328. 豊岳正彦[-16925] lkyKeJCzlUY 2023年8月18日 15:00:50 : yRgpGQVp4c : dFl0cTkyZ3I5VDY=[1]
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旧約聖書創世記以来地球の虐殺略奪ショックドクトリン戦争犯罪テロリストはイスラエル(モサド)と子分イギリス・ロスチャイルド(MI6)アメリカ・ロックフェラー(CIA)であり、
彼らより古くて数が多く力があるエコノミックドクトリンは中国華僑である。
前者は全く良心がない。後者は良心を簡単に捨て去る。
いずれも政教一致カルトである。
カルトは常に自我絶対の利己他害選民妄想に陥っているので必ず自滅し、
政教分離して妄想を捨てた無我平等の忘己利他仏教徒三宝帰依仏国に未来永劫敗れ去るのみである。
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「すべての声は訴える」を全世界の子供の教科書に掲載しよう!
2012年8月20日
こどもの原爆被爆体験詩集『原子雲の下より』の序文に寄せて
峠 三吉
(未発表遺稿から下関原爆展事務局書き起こし文に≪加筆≫)
////////////////////////////////
すべての声は訴える
青空に雲が燃えていたら
アスファルトの道路が 熱気にゆるんでいたら
雑草や埃(ほこり)の匂いが風に立ちこめていたら
戦後七年
決して明るくなってゆかぬ生活の疲労の中で
広島の人々は
ふとあの悲惨な日々の感覚に打たれることを
炎の中の瓦礫(がれき)の下の呼び声に憑(つ)かれることを
訴えどころのない憂憤(ゆうふん)に ひそかに拳をふるわして耐えていることを
此(こ)の詩集を手にするあなたに知ってもらいたい
それは決して遠い記憶ではない
今、眼に映っている対岸の建物の壁が
突然破れ、瓦がはげ落ち
頭脳の奥で閃光(せんこう)がひらめいても
それは決して新しい事件に遭遇(そうぐう)したのではなく
それは
自分の生きようとする正しい力が
何か巨大にして非人間的な圧力によって
遂(つい)にうち負かされてしまったのだ という絶望感で
受けとられるものにちがいない
此の詩集を読もうとする多くの人に知ってもらいたい
広島の、そして長崎の人間は
原爆の炎の中から脱出して起ち上がろうと努めつつ
その意味する欺瞞(ぎまん)的な力の中で
まだ必死にもがいている
もがいていながらも
私たちは
あの炎と血膿(ちうみ)のしみついた皮膚の感覚で
愛する妻子や父母を茸(きのこ)雲の下で見失った
涙にまみれた体で
今はもう知ろうとしている
原爆を戦争に直接関係の無い老若男女の日本人の上に投下し
その後にわたってその所有を独占しようとし
その脅威(きょうい)をふりかざして
世界を一人占めにしようとして来た意志
日本が侵略されるという囁(ささや)きを吹き込み
再軍備にかり立て
そのような政策に反対する国民の口に破防法(はぼうほう)という
猿ぐつわを噛(か)ませる意志が
すべて一つのものであるということを
もうはっきりと知ろうとしている
そして
此の詩集をお読みになるあなたも
きっと知るにちがいない
私たちが一個の人間として
正しく幸福に生きようとするねがいを
何時(いつ)の時代でも 常にはばんで来たものがあったとすれば
その力こそまさに此の暗い意志であり
その権力こそまさに
私たちを戦争にひきずりこむものであったということを
噫(ああ)そして 私たちは知ることが出来る
世界最初に原子爆弾を頭上に落(おと)された日本人だという
黄色い皮膚にかけて
漆黒(しっこく)の瞳(ひとみ)と流れる黒髪にかけて知ることが出来る
今はもう
戦争を、その物欲と権力保持のために欲(ほっ)する
一握りの、人間と呼ぶに価(あたい)しない人間以外の≪ものたちへむけて≫
世界中の
真実と労働を愛するすべての人々と共に
腕を交(く)みあって
平和へのたたかいを進めてゆくことこそが
私たちの正しく幸福に生きようとする
人間としてのねがいを
達成(たっせい)する唯一(ゆいつ)の道であるということを
私たちは日本人として
植民地支配に苦しんで来た
アジアの人間として
知ることが出来る
そのために
そうだ、それを信じるために
多くの語り難(がた)い苦痛を越え
多くの語ることによる危険をしのぎ
老人も主婦も、未亡人も、青年も
又、勇気ある教師にみちびかれた子供達も
すべての人々が
血と涙にいろどられた叫びを
此の詩集に寄ってあげているのだ
///
どうか
此の信頼と愛が
戦争を憎み 原爆を呪(のろ)う無数の声の中で
大きな稔(みの)りを持つように
その声の底にかくれつつ 永遠に絶(た)ゆることのない
地下からの叫びが
生きている私たちの力によって
癒(いや)されるように!
原爆が再び地上に投ぜられることなく
原爆を意図するものが 世界中の働く者の力によって
一日も早く絶滅されるように!
此の詩集はそのためにあなたにおくられるのだ
一九四五年八月六日、午前八時十五分
広島に世界最初のウラニュウム二三五爆弾が投下され
九日 午前十一時
長崎にプルトニウム爆弾が投下された
広島では全人口四十万のうち
二十四万七千の生命が奪われた
軍事的には
勝負をそれのみで決しうるほどの力はでないといわれる
原子爆弾が
なぜこのような悲惨な現実を呼び起こしたか
落とされた広島は
無防備の市民の上であったし(長崎では市街に近い宗教地域の上であった)
落とされた時間は
市民をまるで屠殺場(とさつじょう)のように中心部に集めていた
それらはすべて
見事に計画されていたといえる
あの茸(きのこ)状をした雲の下には何があったか
そこにあったのは
疎開(そかい)できぬ児童を集め、あるいは勤労奉仕に生徒を集めた学校、陸軍関係のみでも五万人の患者を収容していた病院、青年の出払ったのち堆積(たいせき)する事務に追われていた官庁、銀行、聖戦の勝利を祈らされていた教会、主人をとられ主婦と子供で守っていた商店であり
それらはすべて破壊されたが
炎の海の外側にあった多くの軍需工場は(三菱造船、三菱重工、旭兵器、日本製鋼、兵器被服廠−西条・八本松へ疎開−東洋工業、油谷重工等)
窓、扉、天井が破壊された程度で殆(ほとん)ど無傷であり
国鉄は三日間でその機能を回復した実状であった
その炎の海で死んだのは
勤め人、学生、小児などの老若(ろうにゃく)市民であり
兵隊にしてもすでに出しつくされたあとの力弱い兵隊であった
一九四五年の春から夏にかけて
日本中の都市が夜毎(よごと)に焼きつくされる
戦争の炎の前で
広島はあわれな生きもののように顫(ふる)えつづけていた
今夜こそ危ない
今夜こそ焼かれる、という噂(うわさ)
あるいは広島は水攻めにするのだというような噂によって
夜闇(よるやみ)にまぎれては逃げようとする市民、橋の畔(ほとり)にひかえて逃がすまいとする軍や自衛隊≪原文まま≫
飢えた隣組(となりぐみ)の行列の間(あいだ)を
野菜を満載した軍のトラックが走りすぎる混乱の中で
河が白く埋まるほど、七月末 空から撒(ま)かれた七種類のビラには
原爆の廃墟(はいきょ)と同じ絵が描かれてもあったが
すでに疎開のすべはなく(そのビラを持っていると死刑にすると脅され、警察が人をやとって船を出し、拾い上げて焼却させた)
それでも五日の夜、広島をいよいよ焼き払うと
ビラが落とされたという
二、三日前からの噂によって
市民の多くは周辺の山や畑に逃(のが)れ、濃い闇空の銀河のもと
不安な一夜を明かした
夜半、豊後水道より広島湾上空へ
二百のB29は侵入し旋回数十分 広島を襲うと見せて
突然進路を西南方へ変え
光市の方面へ飛び去った
明け方 空襲警報は解除され
県内に侵入している敵機は四機、そしてやがて離脱したと
ラジオは報じ
七時五十分、警戒警報も解除された
この時、市民はB29の爆音をきいたが
黒めがねをつけた米人の乗員が
人類の恥辱(ちじょく)をのせた三機によって
高々度より侵入しつつあった事を誰が知り得たろう
そして今夜も無事に済んだとほっと安堵(あんど)した人々が
家に帰り、急いで朝食を済まし(朝食の炊事の火はまだ消えるほどの時ではなかった)
出勤者は仕事場へ、学生、生徒は学校から作業場へ
隣組は市の周辺町村から市の中心部へ
畑仕事をやめて松根掘りに日をあかしていた郡部からの義勇隊もそれらと一緒に市の真ん中へ・・・・・・
それは統計ではかり出したように
一日の中で最も多数の市民が屋外に溢(あふ)れている時間であった
此の広島という都市の、雛鳥(ひなどり)のような中心部
この選ばれた時間
広島はどんな無心な表情をしていただろうか
爆心直下の広島中央郵便局では(本局とよんでいた)
丁度(ちょうど)夜勤と日勤者の交替時(どき)にあたり
全員六百名が 古めかしい煉瓦(れんが)造りの建物内に充満し
一人の老小使いのみが
玄関わきの塵溜(ちりため)にごみを捨てに出ていたところだった
七、八百米(メートル)東北方の練兵場では
丁度その朝入隊した男たちが(中年の兵隊か一度病気で帰り再度招集されたものたちであった)
軍服をつけて整列し
見送りの家族が旗などをもって
名残(なごり)を惜しんでいる時だった
千米はなれた県庁では、防空当直二百名が帰宅し
他の庁員が出勤し動員学徒の少女たちが掃除バケツをもって廊下を歩いていたとき
約千五百米の市役所裏 雑魚場町の一帯では
県立高女、県立一中、私立二中、女学院高女、女子商業、その他の一、二年生が教師に指揮されて疎開家屋のあと片付けにとりかかっていたところ
又同所、あるいは同じ距離の土橋町一帯では市近辺よりの隣組、義勇隊の老人や子どもを背負った主婦たちが
同じ仕事にとりかかろうと集合して汗を拭(ふ)いていたときだった
///
二千米はなれた横川町の狭い商店街は郊外より
市内へ出勤する人の群(むれ)で埋まり
三千米はなれた家庭では作業へ、あるいは職場へ家族を送ったあとの年よりが幼児が朝食のあと始末に働こうとしていた
ああ そのような
戦争の末期の不安のなかで
常に天皇を頭(かしら)とする権力者たちの意のままに
父や夫や息子をさし出し
ダイヤも金も、あらゆる財産を投げ捨て
ぼろをまとい大豆を囓(か)じり野草をたべながら
従つてきた国民が
その愚かなほどに無心の表情を
八月の青空にむかって曝(さら)していたとき
TNT二万トン爆弾より強力な
グランド・スラムの二千倍以上の爆破力を有する
そしていまや
太陽の力が源泉となる勢力が(八・六トルーマン声明)(二〇〇〇呎(フィート)直下の温度は摂氏三〇〇〇〜四〇〇〇度−ロスアラモス科学研究所「原子兵器の効果」より。トルーマン大統領がいかにもやさしくヒルダと呼んだ)
上空五百米(メートル)に於いて放射されたのである
大部分の子供達が此の詩集の中で「ピカッー」と光ったという印象を伝えているほど
この時の光線の印象は強烈なものであり
体験者たちは
赤・紫・白・黄・紺色・橙(だいだい)色だったと様々な感じを伝えているが
その強烈な光りは
それを直視したすべての人の視力を奪い
その瞬間から広島の悲劇は始まったのである
中央郵便局は未曾有(みぞう)の衝撃を真上から浴びて瞬時に倒潰し全員死亡老小使いのみ一人生き残っていたが二、三日後に死亡し
練兵場の一隊は全部赤剥(む)げになったり
半裸で作業中の兵隊はみじめであった
真黒く炭化したりして散乱した(軍関係の死亡者は一二五、八二〇人と算出されている)
県庁で圧殺(あっさつ)をまぬがれた人々は水を求めて河岸へいざり寄り
万代橋の西詰では二日後まで死体の山が
河底から土手より高く重なって盛り上がっていた
疎開家屋のあと片付にとりかかっていた中学校、女学校の下級生徒たち、又それを引率指揮していた先生たちの
最後の模様をどのようにつたえたらよいだろうか
思い思いの服装に新しい麦ワラ帽をかぶったり
歌を唄いつつ友人とふざけあったり 作業場に到着した
すべて十三、四才の少年少女たちが
突然の(不意の)閃光に出あい 打ち倒され
煙のはれ間やっと起き上がったものは
すでに花のようなもとの姿は奪われて
頭髪は焼け、前日に黒く染めた着衣は焦げ飛び、皮膚は剥(は)がれて肉が露出し 顔はふくれた
降(ふ)りくる石や材木に打たれた傷は石榴(ざくろ)のように口をあけて
その場で死んだものの骨、水槽の中に教師に抱かれて死んでいる死体
母を呼び 教師を呼び、歩けぬものは腹這(はらば)って比治山方面へ逃れて行く
土橋方面の隣組は多くが火傷(やけど)の傷手(いたで)と焔(ほのお)に追われ
天満(てんま)川に這い降りて水に流されたらしく この辺りの消息はよくわからない
家庭の悲惨も同じであった
瞬時に倒潰(とうかい)した家屋の間から 焔に包まれる最後まで
助けを求めて掘られた腕(倒壊した家の下敷きになった子供を救ってくれと哀訴(あいそ)する母親の必死の顔付(かおつき)は、長く忘れる事が出来ない)
熱いよう熱いようの 細々とつづいたよび声は遂にとだえても 助けの力を得ることなく
広島全市が焼けはてて骨となっても
骨のひらい≪拾い≫手さえ帰って来ない
此の時 たつ巻をよび風をつのらせる炎の上、市の西北一帯に真黒い豪雨が降り
己斐(こい)の山上にしばらくかかっていた虹の色は生き残った人々の記憶につよく残っている
夜に入っても全市の炎は明々(あかあか)と空を焦がしている
このとき市の周辺の町村の
病院、学校、お寺、個人の家などには
逃れてきた人々が折り重なって倒れ
次々と口鼻から血を吐いて死んでゆきつつあった
(義勇隊を送った部落は軒並(のきなみ)に二人、三人死に、探しにゆく。葬式を出す。怪我(けが)をして帰ってくる割当の罹災者はなだれこんで眼も当てられぬ光景)
看護の婦人会など夜になると恐怖のために逃げ帰る程だった
こうして即死したものは骨とドクロになり(一中の焼跡にはドクロが机の配列の通りに並んでいて手に取ろうとすると灰となって崩れた。中心部では骨も何も無い)
火傷のものは一週間から八月中旬までの間に
膿(うみ)と蛆(うじ)にまみれたまま次々と死に
九月頃 無数の蝿(はえ)が発生した
八月二十日頃より原爆症が始まった
体に無疵(むきず)のものが髪がぬけ 急に下痢(げり)、嘔吐(おうと)、発熱し口からの出血は止まらず 全身に斑点(はんてん)が現れ死亡する
この手のほどこしようもないこの症状が
生き残った人々の上を襲った(ひどいものは白血球が五百まで減少した。健康体で七千〜八千、一千以下では生命が危ない)
薬品類はすでになく
栄養を、新鮮な果物を、といってもこの時国民の誰が
それらを手にし得(え)よう
このような時でさえ一部の病院では
金のあるものは あたう限りの治療をうけ
身よりも金もないものは形ばかりの治療で放置された
そして一方火傷の人々は
幾度(いくたび)皮膚が貼っても又その底からの膿(うみ)で破れ
その苦痛は自殺を欲(ほっ)する苦しみ
このような中で死ぬものは死に 残るものは残ったが
戦後七年間の歩みの中で
この原爆の影響がどのように尾をひいているか
東雲(しののめ)付中≪附属中学≫で生徒たちに「生い立ちの記」を書かせたら殆ど全部のものが原爆のことにふれていたというほど
広島の人々の間にしみ通っている原爆が
ケロイドにより原爆症により いかなる被害を及ぼしているか
広島の中心地にいる人は体験者が殆んどいない、
それは大抵(たいてい)の家が一家全滅してるからだ
あの驚きのために気のふれた(健忘性失語症)子供
馬鹿になった(記憶喪失)青年
治療ののぞみない体に絶望のあまり自殺をしようとするもの
それらの悲しみと苦悩は
すでに今迄(まで)の年月の間で耐ええぬものは死に
耐えうるものは踏みこえて来たものの
顔面のケロイドのために平常は家にひきこもり、八月六日の命日のみには
爆心地の供養塔に参りにゆく姿の見られる娘さんたちの
胸に秘めた涙は何によって慰められる事が出来よう
///
又 詩の中にもかかれているように 禿(はげ)よ禿よとけいべつされる
子供たちの悲しみを誰が癒(いや)してやれようか
しかも 七年たった現在でも尚(なお)、「原爆の子」の伊藤久人君が今春死亡したように
原子爆弾症は継続して起こりつつあり 戦後現在まで全く何ともなかった者が急に白血球の減少 又は急増(きゅうぞう)を来(きた)して死に瀕(ひん)しつつあること
又 遺伝的悪影響が科学者(ハックスレ−)によって説(とな)えられ
ワシントン二二・三・十六発AP共同は米陸海軍軍医ならびに科学者からなる原子爆弾の被害調査委員会が、広島および長崎の爆撃生存者について医学的調査をつづけて来たが、二十六日生存者の間から数名の奇形児が生まれたことを発表した。但し原爆が直接の原因であるとの確証はまだあがっていない(毎日三・二八)
と報じられるようでは
一体どうなるであろう
そして又 それらはすべて治療の方法がなく、その見通しさえないとしたら
又落(おと)された時どうなるのであろう
原子爆弾の使用されぬことを
再び戦争の起こされぬことをねがう必死の声は
この苦悩の中から叫び出されているのだ
一九四五年 ドイツの降伏後三ヵ月でソヴェートは日本に宣戦すると決まった
ヤルタ会談が二月に終り、四月一日米軍は沖縄に上陸
同≪四月≫五日小磯内閣は退陣
同日モロトフ外相が、日ソ不可侵条約の不延長を通告して来た
五月八日ドイツはついに無条件降伏をしたが
ソヴェートの戦力消耗を待つように、第二戦線の形成をおくらし≪遅らせ≫ていた米英がスターリングラードの反撃より急に赤軍が攻勢に転じると、作戦上の無理をおしつつ イタリーやノルマンディーに上陸し、ベルリンの争奪戦が行なわれる
そのような中で
日本の戦力もすでに打ち滅(ほろ)ぼすべき敵ではなく
早く飼いならして次の相手に使用すべくねらわれていた
然(しか)も日本の財閥と軍閥はそれを知って、国民を本土決戦の叫び声の中においやりながら(君が代をうたい、「日本は勝ちますね」と先生に死の前にささやいた女生徒〈進徳高女〉のようなものはどこにでもいた)
天皇制を保持(国体ゴジ≪護持≫)しながら戦争を終えるケイキ≪契機≫をつかもうとねらっていた
二人の客に媚(こ)びを売る女のように
前総理大臣広田をソヴェートに当たらせ
横浜銀行スイス代表者にアメリカ実業団との交渉をさせようとした
六月二十一日 沖縄での日本軍の組織的抵抗は終り
七月十六日 ニューメキシコで世界最初の原子爆発が行われた
その翌日ポツダム会議開催
二十六日同宣言発表
すでに八月八日にソヴェートが対日宣戦布告するのは明瞭であるし
そうなれば赤軍がいかに短時間で日本に到着するかは充分予測される
このような中で
「何故原爆を使用するなら、連合国主催の実験でその威力を示しその基礎に立って日本に最後通牒を発し、責任の負担を日本人自身にゆだねなかったか」
といい
この詩集の中で子供たちが
「なぜ広島に落したか」と責め
「どうせ落るなら砂漠におちろ」とうたっても
「もし原爆投下の目的がロシアの参戦前に日本を叩(たた)き潰(つぶ)すことにあったとすれば、ないしは少(すくな)くともその目的が日本の崩壊(ほうかい)に先立つロシアの参戦をして名ばかりの参戦に留(とど)まらしめることにあったとすれば・・・・・・」
そのようなことは時間的にも
又そうでなくとも考えられなかったのである
こうして八月六日、広島の上に原子爆弾一号は投下された
そうして八月九日、ソヴェート軍が満州国境より急速力で
南下しはじめた朝、長崎に二号が投下された
かくして十四日
日本はポツダム宣言を受諾(じゅだく)し
終戦の詔勅(しょうちょく)が出された
その中で天皇は
「加之敵ハ新ニ残虐ナル爆弾ヲ使用シテ 頻ニ無辜ヲ殺傷シ惨害ノ及フ所 真ニ測ルヘカラサルニ至ル」といわれている
K・T・コムプトン博士は「原子爆弾の使用がアメリカ人、日本人の数十万−おそらくは数百万の生命を救ったという確固たる信念をいだくに至った」とのべ
とにかくこれによって
日本は降伏し 米国は一挙に日本を占領し
日本の天皇と財閥、軍閥はその力を保存したまま国民の前に
戦争をやめるいいわけを得たかたちとなった
そうしてこのことがその後(のち)効果をあげるために
どんなに言いひろめられたかを見るのは興味深い
先ず 原子爆弾の絶対的な威力をつたえる言葉が流布(るふ)された
「この威力 正に火薬二万トンに匹敵」(中国二〇・八・一五)
「今後七十年は棲(す)めぬ−戦争記念物広島、長崎の廃墟−」(毎日二〇・八・二四)
「死者なほも続出」(朝日二〇・八・一三)
「広島の被害世界一」(中国二〇・九・四)
そして永(なが)く原爆のことを書くことが禁止されていた
この恐怖とともに
原爆こそ日本の救い主だった、感謝すべきだ
原爆は平和をもたらしたものであり、広島の犠牲者は平和のための殉教者(じゅんきょうしゃ)のように扱われ、家族を失った人々はそれをもって諦(あきら)めようとした
諦めさせるには広島が真宗(しんしゅう)の伝統的地盤であるということはもって来(こ)いであったし
長崎もカトリックの地盤、しかもわざわざ信徒たちの居住地の上に落としたのも意味のない事ではないと思われるのだが(医科大学、養育院、天主堂のある町はずれの地区)
かくして「ノーモア−ヒロシマズ」が叫ばれ
片方でアメリカを美化し
片方で広島では平和を売り物にすることとなった(広島平和記念都市建設法案が二四年めでたく議会を通過する)
毎年の八月六日 爆心地の平和塔の前で市が主催する平和祭は、花火をうちあげ鐘(かね)や鳩(はと)や展覧会や踊りの大会と賑(にぎ)やかにくりひろげられ、五人の孤児たちが父母に再会しようと少年僧になったことがもてはやされ、ミス・ヒロシマが長崎の土をはらはらふりかけたりするが、生き残った人々の根深い反発を受けた
しかし一九四九年、ソヴェートの原爆所有が明らかとなり
一九五〇年六月二十五日、朝鮮戦争が始まってより
その声が変化してきたのを私たちは知っている
///
今までの悲惨さによる威嚇(いかく)から(水素バクダン!)
原爆の記憶を抹殺(まっさつ)しようとする動きに変わってきた
原爆広島の象徴(しょうちょう)になってきた産業奨励館のドームを崩し
原爆娘は戦犯(せんぱん)を慰問(いもん)させられ
原爆一号といわれる十六回の手術を繰り返したK氏のケロイドの体も日赤から追放し
一方、精神養子の運動が行われ
広島の廃墟と魂(たましい)の傷痕(きずあと)を緑の芝生と植民地的文化によって埋めつくそうと変わってきた
再軍備は原爆投下の意味の延長であり
その中ではすでに戦争を否定(ひてい)する平和の声は弾圧(だんあつ)される(一九五〇年の官制的なものも平和祭の全面的禁止!)
そして一九五一年の八月六日の式典には朝鮮戦線からのパイロットが参列し
広大学長は戦争を肯定(こうてい)する平和をとなえる
この中で誰が沈黙(ちんもく)していられるだろうか
広島の 長崎の
いや日本人としての私たちがどうして黙って居(お)れようか
この詩集の中で大人たちは「死ぬ前でないと本当のことはいえぬ」
という叫び声をあげた
子供たちは真向(まっこう)から戦争と原爆反対の声をはり上げる
この仕事の中で結ばれた子を失った主婦は、夫を失った未亡人は、ケロイドの娘は共(とも)に立ち上がって原爆を落としたものに対し「つぐないを!」と叫ぶ
流された血はつぐなわれねばならぬ
しぼられた涙は拭(ぬぐ)われるべきだ!
しかも未(いま)だ この詩集に現れたものの何倍、何千倍の声が
心の奥に秘(ひ)められているならば!・・・・・・
/////////////////////////////////
2012.8.20豊岳正彦投稿
戦争と原発事故は人災の極致でありともに地球に対する最悪の犯罪である。すなわち核兵器と原発は同じものである。
峠三吉は36歳で死去したがこの世の戦争のすべてを見通して子供たちのためにこの詩を遺した。
この詩に書かれた自分の物欲や征服欲支配欲を満たすために戦争を起こして他人を殺戮することを何とも思わない人間と呼ぶに価しない人間以外のこのようなものたちをこれ以上この世に作り出さないために、
「すべての声は訴える」を全世界の子供の教科書に掲載しよう!
すべての子供たちを心正しく心優しく育てることこそが人間に天与された使命である。
_________________
原爆投下人体実験は良心無きファシズムテロリストの自国民無差別殺害ショックドクトリン汚職戦争犯罪
ameblo.jp/hougaku-masahiko/entry-12816572650.html
旧約聖書創世記以来地球の虐殺略奪ショックドクトリン戦争犯罪テロリストはイスラエル(モサド)と子分イギリス・ロスチャイルド(MI6)アメリカ・ロックフェラー(CIA)であり、
彼らより古くて数が多く力があるエコノミックドクトリンは中国華僑である。
前者は全く良心がない。後者は良心を簡単に捨て去る。
いずれも政教一致カルトである。
カルトは常に自我絶対の利己他害選民妄想に陥っているので必ず自滅し、
政教分離して妄想を捨てた無我平等の忘己利他仏教徒三宝帰依仏国に未来永劫敗れ去るのみである。
産婦人科も男がお産できるわけがないのに妊娠出産を掌るのが男の産婦人科だというでたらめにもほどがある。ヒポクラテスに誓に精神科も産婦人科も外科もすべて否定してあるように精神科と産婦人科と美容整形性転換手術委は直ちに医師免許はく奪せよ。これらの偽医者はすべて人間の法益「身体生命と私有生活財産」を一方的に侵害し破壊し略奪する法治社会の不倶戴天の敵である。もちろん刑法で犯罪者を罪刑法定日本六法で粛々と断罪する。これが世界に冠たる仏法君子菩薩日本国民だ。
_____________________
日韓対立の真の原因は伊藤博文にある。西郷隆盛の和韓論を陰謀で葬った伊藤はその後欧米に強要された不平等条約を朝鮮王朝に対して強要した。その治外法権の下で朝鮮国王妃に対して無法な殺害テロを起こしたのが「閔妃暗殺事件」である。
https://y-history.net/appendix/wh140
・
アメリカはこの伊藤博文の悪行を日韓に対する地位協定で無かったことにできるのか。歴史の捏造を両国に強要できるのか。まあ岸田はエマニュエルに日本人の臓器を売り渡した売国奴だから金のためなら歴史の捏造も無知だから平気だろうが、日韓地位協定によって国母を一方的に殺され太平洋戦争で一方的に
・
被ばくさせられ対米特攻死を強要された韓国の人たちが岸田に日本の国の割譲を要求した時馬鹿で無知だからすべて売国するであろうね。アメリカはもともとネイティブアメリカンを皆殺しにして建国した無法の国であり、外国を侵略するとき自国民をテロで大量に殺して偽旗作戦で他国に罪を擦り付けて大量破
・
壊兵器の核攻撃をかけるしか能がない反人道虐殺略奪モサドバカである。歴史のないバカ者に孫呉の兵法などない。まあバカしか総理をやらせないとモサドが言ってたが岸田と林はこれ以上ない売国にうってつけのバカ者だということだ。日本人の特別司法公務員警察官検察官裁判官は、自分の子や孫の臓器を
・
岸田と林によってわずかな金とハニトラでラームエマニュエルにマイナ保険証で抜き取られ切り刻まれて売り飛ばされてもよいなら、刑訴法239条2項を無視して岸田と林と自公政権からはした金もらって喜んでおけ。国を守る本当の国士は貴様ら汚職公務員下克上下郎ではない。自衛官消防官海上保安官である。
・
太平洋戦争は大英帝国陸軍元帥が日本の国体(もともとそんなものはない。日本の国体は国のまほろば大和の海と山である)を偽称して日本国民を400万人大量に殺したモサドの偽旗作戦自国民殺害略奪テロだったが、失敗したのだ。賢い日本人は日本国憲法第9条でモサドバカによる日本占領を防いだ。馬鹿の
・
一つ覚えでも今度は天皇じゃない下僕内閣だからそんなもんに騙されるほど愚かなバカはディープステートの0.001%しかいないぜw日本人は文武両道武士道の国民である。地球の人口の0.0001%の外道犯罪者ばかに騙されるほど愚かなのは三代前は外国人の偽日本人のホントの売国奴東大慶応大医者弁護士無芸
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大食芸人低能ばかだけだよw日本の国を先祖伝来武士道で守る自衛官と消防官と海上保安官が売国奴のジェノサイドテロリストを六法全書で一網打尽にして牢にぶち込むさ。まあとりあえず、法益を守る特別司法公務員が六法全書に従って国益法益「国民の身体生命と私有財産」を一方的に侵害する刑事犯罪者を
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刑訴法239条2項で全員憲法76条謙虚摘発するかどうかじっくり見物させてもらう。特別司法公務員が汚職するなら国益が侵害されて国家が崩壊するから、その時国家を守り国民の身体生命と国土を守る自衛官消防官海上保安官が一致協力して売国汚職反逆者を全員逮捕して国外へ永久追放するさw極刑犯罪だが
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殺しはせぬよ日本人は先祖代々永代不殺生戒を守る仏教徒だからなw国家神道みたいな明治22年伊藤博文アル中脳内発症選民妄想新興宗教政教一致カルト邪宗外道のファシズム独裁ハムラビ法典親不孝テロリストなど、動物でも虫魚でも草木土石でも相手にせぬよw
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【図説】サミット開催 BRICS諸国の概要、拡大の展望
https://sputniknews.jp/20230818/brics-16826979.html
sputniknews.jp
【図説】サミット開催 BRICS諸国の概要、拡大の展望
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このあとは北朝鮮がBRICSに入るから当然韓国もBRICSに入るだろうwそれは全部ロスチャイルドフリーメーソン廃仏毀釈スパイ伊藤博文の売国悪業「明治六年政変」の因果応報だ。
http://asyura2.com/13/senkyo158/msg/472.html#c187
西郷隆盛が訪韓していれば不平等条約など結ばなかった。山岡鉄舟とともに天下一武士だからな。
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江藤新平を刑部官から追い落として佐賀の乱をでっちあげて殺し萩の乱で長州藩最後の武士前原一誠を殺し西南戦争で維新回天の偉業を成し遂げた世界一の武士西郷隆盛を殺した後汚職やり放題の長州藩エタヒニン岩倉具視三条実美伊藤博文山県有朋が富国強兵汚職で国民を大量に虐殺した足尾銅山利根川鉱毒事
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件がフリーメーソン馬鹿の一つ覚えの自国民虐殺テロだよ。現行刑法で言う刑法146条水道毒物等混入大量殺人組織犯罪だ。鉱毒は銅を精錬するときに触媒として大量に使う砒素が主成分だ。徳川旗本武士田中正造翁が決死覚悟して明治天皇に直訴した。
hougakumasahiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-7ebc.html
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林芳正の刑法146条違反メガソーラー鉱毒砒素垂れ流し殺人汚職はエタヒニンの血脈がなせる業だ。エタは大陸から渡来した敗残王族天皇一族、ヒニンは大陸から渡来した天皇手下の暴虐殺人弾圧略奪の暗殺専門忍者だよ。いずれも日本人じゃないから血にこだわるのさw但し馬鹿だから良心がなく
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親孝行を知らない、一神教政教一致拝金唯物略奪反社無法カルトだけどねw
asyura2.com/22/iryo9/msg/793.html#c135
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伊藤山県林と違って、岸家も佐藤家も松岡家も乃木家も毛利藩以前から武士の家系であり、安倍家は神武以来の東北海人族武士平安時代安倍比羅夫子孫末裔である。
だから安倍ちゃんはハニトラ汚職にはまった菅直人林芳正の非人家系が死ぬほど嫌いだったのさ。仏教徒三代武士は嘘と汚職を最も嫌うからな。
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安倍ちゃんの書道達筆は武士のしつけだよ。
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会津藩武士がなぜ長州藩を毛嫌いするか。戊辰戦争で鶴ヶ城を攻略したのは薩摩藩の武士板垣退助であるのに。それは武士じゃない非人の山県有朋が率いる長州軍が越後長岡藩で河合継之助に苦戦して会津攻略戦に参戦できず戦後に到着したため下らぬメンツで山県が会津藩の戦死者を葬ることを禁止して永く野
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ざらしにさせたからである。人としての情けのかけらもない後醍醐天皇と同じ愚かな政教一致カルトエタヒニンの悪行だった。非人山県狂介の世俗の地位をかさに着た無慈悲暴悪を会津の人々は深く心に恨んだのである。
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ハワイ王国は明治維新政府が誕生してすぐに日本の明治天皇に宛ててカメハメハ大王が日本国の一州として加えてほしいと国書を送ってこられたが、海軍力でアメリカを打ち破る自信がなかった天皇と西郷ら武士が去った側近のエタヒニンは断った。西郷が政府にあれば必ずハワイは日本と対等通商条約を結び
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親しく国交を開いてアメリカの侵略を防いだであろうに。
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アメリカが朝鮮とベトナムでさんざんやったことは非戦闘員の虐殺なら知ってるぜw原爆は使わなかったがルメイのナパーム弾窒息爆撃はやりまくったがあれが空戦かwしかもあれだけやって結局戦争に負けとるしwこういうのを馬鹿というんだw
http://www.asyura2.com/22/iryo9/msg/793.html#c328