都議会自民党にも負けない隠蔽体質(C)日刊ゲンダイ

「情報公開」「都政の見える化」――大層なお題目を掲げ世論の圧倒的支持を受けてきた小池百合子都知事(65)だが、ここへきてバケの皮がはがれてきている。豊洲移転決定の経緯は「AIで決めた」だし、特別秘書の給与も当初、公開しなかった。そして今度は、市場移転問題を巡って、都合の悪い情報の“隠蔽”だ。開会中の都議会での補正予算案審議を根底からひっくり返しかねない大問題を、闇に葬り去ろうとしている。

 小池知事にとって都合の悪い情報とは、豊洲市場の地下水管理についての「重大欠陥」である。市場移転問題を追及する1級建築士の水谷和子氏は今月18日、豊洲市場敷地内で舗装されていない「緑地部」の図面の情報開示請求を都に対し行った。ところが28日、「資料の精査に時間がかかる」との理由で開示時期を延長されたのだ。

 豊洲市場の地下水位が上昇しすぎないよう、緑地部地下は雨水が浸透しづらい粘土層を入れてある。粘土層の上に排水管が設置され、たまった雨水は地下に流れず下水道に排出される仕組みになっている。

 水谷氏が情報公開で知りたかったのは、粘土層の干潮時の海水面(AP)からの「高さ」だった。都公表の地下水位から推測すると、すでに地下水は粘土層の上まで上昇している疑いがあるからだ。

「図面が開示されていないので正確には分かりませんが、豊洲市場の地下水管理システムを設計した業者の資料によると、粘土層はAPプラス3・5メートル程度に位置しているとみられる」(水谷和子氏)

■都議会自民党に負けず劣らず

 ところが、地下水位はピーク時、粘土層より上のAPプラス5メートルを超え、現在も一部、3.5メートル超の箇所があるのだ。

 過去に豊洲市場の地下ピットにたまっていた地下水は、中性のpH7を大幅に上回るpH11の強アルカリ性だった。つまり、強アルカリ性の地下水が粘土層の上に達し、そのまま下水道に排水されている恐れがある。公共用水の水質保全を目的とした「下水道法」は、排水をpH5〜9に中和することを義務付けている。豊洲市場の排水処理は違法状態になっている可能性がある。

「現在、都議会で審議されている豊洲市場の追加対策工事は、地下水管理システムの能力増強を大きな柱の一つにしています。排水が違法状態であることが明るみに出れば、地下水管理体制を一から見直さなければならなくなる可能性があります。議会の紛糾を避けるために、都は情報を隠していると疑われても仕方がありません」(水谷和子氏)

 次から次へと出てくる小池都政の情報公開に後ろ向きな姿勢。これでは、自ら「ブラックボックス」と批判してきた都議会自民党に負けず劣らずの“隠蔽体質”だ。

 次期衆院選に向けその動向が最も注目されている小池知事だが、いよいよメッキがはがれてきた。世論がソッポを向く日も遠くない。



































http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/610.html

[政治・選挙・NHK231] 宇野常寛が『スッキリ!!』クビ切り降板の真相を激白! 右翼の街宣抗議で日テレが「右翼批判するな」と言論封殺(リテラ)
          
             宇野常寛責任編集『PLANETS』公式サイトより


宇野常寛が『スッキリ!!』クビ切り降板の真相を激白! 右翼の街宣抗議で日テレが「右翼批判するな」と言論封殺
http://lite-ra.com/2017/09/post-3427.html
2017.09.02 宇野常寛が『スッキリ』クビの裏側暴露 リテラ


 8月31日夜、評論家の宇野常寛氏が自身のネット番組『木曜解放区』で、2015年4月から木曜コメンテーターを務めていた『スッキリ!!』(日本テレビ)を9月いっぱいで降板することになったと報告し、話題を呼んでいる。というのも、降板の背景に、右翼からの抗議があったと明かしたからだ。

「具体的な発端は、ぼくのアパホテル批判です。アパホテルの南京大虐殺否定論を歴史修正主義としてぼくが批判した1月19日の放送がきっかけです。その結果、日本テレビに2回ほど右翼団体の街宣車が来て、大問題になりました。その結果、日本テレビの小林景一プロデューサーは、ぼくに対して『右翼批判はおこなわないように』という要求をおこないました」

 今年1月、ホテルチェーンのアパホテルが、元谷芙美子社長の夫・元谷外志雄氏が書いた南京事件を否定する本を客室に設置していることが中国ほか海外で批判の声があがり、国際問題に発展したことは記憶に新しい。そして、この問題を『スッキリ!!』で取り上げた際、コメントを求められた宇野氏は、「この人の歴史観ってのは、もう話になんないと思いますよ」と切り出し、こう述べた。

「歴史修正主義だし、陰謀史観だし。何やってんだともう呆れるしかないと」
「たとえば中韓の、ある種の反日ナショナリズムみたいなものは現実に存在すると。ああいったものに対してどうしたもんかなと思っている日本人がとるべきは、こういった歴史修正主義で対抗するんではなくて、こういったトンデモ歴史観を、妄想を垂れ流して対抗するんではなくて。やはり地道な外交努力だったりとか文化交流だったりとか、そういったことによって信頼関係を築き上げていくことだけが唯一の解決法なんで」

「南京事件がなかった」というのは保守系の学者でさえ「ありえない」とするトンデモ論であり、宇野氏の「歴史修正主義であり陰謀史観だ」という指摘は極めて真っ当なものだ。しかし問題は、右翼からの抗議に対して『スッキリ!!』の小林プロデューサーが取った行動は、とんでもないことに宇野氏に「右翼批判するな」と黙らせようとしたこと。歴史修正主義への批判を「右翼批判」と受け取る考え方もどうかしているが、無論、宇野氏は「拒否」したという。

「テレビ局が街宣車にビビってコメンテーターの発言を規制するなんてことは、絶対に報道機関としてあってはならない。ぼくはそう考えて拒否しました」(『木曜解放区』での宇野氏の発言)

 だが、小林プロデューサーは宇野氏の拒否に「激怒」。宇野氏によれば、なんと「最終的には本番中にぼくのことを怒鳴りつけると。カメラは回っていませんでしたけど、そういう事態にまで発展しました」という。この際、宇野氏は謝罪と発言の規制をしないという2つの要求をおこない、それが守られなければ番組を降板すると通告。当初、小林プロデューサーは「自分は悪くない、宇野が悪い」という姿勢だったというが、その後は一転して宇野氏に謝罪したらしい。

 なぜ、小林プロデューサーは態度を一転させたのか。宇野氏の「推理」はこうだ。

■舛添バッシング、ASKA再逮捕報道…メディア批判

「ここでぼくを強引に降板させると、露骨に右翼団体の抗議をきっかけに日本テレビがコメンテーターをクビにしたということが明確なかたちになって表れてしまうので、まあぶっちゃけ、ぼくがどこで何を言うかわからないので、インターバルを置こうという、そういった動きがあったのかもしれません」

 番組側は宇野氏を切る理由を「リニューアルのため」と説明しているというが、こうした経緯があり、いまごろになってクビを宣告したのではないかというのだ。

 たしかに、宇野氏の同番組における発言は、この歴史修正主義批判のみならず、たびたび炎上してきた。だが、それらのコメントは、ときに極めて重要な指摘を含んできた。

 たとえば宇野氏は、東京都知事だった舛添要一氏の政治資金私的流用問題をワイドショーがよってたかって取り上げていたとき、「マスコミのイジメエンターテインメント」と批判。スタジオが凍りつくなか、「この程度のことで大騒ぎしてみんなで楽しむみたいな文化をどうにかしない限り、絶対にこの国よくならないですよ」と畳みかけた。

 また、ASKAが覚醒剤で逮捕された際には、テレビがタクシーのドライブレコーダーの映像まで流したことを俎上に載せ、「あれを流したタクシーの運転手もとんでもないし、あれを視聴率目的で流すテレビもクソですよ、はっきり言って。大事なのは更生プログラムと、やっぱりクスリの害をちゃんと訴えること。(中略)『人気歌手がヤクに手を染めました。ちょっと面白いでしょ、変な妄想してるし』というスタンスで(報道を)やるのは、僕は反対ですね」とテレビ批判を展開した。

 ワイドショーのコメンテーターながら、当のテレビの問題点を直截的に指摘する。──番組スタッフの意図を汲み取った当たり障りのない感想ばかり発するコメンテーター、あるいは炎上を恐れて保守的な発言を繰り返すコメンテーターが多いなか、宇野氏は空気を読むことなく持論を述べてきた。しかし、そんな宇野氏を起用した番組制作サイドが、よりによって右翼の抗議という言論弾圧に与し、自由な発言を封じようとしたのだから、呆れるほかない。宇野氏の怒りはもっともだ。

「(番組制作側である)彼らのロジックはこうです。『ぼくの主張は、宇野の言い方は、一生懸命番組をつくっているスタッフに失礼だ』。論点おかしくないですか? 一生懸命つくっていれば、歴史修正主義も許されるんでしょうか。一生懸命つくっていれば、いじめエンターテイメントが許されるんでしょうか。しかも、それを疑問視する声を封殺していいんでしょうか。ぼくは、彼らに、軽蔑しか感じません」
「別にね、彼ら個人は右翼でもなんでもないと思うんだよ。ただ面倒を起こしてほしくないからこいつを黙らせよう、なんだよ。で、その結果、俺を本番中に怒鳴ってるんだよ。怒鳴り返す相手ちょっと間違えてない? お前、街宣車に怒鳴れよ、って感じなんだよね」

■真っ当な歴史修正主義批判をした宇野がクビ降板の一方、ナチス礼賛の高須がレギュラーゲット

 じつは、宇野氏は「右翼批判をするな」と言われた際に番組を降板しようと考えていた、と言う。だが、思いとどまった。〈僕が居なくなると誰もテレビの中からワイドショーの集団リンチ文化や、歴史修正主義を批判しなくなる〉(宇野氏のツイートより)と思ったからだ。しかし結果は、リニューアルを名目にした事実上のクビを言い渡されてしまった。宇野氏いわく「いまこいつは石投げてOK、叩いてOK、悪目立ちした人間、空気読まない人間にみんなで石を投げてスッキリしようという、あの醜悪な、最悪なテレビ文化。視聴率のためだったら歴史修正主義にすらおもねる、あの醜悪なテレビ文化」を内部から変えようとする姿勢は、番組制作側にとっては目障りでしかなかったのだ。

 さらに、宇野氏は『スッキリ!!』MCの加藤浩次氏について言及するなかで、こんなことも語った。

「加藤さんってやっぱテレビ信じてるんだよね。テレビが積み上げてきたものをバカにしちゃいけないとかね。なんか芸能人のゴシップとかさ、市議に対するいじめ的な報道をね、それを望む人たちがいるんだから仕方ないじゃないかって彼は言うんだけど、ぼくはその『仕方ないんじゃないか』と、『鈍感なフリをすることが大人になることだ』っていうそのテレビ的な価値観、イデオロギー自体が、いまの世の中をつまらなくしていると思うわけね」
「これをやってね、みんなぬるくなっていっちゃったんだよ。わかる? そこで鈍感なフリをすること、清濁併せ呑むことが大人になることだと思った瞬間に『いやー大変ですねー、由々しき問題ですねー』『ちょっとあらためてほしいですねー』以上のこと言えなくなるの。まじで。みんなそう。中身のあること一個も言えなくなるの」

 政権の顔色を伺って批判的な報道は抑え、右翼の抗議に加担して歴史修正主義批判という正当な言論を封じる一方で、事務所の力が弱い芸能人や政権に影響しない政治家などは「望んでいる人がいるから」という理由をつけて徹底的に叩く。こうした歪さに目を向けずに報道機関だ、情報番組だと名乗る。それがいまのワイドショーであり、その有り様は「腐っている」としか言えないだろう。

 しかも、日本テレビ系列の読売テレビが制作・放送している『そこまで言って委員会NP』では、この9月から高須クリニックの高須克弥院長がレギュラー出演するのだという。高須院長といえば、〈南京もアウシュビッツも捏造だと思う〉などという歴史修正ツイートに批判が集まり、ユダヤ人人権団体であるサイモン・ヴィーゼンタール・センターも抗議をおこなっている。

 歴史修正主義を批判する宇野氏は番組から降板させ、他方で国際的にも非難を浴びている歴史修正主義者をレギュラーとして出演させる。──日本テレビと読売テレビは、歴史の捏造の片棒を担ぎ、広めようとしているようなものだ。

 今後、歴史修正を批判する者はどんどんとテレビから消され、偽りの歴史と「日本すごい」を連呼する者が重宝されていくのか。今回の宇野氏の“告発”は、テレビの反知性を浮き彫りにしたと言えるだろう。

(編集部)





















今週のスッキリ!できないニュースを一刀両断――宇野常寛の〈木曜解放区 〉2017.8.31





































http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/611.html

[経世済民123] 「名古屋のカネ持ち」は、結局どれくらい金持ちなのか 好景気の街で広がり続ける「格差」(週刊現代)


「名古屋のカネ持ち」は、結局どれくらい金持ちなのか 好景気の街で広がり続ける「格差」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52691
2017.09.02 週刊現代  :現代ビジネス


ド派手、ブランド好き、見栄っ張り。名古屋人気質はこう評される。たしかに今回登場する資産家も、自家用ヘリやフェラーリ、宝石が好きな人たち。だがその背景には、深遠な金銭哲学がある。

■名古屋財界は「ムラ社会」

8月某日、名古屋市内の高層ビルから1機の新型ヘリコプターが飛び立った。操縦桿を握るのは、スポーツ用品店「アルペン」創業者の水野泰三会長(68歳)だ。

同乗したのは――元フィギュアスケート世界女王の浅田真央。同じく元フィギュアスケート選手の村上佳菜子、小塚崇彦も加わる。アルペンの保有する「みずなみカントリー倶楽部」までは、約15分のフライトである。

浅田真央はこの日がゴルフの初ラウンド。この夏、水野会長と大相撲名古屋場所や愛知県体育館でのアイスショーの場でゴルフの話が持ち上がり、デビューとなった。

「真央ちゃんは初めてコースに出るんです。自社のゴルフ場ですから、人目を気にすることなく、楽しんでもらおうと思いまして。コース内はエアコン付きのカートで移動できるので、日焼けもあまりしませんしね。

プライベートなので、結果は非公表ですが、フィギュアスケートの選手はひねりが素晴らしいし、ジャンプしても軸をぶらさずに回転するから、どの選手もスイングの筋がいい。これは大発見でした」(水野会長)

昨年9月、社長から会長になり、社長を長男に譲って現役を退いた水野氏は、今後、愛知県や名古屋のアスリートたちと親交を深め、スポーツ界の活性化を陰で支えることに一役買うという。

水野会長が話す。

「社長を退きましたが、現在もほぼ毎日出勤して仕事をしています。以前より時間を取れるようになったのが、大きな変化です。空いた時間はスポーツをして、健康のために使ったり……そんな年齢になったなという感慨もあります」

水野会長の人生は挑戦の連続だった。'72年にスキー用品店を創業するも、間もなく泥棒に入られてしまう。資金繰りに窮して、残った在庫を安売りしたところ、これが大繁盛につながった。

後に米国視察で巨大店舗を空から視察し、高速道路のインターチェンジ近くに大型店を作れば人が来ると確信。一宮インターチェンジ近くに当時としては珍しい数百坪の大型店舗を作って成功させた。

他にも、いち早くプライベートブランドを立ち上げたり、シーズンオフの球場の駐車場を使って大セールを展開したりと、革新的な手法で事業を拡大してきた。



「創業時から自分の勘で動く『カンピュータ』を頼りに、斬新なアイデアを実現していきましたが、新社長になってからは『コンピュータ』を駆使して、通販などにも事業を広げていっています。

うちは典型的なオーナー企業ですが、今後は新社長のやりたいようにやってもらいたい。社員たちが萎縮しないよう、よく話を聞いてチームアルペンとしてやっていってほしいと伝えています。

資産ですか?持ち株は一族で61%ほど(時価総額は約564億円)。私個人で株の20%を保有しています」(水野会長)

愛知県といえば、トヨタ自動車のお膝元。名古屋の財界人の多くは、表向きはトヨタ車を愛用する。商売上、トヨタ自動車と何かしらの関係があり、他人の目を気にするからだ。名古屋財界は、周囲を気にする巨大な「ムラ社会」とも言える。

そんな街で、愛車フェラーリを駆って、国際レースにチャレンジする経営者がいる。屋外広告の制作を中心に、企業のビジュアルブランディングを手がける「アン・クリエーション」創業社長の本多秀朗氏(67歳)だ。

「フェラーリにはそれまでまったく興味がありませんでした。車はビジネスでお付き合いのある会社から購入していたので、国産車しか乗っていませんでした。

ところが3年前、試しに乗ってみたら、こんな素晴らしい車は他にないと思って、即購入したんです。フェラーリ・カリフォルニア。ただし、いかにもフェラーリという赤は目立ちすぎるから、渋いグレーを選びました。周囲の目を意識するのは、名古屋人だからかもしれません」(本多社長)

本多社長は生まれついての富豪ではない。むしろ叩き上げの人物だ。高校卒業後、石川島播磨重工業に入社。溶接の技能職として、技能オリンピックの予選に出場したこともある。

仕事は充実していたが、別の世界も見てみたいと退社し、22歳で屋外広告の会社に営業職で転職した。

「営業もこれからはデザインの知識が必要になると考え、夜学で2年間勉強しました。営業成績も上がりましたが、上司はデザインの重要性を理解してくれない。逆に余計なことをするなと叱られる。

しかし、取引先には喜ばれた。そこで、自分の考えを貫きたいと思って独立。26歳の時です。

事業自体は比較的順調で、10年後には自社ビルを購入しました。ただ、当時の悩みは人が定着しないこと。社員にも自分と同じものを求め、それができないと厳しく叱責したからです。

どんなに一生懸命育てても次々に辞めてしまう。このままでは自分一人になるかもしれないと思い詰めたこともありました」

■無駄遣いは嫌い

そんな時、本多社長が出会ったのが、故郷・岡崎にある菩提寺の住職の言葉だった。曰く――、

「自分を貫くことも大事だが、人にはそれぞれ個性がある。その人のいい部分を見ることだ」

本多社長が続ける。

「今振り返ると、当たり前の話なのですが、当時はとても新鮮に感じました。一人では何もできないし、自分の信念を通すためにも協力してくれる人間が必要だと気づいてから、社員も徐々に定着するようになりました。

仕事で大事にしているのは、『ハッピートライアングル』という考え方です。近江商人の『三方よし』の考え方に通じます。

売り手よし、買い手よし、世間よしと同じで、自社にプラスで、取引先が満足するのは当然として、我々が提供した屋外広告を目にする多くの人に、必要なメッセージを送ることを目指しています」

堅実な生き方をする一方、金のしゃちほこを見上げて生きる名古屋人は、ブランド好きでも知られる。だが、実業家は総じて質素だ――本多社長はそう指摘する。

その理由はこうだ。

「名古屋の財界は東京に比べると小さい。悪い噂はすぐに広まります。逆に真面目にやっていれば、狭い世界だからそれも広まり、応援してくれる人も現れる。

名古屋ではどんな大企業の経営者でも遊びに必要以上のおカネはかけません。名古屋の財界人も付き合いは大切にしますが、(東京にあるような派手なクラブではなく)静かにお話ができれば、それで十分だと考える。それが名古屋ではないでしょうか。

名古屋人はブランド好きとも言われるし、そうした面を否定しませんが、実は一生ものと言えるような、いい物を買いたがるだけなのです。ブランド品を数多く持ちたい欲求はあまりないのではないでしょうか。

ただ、そんな私もバブルの時は痛い目に遭いました。不動産投資もしたし、3億円で11ヵ所のゴルフ会員権を買ったこともあります。当時は売り上げが5億円程度。馬鹿なことをしたと思いますが、当時は投資をするのがある意味で国策でしたから、それに乗り遅れないようにと思ったんですね。

バブル崩壊後、銀行に自社ビルを売却しろと迫られましたが、なんとか踏ん張れたのは、会社の財務を見ている妻の頑張りがあったから。今でも頭が上がりません」



そんな妻だから、夫の趣味、カーレースにはいい顔をしなかった。世界中で年7戦行われるレースにかかる費用は、道楽の範囲で収まる金額ではない。しかも命がけだ。

「会社の年商はグループで約28億円。それなりの規模に育てた自負はありますが、自分の人生に100%満足している気がしない。そんな時、フェラーリ・チャレンジ・アジア・パシフィックというレースに出会ったんです。

ビジネスでも人生をかける場面はありましたが、命の危機に直面することはない。自分にしかできない、何か突き抜けることに挑戦したい。そこには今まで歩んできた人生とはまったく違うものがあるはず。格好をつけるようですが、それを見てみたかったんです」

名古屋人は見栄っ張りとも言われる。気前よく財産を使う資産家が多いのも、名古屋の特徴だ。ただし、その使い途は、ただの無駄遣いにならないよう目的を絞ったものであることが多い。

「ココイチ」の愛称で知られる「カレーハウスCoCo壱番屋」創業者、宗次徳二氏(68歳)もそんな資産家の一人だ。ただ、その規模には度肝を抜かれる。



'02年に宗次氏は会長業から引退し、'15年には資産管理会社が保有する同社の株式23%をハウス食品に売却した。単純計算で220億円超も資産を得たとされる。その宗次氏は「私個人の資産はすべて社会にお返しする」と明言する。

■なぜ派手好きなのか

実際に宗次氏は自身が理事長を務めるNPOを通じ、今年も愛知県の学校に1億円相当の楽器を贈呈した。貧困問題の解決に奔走する市民団体にも毎年7000万円程度の寄付を行う。

さらに学費に困る子供たちへ奨学金を提供。慈善活動のすべては宗次氏のポケットマネーで賄われ、その額は年間2億5000万円にも上る。宗次氏が言う。

「私は別に自分がリッチマンだと思っていませんし、贅沢をしたいとは思わない。でも、社会貢献活動におカネを使うと、人が喜んでくれるんです。その笑顔を見るのが好きでね。

ビジネスで成功したからといって、私が自分一人の力で富を築いたわけではありません。多くの人の手を借りて、また少なからず社会にご迷惑をおかけしてビジネスをやってきました。その結果、手元に有り余るおカネが残ったのなら、それは社会に返すのが当然だと思います。

世の中には、資産を築くために資本主義があって、競争があるから経済は発展したんだとか、勝者と敗者の選別が資本主義の本質だとか言う人がいます。そして、貧しい人を指差して、自己責任だと決めつける。

でも、ギリギリの生活をしている人を放っておくのは、無責任な話でしょう。ある程度、富を得た人は1割でも2割でも社会にお返しするのが道理です」

そういう宗次氏の金銭哲学は、自身が孤児院育ちという幼少期と無縁ではない。

「私は孤児院で物心がつき、今も実の両親のことは知りません。養父はギャンブル好きで、極貧の暮らしを送ってきました。とにかく生活はメチャクチャで、家具はリンゴ箱が一つだけ。家賃を払えないから、家は半年から1年で追い出される。学校には弁当も持っていけませんでした。

でも、私は自分が不幸だとは思わなかった。根がのん気だったんでしょうね。だから、カネ持ちになりたいとか、大きな仕事をしたいとか考えたこともないんです。ささやかなことでも人に喜んでもらいたいという気持ちだけ。それが壱番屋の事業にもつながったし、今の活動にもつながっているのかもしれません。

人のためにおカネを使うことは、自分が満ち足りることなんです。だから私は今、究極の贅沢をさせてもらっています」

一方、ド派手に着飾る名古屋の女社長もいる。高級住宅街、覚王山で高級飲食店群「よし川ビレッジ」を作り上げた「よし川グループ」代表の吉川幸枝氏(82歳)は「歩く100億円」と呼ばれる。

だが、それは他人に富を見せつけるためではない。吉川氏独自の哲学があってのこと。地に足の着いた幸せの延長線上に、派手好きがある。

「宝石って、女性にとって幸せの一つの象徴でしょう?そこに埋もれているということは、幸せに埋もれているということ。不幸を全部取り除けば幸せでしょう、という私なりの哲学に基づいた姿なんです。

ただ、私の真似をしようとする人が出てこないように、どうせなら見苦しいほどつける。嫌になるほどつける。『ようやるわ』と同情を受けるくらい。それが『グロの極み』よ(笑)。

一つひとつが結構重いし、ネックレスも肩が凝るし、決してお洒落ではないことはわかっています。だけどおかげさまで、『幸せ色』を醸し出せたのではないでしょうか」



■120歳までの人生設計

吉川氏もまた赤貧の生まれだ。13人兄弟の末っ子として生まれた彼女は、14歳の時に母親と二人でリアカーを引き、名古屋の地を踏んだ。

母親と一緒に住み込みの女中として働き、6畳一間で暮らした。そんな吉川氏の実業家としての道のりは21歳の時、不動産業者としてスタートする。

「今でこそ普通に使われている『マンション』という言葉は、実は私が日本で初めて建物名として使った、いわゆる名付け親なんです。昭和38('63)年のことでした。

私は母親のために『豪邸』を建ててあげたかった。それで米国で豪邸は何と言うのかと字引を引いたら『マンション』とあった。蔵があるような家は無理だけど、これなら建てられる。

当時は建築業界も国も家を建てるためならローンを組んでくれたので、昔で言う月賦で家を買うことができました。

ところが、いよいよおカネを貯めて家を建てようというときに、母に言われたんです。『そこに人を入れなさい。建物を細切れにして、入居者から銭をもらったらどうか。私はその片隅に住めればいい』と。それもそうだと思い、建物を賃貸にしようと思ったんです」

どうせ建てるなら、と吉川氏は施工を竹中工務店に依頼した。建設費は借金だ。人生をかけるのだから、とことんまで借りてやろう。もちろん、返済するための目算は立っていた。

「こうして、当時はまだ木造2階建ての建物ばかりの名古屋に、鉄筋コンクリート4階建ての日本初の賃貸マンション『大幸マンション』が生まれるんです。

名古屋には単身赴任が多いところに目をつけて、家具やハウスキーパー付きで部屋を提供しました。どこにもそんな物件はないから結果的に大盛況となって、借金はすぐに返せました」

その後、吉川氏は飲食業にも乗り出し、成果を上げる。最大で50店舗を出店する勢いだった。

「一時は年商が100億円に迫るほどでしたが、頭のいい人が飲食店をするようになり、一流の店が巷に溢れるようになっていった。小さな店を50店舗持っていても敵わないと思ったんです。

だから、一流ではなく、一番を目指そうと考え、店舗を少しずつ手放していく一方、覚王山の土地を買い集め、それが1万uの森の中に飲食店が点在する『よし川ビレッジ』になったんです」

手広く事業を拡大することを目指さず、できることに注力する。吉川氏もまた、名古屋人らしい堅実経営で成功を収めた。その吉川氏には100歳はおろか、120歳までの計画がすでにある。

「悩みはありませんが、責任感には追われていますね。これまで『幸せ色』を醸し出して、夢を売ってきたわけですが、それは最後まで貫き通したい。

ただ、100歳になったらもう許してよ、となるでしょ。それからの20年間というのは、ようやくすべてから解放されて自由に生きられる時間。

そのためには食の努力はしていますよ。若さを維持するために、食には銭を使いました。たとえば、よもぎでも山奥で摘んできたもので、1束2900円します。自分で使う出し汁も、専門家に研究してもらって、研究費に8000万円かけている。

普通のカネ持ちが大きなクルーザーやらを買うために使うおカネを、私はすべて食に使って体に入れてしまいました。おかげで82歳にしては歯はしっかりしているし、髪も地毛だし、仕事でほとんど寝ていなくても体は元気です」

ブームとなった名古屋めしの代表格とも言えるみそかつ。創業70周年を迎えた老舗みそかつ店「矢場とん」の三代目、鈴木拓将社長(44歳)も実に名古屋らしい手堅い経営を心がけ、人材育成に力を注ぐ。

「名古屋の資産家はベンツを持っていても、プリウスに乗って出かけていくような、たとえおカネを持っていてもそうは見せません。

私も名古屋人気質で、堅実な合理主義者。中学時代から厨房に入って家業を手伝っていましたが、母からは『日銭商売は怖い』といつも言われてきました。

大学卒業後、ヒルトン名古屋で2年間働いたあと、'98年に矢場とんに入社。当時、1億8000万円だった売り上げは、東京進出などを経て'05年には17億円に、'14年には私が社長を引き継ぎ、'16年には40億円余りとなりました。

名古屋名物は長い間、きしめんとういろうでしたが、その後、グルメ番組が増え、地方の珍しいものが全国に紹介され始めました。ひつまぶしと味噌煮込みうどんが注目され、その次に着目されたのが、みそかつだったのです」



■悩んでるヒマはないがや

現在、国内外に23店舗を構えるが、鈴木社長は闇雲に事業を拡大するつもりはないと言う。

「何年後に年商いくら達成というような、経営者としての夢はありません。それよりも創業100周年を迎えた時、どれだけ多くのスタッフが自分についてきてくれているかが重要です。

たしかに外食産業は非正規雇用も多く、給料も低く抑えられがちです。労働時間が長いとブラック企業だと言われる風潮もありますが、働いたことに対価を支払わない会社がブラック企業なのではないでしょうか。私は、その人が懸命に働いたら、きちんと飯が食えるようにしたいですね」

平行して鈴木社長は国際貢献にも力を入れる。創業60周年の際にカンボジアに小学校を建設するプロジェクトを始動させたのだ。

「今年で5校目ができました。社員もカンボジアの学校に連れて行きます。カンボジアは貧しい国ですが、自殺者がほとんどいません。そんな国で必死に生きる彼らを見ることで、社員自身が持つ悩みが小さく見えたり、物の見方が変わったりします。

目を輝かせて明るく必死に生きるカンボジアの子供たちの姿を見ると、日本に自殺者が2万人もいることにも疑問を感じます。

日本の子供は世界一平和な環境で育っているのに、6人に一人が貧困状態で、職があるのに、働かない人もいる。これっておかしいじゃないですか。そういう点を、まずは自分の会社の従業員から正していくのは大事だろうと思います」

他人の目を気にするからこそ、堅実経営をモットーにする。派手好きの背後には、地に足の着いた幸せがある。名古屋のカネ持ちに共通する特徴だ。

好況に沸く名古屋の街には、他人のためにおカネを使うことに幸せを見出している資産家たちがいた。これが名古屋経済の底力なのである。

「週刊現代」2017年9月2日号より




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/466.html

[国際20] 「ミサイルよりハリケーン」北朝鮮問題へのトランプの本気度(WEDGE)

「ミサイルよりハリケーン」北朝鮮問題へのトランプの本気度
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10501
2017年9月2日 海野素央 (明治大学教授、心理学博士)  WEDGE Infinity


 今回のテーマは「ミサイルよりもハリケーン」です。8月29日に北海道上空を通過した北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて、安倍晋三首相は2日連続でドナルド・トランプ米大統領と電話協議を行いました。両氏は、北朝鮮に対してさらなる圧力強化をかけるという点で一致しました。ただ、両氏が直面している課題の優先順位においては相違が存在しています。本稿では、トランプ大統領の現在の最優先課題及び北朝鮮問題に対する本気度について分析します。

■安倍・トランプの優先順位の相違

 安倍首相にとって北朝鮮問題は喫緊の課題であることは言うまでもありません。一方、トランプ大統領の最優先課題は、ハリケーン「ハービー」の対応です。

 ハリケーンに対する対応の成否は、大統領の好感度及び支持率に直結します。2005年8月末に南部ルイジアナ州を襲ったハリケーン「カトリーナ」の対応が遅れたため、ジョージ・W・ブッシュ大統領(当時)は批判を浴びました。被災者にマイノリティ(少数派)が多かったために、「低所得者層の非白人に冷たく、富裕層の白人に手厚い大統領」というレッテルを貼られてしまったのです。ブッシュ大統領が不人気に陥った出来事の一つでした。

 それとは対象的だったのが、バラク・オバマ大統領(当時)です。2012年米大統領選挙投票日の直前に、ハリケーン「サンディ」が東部ニュージャージー州を直撃すると、オバマ大統領は24時間以内に、3回もクリス・クリスティ知事(共和党)に電話を入れて協議しました。その後、被災地に入り、同知事と協力して対応に当たったのです。当時筆者は、研究の一環として南部バージニア州のオバマ選対でボランティアの運動員として働いていました。同大統領の迅速な対応が、選挙結果にプラスに働いたことは間違いありません。

 今回被災地となっているテキサス州は、大統領選挙の大票田(選挙人38)です。同州は与党共和党の地盤ですが、ヒスパニック系(中南米系)の人口増加により、野党民主党は1976年以来の奪還を狙っています。トランプ大統領が再選を狙う場合、死守しなければならない極めて重要な州の一つになります。

 ハリケーン「ハービー」によって甚大な被害を受けた南部テキサス州及びルイジアナ州を訪問し、被災者を気遣っているリーダーを演出する絶好の機会でもあるのです。同大統領はすべての国民ではなく、支持基盤のみとコミュニケーションをとっていると非難されています。被災地を訪問して被災者と交流する映像が全国に繰り返し流れれば、「すべての国民の大統領」という新しいイメージを創ることができるのです。以上の理由で、同大統領にとって初めてのハリケーンの対応が最優先課題になっています。

■トランプの危機感

 トランプ大統領は、現在非難の嵐にさらされています。バージニア州シャロッツビルでの白人至上主義者と反対派との衝突事件を巡る「双方に非がある」という発言は、身内の与党共和党議員からも厳しい批判を受けています。

 さらに、スティーブン・バノン首席戦略官兼大統領上級顧問解任による影響が懸念されています。支持基盤の一角を成す極右思想に染まった支持者が、ホワイトハウス内の穏健派に対して一層厳しい攻撃をすることは明白です。トランプ大統領は、バノン氏解任によって白人至上主義者の心の中に「裏切られた」という気持ちが芽生えないように対策をとらなければなりませんでした。

 そこで、彼らの支持をつなげようとして人種差別者とみられている西部アリゾナ州マリコパ郡の元保安官ジョー・アルパイオ被告に恩赦を与えたのです。ところが、その意思決定に非難が集まっています。

 バージニア州での衝突事件後に行われた米世論調査機関ギャラップ社の調査をみますと、共和党支持者のトランプ大統領に対する週の平均支持率(2017年8月21−27日)は78%です。高い水準ではあるのですが、約1カ月前は86%(同年7月17−23日)で8ポイント低下しています。ハリケーン「バービー」の対応を間違えれば、さらに支持基盤が揺らぎ同大統領に熱狂的なトランプ信者までも離反しかねません。

 危機感を抱いたトランプ大統領は、8月29日にテキサス州に入り、グレッグ・アボット知事と記者会見を開き、地元住民に演説を行いました。9月2日に再度同州を訪問します。同日、共和党の地盤であり他の被災地でもある南部ルイジアナ州における被害状況も視察する予定です。

 トランプ大統領は、北朝鮮問題の解決にエネルギーを費やすのではなく、支持者をつなぎ止めるためにハリケーンの対応に100%のコミットメントをしています。率直に言ってしまえば、人道的立場に立っているのではなく、政治的思惑からハリケーン問題に取り組んでいるのです。

■北朝鮮問題に動きが鈍いトランプ

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙によれば、トランプ大統領は、8月29日の北朝鮮の弾道ミサイル発射から約14時間後に声明を発表しています。その中で同大統領は、「すべての選択肢が(交渉の)テーブルの上にある」と述べました。この聞き慣れたメッセージは、ほとんど効果を上げていないことは確かです。同大統領は良い選択肢が見つからないのです。北朝鮮のパトロンである中国依存の外交交渉、石油禁輸のない経済制裁及び相手国からの反撃を受ける可能性が高い軍事行動など、すべての選択肢の中からどれをとっても、効果性に欠けるかリスクが高いのです。

 7月4日、北朝鮮は1回目のICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射しました。ミサイルがICBMと確認されても、トランプ大統領はホワイトハウスで緊急記者会見を開くなどの行動を起こしていません。では、同月28日に発射した2回目のICBMまでの間に、同大統領は何に対して時間とエネルギーを費やしていたのでしょうか。

 北朝鮮問題が最優先課題であるならば、トランプ大統領は中国が北朝鮮に圧力をかけるように、そこに自身のエネルギーを注ぐべきでした。ところが、同大統領は米議会が休会に入る前にオバマ前大統領の医療保険制度改革(通称オバマケア)に対する代替法案を可決させようと、身内の与党共和党上院議員に「最大限の圧力」を加えていたのです。さらに、ジェフ・セッションズ司法長官を解任させるために、同長官にも圧力をかけていました。同大統領の圧力の矛先は、中国及び北朝鮮ではなかったのです。そこから、北朝鮮問題に対する同大統領の本気度が見えてこないのです。

 米国東部時間で8月28日夕方に北朝鮮は、日本上空を通過する弾道ミサイルを発射しました。ミサイル発射以来、同月30日になってトランプ大統領は、初めて北朝鮮に関して自身のツイッターに「対話は解決策ではない」と投稿しました。ミサイル発射から投稿までの「タイムラグ」からも、同大統領が北朝鮮問題を本当に最優先課題に置いているのか疑わざるを得ないのです。



http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/491.html

[政治・選挙・NHK231] 彼らにとっては、「毎日がイベント」! 
彼らにとっては、「毎日がイベント」!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_15.html
2017/09/02 15:17 半歩前へU


▼彼らにとっては、「毎日がイベント」!


 ネトウヨも、ネトサヨも、今回のミサイル発射について適当なことを言って、スマホで遊んでいる。

 「日本は安全、蚊帳の外。やられることはない」、と軽く事態を見ている。

 今回に限ったことではない。彼らは常に世間を「冷やかし、からかって」喜んでいる烏合の衆だ。

 こういう手合いに限って、有事となれば、いの一番に逃げ惑うに違いない。

 人生、毎日、面白おかしく生きている連中だ。あまり物事を真剣に考えない。

 彼らにとっては、「毎日がイベント」に過ぎないのである。今さら何を言っても効き目はない。




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/612.html

[経世済民123] 小学生レベルに酷い「モンスター男性社員」激増の実態(ダイヤモンド・オンライン)


小学生レベルに酷い「モンスター男性社員」激増の実態
http://diamond.jp/articles/-/135930
2017.8.27 吉永麻桔:フリーライター  ダイヤモンド・オンライン


「男は永遠の少年なんだよ」。筆者がまだ20代の頃、当時の先輩男性社員たちがよく言っていたものだった。彼らは「いつまでも少年の心を持ち続ける純粋さ」という意味で、この言葉を使っていたのだろう。確かに「永遠の少年」は今も会社にたくさんいる。決して良い意味ではなく。(取材・文/フリーライター 吉永麻桔)

思い通りにならないと怒鳴り散らす「キレ男子」

「なんで俺ばっかりにやらせんだよーーー!」

 突然の怒鳴り声に、周辺は凍りついた。

 声の主は小学生や中学生ではない。立派な社会人かつ40代後半のベテラン、Aさんだ。

 同じ部署ではなかったのだが「この人、大丈夫か?」と本気で心配になるほど、彼は驚くほど感情を出す人だ。少しでも自分の思いどおりにいかないと、怒鳴り声をあげる。たとえ相手が上司でもクライアントであっても同じだ。

 上司はともかく、クライアントに対しては「えっ?その威圧的な言い方、大丈夫?」とこちらがヒヤヒヤするほどだった。

「キレ男子」を放置すると増殖する

 怖いのはこういう人がひとりいると、まわりに伝染することだ。

 Bさんは40代前半。Aさんのように、クライアントに対してはめちゃくちゃなことはしないが、特定の上司に対する態度がひどい。

 ある日、上司が彼のデスクへやって来て、業務の指示を受けた彼は、いきなりぶちギレ「そんなのできるわけないでしょう!!」とフロア中聞こえる声で上司を罵倒した。

 まさに罵倒という言葉がぴったりのキレぶり。そんなに無茶苦茶なことを言われていたのかと思いきや、近くにいた女子社員に聞くと「たいしたことじゃなくてもすぐにキレるんですよ。Aさんの真似をしているんですかね」と冷たく言い放っていた。

 すぐキレる人にはなるべく近寄りたくはないのだが、増殖を止めるには、どこかで誰かがしっかり注意をするのが必須。そうでなければ最悪の職場環境になってしまう。

思ったことをすぐ口に出してしまう「かまって男子」

 思ったことをすぐに口に出してしまう人と仕事をしたことがあるだろうか? 筆者は何度か経験があり、かなり疲弊した覚えがある。

 例えば40代後半のCさん。

「え〜、こいつマジか〜」「やべっ!失敗した」といちいち口に出す。最初はこちらに話しかけているのかと思い、反応していたのがいけなかった。どんどんエスカレートして、ひとつ行動を起こすごとに、なにかしらつぶやく。

 またこういう人は、えてして耳をダンボにしている人が多く、他人の会話をしっかり聞いている。それに対して「バカじゃねえの。○○に決まってるじゃん」「なんで俺に聞かないの?感じ悪っ!」など、いちいち反応して悪口を繰り返す。

プライベートをさらけ出す、イタイ「かまって男子」

 同期のI子は、ちょっと違うタイプの「かまって男子」に食いつかれたと嘆いていた。仕事はテキパキこなし、分からないことは丁寧に教えてくれる人だが、なにせプライベートの無駄話が多い。

 その内容というのが自身の浮気話。「私もさ、浮気なんて!って、いちいち目くじらは立てないけど、いくら他で話せない内容とはいえ、どうかと思うわよ」とI子。「『俺ってモテるんだぜ』という武勇伝を自慢したいんだろうけど、どう考えても仕事中に話す内容じゃないよね。私も最初に聞いてあげたのがマズかったと反省してるけどね」とI子はため息交じりに話していた。

「かまって男子」は、最初が肝心。適当に無視をしなければ、仕事に支障が出るし、何より疲れてしまう。ある程度のコミュニケーションは必要だと豪語する人ほど、やりすぎる傾向がある。基本、仕事というのは無駄話をしないでこなすものなのだ。

ボク、怒られるのイヤですから!「いいつけ男子」

 社会人経験が長くなると、若手の指導を任されることがあるだろう。筆者も経験があるが、いまどきの男性社員にびっくりさせられることがあった。

 ある日、直属の上司Dさんに「ちょっと会議室へ来てくれる?」と呼び出された。なにごとかと思ったら、渋々Dさんが切り出す。

「いや、この間入ったEくんがさ、吉永さんの指導が厳しいって、俺に泣きついてきたんだよ」

 はあ??と思わず聞き返した。確かにその日は、言われたとおり処理をしないEくんに対して、勝手な判断をしないよう少し厳しく注意をした。しかし決して今話題のT代議士のような恫喝はしていないし、暴言も吐いていない。

「毎日Dさんも聞いていますよね? 私たちのやり取り。あれが厳しいんですか?」

「俺は全く普通だと思うけど『ボク、あんなふうに厳しく言われるのは初めてです!』なんて言うからさあ…」と困り顔のDさん。

 埒のあかないやり取りが続き、最終的にDさんが「まあ、吉永さんのEくんを育てたい気持ちはわかるけど、適当にやってよ」というところで決着した。適当ってなんだよ…と思ったが、結局Eくんは、筆者以外のメンバーともうまくやっていけずに退職した。

怒られたらすぐメール!「いいつけ男子」のグチは長い

 また逆のこともあった。有名大学を卒業して入社してきたFくんは、上司に呼び出されて注意を受けるたびに、筆者にメールをしてきた。

「○○さんに、こんなことを言われました。すごくムカつきます。吉永さんも○○さん、嫌いですよね?」などと、書いてくる。またことの経緯を細かく書いてくるものだから、メールが長い。

「思いを書くことは、ストレス解消になる」と何かで読んだことはあるが、送りつけられるこちらは、たまったものではない。無視をするわけにもいかないので、とりあえず返信はするのだが、面倒なことこの上ない。

 あとから別の女子社員に聞いたのだが、同様のメールをいろいろな女子社員に送っていたらしい。女子社員限定のところが謎で気味が悪いし、何より仕事中に何をやっているのだとツッコミを入れたくなった。

 あなたのまわりにも、これらの「小学生男子」たちは、いないだろうか。何よりあなた自身は大丈夫だろうか?

「ストレスをためたくないから」という理由で、感情のおもむくまま行動するのは、会社では絶対におすすめできない。その行動が会社の雰囲気を一気に悪くするのは、間違いないからだ。「小学生男子だって、こんなにひどくない!」と現役の小学生から、クレームがきそうだが…。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/467.html

[経世済民123] あなたはどっち?スマホや携帯電話でわかる「理系脳」と「文系脳」(ダイヤモンド・オンライン)
        未だにスマホを持たずガラケーにこだわるのは「文系脳」の証拠?(※イメージ写真)


あなたはどっち?スマホや携帯電話でわかる「理系脳」と「文系脳」
http://diamond.jp/articles/-/140785
2017.9.2 AERAdot.  ダイヤモンド・オンライン


 今、時代は人工知能(AI)の普及で大動乱の時代を迎えつつある。そんな中で、どんな人材が生き残っていけるのか? そのカギは「理系脳」にあるという。元マイクロソフト社長成毛眞が、著書『理系脳で考える』で明かした、「理系脳」と「文系脳」を見分ける簡単な方法とは?

 どんなスマートフォンを使っているかは、文系脳であるかそうでないかを測る格好の指標である。2017年5月中旬時点で、購入できるiPhoneの最新版は「iPhone7」である。すでにiPhone8や9の噂も出始めている。

 それなのに、使っているのが「iPhone5」という人がいたならば、それは間違いなく文系脳だ。

 理系脳は新しいものが好きで、それによる世の中や身の回りの変化が大好きだ。

 新しいものといっても、近所にできたラーメン店とか、デビューしたてのアイドルグループのことではない。STEMと呼ばれる分野の話だ。STEMとは、サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、マスマティクス(数学)の頭文字。いわゆる科学技術のことだ。だからもしも、新しいラーメン店がサイエンスを駆使した、他に類を見ない出汁の取り方をしていたり、アイドルのライブに最新のテクノロジーが使われたりしていたら、それはSTEM的な新しいものといってもいいだろう。

 STEM的な新しいものには、新しいサービスや製品も含まれる。スマホ、SNS、ドローン、セグウェイ、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、AI……とにかく新しいものは試さずにはいられないのが先天的理系脳だ。

           
           成毛眞さん(撮影/大嶋千尋)

 私はかつて、新しい技術が搭載されたデジカメばかりを買っていたことがある。デジカメは毎年のように新商品が登場するが、そのすべては買わない。大抵がマイナーバージョンアップされた新商品だからだ。しかし時には、前のモデルにはなかったまったく新しい機能が追加されることがある。これは買いだ。買って使ってみると思ったほどではないこともあるのだが、まずはそれを試してみて、どうだったか自分なりの感想が持てることが大きい。

 おそらく世界で初めて自動車ができたときにも、同じようなことがあったはずだ。新しい技術に関心が持てない人は「やはり馬車がいい」などと、何が「やはり」なのか理解に苦しむ発言をしていたに違いない。単に自分が保守的なだけにもかかわらず「機械は誤動作することもあるから」などと、乗りたくない理由をうまく見つけていただろう。あたかも、スマホを眺める人がこれだけ増えたのに、新聞や雑誌は紙でなくてはと考えて拘泥する出版関係者のようだ。

 最近でいえば、VRを体験しているかしていないかは大きな違いだ。そこに大いなる可能性を感じるのも、子どもだましだと批判するのも、体験してからだ。もちろん私は可能性を感じているが。

 そういえるのも自分で体験したからだ。ちなみにドローンもセグウェイも所有している。なぜなら、そうしないとVRやドローン、セグウェイの改善点を実感したり、それを使った新サービスのアイデアを思いついたりなどできないと思うからだ。

 新しいSNSができれば即座に実名でアカウントを取得するようにもしている。新しいものに触れ続けていないと、新しい発想は出てこない。

 しかし世の中には、新しい技術に興味のない人もいる。未だにスマホを持たずガラケーにこだわってそれが使い勝手がいいと思っていたり、出先でテレビを見るのにワンセグに頼っていたりするビジネスパーソンは、一般的にいえば時代遅れかもしれないが、私からすると新しい技術に興味がないと宣言しているようなもので、文系脳といわざるを得ない。

 ただ、ここまで書いたことを裏を返せば、新しいデバイスやサービスにミーハーに飛びついてみる“だけ”で理系脳に簡単に近づくことができるともいえる。

 さすがにドローンやセグウェイを買うのは非現実的であろう。しかし、そこまでとは言わなくても、例えばウェブ上には無料かつ、手軽な最先端のサービスがいくらでも転がっている。できる範囲で全くかまわない。その姿勢や態度こそが重要なのだ。

 こんなふうに、旬なものに触れているだけで、自分が便利で楽しいというだけでなく、自分の思考を次世代向けにアップデートできるというあまりに大きい副産物があるのだ。

※AERA dot.より転載


           
理系脳で考える AI時代に生き残る人の条件(朝日新書)定価:778円(税込)




http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/468.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍政権、これでも保守か 
安倍政権、これでも保守か
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/b5eee16d130f634d6d47f6fc52325bf5
2017年09月02日 のんきに介護


ギンタ@安倍イラネ!‏ @gintatakamatuさんのツイート。




このツイートから、

安倍政権の

反社会的な特徴を上げると

次の通りだ。

(1)虚偽を好み、正々堂々としたところがない。…「記憶にない」「記録がない」など、証拠隠滅が得意。

(2)同胞を平気で見捨てる。…棄民が当たり前にでき、高齢者、若者、女性など弱い立場の者を虐げる。賃金が安く見積もられ、労働現場では、虐待に近い酷使が放置されたままになっている。

(3)人と争い、殺し合う世界を尊ぶ。…戦争に積極的。平和を侮蔑する。

(4)民主主義に敵対的である。…強行採決。少数意見を無視できる。

以上、

あえて、一つに括るとすれば、

安倍政権は、

「無法者(暴力団)」が跋扈する世界を呼び覚ます

という

特徴に集約できるのじゃないか。

これって、

保守の特徴なんだろうか。

適菜収。ほぼbot。(作詞家)‏@tekina_osamuさんが

「『保守』を名乗る安倍首相やネトウヨ論客が偽物である理由とは?」

というテーマで、

分析されているところに従うと、

「人間理性に懐疑的」

というのが保守の特徴とのことだ。

☆ 記事URL:http://best-times.jp/articles/-/4123

「人間理性に懐疑的」であれば、

無法を

愛するように見える。

しかし、

果たしてそうか――。

安倍らは、

理性を懐疑していると言うより、

むしろ、

理性の持つ権威を

為政者の独占物にしようとしているだけではないか。

その究極的な形が

「人の支配」ではないか。

これに対して

保守は、

理性の代わりに

もっと原初的な「宇宙の真理」だの

を持ち出す。

すなわち、宗教との親和性を尊ぶ。

適菜氏は、

保守の特性をマイケル・オークショット氏の

言葉を引いて

「人間のあらゆる活動に適合的」

と評される。

堅苦しい言葉を使わず、

かみ砕いた説明をするとすれば、

要するに、

居心地の問題だということではないか。

すなわち、人は、

次のような選択をしたいのだ、

たとえ、理性の要請でなくとも!――。

(1)正々堂々としている。

(2)同胞を見捨てない。

(3)人と争い合うことを喜ばない。

(4)話し合いをする。

安倍政権の閣僚たちは、

よく指摘される特徴――今さえ、自分さえ、金だけ――の価値観に照らし、

ある意味、歪んだ形ではあるけれど、

枠に嵌まり込み、それに忠実な思考の形をとっている。

その限りでは、

動機の不正は別にして、合理的でもあり理性的だと言える。

皮肉だが、

安倍政権に根本から相入れないのは、

この政権が

強調してやまない

「和の精神」かもしれない。

だって、

この精神ほど合理的でなく、

理性的でないものはないと言えるから。


関連記事
「保守」を名乗る安倍首相やネトウヨ論客が偽物である理由とは?安倍でもわかる「保守主義」のお話。(BEST TIMES)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/195.html





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/613.html

[経世済民123] 結婚すると横浜へ引っ越す友人が多いのはなぜか?(ダイヤモンド・オンライン)
最近、筆者の身の回りで結婚した人たちが、立て続けに都内から横浜へと移っていった。これはいったい何故なのか?(※写真はイメージです)


結婚すると横浜へ引っ越す友人が多いのはなぜか?
http://diamond.jp/articles/-/140789
2017.9.2 唐仁原俊博  ダイヤモンド・オンライン


どれだけ混雑しようと
「働きたい」人が集まる街とは?


 物議を醸している北朝鮮のミサイル。8月29日には日本のはるか上空を通過したが、この前日、安倍首相が首相公邸で過ごしたため、「ミサイルの発射を事前に察知していたのでは」と話題になっている。安倍首相は公邸から車で約15分、渋谷区富ヶ谷の私邸がお気に入り。官邸と公邸はつながっているし、そろそろ諦めて公邸に住んでしまったほうがいいのではないか。

 しかし、車で15分という首相の通勤環境は、だいぶ恵まれているような気がする。私のようなフリーライターは毎日決まったオフィスに出勤するわけではない。そのせいもあって、たまに出勤ラッシュの時間帯に電車に乗る機会があると、それだけでげんなりしてしまう。電車から降りた時点で、逆方向の電車に乗って家に帰りたくなるくらいだ。まあ、逆方向の電車も混んでる場合もあるが。

      
       出典:「働きたい街ランキング2016」(DODA)

 私のような軟弱者はさておき、そういう通勤ラッシュをものともしないビジネパーソンたちが大勢いる。転職サービスDODAによる『働きたい街ランキング2016』を見てみると、関東のランキング1位は東京、2位は新宿、3位が横浜となっている。

 どの駅も朝はガッチャガチャに混みまくる。私も新宿駅を利用する頻度は高いが、朝の新宿駅は戦場以外の何物でもない。東京駅もしばしば朝から利用するが、朝イチくらいの新幹線に乗るために早朝に訪れると、人がまばらで、「いつもこのくらいしか人がいなければ平和なのになあ」と感じずにいられない。

 ランキング上位には他にも、JR山手線の主要駅や大宮、千葉、藤沢などの東京近郊の大都市、銀座、表参道などのオシャレスポット、吉祥寺、立川などJR中央線沿線の人口密集地などが挙がっている。上昇志向を持つビジネスマンは朝の人混みなんぞに負けてはいられないということか。

「働きたい」「住みたい」
双方で人気が高いのは「あの街」



出典:「住みたい街ランキング2017」(SUUMO)

 ふと気になったのが、「働きたい街」にみんなどこから通うのだろうか、ということだ。職住近接という言葉があるが、みんながみんな東京や新宿に住めるわけではない。ここで不動産・住宅サイトSUUMOが実施している『住みたい街ランキング2017』を見てみる。

 1位に輝いたのは吉祥寺。昨年の調査では、長らく守ってきた首位の座を恵比寿に奪われるも、即座に首位に返り咲いた。2位以下は恵比寿、横浜、目黒、品川、武蔵小杉、池袋、中目黒、東京、渋谷となっている。

 働きたい街で1位の東京は住みたい街では9位。働きたい街ランキングで2位の新宿は12位と、それぞれ大きくランクダウン。正直、東京駅近くに住んでると、目に入るビルがいちいち大きすぎて、遠近感を喪失しそうだし、新宿駅近くだと目にも耳にもやかまし過ぎそうだ。

 横浜はどちらのランキングでも3位。つまり、「横浜最強」ということか。最近、身の回りで結婚した人が立て続けに都内から横浜へと移っていったが、そういうことなのか。

理想の通勤時間は?
やはり横浜が「最強」か


 ついでに、これら上位の街同士で、通勤時間がどのくらいなのかちょっと見てみよう。少し古いデータだが、通勤時間に関する調査があるので、こちらを参考に。

 不動産情報サービスのアットホーム株式会社が2014年に、都内に勤務する子持ちのサラリーマンを対象に実施したものだ。この調査では、自宅から会社まで、片道の通勤時間は平均で58分。しかし、理想とする通勤時間は35分。

 駅から駅までの移動時間で考えると、吉祥寺〜東京間は30分前後。同じように、恵比寿からでは、東京メトロを利用すれば乗り換えを含めて20分程度だし、横浜からでも30分前後。なるほど。吉祥寺からだと、恵比寿以外では相当条件がよくない限り35分以内は難しそうだ。

 新宿の場合、吉祥寺からだと15分、恵比寿からは9分、横浜からでも35分弱。JR中央線沿線に住んで新宿に出勤であれば、理想の範囲内に収まる可能性は高そう。ただ、中央線はしばしば遅延が発生することを考慮に入れるべきか。

 しかし、結婚して横浜に移った友人のひとりが「新しい職場までバスで10分やで」と話すのを聞いてしまうと、やっぱり横浜最強というか、バスにちょっと乗るくらいで済む環境を手に入れられる人が勝ち組というか。

(フリーライター 唐仁原 俊博)



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/470.html

[経世済民123] 不況の予兆か 冷凍カツオ高騰リーマン・ショック前に酷似(日刊ゲンダイ)
       
        ツナ缶の原料 冷凍カツオが高騰(C)日刊ゲンダイ


不況の予兆か 冷凍カツオ高騰リーマン・ショック前に酷似
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212815
2017年9月2日 日刊ゲンダイ


 意外なところから、リーマン・ショック並みの大不況の足音が聞こえてきた。カツオ節やツナ缶の原料となる冷凍カツオの価格が高騰している。今年1〜6月に焼津(静岡)や枕崎(鹿児島)など主要漁港に水揚げされた冷凍カツオの平均価格は、1キロ当たり262円と前年同期比で約3割上昇し、過去最高水準になっている。こうした値動きがリーマン・ショック前に酷似しているという。

「2003年に1キロ100円を割っていた冷凍カツオの値段は、06年あたりから上がり始め、08年には193円と前年比で2割以上も高騰しました。景気が上向くと、タンパク源としてツナ缶を買い求める人が低所得層にも広がり、世界的に需要が伸びると考えられています。ところが、リーマン・ショック後、冷凍カツオは急落し、翌年には1キロ130円にまで下がりました。高騰している今回の冷凍カツオの値動きはリーマン・ショック前と似ています」(社団法人・漁業情報サービスセンター生産流通部担当者)

 リーマン・ショック前と似た現象は米国でも起きつつある。住宅バブルの再来が指摘されているが、不気味なのは、およそ1兆ドル(110兆円)の市場規模がある自動車ローンの貸倒率が13年以降、上昇に転じていることだ。金融危機前の08年の水準に近い1割に迫っている。住宅ローンは米当局の厳しい規制が敷かれたが、自動車ローンの融資は緩いままで、“自動車版サブプライムローン問題”が起きるのは時間の問題とみられている。

 不気味な不況サインの数々……。冷凍カツオの値段を注視していれば、投資でトンデモない大ヤケドを未然に防げるかもしれない。













http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/471.html

[政治・選挙・NHK231] ミサイル発射前夜、昭恵は、ナイトフィーバー。ミサイルは、頭上を飛び越すだけということ、きっと知っていたに違いない 
ミサイル発射前夜、昭恵は、ナイトフィーバー。ミサイルは、頭上を飛び越すだけということ、きっと知っていたに違いない
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/720a0542a006427b36c7670ba91c648d
2017年09月02日 のんきに介護



転載元:VOTE for DEMOCRACY‏ @supportV4Dさんのツイート〔13:08 - 2017年9月2日

隣で踊っている女性は、

総理夫人お付きの国家公務員か。

給料もらって遊び惚け、ばれて大騒ぎとなっても、、

黙ってればいい。

それで大出世かも❤となりゃ、

楽しさ、ひと際だな。

しかし、この写真、face bookに載っていたそうけれど、

無神経だな。

国民の皆さんは、

何しても怒らんワンちゃん、

怒ってみ

ということなんだろうか。

民進党は、

アホの前原誠司が出張って牙を抜かれるんだもんな、

笑いが止まらんかっただろうな。





























http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/614.html

[経世済民123] 東京で家を買うなら"東部"を狙うべき理由 「子供が多い街」は将来有望(PRESIDENT)
東京で家を買うなら"東部"を狙うべき理由 「子供が多い街」は将来有望
http://president.jp/articles/-/22925
2017.9.1 PRESIDENT 2016年7月18日号


これから日本には誰も経験したことがない「超高齢化」が訪れる。そのときどんな変化が起きるのか。これまでの歴史を振り返りながら、「衰退期」に向けた家計の備え方を解説する。第5回は「住まい」。多くの人は「自宅は資産になる」と考えているようだが、2040年までに日本の住宅価格は3分の1程度まで下がる恐れがある。価格下落を踏まえた望ましい選択肢とは――(全6回)。

「長寿リスク」に備えるためには、資産を増やすことだけでなく、資産が減るリスクについても備えておく必要がある。

この10年、都内のマンションは「ミニバブル」にある。図1をみると、2004年4月から反転し、2016年5月までに1.7倍に上昇している。今後もこうした住宅価格の上昇は続くのか。そして、自宅は老後の資産として頼りになるのだろうか。日本大学の清水千弘教授は「日本の住宅価格は3分の1程度まで下がる恐れがある」と話す。



「私たちの研究では、住宅価格は『老齢人口依存比率(生産年齢人口に対する65歳以上人口)』と相関することがわかっています。図2と図3は、自治体別に2010年から40年までの住宅価格の変化を試算したものです。人口流入が少なく、高齢者の比率が高い地域ほど、住宅価格の下落が見込まれます」

図2の大阪府では、泉佐野市だけが「0.45以上」、つまり半額程度までは価格が維持されると試算されている。一方、郊外の寝屋川市、枚方市、河内長野市などは「0.3未満」で、住宅価格は30%以下になると予想されている。2010年に3000万円で購入した物件であれば、2040年には900万円以下でなければ売れない、ということだ。

図3の東京都では、大阪府よりも価格が維持される「緑色」の地域が多いことがわかる。特に、江東区、墨田区、荒川区、北区といった東京東部は「0.45以上」で、価格が底堅い。一方、練馬区や杉並区は23区のなかでも珍しく「0.3未満」と見込まれている。これは2区の高齢者比率の高さが影響している。

これから住宅を買うのであれば、「老人ばかりの街」ではなく、「子供が多い街」を選んだほうがいい。その選択が、あなたの老後のゆとりを左右することになる。



http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/472.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍政権で防衛費は青天井 シャレにならない北朝鮮破産(日刊ゲンダイ)
 


安倍政権で防衛費は青天井 シャレにならない北朝鮮破産
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212806
2017年9月2日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   高額兵器を言い値で購入(C)日刊ゲンダイ

 4年連続で過去最大を更新だ。防衛省が8月31日に決定した2018年度の概算要求は5兆2551億円。17年度の当初予算から1300億円(2・5%)増やした。現在の中期防衛力整備計画(14〜18年度)で見込む年平均0・8%の増加を大幅に上回る水準だ。

 とりわけ目立つのが、北朝鮮の弾道ミサイルに対応するための「ミサイル防衛」関連経費の増加だ。今年度予算から1142億円アップの1791億円を計上している。

 8月17日に行われた日米外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で“お買い上げ”を決めてきた陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の整備費も盛り込むが、驚くのは、要求額が「未定」ということ。米国との協議を経て、年末に金額を確定させるという。要するに米国の言い値で買うわけだが、米ロッキード・マーチン社製のイージス・アショアは本体だけで1基800億円といわれ、日本列島をカバーするには少なくとも2基が必要とされる。この最低1600億円分は今回の総額に反映されていないから、実際の予算増額は1300億円どころじゃない。3000億円規模になる。

 安倍政権は中国の海洋進出を口実に毎年、防衛費を増やしてきたが、北朝鮮のミサイル危機は「千載一遇のチャンス」とばかりに、ますますやりたい放題だ。海自のイージス艦に搭載する改良型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の購入に472億円、空自の地対空誘導弾PAC3の改良型「PAC3MSE」に205億円。最新鋭ステルス戦闘機「F35」の6機買い増しに881億円。高高度無人偵察機「グローバルホーク」の取得に144億円、新型護衛艦2隻に964億円……。国内外で事故が多発しているオスプレイも4機の取得と関連経費に971億円を計上。これで配備予定のオスプレイ17機すべての取得経費計上が完了するが、その総額は3113億円に上る。

 見境ないまでの“爆買い”には、一体どこにそんなカネがあるのかと言いたくなるのだ。

■憲法に反する経費もシレッと計上

「軍事予算が聖域化し、何でもかんでも通るようになっている印象です。しかし、軍事費が膨らんだ分、国家予算はどこかを削ることになるのです。真っ先にカットされるのが、医療や年金などの社会保障費です。財政難だからと消費税を上げておきながら、国民の福祉を充実させるのではなく、米国製の高額武器を購入して、米国の軍事産業を喜ばせている。こんなの、どう考えてもおかしいでしょう。概算要求には、専守防衛の原則とする憲法9条に抵触するような危うい経費も計上されています。例えば、尖閣諸島などの離島防衛を名目にした『高速滑空弾』の研究費に100億円、長射程の『対艦誘導弾』の研究費に77億円を要求していますが、これらは敵基地攻撃能力に転用できるものです。国会で審議することもないまま、なし崩し的に敵基地攻撃能力を保有することには問題があると言わざるを得ません」(経済アナリスト・菊池英博氏)

 日本は軍国化に舵を切った――。国際社会がそう判断するのは当然かもしれない。30日付の米紙ニューヨーク・タイムズは「日本が数十年間の平和主義の後に軍事力を受け入れ始めた」と題する特集を組んでいた。憲法改正を目指す安倍政権が、北朝鮮情勢の緊迫化を受けたミサイル防衛の強化などで防衛予算を拡大させていること。国民の間から平和憲法との矛盾を感じる声が出始めていること。日本専門家の「日本人は憲法の平和主義と防衛政策の矛盾を考えないようにしている」というコメントも紹介している。

  
   カリアゲの暴発は奇貨(C)AP

集団的自衛権の行使容認で危機を高めるマッチポンプ

「安倍政権がやっていることは、マッチポンプとしか言いようがありません。集団的自衛権の行使を容認するなど、次々と戦争法を強行し、米国と一緒に戦争をする仕組みを整えたことで、地域の緊張を高めた。それによって、日本を敵視したことはなかった北朝鮮からも、標的にされるようになったのです。自分で危機を呼び入れておいて、北の脅威をことさら煽って軍拡を進める。米国の言い値で高額兵器を次々と購入する。米国の軍事産業と、戦争がしたくてたまらない安倍首相の利益が一致した結果が、際限ない軍事費の膨張ということです。その原資は、税金や国債なのですよ。国民が気づかないうちに、税金や預貯金が武器に化けている。たしかに国防は大切ですが、国民の不安を煽るのは目くらましに過ぎません。自分たちの社会保障は削られてもいいから、その分、ミサイルを買ってくれと頼んだ覚えはないはずです。こんな戦争屋首相は一刻も早く引きずり降ろさないと、この国は破滅に向かって一直線です」(菊池英博氏=前出)

 社会保障制度審議会初代会長を務め、国民皆保険や国民皆年金の創設などを答申した経済学者の大内兵衛は、大蔵省発行の「昭和財政史」の編纂に携わり、こう指摘している。

「軍備の拡大は、経済上の困難や不景気を一時的に先へ延ばすことはできても、経済上の困難を根本的に解決するものではなく、かえって困難を大きくし、問題を複雑にする」

「軍拡は必然的に戦争への道を促し、戦争はまたさらに次のより大きな戦争を不可避にするものである」

■政府債務のGDP比は敗戦直後と同レベル

 軍事増強は地域の緊張を生み、軍拡競争にはまって、軍事費は青天井になっていく。そして、最新鋭の武器を手に入れれば、使いたくもなる。北朝鮮がグアムに向けて弾道ミサイルを発射すると予告した際に、小野寺防衛相が迎撃に言及したのも、そういうことなのだろう。

 シグマ・キャピタルのチーフエコノミスト、田代秀敏氏が言う。

「ミサイルにも“消費期限”があり、予算獲得のためにも、いったん購入したら使い切る必要があります。米国が数年おきに戦争や爆撃を仕掛けるのは、武器消費のためともいわれている。公共事業と同じです。日本もミサイル防衛システムを導入すれば、常に新たな技術を購入し続けるというサイクルから逃れられなくなる。しかも、その迎撃システムが本当に役に立つかどうかも分からないのです。こんな防衛予算の編成に持続可能性があるとは思えません」

 冷静に考えてみれば、安倍政権が4年間でやってきたことは、アベノミクスと称して国債を大量に発行し、軍事費を増強してきただけではないか。その結果、庶民の生活は貧しくなり、一方で、大企業の内部留保は約124兆円も積み上がった。

 この政権がやっていることは、無謀な戦争に突き進んだ戦前の「戦時国債」と変わらない。庶民に負担を強いて、財閥を儲けさせた構図も同じだ。

「戦前の日本政府は、軍事費調達のために外貨建て国債を発行しましたが、不良債権処理や景気対策のために国債残高は増え続け、さらに軍事費の膨張にも歯止めがかからなくなった結果、国債残高は1920年以降、恒常的に国家予算を上回り、戦時中に3倍以上も膨張しました。敗戦より先に国家財政が完全に破綻していたのです。今の政府債務のGDP比も、敗戦直後とほぼ同じレベルになっています。17年度末の国債発行残高は865兆円を見込んでいて、これは税収の約16年分に相当します。さすがに、日経新聞も1日付の社説で『水膨れ予算に諮問会議は歯止めかけよ』と懸念を表していました。北朝鮮ミサイル危機を奇貨とする防衛予算の膨張を許すことは、財政破綻の引き金の安全装置を外すことになりかねません」(田代秀敏氏=前出)

 安全保障だ、国防のためだと国債を乱発し、軍事費を積み上げた結果、国家が破綻では元も子もない。

“北朝鮮破産”なんて、シャレにもならないのである。








  



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/615.html

[政治・選挙・NHK231] 予想が見事に的中した麻生訪米急きょ取りやめ  天木直人


予想が見事に的中した麻生訪米急きょ取りやめ
http://kenpo9.com/archives/2264
2017-09-02 天木直人のブログ


 きのう9月1日の日刊ゲンダイ(9月2日)を読んで驚いた。

 なんと「日米経済対話」の事前協議で訪米し、ペンス副大統領と会談する予定だった麻生副総理が、急きょ中止する方向で最終調整されていることが分かったというのだ。

 その記事で私が注目したのは米ユダヤ人権団体が「不快であり失望した」と声明を出したと書かれていたことだ。

 私が日刊ゲンダイに語った通りになった。

 こうなればもはや訪米は無理だ。

 米国に行けば必ずメディアに質問攻めされる。

 拒否すれば逃げたと叩かれ、答えれば、麻生氏の頭では、ますます傷口を広げる。

 何よりもペンス副大統領は、批判が自らに及ぶことを恐れて面談延期を言ってくるだっろう。

 間違いなく麻生副総理の訪米は延期される。

 そう思って今日の各紙がどう報じるか真っ先に確かめたところ、図星だった。

 朝日と日経が小さく書いた。

 麻生副総理はきのう1日、4日から予定されていた訪米を中止したと発表したと。

 その理由がふるっている。

 北朝鮮への対応が優先されるからだという。

 米側もドタキャンに理解を示して受け入れてくれたと。

 よくもこんな嘘が言えるものだ。

 北朝鮮危機はとっくに遠のいている。

 米朝の息の長い駆け引きが続き、日本の出る幕などない。

 日本がドタキャンしたのではなく、ペンス副大統領のほうから今は都合が悪いから来るなと言われたのだ。

 それにしても、これほど深刻な麻生副総理のナチス擁護の失言と、それがきっかけで起きた麻生副総理訪米のドタキャンについて、それを報じたのが朝日と日経だけというのだから日本のメディアはあまりにも鈍感だ。

 しかも書いた朝日や日経も、麻生氏のうそをそのまま垂れ流しただけだ。

 これでは日本国民は何もわからない。

 麻生副総理は今度の失言で、ポスト安倍の可能性を完全に失った。

 それどころか政治生命を終えることになるだろう(了)



「ヒトラー発言」影響か? 麻生副総理の訪米が突然中止に
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212678
2017年9月1日 

  
   本当に北朝鮮情勢対応のためなのか?(C)日刊ゲンダイ

 “ヒトラー称賛”発言でアウトか――。「日米経済対話」の事前協議として来週4日に、麻生副総理が訪米し、ペンス副大統領と会談する予定だったが、急に中止となった。

 1日午前の記者会見で麻生副総理が明らかにした。安倍首相の判断としたうえで「北朝鮮情勢もあり緊迫しているため、日本で危機対応に万全を期すよう指示があった」と理由を説明した。

 ただ、本当にそれだけか? 麻生副総理は先月29日、派閥の研修会で、ナチス・ドイツによるユダヤ人虐殺の「動機は正しい」とヒトラーを擁護したとも受け取れる発言をした。翌日、撤回したが、米ユダヤ人権団体は「不快であり失望した」と声明を出していた。

 米国はトランプの白人至上主義発言など、人権問題に敏感になっている時期。麻生副総理の訪米はトランプ政権批判の火に油を注ぎかねないと、ペンスが嫌がったか。





















ヒトラー発言に米怒り 麻生副総理は経済対話で大幅譲歩も(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/547.html

元外交官の天木直人氏はこう言う。

「もし、アメリカの副大統領が『ミスター麻生とは会いたくない』と会談を拒否したら、麻生発言は世界中で大きなニュースとなり、アメリカの副大統領と会えないとなったら、麻生副総理は辞職せざるを得なくなるでしょう。安倍政権を支えている麻生副総理が引責辞任となれば、安倍内閣も総辞職に追い込まれる可能性が高い。つまり、アメリカは安倍内閣を倒す生殺与奪の権を握ったということです。あのアメリカが、このカードを利用しないはずがない。公式の会談の場では一切触れなくても、非公式の1対1の場面では、ペンス副大統領は<こちらは発言を問題にしてもいいですよ>と恫喝してくるはず。麻生副総理は、日米経済問題で大きな譲歩をせざるを得なくなる可能性が高いと思う」




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/616.html

[国際20] プーチン大統領「北朝鮮情勢、大規模紛争に発展する恐れ」(ロイター)
9月1日、ロシアのプーチン大統領は、大統領府のウェブサイト上で、米国と北朝鮮の対立が大規模な紛争に発展する恐れがあると警告し、北朝鮮に圧力をかけるのは誤りとの見解を明らかにした。写真はモスクワで6月撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)


プーチン大統領「北朝鮮情勢、大規模紛争に発展する恐れ」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/post-8361.php
2017年9月1日(金)19時15分 ロイター


ロシアのプーチン大統領は1日、大統領府のウェブサイト上で、米国と北朝鮮の対立が大規模な紛争に発展する恐れがあると警告し、北朝鮮に圧力をかけるのは誤りとの見解を明らかにした。

「全ての関係国が前提条件なしに直接対話を行い問題を解決することが不可欠」とし「挑発や圧力、敵意に満ちた攻撃的な発言はどこにもたどりつかない」と強調した。

その上で朝鮮半島情勢は「大規模な紛争に発展する手前」まで悪化したと指摘した。

「北朝鮮の核ミサイル開発計画を圧力のみで中止させられるとの見方は間違いで無益だ」とし、北朝鮮がミサイル開発を凍結する代わりに米国と韓国が大規模な共同軍事演習を中止するというロシアと中国の提案が緊張緩和につながると主張した。











http://www.asyura2.com/17/kokusai20/msg/493.html

[原発・フッ素48] 福島の7月のトウモロコシ価格、7年連続で全国平均以下、消費者の福島産離れが続く(めげ猫「タマ」の日記)
福島の7月のトウモロコシ価格、7年連続で全国平均以下、消費者の福島産離れが続く
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-asyuracom-2267.html
2017/09/02(土) 19:59:24 めげ猫「タマ」の日記


 福島産のトウモロコシは7月に出荷のピークを迎えます。そこで、7月の1キログラム当たりの価格を全国平均と比べてみると
  事故前年(2011年7月) 福島産214円、全国平均186円で福島産は28円高
  今年(2017年7月)   福島産152円、全国平均181円で福島産は△29円安
で、事故前は全国平均より高値で取引されていたのですが、事故後は7年連続で全国平均を下回っています。消費者の福島産離れは続いています。


 福島は原発事故によって汚染されました。以下に福島産野菜の検査結果を示します。



 ※1(1)を集計
 ※2 日付けは収穫日
 ※3 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す。
 ※4 野生は除く
 図―1 福島産野菜の検査結果


 図に示すように事故7年目の今年(2017年)も福島産野菜からはセシウムが見つかっています。事故から6年以上が過ぎた今も事故でばら撒かれた放射能は福島産野菜に移り続けています。多くの消費者が福島産を正しく恐れこれを避けたと思います。


 以下に福島産トウモロコシの東京中央卸売市場への月別の出荷量を示します。



 ※1(2)を集計
 ※2 2009年から17年の平均、だだし17年は7月まで
 図―2 福島産トウモロコシの月別出荷量


 図に示すように7月がピークです。価格が気になります。以下に各年7月のトウモロコシの取引価格を示します。



 ※(1)を集計
 図―3 トウモロコシの取引価格(東京中央卸売市場、7月)


 図に示す様に事故前は福島産トウモロコシは全国平均より高く取引されていましたが、事後後は7年連続で全国平均を下回っています。数値で記載すれば
  事故前年(2011年7月) 福島産214円、全国平均186円で福島産は28円高
  今年(2017年7月)   福島産152円、全国平均181円で福島産は△29円安
です。当然の結果です。事故で福島にばら撒かれた放射性セシウムの6割が今も福島に残ったままです(3)。以下に福島県二本松市の放射性セシウムの量を示します。



 ※(3)を転載
 図―4 福島県二本松市の放射性セシウムの量


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 図―4に示す様に事故によって福島にばら撒かれた放射能の大部分は福島の台地に放置されたままです。福島県の地方紙・福島民友は「 震災、原発事故から6年。『福島は危険』といった偏見などゆがんだ見方は国内、海外で根強く残る。」と主張していますが(4)、6年たっても殆ど改善されていないのは図―4に示す通りです。福島の皆様は不安だと思います。
福島を代表する夏野菜にトマトがあります(5)。今日、買い物に行ったら福島産トマトが店頭にならんでおり、大変に不愉快な気分になりました。とりあえず福島はトマトのシーズンです。福島のトマトの味は格別だそうです(6)。福島県は福島産トマトは「安全」だと主張しています(7)。でも、(=^・^=)の街でトマトを売っていた福島県会津若松市のスーパーチェーンのチラシには福島産トマトはありません。



 ※(8)を引用
 図―5 福島産トマトが無い福島県会津若松市のスーパーのチラシ


 当然の結果です。(=^・^=)も福島県会津若松市の皆様を見習い「福島産」は食べません。
 スーパーの担当者様へ
 福島ではチラシに載せられない福島産トマトを(=^・^=)の住む街で売らないでください。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)東京都中央卸売市場-統計情報検索を「大分類⇒野菜、中分類⇒果菜類、小分類⇒とうもろこし」で検索
(3)めげ猫「タマ」の日記 ばら撒かれた放射性セシウムの6割が残ったままの福島県二本松市
(4)復興の道標:福島民友新聞社 みんゆうNet
(5)夏 | ふくしまの野菜 | JA全農福島
(6)トマト | JA会津よつば
(7)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(8)アピタ会津若松店│「イイこと、プラス。」 アピタ・ピアゴ




http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/618.html

[政治・選挙・NHK231] 排外主義が公的に認められた慰霊式で、果たして誰を慰霊したのか 
排外主義が公的に認められた慰霊式で、果たして誰を慰霊したのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/fef7f73f4ed4b58f8568eb40215966cd
2017年09月02日 のんきに介護


ケロ爺‏
@kero_jさんのツイート。





本当の勇気、

誇りって何だろう。

デマを阻止する心に宿っているのではあるまいか。

シュナムル‏ @chounamoulさんが

こんなツイート。






















http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/617.html

[政治・選挙・NHK231] 安倍官邸が東京新聞と望月記者に不当抗議! 菅官房長官への厳しい質問封じを狙い撃ちした卑劣な言論弾圧を許すな(リテラ)
        
            菅義偉ホームページより


安倍官邸が東京新聞と望月記者に不当抗議! 菅官房長官への厳しい質問封じを狙い撃ちした卑劣な言論弾圧を許すな
http://lite-ra.com/2017/09/post-3428.html
2017.09.02 安倍官邸が東京新聞望月記者に不当抗議 リテラ


 安倍官邸が報道に対してまたも卑劣な攻撃に出た。官邸は1日、菅義偉官房長官の会見で孤軍奮闘する望月衣塑子記者が所属する東京新聞に対し、書面で注意喚起をおこなったというのだ。

 産経新聞の記事によると、官邸が問題にしているのは〈加計学園が計画する獣医学部施設の危機管理態勢をただす中で「(計画に対する)認可の保留という決定が出た」と言及した〉件だという。

 これは8月25日の午前におこなわれた会見を指していると思われるが、この日、望月記者は、森友問題の土地写真や音声データが出てきたことや、加計学園の特区ワーキンググループの議事要旨の改竄疑惑について追及。そのなかで、菅官房長官にこのように質問している。重要な問題なので、発言をそのまま紹介しよう。

「最近になって公開されています加計学園の設計図、今治市に出す獣医学部の設計図、52枚ほど公開されました。それを見ましても、バイオセキュリティの危機管理ができるような設計体制になっているかは極めて疑問だという声も出ております。また、単価自体も通常の倍くらいあるんじゃないかという指摘も専門家の方から出ています。こういう点、踏まえましても、今回、学校の認可の保留という決定が出ました。ほんとうに特区のワーキンググループ、そして政府の内閣府がしっかりとした学園の実態を調査していたのかどうか、これについて政府としてのご見解を教えて下さい」

 どこをとっても当然の質問だが、菅官房長官の返答は、手元の紙をただ読み上げるだけのものだった。

「まあ、いずれにしろ、学部の設置認可については、昨年11月および本年4月の文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会に諮問により間もなく答申が得られる見込みであると聞いており、いまの段階で答えるべきじゃないというふうに思いますし、この審議会というのは専門的な観点から公平公正に審査している、こういうふうに思っています」

「まあ、いずれにしろ」の、何が「いずれにしろ」なのか、と問い詰めたくなる人を喰ったような態度で、内容も質問の応答にはまったくなっていない。

 しかし、この質問に対して今回、官邸は〈獣医学部の新設計画は大学設置・学校法人審議会が審査し、答申を受けた文部科学省が認可の判断を決めるが、この時点ではまだ公表されていなかった〉(産経新聞記事より)ことを問題視。東京新聞へ宛てた書面で、こう注意したという。

「未確定な事実や単なる推測に基づく質疑応答がなされ、国民に誤解を生じさせるような事態は断じて許容できない」

■官邸の注意喚起は、東京新聞・望月記者の口封じが目的

 これはまったくおかしい。たしかに、文科省の設置審が獣医学部新設を認可保留としたことを公表したのは、この会見がおこなわれた日の午後だ。しかし、設置審が開かれたのは8月9日であり、同じ日にNHKが〈実習計画などが不十分で課題があるとして、認可の判断を保留する方針が決まり、今月末に予定されていた大臣への答申は延期される見通し〉と報道。NHKのみならず新聞・テレビは一斉に同様の報道をおこなっている。この官邸の注意喚起を嬉々として伝えている産経だって、8月10日付朝刊一面で「設置審、加計獣医学部の判断保留」と報道していた。政府もこの間これらの報道を否定していない。

 つまり、設置審の判断はすでに広く事実として報じられてきたのに、官邸は25日午前の会見の段階では文科省がまだ正式に公表していなかったことだけをもって「未確定な事実や単なる推測に基づく質疑応答」などと非難しているのだ。

 こんなバカな話があるだろうか。設置審が認可保留としたことは「未確定な事実」でも「単なる憶測」でもまったくない。いや、官邸の主張を認めれば、それが事実でも正式発表があるまでは質問できないということになる。

 これは明白に「報道の自由」に対する圧力であり、断固として許されるものではない。全メディアは官邸に抗議をおこなうべきだし、無批判に官邸情報そのままに伝える産経新聞には恥を知れと言うほかない。

 いや、そもそも「未確定な事実」や「単なる憶測」と言って質問を封じるということ自体がおかしい。この官邸の言い分がまかり通れば、独自で掴んだ情報も「未確定な事実」や「単なる憶測」とされ、政府が認めていることしか追及できないということになってしまうからだ。実際、望月記者が登場するまえの、菅官房長官と官邸記者クラブの会見はそうだった。

 しかも、今回の官邸の行動がもっとも悪質なのは、東京新聞の望月記者をターゲットにし、望月記者を黙らせる目的なのがあきらかであることだ。

■日本政府の対応を問うた望月記者に、菅は「北朝鮮の金正恩に訊け」

 望月記者といえば、8月31日の会見で「金正恩の要求に応えろ」と質問したとして、ネトウヨが大バッシングを展開。産経もコラム「産経抄」で〈弾道ミサイルを連射しているのは、北朝鮮のほうなのに〉〈こんな平和ボケを治すには、やはり憲法改正が一番だろう〉などと望月記者を攻撃した。

 だが、このときの望月記者の質問は、ミサイル発射を肯定したわけでも何でもない。実際は、「アメリカが米韓合同演習をつづけていることが金委員長のICBMの発射を促しているといるのでは」と指摘した上で、「アメリカ側と、もしくは韓国側の対応のなかで合同演習の内容を、金委員長の要求に応えるように、ちょっと冷静に対応するようにと、そういう働きかけは日本政府はやっているんでしょうか」と質問しただけだ。

 米韓合同演習が北朝鮮を刺激している面があることは専門家も指摘していることであり、それについて日本政府がアメリカや韓国に対してなんらかの働きかけをおこなわないのかという質問は、ごく基本的な質問である。

 むしろ批判されるべきは、この望月記者の質問に対する菅官房長官の返答のほうだろう。

「我が国としては対話と圧力、行動対行動(という)基本姿勢のもとに日米の強力な同盟のなかで国民のみなさんの安全安心は守っていく」という、例によって質問の回答にまったくなっていない空疎なテンプレを口にしたうえで、菅官房長官はこう言い放ったのだ。
「北朝鮮の委員長に聞かれたらどうですか」

 質問者の発言を「全く問題ない」「指摘はあたらない」などと全否定してまともに応じない“スガ語”が、結局、ただ都合の悪い事実を遮断するための語彙にすぎないことは一連の加計問題などで国民に完全にバレてしまっているが、今度は日本政府の対応について「北朝鮮の金正恩に訊け」ときた。8月8日の会見でも望月記者の追及に対し「ここは質問に答える場所ではない」と吐き捨てていたが、もはや「ノーコメント」の“言い換え大喜利”か何かかと言いたくなる。

 このように質問に答えず「全く問題ない」「指摘はあたらない」を繰り返すだけの意味のない会見で、執拗に食い下がり、菅官房長官が嘘を強弁しているだけであることを国民に広めてきたのは、ほかならぬ望月記者だ。菅官房長官が木で鼻をくくったような返答をしても、まったく怯むことなく、手を替え品を替え質問をつづけてきたからこそ、実態が浮き彫りになったのだ。

 そのことを菅官房長官はじめ官邸が疎ましく思っているのは、会見を見ていればすぐわかる。だからこそ今回、いちゃもんをつけて露骨に望月記者と東京新聞に圧力をかけてきたのだ。

 だが、望月記者のように菅官房長官の強弁に食い下がる記者がいなくなれば、どうなるか。空気を読み、悪目立ちしたくないという記者たちが、決定事項や政府見解を確認するだけという無意味な会見に戻るだけだ。そして、官邸の圧力に屈し、独自情報や週刊誌報道などを基にした質問を自主規制するようになれば、政府の言い分だけが垂れ流される状態になるだろう。それが民主主義を名乗る国のジャーナリズムか。

 しかも現在のところ、産経が官邸の言い分を垂れ流しているだけで、この官邸の不当な圧力を批判的に報じている新聞はない。もう一度言うが、メディアは今回の官邸の行動に対し、報道の自由に圧力をかける卑劣なものだと即刻抗議するべきだ。それをしないのであれば、この国のメディアはジャーナリズムを捨てたに等しいだろう。

(編集部)



























関連記事 ※関連動画があります
「質問やめろ」と官邸が東京新聞に発言封じに出た! 
http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/603.html




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/618.html

[原発・フッ素48] 森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 核のゴミ処理は志願制(週刊実話)
森永卓郎の「経済“千夜一夜”物語」 核のゴミ処理は志願制
http://wjn.jp/article/detail/8706787/
週刊実話 2017年8月24・31日号


 経済産業省が7月28日に、原発で発生する核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)の最終処分場を建設する候補地を示した「科学的特性マップ」を発表した。そのマップによると、1750の市町村のうち、半分以上の約900が“適地”とされた。

 核のゴミの最終処分は、地層処分と呼ばれ、地下300メートルまでトンネルを掘り、数万年の時間をかけて無害化する。そのため、火山や活断層の近くは不適とされ、核のゴミの輸送を効率的に行うことから、海岸から20キロ以内の沿岸部が好ましい地域とされた。その結果、日本列島沿岸部の大部分が候補地となっている。

 経済産業省は、9月から候補地の自治体への説明を始め、立候補を促すことにしているが、おそらく当面の間は、立候補する自治体は出てこないだろう。全国で唯一、受け入れに前向きの姿勢をみせていた佐賀県玄海町は、地下に石炭資源の存在が確認されており、将来の採掘の可能性を否定できないとして、候補から外されてしまったからだ。

 ところが、経済産業省は焦りを見せていない。いずれ立候補する自治体が出てくると確信しているからだろう。

 案外、その見通しは正しいのかもしれない。今、地域間格差は確実に大きくなっている。このまま行けば、財政が行き詰まって、立候補せざるを得なくなる自治体が出かねないのだ。しかし、そのやり方は、とてもずるいと思う。兵隊の募集と同じだからだ。

 いまから10年前、イラク戦争が泥沼化し、ブッシュ大統領は2万人の米兵増派を決めた。当時私は、軍事専門家に「これだけ死人が出ているのに、兵隊に志願する若者は出てこないでしょう」と話した。しかし、その専門家は、「簡単ですよ。一般の奨学金の条件を厳しくしてやればいいんですから」と答えた。

 米国は、日本以上の学歴社会とはいえ、学費が高いため貧困層は大学進学が困難となっている。そこで、大学への一番の近道となるのが、奨学金を受けることなのだ。ところが、その奨学金を受けるための条件を厳しくされてしまったら、進学を望む貧困層の若者は、軍隊に入って、軍の奨学金を受けて進学するしかなくなるのだ。

 社会の矛盾が、貧困層にしわ寄せされる。それが資本主義社会の掟だと言えば、それまでの話だが、卑怯なやり方だと思わざるを得ない。

 実は、地層処分の候補地となれば、自治体には、文献調査を受け入れるだけで20億円、掘削調査を受け入れたら、さらに70億円が支給されるという。それでも引き受け手がいなければ、金額を引き上げていけばよい。

 経済産業省は、そんなふうに考えているのではないか。そうでなければ、原発の新増設を続けるといった発想が出てくるはずがないからだ。

 原発を稼働させれば、必ず高レベル放射性廃棄物が生まれる。それを最終処分できなければ、危険な核のゴミが原発の燃料プールに積み上がっていく。それが地層処分よりも、はるかに危険であることは明らかだろう。

 政府がまずやるべきことは、地層処分に対する国民的理解を得ることで、ゴミを増やし続けることではないのだ。



http://www.asyura2.com/17/genpatu48/msg/619.html

[政治・選挙・NHK231] 前原誠司新代表 消費税増税容認論が正しくない理由ー(植草一秀氏) 
前原誠司新代表 消費税増税容認論が正しくない理由ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq5hq6
2nd Sep 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


民進党が新代表に前原誠司氏を選出したが、前途は多難である。

主権者国民にとっての政治とのかかわりにおいて、何よりも重要なのは

「政策」

である。

「政党」

ではない。

どの党が好きとか嫌いとか、そんなことはどうでもよい。

「良い政策」を推進する政党は「良い政党」であって、

「悪い政策」を推進する政党は「悪い政党」である。

それだけだ。

「政策」こそ、主権者にとって何よりも重要な考察の対象であり、

「政策」こそ要である。

次の総選挙で主権者国民が判断しなければならない最重要の政策テーマは、

原発、憲法、経済政策

である。

原発では、いよいよ政権が東京電力柏崎刈羽原発の再稼動推進に動こうとしている。

福島の事故があり、原発廃止の岐路に立つ日本。

その日本の原発政策を福島事故前に完全に回帰させるのかどうか。

原発問題は依然として最重要の「政策テーマ」である。


「憲法」で問題になるのは、「戦争」の位置付けだ。

日本は戦後、「戦争を放棄する国」になった。

これを72年間維持してきた。

しかし、安倍政権は日本を「戦争をする国」に改変しようとしている。

その是非を判断するのは主権者国民である。

これも最重要のテーマである。

そして、もうひとつの最重要テーマが「経済政策」である。

安倍政権は「格差拡大推進」、「格差拡大放置」の経済政策を実行している。

この経済政策の是非が問われている。

「格差」にかかわる「経済政策」として検討が求められるのは、

「歳出構造」、「税制」、「労働政策」

の三つである。

「歳出構造」で問題なのは、「利権支出」のウエイトが大きく

「プログラム支出」のウエイトが低いこと。

日本財政の最大の構造問題がここにある。

歳出構造を全面的に刷新すれば、現在の支出水準で社会保障を劇的に

拡充することができる。


直近25年間の「税制」変遷を見ると、

所得税と法人税が「巨大減税」された一方で、消費税が「巨大増税」された。

この「税制改変」を是とするのか、非とするのか。

そして、格差拡大の最大の背景は、

「資本」による「労働コスト最小化」の激しい運動と、

これを全面支援してきた政府による労働政策改変である。

正規労働者が激減して中間所得者層が激減し、

新しい低所得者階層が大量に生み出されてきた。

この流れを変えるための経済政策が求められている。

「歳出構造」が全面的に刷新されるなら、消費税が存続しても、

格差問題は解消し得る。

北欧諸国の事例を見れば、それは分かる。

しかし、日本財政の最大の問題は「歳出構造」にある。

歳出において、社会保障支出が削減の対象とされ、

各種利権の温床である裁量支出=利権支出が増大されてきた。

この「歳出構造」が見直されぬまま、消費税増税を続けていることが、

「格差拡大推進」、「格差拡大放置」の結果を生み出しているのである。

2009年に発足した鳩山政権は、ここにメスを入れることを明示した。

その政策基本方針を分かりやすく表現したのが

「シロアリ退治なくして消費税増税なし」

なのだ。

そして、民主党が主権者国民から完全に見放される主因になったのが、

菅直人政権と野田佳彦政権による「シロアリ退治なき消費税増税」への「転向」

であった。

この「原点」を直視することなく、「消費税増税推進」の旗を掲げる以上、

前原民進党に明日はないと言って過言ではない。

「歳出構造」を全面的に刷新できるなら、

最終的には消費税も財源調達の手段にはなり得るだろう。

しかし、「歳出構造」を変えずに、消費税増税を容認するなら、

これまでの「格差拡大推進」、「格差拡大放置」の路線を踏襲するだけのことになる。

だからこそ重要なことは、「歳出構造の刷新」を実現するまでは

消費税増税を封印することなのだ。

これが「シロアリ退治なき消費税増税封殺」である。

民主党の凋落の原因を踏まえるなら、消費税をいったん5%に引き戻し、

その上で「歳出構造刷新」を断行することを提示するべきである。

消費税増税容認の民進党では、主権者国民の支持を得ることは困難である。


民進党は今回の代表選で、党内に、基本的には正反対の政策主張を持つ

二つの勢力が同居していることが明らかになった。

代表選の前から、このことはすでに明らかであったが、

それが二人の立候補者の主張によって、より鮮明になった。

基本政策方針が異なるのである。

相違の軸は、原発、憲法、消費税である。

主権者国民にとって、最重要の三つの政策課題である。

原発を辞めるのか、それとも続けるのか。

原発をやめるというのは、「再稼動しない」ということだ。

日本は原発を再稼動せずにやっていける。

このことは、原発全面休止で何の問題も発生しなかったことで証明されている。

そして、日本の主権者国民の多数が「原発再稼動なし」を求めている。


滋賀県、鹿児島県、新潟県の知事選で、

主権者の多数が「原発再稼動阻止」に賛同していることが明確になった。

しかし、安倍政権は原発推進の基本路線を強行している。

しかし、実は民進党内部にも、原発稼動容認派と原発稼動阻止派の両者が

存在している。

これでは、主権者国民に明確な選択肢を示せない。


日本国憲法は戦争放棄を明記した。

この憲法を私たちは70年以上堅持して来た。

そして、その憲法解釈上、「集団的自衛権の行使」は「憲法解釈上許されない」

との判断を、40年以上にわたり堅持してきた。

つまり、「集団的自衛権の行使は許されない」というのが、

憲法の一部として保持されてきたのである。

したがって、集団的自衛権の行使を容認するには憲法改定が必要になる。

ところが、安倍政権は憲法改定の手続きを踏まずに、

集団的自衛権行使を容認し、この憲法解釈に基づいて「戦争法制」を強行制定した。

この政策を是とするのか、非とするのか。

これも、現在の最重要政策判断事項である。

判断を下すのは、もちろん、主権者国民でなければならない。


そして、私たちにとって、最も切実な日々の問題が「経済政策」である。

2009年に民主党は

「シロアリ退治なき消費税増税を許さない」

という、一本筋の通った政策方針を明示した。

これは、私の政策提言に基づくものであったが、

この基本方針が主権者国民に支持された。

ところが、2010年に鳩山政権が破壊されて、

権力を強奪した菅直人氏が率いる菅政権がこの基本公約を破壊した。

菅直人政権と野田佳彦政権が

「シロアリ退治なき消費税増税を許さない」

の基本公約を破棄して、

「シロアリ退治なき消費税増税」

に突き進んだ。

民主党凋落、転落の主因はこの問題にあると言って間違いないだろう。


前原氏の主張には、この事実に対する反省がまったくないのである。

前原氏は

「消費税増税をしても歳出構造を変えれば格差問題を是正できる」

と主張する学者の考え方に乗っているようだが、現実には、

「歳出構造を変えられないなかで消費税増税だけが進行する」

ことを阻止できなかったのが、過去の歴史の事実なのである。


私が当時声をからして主張したことは、

「消費税増税を封印しない限り、歳出構造改革は絶対に進展しない」

ということだった。

「歳出構造を刷新しない限り、消費税増税を認めない」

という「縛り」をかけない限り、

歳出構造改革=シロアリ退治=利権支出削減は進まない。

これが「シロアリ退治なき消費税増税を許さない!」のスローガンの意味

だったのである。


したがって、いま明確に打ち出すべきことは、消費税減税である。

消費税を減税し、その上で歳出構造を変える。

また、過去25年間の税制改定は、

所得税と法人税を減税するための消費税増税であった。

所得税と法人税負担を維持して、その上に消費税負担を求めたものではない。

つまり、富裕層の減税のために、所得の少ない階層に、

過酷な負担を押し付けてきた歴史なのだ。


最重要の政策対応は、

第一に、歳出の構造改革である。

利権支出を削減して、これをすべて社会保障支出の拡充に振り向ける。

第二に、労働政策を抜本的に見直して、労働者の処遇と身分の安定性を確保する。

第三に、消費税をいったん廃止の方向に舵を切る。

消費税増税を容認しているから歳出構造改革がまったく進まないのだ。

「政治と政策のリアリズム」に基づかない「きれいごと」は、

霞ヶ関シロアリ官僚と、永田町利権政治屋の財政私物化を放置、容認する

隠れ蓑になってしまうことを、はっきりと認識する必要がある。



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/619.html

[政治・選挙・NHK231] 32年前の日航123便墜落の真相は闇に葬られるのか  天木直人
32年前の日航123便墜落の真相は闇に葬られるのか
http://kenpo9.com/archives/2268
2017-09-02 天木直人のブログ


 毎年8月12日になると、いまでも必ず報じられる事がある。

 それはもう32年も前になる(1985年)、日航ジャンボ機の群馬県の御巣鷹山中墜落事故だ。

 乗客、乗員併せて520名もの犠牲者を出した。

 その中には歌手の坂本九さんもいた。

 この事故は、公式にはボーイング社の修理ミスで機体後部の圧力隔壁が破損し、その圧力で尾翼の一部が吹き飛んで機体のコントロールが失われた「事故」として処理された。

 しかし、その「公式結論」には、当初から様々な疑義が呈せられ、いまでも異論を唱える人が多い。

 私がこの真相解明論争に関心を抱いてきたのは、疑義の一つに自衛隊や在日米軍の関与説があるからだ。

 すなわち、墜落直前のジャンボ機を自衛隊の戦闘機が追尾していたとか、訓練用ミサイルを連想させるオレンジ色の物体が尾翼向かって飛んで来たとか、米軍が墜落直後に横田基地から輸送機を現場に飛ばし、上空から炎上する機体を確認し、救援ヘリを飛ばしていながら、何もせずに引き返した事などである。

 すぐに救出作業をしていれば多くの人命が救われたのに、ここまで多くの犠牲が出たのは、何者かが証拠隠滅のために強力な燃料で現場を焼きつくしたのではないかという陰謀論まであるほどだ。

 しかし、そのような疑惑は一切追及されることなく、いまでは毎年の報道は犠牲者の追悼だけに終わって完全のあの事故は風化しつつある。

 そんな中で、発売中の週刊実話(9月14日号)に、経済評論家の森永卓郎氏が自らの連載「格差社会を生き抜け!森永卓郎の経済千夜一夜物語」でこの墜落事故について書いているのを見つけた。

 「私がメディアでニュースの仕事にかかわるようになって20年が経つが、いまだに腑に落ちないのが、32年前に起きた日本航空123便が御巣鷹尾根に墜落した事件だ」と。

 私がその記事の中で注目したのは、当時、日本航空で働いていた客室乗客員だった青山秀子さんという人が、この7月に「日本航空123便墜落の新事実」(河出書房新社)という本を出版した事が紹介されていたからだ。

 真相を探ろうと、あらゆる文献を収集・整理し、目撃証言を集め、人生をかけて取り組んだ集大成であるという。

 私は早速その本を買って読んでみようと思う。

 森永氏はその記事の最後をこう締めくくっている。

 「事件から30年以上経過したのだから、政府は国民に真相を明かすべきだ。それは、加計学園より重要な問題だ」と。

 私もそう思う。

 しかし、決して政府が真相を国民に明かす事はないだろう。

 加計問題は安倍首相という一人の政治家のスキャンダルだ。

 安倍首相が責任をとって政権を手放せば済む話だ。

 しかし、ジャンボ機墜落事故の真相が、もしも日米同盟の不都合な真実に行き当たるとすれば、それは戦後72の戦後史の根本にかかわる大問題になる。

 一首相、一内閣の問題では済まない。

 この国には、絶対に国民に知らせてはいけない闇があるに違いない。

 因みにこの時の首相は中曽根康弘首相であり、いまでも存命である(了)



※関連記事
日航ジャンボ機墜落事件炭化遺体と軍用燃料ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sq485k
16th Aug 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』
(河出書房新社・最新刊)

https://goo.gl/auvNJY

「日航機墜落事故 米軍幻の救出劇 (米軍パイロットの証言)」
https://www.youtube.com/watch?v=65krBx_Bblg

「日本航空123便墜落事故を検証する」
http://www.link-21.com/JAL123/index.html

などの情報を総合すると、

1985年8月12日に発生した日航ジャンボ機123便墜落事件の全体像が

かなりはっきりと浮かび上がってくる。

元日航客室乗務員の青山透子さんが123便墜落で犠牲になられた方の33回忌に

合わせて、この8月に刊行された上記新著


『日航123便墜落の新事実』
https://goo.gl/auvNJY

には、タイトルにもあるように、墜落に関する新事実が散りばめられている。

ジャンボ機が墜落した直後、長野県南佐久郡川上村に在住する

中嶋初女さんという女性が、午後7時05分に、長野県南佐久郡臼田警察署に、

墜落現場の正確な情報を伝えていた。

「NHKスペシャル 日航ジャンボ機事故 空白の16時間 〜“墜落の夜”30年目の真実〜」(2015年8月1日放送)



1時間22分20秒以降の部分

また、米空軍の輸送機U130パイロット、マイケル・アントヌッチ中尉が

重大な証言を公表した。

「当機は、陽が長くなった夏の夕日が沈みかけていたころ、

機首を北北西に進路を取った。

午後7時15分、航空機関士が1万フィート付近で雲の下に煙のようなものが見えるのを

発見したので、ゆっくり左に旋回し、そちらへ方向を向けた。

御巣鷹山の周辺はとても起伏が多かった。

地表からおよそ2000フィートまで降下する許可を得た。

墜落機残骸を発見したのは、あたりはだんだんと暗くなり始めていた時だった。

山の斜面は大規模な森林火災となり、黒煙が上がり、空を覆っていた。

時刻は7時20分だった。」


米軍輸送機は午後7時20分に墜落現場を確認している。

そして、この輸送機が米軍の救援ヘリを視認したのが午後8時50分。

ヘリは地上に救援隊員を降下させようとしたが、

横田基地から「直ちに基地へ帰還せよ」との命令が下された。

救援ヘリは救助続行を希望したが、横田基地は機関命令を下した。

米軍輸送機は午後9時20分に日本の自衛隊機が現地に到着したのを確認して

帰還した。

上記2015年8月15日放送のNHKスペシャルは、

墜落当日夜にヘリコプターで墜落現場を視認した自衛隊パイロットの証言も

収録している。

https://www.youtube.com/watch?v=uq2GkTouyCE


(31分05秒以降の部分)

自衛隊は現地に2機目のヘリコプターを13日午前零時36分に

入間基地から派遣している。

機長の金子正博氏は、このフライト墜落現場を上空から確認したことを証言している。

同時に、陸上からは長野県警の大澤忠興氏がぶどう峠から

航空自衛隊ヘリコプターが墜落現場を上空から確認し、

サーチライトを当てている場面を正確に伝えていた。

航空自衛隊の金子正博氏が墜落現場の報告の際に、地上の警察照明の位置を

「北北西30度4マイル」

と伝えるべきところ、

「北北東30度3マイル」

と誤って伝えたとNHK報道は伝えるが、にわかに信じ難い話である。


自衛隊は墜落後、午前零時36分にかけて、

二度にわたって墜落現場を空から確認している。

米軍は墜落から20分後には墜落現場を確認している。

当局が墜落現場を特定できなかったというのは、完全なフェイク=虚偽情報である。

実際に救援活動が始まったのは翌日13日の午前7時以降である。

この間に一体何があったのか。

そして、なぜ、早期の救援活動が行われなかったのか。

きわめて深刻で深い闇がある。

その闇の正体を多くの探求者が、すでに探り当てているのである。

青山氏の著書はきわめて重大な事実をも発掘している。

群馬県警察本部発行の昭和六十年十月号『上毛警友』冊子が

日航機墜落事故特集号となっており、その122ページに

「日航機大惨事災害派遣に参加して」

と題する自衛隊第十二偵察隊一等陸曹M・K氏の手記が掲載されている。

このなかに次の記述がある。

「八月十二日私は、実家に不幸があり吾妻郡東村に帰省していた。

午後六時四十分頃、突如として、実家の上空を航空自衛隊のファントム二機が

低空飛行していった。その飛行が通常とは違う感じがした。

「何か事故でもあったのだろうか」と兄と話をした。

午後七時二十分頃、臨時ニュースで日航機の行方不明を知った。」

つまり、この日の夕刻午後6時四十分頃に群馬県上空を自衛隊のファントム2機が

飛行していたのである。

同時に青山氏はもうひとつの重要な目撃証言を掲載している。

8月12日午後6時30分頃に、静岡県藤枝市の上空を日航ジャンボ機が

傾きながら飛行し、その約5分後にファントム2機が日航機の後を追うように

北の方向に飛び去ったのを目撃した人物が紹介されている。

日航ジャンボ機が尾翼を失い、この日航ジャンボ機を追尾するように

自衛隊ファントム2機が追尾するという事実が存在した可能性が極めて高いのである。


日航ジャンボ123便の機長である高浜雅己氏は、

異常音が発生した直後に「スコーク77」を発信している。

同時に発した言葉が「オレンジエア」である。

この間に副操縦士が「これ見てくださいよ」と述べている。

その後機関士が「オレンジエア」と発している。

https://www.youtube.com/watch?v=amA1rwyiuAY

ジャンボ機最後尾56G席に搭乗していた小川哲氏が撮影した写真には、

ジャンボ機に接近する飛行物体が映し出されていた。

その飛行物体を専門家が解析すると、円錐または円筒状の物体で

オレンジ色の色味を帯びているもの、

さらに飛行機の方向に接近しているものであるとの結果が得られたという。


コックピットはこの飛行物体を視認しており、衝撃音があったのち、

直ちに「スコーク77」を発信し、その原因について

「オレンジエア」

と表現したのだと思われる。

「日本航空123便墜落事故を検証する」
http://www.link-21.com/JAL123/index.html

は、すべての状況からひとつの推論を提示している。

http://www.link-21.com/JAL123/022.html

「123便に衝突したのはファイヤー・ビーとチャカ2」

分析は次のように記している。

「事故当日、事故現場の相模湾では、相模湾内で護衛艦「まつゆき」が

試験航行していた。すでに指摘されているように、

誘導レーダーの実験演習が行われていて、

123便の衝突したのは実証実験中の誘導ミサイルと考えることは自然である。

ネット上での説は、無人標的機のファイア・ビーが犯人であるとしているが、

ボイスレコーダーに衝撃音が2度あることから、

無人標的機のファイア・ビーとそれを追尾していた誘導ミサイルのチャカ2が

連続して123便に衝突したと考えるべきである。」

「日本航空123便は、離陸から12分後の18時24分、

相模湾上空を巡航高度の7,200mを南西方向に機首を向けて上昇していた。

同時刻に、誘導ミサイルの実証実験をしていた護衛艦「まつゆき」から発射された。

無人標的機のファイア・ビーとそれを追尾する模擬誘導ミサイルのチャカ2は、

高度7000m付近を南東方向の縦に並んで水平飛行していた。

南東に向けて水平飛行していた「ファイア・ビー」と「チャカ2 」は、

南西に向けて上昇中の日本航空123便クロスするように衝突。

先頭を飛んでいた「ファイア・ビー」は、123便の胴体の中央下部に、

「ファイア・ビー」を追尾していた「チャカ2 」は、

1一秒遅れて水平尾翼に衝突した。

この時の衝撃音が、18時24分35秒と36秒の衝撃音。

日本航空123便は、胴体中央下部への衝突で油圧系統が損傷。

さらに、車輪格納扉が落下もしくは開放され、機内は着陸警報が一秒間鳴り、

同時に急減圧による白い霧が発生し酸素マスクが自動降下した。

一秒後に「チャカ2 」は、水平尾翼に衝突して垂直尾翼が落下。

水平尾翼が、進行方向に対して機尾が九の字の跳ね返り、さらに右舷に傾いた。

以降、123便は、直進の際に、機首が上を向きながら右へ傾くようになる。」


極めて説得力のある推論であると言える。

こうなると、ファントム2機が追尾したことも理解できる。

政府、あるいは自衛隊が事実発覚を恐れたとすれば、

現場検証が行われる前に、証拠物を隠滅すること、

別の墜落原因を捏造することなどが必要になる。

墜落原因とされた圧力隔壁は現場からそのまま搬出されなかった。

自衛隊が日米合同の事故調査委員が来る前日の8月15日に

大型電動カッターで5分割にしてしまったのである。

最重要の事故原因検証の証拠物を自衛隊が破壊したのである。


生存者である日航CAだった落合由美氏は、

「墜落の直後に、「はあはあ」という荒い息遣いが聞こえました。

ひとりではなく、何人もの息遣いです。

そこらじゅうから聞こえてきました。まわりの全体からです。

「おかあさーん」と呼ぶ男の子の声もしました。」

「救助ヘリコプターが上空で回っているのがわかった。

手を振ったが気付いてくれなかった。

自分の周りでは数人の子どもたちの声が聞こえたがそのうち聞こえなくなった」

と証言している。

墜落直後には多数の乗客が生存していた。

しかし、救援活動は行われなかった。

救援活動に着手しようとした米軍ヘリは、横田基地の命令で強制帰還させられている。

そして、自衛隊ヘリコプターは墜落直後に2度も墜落現場を確認しながら

救援活動を行わなかった。

さらに、米軍に救援要請もしなかったのである。


そして、より恐ろしい仮説が存在する。

青山氏の新著137ページ以降に記述されている

「ガソリンとタールの臭いが物語る炭化遺体と遺品」

である。

乗員4名と乗客1名の司法解剖を担当した群馬大学医学部の古川研教授が、

「(機体)前部の遺体には損壊や焼損が目立ち、衝撃のすさまじさと

主翼の燃料タンクの火災の影響を受け、焼損遺体の中には部位も

判然としないものがあり、通常の家屋火災現場の焼死体をもう一度焼損したように

見えた(略)」と記述しているのである。

青山氏が元自衛隊関係者、軍事評論家、大学の研究者に質問して得られた結果からは、

次のような証言が得られている。

質問 ガソリンとタールの臭いが充満し、長時間燃える物質、

その結果、人間の体が炭のようになる状態のものは何か。

答え ガソリンとタールを混ぜて作ったゲル状燃料である。

質問 これはどこで手に入るのか。

答え 一般にはない。軍用の武器である。

質問 それはどこにあるのか。

答え 陸上自衛隊普通科歩兵、化学防護武器隊で、

相馬原普通科部隊にもある可能性が高い。

相馬原普通科部隊とは、群馬県北群馬郡榛東村に所在する部隊のことである。


安易な推察や断定はするべきでないことがらであるが、

恐るべき真相が隠されている可能性を否定はできないのである。

松本清張氏が「日本の黒い霧」によって多くのことがらを闇から現実に引き戻された。

私も「平成の黒い霧」を告発し続けてきたが、「日航ジャンボ機墜落事件」もまた、

決して迷宮に送り込んではならぬ重大事案である可能性が

極めて高いものであると考える。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/620.html

[政治・選挙・NHK231] 企業の内部留保は過去最高の406兆円! 
企業の内部留保は過去最高の406兆円!
http://79516147.at.webry.info/201709/article_12.html
2017/09/02 01:27 半歩前へU


▼企業の内部留保は過去最高の406兆円!


朝日新聞によると、
 財務省は1日、2016年度の法人企業統計を公表した。企業が得た利益から株主への配当などを差し引いた利益剰余金(金融業、保険業を除く)は前年度よりも約28兆円多い406兆2348億円と、過去最高を更新した。

 第2次安倍政権が発足した12年度以降、内部留保は約124兆円積み上がった。

Yuuiti Iwahokaさんがこう言った。
 低賃金・非正規雇用の不安定労働に支えられた、大企業優遇政策・大企業減税などの効果が、国民の厳しい暮らし向きをしり目に。

ヨーロッパのように、内部留保金への特別課税を実現したら、2%課税で、8兆円ーー消費税換算3%に当たります。毎年行い、さらに5%に戻せば暮らしは楽に、経済は好転します。


関連記事
企業の内部留保、過去最高406兆円 財務省が公表(朝日新聞)
http://www.asyura2.com/17/hasan123/msg/452.html



http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/623.html

[政治・選挙・NHK231] <これは酷い>政府「GDPは4%アップ」⇒4〜6月期のGDP改定値を大幅下方修正!2.96%へ
【これは酷い】政府「GDPは4%アップ」⇒4〜6月期のGDP改定値を大幅下方修正!2.96%へ
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-18202.html
2017.09.02 21:00 情報速報ドットコム



東京

今年4月〜6月の国内総生産(GDP)について、大幅な下方修正となることが分かりました。民間シンクタンク大手9社によると、平均値は物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率2.96%となり、速報値の4.0%から大幅に下方修正されるとのことです。

1%以上も数字が修正されるのは異例で、今回の修正幅は非常に大きいと言えるでしょう。各社ともGDPの設備投資予測を速報値(2.4%増)から大きく引き下げ、設備投資が前期比2.8%減に転じたことを反映した結果となっています。

国内の消費低迷から企業の設備投資が激減したと予想され、依然として内需が厳しい状態になっていることを示す数字となりました。

一方で、政府は先月の速報値で4%の増加と発表しており、この高い数字との乖離が気になるところです。ネット上でも「政府が水増しした」「速報値で印象操作」などと批判されている状態で、GDP速報値の信用性にも影響を与えています。


4〜6月期のGDP改定値 民間9社の予測は「2.96%増」と大幅下方修正
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170901-00000011-fsi-bus_all
9/2(土) 7:15配信 SankeiBiz

 民間シンクタンク大手9社による4〜6月期国内総生産(GDP)改定値予測が1日出そろい、平均値は物価変動の影響を除いた実質ベースで前期比年率2.96%と、速報値の4.0%から大幅に下方修正される見通しとなった。1日発表された4〜6月期の法人企業統計で季節調整済みの設備投資(ソフトウエア除く)が前期比2.8%減とマイナスに転じたことを反映し、各社ともGDPの設備投資予測を速報値(2.4%増)から大きく引き下げた。

 9社のうち、成長率を最大となる1.4ポイント下方修正したみずほ総合研究所は、改定値の設備投資が前期比で横ばいになると見込んだ。一方、0.7ポイントの下方修正を予測した日本総合研究所は、6月も堅調だった公共投資が、速報値の5.1%増から5.3%増へ小幅に上方修正されると予想した。

 ただ、成長率は下方修正が予想されるとはいえ「なお強め」(明治安田生命保険)だ。

 景気の先行きについては、世界経済回復に伴う輸出増などで設備投資の増加が期待できるほか、個人消費も持ち直し、「着実な改善を続ける可能性が高い」(第一生命経済研究所)とみられている。












4〜6月期GDP年4%増 11年ぶり6期連続プラス、設備投資や消費堅調


三橋貴明「経済成長率 実質的に…」 GDPは増えているのか? 2年度連続で個人消費がマイナス成長 [モーニングCROSS]


【三橋貴明】日本のGDP速報値発表、31兆円増加で経済学者の嘘バレる!財政出動の機運高まる?


記事コメント

速報値を下方修正するのは何期連続ですか?
[ 2017/09/02 21:05 ] 名無し [ 編集 ]

きんぴーさんの「管理人のコメントを一切無視した」斜め上の弁解コメントまであと少しお待ちください(笑)
[ 2017/09/02 21:06 ] 名無し [ 編集 ]

印象操作?
[ 2017/09/02 21:14 ] 名無し [ 編集 ]

【重要事項】国連新基準で3%増加へ
日本のGDP、計算変更で底上げ 国連新基準で3%増加へ
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/160510/mca1605100500005-n1.htm

>国連新基準で3%増加へ

飾GDPで景気回復演出
[ 2017/09/02 21:17 ] 名無し [ 編集 ]

炙り出されて来てますな
詐欺政権にぶら下がる官民ども。
[ 2017/09/02 21:18 ] 桃太郎 [ 編集 ]

GDP値上がったよー!実は嘘でした!国家詐欺
[ 2017/09/02 21:49 ] 名無し [ 編集 ]

修正値ですら信用ならん!
[ 2017/09/02 21:54 ] 名無し [ 編集 ]

きんぴーさん一生懸命斜め上を準備中

今しばらくお待ちください
[ 2017/09/02 21:56 ] 名無し [ 編集 ]

小金高で基準値超え 空間放射線量
千葉県教委は9月1日、新たに松戸市の県立小金高校の敷地内で国の除染基準(地上1メートルで毎時0・23マイクロシーベルト)を超える放射線量が検出されたと発表した。
[ 2017/09/02 22:01 ] 小金 [ 編集 ]

こういうことをしていると、国際的な信用も失うよな。
安倍政権は日本の国益を損ね続けている。
[ 2017/09/02 22:01 ] 名無し [ 編集 ]

速報値って政府の願望か何かか?
[ 2017/09/02 22:11 ] 名無し [ 編集 ]

そうです
[ 2017/09/02 22:16 ] 名無し [ 編集 ]

推計方法が新基準に改定され、名目GDPが31兆円かさ上げ。
もう統計の意味ないな。
[ 2017/09/02 22:22 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/624.html

[政治・選挙・NHK231] 時代錯誤で説得力のない「恩赦」は"抜かない刀"にすべし ここがおかしい 小林節が斬る!(日刊ゲンダイ)
 


時代錯誤で説得力のない「恩赦」は"抜かない刀"にすべし ここがおかしい 小林節が斬る!
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/212807
2017年9月2日 日刊ゲンダイ 文字お越し


  
   慶応義塾大学名誉教授・小林節氏(C)日刊ゲンダイ

 トランプ大統領が自分の支援者である元保安官に有罪判決からの免責を与えたことで、最近、「恩赦」という聞きなれない法律用語が話題になった。わが国でも近々行われる天皇の譲位(改元)に際して恩赦が検討されている。

 恩赦とは、三権分立体制の下で、司法府の判断の結論を行政府の判断で消滅させる大権である。いわばマイナス司法権である。

 これは、諸国の王政時代からの伝統に由来するもので、pardon(ゆるす)という語源から明白なように、「神の子孫」と自称(詐称?)していた国王の慈悲だとされていた。

 もちろん、現代において「国王陛下のお慈悲により」などという説明が通用するはずもなく、一般に次のように正当化されている。@司法による法の画一的な適用の欠点を正す。A社会の規範意識の変化により特定の刑罰が不要になったので正す。B国家の慶弔時に全国民で気持ちを共有するために。

 しかし、これらの説明には説得力がない。つまり、@司法による法の適用は本来画一的(法の下の平等)であるべきで、例外的に不正義が生じないように、捜査科学、訴訟法、三審制、再審手続きが存在するはずである。そこに、法的公正性がもとより担保されていない政治が介入すべきではあるまい。A社会情勢の変化により特定の罪と罰が不必要になった場合には、法律の改正による一律の救済(利益の遡及)が筋である。B新天皇の即位がめでたいことだとしても、だからといって、一律に殺人犯や強姦犯が赦免されるいわれはなく、先例では、結局、公選法や政治資金規正法違反が赦免されてきた。しかし、それは政治の腐敗に関する規範意識の低下を招くはずだ。これは政権による仲間たちの救済に他ならず、トランプが同志による違憲な人種差別的法執行を赦免したことと同質である。

 だから、この機会に、国王主権で司法の独立も確立していなかった時代の遺物に過ぎない「恩赦」などという制度は廃止すべきであろう。しかし、そのためだけの改憲は政治的コストが高すぎる。ならば、次善の策として、憲法7条6号及び73条7号に規定された恩赦を今後は「抜かない刀」にしたらよい。





http://www.asyura2.com/17/senkyo231/msg/625.html

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