50. 2023年9月08日 23:37:24 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[-49]
秋本議員の逮捕 政治不信の払拭に注力を
2023/9/8 5:00
https://www.sankei.com/article/20230908-TSFPVWIZYBP2XEI5S7HJKBZHVA/
クリーンエネルギーと脱原発の推進を掲げていた政治家が、汚職事件の容疑者となった。
政治への信頼を大きく傷つけ、再生可能エネルギー事業への信頼も揺るがした。
疑惑は徹底解明されなければならない。
東京地検特捜部が受託収賄容疑で衆院議員の秋本真利容疑者を逮捕した。
再生エネの
「切り札」
とされる洋上風力発電事業を巡り、電力関連会社
「日本風力開発」
に有利となる国会質問をした見返りに、計約6000万円の賄賂を受領した疑いが持たれている。
容疑者は否認しているが、国の政策に大きな影響を持つ国会質問が汚職事件の舞台となったこと自体、政治への信頼を裏切るものである。
残念なのは、疑惑が浮上して以降、衆院議員である容疑者が国民の前で1度も説明をしないまま逮捕されたことだ。
自民党の茂木敏充幹事長ら執行部は容疑者に、説明するようどれだけ働きかけをしたのか。
離党者であっても、同党が無関係を決め込むとしたら、無責任も甚だしい。
容疑者は2019年、個人で馬主登録した際、日本風力開発の塚脇正幸前社長から約3000万円の貸し付けを受けた。
2021年秋には塚脇氏の知人らと競走馬を共同で保有する馬主組合を設立し、2023年6月までに計約3000万円を塚脇氏から受け取ったとされている。
容疑者は
「馬主組合のための資金だった」
と一連の資金提供の賄賂性を否定しているが、塚脇氏は
「国会質問の謝礼だった」
と供述している。
疑惑は、一企業と議員の
「癒着」
にとどまらず、再エネ事業への不信感を生んだ。
容疑者は同社が秋田県沖の事業の受注に失敗後の2022年2月、国会質問で入札の評価基準を見直すよう要求した。
容疑者は自民党議員の再生可能エネルギー普及拡大議員連盟の事務局長だった。
この質問の後、新たな評価基準が決まった。
新評価基準は価格だけでなく、運転開始時期を重視するなど、同社に有利と指摘する声が上がっている。
政府は、基準の見直しには瑕疵はなかったとしているが、説明を尽くしているとは言えない。
この間の経緯を検証し、国民に透明性をもって報告するなど、再エネ事業の不信感払拭にも注力すべきだ。
6100万円を賄賂認定 秋本衆院議員を逮捕 洋上風力発電巡り受託収賄容疑
2023/9/7 12:49
https://www.sankei.com/article/20230907-CS4YCEFN4BIJPPJSLTQYY7HUPQ/
洋上風力発電事業を巡り、電力関連会社
「日本風力開発」
に有利となる国会質問の見返りに計約6100万円の資金を受領したとして、東京地検特捜部は2023年9月7日、受託収賄容疑で衆院議員の秋本真利容疑者(48)=自民党離党=を逮捕した。
特捜部の任意の事情聴取に贈賄容疑を認めている同社の塚脇正幸前社長((64)については、在宅で捜査を続ける。
政府が再生可能エネルギー拡大のため推進してきた洋上風力発電を巡る疑惑は、国会議員が逮捕される汚職事件に発展した。
受託収賄容疑での国会議員の逮捕は、鈴木宗男参院議員以来、21年ぶり。
逮捕容疑は2019年2月〜2022年2月、塚脇氏から日本風力開発が有利になる国会質問をするよう依頼を受け、見返りとして2019年3月、無利息・無担保で3000万円を借りた他、2021年月〜2023年6月、約3100万円の資金を受領し、賄賂を受け取ったとしている。
秋本容疑者は、貸し付けを受ける直前の2019年2月、国会質問で同社が参入を目指していた青森県の洋上風力発電事業に関し
「しっかり展開すべきだ」
などと発言。
関係者によると、その後、借りた3000万円を利用して個人で馬主登録した。
2021年10月以降は、塚脇氏の知人らと設立した馬主組合を通じ、衆院議員会館で受け取った1000万円を含む計約3100万円を塚脇氏から受領。
この間、2022年2月には国会で洋上風力発電事業の入札審査基準の見直しを求める質問をしていた。
特捜部の任意の事情聴取に対し、秋本容疑者は
「馬主組合のための資金だった」
などと賄賂性を否定。
一方、塚脇氏は
「国会質問のお礼の趣旨で資金提供した」
などと贈賄を認めている。
秋本容疑者は2012年に初当選し現在4期目。
国土交通政務官も務め、2022年8月に外務政務官に就任したが、特捜部の家宅捜索などを受け、2023年8月4日付で辞任。
2023年8月5日に自民党を離党した。
塚脇氏も2023年9月1日付で社長を辞任している。
秋本衆院議員を逮捕 洋上風力発電巡り受託収賄容疑 東京地検特捜部
2023/9/7 11:49
https://www.sankei.com/article/20230907-LPP3SAFN3BOWNHM22YKROFK2XY/
洋上風力発電事業を巡り、電力関連会社
「日本風力開発」
に有利となる国会質問の見返りに資金を受領したとして、東京地検特捜部は2023年9月7日、受託収賄容疑で衆院議員、秋本真利容疑者(48)=自民党離党=を逮捕した。
一方、同社の塚脇正幸前社長(64)は特捜部の任意の聴取に対し、贈賄容疑を認めており、捜査を進めている。
関係者によると、秋本容疑者は個人で馬主登録をする際に登録用の資金として2019年3月、塚脇氏から約3000万円の貸し付けを受けた他、組合設立前にも別に複数回、資金提供を受け、競走馬を購入するなどした。
2021年秋には塚脇氏の知人らと競走馬を共同で保有する馬主組合を設立し、2023年6月までに計約3000万円を塚脇氏から受け取った。
うち1000万円は2022年10月に衆院議員会館の事務所で現金で受け取っていた。
秋本容疑者は3000万円の貸し付けを受ける直前の2019年2月、国会質問で日本風力開発が参入を目指していた青森県の洋上風力発電事業に関し
「しっかり展開すべきだ」
などと発言。
2022年2月には国会で洋上風力発電事業の入札の審査基準を見直すよう求めるなど、同社が有利になるような国会質問を繰り返していた。
特捜部は、秋本容疑者がこうした国会質問をするよう塚脇氏から依頼を受け、その見返りに資金提供を受けた行為が受託収賄容疑にあたると判断した。
秋本容疑者はこれまでの特捜部の任意聴取に対し、
「馬主組合のための資金だった」
などと資金提供の賄賂性を否定。
塚脇氏は
「国会質問のお礼の趣旨で資金提供した」
などと供述している。
秋本容疑者は2012年に初当選し現在4期目。
国土交通政務官も務め、2022年8月に外務政務官に就任したが、特捜部の家宅捜索などを受け、2023年8月4日付で辞任。
2023年8月5日に自民党を離党した。
塚脇氏も2023年9月1付で社長を辞任している。
http://www.asyura2.com/23/senkyo291/msg/670.html#c50