エコカー減税 18年度に新車販売の7割に2段階で対象絞り込み
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161208-00000029-fsi-bus_all
SankeiBiz 12/9(金) 8:15配信
低燃費車の税負担を軽くするエコカー減税は、来春の終了期限を2年間延長し減税対象の燃費基準を厳しくする。車検時などに払う自動車重量税(国税)の場合、対象を現在の新車販売台数の約9割から17年度は約8割、18年度は約7割に2段階で絞り込む。
17年5月から1年間は「15年度燃費基準」を10%以上上回る車が減税対象となり、18年5月からは15年度基準を対象から外し、より厳しい「20年度燃費基準」を達成した車だけを減税対象にする。車の購入時に支払う自動車取得税(地方税)も、重量税と同様に2段階で対象を絞り込む。重量税などが非課税となる対象は、17年度は20年度基準を30%以上上回る車とし、18年度は同基準を40%以上上回る車とする。30%以上の場合の非課税対象車の割合は、現在の4割から3割強となり、40%以上の場合は2割台に縮小する。
また、燃費性能に応じて自動車税と軽自動車税(ともに地方税)を軽減する「グリーン化特例」も、20年度基準を10%以上上回る車に対象を絞った上で2年延長する。クリーンディーゼル車は非課税措置を継続する。