米ニュージャージー州ベッドミンスターで、北朝鮮について発言するドナルド・トランプ大統領。自身が所有するゴルフリゾート「トランプ・ナショナルゴルフクラブ・ベッドミンスター」で開いた政府関係者らとの会合で(2017年8月8日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS KAMM
北朝鮮の脅しには「炎と怒り」で応酬 米大統領が警告
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2017年08月09日 06:15 発信地:ワシントンD.C./米国
【8月9日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は8日、核兵器開発を続ける北朝鮮を強く非難し、同国政府が米国への脅しを続けるのであれば「炎と怒り」で報いを受けることになると警告した。
米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)はこれに先立ち、米情報当局の分析結果として、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)政権がミサイルに搭載可能な小型核弾頭の製造に成功したと報じていた。
トランプ大統領は、米ニュージャージー(New Jersey)州のゴルフ場で行われたオピオイド系鎮痛薬の過剰使用問題に関する会議の冒頭で、「北朝鮮は米国をこれ以上脅さない方がいい」と述べ、「世界史にも類を見ない炎と怒り、率直に言えば力によって報いを受けることになる」と警告した。
また、同大統領は金正恩氏について、「常軌を逸した非常に脅迫的な態度を取ってきた」と述べた。
大統領の発言は、米国が過去に出してきた声明よりも大幅に強硬な内容。北朝鮮をめぐる米政権のコメントはこれまで、非軍事的な解決策を見いだすことに重きを置いてきた。(c)AFP