共謀罪に関する、菅官房長官のペテン。「一般の方々が対象になることはあり得ない」は、こんなに意味がない
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2017年01月08日 のんきに介護
菅官房長官は、共謀罪につき、
「一般の方々が対象になることはあり得ない」
などと言って、
国民を安心させようとしている。
これにつき、
――議員や公務員などを対象とした法ならともかく、一般人に関係のない法律なんて、そもそも存在するのか。〔21:48 - 2017年1月7日 〕―—
という問いかけを
毛ば部とる子 @kaori_sakai さんがしている。
非常にリアルだし、実用性のある
批判だ。
要は、
法律の規定が
「公務員」というような
身分を前提しているならともかく、
そうでなければ
誰でも
共謀罪に該当する。
「○○をしよう」と誰かに話しかけたとき、
その○○が犯罪であれば、
あなたは、
一般人ではなくなる。
すなわち、
kaz hagiwara(萩原 一彦)@reservologic が
言うように、
――一般の人が対象にならないのではなく、対象になった人が一般の人ではない〔22:11 - 2017年1月7日 〕—―
という定義の問題になるのだろう。
言葉の意味を捻じ曲げるのがうまい自民党の悪知恵に対して、
善知識をもって、
小田嶋隆@tako_ashi さんが
同じ言葉を
本来の一般的な意味合いに戻し、
「騙されるな」
という警鐘を発しておられる。
参考までに紹介する。
こんな具合だ。
――「犯罪者以外は罰せられないのだから一般人には関係ありません」という説明で簡単に安心してはいけない。犯罪者以外が罰せられないのは、どの法律でも同じことで、この言明そのものにさしたる意味は無い。大切なポイントは「その法律が想定している『犯罪者』がどういう人間なのか」ということだぞ。〔14:56 - 2017年1月7日 〕—―
――「一般人は対象外」という理屈の背後には、「共謀に与するような人間は一般人ではない」というトートロジーが隠れている。この言い方を応用すると、たとえば道路交通法も「一般人は対象外」として運用されているてな話になる。なぜなら「信号を無視するような市民は一般人ではない」わけだから。〔14:49 - 2017年1月7日 〕—―
普通の物言いだと、
かくも笑いたくなるほど論旨が明快なのだ。
菅官房長官のような
やくざまがいの、
到底、一般人と言えない
悪漢に引っかからないように。
しかし、それにしても、
安倍晋三らには
進歩ってやつがない。
彼らは、
特定秘密保護法を通すに当たって
「普通の人には関係ありません」
と言っていたのとどれほど違いがあるのだろうか。
言葉が
「普通人」から「一般人」になっただけじゃないか。
この連中の腹に内には
”非国民”は
とっ捕まえる、痛めつけるという
排除の論理が
大日本帝国時代同様に
あるだけだろ。