★阿修羅♪ > 赤かぶ kNSCqYLU > 100017
 
g検索 kNSCqYLU   g検索 igsppGRN/E9PQ
 前へ
赤かぶ kNSCqYLU コメント履歴 No: 100017
http://www.asyura2.com/acpn/k/kn/kns/kNSCqYLU/100017.html
[国際17] トランプ氏、娘婿クシュナー氏を上級顧問に起用(AFP)
ドナルド・トランプ次期米大統領の長女イヴァンカさんの夫のジャレッド・クシュナー氏(2016年11月7日撮影)。(c)AFP/MANDEL NGAN


トランプ氏、娘婿クシュナー氏を上級顧問に起用
http://www.afpbb.com/articles/-/3113532
2017年01月10日 08:51 発信地:ニューヨーク/米国


【1月10日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は9日、長女イヴァンカ(Ivanka Trump)さんの夫で不動産・出版事業を手掛けるジャレッド・クシュナー(Jared Kushner)氏(35)を自身の上級顧問に起用すると発表した。

 トランプ氏は声明で、「ジャレッドは選挙戦と政権移行チームにおいて計り知れないほど貴重な人材であり、私の政権の幹部として迎えることを誇りに思う」と述べた。10日に36歳になるクシュナー氏は、トランプ政権の最も若い幹部になる。

 昨年の選挙戦で、ほぼ裏方に徹しつつも大きな影響力を及ぼしたクシュナー氏は、トランプ陣営を勝利に導いた人物とされる。ただクシュナー氏の新職就任には、法律上の問題が障害となる可能性がある。

 米国では、ジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領が在任中に弟を司法長官に任命したことに批判が集まり、反縁故法が成立。同法の下では、大統領が親族を要職に起用することは禁止されている。

 しかしトランプ氏の顧問らは先に、閣僚ではなく大統領府職員という形であれば、そこまで厳密な縛りはなくなるという見方を示していた。(c)AFP/Jennie MATTHEW


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/204.html

[戦争b19] 米駆逐艦がイラン艦艇に警告射撃、ホルムズ海峡で異常接近(AFP)
米バージニア州ノーフォークの海軍基地を出港する米駆逐艦「マハン」(2014年8月11日撮影)。(c)AFP/US NAVY/ENSIGN JESSICA KELLOGG


米駆逐艦がイラン艦艇に警告射撃、ホルムズ海峡で異常接近
http://www.afpbb.com/articles/-/3113568
2017年01月10日 12:34 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月10日 AFP】中東のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)で8日、米駆逐艦が高速で異常接近してきたイラン革命防衛隊の艦艇4隻に警告射撃を3度行った。米国防総省関係者が9日、明らかにした。

 米海軍の駆逐艦「マハン(USS Mahan)」がイランの艦艇に警告射撃を行い、それ以上の事態には発展しなかったが、米当局者は今回の一件について「プロ意識に欠ける危険な行為」と非難している。

 米当局者は、イラン側の小型高速戦闘艇の乗組員は武装しており、米軍の駆逐艦に向かって急接近してきたと述べている。マハンは無線で警告発信を行った他、発煙筒やサイレン、汽笛を使用した警告も行ったという。

 米国防総省によれば、2015年から16年前半にかけて同様の事例を23件確認したが、その後は大幅に減り、最後に米軍がイラン艦艇に警告射撃を行ったのは昨年8月だった。(c)AFP

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/483.html

[国際17] 世界経済の闇、これが人質取引のビジネスモデルだ HONZ特選本『人質の経済学』
リビア沖の地中海に浮かぶゴムボートの上で、マルタ島のNGOとイタリア赤十字社の救難船の救助を待つ移民ら(2016年11月3日撮影)。(c)AFP/ANDREAS SOLARO〔AFPBB News〕


世界経済の闇、これが人質取引のビジネスモデルだ HONZ特選本『人質の経済学』
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48870
2017.1.10 HONZ (文:内藤 順)


 テクノロジーが進化し、世界中の人たちは密接につながりだした。人類には、太古からのナレッジだって十分に溜まっている。それでも世界情勢は安定せず、中東をめぐる問題は予断を許さない状況が続いている。

 とりわけ深刻なのが、大量の難民が雪崩をうったようにヨーロッパへ流入し、深刻な社会問題を引き起こす可能性が高いということだ。

 驚くべきことに、このヨーロッパへ流入した難民の90%が犯罪組織に頼ってやってくるという。そして密入国を斡旋する業者たちの原資が、外国人の誘拐ビジネスで稼いた身代金であったというから話は穏やかではない。

 本書『人質の経済学』は、そのデリケートさゆえにあまり報じられることのない誘拐ビジネスや人質交渉の舞台裏を起点に、グローバル化した世界経済の闇の部分を描き出した一冊だ。著者はテロ・ファイナンスを専門とする女性エコノミスト。犯罪ネットワークの全貌や歴史的な背景を知ることで、センセーショナルさだけに目を奪われていては決して見えてこない問題の本質が見えてくる。

■「悪のドミノ倒し」が起きている

 それが善であれ悪であれ、世界を股にかけて大きな事を成そうと思ったら、インフラを最大限に活用することが必須となる。誘拐ビジネスのときにも、そして密入国斡旋のときにも、重要なインフラとなったのが、アフリカのギニアビサウからサハラ砂漠を縦断してヨーロッパへ流れる道であった。ここは古くからタバコ、大麻など、ありとあらゆるものを密輸するうえで成功率の高いルートとして知られていた地域でもある。

 この地域にダークサイドのイノベーションが起こったのは2003年のこと。サハラ周辺で密輸していた武装グループが、ヨーロッパ人32名を誘拐した。この時ヨーロッパ各国の政府が支払った莫大な身代金の一部を元手に「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」が設立されてしまう。

 この出来事をきっかけに、多くの犯罪組織や武装集団が競うように誘拐ビジネスへ手を出していくことになる。

 さらにこれを助長したのが、主要国政府の秘密主義であった。身代金を払ったことを認めず、適切な介入も行わなかったことによって、多くの誘拐組織が事業を拡大していく。

 特筆すべきは、10年前に200万ドル程度であった人質解放の取引相場が、今では1000万ドル以上にも跳ね上がっていることだ。様々なプレーヤーが増えていることを考えれば、相場が下がっても不思議ではない。なのに上がる一方となっているのは、何が原因なのか? その背景には欧米人の人質予備軍が無限に存在すると考えられていたことがあり、さらにメディアがセンセーショナルに報道したことがより一層のインフレを加速させた。

 だが誘拐による資金調達にも、限界はあった。誘拐ビジネスが盛んになればなるほど人が寄り付かなくなってしまい、人質の供給も止まってしまったのである。そこで犯罪組織が新たに狙いを定めたのが、密入国斡旋ビジネスであった。

 生身の人間を扱う商人たちにとって、人質から破綻国家から逃げようとする難民へとターゲットを変えることは容易いことであっただろう。そして密入国斡旋ビジネスは、シリア内戦をきっかけとして、中東へも飛び火していくことになる。

 この一連の流れは、まさに「悪のドミノ倒し」のようなものである。麻薬ビジネスの横行で治安が悪化する→国家が破綻状態になる→誘拐事件が起きやすくなり、犯罪組織が肥大化する→経済難民がヨーロッパに押し寄せようとする→移民や難民の密入国斡旋が跋扈する。予想を大きく上回るレベルで、犯罪同士が様々なシナジーを引き起こしている様子が伺えるのだ。

 さらにこの問題のルーツを辿っていくと、9.11を契機にアメリカが2001年に制定した愛国者法に到達すると著者は言う。ドル取引の全てを米国政府へ届け出ることが義務付けられた結果として、コロンビアの麻薬カルテルとイタリアの犯罪組織が接近し、アフリカのサヘル地域にユーロ決済ルートが開拓されたことから全ては始まった。要はテロリスト対策として始めたことが、結果的にテロリストへ資金を提供するというパラドックスを生み出してしまっているのだ。

■地球を駆け巡る、壮大なるブーメラン

 この動きが永遠に止まる気配を見せないのは、拍車をかける要素が多岐にわたって存在するためだ。先進国の無邪気な若者の誤った安心感、世界を救いたいという「崇高」な思い、反政府組織という幻想、支持率をあげるための人質交渉・・・。あげればキリがないほどではあるが、個々の要素だけを見ると必ずしも誤りとは言い切れないところが悩ましい。そして、被害者も加害者も失敗国家の犠牲者である点に変わりはないということ、これが無秩序の一番の恐ろしさである。

 誰もが自分のことしか考えられない時、大切なものが失われる。その影響は、世界が急速につながりだした今、自分自身にも及んでしまう可能性が高い。だから行き過ぎた愛国の災禍は、必ずやブーメランとなって返ってくることだろう。2017年の世界へ警鐘を鳴らす一冊として、強くおすすめしたい。



シリア難民 人類に突きつけられた21世紀最悪の難問
作者:パトリック・キングズレー 翻訳:藤原 朝子
出版社:ダイヤモンド社
発売日:2016-11-26



人質460日――なぜ生きることを諦めなかったのか
(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ II-4)
作者:アマンダ・リンドハウト 翻訳:鈴木 彩織
出版社:亜紀書房
発売日:2015-09-26


内藤 順
HONZ編集長。1975年2月4日生まれ、茨城県水戸市出身。早稲田大学理工学部数理科学科卒業。広告会社・営業職勤務。好きなジャンルは、サイエンスもの、歴史もの、変なもの。好きな本屋は、丸善(丸の内)、東京堂書店(神田)。はまるツボは対立する2つの概念のせめぎ合い、常識の問い直し、描かれる対象と視点に掛け算のあるもの。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/205.html

[国際17] 懐古趣味ナショナリズムの台頭 トランプ、プーチン、習近平・・・過去の栄光に浸る指導者たち(Financial Times
ドナルド・トランプ次期米大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2016年12月30日作成)。(c)AFP/DON EMMERT AND Natalia KOLESNIKOVA〔AFPBB News〕


懐古趣味ナショナリズムの台頭 トランプ、プーチン、習近平・・・過去の栄光に浸る指導者たち
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48874
2017.1.10 Financial Times


(英フィナンシャル・タイムズ紙 2017年1月3日付)

 米国は地球規模のトレンドを仕掛けることに慣れている。しかし、ドナルド・トランプ氏が「米国を再び偉大にする」と公約する数年も前に、中国、ロシア、トルコの3カ国が「懐古趣味ナショナリズム」の流行を確立していた。

 中国では習近平国家主席が「中華民族の偉大なる復興」を主導するという表現で、トランプ氏の有名な公約の中国版を2012年に打ち出していた。同じ年に、ウラジーミル・プーチン氏が大統領としてクレムリンに返り咲き、「ロシアを再び偉大な国にする」と簡単に要約できる国家プロジェクトに着手した。一方、トルコではレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領が、オスマン帝国時代の栄光から国全体が刺激を受けることを望んでいる。

 中国、トルコ、ロシアの政治状況からは、懐古趣味ナショナリズムの危険性について明らかな警告を読み取ることができる。この3カ国では、国としての偉大さを復活させたいという思いが、国外の敵対勢力に対抗しようという政府主導の運動や、反国家的な「内なる敵」の注視と一体化しているからだ。

 米国には簡単には変更できない制度や慣習があり、報道の自由もあるため、トランプ氏の懐古趣味ナショナリズムがプーチン氏や習氏、エルドアン氏らのようなやり方で国内の政敵をねじ伏せることははるかに難しいだろう。だが、民主主義国はどういうわけか比較的マイルドな懐古趣味ナショナリズムに毒されずに済むだろうという見方は、明らかに間違っている。その理由は、日本やインド、ハンガリー、英国を見ればすぐに分かる。

 日本の安倍晋三首相は、国の再興を目指して精力的なキャンペーンを主導している。日本をアジアの強国に押し上げた明治維新に触発されたのだという。インドではナレンドラ・モディ首相が、インドの近代化を目指すと同時に過去――栄光に満ちた、そして所々神話化されている過去――についてのヒンズー教徒のプライドに訴えかける、ヒンズー・ナショナリズムの運動を率いている。ハンガリーでは、ナショナリストのビクトル・オルバン首相が、第1世界大戦後に失った領土に物欲しげなまなざしを注いでいる。

 そして、ブレグジット(英国の欧州連合=EU=離脱)がある。英国がEU離脱を決断する際にも懐古趣味ナショナリズムがそれなりの役割を担った。離脱派が「グローバルな英国」を強調し、英国が28カ国から成る欧州クラブの一員にすぎない時代ではなく世界屈指の大国だった時代の記憶に訴えかけたのだ。

 ロシア、中国、米国、英国、日本、インド――これらの国すべてに何らかの形で懐古趣味ナショナリズムが存在するとなれば、これは至る所で見られる現象であり、それゆえに平凡であると考えたくもなる。だが、それは誤りだ。

 西側にある民主主義が最も確立した国々は、まだこのトレンドを追いかけていない。カナダ、オーストラリア、そしてほとんどのEU加盟国は、まだナショナリズムに屈服していない。フランスは危うい状況にある。マリーヌ・ルペン氏の率いる国民戦線(FN)は、典型的な懐古趣味ナショナリズム政党だ。ただ、そのフランスから見てライン川の対岸にある国で、「ドイツを再び偉大な国にする」というスローガンを掲げる党が成功することは想像し難い。

 懐古趣味ナショナリズムは各地に根を張ったものの、多くの国では、まだ新興勢力だ。英国と米国ではつい最近まで、最も成功した政治家は未来志向だった。

 ビル・クリントン元大統領は「21世紀への橋」を架けることについて語り、バラク・オバマ大統領は「希望と変革」を訴えた。英国ではトニー・ブレア元首相が「クール・ブリタニア」についてまくし立て、デビッド・キャメロン前首相は自らを、現代社会になじんだ「近代化を目指す保守」と位置づけた。ロシアでさえ、プーチン時代が訪れるまでは、過去の帝政時代の栄光を取り戻すことよりも新しい未来を築くことの方に関心があるように見えた。

 いったい何が起こったのか。おなじみの、どんな状況も説明できる概念と言えば「グローバル化」だ。大規模な移民の発生や2008年の世界金融危機といった世界の資本主義を混乱させる事態のせいで、今日よりも安定的で均質な国家中心の過去に対する郷愁が増した、というわけだ。

 また、1つの国でのナショナリズムの復興が別の国での再興を促した可能性もある。例えば、トランプ氏はブレグジットが刺激になったと語っていたし、プーチン氏のファンであることも臆面なく公言している。

 さらに、これはあまり検討されていない説だが、懐古趣味ナショナリズムの復活は政治経済の力が西側からアジアにシフトしているからかもしれない。確かに、米国の富と世界的な影響力とが少しずつ低下しているという感覚は、米国を再び偉大な国にするというトランプ氏の公約の下支えになった。また、中国やインドなど台頭しつつあるアジアの大国では、西側の帝国主義の時代には陰に隠れていた国と文化の偉大さをよみがえらせようという熱意が、世界的な勢力シフトによって触発されている。

 愛国心の観点から過去を強調することは、政治の標準的なレトリックとして世界中で使われている。懐古趣味ナショナリズムが危険性を帯びるのは、これが神話作りや外国への敵意にいつの間にか変わってしまうときだけだ。その時点で、ライバル関係にあるナショナリストたちとの間でイデオロギーの衝突が起こる可能性が高くなる。米国と中国のナショナリズムが太平洋をめぐって対立する可能性は、トランプ氏の大統領選挙勝利以降、高まったように思われる。

 懐古趣味ナショナリストにとっては常に、自国の複雑な歴史に正直に向き合うことよりも、外国が働いた悪事に注目する方がはるかに容易だ。そのあたりは、プーチン氏も習氏も祖国を作った偉大な人物――スターリンと毛沢東――の犯した罪については語りたがらないことからはっきりとうかがえる。

 また、懐古趣味ナショナリズムは過去にも流行したことがあるが、それらの時代は、振り返ると元気になるという類いのものではなかった。例えば、1930年代にはムッソリーニのイタリアが古代ローマの栄光を強調し、ナチスが自分たちを中世欧州のドイツ騎士団の継承者と位置づけていた。

 国家の復興を願う人々にとって、歴史は1つの刺激になり得る。米国でも、どこでもそうだ。だが、歴史は警告としても受け止めるべきだ。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/206.html

[国際17] 来日し、安倍首相らと会ってカネの使い方を話し合った投機家のソロスが置かれた厳しい状況(櫻井ジャーナル)
来日し、安倍首相らと会ってカネの使い方を話し合った投機家のソロスが置かれた厳しい状況
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701100000/
2017.01.10 03:35:16 櫻井ジャーナル


ジョージ・ソロスがアデアー・ターナー元CBI(英国産業連盟)会長を伴って来日、1月6日に安倍晋三首相と30分ほど「アベノミクス」について話し合ったと報道されている。その席には元朝日新聞主筆の舟橋洋一もいたようだ。さらに麻生太郎財務相や黒田東彦日銀総裁とソロスの一行は会ったという。日本からカネを巻き上げるための話し合いと言えるだろう。

 長年、ソロスはソ連/ロシアを不安定化させて浸食、あるいは侵略して富を奪おうとしてきたが、ウラジミル・プーチンによって押し返されている。しかも昨年の大統領選挙ではソロスがコントロールしていたヒラリー・クリントンが敗北、ロシアとの関係修復を主張していたドナルド・トランプが勝利してしまった。

 クリントンとソロスとの関係を示す電子メールが昨年8月、インターネット上に公開されている。ハッキングされたもので、その中にはソロスが国務長官時代のクリントンにアルバニア情勢の対処法をアドバイスしている2011年1月24日付けのメールもある。実際、クリントンはその通りに動いたようだ。

 その頃、アメリカではソロスが親イスラエル派を弱体化させようとしているとする報道もあったが、イスラエル系富豪がトランプへ資金を大量に提供していた可能性がある。例えば、選挙後の昨年11月13日に放送された番組の中でロシア外務省の広報担当者、マリア・ザハロバは、アメリカの大統領選挙でトランプが勝利した理由をユダヤ人の資金だと語っている。9月にニューヨークで会ったユダヤ系の人物から、自分たちはヒラリー・クリントンに寄付しているが、その倍をトランプに提供していることを明らかにしたというのだ。トランプに対する最大の寄付者はカジノを経営、日本でもカジノを経営しようとしているシェルドン・アデルソンだ。

 しかし、ソロスもユダヤ系であり、人脈はユダヤ系のロスチャイルド系のネットワークに続き、イギリスのN M ロスチャイルド・アンド・サンやフランスのエドモンド・ド・ロスチャイルド・グループとつながっている。ユダヤ系富豪の内部で対立が生じていたのかもしれない。

 選挙後もソロスはトランプを攻撃しようとしている。例えば、昨年11月13日から3日間の予定で彼は息子のジョナサン・ソロス、あるいはトム・ステイアーを含む富豪たちと一緒にトランプ対策を練る秘密会談をワシントンのマンダリン・オリエンタル・ホテルで開いている。やはり13日にベルギーのブリュッセルではイギリスとフランスを除くEUの外務大臣がトランプに関して話し合っている。

 こうした会議以上に興味深いのはロシアで新自由主義者、つまりアメリカ巨大資本の傀儡グループに属すと見られているアレクセイ・ウルカエフ経済開発相が逮捕された事実だろう。現在でもロシア支配層の内部には西側資本の傀儡勢力が小さからぬ影響力を維持している。ウルカエフはそのひとりだが、この逮捕によって彼の仲間は背筋が寒くなるのを感じたことだろう。ロシアでソロスの手先は締め上げられつつある。

 ソロスはウクライナでネオ・ナチを使ってクーデターを成功させたグループのひとりだが、そのウクライナは破綻状態。トランプが大統領に就任した場合、さらに状況は厳しくなるかもしれない。そうした中、「アメリカの関東軍」とも言えるNATOはエイブラムズM1A1戦車87輌を含む戦闘車両を1月6日にドイツへ陸揚げした。戦闘ヘリのブラック・ホーク50機、CH-47チヌークを10機、アパッチ・ヘリコプターを24機などと共にドイツ、ブルガリア、エストニア、ラトビア、リトアニア、ポーランド、ルーマニアへ配備するようだ。武力でロシアを挑発しているのだろうが、トランプが大統領に就任する前、何らかの行動に出る可能性も否定できない。

 そうした状況下でソロスは日本へ乗り込んできた。平和的なビジネスの話をすることが目的ではないだろう。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/208.html

[政治・選挙・NHK218] ≪多すぎ≫韓国の慰安婦像、約60体に増える見通し!「日本が反発しても少女像設置は続く」
【多すぎ】韓国の慰安婦像、約60体に増える見通し!「日本が反発しても少女像設置は続く」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15012.html
2017.01.10 10:00 情報速報ドットコム



慰安婦像



慰安婦像を設置している韓国の市民団体によると、今後も慰安婦像を増やして、最終的には60体くらいまで増加させるとのことです。現時点で慰安婦像は37体あり、これから20体以上を追加で作るとしています。

南西部の光州市でも少女像の建立に向けた募金運動が本格化し、市民団体は少女像を「公共造形物」として登録することを自治体に要請中です。

今回の日本総領事館前に設置された慰安婦像の騒動でエスカレートしている傾向が見られ、韓国政府が慰安婦像を止める方向で動いたとしても防ぐのは厳しいと言えるでしょう。


日本が反発しても少女像設置は続く 強引な合意の産物=韓国
http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2017/01/09/0400000000AJP20170109003700882.HTML

 慰安婦被害者支援団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)の「戦争と女性人権博物館」が確認した韓国内の少女像の数は釜山総領事館前の少女像を含め37体だ。

 設置予定のものまで合わせると、全国の少女像は約60体に増える見通しだ。高校や大学が校内に設置した少女像なども多く、実際の少女像数はさらに多いとされる。



釜山・慰安婦像 「(韓国は)なかなか面倒な国だ。(少女像は)しばらくそのままにしておいたらどうか」 二階俊博


記事コメント


あと何十年もすればビリケンさんのように訳も分からず足の裏すりすりして拝む人が出てくるかも。
[ 2017/01/10 10:10 ] 名無し [ 編集 ]


ネトウヨ系の貧困ビジネスが騒いでいるだけ。
[ 2017/01/10 10:19 ] 名無し [ 編集 ]


自民党の無能な外交のせいでどんどん増えますね
[ 2017/01/10 10:25 ] 名無し [ 編集 ]


安倍政権にマトモな外交能力は無いということですね。
安倍晋三って要するに”外交交渉”ではなく”バラマキ”しかやってないでしょう。
今回の韓国の問題は安倍政権が初めて外国に強く出て、さらに悪化させてしまいましたね。
[ 2017/01/10 10:41 ] 名無し [ 編集 ]


安倍は強制連行を認めたんだから韓国に行って謝罪して来いよ
[ 2017/01/10 10:42 ] 名無し [ 編集 ]


火に油を注いだネ
[ 2017/01/10 10:45 ] 名無し [ 編集 ]


嫌韓派大喜び
親韓派の面目丸つぶれ
喜んでるのはネトウヨなんだけどな…
[ 2017/01/10 10:56 ] 名無し [ 編集 ]


大統領糾弾がいっきに冷めたね
誰が得をして誰が損したかを見れば一目瞭然
[ 2017/01/10 11:14 ] 名無し [ 編集 ]


日本人であることしか誇れない人たちは多い
http://blog-imgs-65.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/20140730084524sddoio.jpg
 
こういう人達が騙されて騒いでいるだけです。
[ 2017/01/10 11:15 ] 名無し [ 編集 ]


北朝鮮の工作に扇動されすぎじゃないの。
橋本政権の時に、慰安婦の人たちに謝罪の手紙渡したり賠償金も渡したみたいなんだが、こんなもん受け取るなんてって今回みたいに反故にしたって。この話、ずっと繰り返してるだけじゃないの。
[ 2017/01/10 11:30 ] 名無し [ 編集 ]


半島人にはどうしてこんなに馬鹿が多いか?
その昔、中国様に女を貢ぐ為に近親相姦を繰り返したから。それ以来、馬鹿の遺伝子が脈々と受け継がれてきたのさ。どこかでこの馬鹿の連鎖を絶ちきらないと何でもないまともな半島人がかわいそうだね。
[ 2017/01/10 11:31 ] 名無し [ 編集 ]


安倍晋三のやり方は完全に逆効果。


これでは向こうを余計に刺激するだけ。


まあ統一教会と癒着の安倍晋三のことだから、わざとそうしてるんだろうが。
[ 2017/01/10 11:38 ] 名無し [ 編集 ]




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/817.html

[経世済民117] トヨタ屈服…米に「1兆円超」投資表明でトランプご満悦(日刊ゲンダイ)
            
             デトロイトの自動車ショーで記者会見した豊田章男社長(C)ロイター


トヨタ屈服…米に「1兆円超」投資表明でトランプご満悦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197217
2017年1月10日 日刊ゲンダイ


 マフィア顔負けの恫喝が功を奏している。トヨタ自動車の豊田章男会長が9日(現地時間)、米デトロイトで開幕した北米国際自動車ショーの新型車発表会で、今後5年間で米国の事業に100億ドル(1兆1600億円)を投資する考えを表明した。

 トヨタは先週5日、トランプ次期大統領からツイッター上でメキシコの新工場建設計画を批判されたばかり。同社は今回の投資はトランプとは無関係としているが、「米国に工場を建てろ。さもなければ多額の関税を払え」という“脅迫”に対応し、巨額のマネーを巻き上げられた形だ。

 この日は同じ自動車ショーで、先にメキシコへの工場移転計画を撤回したフォードがミシガン州の工場で中型SUVの生産開始を表明。前日にはフィアット・クライスラーもミシガン州とオハイオ州の工場の設備増強に10億ドルを投じ、2000人の追加雇用を発表した。

 トランプは9日朝、「ありがとう、フォードとフィアット!」とツイッターに投稿。尻尾を振りまくる自動車大手の対応に、ご満悦だ。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/636.html

[政治・選挙・NHK218] ≪蟹工船2.0≫ アベ政権が舵をとる「労働者生き地獄」への航海(田中龍作ジャーナル)
【蟹工船2.0】 アベ政権が舵をとる「労働者生き地獄」への航海
http://tanakaryusaku.jp/2017/01/00015136
2017年1月10日 15:55 田中龍作ジャーナル



ワーキングプアを限りなく広げる「労働者派遣法の改正」に抗議する労働者。=2015年、国会前 撮影:田中=


 文・辻井裕子 / 主婦 

 友人の娘が再就職した。残業代、休日出勤手当も払わないブラック企業だ。終電を逃すと会社で仮眠し、始発で帰宅する。シャワーを浴びると、また会社へ。タッチ・アンド・ゴーである。

 ワタミ、ヤマダ電機、日本郵便・・・過労死や過労自殺が後を絶たない。このままではいけない、と再就職したのが去年の秋だった。彼女は続けてブラック企業に就職したのである。

 真田丸じゃないが、一家総出で知恵を絞って生き残りを考えなければいけない時代になった。

 私の周囲にこんな人がいた。「デザイナーでは食べていけなくなったので、事務所をたたんでタクシー運転手になった。それでも食べていくのがやっとだ」。

 「地方にいると本当に仕事がない。従業員や家族に迷惑をかけたくないので、倒産する前に会社を整理することにした」という話も聞いた。

 2014年の段階で、年収300万円以下の人口が全給与所得者の4割を超えた。その中でも半数以上(=約1,100万人)が、「ワーキングプア」といわれる年収200万円以下だ。



おびただしい数の求人があるが、労働条件は良くない。あげくに実際会社に行くと求人票に書かれている条件と違ったりすることもある。=都内ハローワーク 撮影:田中= 


 テレビを見ていたら、「お正月商戦で何を買ったか?」という特集をやっていた。銀座の街頭インタビューで、ベビーカーを押した若い夫婦が妻のダウンコート28万円也を買ったと答えていた。

 言葉を失った。非正規労働者の2か月分の収入と同じじゃないか。

 年金カット法案を通すが、掛け金は毎年値上がりする。子供の貧困は民間基金で賄う。軍事研究の予算だけが増大する。隣国の脅威を煽る。これでは、国家のために庶民が大量に無駄死にした、かつての戦争と同じ構図ではないか?

 国家のために庶民が身も心もボロボロになるまで尽しても、何の見返りもなく殺されかねない。

 このまま自公政権が続けば、現代版蟹工船「日本丸」の向かう先は、地獄でしかない。

 「おい、地獄さ行(え)ぐんだで!」

 小説「蟹工船」(小林多喜二)の結末は、ストライキをやろうとした労働者たちが帝国海軍にあっさりと鎮圧されて終わる。

 「俺達には、俺達しか、味方が無えんだな。始めて分った。」労働者に言わせた小説の発表から88年目。時代の歯車は逆回転して当時に追いついたようだ。

  〜終わり〜




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/818.html

[政治・選挙・NHK218] ≪安倍首相が支持率高くても解散できない理由!?≫野党共闘で61選挙区逆転 14年衆院選を基に試算(ぽぽんぷぐにゃん)
【安倍首相が支持率高くても解散できない理由!?】野党共闘で61選挙区逆転 14年衆院選を基に試算
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/f6323b5f44027b6df9aa7aa4fc6f524d
2017-01-10 12:30 ぽぽんぷぐにゃん


※お薦めです。↓
ヤフー「あなたへのおすすめ」に産経のヘイト記事。


野党共闘で61選挙区逆転 14年衆院選を基に試算 - 共同通信 47NEWS


>比例代表も含めた衆院議席(475)で265議席にとどまり、自公両党は憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」を割り込む。逆転の61選挙区のうち31は当選1、2回の自民党現職の地元で、同党若手の選挙基盤の脆弱さが露呈した。



安倍首相が内閣支持率が高くても解散できないのは、解散しても議席を減らすから。 

やっぱり、これしかないんですよねえ。







野党共闘で61選挙区逆転 14年衆院選を基に試算
https://this.kiji.is/191123368097660933
2017/1/9 18:35 共同通信

 2014年衆院選の小選挙区(295)の得票を基に、現在の民進、共産、自由、社民の野党4党が共闘して統一候補を立てた場合の与野党の勝敗を共同通信社が試算した。自民、公明両党候補は計61選挙区で逆転される。比例代表も含めた衆院議席(475)で265議席にとどまり、自公両党は憲法改正の国会発議に必要な「3分の2」を割り込む。逆転の61選挙区のうち31は当選1、2回の自民党現職の地元で、同党若手の選挙基盤の脆弱さが露呈した。

 次期衆院選で試算通りとなれば、自民党単独では233議席と過半数に届かない。安倍晋三首相の政権運営が不安定化するのは必至だ。




















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/819.html

[自然災害21] MEGA地震予測 熊本・鳥取をピンポイントで予測できた理由(週刊ポスト)
                   MEGA地震予測を手がける村井俊治・東大名誉教授


MEGA地震予測 熊本・鳥取をピンポイントで予測できた理由
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-00000019-pseven-soci
週刊ポスト2017年1月13・20日号


 2016年は4月の熊本地震、10月には鳥取県中部地震と、相次いで大きな地震が発生した。余震を含めると、震度5弱以上の地震が計27回(2015年は10回)も起きた“異例の年”だった。両県とも、これまで地震が多いとされる地域ではなかった。そのため、「どこで大地震が起こってもおかしくない」という不安が、日本中を覆っている。

 そんな中、我々が頼るべき重要な指針が「MEGA地震予測」だ。2016年は村井俊治・東大名誉教授の予測の精度の高さが改めて実証される1年となった。

 特に、4月の熊本地震と10月の鳥取県中部地震では、それぞれ発生3か月前の本誌記事で「熊本」と「鳥取」を新たな警戒ゾーンに加え、警告を発していた。なぜ、村井氏はピンポイントで大地震を予測することができたのか。理由は独自の予測法にある。

「MEGA地震予測」のベースになっているのが、全国1300か所に設置された国土地理院の「電子基準点」のGPSデータである。

 そのデータから、地表のわずかな動きを捉え、1週間ごとの基準点の上下動による「異常変動」、地表の長期的な「隆起・沈降」(上下動)、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の3つの指標を主に分析し、総合的に予測している。

 つまり、地表の動きを即座に反映することで、予測を微調整し、ピンポイントに異常が指摘できる。「その地域で過去に地震が起こった頻度」から地震発生確率をパーセンテージで予測する従来の地震学とは「手法」も「思想」も根底から異なるのである。村井氏が指摘する。

「6年前の東日本大震災以降、日本列島では地表の大変動が起きている。昨年の熊本地震以降、その変動幅は拡大し、今も広がっています。そのため、今年は昨年以上に大きな地震が起こる可能性がある」

 村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)の協力で作成した「異常変動全国MAP’17」を見ると、各地で異常変動が起きていることが分かる。

「2016年は夏に全国的な一斉異常変動が見られ、それを示す点は東日本大震災時と同等の数になった。その後、10月から静謐期間(大きな変動のない静かな期間)が続いている。

 経験則として、一斉異常変動から静謐期間を経て大地震が起こることが多い。その静謐期間が長ければ長いほど地震は大規模になる傾向があります。そのため2017年は、いつ、どこで大地震が起きてもおかしくありません」(村井氏)

●村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)では、毎週水曜日にメルマガ「週刊MEGA地震予測」、スマホ用ウェブサービス「nexi地震予測」で情報提供している。詳細はhttp://www.jesea.co.jpに。


http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/739.html

[経世済民117] 借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏(週刊ポスト)
                   経済アナリストの森永卓郎氏が分析


借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-00000016-pseven-bus_all
週刊ポスト2017年1月13・20日号


「日本は1000兆円も借金があるから増税しなければいけない」「ギリシャのように破綻する可能性がある」──新聞・テレビで何度も繰り返されてきた“警告”だ。だが、日本という国家の財務状況は「借金の額」だけを見ても判断できないはずだ。

 投資家や銀行が企業の経営状態が健全かをチェックする際には、必ず「バランスシート」を見る。傘下に多くの子会社を抱える大企業の財務体質をはかる場合、子会社を含めた連結決算の財務諸表を見なければ本当の姿はわからない。

 国の財政も同じだ。主要国は政府の財務諸表を作成する際、政府単独とは別に、政府と中央銀行の財務諸表を合算した「統合政府」のバランスシートを作成している。しかし、日本(財務省)はそれを作成していない。経済アナリストの森永卓郎氏が語る。

「信じ難いかもしれませんが、政府と日銀を含めた連結バランスシートを考えると、いまや日本の国家財政は世界一健全なんです」

 アベノミクスの開始以来、日銀は大幅な金融緩和で国債を大量に買い続け、2016年10月には日銀の国債保有残高は400兆円を超えた。

 日銀はお札を刷って、国債を買っている。つまり、日銀のバランスシートには、保有する400兆円の国債が「資産」に計上され、「負債」には市中銀行が日銀に預けている当座預金と日銀券(お札)の発行額が計上される。

 森永氏の解説を簡単に説明すると、政府と日銀のバランスシートを合算(連結)して考えると、政府が発行した900兆円近い国債のうち400兆円は「統合政府」自ら保有しているから相殺され、実質的な国債発行額は500兆円に減る。

 かわりに日銀券と銀行の当座預金の400兆円が「負債」に計上されるが、いくらでも自由に発行できる日銀券は返済の必要がなく、銀行が当座預金の引き出しを求めた場合も日銀はお札を刷って払うことができる。いずれも事実上、返済する必要がない負債だ。

 日銀が国債を買い入れたことで、国(統合政府)のバランスシート上、資産の裏付けがない借金である純債務は491兆円から91兆円に大幅に減ったのである。

 当然ながら、そのリスクも指摘されている。本来、中央銀行に国債を大量に買わせるとインフレ、国債暴落、通貨安という副作用が起きて、国民生活に大ダメージを与えるとされてきた。ところが、日本には“特殊な状況”が生まれているというのだ。

「現在の日本経済は日銀が物価を上げたくても上がらない、国債はゼロ金利だから多少金利がついた方がいい、為替ももう一段の円安が望ましい。副作用が起きても全部プラスに働く。こんな国は日本だけで、世界でも日本だけが使える魔法なのです」(森永氏)

 国の資産を管理する財務省理財局の資金企画室長などを歴任した嘉悦大学教授の高橋洋一氏もこういう。

「私が初めて国のバランスシートをつくった当時と一番違っているのはそこです。日銀の国債大量買い入れによって統合政府のバランスシートでみると日本の借金は大きく減り、財政再建は終わったと考えていい。

 20年前、私が米国プリンストン大学に留学中にバーナンキ教授(前FRB議長)が、『中央銀行が量的緩和してもインフレにならなければ財政再建ができるね』といったことがある。それがまさに20年後の日本で現実になった」

 一方で、財務省は“まだ日本は借金大国で増税が必要だ”としきりに繰り返している。しかし、いまこの国に必要なのは、増税ではなく、経済成長でもっと国の税収を豊かにし、将来の年金問題を解決することだろう。

 たしかに専門家の中には、たとえ今インフレが起きていなくても中央銀行の国債大量買い入れがいきなりハイパーインフレを引き起こすリスクがあると指摘する声も多い。手放しで現状に安心はできないだろう。

 ただ、国が借金をする裏付けに徴税力という“資産”が使えるのは、国民が経済成長を支え、納税の義務を果たしているからだ。増税はその経済成長に冷や水を浴びせる。「借金が多いから増税」という財務省のロジックが乱暴であることも、国のバランスシートから浮かび上がってくる。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/637.html

[戦争b19] まるでイナゴの群れ? 超小型ドローン103機の編隊飛行に成功 米国防総省(AFP)
米首都ワシントンの国防総省で記者会見するアシュトン・カーター国防長官(2016年8月29日撮影)。(c)AFP/Brendan Smialowski


まるでイナゴの群れ? 超小型ドローン103機の編隊飛行に成功 米国防総省
http://www.afpbb.com/articles/-/3113589
2017年01月10日 14:25 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月10日 AFP】米国防総省が敵対勢力に対して21世紀型の「イナゴ攻撃」を仕掛ける日も近いのかもしれない。同省は9日、103機の超小型ドローン(無人機)を編隊飛行させる世界最大の実験に成功したと明らかにした。

 人工知能の発展によって実現した今回の実験は、人間の指示の下で小型ロボットの群れが協調して活動する可能性に道を開くもので、自律的な兵器システムの開発における重要なステップとなった。

 軍事戦略家は、こうしたドローンは低コストで製造でき、大量に飛ばすことで敵対勢力の防衛力を圧倒できるとして大きな期待を寄せている。

 国防総省の声明によれば、超小型ドローン「パーディクス(Perdix)」の群れを使用した世界初の試験飛行は昨年10月、米カリフォルニア(California)州で実施された。実験は3機のFA18スーパーホーネット(Super Hornet)戦闘機が全長約16センチのパーディクス103機を投下して行われた。

 アシュトン・カーター(Ashton Carter)国防長官が国防副長官在任中の2012年に創設した国防総省戦略能力研究室(SCO)のウィリアム・ローパー(William Roper)室長は、パーディクスは各機体をあらかじめ個別にプログラムして動かすのではなく、各機体が意思決定を行う分散型の1つの頭脳を共有し、自然界に存在する昆虫や動物の群れのように互いに協調して動くと述べた。

「個々のパーディクスは他のすべてのパーディクスとコミュニケーションして連携できるので群れは指示する者を必要としない。ドローンが集団に新たに入ったり、集団から抜けたりしても実にうまく適応できる」(ローパー室長)

 パーディクスは米マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生たちが2013年に開発し、その後も改良が続けられてきた。パーディクスについて国防総省は「民間のスマートフォン業界から発想を得た」と述べている。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/484.html

[国際17] 「サイバー介入」の米報告書、ロシアが「事実無根」と一蹴(CNN)
             ロシアは米情報当局の報告書を「事実無根」と一蹴


「サイバー介入」の米報告書、ロシアが「事実無根」と一蹴
http://www.cnn.co.jp/world/35094779.html
2017.01.10 Tue posted at 17:38 JST


モスクワ(CNN) 昨年行われた米大統領選にからみ、ロシアがサイバー攻撃を行い選挙に介入したとする報告書を米情報当局が発表した件で、ロシアのペスコフ大統領報道官は10日までに、米国の主張は「事実無根」であり、大規模な魔女狩りに過ぎないと指摘した。

米情報当局は先ごろ、大統領選への介入をめぐる正式な報告書を公表し、ロシアのプーチン大統領が影響を与えるための工作を命じたと結論づけていた。

ペスコフ大統領報道官はこうした申し立てについて、裏付けるものが何もなく、アマチュアレベルで感情的なものだと指摘。「魔女狩りを見ているようだ」と述べた。

同報道官はまた、ロシア政府や、ロシアの公式あるいは非公式な人物がサイバー攻撃に関与したとの主張については断固として拒絶するとした。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/210.html

[原発・フッ素47] 政府は、8000ベクレル/`の放射能汚染物を焼却する一方で、国民の腹を汚染物を詰め込むゴミ袋にする 
政府は、8000ベクレル/`の放射能汚染物を焼却する一方で、国民の腹を汚染物を詰め込むゴミ袋にする
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7440d49243eb86b97da4c6cb83483dd8
2017年01月10日 のんきに介護


きっこ
‏@kikko_no_blog さんのツイート。

――「福島第1原発事故に伴って発生した大量の放射性廃棄物について、宮城県は1kg当たり8000ベクレルまでの廃棄物を市町村などの施設で一斉焼却する方針を棚上げし、家畜の糞尿などと混ぜて堆肥化して有機肥料としてリサイクルする方針を検討し始めた」とのこと。〔10:02 - 2017年1月10日 〕—―


<汚染廃棄物>堆肥化やすき込み 非焼却も課題
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170110_11009.html
2017年01月10日 河北新報

 東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質で汚染された国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の廃棄物を巡り、宮城県は市町村などの施設で一斉焼却する方針を棚上げし、堆肥化やすき込みによる処理を検討する考えを示した。堆肥化・すき込みは既に栗原市などが取り組んでいるが、どちらの方法にも課題はある。

 「堆肥化やすき込みは有効な方法だが、膨大な量の堆肥を作ってそれがまた廃棄物にならないか。廃棄物の全量処理に相当な時間がかかる」。4日の定例記者会見で村井嘉浩知事は疑問を呈し、改めて一斉焼却を追求する考えを強調した。

 堆肥化は、牧草や稲わらといった汚染廃棄物を家畜のふんなどと混ぜ、微生物の働きで発酵させ有機肥料にする。農林水産省の通知で1キログラム当たり400ベクレル以下になれば肥料として利用可能で、400ベクレル超でも汚染牧草などが出た元の農地であれば戻すことができる。

 すき込みは、牧草や稲わらなどを細かくして農地に混ぜ込む。400ベクレル以下が条件だが、牧草や稲わらが出た農地に戻す場合は8000ベクレル以下まで許される。

 堆肥化は県の一斉焼却方針に慎重姿勢を示した栗原市が進め、登米市がすき込みの実証実験を行うと発表した。県畜産課は「技術的に難しいことはない」と説明しながらも、汚染廃棄物ゆえの困難さを指摘する。

 堆肥化の場合、混ぜ込む家畜のふんなどが一定量必要になる。発酵にある程度時間がかかるほか、できた堆肥の売り先も確保しなければならない。農地に戻すとしても、原発事故で汚染された牧草地などは既に除染処理が施されている。公有地でも、農地として使われることが前提になる。

 担当者は「汚染牧草などが発生した農家は原発事故の被害者で、廃棄物の一時保管者でもある。堆肥を肥料に使うことや除染した農地に再び戻すことに、抵抗を感じる農家もあるのではないか」と懸念する。

 村井知事は昨年12月27日の県内市町村長会議で、各市町村に堆肥化・すき込みについて検討してもらった上で、半年以内に再び会議を開く考えを示した。廃棄物を抱える市町村はそれまでに堆肥化・すき込みに取り組むかどうかや、処理できる廃棄物量の見込みなどを決める。


















http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/276.html

[政治・選挙・NHK218] ≪悲報≫ 年金制度など、廃止すべきだ。日本の官僚機構は、国民の虎の子を預かるだけの責任感を有しない 
【悲報】 年金制度など、廃止すべきだ。日本の官僚機構は、国民の虎の子を預かるだけの責任感を有しない
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/3e67f8ce453bcc4a257bfdbf4ecbc1e4
2017年01月10日 のんきに介護


Yasu‏@noosa_noosaさんが

こんなツイート。

――国家的詐欺だ やらずボッタクリ 「支給は70歳から」なら、もう年金制度はやめろ!〔6:06 - 2017年1月10日 〕―—

100%、賛成だ。

理由は、

タイトルに述べた通り、

官僚に年金が庶民にとって“老後の虎の子”だという感覚が完全に欠落している

ということに尽きる。

それが安倍政権の下、明瞭になった。

下の画像は、

直接には

老人問題に無関係だ。


転載元:Yasu‏@noosa_noosa さんのツイート〔6:07 - 2017年1月10日



転載元:Yasu‏@noosa_noosa さんのツイート〔6:07 - 2017年1月10日

しかし、

年寄りに対する敬意がない点で、

まったく関係ないと言い切るのも可笑しな気がする。

あのとき、

沖縄のお爺、お婆の言うことに耳を傾けておくべきだったと

何年か先、悔いるときがくるのではないか。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/820.html

[マスコミ・電通批評15] NHKがひた隠す、受信料ネコババ職員の自殺(週刊文春)
                     事件が起きた横浜放送局


NHKがひた隠す、受信料ネコババ職員の自殺
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-00006966-sbunshun-soci
週刊文春 1/10(火) 16:01配信


 昨秋、NHKで現役職員による「受信料着服」という前代未聞の事件が起きていたことが「週刊文春」の取材で明らかになった。

「横浜放送局営業部の職員A氏が受信料をネコババしていました。これまでにも制作費や取材費などの着服が発覚したことはありますが、現役の職員が受信料をそのまま懐に入れた事例は聞いたことがありません」(横浜放送局関係者)

 別の横浜放送局関係者が、着服の手口を明かす。

「通常、視聴者は受信料を前払いしていますが、解約する場合、払い戻しのお金が発生します。A氏はそこに手をつけた。本来は解約者へ払い戻すべきお金を、自分の口座に振り込まれるよう操作していました」

 事件の発覚直後から、NHK本部にある総合リスク管理室が調査に乗り出していたが、1回目の事情聴取を受けた直後、A氏は自殺を遂げていた。

 問題なのは、その後のNHKの対応だ。

「着服事件、そして自殺の事実は徹底的に隠蔽されています。最大の問題は、明らかに懲戒処分に相当する事件にもかかわらず、A氏はもちろん、直属の上司から役員に至るまで、誰一人、処分を受けていないことです」(同前)

 NHK広報局は、「すでに本人が亡くなっているため、お話しできることはありません」と回答した。

 2004年7月、本誌が「紅白歌合戦」担当プロデューサーによる制作費着服事件を報じた際には、視聴者の間で受信料不払い運動が広がり、当時会長だった海老沢勝二氏が引責辞任に追い込まれている。NHKの経営陣は同じ過ちを繰り返すのだろうか。

 籾井勝人会長(73)、次期会長である上田良一氏(67)、受信料を管轄する最高責任者の堂元光副会長(65)への直撃取材など、「週刊文春」1月11日発売号が詳報している。


<週刊文春2017年1月19日号『スクープ速報』より>


http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/296.html

[政治・選挙・NHK218] 気がつけば敵をつくるだけに終わっている安倍外交の正体(日刊ゲンダイ)
   


気がつけば敵をつくるだけに終わっている安倍外交の正体
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197237
2017年1月10日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   抗議の帰国の長嶺大使(左・央=AP)と釜山日本総領事館前に設置された少女像/(C)ロイター

 この判断が歴史の分水嶺となるのではないか。

 韓国・釜山の日本総領事館前に少女像が設置された問題。日本政府が決定した対抗措置の一環で、9日、長嶺安政・駐韓大使と森本康敬・釜山総領事の2人が一時帰国をした。強い抗議を示す“異例”の措置だが、これで事は前に進むのか。問題が解決するのか。

 2015年12月の日韓合意で、「最終的かつ不可逆的な解決」として日本側は軍の関与と政府責任を認め、元慰安婦を支援する韓国の財団に10億円を拠出、韓国側はソウルの日本大使館前の少女像の撤去について「適切に解決するよう努力する」と表明していた。民間団体がやったこととはいえ、韓国政府が日本の領事館前の新たな少女像設置を放置するのは、信義にもとる行為だとして安倍政権は強硬姿勢に出たわけだ。

 日本国内は大メディアも黙認ムードで、「両国政府は対応に苦慮」と腫れ物に触るような報じ方。テレビの情報番組などは合意を履行しない韓国が悪いという空気さえある。だが、死に体の朴政権下で大使や領事を一時帰国させたからといって、すぐに慰安婦像が撤去されるとは思えない。展望ゼロの強硬策は、むしろ韓国世論の火に油を注ぐだけじゃないのか。

 コリア・レポート編集長の辺真一氏はこう言う。

「韓国政府は、釜山の日本総領事館前の少女像について『好ましくない』としていたが、世論に押されて設置されてしまった。そういう経緯がありながら、日本政府がこの一件を外交問題にし、大使を一時帰国させたことについて、韓国世論は『そこまでするのか』という反応です。

 圧力をかければかけるほど、逆に韓国国内の反発は強まり、ソウルの大使館前や領事館前の少女像の撤去は遠のく。さらに、安倍首相が『日本は10億円を払った。韓国側も誠意を示せ』という言い方をしていることが、韓国では『カネで決着をつけた』と悪いイメージで受け止められている。早速、野党第1党は『10億円を返そう』と言い出し、日韓合意をチャラにしようとしています。安倍政権はレームダックの朴政権が何もできないことをわかっていながら、次の政権への牽制として強硬手段を取ったのでしょうが、私は裏目に出たと思います」

  
   外相レベルの形だけの合意だった(C)AP

メンツ先行では何も解決できない

 こうした最悪の事態になったのは、一昨年の日韓合意が、邪な、形だけの決着だったことが根っこにある。歴史問題で中韓が連携する流れを嫌った米国が日韓両国を締め付けた結果、バタバタと合意に至ったもので、外相レベルの口約束だけで文書も何もない。国民的合意ではなく、オバマ大統領の顔を立てることが優先された欺瞞の合意だったから簡単に崩れる。

 韓国は朴政権が弱体化した今、次期大統領選を睨んで野党が朴の外交批判を展開。世論もそれを後押ししている。今回の日本側の抗議に対しても、「日韓合意は文書もなく、条約でもない」「日本は合意より重い『日韓漁業協定』を一方的に破棄したではないか」などと逆に攻勢をかけ、対立は激化するばかりなのである。

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏もこう言う。

「メンツをつぶされたからお仕置きだとばかりに大使を一時的に帰国させても、何の解決にもなりません。韓国の一般国民は日本に対し、第2次大戦前からの日本統治時代に、力で押し込まれてきたという感情が残っている。それが従軍慰安婦問題の根底にあるのです。韓国世論の6割が日韓合意を破棄すべきとする調査結果が出ています。圧力で制裁を科すのではなく、韓国国民の対日感情をひとつひとつ解きほぐしていかなければならないと思います」

 安倍政権の感情論に任せた無定見外交は、日韓関係を悪化させるだけなのである。

■戦争準備、言論弾圧、報復外交が同時進行の恐怖

 危ういのはメンツ優先で報復一直線の狂乱首相が、今国会で悪名高き「共謀罪」を成立させようとしていることだ。安倍政権にとって「共謀罪」は、「秘密保護法」「集団的自衛権の行使を容認する安保法」に続く戦争準備法制である。

「共謀罪」は2003〜05年に3回も廃案に追い込まれた悪法だが、組織犯罪処罰法の改正案という形で、名称も「テロ等準備罪」に改める。2020年東京五輪に向けてのテロ対策を名目にし、適用対象も単なる「団体」から「組織的犯罪集団」に絞り込むため、菅官房長官は「従前の共謀罪とは別物だ」と言い張るが、安倍政権のいつもの手口にだまされてはいけない。

 法案では対象となる犯罪は、従前の共謀罪と同じで676にも上っている。何をもって「テロ準備」とし、「犯罪集団」と認定するのか。日弁連などが「(捜査機関が)法律を恣意的に解釈すれば、処罰対象は拡大する恐れがある」と警鐘を鳴らすのは当然だ。

 強権・独裁の安倍政権のことだから、米軍基地や原発への反対運動が対象になる恐れだってある。

 情報法制に詳しい中川亮弁護士は「治安維持法よりタチが悪い。考えたり、思ったりという『内心』が罰せられる、という本質は変わっていません」と断じていた。秘密保護法、安保法、共謀罪と、徹底的に自由な言論を封じ込め、戦争ができる戦前さながらの国家につくり変えようとしているのである。

「共謀罪は集団的自衛権で自衛隊を海外に派遣することと関係しています。2005年に日米で合意した『日米同盟:未来のための変革と再編』では、『共有された秘密情報を保護するために必要な追加的措置をとる』とされています。これに従って日本政府は着々と法律を整備してきた。共謀罪もそのひとつで、米国の安全保障戦略のための日本の制度づくりなのです。実際は自衛隊が中東に派遣される可能性が高いですが、戦争ができる国づくりのために、安倍政権は今まで以上に中国や北朝鮮の脅威をあおって、緊張を高める手段に出る危険性があります」(孫崎享氏=前出)

■展望ゼロで突っ走る愚

 この事態を韓国など近隣アジア諸国がどう受け止めるか。慰安婦問題での強硬姿勢と相まって、日本に対する警戒感を強めるだろうことは間違いない。

 前出の辺真一氏がこう言う。

「大使の一時帰国という安倍政権の対抗措置は、韓国がいかに約束を守らない国であるかを国際的にアピールする狙いがあったと思う。しかし、日本では米国のバイデン副大統領が日本の立場に理解を示したように伝えられていますが、韓国ではバイデン氏は日本に対し、対抗措置を取らないように注文を付けたと報じられています」

 これじゃあ日本はピエロである。

 オバマ米国も、偽善の真珠湾慰霊で分かるように、安倍を信用することはないだろうし、次期政権は貿易問題で就任前にトヨタを名指し批判するトランプだ。経済だけでなく安保でも日本政府に無理難題を押し付けてくるだろう。

 北方領土問題でプーチンのロシアにもはしごを外され、習近平の中国とも睨み合いが続く。唯一、改善の兆しとされた韓国も朴槿恵の失脚と今回の少女像問題で再び亀裂が走った。

 気がつけば、安倍外交は敵だらけだ。それでもタカ派路線で突っ走る。何の展望もないのに突っ走る。見ちゃいられない。この政権は、本当にマズい。



         



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/821.html

[政治・選挙・NHK218] 精神崩壊! テレビCMに見る方向性を失った日本(simatyan2のブログ)
精神崩壊! テレビCMに見る方向性を失った日本
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12236832934.html
2017-01-10 18:21:23NEW ! simatyan2のブログ


昨年放映された全国およびローカルのCM(アサツーDK、電通、
博報堂、その他中小広告代理店製作)を集めたもの、

IT'S JAPANESE COMMERCIAL TIME!! | SPECIAL | THE VERY BEST OF 2016


を見ると、意外性や過激な画面構成で印象付けを狙ったCM
ばかりです。

はっきり社名がわかるのがソフトバンク、落ち着いた雰囲気で
メッセージ性が強いのが聖教新聞だけというのは皮肉な話です。

ごくシンプルで何を伝えているのか、消費者の身になって商品
を静かに前面に出していた昔のCM

十朱幸代 CM 1984・1987


とはエライ違いです。

僕が広告代理店にいたのは、ちょうどこの過度期で、昔が良い
とは言いませんが、今振り返ると本当に支離滅裂になったもの
だな、とつくづく思います。

より過激に、よりインパクト強く感情を刺激する、テレビCMは
わずか15秒に映画一本分の予算を投入するのです。

すでに商品の説明から逸脱しており、何のCMかはわからなくて
も、派手さと奇抜さ、そして短いフレーズと音楽だけが頭に残
ります。

まるでオウム真理教麻原彰晃の洗脳ビデオのようですね。

こんなのを毎日24時間垂れ流されれば、ある種の感性だけが
発達して、その他の感覚はマヒしていきます。

感覚がマヒした人は騙されやすくなります。

これは振り込め詐欺の被害者が全く減っていないことを見れば
わかることです。

この架空請求詐欺から振り込め詐欺に至る経緯ですが、面白い
ことに小泉内閣と共に誕生しているんですね。

小渕内閣のころ、ラジオのMCをやっていた浜村淳だったと思い
ますが、スナックの飲み代のツケの話で、

「飲み代のツケの請求書、だれかれ構わず送ったら、中には
思い当たる人が間違って払ったりしませんかね?
しかしまあ、そんなアホな人おりませんわな」

と冗談で言ってたのを思い出します。

つまり今から16年ほど前には冗談で言うほど架空請求など
なかったということになります。

そんなアホな架空請求詐欺が、森内閣を経て小泉内閣時代に
現実化しオレオレ詐欺も誕生します。

小泉純一郎の、

「改革なくして成長なし」

「痛みをともなう改革」

「小泉内閣に反対する勢力は抵抗勢力だ」

などのワンフレーズと共に・・・。

その後、「自民党をぶっ壊す!」の小泉劇場から、

「前に進むのか、過去に戻るのか」

の橋下劇場に次がれるころには、オレオレ詐欺が劇場型の
振り込め詐欺へと進化発展していきます。

劇場型の詐欺には、警察官、弁護士、銀行員などが登場して
被害者が続出し、さらに橋下劇場から、

「道半ば」「この道しかない」

の安倍劇場に発展した今は、還付金の劇場型詐欺へと変貌
を遂げています。

お金が返ってくると思ってATMを操作したら、逆にお金を
取られてしまうんですから大変です。

「政治家と弁護士は嘘をつくのが商売!」

と言い切った橋下劇場のころに、劇場型詐欺が確立したのは
偶然と言うにはあまりにも出来すぎです。

またテレビCMによって頭がフニャフニャにされた大衆は
「正論」にも弱くなっています。

「橋下さんが○○さんを言い負かした!」
「安倍総理の正論にレンホー涙目!」
「小池さんの正論にマスコミはグーの根も出ない!」

などですね。

ネットでも相手を論破すれば良いという風潮がありますが、

本来は、正論を吐く人=正しい人、とは限らないのです。

正論を吐く人が正しければ詐欺師はみんな正しい人になって
しまいます。

詐欺師やペテン師というのは正しいことを言うから騙される
わけで、間違ったことを言えば誰もついてきませんよね。

正論で信じさせて逆の行動を取る、これが詐欺師です。

現代は10数年前から大変な時代に突入しました。

何が「実」で何が「虚」か、電通によってわからなくされて
います。

先日の電通社員の過労死問題で電通が叩かれた件も、実は
電通が積極的に情報を流していることを広告代理店仲間から
聞いています。

なぜなら隠したいことが山ほどあるわけで、そのためにも、

「肉を切らせて骨を絶つ」の変形、つまり

「肉を切らせて骨を守る」を実践したに過ぎないからです。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/823.html

[マスコミ・電通批評15] 漫画「進撃の巨人」の元編集責任者を殺人で逮捕! 


漫画「進撃の巨人」の元編集責任者を殺人で逮捕!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_93.html
2017/01/10 19:34 半歩前へU


▼漫画「進撃の巨人」の元編集責任者を殺人で逮捕!
 毎日新聞によると、東京都文京区の自宅で昨年8月に死亡しているのが見つかった無職女性(38)が、夫で講談社社員、朴鐘顕容疑者(41)に殺害された疑いが強まったとして、警視庁捜査1課は10日、殺人容疑で朴容疑者を逮捕した。

 捜査関係者によると、朴容疑者は人気漫画「進撃の巨人」が掲載されていた別冊少年マガジンの元編集責任者、現在は青年コミック誌「モーニング」の編集次長。

 捜査関係者によると、昨年8月9日午前2時40分ごろ、文京区千駄木1の住宅で、朴容疑者から「帰ってきたら妻が倒れている」と119番があった。妻は1階玄関付近で倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。

 警察官が朴容疑者に説明を求めたところ、「妻は自殺した」などと話した。その後も「酒に酔って帰宅したら妻が刃物を持っていたので、押さえつけた。その後、気がついたら妻が死んでいた」などと話し、死亡への関与を否認していたという。

 しかし、警視庁が遺体を司法解剖した結果、妻の首に絞められたような痕などがあることが判明。同課は解剖結果や現場の状況などから、朴容疑者が妻の首を絞めて殺害した可能性が高いと判断したとみられる。


妻殺害か週刊少年マガジン元副編集長を逮捕|日テレNEWS24


講談社の編集次長を逮捕 妻殺害の疑い 容疑否認
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010834131000.html
1月10日 17時46分 NHK

出版大手の講談社で、人気漫画雑誌の編集次長を務める社員が、去年8月に東京・文京区の自宅で38歳の妻の首を圧迫して殺害したとして、殺人の疑いで逮捕されました。警視庁によりますと、調べに対して容疑を否認しているということです。

逮捕されたのは、出版大手の講談社で、人気漫画雑誌「モーニング」で編集次長を務め、東京・文京区に住む韓国籍の朴鐘顕(パク・チョンヒョン)容疑者(41)です。

警視庁の調べによりますと、朴容疑者は、去年8月に自宅で妻の※佳ナ子さん(38)の首を圧迫して殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。警視庁によりますと、妻が自宅で倒れているのが見つかった際、朴容疑者が自宅にいて、付近の防犯カメラの映像でほかの人物が部屋に侵入した形跡がなかったことなどから、逮捕したということです。

警視庁は、夫婦の間に何らかのトラブルがあったと見て詳しい経緯を調べることにしています。

警視庁の調べに対し、朴容疑者は「間違っています。妻に手をかけるようなことはしていません」と容疑を否認しているということです。

※「ナ」は「菜」の草冠の下が「爪」でその下に「木」※

講談社コメント

講談社は「このような事態になり、大変遺憾です。本人は無実を主張しており、捜査の推移を見守りつつ、社として慎重に対処してまいります」とコメントしています。

朴容疑者とは

複数の出版関係者によりますと、朴容疑者は出版大手の講談社に平成11年に入社後、人気漫画雑誌の編集を担当してきました。これまでに、週刊の漫画雑誌「少年マガジン」の副編集長や、新たに立ち上げた雑誌「別冊少年マガジン」の初代の編集責任者を務めたほか、現在は週刊の漫画雑誌「モーニング」の編集次長を務めているということです。

このうち、「別冊少年マガジン」では、巨人と人間の戦いを描いた作品「進撃の巨人」がヒットしてアニメ化もされるなどして、社内では優秀な編集者として知られていたということです。

新聞にコラム執筆も

講談社によりますと、朴容疑者は、平成11年からおよそ18年間勤務し、現在は、週刊漫画雑誌「モーニング」の編集部で編集次長を務めているということです。

朝日新聞でコラムを月に1度程度掲載していた時期もあり、その中では「漫画や小説には多くの人物の生き様や価値観が描かれています。たくさんの子どもがたくさんの本を読んで大きくなっていけるように、魅力的な作品作りをこれからも心がけます」などと、仕事にかける思いを伝えていました。

また、コラムでは、初代の編集責任者として創刊に携わった「別冊少年マガジン」で連載を始め、その後アニメ化されるなど大ヒットした漫画「進撃の巨人」についても触れていて、「『死』がこの作品のテーマの1つと言えるでしょう。死が多く描かれていますが、『命』を軽んじているわけではありません。死があまり登場しない、ほかのヒット作品と同様に、命を大切に扱った傑作と言えるでしょう」などと記していました。

また、本人のものと見られるツイッターには、「ほんと、漫画が好きです」との書き込みほか、漫画家志望の人などに質問を呼びかけてやり取りをしていましたが、最後に更新されたのは妻が死亡するおよそ1週間前の去年8月1日でした。




http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/297.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍政権 経済も外交も“成果ゼロ”でも高支持率のカラクリ 金子勝の「天下の逆襲」(日刊ゲンダイ)
     


安倍政権 経済も外交も“成果ゼロ”でも高支持率のカラクリ 金子勝の「天下の逆襲」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197238
2017年1月10日 金子勝 慶応義塾大学経済学部教授 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   パフォーマンスだけで成果はゼロ(C)JMPA

 2016年の安倍政治は、本当にひどかったと思う。少なくとも5つの大罪を犯している。

 まず1つは「デフレから脱却しつつある」というウソだ。政権発足から4年が経つのに、日本経済はデフレから脱出していない。2016年11月時点で“消費者物価上昇率”も“家計消費”も、9カ月連続のマイナスである。

 2つ目は「原発に依存しない経済と社会を目指す」という公約を平然と破ったことだ。原発の再稼働を進め、40年廃炉原則も破り、11兆円から21・5兆円に膨らんだ東電の廃炉・賠償費用を賄うために国民負担増を強いるつもりでいる。

 3番目は、公約を破ったばかりか、発効しないことが確実視される中でTPP承認を強行した罪だ。この先、日本は“TPP合意”を出発点としてアメリカともっと厳しい2国間FTAを結ばされそうな雲行きだ。

 4つ目は、介護報酬引き下げで介護事業者の倒産は過去最悪になり「介護離職ゼロ」という公約を破ったこと。待機児童解消も同じだ。

 5番目は「積極平和外交」のペテンである。南スーダンへの武器輸出禁止という国連決議を潰して、内戦状態の南スーダンで駆けつけ警護(武力行使)を可能にした。

 要するに、経済も外交も“成果”が見当たらない。不思議なのは、それでも高い支持率を維持していることだ。

 典型的なのは大失敗に終わった「ロシア外交」である。北方領土の返還交渉は1ミリも進まず、3000億円という経済支援だけ約束させられてしまった。これほど国益を損なう外交は珍しいだろう。なのに、日ロ首脳会談を「評価する」は44%、「評価しない」が38%と、評価する声が上回っている。

 なぜ、成果が見当たらないのに高い支持率がキープされているのか。本来、政治は結果責任のはずである。

 恐らく大多数の国民は、結果よりも、安倍首相が何か「やっている」ように装っていることに目を奪われているのだろう。安倍首相も、絶対に失敗を認めない。失敗しても、ひたすら「挑戦」「道半ば」「新しい判断」などのフレーズを繰り返し、失敗していないように振る舞っている。やはり安倍首相の失敗を追及せず、結果責任を問わず、ウソとごまかしを許している大手メディアの責任が大きいと思う。



世論調査 安倍内閣支持する55% 支持しない29%
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010834461000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_004
1月10日 19時24分 NHK



NHKの世論調査によりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より5ポイント上がって55%、「支持しない」と答えた人は、3ポイント下がって29%でした。
NHKは、今月7日から3日間、全国の18歳以上の男女を対象に、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける「RDD」という方法で世論調査を行いました。調査の対象は1591人で、67%の1058人から回答を得ました。

それによりますと、安倍内閣を「支持する」と答えた人は、先月の調査より5ポイント上がって55%でした。一方、「支持しない」と答えた人は、3ポイント下がって29%でした。

支持する理由では、「他の内閣より良さそうだから」が39%、「実行力があるから」が22%、「政策に期待が持てるから」が14%だったのに対し、支持しない理由では、「政策に期待が持てないから」が41%、「人柄が信頼できないから」が22%、「支持する政党の内閣でないから」が15%でした。

政府が、韓国プサンの日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことは極めて遺憾だとして、当面の対抗措置として、韓国に駐在する長嶺大使らを一時帰国させることなどを発表したことについて、政府の対応を評価するか聞いたところ、「評価する」が50%、「評価しない」が9%、「どちらとも言えない」が32%でした。

安倍総理大臣が、先月ハワイを訪れ、真珠湾攻撃の犠牲者をアメリカのオバマ大統領とともに慰霊し、不戦の誓いと日米の和解の意義を強調した所感を発表したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が33%、「ある程度評価する」が48%、「あまり評価しない」が10%、「全く評価しない」が4%でした。

アメリカのトランプ次期大統領が今月20日に就任し、新政権が発足することに関連して、トランプ次期大統領のもとで今後の日米関係は全体として今よりもよくなると思うか聞いたところ、「良くなる」が5%、「悪くなる」が40%、「変わらない」が34%でした。

トランプ次期大統領は、慣例を破って台湾の総統と電話会談を行うなど中国をけん制する一方、オバマ政権のもとで悪化したロシアとの関係改善に意欲を示していて、こうしたトランプ次期大統領の外交姿勢を好ましいと思うか聞いたところ、「好ましいと思う」が8%、「好ましくないと思う」が30%、「どちらとも言えない」が51%でした。

安倍総理大臣が、先月、ロシアのプーチン大統領と日ロ首脳会談を行い、北方領土で共同経済活動を行うため、特別な制度を設ける交渉を始めることで合意したことについて、評価するか聞いたところ、「大いに評価する」が7%、「ある程度評価する」が46%、「あまり評価しない」が31%、「全く評価しない」が9%でした。

日ロ両政府の今回の合意を受けて、北方領土交渉が今後、進展すると思うか聞いたところ、「進展すると思う」が10%、「進展するとは思わない」が48%、「どちらとも言えない」が34%でした。



世論調査 各党の支持率
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170110/k10010834561000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_003
1月10日 19時33分 NHK



各党の支持率は、自民党が38.3%、民進党が8.7%、公明党が3.5%、共産党が3.2%、日本維新の会が1.6%、社民党が0.9%、「特に支持している政党はない」が38.3%でした。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/825.html

[経世済民117] 日本の自動車メーカーがメキシコ問題より恐れる悪夢の再来とは?(投信1)


日本の自動車メーカーがメキシコ問題より恐れる悪夢の再来とは?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00002525-toushin-bus_all
投信1 1/10(火) 16:10配信


■トヨタのメキシコ新工場計画が“ツイッター攻撃”の対象となる

年が明けて早1週間以上が経ち、1月20日の就任式後から本格始動する米国のトランプ新政権への注目度が急速に高まってきました。しかし、日本の経済界にとっては、その注目度は「期待」というよりも「懸念」の色合いがますます濃くなっています。

その大きな契機は先週、トヨタ自動車 <7203> がトランプ次期大統領の“ツイッター攻撃”の対象となったことです。

トヨタが2019年から稼動開始を予定するメキシコ新工場(生産能力:年間20万台)に対して、計画の撤回を要求し、それが受け入れられない場合は、米国への輸入に際して高い関税を課すと公言した形です。ちなみに、このメキシコ新工場の建設は、2015年4月に発表済の事案です。

■メキシコ生産車の米国への輸出は拡大の一途

北米自由貿易協定(NAFTA)に反対するトランプ次期大統領は、隣国メキシコからの輸入拡大を公然と批判しているのは周知の通りです。

真っ先にそのターゲットにされたのが自動車産業でした。現在、多くの自動車メーカーがメキシコで生産して米国に輸出する戦略を拡大しています。関税障壁の撤廃を活用し、労務費などコストの安いメキシコで生産を拡大するのは、至極当然の企業戦略です。

■フォードはメキシコ工場新設を撤回、新政権への擦り寄りも出始める

トランプ氏は、まず米国企業であるGMとフォードのメキシコ事業を批判しました。その結果、フォードはメキシコでの工場新設計画を撤回し、トランプ氏に迎合する姿勢を明確にしました。

さらに、フィアット・クライスラー・オートモーティブ社(FCA)は、米国の既存工場に新たに10億ドル(約1,170億円)の設備投資を実施することを正式発表しています。なりふり構わない新政権への擦り寄りにも見えます。

一方、批判されたGMは沈黙を保っていましたが、計画を変更する必要はないと反論し始めました。新政権への抵抗をどこまで続けるのか注目されています。

■トヨタはメキシコ新工場の計画撤回が可能なのか?

こうした一連の経緯を見ても、今回のトヨタ批判は、決して日本車メーカーだから攻撃対象になったわけではないようです。

では、トヨタはこのメキシコ新工場計画を撤回することは可能なのでしょうか?  “フォードが撤回したのだから、トヨタも可能じゃないか”という意見もあるでしょう。フォードの状況は不明ですが、トヨタの場合、計画撤回は理論的には可能ですが、実際には困難と見られます。

■多くの自動車部品メーカーも多額の設備投資を実施

今回のような新工場建設の場合、トヨタの進出に合わせて多くの自動車部品メーカーが、新規進出を含めて多額の設備投資を行うと見られます。既に着手している部品メーカーも少なくなく、日系企業だけでなく、メキシコの地場企業も多いはずです。

もし、計画の白紙撤回となれば、こうした部品メーカーに対する補償・補填が発生することになるでしょう。特に、地場企業への補償は多額に上る可能性があります。

          
            参考:トヨタ自動車の過去1年間の株価推移

■新工場での従業員の採用も本格化する

また、2019年の稼働開始に合わせて、多くの従業員が採用されます。このうち、工場の生産ラインに従事する労働者は長期にわたる特別な訓練が必要となるため、遅くとも2017年秋から採用が本格化します。

海外における自動車工場での作業は、数か月トレーニングしたから対応できるほど生易しいものではありません。こうした従業員の採用が、トヨタのみならず、前述した全ての部品メーカーで行われることになります。

自動車メーカーにとって新工場建設というのは、メーカーが行う直接的な設備投資はもちろんのこと、こうした間接的なものを含めると、非常に大きな規模となります。計画撤回は口で言うほど簡単ではありません。

■日本車メーカーが真に恐れているのは日米自動車摩擦の再燃

しかし、仮に百歩譲って、メキシコ新工場の計画撤回を余儀なくされても、経営に深刻な打撃を受ける可能性は低いと考えられます。

実は、トヨタを始めとする日本車メーカーは、それ以上に懸念すべきことがあります。それは、日米自動車摩擦の再燃であり、その結果起きると見られる円高なのです。

■1995年の日米自動車協議では大敗北を喫した日本車メーカー

日米自動車摩擦とは、日本市場の閉鎖性に抗議した米国が、日本からの輸入車両(注:日本から米国への輸出車両)に対して100%を超える高関税を課すことを決議した貿易摩擦です。

交渉決裂が不可避となった1995年には、為替相場が一時80円/ドルを割り込む“超円高”となり、自動車産業に危機的な影響を与えました。最終的には、日本車メーカー各社が“自主的な数値目標”を公表して妥結するという、事実上の大敗北を喫したのです。

■トヨタの対応次第では、摩擦再燃の可能性は否めず

現在のトランプ氏の言動を見ていると、メキシコ新工場に止まらず、この22年前に起きた“悪夢”が蒸し返される可能性が否定できません。自動車メーカー各社は、いつまた難癖を付けられるか恐れているのではないでしょうか。

日米自動車摩擦が再燃するくらいならば、メキシコ新工場の計画撤回による影響は限定的となりましょう。その意味でも、攻撃対象となったトヨタの対応が注目されます。

投信1編集部





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/641.html

[経世済民117] トヨタはトランプに屈したのか 米国に5年で1兆円投資の異例(J-CASTニュース)

トヨタはトランプに屈したのか 米国に5年で1兆円投資の異例
http://www.j-cast.com/2017/01/10287726.html?p=all
2017/1/10 19:23 J-CASTニュース
              トヨタ、米国で「5年で1兆円超投資」の異例
 

メキシコに新たな工場の建設を計画しているとして、米国のドナルド・トランプ次期大統領に「標的」にされたトヨタ自動車の豊田章男社長が2017年1月9日(日本時間10日)、米国で今後5年間に100億ドル(1兆円超)を投資する計画を明らかにした。

米デトロイトで開かれている「2017北米国際自動車ショー」で語った。トランプ氏は自国の利益を最大限に追求する「米国ファースト」を打ち出しており、雇用拡大などを理由に、メキシコに新工場建設を計画していたフォード・モーターや、すでに生産しているゼネラル・モーターズ(GM)とともに、トヨタを名指しで「批判」していた。


■メキシコの新工場は計画どおり進める

2017年1月9日(日本時間10日)、米デトロイトで「2017北米国際自動車ショー」が開幕。同日昼、トヨタ自動車の豊田章男社長は、米国で生産する主力セダンで8代目となる「新型カムリ」の発表イベントに登場した。

豊田社長が、トランプ氏のツイッターでの批判後に記者らの前に姿を見せたのは、この日が初めて。発表イベントで、豊田社長はトヨタが米国で13万6000人を雇用していることや、これまでの60年間で220億ドル(2兆5000億円超)を投資してきたことを強調したうえで、「今後わずか5年間でさらに100億ドル(1兆円超)を投じる」計画を明らかにした。「1兆円超」の投資を公言したのは初めて。

ただ、具体的な雇用計画などにはふれていない。また、トランプ氏が1月5日付のツイッターで批判した、メキシコ・Baja(バハ)に建設予定の米国向け「カローラ」を製造する新工場については、計画どおり進める意向を示している。

トヨタは今回の計画とトランプ氏のツイッターとの関係については明らかにしていないが、タイミング的にはトランプ氏の発言にトヨタ側が反応したと受け止められている。豊田社長の発言を受けて、10日のトヨタ株は、午前こそ6日終値と比べてやや上向いて推移したものの、終値は69円安の6861円に引けた。

「カムリ」は、1982年に日本で発売して以来、「トヨタのグローバルミッドサイズセダン」として、10か所の工場で生産。100以上の国・地域で販売されていて、累計販売台数は1800万台を越える。トヨタによると、米国では自動車ウェブサイト「Cars.com」で、「あらゆるメーカーが生産するあらゆるクルマの中で『最もアメリカンなクルマ』」と評価されているクルマで、米ケンタッキー州の工場で年間40万台近く、「約1分に1台を生産している」(豊田社長)という。

新たに米国で投資する「1兆円超」は、この新型カムリなどに導入されるトヨタの新しい開発・設計手法で、「もっといいクルマづくり」に向けた「Toyota New Global Architecture」(TNGA)による構造改革を推し進めるために役立てるほか、現行の生産ラインの競争力強化を図る。

さらに現在、米国・西海岸、中部、東海岸の3か所に分かれている北米の本部機能を、テキサスの新本社に集約するためのコストや、人工知能(AI)と自動運転などの研究開発への投資に充てる。


■フォードもフィアット・クライスラーもひれ伏す

一方、米国のドナルド・トランプ次期大統領は2017年1月9日(日本時間10日)、欧州の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が、8日に米国工場の生産力拡大に、約2000人の追加雇用と約10億ドル(1000億円超)を投じると発表したことについて、ツイッターに「ついに(求めていたことが)実現した」と投稿。米自動車大手のフォード・モーターが1月3日にメキシコでの新工場建設を撤回すると発表したことにもふれ、「ありがとう、フォードとフィアット・クライスラー!」と、謝意を綴った。ただ、トヨタの1兆円投資には反応していない。

日米の自動車大手がトランプ氏に名指しで批判された状況から、フィアット・クライスラーは、その前に「先手」を打ったとみられるほか、北米国際自動車ショーでは、フォード・モーターが2020年からミシガン州の工場で中型SUVを生産開始することも発表した。

微妙な立場なのが、ゼネラル・モーターズ(GM)。トランプ氏はGMの「シボレー・クルーズ」をめぐるメキシコ投資も批判しており、4日には「これで終わりではない」と介入を続ける意向を示していた。

GMはメキシコでの生産計画の変更を否定しているが、トランプ氏のツイッター「口撃」に、日米欧の自動車大手が次々となびいており、今のところ、トランプ氏の思惑どおりの展開になっているようだ。


関連記事
トヨタ屈服…米に「1兆円超」投資表明でトランプご満悦(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/636.html

トヨタ、米で1.1兆円投資 社長が表明 トランプ政権にらむ(日経新聞)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/624.html


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/643.html

[政治・選挙・NHK218] カジノ 賭場とヤクザは江戸の昔から裏表の関係 
カジノ 賭場とヤクザは江戸の昔から裏表の関係
http://79516147.at.webry.info/201701/article_92.html
2017/01/10 19:13 半歩前へU


▼カジノ 賭場とヤクザは江戸の昔から裏表の関係
 カジノが暴力団の新たなシノギ、稼ぎ場となる可能性がある。賭場(バクチ場)とヤクザは江戸の昔から裏表の関係にあり、切っても切れない腐れ縁だ。横浜が地盤の官房長官の菅はカジノ法の成立にことのほか熱心だった。

 横浜は広域暴力団の稲川会の系列の組織がにらみを利かせている。だが、六代目山口組や住吉会、神戸山口組などほかの組関係者が黙って見ているはずがない。

カジノは儲けの額が違う。
その辺の事情に詳しい産経新聞は次のように伝えている。

***********************

 違法な闇カジノを長年にわたって運営し、海外カジノを利用したマネーロンダリング(資金洗浄)にも関与してきた暴力団。

 カジノそのものだけでなく、周辺産業への参入の恐れもある。カジノはトランプを配るディーラー、換金係、警備係などさまざまな職種の確保が必要。

 特に高額な金額を張れる「上客」を探し、VIPルームに案内して常連に仕立て上げる「ジャンケット」は店の売り上げ向上に重大な役割を担う。「ジャンケットは暴力団が最も狙いやすい職種」(捜査幹部)

 参入のハードルがより低く、可能性が高まるのが周辺産業だ。過熱した客への貸金業者、カジノに使う遊具の仕入れ業者など多岐にわたる。パチンコ店などと違って、カジノは裾野が広い。さまざまな方面からの参入が可能だ。

 暴力団の悪用が懸念されるのがマネーロンダリング(資金洗浄)だ。捜査関係者は「犯罪で得た現金でカジノでチップを買い、少しだけ使って換金する。それだけで犯罪収益を“きれいなカネ”に変えることが可能だ」と解説する。

 それだけではない。ゲームの勝ち負けで、客同士と店の間で現金がやり取りされる仕組みを悪用すれば、ゲームの勝ち負けと称し、客から別の客へ送金することも可能になる。

 過去に摘発された裏カジノでは、あらかじめ示し合わせたグループによるイカサマで、カジノから資金をだまし取る“被害”も発生していたという。

 指定暴力団幹部は「もうかる商売に暴力団は目を付ける。カジノであろうがなんであろうが関係ない」と話す。

詳しくはここをクリック
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000073-san-soci

********************

稲川会絡みで、あの小泉進次郎も登場。

ウイキペディアによると
 第87代内閣総理大臣小泉純一郎の選挙対策本部長であった竹内清(元神奈川県議会議長)は稲川会横須賀一家の系列組員であり、石井隆匡と非常に親しく、上下関係の厳しいヤクザの世界にあって石井の葬儀では最初に焼香するなど、肩書きこそ堅気ではあるが非常に密接な関係であった。

 また息子の小泉進次郎と共に写っている写真が掲載されるなど、小泉父子の選挙区であり、横須賀一家の本拠地でもある神奈川県横須賀市では、両者の結びつきはきわめて強い。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/826.html

[原発・フッ素47] 福島第一汚染水(1月2週)―外洋からトリチウム―(めげ猫「タマ」の日記)
福島第一汚染水(1月2週)―外洋からトリチウム―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2052.html
2017/01/10(火) 19:49:19 めげ猫「タマ」の日記


 福島第一原発汚染水の1月2週(1月2日から8日)の状況を纏めてました。先週に続き(1)、高濃度の放射性物質が見つかっています。

 @事故から5年10ヶ月、放射性物質
 A港湾内各所で見つかるストロンチウム90
 B地下水バイパス山側井戸のトリチウムが上昇中
 C海岸付近のトリチウムが上昇中

1.事故から5年10ヶ月、放射性物質
 以下に福島第一の外洋の汚染状況を纏めます。


※1(4)(5)(6)にて作成
 ※2 数値は1リットル当たりまたは1キログラム当たりのベクレル数
 ※3 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質(7)
 ※4 集計期間内の最大値
 図―1  福島第一原発の放射性物質濃度

 図に示す通り、事故から5年10ヶ月が過ぎましたが、福島第一起きの外洋からは今週も放射性物質が見つかっています。以下にT−2地点の全ベータ濃度の推移を示します。


 ※1(6)にて作成
 ※2 NDは検出限未満(見つからい事)を示す。
 図―2 福島第一沖外洋T−2地点の全ベータ濃度

図に示す通り、時々、1リットル当たり15ベクレルを超える値が観測されています。外洋の海水中においてカリウム40が1リットルあたり12.1Bqが含まれるとされていますが(8)、この値を超えています。事故から5年10ヶ月が経過しましたが、福島の海には福島第一から流れ出た放射性物質で汚染されています。

2.港湾内各所で見つかるストロンチウム90
 以下に今週の港湾内の汚染状況を纏めます。


  ※1 (4)を集計
  ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3 集計期間内の最大値
  ※4 SR90はストロンチウム90を示し、採取日は11月28日
 図―3 福島第一港湾内の放射性物質濃度

 図に示す通り多くの地点でストロンチウム90が見つかっています。以下に港湾内2地点の推移をしめします。


※1(4)を集計
 ※2 NDは検出限界未満を示す。
 図―4 港湾内2地点のストロンチウム90濃度

 一度は下がったのですが、再び上昇しています。やがて外洋に出て福島の海を汚します。この先が心配です。

3.地下水バイパス山側井戸のトリチウムが上昇中
 地下水バイパスは、福島第一原発の汚染水対策として原子炉建屋に侵入する前の地下水を事前に汲み上げ汚染水の発生を抑えようとするものです(9)。海に流す水からは「トリチウム」が見つかっているので、(=^・^=)は立派な汚染水だと思います。東京電力は福島第一原発地下水バイパスの山側に井戸を掘って放射性物質濃度を調べています(10)。また地下水バイパスからくみ上げた汚染水の濃度も井戸毎に調べています(11)。以下に放射性物質濃度を示します。


 ※1 (10)(11)にて作成。
 ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
 ※3 集計期間内の最大値
 図―5 地下水バイパスと山側(上流井戸)の放射性物質濃度

地下水バイパスやサブドレンの排水基準は1リットル当たりで
  全ベータ  5ベクレル
  トリチウム 1500ベクレル
ですので(3)、排水基準を超えた放射性物質が見つかっています。この中で気になったのがE-3井戸です。以下に推移を示します。 


 ※(9)を集計
 図―6 E-3井戸の検査結果

 まだ値は低いのですが昨年11月から上昇が続いています。この先が心配です。

4.海岸付近のトリチウムが上昇中
 以下に海岸付近の地下水の放射性物質汚染の状況を示します。


 ※1 (4)を集計
  ※2 数値は1リットル当たりのベクレル数
  ※3 集計期間内の最大値
 図―7 海岸付近の地下水の放射性物質汚染の状況

 図に示す様に法定限度(3)を大きく超える汚染地下水が見つかっています。この中で最も気になったのがNo0−1井戸のトリチウムです。以下に推移を示します。


 ※1(4)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからない事)を示す
 図―8 No0−1井戸のトリチウム濃度

どんどん上昇しています。やがては福島の海に流れ出し汚すことになります。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 事故から5年10ヶ月が経ちましたが、福島第一原発から海への放射能漏れは止まる気配がありません。福島の皆様は不安だと思います。
 福島県もイチゴ生産は盛んだそうです(12)。福島県福島市でもまもなくイチゴが狩りが楽しめます。福島市のイチゴは美味しいそうです(13)。。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(14)。でも、福島県福島市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(15)を引用
 図―9 福島産イチゴが無い福島県福島市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県福島市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 福島第一汚染水(1月1週)―外洋からトリチウム―
(2)報道配布資料|東京電力
(3)サンプリングによる監視|東京電力
(4)(2)中の「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」
(5)(3)中の「1.海水(港湾外近傍)」
(6)(3)中の「タンクの水漏れに関するモニタリング」⇒「南放水口・排水路」
(7)めげ猫「タマ」の日記 全ベータはストロンチウム90由来の放射性物質
(8)カリウム40 - Wikipedia
(9)めげ猫「タマ」の日記 福島第一原発の地下水バイパスについて
(10)(3)中の「H4エリア周辺観測孔」
(11)(2)中の「福島第一 地下水バイパス揚水井 分析結果 」
(12)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(13)福島 いちご狩り特集 | 一般社団法人 福島市観光コンベンション協会公式ページ こらんしょふくしま
(14)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ(15)イオン福島店




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/277.html

[政治・選挙・NHK218] 癪に障るかな、この写真。おぞましくはあるけど――
癪に障るかな、この写真。おぞましくはあるけど――
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/407afbf0e3417e77290571bc437e829b
2017年01月10日 のんきに介護



転載元:もうれつ先生‏@discusaoさんのツイート〔14:10 - 2017年1月10日

二人だけの話として

「(2020年東京五輪・パラリンピックを)オールジャパンで協力し、連携して、わくわく感がある大会の成功に導くように協力を確認させていただいた」

ということだ。

☆ 毎日新聞記事URL:http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170110/k00/00e/010/223000c

わざわざこんな確認をしなければならないほど、

国民の反対が根深いということだな。

政権の都合で強引に国民にオリンピックという

イベントを押し付けるつもりだ。

3・11による経済の破たんを忘れさせたいのかな?





小池都知事 安倍首相と会談 五輪連携を確認
http://mainichi.jp/sportsspecial/articles/20170110/k00/00e/010/223000c
毎日新聞2017年1月10日 12時59分(最終更新 1月10日 13時51分)

 東京都の小池百合子知事は10日、首相官邸で安倍晋三首相と会談した。小池氏は終了後、報道陣に「(2020年東京五輪・パラリンピックを)オールジャパンで協力し、連携して、わくわく感がある大会の成功に導くように協力を確認させていただいた」と語った。仮設施設の費用分担問題などが解決していないが「実務的な話は、今日はしていない」と話した。

 費用分担については、招致時に国際オリンピック委員会(IOC)に提出した「立候補ファイル」で、仮設施設と既存施設を五輪仕様にする改修(オーバーレイ)の費用を大会組織委員会が、新たに建設する恒久施設は国や都が、それぞれ負担することになっていた。組織委が昨年末に試算した仮設施設とオーバーレイのための整備費は約2800億円に上る。組織委は約800億円だけを負担するとし、残る約2000億円の分担を事実上、都などに求めている。

 費用分担を巡り、今月中に組織委の森喜朗会長、小池知事、丸川珠代五輪担当相によるトップ会合が開かれる見通しで、都は都内の仮設施設の整備費について一定額を負担することを検討している。【柳澤一男、芳賀竜也】














http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/828.html

[経世済民117] 破壊力抜群の「トランプ砲」 企業ができる備えと対策は?(Forbes JAPAN)
             Photo by Jabin Botsford/The Washington Post via Getty Images


破壊力抜群の「トランプ砲」 企業ができる備えと対策は?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-00014807-forbes-bus_all
Forbes JAPAN 1/10(火) 8:00配信


先週、日本企業と韓国政府が立て続けに、ドナルド・トランプ次期米大統領によるツイート攻撃、通称「トランプ砲」のあおりを受けた。

トランプは5日の投稿で、トヨタ自動車に対し、メキシコで米国向けの自動車を製造する新工場の建設を進めれば「重い国境税」を課すと警告。またニューズウィーク誌は同日、韓国政府がトランプのツイッターアカウントを常時監視する担当官を任命したと報じた。

米国と長年にわたり友好関係を築いてきた同盟諸国は、大統領就任後のトランプが、ツイッターを通じて発信する予想外の外交政策に慣れていく必要がある。また、米国内外の企業も、トランプが自分の気に障る企業判断に対し発する脅しに慣れ、株価への影響に対処する必要がある(トヨタの株価はトランプの批判ツイートを受けて一時3%も急落した)。

ましてや、トランプのアカウントが何者かに乗っ取られたらどうなるだろうか。

バズフィードのジョゼフ・バーンスタイン記者は、トランプのアカウントが2013年にハッキングされたことを挙げ、「何者かがトランプのツイッターに侵入し、ある企業について(トランプがしてきたように)称賛したり、批判したりした上で、それに準じた株取引をする可能性がある」と書いている。

また、ニューヨーク・タイムズの経済記者、ニール・アーウィンはトヨタに関するトランプの投稿を受け、「オバマ時代の規制を嫌ってきた企業は、今後4年間にわたって資本的支出の決定を事細かに管理する新大統領に大喜びだろう」と皮肉っている。

だが私が言いたいのは、トランプのツイート内容の是非ではなく、それをどのように受け止め、対策を講じるか、ということだ。これまで実証されてきたように、この「トランプ砲」の矛先は、どんな人物にも、どんな企業や国にも向けられ得るのだ。

現代自動車のソウル本社は、私が2010〜13年にグローバル広報部門を取り仕切っていた際に初のツイッターアカウントを開設し、同時に批判的ツイートへの対処法についての指針を作成した。だが当時想定していたのは不満を抱えた自動車購入者からのクレームや、韓国の犬食文化の撲滅を求める外国発の運動に巻き込まれた際の対応だった。

大国の首脳からツイッターで攻撃を受けるなど、当時からしてみれば予想だにしない事態だ。企業や外国政府にとって、こうした「トランプ砲」への対処法を策定することは初めての経験となるだろう。以下に、私が考案した指針の例を紹介する。

■「トランプは何とツイートするか」と自問を

・トランプの典型的な攻撃材料となる自社の弱みを把握すること。グローバル企業であれば、米国の雇用を奪うような施策、米国企業であれば、製品部品や労働力を海外に求める施策が標的となるかもしれない。

・自社の施策を正当化できるデータを1ページにまとめた表を用意すること。トランプの言動は予想できないため、プレスリリースを事前に準備することは不可能だ。だが例えばトヨタはトランプの投稿後に出した声明で、同社がこれまで米国に219億ドル投資してきたこと、米国内10か所に工場を建設し2,500万台の自動車を生産してきたことを強調しており、データを事前準備していたことは明らかだ。

・レイオフ(一時解雇)や事業拡大、買収・合併、資本的支出、幹部による講演など、注目を集めることが予想される全ての活動について、「トランプは何とツイートするだろう」と自問すること。

・私の地元ウェストバージニア州のことわざに、「スカンクと小便のかけ合いはするな」というものがある。トランプの批判ツイートに誤った情報が含まれていた場合、ツイッター上で反論したい気持ちになるのは理解できるが、そこはぐっとこらえて、自社のイメージ保持を優先すること。さもなければ、ツイッター上の悪名高いトランプ支持者から集中砲火を浴びることになる。

・公の場で、理論的かつ冷静に対応すること。自社について日常的に報じている従来型メディアやネットメディア、ジャーナリストらを通じて声明を出せば、伝えたいメッセージを最良の形で発信できる。

・ファクトチェック(事実検証)に積極的で反トランプ寄りのメディアや論説委員と良好な関係を構築すること。

トランプとそのツイートに限って言えば、私たちは未踏の領域へ足を踏み入れようとしている。各国政府はトランプのツイートの不正確さと威嚇行為に備えなければ、同盟関係に傷をつけたり、深刻な結果につながる誤解を生んだりしかねない。国内外の各企業もまた、トランプの逆鱗に触れてしまった際の対策を用意しておく必要がある。

Frank Ahrens

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/644.html

[アジア21] 韓国で危険なのに増え続ける「住居用ビニールハウス」の実態=韓国ネット「本当に残念」「朴槿恵や崔順実はこんな現実を知らない
4日、韓国でビニールで造った無許可の家で厳しい生活を行う世帯が増えている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。


韓国で危険なのに増え続ける「住居用ビニールハウス」の実態=韓国ネット「本当に残念」「朴槿恵や崔順実はこんな現実を知らないんだろうな」
http://www.recordchina.co.jp/a160100.html
2017年1月10日(火) 1時10分


2017年1月4日、韓国・JTBCによると、韓国ではビニールで造った無許可の家で厳しい生活を行う世帯が増えている。

ビニールハウスには消防施設もなく、多くの問題を抱えているが、適当な対策がないのが現状だ。1日にも京畿道のあるビニールハウスで火災が発生した。ビニールはすべて溶け、骨組みだけが残った。その中を見ると、炊飯器やベッドなどさまざまな生活用品が焼け残っていた。この火事は農業用ビニールハウスを家に改造したものだったが、危うく人命被害が出るところだった。

最近になって、このような火災に脆弱な無許可の家が増えている。特に京畿道の場合、2014年には2100棟余りだった住居用ビニールハウスが昨年には3000棟近くまで増加した。新都市開発で追い出され、家を借りることができない住民が、1年間の土地利用料が数十万ウォン(10万ウォン=約9800円)のビニールハウスに移り住んだのだ。自治体も問題の深刻さは把握しているが、適当な対策が打ち出せずにいる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「プレハブや発泡スチロールの家は火災の際、外に逃げるのが難しいが、ビニールハウスだと簡単に避難できる。その点ではメリットがある」
「コンテナで造った家もあるぞ」

「こんな状態になるほど住宅価格が高いんだ。本当に残念な現実」
「新都市開発は国民のための開発ではないのか。もともと住んでいた人が住めなくなってしまうような開発はおかしい」
「朴槿恵(パク・クネ大統領)や崔順実(チェ・スンシル)(一般人が国政に介入した容疑で逮捕・取り調べ中)はこんな現実を知らないんだろうな」

「ビニールハウスに住んでまで生きていたいか?」

「冬はつらいけど、その他の季節は案外過ごしやすいかも」
「お金がないからビニールハウスに住む人ばかりじゃない。ちゃんとした家はあるけど、畑まで遠いから畑の横にビニールハウスを造って住んでいる人もいる」
「ビニールハウスの中で火を使うからだめなんじゃないのか?」

「寒い冬にどうやってビニールハウスの中で寝るんだろう」
「自治体がせめて消火器くらい支給したらどうだ」
「全ては貧困問題から来る」
「助けてあげたい」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/899.html

[中国10] 中国の大気汚染の主因は自動車の排ガス、政府発表に「恥知らず」の声―中国
8日、中国環境保護部がほとんどの大中都市の大気汚染の主な原因は自動車の排気ガスであると発表したことについて、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


中国の大気汚染の主因は自動車の排ガス、政府発表に「恥知らず」の声―中国
http://www.recordchina.co.jp/a160401.html
2017年1月10日(火) 5時40分


2017年1月8日、新華社によると、中国環境保護部はほとんどの大中都市の大気汚染の主な原因は自動車の排気ガスであると発表した。

中国環境保護部の陳吉寧(チェン・ジーニン)部長は6日、ほとんどの大中都市の大気汚染の主な原因は自動車の排気ガスであると発表した。中国の自動車保有台数は1億9000万台で、北京市ではPM2.5の31.3%、上海市は29.2%、杭州市は28%が自動車から排出されたという。

このニュースが中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「本当に恥知らずだな」
「恥知らずは党の基本原則ですから」

「だったら自動車をすべて禁止にしてみろ。それでもスモッグが出たら首を差し出してもらうぞ」
「ロンドン、ニューヨーク、パリ、東京で車が少ない都市なんてあるか?汚染がこんなにもひどい所があるだろうか?」

「G20ブルーの時、工場は止まったけど車は禁止ではなかった」
「これは全くのでたらめだ。おならが大気汚染の原因に違いない」

「今の中国最大の矛盾は、民衆の知識レベルが上がっているのに政府はその点を甘く見ていることだと思う」
「政府の検査に合格した車に乗って、合格したガソリンを入れているのに、大気汚染が私たちのせいだなんて、アクセルを踏む姿勢が間違っていたのでしょうか?」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/664.html

[アジア21] 韓国の高齢者に大人気!体を張ったおいしいバイトとは?=韓国ネット「年老いて体を売って稼ぐとは、悲しい現実」
4日、韓国・朝鮮日報は、韓国の大学生や就職活動生の間で人気だった医薬品臨床試験の試験台を務めるアルバイト募集に、最近は60代以上の志願者が大勢詰め掛けていると報じた。写真はソウル。


韓国の高齢者に大人気!体を張ったおいしいバイトとは?=韓国ネット「年老いて体を売って稼ぐとは、悲しい現実」「韓国には人間に対する礼儀がない」
http://www.recordchina.co.jp/a160148.html
2017年1月10日(火) 6時10


2017年1月4日、韓国・朝鮮日報は、韓国の大学生や就職活動生の間でクル=蜂蜜のように甘く“おいしい”アルバイト「クル・アルバ」と呼ばれ人気だった医薬品臨床試験の試験台を務めるアルバイト募集に、最近は60代以上の志願者が大勢詰め掛けていると報じた。

ソウル近郊、京畿道に住むチョンさん(仮名・62)は昨年11月、血糖調節補助剤関連の臨床試験対象者に合格したとの知らせを受け、喜びのあまり声を上げた。会社を退職し定期収入のないチョンさんに、久しぶりにまとまった収入の当てができたのだ。友人3人も応募したが不合格となり、チョンさんは友人たちの羨望(せんぼう)の的だという。

昨年、ある大手製薬会社が行った高血圧・高脂血症関連の医薬品臨床試験では、304人の応募者のうち半数以上を60代以上の高齢層が占めた。ソウル市内の病院が行う骨粗しょう症の試験応募者もやはり高齢層が半数を超えている。こうした高齢応募者の中には、応募後に「なんとか合格させてほしい」と電話で懇願する人も少なくないそうだ。

高齢者たちがこうしたアルバイトに精を出すのは、何より収入が少なくないためだ。医薬品の種類などによりさまざまだが、1回の投薬で平均4万〜5万ウォン(約3900〜4900円)、1週間まるまる入院となれば100万ウォン(約9万7700円)を手にすることも可能という。

製薬業界では、高齢化が進む中での高齢試験対象者の増加を肯定的に捉える見方もあるが、試験ではもちろん副作用が出る危険性もある。そのため専門家からは「身体機能が衰えている高齢者は、若者よりも副作用の可能性が大きくなることがある」として試験時の注意を促す声も出ている。

この状況に、韓国のネットユーザーがさまざまな声を寄せた。

「国がとんでもないありさまだ」
「以前は若い人たちが臨床試験に参加しているというニュースを見て胸を痛めたものだけど、今度はお年寄りがお金のために…」
「若い時はとにかく働きに働いて、年老いては体を売ってお金を稼ぐ。悲しい現実」

「食べていくためのいくばくかの金を得ようと人体実験までしなきゃいけないのか」
「韓国には人間に対する礼儀がない。人間を見下す風潮がまん延している」
「韓国人は金に目がくらんだばか者だな。臨床試験といえば何百万から数億ウォンもらえるのが普通なのに、何十万ウォンかで体を売るとは。病院はほとんどタダで実験してるようなものだ」

「これこそ実験用マウスそのものだ」
「どうりで最近、地下鉄にいろんな臨床試験の広告がずいぶん増えたと思った。これもはやりなのかな?」
「お年寄りの皆さん、やっぱり選挙ではよく考えて投票しないと駄目ですよ」(翻訳・編集/吉金)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/900.html

[経世済民117] 日本のセブンイレブンは便利すぎる!中国で話題に=「もはや美しい景色の一部」「中国のセブンイレブンはひどい。特に…」
7日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本のセブンイレブンについて紹介する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真はセブンイレブン。


日本のセブンイレブンは便利すぎる!中国で話題に=「もはや美しい景色の一部」「中国のセブンイレブンはひどい。特に…」
http://www.recordchina.co.jp/a160354.html
2017年1月10日(火) 7時10分


2017年1月7日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本のセブンイレブンについて紹介する記事を掲載した。

セブンイレブンは中国にも進出しており、世界中で見かけるコンビニエンスストアだが、記事は日本のセブンイレブンは特別だと紹介。小さな店舗に約3000品が並び、日用品から食べ物まで何でもそろうと伝えた。

特に記事は、デザートやアイスクリームなどがとてもおいしく、総菜や弁当なども種類が豊富だと紹介。また、24時間いつでもこうした食べ物を購入できるのが便利だとした。

さらには、ワイシャツやネクタイ、化粧品もあるほか、映画や遊園地、鉄道、飛行機のチケットなども購入でき、ATMから現金を引き出すことも可能で、宅配便、コピー、写真の現像、税金の支払いなど多くのサービスを提供していると、その便利さを強調した。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本のセブンイレブンはもはや美しい景色の一部になっている」
「ファミリーマートもなかなかいいと思うぞ」

「セブンイレブンには偽物がないから安心して買えるというのがポイント」
「セブンイレブンのATMは中国の銀行カードを入れると、余剰額で日本円がいくら引き出せるかが表示され、すぐに引き出せる。超便利だ」

「中国のセブンイレブンは高すぎ」
「中国のセブンイレブンはひどい。特に店員の態度がひどい」

「中国は100年かけても追い付けないと思う」
「中国のセブンイレブンは食べ物がおいしくないし、サービスが悪い」(翻訳・編集/山中)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/645.html

[アジア21] 「韓国はこんな後進国だったの?」在韓外国人が見た崔順実事件=韓国ネット「大統領のせいで国のイメージがぼろぼろ」
5日、韓国・オーマイニュースは、前代未聞の大統領をめぐるスキャンダルで「危機に陥っている韓国」を、韓国に暮らす200万人の外国人がどう見ているかについて伝えた。写真はソウルで行われたろうそくデモ。


「韓国はこんな後進国だったの?」在韓外国人が見た崔順実事件=韓国ネット「大統領のせいで国のイメージがぼろぼろ」「確かに政治は後れているが…」
http://www.recordchina.co.jp/a160141.html
2017年1月10日(火) 7時50分


2017年1月5日、韓国・オーマイニュースは、前代未聞の大統領をめぐるスキャンダルで「危機に陥っている韓国」を、韓国に暮らす200万人の外国人がどう見ているかについて伝えた。

記事は、「200万人もが参加しながら一度の暴動も発生しなかったデモ」を海外の多くの国は敬意を持って見ていたが、実際に韓国に暮らす外国人の反応は「やや驚かされるものだった」としている。ある外国人は「政治的不安が続いたら韓国を離れるべきだろうか?」と問い、またある人は「韓国には不正・腐敗がないと思っていたのに、後進国と大して変わらない」とあからさまな失望を吐露したのだ。また、韓国人の多くがプライドを持っている「ろうそくデモ」に対して、「韓国人たちは大統領の過ちを明らかにしようとせずに、なぜ街に出てろうそくを振り歌を歌うのか」と否定的な意見もあった。

こうした反応は「まったく予想もしなかった」と記者が伝えたところ、移民など在韓外国人との交流事業に日々当たっている韓国人たちは「外国人には情報が不足していることもあり、ある程度やむを得ない」などとして理解を示した。「韓国語に精通せず、友人などから聞きかじりで情報を把握している外国人の誤った見方を正すのは容易ではない」との説明だ。また、「米国などでは略奪行為も起こりかねず、別の国では戒厳令が出てもおかしくない」状況でも、韓国社会では民主主義が正しく働いたことについて外国人に理解を求めるとともに、「今後、外国人が動揺するほどの社会の混乱が起こる可能性はほとんどない。韓国の移住多文化社会は堅固だ」と外国人の不安を払拭(ふっしょく)しようとする意見も出た。

一方、外国人からの一部批判とも取れる感想に、韓国のネットユーザーからは反省や反論などさまざまなコメントが寄せられている。

「自国民からしても恥ずかしい国」
「朴槿恵(パク・クネ)のせいで国のイメージがぼろぼろ」
「政治はいまだに朴正熙(パク・チョンヒ元大統領)時代の霊に取りつかれているけど、国民は頑張っているよ。不正・腐敗のない政治先進国になるためにね」

「その通り、韓国は後進国です。先進的な自分たちの国に帰るのが賢明な選択ですよ」
「何が失望だよ。その前にちゃんと自分の国のことを考えたらどうだ?」
「何を言われようと関係ない。僕ら国民は今できることにベストを尽くしているから。今は確かに政治が後れているけど、国全体が後進国とは思わない」

「あのデモがただ歌って踊ってるだけに見えるのだとしたら、それは見る方の頭が悪い」
「なぜろうそくをともさずにいられないのか。そうでもしないと検察や国会が動かないからだ。もしやらなかったら以前のように権力に負けて捜査もなく終わってしまう」
「韓国人は5000年の悠久の歴史を持っている。当然メンタルは強く、自分のすべきことをする。だからデモをするんだ。うらやましいだろう?」(翻訳・編集/吉金)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/901.html

[中国10] これでは日本の誠意を感じることは難しい=釜山の慰安婦像設置で日韓の衝突が激化、中国外交部は日本に反省促す
9日、韓国・釜山市に設置された慰安婦像をめぐる問題が深刻化していることに対し、中国外交部は同日日本に反省を促した。中国外交部公式サイトが伝えた。


これでは日本の誠意を感じることは難しい=釜山の慰安婦像設置で日韓の衝突が激化、中国外交部は日本に反省促す
http://www.recordchina.co.jp/a160531.html
2017年1月10日(火) 9時50分


2017年1月9日、韓国・釜山市に設置された慰安婦像をめぐる問題が深刻化していることに対し、中国外交部は同日日本に反省を促した。中国外交部公式サイトが伝えた。

釜山の市民団体は先月30日、日本総領事館前に慰安婦を象徴する少女像を設置。これを受け、日本政府は今月6日、長嶺大使と森本総領事の一時帰国、通貨交換(スワップ)の取り決め協議の中断、釜山領事館職員の釜山市関連行事への参加延期、ハイレベル経済協議の延期の4項目の対抗措置を発表した。

同問題に関して9日に行われた中国外交部の定例記者会見で、「釜山に設置された慰安婦像をめぐって日韓の外交的な衝突が激化しているが、中国側はどう見ているか?」との質問があった。

質問に対し陸慷(ルー・カン)報道官は、「慰安婦問題は、日本の軍国主義が第2次世界大戦において多くの国に対し行った反人道的な罪深い行為であり、なぜこの歴史がいまだに問題となっているのか日本は深く反省する必要がある。日本の指導者は遠路はるばる真珠湾まで赴き慰霊したが、第2次世界大戦において最も深く傷つけたアジアの隣国に対しては冷たい態度を取っている。さらに、一部の要人は真珠湾から帰国後、靖国に参拝している」と述べた。さらに同報道官は「これでは日本側の誠意を感じることは難しく、信頼することも困難だ。日本は歴史の重荷を降ろしたいのなら具体的な措置や行動で世界、とりわけアジア隣国の信頼を勝ち取るべきである」と求めた。(翻訳・編集/内山)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/665.html

[経世済民117] 中国アリババ会長がトランプ氏と会談、米国に100万人分の雇用機会生み出す―中国メディア
10日、財経網によると、中国電子商取引最大手アリババのジャック・マー会長は9日、トランプ次期米大統領と会い、今後5年で米国に100万人分の雇用機会をもたらす計画を明らかにした。写真はジャック・マー氏。


中国アリババ会長がトランプ氏と会談、米国に100万人分の雇用機会生み出す―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160544.html
2017年1月10日(火) 11時50分


2017年1月10日、財経網によると、中国電子商取引最大手アリババのジャック・マー(馬雲)会長は9日、トランプ次期米大統領と会い、今後5年で米国に100万人分の雇用機会をもたらす計画を明らかにした。

米ニュース専門放送局CNBCが消息筋のコメントとして伝えたところによると、この面会ではアリババの米国事業拡張計画が主に話し合われた。同社は声明の中で「米国の100万の小企業、農場主が中国やアジアの顧客に商品を販売するのをサポートする。100万人の雇用機会を創出する」と発表しており、会談後、トランプ氏は記者らに対して「すばらしい話し合いだった。彼は世界で最も優れた起業家の1人だ」と発言。「ジャックと私は中小企業に関してすごいことを行うだろう」と述べ、マー氏は雇用機会創出に関する具体的な数字に言及しなかったものの、「米中関係はより強化されるべきと考える」「100万の小企業を支援する。特に中西部の農場主をサポートしたい」などと語った。(翻訳・編集/野谷)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/646.html

[アジア21] 日本の“慰安婦像撤去”要求に韓国野党が反発「10億円を返そう」=韓国ネット「朴大統領と一緒に日本へ送って」
9日、韓国最大野党「共に民主党」の禹相虎院内代表が「安倍晋三首相に10億円を返そう」と主張した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国大統領府。


日本の“慰安婦像撤去”要求に韓国野党が反発「10億円を返そう」=韓国ネット「朴大統領と一緒に日本へ送って」「なぜ国の信頼度を下げる?」
http://www.recordchina.co.jp/a160047.html
2017年1月10日(火) 12時30分


2017年1月9日、韓国・京郷新聞によると、韓国最大野党「共に民主党」の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表が、「安倍晋三首相に10億円を返そう」と主張した。

禹院内代表は同日、韓国国会で開かれた党の幹部会議で、日本政府が釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像を問題視し、「振り込め詐欺に遭ったようだ」と述べたことについてこのように述べた。

禹院内代表は「韓国が日本に詐欺を働いたというような話をしているが、とても恥ずかしく、屈辱的と感じざるを得ない」とし、昨年末の日韓合意に基づいて日本政府が韓国の元慰安婦支援団体に拠出した10億円について、「政府に予算がなければ国会が予備費でも編成するので、10億円を返そう」と主張した。

また、禹院内代表は潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長についても、「日韓合意が結ばれた当時、潘前総長は朴槿恵(パク・クネ)大統領と電話会談し、『朴大統領がビジョンを持って正しい勇断を下したことを歴史が高く評価するだろう』と称賛した」とし、「潘前総長は12日に帰国する際、仁川空港で同問題についての立場を明らかにしてほしい」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「10億円を返して合意を破棄するべき!本当に恥ずかしい」
「10億円の箱の中に朴大統領も入れて日本に送ってくれ」

「すぐに返そう。いつでも“誠意ある謝罪”が先だ」
「10億円でも10兆円でも、そんな汚い金はいらない」

「朴大統領が責任を取るべき」
「合意を誠実に履行してほしい。なぜ国の信頼度を下げようとする?」
「屈辱的な合意だけど、国家間の約束は守るべき」

「慰安婦問題に全く興味を示していなかった人がなぜ急に…?」
「何もしなかった過去の政府よりはまし」
「そんなに慰安婦合意を破棄したいのなら、禹相虎が自分の金で返せばいい」(翻訳・編集/堂本)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/902.html

[アジア21] 止まらない韓国の慰安婦像建設=「10億円は返還して合意は破棄」「日本だけが悪いのか?」―韓国ネット
9日、韓国各地で慰安婦像建設の動きが続いている。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。


止まらない韓国の慰安婦像建設=「10億円は返還して合意は破棄」「日本だけが悪いのか?」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160535.html
2017年1月10日(火) 13時50分


2017年1月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国各地で慰安婦像建設の動きが続いている。

韓国挺身隊問題対策協議会付設の「戦争と女性の人権博物館」が把握している韓国内の慰安婦像は最近建設された釜山の日本領事館前の少女像を含めて37体となる。現在までに、釜山、全羅南道木浦・南原、忠清南道論山・唐津・牙山、忠清北道堤川、京畿道楊平・安山、ソウル銅雀・江北・九老、金浦、江原道・春川などで慰安婦像の建設または建設準備が進められており、韓国全土で慰安婦像が建設される地域は60カ所に達するとみられている。

また、高校生、大学生などが自主的に設置した像もあり、実際の数はさらに多くなるとみられる。京畿道にある「ナヌムの家」(元慰安婦と主張する韓国人女性らが共同生活を行っている施設)の関係者は9日、「釜山の日本領事館前に少女像が設置され、日韓の外交問題となったが、より大きな問題は日韓慰安婦問題の合意が十分な意見収束なしに、国民感情とかけ離れた内容で決定されたという点」とし、「日本政府が真の謝罪や賠償のない慰安婦合意にこだわり続けるなら少女像は、さらに多く設置されるしかない」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「重要なのは設置する数ではなく、大使館・領事館前の少女像を撤去しないということだ。これは民族の自尊心だ」
「少女像を移転・損傷するやつは反逆者」
「元慰安婦たちは小銭を受け取ったからと言って『(日本から)謝罪を受けた』と同意した訳ではない」

「日本から拠出されたお金を受け取った者を明らかにせよ」
「日本の金を受け取ったやつは、その金を返せ」
「金で全てを解決できると思っている韓国政府は愚かだ」

「安倍と10億円で手を結んだ韓国政府が情けない」
「韓国は国民を守ってくれない国」
「日本や中国から圧力を受け、経済的報復も受けているのに、切り返す武器がない。悲しい現実」
「10億円は日本に返還して合意は破棄だ」

「愚かな民よ、あなたがたの怒りを利用して国を攻撃しようとする勢力に利用されていることがなぜ理解できない。元慰安婦被害者のおばあちゃんたちよ、あなたがたの痛みは理解できる。しかし、それは日本だけのせいだろうか?。当時の愚かな為政者たちの責任の方が大きい。あなたがたの痛みを利用して国を混乱に陥れる反政府組織に利用されることなく、全てを許してあげてください」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/903.html

[中国10] 北京市が大気汚染から身を守る13カ条を発表、「スモッグがひどい日は炒め物料理を控えて」に反発の声―中国
9日、市民がスモッグから身を守るための常識として、北京市衛生計画出産委員会と市疾病予防センターが「13項目の常識」を発表した。ネット上では反発の声が上がっている。資料写真。


北京市が大気汚染から身を守る13カ条を発表、「スモッグがひどい日は炒め物料理を控えて」に反発の声―中国
http://www.recordchina.co.jp/a160513.html
2017年1月10日(火) 14時50分

Share
Tweet
コメント
2017年1月9日、市民がスモッグから身を守るための常識として、北京市衛生計画出産委員会と市疾病予防センターが「13項目の常識」を発表した。中国中央テレビのニュースサイトが伝えた。

発表された13項目には、(1)スモッグとは何か(2)健康への影響(3)外出を控えるべきなのはなぜ(4)マスクの選び方(5)マスクを着用の注意点(6)帰宅してから(7)子どもやお年寄りはより注意すべきなのはなぜ(8)せきが出たり、のどが痛んだりしたら(9)空気清浄機の選び方(10)空気清浄機を使うにあたって(11)屋内での喫煙の影響(12)スモッグ発生時の家庭での調理(13)スモッグ発生時の居室で注意すべき点―が挙げられている。

スモッグは、大気中に浮遊する大量の粒子状物質やばい煙などの集合体であることや、人体に悪影響があること、空気清浄機の種類について説明している。調理については、「油を多く使う炒め物や揚げ物をすると、換気扇を使ってもPM2.5濃度は1立方メートル当たり800マイクログラムという高い数値となり、屋内にも拡散する」とし、「大気汚染が深刻な期間は、できるだけPM2.5濃度が変化しにくい煮物や蒸し物にする」ことを推奨している。

この調理の部分に、中国のネットユーザーが反発のコメントを書き込んでいる。

「炒め物は減らせだって???みんな、信じるなよ!」
「もうこの際、何にもしないで死ぬのを待つてのはどう?」
「全国民が一斉に炒め物をしても、スモッグが出ない場所はあるだろう」

「もういっそのこと何も食べない方がいいのでは」
「これからは、炒め物も抽選ってことになるかもしれない」
「食べる物すら規制対象になってしまうのか」
「毎日おかゆでもすすってろって?」(翻訳・編集/岡田)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/666.html

[経世済民117] 日本経済がゼロ成長時代に突入か、製造業の海外生産移転が苦境強める―米華字メディア
8日、米ニューヨーク在住のジャーナリスト、リチャード・カッツ氏は、高齢化と人口減少が押し寄せ、政府の債務残高が大幅に増える日本が0.5%の経済成長を長期間維持するのは難しく、製造業の海外生産移転がそうした苦境を強めかねないと指摘している。写真は東京。


日本経済がゼロ成長時代に突入か、製造業の海外生産移転が苦境強める―米華字メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160606.html
2017年1月10日(火) 17時10分


2017年1月8日、米華字メディア・多維新聞によると、米ニューヨーク在住のジャーナリスト、リチャード・カッツ氏は、高齢化と人口減少が押し寄せ、政府の債務残高が大幅に増える日本が0.5%の経済成長を長期間維持するのは難しく、製造業の海外生産移転がそうした苦境を強めかねないと指摘している。

国際協力銀行(JBIC)の最新の報告書によると、日本の製造業の2015年度実績の海外生産比率は35.6%で、この割合は2019年には38.5%に達するとみられる。この現象の主な理由には、海外市場の拡大や、低賃金、低コストを追求する多国籍の競争がある。

主要4業種では自動車が46.8%で最も高く、電機・電子が45.4%、化学が30%、一般機械が27.4%。事業展開先として有望とされる国・地域はインド、中国、インドネシア、ベトナム、タイ、メキシコ、米国の順となっている。

日本経済の全体的な状況は非常に良いとは言えない。国際通貨基金(IMF)は、日本経済が現在直面する3つの問題点として、消費と投資の改善がみられず人々の消費意欲が高くないこと、正規雇用と非正規雇用という労働市場の二重構造、35%が働く貧困層という深刻な貧富の格差を挙げている。

カッツ氏は、日本は今後約半世紀にわたり、生産性を大幅に改善させない限り、1人当たりGDP(国内総生産)がまったく増えないおそれがあると指摘する。

現在1億2600万人いる日本の総人口は、2060年代の初めごろまでに31%減少し、中でも20〜64歳の生産年齢人口は42%減る見通しだ。奇跡的な生産性の改善でもない限り、日本の経済規模は2060年ごろには現在から28%減ると予測するアナリストもいる。

カッツ氏は、日本のGDPが全く増えないことは日本の経済成長にとって悪いニュースだと指摘する。日本の何百万人もの人々の生活が苦しくなり、こうした経済面での泥沼が日本社会に分裂的な感情を生み出しかねない。

一方で取り上げなければならないのは、日本の主要企業の約6割が2017年の景気を「拡大」「緩やかに拡大」と予想していることだ。日本企業の間ではトランプ次期米大統領による米経済への期待も目立つ。

日本の経済状況を正しく把握するならばGDPよりも国民総生産(GNP)を見るほうが適切だとの指摘もある。GDPは国内で生み出された付加価値の合計であるのに対し、GNPには日本企業が海外で生み出した付加価値も含まれる。日本の近年のGDP成長率は低く、時にはマイナス成長もあるが、GNP成長率は高く、日本が世界で稼いだ金はすべての国の中で最も多い。日本経済には、国内は保守的で非効率、海外では先進的で高競争力という2つの側面がある。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/647.html

[アジア21] 「少女像は私が守る!」ある韓国人男性の決意に、韓国ネット「素晴らしい」「政府が無能だと国民が苦労する」「反日で得するのは
9日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前にある「平和の少女像」を守るため、毎日5時間パトロール活動を行う男性が現われた。資料写真。


「少女像は私が守る!」ある韓国人男性の決意に、韓国ネット「素晴らしい」「政府が無能だと国民が苦労する」「反日で得するのは誰?」
http://www.recordchina.co.jp/a160551.html
2017年1月10日(火) 17時40分


2017年1月9日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本領事館前にある「平和の少女像」を守るため、毎日5時間パトロール活動を行う男性が現われた。

釜山在住で塾の送迎車運転手のキム・サングムさん(68)は、毎日午前11時から午後4時にかけて、釜山の日本領事館前にある「平和の少女像」前で、少女像の服装や市民からのお供え物を整理するなどの護衛を行っている。

きっかけは、最近の少女像近くの市民団体が掲げていたプラカードの損傷事件で、キムさんは、「日本政府の『10億円を出したのだから、領事館前の少女像は撤去しなければならない』という言葉は非常に無礼で、少女像を守るべくやって来た」と話している。

これまでにも、少女像を建てた推進委員会が平日の午後4時から6時、週末の午後2時から5時まで訪問者のための解説時間を設けているが、一般市民が定期的に少女像を護衛するのは初めてだという。

釜山ウリキョレハナテギ(我が同胞が一つになる)運動本部のユン・ヨンジョ政策局長は、「少女像を守ろうとする国民の心は『日本が慰安婦に対する犯罪を認めて謝罪しろ』というものであり、『政府や自治体が自らの役割を果たさなければ、少女像が撤去されうる』という危機感の表れ」と話している。

この少女像をめぐる日韓政府間の外交問題が本格化に伴い、日本領事館前の少女像は釜山の「ホットスポット」となっている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「なんてかっこいいんだ!」
「素晴らしい。日本政府にも韓国政府にも幻滅して何にもできなかったけど、勇気ある行動に拍手を送る」

「ドイツ首相のように折りに触れて謝罪すること(本音は分からないけど)が真の謝罪。お金で解決すると考えてるやつの気が知れない」

「日本政府より悪いのは韓国政府。あんな合意するなんて」
「早期解決すべきなのに、朴政権が先延ばし作戦に出るから…」

「政府が無能だと国民が苦労する」
「いつまでも日本にやられてばかりはいられない。日本に立ち向かえる政治家が早く出てきてほしい」

「だったら、合意した外交部の前で合意金の返還と協約の無効化のストライキするのが先。お金を出したやつに抗議したら、政府や国民が単純な存在と認めてしまうようなもの」
「反日感情で誰が一番得すると思う?中国にはあんなにペコペコ頭を下げておいて、日本への態度とは大違い。どうかプライドを貫いて、経済安保危機が訪れても最後まで頑張ってね」

「少女像にこだわる理由は、まだわれわれを植民地に見ようとする侵略国の見方にある」(翻訳・編集/松村)

http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/904.html

[政治・選挙・NHK218] カジノ利権の背後に政権中枢の菅官房長官! 山口組三代目を「田岡のおじさん」と呼んだ男
カジノ利権の背後に政権中枢の菅官房長官!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_83.html
2016/12/10 15:54 半歩前へU


カジノの背後に政権の中枢の菅官房長官!
 昔、極道(ヤクザ)を扱った東映の映画で、こんなのを観たことがある。映画がいま、現実に。

 政権中枢にいる男に鉄道会社が札束を届ける。カジノ(賭場)が出来れば、莫大な金が転がり込む。山口組三代目を「おじさん」と慕った関係者が政権中枢男のバックにいる。そして横浜を縄張りとする広域暴力団が、早くも土地買い占めに動いているというのだ。

 賭場(バクチ場)は、今も昔も宝のヤマなのだ。自民党が躍起になって法案を成立させようとした背景にはこんなことがあったのだ。巨大利権にまとわりつくハイエナたち。

****************
 東京・永田町からほど近いホテル内の日本料理屋で数人の政界関係者による会合が催されていた。座の主役は、2012年12月以来、安倍内閣において官房長官の重責を担い続ける菅義偉氏だ。

 酒を飲まない菅氏の前にはウーロン茶の入ったグラスが置かれている。その場にいた政界関係者の1人によれば、会合の途中、雑談の流れの中で「統合型リゾート整備推進法案(カジノ法案)」の話になった。

 「やっぱり、候補地はお台場が有力なんですかね?」 政界関係者の問いに、菅氏は顔色を変えずに応じた。

 「お台場はダメだよ。何しろ土地が狭すぎる」 ではどこなのか。沖縄か、大阪か――。そんな場の雰囲気を察したように菅氏はこう付け加えた。
「横浜ならできるんだよ」

 昨年夏前の時点において、横浜を候補地としてあげる声がないわけではなかった。しかし、それはごく一部で囁かれているに過ぎず、あくまでダークホースの扱い。

 そんな中で現職の官房長官の口から、自らの地盤でもある「横浜」の二文字が語られたわけだが、それを聞いた政界関係者は、その後、“ダークホース”が一気に馬群から抜け出す様を目撃することになるのだ。

■カジノ利権を狙う蠢き
 〈京急のカジノ構想、雇用創出は最大1万人に〉
 日経新聞がそんな見出しの記事を掲載したのは昨年8月16日のことである。
〈京浜急行電鉄は15日、カジノやホテルなどで構成する統合型リゾート(IR)を整備する構想を正式発表した。

 横浜市の山下埠頭を最有力の候補地と考えているもようで、実現すれば数千〜1万人単位の雇用が生まれそうだという〉

続きはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201612/article_82.html


山口組三代目を「田岡のおじさん」と呼んだ男
http://79516147.at.webry.info/201612/article_82.html
2016/12/10 15:45 半歩前へU

▼山口組三代目を「田岡のおじさん」と呼んだ男
 カジノの誘致が成れば、雇用だけではなく、その経済効果も計り知れないが、「横浜との関わりが深い暴力団“稲川会”も、早い段階で“山下埠頭がカジノ誘致有力候補”との情報を掴んで動き始めていた。

 具体的には、値上がりが期待できる周辺の土地を物色するわけです」(暴力団関係者)。いずれにせよ、京急がカジノ構想を発表して以降、今年初めまでの間に、横浜の山下埠頭は一気に有力候補地に躍り出た。

 ちなみに、菅氏が代表を務める「自民党神奈川県第二選挙区支部」や菅氏の関連団体などに対して、1998年以降、京急電鉄元会長の小谷昌氏が計900万円を寄付している。

■カジノ誘致を狙う「横浜のドン」
 カジノ誘致を見据えた横浜市の動きも急だ。横浜市長の附属機関として「横浜市山下ふ頭開発基本計画検討委員会」を設置し、今年3月までに3度、委員会を開いている。

 そこでの発言内容はなかなかに生々しいもので、昨年9月に行われた第1回の委員会では、ある委員がこう口にしている。

 〈やはりハイローラー、1億円以上使うような、これが来なければダメですね〉(会議録より)

 発言の主は、港湾荷役業「藤木企業」社長の藤木幸太氏。氏の父親、同社会長で横浜港運協会会長の藤木幸夫氏(84)は、横浜エフエム放送の社長など地元企業の役員も多数兼務する「横浜のドン」だ。

 その昔、荒くれ者の港湾人夫を束ねる港湾荷役業はヤクザや愚連隊と切っても切れない関係にあった。藤木幸夫氏は自著『ミナトのせがれ』の中で山口組三代目田岡一雄組長のことを“田岡のおじさん”と呼び、

 〈田岡のおじさんが帰って行くと、外で待ち構えていた神奈川県警の刑事がすぐに親父(藤木企業創業者の藤木幸太郎氏)のところへ来て、「今、田岡が来て何を話したんだ」と聞く〉

 といった記述もある。その藤木幸夫氏と菅氏の間には深い関係があった。

続きはここをクリック
http://79516147.at.webry.info/201612/article_81.html


「横浜のドン」に直立不動の菅官房長官!
http://79516147.at.webry.info/201612/article_81.html
2016/12/10 15:43 半歩前へU

▼「横浜のドン」に直立不動の菅官房長官!
■菅氏の選挙を支えた“藤木軍団”
 86年に菅氏は横浜を地盤とする小此木彦三郎代議士の秘書を辞め、翌年、横浜市議選に出馬するのだが、

 「当時、自民党横浜市連幹事長が“出るなら神奈川区から出ろ”と言うのを菅さんは拒否し、“西区から出る”と強硬に主張した」と、自民党横浜市連関係者は話す。

 「西区からは小此木さんの恩人である長老市議が出る予定になっていたから、市連幹事長は“恩を知らないのか”と怒ったが、菅さんは聞く耳を持たなかった。

 後でわかったのだが、出馬にあたり菅さんは、小此木さんの有力支援企業だった相鉄の当時の副社長を後援会に引っ張ってきていた」

 菅氏をバックアップしたのは相鉄だけではない。先述した藤木企業からも強力な援軍が派遣されたのだ。「藤木企業の藤木幸夫会長は金ではなく、人を出す」。そう語るのは、古参の藤木企業関係者である。

 「菅さんのところには、Aさんという選挙参謀が藤木企業から派遣された。そのAさんが、普段は藤木企業で港湾荷役をやっている従業員やアルバイトに指示を出して、選挙の3カ月前からほぼ毎日、戸別訪問や電話がけなどを行う。多い日には数十人が駆り出されることもあった」

■“育ての親”が語るドンとの関係
 この点、菅氏に聞くと、「ご指摘の会社から社員派遣などご質問のような選挙支援を受けたことは一切ありません」(事務所)と否定するのだが、菅氏の“育ての親”である元自民党神奈川県連会長で元神奈川県議の梅沢健治氏(86)はこう語るのだ。

 「藤木幸夫さんは、“あいつ(菅氏)を勝たせる”と言って相当応援していた。藤木さんはいろんな会社をもっていて、その下に大勢の従業員がいる。そんな彼らは“藤木軍団”と呼ばれていて、選挙の半年前くらいから動いてくれる。

 菅の最初の選挙の時はAさんが入っていたはず。ただ、藤木軍団は選挙事務所には来ず、独自に動く。それを選挙事務所は把握していないし、報告も受けない」

 市議に当選した後も菅氏と藤木氏の関係は続いた。「ある時、藤木さんに会食に誘われた。無所属だった私を自民党に入れようとしたようで、会食の席で藤木さんから“信頼できるヤツ”として菅さんを紹介された」(横浜市議)

 「国会議員になってからも、菅さんは藤木さんに頭が上がらないようだった。携帯に電話がかかってくると、“会長!”と言っていた」(永田町関係者)   (週刊新潮より)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/829.html

[中国10] 世界で最も誠実なのが日本、不誠実なのが中国=英国の調査結果に中国ネットは「全くその通り」「誠実かどうかは政府を見れば一目
10日、中国の掲示板サイトに、英国が行った誠実さに関する調査結果を紹介するスレッドが立った。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


世界で最も誠実なのが日本、不誠実なのが中国=英国の調査結果に中国ネットは「全くその通り」「誠実かどうかは政府を見れば一目瞭然」
http://www.recordchina.co.jp/a160565.html
2017年1月10日(火) 18時40分


2017年1月10日、中国の掲示板サイトに、英国が行った誠実さに関する調査結果を紹介するスレッドが立った。

スレ主は、英国の英イースト・アングリア大学の経済学教授が主導し世界15カ国1500人に対してインターネットで行った調査を紹介した。

対象者に音楽を聞いてもらいその音楽にまつわる問題に答えてもらうというテストでは、全問正解で報酬を支払うというルールで調査を実施。「ネットでの検索は不可」としたが、問題のうち非常に難易度が高い問題がいくつかあり、正解するにはネットで調べる必要があるため全問正解はほぼ不可能。そんな中、日本人は最も誠実で、ネットで調べた人はほとんどおらず、次いで英国との結果になった。最も不誠実だったのはトルコで、中国が続いた。このほかのテストでも中国はうそをつく割合が高く、総合的に中国人の誠実度は最低で、日本人と英国人が最高だったとした。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「この調査結果は全くその通りだと思う」
「文明社会と原始社会の違いだな」

「われわれには最低ラインがなく、恥も知らない。天下無敵だ」
「臨機応変、これこそ中国人がこの世界で生き抜くための勝利の法則なんだ」

「ある国の人が誠実かどうかは政府を見れば一目瞭然」
「学校に通ったことがある人なら知っているが、クラスメートはみんなテストでカンニングをしていた」

「中国はペテン師が増える一方」
「いずれにしても一番だからいいじゃないか」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/667.html

[アジア21] 朴大統領の退陣求め焼身自殺図った僧侶、搬送先の病院で死亡―韓国
10日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、韓国ソウル市で7日、朴槿恵大統領の退陣を求めて焼身自殺を図った僧侶が搬送先の病院で死亡した。写真は韓国のろうそく集会。


朴大統領の退陣求め焼身自殺図った僧侶、搬送先の病院で死亡―韓国
http://www.recordchina.co.jp/a160137.html
2017年1月10日(火) 20時10分


2017年1月10日、米国営放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)によると、韓国ソウル市で7日、朴槿恵(パク・クネ)大統領の退陣を求めて焼身自殺を図った僧侶(64)が9日、搬送先の病院で死亡した。

僧侶は7日、朴大統領の退陣を求める11回目の市民集会に参加。焼身自殺を図ってソウル大学病院に運ばれたものの、全身に第3度のやけどを負って意識不明の重体となっていた。

警察によると、僧侶は慰安婦問題をめぐる日韓合意(15年末)への不満や、朴大統領を「国家反逆」の罪で逮捕するよう求めたメモを残していた。(翻訳・編集/大宮)


http://www.asyura2.com/16/asia21/msg/905.html

[中国10] 日本はどうやって公害大国から環境大国になったのか?「これが日本人の恐ろしいところ」「世界で最も優秀な国家」―中国ネット
9日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本が公害大国から環境大国へと変化した秘訣について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本はどうやって公害大国から環境大国になったのか?「これが日本人の恐ろしいところ」「世界で最も優秀な国家」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160460.html
2017年1月10日(火) 21時10分


2017年1月9日、中国のポータルサイト・今日頭条は日本が公害大国から環境大国へと変化した秘訣(ひけつ)について分析する記事を掲載した。

記事は、経済大国である日本はかつて、公害大国でもあり環境汚染が最も深刻な国の一つであったと指摘。水俣病やイタイイタイ病は大きな社会問題となっていたと伝えた。

こうした公害問題が発端となり、日本国民の間に反汚染の世論が急速に高まり、1962年に「ばい煙の排出の規制等に関する法律」、67年には「公害対策基本法」が制定され、70年の国会は公害国会とも呼ばれ、多くの公害問題に関する法令の抜本的な整備が行われたと紹介した。

さらに日本政府は、違反企業を厳しく処分するだけではなく、エコ企業には補助金を出し、グリーンマークを作ってエコ製品の購入を奨励した結果、エコ技術が企業発展の競争力となり、80年代には青い空ときれいな水が戻ってきたと分析した。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「これが日本人の恐ろしいところなんだよな」
「日本とドイツは世界で最も優秀な国家。中国は比較にもならない」

「戦後の日本とドイツは壊滅状態で200年は立ち直れないと言われていたのに、わずか数十年で世界をリードするレベルになったのは、実力と言わざるを得ない」

「でも日本は中国ほど汚染が深刻ではなかったと思う」
「騒ぐ必要はない。北朝鮮に倣って原始生活に戻ればいい」
「昨日は日本、今日は中国、明日はインドだ。中国の環境も良くなるさ」(翻訳・編集/山中)


http://www.asyura2.com/16/china10/msg/668.html

[戦争b19] 中国軍機の対馬海峡通過、「日本は冷や汗、韓国は2度冷や汗」―中国紙
10日、環球時報(電子版)は、中国の爆撃機など軍用機8機が9日、東シナ海から対馬海峡を通過した問題で、「日本は冷や汗、韓国は2度冷や汗」と題する記事を掲載した。資料写真。


中国軍機の対馬海峡通過、「日本は冷や汗、韓国は2度冷や汗」―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a160646.html
2017年1月10日(火) 23時10分


2017年1月10日、環球時報(電子版)は、中国の爆撃機など軍用機8機が9日、東シナ海から対馬海峡を通過した問題で、「日本は冷や汗、韓国は2度冷や汗」と題する記事を掲載した。

中国軍のH6爆撃機6機、Y8早期警戒機、Y9情報収集機など8機が9日、対馬海峡を通過した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進したが、領空侵犯はなかった。日本側は中国軍の意図を分析しているものの、まだ結果は出ていない。

一方、韓国では聯合ニュース、朝鮮日報などの主要メディアが9日深夜から相次ぎ報道した。韓国は何を懸念しているのか。韓国の防空識別圏上空を通過したこと以外に、米軍の地上配備型ミサイル迎撃システム(THAAD)配備が念頭にあったに違いない。

韓国は中国の反対を顧みず、THAAD導入を決定した。導入地点は韓国南部の星州だ。対馬海峡の中国軍機通過地点からわずか200キロの至近距離。中国軍機は新型機で、配備地点も射程圏内。韓国政府関係者は「THAADや領有権問題に対する中国の威嚇行為だろう」と話している。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/486.html

[中国10] 中国、汚職撲滅キャンペーンで約120万人を処罰(AFP)
資金洗浄疑惑に絡み幹部が拘束された中国工商銀行(ICBC)のスペイン・マドリード支店前で警備に立つスペイン治安警察の警官(2016年2月17日撮影)。(c)AFP/Javier SORIANO


中国、汚職撲滅キャンペーンで約120万人を処罰
http://www.afpbb.com/articles/-/3113621
2017年01月10日 21:20 発信地:北京/中国


【1月10日 AFP】中国当局が進めている汚職撲滅キャンペーンによってこれまでに120万人近くが処罰されたことが分かった。当局高官が明らかにした。

 共産党員の汚職・腐敗を取り締まる中央規律検査委員会(CCDI)が9日、ウェブサイト上に発表した声明によると、汚職撲滅キャンペーンの一環として、海外へ逃亡した人物のうちこれまでに2600人近くが本国送還、または管轄国へ身柄を引き渡され、86億元(約1400億円)相当の資産が回収された。中国は計48か国と犯罪者引き渡し条約を結んでいる。

 またCCDI幹部は、同委員会に報告された汚職の件数が2012年以降で初めて減少したとしているが、具体的な数字は明かしていない。そうした中、2016年には5万7000件の汚職が自白によって発覚したという。

 一方、9日付の国営英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)は、2016年に41万人の公務員が処罰されたとし、うち76人は閣僚級以上だったと報じた。

 これに先立ち、全国でCCDIの職員17人を含7900人以上の汚職捜査官が自らの不正行為で罰せられていたことも判明しており、中国政府は汚職捜査官の引き締めも図っていくと発表している。

 政府の腐敗が蔓延している中国では、習近平(Xi Jinping)国家主席が2012年に就任して以降、大々的な宣伝の下に汚職撲滅キャンペーンが繰り広げられており、一部には政治的粛清だと批判する向きもある。(c)AFP



http://www.asyura2.com/16/china10/msg/669.html

[政治・選挙・NHK218] 小池知事が安倍首相から五輪予算を分捕る決め台詞はこれだー(天木直人氏)

小池知事が安倍首相から五輪予算を分捕る決め台詞はこれだー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph399
10th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


小池百合子東京都知事が安倍首相と会って東京五輪の予算負担について話し合ったという。

 私はこの話し合いのやり取りに大きな興味を持っている。

 東京五輪については舛添氏から小池氏に知事が変わった途端、

小池知事と森喜朗元首相の主導権争いが起きた。

 これは森氏と小池氏の個人的争いではもちろんない。

 小池氏にひいき目に語るとすれば、都民に選ばれ、都民ファーストに生まれ変わった小池氏と、

東京都議会自民党に象徴される旧態依然とした自民党勢力との権力争いである。

 しかも、小池氏には東京都議選に敗れた野党共闘側の小池不信、小池敵視がある。

 野党もまた、自民党勢力と同様、小池氏に敵対する既成勢力なのである。

 つまりこの戦いは、繰り返すように小池氏をひいき目に見て語るとすれば、

民意を代表した新しい政治勢力と、既存政治の特権に胡坐をかき、

官僚と一緒になってその特権を守ろうとしている既存勢力との戦いなのだ。

 そして自民党は他の地方自治体の知事と組んで五輪経費負担を

小池知事におしつけて小池潰しをしたのだ。

 白旗を上げて頭を下げさせようとしたのだ。

 この戦いが、国政レベルにどう発展していくかは不明だが(私は最終的には、小池氏は、
自民党を離れるところまで行かないにしても、安倍政権への抵抗勢力になると考えている)、

今度の会談は、小池氏と安倍氏の政治主導権をかけたきわめて政治色の強い会談だったと思っている。

 私が小池氏であれば、こう言うかもしれない。

 もし、安倍政府も経費負担が出来ないというなら、

残念ながら東京は五輪開催を受け入れることはできないかもしれない。

東京都民に経済負担の是非を問いたい、その結果いかんでは東京五輪受け入れを辞退する。

 これこそ小池知事の決めゼリフになるに違いない。

 しかし、「いまそれを言ったらお終いだ」、となるリスクは確かにある。

 だから小池氏は、そこまで安倍首相には言わなかったに違いない。

 しかし、そこまで言わなくとも、これ以上ない切り札になるセリフがある。

 それを書くのがこのメルマガの目的だ。

 そのセリフは、すばり「リオ五輪の閉会式でマリオの姿に変装して、

次は東京で会いましょうとパフォーマンスしたのは安倍首相、あなただった。

 そのあなたが、まさか経費負担を拒否して東京五輪が出来なくなったら、

すべての責任はあなたに向かう。それでいいんですか」と。

 これこそが小池氏が安倍首相に負けない最強の切り札に違いない。

 果たして小池氏はその切り札を切ったのだろうか。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/830.html

[政治・選挙・NHK218] メリル・ストリープのトランプ批判は安倍政権のヘイト思想に侵された日本社会にこそあてはまる!(リテラ)
                 ドナルド・トランプTwitterアカウントより 


メリル・ストリープのトランプ批判は安倍政権のヘイト思想に侵された日本社会にこそあてはまる!
http://lite-ra.com/2017/01/post-2842.html
2017.01.10. メリルストリープの指摘は日本のことだ  リテラ


 アメリカ現地時間8日に発表された第74回ゴールデン・グローブ賞で、功労賞にあたる「セシル・B・デミル賞」を受賞したメリル・ストリープのスピーチが、大きな話題を呼んでいる。

 あらためてその内容を紹介すると、メリルは「ここにいる皆さん、私たちはみんな、米国社会の中でも最もけなされているグループに属しているのです。考えてみてください。ハリウッド、外国人、そして記者です」「ハリウッドはアウトサイダーや外国人だらけなんです」と発言。そして、名指しはしなかったものの「この国で最も尊敬される席に座りたがっている人が、障害を持つ記者の物まねをしたときのこと」として、トランプ次期大統領が2015年11月に選挙戦中の集会でおこなった侮蔑的なスピーチを取り上げた(訳は毎日新聞より、以下同)。

 メリルはこのトランプの行動を、「特権、権力、反撃力において、はるかに自分が勝っている相手に対しての行為」として強く批判。「私の胸は打ち砕かれ、いまだに頭から離れません」と言い、このようにつづけた。

「権力者が公の場で他者をばかにしようとする衝動に身をゆだねてしまえば、あらゆる人たちの生活に波及します。人々に同じことをしてもいいと、許可を与えることになるからです。 侮蔑は侮蔑を招きます。暴力は暴力をあおります。権力者が立場を利用して他人をいじめれば、私たちはみな負けるのです」
「これは報道の話につながります。私たちには、報道する力を持ち、どんな横暴に対しても厳しく批判する信念を持った記者が必要です。だからこそ、建国者たちは報道の自由を憲法で定めたのです」
「ジャーナリストが前に進むことが私たちには必要だし、彼らも真実を守るために私たちの手助けを必要としているのです」

 冷静ながらも、たしかな怒りが込められた大女優メリルのこのスピーチに、会場に詰めかけたスターたちも総立ちで拍手。アメリカでは大統領選後からトランプ勝利によって排外主義が蔓延し、ヘイトクライムが横行する事態となっているが、こうした流れに対しメリルは毅然とNOを叩きつけただけでなく、権力者の暴走を食い止めるためには報道の力が必要なのだということを訴えたのだ。

 しかし、これはトランプだけの問題、アメリカだけの問題では決してない。メリルが批判した権力者の横暴な振る舞いは、ここ日本でもまったく同じことが起こっているからだ。

 現に、この国の最高権力者である安倍晋三首相は、トランプと同様にヘイト勢力との関係も取り沙汰されてきた人物であり、ヘイトスピーチにまみれた「保守速報」をFacebook上でシェアしたり、ブログで「中国人はゴキブリ」「韓国人はダニ」というヘイトスピーチを繰り返していた神社宮司の本を「日本人の誇り」と絶賛していたことも明らかになっている。トランプとは違い表立っては公言しないだけで、これは“侮蔑が侮蔑を招き、暴力が暴力を煽る”という差別の連鎖を肯定する行動だ。

 そして、安倍首相はトランプに先駆けて、自分に批判的な報道を「捏造」と認定し、Facebookを通じて「マスコミ報道との戦いです。私は皆さんと共に戦います」などと宣言することで“共闘者”としてのイメージをつくりあげてきた一方、権力を監視し厳しく批判するというごく当たり前の報道姿勢をみせていたキャスターたちを次々と降板に追い込んできた。

 つまり、今回メリルが批判したことは、ことごとく日本にも置き換えられる問題なのだ。

 じつはそのことを、本日放送の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日)でもジャーナリストの青木理氏が指摘していたのだが、その場では同時にもうひとつ、“日本的な問題”もあぶり出されていた。

 青木氏はまず「権力をもっている者、あるいはそれなりの社会的地位にある者が侮蔑的な発言をすると、それがある種、OKになってしまう、背を押してしまうんだっていう発言、これを芸能の世界に生きてらっしゃるメリルさんみたいな方がね、おっしゃるっていうのは、アメリカの幅の広さというか強さだなと思いましたよね」と語ったのだが、同じくコメンテーターの菅野朋子弁護士は「どうしても政治的な発言をすると、そういう色がついてしまうということがあるけれど、こうやって主張することは素晴らしいこと」と話したのだ。

 この発言に、青木氏は「しかし、これは政治的な発言なんだろうか?って僕は思うんですよ」とすぐさま反応した。

「だって、障がいをもっていらっしゃる方に侮蔑をするべきじゃないって、ごく当たり前のことを言っているんですよ。それがある種、政治的に取られてしまう」

 日本では政治にかかわる問題について口にすると「政治的」とされ、菅野弁護士が言ったように「色」をつけられる。しかし、差別的言動に対して「それはいけない」と言うことは政治的などではない。「当たり前」の指摘だ。なのに、「政治的だ」ということで当然の批判も封じ込められている。それが日本の現状ではないのか。青木氏は、こうつづけた。

「日本だってね、ヘイトスピーチをするような連中は論外だとしてもですね、ちょっと前に沖縄の人に向かって警察官が『土人』とかなんとか言ったって、それ自体ひどいんだけども、大阪の知事がね、(差別的発言をした警察官に対して)『お疲れ様』って言っちゃうっていうのは、ある種、『あ、そういうことを言ってもいいんだ』ってことは日本でも起きてるわけですよね」
「メリル・ストリープさんおっしゃったように、メディアとか報道機関の役割とは何なんだと。やっぱりおかしなことを権力者が言ったときには『おかしいですよね』って敢然と言うのがあなたたちの仕事でしょう?っていうふうな、この言葉というのを、ほんとうに受け止めなくちゃいけない」

 このように、いまのアメリカと日本の状況があまりに重なり合うなかで発せられたメリルのスピーチ。だが、メリルの発言をこうして日本と照らし合わせてコメントしたのは青木氏くらい。ほかのニュース番組やワイドショーのほとんどが「またトランプがお騒がせ」などと処理してしまった。──「報道する力を持ち、どんな横暴に対しても厳しく批判する信念を持った記者が必要」と語ったメリルの言葉が自分たちにも向けられていることに、この国のジャーナリストたちは気付かなかったとでもいうのだろうか。

 アメリカ大統領選ではジョージ・クルーニーやリチャード・ギア、ジョニー・デップをはじめとして多くのハリウッド俳優たちがトランプ批判を繰り出したが、日本では前述したように「政治的」というマイナス評価がつきまとって当たり前の反応さえ出てこない。その上、報道が思考停止状態に陥っているいま、日本が置かれた状況はアメリカ以上に危険と言わざるを得ないだろう。

 メリルの揺るがない強い意志が感じられる姿からこの国に視線を移せば、溜息をつかずにはいられない。
(水井多賀子)


関連記事
世界一の権力者を真っ向から批判! 
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/199.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/831.html

[政治・選挙・NHK218] 15歳が気付いた「教育」という名の洗脳の怖さ 
15歳が気付いた「教育」という名の洗脳の怖さ
http://79516147.at.webry.info/201701/article_96.html
2017/01/10 22:32 半歩前へU


▼教育という名の洗脳の怖さ
 15歳の中学生が「特攻隊を褒め称え、戦争を美化した」映画の感想を語った。

 「私が一番驚いたのは、皆が戦死を名誉と考えていただけでなく、死を恐れない者が多くいたということだ」―。

 彼は、教育という名の洗脳によって非常識が常識になってしまう、と戦争の恐ろしさについて率直に語った。

詳しくはここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201401/article_11.html

関連原稿「赤紙が来たが最後」は
ここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201401/article_12.html

関連原稿「学校で習わなかった」は
ここをクリック
http://26663082.at.webry.info/201401/article_13.html


戦争を知らない世代へ 1
http://26663082.at.webry.info/201401/article_11.html
2014/01/13 03:17 半歩前へ

▼教育という名の洗脳
 「私が一番驚いたのは、皆が戦死を名誉と考えていただけでなく、死を恐れない者が多くいたということだ」―。これはゼロ戦のパイロットを主人公にした映画を見た15歳の中学生の感想である。彼は、教育という名の洗脳によって非常識が常識になってしまう、と戦争の恐ろしさについて率直に語った。

 これは新聞の投稿欄の一文だ。なぜ、これを取り上げたかというと、60〜70代はGHQの「洗脳教育」を受けたのではないか、とのコメントがあったからである。「洗脳教育」と言うだけでは「なにをどう洗脳」されたと言うのか、よく分からない。が、日本人は洗脳教育など受けていない。

▼“幽霊屋敷”を見た思い
 現在、60代の者は、戦争体験はないが子どものころ、親や親戚、近所の大人たち、学校の先生から実際に体験した戦争の苦労話を、直に何度も聞いている。いわゆる“焼け跡派”という世代で、私が通っていた小学校は校舎1、2階の東側が立ち入り禁止だった。

 それでも恐る恐る覗きに行ったところ、窓ガラスや窓脇は吹き飛び、鉄筋の壁に大きな穴が開いていた。天井からは千切れた電線らしきものが無数に垂れ下がり、子ども心に“幽霊屋敷”を見た思いだった。このように戦争の傷跡がそこここに残っていた。

▼洗脳したのは軍国日本
 町角には片足を切断し、松葉杖で白衣をまとった傷痍軍人。横で失明した同僚がアコーディオンを弾いていた。その日の生活資金を募っていたのである。60〜70代は自分の目で、耳で、見聞きし戦争の酷さを理解している。だから洗脳教育など必要ない。

 中学生が感じた通り、「教育で洗脳」したのは戦前の軍国日本である。世界で帝国主義が跋扈した当時、日本も負けじと「鬼畜米英」を叫び、戦争への道を突き進んだ。赤紙(召集令状)を届けに来た者は、「おめでとうございます」と言い、受け取る側は「有難うございました」と言葉を返した。(続く)


戦争を知らない世代へ 2
http://26663082.at.webry.info/201401/article_12.html
2014/01/13 03:19 半歩前へ

▼赤紙が来たが最後
 自分の夫やわが息子が戦争に行くのを「バンザイ」と、もろ手を挙げて本気で喜ぶ肉親がいるだろうか?赤紙は死地への入場券だ。戦地に行くとは、平たく言えば人を殺しに行くのである。殺されに行くのである。

 赤紙が来たが最後、拒否などできない。「行くのは嫌だ」「戦争に行きたくない」とひと言、口にしただけで、当人はもとより親、兄弟、親戚までが“非国民”呼ばわりされた。国は戦争と言う荒縄で、国民をがんじがらめにしばりつけた。

▼戦死を名誉と教え込む
 だが、人前では“非国民”と叫んだ者も、自分の家族が兵隊にとられるとなると別だ。近所の手前、「立派に死んで来い」と見栄を張った。が、家族だけになると「死ぬなよ。絶対に生きて帰ってくれ」と繰り返し、どこの家も泣いて別れを惜しんだ。

 本心では、みんな戦争に行きたくなかった。だが、、流れに逆らうことが出来なかった。国民を戦争に駆り立て、自由にものが言えない社会を作り出すのが軍国教育である。中学生が感じたように、「戦死を名誉と考える」よう若者は教え込まれた。兵士は将棋の駒に過ぎないのである。

▼靖国、一般市民は対象外
 戦死すれば受け皿が用意されている。それが靖国神社だ。戦死者を神として祀るための神社。しかし、米軍の爆撃機B29が投下した焼夷弾で、燃え盛る火の海を逃げまどい焼け死んだ人や、原爆で亡くなった人々は祀らない。だから靖国が“戦争神社”と言われるのである。

 働き手の夫や息子を戦争に取られた家庭は、言語に絶する苦労を強いられた。当時のスローガンの「欲しがりません。勝つまでは」は、「お腹を空かせた子供たちへの、空しい叱咤激励だった」(作家の田辺聖子)という。すべて戦争が優先した。

▼鍋、釜まで供出を命ず
 戦争一色となった日本は、紡績工場などをつぶし、くず鉄を砲弾や軍需製品に変えた。物資不足から家庭の「鍋、釜まで供出しろ」と命じられた。生活必需品の欠乏は極限状態で、多くの人が食べるにも事欠いた。

 列車は大半が軍事用に転用され、米やサツマイモの買い出しに行くにも、ままならなかった。これが戦争の実態だ。映画や劇画のようなカッコイイものではない。(続く)


戦争を知らない世代へ 3
http://26663082.at.webry.info/201401/article_13.html
2014/01/13 03:21 半歩前へ

▼70年近く続く平和
 私たちは幸いなことに、70年近くの間、ただの一度も戦争に遭わなかった。平和な世の中で暮らしてきた。この平和を当たり前と思っていたら心得違いである。こんなことは日本の近代史の中で過去に例がない。私たちは、平和の有難さをかみ締めないといけない。

 日本は戦争を知らない世代が大半を占める。年とともに戦争が風化している。戦争体験を聞く機会もなくなりつつある。学校ではどうだったかと言うと、受験重視の偏差値教育のせいで近、現代史をほとんど学んでいないという。

 歴史書を読むなどすればいいが、それもしないようだ。分からないのは当り前。戦争の悲惨さ、残酷さを知らないが故、勇ましい発言にすぐ飛びつく。「いいね」を連発する。

▼学校で習わなかった
 尖閣問題などが起きる数年前に日、中、韓3か国の有名大学学生による討論会があった。日本の学生は、最初はアニメだ、ファッションだと調子がよかったが、話が二国関係に及んだ途端、沈黙を続けた。

 日中平和条約などの常識にも満足に応えられなかった。「学校で習わなかった」との発言に、中継テレビを見ているこっちが恥ずかしくなった。いつまでもおんぶに抱っこではない。自分で調べ、学習するのが大学生だ。偏差値教育の弊害か。

▼勇ましい言葉には用心
 「教育という名の洗脳」に遭わないためにも、戦争を知らない世代には、付和雷同することなく、自分で考え、判断してほしい。なぜなら、あなたたち世代は、日本の中軸として、これからも社会をリードしていく立場にあるからだ。

 安倍首相は「強い日本を取り戻そう」と力説する。政治家が勇ましい言葉を叫ぶと、ろくなことがない。世界の歴史を振り返って見れば一目瞭然。これは本当だ。戦争を知らない世代の、特に若い皆さん、他人の言に惑わされることなく、カッと目を見開いて何が虚で、何が実かを見分けていただきたい。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/832.html

[政治・選挙・NHK218] あいまい公約と裏切る人物が政治をダメにするー(植草一秀氏)
あいまい公約と裏切る人物が政治をダメにするー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph39j
10th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


大事なことを決めるときには、

「あいまいさ」

を残すべきではない。

その

「あいまいさ」

がのちに問題になることが多いからだ。

2015年12月28に日韓両国の外相が行動発表を行った際、私は12月29日に、

ブログ記事「日韓合意、日本政府謝罪明記でも玉虫決着」

http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-99db.html

メルマガ記事「日韓合意あいまい決着が問題を再燃させる懸念」

http://foomii.com/00050

と題する記事を掲載した。

日本政府は韓国の日本大使館前に設置されている従軍慰安婦少女像の撤去を韓国政府に求めている。

このことに関して外相共同発表を行ったのだが、

少女像の撤去を確約するものにはなっていなかったのだ。


日本の岸田文雄外相が

「日韓間の慰安婦問題については、これまで両国局長協議等において集中的に協議を行ってきた。

その結果に基づき、日本政府として以下を申し述べる。

一、慰安婦問題は当時の軍の関与の下に多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。安倍首相は日本国首相として、改めて慰安婦としてあまたの苦痛を経験され、心身にわたり癒やしがたい傷を負われた全ての方々に対し、心からおわびと反省の気持ちを表明する。

二、日本政府はこれまでも本問題に真摯(しんし)に取り組んできたところ、その経験に立って、今般日本政府の
予算により、全ての元慰安婦の方々の心の傷を癒やす措置を講じる。具体的には、韓国政府が元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し、これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が協力し、全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。

三、日本政府は以上を表明するとともに、以上申し上げた措置を着実に実施するとの前提で、今回の発表により
この問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。併せて、日本政府は韓国政府と共に、今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難、批判することを控える。

なお、先ほど申し上げた予算措置については、規模としておおむね10億円程度となった。以上のことについては、日韓両首脳の指示に基づいて行ってきた協議の結果であり、これをもって日韓関係が新時代に入ることを確信している。」

と述べたのに対して、


韓国の尹炳世外相は、

「韓国政府として以下を表明する。

一、韓国政府は日本政府の表明とこのたびの発表に至るまでの取り組みを評価し、日本政府が先に表明した
措置を着実に実施されるとの前提で、このたびの発表を通じて、日本政府と共にこの問題が最終的かつ不可逆的に解決されることを確認する。韓国政府は日本政府が実施する措置に協力する。

二、韓国政府は、日本政府が在韓国日本大使館前の少女像に対し、空間の安寧、威厳の維持といった観点から懸念しているという点を認知し、韓国政府としても可能な対応方法に対し、関連団体との協議等を通じて適切に
解決されるよう努力する。

三、韓国政府はこのたびの日本政府が表明した措置が着実に実施されるとの前提で、日本政府と共に今後、国連など国際社会において本問題に対する相互非難、批判を自制する。」

と述べたのである。

日本政府の最大の関心事である少女像について、尹炳世外相が表明した言葉は、

「韓国政府としても可能な対応方法に対し、関連団体との協議等を通じて適切に解決されるよう努力する」

というものであって、韓国政府は少女像の撤去を義務付けられていない。

したがって、

「10億円を拠出したのだから、韓国政府は責任を持って少女像を撤去するべきである」

との主張は正当性を持たない。


同じような「あいまい事例」が他にも存在する。

2014年11月の沖縄県知事選に対して、翁長雄志氏は

「埋立承認の撤回または取消」

を公約に明記することを頑なに拒絶した。

辺野古米軍基地建設阻止を求める翁長氏を支持する沖縄県政野党5団体は、

翁長氏と交わす協定で、当初は、

「新知事は埋め立て承認を撤回」

と明記する方針だった。

それが、2014年7月、翁長氏との調整で

「新知事は埋め立て承認撤回を求める県民の声を尊重し、辺野古新基地は造らせません」

に変化した。

「埋立承認撤回」の確約

が協定から排除されたのである。

翁長氏が「腹8分目、腹6分目の共闘」と言っていたのは、

突き詰めて言えば、この部分の取扱いにあったと思われる。

「革新系」会派は「埋立承認撤回」の確約を求め、

翁長氏側にいる「保守系」会派は「埋立承認撤回」の公約化を拒絶し、

結局、公約から「埋立承認の撤回」が除去されたのである。

翁長氏が知事に就任したのが2014年12月。

翁長知事が埋立承認の「取消」に動いたのは2015年10月のことだ。

この「致命的な遅れ」により、辺野古米軍基地建設が現実に執行されているのである。


滋賀、沖縄、鹿児島、新潟

の知事選で、

「政策選択選挙」

が実現し、

「原発稼働阻止」

「米軍基地建設阻止」

の政策が主権者によって選択された。

しかし、具体的にどのように行動するのかをはっきりしておかないと、せっかくの

「政策選択」

が意味を持たなくなる。


沖縄の主権者は、

「辺野古に基地を造らせない」

ことを求めたのであり、

この意思によって知事に選出された翁長雄志氏は、その公約を守るために、

最大限の努力をする必要がある。

国が辺野古米軍基地建設を推進しているのであるから、これを阻止することはたやすいことではない。

一秒でも工事を遅らせ、

辺野古米軍基地建設推進の政権を退場させること

が必要なのである。

そのために、実効性があり、かつ、極めて有効な手法が、

「埋立承認の取消」

「埋立承認の撤回」

である。


もちろん、これ以外の手法も駆使することが必要であるのは言うまでもないことだが、何よりも重要な

「埋立承認の取消」

「埋立承認の撤回」

を迅速に実行することが重要である。

ところが、翁長氏の対応はあまりにも遅い。

これらの手法を駆使していれば、国は辺野古米軍基地建設の本体工事に着手するための

事前協議書

を沖縄県に提示することができていないはずだ。

そうなれば、辺野古米軍基地建設の本体工事には着手できなかったはずなのだ。


現時点で、一刻の猶予も許されないことは、

「埋立承認の撤回」

を直ちに行うことである。

すでに、2015年5月1日に、

沖縄県内の弁護士や行政法研究者らでつくる「撤回問題法的検討会」が

「埋立承認を法的に撤回することは可能」

との見解をまとめた意見書を翁長知事に提出している。

「埋立承認の撤回」に関する法的な検討は完全に終わっている。

それにもかかわらず、「埋立承認の撤回」を実行しないのは、

辺野古米軍基地建設を促進するためということになってしまう。

うるま市島ぐるみ会議(共同代表・仲宗根勇元判事)は昨年末の12月22日に、

翁長知事への「要請書」で、

「行政行為の撤回は行政行為の取り消しと異なり、

根拠規定がなくとも行政行為の主体がいつでも撤回権を行使できます」

とし、

「知事は前知事のした埋め立て承認の撤回を必ず実行してください」

と要求している。

だが、翁長氏は現時点でまだ、埋立承認の撤回を実行していない。


鹿児島県では原発稼働阻止を求める県民に支えられて知事に当選した

三反園訓知事

が、九州電力川内原発の再稼働を容認し、検討委員会に反対派委員を入れるとの公約も否定している。

「政策選択選挙」

を実現し、

主権者が求める政策を実現するための選挙結果を得ることは極めて重要だが、

選出された者が、その公約を誠実に実行しなければ、意味がなくなってしまう。

主権者を裏切った当選者は、次の選挙で落選させられるし、

また、その前にリコールで退陣を強制されることもあるだろう。


野田佳彦氏は2009年8月の総選挙で、

「シロアリを退治しないで消費税を上げるのはおかしい」

と声を張り上げておきながら、2012年8月に

「シロアリを一匹も退治しないで消費税大増税を強行決定」

した。

これが、日本政治崩壊の最大の原因である。

私たちは、このような政治から脱却しなければならない。

そのためには、

選挙の際に政策公約にあいまいさを残さないこと

主権者を裏切らない人物を候補者にすること

の二つが絶対に必要である。

後者の見極めは非常に難しいが、前者は確実に実行できる。

政策公約で同意できない候補者、政党を支持することを、絶対に避けなければならない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/833.html

[政治・選挙・NHK218] 産経が嬉しそうに「新元号」報道。何か欠けていませんか 
産経が嬉しそうに「新元号」報道。何か欠けていませんか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/66d15e168033c1479c4110f3c1c31a0b
2017年01月10日 のんきに介護


〔資料〕

「新元号は平成31年元日から 皇室会議を経て閣議決定へ 法案提出は今年5月連休明け」

   産経新聞(2017.1.10 05:00)

☆ 記事URL:http://www.sankei.com/politics/news/170110/plt1701100002-n1.html

 天皇陛下が在位30年を節目として譲位を希望されていることを受け、政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った。国民生活への影響を最小限とするには元日の譲位が望ましいと判断した。譲位に伴う関連法案は、有識者会議の報告と衆参両院の論議を踏まえ、5月上旬にも国会に提出する見通し。譲位は「一代限り」として皇室典範改正は最小限にとどめる方向で検討を進める。

 複数の政府関係者が明らかにした。譲位の日時に関しては「○年以内に政令で定める」として法案に明記せず、皇室会議を経て閣議決定する方針。

 具体的には、平成31年元日、国事行為である「剣璽等承継の儀」(三種の神器等引き継ぎ)と「即位後朝見の儀」(三権の長らの初拝謁)を宮中で行い、官房長官が速やかに新元号を発表する方向で検討している。

 皇位継承に伴う重要儀礼である大嘗祭は、準備に半年以上を要するため、平成31年11月にずれ込む見通し。皇位継承を内外に示す国事行為「即位礼正殿の儀」は大嘗祭の前に行われるという。

 天皇陛下の譲位に関する有識者会議(座長・今井敬経団連名誉会長)は1月23日に論点整理をまとめる。「一代限り」で譲位を可能にする法整備を求める内容になるとみられる。

 これを受け、衆参両院は譲位に関する議論を始める方針。国会での議論を受け、有識者会議は3月中に最終報告をまとめる。政府が国会に法案提出するのは、5月の連休明けになる見通しだという。

 安倍晋三首相は6日、菅義偉官房長官、杉田和博官房副長官らと譲位に関する法整備をめぐり協議した。皇室典範に関しては、付則の一部だけを改正して特例法で対応するか、本則一部も改正するか、政府内で意見が分かれている。

 皇室典範は終身在位を基本とし、譲位を想定しておらず、譲位後の称号や住居、葬儀なども定める必要がある。このため、政府は、皇室経済法や宮内庁法などの一部改正も視野に入れており、譲位関連法案としてパッケージで国会に提出することになりそうだ。

 憲法4条は「天皇は国政に関する権能を有しない」と定めており、「天皇陛下のご意向」を憲法違反にならぬ形でどのように反映させるかも焦点となる。

 ◇ 

 ■皇室会議 皇位継承や婚姻、皇籍離脱など皇室に関する重要な事項を合議する国の機関。皇室典範に定められる。首相が議長を務め、皇族(2人)、衆参両院正副議長、最高裁長官、宮内庁長官ら10人で組織される。

 ◇ 

※おことわり 譲位に関する特別措置法は、特例法に表記を改めます。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/834.html

[政治・選挙・NHK218] 日本では、ホームレスが凍死しても、公的機関がその数を集計したり、ましてや発表することはありません 
日本では、ホームレスが凍死しても、公的機関がその数を集計したり、ましてや発表することはありません
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/eb473b9345312de05ec83b356c16387e
2017年01月10日 のんきに介護


悲しい情報です。

欧州では

当たり前のこととして

寒波などによる

ホームレスの死を伝えます

(下記〔資料〕参照)。



これに対し日本では、

特殊なケースでない限り、

報道されません。

稲葉剛‏@inabatsuyoshiさんが

――日本でも冬の寒さで亡くなる路上生活者はいますが、公的機関がその数を集計したり、ましてや発表することはありません。〔23:05 - 2017年1月8日 〕—―

と述べられる通りです。

では、

特殊なケースとは

どんな場合でしょう?

春日部市で、一緒に路上生活をしていた兄が病死し、弟とその友人がその遺体を埋めた

といったような犯罪の嫌疑を受けた場合です。

産経が次のように

報じています。

―― 埼玉県春日部市内のコンテナ置き場に遺体を遺棄したとして、県警捜査1課などは4日、死体遺棄の疑いで、住所不定、無職、金子美智夫容疑者(51)ら男3人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めている。—―

遺体遺棄事件として扱われています。

「コンテナで暖を取っていたら体調不良になり死んだ」

という供述で、

寒かったんだろうな

と想像できます。

しかし、その状況説明は、

あくまでも犯罪容疑者の“供述”です。

本当のところは

分からないというのが新聞社の態度です。

微塵の情けも感じられません。

稲葉さんが

――悲しい事件です。〔22:55 - 2017年1月8日 〕—―

と言われています。

もし、「共謀罪」の法案が通れば、

「埋葬してあげたんだからそれでいい」

「そうだね」

というやり取りをツイッター上でやっただけで、

「共謀罪」成立!

逮捕ということになりかねません。

何しろ「埋葬」は、

「死体遺棄罪」に該当しますから。


〔資料〕

「欧州に寒波襲来、移民やホームレス含む23人死亡」

   AFP(2017年01月08日 09:28)

☆ 記事URL:http://www.afpbb.com/articles/-/3113425

【1月8日 AFP】寒波に襲われた欧州では今月5〜6日の2日間で移民やホームレスの人々を含む少なくとも23人が死亡した。当局が7日、明らかにした。この週末いっぱいは厳しい寒さが続くため、欧州各国の当局では死者はさらに増えると予測している。

 欧州全体の死者23人のうちポーランドでは10人が死亡した。ポーランド政府安全保障センター(RCB)の報道官は、「6日には1日の死者としてはこの冬で最多の7人が死亡した」「その前日には3人の死亡が記録されている」と述べ、「昨年11月1日以降、低体温症による死者は計53人となった」と付け加えた。ポーランドは7日の最低気温が氷点下14度を記録した。

 イタリアでも、寒波により48時間で7人が死亡したとされている。同国当局によると死者のうち5人はホームレスの人々で、そのうち2人がポーランド国籍だという。イタリア中部と南東部では大雪が観測されたため、7日朝、バーリ(Bari)、ブリンディシ(Brindisi)の各市とシチリア(Sicily)島で空港が閉鎖された。

 チェコ緊急救助当局によると、この冬の最低気温が観測された同国首都プラハ(Prague)ではホームレス2人と駐車場警備員1人の計3人の死亡が確認された。

 ロシアの首都モスクワ(Moscow)では夜間の気温が氷点下30度にまで下がり、氷点下24度まで気温が下がったサンクトペテルブルク(St. Petersburg)では警官が低体温症で死亡した男性1人の遺体を発見した。

 ブルガリアでは6日、同国南東部のトルコ国境付近の山林で、村人がイラク人移民2人の凍った遺体を発見した。(c)AFP


〔資料−2〕

「「葬式せずに埋め、かわいそう」と出頭 コンテナ置き場に遺体遺棄容疑で弟ら3人逮捕」

   産経新聞(1/4(水) 16:49配信 )

☆ 記事URL:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170104-00000539-san-soci

 埼玉県春日部市内のコンテナ置き場に遺体を遺棄したとして、県警捜査1課などは4日、死体遺棄の疑いで、住所不定、無職、金子美智夫容疑者(51)ら男3人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を認めている。

 逮捕容疑は平成28年12月上旬、同市西金野井のコンテナ置き場に金子容疑者の兄で住所不詳、職業不詳、金子豊さん(57)を埋め、遺体を遺棄したとしている。

 同課によると、いずれも路上生活をしていたとみられ、金子容疑者らは「コンテナで暖を取っていたら体調不良になり死んだ」と供述。1人は「遺体の処理に困って3人で埋めた」と話しているという。金子さんの遺体には目立った外傷はなかった。

 金子容疑者が3日、県警春日部署に出頭、発覚した。「葬式をせずに埋めたことがかわいそうだと思った」という趣旨の説明をしているという。  




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/835.html

[経世済民117] トランプ氏による自動車産業叩き(在野のアナリスト)
トランプ氏による自動車産業叩き
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52902094.html
2017年01月10日 在野のアナリスト


韓国の慰安婦像の設置に対する日本側の対応について、安倍政権に近い識者ほど賞賛する傾向もありますが、そうした人物たちが一環して主張するのが「早く韓国は合意を履行すると宣言しろ」というものです。実は、日本側は打てる手を打ちつくし、これ以上やると敵性国に対する制裁に近い水準まで、対応を引き上げなければならない。つまり貿易の規制や資金移動の制限などに踏み込まなければいけなくなります。

そして長期化すると、今度は日本側がいつ解除するか? が問題になってくる。韓国側の反応がないまま、解除するわけにはいかないからで、一時帰国の大使など、召還にまで格上げされるとそれこそ動きがでるまで大使不在になります。そして逆に、日本側が圧力をかけていることに対して、米国から圧力がかかることにもなるでしょう。つまり安倍政権は短期での成果を狙うしかない。しかし韓国は無政府状態で、次の政権が決まるまで動きようがない。結果、長引くしかありません。振り上げた拳の下ろしどき、しかも今回、日本は大上段までふりかぶりましたから、特段難しくなったといえるのでしょう。これまでも同様ですが、一気呵成にこうしたことを始めても、終わらせ方まで考慮して始めないために、後で困ったことになる、ということが安倍政権ではしばしば起こります。

誰にでも拳を振り上げる、といえば今は米国のトランプ次期大統領です。メキシコ工場の新設にケチをつけられたトヨタが、今後5年間で100億$の投資を米国で行う、と発表しました。これをトランプ氏に屈した、との意見もありますが、強かな交渉術というのが正しいものです。まず使途を明示していません。元々、トヨタはTNGAと呼ばれる新たな車輌作りの方針を示しており、米国工場の刷新のための投資を計画していました。それを今回、カムリという米国トヨタを代表する車とともに発表したことで、米国に夢を与えた、ということになります。

実際には、さらにオートメーション化をすすめるなど、米国の雇用は削減する方向にむかうでしょう。米国では販売奨励金の上積みなど、利益率が急速に悪化しており、数を捌くためには必須ですが、いくらSUVが売れたとしても注力すべき市場ではなくなっています。そこにきて人件費でも利益率が圧迫されるなら、部品の質を下げるか、そもそもの人員削減をすすめるか、どちらかです。FCAは10億$をかけて工場を増設し、2000人の追加雇用、としますが、米自動車メーカーは米国内生産率が低く、やり玉にあげられる前に手を打った形ですが、恐らく10億$程度では短時間労働者を増やし、雇用者を水増しするので精一杯でしょう。

しかも、このままでは生産コストが上がるため、販売価格に転嫁せざるを得ないメーカーが出てくる。米国でも低賃金労働者が増え、自動車サブプライムローンに頼らざるを得ない状況で、価格が上がったら販売を直撃します。そのとき、トランプ氏が「安くしろ」などとTwitterで攻撃すれば、今度こそ米国から続々と企業は撤退するでしょう。いくら解雇がし易い制度とはいえ、米国で高い人件費を払いつづけるより、よほどメキシコやカナダで生産した方が、企業としても利があるためです。どうせトランプ氏は4年の任期で終わり、そう考えれば、残り任期がせまると統制が利かなくなる恐れすらあるのです。

すると、トランプ氏は振り上げた拳を下ろせなくなる。トランプ氏が勘違いしているのは、次の大統領選も勝ちたかったら、4年先を見すえて行動しなければいけないのに、就任前から飛ばしすぎていて、すぐに息切れするのが確実です。しかも、今のやり方では4年後に問題山積になることが確実で、特に4年サイクルの新車投入の多い自動車産業では、ここしばらくの突風だけ避ければ、後はトランプ氏の支持率が低下し、元通りの戦略ですすめられる、とすら考えている。なので一斉に屈したかのような態度をとれるのです。

トランプ氏にしろ、安倍氏にしろ、数年先のビジョンが描けているか? どちらも怪しいと言えるのでしょう。目につく、何となく良さそうなことに飛びついても、自分の考えている通りにならないと、途端に苦境に陥る。瞬発力でばかり評価される為政者、というのは、結局のところ数週間、数ヶ月先ですら見通せない、ということかもしれません。問題が発生しても沈黙するか、責任転嫁する態度までそっくりなのかもしれません。肝心の良い車を、より消費者がのぞむ価格で提供する、という企業の本来あるべき姿を忘れているトランプ氏、4年ごとに選択肢が与えられる米国では「他より良い」の選択肢が通じにくい点からしても、次の選挙は厳しい戦いになることが確実なのでしょうね。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/648.html

[政治・選挙・NHK218] 「殺人的企業」電通、東京五輪で独占的巨額利益は許されるのか?電通のための東京五輪(Business Journal)
            厚生労働省が強制捜査に入った電通本社ビル前に集まる報道陣ら(読売新聞/アフロ/片岡航希撮影)


「殺人的企業」電通、東京五輪で独占的巨額利益は許されるのか?電通のための東京五輪
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17686.html
2017.01.11 文=深笛義也/ライター Business Journal


 2016年12月28日、電通の石井直社長は、1月の取締役会で社長を辞任することを表明した。12月23日には、「ブラック企業大賞2016」の授賞式が行われ、電通が大賞に選ばれた。選考は、労働問題に詳しい弁護士や大学教授によるもの。1991年と2013年にも社員が過労自殺・過労死したことが受賞理由に挙げられ、「何人もの労働者がこの企業によって殺された。電通は日本を代表する大企業である。それは輝かしい意味ではない。社会的に決して許されない人権侵害を続けた代表的企業である」と賞状が読み上げられた。

電通の新入社員・高橋まつりさんが長時間労働の末に自殺してから1年に当たる12月25日、母親の幸美さんは手記を発表した。そこには次のように悲痛な思いが綴られている。

「まつりの死によって、世の中が大きく動いています。まつりの死が、日本の働き方を変えることに影響を与えているとしたら、(中略)それは、まつり自身の力かもしれないと思います。でも、まつりは、生きて社会に貢献できることを目指していたのです。そう思うと悲しくて悔しくてなりません」

 20年に開催される東京五輪の広告代理店業務は、電通の一社独占である。「人権侵害を続けた代表的企業である」と指弾される電通が、東京五輪にかかわり続けるのは許されるのだろうか。

電通は「取り組んだら放すな、殺されても放すな」などの言葉が並ぶ「鬼十則」を社員手帳から削除することを決め、22時の消灯を実施しているが、長時間労働は改善されているのだろうか。

「電気を消しているだけでしょう。クライアントあっての仕事なので、自分たちだけで労働時間が短縮できるものではないです。協力会社など、ほかの場所で仕事しているのが実情ではないでしょうか」

 博報堂に18年間勤め広告業界に詳しく、『大手広告代理店のすごい舞台裏』(アスペクト)、『電通と原発報道』(亜紀書房)などの著書のある本間龍氏はそう言った。当サイト では、問題が発覚した直後の16年10月、電通の中堅社員へのインタビューを実施した。その後の変化についてさらなる取材を申し込んだが、「これ以上取材を受けることは、会社にとっても自分にとってもよくない結果にしかなりません」として拒否された。

■東京五輪と電通

裏方である電通が、東京五輪にどれくらいかかわっているかは、なかなか見えづらい。昨年5月11日、東京五輪招致委員会が電通を介して開催地決定の投票権を持つ国際陸上競技連盟(IAAF)のラミン・ディアク前会長の息子に2億数千万円の裏金を支払っていた事実を、英紙「ガーディアン」がスクープした。フランス検察による調査によって発覚したものだが、いまだ全貌は明らかになっていない。ともあれ、招致の段階から電通が深くかかわっているということだ。

「名古屋や大阪で負けているから、今度こそ負けたくないという気持ちだったんでしょう。目の前に勝てる条件があるんだったら、賄賂をぶち込んででもやりますよ。広告代理店の仕事というのは、決してきれい事ではないですから」(本間氏)

 招致に向けたプレゼンテーションの準備なども、すべて電通が行っている。広告代理店として重要な仕事は、スポンサー集めだ。五輪のスポンサーはいくつかの種類がある。「ワールドワイドオリンピックパートナー」は、国際五輪委員会(IOC)と契約しているパートナーであり、国内だけでなく世界規模で五輪のパートナーを務める。日本の企業では、パナソニック、ブリヂストン、トヨタが入っている。

「東京2020オリンピックゴールドパートナー」「東京2020オリンピックオフィシャルパートナー」は、日本の組織委員会との契約となる。現在、ゴールドパートナーが15社、オフィシャルパートナーが27社、計42社が決定している。契約金はゴールドパートナーが5年で150億円ほど、オフィシャルパートナーが5年で5〜60億円ほどといわれている。

それだけでスポンサー料は計3700億円ほどとなり、約20%が電通の取り分になるという。その他、パラリンピックについても、ゴールドパートナーとオフィシャルパートナーがある。
スポンサーとなれば、広告にオリンピックロゴを入れられるほか、五輪に関連するCMや広告を打てることになる。

「そのすべて、広告のコピーの一字一句まで、電通が扱うことになります。招致祝いのイベントもやるし、本番になれば開会式から閉会式まで、電通が絡みます。電通に流れ込む金は数千億円レベルで、電通のためのオリンピックと言ってもいいでしょう」(本間氏)

■五輪の精神に反する

過酷な労働環境で何人も死者を出してきた電通が、これほど東京五輪から収益を得るのは許されるのか。本業の広告での不祥事ではなく労働基準法違反であるから、電通を五輪から外すというのは、法的には難しいようだ。実質的にも、電通がすべてやっていたものを、博報堂などほかの広告代理店に変わるというのも簡単ではない。だがそれでいいのだろうか。

「フェアプレー、公正さがオリンピックの精神なのに、それを踏みにじっているのが、電通です。東京五輪では、多くのボランティアの参加も求めることになる。人を働かせる資格のないような企業が、ただで人を働かせるようなことが許されるでしょうか。本来ならこれは、国会で追及されるべき問題でしょう」(本間氏)

1月6日、塩崎厚生労働大臣は「社長1人の引責辞任ですむ話ではない」と述べたが、まずすべきことは東京五輪から電通を外すことではないか。

(文=深笛義也/ライター)

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/836.html

[経世済民117] 三越伊勢丹、西武池袋に屈辱的完敗…旗艦店も突然売上減、容赦ないリストラで内部対立の火種(Business Journal
               伊勢丹新宿本店(「Wikipedia」より/Kakidai)


三越伊勢丹、西武池袋に屈辱的完敗…旗艦店も突然売上減、容赦ないリストラで内部対立の火種
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17693.html
2017.01.11 文=編集部 Business Journal


 三越伊勢丹ホールディングス(HD)の大西洋社長が痛恨事に見舞われている。

 2016年3月2日、フランスの高級バッグブランド「モワナ」が日本初の常設ブティックを西武池袋本店1階にオープンした。モワナは1849年設立の老舗。仏パリ、英ロンドン、米ニューヨークなどで8店を展開する世界的なブランドだ。中心価格帯は40〜250万円だが西武百貨店は限定モデル「フルール」(20〜30万円)を置いて集客の目玉とした。

 モワナブランドの日本進出をめぐっては、そごう・西武と三越伊勢丹の間で激しい綱引きが繰り広げられた。

 伊勢丹新宿本店は13年11月から12月に、モワナブランドを期間限定で扱ったことがある。ところがモワナの常設店は西武池袋本店に奪われてしまった。「ファッションの伊勢丹」が敗北したのである。これには、ファッション業界に驚きの声があがった。世界的ブランドは、まず伊勢丹新宿本店に店を構えるというのがファッション業界の常識だったからだ。

 なぜ、伊勢丹新宿本店は敗れたのか。「ブランドごとの壁をなくした伊勢丹方式の陳列法をモワナ側が嫌った」と取り沙汰された。

 大西氏にはショックだったはずだ。伊勢丹方式の陳列法を編み出したのは大西氏自身だったからだ。

■メンズ館はブランドの壁を取り払った売り場で大成功

「ファッションの伊勢丹」の本流は、婦人衣料である。傍流の紳士服出身の大西氏は03年、メンズ館を立ち上げた。

 大西氏は、百貨店の衰退の原因を、テナントに仕入れや販売を任せきりで、自ら企画して売る力が落ちたためと考えた。メンズ館ではブランドの壁を取り払い開放的な売り場にすることや、自主編成した売り場を拡大した。ブランドショップなどのテナント任せにせず、百貨店が商品企画や品揃えを決める。メンズ館は、これで大ヒットを飛ばした。

 メンズ館の大成功をテコに大西氏は出世していく。伊勢丹新宿本店は店づくりに、大西氏が考案した陳列法を積極的に取り入れた。

 13年3月6日、大改装した伊勢丹新宿本店がグランドオープンした。総工費は100億円。カテゴリーの再編成や売り場面積の増減、フロアイメージの刷新など、大きな改装となった。
 伊勢丹新宿本店は、ファッション性を追求し高価格帯の品数を増やした。高級百貨店という百貨店の王道を歩み出した。

 15年度店舗別売上高ランキング(16年8月17日付「日経MJ」)によると、伊勢丹新宿本店の売上高は2724億円で全国一だ。一店舗で三越伊勢丹HDの全売り上げの2割以上を稼ぎ出す。ところが、逆にドル箱の伊勢丹新宿本店の不振が、三越伊勢丹HD失速の最大の原因となった。

 モワナが高級ブランドの集積する伊勢丹新宿本店ではなく西武池袋本店に常設店を構えたことは、伊勢丹ブランドの発信力低下の象徴と受け取られるようになった。

■都心の旗艦3店が不振

 三越伊勢丹HDは16年10月に業績予想を修正し、17年3月期の連結売上高は前期比2.9%減の1兆2500億円、営業利益は27.5%減の240億円を見込む。目標に掲げていた連結営業利益500億円の達成は、2年後ろ倒しにした。

 一方、大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロントリテイリングの17年2月期の連結売上高は、前期比4.0%減の1兆1170億円、営業利益は6.3%減の450億円の見込み。高島屋は、17年2月期の連結売上高を前期比0.5%減の9250億円、営業利益は3.1%増の340億円と予想している。

 J.フロントは、旗艦店である大丸心斎橋店の改装工事の影響で減収減益になるが、実質的には三越伊勢丹HDの一人負けだ。本業の儲けを示す営業利益で、三越伊勢丹HDがライバル2社に水を空けられた。

 J.フロントは“脱百貨店”を掲げ、都心型ショッピングセンターに大転換し、自前の販売員を置かない戦略を徹底している。高島屋は郊外型ショッピングセンターなど不動産事業を収益の柱に育てた。これに対して三越伊勢丹HDは、伝統的な百貨店のビジネスモデルを貫いてきた。しかし、消費に減速感が強まるなかで業績に明暗が分かれた。

 三越伊勢丹HDの都心の旗艦3店の16年4〜11月の累計売り上げは、伊勢丹新宿本店が前年同期比3.1%減、三越日本橋本店が2.2%減、三越銀座店が7.6%減。三越銀座店は中国人の“爆買い”の恩恵をもっとも受けた百貨店だったが、爆買いバブルが弾け大きく落ち込んだ。

 主力の伊勢丹新宿本店は、訪日客消費が縮小した影響も受けたが、婦人服の不振の打撃が大きかった。婦人服・洋品は4.0%の減少。同店の衣料品売上高比率は43%で、靴やアクセサリーなど身の回り品を含めると57%に達する。13年の店舗改装に合わせて高級化路線にシフトしたが、消費の減速で裏目に出た格好だ。

■お家騒動の火種、店舗リストラの対象になった三越

 三越伊勢丹HDの業績は、都心の旗艦3店に“おんぶにだっこ”の状態だった。これまではインバウンド需要の急拡大で、そのひずみが目立つことはなかったが、旗艦3店の成長に急ブレーキがかかり問題点があらわになった。伊勢丹と三越の統合がうまくいっていないことがあぶり出されてきた。

 三越伊勢丹HDは08年4月、伊勢丹と三越の経営統合によって発足した。ファッションの伊勢丹と伝統の三越。お中元・お歳暮は、三菱グループは伊勢丹、三井グループは発祥企業である三越の包装紙を使う。もともと水と油の企業体質なため、当初から「うまくいくのか」と危ぶまれていた。

 それでも内紛が起きなかったのは、両社の融和を優先させてきたからだ。信じられないことだが、三越伊勢丹HDが旧三越と旧伊勢丹の社員の賞与体系の一本化にこぎ着けたのは、16年3月期になってからだという。

 とうとう尻に火がついて、融和ばかりを言っていられなくなった。大西氏は店舗リストラを打ち出した。17年3月には千葉三越と多摩センター三越が閉店し、松山三越と広島三越は事業縮小を検討している。伊勢丹の松戸店や府中店も同様の検討をしているが、三越のリストラばかりが目立つ。

 伊勢丹出身の大西氏は、これまで聖域だった三越の店舗リストラに切り込む。これまで封印されてきた伊勢丹と三越の対立の火種になる可能性が高くなってきた。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/649.html

[経世済民117] 成功者や富める者に実は共通している「経験」…そうではない「あなた」との決定的違い(Business Journal)

成功者や富める者に実は共通している「経験」…そうではない「あなた」との決定的違い
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17683.html
2017.01.11 文=金子智朗/公認会計士、ブライトワイズコンサルティング代表 Business Journal


 日本経済新聞の人気連載『私の履歴書』に、11月は作曲家・編曲家の服部克久氏が執筆されていた。ご存じの通り、服部氏は音楽のプロとして大活躍されている方であるが、同連載を拝読して、「プロになるとはそういうことだよな」と改めて納得した次第である。

■プロになるために必要な“不連続な努力”

 同連載によれば、服部氏は高校卒業後、単身フランスのパリ国立高等音楽院に留学したそうだ。時は1955年。今から約60年前だ。1カ月もかけて船でフランスに渡ったということだから、当時としてはいかに特別なことだったか伺い知れる。

 服部氏は、やはり大活躍された音楽家・服部良一氏のご子息だから、環境的にも経済的にも恵まれていたのは事実だろう。だからこそ、その時代にそのような経験ができたといえばそうかもしれない。

 しかし、それを差し引いて考えても、60年前のその時代に、高校を卒業したばかりの10代の若者がたった1人でパリに音楽を学びに行くというのはすごいことだ。海外に行くことがはるかに容易になった現在でも、そのようなことをする若者はそうそういない。

 同連載には、「パリ国立高等音楽院の授業はきつかった。なぜあれほど頑張れたのか、不思議なくらい勉強した。当時、僕は繰り返し同じ夢を見ていた。何も勉強しないまま日本に帰ってきてしまうという夢だった。」(11月19日付朝刊)とある。服部氏がパリでの数年間、いかに強烈に勉強したかがよくわかる。

 そして、「やはりそうか」と思うのである。プロと呼ばれる人は、そうでない人から見るとただ「すごい」と見えるかもしれないが、そのような人は何もせずにそうなったわけではない。プロになるまでの苦労話をする人はそういないから、よくわからないかもしれないが、プロと呼ばれる人の多くに共通しているのは、若い頃のある時期、集中的に濃密な勉強をした経験があるということだ。その努力は壮絶といってもいい。

 ある特定の時期におけるそのような壮絶な努力を、私は“不連続な努力”といっている。継続的に勉強し続けることも重要であるが、ある時期に壮絶な不連続な努力をしたことが、その人を「プロ」にし、その後の礎になっていることが多い。

 服部氏でいえば、パリ国立高等音楽院に留学していた時期が不連続な努力の期間だったといえる。

 私の親しい友人にも、一等地に自分の事務所を構えて活躍している弁護士や、戦略系コンサルティングファームから独立して活躍しているコンサルタントなどの「プロ」がいる。現在の彼らを見れば、ただただ「すごいですね」ということになるが、最初からそうだったわけではない。

 弁護士の友人は、司法試験に合格するために死ぬほど勉強したと言っている。コンサルタントの友人は、アメリカのビジネススクール時代「後にも先にもこんなに勉強したことはなかった」と言っている。プロのはしくれである私も、働きながら寝る間を惜しんで公認会計士の勉強をしていた頃、家族は「この人、公認会計士になる前に死ぬかもしれない」と本気で思ったそうだ。

■『学問のすすめ』の言わんとしていること

 それで思い出すのが、福沢諭吉の『学問のすすめ』である。

『学問のすすめ』といえば、「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」のフレーズで有名だが、実はこれは福沢が言ったことではない。だいたい、このフレーズではちっとも「学問のすすめ」になっていない。

 福沢は、「と一般には言われている。しかし」と言っているのだ。福沢が本当に言いたかったことは、「しかし」の後に続くことなのである。彼は、「しかし、現実は貧しい者も富める者もいて、その差も天と地ほどの差があるじゃないか。それはなぜなんだ」と言っているのだ。そして、その答えが「学ぶと学ばざるとの差」と言っているのである。まさに「学問のすすめ」である。

 そして、「成功している人を見ると、とても自分はそんな人にはなれないと思うかもしれないが、それもすべては努力したかどうかの違いなのだ。誰しも生まれながらにして成功が約束されていたわけではないのだ」という趣旨のことを言っている。福沢も不連続な努力の必要性を説いているのである。

 ただし、努力すればいいというものでもない。どっちに向かって努力するのかという“努力の方向性”がまず重要だ。それを間違えたら、いくら努力をしても成果は出ない。

 また、努力していること自体に評価を求めてもいけない。プロが評価されるのは成果だけである。プロに努力賞はないのである。

(文=金子智朗/公認会計士、ブライトワイズコンサルティング代表)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/651.html

[戦争b19] 露軍参謀本部:シリアでダマスカス郊外のテロリストからの解放が終了しつつある(Sputnik)

露軍参謀本部:シリアでダマスカス郊外のテロリストからの解放が終了しつつある
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201701103223464/
2017年01月10日 21:14 Sputnik


ロシア軍参謀本部のゲラシモフ参謀総長は、シリアでは首都ダマスカス郊外のテロリストからの解放が終了しつつあると述べた。

ゲラシモフ参謀総長は10日、国防省の電話会議で「この間にハマとホムスの大規模なならず者組織が撃滅された。ラタキア県から戦闘員らが一掃され、ダマスカス郊外のテロリストからの解放は終了しつつあり、首都とシリア北部を結ぶ主要幹線道路の封鎖が解かれた。重要性を持つアレッポとアル・カリヤタインは解放された」と述べた。

これより前、米国のケリー国務長官は、シリアに関するアスタナ会議が、問題解決の突破口となるよう期待していると述べる一方で、会議が行われるかどうか疑問だとも指摘した。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/487.html

[戦争b19] 露国防相:シリアにおけるロシア航空宇宙軍の任務は果たされた(Sputnik)

露国防相:シリアにおけるロシア航空宇宙軍の任務は果たされた
https://jp.sputniknews.com/politics/201701103223623/
2017年01月10日 22:12(アップデート 2017年01月10日 22:25)  Sputnik


ロシア航空宇宙軍は、ロシア大統領によって課された任務をシリアで果たした。ショイグ国防相が、国防省の指導者らとの会合で述べた。

またショイグ国防相は、ロシア軍が国際有志連合の支援を受けなかったのは残念だと述べた。

なおショイグ氏は、米国防長官がシリアと地域でのテロとの戦いにおけるロシアの貢献は「ゼロ」だと評価したことについて、国防長官は国を取り違えたのだろうと指摘した。

先に英女性ジャーナリストがアレッポ解放の様子と西側での報道の大きな違いについてスプートニクに語っている。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/488.html

[国際17] 米国 ロシアに対してビザ制裁発動へ(Sputnik)

米国 ロシアに対してビザ制裁発動へ
https://jp.sputniknews.com/politics/201701103223685/
2017年01月10日 22:44 Sputnik


米上院議員グループは、ロシアがサイバー攻撃を行ったとして、ロシアに対するビザ発給制限や資産凍結を規定する制裁法案を準備している。ロイター通信が、文書の暫定版を引用して伝えた。

文書によると、ビザ制限と資産凍結は「公共あるいは民間インフラのサイバーセキュリティや民主主義制度を損なう重大な活動に参加した」個人や、そのような活動に協力した個人に対して発動される。

なおロシアは、サイバー攻撃に関する批判を断固否定し、公開された情報にロシアの利益になるものは一切なく、ヒステリーは情報の内容から注意をそらさせるとし、根拠のない批判だと指摘した。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/219.html

[戦争b19] 北朝鮮、ICBM「いつでも発射可」 米は「深刻な脅威」(CNN)
             北朝鮮の外務省報道官が大陸間弾道ミサイルをいつでも発射できると発言した


北朝鮮、ICBM「いつでも発射可」 米は「深刻な脅威」
http://www.cnn.co.jp/world/35094729.html
2017.01.10 Tue posted at 12:29 JST


(CNN) 北朝鮮の外務省報道官が大陸間弾道ミサイル(ICBM)はいつでも発射できると発言したことを受け、朝鮮半島情勢を巡る緊張が改めて高まっている。

北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長は年頭の演説で、米本土に核兵器を到達させる能力を備えたICBMの発射実験を近いうちに実施すると表明。北朝鮮外務省報道官は8日の声明で、北朝鮮によるミサイル計画進展の全責任は米国にあると主張した。

米国のカーター国防長官は8日、北朝鮮のICBMを「深刻な脅威」と位置付け、米国や同盟国を狙ったミサイルは米国がすべて撃ち落とすと言明した。

中国と韓国も9日、北朝鮮のミサイル計画を非難。韓国国防相報道官は「もし北朝鮮が我々の警告を無視してICBMを発射すれば、国際社会からの制裁および圧力は一層強まる」と牽制(けんせい)した。

しかしこれまでの制裁では、北朝鮮による核開発を阻止することはできていない。

北朝鮮外務省報道官の8日の声明ではこうした制裁について、オバマ政権の政策が継承されると思う米当局者は「ごみ同然」と一蹴、「(北朝鮮との)取引を望む者は誰であれ、新たな考え方を身に着けた方がいい」と述べている。

トランプ米次期大統領はツイッターへの投稿で、「北朝鮮が米本土に到達できる核兵器開発の最終段階にあると発言した。あり得ない!」と書き込んだ。

トランプ氏の顧問、ケリーアン・コンウェー氏はニュース番組の中で、トランプ政権の北朝鮮核問題への対応について質問され、「(トランプ氏は)まだそれについて公には発言していない。就任前に発言することはない」と語った。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/489.html

[経世済民117] 「フェアトレードは途上国支援だから低品質で割高」は完全な間違い…高品質で独創的(Business Journal)

「フェアトレードは途上国支援だから低品質で割高」は完全な間違い…高品質で独創的
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17689.html
2017.01.11 文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授 Business Journal


 先日、筆者が勤務する大学で、エシカル・ペネロープというアパレルショップを営み、かつ東海圏でタレントとしても有名な原田さとみ氏の講演会(名城大学起業講座)が開催されました。エシカル・ペネロープは、単なる洋服店ではなくフェアトレードの商品を扱うお店です。

 みなさんは、フェアトレードという言葉を聞いたことがありますか。

 フェアトレードとは、直訳すれば「公平な貿易」、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンのホームページでは「開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ」と紹介されています。

 もともとはアメリカ、イギリス、オランダといった欧米を中心に始まった活動ですが、近年、世界中に広がってきています。取り扱われている商品はコーヒー、チョコレート(カカオ)、バナナといった食品のほか、衣料など多岐にわたっています。
 
■安売りの代償

 あらためて考えると、ファストファッションの衣料やスーパーマーケットで販売されているコーヒーやチョコレートは、昔と比べて、ずいぶん安くなったと思いませんか。服を修繕して着るということは、今の時代では考えられなくなっています。少しでもほつれたら、ポイッと捨ててしまう人も多いのではないでしょうか。昭和という時代をしっかり経験した筆者は、このように商品を消費しつつ、「我ながらいい身分だな」と思うことがしばしばあります。

 しかし、世の中は必ずどこかで帳尻合わせがされており、先進国における消費者が我が世の春を謳歌している一方で、開発途上国における生産の現場では年端もいかない子どもたちが労働に従事し、また大人ではあっても劣悪な環境において低賃金で長時間労働を強いられている場合が少なくはないのです。

 こうした開発途上国における問題を解決するために、フェアトレード活動は行われています。倫理的にもちろん正しく、純粋で心優しき学生たちの関心を集める場合も多く、数年前にマーケティングを主たるテーマとする当ゼミナールの学生たちも研究に取り組んだことがあります。

 ただ、研究としては、あまりうまくいかなかったというのが指導していた筆者の感想です。もちろん、自らが強く興味を持ったフェアトレードというテーマに対して、学生たちは必死で取り組んでいました。しかし、その内容はフェアトレードという仕組みの素晴らしさや認証システムの探求などに終始し、適正な価格で仕入れるため(相手を尊重し、商品を買い叩かない)、ファストファッションなどと比較すれば往々に販売価格が高くなってしまうフェアトレード商品を「いかに消費者に販売するか」という、マーケティングにおける王道的問題に直視できなかったのです。極端なことを言えば、商行為自体を否定しそうな勢いでした(お金儲けは悪であるなど)。

■フェアトレード商品のマーケティング戦略

 講演会終了後の質疑応答の際、原田氏に以下のような質問をさせていただきました。

「フェアトレードは寄付などの慈善行為と捉えるべきか、それとも純然たる商取引・ビジネスであるのか」

「ビジネスであるならば、割高となる場合が多いフェアトレード商品をいかに消費者に販売すればよいのか」

 これに対する原田氏の回答は、以下のようなものでした。

「フェアトレードを単なる慈善行為と捉えても、うまくはいかない。たとえば、接客の際に開発国の労働者の悲惨な実態などの話をすれば買ってくれる消費者もいるだろうが、そういうやり方では継続購買とはならず、一回きりの購買に終わってしまうことが多いだろう。したがって、まず何よりも商品が魅力的でなければならない。商品のデザインや品質など、商品力が重要である」

 原田氏のこうした発言に大いに驚き、感服した次第です。フェアトレードに携わる人はもともと非常に倫理観が強く、多少デザインや品質に問題があっても社会貢献に関わることなので仕方がないと考える傾向が強い(消費者にも強要する)のではないかという筆者の浅はかな偏見は見事に打ち砕かれました。

 実際、フェアトレードのアパレル商品に関して、従来は民族色の強いデザインが多かったものの、現在では欧州のデザイナーが現地でデザイン指導を行い、一般の市場において競争力のある商品となることを目指している場合も多いようです。また、天然の染料はあまりにビビッド(鮮明)な色合いになってしまう場合が多いため、泥などを混ぜて色を落ち着かせるといった取り組みも行われているようです。

 そのほか、よくよく考えると、フェアトレードで扱われるアパレル商品は手づくりの場合も多く、こうした小ロット生産の特性により、ファストファッションでよく見られる、「ほかの人と服がかぶる」といった問題を避けることができます。また、機械による大量生産ではできない手の込んだデザインや縫製の商品も容易に実現することでしょう。

 こうした商品の付加価値は、低価格を強要するのではなく、適正な価格で原料や製品を調達する分のコスト増を十分に上回るものとなり、消費者に継続的に受け入れられる商品となっていくことでしょう。

 原田氏が経営するエシカル・ペネロープは名古屋の真ん中、名古屋テレビ塔の1階にあります。地元名古屋の方はもちろん、観光で名古屋を訪れる方も立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

(文=大崎孝徳/名城大学経営学部教授)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/652.html

[経世済民117] 超優良企業・串カツ田中、店舗が自由すぎてカオス…じゃんけん勝ったら無料、たこ焼きパーティーも(Business J)
                「串かつ田中」渋谷百軒店店


超優良企業・串カツ田中、店舗が自由すぎてカオス…じゃんけん勝ったら無料、たこ焼きパーティーも
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17692.html
2017.01.11 構成=ソマリキヨシロウ/清談社 Business Journal


 2016年9月に1号店のオープンから8年足らずで東京証券取引所マザーズに上場を果たした、串カツ専門の居酒屋チェーン「串カツ田中」。1月9日付記事『最近やたらと目にする「串カツ田中」、誕生&急成長の嘘みたいな本当の理由…なぜ駅から遠い?』では、同社取締役管理部長の坂本壽男氏に、その独特な経営戦略や現在に至る道のりについて話を聞いた。

 後編となる今回は、老若男女が楽しめる接客や今後の展望について、さらに坂本氏の話をお伝えする。

■居酒屋なのに子供も楽しめるサービス戦略

――串カツ田中には、元気な店員さんが多いイメージもあります。どのような従業員教育をしているんですか?

坂本壽男氏(以下、坂本) 冊子の接客マニュアルもありますが、最近はマニュアルを動画アプリ化して、声の出し方などをよりわかりやすく学べるようにしています。あと、毎年「串カツ田中総会」というのがあり、優秀な店舗の運営方法を共有したり、アルバイトフォーラムを開催してアルバイト主体でより良い店舗づくりへの意見交換をしたりしています。

 さらに、年に1回、社員総出の運動会を開催していて、バルーンサッカーや全方向ドッジボール、全員リレーなどをみんなで真剣にやっています。また、外食では珍しいと思いますが、弊社は店舗の社員も週休2日制で必ず連休がとれるようになっています。

――前編でファミリー客の話がありましたが、居酒屋でありながら、串カツ田中は家族連れが目立つ印象があります。

坂本 うちはファミリー層のお客様がすごく多いんですよ。居酒屋のお客様は会社員が多いイメージがありますが、串カツ田中は住宅街からスタートしているので、店内の照明を明るくし、家族連れでも入りやすい雰囲気づくりを心がけています。お子さまは揚げ物が大好きですし、自分の好きなものを1本ずつ頼めるのが楽しいみたいですね。

 串カツを日本の文化にするには、小さい頃から慣れ親しんでいただくことが大切。そして、大人になって家族ができたら、新しい家族と一緒に戻ってきていただきたい。そのため、お子さま向けのサービスを厚くしています。「じゃんけんドリンク」といって、店員にじゃんけんで勝ったら無料でソフトドリンクが飲めるサービスの実施や、ソフトクリームを自作できる機械の設置などです。また、お子様連れのご家族には、通常6名以上でしか注文できないたこ焼きをつくれるメニューも販売しております。

――自分でつくることができると、子供は夢中になりますよね。串カツ田中といえば、ココアクッキーを揚げた「クッキー&クリーム」などの珍しいメニューも知られています。

坂本 「クッキー&クリーム」は、以前アメリカに店舗があったとき、そこの従業員が「ためしに揚げてみたらおいしかった」ということで、レギュラーメニューに採用したんです。でも、これは特例で、普段は副社長の田中洋江が管轄するマーケティング部がさまざまなメニューを開発しています。テストを繰り返して「これはいける」と思う食材でも、まだメニュー化してないものがいくつかあります。今後、タイミングがあれば出していきたいですね。

――一方、大人が楽しめるのが「チンチロリンハイボール」です。サイコロを2個降って「ゾロ目が出たら無料」「偶数なら半額」「奇数なら2倍のメガサイズで料金も2倍」になるというサービスで、多くのお客さんが楽しんでいます。

坂本 確率的には、半分がメガで6分の1が無料、3分の1が半額。どれが出ても、お客様が損しないようになっています。

――「今月はゾロ目が多く出すぎて赤字」みたいなことは起こらないんですか?

坂本 売り上げを見ると、面白いぐらい確率どおりに落ち着いているので赤字にはなりません。サイコロを振るときは店員が鐘を鳴らして盛り上げるんですが、それにもちゃんとマニュアルがあるんですよ。従業員にも、声が小さい人や内気な人など、いろいろなタイプがいるじゃないですか。でも、鐘なら誰でも鳴らせるので従業員もやりやすいし、お客様も盛り上がるのでいいサービスになっていると思います。

■中国人にも人気の高い串カツ

――海外展開は、今後も継続するんですか?

坂本 12月1日には、フランチャイズ店ですが、ハワイのワイキキ横丁という日本の飲食店が並ぶショッピングモールに出店しました。現状、まだ日本でやらなければならないことも多いので、まずは国内を優先しますが、ゆくゆくは海外にも出店したいと考えています。

――では、中国などに出店する可能性も大きい?

坂本 ある調査では、中国人が日本旅行で食べたものでおいしかったランキングの3位に串カツが入っていました。寿司、ラーメン、串カツの順番ですね。揚げ物はアジアで好まれますし、ソース味も受け入れられると思うので、親和性は高いと思っています。

――世界の「KUSHIKATSU」になったら、前編で話が出た、田中副社長の亡き父親が残した秘伝レシピのメモは金庫に入れて保管するような企業秘密になりそうですね。

坂本 そうなるといいですけど、あのレシピは今も田中の家に普通にしまってあると思います(笑)。

(構成=ソマリキヨシロウ/清談社)




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/653.html

[経世済民117] トランプ次期大統領、「フォードとFCAに感謝」…メキシコ生産見直しで(レスポンス)
                  トランプ次期米大統領 (c) Getty Images


トランプ次期大統領、「フォードとFCAに感謝」…メキシコ生産見直しで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000064-rps-bus_all
レスポンス 1/10(火) 23:52配信


米国のトランプ次期大統領のTwitterでの発言を受けて、米国の一部自動車メーカーが、メキシコ生産計画を見直す動きに出ている。この動きに早速、トランプ次期大統領がツイートしている。

これは1月9日、トランプ次期大統領が公式Twitterで配信したもの。「フォードモーターとFCA USに感謝したい」とのメッセージを発表している。

このところ、トランプ次期大統領のTwitterでの発言に、自動車メーカーは神経を尖らせている。フォードモーターは1月3日、メキシコに計画していた新工場の建設を白紙撤回。これに代えて、米国内の工場に投資し、新型EVや自動運転車を生産すると発表した。

また、FCA USは1月8日、米国内の2工場への10億ドルの投資と、2000名の新規雇用を行うと発表。オハイオ州のトレド工場には、現在メキシコ工場で生産しているラムブランドのピックアップトラックの生産を移管することを明らかにした。

これら米国ビッグ2の動きは、トランプ発言の影響を受けたものと見られる。トランプ次期大統領はフォードモーターとFCAUSの対応について、「ついに願いがかなった」と、歓迎のツイートを寄せている。

《レスポンス 森脇稔》


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/654.html

[政治・選挙・NHK218] 言論買収にメディア沈黙 始まった政府広報“大盤振る舞い”(日刊ゲンダイ)
     


言論買収にメディア沈黙 始まった政府広報“大盤振る舞い”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197215
2017年1月10日 日刊ゲンダイ

  
   マスコミ幹部からスリ寄り(右はフジテレビの日枝会長)(C)日刊ゲンダイ

「早期解散はない」「今年はまったく考えていない」「予算案成立に全力を尽くす。その間、解散の『か』の字も頭に浮かばない」――昨年末から取り沙汰されてきた解散・総選挙について、安倍首相が否定の仕方をコロコロ変えている。まるで「首相の専権事項」をもてあそんでいるようだが、17年度の予算案をみれば年内解散は一目瞭然だ。

 総選挙前の政権批判を封じ込めるかのごとく、対メディア向けの「政府広報予算」をドーンと弾んでいるからだ。

 17年度の政府広報の予算額は3カ年度連続で過去最大規模の83億400万円に据え置き。民主党政権ラストイヤーとなった12年度の40億6900万円から実に2倍強という“高止まり”だけではない。

「マイナンバー制度の周知・広報」と称して約3億5000万円を積み増すほか、▼子ども・子育て支援新制度の広報・啓発活動(1億7600万円)▼障害者差別解消法の趣旨及び内容の啓発・広報(1億2600万円)▼北方領土問題に関する若年層をターゲットにした効果的な広報(1億2400万円)――と別立ての広報予算もジャンジャン用意して、実質90億円超の大盤振る舞いだ。

「スポンサー収入減に苦しむメディアの足元につけこむような政権側の姿勢で、さも『選挙イヤーの出血サービス』と言わんばかりですが、原資は国民の税金です。批判報道がないところをみると、どのメディアも税金を投じた言論買収を唯々諾々と受け入れているのでしょう。メディアの惨状は実に嘆かわしい限りです」(政治評論家・本澤二郎氏)

 暴走首相がツケ上がるのも無理はない。


















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/837.html

[経世済民117] トランプ砲の標的になったトヨタ 1兆円投資には賛否の声も(NEWS ポストセブン)
             日本車はこのままメキシコ生産を続けられるのか(写真:アフロ)


トランプ砲の標的になったトヨタ 1兆円投資には賛否の声も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170111-00000005-pseven-bus_all
NEWS ポストセブン 1/11(水) 7:00配信


 新年早々、“トランプ砲”の標的になり、業績への悪影響が懸念されている日本の自動車メーカー。

 2019年の稼働を目指して北米メキシコに新工場を建設中のトヨタ自動車に対し、トランプ次期米大統領が自身のツイッターで噛みついたことが事の発端だ。「ありえない! アメリカ国内に工場を作らないなら高い関税を払え」と、工場新設の撤回を求めた。

 大統領選の最中から不法移民対策として、「メキシコとの国境に高い壁をつくる」との公約を掲げてきたトランプ氏。メキシコに進出する大手企業に対しては、「米国内の雇用が奪われている」と強く批判してきた。そのため、名指しされたトヨタ以外でも、ビジネス戦略の見直しを迫られる局面が来るかも……と心配する向きが広がっているのだ。

「特に巨大な米国市場を主戦場としている日本の自動車メーカーにとって、アジア並みの安い労働力で生産でき、かつ北米自由貿易協定(NAFTA)により関税面のメリットも大きいメキシコは、米国への重要な『自動車輸出基地』になっている。トランプ氏のメキシコ政策如何によっては、深刻な打撃を受けるだろう」(自動車業界紙記者)

 いまのところ、米国向けの小型セダンを中心に80万台規模のメキシコ生産を手掛ける日産自動車や、2014に新工場を設立して米国販売台数の約3割をメキシコ生産に頼るマツダの両首脳は静観の構えを見せている。

〈新たな政策がどうなるのか、新しい北米のルールがどうなるのか、注意深く見る〉(カルロス・ゴーン日産社長)

〈メキシコからはアメリカだけでなくヨーロッパなど各国に車を供給していて、その戦略に変更はない〉(小飼雅道・マツダ社長)

 だが、完成車メーカーとともにメキシコ進出を果たしている部品メーカーの中には、当面の生産拡大に及び腰になっているところもあるという。

 そんな中、飛び込んできたのがデトロイトで開催されている北米国際自動車ショーでの豊田章男・トヨタ社長の発表だ。

 新工場の建設計画は変更しないとしながらも、今後5年間で米国に100億ドル(約1兆1600億円)の投資を約束。さらに、〈米国には13万6000人の仲間(従業員)がいる〉と述べ、米国の雇用に貢献してきた実績をアピールしてみせた。

 この豊田氏の対応ぶりには賛否両論が沸き起こった。

「トヨタは過去にも5年間で1兆円を超える米国投資はしてきたので、改めて驚くほどの発表ではないが、北米自動車ショーに合わせて日系メーカーに揺さぶりをかけるトランプ氏に素早くメッセージを送ったという意味では、絶好のタイミングと内容だった」(前出の自動車業界紙記者)

 その一方で、ジャーナリストの福田俊之氏はこんな不安を口にする。

「ビジネス経験が豊富で、時に無謀な交渉も厭わないトランプ氏だけに、『1兆円出せるなら、さらに1兆円出せ』『13万人の雇用を20万人に引き上げろ』などと言い出しかねません。また、トヨタが示した具体的な数字が独り歩きして、それがメキシコに進出する日本企業の基準になってしまったら大変です。

 トランプ氏のいうFTAからの離脱や関税の引き上げは一朝一夕に実現できる政策ではありません。ならば、日産のゴーン氏のように、ひとまずトランプ流に従う姿勢を見せながらも、自社の米国戦略を臨機応変に見直す構えでいたほうが賢いやり方なのかもしれません」

 トランプ砲に一喜一憂していては術中にはまるだけだ。それこそ過剰に反応してアメリカ国民の感情まで逆なですれば、日米貿易摩擦を彷彿させる日本車バッシングが起きないとも限らない。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/655.html

[政治・選挙・NHK218] 小池都知事、闇金業者の愛人の着物でリオ閉会式に 未記載のブラックマネー問題(週刊新潮)
                   着物姿の小池氏


小池都知事、闇金業者の愛人の着物でリオ閉会式に 未記載のブラックマネー問題
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170111-00516526-shincho-pol
「週刊新潮」2016年12月29日・2017年1月5日新年特大号 掲載


 小池百合子東京都知事(64)に未記載のブラックマネーの問題が浮上している。

 小池都知事と東京・池袋で闇金を営んでいた男(82)が知り合ったのは2012年。かねてより男と付き合いのあった石破茂前地方創生相から、自民党総裁選についての小池都知事への“伝言”を頼まれたことがきっかけだった。

 同年6月ごろには自宅に招かれ、中華料理を振る舞われた、と同席した男の長男(58)は明かす。以降、小池都知事は闇金業者からパーティ券を買ってもらうようになったという。

「地元の自民党都議のパーティ券購入を持ち込んできたときには、父親が“10枚か20枚付き合いますよ”と返事をすると、“そんなこと言わないでくださいよ”と、もっと枚数を買うようごねていた。もっとも、小池さん主催のパーティでは必ず100枚を引き受けていましたが……」(長男)

 12年に開かれた「議員在職20年を祝う会」や、13年に行われた“出版記念パーティ”でも、2万円のパーティ券をそれだけの枚数購入したが、小池都知事の政治資金収支報告書に闇金業者による購入の記載はない。

 そもそも、小池都知事のパーティ券を200万円分も買い込む闇金業者とは、どのような人物なのか。

■密接交際者

 長男が証言を続ける。

「父親は、鳥取から上京すると、紳士服地の行商を始め、国内各地を転々として家族と過ごすことはほとんどなかった。私が小1のころ、行商先を騙したとして警察のご厄介になったこともありました。ですが、40年くらい前からは、無登録の高利貸しが本業になっていた。私は、短大を卒業すると、仕事を手伝わされるようになり、小切手の振込や架空口座の開設、借り手の応対、それに、父親の運転手もしていました」

 月に2〜3割の高金利を取り、年間に1億円以上の稼ぎがあったという。

「取り立ては、私を含め数人の社員で行っていました。取りっぱぐれのないように、父親は借り手に対し、池袋に本拠を置く暴力団の会長との親しい関係をチラつかせた。事実、暴力団の会長は年に1回くらい、うちの会社に顔を出していたし、幹部の1人には格安の金利でおカネを貸していました。“密接交際者”と指摘されても、否定することのできない関係でした」(同)

 父親は、闇金で財を成すと、世間に成功者と認めさせるために、政治家や芸能人などの後援活動を熱心に行い、なおかつ、故郷に錦を飾ることに異常な執念を燃やすようになった。

「政治家では、石破さん、小池さん以外に、下村博文元文科相、太田昭宏前国交相などのパーティ券も毎年、上限を超える額を引き受けていた。一方、父親は7年半前に、故郷に広大な墓地をつくり、そこに自分の銅像を建立すると、わざわざ石破さんや太田さんを招いて、盛大な除幕式を執り行いました」(同)

 表向きは不動産業などを商売にする会社の会長を名乗り、長男が社長を務めていた。しかし、闇金の儲けはほとんどが父親の懐に入り、政治家のパーティ券の代金や会社の運転資金などは、長男が負担させられていたという。

「闇金以外で、私が手掛けていた不動産業などの収入や借金で賄ってきましたが、ついに首がまわらなくなった。なので、14年3月に父のもとから離れ、会社の資産を担保に入れて、借金を返済しようとしました。すると、父親はそれに反発し、私が会社の株主ではないという訴訟を起こしてきた。でも、父親に不利になる事実が出てきたからか、しばらくして訴訟を取り下げたのです」(同)

■愛人の着物を着用

 実は、小池都知事の場合、闇金業者から世話をされていたのは、パーティ券だけではなかった。

「小池さんは、父親と知り合った翌年の13年1月、和装議連のメンバーとして国会に初登院するときにもリオの閉会式での着物を着ていました。実は、元を正せば、あの着物は父親の10年来の愛人のものだったのです」(同)

 闇金業者の愛人とされる女性は60代で、着物の着付け師をし、礼儀作法の講師としてメディアに取り上げられたこともあるという。

「会社は、4階建ての持ちビルに入っていたのですが、父親はそのうちの3階部分を愛人に貸していました。小池さんは、父親を通じてその女性と縁ができると、皇居に招かれたときなども、タダで着付けをしてもらうようになっていました」(同)

 結局、世界中から注目された晴れの舞台に、小池都知事はいわくつきの着物で登場していたわけなのだ。

■旅費は自腹

 では、当事者たちはどう答えるか。

 まず、闇金業者を直撃すると、

「パーティ券なんて買ったこともないよ」

 と、シラを切り通すのである。

 次に、愛人とされる女性に聞くと、

「小池先生がリオで着た鶴のお着物は、20年近く前に、ある呉服店が店仕舞いをするというので、私が引き取ったものです。値段はあまり記憶にないのですが、100万円もしなかったはずです。小池先生にお貸ししていたら、気に入られたというので、小池先生の持っていた桜の柄の反物と交換しました。価値は同じか?  着物は、その人が気に入るかどうかですから、そこは関係ありません」

 さらに、もともとは自分のものであった着物を、小池都知事に着付けるために、リオまではるばる弟子とともに飛んだという。

「着付けは、小池先生の方からお願いされましたけど、私もオリンピックには行ってみたかったので、旅費は自腹です。航空チケットは旅行会社で予約したら、偶然、往きも帰りも小池先生と一緒になりました」(同)

 少なくとも、帰りはチャーター便だったから、“偶然”はあり得ないのだが……。

■「適正に処理しています」

 闇金業者に、パーティ券を買ってもらっていた政治家はどうか。

 小池都知事と同じく、政治資金規正法によるパーティ券の上限違反及び虚偽記載が疑われる、石破前地方創生相、下村元文科相、太田前国交相らは口を揃えて、「適正に処理している」と回答した。

 最後に、小池都知事は、

「石破氏が武運つたなく総裁選に落選された後、その方を自宅にご招待したかどうかについては、来客が多く、約4年前のことで日程表も残っておりません。その方がご挨拶にいらっしゃったかも知れませんが、自宅においてお客様のための調理をすることはありません」

 パーティ券についても、

「政治資金規正法に基づき、適正に処理しています」

 と、闇金業者の長男の証言を真っ向から否定する。

 しかし、貸金業を指導監督する立場でありながら、小池都知事は無登録の高利貸しと付き合い、色々な便宜を図ってもらっていたのは間違いないのだ。

 ブラックボックスは、一体、誰なのか。

特集「クリーンな女性都知事に未記載のブラックマネー!? 都知事『小池百合子』と闇の高利貸し」より



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/838.html

[経世済民117] トランプ氏がドル高を容認している間に日本がすべきこと(ダイヤモンド・オンライン)
              ドル高の期間中に日本経済がデフレマインドを払拭できるかが問われそうだ


トランプ氏がドル高を容認している間に日本がすべきこと
http://diamond.jp/articles/-/113748
2017年1月11日 高田 創 [みずほ総合研究所 常務執行役員調査本部長/チーフエコノミスト] ダイヤモンド・オンライン


■為替市場は常に米国が「鬼」の
「達磨さんが転んだ」

 2016年11月の米国大統領選以降、1ドル103〜104円前後で推移していた為替市場は急速に円安が進み、年末には117〜118円台の水準にまでなった。

 筆者が円ドル為替について長らくストーリーラインとしてきたのは、「達磨さんが転んだ」として、中期的トレンドの転換は、歴史的にみていつも「鬼」である米国サイドにあるとするものだった。

 2016年は年初来、筆者は、鬼である米国の為替政策が、それまでドル高を許容してきたスタンスから、ドル安に転じたと議論してきた。ただし、本論での認識は、2016年11月、トランプ氏の当選による米国の金融・財政政策のポリシーミックス(政策の組み合わせ)の転換で、再びドル高政策に転じるという「達磨さんが転んだ」が生じたとするものだ。

 振り返れば、第二次大戦後、長らく為替市場の転換のイニシアティブを握る「鬼」はいつも米国だった。2007年以降、米国が大恐慌以来のバランスシート調整に陥り量的緩和であるQE1、QE2、QE3を用いて自国通貨安政策、すなわちドル安誘導を行った(次ページ図表1の(6))。その後、2012年後半以降、米国が自国通貨安政策を転換させたことで、為替がドル安からドル高に転じた(同図表1の(7))。



 アベノミクスとは、米国経済の回復に伴い、為替政策で円安ドル高を許容する転換に沿って生じた、まさに米国の「お釈迦様の手のひらの上」でのものだった。

 しかし、2016年になると年初来、120円台まで至った円安傾向(図表1の(8))が一転し、新たな「達磨さんが転んだ」で2016年半ばにかけて100円台前半まで円高ドル安の調整が生じた。一度、米国がドル安政策に舵を切った以上、日銀が2016年1月にマイナス金利を採用し、円安を意図しても効果はなかった。その結果、日銀は戦略転換としての9月の総括的検証を行うことになったのである。

■トランプ政権にとっての
「良いドル高」、「悪いドル高」

 先述のように、為替相場は2016年11月以降、再び「達磨さんが転んだ」で円安ドル高に転じたが、今後、米国がどこまでドル高を許容するかが重要になる。そこでの鍵は、あくまでも「鬼」である米国の意向にある。すなわち、トランプ政権が望む形でのドル高、いわば「良いドル高」ならある程度のドル高も許容されるとするものだ。

 一方、たとえば、米国の雇用を奪うような「悪いドル高」とみなされれば、再び円高ドル安に「鬼」の意向が転換することも覚悟する必要がある。

 基本的に、経常赤字国である米国への資金還流は重要であるが、今回、トランプ新政権が民間資金でのインフラ投資を重視するだけに、米国への投資資金流入は特に重要になる。その結果、米国への資金還流でドルが上昇しても、それに伴い米国の企業活動の活発化、株式市場の上昇、なかでも米国の雇用環境改善が続くうちは、一定のドル高でも許容されやすいだろう。

 1980年代前半のレーガノミクスのときのように、成長戦略的な米国への資金還流を志向する潮流が再び生じていることへ、日本の市場参加者も発想転換を図ることが必要だろう。従って、日本としても官民を挙げて米国への資金還流を実現できるか、なかでも雇用増を伴う直接投資を実現できるかが、為替面の円高ドル安誘導を回避するうえで重要な対応といえる。そうした観点からも日系自動車会社の米国への投資スタンスは重要だ。米国のFRB(連邦準備制度理事会)は2017年、複数回の利上げを行うスタンスでいるだけに、米国経済の好循環が続くうちは2017年にかけて120円台の円安ドル高も許容されると展望される。

■ドル高の猶予期間中に
デフレマインドを払拭できるか?

 図表2は円ドル相場と日本企業の想定為替レートの推移である。2016年2月に、2012年10月以来初の想定レートよりも円高局面になったことでアベノミクス始まって以来の好循環が止まった。一方、2016年11月、トランプ氏が次期大統領に当選した後の円安で、再び想定レートを上回る円安で株価上昇基調に戻った。これにより、2017年初から日本企業の業績の上方修正が相次ぐだろう。



 トランプ政権の誕生は日本経済にとって、まさに「神風」となった。日本としては、トランプ氏がドル高を許容している猶予期間のなかでいかにデフレマインドを払拭できるかが問われる状況にある。まさに2017年は一度、中断していたアベノミクスの「再起動」を迎える重要な年といえる。

 図表3にあるように、2016年11月の米国大統領選挙後の株式市場では、日本国内の投資家は売り越しが続き、一方、海外投資家は買い越しが続くというまさに対照的な動きとなっている。こうした海外と日本の大きな乖離は、2012年12月に第2次安倍政権が発足した時と類似した構造でもある。日本国内の投資家は目先に生じた大きな構造変化に対し、常に慎重な姿勢を続けて、日本の株式の売り主体である状況が続いていた。

 ただし、2016年を一つの節目として大きな潮流が変化した可能性もある。つまり2016年はマイナス金利の実施など金融政策を極限まで試して金利低下のボトムを付けた年と位置付けられること、同時に資金の流れも債券から株式にシフトするグレート・ローテーションが生じたことである。

 2017年、日本の市場参加者も意識の変化が迫られる状況といえるだろう。


(みずほ総合研究所 常務執行役員調査本部長/チーフエコノミスト 高田 創)




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/656.html

[政治・選挙・NHK218] 共謀罪に識者提言 テロの未然防止は現行法で十分に可能だ(日刊ゲンダイ)
     


共謀罪に識者提言 テロの未然防止は現行法で十分に可能だ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197220
2017年1月11日 日刊ゲンダイ

  
   東京五輪を口実に(C)日刊ゲンダイ

 今月20日に召集する通常国会で安倍政権が新設をもくろむ「共謀罪」。過去3度の関連法案の廃案に懲りたのか、新たに「テロ等組織犯罪準備罪」と命名し、「テロ対策」を前面に打ち出している。だが、テロに備えるだけなら、現行法でも対策は十分に可能なのだ。

 立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)が言う。

「テロの常套手段である爆破行為は、『爆発物取締罰則』という法律で爆発物の使用に限らず、共謀するだけで刑事罰が科せられます。懲役3〜10年の罰則は『共謀罪』の規定(懲役2年以下)より重い。また、刑法には『内乱陰謀罪』や『私戦陰謀罪』など犯罪をたくらんだだけで罰せられる法の規定もある。現行法の中にもテロの共謀を取り締まる厳しい規定があるのに、わざわざ『共謀罪』を新設する必要性があるのか、疑問です」

 2014年10月、「IS」に戦闘員として加わるため渡航準備中に強制捜査を受けた北大生が、結局は渡航を断念した事件があった。この時の容疑は「私戦予備・陰謀罪」。外国に対しての戦闘をたくらんだ“かど”だ。

 他にもテロに有効な刑法はいくらでもある。「殺人、放火、強盗、ハイジャック」など重大犯罪は、犯罪が行われなくても、予備、準備行為で罰することができる。また、「凶器準備集合罪」は凶器を持って集合しただけでアウトだ。

 テロ対策の強化が必要というなら、現行法の適用を見直したり、強化すれば十分である。

 それなのに、「懲役・禁錮4年以上」の犯罪すべてを対象にし、実に676に上る罪に、「共謀罪」の裾野を広げるなんてメチャクチャだ。中には著作権法違反や所得税法違反、賭博場開帳の罪(刑法)など、テロとは直接関係のない罪まで含まれているから、非常に危なっかしい。

「テロ対策というなら、政府は、現行法ではどういうテロに対応できないかを示し、具体的にどの犯罪で共謀罪の新設が必要かを説明すべきです。いきなり676もの犯罪を提示してから、恐らく修正協議で対象を絞り込み、通そうとする魂胆でしょうが、言語道断です」(金子勝氏)

 こんなムチャな手口で危ない法案を押し通そうとする方が、よっぽど“テロ行為”に近い。












http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/842.html

[戦争b19] アフガン3都市で爆弾攻撃、48人死亡 UAE大使ら100人負傷(AFP)
アフガニスタンの首都カブールにある議会近くで起きた連続爆発の現場で警備に当たる治安要員(2017年1月10日撮影)。(c)AFP/WAKIL KOHSAR


アフガン3都市で爆弾攻撃、48人死亡 UAE大使ら100人負傷
http://www.afpbb.com/articles/-/3113663
2017年01月11日 06:40 発信地:カブール/アフガニスタン


【1月11日 AFP】アフガニスタンの首都カブール(Kabul)を含む3都市で10日、爆弾攻撃が相次いで起き、合わせて48人が死亡、100人が負傷した。

 カブールの事件では、議会関連施設内の2か所で爆発があり、少なくとも30人が死亡、80人が負傷した。同施設には各議員の事務所が入っており、爆発は職員らが施設を出ようとしていた際に発生。旧支配勢力タリバン(Taliban)が犯行声明を出した。

 その数時間後、南部カンダハル(Kandahar)州カンダハルにある州知事庁舎内でソファの中に仕掛けられていた爆発物がさく裂し、少なくとも11人が死亡した。爆発が起こった際、アラブ首長国連邦(UAE)の駐アフガニスタン大使が同庁舎を訪問中で、大使は負傷したものの命に別条はなかった。

 また同日には両事件に先立ち、情勢不安定なヘルマンド(Helmand)州の州都ラシュカルガー(Lashkar Gah)でもタリバンによる自爆攻撃が発生し、7人が犠牲になっていた。

 タリバンの攻撃は例年冬には弱まるが、今年はその冬の始まりにもかかわらず、全国各地で攻撃が相次いでいる。

 アフガニスタンでは、米主導の部隊がタリバンに加え、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)やイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の一掃を目指しているものの苦戦を強いられており、一連の事件はアフガニスタン国内の治安がますます悪化している様子を浮き彫りにした。(c)AFP/Usman SHARIFI


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/490.html

[政治・選挙・NHK218] さすが女狐はケンカ上手 安倍タジタジ 
さすが女狐はケンカ上手 安倍タジタジ
http://79516147.at.webry.info/201701/article_105.html
2017/01/11 08:53 半歩前へU


▼さすが女狐はケンカ上手 安倍タジタジ
 安倍晋三と小池百合子が10日、会談した。5ヵ月ぶりの会談は約20分間。東京五輪について「オールジャパンで協力、連携していくことを確認した」と小池。

 夏の都議選については突っ込んだ話は出なかった。小池は新聞のインタビューで自民党籍について、「(自民党に都知事選立候補時に)進退伺を出している。判断は党」と述べ、自ら離党は考えていないことを明らかにした。

 「クビを切りたければ斬りなさい」と居直る小池百合子。ここまで言われても切れない安倍晋三。巧みに都民を取り込んでいる小池をうかつに除名すれば、かえって都民の反発を買い、安倍晋三および自民党が「抵抗勢力」のレッテルを張られかねないからだ。

 このあたりはさすがしたたか。女狐はケンカ上手だ。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/843.html

[経世済民117] 大注目!今年「急成長する」11の会社〜凋落したあの名門も!? 日本経済を引っ張るのはココだ(週刊現代)


大注目!今年「急成長する」11の会社〜凋落したあの名門も!? 日本経済を引っ張るのはココだ
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50598
2017.01.11 週刊現代  :現代ビジネス


■世界中から注文が殺到

車の自動運転が実用化に向けて進んでいる。

内閣府は自動運転バスの走行実験を秋田県の県道で実施。'17年度中には国土交通省が中山間地で実証実験を始める。自動運転が実現すれば、電子部品大手の村田製作所の急成長が見込まれる。

経営コンサルタントの加谷珪一氏が言う。

「自動運転を制御するために、自動車のあらゆる部品にインターネット接続用のチップが埋め込まれるようになります。村田製作所は自動車の位置推定センサーを開発していて、大きく伸びる可能性があります。

また、日本電産も自動運転のためのモーターや制御システムを開発しています。こうした部品を作れるメーカーは限られているため、世界中の自動車メーカーからの発注が集中するでしょう」

さらに加谷氏が注目するのが、日産自動車の系列部品メーカーだったカルソニックカンセイだ。日産は'16年11月に同社の株式を米国の投資ファンドに売却した。

「'17年はこれを機に自動車部品メーカー業界で大変動が起こるかもしれません。

すでにドイツの部品メーカーは日本の自動車メーカーに積極的に営業をかけて、かなり食い込み始めています。系列関係が強かったトヨタ自動車でさえ、一部は独コンチネンタルの部品を採用している。

系列関係が崩れると、一見、部品メーカーにとって逆風に見えますが、必ずしもそうではありません。特定分野で世界的な技術を持つメーカーは世界中の自動車メーカーと取り引きできるようになるので、ラジエーター技術で高い評価を受けてきた同社にとって、むしろチャンスと言えます」

■ドローンは実用段階

自動運転と並んで注目を集めるテクノロジーが小型無人機、いわゆるドローンだ。すでにドローンを用いたビジネスは実用段階に入っている。

「ヤマト運輸はドローンを使った宅配事業に乗り出すために、'16年4月から千葉市で実証実験を始めました。

また、セコムはセキュリティ分野でドローンを活用したサービスを提供しています」(神戸大学大学院准教授の保田隆明氏)

SBI証券投資調査部シニアマーケットアナリストの藤本誠之氏は、ドローン関連で次の2社を有望株に挙げた。

「ユー・エム・シー・エレクトロニクスとオプティムです。前者は自動車向けなどの電子機器を受託製造する会社ですが、実は世界最大のドローン会社からも受託製造をしていて、日本で最も多くのドローンを製造している会社なのです。'17年以降、世の中でドローンの利用が増えれば増えるほど、同社は潤っていく。

オプティムは農作物の害虫を駆除する農業用ドローンを開発していて、すでに佐賀県や佐賀大学と提携して実証実験を成功させています。『楽しく、かっこよく、稼げる農業』の実現を目標に掲げ、たとえばスマホを操作して農薬散布などをできるようにしています」



自動運転もドローンもその背景にあるのが、すべてのものがインターネットにつながる「IoT」(Internet of Things)の思想だ。

前出の保田氏が注目する会社はどこか。

「家電業界が『IoT』にどう対応するかが成長できるかどうかのカギになるでしょう。これまで機能性で勝負をしてきましたが、これからはインターネットとのつながりが重要視され、そちらで優位性がある会社が成長していくと思います。

場合によってはいきなりベンチャー企業が大ヒットを出す可能性もあります。

私が注目しているのがセレボというベンチャー企業です。パナソニック社員が独立し、家電とインターネットをつなぐ商品を作りたいという強い思いで起業した会社です。

ロボット型のプロジェクターやスポーツ用カメラといった独創的な商品を作っています」

■名門復活?

IoTの分野で、凋落した日本の名門企業が復活すると大胆な予想をするのは、経済評論家の森永卓郎氏だ。

「'17年に一番伸びる会社は間違いなくシャープでしょう。'17年の技術トレンドはAI(人工知能)とIoTを組み合わせる『AIoT』で、この分野で先頭を走っているのがシャープです。'17年には『ホームアシスタント』という家電の司令塔のような機能を備えた商品が数万円で発売される予定です。

会話で家の中の電化製品をコントロールできる製品で、他社製品まで動かすことができるのがポイント。AIを活用して自ら学習していく機能もついています。シャープは何年も前からこの技術の研究を進めており、この点では世界の最先端を走っています」

■バイオベンチャーが躍進

金融業界では金融と技術の融合を指すフィンテック技術を応用した企業の躍進が目立つ。前出の加谷氏は会計ソフト会社に注目している。

「有名なところではマネーフォワードですが、個人的に注目しているのはフリーです。個人向けの家計簿ソフトもありますが、主力は企業の会計管理で仕訳入力や請求書作成、領収書管理など経理の仕事を知識がなくてもこなせるように設計された便利なアプリをスマホベースで提供している会社です。

'17年には株式を上場するのではないか、とも言われています」

'17年はバイオベンチャー躍進の年になる――百年コンサルティング代表の鈴木貴博氏はこう予想する。

「株式市場では2〜3年前にバイオ株ブームがありましたが、現在は株価低迷が続いています。従来、医薬品は国内で開発しても、欧米で治験をし、再び国内で再度治験をするものが多かった。

ところがアベノミクスでこうした状況を改め、国内での治験のプロセスを短縮することで、日本発の新薬を出すことを目指した。アベノミクスが始まったのが、4年前。バイオ株はそのとき、思惑だけで急上昇しました。

その頃から取り組んできた治験の結果が出始めるのが'17年頃からなのです。新薬の承認が得られれば爆発的に業績が拡大するだけに、バイオベンチャーは大いに期待できます。とくに注目はサンバイオです」

同社は脳梗塞や事故による外傷性脳損傷の薬の開発を進めていて、'16年9月から日米両国でフェーズ2の臨床治験を開始し、早期の販売を目指している。

元気な会社が、日本経済を引っ張る。

「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/657.html

[経世済民117] 嗚呼、斜陽業界…アパレル、百貨店に銀行、次に消えるのはどこだ? 激化するサバイバル競争(週刊現代)


嗚呼、斜陽業界…アパレル、百貨店に銀行、次に消えるのはどこだ? 激化するサバイバル競争
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50595
2017.01.11 週刊現代  :現代ビジネス


■ビジネスモデルの崩壊

女子大生のファッションが様変わりした――。こう話すのは、神戸大学大学院准教授(経営学)の保田隆明氏である。

「かつての女子大生は有名ブランドのバッグや靴を身に着けている人も多かったのですが、今はそういう学生をキャンパスで見かけることはありません。逆にスニーカーを履いてリュックを背負っているようなスタイルの女子大生をよく見ます。

彼女たちはユニクロさえ買おうとしません。最近の商品は品質が高く長持ちするので、新しく買い換えようという気持ちにならないのです」

ファッショントレンドに敏感とされる女子大生でさえ、洋服を買わないのだ。アパレル業界の先行きは視界不良と言わざるをえない。

たとえばユニクロは、これまで革新的な商品を発表することで、消費者の支持を集めてきた。フリースしかり、ヒートテックしかり。

しかし、最近のユニクロでは、残念ながらそうしたイノベーションが生まれていない。

流通専門誌『2020ValueCreator』編集長の田口香世氏はこう指摘する。

「もちろんユニクロも既存品の機能性を高めるなど、品質向上に努めていますが、それだけでは改めてその商品を買おうという気分に消費者はなりません。

売り上げを維持するために値上げをして、その結果、業績が悪化すると、価格を元に戻すなど、価格操作でなんとか対応していますが、価格は売れない原因の一部ではあっても大きな原因ではありません。

本当の原因は、顧客が欲しがる製品を開発できていないことなのです」



大手アパレルの衣類は百貨店を中心に販売されているが、それらの販売も冴えない。

「どの百貨店に行っても、『金太郎飴』のように同じような商品が売られています。婦人服売り場だけを見て、どこの百貨店か聞かれても答えられる人は少ないはず。

漫然と同じようなブランドの服を売っているから百貨店ごとの特徴が出ない。アパレルも百貨店もマンネリ化していて、古い体質から脱皮できていない業界なのです」(田口氏)

百貨店は'15年以降、中国人を中心とした「爆買い」の恩恵を受けたが、その勢いはすでに失われた。外国人観光客向けに改装したフロアでは閑古鳥が鳴き、日本人に見向きもされない。

ネット通販の環境が整ったことで、多くの顧客は百貨店を離れ、ネットで買い物をする時代になったのだ。

■テレビ局、メガバンクも例外ではない

テレビ局も、時代の変化で逆風にさらされている。元フジテレビ社員で筑紫女学園大学教授の吉野嘉高氏は、古巣の'17年を心配する。

「たとえば、古舘伊知郎さんが気になる世相を紹介する『フルタチさん』は視聴率が低迷していますが、フジテレビの最近の悪いクセが出ています。フジでは誰をキャスティングするのか、司会は誰なのかという『WHO』で決める傾向にあるのですが、今の番組作りに必要なのは、それより『WHAT』。

つまり、世の中は何を求めているのかを精査して番組を作り込むことが重要です」

他局も盤石ではない。スポンサーを集めて、その顔色を窺いながら番組を作るというビジネスモデルが、もはや崩壊寸前だからだ。

「娯楽の王様が地上波テレビだった時代は終わりました。スマホで無料動画が見られるし、面白いものがたくさんある。無料で見られるインターネットテレビが、放送業界の大きな流れになると思います。

スポンサーへの配慮が求められる広告モデルを脱して、おカネを払ってでも見たい番組を作るコンテンツメーカーだけが生き残る。'17年はその元年になるでしょう」(百年コンサルティング代表の鈴木貴博氏)

日本経済の中枢に君臨してきた銀行も利ザヤと手数料だけで食っていける時代は終わった。メガバンクも例外ではない。

「すでに民間から資金を集めて、成長性を見込める産業に貸し出すという、これまでの銀行のビジネスモデルは成り立たなくなってきています。縮小する日本社会で有望な融資先は少なく、あれだけの規模で資金を持っていても何の役にも立ちません」(鈴木氏)

そのうえ、金融と技術を融合させたフィンテックの普及で銀行員の仕事は減っていく。

「AI(人工知能)による資産運用なども増えていくので、必要となる銀行員は減っていきます。大規模な融資案件を判断できる、一握りの優秀なバンカーが必要とされるだけ。

ネットバンキングが当たり前になると、窓口業務も減っていくので、大多数の銀行員は必要なくなります。最大の問題は今後、人員整理をどのように行っていくかでしょう」(前出・保田氏)

'17年は、斜陽業界内での生き残りを懸けたサバイバルが、さらに激化していきそうだ。

「週刊現代」2016年12月31日・1月7日合併号より





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/658.html

[政治・選挙・NHK218] 釜山の慰安婦象の設置につき、外国の報道機関は、真珠湾の慰霊祭出席を台無しにした稲田防衛大臣の更迭を求めている 


釜山の慰安婦象の設置につき、外国の報道機関は、真珠湾の慰霊祭出席を台無しにした稲田防衛大臣の更迭を求めている
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/bc935633fe3d000871db88be35715ed2
2017年01月11日 のんきに介護


靖国神社は、

先の大戦の戦没者に向けた

慰霊施設ではない。

それは何より稲田防衛大臣の説明から

明らかだ。

彼女は、こういう、

「祖国のために命を捧げろ」

「後に続くと靖国に誓え」と

(リテラ記事「防衛相に抜擢された稲田朋美の軍国主義丸出し発言集!「祖国のために命を捧げろ」「後に続くと靖国に誓え」」参照。*http://lite-ra.com/2016/08/post-2466.html

なぜ、慰霊にならないか。

南方に派遣された日本軍の兵士のほとんどが

飢え死にしているのに、

“軍神”

に祭り上げられたりして救われないからだ

(拙稿「安倍晋三は、人間、甘やかされて育てられたらお終いという見本だな」参照。*http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/7be165a4096a9921ded6c123cde222b2)。

首相が嘘つきだからと言って、

国民皆が嘘つきというわけではないのだ!

それにまた、

靖国神社にはA級戦犯が合祀されている。

もし、

戦争の惨禍を引き起こした

責任を

真摯に反省するなら、

そのような戦争犯罪者をあたかも聖人がごとくに

祭り上げるべきではない。

そういう最低限のモラルなくなされたのが

稲田防衛相の

真珠湾慰霊祭に参列後の

靖国参拝だ。

これは、

稲田朋美の人間性が問われただけではない。

安倍晋三という政治家の

人間性も問われた。

テンプル大教授は、

次のように鋭く問題点を突きつける

(サイト「The Japan Times News」記事「Inada’s Yasukuni visit sinks Pearl Harbor gesture」参照。*http://www.japantimes.co.jp/news/2017/01/07/national/media-national/inadas-yasukuni-visit-sinks-pearl-harbor-gesture/#.WHUYM4VOKcx)。

すなわち、

真珠湾への慰霊祭出席は、

稲田防衛相の

無神経極まりない行動によって台無しにされた、と。

同教授の意見を収めた

「The Japan Times News」の

記事の出だしは、辛辣だ。

T.Katsumi‏@tkatsumi06j さんが訳出してくれているので紹介する。

こうある。

「安倍晋三首相が12月27日に真珠湾を訪れた時に語った『和解の力』に意味を持たせたいならば、首相はその2日後に靖国を参拝した稲田朋美防衛相を更迭すべきだ。もし何もしないのであれば、訪問は誠意のかけらもない、空虚な売名行為へと成り下がるだろう」



然るに、安倍晋三は、

稲田防相を更迭すべきを放置してしまった。

その責任を

韓国の民衆が問うたのだ。

別に、

この論点を報じているのは、

「The Japan Times News」

だけではない。

世界中からその趣旨の批判をなされている。

これらの批判に対して

日本政府は、

為すすべもなく茫然としている。

そこへ

痺れを切らしたように巻き起こった事件が

駐韓大使館前の慰安婦象の設置だ。

これに対して、

日本のメディアは一斉に

日本政府側の要求、

すなわち、日韓で合意したことを守れという

主張のみを紹介している。

靖国参拝という防衛大臣の動きに対して

韓国の国民が

傷口に塩を擦り付けられるようなたことをされた点について、

配慮がまるでない。

それにつき、

T.Katsumi‏@tkatsumi06j さんが

非常に辛口なコメントを

ツイッター〔19:26 - 2017年1月10日 〕でしている。

いわく、

人の気持ちが分かるなら歴史を修正しようとはまず、思うまい云々。



ただ、日本のメディアは、

想像力が足りないだけではない。

世界に

報道されている内容を偽って

伝えている。

その一つがTBSの昼帯びというワイドショーでの

報道だ。

柴山哲也(ジャーナリスト)‏@shibayamaさんによると、

NYタイムズが

「釜山の慰安婦像設置は日韓合意に反するので韓国は合意を守るべきだ」

だと論評したという報道は、

正確さに欠けるということだ(柴山さんのツイート〔20:56 - 2017年1月10日 〕参照)。

同紙には

「A visit that week by Japan’s defense minister, Tomomi Inada, to the Yasukuni Shrine in Tokyo, which commemorates a number of convicted war criminals along with Japan’s other war dead, had deepened resentments in South Korea.

(拙訳:その週にあった、他の戦争犠牲者と共に戦争犯罪者が祀られている靖国神社への稲田朋美防衛相の訪問が韓国を深く腹立たせた)」

として

慰安婦象設置には、

稲田防衛相の靖国参拝が背景にあることに触れているのに

無視されていたわけだな。

引用するなら正確に

という要求、

ジャーナリストなら当然に守られるべきことではないか。

嘘八百がまかり通る

日本のメディア界、誠に遺憾だ。







http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/844.html

[戦争b19] 米海兵隊のF35、岩国基地へ出発 国外で初配備(AFP)
英南部で開かれた「ファンボロー国際航空ショー」で飛行したロッキード・マーチンの戦闘機F35(2016年7月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADRIAN DENNIS


米海兵隊のF35、岩国基地へ出発 国外で初配備
http://www.afpbb.com/articles/-/3113677
2017年01月11日 09:25 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月11日 AFP】米海兵隊は10日、最新鋭ステルス戦闘機F35の飛行隊が配備先となる山口県の米軍岩国基地(Air Station Iwakuni)に出発したと発表した。ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領から高額な費用などを批判されたF35が米国外で配備されるのは初めて。

 出発したのは米海兵隊用のF35Bで、短距離離陸や垂直着陸が可能な機種。

 米防衛大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)が開発・製造するF35は、現状の調達費が2443機で計3790億ドル(約43兆9000億円)と既に史上最も高額な航空機となっているが、費用はさらに膨らむとみられている。費用超過に加え、技術トラブルにも見舞われてきた。

 トランプ氏は先月、ロッキード・マーチンと競合する米ボーイング(Boeing)に対して、F35の代わりとなり得る戦闘機F18(スーパーホーネット、Super Hornet)のコストの見積りを求め、航空宇宙業界に衝撃を与えた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/491.html

[戦争b19] パキスタンが潜水艦ミサイル実験、「核の連鎖」の緊張強まる(CNN)
             パキスタン軍が巡航ミサイル「バーブル3」の発射実験に成功したと発表


パキスタンが潜水艦ミサイル実験、「核の連鎖」の緊張強まる
http://www.cnn.co.jp/world/35094792.html
2017.01.11 Wed posted at 09:52 JST


香港(CNN) パキスタン軍はこのほど、核の搭載が可能な巡航ミサイルを潜水艦から発射する実験に初めて成功したと発表した。これに先立つ12月、インドは大陸間弾道ミサイル「アグニV」の発射実験を行っていた。

パキスタン軍は今回発射実験を行ったミサイル「バーブル3」について、近隣国が独自の技術開発を進める中で、パキスタンの防衛を強化する一助になると強調。「パキスタンの近隣国が採用している核戦略や態勢に対して計画的に対応する戦略の表れ」だとした。これは暗にインドを示唆していると思われる。

パキスタン軍の元高官、タラート・マスード氏はCNNの取材に対し、敵からの攻撃を想定した反撃能力の確立を目指すパキスタンの取り組みは「始まったばかり」だと指摘した。

ただし潜水艦の艦隊による反撃能力の維持は経済的にも外交的にも高くつくとマスード氏は見る。軍事情報大手ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリーによると、パキスタンの艦隊に配備された潜水艦は現時点で8隻。現実的に敵を抑止するためにはそのうち3隻に核の搭載が可能なミサイルを装備する必要があるとマスード氏は話している。

一方、パキスタンのミサイル実験に対するインドの反応についてインド政策研究センターのバーラト・カーナド教授は「脅威ではあるが、インド海軍は対峙(たいじ)できるとの確信を持っている」と分析。抑止力の観点からはパキスタンによるミサイル発射の発表は意味があると解説した。


インドの国産長距離弾道ミサイル「アグニ5」

ただしインドはパキスタンにとどまらず中国にも目を向けており、翻って中国は米国に照準を合わせつつある。カーナド氏はこの状態を「解決策のない核の連鎖」と形容し、「この地域にとって最大の戦略的問題」と位置付ける。

パキスタンのバーブル3は、1990年代にパキスタン国内でほぼ無傷で見つかった米国製ミサイルの技術を分析して開発されたと思われる。パキスタン軍の発表によると、地上発射式巡航ミサイルの改造版で、射程は約450キロ。「水中制御式の推進機能や高度な誘導・航行機能など、最新鋭の技術」を結集し、敵のレーダーや対空防衛をかわす能力を搭載。ある程度のステルス技術も採用しているという。

パキスタンとインドはカシミール問題を巡って対立を深めており、今回のミサイル発射で一層緊張が高まる可能性もあるとジェーンズは予想している。




http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/492.html

[国際17] 『アイ・イン・ザ・スカイ』: リベラル対テロ戦争(マスコミに載らない海外記事)
『アイ・イン・ザ・スカイ』: リベラル対テロ戦争
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-7272.html
2017年1月11日 マスコミに載らない海外記事


Joanne Laurier
2016年3月31日

ギャヴィン・フッド監督; ガイ・ヒバート脚本

『アイ・イン・ザ・スカイ』は、イギリスとアメリカの高官連中がケニヤ、ナイロビでの無人機攻撃の結果を比較考量する政治・軍事スリラーだ。南アフリカ生まれの映画制作者ギャヴィン・フッド(『ツォツィ』、2005年、『レンディション』、2007年)が監督した、残念ながら、甚だしく、でっちあげられた、ありそうもない一連の環境に基づくテンポの速い映画だ。

映画の主人公は、いずれもソマリアの聖戦士集団アル・シャバーブの主要メンバーである過激派イギリス人女性と、その夫を追跡するイギリス軍の厳格な諜報将校キャサリン・パウエル大佐(ヘレン・ミレン)だ。南イングランドの軍事基地で、パウエルは、アメリカ無人機のカメラ映像を通して、この二人のイスラム主義の人物がナイロビに到着し、武装反政府派がパトロールしている貧しい人口の多い地域にある家に移送される途中であるのを把握する。


『アイ・イン・ザ・スカイ』のヘレン・ミレン

ケニア諜報機関が操縦するサイボーグ昆虫-小型監視装置が、自爆攻撃任務に備えるテロリストの画像を送ってくると、パウエルは、命令を“捕獲”から“殺害”に格上げしたいと思うようになる。

ミサイル攻撃を是非とも要求したいとは思うものの、ロンドンで、様々な政府閣僚や法律顧問と一緒の部屋で観察している上司のフランク・ベンソン中将(アラン・リックマン最後の映画出演)の承認を得なければならない。イギリス外務大臣(イアン・グレン)は、シンガポールで開催されている武器見本市に参加している。

一方、ネヴァダ州のアメリカ空軍基地では、攻撃による巻き添え被害を懸念する二人の若いアメリカ人の無人機パイロットが、パウエルの決断を恐る恐る待っている。北京で中国高官と卓球をしているアメリカ国務長官も、アメリカ政府法律顧問も、アメリカ国民一人とイギリス国民二人がいるにもかかわらず、(少なくとも)“標的”破壊を受け入れるのに協力的だ。

主な障害は、標的の家の近くで、パンを売っている可愛いケニアの少女アリア(アイシャ・タコウ)だ。シンガポールで、外務大臣は、自爆犯が多数の人々を殺害するのを放置されれば、イギリスにとって、広報活動上有利になるが、もし軍が、住宅を殲滅して、子供を負傷させたり、殺害したりし、特に、もし作戦映像が、ウイキリークスの類のメディアで公表されるようなことになれば-広報活動上の大惨事になると考える。

それにもかかわらず、より冷酷な発想がまさる …

『アイ・イン・ザ・スカイ』では、才能ある俳優たち(やコリン・ファースなどのプロデューサーたち)が説得力を与えており、その条件を基盤にしたそれなりに良く構成された映画だ。とはいえ、問題は、まさにこの“条件”つまり、何よりも“対テロ戦争”の正当性だ。そこで、そのような演技力も、ほとんどデマ宣伝の見かけを良くするの役立っているだけだ。


アラン・リックマン

現実の偽りの表現には、重要な筋書きの仕掛けが必要になる。映画制作者たちは、自爆犯を逮捕する可能性を早々に排除している。一体なぜだろう? 連中の人数はごくわずかで、彼らはビデオ制作や、ベストに爆発物を付けるのに時間をかけている。これがケニア警察の問題以上のものになるべき理由はないのだ。

ところが、過去15年間ほど“対テロ戦争”の提唱者が活用してきた脅し作戦シナリオに沿って、ヒステリーの雰囲気がでっちあげられる。2005年に、例えば、極右コラムニストのチャールズ・クラウトハマーが、ウイークリー・スタンダードに、拷問を正当化するため、以下の状況を設定して書いている。“あるテロリストが、ニューヨーク市に核爆弾を仕掛けた。それは一時間で、爆発する。百万人が死ぬことになる。あなたは、テロリストを逮捕する。彼は核爆弾をしかけた場所を知っている。彼は口を割ろうとしない。 … この男の親指を縛って、つり下げれば、百万人を救う情報が得られるという考えが少しでもあった場合、そうすることは許されるだろうか? … この悪漢の親指を縛ってつり下げるのは許されるだけではない。それは道徳上の義務なのだ。”

これは全て空想だ。そのような状況には決してなったことはないし、そうなることもない。これは、政敵連中を最も残虐な手段で処分するための独裁的支配と権限が欲しくてうずうずしている連中の主張だ。

『アイ・イン・ザ・スカイ』は、もちろん、そのように見なしているわけではない。とは言え、主題はほとんどイカサマに近い。このように強調された劇的状況は、思考を停止させ、パブロフの条件反射にそって、神経系を活動させる。しかも、可愛い無辜のケニア少女が時折登場して、緊張を高める。あらゆる点について、情報操作の匂いがする。(アンドリュー・ニコルの『ドローン・オブ・ウォー』のほうが、欠点はあるにせよ、無人機戦争に関しては、遙かに批判的な映画だ。)

映画制作者たちが決して切り出したり、たぶん考えたりしたこともない重要な問題がある。こうしたテロリスト連中は一体何者で、一体どこから来たのか? ケニヤや、東アフリカ全体の社会状態は一体どうなっているのか? 地域の歴史は一体どうなのだ? イギリスとアメリカの軍や諜報機関はそこで一体何をしているのか? 『アイ・イン・ザ・スカイ』には、歴史もなければ説明もない。

そもそも、これまでのあらゆる大規模テロ攻撃において、聖戦主義分子連中は、何らかの時点で、欧米列強や、その治安部隊とつながっていたり、あるいは、そうした治安部隊によって、あやつられていたり、極めて厳重に監視されていたりすることが明らかになっていることに留意すべきなのだ。

アル・シャバーブは、2006年に、ソマリアで出現し、2012年以来、アルカイダと正式に提携している。この組織の兵卒は、困窮した若者で満ちており、アメリカが支援するアラブ諸国政権とつながった工作員連中に率いられている。

しかも、ケニヤ政府は、アフリカの角支配を維持するというアメリカ政府の動因にとって、忠実なパートナーなあることは証明済みだ。この地域は、アフリカの新たな植民地化争奪戦の中心で、犯罪人連中が犯行現場に戻りつつあるのだ。しかも、東アフリカにおける19世紀末からの、かつての植民地宗主国の中で、最も残虐だったのはイギリス支配階級で、彼らによる、1950年代のマウマウ団の乱弾圧は、ベトナムやアルジェリアにおける残酷な戦争と同等の、帝国主義者による暴動鎮圧活動の最も悪名高いモデルの一つだ。

キャロライン・エルキンズの『イギリス強制収容所: ケニヤにおける帝国の残虐な終焉』によれば、イギリス植民地政府は、膨大な人数の人々を、収容所に拘留したり、鉄条網で包囲した村々に閉じ込めたりした。“1952年から、1960年の終戦までに、十万人あるいは、それ以上の拘留者が、疲労、病気、飢餓や、組織的な、肉体への残虐行為などの組み合わさった効果で亡くなった。”

南アフリカ出身の監督が一体どうして、まさに元植民地だった国における重大な政治的危機を、この最近の歴史にふれずに、本気で扱うことが可能なのだろう? 一体なぜ、フッドは、多数のイギリス高官が、ケニア国民に対して、実に繊細な、公平な態度で振る舞っているように、さりげない顔で描き出すことが可能なのだろう?


『アイ・イン・ザ・スカイ』

ほぼ必然的に、この知的屈伏度合いからして、映画制作者たちは、権力者、アメリカとイギリスの政治支配層、グローバル・テロの主要源の視点を採用する結果になっている。

映画制作者たちは、一定の反対の姿勢を示してはいる。それは偽善的な意思表示ではないかも知れないが、弱々しい。『アイ・イン・ザ・スカイ』には、アリアを殺害したり、四肢を損なったりする善悪についての長い議論場面がある。(これは、中東、中央アジアやアフリカにおいて、欧米列強が行っている破壊の程度からして、空想的なものに見える。) 更に、アメリカやイギリスの様々な政府高官も、魅力的には描かれていないが、新米無人機パイロットたちは良心があるように描かれている。(本当らかく思えるのは、意志決定者が、連中の戦争犯罪が暴露される可能性について感じることへの理解だが、フッドは、どちらかと言えば、人道主義へと転換している。) 最後の映像は、、パウエル大佐の冷酷さ同様、たぶん心をかき乱すことを狙っているのだろう。だが、これは、さほどのものではない。

あるインタビューで、監督はこう主張している。“ガイ[ガイ・ヒバート]の脚本が巧みに取り上げた疑問は事実に裏付けられており、彼は政策立案者、弁護士、軍、人権団体の中で行われている議論は追っていません。 … この映画が、謎めいた主題に見えるものを一般人に伝え、それを解明するよう願っています。”

これは全く真実ではない。問題は、映画制作者たちが、グローバル・ブルジョア連中のリベラル世論に余りに一体化しており、『アイ・イン・ザ・スカイ』を最初から最後まで、形成し、暖かく包み込む一連の悪質な想定を、彼らの出発点として受け入れていることなのだ。

記事原文のurl:https://www.wsws.org/en/articles/2016/03/31/eyei-m31.html
----------


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/224.html

[戦争b19] ロシアの高性能な地対地ミサイルがシリアへ配備され、イスラエル全域が射程圏内に入った影響(櫻井ジャーナル)
ロシアの高性能な地対地ミサイルがシリアへ配備され、イスラエル全域が射程圏内に入った影響
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701100000/
2017.01.11 03:25:07  櫻井ジャーナル


イスラエルの偵察衛星がシリアへロシアが提供したミサイルの施設を発見、その中にはマッハ6から7で飛行する地対地ミサイル「イスカンダル」が含まれているという。射程距離は280から500キロメートルで、Mタイプの場合、その命中精度は5から7メートルだと言われている。

 このミサイルは移動式で、衛星、航空機、地上基地などから目標を指示できるだけでなく、搭載されたコンピュータにターゲットの映像を記憶させて目標の位置を特定させることもでき、しかも電磁パルスを使って敵のレーダーを攪乱させたり、オトリを放出することもできる。西側の防空システムは対応できないと考えられている。シリアに配備されているということは、イスラエル全域が射程圏内に入っていると考えて良いだろう。すでにロシアはシリア政府軍を守るため、防空システムのS-300やS-400をシリアへも配備しているが、状況によっては攻撃国を直接叩くことも可能になった。

 核弾頭も搭載できるというイスカンダルの存在はイスラエルの動きを拘束するとも見られている。シリアだけでなくイランを攻撃することも難しくなった。こうした状況がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ政権をロシアへ接近させ、ネオコンとの間に亀裂を入れた可能性もある。

 アメリカとイギリスの電子情報機関、つまりNSAとGCHQが組織しているUKUSAはイスラエルの電子情報機関8200部隊に協力する一方、ネタニヤフ首相の電話を盗聴するなど政府の動向を監視していると言われ、その関係には微妙なものがある。その微妙な部分の隙間が開いてきたのではないか、ということだ。

          

 ロシア政府はシリアの防衛体制を強化する一方、シリア沖からアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を攻撃していた重航空巡洋艦(空母)クズネツォフ提督を他の艦船とともに引き揚げさせるつつある。ロシア軍を長期にわたって貼り付けないようにしているのだろう。

 そうした引き揚げがあっても、ロシア軍はカスピ海から巡航ミサイルを発射してシリアのターゲットへ正確に命中させることができる。これは実証済みであり、潜行中の潜水艦から発射されたミサイルによる攻撃も行われてきた。とりあえず、空母を引き揚げても大丈夫だとロシア政府は判断したのだろう。




http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/493.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 持論を捨てよ!!野田ら3人衆(日刊スポーツ)
政界地獄耳 持論を捨てよ!!野田ら3人衆
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1763691.html
2017年1月11日9時45分 日刊スポーツ


 ★年が明けても民進党幹部の政治音痴ぶりは度し難いといえる。党幹事長・野田佳彦は4日、党の事務所開きであいさつし「我々の立場は、もう背水の陣ではないと思う。もう既に我々はもう水中に沈んでいる」とした。当然党内からは「水中に沈めたのはお前だろ」という声が聞こえたが、5日、連合会長・神津里季生も「2大政党の片方の存在にならないといけない。野田の発言はその危機感からだ。非常に共感する」と同調。党代表・蓮舫も8日に「水中には水中の戦い方がある」と訳の分からない理屈で幹事長発言を擁護した。

 ★年頭に国民へ向けたビジョンを発する必要がある時にこの程度のあいさつと、周辺の賛同。いずれも相当な政治音痴と言わざるを得ない。また野田は9日、東京都知事・小池百合子と今夏の都議選での連携について「(選択肢として)ありではないか。連携できれば連携できる可能性を探った方がいい」とした。今やらなければならないことは衆院選挙に向けた野党共闘だが、この政治音痴3人衆は共産党との連携や選挙協力に極めて消極的。

 ★「連合はでかいこと言うくせに、あと3万票足りないというところで、組合票も出ないし、それを掘り起こす力などない。無論民進党だけの力でもおぼつかない。それを社民、自由、共産で協力し合い1強多弱の安倍政権に立ち向かうという子供でも分かることが理解できない。政界一の守旧派3人衆でもある」(民進党中堅議員)。昨年、防衛相・稲田朋美を民進党議員が発言と行動が違うと追い込んで稲田にべそをかかせたが、あの答弁の模範解答は「かねがね議員として発言してきたことと違うのは今は安倍内閣の一員として働いているからだ。安倍内閣の方針に準ずる」でよかったはずだ。野田ら3人衆は持論を捨て党再建と野党共闘のために働くべきだ。それが嫌ならもう退陣して欲しい。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/845.html

[政治・選挙・NHK218] カレンダー作成の都合上新元号の公表を早めるという不敬  天木直人
                      読売新聞


カレンダー作成の都合上新元号の公表を早めるという不敬
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/11/post-5885/
11Jan2017 天木直人のブログ


 私が書いた通り、きょうの各紙が一斉に大きく書いた。

 2019年元旦に新天皇が即位する、と。

 普通なら、後追い記事などというものはしゃらくさいから遠慮して書くものだが、ここまで大きく各紙が一斉に後追い記事を書くというのは、産経新聞のスクープがそれほど衝撃的なスクープだったということだ。

 なぜ産経がそこまで大きなスクープを書くことが出来たのか。

 産経新聞の大手柄かもしれないが、やはり安倍政権が右翼紙の産経に書かせたと見るべきだろう。

 何事もそうであるが、もはや引退すると決まれば、その時点で誰もが過去の人と見る。

 はやばやと今上天皇の役割を縮小させていこうという魂胆が見え見えだ。

 どこまでも不敬な安倍首相と産経新聞だ。

 しかし、きょうの各紙が一斉に書いているのを見てさらに驚いた。

 新天皇の即位とともに変わる新しい元号を、はやばやと2018年前半にも発表すると政府は考えているという。

 その理由がふるっている。

 カレンダーなどの印刷物への対応期間を確保するためだという。

 そこまでいうか。

 いくら国民生活の便宜のためだといっても、そんな事を今から発表するか。

 特例法案も成立していない2年も前から、新元号の発表時期まで明かす。

 しかもカレンダー印刷の都合だと言って。

 天皇制とはその程度のものなのか。

 とこまで天皇陛下のお言葉の意味を軽んじれば気が済むのか。

 安倍首相とメディアの不敬ここに極まれりである(了)


             ◇

19年元日に新天皇即位、元号は半年前までに
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170110-OYT1T50130.html
2017年01月11日 06時07分 読売新聞

 政府は、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入った。

 新元号は改元の半年以上前に公表する方向だ。

 平成30年(2018年)の区切りで天皇陛下の退位を実現するとともに、国民生活への影響を最小限に抑えるため、新元号は元日から始め、事前に公表することが望ましいと判断した。政府は一代限りの退位を可能にする特例法案を20日召集の通常国会に提出する方針で、陛下の退位日は政令で定めることを法案に明記する。

 陛下の退位日を定める政令は、閣議決定前に、皇族や首相、衆参両院の正副議長、最高裁長官らがメンバーを務める皇室会議に諮ることも検討している。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/846.html

[経世済民117] アパート建設の過熱に潜む“罠” 専門家は「すでにバブルの様相」と警告(SankeiBiz)
アパート建設の過熱に潜む“罠” 専門家は「すでにバブルの様相」と警告
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000502-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/11(水) 10:15配信


 人口減少で需要が減少するはずのアパートの建設が急増する異変が起きている。一昨年の相続税増税に伴い、節税策として建設業者が地主らにアパート経営を持ちかけているためだ。長期の家賃保証をうたい、銀行から融資を受ける手伝いもするなど、あの手この手でアパート建設を提案している。だが、少子高齢化を背景に全国規模で空き家が急増する中で、郊外にアパートを建設しても経営が長期に成り立つとは思えない。事業としてのリスクを冷静に見極めたい。

                  ■

 東京郊外で農業を営むAさん(70)は一昨年春、自宅近くの土地に2階建て総戸数8戸のアパートを建設した。大手の建設請負会社から熱心に建設を勧められたからだ。「このまま土地を遊ばせておくと、お子さんに相続税で負担がかかるといわれた」という。

 アパートを長期一括で借り上げるサブリース(転貸)という手法を提案した営業マンは、向こう30年の家賃を保証し、地元銀行から融資を受ける手続きもほぼ代行してくれた。「契約の際には都内の本社ビルに呼ばれ、大きな会議室で役員と契約書を取り交わした。その後、ホテルで昼食もごちそうになった」とうれしそうに語る。

 しかし、契約に盛り込まれた家賃保証は現在の家賃収入を将来にわたって保証するものではない。その額は空室率によって最低保証額まで引き下げられる可能性がある。このほかに定期的な修繕費も必要になる。アパート経営の素人であるAさんには、こうした注意点について業者側から知らされなかったようだ。

 税制改正により、相続した財産から控除できる金額が縮小した。それまで相続税を支払うのは全体の4%程度だったが、改正で8%前後に増えると見込まれている。とくに都市部などでは多くの納税者が発生するとみられる。

 この動きに合わせて全国でアパート建設が急増している。アパートを建てると、相続した土地の評価額が下がり、相続税が安くなるためだ。国土交通省によると、賃貸住宅着工は、昨年1〜10月までの累計で前年同期に比べて10%以上増え、34万5000戸となったという。これは住宅着工全体の4割超を占める水準だ。昨年10月単月をみると前年比22%増という高い伸びをみせた。まさに賃貸住宅が住宅市場の牽引(けんいん)役となっている構図が鮮明だ。

 建設費用を賄うアパート向けローンも増加している。日銀によると、昨年9月末現在の国内銀行におけるローン残高は約22兆円と前年同月より4%増えた。マイナス金利政策で金利が低下し、大家が借りやすくなったほか、金融機関も積極的な融資の開拓に乗り出している。

 なかでも熱心なのが地方銀行だ。設備投資を手控える地元企業には資金需要が少なく、比較的高い金利を設定できるアパートローンが融資を増やすための有望市場と位置づけられているからだ。地銀の中には地元の地主らにアパート建設を提案するため、専門チームを設ける動きもある。

 節税を望む個人と利ざやを稼ぎたい金融機関の思惑が一致した格好だが、そこには罠(わな)がある。需要が増えない限り、供給が増えれば価格は落ち込むのが経済原則だ。実際、アパート建設が増えた一昨年夏以降、首都圏におけるアパートの空室率は上昇傾向にある。

                  ■

 2013年時点の全国の空き家は約850万戸に達し、このうち半分は賃貸住宅が占めるという。それでも続々と新しいアパートの建設が続いており、専門家は「すでにバブルの様相を呈している」と警告する。

 地方都市の中心市街地では、閉鎖した店舗や老朽化した低層ビルをアパートに建て替える動きも広がっている。無秩序に進むアパートの建設が今後のまちづくりの支障になる恐れも指摘されている。

 思いがけず空室が発生し、当初見込んだ家賃収入が得られなくなった大家と、家賃保証をした事業者との間でトラブルも起きている。政府による取引の監視も検討すべきだろう。全国で広がる住宅市場の歪(ゆが)みから目を離してはならない。(産経新聞論説委員・井伊重之)


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/659.html

[経世済民117] 「米国第一」主義にどう対峙? 自動車各社“トランプ対応”分かれる(SankeiBiz)
「米国第一」主義にどう対峙? 自動車各社“トランプ対応”分かれる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000000-fsi-bus_all
SankeiBiz 1/11(水) 8:15配信


 9日に開幕した北米国際自動車ショーの「影の主役」はトランプ次期大統領だった。トランプ氏からの激しい批判を受け、トヨタ自動車など各社が米国への投資姿勢をアピール。批判の矛先をかわしながらトランプ政権の政策の行方を探り、主要市場の米国で競争力確保を目指す。

 「ケンタッキー州の工場では約1分1台のペースでカムリが生産されている」

 トヨタの豊田章男社長は9日、米国への100億ドルの投資を明かした記者会見でこう述べた。

 主力セダン「カムリ」は、トヨタが1988年に自社ブランドとして最初に米国生産を始めた車種。豊田社長は新型車を世界初披露するとともに、同工場が7700人を雇用していることにも言及した。メキシコ新工場の建設で、米国外への雇用流出を懸念するトランプ氏にメッセージを送った形だ。

 トランプ氏を意識するのは、名指しで批判されたトヨタだけではない。ホンダの八郷隆弘社長は現地で日本メディアと会見し、「これから電動化に大きく変化する。それに伴って(米国の)工場の改造や新たな投資をし、事業を伸ばす」と強調。来年発表する新型のハイブリッド車(HV)を現地で生産することも表明した。

 今月3日にメキシコ新工場の計画を撤回した米フォード・モーターのジョセフ・ヒンリックス副社長は会見で、新型車について「ここミシガン州の工場で生産する」と重ねて語った。排ガス規制逃れ問題からの復活を図る独フォルクスワーゲンも「(新型車は)米国向けに企画し、テネシー州で生産する」とアピールする。

 トランプ氏が繰り返す過激な批判が、大統領就任後の政策に反映されるかどうかを見定める構えも根強い。日産自動車のカルロス・ゴーン社長は「今は(政権発足を)待っている状態だ。すぐに次期政権の意図がはっきりと分かることになる」と述べ、ホンダの八郷社長は生産態勢について「(政策が)どうなるか静観し、判断していきたい」と慎重な見方を示した。

 これに対し、米ゼネラル・モーターズ(GM)はトランプ氏の批判を受けたメキシコ工場の小型車生産の米国移管を否定し、自動車大手でも対応は分かれている。トランプ氏の「米国第一」主義にどう対峙(たいじ)していくのか。主戦場である北米市場での競争力を左右することになりそうだ。(デトロイト=小雲規生、会田聡)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/660.html

[経世済民117] 東芝、銀行団と再建協議 電機再編に発展も 来月まで融資継続も迫られる打開策
東芝、銀行団と再建協議 電機再編に発展も 来月まで融資継続も迫られる打開策
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000062-san-bus_all
産経新聞 1/11(水) 7:55配信


 米国の原子力発電事業で巨額損失を計上する見通しになった東芝と取引銀行団の再建協議が10日、本格的に始まった。東芝は2月末まで主力取引銀行から継続融資を受けられる見通しとなったが、損失額が確定する同月中にも再建策を固めることを迫られ、「待ったなし」の状況になりそうだ。事業売却や国内外の企業による出資受け入れなどの打開策も取り沙汰されるが、課題も多く、国内電機メーカーの再編に発展する可能性もある。

 東芝をめぐっては、米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が原発建設に絡んで2015(平成27)年に買収した建設会社の資産価値が想定よりも大幅に低いことが判明。数千億円の損失が出る恐れがある。

 損失額の精査を進めているが、「かなり動いている」(志賀重範会長)といい、確定は2月中旬に予定する平成28年4〜12月期連結決算発表の直前までかかる見通しだ。

 10日の銀行団との協議は約1時間にわたって開催。主力行の三井住友銀行、みずほ銀行、三井住友信託銀行など約80行に原発事業の精査内容を報告した。

 巨額損失の可能性が明らかになって以降、格付け会社による格下げが相次いだため、融資の前提となる「財務制限条項」に抵触するが、2月末までの融資継続を改めて要請した。

 銀行団による東芝向けの融資残高は昨年9月末時点で約8千億円で、主力3行を含む大手行が半分を占める。半導体事業が好調で、構造改革も進んでいることから、主力行は要請に応じる考えを示した。他の銀行は23日までに判断する。ただ、東芝の経営悪化が進むと銀行側が損失を被るリスクがあるため、「リストラ策を見極めたい」(主力行関係者)との慎重論も根強い。

 リストラ策として浮上しているのが、主要なグループ会社の売却案だ。事務機器の東芝テック(東京都)や東芝エレベータ(川崎市)が候補として取り沙汰されるが、仮に売却しても財務を大幅改善できる売却益を得られるかは不透明。

 国内外の企業から出資を仰ぎ、支援を受ける選択肢も考えられる。最近では、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業がシャープを傘下に収めたケースもあるが、東芝は「国策」とされる原発事業を手掛けており、海外企業の出資受け入れに政府が難色を示す可能性もある。



http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/661.html

[経世済民117] あなたの「手取り年収」、2017年はこうなる!(ダイヤモンド・オンライン)


あなたの「手取り年収」、2017年はこうなる!
http://diamond.jp/articles/-/113737
2017年1月11日 深田晶恵  ダイヤモンド・オンライン


■今年の手取り額は、小幅な減少

 毎年1月に「今年の手取り年収」を年収・属性別に試算をするのが私の恒例行事となっている。今年も試算結果をお届けしよう。

 手取り年収とは、「実際に使えるお金」の金額のこと。各種手当込みの「額面年収」から所得税・住民税、社会保険料を差し引いて求める。「可処分所得」ともいう。

 多くの人は、源泉徴収票を見て自分の「額面年収」は知っている。住宅ローンの申し込みやクレジットカードの申請をする際の書類の「年収」欄は、額面年収を書くのでなじみがあるだろう。これに対し「手取り年収」は、源泉徴収票に書いてあるわけでなく、自分で計算しないとわからないので、ほとんどの人が把握していない。

 手取り計算方法は後述するとして、まずは「今年の手取り年収」の試算結果を次ページの表で見てみよう。




 手取り年収に影響を与える今年の制度改正は、厚生年金保険料率の引き上げ(本人負担分0.059%)と、雇用保険料の引き下げ(本人負担分0.3%)のおもに2点。どちらも小幅な料率改正のため、手取りに与える影響は前年比2000〜4000円減とわずかに留まった。

 厚生年金保険料は、2004年の年金制度改正で毎年0.354%(本人負担0.177%、事業主0.177%)ずつ引き上げ、2017年以降は固定されることが決まっている(2017年だけは0.118%の引き上げ)。14年間続いた厚生年金保険料アップは、これで一段落する。

■年収1000万円超の人は増税

 一部の人に影響がある制度改正も見ておこう。額面年収1000万円を超える会社員は、サラリーマンのみなし経費である「給与所得控除」が縮小するため、所得税・住民税が増税になる。額面年収1200万円の人で昨年より約3万3000円、1500万円では約4万4000円、税負担が増える。

 高所得者が増税になる改正は、報道で大きく取り上げられることが少ないので「知らなかった」という人も多いと思うが、該当する人はしっかり押さえておきたい。以前は、どんなに年収が多くても給与所得控除に上限は設けられていなかったのが、2013年の税制改正で上限が設置された。給与所得控除縮小による増税スケジュールは以下の通り。

【給与所得控除額の縮小スケジュール】
2013〜2015年:年収1500万円超の上限を245万円とする
2016年:年収1200万円超の上限を230万円とする
2017年:年収1000万円超の上限を220万円とする

 年収1200万円の会社員(税務上の扶養家族は妻と高校生の子2人)の場合、2017年の手取り収入は、増税実施前の2012年に比べると約9万円減、年収1500万円は約18万円減ることになる。

 また、大企業の会社員や公務員は、介護保険料が上がる可能性がある。保険料の計算において今年8月より「総報酬制」が導入されるため、健康保険組合や共済組合は料率がアップする公算が大きいからだ。反対に中小企業で働く人は下がる可能性がある。

■額面年収が同じでも15年間で50万円も手取りが減っている!

 年収1000万円以下の人については、この数年、大きな制度改正がなかったため手取り減少は一段落した観があるが、過去を振り返ってみると、税金と社会保険料の負担はじわりじわりと引き上げられている。

 図(3)は、額面年収700万円の2002年からの手取り年収の推移を表すグラフだ。



 横ばいの年があったとしても、増えている年は一度もなく、見事に右肩下がりとなっている。2003年に社会保険料の総報酬制が導入されたことにより、ボーナスからも同じ料率で社会保険料が引かれるようになった。当時「ほとんどのサラリーマンの手取りが減るな」と思い、手取り収入を毎年試算して推移を見ていこうと決め、恒例行事とした。

 その後も「配偶者特別控除の一部廃止」や「子どもの扶養控除の廃止と縮小」などが実施され、そのたびに手取り額は大きく減少している。

 額面年収700万円を例にとると、制度改正がなかった2002年の手取りは約587万円、2017年は約537万円。「使えるお金」は、15年間でなんと50万円も減っているのである。国の財政状況と少子高齢化を考えると、今後も増税や社会保険料の負担増は避けられない。額面年収だけ知っていても現実的なマネープランは立てられないと肝に銘じておこう。

■手取り年収計算は2分でできる!

 折しも今月は職場を通じて源泉徴収票を受け取る時期。これを機会に昨年の手取り年収を計算しよう。源泉徴収票は、勤務先があなたの給料から天引き(源泉徴収)した1年分(1〜12月)の所得税を、税務署に知らせるための書類である。企業と税務署のやりとりの書類なので、言葉などがわかりにくい。

 さらに今年からはマイナンバーの導入により紙のサイズが2倍になり、記載情報も増えているが、みなさんが知っておくポイントは変わらないのでご安心を。手取り額を計算するには、次の3つの金額だけ拾えばいいのである。

 A「支払金額」…額面年収のこと
 B「源泉徴収税額」…天引きされた所得税額のこと
 C「社会保険料等の金額」…天引きされた本人負担分の厚生年金、健康保険、雇用保険等の保険料。40歳以上は介護保険料もかかる

 手取り収入は、額面年収から「所得税・社会保険料・住民税」を差し引いたものだ。あとひとつ「住民税」が必要だが、源泉徴収票では拾えない。住民税は、毎月の給料から天引きされている額を12倍すると1年分の税額が算出できる。または、5月に職場から配付される「住民税決定通知書」でもわかる。ただし、この書類には「年額の住民税」というわかりやすい記載はない。「特別徴収税額(要は給与から特別に天引きする税額ということ)」の欄に書いてある金額が、1年分の住民税だ。

 4つの数字を拾ったら、下記のシートを使って手取り年収を計算しよう。毎年1月の恒例行事にするといい。



 その他の手取り収入に影響を与える制度改正として、夫が配偶者控除を受けられる「103万円の壁」がなくなり、「150万円の壁」が新たに出現することが決まったが、施行されるのは2018年から。「新配偶者控除」によりパート主婦のいる家庭の世帯手取り収入がどう変化するのかは、本コラムの第52回『新配偶者控除「150万円の壁」で世帯の手取り収入はこう変化する!』で試算したので、そちらも参考にしてほしい。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/662.html

[経世済民117] 黄信号の点滅止まらず 東芝は危機的状況に! 
黄信号の点滅止まらず 東芝は危機的状況に!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_106.html
2017/01/11 10:19 半歩前へU


▼東芝の債権は危機的状況に!
 黄信号の点滅が止まらない。アメリカの原子力関連子会社が数千億円の巨額損失を出し、経営再建中の東芝は、10日、主力取引銀行など約100社に、金融支援の継続を求める説明会を開いた。

 三井住友などの主力取引銀行は、損失額が確定する2月末までの支援継続の要請に応じた。東芝の綱渡り経営は今後も続くとみられる。

 一方、東芝について格付け会社は相次いで「投機的水準」へと引き下げた。この「投機的水準」というのは、債務が履行されない可能性が高い。つまり、銀行などが貸した資金の回収が極めて困難、という状況を指す。

 SMBC日興証券は「資金繰りを強く注視しなければならない局面になった」と警告した。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/663.html

[政治・選挙・NHK218] 空から突然、兵隊が降ってきた! 
     パラシュート降下訓練で、民間地の畑に落下した米兵=10日午前10時43分ごろ、伊江村内(名嘉實さん提供)


空から突然、兵隊が降ってきた!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_107.html
2017/01/11 11:07 半歩前へU


▼空から突然、兵隊が降ってきた!
 突然、自分の家に空から100キロ前後の兵隊パラシュートが落ちてきたらどうする? 加速度が付いているから大変なことになる。危険極まりない。こんなことが日常茶飯事に起きるのが沖縄だ。

*****************

沖縄タイムスによると、
 10日午前10時43分ごろ、米陸軍兵1人がオスプレイからのパラシュート降下訓練中、沖縄県伊江島補助飛行場のフェンス外の民間地に落下した。伊江村によると落下場所は真謝区内の葉タバコ畑で、提供区域外の民間地。人的、物的被害はない。フェンス外落下は先月7日以来、区域外は2014年12月9日以来。

 落下を目の前で見た名嘉實村議によるとオスプレイ2機が縦列編隊で飛行し、前方の1機から米兵6人が降下していたという。

 名嘉村議は「現場はそんなに風も強くなかったが、もう1人も目標外のフェンス近くに落下した」と説明。オスプレイの墜落事故から1カ月もたたないうちに起きた民間地への落下に、「一歩間違えば重大事故につながる。こんな訓練はやめるしかない」と批判した。

 島袋秀幸村長は「これまでも米軍には安全対策や悪天候時の訓練の自粛、中止を求めてきたにもかかわらず誠に遺憾だ」と述べ、沖縄防衛局を通して米軍に抗議、申し入れする考えを示した。


パラシュートの米兵、葉タバコ畑に落下 沖縄・伊江島
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/79262

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/847.html

[国際17] ロシアがトランプ氏の「問題情報握る」と報道 トランプ氏「魔女狩りだ」(BBC News)


ロシアがトランプ氏の「問題情報握る」と報道 トランプ氏「魔女狩りだ」
http://www.bbc.com/japanese/38579294
2017年1月11日 BBC News


ロシア情報当局がドナルド・トランプ次期米大統領に関する個人的な問題情報をつかんでいる、大統領選の最中にはトランプ陣営とロシア情報機関が情報交換していたなどという、未確認情報を複数の米メディアが10日に報道したことを受け、トランプ氏はこれを「政治的な魔女狩りだ」とツイッターで反発した。

トランプ氏は報道内容には言及せず、「偽ニュース まったくの政治的魔女狩りだ!」と大文字でツイートした




大統領就任式を9日後に控えた11日には、トランプ氏の記者会見が予定されている。

CNNなど米メディアが情報機関情報として伝えているロシアとトランプ陣営の関係について、米情報機関は公式にコメントしていない。

米国家情報長官は6日、ロシア情報機関がウラジーミル・プーチン大統領の指示のもと、大統領選でトランプ氏を有利にしようと民主党本部をハッキングするなど、選挙に介入しようとしたと報告書を公表。情報機関幹部はトランプ氏に、未公開情報を含めて情勢説明をした。

ロシアの介入を長く否定し、米情報機関を批判し続けていたトランプ氏は7日、それまでの主張を翻して介入があったことは認めた。しかし、ロシアとの良好な関係維持に反対するのは「馬鹿」で「愚か者」だと連続ツイートした。

ロシア政府は大統領選への介入について一貫して否定し、米政府が魔女狩りを推進していると批判している。

(英語記事 Trump rejects new 'compromising' Russia claims)




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/225.html

[戦争b19] ホルムズ海峡で米、イランが緊張 トランプ新政権誕生に示威行動(WEDGE)

ホルムズ海峡で米、イランが緊張 トランプ新政権誕生に示威行動
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8645
2017年1月11日 佐々木伸 (星槎大学客員教授) WEDGE Infinity


 ペルシャ湾のホルムズ海峡で8日、米海軍の駆逐艦にイラン革命防衛隊の高速艇が急接近し、駆逐艦が警告射撃する事態が発生した。イラン側のこうした挑発的な行動は2015年から頻発しており、今回はトランプ新政権誕生に向けた示威行動と見られている。ホルムズ海峡は緊張に包まれている。

■強硬派優位が現実的に

 米国防総省の発表などによると、異常接近されたのは駆逐艦マハン。他の艦船2隻とともにホルムズ海峡の公海を北へ向かって航行していたところ、革命防衛隊の武装高速艇4隻が猛スピードで接近した。うち1隻は約800メートルまで近づいた。マハンは繰り返し減速するよう要求したが、高速艇はこれに応じようとしなかった。

 このため危険を感じたマハンが3回に渡って警告射撃するとともに、米ヘリコプターから水面に浮く発煙筒を落とし、高速艇を停止させた。米側は「危険でプロ意識に欠ける」(国防総省報道部長)「緊張を高める行為」(ホワイトハウス報道官)とイラン側を強く非難しているが、偶発的な軍事衝突のリスクは高まっている。

 イラン側の敵対行動は2015年の23件から16年は35件に増えた。昨年には革命防衛隊の高速艇が同じように米艦船に異常接近して警告射撃を受け、また米海軍兵ら10人がイラン側に拘束される事件も起きた。11月にはやはりホルムズ海峡上空を飛行する米海軍ヘリに向けてイラン側が武器の照準を合わせる事態も発生した。

 イラン側のこうした行動はロウハニ政権の指示によるものではない。イランの権力構造は最高指導者ハメネイ師の下で、ロウハニ大統領を頂点とする穏健派と革命防衛隊や宗教勢力を中心とする保守強硬派がせめぎ合っている。現在は核合意で経済制裁を解除させたロウハニ師が優位にあるものの、いつ権力が入れ替わってもおかしくはない。

 ロウハニ政権は革命防衛隊の行動に命令を下すことは事実上できない状況で、ペルシャ湾での米軍に対する挑発行動は革命防衛隊が独自で行っていると見られている。トランプ次期大統領は昨年夏の高速艇の異常接近事件が起こった際、「ちっぽけな船でわれわれの美しい駆逐艦にちょっかい出すなら撃ってやる」と宣言しており、革命防衛隊には同氏の出方を伺う意図もあったようだ。

 ロウハニ政権は経済制裁が解除されれば景気が回復すると主張してきたが、昨年初めに制裁が解除されてほぼ1年が経過した今も、国民の暮らし向きが大きく向上したという変化は感じられず、政権は焦りを強めている。

 しかもロウハニ大統領の後ろ盾となってきた穏健派の重鎮ラフサンジャニ元大統領が8日死去し、5月に予定されている大統領選挙に向けて強硬派が勢いづく可能性が出ていた。とりわけイラン核合意の破棄を主張してきたトランプ氏がイランへの強硬方針を打ち出せば、「反米」の強硬派が一気に優位に立つことも現実味を帯びてくるだろう。

■真夜中のイラン攻撃を進言した新国防長官

 ペルシャ湾での米、イランの緊張が高まる中、新しい国防長官に指名された海兵隊の“荒くれ者”ジェームズ・マティス大将が中央軍司令官当時、イラン本土への攻撃をオバマ大統領に進言していたことが明らかになった。

 米ワシントン・ポスト紙によると、マティス将軍が中東地域を統括する中央軍司令官だった2011年、イラク駐留米軍はイラン支援のシーア派民兵のロケット弾攻撃を受け、米兵の死者が急増していた。このためマティス将軍はロケット弾の供給元であるイランを直接叩く、という提案をパネッタ国防長官と大統領に行った。

 具体的な提案の内容としては、真夜中にイラン本土にある発電所か、精油所を攻撃するというものだった。提案に対し、オバマ大統領はイラン本土への攻撃は地域の不安定な状況をさらに悪化させ、紛争を拡大させると一蹴したが、将軍はそれ以降もイランへの脅威を訴え続けた。

 オバマ大統領が中央軍司令官に起用したマティス将軍と面談し、優先課題を尋ねた際、将軍は「3つある。第1にイラン、2つ目もイラン、そして3つ目もイランだ」と答えたという。

 将軍はイランが戦争を始める時は高速艇に機雷を積み、ホルムズ海峡にばらまくのが最初の動きになるとし、イラン側が高速艇に機雷を積んだ段階で速やかに破壊する権限を求め続けたが、大統領に拒否され、最終的には任期を全うせずに退官させられた。

 筋金入りのイラン脅威論者が10日後には議会の承認を経て新しい国防長官に就く意味はイランにとっても大きいものがある。トランプ次期大統領は9日、ユダヤ人で娘婿のジャレッド・クシュナー氏をホワイトハウスの上級顧問に任命した。

 イランとイスラエルは不倶戴天の敵。イスラエルの同盟国である米国の新政権の中枢に座るマティス将軍とクシュナー氏の言動が日本のエネルギー資源の生命線であるホルムズ海峡の緊張に影響を与えるのは確実である。


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/494.html

[国際17] 広がるロシアハッキング問題の波紋、オバマがトランプに残した宿題(WEDGE)
               トランプ氏就任後の米ロ関係はどうなるのか(写真はモンテネグロの看板。ロイター/アフロ)


広がるロシアハッキング問題の波紋、オバマがトランプに残した宿題
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8642
2017年1月10日 廣瀬陽子 (慶應義塾大学総合政策学部教授) WEDGE Infinity


 2016日12月16日、日本の報道はロシアのプーチン大統領の訪日の話題で持ちきりだったが、同じ日、米国メディアはオバマ大統領が、米国大統領選挙へのサイバー攻撃による介入は、プーチンが指示したものだという見解を表明したことをこぞって報じた。だが、ロシアは根拠がないとしてそのサイバーテロによる介入の事実を否定し続けている。

■プーチンの「演出」とトランプの称賛

 しかし、オバマ政権の対露姿勢は厳しく、12月29日には、ロシアの情報機関が民主党関係者の電子メールをハッキングして暴露し、選挙に介入したとして、在ワシントン・ロシア大使館とサンフランシスコ領事館の外交官35人を国外追放すると発表し、ニューヨークとメリーランドにあるロシアの保養施設も情報機関の拠点であったとして閉鎖した。

 それに対し、ロシアのラブロフ外相は、米国の制裁に相当する報復措置を取ることを提案したが、プーチンはそれを受け入れなかった。プーチン大統領はオバマの姿勢を「無責任外交」と糾弾し、ロシアはそれには付き合わないとした上で、「米外交官のすべての子供たちをクレムリンの新年とクリスマス・ツリーに招待する」と述べるなど、懐の大きさを見せつけた。ただし、ラブロフにあえて報復を提案させ、その提案を断わり、報復はしないという懐の大きい決断を示した流れは、プーチンの「演出」だったという見方が強い。

 これに対し、予てからロシアの選挙への介入を否定する見方を表明してきた米国のトランプ次期大統領は、報復をしなかったプーチンを称賛した。次期大統領が現職大統領の決断・行動を事実上否定し、ロシアの大統領を称賛するというのは米国の政治史において極めて異例だと言える。

■米情報機関はオバマを援護するも、選挙への影響は否定

 他方、米国の情報機関はオバマの主張を援護している。年明けの1月6日に、クラッパー米国家情報長官は報告書を公開し、プーチン大統領は米国の民主的なプロセスに対する有権者の信頼を損ない、クリントン候補を中傷して大統領になる可能性を損ね、トランプ氏の当選に有利にことが運ぶことを目的として、米大統領選に影響を与える作戦を命じていたと結論づけたのだ。そして、この分析に対し、米国の中央情報局(CIA)および連邦捜査局(FBI)が高い確信をもって、また国家安全保障局(NSA)は適度な確信をもって同意しており、米国の三情報機関が全てロシアの介入に同意したことになる。

 その一方で、同報告書は、その根拠となる証拠を明示しておらず、またロシアの介入は単にサイバー攻撃にとどまらず、国営メディアなども動員したクリントンを中傷する多面的なプロパガンダを駆使し、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がサイバー攻撃で入手した情報を、内部告発サイト「ウィキリークス」に渡して世界に拡散させたとしながらも、それがどれくらいの影響を与えたかについても言及を避け、最終的には「ロシアによる攻撃は米国大統領選挙の開票と集計そのものには影響を及ぼしていない」と結論づけている 。つまり、報告書はロシアによって様々な妨害行為がなされたけれども、選挙への影響はなかったと述べているわけである。

 また同報告書の公開に先立つ1月5日、米国では、複数のロシア政府高官が、トランプ氏の当選を喜んでいたことを米国による通信傍受が掴んでいたことも報じられた。その通信傍受によって、サイバー攻撃による選挙への干渉を認識していたロシア政府高官の存在も明らかになっていたという。だが、そのことも、ロシアがトランプ政権の誕生を喜んでいたことはわかっても、ロシアが選挙に干渉した証拠にはならないとも見られている。

 これらのことはトランプにとっては追い風となった。6日にトランプは、クラッパー国家情報長官とも直接面接し、報告書のみならず機密情報も含む詳しい説明を受けたが、その後も、ロシアとの良好な関係を否定するのは愚か者だとして、ロシアの関与を否定し続けている。

■対露強硬派を米国家情報長官に任命

 だが、昨年末からのオバマ政権の一連の対露政策は、トランプに大きな宿題を残したと言える。トランプは予てより、ロシアとの関係改善を訴えてきたが、その出鼻をくじかれた形となるからだ。トランプは、就任直後に明確な理由もなく制裁を解除すれば、ロシアによる妨害行為を容認したとして、批判を受けるはずだ。かといって、ロシアとの厳しい関係を維持することはトランプの外交政策の方針に反する。つまり、これら一連の動きは、オバマがトランプに突きつけた踏み絵とも言えそうだ。

 だが、ロシアの介入を否定しているトランプも、一定の厳しい姿勢をもって本問題に向き合っているとも言える。トランプは6日、前述の報告書を受けて、サイバー攻撃に対抗するための特命チームを発足させると発表した。特命チームの任命は、米露接近への批判を和らげるための隠蓑だという評価もあるが、1月20日の自身の新政権発足から90日以内に、特命チームに対して「米国の安全を守るための方法、道具、戦術」を提案させると述べた。

 また、トランプは、米国家情報長官にダン・コーツを任命した。コーツは、インディアナ州選出の上院議員だったが、駐ドイツ大使や上院情報特別委員会の委員を務めるなどの経歴を持っており、本職には適任だとみなされている一方、2014年のロシアによるクリミア併合を受けて米国が課した制裁に対する報復措置としてロシアがブラックリストに載せた米議員6人と米政権幹部3人のうちの1人でもあって、かねてよりロシアに対する厳しい制裁を主張してきた。今後、トランプが国家情報長官の権限を縮小する可能性もささやかれてはいるものの(実際、米国の『ウォールストリート・ジャーナル』紙は、トランプが国家情報長官室の再編と規模縮小を検討中だと報じている)、対露強硬派をこのようなセンシティブな問題の責任者に据えたということには一定の意味がありそうだ。

■ソ連時代から続く様々な工作

 このように、ロシアのサイバー攻撃が米国大統領選挙に影響を及ぼしたかどうかについては、明確な答えが出ていないのが実情だ。しかし、ロシアが様々な形で情報戦を駆使してきたのは間違いない。ロシアが米国選挙に際して情報によって影響を与えようとするのは、ソ連時代から続いてきたことであり、決して新しいことではない。ソ連時代から、スパイ、エージェント、報道機関、プロパガンダなどを用いて、様々な工作をしてきた。

 そして、そのような工作が行われたのは米国に対してだけではない。大きな影響が出たものとして、2007年のエストニアに対するサイバー攻撃、2008年のロシア・ジョージア戦争時のジョージアに対するサイバー攻撃、2016年のウクライナの送電線に対するサイバー攻撃など、いわゆる反ロシア的な勢力に対し、様々な形でサイバー攻撃を仕掛け、実際に大きな影響を与えてきた。

 特に、2011年に制定された14ページからなる「情報空間におけるロシア軍の活動に関するコンセプト」が制定され、公にされてからは、ロシアが軍事政策の一部としてサイバー戦を重視していることが明確になった。さらに、2012年には、ロシア軍の指揮完成システムと軍事ネットワークを防衛するために「サイバーコマンド」を新設することも表明している 。このようにサイバー戦は、ロシアの軍事戦略の中の重要な一極を占めているのである。

■ウクライナ危機でも「活躍」した「トロール部隊」

 そして、ロシアのサイバー戦はハッキングなどにとどまらず、多様である。その筆頭にあげられるのがデマを拡散する「トロール部隊」である。ロシアのプロパガンダ戦は「RT(旧称:ロシア・トゥデイ)」や「Sputnik(スプートニク)」(日本語版もある)に代表される政府主導の対外多言語メディアによる宣伝活動にとどまらず、インターネット上の情報操作などによっても進められてきた。

 対外多言語メディアの活動はかなり巧妙で、たとえばRTなどは米国メディアを装って虚偽の報道まで行うなど、効果的にプロパガンダを拡散させているという。米国大統領選挙戦の最中に、クリントン候補が慈善事業の名目で集めた資金を100%私的に流用したという報道が流れたが、それを動画で配信したのもRTだとされる。

 また、インターネット上の情報操作は、ロシア政府は否定しているものの、専門の職員が雇われて、365日・24時間体制でなされているようだ。職員は、毎日、担当するテーマを与えられ、30〜40の架空の人物になってIDを使い分けながら、ブログやツイッターで情報を拡散したり、SNSにも虚偽情報を大量に書き込んだりしているという。コメントの投稿のノルマも1日200コメント以上だという話もあるし、注意を引くために効果的な動画や画像を作成する部隊もあると聞く。これらの部隊は、政府の直轄で動いていると言われている。このような情報作戦の拠点として明らかになっているのがサンクトペテルブルクであるが、他にもあるのではないかという説が濃厚だ。

 このようなトロール部隊は、特にウクライナ危機の時に顕著な仕事をしたという。有事の際には、特にトロール部隊が増強されているようである。ウクライナ危機で有名になったロシアの「ハイブリッド戦争」、つまり、伝統的な軍事力の行使に併せ、サイバー攻撃、世論操作、工作員の隠密行動、政治要員の送り込みなどの非軍事手段を効果的に用いる21世紀型の戦争において情報戦が果たしている役割は極めて大きい。

■世界中で行われているサイバー攻撃への対策を

 このように、ロシアのハッカー攻撃や情報戦略はロシア政府が重視している戦略であり、実際に大きな影響を持ってきた。米国大統領選挙にも多少の影響があったことは間違いなさそうだ。だが、米国国家情報長官の報告書がいみじくも結論づけているように、ロシアの情報戦が米国の選挙に決定的な影響を持ったとはいえないのが実情だ。だが、その事実がむしろ、米国の国内政治にも利用されている。そうなると、オバマ政権も実際にロシアの情報戦の意味をどの程度に捉えているのか、外からは把握しづらい。

 それに、サイバー攻撃を行ってきたのはロシアだけではない。中国も多数のサイバー攻撃を行ってきたし、今回ロシアを批判している米国もイランなどにサイバー攻撃を行ってきた。そうなると、サイバー攻撃というものが、対外的な影響を与えうるという事実に、全世界が脅かされているという現実を直視し、共同の対策を構築する努力をするほうがむしろ賢明ではなかろうか。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/226.html

[政治・選挙・NHK218] 人事案漏えいで文科大臣が国民に謝罪する滑稽さ  天木直人
人事案漏えいで文科大臣が国民に謝罪する滑稽さ
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/11/post-5889/
11Jan2017 天木直人のブログ


 文科省の人事案がまちがって省内の全職員に流されたという。

 前代未聞の珍事だ。

 さぞかし省内の職員は動揺しただろう。

 なにしろ、そこには実名入りで人事の内幕がすべて書かれていたという。

 しかし、私が滑稽に思ったのは、文科大臣か副大臣か知らないが、テレビの前で政治家が国民に二度とこのようなことが起こらないように気を付けますと詫びていた事だ。

 国民にとっては痛くも痒くもない。

 むしろ面白いくらいだ。

 文科大臣が謝罪すべきは、名前をばらされて複雑な思いをさせられた省内の職員だろう。

 文科省はどこまで行ってもピント外れの三流官庁である(了)


           ◇

文科省、複数の職員の異動案を省内全職員2000人近くに誤送信 “厳秘”の印があるものも
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00010010-houdoukvq-pol
ホウドウキョク 1/10(火) 20:40配信

文部科学省の人事課の職員が、複数の職員の異動案を、省内の全職員2000人近くに誤って送信していたことがわかった。

1月4日に誤って送信された資料には、重要度が高い「厳秘」の印があったという。

およそ30人の異動予定者以外の複数の候補者が、「別案」として記載されたり、異動が見送られた「没案」もあったほか、職員の産休などに関する情報も記されていた。

文科省では、2017年から、新しいメールシステムに切り替えていて、人事課の職員が直属の部下に宛てて送信しようとしたところ、手続きを誤ったのが原因だとしている。

松野文科相は「秘密保持を要する情報については、基本的にはメール送信を行わないよう、情報管理を徹底するようにした」と述べた。

松野文科相は、再発防止に努めるとしている。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/851.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍政権の駐韓大使引き揚げは「表現の自由」への弾圧だ! 慰安婦少女像は“反日の象徴”ではなかった(リテラ)
                   自由民主党HPより


安倍政権の駐韓大使引き揚げは「表現の自由」への弾圧だ! 慰安婦少女像は“反日の象徴”ではなかった
http://lite-ra.com/2017/01/post-2843.html
2017.01.11. 慰安婦少女像は反日の象徴ではなかった  リテラ


 これが民主主義国家のやることなのだろうか。韓国で慰安婦問題を象徴する少女像が新たに設置されたことをうけ、安倍政権が駐韓大使の一時引き揚げや日韓通貨スワップ協議の中断などの対抗措置を強行した。

 ところが、日本のマスコミはこれに「当然でしょう」と万歳状態。「韓国はけしからん」「日韓合意を守れ」と大合唱しているのだ。

 そして、日本側の問題点に言及しようとする意見は封殺されるという、極めて危険な状況になっている。

 たとえば昨日10日放送の『スッキリ!!』(日本テレビ)では、こんな一幕があった。少女像をめぐるVTRのあと、スタジオでコメンテーターの湯山玲子氏が戦後のドイツと日本の加害国への対応の違いを指摘したのだが、するとMCの加藤浩次が「朝日新聞の虚偽と判明してる部分もある」などと言い出し、対する湯山氏が「完璧に戦後にドイツのようにやっていれば、(韓国側も)ここまでのことを言わなかったかもしれない……」と反論しようとすると、食い気味に「そこはそうなのかなー?ちょっと疑問」と割って入り、湯山の発言を切ってしまったのだ。

 念のため言っておくが、朝日の慰安婦記事訂正など瑣末な話で、日本軍が各地に慰安所を設置したこと自体は中曽根康弘元首相も手記で得意げに語っていたように、歴史的な事実だ(過去記事参照http://lite-ra.com/2014/08/post-413.html)。実際、15年末の日韓合意に際した共同会見で日本側は「当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と表明している。ところが、『スッキリ!!』だけでなく他のワイドショーもほぼ加藤と同じ調子で、とにかく日韓合意を反故にした“ならず者国家”と言わんばかりに韓国批判を展開、少女像を設置した韓国市民をやり玉に挙げるような報道まで行われている。

 しかし、この少女像の設置は、本当にマスコミが一斉に「けしからん」とアジり、ましてや安倍政権が駐韓大使を帰国させたりするほどの大問題なのか。そもそもの話だが、少女像を設置したのは韓国の市民団体であって韓国政府ではない。日韓合意で韓国側は〈可能な対応方向について関連団体との協議を行う等を通じて、適切に解決されるよう努力する〉(外務省ホームページより)としているだけで、強制的に少女像を撤去せねばならない拘束力を持つ取り決めは(少なくとも表向き)なされていないのだ。

 当然だろう。だいたい、少女像の設置は韓国の市民による意思表現であり、それを国側が強権的に封じ込めること自体、近代民主主義国家の大原則である「表現の自由」の侵害だ。その意味では、今回のケースではむしろ安倍政権とよりも韓国のほうが表現の自由への理解が進んでいるとすら言える。報道によれば、少女像は12月28日に市民団体が設置したあと、同日中に道路の管理権を持つ釜山市東区が一度は強制撤去した。これ自体は褒められたものではないが、それでもその後、区は市民からの抗議が殺到したことを受けて30日に設置を許可したという。つまり“国民の声”が行政を動かしたのだ。

 一方、安倍政権のこの間の振る舞いといえば、駐韓大使の引き揚げまでして露骨な恫喝に出ると同時に、安倍首相が「日本は10億円を拠出した。韓国が誠意を示すべき」などと“韓国政府は国民の表現の自由を圧殺せよ”とプレッシャーをかけ、側近議員は「まるで『振り込め詐欺』だ」などと新聞記者に漏らして日本国内の嫌韓感情を煽り立てている。繰り返すが、市民の表現の自由を侵害しないことは、近代国家として当然に求められる態度だ。こんな隣国市民の当然の権利を潰せといきりたつ国などそれこそ“ならず者国家”だろう。民主主義の普遍的価値を踏みにじる暴挙だが、実際、沖縄の高江ヘリパッド建設で反対派を弾圧し続ける安倍政権のやり方を韓国にも押し付けているとしか言いようがない。

 さらに加えれば、市民による少女像の設置それ自体、決して日本政府や右派が批判する筋合いはない。政府やマスコミは、少女像をさも“反日の象徴”“日本への嫌がらせ”かのように扱っているが、少女像の持つ意味はそんなレベルの低い話ではないからだ。

 そもそも、少女像の正式な名称は「平和の碑」といい、彫刻家によるれっきとした美術作品、言い換えれば表現の自由が保障される表現芸術だ。たとえば、有名なソウル市日本大使館前の少女像は、2011年12月11日、日本軍の慰安婦被害者たちの人権と名誉を回復するために1992年から始まった「水曜デモ」が1000回に達したことを記念し、市民団体の呼びかけによる募金で建てられたもの。碑文には「その崇高な精神と歴史を引き継ぐため」と刻まれている。少女像の取材を続けるフリー編集者の岡本有佳氏によるインタビューのなかで、少女像を制作した彫刻家夫妻、キム・ソギョン氏とキム・ウンソン氏は、この作品についてこう語っている(「週刊金曜日」16年9月16日号)。

「(平和の)碑には水曜デモの歴史、ハルモニ(おばあさん)たちの苦難の歴史、世界の平和と女性の人権のために闘うハルモニたちの意思まで込めようと思いました。最初は碑石に文字を刻むイメージでしたが、人々と意思疎通することができ、ハルモニたちを癒すことができるような像を提案。二度とこのようなことが起こらないよう誓う少女と私たちが一緒に表現できればと思い、制作しました。(中略)人生の険しさを示す裸足の足は傷つき、踵が少し浮いています。これは置き去りにされた人、故郷に戻っても韓国社会の偏見や差別によって定着できなかった人たちの不安、生きづらい状況をも表現しました」(ソギョン氏)

 ソギョン氏が語るように、少女像には「平和の碑」の名のとおり、世界平和を願い、戦争被害と女性の人権侵害という悲劇を再び起こさないようにという願いが込められている。そして、日本の右派は慰安婦問題で韓国を攻撃するときに「韓国もベトナムで市民の虐殺や略奪を行い、慰安所もつくったじゃないか」という“どっちもどっち論”を常套句とするが、一方、キム夫妻はベトナム戦争時の韓国軍による民間人虐殺の加害意識を正面から受け止め、現在、謝罪と反省の意味を込めた「ベトナムのピエタ像」の制作に取り組んでいる。少女像が決して“反日の象徴”ではなく、戦争を憎み、犠牲者を悼み、そして同じ惨禍が起こらないよう、普遍の平和を希求する思いのもとつくられたことのひとつの証左だろう。だからこそ、市民はその撤去に抗しているのだ。

 想像してみてほしい。たとえば、禎子像の通称で知られる広島の「原爆の子の像」もまた市民の募金によりつくられた像で、原爆犠牲者を慰霊し、世界平和を祈る作品だが、仮に原爆を投下したアメリカが「10億円を出すから像を撤去しろ」などと言い出し、日本政府が了承したら、わたしたちはどういう気持ちになるだろうか。つまり、日韓合意で少女像を撤去せよと迫った安倍政権は、戦争犯罪の被害者の気持ちを無視し、また平和を願う人類普遍の想いを冒涜したも同然なのである。

 そしていうまでもなく、その行為は歴史修正主義と表裏一体だ。今、安倍政権が少女像設置をめぐって強硬的な態度を見せ、国民の熱狂を煽っているのはなぜか。憲法9条を解釈改憲で骨抜きにし、軍備増強に邁進している安倍首相だが、この宰相がなくしたいのは少女像に限らない。戦争の悲劇の記憶と、その反省からくる不戦の願い、それ自体を葬り去りたいのが本音だろう。

 事実、第一次政権のころは河野談話の見直しに鼻息を荒くしていた安倍首相は、現在でこそ表立った歴史修正発言を控えてはいるが、約20年前には、自民党の「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」で事務局長をつとめ、1997年4月の第7回勉強会で“韓国は売春国家だから慰安婦になるのに抵抗はなかった”という意味の差別発言まで得意げと放っていた。

「実態は韓国にはキーセン・ハウスがあって、そういうことをたくさんの人たちが日常どんどんやっているわけですね。ですから、それはとんでもない行為ではなくて、かなり生活の中に溶け込んでいるのではないかとすら私は思っているんです」(『歴史教科書への疑問 若手国会議員による歴史教科書問題の総括』展転社より、勉強会での安倍の発言)

 また、安倍首相は8日の『日曜討論』(NHK)で、「最終的かつ不可逆的な合意であるということをお互いに確認しています。日本は誠実に私たちの義務を実行していく。その意味において10億円の拠出をすでに行っています。次はですね、韓国がしっかりと誠意を示してもらわなければならない」とのたまったが、これほどおかしな発言はないだろう。政府が日韓合意で拠出した10億円はあくまで財団への支援金であり、加害国から被害者への賠償ではないし、そもそも「誠意」というのはカネで解決することではなく、心から被害者へ謝罪することであり、同時に元慰安婦の目の前で、今後絶対に戦争犯罪を再現しないと誓うことだろう。

 本来、被害者を置き去りにしたまま国と国とが交わした“合意”など、なんの価値もないのだ。実際、釜山の新たな少女像の設置は、こうした日本政府への抗議の意味合いも強い。海外紙では今回の少女像設置が安倍政権の歴史修正主義の発露に対する対抗だとの分析もある。フランスのル・モンド紙は6日付ウェブ版で、釜山の少女像が12月28日に設置しいったん撤去され、30日に自治体が決定を翻して再設置される間の29日、日本で稲田朋美防衛相の靖国参拝が行われた事実を指摘したうえで〈韓国と中国から挑発とみなされた〉と続けている。

 いずれにしても、今回の少女像設置に対する安倍政権の反応は、隣国の表現の自由を弾圧し、そして平和を願い戦争に反対する人々を無残に踏み潰す異常なやり方と言わざるをえない。そして、その安倍政権に煽られて「韓国はけしからん」「少女像をたてるな」とファナティックに喚き散らしているマスコミも同罪だ。わたしたちは決してその下劣な扇動にのり、本質を見誤ってはならない。それは自ら民主主義と平和の価値を否定することに他ならないのだから。

(小杉みすず)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/852.html

[経世済民117] 「バカをみた」「総務省は総無能」 携帯販売ガイドラインの公募意見公表
「バカをみた」「総務省は総無能」 携帯販売ガイドラインの公募意見公表
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000064-san-bus_all
産経新聞 1/11(水) 7:55配信


 総務省は10日、スマートフォンの行き過ぎた値引き販売やスマホを自社回線以外で使用できなくするSIMロック解除に関するガイドライン(指針)案に対する意見公募の結果を公表した。指針案は携帯料金の実質値下げを目的としているにもかかわらず、利用者からは負担増になったとの不満が多く寄せられ、「規制してもうかったのは企業側で、利用者はバカをみている」「総務省は『総無能』と言われている」などと、同省への批判も相次いだ。

 これに対し同省は、今回の意見については「今後の参考として承る。必要に応じて見直す」としつつも、「携帯会社に新指針の運用を徹底したい」として、今回は案を変更しないまま指針を正式決定した。意見公募は、昨年11月19日から約1カ月間実施し、計131件が寄せられた。

 同省の指針では、スマホ購入の際の合理的な負担額を「2年前に発売した機種の下取り価格を下回らない価格」と定義した。また、SIMロック解除期間については、これまでの6カ月から「100日程度を超えない期間」に短縮することを求めた。

 一方、携帯大手は、指針の策定議論に参加してきたこともあり、大筋では指針案に賛同する意見を提出した。ただ、「下取り価格を合理的な額の基準とすべきではない」「総務省の取り組みが端末需要低迷の原因とならないように、需要が喚起されるような取り組みの推進を求める」などの注文も出た。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/667.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍晋三よ、総理大臣としての言動の重さを自覚せよ。お前の責任だよ、福島原発事故は! 
安倍晋三よ、総理大臣としての言動の重さを自覚せよ。お前の責任だよ、福島原発事故は!
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/8c0fc77a9f1cb41c261e43485eedcdae
2017年01月11日 のんきに介護


横田良篤
‏@yokotayoshiatsu さんのツイート。

-—何回もTwitterしてやる。嘘つき安倍総理大臣この発言をすっかり忘れているのか。事故以来収拾もつかないでいる今日の責任を取るべきだろう。【フクシマ事故前に「全電源喪失は起こらない」と答弁していた安倍総理大臣が残念でなりません。】〔21:34 - 2017年1月10日 〕—―

2006年以降、

頻繁に原子力発電所の構造的欠陥を指摘されていたのに、

安倍晋三総理大臣は、

『そうならないよう万全の態勢を整えている』として

まったく応じようとしなかった。

下に

当時の国会答弁を

転載しておく。

―― ☆☆ ―— ☆☆ ―—

吉井英勝議員「海外(スウェーデン)では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか」

安倍首相「海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられない」

吉井議員「冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員「冷却に失敗し各燃料棒が焼損した(溶け落ちた)場合の想定をしているのか」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員「原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測を教えて欲しい」

安倍首相「そうならないよう万全の態勢を整えている」

吉井議員「総ての発電設備について、データ偽造が行われた期間と虚偽報告の経過を教えて欲しい」

安倍首相「調査、整理等の作業が膨大なものになることから答えることは困難」

吉井議員「これだけデータ偽造が繰り返されているのに、なぜ国はそうしたことを長期にわたって見逃してきたのか」

安倍首相「質問の意図が分からないので答えることが困難。とにかくそうならないよう万全の態勢を整えている」

―― ☆☆ ―— ☆☆ ―—

☆ 記事URL:https://matome.naver.jp/odai/2139169016828098101

☆ 元記事URL:http://kajipon.sakura.ne.jp/kt/column15.html



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/853.html

[経世済民117] トランプが企業を恫喝する「国境税」 本当にできる?(ニューズウィーク)
1月9日、トランプ次期米大統領(写真)は最近のツイッターへの投稿で、米国向け製品を製造する海外工場を拡充すれば多額の国境税を課すといくつかの企業を威嚇したが、政策の詳細は明らかにしていない。写真はノースカロライナ州で昨年10月撮影(2017年 ロイター/Carlo Allegri)


トランプが企業を恫喝する「国境税」 本当にできる?
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6692.php
2017年1月11日(水)11時27分 ニューズウィーク


 トランプ次期米大統領は最近のツイッターへの投稿で、米国向け製品を製造する海外工場を拡充すれば多額の国境税を課すといくつかの企業を威嚇したが、政策の詳細は明らかにしていない。

 トランプ氏の真意や採り得る課税強化策について探った。

Q:トランプ氏が米企業に対して独自の輸入税(import tax)を課すことは可能か。

A:できない。米国の憲法によれば税法を作成するのは議会であり、連邦政府の歳入の調達権限は主に下院に与えられている。

Q:トランプ氏が独自の輸入関税(tariff)を課すことは可能か。

A:できるだろう。ただし法的な面で困難に直面する公算が大きい。ニューヨーク大学ロースクールのダニエル・シャビロ教授は「特定の企業を標的にすれば、法的にも政策的にも懸念を掻き立てるのは必至」と指摘。企業ごとに選択的に関税を課せば、世界貿易機関(WTO)を通じて異議申し立てを受け、報復措置を受けるだろうと述べた。

 ブルックリン・ロースクールのレベッカ・カイサー教授も最近のニューヨーク・タイムズ紙への寄稿で、トランプ氏は大統領令で5─10%の輸入関税を課す考えを打ち出しているが、歳入調達の権限は議会にあり、こうした措置は憲法に反すると主張した。

Q:トランプ氏は、議会が取り上げている国境税への支持を示唆しているのか。

A:専門家の中には、トランプ氏の投稿は、下院共和党が提案した輸出促進のための国境における課税調整を支持しているとの見方がある。輸出による売り上げへの課税を免除する一方、輸入にまつわるコストの控除を禁止するこうした調整をめぐっては、米国への投資を押し上げると支持する声がある半面、議会の承認が得られるか疑問視する専門家もいる。

Q:トランプ氏の投稿は議会で浮上している国境での課税調整策と歩調がそろっているのか。

A:そうとは限らない。トランプ氏は雇用の海外流出を招いた米企業に懲罰的な課税を課す可能性に言及し、不安を煽った。一方、下院案は製造したのが国内企業か海外企業かに関係なく、すべての輸入品を平等に扱う内容となっている。

Q:トランプ氏の政策の詳細はいつ明らかになるのか。

A:トランプ氏がいつでも説明可能で、11日の記者会見で明らかになるかもしれない。専門家の間では、下院共和党は2月末に税制改革の素案を発表するとの見方がある。共和党がトランプ氏の政権移行チームと改革案について協議し、この日程がずれ込む可能性はある。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/668.html

[国際17] ロシアハッキングの恐るべき真相──プーチンは民主派のクリントンを狙った(ニューズウィーク)
             ーチンにとってトランプは西側のバカな取り巻きの一人 Sergei Karpukhin- REUTERS


ロシアハッキングの恐るべき真相──プーチンは民主派のクリントンを狙った
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6689.php
2017年1月10日(火)19時20分 エリアス・グロル ニューズウィーク


<米情報機関が先週末に公開したロシアハッキングについての報告書は、プーチンがクリントンに対する執念深い恨みから米大統領選挙に介入したと断定する。そしてこの手法は、今年重要な選挙を迎えるドイツやフランスにも既に及んでいる>

 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、アメリカの民主主義プロセスの信用を傷つけ、ドナルド・トランプ次期大統領を当選させる目的で、米大統領選に影響を与えるよう指示した――先週金曜に公開された機密情報を除いた調査報告書は、そう結論付けた。

 報告書は中央情報局(CIA)と連邦捜査局(FBI)と国家安全保障局(NSA)が作成した。ロシアが前例のない選挙介入に及びアメリカの政治団体のコンピューターシステムを標的にして、サイバー攻撃で盗んだ情報を流出させたと断定するなど、これまでで最も詳細な分析結果を含む内容だ。ハッキングや偽情報の流布、ネットでの匿名の誹謗中傷(トロール)など、ロシア政府の手法は多方面に及んだと指摘。その目的は、アメリカの選挙制度に疑念を抱かせ、トランプの当選を後押しすることだったと結論付けた。

 トランプはこれまで再三にわたり、ロシアの関与に疑問を呈してきた。金曜に米情報機関から直接説明を受けた後ですら、事態をめぐる混乱に背を向けた。

「選挙の結果には全く影響がなかった。投票機械が操作されたこともない」とトランプは声明を発表。「共和党全国委員会(RNC)へのハッキングを試みた形跡もあった。だがRNCには強固な防御体制があり、ハッカー側が失敗した」

 その点について、報告書に具体的な記述はない。「ロシアは共和党側の標的からも情報収集したが、(民主党側にしたような)暴露行為には出なかった」と述べるに留まった。

■ロシアの地政学的勝利

 ロシアの政府高官らがトランプの勝利をロシアの地政学的勝利として祝福する通信を、米情報機関が傍受していたと、複数のメディアが伝えた。米政府当局は、盗んだ文書を内部告発サイト「ウィキリークス」に流したロシア側の複数の人物をすでに特定しているという。

【参考記事】オバマが報復表明、米大統領選でトランプを有利にした露サイバー攻撃
【参考記事】「トランプ圧政」で早くもスパイ流出が心配される米情報機関

 ロシアの介入の動機には、プーチンの米政府に対する個人的な恨みがあると報告書は指摘した。「プーチンはクリントン前国務長官について、ロシアで不正選挙疑惑が持ち上がった2011〜12年に、大規模な反政府運動を扇動したと公の場で批判し、過去の発言は自分を貶めるものだったと根に持っていた。そうした理由から、プーチンが彼女の名誉を傷つけようとした可能性が高い」

 プーチンの恨みに追い打ちをかけたのは、ロシアに恥をかかせた一連の「暴露」だった。「プーチンはパナマ文書やオリンピックのドーピングスキャンダルについて、アメリカがロシアの名誉を傷つけるために指示したものだと公言していた。彼にはアメリカのイメージを失墜させ、偽善国家のレッテルを貼るよう情報流出を指示する動機があった」

【参考記事】出場停止勧告を受けたロシア陸上界の果てしない腐敗

 プーチンは政権を握ってからというもの、ロシアの国営企業に利益をもたらす数々の欧米の指導者たちと手を携え、せっせと個人的な親交を深めてきた。ある情報機関の職員に言わせれば、彼らはロシアにとって「使い勝手のいい愚か者」。プーチンにつらなる長蛇の列につい最近並んだのがトランプなのだと、報告書は示唆している。

【参考記事】トランプはプーチンの操り人形?

「プーチンはこれまで、ビジネス上の利害関係がありロシアとの取引に積極的な欧米の政治指導者とは上手く渡り合い、多くの好ましい関係を築いてきた。イタリアのシルビオ・ベルルスコーニ前首相や、ドイツのゲアハルト・シュレーダー前首相が良い例だ」

 報告書は情報操作をめぐるロシアの野望や行為に詳しく言及した反面、具体的な手法や証拠は明示しなかった。トランプに代表される、情報機関を信用しない人々の考えを変えられるかどうかは不透明だ。

 金曜に公表されなかった機密情報が含まれる報告書には、情報機関の分析に使われた情報源や方法も記述されている。情報当局の高官が今週中に議会で証言し、議員に対して調査の全容を直接説明する予定だ。

■ファンシー・ベアは使われたのか

 サイバーセキュリティーの専門家と情報機関の当局者は、今回ロシアが関与した証拠を示す文書が公表されたことで、ロシアがサイバー攻撃を仕掛けた決定的な証拠が出たと主張する。今後の焦点は、ロシア軍の情報機関の意向に沿って活動していると噂される「ファンシー・ベア」や「コージー・ベア」と呼ばれるハッカー集団が用いるマルウェア(悪意のある不正ソフトウェア)、およびロシアの情報機関が管理するコンピューターの基盤サービスが攻撃に直接利用されたかどうかだ。情報流出が選挙結果に与えた影響や、ロシア側の動機の更なる解明も求められる。

 ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジはロシアの関与を否定したが、報告書はそれを真っ赤な嘘だと切り捨てた。「我々は、ロシア軍参謀本部情報総局(GRU)がハッキングで入手したDNCや民主党側の高官の大量のメールやデータを、ウィキリークスへ提供したとする高い確証を持っている」

 トランプはかねてから、情報機関がロシアの関与を調査するのは、自身の当選の正当性を傷つける行為だと批判してきた。金曜も、「ロシア当局は投票集計の改ざんには関わっていない」と明記した報告書の内容を強調した。ロシアの情報操作が選挙結果に与えた影響は、情報機関による分析の対象外だ。

 米情報当局は、ロシアの介入問題は悪化の一途をたどると見ている。それもワシントンに限ったことではない。「ロシア政府はプーチンが主導した米大統領選への介入から学んだ教訓を、今後世界の選挙に影響を及ぼすのに利用するはずだ。アメリカの同盟国やその選挙プロセスも対象になる」と報告書は指摘した。

 ドイツでは、今年予定されている連邦議会選挙で、ロシアがアンゲラ・メルケル首相の選挙活動を妨害し、極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」に有利になるよう影響を及ぼすことを警戒している。ロシアはすでにフランスで、ロシア寄りの極右政党「国民戦線」のマリーヌ・ルペン党首に資金援助を行っている。ドイツとフランスの両国では昨年、ロシア政府に通じるハッカー集団が、政治組織やメディアを狙ったサイバー攻撃を仕掛ける事件が相次いだ。

From Foreign Policy Magazine




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/230.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍首相とメディアの不敬、ここに極まれり! 
安倍首相とメディアの不敬、ここに極まれり!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_108.html
2017/01/11 11:16 半歩前へU


▼安倍首相とメディアの不敬、ここに極まれり!
 「今上天皇の役割を縮小させる魂胆 カレンダー印刷の都合」−。首相とメディアの不敬、ここに極まれり。こう言って、新藤健一さんが怒りを爆発させた。

以下は新藤さんの投稿だ。

*****************

 産経新聞が10日、「政府は、平成31(2019)年1月1日(元日)に皇太子さまの天皇即位に伴う儀式を行い、同日から新元号とする方向で検討に入った」と“大スクープ”を放った。

 これを追って各メデイアが「2019年に改元」と報じた。今朝、寝ぼけ眼で新聞を読んだ私は面食らった。まだ有識者会議は継続中。もちろん特別措置法案も成立していないのに!…だ。

 朝日新聞によれば「改元、国民生活を考慮」だそうだ。

 ◇これについて外交評論家の天木直人氏がメルマガで書いた。

 なぜ産経がそこまで大きなスクープを書くことが出来たのか。産経新聞の大手柄かもしれないが、やはり安倍政権が右翼紙の産経に書かせたと見るべきだろう。

 何事もそうであるが、もはや引退すると決まれば、その時点で誰もが過去の人と見る。はやばやと今上天皇の役割を縮小させていこうという魂胆が見え見えだ。

 どこまでも不敬な安倍首相と産経新聞だ。しかし、きょうの各紙が一斉に書いているのを見てさらに驚いた。新天皇の即位とともに変わる新しい元号を、はやばやと2018年前半にも発表すると政府は考えているという。

 その理由がふるっている。カレンダーなどの印刷物への対応期間を確保するためだという。そこまでいうか。いくら国民生活の便宜のためだといっても、そんな事を今から発表するか。

 特例法案も成立していない2年も前から、新元号の発表時期まで明かす。しかもカレンダー印刷の都合だと言って。天皇制とはその程度のものなのか。

 そこまで天皇陛下のお言葉の意味を軽んじれば気が済むのか。

安倍首相とメディアの不敬、ここに極まれりである。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/854.html

[政治・選挙・NHK218] 偏差値エリートばかり 小池新党“試験合格者ゼロ”の現実味(日刊ゲンダイ)
     


偏差値エリートばかり 小池新党“試験合格者ゼロ”の現実味
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197214
2017年1月11日 日刊ゲンダイ

  
   小池知事の言動と矛盾する試験内容(C)日刊ゲンダイ

 内実は厳しい船出のようだ。今月7日、東京都の小池知事が主宰する政治塾「希望の塾」が都議選の候補者を絞り込むための筆記試験を行った。塾生約3900人のうち、約1600人が受験。テレビは東京・池袋の試験会場の前に受験生が長蛇の列をなす“盛況ぶり”を映し出したが、小池知事周辺はかなり焦っているという。

■深刻すぎる人材難の実情

「塾を運営する政治団体『都民ファーストの会』は今月20日までに塾生を200人程度に絞り込む予定でした。ところが、受験者には、第二新卒や、社会人経験の乏しい“偏差値エリート”が目立ち、小池知事が欲しい即戦力の人材が思うように集まらなかった。そのため、塾生の追加募集を急きょ行い、2月5日に2回目の筆記試験が実施されることが決まりました」(関係者)

 当初は今月下旬から選挙プランナーらが実践的なノウハウを教える「都議選対策講座」をスタートさせる予定だったが、早くも計画が狂ったことになる。

 “ミスマッチ”の理由のひとつには選抜試験の難しさもあるようだ。7日の試験は、マークシート式の一般教養と論文で計約3時間。一般教養ではグラフなどの統計分析や数学問題、論文は地方自治に関する複数のテーマから選択する形がとられたが、試験後、受験者から「難しくて驚いた」「時間内に終わらなかった」という声が相次いだ。

「昨年末、選抜試験の実施が発表された時点で『かなり難解な試験らしい』と塾生の間で評判になっていました。長らく試験から遠ざかり、準備時間がない中高年の塾生は、その時点で“パス”を決めたそうです。2回目の試験はさらにレベルが上がるといわれており、受験者の数が初回を上回ることはないでしょう」(ある塾生)

 小池知事は6日の会見で「(学力が高ければ)いい政治家になれるかといったらそうではない例が多々ある」と語ったが、矛盾する言動に反発を覚える塾生もいるようだ。

 政治評論家の伊藤達美氏が言う。

「そもそも都議選の候補者を筆記試験で決めることに無理があります。筆記試験を行うと、どうしても官僚タイプの頭でっかちの人種が集まりがちですが、本当に優秀な人材は、とっくに官公庁や上場企業に就職しています。わざわざ小池塾の門を叩く必要がないはずです。5年前、大阪の橋下徹前大阪市長らが立ち上げた維新政治塾でも同様の傾向がみられました」

 小池知事がこだわっているたったひとつの選考基準は“勝てる候補者”。選抜方法を見直さない限り、合格者はエド・はるみ1人だけとなりかねない。














http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/855.html

[経世済民117] トランプ恫喝ショック…企業のメキシコ投資“1兆円”パーも(日刊ゲンダイ)
   


トランプ恫喝ショック…企業のメキシコ投資“1兆円”パーも
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197216
2017年1月11日 日刊ゲンダイ

  
   米国ファースト(C)AP

 想定を超えたトンデモ発言に日本企業はおろおろするばかりだ。トヨタ自動車のメキシコ新工場建設をめぐり、米国のトランプ次期大統領がツイッターで「あり得ない!」「米国に工場を造れ。さもなくば高い関税を払え」と噛み付いた騒動の波紋が広がっている。

 トランプは同じやり口で米フォード社にメキシコ工場の新設を撤回させて味を占めたようなのだが、実際、効果はテキメンだ。

 経済同友会の小林喜光代表幹事(三菱ケミカルホールディングス会長)は「メキシコはリスクがある」と言い出し、自動車用ガラスをメキシコで生産する旭硝子は当面の投資拡大を見送る方針だという。別表の通り、名だたる日本企業が北米市場を狙ってメキシコに進出してきたが、完全に目算が外れてしまった。

「メキシコは40カ国以上とFTA(自由貿易協定)を結び、米国とカナダで構成するNAFTA(北米自由貿易協定)の締結国。メキシコを介せば関税ゼロで米国に輸出できる上、労働コストは米国の10分の1ほどと安価なのです。それで完成車メーカーが続々と進出し、メキシコも参加するTPP発効もにらんで部品メーカーなども追随し、この5年間で日本企業の拠点は倍増。1000超を数えるほどに膨らんでいる。ところが、トランプ氏はTPP反故を打ち出したうえ、企業のメキシコ進出そのものまで否定している。経営戦略の見直しを迫られる可能性が出てきました」(証券関係者)

 JETRO(日本貿易振興機構)によると、日本企業のメキシコ投資額は2015年までの5年間で73億4782万ドル(約8605億円)。1兆円に迫る勢いの巨額投資がパーになりかねない。

 経済評論家の斎藤満氏は言う。

「関税の見直しは議会の承認が必要なため簡単な話ではありませんが、それでも標的にされたトヨタをはじめとした自動車関連株は売られてしまった。トランプ氏にはゴマすりのお友達作戦は通じない。大統領選後に安倍首相が駆け付けようが、ソフトバンクグループの孫正義社長が5万人の雇用創出でご機嫌をうかがおうが、米国第一主義に反すれば攻撃されるということ。進出企業は戦々恐々です」

 就任まで1週間あまり。さらなるトランプ・ショックが炸裂すれば、輸出大手に支えられたアベノミクスは、いよいよオシマイだ。


関連記事
トヨタ屈服…米に「1兆円超」投資表明でトランプご満悦(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/636.html












http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/670.html

[政治・選挙・NHK218] 日中韓の戦闘機や爆撃機50機が急接近! 
日中韓の戦闘機や爆撃機50機が急接近!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_110.html
2017/01/11 13:32 半歩前へU


▼日中韓の戦闘機や爆撃機など50機
 中国軍機が「公海の上空を横切っただけでは国際法上、何ら問題ない。わざわざ国民に知らせるほどの大事でない」と言ったバカがいた。

 わざと何度も「横切る」と、こんなことになるのだ。いつ、不測の事態が起きてもおかしくない。中国の「火遊び」は、東アジアを火薬庫にする恐れがある。いつ、火が付くか分からない。

********************

韓国の新聞、朝鮮日報によると、
 9日午前から午後にかけて、離於島や対馬海峡付近など朝鮮半島周辺では、韓中日の戦闘機や爆撃機、偵察機などおよそ50機の軍用機が緊急発進など、互いに編隊を組んで近接飛行する事態が起きた。

 戦略爆撃機6機を含む中国軍機の編隊が韓日の防空識別圏に入り込んだことで生じた事態だ。

 昨年末から、中国の空母が黄海や南シナ海で訓練を行い、米国が空母打撃群(CSG)を西太平洋へ派遣するなど北東アジアの緊張の波は高まりつつある。

 北朝鮮によるICBM発射の脅し、韓日に対する中国軍機の挑発などで、その波はさらに高くなっている。韓半島周辺の空と海を舞台に、米中日の列強による角逐が激しくなっている恰好だ。

 中国の爆撃機などを韓国軍のレーダーが捉えたのは、9日午前10時ごろ。爆撃機や海上哨戒機などおよそ10機に上る、異例の大編隊だった。

 そのため韓国空軍は10機の戦闘機を緊急発進させた。これらの戦闘機は済州島南方へ向かい、中国軍機と近接飛行して動静を監視した。

 中国軍機のうち8機は大韓海峡を経て日本海まで北上し、日本の防空識別圏に入り込んだ。日本も、F15J戦闘機12機、F2支援戦闘機12機など26機を緊急発進させた。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/857.html

[政治・選挙・NHK218] 橋下・小池・野田登壇いかさま三文芝居にご用心ー(植草一秀氏)
橋下・小池・野田登壇いかさま三文芝居にご用心ー(植草一秀氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph63m
11th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


2014年12月総選挙と2016年7月総選挙の間には重要な変化が観察される。

比例代表選挙の得票率を見てみよう。

2014年12月総選挙では

自民  17.4

公明   7.2

自公  24.7

民主   9.6

野党計 28.0

だった(いずれも%、全有権者数に対する得票率)。

これが2016年7月参院選では大きく変化した。

自民  19.6

公明   7.4

お維新  5.0

こころ  0.7

与党系 32.8

民進  11.5

共産   5.9

野党計 19.9


つまり、2016年7月参院選では、与党系政党の得票率が上昇しているのである。

最大の要因は維新が野党系から与党系に鞍替えしたことである。

維新は2014年12月の選挙で8.3%の得票率を得ているが、

民主との一部合流などの紆余曲折を経て、現在の維新は完全に与党サイドの政党に変質し、

この新・維新が2016年7月参院選で5.0%の得票を得た。

何が目論まれ、何が起きているのかを洞察することが重要である。

人為的に「第三極」を創設し、

この「第三極」を「準与党化」すること

が目論まれているのである。

この「第三極」創設にもっとも尽力してきたのは、

日本のマスメディアである。

2008年夏にフジテレビが「CHANGE」と題する政治ドラマを放映した。

人為的に「第三極」政党を創設するために作られたドラマであったと思われる。

このドラマの延長上に「みんなの党」が創設された。

しかし、2009年8月総選挙での政権交代を阻止できなかった。

「みんなの党」は、政権交代を阻止する防波堤に成り得なかったのである。


そこで、日本の支配者は、次の一手として、「橋下維新」の熱烈宣伝を始めた。

日本のマスメディアが一知事の動向をトップニュースとして伝え続けることはあり得ない。

ところが、日本のマスメディアは橋下徹氏に関する過剰報道を展開し続けて、

2012年12月総選挙に際して「日本維新の会」所属議員は13名に過ぎなかったが、メディアがこの勢力を

「第三極」

として大宣伝し続けた結果、54議席を獲得し、「第三極」を実現してしまったのである。

2012年12月総選挙の際に、現実の「第三極」であったのは

「国民の生活が第一」(=「未来の党」)で、議員数は46だった。

メディアは「国民の生活が第一」の結党パーティーも選挙公約もまったく報道しなかった。

これに対して、「維新の会」については、連日連夜、大宣伝に次ぐ大宣伝を繰り返した。

つまり、「日本の支配者」は、本当の意味の革新政党をせん滅するために、

「準与党」である「第三極」をマスメディア総動員の「大宣伝活動」によって急拡張を推進しているのである。

日本政治を、「与党と準与党だけで仕切る体制」が目指されている。

いま、この動きに動員されているのが、小池百合子氏と野田佳彦氏(=蓮舫氏)である。

与党と準与党で、政界を占有してしまう。

その目的は、真の革新政党をせん滅することである。

この「敵」の策謀を見抜き、根底からの巻き返しを図らなければならない。


現代日本政治において、支配者が用いる最大、最強の武器は、

「情報空間の支配」

である。

マスメディアを完全なる支配下に置いて、人心をコントロールする。

「洗脳」

が、最大の支配ツールになっている。

その象徴が「内閣支持率」である。

「内閣支持率」が信用できるものであるとの「証拠」は、何ひとつ示されていない。

このことは、「内閣支持率」が信用に足る数値ではないことのひとつの証明になっている。

「内閣支持率」は、約20〜30%のゲタを履かされていると見ておくべきだ。


第二のツールは

「芝居」

「劇場」

である。

「トランプ政治」を「プロレス政治」とする評論がある。

プロレスではオーバーな物言いと、オーバーなリアクションが多用される。

全体の筋書きは事前に用意されており、その筋書きに沿って「興業」が行われる側面が強いが、

レスラーもレフェリーも観客も、これらを暗黙の前提として理解して「興業」を楽しむ。

いま日本で展開されている政治現象の多くが、この

「プロレス興行型」

の「芝居」、「劇場」になっていると判断できる。


気を付けなければならないのは、主権者がこの「芝居」に騙されてしまうことだ。

夏の都議選が

「小池新党」と「自民党」の戦い

として演出されることなどは、その典型例である。

民進党の野田佳彦氏が小池新党との連携を示唆する発言を示しており、

日本政治の誘導が顕著に観察される。

日本政治が

「与党」

「準与党」

に支配されると、

変化は永遠に生じなくなってしまう可能性が高い。


米国では「共和党」と「民主党」が政治を支配しており、

「どちらに転んでも大差がない」

状況が生み出されている。

これを私は

「二党独裁」

と表現している。

本質が

「一党独裁」

と大差がないのである。


「日本の支配者」は日本政治を

「二党独裁」

状況に移行させようとしている。

このことに気付いて対応しなければならない。

必要なことは、

「真の革新政党」

を結集することだ。

そのために必要なことが、

「政策基軸選挙」

である。

「反核・反戦・反格差」

の主権者と政治勢力の結集を図る。

党派にはこだわらない。

党派を超え、政策を基軸に、主権者が主導して結集を図る。

もっとも肝に銘じておくべきことは、

民進党

野田佳彦氏

を信用しないことだ。


民進党・野田佳彦氏を思考の枠組みから外して、

「反核・反戦・反格差」

の三ッ星を追求する。

橋下氏、小池氏、野田氏が表舞台に出てくる寸劇は、

すべてトリック、三文芝居である。

そして、これらをもてはやすマスメディアはリングサイドで絶叫する実況アナウンサーのような存在だ。

こんな三文芝居に見切りをつけて、本当の「政治革新」を目指さなければならない。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/858.html

[経世済民117] 2017年こそ貯めたい! 手取り20万円の私が1年間で貯めるべき貯蓄額とは?(集英社ハピプラニュース)

2017年こそ貯めたい! 手取り20万円の私が1年間で貯めるべき貯蓄額とは?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170111-00010001-shueishaz-life
集英社ハピプラニュース 1/11(水) 18:00配信


みなさんこんにちは! 水野です。年末はいかがお過ごしでしょうか? 私は先日風邪をひいて病院へ行ったのですが、健康保険証を紛失しており全額自己負担に……。日本の社会保障制度のありがたさを感じる出来事でした……(涙)。健康も、保険証も大事ですね。

さて、今回のテーマは「貯蓄」です!
もうすぐ2017年。1年の計は元旦にあり! ぜひお金を貯める計画を立ててみてください♪ 若いうちから貯蓄をする習慣ができると、後々の資産形成にもきっと役に立つと思います。

撮影: ふじよ / PIXTA(ピクスタ)

手取り20万! 貯蓄額の目安は約50万円!?

貯蓄額の目安は未婚・既婚、未婚なら実家暮らしかひとり暮らしか、既婚であれば子供がいるかいないかにより大きく異なりますが、一般的に貯蓄の目安としてお伝えしているのが、手取りの20%です。つまり、手取りが20万円のモア子さんの場合、「4万円」が毎月貯蓄に回しておきたい金額ということになります。そう考えると、年間で48万円、約50万円が目安になりますね。

「それはキビシイ〜!」という声も聞こえてきそうです(笑)

以前も書きましたが、現在お金が貯まらない方は、まずは固定費である家賃や通信費、保険料などの見直しをしていきましょう。例えば住居費が1.5万円下がるだけで年間18万円、2年で36万円浮かせることができます。そして、食費や交際費の見直しをしたり、最近ではフリマアプリも気軽に活用できるようになっているので、身の回りの要らないものを整理して副収入を得る! という手もアリです。

あとは、毎月のお給料では2万円を貯めつつ、ボーナスを活用する方法もあります。高額なごほうびを買ったり、何かの支払いのアテにするのではなく、10万程度はきちんと貯蓄に回すことができれば、年間48万円に到達できるのではないでしょうか。

あくまでも目安ですので、これまで全く貯金ができていない方は、まずは10%、つまり月2万円からスタートしても良いでしょう。それに慣れてきたら、1万円ずつ増やしていくなど、「ちょっと無理をしながら」継続することが大事だと思います。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/671.html

[経世済民117] IQの高さと収入額は比例する。では、頭が悪くても金持ちになれる方法は?(HARBOR BUSINESS Online)
             IQも収入も高い奴に凡人が勝つための方法とは


IQの高さと収入額は比例する。では、頭が悪くても金持ちになれる方法は?
https://hbol.jp/124898
017年01月11日 HARBOR BUSINESS Online


 昔から、金持ちにはIQの高い人が多いのは事実です。例えばビル・ゲイツのIQは160と言われ、レディ・ガガが160以上、ポール・アレンにいたっては170の大天才だと考えられています。

 このようなトップエリートたちのIQと収入を調べたうえで、経済誌「フォーブス」の編集長であるリチャード・カールガードは次のように断言しました(1)。

「現代社会において億万長者になる最も確実な方法は、IQ150以上の知能を持って生まれ、SATの数学の試験で800点満点を取れるようになることだ」

 知能指数とは脳の認知機能を計るモノサシで、この数値が高いほど記憶力や注意力、反応スピードが良いと判断されます。数理系の知識が重要な現代では、IQが高いほど年収が上がっていくのも当然のように思えるでしょう。

 が、近年の遺伝学の調査によれば、人間のIQはおよそ80%が遺伝で決まります(2)。本当に収入がIQで決まってしまうならば、私たちのような凡人は、とても生まれつきの天才には勝ち目がありません。

 実際のところ、IQはどれだけ収入を左右するのでしょうか?

■将来性を左右するのはIQよりも……

 この問題について参考になるのが、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が行った研究です。イギリス、アメリカ、オランダの3カ国で数十年にわたって採取された4つのデータセットを使い、数十万人のIQや性格、収入などの関係を長期にわたって分析しました。

 その結果は以下のとおりです。



 タテ軸の「決定係数」は、IQや性格と各項目にどれだけ強い関係があるかを表す数値です。

 ご覧のとおり、どの分野においても、IQよりも「性格」のほうが格段に上。もちろんIQが高いほど収入が上がっていくも傾向もあるものの、性格に比べれば、その重要性ははるかに低いようです。

 ヘックマン教授は言います。

『性格テストの結果を使えば、IQテストよりも、将来の収入や健康状態をうまく予想できる。(中略)さらに、IQと性格テストを同時に使えば、さらに予想の精度は上がる。』

■成功に必要な性質は2つ

 全体的にみれば、確かにIQ70台の人よりもIQ120台の人のほうが、仕事をスムーズにこなす傾向はあります。しかし、いくら認知機能が高くても、締め切りを守らなかったり、対人関係がうまくいかなければすべては無意味。その意味で、結局は性格がいい人のほうが将来の成功をつかみやすいようです。

 それでは、ここでいう「良い性格」とは何を意味するのでしょうか?この論文では、人間の性格を大きく5つに分わける「ビッグファイブ」が使われています。

「ビッグファイブ」は1980年代に確立された性格分類で、

・開放性:好奇心の高さ、想像力など
・誠実性:勤勉さ、忍耐、自制心など
・外向性:社交性、活動性、積極性など
・協調性:他人への共感、優しさなど
・情緒安定性:不安や緊張の強さなど

 という5つの要素で人間の基本的な特徴を把握します。これまでの研究で、ビッグファイブの点数によって人間の行動がかなり予測できることがわかっており、現時点ではもっとも信頼できる性格テストだと言えるでしょう。

 ヘックマン教授は、数十万人のビッグファイブと収入や健康状態の関係を調べ、人生の成功に必要な性格の重要度を割り出しました。その結果は、

1位 誠実さ
2位 開放性

 というものでした。

IQが高くなくても我慢強ければそれなりの人生が歩めるらしい

 脳の認知機能が高いよりも、ガマン強くて好奇心がある人のほうが収入は高く、健康でメンタルも安定した人生を送れるようです。

 もっとも、これは観察研究なので原因と結果の関係がハッキリした話ではありません。が、子供のころにガマン強かった人ほど、大きくなってから社会的に大成しやすいのは、これまでに多くの実験で確認されてきた事実でもあります(4)。誠実性が人生の成功を大きく左右しているのは、ほぼ間違いないでしょう。

 いずれにせよ、どれだけ生まれつき脳の認知機能が低くても、成功のチャンスは十分にあります。もちろん一朝一夕で良い性格になれるわけではありませんが、とりあえずは「誠実そうなフリ」をしながら暮らしてみるだけでも、少しずつ人生の成功率は高まっていくはずです。

1.COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2012年 12月号
2.Kevin M. Beaver, et al. “A closer look at the role of parenting-related influences on verbal intelligence over the life course: Results from an adoption-based research design”
3.Lex Borghans, et al. “What grades and achievement tests measure”
4.ウォルター・ ミシェル「マシュマロ・テスト:成功する子・しない子」

<文/Yu Suzuki>
月間100万PVのアンチエイジングブログ「パレオな男」(http://yuchrszk.blogspot.co.id/)管理人。「120歳まで生きること」を目標に、日々健康維持に励んでいる。アンチエイジング、トレーニング、メンタルなど多岐にわたり高度な知見を発信している。NASMR公認パーソナルトレーナー。あまりに不摂生な暮らしのせいで体を壊し、一念発起で13キロのダイエットに成功。その勢いでアンチエイジングにのめり込む。





http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/672.html

[政治・選挙・NHK218] 借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏(週刊ポスト) :経済板リンク
借金まみれ扱いの日本の国家財政は「世界一健全」と森永卓郎氏(週刊ポスト)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/637.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/859.html

[政治・選挙・NHK218] 室井佑月「2017年もこれ」〈週刊朝日〉
             メディアの皆様、安倍さんをヨイショしながら食べるしゃぶしゃぶは旨かった? (※写真はイメージ)


室井佑月「2017年もこれ」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170110-00000208-sasahi-pol
週刊朝日 2017年1月20日号


 作家・室井佑月氏は、日本を称えるようなメディアの風潮に、その背景にある政治との関係をみる。

*  *  * 
 2017年もあたしが言いつづけるのはこれ。この国は、歪(いびつ)になってきてやしないか? そして、その歪が当たり前になってきてはいないか? それはうんと恐ろしいことである。

 12月23日付の東京新聞「こちら特報部」の記事を取り上げる。

<テレビや本は今年も「日本スゴイ」の称賛であふれ返った。(中略)自己陶酔の先には何が待っているのか。この間、「世界の報道自由度ランキング」などで日本メディアの評判は下落の一途をたどった。戦時下の日本でも「世界に輝く日本の偉さ」が強調され、やがて破局を迎えた。タガが外れ気味の「スゴイブーム」を斬る>

 という良記事だ。記事の中で上智大の音好宏教授は、

「社会が閉塞する中で、日本をポジティブに紹介してくれる番組を視聴者が選ぶ状況になっている」と分析している。

 もう一人、出版人らでつくる「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」事務局の岩下結氏は、「原発事故によって日本の技術がこてんぱんに打ちのめされたが、いつまでも引きずっていたくない。被害妄想からまず嫌韓本が広まった。これが批判を浴び、置き換わる形で一五年ごろから日本礼賛本が目立ってきた」と分析している。

 つまり嫌韓本と日本礼賛本を好む層の根っこは、つながっている。嫌韓も「韓国は酷い。日本はスゴイ」と言いたいのだから。岩下氏は「言ってほしいことを確認することが目的になっている。自らを客観視できないことは非常に危険だ」と言っていた。あたしもそう思う。

 隣の国を叩いていれば、日本の技術力は上がるの? カジノ誘致で盛り上がっているが、博打の儲けを当てにする国になっていいの? ふたたび、技術力の日本という誇りを取り戻すため、メディアは安倍政権の間違った成長戦略を正すべきだろう。

 編集者の早川タダノリ氏は、「(満州事変以降、日本主義の)批判勢力が市場から締め出された。第二次世界大戦に突っ込んでいった一因とも言える」と言っている。そしてまた「政治家が『日本人としての誇りを取り戻せ』と振った旗に、メディアが呼応するようになった」と。

 最後に、この記事のおまけ、デスクメモが面白いので取り上げる。

<(略)安倍晋三首相は二十日夜、全国紙やテレビキー局の解説委員らと都内のしゃぶしゃぶ屋で会食している。首相と親交がある記者の集まりで、二〇〇八年ごろから定期的に開催されているという。「総理スゴイ」などと言って盛り上がったのだろうか>

 どうなんですか? BSジャパン・石川さん、読売・小田さん、日テレ・粕谷さん、NHK・島田さん、朝日・曽我さん、時事通信・田崎さん、毎日・山田さん、「スゴイ、スゴイ」と安倍さんをヨイショしながら食べるしゃぶしゃぶは旨かった?


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/860.html

[経世済民117] 出産、育児、介護が原因の離職。働きたくても働けない“制約社員”の打開策は?(HARBOR BUSINESS Onlin)
            場所や時間にとらわれないのがテレワークのいいところだが課題もある


出産、育児、介護が原因の離職。働きたくても働けない“制約社員”の打開策は?
https://hbol.jp/124772
HARBOR BUSINESS Online 1/11(水)


 安倍政権が力を入れている「働き方改革」で、テレワークという働き方に再び注目が集まっている。一般社団法人日本テレワーク協会によれば、テレワークとは「情報通信技術(ICT)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」のことを指している。こうしたテレワークが、なぜ注目されているのか? テレワークのコンサルティングを手がけるテレワークマネジメント代表・田澤由利氏にテレワークのメリットや課題などを聞いてみた。

――そもそも企業がテレワークを推進するメリットは何なのか?

 いくつかありますが例えば将来の人材確保。出産や親の介護などで優秀な人材を流出させなくてよくなります。通勤という負担がなくなることで障害者雇用も推進しやすくなる。また、多様な働き方ができるということで企業イメージも向上します。通勤費などのコスト削減や災害時のリスク分散もメリットでしょう。なかでも、この先の超高齢社会のことを考えると、企業にとっても働く側にとっても介護離職は切実な問題です。その際、在宅で働きながら介護ができれば、働く側は会社を辞めずにすむし、企業も会社を支えてくれている管理職社員を失わなくてすむ。出産や子育てなどのライフイベントを迎えても働き続けられます。私の会社は東京、北海道、奈良にオフィスがありますが、それぞれのオフィスに出勤している人もいれば、在宅勤務をしている人もいます。オフィスワーカーは基本9時〜17時30分で7時間30分労働(休憩1時間)ですが、在宅勤務者は1日の中で7時間30分労働になるように働いています。子どものお迎えがある時間や寝かしつける時間など、働く側の都合で仕事ができない時間は労働時間にカウントしていません。


 テレワークがもたらすメリット。テレワークマネジメントのWebサイトより

――その際の管理はどうしているのか?

 うちの場合バーチャルオフィスを使っていて、そこに各人の席が用意されています。そして勤務中は、バーチャルオフィスの座席やバーチャルオフィスの仕事スペースに着席していることがルールになっています。また、着席時間は勤怠管理システムで、この7時間30分をカウントしています。


 テレワークマネジメント代表・田澤由利氏

――着席だけで仕事をしていないケースも考えられるのでは?

 着席中はランダムに各人のパソコンの画面が記録されるようになっています。仮に着席中にパソコンの画面が一定時間変化していない場合、仕事をしていないことがわかるようになっています。ランダムに記録されるのでサボれませんよね?

――こうしたテレワークを導入しやすい企業はどんな企業か?

 現状では、パソコンを使った仕事が多い企業が導入しやすい。IT企業がその代表例です。ほかでは電話での顧客対応がある企業。例えば星野リゾートでは、総合予約窓口のコンシェルジュ業務を在宅でできるようにしています。メール対応だけでなく、コールセンターに出勤しなくても在宅でセンターと遜色ない環境を構築している。また導入のしやすさはともかく、女性社員が戦力の企業は必要に迫られるでしょう。イメージ向上だけでなく企業の利益を考えた場合、出産や育児などのライフイベントを迎えても、戦力である女性社員が安心して働ける環境を整える必要があるからです。


 星野リゾートの事例

――企業がテレワークを導入するために大事なことは何か?

 一番大事なことは、オフィスでやっている仕事をテレワークでもできるようにするということでしょう。そのほうが働く側も受け入れやすい。テレワークだからと、特別な管理方法が必要だったり、オフィスで働くのとは別の成果を求めるような働き方だと、企業側もスムーズな運用が難しい。もちろんテレワークを実現するためには、ICTサービスやツールの導入は必須です。その際、企業はテレワーク導入にかかるコストはあるが、カットできるコストがあることも知っておく必要がある。私の会社は従業員の7割以上がテレワークで働いていて、当然、セキュリティや労務管理、コミュニケーションを効率よく実現するためのサービスやツールにコストをかけています。そのぶん賃料が高くて広いオフィスは必要ありません。通勤費も減らせる。テレワークによって抑えられるコストもあるわけです。


テレワーク導入に興味がある企業は600社中43%。NTTコミュニケーションズの調査より

――現状、テレワークのコンサルティングをしていて感じることは?

 国が推進する「働き方改革」の流れで、テレワークに興味を持つ企業は増えています。生産年齢人口の減少、女性の社会進出、介護離職の増加など、この先の日本は、今までのように決まった時間にオフィスに集まるという働き方を望んでも困難になる人が増える時代になります。こうした流れに対応できない企業は、この会社で働きたいという優秀な人材を集められなかったり、失ったりすることになるでしょう。こうした危機感を認識し、育児や介護などに直面する制約社員でも安心して働ける環境を整えるためのコストをかけられる企業じゃないと、この先の時代を生き抜くのは厳しいと思います。もちろん、できることなら実際に集まってコミュニケーションを取りながら働けるほうがいいと私は思っています。ただ、それが困難な時代がやってくるのであれば、生き抜くためには変わるしかない。そのためには制約社員の労働参加率だけでなく、場所・時間を有効活用できて生産性も向上させられるテレワークという働き方は、一つの打開策になっていくと思います。


 テレワーク導入企業は600社中14.3%。NTTコミュニケーションズの調査より

 NTTコミュニケーションズが600社を対象に実施した「働き方」に関する意識調査では、43%がテレワークに興味があるとしながらも、導入企業は14.3%とまだまだ少ないのが現状だ。企業は制約社員をどう戦力にできるか? 働く側は自分が制約社員になったときどうすればいいのか? 真剣に考える必要があるのではないだろうか。 <取材・文/HBO取材班>




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/673.html

[経世済民117] 2016年の車名別販売ランキング、軽/乗用車含め唯一20万台超えの「プリウス」が年間首位(Impress Watch)
               写真:Impress Watch
 

2016年の車名別販売ランキング、軽/乗用車含め唯一20万台超えの「プリウス」が年間首位
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000086-impress-ind
Impress Watch 1/11(水) 17:14配信


 自販連(日本自動車販売協会連合会)は1月11日、2016年12月および2016年通年の乗用車車名別販売台数を発表。全軽自協(全国軽自動車協会連合会)は2016年12月の軽四輪車通称名別新車販売速報を発表した。

■2016年通年の乗用車は24万8258台のプリウスがトップに

 2016年通年の乗用車車名別販売台数は、11月の2位をのぞき各月で首位をキープし続けてきた「プリウス」が24万8258台を販売し、2位の「アクア」(16万8208台)に8万台以上の差をつけて堂々の1位に輝いた。軽自動車も含め、トータルで2016年の販売台数No.1となっている。

 また、近年人気の高いSUVでは、年間をとおして7万3889台を販売した「ヴェゼル」が1位を獲得している。

■2016年11月に首位に躍り出た「ノート」は373台差で2位に

 2016年12月の乗用車車名別販売台数は、「プリウス」が1万2776台で首位となった。2016年11月に1万5784台を販売してトップとなった「ノート」は373台差で2位に。3位は「アクア」(1万1449台)で、ここまでが1万台以上を販売した。

 また、11月に発売されたばかりの新型トール2BOX「ルーミー」「タンク」もトップ10入りを果たしている。

■軽自動車の2016年通年は「N-BOX」シリーズが1位に

 2016年12月の軽自動車車名別販売台数は、1万4967台を販売した「N-BOX」がトップを獲得。以下、「ムーヴ」(1万1702台)、「デイズ」(1万1429台)、「タント」(1万299台)と続き、「タント」までが1万台以上を販売した。

 なお、2016年通年では累計18万6367台を販売した「N-BOX」シリーズが1位を獲得。N-BOXシリーズは第1弾モデル「N-BOX」を発売して以来、5年(60カ月目)で累計販売台数100万台を突破。この記録は2001年発売の「フィット」が達成した6年6カ月(78カ月目)を上回り、ホンダとして最速記録となっている。

Car Watch,編集部:小林 隆


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/674.html

[国際17] ロシア、トランプ氏の不名誉な情報入手か セックス動画も存在?(AFP)
米ニューヨークのトランプタワーで記者団と話すドナルド・トランプ次期大統領(2017年1月9日撮影)。(c)AFP/TIMOTHY A. CLARY


ロシア、トランプ氏の不名誉な情報入手か セックス動画も存在?
http://www.afpbb.com/articles/-/3113696
2017年01月11日 15:05 発信地:ワシントンD.C./米国


【1月11日 AFP】(更新)ロシアがサイバー攻撃を通じて米大統領選に干渉したとされる問題に関連し、ロシアの諜報(ちょうほう)員がドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領の不名誉な個人・金融情報を入手したと主張していることが分かった。米情報機関の幹部が先週、トランプ氏本人にも伝えた。米CNNテレビが10日報じた。トランプ氏は報道を受けて「偽ニュースだ」などと強く反発した。

 米情報機関の幹部は6日、トランプ氏にロシアの干渉についての報告書を提出していた。CNNが複数の米当局者の話として伝えたところによると、その際にトランプ氏絡みの情報漏えい疑惑に関する2ページの概要書も添付していた。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領も5日に一連の報告を受けている。

 CNNはトランプ氏の名誉を傷つけるとされる情報の詳細は伝えていない。ただ、同氏の個人情報などがロシア側に漏れたという情報は英対外情報部「MI6」の元諜報員がまとめた文書に基づくとしている。この元諜報員は、米大統領選の候補者らが昨年半ば、「政敵の調査」のために雇ったという。

 米連邦捜査局(FBI)はこの情報を、昨年11月8日の大統領選投票日の2か月以上前の8月に提供されていたという。

 機密指定されている概要書は、大統領選中、トランプ氏側とロシア政府側との間で定期的な情報のやり取りがあったとの疑惑にも触れている。民主党のクリス・クーンズ(Chris Coons)上院議員はCNNに「一連の疑惑が事実なら文字通り衝撃的だ」と語った。

 CNNの報道に対してトランプ氏はツイッター(Twitter)への投稿で「偽ニュースだ。政治的な魔女狩りそのものだ」と激しく非難した。

■セックス動画が存在?

 一方、米ニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」は、真偽の確認はとれていないと断りつつも、概要書の基になった35ページのメモのファイルを公開した。このメモは数か月前から首都ワシントン(Washington D.C.)に出回っていたという。

 メモでは、トランプ氏が2013年にロシアの首都モスクワ(Moscow)のホテルに宿泊した際に売春婦を交えて撮影されたセックスビデオに言及。脅迫の材料に使うことも考えられていたようだとしている。

 さらに、ロシア当局者がトランプ氏に大きな影響力を行使するため、多額の金銭が動く取引を持ち掛けたことも示唆している。(c)AFP


関連記事
ロシアがトランプ氏の「問題情報握る」と報道 トランプ氏「魔女狩りだ」(BBC News)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/225.html


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/232.html

[原発・フッ素47] 外国では、どんどん原発が閉鎖されて行っているのに 
外国では、どんどん原発が閉鎖されて行っているのに
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/024df67ab4a2aa9046846ff3dc87be54
2017年01月11日 のんきに介護


米ニューヨーク州のクオモ知事は、

近郊のインディアンポイント原発の閉鎖に漕ぎ着けたようだ。

再稼働に熱心な

保身、保身の日本のアホな首長とえらい違いだな。


[資料]

「NY近郊の原発閉鎖へ 福島事故後、懸念強まる」

   東京新聞(2017年1月10日 07時46分)

☆ 記事URL:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017010901001626.html

 【ニューヨーク共同】米ニューヨーク州のクオモ知事(民主党)は9日、ニューヨーク市近郊のインディアンポイント原発を閉鎖することで、同原発を所有する電力会社エンタージーと合意したと発表した。人口密集地域に近く危険だとして、知事は廃炉を訴えてきた。2基の原子炉を2020〜21年に停止させる。

 知事は「ニューヨークの人々の安全を守るため、合意できたことを誇りに思う」と述べた。
 同原発はニューヨーク市中心部マンハッタンの北約50キロに位置する。近くに断層があり、東京電力福島第1原発事故後に閉鎖を求める声が高まった。


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/278.html

[政治・選挙・NHK218] 紛争大歓迎 “戦争屋”安倍政権「死の商人」利権の腐臭 これが積極的平和主義の正体(日刊ゲンダイ)
   


紛争大歓迎 “戦争屋”安倍政権「死の商人」利権の腐臭
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197316
2017年1月11日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   悪魔の成長戦略に乗り出した(C)AP

「戦争の惨禍は、二度と繰り返してはならない」。昨年12月27日。米ハワイ・真珠湾の追悼施設「アリゾナ記念館」をオバマ大統領と一緒に訪れ、世界に向かって「不戦」と「平和国家」を誓った安倍首相。このメッセージが本当であれば、日本の軍事費は大幅に縮小されてしかるべきだが、2017年度の政府予算案をみると、そんな気配はカケラも感じられない。

 社会保障費を1400億円も減額する代わりに、オスプレイ4機(391億円)、無人偵察機グローバルホーク1機(168億円)、F35戦闘機6機(880億円)――など米国製の高額兵器をバンバン購入。軍事予算は削減どころか、5年連続の増加で、過去最大の5.1兆円を計上した。

 稲田防衛相は12〜13日にグアムのアンダーセン空軍基地を訪問し、米軍の最新鋭迎撃システム「THAAD」(高高度防衛ミサイル)を視察する予定で、16年度第3次補正予算案には「ミサイル防衛体制の強化」として1706億円が盛り込まれた。恐らく視察の目的は将来、THAADを導入するためで、仮に配備されれば1兆円規模のカネが必要になるだろう。要するに「不戦の誓い」なんて口先だけで、ひたすら軍拡推進に突き進んでいるのが安倍政権なのだ。

■政財界挙げて「死の商人」に

 とりわけ今、血道を上げているのが「武器輸出」だ。安倍政権は2014年、外国への防衛装備品の提供を禁じた「武器輸出三原則」を大転換し、「日本の安全保障や国際協力に資する場合」について輸出を認める「防衛装備移転三原則」(新三原則)へと舵を切った。

「日本の安全保障に資する場合」と言うと聞こえはいいが、政府が国内軍需産業の武器輸出を全面的に後押しする――ということ。この動きに大喜びしたのが財界で、経団連は15年、防衛装備品の輸出について「国家戦略として推進すべき」と提言。昨年11月に経産省で開かれた米国防総省による日本企業向けの「軍装備採用に関する説明会」には約60社の参加があったという。

 そうしたら、日経新聞は今月3日付で、川崎重工業が製造の中心を担っている自衛隊の「P1哨戒機」と「C2輸送機」について、日本、ニュージーランド両政府が輸出交渉に入った、と報じた。7日付の紙面でも、日本、フランス両政府が機雷探知機能を備えた水中無人機などの防衛装備品の共同開発に着手した、と報じていて、今や政財界が二人三脚で、大ハシャギで取り組んでいるのが「死の商人」ビジネスなのだ。

  
   武器輸出を拡大(C)AP

民間技術を「人殺し」の兵器開発に

 17年度予算案で、もうひとつ見逃せないのが、大学や公的研究機関に軍事技術の研究を委託する「安全保障技術研究推進制度」に110億円も計上されたことだ。安倍政権は13年12月に「防衛計画の大綱」を閣議決定。その中で〈大学や研究機関との連携の充実により、防衛にも応用可能な民生技術(デュアルユース技術)の積極的な活用に努める〉との一文を盛り込んだ。

 これを受け、自民党は昨年5月に「防衛装備・技術政策に関する提言」をまとめ、「軍学共同」のための予算増額を要求していたワケだが、いくら何でも前年度予算(6億円)の18倍は異常だろう。「デュアルユース技術」なんて横文字でゴマカしているが、「民間技術を人殺しの兵器開発にも利用する」という“本質”は変わらない。日本学術会議が1950年、67年の2度にわたって公表した「軍事目的のための科学研究を行わない」という声明に反するのは明らかだ。一体、なぜ安倍政権はこんなに「武器輸出」にシャカリキなのか。

 市民団体「武器輸出反対ネットワーク」の杉原浩司代表はこう言う。

「安倍政権は新三原則へと大転換したものの、これまでは目立った“成果”を挙げられていません。武器輸出は政権のメンツをかけて取り組んでいるのでしょう。そのために軍事費を拡充し、軍学共同研究を行い、さらに軍産複合体づくりを進めるつもりだと思います。防衛省が昨年8月に公表した今後の技術開発の重点分野では、米軍と同じようにAI(人工知能)やロボットの活用まで踏み込んでいる。これは日本が米国と武器開発でも協力し、戦う方針を示しているのではないか。『死の商人国家』の入り口に立っていることを危惧しています」

■武器輸出の狙いは「アベノミクスの失敗隠し」と「利権」だ

 安倍政権がなりふり構わず「武器商人」と化す理由は2つある。ひとつは経済政策「アベノミクス」の大失敗だ。安倍は年頭会見で「アベノミクスをふかす」とか言っていたが、昨年11月の消費支出(2人以上世帯)は前年同月比1.5%マイナスで、15カ月連続の減少。消費者物価(生鮮食品を除く)も9カ月連続の減少で、実質賃金も前年同月比0・2%のダウンだ。

「ふかす」も何も、とっくにタマ切れで、頼みの「成長戦略」に掲げていた「TPP」だって、トランプ政権の誕生で絶望的だ。で、武器輸出を国家戦略に――と訴える財界とタッグを組んだわけだが、行き着く先は「戦争」であり、“悪魔の成長戦略”と言っていい。

■防衛相の親族が軍需産業株を大量保有

 もうひとつの理由は「利権」だ。毎日新聞は8日付で、防衛装備品メーカーなどが加盟する「日本防衛装備工業会」(JADI)の会員31社が15年、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に計約3.9億円を献金していたと報じた。JADI会員が委員に名を連ねる経団連防衛生産委員会(現防衛産業委員会)は14年2月、「武器輸出三原則」の見直しを自民党に提言している。軍事費の大盤振る舞いと、武器輸出「解禁」の“お礼”に大口献金――。こんなドス黒い関係がプンプン伝わってくるではないか。

 さらに言えば、防衛省トップの稲田自身も“怪しい”。昨年9月の閣僚の資産公開で、稲田は防衛装備品を受注する軍需企業5社の株を夫名義で保有していたことが発覚。三菱重工業(3000株)、川崎重工業(6000株)、三菱電機(2000株)、IHI(8000株)、日立製作所(3000株)の計2万2000株で、いずれも防衛装備庁の企業別契約金額で上位に入る会社だ。

 稲田はメディアなどでしょっちゅう、中国や北朝鮮の脅威をあおっているが、騒げば騒ぐほど軍事費は拡充され、結果的に「大株主」である身内のフトコロが儲かるわけで、“事実上のインサイダー”と批判されても仕方がないだろう。

「先の大戦の反省から、政財界は武器輸出につながる技術開発に対して慎重姿勢を貫いてきました。しかし、今の状況は全く違う。憲法を改正して戦争したい安倍政権と露骨な利益誘導を図る財界が手を組んでメチャクチャをやろうとしているのです。真珠湾から戻ってすぐに靖国神社に直行した稲田大臣も『不戦の誓い』など本気で考えていない。安倍首相と一緒に東アジアの緊張をつくり出し、戦争国家にまっしぐら。一部の軍需産業と自分たちが儲かれば、世界中に武器をばらまいても構わないと思っているのでしょう。恐ろしい時代です」(政治評論家の本澤二郎氏)

 日本が「人殺し」の武器輸出に本格参入したら、二度と「平和国家」を名乗れない。さらに「利益」と「利権」を求めて戦争を「歓迎」し、「欲する国」へと様変わりすることになるだろう。これが安倍が目指す「積極的平和主義」の正体なのである。



         



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/861.html

[自然災害21] 2017年 巨大地震源に抱かれる日本列島 常に備えよ! 明日は我が身(週刊実話)
2017年 巨大地震源に抱かれる日本列島 常に備えよ! 明日は我が身
http://wjn.jp/article/detail/7962544/
2017年01月10日 10時00分 週刊実話


 もう地震を予測する時代は終わっているという。それほど地域を限定する地震予知は難しいのだ。今までの予測の確率は限りなくゼロに近い。だが、それでも必ず巨大地震はやってくる。自然災害に備えて心の準備だけはしておきたい。地震の原理、原因と誘発する関連性は証明できるからだ。

 「東日本大震災の後に福島原発近くの井戸沢断層で直下型の地震がありましたが、茨城県で起きた地震はそれと同じタイプの誘発地震。今後も起きる可能性は高いでしょう」

 こう語るのは、地震学者で武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏だ。

 昨年12月28日午後9時38分ごろ、茨城県北部を震源として発生した地震(M6.3)は、同県高萩市で震度6弱を記録。被害は少なかったが、11月13日に起きたニュージーランドでの地震(M7.8)から10日も経たないうちに福島県沖を震源としたM7.4が発生した後だけに、特に関東圏に住む人は肝を冷やしたことだろう。

 「太平洋プレートは、年間約10センチ、西北に向かって動いています。そのスピードと、接するプレートにかかるプレッシャーは北から南まで同じ。そのため、私はニュージーランドやパプアニューギニアで大地震が発生すると警告を発していました。今は、日本列島を含めた太平洋の西側全体に同じようなプレッシャーがかかり続けている状態なのです」

 とは、琉球大名誉教授の木村政昭氏。

 国の研究機関などは、しきりに南海トラフでの巨大地震について警鐘を鳴らしているが、木村氏は次のような見解を示す。

 「南海トラフ巨大地震は、100年から150年周期で繰り返されています。前回、第2次大戦終戦前(1944年=昭和東南海地震)と終戦後(46年=昭和南海地震)に発生したものは小ぶりだったため、次回起きた場合は超巨大になると思われますが、私はその時期を30年先と見ています」

 では、今回の茨城県の地震は、どこで発生する地震の前兆現象と言えるのか。

 「各研究機関は茨城県も含め、昨年起きた熊本地震や鳥取中部地震、福島沖地震を南海トラフ地震と関係づけて分析しているが、私は伊豆、小笠原諸島近辺の、地震の発生が少ない空白域からのプレッシャーと見ています。これらは空白域で起きる巨大地震の前兆現象に過ぎず、その本命が発生した場合、大津波が首都圏を襲うのです」

 島村氏もこう続ける。

 「超巨大地震の誘発地震は、数十年経過しても発生し続ける。ここ最近を見れば、福島県沖そして茨城県と、震源が南下している。今後、これがさらに南下することも考えられます」

 だが、関東ばかりと油断してはいけない。いつどこでも昼夜関係なくその恐怖は牙をむく。巨大地震はいつでも日本列島を抱き込んでいるのだ。

http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/740.html

[原発・フッ素47] 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月2週)―新年早々セシウム入り食品―(めげ猫「タマ」の日記)
食品中の放射性セシウム検査のまとめ(1月2週)―新年早々セシウム入り食品―
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2053.html
2017/01/11(水) 19:44:48 めげ猫「タマ」の日記


 食品中の放射性物質の検査結果を厚生労働省は発表しています(1)。また、厚労省以外の発表もあります(2)。1月2週中の食品中の放射性セシウムの検査結果が発表になったので(3)、まとめてみました。お買い物のの参考になればいいかなと思います。昨年に続き今年もしっかりセシウム入り食品が見つかっています(4)。牛肉を除く検査結果の概要は以下の通りです。

  @検査数562件
  A平均は、1キログラム当たり1ベクレル、最大92ベクレル(岩手県産シカ)。

今月のデータを解析すると以下の特徴が見えてきます。

 @茨城のスズキからセシウム、福島は36件全てND
 A福島市でアサツキの出荷が最盛期、検査結果はありません。
 B上昇を続ける福島県冨岡町産ブロッコリーのセシウム濃度
とても安心できるのではありません。
  
1.茨城のスズキからセシウム、福島は36件全てND
 茨城産スズキからセシウムが見つかったと発表がありました(7)。福島が気になります。以下に昨年7月以降のスズキの検査結果を示します。


 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは捕獲日
 ※4 淡水は除く
 図―1 スズキの検査結果

 図に示すように宮城、茨城、千葉産スズキからセシウムが見つかっているのに福島産スズキからは見つかっていません。数を数えると36件全数で検出限界未満(ND)です。

  海は繋がっており、汚染源のある福島が他県より低いだのおかしな話です。厚生労働省の発表(1)を見ると福島産スズキを含め消費地の検査を除けば、福島産農水産物の検査は福島県農林水産部に属する福島県農業総合センター(8)が実施しています。中立性に疑問があります。

 福島県の検査は他より低くでます。福島産は他より低く出る検査で「安全」とされ出荷されます。

2.福島市でアサツキの出荷が最盛期、検査結果はありません。
 福島県福島市松川町金沢でアサツキの出荷が最盛期となったそうです(9)。以下に位置を示します。


 ※1(10)の数値データを元に(11)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(12)による
 ※3 福島市松川町金沢の位置は(13)による。
 図−2 福島市松川町金沢と富岡町

 図に示す通り国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超えた(14)場所です。福島市産アサツキは汚染された場所で栽培されています。確り検査して欲しいと思います。厚生労働省の発表(1)を見たら昨年2月を最後に福島市産アサツキの検査結果がありません。福島県が提供するデータベース(15)を見ても検査結果が出てきません。地元農協の自主検査結果(16)にもアサツキは載っていません。

 福島県は福島産農産物について「安全な農林水産物を提供するため、県がモニタリング検査を実施するほか、産地においても、米の全量全袋検査などを実施しています。」と主張していますが(17)、実態は検査していなくても「安全」とされ出荷されます。

3.上昇を続ける福島県冨岡町産ブロッコリーのセシウム濃度
 福島県冨岡町は図―2に示す様に福島第一原発の直ぐ南にある町です。図―2に示す通り同町は1マイクロシーベルトを超える地域が広がる「汚染」された町です。それでも安倍出戻り内閣は「安全」して今年4月1日の避難指示解除を企てています(18)。当然、農業も再開されます。以下に同町産ブロッコリーの検査結果をしめします。


 ※1(1)を集計
 ※2 NDは検出限界未満(見つからないと)を示す
 ※3 日付けは収穫日
 図―3 福島県冨岡町産ブロッコリーの検査結果

 どんどん上昇しています。福島は東北有数のブロッコリーの産地です(19)。冨岡町が避難指示が解除される春にはシーズンとなります(20)。福島県冨岡町産ブロッコリーも立派な「福島産」です。


<余談>
図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。

 ・他所より低くでる検査で安全とされる福島産
 ・セシウム汚染が酷い産地を検査してくても、検査で安全とされる福島産
 ・セシウム濃度が上昇する事もある福島産
 これでは福島の皆さんは心配だと思います。
 今度の日曜日(1月15日)はイチゴの日です(21)。福島でもイチゴ栽培が盛んだそうです(22)。産地の一つに福島県白河市があります。同市のイチゴは甘くて新鮮だそうです(23)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(24)。でも、福島県白河市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません 。


 (25)を引用
 図―4「 福島産イチゴが無い福島県白河市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県白河市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にさせていただいたサイト様および引用した過去の記事―
(1)報道発表資料 |厚生労働省
(2)モニタリング検査結果【詳細】 - 福島県ホームページ
(3)食品中の放射性物質の検査結果について(第1015報) |報道発表資料|厚生労働省
(4)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(5)めげ猫「タマ」の日記 ベクレルとシーベルト
(6)食品中の放射性物質への対応|厚生労働省
(7)(3)中の「1 自治体の検査結果⇒検査結果(PDF:320KB) 中のNo293」
(8)農林水産部 - 福島県ホームページ
(9)トピックス | JAふくしま未来
(10)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(11)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(12)避難区域の変遷について−解説− - 福島県ホームページ
(13)松川町金沢 - Wikipedia
(14)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(15)農林水産物モニタリング情報 - ふくしま新発売。を「アサツキ、アサツキ(施設)にチェック入れ、1月11日に検索
(16)農作物自主検査 | 農業 | JAふくしま未来
(17)水・食品等の放射性物質検査 - ふくしま復興ステーション - 福島県ホームページ
(18)富岡4月1日避難解除方針 政府、町議会に提示 | 東日本大震災 | 福島民報
(19)福島県産 ブロッコリー — 浦和中央青果市場株式会社
(20)ブロッコリーの季節がはじまりました〜♪ | ふくしま 新発売。
(21)1月15日 いちごの日|なるほど統計学園
(22)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(23)表郷地域の特産品 | 白河市公式ホームページ
(24)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(25)チラシ - ホーム




http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/279.html

[政治・選挙・NHK218] 慰安婦少女像の根本原因  小林よしのり
慰安婦少女像の根本原因
http://yoshinori-kobayashi.com/12163/
2017.01.10 小林よしのりオフィシャルwebサイト


韓国の日本大使館前の慰安婦少女像はまだ撤去されていない。

新たに釜山の日本領事館前にも少女像が建てられ、すでに
韓国内のあちこちに40体以上の少女像が建てられていて、
今後も増えていく様子だ。

安倍首相は怒って対抗措置を取っているが、もともと去年の
「日韓合意」が大失敗だったということなのだ。

この「日韓合意」もアメリカの圧力でやったことであり、
「河野談話」を批判していた安倍政権が、なんと政府の責任
まで認め、「河野談話」より後退してしまったことの愚かさが
今になって明白になってきている。

安倍政権は1965年「完全かつ最終的に解決した」と記された
日韓基本条約を破棄したことになる。

新たな「日韓合意」で「最終的不可逆的解決」と言い換えて、
さらに今度は国民の税金から10億円を拠出するという最悪の
政策を行なったことが愚の骨頂、馬鹿の極致だった。

安倍政権は村山政権ですらやらなかった国費の拠出を行ない、
「河野談話」にすら出てこない政府の責任を認めてしまった。


この世紀の大失敗を擁護する馬鹿保守・国賊ネトウヨがいるが、
腹を斬れと言いたい。

このような「お人よし外交」「お花畑外交」が日韓の間で通用
するはずがなかった。

韓国は「事大主義」の国なのだ。

こちらが誠意を見せて謝れば、ますます図に乗って来る
国民性なのだ。


「安倍内閣総理大臣は、日本国の総理大臣として改めて、
慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい
傷を負われた全ての人々に対し、心からおわびと反省の
気持ちを表明する」
という謝罪の文言がある。

日本文ではわからないが、外務省訳の英文では「数多の苦痛」
の「数多」が「immeasurable」と訳されている。

これは「計ることが不可能な」という、すさまじい意味合いを
持った単語になっている。

また「心身にわたり癒しがたい傷」「incurable physical
and psychological wounds」
である。

これは「治癒することのない身体的、精神的傷を負った」
ということになる。

安倍政権は、ほとんどナチスのホロコーストに使っても
おかしくないような表現による謝罪を世界中に向けて発信し、
国際的な共通認識としてしまったのだ。

韓国は条約や契約を守るような国ではない。

そのような国民性も持っていない。

条約や契約は理性の範疇である。

だが韓国は「恨」という感情の文化を優先する国民性なのだ。

国民の性質がまったく違うということを前提にしない外交を
やった安倍政権の世紀の失策、それが「日韓合意」だった。

まさに「お人よし外交」「お花畑外交」のうす甘いサヨクに
堕してしまったのが安倍政権である。

これが民進党だったら、自称保守もネトウヨも、盛大に批判し、
大バッシングを行なっただろう。

「安倍ちゃんならお花畑でもいいも―――ん」というのが、
自称保守&ネトウヨの阿呆な性質である。

日ロ交渉でも、安倍首相が同様の大失敗をやったことに、
自称保守&ネトウヨどもは気づいてないだろう。

自分たちが「お花畑」のサヨクに堕していることを認めたく
ないだろうが、知能が足りないのだから仕方がない。



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/862.html

[経世済民117] トヨタも屈した。トランプの「ヘイト政治」で世界秩序はどうなる?(まぐまぐニュース)


トヨタも屈した。トランプの「ヘイト政治」で世界秩序はどうなる?
http://www.mag2.com/p/news/233811
2017.01.11 まぐまぐニュース


いよいよ今月20日、米大統領に就任するトランプ氏ですが、1月6日にはトヨタによるメキシコ工場新設を批判すると共に「米国に輸入するなら高関税をかける」と警告するなど、SNSによる「お騒がせ発言」が止む気配はありません。これらを受け、メルマガ『国際戦略コラム有料版』の著者・津田慶治さんは、「トランプ氏は本気で保護貿易を行うつもりであり、世界は確実に大恐慌へと向かう」と分析、さらにこの機に乗じて世界覇権を取りに来る中国の動きと日本の取るべき対策についても記しています。

■世界秩序が変わる時に戦争が起きる

よもや、米国の指導者が法治を破棄して、中国と同じような人治主義者になるとは見通していなかったが、2017年の混乱の原因の多くが、米国発になることが確実である。その検討。

■トヨタなど海外企業にも介入

1月6日、トランプ次期大統領はツイッターで、トヨタがメキシコに新設するカローラの工場を批判して、米国輸入には関税35%が必要であると投稿。

このため、1月6日の株式市場では、自動車株が軒並み下落した。この介入により、トランプ大統領は、NAFTAの再交渉を行うことを示唆したことになる。

また、メキシコの国境に壁を作る予算を取る手続きをして、それを批判する記事に対して、米国が壁の費用を出すが、その費用はメキシコに請求すると述べている。選挙期間中に公約したことを実行するようである。

ということで、トランプ次期大統領は、公約実現に本気である。よって、保護貿易も行うことになる。中国からの輸入には関税45%であり、メキシコからの輸入には関税35%になる。

これは貿易戦争になり、世界経済を大幅に縮小させることは、1930年のストーム・ホーリー法で実験済であるので、確実に世界は大恐慌に向かう。もし実施したら、株価は1万円割れも起こり得る。

しかし多くの人達が、それでは米国も返り血を浴びる事になるので実行しないと言ってきたが、つい最近のツイッターの投稿を見ると、その期待はしない方が良いことがわかるはずである。

米国の製造業労働者は、工場が海外に移転せず、米国内に新設されて大きな利得を得るので、世界が大きな損をしても、特にメキシコや中国が大損をしても関心がない。というより、労働を取り戻しただけで、悪いことをしたとは思わないはずである。

しかし、まだ市場関係者、特にテクニカル分析に基づく評論家は、4ケ月後には2万4,000円まで行くと述べているし、まだ多くの評論家も米国経済は良くなっているので、経済的な観点からもしないと見ているようである。7月まではトランプ上昇相場が続くなどと述べている。

政治が経済に対して非常に大きいダメージを与えることを知らないのか?

この違いは、見ている目線が違うことから来る。あくまでもトランプ氏は、米国経済や米企業経営者ではなく、米製造業労働者だけの観点から見て、その人たちにとって良いことを行う政治をするのである。

早く、トランプ氏の異常な政治観点を見て、市場から回避しないと大損をすることになる。あらぬ期待をせずに日本企業の経営者も、真のトランプ氏の異常性を見るべきなのである。

見方によっては、北朝鮮の金正恩委員長と同じような視点の持ち主であると理解することである。

■北朝鮮に対して

その北朝鮮の金正恩委員長は、米国まで届くICBMが完成直前であると述べると、それに対してトランプ氏は、、「そんなことは起こらない」と断言した。

トランプ氏は、短期的な観点からしか事態を見ていない。新しい問題が起きると、それもそれだけを解決しようとする。長期的戦略的な視野がない。このため、金正恩委員長の脅しに対して、トランプ氏は、それを否定することで脅しを無効にしたのである。

金正恩委員長は、ブラフで世界を動かそうとするが、そのブラフに対して、より大きなブラフをトランプ氏は行うことになる。ブラフの応酬になる。このため、トランプ氏は自身の評価を左右するようなレッドライン(越えてはならない一線)を引いてしまったようである。

もし、ICBMの実験を北朝鮮がしたら、トランプ氏は暴発してしまう可能性がある。子ども同士が、言い合い後、引くに引けないでけんかになるのと同様な紛争になる可能性がある。

トランプを脅したことで最初の犠牲者は北朝鮮となるような気がする。北朝鮮が最初に血祭りに上げられる可能性も出てきた。

■世界秩序が変化する

ワシントン・ポストに「2017年新しい世界秩序」という記事が出ているが、この中で米国が世界の警察を止めるので、世界的な混乱が必至であるという。

イアン・ブレマーは、米国が孤立主義になると、中国が思いのほか早く世界覇権を確立するとしている。

ベンアミ氏は、米国は現実政治ではなく、理念政治になる。イアン・ブレマーもトランプ氏は、ケネディーに似ている。世界にかかわらず米国の理念を復活していくことになるという。

どちらにしても、米国がポジションを変えると、世界に混乱が起きることは間違いない。

今までの歴史を見ると、このような時、経済的に一番強い国が覇権を取る可能性が高い。とすると、中国が米国の代わりに世界の秩序を確立してくる。

この有料版で、経済的な発展がなくなったら戦争が起きるとしたが、まさに近々の問題になり始めてきた。世界秩序が変わる時、今までも多くの大戦争が起きている。戦争を起こさずに、平和的に世界秩序の変更ができるとは考えにくい。

このため、デュテルテ・フィリピン大統領は米国が頼りにならないと、さっさと中国とロシアとの同盟関係を構築し始めている。ベトナムも中国寄りにシフトさせ始めている。インドネシアも豪州との共同防衛を破棄して、中国寄りにシフトし始めた。東南アジアの米国離れが深刻化してきている。パク大統領退任後の選挙で選出される大統領になると、韓国も中国寄りにシフトする可能性が高い。

世界は、米国後を睨んだ動きをしている。

■日本はどうするか?

難しいのは日本の立場である。日本もロシアとの関係改善を図ろうとしている。しかし、中国との関係を改善するには、在日米軍を撤退させないと中国との関係は改善しないし、日本人の多くが中国より米国の方が良いと思っている。

中国軍が米国を脅かす軍に成長しているので、米国も自国防衛には前進基地が必要であり、その基地として日本は重要な存在なはずである。ということで、米国も自国防衛のために、日本との同盟を止めることはない。

日本には日米同盟を維持して、中国とは対峙していくしか選択肢がない。

しかし、在日米軍維持費を全額出せというトランプ氏の演説を日本は、駐留経費の75%を出していると反論して、納得してもらったようであるが、日本自体の防衛費が少ないと安全保障担当補佐官のフリン氏はクレームをつけている。

トランプ氏は、尖閣諸島などの無人島を中国軍が取ったような場面では米軍を出動させないから、日本は自主防衛力の増強を行う必要にもなっている。

米国は自国の防衛のために日本に駐留しているのであり、日本を守るために駐留しているわけではないために、日本の自衛力、特に最初に核ミサイルが飛んでくるので、その防衛をどうするのか、日本自体が考える必要にある。

ということで、日本の米国離れも必要なことになる。日本が防衛力を強化して、中国に対峙する必要になっている。中国は米国を抜くかも知れない軍事力を持つ可能性もある。心して準備が必要である。

益々、日本にとって難しい時代になってきた。

さあ、どうなりますか?

image by: txking / Shutterstock.com

国際戦略コラム有料版』より一部抜粋

著者/津田慶治
国際的、国内的な動向をリアリスト(現実主義)の観点から、予測したり、評論したりする。読者の疑問点にもお答えする。日本文化を掘り下げて解析して、今後企業が海外に出て行くときの助けになることができればと思う。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/675.html

[政治・選挙・NHK218] 森会長赤っ恥 組織委No.2が「五輪ゴルフ会場変更なし」(日刊ゲンダイ)
           


森会長赤っ恥 組織委No.2が「五輪ゴルフ会場変更なし」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197291
2017年1月11日 日刊ゲンダイ

  
   森喜朗五輪組織委会長(右)と武藤敏郎事務総長/(C)日刊ゲンダイ

 2020年東京五輪組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、東京都内で取材に応じ、森喜朗会長からイチャモンがつけられたゴルフ会場の霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)について「場所は変わらない」とし、会場変更の可能性を否定した。

 森会長は東京・江東区の若洲や千葉県内のゴルフ場への変更の可能性にも言及していたが、武藤事務総長は「アクセスが大変という趣旨だった」と修正した。

 ただ、同倶楽部は都心から40キロ以上も離れており、期間中に首都高や関越道に設置される五輪専用レーンを使っても、選手村から会場までは車で1時間以上かかると想定されている。選手は4日間にわたってこの距離を往復することになる。

 そのため武藤事務総長は、川越市や近隣の所沢市などに宿泊施設を確保することも検討していると明らかにした。

 いずれにせよ、組織委トップの“貴重”な提言をナンバー2があっさりと否定したわけで、森会長が赤っ恥をかかされた形だ。







hoichiro Ikenaga
https://www.facebook.com/permalink.php?id=100004086215488&story_fbid=1081964718616392
 2020年東京五輪組織委員会の武藤敏郎事務総長は10日、東京都内で取材に応じ、森喜朗会長からイチャモンがつけられたゴルフ会場の霞ケ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)について「場所は変わらない」とし、会場変更の可能性を否定した。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/863.html

[原発・フッ素47] 台湾が原発廃炉法を可決 アジアで初の快挙! 
台湾が原発廃炉法を可決 アジアで初の快挙!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_111.html
2017/01/11 20:43  半歩前へU


▼台湾が原発廃炉法を可決 アジアで初の快挙!
 蔡英文総統は有言実行だ。総統選での有権者との約束を実行した。日本のウソつき政治屋とは人格が違う。台湾がうらやましい。見習いたい。素晴らしい快挙。拍手を送ろうではないか。

 日本中に拡散して、この快挙を知らせよう。

*****************

 共同通信によると、台湾の立法院(国会)は11日、6基ある全ての原発を2025年までに事実上廃炉にすることを盛り込んだ電気事業法の改正案を可決した。

 代替の再生エネルギー拡大を促進する内容。東京電力福島第1原発事故の後、欧州ではドイツなど脱原発にかじを切った例があるが、日本のNPO法人、環境エネルギー政策研究所によるとアジアでは台湾が初めてだ。

 民主進歩党(民進党)の蔡英文総統は昨年1月の総統選で25年までの脱原発を公約に掲げて当選した。

 改正法は「原子力発電設備は25年までに全ての運転を停止するべきだ」と明記。


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/280.html

[政治・選挙・NHK218] 日本はなぜそれほど少女像を嫌がるのか 
日本はなぜそれほど少女像を嫌がるのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/47b09066e63fcf5cd8633d25f5ec02b5
2017年01月11日 のんきに介護


吉方べき ‏@tabisaki さんのツイート。

――最近よく尋ねられるのは、「日本はなぜそれほど少女像を嫌がるのか」の質問。私なりに日本の立場説明しようとはするが、説明する私自身が説得力のなさにウンザリしてくる。ウィーン条約云々とか水モノの話を一方的に決めつけ批難してるが、政府はアレとして、日メディアがもう思考停止しているとしか。〔20:36 - 2017年1月7日 〕—―

そりゃ、幻想が敗れるからだろ。

「極右」と

呼ばれたがっている人は、

「日本は、美しい」

と宣伝したいのだ。

かつまた、何時までも

そのことで酔い痴れていたがっている。

しかし、実際は、

日本軍という世界でも稀なほど見苦しい戦闘組織を

生んだ国だ。

そういう

本当の姿が白日の下に

晒されるのを恐れているから

と言うしかない。

俳優の故・嵐寛寿郎さんが戦中、陸軍の慰問に行かれた。

そのとき、

司令官の部屋にあった

夥しい数のエロ本を見て

日本は負ける

と確信したという。

戦争中、兵隊が命がけで戦っているとき、

日本軍のエリートたちは、

日夜を問わず、

女の赤襦袢に体を埋めセックスに溺れていた…

なんて事実は知られたくないのは

当然だろ。

NHKの特集番組で

特攻隊を

戦術として正式に認めたときの

司令官の

だらしなさは、

狂気と言ってもいいほどの

ものだった。

会議において、

特攻作戦案が承認されるや

提案者は、

小躍りして喜んだという。

そうNHKのアナウンサーのナレーションが入った。

(司令部の判断として妥当なのか)

という迷いの

なさそうなことが不思議でならなかった。、

操縦席に乗り込んだときが

今生の別れ――

なんていう境遇に同胞を追い込むんだよ。

そこに

良心の痛みを何も感じない、

言うならば、

人間性の欠片も垣間見られない精神構造が、

不気味だった。

そしてそんな頭のいかれた連中が

日本軍の指揮を執っていたことに大変衝撃を受けた。

それは

単に無能と言うだけでなく、

不道徳でみだらな軍人だという印象だった。

敗戦間際、

文書を焼却して証拠を残さなかったのは、

そのような

醜悪な姿を闇から闇へ葬りたかったからだろう。

慰安婦など、

その恥ずかしい行いの歴然たる

証拠だから

何が何でも隠し通したかったに違いない。

マル秘中の

マル秘の醜悪行為だ。

どこにも美しさなどはない。

それだけ、

率直に言って、

固執しなければ「美しい国」などというイメージは、

幻想として胡散霧消してしまう代物だ。

ただ、そのイメージを

守り抜けば、

国民を全員自分のために死なせることができる

と考えているらしいところが

異様ではある。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/865.html

[政治・選挙・NHK218] ≪(゚Д゚)ハァ?≫安倍総理「共謀罪 成立なしで五輪開けない」⇒ネット民「五輪中止決定!」で満場一致
【(゚Д゚)ハァ?】安倍総理「共謀罪 成立なしで五輪開けない」⇒ネット民「五輪中止決定!」で満場一致
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25811
2017/01/11 健康になるためのブログ




以下ネットの反応。






























「五輪」をエサにして、「共謀罪」を成立させようという魂胆ですね。

しかし、裏金使って招致し、何兆円も税金を使い、「人権を制限する必要がある」なんて言ってる人もいる、2週間の世界的運動会をやって欲しいなんて国民はほとんどいないんじゃないでしょうか。

いいチャンスですから、これを機に五輪なんてやめちゃいましょう!




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/866.html

[マスコミ・電通批評15] 井上公造にも反撃、ASKAのマスコミに怯まない姿勢は昔からだった! 講談社の記事に怒り自ら新聞に謹告文出稿(リテラ)
                     『インタビュー』(幻冬舎)


井上公造にも反撃、ASKAのマスコミに怯まない姿勢は昔からだった! 講談社の記事に怒り自ら新聞に謹告文出稿
http://lite-ra.com/2017/01/post-2844.html
2017.01.11. ASKAと講談社、20年前のトラブル  リテラ


 昨年末、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕・拘留されたものの、嫌疑不十分で釈放されたASKA。

 この件に関するマスコミの報道は本当にひどいものだった。テレビ各局はまだ逮捕状すら出ていない段階にもかかわらず、警視庁のリークに乗っかって「ASKA元被告 逮捕へ」と一斉に報道。当のASKAは自分のブログで逮捕も覚せい剤の陽性反応も完全否定したが、ASKAの自宅前にはマスコミが集結。警視庁による身柄確保の瞬間まで、あらゆるメディアで実況中継されるという事態に発展したのだ。


 この後もブログの内容をあげつらい、まだ捜査も進んでいない段階で薬物常習者だと決めつけるような報道を続けたことや、タクシー会社に車内映像を提供させて放映したことも記憶に新しい。

 そういった報道のなか、芸能レポーターの井上公造が11月28日放送『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)のなかでASKAの未発表音源を無許可で放送したのも大きな問題となった。ミュージシャンの未発表作品を本人の許可もなく勝手に流すという有り得ない行動にASKAはブログで異議を綴っていたが、「SPA!」(扶桑社)2017年1月3日号掲載のインタビューでも、このように怒りを表明していた。

〈絶対やっちゃいけないことですよね。というよりも、よくあんなことができたな、という気持ちです。僕は昔からそうですが、楽曲の反応を見るために、完成前の未発表曲を聴かせることがよくあります。もちろん、コピーなどしないことを大前提にです。数十年間、誰も約束を破る人などいませんでした。井上さんとも「絶対に公開しないでください」「もちろんです」とのやりとりがありました〉

 一般的に、メディアスクラムを組んだこのようなバッシング報道を受けた芸能人は、泣き寝入りするのがパターンだった。しかし、ASKAの場合はブログなどを用いて対抗。集団リンチのような状態にも、決してひるんだ様子は見せなかった。

 実は、ASKAのこういった姿勢は昔から一貫していたものだ。そのひとつが、約20年前に講談社から出版されていた雑誌「Views」(現在は休刊)内の表現をめぐり、論争した事件である。

 この件でASKAは「Views」で書かれている自分の発言は誤りであるとして朝日新聞の全国版に自ら謹告文を掲載し、さらに同年、この件についての経緯や思いを記したエッセイ集『インタビュー』(幻冬舎)も出版している。

 ことの発端は、「Views」1996年7月号に掲載されたASKAのロングインタビューだった。

 当時のCHAGE and ASKAは、94年と95年に香港、台北、シンガポールなどをめぐるアジアツアーを行っており、特に95年の台北公演は2日間で4万人もの観衆を集める大規模なものだった。そんな当時の状況を踏まえ、複雑な歴史的背景をもつ地に赴き、そこで日本人として音楽を届けるに至った思いを聞くのがこのインタビューのテーマだ。

 前述『インタビュー』によれば、「Views」インタビュー記事が出来上がるまでには喧々諤々のやり取りが交わされたという。掲載前に一度でき上がった原稿をチェックしたASKAはもっと充実した記事をつくることができるはずだと、「可能なら再インタビューをしてもらえないか」との提案を自ら持ちかけ、例外的に再度取材の席を設けるなどした末に、この記事はつくられた。

 結果としてでき上がった記事はある程度納得のできるものとなった。アジアツアーを考えるにあたり、「それでなくともアジアでは、日本人は嫌われている。過去の歴史について自分なりの答えを用意してないと、とてもじゃないけど、オレたち、受け入れられないぞって考えたんです」と葛藤していていたことを明かしたり、ツアー中に現地のオーディエンスと触れ合い、音楽を通してお互いを理解するようになるにあたり、その葛藤がだんだんと解きほぐされていった経緯などが語られている。

 しかし、そのなかにひとつ問題となる表現があった。見出しだ。この記事の扉ページには、ASKAのグラビアの上に、こんなキャッチが大きく打たれていた。

〈「日本ではすべてやり尽くした。めざすはアジア、そして世界だ」〉

 また、新聞に掲載された「Views」の広告にも、同じような一文が打たれていたという。

〈飛鳥涼激白「日本ではすべてをやり尽くした。めざすはアジア、そして世界だ」〉

 これを見たASKAは困惑する。というのも、見出しや広告で強調されていた海外進出に関するこのような言葉は、CHAGE and ASKAのグループとして抱いていた考えと最も遠いものだったからだ。前述『インタビュー』でASKAは、海外進出に関してインタビューで答える際には、このような表現にならないよう細心の注意を払っていたと綴っている。

〈気負って海外へ出て行くことのカッコ悪さを、僕らは常に口にしていた。
 日本という島国独特の美学というのがある。海外でなにかをやるとマスコミはこぞってアジアだ、世界だと紹介する。
 インパクトはあるが、とっても滑稽に見えていた。僕らは「活動のエリアが広がったと考えて行くんだ」と取材の中では語ってきた。
 もちろん『Views』のインタビューでも同様の説明はしていた。
 それがまったく裏返しになっている〉

 この見出しや新聞広告を見た人は確実にインタビュー内容を誤解するだろう。そのことを危惧したASKA側は「Views」編集部に訂正広告を依頼。しかし、それは受け入れられず、代わりに、次号の編集後記に掲載することを提案されるにとどまった。

 それでは不十分だと考える彼らは結果として、所属事務所であるリアルキャストとヤマハ音楽振興会の名義で96年6月7日付の朝日新聞に謹告文を掲載するにいたる。それはこのような文面だった。

〈講談社発行「ヴューズ」7月号表紙見出し飛鳥涼「日本ではすべてやった。いま世界を本気でめざす」と、また本文中七十三頁において、飛鳥涼激白「日本ではすべてやり尽くした。めざすがアジア、そして世界だ」と記載されておりますが、飛鳥涼はそのような発言はしておりません。読者に誤解のないようお伝えいたします〉

 しかし、ここから状況は泥沼化していく。これを受けて講談社側は「Views」96年8月号に「Viewsから緊急メッセージ 「問題発言」を全公開 飛鳥涼氏の“妄言”を糾す!」という反論記事を掲載。ここでは、再取材を提案する電話口で担当編集者に対しASKAが「アジアでの活動のことをもっと書いてもらいたい」と言っていたり、意見広告を掲載する前に送付されてきた「Views」側に謝罪広告を求める通知書に対する回答期限がわずか24時間しかなかったとするなど(ASKA側は『インタビュー』のなかで、訂正広告の掲載については1週間前に伝えていると後に反論)、「言った」「言わない」論争に発展していった。

『インタビュー』によれば、この後ASKAは、一連の騒動について検証する「Views」掲載のインタビューを受けることに合意するのだが、編集長も取材現場に立ち会うという約束が土壇場で反故にされるなどしたことから、その企画は頓挫。結果として、騒動が起きた年の年末に『インタビュー』という本を執筆することになったのだ。

 この件に関しては、お互いの意見がすれ違ったまま収束。結果としてどちらの言い分が正しかったのかは分からないまま時は過ぎてしまった。

 しかし、そもそも、なぜASKAはたかだが見出しぐらいのことにここまで神経質になったのだろうか? 『インタビュー』のなかで彼はこのように綴っている。

〈音楽は、本人さえも気づかない大事なところ、自ら触れることのできないところへ作用する。作り手がどんなに一生懸命になって、聴き手の心の中に入り込もうとしても、聴き手が作り手を否定した場合は、もうなにも響かなくなる。
 聴き手は無意識に自らの大事なところへ招き入れないように音楽をブロックしてしまう。
 逆に強く受け入れた場合は、自分の選択に間違いはないと思い込みたいために、すべてを受け入れようとする。
 これがよく言う「魔法をかける」であろう。
 しかし、その魔法も、時代の流れや、その人の価値観にそぐわないものが見えてしまうと、一瞬にして解けてしまう。
 回復は本当に難しい〉

 現在のASKAの状況を考えると、なんとも意味深に聞こえる言葉ではないか。そういえば、ASKAはいま、逮捕騒動の顛末をまとめた告発本を執筆しており、そこでは、「なぜ尿検査にお茶を提出したのか」といった誰もが知りたがっている事柄に関しても明かしているという。

 ASKAにとっては、この本が、20年前、新聞に出した「謹告文」と同じ位置付けということになるのだろうか。

(新田 樹)

http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/298.html

[戦争b19] 韓国陸軍に世界最強の攻撃ヘリ、米国から36機の引き渡しが完了=「韓国でも造ることができる」「防衛産業不正がなければもっと
9日、韓国・ニューシスによると、現存する世界最強の攻撃ヘリコプターと呼ばれるアパッチ・ガーディアン36機全数が米ボーイング社より韓国陸軍に引き渡された。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


韓国陸軍に世界最強の攻撃ヘリ、米国から36機の引き渡しが完了=「韓国でも造ることができる」「防衛産業不正がなければもっと買えた」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160536.html
2017年1月11日(水) 14時30分


2017年1月9日、韓国・ニューシスによると、現存する世界最強の攻撃ヘリコプターと呼ばれるアパッチ・ガーディアン(AH−64E)36機全数が米ボーイング社より韓国陸軍に引き渡された。

韓国軍は北朝鮮軍の脅威と局地的挑発への戦力強化のために総事業費1兆8000億ウォン(約1735億円)を投入して大型攻撃ヘリ事業(AH−X)を推進してきた。昨年5月の4台を皮切りに、米ボーイング社から継続的に引き渡しが行われ、最後の引き渡しが先週末に行われた。韓国陸軍は新たに導入されたアパッチ・ガーディアンを航空作戦司令部隷下のアパッチヘリ大隊2部隊に配備する予定だ。

「タンクキラー」と呼ばれるアパッチ・ガーディアンは、最大離陸重量10.4トン、最大巡航速度269km/hを誇り、AGM−114ヘルファイア空対地誘導ミサイル16基とAIM−92スティンガー空対空誘導ミサイル4基を搭載できる。さらに、ハイドラ70ロケット弾76発と30mm機銃1200発も搭載可能だ。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「防衛産業不正がなかったら、もっと買えたはずだ」
「自主防衛という見せかけの不正で消えていったお金がなかったら、ものすごい国防力になっていただろう」

「こんなヘリは韓国でも造ることができる」
「このお金があれば、雇用を創出して失業問題を解決できたかもしれない。兵器の国産化を行って富国強兵を実現できただろうに…」

「まだ旧型の兵器が主力になっている。早く戦力の近代化を進めるべき」
「こんな素晴らしいヘリを買っても、これを使いこなせる人がトップに立たなければ意味がない」
「アパッチ36機を導入したことが重要ではなく、これらをいかに運用するのかということが重要」

「国防にはどんどん金をつぎ込むべきだ。国防は国の要」
「北朝鮮の貧弱な戦力に対しては過剰なんじゃないか?」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/495.html

[戦争b19] 中国軍機10機以上が韓国の「防空識別圏」に進入、韓国空軍機がスクランブル―韓国メディア
9日、韓国政府関係者は、中国軍用機10機以上が同日午前から午後にかけ、複数回にわたって韓国の「防空識別圏」に進入し、韓国空軍機10機以上がスクランブル(緊急出動)したと発表した。


中国軍機10機以上が韓国の「防空識別圏」に進入、韓国空軍機がスクランブル―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160647.html
2017年1月11日(水) 1時0分


2017年1月9日、韓国・聯合ニュースによると、韓国政府関係者は同日、中国軍用機10機以上が同日午前から午後にかけ、複数回にわたって韓国の「防空識別圏」に進入し、韓国空軍機10機以上がスクランブル(緊急出動)したと発表した。観察者網が伝えた。

同関係者によると、中国軍機は9日午前10時から午後3時ごろ、済州島南西海域の蘇岩礁(韓国名・離於島)付近上空の「防空識別圏」に進入した。これを受け、韓国空軍のF−15、KF−16戦闘機など10機以上が緊急出動した。中国軍機はステルス爆撃機、予備警戒機などとみられる。韓国軍は警告信号を発信。韓国空軍は直通電話で中国空軍に警告したという。

韓国は13年12月、62年ぶりに「防空識別圏」を拡大。中国側が主張する「防空識別圏」と重なる区域が出ていた。(翻訳・編集/大宮)


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/496.html

[中国10] なぜ日本車は故障が少ないのか?=「日本の技術は中国の50年は先を行っている」「リコールしたことがない国産車が一番すごい」
10日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本車は故障が少ない理由について分析する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


なぜ日本車は故障が少ないのか?=「日本の技術は中国の50年は先を行っている」「リコールしたことがない国産車が一番すごい」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160557.html
2017年1月11日(水) 1時50分


2017年1月10日、中国のポータルサイト・今日頭条が、日本車は故障が少ない理由について分析する記事を掲載した。

中国では「壊れないトヨタ、直らないフォルクスワーゲン」という言葉が流行しているが、それだけトヨタ車をはじめとする日本車は故障が少ないということだ。実際、記事によれば2016年のエンジン故障率が最も低い上位10社のうち4社が日本メーカーで、ホンダが1位、トヨタが2位だったという。

日本車の故障が少ない理由について記事は、部品供給企業が固定していること、成熟した材料を使用していること、新技術よりも成熟した技術を使用すること、細部に気を配ること、完璧を追求する態度、生産管理のレベルが非常に高いことを挙げた。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「販売台数を見れば評判は分かるというもの」
「中国の日本車は、外側だけ中国で作るが、エンジンなどの主要部品は日本から来ているんだよ」

「日本の技術は中国の50年は先を行っていると思う」
「日本の自動車技術はドイツより20年進んでいると思う」

「私の日産車は35万キロ乗ったが、エンジンとトランスミッションは一度も直したことがない。普通のメンテナンスだけで10年乗った。あと10年は乗れそうだ」

「日本車の燃費がいいのは、ボディが薄くて軽いから」
「装備が少なければ故障も少ないさ。うちのトラクターだってほとんど壊れないぞ」

「機能が多いほど故障率は高くなる」
「国産車が一番すごいだろ。リコールしたことがないんだから」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/671.html

[アジア22] 朴大統領友人のタブレット端末が新たに見つかる、その中身とは?=韓国ネット「身内に裏切られたか」「ついに終わりが見える?」
10日、韓国の朴槿恵大統領の友人・崔順実被告による国政介入事件を捜査する韓国の特別検察官チームが、崔氏が使用していたタブレット端末を新たに入手したことが分かった。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。資料写真。


朴大統領友人のタブレット端末が新たに見つかる、その中身とは?=韓国ネット「身内に裏切られたか」「ついに終わりが見える?」
http://www.recordchina.co.jp/a160629.html
2017年1月11日(水) 6時10分


2017年1月10日、韓国・KBSによると、朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の友人・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件を捜査する韓国の特別検察官チーム(特検)が、崔氏が使用していたタブレット端末を新たに入手したことが分かった。

特検は「崔氏の姪のチャン・シホ氏が先週、タブレット端末1台を特検に提出した」とし、「タブレット端末の名前情報と連絡先、メールアドレスを調べた結果、崔氏のものであることが分かった」と発表した。また、特検は同タブレット端末から、ドイツにある崔氏の会社「コレスポーツ」の設立とサムスングループの資金支援などに関する多数のメールと、15年10月13日に朴大統領が主催した首席秘書官会議のスピーチ原稿の中間修正資料などが見つかったと明らかにした。

チャン氏は特検に、崔氏が同タブレット端末を15年7月から11月まで使っていたと伝えたという。特検は「検察が以前入手したタブレット端末は提出者が分からず波紋を呼んだが、今回特検が入手したタブレット端末は手続き上問題がなく、相当な証拠資料となる可能性がある」と説明した。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「身内の姪に裏切られたか」
「チャン・シホよくやった!情状酌量してあげて」

「チャン・シホにはまだ人間の心が残っていたようだ」
「崔順実はタブレット端末の使い方が分からないと言っていなかった?」

「最近、韓国という国が恐ろしい」
「ついにこの事件に終わりが見えるのだろうか…」

「崔順実はチャン・シホのことも『知らない』と言い始めるだろう」
「崔順実の金庫を早く探し出さなければならない。そこにとんでもない核爆弾級の証拠が隠されているはずだ」(翻訳・編集/堂本)


http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/102.html

[戦争b19] 米国の安全保障上で最大の脅威となる国は中国、現役米兵調査―米メディア
10日、米国の現役兵士の多くが、米国の安全保障上で最大の脅威となる国は中国であると認識していることが分かった。資料写真。


米国の安全保障上で最大の脅威となる国は中国、現役米兵調査―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160560.html
2017年1月11日(水) 6時40分


2017年1月10日、米国の現役兵士の多くが、米国の安全保障上で最大の脅威となる国は中国であると認識していることが分かった。米ボイス・オブ・アメリカの中国語ニュースサイトが伝えた。

米軍事専門紙ミリタリー・タイムズが、米シラキュース大学と共同で昨年12月、1600人の現役米兵を対象に実施した調査によると、米国の安全保障上の脅威について、中国を挙げた人は全体の64%に上り、イランやアフガニスタン、イラクなどの国々を大きく上回った。

過激派組織「イスラム国(IS)」などのテロ組織を挙げた人も70%に上った。

米国防総省や軍の幹部らは公の場で繰り返し、最大の脅威はロシアだとする発言を行ってきた。だが軍事専門家の間では「ロシアは中国に比べ、米国と長期間対抗できる経済的、軍事的実力を持たない」との見方が主流だ。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/497.html

[経世済民117] 日本経済はゼロ成長の悪夢の時代に突入する?中国ネットは賛否両論
9日、中国メディアの東方財富網が、日本経済はこの先ゼロ成長の悪夢の時代に突入すると主張する記事を掲載した。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。


日本経済はゼロ成長の悪夢の時代に突入する?中国ネットは賛否両論
http://www.recordchina.co.jp/a160463.html
2017年1月11日(水) 7時0分


2017年1月9日、中国メディアの東方財富網が、日本経済はこの先ゼロ成長の悪夢の時代に突入すると主張する記事を掲載した。

2016年に多くの金融関係のメディアが、日本経済の先行きについて楽観的な分析をしたものの、それは違うと記事は主張。日本の総人口は減少に転じ、急速な高齢化と政府の負債の増加で、日本は大幅な生産力の増強がない限り経済成長はできないと主張した。

その上で、年功序列を廃止し、批判的・創造的思考を奨励する教育を行い、科学研究開発への投資を増やし、起業を奨励し、男女平等を促進し、法定労働時間を減少して日本人の平均的生産力を向上させるなどの方法はあるものの、日本はこうした改革が遅々として進んでいないと指摘。アベノミクスの金融緩和の効果も目立たなくなっており、資金をいかに有効に使うかが問題だと論じた。

そして最後に、米国経済の好調や中国経済の成長に引っ張られて日本経済もある程度は良い影響を受けるものの、生産力の向上以外に持続的な経済成長は不可能であり、この先45年は悪夢の時代になると主張した。

これに対し、中国のネットユーザーからは、「毎日のように他人の心配をしているが、それでも日本はちゃんと発展している」、「日本の自動車やカメラは世界を制している。ゼロ成長なわけがないだろ。日本の隠れた実力は確かだ」など、日本の経済力を評価する意見が多く寄せられた。

しかし、「この分析は非常に正確だ。日本経済はよくてゼロ成長、マイナス成長になるのが一番だな」、「中国が台頭する前はアジアでは日本の独壇場だったが、今は中国が没落しない限り日本の地位はあり得ない。これは歴史の大勢だ」と、記事に賛同する意見も散見された。(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/681.html

[経世済民117] 日中のアジア高速鉄道受注競争が激化、日本企業は政府の意向と裏腹に消極的―中国メディア
9日、シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道をめぐって受注競争が近々展開されると予想されているが、日本は政府の積極さとは裏腹に、企業は消極的だと指摘されている。写真は新幹線。


日中のアジア高速鉄道受注競争が激化、日本企業は政府の意向と裏腹に消極的―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160508.html
2017年1月11日(水) 7時20分


2017年1月9日、中国のビジネス誌・財経によると、シンガポールとマレーシアを結ぶ高速鉄道計画が両国の間で正式に調印され、2017年は同計画を取りまく受注競争が展開されると予想されている。

計画では、シンガポールからマレーシアのクアラルンプールを結び、総延長350キロ、設計時速300キロとされ、26年12月31日までの開業が予定されている。この計画への入札が間もなく行われるとみられ、日本と中国、さらには韓国やドイツ、フランスなどの国々で激しい受注競争が繰り広げられることが予想されている。

中国企業にとって最大のライバルはJR東日本や住友、日立などから構成される日本企業連合と目されており、メディア各社はとりわけ日本と中国の競争が激化すると見ている。シンガポール紙ザ・ストレーツ・タイムズは、シンガポールは車両や信号システムに優れる日本企業を有力視しているが、費用の大部分を負担することになるマレーシアは中国企業に熱い視線を送っていると報じている。

日本政府も新幹線に代表される高速鉄道の輸出に積極的で、安倍晋三首相は鉄道やその関連設備を成長戦略の一環として重要視しており、マレーシアのナジブ・ラザク首相が訪日した際にも新幹線の採用を働きかけている。

しかし、新幹線の輸出に積極的な安倍首相や日本政府の意気込みとは裏腹に、企業はそれほど積極的ではないという。事情に詳しい日本の人物によると、その原因の一つに収益率の低さがある。また、政府主導では持続的なビジネスが難しいことも、企業が消極的になる一因になっているという。(翻訳・編集/岡田)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/682.html

[アジア22] 慰安婦像の撤去は困難、朴槿恵政権はもはや対応能力なし―中国メディア
10日、新華社は、慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、長嶺安政駐韓日本大使、森本康敬釜山総領事が一時帰国したことについて、「日本が芝居をうって場を収拾しようしても、像の撤去を実現するのは難しい」と伝えた。


慰安婦像の撤去は困難、朴槿恵政権はもはや対応能力なし―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160639.html
2017年1月11日(水) 8時40分


2017年1月10日、新華社は、韓国・釜山の日本領事館前に設置された慰安婦を象徴する少女像が設置されたことへの対抗措置として、長嶺安政駐韓日本大使、森本康敬釜山総領事が一時帰国したことについて、「日本が芝居をうって場を収拾しようしても、像の撤去を実現するのは難しい」と伝えた。

少女像の設置を含む慰安婦問題について、朴槿恵(パク・クネ)大統領の現政権はもはや対応する能力がない。一方、次期韓国大統領の立候補予定者は、相次いで15年末の「日韓合意」への反対姿勢を強めている。有力候補とみられる国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長が合意についての追加協議を要求。少女像については「撤去はもはや不可能」、「設置したのだからそのままにしておけばいい」などの意見が強い。

中国社会科学院の専門家は「日本は韓国に強い姿勢で警告しているが、一時帰国している大使がいつ戻るかは韓国側の出方による。日本が満足するような回答を得られれば、日本は穏便に大使を戻すだろう」と予測している。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/103.html

[中国10] <コラム>日本の新年行事で、私の日本国旗への印象が変わった
日本の新年には独特な景色がある。新年の日本人の3大国民的行事について述べていく。写真は今年の箱根駅伝。筆者撮影。


<コラム>日本の新年行事で、私の日本国旗への印象が変わった
http://www.recordchina.co.jp/a160620.html
2017年1月11日(水) 9時10分


日本の新年には独特な景色がある。いつも賑わっていた場所がひっそりと静かで、たとえば家近くのスーパーマーケットなど、正月期間に通常2、3日は閉店しているため、商店街はとても静かである。一方で、日本の新年にはとてもにぎやかな場所もある。今回のコラムで、新年の日本人の3大国民的行事について述べていく。

▼新年、神様に挨拶する日本人
1月1日に神社参拝に行くのは、「初詣」という日本文化があるからである。元日の神社の中で、黒山の人だかり、人々が祈願やくじ引きなどをする。お寺も同じくにぎやかで、線香やろうそくが盛んである。日本人は無宗教と言われるのに、多くの人が一年の始まりは神様に挨拶し、気持ちをリセットするのだ。

2016年の新語・流行語大賞である「神ってる」は、プロ野球で2試合連続サヨナラホームランを放った広島カープの鈴木選手を緒方監督が「神ってる 」と形容して評し、超人的な技能に神様を宿しているような思いであるという意味なのだろう。やっぱり、日本人は、神様に畏敬の念を抱いている。神様はどこにでもいるように、地震の神様もいるし、トイレの神様もいる。新年は、私たちと神様との距離感が一番近い時期であるのかもしれない。

▼箱根駅伝選手の好青年たちに敬意を払いたい
この数年間、私は新年にハマっていることと言えば、箱根駅伝である。テレビで駅伝生中継を観て、思わず涙がでる。まさに、毎年の「初泣」は箱根駅伝のためにある。正月に、美しい箱根路を懸命に走る選手たちの姿を観て、すごく感銘を受けた。特に印象深いのは、多くの選手が、ゴールした後、身体が辛そうな状況にもかかわらず、観衆に向け頭を下げて一礼をする。箱根駅伝選手の日本の好青年たちに敬意を払いたい。彼らは人々に勇気を与えている。

私はいつも1月2日に、テレビで生中継の駅伝を観る。翌日の復路を現場で観戦する。今年の1月3日、私はゴール場所の大手町に行った。箱根駅伝の往路は東京大手町からの芦ノ湖までの108キロ、復路は芦ノ湖から東京大手町までの109.9キロである。2日間で100万人以上の観衆が沿道を埋め尽くすという。

ゴール前の場所が一番にぎわっていると思う。選手が風のように通り過ぎる際に観衆たちが大声で「頑張れ」と歓声をあげたりする。普段は見られない日本人の情熱が丸ごと見えてくる。各大学の応援団の演出も見どころ満載である。応援歌、応援ダンスが力強くて面白くて、ユーモアが溢れる。

ところで、箱根駅伝の勝者は最上位チームだけの様に感じ、2位以下のチームの選手たちが謙遜に反省する姿を見せている。今年の駅伝が終わった直後、あるチームが観衆に向け、反省会を行った。数人の選手が話している時、涙が止まらなかった。それはまさに美しき「敗者の涙」だと私は感じた。選手は「よく頑張った」と多くの観衆から声を掛けられた。選手と応援する観衆の一体感を味わうことも箱根駅伝の魅力の1つである。箱根駅伝のことを中国の友人に紹介すると、「今度の新年は日本に来たい、日本の新年文化を体験したい」と話していた。

▼新年の皇居で、私は日本の国旗についての印象が変わった
新年の3つ目の国民行事は、1月2日の「新年一般参賀」という皇室行事である。数年前に1度だけ、私は「新年一般参賀」を体験した。それをきっかけに、日本の国旗について、私の印象が変わった。

以前、中国で見た「抗日映画」の中の日本国旗はとても怖かった。その時の日本国旗は「戦争」「侵略」「日本鬼子」などキーワードと絡んでいた。来日後、日常生活の中で日本国旗を見ることはめったにない。祭日の際、近所の交番、また走るバスに掛けられている小さな国旗をたまに見かけるくらいだ。

日本で初めて多くの日本国旗を見たのはある年の1月2日だった。皇居の新年一般参賀で、朝早くに皇居の外で、大勢の参賀者が日の丸の小さな旗を持って、長い行列に並んでいた。その光景を見て、国旗と日本人の心がどのように繋がっているのかを考えさせられた。天皇など皇室成員が参賀者に向けて手を振る時、人々は喜んで躍り上がって、強く小さな国旗を振る。その瞬間から、私は「日の丸」に馴染みを覚えた。目の前の日本国旗はもう映画の中で見た日本国旗ではなくなってきた。

私の目から見ると、日本人は政治的な立場の「左」や「右」にかかわらず、皆が天皇を尊敬しているようである。ロンドン五輪で水泳の北島康介選手がかっこよく登場した際、ユニフォームの日の丸を手で力強く握るしぐさを見て、「日の丸を背負う」というスポーツ選手の感情を悟った。それ以降、私のアイデンティティーは複雑になったのかもしれない。

十数年間日本で暮らしているため、日本も中国も、私にとって同じく「自国」であると言える。神社参拝、箱根駅伝、一般参賀、新年の3大国民行事の共通点と言えば、人々にパワー、情熱、勇気を与えること。これは日本の独特な伝統文化だと言える。これからも日本各地域の新年の魅力を発見して行きたい。

■筆者プロフィール:黄 文葦
在日中国人作家。日中の大学でマスコミを専攻し、両国のマスコミに従事。十数年間マスコミの現場を経験した後、2009年から留学生教育に携わる仕事に従事。2015年日本のある学校法人の理事に就任。現在、教育・社会・文化領域の課題を中心に、関連のコラムを執筆中。2000年の来日以降、中国語と日本語の言語で執筆すること及び両国の「真実」を相手国に伝えることを模索している。





http://www.asyura2.com/16/china10/msg/672.html

[アジア22] 韓国の接待禁止法、「厳し過ぎ」とブーイング絶えず早くも緩和か=ネットは反発「むしろ強化してしかるべき」「すべてが常識外れ
9日、韓国の「接待文化」を変えるかと物議を醸した「不正請託および金品などの授受の禁止に関する法律」いわゆる接待禁止法をめぐり、昨年9月末の施行からわずか3カ月ほどで改正論議が巻き起こっている。資料写真。


韓国の接待禁止法、「厳し過ぎ」とブーイング絶えず早くも緩和か=ネットは反発「むしろ強化してしかるべき」「すべてが常識外れのおかしな国」
http://www.recordchina.co.jp/a159768.html
2017年1月11日(水) 10時0分


2017年1月9日、韓国の「接待文化」を変えるかと物議を醸した「不正請託および金品などの授受の禁止に関する法律」いわゆる接待禁止法をめぐり、昨年9月末の施行からわずか3カ月ほどで改正論議が巻き起こっている。韓国・文化日報などが伝えた。

韓国国民権益委員会(権益委)はこのほど、「金英蘭(キム・ヨンラン)法」と呼ばれる接待禁止法について、「法の趣旨が毀損(きそん)されない範囲内で修正を検討」するよう求める意見が国務総理(首相)室に伝えられたと明らかにした。権益委は現在、企画財政部・農林畜産食品部・海洋水産部など関連政府機関との間で、同法に伴う「被害」の実態調査結果を点検している最中という。

同法で問題視されているのが、飲食物接待・贈り物・慶弔費の上限額をそれぞれ3万・5万・10万ウォン(約2900・4800・9700円)に定めたいわゆる「3・5・10規制」だ。権益委はこの上限額が厳しいあまり内需を委縮させているとの指摘が出ていることから、法施行からわずか100日余りで規制緩和の検討に乗り出した。関係機関の思惑としては、贈り物のやりとりが増える旧正月(17年は1月28日前後)までに法改正を実施したかったが、権益委は「施行令改正には少なくとも60日はかかる」とし、「今年の旧正月に5万ウォン以上の贈り物を提供した場合には違法となる」と説明している。

一方、一般の韓国国民には規制緩和に反対意見が多いようだ。記事には、ネットユーザーらから「法を強化してしかるべきなのに緩和だって?」「もっと徹底する方向に改正すべき。国の人間はどうにかして抜け駆けしようとしてるな」「そのままにしておいて!」「インクも乾かないうちに改正なんかしたらタダじゃ置かないぞ」「僕も公務員だけど、これは駄目でしょ」「金英蘭法改正は国を滅ぼす。徹底して守ってこそ国の底力が生まれるんだ」といった声が寄せられ、多数の共感を得ている。

また、「すべてが常識外れのおかしな国。こんな国が嫌になる」「大気汚染はサバのせい、MERS(中東呼吸器症候群)はラクダのせい、そして内需の委縮は金英蘭法のせい」「黄教安(ファン・ギョアン首相・大統領権限代行)はおかしくなったのか?国民の85%が肯定し定着しつつある法律なのに…」と、国政を批判するコメントも数多く寄せられた。(翻訳・編集/吉金)


http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/104.html

[中国10] 中国が世界最大の「独身者の国」に、2億人の成人未婚者―中国メディア
中国の親にとって、子供が結婚しないことは最も頭の痛い問題だが、中国は今や、世界最大の「独身者の国」となっている。


中国が世界最大の「独身者の国」に、2億人の成人未婚者―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160459.html
2017年1月11日(水) 10時30分


中国の親にとって、子供が結婚しないことは最も頭の痛い問題だが、中国は今や、世界最大の「独身者の国」となっている。瞭望東方周刊が伝えた。

最新の統計データによると、中国には2億人の成人の未婚者がいる。このうち女性は36%、20歳から39歳の独身者は5800万人と、世界最大の「独身者の国」となった。

筆者自身の感覚では、中国都市部に住む女性の結婚観の変化は極めて著しいという印象がある。

ある「80後(1980年代生まれ)」の同僚女性は27、28歳の頃、結婚について非常に焦りを感じ、「誰か良い人がいたら紹介して」とあちこちに頼みまくったという。お見合いに忙しい日々を送り、いわゆる「行き遅れ女性」になることを何よりも恐れた。だが、今年三十路を迎える彼女は、度重なる「お見合い」体験を経たことで、かえって心が軽くなり、「仕事に専念しよう」という心境に達した。その後2年以内に副部長に抜擢され、休暇には、親しい女友達としばしば海外旅行を楽しんでいる。「実は、独身ってとても幸せなの」と彼女は私に教えてくれた。

騰訊(テンセント)が2016年に実施した調査によると、女性回答者の37%は、「結婚しない生活は大変快適」と答えている。

「焦る『行き遅れ女性』」から「幸せな独身者」へと変わり、多くの中国女性が「達観」している。結局、結婚は人生の選択肢の一つにすぎず、必須項目ではないというわけだ。

このような変化の背後にある原因として、女性の教育レベルや職場での地位が向上したことが挙げられる。それによって、より前向きな意欲を持って、「結婚しない」などのさまざまな人生を選択できるようになった。

英エコノミスト誌の掲載記事では、「『女性の幸せは結婚にある』と信じてやまないアジア女性が、以前より晩婚化し、さらには結婚しない人も増えた。この変化は、女性、伝統的な家庭生活、アジア諸国の政治全てに深い影響を及ぼしている」と指摘されている。

残念な点は、中国の一般民衆、特に親世代の結婚観が都市部女性の変化にまったく追いついていないことだ。前述の同僚女性は、「独身の自分にとって、1年間で何よりも苦痛なことは、春節(旧正月)の帰省」だと私に教えてくれた。

「独身」がライフスタイルの一つとして社会一般に広く受け入れられるまで、「独身」であることにより生じる世代間のすれ違いや衝突は、かなり長い間続くことだろう。

ビジネスの観点から見ると、世界最大の「独身者の国」では、巨大規模の「独身経済」、特に「独身女性経済」が生まれると予想される。

たとえば、独身女性は自分自身に対する関心と愛情がより強く、伝統的な女性のように家庭や子供に自分の全身全霊を注ぐようなことはない。スキンケアやシェイプアップなどの流行産業では、他とは差別化したサービスを打ち出してこれらの消費能力が高い独身女性をいかに惹きつけるかが大きな課題となっている。

また、筆者が以前飛行機の機内で観た短編動画「一人食(一人めし)」は、一人で食べるヘルシーな美食を素早く簡単に調理する方法を紹介するという内容だった。これも、今の時流にぴったり合うアイデアだと感じた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/673.html

[アジア22] 日本には少女像撤去を要求する権利ない、日韓合意で「撤去」未言及―韓国紙
10日、韓国紙・中央日報は、2015年12月の日韓間の慰安婦合意で少女像を「撤去」することまで言及されていないとし、「10億円は少女像撤去の対価」とする主張は偽りだと伝えている。資料写真。


日本には少女像撤去を要求する権利ない、日韓合意で「撤去」未言及―韓国紙
http://www.recordchina.co.jp/a160681.html
2017年1月11日(水) 10時50分


2017年1月10日、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された少女像をめぐり、安倍晋三首相が「日本は10億円の拠出をすでに行った。次は韓国にしっかり誠意を示してもらわなければならない」と撤去を要求したことについて、韓国紙・中央日報は、2015年12月の日韓間の慰安婦合意で少女像を「撤去」することまで言及されていないとし、「10億円は少女像撤去の対価」とする主張は偽りだと伝えている。国際在線が伝えた。

中央日報は、韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相が15年12月28日、日韓間の慰安婦合意の記者会見で、在韓日本大使館前の少女像について「韓国政府は関連団体との協議などを通じて適切に解決されるように努力する」と述べたが、この「解決」は「撤去」を意味するものではなく、韓国政府はその後も「少女像は民間が設置したものであり、政府があれこれと言える問題でない」という立場を維持してきたと指摘。日本政府が合意に基づき拠出した10億円は少女像撤去の対価ではなく、慰安婦被害者の「心の傷を癒やす措置」を講じるためのものだとした。

また、日本は10億円の拠出で合意上の義務を完全に果たしたとはいえないとも指摘。韓国国民大の李元徳(イ・ウォンドク)日本学研究所長の話として、「合意の本質は日本政府が責任を認めて謝罪と反省をしたものだ。だが安倍首相が被害者に日本側の謝罪メッセージを伝える案について『毛頭考えていない』と発言したことは事実上の合意否定だ」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/105.html

[中国10] 斬新な日本のラーメンに外国人がうなる!意外な組み合わせにビックリ
10日、外国人の目線から日本のビックリなところを紹介する動画が中国のネットでも話題になっている。動画では、日本在住の米国人男性が大阪にある少し変わったラーメンを紹介している。


斬新な日本のラーメンに外国人がうなる!意外な組み合わせにビックリ
http://www.recordchina.co.jp/a160559.html
2017年1月11日(水) 11時10分


2017年1月10日、外国人の目線から日本のビックリなところを紹介する動画が中国のネットでも話題になっている。動画では、日本在住の米国人男性が大阪にある少し変わったラーメンを紹介している。

男性はスープがないまぜそばを一通り堪能した後、店が勧めている食べ方である無料のうまい棒を砕き、まぜて食べる。未体験の組み合わせに男性は「ワオ」と驚き、そのおいしさにうなっていた。

動画を掲載した中国のネットでは、「日本のラーメンは世界に知られているが、この食べ方は珍しい。最近では若い女性客が増えており、おしゃれなラーメン屋も少なくない。日本のラーメン屋はおしゃれなだけでなく、食べ方も斬新で面白い」と紹介した。(翻訳・編集/内山)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/674.html

[政治・選挙・NHK218] 裏取引はあったか? 20分で終わった小池・安倍会談の中身(日刊ゲンダイ)
   


裏取引はあったか? 20分で終わった小池・安倍会談の中身
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197289
2017年1月11日 日刊ゲンダイ

  
   得をしたのは…(C)日刊ゲンダイ

 10日、昨年8月以来、5カ月ぶりに官邸で会った安倍首相と小池都知事。

 東京五輪の経費負担について、小池知事が国の協力を要請し、安倍首相は「国としても連携したい」と応じたという。会談後、小池知事は「オールジャパンで協力し、大会を成功に導くよう確認した」と喜々として語っていた。しかし、会談の中身は、ほぼゼロだったとみられている。

「会談時間はわずか20分です。込み入った話ができるはずがない。安倍さんの過去の首相動静を見ると、単なる表敬訪問の時は20分のことが多い。もともと、2人はケミストリーが合わない。20分という短い会談時間に2人の関係がよく表れています」(官邸関係者)

 それでも、メディアにツーショットまで撮らせたのは、互いにメリットがあったからだ。

「2人ともケンカしたら損だと分かっています。1強の安倍さんにとって唯一怖いのが、人気のある小池さんです。“反安倍”の姿勢を強められたら、世論がどう動くか分からない。敵対しない方が得策と考えている。小池さんにとっても、1兆8000億円かかる五輪経費を、少しでも国に負担してもらいたい。お互い、相手の要求は分かっているだけに、阿吽の呼吸というか、裏で握り合うとみるのが正解でしょう。恐らく、国は五輪経費を相当負担することになるはずです」(政界関係者)

 どっちもどっちの2人だが、損得勘定は、小池知事の方が上だという。

「表面だけでも安倍官邸と良好な関係を維持することは、小池さんにとってメリットが大きい。まず、自民党本部と都議会自民党との間にクサビを打つことができます。すでに自民党都議は『7月の都議選で小池新党と戦っても、安倍首相は応援に来てくれそうにない』と危機感を強めています。実際、小池さんと対立したくない安倍首相は、応援に入らない可能性が高い。首都決戦である都議選は、どこも党首が応援に入るのに、自民党だけトップ不在になりかねない。小池さんにとって安倍官邸と握ることは、五輪経費を国に負担してもらうことと、都議会自民党を孤立させる2つのメリットがあります」(都政関係者)

 握手をした時も、笑顔が引きつっていた安倍首相は内心、憮然としていたのではないか。





















http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/867.html

[中国10] 中国、「抗日戦争」期間、小中高校の教科書で8年から14年に統一へ―中国紙
10日、中国教育部が、全国の小中高校で今春以降使う教材に関し、「抗日戦争(日中戦争)」の期間を、従来の1937年から45年までの8年間とする解釈を変更し、31年からの14年間に統一するよう通知を出したことが分かった。


中国、「抗日戦争」期間、小中高校の教科書で8年から14年に統一へ―中国紙
http://www.recordchina.co.jp/a160690.html
2017年1月11日(水) 11時30分


2017年1月10日、中国教育部が、全国の小中高校で今春以降使う教材に関し、「抗日戦争(日中戦争)」の期間を、従来の1937年から45年までの8年間とする解釈を変更し、31年からの14年間に統一するよう通知を出したことが分かった。新京報が伝えた。

従来の教科書で多く採用されていた「八年抗戦」は、日本との全面戦争が始まった37年の「七七事変(盧溝橋事件)」から45年8月15日までを指すもの。今後は31年9月18日夜に現在の瀋陽郊外の柳条湖で関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した「九一八事件(満州事変)」を起点とする「十四年抗戦」に統一する。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/675.html

[アジア22] なぜ?“慰安婦像”葛藤の中で日本の武官らが韓国国会に接触=韓国ネット「また屈辱外交をすることに?」「今は日本との関係改善
10日、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像の問題をめぐり日韓間の対立が激化する中、韓国の日本大使館に駐在している自衛隊の武官らが、韓国の国会議員との接触を試みていることが分かり、その背景に関心が集まっている。写真は韓国国会。


なぜ?“慰安婦像”葛藤の中で日本の武官らが韓国国会に接触=韓国ネット「また屈辱外交をすることに?」「今は日本との関係改善が必要」
http://www.recordchina.co.jp/a160683.html
2017年1月11日(水) 11時50分


2017年1月10日、韓国・YTNによると、韓国・釜山の日本総領事館前に設置された慰安婦像の問題をめぐり日韓間の対立が激化する中、韓国の日本大使館に駐在している自衛隊の武官らが、韓国の国会議員数人との接触を試みていることが分かり、その背景に関心が集まっている。

駐韓日本大使館に勤務する陸海空自衛隊所属の1佐3人が先週、韓国の国会国防委員会所属の議員らに面談を要請したことが分かった。慰安婦像設置への対抗措置として日本政府が駐韓日本大使を一時帰国させた当日に面談の要請を受けた議員もいるという。

日韓間の対立が激化していることもあり、議員室の多くは確答を避けたが、一部の議員はすでに面談の日取りを決めたという。これについて、一部では「慰安婦像の問題が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)にまで影響を与える可能性を懸念し、議員との接触に乗り出したのではないか」と指摘する声が出ている。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「この際日本とはバイバイしよう」
「日本のわなにはまり、また屈辱外交をすることにならないか心配だ」

「慰安婦合意もチェ・スンシル(パク・クネ大統領の友人で国政介入事件の中心人物)の作品でしょ?スンシルが所有するドイツのビルを売り、日本に10億円を返すべき」
「なんか嫌な予感がする。戦争しようということか?」

「面談を許可した売国奴議員の名前を公開して。韓国国民はその議員らを日本政府の代理人として断罪する」
「慰安婦像の隣に安倍首相がパク大統領に10億円を渡している像を建て、後代の歴史の教訓にしてもらおう」
「韓国の現在の敵は北朝鮮と中国。慰安婦像は博物館にでも保存し、日本とは敵国ではなく友邦国になるべきだ。今は日本との関係改善が必要な時期」(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/106.html

[中国10] 手術中に患者の家族が執刀医に“殺害予告”、冗談では済まされなかった理由―中国
9日、中国のあるネットユーザーが兄の手術に際してSNSでつぶやいた言葉が拡散され、物議を醸している。資料写真。


手術中に患者の家族が執刀医に“殺害予告”、冗談では済まされなかった理由―中国
http://www.recordchina.co.jp/a160691.html
2017年1月11日(水) 12時10分


2017年1月9日、中国のあるネットユーザーが兄の手術に際してSNSでつぶやいた言葉が拡散され、物議を醸している。

SNSでの不用意な発言が大騒動に発展することがあるが、中国でも同様だ。6日、四川省瀘州市の西南医科大学付属第二医院で兄が手術を受けていると報告したネットユーザーは、「もし執刀医が失敗したら、来年の今日は彼の命日になるだろう」と自身のSNSでつぶやいた。すると、この発言は瞬く間に拡散し、批判が殺到した。

同ユーザーは「誰が拡散したのか分からないけど、適当にシェアしないでください。兄は簡単な外科手術で命に関わることはありません。私は友人たちの注目を集めて兄を励ましたかっただけで、他意はありません」などと弁解。最終的に問題の発言を削除し、「私の言葉が社会に良くない影響を与えたことを思い知りました。ここで皆さんに深く謝罪します。私の間違った冗談に理性的に対応してください。法的な責任を負う必要があればそうします。改めてすべての医療にかかわる方々に謝罪します」とした。

しかし、ほかのネットユーザーからは依然として「もし手術が失敗していたら、この人は同じように言うだろうか。許すに値しない」「この人は実際のところ、実行するかは別にして本当にこう思っていたと思う」など、批判の声はやまない。

問題の発言は日本では冗談と取られたかもしれないが、中国では本気だと受け取られる背景がある。医師の診察や治療に不満を持つ患者やその家族が、病院スタッフとトラブルになったり、暴行を加えたりするなどの問題がたびたび起きていて社会問題にもなっている。(翻訳・編集/北田)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/676.html

[中国10] 中国政府、「抗日戦争」期間8年から14年へ教科書統一、ネットも圧倒的支持「延長だけでは不十分」「尖閣戻るまで抗戦続く」
11日、中国の小中高校で今春以降使われる教科書や教材で、「抗日戦争(日中戦争)」の期間が、従来の8年間から14年間に変更されることについて、中国のソーシャルメディアでは支持する声が圧倒的だ。写真は中国人民抗日戦争記念館。


中国政府、「抗日戦争」期間8年から14年へ教科書統一、ネットも圧倒的支持「延長だけでは不十分」「尖閣戻るまで抗戦続く」
http://www.recordchina.co.jp/a160692.html
2017年1月11日(水) 12時50分


2017年1月11日、中国の小中高校で今春以降使われる教科書や教材で、「抗日戦争(日中戦争)」の期間が、従来の8年間から14年間に変更されることについて、中国のソーシャルメディアでは支持する声が圧倒的だ。

10日付の新京報によると、中国教育部は、全国の小中高校で今春以降使う教科書や教材に関し、「抗日戦争」の期間を14年間で統一するよう通知を出した。従来は、日本との全面戦争が始まった37年の「七七事変(盧溝橋事件)」から起算し45年までの8年間とする「八年抗戦」の表現が多かった。今後は31年9月18日夜に現在の瀋陽郊外の柳条湖で関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した「九一八事件(満州事変)」を起点とする「十四年抗戦」に統一する。

この報道について、中国のソーシャルメディアには「これは事実であり、歴史の内容を改めるものではない」「期間の延長だけでは不十分だ。『十四年抗戦』の真実を学期ごとに繰り返し学ばせるべきだ」「真実の歴史を代々語り継くことが必要」「『八年抗戦』は正しくないと教師に質問したことがある。自分は間違っていなかった」「釣魚島(日本名:尖閣諸島)が戻るまで抗戦は続く」などの反応が書き込まれている。(翻訳・編集/柳川)


http://www.asyura2.com/16/china10/msg/677.html

[アジア22] 慰安婦像問題、韓国の専門家「国際法に訴えれば韓国勝訴の可能性高い」批判相次ぎネット炎上=「国際問題にするのが日本の狙い
10日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の慰安婦少女像問題を「国際法に訴えれば、韓国が負ける可能性はほとんどない」とする専門家の主張が出てきた。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。


慰安婦像問題、韓国の専門家「国際法に訴えれば韓国勝訴の可能性高い」批判相次ぎネット炎上=「国際問題にするのが日本の狙いなのに…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160575.html
2017年1月11日(水) 13時10分


2017年1月10日、韓国・聯合ニュースによると、釜山の日本総領事館前慰安婦少女像の設置が日韓の外交問題へと発展している中、「国際法に訴えれば、韓国が負ける可能性はほとんどない」とする専門家の主張が出てきた。

峨山政策研究院のイ・ギボム研究委員は10日、自身のブログで「韓国政府は日本政府に対し、少女像問題を国際裁判所に付託することを提案する必要がある」とし、「少女像設置が大韓民国の国際法違反とする結論が出る可能性はほとんどない」と述べた。

同研究委員は「2015年の『慰安婦問題の日韓合意』で、韓国外交部長官は『韓国政府は日本政府が在韓日本大使館前の少女像に対して公館の安寧・威厳の維持という観点で憂慮しているという点を認知し、韓国政府も可能な対応の方向について関連団体との協議などを通じて適切に解決されるように努力する』と述べた」とし、「大韓民国政府が関連団体との協議などを通じて問題を解決するために最善を尽くして努力したにもかかわらず、少女像が設置されたとなれば法的責任は存在しなくなる」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国の土地に少女像を設置するのに、なぜ国際裁判所まで行かねばならないのだ」
「笑わせる。自国の土地に自分のお金で像を立てて、なぜ裁判を受けないといけないのだ?」
「あなたは自分の部屋に物を置く時にも国際裁判所に伺いを立てるのか」

「韓国の国民感情を国際裁判所で判断してもらうのか」
「国際裁判所だって?われわれの歴史問題なのに、なぜわれわれの思うようにできないのだ?」

「裁判じゃなくて、合意破棄が正しい」
「まず、現政府がどれだけ売国的な決定をしたのか合意内容が明らかにされるべきだ」
「国際問題にするのが日本の狙いなのに…」

「そんなことをしたら日本は独島(日本名:竹島)問題も国際裁判所に持っていくだろう。合意文に少女像撤去義務という言葉は無いかも分からないが、撤去しなくても良いということにもならない」
「国際法では協議や合意を行ったことが重要になる。今回の件では簡単に訴訟するべきではない。悔しいが誤って合意してしまったことについて国民を説得する方が得策だ」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/107.html

[中国10] 慰安婦像で再び暗雲が立ち込める日韓関係、中国の専門家「日本の反応は明らかに過激」―中国メディア
改善していたはずの日韓関係は現在、冷え込みのリスクに直面している。写真はソウルのろうそく集会。


慰安婦像で再び暗雲が立ち込める日韓関係、中国の専門家「日本の反応は明らかに過激」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160636.html
2017年1月11日(水) 15時30分


改善していたはずの日韓関係は現在、冷え込みのリスクに直面している。人民日報海外版が伝えた。

■「改善」から「冷え込み」へ

韓国の市民団体は南部釜山の日本総領事館前の歩道に慰安婦を象徴する少女像を設置した。これについて、安倍政権は一連の対抗措置を講じた。駐韓大使、駐釜山総領事を一時召還した。釜山総領事館職員は釜山市の関連行事への参加を一時停止した。韓国とのスワップ協定などの合意協議を中断した。日韓ハイレベル経済協議を延期した。

これは以前双方が親しく締結した合意と大きなコントラストを成すものだ。2015年12月末、日韓両国政府は慰安婦の支援について合意し、双方関係は明らかに改善の兆しを見せていた。また、両国政府は2016年11月に「軍事情報保護協定」に調印した。協定調印後、日韓双方は米国を経ずに迅速に情報を共有できる。

■「日本の反応は明らかに過激」

「今回の件に対する日本の反応は明らかに過激だ」。外交学院国際関係研究所の周永生教授は、「今回の慰安婦銅像設置は韓国の慰安婦関連団体と民間組織の自発的行為であり、政府レベルでの決定ではない。日本が高圧的政策で韓国政府に譲歩を迫るのは反対の結果になるだけだ」と分析した。

実際、古い傷が暴かれたのには各レベルの原因がある。「2015年末に、日韓両国政府が慰安婦問題について合意に達したが、韓国民は日本が法的レベルで謝罪せず、賠償しないことに大きな不満を抱いている」。

周氏は「朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾後、韓国の国民と野党は日韓合意への反対の声を高めてきた」と述べた。韓国・聯合ニュースによると、韓国の野党は日韓慰安婦合意1周年に際し、「屈辱的な合意」の廃止を促し、再協議を要求している。

■懸念される両国関係の「運命」

「日本が韓国政府に対して完全に信頼を失ったと考えるのはまだ時期尚早のようだ」。中国軍事科学院外国軍事研究部の江新鳳研究員は「近年、日本は政治的、経済的、安全保障上の必要から常に韓国の力を得たいと思っている」「安倍政権が韓国政府に対して強硬姿勢をとっているのは明らかに韓国政府の混乱と弱体化を見ており、韓国政府が国内外の二重の圧力の下で動きづらいと見ているからだ」「これは日本の一貫した強硬心理だ。将来の両国関係の行方については、韓国側及び周辺国の反応を見る必要がある」と述べた。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/678.html

[アジア22] 韓国大統領選へ出馬濃厚の潘基文氏、親族が賄賂容疑で米国で起訴=韓国ネット「これは帰国プレゼントですか?」「今度は潘一族が
11日、韓国・聯合ニュースによると、現地時間10日、AP通信やAFP通信は潘基文前国連事務総長の弟であるギサン氏とおいのジュヒョン氏がニューヨークのマンハッタン連邦裁判所に収賄容疑で起訴されたと報道した。写真は潘基文氏。


韓国大統領選へ出馬濃厚の潘基文氏、親族が賄賂容疑で米国で起訴=韓国ネット「これは帰国プレゼントですか?」「今度は潘一族が国を揺さぶりそう」
http://www.recordchina.co.jp/a160688.html
2017年1月11日(水) 16時20分


2017年1月11日、韓国・聯合ニュースによると、現地時間10日、AP通信やAFP通信は潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長の弟であるギサン氏とおいのジュヒョン氏がニューヨークのマンハッタン連邦裁判所に収賄容疑で起訴されたと報道した。

同日公開された公訴状によると、2人は2014年、京南企業が所有するベトナムの複合ビル「ランドマーク72」の売却過程で、中東のある役人に50万ドル(約5800万円)の賄賂を渡そうとした疑いがかけられている。

当時、京南企業のソン・ワンジョン会長は同社の顧問だったギサン氏を通じて、息子のジュヒョン氏が理事を務めていた米不動産投資会社「コリアース」と売却代理契約を結んで投資者を探していた。その手数料は500万ドル(約5億8000万円)、売却希望価格は8億ドル(約926億5600万円)だったという。

しかし、外信によると、2人はある中東国家の国富ファンドが同ビルの購入に影響力を行使できるよう匿名の中東の役人に賄賂を渡す方法を選択、ファッションコンサルトで自称・代理人のマルコム・ハリス氏を通じて支給されたという。公訴状では、2014年4月に50万ドル(約5800万円)を前払いし、売却成功の有無によって別途200万ドル(約2億3000万円)を支給することに合意するも、ハリス氏が中東の役人とは無関係の人物ということが明らかになっている。

これを受け、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「国民みんなが思ってること『今からその調子かよ』」
「まだ選挙もしてないのに…もう先が分かったようなもの。朴槿恵(パク・クネ)大統領より悪くないはずはない」

「この人も親戚がみんな事業家や団体の会長で、偉そうに政界に入って来る人たちのようだね」
「これは帰国プレゼントですか?まずは親族の問題を解決してから来てください」
「崔順実(チェ・スンシル)に続いて潘氏一族が国を揺さぶりそう」

「(潘基文氏は)ベールに包まれた人」
「玉ねぎみたいな男だね。剥けば剥くほど不正が出て来るのは誰かさんと似てる」
「しっかり調べて全て明らかにしろ!」

「今や国民はこういう問題に敏感。断固として拒否する」
「もううんざり。どうか韓国をこれ以上腐らせないでくれ。これは警告だ」(翻訳・編集/松村)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/108.html

[中国10] 中国学者「二人っ子政策でもベビーブーム起きない」、1〜2年後の出産全面自由化を予測―中国メディア
7日、中国ではすべての夫婦に二人目の子どもを持つことが認められるようになって1年がたった。政府は、政策の着地は予測と大体合致しているとしているが、人口学者の多くが「実際の状況は楽観できない」との認識を示している。資料写真。


中国学者「二人っ子政策でもベビーブーム起きない」、1〜2年後の出産全面自由化を予測―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160410.html
2017年1月11日(水) 16時50分


2017年1月7日、中国では2016年1月にいわゆる「一人っ子政策」が廃止され、すべての夫婦に二人目の子どもを持つことが認められるようになって1年がたった。国家衛生・計画出産委員会は、政策の着地は予測と大体合致しているとしているが、人口学者の多くがこのほど開かれたシンポジウムで「実際の状況は楽観できない」との認識を示している。封面新聞が伝えた。

北京大学政府管理学院の袁剛(ユエン・ガン)教授は「すべての夫婦に二人目の子どもを持つことが認められたが、いわゆるベビーブームは起きていない」と指摘する。

全国婦聯児童工作部と北京師範大学が、北京や遼寧省など10省(市、区)の15歳までの子どもを持つ親を対象に、2016年4月から半年かけて行った調査によると、二人目の出産を望む親は20.5%にとどまり、53.3%は二人目を望まないと考えていることが分かった。経済的に豊かな地域ではこうした傾向が顕著だ。

袁教授は「二線、三線都市(中小都市)の状況も同様に楽観を許さない」と指摘する。中南政法大学が宜昌市で実施した調査によると、出産適齢の女性1人当たりの子どもの数は0.72という驚くべき結果が報告されている。袁教授は「これは二三線都市のケースだ。一線都市(大都市)は述べるまでもない。都市部の出生率は極めて低い。二人目の自由化では問題を解決できない」と話す。

人口問題に詳しいコラムニストの黄文政(ホアン・ウェンジョン)氏によると、農村部も懸念すべき状況だ。制限のない状況下で何人の子どもを欲しいか尋ねる調査では、中国の農村部は、低出生率の日本や韓国よりも低い数字が報告されている。

中国では「一人っ子政策」の厳格な実施により、全国の合計特殊出生率は現在、1.5程度だ。黄氏は「出生率1.5が続けば、50年後の総人口はどう変化しているのか。毎年1000万から2000万の人口が減り続ければ、計算上では人口は50年ごとに55%減少する」とし、「人口の急減、これは恐ろしい傾向だ。毎年の出生数は公式には1600万人とされているが、こうした数字は盛られたものであることは多くの現象から明らかだ。実際には1200万人というところだろう」と指摘する。

中国のシンクタンク「中国与全球化智庫」の梁建章(リアン・ジエンジャン)副主席は、「母数が1980年代生まれに比べてもともと少ない90年代生まれが出産時期を迎える2020年以降、出生率と出生数は現在よりもさらに低くなるだろう。中国の出産政策は、可能な限り早い段階で、全面的な自由化へと調整されるべきだ。二人目の自由化だけでは十分ではない」とし、1〜2年後の全面自由化を予測している。(翻訳・編集/柳川)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/679.html

[アジア22] 韓国、中国軍用機の防空識別圏侵入を事実上黙認?日本の発表受け認める=「自国の空も守れないのか」「道徳心以外、日本は優れて
11日、韓国・朝鮮日報によると、韓国軍が9日午前、中国軍用機の防空識別圏侵入に対応して、事件発生後11時間が過ぎた午後9時までこれを発表しなかった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。資料写真。


韓国、中国軍用機の防空識別圏侵入を事実上黙認?日本の発表受け認める=「自国の空も守れないのか」「道徳心以外、日本は優れている」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a160695.html
2017年1月11日(水) 22時40分


2017年1月11日、韓国・朝鮮日報によると、韓国軍が9日午前、中国軍用機の防空識別圏(KADIZ)侵入に対応して、F−15K、KF−16など戦闘機10機を緊急発進させたが、韓国軍は事件発生後11時間が過ぎた午後9時までこれを発表しなかった。

日本の防衛省が9日午後8時30分ごろ関連事実を発表したことを受け、韓国メディアが確認を求めると韓国軍は内容を認めた。元世宗研究所長のソン・デソン氏は10日、「国防部や合同参謀が中国に抗議声明を発表しても足りないのに、隠していたのは堂々たる行動ではない」と述べた。

軍関係者は、中国軍用機の侵入を通知していなかった理由について、「KADIZに進入した未識別航空機に対応する出撃は軍事作戦の一部であり、(侵入の事実を)公開する場合、韓国軍の探知・監視能力と作戦運用戦術を公開することになる恐れがある」とし、「他国でもその都度説明はしないと聞いている」と述べた。さらに、「付近の上空は日中韓の防空識別区域が重なる地域」とし、「中国軍用機が、この地域に侵入することは、毎年数十回に及ぶが一度も軍から公開したことはない」と述べた。朝鮮日報は、「非公開が原則とうことだが、これは日本の防衛省が発表したのとは逆の解釈になる」と述べた。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「情けない。ため息しか出ない」
「自国の防空識別圏も守れないのか」
「この国には秩序というものがない」
「大韓民国という国が恥ずかしい」

「北朝鮮、中国、ロシア、日本よりも、腐敗した無能な韓国政府と国防部が安全保障の最大の脅威」
「日本が発表したのを追認するような形だ。これは問題だと思う」
「こんなことをしているから、軍を信用できない人が増えているのだ」

「こいつら国を守ることより、自分たちの既得権を守ることで頭がいっぱいなんだ」
「軍人が言い訳ばかりしていたら国が奪われる」
「道徳的には劣っているが、他の点では日本は優れている」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/109.html

[中国10] 腐敗撲滅キャンペーンで汚職官僚120万人を処分、1400億円を押収―中国
11日、AFP通信によると、中国共産党中央規律検査委員会は10日、中国政府が進めている汚職撲滅キャンペーンで、これまでに官僚や公務員など約120万人が処分されたと発表した。資料写真。


腐敗撲滅キャンペーンで汚職官僚120万人を処分、1400億円を押収―中国
http://www.recordchina.co.jp/a160785.html
2017年1月11日(水) 23時10分


2017年1月11日、AFP通信によると、中国共産党中央規律検査委員会は10日、中国政府が進めている汚職撲滅キャンペーンで、これまでに官僚や公務員など約120万人が処分されたと発表した。参考消息網が伝えた。

同委員会が公式サイトに発表した報告書によると、海外へ逃亡した官僚や公務員のうち、約2600人が中国へ送還、もしくは身柄を管轄国へ引き渡され、資産約86億元(約1400億円)が押収された。中国はスペインやイタリア、フランスなど48カ国と犯罪容疑者の身柄引き渡し条約を締結している。

また、同委員会に報告があった汚職件数は16年、12年以来初めて減少に転じたが、具体的な数字は明らかにされていない。昨年は汚職約5万7000件が関係者の自白で発覚し、党員約41万人が処分された。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/680.html

[経世済民117] イオン、純損失172億円=総合スーパー不振―3〜11月期
イオン、純損失172億円=総合スーパー不振―3〜11月期
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000157-jij-bus_all
時事通信 1/11(水) 21:00配信


 イオンが11日発表した2016年3〜11月期連結決算は、純損益が172億円の損失(前年同期は174億円の損失)と2期連続で赤字だった。主力の総合スーパーの不振が響いた。

 売上高に相当する営業収益は前年同期比1.1%増の6兆998億円、営業利益は5.6%増の853億円。食品スーパーや金融事業は好調だったが、総合スーパーは傘下のダイエーの不振店を譲り受けたこともあり、350億円の営業赤字を計上、業績の足を引っ張った。 


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/685.html

[経世済民117] トランプ相場がしぼむ可能性も 「1月11日」は大統領就任日より重要(ZUU online)
トランプ相場がしぼむ可能性も 「1月11日」は大統領就任日より重要(写真=lev radin/Shutterstock.com)


トランプ相場がしぼむ可能性も 「1月11日」は大統領就任日より重要
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170111-00000020-zuuonline-bus_all
ZUU online 1/11(水) 19:09配信


慣例を破り、164日もの間、延期に延期を重ねてきたドナルド・トランプ次期米大統領の記者会見が、現地時間の1月11日にニューヨークで開かれる。トランプ氏は、意地悪な質問攻めにあうことが予想されているが、以前出演していたリアリティーショーのように、常識やルールをひっくり返し、攻撃的かつ一方的に自説を垂れる見世物になる可能性が強いとの予想もある。

しかし、トランプ氏が真摯に質問に答えようとも、会見を一方的な「施政演説」に変えてしまったとしても、そこには市場が反応する材料が必ず含まれる。投資家が会見の内容を、「経済施策に具体性がない」「中国などとの地政学的緊張を高める恐れがある」と判断すれば、トランプ次期大統領への期待から象徴的な20000ドル超え目前まで来た米ダウ平均が、失望売りで数百ドル下げるシナリオも考えられる。日本の株価も、当然つられて下げよう。

一方、特に経済施策について、建設的かつ実務的でそつのない答えが連発できれば、市場は「頼れるトランプ」を好感し、一気にダウ平均が20000ドルを超える局面になる可能性がある。また、対中関係や米国の中東政策について、安定性や予測性をもたらすような発言も、「買い」の材料だ。国内「トランプ相場」の上昇も、あと数週間は続くかもしれない。

いずれにせよ、市場にとっての重要イベントは、1月20日の就任式での格式ばった演説ではなく、トランプ次期大統領の「素」の考え方が、お得意の短文ツイートよりも具体的に表明される、1月11日の記者会見である。

頭がカミソリのように切れる側近であるキャリーアン・コンウェイ氏をはじめ、多くの顧問・側近が事前にトランプ氏に知恵をつけていることは想像に難くないが、そこは「すぐ感情的になる」「常識にとらわれない」「予測不能男」のトランプ氏、台本を無視して勝手にしゃべりたいことをしゃべり出す可能性も大だ。市場や投資家にとっても、ハラハラする展開が期待できる。

■市場が反応しそうな質問

米国において大統領に当選した者は、就任以前に何回か会見を開いて質問を受け、米国民や世界に、就任後の政策展開の方向性や展望を明確に語るのが「つとめ」であった。だが、トランプ氏は国民代表である記者との質疑の代わりに、一方的なツイートで「コミュニケーション」をとるスタイルを確立してしまい、米メディアの恨みを買っている。

すでにメディアでは、切れ味を研ぎ澄まされた質問の「刃物」が多数用意されている。「いかに自分が世界中で経営している不動産業やホテルなどのビジネスと、米国大統領としての利益相反を解消するのか」「自己が当選した米大統領選に、ロシアが影響力を行使したことを認めるか」など、容赦ない質問が飛び交うことが予想される。

ここでは特に、トランプ氏の発言に市場が敏感に反応しそうな問いを集めてみよう。まずは、「どのようにして、公約した1兆ドルものインフラ修復の財源を確保するのか」である。財政出動を示唆すれば、ただでさえ膨れ上がっている米財政赤字を悪化させるため、債券市場にとって大きな意味を持つ。また、「インフラ修復を行う官民パートナーシップへの税控除で対応する」と答えれば、公約した規模に本当に届くのか、実効性はあるのかなどの声が上がり、トランプ氏の経済政策全体に疑いが浮上して、「トランプ相場」がしぼむ可能性もある。

市場の大きな関心は、税制改革にも向けられている。大幅減税を約束するトランプ氏だが、「どのようにして財政赤字を増大させずに減税するのか」という質問にどう答えるのか、市場は注視している。また、トランプ氏がメキシコ国境に建設すると公言する「壁」についても、回答によっては、自由貿易の衰退と関連付けられ、製造業や流通はもちろんのこと、建設や運輸、果ては金融などの分野の株価に影響するかもしれない。

さらに、「財界やウォール街にやさしくするのか」という疑問も、市場の関心事だ。記者たちは、多分、このように問うだろう。「大統領選の期間、あなたはウォール街を攻撃して、支持を得た。なのに、あなたの『内閣』はウォール街出身者や富豪で固められている。有権者が納得すると思うか」。トランプ氏が自身の人事を弁護すれば、市場はそこにビジネス上の安定性と安心を見出し、相場は上げ続けることになろう。

■変質する大統領の記者会見

そもそも今回の記者会見は、メディア側がトランプ氏の利益相反について、説明を求め、12月中旬に予定されていたものだ。それが延期され続けただけではなく、トランプ氏側は、今回の会見を「記者会見」と呼ばず、「総合的なニュース会見」と位置付けている。その狙いは明らかだ。

まず、質問を利益相反に集中させないため、「総合的にあらゆる質問を受ける」としたことだ。次に、「権力者が責任追及を受ける」「メディアが権力を監視する」という、従来の記者会見のあり方をひっくり返し、「権力者がニュース作りを提供する」「メディアが権力側のニュースに合わせて踊る」場に換骨奪胎することである。

すでに全米ラジオ網NPRなどリベラル系のメディアは、こうした意図を見抜き、批判を加えている。しかし、トランプ氏が製造業の企業をツイートで締め上げ、攻撃を受けた多くの企業トップが音を上げて「降伏」「恭順の意の表明」をするなか、メディア企業の抵抗がいつまで続けられるのか、注目される。

政府を監視するメディアといえども、その多くは利潤を上げねばならない民間企業だ。トランプ氏は選挙中に米アマゾンを攻撃したが、再び攻撃すれば、アマゾンが所有する高級紙『ワシントン・ポスト』は独立を貫けるだろうか。

今回のトランプ氏の「総合的なニュース会見」に反応するのは、製造業などだけではなく、メディア企業やその持ち株会社の株価なのかもしれない。(在米ジャーナリスト 岩田太郎)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/686.html

[経世済民117] 生活保護受給世帯 3か月連続で過去最多を更新
生活保護受給世帯 3か月連続で過去最多を更新
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170111/k10010835281000.html
1月11日 12時20分 NHK


生活保護を受けている世帯は、去年10月の時点で163万7000世帯余りとなり、1人暮らしの高齢者の増加を背景に、3か月連続で過去最多を更新しました。

厚生労働省によりますと、去年10月に生活保護を受けた世帯は163万7866世帯でした。これは前の月より964世帯多く、3か月連続で過去最多を更新しています。

世帯別で最も多いのは「高齢者世帯」で、前の月より985世帯増えて83万6387世帯となり、全体の51%を占めました。このうち、1人暮らしの高齢者は9割以上となっています。

次いで、働くことができる世代を含む「その他の世帯」が26万2712世帯、けがや病気などで働けない「傷病者世帯」が23万8494世帯、「障害者世帯」が19万2107世帯、「母子世帯」が9万9131世帯などどなっています。

厚生労働省は「雇用情勢の改善などで、働くことができる世帯などの受給が減少している一方で、それを上回る勢いで高齢者世帯の受給が増えている。特に1人暮らしの高齢者は貧困に陥りやすく、今後も増加傾向が続くのではないか」と分析しています。
http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/688.html

[経世済民117] オバマ大統領の演説と、市場と情報操作(在野のアナリスト)
オバマ大統領の演説と、市場と情報操作
http://blog.livedoor.jp/analyst_zaiya777/archives/52902153.html
2017年01月11日 在野のアナリスト


オバマ大統領の最後の演説、最後まで見事でした。真珠湾の演説で安倍氏も、オバマ氏の広島演説の構成をそのまま真似しましたが、遠く及びませんでした。それはいくら美辞麗句で飾っても、間の取り方、言葉の抑揚、音程などの点でまったく異なるからです。演説の最後の言葉は「Yes,We can.Yes,We did」としました。「我々はできる、我々はやり遂げた」としますが、オバマ氏がもたらした変化は、結果的にトランプ氏を大統領に押し上げるための下地をつくった、ということになるのかもしれません。

しかしトランプ氏がもたらす変化は、決してまい進してよいものではなさそうです。Twitterによる嘘ばかりでなく、嘘のニュースサイトを信じる国民が、どれほど多いのか。日本では既存のメディアを牛耳り、おべっか記事を書かせることで支持を得て、米国では日本よりも既存メディアへの信用が失墜しているため、嘘メディアにとびつき、それがトランプ氏への根強い支持になっている。演説でも語られていたように、プロパガンダや大衆扇動は民主主義にとっての危機になります。FacebookやTwitterがより利用される米国では、扇動により大衆が誤誘導されやすい社会になっている、とさえ言えるのです。

その影響は、株価や市場価格にも顕著にあらわれているのでしょう。PER21倍台という、正当化されるまで何年かかるか分からない水準まで、跳ね上がってしまったのも、楽観を拡散することによって誘導された結果、とみることができるためです。原油相場も、OPECの減産合意で1バレル50$を突破しましたが、シェールオイルのリグ稼働率の上昇報道をうけて、やや悪化しています。受給でみれば50$を割ってもおかしくないのですが、50$を割れそうになると奇妙な情報や、買い支えの動きがでてくる。市場や今や、水準感すらおかしいまま、操作された情報の中でふわふわしている印象です。

つまり米国は、情報操作が利きやすい国になっているために、金融機関などが簡単に相場操縦できてしまう。今の金融機関は、取引部門とアドバイザー部門に分かれているとはいえ、企業の格付けや相場の見通しをだすところと、自己売買するところが、一体であることが多い。収益性を高めたいなら、誤誘導であっても自分たちが儲かるような情報をだした方が、より都合いいとも言える状況になっているのです。

しかしオバマ氏は、最後はトランプ期待という上昇になりましたが、リーマンショックを上手く乗り切った政権として、今後も称賛されることになるのでしょう。それはFRBの超金融緩和、というサポートがあったとしても、です。ただ、金融市場と雇用に責任をもつFRBのせいで、低賃金労働者層が拡大し、金融市場にもバブルが起きている、という現状は、グリーンスパン元FRB議長のように、任期中はマイスターとまで賞賛されても、その後に悪名を被った、といったパターンもあるので要注意かもしれません。ただ、今のところ幸福のうちにオバマ氏は幕引きできる、といった意味では幸運だったのでしょう。

今晩、トランプ氏の演説です。ただその前に、日本では日経225先物を売り、TOPIX先物へと乗り換える動きもみられます。つまり上昇すれば御の字、下落してもTOPIX型なら日銀が買い支えてくれるので、損失も少なくて済む、といった思惑が働いたのでしょう。日本の場合、SNSによる情報操作が利きにくく、また外国人投資家が取引の7割ぐらいを占めるため、情報操作よりも公的部門の動きをより重視する傾向もあるようです。

安倍政権ではメディア操縦のため、政府宣伝費を上積みしている、といった話もあります。情報操作により、国の大事な決定まで左右されてしまう米国がいい、というつもりもありませんが、公的部門や公的部門に頼ったメディアにより、操縦される国というのも、また問題があるものです。昨日、19年から元号が替わる、という記事もありますが、退位の仕組みも決まっていないうちに、退位の日付だけが決まってしまう。この不条理にして、今上天皇に対する意趣返し、ともみられるこんなスクープで世論が「あぁ、そうなのか」と受け入れ、誘導されてしまう。世界は今、デモクラシーの危機というのは、まさに情報の扱い方への危機、となるのかもしれませんね。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/689.html

[国際17] ロシアの高性能な地対地ミサイルがシリアへ配備され、イスラエル全域が射程圏内に入った影響(櫻井ジャーナル) :戦争板リンク
ロシアの高性能な地対地ミサイルがシリアへ配備され、イスラエル全域が射程圏内に入った影響(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/493.html
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/235.html
[戦争b19] 北朝鮮、核弾頭10個分のプルトニウム保有 韓国国防省(AFP)
北朝鮮・寧辺の核関連施設の内部(2009年1月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/South Korean Foreign Ministry


北朝鮮、核弾頭10個分のプルトニウム保有 韓国国防省
http://www.afpbb.com/articles/-/3113745
2017年01月11日 16:35 発信地:ソウル/韓国


【1月11日 AFP】韓国の国防省は11日に発表した白書の中で、北朝鮮は昨年末時点で核弾頭10個分に相当する約50キロのプルトニウムを保有しているとの見方を示した。

 8年前の推定保有量、約40キロより増えた。国防省は、北朝鮮は高濃縮ウランを使った兵器を製造する「相当な」能力を持っていると指摘したが、ウラン濃縮計画は極秘に進められているとして北朝鮮が保有する兵器級ウランの推定量は示さなかった。

 米シンクタンクの科学国際安全保障研究所(ISIS)は昨年6月、北朝鮮が保有するプルトニウムとウランの量を推定した上で、北朝鮮が保有している核弾頭は2014年の10〜16個から増えて21個以上になったとの見方を示していた。(c)AFP


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/498.html

[国際17] 「未来に希望を」 オバマ大統領、地元シカゴでお別れ演説(CNN)
             オバマ大統領が地元シカゴで最後のスピーチを行った  


「未来に希望を」 オバマ大統領、地元シカゴでお別れ演説
http://www.cnn.co.jp/usa/35094843.html
2017.01.11 Wed posted at 19:35 JST


シカゴ(CNN) 任期終了を今月20日に控えたオバマ米大統領は10日夜、地元シカゴで国民に向けて最後の演説を行い、未来に希望を持ち続けようと訴えた。

シカゴはオバマ氏が政治家としての道を歩み始め、2度の大統領選で勝利を宣言した場所だ。会場には支持者やかつてのスタッフら2万人以上が集まり、熱心な拍手と歓声を贈った。
オバマ氏は演説の冒頭で国民に感謝の言葉を述べ、「皆さんが私をより良い大統領に、より良い人間に育ててくれた」と語った。

続いてシカゴでの若き日々を振り返り、「変化は市井の人々がかかわり、参加し、一丸となってそれを望んだ時に初めて起きる。私はここでそのことを学んだ」「大統領としての8年間を経た今もそう確信している」と述べた。

一方で民主主義の難しさにも言及し、「前へ2歩進むごとに1歩下がっているように感じることもある」と認めた。


会場にはミシェル夫人やバイデン副大統領らの姿も

そのうえで在任中に達成した経済、外交、社会面での成果を挙げ、「皆さんのおかげで米国は私たちがスタートした時と比べ、ほとんど全ての面でより良く、より強い国になった」と強調した。

トランプ次期大統領への政権移行をできるだけ円滑に完了させると改めて表明し、「民主主義だからといって画一的になる必要はない。建国者たちは口論と和解を繰り返していたし、後世の私たちにもそうすることを望んだ。だがかれらは同時に、民主主義には基本的な連帯感が必要だということも知っていた。外面上の違いがどれだけあろうと、私たちは栄える時も衰える時も運命をともにする仲間なのだ、という考え方だ」と語った。

その連帯を脅かす問題として経済格差を挙げ、続いて深刻化が目立つ人種間の対立に言及。対立を乗り越えるには「法律だけでは不十分だ」「私たちの心が変わらなければならない」と訴えた。

人種的少数派には白人の気持ちを、白人には少数派の気持ちを理解するよう呼び掛け、「だれもが自分たちと同じようにこの国を愛する仲間だということ、同じように勤勉さと家族を大切にしていること、相手の子どもたちも自分の子と同じように好奇心と希望に満ちた、愛するに値する存在だということ。この前提からスタートしなければならない」と述べた。


会場には2万人を超える人々が集まった

演説の終盤では再び国民への感謝を表明し、「皆さんが世界を変えた。だからこそ私は今夜、この国の将来に対して就任当初よりさらに大きな希望を抱きながらステージを去る」と強調。「大統領として最後に皆さんに頼みがある。8年前、皆さんが私に賭けてくれた時にお願いしたのと同じことだ。どうか信じてほしい。私が変化を起こす力ではなく、あなた自身の力を」と呼び掛けた。

そして「Yes, we can(そうだ、私たちにはできる)、Yes, we did(よし、やったぞ)、Yes, we can」と、大統領選当時のスローガンで演説を結んだ。

側近らによると、オバマ氏は数カ月前から演説の準備を始め、会場はシカゴにしたいとの意向も示していた。歴代大統領は最後にホワイトハウスから演説をした例が多い。

オバマ氏はこれまでの主要な演説と同じように、今回も自ら内容を考え、スピーチライターのコーディー・キーナン氏が書き取った原稿に繰り返し推敲(すいこう)を加えた。原稿の余白には、オバマ氏の手で変更点がびっしり書き込まれていたという。





http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/236.html

[政治・選挙・NHK218] 韓国・朴槿恵大統領とダブる小池百合子都知事の末路(週刊実話)

韓国・朴槿恵大統領とダブる小池百合子都知事の末路
http://wjn.jp/article/detail/2310626/
週刊実話 2017年1月19日号


 「小池さんも近い将来、朴大統領の二の舞にならなければいいが…」

 昨年暮れから、そんな懸念の声が小池百合子東京都知事の周辺から聞こえ始めている。友人の雀順実被告に国家機密を漏らし便宜供与を図った疑いで崖っぷちに立たされている、韓国の朴槿恵大統領と「同じ1952年生まれの64歳、注目を集めるまでに至った経緯も似ている」というのがその理由だ。今の小池氏に、朴氏のような危機は訪れるのか。

 まず、2人の共通点について全国紙政治部記者がこう語る。

 「朴氏は第5代〜9代韓国大統領・朴正煕の長女として、銀のスプーンを咥えて生まれた超セレブ。対し小池氏は芦屋の石油貿易商の娘ですが、父親が大の政治好きで衆院選にまで出馬している。幼いころから政治が身近にあった環境は似ています」

 朴氏はキリスト教系の中高一貫校から工業系の大学に進学、後にフランスの大学に留学し、世界の風を肌で感じている。

 一方の小池氏も、関西私立の名門、甲南女子中学、同高校に進学。関西学院大に進むが中退し、カイロ大学を卒業。やはり世界に目を向けていた。

 朴氏は1974年に母親の暗殺後にフランスから帰国し、父親のファーストレディ役を務め、政治センスに磨きをかけた。さらに父親の暗殺後は政界デビューのチャンスをうかがい、'98年には国会議員補欠選挙に当選、以後はハンナラ党の要職を歴任し、2004年に党代表となった。

 「“ハンナラ党のジャンヌ・ダルク”と呼ばれ、朴人気は一気に高まった。盧武鉉政権を徹底的に批判したことから、盧武鉉支持者からカッターナイフで切りつけられるという事件にも巻き込まれている。しかし、この危機がさらに人気を沸騰させ、同党の大躍進につながったのです」(韓国政界事情通)

 '12年、ハンナラ党はセヌリ党に改称し、朴氏は同党の大統領候補に選出。韓国初の女性大統領の座を勝ち取った。

 一方の小池氏は、カイロ大で身につけたアラビア語を武器に、当時、米レーガン大統領から「狂犬」と呼ばれた反米主義のリビアのカダフィ大佐、PLOアラファト議長をスクープインタビュー。テレビ東京のキャスターから'92年には政界に転身した。以後は小泉政権下の環境相でクールビズを普及させ、安倍政権下で防衛相、さらに自民党総務会長を務め、都知事出馬と政界を駆け上ってきた。

 「朴氏は両親が暗殺され、自分も危うい目にさらされる崖っぷちでも、突き進む姿勢を貫いてきた。小池氏も都知事選出馬、豊洲新市場問題や東京五輪の予算削減など、自ら崖っぷちに身を投じて戦う。その作戦で周囲を巻き込み、“劇場”を作り上げてきたわけです」(自民党ベテラン議員)

 朴氏は大統領の就任演説で、「北朝鮮が核放棄するのであれば幸福な統一時代の基盤を作る」とし、さらに米、中、露のトップらと積極外交を展開。支持率は63%にまで達した。小池氏も知事就任後から高い支持率をキープしているが、そんな中、「昨年の朴氏のように今年は小池氏にとっての厄年になるのではないか」との声が聞こえてくるのだ。

 「朴氏の凋落の発端は、'16年10月末、韓国のテレビ局が崔順実被告が処分したパソコンを入手し、そこから崔被告が大統領の演説の草稿などの文書44件を発表前に受けとっていたことが判明。弾劾裁判まで追い込まれた。しかし、この疑惑は以前から噂になっていたことで、朴人気のもと、ただ曖昧にされていただけなのです」(前出・韓国政界事情通)

 小池氏にも、まだ徹底して調べられていない“疑惑”が複数ある。

 「'05年の衆院選直前、小池氏が代表を務める自民党東京都第10支部が、環境省のコンベンション事業を5460万円で随意契約した企業から100万円の寄付を受け取っていたという話がある。さらに闇金業者からの献金未記載問題が『週刊新潮』(12月29・1月5日号)により報じられた。それによれば、闇金関係者が'12年に1枚2万円のパーティー券を計100枚200万円で購入、小池氏サイドに支払ったと明かしている。しかし、その記載はどこにもなく、1回のパーティー券売買の上限(150万円)を超えているという。小池氏はブラックマネーの存在を否定しているが、疑惑がくすぶり始めているのです」(前出・全国紙政治部記者)

 これらを踏まえ、小池氏のシンパはこう語る。

 「それらがもし事実であれば、朴氏同様、人気の反動から一気に追い詰められることになるでしょう。この酉年は、小池氏にとっては“ポスト安倍”候補に飛躍するための大事な年。乗り切るためにも疑惑は一掃しておかなければならない」

 '16年末に行われた産経新聞とFNNの世論調査で小池氏は、“ポスト安倍”に相当する人物として第4位にまで浮上している。

 都議会自民党都議3人が会派を離脱、新会派を作り小池氏との連携を図るなど、いよいよ新党立ち上げへ向け足場が固まり始めた小池劇場。しかし、勢いの陰に隠れた闇の部分を放置すれば、朴大統領と同じ末路をたどりかねない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/869.html

[政治・選挙・NHK218] ≪慰安婦問題≫ 「金を払ったんだからもう黙れ」は、通じない 
【慰安婦問題】 「金を払ったんだからもう黙れ」は、通じない
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0e44bbc1c65edb715b782fde8cf10ef7
2017年01月11日 のんきに介護


インドア派キャンパー‏@I_hate_camp さんのツイート。

-—ハンギョレ新聞(日本版)では弾劾された朴槿恵大統領と安倍がセットで国民の敵となりつつある論調だ。「歴史的な合意」なんて自画自賛していたが、稲田の暴挙でブチ壊しになった。これで「地球を俯瞰する外交」の成果は文字通りゼロになった。〔18:09 - 2017年1月10日 〕—―



日本人でも

「最終的かつ不可逆的な解決」という

日韓の合意を

飾る言葉の意味を解しかねたのではないか。

釜山市の日本総領事館前の

慰安婦象の設置に対する抗議が

安倍首相と菅官房長官、岸田外務大臣の3名からなされている。

「10億円も出したのに何たることか」

ということだろう。

しかし、そもそも金でケリのつく問題はない。

「最終的かつ不可逆的な解決」

と言うほどの

誠意を果たして日本は見せたのかどうかということだ 。

何の外交的成果もない安倍政権が

唯一、これならと思って

外交的成果として

吹聴して歩きたいというのは分かる。

しかし、

「最終的かつ不可逆的な解決」

というのは、

ほぼ自画自賛でしかなかった。

客観的な合意としては、

慰安婦問題は確かにある

ということを

日本側が金を払って保障したに過ぎないのではないか。

韓国とすれば、

10億円は、

「最終的かつ不可逆的な解決」のために

日本が自らの過ちを認めた証拠金に過ぎないものなのだとしたら、

防衛大臣が

靖国神社の参拝をするなど

ちゃぶ台返しもいいところだということになる。

10億円は、

返還してもらって、

もう一度、仕切り直しと言うことを

韓国に伝えるべきだろう。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/870.html

[国際17] BBCニュース - 「民主主義を守ってほしい」(オバマ米大統領お別れ演説)
             お別れ演説をするオバマ米大統領(10日、イリノイ州シカゴ)


BBCニュース - 「民主主義を守ってほしい」(オバマ米大統領お別れ演説)
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/0d2bc443d8f7a02e1c683e9ad28f6b8a
2017年01月11日 のんきに介護


ペニーレイン
@torch2012 さんのツイート。

――オバマさんお疲れ様、賛否両論あるけどかっこいい大統領だったと思う。
一番の失敗は、ずっと国務長官としてのクリントンの意を汲み続け、最後には大統領候補として容認したこと。〔22:33 - 2017年1月11日 〕―—

オバマ大統領は、

実は、

トランプを歓迎しているという見方がある。

クリントンでは、

路線を継承できないとの

見立てからだろう。

僕は、

この説にとても説得力を感じた。

さて、

そんなオバマ大統領も

いよいよ退任。

最後、

〔資料〕に掲載したBBCのニュースにある通り

お得意のいい演説をされた。


〔資料〕

「『民主主義を守ってほしい』(オバマ米大統領お別れ演説)」

   BBC(2017年1月11日)

☆ 記事URL:http://www.bbc.com/japanese/38579643

バラク・オバマ米大統領(55)は10日、地元シカゴで大統領として最後のお別れ演説を行い、国民に民主主義を守るよう呼びかけた。

「すべてが始まった場所」に戻りたいと、若手弁護士として市民活動に初めて取り組んだ地元シカゴに戻った大統領は、数千人の支持者を前に、「ほとんどすべての指標で、アメリカは(8年前に比べて)より良い、強い場所になった」と述べる一方で、「民主主義はあって当たり前だと気を抜くたびに、民主主義が脅かされる」と警告した。

オバマ氏は、民主主義を守るためには国の制度や機関の強化が必要だと述べ、投票率が低い現状の改善には投票しにくくするのではなく投票しやすくし、政府機関の透明性を高める必要があると強調。しかしそれはいずれも「ほおっておいたらそうなるというものではない」と述べ、ひとりひとりが市民としての責任を担い、参加する必要があると指摘。合衆国憲法は素晴らしいがそれだけではただの文書で、そこに力を意味を与えるのは自分たち国民だと述べた。

国民の分断と対立を煽り、国の制度を丸ごと否定する動きに抵抗し、民主主義を支えて守る取り組みに市民として参加するよう求めた大統領は、「表向きは色々と違っていても、私たちは実は全員、同じ誇り高い称号を共有している。『市民』という」と強調した。

聴衆がこぞって「Four more years!(もう4年!)」と繰り返すなか、オバマ氏は「それはできないよ」と笑った。合衆国憲法は大統領の任期を最大2期と定めている。

またドナルド・トランプ氏が後任だと述べるとブーイングが起きた際には、大統領は「No, no, no, no no」と「ダメだよ」と繰り返し、大統領から大統領へと平和的に権限が移行するのは、アメリカの民主主義の代表的な長所だと述べた。

アメリカ初の黒人大統領は2008年、希望と変化を掲げて当選した。20日に宣誓就任する後任のドナルド・トランプ氏は、オバマ氏が実現した主要政策をいくつか撤廃すると公約している。

その上で大統領は、アメリカの民主主義を脅かす3つの脅威を明示。経済格差、人種分断、そして社会の様々な集団が「バブル(泡)」の中に引きこもってしまう現象の危険性を強調した。特に、ソーシャルメディアなどで飛び交う意見が「何が事実なのかという、共通する基本線」がないまま、同じ世界観を共有する集団の中で広がっていく現象に、大統領は懸念を示した。

「インターネットで見知らぬ人と言い争うのに疲れたら、現実生活の中で見知らぬ人と話をしてみたらどうだ」と大統領が言うと、観客は笑いと拍手で応えた。


オバマ氏はさらに、「公平で公明正大で、様々なものを受け入れるアメリカ」を信じる若者たちのおかげで、「始める前よりも、この国について楽観的」になれたと未来への希望を語った。

客席にはミシェル夫人や長女マリアさん、ジョー・バイデン副大統領夫妻が並び、オバマ氏はミシェルさんや娘たち、副大統領夫妻を次々に称え、感謝すると、大統領としてアメリカ人に最後のお願いがあると述べた。

「信じてほしい。僕が変化をもたらせると信じるんじゃなくて、自分にその力があると」と大統領は述べ、演説の最後を初当選時の有名なスローガンを使い、「Yes we can(みんな、できるよ)。Yes we did (みんな、やったね)。Yes we can」と締めくくった。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/237.html

[国際17] 期せずして湧き上がる「あと4年」 オバマ最後の演説! 
期せずして湧き上がる「あと4年」 オバマ最後の演説!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_112.html
2017/01/11 22:34 半歩前へU


▼期せずして湧き上がる「あと4年」 オバマ最後の演説!
 「あと4年!」「あと4年1」―。オバマが壇上に上がり大統領として最後の演説を始めると聴衆から大きな掛け声が上がった。

 しかし米国大統領の任期は2期8年と決まっている。オバマの延長はあり得ない。が、差別主義を隠さない異質の大統領、トランプの登場で、オバマの退陣を惜しむ声は大きい。

 8年間の任期中、議会で多数を占める共和党の抵抗に遭い、志半ばで退場することになったが、オバマが果たした実績は小さくない。

 リーマンショックで悪化した失業率の改善。どの大統領も成し遂げなかった国民皆保険を目指す医療保険制度改革、いわゆる「オバマケア」に取り組んだ。

 中東イラクやアフガニスタンから米軍撤退。地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」などを実現した。そして特筆すべきは54年ぶりのキューバとの国交回復である。

 旧ソ連(現ロシア)のキューバへのミサイル搬入に端を発した「キュ−バ危機」以来、両国は国交断絶が続いていた。米国とキューバは目と鼻の先の距離だがずっとにらみ合いが続いてきた。

 その厚い壁に風穴を開けたのがオバマだ。彼は時間をかけて米国内の反対派を説得。54年ぶりにキューバへのドアを開いた。

 そして昨年5月には、現職の米大統領として初めて広島の地を訪れた。これらはオバマでなければ絶対に実現不可能な出来事である。

 2008年大統領選挙で「チェンジ(変革)」を掲げ、黒人として初の大統領に選ばれたオバマ。全世界が驚きと称賛を浴びせた。

 その第44代米国米大統領バラク・オバマが2017年1月10日、地元シカゴで最後の演説を行った。

 「私は普通の人たちが物事に関わり、結束した時に、変化が起こることを学んだ。大統領として8年経った今も、そのことを信じている」と、民主主義の重要性や多様性の大切さを訴えた。

 彼の演説には、教養に裏打ちされた「品格」というものが感じられる。翻って安倍晋三はどうか・・・。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/238.html

[政治・選挙・NHK218] ≪賄賂では?≫安倍政権で防衛装備品メーカーからの献金が増加!防衛予算も増加
【賄賂では?】安倍政権で防衛装備品メーカーからの献金が増加!防衛予算も増加
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25794
2017/01/10  健康になるためのブログ




自民60%増 安倍政権下、15年3.9億円 工業会31社
防衛装備品メーカーなどが加盟する「日本防衛装備工業会」(JADI)の会員31社が2015年、自民党の政治資金団体「国民政治協会」に計3億9000万円余を献金したことが分かった。安倍晋三内閣が15年9月に安全保障関連法を成立させたこともあり、防衛予算は増加が続く。これに歩調を合わせるように、会員による企業献金は旧民主党政権時代から60%増加しており、以前の自民党政権下の水準にまで回復した。


以下ネットの反応。























企業献金廃止を前提に政党助成金が導入されたことを思うと‥。

特定の業界からの献金によって政治が左右されないように政党助成金(我々が日々汗水流して働いた税金が元手)が導入されたんですよね。それなのに、献金をやめない・受け取るということは「賄賂」を受け取っていると言われても仕方ないですよね。ホントこの政党助成金と企業献金の話は腹が立ちます。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/871.html

[政治・選挙・NHK218] 「日本スゴイ」なんて自己陶酔する「この国」はアホの限界(サンデー毎日)
「日本スゴイ」なんて自己陶酔する「この国」はアホの限界
http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2017/01/22/post-1358.html
サンデー毎日 2017年1月22日号


牧太郎の青い空白い雲 603

 新年、柄にもなく神仏に「国家の安寧」を祈った。おのれの健康より、国家が大事!なんて思ったのは初めてのことだ。

 昨年6月、国民投票でイギリスのEU離脱が決まった。11月のアメリカ大統領選はトランプ氏が予想を覆し勝利した。グローバル経済の下で「困難な立場」に追いやられた人々が、「既存の価値観」に異議を申し立て"思わぬ結果"を招いた。

 とはいっても、グローバル化の波は避けられない。これも時代の流れだ。その結果、あちこちで保護主義(=愛国第一主義)派と市場開放派の「戦い」が始まる。「価値観分断の時代」の到来である。

 せめて日本国だけでも「限られた人間の限られた幸せ」ではなく、誰もがイライラすることなく、精神が安定する日々を過ごせるように! そう祈った。

 電通の女性社員が長時間労働などに耐えられず自殺、イライラが高じて佐川急便の社員が配達の荷物を地面に叩(たた)きつけたりするようなことがないように!神仏に頼んだ。ともかく、日本は「アホの限界」に瀕(ひん)している。

 長いことアメリカに「属国扱い」されているのに、今さら歴史的真珠湾訪問!と大々的に喧伝(けんでん)し、「仲直り」を演出する安倍さん。はっきり言わせてもらえば「アホの限界」である。大多数の国民がイライラしているのに、安倍さんはコレに気づかない。批判精神旺盛なはずのメディアは「アホの限界」に知らん顔。神仏に頼るしかない。不安な新年である。

    ×  ×  ×

 今年も「安倍晋三首相」でいいのか?

 昨年5月16日の国会審議。安倍さんは「議会の運営について、少し勉強していただいたほうがいい。議会については、私は立法府の長」と答弁した。念のため、立法府の長は(形式的ではあるが)、衆参両院議長である。安倍さんは小学生でも知っていることすら知らない。無知だ。「言い間違えだ」と彼に味方する人もいるが、翌日も「立法府の長」と言い続けた。誰かが教えてやらないと、裸の王様は「無知」に気づかない。

 安倍さんは「下品」でもある。その12日後の国会で「早く質問しろよ!」。ヤクザのようだった。

 安倍さんは「嘘(うそ)つき」だ。

 これは数え切れない。その代表格が「フクシマについてお案じの向きには、私から保証をいたします。状況は統御されています」。例の五輪招致プレゼンテーションでの発言。これは真っ赤な嘘だ!と世界は知っている。

「デフレではないという状況を作りだすことはできたが、デフレ脱却というところまではきていないのも事実」と言い続ける。何を言いたいのか、さっぱりわからない。要するに、真っ赤な嘘の連続。地獄の閻魔(えんま)様もビックリだ。

「思い上がり」でもある。「(憲法解釈の)最高責任者は内閣法制局長官ではなく私だ」と言い放つ。

 それでも「安倍首相」を権力の座から引きずり降ろそうとしないのは、悪知恵に長(た)ける「限られた人々」が、「利用価値」を知っているからだ。首相をおだてれば「利権」を独り占めすることができる。この構図は、大統領スキャンダルで瀕死の韓国と同じではないのか?

    ×  ×  ×

 年末年始、テレビ各局は「日本スゴイ」特集を流した。

 12月29日の「世界!ニッポン行きたい人応援団」(テレビ東京)は3時間も、外国人が「日本大好き!」と称賛する番組だった。1月3日は日本の良さを再確認する「和風総本家」(テレビ大阪)......日本って、伝統文化もハイテクも全部スゴイ!を連発する。年末年始、テレビは日本礼賛のオンパレードだった。書店にも「日本スゴイ」本が並ぶ。『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』(講談社)といった調子である。

 誰かが「日本スゴイ」ブームを作っているのか。 安倍さんの「アホ支配」を続けようとする向きが、カネを使って「世論操作」をしているのではあるまいか?

(少数派だ!と思いたいが)アホな日本人が「日本スゴイ」ブームに自己陶酔している。

    ×  ×  ×

 戦時下の自己陶酔に似ている。

 満州事変をキッカケに、国際社会から孤立した日本は天皇中心の国家統治を前面に打ち出し「神の国、日本はスゴイ」を喧伝した。日本民族は優秀だ!と信じた日本人はやがて破局を迎えた。

 あの時と同じではないか?

 2017年、日本は「スゴイ」どころか、「アホの限界」を迎えているのに。

 あえて言う。今年も「安倍首相」でいいのか?


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/872.html

[経世済民117] 「無価値な不動産」所有&相続の悲劇…所有権放棄も国へ寄付も不可、延々と費用負担発生(Business Journal)

「無価値な不動産」所有&相続の悲劇…所有権放棄も国へ寄付も不可、延々と費用負担発生
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17701.html
2017.01.12 文=米山秀隆/富士通総研主席研究員 Business Journal


■見解分かれる所有権の放棄
 
 空き家、空き地の増加が目立つなか、所有者が所有し続けることが負担になっており、いっそ所有権を放棄したいとの要求も強まっている。不要となった不動産の所有権を放棄できるかについては明確な規定や判例がなく、学説も定まっていない。今後、管理されない不動産がますます増加していくことを見据え、この議論に正面から取り組む必要性が高まっている。

 民法239条には、「所有者のない不動産は、国庫に帰属する」という規定があるが、仮に所有権の放棄が認められれば、国の所有に移ることになる。不動産の所有権の放棄に関しては、一般論としては、動産で放棄ができるのならば、不動産でも明確に禁じる規定がない以上、放棄はできるとの説が多い。しかし、(1)それはどのような条件の下でできるのか、(2)その手続きはどのようなものかという点について見解が分かれている。
 
 順番が前後するが、まず(2)の手続きについては、「物権の設定及び移転は、当事者の意思表示のみによって、その効力を生ずる」(民法176条)とあるので、意思表示だけでできるとする見解もある。しかし、第三者に対抗するために行う登記については、現状では所有権放棄の手続きは存在しない。

(1)の条件については、放棄できるにしても、たとえば危険な不動産の場合、もっぱらその管理責任から逃れる目的で放棄するようなことは公序良俗に反し、認められないとの見解がある。「負財」という概念を用い、国が所有することについて同意できないような負の価値を持つ不動産については、放棄できないとの説もある。

 この場合、放棄できるのは、国が持つことについてなんらかの価値を見いだせるもの、あるいは少なくとも持っていてもリスクを負うようなものではないものに限られる。前者の場合、寄付を受け付ける場合の条件に近く、後者を含めれば、それよりは広げた範囲において放棄を認め、国が引き取っても良いという考え方になる。しかし、現状では国は基本的には寄付すら受け付けておらず、より広い範囲で国が引き取らなければならないとなると、国の負担は増す一方である。

■相続放棄による国への移転

 現在は、所有権の放棄はしたくとも登記の手段がなく、できない状態になっているが、相続放棄すれば国に引き取ってもらうことができる。相続放棄は不要な不動産のみを選択的に行うことはできず、遺産すべてを放棄しなければならないが、相続人全員が相続放棄して相続人不存在となった場合、自治体などの申し立てによって選任された相続財産管理人が換価して残余があれば、国庫に納付される。

 しかし、相続財産管理人の選任には費用がかかるため、相続放棄後、こうした手続きが行われることは稀である。最後に相続放棄した人は、相続財産管理人が選任されるまでの間、管理責任は残るが、その責任も現状では徹底されているわけではない。相続放棄された不動産が危険な状態となり、そのまま放置されていることも少なくない。

 空家対策特別措置法では、相続放棄された空き家を特定空家(危険な状態のものなど)に認定し、代執行の必要が生じた場合には、所有者不明の場合に行う略式代執行の手続きによることになる。所有者不明扱いなので、費用は請求することはできない。したがって、現状では相続放棄された場合、最終的には公費で取り壊さざるを得ない事態に至る。

 前述のように、相続放棄は選択的に行うことはできないため、現状ではそれが相続放棄に踏み切るハードルになっているが、今後、空き家のほかにめぼしい遺産はないといったケースが増えていけば、相続放棄が増え、管理責任も果たされず、最終的に公費で取り壊さざるを得ない事案が増えていく可能性がある。

 あるいは、相続放棄は選択的にはできないが、必要な財産を遺言書で遺贈したり、生前贈与したりしておけば、必要な財産を確保した上、最後に不要な不動産のみを相続放棄して手放すといったこともできないわけではない。裏技的ではあるが、こうしたことが実際に行われれば、国は使い道のない不動産ばかりを押し付けられてしまうことになる。

■所有権の放棄ルールの必要性

 今後、こうしてなし崩し的に放棄され、国が引き取らざるを得ない不動産が増加していく可能性を考慮すれば、最初から所有権を放棄できる手続きや条件を明確にしておくべきとの考え方をとることも可能である。

 これについては、例えば固定資産税何年分などの費用負担を求めた上で、放棄を認めるなどのアイディアがある。国が引き取ることで国の負担が増していくが、放棄する人に放棄時に一定の費用負担を求めるという考え方である。危険な物件については、その状態を解消するために必要な費用の負担を強いることも必要になってくるだろう。

 また、手続き的には、不動産登記法に所有権放棄による所有権抹消登記の規定を設けることが必要になる。さらに放棄後の管理については、国よりは地域の実情をよく知る自治体が行うほうが望ましいという考え方も出てこよう。

 なし崩し的に放棄された状態になり、管理責任も果たされなくなっていくのは、国土の管理という意味で望ましい状態ではない。一定の費用負担を求めた上で、放棄を認める仕組みを設けるのは、国土の管理を適正に行っていくという意味で正当化できると考えられる。しかし所有者にとっては、費用を負担できない場合には放棄したくてもできず、結局のところ、なし崩し的に放棄され、管理責任も果たされない不動産が増える事態は、こうしたルールを定めても出てくるのは避けられそうにない。

 この問題は、人口減少時代に使われなくなった不動産の処理や管理について、最終的に国や自治体がどの程度関与していくのかということとなる。国土の荒廃を防ぐため、積極的に関与していくべきなのか、あるいは財政負担を考慮して最小限の関与にとどめておくべきなのか。そのバランスをとった仕組みづくりが、今後、必要になってくると考えられる。

(文=米山秀隆/富士通総研主席研究員)

【参考文献】
加藤雅信(2015)「急増する所有者不明の土地と、国土の有効利用」高翔龍他編『日本民法学の新たな時代─星野英一先生追悼』有斐閣
田處博之(2015)「土地所有権は放棄できるか─ドイツ法を参考に」『論究ジュリスト』第15号
吉田克己(2015)「都市縮小時代の土地所有権」『土地総合研究』第23巻第2号

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/690.html

[経世済民117] あの壮大な都市開発計画、壮大に失敗し廃墟化しつつあった!住居もオフィスもガラガラ(Business Journal)
                シンガポールのマーライオン公園(「Thinkstock」より)


あの壮大な都市開発計画、壮大に失敗し廃墟化しつつあった!住居もオフィスもガラガラ
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17696.html
2017.01.12 文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役 Business Journal


 私は2012年初頭に、マレーシア・ジョホールバル(以下、JB)にて不動産を購入しました。その理由は、現在進められているイスカンダル計画によって一大都市圏が開発され、人口が増加し、不動産価格が上昇してキャピタルゲインが得られる期待があったからです。

 しかしあれから約5年、2017年を迎えた現在、当時の判断は半分間違っていたのではないかという疑念を抱いています。それは、不動産価格が上昇するどころか、JBは廃墟の街になりそうな懸念があるからです。

■沸騰するイスカンダル計画

 イスカンダル計画は、シンガポールの中心街から車で30〜40分にあるJBの大地を切り開き、06年〜25年にかけてシンガポールと共同で複合経済都市を開発するというものです。そのメインとなるイスカンダル重点開発エリアには、コンドミニアムや戸建て村、オフィスビルはもちろん、大学やインターナショナルスクールなどの教育施設、ショッピングモール、娯楽施設や医療施設などが建設される予定です。

 衣食住すべてにおいて満足できるインフラを整えることで、シンガポールからだけでなく、華僑やインド系、旧宗主国のイギリスや、イスラム国家としては最先進国としてイスラム圏からも人を呼び込み、香港−深センの関係のような、シンガポールと一体となる都市として発展させるビッグプロジェクトです。

 当初はその壮大な計画に、現地の人だけでなくシンガポール人も「どうせ頓挫するだろう」と思っていたそうです。これは投資家も同じで、日本人投資家のなかにも、イスカンダルプロジェクトは日の目を見ないと主張する人は少なくありませんでした。

 しかし走り出してみると、その予想に反して、世界各国からの投資資金も着実に流入し、予定されていた施設も次々に完成していきます。ハリウッド映画を撮影する有名なパインウッドスタジオをはじめ、レゴランド、キデイランドといった施設はすでに完成・稼働していますし、トレーダースホテル(現・ホテルジェン・プテリハーバー)も稼働中。

 教育特区としてのエデュシティ構想も進展しており、旧イギリス領だったこともあり、英系の大学・学部(マレーシア分校)も続々と誘致されています。英キャサリン妃の母校でもある英名門ボーディングスクールのマルボロカレッジはすでに開校。その正面にはラッフルズ・アメリカンスクールが建設中。今年はパラゴン・インターナショナルスクール、クレッシェンド・ヘルプ・インターナショナルスクールが開校予定など、JBにはなんと13校を超えるインターナショナルスクールがひしめき合うことになります。

 そして26年にはクアラルンプール(以下、KL)とシンガポールを約90分で結ぶ高速鉄道(日本も官民あげて新幹線システムを売り込んでいます)が開通する予定で、もちろんJBにも駅ができることになっています。この鉄道は、将来はタイのバンコクを結ぶ可能性も示唆されています。

 という感じで、確かに「ハコもの」はできていて、人口も確実に増加しています。11年に訪問した時には閑散としていましたが、JBを訪問するたびに車の通行量も増えていて、渋滞もあちこちで起こっています。ちなみにシンガポールとJBとを結ぶコーズウェイでは、普通なら5分で渡れるはずが、通勤時間帯には2時間超もかかるほど激しい渋滞に悩まされています。
 しかし、投資家目線でJBを考えたとき、かなり難しい市場になっていると感じています。

■供給過剰

 当時から予想はしていたことであり、新興国不動産投資のセミナーなどで話す機会があるたびに「必ず供給過剰が起こる」と注意喚起していた私ではありますが、言っている張本人が今、供給過剰の波に呑まれています。というのも、当時の私の予想を上回る超ハイペースで、新しいコンドミニアムが乱立しているのです。

 たとえばシンガポールの対岸、コーズウェイから少し西方に位置したダンガベイと呼ばれる湾岸エリアでは、中国資本によるコンドミニアム群が建設されていますが、近くで見るとその物量(供給戸数)に圧倒されます。こんなに住む人はいないだろうと感じずにはいられません。

 もちろん、新規のプロジェクトはJB内のあちこちで進んでおり、私が投資したプテリハーバー(プライベートヨットなどが係留できるマリーナエリア)だけでも、周辺では5つのプロジェクトが同時進行していました。そのプロジェクトも1つひとつが巨大で、1棟で何百戸もあるタワーが何本も建っているのです。

 どう考えてもこれほどの供給に対し需要が追いつくはずもなく、私の物件が1年も空室で賃貸が決まらない理由が痛いほどわかります。

 私が買った物件には敷地内にオフィス棟もありますが、決まったテナントは1社だけ。レジデンス棟の駐車場もガラガラで、住民は1ケタ程度しか住んでいない模様です。

■居住エリアとしてはまだまだ不便

 古くからのJB市内はそれほど深刻な状況ではありませんが、問題は新規開発エリアです。
 イスカンダルの目玉エリアであるヌサジャヤ地区は、「イスカンダル・プテリ」という名称に変わり、そのなかでも特にメディニ地区は経済特区が設けられて企業の誘致を進めています。しかしそこでさえ人はほとんどおらず、政府役人が住むと言われていた複合施設「ワンメディニ」もガラガラです。

 というのも、周辺には生活必需品や生鮮食料品などが手に入る商店などが皆無で不便だからです。これでは人が住みたいとは思えないでしょう。日本のイオンすら進出してこないのは、やはり人がいないから売上が成り立たないと考えているからだと思います。店がないから不便、でも集客できないから店は出てこないという負のスパイラルです。

 これは公共交通機関も同じく、プテリハーバーからはイミグレーション機能を持ったフェリー乗り場が開設されており、現在はインドネシア航路のみ運行されています。計画当初はシンガポール(セントーサ島)を結ぶ経路計画もありましたが(現在も計画自体はあります)、利用者数が見込めないということで、いまだ就航されていません。さらに西のセカンドリンク(シンガポールと結ぶ橋)もガラガラで、朝晩の渋滞時はコーズウェイを通るよりも迂回してセカンドリンクを使ったほうが早いくらいです。

■コンドミニアム下層のショッピングモールは歯抜けになる?

 新規コンドミニアム開発の多くは2棟、3棟、4棟といった連棟の巨大プロジェクトで、最下層部はおおむねショッピングモールになる予定です。

 ショッピングモールの上が駐車場、その上がレジデンス、というのが大抵のパターンなのですが、どう考えても同じエリアに大量の店舗用地を埋めることができるとは思えません。そもそも客がいないのにあちこちのモールに同時にテナントを誘致できるはずもなく、仮に今出店しても閑古鳥が鳴くだけで、すぐに撤退ということになるのは必至です。

 それに、これだけのモールの売上を維持するのは、コンドミニアムの住人やオフィス労働者だけでなく、外部からの一般客が来なければ難しいと思われます。

 そういえば私が投資したコンドミニアムのモールエリアにコンビニエンスストアがひとつ出店していましたが、10月下旬の訪問時、店内の客はゼロでした。テナントがいない歯抜けだらけのモールは、さびれた印象を受けて人は近づかないでしょう。日本でも、ガラガラのモールに行くくらいなら、ららぽーとやイオンモールなど賑わいのあるモールを選ぶはず。しかし、人がいないから売上目途が立たず、テナントも出店しない。こちらも負のスパイラルです。

 そんなガラガラのモールの上階にあるコンドミニアムを買いたいと思う人は多くないことが予想され、ショッピングモール併設のコンドミニアムの資産価値は著しく低下する可能性があります。ただしこれはデベロッパーのテナント誘致力に左右されますから、たとえばKLで成功したとかデべロッパー(不動産開発会社)の実績を確認しておく必要があります。

■需要層と供給される物件グレードのミスマッチ

 そうはいってもJBの人口は首都KLに次ぐ第2の都市。東京や大阪のように、マレーシア全土から人がやってきて、人口は着実に増えている。ならば、賃貸が決まらないはずはないのにと考えていたら、そこには意外なカラクリがあったのです。

 これは現地の不動産業者から聞いた話ですが、増えている人口の内訳のほとんどは現地の一般的なマレーシア人にもかかわらず、供給されるコンドミニアムは高級路線に偏っており、そこにミスマッチが発生しているといいます。

 デベロッパーが考えるのは、どうせ同じ規模の物件を建てるなら、高く売れたほうがいいということ。となると、お金持ちの外国人・外国資本を獲得したい。しかしマレーシアでは100万リンギット規制(外国人は100万リンギ以上の物件しか買えないという規制。為替レートを1リンギ25円とすると2,500万円以上)があるため、そうなればどうしても100万リンギ以上の物件を建てたがる。そのため、現地人の感覚からすると手が届かない高価格帯の物件ばかりが供給されることになります。

 すると月給10万円前後の一般的なマレーシア人が払える賃料のグレードには程遠く、もちろん住宅ローンを組んだとしても購入できる価格帯ではありません。

 こうしてローカル向けの安価な物件は数が足りない半面、彼らには縁のない高級物件は借り手がおらず余るということになるわけです。この現象はまだ続いており、これから売り出されるプロジェクトの多くも高価格帯路線。このミスマッチは拡大こそすれ、縮小される気配は今のところありません。

■今は貸せないし売れない時代

 つまり今のタイミングでは、日本人が買ったような物件は、貸すことも難しければ、売るに売れないということになります。実際、最近の新規プロジェクトの完売率は平均して6割から7割程度といわれており(ローカル向けの安価なプロジェクトは完売するものもある)、家が余っているのに転売することはもっと難しいというのは誰でもわかる話です。

 かつてマレーシア不動産ブームの時、日本人の販売仲介会社はさかんに「完成前に売り抜ければ、残金の用意は不要だしキャピタルゲインも得られる」と言っていましたが、今となっては当然そんなことは無理です。現実にも、転売できず残金も用意できない購入者によって、あちこちでキャンセルが起きているそうです。

 私はつねに「場所選びが重要」ということを主張してきましたが、ここまで過剰の上に過剰を塗り重ねられると、もはや場所の良し悪しなど関係ない、まさに手の打ちようがありません。

 しかもローンを組んでいれば、空室が続く限りローンの返済だけがのしかかってくるわけで、リンギット預金は目減りする一方、あるいは日本から何度も送金して補填しなければならなくなるのは火を見るより明らかです。実際そうなっている人がほとんどで、返済苦のため売却したいという日本人もちらほら出てきていると聞きました。しかし、こんな状況では売りたくても売れないし、大幅に値段を下げて(つまり多額の損切りをして)やっと売れるかどうかです。

 ただし、14年以前の50万リンギ規制(1,300万円)の頃にギリギリ50万リンギくらいで買った人や、それ以前にMM2H(マレーシア・マイセカンドホーム:10年更新型の長期滞在ビザ)を取得し安く買った人は、それでも転売益は出ているようです。このくらいならローカルの人たちでも住宅ローンを組めばなんとか手が届く価格だからです。

 では次回は、このイスカンダル計画が廃墟を生む可能性について考えてみたいと思います。

(文=午堂登紀雄/米国公認会計士、エデュビジョン代表取締役)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/691.html

[経世済民117] あの一大テーマパークがまさかの閉園…謎多き運営会社、閉園理由めぐる憶測(Business Journal)
               スペースワールド(「Wikipedia」より/Sanjo)


あの一大テーマパークがまさかの閉園…謎多き運営会社、閉園理由めぐる憶測
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17702.html
2017.01.12 文=編集部 Business Journal


 新日鉄住金の多角化事業の象徴が解体される。2016年12月16日、福岡県北九州市のテーマパーク「スペースワールド」は17年12月末に閉園すると発表した。同園は新日本製鉄(現・新日鉄住金)八幡製鉄所の遊休地に1990年4月に開業したテーマパークだが、営業開始から四半世紀超で幕を閉じる。アトラクション施設は閉園後に取り壊す。

 スペースワールドは16年11月、5000匹の魚を氷漬けにしたスケートリンクを製作し、過激な広告も相まって、インターネット上を中心に「かわいそう」「命を冒涜している」などと猛批判にさらされ、営業の一時中止に追い込まれたことで全国的に注目を浴びた。

 スペースワールドの運営会社は閉園について、「経営難が理由ではない」と説明した。16年12年17日付西日本新聞は、「土地を所有する新日鉄住金と、園内にあるアトラクションのなどを所有する同園側が、土地の賃貸をめぐる条件交渉で折り合いが付かなかったことが一因」と報じた。

 16年8月に閉園を決定。従業員計100人の雇用は、同園を運営する加森観光グループ企業への転職などによってすべて守るとしている。

 新日鉄住金八幡製鉄所の広報担当者は、「北九州市と協議しながら新たな賃貸先を探していきたい」とコメントした。新日鉄住金は、多角化事業のシンボルだったテーマパークから撤退する。

■スペースワールドは新日鉄住金の目玉事業

「鉄は国家なり」と豪語していた日本の鉄鋼業は、85年に鉄鋼不況に突入した。これ以降、長きにわたって出口が見えない冬の時代を迎える。日本の製鉄業の盟主である新日鉄住金は成長分野に活路を求め、エレクトロニクス、情報通信、都市開発、生活関連事業などの新規分野に進出した。

 87年にライフサービス事業部を新設。その目玉がスペースワールドだった。当時の斉藤裕社長が積極的に推進し、同園は“斉藤プロジェクト”と呼ばれた。

 88年7月に資本金20億円で株式会社スペースワールドを設立し、90年4月に新日鉄八幡製鉄所の遊休地に開業した。総面積は24万平方メートルにわたり、宇宙をテーマにしたテーマパークでスペースシャトル「ディスカバリー号」の実物大モデルを設置した。

 総事業費は380億円で、年間入場者数200万人を想定した。入場者数は97年に216万人を記録したが、その後は次第に集客が低迷。14年3月期に累積赤字は331億円に膨れ上がった。

 新日鉄住金は子会社で運営することを断念し、05年5月にスペースワールドの民事再生法を申請した。負債総額は350億円で、資本金20億円は100%減資し、新日鉄住金が負債など損失をすべてかぶった。

 そして05年7月、営業権をリゾート運営会社の加森観光に譲渡。スペースワールドの新しい資本金は1000万円で、加森観光の完全子会社として再出発した。

■「リゾート再建王」の手腕

 加森観光は、加森勝雄氏が53年に設立した加森産業が前身である。貸ビル業から観光業に事業を拡大し、登別温泉ケーブル、のぼりべつクマ牧場を開業。81年にルスツリゾート経営のため、登別温泉ケーブルの全額出資により加森観光を設立した。

 92年、学習院大学経済学部卒の加森公人氏が父の後を継いで加森観光の社長に就いた。小さなクマ牧場を足がかりに「リゾート再建王」へと駆け上がっていった。90年代後半から、経営に行き詰まったリゾートの買収や運営委託を積極的に進めた。

 仙台の不動産会社、関兵精麦が開発を進めた北海道占冠村のアルファリゾート・トマム、セゾングループ傘下の西洋環境開発がフランスの地中海クラブと提携して開発した北海道新得町のサホロリゾート、リクルート創業者の江副浩正氏が心血を注いだ岩手県の安比高原スキー場と盛岡グランドホテルを経営する岩手ホテルリゾートなどを傘下に収めた。

 買収にはカネをかけず、それぞれの施設で働いていた従業員も解雇しない。それなのに、公人氏が手に入れると、なぜかそのリゾートは再生する。多くの破綻した観光地を再生させたとして公人氏は、国土交通省から観光カリスマに選ばれた。

 だが、加森観光グループの全体像は謎に包まれている。非上場のため、売り上げや利益などの財務内容は公開していない。ホームページによると、資本金は8億1866万円。ルスツリゾートを中心に28のスキー場、ゴルフ場、遊園地、ホテルなどを運営している。

■閉園の真相は……

 そんな加森観光が、新日鉄住金からスペースワールドの運営を受託した。08年には、年間フリーパスの大幅値下げやプールなどの新規施設の開業により来場者は11年ぶりに増加に転じ、12年には164万人に達した。だが、その後なぜか入場者数の公表を止めた。

 今回、閉園にあたりメディアに対して「09年度からは黒字が続き、15年度は経営を請け負ってから最高益だった」(西日本新聞記事より)と述べている。スペースワールドが閉園に追い込まれたのは、土地を保有する新日鉄住金との賃貸契約更新が不調に終わったからとされている。

 一般的に、経営破綻したリゾート施設の運営を任せる場合は、破格の優遇措置を取ることが多い。長崎県佐世保市のリゾート施設、ハウステンボスを旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)に譲渡した時が、その典型例だ。

 旧ハウステンボスの債権は、銀行や地元企業らの債権者が放棄し、債務ゼロの状態でHISが引き受けた。さらに、佐世保市から固定資産税額に相当する再生支援交付金を10年間受け取れることになった。固定資産税を実質ゼロにする優遇措置だ。ハウステンボスは短期間で黒字に転換し、再生支援交付金を返上した。

 スペースワールドも同様に、スペースワールド社の債務は新日鉄住金が引き受け、借金ゼロの状態で加森観光が引き受けた。土地の使用に関する契約内容は公開されていないが、通常は、再建が軌道に乗るまでは無償か、無償に近いかたちになるため、スペースワールドも同様だったと考えられる。

 しかし、営業権譲渡から10年たち、契約の更新期を迎えるにあたり、新日鉄住金は相場での賃貸契約の更新を求めたが、土地の賃貸価格が上がれば赤字になることから加森観光が難色を示し、交渉が決裂して閉園することになったのではないかという見方が強い。

 新日鉄住金は、利益に結びつく新たな賃貸先を探すとしているが、地元の北九州市は今後の土地の有効利用について、「市の活性化、雇用確保につながるものにしてほしい」と要請している。

 スペースワールドにピリオドを打つのが、あまりに遅過ぎたとの批判は多い。地元の反発を恐れて、経済原則を貫き通せなかったことが原因との辛辣な見方もある。

(文=編集部)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/692.html

[不安と不健康18] 日本人の野菜不足、危機的状況で健康を脅かすレベルに…がんや糖尿病に直結(Business Journal)

日本人の野菜不足、危機的状況で健康を脅かすレベルに…がんや糖尿病に直結
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17703.html
2017.01.12 文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事 Business Journal


 世界中の人たちに「素晴らしい」「羨ましい」と褒め称えられている日本食ですが、肝心の日本人の食事の実態はというと、お粗末なものになり果てている感が否めません。その象徴のひとつが、野菜の摂取量の減少です。

 農林水産省が発表している資料『野菜の消費をめぐる状況について』では、「1人当たりの野菜消費量は、減少傾向で推移している」と記されています。また、このように分析されています。

「家庭での生鮮野菜の購入量が減少する一方で、食の外部化が進展している。若い世代ほど簡便化志向の傾向がみられる。また、野菜不足を感じている単身者は、中食・外食や加工品を利用することで野菜不足を解消したいと考えている割合が高い」

 厚生労働省は、健康を維持するために必要な野菜の摂取目標量は、「成人1日当たり350g以上」としていますが、同省発表の2013年『国民健康・栄養調査』によると、日本人の1日当たりの野菜平均摂取量は283.1gで、目標の81%程度にとどまっています。

 年代別で見てみても、すべての年代で摂取目標量に達しておらず、特に20〜40代の若い世代の摂取量は少なく、目標の66〜70%程度となっています。この年代の人たちこそ、野菜を多く摂取すべきなのですが、どのようにして野菜を摂取したらいいかわからないという方も多いのかもしれません。

 比較のためにアメリカの状況を見てみると、“現代栄養学の源”と評されている「マクガバンレポート」が発表された1977年以降、米政府は野菜の摂取量を増やすことを奨励してきました。

 また、「毎日5サービング以上の野菜と果実を食べよう」と呼びかける「ファイブ・ア・デイ運動」も盛んです。1サービングは、両手に乗るくらいの量が目安です。これは1986年にカリフォルニア州からはじまった事業で、徐々に全国に広がり、今では全米で食生活の指針を見直し、「毎日食べる食品の摂取量の約半分を野菜と果実にしよう」という“マイプレート運動”となって定着しています。

 その流れを受けて、10年2月には大統領夫人のミシェル・オバマ氏が子どもの肥満撲滅運動「Let’s move!」を呼びかけ、政府と民間企業が協力して食生活改善の取り組みを行っています。

 それが奏功したのか、今では年間野菜摂取量は以前とは逆転して、日本人よりアメリカ人のほうが多いという結果となって表れています。

■サプリなどでの補給はNG

 野菜の摂取量が少ないということは、とりもなおさずビタミンやミネラルなどの必須栄養素とともに、私たちの健康を守ってくれる植物栄養素の摂取量も少なくなるということです。また、最近ようやく重要視され始めた食物繊維の摂取量も少なくなり、それが健康のレベルの低下に結びついていることは、多くの方々の知るところです。

 食物繊維には2種類あり、ひとつは水溶性食物繊維、もうひとつが不溶性食物繊維です。いずれも私たちの消化酵素で消化されない食物中の成分です。根菜やイモ類などの野菜や果物、きのこ類や海草、甲殻類、そして未精製の穀類や豆類などに多く含まれています。

 食物繊維は、腸内に送り込まれてしまった発がん物質などの有害物質を吸着して排泄してくれるため、適正量を摂ることで腸内がきれいに保たれます。それによって善玉菌が増え、リンパ球が活性化し、結果的に免疫力が高まります。また、コレステロール値を下げる、糖尿病を予防する、高血圧を予防する、肥満を防ぐなど、さまざまな効果があると考えられています。

 しかし、このように健康効果を持つ食物繊維も、摂りすぎてしまうと良くありません。肝心な栄養が吸収されにくくなったり、腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になりすぎて下痢気味になったりすることもありますので、サプリメントや食物繊維を多く含んだ飲料などを飲む時は配慮が必要です。

 つまり、適量の新鮮な野菜と、未精製の穀物と豆類を日常的に食べるというのが、もっとも優れた食物繊維の摂取方法なのです。このような食事内容にしていくと、必然的に私たちの免疫力は向上していきます。逆に、食事で食物繊維を十分に摂取できないと、免疫力が低下することもあり得ます。このように、野菜の摂取不足は、私たちの健康に大きな悪影響を及ぼすことになります。

■野菜の“質”が重要

 しかし、もっと大きな問題は、野菜不足を解消しようとして質の悪い野菜を食べてしまうことです。質が悪いというのは、農薬や化学肥料を多用して栽培した野菜を指します。農薬の害は、これまでもいろいろと指摘されてきていますが、化学肥料にも大きな問題があります。

 化学肥料は、基本的に「硝酸態窒素」と呼ばれるものが主体で、これを大量に使用された野菜を食べると、その硝酸態窒素が体内でニトロソアミンという発がん物質に変化してしまいます。ニトロソアミンは発がん物質であるだけでなく、すい臓のインスリンをつくり出す細胞にも多大なダメージを与えます。そのため、長期間にわたって硝酸態窒素を摂り続けていると、細胞内にブドウ糖を取り込むメカニズムや、血糖値のコントロールにも影響し、場合よっては糖尿病の要因にもなってしまうのです。

 昨今、数多くの農家の方々が、農薬や化学肥料の害について気づき始めています。ご自身やご家族が体調を悪くされたことなどをきっかけに、自分たちが育てている作物が、それを食べる人たちの健康を害しているかもしれないと疑問を持つに至っているのです。

 農水省の調べでは、48%の農家が「条件さえ整えば、オーガニック栽培に移行したい」と考えていることがわかりました。その条件の第一は何かというと、「消費者の理解」なのです。消費者が、自分たちの食べるものに対して関心を持ち、農家の苦労を知った上で、オーガニック野菜に適正な価格を支払うという条件がまず整わなくてはならないのです。

 オーガニック栽培による元気な野菜を、みんながたくさん食べられるようになるといいと思います。おいしい野菜を食べれば、多くの野菜を食べたいと思う人も増えるでしょうし、日本人全体の野菜摂取量も増えるでしょう。ひいては、それが日本人全体の健康増進につながっていくことは間違いありません。

 国は、本気で国民の健康を考えるのであれば、省庁の壁を取り払い、さらに民間企業とも力を合わせ、オーガニック栽培をもっと推進すべきです。そして、国民が「これなら食べてみたい」と思うような、おいしい野菜料理を開発してほしいものです。

 そういう具体的な、実現可能な施策を考えだして実行するのが、役人の仕事ではないのかと申し上げたい。そうしなければ国民を健康に導くことはできないと、重ねて具申したい。

(文=南清貴/フードプロデューサー、一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事)

http://www.asyura2.com/16/health18/msg/293.html

[医療崩壊5] 「老衰」で死ねなくなった現代の異常さ…医学発達しすぎで「死の確定」困難化(Business Journal)


「老衰」で死ねなくなった現代の異常さ…医学発達しすぎで「死の確定」困難化
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17698.html
2017.01.12 文=富家孝/医師、ラ・クイリマ代表取締役 Business Journal


 今回は素朴な疑問から書いてみたい。それは、最近つとに「老衰」という言葉を聞かなくなったことだ。人は老いれば必ず死ぬ。だから、老いた結果の死は、「老衰」と呼ばれてきた。

 ところが現在、老衰は死亡原因全体のたった6.6%にすぎない(厚生労働省「平成27年人口動態統計月報年計<概数>の概況」より)。ちなみに、死因の第1位は悪性新生物(がん)で28.7%、第2位は心疾患で15.2%、第3位は肺炎で9.4%となっている。この統計を見ると、一般の方は、人は老衰で死ななくなったと思ってしまうだろう。
 
 しかし、実際はそうでない。ではいったい、なぜこんなことになっているのだろうか。
        
          

 その原因は、ひと言でいえば医学が発達しすぎたからだ。昔は老衰で済ませたものでも、そうできなくなってしまったのである。具体的にいえば、今は医療技術が発達したために、人が死んだ際にはほぼ必ずなんらかの疾患が発見される。そうなると、医学的には疾患の病名を死因とするようになり、病気とはいえない老衰を原因としなくなってしまったのである。

 そのため、今では平均寿命以上に生きた高齢者が、さしたる疾患が見つからずに死んだときにしか、死亡診断書に老衰とは書かなくなってしまった。

■なるべく老衰と書かない医者

 本来の死を考えたとき、一般的にはこれはおかしいと思われるだろう。しかし、医者の立場では、今ではこれが常識となってしまった。
 
 しかも今の医者は死亡診断書を書くとき、「なるべく老衰と書かないように」という教育を受けている。私もこれまで100通以上の死亡診断書を書いてきたが、老衰と書いたものは少ない。

 一般的に人の死は、その形態によって何種類かに分類される。
自然死、病死、災害死、事故死、自殺、他殺などである。そして、医学的に見た場合の死の原因は、死に至る基本的病態にしたがって分けられる。たとえば、
消耗死、脱水死、呼吸不全死、心不全死、中枢障害死、貧血(無酸素)死、代謝死、ショック死、事故死などがある。

 そこで老衰に話を戻すと、これは自然死であるとして、疾病などの原因がなく自然に死に至った「自然死」ということになるのである。

■死亡診断書

 それでは、死亡診断書がどのように書かれるのか、説明してみたい。

 大学病院の例を挙げると、大学病院では患者さんが死んだときは解剖することが多い。死亡診断書を書くに当たって、なるべく解剖を行う決まりになっている。これは、大学病院が診療行為とともに医療研究を行うという使命があるからだ。そこで、前述のように疾患名を死因とすることになる。

 この死因に関しては、実は解剖して初めてわかることがある。たとえば、心臓疾患で死んだのに、解剖してみると胃に潰瘍があった、思いもよらない血管に疾患があったなどということはけっこうザラにある。なかには、がん患者ではなかったのに、解剖してみて初めて臓器にがんが見つかったなどということもある。
 
■死の「確定」のプロセス

 このような経過を経て、死亡診断書が書かれるわけだが、ポイントは、「死亡の原因」をどのように書くかである。実は、それは次のように細かく7つに分かれている。

・(ア)直接死因と発病(発症)又は受傷から死亡までの期間 
・(イ)(ア)の原因と発病(発症)又は受傷から死亡までの期間 
・(ウ)(イ)の原因と発病(発症)又は受傷から死亡までの期間 
・(エ)(ウ)の原因と発病(発症)又は受傷から死亡までの期間 
・直接死因には関係しないが上記の疾病経過に影響を及ぼした傷病名等 
・手術の有無と手術年月日 
・解剖の有無とその主要所見

 なぜこのように細かいかというと、厚労省の死因統計に用いられるのが、「原死因」だからである。「直接死因」だけだと、本当の死因はわからない。直接死因というのは、死に至った直接の疾患名で、たとえば、「肺炎」だけの記述だと、これは「それまで元気だった人が肺炎を起こして死亡した」ということになってしまう。

 実際は、脳梗塞を5年前に起こし、その後、寝たきりで嚥下障害をたびたび起こしていた。そのため、肺炎を併発して死亡したということがある。この場合、死因が肺炎だけでは困るということである。

 そこで、このケースでは、「脳梗塞後遺症が根本の死因 (原死因)である」ということを明確にするため、(ア)に直接死因の「嚥下肺炎」と書き、(イ)欄以下に(ア)の原因として「脳梗塞後遺症」と記述することになる。

 こうして書かれた診断書によって、遺族は7日以内に役所に死亡届を提出し、同時に火葬許可申請を行うことになる。こうして、遺体は荼毘に付され、火葬場で火葬許可証に火葬をした旨を押印してもらい、それをもって埋葬許可証となり、火葬場で埋葬される。このようにして私たちの死は、社会的に「確定」されることになっている。

 不謹慎な言い方になるかもしれないが、現代人は「老衰」では死ねないのである。
(文=富家孝/医師、ラ・クイリマ代表取締役)





http://www.asyura2.com/16/iryo5/msg/471.html

[政治・選挙・NHK218] 元慰安婦たちは置き去りのまま…≪韓国・少女像設置問題≫で問われる日本の外交手腕(Business Journal)
                 自由民主党HPより


元慰安婦たちは置き去りのまま…【韓国・少女像設置問題】で問われる日本の外交手腕
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17697.html
2017.01.12 江川紹子の「事件ウオッチ」 韓国問題で問われる日本の外交手腕 文=江川紹子/ジャーナリスト Business Journal


 慰安婦問題をめぐって、日韓関係がまた悪化している。韓国は朴槿恵大統領の職務が停止されて司令塔がいないし、これまで仲介役を果たしていた米国も次期政権の対応は分からない。肝腎の元慰安婦たちが置き去りにされ、両国の人々のナショナルプライドが前面に出て、感情的な対立が長期にわたってこじれる懸念もある。

■慰安婦問題をめぐる韓国メディアへの疑問

 一昨年末に日韓合意にこぎ着けたのは、核開発を進める北朝鮮の脅威に対して、日米韓の連携を強化するという安全保障上の要請もあり、日韓国交正常化50周年の年末を控え、日韓双方の妥協の産物ではあった。ただ、そこで大切だったのは、元慰安婦の方たちが存命中に和解に至ることだった。彼女たちの心の傷が癒やされ、少しでも豊かで幸せな晩年を過ごしてもらおうというのが、合意に向けての大義であったはずだ。

 そのために、韓国で「和解・癒やし財団」が立ち上げられ、当事者の意向を尋ね、日本からの10億円を元に、元慰安婦や遺族に慰労金が渡されることになった。存命の元慰安婦の方々の7割を超える34人が慰労金を受け取ることになったのは、生きているうちに解決したいという当事者の思いと、現地の財団の担当者たちの誠実な対応がもたらした結果だろう。

 ところが、韓国のメディアは、その事実をほとんど報じていない、という。実際、韓国の有力新聞の日本語版サイトをチェックしてみても、そうした記事は掲載されていない。それぞれのメディアに、独自の主張があるのは構わないが、大事な事実を伝えないというのは、ジャーナリズムの役割を放棄しているに等しいのではないか。

 アジア女性基金の償い事業が行われた時も、日本政府からの拠出金で行う事業もあり、総理大臣からのお詫びの手紙も渡されるなどの事実を、韓国メディアはきちんと伝えていなかった、と聞く。「日本政府の責任回避のごまかし」として激しい拒否反応を示すNGOに同調したメディアが発信する情報は、韓国世論に大きな影響を与えただろう。償い金を受け取った女性たちは、「金に目がくらんで心を売った者」として批難されることになった。

 それでも、さまざまな人たちの努力によって、韓国政府が認めた被害者207人の29%に当たる60人が、償い金などを受け取った。ただし、彼女たちが韓国国内で攻撃されるのを防ぐために、その事実はかたく秘匿され、明らかにされたのはつい2年前のことだ。

 国家賠償という形でなければならぬ、という方々の主張は理解できる。けれども、だからといって償いを受け入れるという道を選んだ人を批難するのは筋違いだ。日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちは、今度は祖国の同胞たちからの激しいバッシングで貶められることになったのだ。なんと残酷なことだろう。

 今回も、慰労金を受け取った元慰安婦たちは、肩身の狭い思いをしているのではないか。人間としての尊厳を損なわれた被害者が、再び傷つけられる事態にならないようにと願ってやまない。

 確かに、合意に反発し、あくまで日本の国家賠償を求める元慰安婦もいる。ただ、釜山の日本領事館の前に新たな少女像を設置して気勢を上げている人たちは、自分たちの行為によって、現実が彼女たちの願う方向に動いていくと、本気で思っているのだろうか。その真の目的が、本当に元慰安婦たちの救済なのか、疑問に感じる。むしろ、自分たちの運動を永続させるのが目的化しているのではないか。

■反日運動を勢いづかせた安倍晋三政権

 だから、釜山の少女像に日本政府が反発し、在ソウル大使や在釜山領事を一時帰国させたり、緊急時に通過を融通しあう通貨スワップ協定の再開に向けた協議の中断、日韓ハイレベル経済協議の延期などの報復措置をとったことは、彼ら彼女らにとっては、願ったりかなったりの展開だろう。なぜなら、韓国国民が反発し、反日意識が強まれば、それはすなわち自分たちへの追い風になるからだ。今の展開に、ちょっとした勝利感すら覚えているのではないか。

 日本のメディアは、日本政府の対応の正当性を伝えるが、「正当」であっても逆効果になるのでは、外交としては成功とはいえない。何も日本の側から、これ以上反日運動を勢いづかせる燃料をさらに投下する必要はないのではないか。

 ではどうすればいいのか。

 私は、こういう状況だからこそ、日本はあくまでも合意を大切にし、元慰安婦の方たちへの慰藉(いしゃ)を重視する姿勢を示し続けることだと思う。

■「名誉ある地位」を守るためには

 合意には、次のような文言がある。

〈韓国政府が、元慰安婦の方々の支援を目的とした財団を設立し、これに日本政府の予算で資金を一括で拠出し、日韓両政府が協力し、全ての元慰安婦の方々の名誉と尊厳の回復、心の傷の癒やしのための事業を行うこととする。〉

 日本はお金を出して終わり、ではない。すべての元慰安婦の名誉・尊厳の回復や癒やしのための事業は、「日韓両政府が協力し」て行う義務を負っている。

 だからこそ、本当は今のような事態になる前に、「和解・癒やし財団」の求めに応じて、安倍首相が元慰安婦の方々にお詫びの手紙を出せばよかったと思う。そうすれば、被害者たちの心の癒やしにつながるだけでなく、過去に向き合う日本の誠実さを対外的にアピールすることにもなったろう。

 ところが、昨年10月の衆院予算委員会で安倍首相は「毛頭考えていない」と、けんもほろろに突っぱねた。返す返すも残念だ。カネを払ったんだから、負の歴史とこれ以上向き合う必要がないといわんばかりの態度は、安倍首相の人間性だけでなく、日本の国柄をも傷つける。

 せめて、財団と連携して、元慰安婦のために、今後もできることは地道にやっていくという姿勢はきちんと示してほしい。

 軍人が直接、力ずくで女性を誘拐するような「強制連行」はなかったとしても、韓国に限らず、心ならずも慰安婦にされた女性たちが心身を傷つけられたことについて、日本軍の関与や責任は否定しようもない。

 大戦中、海軍主計士官だった中曽根康弘元首相も、自身の手記の中で、インドネシアの設営部隊の主計長だった頃の経験を、こう書いている。

〈三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。〉
 今回の合意にも、こう書かれている。

〈当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題であり、かかる観点から、日本政府は責任を痛感している。〉

 ところが、日本の中では、元慰安婦の方々を卑しめたり、日本側には何の問題もなかったかのような言動も飛び交う。合意を大事にするのであれば、日本側から元慰安婦の尊厳を傷つけるような言動は断じて慎むべきだし、安倍首相にはそのような呼びかけをしてもらいたい。

 それは、国際社会の中で日本が「名誉ある地位」(日本国憲法前文より)を守っていくためでもある。

 日本側が対抗措置を取り、外交問題となったことで、今回の出来事は海外の国々でも報じられた。真珠湾訪問で、せっかく「和解の力」をアピールしたばかりなのに、アジアの国とはまだまだ和解に至っていないことが、国際社会に印象づけられてしまった。

 また慰安婦問題は、国連の人権委員会や女子差別撤廃委員会などでも取り上げられてきた。国際社会では、韓国政府よりもむしろ日韓のNGOなど、民間の組織や個人が問題提起をしてきたと言えるだろう。確かに、日韓合意で、両国政府は「今後、国連等国際社会において、本問題について互いに非難・批判することは控える」とあるが、これはあくまで「政府」の約束。民間の団体や個人が、それに縛られることはない。

 そうした国際社会の中にあって、「名誉ある地位」を守っていくには、まずは過去の問題に対する日本の誠実な姿勢を示し、多くの人々の心に印象づけることではないか。

(文=江川紹子/ジャーナリスト)

●江川紹子(えがわ・しょうこ)
東京都出身。神奈川新聞社会部記者を経て、フリーランスに。著書に『魂の虜囚 オウム事件はなぜ起きたか』『人を助ける仕事』『勇気ってなんだろう』ほか。『「歴史認識」とは何か - 対立の構図を超えて』(著者・大沼保昭)では聞き手を務めている。クラシック音楽への造詣も深い。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/873.html

[政治・選挙・NHK218] 羽田国際線増便の安全性にとって横田空域の全面返還は不可欠だー(天木直人氏)

羽田国際線増便の安全性にとって横田空域の全面返還は不可欠だー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph5mn
11th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


 日米安保条約と、その実質的な内容を書き込んだ日米地位協定が、

世界でも例のないほど主権放棄の不平等条約、協定であることは、

いまでは多くの識者が語ったり書いたりしている。

 しかし、それでもほとんどの国民は、その不平等性のあまりの理不尽さを知らない。

 だから羽田空港の国際便増が日米間で合意された時も、

これで便宜が向上するようになると、単純に歓迎したに違いない。

 しかし、羽田国際線の増便の裏には横田空域問題があるのだ。

 つまり横田の上空の制空権は米軍が一手に握っており、

米軍の安全保障政策の都合が最優先されるのだ。

 日本の民間機は、その横田空域を回避し、

航路を不自然なまでに変更を余儀なくされる危険な飛行を余儀なくされてきたのだ。

 だから、羽田国際便の増便が日米間で合意された時、私はてっきり横田空域の返還、

もしくは少なくとも米軍管制権の一部移譲が合意されていたと思っていた。

 ところがきょう1月11日の東京新聞を見て驚いた。

 確かに増便の新ルートが横田空域を通過することは日米間で原則了承されたらしい。

 しかし、その事が今わかったという。

 しかも、具体的内容はこれから日米の実務者で協議するという。

 そして最終的には日米合同委員会で正式に決まるという。

 これを要するに、羽田国際線の増便は、安全飛行について何も決まらないまま、

増便が先行して決められ、そしてその詳細はこれからの密議で行れるということだ。

 われわれは、この交渉から目を話してはいけない。

 メディアは、日米合同委員会の存在をいまこそ国民に知らせ、

その密議の内容を国民に知らせなければいけない。

 そして最終的には横田空域の返還を求めなければいけない。

 そうしなければ、羽田国際線の増便は危険性極まりない増便となる。

 事故と隣り合わせの危険な飛行が余儀なくさせられることになる。

 羽田国際線の増便をきっかけに、

日米軍事同盟より日本国民の暮らしと安全を優先する、まともな政策を取り戻すべきである。


           ◇

羽田増便 新ルート「横田空域」を通過 米、実務者調整で了承
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017011090135732.html
2017年1月10日 13時57分 東京新聞


 羽田空港の国際線発着回数を増やすため、東京都心上空を通過する形で設定される新ルートの一部は、米軍が管制権を持つ「横田空域」を飛行することが十日、政府関係者への取材で分かった。米側は、実務者間での調整で飛行を了承していることも判明。今後、空域の一部返還を受けるかなど、両国間で具体的な詰めの協議を進める。

 一部返還されれば二〇〇八年九月以来となるが、横田空域は羽田空港の管制空域の西側に隣接していて現状も多くの旅客機が迂回(うかい)を強いられている。羽田の機能を最大限活用するためにも、根本的な解決が求められそうだ。

 返還以外にも、連絡方法などを決めた上で運航ごとに許可を受ける方法なども適用可能で、両政府間の協議機関である日米合同委員会での正式合意の必要性なども検討するとみられる。

 政府は二〇年の東京五輪・パラリンピックまでに、羽田の発着枠を現在の年間四十四万七千回から最大三万九千回増やし、国際線に振り分ける方針で、実現にはこれまで避けていた都心上空ルートが不可欠だった。

 政府関係者によると、新たな着陸ルートのうち、埼玉県付近から南方向に直線ルートで降下する際、C滑走路では悪天時、A滑走路では好天時と悪天時のいずれも、さいたま市や練馬区上空などの飛行ルートが横田空域を通過することが判明。米側に通知した。

 新ルートは、北側から南に向けて真っすぐ降下するため、二本の滑走路へ二機を同時に着陸させることが可能となることなどから、発着回数を増やすことができる。

 横田空域は在日米軍横田基地(東京都福生市など)が管制業務を実施している。〇八年九月の一部返還では、羽田を離陸した飛行機が従来より低い高度でこの空域を飛び越えられるようになり、経路が短縮され、利便性が向上した。

◆西の「壁」日本は返還要求

 首都圏上空の西側、伊豆半島から新潟県まで一都八県にまたがる広大な「横田空域」は、年々過密さを増す羽田空港発着便にとって常に障壁となってきた。都心上空を飛行し、横田空域も通過する新ルート設定が、さらなる返還への道を開くか注目される。

 横田空域の管制権を米軍が持ち続けているのは、一九四五年八月、日本が連合国に占領され、上空の管制業務を米軍が掌握したのが始まり。五九年に業務の大半は日本側に戻ったが、基地上空は今も米軍の管制下。日米地位協定に基づき、米軍が横田、厚木、入間各基地での米軍や自衛隊機の発着を管制している。

 日本政府の全面返還の要求に対し、米側は一部返還には応じてきた。在日米軍再編の一環として日米両政府が合意した二〇〇八年の一部返還では、高度が大幅に低くなったことで、西側へのスムーズな上昇やルート設定が容易になり、経路が短縮され羽田国際化の大きな弾みとなったが、それ以降は進展がなかった。

 増え続ける航空需要に対応するために羽田のさらなる発着増は不可欠な上、空域を最大限使えないことによる空の渋滞は続く。

 今回、都心上空ルートの設定について政府関係者は「米側の了承は得ている」と説明、スムーズな解決を示唆する。だが米側はこれまで「さらなる返還は難しい」との立場で、日本政府の求める全面返還への道は依然、険しい。

<横田空域> 新潟から静岡まで1都8県の上空に、高度約2450メートルから約7000メートルまで6段階の階段状に設定された空域。在日米軍の訓練空域などがあるため横田基地が管制を担当し、域内には厚木、入間など米軍や自衛隊の基地がある。日本側は全面返還を求めているが、米側は「米軍の運用上の問題で困難」としている。主に羽田空港の出発機が、北陸や西日本方面に向かうルートを遮る形になるため、南側への迂回(うかい)や高度制限を強いられている。1992年に約10%、2008年に約20%が返還された。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/874.html

[政治・選挙・NHK218] 慰安婦像を巡る日韓対立、アメリカが仲介!米国務長官らが電話会談へ 韓国市民団体と日本の交渉案も
慰安婦像を巡る日韓対立、アメリカが仲介!米国務長官らが電話会談へ 韓国市民団体と日本の交渉案も
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15037.html
2017.01.11 20:30 情報速報ドットコム




慰安婦像を巡る日本と韓国の対立が収まらない事から、アメリカが仲介する形で日韓両国を説得する案が浮上しています。アメリカはオバマ政権の最後ということもあって、日本と韓国の対立を嫌がっていました。

ドナルド・トランプ氏への引き継ぎ作業もあることから、対立関係がエスカレートする前にアメリカが仲裁役を申し出た形となります。

具体的にはケリー米国務長官らが、日韓の両外相と個別もしくは3者という形で電話会談する案が浮上中です。また、慰安婦像を設置した韓国の市民団体と日本政府が交渉する案も浮上しており、騒動の収束に向けた動きが活発化しています。


「少女像」対立、米が仲介へ ケリー氏、電話会談を検討
http://www.asahi.com/articles/ASK1B5WMHK1BUHBI03L.html

韓国・釜山の日本総領事館前に慰安婦問題を象徴する「少女像」が設置された問題をめぐり、日米韓の枠組みで問題解決を模索する案が10日までに浮上した。閣僚級を含む対話で3カ国協力の重要性を改めて確認する考え。ただ現時点で日韓両政府から解決に向けた具体策は示されていない。



以下、ネットの反応














一時帰国に遺憾 韓国外相、大使呼び出し1時間会談(17/01/06)


170110 釜山の慰安婦像問題


記事コメント


事実上大統領不在の韓国と、任期終了間際のアメリカ国務長官の仲介で日本が会談?
[ 2017/01/11 20:55 ] 名無し [ 編集 ]


何で、日本政府が韓国市民団体と交渉なの?
韓国国内の問題でしょ?


沖縄の基地問題で騒いでいる市民団体とアメリカは交渉するの?
沖縄知事にアメリカ政府も交渉するの?
[ 2017/01/11 20:57 ] 名無し [ 編集 ]


それは日本が戦争で恨みを買ったからですよ。
だから戦争など絶対にしてはいけないんです。
[ 2017/01/11 21:02 ] 名無し [ 編集 ]


今迄と同じでいくら金を渡しても解決はしない、だいたい国民性が違うのだから、武田鉄矢が言ってた解決不能と、それでも日本は解決の糸口を探ってる、ずっと無理だと思う、それより韓国に対して強気に出た方が案外いいかも知れない。
[ 2017/01/11 21:02 ] 名無し [ 編集 ]


この件日本の優位に進むと思ったが雲行きが怪しくなってきた。どうやら海外は稲田が靖国参拝したから報復として慰安婦像設置したと見てるらしい
[ 2017/01/11 21:03 ] 名無し [ 編集 ]


韓国の市民団体と日本政府が交渉?
そりゃあかんやろ
[ 2017/01/11 21:13 ] 名無し [ 編集 ]


安倍ちゃん、韓国大使と会食 しかし、メディアは報道せず!
首相動静(1月10日)
2017年01月10日21時18分


 午前11時40分、公邸着。
李俊揆「駐日韓国大使」ら日本語を話す駐日大使との“首相主催”の「昼食会」
(転載以上)


小池都知事との面談は報道しても、
韓国大使と会食したことを報道しないメディア。


なんで?
[ 2017/01/11 21:18 ] 名無し [ 編集 ]


いや、これはダメだろ。
日米が韓国国内問題に介入するようなもんだぞ。
これで解決できちゃったら、韓国政府の立場は?
普通は内政干渉は嫌うものだけど・・・韓国ラブの人は、これ怒らなくて良いの?感覚がズレてるように思うんだが。
[ 2017/01/11 21:23 ] 名無し [ 編集 ]


約束を破ったのはどっちか。
ケリーが今時仲裁も何もない。
[ 2017/01/11 21:24 ] 名無し [ 編集 ]


これ収拾する方策が無くて困っているのは日本側じゃないの?
[ 2017/01/11 21:25 ] 名無し [ 編集 ]


また、稲田
【日韓関係悪化】歴史的「日韓合意」とは何だったのか?海外の報道では「稲田大臣の靖国参拝がこの騒動拡大の直接的原因」とも
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25683

あのね〜っ。
稲田が靖国参拝する前日に、一度撤去してんだよね!!


ところが稲田が参拝して、一転設置容認したんだよね!!


[ 2017/01/11 21:29 ] 名無し [ 編集 ]

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/875.html

[政治・選挙・NHK218] 長嶺駐韓大使を怒鳴りつけたに違いない安倍・菅の傲慢外交−(天木直人氏)
長嶺駐韓大使を怒鳴りつけたに違いない安倍・菅の傲慢外交−(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph5n0
11th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


駐韓大使を一時帰国してまで慰安婦像の新設に激怒して制裁措置を発動した安倍・菅暴政コンビ。

 しかし、この傲慢で稚拙な外交に、安倍・菅暴政コンビはやがて大きなしっぺ返しを食らうだろう。

 私がここで書きたいのは、いまの安倍政権と外務省組織の不健全な関係についてである。

 長嶺大使は制裁措置の一環として帰国したと皆が思っているに違いない。

 たしかにそれはその通りだ。

 しかし、もう一つの真実は、安倍・菅コンビが長嶺駐韓大使を呼びつけて、

何をぼやぼやしてたんだ、と八つ当たりする事にあった。

 今後の対応策を検討するのなら岸田外相の帰国を待って行うべきだ。

 待てなかったのは、自分が外遊するからということもあるが、

はじめから対策の打ち合わせなどする気はなく、長嶺大使をしかりつけるためだったからだ。

 お前がボヤボヤしているからこんなことになったのだ、と。

 いまや安倍首相の外交は、増長の極みにあるように思えてならない。

 外交は自分が思うようにやればいい、

 みな俺の命令通りにすればいい。

 外務大臣さえも俺の駒だ。

 そう思っているに違いない。

 だから不可逆合意が白紙に戻されたことに激怒したのだ。

 一時帰国した長嶺大使は、官邸に直行させられた。

 そしてさんざん怒鳴られたのだ。

 外務大臣が帰ってきたらよく相談して置けと命じられたのだ。

 会談後の長嶺大使の青ざめた顔がそれを物語っている。

 かつての外務省ならこんな事にはならなかった。

 外交というものは、気に入らなければすぐに包囲するとか、制裁するとか、

そのような子供じみたものではない。

 次官をトップに組織を挙げて外交をする外務省の伝統は、

すくなくとも私が外務省にいたころは、まだかすかにあった。

 しかし、おそらく小泉首相の頃からだろう。

 まったく首相に意見を言わなくなったのだ。

 その行き着く先が、安倍首相の独断外交である。

 それを決定づけたのが斎木次官と安倍首相の関係に違いない。

 あれほど夫婦ともども重用されていた斎木次官が、外交政策で異を唱えたとたん、

疎んじられ、駐米大使のポストを棒に振ったと伝えられている。

 それが事実なら、杉山次官の就任も頷ける。

 自分の言う通りに動く人物をまわりに集め、異論を言う者を許さない。

 これではまともな外交ができるはずがない。

 小泉・安倍の独りよがり首相が、外務省という組織を崩壊させ、

立身出世に目のくらんだ外務官僚が、先輩たちが築き上げた外務省組織の崩壊に、

保身を優先して手を貸したのだ。

 日本外交は当分立ち直れないだろう。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/876.html

[国際17] トランプ氏、ロシアのサイバー攻撃認める 当選後初会見
             米ニューヨークで11日、会見するトランプ米次期大統領=AFP時事 


トランプ氏、ロシアのサイバー攻撃認める 当選後初会見
http://www.asahi.com/articles/ASK1C76R1K1CUHBI03N.html
2017年1月12日01時33分 朝日新聞


 トランプ次期米大統領は11日(日本時間12日)、ニューヨークで、大統領選後初となる記者会見を開いた。ロシアが米大統領選にサイバー攻撃で介入したとされる問題について「ロシアがやったと思う」とロシアの関与を認めた。また、大手自動車メーカーが米国に工場を建設することを決めていることを評価し、多くの雇用を生み出すことを強調した。

 会見では、ロシアがプーチン大統領の指示で、米大統領選にサイバー攻撃を仕掛けたと米国家情報長官室が結論づけた問題について「他の国にも攻撃されたと思う」としながらもロシアの関与を認めた。

 米メディアによると、米情報機関は、ロシアがトランプ氏に関しても不名誉な情報を持っている可能性をトランプ氏に伝えているという。トランプ氏は「米情報機関が流したかもしれない」と批判した。「虚偽ニュース」と断じ、「(情報のような)事実は起きていない」と述べた。トランプ氏は11日、「ロシアが、私に対する影響力を行使しようとしたことは一度もない。私はロシアとは関係ない。取引もなく、融資もなく、何もない!」とツイートした。

 トランプ氏はまた、米大手自動車メーカーがメキシコへの工場移転を見直したことについて触れ、「この数週間でとてもすばらしいニュースがあった。多くの企業が米国に戻ってくる」と自賛した。

 一方、自身が世界各地で展開する不動産業やホテルなどのビジネスに関し、大統領の職務が「利益相反」にあたる可能性が指摘されている。このためトランプ氏は、事業の経営を息子2人に譲る意向を明かした。

 トランプ氏は昨年11月の大統領選当選後、ツイッターなどで一方的に情報を発信する一方、質問を受ける記者会見は開いておらず、米メディアなどから批判の声が出ていた。トランプ氏が最後に記者会見を開いたのは昨年7月だった。(ワシントン=五十嵐大介)


Trump To Hold First News Conference - LIVE CNN NEWS TODAY - DONALD TRUMP BREAKING 2017



http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/239.html

[国際17] トランプ氏、当選後初の記者会見 選挙妨害「ロシアだと思う」(AFP)
米ニューヨークで記者会見するドナルド・トランプ次期大統領(2017年1月11日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT


トランプ氏、当選後初の記者会見 選挙妨害「ロシアだと思う」
http://www.afpbb.com/articles/-/3113789
2017年01月12日 01:49 発信地:ニューヨーク/米国


【1月12日 AFP】(更新)ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は11日、当選後初となる記者会見をニューヨーク(New York)で開き、昨年の大統領選で起きたハッキングの実行者は「ロシアだったと思う」と語った。一方で、ロシアが同氏の評価をおとしめるような情報を入手していたとする文書について、反対勢力による「捏造(ねつぞう)」だと一蹴した。

 トランプ氏は同文書について「全て偽ニュースで、捏造だ。事実ではない」と断言。「ハッキングについては、ロシアだったと思う。だが同時に、他の国々によるハッキングを受けていたとも考えている」と語った。

 また、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領との良好な関係は「弱みではなく強み」になるとの見解を示した。(c)AFP


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/240.html

[国際17] 米司法長官人事、指名されたセッション上院議員はKKK支持者・上院公聴会は紛糾(Business Newsline)
             Senator Jeff Sessions. Credit: Gage Skidmore/Flickr (CC BY-SA 2.0)


米司法長官人事、指名されたセッション上院議員はKKK支持者・上院公聴会は紛糾
http://business.newsln.jp/news/201701111053250000.html
01/11 10:53 Business Newsline


トランプ次期大統領が司法長官に指名したジェフ・セッション上院議員に関して、過去にKKKを擁護する発言を行なっていたことが判り、民主党議員を中心に司法長官人事に反対する動きが強まっている。

司法長官人事に対する議会の承認を得るため10日に開催された上院司法委員会の公聴会は、民主党議員を中心に、セッション上院議員への厳しい質問が集中することで、この種の公聴会としては異例の8時間にも渡る長丁場となった。

民主党議員の間では、セッション上院議員が司法長官に就任した場合、米国の司法行政は一気に、右傾化し、民主主義に対する脅威になると懸念が広がっている。

今回、新たに持ち上がったセッション上院議員のKKK支持疑惑とは、同議員が過去にKKKを支持する発言を行なっていたというものとなる。10日に行われた公聴会では、セッション上院議員はこの指摘を認めた上で「KKKを支持していたのは過去のことであり、現在の私は人種差別主義者ではない」と述べることで、疑惑を打ち消そうとした。

また、セッション上院議員は、ヒラリー・クリントン元国務長官への捜査に関与しないこと。個人的には反対意見をもっていても中絶、拷問、同性愛婚に関わる最高裁判所判例と国内法を遵守することも同時に約束した。

しかし、公聴会へは、「薄汚い人種差別主義者のブタに権力を渡すな」とするプラカードを掲げてセッション上院議員の司法長官就任に反対する民主党支持者がKKKの衣装をまとって多数詰めかけるなど、騒然とした状況ともなった。

セッション上院議員の司法長官就任問題に関して、民主党は反対の姿勢を示しているが、民主党は議会では少数党となっていることもあり、議会の承認プロセスそのものは、共和党の賛成多数で順調に進むことが予想されている。

一方、今回の公聴会でセッション上院議員は否定したが、同議員の司法長官就任により、クリントン元国務長官への捜査が再び再開となるのではないかといった懸念も燻るところともなっている。

http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/241.html

[政治・選挙・NHK218] 現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を〈AERA〉
三輪隆裕(みわ・たかひろ)/1948年生まれ。神職三輪家56代目。名古屋大学文学部卒業。至学館大学客員研究員(撮影/編集部・作田裕史)


現役宮司が日本会議を批判 全体主義のこわさに警戒を〈AERA〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170111-00000219-sasahi-soci
AERA 2017年1月16日号


 2016年の新語・流行語大賞は「神ってる」。“聖地巡礼”“パワースポット”がにぎわいを見せ、神様が身近にあふれる。3・11から6年、一人ひとりがそれぞれの形で宗教と向き合う時代。日本の宗教にいま、何が起きているのか。AERA 1月16日号では「宗教と日本人」を大特集。清洲山王宮日吉神社宮司の三輪隆裕氏に、伝統ある神社界が生む全体主義の怖さについて語っていただいた。

*  *  *
 まず申し上げたいのは、神社本庁の包括下にある神社で、政治活動に積極的にかかわっている神職は、全体の1%ほどしかいないということです。

 ほかは、神社本庁が改憲署名用紙を置いてほしいと言うから署名簿を置く。選挙で誰かを応援してほしいと言うから応援する。何となくやっているだけです。

 それはなぜか。神職になるには神道学科のある皇学館大学や国学院大学、または地方の神職専門学校で学び、神宮や有力神社で研修をするのが一般的です。このとき、上の方針に絶対逆らうなと徹底して教育されます。上の方針を批判したり、変更したりすることは一切してはならない。神社本庁が考える「伝統」のみが理想であるということ。機関紙の「神社新報」をはじめ、さまざまなルートでそうした「伝統」を刷り込まれるのです。いまの神社界にいる限り、そうした全体主義から抜けることはできないでしょう。

 神社本庁は、明治政府がつくった「国体」を日本の「伝統」と思い込み、天皇を頂点とした家族主義的国家の実現を目指しています。

 本来、多神教である神道には、一つの価値観や規律で国民を縛るという発想はありません。神道の伝統をはき違えています。

 これも理由があります。戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の「神道指令」で国家神道が解体されて、神社界は生き残るために宗教法人・神社本庁になりました。当時のリーダーたちは、明治時代に神職に就いた人々だったので、「国家神道」こそが神道の伝統だと勘違いしてしまったのです。

 その時代から、2代、3代と代替わりをして、ゴリゴリの皇国史観を持つ神職はほとんどいなくなった。考え方がリベラルな宮司もいますが、神社本庁の主導する「伝統」にはあらがえない。その「伝統」を外側からプッシュして先鋭化させているのが、民主主義を敵とする、日本会議の思想の核をつくっている人たちです。日本会議は神社本庁の「伝統」と1%の「真性右派」をうまく利用することで、動員力と資金源を手にしました。全国に8万もの拠点を持つ神社本庁を取り込むことで、小さな組織を大きくみせることに成功したのです。

 神社本庁の政治組織である「神道政治連盟」の政策委員の顔ぶれも、神職主体から、日本会議周辺の思想家中心に変わりました。その影響力が強くなっている証左でしょう。

 いつの時代も人々が従順であれば、一部の人間の意思でいつの間にか極端な社会になるのが、全体主義の怖さです。気をつけねばなりません。

(構成/編集部・作田裕史)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/877.html

[経世済民117] なぜアメリカの下流老人は日本の老人より幸せなのか(ニューズウィーク)


なぜアメリカの下流老人は日本の老人より幸せなのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6701.php
2017年1月12日(木)06時31分 印南敦史(作家、書評家) ニューズウィーク


<日本では高齢者の貧困が社会問題となっているが、『日本より幸せなアメリカの下流老人』によれば、そのタイトルが示す通り、意外にもアメリカのほうが高齢者は貧困ではないという>

日本より幸せなアメリカの下流老人』(矢部武著、朝日新書)は、そもそもタイトル自体に大きなインパクトがある。国民皆保険や公的介護保険がない米国で老人たちが安心して暮らせるということ自体が、どうにもイメージしづらい話だからである。

 2012年8月に米主要紙『USAトゥデー』が発表した調査では、60歳以上の高齢者の3人に2人が現在の生活に満足し、4人に3人が将来のことを楽観的に考えていることがわかった。「現在の生活はどうか?」との質問に対し、どちらかと言えば満足している人が65%に上り、また、「5年後、10年後に生活の質は良くなると思うか?」との質問には「そう思う」という人が75%となった。(16ページより)

 一方、内閣府による日本、米国、スウェーデンの65歳以上の男女を対象にした意識調査(2016年5月)では、日本は4カ国中、「友だちづきあいが少なく、老後の蓄えが足りない」と感じている人が最も多いことがわかったのだそうだ。特に日本と米国を比較してみると、その違いは顕著。

「困ったときに家族以外で助け合える友人がいない」と答えた人の割合は日本が25.9%で、米国は11.8%。「貯蓄や資産が老後の備えとして足りない」とした人は日本が57.0%で、米国は24.9%だったというのだから、あまりにも差がありすぎる。

 本書ではまずこうした差の実態を明らかにした上で、米国の、そして日本の老人の生活について、緻密な取材に基づいて克明に描写する。そこから浮かび上がってくるのは、文面を追っているだけでも心地好さそうな米国の老人たちの日常だ。それは「人生を謳歌する」という表現がぴったりなものなのだが、著者によれば統計で見ても、高齢者の貧困は米国より日本のほうが深刻なのだそうである。

「貧困大国」と呼ばれる米国だが、実は65歳以上の高齢者の貧困率は日本よりはるかに低い。米国勢調査によれば、2014年の米国の貧困率は14.8%だが、65歳以上の高齢者に限れば10.0%である。一方、厚生労働省などの調査によると、2012年の日本の貧困率は16.1%で、世帯主が65歳以上の世帯に限ると18.0%となっている(OECDの調査では異なる結果が出ているが、本書では日米の政府機関が発表したデータをもとに貧困率を比較している)。国全体の貧困率は両国で大きな違いはないが、65歳以上の貧困率では日本は米国よりもはるかに高い。なぜこのような結果になるのか。(56〜57ページより)

【参考記事】アメリカの貧困を浮き彫りにする「地理学」プロジェクト

 そこには、日米両国の貧困対策に取り組む姿勢と公的支援の中身の違いが現れていると著者はいう。

 先に触れたように、米国には国民皆保険や公的介護保険がないが、もし下流に転落した場合は最低限の支援を受ける体制が整っている。ここが日本との決定的な違いだということである。では、日本はどうなのか? ご存知のとおり、この国は国民皆保険や公的介護保険が整っており、"本来であれば"高齢者も安心して暮らせるようになっているはずだ。

 ところが現実は異なり、生活苦の不安やストレスなどで追い詰められてしまう人が多い。本書の第四章にも、孤立したあげくにひとりで亡くなり、死後何週間も発見されないまま腐乱していく老人の話が登場するが、それはとても身につまされるものだ。

【参考記事】日本の貧困は「オシャレで携帯も持っている」から見えにくい

 生きていられる人についてもそれは同じで、たとえば以下は、生活困窮者への支援活動をしているNPOのスタッフの話である。

「明日家賃の支払い日だが払えないとなると、"どうしたらいいんだろう、この年でアパートを追い出されて、病気もあるし......。どこで保護してくれるんだろう"と追い詰められてしまう。"こうなったら、刑務所に入るしかない"と思いつめ、コンビニなどで強盗しようとナイフをちらつかせたりする。でも、本気で相手を傷つける気はないから、未遂に終わることが多いのです」(177ページより)

 あまりに切ない話だが、こうしたことが起こるのは、生活苦で追い詰められた人が人間らしく生きるために必要な支援を受けられる体制が整っていないからではないかと著者は指摘する。生活保護の制度こそあるものの、それを簡単に受給できるシステムになっていないということで、なんとも矛盾する話だ。

 そこで著者は生活保護の手続きなどについて、さまざまな提案を行なっている。それらはたしかに有意義なものなのだが、明日も生きていかなければならないという現実が人々の眼前にある以上、それより先にすべきは「老後破産」に追い込まれないためには個人として何をすべきか、どのような蓄えをすればよいかということであるはずだ。事実、著者もこの点を強調している。

 それによれば、1つ目のポイントは生活保護の使い方をよく理解すること。日本において生活苦を抱える下流老人が頼れるのは生活保護だけなのだから、その仕組みをよく理解し、いざというときに使えるようにしておくべきだという。

 2つ目のポイントは、定年を迎える前にどれだけ準備しておけるか。そこで、まずは定年後に受け取れる年金額を早めに確認しておくことを著者は勧めている。日本年金機構の「ねんきんネット」のサイトに必要事項を入力すれば、60歳未満の人でも自分がもらえる年金の見込み額を知ることができるというので、これは私たちも確認しておきたいところだ。

 年金見込み額がわかったら、それをもとに自分の老後のライフプランをイメージしてみる。そうすれば「どれだけあれば生きていけるのか」などがわかるというわけだ。

 そして老後破産を防ぐ3つ目のポイントは、定年後は生活をダウンサイジングし、人間関係を豊かにすること。現役時代よりも収入が減るのだから、生活費を減らしていかなければならないのは当然の話。それは無理をするということではなく、生活に支障をきたさない程度に少しずつ節約していくということである。

 同じように、人間関係も非常に大切だ。日本の高齢者は老後の蓄えが不十分な上に家族以外の人との繋がりが少なく孤立しやすいため、新たなつながりをつくって人間関係を豊かにするべきというわけである。何かあったとき、頼れる人がいることには大きな意味があるだろう。

 それにしても、ここまで老人が追い詰められる日本社会のあり方は、どう考えても異常なのではないか? 生活保護を受給できるようになるまでに高いハードルがあるということ自体が、本来であればおかしな話なのだ。だから著者も、生活保護を使いやすくするための制度見直しや、すべての低所得高齢者に最低限の生活費を保証する制度の導入が必要だと訴える。

 現役時代の仕事や働き方によって年金額に差が出るのは仕方ないとしても、すべての高齢者が人間らしく生きる権利は保障されなければならない。日本の政府や政策担当者にはその辺の意識が欠けているように思う。(231ページより)

 日本には老人を敬愛し、長寿を祝う「敬老の日」があるのに、実際には多くの高齢者が生活の不安を抱えている。それは非常に残念なことだとする著者の意見には、私も強く共感する。

         
           『日本より幸せなアメリカの下流老人』 矢部 武 著  朝日新書  

[筆者]
印南敦史
1962年生まれ。東京都出身。作家、書評家。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。現在は他に、「ライフハッカー[日本版]」「Suzie」「WANI BOOKOUT」などで連載を持つほか、多方面で活躍中。2月26日に新刊『遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣』(ダイヤモンド社)を上梓。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/693.html

[政治・選挙・NHK218] 「水中に沈んだ」民進党に再生の道はあるのか OBに聞いた 永田町の裏を読む(日刊ゲンダイ)
   


「水中に沈んだ」民進党に再生の道はあるのか OBに聞いた 永田町の裏を読む
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197299
2017年1月12日 日刊ゲンダイ

  
   民進党の野田幹事長の年頭会見(C)日刊ゲンダイ

 民進党の野田佳彦幹事長が4日の年頭会見で「我々はもはや背水の陣どころではなく、既に水中に沈んでいる。そこからどうやって浮き上がるか、覚悟が問われる」と語り、「ほほう、自分らの置かれた状況をちゃんと自覚しているじゃないか」と評判になった。しかし、そんな感心のされ方をしていたのでは、遅かれ早かれ解散・総選挙必至とみられる今年の政局を乗り切れず、本当に土左衛門と化して沈みっぱなしになりかねない。

「再生の道はあるのか」と、元閣僚級の民進党OBに尋ねた。

「ひとつは、アベノミクスが完全に失敗に終わったというのに、それに取って代わるべき経済観、国家像を提起できていない。野田は『税と社会保障の一体的改革』のための消費増税を打ち出して政権を潰した責任者なのだから、そこに徹底的にこだわって、日本型の福祉社会の構想を、財源問題、財政再建策を含めて分かりやすく掲げればいい。その場合に『安倍はまだ成長、成長ばかり言っていて、まるで発展途上国。今はもう成熟先進国として質的充実を目指す時代でしょう』と文明論的な転換を訴えなければダメだ」と彼は言う。

 それが打ち出せれば、確かに将来への大きな選択肢を示しつつ、政権交代を目指すという構えがとれるかもしれない。しかし、そこから入ると、共産党を含む4野党の選挙協力は難しくなりそうだ。

「共産党は消費税そのものに反対の立場だから、そこでは一緒にやれない。しかし、先の参院選が反安保法制、立憲主義で1人区の協力が成立したように、安倍政治の危険な流れを止めるというシングル・イシュー的な協力は可能だろう。小泉純一郎元首相も加えて『脱原発』一本で共同戦線を張るのも面白い」とのことだが、いやあ、脱原発となると連合労組との関係がなかなか大変だろう。

「連合の顔色なんかいつまでもうかがっているから、民進党は浮上しないんだ。労組の組織率はわずか17%で、その7割が連合で690万人。民間大企業労組が幅をきかせる『労働貴族クラブ』だ。そんな連中に蓮舫代表は『相思相愛』とか媚を売っているが、それより、8割が原発再稼働に反対という本当の庶民や地方の切実な声に耳を傾けなくては、民進党の再生はない。したがってまた、安倍政権をひっくり返すような本格的な野党共闘もできないだろう」というのが、民進党OBの手厳しいアドバイスだった。


高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。






http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/881.html

[経世済民117] 「高齢者は働かないほうがトク」という制度は見直すべきだ(ダイヤモンド・オンライン)
             現在の日本の制度では、高齢者は働かないほうがトクになってしまう


「高齢者は働かないほうがトク」という制度は見直すべきだ
http://diamond.jp/articles/-/113884
2017年1月12日 野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問] ダイヤモンド・オンライン


 高齢者の定義を75歳以上とする提言が公表された。

 高齢者が元気になっていることを踏まえれば、適切な考えだ。

 必要なのは、高齢者が働く社会を実現することだ。しかし、現在の日本の制度では、高齢者は働かないほうがトクになる。これを見直し、働くことが正当に報われる社会をつくることがまず第一歩だ。

■「働かない年金生活者」というイメージをなくせ

 日本老年学会などは、現在65歳以上とされている高齢者の定義を、75歳以上に見直すべきだとする提言を発表した。

 この提言の基礎には、高齢者の身体・知的能力や健康状態が改善しているという事実がある。上記学会が高齢者に関する国内のデータを収集、分析したところ、ここ10〜20年の間に、5〜10歳程度、若返っていることがわかったという。とくに65〜74歳は、心身の健康が保たれ、活発な社会活動が可能な人が多いので、「准高齢者」という新たな区分で呼び、就労やボランティアに参加できる枠組みを創設すべきだとしている。

 これは、多くの人が実感していたことだろう。私自身も常々そのように感じていた。

 名前や呼び方は重要である、実態が変わったにもかかわらず名称が変わらないため、古い観念にとらわれる場合が多いからだ。

 実際、65歳以上を高齢者と呼ぶと、「働かない年金生活者」というイメージになる。そうした観念が一般的だと、働くのは不自然と言うことになりかねない。

「後期高齢者」などと言うと、もはや余生も少なく、働くことなど考えも及ばないというイメージになってしまう。そして、医療費の自己負担を低くするのもやむをえまいという考えになる。

 しかし、これらのいずれも、現在の日本の実情を考えれば、見直しの余地があるものだ。「客観的条件が変わっているのだから、考え方を変えるべきだ」という上記の提言は、まことに適切なものと考えられる。

■制度が「元気な老人」に対応する必要がある

 人間の身体、精神状態においてこのような変化が生じているのだから、社会がそれに対応する必要がある。

 ただし、名前を変えただけでは、十分でない。

 それに応じて制度が変わり、それによって人々の行動が変わり、そして、社会が変わることが必要だ。

 仮に現在の制度にある年齢条件をすべて10歳引き上げれば、日本社会は大きく変わるだろう。

 現代の日本が抱えている問題の基本は、人口の年齢構造が大きく変化したにもかかわらず、制度がそれに対応していないことである。このため、高齢者が社会に貢献せず、若年労働者に支えられる形になってしまっている。このような社会は、将来に向けて維持することができない。

 なお、前記の提言では、この提言を社会保障制度の変更に直接結びつけることには、慎重な対応を求めている。

 そこで想定されているのは、年金の支給年齢引き上げであるようだ。しかし、社会保障制度には、これに限らず、さまざまな問題がある。

■高齢者の就業を促進する必要がある

 方向としては、高齢者が働くことができる環境をつくることが必要だ。社会制度をそれに合ったものに直すのである。

 以下に見るように、現在の制度は、働かない者にとって有利な制度になっている。それを後押ししているのが、社会保障制度だ。とくに、在職老齢年金制度と高齢者医療制度の影響が大きいと考えられる。現在の制度では、「高齢者になったら働かないほうが有利」ということになってしまっているのである。

 このため、働く能力を持ち、かつ働きたいと思えば就業の機会がありながら、あえて働かない高齢者が多いと考えられる。今後、日本経済が深刻な労働力不足に直面すると予測されることから考えても、この状態を変え、高齢者の就業を増やすことが重要だ。

 働き方の改革という場合に最も重要なのは、高齢者の労働環境を整えることだ。

 他方で、情報技術の発達によって、多様な働き方が可能になっている。とくに、シェアリングエコノミーとフリーランスの進展は、高齢者就業についても重要な意味を持っている。

 将来の労働力不足に対する対策として、少子化対策が言われる。少子化の是正は、それ自体として重要なことだ。しかし、いま出生率が上昇したとしても、労働力不足問題の解決策にはならない。生まれた子供が労働力になるまでには、かなりの時間を必要とするからである。

■65歳以上になると働かない人々が急増

 高齢者の就業状況は、どうなっているだろうか?

 まず、労働力人口比率を年齢別に見ると、図表1のとおりだ。ここで、「労働力人口比率」とは、当該年齢階層の人口に占める「労働力人口」の割合である。「労働力人口」とは、「就業者」と「完全失業者」の合計である。

 図表1を見ると、25〜29歳頃から85%程度になり、55〜59歳まで80%を超える水準が続くことが分かる。

 しかし、65〜69歳で40%近くと半減し、70歳以上だとさらに低下する。

 つまり、65歳以上になると働かない人々の比率が急増するのだ。ここでは、「高齢者は働かない」「高齢者とは、65歳以上」という従来からの図式が、そのままの形で見られるわけである。

              ◆図表1:年齢別労働人口比率
        

■労働人口比率の低下は制度的要因による

 では、高齢者の労働力人口比率は、なぜ低下するのだろうか?

 その原因として、原理的には、つぎの2つを考えることができる。第1は、個人の肉体的・精神的要因、第2は、制度的要因である。

 肉体的能力よりも制度的な要因のほうが強く影響しているのではないかと考えられる。それは、時系列的な推移で確かめられる。

 高齢者労働力人口比率の時間的な推移を見ると、図表2に見るように、1960年代以降、2004年頃まで、傾向的に下落してきた。

 ところが、先に述べた学会提言にもあるように、高齢者の肉体的・精神的条件は、時系列的に見て改善している。したがって、その点から見れば、労働力人口比率がむしろ顕著に上昇していて然るべきである。

 実際に労働力人口比率が低下しているのは、社会制度的な要因がそれを打ち消すほど強く働いていることを意味する。

 ただし60〜65歳層を見ると、労働力人口比率は、04年頃をボトムとして、その後は上昇している。この結果、65歳以上で見ても、11年以降は上昇している。

 この要因は、高齢者の肉体的・精神的条件の改善かもしれないが、70歳以上に比べて60〜65歳の比率上昇が顕著であることを考えると、年金支給開始年齢の引き上げの影響かもしれない。

            ◆図表2:高齢者の労働力人口比率の推移
        

■職を得られるにもかかわらず働こうとしない高齢者

 社会制度的な要因が与える影響には、つぎの2つがある。第1に、働くことに対してどのような経済的なインセンティブを与えるか。第2は、働く意欲を持ったとしても、就業機会があるかどうか。

 第1点は、「働く意思があるかどうか?」という問題であり、第2点は、意思があるとして、「職を得られるかどうか」という問題である。

 このどちらが重要であろうか?

 それを見るために、年齢別の労働力人口比率と就業率を見る。

 ここで、「就業率」とは、当該年齢階層の人口に占める「就業者」の割合である。

 年齢別の就業率を見ると、年齢別の労働力人口比率とあまり変わらない。それは失業率を見るとより明確にわかる。

 図表3を見ると、高齢者の失業率は、他の年齢層に比べて格別高いわけではないことが分かる。それどころか、若年層に比べるとかなり低い。

 2015年においては、図表3に見られるように、15〜29歳の失業率は5%を超えているのに対して、65歳以上の失業率は2%でしかない。これは、全年齢平均の3.4%より低い数字だ。

 つまり、高齢者については、「職が得られるかどうか」というよりは、「就労したいと思うかどうか」が問題なのである。

             ◆図表3:年齢別失業率
          

 なお、失業率の推移を時系列的に見ると、図表4のとおりだ。

 全年齢平均は、1990年代後半から上昇し、経済状況によってかなり大きく変動した。

 65歳以上は、90年代後半で上昇したのは事実だが、景気にはあまり影響を受けていない。

 これは、「働こうとすれば職を得られるにもかかわらず、働こうとしない」高齢者が多いことを示唆している。

 したがって、「働くことができる制度」も重要だが、「働くことが損にならない制度」をつくることは、もっと重要なのである。

 とりわけ、社会保障制度には、高齢者になって働くことに対して重い税を掛けているのと同じ結果をもたらしているものが多いのである。それが、高齢者の就業意欲を低下させている可能性が高い。こうした要因を取り除くことが必要だ。

              ◆図表4:失業率の推移
          




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/694.html

[政治・選挙・NHK218] 新聞・テレビが報じられない天皇陛下「安倍総理への不満」 2017年、ニッポンの火種(週刊現代)


新聞・テレビが報じられない天皇陛下「安倍総理への不満」 2017年、ニッポンの火種
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50676
2017.01.12 週刊現代  :現代ビジネス


国民の注目を集めた天皇誕生日会見。一見「無風」に終わったようだが、そうではない。誠意を見せない総理と、本心を語れない天皇の溝は一層深まっている。ふたりの思いに迫る深層レポート!

■「内閣と相談しながら」の真意

宮殿中で最も広い部屋「豊明殿」。

昨年末の天皇誕生日、白銀色のシャンデリアが桃色の絨毯を美しく照らすこの部屋で、国会議員など約470人が集まり、「宴会の儀」が催された。

ずらりと並んだ長テーブルを、日の出蒲鉾や若鶏の松風焼き、鯛の姿焼きなどが彩る華やかな席。しかし、13時の天皇のお出ましから数分後、その部屋に場違いな緊張が走った。安倍晋三総理のあいさつである。出席した議員が言う。

「一同が見守るなか、モーニングを着た安倍総理が前方に歩み出たとき、会場全体の空気が張りつめました。出席者はみんな思ったのでしょう。陛下と総理、ふたりはいったいどんな思いで向き合っているのか、と。

あいさつは、感謝を述べ、健康を祈る当たり障りのない内容で、陛下はもちろん微笑んで聞いていらっしゃいましたけれど……」

昨年夏から続く「天皇の生前退位」問題。天皇が「退位の制度化」や「皇室典範についての議論」を望んでいることは明らかだが、官邸がその意を汲むことはなく、安倍総理と天皇の間の溝は深まり続けている。

それゆえ安倍総理をはじめとする官邸の面々は、天皇が現状への不満を述べるのではないかと、誕生日に先立つ会見に戦々恐々だった。宮内庁関係者が言う。

「陛下の会見の文案は、いつも陛下ご自身が深夜まで文章を練って推敲を重ねています。皇后陛下に少し意見を聞くことがあるくらいで、あとは発表直前に法律に反した部分がないか専門家に確認させるまでほとんど内容がわからず、官邸にも情報がほぼ入らない。

この問題を担当する杉田和博官房副長官は、昨秋に官邸から送り込んだ西村泰彦宮内庁次長を使って情報収集しましたが、芳しい成果は得られなかったようでイライラしっぱなしでした」

だが蓋を開けてみれば、天皇は退位についてこうふれるにとどまった。

〈(天皇としての)この先の在り方、務めについて、ここ数年考えてきたことを内閣とも相談しながら表明しました。多くの人々が耳を傾け、各々の立場で親身に考えてくれていることに、深く感謝しています〉

一見すると穏当な内容。「安倍総理もホッとしたでしょう」(自民党中堅議員)。しかしこの穏やかな言葉の「裏」には、安倍官邸に対する違和感や不満が鬱積しているのではないか――多くの関係者はそう見ている。

昨年7月に天皇から直接、退位について相談を受けた、学習院幼稚園時代からのご学友、明石元紹氏はこう語る。

「陛下は、幼い頃から慎重な言葉遣いをされる方。そんな方が、わざわざ『内閣とも相談した』という表現を選んだことには意味があると、私は受け取っています。つまり、『内閣と相談したにもかかわらず、自分の思いが十分に伝わっていない』ということです」

■モノマネするなんて

前出の宮内庁関係者も、この表現について、経緯を振り返り指摘する。

「昨年『おことば』が発表された後、官邸から『生前退位は憲法違反ではないか』という声が漏れ伝わりました。これは陛下にとっては聞き捨てならないことです。

そもそも風岡典之宮内庁長官(当時)は、'15年秋の段階で安倍官邸に退位の意向を伝え、同年の天皇誕生日での記者会見を打診しました。

このときは折り合いがつかずに会見が流れてしまいましたが、その後、官邸と宮内庁は時間をかけて『おことば』の内容をすり合わせました。摂政をどう位置づけるかなどをめぐってかなり攻防があったそうです。

ところが、それだけの調整をさせておきながら、『おことば』を発した後に『憲法違反』などという話が出るのはハシゴ外しもいいところ。『内閣とも相談』という表現は、内閣に『その話はもう終わっているはずだ』とクギを刺す意味と取ることができます」

もちろん'15年時点での打診も、突然思いついて出てきたものではない。時間をかけて考え、タイミングを見計らってきた。皇室の関係者が語る。

「陛下は、生前の三笠宮(崇仁)さまと天皇制について話し合っているなかで、在位20年となる'08年前後から譲位について考えていたようです。'10年には『宮内庁参与会議』で譲位について口にされました。リベラルな民主党政権でなら、新しい皇室の形が実現できるのではないかと考えていたようです。

しかし当時は政権が短命でうまくいかなかった。安倍政権が安定し、安全保障の問題がひと段落したタイミングで『おことば』の打診を行ったのです」

試行錯誤を続けてきた天皇にとって、安倍総理の態度は誠意を欠くものと映っている。

亀井静香衆院議員は昨年末に開かれた自身の政治資金パーティで、安倍総理の思いを象徴するようなエピソードを披露した。亀井氏は、天皇が公務を増やしすぎたことが退位問題につながった、公務を減らすことが先決だという見解を披露し、こう続けた。

「官邸で、晋三総理とこの問題について相当長く話しましたが、総理も私とまったく同じ認識です。総理は、こんなふうに(亀井氏、杖をつく素振りをする)陛下の真似をして『あんなことまでして、本当に危ない』と言っていました。その通りなんですよ」

天皇の公務を「自分で増やしすぎたのなら減らせ」といわんばかりの意見、そして天皇の姿を真似する――こうした安倍総理の不敬な心根は、その後の行動にも表れている。10月に組織された有識者会議のヒアリングメンバー選定がそれだ。



■安倍の本音は「面倒臭い」

全国紙政治部デスクが言う。

「当初、官邸の事務方が挙げてきたメンバーに、安倍総理が自ら、お気に入りの識者である平川祐弘東大名誉教授や渡部昇一上智大名誉教授などを加えさせたのです。有識者会議で退位賛成派と反対派を拮抗させ、8割が退位に賛成する世論を抑える意図があると見られても仕方ない。

櫻井よしこさんも、安倍総理のお気に入りだから入っているのでしょうが、そもそもこの件の専門家とも言えない。雰囲気づくりのための人選だと思います」

また、退位に賛成する私立大学の教授も、匿名を条件に本誌に自身の経験を語る。

「私は一度ヒアリングメンバーの内定を受けました。担当の職員が二人でやってきて、質問項目を渡されたのです。ですが、答えを用意して連絡を待っていると、担当者が内定を取り消したいと告げてきた。

理由を聞くと、『左右のバランスを取るため』などと言う。『私は右と左、どっちなの?』と尋ねたら、黙ってしまった。職員にも後ろめたさがあったんでしょう」

まさに、結論ありきのお手盛り有識者会議。正面からの議論を避け、国民の目の届かない場所で自分の思いを通すのが「官邸のやり方」だ。

そして、本来なら天皇が踏み込んでほしかった「根本的な問題」は、完全に置き去りにされている。皇室ジャーナリストの久能靖氏が指摘する。

「『おことば』では、皇室の安定性について触れられていました。つまり陛下は、皇族の数が少なすぎると心配しているのです。

本来なら、女性宮家創設や女性天皇、女系天皇、つまり皇室典範の改正についても議論してほしいと思いますが、有識者会議ではその話はほとんど出ていません」

だが、安倍総理は皇室典範の問題には絶対に踏み込みたくない。前出の自民党中堅議員が言う。

「皇室典範の議論をはじめると、反対議員が出てきて党内が混乱することは必至。長期政権を目指す安倍さんにとって、退位の問題は『混乱の種』でしかないんですよ」

天皇制について根本から議論してほしい――天皇自らが発した思いは、安倍政権によって、都合よく「矮小化」されてしまっている。

天皇の不満に安倍総理が正面から向き合う日は来るのか。


「週刊現代」2017年1月14日・1月21日合併号より





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/882.html

[経世済民117] ゼロからわかる「リフレ派」とは何か 〜そんな派閥は存在しない!? 金融と財政の二項対立を超えて(現代ビジネス)

ゼロからわかる「リフレ派」とは何か 〜そんな派閥は存在しない!? 金融と財政の二項対立を超えて
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50696
2017.01.12 安達 誠司 エコノミスト 現代ビジネス


■「リフレ派」対「反リフレ派」

浜田宏一内閣官房参与(イェール大学名誉教授)の「発言」以降、日本でも財政拡大に関心が集まりつつある。

浜田参与は、クリストファー・シムズ氏(2011年のノーベル経済学賞受賞者で現プリンストン大学教授)らが提唱した「FTPL(物価の財政理論)」に基づき、日本がデフレを完全に克服するために財政拡大の必要性に言及した。

すると、従来からリフレ政策に批判的であった論者たちはこれを「リフレ派の変節」ととらえ、リフレ政策に対する批判を強めている。

筆者は日本におけるリフレ政策の議論に初期段階から関わっているが、筆者の記憶では、これまでに財政政策を完全否定したことはない。そもそも、世の中に「リフレ派」なる派閥が存在し、日々会合を開き、意見を集約させているとも思えない(私がのけ者になっていなければの話だが)。

そして、もし、「リフレ派」なる集団が存在するとしても、彼らはただ「デフレ解消のためには大胆な金融緩和が必要である」という考えを共有するだけであり、その他の政策については必ずしも意見の集約はないと考えられる。

筆者の肌感覚では、むしろ、金融政策以外でも筆者と考えを同じくする「リフレ派」の論者はそれほど多くないのではないかとも思う(そのような話をすると、「リフレ派の仲間割れ」などと囃す人が出てきそうだが、まさに「下衆の勘ぐり」である。そういうこともなく、友好的に議論をする関係が続いている)。

筆者が考えるに、マスメディアの、決して生産的ではない、わかりやすさを追求するだけの「二項対立」的図式での論争に安易に乗ってしまったことが、誤解、もしくは敵対する論者との感情的なもつれを生んだ原因ではないだろうか。

■「リフレ派」誕生の経緯

ところで、日本におけるリフレ政策の議論は、マネーサプライコンロールを巡る「翁・岩田論争」がその発端であったと考えている。

この「翁・岩田論争」では、当時の日銀の金融政策のフレームワーク(いわゆる「受動的な資金供給」)が問題とされた。その後のリフレの議論がその流れを汲むとすれば、金融政策スタンスが議論の対象とされるのは当然の帰結であろう。

その後、2000年頃から、リフレ政策の研究は世界大恐慌の教訓の解釈を中心にしたものになっていく(それは『昭和恐慌の研究』として書籍化されている)。

世界大恐慌を研究・解釈していく過程で、筆者も様々な研究結果を参照してきたが、当時、もっとも説得的であったのは、ベン・バーナンキ前FRB議長やカリフォルニア大バークレー校のバリー・アイケングリーン氏らの「国際比較」であった。

彼らは、従来は特定の一国にフォーカスしていた大恐慌研究に、「国際比較」という新たな視点を導入した。

大恐慌期の経済政策は各国まちまちであり、経済政策のうち、どの政策に効果があったのかが不明であったが、バーナンキ氏やアイケングリーン氏の研究では、様々な国の経済政策を比較することで、どの政策が大恐慌からの脱出に有効であったかが明らかにされた。

彼らの研究によれば、色々な国の大恐慌からの脱出時期を比較してみると、金本位制(当時の「グローバル・スタンダード」の通貨制度)を離脱した順に、大恐慌からの脱出に成功していたことが明らかにされた。この金本位制離脱の過程で、多くの国が通貨安となり、輸出が急回復したのである。

そのため、大恐慌研究では、これをもって「通貨安が大恐慌脱出の要因である」という見方をとる立場もあるが、国際比較をすると、必ずしもすべての国が輸出の拡大によって大恐慌を克服したわけではないことがわかった。

そして、共通項が、金本位制からの離脱によって、それまで為替レートの維持に割り当てられていた金融政策がデフレ克服に割り当てられるようになった点であることもわかった。

この研究結果をもとに、「大胆な金融緩和政策へのレジーム転換が必要である」という考えが共有されるようになった。そして、その考えを共有する人達がいわゆる「リフレ派」として認識されるようになった。

■デフレ脱却に必要なものは何か

一方、大恐慌期における財政政策の効果については、様々な論文が存在する。また、現に、当時、多くの国で金融緩和と同時に財政支出の拡大が実現したのは事実である。

だが、前述の国際比較で注目されるのは、比較的早期に大恐慌から脱出したイギリスでは、財政支出の拡大が見られなかったという点である。

イギリスは第一次世界大戦の戦費調達によって、大恐慌期以前から公的債務(国債発行)残高が対GNP比で200%程度まで上昇していたが、大恐慌期にこの比率はそれほど大きく変わっていない。そのため、イギリスでは大規模な財政拡大は行っていなかった。

それでもイギリスは大恐慌を克服できたということで、財政政策は大恐慌(デフレ)脱出の「十分条件(財政支出拡大を行ってもいい)」であることは否定できないが、「必要条件(財政支出を拡大させないとデフレ脱却は不可能)」とは考えにくいという結論が導き出されたのである。

さらにいえば、米国における大恐慌研究の泰斗であるクリスティーナ・ローマー女史(カルフォルニア大学バークレー校教授)による極めて簡単なシミュレーション(大恐慌期の米国において、もし、財政支出拡大が実施されなかった場合に米国経済はどのような回復経路を辿っていたかを検証)でも、財政拡大政策はそれほど重要な役割を果たさなかったことが示されていた(すなわち、財政支出拡大がなかったと仮定した場合の実質GDPの経路が、実際の実質GDPの経路とほとんど同じだった)。

この点も、「金融政策重視」により傾斜した理由だったように思う。

以上より、デフレ脱却に必要なものは「金融政策のレジーム転換」であり、財政政策は、その補完的な役割を果たしうる政策ツールである、というのが「国際比較」から導き出されたインプリケーションということになる。

これが、いわゆる「リフレ派」が、これまで、どちらかというと財政政策よりも金融政策を重視してきた背景であると筆者は考えている。

だが、これは「財政政策が必要ない」という意味ではない点に注意が必要である。

■「FTPL」の肝とは

米国ではリフレ政策に関する研究がいまなお進行中である。

最近では、これまでは、長期的に見れば、財政収支は均衡するという前提で考えられてきた財政政策の枠組み(レジーム)を変えることでデフレ、ないしは経済の長期停滞に対処しようという試みもなされている。

筆者の「好み」でいえば、例えば、ブラウン大学のガウティ・エガートソン教授らは、「長期停滞」から脱却するためには、金融政策と財政政策の両方を拡大させる必要があることを理論モデルから提示している。

また、エガートソン教授の最近のマクロ経済政策に関する研究では、ゼロ金利制約の壁に直面して政策金利の引き下げが不可能になり、インフレ率の変動に対して金融政策が十分に対応できなくなった場合に、代わって財政政策のレジームを変えることによってインフレ率を引き上げられる可能性を論じている。

そして、この「財政政策のレジーム転換」こそが「FTPL(物価の財政理論)」の肝であると筆者は考えている。

「FTPL」の話はまた機会をあらためてしたいと思っているが、リフレ政策は、「金融政策と財政政策のどちらを用いるか」というような「二項対立」の図式で語ることはできないという点に注意する必要があろう。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/695.html

[国際17] 会見で再びトランプ節さく裂、メディア叩きに支持者ら歓声(AFP)
米ニューヨークで記者会見するドナルド・トランプ次期大統領(2017年1月11日撮影)。(c)AFP/DON EMMERT


会見で再びトランプ節さく裂、メディア叩きに支持者ら歓声
http://www.afpbb.com/articles/-/3113800
2017年01月12日 07:36 発信地:ニューヨーク/米国


【1月12日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)次期米大統領は、当選後初となった11日の記者会見でも、選挙戦でおなじみの光景となっていた好戦的で支配的な態度を貫いた。自らの成功を自慢し、冗談を飛ばし、自身が敵視するメディアを糾弾する手法だ。

 会見場では、同氏が特に面白いジョークを飛ばしたり、痛烈な批判を繰り出したりすると、少数の支持者から歓声や拍手が巻き起こった。

 トランプ氏がこの日再び使ったのは、「否定し、けむに巻く」という常套手段だ。

 ロシアが大統領選前に米国内の標的に対しサイバー攻撃を実施したことを初めて認めたかと思えば、すかさず選挙で対立候補だったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)前国務長官に対する批判へと話をすり変えた。

 会見の序盤では礼儀を保ち、以前から批判の矛先を向けていたニューヨーク・タイムズ(New York Times)紙などのメディアについて、トランプ氏に不都合な情報をロシアが入手したとの未確認情報を記した文書に疑いの目を向けた報道姿勢を称賛した。

 一方で反発の姿勢も示し、この「虚偽」情報の流出を許した情報機関を「恥ずべき」と非難。「ナチス・ドイツ(Nazi)がやりそうなこと、やったようなことだ」と主張した。

 さらに、会見に出席したCNNテレビのホワイトハウス(White House)担当記者の質問を拒否。同記者を指さして「静かに」と命じると、「質問はさせない。君たちは虚偽ニュースだ」と言い放った。

 また、事実検証をしないまま文書の内容を公開したニュースサイト「バズフィード(BuzzFeed)」についても「できそこないのごみの山」と呼んだ。

 文書の内容自体については強気を貫いた。文書では、ロシアのホテルの一室で売春婦との性行為に及ぶ同氏を映した動画が存在すると記されていたが、トランプ氏は、外国のホテルで何者かにスパイされる可能性については十分承知しており、対策を取っていると主張。

「この話を本当に信じる人がいるのか? ちなみに、私は大変な潔癖症でもあるんだ。本当だよ」と語り、さらに会場の笑いを誘った。この発言は、動画に映されていたとされる特定の行為に言及したものとみられる。(c)AFP/Jennie MATTHEW


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/242.html

[政治・選挙・NHK218] 「小池百合子が小泉進次郎と組んで安倍を倒す」と書いた週刊実話  天木直人

「小池百合子が小泉進次郎と組んで安倍を倒す」と書いた週刊実話
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/12/post-5891/
12Jan2017 天木直人のブログ


 きょう1月12日発売の週刊実話(1月26日号)が、「小池百合子・小泉進次郎が合体で『安倍一強』打破へ」という衝撃的な見出しの特集記事を書いた。

 週刊実話は、これまでも、この、小泉・小池連携の憶測記事を書き続けてきたから、驚かない。

 そしていつもガセネタで終わっている。

 しかし、今度の記事ばかりは、ひょっとして当たっているのではないかと思う。

 私がそう思う理由の一つは、小池百合子が政権取りに本気で動けば、小泉純一郎は動くかもしれないと思うからだ。

 そして私は、最近の小池百合子の言動を見ていると、政権取りに動くと思うからだ。

 間違いなく小池百合子は小池新党で7月の都議選を制し、一期四年で東京大改革に道筋をつけて、4年後には国政に戻って首相の座を狙っていると思う。

 二つ目は、みずから親ばかを自称する小泉純一郎の親ばかぶりは本物だと思うからだ。

 持ち前の政治勘で、このままでは進次郎が首相になる目はなくなると判断し、小池政権づくりに協力し、小池政権下で、その後の首相の座の禅譲を見極めたと思うからだ。

 そして、何と言ってもトランプの出現である。

 トランプが米国の大統領でいる限り小泉進次郎の出番はない。

 小泉時代のジャパンハンドラーたちは一掃される。

 しかし、このまま行けば米国は混迷し、トランプ政権は行き詰まるだろう。

 ひょっとして途中でトランプは政権を投げ出すかもしれない。

 そこまでいかなくても、長くて一期4年だ。

 トランプ後の米国で、あらたな日米同盟関係を築き上げればいいのだ。

 小池百合子と組んで、進次郎の家庭教師だったジェラルド・カーティス・コロンビア大学教授やマイケル・グリーンらの反トランプ人脈を駆使して、あらたな日米同盟関係を築き上げればいいのだ。

 小泉純一郎は、これから間違いなく起きる政界再編成をにらみ、進次郎と小池百合子の間を取り持つ役を買って出る覚悟を固めたのではないか。

 私がそう思うのは、新年早々の毎日新聞で、山田孝男が小池百合子に単独インタビューして小池百合子を持ち上げていたからだ。

 いうまでもなく毎日新聞OBの山田孝男は、脱原発を唱えた小泉純一郎を最初に世の中に売り出した男だ。

 それ以来、小泉純一郎の使者のごとくふるまっている。

 小泉純一郎は山田孝男を使ってメッセージを送り、小池百合子はそれに打てば響く呼応をしたに違いない。

 もし、この週刊実話の記事が現実になれば、その時こそ、メディアは大騒ぎだ。

 小泉・小池劇場に世間は熱狂する。

 野党共闘はひとたまりもない。

 その時こそ新党憲法9条の出番が来る。

 小池百合子・小泉進次郎政権がどうしても勝てない政党、それが、対米従属から自主、自立し、憲法9条を世界に掲げてアジアとの共生を優先する新党憲法9条である(了)


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/883.html

[政治・選挙・NHK218] ≪オリンピック≫ 安倍晋三が「共謀罪が成立しなければ、五輪を開けない」などと駄々をこねだした。ジョークなのか 
【オリンピック】 安倍晋三が「共謀罪が成立しなければ、五輪を開けない」などと駄々をこねだした。ジョークなのか
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/db0c2902f84309b17039eaac289e4879
2017年01月12日 のんきに介護


サイト「健康になるためのブログ 」が

ネットでの反応を紹介している。

圧倒的に多いのは、

ならば、

五輪など止めて置けばいいじゃないか

という反応だ。

☆ 記事URL:http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25811

五輪たって、

たかが運動会だよ。

それが世界的な規模でなされると言うだけで、

二週間ほど続く

そんなお祭り騒ぎのために

なぜ、日本人は、

要らないものとして人権を

差し出さなければならないのだろう。

安倍政権が

有識者として抱え込んでいる人間は、

ネトウヨ界隈の

属国主義者ばっかりじゃないか。

そんな人間の思惑のため、

人権を放棄して

丸裸になるつもりはない。


関連記事
≪(゚Д゚)ハァ?≫安倍総理「共謀罪 成立なしで五輪開けない」⇒ネット民「五輪中止決定!」で満場一致
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/866.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/884.html

[原発・フッ素47] 福島沖の地震で危険性がクローズアップ( 脱原発・東電株主運動)
福島沖の地震で危険性がクローズアップ
http://todenkabu.blog3.fc2.com/blog-entry-256.html
2017/01/11 脱原発・東電株主運動


 11月22日午前5時59分頃、福島県沖を震源とする地震(M7.4)が発生した。この地震の影響で福島第二原発3号機の使用済燃料プール冷却ポンプが停止した。

 現在3号機の燃料プールには2360体の使用済燃料が保管されている。その他に184体の交換用未照射燃料があるので、合わせて2544体入っている。
 冷却用に水を循環させているが、これが止まるといずれ冷却が出来なくなり、3.11の悪夢がよみがえる。

 水の投入が7日止まると、プール水の温度は65度を超えるとされる。10日以上止まると燃料プールは乾上がり、崩壊熱で熔け出すことにもなりかねない。地震でプールが破壊されれば、急激にそれが起きることになる。

停止確認の時間と方法

 ポンプの停止確認は、東電の説明では次のようなものだ。
 「6時10分頃、3号機使用済燃料プール冷却浄化系ポンプにおいて、スキマーサージタンク水位低警報が発生し同ポンプが停止」した。停止時点で元の水面から2mほど下がっていた。
 地震発生からタンク水位低の信号発信まで約10分、また「頃」との記載が気になるところだ。警報発報ならば百分の一秒単位で記録が残る。

 ポンプの警報を何時確認したのか、リアルタイムのことなのか、時間差があるのか。規制庁のメールでは「地震に伴う確認を行ったところ、3号機の使用済燃料プール冷却系が停止していることを確認」となっており、東電発表とはやや異なっている。

 スキマサージタンクとは、プールに隣接した冷却水を溜めるタンクで、高さが8mほどある。このタンクにはプールを通った冷却水が入り、浄化系を通って戻される。その系統に付けられているポンプが止まった。

 警報と同時にポンプを止めたのは、タンクの水がなくなった場合、ポンプが空回りして壊れる可能性があることと、タンクや配管に破損があり漏えいが続く可能性をみているのであろう。

 しかしポンプ停止は冷却水の喪失を意味するのだから、別系統のバックアップシステムが稼働してしかるべきである。
 なお、ポンプは現場に確認に行った作業員が破損などがないことを確認した上で、約1時間半後の7時47分に復旧している。

警報の原因

 スキマサージタンクの水位が低下した原因は、次のように推定されている。
 地震に伴ってプールに大きな揺れが伝わり、水面が大きく揺れた。その結果、プールからスキマサージタンクへと水が大量に落下した。この時は水位が上がったはずだ。

 さらにプールの水面が跳ね上がる「スロッシング現象」が起きてプール水が溢れ、排水系統に流れた。結果としてプール−スキマサージタンク−配管−ポンプ−浄化装置−配管−熱交換器(原子炉補機冷却系の冷却水で冷やす装置)−配管−と流れる冷却水全体の循環量が減少した。

 プールからオーバーフローして落ちてくる水がなくなると、他に水が入る経路を持たないスキマサージタンクの水位は低下する。それを検知してポンプが止まった。プールには他から補給される水がなかったため、停止していた90分ほどで、プール水の水温が29.3度から29.5度に上がったとされる。

電源喪失

 この地震により一部の系統で電源が失われ、モニタリングのダストモニターが停止したと報じられている。地震による影響を受けたのは具体的には何処なのかは未だ明らかにされていない。

 ダストモニターの停止は放射線量の増大には繋がらないが、系統内に放射性物質が流れても検知できなくなるので、環境や労働者への影響を未然に防止する手段の一つが止まったことになる。これは小さな問題ではない。

 小さな揺れでもいくつかの異常が生じた。この10倍の揺れだった3.11では、もっと大規模な破壊が生じた。
 70ガルにも満たない揺れでポンプが停止し停電も起きたことをどう考えるのか。3.11から5年8ヶ月も経ってこの体たらくだ。

プールのリスクを甘く見るな

 福島第一原発事故後、使用済燃料プールの危険性が大きくクローズアップされた。冷却が継続できなくなると、炉心溶融よりも酷い災害を引き起こすことが初めて認識された。再認識ではない。それまではプールの危険性を見ていなかったのである。

 その影響は今も引きずっている。何処の原発もみな、大量の使用済燃料をプールに抱え込んだままだ。本来は3年分程度の容量しか持っていなかったはずなのに、いつのまにか大容量になっていった。福島第一原発6号機のプールは管理容量約1000体に対して、同じ110万kWの福島第二原発は、いずれの号機も2000体前後の管理容量で、倍の規模に拡張されている。

 再処理計画が進まず、短期間で再処理工場に搬出することが出来なくなった結果である。
 燃料プールに大量の使用済燃料を抱えることで「格納容器の外に巨大なリスク」を置き残す結果になった。
 それが3.11の時に4号機使用済燃料プールの危険性として浮上し、最悪の場合は強制避難170km以上、3000万人の広域避難となりかねない事態を生じた。そうならなかったのは偶然の結果と言ってよい。

 教訓は、使用済燃料を安全に管理するために、乾式貯蔵と呼ばれる方法で一時貯蔵を進めることだった。水を使う強制冷却は冷却材喪失に耐えられない。

 乾式貯蔵方式とは、密封された鋼鉄またはコンクリートとステンレスの容器に水と燃料を詰め込み、熱は金属表面からの空冷で冷やし続ける方法だ。外部に冷却水がなくても冷えるし、動力がなくても冷やせる。ただし、燃料の発熱量を下げておく必要があり、10年以上はプールで強制冷却をしなければならない。

今も津波対策はない

 今回の地震でも第一と第二で1.0〜1.6mの津波が観察されており、幸い敷地浸水に至る高さはなかったものの、例えば防潮堤を越える場合は、大規模な放射能放出を引き起こす危険性が高いことも再確認すべきだ。
 そのため建屋の密封化や敷地内汚染水の回収が進められているが、進んでいるとは言えない。

 敷地を襲う津波の高さは、東電自らの予測でも、東北地方太平洋沖地震を経た今日では、26m(算術平均)または36m(95パーセンタイル)にもなる恐れも否定できない。ところが恒設の防潮堤は、建設予定も無い。

 福島第一原発では共用プールに入りきれない4号機などからの燃料を、ドライキャスクによる乾式貯蔵とした。この貯蔵施設がある地点は海抜40mほどで、津波の影響は受けないだろう。しかし全燃料体を乾式貯蔵に移行していないので、プールに残された燃料は依然として、建屋損傷や地震による冷却停止のリスクに晒されている。
 第一も第二も、まず使用済燃料の安全確保に最優先で取り組むべきである。(Y)

*脱原発・東電株主運動ニュースNo.261(2016年12月11日発行)より。


http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/282.html

[原発・フッ素47] 原発事故から5年・福島からの報告 「福島に生まれたことを後悔する必要はどこにもない」(原発はいますぐ廃止せよ)


原発事故から5年・福島からの報告 「福島に生まれたことを後悔する必要はどこにもない」
http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-3050.html
2017-01-10 原発はいますぐ廃止せよ


東日本大震災「それでも、生きようとした〜原発事故から5年・福島からの報告〜20170109

東日本大震災「それでも、生きようとした〜原発事故から5年・福島からの報告... 投稿者 tvkvici


NHKスペシャル | シリーズ東日本大震災それでも、生きようとした〜原発事故から5年・福島からの報告〜

今になって増加の傾向を見せる福島の自殺


それでも、生きようとした 
間違いだろう 放送を見ると生きようとはせずに死にたい、死んでしまった話ではないか

若夫婦が農業が出来ないくらいで心中したのはなぜなのか

川内村 30代若夫婦 震災前と変わらぬ生活を農業で米作り
都会からボランティア 放射能を怖がらずに、共に田んぼ除染土作り
希望の田んぼ



川内村米品評会1位不検出 それでも売値が1/3で赤字
翌年も同じ

頼りにしていた父親替わりのおじが東京避難場所で自死
以後落ち込む

覚悟の青森旅行 母兄弟夫婦の4人で「しあわせ」
帰り道の車内ではみんな無言
1日後、弟夫婦が二人で旅立つ

全袋検査で安全安心 JA生産量販売量回復のはずが、なぜ希望の田んぼの若夫婦が旅立ったのか?

赤字続きの米販売農家経営行き詰まりが真実だったのか
こどもも持てずに悲観したのか

-------------

原発事故直後からツイッターでの発信が注目されてきた科学者、早野龍五さんが今年、定年を迎える。いま福島の若い世代に何を伝えたいのか?

「福島に生まれたことを後悔する必要はどこにもない」 いま科学者が伝えたいこと


科学者・早野龍五さんが「東電のドアを叩き続けて」廃炉を見届ける若い世代に託したもの。なぜ高校生とともに福島第一原発を視察したのか?

「いずれ自分の言葉で福島を語らなければならない」 高校生に、科学者が託した思い


「学術的に福島に貢献できる最後の論文」
3)本係数0.15に対して、空間線量率から年間実効線量を推測する際に用いられている換算係数0.6は、4倍程度過大でした


早野説が正しければとんでもない過剰対応で死ななくてもいい人が死んだのか?

航空機測定は(米軍DOENNAなんとか忘れた)やつらの陰謀のでたらめだったのか?
早野4倍過大説なら避難しない方がよかったのか



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


























http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/284.html

[政治・選挙・NHK218] 政界地獄耳 “小池新党”実態は自民膨張(日刊スポーツ)
政界地獄耳 “小池新党”実態は自民膨張
http://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/1764063.html
2017年1月12日8時25分 日刊スポーツ


 ★年が明けても東京都知事・小池百合子のいわゆる小池劇場の人気は衰えない。それどころか夏の都議会議員選挙を前に、新たな戦略やアイデアを出し続け、仮想敵を作り、筋論で押し通す。一方、しなやかさを兼ね備え柔軟に対応するなど小池政治の真骨頂ともいえる。10日、朝日新聞のインタビューに応じた知事は、自民党籍のまま夏の都議選に自身の政治塾から候補を擁立する姿勢が分かりづらいと指摘されている点について、「(自民党に都知事選立候補時に)進退伺を出している。判断は党」と説明した。

 ★この説明にだまされてはいけない。進退伺は知事選の前の話。当時の党幹事長は谷垣禎一。自転車事故後、国会には姿を見せていないし後任の幹事長・二階俊博に引き継ぎもない。また、自民党東京都連の当時の会長・石原伸晃らは知事選の敗北を受けてさっさと辞任している。つまり進退伺に対応する当事者はおらず、自らの行動の自由さから見れば、「判断するのは党だ」というのはご都合主義だ。これでは「怒られないから正しい」という理屈になる。ここまでくれば党本部との出来レースすら疑いたくなる。加えて除名にならない限り自分から辞める気はないとの理屈も小池の改革に期待している有権者からすれば、覚悟が足りないのではないかと感じるはずだ。

 ★その通り。小池は自民党にいながら抵抗勢力や仮想敵を作り、同時に本来は野党である民進党らからの秋波を受け、野党を取り込み与党・自民党を拡大しているだけ。自民党を辞めずにいる小池と、会派離脱だけで自民党籍を抜けずに都議会で会派を立ち上げている議員たちも自民党なのだ。小池新党とはメディアと一部の御用マスコミが作り上げた幻想で実態は自民党膨張とそれについていく民進党ら野党ということになる。民進党代表・蓮舫の必要以上の小池へのすり寄りはだまされているというより確信的に“良質な自民党”への意図的接近とみるべきだ。(K)※敬称略


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/887.html

[国際17] トランプのセックスビデオ入手! ロシア諜報機関 

トランプのセックスビデオ入手! ロシア諜報機関
http://79516147.at.webry.info/201701/article_116.html
2017/01/12 07:34 半歩前へU


▼ロシア諜報機関がトランプのセックスビデオ入手!
 朝から大変なニュースが飛び込んできた。トランプが2013年にモスクワのホテルに宿泊した際の「売春婦とのセックスビデオ」があり、それをロシアのスパイ機関が入手していた、というのだ。

 トランプがしきりにクリミアを占領したプーチンを擁護するのは、こうした背景があるからではないか。

 ロシアに弱みを握られた米国はどうなるのか?事実なら大変なスキャンダルである。この問題は今後、大きな波紋を広げることになろう。

********************

フランスを代表する通信社AFPによると、
 ロシアがサイバー攻撃を通じて米大統領選に干渉したとされる問題に関連し、ロシアの諜報員がトランプ次期米大統領の「不名誉な個人・金融情報」を入手したと主張していることが分かった。

 米情報機関の幹部が先週、トランプ氏本人にも伝えた。米CNNテレビが10日報じた。トランプ氏は報道を受けて「偽ニュースだ」などと強く反発した。

 米情報機関の幹部は6日、トランプ氏にロシアの干渉についての報告書を提出していた。CNNが複数の米当局者の話として伝えたところによると、その際にトランプ氏絡みの情報漏えい疑惑に関する2ページの概要書も添付していた。バラク・オバマ米大統領も5日に一連の報告を受けている。

 CNNはトランプ氏の名誉を傷つけるとされる情報の詳細は伝えていない。ただ、同氏の個人情報などがロシア側に漏れたという情報は英対外情報部「MI6」の元諜報員がまとめた文書に基づくとしている。この元諜報員は、米大統領選の候補者らが昨年半ば、「政敵の調査」のために雇ったという。

 米連邦捜査局(FBI)はこの情報を、昨年11月8日の大統領選投票日の2か月以上前の8月に提供されていたという。

 機密指定されている概要書は、大統領選中、トランプ氏側とロシア政府側との間で「定期的な情報のやり取り」があったとの疑惑にも触れている。

 CNNの報道に対してトランプ氏はツイッターへの投稿で「偽ニュースだ。政治的な魔女狩りそのものだ」と激しく非難した。

 一方、米ニュースサイト「バズフィード」は、真偽の確認はとれていないと断りつつも、概要書の基になった「35ページのメモ」のファイルを公開した。このメモは数か月前から首都ワシントンに出回っていたという。

 メモでは、トランプ氏が2013年にロシアの首都モスクワのホテルに宿泊した際に売春婦を交えて撮影されたセックスビデオに言及。脅迫の材料に使うことも考えられていたようだとしている。

 さらに、ロシア当局者がトランプ氏に大きな影響力を行使するため、多額の金銭が動く取引を持ち掛けたことも示唆している。


関連記事
ロシア、トランプ氏の不名誉な情報入手か セックス動画も存在?(AFP)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/232.html


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/245.html

[国際17] ドイツ政府はアメリカ政府に支配されているとドイツ唯一の独立新聞(マスコミに載らない海外記事)
ドイツ政府はアメリカ政府に支配されているとドイツ唯一の独立新聞
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-0cbe.html
2017年1月12日 マスコミに載らない海外記事


Eric ZUESSE
2017年1月4
Strategic Culture Foundation

アメリカCIA(今ドイツ‘ニュース’メディアに対する支配を強化しつつある)と果敢に戦い、また、かつてCIAに服従したことを公式に告白、非難し、そのようなことを報じたかどで、今やドイツ’ニュース’メディアから、のけものにされている、フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング元編集者の著書の販売促進を支援しているメディアDeutsche Wirtschafts Nachrichten (DWN)、翻訳すれば、ドイツ経済ニュース、つまりオンラインのドイツ人向け日刊ニュース・サービスが、独立を維持するため、とうとう有料購読化する。有料化に踏み切った理由は、支配体制側 ’ニュース’メディアによる財政的圧力によるもので、さもなくば、サービスを完全に停止せざるを得ないとDWN新聞は主張している。

アメリカ帝国の前哨地としてのドイツでは、帝国の中心、アメリカでそうしているのと同様、ドイツの‘ニュース’メディアが‘偽ニュース’を粉砕しようとしている。

以下は、ドイツ経済ニュースの声明を私が翻訳したものだ。

弊社を代表して

ドイツ・ラジオが、DWNを誹謗している。我々をご支援願いたい!

ドイツ経済ニュース| 発表日時:2016年12月29日 01:08

Deutschlandradioが、巧妙な偽造で、DWNを誹謗しようとしている。購読により、DWNの独立をご支援願いたい。

読者の皆様

今後は、ドイツ経済ニュースの記事三本のみ購読無料で、他の記事は、月7.99ユーロ[現時点では約8ドル][あるいは年間80ドル]の購読をして頂いた後でのみ、お読みいただけることになる。読者は何の義務を負うこともなく、いつでも購読は解約可能だ。

有料購読化の出だしの成功から、読者の皆様が我々を支援しようとされているのは明らかだ。我々は即座に最初のスポンサーを獲得した。多数の読者が明らかに購読価格を越える寄付までしてくださっている。皆様に大いにお礼申し上げる!

有料化が必要になったのは、ドイツ・メディア市場が公共放送局の強大な影響力によってゆがめられているためだ。納税者による税金の予算から、公共放送局は年間予算80億ユーロを得ている。最近、DWNは、視聴料が[ドイツ・ラジオの]番組[サービス]に使われているだけでなく、他のメディアを非難するのにも使われているという事実に留意せざるを得なくなった。ドイツ・ラジオが無批判に報じた、Scholz & Friends社員による、無数のウェブサイト・ポイコットの呼びかけ記事で、ドイツ・ラジオは、DWNを非難した。はなはだしく、ぎごちないやり方ではあるが。ドイツ・ラジオは、DWNを誹謗するため、引用を極めて大胆に改竄した。これに応え、我々は、ドイツ・ラジオに対する法的措置をとり、彼らが捏造を広めるのを禁じるべく、ベルリン地方裁判所による250,000.00ユーロまでの罰金がかかる仮差し止め請求をした。

状況は奇怪だ。放送料金が引用を偽造するために利用されているのだ。DWNの広告業界に関する報道に対する、公共放送局のこの種の行動は、極めて脅迫的なものとなりうる。

フェイスブックが、批評を載せる自立メディアの経済基盤を急速に破壊しているので、状況は。フェイスブックやグーグルなどのアメリカのネット基盤は、古典的な広告モデルを大幅に覆してしまった。これにはいくつかの理由がある。

アメリカ企業は、オンライン広告の成長を既に最大限に活用している。フェイスブックとグーグルは、広告と記事とを区別しない。連中の不可解な“アルゴリズム”システムのおかげで、彼らは好き放題に読者をあやつり、自らを、多くの商業的、政治的に関心を持つ当事者に、“広告プラットフォーム”として提供することが可能だ。これは多くの企業にとって恩恵がある。彼らは一見怪しくは見えない書き込みの中に広告メッセージを隠すことができるし、グーグル検索結果をあやつることもできる。公共放送局は、これも大いに利用している。事実上、これはつまり、公共メディア[ドイツ政府メディア]が、検索結果で、独立メディア[結果的に大いに被害を受ける]よりも上位に表示されるようにするため、ドイツの視聴料が、アメリカ企業に流れるということだ。

もう一つの傾向は、広告で買われているメディアが、純粋な報道メディアと直接競合することだ。広告代理店のWPPは、アメリカの雑誌Viceに登録している。その結果、WPPは、広告主を、彼ら自身の“商品”に向け直すことが可能になる。一方、WPPは、最近、従業員の一人が、Henryk Broderや、Roland Tichyなどの評論ウェブサイトを非難して、評判を下げた広告代理店Scholz & Friendsの親会社だ。Broderは、かなりの売り上げを失ったと言われている。

多くの[こうした]代替メディアのビジネス・モデルは、DWNにとっては問題外だ。彼らは記事を、書籍、雑誌、イベントや政治活動の販促手段として売ることで、資金を調達しているのだ。多くの[‘非営利’] NGOも、彼らの中核事業、つまり政治キャンペーン[プロパガンダ]を推進するために、報道的な記事を載せているようだ。

ツィッターやフェイスブックやグーグルは、偽情報や巧みな情報操作のためのあらゆる類の可能性を提供している。諜報機関、ロビイスト、政党、大企業、協会、国や、投機家連中が、一見有益情報風ながら、その実、むきだしの操作として機能するアカウントを運営している。企業が、一見“報道”風チャンネルによって、商業利益を得る場を造るのが今は容易なので、このモデルは、古典的広告モデルをも破壊する。

この進展により、あらゆる批評報道商品全体で、オンライン広告が劇的に減少している。広告主にとって、非公然チャンネル経由で聴衆に呼びかける方が、より安く効率的なのだ。

主要な疑問をめぐるこうした全ての状況は、メディアによってもたらされており、DWNだけの問題ではない。我々の申し出に需要はあるのか? 我々は、この問題を率直に皆様に問いかける。読者の皆様: 読者の皆様こそ、具体的に、きわめて重要な、かつ完全に自立して報じるメディアとしてのDWNの今後の成功に本当に関心をお持ちの唯一の市民だ。上記のPRや、情報操作専門家や偽情報の影響力の背景から、批判的で、自立した報道は一層複雑になっている。金融分野のあらゆる重要な文書は英語だ。大半のEU新聞は、EU-英語だ。アラビア語とトルコ語の原典が読めて初めて、シリア戦争について報じることが可能になるのです。根拠の確かなヨーロッパ報道をするには、27カ国語を修得せねばならず -しかもそれだけではない。そうした言語的メッセージが本当は一体を意味しているかを正しく識別するには、こうした国々の政治的、文化的文脈に詳しいチームも必要なのだ。

こうした経費は、通常、広告も政治的支援もないような分野で発生する。地政学、中央銀行、天然資源、戦争、賄賂、ごまかしや、巧妙な操作に関する調査や記事に一体誰が進んで費用を払うだろう? DWNの中核事業は事業と政治の接点にある、まさにこうした問題なのだ。我々は問題のない[安全で論争対象にならないような]話題は扱わない。

我々は現時点で、大いに率直でありたいと思う。DWNの将来を保障できるのは、皆様だけ、読者だけだ。これは、我々がその結果に従う、一種の読者投票なのだ。DWNは、月7.99ユーロ支払うに値するかを読者の皆様に問う。結果は隠し立てしない。これは市場経済という性格のもので、投票の結果を受け入れるか否かを我々が勝手に決められるわけではない。もし十分な数の購読者がおられなければ、DWNのための市場もない。とは言え、もし十分な数の読者が、ドイツにおける重要な声として、DWNを支持してくだされば、我々は、皆様の購読によって、力強くこの声をあげる立場にたてる。民主主義には、自由で買収できないメディアが必要だ。他の代案は存在しない。

皆様の支持を心からお願いする。

編集部

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2017/01/04/germany-only-independent-newspaper-germany-govt-controlled-us-govt.html
----------


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/246.html

[政治・選挙・NHK218] また情報が流失 「パンドラの箱」を開けるな! 
また情報が流失 「パンドラの箱」を開けるな!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_118.html
2017/01/12 10:55 半歩前へU


▼また情報流失!「パンドラの箱」は開けるな!
 情報管理はしっかりしているので大丈夫、と言われても信用できない。とてもじゃないが「マイナンバー」などの登録などできない。こういうことがあるから信用していない。情報は必ず洩れる。

 日本は特にセキュリティーが甘い。財務省をはじめ官庁が軒並み中国からのサイバー攻撃に遭い、大量の情報が流失した。中国に限ったことではない。各国が「国家ぐるみ」で情報を盗みに来ている。

 プーチンによる米大統領選への介入もその一つだ。対抗馬のヒラリーを攻撃した結果、トランプが勝利。そのトランプはロシアのスパイ機関にセックススキャンダルのビデオまで握られているとのことだ。恐ろしい世の中である。

 情報戦争、サイバー攻撃はもっと激しくなろう。個人情報の「流失覚悟」なら別だが、そうでなければ「マイナンバー」などに手を付けてはならない。危険過ぎる。「パンドラの箱」は決して開けてはならない。

******************
 
1、 警視庁は元中野区臨時職員の高橋健一郎容疑者(29)=強制わいせつ罪などで起訴=を逮捕した。勤務中に住民情報システムに接続し、個人情報を盗んだ。

同区に住む20代女性の氏名や住所などの個人情報を勝手に閲覧し、コピー。1人暮らしの女性を狙ってマンションなどに侵入し、わいせつ行為を繰り返した。

こちらは警視庁が当事者だ。
2、 暴行事件の被害に遭った女子高校生の実名が、警視庁が誤って配信した6545件のアドレスの中に含まれていた。警視庁は電話で母親に謝罪したが、流失した「実名」は元に戻らない。

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/888.html

[国際17] トランプ次期大統領の記者会見 ≪要旨≫ NHK

トランプ次期大統領の記者会見 【要旨】
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170112/k10010836491000.html
1月12日 8時22分 NHK


アメリカのトランプ次期大統領は、来週の大統領就任を前に、日本時間の12日午前1時すぎからニューヨークのトランプタワーで、300人以上の報道陣が集まる中、去年7月以来、およそ半年ぶりとなる記者会見を開きました。

■「いくつかの報道機関は私をきちんと扱わなかった」

記者会見の冒頭でトランプ次期大統領は、大統領選挙後、記者会見を開いてこなかったことについて、「あまり正確でないニュースが出ていたので会見をやめていた。いくつかの報道機関は私をきちんと扱わなかった」と述べました。

また、主要メディアがロシアの情報機関がトランプ次期大統領の弱みを握るため不名誉な個人情報をつかんでいる疑いがあると伝えたことについて、「それは偽のニュース、フェイクニュースだ。そんなことはなかった。私たちの敵対勢力からの情報だ」と述べました。

この疑惑を報じたCNNテレビの記者が質問しようとすると、トランプ次期大統領は「あなたの会社はひどい。質問させない。あなたのところは偽のニュースだ」と述べ、記者と激しい応酬になる一幕もありました。

■「史上最多の雇用生み出す大統領になる」

トランプ氏は記者会見で、「史上、最も多くの雇用を生み出す大統領になる。きちんと結果を出す仕事をしていく」と話しました。

そして、「中国のネット通販最大手、アリババグループのジャック・マー会長など、多くのすばらしい人たちがアメリカにやってきている。彼らはこれからすごいことをするだろう。選挙結果が違っていたら、こうした人たちは別の国に行っていただろう」と自身の成果を強調しました。

また、これまでアメリカ国内の雇用が奪われているとしてメキシコに生産拠点を置く自動車メーカーへの批判を繰り返してきましたが、「ここ数週間で経済にとってすばらしいニュースがあった。大手自動車メーカー、フォードがメキシコへの工場の移転計画を撤回した。フォードに感謝したい。大手自動車メーカー、GM=ゼネラル・モーターズもフォードなどの動きに続くことに期待している」と述べました。

批判の矛先は製薬会社にも向けられ、トランプ氏は「製薬産業はさんざんたる状況だ。製薬メーカーは、たくさんの薬を供給しているがかなりの部分をアメリカで作っていない。適切な価格で購入し何十億ドルという費用を支払わずにすむようにする」と話し、薬の価格の引き下げを求める考えを示唆しました。

そのうえで、「ミシガンやオハイオなど私が選挙で勝利した場所でメキシコなどの外国に工場を移転するために従業員をすべて解雇するようなことはさせない。おとがめなしで海外移転しようとする企業には高い関税をかける」と述べました。

さらに、海外移転しようとする企業に対しては「国内にも競争力があり移転可能な場所はたくさんある。ミシガンからテネシーなどに移転すればいい。私は何も競争力を奪おうとしているわけではない」と生産拠点の移転はアメリカ国内ですべきだという考えを強調しました。

■「ハッキングはロシアがやったと思う」

オバマ政権下で悪化しているロシアとの関係についてトランプ氏は、「ロシアとはひどい関係なので、プーチン大統領が私のことを気に入ってくれるのなら、それは財産だ。ロシアは過激派組織IS=イスラミックステートとの戦いで助けになる。ただ、うまくやっていけるのかどうかはわからない。うまくいくことを望む」と述べました。

そのうえで、自分自身とロシアとの関係を問われたトランプ氏は「ロシアとは一切取り引きがない。借りもない。取り引きしようと思えばできるが、利益相反になりかねないのでやらない」と述べました。

また、大統領選挙でロシアがプーチン大統領の指示のもと民主党のクリントン氏を妨害しトランプ氏を助けるため妨害活動を行っていたとする情報機関の分析結果に関し、「ハッキングはロシアがやったと思うが、われわれはほかの国にもハッキングされている。最近、2200万件の情報がハッキングされたが、やったのは中国だと思う。守りをしっかりしなければならない。民主党はハッキングされることに無防備だった。とてもひどかった」と述べました。

そのうえで、「プーチン大統領はハッキングすべきでなかったし、これからはやらないだろう。ロシアは私が大統領を務めている間は、ほかの人が大統領の時よりも、わが国により敬意を払うだろう」と述べました。

■「大統領職に専念したい」

トランプ氏は、大統領としての職務と不動産業などみずからの事業との間で利害が生じる利益相反の問題が起きる可能性があると批判が出ていることを踏まえ、「私は大統領の職務とみずからの事業をうまく両立することができる。だが、大統領職に専念したい。今後は息子2人が会社を経営する。彼らはプロとして業務にあたり、私に相談することはない」と述べました。

さらに、みずからの政権への起用を明らかにしている人材についても利益相反の懸念が出ていることに対して、「最高の政権メンバーだ。例えば、国務長官に指名した大手エネルギー会社エクソンモービルの前のCEOティラーソン氏は企業経営の手腕がすばらしい。アメリカは外国に遅れをとっているため政権に最高の人材を起用したい」と説明しました。

■日本を名指し「貿易の不均衡是正が必要」

貿易政策についてトランプ氏は、「悪い取り引きばかりして貿易で多額の損失が出ている。中国や日本、メキシコなど、どの国とも良い取り引きができておらず、貿易の不均衡となっている」と述べ、中国などとともに日本を名指しして貿易の不均衡を是正する必要があると訴えました。

さらに、「ロシアをはじめ、中国などほかの国々はアメリカを最大限、経済的に利用してきた。中国にいたっては南シナ海に巨大な要塞も作っている。だが、ロシアや中国、日本、メキシコなどすべての国が、今後は、これまでのアメリカのどの政権に対してよりもはるかに大きな敬意を払うことになるだろう」と述べました。

■オバマケア「できるだけ早く廃止し別の制度に」

事実上の国民皆保険を目指す医療保険制度改革、いわゆるオバマケアについてトランプ氏は、「最悪の制度だ。間違った方向にあなたを導いている。自己負担の保険料が高く、人々は保険料を払うために破産寸前となり、高額なためにその制度を利用することさえできない」と批判しました。

そのうえで、「厚生長官が承認されしだいできるだけ早く廃止し、ほぼ同時に別の医療保険制度に替える。新しい制度では、ずっと安く、はるかによいものになる」と述べました。

■「メキシコ国境沿いの壁建設 すぐに交渉始める」

メキシコとの国境沿いに築くとしてきた壁についてトランプ氏は、「就任後すぐにメキシコ政府との交渉を始める。交渉を終えるまでに1年半ぐらいはかかるだろう。ペンス次期副大統領が壁建設を始めるため、議会などを通じて最終的な承認を得る努力を主導してくれている。メキシコ政府との合意に至る前に、すぐに壁の建設を始める」と述べました。

そのうえで、「メキシコ政府が私たちに壁の費用を払い戻す。それは税金をとる形か、代金の形なのか、たくさんの形があるが、確実にメキシコ政府が支払うことになる」と述べました。

また、メキシコとの関係について、「メキシコ政府を尊敬し、メキシコ人を愛している。私のために働いてくれている多くのメキシコ人がいる。驚くべき人々だ。しかし、メキシコ政府はひどい。メキシコはアメリカを利用してきた。それを許すべきではなかったし、今後、それが起こることはない」と述べました。

■連邦最高裁判事の欠員「指名は2週間以内に」

トランプ氏は連邦最高裁判所の判事の欠員について、「20人ほどの候補者リストがあり、この中から選ぶ。非常に多くの候補者に会ったが、すべてにおいて傑出している」と述べました。

最高裁判事をめぐっては、去年2月、保守派のスカリア判事が死去したため、判事1人が欠員となり、保守派とリベラル派が4人ずつできっ抗する異例の事態となりました。
民主党のオバマ大統領は、スカリア判事の後任を指名したものの、野党・共和党が反対したため承認されていません。

トランプ氏は「すばらしかったスカリア判事の後任に誰を指名するかは私が決断する。それは私が大統領として選ばれた1つの大きな理由だと思うからだ。人々は、今、最高裁判所で起こっていることを見たくないと思っているからこそ私が選ばれた。判事の人事はとても重要な決断だと思っている」と述べました。

そして、指名の時期について「1月20日から2週間以内になるだろう」と述べました。

http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/247.html

[政治・選挙・NHK218] 失望させられたオバマの退任演説と最悪のトランプ記者会見  天木直人

失望させられたオバマの退任演説と最悪のトランプ記者会見
http://xn--gmq27weklgmp.com/2017/01/12/post-5893/
12Jan2017 天木直人のブログ


 私はオバマ大統領野退任演説に期待していた。

 米国を分断するな、世界を分断するな、民主主義を守れ、大統領になったらその言動を改めろと、徹底的にトランプ次期大統領を非難し、釘を刺すと思ったからだ。

 そうする事によって、米国大統領の威厳を誇示して終わると思ったからだ。

 実際のところ、オバマ大統領はそうすべきだった。

 なぜならトランプ次期大統領をもたらしたのは、オバマ大統領だったからだ。

 どのような実績を並べ立てても、それを全面否定するトランプ大統領の誕生を許したのだから、これ以上の失敗はない。 

 その落とし前をつける演説をすべきだった。

 ところが、いつもの通りのお涙頂戴の退任演説に終わった。

 自らの実績を訴えるだけの美辞麗句の羅列に終わった。

 時を同じくして、トランプ次期大統領の初の記者会見が開かれた。

 見事な本音の連続だ。

 そこには美辞麗句は一切ない。

 暴言ばかりだ。

 しかし、これこそが米国の半分に強い共感を与えた言葉なのである。

 指導者に必要な事は、美辞麗句で固められた、スピーチライターが書いた文章を読み上げる事ではない。

 本音を語る正直さと言行一致だ。

 オバマ大統領には最後までそれがなかった。

 トランプ氏にははじめからそれがある。

 本音を語る正直さと言行一致がある。

 しかしトランプ氏の取り得はそれだけだ。

 そしてトランプ氏の本音は間違っており、それを言行一致されると、とんでもない事になる。

 オバマ大統領の米国は日本にとって決して良くなかったが、トランプ大統領の米国になれば、最悪の事態を想定しなければならない。

 いまこそ日本は、「米国こそもっとも価値観を共有する国だ」、などと寝ぼけた事を繰り返して対米従属するのではなく、対米自主、自立に向けて正しい外交を始める時である(了)


               ◇

トランプ氏、日本に2回言及 中国やメキシコと並列で
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN12H03_S7A110C1000000/
2017/1/12 5:14 日経新聞

 【ニューヨーク=大塚節雄】トランプ次期米大統領は選挙後初めてとなる11日の記者会見で、日本に2回言及した。ともに貿易不均衡の相手先として攻撃している中国とメキシコと並べて呼んだ。具体的な問題には言及しなかったものの、貿易赤字の解消策の矛先が今後、日本に向かう可能性も懸念されそうだ。

 1回目は貿易不均衡の問題を論じるなかで「我々は中国との間で数千億ドルの貿易赤字を抱えている」と言ったのに続けて「日本、メキシコ、ほかのすべての国との間でもだ」と指摘した。そのうえで、新政権での「スマートで成功した人々」によって、米国に有利になる対外交渉を進める意向を示唆した。

 2回目は終盤近く。ロシアや中国などが「我々を完全に経済的に利用してきた」と話し、中国の南シナ海での軍事拠点整備に言及した。そのうえで「ロシア、中国、日本、メキシコ、すべての国が、過去の政権のときよりも、もっと我々を尊敬するようになるだろう」との見方を示した。

 2回とも中国やメキシコなどに付け足すように言及されており、日本に関する具体的な問題を指摘したり批判したりしたわけではない。現在では米国の対日貿易赤字も中国に比べ極めて小さく、深刻な貿易摩擦の火種があるわけではない。

 とはいえ、トランプ氏はトヨタ自動車のメキシコ新工場の新設を批判し、企業への介入の対象を日本企業にまで広げたばかり。新政権には、ライトハイザー次期米通商代表部(USTR)代表ら、かつての対日強硬派もいる。日本政府や経済界は、大統領就任後のトランプ氏の日本に関する発言に神経をとがらせることになりそうだ。


関連記事
「未来に希望を」 オバマ大統領、地元シカゴでお別れ演説(CNN)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/236.html

期せずして湧き上がる「あと4年」 オバマ最後の演説! 
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/238.html

トランプ次期大統領の記者会見 ≪要旨≫ NHK
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/247.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/889.html

[政治・選挙・NHK218] ≪批判殺到≫安倍総理が改憲項目として「教育無償化」⇒ネット「改憲関係ない」「やり方が卑劣」
【批判殺到】安倍総理が改憲項目として「教育無償化」⇒ネット「改憲関係ない」「やり方が卑劣」
http://xn--nyqy26a13k.jp/archives/25838
2017/01/12 健康になるためのブログ




改憲項目「教育無償化」も…安倍首相が例示

安倍晋三首相が昨年10月、自民党の保岡興治憲法改正推進本部長と会談した際、日本維新の会の憲法改正原案に盛り込まれた「教育無償化」を改憲項目として例示していたことが分かった。複数の両党関係者が明らかにした。自民党はその後、改憲議論のテーマとして明記。教育無償化は野党や国民の賛同も得やすいとの思惑があるとみられる。20日召集の通常国会以降、本格化する改憲項目絞り込みの焦点の一つになりそうだ。



以下ネットの反応。
























安倍総理曰く、五輪のために「共謀罪」が必要で、教育無償化のためには「改憲」が必要だそうです。両方とも完全なこじつけですが、国民は一体どこまでバカにされるのでしょうか?




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/890.html

[政治・選挙・NHK218] 日刊ゲンダイ:小笠原みどりさん / 「スノーデン、監視社会の恐怖を語る 〜 特定秘密法は米国がデザインしてつくらせた法律
日刊ゲンダイ:小笠原みどりさん / 「スノーデン、監視社会の恐怖を語る 〜 特定秘密法は米国がデザインしてつくらせた法律」
http://blog.goo.ne.jp/nrn54484/e/270528178f034aa72b459802a1f4a089
2017年01月12日 のんきに介護


   


   


「スノーデン、監視社会の恐怖を語る」小笠原みどり氏
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/197308
2017年1月12日 日刊ゲンダイ

  
   小笠原みどり氏(C)日刊ゲンダイ

 2013年、米国国家安全保障局(NSA)元局員、エドワード・スノーデンの暴露に世界が驚愕した。


 同年6月、米ワシントン・ポスト紙や英ガーディアン紙が相次いで、NSAが、米アップルやグーグル、フェイスブックなど大手IT企業のネットサーバーに直接アクセスし、ユーザーのデータを収集していると報道。数日後には、スノーデン自らがリークしたことを顔出し実名で公開した。

 本書は、現在もスパイ防止法違反に問われ、ロシアのモスクワで亡命生活を送るスノーデンに、日本人ジャーナリストとしてはじめて独占インタビューを行った全記録。同時に著者が17年にわたる取材・研究で積み上げてきた監視社会の実態を明らかにした警告の書でもある。

「日本ではあまり報じられていませんが、スノーデン氏の暴露の後も、ガーディアンなど英字メディアではずっと彼のもたらした膨大な文書をもとにスクープが続いています。例えば、NSAが日本を含めた38カ国の大使館に対し盗聴を行っていたこと、3・11の東日本大震災で太平洋横断ケーブルが損傷し、一部の情報収集が約5カ月滞ったことなど、米国の諜報活動の実態が相次いで報道されています」

 興味深いのは、スノーデンが2009年から10年にかけての2年間、東京都福生市に暮らし、米軍横田基地に勤務していたことだ。

「スノーデン氏はNSAの仕事を請け負うコンピューター会社の社員として来日。勤務先は米空軍横田基地にある日本のNSA本部の国防省日本特別代表部でした。主にハッキング対策の研究をしていたわけですが、米軍の無人機により殺される運命にある人々の監視映像をリアルタイムで見ていたことで、大変悩んでいたと語っていたのは氏の暴露を決意する背景との関係で興味深い証言だと思います」

 米国は友好国の法律の現状から、どうすればNSAの情報収集に協力させることができるかを綿密に分析把握していて、13年に成立した特定秘密保護法は、まぎれもなく、「米国がデザインしてつくられた法律である」とスノーデン氏は言明していたという。

 9・11以後、ブッシュ政権時に始まったNSAの「コレクト・イット・オール(世界中のすべての情報を収集する)」方針は現在も続いている。

「例外なく、私たちのメール、チャット、通話もNSAにコピーされています。リアルタイムですべて見ることはできないけれど、何かあったときにピンポイントで識別していくシステムが出来上がっていて、その中で怪しいと判断されれば“容疑者”となってしまい、黙らせるためには情報操作もいとわない。こうした監視体制に対して、日本人はあまりに危機感がなさすぎるのではないでしょうか。『自分には関係ない』と思っているうちに、権力側は秘密をどんどん増やしていく。そして気が付いたら、民主主義は完全に機能しなくなっていたと。そのことは、戦時中の特高警察の思想取り締まりや、隣組による密告、出版物の検閲などで総監視社会を実現し、日本を敗戦という破滅に導いた過去の歴史が証明しているはずです」

 1月27日には、オリバー・ストーン監督の映画「スノーデン」も公開される。(毎日新聞出版 1400円)

▽おがさわら・みどり 1970年横浜市生まれ。ジャーナリスト。94年早大卒業後、朝日新聞入社。社会部記者として、住基ネット、監視カメラ取材などに取り組む。2004年退社。現在はカナダ・クイーンズ大の博士課程に在籍。著書に「共通番号制なんていらない!」(共著、航思社)など。


          
            スノーデン、監視社会の恐怖を語る 独占インタビュー全記録
            



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/891.html

[政治・選挙・NHK218] NHK受信料ネコババ隠蔽 口つぐむ上田次期会長に資質は?(日刊ゲンダイ)
   


NHK受信料ネコババ隠蔽 口つぐむ上田次期会長に資質は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197295
2017年1月12日 日刊ゲンダイ

  
   上田次期NHK会長(C)共同通信社

 NHKの不祥事隠蔽が発覚した。NHKは10日、横浜放送局の40代男性職員が、受信料数十万円を着服していた疑いがあると発表した。昨年10月の聞き取り調査で発覚したというが、聴取直後に男性職員は死亡。NHKは死亡理由を公表していないが、自殺したというから驚きだ。

 NHKには、視聴者がテレビを撤去した場合、受信料を払い戻す制度がある。男性職員はこの制度を悪用し、2015〜16年に架空の伝票を作って、1回当たり数万円を繰り返し着服。100〜200世帯分の受信料を“ネコババ”していたとみられている。

 3カ月間も問題を“隠蔽”し、突然、公表したのは、11日発売の「週刊文春」にスクープされたからだとみられている。問題なのは、25日に次期会長に就任予定の上田良一氏(67)が口をつぐんでいることだ。

 上田氏はNHK経営委員会の監査委員を務めている。「重大案件は会長や副会長ら上層部はじめ、監査委員にも報告が上がる」(NHK関係者)というから、上田氏は問題を把握していたはずだ。しかし、週刊文春の取材にも「コメントは控える」と逃げの一手だ。

「会長就任直前に職員の『受信料ネコババ』が明るみに出れば、世間の反発は必至。スンナリ会長に就くために、上田氏も隠蔽に関与していた疑いがあります」(前出のNHK関係者)

 ただでさえ、籾井体制で負の遺産だらけのNHK。上田氏に会長就任前に、監査委員として、きちんと説明すべきだ。











関連記事
NHKがひた隠す、受信料ネコババ職員の自殺(週刊文春)
http://www.asyura2.com/16/hihyo15/msg/296.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/892.html

[経世済民117] トランプ・ショック直撃…市場が囁く“標的にされる21社”(日刊ゲンダイ)
     


トランプ・ショック直撃…市場が囁く“標的にされる21社”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197290
2017年1月12日 日刊ゲンダイ

  
   言いたい放題(C)AP

 トランプ次期大統領の“つぶやき”を警戒する日本企業が増えている。

 先週5日、トランプはトヨタ自動車に対し、メキシコで生産した車を米国で販売するなら、高い関税をかけるとツイッターで警告。トヨタ株は3%以上も下落し、豊田章男社長は今後5年間で米国の事業に100億ドル(約1兆1600億円)を投資すると表明した。

「トランプ氏がトヨタを名指ししたことで、相場の雰囲気はガラリと変わりました。トランプ歓迎ムードは消え、日本企業を脅かす不気味な存在に変貌した。市場は、次に狙われる日本企業はどこか……と身構えています。“ツイッター・ショック”です」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 最も危険なのはトヨタと同じく、メキシコに工場を持つマツダや日産、ホンダなどだ。

「東レや東洋水産もメキシコと深い関わりを持っているので、標的にされる恐れはあるでしょう」(倉多慎之助氏)

 トランプは今月20日に大統領に正式就任する。あと10日ほどだが、実はこの間が最もヤバイという。

「大統領になったら、気軽に“つぶやく”ことはできません。だから正式就任する前に、言いたいことは言っておく。心配なのはドル高是正に関するつぶやきです。内容によっては一気に円高が加速し、輸出企業を直撃します」(経済評論家の杉村富生氏)

 トヨタ自動車は1円の円高(対ドル)で約400億円の営業利益が吹っ飛ぶといわれる。富士重工は約100億円、三菱重工と川崎重工は約20億円だ。円高進行で、こうした企業の業績悪化は避けようがない。海外の売上高比率が7割を超す任天堂なども危険にさらされる。

「中国絡みも不安です。トランプは就任後に、中国を為替操作国に認定すると息巻いているし、台湾の蔡英文総統と電話会談するなど“一つの中国”に縛られない動きを見せています。米中関係を悪化させるようなつぶやきをしたら、日本の中国関連企業は大打撃です」(杉村富生氏)

 紙おむつのユニ・チャームや、炊飯器の象印マホービン、建機関連のコマツや日立建機などだ。

 市場はトランプのツイッター・ショックに敏感で、すでに「中国関連」や「円高デメリット」銘柄は下落傾向を見せている。大発会(4日)と10日の終値を比較すると、日立建機はマイナス3.5%、コマツはマイナス2.7%、川崎重工はマイナス4.8%。日経平均(マイナス1.5%)を上回る下落率だ。

 トランプの標的にされかねない企業群は戦々恐々としている。


















http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/696.html

[原発・フッ素47] 「白血病ですぐ死ぬだろ」、原発事故の避難者にイジメ!担任の先生も!損害賠償を求めた訴訟で発覚 
「白血病ですぐ死ぬだろ」、原発事故の避難者にイジメ!担任の先生も!損害賠償を求めた訴訟で発覚
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-15045.html
2017.01.12 13:30 情報速報ドットコム




1月11日に被災者ら約50人が東電と国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が行われ、避難者の母親が自分の子供に対するイジメ被害の状況を報告しました。

毎日新聞の記事によると、イジメがあったのは東京都にある千代田区立小学校で、同級生の男の子から「福島から来たら白血病ですぐ死んじゃうだろう」などと言われていたとのことです。

驚くべきことに、担任の先生も生徒に便乗して「中学生くらいで死ぬかもね」などと発言していることが判明しました。

酷い時には「どうせ死んじゃうなら一緒でしょ」と言われて階段から突き落とされたこともあったと報じられています。


「白血病ですぐ死ぬだろ」子へのいじめ、母証言
http://mainichi.jp/articles/20170112/k00/00m/040/063000c

 東京電力福島第1原発事故後、福島県から東京都に自主避難した被災者ら約50人が東電と国に損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が11日、東京地裁(水野有子裁判長)であり、避難者であることを理由に千代田区立中学でいじめを受けたと訴えている生徒の母親が、本人尋問で「小学校の時からいじめを受けていた」と証言した。


弁護士ら横浜市教委に再検証求める 原発避難いじめ(17/01/10)















横浜の:原発いじめ (被害総額150万円以上)


河合薫「フクシマの子供 イジメのリアル」 原発避難でいじめはなぜ起きたのか [モーニングCROSS]


記事コメント


思考停止
放射能問題で「原子力村、御用学者」この単語を使うものが語る事で正解は一つもない。
初めから答えを決めつけて客観的な思考が完全に停止してる証拠だからね。
http://plaza.rakuten.co.jp/denkiyakan/diary/201302030001/
[ 2017/01/12 13:47 ] 名無し [ 編集 ]


福島の周辺の県民が白血病になるよ
福島だけではなくその周辺の県民の多くが白血病になるだろう
というか白血病患者が年々2011年以降増えているのは事実
福島は死の街といった政治家がいたが福島第一原発から半径150キロが死の街であり人は住んではいけない
[ 2017/01/12 14:06 ] w・s [ 編集 ]


美味しんぼの原作者はいじめを受けた子供に謝罪せなあかんね
[ 2017/01/12 14:14 ] 名無し [ 編集 ]


いじめと原発問題をごちゃにして報道する例が増えているが、分けて考えないと判断を誤ります。
いじめは無くすべきだし、原発も無くすべきなのです。
[ 2017/01/12 14:15 ] 名無し [ 編集 ]


名無し
東電の社員の子が「人殺し!」とか言われるなら、まだ解るけど・・・・
[ 2017/01/12 14:31 ] 名無し [ 編集 ]



http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/286.html

[政治・選挙・NHK218] ネトウヨ御用達の「週刊文春」、やはり捏造雑誌だった!(simatyan2のブログ)
ネトウヨ御用達の「週刊文春」、やはり捏造雑誌だった!
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12237337661.html
2017-01-12 10:51:41NEW ! simatyan2のブログ


昔から週刊誌と言うのは嘘半分だったはずなのに、なぜか最近、
特に安倍政権になってから

「やったー!文春砲」

などと、いつの間にか文春がご意見番、下手すると正義の使者、
のような持ち上げられ方をするようになった週刊誌「週刊文春」。

その「文春」が歌手の高橋真梨子に訴えられるそうです。

11日発売の週刊文春で、

「紅白歌合戦紅組司会の有村架純に怒った」

と報じられた下の記事、

紅白であのベテラン大物歌手を立腹させていた有村架純
http://news.livedoor.com/article/detail/12523544/

文春記事では、高橋のメッセージを有村が代読したが、高橋が
読み方に不満を抱いて怒ったと報じています。

しかし高橋側は、

「怒るなんてことはなく感謝しているだけです。
人間性を疑われかねないことで見過ごせない。
有村さんにも失礼」

と「名誉毀損」で訴えるそうです。

高橋真梨子、有村に激怒報道を否定 名誉毀損で訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-01764010-nksports-ent

まあ「文春砲」など言ってもこの程度なんです。

ブログでも過去記事

週刊文春の嘘
http://ameblo.jp/usinawaretatoki/entry-12169493803.html

で書いたように、現在はネトウヨに支持されるということは
政府の太鼓持ちも同然なのです。

週刊誌というのは、芸能だけじゃなく、政治にしろ、事件にしろ、
事故にしろ、大手マスコミ、新聞やテレビで報道されない、
あるいは報道できない分野に切り込むから価値があるんですね。

それが政府を援護射撃するような存在になったらもう駄目です。

安倍内閣の生みの親で御用達番組の「そこまで言って委員会」
でも週刊文春の花田が出て安倍政治をヨイショしてます。

安倍内閣をヨイショしていた青山繁晴のように、花田も自民党の
議員になったらどうですか?

まあ安倍内閣がポシャれば、この番組も、いや読売全体が、

フジサンケイグループが、ネトサポが、ネトウヨが、さらには

毎日も、朝日ですら危ういですから、そらもうみんな必死です。

安倍内閣を存続させるために・・・。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/893.html

[国際17] トランプを攻撃するためにCNNが伝えた証拠を示さない「秘密文書」の形式や内容に疑問が噴出(櫻井ジャーナル)
トランプを攻撃するためにCNNが伝えた証拠を示さない「秘密文書」の形式や内容に疑問が噴出
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701120000/
2017.01.12 03:49:54 櫻井ジャーナル


バラク・オバマ大統領とドナルド・トランプ次期大統領に対して説明された秘密文書なるものについてCNNが報道した。情報はイギリスの元情報機関員だという。説明は先週の1月6日で、ロシア政府はトランプの個人的、そして資金面の不名誉な情報を持っているとしている。ロシア政府から脅迫され、操り人形になると言いたいのだろう。

 しかし、いつものように証拠は提示されていない。報告書の中にはクレムリン内部からの情報として、ドナルド・トランプの弁護士マイケル・コーエンが2016年8月、チェコのプラハでクレムリンの代表と会ったとしているが、すぐにコーエンはそれを否定した。彼はチェコにもロシアにも行ったことがなく、偽報道だとしている。公表された報告書の形式もインテリジェンス・レポートではないという。確かに、このような程度の「情報」が大統領や次期大統領に示されているとするなら、アメリカの情報力はお粗末。もう少しまともな「報告」ができる中学生もいるだろう。

 2001年9月11日にニューヨークの世界貿易センターとワシントンDCの国防総省本部庁舎(ペンタゴン)が攻撃された後、アメリカでは国内のファシズム化が進み、国外では侵略戦争を始めた。その攻撃から10日後、ウェズリー・クラーク元欧州連合軍最高司令官はペンタゴンで、ドナルド・ラムズフェルド国防長官の周辺がイラク、シリア、イラン、レバノン、リビア、ソマリア、スーダンを攻撃するプランを立てていると聞いたと語っている。こうした国々は9/11と無関係だ。そしてイラクが攻撃される。

 2003年3月にアメリカ主導の連合軍がイラクを先制攻撃、サダム・フセイン体制を倒しただけでなく、社会基盤を破壊し、100万人とも推計されている人びとを虐殺している。例えば、2006年10月に出されたイギリスのランセット誌によると、2003年3月から06年7月までの間に65万4965名以上のイラク人が死亡(Gilbert Burnham, Riyadh Lafta, Shannaon Doocy, Les Roberts, “Mortality after the 2003 invasion of Iraq”, The Lancet, October 11, 2006)、またイギリスのORB(オピニオン・リサーチ・ビジネス)は2007年夏までに94万6000名から112万人、NGOのジャスト・フォーリン・ポリシーは133万9000人余りが殺されたとしている。

 この侵略戦争は2002年に始められる予定だったと言われている。当時の統合参謀本部で反対意見が多く、約1年間遅くなったという。大量破壊兵器の話が嘘だということは軍の内部でも常識、つまり戦争に大義はなく、作戦も無謀だったからだ。

 そうした状況の中、戦争を始めるために重要な役割を果たしたのがイギリスのトニー・ブレア政権。2002年9月に「イラク大量破壊兵器、イギリス政府の評価」というタイトルの報告書、いわゆる「9月文書」を作成したのだ。これはメディアにリークされ、サン紙は「破滅から45分のイギリス人」というセンセーショナルなタイトルの記事を掲載している。

 コリン・パウエル国務長官が絶賛したこの報告書は大学院生の論文を無断引用した代物だとされているが、別に執筆者がいる可能性もある。その文書をイギリス政府はイラクの脅威を強調するため改竄したことも明らかになった。

 ブレア政権はイラクが45分で大量破壊兵器を使用できると主張していたが、開戦から2カ月後にこの主張をBBCのアンドリュー・ギリガンがラジオ番組で否定する。さらに、彼はサンデー・オン・メール紙でアラステアー・キャンベル首席補佐官が情報機関の反対を押し切って「45分話」を挿入したとも主張している。2004年10月に「45分話」が嘘だということを外務大臣のジャック・ストローも認めた。

 トニー・ブレア英首相は2002年3月の時点でアメリカによるイラク侵攻に参加することを決めていたことが今ではわかっている。パウエルが2002年3月28日に書いたメモの中で、ブレア首相はアメリカの軍事行動に加わると書かれていたのだ。このメモが書かれた1週間後、米英両国の首脳は会談している。イギリスはアメリカの好戦派にとって便利な同盟国だ。

 9/11の2年前、アメリカはNATOを使い、ユーゴスラビアを先制攻撃して破壊した。ユーゴスラビアに関しては1990年代の前半から攻撃を正当化するために偽報道が繰り返されていた。その時のキーワードは「人道」だ。

 ユーゴスラビアが攻撃された1999年、アメリカ陸軍の第4心理作戦群の隊員が2週間ほどCNN本部で活動している。アメリカ軍のトーマス・コリンズ少佐(当時)によると、派遣された隊員は放送局のスタッフと同じように働き、ニュースにも携わったという。(Trouw, 21 February 2000)この時からCNNは「戦意高揚」のための宣伝機関としての色彩を強めていく。

 今回の報道はひどい代物だが、これは追い詰められたアメリカの好戦派が形振り構わずトランプを攻撃しているのか、あるいは何か大きな出来事を引き起こすための時間か正義なのかもしれない。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/249.html

[政治・選挙・NHK218] 「トランプ砲」の攻撃に短絡的に反応する必要は全くないー(田中良紹氏)
「トランプ砲」の攻撃に短絡的に反応する必要は全くないー(田中良紹氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph81t
11th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


アメリカのトランプ次期大統領がツイッターを利用して攻撃することを「トランプ砲」と言うそうだ。

その「トランプ砲」で攻撃された自動車メーカーは、

現在デトロイトで開かれている自動車ショーで自動車の売込みより米国経済への貢献度をアピールすることに

力を入れた。

「トランプ砲」の攻撃対象はメキシコに工場を建設しようとする米国の自動車メーカーだったが、

次いで日本のトヨタ自動車も対象にされたことから、

フーテンの脳裏にはレーガン政権誕生時の日米自動車摩擦の記憶が甦る。

あの時は「日本車の集中豪雨的な輸出」によって米国労働者の雇用が失われ、

デトロイトには「反日の火の手が燃えあがっている」と言われた。

その選挙区から当選した下院議員は

「アメリカが日本を守ってやる必要はない。在日米軍は撤退しろ」と叫び、

日本車をハンマーで叩き壊す男の映像がニュースで流れた。

日本政府は「輸出自主規制」を自動車業界に説得していたが、

トヨタだけはその方針に不満を表明していた。

新聞の経済面には連日「反日の火の手」の記事が掲載され、

アメリカ通と言われる日本人から

「デトロイトに行けば日本人は石をぶつけられる」と真顔で言われたことが

フーテンにデトロイト取材を決断させた。

JETRO(日本貿易振興会)や自動車関係のロビイストから話を聞くため、

ニューヨーク経由でワシントン入りすると、就任したばかりのレーガン大統領暗殺未遂事件に遭遇した。

そしてテレビでは自由貿易を掲げるレーガン政権が日本の「輸出自主規制」を認めることは

公約違反にならないかという論争が連日放送されていた。

フーテンが石をぶつけられることを覚悟してデトロイト空港から外に出ると、

なんと日本車がすいすいと走っている。数えてみると街を走る車の1割は日本車だった。

「反日の火の手」を取材しようとして来たのに「反日の火の手」がどこにも見えない。

それを探すためにデトロイト中を駆け回った。

失業中の自動車労働者に「日本のせいか」と質問するとみな首を振り

「アメリカの経営者が無能なのさ」と言う。

ハンマーで日本車を壊した男を探し出し質問しようとすると逃げ回る。

重い口を開かせると、日本車を壊したことで地元紙に批判され、

市民からも嫌われたと言って「もうこりごり」と肩を落とす。

そして「工場閉鎖のため明日から失業だ」という黒人労働者は「日本の車は性能が良いから売れる。

アメリカ製だから買うというのは本物のアメリカ人ではない。

品質の良いものを買うのが本物のアメリカ人だ。

我々は王座に胡坐をかいて油断したから負けた」と淡々としていた。

「反日の火の手」はデトロイトではなくワシントンの政治の世界で燃え上がっていた。 

結局、レーガン政権は日本政府の「輸出自主規制」を受け入れ、

輸出数量が減った分だけ日本車の価格は値上がりし、日本の自動車メーカーに損はなかった。

損をしたのは高い車を買わされたアメリカの消費者であった。

トランプ次期大統領は選挙公約を実現するパフォーマンスとして「トランプ砲」を打ち続けているが、

それが本当に米国経済のためになるかは分からない。

賃金の安いメキシコで作るのをやめれば高いコストで高い商品を作ることになり国際競争力はなくなる。

しかも東日本大震災で東北地方の部品工場が休業に追い込まれたら、

世界中の工場が影響を受けたように、

原材料や部品の調達から製造、販売に至るまですべては鎖のようにつながり、

それがグローバル化しているので、

アメリカが保護主義を唱えて国境を閉ざせば自らの首を絞める結果になる可能性もある。

トランプ氏はまだ大統領でないからツイッターで「トランプ砲」を打ち続けているのだろう。

大統領に就任した後も同じ行動がとれるかフーテンは疑問視している。

従って「トランプ砲」の一々に短絡的に反応する必要はないと考える。

日本時間の明日未明、初めて行われる記者会見で何を語るのか、

そこからトランプ次期大統領の考え方を読み解く必要は生まれると思う。

しかしそれにしても大統領職にそぐわない情報が次々に出てくるのはどうしたことか。

10日にCNNは「ロシアがトランプ次期大統領の不名誉な情報を入手している」と報道した。

「不名誉な情報」の内容は明らかにされていないが、

アメリカの情報機関はこの情報をオバマ大統領やトランプ次期大統領に報告したという。

トランプ次期大統領は「嘘ニュースだ」とツイッターで激しく非難している。

ただ大統領選挙の期間中にトランプ氏側とロシア政府側との間で

定期的に情報のやり取りがあったという疑惑や、

モスクワのホテルで撮影されたトランプ氏と売春婦のセックスビデオがあるという文書が

ワシントンで出回っているとの情報を伝えるニュースサイトもある。

またフランスの通信社AFPはトランプ次期大統領が中国で45件の商標登録を出願中だと伝えている。

それによるとトランプ氏は中国で既に少なくとも72件の登録商標を持っており、

さらに大統領選への立候補を表明した約1年後の昨年4月に42件、また6月に3件の商標登録を

出願したという。大統領選挙期間中に45件の商標登録を出願したことになる。

大統領が外国政府から利益を受けることは憲法で禁じられており、

AFPはトランプ氏の商標登録の申請がこれに違反する可能性があると報じている。

一方、娘婿のジャレッド・クシュナー氏を大統領上級顧問に起用したことも

「政権の私物化」と批判される恐れがあり、トランプ氏が20日に大統領に就任したとしても、

船出の先には荒波が待ち受ける。

まあとにかく初の記者会見に注目し、

トランプ氏の語る言葉を吟味してアメリカの何がどうなるかを考えていくしかない。


関連記事
ロシア、トランプ氏の不名誉な情報入手か セックス動画も存在?(AFP)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/232.html

ロシアがトランプ氏の「問題情報握る」と報道 トランプ氏「魔女狩りだ」(BBC News)
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/225.html

トランプ次期大統領の記者会見 ≪要旨≫ NHK
http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/247.html

http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/897.html

[政治・選挙・NHK218] 台湾が原発廃炉法を可決 アジアで初の快挙! :原発板リンク
台湾が原発廃炉法を可決 アジアで初の快挙! 

http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/280.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/898.html

[国際17] トランプ初会見は“防戦一方” メディア総攻撃に苦しい弁明(日刊ゲンダイ)
   


トランプ初会見は“防戦一方” メディア総攻撃に苦しい弁明
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197358
2017年1月12日 日刊ゲンダイ

  
   CNNを名指しで批判(C)AP

 米国のトランプ次期大統領の当選後初の会見。冒頭から「ロシアに弱みを握られている」という報道への弁明で始まり、記者との質疑応答もこのロシア問題に終始。ツイッターでの強気の暴言はどこへやらで、メディアの総攻撃にトランプは防戦一方だった。

 会見は予定の現地時間11日午前11時(日本時間12日午前1時)より13分遅れで始まった。米CNNと米ニュースサイト「バズフィード」が報道したロシアとの関係について、「ニセモノだ」「デタラメだ」と繰り返したが、この問題に対する記者の質問は止まらない。

 暴露された米情報機関の報告書には、ロシアがトランプの私生活に関する情報を得ていることに加えて、ロシアがトランプに有利な不動産取引を提案していたことなども書かれている。記者に「プーチンはあなたを助けるためにサイバー攻撃を行ったんじゃないか」と攻められ、「そんなことはない」「ロシアと取引は行っていない」などと釈明を繰り返した。最後は、「米国はサイバー攻撃に対する守りが弱い」として、「就任90日以内にサイバー攻撃に対する守りをどう固めるか報告する」と言って取り繕った。

 途中、CNNの記者が「私たちが攻撃されている。質問させてくれ」と手を挙げたが、トランプは「虚偽のニュースを流した。あなたの質問は受けない」と発言、言い合いになる場面も。都合が悪くなると言い訳したり逃げたりするのは、安倍首相ソックリか。

 日本政府や日本企業が気になる貿易や安全保障など政策の話については、メキシコからの輸入に高関税をかけるなど従来の主張の域を出ず、肩透かし。ただ、貿易不均衡の国々として名指ししたのは「中国」「日本」「メキシコ」。これにロシアを加えた4カ国は、「オバマ政権時代より米国に敬意を払うようになるだろう」と上から目線で、今後も日本がトランプの標的にされるのは間違いなさそうだ。












http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/251.html
[経世済民117] トランプ相場は終焉したのか  久保田博幸(金融アナリスト)

トランプ相場は終焉したのか
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kubotahiroyuki/20170112-00066508/
1/12(木) 10:08 久保田博幸 | 金融アナリスト


米東部時間11日午前11時(日本時間12日午前1時)に米国の次期大統領となるドナルド・トランプ氏が米大統領選で勝利してから初めて、公の場で記者会見を開いた。金融市場だけでなく世界中の多くの人々が、その会見の内容に注目していた。

トランプ氏はこれまで過激な発言を続け、その過激な発言そのものが大統領選挙ではむしろ追い風になった面もあったとみられる。大統領選後は公の場での発言は控えていたが、ツイッターを利用して「トヨタは米国向けカローラを生産するためにメキシコのバハに工場を建設しようとしている。あり得ない!」といった批判的な書き込みをしていた。今回のトランプ氏の会見では日本に対して具体的な言及はなかったが、貿易不均衡の相手先として中国やメキシコとともに日本も言及しており、貿易に絡んでの批判を強めることは予想される。

金融市場では減税を含めた経済政策に関して何かしら具体的な示唆があるのかどうか注目されていた。こちらについても具体的な言及はなかった。11日の米国株式市場やドル円はトランプ氏の会見を受けて乱高下したが、これは内容そのものよりもアルゴリズム取引などによる影響もあったのではないかと思う。結果として11日のダウ平均は98ドル高、ナスダックも11ポイント高と高値を更新した。一時114円20銭台あたりに下落していたドル円は115円台に戻している。ただし、チャートをみるとみのドル円や日経平均は多少の調整を余儀なくされる可能性はある。

このトランプ氏の経済政策を期待して、景気の回復と物価の上昇を睨んだ動きがトランプラリーとかトランプ相場と呼ばれた。昨年の大統領選挙の結果を受けての米長期金利やドル、米国株式市場の上昇などを総称したものであった。これは東京市場もその恩恵を受けた格好となり、ドル円は11月9日につけた101円台から12月には118円台に急上昇した。日経平均も11月9日に16000円近くまで売られたあと急速に切り返し、今年に入り2万円に接近した。

これらの動きだけをみると2012年11月に発生したアベノミクス相場と類似している。このときも安倍自民党総裁のリフレ発言で、物価の上昇や景気の回復が意識されて、急速な円安と株高が起きたとされた。しかし、これらの動きはトランプ氏の政策(まだ具体化もしていない)や安倍首相の政策(そもそも物価は上がっていない)が、具体的な効果を発揮したというよりも、大きな流れが変化しつつあるときの起爆剤のようなものになったに過ぎないと私はみている。

トランプラリーが期待感だけであり、ここにきてドル高や米金利高、株高などにブレーキが掛かったことで、すでにそれは終わってしまったとの見方も出ている。しかし、それはまだ結論づけることはできない。トランプラリーと呼ばれた金融市場の動きの背景にあるのが、世界的な危機の連鎖の終焉とそれらによる正常化の流れによるものとみれば、その流れは簡単には止まらないとみている。

米国株式市場をみてみると、ここにきてややダウ平均はブレーキが掛かっていたが、ナスダックは連日の高値更新となっている。トランプ政権と変わるとアップルなど世界的なハイテク企業に対しての圧力が加わるとの見方もある。ところがそれらハイテク企業の株も買われているのは、やはり景気そのものの回復も背景にあるのではなかろうか。

米10年債利回りの推移をみると11月に1.7%台あたりにいたのが、12月には2.5%台に乗せるなどやや急ピッチな上昇となっていた。さすがにそろそろ調整が入ってもしかるべきタイミングであったようにもみえる。それでも米長期金利がボトムをすでに打っており、今年のFRBにとって複数回の利上げが可能となるのであれば、米長期金利はいずれ3%台に乗せてくる可能性はありうるとみていたほうが素直かなとも思う。


久保田博幸
金融アナリスト
フリーの金融アナリスト。1996年に債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。幸田真音さんのベストセラー小説『日本国債』の登場人物のモデルともなった。日本国債や日銀の金融政策の動向分析などが専門。主な著書として「日本国債先物入門」パンローリング 、「債券の基本とカラクリがよーくわかる本」秀和システム、「債券と国債のしくみがわかる本」技術評論社など多数。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/697.html

[自然災害21] MEGA地震予測 2017年の最警戒ゾーンは「首都圏・東海」(週刊ポスト)
                  MEGA地震予測を手がける村井俊治・東大名誉教授 


MEGA地震予測 2017年の最警戒ゾーンは「首都圏・東海」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00000019-pseven-soci
週刊ポスト2017年1月13・20日号


「MEGA地震予測」は2016年も驚異の予測実績を残してきた。「熊本」「鳥取」を警戒ゾーンに加えた直後に、両地域を大地震が襲ったことは記憶に新しい。村井俊治・東大名誉教授が「測量学の世界的権威」として培ってきた実績の全てを注ぎ込む独自の予測法は、従来の地震学の常識にとらわれない可能性を秘めている。

 特に、4月の熊本地震と10月の鳥取県中部地震では、それぞれ発生3か月前の本誌・週刊ポスト記事で「熊本」と「鳥取」を新たな警戒ゾーンに加え、警告を発していた。

 なぜ、村井氏はピンポイントで大地震を予測することができたのか。理由は独自の予測法にある。

「MEGA地震予測」のベースになっているのが、全国1300か所に設置された国土地理院の「電子基準点」のGPSデータである。そのデータから、地表のわずかな動きを捉え、1週間ごとの基準点の上下動による「異常変動」、地表の長期的な「隆起・沈降」(上下動)、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の3つの指標を主に分析し、総合的に予測している。

 では、村井氏が2017年に「最警戒」を呼びかけているのはどの地域か。

■首都圏・東海警戒ゾーン

 2016年11月末には「富士山」で4cmの「異常変動」が観測された。マップにも示されない程度の変動だが、この「富士山の異常」は決して無視できないという。

「富士山周辺に動きが見られることはよくあるが、富士山の電子基準点に異常変動が見られることはごく稀で、これは東日本大震災以来のこと。富士山の麓近くには関東大震災の震源とされる神奈川県大井町があることから、私は今、この異常を注視しています」(村井氏)

 周辺には韮崎7.72cm、天城湯ヶ島7.08cm、三宅8.59cmなど5cm以上の「異常変動」が集中している。2016年夏に全国一斉異常変動が見られたが、特にこの警戒ゾーンでは6月末から9月初めまでの短期間に、5回も一斉異常変動が観測されている。

 長期的な「隆起・沈降」を見ると、特に伊豆諸島に異常な動きが集中している。本州側から順に大島、式根島、三宅島、八丈島と近い島同士で交互に隆起と沈降になっているため、それぞれの境目ごとに歪みが溜まっていると村井氏は分析する。

「水平方向の動きでは、伊豆半島南部、三浦半島、房総半島南端で周辺と異なる動きがあります。特に房総半島南端の野島崎は江戸時代に起きた元禄地震の震源とされている場所で注視しています。

 関東大震災は神奈川、元禄地震は千葉県が震源ですが、いずれも東京の被害が最も甚大でした。直下型でなくても、地盤の緩い首都圏が一番揺れるため、警戒が必要です」(村井氏)

 このように、この地域は3つの指標全てで大きな異常が出ている。村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)は毎週発行のメールマガジン(詳細はhttp://www.jesea.co.jp)でも、首都圏を含む南関東を全国で唯一、最高警戒レベル5の〈地震の可能性が極めて高い〉地域に指定し、警告を発している。


http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/741.html

[経世済民117] トランプ氏就任演説当日午前2時から数時間がFXの勝負所(週刊ポスト)
             FXでの勝負所は数時間か


トランプ氏就任演説当日午前2時から数時間がFXの勝負所
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00010000-moneypost-bus_all
週刊ポスト2017年1月13・20日号


 アメリカ大統領に当選が決まっただけで爆発的な株価上昇をもたらしたドナルド・トランプ氏。1月20日の就任式は、経済や株価にどのような影響を与えるか。

「就任式後も円安ドル高は続くでしょう。問題はトランプが今後もドル高を容認し続けるか否かです」

 そう言うのは、経済評論家ながら外交や防衛にも精通する経済評論家の上念司氏だ。

「強い米国」を掲げるトランプ氏は、現状ではドル高に舵を切っているように見える。しかし、ドル高を容認し続けると輸出業がダメージを受け、ドル高を放置せず金融緩和を選択することも今後は考えられる。

 どちらに振れるかわからないなか、上念氏は「堅実」と「挑戦」の2つの投資法を考えている。まずは「堅実」からだ。

「賢い投資は『ドルコスト平均法』です。これは、決まった日時に同じ額だけ買い続けるという方法。例えば毎週月曜日に10万円分だけ株を買い続ける。株価が下がれば安価で買え、株価が上がれば少なく買いつけることで、その後下がっても損が小さくなる。

 この投資法は万能ではありませんが、明らかに株価が上昇する局面では有効です。そのために、個別銘柄ではなくETF(上場投資信託)を買うべきでしょう。個別銘柄はその会社の事情により暴落する可能性がありますから」

 では、「挑戦」はどういった投資法か。

「トランプがドル高を容認したら、という条件付きですが、FX(外国為替証拠金取引)を考えたい。25倍のレバレッジを掛けてドル買いをするのです。高リスクですが、勝負をかける価値はあると思います。

 もう一つはもっと高等な投資法ですが、中国関連の指数を使った『ベア型ファンド』を買うという手です。これは中国市場の下落を想定した『先物取引』で、レバレッジを掛けることで、下落分以上の投資成果を得られる。なぜ、こんなハイリスクな投資法を持ち出したかというと、トランプ就任で、中国市場が暴落する可能性がかなり高いと見ているからです。もしそうなればかなり儲けられる。でも私は3万円分しか買っていませんが(笑い)」

 トランプ氏の就任演説が始まるのは、日本時間で21日土曜日の午前1時から2時頃。当然、日本の証券取引所は閉まっており、演説内容が日本市場に反映されるのは23日の月曜日以降となる。

 だが、「土曜日の午前7時頃まで取引が可能なFXなら、リアルタイムに行動できる」と言うのは、経済ジャーナリストで“株のお姉さん”の愛称で親しまれる経済ジャーナリストの雨宮京子氏だ。多くの為替トレーダーもこの日の値動きを気にしているという。

「演説内容によっては深夜2時頃からドル円は大きく動く。就任式当日を利益確定の日と決め、値上がりを予想した通貨を予め買い、根上がった段階で売る“確定売り”を狙っている人は少なくない。演説終了から取引終了まで数時間しかありませんが、その間で2円ぐらいは動いてもおかしくないと思っています」

 仮にトランプ氏の演説がこれまでの内容からトーンダウンしたものであれば、ドルが売られる可能性が出てくる。

「その読みで行くなら、1月20日が1ドル120円だとして、120円50銭になったら円を買うという『指値注文』を入れておく。この方法は、売りたい、買いたい価格を予め設定しておいて、その価格になれば取引されるというもの。50銭高にならなければ買わないだけなので、大損はしない(手数料などはかかる)。50銭高で買い、2円上がった時に利益確定です」

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/698.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ初会見は“防戦一方” メディア総攻撃に苦しい弁明(日刊ゲンダイ) :国際板リンク
トランプ初会見は“防戦一方” メディア総攻撃に苦しい弁明(日刊ゲンダイ)

http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/251.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/900.html

[国際17] CNNが伝えた文書の作成者は元英情報機関員で、それをFBIへ渡したのはマケイン議員だとの報道(櫻井ジャーナル)
CNNが伝えた文書の作成者は元英情報機関員で、それをFBIへ渡したのはマケイン議員だとの報道
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201701120001/
2017.01.12 12:51:13 櫻井ジャーナル


ドナルド・トランプにとって好ましくない情報をロシア政府が持ち、トランプの法律顧問がロシア政府と接触していたとする怪しげな「秘密文書」を作成したのはイギリスの情報機関MI6の元オフィサーで現在はロンドンを拠点とするオービス情報なる会社を経営するクリストファー・スティールで、その文書をFBIへ渡したのはネオコンで戦争の伝道師のようなジョン・マケイン上院議員だということが明らかにされた。




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/252.html

[経世済民117] マグロ減らし国の名誉傷つける水産庁「二枚舌外交」 「科学を操作するな」諸外国の怒りを買った日本(WEDGE)


マグロ減らし国の名誉傷つける水産庁「二枚舌外交」 「科学を操作するな」諸外国の怒りを買った日本
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8650
2017年1月12日 真田康弘 (早稲田大学地域・地域間研究機構客員次席研究員/客員講師) WEDGE Infinity


 2017年1月5日、東京築地市場の初セリでは大間のクロマグロがキロ35万円、1匹7400万円という史上2番目の高値で競り落とされた。テレビはワイドショーなどで競ってこのニュースを取り上げるなど、「クロマグロ狂騒」は今年も健在である。

 その一方、太平洋クロマグロの資源は現在危機的な状態にある。最新の資源評価によると、親魚の生息数は初期資源量(漁業がないと仮定したときの資源量)比で僅か2.6%の水準にまで減少しており、国際社会でのクロマグロの乱獲に対する厳しい目、とりわけこの乱獲に対して資源回復のための有効な措置を取らない日本に対する批判は、この数年で急速に高まり、筆者もこれを危惧していた。

 こうした批判は、先頃(2016年12月)フィジーで開催された「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)」年次会合の場で、加盟国からの日本に対する鋭い批判としてあらわとなった。筆者は政府とは独立のオブザーバーとして会議に傍聴したが、手前勝手な理屈に終始する日本に対する参加各国の怒りが爆発する瞬間を目の当たりにし、ついに来るものが来てしまったか、と暗澹たる気持ちに包まれた。

 事はクロマグロだけにとどまらない。こうした現状が放置されるなら、クロマグロより遥かに身近なその他のマグロや日本の食文化にとって欠かせないカツオまで危うくなってしまいかねない。そこで本稿ではこの会議の模様を報告することを通じ、国際社会の日本のカツオ・マグロ外交及び規制に対する国際社会のこうした厳しい目を伝えるとともに、今後日本の進むべき方策について若干の提言を行うものとしたい。

■カツオの不安

 WCPFCは、太平洋の西半分に生息・回遊するカツオやマグの漁獲量や漁獲ルールなどの規制を行う国際機関で、日本、中国、韓国、台湾といったアジアの遠洋漁業国のほか、インドネシア、フィリピン、フィジーやミクロネシア連邦といった太平洋島嶼国・地域、オーストラリア、ニュージーランド、米国、カナダ、EU等27の国及び地域により構成されている。うちオーストラリア、ニュージーランド、太平洋島嶼国など太平洋諸島フォーラム漁業機関(Pacific Islands Forum Fisheries Agency: FFA)加盟メンバー(計16)はこの委員会では統一した行動を取り、最大勢力を誇っている。日本もこの会議には今年水産庁審議官を筆頭に48名の政府代表団(業界団体も含む)を送り込み、並々ならぬ力を入れて交渉に臨んだ。なお代表団の中に外務省職員は2名(うち1名は大使館員)のみで、交渉はほぼ全て水産庁が担当している。

 日本がここ数年WCPFCで資源保護を訴えているのが、カツオである。近年、日本近海でのカツオの不漁が相次いでいる。例えば、生鮮カツオ水揚げ量日本一を誇る気仙沼漁港の10月末時点での水揚げ量は約19,000トンと昨年より約15%減り、過去20年間では下から4番目になる見込みだ。震災前年の5割に満たない(読売新聞2016年11月16日付)。カツオの不漁は全国でも相次いでおり、関係者は危機感を募らせている。

 不漁の原因ではないかと疑われているのが、低緯度海域での大量漁獲だ。熱帯地域で操業する日本の巻き網漁船の操業は横ばいだが、パプアニューギニアなど島国や米国などが漁獲を増やし、2014年の中西部太平洋の漁獲量は過去最高を更新している。2016年1月に日本カツオ学会が開催した「カツオフォーラムin気仙沼」は赤道域での大量漁獲が北方への回遊を減少させていること、WCPFCで外国の大型巻網漁業に対する管理強化を訴える宣言文を採択した(みなと新聞2016年2月2日)。

 カツオは太平洋海域を回遊するため、資源を保護するためには日本だけでなく太平洋の沿岸国・漁業国の協力が欠かせない。そこで日本は近年WCPFCの場でカツオの資源保護を各国に強く訴えている。ところがWCPFCの下に設けられている科学委員会では、カツオは乱獲されていないとの資源評価がなされてきた。本年夏に開催されたWCPFC科学委員会でも、その生息数は初期資源量比で58%とする推定が提示された。WCPFCではカツオは初期資源量比で50%の水準に保つことを目標とすることが既に合意されており、この評価に基づくならば、資源は極めて良好な水準に保たれていることになる。

 このままでは日本がいくら資源保護を理由として低緯度地域での先取り規制を訴えても各国にはその主張が説得力あるものとして響かない。当初日本はWCPFC本委員会の場で「資源回復目標は初期資源量比で60%とすべきだ」と主張したが、そこまで目標を高くしなくても良いとの意見が多数を占め、結局50%とされることが合意されたため、「これまでの資源評価は楽観的だ。実はカツオは減っている」との科学的知見を提供し、各国を説得する手段を採用することになった。WCPFC科学委員会で日本は中国及び台湾とともに独自の資源評価を提示、親魚資源量は初期資源量比で43 – 71%の水準にあり、目標とされる50%を切っている可能性がある、と主張したのである。対案を出した日本などは科学委での多数意見に合意せず、科学委員会報告書には双方の評価が併記されることとなった。

 日本近海でのカツオの漁獲は減っているとの声は現場の漁師の方々やカツオに携わる関係者から広く聞かれる。統計にも表れている。これまでの資源評価は過度に楽観的ではなかったろうか。とするならば日本がWCPFC科学委で提示した資源評価は大多数の支持とまではいかなくとも、ある程度の理解が得られるのではないか。筆者が会議に参加したのも、各国やその他参加者からこうした理解が得られていることを確かめたいというのが一つの理由だった。しかしこうした期待は裏切られた。

■「科学を操作するな」

        

 カツオの資源評価が議題として取り上げられたのは会議が始まって二日目の火曜日。午前のセッションだった。各国代表を前に科学委員会代表からメバチマグロやキハダマグロなどと並んでカツオの資源評価がパワーポイントを用いて発表が行われ、先述のように「乱獲は起こっておらず、資源的に問題がない」との見解が提示された。そこで日本代表は発言を求め、「カツオについては日本等がこれとは異なる資源評価を提示している。その意見には合意できない。より多くのデータを用いて検討を行う必要がある」とコメントした。

 ところが日本のこうした主張に対し、WCPFC参加メンバーは全く聞く耳を持たず、日本に対する辛辣な発言が相次いだ。FFA加盟国は「日本などの疑問に応じ、科学委員会は追加的な作業を行っている。そこでも資源に問題はないと出ているではないか」とコメントし、ナウル協定加盟国(ミクロネシア、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、パラオ、パプアニューギニア、ソロモン諸島、ツバル)を代表して発言したナウルも「FFAの発言に賛成だ。日本は資源評価の操作(manipulate)をするな」と非難した。「manipulate」という言葉は「ごまかす、不正操縦を行う」という含意を有した極めて強い言葉であり、筆者は他の政府間の国際会議でも学会の場でもこのような言葉を聞いたことがない。

 日本に対する批判は他国からも上がった。EU代表は「カツオの資源評価は極めて説得力が高い。にもかかわらずこれを信頼できないという日本のコメントには驚きと懸念を禁じ得ない。日本はこの資源評価に合意すべきだ」と発言、ニュージーランドも「EUの意見に賛成だ」と後に続いた。科学委員会でカツオの資源評価で日本側に立ったはずの中国や台湾は一言も言葉を発さず、日本は孤立無援の立場に立たされた。

■孤立する日本の「ダブルスタンダード外交」

 なぜ日本はこれほどまでに各国から批判を受けたのであろうか。それは、日本が「被害者側」の立場であるカツオに対してはさんざん資源保護を訴えておきながら、「加害者側」の立場、つまり日本が大半を漁獲する太平洋クロマグロでは全く態度を変えてしまう「ダブルスタンダード」にも一因があろう。「二枚舌外交」とも言えよう。

 先ほど述べたように、現在太平洋クロマグロはその親魚が初期資源量比2.6%であると推定されている。カツオの目標達成ラインは初期資源量比50%とされており、これを下回ったならば極めて厳しい措置を導入すべきとされている下限ラインは20%である。WCPFCはキハダマグロ、メバチマグロ、ビンナガマグロについてもこれを割ってはならないと想定されている下限ラインをカツオと同様、初期資源量比20%に設定している。北部太平洋の資源に関してWCPFCは主として北小委員会という下部組織で審議を行っているが、この場でも米国から2030年を目途に初期資源量比20%までに資源回復を目指すとの提案が数年前より繰り返し上程されてきた。

 ところが日本はこれに対し「初期資源量比20%というは余りに高すぎて非現実的だ」と頑なに拒否し続けた。北小委員会はWCPFC条約の規定によりコンセンサスでしか勧告を行うことができないため、日本一カ国が反対し続ければ、何の決定も行うこともできない。この結果北小委員会では日本の主張に基づき、2024年までに漁獲統計がある1950年代から現在までの期間の資源量の中間値となる初期資源量比7%までに回復させるという暫定回復目標しか設定することができなかった。WCPFCの下で管理されている他のマグロ類の下限ラインは20%、カツオの目標ラインが50%であるのに比べ、7%という「目標」(下限ラインではない)がいかに低いかは、言うまでもないであろう(図1参照)。

        
         図1:太平洋クロマグロ推定産卵親魚資源量(2016年資源評価値) 出典:ISCクロマグロ資料評価レポート


        
         図2:太平洋クロマグロ推定産卵親魚資源量(2016年資源評価値と2014年資源評価値) 出典:ISCクロマグロ資源評価レポート

 日本は現状の目標でもよい理由の一つとして、2010年以降資源は上昇トレンドに転じたことを挙げている。確かに2016年に行われた最新の資源評価によると太平洋クロマグロの資源は上向いているように見えるが、2014年に行われた前回の資源評価では2012年の推定親魚量が26,300トンとなっていたところ、最新の評価ではこれが過大評価であったとして13,800トンとほぼ半減の下方修正が行われている(図2参照)。そもそも「資源は上向き」といっても2.6%でしかなく、WCPFC加盟国が日本の主張に賛意を表すとは到底想像することができない。

 日本のクロマグロに関するダブルスタンダードはこれだけに止まらない。大西洋や地中海に回遊・生息する大西洋クロマグロは今から10年ほど前、初期資源量比7%にまで減少していることが判明、過少報告も発覚したことから、この資源を管理する「大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)」で管理措置の強化が取り組まれたことがある。この際、「小規模の沿岸漁業者が多数このクロマグロを取っている」「経済的な理由もある」等々規制の強化に消極的な姿勢を示す国もあるなか、日本は「そうした事情はわからないでもない。しかし、ここで効果的な管理措置を採択できなければ、過去数十年にわたりマグロに関する主導的な地域漁業管理機関であったICCATのクレディビリティは、回復不可能なほどに損なわれるではないか」と規制強化の受け入れを迫ったことがある。

 ICCATでは最終的に漁獲枠を3分の1に削減し、30kg以下の幼魚の巻網での漁獲を禁止するなどの措置を断行した。この結果、資源はドラスティックな回復を遂げたとされ、近年漁獲枠が増枠されている。厳格な資源強化に取り組めば、資源は回復する、そのモデルケースである(図3)。

         
          図3:大西洋クロマグロ産卵親魚資源量 出典:ICCAT REPORT 2014-2015 (II)

 大西洋では資源回復が進む一方、今度は太平洋のクロマグロの資源状態が極めて深刻な状況にあることが2010年代に入り明らかとなってきた。ところが日本は自分が規制を受ける側になると発言を一転、「日本には多数の小規模沿岸漁業者がいる」と規制の強化を拒否し続けた。あまりの態度の豹変ぶりにあきれ果てたEUは今回の会議の席上、「あなたはICCATの場で、何と言っただろうか。このままでは、ICCATのクレディビリティが回復不能なほど損なわれる、小規模の漁業者がいることはわかるが、規制を強化すべきだと、そう言ったではないか。これはダブルスタンダードではないか。なぜあなたがその理屈を盾に規制を拒否するのか、私には理解することができない」と痛烈に批判した。EUはさらに「太平洋クロマグロの規制は一体何年赤ちゃんのよちよち歩きをしているのだ。よちよち歩きどころか、カニの横歩き、後戻りではないか」と発言、会場から大きな拍手がわき上がった。

 太平洋諸国もクロマグロの無策について失望を隠さなかった。FFAを代表して発言したニュージーランドは、「北小委員会は有意味な管理措置の勧告に失敗した」とコメントしたのち、「クロマグロを漁獲対象とする商業漁業の停止を提案する」とまで踏み込んだ。これまで環境保護団体からの商業クロマグロ漁業の停止は提案されてはいたが、WCPFCでの最大勢力を誇る太平洋諸国から漁獲禁止提案が行われたことは注目に値する。台湾すら「WCPFC加盟国のこうした懸念を共有する。現在の管理措置は十分とは言えず、より野心的な措置を採択すべきだ」と発言し、日本は加盟国からの批判の大合唱の矢面に立たされたのである。

■国際的信頼を失いつつある水産庁の「マグロ科学」

 「多数の漁業者がいる」という社会的・経済的な理由に加えて日本がクロマグロの資源保護対策強化を拒否する理由としてWCPFCで繰り返し主張したのは、「クロマグロについての資源評価を行っている国際科学機関が現行の規制で資源は回復目標に達成すると言っている」という点であった。しかしこうした科学的側面からの日本の反論に各国は全く賛同の声を寄せなかった。日本が依拠する「科学」の一部に対する各国の信認が失われつつあるからである。

 WCPFCが管轄する海域の北半分で主として漁獲されるクロマグロなどについては現在「北太平洋マグロ類国際科学委員会(ISC)」という団体が資源評価を行っている。この委員会は米国、カナダ、韓国、中国、台湾、メキシコがメンバーとなっており、確かに「国際」科学委員会としての形式を備えているが、ISCのウェブサイトには事務局の本部所在地すら記されていない。実際は水産庁傘下の研究機関である「水産研究・教育機構」を中心に構成されており、太平洋クロマグロの資源評価を行うグループの議長と「ラポルトゥール」と呼ばれる取りまとめ役も同研究機構の日本人が占めている。2016年に開催されたクロマグロ資源評価グループ会合でも出席者22名のうち日本人は9人、提出報告書7本のうち日本側が提出したものは5本と水産庁の外郭団体の影響力が強い。この提出報告書にしても、冒頭に著者許諾のない引用の禁止が明記されているなど、国際機関の報告書としては異例ものとなっている。ISCの運営が透明性を欠いているとの批判はかねてより関係者からも側聞するところであった。何より、WCPFC条約にはISCに関する明文定在は何も存在していない。

 透明性に欠けるISCに対しては、科学者からも批判の声が上がっている。ブリティッシュコロンビア大学教授のダニエル・ポーリー、ダウハルジー大学教授のボリス・ワーム、IUCN種の保存委員会マグロ専門家グループ座長のブルース・コレットなど世界的に著名な科学者等58名の専門家は2016年11月末、WCPFC議長等に対し連名で科学的知見に即し資源回復に資する目標が設定されない限り商業的クロマグロ漁獲の一時停止を求める書簡を送付したが、このなかでISCについて以下のように述べている。

 管理の失敗に加え、国際漁業科学の標準的なあり方から外れた科学プロセスにおける透明性の欠如が未だに続いている。科学機関であるISCは最初の資源評価報告書を2012年まで公表せず、現在でも資源評価会合に独立オブザーバーの参加を認めていないばかりか、招待されて然るべき政府代表でない科学者の参加が著しく制限されている。報告書が一般に公表されるのは6か月かそれ以上後になってからであり、必要とされるアクションを遅らせるものとなっている 。

 東太平洋のマグロ類を管理する「全米熱帯まぐろ類委員会(IATTC)」に2016年6月に提出された独立評価報告書でも、太平洋クロマグロの資源評価が「何の権限も有さず、(IATTC)条約に何の規定もなく、当該資源に対する何の責任も負っていないISCによって行われている」と厳しい批判が加えられた。報告書では「太平洋クロマグロの科学は条約の規定に基づきIATTCとWCPFCの権限下に置かれるべきである」と提言が加えられ、「最早(クロマグロの資源評価は)ISCによって実施されるべきではない」とISCの役割を全面否定したのである 。

 WCPFC年次会合の場でもISCのガバナンスに対する不信が各国代表からも明言された。WCPFC科学委員会代表から資源評価に関するプレゼンテーションが行われた際、EUは発言を求め「なぜ科学委員会の資源評価にクロマグロが入っていないのだ。この種は本委員会の管轄事項の筈なので、発表に含まれるべきである」と述べるとともに、ISCの代表(日本人)からクロマグロにつて資源評価のプレゼンテーションが行われた直後、ISCの役割を全面否定したIATTC独立評価報告書をその場で読み上げ、「我々はこれに完全に賛成だ。ISCには何の権限も責任もない」と言い放った。パプアニューギニアからも、ISCのクロマグロ資源評価の前提になっている仮定が果たして妥当なのかとの疑義が提示された。

 ISCの日本人報告者が、「資源は増加しており、当初の暫定目標である初期資源量7%を達成できる」と日本側に都合の良い面ばかり強調したことも、EUの怒りに火を注いだ。この目標を達成するためとして、現在WCPFCでは30kg未満の幼魚の漁獲を2002 – 2004水準から半減させ、30kg以上のものについては2002 – 2004年水準で抑制するとの管理措置が実施され、日本はこの会議でも「我々は幼魚の漁獲を半減した」としきりに主張した。しかし2002 – 2004年は比較的豊漁の時期であったため、日本は30kg以上の漁獲については2014年が3,526トンだったものをこの規制が実施された2015年には4,882トンへと3割以上漁獲を増加させてもよいことになっており、総計でも2014年が9,604トンだったものが8,890トンへと計714トン、率にして1割にも満たない漁獲削減であるに過ぎない。とりわけ産卵魚を守ることは資源保護にとって重要であるはずにもかかわらず、漁獲削減について30kg以上の漁獲について事実上何の実効的な規制がかけられていない。EUは「ISCと同じ資源評価データを用いている筈のIATTCの科学者は、成魚の削減を要求しているではないか、なぜISCはそれを言わないのだ」と批判したのである。

■抜かれた「伝家の宝刀」

 太平洋クロマグロの資源状況の悪化は数年前から科学者や専門家の間では広く認識されていたが、この資源を管理している筈のWCPFCの本委員会でこの問題が十分な討議の時間を割いて取り上げられることはこれまでなかった。それは、太平洋クロマグロなどの太平洋北部に主として生息するまぐろ資源は北小委員会でまず審議して勧告すること、本委員会は北小委員会からの勧告に基づかなければ資源管理に関する措置を採択することができないと条約に定められているからである(第11条7項)。このため、本委員会は北小委員会に太平洋クロマグロ資源の管理を委ね、北小委員会からの勧告がそのまま本委員会でさして審議をすることなく採択されてきた。北小委員会は勧告をコンセンサス(全会一致)でしか採択できないと条約で規定されている。日本はこれを良いことに、少しでも実質的な規制を行おうとする提案がでると「拒否権」を発動、結果緩慢な保全管理措置しか勧告できなかったのである。



 ところがWCPFCの議事手続規則をよく読むと、確かに本委員会は北小委員会の勧告なしにクロマグロなど北太平洋に生息する資源に関する法的拘束力を有する保全管理措置を取ることができないが、「北小委員会に対し、委員会が適切と考える期間内に北部資源の資源管理措置に関する勧告を策定し提出するよう、指示(request)を行うことができ」、「北小委員会はこうした委員会からの要請を遵守しなければならない(shall)」と定めている(議事手続規則付則T第4項)。「shall」という文言は法的拘束力があることを意味しており、ゆえに北小委員会は本委員会の指示に従う法的義務がある。この権限はいわば北小委員会に対する本委員会の「伝家の宝刀」とも言うべきもので、これまで一度も発動されたことがなかった。

 「北小委員会からの勧告は何もしないに等しいものだ。これでは勧告を承認できない」との加盟国の声を受け、WCPFCはこの場で北小委員会を開催して追加的な資源保護措置を勧告するよう求めた。これを受けて急きょ開催された北小委員会の席上、米国は初期資源量比20%を資源回復目標とし、幼魚の漁獲停止を含めた資源評価を行うようISCに求める提案を行った。しかし日本代表は「我々は一生懸命資源回復に取り組んでいるではないか。資源は回復しつつあるではないか」と文字通り声を荒らげ妥協を拒否、結果初期資源量比20%という提案はもとより、追加資源評価について幼魚漁獲ゼロシナリオは「政治的配慮から合意できない」という日本の反対から削除され、北小委員会は追加で2つの資源評価を行うようISCに要請したほかは「追加的な資源保護措置を来年の北小委員会で考える」というほぼ無意味な勧告案を提示するのみであった。

 ここにきて、加盟国はついに「伝家の宝刀」に手をかけた。会議最終日の金曜日、北小委員会議長からの「ゼロ回答」の報告の後、EUは「やはり赤ちゃんのよちよち歩きではないか。太平洋クロマグロの資源状況の深刻さから鑑みて、十分とは言えない」と発言、FFA諸国とともに、「北小委員会に対して、遅くとも2034年までに初期資源の20%まで資源を回復させる保全管理措置を策定し、次回の第14回本委員会で採択できるようにせよ」との指示を盛り込んだ提案を上程した。日本は「初期資源量比20%」案に対してなおも反対したが、WCPFC加盟国の圧倒的大多数が受け入れを迫った結果、最終的には日本側に多少譲歩する形で、「次回の北小委員会で、遅くとも2034年までに初期資源量比 20%の水準に資源を回復させる保全管理措置を策定し、次回WCPFC本会合で採択するようにすべきであるとの本委員会の勧告を、北小委員会は十分考慮せよ」とのやや回りくどい表現がコンセンサスで採択されたのである。紆余曲折はあったものの、日本代表も圧倒的大多数のWCPFC加盟国の声に耳を傾け、クロマグロ資源保護対策に乗り出すものかと思われた。

■「要請だから従わない」

 ところが水産庁は会議終了後早々に「決議は『要請』であって、強制ではない。(厳しい措置の導入を)検討した結果、「駄目なら駄目ということになる」と次回の北小委員会で初期資源量比20%提案に従わない姿勢を明らかにした(高知新聞2016年12月25日)。EUからの「ダブルスタンダード」批判に対しても「当時の大西洋では科学者の勧告をEUが無視し、生物学的許容量の倍ほどの漁獲枠を設定。しかも違法操業が横行し、実漁獲量はさらに倍近い値だった。一方、今の太平洋の管理は科学者の勧告に従っており、大西洋のような大規模な違反はない。一緒くたにするなら乱暴だ」と反論、「現行体制でも少しずつ資源は増える」と現状の措置維持に拘る姿勢を明らかにした(みなと新聞2016年12月19日)。

 本委員会からの指示はあくまで北小委員会に対する指示であり、またあくまで初期資源量比20%という資源回復目標を含んだ措置を北小委員会は「考慮せよ」と言っているにとどまることから、仮に「我々は端から考慮するつもりなどなかった。北小委員会では本委員会からの指示を考慮したが、(我々の反対で)こうした措置は採択できなかった」と言ったとしても、何らかの国際法上の義務に違反するわけではない。

 しかし仮にそうした態度を取った場合、日本は今後さらに苦しい立場に追い込まれる可能性があることを否定できない。一旦国際会議の場でコミットしたことを手のひら返しにすることは、各国政府代表の日本の担当者に対する信頼性を著しく低下させかねず、今後各国の態度がさらに硬化する恐れがあるからである。WCPFC終了直後、「水産という狭い業界のイザコザで、日本のという国の名や外交関係を傷つけてほしくない」と外務省から水産庁に苦言を呈したと報道されている(みなと新聞2016年12月15日付コラム「躍れ!21世紀」)。もしこれがWCPFCのことを指しているならば、筆者はこれに全く同感である。

■「ダブルスタンダード外交」を超えて

 もしWCPFC本委員会からの上記要請に沿わない決定しか北小委員会がなし得なかった場合、次回のWCFPCではさらに厳しい指示が北小委員会に対して行われる可能性があるだろう。例えば、「北小委員会で初期資源量比20%という管理目標を含む措置を必ず勧告せよ。もし勧告を出すことに失敗した場合は、本件については本委員会で審議し、決定を下すよう求める勧告を必ずせよ」という有無を言わせぬような形式を取った指示である。

 WCPFC本委員会は決定を原則コンセンサスで行うことになっているが、この条約がコンセンサス方式によって意思決定を行わなければならないと明示的に規定している場合を除き、コンセンサスのためのあらゆる方策が尽きたと判断された場合、4分3の多数決で決定を行うことができる。この多数決ではFFAのメンバーの4分の3以上の賛成とFFAの非メンバーの4分の3以上の多数が含まれなければならないが、そのような条件がいずれかの票決グループにおいて満たされない場合でも、提案に対する反対が当該票決グループにおいて2票以下のときは、当該提案は否決されないと定められている(条約第20条2項)。仮にFFAメンバーが4分の3の多数以上で賛成した場合、FFA非加盟のWCPFCメンバーは10カ国・地域であるため、2カ国・地域が反対するのみであれば提案は採択されることになる。WCPFCメンバーのうち太平洋クロマグロの主たる漁獲国は資源保護強化を訴える米国を除くと日本、韓国、及び台湾であるため、この3カ国が一致結束して反対票を投じなければ提案を否決することができない。とはいうものの、漁獲の大半は日本が占めており、太平洋諸国の反発を買ってまで韓国と台湾が日本に同調するかは不明である(図4参照)。

       
        WCPFC北小委員会メンバーの2015年における太平洋クロマグロ漁獲量(単位:トン)と比率

 加えて指摘されるべきは、WCPFCでは異議申し立てが認められていないという点であろう。WCPFCでは採択された決定に対して再検討を求めることはできるが(条約第10条6項)、再検討会議での検討の結果この再検討要請が却下された場合、異議を申し立てることはできず、これに従わなければならない。採択された措置にどうしても従いたくないならば脱退するしかないが、そうしてしまうと、この機関が管轄する水域でのカツオ・マグロ漁が不可能となる。日本も批准している国連海洋法条約では、カツオやマグロなどの高度回遊性魚種を漁獲する国は「直接に又は適当な国際機関を通じて協力」しなければならず(第64条)、同じく日本が批准する国連公海漁業協定でも、WCPFCのような地域漁業管理機関の加盟国あるいは当該機関が定める保存管理措置の適用に合意した国だけが、当該保存管理措置が適用される漁業資源を利用する機会を有すると規定しているからである(第8条4項)。

 仮に太平洋クロマグロの提案を否決できたとしても、太平洋諸国との対立はカツオやメバチマグロなど他の魚種の問題で日本は著しく困難な立場に立たされる可能性が大きい。現在WCPFCではコンセンサスで合意に至るようあらゆる努力をするとのアプローチが採用されており、これまで表決はほとんど全く行われてこなかったが、表決の決定が常態化すれば、WCPFCでは少数派の遠洋漁業国である日本は極めて不利な交渉を強いられることになるだろう。表決が常態化しなかったとしても、操業規制等の点で日本の主張が受け入られることは極めて困難になることが予想される。カツオの資源保護を求める日本の声に対して太平洋諸国が耳を傾けることは、おそらくあるまい。そうであれば、日本に来遊するカツオの量がさらに減少することにつながりかねず、そうなった場合、カツオ漁業者は廃業を余儀なくされるだろう。
 
             

 ではどうすべきか。「ダブルスタンダード外交」をやめること、これ以外にはないだろう。WCPFCの他のマグロ資源で採られている同一のスタンダードに基づき、資源回復措置を率先してリードするのである。

 具体的には、太平洋クロマグロ資源の保全管理策を他のメンバーとともに北小委員会で話し合い、初期資源量比20%を中期資源回復目標に定めた管理スキームを来年勧告、WCPFC本委員会での採択を目指すことがとりあえずの目標となるだろう。国内的には、漁獲枠の削減によるクロマグロ漁業者の痛みを軽減する措置を策定する必要もでてこよう。現在クロマグロは国内で巻網、はえ縄、定置網、竿釣りなどの方法で漁獲されているが、2014年の太平洋クロマグロ漁獲量約9,604トンのうち半分以上の5,456トンが巻網による漁獲であり、定置は1,907トン、竿釣りに至っては僅かに9トンであるにすぎない。定置網は混獲が避けられないことから管理が難しく、これに対するさらなる規制は沿岸漁業者に更なる混乱を招きかねない。これに比較して巻網は漁獲対象魚種を選ぶことが可能であり、また産卵親魚を対象とする夏季のクロマグロ漁を全面的に停止するなどの措置を取れば、IATTCからの勧告で指摘されている通り、資源回復に資することになろう。したがって漁獲の全面停止も含めたドラスティックな措置を巻網対象に実施するとともに、休漁補償等痛みを軽減するための措置を適宜導入するというのが一案として考えられよう。また、沿岸漁業者に対しても一定の規制強化は避けられないが、こうした措置の実施に際しては一本釣りのような小規模零細漁業者や定置網漁業者に対する軽減・例外措置を導入すべきであろう。

 沿岸の小規模零細漁業者に対する軽減措置は、WCPFC条約でも認められている。すなわち、WCPFC加盟国はマグロ類など条約が対象とする回遊魚の管理のため、「零細漁業者及び自給のための漁業者の利益を考慮に入れること」を保存・管理における原則の一つと規定している(第5条)で、加えて、「FAO(国連食糧農業機関)責任ある漁業のための行動規範」は、各国が自国排他的経済水域内での「伝統的な漁場及び資源への優先的なアクセスについて、漁業者、漁業労働者(とりわけ生存漁業、小規模漁業、沿岸小規模漁業に従事している人々) の権利を適切に保護すべきである」と謳うとともに(6.18)、漁業管理のための措置は、とりわけ「生存漁業、小規模漁業及び沿岸小規模漁業を含む漁業者の利益が考慮されること」(7.2.2.)を求めている。実際、大幅な漁獲制限を実施したICCATでも、FAO責任ある漁業のための行動規範に即するかたちで、零細漁業に対する例外が認められている。

 確かに資源保護のための厳しい管理目標の設定と規制大幅強化は、一時的ではあれ、漁業者に大きな痛みを伴うことになるだろう。大西洋でも同じことが経験された。しかしその痛みの結果、大西洋クロマグロは大幅な資源回復を果たした。大西洋だけではない。乱獲や違法操業により資源が激減したミナミマグロは2035年までに初期資源量比20%に回復させる管理措置を採択、管理措置強化の過程で日本も漁獲枠が2006年に6,065トンであったものを2010年には2,400トンへと半減以上の大幅な削減を余儀なくされた。漁業者は多大な犠牲を払ったが、現在資源は回復に向かっているとされ、今年この資源を管理している「みなみまぐろ保存委員会(CCSBT)」ではこの機関が設立以降最大の漁獲枠の設定が合意された。この結果を受け業界団体代表は、「資源管理をしっかりすれば水産資源は増える」と胸を張り、この交渉を担当した水産庁の担当官は「資源が悪化した時は漁獲を抑制して回復を待ち、資源が増えてくれば科学的な根拠に基づき漁獲が可能な範囲で増やすという流れは、今後、ほかの漁業管理機関が目指す理想が実現した」とミナミマグロにおける成功例の意義を力強く語っている(水産経済新聞2016年11月25日付)。

 最早「ダブルスタンダード」へ拘泥し無意味な規制とそれを正当化する言葉遊びをする時間など残されてはいないし、ごく一部の水産業界の短期的利益のためだけに日本のという国の名や外交関係を傷つける余地などありはしない。大西洋クロマグロでの成功例を、太平洋クロマグロでも直ちに受け継ぐべきである。ミナミマグロでの理想を、WCPFCでも目指すべきである。それこそが、太平洋クロマグロ資源の保存と持続可能な利用につながり、長期的にはクロマグロ漁業者の利益につながる。そのことを、大西洋クロマグロとミナミマグロの事例は私たちに教えてくれている。




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/701.html

[国際17] トランプはイラン核合意を再交渉すべきか?(WEDGE)

トランプはイラン核合意を再交渉すべきか?
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8617
2017年1月12日 岡崎研究所 WEDGE Infinity


 米元上院議員のリーバーマン元米上院議員とウォレス元米国連次席大使が連名で、12月6日付ワシントン・ポスト紙に、トランプはイラン核合意を破棄すべきであると言っているが、その前にイランのテロ活動、人権抑圧なども含める再交渉をすべきである、との論説を寄稿しています。要旨は次の通りです。

 トランプ政権は再交渉の前に、米国の同盟国であるアラブ諸国とイスラエルと緊密に協議すべきである。過去1年の間にイランの危険な行動は加速化した。反米、反イスラエル、反アラブの発言は一層強まり、その行動は発言に見合っている。先月アラブ諸国11か国が、国連でイランが内政に干渉していると非難した。6月に国務省はイランを世界の代表的テロ支援国家に指定した。

 そのうえで、核合意に含まれていない諸点、すなわち、地域での侵略、国家によるテロ支援、国内の人権抑圧を採りあげるべきである。そしてイランが核合意の規定と精神を順守しない場合には、軍事力の行使もありうることを明言し、抑止力を強化すべきである。

 それでもイランが行動を改めない場合には、トランプは新しい一連の制裁を課すことを明らかにし、その後合意を破棄すべきである。そのような段階的交渉により、米国はイランと協力する用意があるが、もし外交的解決が不可能な場合には結果を伴うことを明らかにできる。それによって、イランに急進的で、テロを推進し、抑圧的で拡張的な政策の変更を求めることなく、その勝手な核計画を正当化した現行の核合意を書き換えることになる。

出典:Joseph I. Lieberman & Mark D. Wallace、‘How Trump should renegotiate the Iran deal’(Washington Post, December 6, 2016)
https://www.washingtonpost.com/opinions/global-opinions/how-trump-should-renegotiate-the-iran-deal/2016/12/06/b78ddf3e-bb0d-11e6-91ee-1adddfe36cbe_story.html

 この論説の最大の問題は、イラン核合意の意味を取り違えていることです。イラン核合意は、イランの核兵器潜在製造能力を原則10年間厳しく制限するものです。イランの地域での拡張的活動、いわゆるテロ支援、人権などは対象に含まれていません。合意の対象は限定的で、その意味で、多くの国際合意がそうであるように、合意は不満足なものです。

■的外れな核合意批判

 イランの地域での拡張的政策、いわゆるテロ支援、国内の人権抑圧は、それら自体は批判されるべきものであるとしても、このようなイランの行動をもって核合意を批判するのは的外れです。イランの核交渉は極めて困難なものでした。この論説のような見解は常に存在し、かなり有力でした。イラン国内にも強硬派は執拗に交渉に反対しました。しかし、イランの核開発能力の制限が当面の最大の課題であるという点で、安保理の常任理事国の意見が一致し、イランも制裁の解除に大きな利益を見出した結果、米国内の強硬派、イスラエル、一部のアラブ諸国の強い反対を押し切って合意が成立したのです。

 論説の言う再交渉は、合意の対象外のイランの行動を採りあげようとするもので、イランが乗ってくる可能性は全く考えられず、トランプの言う合意の破棄と実質変わりありません。それはまた、国連安保理の一致した見解に反するものです。

 合意が破棄されれば、イランの核開発問題は振り出しに戻ります。イランは全力を挙げて核兵器潜在製造能力の取得に努めるでしょう。サウジの核武装が現実味を帯びてきます。イスラエルはイランの核施設の爆撃を検討するでしょう。合意の破棄は、不安定な中東を一層不安定にさせることになります。トランプもこの論説の筆者も、イラン核合意の破棄がもたらす結果を十分吟味すべきです。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/253.html

[経世済民117] 格の違いを見せたBMWの自動運転(WEDGE)

格の違いを見せたBMWの自動運転
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/8628
2017年1月12日 土方細秩子 (ジャーナリスト) WEDGE Infinity


 昨年のCESで自動運転によるパーキングのデモを行ったBMWが、今年はさらに進化した自動運転のあり方を見せた。実際に高速道路上での自動運転のテストドライブを提供したのだ。まず、BMWは「自動運転はすでに多くのメーカーが開発を行っているもので、あえてどのようにそれを行うのかという技術面での説明は省く」とし、「いかにして自動運転が人々の生活の中に組み込まれるのか」を見せる、という姿勢をとった。

 テストドライブはまずBMWブース内のスクリーンから始まる。窓がスクリーンの役目を果たし、今日のスケジュールを示す。(余談だが昨年スクリーンの役目を果たしていたのは玄関の鏡という設定だった)朝起きて窓の外の景色を眺めながら、1日のスケジュールを点検する、という内容だ。

 そこでは「祖母の誕生日があり、弟と待ち合わせてプレゼントを届ける。その後、夜は友人と食事」というスケジュールが定められている。そこでいよいよテストドライブの開始だ。予定に従い、車にはすでにナビゲーションに祖母の家が設定されている。その前に弟との待ち合わせ場所も設定済みだ。

 無事に弟と合流し、高速道路に入ると、自動運転が開始される。切り替えは簡単で、ハンドルにある自動運転ボタンを押すだけ。そこでハンドルから手を離し、アクセルペダルから足も外す。車は勝手に高速道路を走り続ける。

 車は自動的に前の車との車間距離を一定に保ち、前の車がスピードを緩めればこちらも速度を落とす。前の車がスピードを上げれば、制限速度内でこちらもスピードアップを果たす。レーンの中央をまっすぐに走り、安定性にも優れている。

 しかし自動運転で車が勝手に走ってくれる、という事実そのものはすでに驚きに値しない。それをテストドライブとして一般に提供するかどうかは別として、ここまでは多くのメーカーが実現していることだからだ。BMWでは「自動運転によって運転の必要のなくなった車内での過ごし方」に焦点を当てている。

 例えば、自動運転システムとコネクトしたタブレットで映画を見ることができる。車はすべての部分がシステムによって制御されており、映画を選ぶと車内の設定が自動的に映画モードになる。すなわちサンルーフは閉じ、窓にはスクリーンが降りて車内が暗くなり、映像を見やすい環境になる。今回自動運転のテストドライブに選ばれたのはBMW5シリーズのEVで、窓のスクリーンが自動的に降りる機能はなかったが、7シリーズでは提供されているという。

 映画を見ない場合はどうするのか。インパネ部分のモニターはハンドモーションにより様々なプログラムを切り替えることができる。ナビゲーションの他、ウェブページ、メール、音楽、ニュース、そして情報など。情報は車の位置に応じて付近のスポットを自動的に選び出す。例えばゴルフコース、ホテル、レストラン、映画館など。それを指差す動作をすれば、詳細が音声によって流される。

 BMWはマイクロソフトのコルタナをアシスタントとして採用しており、マイクボタンを押して「付近のレストランを」と話しかけると、幾つかの候補が表示される。しかもそのレストランはAIがすでにチェックをしており、友人との食事の約束である8時に予約ができるところに限られている。レストランを選ぶと自動的に予約が完了する仕組みだ。

 今回のテストドライブの設定では、「弟が祖母へのプレゼントを買い忘れていた」というハプニングも用意されていた。それでも大丈夫。車のシステムはアマゾンプライムとも提携している。メニューからアマゾンを選び、祖母の好きなチョコレートを購入、ドライブの道筋に合わせてアマゾンからの配達場所が設定される。無事にアマゾンの配達員と合流し、プレゼントを受け取り、さらに目的地へと向かう。

■生活の質をどう向上させるか

 このように、車の中から様々なことが出来る、自動運転はドライバーの生活の質をどのように向上させることができるのか、というのがBMWの提案なのである。

 もちろんこのコパイロットシステムはまだ完全自動化には対応しておらず、ドライバーが自分で運転する場合にも様々なアシストを提供する。ユニークなのはパネル上のナビゲーションだけではなく、ドライバーの真正面のフロントグラスにも簡単なナビゲーションが表示される点だろう。パネルを見るには顔を横向ける必要があるが、フロントグラスに表示されるナビは顔を正面に向けたまま見ることができる。しかも走っている場所の制限速度をシステムが熟知しており、少しでも超えると時速表示が赤くなって警告を発する。

 もう一点、今回のテストドライブのためにラスベガス市と協力して設置した「信号の時間表示機能」も便利なシステムだ。前方が青信号の場合、「あと何秒で赤に変わるか」赤の場合は「何秒待てば青に変わるか」がカウントダウンされる。

 時速80キロで走行する高速道路で完全にハンドルから両手を離し、横を向いておしゃべりする、というのは筆者にとっても初めての体験だった。しかし恐怖や不安を覚えることなく、非常にスムーズな走りを楽しむことができた。来年は一般道でも自動運転のテストドライブが提供されるのか、BMWの今後の進化が楽しみだ。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/703.html

[政治・選挙・NHK218] 民進党と連携? 小池さんは未だ自民党だっつーの! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」(日刊ゲンダイ)
   


民進党と連携? 小池さんは未だ自民党だっつーの! 室井佑月の「嗚呼、仰ってますが。」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197394
2017年1月12日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   おいしいところは小池センセが持っていく(C)日刊ゲンダイ

「ありではないか」(9日/民進党・野田佳彦幹事長)

 BSフジの番組に出た野田さんは、今年の夏に行われる都議選で、小池百合子東京都知事と連携する可能性について、そう語った。

 民進党も小池さんも反自民。だから、自民党に対抗するため、「連携できれば連携できる可能性を探った方がいい」だって。

 小池さんは未だ自民党だっつーの! なのに、野田さんはこうも言った。

「連携は国政にも結びついていく可能性がある」

 はあ? あなたの発言がありえねぇ。ってことは、民進党は維新みたいになりたいってか?

 反自民で野党を応援している友人たちから、「あんまり民進を叩いてくれるな」そういわれている。一応、今のところ最大野党だものね。でもさ、もうそれが難しくって。とりあえず、蓮舫・野田民進を応援したいと思えるところがない。

 TPP反対、脱原発、集団的自衛権行使反対、カジノ反対、沖縄差別やめろ……。いくらだって与党との対立軸ならあげられる。我々側についてくださいと、そう願っている国民も大勢いる。

 民進党はもうすっとぼけるのを辞めてくれないか? 小池都知事とどうこういうより、脱原発に否定的な連合との関係をどうしたいかはっきりしろ。共産党とどうしたいのかも。

 都議選では小池センセの糞となり、メディアに追いかけてもらいたいのかもしれない。それで民進党を少しでも目立たせて、総選挙に臨みたいという作戦か?

 きっとおいしいところは、ぜんぶ小池センセが持っていってしまう。ほんでまた、その時々で、自分らの態度を考えるのかね? 情けない。

 どうせなら民進の中で、誰かがグループを作って飛び出すくらいの派手な喧嘩をしたらいい。小池劇場にあやかるんじゃなく、民進劇場として、今の小池さんの立場の乗っ取りをなぜ模索せん?





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/901.html

[経世済民117] 17年大発会の大商いは相場の潮目のシグナル?(会社四季報オンライン)
             ロケットスタートとなった2017年相場だが…(撮影:尾形文繁)


17年大発会の大商いは相場の潮目のシグナル? 
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00153261-shikiho-bus_all
会社四季報オンライン 1/12(木) 15:41配信


 「トランプラリー」と称される大相場(短期間だが……)を経て、2016年が閉幕。終わりよければすべてよし的な1年だった。そして、始まった17年。1月4日の大発会は記録ずくめのブル相場に。「始めよければ終わりよし」。そんなポジティブシンキングを膨らませるには十分な出足になった。

 今年の大発会の日経平均株価は前年末比479円高だった。この上げ幅は、大発会としては1996年(749円高)以来、21年ぶりの大きさだったそうだ。日経平均は同184円高で寄り付き、東京時間にグイグイと上げ幅を広げた。東京時間の上昇分は295円に達した。

 東京時間の上昇は、多くの市場参加者の心配が杞憂に終わったことが大きいといえる。昨年の大発会の急落(そのまま、大発会からの連敗では過去最長の6連敗)が記憶に新しく、そのトラウマから、下げに備えてポジションを作っていた投資家が相当多かったようだ。

 これは、東証1部のカラ売り比率にも表れている。同比率は昨年12月29日、トランプラリー以降で最大の41.07%まで急上昇していた。だが、大発会では36.51%まで低下しており、現物株サイドでも相当な買い戻しが入っていたことが想像できる。

 大発会の値上がり自体、13年以来4年ぶりのこと。先制攻撃に成功したこともあり、「さあ行くぞ!」の機運は高まった感じもある。ただ、大発会が下落していた直近の3年は、年間で見るといずれも日経平均が上昇して終わった。大発会の値上がりだけを理由に「始めよければ終わりよし!」とまでは言い切れないようだ。

 21年ぶりの上昇幅という記録についても、「なんだかスゴい」感を演出し過ぎないほうがいいだろう。なぜなら、その過去最強の大発会だった1996年にしても、年間では日経平均は506円値上がりしたからだ。これが伏線になったのか、その翌年の97年は年間で4102円安の大暴落に見舞われた。

 日経平均の最高値は89年大納会の3万8915円。その後の戻り高値2万2750円を記録したのは、過去最強の大発会となった96年だった。これをネットでよく使われる言葉で表現するなら、“フラグが立った”というやつに見えなくもない。

■ 14年の年間出来高は激減

 17年の大発会は上げ幅もスゴかったが、売買代金もかなりスゴかった。東証1部全体の売買代金は2兆6851億円と大発会の割にかなり膨らんだ。これもさかのぼると、大発会が終日立会になった10年以降の8年間では最大だった。

 これも、ポジティブシンキングするなら、「株式市場に活気がある」。しかし、大発会から買いたい人が多かったともいえる一方、同じだけ日本株を処分した人も多かったわけで表裏は常に一体。前出の通り、買いたい人の中には泣く泣く買い戻した人も多かったと見られるわけで……。

 売買代金からは、こんな見方もできる。今年の大発会は14年以来の2.6兆円規模の水準に達した。その14年といえば、前年の13年はアベノミクス相場全盛期。年間の上昇幅が5896円に達した。14年の大発会はアベノミクスラリーの余韻たっぷりで大商いになったが14年以降、東証1部の売買代金は激減した。14年の年間出来高は前年比で29%も落ち込んだ。

 大発会の商い急増は、前年の余韻もありそう。トランプラリーの余韻で大発会こそ記録的商いになった17年だが、これも今後売買がさらに減る“フラグが立った”とも言えなくはない。

 浮き足立ちがちな新年だが、株高の雰囲気が盛り上がれば盛り上がるほど、冷めてしまう投資家も多いのではないか。そういえば、新年早々、某週刊誌には「株価4万円へ!」なる大きな見出しが踊っていた。しかも、将来ではなく「今年中に」、である。

 マグロの初セリが4年ぶり高値(1匹7420万円)で落札されるという何か意味を持ちそうな話題もあった。何かのフラグが立っているのでは? と考えさせられなくはないが、気のせいだろうか……。

 心配症の性分を炸裂させた内容になってしまったが、今年のマーケットもさっぱり読めないことを伝えたかっただけである。だとすれば、こんな話になっていく可能性だってある。16年の米国大統領選挙の前、つまり「トランプラリー」が始まる前、多くの人は「トランプ大統領なんて悪夢だ」「トランプショックだ」「トランプはリスク」などと言っていた。

 これが今年を振り返る段階になったとき……「あの当時、みんなが言っていたトランプリスクの話って大正解だったね」。

 (おしまい)

 ※株式コメンテーター・岡村友哉
株式市場の日々の動向を経済番組で解説。大手証券会社を経て、投資情報会社フィスコへ。その後独立し、現在に至る。フィスコではIPO・新興株市場担当として、IPO企業約400社のレポートを作成し、「初値予想」を投資家向けに提供していた。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

岡村 友哉

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/704.html

[経世済民117] 中古マンション価格 金利より在庫と株価に注目(NIKKEI STYLE)
2017年、日経平均株価は21年ぶりに高い上げ幅を記録して始まったが…(4日、東京証券取引所)=ロイター


中古マンション価格 金利より在庫と株価に注目
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00010001-nikkeisty-bus_all
NIKKEI STYLE 1/12(木) 11:40配信


 今年1月、フラット35の金利が2カ月連続で上昇しました。今月の金利は「返済期間21年以上35年以内、借入額が住宅購入額の9割以下」の場合、先月より0.02ポイント上がって1.12%です。このまま金利が上昇すると、住宅価格が下がる可能性があるとする意見も散見されます。ところで、なぜ金利の変化によって住宅価格が変化するのでしょうか。

■金利下がると住宅価格は上昇

 2013年7月のフラット35の金利は2.05%でした。この時に4000万円を35年返済で借り入れた場合、総支払額は約5600万円となります。一方、16年8月の金利は0.9%でしたので、同じ条件で借りると総支払額は約4660万円となり、総支払額は約940万円も少なくなります。

 つまり、16年8月の時点であれば、13年7月時点と比べて940万円高い物件を買っても、結果として総支払額は変わらないというわけです。ということは、その分、中古マンション価格は上昇していてもおかしくないということになります。

 実際に13年7月における東京都23区の中古マンションの成約平均単価は57万6000円/平方メートルでしたので、70平方メートルの中古マンションなら価格は約4000万円、16年8月の成約平均単価は71万4000円/平方メートルですから同約5000万円となり、金利低下による総支払額の減少分と同じくらいの価格上昇が見られたということになります。

■今回の影響は限定的か

 このように、金利の変化が中古マンション価格に影響するとすれば、今後、金利が上昇すると価格が下がる可能性はありますが、その影響は限定的だと思います。

 フラット35などの固定金利住宅ローンは長期金利の動向を踏まえて決められますが、日銀はインフレ率2%を達成するまでの間は金融緩和を続ける予定であり、10年長期金利をおおむね0%程度にコントロールしようとしています。

 筆者を含め多くの人が10年長期金利はマイナス0.1〜プラス0.1%程度の範囲でコントロールされるのではないかと見ていますので、昨年12月の10年長期金利の平均値0.05%程度だったことからすると、上昇するとしてもあと0.05%程度ということになります。

 もし、フラット35の金利が上昇するとしても同程度と考えられますので、仮に現在1.12%のフラット35金利が0.08%上昇し1.2%になったとしても「借入額4000万円、35年返済」であれば、借入金返済の総支払額は約60万円増える程度のインパクトしかありません。

      
        (注)東日本不動産流通機構「市況データ」より筆者作成

■在庫推移と株価に注目

 筆者としては、現時点において23区内の中古マンション価格に影響する要素は、金利というよりは別の2つの要素、在庫と株価ではないかと思っています。

 グラフに示されているように、2015年7月以降は、在庫が急増しているものの価格が下落せず横ばい傾向となっています。金利低下の影響が大きいのです。しかし、今後、さらなる金利低下が見込めない、かといって金利が急騰する状況ではない中では、価格の動向を握るものは在庫推移ということになると思います。

 価格が高止まりしているうちに売ろうという人がさらに増えれば在庫は増加し、価格下落圧力は強まる可能性があります。

 もう一つは株価です。23区内の中古マンション価格は16年以降を除き、株価との相関が強いことが分かります。23区内の中古マンションにおいては、その取引金額が多額になることから、ご両親が子供のために資金援助をすることが多々あります。現場の肌感覚ですが、株価が高いときのほうが援助しやすいということが影響しているものと思われます。

■米新大統領の政策が左右

 今年の株価は、米国の金融財政政策(ドル・金利高→円安→株高)と保護主義的な通商政策(リスクオフ→円高→株安)という2つの側面から影響を受けそうですが、新大統領の政策に関する評価が明らかになるのは今年の夏から秋ころと思われます。

 筆者は、23区の中古マンション在庫水準が過去のトレンドから勘案して一気に減少せず、今後1年程度は高止まり、またはやや上昇を継続すると予想していること、新大統領の通商政策が国際的な景気高揚に資するとは考えていないことから、23区の中古マンション価格は本年夏から秋ころまでは一進一退、以降は下落傾向が明確になるのではないかと予想しています。

 いずれにせよ、今年の23区中古マンション価格を占うためには、金利動向よりも、在庫と株価動向に留意する必要がありそうです。

田中歩(たなか・あゆみ) 1991年三菱信託銀行(現・三菱UFJ信託銀行)入行。企業不動産・相続不動産コンサルティングなどを切り口に不動産売買・活用・ファイナンスなどの業務に17年間従事。その後独立し、ライフシミュレーション付き住宅購入サポート、ホームインスペクション付き住宅売買コンサルティング仲介など、ユーザー目線のサービスを提供。2014年11月から「さくら事務所(http://sakurajimusyo.com/)」執行役員として、総合不動産コンサルティング事業の企画運営を担う。2017年1月14日(土)「不動産投資 成功の実践法則50」(ソーテック社)出版記念イベントを開催。不動産コンサルタントの長嶋修と田中歩が不動産投資の極意を語り尽くします。詳しくは http://www.sakurajimusyo.com/publish0114

NIKKEI STYLE




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/705.html

[経世済民117] 入学定員割れや”営業赤字”の深刻化で崖っぷちの私立大学(投信1)


入学定員割れや”営業赤字”の深刻化で崖っぷちの私立大学
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00002535-toushin-bus_all
投信1 1/12(木) 16:15配信


■センター試験を控えた受験生にクリスマスも正月もない

年末年始の長期休暇、及び、成人の日を含めた3連休が終わり、ようやく日常生活に戻りつつある人も多いでしょう。しかし、年末年始も最初の3連休も関係なく、それまでと変わらない日常を続けていたと思われるのが受験生です。

特に、1月中旬に大学入試センター試験(以下「センター試験」)を控える受験生には、“最後の総仕上げ”、“ラストスパート”の時期に当たるクリスマスやお正月、その華やいだムードは一切関係ないのかもしれません。

実際、街のあちこちで参考書片手に勉強する若者を多く見かけますが、この光景は今も昔も変わっていないようです。

■センター試験の日は悪天候の予報、試験会場には余裕を持って

2017年のセンター試験は、1月14日(土)と15日(日)に実施されます。最新の天気予報によれば、今年最大級の寒波が迫っているため、両日とも北日本や西日本地域で大荒れの天候となるようです。

試験で実力を十分に発揮するためには、体調管理に留意することは当然として、時間的な余裕を持って着席することも重要です。遅刻は問題外ですし、試験開始直前に到着しているようでは、その時点で勝負は終わっています。悪天候による交通機関の混乱は、いっさい理由になりません。

こうして大学受験シーズンが始まるわけですが、少子化が年々と顕著になる中、大学の経営状況はどうなっているのでしょうか。

      
       出所:文部科学省「入学定員に対する入学者数の割合」

■少子化が進む中、何と私立大学の半数近くが入学定員割れ

文部科学省が公表した「私立大学の経営状況について(概要)」では、入学者数の減少が顕著であることが見て取れます。

入学定員に対する入学者数の割合(以下「入学定員充足率」)を見てみましょう。これが100%超となった(つまり、定員割れしていない)大学の割合は、平成6年度の95.3%に対して、20年後の平成26年度は54.2%にまで大幅低下しています。

ザックリ言えば、私立大学の半分近くは定員割れしていることになります。未発表の平成27年度は、さらに低下しているかもしれません。

■2割超の私立大学では、入学定員の8割を確保できず

次に、入学定員充足率のハードルを80%に下げてみます。文科省は、入学定員の8割入学を1つの判断基準にしているようです。“定員の8割確保できればよし”ということでしょうか。

すると、平成6年度は99.5%とほぼ全校が満たしたのに対して、平成26年度は78.9%に低下しました。これは、全体の2割超の私立大学で、入学定員に▲20%以上の欠員が生じたことを意味します。

恐らくここ数年は、多くの大学が入試の合格ラインを引き下げる等して、受験生に下駄を履かせた可能性があります。それでも、こうした厳しい結果が出ているのです。

■大学の収支状況を「帰属収支差額」で見てみる

さらに、私立大学の収支状況を見てみましょう。ここでは、帰属収入(納入学費、寄付金、補助金等)から支出(人件費、教育研究費、減価償却費などほぼ全ての費用)を差し引いた「帰属収支差額」が重要です。

これは、事業会社の“営業利益”に近いものと考えていいでしょう。

■4割弱の私立大学が“営業赤字”の状態に

この帰属収支差額がマイナスの大学、つまり、運営費用を学費収入等で賄えない大学は、平成4年度の52校(全体に占める割合13.8%)に対して、その21年後の平成25年度は215校(同36.3%)へと増加しています。全体の約4割弱が“営業赤字”という状況です。

また、帰属収支額に対する割合(=帰属収支差額比率、全学合計)は、同じく19.5%から5.4%へ大幅に悪化しました。事業会社に例えれば、営業利益率が21年間で3分の1未満に悪化したということでしょう。

■『大学の2018年(平成30年)問題』が追い打ちをかける

こうした収支状況を見ると、学生数の減少が大学の経営状況を大きく悪化させてきたことが明確に分かります。そして、これにさらなる追い打ちをかけそうなのが、『大学の2018年(平成30年)問題』です。

これは、18歳人口の減少と大学進学率の頭打ちにより、2018年から大学志願者数の大幅減少が予測される問題を指しています。仮に、大学側が入試合格ラインをもう一段引き下げても、入学者数が一層減少することは不可避と言われています。

■大学に対するニーズが大幅低下したわけではない

さて、冒頭に話題となったセンター試験ですが、意外や意外、受験者数はさほど減っていません。平成26年度実績の53万2千人は、過去最高となった平成15年度の55万6千人から▲4%減に止まっています。

センター試験の採用に踏み切る私立大学が増えたこともありますが、(私立に比べて)学費の安い国公立大学への強い志向が感じられます。いずれにせよ、大学に対するニーズが急速に低下しているわけではなさそうです。その分、大学側の“経営努力”や“経営手腕”が問われる時代になったことは間違いなさそうです。

何はともあれ、受験生の健闘を祈念します。

投信1編集部




http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/706.html

[政治・選挙・NHK218] 「ヒロジを釈放せよ」 沖縄の弾圧は本土の大衆運動に向かってくる(田中龍作ジャーナル)
「ヒロジを釈放せよ」 沖縄の弾圧は本土の大衆運動に向かってくる 
http://tanakaryusaku.jp/2017/01/00015150
2017年1月12日 17:49 田中龍作ジャーナル



山城博治氏の早期釈放を呼びかける佐高信、落合恵子、鎌田慧氏(左から)。バックの写真は山城氏。=12日、参院会館 撮影:筆者=


 ヘリパッド工事現場の鉄条網をペンチで切った(器物損壊)。沖縄防衛局職員の胸倉をつかんだ(公務執行妨害・傷害)。米軍基地ゲート前にブロックを積んだ(威力業務妨害)―

 微罪であるのにもかかわらず長期拘束が続く山城博治・沖縄平和運動センター議長の釈放を求める集会が、きょう、国会内で開かれた。

 リーダーばかりでない。ヤンバルの森の大規模伐採を克明に記録し続けていたカメラマンも逮捕された。容疑は転び公妨である。

 山城議長と一緒にブロックを置いたとするサブリーダーも逮捕された。2016年1月にブロックを置いたことで、12月に逮捕されたのである。

 基地建設に反対する人々やそれを記録・告発する人々が次々と逮捕されていった。田中も「出頭リスト」に入っていると言われた時期があった。

 現地の事情に詳しい福島みずほ議員は「共謀罪の先取りが、緊急事態条項の先取りが沖縄で行われている」と警鐘を鳴らす。

 ブロックを置こうと話し合っただけで共謀罪に問われ、適用法条がないのにもかかわらず、適当な理由をつけて鎮圧してくる。安倍政権にとって沖縄は弾圧立法の実験場となっているようだ。山城氏らは明らかに政治犯である。

 ルポライターの鎌田慧氏は「このまま許していると必ずやこれからの大衆運動に向かってくる」と危機感を露わにした。



ヘリパッド建設反対運動の指揮をとる山城氏。優れた戦術観、戦略観が治安当局にとって目障りだったのだろう。=2016年8月、高江 撮影:筆者=

 日本国際法律家協会によれば、山城氏らの逮捕拘束は世界人権宣言9条に違反する。同9条は「何人も恣意的に逮捕、拘禁、または追放されることはない」と明記している。日本国憲法31条で規定されている「適正手続きの保障」にも違反する。

 集会主催者の一人で評論家の佐高信氏は「憲法を踏みにじるアベと沖縄を弾圧するアベは同じ。そこどけそこどけ国家が通る、だ」と指摘した。

 山城氏はリンパのガンである「悪性リンパ腫」の持病を抱える。弁護士でもある福島議員は先月20日、氏に接見した。

 「山城さんは白血球の数が減っている。ヒゲをカミソリで剃ると血が止まらなくなると医師から注意されたそうだ。『ヒゲぼうぼうでゴメンね』と山城さんは言った」・・・福島議員は氏の体調を気遣った。

 治安当局は山城氏もろとも基地反対運動を潰すつもりではないのだろうか。

 治安維持法の時代に逆戻りしたような事態が沖縄で起きているにもかかわらず、本土のメディアはそれを報道しない。

 集会主催者で作家の落合恵子さんは「全国紙の記者がいたら、沖縄の問題は私たちの問題として捉えてくださることを心から願います」と訴えた。

 「あす同じ事が、ここにいるどなたにも起きる」。落合さんが締めくくると会場は静まり返った。

  〜終わり〜






























http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/906.html

[経世済民117] オピニオン:「悪いトランプ」の変わらぬリスク=安井明彦氏(ロイター)
オピニオン:「悪いトランプ」の変わらぬリスク=安井明彦氏
http://jp.reuters.com/article/opinion-akihiko-yasui-trump-idJPKBN14W0M8
2017年 01月 12日 16:12 JST


安井明彦みずほ総合研究所 欧米調査部長
 1月12日、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は、トランプ次期米大統領の記者会見は、懸念されていた為替問題など、マイナス面の新たな材料は出なかったものの、従来からの過激な政策アイデアが繰り返され、「大統領らしくなる」期待は完全に裏切られたと指摘。提供写真(2017年 ロイター)


[東京 12日] - 当選後初となるトランプ次期米大統領の11日の記者会見では、懸念されていた為替問題など、マイナス面の新たな材料は出なかったものの、従来からの過激な政策アイデアや言動が繰り返され、「大統領らしくなる」「穏健になる」期待は完全に裏切られたと、みずほ総合研究所の安井明彦・欧米調査部長は指摘する。

今後の注目点は具体的な政策内容だが、そのヒントはトランプ氏の当面の言動よりも、むしろ閣僚公聴会にありそうだという。

同氏の見解は以下の通り。

<トランプ相場に新たな燃料投入なし>

期待のみで続いてきたトランプ相場は、新たな燃料が欲しかったところだが、減税やインフラ投資の具体策などプラス面の新材料もなければ、懸念されていた為替問題などマイナス面の新材料もなかった。ただし、選挙期間中に示された過激な政策アイデアや言動が繰り返され、「大統領らしくなる」「穏健になる」期待は完全に裏切られた格好だ。

メキシコ国境の壁建設や移転企業への懲罰課税など、気になる発言も相変わらずだった。メディアとの対決姿勢、利益相反への強気な態度、納税情報の非開示、具体的な政策内容の欠如――。「悪いトランプ」「困ったトランプ」は、どうやら大統領になっても変わりそうにない。

中でも「変わらないトランプ」の代表格は、国内雇用重視の姿勢である。問題視されていた企業経営への口出しも、悪びれることなく、成果として高らかに歌い上げた。

「通商協定は大惨事」といったおなじみの表現も繰り返された。中国、メキシコに並んで、日本が言及されるパターンも、選挙当時と同じだ。

もちろん、個別の口出しで増える雇用は大したことはない。懲罰課税が本当に導入されるかも不透明だ。ただ、軽視すべきではないのは、「国外移転は歓迎されない」というメッセージである。そうした認識が浸透することで、米国への進出が後押しされる効果はあるだろう。

また、そもそも米国経済が堅調あれば、企業から見て、同国での投資拡大は妥当な判断だ。トランプ氏のごり押しが、結果的に、米景気の後押しとなる可能性はある。さらに、法人税率の引き下げなど、米国への投資を支援するような改革が実現すれば、企業にとってはチャンスになる。

<閣僚公聴会に具体的政策のヒント>

さて、今後の注目点は、具体的な政策内容に尽きる。期待・懸念を裏付けるような政策は出てくるのか、以下の3点が気掛かりだ。

1)財政政策(減税、インフラ投資)の規模・タイミング

2)北米自由貿易協定(NAFTA)見直しなど、通商政策・為替政策での出方

3)懲罰課税(もしくは法人税改革)など、海外進出企業への具体的な対応

ただ、これらの点に関するヒントは、トランプ氏の当面の言動よりも、むしろ閣僚公聴会にあるのかもしれない。トランプ氏の発言だけを追っていても、振り回されるだけになりかねない。

例えば、トランプ氏の記者会見と同日に行われたチャオ運輸長官候補の指名公聴会では、インフラ投資の具体案について、チャオ氏から民間資金活用の重要性が述べられた。タスクフォースを組成し、ファイナンス手段を検討する方針だという。

今後の注目は、トランプ氏の大統領就任式に前後して相次ぎ予定される以下の4氏の公聴会だ。まず、ムニューチン財務長官候補が、為替関連の発言を行うのか、税制改革の中身・スケジュールを示唆するのか。次に、ロス商務長官候補とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表候補が果たして通商協定への態度を鮮明化したり、海外企業移転対策の具体的方針を示したりするのか。またマルバニー行政管理予算局(OMB)局長候補が財政赤字の拡大を認めるような発言を行うのか、といったところだろう。

ちなみに、トランプ氏は、今回の会見で、最高裁判事の指名に関連して、「我々が何を行うかといえば、月曜日まで待つと思う(I think what we'll do is we'll wait until Monday)」と述べた。月曜日こそが、「本当の意味での最初の営業日(That will be our really first business day)」というわけだ。

これまでトランプ政権については、「最初の日に何をやるか」が注目されてきたが、この発言を聞く限り、大統領就任式当日(20日)に動かなかったとしても、安心できないことになる。実際に動き出すのは、就任翌週の月曜日(23日)以降なのかもしれない。

*本稿は、安井明彦氏へのインタビューをもとに、同氏の個人的見解に基づいて書かれています。

(聞き手:麻生祐司)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/707.html

[経世済民117] コラム:米中対立の副産物、トランプ円高到来か=佐々木融氏(ロイター)
コラム:米中対立の副産物、トランプ円高到来か=佐々木融氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-tohru-sasaki-idJPKBN14W0WU
2017年 01月 12日 18:07 JST


佐々木融JPモルガン・チェース銀行 市場調査本部長
 1月12日、JPモルガン・チェース銀行の佐々木融・市場調査本部長は、米中貿易摩擦激化で市場が全体的に不安定化すれば、たとえ日米金利差が拡大しても、ドル円は年末に向けて再び100円近辺まで下落する可能性が高いと予想。提供写真(2017年 ロイター)


[東京 12日] - ドナルド・トランプ次期米大統領は11日、当選後初となる記者会見を行った。ロシア関連の報道に対する批判、ビジネスの経営権を子供たちに譲渡する件、製薬業界に対する批判、国境税など多岐にわたったが、一部の市場参加者が期待していたような財政支出に関する力強いコメントはなかった。

ドル円相場は会見中からジリジリとドル安・円高が進んでいたが、米10年国債の入札が強い結果となり、長期金利が急低下すると、1ドル=115円を割り込んだ(日本時間12日夕方には一時113円台に下落)。

トランプ次期米大統領の会見に対する失望でドルが売られたと言うべきか、米長期金利の低下によりドルが売られたと言うべきか難しいところだが、いずれにしても、トランプ次期米大統領に対する期待がやや後退し、米長期金利もドルも下げたとは言えるだろう。昨日一日を通してみるとドルは最も弱い通貨となっている。

<為替を左右するのは金利差よりも貿易摩擦>

筆者は、ドル円相場は2017年末に向けて再び100円近辺まで下落すると予想している。トランプ次期政権の保護主義姿勢がドル安を招く大きな要因になるとみているためだ。

実際、トランプ氏は5日、トヨタ自動車が2019年の稼働開始を目指すメキシコ新工場の建設について、ツイッター上で批判した。また、11日の記者会見でも、トランプ氏は「米国は中国や日本、メキシコに対して巨額の貿易赤字を負っている」と発言している。

米国の貿易赤字に占める対日赤字の比率は大きく低下している。後述する1990年代前半に日米貿易摩擦が激化していた頃には、米国の貿易赤字の半分以上が対日赤字だったが、現在その比率は10%程度にまで低下している。

逆に比率が急激に上昇しているのは中国だ。今や米国の貿易赤字の半分は対中赤字だ。しかし、対日赤字が依然として、対中、対独赤字に次いで多いことも事実である。

前述の通り、米国が保護主義姿勢を強めた結果、ドルが売られた歴史として思い起こされるのは、1993年から95年までのビル・クリントン政権下での日米貿易摩擦だ。日米間の貿易摩擦は50年代の繊維製品から始まり、70年代に入ってからは鉄鋼製品、カラーテレビなども火種となった。

また、日本の自動車をめぐる摩擦も80年代に入ると顕著になり始めてきた。しかし、日本の対米貿易収支は一向に減らなかったため、93年1月の就任早々、クリントン大統領は、日米の貿易関係を改善するために具体的な数値目標を設定する包括協定を日本側に提案することとなる。

クリントン大統領が就任した93年1月20日のドル円相場は124―125円台で推移していたが、2月に入ると米政権高官や大統領自身が「日本に円高政策を求める」「貿易不均衡の是正には円高が有効」などと相次いで発言。結果的に大統領就任後7カ月間でドル円相場は100円近辺まで急落した。

その後も、日米間で摩擦が強まるたびに円高の動きが続き、特に94年2月に行われた細川護熙首相・クリントン大統領の会談が日米包括協議に関して合意に至らず物別れに終わると、108円程度まで戻していたドル円相場は一気に101円台まで急落した。この流れの中で、ドル円相場は結局、95年4月には79.75円まで下落することになる。

このときの動きで興味深いのは、94年から95年にかけて米連邦準備理事会(FRB)は利上げを行っており、日米2年金利差を見ると、93年4月頃から95年初頭にかけて、450ベーシスポイント(bp)程度も金利差が急拡大している点だ。これは、日米貿易摩擦の激化による先行き不透明感や市場の不安定化がドル円に与える影響の方が金利差拡大よりも強かった可能性を示したとも考えられる。

また、米国が保護主義姿勢を強めることによって、米国の貿易赤字、日本の貿易黒字が減るのだからドル円相場はドル高方向に上昇するのではないかとの見方も聞かれた。当時の日本の貿易収支の推移を見ると、確かに貿易収支全体としては93年まで黒字の拡大基調が続き、その後は減少傾向をたどっている。

もっとも、対米黒字は92年から94年まで5.5兆円程度でほぼ安定しており、目立って減少を始めたのは円高がピークとなった95年だった。つまり、貿易収支の変化がドルを押し上げる影響よりも、市場の不安定化が円買いにつながる動きの方が先に出てしまうということだ。

<対人民元のドル安はドル円にどう影響するか>

90年代前半と異なり、米国が保護主義姿勢を強め、貿易摩擦が激化するのは対中国だろう。したがって、トランプ政権がクリントン政権と同様に為替を貿易摩擦解消の武器に使おうとしても、それは対人民元でのドル安を目指すことになるかもしれない。

しかし、だからと言って、日本は関係ないと高をくくることはできない。まず、米中貿易摩擦激化で市場が全体的に不安定化すれば、円が買われることになってしまう。

80―90年代の日米貿易摩擦では、結果的に日本が折れる形で摩擦が収まっていったが、中国が当時の日本と同じ態度を取る可能性が高いとは思えない。双方が強硬姿勢を続ければ、市場の不安定度は増すだろう。

また、当時の円相場はすでに変動相場制だったが、現在の中国は違う。オフショアの人民元市場はあるが、ドル/人民元相場でのドル安リスクをヘッジするためにドル円相場が代替として使われるかもしれない。

米中間が貿易面だけでなく、さまざまな面で対立するのは、日本にとってかなり大きなリスクとなる。

ちなみに、トランプ氏は昨年12月、ホワイトハウス内に新設する国家通商会議のトップにピーター・ナバロ・カリフォルニア大教授を指名した。

ナバロ教授は近著「Crouching Tiger(邦訳:米中もし戦わば)」で、世界史の中で、新興勢力が既存の大国に対峙した15の事例のうち、11例において戦争が起きていると指摘し、「賢明な投資家なら、今後10年間、中国が平和的に台頭してくるというシナリオに大金を投じようとは思わないだろう」と記している。また、「米中戦争の引き金になりそうなものの筆頭は台湾」と指摘しており、「中国は着実に米国との軍事力の差を縮めている」と警戒を強めている。

さらに、今年に入りトランプ氏は米通商代表部(USTR)代表に弁護士のロバート・ライトハイザー氏を起用すると発表した。同氏も対中強硬派で、中国製品の流入に苦しむ米鉄鋼業界の弁護士を務めた経歴を持つ。

トランプ氏が放つ保護主義的なコメントはこれまで個別企業に対するものが多かったが、今後本格的に警戒しなければいけないのは米中間の対立だろう。

11月のトランプ氏当選から年末まで、市場は同氏が掲げる経済的なビッグピクチャーや理想に期待を膨らませてきた。だが、いまやトランプラリーの持続力よりもトランプリスクの在りかについて見極めることが肝要だ。

*佐々木融氏は、JPモルガン・チェース銀行の市場調査本部長で、マネジング・ディレクター。1992年上智大学卒業後、日本銀行入行。調査統計局、国際局為替課、ニューヨーク事務所などを経て、2003年4月にJPモルガン・チェース銀行に入行。著書に「インフレで私たちの収入は本当に増えるのか?」「弱い日本の強い円」など。

*本稿は、ロイター日本語ニュースサイトの外国為替フォーラムに掲載されたものです。(こちら)

*本稿は、筆者の個人的見解に基づいています。

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/708.html

[国際17] イスラム国との戦いで米ロが一致すれば世界は最悪になるー(天木直人氏)
イスラム国との戦いで米ロが一致すれば世界は最悪になるー(天木直人氏)
http://www.twitlonger.com/show/n_1sph8mf
12th Jan 2017 市村 悦延 · @hellotomhanks


トランプ政権の主要閣僚の公聴会が始まり、どうやらトランプ政権は現実路線になるどころか、

ますます危険で、不透明なものになりそうだ。

 私がもっとも関心があるのはその外交・安保政策だ。

 その中でも米ロ関係だ。

 ついにトランプ氏もロシアのサイバー攻撃を認めざるを得なかった。

 おまけにCNNなどのメディアは、

トランプ氏の不名誉な情報をロシアに握られているというあらたな情報を流した。

 トランプ大統領の対ロ関係の改善はそう簡単には行かなくなった。

 国務長官に指名された親ロの実業家ティラーソン氏も、

ロシアのウクライナやシリアへの軍事介入に懸念を表し、

北大西洋条約機構(NATO)の加盟国との関係を重視する証言をせざるを得なかった。

 しかし、トランプ大統領はプーチン大統領のロシアと関係改善を図るという基本方針を変えないだろう。

 その証として、トランプ大統領がイスラム国との戦いで

プーチン大統領のロシアと一致協力する可能性が出て来た。

 それなら米国議会も反対しない。

 イスラム国をやっつけるなら国際社会も歓迎だ。

 しかし、もし米ロが一致してイスラム国を壊滅する動きに出るようなら、

その時こそ世界は地獄を見る事になる。

 さらなる住民の被害が出る。

 難民はさらに膨れ上がる。

 そして、イスラム国を全滅させることができないまま、テロが世界中に広がる。

 米ロが、関係改善の為に相互非難を封印し、その矛先をイスラム国退治に向けるなら、

今度こそ世界終焉(ハルマゲドン)に向かうだろう。

 米ロ関係から目が離せない。


http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/255.html

[戦争b19] 米が高性能レーダー配備、北朝鮮のミサイル発射に備え(CNN)

米が高性能レーダー配備、北朝鮮のミサイル発射に備え
http://www.cnn.co.jp/world/35094870.html
2017.01.12 Thu posted at 11:39 JST


ワシントン(CNN) 米国防総省が北朝鮮による長距離ミサイル発射を監視する目的で、高性能レーダーを配備したことが12日までにわかった。国防当局者が明らかにした。大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射できるとする北朝鮮の主張に米軍が反応したのは初めて。

配備されたのは長距離ミサイルの発射を監視してデータを取得する海上配備型Xバンドレーダー(SBX)。ハワイを母港とし、過去に何度か北朝鮮のミサイル動向を監視する目的で配備されたことがあった。しかし今回は無期限で海上にとどまり、データの計測に備える。

SBXは通常、ハワイとアラスカの中間地点あたりに配備され、北朝鮮からアラスカやグアム、米西海岸に向けて発射されるミサイルの監視に備えている。

ほかにも朝鮮半島の動向を監視する手段が検討されているが、当局者は具体的な内容についてのコメントを避けた。

国防当局者は、もし北朝鮮が大陸間弾道ミサイルを発射したとしても、米ミサイル防衛システムで撃ち落とすとは限らないと強調。カーター国防長官は10日の記者会見で「もしミサイルが脅威であれば迎撃する。脅威でなければそうするとは限らない」と説明した。

SBXレーダーの配備により、そうしたミサイルのデータを収集する態勢が強化される。

http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/500.html

[戦争b19] 中国、次は第二列島線!――遼寧の台湾一周もその一環(ニューズウィーク)
         中国空母「遼寧」 南シナ海で初の発着艦訓練 Mo Xiaoliang-REUTERS


中国、次は第二列島線!――遼寧の台湾一周もその一環
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6706.php
2017年1月12日(木)16時30分 遠藤誉(東京福祉大学国際交流センター長) ニューズウィーク


 1月8日、人民日報や国営テレビCCTVが「次に狙うのは第二列島線、東太平洋だ!」と一斉に報じた。第一列島線における中国海軍の活動はすでに常態化し、第二列島線は時間の問題で、空母・遼寧は「オタクではない」と。

■第二列島線を制覇するのは時間の問題

 中国共産党の機関紙「人民日報」と中国の国営テレビCCTVは、ほぼ同時に「中国の空母・遼寧は、遅かれ早かれ第二列島線に出航し、東太平洋に達する!」と報道した。

 昨年12月23日、空母・遼寧はミサイル駆逐艦3隻、フリゲート艦2隻を伴って渤海湾を出発したあと、黄海や東シナ海で空中給油や艦載機発進に関する軍事演習などを終えたあと一気に南下し、25日に沖縄県の沖縄本島と宮古島の間に位置する宮古海峡を通過して、西太平洋に進出した。その後、台湾を囲い込む形で、台湾南部とフィリピンの間にあるバシー海峡を経由して南シナ海に出た。台湾と大陸の間にある台湾海峡を通らず、バシー海峡を通る形で西太平洋に進出したのは初めてである。

 このとき台湾海峡を通らずバシー海峡を通ったことが重要で、これはトランプ次期大統領が12月11日に「必ずしも『一つの中国』原則に縛られない」という発言に対抗したもので、「台湾は中国の一部」という「一つの中国」を見せつけるためのシグナルであった。

 南シナ海に入った遼寧は、中国海南島の軍事基地に寄港し南シナ海でも艦載機の離着陸訓練を実施したあと、1月11日には台湾海峡を通って母港の青島(チンダオ)(山東省)に向けた帰路についている。中国メディアは、「南海での訓練のあと、台湾海峡を通って青島軍港に戻るのに、いかなる問題があるのか」と伝えている。

 現象を見れば、台湾をぐるりと一周したことになる。

 トランプ次期大統領が「一つの中国」原則を破れるものなら破ってみろ、と言わんばかりだ。

 これに先がけて中国共産党系のメディアは、一斉に「第一列島線における空母の活動はすでに新常態化しており、次は第二列島線を狙う」と宣言したわけだ。そして次は東太平洋に進出するとしている。したがって第一列島線付近をあちこち動くのは「常態」なのだということだ。北上したあと、また、戻ってくるのかもしれない。

 「これ」をご覧いただきたい。

 そこには「航母不是"宅男"」という文字(8行目)があるのを確認して頂けるだろうか?

 これは直訳すれば「空母(遼寧)は"宅男ではない"」という意味で、"宅男"とは「お宅(オタク族)」という意味である。

 かつて日本のアニメや漫画などのサブカルチャーが中国を席巻したことから、日本語の「オタク」という言葉が中国に上陸して愛用されているが、この「オタク」を、勇ましい言葉をちりばめた中国共産党の機関紙「人民日報」に使っているのは、何とも苦笑を禁じ得ない。

 ウクライナから購入した旧ソ連製の未完成艦体「ヴァリャーグ」を2012年から改造し始め、航空母艦として「完成」させた「遼寧」が決して日本製の「オタク」ではないとして論を張る字面が、何とも現在の中国を象徴していると映る。

 しかし「オタク」でないと表現した事実は大きい。

 これはつまり、「第一列島線に留まるだけでなく、どこにでも行く」すなわち「第二列島線にでも出ていく」という意思表示だ。

■対馬海峡を通過した中国艦3隻も、この一環

 日本の防衛省は1月10日、中国軍のフリゲート艦2隻と補給艦1隻が対馬市(長崎県)沖70キロの日本海を南西に向かって進んでいるのを確認したと発表した。それによれば、「3隻はその後、対馬海峡を通って東シナ海に抜けた。9日には、爆撃機など同国軍機計8機が東シナ海から同海峡を通って中国・近畿地方の沖合まで飛行しており、中国軍が、日本海で艦艇と航空機による訓練を行っていた可能性がある」とのこと。

 防衛省では、航行の意図を分析しているとのことだが、これらはすべて「やがて第二列島線へ」という中国の戦略の一環で、その背景を把握していると、分析が容易になるだろう。

 第一列島線というのは、1982年にケ小平の指示を受けた人民解放軍の海軍司令員だった劉華清が中国防衛のために名づけたもので、日本列島から沖縄、台湾、フィリピンをつなぐ対米防衛ラインを指す。

 第二列島線というのは、伊豆諸島を起点に、グアム、パプアニューギニアに到る対米防衛ラインで、台湾有事の際にアメリカ海軍の支援を阻止する海域と、中国は位置付けている。

 この戦略に関しては、「ここ」にある地図をご覧いただきたい。

 中国は2020年までに第二列島線を完成させ、2040年〜2050年頃までには西太平洋、インド洋で米海軍に対抗できる海軍を建設する計画を描いていたが、このたびのトランプ次期大統領の「一つの中国」懐疑論に関する発言や、台湾の蔡英文総統の米国経由外交などに対する警戒から、その時期を早める戦略に出ているようだ。

■今年は中国人民解放軍建軍90周年記念

 2017年8月1日は中国人民解放軍の建軍90周年記念日に当たる。

 2016年1月2日の本コラム「中国、軍の大規模改革――即戦力向上と効率化」(http://bylines.news.yahoo.co.jp/endohomare/20160102-00053063/)で書いたように、中央軍事委員会の習近平主席は2015年12月31日、中国人民解放軍本部の「八一大楼」で「陸軍指導機構、ロケット軍、戦略支援部隊」創設大会を開催した。

 第二列島線を目指す計画には、どうやらこの日に向けて軍事大改革をより高めていこうという狙いがあるようだ。

 ネットユーザーのコメントの中には「アメリカが南シナ海に来て、中国が太平洋に行く」という、やや皮肉を込めたものもある。

■軍事力は及ばない

 それでも実際上、軍事力は及ばないだろうとする評論もある。

 たとえば、1月10日の参考消息網は、空母戦闘力には、空母戦闘群の戦闘力が必要だとして、「他の海洋強国の軍事力には、まだまだ及ばない」としている。そして、「伝統的な軍事行動における中国空母の主要な武力行使の場所としては、やはり今のところ近海地区、特に南海あたりではないだろうか」と冷静だ。

 アメリカの原子力空母「カール・ビンソン」が週内にカリフォルニア州のサンディエゴ港から南シナ海に向かうだろうと、1月3日にアメリカの国防総省報道官が記者会見で述べた。

 空母・遼寧と南シナ海で対峙することになるだろうと、中国メディアは報道していたが、遼寧は早々に(1月11日)台湾海峡を通って母港の青島への帰途に就いたではないか。「太平洋には中国とアメリカの航空母艦が浮かび、にらみ合うことになる」と、中国メディアは伝えていたのだ。しかし今のところ、アメリカの無人潜水艦を拾い上げただけで終わっている。それとも、「常態化」したというのだから、また戻ってくるのだろうか?

 いずれにせよ、習近平政権が第二列島線を視野に入れていることは確かだ。

 1月11日、日本時間夜8時半から中央テレビ局CCTVは「今日のフォーカス」という特別番組で、再び空母・遼寧の雄姿を映し出し、4年間で格段に技術が向上したことを讃え、新しい時代の幕開けを伝えた。

 トランプ次期大統領への対抗措置だけとは限らない。中国の軍事大改革と海洋進出に関する国家戦略が潜んでいる。

 日本はそのつもりで、中国海軍の動きを観察していると事態が見えやすくなるかもしれない。

[執筆者]遠藤 誉
1941年中国生まれ。中国革命戦を経験し1953年に日本帰国。東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士。中国社会科学院社会科学研究所客員研究員・教授などを歴任。『チャイナ・セブン <紅い皇帝>習近平』『チャイナ・ナイン 中国を動かす9人の男たち』『ネット大国中国 言論をめぐる攻防』『チャイナ・ジャッジ 毛沢東になれなかった男』『完全解読 中国外交戦略の狙い』『中国人が選んだワースト中国人番付 やはり紅い中国は腐敗で滅ぶ』『中国動漫新人類 日本のアニメと漫画が中国を動かす』など著書多数。近著に『毛沢東 日本軍と共謀した男』(新潮新書)


http://www.asyura2.com/16/warb19/msg/501.html

[政治・選挙・NHK218] 審議前に生前退位を既成事実化 この国に国会は必要なのか(日刊ゲンダイ)
   


審議前に生前退位を既成事実化 この国に国会は必要なのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/197380
2017年1月12日 日刊ゲンダイ 文字お越し

  
   不敬にもほどがある(C)日刊ゲンダイ

 11日の新聞各紙が、一斉に1面トップで天皇の生前退位シナリオを報じたことには驚いた。前日10日に産経新聞が「新元号平成31年元日から」の見出しでデカデカと報じた内容とほとんど同一の横並び報道で、「政府は2019年(平成31年)1月1日に現皇太子が天皇に即位し、同日から新元号とする方向で検討に入った」というものだ。

「まだ国会に関連法案も提出されていない。その前段階である安倍首相の私的諮問機関『天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議』だって、ようやく“論点整理”に取りかかり、今月23日に公表するという流れです。国会で議論する前に、どうしてこうも具体的な情報が流れているのか。官邸からのリーク以外にあり得ません。正月明けから大メディアを使って世論を誘導し、官邸に都合のいいシナリオを既成事実化しようとしているのです。皇室典範に手をつけたくない安倍政権が、特例法でやるということも、なし崩しで既成事実化されつつあります。実際、天皇の生前退位に関する世論調査でも、当初は『皇室典範を改正すべし』という意見が主流だったのに、いつの間にか『一代限りの特例法でよい』が多くなってきている。官邸に手玉に取られた大メディアが、世論工作に利用されているのです」(政治学者の五十嵐仁氏)

 菅官房長官は11日の会見で、天皇退位や新元号のスケジュールについて質問されると、「報道されているような内容については全く承知しておりません」「有識者会議において、予断を持たず議論しておるところでありますので、現時点においては全く何も考えていないということです」とかシレッと答えていたが、ほんと、よく言う。

■有識者会議の役割は何だったのか

 新聞報道では、「政府関係者によると、安倍晋三首相は今月に入って菅義偉官房長官、杉田和博官房副長官と退位に関する法整備などについて協議した」とも書かれていた。これが全くのガセというのなら、書いた新聞社に徹底抗議するべきだろう。天皇退位は、それくらい重いテーマだ。3人の密談で決めていいような話ではない。

 リーク報道によれば、衆参両院の正副議長が今月16日から退位に関する協議を始め、その後、各会派から意見を聴取。皇族や首相、衆参両院の正副議長、最高裁長官らがメンバーを務める皇室会議に諮った上で、閣議決定するという。関連法案を国会に提出するのは5月の連休明けとみられているが、すでに退位時期などの具体的な結論が出ているのなら、有識者会議の役割は何だったのかということにもなる。

 有識者会議は11日午後にも開かれ、東大名誉教授の御厨貴座長代理が会議後にブリーフを行ったが、退位の時期や元号に関して「有識者会議では、全く議論の対象になっておりません」と言っていた。会議メンバーの山内昌之東大名誉教授も、改元について「私たちの会議では間違いなく一度も議論していません」と明言。なのに、「2018年末に天皇退位、19年元日から新元号」が既成事実化され、独り歩きしている。

 九大名誉教授の斎藤文男氏(憲法)が言う。

「2019年から新元号というタイミングが絶妙です。崩御によるものではないから、新天皇の即位と改元はおめでたいセレモニーになる。安倍首相も歴史に名を残すことができます。その翌年には東京五輪がある。改元と五輪という大イベントを支持率アップにつなげ、何が何でも首相の座にしがみつくという政権延命策に他なりません。天皇を政治利用しようとしているといわれても仕方がないし、あまりに悪辣で、不敬にもほどがあります」

  
   安倍政権こそが生前退位を弄んでいる(C)日刊ゲンダイ

国会も通さず退位の日程まで決めてしまう官邸

 安倍首相は4日の年頭会見で、天皇陛下の生前退位は「重い課題であり、決して政争の具にしてはならない」とか言っていたが、自分が諮問した有識者会議の最終報告も待たず、国会で議論する前に勝手に退位の日程まで決めてしまう安倍政権こそが、誰より生前退位を軽んじ、弄んでいるのではないか。

 しかも、政府は19年の元日から改める元号を、新天皇即位の半年前までに発表する意向だと報じられている。国民生活に配慮し、カレンダーなどの印刷業者や、元号を使った官民のシステム改修などへの対応期間を確保するためというのだが、これほどバカにした話もない。

「カレンダー印刷を優先なんて、安倍政権にとって、天皇の生前退位はその程度のものなのでしょうか。陛下の『お言葉』の意味も無視し、メディアを使って国民的議論を封じ込めてしまう。国会も通さずに、官邸が退位の日程まで決めてしまうことは許されません。特例法が通るという前提で報道されていますが、本来は皇室典範をしっかり整備する必要があるはずです。国会無視、憲法無視、法律無視も甚だしいのに、誰も責任を取らない形でどんどん進められていることに、危惧を覚えます。民主主義の死滅危機です」(斎藤文男氏=前出)

 20日に召集予定の通常国会で、安倍政権は特例法による生前退位とともに、「共謀罪」の成立ももくろんでいる。東京五輪に向けてのテロ対策を名目にしているが、犯罪の“準備段階”で罪に問える共謀罪がいったん成立すれば、運用が際限なく拡大することは間違いない。政府に敵対すれば、何もしていなくても逮捕、起訴に持ち込むことが可能になる。「平成の治安維持法」と呼ばれるゆえんだ。秘密保護法、集団的自衛権の行使を容認する安保法に続く戦争準備法制である。

■首相もAIに任せた方がマシだ

 共謀罪は過去3回、関連法案が国会提出されたが、廃案になった。そこで官邸は「共謀罪と呼ばないように」と、報道機関に圧力をかけているという。

「特定秘密保護法の時も、名前が悪いせいで、世論で反対の声が上がったというのです。今回は共謀罪と言わずに『テロ等組織犯罪準備罪』という名称にするので、報道する際はこの新しい名前を使ってほしいと言われています」(大手紙の官邸担当記者)

 戦争法を平和安全法制と言い換えてゴリ押しした安倍政権が、またしてもお得意の手口で、目くらましをしようというのである。

「それに唯々諾々と従う大メディアも情けない。TPP承認も、カジノ法案も、数の力で押し切った安倍官邸は、共謀罪も通常国会で強行するつもりでしょう。メディアを利用して世論誘導し、衆参の数の力を背景に法案をゴリ押しする官邸自体が、共謀罪の取り締まり対象になるようなことをやっているとも言える。何でもかんでも官邸が主導し、国会は完全に機能不全に陥っています」(五十嵐仁氏=前出)

 野党も無力で、抵抗も形ばかりでは、国会の形骸化はいよいよ深刻だ。官邸がこうと決めたら、大メディアが情報操作で国民的議論を封じ込め、最後は与党の数の力で一気呵成。国権の最高機関であるはずの国会の存在意義が問われる現状だが、折しも、経産省は人工知能(AI)を活用して、閣僚らの国会答弁の下書きを作成する実験を始めるという。AI任せでいいなら、ますます国会不要論に拍車が掛かる。もっとも、天皇退位も共謀罪もゴリ押しする暴力政治が横行するくらいなら、いっそ総理大臣もAIに任せた方がマシかもしれない。



         




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/907.html

[政治・選挙・NHK218] トランプ記者会見の「トランプ発言」を支持する。  山崎行太郎
トランプ記者会見の「トランプ発言」を支持する。
http://yamazakikoutarou.hateblo.jp/entry/2017/01/12/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E8%A8%98%E8%80%85%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%81%AE%E3%80%8C%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E7%99%BA%E8%A8%80%E3%80%8D%E3%82%92%E6%94%AF%E6%8C%81%E3%81%99
2017-01-12 山崎行太郎ブログ『毒蛇山荘日記』


【トランプ記者会見の「トランプ発言」を支持する。】 大統領就任を目前に、トランプ次期米国大統領の記者会見が行われた。米国のマスコミだけではなく、日本のマスコミも、トランプ攻撃に忙しいようであるが、私は、トランプ発言を全面的に支持する。トランプは、マスコミ攻撃を続けているが、これはトランプのマスコミ攻撃が、大統領選挙用のリップサービスではなく、ホンモノであることを示している。米国やのマスコミや日本のマスコミがが体現している「既得権益」とは何か。 ……


ーーここから本文です(⬇︎⬇︎⬇︎)ーー

【トランプ記者会見の「トランプ発言」を支持する。】

大統領就任を目前に、トランプ次期米国大統領の記者会見が行われた。米国のマスコミだけではなく、日本のマスコミも、トランプ攻撃に忙しいようであるが、私は、トランプ発言を全面的に支持する。トランプは、マスコミ攻撃を続けているが、これはトランプのマスコミ攻撃が、大統領選挙用のリップサービスではなく、ホンモノであることを示している。日本のマスコミは、米国マスコミの垂れ流し。何故、トランプのマスコミ攻撃が過激化するのか?マスコミこそ既得権益を象徴しているからだろう。

米国のマスコミや日本のマスコミがが体現している「既得権益」とは何か。新聞紙記者やテレビジャーナリズムが、公平中立だとは誰も思っていない。しかし、ぼんやりしていると、マスコミを、公平中立なものだと勘違いする。マスコミが、われわれの代弁者であるかのように。もちろん、そんなことはない。マスコミも経営者を中心とする利益企業体である。そこに、資本主義社会の大きな罠がある。

▼▼▼▼▼▼▼▼以下引用▼▼▼▼▼▼▼▼

「最多の雇用生む大統領に」 選挙後初の会見
毎日新聞 2017年1月12日 
大統領選に勝利後、初となる記者会見を開いたトランプ次期米大統領=米ニューヨークで11日、AP

 【ニューヨーク西田進一郎】
トランプ次期米大統領は11日午前(日本時間12日未明)、ニューヨークの「トランプタワー」で記者会見を開いた。会見を開くのは昨年11月の大統領選で勝利した後は初めて。トランプ氏は、米自動車大手フォード・モーターなどがメキシコ工場建設計画の撤回や米国内工場増強を発表したことに「感謝する」と述べ、「私は最も多くの雇用を生み出す大統領になる」と強調した。

 トランプ氏はまた、「米ゼネラル・モーターズ(GM)も続くことを期待する」として新たに圧力をかけた。「多くの人々がこれに続き、多くの産業も戻ってくる」と述べ、製薬など他の産業にも米国回帰を求める考えを表明した。

 トランプ氏は、昨年の大統領選へのサイバー攻撃にロシア政府が関与したとされる問題について、「ロシアがやった」と述べる一方で、「私自身はロシアと一切、取引をしていない」と強調した。また、ロシアとは過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで協力する必要があることも指摘。「プーチン露大統領と仲良くできるか分からないが、そうしたいと思っている。そうできるチャンスはある」と述べた。

 また、自身は事業から手を引き、息子2人に引き継ぐことも明らかにした。

 トランプ氏は大統領選中から、主要メディアを「最も不誠実な人たち」などと酷評し、自身に批判的な記事についてはツイッターなどで「口撃」してきた。一方、トランプ氏がツイッターで一方的な発信を続ける手法には批判も出ていた。トランプ氏が最後に公式な記者会見をしたのは、ほぼ半年前の昨年7月27日。最近の歴代大統領は、大統領選が終わって就任するまでに数回の記者会見をしている。

▲▲▲▲▲▲▲▲引用終り▲▲▲▲▲▲▲▲


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/914.html

[政治・選挙・NHK218] 野田氏よ、安倍政権は約束など守らない!  小林よしのり
野田氏よ、安倍政権は約束など守らない!
http://yoshinori-kobayashi.com/12181/
2017.01.12 小林よしのりオフィシャルwebサイト


産経新聞に野田佳彦幹事長のインタビュー記事が載っている。

「譲位、政争の具にしない」と見出しがついている。

野田氏は「対案を出すつもりはない」と言う。

女性宮家創設や女系天皇の議論も続けていくと、
「通常国会で約束することが必要」と言っている。

これを読んだ安倍政権はニンマリしているに違いない。

また騙せるぞと思っただろう。

野田氏は首相時代、安倍首相に「2013年の通常国会で
定数削減と議員歳費の削減を約束するなら今週末の16日に
解散してもいい」と啖呵を切り、安倍首相が約束したので
実際に解散し、総選挙で大惨敗した。

だが安倍晋三は政権獲得後、見事にこの約束を反故に
してしまった。


わしは野田氏の正直な性格は好きである。

だが、やっぱり馬鹿正直はいけない。

安倍政権が女性宮家の議論を約束しても、
実行するわけがないではないか!


蓮舫氏も野田氏も「対案は出さない」と言う。

民進党はカジノ法案でも、途中で腰砕けになった。

ひょっとしたら共産党の方がこの問題では頼りになるかも
しれない。


          ◇

【天皇陛下譲位】民進・野田佳彦幹事長「女性宮家議論再開を。通常国会の中での約束が必要では」
http://www.sankei.com/politics/news/170112/plt1701120012-n1.html
2017.1.12 08:45 産経新聞

 民進党の野田佳彦幹事長は産経新聞のインタビューに答え、天皇陛下の譲位をめぐる法整備に関連し、通常国会で行われる見通しの各党協議の場で、皇族の減少問題について、今後も継続して話し合うよう各党に確約を求める考えを示した。平成24年に野田内閣が検討した女性宮家創設などの議論再開が念頭にある。

 野田氏は法整備について「皇室典範の改正(項目)を譲位に絞ってやれば、次の通常国会中にも十分できる」と主張。

 さらに、「皇族方が減少し(皇族の)適齢期の女性が離れていったときどうするか。この議論も続けてやると、通常国会の中で約束することが必要ではないか」と指摘した。

 野田氏は、政府案への対案提出について「まったく思っていないし、そうしてはいけないテーマだ」と改めて否定した。




http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/916.html

[経世済民117] <次世代バイク>AI活用で復権へ 倒れない、自動運転も 
<次世代バイク>AI活用で復権へ 倒れない、自動運転も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00000076-mai-bus_all
毎日新聞 1/12(木) 19:32配信


 バイクメーカー各社がロボットや人工知能(AI)技術を活用した次世代バイクの開発にしのぎを削っている。国内のバイク市場は自動車や高級自転車に人気を奪われ縮小傾向にあるが、「倒れない」「自動運転」などバイクのイメージを覆す機能を持たせることでバイク復権を目指す。

 ホンダが開発中なのが低速走行時などに転倒しにくいバイクだ。米国で8日まで開かれた世界最大の家電・情報技術(IT)見本市「CES」で試作車を初公開。「ホンダらしい面白い技術だ」などと国内外での反響は大きく、CES関連団体から最優秀技術賞などを受賞した。

 見た目は普通のバイクだが、時速3〜4キロ以下になると、自動で前輪がせり出してきて安定性が向上する。さらにバイク自体がハンドルを細かく制御し、バランスを保とうとする仕組みを搭載。ホンダは「二足歩行ロボット『アシモ』で培った姿勢制御技術を応用した」と説明する。

 タイヤが二つしかなく重いバイクは発進や停止、のろのろ運転時の扱いが難しく、運転者は体力を使う。ホンダのこのバイクなら低速時のふらつきや取り回し時の転倒リスクを抑えられる。その上、運転者が乗っていなくても、スタンドを使わずに自立できるという。

 運転者に違和感を与えずにどう制御するかなど課題もあり、現時点で市販の具体的な計画はない。しかしホンダは「バイクの明るい未来につながる」として、更なる研究を続けるとしている。

 川崎重工業はIT大手ソフトバンクのグループ会社と共同で、「感情エンジン」と呼ぶAI技術を搭載して運転者と対話できるバイクの開発に2016年から取り組んでいる。

 インターネットと接続し、赤信号にひっかかりにくい加減速を案内したり、行き先の天候情報などを伝えたりする。「今後10年以内をめどに実用化を目指す」という。

 一方、ヤマハ発動機はプロレーサー並みのバイク運転ができる人型ロボットを開発中だ。バイク自体には手を加えず、ロボットがハンドル操作などを自動で行うもので、既に時速100キロでの直線走行などに成功。今年中に最高時速200キロ以上でサーキットを走りきれることを目指す。

 ヤマハ発はこのロボット開発を通じ、バイク操作と挙動の関係性を解析し、「将来的にはより高性能で安全なバイクや無人運転ロボットの開発を見据えている」という。【宮島寛】

 ◇キーワード・国内の二輪車市場

 国内首位のホンダと2位のヤマハ発動機が「HY戦争」と呼ばれる激しいシェア争いを繰り広げた1982年、328万台のピークを迎えた国内販売台数は、四輪車の普及でバイク離れが進むなどし、2015年にはピーク期の10分の1近い37万台に減少した。特に販売台数の半分を占める排気量50CCクラス(原付き1種)の落ち込みが激しく、ホンダとヤマハ発が16年、50CC以下の生産・開発で提携を発表するなど事業見直しの機運がある。

 一方で400CCを超える大型バイクは中高年が子育てを終えたり、定年退職したりしたのを機に再び乗り始めて堅調。国内シェアはホンダ4割、ヤマハ発3割で、3位のスズキを含む3社で全体の8割以上を占める。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/712.html

[経世済民117] 爆買い失速、免税店計画を凍結 ビックカメラに今春予定 
                 ビックカメラなんば店=12日、大阪市中央区、伊藤弘毅撮影 


爆買い失速、免税店計画を凍結 ビックカメラに今春予定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170112-00000064-asahi-bus_all
朝日新聞デジタル 1/12(木) 15:02配信


 大阪・ミナミで今春、開業予定だった「空港型免税店」について、関西空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートなどが計画を凍結していることがわかった。訪日客は増えているが、使うお金の額は減って一時の「爆買い」は失速しており、十分な収益が見込めないと判断した。

 空港型免税店は、街なかの店舗で商品を買ったあと、空港での出国手続き後に引き渡し所で商品を受け取る仕組み。空港まで商品を運ぶ手間が省けるうえ、消費税だけでなく酒税やたばこ税なども免税になるため、訪日客を中心に人気が出るとみられていた。

 計画は、昨年3月まで関空の運営をしていた新関西国際空港会社や大手家電量販店のビックカメラなどが、昨年2月に発表した。


http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/713.html

[政治・選挙・NHK218] 安倍晋三によって日本が殺される! 
安倍晋三によって日本が殺される!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_121.html
2017/01/12 21:10 半歩前へU


▼安倍晋三によって日本が殺される!
 まだ、こんなことをやっている。国内がガタガタだというのに、安倍晋三は、私たちの血税をばら撒いて歩いている。フィリピンには確か去年、多額の“寄付”をしたはずだ。今回さらに上乗せする形で1兆円配るそうだ。

 日本の国家予算は赤字国債を発行して賄っているというのに、安倍晋三は平気だ。自民党も、国民も、このバカを止められない。こんなことを続けていると、本当に日本はつぶれる。右翼も動かない。日本はどうなっているのだ。

 安倍晋三によって日本が殺される!

*****************

 【マニラ共同】安倍晋三首相は12日午後(日本時間同)、フィリピンのドゥテルテ大統領と首都マニラのマラカニアン宮殿で会談した。

首相は、政府開発援助(ODA)と民間を合わせ、今後5年間で1兆円規模の支援を行う考えを表明した。

両首脳は、フィリピンでの地下鉄建設や電力事業に協力するため「経済協力インフラ合同委員会」の創設で合意。中国が軍事拠点化を進める南シナ海問題も協議した。

 会談後、首相はドゥテルテ氏との共同記者発表で、1兆円の支援に関し「官民を挙げて支える」と強調した。南シナ海問題では、「裁判を踏まえている」としてドゥテルテ氏の対応を評価した。


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/917.html

[政治・選挙・NHK218] 福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月) (めげ猫「タマ」の日記)
福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2054.html
2017/01/12(木) 19:41:49 めげ猫「タマ」の日記


 福島県安達地方は事故前より農水産業の生産額が増えています。そして葬式も12.4%増えています。同じ福島でも避難中の飯舘を除く相馬地方では農水産業の生産額が半減しています。そして葬式も増えていません。なんか、「福島産、食べて応援、あの世行」って感じです。

 (=^・^=)は福島産について

 @福島産のセシウム検査は他より低い値が出る。
 A福島産のセシウム検査は汚染が酷い場所が避けられている。
 B福島産のセシウム汚染は増加するものがある。
 C福島産は基準値を超えても出荷制限されない場合がある。
との特徴を見出しています(1)。それでも福島県、東京電力、安倍出戻り総理等は福島産は安全であり、福島産を避ける行為は風評被害だとしています(2)(3)(4)。でもこの方達は福島原発事故前には原発は安全だと言っていた方々です(5)(6)(7)。およそ信じる事が出来ません。

 福島は原発事故によって膨大な放射性物質がばら撒かれ、事故から5年6ヶ月以上を経た今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(8)える地域が広がっています。


 ※1(9)の数値データを元に(10)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(11)による
 ※3 相馬地方の範囲は(12)、安達地区の範囲は(13)による。
 図−1 相馬地方と安達地方

 図に示す通り福島は原発事故後も汚染されています。安達地方と相馬地方は避難区域を挟み西と東に位置しています。以下に安達と相馬の1次産業の生産額の推移を示します。


 ※1(14)を集計
 ※2 相馬は飯舘村を除く
 図―2 安達地区と飯舘村を除く相馬地方の1次産業生産額

 図に示す通り安達地区でも原発事故のあった2011年は少し落ち込みましたが、その後は徐々に増やし、
 事故前の2010年   94.7億円
 事故後3年目2013年 97.9億円
で事故後3年目で事故前を3%上回っています。
 一方飯舘村除くを相馬地方では
 事故前の2010年  104.8億円
 事故後3年目2013年 45.1億円
で△67%減です。

 福島産が「安全」とゆう安倍出戻り総理、福島県、東京電力の主張が正しければ両者の保健衛生状態に差は生じないと思います。そこで、安達と相馬の葬式(死者)数の推移を比較してみました。以下に安達地区(二本松市、本宮市、大玉村)(13)の各年3月から翌年11月までの葬式(死者)数を示します。


 ※(15)を集計
 図―3 安達地区の各年9月から1年間の葬式の推移

 図に示し通り原発事故前の2010年3月から11月の葬式(死者)数は777人ですが、それ以降は6年連続で860人を超えています。そして2016年3月から11月までの死者数は873人で12.4%増えています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると1.8%で、統計的な差(有意差)あるとされる5%を下回っています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(17)による。



以下に全村避難が続く飯舘村(11)を除く相馬地方(新地町、相馬市、南相馬市(12))の葬式(死者)数を示します。


 ※1 (15)を集計
 ※2 飯舘村を除く
 図―3 飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数

 2011年3月からは増加していますが、後はそれ程には増えていません。原発事故前の2010年3月から11月の葬式(死者)数は1,017人で、2016年3月からの11月は1,018人で一人増えていますが、統計的な差はありません。

 相馬地方は2011年3月から11月は増えていますが、この間に震災があり飯舘村を除く相馬地方は大変な津波被害にあいました(18)(19)(20)。津波による死者や生活環境の悪化で葬式は増えたと思います。一方で安達地区は図―1に示す通り内陸にあり津波被害はありません。

 1次産業が増えた安達では葬式増え、大幅に減った相馬では増えていません。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 安達地方の二本松市のあだたら高原スキー場で埼玉県越谷市の中学生のスキー合宿が再開したそうです(21)。福島は「安全」との嘘に騙されたような気がします。福島の皆様の反応が気になります。

 もうすぐイチゴの日です(22)。。福島でもイチゴ栽培が盛んだそうです(23)。福島ではイチゴ狩りも始まります(23)。福島はイチゴの季節です。福島県伊達市は福島県最大のイチゴの産地です(24)。伊達市のイチゴは、とても甘くてちょっと酸っぱい、新鮮そのものだそうです(25)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(26)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(27)を引用
 図―4 福島産イチゴが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(2)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(3)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(4)平成28年6月3日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(5)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(6)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(7)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(11)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)相馬地方とは | 相馬広域観光案内
(13)安達地方広域行政組合
(14)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(15)福島県の推計人口(平成28年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(16)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(17)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(18)[PDF]新地町 調査総括表(1/14) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(19)相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(20)南相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(21)6年ぶりに復活 あだたら高原でスキー合宿 | NNNニュース
(22)1月15日 いちごの日|なるほど統計学園
(23)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(24)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―茨城産ブリからセシウム、福島産は69件連続ND―
(25)伊達のいちご - 福島県伊達市ホームページ
(26)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(27)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載





http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/918.html

[原発・フッ素47] 福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月) (めげ猫「タマ」の日記)
福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月)
http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-2054.html
2017/01/12(木) 19:41:49 めげ猫「タマ」の日記


 福島県安達地方は事故前より農水産業の生産額が増えています。そして葬式も12.4%増えています。同じ福島でも避難中の飯舘を除く相馬地方では農水産業の生産額が半減しています。そして葬式も増えていません。なんか、「福島産、食べて応援、あの世行」って感じです。

 (=^・^=)は福島産について

 @福島産のセシウム検査は他より低い値が出る。
 A福島産のセシウム検査は汚染が酷い場所が避けられている。
 B福島産のセシウム汚染は増加するものがある。
 C福島産は基準値を超えても出荷制限されない場合がある。
との特徴を見出しています(1)。それでも福島県、東京電力、安倍出戻り総理等は福島産は安全であり、福島産を避ける行為は風評被害だとしています(2)(3)(4)。でもこの方達は福島原発事故前には原発は安全だと言っていた方々です(5)(6)(7)。およそ信じる事が出来ません。

 福島は原発事故によって膨大な放射性物質がばら撒かれ、事故から5年6ヶ月以上を経た今も国が除染が必要だとする毎時0.23マイクロシーベルトを超(8)える地域が広がっています。


 ※1(9)の数値データを元に(10)に示す手法で1月1日時点に換算
 ※2 避難区域は(11)による
 ※3 相馬地方の範囲は(12)、安達地区の範囲は(13)による。
 図−1 相馬地方と安達地方

 図に示す通り福島は原発事故後も汚染されています。安達地方と相馬地方は避難区域を挟み西と東に位置しています。以下に安達と相馬の1次産業の生産額の推移を示します。


 ※1(14)を集計
 ※2 相馬は飯舘村を除く
 図―2 安達地区と飯舘村を除く相馬地方の1次産業生産額

 図に示す通り安達地区でも原発事故のあった2011年は少し落ち込みましたが、その後は徐々に増やし、
 事故前の2010年   94.7億円
 事故後3年目2013年 97.9億円
で事故後3年目で事故前を3%上回っています。
 一方飯舘村除くを相馬地方では
 事故前の2010年  104.8億円
 事故後3年目2013年 45.1億円
で△67%減です。

 福島産が「安全」とゆう安倍出戻り総理、福島県、東京電力の主張が正しければ両者の保健衛生状態に差は生じないと思います。そこで、安達と相馬の葬式(死者)数の推移を比較してみました。以下に安達地区(二本松市、本宮市、大玉村)(13)の各年3月から翌年11月までの葬式(死者)数を示します。


 ※(15)を集計
 図―3 安達地区の各年9月から1年間の葬式の推移

 図に示し通り原発事故前の2010年3月から11月の葬式(死者)数は777人ですが、それ以降は6年連続で860人を超えています。そして2016年3月から11月までの死者数は873人で12.4%増えています。偶然に起こる確率を(=^・^=)なりに計算すると1.8%で、統計的な差(有意差)あるとされる5%を下回っています。以下に偶然に起こる確率の計算結果を示します。

 表―1 偶然に起こる確率の計算結果
 ※ 計算方法は(17)による。



以下に全村避難が続く飯舘村(11)を除く相馬地方(新地町、相馬市、南相馬市(12))の葬式(死者)数を示します。


 ※1 (15)を集計
 ※2 飯舘村を除く
 図―3 飯舘村を除く相馬地方の葬式(死者)数

 2011年3月からは増加していますが、後はそれ程には増えていません。原発事故前の2010年3月から11月の葬式(死者)数は1,017人で、2016年3月からの11月は1,018人で一人増えていますが、統計的な差はありません。

 相馬地方は2011年3月から11月は増えていますが、この間に震災があり飯舘村を除く相馬地方は大変な津波被害にあいました(18)(19)(20)。津波による死者や生活環境の悪化で葬式は増えたと思います。一方で安達地区は図―1に示す通り内陸にあり津波被害はありません。

 1次産業が増えた安達では葬式増え、大幅に減った相馬では増えていません。なんか
  福島産、食べて応援、あの世行
って感じです。


<余談>
 図表が小さいとご不満の方はこちら、図表をクリックしてください。
 安達地方の二本松市のあだたら高原スキー場で埼玉県越谷市の中学生のスキー合宿が再開したそうです(21)。福島は「安全」との嘘に騙されたような気がします。福島の皆様の反応が気になります。

 もうすぐイチゴの日です(22)。。福島でもイチゴ栽培が盛んだそうです(23)。福島ではイチゴ狩りも始まります(23)。福島はイチゴの季節です。福島県伊達市は福島県最大のイチゴの産地です(24)。伊達市のイチゴは、とても甘くてちょっと酸っぱい、新鮮そのものだそうです(25)。福島県は福島産イチゴは「安全」だと主張しています(26)。でも、福島県伊達市のスーパーのチラシには福島産イチゴはありません。


 ※(27)を引用
 図―4 福島産イチゴが無い福島県伊達市のスーパーのチラシ

 当然の結果です。(=^・^=)も福島県伊達市の皆様を見習い「フクシマ産」は食べません。


―参考にしたサイト様および引用した過去の記事―
(1)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(2016年)―デタラメな検査で安全とされる福島産―
(2)福島県風評・風化対策強化戦略について - 福島県ホームページ
(3)2015年1月16日(いわき市漁協組合員説明会資料)風評被害対策について(PDF 325KB)
(4)平成28年6月3日 福島県下訪問 | 平成28年 | 総理の一日 | 総理大臣 | 首相官邸ホームページ
(5)福島第一原子力発電所3号機におけるプルサーマル実施に係る安全確認 - 福島県ホームページ
(6)原子力安全・品質保証会議|東京電力
(7)衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書
(8)国(環境省)が示す毎時0.23マイクロシーベルトの算出根拠|東京都環境局 その他について
(9)航空機モニタリングによる空間線量率の測定結果 | 原子力規制委員会中の「福島県及びその近隣県における航空機モニタリング(平成27年9月12日〜11月4日測定) 平成28年02月02日 (KMZ, CSV)」
(10)めげ猫「タマ」の日記 半減期でしか下がらない福島の放射線
(11)区域見直し等について - 福島県ホームページ
(12)相馬地方とは | 相馬広域観光案内
(13)安達地方広域行政組合
(14)福島県市町村民経済計算 報告書 - 福島県ホームページ
(15)福島県の推計人口(平成28年12月1日現在)を掲載しました。 - 福島県ホームページ
(16)有意水準とは - 統計学用語 Weblio辞書
(17)めげ猫「タマ」の日記 偶然に起こる確率の計算方法について
(18)[PDF]新地町 調査総括表(1/14) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(19)相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(20)南相馬市 調査総括表(1/8) 1.被害の状況等 2.復興計画の策定状況
(21)6年ぶりに復活 あだたら高原でスキー合宿 | NNNニュース
(22)1月15日 いちごの日|なるほど統計学園
(23)福島県オリジナル品種「ふくはる香」をお見逃し無く! | ふくしま 新発売。
(24)めげ猫「タマ」の日記 食品中の放射性セシウム検査のまとめ(12月3週)―茨城産ブリからセシウム、福島産は69件連続ND―
(25)伊達のいちご - 福島県伊達市ホームページ
(26)安全が確認された農林水産物(公開用簡易資料) - 福島県ホームページ
(27)リオン・ドール スーパーマーケット お得情報満載





http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/287.html

[お知らせ・管理21] 2017年1月 削除依頼・削除報告・投稿制限連絡場所。突然投稿できなくなった方は見てください。2重投稿削除依頼もこちら 管理人さん
3. 赤かぶ[122] kNSCqYLU 2017年1月12日 21:49:37 : MgvMY6BT3k : 1RvDeKlyGzs[1]
投稿板を間違いました。削除をお願いいたします。

削除依頼
福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月) (めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/918.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 12 日 21:36:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

訂正投稿
福島・安達の葬式は12.4%増、相馬は増えず(事故6年目の3−11月) (めげ猫「タマ」の日記)
http://www.asyura2.com/16/genpatu47/msg/287.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 1 月 12 日 21:38:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/475.html#c3

[政治・選挙・NHK218] 日本の自衛力増強に中国は反対せず! 
日本の自衛力増強に中国は反対せず!
http://79516147.at.webry.info/201701/article_122.html
2017/01/12 22:19 半歩前へU


▼日本の自衛力増強に中国は反対せず!
 中国とソ連(現ロシア)の対立が続いていた1983年当時、中国は日本の自衛力増強に「中国は反対しない」(胡耀邦総書記)と、言っていたことが12日公開の外交文書で明らかになった。

 当時の日中“蜜月”時代に比べ、今は日中の対立が続く。大変な様変わりだ。当時の首相、中曽根康弘はNHKのインタビューで「友好関係を築くには、首脳同士の信頼関係が大事だ」と話していた。

 安倍晋三と習近平は国際会議で同席しても、顔を背ける。握手も習近平は、あさっての方を向いて安倍の手を握る。これではかえって「不仲」を露出しているだけだ。

 胡耀邦総書記は、学生たちの民主化運動にも寛容で中国大衆の人気が高かった。だが、その後、保守派の巻き返しに遭った。

 今回はふだん論調が異なる朝日と産経を取り上げた。どんな書き方をしたか比べてみるといい。

*****************

朝日新聞
 「私の兄貴分になれる。2人で日中友好を見届けよう」。1983年11月24日、来日した胡耀邦総書記を迎えた中曽根康弘首相は首脳会談の最後、こう語りかけた。

 胡氏は「我々はよい友達だ。生きている最後の一日まで友人でいたい」。首脳同士としては初対面の2人が初会談で個人的な信頼関係を確認。日中関係は「深化」の段階に入った。

 胡氏来日の前年6月、中国大陸への「侵略」が「進出」に書き換えられたとの報道から教科書問題が起き、中国が日本に抗議した。

 にもかかわらず、首脳同士の良好な関係は、自主防衛を持論とする中曽根氏が率いる政権への警戒感も弱めた。

 胡氏は「日本が適当に自衛力を増強させることにつき、中国は反対しない。いかに日本が自衛力を拡大させようと、中国と戦うことにはならないと信じる」と発言。3年半前の華氏来日の際の発言から、さらに踏み込んだ。
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170111000777.html


産経新聞
 昭和58年11月に中国の胡耀邦共産党総書記が来日した際、中曽根康弘首相に対し、「日本が適当に自衛力を増強させることにつき中国は反対しない」と述べていたことが、12日公開の外交文書で分かった。

 胡氏はまた、日中両国が戦争を行うことはないとの見通しも示したが、日中の平和が続く期間を21世紀初めまでに区切っていた。

 胡氏が日本の防衛力整備に理解を示したのは、当時の中ソ対立を背景に日米両国との関係強化を目指す中国政府の方針に基づくもの。

 中曽根氏との会談で、胡氏は「いかに日本が自衛力を拡大させようと、中国と戦うことにはならない」とも述べたが、日中間の平和が続くのは「今世紀末から21世紀初めにかけては」と前置きした。

 改革開放路線を進めていた中国指導部が、経済成長に伴う軍拡による戦略的自立を想定していた可能性もある。
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0112/san_170112_2658576520.html


http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/920.html

[国際17] 「トランプはロシアに弱みを握られている」は誤報なのか(ニューズウィーク)


「トランプはロシアに弱みを握られている」は誤報なのか
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/01/post-6710.php
2017年1月12日(木)18時19分 ルーシー・ウェストコット ニューズウィーク


<ドナルド・トランプ当選後初の記者会見前夜、一部メディアがトランプはロシアに都合の悪い情報を握られていると報道。裏付けが不十分で追及は不発に終わったが、本当ならいつまで隠し通せるのか>

 ナンセンス、フェイクニュース、いかさま記事――ドナルド・トランプ米次期大統領は11日、ニューヨークのトランプ・タワーで行われた当選後初の記者会見で、ロシア政府が彼の弱みを握っているという報道について聞かれると、トランプ節を炸裂させ、火消しに躍起になった。

【参考記事】トランプ初会見は大荒れ、不安だらけの新政権

 トランプが記者会見を行うのは昨年7月27日以来のこと。報道陣は多数の質問を準備していたが、一部メディアが前夜にロシア政府がトランプについて「いい情報」を握っていると報道をしたため、会見でもその話が中心になった。なかでも最も破廉恥なのは、「バラク・オバマ米大統領とミシェル夫人がモスクワを訪れたときに宿泊したホテルの部屋にトランプが複数の売春婦を呼び、ベッドに放尿させて眺めた」というもの。この部屋はロシア当局が諜報に使う部屋で、カメラ等も予め据え付けられているという(この一件が事実かどうか、確認は取れていない)。

 CNNによると、米情報機関のトップ4人――ジェームズ・クラッパー国家情報局長官、ジェームズ・コミーFBI長官、ジョン・ブレナンCIA長官、マイケル・ロジャーズNSA(米国家安全保障局)長官は先週、ロシアのサイバー攻撃についてオバマとトランプに報告を行い、ロシアがトランプの不名誉な情報を握っていた疑いがあることを説明した。米ニュースサイト、バズフィードは11日、真偽については「確認がとれておらず、虚偽の可能性がある」と断った上で、英情報機関の元工作員によるものとされる35ページの文書を公開。そこにはロシア政府はトランプを利用するため数年前から工作を行っていたと書かれている。先の売春婦の一件もこの文書に書かれている。疑惑を記した文書は、米情報機関とワシントンのジャーナリストの間では何カ月も前から回覧され注目されていた。裏が取れないので、会見の前日にバズフィードがこれを公開するまで報道されなかった。

【参考記事】オバマが報復表明、米大統領選でトランプを有利にした露サイバー攻撃

■「ロシアに借りはない」

 真偽のほどは定かではないが、この文書にはトランプはロシアから脅迫される立場にあったと書かれている。トランプは記者会見で、この文書は「絶対に書かれてはならず、公開されてはならない」ものだと怒りをあらわにした。ロシアのホテルに滞在する際には側近やボディガードに小型カメラに注意するよう常に警告しているぐらい注意している、とも語った。

【参考記事】ロシアのサイバー攻撃をようやく認めたトランプ

 就任式を9日後に控えた今回の会見では、メキシコとの国境に建設する壁や大統領職とビジネスの「利益相反」問題、空席になっている連邦最高裁判所の判事の指名問題なども取り上げられたが、報道陣の最大の関心はロシアとの関係にあった。トランプはこう言った。「ロシアとは何の関係もしていない。取引もない。借金もない。不動産デベロッパーとしては、私は極端に債務が少ない男だ」

 トランプは、前日にロシアとの関係を報じたCNNとバズフィードを侮辱した。とりわけ、裏付けもなく問題の文書をネット上で公開したバズフィードを「くだらないガラクタの断片」と決めつけた。CNNは確認が取れない文書についての報道を控えているが、それでも同社のジム・アコスタ記者が質問しようとすると、トランプは「おまえらの組織はひどい。黙れ、黙れ。おまえらはフェイクニュースだ」と質問を封じた。

 トランプはツイッターでも、バズフィードの報道は「フェイクニュース」「完全な政治的魔女狩り」だと大文字でツイートし、「すべて完全なでっち上げ、まったくのナンセンス」「フェアじゃない」、「政敵がカネを払って」文書を偽造させたと主張。「ロシアが私に影響力を行使しようとしたことは一度もない」「ロシアとは何の関係もない。取引も、債務も、いっさいない」と怒りを爆発させた。

 ロシア政府も疑惑を否定した。同国のドミトリー・ペスコフ大統領報道官は一連の報道を「低俗な作り話」で「両国の関係を傷つけようとする企て」だと批判した。会見で、プーチンが自身を勝たせようとしたと認めるか問われたトランプは、こう言ってのけた。「もしプーチンがドナルド・トランプを好きなら、それは財産になる。負債ではない」

■オバマケアは廃止か代替

 会見ではトランプの弁護士を務めるシェリ・ディロンが、事業の経営を2人の息子 ― 長男のドナルド・ジュニアと二男のエリック ― に任せるとするトランプの決断について、かなりの時間を割いて説明した。「大統領と副大統領は法律上では利益相反を問われない」と彼女は言った。「それでもトランプ次期大統領は、利益相反についてアメリカ国民に何の疑いの余地も残さないため、自らを事業から完全に切り離すことにした」

 演壇の横のテーブルに山積みになっているのは「息子たちに全事業を完全に譲るために署名した書類の一部」だと、トランプは説明した。ディロンはトランプの長女イバンカについて、今後は不動産会社トランプ・オーガニゼションの経営から退き、子どもたちとともにワシントンに拠点を移す予定だと明らかにした。

 医療保険制度改革(オバマケア)に話が及ぶと、共和党のトム・プライス下院議員の保健福祉長官への就任が上院で承認されれば、新政権発足後に廃止案と代替案を提出する用意があると述べた。プライスはオバマケアに反対する急先鋒の一人だ。「オバマケアは民主党が生んだ問題だ」とトランプは会見で主張した。「我々は民主党の代わりに問題を取り除いてやる。ものすごいサービスだ」

 メキシコとの国境に築く壁の建設費について、トランプはメキシコ政府の負担を取りつけるまで1年半くらいは待てるとしながらも、「待つのは不本意だ」と語った。最終的にアメリカ国民の税金で建設費を負担する羽目になるとの指摘には、こう反論した。「メキシコに返済させる。必ずそうなる」

 大統領就任後のプランについて、2つの重大な見通しも明らかになった。1つは大統領就任式がある1月20日から2週間以内に、連邦最高裁判所の判事を指名すること。もう1つは、就任後90日以内に、マイク・ポンペオ次期CIA長官とダン・コーツ次期情報長官から「ハッキングに関する重大報告」を受けることだ。

 トランプはまたしても、納税申告書の公開を約束せず煙に巻いた。現在は当局による「監査中」としたうえで、「自分は勝った」からもう公表する必要はないと主張。ある記者が過去の納税申告書を公表することは歴代大統領の慣例だと指摘すると、小馬鹿にした様子でやり返した。「ええっ、そんなの一度も聞いたことなかった」




http://www.asyura2.com/17/kokusai17/msg/259.html

[アジア22] 「韓国検察が自白を強要」朴大統領友人が容疑を否定=韓国ネット「国民をばかにしている」「証拠が捏造されている?」
11日、韓国メディアによると、朴槿恵大統領の親友で、国政介入事件の中心人物である崔順実被告が、「ミル・Kスポーツ財団」を設立する過程で大手企業に強制的に募金させたとの容疑を否定した。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は韓国・光化門。


「韓国検察が自白を強要」朴大統領友人が容疑を否定=韓国ネット「国民をばかにしている」「証拠が捏造されている?」
http://www.recordchina.co.jp/a158721.html
2017年1月11日(水) 23時30分


2017年1月11日、韓国・ソウル新聞によると、朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友で、国政介入事件の中心人物である崔順実(チェ・スンシル)被告が、「ミル・Kスポーツ財団」を設立する過程で大手企業に強制的に募金させたとの容疑を否定した。

ソウル中央地裁は同日午前、崔氏や安鍾範(アン・ジョンボム)前大統領府政策調整首席ら「国政介入事件」の関係者に対する2回目の公判を行った。

公判に出席した崔氏側は「ミル・Kスポーツ財団の設立資金は大統領府が用意するものと考えていた。財団の設立と基金募金には関与していない」と述べ、容疑を否定した。また、取り調べでの崔氏の供述について、「検察が自白を強要した。供述に任意性がない」と主張した。

これに対し、検察は「崔氏の起訴後の取り調べの過程に問題はなかった。証拠能力は認められる」と反発し、「大統領に不利な証拠の提出を阻止しようという意図」と指摘した。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「誰が信じる?」「自白すれば少しは減刑されるのに…。まだ反省していないようだ」「死刑宣告をして、知人の分を含む全財産を没収してほしい」「国民をばかにしている。国民冒瀆(ぼうとく)罪も追加だ」「中国は容赦なく死刑判決を下すが、韓国は金さえあれば免れられる。本当に情けない」など、崔被告に対する怒りのコメントが多く寄せられた。

一方で、「崔順実も信じられないが、検察も信じられない。韓国社会全体を変える必要がある」「証拠がメディアによって捏造(ねつぞう)されているといううわさもある。裁判官も国民も慎重に判断するべきだ」などのコメントもみられた。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/111.html

[アジア22] 韓国の自動車生産量、インドに抜かれ世界6位に転落=「品質を二の次に考えているからこんなことに…」―韓国ネット
10日、韓国・東亜日報によると、自動車生産量で世界5位だった韓国が11年ぶりにインドに抜かれ6位になった。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は中国の自動車展示会で展示された韓国・現代自動車。


韓国の自動車生産量、インドに抜かれ世界6位に転落=「品質を二の次に考えているからこんなことに…」―韓国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159802.html
2017年1月12日(木) 5時40分


2017年1月10日、韓国・東亜日報によると、自動車生産量で2005年に世界5位に上がった後、この地位を維持してきた韓国が11年ぶりにインドに抜かれ6位になった。

韓国自動車産業協会によると、16年の韓国内の自動車生産台数は422万8536台で、15年の455万5957台に比べて7.2%減少し、427万1741台だった10年の水準に後退した。現代自動車の16年の生産量は167万9906台、15年の185万8395台に比べて9.6%減少した。起亜自動車も16年は155万6845台を生産し、15年(168万4555台)より9.4%減少した。

現代自動車グループの関係者は、生産量の減少には16年7〜10月に発生した現代自動車と起亜自動車のストライキが影響したと見ており、「昨年のストライキで支障をきたした生産量は約20万台、歴代最大規模」と明らかにした。

自動車業界では、インドの小型車需要が増え続けており、生産量が持続的に増加する可能性が大きいと見ている。一方、今年の韓国国内自動車需要は萎縮するとの予測が支配的だ。東亜日報は「韓国の自動車メーカーが画期的な変化を果たさない限り、自動車生産国トップ5の地位を取り戻すのは容易ではない」とし、「期待をかけることができるのは輸出の増加」としている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「実際の理由はストライキ以外にもあると思うが…」
「ストライキは事実上毎年の行事になっているではないか。去年だけのことではない」
「現代自動車の貴族労組(製造ライン労働者の平均年収が約1000万円)も大問題だ」

「現代自動車の貴族労組よ、この現状を見ても何も感じないか」
「労働者の賃金が上がれば製造拠点が海外に逃げていくのは当たり前」
「最近の労組は労働組合なのか、政治団体なのか分からなくなっている」
「国内工場をいったん海外に移転して、貴族労組を壊滅せねばならない」

「自動車自体の品質が問題だ。国民はすべてを知っている」
「品質を二の次に考えているからこんなことになるのだ」
「トップ5の地位が重要なのではなく、国内外から愛されるに値する車を造るのが重要だと思う」(翻訳・編集/三田)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/112.html

[中国10] 今度は日本人が中国製品ボイコット!?「日本人の考え方は中国人と変わらなかったのか」の声も
10日、中国軍機が対馬海峡を飛行したことに関する日本のネットユーザーの反応が中国メディアで取り上げられ、話題になっている。写真は日本の反中デモ。


今度は日本人が中国製品ボイコット!?「日本人の考え方は中国人と変わらなかったのか」の声も
http://www.recordchina.co.jp/a160706.html
2017年1月12日(木) 7時10分


2017年1月10日、中国軍機が対馬海峡を飛行したことに関する日本のネットユーザーの反応が中国メディアで取り上げられ、話題になっている。

9日午後、中国軍のH6爆撃機6機、Y8早期警戒機、Y9情報収集機など8機が対馬海峡の上空を往復した。航空自衛隊の戦闘機がスクランブル発進したが、領空侵犯はなかったという。日本は中国側の飛行の目的を分析している一方、防空識別圏を通過された韓国では「高高度防衛ミサイル(THAAD)配備や領有権問題に対する中国の(韓国への)威嚇」との見方が出ている。

中国メディア・観察者網は、この件に関する日本のネットユーザーの反応を取り上げた。「少しでも領空侵犯があれば撃墜を」「静観すれば中国の横暴を助長する」など、強硬な意見があることを紹介する一方、“最も興味深い”として「中国製品を買うと中国軍に回る。極力買わないように」というコメントを挙げ、それに対する「君が使っているマウスをひっくり返せばメイドインチャイナと書いてある」「不買なんてアホくさ」「メイドインチャイナから逃れることは出来ない」といった返信を紹介している。

記事はこれについて、「中国人はこの方面(相手国製品のボイコット)では日本人の10年先を行っていた」と皮肉交じりに伝えている。中国のネットユーザーからも「どこかで見たような光景だな」「日本人の考え方は中国人と変わらなかったのか(笑)」「日本はいつも中国のまねをする」といった冗談めかしたコメントがある。このほか、「彼らが(反中)デモの時に使う日本国旗は中国製だったりして」「まずは漢字をボイコットしてみよ」というコメントや、「どっちも相手国製品をボイコットしたいけど、どっちにも相手国製品の影があるってこと。それなら、やっぱり買いましょう」といった理性的なコメントも寄せられている。(翻訳・編集/北田)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/681.html

[経世済民117] 日本で「食の安全」が注目の的となる本当のワケ―中国メディア
日本では、メディアや議会などで、「食の安全」が長期にわたって注目の話題となり、社会の注目度も高い。これは、日本社会の意識や社会構造と密接な関係がある。


日本で「食の安全」が注目の的となる本当のワケ―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a160467.html
2017年1月12日(木) 8時50分


日本では、メディアや議会などで、「食の安全」が長期にわたって注目の話題となり、社会の注目度も高い。これは、日本社会の意識や社会構造と密接な関係がある。新華網が伝えた。

■「不安」がリスク管理促進

第二次世界大戦後、日本で制定された食の安全関連の法律、法令、規制は300を超えている。日本は食料を完全に自給することも可能だが、大半数の人は依然として食料の安全に対しては「不安」を感じている。例えば、日本政府が2010年9月に公表した「食料の供給に関する特別世論調査」の結果によると、将来の食料輸入に対して、回答者の85.9%が「不安がある」と答えた。日本では今、「食の安全」が切実な課題になっているとは言いがたいが、それは、日本人が生まれ持つ「不安感」と大きな関係があるのかもしれない。全てのリスク管理は、発生する可能性のある問題を想定して行われる。

■農業保護が必要というムード創出

日本は他の先進国よりも農業の保護にはるかに大きな力を入れている。第二次世界大戦後、日本は米国のサポートの下、世界産業の分業体系に加わり、経済が段階的に自由化された。しかし、農業の分野だけはいまだに保護政策が実施されている。労働者の職業選択に制限がない点を除くと、農地の売買や転用、農産品の売買などは、長い間政府によって規制されている。土地や人件費が高いこともあり、日本の農産品の値段は国際市場価格よりもはるかに高い。そのため、日本政府は農産品に対する保護貿易政策を実施し、輸入する農産品の関税を高くするなどの対策によって、海外の農産品があまり入ってこないようにしている。また、国会の会議において、もともと対立の立場にある各政党が、農業の保護に関する法案、政策となると、満場一致で決議される。その他、日本のメディアは、海外の食の安全に関する問題を頻繁に取り上げ、海外の食品は安全ではなく、国産の食品が安全というイメージを作り上げている。食料の自給率低下や海外の食の安全の問題などが、政府が農業を保護するための都合の良い理由になっている。

■農民の票がほしい各政党も背景

政治的背景も日本で食の安全性に対する注目が高まる原因となっている。日本の各政党の競争においては、農民の票が都市部の人々の票よりも大きな価値を帯びている。

都市の商工業者と異なり、農民の仕事は単純で利害が一致しているため、結束しやすい。また、日本全国の農民は全て農業協同組合(農協)に所属しており、その会員には落ち着いた人が多く、投票率が高い。農民は保守主義な政治の基礎となっており、長年政権を握っている自民党は、創設時から農協の大きな支持を得ている。自民党だけでなく、他の政党も農民の支持を頼りにしている。彼らの票を獲得するため、各政党は農民の機嫌を取ることのできる農業保護政策を打ち出す。保護政策が社会的な支持を得るための都合の良い口実となっているのが「食の安全」だ。21世紀に入り、食の安全性を中心にし、農民の利益を趣旨とした農業保護が、日本が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)などの国際自由貿易体系に参入するにあたって最大の足かせとなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/714.html

[政治・選挙・NHK218] トランプのマスコミ排除を批判する一方で…橋下・安倍のメディア圧力を批判できない日本のマスコミのだらしなさ(リテラ)
                 ドナルド・トランプTwitterアカウントより


トランプのマスコミ排除を批判する一方で…橋下・安倍のメディア圧力を批判できない日本のマスコミのだらしなさ
http://lite-ra.com/2017/01/post-2846.html
2017.01.12. トランプのマスコミ排除は日本でも  リテラ


 日本時間12日未明におこなわれたトランプ次期大統領の当選後初となる記者会見は、予想通り暗澹とした気持ちにさせられる散々なものだった。前日におこなわれた退任演説でオバマ大統領は移民受け入れなどの多様性をもった歴史こそが「アメリカを豊かで強くした」と語ったが、一方、トランプはメキシコ国境の壁建設について「我々は壁をつくる。私は待ちたくない」と宣言。そうした不寛容を肯定するトランプの態度は、今後のヘイトクライムの激化を予感させるものだ。

 そんななかでも注目を集めたのは、トランプとメディアのやりとりだ。

 トランプは記者会見の質疑応答で、ロシアによる大統領選時のサイバー攻撃問題に絡み、ロシアの工作員がトランプの不名誉な個人情報を掴んでいると報じたCNNのジム・アコスタ記者を公然と罵倒。「(質問するのは)おまえじゃない。おまえの組織はひどい。偽のニュースだ」と言い放った。

 このヒステリックな姿勢には、本日放送の『ひるおび!』(TBS)や『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)といった日本のワイドショーでも、「大統領がこんな態度でいいのか」「メディアの役割はウォッチドッグ、権力を監視するのが役割だということを理解していない」などと批判的な意見が飛び出した。宮根誠司でさえ「自分の都合の悪い人には発言の機会を許さない」とトランプの印象を否定的に述べたほどだ。

 たしかに、トランプのあの強権的な態度を見れば、こうした意見が出てくるのは当然の話で、もっともなものだ。しかし、である。わたしたちはとっくにトランプそっくりの為政者を目撃してきたのではなかっただろうか。

 もちろん、それは前大阪市長である橋下徹だ。

 たとえば、2011年のダブル選で勝利し大阪府知事から市長へ鞍替えした橋下は、圧勝した自信からか気に入らない報道や記者の質問に対して激しく攻撃。都構想の行方を報じたABCの記者に対して、ツイッターで〈あの取材記者は「馬」だったのか?確か人間だったはず。ほんと馬の耳に念仏だよ〉と攻撃したかと思えば、囲み取材で教員への国歌の起立斉唱命令について質したMBSの女性記者に激昂し、得意の論点のすり替えや詭弁を繰り出しつつ、「ふざけた取材すんなよ」「とんちんかん」などと26分間にわたって面罵しつづけた。

 さらに13年には、朝日新聞が大阪維新の会(当時)の政党広告の掲載しなかった問題をきっかけに、朝日の取材を拒否。取材拒否はじつに半年近くもつづいた。また、同年5月には橋下が「従軍慰安婦が当時必要だったことは誰でもわかる」と発言したことを報じた朝日新聞・毎日新聞をはじめとする報道を「大誤報をやられた」と攻撃。これは明白なメディアへの責任転嫁だったが、橋下はこの一件で毎日おこなっていた囲み取材の中止を宣言したのだった。

 マスコミを仮想敵に仕立て上げ、攻撃を繰り返すことで“闘う政治家”を演出し大衆を煽る──このように、橋下がやってきたことは選挙戦中のトランプとそっくりそのまま同じである。

 そして、この“橋下流”を取り入れたのが、総理大臣に返り咲いた安倍首相だ。かねてより安倍首相の“朝日嫌い”は有名だったが、第二次安倍政権発足後からはそれを憚ることなく公言。たとえば14年に枝野幸男・民主党幹事長(当時)の政治資金問題について、安倍首相が側近議員との食事会で「撃ち方やめになればいい」と発言したとされる問題では、各社ともこの発言を報じたにもかかわらず、なぜか朝日だけを問題視。衆院予算委員会において「朝日新聞の報道は捏造」と名指しで批判し、「朝日新聞は安倍政権を倒すことを社是としているとかつて主筆がしゃべったということでございますが」などと攻撃した。

 橋下のメディアコントロールについては日本ジャーナリスト会議による16年度JCJ賞を受賞した松本創氏の『誰が「橋下徹」をつくったか──大阪都構想とメディアの迷走』(140B)に詳しいが、メディアに対する恫喝が繰り返されてもメディア側は橋下人気にあやかろうと無批判に取り上げ、「改革者」のイメージを大衆に擦り込んでいった。他方、安倍政権はテレビ局に対して批判を封じ込めるための通達をおこない、気にくわないキャスターたちを降板に追い込んでいったのである。

 この国のメディアはこうした実態を体験し、自分たちもそうした権力者に取り込まれている当事者であるにもかかわらず、トランプの言動に「メディアの役割は権力の監視だ」「自分の都合の悪い人には発言の機会を許さないなんて」などと嘆息するのだ。まったく、嘆息したいのは視聴者のほうだ。

 しかも驚くべきは、言語道断のトランプのメディア対応に対して「当然だ」などと述べるコメンテーターがいた、ということだ。実際、『ひるおび!』では八代英輝弁護士が、CNNは選挙中からトランプ批判をおこなってきたことを“中立ではなかった”とし、“トランプから会見で無視されても仕方がない”などとコメントしたのだ。

 マイノリティに対するヘイトスピーチを繰り返してきたトランプを否定することは当然のことだが、そうした当たり前を「中立」なる言葉で歪曲し、メディアに対する圧力を正当化する……。さすがは安倍政権をアシストする発言を連発している八代弁護士らしい主張だが、この国のメディアはこうして詭弁を弄し、トランプ的な橋下・安倍という権力者をのさばらせてきたのだ。

 トランプとメディアの対立は、対岸の火事などではない。そして、トランプに対しては「メディアの役割は権力の監視だ」などと言えても、自国の瓜二つの権力者にはそれを言わないのが、この国のマスコミの実情なのである。

(水井多賀子)



http://www.asyura2.com/16/senkyo218/msg/921.html

[アジア22] 韓国の政治的不確定性が増加、これまでで最も深刻な経済危機に直面―韓国メディア
10日、韓国・聯合ニュースは「韓国はこれまでで最も深刻な経済危機に直面している」とする記事を掲載した。写真はソウル。


韓国の政治的不確定性が増加、これまでで最も深刻な経済危機に直面―韓国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a157071.html
2017年1月12日(木) 9時20分


2017年1月10日、韓国・聯合ニュースは「韓国はこれまでで最も深刻な経済危機に直面している」とする記事を掲載した。参考消息網が伝えた。

韓国は歴史上最も深刻な経済危機に突入する可能性がある。財政支出が政府の見通しをはるかに上回り、今後何らかの対策が必要になるとみられる。韓国経済研究院の権泰信氏は「遠くない将来に深刻なリスクに直面し、経済成長を支えてきた3本柱が縮小する恐れがある」と警告する。権氏は「消費、投資、輸出。いずれも崩壊し、財政支出を上乗せして景気刺激策を講じても効果がない可能性がある」と予測する。

韓国では過去1年間、家庭債務が徐々に増加し、国内消費は伸び悩んでいる。韓国銀行(中央銀行)は「昨年9月末辞典で、韓国の家庭債務は1295兆8000億ウォン(約125兆円)に達し、前年同期に比べて11.2%増加した」と発表した。権氏は「韓国の政治的不確定性は1997年のアジア経済危機前の3倍にふくれあがっている」と指摘。次期大統領選の見通しは不透明で、投資が急速に回復する可能性は低いとしている。(翻訳・編集/大宮)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/113.html

[経世済民117] 2016年の中国自動車市場は日本車の「爆売り」だった!「日本車は乗り心地がいいからな」「国産車がとって代わるのは時間の問
9日、中国の掲示板サイトに「昨年の中国自動車市場は日本車の爆売りだった」と題するスレッドが立った。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は中国の自動車展示会。


2016年の中国自動車市場は日本車の「爆売り」だった!「日本車は乗り心地がいいからな」「国産車がとって代わるのは時間の問題」―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a159808.html
2017年1月12日(木) 9時50分


2017年1月9日、中国の掲示板サイトに「昨年の中国自動車市場は日本車の爆売りだった」と題するスレッドが立った。

スレ主は、2016年の中国自動車市場では総販売台数が2700万台となり、15年と比べて10%増となったが、日本車の販売台数は初めて400万台を超えて430万台に達したと指摘。これは日本の自動車市場とほぼ同じ規模であり、中国は日本のためにもう一つの日本市場を提供しているようなものだと論じた。

その上で、日本では中国製品ボイコットなどが叫ばれることはないものの、多くの人は中国製品を買わないが、中国人は日本製品不買を叫びつつも、日本車はよく売れており、「いったい日本人と中国人のどちらが愛国なのか」と問い掛けている。

これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「日本車は乗り心地がいいからな」
「日本車はやっぱりいいんだよ。米国でもホンダやトヨタはよく売れている。ドイツ車はあまり見かけない」

「アメ車もドイツ車も販売台数を増やしているよ」
「他人はともかく、俺は代替品が他にない限りは日本製品を絶対に買わない」

「来年に車を買おうと思っているが絶対に国産車にする」
「国産車が日本車にとって代わるのは時間の問題だ。10年から30年というところだろう。その後、日本車は完全に淘汰される。今の家電のようにね」(翻訳・編集/山中)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/715.html

[中国10] なぜ中国は「抗日戦争」期間を変更するのか?中国外交部「憎しみの継続が目的ではない」
11日、中国外交部の定例記者会見で中国が抗日戦争(日中戦争)の期間を14年間に変更することについての質問があり、陸慷報道官が答えた。資料写真。


なぜ中国は「抗日戦争」期間を変更するのか?中国外交部「憎しみの継続が目的ではない」
http://www.recordchina.co.jp/a160792.html
2017年1月12日(木) 11時30分


2017年1月11日、中国外交部の定例記者会見で中国が抗日戦争(日中戦争)の期間を14年間に変更することについての質問があり、陸慷(ルー・カン)報道官が答えた。中国外交部公式サイトが伝えた。

中国教育部はこのほど、全国の小中高校で今春以降使う教材について、抗日戦争の期間を1937〜45年の「八年抗戦」(起点は37年7月7日の盧溝橋事件)から31年9月18日の満州事変を起点とする「十四年抗戦」に改めるよう求める通知を出した。

これに関連して記者から「なぜ変更したのか?」との質問が聞かれた。これに対し陸報道官は、「中国の抗日戦争は世界反ファシズム戦争の重要な部分である。世界反ファシズム戦争の東方の主戦場だった中国では最も早く戦争が始まり、期間も最長だった。中華民族と中国人は多くの犠牲を払い侵略に立ち向かった。満州事変を起点とすることは筋が通っている。私が言いたいのは、中国が歴史を強調するのは憎しみや恨みを継続させるのが目的ではなく、若者世代に対し平和の堅持を呼び掛けるためだ。歴史を心に刻んでこそ未来を切り開くことができるのだ」と述べた。(翻訳・編集/内山)

http://www.asyura2.com/16/china10/msg/682.html

[アジア22] 潘基文氏、帰国に際し韓国の空港に大統領級のVIP待遇要求も断られる=韓国ネット「今やただの人なのに」「朴大統領に負けず劣
12日、韓国・ハンギョレ新聞によると、国連事務総長を退任した潘基文氏が韓国への帰国に際しソウル仁川空港にVIP待遇を求めたものの、空港公社側から断られていたことが分かった。写真は潘基文氏。


潘基文氏、帰国に際し韓国の空港に大統領級のVIP待遇要求も断られる=韓国ネット「今やただの人なのに」「朴大統領に負けず劣らず国を滅ぼす人だ」
http://www.recordchina.co.jp/a160808.html
2017年1月12日(木) 11時50分


2017年1月12日、韓国・ハンギョレ新聞によると、国連事務総長を退任した潘基文(パン・ギムン)氏が韓国への帰国に際しソウル仁川空港にVIP待遇を求めたものの、空港公社側から断られていたことが分かった。潘氏は以前、派手なもてなしは求めず市民と共に歩むとして「地下鉄帰宅」まで検討中とも伝えられていただけに、韓国では報道が物議を醸している。

野党「共に民主党」の議員が仁川空港関係者の話として明かしたところによると、潘氏側から公社に待遇・もてなしに関する要請があったが、規定に沿わない内容であったため、空港では原則通り対処することを決めたという。潘氏側が求めた待遇の具体的な内容は明らかになっていないが、貴賓室の使用や記者会見用の演壇設置などが含まれていたとされる。

仁川空港の「VIP礼遇に関する規則」によると、7室ある貴賓室のうち「ソナム(松)室」は、現職および元大統領・国会議長・大法院長(最高裁判所長官)・憲法裁判所長といったVIP中のVIPのみに開放され、より面積の広い「ムグンファ(ムクゲ)室」など2室が記者会見場としても使用できるとなっている。また他の貴賓室は、現職の政党代表・国際機関代表などが使用できる。

潘氏は帰国に先立ち「飛行機から降りたら、一般の市民たちと同じように自分で荷物を受け取り入国審査場を通って出てくる」などと発言していただけに、報道には韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「日和見主義者、潘基文」
「第2の黄教安(ファン・ギョアン首相・大統領権限代行。過剰な儀典・待遇がたびたび話題となっている)か?なぜそこまで待遇を気にするんだろう?」
「基文よ、みっともないからもうやめなさい」

「朴槿恵(パク・クネ大統領)に負けず劣らず国を滅ぼす人だ」
「一般市民として帰って来ると言ってたはずが…今やただの人なのにVIP待遇を要求とはね」
「早くも本性が現れたか」

「年寄りの政治家はみんな同じだね」
「初めの一歩からして言行不一致」
「今からパワハラしてるの?」
「仁川空港、よくやった!」(翻訳・編集/吉金)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/114.html

[経世済民117] 中国の投資は不幸の源=中国に投資を呼び掛けていたマレーシア前副首相の発言に多方面から批判
12日、マレーシアのムヒディン・ヤシン前副首相が「中国の投資は歓迎しない」と発言したことに対して批判の声が聞かれている。写真はマレーシア・クアラルンプール


中国の投資は不幸の源=中国に投資を呼び掛けていたマレーシア前副首相の発言に多方面から批判
http://www.recordchina.co.jp/a160805.html
2017年1月12日(木) 12時10分


2017年1月12日、マレーシアのムヒディン・ヤシン前副首相が「中国の投資は歓迎しない」と発言したことに対して批判の声が聞かれている。環球時報が伝えた。

報道によると、先日取材を受けたムヒディン前副首相は、中国の投資を促すナジブ首相を批判し、「中国の投資がマレーシア人の職を奪い、現地人と現地に住む中国系住民の不幸の源となる」と語った。

これに対しマレーシアのリオウ・ティオンライ運輸相は10日、自身が会長を務めるマレーシア華人協会の本部で「副首相在任時に中国に訪問し投資を呼び込むため活動していたが、どうやら主張を変えたようだ」とし、ムヒディン前副首相の主張は筋が通っていないと指摘した。

さらに、現地の中国大使館関係者は、「一部の政治家は、在任時に中国とマレーシアの友好を強調し中国の投資を後押ししようとするが、ひとたび権力を失うと民衆の嫌中感情をあおり立てる。中国は他国の内政に干渉しないとの原則を堅持するが、中国とマレーシアの協力関係が手段を選ばない策略により破壊されることは望まない。両国の協力はマレーシア人に利益をもたらす。『中国の投資がマレーシア人の職を奪う』というのはでたらめだ」と批判した。(翻訳・編集/内山)

http://www.asyura2.com/16/hasan117/msg/716.html

[アジア22] 韓国で高まる「安倍首相から学ぼう」の声、韓国ネットも共感=「駄目なところが1つもない」「安倍首相を輸入しなければ!」
10日、韓国メディアによると、鳥インフルエンザの感染が拡大し、史上最悪の被害を出している韓国で、安倍晋三首相のリーダーシップを学ばなければならないと主張する声が高まっている。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は安倍首相。


韓国で高まる「安倍首相から学ぼう」の声、韓国ネットも共感=「駄目なところが1つもない」「安倍首相を輸入しなければ!」
http://www.recordchina.co.jp/a160685.html
2017年1月12日(木) 13時10分


2017年1月10日、韓国・毎日経済によると、鳥インフルエンザの感染が拡大し、史上最悪の被害を出している韓国で、安倍晋三首相のリーダーシップを学ばなければならないと主張する声が高まっている。

日本で初めて鳥インフルエンザが確認されたのは昨年11月28日午前8時30分。青森県内の農場で発見された。日本政府が初の対応を取ったのは2時間10分後の午前10時40分。さらに同日午後11時、安倍首相は速やかに防疫コントロールタワーを設置し、防疫警戒を最高レベルに引き上げた。このような「速度戦」で日本は鳥インフルエンザが発生したにもかかわらず、100万羽を殺処分するにとどまった。一方、ほぼ同時期に鳥インフルエンザが発生した韓国は3100万羽以上を殺処分したが、いまだに拡散し続けている。

これを受け、韓国では「安倍首相は慰安婦問題などで韓国と対立し続けているが、内政や政策プロセスの面では学ぶべきところが多い」と指摘する声が高まっている。安倍首相のリーダーシップの要は、現在の韓国が失ってしまった「信頼」と「速度」だという。昨年11月に福島県沖でM7.4の地震が発生した際、アルゼンチンを訪問していた安倍首相はわずか1時間後に記者会見を開き、地球の反対側にいる自国民を安心させたのが端的な例だ。

日本に「失われた20年」をもたらした原因の一つとして指摘される閉鎖的な文化は、安倍首相のリーダーシップの下で徐々に消えつつある。代表的な政策が2013年に発表した「アベデュケーション」政策。安倍首相は世界の大学トップ100に日本の大学を10校入れるという目標を掲げ、オンライン教育プログラムの拡大や産学協力促進に向けた補助金、大学支配構造の改革などの政策を打ち出した。

ソウル大国際大学院のパク・チョルヒ教授は「政策を推進する前に社会各界と相談して政策の方向を設定したので、改革が反対派に押され失敗することはない」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーは「日本国民の立場では良いリーダーだろう。雇用を増やしただけでもすごいのに、経済に外交まで…。駄目なところが一つもない」「朴槿恵(パク・クネ)大統領はセウォル号当日に何をしていたのか?やっぱりリーダーは大切」「歴史を見ると、韓国のリーダーはいつも日本のリーダーに比べて無能だ。裏切りや賄賂は当たり前だし…」「悔しいけど韓国よりははるかにまし」「安倍首相の素早さにはいつも驚く」「安倍晋三を輸入しなければならない」「正直、私が日本人だったら安倍首相を支持している」などのコメントを寄せた。(翻訳・編集/堂本)

http://www.asyura2.com/17/asia22/msg/115.html

   前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 赤かぶ kNSCqYLU > 100017  g検索 kNSCqYLU

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。