2. 蒲田の富士山[2203] ipeTY4LMlXiObY5S 2024年3月01日 15:11:51 : Bh9HfLRFdk : TlZxS1Zkd3RyelU=[4]
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http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/659.html#c2
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http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/659.html#c2
以前はソフト会社をやっていて、今は不動産屋で、金持ちらしい。
地元で体制側議員の支援をしているようだ。
私は、ワクチンの件については、特に知識は無いが、少なくとも、金持ち喧嘩せずの姿勢が無ければ、だめではないの??
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/389.html#c7
HIMAZINさんの投稿ですが、
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/372.html
そこに、以下のようなコメントをしました。
―――以下引用
HIMAZIN様、フォローアップ、ありがとうございます。
ところで、フォローアップ機能をそろそろ廃止しては?、という提案を管理人さんにしてみようかな。と、思っているのですが、いかがでしょう?
私が、阿修羅を見始めた頃に、丁度、コメント可能の機能追加がされたのではないかと思います。
その以前の投稿では、フォローアップ投稿が、投稿者との対話の場所となっていた。
投稿者は、コメントを非表示にすることができますが、フォローアップ投稿については、非表示にする機能追加は難しいのではないかと推測します。
そこで、管理人さんに、「フォローアップ投稿は投稿者だけが可能」という変更を、要望してみようかな、と、思っています。
―――引用終了
それで、管理板にお約束通りというか、3月しょっぱなに提案をいたしました。
ANさんが、以前に言っていましたが、「どこぞの温泉旅館みたい」な状態の今の阿修羅ですけれど、私はとりあえず言いたいことだけは言ったので、これでいいやと、思ってます。
回答は無いかもしれないです。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/824.html#c316
関連投稿
2月22日は「にゃん・にゃん・にゃん」で猫の日 猫になりきって踊ろう! 横浜市営地下鉄「踊場駅」周辺でまつり(東京新聞)
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/216.html
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/291.html#c2
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/342.html
以下の引用記事は2重コメントしてたらごめんなさい。
―――以下引用
「珠洲原発があったら…もっと悲惨だった」 能登半島地震で孤立した集落、原発反対を訴えた僧侶の実感(東京新聞)
2024年1月22日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304267
能登半島地震は22日で発生から3週間になる。被災地では道路が寸断され、多くの集落が孤立した。かつて「珠洲原発」の予定地だった石川県珠洲市高屋町も孤立。住民が市外に逃れるのに10日余りを要した。計画は住民の反対を受けて2003年に凍結されたが、「珠洲原発があったら、避難どころじゃなかった」。反対運動の中心的存在だった地元の僧侶・塚本真如(まこと)さん(78)が、避難も屋内退避もできない状況を振り返った。(岸本拓也)
珠洲原発計画 関西と中部、北陸の電力3社が1976年に構想を発表した。関電が高屋地区に、中部電が寺家(じけ)地区にそれぞれ100万キロワット級の大型原発を建てる計画だったが、住民らが反対運動を展開。電力需要の伸び悩みもあり、2003年に凍結された。
◆仏様は無事だったが、集落につながる道はすべて土砂崩れ
高屋地区で代々続く円龍寺(真宗大谷派)の20代目住職である塚本さんは1日午後4時すぎ、自宅の居間で最初の揺れを感じた。本尊の様子が気になり、居間とつながる本堂へ向かった。「仏様は無事やな」。ホッとした直後に本震が起きた。すぐ戻ると、居間が崩れていた。下敷きになった妻の詠子さんを助け出せたが、足には大けがを負っていた。
車庫もつぶれて車が出せない。本堂も傾いていた。「ここにおったら危ない」。2人で家を出た。
100人ほどが暮らす高屋地区は平地が少なく、住宅は海岸線と急斜面の山との間に並ぶ。集落に通じる道は3方向あるが、すべて土砂崩れで断絶。海岸線は数メートル隆起し、船も出入りできない状況になった。
大半の家屋は倒壊。無事な家や、避難所となるはずの集会所は土砂崩れに巻き込まれる恐れがあり、住民の多くは車中泊を選び、約20台の車列ができた。塚本さんも知人の小型車の中で、大人4人で過ごした。
◆電気もガスも、電話もネットもダメ
住民で食料を分け合った。水は地下水を確保したが、「電気やガスはダメ、ガソリンは足りない。電話もネットもほぼ使えない。情報が何もなかった」。割れた瓦で港に「SOS」を作る住民もいた。
3日になってドクターヘリが到着。詠子さんと、妊婦が病院へと運ばれたが、塚本さんらの車中泊は続く。7日に山側の道が復旧し、高屋地区は石川県の孤立集落リストから外れた。しかし、実際に通れたのは、車高の高い自衛隊車両のみ。10日に自衛隊が一般車も通れるよう道を整備し、11日には大半の住民が避難を決意。塚本さんも知人の車で金沢市内に向かい、2次避難先に指定された同県加賀市のホテルに着いた時には12日になっていた。
もし高屋に原発が造られていたらー。塚本さんは揺るぎない口調で語った。「もっと悲惨な状況になっていたやろうな、としか言いようがない。止めて本当に良かった」
◆地盤隆起で配管損傷→原発冷却不能の可能性も
原発の避難計画に詳しい環境経済研究所の上岡直見代表は「今回の地震で珠洲原発予定地は地盤が数メートル隆起した。原発があったら、配管などが壊れて冷却が全くできず大事故となり、逃げられない住民は福島原発事故以上に被ばくした可能性は否定はできない」との見方を示す。
孤立集落が相次いだ能登のように国内には半島に位置する原発も多く「四国の伊方原発が象徴的だが、住民避難の観点でもリスクが大きい」と強調。「屋内退避など指針の前提も崩れた。真剣に避難を考えるほど、原発は動かせないという結論になる」
【関連記事】志賀原発「異常なし」から考えた 運転中だったら?「珠洲原発」だったら? 震度7の地震は想定内なのか
【関連記事】志賀原発の周辺15カ所で放射線量を測定不能 モニタリングポストが「壊れているのか、埋まっているのか…」
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/347.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/305674
政治資金パーティーを巡る裏金事件を受け、解散が決まった自民党安倍派。「5人衆」と呼ばれる幹部の一人で、前参院幹事長の世耕弘成(ひろしげ)氏には、意外に思えるところから憤慨の声が湧き上がっている。近畿大学教職員組合からだ。なぜ怒りの矛先を向けるのか。(曽田晋太郎)
◆「学生に何と説明すればいいのか」
「説明は釈然とせず、道義的に受け入れられない」
近畿大学教職員組合の藤巻和宏書記長(53)は「こちら特報部」の取材に応じ、世耕氏に向けて憤りの言葉を重ねた。この組合は1956年発足。近大に複数ある労働組合の一つという。
「近大は人に愛される人、信頼される人、尊敬される人の育成を教育の目的としているが、真っ向から対立する。教員として学生に何と説明すればいいのか」
語気を強める背景には、世耕家と近大の関係がある。現在の近大を49年に創設したのは、世耕氏の祖父、弘一氏。現在、学校法人近畿大学の理事長を務めているのが、参院議員の世耕氏だ。
その同氏が名を連ねた安倍派は昨年、パーティー券の販売ノルマ超過分を所属議員側に還流し、収支報告書に記載せず裏金化していた疑いが浮上した。
◆大学側は「辞任の予定はない」
世耕氏にも疑惑が持ち上がると、組合側は同年12月11日、疑惑段階でも大学の信用失墜行為に当たるとし、理事長辞任を求める団体交渉要求書を大学側に提出。ただ10日後の団交で大学側から「辞任の予定はない」と回答があったという。
この後、世耕氏側にも捜査が及んだことを受け、組合は今月12日に再度、理事長辞任を求める団交要求書を提出。29日に次回の団交は予定されているという。
当の世耕氏は一連の裏金問題を受け、党参院幹事長を辞任。安倍派が解散を決めた今年1月19日に会見を開き、約1500万円の還流不記載を明らかにした。
立件には至っていない一方、世耕氏はこんな言葉を残した。「政治資金の管理は秘書に任せきりの状況で、把握することはできなかった」「秘書が報告をしていなかったこともあるが、私自身そういったもの(還流)を受けているという認識は全くなかった」
◆「起訴にならなかった。区切りがついた」に批判
さらに「私は起訴の対象にならなかった。法的な責任については一つの区切りがついたと思う。政治的、道義的責任は痛感しているが、政治改革をはじめしっかり仕事をすることによって責任を果たしたい」と述べ、議員辞職を否定した。
「政治家・世耕氏」に強い不信を募らせるのが先の藤巻書記長。「秘書任せで開き直り、説明責任を果たしていない」と断じる。
「大学理事長・世耕氏」にも厳しい視線を向ける。「信頼できず、ふさわしくない。トップがこれでは示しがつかない。けじめをつけて今すぐ退くべきだ」
組合側から上がった理事長の辞任要求について、「こちら特報部」が世耕氏に文書で見解を求めたところ、期限までに回答はなかった。
◆「金の管理がずさんな人がトップでは、経営にハイリスク」
世耕氏は政治家として、大学トップとして、どう身を処すべきか。
駒沢大の山崎望教授(政治理論)は「秘書に責任を転嫁し、自分は知らなかったでは済まされない。結果としてルール違反をしていたわけで、事務所のガバナンスができておらず、議員失格と言わざるを得ない」とし、辞職に値する事例だと説く。
他方、「金の管理がずさんな人が大学の理事長に就いているのは、大学の経営にとってハイリスク。それだけでなく、研究や教育の機関としての大学が社会的責任を果たすに当たり、ルール違反をした人がトップにいるのはよろしくないのでは」と指摘し、こう続ける。「学生や卒業生らにも影響が及ぶ話で、一般論として理事長も辞めるのが筋ではないか」
【関連記事】立件を逃れた安倍派「5人衆」、議員辞職は?離党は? 派閥解散が決まった日に語った「責任」
【関連記事】過去にも小渕優子氏、安倍晋三氏らが「不起訴」に…裏金捜査でまた分かった自民党政治家の「過保護」ぶり
【関連記事】裏金、実は「課税所得」…これは脱税事件では? どこまでも特権だらけの「政治屋」と国民の途方もない落差
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/578.html#c9
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314067?rct=t_news
1945年3月10日に下町を襲った東京大空襲から79年になるのを前に、空襲当時、中和国民学校(現墨田区立中和小学校)4年生だった元木キサ子さん(89)=東京都調布市=が7日、同小の全校児童約300人に、平和の大切さを訴えた。
戦時中は食料や物資が乏しく、コオロギとナメクジのおいしい食べ方を教わったことや、千葉県の疎開先では、切った竹の筒が茶わん代わりだったことを紹介した。
元木さんは、空襲で両親と弟1人を亡くして戦災孤児となり、小学校は卒業できなかった。子どもたちに「平和は見えない。みんな仲良く普通の生活が続けられるように、いろいろ考えてください。絶対に戦争はしない」と訴えた。
6年生の林駿太さん(12)は「卒業できることが当たり前じゃない時代があったと気づかされた。友達や家族を大切にしたい」と話した。(井上真典)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/550.html#c6
https://www.tokyo-np.co.jp/article/313932?rct=world
【キーウ共同】トルコ大統領府は7日、ウクライナのゼレンスキー大統領が8日、トルコを訪問し、エルドアン大統領と会談すると発表した。ロシアによるウクライナ侵攻の行方やウクライナ産穀物の輸出などについて協議する。
穀物輸出を巡っては、トルコや国連が仲介した黒海経由の輸出合意からロシアが昨年7月に離脱した。ウクライナは独自の航路を設けて輸出を継続している。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/362.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314478
自民党安倍派の「5人衆」の一人で前参院幹事長の世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏の政治団体が、派閥からキックバック(還流)されたパーティー券収入で「贈答品」を購入していた問題が波紋を広げている。
派閥から還流されたカネの支出先にたびたび登場する老舗洋菓子店の高級クッキーを、地元支援者に贈っていた。世耕氏は「会食費の一部負担」と違法性を否定するが、法律で禁じる有権者への寄付に当たらないのか。
自民党派閥の裏金づくり発覚のきっかけとなる刑事告発をした、神戸学院大の上脇博之(ひろし)教授に聞いてみた。(佐藤裕介、加藤豊大)
◆上脇氏「疑惑さらに深まった」
「疑惑は、さらに深まった」
「クッキーを贈ったが、会食費の一部負担だから寄付には当たらない」という世耕氏の主張に、上脇氏は開口一番こう訴えた。
上脇氏が指摘する疑惑とは、世耕氏が高級クッキーを地元の有権者に贈っていたという問題だ。
この有権者の男性は、自身のブログで、2023年11月ごろに都内で世耕氏と会食。世耕氏と別れた後、銀座のクラブで「世耕さんからもらったクッキー缶」を振る舞い「ホステスのみんなからは今まで聞いたことのないような歓声」を受けたとつづり、「クッキー缶のおかげで今夜はヒーロー。世耕先生、ありがとう」と感謝していた。
この有権者の関係者によると、男性は世耕氏の選挙区の和歌山市在住という。世耕氏の政治団体に献金しており、有力な支援者の一人だ。
◆「一見さんお断り」の贈答品、毎月購入
この老舗洋菓子店は、一見さんお断りの会員制で「今予約しても提供できるのは1年先」(店の担当者)という。この有権者に贈ったクッキーは、店の看板商品。それほど入手困難の人気店から、世耕氏の政治団体は2022年、毎月欠かさず商品を購入していた。
世耕氏の場合、派閥からの還流分は、2018年からの5年間で総額1542万円。裏金事件を受け、訂正した世耕氏の資金管理団体「紀成会」の収支報告書によると、還流分の主な使い道は「贈答品代」だった。
このうち、この老舗洋菓子店には、2021年と2022年で総額37万8000円分を支出していた。
◆裏金から出費?「答えられない」
世耕氏の事務所が、収支報告書訂正に当たって2月末に発表したコメントによると、派閥から還流された資金の一部は2023年にも繰り越されており、23年も還流分から贈答品代として150万円程度の支出を見込んでいるという。
2021年や22年の状況から考えると、23年に地元有権者に贈った高級クッキーも還流分から支払った可能性もある。世耕氏の事務所に尋ねたが、「担当者が不在で答えられない」とのことだった。
世耕氏の事務所は、2021、22年に老舗洋菓子店から購入した分についても、誰に贈ったかは本紙の取材に「お答えしない」としている。
◆公選法は有権者への金品提供を禁止
公職選挙法は、政治家が自身の選挙区内の有権者に金品などを贈ることを禁じている。
世耕氏は3月8日、報道陣にクッキーを渡したことを認めたものの、「こちら側から応分の(会食)費用負担をお願いしたが固辞された。せめて一部の負担をという思いで(クッキー)をお渡しした」とし、公職選挙法違反には当たらないと主張している。
改めて、地元有権者が相談役を務める和歌山市内の木材加工会社に確認したが、「本人が出張中で答えられない」とのことだった。
◆上脇教授「寄付し合っているだけ」
世耕氏の説明に、まず上脇氏が抱いた疑問は「なぜ現金で割り勘しなかったのか」という点だった。
「世耕氏が、会食費用の一部を現金で支払ったのならまだ分かる部分もあるが、なぜ、わざわざ現金で割り勘せずにクッキーで立て替えるのか。クッキーを会食費用の代わりにする意味が分からない」といぶかる。
「会食代をおごってもらった代わりにクッキーを贈っただけで、それは互いに寄付をし合っているに過ぎない」とも。
◆「他の有権者にも配っていないか」
その上で「世耕氏は自らクッキーを渡したことで、寄付を認めている。和歌山の有権者に渡しているということならば外形的には明らかに公選法違反だ」とし、「自ら待ち合わせして直接会っており、秘書の責任にもできない。今後、刑事責任を問われる可能性も出てくるのではないか」と指摘する。
世耕氏の政治団体は、「贈答品代」として毎月のように老舗洋菓子店に出費していた。上脇氏は「その人物以外の地元有権者に、この高級クッキーを配っている可能性もある」とも語る。
◆過去には線香、うちわ配って大臣辞任
政治とカネを巡る問題は後を絶たない。
2019年には当時経済産業相だった菅原一秀氏が、地元の有権者らに香典などを配ったとして辞任。公職選挙法違反(寄付行為)の罪で罰金刑が確定して公民権停止になった。
2014年には当時法相だった松島みどり氏が自身の選挙区内の祭りで名前が入った「うちわ」を配布した問題で辞任している。
【関連記事】安倍派5人衆の世耕弘成氏、「裏金」を高級クッキー店でたびたび支出…食べたのは誰? 「一見さんお断り」で入手困難
【関連記事】世耕弘成氏が近畿大学教職員組合の怒りを買った…「大学の顔」なのに裏金疑惑「秘書に責任転嫁して開き直り」
【関連記事】「参院政倫審」を初開催 世耕弘成氏ら自民議員32人の不記載は「政治への信頼損ねる」と野党が指摘
【関連記事】菅原前経産相に公民権停止3年、罰金40万円の略式命令 公選法違反で東京簡裁
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/578.html#c11
―――以下引用
現実の保全(阿修羅・富士山)
2013 年 12 月 19 日
http://www.asyura2.com/12/idletalk40/msg/656.html
康応四年、戊辰三月十四日、西郷と会して江戸城無血開城を決めたとき、幕府は滅びたが海舟は現実の保全に成功したはずであった。明治二十五年になって、彼は仕事を回顧し、一首の漢詩を試みている。
官兵城に迫るの日
我を知るはひとり南洲
一朝機事を誤らば
百万髑髏と化す
つまり、海舟は、このとき「百万髑髏と化す」の玉砕を避けて、互全の道を選んだ。そしてその選択に
南洲は協力し、江戸百万の民生を救った。明治十年丁互の秋、その南洲が自滅への道程を直進して行ったときも、海舟は「苦学」して旧幕臣をまとめ、薩軍への加担を許さなかった。
だが、それがどうだろう。西郷と私学校党の面々が、ことごとく滅び去ったいま振返ってみれば、「苦学」して互全したはずの現実そのものが、ぼろぼろに崩壊しているではないか。十年間「辛苦経営」して保全して来た現実が、いつの間にか砂のごときものに変わっているではないか。
西郷とともに薩摩の士風が滅亡したとき、徳川の士風もまた滅び去っていた。瓦全によっていかにも民生は救われたかもしれない。しかし、士風そのものは、あのときも滅び、いままた決定的に滅びたのだ。これこそ全的滅亡というべきものではないか。
ひとつの時代が、文化が、終焉を迎えるとき、保全できる現実などはないのだ。玉砕を選ぶ者はもとより滅びるが、瓦全に与する者もやがて滅びる。一切はそのように、滅亡するほかないのだ。
政治的人間の役割を離れて、一私人に戻ったとき、海舟の眼に映じたのはこのような光景であったに違いない。平家が滅び、源氏が滅びたあとに浮上したのが、北條執権の武家体制であったように、徳川が亡び、西郷と私学校党が亡びたあとには、近代日本というものが樹立されようとしているかに見える。海舟は、政治的人間として、いわばこの近代日本というあり得べき国家に賭けて来たといってもよい。だが、それはいつまでつづくか。それもまた、やがて滅亡するのではないか。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/829.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314674
東京電力福島第1原発事故(2011年)のため、福島県田村市から金沢市に避難している浅田正文さん(82)は、元日の能登半島地震でも大きな揺れに見舞われた。真っ先に頭をよぎったのは、震源地に近い北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)。今月初旬には志賀町も訪れ、「避難計画が机上の空論だと実証された」と確信した。脱原発への思いを新たにしている。(奥田哲平)
◆道路寸断の能登で原発事故が起きていたら…
震度5強の揺れだった金沢市の自宅は特に被害はなかった。ただ、次第に明らかになる能登半島の状況に心配が募った。運転停止中の志賀原発は設備トラブルで外部電源の一部が受電できない事態に。志賀原発の運転差し止め訴訟の原告でもある浅田さんは「もし稼働中ならどうなっていたか。事故が起きなかったのは奇跡的」と話す。
田村市の自宅は福島第一原発から約25キロ。13年前、浅田さんは3月12日の1号機の水素爆発を知った知人から「金沢に逃げてこい」と連絡を受け、夜にマイカーで出発。金沢市中心部まで多少の渋滞はあったが、道路は無事だった。それに比べ、各地で道路が寸断された能登半島地震。「もし事故が起きていたら、奥能登の人たちは見殺しになるところだった」と避難計画の実効性に疑問を投げかける。
◆被災者の気持ち、痛いほど分かる
浅田さんは能登から金沢以南に避難する被災者にも思いを寄せる。「これから、どこに住むんだろう」という気持ちが痛いほど分かる。浅田さんは知人宅に避難後は市営住宅、市街地の一軒家を経て、田畑を耕せる現在の借家に落ち着くまで1年以上かかった。
「仮設住宅やみなし仮設入居のめどがつくまで、退去期限を設けずに旅館やホテルに住まわせ続けてほしい」と願い、「避難所でやることがないと元気がなくなる。今後は健康や生きがいが課題になる」と見据える。さらに被災地に残った人たちと避難者の気持ちの擦れ違いも心配する。
田村市内の一部に出された避難指示は14年に解除されたが、自宅周辺はいまだに放射線量が高く金沢に住み続けている。浅田さんは帰還した住民から「あなたたちが戻らないから風評被害がなくならない」と言われ、胸が痛んだこともあった。避難が長期化する被災者に浅田さんが勧めるのは、気持ちを文章にしたためること。「1日5行でいい。我慢をため込まず、外に出して」
【関連記事】「あの経験」はもう誰にも…東日本大震災を機に福島から新潟へ避難した人たちが能登半島地震で感じた不安
【関連記事】東日本大震災を「忘れてほしくない」 語り部になった「子どもたち」それぞれの13年間
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/350.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314370?rct=world
【キーウ共同】ウクライナのクレバ外相は10日、ローマ教皇フランシスコが白旗を揚げて交渉するよう呼びかけたことについて「私たちの旗は黄色と青だ。他の旗を掲げることはない」とX(旧ツイッター)に投稿し、反発した。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/362.html#c7
https://www.tokyo-np.co.jp/article/314826?rct=national
<連載・能登から見る 3.11後の原発防災>
◆志賀原発から8キロ、使えなくなった港
水の澄んだ船着き場をのぞき込むと、海の底一面に黄土色の砂がたまっていた。水深は10センチほど。北陸電力志賀(しか)原発から約8キロ離れた石川県志賀町の領家(りょうけ)漁港を訪れた4日、漁師の室(むろ)順一郎さん(71)が海底隆起で一変した光景を眺めて落胆していた。「これでは船が接岸できず、港の機能が果たせない」
能登半島地震は半島の広範囲で隆起をもたらし、輪島市の鹿磯(かいそ)漁港では海底が4メートルも持ち上がった。領家漁港も消波ブロックなどが上がり、防波堤に亀裂やずれができた。室さんは「60〜70センチほど上がった」とみる。
◆自然の脅威に向き合わない姿勢
海沿いの道路を南下して原発に近づくと、住民が海岸の異変を感じていた。冬場に採れる岩ノリの漁場が隆起した。辺りは「ノリ島」というコンクリート製の人工漁場が点々と並ぶ。原発から1キロ余りの福浦港(ふくらこう)地区で岩ノリ漁をする能崎(のざき)亮一さん(66)は「40、50センチは上がった。波のかぶりが悪くなり、来年どれだけ採れるか」と話した。
目と鼻の先の海上に、原発の荷揚げ設備が見える。「数メートル上がったら原発の取水口は大丈夫なのか」
志賀原発は、再稼働の前提となる新規制基準の審査が続く。北陸電は地震時の隆起量を20センチ以下と想定している。その場合でも、水深6.2メートルの取水設備から原子炉を冷やす海水をくみ上げられると主張する。
原発近くで想定を超える隆起が起きたのは確実だ。にもかかわらず、北陸電には危機感がない。今月7日に地震後初めて構内を報道公開した際、隆起の影響を問われた吉田進・土木建築部長は、詳細を説明しないまま「発電所の安全に問題ない」と強調した。自然の脅威に向き合わない姿勢は、大津波の予測に取り合わず福島第1原発事故を起こした東京電力と重なる。
◆電源喪失トラブル、住民に連絡なし
志賀原発では地震で変圧器の配管が破損し、一部の外部電源を失うなどのトラブルが起きた。しかし、北陸電が地元住民に連絡することはなかった。発災当初に区長として避難所の運営を担った能崎さんのところにも説明はなく、テレビで原発の状況を知った避難者から不安の声が相次いだ。
「原発が動く時と動かない時とで、民宿や飲食店の潤い方が違うのを見てきた。再稼働はするんだろう、その方向に進んでほしいと思ってきた」と振り返る能崎さん。地震で原発の危うさと北陸電の不誠実さを見せつけられ、考えは変わった。「そう簡単に再稼働を認めていいのか」(渡辺聖子)
◇ ◇
◆東電は「巨大津波」を検討課題としたが対策せず
東京電力福島第1原発事故前、東電は国の地震調査研究推進本部(地震本部)が示した巨大津波の想定について、社内の検討課題になったものの、巨額の費用がかかることなどから対策することはなかった。
非常用電源設備が原子炉建屋地下にあるなど浸水を想定しない構造のまま、東日本大震災が発生。大津波によって建屋が浸水して電源を失い、世界最悪レベルの事故につながった。
事故後に発足した原子力規制委員会は、新たに重大事故対策を盛り込んだ新規制基準を策定。費用対効果を見込めない老朽原発を中心に廃炉が相次いだが、これまでに審査で不適合と判断された原子炉はない。
―――――――――――――――
原発の冷却 運転中の原子炉の冷却は、海から取り込んだ海水を熱交換器に通して行う。地盤の隆起で海底などにある海水の取水設備が使えなくなると、通常時の冷却ができず、海からポンプ車でくみ上げるなど非常用の注水手段を使って冷却することになる。冷却ができないと、原子炉内の核燃料が過熱して溶け始め、重大事故になる。
―――――――――――――――
<連載・能登から見る 3.11後の原発防災>
能登半島地震では、2011年の福島原発事故後に見直された避難と事故対策のあり方に致命的な問題が露呈した。原発と共存できるのか、能登の被災地で考える。
【関連記事】<連載>避難計画は崩壊した 集落脱出できない 救出に向かえない
【関連記事】<連載>雨風が吹き込み、横にもなれない家に「屋内退避」しろと? 原発事故対策の絵空事
【関連記事】「今の石川県で原発災害が起きたら避難できない」 それでも災害指針を見直さない、楽観論の背景にあるもの
【関連記事】港から漁船が出せない…能登半島地震で「隆起」 漁業に大打撃の現状は? 各地の新旧衛星写真も
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/351.html#c1
「うさぎ」さんは、共産党嫌いが、ちょっとひどすぎる。
昔の新左翼は、選挙のときには、共産党に投票していたそうだ。
昔は、まず、民青に所属してから、転向して、新左翼になっちゃいましたのような、定石があったと思いますが、すっ飛ばしてしまう人が、その後、出てきた。
「うさぎ」さんは、どういう人??
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/353.html#c4
https://www.tokyo-np.co.jp/article/315579?rct=national
天空の山城として知られる備中松山城(岡山県高梁市)に、2018年の西日本豪雨直後からすみ着き、「猫城主」として就任5年を迎えた「さんじゅーろー」をPRする「猫城主さんじゅーろーあしあと館」が16日、オープンした。
高梁市観光協会が、城山の麓にある市重要文化財の武家屋敷「旧埴原家」内に整備した。城に迷い込んでから猫城主として親しまれてきた歩みを振り返る動画や年表、さんじゅーろーの巨大パネルと記念撮影ができるコーナーなどがある。
さんじゅーろーは推定9歳の雄。開館は午前10時〜午後4時(4〜9月は午後5時まで)。入場料は大人500円など。年末年始休館。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/291.html#c3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/315489?rct=politics
次期戦闘機の日本から第三国への輸出解禁を巡り、公明党は「容認」と「慎重」の間で迷走した。安保政策でタカ派色を強める自民党の「ブレーキ役」を自任する公明だが、過去の安保政策の転換と同じように、今回も政府・自民党に押し切られた。
公明の北側一雄副代表は14日の記者会見で「党内の実務者と(党幹部との)連携が十分ではなかった。戦闘機という殺傷能力を持つ武器の輸出は、重大な政策変更で、慎重な議論が必要だった」と振り返った。
自公両党は昨年4月、安保政策に詳しい「実務者」12人で輸出解禁に向けた協議を始めた。7月にまとめた中間論点整理では、次期戦闘機を含む国際共同開発品の第三国輸出容認が「大宗を占めた」と明記した。
◆不満たまった自民側「連立解消」の声も
公明の姿勢が一転したのは、11月に公明党の支持母体・創価学会の池田大作名誉会長が死去した直後。党幹部から「慎重に議論するべきだ」との主張が相次ぎ、容認ムードは消えた。池田氏は「平和の党」の礎を築き、学会で強い影響力があった。関係者は当時「学会が精神的支柱を失って混乱する中、大きな方針決定はできない」と語った。
日本の安保政策を大きく転換させる案件にもかかわらず、国会や記者会見で輸出の必要性を語ろうとしない岸田文雄首相の態度も、公明には「やる気がない」と映り、慎重姿勢を強める理由になった。一方、自民側には不満がたまり、連立解消を求める議員まで出てきた。
結局、首相は今年3月に入り、国会で輸出の必要性を語り、「歯止め策」を示したことで、公明は再び容認に転じた。山口那津男代表は14日の党会合で「歯止め策」を説明し、「国民にも、国際社会にも、平和国家としての理念を堅持する姿勢を明確にした」と強調した。ただ、戦闘機の輸出を認めた事実に変わりはなく、「平和の党」の変質は隠しようがない結果となった。(川田篤志)
【関連記事】殺傷兵器の輸出を解禁することで自民・公明が合意 密室の協議で大転換 国会抜きで指針改定へ 次期戦闘機
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http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/417.html#c3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316121
日銀は19日の金融政策決定会合でマイナス金利の解除を決めた。今後は次の利上げのタイミングを模索するが、国の借金である国債の利払い費が増えることも、金利上昇時に生じる懸念だ。財政の専門家は「国債費の増加が重荷になる前に、予算の見直しなど財政再建を急ぐ必要がある」と指摘する。
◆金融緩和前に比べて「1.5倍増」
マイナス金利など日銀の大規模緩和の下では金利が低く抑えられるので、政府は借金である国債発行をしやすくなり財政が緩んだ。緩和開始前の2012年度末に705兆円だった国債残高は22年度末に1027兆円に膨張。23年度末には1075兆円に達する見込みで、緩和前の1.5倍となる。
財務省は2月、金利が上昇した際の利払い費増について試算を公表した。名目経済成長率3%と消費者物価上昇率2%を前提にした場合、27年度の想定金利は2.4%に上がると仮定。利払い費は15.3兆円に増え、24年度の9.7兆円から1.6倍に増える。
国の予算は膨張を続けており、24年度の一般会計当初予算における歳出総額は112兆円。そんな中、政府は27年度までの5年間における防衛費を総額43兆円に増やす方針で、今後税収が増えなければ、子育てや社会福祉など暮らしに欠かせない予算を圧迫しかねない。
日本総合研究所の河村小百合氏は「歳出削減と並行し、欧米のように業績絶好調の企業や富裕層に応分の負担を求めるなど、国全体で財政再建に取り組むことが必要だ」と強調する。(高田みのり、市川千晴)
【関連記事】マイナス金利解除で住宅ローンどうなる?「モゲチェック」塩澤さんに聞く 変動、固定はどちらが有利?
【関連記事】日銀が「このタイミング」でマイナス金利を解除したホンネは? 中小企業の賃上げは出そろってないのに…
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/331.html#c10
―――以下引用
クルド人が最も大切にする春祭り「ネウロズ」開催 ヘイト騒動を超えてさいたまの公園に踊りの輪(東京新聞)
2024年3月20日 20時05分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316271
トルコなどの少数民族クルド人の春祭り「ネウロズ」が20日、さいたま市桜区の秋ケ瀬公園で開かれた。民族差別の電話が公園管理事務所などに寄せられ、開催が一時危ぶまれた。多くの日本人も踊りの輪に入り、クルド文化を楽しんだ。
ネウロズはクルド語で「新しい日」の意味で、クルド人が最も大切にする春祭り。20日は晴天の下、華やかな民族衣装を着た人たちが手をつなぎ、伝統的な音楽に合わせて踊った。主催の日本クルド文化協会のチョーラク・ワッカスさんは「たくさんの日本人に助けてもらい、開催できた。日本の友人たちに感謝したい」と語った。
今年に入りクルド人に会場を貸さないよう求める電話やファクスが、公園を管理する埼玉県公園緑地協会にあった。協会は「安全を担保できない」として不許可の方針を示したが、クルド文化協会と日本人の支援者の抗議を受け、対応の誤りを謝罪し開催を認めた。その後も文化協会などには「クルド人は帰れ」などヘイト電話やメールが相次いだ。
祭りには例年以上に多くの日本人が加わった。4月から大学生の森脇愛さん(19)は「異文化を排除するのではなく、良い所を探して一緒に楽しんだ方がいいと思う」。さいたま市の40代の女性会社員も「地元の人は共生を目指している。地域を知らない人たちが対立をあおっている面が大きい」と話した。
クルド人側の要請で、埼玉県警が会場を警備。数人が拡声器でヘイトスピーチをしたものの、混乱はなかった。(池尾伸一)
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クルド人 独自の言語と文化を持つ民族でトルコ、イラクなどにまたがって居住。トルコで激しい弾圧を受け、国連推計では2011年からの10年間に世界各国で約5万人が難民認定された。日本では埼玉県川口市などに約2000人が住むものの、裁判の結果、2022年に1人が難民認定されたにとどまる。2023年以降一部のヘイト的攻撃の対象となり、日本クルド文化協会は今年3月、名誉を傷つけられたとしてフリージャーナリストを相手取り、損害賠償を求めて提訴した。
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【関連記事】「演奏は全面禁止」の根拠はあいまいだった…クルド人の春の祭り制限問題で埼玉県公園緑地協会
【関連記事】差別的な投稿で名誉を傷つけられた…川口のクルド人たちが石井孝明氏に慰謝料などを求めて提訴
http://www.asyura2.com/24/cult49/msg/535.html#c23
―――以下引用
米軍艦艇の日本での修繕に期待 有事に抑止力発揮と司令官(東京新聞・共同)
2024年3月21日 04時50分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316313?rct=world
【ワシントン共同】米下院軍事委員会は20日、インド太平洋地域の米軍の態勢に関する公聴会を開いた。インド太平洋軍のアキリーノ司令官は、有事に米軍艦艇を日本で修繕できれば「抑止力を発揮できる」と期待を示した。日米両政府は日本企業が米艦艇の大規模補修に従事できるようにする方向で調整している。
アキリーノ氏は「紛争中に艦艇を修繕のため米国に送り返すことはしたくない」と主張。保守整備や戦力維持のための選択肢は多い方が良いと強調した。
台湾を巡り、中国が攻撃的な姿勢を強めていると指摘。周辺に艦船や軍用機を展開し「台湾を降伏させるためにあらゆる手段を取っている」と分析した。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/411.html#c8
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316098
日銀は金融政策決定会合で、当座預金の一部にマイナス金利を適用するマイナス金利政策の解除を決めた。植田和男総裁は会合後の記者会見で「現時点の経済見通しを前提にすると、当面は緩和的な金融環境が継続する」と述べ、この先の追加的な金利の引き上げについては中小企業の動向などを含めて慎重に判断すると強調。緩和政策を続ける考えを示した。
◆見切り発車では…大手の賃上げが「重要な判断材料」に
日銀はこれまで当座預金の一部について年0.1%の手数料を課してきた「マイナス金利」をやめ、政策金利にあたる「無担保コールレート翌日物」を0〜0.1%程度に誘導することを決めた。金利水準は0.1ポイント引き上げられる。
長期国債を大量に買い入れ、10年物国債金利を「ゼロ%程度」に抑え込む「長短金利操作(YCC)」も撤廃するが、金利の急騰を防ぐため、月約6兆円の長期国債の買い入れは続ける。一方、株式市場をゆがめるなどの懸念がある上場投資信託(ETF)や不動産投資信託(REIT)の新規の買い入れは終える。大規模緩和は「その役割を果たした」として、今後は短期金利の誘導を通じた金融政策を行う。
日銀が今会合で政策の見直しに踏み切ったのは連合による春闘の一次集計で、大企業中心に高い賃上げ率となったことがある。植田氏は会見でこの結果を「重要な判断材料になった」と説明。大規模緩和が始まった当初から日銀が掲げてきた物価上昇率2%も22カ月にわたって達成。この先も安定的に実現することが「見通せる状況に至った」とした。
◆アメリカの利下げ前に利上げしておきたい?
ただ、中小の春闘の結果を待たず利上げに踏み切った形。理由について植田氏は「中小のヒアリングを実施し、幅広い先から賃上げの計画があるという回答を得た」と説明するが、背景には、年内にも始まるとみられている米国の利下げ前に金融政策を正常化させたい事情もある。米国の利下げと日銀の利上げの時期が重なれば、コロナ後に拡大してきた日米の金利差が縮小に転じ、急激な円高によって輸出企業の業績が悪化する懸念があるためだ。
一方で、日銀の緩和政策の影響で、22年以降は円安が急進し物価高が国民生活を苦しめてきた。元日銀審議委員で野村総合研究所の木内登英氏は「米国が利上げしているときに日銀が動けば円安や物価上昇がここまで進まなかった。もっと早く動くべきだった」と話した。
【関連記事】マイナス金利解除で住宅ローンどうなる?「モゲチェック」塩澤さんに聞く 変動、固定はどちらが有利?
【関連記事】<Q&A>「金利のある世界」で暮らしはどう変わる? 日銀マイナス金利解除決定
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/331.html#c12
なんでまた、国民民主の申請額が高額なのか?
それで、また、Wikiを見てみたら、国会議員が17人もいるわけか。
参院が10人。
衆院が7人。
落とすか、仮に当選したとしても転向してくれればいい。
田村まみさん(イオン労組出身)なんて、ある程度、聞く耳あるんじゃないの?
無いか・・・
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/685.html#c4
フレームアップていうのは、「でっちあげ」だそうです。
クローズアップがよっかた。
英語知らないと、意味通じないですね。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316892
立憲民主党は、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件などで岸田政権の支持率が低迷する中、次期衆院選での政権交代に向けて非自民勢力の結集を模索している。泉健太代表は、各党が一致できる政策の実現を旗印に連携する「ミッション型内閣」の必要性を訴えるが、どのような政権構想を描いているのか。他の野党はどう見ているのか。
◆非自民の8党連立で実現した細川護熙内閣
ミッション型内閣に比較的近いとされるのは、1993年に発足した細川連立内閣だ。93年衆院選で、自民が第1党を維持しつつも過半数を割り、非自民の8党派が政治改革を掲げて連立政権を樹立。自民の派閥による金権政治の温床となった中選挙区制から、小選挙区比例代表並立制への転換などを果たした。
今回、共通政策として想定するのは、裏金事件で焦点となっている政治改革の推進や教育無償化の実現、防衛増税の撤回などで、非自民の多くの勢力が賛成しやすい内容に絞る。共通政策は最小限とし、外交や安全保障、憲法といった分野は当面、現状維持とする。
泉氏は1月の衆院代表質問で構想を唱え、各党に秋波を送った。2月の立民の党大会でも「国民に複数の政策実現を約束するミッション型内閣をつくる。間違いなく価値のある内閣になる」と訴えた。
◆維新、国民は提案に「注文」、共産は協議に前向き
だが、党大会で採択された2024年度活動計画には盛り込まれず、他党の反応も鈍い。日本維新の会の馬場伸幸代表は記者会見で「国家の根幹にかかわる憲法改正やエネルギー問題、安全保障は(立民)党内の考え方を取りまとめてもらわなければならない」と指摘。立民と同じく旧民主党の流れをくむ国民民主党の玉木雄一郎代表も会見で「政権をともにするのであれば、基本的な政策の一致が必要だ」と注文を付ける。
それでも、裏金事件による自民への批判の高まりを受けて、与党と歩調を合わせる場面が目立った維新は、次期衆院選で自公の過半数割れを目標に掲げるようになった。国民も、ガソリン税を引き下げる「トリガー条項」を巡る自民、公明両党との協議から離脱し、岸田政権と距離を置く。共産党の田村智子委員長は、本紙の取材に「真剣に政権交代を求めるなら共闘が必要だ」と、協議に前向きな姿勢を示す。
泉氏は本紙の取材に「維新も国民も自民との対決姿勢を強めている。結果的にミッション型内閣に向かいつつある」と強調。多くの公約を同時に実現しようとして失敗し、短命に終わった旧民主党政権の教訓から、優先的に取り組む共通政策を絞る必要性を訴えた。(大野暢子)
【関連記事】泉健太・立憲民主党代表インタビュー 「裏金」で政治不信が高まる今「ミッション型内閣」で政策実現へ
【関連記事】「火の玉」岸田文雄首相、今度は「命懸け」 ネットはつれない反応「口先だけ」「いちいち薄っぺらい」
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/685.html#c11
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316639?rct=politics
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡って衆参両院で開かれた政治倫理審査会(政倫審)だが、弁明に立った派閥幹部らは不明瞭な説明を繰り返し、真相解明には至らなかった。
「政治とカネ」の問題を厳しく批判してきた泉房穂・前兵庫県明石市長と、現代政治分析が専門の白鳥浩・法政大大学院教授に、今回の政倫審をどう読み解いたか、有権者の政治不信の払拭には何が必要かを聞いた。
◆泉房穂氏「見えた政治家の資質、投票の参考に」
―今回の政倫審で説明責任は果たされたか。
政倫審は言い訳の場であって全容解明の場ではない。国会で議論するなら偽証罪に問える証人喚問が必要だ。安倍派幹部だけでなく、(安倍派元会長の)森喜朗元首相も偽証罪を前提に話すべきだ。全容解明なくして対策はできない。
今、自民党は全容解明をせずに議員の処分をして、名ばかりの対策を取ろうとしている。このままだと国民は「こんな政治はだめだ」という思いを強めていくのではないか。
―国会や自民党に求めることは。
まずは証人喚問をすべきだが、どうせ「記憶にございません」となる。やはり第三者委員会を設置すべきだ。不祥事をやった人間が自分たちだけで(調査を)やったって、もみ消すだけ。時間をかけて資料や証言を突き合わせて調べないと全容は解明できない。
―関係議員の処分はどうあるべきか。
結局、全容解明せずして処分はできない。「私は(不正・違法行為を)やっていません」という言い分が前提では、どうしても軽い処分にならざるを得ない。事実関係を確認していないのに処分をすること自体がおかしいのではないか。
―どんな再発防止策が必要か。
派閥のみならず閣僚のパーティー開催自粛など、(リクルート事件への反省から1989年に自民党がまとめた)政治改革大綱で自らが決めて30年間放置していたことを、そろそろちゃんとやったらどうか。
有権者にも今回の問題を通じて、政策以前の政治家の資質が見えてきたのではないか。秘書や会計責任者のせいにするような対応は、リーダーとして責任を果たす立場にはふさわしくない。投票行動の大きな参考になると思う。(聞き手・小寺香菜子)
◆白鳥浩氏「食い違う証言、疑惑あぶり出された」
―今回の政倫審では「承知していない」「分からない」といった逃げの答弁が目立った。
「何の意味もなかった」という見方もあるかもしれないが、そうは思わない。安倍派や二階派の議員の弁明はテレビ中継などを通じて広く伝わった。多くの国民は「派閥幹部はちゃんとしゃべっていない」という印象を受けただろう。
―とはいえ真相の解明にはほど遠かった。
焦点は三つに絞られたのではないか。一つ目は、この問題がいつから始まったのかという点。二つ目は、2022年4月になぜ還流を「やめよう」という話になったのか、だ。
下村博文元文部科学相は今年1月の記者会見で、22年8月の安倍派の幹部協議で「政治資金収支報告書を『合法的な形』で出す案」が出たと言及した。言葉遣いからすると、幹部の間では当時既に違法性の認識があった可能性がある。
三つ目は、なぜ還流の継続が決まったのかという点だ。政倫審では安倍派の幹部の証言で食い違いが生じている。改めて疑惑があぶり出されたといえる。
―自民党に何を求める。
なぜ関係議員の処分を急ぐのか。必要なのは真相解明だ。4月の(衆院の三つの)補選前に見かけだけの「けじめ」をつけたいのではないかとの疑問もわく。
森喜朗元首相らベテラン議員に経緯を聞かないのも疑問だ。自民党が自浄能力を発揮できるかが問われている。
真相を語る中堅・若手議員が出てきてほしいと思うが、30年前の政治改革で衆院の選挙制度を中選挙区制から(定数1の)小選挙区制に変えた結果として、(公認権を持つ)党執行部を恐れ、発言しにくい雰囲気があるのではないか。当時の政治改革のあり方を問い直す時期に来ている。(聞き手・佐藤裕介)
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衆参両院で開かれた政治倫理審査会 自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、今年2月以降、衆院で3回、参院で1回の計4回開催。衆院では岸田文雄首相のほか、二階派の武田良太元総務相、安倍派の西村康稔前経済産業相、松野博一前官房長官、塩谷立元文部科学相、高木毅前国会対策委員長、下村博文元文科相が、参院では安倍派の世耕弘成前参院幹事長、西田昌司氏、橋本聖子元五輪担当相が出席し、それぞれ弁明と質疑が行われた。
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【関連記事】「合法的なキックバック」の発案者は? そこにいた安倍派幹部が誰も「覚えていない」不思議 政倫審
【関連記事】安倍派幹部ら10人出席してもサッパリだった政倫審 裏金問題、このまま幕引きするつもり?
【関連記事】「火の玉」岸田文雄首相、今度は「命懸け」 ネットはつれない反応「口先だけ」「いちいち薄っぺらい」
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/703.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/316980
立憲民主党の岡田克也幹事長は24日のNHK番組で、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡り、安倍派の資金還流を協議した塩谷立元文部科学相ら同派幹部4人は議員辞職に値すると述べた。自民が4人に「選挙での非公認」以上の処分を科す方向で調整に入ったことに関し「非公認ではとても済まない。事実を解明し、適切な処分を行うべきだ」と語った。
自民の稲田朋美幹事長代理は「説明責任を尽くしてきたかどうかも、処分をどうするかの考慮に入るのではないか」と述べるにとどめた。実態調査は続けると強調した。
党総裁の岸田文雄首相が自ら聞き取り役として、週内に4人から追加聴取する方針。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/703.html#c2
「アラシ}のような確信犯ではないが、
↓
「アラシ」のような確信犯ではないが、
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/659.html#c93
「アラシ}ではないのだけど、
↓
「アラシ」ではないのだけど、
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/659.html#c94
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317453
東京都内などで今年、極めて致死率が高い「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」の患者数が大幅に増えているとして、都が注意喚起をしています。
「発病後、数十時間で死に至ることも少なくない」とされるほど急激に症状が進むとされ、早期の治療が大切です。
どんな病気で、どう備えればよいのでしょうか。(デジタル編集部)
◆既に昨年の半数超え
3月22日の都感染症対策連絡会議の資料によると、2023年に報告された感染者数は都内で141人、全国では941人で、いずれも過去最多だった。
2024年は、まだ2カ月半しかたっていない3月17日時点の速報値で、いずれも昨年の半数を超える都内88人、全国517人の感染が報告されている。
都内の状況を見ると、死亡者数は2023年が42人、2024年が27人(3月17日時点)で、いずれも感染者数の約30%に及んでいる。都は「極めて致死率の高い感染症」と説明している。
年代別の感染者数では、40歳以上が約90%を占める年が続いている。2024年も40歳以上が多い。
◆どんな病気?
東京都感染症情報センターのウェブページや都の資料などによると、「劇症型溶血性レンサ球菌感染症(STSS)」は溶血性レンサ球菌(溶連菌)によって、まれに起きる感染症。通常は細菌が存在しない血液や筋肉、肺などに菌が侵入すると、急激に症状が進行する重篤な疾患になることがある。
症状が重くなると、血圧の低下や多臓器不全からショック状態になり、発病してから数十時間で死に至ることも少なくないという。
筋肉周辺の壊死を起こすことから「人食いバクテリア」と呼ばれることもあるが、武見敬三厚労相は1月の記者会見で「差別とか偏見といったものにつながる可能性がある」として、通称使用の慎重な検討を求めた。
感染症法では、5類感染症に定められている。
劇症型は、子どもを中心に流行する「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」と同じ溶連菌が主な原因になる。だが、劇症型と子どもの溶連菌の咽頭炎は症状が異なり、違う病気として扱われている。
◆初期症状は?
初期症状は、発熱や悪寒といった風邪のような症状のほか、手足(四肢)の痛み(疼痛)や腫れ(腫脹=しゅちょう)、傷の周りが赤くなる、血圧低下などがある。
◆予防のポイントは?
都は手足の痛みや腫れ、発熱などの感染の兆しがあれば、速やかに医療機関を受診してほしいと呼びかけている。
感染経路は不明な場合も多いが、のどからの感染や傷口からの感染などがある。このため、傷がある場合は清潔に保っておくことが予防になる。
武見厚労相は1月の会見で、溶連菌は飛沫(ひまつ)感染や接触感染で広がるとし、「手指の衛生や咳エチケットなどの基本的な感染症対策が重要」と呼びかけた。
◆どんな治療?
治療では、抗菌剤や、壊死した部分の切除による感染拡大防止が行われる。重症化のリスクを下げるには、早めに治療を始めるのが重要だ。
◆詳しい情報は?
東京都感染症情報センターの解説ページには、関連する研究などへのリンクが載っている。
国立感染症研究所にも劇症型溶血性レンサ球菌感染症の解説ページがある。
東京都内の流行状況は、週ごとの感染者の報告数などを感染症情報センターのページで定期的に更新している。
【関連記事】「3割死亡」劇症型溶血性レンサ球菌の感染、東京都内で過去最多ペース 「人食いバクテリア」の異名
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/355.html#c6
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317706
27日の東京外国為替市場は一時1ドル=151円97銭と、1990年以来34年ぶりの円安水準となった。米国の経済指標が好調で高い金利水準が長引くとの見方に加え、日本の金融政策が当面緩和的な状況が続くという見方がある中で、27日午前に日銀の田村直樹審議委員が緩和を維持する発言をしたことで円を売ってドルを買う動きが一段と進んだ。
午後5時現在は、1ドル=151円70〜72銭。日銀は3月19日の金融政策決定会合でマイナス金利政策を解除したが、決定会合終了時点から、円安は2円ほど進んだ。
日本政府は2022年10月、海外市場で円相場が1ドル=152円に迫った際に、約6兆円のドル売り円買いの為替介入を行っている。今後さらに円安が進めば政府が介入措置に踏み切る可能性があり、市場でも警戒感が強まっている。
◇
◆【Q&A】政策金利は低いまま 市場は「予想より遅い」とみた
日銀が19日にマイナス金利の解除を決め、為替市場では円高に進みやすくなることが期待されましたが、実際には円安が進んでいます。その背景をまとめました。
Q 日銀が利上げしたにもかかわらず、なぜ円安が進んでいるのでしょう。
A 日銀は利上げしましたが、政策金利は依然、「0〜0.1%」と低いままです。さらに、日銀の植田和男総裁が決定会合後の会見で当面は緩和政策を続けると強調したことが為替相場に影響しています。金融市場では「金利引き上げのスピードは予想よりも遅い」(エコノミスト)と受け止め、日米金利差の縮小がそれほど進まないと予想。それが、円安を誘発しました。
Q そもそも、ここまで円安が進んだのはなぜでしょう。
A 新型コロナ禍が収束した後に世界的にインフレになり、米国などが急速な利上げを行う一方で、日本は大規模な金融緩和を続けたことで金利差が拡大したためです。貿易構造が変化していることも、ドルが買われやすくなる要因になっています。
Q 円安による暮らしへの影響は。
A 2022年には1ドル=115円台から150円台まで急激な円安が進み、輸入品を中心に物価が急上昇しました。さらに円安が進めば輸入品などが上昇する恐れがあります。野村総合研究所の木内登英氏は「1ドル=155円まで進む可能性はある」としていますが、22年より円安進行が急激ではないため、生活への影響は「それほどではない」とみています。(白山泉)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/331.html#c13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317713?rct=national
JR東海が進める、リニア中央新幹線(品川−名古屋)の大深度地下トンネル建設に反対する東京都大田区、世田谷区、町田市の住民45人が27日、国に認可取り消しを求める行政訴訟を東京地裁に起こした。
◆外環道工事では地面陥没「平穏な住宅街が、騒音が一日中響く街に」
国の認可は違法な上、認可について定めた大深度地下利用法は、憲法に違反すると主張している。
大深度地下利用法は、主に地下40メートル以深を大深度地下とし、道路や一般の需要に応じる鉄道などへの特別措置として、住宅の真下でも住民への告知や補償なしで利用できるなどと規定する。リニアについてはJR東海の申請に基づき、2018年10月、当時の石井啓一国土交通相が認可した。
訴状で原告側は、品川−名古屋間の移動の需要は東海道新幹線で満たされており、リニアには同法で規定する「一般の需要」がないと指摘。また、同法自体が、財産権や平穏な生活を送る権利を保障する憲法に違反するとしている。
提訴後、原告らは東京都内で記者会見を開いた。原告団長の三木一彦さん(66)=大田区=はリニア工事と同じく大深度地下をシールドマシン(掘削機)で掘っていた東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)のトンネルルート上で陥没や空洞が発生したことに触れ「平穏な住宅街が(地盤補修工事のため)騒音が一日中響く街になっている。リニア工事で違法な認可がまかり通るのを黙って見ているわけにはいかない」と話した。(加藤益丈)
◇
◆「調査掘進」機器の故障などでまだ完了せず
リニア中央新幹線は品川−名古屋間の約286キロのうち、東京都品川区−川崎市−東京都町田市の33.3キロと、愛知県春日井市−名古屋市の17.0キロをシールドマシンで掘り進め、大深度地下トンネルを造る。
品川側では、2021年10月の北品川工区を皮切りに、地上への影響を調べながら掘る調査掘進を計4工区で開始。外環道の大深度トンネル工事で20年10月以降、陥没・空洞が見つかったための措置で、2工区で終了した。
ただ、着手が最も早かった北品川工区は、半年で約300メートル掘る予定が、機器の故障などで124メートルで止まっている。また、名古屋側では21年度中の調査掘進を予定していたが、機器の損傷で開始が大幅に遅れている。(梅野光春)
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/292.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/317737
政府は防衛力強化の一環として、有事の際の自衛隊や海上保安庁による使用に備えて整備する「特定利用空港・港湾」に、北海道や沖縄など7道県の計16カ所を指定する方針を固めた。部隊展開や国民保護活動、訓練の拠点を確保する。近く関係閣僚会議で決定し、2024年度に整備事業を始める。初年度の予算は計350億円程度となる見通しだ。政府関係者が27日、明らかにした。
中国の海洋進出や台湾有事への懸念が背景にある。整備する空港・港湾は物流や観光、災害時に活用でき、地元に恩恵がある一方、有事に軍事拠点と見なされ攻撃目標となる危険もある。
関係者によると、16カ所は北海道、香川、高知、福岡、長崎、宮崎、沖縄の7道県の5空港、11港湾。南西諸島防衛を想定して九州・沖縄が半数近い7カ所に上り、自衛隊部隊が多数配置されている北海道の5港を選んだ。四国の4港は物資補給への活用を見込む。
空港では、戦闘機や輸送機などの使用に向け、滑走路の延伸や駐機場の整備を推進。港湾は、岸壁整備や海底の掘り下げなどを計画する
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/438.html#c3
なんかの書物で見たような、記憶があるのだが・・・
この当時の、維新の中心人物たちは、トンデモないことを、構想していた。
夢想していた。
そう思って、間違いはない。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/829.html#c4
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318469?rct=national
関連死を含め244人が亡くなった能登半島地震は4月1日で発生から3カ月となった。石川県の避難者は今も8109人に上り、珠洲市など5市町では約7860戸で断水が続く。完全復旧の見通しは立っておらず、発生3カ月でほぼ全ての断水が解消した2016年の熊本地震と比べ、遅れが目立つ。新年度の被災地に災害の爪痕が深く残る中、復興に向けた生活再建の加速が課題となっている。
石川県によると、最大時3万4173人に上った避難者は3月29日時点で24%の8109人となった。内閣府によると、一時18万人以上が避難した熊本地震は3カ月時点で最大時の2・5%に当たる約4600人にまで避難者が減った。
石川県で最大約11万戸に上った断水は約7860戸に減った。ただ珠洲市のほぼ全域で続いているほか、通水した地域でも自宅に引き込む配管の修復が難航するなど、多くの被災者が不自由な生活を強いられている。最大44万戸超が断水した熊本地震は3カ月で1村の2戸を除き解消。3カ月半で完全復旧した。
これまでに完成した仮設住宅は894戸(3月26日時点)。
http://www.asyura2.com/23/jisin23/msg/123.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318473?rct=national
能登半島地震の被災地では31日時点でも、倒れた家の多くは手付かずで、がれきも山積みの状態だった。「街の風景は3カ月前のまま」「涙が出る」。住民は進まぬ復旧に途方に暮れた。金沢市など遠方に2次避難している人も多く、慣れない環境で長期化する避難生活に不安や不満が募る。
「輪島朝市」では、黒く焼け焦げた建物跡の所々に花が手向けられていた。近くに住む向憲龍さん(81)は被災直後を思い出し「風景はそんなに変わらんな。見通しはつかないけど、いつか活気が戻ってほしい」とつぶやいた。
一部壊れた自宅で生活する輪島市三井町の狭間孝彦さん(76)は「大工に修理を頼んでも3年は来られないと言われた。自分のできる範囲で直していくしかない」。2次避難先の金沢市から自宅の片付けに来ていた長井裕さん(68)は「生まれ育った輪島で早く暮らしたいが厳しい」と険しい表情だった。
輪島市のみなし仮設住宅に住む女性(78)は「なじみの友達と会うことはなく、高齢者の1人暮らしはさみしい。いつまで支援してもらえるのか」と不安を口にした。
http://www.asyura2.com/23/jisin23/msg/122.html#c1
https://sakura.weathermap.jp/sp/point.php?city=Yokohama
というのがあって、それによると、今年は2週間遅れ(昨年比)なのだそうだ。
4月8日に一人で花見するかあ。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318812
衆院東京15区補選(4月16日告示)で、自民党の茂木敏充幹事長は2日、東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が擁立する作家で新人の乙武洋匡氏の推薦をする方針を明らかにした。党本部で記者団に述べた。
衆院長崎3区については、候補者擁立を見送る方針を明らかにした。
都民ファーストの会は、国政進出に向けて設立した政治団体「ファーストの会」として擁立する。
◆長崎3区も擁立見送りの方針
この日、茂木幹事長は記者団に、候補者擁立の判断が遅れたことについて、「全体の政治状況の話ありますが、それぞれの選挙区の事情もあったと思います。東京15区もそうでありますが、長崎3区においても、補選に至った経緯という中で、わが党にとって、なかなか候補者を擁立しにくい状況もあったのも確かだ」と答えた。
自民は派閥の政治資金パーティー収入をめぐる裏金問題で政党支持率が低迷しており、「小池人気」にあやかる戦略をとる形となった。乙武氏を巡っては公明党、国民民主党も支援を検討している。
衆院東京15区補選を巡っては、立憲民主党は元江東区議で新人の酒井菜摘氏を擁立する方向で調整中。共産は新人の小堤東氏が立候補を表明しているが、両党は選挙で協力する可能性もある。
このほか、日本維新の会の新人金沢結衣氏、参政党の新人吉川里奈氏、作家の百田尚樹氏が代表の政治団体「日本保守党」の新人飯山陽氏、元自民衆院議員の秋元司氏が立候補を表明している。
◆「擁立しにくい状況」「厳しい選挙」
茂木幹事長と記者団とのやりとりは以下の通り
Q 補選の告示まで1ヶ月を切る中でなかなか対応が決まらなかった。政治とカネの問題が影響したとみているか
A 全体の政治状況の話はあるが、それぞれの選挙区の事情もあったと思う。東京15区もそうだが、長崎3区においても、補選に至った経緯という中で、わが党にとって、なかなか候補者を擁立しにくいこういう状況もあったのも確かだと考えている。
Q 長崎3区について。長崎3区には立憲民主党と日本維新の会が次期衆院選の候補を擁立する。両候補者が先行して、票の掘り起こしを許すという形になり、地元からは擁立論も根強いが、この辺りはどのように整理したのか
A 確かに地元からは擁立すべきだというご意見も頂いてきた。一方で、今回の補選に至った経緯であったり、選挙区が次回は新しい2区と3区にわかれるといった地元の状況も考えて、擁立するのは困難ではないかと。こういうご意見があったところだ。いずれにしても今日、長崎県連と話をして、候補者擁立を見送るということについてご理解を頂いたので、本選に向けてしっかり1区2区3区とも勝利できるように取り組んでいきたいと思っている。
Q 自民党が対応を決めたことで、衆院3補選の構図が固まった。意気込みを。
A なかなか厳しい状況の中での選挙となると思うが、島根においては公認候補を擁立している。東京15区においても候補者の推薦を行うという形で、勝利に向けて全力で取り組んでいきたい。
【関連記事】自民党が全敗するかも?3つの衆院補選、告示まで1カ月 楽勝のはずの「保守王国」でも苦戦は必至
【関連記事】乙武洋匡氏をファーストの会が擁立 衆院東京15区補選 小池百合子知事は国政復帰を見送り知事3選出馬か
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/752.html#c25
―――以下引用
辞意表明の川勝静岡県知事 「コシヒカリ発言」など繰り返された失言の数々(東京新聞)
2024年4月3日 10時04分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/319025
静岡県の川勝平太知事は2日、6月の議会をもって知事職を辞職すると表明した。1日に県の新規採用職員への訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売るのとは違う」などと発言し、職業差別との批判が殺到していた。川勝知事は過去にもたびたび問題発言を繰り返し、県民や県議会などから批判を受けてきた。
◆「給与返上」実行せず
2021年10月には参院静岡選挙区補選の応援演説で、元静岡県御殿場市長の候補者を念頭に「あちら(御殿場)にはコシヒカリしかない」と発言。同年11月の県議会で辞職勧告決議を受け「12月分の給与と冬のボーナスを返上する」と表明したが、その後も返上していなかったことが発覚。「けじめは職責を果たすこと」と返上しない意向を示すなどしたため、県議会が23年の6月定例会で知事の不信任決議案を提出し、わずか1票差で否決される事態に発展した。
この時期の会見で、過去の不適切発言の原因を問われ「今度、人様に迷惑をかけることがあれば、辞職する」とも明言していた。
さらに同年10月、三島市に文化施設をつくる構想を外部団体に伝え「詰めの段階」などと発言。県庁内では合意しておらず、県議会にも諮っていなかったことから反発を招き、県議会は12月、全会一致で知事に訂正を求める決議案を可決した。知事は「心よりおわびする」などと謝罪に追い込まれた。
ところが今年3月にも、県庁であった磐田市を拠点とする女子サッカーチームの選手らとの懇談で「磐田は文化が高い。浜松より元々高かった」「やっぱり男の子はお母さんに育てられる」などと発言。後者の発言については、ジェンダーギャップ(社会的な男女格差)を助長する可能性があるとの指摘を受け「誤解を招く発言だった」と反省の弁を述べたばかりだった。
川勝知事は京都府出身。早稲田大大学院修了後、オックスフォード大大学院で博士号を取得。2009年の知事選で初当選し、現在4期目で任期を1年余り残している。(小倉貞俊)
◇◇
◆リニア問題「大きな転換点」
リニア中央新幹線静岡工区を巡り、大井川の流量減少対策を求める島田市の染谷絹代市長は知事選を踏まえ「(リニア問題は)1年前倒しで大きな転換点が来た」と指摘。「(次の知事が誰でも)後戻りがないよう、われわれもピッチを上げて協議していきたい。積み上げてきた議論が迷走してやり直しのようなことは避けたい」と強調した。
「あちら(御殿場)にはコシヒカリしかない」などとした「コシヒカリ発言」後、川勝知事から謝罪を受けた勝又正美・御殿場市長は今回の発言について「コシヒカリ発言と似たような発言であり、差別のつもりはないと言っても通じない」とあきれた。辞意表明には「びっくりした。政治的な決断なのでどうこう言う立場ではない。重い決断は受け止めたい」と話した。
【関連記事】「コシヒカリ発言」で川勝知事への辞職勧告決議案を可決 知事は「職責全うする」と続投宣言 静岡県議会
【関連記事】「顔のきれいな子は賢いことを言わないと…」静岡県の川勝知事が女性蔑視発言 「面目ない」と撤回
【関連記事】<川勝県政12年の検証>五輪・パラ 開催不透明、レガシーは
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/343.html#c5
https://www.tokyo-np.co.jp/article/318961?rct=national
川勝平太静岡県知事の発言に関し、取材に応じる静岡市の難波喬司市長=3日午前、静岡市役所
記者団の取材に応じる静岡県の川勝平太知事。唐突に辞意を表明した=2日午後、静岡県庁
6月の県議会で辞職すると表明した静岡県の川勝平太知事が、立憲民主党の渡辺周元防衛副大臣(衆院比例東海)に事実上の後継打診をしていたことが3日、分かった。渡辺氏が同日、国会内で記者団の取材に明らかにした。自身の知事選出馬については「国政ですべきことが目の前にいくつかある」と述べるにとどめた。突然の辞職表明に県内の首長らからは驚きの声が相次ぎ、波紋が広がった。県は川勝氏が3日午後3時半ごろから記者団の取材に応じると明らかにした。
渡辺氏によると、川勝氏から辞職表明前の2日夕に電話があった。川勝氏は「リニア中央新幹線の開業時期が延期され、自分の責任は果たした」と説明。事実上の後継を打診されたが、渡辺氏は「突然言われたら困る」と返答したという。
川勝氏は1日、県の新規採用職員への訓示で「県庁はシンクタンク。野菜を売るのとは違う」などと発言。県庁に職業差別との抗議が殺到し、辞職を表明した。浜松市の中野祐介市長は3日「驚いている。どこかで説明いただく機会を設けてほしい」と求めた。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/345.html#c5
https://www.tokyo-np.co.jp/article/319213?rct=national
【ワシントン共同】米マサチューセッツ総合病院は3日、末期腎不全の治療としてブタの腎臓の移植を受けた60代の男性患者が退院したと発表した。3月16日に手術を受けてから2週間余り。順調に回復してきており、自宅で療養を続ける。
男性はリチャード・スレイマンさん。「何年にもわたる透析治療の負担から解放され、家族や友人、愛する人たちとの時間を再び過ごせるようになって感激している」とコメントした。
使用したブタは、移植後の拒絶反応を避けるため遺伝子操作してあった。今後は腎臓が体内で機能し続けるかどうかが焦点となる。
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/353.html#c6
「戦争とはこういう者」 → 「戦争とはこういう物」
―――以下引用
連隊公式Xの「大東亜戦争」削除 陸自第32普通科「誤解招いた」(東京新聞・共同)
2024年4月8日 20時45分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320053?rct=national
陸上自衛隊第32普通科連隊(さいたま市)が、公式X(旧ツイッター)で「大東亜戦争」の表現を使っていた問題で、連隊は8日午後、該当する投稿から「大東亜戦争最大の激戦地」などの表現を削除した。
当初の投稿は5日で「大東亜戦争最大の激戦地硫黄島において開催された日米硫黄島戦没者合同慰霊追悼顕彰式に参加しました」などと記されていた。
防衛省陸上幕僚監部によると、連隊は激戦地だったことを表現するために当時の呼称を使用。削除理由を「本来伝えたい内容が伝わらず、誤解を招いた」と説明している。
陸幕は取材に「交流サイトの発信は適切な表現で行うようあらためて指導していく」とコメントした。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/458.html#c3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/319990?rct=politics
立憲民主党の渡辺周元防衛副大臣(衆院比例東海)は8日、静岡県の川勝平太知事の辞職表明に伴う知事選出馬に意欲をにじませた。ニッポン放送ラジオ番組で「いろんなことができる自負はある。今すぐ決断できるかというと、政治情勢もあって半分半分というところだ」と述べた。
川勝氏から辞意表明前に事実上の後継打診を受けた際のやりとりに関しては「準備はできますかというような言われ方をされた」と説明。党の安全保障の責任者として政策策定に関与していることを踏まえ「突然言われてもすぐに返事はできない」と伝えたと明かした。知事選については「突然の前倒しで、各党とも準備も覚悟も何もできていない」と指摘した。
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/345.html#c7
―――以下引用
トランプ氏、終戦へ領土割譲案 クリミアやドンバス、米報道(東京新聞・共同)
2024年4月8日 07時08分 (共同通信)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/319883?rct=world
【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト電子版は7日、ロシアのウクライナ侵攻を巡り、トランプ前米大統領がウクライナに南部クリミア半島や東部ドンバス地方(ドネツク、ルガンスク両州)の国境地帯をロシアに割譲するよう圧力をかけることで終戦に持ち込めると周囲に語ったと報じた。関係筋の話としている。
共和党のトランプ氏は11月の大統領選で返り咲けばロシアの侵攻を終わらせることができると豪語しているが、具体的な方法が報じられたのは初めて。外交専門家は実際に割譲すればロシアのプーチン大統領を利し、武力による領土侵犯を看過することになると懸念を示している。
トランプ氏は非公開の場で、ロシアとウクライナの双方が「メンツを保ちたいと考えており、解決策も求めている」と述べ、ウクライナの一部地域にいる市民はロシア領になってもかまわないと考えているとの見方を関係者に示したという。
トランプ陣営の報道担当者は「トランプ氏の計画に関する臆測は、状況を把握していない匿名の情報源から来ている」として報道は不正確だとの声明を出した。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/278.html#c31
これは、共同通信さんのご意見です。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/475.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320460?rct=national
北海道旭川市の学校で2022年以降、いじめ防止対策推進法に基づき「重大事態」と認定された15件について、共同通信が事案の内容や学校などによる対応の経過が分かる文書類を開示請求したところ、市教育委員会は10日までに全て非公開とする決定をした。「個人情報」を理由とした。専門家から「再発防止のため原則公開するべきだ」との批判が出ている。
重大事態は児童らが生命や心身、財産に被害を受けたり長期欠席したりした疑いのある事案と定義され、自治体などは事態に対処し、同種事案の発生を防ぐため事実関係を調べる。結果について文部科学省は「特段の支障がなければ公表することが望ましい」と指針で明示している。
市教委は今回の15件に事実関係の調査を終えた事案が含まれることを認めた。一方、非開示の理由を「個人情報に当たらない部分を公開したとしても、意義がないと判断した」と説明した。
いじめ問題の調査経験が豊富な池坊短期大の桶谷守学長は「個人情報を明らかにしなくても何が起き、どう対応したのかは公表できる」と指摘した。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/340.html#c5
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320458?rct=politics
衆院3補欠選挙(16日告示、28日投開票)の一つである東京15区補選に無所属で出馬する作家乙武洋匡氏を巡り、自民党内で推薦を見送る案が浮上した。推薦を検討していたが、乙武氏から正式な依頼がなく、関連の手続きを進められないと判断したためだ。過去に報道された乙武氏の女性問題に対し、自民内で反発が出ていることも影響しているとみられる。複数の関係者が10日、明らかにした。支援の在り方は引き続き協議する。
乙武氏については、小池百合子東京都知事が特別顧問を務める地域政党が設立した「ファーストの会」が推薦する見込み。独自候補擁立を見送った自民は、小池氏が立てる候補に相乗りする算段だった。
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/752.html#c26
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320683?rct=politics
木原稔防衛相は11日、沖縄県うるま市のゴルフ場跡地に陸上自衛隊の訓練場を新設する計画について、地元の理解を得るのは難しいとして整備を断念すると表明した。防衛省で「住民生活と調和しながら必要な訓練などを十分に満たすことは不可能だと判断した」と記者団に述べた。用地取得も取りやめ、同県内の別の場所で訓練場の確保を再検討する。
計画を巡っては、ゴルフ場跡地が住宅地に隣接していることなどから、2月に開かれた住民説明会で「生活環境が脅かされる」と不安の声が相次いだ。玉城デニー知事やうるま市の中村正人市長のほか、政権与党の自民党沖縄県連も白紙撤回を求めていた。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/438.html#c4
https://www.tokyo-np.co.jp/article/320825?rct=national
沖縄県の玉城デニー知事は12日の記者会見で、政府が同県うるま市に陸上自衛隊訓練場を新設する計画を断念したことを歓迎した。「今回の計画は計画ありきのずさんなものだった。地元の実情を踏まえ賢明な判断をされた」と述べた。
政府は県内の別の場所で訓練場確保を再検討する方針だが、玉城氏は「今回のように計画ありきで説明が二転三転するのでは、今後も県民の賛意を得るのは難しい」と指摘。「自衛隊施設の整備は米軍基地負担軽減と併せて検討すべきだ」と求めた。
2024年度予算にうるま市のゴルフ場跡地の取得経費を盛り込み、26年度の着工を目指していたが、木原稔防衛相は11日、整備を断念すると表明した。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/438.html#c5
四角ににペンネームをパスワードを入れますが、
↓
四角にペンネームとパスワードを入れますが、
http://www.asyura2.com/23/hasan136/msg/347.html#c5
他によい掲示板があったら、教えてください。
阿修羅しか、知らないので。
なんか他にあれば、そっちに移ります。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/833.html#c89
https://www.tokyo-np.co.jp/article/321256?rct=world
【エルサレム、テヘラン共同】イランは13日夜から14日未明、イスラエルを弾道ミサイルや自爆型無人機で大規模に攻撃した。1日に在シリアのイラン大使館が攻撃を受けたことに対する報復。イランがイスラエルを直接攻撃したのは初めて。イスラエル軍はミサイルや無人機の99%を迎撃したとしている。南部ネバティム空軍基地で小規模な被害が出たほか、少女1人が負傷した。パレスチナ自治区ガザでの戦闘が波及し、中東情勢は緊迫の度を増した。
国営イラン放送によると、イラン革命防衛隊トップのサラミ司令官は14日、報復は「限定的な作戦だった」と述べ、抑制的な攻撃だったとの考えを表明した。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/467.html#c9
https://www.tokyo-np.co.jp/article/321006?rct=discussion
やたら「国賓待遇」と強調されることが気になります。
岸田文雄首相が米ワシントンを訪問し、バイデン大統領と会談しました。宿泊先はホワイトハウスと道路を隔てて北側に位置する大統領迎賓館「ブレアハウス」。元首でない首相は国賓にはなり得ませんが、米政権は公式夕食会を開くなど、最大限のもてなしで迎えたことになります。
外交を考えれば、友好国かどうかを問わず、国家の首脳同士の関係が良好なことに越したことはありません。米国が日本の首相を国賓待遇とした心遣いは分からないでもないのですが、今回の訪米には違和感も覚えます。
その要因の一つは、首相が国内では自民党派閥の裏金事件などで厳しい状況にあることです。首相は日本にいるときよりも居心地がいいのでしょうが、「国賓待遇」で浮かれているときではない、と言いたくもなります。
もう一つの理由が、むしろこちらの方が重要ですが、今回の首脳会談で日米の軍事一体化で合意したことです。
東京新聞は12日の社説で、自衛隊と在日米軍との相互運用性を高めるための指揮・統制枠組み見直しなど合意内容について「岸田政権が2022年12月に改定した国家安全保障戦略に沿った内容だが、同戦略は国会の議決も国民の審判も受けていない」「米国との軍事一体化を国民的な議論を経ず、既成事実化するような振る舞いを糾(ただ)さねばならない」と指摘しました。
中国の軍事的台頭など東アジアの情勢緊迫に、日米が協力して対処することは重要でも、軍事的増強で対応すれば逆に緊張を高める「安全保障のジレンマ」に陥ります。
何より、戦後日本の「平和国家の歩み」を逸脱するような防衛政策の転換を、日本国内での徹底した議論や国民の幅広い合意を欠いたまま、米国と約束することで既成事実化していいのでしょうか。
首相は今回の外交成果を政権浮揚にも利用したいと考えているのでしょう。でも首相が誠実に向き合うべきは、日本国民であることを忘れてもらっては困るのです。 (と)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/901.html#c1
カネですね。
どこの国もそうだったとしたら、議会制民主主義というというものが、ある特定の階級に支配されていると思う。
300万円ぐらい出せない奴は、ダメだ。
門前払い。
地方議員の場合はどうなのだろうか。
URI → URL
https://www.tokyo-np.co.jp/article/323136?rct=politics
4歳の娘は、アニメシリーズ「プリキュア」にはまっている。親を悩ますのは「あれもこれも」とせがまれる関連グッズだ。シリーズは1年ごとに物語が完結するが、前作は中盤に新たな主役級キャラが登場し、序盤に買った分と合わせてコスチューム2着で2万円超かかった。シールや水筒、果てはプリキュアホテル宿泊…。年間の出費額を考えると頭がくらくらする。
気持ちのコントロールが難しい幼児に負けないほど「あれもこれも」と欲望が止まらないのが岸田政権の防衛力強化だ。敵基地攻撃能力(反撃能力)の保有や防衛費倍増に続き、今年3月に武器輸出ルールを見直して英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の日本から第三国への輸出解禁を決めた。1976年に三木武夫首相が事実上の武器禁輸政策を採用してからおよそ半世紀の今年、日本の方針は百八十度転換した。
防衛省を担当して2年半になるが、紙面で安保政策の「大転換」と何度書いたかわからない。基本原則は憲法に基づく平和主義や専守防衛のはずだが、何度も転換した結果、この国は確実に「戦える国」に変貌した。平和主義と相いれない次期戦闘機輸出の解禁も、将来に禍根を残す決定というほかない。
そもそも輸出先国がどのように戦闘機を使うかを、日本が管理するのは事実上不可能だ。英国などが共同開発した戦闘機「ユーロファイター」を購入したサウジアラビアが2015年のイエメン内戦に介入し、空爆で多数の民間人に犠牲が出たという調査報告もある。全世界の国民の平和的生存権を保障する日本国憲法の精神に反して、次期戦闘機が紛争助長の道具に使われないと誰が確約できるのか。
戦後日本の武器輸出政策の歴史は、経済合理性と平和主義の間で揺れてきた。
武器製造は連合国軍総司令部(GHQ)により禁止されたが、1950年に始まった朝鮮戦争で米軍向けの弾薬生産を再開。東南アジアへの銃弾など輸出を拡大させた。生産数を増やせば単価が安くなり、政府の防衛費も抑制できるとして、海外に販路を求めるのが防衛産業の宿命。73年のオイルショックを受け、経済界が武器輸出の規制緩和を求めたのに対し、野党が平和主義との整合性を追及した結果生まれたのが、三木首相の「武器輸出三原則」だった。
三木首相の国会答弁を引き出した当時野党の公明党の正木良明氏は、「防衛産業は投下した資本を回収するため、どんどん輸出しようとする。だから武器を輸出する余地を残さない。これが平和国家日本の最大の方針でなければならない」と指摘した。それから半世紀。政権与党になった公明は解禁に賛成した。岸田政権は経済合理性を優先し「防衛産業は防衛力そのもの」と開き直る。振り子を再び平和主義に戻せるかは、野党の姿勢と国民の一票にかかっている。(政治部)
【関連記事】次期戦闘機「輸出解禁」を政府が決定 「平和国家」を変質させる重大な政策変更を、岸田政権はまた国会抜きで
【関連記事】公明、迷走の末に戦闘機輸出を容認 池田大作創価学会名誉会長死去で慎重論が勢いづいた時期もあったけど…
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/497.html#c1
あと、関連記事のひとつを、省略しています。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324158?rct=politics
衆院補選東京15区で、元格闘家の須藤元気氏(46)は、落選したものの3万票近くを集めた。維新の金沢結衣氏(33)や、小池百合子知事が支援した無所属の 乙武洋匡氏(48)らを上回り、2番手と善戦した。須藤氏はX(旧ツイッター)で「大変お世話になりました」と謝意をつづった。
須藤氏はXで「組織票も何もない私のために地元江東区や全国から、支援者、家族、友人、チームが集まって、私を支えてくださった」と記し、「日本を皆んなで幸せになれる国に変えていく、その試みは、改めて、今日が出発点となりました。私、須藤元気は、再スタートを切ります」と、今後も政治活動を続ける考えを示した。
◆「組織票ないが…」
須藤氏は、前参院議員で元格闘家。2019年の参院選に立憲公認で立候補し初当選したが、2020年に離党。今回の選挙戦では、政党や政治団体の支援を受けない「完全無所属」を強調し、消費税減税やインボイス制度廃止などを公約に掲げた。
【関連記事】 【衆院3補選詳報】東京は酒井菜摘氏「真っ当な政治作る」 小池百合子知事の姿は? 立民3−0自民
【関連記事】 酒井菜摘さんはどんな人? 衆院東京15区補選で当選確実 立憲民主党新人 病気乗り越え国政へ
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324147?rct=politics
衆院の3補欠選挙は28日投開票され、いずれも立憲民主党の候補が制した。派閥の政治資金パーティー裏金事件を巡る逆風にさらされる自民党は島根1区で議席を奪われ、東京15区、長崎3区では候補者を立てられずに不戦敗。実質的に3議席を失った形で、岸田政権は大きな打撃を受けた。(中山高志)
◆東京15区は酒井氏初当選、小池知事の求心力に陰り?
公選法違反事件を巡る柿沢未途氏=自民離党=の辞職を受けた東京15区では、立民新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)が、無所属新人で前立民所属参院議員の須藤元気氏(46)、日本維新の会新人の元江崎グリコ社員金沢結衣氏(33)、諸派「日本保守党」新人の麗沢大客員教授飯山陽氏(48)らを大差で引き離して当選を決めた。小池百合子都知事の支援を受けた無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)は5番手にとどまった。東京15区の投票率は40.70%で、過去最低だった2017年の55.59%を14.89ポイント下回った。
酒井氏は28日夜、当選確実の報道を受けて「利権やお金で動く政治ではなく、国民の声を受け止めて動く政治を掲げた。一定の理解を得た」と述べた。自民派閥の裏金事件が追い風となる中、共産党が自前候補を取り下げて支援に回った。
金沢氏陣営は、馬場伸幸代表や吉村洋文共同代表ら党幹部を相次いで投入。「政治とカネ」を巡り政権を攻撃する一方で立民批判も展開したが、有権者に浸透しきれなかった。
乙武氏は、小池知事が特別顧問を務める「都民ファーストの会」を母体とする「ファーストの会」の推薦を受けた。自民は相乗りする方針だったが、地元の反発もあって見送り、公明党も支援に踏み切れなかった。小池知事は、21日投開票の目黒区長選で支援する候補が敗れ、今回の選挙では乙武氏が大敗。求心力の陰りを指摘する声も上がりそうだ。
島根1区は自民の細田博之前衆院議長の死去、長崎3区は裏金事件を巡る谷川弥一氏=自民離党=の辞職を受けて実施された。
◇
◆がんや不妊治療乗り越え、区議時代は医療施策に尽力
立憲民主党新人の酒井菜摘さん(37)は「政治とカネ」を巡る政権批判の受け皿として幅広い層からの支持を集め、次点に大差をつけて初当選した。
当選確実の報を受けた午後8時過ぎ、喜びに沸く事務所であいさつに立った酒井さんは「市民と野党の共闘候補として、みなさまに支えていただいたことは一生、忘れられません」と共産、社民両党の支援を受けた選挙戦を振り返り「まっとうな政治を実現していきたい」と力を込めた。
酒井さんは看護師・助産師として地元の病院で勤務後、区議2期を務めた。がんや不妊治療を乗り越えてきた自らの経験を語り、がん患者支援や医療施策などさまざまな声を行政に届けてきたことなど、区議時代の実績を強調した。子どもを大切にする社会の実現や、ひとり親支援の充実、保育士配置基準の見直しなども掲げ、子育て世帯の共感を広げた。
立民は、泉健太代表、長妻昭都連会長ら党幹部が連日応援に駆けつけ、自民批判を繰り広げた。勝利を受け、長妻氏は事務所で「はっきりと自民の政治改革案、裏金の実態解明に落第点がついた。顔を洗って出直せということだ」と語った。(井上真典)
◇
◆裏金だけじゃない…「聞く力」なき自民体質への審判 政治部長・関口克己
衆院3補選で、自民党は不戦敗を含めて全敗を喫した。真相究明に後ろ向きな裏金事件が逆風となったのは間違いないが、敗因はそれだけだろうか。安全保障やくらしに直結する重要課題について、国民への説明を尽くさず、国会での熟議も避けて決めてしまう安倍政権から岸田政権へと続く自民党の体質を否定する審判だと思えてならない。
岸田文雄首相は先の訪米中、「日本は米国の最も近い同盟国」と言い切り、バイデン米大統領との会談では日米軍事協力の強化で合意した。専守防衛を掲げる日本が、米国の戦争に巻き込まれる危険性を高めかねない表明は、国民的議論を踏まえたものなのか。国賓待遇を受けた高揚感で世界に語るべき言葉ではない。
国民のくらしに目を向けても、同じように映る。
少子化対策の財源として公的医療保険料に上乗せして徴収する「子ども・子育て支援金」。首相は「実質負担は生じない」と、国民の理解とはほど遠い説明を繰り返す。紙の保険証は12月に廃止し、マイナンバー保険証に一本化する。そこに高齢者や医療機関の不安に寄り添う姿勢を感じ取ることは難しい。
物価高に苦しむ国民生活を立て直す気概を、私は首相からくみ取れない。「聞く力」を失った政権に対する国民の信頼は底が抜け、政治不信は頂点に達していることを示したのが、今回の選挙ではなかったか。
補選が終わったばかりであることを承知の上で言いたい。首相はただちに衆院を解散し、国民に信を問うてほしい。それが「聞く力」がまだ残っていることを示す唯一の方法だから。
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【関連記事】乙武洋匡氏が落選確実「責任感じる」 衆院東京15区補選 支援候補が連敗の小池百合子知事、3選に向け痛手
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c4
院3補選 → 衆院3補選
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c5
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324134?rct=politics
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件後、初の国政選挙となった衆院3補欠選挙は「政治とカネ」が最大の争点となる中、立憲民主党が自民の牙城を切り崩して圧勝し、次期衆院選へ弾みをつけた。特に島根1区は1996年の小選挙区制の導入以降、自民が議席を維持してきた保守王国で、岸田文雄首相は異例の2度の現地入りで総力戦を展開したのに敗北。国民の自民への強い拒否感が示されたことで、首相の責任を問う「岸田降ろし」が広がる可能性もあり、9月の党総裁選を前に深手を負った。(山口哲人、大野暢子)
◆立民・泉健太代表「次は白黒をはっきりつける総選挙」
「次は政治改革に白黒をはっきりつける総選挙になる。早期の解散総選挙を求めていく」。立民の泉健太代表は28日夜、記者団にこう宣言し、次期衆院選での政権交代を見据えて攻勢を強める考えを示した。
これまで岸田政権で行われた衆参の10補選は自民が7勝、日本維新の会が1勝。立民は支援した無所属候補が2勝したが、立民の看板では勝てなかった。泉氏の手腕を疑問視する声もくすぶっていたことから、快勝に党内は勢いづく。
選挙戦では泉氏が前面に立って「裏金発覚から5カ月たつのに真相究明は進まず、処分も不十分。自民の政治改革案はあんが入っていない大福だ」と批判し、政治改革の必要性を強調。自民に愛想を尽かした保守層や無党派層を味方に付け、島根に加え、長崎3区と東京15区も大差で制して党勢復活を印象付けた。
◆立民の課題は「風頼み」と「野党共闘」
それでも、立民が次期衆院選に向けて万全とは言い切れない。自民の裏金事件や世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係など「敵失」が大きく、与党幹部から「追い風参考記録」と負け惜しみもこぼれる。
多くの選挙区で立民の支持基盤が強固でなく、風頼みの状況は変わらない。補選では共産党が候補を降ろすなどして実質支援に回って立民候補の当選を後押ししたが、野党共闘を巡る足並みは乱れたままだ。
最大の支援団体の連合や国民民主党は共産との連携を拒絶する。野党共闘に否定的な日本維新の会は、289小選挙区のうち立民と100程度で競合し、馬場伸幸代表が「立民はたたきつぶす必要がある」と述べ、溝は深い。政権批判票の分散で野党が共倒れとなって自民が勝利する恐れもあり、立民の野田佳彦元首相は関東を立民、関西を維新ですみ分けるよう訴える。
◆「岸田おろし」か4万円定額減税で「再浮上」か
一方、自民の茂木敏充幹事長は28日夜、記者団に「大変厳しい結果だ。国民の信頼を回復できるよう努める」と敗戦の弁を述べた。党内からは、逆風の強さを目の当たりにして「低支持率のトレンドが止まらず、岸田首相の下で選挙はやれないよ」(中堅議員)との声も。首相側近の木原誠二前官房副長官は「政権交代が起こってもおかしくない状況」と率直に認める。
首相が低空飛行を抜け出す切り札として期待を寄せるのは、6月に実施する国民1人当たり4万円の定額減税だ。選挙戦でも「家族5人なら20万円の減税を用意し、児童手当も拡充して所得を下支えする」と家計支援策のアピールに力を入れたが、裏金事件で政治不信を募らせる有権者は簡単にはなびかなかった。
「選挙の判断の中に、私の政治に対する姿勢も評価の対象に入っている」と明言していた首相。裏金事件で実態解明や政治改革に指導力を発揮せず、自らの処分も避けた首相に国民が明確にノーを突き付けたことで、求心力がさらに低下するのは確実だ。
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【関連記事】乙武洋匡氏が落選確実「責任感じる」 衆院東京15区補選 支援候補が連敗の小池百合子知事、3選に向け痛手
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c6
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324131?rct=politics
3補選で唯一、与野党一騎打ちの構図となった島根1区。自民党の牙城だった島根県で、立憲民主党元職の亀井亜紀子氏(58)が野党として初となる小選挙区の議席をもぎ取った。自民派閥の裏金事件批判を繰り広げ、支持を集めた亀井氏は「何が私たちをこんなに怒らせているのか、岸田政権にはきちんと感じてもらいたい」と力を込めた。
午後8時過ぎに当選確実と報じられると、松江市の報告会場に集まった支援者約100人から「うおーっ」という大きな歓声と拍手が起きた。亀井氏は目に涙を浮かべながら「島根が良くならないという苦しさが私への期待に変わった。重たい一票だ」と述べた。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c9
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324130?rct=politics
選出された自民党議員が2人続けて逮捕された東京15区で初当選を確実にした立憲民主党新人の元江東区議酒井菜摘氏(37)は、満面の笑みを浮かべて「まっとうな政治を実現していきたい」と決意を語った。「とにかくしっかりしてという声があった」と選挙戦を振り返った。
酒井氏の選挙事務所は支援者や報道陣ですし詰めの状態。午後8時過ぎに当選確実が伝えられると「やったー」と歓声が上がった。酒井氏は花束を受け取り、安堵の表情を浮かべた。
一方、無所属新人の作家乙武洋匡氏(48)の事務所は、水を打ったような静けさに。乙武氏は厳しい表情で「ただただ私の力不足」と言葉を絞り出した。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c10
この件ですが、リンクだけでは無く、フォローアップについても同様に拡張できませんか?
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/660.html#c76
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324508?rct=politics
立憲民主党の枝野幸男前代表は30日、自身の動画投稿サイト「ユーチューブ」番組で次期衆院選を巡り、定数の過半数(233議席)の独自候補擁立を目指すべきだとの考えを示した。「単独でも政権が取れる余地のある候補者を立てることが必要だ」と語った。立民の擁立目標は200人にとどまっている。
枝野氏は候補者擁立に関し「他の野党とできる範囲で連携し、一騎打ちの構図にした方がいい」と指摘。衆院3補欠選挙での立民全勝を受け、岸田文雄首相が衆院選までに交代する可能性が高いとの見方も示した。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c17
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324354?rct=editorial
「政治とカネ」の問題が最大の争点となった衆院3選挙区の補欠選挙で、自民党は不戦敗も含めて全敗となった。派閥裏金事件の再発防止を巡る消極的な姿勢など、自民党政権の制度疲労に対する国民の怒りが示された形だ。
岸田文雄首相ら政権幹部は、選挙結果を直視し、自らに政権を担当する資格や能力があるのか、自問すべきである。
裏金事件発覚後初の国政選挙となった3補選で、自民党が公認候補を擁立したのは島根1区だけで唯一の与野党対決となった。
同区は小選挙区制導入後9回の選挙で、自民党の故細田博之前衆院議長が一度も負けたことがない保守地盤。しかも細田氏死去に伴う「弔い合戦」であり、首相が告示後2回選挙区入りした総力戦での敗北は逆風の強さを物語る。
自民党は東京15区、長崎3区では候補者擁立すらできず、推薦もしなかった。当選が見込めなかったとしても、候補者を擁立して事件について説明し、有権者の判断を仰ぐことが、政権政党のあるべき姿ではなかったか。
裏金事件を巡る自民党の対応は政治不信を増幅し続けた。徹底した党内調査を行わず、裏金づくりの経緯や使途など真相解明は進んでいない。裏金議員への甘い処分も常識とは懸け離れていた。何より党運営の最高責任者である総裁を務める首相の処分は見送られ、国民はあきれるばかりだ。
政治改革を巡る本格的な議論が国会でようやく始まった。再発防止に向けた議員の罰則強化で、自民党案は各党案で最も消極的な内容だ。政策活動費の見直しにも踏み込んでおらず、政治不信の払拭に向けた決意が疑われている。
自民党内からは2009年の衆院選のように「政権交代が起こってもおかしくない状況」(首相側近の木原誠二前官房副長官)との声も漏れる。「政治とカネ」を巡る消極姿勢に加え、これまでの強引な政権運営を改めない限り、再び同じことが起きて当然だ。
3勝した立憲民主党も喜んでばかりはいられまい。自民党の敵失に負うところが大きいからだ。
世論調査によると、国民は政権交代や与野党伯仲の政治状況を求めている。野党候補を一本化し、政権批判票を集めて勝利した島根1区のような「受け皿」を全国で構築する取り組みを、次の衆院選に向けて加速せねばなるまい。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c18
―――以下引用
2022年3月2日には、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う戦争犯罪、人道に対する犯罪について、検察官による捜査開始の申立てを受け、日本の赤根智子判事を含む3名の裁判官による検討に入り、2023年3月17日にウラジーミル・プーチン大統領とマリア・リボワ・ベロワ大統領全権代表(子供の権利担当)に対し、ウクライナ占領地域からの子供たちの違法連行に関与した容疑で逮捕状を発行した。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/302.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324493
衆院3補欠選挙で全敗を喫した自民党。派閥の裏金事件に加え、女性問題を週刊誌に報じられた宮沢博行氏が衆院議員を辞職するなど、組織の「瓦解(がかい)」が止まらないように映る。その要因や岸田政権の今後の見通しについて、元自民党事務局長で選挙・政治アドバイザーの久米晃氏(70)に聞いた。(大杉はるか)
◆岸田政権は危機への対応が遅すぎる
―補選は全敗だった。
「驚きはない。個々の事情はあるが、全体的には政治とカネの問題で、自民への逆風が予想以上に強かったということだろう」
―自民が読み誤ったか。
「今回の選挙で、ということではなく、昨秋以来、岸田政権はこの問題への対処を誤り続けている。例えば処分も先延ばしした上に中途半端だった。危機への対応が遅すぎるのではないか。首相は『結果を出す』と言い続けているが、何一つ結果が出ていない。支持率は回復しようがない」
◆襟を正さぬトップ、声を上げぬ若手
―自民は政治改革にも消極的に見える。
「本来は1989年の党政治改革大綱を守っていれば、今回の問題は起こらなかったはずだ。一番上に立つ人が襟を正さないから下も守ろうとしない。一方で30年前の政治改革の時のように、若手議員が声を上げることもない」
―その理由は。
「昭和20年8月15日(終戦)を経験していない人が政治の中心になり、政治に対する志や使命感が薄れてきてしまっているのではないか。今は、明治維新が忘れられた大正・昭和初期の時代と共通項があると思っている。もう一つは選挙制度。無所属での立候補は制約が大きく、志のある人が出づらい一方、政党には世襲議員が増えてきている」
◆自民支持者は納得できる人でなければ投票しない
―思い切った改革をすれば支持は回復するか。
「難しいのではないか。今、首相の交代を望む世論が大勢になりつつある。大型連休明けに自民内で何らかの行動が起こらなければ、次期衆院選で厳しい結果になる。首相は解散について『全く考えていない』と強く否定し、自分で解散権を封じたということだろう。そう思われても仕方がない状況だ」
―菅義偉前首相から、顔を変えて大勝した2021年衆院選の再現か。
「一度失った信用は簡単には戻らない。国民が(自民に)舌打ちしたくなる状況が何年も続いている。リーダーを代えて議席減をどれだけ抑えるかという話だ。自民の支持者は保守的無党派層。自民候補でも、信用できて納得できる人でなければ、投票しない」
―――――――――――――――
久米晃(くめ・あきら) 1954年、愛知県東浦町出身。80年、自民党職員に。2002年から選対部長、11年党事務局長。19年に定年退職し、現職。
―――――――――――――――
【関連記事】衆院3補選 全敗の自民に「顔を洗って出直せ」…立民幹部、裏金解明や政治改革を要求 岸田政権のゆくえは
【関連記事】窮地の岸田首相に残された「切り札」とは…衆院3補選 自民は「牙城」が崩壊 3勝の立憲民主は攻勢誓う
【関連記事】岸田首相に元側近も失望「そういう人。本当に人ごとだと思っている」 三ツ矢憲生氏が語る裏金事件と自民党
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/211.html#c19
ウクライナ侵攻を始めたロシアが被った損害規模とは:米機密情報の解除により明らかに/ Zeleb.es(阿修羅・藪素人 )
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/465.html
なるほどなるほど。
別の投稿では、愛ちゃんが非表示にされている。
なるほどなるほど。
愛ちゃんだから非表示にするわけでもないようだが、非表示にしてないのも確かあったような。
私の投稿では、愛ちゃんについては無条件反射的に非表示にしています。
http://www.asyura2.com/13/dispute31/msg/833.html#c158
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324971?rct=editorial
「洞窟の比喩」というエピソードが古代ギリシャの哲学者プラトンが著した「国家」にあります。
洞窟の奥にいる囚人たちは、振り返ることもできない状態で縛られています。入り口の方にかがり火が燃えていて、人々を背後から照らしています。
動物などの像が火にかざされると、洞窟の壁に影絵が映ります。囚人たちはその影絵こそ真実だと思っています。
でも、ある1人が束縛を解いて、洞窟の外に出ようとします。光源の存在を知り、やがて太陽の光を浴びることになります。そこで見る世界は洞窟の影絵とは似ても似つきません。
その1人は洞窟の奥に戻り、囚人たちに自分が見た世界を語ります。でも、洞窟の囚人たちは誰もその話を信じようとはしません。何しろ、自分が見ている影絵こそ真実だと思っているのですから。
◆暴政を見ている10年間
この10年間、私たちは囚人のように洞窟に閉じ込められ、政権が都合よく映し出した影絵を見ているのではないでしょうか。
「閣議決定」で政府が思い通りの政策を推し進める政治風景のことです。まるで憲法を無視するかのように、国会など存在しないかのように、主権者たる国民も蚊帳の外であるかのように…。
安倍・菅・岸田と続く政権下では、憲法の解釈も、法律の解釈も、内閣が自由自在に変更してしまいました。戦後積み上げた政府答弁も自分たちの都合のいいように簡単に覆してしまいます。
息のかかった高検検事長を定年延長したり、日本学術会議の会員を任命拒否したり。老朽原発の運転延長も国会の議論をほとんど経ずに閣議だけで決めました。
国権の最高機関は国会なのに、さながら政府の追認機関になっています。憲法が想定する三権分立の民主主義とは異なります。まるでプラトンの「洞窟の影絵」のように、当たり前の光景になっている、それが心配です。
内閣とは法律を誠実に執行する行政機関で、国会は唯一の立法機関です。法律はときに国民の権利を制約しうるので、国民の代表者である国会だけが立法できると憲法に定めています。
ですから内閣が勝手に法の枠や解釈の枠を踏み外してはなりません。憲法は主権者たる国民の側に制定権力があり、政府は憲法に拘束される側ですから、身勝手な解釈変更など許されません。
それが三権分立の本当の姿です。でも、この10年、単なる閣議決定で憲法や法律が読み替えられています。これは暴政です。
出発点は2014年の夏。集団的自衛権の行使容認を安倍内閣が閣議決定した時です。専守防衛のはずの自衛隊が他国の戦争に介入できることになったのです。
百八十度の大転換です。平和主義を定める憲法9条から逸脱しています。法治国家では法の整合性や連続性が求められますが、壊れてしまいました。
それからは安全保障の重要案件の多くは、閣議で決定されていきます。敵基地攻撃能力の保有や防衛費倍増、高性能の次期戦闘機を他国に売ることも…。
でも、そもそも閣議決定とは閣僚の合意事項で、法律を超える法的拘束力はありません。もし閣議決定に法的効力を認めるとすれば、内閣が勝手に法律をつくるのと同じです。国会はいらなくなります。やはり暴政なのです。
しかし、最近は世論の反応も鈍くなっているのが残念です。14年から15年の安全保障関連法の成立当時は、「憲法違反だ」と多くの国民が怒り、国会前で抗議のデモ=写真、本社ヘリ「あさづる」から=を繰り広げました。
今は政府により既成事実が積み上げられて、無力感が漂っているのでしょうか。抗議の声も鳴りをひそめがちです。
◆「考える」は戦う精神だ
冒頭の「洞窟の比喩」は、批評家・小林秀雄の「考えるヒント」(文春文庫)にも出てきます。
<彼等(ら)は考えている人間ではない(中略)巨獣の力のうちに自己を失っている人達(たち)だ>
影絵を真実と思っている洞窟の囚人たちのことでしょう。だから、自ら考えねばなりません。小林秀雄は「考える」営みについて、「どうあっても戦うという精神である」と記します。
<プラトンによれば、恐らく、それが、真の人間の刻印である>
影絵のような名ばかりの民主政とは、どうあっても戦う。そんな精神を持ちたいものです。
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/247.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/324707?rct=tokuhou
<その先へ 憲法とともにA>
扉を開ければ、ここは精神科医療史資料室。5000冊は超えるだろうか。精神関係のあらゆる書籍が眠る。
「ようこそ」。書棚の向こうから顔をのぞかせたのは精神科医、岡田靖雄さん(93)=東京都杉並区。この国の精神科医療の生き字引と言っていい。
◆資料室の名前にこだわった理由
私財を投じて2005年に創設したこの資料室は「青柿(せいし)舎」と呼ばれる。精史舎にする案もあったが、古くから人々の生活に恩恵をもたらしてきた「柿」にこだわった。「柿の半分は初夏に地に落ち、落ちた青柿(あおがき)は生食には向かないが、発酵させた柿渋は防虫や防腐など並々ならぬ効果を持つ」と表情を緩ませる。「柿渋は古来より民衆に愛された万能民間薬。悠久の歴史にあやかろうと。あとは、ぼく自身が周囲から『青くさい』と言われていたので、青の1字をいただいた」
岡田さんを精神科医療史に突き動かしてきたのは、1958年に精神関係の雑誌に掲載されたある論文だ。終戦時の45年の都立松沢病院に入院していた患者の死亡率40.89%という数字の高さに衝撃を受けた。「戦争の本質を何より語っていると感じた。戦争は弱い者を一番先に痛めつける」
◆勉強会を重ね、社会運動につなげる
以後、岡田さんは臨床の傍ら医療史を読み解いてきた。「歴史とは過去のことではなく、現状を照らし出す光。それによって現状の立体構造がみえてくる。歴史から学べるものは現状の深い根だ」。年に数回同好の士を集めて医療史の勉強会を開き、その時々の問題に引きつけ、社会運動に結び付けてきた。
勉強会が最も活気づき、その礎を築いたのは今から60年前の64年、統合失調症を患う青年が米国大使を刺した「ライシャワー事件」を機に精神衛生法改正の議論が湧き起こった頃だ。当時の新聞は「野放しの精神病者」とことさら危険視し、強制入院を強化する必要性を説いていく。岡田さんらはその激流に抗(あらが)うように勉強会を重ね、地域の精神科医療の重要性を訴えた。
結局、65年成立の改正法は措置入院を強化したが、精神関連の活動拠点となる「精神保健福祉センター」の前身の精神衛生センターの設置や、通院医療費公費負担制度の新設といった地域に開かれた制度も盛り込まれた。
◆世界では病床数を減らしたが…
ただ、地域精神医療はこの国で根付かなかった。世界ではこの60年代を分岐点に精神科病床数を減らしたが、日本は真逆へひた走った。
日本の病床数の多さについては、この時代の法改正を巡る議論が引き合いに出されるが、岡田さんは首を横に振る。「ぼくは高度経済成長が引き金だと思う。戦争が終わり、追いつけ追い越せと農村から都市部に人を流入させ、農村部でなら生きていけた精神障害者が邪魔になった。『収容』した方が安くつくと精神科病院が量産されていった」
青柿舎にはある肖像画が掲げられている。1918年に精神疾患のある人が自宅の私宅監置に閉じ込められた実態をまとめた東大教授呉(くれ)秀三(しゅうぞう)(1865〜1932年)だ。「我が国十何万の精神病者は実にこの病を受けたるの不幸の外に、この国に生まれたるの不幸を重ぬるものというべし…」との言葉を残した。
岡田さんがこの言葉を知ったのは62年頃。「こんな言葉を吐ける人が東大にいたのは衝撃だった。だが、精神科医療の現場では全く知られていなかった。この言葉が省みられなかったことに、日本精神医学の正体をみた気がした」と憂う。
◆母の病をきっかけに医師を志す
岡田さんは福島で生まれ育った。「本が好きで、幼少期は本を読んでいた記憶しかない」という。
中学3年で敗戦。「神ながらの道」を説いていた教師が、ある日を境に、急に民主主義を唱え出した。
医師を志したきっかけは、岡田さんがまだ幼い頃、母親が異型のパーキンソン病になったことだ。症状が進むと、投薬の影響か、母親は盗み食いを伴う過食症状に。岡田さんにとって精神疾患は身近だったという。
1951年に東大医学部に。勉学に励んだが、当時の学びやは権威的で、今でもあの気持ち悪さは忘れられない。臨床の授業で、ある教授が実際の患者の身体で病状を解説。だが、説明が終わっても上半身裸で教授の横に座らせていた。患者は女性だった。「ここに学ぶべき師はいない」と精神科志望を鮮明にした。56年に医師になり、10年近く都立松沢病院で精神科医としてのまなざしを学んだ。
この国の精神科医療に「法の下の平等」はあったのか。
閉鎖病棟は「不潔病棟」と呼ばれ、汚物が壁に塗られ環境は劣悪。通常は1年で交代するが、岡田さんは希望して4年間担当。患者の入浴日に診察に行けばいいと言われたが、毎朝病棟に通い離れなかった。
◆思わぬ反響があった新聞投稿
患者の中には閉鎖空間のいら立ちか、興奮して衣類を破き、冬になると身体をブルブル震わせる人も少なくなかった。ある日「衣類の寄付を」と朝日新聞に投書し、思わぬ反響と1万点の衣類が寄せられた。だが「実態を暴露した」と都衛生局側から疎まれ続けた。
精神科医療はいつも社会から遠ざけられ、人権感覚をも失わせていく。岡田さんはその後、女性病棟の担当に。ある時、入院していた中程度の知的障害があった女性が、院内で男性患者と性的関係に。女性に面会に来る家族はおらず、「子育ては難しい」と岡田さんは不妊手術の対象にその女性を選んだ。旧優生保護法下、都の優生保護審査会も承認し、不妊手術には岡田さんも助手で立ち会った。
それから半世紀。2018年に不妊手術を強制された人らの国賠訴訟が相次ぐと、岡田さんはその事実を実名で告白。「当時は普通だったが、それはまぎれもなく全ての国民は個人として尊重される憲法13条を排斥する行為。精神科医療史を礎にしてきた者が語らないわけにはいかなかった」
◆日本のやり方は「世界の三大精神科アビューズ」
いまだ続く虐待問題や安易な身体拘束、医師や看護師の配置基準が少ない精神科特例。日本の病床数の多さは、ナチスの精神疾患の患者殺害、旧ソ連の反体制運動家収容と並び、世界の三大精神科アビューズ(乱用)と語られる。
岡田さんは言う。「差別医療が徹底され、昔も今も違憲状態だ」とし、「精神科の病院運営はほとんどが民間任せ。民間の病院を擁護するつもりは全くないが、国は責任を持たなかった。その不作為を認めるところから全てが始まる」。
◆「できることを進め、憲法を引き寄せていけばいい」
精神疾患を巡り差別的視点も根深い。「差別をなくす術(すべ)は常識とされていることを疑うことだ。それを重ねていると差別の芽も小さくなる。自分の頭で判断していくということだから」
例えば、世界保健機関(WHO)の「健康」の定義。「健康とは、肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態」とするが、岡田さんは全否定する。「完全に良好な状態の人間なんているのか。健康とは、悪いところを抱えてそれでも生きていくことだ」と説く。
日本の精神科医療をこう見据える。「例えば単科の精神科病院をなくし、一般病院の中に他科と同じように精神科を位置付ける。地域の人が気軽にサンダルで会いに行ける環境にする。これだけでも随分違う。できることを進め、憲法を引き寄せていけばいい」(木原育子)
◆デスクメモ
医学部時代から70年以上、この国の精神科医療を見つめてきた岡田さん。「昔も今も違憲状態」という言葉は重い。戦後の日本で、なぜ憲法の保障する人権が届かなかったのか。今も生命、自由、幸福追求の権利が尊重されていない理由は? 社会に根ざす差別に向き合わなければ。(本)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/231.html#c2
東京新聞・共同 → 東京新聞
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/355.html#c7
やはり、農本主義は、正しかった。
労働価値説は、誤りだ。
今、もうひとつ、足りないのは、国際的農本主義だ。
農本主義インターナショナル。
後進国の農民同士が対話をしなければならないが、それは、AIによる、即時通訳で可能になる。
ただし、AI価値説は、労働価値説と同じく、誤りである。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/305.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325546?rct=national
パレスチナ自治区ガザへの攻撃を続けるイスラエルに抗議する欧米の学生運動に触発され、東京大駒場キャンパス(東京都目黒区)でも「パレスチナ連帯キャンプ」が運営され、学生らが集まっている。開始から10日あまり。図書館前に張ったテントに泊まり込む東大生は「大学は、虐殺とアパルトヘイト(人種隔離)を続けるイスラエルへの非難声明を出すべきだ」と訴える。
大学側は撤去を求めているが、委員の1人、農学部の八十島士希さん(25)は「東大はウクライナに侵攻したロシアに対しては非難声明を出した。イスラエルにも出さなければダブルスタンダードだ」と話し、撤収予定はないと強調した。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/577.html#c10
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325554?rct=hissen
俳優の吉行和子さんが長年所属した「民藝」を1969年に退団したのはある芝居が原因という。もらった台本は手書き。読んでも筋が分からない。それでも不思議な世界が広がっていた。
書いた劇作家も演出家も新しい演劇を提唱し、「民藝」を敵視する人物。吉行さんは出演のために退団を決意する。宇野重吉さんの説得に対し「それでもやめます」。
役者をそこまで魅了した作品は、鈴木忠志さん演出の『少女仮面』である。書いたのは当時のアングラ演劇運動の旗手で劇作家の唐十郎さん。4日に亡くなった。84歳。
街角で芝居を演じ、警察が来ると消える「路頭劇」。新宿・花園神社の紅(あか)テント公演。資金を稼ぐための金粉ショー。今では信じられぬ伝説の数々に新しさを常に求め、時代を動かそうとした情熱と危なっかしさを思う。
「唐の演劇は『くやしさ』と『自由さ』に支えられている」。沢木耕太郎さんが書いていた。当時の若者の抱えた「くやしさ」と憧れた「自由さ」。唐さんの作品はそこに共鳴したのだろう。その芝居のすごみと魅力はあの時代の花園神社で当時の若者とともに見なければ分からないかもしれぬ。
早くから評価していたのはライバルだった寺山修司さん。寺山さんの「天井桟敷」と、唐さんの「状況劇場」の乱闘騒ぎも伝説の一つだが、唐さん、寺山さんと同じ5月4日を幕切れに選んだか。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/304.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325370?rct=tokuhou
<その先へ 憲法とともにE>
書籍編集者として「教育」と「安全保障・軍事」に強い関心を持ち続けてきた。ただ、梅田正己さん(88)の足跡は編集者としての枠組みにとどまらない。10冊を超える著書があり、出版史上最大の言論弾圧事件・横浜事件の再審裁判を支援する会の事務局やマスコミ九条の会の呼びかけ人を務めた。
言論の自由、平和主義―。行ってきた活動や関心そのものが、憲法と密接な関係がある。しかし、現憲法の理念は「成立まもなくからなし崩しにされ続けてきた。ほぼ80年で、1周回って敗戦後の出発点に戻ってきた」と感じている。
そんな思いを深めるニュースが最近も相次いだ。
陸上自衛隊の部隊がX(旧ツイッター)への投稿で、「大東亜戦争」という表現を使った。自衛隊員が靖国神社に集団参拝したことも明らかになった。「大東亜戦争」はアジアへの侵略戦争を正当化する際に使われることが多く、靖国神社はそうした歴史観を持つことで知られる。
◆三省堂営業部時代にのめり込んだ「学生通信」
戦前の軍国主義教育を受けた記憶が残っている。1945年の終戦時は9歳。学校で教育勅語を丸暗記させられた。「月並みの軍国少年だった」と振り返る。故郷の佐賀県唐津市にいて、直接の空襲は受けなかったが、戦争末期は米軍機が通過するたび空襲警報が鳴り、防空壕(ごう)に逃げ込んだ。
高校時代、受験勉強に没頭した反動で、東京で過ごした大学時代は授業はそこそこに読書にふけった。辞書や教科書を主に出版する三省堂に就職するが、「あくまで活字マスコミ志望で、特に大きな理由はなかった」。ただ、就職先での仕事も受験勉強の反動が反映される。
入社後、営業に配属され、そのためのPR紙「学生通信」の編集を担当した。宣伝は広告欄だけにとどめ、未成年の性や学生の自治、非行問題など、授業や教科書ではあまり扱わないテーマを取り上げた。自身の高校時代への反省から、高校生の社会的、文化的な関心を刺激する特集を組んだ。毎号、適切な筆者が見つかるとは限らず、自ら取材、執筆もした。
「学生通信」は全国の高校の図書館に置かれるようになったが、経営者の交代で方針が変わり、72年に廃刊。しかし、各地に「ファン」の教諭が育っていた。「このままなくなるのは忍びない」。退社して自ら出版社「高校生文化研究会」を設立、「月刊 考える高校生」を発刊した。
◆「観光コースでない」シリーズはヒット作に
未成年の性を扱った書籍の一部が「3年B組金八先生」のシナリオに使われた縁で、小説版の同シリーズを扱うことに。「考える高校生」で取り上げた沖縄問題の執筆者に依頼し、83年、「観光コースでない沖縄」を発行。以降、「観光コースでない」シリーズはヒット作となる。
「高校生文化研究会」はその後、「高文研」に名称を変え現在に至る。高文研は沖縄や朝鮮半島の歴史などに関連する人文書を多く出版している。梅田さんが経営から退いて10年以上がたつが、もとは現役時代に関心を広げ、手がけるようになったテーマだ。
大手出版社を辞め、当初2人で始めた出版社は、こうしてなんとか軌道に乗っていった。ただ、教育関連の出版に携わり、教育が常に国家主義的な政治の圧力を受け、統制され続ける現実を見ることになる。
◆戦後は終わったはずでは…回帰していく戦前教育に衝撃
学生通信の創刊3年目の1965年、高校生に向けて「期待される人間像」の中間草案が発表される。その一節、「われわれは祖国日本を敬愛することが、天皇を敬愛することと一つであることを深く考えるべきである」に衝撃を受けた。「戦前の教育勅語は否定されたのではなかったのか」
「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根内閣時の85年、文部省(当時)が「国旗・国歌の取り扱いについて徹底すること」との通達を出した。「日の丸・君が代問題が出てから、次第に学校現場の統制が強まり、息苦しくなった」。その後、この問題は東京で教員の大量処分という事態に発展する。
「考える高校生」(91年から「ジュ・パンス」に改題)は高校生を一市民として捉え、教育制度や国家体制について批判的な側面を伝える内容もあった。購読はあくまで教諭の自主性に依拠していた。教育現場の状況を反映してか、徐々に部数は減少。教育基本法が改正された2006年、34年の歴史に幕を閉じた。
教育の分野で、戦後否定されたはずの国家主義的な思想が息を吹き返す。また、編集者としての経験から、言論の自由も後退しているように感じる。
◆言論弾圧は今も…みんな忘れちゃったの?
中曽根内閣時代には、外交・防衛上の国家機密に対する公務員の守秘義務を定めたスパイ防止法案の成立に向けた動きがあった。この際、「出版人も対象に巻き込まれる」と反対する出版人の会を立ち上げ、高文研に事務局を置いた。この会は後に横浜事件の再審請求裁判につながる。
同法案は多くの議員や世論の反対もあって廃案となったが、13年、同様の趣旨と言える特定秘密保護法が第2次安倍政権下で成立した。「言論弾圧、統制という観点から見れば、横浜事件から特定秘密保護法までつながっている。1980年代には多くの反対があったのに、みんな忘れちゃったのかな」
これ以上、現憲法の理念をなし崩しにしてはいけない。そのためにどうすればいいのか。行き着いた答えが、「学校教育でほぼ消されている近現代史を学ぶ」ということだった。
戦中、大日本帝国の3本柱だった帝国憲法、軍人勅諭、教育勅語はどんな時代状況の中でできたのか。帝国憲法に行き着く明治維新とは何だったのか。自らその歴史をひもといたのが「日本ナショナリズムの歴史」(全4巻)や「明治維新の歴史」だ。
◆否定的な面も含めて、明治維新から学び直しを
編集者である梅田さんが自ら執筆した動機は、国家主義への道を歩んだ日本の近現代史、特にその源流となった明治維新の本質について、一般の読者にも理解できるように書かれた本が極めて少ないと感じたから。「近代日本が歩んできた道を正面から向き合って考えないといけないのに、人々の意識から抜け落ちている。歴史研究者にも奮起してほしい」
基本的人権、国民主権、平和主義を掲げた現憲法は「世界中が掲げるべきだ。人類の未来はそこにしかない」と思い、その成立とともに人生を歩んできた。しかし、このままでは現憲法の理念は崩れ、戦前と似た状況に戻ってしまうのではないかとの不安が募る。
そうならないためにも、否定的な面を含めた日本の近現代史を学ぶ場を設けることの大切さを訴える。
「国家主義時代の歴史を学べば、現憲法の意義も分かるはず。心ある人たちで学習運動をしてほしい。定年退職した中高の社会の先生をチューターとして入り口にすればいい」。近現代史を学ぶ草の根の市民グループが広がれば、多くの人の憲法への認識も変わると信じている。(宮畑譲)
◆デスクメモ
文部科学省が検定で追加合格にした「令和書籍」の歴史教科書に批判の声が上がっている。特攻による戦死を「散華(さんげ)」と表現するなど、太平洋戦争を美化する姿勢が漂うからだ。現憲法の背景には国家主義、軍国主義への反省がある。負の歴史を殉国美談にしてはならない。(北)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/231.html#c3
あと、自動翻訳(通訳)というのは、どこまで進歩しているのかな。
文字を持たない民族の農民と、また別の、文字を持たない民族の農民、とが、対話をする場合、臨席できるほどほどの能力は無い。
文字が、ネット空間上にある事が前提のAI技術である。
可能性としては、身体を持ったAIが、文字を持たない民族の農民の家に1年以上お世話になり、すべての動作と言語の関連を掌握してしまい、また、もうひとつ別の、文字を持たない民族の農民の家に1年以上お世話になり、言語を掌握して、いわば、オーダーメイドの通訳ロボットに成長するという方法がありえる。
このロボットのメンテナンス費用とか、電気代は、農本主義インターナショナルとかの組織が負担する。(迷惑をかけてはいけない。)
現在の技術では、このようなロボット作成も、可能ではないだろうか?
可能ではあるが、やらないだけだが。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/305.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325708?rct=world
【ウィルヘルムスハーフェン共同】ドイツ海軍のフリゲート艦と補給艦が7日、同国北部ウィルヘルムスハーフェンなどからインド太平洋地域に向け出港した。東・南シナ海などで現状変更の試みを続ける中国をにらみ、地域への関与を進める戦略の一環。8月後半に東京に寄港する見通し。
ピストリウス国防相は出港に際し「インド太平洋地域との連携を深め、信頼できる存在としての地位を強固なものにしたい」と述べた。
フリゲート艦、補給艦は大西洋を通り、太平洋に入る。米海軍主催の環太平洋合同演習や海上自衛隊を含む多国間訓練に参加。南シナ海を通る予定で、台湾海峡を通過するかどうかは明らかにしていない。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/510.html#c6
https://www.tokyo-np.co.jp/article/325723
自治体に対する国の指示権を拡大する地方自治法改正案が7日、衆院本会議で審議入りした。改正案には、新型コロナウイルス禍などを受け、緊急時に国民の生命の保護に必要な対策を国が地方自治体に指示できるようにするとの内容が盛り込まれた。国と自治体の関係は「対等」とする地方自治を後退させる恐れがあるとして、野党から批判が相次いだ。(三輪喜人、我那覇圭)
◆政府が「重大事態」と判断すれば指示できる
現行法では、災害対策基本法など個別の法律に規定がある場合にのみ、国は自治体に指示ができる。改正案は、大規模災害や感染症のまん延など「国民の安全に重大な影響を及ぼす事態」と政府が判断すれば、個別法に規定がなくても自治体に指示できると定める。
7日の本会議で立憲民主党の大築紅葉氏は、国の指示権拡大が「地方分権の流れを逆回転させる」と主張。国と自治体の対等な関係を「上下、主従に戻すことにつながる」と訴えた。松本剛明総務相は指示権拡大は国民の安全に重大な影響が及ぶ場合に限るとして「地方分権の後退との指摘は当たらない」と反論した。
◆国会関与があると「機動性に欠ける」
共産党の宮本岳志氏は、戦前の反省から憲法に地方自治が明記されていると指摘。改正案では「重大な事態」の範囲が極めて曖昧だと訴えた。また、沖縄県名護市辺野古(へのこ)の米軍新基地建設に向けて、政府が強制的な手法で工事を進めているとして「住民自治も団体自治も踏みにじっている」と批判。松本氏は、あくまで地方自治法に基づく措置だと主張した。
日本維新の会の阿部司氏は、指示権が行使された場合のチェック機能について尋ねたが、松本氏は「適切に検証される必要がある」として、具体的な制度には言及しなかった。
国民民主党の西岡秀子氏は、国が指示を出す場合に国会の関与がない点を問題視。松本氏は、国会承認などを義務付けると運用面で機動性に欠けるためだと説明した。
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地方自治法 地方公共団体の組織や運営に関する事項を法律で定めるとする憲法92条に基づいた、地方自治で最も重要な法律。国と地方の役割分担や住民の権利・義務、条例、議会などについて規定する。2000年施行の地方分権一括法により、国と地方の関係は「対等」と位置付けられた。国会で審議中の改正案は「対等」の原則は維持するが、特例として非常事態の際、国の指示権拡大を定める。
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http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/289.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/326152?rct=world
避難民が密集するパレスチナ自治区ガザ南部ラファで、イスラエル軍の本格侵攻の危機が高まっている。大規模な殺害に直面しながら国際社会が止めることができていない中、日本の大学では米国を発端に拡大する抗議デモに連帯する動きが相次いでいる。若い世代が上げる声は、停戦を促す力となるか。分断と憎悪の連鎖を断ち切るすべを考えた。(西田直晃、木原育子、安藤恭子)
◆現役教員がくれた古テントに泊まり込み
9日午後、東京大駒場キャンパス(東京都目黒区)の図書館前の芝生広場。「ここに来てくれることが抗議につながる」。話し合っているのは、東大駒場パレスチナ連帯キャンプ運営委員会のメンバーだ。4張りのテントが並び、「ガザを殺すな」と記された画用紙を掲げる学生もいる。
この一角にテントが出現したのは、4月26日深夜。米国の連帯キャンプの参加学生が拘束された報道に触れ、農学部3年の八十島士希(やそじましき)さん(25)が「応援したい気持ちが募り、具体的な行動で示したかった」との思いで始めた。学内の仲間が集まり、3日目には現役教員が「もう使わない」と古いテントを置いていったという。
以降、交代しながらテントに泊まり、講義に出席してきた。運営委によると、趣旨に賛同し、宿泊した学生は首都圏や関西圏の他大学を含む延べ30人以上。昼間に訪れる支援者は、同100人を超えた。
◆「イスラエルに沈黙するのは矛盾している」
学内の洗濯機やシャワーを用い、テントの近くには干したズボンやシャツも。カップラーメンや飲料水、ポータブル電源などの支援物資が届き、台東区から訪れた50代女性は「若い人が目立つ運動をするのは大変なことなのに、うれしい」と語り、数千円のカンパをスタッフに手渡した。
今月6日、運営委は大学本部に対し「即時停戦」「イスラエルや関係企業との断交」を盛り込んだ声明を出すよう求めた。八十島さんは「ウクライナに侵攻したロシアを強く批判しているのに、イスラエルに対して沈黙するのはダブルスタンダードだ」と強調し、こう続ける。
「イスラエルの学術機関と結ぶのは、暴力と抑圧への加担を意味する。一方、大学が破壊されたパレスチナの学術研究は停止した。東大は彼らこそ受け入れるべきだと思う」
開設3日目から訪れている関西大の伊藤理紗さん(25)は「パレスチナ問題が人種差別や植民地主義につながる問題と初めて知った。目が覚めた思いだ。多くの人に知ってほしい」と語る。
◆京都大、筑波大…「それぞれできることを」
「こちら特報部」は、東大にキャンプへの対応などを尋ねたが、「現在確認中」として、この日の回答はなかった。
ガザの死者数は3万4000人を超える。国連児童基金(ユニセフ)の推計によれば、かつての人口が約25万人だったラファに、現在は約120万人が避難し、その半数を子どもが占める。トイレは約850人に1個、シャワーは約3500人に一つの割合しかない。ラファの検問所のガザ側は封鎖され、イスラエルの侵攻が本格化すれば、休戦交渉を継続するのは困難だ。国連のグテレス事務総長は「人類にとっての大惨事になる」と警告している。
こうした状況で、日本での抗議の動きは各大学に広がった。京都大にも「連帯キャンプ」が発足し、筑波大などでは有志がガザ関連の本を読んで抵抗する「本読みデモ」が行われた。八十島さんは言う。「それぞれの大学でできることをやり、抗議を波及させたい」
◆アート作家110人がパレスチナに連帯
川崎市内ではアートを通じてガザに思いを寄せようというイベントも開かれている。都内在住の30代の女性2人が企画した「パレスチナあたたかい家」。誰もが家族と幸せに暮らせるようにとの願いを込めた。
ガザの解放を願う刺しゅうや油彩画、多くの人が殺害されたジェノサイドへの怒りや涙のポスター、パレスチナの「抵抗」を表すスイカをモチーフにした雑貨…。110人の作家の協力を得て、パレスチナに連帯する作品が壁一面に並ぶ。ラファで起きている現実に対し、木村りべかさん(36)は「悲しいし、むかつく。絶対に止めたい。安全な場所にいる自分にできることをしたい」と企画した思いを話す。
◆「息をしている間に命が失われている」
佐古奈々花さん(33)は7日、あたたかい家のX(旧ツイッター)に「私たちが息をしている間に何人もの人の息が止まっています」と記し、日本政府やイスラエル、米国の大使館に停戦を求める意見を送るよう呼びかけた。
「社会をつくっているのは市民。言っても変わらないとは思わない」と木村さん。5歳の娘を連れて都内の反戦デモにも参加してきた。「子どもでも怖くなく、無関心な人にもやわらかく、パレスチナのことを思ってほしい」と、アートで伝える意義を語る。
連休中には在日のパレスチナ人とユダヤ人を招いた交流イベントも開き、「遠い中東との距離を近くに感じた。誰もが当たり前に暮らせる日常を望んでいるだけ」と話す。12日まで開催し、売り上げやカンパはパレスチナ支援に使うという。
◆「身体を張って止めようとする」アメリカの学生
世界を見れば、米国の大学を発端とした抗議のうねりが広がる。パレスチナ・イスラエル問題に詳しい東京経済大の早尾貴紀教授(社会思想史)は「米国の学生たちは自分たちの問題と本気で考えている。自分たちの政府が最大のイスラエル支援国家だから、身体を張って止めなければならないと思っている」と話す。
米国では「イスラエル批判=反ユダヤ主義」と直結させ、イスラエルを批判しにくい風潮を広げてきた。「それに甘んじた結果がガザでのジェノサイド。学生たちには反発やじくじたる思い、いいかげんにしろという憤りが交じる」
デモ拡大に伴い、参加者の逮捕も膨れあがった。CNNテレビは今月1日、逮捕者は30校以上で計1500人超に上ると伝えた。
◆デモを批判する政府、要求を拒む大学
「学生たちの抗議デモは、イスラエルの軍事行動とパレスチナ人に対する抑圧、それらへの米国政府や大学の加担に向けられたものだ。ユダヤ人の学生も数多く参加し、ともに抗議の声をあげている。そうしたデモを、バイデン大統領を含む政治家は『反ユダヤ主義』や『過激』といった言葉で批判し、非正当化しようとしている」と同志社大の三牧聖子准教授(米国政治外交)は指摘する。
学生たちは、イスラエルとつながりの深い企業の寄付金や運用利益で運営する大学に対し、情報公開を求め、投資を受けないよう訴えている。「至極まっとうな要求を掲げている。それを大学が拒み、さらには警察を大々的に展開して封殺しようとしている」
◆日本社会も学生らの動きに呼応を
イスラエルの軍事行動を止められないバイデン政権への失望も広がる。学生らのバイデン批判はリベラル陣営を分裂させるだけとの見方もあるが、「わかった上で、それでもガザでの未曽有の虐殺にバイデンが加担していることに深い怒りと絶望を感じている」。
ガザの人道危機を前に新たな分断を招かないよう、日本の市民にできることは何か。前出の早尾氏は「米国に比べれば、日本の動きは小さいかもしれないが、それは日本社会が、若者が社会運動に取り組める環境をつくってこなかったためだ。本を読んだり、キャンプに参加したり。学生たちが踏み出した大きな一歩に共に協力するとし、社会が呼応していくことが大切だ」と話した。
◆デスクメモ
親イスラエル企業とみなされるコーヒーチェーンやファストフードの不買が日本でも起きている。就活でも軍事産業と関わる企業は敬遠される。行動は制限されても、戦争の価値観に加担すると思うといたたまれないからだ。遠い中東の出来事に思えても日常の選択とつながっている。(恭)
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http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/577.html#c11
卑劣な人間だなあ〜。と、みんな思っているぞ。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/662.html#c34
そうではなくて、「まったく反対だったら、コメントなり、フォローアップなり、するな。」
ということだ。
「この人とは、議論できないなあ」という人に対しても、なぜか、遠慮せずにコメントしてくる。
結果として、平行線となるが、それを楽しんでいるようだ。
議論を深めるなどという意図はない。
議論を浅い範囲にとどめたいだけなのだろう。
「誰でも、コメントできる自由がいいでしょう??」
というのが、この人の、思想なんだわ。
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/662.html#c59
「私に反対するのなら、「反共」になるぞ!!」
と、言いたいのか??
「TOR」については、とやかく言わないから、そのペンネームを捨てろ。
クラブって、何だい??
ライオンズクラブか?
ロータリークラブか?
テニスクラブかあ?
練馬変態クラブかあ?
http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/662.html#c61
https://www.tokyo-np.co.jp/article/326747?rct=national
【ワシントン共同】米マサチューセッツ総合病院は11日、末期腎不全の治療のため世界で初めてブタの腎臓移植を受けた60代の男性が死亡したと発表した。3月に手術を受けてから2カ月足らずだった。同病院のチームは声明で、移植が原因で亡くなったわけではないとの見方を示した。
死亡したリチャード・スレイマンさんの家族は声明を発表し、手術を受けた理由の一つは生き続けるため移植を待つ人たちに希望を与えることだったと言及。「その目的は達した」と述べた。
スレイマンさんは3月16日、拒絶反応が起きないよう遺伝子改変したブタ腎臓の「異種移植」を受けた。4月初めには退院し療養していた。
http://www.asyura2.com/23/iryo12/msg/353.html#c8
https://www.tokyo-np.co.jp/article/327583?rct=world
【ベルリン共同】スロバキアのフィツォ首相が15日に銃撃された事件で、警察は現場で拘束した男(71)を殺人未遂容疑で逮捕し、本格的な捜査を始めた。ロイター通信などが16日報じた。カリニャーク国防相は16日の記者会見で、入院しているフィツォ氏について「容体は安定しているが、まだ深刻な状態だ」と説明した。
シュタイエシュトク内相は、男が反政府運動に参加していたとし「(4月の)大統領選の結果に不満を持ち、行動を過激化させた」と述べた。大統領選ではフィツォ氏に近いペレグリニ元首相が勝利した。
カリニャーク氏によると、フィツォ氏は4発の銃弾を受けた。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/626.html#c8
https://www.tokyo-np.co.jp/article/327527?rct=world
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、ロシア軍が地上侵攻した東部ハリコフ州を視察し、シルスキー軍総司令官から報告を受けた。ゼレンスキー氏は前線の状況について「極めて困難だ。部隊を強化している」と述べた。ロイター通信などが伝えた。ロシア軍は10日、国境を越えてハリコフ州に展開し、激戦が続いている。
ロシア通信によると、ハリコフ州の一部を占領するロシア側行政府幹部は16日、ロシア軍が同州の集落リプツィに迫り、制圧に向けて攻勢を強めていると述べた。
ショイグ安全保障会議書記は16日、訪問先の北京で、侵攻について国営テレビに「非常に順調に進んでいる」と強調した。
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/533.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328121
【テヘラン共同】イランのライシ大統領(63)が乗ったヘリコプター事故で、救助当局は19日、北西部の東アゼルバイジャン州の現場に向かい、ヘリの捜索を続けた。現場は険しい山中で、霧が濃い上に雨が降るなど悪天候だといい、救助活動は難航している。国営メディアが報じた。
ヘリにはアブドラヒアン外相も同乗していた。ライシ師らと同乗していた搭乗者と連絡が取れたとの情報もあるが、詳細は不明。イランは中東のシーア派大国で、米国やイスラエルと対立する。ライシ師の状況次第では、パレスチナ自治区ガザを含めた地域情勢が一層混迷する可能性がある。
バヒディ内相は「大雨で視界が非常に限られている」と語った。捜索には軍や革命防衛隊も加わっている。
最高指導者ハメネイ師は、革命防衛隊員の家族の前で演説し「国政に混乱はない」と述べ、国内外に向けて自身が頂点に立つイスラム革命体制は盤石だと誇示した。同時に国民にライシ師らの無事を祈るよう呼びかけた。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/639.html#c1
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328373?rct=world
【ワシントン共同】バイデン米大統領は20日の声明で、国際刑事裁判所(ICC)の主任検察官が、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡る戦争犯罪と人道に対する罪の疑いでイスラエルのネタニヤフ首相とガラント国防相の逮捕状を請求したことを「言語道断だ」と厳しく非難した。イスラム組織ハマスと戦うイスラエルを支持すると改めて強調した。
主任検察官は昨年10月のイスラエル奇襲に絡んでハマスのハニヤ最高指導者ら3人の逮捕状も請求。予審判事部が逮捕状を発行するかどうか判断する。バイデン氏は「検察官が何と言おうとも、イスラエルとハマスは同列ではない」と訴えた。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/302.html#c3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328222?rct=national
北海道旭川市で2021年、いじめを受けていた中学2年広瀬爽彩さん=当時(14)=が凍死した問題を巡り、動画投稿サイトで加害者扱いされ名誉を傷つけられたとして、同市に住んでいた兄弟と父親が、投稿した栃木県の男性に計451万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、旭川地裁は20日、計231万円の賠償を命じた。
男性は反論しなかった。大川恭平裁判官は判決で、動画を公開したことで「原告らの名誉を毀損する」と指摘した。
判決によると、男性は21年5〜12月、兄弟が加害者で、暴力団とつながりがあるなど、事実に反する内容の7本の動画をユーチューブに投稿するなどした。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/324.html#c2
ttps://www.tokyo-np.co.jp/article/328503?rct=world
【テヘラン共同】イランのモフベル大統領代行は20日、ガリバフ国会議長やモホセニエジェイ司法府代表らと会合を開き、ヘリコプター墜落事故で死亡したライシ師の後継を決める大統領選を6月28日に行うことを決めた。メヘル通信が報じた。ライシ師の葬儀は21日、事故現場がある北西部の東アゼルバイジャン州の州都タブリーズで執り行われた。23日までの3日間行われる。
ライシ師の後継を巡る駆け引きが活発化。欧米との妥協を嫌う保守強硬派内ではモフベル氏やガリバフ氏、ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長らが浮上している。国際協調を重視する穏健派ではヘンマティ元中央銀行総裁の名前が取り沙汰されている。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/639.html#c12
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328732?rct=world
【テヘラン共同】イランの首都テヘランにあるテヘラン大学で22日、ヘリコプター墜落で死亡したライシ大統領を含む搭乗者8人全員の大規模葬儀が執り行われた。最高指導者ハメネイ師は国旗にくるまれたひつぎの前に立ち、悲しみをこらえた様子で祈りをささげた。葬儀会場の外や通りは市民で埋め尽くされ、大勢が参列した。
市民はライシ師の写真を掲げたり、右手で胸をたたいたりしながら死を悼んだ。葬儀会場を出たひつぎは車両に乗せられ、中心部の通りを進んだ。市民がひつぎに触ろうと群がった。
パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍と戦闘を続けるイスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者も参列した。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/639.html#c13
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328643?rct=national
浜松市の自宅で過ごす袴田巌さん=22日午前(袴田さん支援クラブ提供)
自宅前で取材に応じる袴田巌さんの姉ひで子さん=22日午前、浜松市
1966年に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審第15回公判が22日、静岡地裁(国井恒志裁判長)で開かれた。検察側は死刑を求刑、弁護側は改めて無罪を主張し結審した。判決は9月26日。袴田さんに代わって出廷した姉ひで子さん(91)は最終意見陳述で「人間らしく過ごせるようお願い申し上げます」と訴えた。
刑事訴訟法は再審開始について「無罪を言い渡すべき明らかな証拠」があった時と定めており、無罪の公算が大きい。
検察側は論告で、袴田さんが金品を得るために犯行に及んだと指摘。「訴訟能力の観点から心神喪失状態と認定されているが、量刑事情を変更するものではない。罪責は誠に重大だ」と述べた。一連の証拠を捏造とする指摘に対しては「実行不可能で非現実的な空論だ」と反論した。
一方、弁護側は最終弁論で、確定判決で犯行着衣とされた「5点の衣類」は発見直前に捜査機関が隠した捏造証拠だとし「無罪であることは明らかだ」と主張した。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/359.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328716?rct=national
1966年に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の再審公判は22日、静岡地裁で結審し、国井恒志裁判長は判決期日を9月26日に指定した。
検察側はこの日の論告で、袴田さんが「金品を得るために犯行に及んだ」と指摘。最大の争点となっている「5点の衣類」は袴田さんのものだとし「犯行着衣と認められる」と述べ、死刑を求刑した。一連の証拠を捏造とする指摘に対しては「合理的理由がない」と否定した。
被害者遺族の「真実を明らかにしてほしい。尊い4人の命が奪われていることを忘れないで」とする意見陳述書も読み上げた。
争点は、事件から1年2カ月後にみそ工場のタンクから見つかり、確定判決で犯行着衣とされた「5点の衣類」に付着した血痕の「赤み」。弁護側は、長期間みそ漬けされた場合は赤みが残らないとし、逮捕されていた袴田さんが隠すことはできなかったと主張した。再審開始を認めた昨年3月の東京高裁決定は弁護側主張を支持している。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/359.html#c3
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328765?rct=world
【テヘラン共同】イランのライシ大統領が死亡したヘリコプター墜落事故で、軍と革命防衛隊の調査チームが初期段階の報告書をまとめたことが22日、分かった。パイロットが分厚い雲の中で「視界ゼロ」に陥り、雲から抜け出そうと高度を上げたが、山に激突した。事前に悪天候の予報も出ていたが、大統領の予定を優先し、一行が飛行を決断していた。事故の詳細が明らかになるのは初めて。
報告書の内容を共同通信が確認した。調査チームは20日に事故現場に入り、調査を開始した。関係者への聴取や機体の残骸を調べている。
報告書によると、事故前日18日、政府の気象予報機関は気象条件が飛行に「適していない」と指摘し、当日19日も同様だった。ライシ師がアゼルバイジャン国境地帯で行われる共同開発ダムの落成式に出席するため、ヘリはまず、北西部タブリーズからホダアファリンまで飛行した。
落成式後、空はより分厚い雲に覆われていたが、ライシ師にはタブリーズで行われる式典に出席する次の予定が組まれていた。このため大統領一行はヘリでタブリーズに戻ると決断した。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/639.html#c14
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328773?rct=national
1966年の静岡県一家4人殺害事件で死刑が確定した袴田巌さん(88)の姉ひで子さん(91)は裁判所に行けない弟に代わり、再審に出廷してきた。「58年闘ってまいりました。私も91歳、巌は88歳でございます」。22日開かれた公判の最終意見陳述で、改めて弟の無実を強調。長年の闘いに勝ち、冤罪が晴れる判決を待ち望んでいる。
支援者によると、袴田さんはこの日、ひで子さんと暮らす浜松市の家で近所を散歩するなど穏やかな時間を過ごした。拘置所に長年収容されたため、拘禁症状が残り、裁判の話題を出すと混乱することがある。ひで子さんは「静岡に行くのは今日でおしまい。夕方、帰ってくるね」とだけ伝えたという。
ひで子さんは最終意見陳述で、袴田さんが拘置所から母親に宛てた手紙を朗読した。「今朝方、お母さんの夢を見ました。お母さん、遠からず真実を立証して帰りますからね」。約束を果たせず、釈放後も心は癒えていないと訴えた。
結びには「巌を人間らしく過ごさせてくださいますようお願い申し上げます」と述べ、声を震わせた。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/359.html#c4
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328764?rct=national
1966年に静岡県清水市(現静岡市)のみそ製造会社専務一家4人が殺害された事件で、強盗殺人罪などで死刑が確定した袴田巌さん(88)の裁判をやり直す再審公判が22日、静岡地裁であり、検察側は確定審と同様に死刑を求刑、弁護側は改めて無罪を主張し結審した。
再審公判は昨年10月に始まり、この日は15回目。検察側は、被害者遺族の「尊い4人の命が奪われていることを忘れないで」とする意見陳述書も読み上げた。
静岡地検の小長光健史次席検事は閉廷後、求刑について「極めて悪質な事案であることなどを踏まえた」と説明。主任弁護人の小川秀世氏は記者会見で「腹立たしく許されない」と批判した。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/359.html#c5
水銀還金
1924年9月20日に発表された水銀を金に変えることを可能にする夢の研究である。水銀は原子番号80、金は原子番号79であるから、「水素元子」(陽子)1個を除去すると金が得られるとし、水銀の「核を攪乱」したところ金が見つかったとされる。長岡は原子を改変して原子の理解を深めることを目的としていたが、水銀から金を作る研究は部分的な応用例であった。しかし、理化学研究所の広報が報道をあつめて発表し、この研究は資源の少ない日本に多大な恩恵をもたらす「錬金術」であるとセンセーショナルに報じられた。しかしその後10年研究が続けられたが成果なく、誤りであったのだが、長岡半太郎は認めることはなかった。また他の学者も物理学の重鎮に対して批判をすることはなかった。 もっとも、1937年に文化勲章を受章した際には「還金術など大したものじゃない。原子構造に対する攻究や長岡式計算法、長岡・本多効果などが学界の役に立ったのだろう」と自己評価をしている。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/305.html#c6
https://www.tokyo-np.co.jp/article/328784
「死刑を求刑します」。被告のいない法廷に検察官の声が響いた。22日、強盗殺人事件で死刑が確定している袴田巌さん(88)の再審公判が結審した。検察側が求めたのは56年前と同じ刑。袴田さんの姉ひで子さん(91)は改めて、心神喪失で不在の弟は無実と訴えた。事件発生から58年余となる9月、判決が言い渡される。
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旧清水市一家4人強盗殺人事件と袴田さんの再審 1966年6月30日、旧清水市のみそ製造会社専務宅から出火、焼け跡から4人の他殺体が見つかった。従業員だった袴田さんが強盗殺人罪などで起訴され、無罪を主張したが80年に最高裁で死刑が確定した。第2次再審請求審で2014年に静岡地裁が再審開始を認め、死刑執行と拘置が停止に。袴田さんは約48年ぶりに釈放された。検察の異議申し立て(即時抗告)で審理は続き、昨年3月、東京高裁は「5点の衣類」が捜査機関に捏造(ねつぞう)された可能性を指摘した上で、再審開始を決定。検察側の特別抗告断念で確定し、同10月27日に再審の初公判が開かれた。
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◆再審7カ月 ようやく結審
「強固な殺意」「生命軽視の態度は顕著」—。
静岡地裁の202号法廷。男性検察官は論告で、袴田さんの罪状などについて淡々と口にしていった。読み上げは数時間。「特段くむべき事情も認められない」と極刑が相当とした。
求刑時、ひで子さんは正面を見つめたまま、表情も変えなかった。この日は白色のジャケット姿。「白(無実)ということを強調するように」との考えからだ。再度の死刑求刑については「検察側の都合でやっていることだから、当たり前だと思う」と受け止めた。
袴田さんが待ち望んだ再審の開始が確定したのは昨年3月。同10月に始まり、7カ月をへて結審した。ひで子さんは記者会見で「ようやく終わった。判決が出たら、巌に裁判のことを伝えようと思っております」。「もうこれで勝ったようなものだと思っている」と晴れやかな表情で語った。
◆弁護団「検察官は汚点残した」
ひで子さんの会見には、弁護団も同席。検察側の死刑求刑への怒りを示し、角替清美弁護士は「検察官は今日、汚点を残した」。白山聖浩弁護士は「間違えましたということができない検察の姿勢は、事件発生時から何も変わっていない」と批判した。
検察側が証拠捏造(ねつぞう)を否定したことにも不満を示し、小川秀世弁護士は「5点の衣類が(犯行時の着衣との)根拠は何もない」と批判。「裁判所に捏造をはっきりと認定してもらいたい。弁護側はそれだけの立証はできた」と自信をのぞかせた。
一方、公判後に会見した静岡地検の小長光健史次席検事は死刑求刑について「極めて悪質な事案であることを踏まえた」と理由を述べ、「被告人が有罪であることは立証されている」と説明。証拠捏造の疑いの指摘には「現実的に行い得ない」と反論した。
取材に応じた検察幹部は「法と証拠に基づき、証拠を十分に検討し、慎重に見極めて事案に見合う量刑として求刑した。メンツのために死刑求刑したということはこれっぽっちもない」と強調した。(東田茉莉瑛、長谷川竜也)
◇
◆みそ製造会社専務の孫「真実を明らかにして」と意見陳述
再審公判では、事件で殺害されたみそ製造会社専務の孫が書面で意見陳述した。書面は検察官が自席で代読。冒頭で「尊い4人の命が奪われたことを忘れないで」と訴え、「事実を精査し、真実を明らかにして」と願いを伝えた。袴田さんに言及することはなかった。
孫は、自身の母である専務の長女が、事件で家族を失ったことで「計り知れないほどの悲しみと恐怖を感じ、重度のうつ病にかかった」と述べた。2014年に静岡地裁が再審開始を決定する直前に亡くなったという。
読み上げられた書面では、事件で生き残ったことなどを理由に長女がネット上で犯人視されてきたことや、「自殺した」とうわさされたことを明かし、「根拠のない話」と強調。再審公判で、事件の真相が解明されることを望んだ。(佐々木勇輝)
◇
◆「お母さん、遠からず真実を立証して帰りますからね」
再審公判も終盤に近づいた午後5時過ぎ。袴田巌さんの姉ひで子さんは最終意見陳述で証言台に立った。国井恒志裁判長と正対し、片手にはA4判の用紙。「今朝方、母さんの夢を見ました、元気でした、夢のように元気でおられたらうれしいですが、お母さん、遠からず真実を立証して帰りますからね」と読み上げた。
袴田さんが獄中から母にあてた手紙だった。無実を信じた母は一審の公判に通い続け、1968年の死刑判決の2カ月後に亡くなった。ひで子さんは、袴田さんが体験した苦悩や無念を代弁するように読み上げ、用紙を持つ手は震えた。
手紙部分を伝え終えると、時折、裁判長に視線を向けながら「(袴田さんは)釈放されて10年たちますが、いまだ拘禁症の後遺症、妄想の世界にいる。心は癒えておりません」と言葉をつないだ。(足達優人)
【関連記事】袴田巌さんに検察が再び死刑を求刑 再審公判、9月に判決 「5点の衣類」証拠捏造めぐり主張は対立したまま
【関連記事】獄中の袴田巌さんが手紙につづった「無実」 高杉晋吾さんと往復書簡 「彼はなぁ、本当に正しいんだよ」
【関連記事】袴田さんに検察は求刑どうする 検察組織は変わったのか…OBは語った
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/359.html#c6
今年はウグイスが5月から鳴き始めた。
去年か、一昨年は、3月ぐらいから鳴き始めて、7月になるまで鳴いていた。
年によって違うようだ。
鶴見では、ウグイスには気づかなかったが、港南区に越してきて鳴き声に気が付いた。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/303.html#c3
そんでGogleでちょっと検索してみたら↓のようなものがあった。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/360.html#c1
https://gendai.media/articles/-/57307?imp=0
https://gendai.media/articles/-/57307?page=2
平成7(1995)年3月30日に発生した、國松孝次警察庁長官狙撃事件。オウム真理教による犯行の可能性が高いとされながら、未解決のこの事件には、警視庁捜査第一課元刑事・原雄一氏の執念の捜査で浮かび上がった「真犯人」中村泰受刑者がいた。
原氏は今年3月、事件の真実を綴った『宿命 警視庁捜査第一課刑事の23年』を刊行。本書を読んだ中村受刑者の「協力者」から原氏宛てに手紙が届き、事件は新たな展開を見せている(詳細は原氏の特別寄稿「警察庁長官狙撃事件の真犯人を支援した『協力者』からの手紙」を参照)。また、今夜9月8日(土)21時からのNHKスペシャル「未解決事件シリーズ」では、原氏と中村受刑者の長い闘いが実録ドラマとして放映される。
このたび公開するのは、獄中の中村泰受刑者自身がつづった『宿命』の「書評」である。中村受刑者は「現代ビジネス」での発表を前提にこの一文をまとめ、著者である原氏に託した(表記は原文のママ)。
表の欺瞞、裏の真実
「物事には表と裏がある」というよく使われる表現は、警察庁長官狙撃事件捜査の推移にも当てはまる。
もっとも、公安部長の指揮下に発足した特捜本部の態勢に、初めからそういう二面性があったわけではない。捜査の矛先は、当時の情勢から最も疑わしいと見られたオウム真理教に向けられていた。
そう仕向けることこそが狙撃者側の真の狙いだったのだが、そうとは気付かぬ捜査陣はその線で捜査を進めるうちに、軟禁状態に置いて取り調べていたオウム信者のK巡査長から「自分が長官を撃った」という供述を引き出した。
この似非(えせ)自白こそ、後日、多くの警察幹部を巻き込んで警察庁と警視庁に大混乱を惹き起こす「K騒動」の引き金となったのである。この奇襲劇の脚本を書き、自らも出演した筆者にとっては、何か現実のほうが勝手に動き始めて作者の手に負えなくなってきたという感慨を抱いていた記憶がある。
しかし、ともかくもここまでの推移では、捜査の二面性はまだ顕在化していない。それには世紀が改まって2003年(平成15年)になるのを待たなければならなかった。
事件発生から8年以上も経って、偶然の成り行きから長官狙撃事件の関連証拠を入手した刑事部は、意気揚々とそれを捜査本部に報告したが、意外にも相手はオウムに無関係なものは無価値だというような態度でそれを一蹴した。
それで憤慨した刑事部捜査官たちは、それなら自分たちだけで事件を解決してみせようと独自の捜査活動を始めた。こうしてオモテの犯人であるオウム信者を追う捜査本部とウラの犯人と目されるN容疑者(編集部注・中村受刑者自身のこと)を追う刑事部員という二重構造が形成されたのである。
この刑事部員から成る捜査集団は、その後曲折を経て、刑事・公安両部から選抜された部員から成る「N専従捜査班」として、捜査本部に所属することになったので、形の上での二重性は解消した。
しかし、本来、捜査対象が異なっているのだから、それぞれの条件も違っている。たとえば、時効にしてもオウム信者を対象にしている捜査本部のそれが事件発生後15年経過の2010年(平成22年)3月30日であるのに対して、専従班の対象であるNは海外滞在期間の関係で一年近く延びることになるが、その間の行動予定も判然としていなかった。
それにしても、本部長からの指令が「立件はしないが、捜査は尽くせ」という矛盾に満ちた不可解なものであったのはどうしたことであろうか。何があろうとオウムの犯行という結論は変わらないことを覚悟しておけという警告であったのだろうか。
とにかく本書の著者である原捜査官が指揮するN専従班が地道な捜査努力を続ける中で、表向きの時効完成日である2010年(平成22年)3月30日が到来した。延べ48万人の労力を注ぎ込み、15年の歳月を費やした大捜査活動の締め括りとして「捜査概要」なるものを公表したが、その内容は(実在の)オウム信者数名にそれぞれの役割を被せて創作した物語といえるようなもので、これは後日、オウムの後継団体から名誉毀損の訴訟を起こされて手もなく敗訴し、恥の上塗りとなった。
さらに、直接の被害者である國松孝次(たかじ)元長官からも、本件の捜査は失敗であったと評された警視庁公安部の内部では、うっ積した憤懣がいずれ爆発するのではないかと予想していたところ、果たしていかにも公安部員らしい手口による造反工作が発生した。外事課に保管されていた極秘の捜査資料が大量にネット上に流出したのである。
それによって惹き起こされた衝撃の大きさは責任者である公安部長を更迭にまで追い込むのに十分であった。これも、時効完成の日に記者会見を開いて長官狙撃事件はオウムの犯行であるという大嘘を百も承知のうえで国民に告げた悪行の報いとでもいえようか。
この当時『警察庁長官を撃った男』(新潮文庫)なるノンフィクションが発行されて狙撃事件の詳細な真相が暴かれたが、今回世に出た『宿命』は、直接その捜査に専従した捜査官が意を決して公刊したものであるだけに歴史的な証言としての価値も高い。さらに、被疑者との虚々実々の駈け引きも描写されているので、物語としての面白さも十分にある。
ただし、それでもなお、なぜ警察首脳部は、この重大な狙撃事件の真相を隠蔽してしまったのかという根本的な謎は未解決のままである。
http://www.asyura2.com/17/nihon32/msg/360.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/329248
【ブリュッセル共同】国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)は24日、イスラエルに対してパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの攻撃の即時停止などを命じる仮処分(暫定措置)を出した。イスラエルへの国際的な圧力が強まるのは必至だが、ICJには強制的に執行する手段はなく、イスラエル軍に戦闘を停止させるのは困難とみられる。
ロイター通信によると、イスラエル軍は仮処分が出た後もラファへの攻撃を続けた。イスラム組織ハマスは仮処分を歓迎する声明を出し、ガザ全域で侵攻と虐殺を止める命令を出すよう期待すると述べた。
仮処分は、南アフリカが今月10日に申請した。ICJは攻撃停止のほか、講じた措置の1カ月以内の報告、ガザ地区への調査団の自由な立ち入りの確保、人道支援物資の供給のためにエジプト境界のラファ検問所の開放維持を命じた。
ラファの「人道状況が悪化している」と指摘し、イスラエルのラファでの対応が十分ではないとの認識を示した。
南アは昨年末、ガザへの大規模攻撃がジェノサイド(民族大量虐殺)条約違反に当たるとして提訴した。
http://www.asyura2.com/21/idletalk42/msg/302.html#c4
https://www.tokyo-np.co.jp/article/329019?rct=world
南太平洋のフランス領ニューカレドニアを訪問したマクロン大統領は23日、暴動の引き金となったニューカレドニアの地方選を巡る憲法改正について「強行しない」と述べ、急がない方針を明らかにした。憲法改正に反対する独立派に歩み寄った。今夏のパリ五輪開催が迫る中、治安回復を優先する考えとみられる。
フランス国民議会(下院)はニューカレドニアの地方選の有権者資格について、10年以上居住した住民に広げる憲法改正案を15日までに可決した。独立派は「先住民カナクの票の割合が少なくなる」として撤回を求めていたが聞き入れられず、大きな暴動に発展した。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/629.html#c8
https://www.tokyo-np.co.jp/article/329770?rct=world
【パリ共同】フランス大統領府は26日、暴動が発生した南太平洋の仏領ニューカレドニアに出していた非常事態宣言を、予定通り現地時間28日午前5時(日本時間同日午前3時)に解除すると発表した。独立派に歩み寄り、対話の再開を図る。治安部隊480人の追加派遣も表明、治安の安定化を急ぐ。
フランスからの分離独立を目指す政治勢力のデモが引き金となり、13日から暴動が発生。フランス政府は現地時間16日午前5時に、12日間の非常事態を宣言していた。
ニューカレドニアを訪問したマクロン大統領は23日、暴動の引き金となったニューカレドニアの地方選を巡る憲法改正について「強行しない」と述べた。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/629.html#c9
https://www.tokyo-np.co.jp/article/304711?rct=worker_diary
能登半島地震の直後「あと1分で津波が来ます」「逃げて!」と強い調子の声がテレビから流れてきて、「1分じゃとても逃げられない」と緊張した。13年前の東日本大震災のときに幼かった子どもたちは、津波の瞬間は見ていない。でも今も津波や震災の映像や写真を見るのを嫌がる。このときも、長男はテレビの画面から目を背けていた。
東日本大震災のときは、イチエフ(福島第1原発)で作業中、経験したことのない激しい縦揺れの後で横揺れが延々と続いた。がれきを乗り越え、敷地を何とか出て、車で家を目指す途中に「津波が来たぞー」と誰かの叫ぶ声を聞いた。道は渋滞し、何時間もかかって家に。幸い妻や子は避難して無事だったが、海っぱたに住んでいたばあちゃんの行方が分からなかった。
ばあちゃんを捜しに夜中に海沿いに行ったとき、鳴りっぱなしの車のクラクションがあちこちから聞こえ、ドロドロの地面にタイヤを取られた。必死に捜したが見つからなかった。「駄目かもしれない」と家族と話していたときに、仕事で一緒だった若いやつが、家にいたばあちゃんを車に乗せ助けてくれていたことが分かった。
災害で人が亡くなるのはもう嫌だ。能登に家族で帰省して1人だけ助かった男性は今、どうしているだろう。地震で助かったのに、避難所で低体温症で亡くなった人のこともやりきれない。元日の夕方、家族で集まりゆっくりしているときに、大地震が来ることないのに。あまりにも被害がひどすぎて神様はいるのかと思った。でも、原発事故が起きなくてよかった。
俺自身、原発事故後、避難指示で住む家も失い、家族ともばらばらになり、仕事も先が見えなかった。自分で決めるというより、どこか流されて生きているようだった。でも、いつも人に助けられてきた。能登で被災した人たちも今は、将来も希望も見えないし、どう生きていいのかもわからないと思う。だけど、とにかく生きていてほしい。(聞き手・片山夏子)
http://www.asyura2.com/22/genpatu54/msg/364.html#c2
https://www.tokyo-np.co.jp/article/331007?rct=world
南太平洋のフランス領ニューカレドニアで、分離独立を目指すデモが引き金で発生した大規模な暴動。背景には、「自治」を認めてきた先住民カナクに対し、地方参政権を移住者に広げる改憲案を可決するなど本国が強める締め付けへの反発がある。非常事態宣言は解除されたが、対立の火種はくすぶり続ける。(西田直晃)
◆19世紀にフランスが植民地化
暴動は5月中旬に発生。フランス政府は15日夜(現地時間16日朝)に非常事態宣言を発令し、軍を派遣。これまでに憲兵2人を含む計7人が死亡、280人以上が逮捕された。宣言は現地時間28日朝に解除された。
だが、現地の教員アミド・モカデム氏のウェブサイトが「実際は20人ほど死んだ」と発信するなど、フランス政府の情報統制を訴える声も上がる。モカデム氏は、1998年のサッカー・フランスW杯優勝メンバーのカナクの英雄、クリスティアン・カランブー氏のおいとめいの死に触れ、「共感と結束が強まっている」としている。
ニューカレドニアは、オーストラリアの東に浮かぶ南太平洋の島々。1853年にフランスが植民地化した。観光地として名高く「天国に一番近い島」とも呼ばれる。入植当初は政治犯やアラブ人の捕虜が流刑され、19世紀後半のニッケル鉱山開発後、日本を含むアジア人の鉱山労働者が多く移住した。
◆独立を求めて住民投票は行われたが…
「その過程で虐げられてきたのが、島の人口の約4割を占め、今も独立を求める先住民カナクだ」と、富山大の佐藤幸男名誉教授(国際政治学)は解説する。大規模な暴動は19世紀後半以降から数えれば3度目。2度目の1988年の暴動後には、ミッテラン大統領(当時)が独立派と自治の拡大で合意した。その10年後には、独立の賛否を問う将来的な住民投票の実施を約束した。
だが、佐藤氏は「約束は沈静化のための方便に過ぎなかった」と語る。住民投票は2018年以降に3回にわたり実施。18、20年は賛否が拮抗(きっこう)しながら独立反対が上回ったが、21年はカナクを中心とする独立派の多くが投票を棄権せざるを得なかったという。明治学院大の勝俣誠名誉教授(国際政治経済論)は「当時はコロナ禍。移住者が集住する南部を除けば、投票は困難だった。北部に分散するカナクは延期を要請したが、投票を強行された。狡猾(こうかつ)な排除だ」と批判する。
◆経済格差のうっ積が爆発
今回の暴動は「居住歴10年以上の住民への地方参政権付与」を決めた本国の憲法改正に対し、カナクが独立派の票の比率が下がることを警戒したとされる。佐藤氏は「不当な住民投票に加え、移住者増加がカナクを北部の貧困地域に追いやった。経済格差に対する積年の不満が爆発した都市暴動の側面もある」とする。
国連総会はニューカレドニアを巡り、現状は「非自治地域」にあると警鐘を鳴らしてきた。「独立への道が閉ざされたのは、日本にも遠因がある」と佐藤氏。安倍晋三政権の「インド太平洋構想」により、ニューカレドニアでの日仏合同の軍事訓練が始まり、独立を阻むスローガンに「中国脅威論」が使われたという。日本が主催する「太平洋・島サミット」はニューカレドニアを独立国家と同様に扱ってきたが、「現実的には独立回避の秘策を日仏両政府が合作した」とみる。
今回、マクロン大統領は地方参政権の拡大を「強行しない」と表明し、独立派に歩み寄る姿勢を見せた。だが、佐藤氏は「パリ五輪開催までの便宜的な措置。今後も締め付けは強まる」と見通す。勝俣氏は「3回目の住民投票のやり直しが必要だ。このままでは暴力の連鎖が続く」と訴える。
http://www.asyura2.com/24/kokusai34/msg/629.html#c10
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