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DbsSfawrpEw コメント履歴 No: 100216
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[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
14. 中川隆[-13782] koaQ7Jey 2018年12月12日 07:42:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22015]


古代エジプト人のDNA分析からわかった彼らの起源。
彼らはアフリカよりも中東に近いことが判明(ドイツ研究)2017年06月06日
http://karapaia.com/archives/52240315.html


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 古代エジプト人のDNAを新たに分析したところ、彼らはアフリカ人というより、トルコ人やヨーロッパ人に近いことがわかったという。

 今回、ドイツのチュービンゲン大学と、イェーナにあるマックス・プランク人類歴史科学研究所がチームを組み、古代を研究するときの正式な遺伝子データベースをまとめるため、初めて研究を行った。

 紀元前1400年〜紀元400年頃の古代エジプトのミイラからDNAを抽出し、それを分析した結果、彼らは遺伝子的には地中海地方の人々と近いことがわかったという。

現代のエジプト人は古代エジプト人というよりアフリカ人を祖先にもつ

 Nature Communicationsに発表された内容によると、この研究で現代のエジプト人は古代エジプト人というより、サハラ以南のアフリカ人の先祖を共有していることがわかったという。

 さらに、古代エジプト人は当時の中近東の人たちとより近いこともわかった。

 エジプトは、世界的な交易の中心地であるため、古代の人口などを調べるのに好都合な場所なのだ。

 昨今、古代人のDNA分析は進歩している。このデータを使えば、エジプト人の起源や来歴について現代のわたしたちの理解を促す良い機会が得られる。

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ミイラのDNAの保存状態が鍵

 ただし、マックス・プランク研究所長のヨハネス・クラウスによると、有効なDNAがきちんと保存されている可能性について、懐疑的な面もあるという。

 「エジプトの気候は暑く、多くの墓は湿度も高い。ミイラを作るのに使われた化学物質が、DNAを劣化させる原因になる場合もあるだろう。エジプトのミイラのDNAが長い間きちんと保存されているとは考えにくい」と語る。

 だが、このようなミイラからでも核DNAを抽出して、それが研究するに足る信頼性があることを示した研究者たちの技量は画期的で、ミイラの直接研究の幅がさらに広がったといっていい。

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 研究チームは、中央エジプトのナイル川流域のアブシール・エル・メレクから発掘された151体のミイラと、チュービンゲン大学とベルリン先史学博物館にあるフェリクス・フォン・ルシャン頭蓋コレクションが管理する2体の人類学コレクションの中からのサンプルをとった。

 最終的に90体のミイラからのミトコンドリアDNAを採取し、3体からゲノム規模でのデータセットを抽出した。

 そこで集めたデータを使って、考古学的、歴史的データと、現代のDNA研究から引き出したこれまでの仮説を試験した。

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 チュービンゲン大学のアレクサンダー・ペルツァー教授は、特に興味を引いたのは、アブシール・エル・メレクの古代の住民の遺伝子構造が変化しているのか、そのまま変わらないで継続しているのかを見ることだったという。

 「アレクサンダー大王やほかの外国勢力の支配が、古代エジプトの人々に遺伝子的な痕跡を残したかどうかを知りたかったのです」

 研究チームは、古代の人たちが外国の支配によって遺伝子レベルでの影響を受けたのかどうかを判断するために、古代の人たちDNAと現代のエジプト人のDNAを比べてみた。

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古代エジプト人は、中東の人々に近い遺伝子を持つことが判明

 その結果、古代エジプト人は、現在のシリア、ヨルダン、イスラエルやレバノンであるかつてのレヴァント地方の人たちともっとも近いことがわかった。

 さらに、新石器時代のアナトリア半島(トルコ南部)やヨーロッパの人々とも関連があることがわかった。

 マックス・プランク研のリーダー、ウォルフガング・ハックはつけ加える。「アブシール・エル・メレクの社会は、わたしたちが研究した1300年の間で特に大きな変化をこうむらなかった。つまり、この人たちは外国の支配に遺伝子的な影響は相対的に受けなかったということだ」

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 データによると、現代のエジプト人は、古代エジプト人ではなく、サハラ以南のアフリカ人とおよそ8%の割合で核DNAレベルの先祖を共有していることがわかる。

 研究チームは、エジプトのミイラが研究に仕える信頼できる古代のDNAの源であると証明できたことを誇りに思っていて、これがエジプト人の来歴の詳細をより正確に理解するのに役立つと信じている。
http://karapaia.com/archives/52240315.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c14

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
15. 中川隆[-13781] koaQ7Jey 2018年12月12日 07:44:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22015]

エジプト人は「古代」と「現代」とでルーツが違う!
数千年前のミイラをDNA解析して判明!

 「古代エジプト」といえば、ピラミッド、ファラオ、ツタンカーメン、ヒエログリフ、ロゼッタ・ストーン、太陽暦、クレオパトラなどを連想するだろうか?

 紀元前3000年頃に澎湃(ほうはい)として興きた第1王朝から、紀元前30年に共和制ローマがプトレマイオス朝を滅ぼすまでの数千年間。どのような歴史絵巻に彩られながら、人々の血脈と足音が黒い大地に刻まれて来たのか?

 そんな想像力を激しく掻き立てる衝撃的な事実が明らかになった。

紀元前約1400年〜西暦400年頃に埋葬された古代エジプト人のミイラをDNA解析

 ドイツのマックス・プランク人類史科学研究所のJohannes Krause氏らは、エジプト中部のナイル川沿いのアブシール・エルメレク遺跡で、紀元前約1400年〜西暦400年頃に埋葬されたと推定されるミイラ151体を発掘した。

 そのうちの90体のミトコンドリアDNAを解析し、3体のDNAのゲノGWAS(ゲノムワイド関連解析)を行い、「古代エジプト人」と「現代エジプト人」のルーツを探求した。

 その結果、「古代エジプト人」のミイラと「現代エジプト人」のDNA解析の結果、驚くべき真実が明かされた――。


「古代エジプト人」は地中海東岸のアラブ諸国の人々に近く、

「現代エジプト人」はサハラ以南のアフリカ人に近い事実が判明したのだ

(『Nature Communications』オンライン版「HealthDay News」5月31日)。


 今回の研究の目的は、古代エジプト人が受けた他民族による侵略や交雑によるヒトゲノムの変化と推移を探ることだった。

 Krause氏によると「エジプトの高温、墓の中の高湿、ミイラに使用された化学物質の変質などによって、ミイラのDNAは損傷を受けやすい。今回のミイラのDNAの抽出・解析の成功は、古代エジプト人が歩んだ足跡を解明する大きな突破口になるだろう」という。

なぜ「古代エジプト人」は「地中海東岸の人々」に近い?〜めまぐるしい侵略と交雑

 建国以来、古代エジプト王朝は、統治力の弱体化や内乱などによって攪乱され、目まぐるしく変遷し続けた――。

 エジプト第2中間期(紀元前1663年〜紀元前1570年)、第13王朝のヌビアが独立したが、第14王朝などの小諸侯が対立。紀元前1663年頃にパレスチナのヒクソスという異民族が第15王朝を簒奪すると、地中海東岸のパレスチナも平定する。

 続くエジプト新王国時代(第18〜20王朝)に入り、紀元前1540年頃、上エジプトを治めていた第17王朝のイアフメス1世が第15王朝のヒクソスを追放して南北エジプトを統一。以後、地中海東岸のパレスチナやシリアへ意欲的に進出するだけでなく、首都テーベを拠点にティグリス・ユーフラテス川流域から西アジアに及ぶ一大帝国を擁立、古代エジプト王朝は黄金期を迎える。

 以後、第18王朝の繁栄は続くが、紀元前1346年頃、アメンホテプ4世は、勢力を伸ばしたヒッタイトにパレスチナやシリアの属国を次々と奪われ、国力が衰微。紀元前1333年に即位したツタンカーメン王は夭折。だが、紀元前1291年にセティ1世が北シリアへと遠征後、古代エジプト最大の王ラムセス2世による第20王朝は、最盛期へ向う。

 しかし、紀元前1070年頃に最後の偉大なファラオと呼ばれた第2代のラムセス3世の死後、第20王朝は崩壊。その後の約1000年間は、国力が一気に衰退する。

 紀元前332年、アレクサンダー大王が全土を征服。紀元前31年にオクタウィアヌス率いるローマ軍に敗北。クレオパトラ7世が自殺し、プトレマイオス朝は滅亡。古代エジプトの王朝時代は終焉する――。

 つまり、紀元前約1400年頃の古代エジプトは、地中海東岸のパレスチナやシリアを支配していたことから、周辺諸国との民族的な交雑が進んだため、古代エジプト人は遺伝的に地中海東岸の人々に近いという、今回のDNA解析の結果につながったのだ。

なぜ「現代エジプト人」は「サハラ以南のアフリカ人」に近い?〜この1300年間、他国の征服を受けていない

 今回の研究のもう1つの成果は、「GWAS(ゲノムワイド関連解析)」によって、この1300年間にアブシール・エルメレクの地域に住む人々のDNAに大きな変化はなく、他国の征服による遺伝的な影響は受けていない事実と、現代エジプト人は古代エジプト人に比べるとサハラ以南のアフリカ人の系統に8%ほど近い事実が判明した点だ。

 Krause氏は、サハラ以南のアフリカ人のDNAがエジプトに流入するようになったのは、過去1500年以内と推察する。

 ちなみにGWASは、ヒトゲノム上に存在する50〜100万種のSNP(スニップ:一塩基多型)を位置マーカーとして使い、ヒトゲノム中に特定の個人の疾病に関連するSNPを見つけ出し、ゲノム配列の個人差や、疾病に関わる多因子形質と変異の関係を統計的に調べる解析法だ。
http://healthpress.jp/2017/06/post-3052.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c15

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
16. 中川隆[-13789] koaQ7Jey 2018年12月12日 07:51:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22024]

【衝撃】青い目の人間は、たった1人の共通祖先を持っていることが判明! 遺伝子HERC2の突然変異がもたらした神秘 2017.09.29
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html

 世界中にいる青い瞳を持つ人々は皆、6000年ほど前に黒海周辺で暮らしていた、たった一人の人間の子孫であることが判明したという。英紙「Independent」の記事に反響が広がっている。


■瞳の色はどうやって決まるのか?

 ご存じの通り、世界には日本でもおなじみの黒や茶色から青や緑など、さまざまな目の色をした人間がいる。目の色を決めるのはメラニン色素の割合といわれ、メラニンの量が多い順に、虹彩の色は黒、茶色、緑、青になる。

 本来、人間の瞳の色はブラウンのみだったというが、ある突然変異が原因で青い目を持つ人々が生まれるようになった。それはHERC2という遺伝子上の、ほんの一塩基に生じた変異である。HERC2遺伝子は色素生産に関わるOCA2遺伝子の調整役を担っている。OCA2は目や毛髪、皮膚のメラニン生産に関わっていることで知られている。アルビノ(先天性白皮症)の原因となる遺伝子の一つでもある。

 変異を持ったHERC2遺伝子はOCA2の働きを妨げ、虹彩にメラニンの黒い色素ができないようにし、瞳の色を青くする。ヨーロッパ系で青い瞳を持つ全ての人々は、このほんの一箇所の遺伝子変異を持っているという。

 そして驚くべきことに、この変異は1万〜6000年前に黒海周辺で生まれた、たった一人の人間に由来しているという。その人間こそ、青い瞳を持つ全ての人々の遠い遠い祖先なのだ。

■お酒の強さで祖先がわかる?

 さて、DNA上のたった一箇所の遺伝子変異が、見た目や体質に大きな影響を与えているケースは他にも多数ある。日本で有名なのは、2型アセドアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の例だろう。

 ALDH2は体内でアルコール代謝に関わっており、ほんの少しの遺伝子上の違いがアルコールに強いか弱いかを決めている。アルコールは肝臓で有毒なアセトアルデヒドに変化し、さらに分解されて無害な酢酸に変わる。ALDH2に遺伝子変異が起こっていると、アセトアルデヒドの分解に時間がかかる。ほんの少しお酒を飲んだだけで赤くなり、頭痛や吐き気などを催すのは、体内に生じたアセトアルデヒドの毒性によるものだ。

 お酒の飲めない、俗に言う下戸タイプの遺伝子変異を持つのは、日本人を含むアジア系の人種のみといわれており、白人や黒人はほぼ全員がアルコールに強い酒豪の遺伝子を持つ。逆に酒に弱くなる遺伝子変異は日本を含む東アジア地域で見られ、おそらくは2〜3万年ほど前に中国南部地域で生じたのではないかと推測されている。


ALDH2遺伝子変異の分布。円グラフ上で薄緑・緑色で示されているのが下戸の遺伝子を持つ人の割合。
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry_2.html


 酒の弱さは日本人の民族的特徴ともいわれている。遺伝子は両親から一つずつ伝えられるが、酒に弱い遺伝子を少なくとも一つ持つ日本人は全体のおよそ40%とされる。そして、日本人のおよそ5%は“下戸タイプ”の遺伝子しか持たないとされる。なお、そのような「真の下戸」は飲酒を楽しむことができない。酒で気持ち良くなるより先に、眠気や頭痛、吐き気などに襲われてしまうからだ。

 青い目や酒を受け付けない体質だけでなく、耳垢の乾湿や髪の毛の太さなども、たった一箇所の遺伝子変異がもたらした変化である。最近では遺伝子変異の地域的な分布や系統樹を追うと、その発祥の時代や場所がわかるようになってきた。体質や見た目から自分の祖先をたどり、その歩みを想像するのもまた一興である。
(吉井いつき)

参考:「Independent」、「Business Insider」、「Science Daily」、ほか
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html


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青銅器時代のスコットランドの女性、移民の子孫と判明 DNA分析
2018.12.04 Tue posted at 17:11 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129613.html

DNA分析で復元した青銅器時代のスコットランドに住んでいた女性の容姿/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863487.html

(CNN) 4250年以上前に英スコットランドで死亡した女性の遺骨について、調査に当たる考古学者のチームは4日までに、欧州大陸からの移民の子孫のものであることが判明したと発表した。DNA分析で明らかになった。

遺骨はスコットランドのケイスネスにある遺跡で1987年に見つかっていた。

研究論文の筆頭著者であるマヤ・フール氏によれば、「エバ」と名付けられたこの女性は、黒髪と茶色の瞳を持ち、肌の色は現在南欧に住む人々に近かった。

これまでは赤毛に青い瞳の女性として描かれてきたが、法医学の専門家の描写で、より正確な顔の復元を生み出した。

DNA分析はハーバード大学医学大学院とロンドン自然史博物館の研究者が実施。スコットランドの学会誌に結果を発表した。

これによれば、エバは若い頃に病気を患ったものの、回復して活動的な生活を送るようになった。身長は非常に高く、牛の骨と一緒に埋葬されていたことから、牛の飼育に従事していたことがうかがえる。


従来の研究では、赤毛に青い瞳の女性だったと考えられていた/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863488.html


生きていた時代は初期青銅器時代で、従来の推定を若干さかのぼる。死亡時には18〜25歳だった。

数世代前に北欧からスコットランドへの移住の流れがあり、エバの家族もその一員として移住していたとみられる。

共著者のトム・ブース氏によれば、以前のDNA研究で既に、紀元前2500年前後に欧州大陸から大規模な人の移動があり、一帯の人口構成や文化を変化させたことが分かっていた。


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2014/01/27(月) 【AFP=時事】
約7000年前にスペインに住んでいた狩猟採集民のDNAは、欧州人が従来考えられていたよりはるかに最近まで浅黒い肌をしていたことを示唆しているとの調査報告が26日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。


北アフリカ地域の狩猟採集民、木の実を食べて虫歯に 研究

 スペインの進化生物学研究所(Institute of Evolutionary Biology)などの研究チームが発表した論文によると、

スペインにある深い洞窟系で発掘された「ラブラナ1(La Brana 1)」と呼ばれる古代の男性の骨格の歯から採取した遺伝物質を調べたところ、浅黒い肌に青い瞳という珍しいな組み合わせが明らかになったという。


 ラブラナ1が生きていた、1万年から5000年前の中石器時代の欧州人は、その高い緯度から紫外線レベルが低く、すでに白い肌をしていたと考えられていた。

 論文の共同執筆者の1人、進化生物学研究所のカルレス・ラルエサフォックス(Carles Lalueza-Fox)氏は、AFPの取材に

「これまで、欧州地域では白い肌の色がかなり早期に、後期旧石器時代には進化していたと考えられていたが、これは明らかに事実と異なる」

と述べる。

「この個体は、色素沈着遺伝子にアフリカ系の変異を持っていた」

 後期旧石器時代は今から5万年前〜1万年前までで、その後の中石器時代は約5000年前まで続いた。

以降、欧州では新石器時代に入る。


今回の研究をみる限り、肌の白い欧州人は、以前考えられていたより「かなり後」に、おそらく新石器時代になってからようやく現れたとラルエサフォックス氏はみている。古代の狩猟採集民は新石器時代に農耕民になった。

 こうした生活様式の変化で食生活が変わり、ビタミンDの摂取量が減少したことも関係しているかもしれないと同氏は指摘する。

 天然のビタミンDが欠乏すると、人間の皮膚は太陽光線に当たることで自らビタミンDを作り出すことができる。

浅黒い肌では白い肌より合成する量がかなり少ないため、このことが白い肌に変化するための進化の誘因となったとされる。

■現代欧州人では見られない「組み合わせ」

 ラルエサフォックス氏の研究チームは、ラブラナ1で青い目と黒い髪の遺伝因子も発見した。

 肌の正確な色合いまでは判別できないが、青い目との組み合わせは今日の現代欧州人では見られないものだと研究チームは指摘する。

 人類の最古の共通祖先は浅黒い肌をしていたが、アフリカを出て北方の太陽光が少ない寒冷な気候の地域に移動するにつれて肌の色が白くなったという説は広く受け入れられている。

 そしてその後の民族移動と混血によって、現代人が持つ様々な肌の色合いが生じた。

 ラブラナ1は、ゲノム(全遺伝情報)が完全に解読された最初の欧州の狩猟採集民だ。

現代人との比較調査では、スウェーデン人やフィンランド人などの北欧人種と最も高い関連性を持っていることが分かった。

 またラブラナ1は、その後の人類が獲得したような、ミルクやでんぷんを容易に消化できるようにする遺伝子変異をまだ獲得していなかったことも、この調査で明らかになった。こうした適応は、 新石器時代の農業の誕生と同時期に発生したと思われる。

 ラブラナ1のゲノムの特徴が実際にどれほど広範囲に及んでいたかを判定するには、さらに多くの中石器時代人のゲノムを解析する必要があると論文の執筆者らは述べている。【翻訳編集】 AFPBB News(終)

AFP=時事 1月27日(月)14時19分配信
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390802317/

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ヨーロッパ諸語のルーツは東欧。DNA分析で判明 2015.03.06

論争が続く英語を含むヨーロッパ諸語の起源。論争に終止符を打つ新発見となるか

4500年以上前にドイツ中部で埋葬された男性の人骨。
この後、東欧から移住した考えられる集団とは、共通の祖先を持たないことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JURAJ LIPTAK, LDA SACHSEN-ANHALT)


 ヨーロッパ大陸全域で話されている言語のルーツはどこにあるのか。

このほど行われたDNA分析で、約4500年前、現在のロシアとウクライナにまたがる草原地帯から移動してきた牧畜民が使った言語がルーツとする説が発表された。

 長く狩猟採集が続いた先史時代のヨーロッパで、農耕が始まったことは画期的な出来事と位置付けられている。ヨーロッパでの農耕は、東方の農耕する集団がヨーロッパへ移動したことから始まったとされる。

 ところが2015年3月2日、科学誌「ネイチャー」に、ヨーロッパへの集団の大移動は1度だけではなく、2度あったとする研究論文が発表された。この説では

最初の集団の移動は新石器時代に現在のトルコにあたるアナトリアからのもの

そして第2波は4000年後、現在のロシアに当たるステップ地帯から中央ヨーロッパへの大移動だったという。

そして英語を含むヨーロッパ言語の基礎になったのは、ステップ地帯から移動した集団がもたらした言語だというのだ。

 論文の共著者で、ハーバード大学医学大学院の遺伝学者ヨシフ・ラザリディス氏は、

「ヨーロッパに最初にやってきた人々は狩猟採集民でした。
そこへ農耕民がやってきて狩猟採集民と混ざり合いました。
その後、東から新たな集団がたくさん移動してきたのです」

と語る。

 今回、第2の大移動があったことが明らかになったのは、ラザリディス氏らの研究チームが現代ヨーロッパ人の起源を解明しようと、ヨーロッパの古代人69人の骨から採取したDNAを調べたことがきっかけだった。

標本となった古代人の人骨は3000〜8000年前までと幅広いもの。
標本同士だけでなく、現代ヨーロッパ人との間でもDNAが比較された。


 調査の過程で、古代の狩猟採集民と新石器時代に流入した農耕民の痕跡が見つかった。

これは、これまでの説を裏付けるもので、予想通りだった。

ところが彼らを驚かせたのは、約4500年前、ロシアとウクライナにまたがる平地や草原からの大集団が移住したことを示す痕跡が見つかったからだ。

予想だにしない結果だった。


ヨーロッパへの集団移動は2段階

 数千年間、狩猟採集民の小集団が暮らしていたヨーロッパ大陸に、初めて変化が起こったのは、約8000年前のこと。

アナトリアから北上した農耕民が、新しい技術と生活様式をヨーロッパにもたらし、現在の定住生活の基礎を築く。考古学者の間では、この出来事を「新石器革命」と呼んでいる。

 その数千年後に、再び外からヨーロッパ大陸に人類の大移動があったことを決定づけたのは、ある2つの集団の DNAに多くの共通性が見られたため。

1つは黒海の北岸で見つかった5000年前の人骨で、考古学で「ヤムナ」と呼ばれる集団に属するものだった。

もう1つは、約4500年前に現在のドイツ中部ライプチヒ近郊で葬られた4人の人骨だ。こちらは「コーデッドウェア文化」に属する人々だった(「コーデッドウェア」とは、ヨーロッパ北部で広範囲にみられる当時の土器の特徴的な文様のことで、それにちなんでこう呼ばれる)。

 ヤムナ文化に属する集団と、コーデッドウェア文化に属する集団の間には、500年の開きがある。さらに地理的にも1600キロは離れている。それにもかかわらず、両者は判明できた部分で75%(おそらくは100%)共通の祖先をもつと考えられたのだ。

論文の著者の1人で米ハートウィック大学の考古学者デビッド・アンソニー氏は、「両集団の間には、直接の遺伝的関連がみられる」と話す。「控えめに言っても、近い親類だということです」

 そして、着目すべきは、コーデッドウェア文化に属する人のDNAが、それより数千年前の現在のドイツにあたる地域に暮らしていた農耕民の DNAと共通性が認められなかったことのほうだろう。

つまり、これは過去に「侵略」と言ってもいいほど劇的なヨーロッパへの流入があったことを示す証拠だ。

「集団が丸ごと入れ替わったと言っても過言ではない出来事だったのではないでしょうか」

とラザリディス氏は考えている。


ルーツ論争は決着か?

 今回、遺伝学から示された「ステップ地帯からヨーロッパへの大規模な移動があった」という事実は、言語学者や考古学者の間でインド・ヨーロッパ諸語の起源をめぐる論争を再燃させるだろう。

インド・ヨーロッパ諸語には400以上の言語が含まれ、英語、ギリシャ語、アルバニア語、ポーランド語といった現代の言語から、ラテン語、ヒッタイト語、サンスクリット語など古い言語まで数多い。

 言語学者らは、すべてのインド・ヨーロッパ諸語の生みの親であるインド・ヨーロッパ祖語が最初に話されていた場所をめぐり、数十年もの間も議論してきた。

「アナトリア仮説」派は、1万年前かそれ以前に現在のトルコに住んでいた農耕民が最初にインド・ヨーロッパ語を話していたと主張する。紀元前6000年ごろ彼らがヨーロッパにたどり着き、言語もそのときに流入したというのだ。

 対する「ステップ仮説」は、黒海とカスピ海の北に広がる広大な平原をインド・ヨーロッパ祖語の生まれた土地と考える。

アンソニー氏は、この地に車輪が伝来して「ステップ地帯の経済に革命を起こした」と話す。この説を支持する人々は、多くのインド・ヨーロッパ諸語で「車軸」(axles)、「(家畜に荷車を引かせる棒)ながえ」(harness poles)、「車輪」(wheel)といった単語が共通していると指摘する。どれも、ヨーロッパで新石器革命が始まってからずっと後に考案されたものだ。

 だが、どちらの説も決定的な裏付けがなく、議論は長いこと前進していなかった。そんな中、今回の研究成果は両者の勢力図を変えるかもしれないと多くの研究者が考えている。ステップ仮説に説得力を持たせるのに必要な移住の証拠がつかめたからだ。

 とはいえ、これでインド・ヨーロッパ諸語のルーツをめぐる論争に決着がついたとはいえない。まだ説を補強しなくてはいけないことも多いからだ。

確かに、遺伝学と言語学のデータは、インド・ヨーロッパ祖語が約4500年前にステップ地帯を経てヨーロッパに入ったという説を支持するものだ。だが、バルセロナ大学の遺伝学者カルレス・ラルエサ=フォックス氏によれば、

「祖語の最も古い系統がどこで生まれたのかは、依然としてはっきりしない」

だという。同氏によれば、インド・ヨーロッパ祖語発祥の地は、さらに別の地域かもしれず、ステップ地帯は源流の言語が南欧、イラン、インドなどに入った複数のルートの一つにすぎない可能性もあるという。

 今回の研究論文を発表した著者らも、その点は認めている。しかし、彼らの主張は揺らいでいない。ラザリディス氏は

「ステップ地帯がインド・ヨーロッパ諸語の唯一の発祥地かどうかは不明だ」

としながらも、

「この地域についてもっとデータが集まれば、多くの疑問に答えられるはずだ

」と強調した。

4000年以上前にドイツで埋葬された若い女性の人骨。DNAを分析したところ、東欧から移住してきた牧畜民との関連が強いことがわかった。
(PHOTOGRAPH BY LDA SACHSEN-ANHALT)

文=Andrew Curry/訳=高野夏美
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150305/438058/

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コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
http://garapagos.hotcom-cafe.com/


  コーカサス地域は最古の民族ともいわれるアルメニア人やスターリンの生まれたジョージア(旧グルジア)人が居住する地域です。

アルプスで発見されたアイスマンのY-DNAが「G」であることから、アイスマンの先祖の発祥の地はコーカサスだろうと言われています。 5000m級のコーカサス山脈が中心に位置する高度の極めて高い土地になり、恐らくアイスマンの系統は同じ高度地域のアルプスに移動してきた可能性があります。

  バルカン半島と同様に、多民族、多言語、複数の宗教が交錯する地域になります。

そして古代遺伝子のY-DNA「F」から初期に分化したコーカサス遺伝子のY-DNA「G」、 次の世代でクロマニヨン人/ノルマン・バルカン遺伝子のY-DNA「I」、メソポタミア農耕民・セム族遺伝子のY-DNA「J」が恐らく分化発祥した地と考えられています。

  少し時代が下がると、欧米の主要遺伝子であるY-DNA「R1a」と「R1b」が移動を開始したときに「R1a」は恐らく黒海の北方から南下し、 「R1b」はカスピ海南岸/イラン北部あたりから北上しコーカサスに入ったと考えられているようです。

  イラン人のペルシャ帝国、テュルク語族のチムール帝国、セルジュクトルコ帝国やモンゴル族が後代に覇権を握り、テュルク語族のオスマントルコ帝国解体後は ロシア更にソ連が支配者となり、ソ連の解体後ロシア内に留まった地域と独立した地域に分かれています。

  この地域の複雑に加え、国境を接するトルコやイランそして独立国を持てなかった最大の民族クルド人がこの地域をますます複雑にしています。   それでも混沌の国インドに比べれば大した民族数・言語数ではありませんが、宗教が加わり少なくともバルカン半島並みの複雑さになっています。   

しかしバルカン半島は民族の人口が比較的大きく、それなりにまとまっているのですが、コーカサスは数千人程度の人口の民族(部族程度か)も 多く、高度の高い地域で隔離され孤立し希少民族化してきたような様相を示しています。


  Y-DNA調査では2001年のWells論文が最も古く、まだ亜型名が確立する前で分類に若干疑問が残るのですが、 2004年にNasideらがWellsデータを改めて見直し亜型名に当てはめたため、Wells論文は使えるものになりました。

民族としてはルトゥール人(Rutulians)のように狭い地域に局在している民族もあれば、 チェチェン人(Chechens)のように複数の地域にまたがって居住している民族もあります。 スヴァン人のように1種類の遺伝子亜型が大多数を占める民族もあれば、複数の遺伝子が拮抗する民族もあり、 民族の成り立ちが単純ではないことを調査の結果は示しています。

  おそらくコーカサスの歴史に相当精通していても、遺伝子の流れを説明・解明するのは難しい気がします。 当ガラパゴス史観も以前集めた論文を再度読み直して今回Y-DNAの亜型分布を提供しますので、本サイトをご覧になった方は、自分なりのコーカサス民族の動きを、 コーカサスの歴史と併せて構築してみて下さい。


コーカサスは山岳地帯を中心に 西は黒海、東はカスピ海に挟まれた独特の地域になります。

ノアの箱舟のアララト山は上図左のTurkeyの国名のすぐ右そばになります。

原始キリスト教の7つの教会は全てアナトリアにありましたが、40年前にその中の1つをイスタンブール駐在時代に訪れています。 いまはイスラム教のアナトリアですが、実はキリスト教の確立した重要な土地でもあるのです。


・上図左は、国名とロシアの地方名が分かります。Wikipediaから拝借しました。

・上図右は、このY-DNA調査の代表的な民族の調査地域を表しています。論文から拝借しました。

・下図左は、民族と言語の分布図ですが、興味のある方はWikipediaの原本をご覧ください。
  
・古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」は、インド亜大陸で現代文明人の大半を占めるY-DNA「G」以下の全ての遺伝子を分化させる基礎を築きました。
  
・この地からY-DNA「G」はコーカサスに移動し古くはアルプスで発見された「アイスマン」、近代ではソ連の「スターリン」を生み出しました。
  
・「F」は「G」と「HIJK」に分化し、「HIJK」は更に「H」と「IJK」に分化し、「H」はインド亜大陸に居住したようですが、インド亜大陸では主役になれず、一部はジプシー化しました。
  
・またコーカサスは、「IJK」からY-DNA「I」,「J」と「K」が分化したのではないかと考えられています。
  
・Y-DNA「I」は、後にクロマニヨン人となり、さらにバイキングのノルマン系「I1」とバルカン系「I2」を分化させました。
  
・Y-DNA「J」は、後にセム系の「J1」とメソポタミア農耕民系の「J2」に分化し、「J2」は「G」と共に肥沃な三角地帯に移動しメソポタミアに農耕文明を興したようです。
  
・「K」はさらに「LT」と「K2」に、「LT」は「L」と「T」に分化し、「L」はインダス文明系のちにドラヴィダ人を形成したと考えられています。
  
・「T」はアメリカ第三代ジェファーソン大統領の遺伝子です。
  
・「K2」からシベリア・ウラル系遺伝子「N」、極東系遺伝子「O」、インディオ系遺伝子「Q」そしてインド・アーリアン系遺伝子「R」が分化し、      

「R1」からインド・スラブ系遺伝子「R1a」とケルト・ゲルマン系遺伝子「R1b」が分化しました。


結果をまとめて見ました。古い遺伝子頻度の高い順に主要な民族をご紹介します。

  
2001年頃のWellsの論文から2011年の比較的新しい論文まで新旧データが入り混じっていますが、他に参照できるデータもないのでそのまま強引にご紹介します。

  この地域はアレキサンダー大王の古くから各帝国が占領してきており、どの遺伝子がどの時代から居住していたのかはなかなか難しい問題ですが、

Dagestan のギリシャ語を話す集団はアレキサンダーの一団の末裔と考えれているようです。

モンゴル帝国のY-DNA「C」も占領軍の末裔としてカルミーク(Kalmyk)人に残っています。

  ペルシャ帝国時代のイラン系も存在し、インド・スラブ系の「R1a」は「R1b」と分化し移動を開始した古代系の末裔と、近代ソ連人の系統が混じっているはずです。

またゲルマン民族の大移動を行ったY-DNA「R1b」のケルト・ゲルマン系の末裔がロシアのバシキール(Basikir)人やバグバラ(Bagbalal)人やテュルクメン(Turkmen)人として残っています。

「R1b」は恐らくアナトリアから更に南下しアフリカ大陸に入り、チャド語系の民族を形成し、その移動の事実はアフリカ神話にも残っています。


  古代人の移動は、出アフリカによるホモサピエンスの大移動、Y-DNA「Q」の出シベリア後のアメリカ大陸の北南縦断の大移動、オセアニア集団の東南アジアからの出アジアなど 国境が制限している現代社会からは想像も出来ないほどダイナミックで広域なものでした。

  それほど古くは無くてもシベリア系遺伝子Y-DNA「N」のシベリア大陸横断によるウラル化があります。

  我々現代人は民族、言語、風俗習慣など国境が確立されてしまった環境の中で生きているため、人々の違いに敏感ですが、 実はネアンデルタール人とホモサピエンスの交配による遺伝子の受け継ぎの事実など、 古代に遡れば上るほど人々は違いを越えて交配しあい、新しい土地で新しい遺伝子が分化してきているのです。


1.スヴァン人(Svans)

  アルメニア人が世界最古の民族と言われていますが、遺伝子調査の結果だと 古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」の頻度が高い、スヴァン(Svan)人やルトゥリア(Rutulian)人のほうが古いかもしれませんね。

  スヴァン人はジョージア(グルジア)とロシアの国境のグランドコーカサス山脈の南山麓に居住しています。 要する「G」によって標高の高い土地に追い出されたと考えられます。

  同じ古代遺伝子Y-DNA「D」頻度の高いチベット人がY-DNA「O3」にチベット高原に追い出され、 最極東の日本列島に同じ「D」縄文人が残ったように。僻地に古代が残る例のような気がします。

2.ルトゥリア人(Rutulians)

  ロシア・ダゲスタンのグランドコーカサス山脈の北山麓の狭い地域に局在しています。
「G]の頻度も高いので「G」の拡張に伴い「G」が入り込んできたようです。

3.アバジニア人(Abazinians)

  スヴァン人のすぐ北隣、グランドコーカサス山脈の北山麓に居住しています。

元は同じ集団だった可能性もあります。

「F」と「G」が同程度なので、「G」の拡張で入り混じり民族が分かれたのかもしれません。

「R1a」も多いのですが後世のスラブ系なのか、 インド・アーリアンがインドに移動する途中で留まった系統なのかは、もっと調査が進み子亜型/孫亜型などがはっきりしてくると解明されるはずです。
また少数ですがモンゴル帝国の名残のY-DNA「C」も残っています。

4.シャプスグ(Shapsugs)人

  最もY-DNA「G」頻度の高い民族ですが、現存人口約8000人の半数以上は現在イスラエルに居住しています。つまりユダヤ教徒になります。

ロシアのAdygeiに残りは居住しているようですが、こちらはスンニ派イスラム教徒だそうです。


5.オセット人(Ossetians)

  コーカサス紛争で話題になるオセット人は調査地域によって出現頻度がかなり変わります。東方正教会(Eastern Orthodox)もあればスンニ派イスラム教もあります。 遺伝子の地域差が大きく、Y-DNA「I」や「J2」が多い地域もあれば、「F」が多い地域もあり、 古代から紛争の中心地であり、遺伝子が入り乱れてきたことが十分に推測できます。


6.アルメニア(Armenians)人

  調査により大きく出現頻度が変わります。

WealeのデータはY-DNA「G」が基本で、そこにY-DNA「R1b」が交配している結果が見事に出ていますが、 他の論文では、「J2」、「I」や「R1a」が主要遺伝子になっています。

アルメニアもオセット同様古代から戦争や紛争の土地であったことが読み取れます。


7.ジョージア(グルジア)人

  スターリンの出身地ですが、Y-DNA「G」にY-DNA「J2」がかなり交配しており、メソポタミア農耕文明は「J2」と「G」によって興ったと考えられているので、 いずれにせよこのコーカサスの黒海沿岸の低地で農耕の芽が育ち、移動先の肥沃な三角地帯メソポタミアで農耕の花が開いたと考えるとありそうな話です。


8.チェチェン(Chechens)人

  チェチェン紛争で知られる民族ですが、Y-DNA「J2」と「J1」が主要な「J」遺伝子民族になります。
イスラム教ですが、どの宗派にも属さないムスリムも多く、 スンニ派のシャーフィイー学派もあり、なかなか難儀な土地のようです


9.アゼルバイジャン(Azerbaijanis)人

  カスピ海沿岸の低地に望むコーカサス一帯では最も平地の多い土地になります。
そのためかメソポタミア農耕民系遺伝子のY-DNA「J2」が主要遺伝子になっています。


  10.クルド(Kurds)人

  オスマン帝国の解体後に一時期クルディスタン王国が、戦後一時期クルディスタン共和国ができたが、いずれも大国の思惑で瞬間的にできた国家で終わってしまいました。

遺伝子的にはトルコ国内に包含される本家クルディスタンのクルド人の調査結果がないため主要遺伝子が何なのかは残念ながらわかりません。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/


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新石器時代の人間の骨からペスト菌、人口激減の謎解明か スウェーデン
2018.12.10 Mon posted at 16:01 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129877.html

新石器時代の女性の骨から記録上最古のものとなるペスト菌が検出された/Karl-Göran Sjögren, University of Gothenburg

(CNN) スウェーデンの研究チームがこのほど、5000年前に死亡した20歳の女性の遺伝子素材からこれまで知られるなかで最古となるペスト菌のサンプルを発見したとする論文を学術誌に発表した。

今から5000〜6000年前、新石器時代の欧州の農耕社会は劇的な人口減少に見舞われたが、その原因については現在に至るまで決定的な答えが出ていない。今回のペスト菌の発見により、疫病の流行が原因の一部だった可能性が浮上した。

上記の20歳の女性は、スウェーデン南部にある墓の中で、同時代ごろを生きた78人とともに埋葬されていた。別の人物からも同じペスト菌が検出されたため、研究者らは当時伝染病が流行していたとの見方を示している。

従来、欧州におけるペストはユーラシア・ステップと呼ばれる地域からの移住者が持ち込んだ疫病と考えられてきた。ユーラシア・ステップは現在のハンガリーから中国にまでまたがる広大な草原地帯で、ここからの移住者がその後新石器時代のコミュニティーに取って代わったとみられている。

しかし今回の発見により、ペストが北欧へ到達したのはユーラシア・ステップからの移住が起きた時期をはるかにさかのぼる可能性が出てきた。研究者らはヒトがかかる疾患としてのペストの起源はおよそ6000年前、人口1万〜2万人の「巨大集落」がつくられ始めたころだと論じている。不衛生な環境や人口過密の状態、動物の存在などを通じて、ペストが危険な疫病へと進化した可能性があるという。

ペストによって新石器時代のコミュニティーの人口が激減したところへユーラシア・ステップからの移住者が流入し、欧州全域で暮らすようになった。以後、欧州に住む人々の遺伝子構造はこれらの移住者のものへと変化したと、上記の論文は分析する。

論文の筆頭著者を務めたコペンハーゲン大学のシモン・ラスムセン准教授は、ペストの流行が石器時代の社会を崩壊させ、その後の大量移住で現代のヨーロッパ人の遺伝子が生み出されたと結論した。


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ゲルマン人の大移動をゲノムから調べる
西川伸一 9/27
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/


ゲルマン人が形成したロンゴバルド王国の首都パヴィーア(写真:アフロ)


恐らく高校生の時だと思うが、西ローマ帝国の没落と同時に、多くの民俗がヨーロッパに相次いで移動し現在のヨーロッパ人が形成される事を学んだ。この最初がゲルマン人の移動で、ゴート、フランク、ブルグンド、ロンゴバルドなどの王国が形成される。私達がアングロサクソンと呼ぶのはこの系統だ。一方、それ以前の住民には当然ローマ帝国を代表する南の人たちの系統が存在し、私達がラテン系と呼んでいる人と考えればいい(この考えは検証したわけではなく私が勝手に想像していると理解してほしい)。この時代のことは、ローマ側から見た記録と、あとはさまざまな遺物から検証されているが、ゲルマン人側からの詳しい記録はそれほど多くないようだ。従って、特に侵入初期のゲルマン人の生活については、他の資料からの考察が求められていた。

今日紹介する米国ストーニーブルック大学、イタリアフィレンツェ大学、ドイツマックスプランク人類史研究所が合同で発表した論文は、ロンゴバルド王国がハンガリーから北イタリアにかけて形成される過程での民族間の交流を、ロンゴバルド王国の身分の高い戦士とその家族が代々葬られた墓から出土した遺骨のDNAを解読することで明らかにしようとした研究で、9月12日Nature Communicationsに掲載された。タイトルは「Understanding 6th-century barbarian social organization and migration through paleogenomics (6世紀の蛮族社会構成と移動を考古ゲノミックスから理解する)Nature Communications 9, 3547 :https://www.nature.com/articles/s41467-018-06024-4)。

まず読後の印象から始めたい。これまで古代人のゲノム解析の論文を多く読んで来たが、この研究は考古学的な検証とゲノム解析の両方を丹念に対応させた総合的な考古学の論文で、読んでいて高校時代に学んだ歴史を思い出すとともに、この墓に葬られている家族の有様がありありと浮かんでくる大変興味深い論文だった。

ロンゴバルド王国は現在の東ヨーロッパにあるローマ統治地区パンノニアのゲルマン人が、北イタリアからハンガリーにかけて築いた大きな王国で、パヴィーア(写真)を首都にしていた。この研究ではロンゴバルド王国の両端に位置する、ハンガリーのソラッドと北イタリアのトリノに近いコルレーニョの2箇所に残る、王国成立初期のゲルマン人の大きな墳墓を考古学的、ゲノム科学的に調べている。

墓に残る副葬物を調べることで、この墳墓に家族の中心人物から、言って見れば庶子のような家族の中でもあまり尊重されていないメンバーまで、一族として葬られていることがわかる。そして、葬られた本人の重要性に応じて階層的に埋葬されている。今回ゲノム解析から、葬られているメンバーが一つの家族であることがハッキリと確認された。

重要なのは、 考古学的な検証から判断される家族内の序列が、それぞれの個体が引き継いでいるゲルマン系のゲノムの割合で概ね決まっている点だ。こうしてわかってきた序列から脚色を交えて、次のように話を纏めることが出来るだろう。


ロンゴバルド王国成立過程で、侵入したゲルマン民族はラテン系のローマ人を征服し、ラテン系の女性を家族として迎えるようになる。しかし同じ家族でも、多くの場合ラテン系の血を多く受け継ぐ家族は差別されていることが、副葬品の有無や墓の中心からの距離などからわかる。なかには特に愛されたのか、ラテン系の女性とその子供の中には副葬品と共に葬られている例外も存在する(愛は民族を超える!)。

ゲルマンとラテンの融合は、時間をかけて進んでいく。ソラッドでは中心部に埋葬される男性のほとんどがゲルマン系で、ラテン系は女性に多いことから、まさにゲルマンがラテンを征服した過程が、家族内にそのまま反映されている。一方コルレーニョになると、よりゲノムレベルでの多様性が増している。ストロンチウムの同位体を使って、葬られたメンバーがその土地で一生を過ごしたのか、他の土地からやってきたのかを調べることができるが、ソラッドではラテン系もゲルマン系もゲノムに関わらずこの土地で育ったのではなく移動してきた人たちだ。すなわち王国成立初期に、ゲルマンの戦士の家族がラテン系のメンバーを融合しながら、ソラッドに移動してきたことを示している。一方コルレーニョでは、ラテン系のゲノムを持つメンバーはほとんどコルレーニョ育ちの人たちだ。またゲルマン系も、世代が進むとコルレーニョ育ちであることが確認できる。すなわち、この地域ではゲルマン戦士家族の定着が進む過程を見ることが出来る。

私なりにだいぶ脚色してしまったが、考古学、アイソトープによる生活圏測定、そしてゲノムの各解析が見事に一致したエキサイティングな研究だと思う。そして何よりも書かれた歴史が存在する有史時代でも、ゲノムも加えた総合的研究が今後ますます重要であることがわかる。これまでのように、遺物の解析からあとはすぐ想像の世界に入るのではなく、より厳密な考証が可能になってきた。

文理融合の掛け声倒れの我が国を残して、世界の歴史学は随分先に行ってしまった気がする。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/


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次の記事はいい加減な話なのですが、面白かったので一応転記しておきます:
2018年08月20日
アーリア人による侵略の歴史と現在〜混血で同化回路が失われる〜
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


アーリア人とは、西洋人の祖先、広くはインド・ヨーロッパ語族の民族に共通する祖先と言われている古代の種族で、世界史の教科書では、インダス文明に侵略し滅ぼした民族と記されていることもしばしば。

アーリア人は超古代にエジプト→メソポタミア→インダス→中国と侵略を重ねそこで他民族と混血していった。それが、言葉の作り、文型が同じとなっている理由として指摘できる。インドヨーロッパ語族も中国語も、みな主語+動詞のSV、SVC、SVOで構成されている。それだけでなく、脳構造も同様になっている。

実は、古代のアーリア人により侵略との相似が、近現代にも起こっている。南北アメリカ大陸では西洋人あるいはスペイン人やポルトガル人が、アジア諸国のタイ・フィリピン・ハワイ・オーストラリアなどではイギリス人が、アーリア人という名前に代わっただけの侵略が繰り返されてきた。

そして今、日本でも同じことが繰り返されようとしている。移民(=観光客招致という触れ込み)で、あらたなるアーリア人による侵入が行われている。

以下、

井口和基氏のブログ
https://quasimoto2.exblog.jp/238706176/

より引用します。(文字の着色は引用者による)


(前略)かつて私がアメリカに留学した頃、仲の良い長身のアマゾネスのような金髪碧眼のアメリカ人女性がいたが、彼女から「あんたは(白人とは)目だけが違う」と言われたのであった。確かに目だけはチンギスハン型の腫れぼったい目というやつだった。モンゴル人の目。

ちなみに西洋人になぜモンゴル人が嫌われるようになったか?については諸説あるが、一番はチンギスハンによる蒙古襲来の記憶。そして、西洋人がキリスト教を信じるようになって、いわゆる「悪魔の目」をその東洋人型の目に描くようになったからである。

万物を見通す目=イルミナティーのシンボルマークは、古代エジプトのイシス神の目、それがホルスの目になり、最終的には悪魔主義者の目、イルミナティーのシンボルマークになったものであるが、もともとは古代エジプトの神々の目から来たわけだ。

ところが、古代エジプトでもアーリア人の侵入の3000年前以前の超古代エジプト人は人種がアジア系、というより、我が国で言えば縄文系に近い人種であった。だから、ルクソールの巨石、カルナック神殿の神々はみな日本人のような体型と顔形をしているわけである。

超古代ミステリー5:世界の謎の碑文は神代文字で読めるのだ!つまり日本語だった!

それがアーリア人の侵入支配の後にはいわゆる西洋人型のクレオパトラのようになった。

ちょうどアメリカ大陸が古代アメリカはアジア人型のネイティブインディアンやインディオが住んでいたが、そこにスペイン人のコルテスやピサロのような残忍な白人が侵入して支配した後では、現地人の顔形がすっかり変わってしまったというのと似ているのである。
同じことはヒマラヤの南、超古代インドでも起こった。西側からアーリア人がインドに侵入した。

これがインドにバラモン(=ブラフマン=金髪碧眼の人=アーリア人)が侵入した。いわゆるアーリア人の侵入という出来事である。3000年前のことである。

その結果、我が国の士農工商のように、カースト制度が生まれたのである。

とまあ、これはわざと士農工商とカースト制度を同列にする戦後の日本の自虐史観で書いたものだが、実際にはこれはまったく違うものであった。

我が国の士農工商はあくまで社会の職業上の区分であって、人種的なものではない。しかしインドのカーストは明確な人種差別のカーストであり、金髪碧眼種のバラモンことBrahman(ブラフマン)が一番上につき、その下にハーフ層。その下に土着人。そして一番下が最下層の貧困層というものである。

バラモン教というは単に当時のバラモン層が持ち込んだアーリア人の悪魔教(=拝火教)がベースになった。だから、悪魔教じゃだめだということで、バラモンからブッダが登場したのである。

中世近代になり、これと同じことが北中南米のインディオ支配で全く同じことが繰り返され、南米ではインドのカーストと同じことが今現在も残っているのである。アメリカもすでにそうなっているし、オーストラリアやニュージーランドは人種殺戮で原住民がまったく少なくなって絶滅危惧種になった。オーストラリア人となったアングロサクソン人が、現地人をハンチングで人間狩りを行ったからである。
ヒマラヤの北の中央アジアでもいわゆるトルコ経由、ウィグル経由で、アーリア人が侵入したのである。

これが「秦氏」の祖先であり、金髪碧眼種であった。秦の始皇帝の時代である。中国でも超古代中国と3000年前以降の古代中国とでは人種が全く違うのである。

ちょう古代中国では、日本で言う縄文系のアジア人が古代王朝、夏や殷(=商)を作っていた。殷(いん)は、沖繩や台湾と同相の文化を持つ。一言で言えば、超古代日本人の一派である。だから、その殷が最初にいわゆる「漢字」の祖先を生み出していた。つまり、「殷文字」である。

それが、周の時代にアーリア人の中国への侵入がはじまって、いわゆる「春秋戦国時代」になり、その後に、中国大陸はアーリア人に支配され、いわゆる「秦」(しん)が誕生し、後の「漢(かん)」へと変遷していく。

中国の歴史

ここに中国人化した(つまり、漢字を使う)アーリア人が誕生した。これが「あやひと=アーリア人」=「漢人」である。(「あやひと」については、ブログ1で検索)

KANOという台湾の野球映画があるが、その中で「漢人、萬人、日本人、漢人は力が強く、萬人は足が早い。日本人は守備に長けている」というセリフがあるが、漢人が力が強いというのは、これが原因なのである。

要するに、いわゆる中国人の代名詞である「漢人」というのは、白人種であるアーリア人を祖先に持つ混血アジア人のことである。

3000年前の中国の春秋戦国時代がなぜ起きたか?

これは、我が国において、なぜ戦国時代が起きたか?と非常によく似ているのである。

我が国でも戦国時代には西洋白人種が渡来してきて我が国を乗っ取りを計った。その中で、日本人同士で内部抗争させて有力な部族を殺し合いさせ、弱体化したところで、一気に外人が支配するという古典的手法が用いられた。そう考えるべきなのである。

これはすでに超古代エジプト、超古代インド、超古代中国、中世の南北アメリカ大陸、そして東南アジア、最終的に我が国日本まで続いてきたと見るべきなのである。

中国5000年の歴史というのは真っ赤な嘘で、中国には後半の3000年の歴史しかない。最初の2000年は縄文系のアジア人の時代であり、戦国時代以降の中国人とは体型も顔形も文化も歴史もまったく異なるのである。

中国人は足がすっとしている。

その理由はこれまで椅子とベッドの生活だからだというようなことがいわれたが、それは嘘で、実際には単にもともと西洋人型のコーカソイドの遺伝のせいなのである。だから、いまでも中国人の足には、西洋人同様に内股型やX脚が多いのである。

いまのアラブ人やエジプト人が、アラブ人化エジプト人化したアーリア人だとすれば、いまのインド人はインド人化したアーリア人であり、いまの中国人の漢人は中国人化アジア人化したアーリア人にすぎないのである。

だから、言葉の作り、文型が同じなのである。インドヨーロッパ語族。中国語。みな主語+動詞のSV、SVC、SVO。。。である。

言葉が同じなら、性格や特性もいっしょ。基本的に残虐である。

というわけで、この事実は公然の秘密になっている。

その後、近現代になって似たようなことが、南北アメリカ大陸ではアーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはスペイン、ポルトガルが、アジア諸国のタイ、フィリピン、ハワイ、オーストラリアなどでは、アーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはイギリス人という名前に変わって行われたにすぎないのである。

そしていままさに我が国で再び同じことが繰り返されそうとしている。観光客招致という触れ込みで、あらたなるアーリア人侵入が繰り返されるのである。

アーリア人は、3200〜3500年前に突如、中央アジアに登場したと言われており、出自が不明とされている。引用元では火星から来たエイリアンではないか、とも記されており、謎が多い。


(前略)歴史をよく紐解けば、約3000年ほど前、正確には3200年ほど前から3500年ほど前に突然中央アジア、ヒマラヤの北西部にアーリア人と呼ばれる人種が登場した。あるいは、もっと西の中近東のいわゆるシュメール文明の地にアーリア人が登場した。

アーリア人とシュメールの神話のニビルの神々とは非常によく似ているのである。Aryanアーリアンと英語のAlienエイリアン(=外人=異国人)とはほぼ同じ語源と見てよいだろう。なぜなら、古代ではrとlの区別やyとiの区別やbとVの区別はなかったからである。

Y遺伝子のハプロタイプ研究ではこのことははっきりでていて、A, B, C, D, E, F,…, O, P, Q, R,ときて、西洋人はRである。一方縄文系日本人がCおよびDである。チャイナ人やコリア人はOである。不思議なことに米インディアンはQである。つまり、フィンランドのラップ人=金髪碧眼のアジア人はおそらくPやQであり、その一派が北米に渡ったのだろう。

人類の「Y染色体」ハプログループ分布と「シッチンの人類創世説」に矛盾があるか?

ところで、一般の標準理論では、北南米のインディアンのルーツはアジアから渡ったと考えられているが、ハプロタイプを自然にみれば、北欧の原住民はラップ人のようなアジア系だったわけだから、古代の縄文系のアジア人が西へグリーンランド経由で渡ったと考えたほうが理にかなっている。場所が近いし、渡りやすい。遺伝子的にもすでにラップ人として北欧にPで住んでいて、それがQに変わったと見るほうが自然なのである。アジアはOだから、O→P→Qと行くには時間がかかる。
そんなわけで、やはりこの地球史を見る場合には、「アーリア人」というものを研究しないとまったく真実が見えないのである。それがわからないと、なぜヒトラーがあれほどまでに「アーリア人」にこだわったのかの理屈も理解不能なのである。


アーリア人とは何者か?

我が国では西洋人の祖先、金髪碧眼の先祖程度、あるいは、北欧バイキングの先祖、白人西洋人のご先祖さま程度にしか理解されていないのかもしれないが、それでは本当の地球の歴史は理解出来ない。また、いま我が国でリアルタイムに起きていることの意味が理解出来ないに違いない。

さらに興味深い考察として、混血によって脳構造も変わるという分析がなされてある。これにより日本人が持つ「情緒」=同化たらしめる共認原回路が失われるというのだ。


(前略)外人さんと混血すると脳が日本人脳ではなくなり、いわゆる最大の日本人の特徴である「情緒」が理解できなくなるのである。

なぜか?

これはまだほとんど研究されていないが、というのも、脳科学そのもののリーダーが西洋白人だから、理解不能だし、モティベーションが日本人とは別になるからなのだが、人間の特性は前頭葉ではなく、頭頂葉から後頭葉にあるのである。

前頭葉は物事の処理系であって、人間性の発露ではなかったのだ。

対談 小原實晃・横山賢二 第2部 「心の構造と大脳」

ところがいまだ西洋医学や西洋(=白人種)の生物学や脳科学では、前頭前野に人間性の発露があるという認識にすぎない。

しかし、前頭前野はいわゆる知性、知能、知的処理、こういう「知」に関する部分であって、これは自我、自己、自意識の発露の場にすぎない。

この意味では普通の動物にもある。

しかし、人としての共感とか、日本人がいう「情緒」というようなものは前頭前野や前頭葉には存在しない。

だ・か・ら

だから、西洋語には「情緒」という概念がない。存在しないのである。

日本語の「情緒」を英語に翻訳するとemotionになってしまう。しかし、emotionは情熱とか感情という意味になり、我々日本人が感じる「情緒」とはまったく異質のものになる。

感情=喜怒哀楽なら猿にも動物にもある。人間特有のものではない。

人間特有なものが「情緒」なのだが、それがアーリア人には存在しない。

3000年前から存在せず、いま現代も存在しない。

ということは、そういうことを認知する機能が存在しないということになるわけですナ。

つまり、彼らの脳にはそういう機能がないから認知できず、したがってそういう言葉も概念も生まれなかった。

とまあ、そういう結論になるわけだ。
この情緒は頭頂葉の作用なのである。この頭頂葉のもっともよく発達した人種民族が我々日本人である。

西洋人の頭蓋骨は上下がぺちゃんこだが前後に長い。前頭前野はよく発達しているから自己中になる。分析力は有る。また、後頭部も発達しているから、運動能力も高い。

しかし頭頂葉がまったく発達していないから、彼らには情緒が理解できない。だから、いわゆるスピリチュアルの人が生まれにくい。

それに対して、日本人の場合は頭頂葉が発達しているから、前頭葉があまり発達していなくて分析力は弱かったとしても、情緒を理解する。したがって、日本人は生まれながらのスピリチュアルの人が非常に多い。

その差が現在において同じ高度先進国でありながら、社会の雰囲気がここまで違ってきた理由なのである。

(中略)

虫の泣き声など少しも気にせず、虫を残酷に潰して殺す。そんな白人の子供はハワイにはわんさかいる。そういう人間になるわけである。

まあ、それから教育を受けて、徐々にまともな人間に変わる場合があるが、基本はいっしょである。ユダヤであろうが、クリスチャンであろうが、イスラムであろうが、ヒンドゥーであろうが、仏教であろうが、その点はまったく同じである。

日本人はつねに最初は相手の気持ちに立って考えようとするが、白人脳はそういうことはありえない。四六時中自分が主である。(後略)

以前のエントリーでも触れているが、上記引用を含めて考えると、移民→混血による日本の弱体化とは、脳構造つまり意識構造をも変えてくということ。本源の人類が持っていた共認機能の基底部にある同化回路が失われることを意味する。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c16

[環境・自然・天文板6] [特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は… お天道様はお見通し
15. 中川隆[-13788] koaQ7Jey 2018年12月12日 07:58:57 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22024]

古代のDNAから判明した驚きの10の発見 2017年03月09日
http://karapaia.com/archives/52235294.html

 人類の歴史を語るものは、書き残されたものだけではない。遺伝子のなかにも存在する。遺伝子研究が進むに従い、遺伝子は、これまでの定説をくつがえす思いがけない文化の起源をおしえてくれたり、伝染病の大流行を生き延びるために必死で進化していたことがわかった。更には何万年もの間、変わらずに連綿と続いている遺伝子もある。

 そんあ古代のDNAは謎を解いてくれるのと同時に、新たな謎をうむこともある。ここではそんなDNAに導かれた10の発見を見ていこう。


10. アメリカ大陸の原住民と文明接触の悲劇「コロンブス交換」

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image credit:Smithsonian Magazine

 ヨーロッパ人がアメリカ大陸に到達したことによって、現地の人たちの間に伝染病が広まった。この初めての接触による悲劇は、コロンブス交換と呼ばれる。すべては、1492年にクリストファー・コロンブスが新世界にたどり着いたときに始まった。

 それ以前にも、アメリカ大陸には結核などの病原体はあったが、ヨーロッパから船によって持ち込まれた天然痘、麻疹、黄熱病、流感などのように爆発的に広まるものではなかった。

 理論的に考えると、外部の影響にさらされることなく、長いこと独自の社会を築いていたアメリカ先住民の免疫性が脆弱だったせいといえるかもしれない。2016年のカナダのツィムシアン族のDNA研究から、ついにその証拠が発見された。古代と現代のふたつのグループを比較すると、免疫に関係する遺伝子に大きな変化があったことがわかったのだ。

 ヨーロッパ人と接触後、天然痘がツィムシアン族を分裂させた歴史的根拠がある。遺伝的多様性があまりないせいで、天然痘によって部族の57%が死んだのだ。

 現在のツィムシアン族は、さまざまな先祖から多様な遺伝子を受け継いでいる。古代の部族は、その土地の病気に適応した特定の遺伝子配列をもっていた。彼らの子孫の遺伝子は、新たに入ってきた病気に負けずに生き残るために選択的進化を遂げた結果、生まれたものなのだ。


9. アイルランド人の起源

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image credit: BBC

 アイルランド人のルーツは、新石器時代のひとりの女性と青銅器時代の3人の男性の中に見つけることができた。この女性はバリナハティ・ウーマンと呼ばれていて、1855年にベルファスト近くの5200年前の墓から発見された。

 彼女のゲノム配列は2015年に判明し、現在のスペインやサルディーニャ島の人たちと遺伝子的に似ていることが明らかになった。おもしろいことに、彼女の祖先は中東の出身だということもわかった。

 青銅器時代、東ヨーロッパからやってきた人たちがアイルランドに定住した。3人の男性の先祖は、ウクライナやロシアに隣接するポントス草原の出身だ。4000年前の青銅器時代のグループが、現在のアイルランド、ウェールズ、スコットランドの人たちと遺伝的にもっとも近い。

 アイルランド人には、特徴的な遺伝子傾向がある。乳製品の消化に適しているが、ヘモクロマトーシスという鉄分の過剰蓄積を起こしやすい。この障害は、前述の4人のうち女性と男性ひとりに見つかったが、それぞれ異なった遺伝子変異を起こしていた。

 男性のほうは乳製品を消化できる遺伝子を持っていたが、女性にはなかったのだ。この4人のゲノムは誰も現代のアイルランド人のゲノムとは完全に一致せず、むしろケルト民族をつくった一部のグループとの類似を示していた。


8. コマ人の土器から発見された交易の痕跡

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image credit:iflscience.

 コマ人とは、かつて西アフリカ、現在のガーナのあたりに住んでいた人々のことだ。もし、彼らの特異な習慣がなければ、永遠に彼らの文化は考古学者に見過ごされてしまっていたかもしれない。

 コマの人々は、奇妙な素焼きの人形を残している。この独創的な人形は人や動物を表わしているが、ときにはそれらが合体させたものもある。土塁のひとところにまとめてためこまれているのが見つかった。

 研究者たちは、こうした人工物からDNAを抽出して、彼らの目的を探ろうと考えた。しかし、乾燥した環境で、熱い砂の中に何世紀もの間埋められていたものから採取したDNAは劣化が激しく、使い物にならなかった。

 しかし、驚いたことに土器には、かつて中に入っていたものの遺伝的素材が残っていて、まだ分析に使うことができた。

 もっとも驚いたことは、オオバコ、バナナ、松など、600〜1300年当時にはその土地にはなかったはずのものの残滓が見つかったのだ。この地方の芸術文化は、世界でもっとも熱い砂漠である西アフリカとサハラに広がる、安定した交易路をもっていたに違いない。


7. 東アジア大陸の不変のDNA

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image credit: sciencemag

 生きている人間のDNAが8000年もの間、ほとんど変わらないことはまれだ。古代社会では、頻繁に移住が行われ、世界のいたる場所で遺伝子が混ざりあったはずだ。ところが、東アジア大陸は例外だった。

 1973年、極東ロシアにある悪魔の門の洞窟で人間の遺体が見つかり、石器時代の女性からDNAが検出された。新石器時代以降、遺伝子的介入がほとんどなかったおかげか、彼女の遺伝子は現代のある地域の民族とかなり一致していた。

 これは、中国の少数民族オロチョン族やホジェン族のようなトゥングース語を話す人たちに当てはまる。現在でもトゥングース語を使っているのはウリチ族だ。

 ロシアと中国と北朝鮮の国境付近に住んでいる彼らが、注目されるのにはふたつの理由がある。まず、彼らはごく最近まで古代狩猟採集民族の生活スタイルを維持してきた。次に、彼らはずっと遺伝子が変わらない同じ集団からの直接の子孫のようだ。基本的に新石器時代の狩猟民族と同じ集団で、悪魔の門の洞窟で見つかった女性もここに属していた。


6. 民族移動の歴史を塗り替えたモタ・マン

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image credit:Los Angeles Times

 モタ・マンは、民族移動の歴史全体を塗り替えたエチオピア人だ。およそ4500年前に死んだが、その遺伝子が彼についてのすべてを語ってくれる。

 これまで、現生人類は7万年前にアフリカに別れを告げ、中東、ヨーロッパ、アジアへ広がり、中東やトルコの農民がアフリカの角と呼ばれる地域(エチオピア)に出戻ってきたと信じられてきた。

 発見されたモタ洞窟からその名をつけられたこのエチオピア人は、古代アフリカ人の最初のゲノム配列を提供してくれた。モタの年代は、これまで考えられていた逆流入ユーラシア人よりも古いものだった。

 知られているグループよりももっと以前に、アフリカに戻ってきた別のグループがいたのだ。しかし、モタ・マンは、アフリカ以外で発達した遺伝子はもっていなかった。肌や目の色が明るく、トルコや中東のユーラシア人のように乳製品を消化できない乳糖不耐性をもつ遺伝子のことだ。

 モタの謎めいた先祖について掘り下げるうちに、研究者たちはある古代人とのおもしろい符合を発見した。それは7000年前のドイツのLBK族だ。モタのユーラシア人先祖がLBK族出身なら、ユーラシア人がアフリカに定住して広がったときの話は違ってくるだろう。


5. デンマーク最後のヴァイキング王の母親の謎

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image credit:dnainthenews

 ヴァイキングの謎は、最近ふたりの王族の歯髄を調べたことで解決された。デンマークの最後のヴァイキング王で1074年に亡くなったスヴェン(エストリドセン)2世だ。

 ロスキレ大聖堂に彼と母親のエストリッドの墓があり、母親の遺体は、大聖堂の祭壇近くの柱のところに安置されているという。

 スヴェン王の墓は疑いようもなかったが、柱のところに埋葬された女性が本当に王の母親なのか、疑問をもつ専門家もいた。

 幸いなことに、母親とその子どもの血縁を示すそのものずばりな方法がある。子どもにミトコンドリアDNAを伝えるは女性のみなので、遺伝子配列が一致するかを調べればいい。

 ところが、スヴェン王とエストリッドのミトコンドリアDNAは違っていた。彼女は王の母親でなかっただけでなく、とても若かった。エストリッドの享年は70歳と記録されているが、この女性は35歳くらいだった。

 おもしろいことに、スヴェン王には義理の娘がふたりいて、両方ともエストリッドという名前で、しかもふたりとも女王になっている。彼女たちの年齢の若さや名前や王族の地位を考えると、どちらかがロスキレに埋葬された可能性はありえる。


4. ロンドンの多民族性を物語る発掘遺骨

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image credit: BBC

 現代のロンドンっ子たちの祖先は、2000年近く前にこの地に定住したようだ。大英博物館に所蔵されている4体の遺骨が、その起源や出現についてさまざまなことをおしえてくれた。

 ほぼ完全に残っている骨は、通称"ラントストリートのティーンエイジャー"と呼ばれている。この14歳の少女のDNAは彼女が北アフリカで育ったことを示している。彼女のミトコンドリアDNAは、南東ヨーロッパからのもので、彼女はブルーの瞳をしていたが、骨格の特徴はサハラ砂漠以南の人々のものだ。

 "マンセルストリート・マン"は45歳の男性で、黒い瞳と髪は母親が北アフリカ出身のDNAを持っていたことを示している。彼はロンドンで育ちで、意外なことに糖尿病による骨の疾患を患っていた。現代の白人西洋人男性の間ではよくある病気だ。

 ある男性の骨は損傷が激しく、もしかしたら剣闘士だったのかもしれない。年齢は36〜45歳くらいで、肉体的にひどく暴力を受けた痕跡がある。どこかよそで生まれたが、東ヨーロッパや中東からのミトコンドリアDNAを受け継いでいた。

 "ハーパーロード・ウーマン"(写真)は、もともとここに住んでいたブリトン人で、ローマ風のライフスタイルを享受したらしい。彼女の墓にはローマの遺物がたくさんおさめられていた。そして、彼女のDNAは驚くべきことを示していた。肉体的には女性だったが、遺伝子的には男性だったのだ。


3. ヨーロッパでおきた謎の民族大移動により遺伝子マーカーが消滅

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image credit:Live Science

 オーストラリアの研究者たちが、ある民族移動の謎を解こうとして、別の謎を見つけてしまった。

 7500年前にトルコ出身の農民たちがヨーロッパに定住したのかどうかを確認するために、ドイツやイタリアから発掘された複数の骨を調べた。これら古代の骨は、7500年〜2500年前のさまざまな文化のものだった。

 調査から、最初の汎ヨーロッパ人たちはトルコからやってきて、繁栄したことはわかった。だがそれから、およそ4500年前にその遺伝子マーカーがどいうわけか消滅してしまった。

 消滅の理由がなんであれ、ゆっくりした変化ではなかった。当時、明らかになっていないなんらかの歴史的な出来事が起こって、突然大規模な民族移動が起こったようだ。あまりにも劇的な移動だったので、ヨーロッパの人口や遺伝系統までもが変わってしまった。

 文化全体の遺伝子まで変えてしまうほどの大移動を引き起こした張本人たちは誰なのか、それほどの大人数で新たな野を目指した理由はなんなのか、誰にもわかっていない。イベリア半島にいたベル・ビーカー人がケルトの言語に痕跡を残しているため、彼らがその容疑者といえば容疑者と言えるかもしれない。


2. 権力をもっていたギリシャの女性たち

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image credit: Andreas Trepte

 かつて、古代ギリシャの女性たちは男性の所有物のように扱われていたと思われていた。しかし、新たなDNA研究によって、それは間違いである証拠が出てきた。

 マンチェスター大学の研究者がギリシャ、ミュケナイの発掘現場に向かった。ヨーロッパで最初の都市国家に建てられた城砦の創設者について知るためだ。

 ミュケナイの支配者の墓から、35体の遺骨が発掘されたが、DNAがちゃんと分析できたのは4体だけだった。ひとりは女性で、彼女はかなりの影響力をもつ立場にいたようだ。権力者の妻と考えられ、遺伝子配列が一致した4人のうちのひとりでもあり、その豪華な墓は、権勢を誇る夫の影響と思われた。

 しかし、DNA検査と復顔から、彼らはきょうだいであることがわかった。その女性は王と同等の地位と影響力をもち、これは当時の女性が権力をもつ地位に就くことができたことを示していると専門家たちは考えている。

 180度見方が変わるこの大転換を発見した考古学者たちは、初期の男ばかりの考古学者たちが、男性優位の偏見で古代社会を見た結果、こうした間違いが生じたのだと考えている。


1. 黒い髪・青い瞳のスペインの洞窟人の謎

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image credit:The Guardian

 2006年、北西スペインの洞窟の奥深くから2体の遺骨が見つかった。両方とも7000年以上前の中石器時代人の男性で、30代くらいのふたりの骨は良好な状態だったが、有効なDNAはひとりの臼歯からしか採取できなかった。

 その結果は、進化に関するこれまでの定説がくつがえされてしまった。

 ゲノム解析によって再現されたその男性の顔は驚くべきものだった。浅黒い肌、黒い髪なのに、瞳はブルーだったのだ。彼は現代ヨーロッパ人だと考えられていたため、もっと白い肌をしているはずで、これは珍しいことだ。

 思いがけない目の色は、ブルーへの変異が肌の白さへの変異よりも前に起こったことを示している。これまでは、この変異の順番は逆だと思われていた。

 彼は別の謎も解消した。のちに農民が誕生したとき、ほかの動物の病原体から身を守る必要が出てきて、免疫システムが急に発達したと研究者たちは考えていた。しかし、狩猟採集生活をしていた中石器時代人は、すでに身を守る術をもっていたのだ。

 今日、遺伝子的に彼らにもっとも近い人種は、スウェーデン人やフィンランド人だ。
http://karapaia.com/archives/52235294.html



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【衝撃】青い目の人間は、たった1人の共通祖先を持っていることが判明! 遺伝子HERC2の突然変異がもたらした神秘 2017.09.29
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html


 世界中にいる青い瞳を持つ人々は皆、6000年ほど前に黒海周辺で暮らしていた、たった一人の人間の子孫であることが判明したという。英紙「Independent」の記事に反響が広がっている。


■瞳の色はどうやって決まるのか?

 ご存じの通り、世界には日本でもおなじみの黒や茶色から青や緑など、さまざまな目の色をした人間がいる。目の色を決めるのはメラニン色素の割合といわれ、メラニンの量が多い順に、虹彩の色は黒、茶色、緑、青になる。

 本来、人間の瞳の色はブラウンのみだったというが、ある突然変異が原因で青い目を持つ人々が生まれるようになった。それはHERC2という遺伝子上の、ほんの一塩基に生じた変異である。HERC2遺伝子は色素生産に関わるOCA2遺伝子の調整役を担っている。OCA2は目や毛髪、皮膚のメラニン生産に関わっていることで知られている。アルビノ(先天性白皮症)の原因となる遺伝子の一つでもある。

 変異を持ったHERC2遺伝子はOCA2の働きを妨げ、虹彩にメラニンの黒い色素ができないようにし、瞳の色を青くする。ヨーロッパ系で青い瞳を持つ全ての人々は、このほんの一箇所の遺伝子変異を持っているという。

 そして驚くべきことに、この変異は1万〜6000年前に黒海周辺で生まれた、たった一人の人間に由来しているという。その人間こそ、青い瞳を持つ全ての人々の遠い遠い祖先なのだ。

■お酒の強さで祖先がわかる?

 さて、DNA上のたった一箇所の遺伝子変異が、見た目や体質に大きな影響を与えているケースは他にも多数ある。日本で有名なのは、2型アセドアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の例だろう。

 ALDH2は体内でアルコール代謝に関わっており、ほんの少しの遺伝子上の違いがアルコールに強いか弱いかを決めている。アルコールは肝臓で有毒なアセトアルデヒドに変化し、さらに分解されて無害な酢酸に変わる。ALDH2に遺伝子変異が起こっていると、アセトアルデヒドの分解に時間がかかる。ほんの少しお酒を飲んだだけで赤くなり、頭痛や吐き気などを催すのは、体内に生じたアセトアルデヒドの毒性によるものだ。

 お酒の飲めない、俗に言う下戸タイプの遺伝子変異を持つのは、日本人を含むアジア系の人種のみといわれており、白人や黒人はほぼ全員がアルコールに強い酒豪の遺伝子を持つ。逆に酒に弱くなる遺伝子変異は日本を含む東アジア地域で見られ、おそらくは2〜3万年ほど前に中国南部地域で生じたのではないかと推測されている。


ALDH2遺伝子変異の分布。円グラフ上で薄緑・緑色で示されているのが下戸の遺伝子を持つ人の割合。
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry_2.html


 酒の弱さは日本人の民族的特徴ともいわれている。遺伝子は両親から一つずつ伝えられるが、酒に弱い遺伝子を少なくとも一つ持つ日本人は全体のおよそ40%とされる。そして、日本人のおよそ5%は“下戸タイプ”の遺伝子しか持たないとされる。なお、そのような「真の下戸」は飲酒を楽しむことができない。酒で気持ち良くなるより先に、眠気や頭痛、吐き気などに襲われてしまうからだ。

 青い目や酒を受け付けない体質だけでなく、耳垢の乾湿や髪の毛の太さなども、たった一箇所の遺伝子変異がもたらした変化である。最近では遺伝子変異の地域的な分布や系統樹を追うと、その発祥の時代や場所がわかるようになってきた。体質や見た目から自分の祖先をたどり、その歩みを想像するのもまた一興である。
(吉井いつき)

参考:「Independent」、「Business Insider」、「Science Daily」、ほか
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html

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青銅器時代のスコットランドの女性、移民の子孫と判明 DNA分析
2018.12.04 Tue posted at 17:11 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129613.html

DNA分析で復元した青銅器時代のスコットランドに住んでいた女性の容姿/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863487.html


(CNN) 4250年以上前に英スコットランドで死亡した女性の遺骨について、調査に当たる考古学者のチームは4日までに、欧州大陸からの移民の子孫のものであることが判明したと発表した。DNA分析で明らかになった。

遺骨はスコットランドのケイスネスにある遺跡で1987年に見つかっていた。

研究論文の筆頭著者であるマヤ・フール氏によれば、「エバ」と名付けられたこの女性は、黒髪と茶色の瞳を持ち、肌の色は現在南欧に住む人々に近かった。

これまでは赤毛に青い瞳の女性として描かれてきたが、法医学の専門家の描写で、より正確な顔の復元を生み出した。

DNA分析はハーバード大学医学大学院とロンドン自然史博物館の研究者が実施。スコットランドの学会誌に結果を発表した。

これによれば、エバは若い頃に病気を患ったものの、回復して活動的な生活を送るようになった。身長は非常に高く、牛の骨と一緒に埋葬されていたことから、牛の飼育に従事していたことがうかがえる。


従来の研究では、赤毛に青い瞳の女性だったと考えられていた/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863488.html


生きていた時代は初期青銅器時代で、従来の推定を若干さかのぼる。死亡時には18〜25歳だった。

数世代前に北欧からスコットランドへの移住の流れがあり、エバの家族もその一員として移住していたとみられる。

共著者のトム・ブース氏によれば、以前のDNA研究で既に、紀元前2500年前後に欧州大陸から大規模な人の移動があり、一帯の人口構成や文化を変化させたことが分かっていた。


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2014/01/27(月) 【AFP=時事】
約7000年前にスペインに住んでいた狩猟採集民のDNAは、欧州人が従来考えられていたよりはるかに最近まで浅黒い肌をしていたことを示唆しているとの調査報告が26日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。


北アフリカ地域の狩猟採集民、木の実を食べて虫歯に 研究

 スペインの進化生物学研究所(Institute of Evolutionary Biology)などの研究チームが発表した論文によると、

スペインにある深い洞窟系で発掘された「ラブラナ1(La Brana 1)」と呼ばれる古代の男性の骨格の歯から採取した遺伝物質を調べたところ、浅黒い肌に青い瞳という珍しいな組み合わせが明らかになったという。


 ラブラナ1が生きていた、1万年から5000年前の中石器時代の欧州人は、その高い緯度から紫外線レベルが低く、すでに白い肌をしていたと考えられていた。

 論文の共同執筆者の1人、進化生物学研究所のカルレス・ラルエサフォックス(Carles Lalueza-Fox)氏は、AFPの取材に

「これまで、欧州地域では白い肌の色がかなり早期に、後期旧石器時代には進化していたと考えられていたが、これは明らかに事実と異なる」

と述べる。

「この個体は、色素沈着遺伝子にアフリカ系の変異を持っていた」

 後期旧石器時代は今から5万年前〜1万年前までで、その後の中石器時代は約5000年前まで続いた。

以降、欧州では新石器時代に入る。


今回の研究をみる限り、肌の白い欧州人は、以前考えられていたより「かなり後」に、おそらく新石器時代になってからようやく現れたとラルエサフォックス氏はみている。古代の狩猟採集民は新石器時代に農耕民になった。

 こうした生活様式の変化で食生活が変わり、ビタミンDの摂取量が減少したことも関係しているかもしれないと同氏は指摘する。

 天然のビタミンDが欠乏すると、人間の皮膚は太陽光線に当たることで自らビタミンDを作り出すことができる。

浅黒い肌では白い肌より合成する量がかなり少ないため、このことが白い肌に変化するための進化の誘因となったとされる。


■現代欧州人では見られない「組み合わせ」

 ラルエサフォックス氏の研究チームは、ラブラナ1で青い目と黒い髪の遺伝因子も発見した。

 肌の正確な色合いまでは判別できないが、青い目との組み合わせは今日の現代欧州人では見られないものだと研究チームは指摘する。

 人類の最古の共通祖先は浅黒い肌をしていたが、アフリカを出て北方の太陽光が少ない寒冷な気候の地域に移動するにつれて肌の色が白くなったという説は広く受け入れられている。

 そしてその後の民族移動と混血によって、現代人が持つ様々な肌の色合いが生じた。

 ラブラナ1は、ゲノム(全遺伝情報)が完全に解読された最初の欧州の狩猟採集民だ。

現代人との比較調査では、スウェーデン人やフィンランド人などの北欧人種と最も高い関連性を持っていることが分かった。

 またラブラナ1は、その後の人類が獲得したような、ミルクやでんぷんを容易に消化できるようにする遺伝子変異をまだ獲得していなかったことも、この調査で明らかになった。こうした適応は、 新石器時代の農業の誕生と同時期に発生したと思われる。

 ラブラナ1のゲノムの特徴が実際にどれほど広範囲に及んでいたかを判定するには、さらに多くの中石器時代人のゲノムを解析する必要があると論文の執筆者らは述べている。【翻訳編集】 AFPBB News(終)

AFP=時事 1月27日(月)14時19分配信
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390802317/

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ヨーロッパ諸語のルーツは東欧。DNA分析で判明 2015.03.06

論争が続く英語を含むヨーロッパ諸語の起源。論争に終止符を打つ新発見となるか


4500年以上前にドイツ中部で埋葬された男性の人骨。
この後、東欧から移住した考えられる集団とは、共通の祖先を持たないことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JURAJ LIPTAK, LDA SACHSEN-ANHALT)


 ヨーロッパ大陸全域で話されている言語のルーツはどこにあるのか。

このほど行われたDNA分析で、約4500年前、現在のロシアとウクライナにまたがる草原地帯から移動してきた牧畜民が使った言語がルーツとする説が発表された。

 長く狩猟採集が続いた先史時代のヨーロッパで、農耕が始まったことは画期的な出来事と位置付けられている。ヨーロッパでの農耕は、東方の農耕する集団がヨーロッパへ移動したことから始まったとされる。

 ところが2015年3月2日、科学誌「ネイチャー」に、ヨーロッパへの集団の大移動は1度だけではなく、2度あったとする研究論文が発表された。この説では

最初の集団の移動は新石器時代に現在のトルコにあたるアナトリアからのもの

そして第2波は4000年後、現在のロシアに当たるステップ地帯から中央ヨーロッパへの大移動だったという。

そして英語を含むヨーロッパ言語の基礎になったのは、ステップ地帯から移動した集団がもたらした言語だというのだ。

 論文の共著者で、ハーバード大学医学大学院の遺伝学者ヨシフ・ラザリディス氏は、

「ヨーロッパに最初にやってきた人々は狩猟採集民でした。
そこへ農耕民がやってきて狩猟採集民と混ざり合いました。
その後、東から新たな集団がたくさん移動してきたのです」

と語る。

 今回、第2の大移動があったことが明らかになったのは、ラザリディス氏らの研究チームが現代ヨーロッパ人の起源を解明しようと、ヨーロッパの古代人69人の骨から採取したDNAを調べたことがきっかけだった。

標本となった古代人の人骨は3000〜8000年前までと幅広いもの。
標本同士だけでなく、現代ヨーロッパ人との間でもDNAが比較された。


 調査の過程で、古代の狩猟採集民と新石器時代に流入した農耕民の痕跡が見つかった。

これは、これまでの説を裏付けるもので、予想通りだった。

ところが彼らを驚かせたのは、約4500年前、ロシアとウクライナにまたがる平地や草原からの大集団が移住したことを示す痕跡が見つかったからだ。

予想だにしない結果だった。


ヨーロッパへの集団移動は2段階

 数千年間、狩猟採集民の小集団が暮らしていたヨーロッパ大陸に、初めて変化が起こったのは、約8000年前のこと。

アナトリアから北上した農耕民が、新しい技術と生活様式をヨーロッパにもたらし、現在の定住生活の基礎を築く。考古学者の間では、この出来事を「新石器革命」と呼んでいる。

 その数千年後に、再び外からヨーロッパ大陸に人類の大移動があったことを決定づけたのは、ある2つの集団の DNAに多くの共通性が見られたため。

1つは黒海の北岸で見つかった5000年前の人骨で、考古学で「ヤムナ」と呼ばれる集団に属するものだった。

もう1つは、約4500年前に現在のドイツ中部ライプチヒ近郊で葬られた4人の人骨だ。こちらは「コーデッドウェア文化」に属する人々だった(「コーデッドウェア」とは、ヨーロッパ北部で広範囲にみられる当時の土器の特徴的な文様のことで、それにちなんでこう呼ばれる)。

 ヤムナ文化に属する集団と、コーデッドウェア文化に属する集団の間には、500年の開きがある。さらに地理的にも1600キロは離れている。それにもかかわらず、両者は判明できた部分で75%(おそらくは100%)共通の祖先をもつと考えられたのだ。

論文の著者の1人で米ハートウィック大学の考古学者デビッド・アンソニー氏は、「両集団の間には、直接の遺伝的関連がみられる」と話す。「控えめに言っても、近い親類だということです」

 そして、着目すべきは、コーデッドウェア文化に属する人のDNAが、それより数千年前の現在のドイツにあたる地域に暮らしていた農耕民の DNAと共通性が認められなかったことのほうだろう。

つまり、これは過去に「侵略」と言ってもいいほど劇的なヨーロッパへの流入があったことを示す証拠だ。

「集団が丸ごと入れ替わったと言っても過言ではない出来事だったのではないでしょうか」

とラザリディス氏は考えている。


ルーツ論争は決着か?

 今回、遺伝学から示された「ステップ地帯からヨーロッパへの大規模な移動があった」という事実は、言語学者や考古学者の間でインド・ヨーロッパ諸語の起源をめぐる論争を再燃させるだろう。

インド・ヨーロッパ諸語には400以上の言語が含まれ、英語、ギリシャ語、アルバニア語、ポーランド語といった現代の言語から、ラテン語、ヒッタイト語、サンスクリット語など古い言語まで数多い。

 言語学者らは、すべてのインド・ヨーロッパ諸語の生みの親であるインド・ヨーロッパ祖語が最初に話されていた場所をめぐり、数十年もの間も議論してきた。

「アナトリア仮説」派は、1万年前かそれ以前に現在のトルコに住んでいた農耕民が最初にインド・ヨーロッパ語を話していたと主張する。紀元前6000年ごろ彼らがヨーロッパにたどり着き、言語もそのときに流入したというのだ。

 対する「ステップ仮説」は、黒海とカスピ海の北に広がる広大な平原をインド・ヨーロッパ祖語の生まれた土地と考える。

アンソニー氏は、この地に車輪が伝来して「ステップ地帯の経済に革命を起こした」と話す。この説を支持する人々は、多くのインド・ヨーロッパ諸語で「車軸」(axles)、「(家畜に荷車を引かせる棒)ながえ」(harness poles)、「車輪」(wheel)といった単語が共通していると指摘する。どれも、ヨーロッパで新石器革命が始まってからずっと後に考案されたものだ。

 だが、どちらの説も決定的な裏付けがなく、議論は長いこと前進していなかった。そんな中、今回の研究成果は両者の勢力図を変えるかもしれないと多くの研究者が考えている。ステップ仮説に説得力を持たせるのに必要な移住の証拠がつかめたからだ。

 とはいえ、これでインド・ヨーロッパ諸語のルーツをめぐる論争に決着がついたとはいえない。まだ説を補強しなくてはいけないことも多いからだ。

確かに、遺伝学と言語学のデータは、インド・ヨーロッパ祖語が約4500年前にステップ地帯を経てヨーロッパに入ったという説を支持するものだ。だが、バルセロナ大学の遺伝学者カルレス・ラルエサ=フォックス氏によれば、

「祖語の最も古い系統がどこで生まれたのかは、依然としてはっきりしない」

だという。同氏によれば、インド・ヨーロッパ祖語発祥の地は、さらに別の地域かもしれず、ステップ地帯は源流の言語が南欧、イラン、インドなどに入った複数のルートの一つにすぎない可能性もあるという。

 今回の研究論文を発表した著者らも、その点は認めている。しかし、彼らの主張は揺らいでいない。ラザリディス氏は

「ステップ地帯がインド・ヨーロッパ諸語の唯一の発祥地かどうかは不明だ」

としながらも、

「この地域についてもっとデータが集まれば、多くの疑問に答えられるはずだ

」と強調した。


4000年以上前にドイツで埋葬された若い女性の人骨。DNAを分析したところ、東欧から移住してきた牧畜民との関連が強いことがわかった。
(PHOTOGRAPH BY LDA SACHSEN-ANHALT)

文=Andrew Curry/訳=高野夏美
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150305/438058/


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コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
http://garapagos.hotcom-cafe.com/


  コーカサス地域は最古の民族ともいわれるアルメニア人やスターリンの生まれたジョージア(旧グルジア)人が居住する地域です。

アルプスで発見されたアイスマンのY-DNAが「G」であることから、アイスマンの先祖の発祥の地はコーカサスだろうと言われています。 5000m級のコーカサス山脈が中心に位置する高度の極めて高い土地になり、恐らくアイスマンの系統は同じ高度地域のアルプスに移動してきた可能性があります。

  バルカン半島と同様に、多民族、多言語、複数の宗教が交錯する地域になります。

そして古代遺伝子のY-DNA「F」から初期に分化したコーカサス遺伝子のY-DNA「G」、 次の世代でクロマニヨン人/ノルマン・バルカン遺伝子のY-DNA「I」、メソポタミア農耕民・セム族遺伝子のY-DNA「J」が恐らく分化発祥した地と考えられています。

  少し時代が下がると、欧米の主要遺伝子であるY-DNA「R1a」と「R1b」が移動を開始したときに「R1a」は恐らく黒海の北方から南下し、 「R1b」はカスピ海南岸/イラン北部あたりから北上しコーカサスに入ったと考えられているようです。

  イラン人のペルシャ帝国、テュルク語族のチムール帝国、セルジュクトルコ帝国やモンゴル族が後代に覇権を握り、テュルク語族のオスマントルコ帝国解体後は ロシア更にソ連が支配者となり、ソ連の解体後ロシア内に留まった地域と独立した地域に分かれています。

  この地域の複雑に加え、国境を接するトルコやイランそして独立国を持てなかった最大の民族クルド人がこの地域をますます複雑にしています。   それでも混沌の国インドに比べれば大した民族数・言語数ではありませんが、宗教が加わり少なくともバルカン半島並みの複雑さになっています。   

しかしバルカン半島は民族の人口が比較的大きく、それなりにまとまっているのですが、コーカサスは数千人程度の人口の民族(部族程度か)も 多く、高度の高い地域で隔離され孤立し希少民族化してきたような様相を示しています。


  Y-DNA調査では2001年のWells論文が最も古く、まだ亜型名が確立する前で分類に若干疑問が残るのですが、 2004年にNasideらがWellsデータを改めて見直し亜型名に当てはめたため、Wells論文は使えるものになりました。

民族としてはルトゥール人(Rutulians)のように狭い地域に局在している民族もあれば、 チェチェン人(Chechens)のように複数の地域にまたがって居住している民族もあります。 スヴァン人のように1種類の遺伝子亜型が大多数を占める民族もあれば、複数の遺伝子が拮抗する民族もあり、 民族の成り立ちが単純ではないことを調査の結果は示しています。

  おそらくコーカサスの歴史に相当精通していても、遺伝子の流れを説明・解明するのは難しい気がします。 当ガラパゴス史観も以前集めた論文を再度読み直して今回Y-DNAの亜型分布を提供しますので、本サイトをご覧になった方は、自分なりのコーカサス民族の動きを、 コーカサスの歴史と併せて構築してみて下さい。


コーカサスは山岳地帯を中心に 西は黒海、東はカスピ海に挟まれた独特の地域になります。

ノアの箱舟のアララト山は上図左のTurkeyの国名のすぐ右そばになります。

原始キリスト教の7つの教会は全てアナトリアにありましたが、40年前にその中の1つをイスタンブール駐在時代に訪れています。 いまはイスラム教のアナトリアですが、実はキリスト教の確立した重要な土地でもあるのです。


・上図左は、国名とロシアの地方名が分かります。Wikipediaから拝借しました。

・上図右は、このY-DNA調査の代表的な民族の調査地域を表しています。論文から拝借しました。

・下図左は、民族と言語の分布図ですが、興味のある方はWikipediaの原本をご覧ください。
  
・古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」は、インド亜大陸で現代文明人の大半を占めるY-DNA「G」以下の全ての遺伝子を分化させる基礎を築きました。
  
・この地からY-DNA「G」はコーカサスに移動し古くはアルプスで発見された「アイスマン」、近代ではソ連の「スターリン」を生み出しました。
  
・「F」は「G」と「HIJK」に分化し、「HIJK」は更に「H」と「IJK」に分化し、「H」はインド亜大陸に居住したようですが、インド亜大陸では主役になれず、一部はジプシー化しました。
  
・またコーカサスは、「IJK」からY-DNA「I」,「J」と「K」が分化したのではないかと考えられています。
  
・Y-DNA「I」は、後にクロマニヨン人となり、さらにバイキングのノルマン系「I1」とバルカン系「I2」を分化させました。
  
・Y-DNA「J」は、後にセム系の「J1」とメソポタミア農耕民系の「J2」に分化し、「J2」は「G」と共に肥沃な三角地帯に移動しメソポタミアに農耕文明を興したようです。
  
・「K」はさらに「LT」と「K2」に、「LT」は「L」と「T」に分化し、「L」はインダス文明系のちにドラヴィダ人を形成したと考えられています。
  
・「T」はアメリカ第三代ジェファーソン大統領の遺伝子です。
  
・「K2」からシベリア・ウラル系遺伝子「N」、極東系遺伝子「O」、インディオ系遺伝子「Q」そしてインド・アーリアン系遺伝子「R」が分化し、      

「R1」からインド・スラブ系遺伝子「R1a」とケルト・ゲルマン系遺伝子「R1b」が分化しました。


結果をまとめて見ました。古い遺伝子頻度の高い順に主要な民族をご紹介します。

  
2001年頃のWellsの論文から2011年の比較的新しい論文まで新旧データが入り混じっていますが、他に参照できるデータもないのでそのまま強引にご紹介します。

  この地域はアレキサンダー大王の古くから各帝国が占領してきており、どの遺伝子がどの時代から居住していたのかはなかなか難しい問題ですが、

Dagestan のギリシャ語を話す集団はアレキサンダーの一団の末裔と考えれているようです。

モンゴル帝国のY-DNA「C」も占領軍の末裔としてカルミーク(Kalmyk)人に残っています。

  ペルシャ帝国時代のイラン系も存在し、インド・スラブ系の「R1a」は「R1b」と分化し移動を開始した古代系の末裔と、近代ソ連人の系統が混じっているはずです。

またゲルマン民族の大移動を行ったY-DNA「R1b」のケルト・ゲルマン系の末裔がロシアのバシキール(Basikir)人やバグバラ(Bagbalal)人やテュルクメン(Turkmen)人として残っています。

「R1b」は恐らくアナトリアから更に南下しアフリカ大陸に入り、チャド語系の民族を形成し、その移動の事実はアフリカ神話にも残っています。


  古代人の移動は、出アフリカによるホモサピエンスの大移動、Y-DNA「Q」の出シベリア後のアメリカ大陸の北南縦断の大移動、オセアニア集団の東南アジアからの出アジアなど 国境が制限している現代社会からは想像も出来ないほどダイナミックで広域なものでした。

  それほど古くは無くてもシベリア系遺伝子Y-DNA「N」のシベリア大陸横断によるウラル化があります。

  我々現代人は民族、言語、風俗習慣など国境が確立されてしまった環境の中で生きているため、人々の違いに敏感ですが、 実はネアンデルタール人とホモサピエンスの交配による遺伝子の受け継ぎの事実など、 古代に遡れば上るほど人々は違いを越えて交配しあい、新しい土地で新しい遺伝子が分化してきているのです。


1.スヴァン人(Svans)

  アルメニア人が世界最古の民族と言われていますが、遺伝子調査の結果だと 古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」の頻度が高い、スヴァン(Svan)人やルトゥリア(Rutulian)人のほうが古いかもしれませんね。

  スヴァン人はジョージア(グルジア)とロシアの国境のグランドコーカサス山脈の南山麓に居住しています。 要する「G」によって標高の高い土地に追い出されたと考えられます。

  同じ古代遺伝子Y-DNA「D」頻度の高いチベット人がY-DNA「O3」にチベット高原に追い出され、 最極東の日本列島に同じ「D」縄文人が残ったように。僻地に古代が残る例のような気がします。


2.ルトゥリア人(Rutulians)

  ロシア・ダゲスタンのグランドコーカサス山脈の北山麓の狭い地域に局在しています。
「G]の頻度も高いので「G」の拡張に伴い「G」が入り込んできたようです。


3.アバジニア人(Abazinians)

  スヴァン人のすぐ北隣、グランドコーカサス山脈の北山麓に居住しています。

元は同じ集団だった可能性もあります。

「F」と「G」が同程度なので、「G」の拡張で入り混じり民族が分かれたのかもしれません。

「R1a」も多いのですが後世のスラブ系なのか、 インド・アーリアンがインドに移動する途中で留まった系統なのかは、もっと調査が進み子亜型/孫亜型などがはっきりしてくると解明されるはずです。
また少数ですがモンゴル帝国の名残のY-DNA「C」も残っています。


4.シャプスグ(Shapsugs)人

  最もY-DNA「G」頻度の高い民族ですが、現存人口約8000人の半数以上は現在イスラエルに居住しています。つまりユダヤ教徒になります。

ロシアのAdygeiに残りは居住しているようですが、こちらはスンニ派イスラム教徒だそうです。


5.オセット人(Ossetians)

  コーカサス紛争で話題になるオセット人は調査地域によって出現頻度がかなり変わります。東方正教会(Eastern Orthodox)もあればスンニ派イスラム教もあります。 遺伝子の地域差が大きく、Y-DNA「I」や「J2」が多い地域もあれば、「F」が多い地域もあり、 古代から紛争の中心地であり、遺伝子が入り乱れてきたことが十分に推測できます。


6.アルメニア(Armenians)人

  調査により大きく出現頻度が変わります。

WealeのデータはY-DNA「G」が基本で、そこにY-DNA「R1b」が交配している結果が見事に出ていますが、 他の論文では、「J2」、「I」や「R1a」が主要遺伝子になっています。

アルメニアもオセット同様古代から戦争や紛争の土地であったことが読み取れます。


7.ジョージア(グルジア)人

  スターリンの出身地ですが、Y-DNA「G」にY-DNA「J2」がかなり交配しており、メソポタミア農耕文明は「J2」と「G」によって興ったと考えられているので、 いずれにせよこのコーカサスの黒海沿岸の低地で農耕の芽が育ち、移動先の肥沃な三角地帯メソポタミアで農耕の花が開いたと考えるとありそうな話です。


8.チェチェン(Chechens)人

  チェチェン紛争で知られる民族ですが、Y-DNA「J2」と「J1」が主要な「J」遺伝子民族になります。
イスラム教ですが、どの宗派にも属さないムスリムも多く、 スンニ派のシャーフィイー学派もあり、なかなか難儀な土地のようです


9.アゼルバイジャン(Azerbaijanis)人

  カスピ海沿岸の低地に望むコーカサス一帯では最も平地の多い土地になります。
そのためかメソポタミア農耕民系遺伝子のY-DNA「J2」が主要遺伝子になっています。


  10.クルド(Kurds)人

  オスマン帝国の解体後に一時期クルディスタン王国が、戦後一時期クルディスタン共和国ができたが、いずれも大国の思惑で瞬間的にできた国家で終わってしまいました。

遺伝子的にはトルコ国内に包含される本家クルディスタンのクルド人の調査結果がないため主要遺伝子が何なのかは残念ながらわかりません。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/


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新石器時代の人間の骨からペスト菌、人口激減の謎解明か スウェーデン
2018.12.10 Mon posted at 16:01 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129877.html

新石器時代の女性の骨から記録上最古のものとなるペスト菌が検出された/Karl-Göran Sjögren, University of Gothenburg


(CNN) スウェーデンの研究チームがこのほど、5000年前に死亡した20歳の女性の遺伝子素材からこれまで知られるなかで最古となるペスト菌のサンプルを発見したとする論文を学術誌に発表した。

今から5000〜6000年前、新石器時代の欧州の農耕社会は劇的な人口減少に見舞われたが、その原因については現在に至るまで決定的な答えが出ていない。今回のペスト菌の発見により、疫病の流行が原因の一部だった可能性が浮上した。

上記の20歳の女性は、スウェーデン南部にある墓の中で、同時代ごろを生きた78人とともに埋葬されていた。別の人物からも同じペスト菌が検出されたため、研究者らは当時伝染病が流行していたとの見方を示している。

従来、欧州におけるペストはユーラシア・ステップと呼ばれる地域からの移住者が持ち込んだ疫病と考えられてきた。ユーラシア・ステップは現在のハンガリーから中国にまでまたがる広大な草原地帯で、ここからの移住者がその後新石器時代のコミュニティーに取って代わったとみられている。

しかし今回の発見により、ペストが北欧へ到達したのはユーラシア・ステップからの移住が起きた時期をはるかにさかのぼる可能性が出てきた。研究者らはヒトがかかる疾患としてのペストの起源はおよそ6000年前、人口1万〜2万人の「巨大集落」がつくられ始めたころだと論じている。不衛生な環境や人口過密の状態、動物の存在などを通じて、ペストが危険な疫病へと進化した可能性があるという。

ペストによって新石器時代のコミュニティーの人口が激減したところへユーラシア・ステップからの移住者が流入し、欧州全域で暮らすようになった。以後、欧州に住む人々の遺伝子構造はこれらの移住者のものへと変化したと、上記の論文は分析する。

論文の筆頭著者を務めたコペンハーゲン大学のシモン・ラスムセン准教授は、ペストの流行が石器時代の社会を崩壊させ、その後の大量移住で現代のヨーロッパ人の遺伝子が生み出されたと結論した。

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ゲルマン人の大移動をゲノムから調べる
西川伸一 9/27
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/


ゲルマン人が形成したロンゴバルド王国の首都パヴィーア(写真:アフロ)


恐らく高校生の時だと思うが、西ローマ帝国の没落と同時に、多くの民俗がヨーロッパに相次いで移動し現在のヨーロッパ人が形成される事を学んだ。この最初がゲルマン人の移動で、ゴート、フランク、ブルグンド、ロンゴバルドなどの王国が形成される。私達がアングロサクソンと呼ぶのはこの系統だ。一方、それ以前の住民には当然ローマ帝国を代表する南の人たちの系統が存在し、私達がラテン系と呼んでいる人と考えればいい(この考えは検証したわけではなく私が勝手に想像していると理解してほしい)。この時代のことは、ローマ側から見た記録と、あとはさまざまな遺物から検証されているが、ゲルマン人側からの詳しい記録はそれほど多くないようだ。従って、特に侵入初期のゲルマン人の生活については、他の資料からの考察が求められていた。

今日紹介する米国ストーニーブルック大学、イタリアフィレンツェ大学、ドイツマックスプランク人類史研究所が合同で発表した論文は、ロンゴバルド王国がハンガリーから北イタリアにかけて形成される過程での民族間の交流を、ロンゴバルド王国の身分の高い戦士とその家族が代々葬られた墓から出土した遺骨のDNAを解読することで明らかにしようとした研究で、9月12日Nature Communicationsに掲載された。タイトルは「Understanding 6th-century barbarian social organization and migration through paleogenomics (6世紀の蛮族社会構成と移動を考古ゲノミックスから理解する)Nature Communications 9, 3547 :https://www.nature.com/articles/s41467-018-06024-4)。

まず読後の印象から始めたい。これまで古代人のゲノム解析の論文を多く読んで来たが、この研究は考古学的な検証とゲノム解析の両方を丹念に対応させた総合的な考古学の論文で、読んでいて高校時代に学んだ歴史を思い出すとともに、この墓に葬られている家族の有様がありありと浮かんでくる大変興味深い論文だった。

ロンゴバルド王国は現在の東ヨーロッパにあるローマ統治地区パンノニアのゲルマン人が、北イタリアからハンガリーにかけて築いた大きな王国で、パヴィーア(写真)を首都にしていた。この研究ではロンゴバルド王国の両端に位置する、ハンガリーのソラッドと北イタリアのトリノに近いコルレーニョの2箇所に残る、王国成立初期のゲルマン人の大きな墳墓を考古学的、ゲノム科学的に調べている。

墓に残る副葬物を調べることで、この墳墓に家族の中心人物から、言って見れば庶子のような家族の中でもあまり尊重されていないメンバーまで、一族として葬られていることがわかる。そして、葬られた本人の重要性に応じて階層的に埋葬されている。今回ゲノム解析から、葬られているメンバーが一つの家族であることがハッキリと確認された。

重要なのは、 考古学的な検証から判断される家族内の序列が、それぞれの個体が引き継いでいるゲルマン系のゲノムの割合で概ね決まっている点だ。こうしてわかってきた序列から脚色を交えて、次のように話を纏めることが出来るだろう。


ロンゴバルド王国成立過程で、侵入したゲルマン民族はラテン系のローマ人を征服し、ラテン系の女性を家族として迎えるようになる。しかし同じ家族でも、多くの場合ラテン系の血を多く受け継ぐ家族は差別されていることが、副葬品の有無や墓の中心からの距離などからわかる。なかには特に愛されたのか、ラテン系の女性とその子供の中には副葬品と共に葬られている例外も存在する(愛は民族を超える!)。

ゲルマンとラテンの融合は、時間をかけて進んでいく。ソラッドでは中心部に埋葬される男性のほとんどがゲルマン系で、ラテン系は女性に多いことから、まさにゲルマンがラテンを征服した過程が、家族内にそのまま反映されている。一方コルレーニョになると、よりゲノムレベルでの多様性が増している。ストロンチウムの同位体を使って、葬られたメンバーがその土地で一生を過ごしたのか、他の土地からやってきたのかを調べることができるが、ソラッドではラテン系もゲルマン系もゲノムに関わらずこの土地で育ったのではなく移動してきた人たちだ。すなわち王国成立初期に、ゲルマンの戦士の家族がラテン系のメンバーを融合しながら、ソラッドに移動してきたことを示している。一方コルレーニョでは、ラテン系のゲノムを持つメンバーはほとんどコルレーニョ育ちの人たちだ。またゲルマン系も、世代が進むとコルレーニョ育ちであることが確認できる。すなわち、この地域ではゲルマン戦士家族の定着が進む過程を見ることが出来る。

私なりにだいぶ脚色してしまったが、考古学、アイソトープによる生活圏測定、そしてゲノムの各解析が見事に一致したエキサイティングな研究だと思う。そして何よりも書かれた歴史が存在する有史時代でも、ゲノムも加えた総合的研究が今後ますます重要であることがわかる。これまでのように、遺物の解析からあとはすぐ想像の世界に入るのではなく、より厳密な考証が可能になってきた。

文理融合の掛け声倒れの我が国を残して、世界の歴史学は随分先に行ってしまった気がする。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/


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次の記事はいい加減な話なのですが、面白かったので一応転記しておきます:
2018年08月20日
アーリア人による侵略の歴史と現在〜混血で同化回路が失われる〜
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


アーリア人とは、西洋人の祖先、広くはインド・ヨーロッパ語族の民族に共通する祖先と言われている古代の種族で、世界史の教科書では、インダス文明に侵略し滅ぼした民族と記されていることもしばしば。

アーリア人は超古代にエジプト→メソポタミア→インダス→中国と侵略を重ねそこで他民族と混血していった。それが、言葉の作り、文型が同じとなっている理由として指摘できる。インドヨーロッパ語族も中国語も、みな主語+動詞のSV、SVC、SVOで構成されている。それだけでなく、脳構造も同様になっている。

実は、古代のアーリア人により侵略との相似が、近現代にも起こっている。南北アメリカ大陸では西洋人あるいはスペイン人やポルトガル人が、アジア諸国のタイ・フィリピン・ハワイ・オーストラリアなどではイギリス人が、アーリア人という名前に代わっただけの侵略が繰り返されてきた。

そして今、日本でも同じことが繰り返されようとしている。移民(=観光客招致という触れ込み)で、あらたなるアーリア人による侵入が行われている。


以下、

井口和基氏のブログ
https://quasimoto2.exblog.jp/238706176/

より引用します。(文字の着色は引用者による)


(前略)かつて私がアメリカに留学した頃、仲の良い長身のアマゾネスのような金髪碧眼のアメリカ人女性がいたが、彼女から「あんたは(白人とは)目だけが違う」と言われたのであった。確かに目だけはチンギスハン型の腫れぼったい目というやつだった。モンゴル人の目。

ちなみに西洋人になぜモンゴル人が嫌われるようになったか?については諸説あるが、一番はチンギスハンによる蒙古襲来の記憶。そして、西洋人がキリスト教を信じるようになって、いわゆる「悪魔の目」をその東洋人型の目に描くようになったからである。

万物を見通す目=イルミナティーのシンボルマークは、古代エジプトのイシス神の目、それがホルスの目になり、最終的には悪魔主義者の目、イルミナティーのシンボルマークになったものであるが、もともとは古代エジプトの神々の目から来たわけだ。

ところが、古代エジプトでもアーリア人の侵入の3000年前以前の超古代エジプト人は人種がアジア系、というより、我が国で言えば縄文系に近い人種であった。だから、ルクソールの巨石、カルナック神殿の神々はみな日本人のような体型と顔形をしているわけである。

超古代ミステリー5:世界の謎の碑文は神代文字で読めるのだ!つまり日本語だった!

それがアーリア人の侵入支配の後にはいわゆる西洋人型のクレオパトラのようになった。

ちょうどアメリカ大陸が古代アメリカはアジア人型のネイティブインディアンやインディオが住んでいたが、そこにスペイン人のコルテスやピサロのような残忍な白人が侵入して支配した後では、現地人の顔形がすっかり変わってしまったというのと似ているのである。
同じことはヒマラヤの南、超古代インドでも起こった。西側からアーリア人がインドに侵入した。

これがインドにバラモン(=ブラフマン=金髪碧眼の人=アーリア人)が侵入した。いわゆるアーリア人の侵入という出来事である。3000年前のことである。

その結果、我が国の士農工商のように、カースト制度が生まれたのである。

とまあ、これはわざと士農工商とカースト制度を同列にする戦後の日本の自虐史観で書いたものだが、実際にはこれはまったく違うものであった。

我が国の士農工商はあくまで社会の職業上の区分であって、人種的なものではない。しかしインドのカーストは明確な人種差別のカーストであり、金髪碧眼種のバラモンことBrahman(ブラフマン)が一番上につき、その下にハーフ層。その下に土着人。そして一番下が最下層の貧困層というものである。

バラモン教というは単に当時のバラモン層が持ち込んだアーリア人の悪魔教(=拝火教)がベースになった。だから、悪魔教じゃだめだということで、バラモンからブッダが登場したのである。

中世近代になり、これと同じことが北中南米のインディオ支配で全く同じことが繰り返され、南米ではインドのカーストと同じことが今現在も残っているのである。アメリカもすでにそうなっているし、オーストラリアやニュージーランドは人種殺戮で原住民がまったく少なくなって絶滅危惧種になった。オーストラリア人となったアングロサクソン人が、現地人をハンチングで人間狩りを行ったからである。
ヒマラヤの北の中央アジアでもいわゆるトルコ経由、ウィグル経由で、アーリア人が侵入したのである。

これが「秦氏」の祖先であり、金髪碧眼種であった。秦の始皇帝の時代である。中国でも超古代中国と3000年前以降の古代中国とでは人種が全く違うのである。

ちょう古代中国では、日本で言う縄文系のアジア人が古代王朝、夏や殷(=商)を作っていた。殷(いん)は、沖繩や台湾と同相の文化を持つ。一言で言えば、超古代日本人の一派である。だから、その殷が最初にいわゆる「漢字」の祖先を生み出していた。つまり、「殷文字」である。

それが、周の時代にアーリア人の中国への侵入がはじまって、いわゆる「春秋戦国時代」になり、その後に、中国大陸はアーリア人に支配され、いわゆる「秦」(しん)が誕生し、後の「漢(かん)」へと変遷していく。

中国の歴史

ここに中国人化した(つまり、漢字を使う)アーリア人が誕生した。これが「あやひと=アーリア人」=「漢人」である。(「あやひと」については、ブログ1で検索)

KANOという台湾の野球映画があるが、その中で「漢人、萬人、日本人、漢人は力が強く、萬人は足が早い。日本人は守備に長けている」というセリフがあるが、漢人が力が強いというのは、これが原因なのである。

要するに、いわゆる中国人の代名詞である「漢人」というのは、白人種であるアーリア人を祖先に持つ混血アジア人のことである。

3000年前の中国の春秋戦国時代がなぜ起きたか?

これは、我が国において、なぜ戦国時代が起きたか?と非常によく似ているのである。

我が国でも戦国時代には西洋白人種が渡来してきて我が国を乗っ取りを計った。その中で、日本人同士で内部抗争させて有力な部族を殺し合いさせ、弱体化したところで、一気に外人が支配するという古典的手法が用いられた。そう考えるべきなのである。

これはすでに超古代エジプト、超古代インド、超古代中国、中世の南北アメリカ大陸、そして東南アジア、最終的に我が国日本まで続いてきたと見るべきなのである。

中国5000年の歴史というのは真っ赤な嘘で、中国には後半の3000年の歴史しかない。最初の2000年は縄文系のアジア人の時代であり、戦国時代以降の中国人とは体型も顔形も文化も歴史もまったく異なるのである。

中国人は足がすっとしている。

その理由はこれまで椅子とベッドの生活だからだというようなことがいわれたが、それは嘘で、実際には単にもともと西洋人型のコーカソイドの遺伝のせいなのである。だから、いまでも中国人の足には、西洋人同様に内股型やX脚が多いのである。

いまのアラブ人やエジプト人が、アラブ人化エジプト人化したアーリア人だとすれば、いまのインド人はインド人化したアーリア人であり、いまの中国人の漢人は中国人化アジア人化したアーリア人にすぎないのである。

だから、言葉の作り、文型が同じなのである。インドヨーロッパ語族。中国語。みな主語+動詞のSV、SVC、SVO。。。である。

言葉が同じなら、性格や特性もいっしょ。基本的に残虐である。

というわけで、この事実は公然の秘密になっている。

その後、近現代になって似たようなことが、南北アメリカ大陸ではアーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはスペイン、ポルトガルが、アジア諸国のタイ、フィリピン、ハワイ、オーストラリアなどでは、アーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはイギリス人という名前に変わって行われたにすぎないのである。

そしていままさに我が国で再び同じことが繰り返されそうとしている。観光客招致という触れ込みで、あらたなるアーリア人侵入が繰り返されるのである。


アーリア人は、3200〜3500年前に突如、中央アジアに登場したと言われており、出自が不明とされている。引用元では火星から来たエイリアンではないか、とも記されており、謎が多い。

(前略)歴史をよく紐解けば、約3000年ほど前、正確には3200年ほど前から3500年ほど前に突然中央アジア、ヒマラヤの北西部にアーリア人と呼ばれる人種が登場した。あるいは、もっと西の中近東のいわゆるシュメール文明の地にアーリア人が登場した。

アーリア人とシュメールの神話のニビルの神々とは非常によく似ているのである。Aryanアーリアンと英語のAlienエイリアン(=外人=異国人)とはほぼ同じ語源と見てよいだろう。なぜなら、古代ではrとlの区別やyとiの区別やbとVの区別はなかったからである。

Y遺伝子のハプロタイプ研究ではこのことははっきりでていて、A, B, C, D, E, F,…, O, P, Q, R,ときて、西洋人はRである。一方縄文系日本人がCおよびDである。チャイナ人やコリア人はOである。不思議なことに米インディアンはQである。つまり、フィンランドのラップ人=金髪碧眼のアジア人はおそらくPやQであり、その一派が北米に渡ったのだろう。

人類の「Y染色体」ハプログループ分布と「シッチンの人類創世説」に矛盾があるか?

ところで、一般の標準理論では、北南米のインディアンのルーツはアジアから渡ったと考えられているが、ハプロタイプを自然にみれば、北欧の原住民はラップ人のようなアジア系だったわけだから、古代の縄文系のアジア人が西へグリーンランド経由で渡ったと考えたほうが理にかなっている。場所が近いし、渡りやすい。遺伝子的にもすでにラップ人として北欧にPで住んでいて、それがQに変わったと見るほうが自然なのである。アジアはOだから、O→P→Qと行くには時間がかかる。
そんなわけで、やはりこの地球史を見る場合には、「アーリア人」というものを研究しないとまったく真実が見えないのである。それがわからないと、なぜヒトラーがあれほどまでに「アーリア人」にこだわったのかの理屈も理解不能なのである。


アーリア人とは何者か?

我が国では西洋人の祖先、金髪碧眼の先祖程度、あるいは、北欧バイキングの先祖、白人西洋人のご先祖さま程度にしか理解されていないのかもしれないが、それでは本当の地球の歴史は理解出来ない。また、いま我が国でリアルタイムに起きていることの意味が理解出来ないに違いない。


さらに興味深い考察として、混血によって脳構造も変わるという分析がなされてある。これにより日本人が持つ「情緒」=同化たらしめる共認原回路が失われるというのだ。


(前略)外人さんと混血すると脳が日本人脳ではなくなり、いわゆる最大の日本人の特徴である「情緒」が理解できなくなるのである。

なぜか?

これはまだほとんど研究されていないが、というのも、脳科学そのもののリーダーが西洋白人だから、理解不能だし、モティベーションが日本人とは別になるからなのだが、人間の特性は前頭葉ではなく、頭頂葉から後頭葉にあるのである。

前頭葉は物事の処理系であって、人間性の発露ではなかったのだ。

対談 小原實晃・横山賢二 第2部 「心の構造と大脳」

ところがいまだ西洋医学や西洋(=白人種)の生物学や脳科学では、前頭前野に人間性の発露があるという認識にすぎない。

しかし、前頭前野はいわゆる知性、知能、知的処理、こういう「知」に関する部分であって、これは自我、自己、自意識の発露の場にすぎない。

この意味では普通の動物にもある。

しかし、人としての共感とか、日本人がいう「情緒」というようなものは前頭前野や前頭葉には存在しない。

だ・か・ら

だから、西洋語には「情緒」という概念がない。存在しないのである。

日本語の「情緒」を英語に翻訳するとemotionになってしまう。しかし、emotionは情熱とか感情という意味になり、我々日本人が感じる「情緒」とはまったく異質のものになる。

感情=喜怒哀楽なら猿にも動物にもある。人間特有のものではない。

人間特有なものが「情緒」なのだが、それがアーリア人には存在しない。

3000年前から存在せず、いま現代も存在しない。

ということは、そういうことを認知する機能が存在しないということになるわけですナ。

つまり、彼らの脳にはそういう機能がないから認知できず、したがってそういう言葉も概念も生まれなかった。

とまあ、そういう結論になるわけだ。
この情緒は頭頂葉の作用なのである。この頭頂葉のもっともよく発達した人種民族が我々日本人である。

西洋人の頭蓋骨は上下がぺちゃんこだが前後に長い。前頭前野はよく発達しているから自己中になる。分析力は有る。また、後頭部も発達しているから、運動能力も高い。

しかし頭頂葉がまったく発達していないから、彼らには情緒が理解できない。だから、いわゆるスピリチュアルの人が生まれにくい。

それに対して、日本人の場合は頭頂葉が発達しているから、前頭葉があまり発達していなくて分析力は弱かったとしても、情緒を理解する。したがって、日本人は生まれながらのスピリチュアルの人が非常に多い。

その差が現在において同じ高度先進国でありながら、社会の雰囲気がここまで違ってきた理由なのである。

(中略)

虫の泣き声など少しも気にせず、虫を残酷に潰して殺す。そんな白人の子供はハワイにはわんさかいる。そういう人間になるわけである。

まあ、それから教育を受けて、徐々にまともな人間に変わる場合があるが、基本はいっしょである。ユダヤであろうが、クリスチャンであろうが、イスラムであろうが、ヒンドゥーであろうが、仏教であろうが、その点はまったく同じである。

日本人はつねに最初は相手の気持ちに立って考えようとするが、白人脳はそういうことはありえない。四六時中自分が主である。(後略)

以前のエントリーでも触れているが、上記引用を含めて考えると、移民→混血による日本の弱体化とは、脳構造つまり意識構造をも変えてくということ。本源の人類が持っていた共認機能の基底部にある同化回路が失われることを意味する。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/660.html#c15

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
17. 中川隆[-13793] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:09:47 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22030]

白人が他民族を征服した場合は美女だけ残して、不細工な女、35歳以上の女と男は全員殺す.

魔女狩りでもいい女だけ残してブスは全員殺した.


これを1万年の間 毎日毎日繰り返して やっと今の美しい金髪碧眼の白人ができたんですね.


RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c17

[環境・自然・天文板6] [特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は… お天道様はお見通し
16. 中川隆[-13792] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:10:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22030]

白人が他民族を征服した場合は美女だけ残して、不細工な女、35歳以上の女と男は全員殺す.
魔女狩りでもいい女だけ残してブスは全員殺した.


これを1万年の間 毎日毎日繰り返して やっと今の美しい金髪碧眼の白人ができたんですね.

RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/660.html#c16

[国際24] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドな…:自然板リンク お天道様はお見通し
6. 中川隆[-13797] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:25:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22036]
古代のDNAから判明した驚きの10の発見 2017年03月09日
http://karapaia.com/archives/52235294.html


 人類の歴史を語るものは、書き残されたものだけではない。遺伝子のなかにも存在する。遺伝子研究が進むに従い、遺伝子は、これまでの定説をくつがえす思いがけない文化の起源をおしえてくれたり、伝染病の大流行を生き延びるために必死で進化していたことがわかった。更には何万年もの間、変わらずに連綿と続いている遺伝子もある。

 そんあ古代のDNAは謎を解いてくれるのと同時に、新たな謎をうむこともある。ここではそんなDNAに導かれた10の発見を見ていこう。


10. アメリカ大陸の原住民と文明接触の悲劇「コロンブス交換」

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image credit:Smithsonian Magazine

 ヨーロッパ人がアメリカ大陸に到達したことによって、現地の人たちの間に伝染病が広まった。この初めての接触による悲劇は、コロンブス交換と呼ばれる。すべては、1492年にクリストファー・コロンブスが新世界にたどり着いたときに始まった。

 それ以前にも、アメリカ大陸には結核などの病原体はあったが、ヨーロッパから船によって持ち込まれた天然痘、麻疹、黄熱病、流感などのように爆発的に広まるものではなかった。

 理論的に考えると、外部の影響にさらされることなく、長いこと独自の社会を築いていたアメリカ先住民の免疫性が脆弱だったせいといえるかもしれない。2016年のカナダのツィムシアン族のDNA研究から、ついにその証拠が発見された。古代と現代のふたつのグループを比較すると、免疫に関係する遺伝子に大きな変化があったことがわかったのだ。

 ヨーロッパ人と接触後、天然痘がツィムシアン族を分裂させた歴史的根拠がある。遺伝的多様性があまりないせいで、天然痘によって部族の57%が死んだのだ。

 現在のツィムシアン族は、さまざまな先祖から多様な遺伝子を受け継いでいる。古代の部族は、その土地の病気に適応した特定の遺伝子配列をもっていた。彼らの子孫の遺伝子は、新たに入ってきた病気に負けずに生き残るために選択的進化を遂げた結果、生まれたものなのだ。


9. アイルランド人の起源

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image credit: BBC

 アイルランド人のルーツは、新石器時代のひとりの女性と青銅器時代の3人の男性の中に見つけることができた。この女性はバリナハティ・ウーマンと呼ばれていて、1855年にベルファスト近くの5200年前の墓から発見された。

 彼女のゲノム配列は2015年に判明し、現在のスペインやサルディーニャ島の人たちと遺伝子的に似ていることが明らかになった。おもしろいことに、彼女の祖先は中東の出身だということもわかった。

 青銅器時代、東ヨーロッパからやってきた人たちがアイルランドに定住した。3人の男性の先祖は、ウクライナやロシアに隣接するポントス草原の出身だ。4000年前の青銅器時代のグループが、現在のアイルランド、ウェールズ、スコットランドの人たちと遺伝的にもっとも近い。

 アイルランド人には、特徴的な遺伝子傾向がある。乳製品の消化に適しているが、ヘモクロマトーシスという鉄分の過剰蓄積を起こしやすい。この障害は、前述の4人のうち女性と男性ひとりに見つかったが、それぞれ異なった遺伝子変異を起こしていた。

 男性のほうは乳製品を消化できる遺伝子を持っていたが、女性にはなかったのだ。この4人のゲノムは誰も現代のアイルランド人のゲノムとは完全に一致せず、むしろケルト民族をつくった一部のグループとの類似を示していた。


8. コマ人の土器から発見された交易の痕跡

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image credit:iflscience.

 コマ人とは、かつて西アフリカ、現在のガーナのあたりに住んでいた人々のことだ。もし、彼らの特異な習慣がなければ、永遠に彼らの文化は考古学者に見過ごされてしまっていたかもしれない。

 コマの人々は、奇妙な素焼きの人形を残している。この独創的な人形は人や動物を表わしているが、ときにはそれらが合体させたものもある。土塁のひとところにまとめてためこまれているのが見つかった。

 研究者たちは、こうした人工物からDNAを抽出して、彼らの目的を探ろうと考えた。しかし、乾燥した環境で、熱い砂の中に何世紀もの間埋められていたものから採取したDNAは劣化が激しく、使い物にならなかった。

 しかし、驚いたことに土器には、かつて中に入っていたものの遺伝的素材が残っていて、まだ分析に使うことができた。

 もっとも驚いたことは、オオバコ、バナナ、松など、600〜1300年当時にはその土地にはなかったはずのものの残滓が見つかったのだ。この地方の芸術文化は、世界でもっとも熱い砂漠である西アフリカとサハラに広がる、安定した交易路をもっていたに違いない。


7. 東アジア大陸の不変のDNA

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image credit: sciencemag

 生きている人間のDNAが8000年もの間、ほとんど変わらないことはまれだ。古代社会では、頻繁に移住が行われ、世界のいたる場所で遺伝子が混ざりあったはずだ。ところが、東アジア大陸は例外だった。

 1973年、極東ロシアにある悪魔の門の洞窟で人間の遺体が見つかり、石器時代の女性からDNAが検出された。新石器時代以降、遺伝子的介入がほとんどなかったおかげか、彼女の遺伝子は現代のある地域の民族とかなり一致していた。

 これは、中国の少数民族オロチョン族やホジェン族のようなトゥングース語を話す人たちに当てはまる。現在でもトゥングース語を使っているのはウリチ族だ。

 ロシアと中国と北朝鮮の国境付近に住んでいる彼らが、注目されるのにはふたつの理由がある。まず、彼らはごく最近まで古代狩猟採集民族の生活スタイルを維持してきた。次に、彼らはずっと遺伝子が変わらない同じ集団からの直接の子孫のようだ。基本的に新石器時代の狩猟民族と同じ集団で、悪魔の門の洞窟で見つかった女性もここに属していた。


6. 民族移動の歴史を塗り替えたモタ・マン

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image credit:Los Angeles Times

 モタ・マンは、民族移動の歴史全体を塗り替えたエチオピア人だ。およそ4500年前に死んだが、その遺伝子が彼についてのすべてを語ってくれる。

 これまで、現生人類は7万年前にアフリカに別れを告げ、中東、ヨーロッパ、アジアへ広がり、中東やトルコの農民がアフリカの角と呼ばれる地域(エチオピア)に出戻ってきたと信じられてきた。

 発見されたモタ洞窟からその名をつけられたこのエチオピア人は、古代アフリカ人の最初のゲノム配列を提供してくれた。モタの年代は、これまで考えられていた逆流入ユーラシア人よりも古いものだった。

 知られているグループよりももっと以前に、アフリカに戻ってきた別のグループがいたのだ。しかし、モタ・マンは、アフリカ以外で発達した遺伝子はもっていなかった。肌や目の色が明るく、トルコや中東のユーラシア人のように乳製品を消化できない乳糖不耐性をもつ遺伝子のことだ。

 モタの謎めいた先祖について掘り下げるうちに、研究者たちはある古代人とのおもしろい符合を発見した。それは7000年前のドイツのLBK族だ。モタのユーラシア人先祖がLBK族出身なら、ユーラシア人がアフリカに定住して広がったときの話は違ってくるだろう。


5. デンマーク最後のヴァイキング王の母親の謎

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image credit:dnainthenews

 ヴァイキングの謎は、最近ふたりの王族の歯髄を調べたことで解決された。デンマークの最後のヴァイキング王で1074年に亡くなったスヴェン(エストリドセン)2世だ。

 ロスキレ大聖堂に彼と母親のエストリッドの墓があり、母親の遺体は、大聖堂の祭壇近くの柱のところに安置されているという。

 スヴェン王の墓は疑いようもなかったが、柱のところに埋葬された女性が本当に王の母親なのか、疑問をもつ専門家もいた。

 幸いなことに、母親とその子どもの血縁を示すそのものずばりな方法がある。子どもにミトコンドリアDNAを伝えるは女性のみなので、遺伝子配列が一致するかを調べればいい。

 ところが、スヴェン王とエストリッドのミトコンドリアDNAは違っていた。彼女は王の母親でなかっただけでなく、とても若かった。エストリッドの享年は70歳と記録されているが、この女性は35歳くらいだった。

 おもしろいことに、スヴェン王には義理の娘がふたりいて、両方ともエストリッドという名前で、しかもふたりとも女王になっている。彼女たちの年齢の若さや名前や王族の地位を考えると、どちらかがロスキレに埋葬された可能性はありえる。


4. ロンドンの多民族性を物語る発掘遺骨

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image credit: BBC

 現代のロンドンっ子たちの祖先は、2000年近く前にこの地に定住したようだ。大英博物館に所蔵されている4体の遺骨が、その起源や出現についてさまざまなことをおしえてくれた。

 ほぼ完全に残っている骨は、通称"ラントストリートのティーンエイジャー"と呼ばれている。この14歳の少女のDNAは彼女が北アフリカで育ったことを示している。彼女のミトコンドリアDNAは、南東ヨーロッパからのもので、彼女はブルーの瞳をしていたが、骨格の特徴はサハラ砂漠以南の人々のものだ。

 "マンセルストリート・マン"は45歳の男性で、黒い瞳と髪は母親が北アフリカ出身のDNAを持っていたことを示している。彼はロンドンで育ちで、意外なことに糖尿病による骨の疾患を患っていた。現代の白人西洋人男性の間ではよくある病気だ。

 ある男性の骨は損傷が激しく、もしかしたら剣闘士だったのかもしれない。年齢は36〜45歳くらいで、肉体的にひどく暴力を受けた痕跡がある。どこかよそで生まれたが、東ヨーロッパや中東からのミトコンドリアDNAを受け継いでいた。

 "ハーパーロード・ウーマン"(写真)は、もともとここに住んでいたブリトン人で、ローマ風のライフスタイルを享受したらしい。彼女の墓にはローマの遺物がたくさんおさめられていた。そして、彼女のDNAは驚くべきことを示していた。肉体的には女性だったが、遺伝子的には男性だったのだ。


3. ヨーロッパでおきた謎の民族大移動により遺伝子マーカーが消滅

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image credit:Live Science

 オーストラリアの研究者たちが、ある民族移動の謎を解こうとして、別の謎を見つけてしまった。

 7500年前にトルコ出身の農民たちがヨーロッパに定住したのかどうかを確認するために、ドイツやイタリアから発掘された複数の骨を調べた。これら古代の骨は、7500年〜2500年前のさまざまな文化のものだった。

 調査から、最初の汎ヨーロッパ人たちはトルコからやってきて、繁栄したことはわかった。だがそれから、およそ4500年前にその遺伝子マーカーがどいうわけか消滅してしまった。

 消滅の理由がなんであれ、ゆっくりした変化ではなかった。当時、明らかになっていないなんらかの歴史的な出来事が起こって、突然大規模な民族移動が起こったようだ。あまりにも劇的な移動だったので、ヨーロッパの人口や遺伝系統までもが変わってしまった。

 文化全体の遺伝子まで変えてしまうほどの大移動を引き起こした張本人たちは誰なのか、それほどの大人数で新たな野を目指した理由はなんなのか、誰にもわかっていない。イベリア半島にいたベル・ビーカー人がケルトの言語に痕跡を残しているため、彼らがその容疑者といえば容疑者と言えるかもしれない。


2. 権力をもっていたギリシャの女性たち

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image credit: Andreas Trepte

 かつて、古代ギリシャの女性たちは男性の所有物のように扱われていたと思われていた。しかし、新たなDNA研究によって、それは間違いである証拠が出てきた。

 マンチェスター大学の研究者がギリシャ、ミュケナイの発掘現場に向かった。ヨーロッパで最初の都市国家に建てられた城砦の創設者について知るためだ。

 ミュケナイの支配者の墓から、35体の遺骨が発掘されたが、DNAがちゃんと分析できたのは4体だけだった。ひとりは女性で、彼女はかなりの影響力をもつ立場にいたようだ。権力者の妻と考えられ、遺伝子配列が一致した4人のうちのひとりでもあり、その豪華な墓は、権勢を誇る夫の影響と思われた。

 しかし、DNA検査と復顔から、彼らはきょうだいであることがわかった。その女性は王と同等の地位と影響力をもち、これは当時の女性が権力をもつ地位に就くことができたことを示していると専門家たちは考えている。

 180度見方が変わるこの大転換を発見した考古学者たちは、初期の男ばかりの考古学者たちが、男性優位の偏見で古代社会を見た結果、こうした間違いが生じたのだと考えている。


1. 黒い髪・青い瞳のスペインの洞窟人の謎

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image credit:The Guardian

 2006年、北西スペインの洞窟の奥深くから2体の遺骨が見つかった。両方とも7000年以上前の中石器時代人の男性で、30代くらいのふたりの骨は良好な状態だったが、有効なDNAはひとりの臼歯からしか採取できなかった。

 その結果は、進化に関するこれまでの定説がくつがえされてしまった。

 ゲノム解析によって再現されたその男性の顔は驚くべきものだった。浅黒い肌、黒い髪なのに、瞳はブルーだったのだ。彼は現代ヨーロッパ人だと考えられていたため、もっと白い肌をしているはずで、これは珍しいことだ。

 思いがけない目の色は、ブルーへの変異が肌の白さへの変異よりも前に起こったことを示している。これまでは、この変異の順番は逆だと思われていた。

 彼は別の謎も解消した。のちに農民が誕生したとき、ほかの動物の病原体から身を守る必要が出てきて、免疫システムが急に発達したと研究者たちは考えていた。しかし、狩猟採集生活をしていた中石器時代人は、すでに身を守る術をもっていたのだ。

 今日、遺伝子的に彼らにもっとも近い人種は、スウェーデン人やフィンランド人だ。
http://karapaia.com/archives/52235294.html

▲△▽▼

【衝撃】青い目の人間は、たった1人の共通祖先を持っていることが判明! 遺伝子HERC2の突然変異がもたらした神秘 2017.09.29
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html


 世界中にいる青い瞳を持つ人々は皆、6000年ほど前に黒海周辺で暮らしていた、たった一人の人間の子孫であることが判明したという。英紙「Independent」の記事に反響が広がっている。


■瞳の色はどうやって決まるのか?

 ご存じの通り、世界には日本でもおなじみの黒や茶色から青や緑など、さまざまな目の色をした人間がいる。目の色を決めるのはメラニン色素の割合といわれ、メラニンの量が多い順に、虹彩の色は黒、茶色、緑、青になる。

 本来、人間の瞳の色はブラウンのみだったというが、ある突然変異が原因で青い目を持つ人々が生まれるようになった。それはHERC2という遺伝子上の、ほんの一塩基に生じた変異である。HERC2遺伝子は色素生産に関わるOCA2遺伝子の調整役を担っている。OCA2は目や毛髪、皮膚のメラニン生産に関わっていることで知られている。アルビノ(先天性白皮症)の原因となる遺伝子の一つでもある。

 変異を持ったHERC2遺伝子はOCA2の働きを妨げ、虹彩にメラニンの黒い色素ができないようにし、瞳の色を青くする。ヨーロッパ系で青い瞳を持つ全ての人々は、このほんの一箇所の遺伝子変異を持っているという。

 そして驚くべきことに、この変異は1万〜6000年前に黒海周辺で生まれた、たった一人の人間に由来しているという。その人間こそ、青い瞳を持つ全ての人々の遠い遠い祖先なのだ。

■お酒の強さで祖先がわかる?

 さて、DNA上のたった一箇所の遺伝子変異が、見た目や体質に大きな影響を与えているケースは他にも多数ある。日本で有名なのは、2型アセドアルデヒド脱水素酵素(ALDH2)の例だろう。

 ALDH2は体内でアルコール代謝に関わっており、ほんの少しの遺伝子上の違いがアルコールに強いか弱いかを決めている。アルコールは肝臓で有毒なアセトアルデヒドに変化し、さらに分解されて無害な酢酸に変わる。ALDH2に遺伝子変異が起こっていると、アセトアルデヒドの分解に時間がかかる。ほんの少しお酒を飲んだだけで赤くなり、頭痛や吐き気などを催すのは、体内に生じたアセトアルデヒドの毒性によるものだ。

 お酒の飲めない、俗に言う下戸タイプの遺伝子変異を持つのは、日本人を含むアジア系の人種のみといわれており、白人や黒人はほぼ全員がアルコールに強い酒豪の遺伝子を持つ。逆に酒に弱くなる遺伝子変異は日本を含む東アジア地域で見られ、おそらくは2〜3万年ほど前に中国南部地域で生じたのではないかと推測されている。


ALDH2遺伝子変異の分布。円グラフ上で薄緑・緑色で示されているのが下戸の遺伝子を持つ人の割合。
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry_2.html


 酒の弱さは日本人の民族的特徴ともいわれている。遺伝子は両親から一つずつ伝えられるが、酒に弱い遺伝子を少なくとも一つ持つ日本人は全体のおよそ40%とされる。そして、日本人のおよそ5%は“下戸タイプ”の遺伝子しか持たないとされる。なお、そのような「真の下戸」は飲酒を楽しむことができない。酒で気持ち良くなるより先に、眠気や頭痛、吐き気などに襲われてしまうからだ。

 青い目や酒を受け付けない体質だけでなく、耳垢の乾湿や髪の毛の太さなども、たった一箇所の遺伝子変異がもたらした変化である。最近では遺伝子変異の地域的な分布や系統樹を追うと、その発祥の時代や場所がわかるようになってきた。体質や見た目から自分の祖先をたどり、その歩みを想像するのもまた一興である。
(吉井いつき)

参考:「Independent」、「Business Insider」、「Science Daily」、ほか
http://tocana.jp/2017/09/post_14583_entry.html


▲△▽▼


青銅器時代のスコットランドの女性、移民の子孫と判明 DNA分析
2018.12.04 Tue posted at 17:11 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129613.html

DNA分析で復元した青銅器時代のスコットランドに住んでいた女性の容姿/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863487.html


(CNN) 4250年以上前に英スコットランドで死亡した女性の遺骨について、調査に当たる考古学者のチームは4日までに、欧州大陸からの移民の子孫のものであることが判明したと発表した。DNA分析で明らかになった。

遺骨はスコットランドのケイスネスにある遺跡で1987年に見つかっていた。

研究論文の筆頭著者であるマヤ・フール氏によれば、「エバ」と名付けられたこの女性は、黒髪と茶色の瞳を持ち、肌の色は現在南欧に住む人々に近かった。

これまでは赤毛に青い瞳の女性として描かれてきたが、法医学の専門家の描写で、より正確な顔の復元を生み出した。

DNA分析はハーバード大学医学大学院とロンドン自然史博物館の研究者が実施。スコットランドの学会誌に結果を発表した。

これによれば、エバは若い頃に病気を患ったものの、回復して活動的な生活を送るようになった。身長は非常に高く、牛の骨と一緒に埋葬されていたことから、牛の飼育に従事していたことがうかがえる。


従来の研究では、赤毛に青い瞳の女性だったと考えられていた/Hew Morrison
https://www.cnn.co.jp/photo/l/863488.html


生きていた時代は初期青銅器時代で、従来の推定を若干さかのぼる。死亡時には18〜25歳だった。

数世代前に北欧からスコットランドへの移住の流れがあり、エバの家族もその一員として移住していたとみられる。

共著者のトム・ブース氏によれば、以前のDNA研究で既に、紀元前2500年前後に欧州大陸から大規模な人の移動があり、一帯の人口構成や文化を変化させたことが分かっていた。


▲△▽▼


2014/01/27(月) 【AFP=時事】
約7000年前にスペインに住んでいた狩猟採集民のDNAは、欧州人が従来考えられていたよりはるかに最近まで浅黒い肌をしていたことを示唆しているとの調査報告が26日、英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。


北アフリカ地域の狩猟採集民、木の実を食べて虫歯に 研究

 スペインの進化生物学研究所(Institute of Evolutionary Biology)などの研究チームが発表した論文によると、

スペインにある深い洞窟系で発掘された「ラブラナ1(La Brana 1)」と呼ばれる古代の男性の骨格の歯から採取した遺伝物質を調べたところ、浅黒い肌に青い瞳という珍しいな組み合わせが明らかになったという。


 ラブラナ1が生きていた、1万年から5000年前の中石器時代の欧州人は、その高い緯度から紫外線レベルが低く、すでに白い肌をしていたと考えられていた。

 論文の共同執筆者の1人、進化生物学研究所のカルレス・ラルエサフォックス(Carles Lalueza-Fox)氏は、AFPの取材に

「これまで、欧州地域では白い肌の色がかなり早期に、後期旧石器時代には進化していたと考えられていたが、これは明らかに事実と異なる」

と述べる。

「この個体は、色素沈着遺伝子にアフリカ系の変異を持っていた」

 後期旧石器時代は今から5万年前〜1万年前までで、その後の中石器時代は約5000年前まで続いた。

以降、欧州では新石器時代に入る。


今回の研究をみる限り、肌の白い欧州人は、以前考えられていたより「かなり後」に、おそらく新石器時代になってからようやく現れたとラルエサフォックス氏はみている。古代の狩猟採集民は新石器時代に農耕民になった。

 こうした生活様式の変化で食生活が変わり、ビタミンDの摂取量が減少したことも関係しているかもしれないと同氏は指摘する。

 天然のビタミンDが欠乏すると、人間の皮膚は太陽光線に当たることで自らビタミンDを作り出すことができる。

浅黒い肌では白い肌より合成する量がかなり少ないため、このことが白い肌に変化するための進化の誘因となったとされる。


■現代欧州人では見られない「組み合わせ」

 ラルエサフォックス氏の研究チームは、ラブラナ1で青い目と黒い髪の遺伝因子も発見した。

 肌の正確な色合いまでは判別できないが、青い目との組み合わせは今日の現代欧州人では見られないものだと研究チームは指摘する。

 人類の最古の共通祖先は浅黒い肌をしていたが、アフリカを出て北方の太陽光が少ない寒冷な気候の地域に移動するにつれて肌の色が白くなったという説は広く受け入れられている。

 そしてその後の民族移動と混血によって、現代人が持つ様々な肌の色合いが生じた。

 ラブラナ1は、ゲノム(全遺伝情報)が完全に解読された最初の欧州の狩猟採集民だ。

現代人との比較調査では、スウェーデン人やフィンランド人などの北欧人種と最も高い関連性を持っていることが分かった。

 またラブラナ1は、その後の人類が獲得したような、ミルクやでんぷんを容易に消化できるようにする遺伝子変異をまだ獲得していなかったことも、この調査で明らかになった。こうした適応は、 新石器時代の農業の誕生と同時期に発生したと思われる。

 ラブラナ1のゲノムの特徴が実際にどれほど広範囲に及んでいたかを判定するには、さらに多くの中石器時代人のゲノムを解析する必要があると論文の執筆者らは述べている。【翻訳編集】 AFPBB News(終)

AFP=時事 1月27日(月)14時19分配信
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1390802317/

▲△▽▼


ヨーロッパ諸語のルーツは東欧。DNA分析で判明 2015.03.06

論争が続く英語を含むヨーロッパ諸語の起源。論争に終止符を打つ新発見となるか


4500年以上前にドイツ中部で埋葬された男性の人骨。
この後、東欧から移住した考えられる集団とは、共通の祖先を持たないことがわかった。(PHOTOGRAPH BY JURAJ LIPTAK, LDA SACHSEN-ANHALT)


 ヨーロッパ大陸全域で話されている言語のルーツはどこにあるのか。

このほど行われたDNA分析で、約4500年前、現在のロシアとウクライナにまたがる草原地帯から移動してきた牧畜民が使った言語がルーツとする説が発表された。

 長く狩猟採集が続いた先史時代のヨーロッパで、農耕が始まったことは画期的な出来事と位置付けられている。ヨーロッパでの農耕は、東方の農耕する集団がヨーロッパへ移動したことから始まったとされる。

 ところが2015年3月2日、科学誌「ネイチャー」に、ヨーロッパへの集団の大移動は1度だけではなく、2度あったとする研究論文が発表された。この説では

最初の集団の移動は新石器時代に現在のトルコにあたるアナトリアからのもの

そして第2波は4000年後、現在のロシアに当たるステップ地帯から中央ヨーロッパへの大移動だったという。

そして英語を含むヨーロッパ言語の基礎になったのは、ステップ地帯から移動した集団がもたらした言語だというのだ。

 論文の共著者で、ハーバード大学医学大学院の遺伝学者ヨシフ・ラザリディス氏は、

「ヨーロッパに最初にやってきた人々は狩猟採集民でした。
そこへ農耕民がやってきて狩猟採集民と混ざり合いました。
その後、東から新たな集団がたくさん移動してきたのです」

と語る。

 今回、第2の大移動があったことが明らかになったのは、ラザリディス氏らの研究チームが現代ヨーロッパ人の起源を解明しようと、ヨーロッパの古代人69人の骨から採取したDNAを調べたことがきっかけだった。

標本となった古代人の人骨は3000〜8000年前までと幅広いもの。
標本同士だけでなく、現代ヨーロッパ人との間でもDNAが比較された。


 調査の過程で、古代の狩猟採集民と新石器時代に流入した農耕民の痕跡が見つかった。

これは、これまでの説を裏付けるもので、予想通りだった。

ところが彼らを驚かせたのは、約4500年前、ロシアとウクライナにまたがる平地や草原からの大集団が移住したことを示す痕跡が見つかったからだ。

予想だにしない結果だった。


ヨーロッパへの集団移動は2段階

 数千年間、狩猟採集民の小集団が暮らしていたヨーロッパ大陸に、初めて変化が起こったのは、約8000年前のこと。

アナトリアから北上した農耕民が、新しい技術と生活様式をヨーロッパにもたらし、現在の定住生活の基礎を築く。考古学者の間では、この出来事を「新石器革命」と呼んでいる。

 その数千年後に、再び外からヨーロッパ大陸に人類の大移動があったことを決定づけたのは、ある2つの集団の DNAに多くの共通性が見られたため。

1つは黒海の北岸で見つかった5000年前の人骨で、考古学で「ヤムナ」と呼ばれる集団に属するものだった。

もう1つは、約4500年前に現在のドイツ中部ライプチヒ近郊で葬られた4人の人骨だ。こちらは「コーデッドウェア文化」に属する人々だった(「コーデッドウェア」とは、ヨーロッパ北部で広範囲にみられる当時の土器の特徴的な文様のことで、それにちなんでこう呼ばれる)。

 ヤムナ文化に属する集団と、コーデッドウェア文化に属する集団の間には、500年の開きがある。さらに地理的にも1600キロは離れている。それにもかかわらず、両者は判明できた部分で75%(おそらくは100%)共通の祖先をもつと考えられたのだ。

論文の著者の1人で米ハートウィック大学の考古学者デビッド・アンソニー氏は、「両集団の間には、直接の遺伝的関連がみられる」と話す。「控えめに言っても、近い親類だということです」

 そして、着目すべきは、コーデッドウェア文化に属する人のDNAが、それより数千年前の現在のドイツにあたる地域に暮らしていた農耕民の DNAと共通性が認められなかったことのほうだろう。

つまり、これは過去に「侵略」と言ってもいいほど劇的なヨーロッパへの流入があったことを示す証拠だ。

「集団が丸ごと入れ替わったと言っても過言ではない出来事だったのではないでしょうか」

とラザリディス氏は考えている。


ルーツ論争は決着か?

 今回、遺伝学から示された「ステップ地帯からヨーロッパへの大規模な移動があった」という事実は、言語学者や考古学者の間でインド・ヨーロッパ諸語の起源をめぐる論争を再燃させるだろう。

インド・ヨーロッパ諸語には400以上の言語が含まれ、英語、ギリシャ語、アルバニア語、ポーランド語といった現代の言語から、ラテン語、ヒッタイト語、サンスクリット語など古い言語まで数多い。

 言語学者らは、すべてのインド・ヨーロッパ諸語の生みの親であるインド・ヨーロッパ祖語が最初に話されていた場所をめぐり、数十年もの間も議論してきた。

「アナトリア仮説」派は、1万年前かそれ以前に現在のトルコに住んでいた農耕民が最初にインド・ヨーロッパ語を話していたと主張する。紀元前6000年ごろ彼らがヨーロッパにたどり着き、言語もそのときに流入したというのだ。

 対する「ステップ仮説」は、黒海とカスピ海の北に広がる広大な平原をインド・ヨーロッパ祖語の生まれた土地と考える。

アンソニー氏は、この地に車輪が伝来して「ステップ地帯の経済に革命を起こした」と話す。この説を支持する人々は、多くのインド・ヨーロッパ諸語で「車軸」(axles)、「(家畜に荷車を引かせる棒)ながえ」(harness poles)、「車輪」(wheel)といった単語が共通していると指摘する。どれも、ヨーロッパで新石器革命が始まってからずっと後に考案されたものだ。

 だが、どちらの説も決定的な裏付けがなく、議論は長いこと前進していなかった。そんな中、今回の研究成果は両者の勢力図を変えるかもしれないと多くの研究者が考えている。ステップ仮説に説得力を持たせるのに必要な移住の証拠がつかめたからだ。

 とはいえ、これでインド・ヨーロッパ諸語のルーツをめぐる論争に決着がついたとはいえない。まだ説を補強しなくてはいけないことも多いからだ。

確かに、遺伝学と言語学のデータは、インド・ヨーロッパ祖語が約4500年前にステップ地帯を経てヨーロッパに入ったという説を支持するものだ。だが、バルセロナ大学の遺伝学者カルレス・ラルエサ=フォックス氏によれば、

「祖語の最も古い系統がどこで生まれたのかは、依然としてはっきりしない」

だという。同氏によれば、インド・ヨーロッパ祖語発祥の地は、さらに別の地域かもしれず、ステップ地帯は源流の言語が南欧、イラン、インドなどに入った複数のルートの一つにすぎない可能性もあるという。

 今回の研究論文を発表した著者らも、その点は認めている。しかし、彼らの主張は揺らいでいない。ラザリディス氏は

「ステップ地帯がインド・ヨーロッパ諸語の唯一の発祥地かどうかは不明だ」

としながらも、

「この地域についてもっとデータが集まれば、多くの疑問に答えられるはずだ

」と強調した。


4000年以上前にドイツで埋葬された若い女性の人骨。DNAを分析したところ、東欧から移住してきた牧畜民との関連が強いことがわかった。
(PHOTOGRAPH BY LDA SACHSEN-ANHALT)

文=Andrew Curry/訳=高野夏美
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20150305/438058/


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コーカサスはバルカン半島並みの遺伝子が複雑な地域
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  コーカサス地域は最古の民族ともいわれるアルメニア人やスターリンの生まれたジョージア(旧グルジア)人が居住する地域です。

アルプスで発見されたアイスマンのY-DNAが「G」であることから、アイスマンの先祖の発祥の地はコーカサスだろうと言われています。 5000m級のコーカサス山脈が中心に位置する高度の極めて高い土地になり、恐らくアイスマンの系統は同じ高度地域のアルプスに移動してきた可能性があります。

  バルカン半島と同様に、多民族、多言語、複数の宗教が交錯する地域になります。

そして古代遺伝子のY-DNA「F」から初期に分化したコーカサス遺伝子のY-DNA「G」、 次の世代でクロマニヨン人/ノルマン・バルカン遺伝子のY-DNA「I」、メソポタミア農耕民・セム族遺伝子のY-DNA「J」が恐らく分化発祥した地と考えられています。

  少し時代が下がると、欧米の主要遺伝子であるY-DNA「R1a」と「R1b」が移動を開始したときに「R1a」は恐らく黒海の北方から南下し、 「R1b」はカスピ海南岸/イラン北部あたりから北上しコーカサスに入ったと考えられているようです。

  イラン人のペルシャ帝国、テュルク語族のチムール帝国、セルジュクトルコ帝国やモンゴル族が後代に覇権を握り、テュルク語族のオスマントルコ帝国解体後は ロシア更にソ連が支配者となり、ソ連の解体後ロシア内に留まった地域と独立した地域に分かれています。

  この地域の複雑に加え、国境を接するトルコやイランそして独立国を持てなかった最大の民族クルド人がこの地域をますます複雑にしています。   それでも混沌の国インドに比べれば大した民族数・言語数ではありませんが、宗教が加わり少なくともバルカン半島並みの複雑さになっています。   

しかしバルカン半島は民族の人口が比較的大きく、それなりにまとまっているのですが、コーカサスは数千人程度の人口の民族(部族程度か)も 多く、高度の高い地域で隔離され孤立し希少民族化してきたような様相を示しています。


  Y-DNA調査では2001年のWells論文が最も古く、まだ亜型名が確立する前で分類に若干疑問が残るのですが、 2004年にNasideらがWellsデータを改めて見直し亜型名に当てはめたため、Wells論文は使えるものになりました。

民族としてはルトゥール人(Rutulians)のように狭い地域に局在している民族もあれば、 チェチェン人(Chechens)のように複数の地域にまたがって居住している民族もあります。 スヴァン人のように1種類の遺伝子亜型が大多数を占める民族もあれば、複数の遺伝子が拮抗する民族もあり、 民族の成り立ちが単純ではないことを調査の結果は示しています。

  おそらくコーカサスの歴史に相当精通していても、遺伝子の流れを説明・解明するのは難しい気がします。 当ガラパゴス史観も以前集めた論文を再度読み直して今回Y-DNAの亜型分布を提供しますので、本サイトをご覧になった方は、自分なりのコーカサス民族の動きを、 コーカサスの歴史と併せて構築してみて下さい。


コーカサスは山岳地帯を中心に 西は黒海、東はカスピ海に挟まれた独特の地域になります。

ノアの箱舟のアララト山は上図左のTurkeyの国名のすぐ右そばになります。

原始キリスト教の7つの教会は全てアナトリアにありましたが、40年前にその中の1つをイスタンブール駐在時代に訪れています。 いまはイスラム教のアナトリアですが、実はキリスト教の確立した重要な土地でもあるのです。


・上図左は、国名とロシアの地方名が分かります。Wikipediaから拝借しました。

・上図右は、このY-DNA調査の代表的な民族の調査地域を表しています。論文から拝借しました。

・下図左は、民族と言語の分布図ですが、興味のある方はWikipediaの原本をご覧ください。
  
・古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」は、インド亜大陸で現代文明人の大半を占めるY-DNA「G」以下の全ての遺伝子を分化させる基礎を築きました。
  
・この地からY-DNA「G」はコーカサスに移動し古くはアルプスで発見された「アイスマン」、近代ではソ連の「スターリン」を生み出しました。
  
・「F」は「G」と「HIJK」に分化し、「HIJK」は更に「H」と「IJK」に分化し、「H」はインド亜大陸に居住したようですが、インド亜大陸では主役になれず、一部はジプシー化しました。
  
・またコーカサスは、「IJK」からY-DNA「I」,「J」と「K」が分化したのではないかと考えられています。
  
・Y-DNA「I」は、後にクロマニヨン人となり、さらにバイキングのノルマン系「I1」とバルカン系「I2」を分化させました。
  
・Y-DNA「J」は、後にセム系の「J1」とメソポタミア農耕民系の「J2」に分化し、「J2」は「G」と共に肥沃な三角地帯に移動しメソポタミアに農耕文明を興したようです。
  
・「K」はさらに「LT」と「K2」に、「LT」は「L」と「T」に分化し、「L」はインダス文明系のちにドラヴィダ人を形成したと考えられています。
  
・「T」はアメリカ第三代ジェファーソン大統領の遺伝子です。
  
・「K2」からシベリア・ウラル系遺伝子「N」、極東系遺伝子「O」、インディオ系遺伝子「Q」そしてインド・アーリアン系遺伝子「R」が分化し、      

「R1」からインド・スラブ系遺伝子「R1a」とケルト・ゲルマン系遺伝子「R1b」が分化しました。


結果をまとめて見ました。古い遺伝子頻度の高い順に主要な民族をご紹介します。

  
2001年頃のWellsの論文から2011年の比較的新しい論文まで新旧データが入り混じっていますが、他に参照できるデータもないのでそのまま強引にご紹介します。

  この地域はアレキサンダー大王の古くから各帝国が占領してきており、どの遺伝子がどの時代から居住していたのかはなかなか難しい問題ですが、

Dagestan のギリシャ語を話す集団はアレキサンダーの一団の末裔と考えれているようです。

モンゴル帝国のY-DNA「C」も占領軍の末裔としてカルミーク(Kalmyk)人に残っています。

  ペルシャ帝国時代のイラン系も存在し、インド・スラブ系の「R1a」は「R1b」と分化し移動を開始した古代系の末裔と、近代ソ連人の系統が混じっているはずです。

またゲルマン民族の大移動を行ったY-DNA「R1b」のケルト・ゲルマン系の末裔がロシアのバシキール(Basikir)人やバグバラ(Bagbalal)人やテュルクメン(Turkmen)人として残っています。

「R1b」は恐らくアナトリアから更に南下しアフリカ大陸に入り、チャド語系の民族を形成し、その移動の事実はアフリカ神話にも残っています。


  古代人の移動は、出アフリカによるホモサピエンスの大移動、Y-DNA「Q」の出シベリア後のアメリカ大陸の北南縦断の大移動、オセアニア集団の東南アジアからの出アジアなど 国境が制限している現代社会からは想像も出来ないほどダイナミックで広域なものでした。

  それほど古くは無くてもシベリア系遺伝子Y-DNA「N」のシベリア大陸横断によるウラル化があります。

  我々現代人は民族、言語、風俗習慣など国境が確立されてしまった環境の中で生きているため、人々の違いに敏感ですが、 実はネアンデルタール人とホモサピエンスの交配による遺伝子の受け継ぎの事実など、 古代に遡れば上るほど人々は違いを越えて交配しあい、新しい土地で新しい遺伝子が分化してきているのです。


1.スヴァン人(Svans)

  アルメニア人が世界最古の民族と言われていますが、遺伝子調査の結果だと 古代遺伝子の1つであるY-DNA「F」の頻度が高い、スヴァン(Svan)人やルトゥリア(Rutulian)人のほうが古いかもしれませんね。

  スヴァン人はジョージア(グルジア)とロシアの国境のグランドコーカサス山脈の南山麓に居住しています。 要する「G」によって標高の高い土地に追い出されたと考えられます。

  同じ古代遺伝子Y-DNA「D」頻度の高いチベット人がY-DNA「O3」にチベット高原に追い出され、 最極東の日本列島に同じ「D」縄文人が残ったように。僻地に古代が残る例のような気がします。


2.ルトゥリア人(Rutulians)

  ロシア・ダゲスタンのグランドコーカサス山脈の北山麓の狭い地域に局在しています。
「G]の頻度も高いので「G」の拡張に伴い「G」が入り込んできたようです。


3.アバジニア人(Abazinians)

  スヴァン人のすぐ北隣、グランドコーカサス山脈の北山麓に居住しています。

元は同じ集団だった可能性もあります。

「F」と「G」が同程度なので、「G」の拡張で入り混じり民族が分かれたのかもしれません。

「R1a」も多いのですが後世のスラブ系なのか、 インド・アーリアンがインドに移動する途中で留まった系統なのかは、もっと調査が進み子亜型/孫亜型などがはっきりしてくると解明されるはずです。
また少数ですがモンゴル帝国の名残のY-DNA「C」も残っています。


4.シャプスグ(Shapsugs)人

  最もY-DNA「G」頻度の高い民族ですが、現存人口約8000人の半数以上は現在イスラエルに居住しています。つまりユダヤ教徒になります。

ロシアのAdygeiに残りは居住しているようですが、こちらはスンニ派イスラム教徒だそうです。


5.オセット人(Ossetians)

  コーカサス紛争で話題になるオセット人は調査地域によって出現頻度がかなり変わります。東方正教会(Eastern Orthodox)もあればスンニ派イスラム教もあります。 遺伝子の地域差が大きく、Y-DNA「I」や「J2」が多い地域もあれば、「F」が多い地域もあり、 古代から紛争の中心地であり、遺伝子が入り乱れてきたことが十分に推測できます。


6.アルメニア(Armenians)人

  調査により大きく出現頻度が変わります。

WealeのデータはY-DNA「G」が基本で、そこにY-DNA「R1b」が交配している結果が見事に出ていますが、 他の論文では、「J2」、「I」や「R1a」が主要遺伝子になっています。

アルメニアもオセット同様古代から戦争や紛争の土地であったことが読み取れます。


7.ジョージア(グルジア)人

  スターリンの出身地ですが、Y-DNA「G」にY-DNA「J2」がかなり交配しており、メソポタミア農耕文明は「J2」と「G」によって興ったと考えられているので、 いずれにせよこのコーカサスの黒海沿岸の低地で農耕の芽が育ち、移動先の肥沃な三角地帯メソポタミアで農耕の花が開いたと考えるとありそうな話です。


8.チェチェン(Chechens)人

  チェチェン紛争で知られる民族ですが、Y-DNA「J2」と「J1」が主要な「J」遺伝子民族になります。
イスラム教ですが、どの宗派にも属さないムスリムも多く、 スンニ派のシャーフィイー学派もあり、なかなか難儀な土地のようです


9.アゼルバイジャン(Azerbaijanis)人

  カスピ海沿岸の低地に望むコーカサス一帯では最も平地の多い土地になります。
そのためかメソポタミア農耕民系遺伝子のY-DNA「J2」が主要遺伝子になっています。


  10.クルド(Kurds)人

  オスマン帝国の解体後に一時期クルディスタン王国が、戦後一時期クルディスタン共和国ができたが、いずれも大国の思惑で瞬間的にできた国家で終わってしまいました。

遺伝子的にはトルコ国内に包含される本家クルディスタンのクルド人の調査結果がないため主要遺伝子が何なのかは残念ながらわかりません。
http://garapagos.hotcom-cafe.com/


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新石器時代の人間の骨からペスト菌、人口激減の謎解明か スウェーデン
2018.12.10 Mon posted at 16:01 JST
https://www.cnn.co.jp/fringe/35129877.html

新石器時代の女性の骨から記録上最古のものとなるペスト菌が検出された/Karl-Göran Sjögren, University of Gothenburg


(CNN) スウェーデンの研究チームがこのほど、5000年前に死亡した20歳の女性の遺伝子素材からこれまで知られるなかで最古となるペスト菌のサンプルを発見したとする論文を学術誌に発表した。

今から5000〜6000年前、新石器時代の欧州の農耕社会は劇的な人口減少に見舞われたが、その原因については現在に至るまで決定的な答えが出ていない。今回のペスト菌の発見により、疫病の流行が原因の一部だった可能性が浮上した。

上記の20歳の女性は、スウェーデン南部にある墓の中で、同時代ごろを生きた78人とともに埋葬されていた。別の人物からも同じペスト菌が検出されたため、研究者らは当時伝染病が流行していたとの見方を示している。

従来、欧州におけるペストはユーラシア・ステップと呼ばれる地域からの移住者が持ち込んだ疫病と考えられてきた。ユーラシア・ステップは現在のハンガリーから中国にまでまたがる広大な草原地帯で、ここからの移住者がその後新石器時代のコミュニティーに取って代わったとみられている。

しかし今回の発見により、ペストが北欧へ到達したのはユーラシア・ステップからの移住が起きた時期をはるかにさかのぼる可能性が出てきた。研究者らはヒトがかかる疾患としてのペストの起源はおよそ6000年前、人口1万〜2万人の「巨大集落」がつくられ始めたころだと論じている。不衛生な環境や人口過密の状態、動物の存在などを通じて、ペストが危険な疫病へと進化した可能性があるという。

ペストによって新石器時代のコミュニティーの人口が激減したところへユーラシア・ステップからの移住者が流入し、欧州全域で暮らすようになった。以後、欧州に住む人々の遺伝子構造はこれらの移住者のものへと変化したと、上記の論文は分析する。

論文の筆頭著者を務めたコペンハーゲン大学のシモン・ラスムセン准教授は、ペストの流行が石器時代の社会を崩壊させ、その後の大量移住で現代のヨーロッパ人の遺伝子が生み出されたと結論した。


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ゲルマン人の大移動をゲノムから調べる
西川伸一 9/27
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/


ゲルマン人が形成したロンゴバルド王国の首都パヴィーア(写真:アフロ)


恐らく高校生の時だと思うが、西ローマ帝国の没落と同時に、多くの民俗がヨーロッパに相次いで移動し現在のヨーロッパ人が形成される事を学んだ。この最初がゲルマン人の移動で、ゴート、フランク、ブルグンド、ロンゴバルドなどの王国が形成される。私達がアングロサクソンと呼ぶのはこの系統だ。一方、それ以前の住民には当然ローマ帝国を代表する南の人たちの系統が存在し、私達がラテン系と呼んでいる人と考えればいい(この考えは検証したわけではなく私が勝手に想像していると理解してほしい)。この時代のことは、ローマ側から見た記録と、あとはさまざまな遺物から検証されているが、ゲルマン人側からの詳しい記録はそれほど多くないようだ。従って、特に侵入初期のゲルマン人の生活については、他の資料からの考察が求められていた。

今日紹介する米国ストーニーブルック大学、イタリアフィレンツェ大学、ドイツマックスプランク人類史研究所が合同で発表した論文は、ロンゴバルド王国がハンガリーから北イタリアにかけて形成される過程での民族間の交流を、ロンゴバルド王国の身分の高い戦士とその家族が代々葬られた墓から出土した遺骨のDNAを解読することで明らかにしようとした研究で、9月12日Nature Communicationsに掲載された。タイトルは「Understanding 6th-century barbarian social organization and migration through paleogenomics (6世紀の蛮族社会構成と移動を考古ゲノミックスから理解する)Nature Communications 9, 3547 :https://www.nature.com/articles/s41467-018-06024-4)。

まず読後の印象から始めたい。これまで古代人のゲノム解析の論文を多く読んで来たが、この研究は考古学的な検証とゲノム解析の両方を丹念に対応させた総合的な考古学の論文で、読んでいて高校時代に学んだ歴史を思い出すとともに、この墓に葬られている家族の有様がありありと浮かんでくる大変興味深い論文だった。

ロンゴバルド王国は現在の東ヨーロッパにあるローマ統治地区パンノニアのゲルマン人が、北イタリアからハンガリーにかけて築いた大きな王国で、パヴィーア(写真)を首都にしていた。この研究ではロンゴバルド王国の両端に位置する、ハンガリーのソラッドと北イタリアのトリノに近いコルレーニョの2箇所に残る、王国成立初期のゲルマン人の大きな墳墓を考古学的、ゲノム科学的に調べている。

墓に残る副葬物を調べることで、この墳墓に家族の中心人物から、言って見れば庶子のような家族の中でもあまり尊重されていないメンバーまで、一族として葬られていることがわかる。そして、葬られた本人の重要性に応じて階層的に埋葬されている。今回ゲノム解析から、葬られているメンバーが一つの家族であることがハッキリと確認された。

重要なのは、 考古学的な検証から判断される家族内の序列が、それぞれの個体が引き継いでいるゲルマン系のゲノムの割合で概ね決まっている点だ。こうしてわかってきた序列から脚色を交えて、次のように話を纏めることが出来るだろう。


ロンゴバルド王国成立過程で、侵入したゲルマン民族はラテン系のローマ人を征服し、ラテン系の女性を家族として迎えるようになる。しかし同じ家族でも、多くの場合ラテン系の血を多く受け継ぐ家族は差別されていることが、副葬品の有無や墓の中心からの距離などからわかる。なかには特に愛されたのか、ラテン系の女性とその子供の中には副葬品と共に葬られている例外も存在する(愛は民族を超える!)。

ゲルマンとラテンの融合は、時間をかけて進んでいく。ソラッドでは中心部に埋葬される男性のほとんどがゲルマン系で、ラテン系は女性に多いことから、まさにゲルマンがラテンを征服した過程が、家族内にそのまま反映されている。一方コルレーニョになると、よりゲノムレベルでの多様性が増している。ストロンチウムの同位体を使って、葬られたメンバーがその土地で一生を過ごしたのか、他の土地からやってきたのかを調べることができるが、ソラッドではラテン系もゲルマン系もゲノムに関わらずこの土地で育ったのではなく移動してきた人たちだ。すなわち王国成立初期に、ゲルマンの戦士の家族がラテン系のメンバーを融合しながら、ソラッドに移動してきたことを示している。一方コルレーニョでは、ラテン系のゲノムを持つメンバーはほとんどコルレーニョ育ちの人たちだ。またゲルマン系も、世代が進むとコルレーニョ育ちであることが確認できる。すなわち、この地域ではゲルマン戦士家族の定着が進む過程を見ることが出来る。

私なりにだいぶ脚色してしまったが、考古学、アイソトープによる生活圏測定、そしてゲノムの各解析が見事に一致したエキサイティングな研究だと思う。そして何よりも書かれた歴史が存在する有史時代でも、ゲノムも加えた総合的研究が今後ますます重要であることがわかる。これまでのように、遺物の解析からあとはすぐ想像の世界に入るのではなく、より厳密な考証が可能になってきた。

文理融合の掛け声倒れの我が国を残して、世界の歴史学は随分先に行ってしまった気がする。
https://news.yahoo.co.jp/byline/nishikawashinichi/20180927-00098231/

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次の記事はいい加減な話なのですが、面白かったので一応転記しておきます:


2018年08月20日
アーリア人による侵略の歴史と現在〜混血で同化回路が失われる〜
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


アーリア人とは、西洋人の祖先、広くはインド・ヨーロッパ語族の民族に共通する祖先と言われている古代の種族で、世界史の教科書では、インダス文明に侵略し滅ぼした民族と記されていることもしばしば。

アーリア人は超古代にエジプト→メソポタミア→インダス→中国と侵略を重ねそこで他民族と混血していった。それが、言葉の作り、文型が同じとなっている理由として指摘できる。インドヨーロッパ語族も中国語も、みな主語+動詞のSV、SVC、SVOで構成されている。それだけでなく、脳構造も同様になっている。

実は、古代のアーリア人により侵略との相似が、近現代にも起こっている。南北アメリカ大陸では西洋人あるいはスペイン人やポルトガル人が、アジア諸国のタイ・フィリピン・ハワイ・オーストラリアなどではイギリス人が、アーリア人という名前に代わっただけの侵略が繰り返されてきた。

そして今、日本でも同じことが繰り返されようとしている。移民(=観光客招致という触れ込み)で、あらたなるアーリア人による侵入が行われている。


以下、

井口和基氏のブログ
https://quasimoto2.exblog.jp/238706176/

より引用します。(文字の着色は引用者による)


(前略)かつて私がアメリカに留学した頃、仲の良い長身のアマゾネスのような金髪碧眼のアメリカ人女性がいたが、彼女から「あんたは(白人とは)目だけが違う」と言われたのであった。確かに目だけはチンギスハン型の腫れぼったい目というやつだった。モンゴル人の目。

ちなみに西洋人になぜモンゴル人が嫌われるようになったか?については諸説あるが、一番はチンギスハンによる蒙古襲来の記憶。そして、西洋人がキリスト教を信じるようになって、いわゆる「悪魔の目」をその東洋人型の目に描くようになったからである。

万物を見通す目=イルミナティーのシンボルマークは、古代エジプトのイシス神の目、それがホルスの目になり、最終的には悪魔主義者の目、イルミナティーのシンボルマークになったものであるが、もともとは古代エジプトの神々の目から来たわけだ。

ところが、古代エジプトでもアーリア人の侵入の3000年前以前の超古代エジプト人は人種がアジア系、というより、我が国で言えば縄文系に近い人種であった。だから、ルクソールの巨石、カルナック神殿の神々はみな日本人のような体型と顔形をしているわけである。

超古代ミステリー5:世界の謎の碑文は神代文字で読めるのだ!つまり日本語だった!

それがアーリア人の侵入支配の後にはいわゆる西洋人型のクレオパトラのようになった。

ちょうどアメリカ大陸が古代アメリカはアジア人型のネイティブインディアンやインディオが住んでいたが、そこにスペイン人のコルテスやピサロのような残忍な白人が侵入して支配した後では、現地人の顔形がすっかり変わってしまったというのと似ているのである。
同じことはヒマラヤの南、超古代インドでも起こった。西側からアーリア人がインドに侵入した。

これがインドにバラモン(=ブラフマン=金髪碧眼の人=アーリア人)が侵入した。いわゆるアーリア人の侵入という出来事である。3000年前のことである。

その結果、我が国の士農工商のように、カースト制度が生まれたのである。

とまあ、これはわざと士農工商とカースト制度を同列にする戦後の日本の自虐史観で書いたものだが、実際にはこれはまったく違うものであった。

我が国の士農工商はあくまで社会の職業上の区分であって、人種的なものではない。しかしインドのカーストは明確な人種差別のカーストであり、金髪碧眼種のバラモンことBrahman(ブラフマン)が一番上につき、その下にハーフ層。その下に土着人。そして一番下が最下層の貧困層というものである。

バラモン教というは単に当時のバラモン層が持ち込んだアーリア人の悪魔教(=拝火教)がベースになった。だから、悪魔教じゃだめだということで、バラモンからブッダが登場したのである。

中世近代になり、これと同じことが北中南米のインディオ支配で全く同じことが繰り返され、南米ではインドのカーストと同じことが今現在も残っているのである。アメリカもすでにそうなっているし、オーストラリアやニュージーランドは人種殺戮で原住民がまったく少なくなって絶滅危惧種になった。オーストラリア人となったアングロサクソン人が、現地人をハンチングで人間狩りを行ったからである。
ヒマラヤの北の中央アジアでもいわゆるトルコ経由、ウィグル経由で、アーリア人が侵入したのである。

これが「秦氏」の祖先であり、金髪碧眼種であった。秦の始皇帝の時代である。中国でも超古代中国と3000年前以降の古代中国とでは人種が全く違うのである。

ちょう古代中国では、日本で言う縄文系のアジア人が古代王朝、夏や殷(=商)を作っていた。殷(いん)は、沖繩や台湾と同相の文化を持つ。一言で言えば、超古代日本人の一派である。だから、その殷が最初にいわゆる「漢字」の祖先を生み出していた。つまり、「殷文字」である。

それが、周の時代にアーリア人の中国への侵入がはじまって、いわゆる「春秋戦国時代」になり、その後に、中国大陸はアーリア人に支配され、いわゆる「秦」(しん)が誕生し、後の「漢(かん)」へと変遷していく。

中国の歴史

ここに中国人化した(つまり、漢字を使う)アーリア人が誕生した。これが「あやひと=アーリア人」=「漢人」である。(「あやひと」については、ブログ1で検索)

KANOという台湾の野球映画があるが、その中で「漢人、萬人、日本人、漢人は力が強く、萬人は足が早い。日本人は守備に長けている」というセリフがあるが、漢人が力が強いというのは、これが原因なのである。

要するに、いわゆる中国人の代名詞である「漢人」というのは、白人種であるアーリア人を祖先に持つ混血アジア人のことである。

3000年前の中国の春秋戦国時代がなぜ起きたか?

これは、我が国において、なぜ戦国時代が起きたか?と非常によく似ているのである。

我が国でも戦国時代には西洋白人種が渡来してきて我が国を乗っ取りを計った。その中で、日本人同士で内部抗争させて有力な部族を殺し合いさせ、弱体化したところで、一気に外人が支配するという古典的手法が用いられた。そう考えるべきなのである。

これはすでに超古代エジプト、超古代インド、超古代中国、中世の南北アメリカ大陸、そして東南アジア、最終的に我が国日本まで続いてきたと見るべきなのである。

中国5000年の歴史というのは真っ赤な嘘で、中国には後半の3000年の歴史しかない。最初の2000年は縄文系のアジア人の時代であり、戦国時代以降の中国人とは体型も顔形も文化も歴史もまったく異なるのである。

中国人は足がすっとしている。

その理由はこれまで椅子とベッドの生活だからだというようなことがいわれたが、それは嘘で、実際には単にもともと西洋人型のコーカソイドの遺伝のせいなのである。だから、いまでも中国人の足には、西洋人同様に内股型やX脚が多いのである。

いまのアラブ人やエジプト人が、アラブ人化エジプト人化したアーリア人だとすれば、いまのインド人はインド人化したアーリア人であり、いまの中国人の漢人は中国人化アジア人化したアーリア人にすぎないのである。

だから、言葉の作り、文型が同じなのである。インドヨーロッパ語族。中国語。みな主語+動詞のSV、SVC、SVO。。。である。

言葉が同じなら、性格や特性もいっしょ。基本的に残虐である。

というわけで、この事実は公然の秘密になっている。

その後、近現代になって似たようなことが、南北アメリカ大陸ではアーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはスペイン、ポルトガルが、アジア諸国のタイ、フィリピン、ハワイ、オーストラリアなどでは、アーリア人という名前ではなく、西洋人、あるいはイギリス人という名前に変わって行われたにすぎないのである。

そしていままさに我が国で再び同じことが繰り返されそうとしている。観光客招致という触れ込みで、あらたなるアーリア人侵入が繰り返されるのである。


アーリア人は、3200〜3500年前に突如、中央アジアに登場したと言われており、出自が不明とされている。引用元では火星から来たエイリアンではないか、とも記されており、謎が多い。


(前略)歴史をよく紐解けば、約3000年ほど前、正確には3200年ほど前から3500年ほど前に突然中央アジア、ヒマラヤの北西部にアーリア人と呼ばれる人種が登場した。あるいは、もっと西の中近東のいわゆるシュメール文明の地にアーリア人が登場した。

アーリア人とシュメールの神話のニビルの神々とは非常によく似ているのである。Aryanアーリアンと英語のAlienエイリアン(=外人=異国人)とはほぼ同じ語源と見てよいだろう。なぜなら、古代ではrとlの区別やyとiの区別やbとVの区別はなかったからである。

Y遺伝子のハプロタイプ研究ではこのことははっきりでていて、A, B, C, D, E, F,…, O, P, Q, R,ときて、西洋人はRである。一方縄文系日本人がCおよびDである。チャイナ人やコリア人はOである。不思議なことに米インディアンはQである。つまり、フィンランドのラップ人=金髪碧眼のアジア人はおそらくPやQであり、その一派が北米に渡ったのだろう。

人類の「Y染色体」ハプログループ分布と「シッチンの人類創世説」に矛盾があるか?

ところで、一般の標準理論では、北南米のインディアンのルーツはアジアから渡ったと考えられているが、ハプロタイプを自然にみれば、北欧の原住民はラップ人のようなアジア系だったわけだから、古代の縄文系のアジア人が西へグリーンランド経由で渡ったと考えたほうが理にかなっている。場所が近いし、渡りやすい。遺伝子的にもすでにラップ人として北欧にPで住んでいて、それがQに変わったと見るほうが自然なのである。アジアはOだから、O→P→Qと行くには時間がかかる。
そんなわけで、やはりこの地球史を見る場合には、「アーリア人」というものを研究しないとまったく真実が見えないのである。それがわからないと、なぜヒトラーがあれほどまでに「アーリア人」にこだわったのかの理屈も理解不能なのである。


アーリア人とは何者か?

我が国では西洋人の祖先、金髪碧眼の先祖程度、あるいは、北欧バイキングの先祖、白人西洋人のご先祖さま程度にしか理解されていないのかもしれないが、それでは本当の地球の歴史は理解出来ない。また、いま我が国でリアルタイムに起きていることの意味が理解出来ないに違いない。


さらに興味深い考察として、混血によって脳構造も変わるという分析がなされてある。これにより日本人が持つ「情緒」=同化たらしめる共認原回路が失われるというのだ。


(前略)外人さんと混血すると脳が日本人脳ではなくなり、いわゆる最大の日本人の特徴である「情緒」が理解できなくなるのである。

なぜか?

これはまだほとんど研究されていないが、というのも、脳科学そのもののリーダーが西洋白人だから、理解不能だし、モティベーションが日本人とは別になるからなのだが、人間の特性は前頭葉ではなく、頭頂葉から後頭葉にあるのである。

前頭葉は物事の処理系であって、人間性の発露ではなかったのだ。

対談 小原實晃・横山賢二 第2部 「心の構造と大脳」

ところがいまだ西洋医学や西洋(=白人種)の生物学や脳科学では、前頭前野に人間性の発露があるという認識にすぎない。

しかし、前頭前野はいわゆる知性、知能、知的処理、こういう「知」に関する部分であって、これは自我、自己、自意識の発露の場にすぎない。

この意味では普通の動物にもある。

しかし、人としての共感とか、日本人がいう「情緒」というようなものは前頭前野や前頭葉には存在しない。

だ・か・ら

だから、西洋語には「情緒」という概念がない。存在しないのである。

日本語の「情緒」を英語に翻訳するとemotionになってしまう。しかし、emotionは情熱とか感情という意味になり、我々日本人が感じる「情緒」とはまったく異質のものになる。

感情=喜怒哀楽なら猿にも動物にもある。人間特有のものではない。

人間特有なものが「情緒」なのだが、それがアーリア人には存在しない。

3000年前から存在せず、いま現代も存在しない。

ということは、そういうことを認知する機能が存在しないということになるわけですナ。

つまり、彼らの脳にはそういう機能がないから認知できず、したがってそういう言葉も概念も生まれなかった。

とまあ、そういう結論になるわけだ。
この情緒は頭頂葉の作用なのである。この頭頂葉のもっともよく発達した人種民族が我々日本人である。

西洋人の頭蓋骨は上下がぺちゃんこだが前後に長い。前頭前野はよく発達しているから自己中になる。分析力は有る。また、後頭部も発達しているから、運動能力も高い。

しかし頭頂葉がまったく発達していないから、彼らには情緒が理解できない。だから、いわゆるスピリチュアルの人が生まれにくい。

それに対して、日本人の場合は頭頂葉が発達しているから、前頭葉があまり発達していなくて分析力は弱かったとしても、情緒を理解する。したがって、日本人は生まれながらのスピリチュアルの人が非常に多い。

その差が現在において同じ高度先進国でありながら、社会の雰囲気がここまで違ってきた理由なのである。

(中略)

虫の泣き声など少しも気にせず、虫を残酷に潰して殺す。そんな白人の子供はハワイにはわんさかいる。そういう人間になるわけである。

まあ、それから教育を受けて、徐々にまともな人間に変わる場合があるが、基本はいっしょである。ユダヤであろうが、クリスチャンであろうが、イスラムであろうが、ヒンドゥーであろうが、仏教であろうが、その点はまったく同じである。

日本人はつねに最初は相手の気持ちに立って考えようとするが、白人脳はそういうことはありえない。四六時中自分が主である。(後略)

以前のエントリーでも触れているが、上記引用を含めて考えると、移民→混血による日本の弱体化とは、脳構造つまり意識構造をも変えてくということ。本源の人類が持っていた共認機能の基底部にある同化回路が失われることを意味する。
http://blog.nihon-syakai.net/blog/2018/08/7976.html


http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/736.html#c6

[国際24] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドな…:自然板リンク お天道様はお見通し
7. 中川隆[-13796] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:26:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22036]

白人が他民族を征服した場合は美女だけ残して、不細工な女、35歳以上の女と男は全員殺す.
魔女狩りでもいい女だけ残してブスは全員殺した.

これを1万年の間 毎日毎日繰り返して やっと今の美しい金髪碧眼の白人ができたんですね.

RK: 彼らのやり方は、少数によって大多数の人々を管理して富を独占する。
  そのやり口を見ていると、まるで人間を家畜と考えていて、
  ある意味非常に効率的に管理支配していますね。

BEN:ここが農耕民族である日本人には理解しにくいところで、
  彼らの発想は非常に遊牧民的というか、非常に残酷なのです。

  それはユダヤ人の割礼なんかもそうですが、
  乳牛でもちょっとでも乳の出が悪いとすぐ殺処分するし、
  主人の言うことを聞かない暴れるオスだと、すぐに断種して
  睾丸を抜いてしまうんです。

  だけどこれが農耕民族だと、牛や馬は家族扱いにして大切にする。
  彼ら動物は田畑を耕したり、荷物を運んだりする使役動物だから、
  日本の昭和初期頃までは家の中で大切に飼って、
  潰して食用にすることもあまりなかった。それだけ感覚がまったく違うわけです。

  事実、遊牧民たちは農耕民族のことを、草を食べる
  あるいは穀物と言い換えてもいいのですが、
  羊人(Sheeple シープル)と呼んでいます。

  その羊人である農耕民族を管理するために「羊飼い」としての一神教
  (キリスト教やユダヤ教)があり、その神を動かすことで
  全体を支配するという考えです。

  これまでもその発想でずっと世界を支配してきたのです。

  ですから支配者たちから見ればその他大勢の庶民は同じ人間ではなく、
  「羊人」という家畜にすぎません。

  だから増えて管理が面倒になれば「間引こう」となるし、
  劣等な種族は断種して子孫を作らせないようにする。

  家畜を使って利益を得れば、当然のように牧場主がすべてを奪い取る。

  文句を言えば餌を減らし、ムチで叩いて大人しくさせる。

  このようにして食料と軍事力で世界を管理・コントロールしている連中が
  存在しているのです。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-a3d1.html

http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/736.html#c7

[リバイバル3] 株で儲ける方法教えてあげる(こっそり) 新スレ 中川隆
150. 中川隆[-13801] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:37:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

平野憲一の株のお話 2018.12.12 日


 景気後退懸念で低下している長期金利の影響で、金融株が引き続き弱い動きですが、2008年9月のリーマンショックから9か月後の2009年6月に底を打った米国景気は、この11月で113カ月の連続拡大となりました。これが来年7月まで続くと、過去最長だった1991年3月から2001年3月までの120カ月を抜きます。

 当時は2000年8月がNY株の高値でしたので、株の先見力は7か月と言う事になります。

今回の相場のダウの高値(史上最高値)は10月3日の2万6828.39ドルですから、これでピークアウトしていたとしたら、7カ月の先見性を適用すると来年4月に米景気は後退期に入る事になります。しかし昨日のダウは、まだ高値から9.17%しか下がっていません。

20%でピークアウト決定、12%でその方向への確率が高まると言われていますので、ここに注目しておくべきですが「まだ」です。

 金利からは長短逆イールド(まだなっていません)から18か月後が景気後退のタイミングと言われます。

とにかく上記のごとく長期間の景気拡大の最中ですが、ピークを打つ時が「もうか、まだか」の領域に入っている事は間違いありません。但し、この領域の時間軸が、数か月か場合によってはそれ以上かも知れません。株式投資にとって、売りでも買いでも最も面白い時です。
http://kasset.blog.fc2.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/822.html#c150

[リバイバル3] 株で損した理由教えてあげる 新スレ 中川隆
133. 中川隆[-13800] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:38:20 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

平野憲一の株のお話 2018.12.12 日


 景気後退懸念で低下している長期金利の影響で、金融株が引き続き弱い動きですが、2008年9月のリーマンショックから9か月後の2009年6月に底を打った米国景気は、この11月で113カ月の連続拡大となりました。これが来年7月まで続くと、過去最長だった1991年3月から2001年3月までの120カ月を抜きます。

 当時は2000年8月がNY株の高値でしたので、株の先見力は7か月と言う事になります。

今回の相場のダウの高値(史上最高値)は10月3日の2万6828.39ドルですから、これでピークアウトしていたとしたら、7カ月の先見性を適用すると来年4月に米景気は後退期に入る事になります。しかし昨日のダウは、まだ高値から9.17%しか下がっていません。

20%でピークアウト決定、12%でその方向への確率が高まると言われていますので、ここに注目しておくべきですが「まだ」です。

 金利からは長短逆イールド(まだなっていません)から18か月後が景気後退のタイミングと言われます。

とにかく上記のごとく長期間の景気拡大の最中ですが、ピークを打つ時が「もうか、まだか」の領域に入っている事は間違いありません。但し、この領域の時間軸が、数か月か場合によってはそれ以上かも知れません。株式投資にとって、売りでも買いでも最も面白い時です。
http://kasset.blog.fc2.com/
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/823.html#c133

[昼休み54] ゴーン逮捕で仏マクロンの謀略を潰した日本政府 中川隆
100. 中川隆[-13799] koaQ7Jey 2018年12月12日 08:50:25 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]
日産ゴーン氏、検察による再逮捕・勾留延長はなんの問題もない…「実刑」が濃厚
https://biz-journal.jp/2018/12/post_25892.html
2018.12.11 文=編集部、協力=山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士 Business Journal


カルロス・ゴーン容疑者(写真:ロイター/アフロ)


 10日、日産自動車元会長のカルロス・ゴーン氏が再逮捕され、東京地裁は同日、ゴーン氏に10日間の勾留を認める決定をした。今回の再逮捕の容疑は「直近3年分の有価証券報告書の虚偽記載」だが、先月19日に逮捕された際の容疑は「2011年3月期〜15年3月期の有価証券報告書の虚偽記載」であり、逮捕事実は同じで期間だけが異なる点について、身柄拘束の適法性を疑問視する指摘も出ている。

 さらには、「役員の報酬」についての虚偽記載が、金融商品取引法が定める「重大事項の虚偽記載」に該当するのかは微妙であり、検察がゴーン氏を有罪に持ち込めない可能性も指摘されている。

 また、ゴーン氏の不正を暴いた側である日産の西川廣人社長が、ゴーン氏の退任後に報酬を払う旨を定めた文書に署名していたことが判明し、西川社長の責任を問う声も出ている。そもそも西川社長は2017年からCEOを務めており、会社として虚偽の有価証券報告書を提出していた最終責任は西川社長にあり、西川社長が逮捕される可能性も指摘され始めている。

 そこで今回、弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士の山岸純氏に解説してもらった。

■山岸弁護士の解説

 一つの罪に対しては、1回しか逮捕・勾留ができません。これを「一罪一逮捕の原則」といいます。

 では、「一つの罪」とは何ですか? ということになりますが、殺人事件だとわかりやすいと思います。「殺人罪」という犯罪は「人の命」というものを法律によって守るべき利益(法益)としていますので、殺人罪の数も「人の命」ごとに成立します。とすると、Aを殺した場合には、「Aに対する罪(殺人罪)」という「一つの罪」が成立しますので、これに対する逮捕は1回しかできません。AとBを殺した場合、「Aに対する罪(殺人罪)」と「Bに対する罪(殺人罪)」が成立するので、それぞれ1回ずつ、合計2回逮捕することができます。

 要するに、逮捕・勾留によって最大「23日間」、身柄を拘束して取調べができるので、2つの罪を同時に逮捕して「23日間」とせずに、あえて2回に分けて逮捕したほうが身柄を拘束して取調べができる期間が2倍になるということです。

 さて、今回の場合ですが、「有価証券報告書の虚偽記載」は1個の虚偽記載で1個の犯罪が成立すると考えるのであれば(実際そうです)、有価証券報告書は年に1回提出するので、「2017年の虚偽記載罪」「2016年の虚偽記載罪」「2015年の虚偽記載罪」といったように犯罪が成立することになります。とすれば、「逮捕事実は同じで期間だけが異なるという」とはいっても、罪が違うことから、今回の再逮捕もなんの問題もありません。

 なお、この話は過去の司法試験にも出題されるほど問題視されていることなので、学者さんによっては「けしからん!」と憤る方もいらっしゃるかもしれませんが、やりすぎ、狡猾、卑怯かどうかはともかくとして法律上は違法ではありません。

 次に、「西川社長が今後逮捕される可能性もある」かどうかですが、確かに「会社として虚偽の有価証券報告書を提出していた最終責任者は西川社長」であることは事実ですが、中小企業なら社長は会社の中で起きていることすべてを知っているでしょうが、日産のような巨大企業において、すべての書類に対し目を通して実質的な決裁をしているとは考えられません(形式的には決裁はしているでしょうが)。

 とすると、「虚偽記載」について、将来の裁判において検察側が西川社長の故意を立証することは難しいでしょう。というわけで、西川氏の逮捕・起訴はないと思われます。

 最後に、特別背任罪についてですが、日産内の捜査はほとんど終わっている状況と考えられるので、今の時点で話に出てこないということは、特別背任罪での立件は考えていないのかもしれません(立件が難しいから)。

 もっとも、今後、マスコミで騒がれているように、「役員の報酬」についての虚偽記載が、はたして「重大事項の虚偽記載」なのかどうかという点は、確かに争点となります。

 頭のいい検察ですから、あえて争点となるような罪で先行して逮捕したのは、ひょっとすると、これを“別件”として身柄を確保し、その取調べ中に特別背任なども捜査するという、お決まりの手法なのかもしれません。

 とはいえ、私は、最終的にはやはり脱税の点で挙げられる(逮捕・起訴)と思います。

 古今東西、悪いことをしているのは確実なのに、証拠の点でどうしても挙げられないときは、例えばアル・カポネなんかも、最後には脱税で挙げられているのです。

 有価証券報告書の虚偽記載は重罪です。これにあわせて脱税も重なれば、実刑が言い渡される可能性はとても高いと思われます。

(文=編集部、協力=山岸純/弁護士法人ALG&Associates執行役員・弁護士)

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/323.html#c100

[近代史02] 釈迦の悟りとは何であったのか? 富山誠
78. 中川隆[-13798] koaQ7Jey 2018年12月12日 09:00:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

記憶の脳回路痕跡 マウスでついに発見! 平成26年3月17日

東京大学大学院薬学系研究科


1.発表者:
池谷裕二(東京大学大学院薬学系研究科 薬学専攻 准教授)

2.発表のポイント:

  ◆ニューロン(神経細胞)で抑制性シグナルに打ち勝つほどの大きな興奮性シグナルが受け取られることにより記憶は思い出される(再生される)ことが分かりました。

  ◆学習後のマウスの脳スライス標本を調べることで、記憶の痕跡がニューロン間の信号伝達の増強により脳回路に保存されていることを発見しました。

  ◆記憶が脳内でどのようにしてできるのかを理解することで、逆に、記憶ができない疾患ではどのような問題が生じているのかを解明でき、認知症治療の糸口を探ることができます。

3.発表概要:

 東京大学 大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授らの研究グループは、脳回路の中の記憶にかかわるニューロンで、興奮性シグナルが増強することが、記憶痕跡の実態であることを証明しました。

 一度つくられた記憶は、その後ノンレム睡眠(注1)時に脳内で再生(リプレイ、注2)されることが知られています。しかし、どのような形で記憶痕跡が脳回路に埋め込まれ、脳がどのようにしてその記憶痕跡を再び取り出し再生するかは、いまだに知られていませんでした。

 池谷准教授らは、記憶にかかわったニューロンを、そうでないニューロンとは区別できる特殊な遺伝子改変マウスの標本を用いて、記憶に関わったニューロンが優先的に活動しやすくなることで記憶の再生が起こることを示しました。これまで、脳回路ではニューロンの興奮(アクセル)と抑制(ブレーキ)は広くバランスが取れていることが常識でした。しかし、記憶にかかわったニューロンは抑制性シグナルに打ち勝つほどの大きな興奮性シグナルを受け取ることで、記憶を再生させることが明らかになりました。さらに記憶は「LTP(注3)」によって脳回路に保存されていることも証明しました。

 本研究成果により、脳が極めて精細な興奮性調節に基づいて記憶を再生するという画期的な発見がもたらされ、記憶のメカニズムの解明に向けた大きな研究の進展が得られました。これは、脳が記憶を再生する仕組みに関するデカルト以来350年の謎を解決したのみならず(附論参照)、今後、認知症など記憶ができない疾患ではどのような問題が生じているのかを解明する手がかりとなることが期待されます。

 本研究成果は、2014年3月16日(米国時間)発行の米国科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」オンライン版に掲載されます。


4.発表内容: 

 <研究の背景と経緯>

脳は神経細胞(ニューロン)の集まりです。しかし、単にニューロンを集めれば脳が機能するわけではありません。どう集まるか、つまり、どう回路を作るかが重要です。「脳回路」に着目した研究は、必要であることは以前より認知されていたものの、過去ほとんど行われていませんでした。それは、これまで適切な実験手法がなかったためです。東京大学 大学院薬学系研究科の池谷裕二准教授らは「多ニューロン画像法(注4)」を開発し、改良することで、どのような形で記憶痕跡が脳回路に埋め込まれ、脳がどのようにしてその記憶痕跡を再び取り出し再生するかという難題に挑みました。

「夢見る」脳スライス標本の発見

今回の研究成果に至った秘訣は「夢見る脳スライス」の発見にあります。記憶するときに活動したニューロンを、人工的に活性化させると強制的に記憶が思い出されることが、2年前に利根川進らの研究によって明らかにされています(Nature 484:381-385, 2012)。この事実は、記憶に関わったニューロンそのものが「記憶痕跡」であることを意味しています。一方、現実の脳は、この記憶痕跡を(人工的な刺激でなく)自然に再生(リプレイ)します。そして、近年の研究により記憶痕跡の再生は「鋭波(注5)」に現れていると考えられています。

 「鋭波」はノンレム睡眠中によく観察される脳波の一種で、記憶や学習を司る脳部位である海馬においても観察されることが古くから知られています。また「鋭波」は、一度つくられた記憶を脳回路に定着させるために重要な働きを担っていると考えられています。興味深いことに、「鋭波」が発生している時には、一度つくられた記憶が脳内でリプレイされていることが近年の研究で明らかになってきました。しかしながら、脳にどのような形で記憶痕跡が残り、どのような仕組みで一度たくわえた記憶痕跡を再び取り出し、記憶をリプレイすることができるのかについては明らかではありませんでした。

 記憶をリプレイする仕組みを明らかにするためには、記憶にかかわったニューロンと、そうでない大多数のニューロンとを区別する必要があります。従来のような固定された脳標本を観察する手法では、記憶のリプレイのような“生きたままの動物の脳”で起こる現象について明らかにすることは不可能でした。そこで今回、記憶にかかわったニューロンを蛍光タンパク質で生きたまま標識し、その後にマウスから海馬を取り出し、スライス標本にしたところ、このスライス標本は「鋭波」を自然に生じていることがわかりました。つまり、取り出された海馬は、自然と「睡眠中」の状態になるのです。

  さらに重要なことに、眠っている海馬のスライス標本が「鋭波」を発生している最中に、記憶に関わったニューロンが活性化されていたのです。つまり、かつてマウスの頭の中にあった頃の記憶を、海馬のスライス標本になっても、リプレイさせる(≒夢見る)ことができるというわけです。この「夢見る脳スライス」の発見を弾みとして、「では一体、何がこの記憶のリプレイを引き起こしているのか」「記憶に関わるニューロンと関わっていないニューロンとでは何が異なるのか」という重要な問いを追求できるようになり、本研究の布石となりました。

<研究方法と発見の内容>

 記憶にかかわったニューロンを標識できるArc-dVenusマウス(注6)からスライス標本を作製し、「鋭波」が発生しているときの、ニューロンの活動を観察しました。記憶にかかわったニューロンとそうでないニューロンを区別しながら活動を観察するために、独自に開発した特殊なカルシウム蛍光指示薬「CaSiR-1」を用いて、カルシウムイメージングを行いました。すると、記憶にかかわったニューロンのほうが、そうでないニューロンに比べて、「鋭波」が発生しているときに活動しやすくなっていることが判明しました。これは、「鋭波」が発生しているときには、まさに記憶のリプレイが起こっていることを意味しています。この記憶のリプレイ現象はLTPの維持過程を阻害することで観察されなくなりました(注7)。以上の結果から記憶は、LTPによって痕跡として脳回路に保存されることで、リプレイされることが示唆されました。

  この記憶のリプレイがどうして起こるのかをさらに詳細に調べるために、ひとつひとつのニューロンからパッチクランプ記録(注8)を行い、ニューロンに入ってくる興奮性シグナル、および抑制性シグナルをそれぞれ詳細に観察しました。この観察により、記憶のリプレイに関係するニューロンでは、興奮性シグナルと抑制性シグナルのバランスが興奮性側にシフトしていることが判明しました。さらに、ニューロンに人工的なシグナルを注入し、「鋭波」が起こっている際の神経活動のシミュレーションを行うと、興奮・抑制のバランスが興奮性側にシフトしているシグナルを受けることこそが、ニューロンの活動を再現良く引き起こすことができることも明らかになりました。

  そこで、興奮・抑制のバランスがどのような仕組みでつくられるのかについて、さらに詳細に調べたところ、ひとつひとつのニューロンはバラエティ豊かな、個性的な興奮性シグナルを受け取る一方で、それぞれのニューロンが受け取る抑制性シグナルは均一であり、脳回路内の興奮性シグナルの平均レベルを反映することが判明しました。この均一な抑制性シグナルの由来として、抑制性介在ニューロンの一種であるパルバルブミン陽性インターニューロン(注9)に着目し、その活動を観察したところ、パルバルブミン陽性インターニューロンは、脳回路内の興奮性シグナルを網羅的に受け取り、興奮性レベルを検知してそれに合わせた出力を行うことで、まわりのニューロンに均一な抑制性シグナルを送っていることが示唆されました。

 今回の実験結果から、以下のような流れで記憶が再生されると示唆されます(図1も参照ください)。記憶がつくられる時に活動したニューロンではLTPが起こり、上流のニューロン集団との結合性が高まります。そのため記憶にかかわったニューロンは平均よりも大きな興奮性入力を受けます。次に、パルバルブミン陽性インターニューロンは脳回路全体に入ってくる興奮性シグナルを網羅的に受け取ることで、脳回路全体の興奮性レベルを検知します。そのレベルに応じた発火活動を行うことで、近傍にあるニューロンに一様に抑制シグナルを送ります。このような多様性に富んだ興奮性シグナルと、一様な抑制性シグナルの組み合わせにより、記憶にかかわった一部のニューロンのみが活動することができ、記憶がリプレイされるという仕組みです。つまり記憶痕跡とは「抑制に打ち勝つことのできるほどの興奮をうみだすシナプス増強」であることが示唆されます。


<今後の展開>

 本研究では、興奮性シグナルが抑制性シグナルに打ち勝つことができるようになることこそが記憶のリプレイを支える仕組みであることが明らかになりました。この発見は、脳回路は記憶をリプレイするために、興奮・抑制のバランスを適切に調節できるようにきわめて巧妙に配線されていることを示しています。脳回路の興奮・抑制バランスの精密な調節は記憶・学習能に関わる基本的な生理メカニズムであると示唆されます。

 記憶の痕跡はLTPとして脳回路に保存されている一方で、刻まれた記憶が正確にリプレイされるためには抑制性ニューロンによる脳回路の興奮性シグナルの調節が重要であると示唆されます。これは、従来はあまり注目されてこなかった抑制性ニューロンが記憶障害の新たな治療の標的となりうる可能性を高めるものです。今後は、認知症、統合失調症、うつ病など、記憶の変調を伴う疾患において、興奮・抑制のバランスがどのように変化しているかを観察していく新たなアプローチが、精神神経疾患の病態に有益な解釈をもたらすと期待されます。

5.発表雑誌:
雑誌名:Nature Neuroscience(ネイチャー・ニューロサイエンス)
論文タイトル:Unbalanced excitability underlies offline reactivation of behaviorally activated neurons (アンバランスな興奮性が記憶痕跡をかたちづくる)
著者:Mika Mizunuma, Hiroaki Norimoto, Kentaro Tao, Takahiro Egawa, Kenjiro Hanaoka, Tetsuya Sakaguchi, Hiroyuki Hioki, Takeshi Kaneko, Shun Yamaguchi, Tetsuo Nagano, Norio Matsuki, Yuji Ikegaya*


7.用語解説: 

(注1)ノンレム睡眠:睡眠には主に2つの状態が交互に現れることが知られており、そのうちの一つ。急速な眼球運動や覚醒時と同じような脳波を示すレム睡眠ではない、睡眠状態を指します。

(注2)リプレイ:
記憶学習時の神経細胞集団の発火活動パターンが、後に圧縮再生される現象。

(注3)LTP(Long-term potentiation):長期にわたり、ニューロンからニューロンへ信号が伝達しやすくなる現象を指します。ニューロン間の接合部位(シナプス)が示す可塑性の一種であり、記憶の素過程と考えられています。長期増強とも呼びます。

(注4)多ニューロン画像法:従来の電気生理学的な手法とは異なり、カルシウム蛍光色素を用いることで、同時に多数のニューロンから発火活動を記録する方法。ここでは200個以上のニューロンから一斉に記録を行っています。

(注5)鋭波:
ノンレム睡眠時や静止覚醒時に海馬でよく観察される脳波。周波数が5-30Hzほどの鋭波には、約200Hzのリップル波が重なってあらわれます。鋭波の発生時に記憶がリプレイされることは記憶の固定化に重要な役割を果たしていると考えられています。

(注6)Arc-dVenusマウス:
Arcプロモーターの下流にdVenus配列を配置した遺伝子改変マウス。Arcは最初期遺伝子の一種で、神経活動依存的に発現する。dVenusは改変型GFPであるVenusに不安定領域を付加し、分解性を高めたもの。このマウスでは、活動したニューロンがその後数時間にわたってdVenusを発現します。

(注7)この記憶のリプレイ現象はLTPの維持過程を阻害することで観察されなくなりました:
本研究では、LTPの維持過程を阻害するペプチドZIP(zeta inhibitory peptide)を用いました。ZIPは一度起こったLTPを元に戻してしまう働きを持つことが知られています。

(注8)パッチクランプ記録:
先端に細孔の空いたガラス製の微細電極の先端部分に、特定の細胞の細胞膜を顕微鏡下で実験的に貼り付け電位差や伝導性などの電気的特性を調べる手法。
(注9)パルバルブミン陽性インターニューロン:
カルシウム結合タンパク質パルバルブミンを発現する抑制性介在ニューロン。鋭波発生時に活動率が上昇することが既に知られています。抑制性介在ニューロンは抑制性伝達物質GABAを放出して、興奮性ニューロンに抑制性シグナルを送ります。

8.添付資料:

20140317_01

図1:記憶のリプレイの仕組み
記憶にかかわったニューロン(緑)は、LTPにより平均よりも大きな興奮性シグナルを受け取る。そのため、回路の活動レベルを検知したパルバルブミン(PV)陽性インターニューロンから送られる抑制性シグナルに打ち勝つことができる。またLTPによる興奮性シグナルの増強こそが記憶の痕跡をかたちづくる。


附論:なぜデカルト以来なのか

デカルトは近代的な思弁アプローチにもとづいて脳の動作原理を正確に射抜いた最初の哲学者です。1649年に著した『情念論』でデカルトは、記憶のメカニズムについて考察し、次のように記しています。


心が或る事柄を想起しようと欲した場合、(中略)、思い出そうとする対象が残した痕跡の存在する箇所に出会うまで、脳の各所に精気を押し流すのである。けだしこの痕跡とはかつて問題の対象が現れたために精気がそこから流れ出した脳気孔にほかならず、その結果、この痕跡は精気が到達した場合、ふたたび同様にして開くことが、他の気孔と比べてはるかにたやすくなっているのである。したがってこの気孔に出会った精気は、(中略)、この対象こそ心の思い出そうとしていた物であることを心に教えるのである。

当時、シナプスはおろか神経細胞すら発見されていなかったため、このような難解な文章になったと思われます。そこで、「精気」を「活動電位」に、「気孔」を「シナプス」に読みかえると、以下のようになります。


ある事柄を思いだそうとしたとき、脳にたくえられた過去の記憶(痕跡)を探すために、脳の各所に活動電位を送りこむ。痕跡とは、過去に活動電位が通過したシナプスのことで、その結果として、次に活動電位が到達したとき、このシナプスが活動することが、はるかにたやすくなっている。したがって、このシナプスにたくわえられた記憶こそが、いままさに思いだそうとしていた物として想起されるのだ。

太字で示したデカルトの推察こそ、今回の発見した現象そのものです。記憶については、古代ギリシャ以来(アリストテレスなど)、多くの識者が洞察を重ねてきましたが、350年前のデカルトほど本質をついた洞察を示した人はいません。
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/press/p01_260317.html
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html#c78

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
18. 中川隆[-13797] koaQ7Jey 2018年12月12日 09:29:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

ハクジンの作り方

ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。
自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。
この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。

アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。
女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。

強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。

男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。


彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。

彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。

私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。
一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)
また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。


さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)

そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。
ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。
あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。

話をもとのもどすと、そのアボリジニー女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。
むなしいだけなのに。

マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。

どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html



▲△▽▼

『マンディンゴ』(Mandingo)1975年 パラマウント 無料動画
http://video.fc2.com/content/20131111yJCCUMgm/&tk=T0Rnek16azBOREE9
http://yume551.com/foreignfilm/4750.html

監督 リチャード・フライシャー

キャスト

ジェームズ・メイソン・・・マクスウェル
スーザン・ジョージ・・・ブランチ
ケン・ノートン・・・ミード
ペリー・キング ・・・ハモンド
ブレンダ・サイクス(英語版)・・・エレン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4

『マンディンゴ』(1975)アメリカのタブー“奴隷牧場”を暴いた問題作!『ルーツ』の裏側を知れ!
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

 60年代後半から70年代中盤にかけてのアメリカ映画界で、『トラ・トラ・トラ!』で知られるリチャード・フライシャー監督が撮った問題作はふたつほどあり、一本はつい先日、記事にした『絞殺魔』であり、もうひとつが1975年公開の『マンディンゴ』です。

 ハリウッド映画ではメジャーであるパラマウントがジェームス・メイソン(農場主)、ペリー・キング(ハモンド)、スーザン・ジョージ(ブランチ)、そしてケン・ノートンらのしっかりとした俳優陣を使って製作した大作映画ではあります。


 当時は大ヒットしたにもかかわらず、長い間に渡って、DVD化されていなかったのは差別用語と差別発言があまりにも多いので、パラマウントがリリースするのに二の足を踏んでいたからだと言われています。

 ちなみに上のDVDのジャケットではジェームズ・メイソンが黒人の子どものお腹に足を乗せています。理由は持病のリューマチを治すのには自分の足を“動物”のお腹に乗せておくと病気が動物に移るという迷信を信じた彼が奴隷の子供に足を乗せているというシーンから取られています。


 また公開当時から批評家にさんざん叩かれて、見せ物映画のレッテルを貼られてしまったが、歴代最低映画のワースト10にも常にランクインするなどの話題性もあるので、怖いもの見たさもあり、ついにリリースされたということなのでしょうか。

 ただ拝金主義で問題も多いハリウッドではありますが、こういう問題作を隠さずに見る者の判断に委ねるところがわが国とは違います。

 この映画で彼が描いたのはアメリカの超ヒット大河ドラマとして名高い『ルーツ』での欺瞞への反発からだったのでしょうか。それとも映画化するに際し、誰も引き受けなかったために職人監督の彼が手がけただけというのが真相だろうか。


 製作もディノ・デ・ラウレンティスで、彼もネオリアリズムの傑作である『道』『カビリアの夜』やヌーヴェルヴァーグの代表作『気狂いピエロ』に出資するなど、ちょくちょく顔を出してくる独立系名物プロデューサーのひとりでした。


『ルーツ』では放送倫理規制、いわゆるヘイズ・コードで巧妙に隠されてしまい、明らかにせずに避けて通っていたアメリカの恥部である奴隷の歴史の闇のディティールを描いたのが『マンディンゴ』でした。

 『ルーツ』でもクンタキンテの苦難に満ちた壮絶な人生がセンセーショナルに取り上げられ、わが国でも放送されていました。ただこのドラマではキンタ・クンテの家庭の温かさ(キジーの髪の毛を撫でたりする。)だったり、登場人物も良い人の比率が多かったりと綺麗ごとで塗り固められている側面がある。


 しかし物事の本質をえぐり出そうという映画製作姿勢で知られていたフライシャー監督が通り一遍に作品を送り出すわけはない。彼はそういった綺麗ごとを排し、厳しく、そして皮肉たっぷりの映画を製作する。

 この映画のポスターを見れば、それは一目瞭然で、それはまさに『風と共に去りぬ』を笑い飛ばすブラック・ユーモアに満ちているし、彼が何を批判したかったのかが分かる。

 名画と呼ばれる『風と共に去りぬ』はたしかに歴史的に価値のある傑作であり、ハリウッド映画最大のアイコンでもありますが、見る人が見れば、怒りがこみ上げる作品でもあるという証明がこのポスターなのでしょう。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/981/16/N000/000/003/131937623801113214750_mandingo_a0q.jpg


 俺は生まれた この時代に
 
 自由の無い この時代に 自由が欲しくても 手が届かない 

 自分のものは この心だけ そうとも俺のものは心だけ

 幸せがどういうものか 知りもしない 

 分からないよ 誰を責めるべきか
                     『Born in This Time』

 作品中、この哀しい歌詞で歌われるブルース・ナンバーはオープニング、クライマックス前、そしてエンディングの合計3回歌われる。この歌はとても印象的ではあります。ただこの曲よりもモーリス・ジャールが付けたこの映画のサウンドが異様で、のどかな古き良き時代を思い出させるようなクラシック調の調べの数々がとても気持ち悪い。

 おそらく対位法の効果を狙い、見る者にその異様な光景を印象つけようということなのでしょうが、『アルプス一万尺?』をヴァイオリンで弾かせているのに合わせて、手かせと首かせを付けられた奴隷たちを行進させたりするので、長閑な音楽の流れるところには異様なシーンが続いていくことが多い。

 フライシャー監督とディノ・デ・ラウレンティスは人身売買の被害者である黒人奴隷の悲惨さ、しかも奴隷の男女をかけ合わせて、新たな奴隷を作り出す奴隷牧場という悪魔のシステムをはじめて商業映画で暴き出しました。作品は人を人と思わない、傲慢で無知な鬼畜の所業の数々とそういった人種差別をしながら、キリストに祈るという滑稽なほど間抜けな南部白人たちのおぞましきエピソードの連続です。


 黒人をまず人間とは認めていませんので、彼らの面倒を診るのは獣医ということにまずは驚かされる。まるで『ドクター・モローの島』のようです。ドクター・モローも人種差別の寓話として見ていましたので、間接的には奴隷牧場を描いていた作品はあります。

 しかしこの作品では白人たちが真正面から見たくないものと向き合わされる。白人男と黒人女、白人女と黒人男という異人種のあいだの性交(もちろん主導権は白人側が握っている。)が何度も描かれていて、人種差別の滑稽さが浮き彫りになる。

 黒人たちは白人の性欲を処理する道具でしかなく、人格は認められていないのです。そのため父親は白人なのに、奴隷に産ませた子供を平気で奴隷として売りだそうとします。


 また閉鎖的な白人社会内では、つまりキリスト教圏だけではなく、多くの宗教では近親相姦がタブーであるはずなのに、実際には行われている。スーザン・ジョージは実の兄に犯され、処女を奪われる。この兄は変態で、SM趣味を持ち、黒人少女たちを犯すときも後ろ手にして、ベルトを外し、鞭のように叩き続ける。

 当時の倫理観は白人同士にしか通用しなかったようですが、たとえ異人種間の不義密通であろうとも、産まれたばかりの乳児を獣と呼び、父親自らが始末するシーンなどは正視に耐えません。

 さらに父親(ペリー・キング)は自分の蛮行にはまったく良心の呵責も感じていないものの、欲求不満の妻が腹いせにマンディンゴの男(ケン・ノートン)と不義密通した結果、生まれた黒い赤ん坊を殺し、妻を毒殺し、さらに相手であるマンディンゴを釜茹でにし、干草を摘むピッチ・フォークで突き刺して殺害する。


 逃亡した上、白人一家を皆殺しにして反乱を起こした奴隷リーダーに対する見せしめのリンチも描かれていて、ビリー・ホリデイが彼女の代表曲である『奇妙な果実』で歌った状況が映画にも出てきます。これら以外にも、支配者である白人たちの様々な愚劣な恥部を白日の下にさらけ出していく。

 クライマックスのひとつに黒人同士を戦わせて、殺し合いをさせるパンクラチオンのような、現代風に言えば、バーリ・トゥードのような見せ物に白人たちが狂喜するシーンがある。まあ、ケン・ノートンはモハメド・アリとも戦ったことのあるトップ・クラスのボクサーでしたので、彼にとっても見せ場でもあります。

 ただこのシーンも皮肉っぽく見ていくと、ボクシングという世界も黒人同士が殴り合いをするのを白人たちが興奮して楽しむという構図がまったく変わっていないことに気づかされる。


 作品を見ていくと白人のほとんどすべては救いようのない愚か者として描かれ、黒人たちのほうが高い人間性と知性を感じさせてくれる。どちらがレベルが低いかは明らかで、キリスト教も南部では違う解釈で広まったのかと思わせる。

 衝撃度は見せ物映画として悪名高いトッド・ブラウニングの『フリークス 怪物團』よりもある意味、強烈な作品でした。最低映画として語り継がれる『プラン9・フロム・アウタースペース』『ピンク・フラミンゴ』『エアポート80』などと並んでしまうほどの作品なので、アメリカ人はよほど見たくないのでしょう。


 ぼくがこれを見たのは高校生か大学生の頃の夕方のテレビ放送で、ガニメデを処刑するときの釜茹でのシーンなどの衝撃的な内容は今でも記憶に残っています。

 こうした作品を見るといつも思うのですが、最近は差別を回避して隠蔽する傾向が強いので、こういう作品は製作されにくいでしょうし、放送もないでしょう。しかし、こういうことがあったこと、隠蔽しようという意図は常にあることを忘れてはならないと思います。

 ちなみにマンディンゴとはアフリカのマリ帝国に住んでいた黒人種族であり、もっとも力強く美しいとして、非常に高価な値段で取り引きされていたそうです。まるで競馬のサラブレッドや血統書つきのペットを買っているようで、吐き気がします。

 南北戦争でもし南軍が勝利していたならば、という想像をすると かなり恐ろしい。奴隷解放が百年以上も先延ばしになっていたかもしれません。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

マディ・ウォーターズが歌うブルースで始まる『マンディンゴ』はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より40年ほど遡った1820年代のアメリカ南部が舞台です。

農場を経営するマックスウェル(ジェームズ・メイソン)の白いヨーロッパ調の屋敷の前に並べられた黒人奴隷たちを吟味しながら売買するオープニングシーンは
この作品が奴隷制度の真実を扱った映画であることを宣言し、マックスウェルをはじめとした白人たちが黒人奴隷たちを家畜として品定めすることに微塵も疑問に感じていないことを突きつけてきます。

放り投げた木の枝を奴隷に取りに行かせ、その動きで俊敏さを試すくだりはまさに犬扱いです。

かつて日本でも『ルーツ』というアメリカのTVドラマが話題になりある年齢層の日本人にとっては聞き覚えのある「クンタ・キンテ」という主人公の名前は流行語と言っても過言ではないほど知れ渡りましたが

『ルーツ』の評価がいわば『裸足のげん』的な迎え入れ方をされたのに対しその前年に公開された『マンディンゴ』はヒットしたものの、批評家たちからは酷評の嵐だったようです。

それは『ルーツ』が、ある種洗練されて教訓めいているのに対し、『マンディンゴ』は目を覆うような醜い事実をただただ見せつけられ、恥部を刺激されたたことに対するアメリカ白人たちの瞬発的な拒否反応と捉えてよさそうです。

現在では、人種差別は決して許されないものとして表面上は認識されていると思いますが
『マンディンゴ』に登場する白人たちの黒人奴隷に対する振る舞いはあっけらかんとしており、黒人たちを虐待してやろうなどという憎悪すらも持たずまさに家畜やペットを飼い慣らし、愛でるようにして扱っているところが恐ろしいのです。

「マンディンゴ」とは、西アフリカはマリ帝国の血を引くマンディンカ族のことを指し、当時の白人たちにとって「マンディンゴ」は強くて美しい奴隷の血統とされ、高値で売買されていたそうです。

マックスウェルの息子ハモンド(ペリー・キング)が手に入れた「マンディンゴ」のミード(ケン・ノートン)はその腕っ節を見込まれ、白人が奴隷同士の殺し合いを見て楽しむために闘犬のごとく鍛え上げられます。

(ミードに扮するケン・ノートンはあのモハメド・アリを倒したこともある元プロボクサー!)

やがてミードは、自分を特別扱いしてくれるハモンドを慕うようになるのですが、ラストシーンでは「やっぱり、おまえも白人だ!」という言葉を最後に釜茹でにされ、ピッチフォークで突き刺されて死んでしまうのです……

リウマチを患っている農場主マックスウェルがリウマチの毒を足の裏から黒人にうつすことで完治すると信じ、ロッキングチェアに座りながらまるでオットマンのように黒人の子どもの腹に自分の足をのせている映像はおぞましくも象徴的ですが

息子のハモンドも幼少時のケガで片脚に障害を持つことからまともに動くこともできない白人が強靱な肉体を持った黒人たちを支配している理不尽な構図を強調しています。

黒人の子どもをオットマン扱いしていることにはじまり、黒人を診察する医者は獣医だったり、黒人女性はオナホールまがいの扱いで、それどころか子どもを産ませて、産まれた子どもをまた売るという鬼畜ぶり。

ベテラン奴隷(?)の黒人女性いにいたっては24人も子どもを産まされたというから恐ろしい限りです。

このような社会的な問題を提議するような作品には必ずやそこで描かれる世界観に疑問を感じて葛藤する主人公が登場し、観客をメッセージへと導くのですが

『マンディンゴ』で「かろうじて」その役割に該当するのは農場主マックスウェルの息子ハモンドです。

「かろうじて」とつけ加えたのはハモンドは黒人奴隷に対して親和的な情を持ち合わせているものの
根本的には差別に対して無自覚で、ペットに対する一方的な友情や愛情となんら変わりはないと思うからです。

この作品には奴隷の「血統書」まで登場しますから黒人をペットや家畜のように虐げたり、愛したりする登場人物たちを観ていると首輪をつけた犬や猫にわけのわからない服を着させて「かわいい〜」とか言っているペット愛好家たちを思い起こさずにはいられないのです。

黒人を動物扱いしてはいけない……
では、動物は? あいつらは動物だから構わない?

ハモンドは奴隷制度の根本的な不条理に立ち向かうわけでもなくむしろ優柔不断な寛容さを見せ、黒人の赤ちゃんを抱いて、可愛らしいと思いながら何のためらいもなく売り飛ばすこともできるのです。

また、処女信仰のようなくだらない虚栄心にも囚われています。

ハモンドの振る舞いは差別を行使する人間の無自覚さを表し、因果応報の報いを被るしかないように仕立てられています。

作中に見られる、水平軸が傾いた構図が世界観のバランスの欠如を示し、多用される鏡が、スクリーンに映し出される映像とは別にそこで行われている出来事を観客にはね返しているのではないでしょうか。

このような差別が恐ろしくも巧妙なのは

差別する側の思惑とは別に(もしくは思惑通りに)差別されている者どうしが敵対しあうような構造になっていることです。

誰しも、奴隷として扱われて気分がいいわけはありませんが
生きるために現状を甘んじて容認した者と現状をなんとか打破しようとする者の間に生じる軋轢ほど哀しいものはありません。

金銭欲、虐待、嫉妬、姦通、近親相姦……と黒人奴隷問題を訴えるだけに留まらず、人間の業を凝縮したような作品でした。

『マンディンゴ』に描かれているようなことを昔のことだと高をくくらないほうがいいかもしれません。

今でも私たちは、ありもしない下位のカテゴリーを捻出し、相対的に自分が上位にいる状況を作って悦にいるというのはよくあることです。

『マンディンゴ』に登場する白人たちほど あっけらかんと差別することはもはやないでしょうが
むしろそれだからこそ、差別は巧妙に隠されていると言えるかもしれません。
http://nohouz.blog.fc2.com/blog-entry-33.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c18

[環境・自然・天文板6] [特報]ダーウィンの進化論が崩壊 : かつてない大規模な生物種の遺伝子検査により「ヒトを含む地球の生物種の90%以上は… お天道様はお見通し
17. 中川隆[-13796] koaQ7Jey 2018年12月12日 09:29:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

ハクジンの作り方

ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。
自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。
この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。

アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。
女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。

強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。

男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。


彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。

彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。

私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。
一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)
また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。


さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)

そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。
ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。
あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。

話をもとのもどすと、そのアボリジニー女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。
むなしいだけなのに。

マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。

どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html



▲△▽▼

『マンディンゴ』(Mandingo)1975年 パラマウント 無料動画
http://video.fc2.com/content/20131111yJCCUMgm/&tk=T0Rnek16azBOREE9
http://yume551.com/foreignfilm/4750.html

監督 リチャード・フライシャー

キャスト

ジェームズ・メイソン・・・マクスウェル
スーザン・ジョージ・・・ブランチ
ケン・ノートン・・・ミード
ペリー・キング ・・・ハモンド
ブレンダ・サイクス(英語版)・・・エレン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4

『マンディンゴ』(1975)アメリカのタブー“奴隷牧場”を暴いた問題作!『ルーツ』の裏側を知れ!
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

 60年代後半から70年代中盤にかけてのアメリカ映画界で、『トラ・トラ・トラ!』で知られるリチャード・フライシャー監督が撮った問題作はふたつほどあり、一本はつい先日、記事にした『絞殺魔』であり、もうひとつが1975年公開の『マンディンゴ』です。

 ハリウッド映画ではメジャーであるパラマウントがジェームス・メイソン(農場主)、ペリー・キング(ハモンド)、スーザン・ジョージ(ブランチ)、そしてケン・ノートンらのしっかりとした俳優陣を使って製作した大作映画ではあります。


 当時は大ヒットしたにもかかわらず、長い間に渡って、DVD化されていなかったのは差別用語と差別発言があまりにも多いので、パラマウントがリリースするのに二の足を踏んでいたからだと言われています。

 ちなみに上のDVDのジャケットではジェームズ・メイソンが黒人の子どものお腹に足を乗せています。理由は持病のリューマチを治すのには自分の足を“動物”のお腹に乗せておくと病気が動物に移るという迷信を信じた彼が奴隷の子供に足を乗せているというシーンから取られています。


 また公開当時から批評家にさんざん叩かれて、見せ物映画のレッテルを貼られてしまったが、歴代最低映画のワースト10にも常にランクインするなどの話題性もあるので、怖いもの見たさもあり、ついにリリースされたということなのでしょうか。

 ただ拝金主義で問題も多いハリウッドではありますが、こういう問題作を隠さずに見る者の判断に委ねるところがわが国とは違います。

 この映画で彼が描いたのはアメリカの超ヒット大河ドラマとして名高い『ルーツ』での欺瞞への反発からだったのでしょうか。それとも映画化するに際し、誰も引き受けなかったために職人監督の彼が手がけただけというのが真相だろうか。


 製作もディノ・デ・ラウレンティスで、彼もネオリアリズムの傑作である『道』『カビリアの夜』やヌーヴェルヴァーグの代表作『気狂いピエロ』に出資するなど、ちょくちょく顔を出してくる独立系名物プロデューサーのひとりでした。


『ルーツ』では放送倫理規制、いわゆるヘイズ・コードで巧妙に隠されてしまい、明らかにせずに避けて通っていたアメリカの恥部である奴隷の歴史の闇のディティールを描いたのが『マンディンゴ』でした。

 『ルーツ』でもクンタキンテの苦難に満ちた壮絶な人生がセンセーショナルに取り上げられ、わが国でも放送されていました。ただこのドラマではキンタ・クンテの家庭の温かさ(キジーの髪の毛を撫でたりする。)だったり、登場人物も良い人の比率が多かったりと綺麗ごとで塗り固められている側面がある。


 しかし物事の本質をえぐり出そうという映画製作姿勢で知られていたフライシャー監督が通り一遍に作品を送り出すわけはない。彼はそういった綺麗ごとを排し、厳しく、そして皮肉たっぷりの映画を製作する。

 この映画のポスターを見れば、それは一目瞭然で、それはまさに『風と共に去りぬ』を笑い飛ばすブラック・ユーモアに満ちているし、彼が何を批判したかったのかが分かる。

 名画と呼ばれる『風と共に去りぬ』はたしかに歴史的に価値のある傑作であり、ハリウッド映画最大のアイコンでもありますが、見る人が見れば、怒りがこみ上げる作品でもあるという証明がこのポスターなのでしょう。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/981/16/N000/000/003/131937623801113214750_mandingo_a0q.jpg


 俺は生まれた この時代に
 
 自由の無い この時代に 自由が欲しくても 手が届かない 

 自分のものは この心だけ そうとも俺のものは心だけ

 幸せがどういうものか 知りもしない 

 分からないよ 誰を責めるべきか
                     『Born in This Time』

 作品中、この哀しい歌詞で歌われるブルース・ナンバーはオープニング、クライマックス前、そしてエンディングの合計3回歌われる。この歌はとても印象的ではあります。ただこの曲よりもモーリス・ジャールが付けたこの映画のサウンドが異様で、のどかな古き良き時代を思い出させるようなクラシック調の調べの数々がとても気持ち悪い。

 おそらく対位法の効果を狙い、見る者にその異様な光景を印象つけようということなのでしょうが、『アルプス一万尺?』をヴァイオリンで弾かせているのに合わせて、手かせと首かせを付けられた奴隷たちを行進させたりするので、長閑な音楽の流れるところには異様なシーンが続いていくことが多い。

 フライシャー監督とディノ・デ・ラウレンティスは人身売買の被害者である黒人奴隷の悲惨さ、しかも奴隷の男女をかけ合わせて、新たな奴隷を作り出す奴隷牧場という悪魔のシステムをはじめて商業映画で暴き出しました。作品は人を人と思わない、傲慢で無知な鬼畜の所業の数々とそういった人種差別をしながら、キリストに祈るという滑稽なほど間抜けな南部白人たちのおぞましきエピソードの連続です。


 黒人をまず人間とは認めていませんので、彼らの面倒を診るのは獣医ということにまずは驚かされる。まるで『ドクター・モローの島』のようです。ドクター・モローも人種差別の寓話として見ていましたので、間接的には奴隷牧場を描いていた作品はあります。

 しかしこの作品では白人たちが真正面から見たくないものと向き合わされる。白人男と黒人女、白人女と黒人男という異人種のあいだの性交(もちろん主導権は白人側が握っている。)が何度も描かれていて、人種差別の滑稽さが浮き彫りになる。

 黒人たちは白人の性欲を処理する道具でしかなく、人格は認められていないのです。そのため父親は白人なのに、奴隷に産ませた子供を平気で奴隷として売りだそうとします。


 また閉鎖的な白人社会内では、つまりキリスト教圏だけではなく、多くの宗教では近親相姦がタブーであるはずなのに、実際には行われている。スーザン・ジョージは実の兄に犯され、処女を奪われる。この兄は変態で、SM趣味を持ち、黒人少女たちを犯すときも後ろ手にして、ベルトを外し、鞭のように叩き続ける。

 当時の倫理観は白人同士にしか通用しなかったようですが、たとえ異人種間の不義密通であろうとも、産まれたばかりの乳児を獣と呼び、父親自らが始末するシーンなどは正視に耐えません。

 さらに父親(ペリー・キング)は自分の蛮行にはまったく良心の呵責も感じていないものの、欲求不満の妻が腹いせにマンディンゴの男(ケン・ノートン)と不義密通した結果、生まれた黒い赤ん坊を殺し、妻を毒殺し、さらに相手であるマンディンゴを釜茹でにし、干草を摘むピッチ・フォークで突き刺して殺害する。


 逃亡した上、白人一家を皆殺しにして反乱を起こした奴隷リーダーに対する見せしめのリンチも描かれていて、ビリー・ホリデイが彼女の代表曲である『奇妙な果実』で歌った状況が映画にも出てきます。これら以外にも、支配者である白人たちの様々な愚劣な恥部を白日の下にさらけ出していく。

 クライマックスのひとつに黒人同士を戦わせて、殺し合いをさせるパンクラチオンのような、現代風に言えば、バーリ・トゥードのような見せ物に白人たちが狂喜するシーンがある。まあ、ケン・ノートンはモハメド・アリとも戦ったことのあるトップ・クラスのボクサーでしたので、彼にとっても見せ場でもあります。

 ただこのシーンも皮肉っぽく見ていくと、ボクシングという世界も黒人同士が殴り合いをするのを白人たちが興奮して楽しむという構図がまったく変わっていないことに気づかされる。


 作品を見ていくと白人のほとんどすべては救いようのない愚か者として描かれ、黒人たちのほうが高い人間性と知性を感じさせてくれる。どちらがレベルが低いかは明らかで、キリスト教も南部では違う解釈で広まったのかと思わせる。

 衝撃度は見せ物映画として悪名高いトッド・ブラウニングの『フリークス 怪物團』よりもある意味、強烈な作品でした。最低映画として語り継がれる『プラン9・フロム・アウタースペース』『ピンク・フラミンゴ』『エアポート80』などと並んでしまうほどの作品なので、アメリカ人はよほど見たくないのでしょう。


 ぼくがこれを見たのは高校生か大学生の頃の夕方のテレビ放送で、ガニメデを処刑するときの釜茹でのシーンなどの衝撃的な内容は今でも記憶に残っています。

 こうした作品を見るといつも思うのですが、最近は差別を回避して隠蔽する傾向が強いので、こういう作品は製作されにくいでしょうし、放送もないでしょう。しかし、こういうことがあったこと、隠蔽しようという意図は常にあることを忘れてはならないと思います。

 ちなみにマンディンゴとはアフリカのマリ帝国に住んでいた黒人種族であり、もっとも力強く美しいとして、非常に高価な値段で取り引きされていたそうです。まるで競馬のサラブレッドや血統書つきのペットを買っているようで、吐き気がします。

 南北戦争でもし南軍が勝利していたならば、という想像をすると かなり恐ろしい。奴隷解放が百年以上も先延ばしになっていたかもしれません。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

マディ・ウォーターズが歌うブルースで始まる『マンディンゴ』はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より40年ほど遡った1820年代のアメリカ南部が舞台です。

農場を経営するマックスウェル(ジェームズ・メイソン)の白いヨーロッパ調の屋敷の前に並べられた黒人奴隷たちを吟味しながら売買するオープニングシーンは
この作品が奴隷制度の真実を扱った映画であることを宣言し、マックスウェルをはじめとした白人たちが黒人奴隷たちを家畜として品定めすることに微塵も疑問に感じていないことを突きつけてきます。

放り投げた木の枝を奴隷に取りに行かせ、その動きで俊敏さを試すくだりはまさに犬扱いです。

かつて日本でも『ルーツ』というアメリカのTVドラマが話題になりある年齢層の日本人にとっては聞き覚えのある「クンタ・キンテ」という主人公の名前は流行語と言っても過言ではないほど知れ渡りましたが

『ルーツ』の評価がいわば『裸足のげん』的な迎え入れ方をされたのに対しその前年に公開された『マンディンゴ』はヒットしたものの、批評家たちからは酷評の嵐だったようです。

それは『ルーツ』が、ある種洗練されて教訓めいているのに対し、『マンディンゴ』は目を覆うような醜い事実をただただ見せつけられ、恥部を刺激されたたことに対するアメリカ白人たちの瞬発的な拒否反応と捉えてよさそうです。

現在では、人種差別は決して許されないものとして表面上は認識されていると思いますが
『マンディンゴ』に登場する白人たちの黒人奴隷に対する振る舞いはあっけらかんとしており、黒人たちを虐待してやろうなどという憎悪すらも持たずまさに家畜やペットを飼い慣らし、愛でるようにして扱っているところが恐ろしいのです。

「マンディンゴ」とは、西アフリカはマリ帝国の血を引くマンディンカ族のことを指し、当時の白人たちにとって「マンディンゴ」は強くて美しい奴隷の血統とされ、高値で売買されていたそうです。

マックスウェルの息子ハモンド(ペリー・キング)が手に入れた「マンディンゴ」のミード(ケン・ノートン)はその腕っ節を見込まれ、白人が奴隷同士の殺し合いを見て楽しむために闘犬のごとく鍛え上げられます。

(ミードに扮するケン・ノートンはあのモハメド・アリを倒したこともある元プロボクサー!)

やがてミードは、自分を特別扱いしてくれるハモンドを慕うようになるのですが、ラストシーンでは「やっぱり、おまえも白人だ!」という言葉を最後に釜茹でにされ、ピッチフォークで突き刺されて死んでしまうのです……

リウマチを患っている農場主マックスウェルがリウマチの毒を足の裏から黒人にうつすことで完治すると信じ、ロッキングチェアに座りながらまるでオットマンのように黒人の子どもの腹に自分の足をのせている映像はおぞましくも象徴的ですが

息子のハモンドも幼少時のケガで片脚に障害を持つことからまともに動くこともできない白人が強靱な肉体を持った黒人たちを支配している理不尽な構図を強調しています。

黒人の子どもをオットマン扱いしていることにはじまり、黒人を診察する医者は獣医だったり、黒人女性はオナホールまがいの扱いで、それどころか子どもを産ませて、産まれた子どもをまた売るという鬼畜ぶり。

ベテラン奴隷(?)の黒人女性いにいたっては24人も子どもを産まされたというから恐ろしい限りです。

このような社会的な問題を提議するような作品には必ずやそこで描かれる世界観に疑問を感じて葛藤する主人公が登場し、観客をメッセージへと導くのですが

『マンディンゴ』で「かろうじて」その役割に該当するのは農場主マックスウェルの息子ハモンドです。

「かろうじて」とつけ加えたのはハモンドは黒人奴隷に対して親和的な情を持ち合わせているものの
根本的には差別に対して無自覚で、ペットに対する一方的な友情や愛情となんら変わりはないと思うからです。

この作品には奴隷の「血統書」まで登場しますから黒人をペットや家畜のように虐げたり、愛したりする登場人物たちを観ていると首輪をつけた犬や猫にわけのわからない服を着させて「かわいい〜」とか言っているペット愛好家たちを思い起こさずにはいられないのです。

黒人を動物扱いしてはいけない……
では、動物は? あいつらは動物だから構わない?

ハモンドは奴隷制度の根本的な不条理に立ち向かうわけでもなくむしろ優柔不断な寛容さを見せ、黒人の赤ちゃんを抱いて、可愛らしいと思いながら何のためらいもなく売り飛ばすこともできるのです。

また、処女信仰のようなくだらない虚栄心にも囚われています。

ハモンドの振る舞いは差別を行使する人間の無自覚さを表し、因果応報の報いを被るしかないように仕立てられています。

作中に見られる、水平軸が傾いた構図が世界観のバランスの欠如を示し、多用される鏡が、スクリーンに映し出される映像とは別にそこで行われている出来事を観客にはね返しているのではないでしょうか。

このような差別が恐ろしくも巧妙なのは

差別する側の思惑とは別に(もしくは思惑通りに)差別されている者どうしが敵対しあうような構造になっていることです。

誰しも、奴隷として扱われて気分がいいわけはありませんが
生きるために現状を甘んじて容認した者と現状をなんとか打破しようとする者の間に生じる軋轢ほど哀しいものはありません。

金銭欲、虐待、嫉妬、姦通、近親相姦……と黒人奴隷問題を訴えるだけに留まらず、人間の業を凝縮したような作品でした。

『マンディンゴ』に描かれているようなことを昔のことだと高をくくらないほうがいいかもしれません。

今でも私たちは、ありもしない下位のカテゴリーを捻出し、相対的に自分が上位にいる状況を作って悦にいるというのはよくあることです。

『マンディンゴ』に登場する白人たちほど あっけらかんと差別することはもはやないでしょうが
むしろそれだからこそ、差別は巧妙に隠されていると言えるかもしれません。
http://nohouz.blog.fc2.com/blog-entry-33.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/660.html#c17

[国際24] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドな…:自然板リンク お天道様はお見通し
8. 中川隆[-13795] koaQ7Jey 2018年12月12日 09:30:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22042]

ハクジンの作り方

ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。
自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。
この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。

アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。
女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。

強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。

男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。


彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。

彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。

私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。
一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)
また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。


さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)

そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。
ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。
あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。

話をもとのもどすと、そのアボリジニー女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。
むなしいだけなのに。

マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。

どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html



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『マンディンゴ』(Mandingo)1975年 パラマウント 無料動画
http://video.fc2.com/content/20131111yJCCUMgm/&tk=T0Rnek16azBOREE9
http://yume551.com/foreignfilm/4750.html

監督 リチャード・フライシャー

キャスト

ジェームズ・メイソン・・・マクスウェル
スーザン・ジョージ・・・ブランチ
ケン・ノートン・・・ミード
ペリー・キング ・・・ハモンド
ブレンダ・サイクス(英語版)・・・エレン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4

『マンディンゴ』(1975)アメリカのタブー“奴隷牧場”を暴いた問題作!『ルーツ』の裏側を知れ!
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

 60年代後半から70年代中盤にかけてのアメリカ映画界で、『トラ・トラ・トラ!』で知られるリチャード・フライシャー監督が撮った問題作はふたつほどあり、一本はつい先日、記事にした『絞殺魔』であり、もうひとつが1975年公開の『マンディンゴ』です。

 ハリウッド映画ではメジャーであるパラマウントがジェームス・メイソン(農場主)、ペリー・キング(ハモンド)、スーザン・ジョージ(ブランチ)、そしてケン・ノートンらのしっかりとした俳優陣を使って製作した大作映画ではあります。


 当時は大ヒットしたにもかかわらず、長い間に渡って、DVD化されていなかったのは差別用語と差別発言があまりにも多いので、パラマウントがリリースするのに二の足を踏んでいたからだと言われています。

 ちなみに上のDVDのジャケットではジェームズ・メイソンが黒人の子どものお腹に足を乗せています。理由は持病のリューマチを治すのには自分の足を“動物”のお腹に乗せておくと病気が動物に移るという迷信を信じた彼が奴隷の子供に足を乗せているというシーンから取られています。


 また公開当時から批評家にさんざん叩かれて、見せ物映画のレッテルを貼られてしまったが、歴代最低映画のワースト10にも常にランクインするなどの話題性もあるので、怖いもの見たさもあり、ついにリリースされたということなのでしょうか。

 ただ拝金主義で問題も多いハリウッドではありますが、こういう問題作を隠さずに見る者の判断に委ねるところがわが国とは違います。

 この映画で彼が描いたのはアメリカの超ヒット大河ドラマとして名高い『ルーツ』での欺瞞への反発からだったのでしょうか。それとも映画化するに際し、誰も引き受けなかったために職人監督の彼が手がけただけというのが真相だろうか。


 製作もディノ・デ・ラウレンティスで、彼もネオリアリズムの傑作である『道』『カビリアの夜』やヌーヴェルヴァーグの代表作『気狂いピエロ』に出資するなど、ちょくちょく顔を出してくる独立系名物プロデューサーのひとりでした。


『ルーツ』では放送倫理規制、いわゆるヘイズ・コードで巧妙に隠されてしまい、明らかにせずに避けて通っていたアメリカの恥部である奴隷の歴史の闇のディティールを描いたのが『マンディンゴ』でした。

 『ルーツ』でもクンタキンテの苦難に満ちた壮絶な人生がセンセーショナルに取り上げられ、わが国でも放送されていました。ただこのドラマではキンタ・クンテの家庭の温かさ(キジーの髪の毛を撫でたりする。)だったり、登場人物も良い人の比率が多かったりと綺麗ごとで塗り固められている側面がある。


 しかし物事の本質をえぐり出そうという映画製作姿勢で知られていたフライシャー監督が通り一遍に作品を送り出すわけはない。彼はそういった綺麗ごとを排し、厳しく、そして皮肉たっぷりの映画を製作する。

 この映画のポスターを見れば、それは一目瞭然で、それはまさに『風と共に去りぬ』を笑い飛ばすブラック・ユーモアに満ちているし、彼が何を批判したかったのかが分かる。

 名画と呼ばれる『風と共に去りぬ』はたしかに歴史的に価値のある傑作であり、ハリウッド映画最大のアイコンでもありますが、見る人が見れば、怒りがこみ上げる作品でもあるという証明がこのポスターなのでしょう。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/981/16/N000/000/003/131937623801113214750_mandingo_a0q.jpg


 俺は生まれた この時代に
 
 自由の無い この時代に 自由が欲しくても 手が届かない 

 自分のものは この心だけ そうとも俺のものは心だけ

 幸せがどういうものか 知りもしない 

 分からないよ 誰を責めるべきか
                     『Born in This Time』

 作品中、この哀しい歌詞で歌われるブルース・ナンバーはオープニング、クライマックス前、そしてエンディングの合計3回歌われる。この歌はとても印象的ではあります。ただこの曲よりもモーリス・ジャールが付けたこの映画のサウンドが異様で、のどかな古き良き時代を思い出させるようなクラシック調の調べの数々がとても気持ち悪い。

 おそらく対位法の効果を狙い、見る者にその異様な光景を印象つけようということなのでしょうが、『アルプス一万尺?』をヴァイオリンで弾かせているのに合わせて、手かせと首かせを付けられた奴隷たちを行進させたりするので、長閑な音楽の流れるところには異様なシーンが続いていくことが多い。

 フライシャー監督とディノ・デ・ラウレンティスは人身売買の被害者である黒人奴隷の悲惨さ、しかも奴隷の男女をかけ合わせて、新たな奴隷を作り出す奴隷牧場という悪魔のシステムをはじめて商業映画で暴き出しました。作品は人を人と思わない、傲慢で無知な鬼畜の所業の数々とそういった人種差別をしながら、キリストに祈るという滑稽なほど間抜けな南部白人たちのおぞましきエピソードの連続です。


 黒人をまず人間とは認めていませんので、彼らの面倒を診るのは獣医ということにまずは驚かされる。まるで『ドクター・モローの島』のようです。ドクター・モローも人種差別の寓話として見ていましたので、間接的には奴隷牧場を描いていた作品はあります。

 しかしこの作品では白人たちが真正面から見たくないものと向き合わされる。白人男と黒人女、白人女と黒人男という異人種のあいだの性交(もちろん主導権は白人側が握っている。)が何度も描かれていて、人種差別の滑稽さが浮き彫りになる。

 黒人たちは白人の性欲を処理する道具でしかなく、人格は認められていないのです。そのため父親は白人なのに、奴隷に産ませた子供を平気で奴隷として売りだそうとします。


 また閉鎖的な白人社会内では、つまりキリスト教圏だけではなく、多くの宗教では近親相姦がタブーであるはずなのに、実際には行われている。スーザン・ジョージは実の兄に犯され、処女を奪われる。この兄は変態で、SM趣味を持ち、黒人少女たちを犯すときも後ろ手にして、ベルトを外し、鞭のように叩き続ける。

 当時の倫理観は白人同士にしか通用しなかったようですが、たとえ異人種間の不義密通であろうとも、産まれたばかりの乳児を獣と呼び、父親自らが始末するシーンなどは正視に耐えません。

 さらに父親(ペリー・キング)は自分の蛮行にはまったく良心の呵責も感じていないものの、欲求不満の妻が腹いせにマンディンゴの男(ケン・ノートン)と不義密通した結果、生まれた黒い赤ん坊を殺し、妻を毒殺し、さらに相手であるマンディンゴを釜茹でにし、干草を摘むピッチ・フォークで突き刺して殺害する。


 逃亡した上、白人一家を皆殺しにして反乱を起こした奴隷リーダーに対する見せしめのリンチも描かれていて、ビリー・ホリデイが彼女の代表曲である『奇妙な果実』で歌った状況が映画にも出てきます。これら以外にも、支配者である白人たちの様々な愚劣な恥部を白日の下にさらけ出していく。

 クライマックスのひとつに黒人同士を戦わせて、殺し合いをさせるパンクラチオンのような、現代風に言えば、バーリ・トゥードのような見せ物に白人たちが狂喜するシーンがある。まあ、ケン・ノートンはモハメド・アリとも戦ったことのあるトップ・クラスのボクサーでしたので、彼にとっても見せ場でもあります。

 ただこのシーンも皮肉っぽく見ていくと、ボクシングという世界も黒人同士が殴り合いをするのを白人たちが興奮して楽しむという構図がまったく変わっていないことに気づかされる。


 作品を見ていくと白人のほとんどすべては救いようのない愚か者として描かれ、黒人たちのほうが高い人間性と知性を感じさせてくれる。どちらがレベルが低いかは明らかで、キリスト教も南部では違う解釈で広まったのかと思わせる。

 衝撃度は見せ物映画として悪名高いトッド・ブラウニングの『フリークス 怪物團』よりもある意味、強烈な作品でした。最低映画として語り継がれる『プラン9・フロム・アウタースペース』『ピンク・フラミンゴ』『エアポート80』などと並んでしまうほどの作品なので、アメリカ人はよほど見たくないのでしょう。


 ぼくがこれを見たのは高校生か大学生の頃の夕方のテレビ放送で、ガニメデを処刑するときの釜茹でのシーンなどの衝撃的な内容は今でも記憶に残っています。

 こうした作品を見るといつも思うのですが、最近は差別を回避して隠蔽する傾向が強いので、こういう作品は製作されにくいでしょうし、放送もないでしょう。しかし、こういうことがあったこと、隠蔽しようという意図は常にあることを忘れてはならないと思います。

 ちなみにマンディンゴとはアフリカのマリ帝国に住んでいた黒人種族であり、もっとも力強く美しいとして、非常に高価な値段で取り引きされていたそうです。まるで競馬のサラブレッドや血統書つきのペットを買っているようで、吐き気がします。

 南北戦争でもし南軍が勝利していたならば、という想像をすると かなり恐ろしい。奴隷解放が百年以上も先延ばしになっていたかもしれません。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

マディ・ウォーターズが歌うブルースで始まる『マンディンゴ』はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より40年ほど遡った1820年代のアメリカ南部が舞台です。

農場を経営するマックスウェル(ジェームズ・メイソン)の白いヨーロッパ調の屋敷の前に並べられた黒人奴隷たちを吟味しながら売買するオープニングシーンは
この作品が奴隷制度の真実を扱った映画であることを宣言し、マックスウェルをはじめとした白人たちが黒人奴隷たちを家畜として品定めすることに微塵も疑問に感じていないことを突きつけてきます。

放り投げた木の枝を奴隷に取りに行かせ、その動きで俊敏さを試すくだりはまさに犬扱いです。

かつて日本でも『ルーツ』というアメリカのTVドラマが話題になりある年齢層の日本人にとっては聞き覚えのある「クンタ・キンテ」という主人公の名前は流行語と言っても過言ではないほど知れ渡りましたが

『ルーツ』の評価がいわば『裸足のげん』的な迎え入れ方をされたのに対しその前年に公開された『マンディンゴ』はヒットしたものの、批評家たちからは酷評の嵐だったようです。

それは『ルーツ』が、ある種洗練されて教訓めいているのに対し、『マンディンゴ』は目を覆うような醜い事実をただただ見せつけられ、恥部を刺激されたたことに対するアメリカ白人たちの瞬発的な拒否反応と捉えてよさそうです。

現在では、人種差別は決して許されないものとして表面上は認識されていると思いますが
『マンディンゴ』に登場する白人たちの黒人奴隷に対する振る舞いはあっけらかんとしており、黒人たちを虐待してやろうなどという憎悪すらも持たずまさに家畜やペットを飼い慣らし、愛でるようにして扱っているところが恐ろしいのです。

「マンディンゴ」とは、西アフリカはマリ帝国の血を引くマンディンカ族のことを指し、当時の白人たちにとって「マンディンゴ」は強くて美しい奴隷の血統とされ、高値で売買されていたそうです。

マックスウェルの息子ハモンド(ペリー・キング)が手に入れた「マンディンゴ」のミード(ケン・ノートン)はその腕っ節を見込まれ、白人が奴隷同士の殺し合いを見て楽しむために闘犬のごとく鍛え上げられます。

(ミードに扮するケン・ノートンはあのモハメド・アリを倒したこともある元プロボクサー!)

やがてミードは、自分を特別扱いしてくれるハモンドを慕うようになるのですが、ラストシーンでは「やっぱり、おまえも白人だ!」という言葉を最後に釜茹でにされ、ピッチフォークで突き刺されて死んでしまうのです……

リウマチを患っている農場主マックスウェルがリウマチの毒を足の裏から黒人にうつすことで完治すると信じ、ロッキングチェアに座りながらまるでオットマンのように黒人の子どもの腹に自分の足をのせている映像はおぞましくも象徴的ですが

息子のハモンドも幼少時のケガで片脚に障害を持つことからまともに動くこともできない白人が強靱な肉体を持った黒人たちを支配している理不尽な構図を強調しています。

黒人の子どもをオットマン扱いしていることにはじまり、黒人を診察する医者は獣医だったり、黒人女性はオナホールまがいの扱いで、それどころか子どもを産ませて、産まれた子どもをまた売るという鬼畜ぶり。

ベテラン奴隷(?)の黒人女性いにいたっては24人も子どもを産まされたというから恐ろしい限りです。

このような社会的な問題を提議するような作品には必ずやそこで描かれる世界観に疑問を感じて葛藤する主人公が登場し、観客をメッセージへと導くのですが

『マンディンゴ』で「かろうじて」その役割に該当するのは農場主マックスウェルの息子ハモンドです。

「かろうじて」とつけ加えたのはハモンドは黒人奴隷に対して親和的な情を持ち合わせているものの
根本的には差別に対して無自覚で、ペットに対する一方的な友情や愛情となんら変わりはないと思うからです。

この作品には奴隷の「血統書」まで登場しますから黒人をペットや家畜のように虐げたり、愛したりする登場人物たちを観ていると首輪をつけた犬や猫にわけのわからない服を着させて「かわいい〜」とか言っているペット愛好家たちを思い起こさずにはいられないのです。

黒人を動物扱いしてはいけない……
では、動物は? あいつらは動物だから構わない?

ハモンドは奴隷制度の根本的な不条理に立ち向かうわけでもなくむしろ優柔不断な寛容さを見せ、黒人の赤ちゃんを抱いて、可愛らしいと思いながら何のためらいもなく売り飛ばすこともできるのです。

また、処女信仰のようなくだらない虚栄心にも囚われています。

ハモンドの振る舞いは差別を行使する人間の無自覚さを表し、因果応報の報いを被るしかないように仕立てられています。

作中に見られる、水平軸が傾いた構図が世界観のバランスの欠如を示し、多用される鏡が、スクリーンに映し出される映像とは別にそこで行われている出来事を観客にはね返しているのではないでしょうか。

このような差別が恐ろしくも巧妙なのは

差別する側の思惑とは別に(もしくは思惑通りに)差別されている者どうしが敵対しあうような構造になっていることです。

誰しも、奴隷として扱われて気分がいいわけはありませんが
生きるために現状を甘んじて容認した者と現状をなんとか打破しようとする者の間に生じる軋轢ほど哀しいものはありません。

金銭欲、虐待、嫉妬、姦通、近親相姦……と黒人奴隷問題を訴えるだけに留まらず、人間の業を凝縮したような作品でした。

『マンディンゴ』に描かれているようなことを昔のことだと高をくくらないほうがいいかもしれません。

今でも私たちは、ありもしない下位のカテゴリーを捻出し、相対的に自分が上位にいる状況を作って悦にいるというのはよくあることです。

『マンディンゴ』に登場する白人たちほど あっけらかんと差別することはもはやないでしょうが
むしろそれだからこそ、差別は巧妙に隠されていると言えるかもしれません。
http://nohouz.blog.fc2.com/blog-entry-33.html


http://www.asyura2.com/18/kokusai24/msg/736.html#c8

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
19. 中川隆[-13803] koaQ7Jey 2018年12月12日 10:06:23 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22051]

アウストラロピテクスも原人もネアンデルタール人もタスマニア人もすべて民族浄化されて絶滅しました。現在進められている民族浄化は中国人によるものです:

中国人のウイグルでの民族浄化の手口

ウイグル - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB


ウイグル 地図 - Google 検索
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB+%E5%9C%B0%E5%9B%B3&hl=ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ved=2ahUKEwiw1cHYuendAhUT7WEKHcSXBGUQsAR6BAgGEAE&biw=1093&bih=609


ウイグル - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E7%96%86%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E8%87%AA%E6%B2%BB%E5%8C%BA

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ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf

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中国:イスラムは治療不能の腫瘍で毒薬と宣言! 2018年09月11日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12403994348.html

当たり前のように欧州でジハードが頻発していますがテロではないでそうで、殺されて抗議するナショナリストのデモや主張がナチスと呼ばれ弾圧されるのに、ムスリム移民による犯罪はよく精神疾患と呼ばれているようです。


ということは、中国政府の言うことは正しいということになりますね。びっくり


イスラムは治療不能の腫瘍で毒薬である

China declares Islam an ‘incurable tumour’ and a ‘poisonous medicine’

By VOICE OF EUROPE 5 September 2018

中国はイスラムを大きくなる問題と捉え国内のウイグルムスリムへの行動を強めています。

国連やアメリカの職員によるとこれまでに約100万人が収容キャンプに入れられたと見ています。


収容者によると、キャンプではムスリムはイスラムを拒絶するように強要され毎日共産党の歌を習わされているとのことです。キャンプでは豚肉とアルコールを強要されるとの報告もあります。

キャンプは当初ウイグルムスリムの過激派と戦うために作られましたが、今では長いひげも再教育キャンプ送りとなる場合があります。


共産党の公共ラジオはこう言っています。


再教育のために選ばれた公民はイデオロギー的な病気に感染している。彼らは宗教的過激主義と暴力テロイデオロギーに感染しているので、患者として病院に入院して治療を受けなければいけない。


宗教的過激主義イデオロギーは毒薬の一種で人々の心を混乱させる。宗教的過激主義を根絶しなければ、暴力テロ事件が不治の悪性腫瘍のように成長し広がってしまう。

このようにWeChatを通してウイグルに昨年伝えられました。


国連の委員会で中国代表はそのような再教育センターは無いと言っています。


ジョージタウン大学の中国史教授James Millward氏によると、「宗教的信仰は病状と見られる」とのことです。

中国政府は今思想を治療する再教育キャンプを“病院”と呼んでいます。

過激主義の病原菌を殺す殲滅医療処置をすべてのウイグル人に対して行いたいのです。

ラジオはこう言っています。


いかなる犯罪も行っていないが過激思想を吹き込まれた一定の人たちがいる。彼らは既に病気に感染している。病気の症状がはっきりと表れる危険が常にあり、それは公共に深刻な危害を与えるだろう。

だから、彼らは脳内からウイルスを取り除き正常な精神にするために、再教育病院に入院しなければならない。

※中国政府は当局の監督下にないものはキリスト教でも締め付けを強化していますが、テロと密接な関係がある対イスラムの方が厳しいようです。
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12403994348.html


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2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。

【ウイグル人収容所から死者が続出】

これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、

一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる
(ウイグル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。


臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
そして、それを裏付ける写真もあった。

上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1月にカシュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠である。


在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。


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「麻酔掛けずに直接摘出」 中国の臓器奪取、凄惨な実態が明らかに  


李荘弁護士の書き込み。中国の臓器奪取の実態をさらした(スクリーンショット)

【大紀元日本10月24日】重慶市元トップの薄煕来氏の暴力団一掃運動に立ち向かったことで1年半の懲役刑に服した北京の弁護士・李荘氏がこのほど、ミニブログ(微博)で、中国の臓器奪取の実態をさらした。

「ある著名な病院の著名な心臓外科の著名な医師らが僕ににこやかに教えたんだ。『重要患者に臓器移植を行う場合、臓器の鮮度を保つために、われわれは麻酔を掛けずに直接摘出するのだ』。僕は、死刑囚に対しても人道的でなければと忠告した」

この書き込みに多くの注目が集まった。ユーザー「虎甲胡威」は、「死刑執行の前に、死刑囚から臓器を摘出し死亡させることは、もはや人道のうんぬんではなく、計画殺人だ」と指摘。また、「中国で臓器売買のピークが法輪功を弾圧した時期だ。アメリカが証拠を持っているようだ」「李弁護士はもっと情報を提供すべきだ」などとさらなる真相の解明を望む声が飛び交った。

中国の臓器移植問題について、米国務省は5月24日に発表した2011年度人権状況報告書の中国関連部分で、メディアや人権団体から法輪功学習者の臓器が奪取され売買された報告が絶えないことに初めて言及した。また、9月12日に米議会で中国の臓器狩りについて公聴会が行われ、中国の囚人から生体臓器奪取の状況が証言された。

さらに、中国国内では9月、これまで最大規模の不法臓器売買事件の訴訟が始まっている。解放軍病院が仲介者を通じて闇の臓器売買を行ったことが明らかになり、死刑囚の臓器提供意思書、親族臓器提供意思書など、すべて偽造されていたことも浮き彫りになった。

闇から少しずつ、その凄惨な実態が浮かび上がっている中国の臓器狩り問題。2006年にすでにこの問題に注目し、調査報告書『戦慄の臓器狩り』を発表した著者の一人、カナダ元外務省アジア太平洋外務担当大臣のデービッド・キルガー氏は10月25日から27日の日程で来日し、会見やシンポジウムを開く予定だ。(翻訳編集・余靜、張凛音)
http://www.epochtimes.jp/jp/2012/10/html/d68771.html
 



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ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


参考ページのURL
http://uyghur-j.org/japan/
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


2018 年 9月 8 日
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
http://uyghur-j.org/20180908/uyghur_japan_report_20180908.pdf


第一章 概要

古代より東トルキスタン(“現新疆ウイグル自治区”)は、ヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域だ。1949 年に中国人民解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。

それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いてきた。

だが、2 年前から事態が急変し、ウイグル情勢は著しく悪化した。2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が“新疆ウイグル自治区”の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党総書記をバックにし、東トルキスタン歴史の中で最も酷く露骨な人権弾圧、同化・民族浄化政策を展開し始めた。

習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝とみられる東トルキスタンに、完全な監視・封じ込めた社会を作り上げ、ウイグル人の言語、文化、宗教を完全に絶滅させるような民族浄化政策を実施している。

陳全国が就任して以来、前任の張春賢が推進した「双語教育」(事実上の漢語教育)をさらに露骨化し、小学校から大学まで全ての教育機関でウイグル語の使用を禁止した。ウイグル語で出版された教科書、小説、歴史を反映する本、イスラム教に関連する書籍を焼却した。

陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル自治区の警察の人員を2015 年の6 倍に増員し、ウイグル地域において「監視社会」の完成を手掛けた。

2017 年第1 四半期(1〜3 月)のみで、ウイグル自治区で10 億ドル(約1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資をし(カシュガル市だけで今年3 月、5100 万ドル(約55 億円)以上を投じた)、ウイグル全地域に人工知能(AI)の顔認証技術が搭載された監視カメラを設置した。

中国政府はウイグル自治区を最先端の監視技術を試行する実験場にした。

至る所に500m間隔で監視塔付きの交番(検問所)を設け、24 時間体制で検問・監視を始めた。

全てのウイグル人から旅券が没収された。スマートフォンにスパイウェア・アプリのインストールを強要した。

GPS の車両搭載が義務付けられた。ウイグル、カザフなど現地住民の政治信頼度
を評価するため、「個人情報採集表、点数表」を配布し、全住民に点数をつけ、身分証明書ID と連結させた。この点数で拘束対象者を決め、「再教育センター」に収監した。12 歳から65 歳までの住民を対象にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めた。

最も酷いのは、2017 年初頭から、「再教育センター」、「教育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設を急ピッチで進め、何も罪のない100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)をこれらの収容所に監禁し、共産党の政治思想、宗教転化(非イスラム化)、民族アイデンティティを破壊するための「洗脳教育」を行っている。

ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者(銀行に100 万円以上貯金のある人)らも続々と強制収容所に入れられた。

両親が拘束され家に残された子供たちが孤児園に送られた。

そして、各収容所から続々死者が出始めた。遺体は家族に返さずに内密に「処分」された。

カシュガル空港では「人体器官運送通路」、「移植器官航空運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、臓器売買のため国家ぐるみで「臓器狩り」していることが明らかになった。

21 世紀の今この瞬間も、中国政府が行っている「ナチス強制収容所の再現」(ジェノサイド)とも言える人権弾圧、民族浄化に対し、日本を含む多くの国・政府の沈黙が続いている。

納税者である我々在日のウイグル人は、良心を持つ、正義を求める日本国民・政府に対し以下を呼びかけたい。沈黙しないでほしい。中国政府を非難し、収容所の閉鎖、全収監者の即時釈放に働きかけてほしい。これは単に人権弾圧の問題ではなく、「人道に対する罪」、世界平和への挑発であり、ウイグル民族存亡の危機とみてほしい。

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、独裁的な長期政権を築いた習近平中国共産党
総書記をバックにし、露骨な人権弾圧・民族浄化政策を展開し始めた。
1.【ウイグル人100 万人以上が強制収容所に】
東トルキスタン(“新疆ウイグル自治区”)において、2017 年初頭以来、「再教育センター」、「教
育転化学校」、「技能研修センター」という名前の「強制収容所」の建設が急ピッチで進められる
と同時に、100 万人以上のウイグル人(ウイグル人口の約10%)がこの収容所に収監されている
ことが最近続々と明らかになった。中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese
Human Rights Defenders)が今年8 月3 日発表した最新の調査報告によると、上記の「再教育セ
ンター」と呼ばれる閉鎖式キャンプ(強制収容所)に110 万人が収監されているほか、開放式キャ
ンプ(食事や寝泊まりに自宅に帰れる)で約220 万人が再教育(洗脳教育)されているという。
合わせると330 万人が「再教育」の対象となっている。東トルキスタンの人口は2300 万人(2014
年統計)で、ウイグル人口は48.5%、約1130 万人だとすると、ウイグル人口の約30%の人が「再
教育」されているのだ『参考資料1-2』。報道によると、2017 年春以来強制収容所に収監された人
で釈放された人がいないという『参考資料3』。
何も罪がなく、「要注意人物点数表(第四章を参照)」でマイナス点数が高い人が収容所送りの
対象者となっている。例えば、(1)ウイグル人である(2)イスラムの礼拝をしている(3)宗
教知識がある(4)(当局が要注意とする中東など)26 カ国に行ったことがある(5)外国に留
学した子供がいる……といった項目に該当すれば要注意人物として対象者となる『参考資料4』。
また、ウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、イスラム学者、人
気スポーツ選手、音楽家、経済界で成功した裕福な経営者らも「民族情绪(民族的気持ち)があ
る」、「両面人(裏表がある人物)」として収監対象者となっているのである(第三章を参照)。収
容所の状況は海外メディア、研究者らによって次々と報道されるようになった『参考資料5-10』。


2.【強制収容所の位置・規模が明らかに】

第二章 「強制収容所(再教育センター)」の現実


東トルキスタン(89県あり)の各県に少なくても5つの再教育センターがあるとされ、科学
者の衛星写真やグーグルマップからの調査で既に29 件の収容所位置、その規模が明らかになった
『参考資料11-13』。それぞれ一か所に1000 人から1 万人が収監されている。例えば、2017 年4
月にカシュガル疏附県(コナ・シェヘル)で当時建設予定の収容所(新疆疏附县法制教育转化学
校、位置座標39°21'33.1"N 75°51'50.0"E)の入札募集によると、収容所は3.5万平方メート
ル広さで、政府出資1.4 億元(約29 億円)であった『参考資料14』。同様にカシュガル・疏勒県
巴仁郷(イェニシェヘル・バリン郷、1990 年に有名な「バリン郷事件」発生した場所)座標
39°21'29.2"N 76°03'04.1"E に位置する収容所《疏勒县法制教育转化学校》(上・写真1)は一
年前に何もなかった畑に新しく建てられた収容所で、1 号館〜5 号館の4階建「教学棟」(70.5m
×17.5m)と管理棟があり、それぞれ面積4943.11 uである『参考資料15』。グーグルマップから
も上記座標コードから確認できる。
また、アルトゥシュ(クズルス・キルギス自治州)政府ホームページで、2018 年3 月21 日掲示
された、「アルトゥシュ市職業技能教育研修サービスセンター建設項目の環境への影響報告表に対
する審査意見」(关于《阿图什市职业技能教育培训服务中心建设项目环境影响报告表》的审批意见)
『参考資料16』によると、39°38'28.0"N 75°59'46.0"E に位置する該当教育センターは、9.6 万
u規模(東京ドーム2個分の広さ)、政府投資3 億5000 万元(約60 億円)で、収監者部屋(7.6
万u)、管理用部屋(1.1 万u)、武装警察用部屋(8.5 千u)、有刺鉄線のフェンス付き障壁1292m、
医療室1200 u、8460 人分の食事を作る厨房などから構成されている。名前は技能教育研修セン
ターだが、武装警察、監視塔完備した、8000 人が収容できる強制収容所である『参考資料17』(写
真2)。
最近、さらに規模が大きい収容施設の実態が明らかになった。ウルムチ市達坂城区に位置する
「ウルムチ職業技能教育研修センター」(座標:43°23'01.8"N 88°17'18.2"E)は占用面積52 万
u、建築面積13 万u(東京ドームの約3 倍)であった。この収容施設には収容ビル(監獄)が8
棟あるほか、居留センタービル1 棟、警察備勤ビルが8 棟、警察総合ビル1棟、病院棟、レスト
ラン棟、物資倉庫棟、武装警察宿舎2 棟、監視塔などがある。推測では約1 万人の収監者を収容
できるという『参考資料18』(写真3)。そのほか、カラマイ市に地上5 メートル、地下40 メート
ルの地下収容所が建設されたことが明らかになった。この秘密の地下収容所には少なくとも1 万
人を収容する予定だという『参考資料19』。
これらの収容施設は、新たな政府投資で建設され、調査で分かったものだが、収監者数があま
りにも多いため、入りきれない人たちは、臨時収容所して使っている学校(廃止されたウイグル


小中学校)、党校(共産党学校)、専門学校、病院、体育館、倉庫、まだ特定できていない様々な
施設に収監され、すし詰め状態にあるという。また、ベッドが足りないため、昼班/夜班交代制で、
教育される人と寝る人を入れ替えているという。


3.【収監者及び関係者の証言】
収容所で8 か月収監された経験があり、カザフスタン政府の働きかけで釈放されたカザフスタ
ン国籍のウメル氏の証言『参考資料20-22』によれば、彼はピチャンにある両親を訪ねて行ったと
き、身柄を拘束され、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」という収容所に送られた。
この収容所には当時約1000 人が収容され、8 割がウイグル人、2 割がカザフ人だった。環境条件
が大変悪く、狭い一室に20 人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。食事も、トイレも同室で
済ませたという。毎日早朝から夜遅くまで中国語でプロパガンダ歌謡を歌わせ、共産党の政治思
想、宗教転化(非イスラム化)、民族としてのアイデンティティを破壊するための「洗脳教育」が
行われ、その日のテストで不合格なった者や少しでも不満を表した人は厳しく罰せられる(食事
与えず、手足が絞られた状態でヘッドホンより大音量を流し睡眠できないようにする)という。
イスラム教徒の禁物である酒や豚肉を強要されているとの証言もある『参考資料23』。
また、中国の強制収容所で働いていて、カザフスタンへ不法入国した罪で逮捕されたサイラグ
ル・サウットバイ(Sayragul Sauytbay, 41 歳)が法廷で、中国が存在を否定してきた「再教育キ
ャンプ」について証言した『参考資料24』。証言によると、彼女が働いた「キャンプには2500 人
ほどの収監者がいて、そこは一般に政治キャンプと呼ばれるが、実際は山区の刑務所だった」と
いう。カザフスタン政府は中国からの送還要求を押し切って、サイラグルを無罪釈放し、カザフ
スタンにいる家族の元に返した『参考資料25』。
2018 年7 月19 日NHK-BS1 テレビチャンネルで放送した国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」でも、在日留学生4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、安否
状況がわからない」と証言した『参考資料26』(在日ウイグル人の被害状況の詳細は第四章を参照)。


4.【収容所で不明の病気が蔓延】

ウイグル自治区政府衛生局の業績とした記事(ホームページで発表されその後削除された)に
よると、ホータン地区1 市、7 県の収容所で不明の「伝染病が蔓延」したため、2017 年7 月9 日
から8 月3 日の間に自治区の調査チームを派遣し調査に行った結果、「肺結核」だったということ
で、558 人を病院に搬送・隔離したという。しかし、これらの患者が本当に肺結核なのか、その
後どうなったのかは一切明らかにされておらず、政府のよる隠ぺい・情報封鎖が行われたことが
明らかである『参考資料27』。
5.【収容所から死者が続出】
これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて『参考資料28-29、第三章死者リスト参照』、
一部の老人遺体以外は家族に返されず、家族に合わせることもなく、新しく設けられた一般人が
入ることのできない遺体処理・安置所『参考資料30』で焼却処分されていると思われる(ウイグ
ル人の民族習慣では亡くなった人に葬儀を行い、故人を専用墓地に埋葬する)。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。そして、それ
を裏付ける写真もあった。
上の写真3は、観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカシュガル空港で撮られた写
真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空運送保障プロセス」標識の
専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで人の臓器を強盗していることを示す徹底的証拠で
ある。この内容はThe Epoch Times でも報じられた『参考資料31』。
在日ウイグル人一人の証言によると、彼女の弟(24 歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体
を家族に返さずに当局の監視下で直接処理されたそうだ。死因は何なのか、遺体はどこに、どう
いう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた親族は「党のケアの
元で葬送した、さようなら」と言い他に何も言えなかったという。
6.【ウイグル人口密集地に火葬場】
そして、もっとも不思議なことは、中国当局はイスラム教を信仰するウイグル人が95%以上を
占める県、町、村に急ピッチで数多くの火葬場建設を進めている『参考資料32』。そして、一般人
月給の数倍の賃金で人員(もちろん漢民族)を募集している『参考資料33』。


今後ウイグル人の死体を火葬するつもりなのかと 思うだけでも鳥肌が立つほど恐ろしい!中
国政府は一体何をしようとしているのか! これらの事象は「ナチス強制収容所の再現」(ジェノ
サイド)の予兆とも言えるだろう。
7.【家に残された子供は孤児園に】
また、深刻な問題になっているのは、両親が拘束され、家に残された大勢の幼い子供たちが孤
児園に入れられ、ウイグルアイデンティティーを無くす漢化教育が行われている。「両親は政治的
な問題を抱えているため、子供は通常の子供と一緒に学校に通うことが禁じられている」という
『参考資料34』。若い妻のみ残された家には、漢民族の男性が世話役で寝泊まりするケースもある。


8.【アメリカ政府の見解】
アメリカのペンス副大統領は7 月26 日、首都ワシントンで講演し「中国政府は、数十万人、も
しくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設という場所に収容している。宗
教の信仰と文化的な帰属意識を失わせようとしている」と述べて非難したことを、NHK が7 月
27 日朝のTV 番組で伝えた『参考資料35』。
さらに、7月26日ウイグルにおける収容所問題に関して、アメリカ議会で初めてとなる公聴
会が開かれた。昨年に大統領選に候補者となった上院議員・議長のルビオ(Marco Rubio)氏が
この公聴会を招集した。家族20人以上が拘束され、行方不明となったことをアメリカ ラジオ・
フリー・アジアのアナウンサー・記者であるグリチェヒラ・ホジャ(Gulchehre Hoja, アメリカ
国籍のウイグル人)が証言した。また、アメリカ駐国連経済社会理事会大使のケリー・カリー
(Kelley Currie)氏が、「2017 年4月から、習近平指導下の中国当局がウイグル人に対する弾圧程
度は「人を驚かす、ショッキングなものだ」、文化大革命がエスカレートした時期とも比べること
ができないほど酷いのだ。男子髭の禁止、女性の公衆場でのベール着用禁止、そして短いズボン
を着ること、喫煙、お酒を飲むこと、豚肉を食べることを拒むことを犯罪と見なし、政府系公式
テレビを見ることを拒むことさえ罪に問われている」と述べた『参考資料36』。
ナチス式経験しているとも言える「強制収容所」は、ウイグル民族数千年の歴史の中で経験し
ている最も酷く、ウイグル人の言語、文化のみならず、民族が絶滅する危機に直面している重大
な事件である。


『参考資料』

1. China: Massive Numbers of Uyghurs & Other Ethnic Minorities Forced into Re-education
Programs, Chinese Human Rights Defenders, August 3, 2018
https://www.nchrd.org/2018/08/china-massive-numbers-of-uyghurs-other-ethnic-minorities-forc
ed-into-re-education-programs/

2. Survey: Three Million, Mostly Uyghurs, in Some Form of Political ‘Re-Education’ in Xinjiang
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/millions-08032018142025.html

3. ‘No Releases’ of Thousands Held For Years in Xinjiang Township Political ‘Re-education Camps’
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/township-08062018145657.html

4. 水谷尚子,「ウイグル絶望収容所の収監者数は89 万人以上」, Newsweeks 日本版 2018.03.13
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/03/89-3.php

5. What Really Happens in China’s ‘Re-education’ Camps, The New York Times, May 15, 2018
https://www.nytimes.com/2018/05/15/opinion/china-re-education-camps.html

6. Simon Denyer, Former inmates of China’s Muslim ‘reeducation’ camps tell of brainwashing, torture,
The Washington Post, May. 17, 2018
https://www.washingtonpost.com/world/asia_pacific/former-inmates-of-chinas-muslim-re-educat
ion-camps-tell-of-brainwashing-torture/2018/05/16/32b330e8-5850-11e8-8b92-45fdd7aaef3c_sto
ry.html?utm_term=.95541c3fd6ad

7. Adrian Zenz, New Evidence for China’s Political Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15,

https://jamestown.org/program/evidence-for-chinas-political-re-education-campaign-in-xinjiang/


8. Adrian Zenz, "Thoroughly Reforming them Toward a Healthy Heart Attitude" - China's Political
Re-Education Campaign in Xinjiang, May 15, 2018
https://www.academia.edu/36638456/_Thoroughly_Reforming_them_Toward_a_Healthy_Heart_
Attitude_-_Chinas_Political_Re-Education_Campaign_in_Xinjiang

9. Tara Francis Chan, China is secretly imprisoning close to 1 million people — but they've left 2 big
pieces of evidence behind, May. 30, 2018
http://www.businessinsider.com/how-many-people-are-imprisoned-in-xinjiang-china-government
-documents-2018-5

10. Xinjiang Political ‘Re-Education Camps’ Treat Uyghurs ‘Infected by Religious Extremism’: CCP
Youth League, RFA, Aug 8, 2018.
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/infected-08082018173807.html

11. Shawn Zhang, List of Re-education Camps in Xinjiang 新疆再教育集中营列表, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/list-of-re-education-camps-in-xinjiang-%E6%96%B0%E7
%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%90%A5%E
5%88%97%E8%A1%A8-99720372419c

12. Shawn Zhang, Detention Camp Construction is Booming in Xinjiang, Jun 19, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/detention-camp-construction-is-booming-in-xinjiang-a2525
044c6b1

13. Shawn Zhang, Xinjiang’s re-education system is a hybrid of Gulag and Indian Residential School,
Jun 13, 2018
https://medium.com/@shawnwzhang/latest-re-education-campaign-in-karshgar-xinjiang-167668a
d5729

14. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 3 新疆再教育集中营卫星图3,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-%E6%96
%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%9
0%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-96691b1a0d62

15. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 1 新疆再教育集中营卫星图1,
May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-3-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-3-bae61bef8028

16. 阿图什市人民政府http://www.xjats.gov.cn/ のweb.archive.org バックアップサイト
https://web.archive.org/web/20180706221430/http://www.xjats.gov.cn/P/C/1736.htm

17. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 23 新疆再教育集中营卫星图
23, May 20, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/satellite-imagery-of-xinjiang-re-education-camp-1-%E6%9
6%B0%E7%96%86%E5%86%8D%E6%95%99%E8%82%B2%E9%9B%86%E4%B8%AD%E8%
90%A5%E5%8D%AB%E6%98%9F%E5%9B%BE-1-eea378e8ed8b

18. Shawn Zhang, Satellite Imagery of Xinjiang “Re-education Camp” 29 新疆再教育集中营卫星图
29 (Largest Re-education Camp?). 26 Jul, 2018.
https://medium.com/@shawnwzhang/largest-re-education-camp-d7d6ce15e273

19. XINJIANG AUTHORITIES BUILD MASSIVE UNDERGROUND PRISON, Aug 20, 2018
https://bitterwinter.org/massive-underground-prison/

20. Omir Bekali talks about the psychological stress he endured in a Chinese internment camp
http://www.abc.net.au/news/2018-05-18/omir-bekali/9773366
http://www.businessinsider.com/what-is-life-like-in-xinjiang-reeducation-camps-china-2018-5

21. 水谷尚子, 「ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった」Newsweeks
日本版2018.02.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php

22. 水谷尚子「, イスラーム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所」、Newsweeks
日本版2018.05.18; https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php

23. Video: ‘This person will simply disappear’: Chinese secretive ‘reeducation camps’ in spotlight at

Kazakh trial
https://www.hongkongfp.com/2018/07/17/person-will-simply-disappear-chinese-secretive-reedu
cation-camps-spotlight-kazakh-trial/

24. Kazakh court frees woman who fled Chinese re-education camp
https://www.theguardian.com/world/2018/aug/01/kazakh-court-frees-woman-who-fled-chinese-r
e-education-camp

25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19
http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719

26. Radio Free Asia, 「ホータンの収容所で558 人が肺の伝染病が明らかになった」
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghurda-lager-05282018133938.html?encoding=la
tin

27. Uyghur Teenager Dies in Custody at Political Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.03.14
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

28. Uyghur Father of Two Dies After Falling Ill in Xinjiang Re-Education Camp, Radio Free Asia news,
2018.04.11
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

29. 遺体安置所Radio Free Asia news, 2018.06.25
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/medeniyet-tarix/jeset-bir-terep-qilish-06252018164051.ht
ml?searchterm%3Autf8%3Austring=depne&encoding=latin

30. 「中国では人命はとても安い、臓器のほうが高値だ」元医師の告白
http://www.epochtimes.jp/2017/10/28953.html

31. 中国当局がウイグル地域各地に急ピーチで火葬場建設
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html?enc
oding=latin

32. ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
https://m.wlmq.com/0010155185.html

33. 「ニューズウィーク日本版」ウェブ編集部, 中国共産党、ウイグル「絶望収容所」の実態
https://toyokeizai.net/articles/-/212978?page=4

34. 「トランプ政権 中国がウイグル族を不当に収容と非難」, NHK New Web, 2018 年7 月27 日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180727/k10011551041000.html?utm_int=all_side_rankingsocial_
002

35. Hearing on Surveillance, Suppression, and Mass Detention: Xinjiang’s Human Rights Crisis
https://www.youtube.com/watch?v=rE8Ve2nxPds&feature=youtu.be&t=1623

36. 米政権「ウイグル、数十万人を拘束」中国当局を批判、毎日新聞, 2018 年7 月28 日
https://mainichi.jp/articles/20180729/k00/00m/030/079000c


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

2017 年から大々的に大に行われるようになった思想改造目的の強制収容施設での不当な拘束
が今も続いている。そしてウイグル人社会に何らかの影響を持つ著名人、教育界のエリートたち、
著名なイスラム学者、人気のスポーツ選手、音楽家、経済界で成功した経営者が続々と強制収容
所に入れられている。以下には、代表的な例を挙げる。(ここで挙げた例はメディアなどで公開さ
れた情報のみであって、氷山の一角にすぎない。)


1.【教育界】
1. 自治区教育庁の庁長長 サッタル・サウット (Sattar Sawut)
2017 年、「重大大な規律違反」で拘束され、強制収容施設に送ら
れた。サッタル氏が任期中に編纂したウイグル語教材は、自治区
自治区内で教科書として使われていた。『参考資料』
http://www.sohu.com/a/144868168_260616
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

2. 自治区政府党委員会元秘書官、教育庁副長官長、新疆新聞社 社
長長を務めたアリムジャン・メメットイミン (Alimjan
Memtimin)(59)『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

3. ウイグル自治区社会科学院副院長長や新疆教育出版社 社長長
アブドゥラザク・サイム(Aburazaq Siyim) (61)
『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.ht
m

上記三名の方はウイグル語の教科書の編集、出版にかかわる人物であった。そのウイグル語
教材は、自治区内で教科書として使われていたが、それらが「文文学、歴史、道徳分野には、
民族分離を煽る内容が含まれており、それを12 年間も現場で使ったため大勢大の若者が深刻
な洗脳を受けた」と糾弾され、ほぼ同時期に収容施設に送られたのである。『参考資料』
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


第三章 ウイグル人社会各界のエリートも収容所に

4. 新疆大学大学 学長長 タシポラット・ティップ (Tashpulat Tiyip, 塔
西甫拉提·特依拜)
自治区最大大の教育機関である新疆大学大学 学長長を2010 年から務
めていたタシポラット・ティップ教授(60)は昨年3 月月に解任され、
それ以降は当局に拘束されていると、今年2 月月にRFA の取材に答え
た大学大学関係者が明かした。新疆大学大学を卒業後、東京理科大学
大学で理学博士号を取得。研究プロジェクトの成果から中国教育省に
賞を与えられたことも多数あり、新疆では著名な学者だった。タシポ
ラット氏は, 1996 年から新疆大学大学の副学長、2010 年から2017 年
まで同大学学長、党副書記と務めていた。
『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/university-president-02202018173959.html


5. 新疆医科大学の元長学長 ハリムラット・グプル (Halmurat Ghopur,
哈木拉提·吾甫尔)
新疆医科大学の元長学長・教授で昨年からは自治区⾷品医薬品監督庁
長だったハリムラット・グプル氏(58)も、今年になってから消息不
明だ。ハリムラットは収容施設で死亡したとの説もある。彼は中国伝
統医療を学ぶ上海中医薬大学を卒業し、ロシアのサンクトペテルブル
ク医科大学で博⼠号を取得。中国全国最優秀研究者の1 人に選ばれる
など、中国全⼟でも名を知られる有名教授だった。医科大学で彼はウ
イグル伝統医学の継承にも力を注ぎ、民族医学教育ではウイグル語に
よる授業をずっと続けてきた。ハリムラット氏は, 1998 年から新疆医
科大学の副学長、2008 年から2017 年まで同大学学長、党副書記と務めていた。


『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/arrest-01122018152937.html

不思議なことに、上記両大学ホームページの歴任学長リスト『参考リンク』から、新疆大学
元長学長タシポラット氏と新疆医科大学の元長学長 ハリムラット氏の名前が消されている。
これは中国が歴史・事実を平気で消すまたは変えてしまうことの証拠でもある。
新疆大学歴任学長 http://www.xju.edu.cn/xxgk/lrxz.htm
新疆医科大学歴任学長http://www.xjmu.org/xqzl/lrld.htm

6. 新疆師範大学教授 アブドゥカディリ・ジャラリディン (Abduqadir
Jalalidin)
知名度の高いウイグル文学者で新疆師範大学教授でもあるアブドゥ
カディリ・ジャラリディン(54)は今年1 月にウルムチ市国家安全
局に拘束された。アブドゥカディリはカシュガル師範学院を卒業後、
ウイグル文学者の道を歩んだ。彼は00 年代初頭、石川県に数カ月滞
在したことがあり、その体験を記した本の一部がウイグル語教科書
に引用された。ウルムチ市の中で最大級と言われている収容施設に
収監されているとされる。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-04252018140407.html


7. 新疆大学教授 ラヒレ・ダウット (Rahile Dawut)
ウイグル文化研究の先駆者で新疆大学人類学研究所教授、博士であ
るラヒレ・ダウット(52 歳)が、2017 年12 月北京で消息不明とな
ったとニューヨークタイムズ電子版が8 月10 日に報道した。ダウ
ット氏の家族は、黙っていることで再教育施設、拘留施設から解放
されないことが分かったため、ダウット氏が消えてから8 か月後の
今、これを話すことを決めたと語ったという。ダウット教授は、日
本人研究者の菅原 純と共著で中央ユーラシアにおけるイスラム聖
堂に関する研究をテーマにした、「マザール、MAZAR」という本を
出版していた。『参考資料』
Star Scholar Disappears as Crackdown Engulfs Western China, The New York Times
https://www.nytimes.com/2018/08/10/world/asia/china-xinjiang-rahile-dawut.html
Mazar: Studies on Islamic Sacred Sites in Central Eurasia, Sugawara Jun, Rahile Dawut, 2016
https://www.amazon.co.jp/Mazar-Studies-Islamic-Central-Eurasia/dp/4904575512


2.【宗教界】

8. 著名なウイグル人イスラム学者 ムハンマド・サリヒ (Muhammad
Salih)
著名なウイグル人イスラム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者
として名を知られる82 歳のムハンマド・サリヒ師が17 年12 月中旬、
中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連
行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40
日後の18 年1 月24 日に死亡した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-012920181
80427.html

9. 全国イスラム協会副主席、ウイグル自治区政協の副主席、ホータンイ
スラム協会主席、ホータンモスクのイマム アブドレティプ・アブド
レヒム・ダモッラ(Abdulletip Abdurehim Damollam)
2017 年に3 年刑で刑務所に入れられた。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/abduletip-abdurehim-dam
olla-tutqun-05102017142750.html?encoding=latin

10. カシュガル・トックズタシモスクのイマム アブリミット・ダモッラ
(Ablimit Damollam)
アブリミット・ダモッラは自宅から突然連行され、収容所に収監され
た2 カ月後の昨年6 月に死亡した。
アブリミット・ダモッラ(81)は、80 年代に新疆ウイグル自治区で
初めて寄宿舎付きの私立学校「カシュガル語学・技術専門学校」を開
校したベテラン教育家でもある。
アブリミットは学校にウイグル語で英語、中国語、アラビア語、トル
コ語を教えるクラスと、看護師・歯科医師を育成するコースを設置。
全日制だけでなく夜間制の学生も受け入れ、経済的に恵まれない人も教育を受けられるよう


にした。付属病院も開設し貧しい者への医療費免除など慈善事業を行って人々の支持を集め
たが、2000 年頃に中国当局が施設を強制的に封鎖していた。アメリカの短波ラジオ放送「ラ
ジオ・フリー・アジア(RFA)」の報道によると、アブリミットは身柄拘束から2 カ月後の昨
年6 月に死亡した。死因は知らされず、葬儀は当局の厳重な監視のもと、弟子たち、周りの
住民の参加が許されず家族だけで行われたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616201
7193458.html?encoding=latin

11. ケリヤ県政協副主席、県メインモスクのイマム イミン・ダモッラ
(Imin Damollam)
2017 年5 月に18 年の実刑判決で刑務所に監禁さられた。罪は2016
のメッカーへのハッジ(大巡礼)で「ウイグル分裂意識のある」人
にハッジ代行費を渡したことであった。『参考資料』
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/uyghur-kadir-052120
18160053.html?encoding=latin
12. ニルカ(Nilqa)県 イスラム学者 アブドレシット・ハジム
(Abdureshit Hajim)(65)
アブドレシット氏は強制収容所に監禁されてから9 か月間たった今
年の6 月5 日に、収容所内で死亡し、頭部分が白い布で覆われた遺
体が家族に返された。しかし、家族が遺体の頭・体部分を見ること
も許されず、死因が不明のまま、警察の厳重な監視下で埋葬されて
いたことがRFA の取材で明らかになった。
参考資料:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060820182
34941.html?encoding=latin

13. ホータン スラーム学者 アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet
Mexsum)(87)
2017 年11 月拘束され、収容施設で死亡していたことが今年5 月に
イスタンブルに住んでいる親戚の調べで分かった。アブドルエヘッ
ド・ハジムは7 人の弟子にイスラム知識を教授したことが拘束の原
因だったという。


『参考資料』:

https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-m
exsum-ghayibane-namaz-06012018225457.html?encoding=latin


3.【スポーツ界】

14. 人気のサッカー選手エリパン・ヘズムジャン (Erpan Hezimjan)
人気のあったウイグル人サッカー選手エリパン・ヘズムジャンの失
踪は、漢人の熱烈なファンたちがソーシャルメディア上で告発して
発覚した。今年19 歳の彼は15 歳から中国のサッカーチームでプレ
ーをし、失踪前は中国スーパーリーグの江蘇省チームに所属してい
た。
今年2 月末頃に里帰りしたが、3 月に南京で行われた試合に姿がな
かったことを心配する書き込みが相次いだ。RFA は4 月、彼の地
元ドルビリジン県へ電話取材をし、同県警察署職員の証言で2 月頃
に強制収容所に送られたことが判明した。
所属チームの主戦力として1〜2 月にかけて、スペインやアラブ首長国連邦で試合に出ていた
が、「外国に行ったこと」を理由に、県中心部から約10 キロ離れたトゥルグン村の強制収容
施設に送られたという。そこにはウイグル人約1000 人が収容されている。
『参考資料』:
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/erpan-hezimjan-terbiyeleshte-04162018153
838.html?encoding=latin
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/footballer-04132018162312.html
https://www.hongkongfp.com/2018/07/07/rising-star-footballer-among-million-uyghurs-sent-ch
inese-re-education-camps/


4.【芸能界】
15. 民謡歌手 アブドゥレヒム・ヘイット (Abdurehim Heyit)
ウイグル人の幅広い年齢層に愛されている民謡歌手でドゥッ
タル奏者(ドゥッタル王)のアブドゥレヒム・ヘイット(56)は、
昨年4 月に公安警察に連行されてから行方不明になった。アブ
ドゥレヒムは北京の中央民族歌舞団や新疆ウイグル自治区歌
舞団で活躍し、数多くのアルバムも発表した。ウイグルの民族
文化に誇りを持ち、前を向いて生きていこうと呼びかけるメッ
セージ性の高い曲が多いこと、特にウイグル人に広く知られる
歌謡「お父さんたち」の歌詞が問題視されたという。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/musician-11022017162302.html
https://freemuse.org/news/uyghur-dutar-king-detained-in-china/


16. ポップス歌手 アブラジャン・アユップ (Ablajan Ayup)
若くハンサムなポップス歌手も収監されている。若い女性を中心に
熱狂的人気を誇るアブラジャン・アユップ(34)は、「ウイグルの
ジャスティン・ビーバー」と欧米誌に紹介されたこともある。ウイ
グル語のみならず英語や中国語でも歌っていたから漢人にも人気
だった。今年2 月に上海でコンサートを行った2 日後、ウルムチで
拘束された。昨年マレーシアを訪問したことや、民族や故郷への愛
を歌っていたことなどが原因とささやかれている。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/singer-05182018131924.html
https://freemuse.org/news/uyghur-pop-star-detained-in-china/


5.【メディア関連】
17. ミスラニン・ドットコム(misranim.com)の創設者 アバベキ
リ・ムフタル (Ababekri Muxtar)
インターネットのウイグル語サイトも一昨年から昨年にかけて
続々と閉鎖され、運営者がことごとく拘束された。また、同サ
イト管理人トゥルスンジャン・メメット(Tursunjan Memet)
も行方不明になっている。トゥルスンジャンの父親はRFA の取
材に応えて、「自宅から6 人の公安に連れ去られ、どこに居る
かさえ分からない」と証言した。『参考資料』
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/authorities-detain-uyghuer-web-masters-and-writ
ers-in-chinas-xinjiang-06132016153910.html


18. 「バクダシ(bagdax.cn)」創設者 アクバル・エゼッド (Akbar Eset)、


19. 「ボズキル(bozqir.net)」の創設者で自治区教育庁職員のアデル・リシット (Adil Rishat)、


20. テレビ番組の脚本家として知られるオマルジャン・ヘセン (Omarjan Hesen)


21. 新疆人民ラジオ局記者で新疆教育出版社の教科書編集者でもあったジャ
ーナリストのヤルクン・ルーズ (Yalqun Ruzi)(52)も行方不明になっ
ている『参考資料』。最近の情報では、17年刑で刑務所に入れられたと
いう。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php

ウイグル語書籍は粛清のため書店や一般家庭から没収された。新疆ウイグル
自治区文学芸術連合の元会長で、詩人のイミン・アフメディ (Imin Ahmidi)は昨年6 月、RFA の
取材に対し「過去に出版されたウイグル人作家の著作が再検査されている」と語った。ウイグル
人に愛読され、現代ウイグル文学を代表する小説であるアブドゥレヒム・オトキュル (Abdurehim
Otkur)『目覚めた大地』や『足跡』、ゾルドゥン・サビリ (Zordon Sabir)『母なる故郷』なども
規制の対象になった。『参考資料』
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/06/post-10388.php


6.【経済界】

22. イリ・カザフ自治州 慈善家・不動産開発商 ヌルタイ・アジ(Nurtay Haji、努尔塔依・阿吉)
ChinaAid がイリ・カザフ自治州及びカザフスタン人の商人から得た情報によると、有名な慈善
事業、不動産開発商のヌルタイ・アジが昨年、20 年刑で刑務所に送られたという。ヌルタイ氏は
ヌルタイ氏個人の全額寄付で孤児、貧しい子供たちのための、全寮制の寄宿学校「努尔塔依阿吉
学校」を建設し、これまでに多くの学生を支援していた。
ChinaAid の情報では、ヌルタイ氏と一緒に10 数名のウイグル、カザフ商人が逮捕されたとい
う。ウイグルの他の地域でも銀行に一定額(100 万〜数100 万元)以上の貯金がある人たちも次々
と拘束されている。
http://www.chinaaid.net/2018/07/blog-post_11.html

2017 年5 月に、カシュガル地区で最も成功した経営者ウイグル人の以下4 名が「宗教的過激主義」
という罪で投獄された:


23. カシュガル貿易協会会長 物質運送会社経営者 アブドジェリル・ハジム(Abdujelil Hajim)

24. カシュガル Emin 貿易市場のオーナー ゲニ・ハジ(Gheni Hajim),

25. カシュガルEziz Diyar 市場のオーナー メメット・トルソン・ハジム(Memet Tursun Hajim),

26. カシュガルIbnsina 歯科病院 オーナー イミン・ハジム(Imin Hajim)
以上の4 人いずれにも「ハジム」という名称がついているのは、イスラム聖地のメッカーにハッ
ジに行って来たことを意味する。RFA の電話インタビューに答えた現地の保安員の情報によると、
罪は「承認されていない民間の巡礼に行った」、「宗教的過激派の兆しがあった」という。4 人は8
年から18 年の懲役刑を言い渡された。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/wealthiest-01052018144327.html


27. カシュガルKasir ホテルのオーナー レストラン経
営者 オブルカスム・ハージ (Obulkasim Haji)
RFA のインタビュー情報によると、67 歳のオブル
カスムは2017 年12 月5 日入院していたウルムチ
市の病院から公安に連行され、再教育キャンプ(強
制収容施設)に送られたそうだが、拘束理由や監禁
場所がいまだに不明。
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/hotelier-05072018130431.html
努尔塔依阿吉学校


7.【官僚・公安関係者】

28. ウイグル自治区林業庁庁長 エズズ・ケユム (Ezir Qeyum)
29. ホータン地区公安局副局長 ニジャティ・アウドン (Nijat Awudon)
30. ホータン地区公安局元副局長 エリ・イミン (Eli Imin)
31. ウイグル自治区特捜部ホータン支部隊長 アブドカデル・アブラ (Abduqadir Abla)
32. ホータン市公安局副書記 政委 ヤリクン・アブドラザク (Yalqun Abdurazaq)
33. カシュガル カラカシ県(Qaraqash)公安局元副書記 政委 アバベキリ・イリ(Ababekri Eli)
34. ホータン地区公安局国保支部課長級捜査員 モハタル・トスン(Muxtar Tursun)
らが「重大な規律違反」で拘束され、最近の状況は不明である。
参考資料:
http://www.xinhuanet.com/politics/2017-02/09/c_129473389.htm
http://news.sohu.com/20170209/n480334060.shtml


35. ウイグル自治区チャルチャン県公安局政
治委員 アリフ・トルソン(Ghalip Tursun)
8 月18 日の現地新聞が、アリフ氏が「テ
ロリスト、3 種勢力と協力し、庇った」と
し、拘束されたことを報じた。参考資料:
(右写真)
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qan
un/cherchen-uyghur-08202018153604.ht
ml?encoding=latin


8.【地方の党・政府責任者】

2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、権力を誇示する最初の威圧的行動は、ホータ
ン地区基層の97 名幹部への問責・免職処分を実行することだった。陳の指示で組織された共産党
幹部らの査察グループが2017 年3 月12 日からホータン地区の各町、村に入り、たった一週間ほ
どの調べを行ったあと、3 月26 日各種の理由で97 名幹部(ほとんどウイグル人)に一気に免職
処分を下した。処分内容から人権侵害の典型的な例であることがわかる。例えば、ホータン県の
ブザク郷(布札克乡(郷))党支部書記のジェリリ・マイティニヤズ(Jelil Memetniyaz)は「宗
教師の前でタバコを吸うことに躊躇した」理由で懲戒免職された。97 人の懲戒免職理由には、そ
のほかに、「毎朝の国旗揚げの怠慢、揚げ回数の誤報、住民宅へ走訪・個人情報データの収集を徹
底していない」など様々なレッテルがあった。
参考資料:
http://www.china.com.cn/news/2017-04/10/content_40588424_2.htm
https://www.boxun.com/news/gb/china/2018/01/201801301321.shtml
http://news.sina.com.cn/c/nd/2017-04-09/doc-ifyeceza1781280.shtml


9.【収容所内死亡者リスト】

ここに挙げたリストはメディアに知られた名前のみである。
1.ムハンマド・サリヒ (Muhammad Salih)、82 歳、18 年1 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/scholar-death-01292018180427.html

2.アブリミット・ダモッラ (Ablimit Damollam) 、81 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/ablimit-damollam-wapat-boldi-0616
2017193458.html?encoding=latin

3.アブドレシット・ハジム (Abdureshit Hajim)、65 歳、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdureshit-seley-hajining-olumi-060
82018234941.html?encoding=latin

4.アブドルエヘッド・メフスム (Abdulehet Mexsum)、87 歳、18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/abdulehed-mexsum-ghayibane-nama
z-06012018225457.html?encoding=latin

5.アイハン・メメット(Ayxan Memet)、78 歳、Dolqun Eysa の母、18 年5 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mother-07022018164214.html

6.ヌリマングル・メメット(Nurimangul Memet)、24 歳、18 年6月死亡
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06042018154152.html?enc
oding=latin

7.アブドジャッパル(Abdujappar)、グルジャGhulja Bayandaz

8.アブドガッパル (Abdughappar)、34 歳、グルジャGhulja Bayandaz 18 年6 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/father-04122018153525.html

9.ホータン・チンバグ卿 アブドルエヘット・バッカル(37 歳)ら26 名
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/qanun/yepiq-terbiyelesh-06142018181109.html?enc
oding=latin

10. ヤクプジャン・ナマン(17 歳)、カシュガル・ヨプルガ県、18 年3 月死亡
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/teenager-03142018154926.html

11. 在日ウイグル人弟(24 歳)、ウルムチ、18 年5 月死亡

第四章 “新疆のウイグル自治区”:中国高度な監視下の野外刑務所

1.中国当局はウイグル地域を「野外刑務所」化
東トルキスタン(現“新疆ウイグル自治区”)は、古代からヨーロッパと東アジアをつなぐ要衝
であるだけでなく、石炭、石油、天然ガス等地下資源の豊富な地域でもある。1949 年に中国人民
解放軍が東トルキスタンに侵攻し、「新疆ウイグル自治区」として共産党の支配下に組み込んだ。
それ以来、中国当局によるウイグル人への差別的、抑圧的政策がずっと続いている。


1.1【漢民族の大量移住】

中国内陸から漢民族をウイグル地域に大量移住させるのと同時に、多くの若いウイグル人・未
婚女性を労働力として中国内陸の工場などに移送し、ウイグル自治区におけるウイグル人口比率
の減少を図っている。他に少数民族までに適用された“計画生育”制度も功を奏して、1949 年に6%
だった漢民族人口が、2010 年には40.1%に達している(新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人
口普查主要数据公报)『参考資料1』。「新疆軍区」数十万軍人とその家族、300 万人以上とされる
「新疆生産建設兵団」の人口はこれに含まれない。
漢民族がこの地に大挙進出してきて、経
済発展の恩恵を独占した結果でウイグル
族との格差が広がる一方である。中国当局
によりウイグル人に対して差別的政策が
実施され、憲法で定めたウイグル人固有の
言語、文化的・宗教的権利も侵害されてき
た。

1.2【7・5 ウルムチ虐殺】
そんな中、2009 年6 月に中国広東省の
第四章 “新疆ウイグル自治区”:
中国高度な監視下の野外刑務所


玩具工場で労働者として勤務しているウイグル人が中国人に襲撃され多数が殺傷された事件に対
する中国政府の対応への不満がきっかけに、ウイグル人の怒りがさらに高まった。同年7 月5 日
にウルムチ市でウイグル学生らによる大規模なデモが発生した。平和的な抗議行動は、中国当局
の軍、武装警察によって、過剰な武力行使を通して残虐に制圧され、数千人がウルムチの町で殺
害され(中国当局の発表では197 人死亡)、殆どのデモ参加者が逮捕された。これは「7・5 ウル
ムチ騒乱」「7.5 ウルムチ虐殺」と呼ばれる。『参考資料2』


1.3【悪漢・陳全国】
2009 年以降、中国共産党当局によるウイグル人の監視はさらに強まった。特に、元中国共産党
チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳全国が、2016 年に新疆ウ
イグル自治区の書記に就任してから、ウイグル人への監視・弾圧が特段に強まった。新疆ウイグ
ル自治区は、習近平政権が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の戦略的要衝で
もあり、そこに完全に監視され・封じ込められた社会を作り上げることが習近平政権の謀略と言
えるだろう。
陳は、1 年も経たない間に、9 万人を越す治安関係ポストを募集し、ウイグル地域における「監
視社会」の完成を手掛け、2017 年一年間でウイグル自治区の警察の人員が2015 年の6 倍にまで
膨れあがった『参考資料3』。
ウイグル自治区全地域で、500m間隔で交番(便民警務站)が設置され、一つに8−30 名の武
装警察が配備された。アクト県だけで2017 年10 月以降、68 個の交番を新たに設置したことを現
地で当番中の警察がRFA のインタビューで明らかにした『参考資料4』。
陳全国は、ウイグル全地域で上述した「再教育センター」というナチス式強制収容所や以下で
述べる監視社会を作り上げた首謀者・真犯人である。
1.4【最先端の監視技術の実験場】
中国国内には昨年秋の時点で監視カメラが1 億7000 万台設置されており、今後3 年間でさら
に4 億台が追加されると推定されている。監視カメラの多くには人工知能(AI)が搭載され、顔
認証技術などを備えている。その「最先端の監視技術を試行する実験場」となったのは新疆ウイ
グル自治区である。中国政府は2017 年第1 四半期(1〜3 月)にウイグル自治区で10 億ドル(約
1130 億円)以上に相当するセキュリティー関連の投資計画を発表したとウォール・ストリート・
ジャーナル紙が明らかにした『参考資料5』。
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は明らかにした情報によると、中国当局
は、問題を起こす危険のある人物を特定し、先んじて拘束するため、新疆ウイグル自治区に大量
のデータを駆使した監視プラットフォームを配備している。この「予測による治安維持」プラッ
トフォームについて、当局が監視カメラの映像や、通話・旅行記録、宗教的志向などの個人情報
を統合・分析し、危険人物を特定するためのものだと説明する。カシュガル市だけで今年3 月、
5100 万ドル(約55 億円)以上を投じて、統合データプラットフォームを含む監視システムを購
入・設置した。この監視カメラシステムは、瞬時にして人の顔と歩き方を識別して個人を特定し、
データベースと照合して年齢、性別、身長、民族アイデンティティを判定。その上、親族や知人
といった人的ネットワークまで割り出すことができるという『参考資料6』。
1.5【政治的信頼度点数表】
ウイグル人の研究者で記者のタヒール・イミン(Tahir Imin)氏は昨年2 月、新疆から米国に
亡命した。同氏はウルムチに住む友人が6 月、当局に拘束されたと話す。定期的な礼拝、パスポ
ートの所持、トルコへの渡航記録が減点の対象となったという。そして「マイナスポイントが70
を上回ると、危険人物と見なされ、警察に通報される。警察はこれを受け、拘束した人物を再教育センターに送る」と明かした『参考資料7』。
以下の「人口個人情報採集表(表1、『参考資料5』)」は、ウイグル自治区全地域で「危険人物」
を割り出すために使われているものである。表の右側に「重要情報」とされた内容は、年齢が(15
〜55 歳)、ウイグル人か、失業者か、パスポート保持者か、毎日礼拝するか、宗教知識があるか、
26 の“センシティブな”国に行ったことがあるか、海外とのつながりがあるかなどである。
また、ウルムチ市の各社区で実際の
登記に使われている「常住戸民族語系
点数表(下表2)『参考資料7』」による
と、各住民一人一人に10 カテゴリーで
10 点ずつ点数付け、ウイグル人の政治
的信頼度を評価している。
例えば、この表の1 番目のイブライ
ム・イスマイル氏(83 歳)には50 点付
けられ、「一般注意人物」とされている。
ウイグル人であれば10 点、パスポート保持者であれば10 点、礼拝していれば10 点、宗教知
識があれば10 点、対象の26 か国のどれかに行ったことがあれば10 点それぞれ引かれ、合計点
数は50 点となっている。この点数が低いほど「危険人物」とされる。もし、この方が55 歳以下
で、海外とのつながりがある人だった場合は、点数が30 点(マイナス70 点)で、即拘束対象と
なり、収容所(再教育センター)に送られることになる。
亡命者の証言によると、誰が礼拝しているか、誰が断食しているか(イスラム・ラマダンの時
期にどの家の人が夜中に起きて明かりをつけているか、職場、学校でお昼ご飯を食べていないか
など)を常にチェックするため、町、村、学校で10 人を1グループにし、相互監視体制を作って
いる。知っている情報を隠した人も罰せられるようになっている。また、政府幹部に住民と「親
戚(双親)」を作らせ、住民の宗教意識、共産党への忠誠心を調べ、人ひとりに点数をつける任務
を与えている。その中で、収容所に入れられた若いウイグル女性がいる家に「親戚」となった漢
族男性が寝泊まりするケースもあるという。


表 1. 人口個人情報採集表 表 2. 常住戸・民族語系

1.6【一般家庭に政府幹部が宿泊】
国際人権組織ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が「ウイグル人家族の家に中国共産党政
府職員がホームステイしている」と5 月13 日に報告を発表した『参考資料8-9』。報告によると、
ウイグル人密集地域の一般家庭が近年、政府幹部による定期的な「ホームステイ」の受け入れを
強いられている。中国政府による「民族団結」を名目とした厳しい監視が目的とみられ、官製メ
ディアの情報として、当局は2017 年に職員100 万人を同地農村へ派遣したと伝えている。職員
をウイグル人家族と「共に食べ、共に住み、共に労働し、共に学習」させるという。
1.7【スマートフォンにスパイウェアを強制装着】
中国にいるウイグル人はまた、2017 年4 月からスマートフォンにスパイウェア・アプリをイン
ストールすることを強制されている。「ラジオ・フリー・アジア」の報道によれば、「百姓安全」、
「Jinwang」と呼ばれるこのアプリは、政府が市民の携帯デバイスをスキャンし、「テロリストや
違法な宗教に関する映像・写真・ファイル類を所持していないか確認する」ためのものだという。
これらのアプリをインストールすると微信(Wechat)やSNS「微博(Weibo)」のログ、SIMカード
情報、Wi-Fi のログイン情報などがサーバーに送信される。インストールを拒否したり、一度イ
ンストールしたアプリを削除したりすると、10 日間拘束されることがあるとのこと『参考資
料10-13』。
今はすべてのウイグル人が24 時間監視され、Wechat などを通して海外にいる親戚と連絡する
ことも一切できなくなっている。我々海外にいる人たちはウイグルにいる親戚から「連絡しない
で」と言われている。公安警察からハラスメントや脅迫を受けていると思われる。
1.8【全車両にGPS を強制装着】
中国当局また、ウイグル地域にあるすべて自動車に対し、中国版全地球測位システム(GPS)
「北斗」の端末の設置を義務付けたと米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝え
た『参考資料14』。昨年の6 月30 日までに全車両への「北斗」の端末設置を終える計画となって
いた。重機や工事用の車両なども対象となり、端末を設置していない車両は、ガソリンスタンド
で給油が拒否されるほか、中古車市場で取引ができない。
1.9【ウイグル人のパスポートを没収】
中国国内でパスポートを持っている全てのウイグル人からパスポートが没収され、観光や留学
のため海外に行くことは非常に難しくなった『参考資料15』。海外留学のため、新しくパスポート
を作ることはできなくなった。両親のことが心配で海外から一時帰国した学生のパスポートも没
収されるほか、再教育センターに入れられたケースもある『参考資料16』
1.10【ウイグル人逮捕者数が全国の21%】
中国の人権を監視する国際NGO 組織・中国人権擁護(Chinese Human Rights Defenders)は、
7月25日にウイグル人逮捕者数を発表した『参考資料17』。中国政府が発表した数字によると、
2017 年に新疆ウイグル自治区で、刑事的罪で逮捕された人数は全国の同じ罪で逮捕された総数の
21%を占めたという。新疆人口は中国全国人口のわずか1.5%を占めているにもかかわらずだ。
中国人権擁護は、2008〜2017 年間にウイグル自治区で逮捕された人数の比較調査を行い、2017
年一年で227,882 人が逮捕されたこと、これは2016 年の逮捕者数27,404 人の8.3 倍だったこと
を明らかにした。報告では、これは中国当局が「三股勢力」(暴力恐怖主義、民族分裂主義、宗教
極端主義)名目の厳打(厳しく取り締まり)運動の結果との認識を示した『参考資料18』。


2.中国当局はウイグル住民からDNA など生体データを採集

2.1【検診名目でDNA 採集】
中国国営の新華社通信は2017 年11 月、衛生当局の統計として、新疆の総人口の9 割に相当す
る約1900 万人がこの「検診」を受けたと伝えた。また、中国最大手インターネットポータルサイ
ト「新浪(Sina)」が2017 年11 月1 日、新疆ウイグル自治区衛生計画生育委員会から入手した情
報として、ウイグル自治区は昨年15.85 億元投資し、全自治区で1884.48 万人、その中、南疆4
地区・州(ウイグル密集地域)で912.71 万人(100%)の検診を終えたと伝えた

『参考資料19』。
国際NGO 人権組織の「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(Human Rights Watch)」は、このよ
うな大規模な強制収集は国際人権規約を踏みにじるものだと批判した。
当局に「全民検診」と呼ばれたこの無料のプロジェクトは、12 歳から65 歳までの住民を対象
にDNA や血液のサンプル、指紋、虹彩、血液型などの生体データを集めている『参考資20-23』。


2.2【臓器狩り】

中国新疆出身の在英の元外科医エンヴァー・トフティ(Enver Tohti)氏は、こうした不合理な
新疆地区住民のDNA 採取について、中国移植権威で富裕層や外国人移植希望者のための移植用
臓器となる「生きた臓器バンク」とし、住民を秘密裏に「ドナー登録」しているのではないかと
の推測を述べた『参考資料19』。

中国衛生部(厚生省)の前副部長・黄潔夫氏は7 月26 日、AP 通信のインタビューで、国内ド
ナー登録者は21 万人を数え、2020 年には、中国は米国を抜いて世界一の移植大国になると主張
した『参考資料24』。

第一章でも述べたが、これまでの報道で各収容所から続々死者が出ていて、家族に返す・見せ
ることなく、新しく設けられた一般人が入ることのできない遺体処理・安置所で処理されている。
臓器売買のため、臓器が抜き取られた痕跡のある遺体もあったという噂がある。
以下の写真1,2 はその証拠である。これは観光でウイグルに行った日本人により今年1 月にカ
シュガル空港で撮られた写真であり、空港では「人体器官運送通路」、「人体寄付、移植器官航空


運送保障プロセス」標識の専用通路やスペースが用意され、国家ぐるみで監禁されている人から
強制的に臓器を摘出していることを示す徹底的証拠である。


3.海外在住のウイグル人(留学生、永住者、帰化者)も監視対象に

3.1【在日ウイグル人の被害】

新疆ウイグル自治区で100 万人を超えるウイグル人が「再教育センター」と呼ばれる収容所に
収監され、著しく人権被害を受けていることをアメリカ、ヨーロッパ各国のメディア、政府機関、
国連などが続々報道し、厳しく非難し始めた(下画:アメリカ政府報道)。しかし、日本ではほと
んど報道されていなかった。
2018 年7 月19 日ついに、NHK-BS1 テレビチャンネルの国際報道番組「中国でウイグル族大
量拘束 今何が?」で、中国のウイグル人への弾圧、収容所の実態を報道した『参考資料25』。こ
れは日本において、主要メディアとして初めての報道であった。在日のウイグル人として、まず
NHKの勇気に感謝したい。本当にありがとうございます!

当番組で在日のウイグル人4 名が「家族が収容所に送られ、全く連絡がつかず、生きているか
死んでいるかもわからない」と証言した。8人がインタビューを受け、証言していたようですが
が、時間の制限により全部伝えきれなかったと思われる。この8 名がいずれも、家族が収容所に
収監され、現在どうなっているか全くわからない状況だという。日本にそれ以外にも多くのウイ
グル人の家族が中国で被害を受けている。しかし、その多くはウイグルにいる家族、親戚がさら
なる被害・弾圧を受けることを恐れて、沈黙しているのが実情である。だが、「今こそ、国で沈黙
せざるを得ない同胞に代わって、国外に住む私たちが声を上げるべきときだ」という在日ウイグ
ル人も増えている。
当NHK 番組でも紹介されたが、在日ウイグル人人権団体である「日本ウイグル協会」の呼び
かけで、7 月1 日東京の中心繁華街である新宿で大規模なデモが行われた。これまでに沈黙して
きたウイグル人100 人以上が参加した。デモでは、「不当な拘束をやめろ」、「強制収容所を閉鎖し
ろ」、「家族を返せ」、「お父さんを返せ」、「ウイグルに自由を」、「日本人は我々を助けてください」
と訴えた。7 月7 日また六本木、中国大使館前で150 人以上のウイグル人によるデモがあった。
これほど多くの在日ウイグル人が中国のウイグル人弾圧を訴え、このようなデモに参加したのは
初めてであった。
私たち有識者会が把握した情報では、例えば、一年前に娘を連れて一時帰国したお母さん(M
さん)は、パスポートが没収され、母子とも日本に戻れていない;在日ウイグル人Gさんの弟(24
歳)が今年5月に収容所で亡くなり、遺体を家族に返してくれなかったという。死因は何なのか、
遺体はどこに、どういう方法で処理されたかなどの情報は一切聞かされていない。電話に答えた
親族は「党のケアの元で葬送した、さようなら」といっただけで、他に何も言えなかったという。
その他、在日ウイグル人で中国パスポートの有効期限が近づき、中国大使館に更新手続きに行
ったところ、中国新疆に帰って現地で更新してくるように言われ、更新できなかった人が何人も
いる。その中にパスポートの有効期限が既に切れ、中国に帰ることもできず(中国に帰ると収容
所に送られることが明白であるため)、困っているウイグル人がいる。また、日本の大学院を卒業
したらウイグルに帰るつもりで、日本で就職活動をやっていなかった人で、中国に帰ることを恐
れて、日本に残らざるを得ない人や日本滞在ビザの心配をしている学生も多数いる。
在日ウイグル人(帰化者を含む)の被害状況をまとめると以下になる。


・日本(海外)にいるウイグル人は中国にいるご家族と連絡が取れなくなっている。
・在日ウイグル人でもご家族が収容所に収監された人が多数いる。
・在日中国大使館がウイグル人のパスポート更新申請を受け付けなくなっている。
・一時帰国者が収容所に入れられたりして日本に戻ってこられなくなっている。
・中国にいる家族が人質に取られて、留学生ら自身は帰国やスパイ活動が強要され、「従わないと
家族を再教育センターに送る」と脅迫されるケースが増えている。
・帰化やビザ申請に必要な書類の中国からの取り寄せができなくなっている。


3.2【海外にいるウイグル人の被害】

中国政府はウイグル弾圧の手を海外まで伸ばしている。例えば、以下のような報道がある。

・エジプトで中国のウイグル族の拘束・強制送還相次ぐ
http://www.nhk.or.jp/kokusaihoudou/archive/2017/09/0901.html
Uyghur Students in Egypt Detained, Sent Back to China
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/students-07072017155035.html
・海外にいるウイグル人にスパイ活動を強要
Spy for Us — Or Never Speak to Your Family Again
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-uighur-spies-surveillance?utm_term=.ndzvJGJgbG
#.aaplb9bgm9
・親族訪問・一時帰国者のパスポート没収、「再教育センター」へ収監
“Uighur graduate student goes missing upon returning to China”
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/


『参考資料』

1. 《新疆维吾尔自治区2010 年第六次全国人口普查主要数据公报》
http://www.stats.gov.cn/tjsj/tjgb/rkpcgb/dfrkpcgb/201202/t20120228_30407.html
2. 2009 年「7・5 ウイグル騒乱」
https://ja.wikipedia.org/wiki/2009%E5%B9%B4%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3
%83%AB%E9%A8%92%E4%B9%B1
3. 「AI に顔認証……中国がウイグルで実験し始めた監視社会の実態」
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13986
4. 500m 間隔で武装警察交番設置, RFA 2017.08.17
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/aqtuda-68-saqchi-ponkiti-08172017213200.
html?encoding=latin
5. 中国「完全監視社会」の実験場、新疆を行く, Josh Chin and Clément Bürge, The Wall Street Journal,
2017.12.22

https://jp.wsj.com/articles/SB11070217722261694869804583589052841366988


6. ビッグデータで危険人物「予測」 中国の治安対策, The Wall Street Journal, 2018.02.28
https://jp.wsj.com/articles/SB12343497592033114173304584071460854064956
7. ウイグル人の信頼度を決める点数表があった、RFA, 2017.12.20
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/siyaset/uyghur-jedwel-07122017141518.html?encoding=la
tin
8. China: Visiting Officials Occupy Homes in Muslim Region, HRW
https://www.hrw.org/news/2018/05/13/china-visiting-officials-occupy-homes-muslim-region
9. Chinese Uyghurs forced to welcome Communist Party into their homes
https://edition.cnn.com/2018/05/14/asia/china-xinjiang-home-stays-intl/index.html
10. 中国、ウイグル族にスパイウェアのインストールを強制, ベンジャミン・フィアナウ, NewsWeek
Japan, 2017.7.26
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/07/post-8062.php
11. RFA 独家:新疆强迫居民安装手机监控软件 10 哈族妇女微信发言被拘, 2017.07.13
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql2-07132017112039.html
12. Report: Xinjiang Residents Forced to Download Spyware App, Chinese Regime Can Track and
Censor Users
https://www.ntd.tv/2018/04/13/report-xinjiang-residents-forced-to-download-spyware-app-chin
ese-regime-can-track-and-censor-users/
13. China forces Xinjiang Uyghurs to install mobile spyware, enforces with stop-and-frisk
https://boingboing.net/2017/07/26/jingwang.html
14. Vehicles to Get Compulsory GPS Tracking in Xinjiang, RFA 2017.02.20
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/xinjiang-gps-02202017145155.html
http://www.alertchina.com/archives/2265113.html
15. China confiscates passports of Xinjiang people
https://www.bbc.co.uk/news/world-asia-china-38093370
16. Uighur graduate student goes missing upon returning to China
https://www.amnesty.org/en/latest/news/2018/07/uighur-graduate-student-goes-missing-uponreturning-
to-china/
17. Criminal Arrests in Xinjiang Account for 21% of China’s Total in 2017. NCHRD, Jul 25, 2018
https://www.nchrd.org/2018/07/criminal-arrests-in-xinjiang-account-for-21-of-chinas-total-in-2
017/
18. 人权组织指中国当局2017 年以刑事罪逮捕的穆斯林人数是上一年的7 倍多, RFA, 2018.07.25
https://www.rfa.org/mandarin/Xinwen/d-07252018162042.html
19. 新疆投入15 亿多元完成新一轮全民健康体检工程, 新浪(Sina), 2017.11.01
http://news.sina.com.cn/o/2017-11-01/doc-ifynmnae1006240.shtml
20. 中国当局、新疆で1900 万人のDNA 採集 「無料の全民検診」実施, The Epoch Times, 2017.12.15,
http://www.epochtimes.jp/2017/12/30173.html
21. 中国:少数民族からDNA サンプルを数百万人規模で採取
https://www.hrw.org/ja/news/2017/12/13/312755
22. China collecting DNA, biometrics from millions in Xinjiang: report
https://edition.cnn.com/2017/12/12/asia/china-xinjiang-dna/index.html
23. China Is Vacuuming Up DNA Samples from Xinjiang's Muslims
https://www.buzzfeed.com/meghara/china-is-quietly-collecting-dna-samples-from-millions-of?ut
m_term=.reOnBXBjGX#.mabNxJxZqJ
24. 中国衛生部の前副部長・黄潔夫氏「中国は3 年後世界一の移植大国になると主張」
http://www.epochtimes.jp/2017/08/28097.html
25. NHK-BS1 国際報道「中国でウイグル族大量拘束 今何が?」2018.07.19


http://www6.nhk.or.jp/kokusaihoudou/bs22/feature/index.html?i=180719
その他:
ウイグル人の政治的迫害 - 個別事件の簡単な説明概要
Political Persecution of the Uyghurs—Brief Description of Some Individual Cases
https://freedomsherald.wordpress.com/2018/01/19/political-persecution-of-the-uyghurs-brief-descrip
tion-of-some-individual-cases/


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

1949 年に中国人民解放軍の侵攻により共産党支配下に置かれ、1955 年に設置された新疆ウイ
グル自治区(東トルキスタン)の当初は、東トルキスタン・イリ政府と中国共産党の交渉、平和
条約の約束通り、それまでに展開されてきたウイグル言語など独自の民族言語による教育が継続
された。1950 年初頭からは漢語が選択科目として導入されていた。
しかし、1960 年代に入ると次第に漢語教育が重要視されるようになり、漢語が民族学校におい
て必須科目となる一方、漢語学校に設置されていたウイグル語の選択科目は廃止された(リズワ
ン, 2009)。
1977 年から新疆ウイグル自治区政府は少数民族への漢語教育の強化を政策課題としてさらに
強調するようになった(リズワン, 2009;Mamtimyn 他, 2015)。
1982 年制定の中華人民共和国憲法では、少数民族言語による教育が保護されることになった
(Grose, 2010)が、実際には教育現場における漢語への一元化が推進されていった。
1990 年代末からは少数民族の漢語習得、主流文化の吸収が強く促されるようになる(王, 2006)。
2004 年に交付された「全面的に双語教育を推進することに関する決定(関与大力推進双語教学
的決定)」により、ウイグル語の授業のみをウイグル語で行い、その他の科目はすべて漢語で教え
る「双語教育」に取って代わられることとなった(アナトラ,2013;リズワン他, 2014)。
2010 年からウイグル全地域において幼稚園、小学校一年から「双語教育」が実施されるように
なり、中国内陸からウイグル語が知らない漢族教師が大量に投入された(例えば、2017 年4 月
26 ホータン地区・チラ県政府ウェブサイトでの募集(参考資料8)によると、人口13 万人のこの
県だけで1093 人の教師を中国内陸から募集している;またホータン地区政府からも中国内陸向け
の同様な募集(参考資料9)があり、現地一般教師給与の2 倍以上の賃金が提示されている。これ
により、学校ではウイグル語の授業がほとんど行われなくなり、漢語を習い始めたばかりの子ど
もたちに、すべての授業を漢語で行うようになった。一方、これまでに長年ウイグル語による授
業をやって来たベテランの優秀な教師たちが、漢語水準が満たない理由で「下放」された(教育
現場から追い出された)。教育レベル、学生の知力が著しく落ちていった。
この時、ウイグル言語に対する危機を感じた有志の教育者が私立のウイグル語幼稚園、小学校
の設立を試みた。現在トルコ在住のアブドワリ・アユップ(Abduweli Ayup)氏(参考10)がウ
イグル語学校設立を仕掛けた一人である。アブドワリは2011 年アメリカ留学から帰国したあと、
カシュガルでウイグル語学校を立ち上げた。しかし、2013 年にアブドワリ氏を含む学校設立に関
わった3 人(他Dilyar Obul, Muhemmet Sidik Abdurshit)が、寄付で集まった支援金の「横領罪」
で投獄され(明らかに冤罪である)、ウイグル語学校計画が滅ぼされたのである。(その後、アブ
ドワリ氏は治病のためトルクに渡り、現在もウイグル語保護活動を続けている)。
また、中国でウイグル族が直面している現実への理解と問題解決を訴え、当局の政策に批判的
な声を上げた知識人、中央民族大学(北京)の著名なウイグル族経済学者、イリハム・トフティ
ウイグル語教育 → 「双語」教育 → 漢語のみの教育への転化
→ 幼稚園、小・中・高校、大学でのウイグル語使用全面禁止へ


第五章 中国のウイグル言語への侵害状況

准教授(Ilham Tohti, 伊力哈木·土赫提)が「国家分裂罪」に問われ、2014 年9 月23 日、無期懲
役判決で投獄された(参考資料11)。
2016 年に元中国共産党チベット自治区委員会の書記で、チベット人の弾圧で手腕を発揮した陳
全国が新疆ウイグル自治区の書記に就任してから、ウイグル語の使用禁止、漢語教育のみを実施と
いう重大な人権侵害、同化・民族浄化政策を露骨に展開してきた。これは陳の指示で設置した洗脳
のための「再教育センター、強制収容所」や監視社会体制以外のもう一つ謀略である。
ウイグル語禁止政策は以下の各地区政府の通知・通達の内容から見取れる。
2017 年7 月5 日、ホータン地区政府のホームページに、「ホータン地区双語教育規定5 カ条、
小中学校双語教育強化」(《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》(参考資料12))
という規定を発表した。内容は(1)国家通用言語文字(漢語)を全面普及し、民族言語を付加
した双語教育原則を堅持すること、(2)2017 年秋学期から小学校入学前の3 年で国家通用言語
文字教育を徹底し、小学校1 年、中
学校1 年から国家通用言語文字教
学を全面実施、2020 年には国家通
用言語文字教学を全体的に実現す
ること、(3)漢語教師がウイグル
語で研修受けるという間違ったや
り方を止めること、(4)教育系統
内、学校内でウイグル語文字、スロ
ーガン、図画などの使用を断固禁止
すること、(5)教育系統の集団活
動、公共活動、管理ワークの中でウ
イグル語の使用を断固禁止するこ
と。以上の双語教育政策に対しての
怠慢、不履行、小細工などをした人
は、「両面派」、「両面人」として厳
重に懲罰される、であった。
そのほか、「ホータン地区学前(入
学前)教師8 カ条ルール」、「ホータ
ン地区国語教育5 カ条規定」などが
ある(参考資料13)。
2017 年10 月10 日、イリ・カザフ自治州イニン県教育局が、自治区教育庁の「少数民族文字教
材補選使用に関する通知」(《关于少数民族文字教材教辅选用有关工作的通知》)を通達し、当県に
おいて、(1)全てのウイグル語とカザフ語の「国語」教材の使用を停止すること、学校にすでに
ある教材は封存すること、(2)国家統編の教材「道徳と法治」、「歴史」教材の少数民族文字に翻
訳が終わっていないものを含め、使用を停止すること、(3)関連学科少数民族文字の教材・補助
資料の使用を停止すること、(4)この「通知」要求により、各学校が教材・補助教材選択・使用
規定に違反してはいけない、問題発覚時はすぐ報告すること、という内容を発表した(参考資料14)。


ウイグル語使用禁止と同時にウイグル語教科書、文学・歴史に関係する出版物の焼却が各地で
行われた(参考資料15-16)。


『参考資料』

1. 新井 凜子, 大谷 順子, 2016, 「新疆ウイグル自治区の漢語教育に見る言語とアイデンティティの
関係」. 21 世紀東アジア社会学2016-第8 号, 1-18.
2. リズワン・アブリミティ, 2009, 「中華人民共和国成立後の新疆における「民族学校」の漢語教育
をめぐる一考察」『アジア・アフリカ言語文化研究』78, 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文
化研究所, 43-77
3. Mamtimyn S., Feng A. and Adamson, B., 2015, “Trilingualism and Uyghur Identity in the People’s
Republic of China” in Evans, D. Eds., Language and Identity Discourse in the World. Bloomsbury.
4. Grose, T.A., 2010, “The Xinjiang Class: Education, Integration, and the Uyghurs” Journal of
Muslim Minority Affairs Vol.30 No.1, The Institute of Muslim Minority Affairs, 97-109.
5. 王柯, 2006, 『20 世紀中国の国家建設と「民族」』東京大学出版社
6. アナトラ・グリジャナティ, 2013, 「中国新疆ウイグル自治区における少数民族双語教育に関する
研究」富士ゼロックス株式会社小林節太郎記念基金
7. リズワン・アブリミティ, 大谷順子, 2014, 「中国新疆におけるウイグル族の学校選択」『21 世紀
東アジア社会学』第6 号, 日中社会学会, 156-171
8. 策勒县人民政府《2017 新疆和田地区策勒县双语教师招聘1093 人公告》,2017 年4 月26 日
http://www.offcn.com/jiaoshi/2017/0426/153572.html
9. 《和田地区于田县面向内地招聘教师简章》2017.08.18
http://www.gzsjyzx.com/client/article/1384
10. ウイグル学校設立者 アブドワリ・アユップ https://en.wikipedia.org/wiki/Abduweli_Ayup
11. ウイグル族経済学者、イリハム・トフティ准教授が「国家分裂罪」で投獄
https://ja.wikipedia.org/wiki/イリハム・トフティ
12. 《和田地区制定双语教育五条规定,加强中小学双语教育》, ホータン地区ウェブサイトより
https://archive.is/nybWu
13. 《新疆禁止幼教信教 教育系统内禁维语》, Radio Free Asia ウェブサイトより
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/xl1-09252017102937.html
14. 《RFA 独家:新疆全面停用维、哈文字辅选教材》
https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-10132017100200.html
15. 《新疆伊犁、和田等地收缴民族语言教科书》ChinaAid, 2018.04.02
http://www.chinaaid.net/2018/04/blog-post_2.html?m=1
16. Thousands of Uighur Books burned by Chinese Authorities
http://unpo.org/article/101


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

ウイグル人は、ユーラシア大陸のほぼ中央に位置し、シルクロードとも言われてきた東トルキ
スタン(現“新疆ウイグル自治区”)を中心に暮らす、独自の歴史と文化を持つイスラム教を信仰
する人々である。
ウイグル人は、8-9世紀に約100 年継続した「ウイグル可汗国」(Oghuz Orkhon Khanate)、
9〜13 世紀に約300 年繁栄した「天山ウイグル王国(Uyghur Kingdom of Qocho, 天山山脈北
麓)」と「カラ・ハン朝 (Kara-Khanids Dynasty, タリム盆地)」、16−17 世紀に165 年繁栄した
「セイディア汗国」(Saidia Khanate, ヤルカンド)などを建国していた。
こうした独立のウイグル国家は18 世紀から清朝の支配下におかれ、1884 年に「新しい領土」
を意味する「新疆」という名前が付けられた。それでも、ウイグルの反抗が途絶えず1933 年と
1944 年に「東トルキスタン共和国」として独立国家を設立していた。しかし、1949 年に再び中
国人民解放軍の侵略により、共産党支配下に置かれた。
ウイグルは、かつて仏教やマニ教も信仰した歴史もあったが、8 世紀からはずっとイスラム教
を信仰してきた平和を愛する農耕民・遊牧民である。
ウイグルは、長い歴史の中でアジア、ヨーロッパ文化も吸収しながら、独自の言語(ウイグル
語)や文化・習慣を培って、守ってきたのである。
ウイグルは、古代から音楽・踊りを生活の一部として、それを発展させながら、非常に明るく
平和に暮らしていた。ウイグルの古典音楽「12ムカム」は歌、ダンス、音楽が一体となったも
ので、その素晴らしさが認められ、「世界無形文化遺産」に登録されたほどである。ウイグル人
は中国で「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれてきた。
ウイグルは、何千年もの歴史の中で、男性はヒゲを生やすのと伝統的な帽子をかぶり、女性は
ベールをかぶるのと肌脚を露出しないようにロングスカートを着るという習慣を作ってきた。
しかし、今現在、中国共産党の支配下にある、実際に全く「自治」のないこの「新疆ウイグル
自治区」で何が起こっているだろうか。
中国でいま、ウイグルアイデンティティーを破壊する重大な人権侵害、同化・民族浄化が行わ
れているのだ!


1.【ウイグル文化への侵害】

1)ウイグルの男性(老人以外)は髭を生やすことが禁止されている。
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

2)ウイグルの女性はベールやロングスカートを着用することが禁止されている。
新疆ウイグル自治区当局は昨年4月1日から、ひげや公共の場所での顔などを覆うベールの着
用を禁じる新たな法律を発効した。
「新疆ウイグル自治区でひげやベール禁止、過激思想対策」(2017.04.01)
https://www.cnn.co.jp/world/35099111.html


第六章 中国のウイグル文化・宗教への侵害状況

China Uighurs: Xinjiang ban on long beards and veils
https://www.bbc.com/news/world-asia-china-39460538

3)街の中で民族衣装、ワンピースや長めのシャツが強制的にカットされる。
これらの写真は、2018 年7 月13 日ウルムチ市内で撮影され、WeChat に投稿されたもの

4)ウイグル学生に中華漢族衣装を着させ、孔子・漢族思想教育を強要されている。

・ウイグルアイデンティティーの破壊・同化
http://freedomsherald.org/ET/cmp/


5)伝統的ウイグル歌舞の代わりに中国漢族文化の戏剧を強要されている。
ウイグル音楽「十二ムカム」が世界無形文化遺産に登録されているなど、ウイグル音楽・
舞踊が有名であり、ウイグル人は「能歌善舞」(歌も踊りも上手な)民族と呼ばれることがあ
るが、このような文化を漢族文化に置き換えようとしている。


6)ウイグル女性を漢民族の男性と強制結婚させられている。
https://news.so-net.ne.jp/article/detail/1582964/
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/

漢族の男性がウイグル族女性の親族を監禁して強要結婚……涙に濡れる花嫁の姿
http://www.cyzo.com/2018/06/post_164302_entry.html
Beijing accused of forcing Uyghur-Han intermarriages
http://www.atimes.com/article/beijing-accused-of-forcing-uyghur-han-intermarriages/
31


2.【宗教への侵害】

1)モスクの閉鎖、モスクへ中国旗と監視カメラを設置
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
http://america.aljazeera.com/articles/2013/9/18/uighurs-bow-downtochineseflagatxinjiang
mosque.html
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/urumqi-07072010084824.html
https://www.engadget.com/2018/02/22/china-xinjiang-surveillance-tech-spread/
2)モスクに政府系監視係の職員を配置
Xinjiang Authorities Convert Uyghur Mosques Into Propaganda Centers
https://www.rfa.org/english/news/uyghur/mosques-08032017153002.html
3)18 歳以下の全員、学生、教師、職員の礼拝、断食など禁止
https://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/china/5794696/Chinese-authorities-ban
-Uighurs-from-mosques.html
https://www.theepochtimes.com/communist-regime-bans-people-under-18-from-attendingmosques-
in-xinjiang-china_1730829.html
4)モスクで行われて来たウイグル伝統的葬式に家族以外の人々の参加禁止
5)ウイグル人ボランティアの遺体清浄禁止
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/din/meyit-yuyghuchi-ayal-02192018135741.html?enc
oding=latin
6)当局管理下の遺体処理・葬儀場(葬儀サービスセンター)を設立
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/xitay-uyghur-miyit-ishlirigha-qol-tiqti-
04062018235849.html?encoding=latin
7)ウイグル人密集地に火葬場建設
ウルムチ沙依巴克区 火葬场保安員の公募
33
中国のウイグル人への弾圧状況についてレポート
在日ウイグル人有識者会議
https://m.wlmq.com/0010155185.html
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06122018145148.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06132018153137.html
?encoding=latin
https://www.rfa.org/uyghur/xewerler/kishilik-hoquq/jeset-koydurush-06142018151310.html
?encoding=latin
8)新生児にイスラム系の名前を付けることを禁止するほか、一部大人の名前の改名を強要
https://www.voanews.com/a/china-issues-ban-on-many-muslim-names-in-xinjiang/3826118
.html
https://www.telegraph.co.uk/news/2017/04/25/china-bans-islamic-baby-names-muslim-maj
ority-xinjiang-province/
9)収容所でウイグル人に豚肉とアルコールを強要
イスラム教徒に豚とアルコールを強要する中国・ウイグル「絶望」収容所
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/05/post-10194.php




▲△▽▼

支那人がいかに残虐非道であるか、下のリンクをお読みください。
(註 心臓の弱い人は読まないように。)
漢奸
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E5%A5%B8


漢奸(かんかん、ハンジェン、hànjiān)は、漢民族の裏切者・背叛者のことを表す。転じて、現代中国社会においては中華民族の中で進んで異民族や外国の侵略者の手先となる者を指している。日中戦争の際には、漢奸狩りが実行され、多数が虐殺された。

●人殺しの方法が残忍すぎる。下の文章を読めば、こいつら人間ではないと分かる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%A2%E5%A5%B8#.E5.8D.97.E4.BA.AC.E3.81.AB.E3.81.8A.E3.81.91.E3.82.8B.E3.80.8C.E6.BC.A2.E5.A5.B8.E7.8B.A9.E3.82.8A.E3.80.8D

(転載開始)

南京攻略戦直前(1937年12月初め)の南京城内では毎日、漢奸狩りで捕えられ銃殺される者は数知れず、電柱や街角に鮮血を帯びた晒し首が目につかない場所はなかった。 南京攻略戦後には、日本軍に好意を持つものは漢奸として処分されることを示したポスターが南京市内いたるところで確認された。

(転載終了)

●日華事変では日本海軍の陸上攻撃機による渡洋爆撃が行なわれたが、ここにも以下の文章がある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E6%B4%8B%E7%88%86%E6%92%83#.

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E6%B4%8B%E7%88%86%E6%92%83#.E4.B8.8D.E6.99.82.E7.9D.80.E6.99.82.E3.81.AE.E6.82.B2.E5.8A.87

(転載開始)

不時着時の悲劇

●捕虜に対して首を切り落としたり、両手指を全て切り落とす、全歯を抜く、そして鉄格子のついた木箱に閉じ込めて護送するなど中国側の伝統的な残虐行為●

(転載終了)

もう、これで充分だろう。極悪非道の残虐行為が連中の常識なんだ。ここから脱却することが、彼らの課題である。


●米国会議員106人 臓器狩り証拠公表を要求
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/society/2012-10-20/977118099401.html

●「臓器のための殺人」- 暗闇の中国の臓器移植ビジネス
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/society/2012-10-24/439319146227.html

●中共 「生体臓器狩り」を初めて認める
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/health/2012-08-06/378849605599.html

●暴力的な強制立ち退き「生きたまま燃やされる」
http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/society/2012-10-17/730397346916.html


▲△▽▼

身の毛もよだつ話。

罪もない人から生き胆を抉り取るという鬼畜政権・中国共産党。
日本に居る中国人が帰国したがらないのは、日本が色々おいしい国というだけじゃなくて、あの政権が心底いやなんだろう。
いずれ民主的な国になったら、当然祖国に帰りたいと思うんじゃないかな。
ぜひ、そうなってもらいたい。

故・翁長知事は、こんな悪逆非道を平然とやらせる国と仲良くしてたんだ。
中国の属国になれば、沖縄の人が同じ目に遭わされる可能性があったというのに。
地政学的にものすごく重要な沖縄さえ奪い取ったら、後は民族浄化するかもしれない。
沖縄県民の左翼系の皆さんは、この際、目を覚ましてね。
いやなら中国に行ってくれ。愛国保守系の人が巻き添えになる。


中国通

【閲覧注意】臓器狩りよりも恐ろしい!脳みそを?!
https://secret-china.com/%E6%9C%80%E6%96%B0%E8%A8%98%E4%BA%8B/%E3%80%90%E9%96%B2%E8%A6%A7%E6%B3%A8%E6%84%8F%E3%80%91%E8%87%93%E5%99%A8%E7%8B%A9%E3%82%8A%E3%82%88%E3%82%8A%E3%82%82%E6%81%90%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%84%EF%BC%81%E8%84%B3%E3%81%BF%E3%81%9D%E3%82%92/


「臓器狩り」って、聞いたことありますか

「臓器狩り」という恐ろしい言葉を初めて目にした時、あるいは耳にした時、多くの方はさぞかし信じられなかったと思います。

●中国の臓器狩りが初めて暴露されたのは2006年でした。最初にこのことを暴露したのはある勇気ある中国人のメディア関係者でした。

●この中国人はその当時日本のあるメディアに勤めており、2003年のSARSに関する調査を独自に行っていました。

●コネを利用して中国・瀋陽市で調査をしていた時に、ある衛生部門の関係者から「瀋陽・蘇家屯のある病院の地下に6000人の法輪功学習者が監禁されており、生きたまま臓器や角膜が移植に使われている。6000人のうち2000人がまだ残っている」との恐ろしい情報を耳にしました。


●SARSの調査が目的だったのに、とんでもない恐ろしい情報を仕入れてしまったのです。

●彼は当初、この情報を日本のメディアを通じて公開を試みたのですが、残念なことに、日本のメディアにはこのような敏感な事件を報じる肝っ玉の大きい人はいなかったそうです。

●結局、自分の命にも危険を感じた男性はアメリカに亡命。そして米ワシントンで公に顔を出して、このことを暴露したのです。瀋陽の病院で実際角膜の摘出に関わった医師の元妻も同席し、証言を行いました。


(写真)


●この事件は当時世界を震撼させる最も大きな事件に違いなかったはずなのに、みんな疑いの目を向けていました。

●そこで、カナダの人権派弁護士デービッド・マタス氏と元国会議員のデービッド・キルガー氏が調査チームを結成し、中国の病院に電話するなどして、独立調査を行い、証拠を集めました。お二人が出した結論はもちろん、「中国の臓器狩りは事実であり、今なお進行中である」ということでした。


(閲覧注意の写真)

(過激なので以下略)


(関連記事)

瀋陽市蘇家屯区の病院の地下に巨大な収容施設があった
https://secret-china.com/%e6%9c%80%e6%96%b0%e8%a8%98%e4%ba%8b/%e8%98%87%e5%ae%b6%e5%b1%af%e8%87%93%e5%99%a8%e5%8f%8e%e5%a5%aa%e6%96%bd%e8%a8%ad%e3%81%af%e6%97%a7%e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%bb%8d%e3%81%8c%e5%bb%ba%e8%a8%ad%e3%81%97%e3%81%9f%e5%9c%b0%e4%b8%8b%e8%a6%81/


中共がやってきた恐ろしいことを、世の中の人々は知らなさすぎ。

軍事施設の中では、臓器狩りの罪悪が行われていました(あるいは行われています)。

以下はminghuiネットの文章の転載です。

ぜひ最後までお読みください。


(以下略)


     ______________________


ライブドアニュース

死刑囚を移植手術に利用か 中国の「臓器狩り」に人権団体が指摘

2018年7月6日 20時0分
http://news.livedoor.com/article/detail/14974536/(全文)


ざっくり言うと

✔中国の肝臓移植医に倫理違反があるとして、人権団体から指摘があがっている

✔団体は医師が中国の収監者から強制摘出した臓器を移植に利用していると主張

✔識者は「臓器狩り」の犠牲者は、拘束された法輪功学習者らだと推測した


臓器狩り - 国際移植会議、人権団体が「倫理違反」で中国医師を批判

2018年7月6日 20時0分  大紀元


ドキュメンタリー「臓器のために殺されるー中国の隠された臓器ビジネス」スクリーンショット (NTD)


7月初旬、スペインで開かれた国際移植会議で、2日にスピーチした中国の肝臓移植医に「倫理違反」があるとして、人権団体から批判があがっている。団体は、この医師は中国の収監者の臓器を利用して移植手術を行っていると主張している。

浙江医学大学第一病院の院長で肝臓移植医・鄭樹林医師は、国際移植会議に招待され出席した。病院側によると、鄭医師はこれまで数千件の移植手術に関わってきた。しかし、人権団体から、中国の収監者から強制摘出した臓器を移植用に利用していると名指しで批判されている。

中国衛生部(厚生労働省)は、死刑囚の臓器は移植手術に利用していないと主張している。

医師や弁護士、倫理の専門家からなる人権団体「中国の移植弾圧を停止するための国際組織(ETAC)」は7月2日までに、国際移植会議の運営側に対して、鄭医師にかけられた、収容者の強制臓器摘出や臓器ビジネスの疑惑について、公開書簡で伝えた。

「鄭医師の研究は医療倫理に背いている。もし登壇すれば、中国における反倫理的な臓器の利用を支持することになるだろう」ETACは書簡を通じて、国際移植会議側に、鄭医師を今後招待しないよう求めている。

ETACによると6日時点で、この書簡に対する国際移植会議からの返答はない。

中国で移植手術を受ける場合、待ち時間が非常に短いことが知られている。待機時間は数日、数週間という医学倫理上不可能な短さで、健康的で移植可能な臓器を手に入れ、移植手術が行われている。

中国の臓器強制摘出問題、通称「臓器狩り」に初めてスポットをあてた、カナダの人権弁護士デービッド・マタス氏によると、中国側の資料に基づいた分析から「中国の収容所は、いつでもオンデマンドで(需要に応じて)新鮮な臓器を確保できる、臓器バンクと化している」という。

また、マタス氏は、臓器狩りの最も犠牲者となっているのは、1999年以後、中国共産党当局の弾圧政策により全国で大量に拘束されて行方不明となった、法輪功学習者だと推測している。同時期に、中国の臓器移植件数は比例して増大している。マタス氏によると、臓器を摘出された身体は証拠隠滅のために焼却処分されている。

中国における臓器強制摘出問題について10年以上調査を続けている「法輪功迫害国際追跡調査(WOIPFG)」は最近、鄭医師の詳細な来歴を公開し、臓器移植犯罪に関わっていると指摘した。

ETACおよびWOIPEGは、鄭医師が2005年に発表した、2000〜2004年までに行われた46件の肝臓の緊急移植手術は、移植臓器の出所が不明だという。なぜなら当時中国では、一般の臓器提供ネットワークは確立されていなかったからだ。

鄭医師によると、すべての「ドナー」は死刑囚だと主張している。中国刑法では、死刑判決が下ると7日後に必ず刑が執行される。

あらかじめ用意された「ドナー」オンデマンド殺人の疑い


2つの組織は、判決後必ず7日後に死刑執行されるのに、死刑執行で死亡した囚人の臓器と、臓器移植希望者の体質や臓器、血液型などの必要な相性テストが、「緊急移植手術」でどうして合致するのか。「こうした移植手術を可能にしているのは、あらかじめ体質データが把握された生きたままの人物が、オンデマンドで臓器のために超法規的に殺害されたと考えられる」と、ETACは書簡に書いている。

法輪功迫害の情報を伝える明慧ネットによると、北京、吉林省、遼寧省、河北省、貴州省などでは、法輪功学習者の家に公安当局者が押し入り、強引に血液検査を行う事例が報告されている。

北京女子労働教養所では、法輪功学習者だけが、医療車両で胸部X線検査を受けたという。同所で拘禁されていた情報筋によると、刑務所職員は医療車両について「国が輸入したものだ。世界でもトップクラスの医療設備で、とても高かった。法輪功のために準備したんだ」と話したという。

また、同情報筋によると、同所では血液検査が頻繁に行われている。「規定に基づいて」入所時と出所時に加え、半年に一度、血液検査が行われる。2年の労働教養なら6回、3年なら8回採血を受ける計算だ。


弾圧組織の代表だった肝臓移植医

鄭樹林医師は、直接的に、法輪功弾圧の政策に加担している。2007年から2017年まで、共産党の全国組織のひとつである中国反邪教組合の浙江省支部代表を務めていた。同組合は、全国で共産党イデオロギーにそぐわない法輪功などの信条団体に対して、アンチプロパガンダを広げ、信者に対しては、脅しや暴力といった非人道的な手法で、信条を放棄させる活動を展開していた。

同組織は、公安当局の一組織で全国に支部を持つ法輪功弾圧専門機関・610弁公室と連携し、法輪功弾圧を推し進めてきた。

2016年、医学誌「肝臓インターナショナル」に鄭医師は共著の研究論文を発表した。しかし、肝臓移植手術数のデータが、自発的な臓器提供数のデータと一致しないと複数の医師からの指摘を受け、同誌は論文を取り下げた。同誌はまた、鄭医師と共著者に対して無期限の論文掲載禁止にした。

ETACは、こうした経緯のある鄭医師の出席を許可した、国際移植会議運営側を厳しく批判した。「国際移植会議が医学の犯罪に目をつむれば、組織の健全性と評価を傷つけるだけでなく、倫理性も失墜するだろう」と、同副代表スージー・ヒューズ氏は大紀元の取材に答えた。

ETAC顧問ウェンディ・ロジャース氏もまた、「非論理的な慣行に罰則がなければ、鄭医師の犠牲者に示す正義もない」と取材に答えた。

医療倫理学上、問題があると疑われる中国の関係者が、国際移植会議に出席したのはこれが初めてではない。

2018年5月24日、中国衛生部の元副部長(厚生労働省副大臣に相当)で、中国移植委員会の代表を務める黄潔夫医師は、スイス・ジュネーブで開かれた世界保健機構(WHO)主催のイベントに出席し、中国の2010年〜2018年の移植手術は、自主的な臓器提供者からの臓器が使われたと述べた。

ワシントンに拠点を置く医療倫理団体である「強制臓器奪取に反対する医師の会(DAFOH)」代表トルステン・トレイ医師は、黄潔夫氏の掲げたデータの信ぴょう性に疑問を呈した。

大紀元の取材に応じたトレイ医師は、「黄潔夫氏は(第三者が確認できるような)透明性あるデータを示していない。これでは臓器が誰のものだったのかはわからない。信頼できるデータを示さなければ、中国が国際社会で信頼を得ることはない」と述べた。

(文アニー・ウー、編集フランク・ファン=英文大紀元エポックタイムズ/翻訳・佐渡道世)


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大紀元日本


SMGネットワークが発足


非人道性疑われる中国臓器移植ビジネス 日本が係わらないよう呼びかけ 山田宏議員、城内実議員ら

2018年01月26日 20時00分
http://www.epochtimes.jp/2018/01/30904.html(抜粋)


非人道的行為が強く懸念されている中国臓器移植に、日本が係わらないよう問題を周知し、国内の臓器移植環境と法整備を働きかける国会議員や地方議員、ジャーナリストらからなるSMGネットワーク(医療殺人を止めよ:Stop Medical Genocideの頭文字)が23日、正式に発足した。代表は外交評論家の加瀬英明氏。参議院議員会館で開かれた発足式では、会の趣旨に賛同する山田宏参議院議員、城内実衆議院議員らが挨拶を行った。カナダとイスラエルから招かれた同問題専門家3人がスピーチを通じて、日本の臓器移植法の整備を後押しした。

SMGネットワークは2017年はじめに都内で検討会を開始。無実の人々が大量に殺害されていると懸念される中国の臓器移植ビジネスを追及し、この非人道的行為に日本人の移植希望患者や家族、医療関係者、行政、医療保険会社など民間企業が係わらないよう、広く呼び掛ける。目標は、臓器移植手術の安全性と合法性、生命倫理が確立されていない国に移植目的で渡航することを禁じる臓器移植関連法案を可決すること。同様の法案は台湾、イタリア、スペイン、イスラエル、ノルウェーで可決している。

(以下略)


    
(関連記事一覧)


中国の臓器狩り
http://www.epochtimes.jp/special/34/


(一覧の中から)


死体はどこから入手?謎深まる人体標本展=NYT紙

2018年04月01日 16時24分
http://www.epochtimes.jp/2018/04/32197.html


中国大連市には2000年前後、ドイツの解剖学者ギュンター・フォン・ハーゲンス氏などが経営する死体加工場があった。工場で加工された人体の実物標本は、海外の展覧会などに出展されていた。

ハーゲンス氏の死体加工場で、従業員数百人がホルマリン液に浸していた死体を取り出し、整理、切断、解剖、防腐、姿作りなどの処理を行い、同氏が開発した死体処理技術であるプラスティネーション処理した実物標本を製作している。


(以下略)


   ____________________


NAVERまとめ

メディアが一切報道しない悪。中国の【法輪功】虐殺。生きたまま臓器摘出
中国は歴史上、革命→腐敗→革命を繰り返してきた国です。今まさに、中国共産党が腐敗の最中にあり、法輪功という宗教団体が中国共産党の脅威になっています。今、法輪功の修練者が無実のまま投獄後に殺され、臓器売買されるという状況は公然の秘密と化しています。

更新日: 2013年08月22日

この記事は私がまとめました hal_01さん
https://matome.naver.jp/odai/2134941656198909901(抜粋)


中国共産党を脅かす人数になったため弾圧を開始する

法輪功学習者1万人が天安門広場に集結し、中央政府に対し不当な弾圧をやめるよう平和的な抗議行動を起こしたのであった。●時の首相朱容基は法輪功学習者の訴えに理解を示し、今後の法輪功の活動も認める方針であったという。●だが共産党員を上回る7千万人に広まっていた法輪功にかねてから脅威と嫉妬を感じていた江沢民は1万人の抗議行動に激怒、法輪功を徹底的に弾圧する命令を下した。


中国で行われている臓器売買。生きた法輪功学習者の臓器狩り

ある30代の女性法輪功学習者は、一週間ほど凄まじい拷問を受け、そして無理やり食べ物を注ぎ入まれたりして、体が傷だらけになっていたという。
 同年4月9日、遼寧省警察庁のある部門から2人の軍医が派遣された。1人は中国解放軍瀋陽軍区総医院の軍医で、もう1人は解放軍第二軍医大学を卒業した軍医だった。警察庁はこの法輪功学習者をある場所(※1)に移し、二人は、この学習者が意識を完全に保っている状態で、麻酔を一切かけずに、彼女の心臓、腎臓などの臓器を摘出した。

2000年から2005年までの間、中国で行われた移植手術のうち、4万1500件は臓器の出どころが判明していない


●嘘の記載をする「中華人民共和国」の大使館HP

「法輪功」は日本国民に嫌われる「オウム真理教」と同様に、人権を踏みにじり、社会に危害を与える紛れもないカルト教団そのものです。中国政府は信教の自由を尊重します。しかし、他の国と同様に、カルト教団に対しては決して座視することは出来ません。国民の強い要望に答え、法に基づいてカルト教団である「法輪功」を取り締まり、厳しく打撃を与えることは、国民の生活と生命安全を守り、正常な社会秩序を維持するためなのです。


(以下略)


▲△▽▼

Girls Channel

中国で大学生30人以上が謎の失踪 臓器売買ビジネスの被害者か

G276コメント2017/10/12(木) 14:19
http://girlschannel.net/topics/1383781/部分抜粋


1. 匿名 2017/10/11(水) 12:47:00

中国で大学生30人以上が謎の失踪 臓器売買ビジネスの被害者か - ライブドアニュース

news.livedoor.com

住む場所も違い、互いに何の接点もない30人以上もの大学生が、武漢で相次いで失踪。中国でこんな不可解な事件が起きていたことが明らかになった。だが中国当局はこれを否定し、警察当局は捜索願すら受理しない。失踪した若者たちにはある共通点があった。「闇の臓器売買ビジネスの被害者になったのではないか」との憶測が浮上した。


(以下抜粋)

9月27日、「考えると恐ろしくなる!30人以上の大学生が武漢で謎の失踪」という文章が中国のインターネットに掲載された。そこには2011年から武漢市で32人の大学生が立て続けに失踪しているとあり、行方不明者の氏名、年齢、身長、失踪した日、当時の状況、そして家族の連絡先などが詳細に記されていた。失踪者の家族は子どもの手がかりをつかむため、これらの情報を公開したとしている。


(行方不明大学生の顔写真 出典:image.news.livedoor.com)

中国で大学生30人以上が謎の失踪 臓器売買ビジネスの被害者か少卿さんは、「警察に言っても、事件として扱えないという。しかも、調査する必要さえないと言い切られた」という。(略)米国のラジオ番組「希望の声」の中で、時事評論家ジェーセン博士は、「この事件をよく考えると本当に恐ろしいことだ」とコメントした。「若くて健康な大学生の失踪をどうしても中国で最も短絡に巨額な利益が得られる人体臓器売買の裏市場と連想してしまい、この事件の裏には、巨大な勢力と厖大な経済利益が絡んでいるだろう」と指摘した。

米国在住の時事評論家横河氏が、次のように分析した。中国衛生省(厚生省)の元次官で臓器移植関連の責任者を務める黄潔夫氏は、2015年8月に武漢で開かれた臓器移植関連の会議で、「湖北と武漢(の貢献)がなければ、(今日の)中国の臓器移植はない」と中国の臓器移植において湖北と武漢の重要な役割を認める発言をした。これは、武漢には移植の研究や手術用の人体臓器に対して大きな潜在需要があること意味する。


8. 匿名 2017/10/11(水) 12:48:21

本当なら恐ろしい。健全なふつうの学生が臓器移植に使われる、それも国ぐるみでやっている疑惑があるなんて信じたくない。


9. 匿名 2017/10/11(水) 12:48:33

生きたまま解剖されるんだよね。


11. 匿名 2017/10/11(水) 12:48:45

若くて健康な大学生の臓器を売買,,,
狂ってる。


16. 匿名 2017/10/11(水) 12:49:11

●列車事故の時、その日のうちに列車ごと埋めた政府のやり方を思い出した。まだ救出を待ってた人がいたかもしれないのに。つくづく恐ろしい国。


17. 匿名 2017/10/11(水) 12:49:13

そのうち日本人や外国人がさらわれて臓器移植に使われたりしないか不安になった。
↓は臓器売買の話ではないけど人身売買組織が存在するらしいしね。


イギリス人モデルを人身売買で誘拐 逮捕された闇の犯罪組織「ブラック・デス」とは

www.huffingtonpost.jp

モデルのイギリス人女性を誘拐し、通常の検索エンジンでは見つからない「ダークウェブ」でオークションにかけてポルノサイトに出演させようとしたとして、イギリスに住むポーランド人の男が7月17日イタリア警察に逮捕された。 この男が、女性をさらってネットで売る...


26. 匿名 2017/10/11(水) 12:50:00

●酔っぱらって寝てたら臓器とられる国みたいだし、ありえるよね


27. 匿名 2017/10/11(水) 12:50:16

中国マフィアも人数多いからね
日本にいても要注意だよ
あちこちに中国人がいる
ものごいの為に赤ちゃんや子供連れ去り、下手したら障害者にされる


29. 匿名 2017/10/11(水) 12:50:25

●日本の共産党支持者の感想が聞きたい
こんな国が理想なの?


32. 匿名 2017/10/11(水) 12:50:43

●人権問題や環境問題で調査したり訴えたり
活動する弁護士とかを不当に拘束逮捕したり
懲役刑にして出所後は軟禁で所在不明とか
当たり前の中国だものね。


35. 匿名 2017/10/11(水) 12:51:53

折角猛勉強して大学生になったのに。
●この世代は中国政府に懐疑的で、世界に目を向けている人も多いのに。
だからかも?


36. 匿名 2017/10/11(水) 12:52:19

●ヘイハイズなんて1000万人超えてるよね。戸籍すらないから闇すぎる。


41. 匿名 2017/10/11(水) 12:53:51

達磨女が実在するぐらいだからな…
野蛮なイメージがありすぎる


42. 匿名 2017/10/11(水) 12:54:15

中国ならやりそう
だって子供とか誘拐、密売されてるし親が売るパターンもあるし
IPadほしさに腎臓売る子供もいたってニュースも見たことある


50. 匿名 2017/10/11(水) 12:56:19

●やっぱ共産党の思想ってヤバい。


51. 匿名 2017/10/11(水) 12:57:02

●だって鉄道事故隠蔽のために事故車を乗客ごと埋める国だもん
政府がこんなですから……

(写真)


64. 匿名 2017/10/11(水) 13:07:18

>>16
その列車の窓から人の手が出てたよ


68. 匿名 2017/10/11(水) 13:08:53

中国のなんともいえない不気味さって拭えない。
西太后の映画で愛人の手足を切って壺から顔だけ出して生かせておく感じとか戦慄、都市伝説って言われてるダルマ女とかも本当に作り話なのかな?やはり実話じゃ?って怖い。


+209


-1


69. 匿名 2017/10/11(水) 13:08:58

>>48
●自分から売るのは腎臓とか肝臓の一部だろうけど、この人たちは全部取られるんじゃないの?皮膚も腱も移植に使えるし。


71. 匿名 2017/10/11(水) 13:10:19

>>49
群馬プリンスホテルだったかな。ここの社長がおもてなし学校とかいうものを作って外国人に日本の接客を教えてるらしい。将来は日本で働きたいという外国人がいるけど、いい気持ちがしない。
特に朝鮮人や中国人は国へ帰ってほしい。


73. 匿名 2017/10/11(水) 13:10:56

>>59
臓器の他に脚の腱も売れるって聞いたことある
それなら死んでからでも多少時間が経ってても大丈夫らしい


74. 匿名 2017/10/11(水) 13:11:00

誘拐された映像で犯人の顔が映っていても
警察「どこに住んでいるか分からないから捜査出来ない」
●家族が捜査して欲しいって何度も訴えると、逆に逮捕されるんだよね。
日本に産まれて良かったよ。


75. 匿名 2017/10/11(水) 13:11:39

●大学生が狙われたという事は脳ミソを取るんだろうか?


76. 匿名 2017/10/11(水) 13:11:52

●昨日あたりもちょうど日本にいるチャイニーズマフィアのニュースなかったっけ?
日本も安心できないかも。怖い。


80. 匿名 2017/10/11(水) 13:14:40

●借金させて臓器売らせるって前テレビでやってたよね。なんでもアリな国だよ。


81. 匿名 2017/10/11(水) 13:14:43

>>48
●心臓、腎臓、肝臓、角膜、血液・・・素人だけど、臓器移植のイメージだけでこれだけ上がる。
●一人の体で相当な金額になるよ。
ましてや、健康で若い生きてる人間の臓器となれば、価値はものすごいよね。
●先進国では倫理的に禁じられているから、お金が有り余っている大金持ちが、闇ルートで調達していそう。
ゾッとするね。


84. 匿名 2017/10/11(水) 13:16:27

>>51
●埋めて批判されたら掘り起こして放置する国だよ。


85. 匿名 2017/10/11(水) 13:17:31

●中国の法輪功(宗教?)の人たちが、無実の罪で捕えられて、
死刑という名の臓器売買をされてるって、何年か前に見たよ。


86. 匿名 2017/10/11(水) 13:18:03

仕事で中国北部に行った時、休みがあったので現地スタッフと屋台を見ていたら、迷子を探してるお母さんが物凄い悲鳴をあげて探していたの。
言葉は解らないけど雰囲気でただ事じゃないのは解った。こう言うのを聞くと人身売買ってまだあるんだろうな。ってその時の事思い出した。
屋台の人やお客も探していたら、大人の脚で隠れて見えなかったみたい。五歳位の男の子だった。
それと中国人って他人には無関心かも思っていたら、周りの人も探してあげてるのもビックリもした。


87. 匿名 2017/10/11(水) 13:18:29

>>81
●若いと皮膚とか歯も売れるらしいからね。


88. 匿名 2017/10/11(水) 13:18:35

>>59
●法輪功への弾圧で、生きたまま、麻酔なしで臓器を取り出しているって有名だよね。

●中国では刑務所に入れられたら、殺されても何されても抵抗できない。

●共産主義の独裁だから。


89. 匿名 2017/10/11(水) 13:18:52

●30人以上事故や災害で死んだら責任者が首切られるから、いっぱい死んでても30人以下で報告するらしいわよw
早く中国も体制崩れればいいのに。


94. 匿名 2017/10/11(水) 13:21:50

●中国が尖閣諸島に常駐し始めたよ・・


95. 匿名 2017/10/11(水) 13:21:50

●こんな事件あってもさ、日本の金持ちが中国に臓器移植受けに行ってたら最悪だよね。ありそうな話しだから嫌だわ。


98. 匿名 2017/10/11(水) 13:23:31

●中国だけじゃない。海外は本当に誘拐多いから気をつけて。


99. 匿名 2017/10/11(水) 13:24:04

馬に手足を縛って走らせる八つ裂きの刑とか、目をくりぬいて水銀を流したり、中国人の残虐性を恐ろしい。日本に入れちゃいかんよ!


103. 匿名 2017/10/11(水) 13:24:47

●日本にたくさんいる行方不明者も人身売買に巻き込まれたかもしれないし他人事じゃないね


105. 匿名 2017/10/11(水) 13:25:50

●数年前のニュースだけど、韓国で人肉入りのサプリが売られてたとかいう
そのサプリの生産元はもちろん中国で、病死した赤ん坊を買い取って作ってるとかいう、
なんかもうこっちの想像をはるかに越えた世界


110. 匿名 2017/10/11(水) 13:28:29

●よその国のことだと安心してちゃいけない。中国人がたくさん日本に押し寄せてくるということは、こういうカルチャーもモラルも一緒に入ってくるということ。移民は絶対に阻止しなきゃいけない。どんな黒いビジネスが日本国内で始まるか分からないよ。


111. 匿名 2017/10/11(水) 13:28:48

●中国の臓器売りに来る貧困層だと肝炎持ってたり性病持ってたり
栄養状態が悪かったりで良い臓器が取れないらしいね

●中流家庭以上の大学生を捕まえれば良い臓器だし若くて新鮮
皮膚も脳膜も関節も骨も内臓も全部つかえる


112. 匿名 2017/10/11(水) 13:28:53

こういう裏ルートで用意された臓器ってどこに流れていくの?誰が使うの?


114. 匿名 2017/10/11(水) 13:29:22

>>92
中国は一人っ子政策があるせいで、大体みんな子供は跡取りにできる男の子を欲しがるらしい。
だからこっそり性別操作したり、女の子が産まれても死産だったことにしたり、産まれても隠して出生届け出さなかったりする。
だから男子比率が異様に高い。


116. 匿名 2017/10/11(水) 13:30:33

●胎児スープとかあるから驚かない


118. 匿名 2017/10/11(水) 13:31:22

ほんと中国人移民増えて欲しくない!


121. 匿名 2017/10/11(水) 13:35:06

●でもさ、これってちゃんと戸籍があって学校にも通えてる人の話だから、きっと捜索もしてもらえないままの無戸籍の人っていっぱいいるよね。
犯罪組織だって、そもそも存在自体が国に登録されてない子供の方が都合が良いだろうし。
●一人っ子政策で2人目以降はこっそり生んで隠しながら育てて家の労働力にしてる農家っていっぱいいるらしいし。


122. 匿名 2017/10/11(水) 13:37:52

>>120
身代金の要求って一度被害者側と交渉したり金受け渡したりで接点持たないといけないしリスクが大きいんじゃないかな。
多分金持ちの大学生って感染症予防のワクチンとかもちゃんと打たれてて栄養状態もいいから臓器売買の中でもかなり高級品扱いなんじゃないかな。


124. 匿名 2017/10/11(水) 13:38:34

>>121
中国の戸籍なんて適当であって無い様なものらしいよ

●それより日本人旅行者は毎年かなりの数失踪して行方不明者が沢山いるけど
その何割かは殺されていたり臓器売買でさらわれたりしているのでは無いかと思う


125. 匿名 2017/10/11(水) 13:41:56

>>123
中国はプラスティネーションという技術があって
人工透析の機械で血管内の血を赤く着色したプラスティック溶液と入れ替えて
全身をフリーズドライににした後プラスティック溶液に漬けると
プラスティック状のほぼ永久保存出来るご遺体の出来上がり

●今は人体の不思議展等で料金を取って見世物にして
中国共産党の資金源にしているけど
中国の富裕層向けに美少女や美少年の模型として出回っていても不思議では無い


128. 匿名 2017/10/11(水) 13:43:06

●都市伝説みたいなので裕福な国の中でも日本の子供の臓器が一番高値で売買されると聞いたことある。

どの国よりも、食生活の栄養面、規則正し生活してるからと思われてだって。

●日本でも小学生ぐらいの子供で、何だかんだ不思議と何年も見つかってない子供結構いるよね。


129. 匿名 2017/10/11(水) 13:45:30

>>124
日本人が中国人の中に入ると栄養状態良い上に大人しそうで捕まえやすそう、ついでに身に付けてる物も高く売れそうって感じで飛んで火に入る夏の虫だろうね。


131. 匿名 2017/10/11(水) 13:50:32

中国だから別に驚かない。
中国マフィアの報復や、縄張り争いからの抗争って、本当にエゲツない。
他人を同じ人間とは思ってないから出来る残酷さ。

●中国の歴史を見たら、ありとあらゆる残酷な歴史が出て来るよ。
よくもまぁ、ここまで考えつくもんだって位。


133. 匿名 2017/10/11(水) 13:52:56

一説によると、中国は王朝が変わると、前王朝の国民を万単位で殺戮しまくってたらしい。
あまり関わりたくない国。


134. 匿名 2017/10/11(水) 13:56:06

>>129
●中国には絶対行かない。
スパイ容疑で逮捕されることもあるしね。


136. 匿名 2017/10/11(水) 14:01:32

中国人と結婚した友達は、誘拐が怖いからって子供できてすぐ拠点を日本に移したよ。ほんと身近なことなんだ、、、と思ってびっくりしたのを覚えてる。


145. 匿名 2017/10/11(水) 14:41:36

>>143
一人っ子でチヤホヤ育てた人達の問題行動が
社会問題になっているらしいですよね

●日本でも怒らないで褒めるだけの教育をする人が多いけど
実は刑務所内の犯罪者の殆どは褒めるだけ教育をされた層だそうな
怒られて来なかった人達は犯罪に対しての抑止力が効かなくて
安易に犯罪を犯す傾向があるのだとか

●虐待を受けたり環境の悪かった犯罪者は意外と少数だそうです


146. 匿名 2017/10/11(水) 14:45:50

●ほんと、政府は移民何ちゃらとか、外国人何ちゃらとかやめようよ


147. 匿名 2017/10/11(水) 14:47:00

>>85
●「人体の不思議展」ですよね。

●死体を利用しているのではなく、生きたまま標本にされていると噂されています。

●中国に人体標本の工場が作られてから明らかに生きたまま標本にされた妊婦とか、性交中の標本とか悪趣味極まりない。


149. 匿名 2017/10/11(水) 14:51:18

〇〇ちゃんを救う会とかの募金団体だって結局大金で海外の臓器買ってるわけだから、こういうのに募金する人も同罪だよ。


151. 匿名 2017/10/11(水) 14:53:02

●政治犯も臓器を取られるよねー

●共産党の幹部とか新しいのに定期的に入れ換えて若返ってたりしてね。

●日本はこんな野蛮な国に乗っ取られないようにしよう!


152. 匿名 2017/10/11(水) 14:55:16

>>105

●中国で人肉カプセル工場が定期的に摘発されてるけどまた作られる。

●死産じゃなくて売春婦を妊娠させているらしいよ。工場だから。ほぼ全員肝炎に感染してるんだってさ。


153. 匿名 2017/10/11(水) 14:57:40

●1つの省で何千人もの子供がさらわれて手足切られて乞食させられているよね?

弱ったら砂漠に捨てるんだってさ。
日本人の想像を遥かに越えてるよね!?


157. 匿名 2017/10/11(水) 15:02:58

>>147
●人体の不思議展でプラスティネーションして使われるご遺体は
ほぼ100パーセント共産主義を反対した政治犯だそうです

●何故なら共産主義を反対している人は大抵学があり栄養状態も容姿も良く
模型にするのに適しているそう

●刺青があったり痩せこけたり容姿の悪い貧困層の犯罪者だと
模型にした時に見栄えが悪いんだそうですよ


166. 匿名 2017/10/11(水) 15:18:38

●車で人を跳ねて怪我させると、バックしてきて息の根止めると聞いたこともある。

怪我だとずっと集られて高くつくけど、死亡だと1回の支払いで安く済むからだってさ!

中国行きたくない。


167. 匿名 2017/10/11(水) 15:21:22

>>105
韓国で人肉カプセルが売られたニュースは今月もあるよ
今でも韓国では需要があるんだね


「人肉カプセル」、韓国に3年間で8500余錠が密搬入…ことしも90錠摘発| Joongang Ilbo | 中央日報

s.japanese.joins.com

「人肉カプセル」、韓国に3年間で8500余錠が密搬入…ことしも90錠摘発| Joongang Ilbo | 中央日報본문 바로가기메뉴 바로가기「人肉カプセル」、韓国に3年間で8500余錠が密搬入…ことしも90錠摘発[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 2017年10月03日 15時31分...


169. 匿名 2017/10/11(水) 15:21:50

>>157
●人体の不思議展
「本人の意思で、、、」とか書いてあったけど、生きたまま標本にされるなんて、望む人いる?
仮に本人の希望だとしても、許されることではないよね。
恐ろしい国だわ。


170. 匿名 2017/10/11(水) 15:21:51

●中国は有名な政治家と不倫したアナウンサーだかが妊娠して、それに怒った本妻が
見せしめにその女性と胎児が見えるようにお腹くり抜いたミイラの標本もあったね


176. 匿名 2017/10/11(水) 15:36:28

>>173
●いや、中国史とか見ていると物凄く残虐だよ
負けた側の王の后なんて大抵大勢でレイプした挙句惨殺だし
前の王の寵愛を受けていた愛人なんて王が死んだ途端捕まって拷問されたり

●中国の怖い所は
4千年の歴史の中で犯罪者等で人体実験して
いかに殺さずに長期間激しく痛がらせる事が出来るかという技術が発達している点

●凌遅刑という人間を生きたまま棒にくくりつけて
ケバブみたいに肉を薄切りにして行く刑とか
実際に1970年代まで行っていたしね


177. 匿名 2017/10/11(水) 15:44:32

昨日浅草行ったけど、外人だらけで怖かったよ。駅のエレベーター前とか日本人いないし。うちはベビーカーだから何かあったら嫌だ。
土産物やのスタッフも客が中国人だらけだからか、目を光らせて怖かった。
東京は四年くらい前に出たけどほんと外人ばっかになった。


178. 匿名 2017/10/11(水) 15:50:36

●ちょっと前に、中国で
男の子が行方不明になって
帰ってきたんだけど
両目がくりぬかれてた事なかった?
移植用にとられたらしい、
と聞いたような。
怖すぎ!


179. 匿名 2017/10/11(水) 16:02:53

>>27
ホントそう!
●最近、チャイニーズドラゴンの奴らよく逮捕されているものね。


180. 匿名 2017/10/11(水) 16:07:59

●移民を増やしたら日本人も被害に合いそうで怖い


187. 匿名 2017/10/11(水) 16:29:26

>>177
●浅草寺の境内で立ちションしてる外国人が居たよ
見た目は中国人か韓国人だった


188. 匿名 2017/10/11(水) 16:31:29

>>176
●ヨーロッパや中国の歴史ってめちゃくちゃ残虐だよね


190. 匿名 2017/10/11(水) 16:38:34

>>88
人体の不思議展ってそういう人たちの臓器が使われてたんでしょ?
高校の時、担任から勧められて見に行ったわ…


192. 匿名 2017/10/11(水) 16:43:24

>>189
インドはヒンドゥー教の影響か
中国と違って罪人もあっさり殺すしあまり拷問とか無いみたい
バラモンもジャイナ教もヒンドゥーのクリシュナ派なんてのも殺生を嫌って
肉は食べないベジタリアンだし

●中国はとにかくすぐには殺さず長期間痛ぶるのが特徴
●料理も生きたままの狸を油で揚げたりするしね


195. 匿名 2017/10/11(水) 16:51:29

>>169
●見に行ったけどさ、堕胎した胎児が成長順に並べてあって気分が悪くなったよ


197. 匿名 2017/10/11(水) 17:06:05

>>195
●胎児って堕胎すると刃の付いたバキュームで吸ってバラバラになってしまうから
多分堕胎じゃなくてお腹を切って取り出した胎児だと思う


199. 匿名 2017/10/11(水) 17:09:51

人体の不思議展昔見に行ったけど
●自からの意思で献体だと思ってたから
政治犯等を無理矢理って…吐きそう


203. 匿名 2017/10/11(水) 17:41:01

>>3●日本には、日本名に化けて国籍も日本に棄化したシナ人や韓国人や朝鮮人420万人も・・・最近更に増え続けてるよ。 イスラム教徒もだけど・・・国籍剥奪法を作ろうって回りの皆にいい続けないと❗増えるのはあっという間だけど減らすのは10倍以上かかるよ?明日、国籍剥奪法が出来たとして、今年一年増えた分減らすだけでも 私は10歳老けてる


206. 匿名 2017/10/11(水) 18:20:30

>>40
●殺されてではなく、生きたまま臓器を取られるのです。
「生体臓器狩り」で検索してください。
●沖縄、北海道、尖閣を着実に侵略されつつある日本も他人事ではありません。


211. 匿名 2017/10/11(水) 19:04:56

>>85 終戦記念日に靖国神社行ったら参道で法輪功の大惨事を訴えてる
人達がいましたよ
配ってるチラシがメッチャ凄惨で怖かった


212. 匿名 2017/10/11(水) 19:11:38

●中国で軟禁されてる日本人ももう何年も解放されてない

●なのにどこもそれについて全然報道してない
捕まった最初だけ

●NHKにいたっては習近平がどうやって育ったかとかまるで偉人のような扱いの番組とかやってるしふざけるのも大概にしてほしい


214. 匿名 2017/10/11(水) 19:16:11

●韓国でも日本人が沢山行方不明になってるって記事見たけど、ご存知の方いますか?


216. 匿名 2017/10/11(水) 19:33:13

●中国で、子供が目の角膜取られて、犯人は親戚の女だった事件あったよね


217. 匿名 2017/10/11(水) 19:35:29

●中国で生きてる人襲って目の角膜奪う事件あったね。

●6歳の子供の目をくりぬいたり、女の人つき倒して角膜だけ取ったり。


220. 匿名 2017/10/11(水) 19:58:30

>>128
私も聞いたことある。

 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
●子供の臓器売買で中国人と白人に一番高値で闇で売買されるのは日本人の子供だって、警察も神隠しみたいな子供の事件は拉致事件とか誘拐じゃなくて人体、臓器売買の類いだと本音では思ってるけど親にはその線では残酷すぎて言えないから未解決誘拐事件みたいな感じであやふやにするみたいな。


223. 匿名 2017/10/11(水) 20:38:03

>>203
●帰化が簡単すぎるよね。中国人、韓国人、フィリピン人、ブラジル人、それにイスラム教徒、、、
選挙で自民党、にほんのこころ、以外にいれようとしている方は本当によく考えて!


230. 匿名 2017/10/11(水) 21:46:46

>>223
●住んでる市の人口が毎月400人前後で減なのに
世帯数が200世帯前後で増ってなる

●でも仕事しに来ても日本語できないから生活保護ってなる
言葉できないんなら帰れって言えよ国会議員は!ってずっと思ってます


231. 匿名 2017/10/11(水) 22:12:27

●共産党は日本を崩壊させる。


【元公安が暴露】共産主義が日本を崩壊させる ー 民族の生死を分ける真実の陰謀話

tocana.jp

志位和夫(日本共産党委員長)「YouTube」より  志位和夫(日本共産党委員長)、及びその側近である穀田恵二(同国会対策委員長)、小池晃(同書記局長)らが、加計学園の問題をはじめ、国会中継で視聴者が顔をしかめるような汚い言葉を吐いているのは、どのような...


232. 匿名 2017/10/11(水) 22:21:47

>>229
●献血は無料で搾り取った血液を赤十字が病院等に高値で売りつけるんだよ

●そしてそのお金は左翼の資金源になる


234. 匿名 2017/10/11(水) 22:38:11

●病院に勤めています

●たまに患者さんが勝手に中国で移植してきます

●そして不具合が出てから駆け込んできます

●お金払えばすぐに手に入るそうです

●腎臓


237. 匿名 2017/10/11(水) 23:21:01

>>231
●日本だけじゃ無い、アジア、世界をも崩壊させる。

●日本は、赤化して無い貴重な国だった。

●アジアにとっても世界にとっても。

●それをアメリカが潰してしまった。

●それにより、アメリカさえも自身の首を絞める事になるのに。

●東条英機氏が、亡くなる前まで危惧し、警鐘を鳴らしてたのに。

●アメリカはどう責任を取るのか。

●日本はどう立ち上がるべきか。


239. 匿名 2017/10/11(水) 23:34:54

>>36
●ヘイハイズなんて言葉初めて聞いた…
調べてみたけど酷いね。てっきりみんなちゃんと一人っ子政策守っているのだと思っていたけどあの中国人が守れるわけないよね
朝鮮と中国の血をひく者はみんな消えてほしい、本当に怖いわ


241. 匿名 2017/10/11(水) 23:58:07

●以前にも、大学入学時の健康診断受けた女学生(新入生)が
突然行方不明になって、「人体の不思議展」に展示されてた
女性の遺体の耳の形が、その女学生のと同じだったって話。
●また、珍しい血液型の学生が、やはり健康診断後に行方不明になった話も。
とにかく中国は不可解なベールで覆われた、薄ら怖い異様な国だわ。


242. 匿名 2017/10/12(木) 00:20:16

●中国政府の思考だと、法輪功は怪しいカルトだから、法輪功信者からは臓器摘出してもかまわない、と思ってるらしい。
その政府に洗脳された、一般中国市民まで「法輪功は中国のオウム真理教だよ」とか言っている。

法輪功の実態はよく知らないが、少なくともオウムみたいな大スキャンダルは起こしてないだろうし、カルトの信者だから臓器摘出してもいいとはならないでしょう。


243. 匿名 2017/10/12(木) 00:42:24

>>5
そう?
だって中国ですよ。
●北京五輪の時でさえ、妊娠した愛人を堕胎させ、
その胎児を取り出し、男がフライパンで焼いて食べてる動画が英国BBCで放映され英国中を震撼とさせた国ですよ。
●通州事件を見ても妊婦の腹を割いて胎児を取り出し短剣で刺したり、人間の顔を針金でジュズ繋ぎにしたり、
耳を や鼻を切り取ったりする国、残酷なのは伝統ですよ。


248. 匿名 2017/10/12(木) 02:06:11

●友達の友達が中国に留学中失踪。
話を聞いてから15年以上経つけど未だに見つからないらしい…。


250. 匿名 2017/10/12(木) 05:23:23

銀座は日本人より中国人のほうが多い?
と思える位 中国人だらけ。
あの独特の甲高い言葉がそこかしこから聞こえて
思わず舌打ちしたくなる。
百歩譲って観光客の方だけならまだ我慢出来るが
日本に居座ったしまうのは何とかして欲しい。
●都営住宅は中国人が激増してる。


252. 匿名 2017/10/12(木) 05:42:38

日本に来ては消える中国人。
不法滞在を目的に入り込んでいる。。。


外国人実習生の失踪者数の推移(表)


254. 匿名 2017/10/12(木) 06:24:52

>>60

戸籍のない人間の数は把握できない状態で
15億とも16億とも言われている。


256. 匿名 2017/10/12(木) 07:01:54

●天安門事件の時、
中共政権に反発する民主化推進学生達を
戦車でバリバリ轢き殺す国ですよ。
(それを中国人民達には隠蔽)
●中共にとって人命なんて蟻っころレベルなんだから。


257. 匿名 2017/10/12(木) 07:16:15

人権や人の命を軽く見てる国って恐ろしいね。
アメリカに留学中、中国人の友達がたくさんできて家族の食事に招待されて何度も食事や小旅行などしてたけど、どの家族も金、金の話ばかりでびっくりした。
家族仲はどの家庭も普通だったりとてもいいんだけど話題がお金の話がほとんど。
●日本人の私は根本的な価値観や文化が違うと感じて真っ先に旦那候補から中国人は消しました。


264. 匿名 2017/10/12(木) 10:00:22

日韓関係の発展へ尽力 | ニュース | 公明党

www.komei.or.jp

公明新聞に掲載されたニュースです。柳・親善協会会長代行と懇談山口代表


265. 匿名 2017/10/12(木) 10:07:54

●アマゾンの倉庫の夜間仕事をやった人が中国人や韓国人が沢山働いてると言っていた

●お弁当工場とかの夜間勤務は日本人が中々応募しないから不法滞在外国人でも潜り込んでいそうだなあ

●入管とかちゃんと調べてるのかな?


268. 匿名 2017/10/12(木) 10:14:53

●不法滞在も怖いけど、もっと怖いのは選挙権を持つ帰化だよ

●民主政権でわずか5年に帰化要件を大幅に緩和してる

●自民党、日本のこころ以外は外国人参政権を付与しようとしてる反日政党だよ

こういう党に投票する人間を増やすのはとても危険

日本人だけは投票しないように気をつけよう

●共産党や立憲民主党、公明党どもは公約には載せないでこっそり反日やるから始末に終えんよ


270. 匿名 2017/10/12(木) 10:30:22

>>265
あ〜やっぱりね
●移民促進→治安悪化の構図はわかりきっているので、安くてもamazonは使ってない

●安いものには裏がある
という格言、の意味が心から理解できます
適正な価格のものを買わないとね


274. 匿名 2017/10/12(木) 12:09:27

だから
●中国人が日本に来たがり帰化もしたい、って言ってたよ勘弁してくれよ

●日本人はお花畑で水も平和もただなので
気付かないままの人も多い

●北海道、沖縄は露骨になりつつあるけど、日本国内中じわじわ乗っ取られている事実を知って欲しい。


276. 匿名 2017/10/12(木) 14:19:46

●小さい頃に1人で海に近づくなと両親からしつこく言われてたけど、その時は足を滑らせて溺れても助けが来ないからなんだな〜と思ってたけど、大人になってからどうしてしつこく言ってたのか聞いたら、某国の貨物船が港に入ってきて小さい子供をさらって臓器売買に利用されるからだ、と言われて怖くなった記憶がある。

●住んでたのは目立つような大きな港町じゃなくて、田舎の方だったから余計に目立たなくて入りやすいんだとか。

●日本は平和だって言われてるけど、安心してられないよ。他人事じゃない。


▲△▽▼

他人様の御遺体の展示博覧会が日本で開催されていたという事実自体が恐ろしくて罰当たりすぎる。

当時の日本政府がなぜ許可したのか?
見に行った人が大勢いることにもひどく驚いた。
医師を目指す人などが、尤もらしい謳い文句に騙されて真面目に見に行ったのか、
単に恐いもの見たさだけの一般人もいたんだろうか。

本当に検体であっても(本当は思想犯の処刑)、自分は絶対見に行きたくないけどね。
この人はどんな人生を送って、どんな気持ちで最期をむかえたんだろうか?とか、家族だったらどうだろうか?とか考えて、気の毒すぎてトラウマになりそう。
中国政府は残酷な見世物で莫大な利益を上げたということだ。
それにつけても、安倍さんは保守なのに、どうして事実上の移民受け入れを推進するんだろうか・・
そのせいで目に見えて日本国内の秩序がどんどん乱れてきてるというのに。


420§麻人リブミンのお戯れブログ§420


人体の不思議展 〜それらの模型は以前生きていた!ではその出処は?〜


2012年02月26日(日)
テーマ:中国 屠殺 残酷
https://ameblo.jp/iryoutaimadenihonkaihou/entry-11175680882.html


(略)

『人体の不思議展』の謎の主催者

読売新聞社が人体の不思議展を擁護?

「読売新聞社が怪しい死体展覧会を主催
Hagex-day.info 2006年6月1日

(抜粋)
●ななななーんと、世界で最も発行部数が多い(1000万部以上!)読売新聞社が、人権擁護団体が聞いたら憤死するような手段で作られた死体をプラスチックで固めて、横浜で展示会の主催をしているというのだ!
その展示会は「人体の不思議展」だ。1995年から始まり、日本全国・世界各地を津々浦々まわっているイベントなので、ご存知の方も多いだろう。

現在、横浜産貿ホールで開催されているこの展覧会の主催は、「人体の不思議展監修委員会/日本アナトミー研究所/読売新聞東京本社」となっている。」


今まで参考にしている「RED FOX」さんのサイトにカリフォルニア州・ハワイ州で人体展禁止法案や輸入停止措置(2007年頃)が取られた記事があります。
では何故日本では2011年まで開催されてしまったのでしょうか?
日本での人体の不思議展をスポンサーである読売新聞・アナトミー研究所・歯科医師会などに利権が働いたのでしょう。動いたお金が35億円+αなのでそれは十分に考えられますよね!


●2012年現在日本での人体展は終焉しましたが多くのお金がシナ中国や売国奴に流れてしまいました。
本当に残念で正直、スポンサーも展覧会に遊びに行った方々にも怒りを覚えます。

●どうして350万人もの多くの人々が来場してしまったのか不思議でなりません。
僕なら自分の友人や家族に見せたいと思えない。
●この様な件があると現代の日本人の倫理観や道徳が相当希薄になっていると思います。
http://www.asyura2.com/12/china3/msg/293.html



▲△▽▼

ウイグルの現状 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB

2017年10月07日
ウイグルとチベット 本当の中国と嘘の中国
http://www.thutmosev.com/archives/72955009.html


共産党はアパルトヘイトのような制度でウイグル人を囲い込み、絶滅に追いやっている
引用:http://img.recordchina.co.jp/thumbs/m720/201704/20170426-05492486.jpg


ウイグル人の苦境

2009年7月にウイグル暴動が発生し、中国共産党は治安部隊を投入して鎮圧し、数千人を粛清しました。

その後新彊ウイグル自治区でウイグル人と中国共産党の間で激戦が続き、2014年には大規模な襲撃やテロが相次ぎました。

最近はウイグルに関するニュースは聞かれなくなり、平和になったかのように見える。

だがウイグルに関するニュースが少なくなったという事は、共産党による民族粛清がそれだけ進んだのを意味している。

昔「満州帝国」という国があり日本の悪事の象徴とされているが「満州」とは清国の別の言い方で、日本は清国を再建しました。

中国は辛亥革命で皇帝を廃位したが、もともと清国人つまり満州人は中国人(北京系)とは別の人種でした。


日本帝国は満州人が中国に侵略されないよう保護すると同時に、支配下に置いたが、国境を越えてどんどん中国人がやってきました。

中国より満州のほうが経済が発展したので、良い生活を求めて中国人が押し寄せ、あっという間に中国人が多数になった。

敗戦で日本軍が撤退すると事態はさらに悪化して、現在では満州人はほぼ絶滅し、民族としては存在していません。


同じ事がチベットとウイグルでも起きて、圧倒的な繁殖力の強さを武器に、中国人は少数民族国家を侵略しました。

チベットは独立国だったのだが、毛沢東の共産軍に征服され、チベット自治区に貶められました。

共産党はチベット人の追放や粛清、中国人の入植を行い、チベット人は絶滅への道を歩んでいます。


チベット侵略と破壊

これに加担したのがアメリカや欧州で、見てみぬ振りをするどころか日本軍との戦争やソ連との冷戦で中国の協力を得るために加担しました。

今ではチベット人は共産党の許可を得ないと自国を旅する事もできないし、仏教は厳しく弾圧され、子供に仏教を教えることも禁止されています。

チベット王が住んでいたポタラ宮殿は共産軍に占拠され、チベットの独立を示すものは破壊しつくされました。


チベットではチベットの歴史や文化、言語などを教えるのは禁止されていて、画一的な北京語と中国の歴史、文化だけを教育しています。

チベット王であるダライ・ラマ14世はインドに亡命し、高齢なので中国共産党が決めた「ダライ・ラマ15世」を任命しようとしています。

共産党が15世を任命したらおそらく15世は王政の廃止を宣言し、チベット王国を消滅させるでしょう。


ダライ・ラマ14世は独自に15世を任命しようとしていて、2人のダライラマ15世が現われるかも知れません。

チベットを破壊するために共産党は、チベット人の子供をさらって思想改造し、チベット弾圧を行わせたと言われています。

子供に親を襲わせて家族を分断し国家に従わせるのは、実はソ連の得意技で、共産主義の伝統文化です。


長江周辺も実は侵略した土地であり、「中国固有の領土」は北京周辺しかない
Image568
引用:http://earthresources.sakura.ne.jp/er/Resources(2)/Image568.gif


絶滅しつつある民族

ウイグル人に現在行っているのもこれで、共産党がウイグル族の子供を拉致し、思想改造を施し軍事教育し、ウイグル人弾圧を実行させます。

後を継ぐべきウイグルの子供が侵略者側になって破壊するので、ダメージは計り知れず、絶望の淵に落とされます。

親子や家族同士、同じ民族同士を戦わせるのは中国古来からの戦法でもあり、三国志とかによく登場します。


共産中国は日本や沖縄でもこれをやり1970年代には大成功して、日本で共産主義暴動を起こさせました。

今は沖縄に入れ込んでいて、琉球人に独立運動を起こさせて中国の手先に利用しています。

目的は日本人と琉球人を戦わせて混乱させ、チベットのように沖縄や尖閣諸島を侵略する事です。


最近共産党はITを駆使した弾圧を行っていて、ウイグルやチベットでは「監視ソフト」をスマホやPCに義務化しています。

どこの誰がPCやスマホで何をしているか、全部分かってしまい、24時間監視されています。

もし監視ソフトが入っていないIT機器を所持していたら逮捕され、おそらく2度と太陽を見ることはできません。


テロ防止と称して顔データを取り、街灯や駅に監視カメラを設置して、行動を監視する事もやっています。

ウイグル人は移動の自由を禁止され、就職や教育も制限され、例えばウイグル人は「中国人」用の幼稚園に入園拒否されます。

昔のアメリカの黒人差別と同じで、中国社会に参加させないようにしています。


この結果チベット人やウイグル人の所得は中国人の平均よりかなり低く、貧困状態に置く事で、テロを起こせなくしています。

またウイグル人はアラブ人に近いが、中東国家には経済力を利用して、ウイグル人を逮捕して送還するよう依頼している。

このようにしてウイグル人とチベット人は、この世から消されつつあります。
http://www.thutmosev.com/archives/72955009.html

2017-12-24 中国のウイグル支配は最先端の人民監視システムで行われる
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171224T0145390900.html


中国は漢民族ではない辺境国のウイグル人の地区を「新疆」だと言って強制支配している。

ウイグル人はイスラム教徒で独自の文化を擁しているのだが、長らく中国共産党と対立して莫大な死者を出してきた。

何度も何度も独立運動が起こされて、そのたびに中国は凄まじい強権を発動してこれを取り締まった。この歴史の中で、漢民族はウイグル人に憎悪されるようになっている。

こうした民族対立と歴史対立を続けながら中国がこの地区を完全に掌握したいと考えているのは、この地区こそが中国の一帯一路の要所となるからである。さらにこの地区には地下に膨大な資源が眠っている。

中国はこの地区を絶対に手放さない。しかし、中国が支配を強めれば強めるほどウイグル人の抵抗と中国憎悪は激しいものになって対立の根は深まっている。

そのため、中国はどうしたのか。ウイグル人の収入を増やして懐柔するのと同時に、ウイグル人を徹底的に監視するために超高度な監視システムを構築するようになった。

まさにジョージ・オーウェルの小説「一九八四年」に見られる国民徹底監視の「ビッグブラザー」がウイグルに現れた。


ウイグル人はいかに中国に監視されているのか?

中国のウイグル人監視は常軌を逸するレベルにあると、ヒューマン・ ライツ・ウォッチは報告している。中国はありとあらゆる監視をウイグル人に課している。

ウイグル人は常にIDカードを携帯する義務がある。ウイグル人は長いヒゲを生やすことができない。ウイグル人はベールを着用することができない。

ウイグル人はウイグル文化を研究してはならない。ウイグル人は生体データを提出しなければならない。ウイグル人は指定の場所で教育を受けなければならない。

ウイグル人は指定の場所で医療を受けなければならない。ウイグル人は指定の場所に住まなければならない。ウイグル人はガソリンを買うには身分証明が必要だ。ウイグル人は電車に乗る時は検問を受けなければならない。

ウイグル人は日常のありとあらゆる行動に関して監視されるようになっている。

上記はほんの一例だ。ウイグル人は、ホテルでも、ショッピングモールでも、銀行でも検問が必要で、すべての行動は中国当局に監視され、掌握される。

ウイグル人もスマートフォンを使えるが、公安当局が求めたらこのスマートフォンの中身も公安が調べることを阻止してはならないことになっている。

新疆ウイグル自治区では、監視カメラが無数に設置され、さらに町の至る所に交番が建てられて公安がウイグル人を監視している。

少しでも中国政府に反発する態度をしたり、抗議したり、暗号ソフトを使っていたり、反中国のコンテンツを所持したりしていると、問答無用に拘束される。

いったん拘束されると、いつ出所できるのかまったく分からない。場合によっては「国家分裂罪」で死刑になる可能性もある。ウイグル人の研究者がウイグル文化を研究していたというだけで「国家分裂罪」で起訴されるのである。

インターネットはウイグルだけでなく中国全土が完全監視下にあって、見られるコンテンツも決まっており、匿名で何かを書き込むというのは事実上、不可能になっている。


人民は徹底的に弾圧され、監視される社会と化す

「中国が素晴らしい、中国は発展している、中国は平和的、次の時代は中国の時代だ、日本は中国を見習え」と、未だに中国を絶賛している人がいる。

しかし、中国が他国を侵略するのであれば、その国はどうなってしまうのか。

その答えがウイグルである。

人民は徹底的に弾圧され、監視され、いったん監視システムが構築されたら、もう二度と反政府的な言動をすることができなくなるのだ。

欧米や日本にとって技術革新や最先端技術というのは、自分たちの日常を豊かにするためのものだ。最先端技術は楽しみであり、喜びでもある。

ところが、中国にとって技術革新や最先端技術というのは、人民を効率的に監視し、弾圧し、異分子を炙り出すものなのである。人民にとって悪夢であり、恐怖である。

それを、中国はウイグルでやっているのだ。

こんな中で新疆ウイグル自治区に住みたいという人はいないはずだ。自分が監視され、下手な言動をしたら公安に拘束されるかもしれないような不自由極まりない場所に行きたいと思う人間はどうかしている。

中国政府がやっているのは、ウイグル人に対する明白な人権侵害であるのは間違いない。

ところが、この凄まじい人権侵害に対して抗議する国外の良識ある人は、「内政干渉だ」と中国政府から徹底的に抗議される。そして以後は「中国の敵」と認定されて、事あるごとに執拗な攻撃を受けることになる。

だから、欧米の「自称」人権主義のエスタブリッシュメントたちは中国に何も言わない。チベットでも激しい弾圧が繰り返されているが、人権主義だったバラック・オバマ前大統領でさえも中国市場のために何も言わなかった。

エスタブリッシュメントは口ではきれい事を言っているが、人権よりも金だったのである。

https://www.youtube.com/watch?v=EZkvtyKnxvM
2009年に起きたウイグルの暴動。以後、中国は徹底的にウイグル人を弾圧・監視してきた。


中国が日本を支配したら何が起きるのかの事例

中国が民主化することは、中国共産党がこの国を支配している限りは絶対にない。

新疆ウイグル自治区やチベット自治区を見ても分かる通り、中国が民主化したら途端にこれらの国々は漢民族の支配から抜け出そうと独立運動を起こすからだ。

中国が民主化するというのは、中国がバラバラになるということと同じ意味なのである。

中国が激しい勢いで、それも国外からの批判をモノともせずに辺境国を徹底弾圧・徹底監視するのは、そうしないと国家が分裂してバラバラになってしまうからだ。

また、漢民族であってもすべての人民が中国共産党を支持しているわけではない。中国ではしばしば暴動が起きて、反政府運動も生まれるのだが、そのたびに中国政府は容赦なく弾圧してきた。

天安門事件では、1989年6月3日から4日の2日間で、中国政府は反政府運動をする人民を一気に3000人も殺したと最近になって香港紙は書いている。AFP通信では「少なくとも1万人」とある。

中国政府は自分たちに反対する人間は、容赦なく殺しまくる体質を内包しているのである。この体質が、チベット自治区や新疆ウイグル自治区で発揮されている。

中国は独裁国家であり、独裁である限り民主化はなく、民主化がないのだから自由もない。自由に政権批判などしていたら、次の日には拘束されるか死体になって発見される国だ。

こんな国が他国の技術を盗みまくって経済発展したからと言って、「中国は素晴らしい」とか「中国は次の超大国」だとか言って賛美している人の気が知れない。

中国のやり方、中国の体質、中国の徹底弾圧・徹底監視に危機感を抱けないのであれば、それはあまりにも想像力が足りないとしか言いようがない。

「騙した方よりも騙された方が悪い」という国を賛美したり褒めたりすることの危険性を、もっと真剣に考えるべきだ。

チベット自治区や新疆ウイグル自治区で起きている徹底弾圧・徹底監視は、中国が他国を支配したら何が起きるのかの事例として研究すべきであり、これは決して他人事ではない。

チベット自治区や新疆ウイグル自治区で起きている徹底弾圧・徹底監視は、中国が日本を支配したら何が起きるのかの事例として研究すべきであり、これは決して他人事ではない。
https://www.bllackz.net/blackasia/content/20171224T0145390900.html

2017年07月27日 中国のネット世界 強まる規制と失われる自由

中国に不都合なサイトは遮断され、このブログも中国からは見れない
引用:http://growth-ideas.com/wp/wp-content/uploads/2015/10/18f03320-s.jpg


中国で許されている自由

中国にはもともと自由は無かったが、ケ小平の南巡講話で改革解放が始まってから、自由化が進められた。

以前は生まれた村から出る事が出来ず、一生農民だったが、現在では起業してお金で「都市戸籍」を買えるようになった。

また一人っ子政策で出産には出産許可証が必要だったが、現在は2人まで許可されるようになった。

         
インターネットも普及し、金持ちは外国への旅行をし、株式や土地投資などもし、一見すると他の国と同じように見える。

だが細かく見るとインターネットは実名登録制で、匿名でSNSに書き込んでも、ヒモ付きIDなどで政府に把握されている。

インターネットに書き込めるのは中国政府が許可した事だけで、多くの話題が禁止事項になっている。


例えば中国のネットには戦時中の日本軍の蛮行(全て虚偽)はいくらでも書き込めるが、戦時中に共産軍や国民党軍がやった事は書き込めない。

また天安門事件について書くことも読むことも出来ないし、毛沢東の本当の姿を知ることもできない。

うっかり本当の事などを書いてしまうと、公安がやってきて連行され、生涯行方不明にされてしまう。


2015年に中国全土で数百人の人権派弁護士が拘束されたが、今も解放されず行方不明の弁護士が何人もいる。

弁護士は弁護士仲間が被害を訴えたりするが、報道関係者とか、まして一般人が拘束されるのは日常茶飯事です。

公安や警察は拘束しても発表せず、裁判も行わないので、家族すら公安にさらわれたのを知らない場合が多い。


ネット上の自由

最近共産党が目を光らせているのが習近平など政府要人への批判で、クマのプーさんを禁止したのが話題になった。

プーさんが習近平に似ているところから、批判的な事を書き込む代わりにプーさんを持ち出すのだった。

習近平は不正蓄財をしているという代わりに、プーさんは儲けているようだという具合に書き込む。


中国政府は13億人全員をネット上で識別する技術とか、運転免許や社会保障に連動される登録制度などを編み出した。

例えばネット上で政府批判をすると違反点数が加算され、自動車ローンや住宅ローンができなくなり、進学も大手企業への就職も断られる。

2017年になって新たなネット規制技術を編み出し、不正な画像や動画が掲載される前に削除してしまう。


天安門事件やプーさん画像をネット投稿しようとすると、掲載が反映される前に画像は消されてしまうのです。

掲載した本人も、続いてこの世から消されるのかも知れません。

チャットやメールなど個人間の通信も政府が監視していて、不適切な内容は遮断されるようになってきています。


欧米の調査によると中国政府は数十万人規模のサイバー部隊やネット調査員を抱えてネット対策をしている。

笑えるのは彼らの業務の大半がネットに書き込んで情報を誘導する事だそうで、不適切な書き込みを打ち消すのです。

誰かが日本を褒めたら反対の書き込み、政府批判に傾いてきたらその反対の内容を大量に書き込みます。


これが公安警察や人民解放軍の仕事だというから、世の中には変わった職業があるものです。


ブログに国家の許可証が必要

2017年に中国政府は突如、ネット上のあらゆるコンテンツには、政府の許可を得たという証明書が必要になると交付した。

といっても政府系の業界団体がそう言っただけなのだが、中国ではこの場合、習近平が言ったのと同じになります。

インターネット上のすべての視聴覚コンテンツは「社会主義の本質的価値」を守っているか2人以上の監査人の監査を受ける必要があるという内容でした。


これの意味する所は文章の情報は検閲が自動化されてきたので、把握し難い映像などの検閲を強化するという事のようです。

監査人を任命するのはもちろん共産党と癒着した業界団体で、政府に不都合なサイトは閉鎖される。

サイトだけでなく全ての個人ブログも対象になり、あらゆるネットサイトに共産党の許可が必要になります。


この規制が完全に実行されるのか、それともかなり緩い抜け道が用意されるのかは、今の所わからない。

そして新疆ウイグル自治区では最近、ウイグル族のネット機器にスパイウェアをインストールするよう強制している。

ウイグル自治区はウイグル人の独立国家だったのを、中国が植民地支配して、ウイグル人の根絶やし政策を実行中です。


中国では年間4000件のテロや暴動が発生していて、新疆ウイグル自治区がもっとも頻発しているとされている。

スマホやパソコンに政府が作った監視ソフトをインストールさせ、路上で警察官が検査している。

もし監視ソフトが入っていないスマホを所持していたら、おそらくテロリストとして連行され、そのままあの世行きになります。


中国人(という民族は存在しないが)の場合は刑務所に入れてもらえるが、ウイグル人はそれすら許されません。

監視ソフトによってネット上のあらゆる活動のほか、どんなサイトを見たか、GPSの位置情報も警察・公安が把握している。
http://www.thutmosev.com/archives/71941911.html


2016年05月30日
中国の治安維持部隊 予算18兆円で少数民族弾圧
http://thutmose.blog.jp/archives/60763210.html


北京は大陸では最も遅れた地域で、北京人種は少数民族に過ぎなかった。
故に北京以外は全て他民族の土地です。


中国勢力図☆5500年前
http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/7/f/7f12e8cc.jpg


中国は一つの民族と言っているが、実際は北京系が他の民族を支配しています。

北京は中国でも遅れた地域だったので、他の地域は全て異人種が統治していた外国だったのです。


2つの軍隊を持つ中国

中国には2つの軍事力があり、一つは目に見えてテレビで姿を見ることができます。

見えるのは表向きの軍事力で予算は約16兆円、南シナ海に軍艦を送り、日本の領空を侵犯しています。

もう一つは見えない軍事力で、見える軍事力を1割ほど上回って推移しています。


見えないほうは「治安維持費」と呼ばれていて、表も裏も最高機密で、本当の予算は非公開です。

欧米メディアによると表の軍事費は16兆円で、裏の軍事費は18兆円と見られています。

ちなみにアメリカの軍事費は約70兆円で日本は約5兆円となっています。


中国は表と裏を合計すると約34兆円で、ついにアメリカの半分に達しました。

中国の軍事費は2016年も7%以上増えていて、今後もGDPの伸びを上回る伸び率が予想されています。

ではこの「裏の軍隊」は一体何をしているのでしょうか。


治安維持費の正式名称は公共安全予算で、公式には抗議活動の予防や暴動鎮圧、インターネット管理に当てられる。

だが国民一人ずつに監視をつけても18兆円は簡単に使いきれる金額ではありません。

アメリカには西武開拓時代というのがあり、昔は西部劇が人気の映画ジャンルでした。


北京は最も遅れた地域だった

アメリカ合衆国は最初首都があったワシントン州や東海岸だけだったが、南と西に領土を広げて現在の形になりました。

西部開拓とは、アメリカ人は綺麗事を言っているが、原住民を消し去って無人の荒野にしてしまい、白人が占領した事を言います。

原住民は抵抗するので軍隊やガンマンがインディアンを討伐したのを、かっこ良く映画にしたのが「西部劇」でした。

アメリカが「合衆国」になるために犠牲にした原住民は、2000万人とも6000万人とも言われています。

その手口は文字を読めない先住民に同意のサインをさせ、軍隊を投入して村ごと焼き払うなどだが、西部劇ではカットされています。


次に中国の歴史を見ると、現代の「中国人」とは要するに黄河文明の人々で、北京周辺の狭い範囲の民族でした。

彼らは数千年の間、弱小民族であり、モンゴル人や長江文明などに支配されていました。

歴史上黄河文明が中国全土を支配したのは、1950年に建国した現在の中国だけです。


北京以外は全て「外国」であり植民地なので、アメリカの西部劇と同じく軍事力で敵を消し去る必要があります。

アメリカにとってのインディアンが中国人にとってのモンゴル人、ウイグル人、チベット人、満州人などです。

上海も本来は長江文明に属し、北京とは異なる文明ですが、現在は渾然一体となっています。


漢字、火薬、羅針盤、印刷など中国が発明したと言っているもののほとんど全ては、長江文明で始まったものです。

長江に比べると黄河すなわち北京は遅れた地域で、遅れていたのでやたら子供を産んで人口を増やしました。

すると遅れて劣っていた黄河文明の北京の方が、数で圧倒してどんどん南下していきました。


秦の始皇帝をはじめ、歴代皇帝は今日の少数民族だった


http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/d/b/dbcfae0f.jpg


治安維持とは原住民弾圧

今中国が国内でやっている事は、9割以上の地域の「本来の所有者」の少数人種をこの世から消し去る事業です。

北京以外は全て「外国」なので少数民族は邪魔であり、特にウイグルとチベットを敵視しています。

「治安維持」とは要するに少数民族をこの世から消し去り、中国全土を北京人種が支配するための費用です。


中国では毎日10回以上どこかで暴動が起きていて、テロも頻繁に発生しています。

中国は「国内だ」と言っているが、ウイグル人やチベット人から見ると、北京系中国人こそ外国人です。

ウイグルやチベットでは現地語の禁止、民族衣装の禁止、移住政策、教育の禁止などが行われている。


少数民族の年間所得は中国人の10分の1で、年収数万円といったところです。

絶え間ない弾圧政策で、例えば夕飯を食っている最中でも治安部隊が銃を持って突入してきて、家族を連行したりします。

テロ容疑だとかもっともらしい理由をつけるが、何の理由も無く連れ去って恐怖を与えるのは、中国4000年の伝統的な統治方法です。


台湾原住民によると中国人は、理由もなく暴行し、理由を説明せずに連れ去って処刑する。

理由を明かさない事が「何をしても無駄だ」という恐怖を増幅させ、住民を服従させるのだという。

対して日本軍は必ず理由を説明し、その理由を論破すれば相手を議論で負かすことが可能だという。
http://thutmose.blog.jp/archives/60763210.html




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ウイグル人絶滅作戦 1
米国で最も人気の高い科学雑誌「サイエンティフィック・アメリカン」最新号が、中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で中国当局が
実施した40数回の核爆発実験の放射能により、数十万ものウイグル住民が死亡した可能性があるとする記事を掲載した。

 記事は、ウイグル人医師のアニワル・トヒティ氏と札幌医科大教授で物理学者の高田純氏の合同調査結果を基礎に書かれたもの。
高田教授は同自治区のシルクロード紀行番組を長年、放映したNHKの核実験無視の姿勢を非難している。

 「サイエンティフィック・アメリカン」7月号は、「中国の核実験は多数の人を殺し、次世代を運命づけたのか」「中国が40年にわたり
核爆弾を爆発させたことで、放射能の雲は住民の上を覆った」という見出しの記事を掲載した。

 同記事はまず、トヒティ医師が新疆ウイグル自治区で1973年の子供時代、3日間、空が黒くなり、土砂のような雨が降ったのを
目撃し、後年、それが核爆発の結果だったことを認識したと指摘。その上で「シルクロード上のロプノル実験場における、1964年から
96年までの40数回の核爆発による放射能の結果、数十万の住民が死んだ可能性がある」と報じた。

 記事はさらに、現在、英国やトルコを拠点にウイグル人の放射能被害を研究するトヒティ医師が、高田教授と「ロプノル・プロジェクト」
という共同研究を進めているとし、高田教授の「新疆ウイグル地区で放射能汚染のために19万4千人が死亡し、120万人が白血病
などを病んだ」という算定を伝えた。

 「サイエンティフィック・アメリカン」は米国だけでなく国際的評価が高く、同誌が今回、事実として正面から伝えた「シルクロードの
核汚染」は、それを否定してきた中国政府にも厳しい詰問となる。

 また、高田教授はNHKが長年、シルクロードの番組を放映し、多数の日本人観光客に核汚染が明白な地域を訪問させながら、
核爆発については一切、沈黙してきたとして今年4月、公開質問状の形で抗議した。

 NHK側は、「(放射能汚染についての)認識は放送当時も現在も持っていない」と回答したというが、今回の米国の科学雑誌の記事は、
高田教授側の研究の成果や意見に国際的認知を与えたこととなる。


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ウイグル人絶滅作戦 2

中国が、ウイグルで民族浄化作戦を展開している。

民族浄化には、一定の民族を「絶滅させる」ために直接、市民を大量虐殺する方法と、その民族独自の宗教・習慣・文化・言語を「取り上げ」、一定の文化そのものを破壊し、存在させなくさせる方法がある。

後者は日本人に対し、日本語の使用を全面的に禁止し、寿司・刺身・和食を食べる事を違法行為・犯罪とし、コメの生産を犯罪行為として禁止する等の事態に該当する。

 現在、中国政府は7歳〜14歳までのウイグル人の子供をウイグル地域から「強制連行」し、漢民族の居住地域で生活させ、教育を受けさせている。つまり中国語を使う教育を強制し、ウイグル語を地球上から消滅させようとしている。そして中国文化の中で育て、ウイグル文化に「一切触れさせない」ようにし、ウイグルの文化の継承者が居ない状況を作り、その文化を破壊している。

これは民族虐殺に等しく、文字通り、民族浄化である。

中国政府の政策は、ナチスの行ったユダヤ人虐殺と同等であり、本来、多様な文化・言語が地球上に多数、存在する事によって、相互に影響を与え合い、新しい別の文化・文明が次々と作り出されてきた人類の歴史に対する「虐殺行為」である。中国政府の政策は全人類への「冒涜」「犯罪」である。

 また中国政府は、若いウイグル人女性を40万人、漢民族の済む天津、青島へ「強制移住」させ、ウイグル人同士の結婚を「事実上」禁止し、ウイグル人と漢民族の結婚・混血を強制している。これはウイグル人を「地球上から絶滅させる」ウイグル人絶滅政策であり、ナチスのユダヤ人虐殺と同一の政策である。

これは仮に、日本政府が、日本人同士の結婚を禁止するため、若い日本人女性を全員アメリカへ強制移住させ、事実上、日本人女性にアメリカ人との結婚しか「認めない」政策を取る事と同じである。

 しかも、強制移住させられたウイグル人女性は、安い賃金で一日12時間も労働を強制され、宿泊施設は衛生環境の悪い汚れきった部屋に閉じ込められ、刑務所での生活のような人生で「若い時代を浪費」させられている。

これは中国人によるウイグル人の事実上の奴隷化である。

 またウイグルの宗教はイスラムであるが、中国政府は18歳以下のウイグルの若者達にイスラムのモスク(寺院)への出入りを法律で禁止している。そして、イスラムの習慣である「ラマダン=断食」の時期に、ウイグルで食糧の配布を意図的に行っている。これ等は明らかなウイグルの宗教・文化に対する破壊工作であり、極めて悪質な「民族浄化・虐殺」である。

これが中国を「表に立てて行う、ロスチャイルドの世界帝国の支配原理」である。

ウイグルは、明日の日本の姿である。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/123821982.html




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2017年12月29日
中国の完全監視区域 ウイグルやチベットで行われるIT管理


監視区域内では検問が行われ、住民は自由に出歩くことは出来ない
引用:http://img.ltn.com.tw/Upload/liveNews/BigPic/600_phpDNun38.jpg


完全監視区域

中国ではITテクノロジーを駆使した国民監視システムが構築され、誰も逃れることはできない。

行き過ぎた監視システムが出来上がるに至った理由は多発するテロや暴動で、年間3,000件以上の暴動が発生している。

毎日10件のペースでどこかで反政府テロや暴動、抗議集会が起きていて、政府は厳しく取り締まっている。


暴動が激しい地域ほど監視体制も厳しく、最近中国の植民地になった地域ほど暴動は多い。

ウイグルは元々ウイグル国だったが、第二次大戦や中共内戦のドサクサに紛れて毛沢東の共産軍が侵略し支配した。

アメリカ人は馬鹿なので中国人と周辺民族の区別がつかず、日本人以外は全て中国人だと考えて、周辺民族侵略に加担した。


こうして侵略されたモンゴル、チベット、ウイグルでは、数千万人もの人が民族浄化の対象になり、亡くなった。

第二次大戦終結以降、中国共産軍などによる死者は、合計で1億人を超えていると推測されている。

こうした歴史的経緯があって2009年にウイグル暴動があり、再び数万人が共産軍と治安部隊の犠牲になった。


そのウイグルでは現在、ITを使ってウイグル人を完全管理する試みが開始され、あらゆる自由を剥奪している。

町中のあらゆる場所では100mおきに監視カメラが設置されているが、住民全員を登録し、顔認証で一日の行動を管理している。

通りのいたるところで公安が検問をしていて、手荷物検査をしているが、武器を探している訳ではない。


中国伝統の少数民族管理方法

通行人のスマホを取り上げて検査機器に接続し、監視ソフトが入っているかを点検している。

ウイグルなどでは監視ソフト無しのスマホを持ち歩くのは遺法であり、PCなど全ての通信機器にインストールが義務つけられている。

この監視ソフトは一定時間ごとに治安警察に位置情報を知らせるほか、通信記録や保存データの内容も逐一知らせる。


もし監視ソフト無しの電子機器を持っているのが見つかれば、連行され刑務所か強制収容所に入れられる。

中国には裁判制度が無く、日本など外国に関係した事件だけ特別に裁判を開くが、普通は何もしない。

逮捕や連行を発表する制度も無く、人知れず連れ去られ、そのまま永久に行方不明になるのが中国の司法制度です。


ウイグル人は要監視対象なので移動の自由は無く、ウイグル自治区でも教育や職業を制限されている。

ウイグル自体が貧しいのに、中国人(漢民族と自称している連中)に比べてウイグル人は貧しく、公職や良い職業は中国人が独占している。

警察や治安部隊、軍に入れるのは中国人だけで、たとえ入隊しても「ウイグル人狩り」のような任務をやらされる。


自民族を自分の手で弾圧させるのは中国伝統の管理法で、チベットでもチベット人の若者に弾圧させて、数百万人を粛清しました。

子供を洗脳して親を襲撃させるような事が、チベットやモンゴルや満州やウイグルで行われました。
http://www.thutmosev.com/archives/74223396.html

[32初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数、規定違反多数により全部処理


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2018年01月04日
暴走する中国IT革命 DNA登録や監視アプリ義務へ


中国製スマホには最初から無断送信機能が仕込んであるとも言われている
引用:https://si.wsj.net/public/resources/images/BN-WU223_33z61_M_20171229041052.jpg


顔認証で全国民を監視

資本主義社会はハイテクの進化によってIT革命が起き、AI社会になろうとしているが、中国ではあらぬ方向に進化している。

ITやAIによって14億人の人民を監視するツールとして着目し、ITを利用して全ての国民を常時監視下に置こうとしている。

代表的な例が「監視アプリ」「遺伝子登録」「顔認証」でこれらは順次、全ての国民に義務化されようとしています。


          

日本や西側社会でもこうした物は存在するが、利用は企業が独自に集めたものか、犯罪歴がある人などに限られている。

例えば最近日本では10年以上逃走していた指名手配班を、「駅で発見した」ようなニュースが何度か有りました。

逮捕された容疑者の顔を見ると手配写真とは似ても似つかない別人で、一体どうやって犯人だと気づいたのか疑問です。


少し前の報道で警視庁や警察が防犯カメラに顔認証システムを組み合わせて、いくつかの駅などに実験運用しているというのがありました。

おそらく現在は実験段階から先へ進み、警察の写真とカメラの映像を、顔認証で照合できるようになっていると考えられます。

イギリスはもっと進んでいて、テロ事件の捜査ではロンドンの全ての駅に顔認証連動カメラが設置されていると報道していました。


中国はこれをさらに進めて、全ての国民の顔情報をデータベースに登録し、駅などの監視カメラと照合して、常時監視可能にしようとしています。

日本の最近の報道では、高速道路で自動車の運転者を顔認証する技術を開発したそうなので、さっそく中国でも取り入れるでしょう。

覆面を被っているか後部座席でじっとしているしか、カメラの顔認証から逃れる方法はありません。


PCデータや遺伝子も共産党のもの

今の所適用はウイグルなどテロが頻発している地域の一部だが、やがて主要都市や上海、北京にも拡大される。

次に中国が目を付けているのが国民監視アプリで、これも既にウイグルではテロ防止の名目で義務化されています。

中国ではアリババやテンセントのようなIT企業は、実は中国共産党幹部が経営に加わっていて、準国営企業という側面を持っています。


大手IT企業は利用者の情報をすべて警察や公安と共有していて、ここでも「共有」が間違った方向で活用されている。

公安はIT企業の協力で国民監視アプリを開発し、さらに「密告機能」も搭載し、市民相互監視を奨励している。

監視アプリはスマホやPCの内部を勝手に捜索し、勝手に公安警察に送信し、テロを未然に防止していると政府は説明している。


密告機能はテロリストや反政府主義者を密告すると褒賞がもらえるようだが、その機能を利用すると自分も監視されてしまう。

今のところ一部の地域以外ではアプリ導入は任意だが、次第に地方都市から首都へと拡大される。

最後の極めツケが「遺伝子登録」で、すでに各地の学校ではDNA登録のために生徒の「つば」を集めている。


最初は集めやすい学校と犯罪者から収集し、やがては14億人全員の遺伝子情報を登録し、DNAによる国民監視制度を確立する。

目的はやはりテロや犯罪の防止とされているが、国民を監視下に置くことを最終的な目標にしているように思える。

中国で販売されている中国製スマホやPCには、販売時から外部に情報を無断送信する機能が仕込まれているのは、度々報道されている。

こうして中国は世界初の「IT監視国家」になろうとしている。
http://www.thutmosev.com/archives/74348276.html





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2018年5月22日
コラム:中国ウイグル族を苦しめる現代版「悪夢の監視社会」

[14日 ロイター] - 中国北西部の新疆自治区に暮らすムスリム主体の少数民族ウイグル族にとって、逃げ隠れできる場所はどこにもない。監視対象の個人が自宅や職場から300メートル以上離れると、顔認識ソフトが自動的に当局に通報すると言われている。

住民が個人の追跡を可能にするスマートフォン用アプリをダウンロードしないままだと逮捕される可能性があると、ソーシャルメディアの利用者は指摘する。海外旅行をしたいと願うだけでも、逮捕の原因になる可能性があり、中国政府は出国者の家族を拘束し、強制送還を求めて政治的な圧力をかけたりもする。

いわゆる「再教育キャンプ」に収容されたウイグル族は、過去2年間で少なくとも12万人に達すると、米政府系のラジオ・フリー・アジアは推計する。最大100万人に上るとの報告もあり、米議員グループは先月、少数民族を対象とする最大規模の拘束だと表現している。

外国との接触はすべて疑惑の目で見られ、収容所送りになった人々のなかには、有名なサッカー選手や、国境を越えた商業活動を行っているパキスタン人を夫に持つウイグル族もいると言われている。

大規模拘束に関する報告について、中国政府はコメントを拒否。また、一部がここ数年小規模の分離独立運動を続けているウイグル族に対する抑圧についても中国政府は否定している。

新疆自治区におけるイスラム主義者の反政府活動に直面していると主張する中国政府は、ナイフや爆発物を使った国内攻撃の多くはウイグル族武装勢力によるものだと非難する一方、ウイグル族の指導者グループをテロリスト指定している。

外部専門家も、中国が脅威にさらされていることを認識している。イラク及びシリアのイスラム系過激派組織「イスラム国(IS)」戦闘員には数百人のウイグル族が含まれていると伝えられており、その一部は、帰国して中国人の血を「川のように」流すと宣言している。

それでも、新疆自治区の状況は、テロの危険性に対する合理的な対応範囲を超えているようだ。

実際には同自治区はむしろ、こうした抑圧手法の意図的な実験場にされているように見受けられる、人権問題の専門家から懸念の声が上がっているように、いずれ、他の国内地域や、それ以上の範囲におけるモデルになりかねない。

習近平国家主席が権力を握って以来、世界で最も人口の多い中国における抑圧的な政策が顕著に強まっている。

腐敗撲滅キャンペーン下で外国人や高級官僚も含め習主席の政敵が数百人も逮捕される一方で、政府は顔認識ソフトなど最先端の監視テクノロジーへの投資を拡大している。警察は今月、5万人の群衆から容疑者1人を発見することも可能になった。

また、国内外の反対派を威圧し、批判を抑え込むために、高まる一方の国際的な政治影響力をますます露骨に利用するようになっている。

このことを誰よりも痛切に感じているのが、人口1100─1500万人と推定される中国のウイグル族だ。彼らは、政府支配下にある近隣のチベット自治区とほぼ同様の圧力を受けている。だが、有名人からの支持を受け、亡命中の指導者として著名なダライ・ラマを擁するチベット族の状況とは異なり、ウイグル族が直面する困難は、外部世界から気づかれないままであることが多い。

ウイグル族に対する抑圧は、2つの面で特に陰湿だ。それは、先進的なテクノロジーが駆使されていること、そしてその規模が世界的にが広がっていることだ。国内のウイグル族は長年迫害に直面していたが、中国政府による圧力はこのところ急激にエスカレートしている。

2015年初頭にはすでに、海外のウイグル族コミュニティに対する恫喝や潜入工作のため、中国政府はさまざまな手法を駆使していた。

中国に対して敵対的とみられるウイグル族に関する情報収集に協力しなければ、中国に残された家族が苦しむことになると国外のウイグル族たちを脅していた。昨年、中国は複数の国々に対して、ウイグル族留学生の国外退去を呼びかける世界的なキャンペーンを開始。エジプトだけでも数十人が一斉検挙されて本国送還となった。

中国政府は新疆自治区において、世界のどの国よりも包括的な「ハイテク国家監視システム」を構築しているようだと専門家は指摘。同自治区におけるインフラ整備は、他の国内地域にもまして、こうしたプログラムの強化と明白にリンクしている。

今年後半には地下鉄が開業する予定だが、すべての乗客は、利用のたびに身分証明書の提示を求められる。また同自治区の住民は昨年、すべてのスマートフォン及び電子機器を提出するよう命じられた。「テロリストの動画」などの違法コンテンツが保存されていないか当局のチェックを受けるためだ。

人工知能と監視テクノロジー全般で世界をリードすることを目指している中国では、こうした技術がますます高度化するだろう。

それによって中国政府が何を得たいのかを推測することはさほど難しくない。監視を広く深くするだけでも、少数の武装勢力を追跡し、発見して、目論みを阻止することが容易になる。

だが、新疆自治区における中国政府の行動の幅広さは、ウイグル族であるか否かにかかわらず、すべての中国市民に対して、国家権力がいかに強力であり、規律に背くことがどれほど大きな犠牲を伴うかという明確なメッセージを送っている。

米国による定期的な報告や、ウイグル族支援グループや報道機関の活動を除けば、同自治区で起きている出来事に対して世界はほとんど関心を示していない。

米国政府にしても、貿易や北朝鮮情勢といった問題に比べ、ウイグル族の問題は比較にならないほど中国政府に対して取り上げることはまれだ。欧州諸国は中国との貿易に血眼になっており、習政権を批判することにはなおさら及び腰だ。

中国のウイグル族が、海外支援を得る望みは今のところほとんどない。一時は湾岸諸国とトルコが支援する可能性が見込まれたが、その後、関心は冷めてしまったようだ。

残念なことだ。少数民族や反体制派に対する、このようなハイテクを駆使した抑圧が今後広がっていくならば、もっと関心を持たなかったことをわれわれはいずれ後悔するのではないだろうか。




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【石平のChinaWatch】新疆自治区は「青空監獄」 あらゆる施設で行われる身体検査
https://gansokaiketu-jp.com/2018-08-06-chuugokuniyoru-tibettoya-higashitorukisutan-uigurujitiku------no-buryokuniyoru-kyousei-sesshuu-toutikano-sangeki-naiyou.htm

【石平のChinaWatch】新疆自治区は「青空監獄」 あらゆる施設で行われる身体検査
http://www.sankei.com/column/news/180823/clm1808230006-n1.html


今月、スイスのジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃委員会で「100万人以上のウイグル人が中国で拘束されているという情報がある」との指摘があり、世界の人々を驚愕(きょうがく)させた。

 これに対し、中国の代表は、「根拠のない中傷だ」として、強く反発した。「100万人」という数字の確かさは別にしても、ウイグル人への弾圧は、紛れもない事実である。

 新疆自治区では、自治区に住むウイグル人全体が、さまざまな形で自由を剥奪・制限され、日常的に監視されている状況下にある。

 5月31日掲載の本欄に書いた監視カメラと人工知能(AI)とを結合させた国民監視システムが、新疆自治区全体をカバーしていることはいうまでもないが、それに加えて、自治区のあらゆる公的場所では今、「安全検査」という名の強制検問が日常的に行われている。

 銀行、郵便局、病院、百貨店、スーパーマーケット、映画館、自由市場、電車の駅などなど、あらゆる施設の入り口に検問所が設置され、出入りする人々は全員、身分証明書の提示を求められた上で、所持品のすべてや身につけているものまでを検査されているのである。

 その結果、新疆の人々は街に出かけたり買い物したりして普通に生活しているだけで、1日十数回以上、場合によって数十回以上の検問を受ける羽目になっている。

 ラーメン屋さんに入ってラーメン1杯を食べるために、あるいは公衆トイレに入って用を足すごとに、検査を受けなければならない。

 銀行や百貨店や大型施設の場合、入り口に空港の安全検査と同様の機械が設置されているが、普通のラーメン屋さんや小さなスーパーマーケットの検問は文字通り「人の手」に頼っている。

 つまり、入り口に大の男が立っていて、入ってくる人の体に両手を伸ばして指で触れながら、「異常なもの」を身につけているかどうか、を検査するのだ。

 もちろん、相手が女性であってもお構いなし。「人権」なんか、なきもの同然である。


武装警察と政府要員による町のパトロールも日常化している。

 新疆自治区の至る所で、自動小銃所持の武装警察がパトロールするのは日常的風景となっているが、そのために、中国政府は20万人の武装警察を新疆に派遣している。それでも足りないと思ったのか、政府はさらに準国家公務員としての「パトロール要員」を大量に雇っている。

 あるいは各地の住民を「ボランティアパトロール隊」として組織化して町の監視に当たらせている。

 そういう人々は推定100万人を超えており、政府当局は、自治区の隅から隅まで、監視の目を光らせているのである。

 このようにして今の新疆自治区では、そこに住む人たち、特にウイグル人たちは、日常的に監視されたり検問されたりして、基本的な人権が恣意(しい)的に蹂躙(じゅうりん)され、人間としての尊厳と自由を奪われている。

 ウイグル人たちの独立運動を力ずくで押さえつけるために、中国政府は今、新疆自治区全体を、まさに「青空監獄」にしてしまったのである。

 国家と民族の独立を失ったウイグル人たちの悲劇は、われわれにも多くのことを教えてくれるはずである。

 中国共産党が、どのような政権なのか、国家と民族の独立を中国によって奪われていたらどのような結果となるのか、われわれは心の中で銘記しておくべきであろう。




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WSJ社説 中国「再教育」施設のムスリムたち
2018 年 8 月 30 日 08:40 JST

 中国の少数民族ウイグル族が政府に不当に扱われていることについての情報が次々と明るみに出ており、政府の対応は自らの信頼を損ねている。

 ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は今月、中国政府が北西部の新疆ウイグル自治区で、ウイグル族やその他のイスラム教徒向けの収容所を増やしつつあると報じた。わずか4週間前の衛星写真にも、壁に囲まれた複数の施設が建設されている様子が写っている。これらの施設で拘束されていたと話す6人の元収容者はWSJに対し、他の収容者と共に肉体的・精神的な虐待を受け、イスラム教の信仰を捨てるよう迫られたと明かした。

 中国政府は今月に入り、このような少数民族向け収容所の存在を初めて認めた。だがマイノリティー政策を担当する共産党の高官フ・リャンヘ氏は、人種差別を扱う国連の委員会に対し、これらの収容所は軽犯罪者向けの職業訓練所だと述べた。

 フ氏は、政府がウイグル族や少数派のイスラム教徒を「再教育センター」で恣意(しい)的に拘束しているわけではないと述べた。また100万人が収容されているとする国連の専門家や米当局者の推計が誤りであるとも話した。外務省の報道官は外国人記者らに対し、反中国勢力が「政治的な意図を持ち、中国にぬれぎぬを着せようとしている」と述べた。

 中国政府がいくら憤慨しても、これらの収容所に数十万人もの無実のイスラム教徒が拘束されている証拠は否定できないほどある。ウルムチやカシュガルには街角から人影が消えた地区がいくつかあり、警察が複数の住宅を封鎖している。ベルリンにある欧州文化神学学院のエイドリアン・ゼンツ研究員が公共事業の契約書を分析したところ、中国政府が1億ドル(約111億円)を投じて「再教育キャンプ」を78カ所に建設し、その総面積は最大で計8万2000平方メートルに及ぶことが分かった。ゼンツ氏はこのような収容所が1300カ所もあると推計している。

 中国のイスラム教徒らがいま海外メディアに口を開いていることには大きな意味がある。彼らは親族が拘束されることを恐れ、通常は多くを語らない。だが家族単位で施設に収容され、そのまま消息が分からなくなるような今、守るべき人すらいないのだ。収容所の中で死亡した親族もいると話す人もいる。

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 フ氏は国連の委員会に対し、「少数民族の弾圧はなく、テロ対策の名の下で彼らの信仰の自由を迫害していることもない」と伝えた。だが2015年に制定された中国の対テロ法は、日々の祈りやあごひげを伸ばすこと、ラマダン(断食月)中の断食、そして伝統的な食事制限を守るといった普通の信仰表現を罰するために利用されている。

 元収容者らによれば、施設の守衛はイスラム教徒らに、信仰を放棄して共産党への忠誠を誓うよう圧力をかけている。ある若いウイグル族の人物はWSJに対し、「彼らは宗教について、宗教など存在しない、なぜ信仰するのか、神などいない、と言う」と述べた。別の人物は守衛が国家主席の名前を挙げ、「アラーに感謝するのではなく習近平に感謝すべきだと言った」と明かした。

 共産主義を掲げる中国は信仰の自由を尊重するとの約束を一度も守ったことがないが、毛沢東後はしばらくの間ある程度寛容だった。習主席の下での迫害は、毛の文化大革命以来で最も厳しいものになっている。当局は全国で宗教信仰者に嫌がらせをし、モスクだけでなくキリスト教の教会も破壊している。国際社会はこのような悪行を止めることができないかもしれないが、その実態を暴くことはできる。




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人権団体が中国を非難、イスラム教徒に「組織的な人権侵害」
2018.09.10 Mon posted at 17:00 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35125336.html
イスタンブールで行われた、中国政府によるウイグル族の弾圧に抗議するデモの参加者/OZAN KOSE/AFP/AFP/Getty Images


(CNN) 国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)」は9日、中国政府が同国の新疆ウイグル自治区に住むイスラム教徒に対し、大規模かつ組織的な人権侵害を行っていると訴える報告書を公表した。

新疆ウイグル自治区に関しては国連も先月、ウイグル族や少数派のイスラム教徒らの相当な人数が政治思想の再教育施設に強制収容されているとして警鐘を鳴らしていた。

中国外務省は国連の報告に対し事実と異なると強く反発したが、今回のHRWの報告書については現時点でコメントしていない。

HRWの中国担当責任者、ソフィー・リチャードソン氏は声明を出し、中国政府が「国内で過去数十年間見られなかった規模の人権侵害を新疆ウイグル自治区で行っている」と主張した。

HRWは新疆ウイグル自治区に居住していた58人に聞き取り調査を実施。このうち5人は施設に強制収容された経験を持ち、38人は近親者が同様の目に遭ったという。

これらの人々の証言によると当局は2014年から再教育施設への大規模な強制収容を開始した。収容者は起訴や裁判といった法的に適正な手続きを一切経ることなく拘束され、家族や弁護士と会うことも認められなかった。

当局は拘束の理由として、外国との接点を持っていたこと、外国製のソーシャルメディアを使用したこと、自らのアイデンティティーや宗教について平和的な表明を行ったことなどを挙げたという。HRWは「いずれも犯罪には当たらない」と強調している。

元収容者の1人は、収容中に殴られて虐待されたと明かした。また「食事の前には起立させられ、『中国共産党に感謝します。母国に感謝します。習国家主席に感謝します』『習国家主席の健康と母国の繁栄、民族の調和を祈ります』と口に出して言わなくてはならなかった。それが済むと、座って食事することが許された」と語った。

施設では政治思想を教育する授業が行われ、収容者らは「様々な規則や規制について習わされた」「特に『宗教的な過激思想に反対する』『共産党を支持する』といった32の規則については暗記させられた」という。

HRWは、聞き取りにより明らかになったこうした実態を文化大革命の下での状況になぞらえている。1960年代から70年代にかけて続いたこの革命運動により、中国全土は内戦状態に陥り、宗教的・民族的少数派に対する広範な弾圧が行われた。

活動家らによると、現在新疆ウイグル自治区の当局は多くのウイグル族を逮捕、強制収容するだけでなく、ハイテク機器や大衆動員プログラムをますます活用しながら、自治区内の住民の抑制を続けているという。




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中国:あの騒々しい中国人から騒音公害の苦情→モスクのスピーカー撤去 2017年09月09日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12308903875.html
イスラム教徒以外には単なる騒音です。他人に迷惑を掛けてはいけません。kachin#*


Adhan - Islamic call to prayer - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=UlLaUCAQlQQ

以前の記事矢印でイスラム教徒へのお祈りへの呼びかけ(アザーン)についてイギリスとフランスの出来事を紹介しました。


・善意の上限を知り、難民中心主義から決別し、難民条約からの脱退も視野に入れるべき


・仏:モスクの騒音で住民が疲労困憊→ムスリムはもっと巨大なモスク建設を要求!それまで止めない!


中国はこの問題に対して欧州とは違う対応をしました。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-4820322/China-removes-loudspeakers-hundreds-mosques.html

青海省海東市化隆回族自治県(かりゅう-かいぞく-じちけん)※にある355のモスクから、

1000以上の拡声器を撤去しました。わずか3日で作業を行いました。

※ここは元はチベット族の土地でしたが、イスラム教徒が婚姻や改宗で勢力を拡大したところです。


当局によると、地元住民らが、モスクから排出される騒音公害への苦情を訴え、撤去することにしたということです。

近隣住民らは、早朝からの大音量で起こされたり、病人が心臓のコンディション悪化を招いたり、実害が出ているということです。


一方、地元ムスリムたちは、騒音に耐えていた住民たちを「偏狭(非寛容)」とレッテル張りして怒っています。sei


他の地域を見ると、イスラム教徒が多数住んでいる新彊ウイグル自治区では、中国政府によるイスラム教弾圧が進んでいます。

ここではブルカやイスラム風の髭が禁止され、18歳になるまでモスクへの出入りが禁止となっています。


世界ウイグル会議のプロジェクトマネージャーは、「この記事でもわかるように、地元住民がサポートしています。最近オンライン上で反イスラムの風潮が高まっていて、今回のこともそれほど驚くことではありません。」と取材に答えました。


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アムネスティーは、以前から中国の宗教弾圧を問題視しています。


2017年9月 6日[国際事務局発表ニュース]

(前略〜)

政府による宗教活動への統制が強化される中、今年初め、200人以上のウイグル人イスラム教徒が、中東巡礼の旅に参加したという理由で拘束された。


習近平主席は、「宗教的手段による外国文化の侵食を阻止する」という名目で、宗教活動に対する統制を強化してきた。特に今年は、国の「宗教事務条例」に数多くの改正を加え、あらゆる面から宗教活動を抑え込もうとしている。

また、地方政府は、国の条例改正が全国人民代表大会で承認される前から、独自の条例改正を進めてきた。この3月、新疆ウイグル自治区では、国の治安関連法に同調する形で、「去極端化条例(過激思想を規制する条例)」が可決された。この条例は、ブルカを着用したり、あごひげを「異常に」伸ばしたり、国の文化行事やレクレーション行事に参加しないなどの「過激な」行動を禁止している。


(〜後略〜キリスト教やチベット仏教も弾圧の対象になっているようです。)


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中国政府、ウイグル族の新生児に「ムハンマド」「ジハード」など命名禁止(レコードチャイナ)


2017年4月26日、中国政府はこのほど、同国西部の新疆ウイグル自治区の少数民族、ウイグル族(トルコ系イスラム教徒)の両親が新生児に「ムハンマド」や「ジハード」などの名前を選ぶことを禁じた。こうした名前が分離主義的な性格を有し、公共の安全に影響を及ぼすというのがその理由だ。

このように禁止された名前は29あり、従わない場合、健康保険や教育を含む重大な利益を失う恐れがあるということです。


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中東をウイグル排除に追い込む、中国マネーとイスラム分断策(ニューズウィーク日本版)

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7月に入ってエジプト政府が自国留学中のウイグル人を拘束して中国に強制送還していることが書かれています。エジプトやサウジへの留学は原理主義のワッハーブ派(過激派はほぼこれ)に傾倒することが多いため、現在シーア派のイランへの留学を勧めているそうです。

中国は今、国内に2100万人前後のムスリムを抱えており、その大半がスンニ派だ。その中で回族とウイグル人は双方とも800万人以上の人口を有し、ほぼ拮抗している。

中国語を母語とする回族に対して、ウイグル人は政府寄りだといつも不信の目を向けてきた。

ユーラシア各国には大なり小なりウイグル人の亡命集団があり、最も安心して暮らせたのはトルコだった。

ところが、8月3日に北京を訪問したトルコのチャブシオール外相は中国の王毅(ワン・イ―)外相と会談後、記者会見で「今後はトルコ国内の反中国勢力を取り除く」と表明。「トルコ領内で中国に敵対、または抵抗することを目的としたいかなる活動も今後は一切認めない」との態度を鮮明にした。


中国は歴史対立を巧みに利用、中東へは莫大な資金で、エジプト、トルコを中国政府の言いなりにさせて、国内のイスラム教徒対策をとっているようです。

 

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中国、ウイグル族にスパイウエアのインストールを強制(ニューズウィーク日本版)

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今年7月から「監視アプリ」をインストールさせ、抜き打ち検査を行っています。

路上での警察による職務質問でアプリのチェックもしています。

アプリをインストールしなかったり、あとで削除したりした人は、最長で10日間にわたって警察に拘束される可能性があります。


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ウイグルは、地政学的に見て中国が絶対に手放さないところです。チベットも同じです。

日本にもウイグルシンパがいて、中国の蛮行を非難するときによく話題にします。

中国憎さに日本の右派系が日本に住むウイグルと共同で活動しているときがあるようですが、それは違うだろうと思います。


日本在住のロヒンギャも日本政府に対してミャンマーに圧力を掛けてくれと言って外務省に申し入れに行ったようですが、日本政府の行動に外国人が注文を付けるなんてもってのほかで、そんなことをするために日本を拠点にしているなら出ていかせるべきです。はこ怒る

(以前トルコ人とクルド人が東京のトルコ大使館前で大乱闘騒ぎを起こしましたが、これらの人間たちもすぐに国外退去させるべきだったと思います。イスラムはすぐに暴力に訴えるので本当に迷惑です。はこ怒る)


また、ロヒンギャは東京のミャンマー大使館前でデモしていますが、イスラム教徒は欧州でも大使館前で大規模デモを行い、どこでも迷惑かけ放題です。


8日午後3時半ごろ、東京・品川区北品川にあるミャンマー大使館から「デモ隊が建物に入ってくる」と、110番通報がありました。(NHK)

(写真下:東京のミャンマー大使館前でデモするロヒンギャたち  怖そうですね〜ガクガク

外国の公館前でこういうことする日本人いますか?)

近年のロヒンギャ紛争、牛や水牛を売ったくらいの資金で国家の正規軍と警察相手にここまで武装闘争できるはずないではないですか?

この形相を見てください。こういうのを日本に置いておいて、日本が自分たちの側につかなければ、この憎しみは日本人全体に向けられます。逆恨みというやつです。そしてジハードをするのです。今はしなくても、数が増えて日本が追い出すこともできなくなった時にやります。はこ怒る


将来、このようなイスラム過激派(テロ直前までは穏健派で通っています)が日本に住み着き、サウジなどから資金援助とテロリスト指導員の派遣も受けて、日本の警察官を待ち伏せして殺害、自衛隊の施設を襲撃して、日本の治安当局と武装闘争している姿を思い浮かべてください。日本の治安当局が彼らを一掃するのは「非道」ですか?


中国の対策は、欧州の正反対です。そして罪のない市民が犠牲になっているのは欧州です。


ミャンマー政府が、今イスラムテロリストを排除しているのは当たり前の行動です。

非難しているトルコこそ、いつも、もっと大規模にやっていることです。サウジもパキスタンも。

隣国に逃れた難民という触れ込みですが、本当にミャンマーにいたのかバングラからきていて戻ったのかわかったものではありません。本当に国境越えは簡単なのです。

特に民族や宗教が一緒の場合、国境を無視して都合のいいところに住んでいることがよくあります。


常識を働かせてください。

どこの世界に国家の軍と警察を襲撃して弾圧されない国がありますか?

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残念ながら、私たちは、話せばわかる人だけの世界に生きているのではありません。

安倍首相が連携したがる国際社会は魑魅魍魎の世界です。


厳しい現実を見ましょう。

東アジアの中国も韓国も、国益と権益を守るためになりふり構わず行動しています。


習近平主席は、「宗教的手段による外国文化の侵食を阻止する」と言っています。

どうして私たちはこういうものの見方が出来ないのでしょうか?困


中国や韓国憎さで見えないでしょうが、宗教的手段で日本の文化浸食をする移民が入り、数が増えたところで、モスクのスピーカー、礼拝、残虐な儀式、ハラルフードなどの権利を主張しだしたら、在日の中国人や朝鮮人が仲間に見えるはずです。実際今の私はそういう心境です。

そのくらい異質で、私たち日本人にとって未知で、増えたら危険なのです。


皆さん竹島や北方領土を奪われて悔しいでしょう?尖閣が奪われたら悔しいでしょう?

それと同じ、イスラムが増えれば、私たちの領土を虫食い状にしながら奪っていきます。
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12308903875.html



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ウイグル族を「QRコード」で管理する中国
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/09/qr.php
2018年9月12日(水)17時30分 ジェイカブ・ ルワンドウスキ ニューズウィーク

新疆ウイグル自治区のカシュガルで通行人の身分証をチェックする警察官。背後には治安部隊の姿が Thomas Peter-REUTERS


<新疆ウイグル自治区のイスラム系少数民族、ウイグル族に対する中国当局の人権侵害は有名だが、今度は住人把握のためQRコードが各戸に貼られたという>

国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」が9月9日に公表した報告書によれば、中国北西部の新疆ウイグル自治区では、イスラム教徒であるウイグル族の自宅にQRコードが設置されているという。

新疆ウイグル自治区の元住民はヒューマン・ライツ・ウォッチに対し、以下のように話している。「2017年春から、人が出入りするすべての家にQRコードが設置されている。設置後は、2日おきか毎日、役人が来てQRコードをスキャンする。その家の住人の人数が記録されているからだ。その頃から、家に来ている訪問者に対して、『なぜここにいる?』と質問するようになった。夜にも確認に来る」

スキャンすると住人の詳細情報が表示されるこのQRコードは、当局によれば人口管理用だという。元住民の話によれば、当局はQRコードに加え、DNAや声のサンプルも採取している。歩行パターンを記録するために、警察署内で歩くことまで強制されていると元住民は話している。

■DNAサンプルや虹彩データも

別の住民は、ヒューマン・ライツ・ウォッチに対して以下のように話している。「パスポートを申請したとき、DNAサンプルと虹彩スキャンデータを採取された。また動画も撮られた。字が読める人は新聞を読み上げるところを、字が読めない人は『歌を歌ってもいいし、作り話をしてもいい』と。異を唱えられる立場ではない」

ウイグルでは、およそ100万人のイスラム教徒が「政治教育センター」という名の収容所に入れられている。報道によれば、センターに収容された者たちは、みずからの宗教や民族的アイデンティティーを否定するよう強制され、中国の法律や政策を暗誦するよう求められる。指示に従わないと、24時間立ったままでいる拷問を受けたり、独房に監禁されたりするという。

中国外務省の耿爽報道官によれば、中国政府が目指しているのは「安定と発展、統一と生活を促進」すると同時に「分離独立主義と暴力的なテロ行為」を終わらせることだという。耿は問題の報告書に触れるのを避けたが、ヒューマン・ライツ・ウォッチについては「偏見に満ちている」と論評したと、ロイターは報じている。

新疆ウイグル自治区での取り締まりについて中国政府は、イスラム過激派が新疆の攻撃を計画しており、深刻な脅威だとして正当化している。

ヒューマン・ライツ・ウォッチの中国部長ソフィー・リチャードソンは英インディペンデント紙に対して、「新疆における中国政府の人権侵害は、ここ数十年の中国で例のない規模に及んでいる」と述べた。「人権侵害を止めさせるためには中国に制裁を科すべきなのか。国連と加盟各国にとって、新疆ウイグル自治区での弾圧は重要な判断材料になるだろう」


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中国の裏側で起きている政府当局と地下キリスト教徒の暗闘の行方2018.09.18
https://blackasia.net/?p=9417

中国は、建前上では「信仰の自由」を認めているのだが、実際には国内でかなりの締め付けを行っている。なぜか。それは、人民が「中国共産党よりも神の方を信じるようになったら困るから」である。

中国共産党は、神よりも上に立ちたいのだ。だから、「信仰の自由」を認めるというよりも「信仰しない自由を認める」というのが実態に近い。

これは、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の弾圧や、チベットの仏教弾圧を見ても明らかだ。宗教よりも中国共産党を信奉させたいのである。

中国政府の法輪功の弾圧はよく知られている。法輪功は宗教というよりも気功の習得を中心とした集まりだったが、中国共産党はこれを邪教(カルト宗教)として断定、国内の法輪功支持者を弾圧したのだった。

中国政府は抗議する法輪功支持者を牢獄につないで拷問したのだが、その拷問は凄惨なものだった。何が起きていたのかは、こちらで書いた。

(ブラックアジア:中国では女性の乳房を高電圧で壊死させるような拷問をする)
https://blackasia.net/?p=2555


また牢獄に放り込んだ法輪功支持者の臓器を抜き取り、それを売買していたという事実も後に発覚した。(鈴木傾城)


中国のキリスト教は「地下キリスト教」になった

「信仰の自由」と言っても、それが単なるポーズであり、建前であるというのはこうした現状をつぶさに観察すれば誰にでも分かることだ。

中国は、実質的に「宗教の自由は制限されている」というのが現状だ。何かを信じて拷問され、臓器を抜き取られるというのであれば、信じたら許さないと言っているも同然である。

ところで、この中国にもキリスト教が広がっている。

中国国内で広がった拝金主義に対する嫌悪感から、カネよりも宗教に精神的安らぎを求める人もいたのだ。ある意味、心が純粋な人たちであるとも言える。

しかし、中国共産党は、このキリスト教も厳しく規制している。

(ブラックアジア:拝金主義で殺伐とした中国に、キリスト教が忍び寄っている)
https://blackasia.net/?p=2201


2014年には中国浙江省温州市で建設途上の教会が強制的に取り壊される事件があったが、これは中国政府としてキリスト教が広がるのを許さないという意思表示でもあった。

中国のキリスト教徒は、最初からこのような事態を恐れていたので、ほとんどは目立たないように布教と礼拝を行っていたのだが、ますます慎重になって信仰者は地下に潜っていった。

このキリスト教徒たちの信奉は、いつしか「地下キリスト教」とも言われるようになっていた。

この地下キリスト教は、キリスト教とは言いつつも礼拝(ミサ)は独自の形を取られており、中国のアニミズムとも結びついて中国人が受け入れられやすい形へと変化している。

これは、日本の江戸時代に禁教令を布教された長崎の隠れキリシタンを彷彿とさせる。


習近平がこれほどまで宗教を恐れている理由とは?

中国は監視社会である。SNSから日常生活まで、徹底して国民を監視して「不満分子」の摘発を日常的に行っている。

(ブラックアジア:中国のウイグル支配は最先端の人民監視システムで行われる)
https://blackasia.net/?p=776


だから、キリスト教が中国で広がっているという現状を中国政府は把握している。そして、これが中国共産党の指導を破壊するのではないかと極度に恐れている。

特にそれを恐れているのは国家主席である習近平である。「自分よりもキリストの方が偉い」ということになったら神格化が完成しない。さらに立場が変わったら、自分が抹殺対象になる。

そのため、2018年に入ってからキリスト教に対する規制や弾圧はどんどん厳しいものになっている。

中国において、キリスト教が最も盛んなのは河南省なのだが、この河南省では、今まで許可されていた十字架の撤去が求められるようになっていた。聖書のオンライン販売も禁止された。

さらに未成年者への勧誘や布教も禁止された。そして、自治組織がキリスト教徒を監視するようになった。

習近平がこれほどまで宗教を恐れているのは、新疆ウイグル自治区でイスラム教徒を徹底的に弾圧していることに不満が膨れ上がっていることも一因としてある。

国連は「中国政府がウイグル人100万人を不当に拘束している」と批判しているが、中国共産党はウイグルのイスラム教徒を根絶やしにするために手段を選ばない。

だから、報復されるのを恐れている。

宗教弾圧は決死の抵抗を生み出し、それに手をこまねいていたら暴動やテロの温床になると分かっている。だから、習近平は宗教と名の付くものを片っ端から規制し、自らに歯向かってこないように「刀狩り」をしているのだ。


中国の地下キリスト教徒たちは蜂起するだろうか?

中国はいびつな国家だ。中国共産党という独裁政権が支配し、並び立つ他の対抗組織の存在を絶対に許さない。対抗どころか、批判すらも許さない。

何の権力をも持たない女性が習近平のポスターに墨をかけただけで、その女性を連行するほど批判に対して免疫がない。習近平を揶揄するような言葉やパロディですらも中国では存在することができない。

極度の監視社会と宗教弾圧もまたその延長線上にある。

中国は他国から合法非合法問わず、ありとあらゆる方法で技術や知財を盗み取り、国土が環境破壊されるのも厭わず強引な工業化に走り、そして世界有数の大国へと成り上がった。

この国は強大に見える。そして、盤石に見える。しかし、経済的成長が止まり、政府が人民を抑える力が弱ったら、ありとあらゆる不満が国内から噴出して、収束できなくなる危険性を併せ持っている。

中国政府が弱体化すると、弾圧から逃れたいと考えている新疆ウイグル自治区やチベット自治区が、一気に中国政府に挑戦するようになる。

民主主義を求める組織や人々も立ち上がる。宗教の自由を求める人もまた政府の弾圧に立ち上がる。中国政府の都合で無理やり土地や建物を接収された人たちも立ち上がる。監視社会に閉塞感を感じていた人々も立ち上がる。

中国政府は国内のありとあらゆる人々に圧力をかけ、弾圧してきたので、少しでも弱みを見せれば、オセロの白と黒がひっくり返されるように支配の構図が崩壊する。

中国国内で締め付けが厳しくなっているというのは、中国共産党独裁政権が恐怖を感じるようになっている兆候であると言える。中国の宗教弾圧は中国政府の焦りでもある。

中国の地下キリスト教徒たちは蜂起するだろうか。「島原の乱」の天草四郎のような、政府に対抗して立ち上がる男は中国に誕生するだろうか。

私は中国の裏側で起きている中国共産党とキリスト教徒の暗闘を興味深く見つめている。(written by 鈴木傾城)


中国のキリスト教。中国国内で締め付けが厳しくなっているというのは、中国共産党独裁政権が恐怖を感じるようになっている兆候であると言える。中国の宗教弾圧は中国政府の焦りでもある。





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米国、「中国制裁」イスラム教弾圧でハイテク技術輸出制限「商務長官が書簡」2018年10月03日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/12609885.html


米国トランプ政権は、通商問題に比べて人権問題への関心が薄いと指摘されてきた。こうした批判に応えるべく、中国政府が行なっている新疆ウイグ族弾圧阻止に向けて経済制裁に立ち上がる意向を見せた。ロス商務長官の書簡で明らかになった。

国連の委員会は8月、推定で最大100万人のウイグル族が、新疆ウイグル自治区の超法規的な収容キャンプに拘束されていることに懸念を示し、解放を求めていた。米国政府も、国際世論の中国批判に背中を押され、中国への制裁に動き出すことになった。

『ロイター』(10月3日付)は、「米政府、対中テク輸出規制強化を検討、イスラム教徒弾圧で」と題する記事を掲載した。

(1)「書簡は、ロイターが2日確認した。輸出に際して特別認可を義務付ける主体に、中国の個人や企業を加えることを検討し、人権保護のための技術を更新する可能性があるとしている。中国に関する議会委員会を率いるルビオ議員らは9月、ロス長官への書簡で、イスラム教徒少数民族の扱いを巡って中国への制裁拡大を求めており、長官の書簡はこれに対する返信。米国務省は9月、中国当局が新疆ウイグル自治区で大勢のウイグル族などを抑留したことに深い懸念を表明していた」

米国務省は9月11日、中国政府が新疆ウイグル自治区で少数民族ウイグル族などのイスラム教徒の弾圧を強めていることに「深い懸念」を表明した。米議会の超党派グループは中国政府当局者などに対する経済制裁の発動を求めており、政府内で検討されてきたものである。

米政府機関は、すでに世界大手監視カメラメーカー、深圳の海康威視(Hikvision)や大華科技等中国公司(Dahua Technology)の使用を停止している。両社は、ウイグル自治区での監視カメラ開発に政府と協働してきたからだ。

中国政府が、「天網(スカイネット)」と名付けるAI機能付き監視システムは、2020年までに4億台以上の監視カメラ増設計画が伝えられている。この監視カメラの心臓部に当る画像認識機能ICチップが、米国から輸入に依存する。これが、米国による輸出禁止措置となれば、監視カメラ自体が機能しなくなるわけで、大きな痛手が予想される。前記2社の株価は急落している。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.livedoor.biz/archives/12609885.html



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中国人は有史以来、戦争に勝ったことが無い

漢民族は戦争にめちゃくちゃ弱いので、むやみに人数を増やして集まる。
それが始皇帝の兵馬俑で、北方の蛮族より弱かった。

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/20/97ae91cd74d02dab5763add74c395063.jpg


ユーラシア大陸の真ん中に陣取っている中国とロシアは、有史以来ほとんど戦争に勝った事が無い。


勝てないロシア

中国とロシア(ソ連)は外国に出て行って戦争に勝ったことが一度も無い。

もしかしたら紛争程度の小競り合いでは勝っているかも知れないが、国同士の戦争ではない。

その代わり内陸の領土に敵を誘い込んで、補給を絶って包囲するような戦いを得意としている。


1979年にソ連は国ですらないアフガニスタンの武装勢力に惨敗し、10年後の1989年に撤退しました。

この敗戦はチェルノブイリ事故や大韓航空撃墜とともに、ソ連崩壊の原因になった。

この時アメリカが結成した武装勢力が「アルカイダ」で2001年にNYで9.11テロを起こし、現在も活動している。


「アルカイダ」はさらに湾岸戦争時に米軍グリーンべレーの軍事訓練を受けて「イスラム国」へと進化しました。

アメリカが軍事訓練したのはイラクのフセイン政権と戦わせるためでしたが、今はアメリカが「イスラム国」と戦っています。

こういう理由でソ連が戦ったアルカイダは、今考えるとかなり強く、もしかしたら当時の米軍でも負けたかも知れない。


ロシアの領土はもともとアイヌ人のような北方民族の土地で、彼らを追い出して住み着き、国を作った。

以来千島樺太を含めて、領土化したのは全て北方民族の土地で、その領土を守る事に掛けては強い。

だが日露戦争など他の列強と呼ばれた国には、ほぼ勝った事がない。


勝てない中国

中国も同様で、秦の始皇帝が初の国家を作ってから、その領土を守っているだけで、対外戦争で勝った事はほぼない。

モンゴル帝国は強かったが、あれは「モンゴル」が植民地にしたので、中国は植民地側でした。

局地的には朝鮮半島で勝利を得たりしているが、必ず朝鮮の統治者に追い出されています。


ベトナムなどインドシナ半島には何度も侵攻しているが、やはりほとんど勝った事が無い。

台湾にすら負け、日本軍にはコテンパンに負け続け、何度も植民地になっています。

清国はイギリスとの戦争に負けて植民地化したが、その清国がそもそも中国を植民地化し征服した国です。


清国は女真族といい、いわゆる中国人とは別の人種で、満州人、満州民族とも言います。

だから辛亥革命で清国を倒したとき、中国人たちは異民族による植民地支配が終わったと言って喜んでいた。

さらにその前には、「中国人」とは北京周辺に住む黄河文明起源の人たちの事で、長江周辺の長江文明とは別な国だった。


今日「中国が発明した」と言っている文字とか火薬とか印刷とかは、ほとんどが長江文明の発明で長江こそ先進地域でした。

黄河文明はただの植民地、蛮族という位置づけで日本や半島と比べても先進地域ではなかった。

この黄河文明起源の「現在の中国人=漢民族」は粗野で教養が低く、戦争に弱いという特徴を持っています。


戦争に勝てなくても領土を増やす方法

そんな漢民族がなぜ中国を支配できたかというと、長江文明や半島や日本よりも、圧倒的に人口増加率が高かったからでした。

稲作によって大量の食料を得て、子作りに励んでついに女真族やモンゴル族、長江人を数で圧倒して吸収したのでした。

長江文明の子孫である長江人は、漢民族に押し出されるようにして、現在のインドシナ半島に住んでいると言われています。


漢民族の戦略はまず人口を爆発的に増やし、歩いて敵国に侵入して住み着き、その国を支配して領土化します。

これなら戦争に勝つ必要がなく、例えば女真族が住んでいた旧満州では、人口の99%は漢民族になったとされています。

女真族は戦争では圧倒的に強かったが、人口を増やさなかったので漢民族の侵入で吸収されてしまいました。


チベット、ウイグル、内蒙古、旧満州など多くの周辺民族をこの方法で倒してきました。

半島に住んでいる朝鮮民族も最初は中国の東北部に住んでいたが、漢民族が移住してきて追い出されて、歩いて半島にやってきた。

台湾島も島民が住んでいた場所に、多くの漢民族が移住してきて、今では人口の95%以上を移住者の子孫が占めている。


このように中国からの移民や移住者を受け入れるのは、他の国の住民を受け入れるのとは、重大さがまったく違う。

中国の場合は移住は軍事戦略であって、住民を移住させて国を乗っ取り、それから軍隊で占領するのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/66023396.html


2016年06月09日
中国人民解放軍の正体 国家に所属せず、勝った事が無い


秦の始皇帝以来国家に所属した軍隊が無く、外国に勝った事は無い

http://livedoor.blogimg.jp/aps5232/imgs/e/a/ea0ddec6.jpg


南シナ海で中国軍が我が物顔で振る舞い、米軍は遠慮しているが、中国軍は本当に強いのだろうか。

最近2千年間で中国の軍隊が外国軍に勝った例など、聞いたことがないのだが、一見すると強大に見える。


「中国軍」は存在しない

南シナ海を巡ってまた中国軍は過激な態度を取っているが、「中国軍」がどんなものかは知られていない。

人数や装備や戦力は知られているが、どんな組織で今まで何をしてきたかは、余り関心をもたれていない。

それは日本などの外国では当たり前と思われている事が、中国軍には当てはまらない事で、誤解の原因になっている。


まず第一に「中国軍」という国家を代表する軍隊は、法律上存在していません。

「人民解放軍」は共産党に所属する組織で、中国という国には所属していないのです。

例えば中国の選挙で共産党以外の政党が大勝利し(制度上ありえないが)、中国の大統領に就任したとします。


人民解放軍は共産党に所属する軍隊なので、中国大統領には軍の指揮権がなく、命令する事はできません。

これはアメリカのような大統領制とも、日本のような天皇制とも大きく違っています。

日本の国家元首は天皇ですが、千年ほど前から将軍や大臣などを任命して、軍を動かす事になっています。


どうして中国はそうなのかというと、秦の始皇帝以来2200年以上、中国には国家に所属する軍隊は存在していません。

日本が戦った唐、元、明、清の軍隊は皇帝に直属する軍隊で、日中戦争の中国軍は「国民党軍」でした。

国家や国民を代表する軍隊になれない、つくれないところが中国軍の最大の弱さです。


人民解放軍は強いのか

中国大陸の人口はいつの時代も日本の10倍ほどですが、それでいて今まで日本との戦争で勝った事はありません。

それだけではなく、秦の始皇帝以来2000年以上、中国の版図の外に出て行って勝った事はありません。

中国伝統の戦闘方法は完全に受身で、敵が攻めてきたら下がっていくという物です。


下がって下がって一番端まで下がっていくと、敵の補給線が延びきって守備側が有利になるので、そこから反撃に転じます。

ロシアやソ連も同じ戦法を得意とし、ナポレオンやヒトラーをその手で追い返した、とても効果的な戦略です。

中国の軍隊は2000年間こうした受身戦法専門の軍隊で、大陸の外に出て勝つ事は、そもそも目指していませんでした。


中国の軍隊は戦争を苦手としていて、実際現代の中国軍も朝鮮戦争と中越戦争くらいしか戦争経験はありません。

朝鮮戦争は北朝鮮の援軍で米軍と戦い、中越戦争はベトナムを侵略しようとしたが負けて帰ってきました。

他はソ連との国境の小競り合いとか、チベットやウイグル侵略など、弱いものイジメしかしていません。


その人民解放軍は最近、世界的な強者として振舞っていて、尖閣や南シナ海で活動を拡大しています。

米海軍を超える大海軍を目指し、原子力空母や原子力潜水艦、核ミサイルなどを続々と開発しています。

表面を見る限り数は揃ってきていて、例えば潜水艦の数ではアメリカを上回りました。


もうすぐ巡洋艦の数でもアメリカを超えるでしょうが、ベトナム戦争時代の軍艦を改良していて性能はどうしようもないです。

兵器の性能が劣悪なのは大目に見るとして、先ほど書いたように「国家に所属していない」のが大問題です。

イギリスやフランスに近代国家が生まれて以来、国家に所属する軍隊が、そうで無い軍隊に負けた例はほとんどありません。


帝政ロシアは数で圧倒しながら日本に破れ、イギリス軍は植民地にすぎないアメリカ軍に敗れました。

国力にかかわらず、国家に所属する軍隊は圧倒的に強く、政党や個人に所属する軍隊は、とても弱いです。

本当に南シナ海で戦闘が起き、米軍や日本軍と衝突したら、人民解放軍は戦場放棄して逃げ出すのではないだろうか。
http://thutmose.blog.jp/archives/61281443.html




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中国で加熱する国家ぐるみの臓器狩り犯罪!!その矛先は徹底した蹂躙・監視下にあるチベットや法輪功に加え、ウイグル自治区でも「始まった証拠」を発見(かいけつニュース速報)
https://gansokaiketu-jp.com/kaiketukeijiban/terorisutokokkano-jyuuminno-gotoku-chugokuni-tettei-jyuurin-kanshisareru-uigurujyuuminno-genjyouto-saishin-news/light.cgi?

中国「臓器狩り」の証拠を弾圧下のウイグル自治区で発見
https://www.news-postseven.com/archives/20181006_754699.html?PAGE=6

習近平独裁下の中国で、ウイグル・チベットなどの少数民族や、キリスト教徒らへの弾圧が苛烈さを増している。そんな中、新疆ウイグル自治区にある空港に、謎の通行標識が出現した。これは一体、何を意味しているのか。ジャーナリストの野村旗守氏がレポートする。

 * * *

 昨秋、シルクロードの要衝として知られる中国最西端の都市、ウイグル自治区カシュガルの空港に出現した通行標識がある。

「特殊旅客、人体器官運輸通道」

 簡体字とアラビア文字でそう書いてある。「特殊旅客」が外交官や共産党幹部、国賓待遇の外国要人などを指すのは勿論だが、「人体器官」とは一体何か?

 これは即ち、人間の臓器のことである要は、「ここは大至急運び出さなければならない切りたての移植用臓器が通る通路だから一般人は並ぶな!」と言っているのだ。

 この写真が出回った当初、その表示があまりにもあからさま過ぎるため、「フェイクではないか」と真贋を問う声も多かった。しかし、その後今年1月、カシュガルの空港に降り立った日本人が間違いなく本物であることを確認し、写真に収めてきた。

ウイグル民族に対する中国共産党政権の迫害が、逐日、苛烈の度を増している。

 昨年から、ウイグル自治区の学校ではウイグル語教育が、家庭ではコーランやイスラムの祭事が、モスクでは18歳以下の出入りが……等々と、様々な場面で宗教、伝統、文化の継承に露骨な制約が設けられている。

 空港に「人体器官」の標識が現れる以前の昨春頃からは、「全民検診」と称する無償の「健康診断」が中国当局により開始された。12歳から65歳までの全住民を対象に血液を採集し、血液型やDNAデータを調べる他、指紋、眼の虹彩などの生体データを収集しはじめたのである。

 昨年12月に集計された国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」(本部・米ニューヨーク)の調査によれば、収集されたウイグル人の生体データは約1900万人にも及ぶ。  またウイグル民族のみならず、チベットその他少数民族のなかの独立派、民主化勢力などの反体制派、その他拘束された気功集団・法輪功の信徒やキリスト教徒など、中国共産党の方針に従順でないと看做されたコミュニティーに属する人々に関し、既に総数4000万人に及ぶ個人データベースが構築されてもいる。

 血液型やDNAデータは臓器移植に欠かせないアイテムだ。検診を拒めば様々な嫌がらせや不利益が予想されたというが、この巨大データベース構築の狙いは一体、何なのか。

◆悪魔のようなビジネスモデル

2015年、中国は死刑囚からの臓器摘出を撤廃し、ドナー登録制度による自主的な臓器提供に完全移行したと声明を出したが、ニューヨークに本部を置く「中国臓器収奪リサーチセンター」が発表した2018年版最新報告書は、これがまったくの虚偽であったことを詳細に伝えている。

 同センターによれば、中国にも臓器提供のドナー登録制度はあるが有名無実であり、実際にはほとんど機能していない。2017年6月までに実施された電話による覆面調査に対し、移植手術を行うほとんどの病院はドナー登録機関とは何ら接触していないと回答した。「2020年に米国を抜いて世界一の移植大国になる」(黄潔夫・中国衛生部元副部長)という中国の臓器源が、公式のドナー制度の上にないことは確実だ。

 中国における臓器移植手術は2000年を境に激増してゆくのだが、これは間違いなくその前年に法輪功に対する大弾圧が断行されたことに起因している。

 1999年4月、天津の法輪功信徒不当逮捕事件に抗議したメンバー約1万人が北京に上り無言で中南海を取り囲んだ。所謂「中南海事件」だが、この頃には法輪功の信徒は既に7000万人を超え、中国共産党をも凌ぐほどに巨大化しようとしていた。これを脅威と感じた当時の中国共産党トップ、江沢民は殲滅指令を発し、全国各地で法輪功の信徒狩りが繰り広げられたのだった。正確な数は未だ判っていないが、この時逮捕された信徒は「少なくとも100万人以上、収容所に隔離された者は数十万人に上る」と推定されている。

拘束された法輪功信徒らを収容する各地の労改(労働改造所)や刑務所が、世界最大規模に拡大した中国移植医療の臓器提供源であると指摘されて久しい。専門家によれば、摘出した心臓、肺臓、肝臓、腎臓などの臓器を国内外の富裕層らに移し替える移植手術は年間数万から十数万件にも上り、現在、1兆円規模の莫大な収益を産み出す一大産業に成長した。そしてこの場合の臓器収奪は、ほぼイコールで「処刑」すなわち国家権力による「殺人」を意味する。

 つまり、中国共産党は、中国最大の資源である人口のうち、みずからの統治に邪魔になる勢力を抹殺すると同時に、これを巨大な利得へ転化させるという、悪魔のようなビジネスモデルを発明したということになる。

◆狙われる地下キリスト教徒たち

 急拡大する市場の要求に供給が追いつかず、在庫が払底しはじめたということなのだろう。前出のカシュガル空港に出現した通行標識は、臓器収奪の標的が法輪功信徒だけでは賄えず、ウイグル民族へも移行しようとしていることを示している。

 外国人客も利用する空港のフロアに「人体器官」優先の標識が堂々と提示されているということは、中国当局には臓器の収奪に対し、まったく罪の意識がないということだ。

 ウイグル人=イスラム教徒ばかりではない。米国に本拠を置くキリスト教抑圧監視団体「対華援助協会(チャイナ・エイド)」によれば、全国に1億2000万人いる中国のキリスト教徒が現在、猛烈な勢いで公安の摘発を受けているという。昨年だけで20万人以上が迫害に遭い、内、3700人が拘束された。


特に厳しい弾圧に晒されているのは、政府の認可がないため教会を持てず一般の民家等で礼拝を行う家庭教会(地下教会)の信徒たちだ。中国には現在、このような家庭教会がおよそ2000あり、約9000万人が所属すると言われるが、とりわけ深刻な被害に遭っているのは中国共産党政権への厳しい批判を隠さないキリスト教系の新興宗教団体・全能神教会の信徒たちである。生命の危険を察した信徒たちは国外逃亡を図り、昨年まで30名ほどだった在日の信徒も現在その10倍以上に増えて難民化している。

 これら約9000万人の地下キリスト教徒が、法輪功、ウイグルに次ぐ第3の臓器源として新たに狙いを定められているであろうことは想像に難くない。

 そして現在、あろうことか中国は、この悪魔のビジネスモデルを「中国スタンダード」として世界へ輸出しようと目論んでいる様子が窺える。

 昨年11月、中国臓器移植発展基金会(COTDF)は臓器割当に関する合意をマカオ衛生局と締結。マカオでは今年1月から中国から臓器が輸入され、中国モデルによる移植スタッフの養成もはじまった。マカオより早く、COTDFには既に香港も加盟している。

 中国の野心はこれにとどまらない。昨年昆明市で開催された中国臓器移植会議で前述の黄潔夫・中国衛生部元副部長は、この臓器輸出を「一帯一路」構想の一部として発表した。つまり、悪魔のビジネスモデルをユーラシア、アフリカ、オセアニアのスタンダードに、ひいては世界標準に広げようという戦慄の未来図を広げてみせたのである。

◆米中「人権戦争」が始まった

このところ中国に対して強硬一辺倒のトランプアメリカは、今度は「人権」を盾に攻撃を開始したようだ。

 ペンス米副大統領は去る7月26日、ワシントンの講演で「中国政府は数十万人、もしくは数百万人の規模でイスラム教徒のウイグル族を再教育施設に収容し、信仰の自由と文化的なアイデンティティを失わせようとしている」と厳しく非難した。さらに同日、人権問題担当のカリー国連大使が公聴会で「習近平政権が去年の4月からテロとの戦いを名目にイスラム教徒に対する抑圧を強めている」と述べた上、昨年から少なくとも数十万人のウイグル人を不当に拘束・監禁していると深い懸念を表明してもいる。

 これに直ちに反応した中国は翌日、外務省報道官が会見を開き、「宗教を利用した内政干渉を直ちにやめよ」と、強い不快感を表明。貿易戦争に続いて人権戦争がはじまった。

「内政干渉」と中国は言うが、しかし、現代にあっては「人道的干渉は内政干渉には当たらない」と考えるのが国際社会の常識であり、例えば独裁国家の非道な人権問題に介入することはむしろ国際社会の責務であるとさえ言える。

 日本の外務省もまた、人権外交と内政干渉の均衡についてこう述べている。

〈すべての人権及び基本的自由は普遍的価値である。また、各国の人権状況は国際社会の正当な関心事項であって、かかる関心は内政干渉と捉えるべきではない〉(外務省HPより)

 ならば、日本政府は現在この時点にも横行している中国におけるウイグル他少数民族弾圧、そしてウイグルと法輪功を最大の標的とする国家ぐるみの臓器狩り犯罪に関し、音量を最大にして非難の声を浴びせるべきだ。

●のむら・はたる/1963年生まれ。立教大学卒。外国人向け雑誌編集者などを経てフリーに。主著に『中国は崩壊しない─毛沢東が生きている限り』『北朝鮮 送金疑惑』、『Z(革マル派)の研究』、編著書に『わが朝鮮総連の罪と罰』『北朝鮮利権の真相』『沖縄ダークサイド』『男女平等バカ』など多数。

※SAPIO2018年9・10月号




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【中国の民族浄化】ウイグル人男性は収監、残った女性は漢族と強制婚姻…”尖閣上陸”で起こりうる生き地獄 2018/8/28
https://this.kiji.is/407098240993477729


こんにちは、中国人漫画家の孫向文です。

先日、中国共産党による、罪のないウィグル人の強制収容について報道がありました。詳しくは以下の記事に書きました。


今日は、この事態がさらに深刻化していることをお知らせします。

8月14日、ロイター通信の報道よると、中国全土の警察は2016年から、携帯電話をスキャンして、通信記録と個人情報を全部ハードディスクに保存するような検閲機器を大量に購入しました。実際にその機器は、新疆ウィグル自治区に使用されています。ウィグル自治区に住む外国人を含む、すべての人間が自宅から出たら、街角にたくさんの警察が厳戒し、通行人に対して上記の機器で携帯電話のスキャンを義務化しています。

https://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/renquanfazhi/hj-08172018103739.html

また、アメリカのWSJの報道より、ウィグル人を収容するような建造物(収容所)をさらに建設していることを、米国の人工衛星が捉えました。


WSJが釈放されたウィグル人の親族を取材したところ、釈放された人はまもなく死亡、もしくは監獄の中で死亡したケースも多く、監獄内では非人道的な拷問を行っていたことが想像できます。監獄の中では、ウィグル人を改宗させるように「この世に神様がいない」と思い込ませたり、酒と豚を入った料理を無理やり食べさせる拷問がされているようです。

中国共産党の目的は、ウィグル人をいわば”中国共産党教”に改宗させること。失敗したら闇で処刑がなされるのです。この事態は1950年のウィグル大虐殺以来の、最大規模の「民族浄化」とみられます。

■ウイグル男性は収監、女性は漢族と婚姻!? 背後にはあの政策の弊害が…

この映像は「東トルキスタンを語ろう」(Talk East Turkestan)というウィグル人の人権を守る反共産党のグループのフェイスブックの公式アカウントが発布したものです。中国共産党はウィグル人の女性を漢族の男性と無理やり結婚させ、その結婚式でウィグル人の親族に中華人民共和国の国歌を無理やり歌わせる動画です。

https://www.facebook.com/TalkEastTurkestan/videos/2059752307619210/

また、台湾英語新聞では、「家族を助けるために漢族の男性と結婚したウィグル人の女性」の報道もありました。

https://www.taiwannews.com.tw/en/news/3442256

動画は短いですが、簡単に会話を訳すると

司会「出会ってから、どれくらい付き合いましたか?」
新郎「2ヶ月です」
(新婦は終始、悲しい顔つき)

要はウィグル人女性の家族が収容所に監禁されており、彼女は家族を釈放する条件として、漢族の男性と結婚するように中国政府に婚姻を迫られたと考えられます。

ウィグル自治区に強制収容される人の大多数は若い男性と報道されていましたが、これは若いウィグル人の未婚男性を監禁し、残った若いウィグル人の未婚女性を漢族の未婚男性と強制結婚させる、中国共産党による実質的な民族浄化なのです。

このような事態の背景には、漢族の一方的な事情があります。かつて、中国の一人っ子政策(※現在は廃止されている)により、男尊女卑の思想から男児を望む家庭が多く存在しました。中国政府は胎児の性別を診断する医療行為が違法であっても、密かに胎児の性別を診断して、女児と分かったら人工中絶する病院が絶えませんでした。

結果として男児ばかりが出生し、中国全土の男女性別比例のバランスが崩れました。そして、未婚の漢族男性がたくさんいるため、中国の少子高齢化を懸念し、その惨状を打開するために、ウィグル自治区の民族浄化を解決する一石二鳥の国策を図ったというわけです。

■尖閣上陸の向こう側で起こる生き地獄、通州事件が教える中国人の恐るべき気質

日本人にとっては、決して対岸の火事ではないでしょう。中国の反日デモのプラカードや、反日掲示板の書き込みによく見られる、身の毛もよだつ言葉が有ります。

「我々は日本に復讐するのだ、釣魚島(尖閣諸島)を奪還して、人民解放軍が日本に上陸したら、日本人の男と三十路以上の女性を全員殺す。若い女とヤらせるか、結婚させろ」、「我々が狙うのは日本の土地だ、日本人はいらない」と捲し立てる輩が多いのです。

また、「我々は台湾統一を目指す、狙うのは台湾の土地だ。台湾人はいらない」と書き込みもあり、こちらも日本への主張とスタンスはほぼ同じです。

これは空論やフィクションのようにみえますが、歴史的な実例があります。通州事件や満州開拓団が引き揚げる時に日本人男性は中国人に殺され、若い女性は強姦される地獄がありました。そのため、当時の若い日本人女性はあえてスカートではなくズボンを穿き、男装をしました。現在は、チベット民族、ウィグル民族に対して現在進行形の民族浄化です。
(なお、満州引き揚げ時に日本人を襲ったのは中国人だけではなく、ソ連の人たちや朝鮮人などがいたことも追記しておきます)

中国共産党だけではなく、同じく漢族政権の国民党の蒋介石政権も台湾に上陸時に、原住民の民族を浄化して、漢族の移民を送り込む手段を取りました。このような歴史を常に繰り返す中国に、周辺国は危機感を持たないといけません。

現在の日本はチベットとウィグルに関する報道では、中国政府の「忖度」をするような自主規制をしています。日本人にとって、決して対岸の火事ではないこの事態に備えるために、移民政策に対して様々なリスクを想定することや、外国人の受け入れの拡大によるデメリットに関しても、おざなりにすることなく真剣に考えなければなりません。

中国共産党にとって、先進国や敵の弱みにつけ込んで侵略しようとすることは、当たり前の常套手段なのです。

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Uighurs living in Turkey shout slogans as they hold a poster of Chinese Vice President Xi Jinping as they stage a demonstration outside a hotel where Jinping is staying in Ankara, Turkey, Tuesday, Feb. 21, 2012 . Xi, who is expected to become president of the world's most populous nation next year, is scheduled to hold talks with Turkish leaders Tuesday and oversee the signing of cooperation agreements with Turkey. (AP Photo/Burhan Ozbilici)

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ウィグル自治区はまるで“ナチスの収容所”日本メディアが報じない中国の白色テロ
  孫向文  2018/7/10
https://vpoint.jp/column/116063.html
こんにちは、マンガ家の孫向文です。

●中国の「白色テロ」の実態

 国家権力が行う“テロ行為”は「白色テロ」と呼ばれています。例えば、かつて毛沢東が発動した文化大革命のような大虐殺や、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人への大虐殺(ホロコースト)がそれに当たります。

 現在、白色テロは、中国の新疆ウィグル自治区で進行中です。
 米紙ワシントン・ポストの報道によると、中国政府は2016年から現在に至るまで、10万人超のウィグル人を労働再教育センターに強制収容してます。また、アメリカのRFA(ラジオ・フリー・アジア)の報道によると、その労働再教育センターとは、刑務所より劣悪な場所とされ、狭い部屋に50人くらいのウィグル人をすし詰めで収容して、1人当たりのスペースは僅か2平方メートル。全員同時に寝ることは無理なので、囚人たちは順番で寝るというのだから驚きです。また、長時間日差しに当たらないため、悪臭、皮膚病が蔓延していると言われています。

●エイズ感染者を牢屋に同居!?

 さらに深刻な状況は、わざとエイズ感染者を監獄に入れ、ウィルスを蔓延させて死なせるというのです! 重症のエイズ患者の口から蛆(うじ)が湧いてくるような、まさしくグロテスクな映画そのものの状況です。

 ここで、一番問題なのは、収容されてるウィグル人達には、具体的に罪はなく、中国政府は「テロ対策のため」という大雑把な理由で収容を正当化しているのです。つまり単なる中国共産党による“民族浄化”策の一環であり、これはまさしく「現代版のナチス収容所」と言えるでしょう。その現代版のヒトラーこそ、習近平国家主席です。まさにこの状況はナチス収容所より非人道的で残虐な状況です。

 新疆ウィグル自治区で起きている強制収容の事件には、まだまだたくさんの関連報道があります。

●米政府は本気で人権問題を理由に経済制裁を実施

 6月28日のワシントン・ポストの報道によると、アメリカで“国際宗教自由”担当特別大使に任命されたサム・ブラウンバック(Sam Brownback)カンザス州知事によれば、新疆ウィグル自治区でウィグル人を強制収容する任務を執行する中国共産党幹部たちのアメリカで開設した銀行口座と不動産、証券などの資産をすべて凍結するような議案を議会に提出しました。もし可決されれば、アメリカ史上初の、中国の人権問題で中国共産党幹部に経済的制裁を実施するという快挙になります。

 以前の民主党オバマ政権は当時、劉暁波氏の釈放を求め、中国共産党による人権弾圧を非難したが、口ばかりの外交辞令で、実現することは一度もありませんでした。これに対して、トランプ大統領がリードする共和党政権は美辞麗句ばかりを並べるリベラルな民主党政権より、強い実行力のある政権だということです。

●「フェイクニュース」作ってまでで善人面をする中国政府

 この強制収容の問題に関して、私のウィグル人の友人が、中国の「フェイクニュース」を見つけ出し暴いたのです。

 4月21日、ウィグル自治区の機関メディア『新疆日報』は、「中国政府は貧困のウィグル人家庭に、米などの食材を送り込んで、また壊れた家具や家電の修繕に無料サービスをしました」と報じたのですが、実はこのニュース、当局がそのウィグル人一家の大黒柱である夫を強制収容したことで、家庭が経済的破綻状態に追い込まれたもので、追い込んだ張本人である中国政府が「善人面」をしてウィグル人家庭を助けたという“美談”に仕立て上げた“マッチポンプ”式のプロパガンダに過ぎないのです。

 しかも、米などの食材はウィグル族ではなく、漢族の食文化です。これは「ウィグル人が我ら漢族の偉大なる食文化を取り入れて、幸せになった」という同化政策のプロパガンダの意味を含んでおり、以前からずっとやっているというのです。

●鳥型ドローンで人民の生活を監視!?

 収容所以外でも、中国政府はハイテク機器を使って、ウィグル人の暮らしをすべて監視しています。香港メディアの『南華早報』の報道によると、新疆ウィグル自治区に「監視カメラを搭載してる、鳥を模倣したドローン」を沢山飛ばしたり、市民の日常生活監視の実験を行っています。そのハイテクな鳥型ドローンは鳥のように鳴いたり、羽ばたきをしたり、さらに本物の鳥と一緒に飛ばせて、鳥自身も隣に一緒に飛んでるヤツは「ドローン」であることを気づかないくらい本物そっくりの「鳥ロボット」だということです。

 さらに、このドローンを開発する会社の社名も判明しました。「海康威視」(HIKVISION)という監視カメラなどの設備を生産する中国の民間企業でした。同社は2017年に新疆ウィグル自治区の監視のために、中国政府と5件の契約を取りかわし、さらに18億5000万人民元(約307億円)もの資金を獲得しました。内容は全部「国家安全」という名目です。もし、この鳥型監視ロボットが普及したら、中国全土に飛ばして、電信柱に固定された監視カメラでは映らない、「死角」なしで、中国国民の生活を徹底的に監視することになります。

 僕が調べたところ、日本の京都大学にも「海康威視」(HIKVISION)の監視カメラを導入しました。もしかして、中国政府はこの企業を通じて、京都大学の人々を監視してるかもしれません。

■HikvisionがIHS Markit*の2017年報告で首位を維持
https://www.sankeibiz.jp/business/news/170622/prl1706221641119-n1.htm
(SankeiBizホームページ2018/6/22)


 公式ホームページを見てみると、すでに世界中に触手を伸ばしてるようです。

※IHK Markitとは
 2016年6月、米大手調査会社IHSと英金融情報会社マークイットが合併してできた巨大情報調査会社

●中国による日本の土地浸透を日本国民に周知徹底を

 欧米メディアはこの数カ月の間に新疆ウィグル自治区で行われている強制収容について、数多く報道してきましたが、日本のマスメディアはほとんど報道しません、また同時にチベットで起きている焼身自殺など、人権弾圧の事件をほとんど報道しません。

 まるで日本のマスメディアは、中国共産党を「忖度」してるように思えてなりません。現実、尖閣諸島や沖縄、北海道への中国政府による静かな政治浸透が進行しています。これら日本の土地が、将来はチベットやウィグルのような惨状になる可能性だって無きにしも非ずです。今こそ、日本国民に中国共産党の脅威を周知徹底して知らせなければなりません。
https://vpoint.jp/column/116063.html




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ウイグル「絶望」収容所──中国共産党のウイグル人大量収監が始まった
China's Secret Education Camp
2018年2月16日 水谷尚子(中国現代史研究者)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547.php


古都カシュガルでも公安当局の取り締まりは強まる一方 Kevin Frayer/GETTY IMAGES


<著名ウイグル人学者が突然自宅から消えた――中国共産党が新疆各地でウイグル人を強制収容所に収監している>

著名なウイグル人イスラーム学者で、『クルアーン』のウイグル語訳者として名を知られる82歳のムハンマド・サリヒ師が17年12月中旬、中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチの自宅から突然何者かに連行された。サリヒ師は中国共産党の強制収容施設に収監され、約40日後の18年1月24日に死亡した。

サリヒ師は36年、南新疆のアトシュ市に生まれ、長く中国政府のシンクタンクである中国社会科学院に所属。87年からは新疆イスラーム学院の学長も務めた。『ウイグル語・アラビア語大辞典』をはじめ多くの著作もある。イスラーム学の大家として、新疆ムスリム社会で崇敬されていたため、その知らせはテュルク系ムスリムに深い悲しみと衝撃をもたらした。

サリヒ師と共に作家の娘と娘婿、さらに2人の孫も連行されたが、一家が今どこに収容されているのか依然不明だ。この事件に憤慨した国外のウイグル人諸団体は、直後に各国の中国大使館に対して抗議デモを行った。かくも高齢な老学者がなぜ、「思想改造のための強制収容施設」に収監されたのか。

新疆ウイグル自治区では今、中国の主体民族である漢人以外の人々が、社会的地位も収入も一切関係なく、何の罪もなくして強制収容施設に収監されているとの報告が数多く寄せられている。ターゲットの大部分がウイグル人だ。

ウイグル人の10人に1人は拘束されているとの説もあるほど、多数の人々が「行方不明」になっている。アメリカの短波ラジオ放送「ラジオ・フリー・アジア(RFA)」によれば、総人口約360万人のうち90%をウイグル人が占める南部カシュガル地区で、ウイグル人口の約4%に当たる約12万人が拘束されているという。

要注意人物の「点数表」

連行は強引で、職場から突然警官に「頭に黒い布をかぶせられて」連れ去られたとのケースも報告されている。収容所は、かつてウイグル語教育を行っていた学校の校舎などを転用。一部屋に何十人もが寝泊まりし、衛生状況も劣悪で既に多くの死者を出しているとの告発もある。

在日ウイグル人も例外ではない。日本に留学したり、日本の会社に勤務していたりしたウイグル人で、昨年夏に新疆へ一時帰郷し、日本に戻ってこられなかった人々が筆者の知る限り複数存在する。

彼らは帰郷した後、地元警察にパスポートを没収され、強制収容施設に連行されているらしい。収監者の親族は、身内が施設内でひどい扱いをされないよう気を使ってメディアや外国人に接触しようとせず、また親族自身も詳細を把握していない。

「もうこの半年、両親や兄弟と1本の電話も繋がらない」と嘆くウイグル人に、筆者は何人も会った。

強制収容所に関する情報は16年末あたりから現れ始めた。RFAウイグル語部門が本格的に取り上げたのが、17年8月初旬。以後、関連報道は急激に増え、現在に至るまで数日に1回の割合で取り上げられている。


流出した「点数表」の写真 (c)RFA


https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/02/post-9547_2.php


突然拘束され死亡したサリヒ師 (c)RFA


昨年夏頃、ウルムチの河北西路居住区から、ウイグル人の中から要注意人物を抽出するための点数表が流出した。点数は100点で、(1)ウイグル人である (2)イスラームの礼拝をしている (3)宗教知識がある (4)(当局が要注意とする中東など)26カ国に行ったことがある (5)外国に身内がいる (6)外国留学した子供がいる......といった項目に該当すれば10点ずつ減点され、点数が低ければ要注意人物、つまり収容所送り対象者となる。

新疆では自治区の成立から現在まで、ウイグル人による反政府蜂起が頻発してきた。それでも、民族浄化を目的とすると言っても過言ではない、強制収容所をつくるという国際人権規約に反する行為を一国の政府が行うのは異常事態である。そしてこの収容所建設と、習近平(シー・チンピン)国家主席の経済圏構想「一帯一路」政策は大いに関係があると筆者は考えている。

胡錦濤(フー・チンタオ)主席時代の10年に第1次中央新疆工作会議が開かれ、新疆での「西部大開発」と経済活性化が目標とされた。しかし、結果としてその政策は新疆に住む漢人とウイグル人の格差を広げ、ウイグル人亡命者を増大させただけだった。その後、習が国家主席に就任した翌年の14年5月に第2次中央新疆工作会議が開催され、同11月から習は一帯一路政策を各地で本格的に提唱し始めた。

かつて日本が提唱した「大東亜共栄圏」の拡大版とも言える経済圏構想の実現には、中国からユーラシア大陸の出入り口となる新疆の安定化が必須だ。90年代から最近にかけてウイグル人反政府主義者が行ってきた公安当局や党幹部を狙った自爆攻撃などに、共産党は業を煮やしていた。反政府運動を効率的に弾圧し一帯一路を粛々と推進するため、以前のチベット自治区党委員会書記でチベット弾圧に積極的に荷担した陳全国(チェン・チュエングオ)が、16年8月から新疆ウイグル自治区党委員会書記に着任した。

スクープ記者による告発

RFAは96年に米議会が出資して首都ワシントンで設立された。言論の自由が保障されているとは言い難いアジアの地域に情報提供し、民主化・自由化を促すことを目的としている。

ウイグル語放送部門スタッフの中でも、ショフレット・ウォシュルは、ずば抜けて取材力のある記者で、片っ端から新疆に電話をかけ、中国語とウイグル語を駆使して繋がった相手から情報を入手する手法で情報を取り、スクープを連発してきた。

17年12月6日放送の記事によれば、新疆の公安当局は微信(WeChat)などのソーシャルメディアで国外留学中のウイグル人に連絡を取り、「帰国しなければ母親を強制収容所に送る」などと脅迫している。以下はトルコ在住のウイグル人留学生に対する、公安当局の脅しの一部だ。

「私は収容所の者だ。母親が大切ならこのアカウントを追加せよ」「トルコで暮らし、留学しているウイグル人の家族や親戚を収容所に収監し、強制的に『再教育』するようにとの上層機関からの命令がある」「おまえがトルコ留学中だから、母親がおまえの代わりに『再教育』をされる」「トルコ国内にいる全てのウイグル人家族が、代償を支払うことになる」


8か月も収容所で拘束されたオムルベク・アリ(上)は体重が40キロも減った(下) (c)RFA


これだけの人々が拘束されていたら、当然ながら産業や経済は崩壊していく。17年10月18日放送の記事では、南新疆ホタン市で大勢の商人が収容所送りとなったため、市内最大のバザールで店の3割が閉鎖され、顧客も半分程度に落ち込んでいる状況が紹介された。

同じく南新疆カシュガルのベシケリム村では、2000万平方メートルのブドウ畑のブドウが腐り始め、村民の暮らしを直撃しているという。取引をするウイグル人商人のほとんどが収容所送りとなり、買い手がなくて市場に出回らなくなったためだ。一方で、「商売敵がいなくなって、取引がうまくいっている」と語る漢人商人のインタビューも紹介された。

キリスト教徒にも魔の手

新疆では今「2つの顔を持つ不逞分子らを一掃する運動」が行われている。共産党幹部という顔と、実は民族主義者らを心の中で支持している顔という二面性を持つ者の意味であろう。この運動により、新疆各地の共産党幹部クラスも容赦なく収容所に送られているようだ。

17年12月21日放送の記事によれば、南新疆コルラ市のある地域の党書記を務めたこともあり、「民族団結模範」として表彰されたこともあるというナマン・バウドゥン(おそらく仮名)は、健康状態があまりに悪いため収容所に連行はされなかった。しかし、かつて「(党の)宣伝活動模範」として当局に表彰された妻のパティグリ・ダウット(彼女もこの10年で3回も手術を受けており、健康状態はよくない)は17年10月9日に拘束され、今も消息不明だ。

一旦はバウドゥンも収容施設に入れられる手続きのため警察署に行かされた。その際、「500人ほどが非常に広い会議室に並んでいた」と、彼は証言する。コルラには強制収容施設が4カ所あり、1500人以上が「再教育」を受けている。警察署で人の「仕分け」がなされ、脅迫や拷問を含む取り調べを受けて、その結果によって収容所に行くか、拘置所や刑務所に入れられるかが決まると、バウドゥンは語った。

彼は警察署で検査のために過ごした3日間のうちに、コルラの住民であるムタリプ・アブドゥウェリという25歳の青年が、鉄製の椅子に縛られ、手錠をかけられ手から血を流した状態で取り調べを受けているのを目撃した。こうした証言が命懸けであることは言うまでもない。


18年1月23日放送の記事で、カザフスタンのアルマトイから取材に応じたオムルベク・アリは、カザフ人とウイグル人の両親の間に生まれ、カザフ国籍を持つ人物だ。多言語に通じることから、カザフスタンの旅行会社に勤務していた。

アリは新疆東部ピチャンにある両親宅に突然現れた警察官に黒い布を頭にかぶせられて身柄を拘束され、どこかへ連行された。その際指紋や血液も採取され、警察の「仕分け」の結果、危険分子として「カラマイ市技術研修センター」の名の看板が掛かる収容所に送られた。カザフスタン外交官たちの働き掛けで、8カ月後にようやく「一切の訴えを起こさない」ことを条件に釈放されたが、収容所内の環境は劣悪で出所したときには体重が40キロも減少。帰国と同時に入院した。

アリは、現段階で収容所を体験した唯一の生還者だ。彼によれば、少なくとも収容所には約1000人が収容され、8割がウイグル人で2割がカザフ人だった。被収容者の年齢層は16歳から老人までと幅広い。農民から「2つの顔を持つ不逞分子」とされる公務員まで、1つの部屋に20人以上がすし詰め状態で寝泊まりしていた。

コミュニケーションは全て中国語で行うよう強要され、毎朝7時に点呼集合と中国国旗掲揚があり、国家と共産党に忠誠を誓うスローガンを叫ばされる。収容所側は、共産党の政策の素晴らしさを学ぶ政治学習や、愛国主義の講義を強要。プロパガンダ歌謡を中国語で正しく歌い、共産党への忠誠と感謝を述べるスローガンを大声で斉唱しなくては食事をもらえない。警察から最短でも1年の学習を厳命されており、彼の滞在中、誰一人として「卒業」した者はいなかった。

拘束されているのは、ウイグル人などのテュルク系ムスリムだけではないようだ。収容所には新疆のキリスト教徒が少なからず収監されたとの証言もある。

漢人でプロテスタントのキリスト教徒である張海濤(チャン・ハイタオ)は、16年に「国家政権転覆扇動罪」で有期刑19年の判決を受け、新疆中部シャヤール県の監獄で服役している。彼はネットの中で共産党の新疆政策とウイグル人弾圧を批判していた。妻子はキリスト教諸団体の尽力で、アメリカに政治亡命した。声を上げ、異議を唱えるキリスト教徒にも、政府は厳しい姿勢を取っている。

ウイグル人をはじめとする「良心の囚人」の命を担保に、一帯一路構想は進んでいる。

<本誌2018年2月20日号[最新号]掲載>





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中国新疆で「思想改造」へ条例
拘束正当化が狙い
2018/10/11 17:30 ©一般社団法人共同通信社

 【北京共同】中国新疆ウイグル自治区は11日までに、ウイグル族ら少数民族の住民を対象に過激思想を取り除くための教育施設設置を促す条例を施行。

自治区では抑圧政策に不満を持つウイグル族らが「思想転化(改造)」の名目で大量に拘束され、国際社会の懸念が強まっている。

条例は拘束を正当化する狙いとみられる。

 自治区の区都ウルムチでは8日、検察当局が「イスラム化の氾濫」を防ぐ決起大会を開催。イスラム教の影響を排除するよう市民を導くと宣言しており、イスラム教を信仰するウイグル族への締め付けが強まるのは必至だ。

 今回の条例は17年施行の条例を改正したもので9日に施行された。




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中国共産党に忠誠を誓わなかったチベット人やウイグル人は、民族のアイデンティティを奪われるほどの弾圧を受けている。
ウイグル人は100万人規模で「強制収容所」に収容され、中国共産党に忠誠を尽くすように洗脳される。言うことを聞かない人間は、強制的に臓器ドナーにされて、臓器を奪い取られる。

中国には国土に広がる拝金主義や、共産党政権に愛想を尽かした人々がキリスト教徒となって地下で広がっている。

(中国の裏側で起きている政府当局と地下キリスト教徒の暗闘の行方)
https://blackasia.net/?p=9417


しかし、中国共産党はこれを認めない。そのため地下教会に通う人間を強制的に連行して、思想の転向を迫る。もし中国共産党よりもイエス・キリストを信じるというのであれば、やはり臓器を奪い取られる。

習近平の独裁政治に反対して、そのポスターに墨をぶっかけた女性がいた。彼女もまた公安当局に連行されて行方不明になっている。中国共産党と対立した法輪功学習者もまたずっと強制収容所で拷問・臓器ドナーの対象にされている。

中国が強制収容所で何をやっていたのか、勇気がある人はこの記事を読んで欲しい。

(ブラックアジア:中国では女性の乳房を高電圧で壊死させるような拷問をする)
https://blackasia.net/?p=2555

中国は毛沢東の時代からそうだった。政権批判は絶対に許さない。政権を批判するというのは、まさに「死に直結する行為」なのである。ただ単に死ぬのではない。強制収容所に隔離され、連日の凄まじい拷問を受けて死ぬのだ。
https://blackasia.net/?p=9837



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中国の裏側で起きている政府当局と地下キリスト教徒の暗闘の行方2018.09.18
https://blackasia.net/?p=9417

中国は、建前上では「信仰の自由」を認めているのだが、実際には国内でかなりの締め付けを行っている。なぜか。それは、人民が「中国共産党よりも神の方を信じるようになったら困るから」である。

中国共産党は、神よりも上に立ちたいのだ。だから、「信仰の自由」を認めるというよりも「信仰しない自由を認める」というのが実態に近い。

これは、新疆ウイグル自治区のイスラム教徒の弾圧や、チベットの仏教弾圧を見ても明らかだ。宗教よりも中国共産党を信奉させたいのである。

中国政府の法輪功の弾圧はよく知られている。法輪功は宗教というよりも気功の習得を中心とした集まりだったが、中国共産党はこれを邪教(カルト宗教)として断定、国内の法輪功支持者を弾圧したのだった。

中国政府は抗議する法輪功支持者を牢獄につないで拷問したのだが、その拷問は凄惨なものだった。何が起きていたのかは、こちらで書いた。

(ブラックアジア:中国では女性の乳房を高電圧で壊死させるような拷問をする)
https://blackasia.net/?p=2555


また牢獄に放り込んだ法輪功支持者の臓器を抜き取り、それを売買していたという事実も後に発覚した。(鈴木傾城)


中国のキリスト教は「地下キリスト教」になった

「信仰の自由」と言っても、それが単なるポーズであり、建前であるというのはこうした現状をつぶさに観察すれば誰にでも分かることだ。

中国は、実質的に「宗教の自由は制限されている」というのが現状だ。何かを信じて拷問され、臓器を抜き取られるというのであれば、信じたら許さないと言っているも同然である。

ところで、この中国にもキリスト教が広がっている。

中国国内で広がった拝金主義に対する嫌悪感から、カネよりも宗教に精神的安らぎを求める人もいたのだ。ある意味、心が純粋な人たちであるとも言える。

しかし、中国共産党は、このキリスト教も厳しく規制している。

(ブラックアジア:拝金主義で殺伐とした中国に、キリスト教が忍び寄っている)
https://blackasia.net/?p=2201


2014年には中国浙江省温州市で建設途上の教会が強制的に取り壊される事件があったが、これは中国政府としてキリスト教が広がるのを許さないという意思表示でもあった。

中国のキリスト教徒は、最初からこのような事態を恐れていたので、ほとんどは目立たないように布教と礼拝を行っていたのだが、ますます慎重になって信仰者は地下に潜っていった。

このキリスト教徒たちの信奉は、いつしか「地下キリスト教」とも言われるようになっていた。

この地下キリスト教は、キリスト教とは言いつつも礼拝(ミサ)は独自の形を取られており、中国のアニミズムとも結びついて中国人が受け入れられやすい形へと変化している。

これは、日本の江戸時代に禁教令を布教された長崎の隠れキリシタンを彷彿とさせる。

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習近平がこれほどまで宗教を恐れている理由とは?

中国は監視社会である。SNSから日常生活まで、徹底して国民を監視して「不満分子」の摘発を日常的に行っている。

(ブラックアジア:中国のウイグル支配は最先端の人民監視システムで行われる)
https://blackasia.net/?p=776


だから、キリスト教が中国で広がっているという現状を中国政府は把握している。そして、これが中国共産党の指導を破壊するのではないかと極度に恐れている。

特にそれを恐れているのは国家主席である習近平である。「自分よりもキリストの方が偉い」ということになったら神格化が完成しない。さらに立場が変わったら、自分が抹殺対象になる。

そのため、2018年に入ってからキリスト教に対する規制や弾圧はどんどん厳しいものになっている。

中国において、キリスト教が最も盛んなのは河南省なのだが、この河南省では、今まで許可されていた十字架の撤去が求められるようになっていた。聖書のオンライン販売も禁止された。

さらに未成年者への勧誘や布教も禁止された。そして、自治組織がキリスト教徒を監視するようになった。

習近平がこれほどまで宗教を恐れているのは、新疆ウイグル自治区でイスラム教徒を徹底的に弾圧していることに不満が膨れ上がっていることも一因としてある。

国連は「中国政府がウイグル人100万人を不当に拘束している」と批判しているが、中国共産党はウイグルのイスラム教徒を根絶やしにするために手段を選ばない。

だから、報復されるのを恐れている。

宗教弾圧は決死の抵抗を生み出し、それに手をこまねいていたら暴動やテロの温床になると分かっている。だから、習近平は宗教と名の付くものを片っ端から規制し、自らに歯向かってこないように「刀狩り」をしているのだ。

インドネシアの辺境の地で真夜中に渦巻く愛と猜疑心の物語。実話を元に組み立てられた電子書籍『売春と愛と疑心暗鬼』はこちらから。

中国の地下キリスト教徒たちは蜂起するだろうか?

中国はいびつな国家だ。中国共産党という独裁政権が支配し、並び立つ他の対抗組織の存在を絶対に許さない。対抗どころか、批判すらも許さない。

何の権力をも持たない女性が習近平のポスターに墨をかけただけで、その女性を連行するほど批判に対して免疫がない。習近平を揶揄するような言葉やパロディですらも中国では存在することができない。

極度の監視社会と宗教弾圧もまたその延長線上にある。

中国は他国から合法非合法問わず、ありとあらゆる方法で技術や知財を盗み取り、国土が環境破壊されるのも厭わず強引な工業化に走り、そして世界有数の大国へと成り上がった。

この国は強大に見える。そして、盤石に見える。しかし、経済的成長が止まり、政府が人民を抑える力が弱ったら、ありとあらゆる不満が国内から噴出して、収束できなくなる危険性を併せ持っている。

中国政府が弱体化すると、弾圧から逃れたいと考えている新疆ウイグル自治区やチベット自治区が、一気に中国政府に挑戦するようになる。

民主主義を求める組織や人々も立ち上がる。宗教の自由を求める人もまた政府の弾圧に立ち上がる。中国政府の都合で無理やり土地や建物を接収された人たちも立ち上がる。監視社会に閉塞感を感じていた人々も立ち上がる。

中国政府は国内のありとあらゆる人々に圧力をかけ、弾圧してきたので、少しでも弱みを見せれば、オセロの白と黒がひっくり返されるように支配の構図が崩壊する。

中国国内で締め付けが厳しくなっているというのは、中国共産党独裁政権が恐怖を感じるようになっている兆候であると言える。中国の宗教弾圧は中国政府の焦りでもある。

中国の地下キリスト教徒たちは蜂起するだろうか。「島原の乱」の天草四郎のような、政府に対抗して立ち上がる男は中国に誕生するだろうか。

私は中国の裏側で起きている中国共産党とキリスト教徒の暗闘を興味深く見つめている。(written by 鈴木傾城)


中国のキリスト教。中国国内で締め付けが厳しくなっているというのは、中国共産党独裁政権が恐怖を感じるようになっている兆候であると言える。中国の宗教弾圧は中国政府の焦りでもある。





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「職業訓練だ」中国、新疆ウイグルの収容施設を合法化
2018年10月12日 14時54分
https://www.epochtimes.jp/2018/10/36955.html

2017年4月、施設内で「再教育」を受ける収容者たち(新疆ウイグル自治区司法当局の微信アカウントより)
https://img.epochtimes.jp/i/2018/10/11/t_pvpblpl6nyinj9wxes9d.jpg


新疆ウイグル自治区人民代表大会常務委員会は9日、「極端化を除去する条例」の改正案を発表した。改正案では、ウイグル人を収容する施設を「職業訓練センター」と位置づけた。新疆では、中国共産党政府が建設した隔離施設に100万人以上が拘束されていると報じられ、国際的な批判が相次いでいる。今回の改正案は批判をかわす狙いがあるとみられる。

改正案には、国の反テロ法や宗教法に基づき「過激な宗教思想、分離主義を取り除き、市民の正常な生産活動と生活、言論を保つ」と記した。

ウイグル人の生活習慣も制限された。民族衣装「ブルカ」とベールを着用する者、ヒゲをはやす者、そして子どもに国の教育を受けさせない者は「極端分子」と見なされ、「法に基づいて」施設で思想改造を受けると、定められた。

同条例は2017年に定められたが、9日に可決した改正案で、収容施設の役割は職業訓練センターであるという内容が新たに追加された。具体的に「職業訓練もかねる教育を施す。収容者は国の公用語を勉強し、思想教育、心理と行動の矯正を受けることによって、極端化を除去する」という。

海外のウイグル組織や人権団体によると、当局の「過激派、分離主義、テロリズムと闘う」の名目で、100万もの市民が収容施設に拘束されているという。

ラジオフリー・アジア(RFA)は10月6日、収容施設で働く警備員にインタビューした。そこでは、収容者たちは「なぜ自分が再教育を受けなければならないのか」と問い詰め、思想改造を受けているという。また、施設内には監視カメラが設置され、収容者同士が会話することや、行動が、厳しく制限されている。

この警備員は、収容者の割合に関して「女性が20%、70歳以上が10〜20%、15〜18歳が5〜10%」と答えた。3度の食事はごはん茶碗に半分ほど盛ったものが出るが、自殺できないように椀はプラスチック製。「彼らは食事がハラール・フードであるかどうかを聞くことは許されない。すべての申し出は政治警察が受け付ける」と述べた。

新疆の収容施設を衛星写真で分析するカナダ在住の中国人留学生ショーン・ジャン氏によると、収容施設と考えられる建物はこれまで60以上見つかっており、それぞれ監視塔、作業所、限られた出入口、高いフェンスと電気柵が設けられ、刑務所の構造と似ていると指摘している。

7月、収容施設で働いていたウイグル族の女性は、カザフスタンの裁判所での証言で「中国当局は再教育施設だと主張しているが、その内容は山奥にある刑務所」と暴露した。




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「中国の臓器狩りの共犯者にならないでください」
https://www.change.org/p/%E5%9B%BD%E4%BC%9A-%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E8%87%93%E5%99%A8%E7%8B%A9%E3%82%8A%E3%81%AE%E5%85%B1%E7%8A%AF%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84


2006年アニーと名乗る中国人女性が衝撃的な証言を行いました。彼女の元夫は中国遼寧省苏家屯の医師で3年間、生きた人から強制的に角膜を摘出する手術を2000件ほど行いました。アニーは「夫はとても大きな衝撃を受け、毎日悪夢にうなされ、パニック状態に陥っていました」と振り返りました。夫は日記で彼が一番ショックを受けたことをこう書きました。

「いつも通り手術室に入り、手術を行う準備をしていた。横たわって意識を失っていた女性の服を切ると『ママ、お誕生日おめでとう』と書いた紙が落ちてきた。これを見た瞬間、手の震えが止まらなかった。なぜなら、子供からもらったこの誕生日メッセージを大事にしていた母は、もうすぐ自分の手によって命を絶たれるから・・・」

聴くものの魂を戦慄させた生々しい体験談は、あまりにも衝撃的です。なぜ人の命を救うはずの医師が人を殺しているのだろうか?

これは中国で起きている臓器狩りの実態です。

中国は、アメリカに次いで世界第2位の臓器移植大国で、毎年日本からも、大勢の患者が臓器移植を求めて中国へ渡航しています。

しかし、臓器の出所が不透明で、元カナダ国務長官・人権擁護家、デービッド・キルガー氏と、カナダ人権弁護士デービッド・マタス氏の10年に渡る独立調査により、ドナーの多くは本人の意思に反して、生きたまま臓器を強制摘出され、殺害されていると結論づけられました。

デービッド氏らは、中国の146軒の移植認可病院を対象に、当局が設けた許認可基準に当たる病床数、利用率などを調査したところ、中国の年間移植件数は当局が公式にアナウンスしている1万件を大幅に上回る6〜10万件に達し、毎年6万人以上が臓器移植のために殺害されていると結論づけました。

その理由として下記の点があげられます。

1.驚異的に短い待ち時間

一般的にドナーを見つけるには数年かかります。世界第1位の移植大国、アメリカの平均待ち時間は1,825 日で、カナダは2,555日、イギリスは1,095日とそれほど大きな差はありません。しかし、中国は数日から2週間、長くても4週間と驚異的に短いです。

これは、中国にはレシピエントのニーズに随時応えられるドナーが十分存在し、臓器提供に困らないことを意味します。

デービッド氏らの報告書では、中国上海で臓器移植を受けた患者の証言がありました。一回目の中国渡航の時、入院している2週間の間に、彼のために、合計4個の腎臓が病院へ運び込まれました。抗体テストが行われましたが、いずれも彼の抗体反応のため適合しませんでした。 二回目の中国渡航の時は、また新たに4つの腎臓が適合テストの対象となり、8つ目が適合する事が分かると、移植手術は成功しました。

2.臓器の出所の謎

2000 年以降、中国の臓器移植件数が激増しています。

中国全土の肝臓移植件数を例にすると、1999 年までの 20 年間、中国の臓器移植件数は約 100 件で、年平均5件しかありませんでしたが、2000年以降は激増し、2005年には3,212 件と、それまでの約 650 倍となりました。

しかし、臓器の出所について、中国政府側の説明は不十分で、ドナーの9割は死刑囚からと公言していますが、中国の死刑囚は毎年2千人前後(アムネスティ)であり、当局自ら発表した年間1万件の臓器移植数を大きく下回ります。

伝統的な考え方から、中国人は臓器提供に抵抗があるため、自発的な臓器提供はほとんどありません。中国では効率的な臓器提供システムが未だに存在しないのです。

中国で移植手術を受けた患者やその家族の証言によると、ドナーの身元は知らされず、ドナーやその家族からの同意書も見せてもらえません。

デービッド氏らの調査で犠牲者の大半は国の政策で弾圧された法輪功学習者ら『良心の囚人』であると明らかにされています。1999年7月から中国当局は、全国範囲で法輪功への迫害運動を導入し、数十万人の法輪功修煉者が逮捕、拘禁されました。中国の臓器移植件数が激増した2000年は、この時期と一致しています。

3.監禁中の法輪功学習者への血液検査

拘禁されている法輪功学習者は系統的な血液検査と臓器検査を受けます。瀕死状態になるまで拷問を受けた法輪功学習者に、血液検査をするのは彼らの健康のためとは言えません。

4.証言

米国に脱出した中国人ジャーナリストは、中国瀋陽市蘇家屯地区の大型秘密刑務所で、数千人の法輪功学習者が監禁され、中の多くは臓器を摘出され、殺害され、死体は所内の焼却炉で焼却されたと暴露しました。その後、前出のアニーさんも外科医である元夫が生きた法輪功学者から角膜手術を行ったと証言しました。角膜ドナーとなった法輪功学習者は、その後他の臓器も摘出され、火葬されるので“生き残る人は誰もいない”といいます。

報告書では公安や軍病院を含む、国家と党の機関が違法な臓器狩りに関与していると示唆しました。臓器移植ビジネスにより、中国の病院、医療スタッフ、党幹部らが巨万の富を得ています。

独自のルートで調査を進めていたジャーナリストのイーサン・ガットマンは、2000年から2008年にかけて、およそ65,000人の法輪功修煉者たちが臓器のために殺害されており、ある程度の他の宗教や少数民族の人たちもターゲットになっていると推定しています。

デービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏の報告書(2007年)

http://organharvestinvestigation.net/

http://organharvestinvestigation.net/report0701/BloodyHarvest_Final_Edition9_A4rev.pdf

現在、世界各国で中国の「臓器狩り」に反対する決議案が次々と可決されています。

米国、欧州連合、豪 州、イタリア、カナダ、アイルランドといった各国の政府当局は、中国政府に対し、法輪功学習者ら「良心の囚人」に対し行われている臓器狩りを停止するよう求める決議案を続々と採択しており、中でもイスラエル、スペイン、台湾は、自国民が中国で臓器移植を受けることを実質的に禁止する法律を制定しました。

2015 年 6 月 12 日、台湾立法院は「人体臓器移植条例」修正案を可決し、台湾国民が臓器提供を受ける場合、国内外を問わず「無償贈与」方式とすることを明確に規定しました。違反者には最高で 5 年の実刑判決と 150 万元(約 480 万円)の罰金が科せられます。医師が臓器移植の仲介に関わった場合、医師免許がはく奪されます。

2012 年 4 月、イスラエル政府は、同国民が海外で提供者が不明な臓器や、違法なルートで入手した臓器を使った移植手術を受けること(移植ツーリズム)を禁止する法律を成立させたほか、国外で臓器移植手術を受ける同国民に対し、保険会社が保険金を支払うことも禁止しました。

スペインでは 2010 年に「スペイン臓器移植法」を改訂し、同国民が中国で移植手術を受けることを禁止しました。

では、日本の動きはどうでしょう。残念ながら、日本政府は中国の臓器狩りを止めさせるための具体的な措置は何も取っていません。しかし、日本が何も言わず、沈黙を保ったままだと、この非人間的な「臓器狩り」の共犯者となる恐れがあります。なぜなら、中国の臓器移植と日本は深い関わりがあるからです。

デービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏とイーサン・ガットマン氏3人による、最新報告書では、その関わりが指摘されています。

最新報告書によると、日本人向け移植ツーリズムの需要に応えた大規模な移植病院が中国にはいくつか存在します。また、中国の移植センターは日本の機関と共同しており、日本で移植技術を学んだ中国の移植外科医は数多いです。中国は日本から移植関連の薬剤を輸入し、日本政府が一部資金提供している中国の移植病院も一軒あります。

事情を知らない日本の患者が中国で移植手術を受けた時、知らないうちに臓器狩りの共犯者にならないだろうか?

日本から移植技術を学んだ中国の医師が、臓器移植の濫用にその技術を利用していないだろうか?

日本政府が中国の病院に融資する際に、臓器移植の濫用を支援することに資金が用いられないだろうか?

日本から輸出された薬剤が臓器移植の濫用に使われていないだろうか?

日本が何もせず、何の制限もかけない限り、その可能性は否定できないものです。言わば、沈黙、そのこと自体が「共犯」になるでしょう。

日本の患者が中国で移植を受けた場合、誰かがそのために、死んでいきます。1人の患者のために、罪のない人が1人、2人、もしくは、それよりも多く死んでいくかも知れません。間接的に人を殺したことにもなります。命が助かったとしても、そのような人生、不幸にならないでしょうか?

日本の移植技術、薬剤、そして資金がこのような非人道的な犯罪に利用されてはいけません。

そのため、政府にこのようなことを求めます。

1.日本の国民が国内外で移植ツーリズムに関与した場合、法的な責任を追及すること。

(中国で移植手術を受けた患者、臓器移植のブローカー、移植技術を提供した医療機関、医師、違法な臓器移植のための手配、宣伝、購入運搬普及をした者なども含む)

なお、海外で提供者が不明な臓器や、違法なルートで入手した臓器を使った移植手術を受けることを禁止すること。

2. 日本の国民が中国へ渡航する時、中国の「臓器狩り」に対し、周知させること。

3. 臓器移植に使われる薬剤を中国に輸出する際、臓器移植の濫用に利用されることを防ぐための、一連のプロセスを導入すること。

4. 「臓器狩り」に関与した外国人にビザを発給しないこと。

中国の「臓器狩り」はただ中国だけの問題ではありません。見て見ぬふりをする政府、事情を知らない国民、利益のために働く仲介業者、これらの諸要素により、中国国外の多くの人々が既にこの犯罪に関与させられています。日本は世界に情報を伝え、正義に立ち、共犯者になることを避けるための行動を起こすべきです。日本は世界をリードする能力を備えた国です。みんなの力が、日本の明るい未来を作り上げると信じます。

移植ツーリズムを考える会

http://www.stop-oh.org/

下記のサイトで、中国の「臓器狩り」に関する詳しい情報を見ることができます。

・デービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏とイーサン・ガットマン氏による最新報告書(英語)

http://jp.endorganpillaging.org/

・デービッド・キルガー氏、デービッド・マタス氏とイーサン・ガットマン氏最新報告書(日本語、抜萃したもの)

http://www.stop-oh.org/download/BoodyHarvest-theSlaughter2016.01017.pdf

・中国での臓器移植と日本との関わり

http://jp.endorganpillaging.org/2016/12/01/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%A6%E3%82%99%E3%81%AE%E8%87%93%E5%99%A8%E7%A7%BB%E6%A4%8D%E3%81%A8%E6%97%A5%E6%9C%AC/

・「法輪功迫害追跡調査国際組織」が行った調査ではさらに詳しいデータが紹介されています。

https://www.youtube.com/watch?v=8cAX24nhGJI

【海外メデイァの報道(映像)】

・CNNが中国政府の臓器狩り問題を報道、世界の注目を集める

http://jp.ntdtv.com/news/16020/CNNが中国政府の臓器狩り問題を報道、世界の注目を集める

・世界が注目する生体臓器摘出 中国に起きる変化とは?

http://jp.ntdtv.com/news/17615/世界が注目する生体臓器摘出%20中国に起きる変化とは

・死刑囚の臓器提供禁止、背後で加速化する国家犯罪による殺人

http://jp.ntdtv.com/news/15823/死刑囚の臓器提供禁止、背後で加速化する国家犯罪による殺人

・生死の間-中国 増え続ける臓器移植の謎

http://jp.ntdtv.com/news/1804/生死の間-中国%20増え続ける臓器移植の謎(上

http://jp.ntdtv.com/news/1813/生死の間-中国%20増え続ける臓器移植の謎(下


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中国政府、ウイグル族収容施設の存在認める 「幸福度高まった」と主張
2018.10.17 Wed posted at 10:50 JST

新疆ウイグル自治区ホータンで中国警察が示威行動=2月27日/STR/AFP/Getty
https://www.cnn.co.jp/photo/l/853951.html


(CNN) 中国政府が治安対策を理由に西部の新疆ウイグル自治区の弾圧を強める中で、「再教育施設」の存在を認め、入所者は幸福度が高まっていると主張した。

中国政府は100万人もを再教育施設に強制収容していると伝えられ、元入所者は、集中的な「洗脳」を受けて中国共産党の思想などを教え込まれたと証言していた。

同施設には、イスラム教徒が大半を占める少数民族のウイグル族が収容されている。これについて新疆ウイグル自治区の高官は国営メディアに対し、中国政府は国連決議に従って「テロや過激派」と戦っていると主張した。

同高官は16日、新華社通信の取材に対し、「現在の新疆は美しいだけでなく、安全で安定している。住民は場所や時間を問わず、安心して外出や買い物、食事、旅行ができるようになった」と強調。「新疆南部については、テロや宗教過激思想の根絶までにはまだ時間がかかる」とした。

同高官は収容施設の存在を否定せず、「訓練生の多くは、それまで過激思想に感化されていて、このような芸術やスポーツ活動には参加したことがなかったと語り、人生がこれほど彩りに満ちていることがやっと分かったと話している」と強調。「訓練生」はそれまで宗教や家族に従って行動していたが、「まず第1に国家の市民であることを認識した」と付け加えている。

新疆ウイグル自治区の状況について国際社会は非難の声を強めている。国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチは16日、親が拘束されて児童施設に入所させられた子どもたちを解放するよう、中国政府に求める声明を発表した。




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英BBC、中国臓器移植産業の闇を報道
2018年10月13日 12時32分
https://www.epochtimes.jp/2018/10/36992.html

英BBCは中国の臓器移植産業の闇について報道した(大紀元資料室)

英BBCは中国の臓器移植産業の闇について報道した(大紀元資料室)


英BBCは10月8日、『誰を信じるべきか?中国の臓器移植』(Who to Believe? China’s Organ Transplants)と題する番組で、中国臓器移植産業の闇に迫った。

カナダのデービッド・マタス弁護士らは近年の調査で、中国での臓器移植件数は年間10万件と推計している。しかし、ドナー数と一致せず、待機時間が数日〜数週間という短さから、巨大な「生きた臓器バンク」が存在しているのではないか、と国際社会から疑いの目を向けられている。

BBCは、7月にスペイン・マドリードで開かれた年次国際臓器移植会議(TTS)に出席した中国「臓器移植界の権威」とされる衛生部副部長・黄潔夫氏を取材した。

黄氏「中国では昨年(2017年)には1万5千回、移植手術が行われた」
記者「毎年の手術件数は十万件ともいわれているが…」
黄氏「その質問はナンセンスだ。答えたくない」
記者「自分が中国の病院に電話したら、すぐに肝臓移植ができると言われた。どうしてこれが可能なのか?」
黄氏「その質問は聞きたくはない、答えたくない。誰かの政治的意図がある質問には答えない」

BBCの取材に答えた在英の法輪功学習者で、2017年まで収監されていたという劉ハイクァン(音訳)さんは、収容所では定期的に血液検査が行われており、収容所内のすべての法輪功学習者が受けていたと証言した。別の女性学習者は、収容施設から医療機関へ移送された法輪功学習者たちを対象に超音波、X線などによる身体検査が行われたと述べた。

スタジオに出演した、新疆ウイグル自治区で外科医を勤めていたエンバー・トフティ氏は20年前、銃殺刑を執行された死刑囚から臓器を摘出した体験を語った。「当時、倫理に反するという意識はなかった。当時は共産党の指示が絶対だった」と述べた。

BBCのヒル記者の取材に答えた匿名の研修医だった中国人は、90年代は中国の医師、医学生のなかで、臓器移植用の臓器は死刑囚もしくは収監者からだということは公然の秘密だったと明かした。また、上司の指示に従って、まだ息のある死刑囚から臓器を摘出する作業に従事していたという。この匿名者は、トフティ氏と同様に罪悪感を感じなかったと付け加えた。「共産党の思想により、それが悪いことだと誰も言わなかった。囚人なのだから死んで当然であり、患者も救われる」

トフティ氏は、今日に至っても臓器収奪は続いていると考えている。新疆では90年代から数百万を数える人々が行方不明になっており、さらに住民は、中国現地当局により適切な説明のない血液検査が定期的に行われていることから、「臓器移植のためのデータバンクを作成しているのではないか」と述べた。

番組では、中国臓器問題に詳しいデービッド・マタス弁護士の話として、臓器収奪の対象となっていた最大のグループは飲酒や喫煙もしない、心身の修練により健康的な体を保持していた法輪功学習者と推定されると伝えた。法輪功は90年代から中国で広がりを見せ、ピーク時には1億人の学習者がいたとされる。

ヒル記者は、最近、新疆ウイグル自治区の収容施設では100万人ものウイグル人が収監されており、法輪功学習者のように、共産党政権による集中管理できる施設で、強制的な臓器移植用の「ドナー」を作っているではないかと報じた。

同じくスタジオに出演した、中国臓器移植問題について詳しい在英ジャーナリスト、イーサン・ガットマン氏は、中国が発表した臓器移植件数と、実際の手術数、ドナー数が合致していないのは明らかで、ドナー以外の臓器の出所元は、拘束されたウイグル人、チベット人、思想犯として囚われた法輪功学習者、地下協会信者などが考えられると述べた。

ガットマン氏は、BBCのヒル記者のラジオ放送番組で「中国が臓器を収奪するのはお金のため?」との問いに、「共産党政権の敵対勢力を消去する目的がある」と答えた。

また、こうした倫理問題の疑いがぬぐえない海外渡航移植を断ち切るために、イスラエル、イタリアや台湾のように、各国は規制あるいは禁止などの法整備が必要だと語った。

米国の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会(CECC)は、10日に発表された中国人権報告書の中で、あらためて無実の人に対する臓器収奪問題に懸念を示した。




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中国臓器移植
「中国の軍病院は一晩10数回の移植手術」患者家族が明かす
2018年10月16日 15時15分
https://www.epochtimes.jp/2018/10/37048.html

河南省新鄉市長桓県の住民・王巧雲さん(女性)は2006年、北京307軍病院で2回目の腎移植を受けたが失敗し、夫が医療裁判を起こした(家族提供写真)
https://img.epochtimes.jp/i/2018/10/15/t_qpdjiryeohsnqxku2jh6.jpg


中国北京で腎臓移植手術を2年間で2回も受けた患者の家族が最近、大紀元に対し、中国移植産業の闇について語った。2回目の手術も失敗し、家族は「機能しない臓器が移植された」として病院を相手取り裁判を起こした。

河南省新郷市長桓県の住民・司子堂さん(男性)によると、妻・王巧雲さんは2003年10月、尿毒症と診断され、鄭州の病院で人工透析を開始した。ほぼ同時に、病院から腎臓移植を勧められた。11月からドナー探しを開始し、翌年1月に北京の朝陽病院で腎臓移植を受けた。

司子堂さんによると、妻の血液型や抗体の検査結果を朝陽病院に申し送りした二日後、「適合する臓器が見つかった」との知らせが届き、その三日後に腎移植が行われた。執刀医の話によると、腎臓は「河北省出身の20代男性のもの」で、「男性は銃殺刑を執行された」という。

日本国内移植で臓器移植ネットワークを構築する唯一の組織である公益社団法人JOTNWによると、腎臓移植までの待機時間は平均15年。100万人あたりの臓器提供者数が日本の25倍にもなる米国でも、5年間待たなければならない。

王巧雲さんは当時、国の優良病院に指定された北京の人民解放軍総合病院(通称301病院)での手術を希望していたが、妻の状態が悪く「待機時間が10日間以上と長い」との理由で断念した。「301病院には(移植希望)患者が多く、一晩で十数回の手術が行われていたと聞いた」と司子堂さんは述べた。

また、301病院は多くの外国人患者も受け入れており、国内患者より高い移植費用を支払う彼らを「歓迎している」様子だったという。

機能しない臓器

王巧雲さんは、移植手術の3カ月後、過労で腎臓が機能しなくなった。2006年、王巧雲さんは北京の307軍病院で2度目の腎臓移植を受けた。司子堂さんによると、病院は「腎臓は豊富に供給されている」と話し、手術を受けた。しかし、移植された臓器は機能せず、手術の翌日に妻は心不全で危篤状態に陥った。

「悪徳の移植医に当たってしまった。医者はすでに臓器の代金を提供側に払ったため、問題のある腎臓と知りながら妻に移植した」。

手術6日後、腎臓を取り出す手術が行われた。その際、動脈をしっかりつなぎ合わせていなかったため、その後2度大出血し、そのつど手術を受けた。4度の手術で合わせて7790mlの輸血を受け、高い数値の抗体が生じたため、今後移植手術を受けられなくなった。

司子堂さんは、307軍病院と執刀医を相手取り、医療訴訟を起こした。裁判所は病院側に対して、9万元(約135万円)の賠償を命じた。

司子堂さんは臓器移植を取り巻く関係者からさまざまな情報を聞いたという。「ある医者は、臓器は死刑判決を下す裁判所から買い取ったと教えてくれた」「銃殺(刑)が執行されたら、武装警察の救急車がすぐに駆けつける。その車の中で、武装警察の制服をまとった医師が(囚人の)臓器を摘出する」。

専門家「中国の豊富な臓器バンクの存在証明」

中国臓器移植問題を追う組織「追査国際」代表の汪志遠氏は、王巧雲さんのケースを聞き、短期間で移植用の腎臓が供給されたのは、中国には豊富な臓器バンクがあることの証明と語った。汪代表は、中国人民解放軍のベテラン軍医だった。渡米してハーバード大学公衆衛生大学院心臓血管研究センターに務めた。

汪代表は国際腎移植協会のデータを引用して、実際に死体のドナーが現れても、移植希望者の身体の組織に適するかどうかを図るマッチングテストで適合する確率は6.5%で、移植手術を行える確率は非常に低い。

中国では文化的に、家族が死体の損壊を忌み嫌うために、ドナーシステムもなく2006年までドナーは存在せず、2009年にはわずか120人だったという。

10月8日に英BBCが放送した「誰が信じられるか?中国の臓器移植」と題した調査報道で、記者は、中国の臓器移植界の権威である黄潔夫・元衛生部副部長にこう問い詰めた。「中国の病院に問い合わせたら、すぐに肝移植ができると言われた。どうして可能なのか」。

黄氏は「政治的な意図のある質問には答えたくない」と述べた。
https://www.epochtimes.jp/2018/10/37048.html

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「若い女性のレイプは毎日」新疆ウイグル収容施設からの出所者明かす
2018年10月19日 12時05分
https://www.epochtimes.jp/2018/10/37153.html

再教育施設に収容されたカザフスタン籍のウイグル族オミール・ベクリさん(右奥男性)は、収容施設内では拷問を受けたと大紀元に明かした(本人提供)

再教育施設に収容されたカザフスタン籍のウイグル族オミール・ベクリさん(右奥男性)は、収容施設内では拷問を受けたと大紀元に明かした(本人提供)


中国新疆ウイグル自治区には超法規的収容施設があり、100万人以上が強制収容されていると、米国務省や国連が懸念を示してきた。大紀元の取材に応じた、ウイグル族の出所者や家族は、施設内では拷問や撲殺、若い女性たちに対するレイプが繰り返されていると語った。

動物のように鎖で繋がれる

「拷問はとてつもなく非人道的で、とても耐えられるものではない」とオミール・べクリさん(42)は大紀元に語った。収容されているウイグル人たちは「動物のように鎖でつながれ」、身体が「うっ血して腫れ上がるほど叩かれる」という。

新疆ウイグル生まれのベクリさんは2017年3月、新疆の首都ウルムチから180キロ離れた両親の住む山村にいたところ、押しかけた警官に黒い袋をかぶせられ、強制連行された。

中国籍だったべクリさんは、12年前にカザフスタン国籍を取得したカザフ在住者。当時、観光についての国際会議に参加するため、ウルムチを訪れていた。

べクリさんは中国警察に7カ月間拘留され、その後20日間、再教育施設に入所した。拘束は「共産党と習近平主席への賛歌を歌うことを拒否した」ためだという。

拷問について、「恐怖を与え心身を虚弱にさせる。屈服させて従わせるようにする」とべクリさんは述べた。また、ベクリさんは収容所で、ウイグル人が拘禁されている部屋から遺体が引きずられて運ばれていくのを目撃したという。「おそらく撲殺されたのだろう」とべクリさんは述べた。

「若い女性のレイプは毎日」

15カ月間の収監ののち、9月に出所したばかりのカザフスタン国籍ウイグル族の女性(54)は、収容所では若いウイグル族の女性が毎日のようにレイプされており、もし拒絶したら殺すと脅されていたと、大紀元に語った。

「若い女の子たちが一晩中むさぼられていました。もし抵抗すれば、何か(薬物)注射して殺すぞ、と脅されていました」。この匿名の女性は、実際に2人の女性が注射されて死亡したのを見たという。さらに、収監中の女性たちには避妊薬が与えられていた。

女性によると、収容所には小部屋があり、最初は40〜50人収容されるが、5〜10人ずついなくなり、やがて部屋は空っぽになるという。「いなくなった人は戻ってきません。いつも数十人は殺されているはず…」。

中国共産党政府は公式見解として、海外の人権団体や米政府から指摘された施設について説明を二転三転させてきた。最初は「存在しない」「でっち上げ」などと存在そのものを否定。次に「過激派思想を矯正する再教育施設」。この10月には、新疆の党委員会が「職業訓練センター」と法的に定め、大量拘束を正当化した。

新疆の収容所について国際的に関心が高まるなか、10月15日、中国中央テレビ(CCTV)は夕方のゴールデンタイムに15分の番組で、収容所内の様子を放送した。工場や教室、運動場を含む大型施設の中で、ウイグル族が共通の制服を着て、「中国普通語(共通語)、法律の知識、職業訓練」を受けているという。国際的な批判を払いのけ、収容施設の「正当性」を強調する狙いがある。

中国少数民族派事務所を担当する中国統一戦線部フー・リャンヘ副部長は8月、ジュネーブで開かれた国連人種差別撤廃パネルで、「ウイグル人を含む新疆市民は平等な自由と権利を享受している」「少数民族への抑圧もないし、『テロ対策』名目の信仰弾圧もない」と明言した。教育プログラムがあることについては認めたが、100万に上る人の不当拘留との指摘は「全くのでたらめ」と否定した。


2018年2月、新疆ウイグル自治区ホータンで巡回している武装警察(BEN DOOLEY/AFP/Getty Images)

2001年9月11日、米同時多発テロ事件以降、世界各国は過激派組織の脅威を目撃し、テロ対策を強化してきた。しかし、中国共産党政府は「テロの脅威」を逆手に取り、無神論と社会主義を掲げる共産党イデオロギーに服従しないグループの抑制に利用した。一部の仏教、キリスト教、法輪功、またチベットやウイグルなど少数民族を「過激派、分離主義者、テロリスト」と定義し、迫害を正当化した。

収容所に家族が収監されたという家族は、大紀元に対して新疆ウイグル自治区は極度の監視下にあり、海外の友人や家族と連絡を取ることを禁止されていると述べた。また、ウイグル文化であるヒゲを伸ばしたり、宗教集会を開催したりすることは禁止されていると付け加えた。

(文=イザベル・ヴァン・ブルーゲン/翻訳編集・佐渡道世)




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催涙ガスにスタンガン、手錠…中国ウイグル収容施設の実態 180か所超存在
2018年10月25日 14:14 発信地:北京/中国
http://www.afpbb.com/articles/-/3194615?cx_part=top_topstory&cx_position=1

【10月25日 AFP】中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で大勢のウイグル人のイスラム教徒らが再教育施設に拘束されているとされる問題で、自治区内にはこうした施設が少なくとも181か所存在することが、AFPによる政府文書などの調査で明らかになった。施設向けにスタンガンや警棒、手錠などが大量に調達されていることも判明。「教育施設」どころかむしろ刑務所に近い実態が浮かび上がった。

 国営の中国中央テレビ(CCTV)は先週、新疆ウイグル自治区の「職業訓練センター」について、幸せそうな学生たちが標準中国語を学んだり、職業技能を磨いたり、スポーツや民族舞踊などの趣味に打ち込んだりしている近代的な学校であるかのように報じた。

 しかし、こうした施設の一部を管理する同自治区ホータン(Hotan)の当局は今年、警棒2768本や電気棒550本、手錠1367個、催涙スプレー2792缶など、教育とはほぼ無関係な物品を数度にわたって購入している。

 これらは、ウイグル自治区内の地方政府が2017年初め以降、「職業訓練センター」の建設・運営に関連して1000回以上にわたって調達してきた物品のほんの一例だ。

 国際人権団体はこうした施設を政治的な「再教育キャンプ」と呼び、少数民族ノウイグル人らイスラム教徒およそ100万人が収容されていると主張。施設は国際社会の厳しい目にさらされている。

 中国政府は収容施設の存在そのものを否定していたが、国連(UN)や米国などからの国際的な非難を受けて、存在を認めた上で反論する方針に転換。施設は「自由な」教育と職業訓練を通じて、宗教的な過激主義や分離主義、テロリズムの拡散を防止するものだと喧伝している。

 だが、入札関係の見積書や予算案、作業報告書など、公的に入手可能な中国政府の文書1500点以上をAFPが検証したところ、この施設の運営実態は学校よりも刑務所のようだということが分かった。


■「つながりを断て、出自を絶て」

 文書が示すところでは、施設には有刺鉄線が張り巡らされ、各所に赤外線カメラが設置され、催涙ガスや「テーザー銃」などのスタンガン、「狼牙棒(ろうげぼう)」と呼ばれるとげ付きこんぼうを手にした大勢の警備員が、「学生」を厳しく管理している。

 ある文書には、施設は「学校のように教育し、軍隊のように管理し、刑務所のように警備すべし」という、自治区トップの陳全国(Chen Quanguo)党委書記の言葉が記されていた。

 また別の文書には、新たな、より良き中国人民をつくるべく、施設はまず「(被収容者の)血筋を断ち、ルーツを断ち、つながりを断ち、出自を断つ」必要があると書かれていた。

 AFPが収集したデータによると、ウイグル自治区にはこうした施設が少なくとも181か所存在する。

 CCTVの報道では、そろいの制服を着た「学生」が、編み物や織物、パン焼きなどの技術や標準中国語を満足げな表情で学んでいた。講義への出席は任意ともされていた。

 こうした施設が初めて登場したのは2014年。ウイグル自治区で死者を伴う暴動が発生したことを受けて、当局が「テロリズム撲滅」運動を開始した時のことだ。

 2017年初めになって、こうした施設の建設に拍車がかかった。この時期に、ウイグル人が大多数を占める自治区南部の複数の地方政府が「焦点集団を対象とした集中教化キャンプ」の建設で工期の短縮を命じている。焦点集団とは、宗教の信者、貧困層、教育を受けていない人物、徴兵適齢の男性ほぼ全員などを含むあいまいな表現だ。

 その後すぐ、ウイグル自治区政府は「宗教的な過激思想」の管理に関する規則を公布した。

 当局は、過激派はどこにでも潜んでいる可能性があると警鐘を鳴らし、禁煙やテントの購入といった無害と思える行動を含めて、25の違法な宗教行為と75の過激派の兆候に警戒するよう幹部に指示。「拘束すべき人物はできる限り拘束」するように命じている。

「職業訓練センター」の建設と運営には膨大な費用がかかるために、2017年には自治区各地の司法当局の支出が爆発的に増えた。AFPが計算したところ、当初予算の少なくとも577%増に相当する30億元(約480億円)近くが投じられたもようだ。

 自治区南部の地方政府は、特別基金で不足分を補った。予算関係の文書によれば、こうした特別基金の少なくとも一部の出所は、中国で公安部門を取り仕切る党中央政法委員会となっている。


■中国政府「強い疑問」も否定せず

 2017年4月ごろには、各地方政府が施設関係のさまざまな入札の公示を始めている。それには、高度な監視システムや、「教室」で「学生」の様子を記録するためのカメラ、有刺鉄線、電話の盗聴器、赤外線監視装置といった刑務所で使われるような機材も含まれる。

 本記事の公表に先立ち、AFPは地方当局に繰り返し取材を試みたが、連絡はなかった。中国外務省の華春瑩(Hua Chunying)報道官は24日の定例記者会見で、AFP記者に対し「あなたが書いた状況が真実なのかどうか、私は強い疑問を呈したい」と述べたが、内容については特に否定しなかった。

 中国政府は、ウイグル自治区で施設に収容されている人を最大100万人とする見積りを認めていない。しかし入札関係の書類には、その数が膨大であることをうかがわせる記述がある。

 少なくとも1か所の施設を監督するホータン当局は、2018年初めの1か月に次のような注文をしていた。

 中国語の教本19万4000冊。靴1万1310足。(c)AFP/Ben Dooley


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移民は「侵略」に活用されてきました。この種の「侵略」が歴史的に得意なのは、中国です。中国は「洗国」という侵略手法を得意とします。
 洗国とは、支那大陸において中華帝国が「他国」を乗っ取る際に多用される伝統的な侵略手法です。まずは、国内の流民を数十万人規模で「対象国」に移住させる。当初は「外国人労働者」として、いずれは「移民」として、膨大な人民を送り込み、現地に同化させていく。やがて、支那本国から官僚が送り込まれ、その国・地域を中華帝国の支配下に置く。


 洗国とは、人口を利用した外国侵略なのです。


 今この瞬間も、チベットやウイグル(東トルキスタン)で行われているのが、まさにこの洗国です。


 チベット人男性やウイグル人男性を中国国内に散らばらせ、現地に同化させる。さらに漢人をチベットやウイグルに送り込み、現地の女性と結婚させ、これまた同化させてしまう。やがては、現在の満州(旧:女真族の国)同様に、国境線が実質的に消滅し、中国の一部として支配が始まる。


 今風に言えば、民族浄化(エスニック・クレンジング)で、明らかに国際犯罪です。とはいえ、現実に中国共産党はチベット人やウイグル人に対する洗国をほぼ完成させ、台湾にもじわじわと浸透していっています。


 そして、我が国にも。
https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12415662357.html




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新疆ウイグルの「収容施設」、情報はほぼ事実 英政府
2018.11.01 Thu posted at 17:26 JST


英国政府が新疆ウイグル自治区の「再教育収容施設」に関する情報を概ね事実だと認定/Kyodo News/Kyodo News Stills/Kyodo News via Getty Images


香港(CNN) 英国政府は11月1日までに、中国北西部の新疆ウイグル自治区でウイグル族など多数のイスラム教徒が「再教育収容施設」に拘束されているとの情報はおおむね事実であることを確認したと述べた。

ハント英外相は同国国会での質疑で、ここ数カ月間表面化したこれらの情報に大きな懸念を抱いていると説明。自国の複数の外交官を今年8月に同自治区を向かわせたところ、「彼らは(収容施設に関する)情報は大体正確であることで意見が一致した」と述べた。

外相は英国外交官が現地で見聞した事柄の詳細を尋ねられたが、明らかにはしなかった。その上で、最近訪中した際の王毅(ワンイー)外相との会談でこの問題を取り上げたとし、今後もあらゆる適切な場において指摘するとの方針を示した。

同自治区の再教育収容施設を巡っては国連人種差別撤廃委員会が今年8月、少数民族のウイグル族や他のイスラム教徒がテロや宗教的な過激主義への対策を名分に訴追や裁判なく長期間拘束されているとの情報を受け、懸念を表明。

再教育収容施設には最大で100万人が移送されているとの情報もあり、国際社会で批判が強まっていた。収容施設では中国共産党の教条の集中的な教育などが進められているとされた。

中国政府は当初、これらの情報を否定。同国政府当局者は人権問題に関する国連の公聴会で再教育収容施設の存在を全面的に打ち消してもいた。ただ、ここ数週間は国家安全保障や少数民族の調和を理由に収容施設などの政策を強く弁護する方針に転じている。新疆ウイグル自治区当局は先月10日、過激主義に反対する思想教育を根拠に「職業教育訓練センター」を合法化してもいた。

中国政府はウイグル族のナショナリズムや分離主義の高まりを警戒しており、新疆ウイグル自治区で長年、抑圧的な統治を進めている。




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【閲覧注意】中国政府によるウイグル人虐殺 2016-05-29
https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12165204118.html


皆さんは『東トルキスタン共和国』をご存じですか?


現在は「中国ウイグル自治区」と呼ばれています!!


ウイグル族と、さも少数民族のように言われていますが、元々、れっきとした国家でした。


では、なんでそうなってしまったのか?


詳細を明らかにします。


https://ameblo.jp/2013kanyon17/image-12165204118-13658407155.html


1946年、東トルキスタン共和国は、

政府要人閣僚たちがシナ共産党との会議のために北京に向かう途中、搭乗した飛行機が中共軍に撃墜され、政府がなくなった混乱に乗じで侵略を開始したシナ共産党軍により、

滅ぼされた。


シナ共産党軍は、侵略し併合した東トルキスタン共和国を、 「新疆ウイグル自治区」と、さもシナの一地域のごとくの名前に変えさせた。


侵略当初、シナ共産党軍は、識者や高い教育を受けたもの、そのほか指導的立場にあった人間たちを次々と 「反乱分子もしくはその疑いがある」 として拘束。 100万人以上が、司法手続きを経ずに拷問にかけられ虐殺された。


豊富な石油や天然ガスなどの天然資源が発見された後は、資源の簒奪(さんだつ)をすべく、漢民族支配を実現し、ウイグル人の存在自体を消し去るため、各国のマスコミは一切入れず、学校ではウイグルの言葉を話すことは厳しく禁止され、漢民族を1,500万人も入植させ ( 現在、ウイグル人はおよそ900万人まで激減 ) 同化政策を強化。

ウイグル人は漢民族により暴力 (武装警察や軍事力) を背景に仕事を取り上げられ、成人男性で就職できる割合は、わずか5%。

15歳から22歳までの女性は強制的に中国国内に移住させられ、中国人ですら嫌う低賃金の重労働を課されながら、夜は強姦される若い女性が後を絶たず、「民族浄化」「漢民族化」を推し進める中国共産党政権のもと漢民族の男と強制的に結婚させられ、純粋なウイグル人は絶滅の危機を迎えている。


https://ameblo.jp/2013kanyon17/image-12165204118-13658407195.html


※ 漢民族は、一人っ子政策で男子ばかりが出産され(女児は堕胎)男女比率が大きくゆがみ結婚が出来なくなってしまったため、若いウイグル女性を強制移住させることは、一石二鳥。 (おまけに、大変に美人が多い) 

※日本人とは思考回路が見事に異なる漢民族にとって、ほかの民族の女性を強姦したり虐殺することに罪の意識は無い。

 白人国家が有色人種国家を軍事力を背景に侵略し植民地にした時、当たり前のように強姦し大虐殺を繰り広げていた意識とまったく同じ思考回路である 。

結婚相手と職を失ったウイグル人の男たちは、子孫を残すことができないだけでなく、次々とあらぬ罪で連行され、投獄され、拷問を受け、殺害され、民族根絶やしの犠牲となっている。

ウイグルの女性たちには、ウイグルの男性との間に授かった赤ちゃんの、「 計画生育 」の名目で、少なく見積もって850万件もの強制中絶が行われた。 (ウイグルの人口は、950万人!)

それだけでなく、重武装の軍隊および武装した司法・警察権を持つ漢民族による、一切の武器を持たないウイグル人に対しての徹底した弾圧、放火、リンチ、拷問、強姦、輪姦、そして幼い子供に対してまでの大量虐殺が、今もなお続いているのです。


 この漢民族と結婚させ漢民族化させる手法は、今に始まったことではなく3,000年以上の昔から漢民族が取ってきた漢民族の拡領土大手法で、かつては時間をかけゆっくりと浸透させ漢民族に同化させてきたものが、共産党が国家を支配するようになって以降、急速な領土拡大政策をとるようになり、軍事力 (暴力) を背景とする、他民族を根絶やしにする残虐な同化政策を、性急に推し進めるようになった。


今、狙われているのは、沖縄である。

中國武装警察による「恐怖の人間狩り」

いわれの無い罪でその場で殺されたり、連行されたら二度と生きて帰って来ることはない。


少女でも、その場で処刑する


「10代前半の女の子が、『 私は無実です! 私の言うことを聞いて! 』 と叫んだんです。 それでも構わず、(中国当局は) この子を処刑したんですよ、公衆の面前で! 多くの人々がこの光景を見ていました。 それでも、国際社会は沈黙したままだった…… 」

こう一気に言うと、ほんの少しの間、ラビア総裁の言葉が途切れた。


マスコミが一切報道しない真実 が、ここにある。


ウイグル自治区(旧東トルキスタン共和国)では、幼子までが強姦され無差別に虐殺されている

( ※ この幼子も強姦されてから殺されたのだろう。 ズボンが破かれ、陰部が露出している)

この写真は、60年 ・ 70年安保の度重なる失敗で活動の場を失った ヤマトンチュウ左翼 と シナ の 甘言によって 「親シナ ・ 反米」 に洗脳されつつある 【沖縄県民】 の未来を見ているようである。


沖縄では、シナ共産党により主要な土地が買い進められ、地元のマスコミはシナを礼賛し反日論調を騙(かた)り、学校では子供たちに「反日」教育を行いシナ親派を増やし、漢民族の企業誘致を進めた結果、シナの実効支配が進行しつつある。


原爆実験でまき散らかされた高濃度放射能


シナ武装警察による虐殺だけでなく、かつてシルクロードの交易で栄えた楼蘭では、昭和39年から平成8年まで、近くに人々が生活しているにもかかわらず、地上での核実験を 「事前通告なし」 で46回も繰り返し、広島型原爆の1250発分を爆発させ、最低でも即死20万人以上、被害者130万人以上の被害 (約半数の60万人が死亡したと推計されている) が報告され、今も数百万を超えるウイグルの人々は、まき散らされた放射能汚染に悩まされ、甲状腺異常は当たり前すぎて言うに及ばず奇形の子が次々と生まれ、ガンや白血病が多発し、何の医療手当もされず、放射能汚染の被害に苦しんでいるのです。


この広大な原爆実験エリアから発生した 放射能汚染は 「福島第1原発の数百万倍に達した」 (※ 環境に放出された放射能の総量は実に4,000万エクサベクレル ) にもかかわらず、朝日新聞やNHKはその事実を隠ぺい、日本の原発反対だけを叫び、だんまりを決め込んだ。

日本のすべてのマスコミも 「左へ倣(なら)った」。

日本の弱腰を見て、調子に乗ったシナ政府は、福島原発事故の際、「日本は、放射能汚染を世界にばらまいた」と公言した。


どの口が、そのような発言をしたのか、一度見てみたい。

※ 原爆実験の最中、昭和53年、西遊記のロケでウイグルの砂漠に入った女優の夏目雅子さんは、昭和60年、急性骨髄性白血病で逝去した。 27歳の若さであった。※

夏目雅子さんは、昭和53年・54年と、2年続けてウイグルでロケをした。
その後、病気が続いた、昭和56年には、甲状腺が腫れるバセドー病になり、…
甲状腺を手術した。バセドー病なので、瞼が腫れ目が大きくなってた。
次に掛かった病気は、昭和57年くらいに腎盂炎になり、次が、子宮内膜症。
そして、昭和60年2ったのでしょうか月に白血病で倒れ、同年9月に亡くなりました。


高い放射能がある、ウイグルに、なぜ、ロケに行った?


NHKは、シルクロードに取材に行きながら、核実験をしている事実を隠蔽(いんぺい)し、日本国民に知らしめなかった罪は、誠に大きい。 大罪である!
夏目雅子さんも、NHKが告知しなかった、被害者である。

それだけでなく、

NHKの番組を見た多くの日本人が、核実験真っ最中のシルクロード(ウイグル)へ旅行に出かけ被ばくした。

日本のNHKは楼蘭周辺での 「大規模な核実験」 を知りながら、1980年代に大型企画番組シルクロードの現地取材を行い放送を続け、さらにビデオの販売を続けました。 そのため、番組に誘導された日本人、推定27万人が、まだ核爆発が繰り返されていた期間に、現地を観光しています。

当時、実際に現地で核爆発を目撃した青年もいます。 

中国西域の観光から帰国した後に「白血病」、「肺がん」、「悪性リンパ腫」を発症したという方や、そのご家族から情報が寄せられています。

( 高田 純 札幌医科大学教授のコメントより )

ホルマリンで保存されているウイグル・セミパラチンスク州 ( ※ 核実験場のある州) で発生した奇形児


ウイグル人の悲劇


子供でも平気で虐殺

この後、このウイグル男性は頭部を撃たれて死んだ。

漢民族の男たちは何度も強姦した後に、

時間をたっぷりかけてなぶり殺す。

そして、下半身を露出させたまま放置

※ あまりの惨たらしさに、マスキングが掛けられている。

確認すべき、インターネット情報

Stop Chinese Torture

http://www.youtube.com/watch?v=3fIAzl4-Jq8


ウイグルの男たちは連行され、生き地獄の拷問を受けたのち、虐殺される

残った女たちが、命を懸けた、まさに必死の抗議活動を行っている

彼女たちに、命の保証は無い

「甘い言葉」につられてつい心を許し

軍事力をもって

シナに侵略された民族は、皆こうなるのである。

「僕たちは、平和憲法を持っています!」


「憲法9条って、スゴイんだぞぉ!」


では、何の役にも立たないことに、

そろそろ日本人も気づくべきである

「 日本の 人権活動家 たちは、ウイグル の惨状を知っていても、何も言わない… 」


日本のマスメディアも一切、報道しない


忠告しておこう

「 沖縄に入り込んでいる内地の 『 親シナ 』 左翼 の活動家たち、そして
地元新聞社に踊らされ、迷走を始めた 『琉球民族』 も、他人ごとでは無い 」

世間に知られたくない真実をバラされると共産党による監視と嫌がらせが起きる!!


日本共産党→×

中国共産党日本支部→〇

大丈夫か俺!?

でも、負けない


日本ウイグル協会 に援助の手を!

http://uyghur-j.org/japan/about/%E6%94%AF%E6%8F%B4%E8%80%85%E3%81%AE%E7%9A%86%E6%A7%98%E3%81%B8/

https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12165204118.html


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習独裁下の中国で「臓器狩り」の証拠をウイグル自治区で発見 2018-10-08
https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12410440345.html


習近平独裁下の中国で、ウイグル・チベットなどの少数民族や、キリスト教徒らへの弾圧が苛烈さを増している。そんな中、新疆ウイグル自治区にある空港に、謎の通行標識が出現した。

 昨秋、シルクロードの要衝として知られる中国最西端の都市、ウイグル自治区カシュガルの空港に出現した通行標識がある。

「特殊旅客、人体器官運輸通道」

簡体字とアラビア文字でそう書いてある。
「特殊旅客」が外交官や共産党幹部、国賓待遇の外国要人などを指すのは勿論だが、「人体器官」とは一体何か?

 これは即ち、人間の臓器のことである要は、「ここは大至急運び出さなければならない切りたての移植用臓器が通る通路だから一般人は並ぶな!」と言っているのだ。

引用ここまで…続きは本文をご覧ください↓↓↓
https://www.zakzak.co.jp/soc/amp/181006/soc1810060009-a.html?__twitter_impression=true


国連人権委員そっ閉じ・・・

なんたって国連人権委員会の理事国は中国だもの


臓器移植待ちの患者の待ち時間


↑中国の富裕層は臓器移植が必要と診断されると即日にドナーが現れる不思議
てか、不思議ではない。生体データが合った人が即日処刑されて献体となるのだ!


まさかの人肉を真空パックで売ってる店もあった
流石に画像は貼れんわ(汗)
閲覧注意↓
https://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/image.php?qid=12157371062

中国こええええええええ!!
なんせ文化大革命で自国民を2千万人は殺した連中だからな
常識で考えては理解できない
日本には無い歴史があるのが、特亜3国


日本にも人体の不思議展が来て多くの日本人が見物した
生きたまま血管に薬品を入れないと作れない毛細血管の標本とかがあった
本物の人体だと言われ気持ち悪がった女性も多かった 又、触ってもいいですよとか
規制が緩かった 随分死者に対する尊敬の念が無いなあと思った
中国の人肉食の歴史を知れば納得


中国共産党による生体臓器狩りビジネスは18年くらい前からやっている
最初のターゲットは、法輪功学習者や政治犯の死刑囚が多かった。ここ最近は中国共産党が気に食わない人物は、すべてが臓器狩りの対象になっている
それでもう一つ大問題なのが、NHKはいまだに報道していないことだ


左翼は日本が中国に占領されれば平和になると思っているが、日本が中国に占領されると日本人が民族浄化の下に殺されて食べられたり、人体標本にされるということだよ


中国「臓器狩り」の証拠を弾圧下のウイグル自治区で発見
https://t.co/PmZmyKymSI
摘出した心臓、肺臓、肝臓、腎臓などの臓器を国内外の富裕層らに移し替える移植手術は年間数万から十数万件にも上り、現在1兆円規模の莫大な収益を産み出す一大産業。臓器収奪は「処刑」すなわち国家権力による「殺人」

中国「臓器狩り」の証拠を弾圧下のウイグル自治区で発見
https://t.co/gFbhHYMWb1
「特殊旅客、人体器官運輸通道」
中国当局により開始された12歳から65歳までの全住民を対象に血液を採集し、血液型やDNAデータを調べる他、指紋、眼の虹彩などの生体データを収集
臓器収奪は、ほぼイコールで「処刑」


中共人権弾圧・臓器移植に関心を持ってる人権活動者のレポート「中国では器官移植が10万件、臓器は殆ど法輪功の良心犯とウイグル人!1980年代警察が平気でウイグル人を銃殺、臓器を取る。現在は、外科医者が直接に臓器摘出、被害者は救急車で搬送される時まだ痛くて叫んでる」
酷すぎ、正に悪魔だ。 https://t.co/0Yr6xX5TUr


2016年、中国では2000件の死刑!公開死刑判決の見学にSNSで招待状を拡散(スプートニク) 中国における死刑制度は「真っ黒」であり、政治犯を臓器狩り目的で死刑にしている事実もあります。共産党国家では公開&大量処刑が普通。中国や北朝鮮は「悪質な見せしめ国家」と言えるでしょう。 https://t.co/9wUkSUvGGe


中国共産党は当初、民族浄化の下で殺戮を繰り返していたが、近年は家畜同様に扱い始めた。家畜と違うのは食用ではないこと…臓器売買の為である。
臓器を取られた肉体は人体標本に加工されるのである。

中国で人間として扱われるのは共産党員と富裕層だけかも知れない…漢民族であっても下級人民は詐取の対象でしかないのだ

トランプ大統領は経済戦争から本当の戦争をとるやも知れない…非人道的な行為を今まで国連も見て見ぬ振りをしていたがトランプ大統領は真正面から非難し制裁を加える構えだ
https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12410440345.html



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生きた法輪功学習者の臓器狩り、中国の警察から新たな証言 2009年12月15日
https://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d72072.html

中国の監禁施設で生きた法輪功学習者を対象に臓器摘出・売買をしているという2006年に告発された事件に関して、最近、目撃者の新たな証言が、国際的な人権擁護組織である「法輪功迫害追跡調査国際組織」(WOIPFG、米国本部)から発表された。

 証言は、同組織の調査員が中国遼寧省の元警察(匿名)を取材して得たもの。遼寧省公安庁に勤めていた2002年に、瀋陽市軍部病院で一人の女性法輪功学習者から生きたままで臓器を摘出したのを目撃したという内容である。証人の同意に基づき、同組織は最近、30分ほどの取材録音の一部を公開した。

証言によると、2002年、証人は遼寧省警察に務めており、法輪功学習者を捕まえ、拷問するなどの特別行為に関わっていた。ある30代の女性法輪功学習者は、一週間ほど凄まじい拷問を受け、そして無理やり食べ物を注ぎ入まれたりして、体が傷だらけになっていたという。

 同年4月9日、遼寧省警察庁のある部門から2人の軍医が派遣された。1人は中国解放軍瀋陽軍区総医院の軍医で、もう1人は解放軍第二軍医大学を卒業した軍医だった。警察庁はこの法輪功学習者をある場所(※1)に移し、二人は、この学習者が意識を完全に保っている状態で、麻酔を一切かけずに、彼女の心臓、腎臓などの臓器を摘出した。

 証人は当時、銃を手にして警備に当たっていたため、臓器狩りの全過程を目撃したという。

 証人の証言によると、彼が遼寧省錦州市警察局に勤めていた際、錦州市警察局長の王立軍は法輪功学習者を「殺し尽くさなければならない」と命令したという。証人はかつて何度も、法輪功学習者の拉致、凄まじい拷問に関わっていたと認めた。

 遼寧省は、法輪功学習者に対する迫害が最も深刻な地区の一つであり、法輪功情報サイト・明慧ネットが明らかにした情報だけでも、迫害を受けて死亡した法輪功学習者は406名に上っている。王立軍は現在、重慶市警察局長を務めており、当時遼寧省省長で、現在重慶市党書記の薄煕来の下で、マフィア組織取り締まりという名目で、法輪功学習者への迫害を強めている。(※2) 

 カナダの国際人権派弁護士デビッド・マタス氏とカナダ外務省前アジア大平洋州局長デビッド・キルガー氏は、法輪功学習者が「臓器狩り」の対象になっているとの告発を受け、2006年から独立調査を行い、調査報告書を発表している。同報告書によると、中国国内における2001年から2005年までの臓器移植件数のうち、4万1千5百件の臓器の出所が不明としている。2000年以降、中国では臓器移植件数が急激に伸びているが、これは法輪功学習者への弾圧が始まった時期とほぼ一致しているという。同報告書は、監禁された法輪功学習者たちの証言から、彼らが臓器売買の犠牲になっていることを主張している。

 法輪功とは、佛家と道家の思想を根底に併せ持つ先史文化に根ざした気功で、「真・善・忍」という宇宙の特性に基づいて心性を修め、人間の身体を健康にするとともに根本から改善、向上させる修煉を行う功法であるといわれている。1992年より中国で公開され、その教えによる内面の向上や病気治療に顕著な効果があり、口伝えに急速に広まったことで、中国をはじめ全世界で1億人以上に学習者が増え、現在も増え続けている。日本では2004年、日本法輪大法学会が東京都においてNPO法人格を取得している。

 法輪功の人気と、その修煉者の数が激増していることに中国共産党が恐れ、1999年7月22日に中国共産党が法輪功およびその学習者に対して弾圧を始めた。2009年12月現在で中国共産党の迫害により死亡した人数が、正式的に確認され、裏付けが取れたものだけでも3336人いるという。

(※1) 臓器摘出を行った場所について、最初の証言では、証人は自分の身元が明らかになることを避けるために、言及しなかった。2回目の証言で、瀋陽軍区医院15階にある手術室内であったと明言した。実地調査の結果、瀋陽軍区総医院ビルの15階から17階が外科であることが判明した。

(※2)北京大学法学院刑法研究所の研究員、国際法医顔面鑑定協会の副主席を兼任しており、発表した論文も法医顔面鑑定分野のものである。しかし、該当する学歴がなかった。中国側が公開している王立軍の履歴には法医の経歴は全くなく、中国初の『麻酔後の臓器移植についての試験研究』など、臓器移植と関係を持った記述がある。

以下は今回発表された証言の取材録音の一部分

証人:手術ナイフで、彼女の胸のところを切り開いたらすぐ、血が噴き出してしまい、血が噴き出したのであって…

調査員:男性でしたか、それとも女性でしたか。

証人:女性、女性でした。

調査員:若い女性ですか。

証人:30代だったでしょう。


調査員:胸が切り開かれた時にも、彼女はなお「法輪大法は素晴らしい」と叫んでいたのですか。

証人:叫んでいました。

調査員:彼女は当時どのように叫んでいたのですか。

証人:当時、彼女は、1週間ほど尋問と凄まじい拷問を受けていたので、体には数え切れないほどの傷がありました。しかも電気ショックを受けていて、意識朦朧となっていました。物を食べるのを断ったため、私たちは強引に牛乳を彼女の胃に注ぎ入れました。非常につらい体験でした。彼女の鼻を摘まんで注入しました。こうして生命を維持させていました。1週間経って、彼女の体重は約7キロ減りました。当時、あのようなことが発生するなど、予想もしませんでした。

 それで、遼寧省警察庁のどの部署からかは分かりませんが、いずれにしても特殊な極秘部門から2人の軍医が派遣されてきました。1人は、解放軍瀋陽陸軍総医院の軍医で、もう1人は解放軍第二軍医大学を卒業した軍医でした。具体的には、1人がやや年配で、もう1人は若者でした。彼女をある場所、すなわち精神病院の手術室に入れ、それからあることを一通りやりました。麻酔など一切使わずに、手術ナイフで胸のところを切り開いていく。彼らの手はまったく震えることはありませんでした。わたしなら、きっと震えてたまらなかったでしょうが。わたしは武装警察を務め、銃を持って実弾で演習したこともあるし、多くの死体を見たこともありましたが、私なら震えるはずです。しかし、軍医の彼らを見て、私は本当に驚きました。彼らの手はちっとも震えず、マスクをしたままで胸のところを切り開いて行きました。当時、私たちはみな銃を手にして、傍で警備を担っていました。切り開かれた瞬間、彼女は突如凄まじい声で叫びました。「法輪大法は素晴らしい!!!」と。

調査員:胸が切り開かれた時に、彼女が「法輪大法は素晴らしい」と叫んだのですか。

証人:突然凄まじい声で、「法輪大法は素晴らしい」と叫びました。彼女は大体、次のようなことを言いました。あなた達はわたし1人を殺すことができても、信仰のためにあなた達の迫害を受けている何億の人々をみな殺すことができますか?、と。この言葉を聞いて、その軍医は一瞬、躊躇し、目を私と私の上司の方にちらりと向けました。私の上司が頷いたので、彼は続けて血管を…まずは心臓、それから腎臓を摘出し出しました。心臓の血管を切断した際に、彼女は痙攣しはじめました。非常に恐かったです。うまくいかないと思いますが、彼女の声をちょっと真似てみます。それは引き裂かれたようもので、アー、アーと口をずっと大きく開いて、目も大きく見開いていました。まあ、私はこのような光景を語りたくありませんが…

 …

証人:当時、彼女は教員でした。先生、中学校の先生でした。彼女の息子は約12歳でした。彼女の旦那さんは、権力のない人で一般の労働者のようです。それまで、彼女が受けてきた侮辱のほうが、より酷かったと思います。

 われわれ警察の中に変態者は少なくありません。彼女を、カンシや内視鏡などの器具でやっていました。彼らは一体どこからこのような器具を持ってきたのかは分かりませんが、いずれにして、やったことは全部目撃しました。悔しいことに、彼女に対する猥褻な行為を写真に撮ることができませんでした。彼女は美人の方なので、乱暴されることなどが、実に多かったのです…

調査員:この事は、あなたが勤務していた警察局で目撃したのですか。

証人:いや、当時は警察局内ではなく、私たちはある教育センターでやりました。それはあるホテルの裏にあり、10数の部屋を賃貸して使っていました。つまり、一軒の別荘の上の方でやったのです。

調査員:そこは、闇の監獄というようなところでしたね。

証人:まあ、そんなものでした。

調査員:そこに監禁されたのは、法輪功学習者だけでしたか。

証人:そうです。

調査員:つまり、判決を言い渡されない前からそこに入れられたというわけですね。

証人:いずれにしても、われわれは随時に場所を移動することができました。

 …

調査員:事件発生の具体的な時間を教えていただけますか。

証人:2002年4月9日でした。

調査員:4月9日でしたね。

証人:そうです。4月9日午後5時から摘出しはじめ、3時間かかりました。

 その後、1ヶ月ほど続きました。

調査員:「1ヶ月ほど続いた」というのは?

証人:続けて(他の学習者に対して)1ヶ月ほど拷問などを行っていました。

 …

調査員:法輪功学習者たちへの拷問は、一度だけやったのですか、それとも数回やったのですか。

証人:多くやりました。当時、王立軍、現在重慶市公安庁長は、「殺し尽くさなければならない」と厳令を下しましたから。


(翻訳編集・小林)
https://www.epochtimes.jp/jp/2009/12/html/d72072.html


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中国、西側の「干渉」に怒りあらわ ウイグル問題の説明要求で 
2018.11.16 Fri posted at 17:10 JST


ウイグル問題の説明を求める西側諸国からの公式書簡に中国政府が猛反発/Kevin Frayer/Getty Images


北京(CNN) 中国の少数民族ウイグル族に対する人権侵害が報告されている問題をめぐり、同国政府は15日、西側諸国の外交官15人が起草したとされる関連の公式書簡について、他国への「干渉」に当たると強く反発する姿勢を示した。

中国外務省の華春瑩副報道局長は同日の記者会見で、依然として続く新疆ウイグル自治区での人権侵害の説明を求めた上記の外交官らに対し「干渉」ではなく「前向きな役割」を果たすべきだと苦言を呈した。そのうえで「なぜ彼らが新疆の状況に懸念を抱くのかが分からない。なぜこの種の要求を通じて中国に圧力をかけたのだろうか。この種の行動は極めて不合理だと考える」と批判した。

ロイター通信が報じたところによると、西側諸国の大使15人が起草したという書簡は、陳全国・新疆ウイグル自治区党委書記と会談し、イスラム教徒が大半を占めるウイグル族の処遇について説明を求めたいとする内容だった。

国際社会ではこの数週間で、中国に対する圧力が拡大。世界的に報道されたウイグル族への弾圧を止めるよう要求する声が広がっている。

CNNは書簡の写しを入手しようと各大使館に連絡を取ったがこれまでのところ返答はなく、書簡に関するコメントも得られていない。

中国外務省の華副報道局長は、政府の見解として外交官らが新疆を訪れるのは認めるものの、それによって地方政府に「圧力をかける」ことには反対すると強調。「この種の行動は外交関係に関するウィーン条約の規定を超えていると思う」「もし彼らが、悪意と偏見によって地方政府の問題に干渉しようとするなら、あるいは根拠もなく中国を非難しようとするなら、我々は断固としてこれに反対する」と述べた。



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「中華帝国は”解体”すべきか」ペマ・ギャルポ他、『正論』2018/11/18
・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html



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中国当局、イスラムの戒律を守るウイグル族に「投降」を促す
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/11/post-11319.php
2018年11月20日(火)16時05分 ジェイソン・レモン ニューズウィーク

出頭すれば処罰を逃れられるかもしれない、と当局は言うが Nir Elias-REUTERS


<自らイスラム教徒である「罪」を認めれば寛大な措置も検討する――ウイグル族に対する人権侵害が国際的に問題視されるなか当局が新たな策に>

中国西部・新彊ウイグル自治区の哈密(ハミ)市当局は少数民族ウイグル族をはじめとする国内のイスラム教徒に対して、「結婚式での飲酒や喫煙、ダンスを禁止行為と考えている者は当局に出頭せよ」と命じた。

シンガポールの放送局チャンネルニュースアジア(CNA)が11月20日に報じたところによれば、同市の自治政府はソーシャルメディアの公式アカウントに警告を投稿。保守的なイスラム教の教えに沿って行動している者や過激派組織と関わりがある者は、30日以内に地元の司法当局に自首せよと命じた。自ら出頭すれば寛大な措置を受けられる可能性があり、場合によっては処罰を逃れられる可能性もあるとしている。

中東の衛星テレビ局アルジャジーラによれば、公式アカウントには次のような警告が投稿された。「テロ犯罪に関与している者および『三悪勢力(民族分裂主義、宗教過激主義、テロリズム)』に毒されている全ての者は30日以内に司法機関に自首し、自らの罪を告白するよう勧める」

■「ハラール」商品まで取り締まり

自治政府は飲酒や喫煙を禁止行為と見なす者のほかに、周囲の者にコーランに従うよう促す者や、他人がテレビを観るのも禁じる者、政府系の住宅を拒否する者や政府の身元識別(ID)システムを妨害する者にも懸念を持っていると報じられている。

新彊ウイグル自治区には大部分がイスラム教徒である少数民族のウイグル族1100〜1500万人が暮らしていると推定されており、複数の人権団体や人権活動家たちは以前から、中国政府によるウイグル族弾圧に懸念の声を上げてきた。

8月には国連の人種差別撤廃委員会が、同自治区が100万人あまりのウイグル族を「再教育施設」と称される収容所に強制収容していることを明らかにした。収容された者たちは自らの宗教的・民族的アイデンティティーの否定を強制され、中国の法律や政策を暗唱するよう求められる。指示に従わない者は食事をさせて貰えない、長時間立たされる、独房に監禁されるなどの罰を受けるという。

中国は2017年、新彊ウイグル自治区でイスラム教の保守的な服装や髭を禁止。さらに赤ん坊に「イスラム」「コーラン」「サダム」や「メッカ」など宗教色の濃い名前をつけることも禁止し、違反した家族は教育をはじめとする政府のサービスを受けられない可能性があるとした。10月からは一部の地域で、イスラムの戒律に従ってつくられた「ハラール」食品の取り締まりも開始されている。

「新彊ウイグル自治区における中国政府の人権侵害は、ここ数十年で最大の規模に及んでいる」と、人権擁護団体ヒューマン・ライツ・ウォッチのソフィー・リチャードソン中国部長は9月の声明で指摘した。「同自治区での弾圧は、国連や各国が人権侵害をやめさせるために中国に制裁を科すのかどうかを判断する重要な判断材料となる」

中国による宗教弾圧には国際社会で非難の声が高まっており、アナリストや活動家は、習近平国家主席が宗教の自由を抑圧することによって自らの権力を強化していると主張している。

ヒューマン・ライツ・ウォッチは中国に関する2018年版の報告書の中で「中国政府は国民の宗教活動を、公認する5つの宗教の公認宗教施設においてのみに制限している」と指摘。「当局が宗教団体の人事や発行物、財務管理や神学校の開設について支配権を握り続けている」と説明した。

またアルジャジーラによれば、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルの東アジア担当ディレクター、ニコラス・ベケリンは9月、国が主導する形でのウイグル族の弾圧を阻止すべきだと次のように語った。

「中国政府が、同国北西部に暮らす少数民族に対するこの悪しき活動を続けるのを許してはならない。この大規模な弾圧により、何十万もの家族が引き裂かれている。この悪夢について、世界各国の政府は中国当局の責任を追及しなければならない」

(翻訳:森美歩)




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中国の駐米大使、ウイグル問題で警告 「中国に制裁発動なら報復」
2018.11.28 Wed posted at 18:27 JST


中国の崔天凱駐米大使がウイグル問題での批判に反論/CHRIS KLEPONIS/AFP/Getty Images

(CNN) 中国の少数民族ウイグル族に対する人権侵害が報告されている問題をめぐり、同国の崔天凱駐米大使は27日、トランプ米政権が中国政府に対する制裁の発動に踏み切れば中国側も報復措置に出ると警告した。

ロイター通信とのインタビューで述べた。米議会の報告書によれば、中国西部の新疆ウイグル自治区ではイスラム教徒100万人が中国政府により「再教育施設」に強制収容されたとみられている。

26日には世界各国の専門家270人が共同で声明を出し、中国政府の施策を厳しく非難。収容者らは「栄養不良の状態に置かれ、耐え難い精神的苦痛にさらされている」と主張した。

米国ではトランプ政権がこうした現状への批判を強めているほか、超党派の議員グループからも中国政府への制裁を求める声が上がっていた。

崔大使はこれらの批判に反発し、中国政府はあくまでもテロリストへの「再教育」を試みているのだと強調。中国の対応を過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦う米軍になぞらえ、「ISISと戦う米国の当局者に制裁が科される事態など想像できるだろうか」と述べた。

また米軍が中東でテロリストを殺害しているのに対し、中国政府はそうしたテロリストの多くを再教育することで「彼らが普通の人間として、普通の生活に戻れるようにしている」と説明した。

そのうえで中国の当局者に何らかの制裁が科されるのであれば、中国政府も相応の報復措置に踏み切らざるを得ないと警告した。ただ具体的な報復の内容については明らかにしなかった。



37. 中川隆[-13723] koaQ7Jey 2018年12月02日 09:20:24: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21547] 報告
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中国の公務員はなぜウイグル族の家庭を占拠するのか
2018.12.01 Sat posted at 19:47 JST
https://www.cnn.co.jp/world/35129485.html

「私たちの中国」という絵本をウイグル族の子どもに贈る職員の男性。男性はこの家族の「親戚」として位置付けられる/Xinjiang Chinese Communist Youth League

(CNN) この2年、中国西部の新疆ウイグル自治区から、イスラム教徒が多数派を占めるウイグル族の大量拘束に関する報道が徐々に伝わってくるようになった。

こうした報道が積み重なり、悪夢のような大規模収容キャンプや人工知能(AI)監視システムの輪郭が見えてきた。ウイグル族は中央アジアに住む1100万人近い民族集団で、自分たちのことを「破壊された民族」と形容している。

中国当局はウイグル人社会の再編を目指すプロジェクトについて、宗教的「過激主義」とテロの脅威への対応と位置づける。報道の自由がない中、ウイグル族による襲撃の情報は、国家統制への抵抗という実態から離れて大きく報じられてきた。

研究者のエイドリアン・ゼンツ氏と国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、拘束中のウイグル人は最大で100万人に上るとみられている。一方、中国当局は、キャンプが拘束施設であることを否定。生徒が喜んで参加する「職業訓練センター」だと主張する。

キャンプをめぐる憤りの声が世界で強まる陰で、ウイグル族の家庭には100万人以上の政府職員が派遣され、抵抗の動きを監視・調査している。その大半を占めるのは、中国の多数派民族である漢族だ。

こうした「親戚」(職員は自分たちのことをそう呼ぶように訓練されている)は、ウイグル族を完全に同化させる試みの一端を担い、宗教や言語、家族構造、食文化といった基盤を掘り崩そうとしている。


国営メディアの報道は、こうした家庭訪問のシステムについて「民族の統一性を強化」するものだと説明。共産党員とウイグル族が一緒に笑顔でポーズを取っている写真も添えられていた。

今年4月に新疆を訪れた際、私はこうした漢族の公務員に数多く出会い、自分たちの仕事とそれに関する見解を聞いた。

調査の結果、「親戚」には2つの主要任務が与えられていることが分かった。1つ目は事実確認で、宗教的・民族的ナショナリズムの考えを持っているか明らかにする役割だ。また、収容された家族に対してウイグル人が抱く愛情の把握も任務に含まれる。

カシュガル地区の「親戚」が使うマニュアルでは、敏感な問題についてはウイグル族の子どもに聞くよう推奨している。「子どもは真実を語る」ためだ。この過程で得た情報は治安関係のデジタルシステムに入力され、当局上層部がキャンプに送り込む対象者を決定する。

「親戚」にとっての2つ目の優先課題は、ウイグル族に対する「温かみを示す」ことだ。

米軍が「テロとの戦い」の最初の10年でアフガニスタン人やイラク人の「心をつかむ」ことを試みたのと同様、このアプローチの主眼は、ウイグル族の境遇に共感を示し、生活向上につながる質問をすることにある。

もちろん、心のケアに不明者や拘束者への共感は含まれない。カシュガル地区のマニュアルでは、こうした共感をしないように警告。また、ウイグル族の家庭に共感して「洗脳」されないよう注意を促している。


私が話を聞いた公務員の大半にとって、自分たちが生活や家族を破壊しているウイグル族の立場になって考えることは難しいようだった。彼らの言う「新疆問題」の解決策を探るうえで、この種の暴力的父権主義が必須だと捉えていたのである。

中華民族国家というプロジェクトを推進するためには、ウイグル族の生活を支配することが唯一の方法だと多くの人が考えていた。

英国人作家のジョージ・オーウェルによれば、支配の必要性を信じ込んだとき、人は他人を軽視するようになる。支配は好意的に受け止められなければならない。そのような国では、「行為の良し悪しは、それ自体の評価ではなく、誰がその行為をしたのかで判断されるようになる」。

このような状況下では、裁判を経ない収容や子どもの移送、マイノリティー(少数派)の家庭の占拠といった行為も、正常で必要なことと見なされる。

ウイグル族の再教育にかかわる漢族市民の多く、特に最近新疆に来た人は、宗教色のない漢族ナショナリズムの構築に自分たちは加わっていると語る。こうした動機に加え、中国指導層による全体主義的な統制もあいまって、収容キャンプの倫理性について尋ねるのは一層難しいものとなった。

最終的には、この痛ましくも凡庸なプロセスがウイグル族やカザフ族の利益になる――。彼らとしては、そういう言い方のほうがしやすいようだった。このプロセスを通じ、新疆が漢族にとって世俗的で安全に場所になるということだろう。


多くの「親戚」は、イスラム教徒の再教育に自分の時間とエネルギーを犠牲にしているとの認識で、その結果ウイグル族やカザフ族の「小さなきょうだい」から好意的に受け入れられる未来が来ると信じていた。イスラム教徒の隣人の視点から自分たちの行為の影響を捉えることは不可能だった。

ドイツ出身のユダヤ人哲学者、ハンナ・アーレントが数十年前に他の国であった大規模弾圧のシステムについて観察したように、ウイグル族の自由が制限された状況は権力を持つ側が「職務をこなした」結果だ。漢族の「親戚」が自分たちの行為に向き合う日が来るまで、国家主導の人間構築プロジェクトへの抵抗について考えを巡らす日はこないのだろう。

本記事は米ワシントン大学のダレン・バイラー講師(社会文化人類学)によるものです。同氏はウルグル族の追い立てや文化を研究しています。この記事における見解はバイラー氏個人のものです。




38. 中川隆[-13722] koaQ7Jey 2018年12月02日 09:24:08: b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-21547] 報告
▲△▽▼

中国政府、ウイグル族収容施設の存在認める 「幸福度高まった」と主張
2018.10.17 Wed posted at 10:50 JST

新疆ウイグル自治区ホータンで中国警察が示威行動=2月27日/STR/AFP/Getty Images


(CNN) 中国政府が治安対策を理由に西部の新疆ウイグル自治区の弾圧を強める中で、「再教育施設」の存在を認め、入所者は幸福度が高まっていると主張した。

中国政府は100万人もを再教育施設に強制収容していると伝えられ、元入所者は、集中的な「洗脳」を受けて中国共産党の思想などを教え込まれたと証言していた。

同施設には、イスラム教徒が大半を占める少数民族のウイグル族が収容されている。これについて新疆ウイグル自治区の高官は国営メディアに対し、中国政府は国連決議に従って「テロや過激派」と戦っていると主張した。

同高官は16日、新華社通信の取材に対し、「現在の新疆は美しいだけでなく、安全で安定している。住民は場所や時間を問わず、安心して外出や買い物、食事、旅行ができるようになった」と強調。「新疆南部については、テロや宗教過激思想の根絶までにはまだ時間がかかる」とした。

同高官は収容施設の存在を否定せず、「訓練生の多くは、それまで過激思想に感化されていて、このような芸術やスポーツ活動には参加したことがなかったと語り、人生がこれほど彩りに満ちていることがやっと分かったと話している」と強調。「訓練生」はそれまで宗教や家族に従って行動していたが、「まず第1に国家の市民であることを認識した」と付け加えている。

新疆ウイグル自治区の状況について国際社会は非難の声を強めている。国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウォッチは16日、親が拘束されて児童施設に入所させられた子どもたちを解放するよう、中国政府に求める声明を発表した。
https://www.cnn.co.jp/world/35127111.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c19

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
20. 中川隆[-13805] koaQ7Jey 2018年12月12日 10:19:44 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22054]

アウストラロピテクスも原人もネアンデルタール人もタスマニア人もすべて民族浄化されて絶滅しました。

日本も近い将来中国小日本省になり、少数民族になった日本人は民族浄化されて絶滅する事になります:

50年後の日本地図 (日本人は放射能汚染された東日本に押し込められる)
http://blog.goo.ne.jp/hps777/e/ee6e8a91af4cf1c9b0adb452f1667b7e


中国人移民を入れると日本人は絶滅する

1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

▼日本が移民を受け入れたらならば90%以上は中国人!

 日本が少子高齢化だとして、移民受け入れをやれば90%以上は中国人だと移民問題の専門家は断言した。私もそう思う。

 中国は距離的に近い。人口はけた違いに多い。ちょっと門戸を開けばドッと中国じんが押し寄せよう。オーストラリアがいい例だ。

 わずか10年間で中国系移民の数が120万人に達し、人口の5%を占めるまでになったオーストラリア。

 豊富な裏献金で政治家を手なづける。それが成功すると、次は中国系移民が政界進出を企んだ。自分たちの思いをかなえるためには政治を動かさない限り実現できない。

 既に資産1000億円クラスの中国人が移民としてオーストラリアに移住。ホテルや学校建設。広大なリゾート開発や平和活動を装った洗脳施設まで手掛けようとしている。

 こうした中国系移民の動きに危機感を強めたオーストラリアは、不動産売買の規制など対策に乗り出した。

 世界中で不動産を買い占める中国に、ニュージーランドやフランなどでも同様の動きが出ている。

 欧米人や韓国、タイ、インドネシアなどの移民は国家の乗っ取りなどは考えないが中国は別だ。

 オーストラリアの「中国人コミュニティー」のリーダーである僧侶、ワンは、中国共産党員かと問われ、「そんな立派なものではない」と笑ったあとで重要なことを口にした。

 「統一するのは中国人の昔からの伝統だ」ー。彼は中華思想、つまり世界の中心は中国であり、中国によって最終的には世界が統一される、と言うのだ。

 危険極まりない思想だが、ワンは「オーストラリアは文化侵略だというが、分かっていない」と批判し、正当性を強調した。

 こんな中国人が日本に怒涛の如く押し寄せたらどうなるのか?

 中国人は米国人や欧州人、韓国人、インド人たちとは違う。

 中国人は、その国の政治、権力を握ろうとする。支配しようとする。

 安易な受け入れは、国を亡ぼすことになる。
https://85280384.at.webry.info/201812/article_33.html

中国の最終兵器は移民爆弾 _ 外国人参政権を認めると中国に日本を乗っ取られる


中国人は有史以来、戦争に勝ったことが無いが、人口爆弾で他国を乗っ取ってきた:


漢民族は戦争にめちゃくちゃ弱いので、むやみに人数を増やして集まる。
それが始皇帝の兵馬俑で、北方の蛮族より弱かった。

引用:http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/20/97ae91cd74d02dab5763add74c395063.jpg


ユーラシア大陸の真ん中に陣取っている中国とロシアは、有史以来ほとんど戦争に勝った事が無い。


中国とロシア(ソ連)は外国に出て行って戦争に勝ったことが一度も無い。

もしかしたら紛争程度の小競り合いでは勝っているかも知れないが、国同士の戦争ではない。

その代わり内陸の領土に敵を誘い込んで、補給を絶って包囲するような戦いを得意としている。


勝てない中国

中国も同様で、秦の始皇帝が初の国家を作ってから、その領土を守っているだけで、対外戦争で勝った事はほぼない。

モンゴル帝国は強かったが、あれは「モンゴル」が植民地にしたので、中国は植民地側でした。

局地的には朝鮮半島で勝利を得たりしているが、必ず朝鮮の統治者に追い出されています。


ベトナムなどインドシナ半島には何度も侵攻しているが、やはりほとんど勝った事が無い。

台湾にすら負け、日本軍にはコテンパンに負け続け、何度も植民地になっています。

清国はイギリスとの戦争に負けて植民地化したが、その清国がそもそも中国を植民地化し征服した国です。


清国は女真族といい、いわゆる中国人とは別の人種で、満州人、満州民族とも言います。

だから辛亥革命で清国を倒したとき、中国人たちは異民族による植民地支配が終わったと言って喜んでいた。

さらにその前には、「中国人」とは北京周辺に住む黄河文明起源の人たちの事で、長江周辺の長江文明とは別な国だった。


今日「中国が発明した」と言っている文字とか火薬とか印刷とかは、ほとんどが長江文明の発明で長江こそ先進地域でした。

黄河文明はただの植民地、蛮族という位置づけで日本や半島と比べても先進地域ではなかった。

この黄河文明起源の「現在の中国人=漢民族」は粗野で教養が低く、戦争に弱いという特徴を持っています。


戦争に勝てなくても領土を増やす方法

そんな漢民族がなぜ中国を支配できたかというと、長江文明や半島や日本よりも、圧倒的に人口増加率が高かったからでした。

稲作によって大量の食料を得て、子作りに励んでついに女真族やモンゴル族、長江人を数で圧倒して吸収したのでした。

長江文明の子孫である長江人は、漢民族に押し出されるようにして、現在のインドシナ半島に住んでいると言われています。


漢民族の戦略はまず人口を爆発的に増やし、歩いて敵国に侵入して住み着き、その国を支配して領土化します。

これなら戦争に勝つ必要がなく、例えば女真族が住んでいた旧満州では、人口の99%は漢民族になったとされています。

女真族は戦争では圧倒的に強かったが、人口を増やさなかったので漢民族の侵入で吸収されてしまいました。


チベット、ウイグル、内蒙古、旧満州など多くの周辺民族をこの方法で倒してきました。

半島に住んでいる朝鮮民族も最初は中国の東北部に住んでいたが、漢民族が移住してきて追い出されて、歩いて半島にやってきた。

台湾島も島民が住んでいた場所に、多くの漢民族が移住してきて、今では人口の95%以上を移住者の子孫が占めている。


このように中国からの移民や移住者を受け入れるのは、他の国の住民を受け入れるのとは、重大さがまったく違う。

中国の場合は移住は軍事戦略であって、住民を移住させて国を乗っ取り、それから軍隊で占領するのです。
http://thutmose.blog.jp/archives/66023396.html

1972年2月、当時のニクソン米大統領とキッシンジャー補佐官が北京を訪問し、
周恩来首相と会談した時に、日本に対して三つの密約が交わされた。

米中密約の内容

1.日本に核武装そして単独防衛させない
2.これを防ぐために米軍は日本に駐留する(ビンの蓋論)
3.朝鮮半島および台湾問題で日本に発言権を与えない

この密約は、2002年10月、当時の江沢民中国国家主席が、
テキサスの牧場に当時のブッシュ大統領を訪ねたときにも再確認された。
http://dwellerinkashiwa.net/?p=2976



http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c20

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
21. 中川隆[-13804] koaQ7Jey 2018年12月12日 10:40:43 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22054]
ハクジンの作り方


ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。
自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。
この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。

アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。
女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。そして妊娠させる。そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。だから、政府はそれをよしとしたのだ。

強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。

男児はどうなるのか。地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。


彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。

彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。政府がそんなことするはずない、と。彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?各地にあった、トライブにいないの?なぜアボリジニーの言葉が話せないの?と聞くのだそう。

私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。
一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)
また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。


さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)

そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。
ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。
あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。

話をもとのもどすと、そのアボリジニー女性に、私は ここはあなたの土地よ。と言ってしまった。
むなしいだけなのに。

マオリの人に、私たちは、同じ先住民でもアボリジニーよりずっとましなんだ。といっていたことが胸にしみた。

どうなったら、彼らの幸せはやってくるのでしょうか。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html


▲△▽▼


『マンディンゴ』(Mandingo)1975年 パラマウント 無料動画
http://video.fc2.com/content/20131111yJCCUMgm/&tk=T0Rnek16azBOREE9
http://yume551.com/foreignfilm/4750.html

監督 リチャード・フライシャー

キャスト

ジェームズ・メイソン・・・マクスウェル
スーザン・ジョージ・・・ブランチ
ケン・ノートン・・・ミード
ペリー・キング ・・・ハモンド
ブレンダ・サイクス(英語版)・・・エレン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B4


『マンディンゴ』(1975)アメリカのタブー“奴隷牧場”を暴いた問題作!『ルーツ』の裏側を知れ!
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html

 60年代後半から70年代中盤にかけてのアメリカ映画界で、『トラ・トラ・トラ!』で知られるリチャード・フライシャー監督が撮った問題作はふたつほどあり、一本はつい先日、記事にした『絞殺魔』であり、もうひとつが1975年公開の『マンディンゴ』です。

 ハリウッド映画ではメジャーであるパラマウントがジェームス・メイソン(農場主)、ペリー・キング(ハモンド)、スーザン・ジョージ(ブランチ)、そしてケン・ノートンらのしっかりとした俳優陣を使って製作した大作映画ではあります。


 当時は大ヒットしたにもかかわらず、長い間に渡って、DVD化されていなかったのは差別用語と差別発言があまりにも多いので、パラマウントがリリースするのに二の足を踏んでいたからだと言われています。

 ちなみに上のDVDのジャケットではジェームズ・メイソンが黒人の子どものお腹に足を乗せています。理由は持病のリューマチを治すのには自分の足を“動物”のお腹に乗せておくと病気が動物に移るという迷信を信じた彼が奴隷の子供に足を乗せているというシーンから取られています。


 また公開当時から批評家にさんざん叩かれて、見せ物映画のレッテルを貼られてしまったが、歴代最低映画のワースト10にも常にランクインするなどの話題性もあるので、怖いもの見たさもあり、ついにリリースされたということなのでしょうか。

 ただ拝金主義で問題も多いハリウッドではありますが、こういう問題作を隠さずに見る者の判断に委ねるところがわが国とは違います。

 この映画で彼が描いたのはアメリカの超ヒット大河ドラマとして名高い『ルーツ』での欺瞞への反発からだったのでしょうか。それとも映画化するに際し、誰も引き受けなかったために職人監督の彼が手がけただけというのが真相だろうか。


 製作もディノ・デ・ラウレンティスで、彼もネオリアリズムの傑作である『道』『カビリアの夜』やヌーヴェルヴァーグの代表作『気狂いピエロ』に出資するなど、ちょくちょく顔を出してくる独立系名物プロデューサーのひとりでした。


『ルーツ』では放送倫理規制、いわゆるヘイズ・コードで巧妙に隠されてしまい、明らかにせずに避けて通っていたアメリカの恥部である奴隷の歴史の闇のディティールを描いたのが『マンディンゴ』でした。

 『ルーツ』でもクンタキンテの苦難に満ちた壮絶な人生がセンセーショナルに取り上げられ、わが国でも放送されていました。ただこのドラマではキンタ・クンテの家庭の温かさ(キジーの髪の毛を撫でたりする。)だったり、登場人物も良い人の比率が多かったりと綺麗ごとで塗り固められている側面がある。


 しかし物事の本質をえぐり出そうという映画製作姿勢で知られていたフライシャー監督が通り一遍に作品を送り出すわけはない。彼はそういった綺麗ごとを排し、厳しく、そして皮肉たっぷりの映画を製作する。

 この映画のポスターを見れば、それは一目瞭然で、それはまさに『風と共に去りぬ』を笑い飛ばすブラック・ユーモアに満ちているし、彼が何を批判したかったのかが分かる。

 名画と呼ばれる『風と共に去りぬ』はたしかに歴史的に価値のある傑作であり、ハリウッド映画最大のアイコンでもありますが、見る人が見れば、怒りがこみ上げる作品でもあるという証明がこのポスターなのでしょう。

http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/004/981/16/N000/000/003/131937623801113214750_mandingo_a0q.jpg


 俺は生まれた この時代に
 
 自由の無い この時代に 自由が欲しくても 手が届かない 

 自分のものは この心だけ そうとも俺のものは心だけ

 幸せがどういうものか 知りもしない 

 分からないよ 誰を責めるべきか
                     『Born in This Time』


 作品中、この哀しい歌詞で歌われるブルース・ナンバーはオープニング、クライマックス前、そしてエンディングの合計3回歌われる。この歌はとても印象的ではあります。ただこの曲よりもモーリス・ジャールが付けたこの映画のサウンドが異様で、のどかな古き良き時代を思い出させるようなクラシック調の調べの数々がとても気持ち悪い。

 おそらく対位法の効果を狙い、見る者にその異様な光景を印象つけようということなのでしょうが、『アルプス一万尺?』をヴァイオリンで弾かせているのに合わせて、手かせと首かせを付けられた奴隷たちを行進させたりするので、長閑な音楽の流れるところには異様なシーンが続いていくことが多い。

 フライシャー監督とディノ・デ・ラウレンティスは人身売買の被害者である黒人奴隷の悲惨さ、しかも奴隷の男女をかけ合わせて、新たな奴隷を作り出す奴隷牧場という悪魔のシステムをはじめて商業映画で暴き出しました。作品は人を人と思わない、傲慢で無知な鬼畜の所業の数々とそういった人種差別をしながら、キリストに祈るという滑稽なほど間抜けな南部白人たちのおぞましきエピソードの連続です。


 黒人をまず人間とは認めていませんので、彼らの面倒を診るのは獣医ということにまずは驚かされる。まるで『ドクター・モローの島』のようです。ドクター・モローも人種差別の寓話として見ていましたので、間接的には奴隷牧場を描いていた作品はあります。

 しかしこの作品では白人たちが真正面から見たくないものと向き合わされる。白人男と黒人女、白人女と黒人男という異人種のあいだの性交(もちろん主導権は白人側が握っている。)が何度も描かれていて、人種差別の滑稽さが浮き彫りになる。

 黒人たちは白人の性欲を処理する道具でしかなく、人格は認められていないのです。そのため父親は白人なのに、奴隷に産ませた子供を平気で奴隷として売りだそうとします。


 また閉鎖的な白人社会内では、つまりキリスト教圏だけではなく、多くの宗教では近親相姦がタブーであるはずなのに、実際には行われている。スーザン・ジョージは実の兄に犯され、処女を奪われる。この兄は変態で、SM趣味を持ち、黒人少女たちを犯すときも後ろ手にして、ベルトを外し、鞭のように叩き続ける。

 当時の倫理観は白人同士にしか通用しなかったようですが、たとえ異人種間の不義密通であろうとも、産まれたばかりの乳児を獣と呼び、父親自らが始末するシーンなどは正視に耐えません。

 さらに父親(ペリー・キング)は自分の蛮行にはまったく良心の呵責も感じていないものの、欲求不満の妻が腹いせにマンディンゴの男(ケン・ノートン)と不義密通した結果、生まれた黒い赤ん坊を殺し、妻を毒殺し、さらに相手であるマンディンゴを釜茹でにし、干草を摘むピッチ・フォークで突き刺して殺害する。


 逃亡した上、白人一家を皆殺しにして反乱を起こした奴隷リーダーに対する見せしめのリンチも描かれていて、ビリー・ホリデイが彼女の代表曲である『奇妙な果実』で歌った状況が映画にも出てきます。これら以外にも、支配者である白人たちの様々な愚劣な恥部を白日の下にさらけ出していく。

 クライマックスのひとつに黒人同士を戦わせて、殺し合いをさせるパンクラチオンのような、現代風に言えば、バーリ・トゥードのような見せ物に白人たちが狂喜するシーンがある。まあ、ケン・ノートンはモハメド・アリとも戦ったことのあるトップ・クラスのボクサーでしたので、彼にとっても見せ場でもあります。

 ただこのシーンも皮肉っぽく見ていくと、ボクシングという世界も黒人同士が殴り合いをするのを白人たちが興奮して楽しむという構図がまったく変わっていないことに気づかされる。


 作品を見ていくと白人のほとんどすべては救いようのない愚か者として描かれ、黒人たちのほうが高い人間性と知性を感じさせてくれる。どちらがレベルが低いかは明らかで、キリスト教も南部では違う解釈で広まったのかと思わせる。

 衝撃度は見せ物映画として悪名高いトッド・ブラウニングの『フリークス 怪物團』よりもある意味、強烈な作品でした。最低映画として語り継がれる『プラン9・フロム・アウタースペース』『ピンク・フラミンゴ』『エアポート80』などと並んでしまうほどの作品なので、アメリカ人はよほど見たくないのでしょう。


 ぼくがこれを見たのは高校生か大学生の頃の夕方のテレビ放送で、ガニメデを処刑するときの釜茹でのシーンなどの衝撃的な内容は今でも記憶に残っています。

 こうした作品を見るといつも思うのですが、最近は差別を回避して隠蔽する傾向が強いので、こういう作品は製作されにくいでしょうし、放送もないでしょう。しかし、こういうことがあったこと、隠蔽しようという意図は常にあることを忘れてはならないと思います。


 ちなみにマンディンゴとはアフリカのマリ帝国に住んでいた黒人種族であり、もっとも力強く美しいとして、非常に高価な値段で取り引きされていたそうです。まるで競馬のサラブレッドや血統書つきのペットを買っているようで、吐き気がします。

 南北戦争でもし南軍が勝利していたならば、という想像をすると かなり恐ろしい。奴隷解放が百年以上も先延ばしになっていたかもしれません。
http://yojimbonoyoieiga.at.webry.info/201110/article_5.html


マディ・ウォーターズが歌うブルースで始まる『マンディンゴ』はリンカーン大統領による奴隷解放宣言より40年ほど遡った1820年代のアメリカ南部が舞台です。

農場を経営するマックスウェル(ジェームズ・メイソン)の白いヨーロッパ調の屋敷の前に並べられた黒人奴隷たちを吟味しながら売買するオープニングシーンは
この作品が奴隷制度の真実を扱った映画であることを宣言し、マックスウェルをはじめとした白人たちが黒人奴隷たちを家畜として品定めすることに微塵も疑問に感じていないことを突きつけてきます。

放り投げた木の枝を奴隷に取りに行かせ、その動きで俊敏さを試すくだりはまさに犬扱いです。

かつて日本でも『ルーツ』というアメリカのTVドラマが話題になりある年齢層の日本人にとっては聞き覚えのある「クンタ・キンテ」という主人公の名前は流行語と言っても過言ではないほど知れ渡りましたが

『ルーツ』の評価がいわば『裸足のげん』的な迎え入れ方をされたのに対しその前年に公開された『マンディンゴ』はヒットしたものの、批評家たちからは酷評の嵐だったようです。

それは『ルーツ』が、ある種洗練されて教訓めいているのに対し、『マンディンゴ』は目を覆うような醜い事実をただただ見せつけられ、恥部を刺激されたたことに対するアメリカ白人たちの瞬発的な拒否反応と捉えてよさそうです。

現在では、人種差別は決して許されないものとして表面上は認識されていると思いますが
『マンディンゴ』に登場する白人たちの黒人奴隷に対する振る舞いはあっけらかんとしており、黒人たちを虐待してやろうなどという憎悪すらも持たずまさに家畜やペットを飼い慣らし、愛でるようにして扱っているところが恐ろしいのです。

「マンディンゴ」とは、西アフリカはマリ帝国の血を引くマンディンカ族のことを指し、当時の白人たちにとって「マンディンゴ」は強くて美しい奴隷の血統とされ、高値で売買されていたそうです。

マックスウェルの息子ハモンド(ペリー・キング)が手に入れた「マンディンゴ」のミード(ケン・ノートン)はその腕っ節を見込まれ、白人が奴隷同士の殺し合いを見て楽しむために闘犬のごとく鍛え上げられます。

(ミードに扮するケン・ノートンはあのモハメド・アリを倒したこともある元プロボクサー!)

やがてミードは、自分を特別扱いしてくれるハモンドを慕うようになるのですが、ラストシーンでは「やっぱり、おまえも白人だ!」という言葉を最後に釜茹でにされ、ピッチフォークで突き刺されて死んでしまうのです……

リウマチを患っている農場主マックスウェルがリウマチの毒を足の裏から黒人にうつすことで完治すると信じ、ロッキングチェアに座りながらまるでオットマンのように黒人の子どもの腹に自分の足をのせている映像はおぞましくも象徴的ですが

息子のハモンドも幼少時のケガで片脚に障害を持つことからまともに動くこともできない白人が強靱な肉体を持った黒人たちを支配している理不尽な構図を強調しています。

黒人の子どもをオットマン扱いしていることにはじまり、黒人を診察する医者は獣医だったり、黒人女性はオナホールまがいの扱いで、それどころか子どもを産ませて、産まれた子どもをまた売るという鬼畜ぶり。

ベテラン奴隷(?)の黒人女性いにいたっては24人も子どもを産まされたというから恐ろしい限りです。

このような社会的な問題を提議するような作品には必ずやそこで描かれる世界観に疑問を感じて葛藤する主人公が登場し、観客をメッセージへと導くのですが

『マンディンゴ』で「かろうじて」その役割に該当するのは農場主マックスウェルの息子ハモンドです。

「かろうじて」とつけ加えたのはハモンドは黒人奴隷に対して親和的な情を持ち合わせているものの
根本的には差別に対して無自覚で、ペットに対する一方的な友情や愛情となんら変わりはないと思うからです。

この作品には奴隷の「血統書」まで登場しますから黒人をペットや家畜のように虐げたり、愛したりする登場人物たちを観ていると首輪をつけた犬や猫にわけのわからない服を着させて「かわいい〜」とか言っているペット愛好家たちを思い起こさずにはいられないのです。

黒人を動物扱いしてはいけない……
では、動物は? あいつらは動物だから構わない?

ハモンドは奴隷制度の根本的な不条理に立ち向かうわけでもなくむしろ優柔不断な寛容さを見せ、黒人の赤ちゃんを抱いて、可愛らしいと思いながら何のためらいもなく売り飛ばすこともできるのです。

また、処女信仰のようなくだらない虚栄心にも囚われています。

ハモンドの振る舞いは差別を行使する人間の無自覚さを表し、因果応報の報いを被るしかないように仕立てられています。

作中に見られる、水平軸が傾いた構図が世界観のバランスの欠如を示し、多用される鏡が、スクリーンに映し出される映像とは別にそこで行われている出来事を観客にはね返しているのではないでしょうか。

このような差別が恐ろしくも巧妙なのは

差別する側の思惑とは別に(もしくは思惑通りに)差別されている者どうしが敵対しあうような構造になっていることです。

誰しも、奴隷として扱われて気分がいいわけはありませんが
生きるために現状を甘んじて容認した者と現状をなんとか打破しようとする者の間に生じる軋轢ほど哀しいものはありません。

金銭欲、虐待、嫉妬、姦通、近親相姦……と黒人奴隷問題を訴えるだけに留まらず、人間の業を凝縮したような作品でした。

『マンディンゴ』に描かれているようなことを昔のことだと高をくくらないほうがいいかもしれません。

今でも私たちは、ありもしない下位のカテゴリーを捻出し、相対的に自分が上位にいる状況を作って悦にいるというのはよくあることです。

『マンディンゴ』に登場する白人たちほど あっけらかんと差別することはもはやないでしょうが
むしろそれだからこそ、差別は巧妙に隠されていると言えるかもしれません。
http://nohouz.blog.fc2.com/blog-entry-33.html


http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c18

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c21

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
22. 中川隆[-13806] koaQ7Jey 2018年12月12日 10:50:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22057]
有色人種も白人種によって品種改良されて現在の姿になった

ミトコンドリアDNAが母系で受け継がれるのに対し、Y染色体は父系で受け継がれる。

ミトコンドリアDNA解析は過去10万年の人類の移動を明らかにしたが、正確には女性の移動なので、ヨーロッパ人のアメリカ大陸侵略のような男性主体の移動は検知することができない。男性の移動を明らかにするにはY染色体の解析が必要である。

 女性は妊娠によってしかDNAを残せないのに対し、男はその場限りのセックスで子孫を残せるので、Y染色体はミトコンドリアDNAよりも寡占が起きやすい。

ミトコンドリアDNAのハプロタイプを図であらわすとクラスターがきれいに並ぶのに対し、Y染色体のクラスターは不揃いで不規則だ。

大半のY染色体は途中で失われ、少数のY染色体のみが栄えるというのがY染色体の現実なのだ。

サイクスの本には900年前に死んだサマーレッドという武将のY染色体が40万人に、チンギス汗のY染色体は1600万人に受け継がれているとか、南アメリカのインディオのY染色体はヨーロッパ系ばかりだとか、恐ろしいことがたくさん書いてある
http://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/archives/2010/04/y.html


分子遺伝学を研究した人間はY染色体もしくはミトコンドリアどちらかのDNAばかりに気を取られてふたつの違いについて注目しようとしなかった。

『イヴの七人の娘たち』でブライアン・サイクス博士はミトコンドリアの研究によって母系図をたどってさかのぼった。今回は父系祖先をたどるためにY染色体ツリーを書き上げた。

サイクス博士はカヌーでの海を渡り、ハワイ、イースター島、ニュージーランドにまで定住を広げたポリネシアの人々を調査をしていた。

ラトロンガ人の血液サンプルによるとポリネシアの女性史を解明してみると、彼女たちのほとんどが東南アジアを起源としており、南米からの移住説は消えた。

ところがポリネシア人の男性史をたどると女性よりもバラエティ豊かなY染色体を持っていることが判明した。 それは主に3つのクラスターに分けられた(その3つをA,B,Cと呼ぶ)。

一番数の多かったAクラスターは島々に最初に入植したポリネシア人の末裔だった。

Bクラスターは数は少ないもののAクラスターに非常に近かった。
最初の入植者のまた別の染色体セットだと考えられた。

CクラスターはA・Bとは近い関係にないことが解った。
Cクラスターはヨーロッパ男性のY染色体だったのである。

wikipedia クック諸島

普通、このことを純粋な男女の混血だとして描写されることはないだろう。
これをヨーロッパ人の到着を男女の出会い、精子と卵子の出会いと考えるようにする。

ヨーロッパの卵子はそこに届かず精子だけがポリネシア女性と出会った。

これが遺伝子としての戦いだとするとヨーロッパのY染色体はポリネシア固有のY染色体をもつ男から3分の1を奪って勝った。

ヨーロッパ人の植民地化はY染色体の繁殖において大きな影響を及ぼしている。


ペルーでは自分達は純血のアメリカインディアンだと考えているパスコーとリマの住民に対して調査が行なわれた。

結果は95%以上のミトコンドリアDNAがアメリカインディアンの末裔であるのにY染色体の半分がヨーロッパのものであると判明した。

スペインが一番最初に入植した南米の地アンティオクイアではY染色体の94%がヨーロッパ、5%がアフリカ、たった1%がアメリカインディアンだった。

奴隷貿易によって大西洋からもたらされたアフリカのY染色体の方が多い。

ミトコンドリアDNAは90%がアメリカインディアンのもので、残りがヨーロッパとアフリカのものだった。

つまりヨーロッパとアフリカの精子が大量のアメリカインディアン女性の卵子に受精し、アメリカインディアン精子は生き残りの上で敗者となったのである。

アフリカ系アメリカ人やアフリカ系カリブ人における母系祖先がアフリカからのミトコンドリアDNAなのに対してY染色体はヨーロッパ父系がいる。

こういった遺伝的名残は植民地の歴史を物語る。

細胞内のY染色体には独占欲が刻み込まれているようである。

http://renzan.org/columnist/nishida/adam5.html


>最新のDNA調査技術を駆使し、南米でサンプル検査を行なったところ、先住民のDNAはミトコンドリアDNA(母から子に継承)では82.8%、Y染色体(父から男子へ継承)は8.6%だったそうです。(ソースはNHK教育『サイエンスZERO』)

 インカ文明やマヤ文明やアステカ文明を滅亡させたスペイン人が南米で何をしでかしたのか、実際のところはよく伝わっていません。

しかしDNA検査が示す結果によると、どうやら先住民族の男は事実上皆殺しにあったようです。

先住民のY染色体が8.6%というのは、衝撃的ですね。

Y染色体8.6%のデータを発表するさい、NHKはわざわざこのデータは過疎の山間部まで含まれていると断りを入れていました。

スペインは原住民男子を完全抹殺を徹底的かつ緻密に行なったものの、完全リセットできなかったモレの部分が8.6%ということなんでしょうね。

それにしてもDNAは嘘をつきませんね。


 >ロシア人は南米の逆のような気がしています。

 ロシア人はスラブ人だということで、ウィキペディアなんかを読んでも、ロシア人の正体はよくわかりません。しかしイワン雷帝とかモスクワ大公とか、ロシアの支配階層をたどっていくと、完全にモンゴル(タタール)にたどりつくんですよね。

ロシア人は、一見見かけ上はヨーロッパ人のようです。おそらく母方でヨーロッパの血が入っていったのでは?と推定しています。

 羊の雄というのは哀れなもので、そのほとんどが殺されるか去勢され、群れはおおよそ雄1:雌20の比率で構成されるそうですが、モンゴルはロシア平原に於いてロシア人に対し、それに類したことをなしたのではないのでしょうか。

雄1とは無論モンゴル兵のことで、雌20とはロシア女のことです。


 オスマントルコも似たようなことをしたのかもしれませんね。

事実、元々キリスト教徒の子供であったイェリチェリはどんな戦功をあげようとも、その栄華は一代限りのもので子を残すことは許されませんでしたし、ハーレムの女たちのその多くがキリスト教徒だったことは有名な話ですよね。

トルコ共和国の人間の外形はヨーロッパのそれによく似ていますが、templeさんのことばを借りるならば、"母方でヨーロッパの血が入って行ったのでは"ないのでしょうか。そしてそれは、小アジアだけではなくギリシャやブルガリアも同様でしょうね。
http://temple.iza.ne.jp/blog/entry/1126896/

インドへのアーリア人侵入説

「アーリア人侵入説」は、言語学の分野から持ち上がってきたものだ。

「インド・ヨーロッパ語族」という分類から、北インドのヒンズー支配層は、BC3000〜8000年に、欧州・中東・小アジア・コーカサスから移動してきた西ヨーロッパ人ではないか、と推理されるようになった。

つまり「白人、金髪、青い目」の侵略者たちが、先住民のドラヴィダ語族の民族を南に押しやり、北インドではカーストの支配者となったのではないか、という話なのだ。


アメリカのユタ大学とインド南部のアンドラプラデシュ大学による共同研究

インドのカースト別のDNA分析から、侵攻したのは「コーカソイドの男子」であり、先住民の下層階級の女子と混血してきたことが証明された。


インドのカースト制度は、「4階層+不可触民」で、実質5階層になっている。

1930年にイギリスがとった人口統計によれば、


1)バラモン(僧侶)・・・・5%
2)クシャトリア(武士)・・・・7%
3)ヴァイシャ(商人)・・・・3%
4)シュードラ(農民工民)・・・・60%
5)アンタッチャブル(穢多非人)・・・・15%

という比率で、これにイスラム教、シーク教、キリスト教、ゾロアスター教などの「異教徒10%」をたすと、100%になる。

1930年以来、1度も統計調査がないというも驚きだが、不可触民(穢多非人)の「15%」という比率は、実際はもっと高いと言われている。

DNA分析の共同研究では、

上層カースト(バラモン+クシャトリア+ヴァイシャ)、
中層カースト(シュードラ)、
下層カースト(アンタッチャブル)

に分類し、アフリカ人、アジア人、ヨーロッパ人のDNAと比較している。

表内の数字は、小さいほど関係性の距離が短い(先祖の共通性が高い)ことを示す。
http://jorde-lab.genetics.utah.edu/elibrary/Bamshad_2001a.pdf


■Y染色体のSTR分析

  アフリカ人  アジア人   ヨーロッパ人
上層カースト 0.0166 0.0104 0.0092
中層カースト 0.0156 0.0110 0.0108
低層カースト 0.0131 0.0088 0.0108


日本の皇位継承問題でもおなじみの「Y染色体」だが、これは男系の遺伝を示す。
インド人の「男系遺伝子」は、ヨーロッパ人とアジア人と同じぐらいの距離にある。

カースト別でいうと、上層カーストとヨーロッパ人の関係がもっとも近い。

低層カーストはアジア人にもっとも近い。


■ミトコンドリア染色体のHVR1分析

  アフリカ人  アジア人   ヨーロッパ人
上層カースト 0.0179 0.0037 0.0100
中層カースト 0.0182 0.0025 0.0086
低層カースト 0.0163 0.0023 0.0113


ミトコンドリアのDNAは、母親のものだけが子供に伝わり、父親のものは次世代にはまったく関与しない「母系遺伝」になっているので、母系分析に使われる。

この分析によると、インド人の「先祖の女性」は、歴然とした数値をもって、アジア人に近い。
低層カーストがもっとも近く、上層になるにつれて距離が離れていく。


以上の研究から、インド人の母系と父系に明らかな「系統」が生じており、

1)「アーリア人の男性」が「ワンランク下の先住女性」と混血を繰り返した、
2)「低いカーストの男性」が「高いカーストの女性」と結婚するケースはほとんどなかった、

という結論になる。
http://www.mypress.jp/v2_writers/hirosan/story/?story_id=1354332

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 ●谷底に突き落とす殺し方で…

 オーストラリアが近代の歴史に顔を出すきっかけとなったのは、1776年の米国の独立戦争だった。

 それまで米国というか、アメリカ大陸にあった英国植民地は、開拓民の送り込みの地としてだけでなく、本国でさんざん悪さをした犯罪者の流刑地でもあった。

 それが英本国の財政逼迫につき、アメリカの植民地に印紙税をかけたのが発端となってついには独立戦争にまで発展した。

 そして米国は独立する。英国は植民地を失ったのも痛手だが、それ以上に困ったのが流刑地を失ったことだった。

 それでオーストラリアが急浮上し、1776年以降、新しい遠流の地とされた。
 しかし行ってみると気候はいい、冬の寒さも本国英国よりはるかにしのぎやすい。先住民アボリジニはいるものの、いたって穏やかだし、最大の害獣が野生化した大ディンゴくらいで、毒蛇とか致死性の風土病とか、生活を舜かすものは何もなかった。

 こんないいところを、犯罪人専用とするのはもったいない。英政府は1801年、ここを安全で有望な移住地に切り替えた。

 移住してきた人々は、それまでの流刑者とは違うという意味で「1801年以降の市民」と名乗った。

 しかし、彼ら移住者の程度は流刑者よりもお粗末たったことを歴史は伝えている。

 彼らは奥地に向かって開拓を始めるが、それば先住民の虐殺と同義語だった。

 彼らはあらゆる殺し方をした。

アボリジニの集落の飲み水に毒薬を入れたり、米大陸のインディアン殺戮と同じに襲撃しては撃ち殺したりした。

 しかし、最もポピュラーな殺し方は、丘陵地に住む彼らをI人ずつ谷底に突き落としていくというものだった。

羊と同じ、抵抗することを知らないアボリジニは黙って突き落とされていった、という。

 ●強姦されて混血児を生む母親

 20世紀に入っても、オーストラリア人は虐殺をやめなかった。

アボリジニ狩りの日を決めてはハンティングを愉しんだ。

 ニュー・サウスウェールズ州の図書館にはその狩りの記録が残されている。

1928年のある目の記録には狩りの成果として「アボリジニ17匹」とある。


 歯止めない殺戮は、例えば約50万人のアボリジニが住んでいたタスマニア島ではわずか四半世紀で彼らを根絶やしにした。最後の何百人かは岩だらけの孤島に移し、全員を飢え死にさせている。

 300万人というのが、1801年当時のアボリジニの控えめな人口だが、20世紀の半ばでそれは30万人に減り、今も決して増えてはいない。

 それは表向き社会保障制度の充実という形を取る。アボリジニは農地も奪われ、かといって街では就職口もない。それで政府は失業手当(Dole)を与え、施設に収容する。
 というと聞こえはいいが、収容施設は米国のインディアン居留地と同じ、鳥も通わぬ辺鄙な場所に作られ、そこに押し込まれればもう外の世界には戻れない。ナチスが民族浄化に使ったゲットーと大差はない。

 先住民の女性はもっと過酷な生き方が強いられる。彼女たちは実にしばしば白人の慰みものにされ、混血児を生まされる。

しかし子供の父親ははっきりしない。つまり強姦されているのだ。

 そうすると政府が出てきて、混血児は母親から引き離され、白人の里親のもとに送られて教育と生きる権利を与えられる。

 有色人種は虐殺か淘汰だが、一滴でも白人の血が入れば彼らは生かされる。

かつてメキシコを征服したスペインは原住民の男は殺したが、女を強姦して子供を生ませた。

メキシコはその混血のメスチゾが国民の過半を占める。それと同じことを今、やっている。

 そのオーストラリアで、シドニー五輪が聞かれた。大会のテーマは友愛と和解だった。

豪州の暗い過去、つまりアボリジニヘの非人道的な対応はやめた、今は白人と先住民は和解し、友愛が生まれたという主張だ。

 それを象徴するように混血の女性アスリートが聖火ランナーを務め、開会式の祭典では多数のアボリジニの男女が会場いっぱいに踊りまわってみせた。

 しかし、それは彼らのいう「Bull shit(たわごと)」でしかなかった。

 和解の象徴のように扱われた女性アスリートは自分の生母がだれかも知らない。白人の血が混じったというだけで、彼女もまた生母から無理やり引き離されたひとりだった。

 開会式で踊った先住民も、実は白人が体を黒く塗ったニセ者だった。本物の彼らは出演を拒否し、華やかな会場の外で「私たちを減ばさないで」と座り込み抗議をしていた。
 APもロイターもそれは流さず、彼らの声はかき消された。
http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/562736/

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c22

[番外地6] ヒラリー・クリントンの正体 中川隆
100. 中川隆[-13808] koaQ7Jey 2018年12月12日 11:38:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
2018.12.11
司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(1/3)

 2016年のアメリカ大統領選挙にロシア政府が介入したことを示す証拠は未だに示されていない。つまり「ロシアゲート」はおとぎ話の類いにすぎない。その語り部の一人がジェームズ・コミー前FBI長官だ。

 アメリカの電子情報機関NSAの歴史で最高の分析官のひとりと言われ、そのNSAの不正を内部告発したことでも知られているウィリアム・ビニーも指摘しているように、「ロシアゲート」が事実ならすべての通信を傍受、記録しているNSAからその傍受記録を取り寄せるだけで決着が付くのだ。それができないでいる。

 この「疑惑」の出発点はウィキリークスが2016年7月に公開したヒラリー・クリントンの電子メール。その中には2015年5月26日の時点の段階で民主党の幹部たちがヒラリー・クリントンを同党の候補者にすることを内定していたことを示唆するものが含まれていた。

 民主党がクリントンを候補者に選ぶ方向で動いていたことはDNC(民主党全国委員会)の委員長だった​ドンナ・ブラジルも認めている​。

 彼女はウィキリークスが公表した電子メールの内容を確認するために文書類を調査、DNC、ヒラリー勝利基金、アメリカのためのヒラリーという3者の間で結ばれた資金募集に関する合意を示す書類を発見したという。その書類にはヒラリーが民主党のファイナンス、戦略、そして全ての調達資金を管理することが定められていたという。その合意は彼女が指名を受ける1年程前の2015年8月になされている。

 その2ヶ月前、2015年6月11日から14日にかけてオーストリアで開催された​ビルダーバーグ・グループ​の会合にヒラリー・クリントンの旧友、ジム・メッシナが参加、この時点でクリントンの大統領就任は内定したという噂が流れた。電子メールの内容と符合する。

 ちなみに、ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関と位置づけられ、その第1回総会は1954年にオランダのビルダーバーグ・ホテルで開かれている。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/



司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(2/3)

 ウィキリークスが電子メールを公表した直後、FBI長官だったジェームズ・コミーはヒラリー・クリントンが国務長官だった時代の電子メールに関する声明を発表した。

 その中で彼女は機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、そうした情報を「きわめて軽率(Extremely Careless)」に扱っていたことを認めているのだが、その上で司法省に対して彼女の不起訴を勧告する。

 「きわめて軽率」という表現は元々「非常に怠慢(Grossly Negligent)」だとされていたのだが、それをFBI捜査官のピーター・ストルゾクが書き換えていたことが判明している。「非常に怠慢」だと認められた場合、罰金、あるいは10年以下の懲役が科せられる。クリントンが刑務所行きになることを防ぐために書き換えたと見られている。

 この決定の理由としてクリントンが電子メールを消去してしまったことも挙げられているのだが、全てのメールはNSAが記録しているので、理由にならない。

 そうした批判はFBIの内部にもあったようで、2016年10月28日に捜査の再開が宣言されるのだが、投票日の2日前に捜査の終了が宣言されている。コミーはネオコンや戦争ビジネスに近く、政治的に動く長官だった。

 コミーは2005年8月に司法副長官を辞め、軍需企業のロッキード・マーチンの上級副社長に就任している。ヒラリー・クリントンが上院議員の時代からスポンサーにしている会社だ。コミーは2010年6月まで在籍、バラク・オバマ大統領からFBI長官に指名されたのは13年9月のことである。

 コミーにはピーターという兄弟がいるのだが、この人物が所属している法律事務所DLAパイパーはクリントン財団の監査を行い、しかも同財団へ多額の寄付をしている。

 クリントン財団やクリントン-ブッシュ基金はハイチの利権にも深く関係していると言われている。ハイチでは2010年に大きな地震があり、多くの人がアメリカへ不法入国、それに対して6万人近くへ強制退去させない処置をとってきた。

 地震当時の国務長官はヒラリー・クリントン。つまり災害対策の政府における責任者はクリントンで、USAID(形式上、国務省の管轄下にあるが、実際はCIAの資金を流すルート)の資金を監督する立場にあった。国連特使には夫のビル・クリントンが就任している。ビルはクリントン-ブッシュ基金やクリントン財団の理事長で、ハイチ再建暫定委員会の共同委員長でもあった。

 ハイチには金鉱脈があって潜在的に豊かな国なのだが、今は貧しい国と見なされているいる。資源の開発が進まず、失業率は70%を超すという。ヒラリーの弟、トニー・ローダムは金の利権に食い込んでいるようだが、大多数の庶民はその恩恵に浴していない。

 ハイチに限らず、クリントン財団は「慈善事業」を名目にして多額の寄付を集めている。ハイチの場合、60億ドルから140億ドルを財団は集めたと見られているが、その内容は明らかにされていない。しかも、国際規模でチャリティーを行うために必要な正規の手続きを踏んでいないという。法律的に問題を抱えているわけだ。

 2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントンが勝てばバラク・オバマが大統領の間に恩赦を与える手はずになっていたが、トランプが勝ったため、シナリオに狂いが生じたようだ。

 もしクリントン財団の不正にメスが入ったなら、クリントン夫妻だけでなくピーター・コミーも責任を問われ、ジェームズ・コミーも巻き込まれる可能性がある。ジェームズ・コミーやヒラリー・クリントンが深く関係しているロッキード・マーチンの問題が注目されるかもしれない。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/

司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(3/3)

 ヒラリー・クリントンの電子メールが公表された後、西側の有力メディアはその中身を問題にせず、ロシアゲートをでっちあげることになった。

 まず、ヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の法律顧問を務めていたマーク・エリアス弁護士がフュージョンという会社にドナルド・トランプに関する調査を依頼する。

 その​フュージョンを創設したひとりのグレン・シンプソンによると​、同社は2016年秋にネリー・オーなる人物にドナルド・トランプの調査と分析を依頼している。その夫、ブルース・オーは司法省の幹部で、このオーとシンプソンは2016年11月に会っている。その直後にブルースは司法省のポストを失い、フュージョンはクリストファー・スティールに調査を依頼することになる。

 スティールはイギリスの対外情報機関SIS(通称MI6)の元オフィサーで、1990年から93年までモスクワで活動していた。CIAのOB、モサド、KGBの腐敗した幹部がソ連を乗っ取るためにクーデターを行った時期に彼もソ連にいたわけで、このクーデターで何らかの役割を果たしたのだろう。

 ところで、情報機関に「元」ということはないと言われている。対トランプ工作もSISが関与していた可能性がある。また、スティールは長期にわたるFBIの情報提供者だったとも言われている。

 このスティールが作成した報告書も根拠薄弱。この事実はスティール本人も認めているが、その報告書を元に下院情報委員会でアダム・シッフ下院議員はロシア疑惑劇の開幕を宣言した。2016年の大統領選挙にロシアが介入したとする声明を2017年3月に出したのだ。そして同年5月にロバート・マラーが特別検察官に任命される。このマラーが胡散臭い人物だということは本ブログでも指摘してきたが、その点を今回は割愛する。

 ロシアゲート劇の発端とも言えるウィキリークスが公表した電子メールについて有力メディアは忘れている、あるいは忘れたふりをしている。その電子メールがハッキングで盗まれたのではなく、内部でコピーされていることは技術的な分析で指摘されてきた。

 コミーがその電子メールについての声明を発表した5日後、DNCのスタッフだったセス・リッチが背中を2度撃たれて殺されたことも注目されている。警察は強盗にあったと発表したが、金目のものは盗まれていない。その発表に納得できなかったリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇う。


 そのウィーラーはDNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルがセスからウィキリークスへ渡されたとしている。雇い主であるリッチの家族に無断で情報を公表したとしてウィーラーは批判され、それ以降沈黙している。

 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがDNCから漏れた電子メールについて電話で語った音声がインターネット上で公開されたが、その中で彼はワシントンDC警察やFBIの報告書を見たとしたうえで、電子メールをウィキリークスへ渡したのはDNCのコンピュータ担当スタッフだったセス・リッチだと発言していた。また、その漏洩した電子メールはロシア政府がハッキングしたとする偽情報を流し、ロシアとアメリカとの関係悪化を目論んだのはCIA長官だったジョン・ブレナンだとも語っている。

 ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アッサンジはロンドンにあるエクアドル大使館に閉じ込めらている状態。この大使館へ逃げ込んだ理由はスウェーデン当局が事件をでっち上げて逮捕しようとしたからだが、2017年3月に捜査の打ち切りが決まっている。嫌疑なしということ。

 そのアッサンジをアメリカの司法当局は秘密裏に起訴している。エクアドル政府にアッサンジの引き渡しを要求、イギリス政府も協力している。(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110002/


http://www.asyura2.com/13/ban6/msg/719.html#c100

[昼休み54] ヒラリー・クリントンの正体 中川隆
2. 中川隆[-13807] koaQ7Jey 2018年12月12日 11:39:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
2018.12.11
司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(1/3)

 2016年のアメリカ大統領選挙にロシア政府が介入したことを示す証拠は未だに示されていない。つまり「ロシアゲート」はおとぎ話の類いにすぎない。その語り部の一人がジェームズ・コミー前FBI長官だ。


 アメリカの電子情報機関NSAの歴史で最高の分析官のひとりと言われ、そのNSAの不正を内部告発したことでも知られているウィリアム・ビニーも指摘しているように、「ロシアゲート」が事実ならすべての通信を傍受、記録しているNSAからその傍受記録を取り寄せるだけで決着が付くのだ。それができないでいる。


 この「疑惑」の出発点はウィキリークスが2016年7月に公開したヒラリー・クリントンの電子メール。その中には2015年5月26日の時点の段階で民主党の幹部たちがヒラリー・クリントンを同党の候補者にすることを内定していたことを示唆するものが含まれていた。


 民主党がクリントンを候補者に選ぶ方向で動いていたことはDNC(民主党全国委員会)の委員長だった​ドンナ・ブラジルも認めている​。


 彼女はウィキリークスが公表した電子メールの内容を確認するために文書類を調査、DNC、ヒラリー勝利基金、アメリカのためのヒラリーという3者の間で結ばれた資金募集に関する合意を示す書類を発見したという。その書類にはヒラリーが民主党のファイナンス、戦略、そして全ての調達資金を管理することが定められていたという。その合意は彼女が指名を受ける1年程前の2015年8月になされている。


 その2ヶ月前、2015年6月11日から14日にかけてオーストリアで開催された​ビルダーバーグ・グループ​の会合にヒラリー・クリントンの旧友、ジム・メッシナが参加、この時点でクリントンの大統領就任は内定したという噂が流れた。電子メールの内容と符合する。


 ちなみに、ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関と位置づけられ、その第1回総会は1954年にオランダのビルダーバーグ・ホテルで開かれている。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/

司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(2/3)

 ウィキリークスが電子メールを公表した直後、FBI長官だったジェームズ・コミーはヒラリー・クリントンが国務長官だった時代の電子メールに関する声明を発表した。


 その中で彼女は機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、そうした情報を「きわめて軽率(Extremely Careless)」に扱っていたことを認めているのだが、その上で司法省に対して彼女の不起訴を勧告する。


 「きわめて軽率」という表現は元々「非常に怠慢(Grossly Negligent)」だとされていたのだが、それをFBI捜査官のピーター・ストルゾクが書き換えていたことが判明している。「非常に怠慢」だと認められた場合、罰金、あるいは10年以下の懲役が科せられる。クリントンが刑務所行きになることを防ぐために書き換えたと見られている。


 この決定の理由としてクリントンが電子メールを消去してしまったことも挙げられているのだが、全てのメールはNSAが記録しているので、理由にならない。


 そうした批判はFBIの内部にもあったようで、2016年10月28日に捜査の再開が宣言されるのだが、投票日の2日前に捜査の終了が宣言されている。コミーはネオコンや戦争ビジネスに近く、政治的に動く長官だった。


 コミーは2005年8月に司法副長官を辞め、軍需企業のロッキード・マーチンの上級副社長に就任している。ヒラリー・クリントンが上院議員の時代からスポンサーにしている会社だ。コミーは2010年6月まで在籍、バラク・オバマ大統領からFBI長官に指名されたのは13年9月のことである。


 コミーにはピーターという兄弟がいるのだが、この人物が所属している法律事務所DLAパイパーはクリントン財団の監査を行い、しかも同財団へ多額の寄付をしている。


 クリントン財団やクリントン-ブッシュ基金はハイチの利権にも深く関係していると言われている。ハイチでは2010年に大きな地震があり、多くの人がアメリカへ不法入国、それに対して6万人近くへ強制退去させない処置をとってきた。


 地震当時の国務長官はヒラリー・クリントン。つまり災害対策の政府における責任者はクリントンで、USAID(形式上、国務省の管轄下にあるが、実際はCIAの資金を流すルート)の資金を監督する立場にあった。国連特使には夫のビル・クリントンが就任している。ビルはクリントン-ブッシュ基金やクリントン財団の理事長で、ハイチ再建暫定委員会の共同委員長でもあった。


 ハイチには金鉱脈があって潜在的に豊かな国なのだが、今は貧しい国と見なされているいる。資源の開発が進まず、失業率は70%を超すという。ヒラリーの弟、トニー・ローダムは金の利権に食い込んでいるようだが、大多数の庶民はその恩恵に浴していない。


 ハイチに限らず、クリントン財団は「慈善事業」を名目にして多額の寄付を集めている。ハイチの場合、60億ドルから140億ドルを財団は集めたと見られているが、その内容は明らかにされていない。しかも、国際規模でチャリティーを行うために必要な正規の手続きを踏んでいないという。法律的に問題を抱えているわけだ。


 2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントンが勝てばバラク・オバマが大統領の間に恩赦を与える手はずになっていたが、トランプが勝ったため、シナリオに狂いが生じたようだ。


 もしクリントン財団の不正にメスが入ったなら、クリントン夫妻だけでなくピーター・コミーも責任を問われ、ジェームズ・コミーも巻き込まれる可能性がある。ジェームズ・コミーやヒラリー・クリントンが深く関係しているロッキード・マーチンの問題が注目されるかもしれない。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/


司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(3/3)

 ヒラリー・クリントンの電子メールが公表された後、西側の有力メディアはその中身を問題にせず、ロシアゲートをでっちあげることになった。


 まず、ヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の法律顧問を務めていたマーク・エリアス弁護士がフュージョンという会社にドナルド・トランプに関する調査を依頼する。


 その​フュージョンを創設したひとりのグレン・シンプソンによると​、同社は2016年秋にネリー・オーなる人物にドナルド・トランプの調査と分析を依頼している。その夫、ブルース・オーは司法省の幹部で、このオーとシンプソンは2016年11月に会っている。その直後にブルースは司法省のポストを失い、フュージョンはクリストファー・スティールに調査を依頼することになる。


 スティールはイギリスの対外情報機関SIS(通称MI6)の元オフィサーで、1990年から93年までモスクワで活動していた。CIAのOB、モサド、KGBの腐敗した幹部がソ連を乗っ取るためにクーデターを行った時期に彼もソ連にいたわけで、このクーデターで何らかの役割を果たしたのだろう。

 ところで、情報機関に「元」ということはないと言われている。対トランプ工作もSISが関与していた可能性がある。また、スティールは長期にわたるFBIの情報提供者だったとも言われている。


 このスティールが作成した報告書も根拠薄弱。この事実はスティール本人も認めているが、その報告書を元に下院情報委員会でアダム・シッフ下院議員はロシア疑惑劇の開幕を宣言した。2016年の大統領選挙にロシアが介入したとする声明を2017年3月に出したのだ。そして同年5月にロバート・マラーが特別検察官に任命される。このマラーが胡散臭い人物だということは本ブログでも指摘してきたが、その点を今回は割愛する。


 ロシアゲート劇の発端とも言えるウィキリークスが公表した電子メールについて有力メディアは忘れている、あるいは忘れたふりをしている。その電子メールがハッキングで盗まれたのではなく、内部でコピーされていることは技術的な分析で指摘されてきた。


 コミーがその電子メールについての声明を発表した5日後、DNCのスタッフだったセス・リッチが背中を2度撃たれて殺されたことも注目されている。警察は強盗にあったと発表したが、金目のものは盗まれていない。その発表に納得できなかったリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇う。

 そのウィーラーはDNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルがセスからウィキリークスへ渡されたとしている。雇い主であるリッチの家族に無断で情報を公表したとしてウィーラーは批判され、それ以降沈黙している。


 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがDNCから漏れた電子メールについて電話で語った音声がインターネット上で公開されたが、その中で彼はワシントンDC警察やFBIの報告書を見たとしたうえで、電子メールをウィキリークスへ渡したのはDNCのコンピュータ担当スタッフだったセス・リッチだと発言していた。また、その漏洩した電子メールはロシア政府がハッキングしたとする偽情報を流し、ロシアとアメリカとの関係悪化を目論んだのはCIA長官だったジョン・ブレナンだとも語っている。


 ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アッサンジはロンドンにあるエクアドル大使館に閉じ込めらている状態。この大使館へ逃げ込んだ理由はスウェーデン当局が事件をでっち上げて逮捕しようとしたからだが、2017年3月に捜査の打ち切りが決まっている。嫌疑なしということ。


 そのアッサンジをアメリカの司法当局は秘密裏に起訴している。エクアドル政府にアッサンジの引き渡しを要求、イギリス政府も協力している。(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110002/

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/324.html#c2

[昼休み54] 日本のマスコミは悪い 中川隆
53. 中川隆[-13806] koaQ7Jey 2018年12月12日 11:39:37 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
2018.12.11
司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(1/3)
 2016年のアメリカ大統領選挙にロシア政府が介入したことを示す証拠は未だに示されていない。つまり「ロシアゲート」はおとぎ話の類いにすぎない。その語り部の一人がジェームズ・コミー前FBI長官だ。


 アメリカの電子情報機関NSAの歴史で最高の分析官のひとりと言われ、そのNSAの不正を内部告発したことでも知られているウィリアム・ビニーも指摘しているように、「ロシアゲート」が事実ならすべての通信を傍受、記録しているNSAからその傍受記録を取り寄せるだけで決着が付くのだ。それができないでいる。


 この「疑惑」の出発点はウィキリークスが2016年7月に公開したヒラリー・クリントンの電子メール。その中には2015年5月26日の時点の段階で民主党の幹部たちがヒラリー・クリントンを同党の候補者にすることを内定していたことを示唆するものが含まれていた。


 民主党がクリントンを候補者に選ぶ方向で動いていたことはDNC(民主党全国委員会)の委員長だった​ドンナ・ブラジルも認めている​。


 彼女はウィキリークスが公表した電子メールの内容を確認するために文書類を調査、DNC、ヒラリー勝利基金、アメリカのためのヒラリーという3者の間で結ばれた資金募集に関する合意を示す書類を発見したという。その書類にはヒラリーが民主党のファイナンス、戦略、そして全ての調達資金を管理することが定められていたという。その合意は彼女が指名を受ける1年程前の2015年8月になされている。


 その2ヶ月前、2015年6月11日から14日にかけてオーストリアで開催された​ビルダーバーグ・グループ​の会合にヒラリー・クリントンの旧友、ジム・メッシナが参加、この時点でクリントンの大統領就任は内定したという噂が流れた。電子メールの内容と符合する。


 ちなみに、ビルダーバーグ・グループは欧米支配層の利害調整機関と位置づけられ、その第1回総会は1954年にオランダのビルダーバーグ・ホテルで開かれている。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/

司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(2/3)

 ウィキリークスが電子メールを公表した直後、FBI長官だったジェームズ・コミーはヒラリー・クリントンが国務長官だった時代の電子メールに関する声明を発表した。


 その中で彼女は機密情報の取り扱いに関する法規に批判した可能性があり、そうした情報を「きわめて軽率(Extremely Careless)」に扱っていたことを認めているのだが、その上で司法省に対して彼女の不起訴を勧告する。


 「きわめて軽率」という表現は元々「非常に怠慢(Grossly Negligent)」だとされていたのだが、それをFBI捜査官のピーター・ストルゾクが書き換えていたことが判明している。「非常に怠慢」だと認められた場合、罰金、あるいは10年以下の懲役が科せられる。クリントンが刑務所行きになることを防ぐために書き換えたと見られている。


 この決定の理由としてクリントンが電子メールを消去してしまったことも挙げられているのだが、全てのメールはNSAが記録しているので、理由にならない。


 そうした批判はFBIの内部にもあったようで、2016年10月28日に捜査の再開が宣言されるのだが、投票日の2日前に捜査の終了が宣言されている。コミーはネオコンや戦争ビジネスに近く、政治的に動く長官だった。


 コミーは2005年8月に司法副長官を辞め、軍需企業のロッキード・マーチンの上級副社長に就任している。ヒラリー・クリントンが上院議員の時代からスポンサーにしている会社だ。コミーは2010年6月まで在籍、バラク・オバマ大統領からFBI長官に指名されたのは13年9月のことである。


 コミーにはピーターという兄弟がいるのだが、この人物が所属している法律事務所DLAパイパーはクリントン財団の監査を行い、しかも同財団へ多額の寄付をしている。


 クリントン財団やクリントン-ブッシュ基金はハイチの利権にも深く関係していると言われている。ハイチでは2010年に大きな地震があり、多くの人がアメリカへ不法入国、それに対して6万人近くへ強制退去させない処置をとってきた。


 地震当時の国務長官はヒラリー・クリントン。つまり災害対策の政府における責任者はクリントンで、USAID(形式上、国務省の管轄下にあるが、実際はCIAの資金を流すルート)の資金を監督する立場にあった。国連特使には夫のビル・クリントンが就任している。ビルはクリントン-ブッシュ基金やクリントン財団の理事長で、ハイチ再建暫定委員会の共同委員長でもあった。


 ハイチには金鉱脈があって潜在的に豊かな国なのだが、今は貧しい国と見なされているいる。資源の開発が進まず、失業率は70%を超すという。ヒラリーの弟、トニー・ローダムは金の利権に食い込んでいるようだが、大多数の庶民はその恩恵に浴していない。


 ハイチに限らず、クリントン財団は「慈善事業」を名目にして多額の寄付を集めている。ハイチの場合、60億ドルから140億ドルを財団は集めたと見られているが、その内容は明らかにされていない。しかも、国際規模でチャリティーを行うために必要な正規の手続きを踏んでいないという。法律的に問題を抱えているわけだ。


 2016年の大統領選挙でヒラリー・クリントンが勝てばバラク・オバマが大統領の間に恩赦を与える手はずになっていたが、トランプが勝ったため、シナリオに狂いが生じたようだ。


 もしクリントン財団の不正にメスが入ったなら、クリントン夫妻だけでなくピーター・コミーも責任を問われ、ジェームズ・コミーも巻き込まれる可能性がある。ジェームズ・コミーやヒラリー・クリントンが深く関係しているロッキード・マーチンの問題が注目されるかもしれない。(つづく)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110001/


司法当局の嘘に無感覚な西側の有力メディア(3/3)

 ヒラリー・クリントンの電子メールが公表された後、西側の有力メディアはその中身を問題にせず、ロシアゲートをでっちあげることになった。


 まず、ヒラリー・クリントン陣営や民主党全国委員会の法律顧問を務めていたマーク・エリアス弁護士がフュージョンという会社にドナルド・トランプに関する調査を依頼する。


 その​フュージョンを創設したひとりのグレン・シンプソンによると​、同社は2016年秋にネリー・オーなる人物にドナルド・トランプの調査と分析を依頼している。その夫、ブルース・オーは司法省の幹部で、このオーとシンプソンは2016年11月に会っている。その直後にブルースは司法省のポストを失い、フュージョンはクリストファー・スティールに調査を依頼することになる。


 スティールはイギリスの対外情報機関SIS(通称MI6)の元オフィサーで、1990年から93年までモスクワで活動していた。CIAのOB、モサド、KGBの腐敗した幹部がソ連を乗っ取るためにクーデターを行った時期に彼もソ連にいたわけで、このクーデターで何らかの役割を果たしたのだろう。

 ところで、情報機関に「元」ということはないと言われている。対トランプ工作もSISが関与していた可能性がある。また、スティールは長期にわたるFBIの情報提供者だったとも言われている。


 このスティールが作成した報告書も根拠薄弱。この事実はスティール本人も認めているが、その報告書を元に下院情報委員会でアダム・シッフ下院議員はロシア疑惑劇の開幕を宣言した。2016年の大統領選挙にロシアが介入したとする声明を2017年3月に出したのだ。そして同年5月にロバート・マラーが特別検察官に任命される。このマラーが胡散臭い人物だということは本ブログでも指摘してきたが、その点を今回は割愛する。


 ロシアゲート劇の発端とも言えるウィキリークスが公表した電子メールについて有力メディアは忘れている、あるいは忘れたふりをしている。その電子メールがハッキングで盗まれたのではなく、内部でコピーされていることは技術的な分析で指摘されてきた。


 コミーがその電子メールについての声明を発表した5日後、DNCのスタッフだったセス・リッチが背中を2度撃たれて殺されたことも注目されている。警察は強盗にあったと発表したが、金目のものは盗まれていない。その発表に納得できなかったリッチの両親は元殺人課刑事の私立探偵リッチ・ウィーラーを雇う。

 そのウィーラーはDNC幹部の間で2015年1月から16年5月までの期間に遣り取りされた4万4053通の電子メールと1万7761通の添付ファイルがセスからウィキリークスへ渡されたとしている。雇い主であるリッチの家族に無断で情報を公表したとしてウィーラーは批判され、それ以降沈黙している。


 調査ジャーナリストのシーモア・ハーシュがDNCから漏れた電子メールについて電話で語った音声がインターネット上で公開されたが、その中で彼はワシントンDC警察やFBIの報告書を見たとしたうえで、電子メールをウィキリークスへ渡したのはDNCのコンピュータ担当スタッフだったセス・リッチだと発言していた。また、その漏洩した電子メールはロシア政府がハッキングしたとする偽情報を流し、ロシアとアメリカとの関係悪化を目論んだのはCIA長官だったジョン・ブレナンだとも語っている。


 ウィキリークスの創設者であるジュリアン・アッサンジはロンドンにあるエクアドル大使館に閉じ込めらている状態。この大使館へ逃げ込んだ理由はスウェーデン当局が事件をでっち上げて逮捕しようとしたからだが、2017年3月に捜査の打ち切りが決まっている。嫌疑なしということ。


 そのアッサンジをアメリカの司法当局は秘密裏に起訴している。エクアドル政府にアッサンジの引き渡しを要求、イギリス政府も協力している。(了)
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812110002/

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/104.html#c53

[昼休み54] 毛沢東気取りの習近平の近況 中川隆
94. 中川隆[-13805] koaQ7Jey 2018年12月12日 12:21:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
一部で「英国新聞が毎日を中国宣伝紙と指摘だ」などと盛上っているようだ。どうやら中国からの宣伝広告と提携記事が怪しからん、という事らしい。トランプ大統領のツイッターとFOXニュースが引用されていることから、どの層が騒いでいるか推測できそうなもの。
わが国では何故か「朝日が―」と、記事と無関係な新聞を取り上げたい層が多いようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

英ガーディアン紙「中国は世界のメディアでプロパガンダ工作を行っている。日本では毎日新聞だ」
腹BLACK 2018年12月9日
Rate this (16 Votes)
http://netgeek.biz/archives/132758

イギリスのガーディアン紙が「Inside China’s audacious global propaganda campaign」にて、中国が報道を自国に有利になるよう操作していると指摘し、日本では毎日新聞がその役割を担っていると告発した。

「中国の歴史を良く報じよ!世界のChina Watchのリーチ」
https://i2.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi1.png?resize=600%2C417

右上に毎日新聞の文字が確認できる。ガーディアン紙の記事の中から要点をざっと紹介したい。

・中国は世界のメディアにお金を配って中国のことを良いように宣伝させている

・習近平の目的は中国のイメージアップ

・元々中国は国内でのみ情報操作していた

・しかし、チベットや台湾の問題などがBBCなどの海外のメディアで報じられてしまう

・そこで中国は金の力で世界的な報道を操ろうとし始めた

・メディアに広告を出し、スポンサーになれば簡単だ

・China Dailyは海外30紙(ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナル)と提携して記事を発信している

・この借り船戦略だと、読者は真実を見抜くことができず、情報操作の報道であっても信頼性をもたせることができる

・ドナルド・トランプ大統領はこの事態に気づき、今年9月に告発するツイートを行った

▼「中国はニュースのように見えるプロパガンダ広告をデモイン・レジスター紙などに掲載している」
Donald J. Trump

@realDonaldTrump
China is actually placing propaganda ads in the Des Moines Register and other papers, made to look like news. That’s because we are beating them on Trade, opening markets, and the farmers will make a fortune when this is over!

59,950
2:26 - 2018年9月27日
29,091人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー

▼このChina Watchが大問題。こうした中国報道は実は中国政府による洗脳のための広告記事だというのだ。
https://i0.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi3.jpg?resize=298%2C600
https://i0.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi4.jpg?resize=600%2C587
https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi5.jpg?resize=600%2C401

さらにFOXニュースも同様の指摘を行った。

* 埋め込み動画https://pbs.twimg.com/ext_tw_video_thumb/1068940326457434112/pu/img/IudzPJ_HHAUGA3SL?format=jpg&name=small
BitDesk
@torum_apps
おおっ、FOXが、ワシントン・ポスト紙やVoxなどのメディアは中国共産党の資金を受けて中国特集記事を書いている、と暴露。個人的には、まぁやっぱりね、という感じ。
5,026
3:51 - 2018年12月2日
3,505人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー

訳は「11/30のFox News。訳してみた」を参照してほしい。以下重要な部分の要約。

・世界のメディアは中国からお金を受け取っている

・つい最近Vox .comが公開した、記者が中国を訪れる記事は中国政府の資金提供によるもの

・ジェフ・ベゾスのワシントン・ポストには定期的に「China Watch」という折り込み記事が入る

・普通のニュース記事に見えるが、実は中国の国営メディアが作成したものだ

・多額の費用がかかるが、中国は長期的にはそれに見合う価値があると考えている

毎日新聞はガーディアン紙に名指しされたことについてどのように考えているのだろうか。今後は反論か沈黙、あるいは中国との契約解除のいずれかがとられると思われる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

ガーディアン紙といえば、あのことはどうなたのだろう。
■ガーディアンの記事から「東京五輪買収疑惑に新たな局面」(内田樹の研究室)
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/354.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 9 月 15 日 19:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/277.html#c94

[昼休み54] 中国に忖度するマスコミ 中川隆
2. 中川隆[-13804] koaQ7Jey 2018年12月12日 12:22:07 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
一部で「英国新聞が毎日を中国宣伝紙と指摘だ」などと盛上っているようだ。どうやら中国からの宣伝広告と提携記事が怪しからん、という事らしい。トランプ大統領のツイッターとFOXニュースが引用されていることから、どの層が騒いでいるか推測できそうなもの。
わが国では何故か「朝日が―」と、記事と無関係な新聞を取り上げたい層が多いようだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー(ここから)

英ガーディアン紙「中国は世界のメディアでプロパガンダ工作を行っている。日本では毎日新聞だ」
腹BLACK 2018年12月9日
Rate this (16 Votes)
http://netgeek.biz/archives/132758

イギリスのガーディアン紙が「Inside China’s audacious global propaganda campaign」にて、中国が報道を自国に有利になるよう操作していると指摘し、日本では毎日新聞がその役割を担っていると告発した。

「中国の歴史を良く報じよ!世界のChina Watchのリーチ」
https://i2.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi1.png?resize=600%2C417

右上に毎日新聞の文字が確認できる。ガーディアン紙の記事の中から要点をざっと紹介したい。

・中国は世界のメディアにお金を配って中国のことを良いように宣伝させている

・習近平の目的は中国のイメージアップ

・元々中国は国内でのみ情報操作していた

・しかし、チベットや台湾の問題などがBBCなどの海外のメディアで報じられてしまう

・そこで中国は金の力で世界的な報道を操ろうとし始めた

・メディアに広告を出し、スポンサーになれば簡単だ

・China Dailyは海外30紙(ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト、ウォール・ストリート・ジャーナル)と提携して記事を発信している

・この借り船戦略だと、読者は真実を見抜くことができず、情報操作の報道であっても信頼性をもたせることができる

・ドナルド・トランプ大統領はこの事態に気づき、今年9月に告発するツイートを行った

▼「中国はニュースのように見えるプロパガンダ広告をデモイン・レジスター紙などに掲載している」
Donald J. Trump

@realDonaldTrump
China is actually placing propaganda ads in the Des Moines Register and other papers, made to look like news. That’s because we are beating them on Trade, opening markets, and the farmers will make a fortune when this is over!

59,950
2:26 - 2018年9月27日
29,091人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー

▼このChina Watchが大問題。こうした中国報道は実は中国政府による洗脳のための広告記事だというのだ。
https://i0.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi3.jpg?resize=298%2C600
https://i0.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi4.jpg?resize=600%2C587
https://i1.wp.com/netgeek.biz/wp-content/uploads/2018/12/china-mainichi5.jpg?resize=600%2C401

さらにFOXニュースも同様の指摘を行った。

* 埋め込み動画https://pbs.twimg.com/ext_tw_video_thumb/1068940326457434112/pu/img/IudzPJ_HHAUGA3SL?format=jpg&name=small
BitDesk
@torum_apps
おおっ、FOXが、ワシントン・ポスト紙やVoxなどのメディアは中国共産党の資金を受けて中国特集記事を書いている、と暴露。個人的には、まぁやっぱりね、という感じ。
5,026
3:51 - 2018年12月2日
3,505人がこの話題について話しています
Twitter広告の情報とプライバシー

訳は「11/30のFox News。訳してみた」を参照してほしい。以下重要な部分の要約。

・世界のメディアは中国からお金を受け取っている

・つい最近Vox .comが公開した、記者が中国を訪れる記事は中国政府の資金提供によるもの

・ジェフ・ベゾスのワシントン・ポストには定期的に「China Watch」という折り込み記事が入る

・普通のニュース記事に見えるが、実は中国の国営メディアが作成したものだ

・多額の費用がかかるが、中国は長期的にはそれに見合う価値があると考えている

毎日新聞はガーディアン紙に名指しされたことについてどのように考えているのだろうか。今後は反論か沈黙、あるいは中国との契約解除のいずれかがとられると思われる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(ここまで)

ガーディアン紙といえば、あのことはどうなたのだろう。
■ガーディアンの記事から「東京五輪買収疑惑に新たな局面」(内田樹の研究室)
http://www.asyura2.com/17/senkyo232/msg/354.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 9 月 15 日 19:55:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/136.html#c2

[近代史02] 釈迦の悟りとは何であったのか? 富山誠
79. 中川隆[-13803] koaQ7Jey 2018年12月12日 12:31:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]

胎児、進化の旅は5億年、1日は160万年以上のスパンに相当する
2013-08-04


赤ちゃんの進化学 西原克成著
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%80%8D%E3%81%AE%E9%80%B2%E5%8C%96%E5%AD%A6%E2%80%95%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%82%92%E7%97%85%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%AA%E3%81%84%E8%82%B2%E5%85%90%E3%81%AE%E7%A7%91%E5%AD%A6-%E8%A5%BF%E5%8E%9F-%E5%85%8B%E6%88%90/dp/453106352X

哺乳類の中でも、霊長類に属する人間の赤ちゃんは、どのような特徴をもつのだろうか?これが正しい伝承が途絶えて、忘れられた育児学の鍵となる。

“人間以前の段階”にあるのが“人間の赤ちゃん”である。

このことをよく理解しないと、進化学や動物学を知らない医師たちのように、とんでもない育て方を指導しかねないのである。

では赤ちゃんが、どのように「人間以前」なのか、それをお話しする前に、胎児とはどのような存在であるかを、進化学と発生学の観点から、もう一度おさらいしてみよう。

● 10カ月で5億年の進化をたどる

精子と卵子が出会って、受精卵の姿から、脊椎動物の始祖として海の中で“生”をうけた原始魚類、陸に上がった古代魚、そして鰓呼吸から肺呼吸へと移った両生類、陸の王者として一時代を築いた爬虫類、現在の地球上を支配する哺乳類……という具合に、その“姿”をつぎつぎと変えながら、胎児は大きくなってゆくのである。

つまり、5億年におよぶ生命進化の過程で、みずから形成してきた「形」を、もう一度再現しながら、現時点での進化の到達点である「人間の形」へと変容して行く……これが胎児である。

形態学では、この変容(変身)のことをメタモルフォーゼというが、これこそ、生命のもつきわめて厳粛な出来事であり、5億年にわたる壮大なスケールの“下敷き”があって、はじめて演じられる“進化の歴史”そのものである。

この地球上に、初めて生命が誕生したのが、今から30億年前だといわれている。約30億年前の先カンブリア紀、原始のスープとよばれる海に、単細胞の微生物が誕生した。やがてこれが多細胞の生物へと変身するが、カンブリア紀以降、生命は、5億年という長い長い進化の旅を始めることになる。

逆からいえば、30億年以上かけて、現代の私たちの姿形へとなっていった。そしてそのプロセスを、胎児は、母親のお腹の中で再現させているのである。

単細胞の生命から始まって、心臓が動き出し、受精後30日ぐらいから魚類になり、両生類になり、手が生まれ、爬虫類になり、哺乳類になり、やがて刻々と人間(ヒト)になっていく。

初期の胎児は、稚魚のような形だが、これは古代の宝飾品である。“勾玉”のようでもある。よく知られている勾玉の形(受精卵が割卵<=分裂>して、桑実胚・原腸胚・神経胚・咽頭胚(鰓腸胚)になる。咽頭胚の段階が、ふつうの勾玉である)になる以前が、タツノオトシゴのような形をしたものだ。この形は、“神経胚”の後期に相当し、この時期の勾玉がいわゆる“子持ち勾玉”である。

ドイツの学者であるヘッケルは5億年の歴史の再現を「個体発生は系統発生を繰り返す」という言葉で、これはカプート(頭)が繰り返すという意味のラテン語で「頭部が反復する説」、我が国の高祖皇宗は、この胎児の形が「生命と魂の象徴」であることを知っていたので、これを火打ち石で造り、皇位の継承の印とした。子持ち勾玉が神経胚のもので、丁字頭勾玉チョウジガシラマガタマが鰓腸胚(咽頭胚)のもので、臍の緒つきのものもある。

●悪阻ツワリとは何か

 5億年にも及ぶ進化の長い歴史を、わずか300日の妊娠期間中に再現してみせる胎児だが、この再現スピードは驚くほど速い。妊娠期間の一日は、160万年以上の進化のスパンに相当する。生命の神秘はすさまじいほどだ。

妊娠中に、多くの妊婦さんが、“悪阻”をおぼえる。これも胎内の進化と大いに関係する。この悪阻が起きる妊娠初期のころとは、進化のステージでいえば、どの段階だろうか。それは約4億年前の地球の状態を考える必要がある。4億年前、地球の大変動で海が浅くなり、干上がりかけた陸地に取り残された数多くの古代魚が、陸地で干上がる危機に瀕した古代魚は“のたうち回って”空気中から酸素の呼吸を余儀なくされた。重力が水中の6倍になり、過酷な環境にあって、古代魚は“のたうち回って”空気中から鰓エラで呼吸をし続けるうち、血圧が上がり空気呼吸に対応できる肺ができた。こうして、鰓から肺へと呼吸が移っていき、これらの古代魚は、やがて陸上での生息に適応できるようになったのである。

 これが古代魚の“上陸劇”である。ここから哺乳類型爬虫類と両生類・爬虫類・鳥類へと進むイクチオステガ(イクチオは魚という意味で、魚類型爬虫類のこと)の二つの流れが分かれる。

 胎児は5億年の進化を再現するのだが、上陸劇は、人間の胎児ではいつ再現されるのか。それは妊娠初期の32日目から38日目の6日間である。

そしてちょうどこの時期から“悪阻”が起きるのである。

 この時期の胎児は、かつて4億年前に、古代魚が上陸劇で味わった“のたうち回る”ような苦しみを、母親のお腹の中で再び体験しているのである。そして悪阻はちょうどこの時期から始まる。この時期が胎児の危機で、実際、息も絶え絶えの上陸劇がそっくり胎児において再現されるが、ヘタをすると死んだり、奇形が発生しやすい時期である。

 つまり、母親のお腹の中で進化を再現しつつある胎児の、上陸劇における“追体験”を、母親も“悪阻”という形で共有しているものと思われる。なぜなら、水棲の生き物から、陸上の生き物への“変容”は容易なものではなく、多くの生命がこの段階で失われる。胎児も実際、息が絶え絶えになって上陸劇のときとそっくり同じように、胎児の身体もまた「免疫システム」「造血システム」「自律神経」「体壁筋肉系」がおおきく変化している。第二革命の重力と空気呼吸への対応で血管系の変化がもっとも顕著に起こる。鰓呼吸用の血管から肺呼吸用の血管へと、大きく変化するからである。

胎児の苦しみに、母親の身体が反応するのである。このとき、お腹の胎児は、はるか4億年前の進化のステップアップをしているのであり、これを乗り切ることで、一歩一歩人間へと近づいているのである。

 悪阻は、母体の血液の酸素不足で強まるが、これは母体の腸の門脈の酸素不足によるから、横隔膜呼吸を充分にして、腸を冷やさないようにすれば、悪阻は克服することが出来る。生殖器も肺も、全ては腸からできることをわすれてはならない。(門脈とは、大動脈から腸に入り、消化された栄養を豊富に吸収して、肝臓の関係を通って、心臓に還る静脈のこと)

●赤ちゃんはホモ・サピエンスなのか

「進化の旅」は、いつ終着を迎えるのであろうか。胎児はどの段階で、ホモ・サピエンスとなるのだろうか。

 多くの人は、赤ちゃん誕生の瞬間だと漠然と考えておられるのではないだろうか。つまり、赤ちゃんは、完全な人間として生まれて来る……というふうに、ほとんどの人が考えているのであろうか。

 しかし、この世に誕生した瞬間に、進化の過程が全部完了して、人間として完成するということはありえない。実際に、赤ちゃんがホモ・サピエンスとしての特徴をもちはじめるのは、生後1年を過ぎた頃からである。

 正確にいえば、一歳を過ぎた頃から、赤ちゃんは段々に人間になっていき、二歳半の頃になってようやく「ホモ・サピエンスの子供」になる。

 つまり、一歳までの赤ちゃんは、ホモ・サピエンスではなく、他の哺乳類と同様の特徴をそなえているのである。

●赤ちゃんがホモ・サピエンスでない理由

 赤ちゃんは、母親の乳首や哺乳瓶に吸いついて、お乳やミルクをごくごく飲んでいる。しかも、“息をしながら”である。数分間、息継ぎもせずに、お乳を飲んでいる。これは、人間以前の哺乳類に出来るが、私たち大人の人間にはできないことである。

 つまり、私たちは食べ物や飲み物を“のみこむ”とき、息を止めるが、赤ちゃんは息を止めないでも“のみこめる”。

 私たち大人の場合は、食道と気管が交差していて、ミルクをのみながら、同時に、誤って息をしてしまうと、わたしたちはゴホゴホッと“むせて”しまう。肺に飲み物や食べ物がまぎれ込むと、誤嚥性の肺炎になる、窒息死を引き起こすことさえある。赤ちゃんの場合、この食道と気管が、きちんと分かれていて、食道と気管それぞれが、それぞれの働きを“同時に”行うことができるのである。

 サルやイヌ、ネコなど他の哺乳動物は、赤ちゃんと同じように、息継ぎせずに、食べ物を食べ続けることができる。

ということは、赤ちゃんの身体構造は、他の哺乳動物のグループに属しているといってもよいような段階にあるのである。乳児が“人間以前”といったのは、このような理由からである。

●「言葉を話す」という進化

 なぜ、成長した人間だけが、他の哺乳動物と異なる“喉の構造”なのか。人間が“言葉を話す”ようになったためである。

 声を発するメカニズムは、肺にある空気を、鼻ではなく、口へ向かって吐き出すことで、哺乳動物は声を発する。このとき、気管から鼻へ向かうべき空気が、喉の交差点で、口へと向かう。動物が“吠える”ときは気管を“一時的”に食べ物の道につなげて、喉から口へ、かなり努力を要する“特別な作業”である。なぜ、努力が要るかというと、喉をはげしく緊張させ、かつ運動させ、気管を強引に喉の方に近づけ、食べ物の道である口につなぎ、さらに声を発する(吠える・鳴く)作業をするからである。

次回に続きます

紹介者からの一言

赤ちゃんは母乳を飲む時、吸っているのではありません。赤ちゃんの口や舌は、腸の蠕動運動と全く同じ運動なのです。赤ちゃんは一歳過ぎまで、ストーローでミルクをのめません。スプーンやコップで、舌にミルクを置けば飲めます。赤ちゃんの口腔は腸と同じなのですから。

脳神経、呼吸、体温調節、消化機能、排泄、造血機能、全ての機能が未熟です。だから、呼吸も不安定、体温調節も不安定、吐きやすいし、黄疸も出ます。お母さんは卵を孵すように、赤ちゃんを守ってあげる必要があります、それが最低、一歳までは必要です。
https://ameblo.jp/m-6458/entry-11586347079.html


満二〜三歳ごろまでの育児の仕方を誤ると、その子は一生ハンディを背負って生きて行かなくてはならない 2013-08-05

 ブタやウマは、鼻からしか声をだせない。つまり吠えることができないので、ブーブーとか、決まった声しかだせない。鼻は、ほとんど動きの取れない薄い空洞でできているからである。

 だから、赤ちゃんが泣くときも、全身に力をこめるほどの大変な作業をすることで泣くのである。他の哺乳動物と同じように、気管を強引に喉につなげることで泣き声を発するからである。

 これが成人になると、食道と気管が喉で交差し、つながってしまうので、私たちは苦しまずに、声を発することができるのである。このことから考えると、赤ちゃんが言葉を話すのは、構造的に無理なのである。

 人間が“言葉をもつ動物”と定義するなら、やはり赤ちゃんはまだ人間以前である。

●“進化”は終わらない

 この事から考えると、人間は、赤ちゃんとして誕生した後も、進化の過程を再現しつづけていることになる。つまり生まれたての赤ちゃんは、日々刻一国と成長しながら、同時に“人間”へと進化しているのである。

 つまり生後も“系統発生”がつづくのだ。いつまでかといえば、仔として二歳半。“三つ子”といわれる時などで、成体のヒトとしては、約24歳頃までつづく。

哺乳類たる人間の最大の特徴は、言葉を話すことと直立(二足)歩行をすることの二点である。この二点ができはじめて、人間は高度な文明を築くことができたのだ。そして生まれたての赤ちゃんには、この二点ができないのである。

 ウマやイヌなどの動物は、誕生した直後から、自分の足で立つことができる。目もしっかり見開いているので、自分の方から母親のお乳を探して飲むこともできる。ヒトと比べれば、ウマやイヌの方が、はるかに完全な形態で生れて来るのである。

 さて気管と食道が交差し、つまり進化して、ある程度は“人間の構造”を備えてくるのが、約“一歳”ごろだといわれている。

 そして前述のように、乳児から幼児期、少年・少女期、青年期……という具合に成長のプロセスと同時並行しながら、やはりまだ進化はつづくのである。こうして進化学的に、本当に“ヒト”の成体として体制が完成するのが、前述のように、約24歳頃なのである。

 この年齢を過ぎる頃から、人間は“腰痛”や“痔”などの病気に悩まされるようになる。腰痛や痔は、人間特有の病気であり、自然に育った他の動物にないものである。

●進化の過程にある幼児

 二歳半といえば、言葉もだいぶ話せるようになった頃であり、自分のアンヨで立って歩くことも楽にできる頃である。したがってこの時期までは、「この子は今、必死で進化の過程を歩んでいるのだ」と考えることが大切である。

 昔の日本では、「三つ子の魂百まで」といわれていた。数え年の三歳、つまり二歳半ごろで、その子の“人生が決まる”という意味である。

 これはどういうことかというと、子供が誕生してから、満二〜三歳ごろまでの育児の仕方が、きわめて重要であるということである。この時期の育児の仕方を誤ると、その子は一生ハンディを背負って生きて行かなくてはならなくなる。

 つまり、育児がその子の“一生を左右する”ということだ。今の日本人は、これが間違っているから、日本の子供は、ほぼ全滅に近い形で、欠陥のある子供に育てられる道筋ができていて、そのまま欠陥のある大人となる。

 人間の赤ちゃんは、生命個体としては、未完成のまま誕生してくる。そして生後、成長しながら、つまり自己進化=系統発生を続けながら、必死に生きる技術を身につけようと努力する。したがってこの時期に“生きるための基本”を上手に身につけさせることが、何よりも大切である。

 生きるための基本とは、この地上でたくましく生きていけるだけの「健康な身体」のことであり、「健全な身体機能」のことである。つまり「半人間」である赤ちゃんを、人間として“健全な身体”にまでしっかり育てあげることが、育児の最大の使命である。このために育児学があり、小児科学があるはずなのである。

 この育児期が順調であれば、三〜五歳ごろに訪れる脳細胞の急激な発達時期に、うまく適応でき、聡明な子供に育って行くのである。しかし、聡明な子供に育てたいのなら、なおさら「健全な身体」に育つように、正しい育児を、よくよく実践せねばならない。

●育児はじっくり

 「這えば立て、立てば歩めの親心」というように、親というものは、子供に対して「早く大きくなって欲しい」と願うものだ。まして昔のように、伝染病などで早逝する幼児が多かった時代だったら、なおさら切実にそう願うことだろう。

 しかし焦ってはならない。急くような気持ちを抑え、赤ちゃんの発育と歩調を合わせるように、比較的ゆっくり育てる方が、実は望ましいのである。もちろん、赤ちゃんの自己進化のスピードも、一人一人まちまちである。

 もっとも最近は、病院(産婦人科)の医師や看護師の都合で、自然な出産時刻よりも早産させられて生まれてきた赤ちゃんは、未熟児も含めて、人間としての体制の未完成度が高い。赤ちゃんの自己進化のスピードを、人工的に早めることはできない。当然注意を要する育児となる。

 いずれにしても進化の程度の違いはあるが、二歳半ごろまでは、落ちついてじっくりと見守るような育児が必要である。

●早め早めの育児観念

 ところが……である。現代のお母さんたちは、子育てにおいては、およそ“ゆっくり”だとか、“のんびり”だとかいう認識はないようだ。

「早く大きくなあれ」とばかりに、他人よりも早めに早めに、子育てのプロセスを消化していこうという意識を持つお母さん方が、じつに多いのである。いわゆるカタログ世代の現代のお母さんたちは、出産や育児のノウハウを、町の書店で購入できる、数種類の雑誌や書籍から得ている。

 本や雑誌には、もちろん離乳時期や離乳食に関する情報も書いてあるし、インターネットなどのメディアでも、いろいろな情報を得ることができる。

 かつては、大家族の中で、姑から嫁へと伝授され伝承されてきた“出産・育児の技術”だったが、核家族社会の現代にあっては、若いお母さんは、誰に育児の相談をしたらよいのか、知る由もないのである。

 そこへきて、さまざまなメディアによる出産・育児情報の氾濫である。しかも出産・育児のあとに控えているのが受験・入学戦争である。若いお母さん方は、いやおうなしに一種の「育児戦争」に追いやられている。

 たとえば、若いお母さんが、何かの雑誌で「離乳食は、生後五ヶ月から離乳食を始めなければ……」という観念にかられてしまう。これができなかったら、自分は母親失格……とまで思ってしまう人がいる。

 こうして、赤ちゃんが嫌がってなかなか口を開かなくても、強引に口を開けて、離乳食を押し込めるような母親が登場して来るのである。

次回に続きます。

紹介者からの一言

私は赤ちゃんがお話をするのを何度も見ています。

生れて直ぐに、お母さんの腕で、お母さんが声をかけると、泣くのを止めて、じっとお母さんの声に耳を澄まして、そして、喉の奥の方から、アン、アンとお話し始めるのです。泣いているのではありません。お母さんの声にきちんと反応しています。泣き声であれば、お母さんの話しかけに無関係に声を発するのですが、そうではないのです。お母さんの声を聞いて、反応をしているのです。いつまでもお話しをする、おしゃべりの赤ちゃんもいます。それをお母さんは、ウン、ウンと応えています。まるで、お腹の中での生活をお母さんに話して聞かせているかのようなのです。この姿を見られるのは、生まれた直後、数時間の間だけです、その後は見られません。不思議です。周りの助産師に、赤ちゃんは、生まれてすぐにお話をするよ、と言っても、また、熊谷さんは変なことを言っていると思われて、フーンと返事するだけで、信じようとはしません。ほら、話しかけているよ、と見せても、ソーカナーという顔で、興味を示してくれません。悲しくなります。お母さんは、すんなりと受け入れてくれています。その後もずっと、反応があるかのように、赤ちゃんに話しかけ続けながら、育児をしています。

もし、子供が三歳以下で、御両親が離婚してしまったら、子供の心と身体の成長に悪い影響が出ます。それならば、三歳以後であれば、大丈夫なのか?経験者がおっしゃっていました。ぼくが六歳で、弟が三歳の時に両親が離婚した。兄弟が分かれ分かれで、育つこととなった。

ぼくは大学に行き、普通に就職して結婚ができたが、三歳だった弟は、ぐれてしまい、大学はもちろん行けず、就職もうまく行かず、自殺してしまったと言っていました。

もし、御両親が離婚する場合は、子供が三歳ではまだ早過ぎるようです。六歳になっていれば、悪い環境の元でもぐれずに普通に育つようです。子供が六歳になるまでは是非、離婚をしないで欲しいです。

人間は何のために生きているのでしょうか?それはDNAに秘められているようです。太古の時代に植え付けられた、高貴なDNAの可能性を、魚に植え付けられ、瀕死の環境を乗り越えて、DNAの開花のゴールに向かっている旅なのではないかと、私は考えています。そうすると、御両親の努めは、お子様の育つ環境を良くしてあげて、子供の保育を優先した方が良いのではないかと思います。もし、離婚をお考えになっていらっしゃれば、お願いがあります。どんなに争っていても、お子様は父親も母親も両方が大好きなのです、お子様が六歳過ぎまで離婚をしないで戴きたいと思います。御両親の生きる真の目的は、お子様がつないでくれています。お子様の成長を優先して欲しいと思います。それがDNAの願い、真の魂の叫びなのではないのでしょうか?
https://ameblo.jp/m-6458/entry-11587023386.html

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/739.html#c79

[リバイバル3] 水道料金「月額2万円」時代へ? 値上げと地域格差拡大の背景 中川隆
18. 中川隆[-13802] koaQ7Jey 2018年12月12日 12:48:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]

2018年12月12日
水道”民営化”の罠 JRは成功してバスは失敗した理由


バス会社は規模が小さいので黒字路線で赤字路線を穴埋めできない。

水道も小規模事業者乱立だと水道廃止が続出する

画像引用:神明宮前バス停の廃止 - 八戸鉄道・バス研究会別館ブログhttps://blog.goo.ne.jp/hayate_hiro/e/ad3c4d0e6556115651d37cfbfcfa5308


水道民営化で紛糾

水道法改正案が衆参両院で可決し成立したが、水道民営化をめぐって反対意見が出ている。

日本の水道は戦後の高度成長期に整備され、50年前後経過し老朽化が進んでいます。

水道事業は市町村単位でばらばらに行われていて、組織力も資金もありませんでした。




単純に予算不足という以外に、仮に国からの補助金で予算がついたとしても、水道工事できる人材がいない。

家庭の配管を替える程度なら水道屋さんで可能だが、もっと大規模な工事の専門家が高齢で引退している。

人口数千人から数万人程度の自治体では、独自に水道事業を運営するのが不可能になっています。


だがら統合して大規模にし、電力会社やJRのような大きな組織にしようという考え方がひとつ。

さらに民間に事業委託できるようにし、民営化できるように規制緩和するというのが盛り込まれています。

同じ公共設備でも電気会社大手は10社しか存在しないのに、水道事業者は1344社も存在しているので統合しようという事です。

民営化は大企業でなくてはならない

ところが特に海外で先に民営化した国では失敗例が多く、欧米の多くが失敗しています。

アメリカの例では水道会社が利益を追求した結果、値上げしたうえ儲かる家庭にしか水を供給しない例もある。

アメリカは水道も資本主義なので、過疎地域で水道水が飲めないのは当たり前で、水道がない地域も多い。


改正案が問題だと思えるのは、JRは国鉄という全国組織を民営化したので、実際のところ「大日本帝国鉄道会社」のような組織になっている。

民営化した郵政も同じで元は国営の一つの事業者だったし、NTTや民営化した多くの企業がそうです。

一つの大きな国営事業だったものを民営化しても、国鉄がJRになっただけでそれほど大きく変わりません。


だが今まで市町村でやっていた事業を民営化すると、アメリカのような自由競争になりかねない。

企業の利益を考えたら「ここは儲からないから水道を供給しない」という判断に至るでしょう。

JRとバスの違いを考えれば分かりやすく、JRは黒字路線の利益によって赤字路線を運営しています。

JR東日本は赤字路線が無数にあるが、黒字路線で補填している(飯山線)


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画像引用:20161020(飯山線):あま鉄のゆる鉄日記https://s.webry.info/sp/amatetu.at.webry.info/201610/article_5.html

赤字地域は水道廃止になりかねない

JR北海道には黒字路線がなくぜんぶ赤字なので、廃線が進められています。

バスは小さな会社に分かれているので、都市部の会社は儲かっているが田舎は赤字なので路線廃止が続いています。

バスもJRのように「東日本バス」とかに統一すれば、黒字路線の利益で赤字路線を補填できるでしょう。


水道はというとバス路線のように細分化されているので、赤字の水道は廃止せざるを得なくなります。

これを防ぐには一つの水道会社が受け持つ地域を人口数千万人にすればいいのだが、自由化するとバスのように小規模になります。

東電のような大手電力会社は評判が悪いが、広い地域を受け持つことで全国すべての村々まで電気を供給しています。


これを細分化して小さな電力会社にしてしまったら、当然赤字の地域は電気なしになるか、都市部の数十倍の電気料金になります。

民営化するとしても「関東、関西、九州」のように規模が大きく人口も多ければあまり問題は起きないでしょう。

改正案では細切れのままバラバラに民営化するようなので、これでは大失敗しかねない。


国鉄や電力会社のように、最初に統合してから民営化したほうが良かった。
http://www.thutmosev.com/archives/78380305.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/908.html#c18

[リバイバル3] 苗場スキー場の元高級リゾートマンションが遂に10万円になった 中川隆
504. 中川隆[-13801] koaQ7Jey 2018年12月12日 13:21:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]

あなたは家賃を払えなくなって催告書を突きつけられたことがあるか?

2018年11月29日。大阪市西成区で43歳の男が逮捕されている。この男は「路上で強盗に襲われてカネを奪われた」と警察に通報して、大家には「そのせいで家賃が払えない」と説明していたのだが、これが嘘の強盗被害だった。

「強盗に遭ったと言えば大家が同情して家賃の支払いを待ってくれる」と考えて、嘘の強盗被害をでっち上げて警察に被害届を出していたのだった。供述が曖昧だったので、警察が追及したところ、嘘であることを認めた。

住所を失いたくなかったが、男は結局住所を失った。

認知症の母親の介護から生活が破綻して、最後に母親殺害に至った事件があった。「私の手は母を殺めるための手だったのか」と母を殺した男は慟哭したことで知られている痛ましい事件だ。(ブラックアジア:認知症の悲劇「私の手は母を殺めるための手だったのか」)

彼が母親を殺すことになるのは、家賃が払えなくなって家を追い出されることになる日だった。

経済的に困窮すると、いろんなものを失っていくが、最後まで人が死守したいと考えるのは「住居」である。それを失ったら、事実上すべてを失ったも同然だ。

しかし、金がないとあっさりと失ってしまうのも住居である。住居を維持するというのは経済的に困窮した人間には大変な負担だからである。(鈴木傾城)

家賃を滞納すると、いったいどうなるのか?

2016年10月7日、加藤未香という24歳の女性が家賃を4ヶ月も滞納した挙げ句「仕事もなく、生きていくことがもう嫌になった」という理由で、家賃催促にきた大家を刺し殺して逮捕されるという事件があった。

24歳の女性が包丁で大家を刺し殺すのだから、尋常ではない精神状態に追い込まれていたと推測される。

収入もなく、貯金もない人間が4ヶ月も家賃を滞納したら、もう返すことはできない。そして、強制退去されれば新しい住処に入ることもできなくなる。追い出されるその日が人生の終わりだと彼女は思いつめてしまったのは無理もない。

大家も家賃収入が入らなければ他人に部屋を貸している義理はない。回収するのに必死だったはずだ。

最近は多くが不動産を生業とする管理会社が間に入っているので家賃滞納が起きた場合、その取り立ては管理会社が行うことになる。

家賃を滞納すると、すぐに管理会社から迅速に支払うように電話が入る。多くの滞納者は電話があると驚いてしまって、たとえ金がなくても必死になって金を掻き集めて支払う。

しかし、ない袖は振れない人もいるわけで「近いうちに支払います」と言いながら支払わない人も出てくる。そうすると、内容証明郵便で「契約解除予告状」というものが届き、数ヶ月のうちに契約解除に至る。

その合間に、連帯保証人に連絡がいき家賃の請求を連帯保証人にするケースも出てくるのだが、そうなったときは連帯保証人も寝耳に水であり、家賃の支払いを渋るケースが多い。

連帯保証人は、実際には法的に支払う義務があるのだが、現実はそれほどすんなりといかないのである。

最近では連帯保証人を家賃保証会社が行うこともあるのだが、家賃保証会社の場合は、当事者が一ヶ月でも滞納すると、一瞬にして部屋の退去を求められる。

契約解除に至るとどうなるのか。

部屋の鍵を勝手に変えてしまう管理会社もあれば、不在時に勝手に所持品を撤去してしまう荒っぽい管理会社もある。

あなたは家賃を払えなくなって催告書を突きつけられたことがあるか? カネがないのに、こんなものを送りつけられたら絶望しかないはずだ。

「無一文」で放り出されるのではないという事実

以前、池袋北口のラブホテル街を抜けた向こうにあるアパートが密集した地区を歩いていたとき、あるアパートの前に寝具から家具から家電まで、一切合切を放り出されていた光景を見たことがある。

家賃滞納で部屋の中のものを、何もかも放り出されたらしいのはおおよそ想像が付いた。こうしたやり方は違法なのだが、違法などと言ってられない事情が大家にもある。

家賃を滞納する側も、住居を失うというのは死活問題なのだが、同時に大家の方も家賃を滞納されたまま住まれるのは死活問題である。

なぜなら、ほとんどの大家は借金をして不動産を所有しており、家賃収入をそのまま借金の返済に回しているからだ。家賃滞納が起きると、自分が銀行に絞められる。

そのため、大家は自分の資産を守るために、何が何でも「強制退去」させようと必死になる。そのために何度も家賃の督促を行い、内容証明郵便で証拠を取る。

そして、3ヶ月で裁判を起こし、6ヶ月以内には強制退去を完了させる。

多くの滞納者は勘違いしているのだが、強制退去されたら「無一文」で放り出されるのではない。莫大な損害賠償を請求されて放り出されるのだ。

今まで滞納した家賃の請求はもちろん、退去費用も、裁判費用も、違約金も、遅延損害金も、損害賠償金も、ありとあらゆるものを乗せられて、請求されるのである。

金がないから放り出されるのだが、返さなければならない借金を背負わされて放り出されるのだから、困窮して住居を失う人が「これで人生が終わった」と考えるのは無理もない。

世の中は、金のある人間には配当や利息で不労所得を山ほど与えるのだが、金のない人間からは持っているものを奪い、さらに借金を覆いかぶせる仕組みになっている。


絶対に「住所」だけは失ったらいけないのだ

損害賠償は「裁判命令」である。そこから逃れられない。さらにブラックリストにも載せられて就職にも困難をきたす。いったん金がなくなると、すべてを奪われた上に、将来の稼ぎも奪われることになる。

その前に、次の住処(すみか)が見つからない。

大家が家賃の回収よりも強制退去の方を望むのはなぜか。それは、金を滞納する人間は「滞納癖」があると経験則で知っているからだ。

滞納しない人間は10年でも20年でも同じところに住み続けても1回も滞納することはない。しかし、滞納癖のある人間は、頻繁に家賃の遅延を起こし、滞納し、いったん支払ってもまた気が付けば滞納を繰り返す。

だから一度でも滞納が起きると、大家は家賃を回収するよりも、もっと信頼できる人に貸したいと合理的に考える。次もきちんと払ってもらえるのかどうか分からないというのは、銀行に借金を持っている人間にとっても眠れない事態だ。

家賃を滞納している側だけでなく、滞納されている側もまた夜も眠れないのである。

だから家賃の滞納が起きると強制退去させる方向に向かい、困窮した人は住居を失ってより困窮してしまう。

住んでいる場所を失うというのは、受けられるべき行政の保護からも弾き飛ばされるということになる。生活保護も住居がないと受けられない。

仕事も住居がなければ見つからないことの方が多い。カードどころか、銀行口座も、郵便局の口座も、住所がなければ作れない。さらに携帯電話も住所がなければ手に入らない。

住所を失った時点で、すべてを失うのである。住所を失うというのは、単に寝る場所を失うだけでなく、社会から抹殺されるも同然なのである。

そのため、どんなに小さくてもボロボロでも何でもいいから、現代社会との接点を見失わないためには、絶対に「住所」だけは失ったらいけないのだ。社会から抹殺されたくなければ……。(written by 鈴木傾城)
https://blackasia.net/?p=10409
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/565.html#c504

[リバイバル3] 家賃2カ月滞納で地獄。サラ金より怖い保証会社の悪質な取り立て 中川隆
2. 中川隆[-13800] koaQ7Jey 2018年12月12日 13:22:12 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
あなたは家賃を払えなくなって催告書を突きつけられたことがあるか?

2018年11月29日。大阪市西成区で43歳の男が逮捕されている。この男は「路上で強盗に襲われてカネを奪われた」と警察に通報して、大家には「そのせいで家賃が払えない」と説明していたのだが、これが嘘の強盗被害だった。

「強盗に遭ったと言えば大家が同情して家賃の支払いを待ってくれる」と考えて、嘘の強盗被害をでっち上げて警察に被害届を出していたのだった。供述が曖昧だったので、警察が追及したところ、嘘であることを認めた。

住所を失いたくなかったが、男は結局住所を失った。

認知症の母親の介護から生活が破綻して、最後に母親殺害に至った事件があった。「私の手は母を殺めるための手だったのか」と母を殺した男は慟哭したことで知られている痛ましい事件だ。(ブラックアジア:認知症の悲劇「私の手は母を殺めるための手だったのか」)

彼が母親を殺すことになるのは、家賃が払えなくなって家を追い出されることになる日だった。

経済的に困窮すると、いろんなものを失っていくが、最後まで人が死守したいと考えるのは「住居」である。それを失ったら、事実上すべてを失ったも同然だ。

しかし、金がないとあっさりと失ってしまうのも住居である。住居を維持するというのは経済的に困窮した人間には大変な負担だからである。(鈴木傾城)

家賃を滞納すると、いったいどうなるのか?

2016年10月7日、加藤未香という24歳の女性が家賃を4ヶ月も滞納した挙げ句「仕事もなく、生きていくことがもう嫌になった」という理由で、家賃催促にきた大家を刺し殺して逮捕されるという事件があった。

24歳の女性が包丁で大家を刺し殺すのだから、尋常ではない精神状態に追い込まれていたと推測される。

収入もなく、貯金もない人間が4ヶ月も家賃を滞納したら、もう返すことはできない。そして、強制退去されれば新しい住処に入ることもできなくなる。追い出されるその日が人生の終わりだと彼女は思いつめてしまったのは無理もない。

大家も家賃収入が入らなければ他人に部屋を貸している義理はない。回収するのに必死だったはずだ。

最近は多くが不動産を生業とする管理会社が間に入っているので家賃滞納が起きた場合、その取り立ては管理会社が行うことになる。

家賃を滞納すると、すぐに管理会社から迅速に支払うように電話が入る。多くの滞納者は電話があると驚いてしまって、たとえ金がなくても必死になって金を掻き集めて支払う。

しかし、ない袖は振れない人もいるわけで「近いうちに支払います」と言いながら支払わない人も出てくる。そうすると、内容証明郵便で「契約解除予告状」というものが届き、数ヶ月のうちに契約解除に至る。

その合間に、連帯保証人に連絡がいき家賃の請求を連帯保証人にするケースも出てくるのだが、そうなったときは連帯保証人も寝耳に水であり、家賃の支払いを渋るケースが多い。

連帯保証人は、実際には法的に支払う義務があるのだが、現実はそれほどすんなりといかないのである。

最近では連帯保証人を家賃保証会社が行うこともあるのだが、家賃保証会社の場合は、当事者が一ヶ月でも滞納すると、一瞬にして部屋の退去を求められる。

契約解除に至るとどうなるのか。

部屋の鍵を勝手に変えてしまう管理会社もあれば、不在時に勝手に所持品を撤去してしまう荒っぽい管理会社もある。

あなたは家賃を払えなくなって催告書を突きつけられたことがあるか? カネがないのに、こんなものを送りつけられたら絶望しかないはずだ。

「無一文」で放り出されるのではないという事実

以前、池袋北口のラブホテル街を抜けた向こうにあるアパートが密集した地区を歩いていたとき、あるアパートの前に寝具から家具から家電まで、一切合切を放り出されていた光景を見たことがある。

家賃滞納で部屋の中のものを、何もかも放り出されたらしいのはおおよそ想像が付いた。こうしたやり方は違法なのだが、違法などと言ってられない事情が大家にもある。

家賃を滞納する側も、住居を失うというのは死活問題なのだが、同時に大家の方も家賃を滞納されたまま住まれるのは死活問題である。

なぜなら、ほとんどの大家は借金をして不動産を所有しており、家賃収入をそのまま借金の返済に回しているからだ。家賃滞納が起きると、自分が銀行に絞められる。

そのため、大家は自分の資産を守るために、何が何でも「強制退去」させようと必死になる。そのために何度も家賃の督促を行い、内容証明郵便で証拠を取る。

そして、3ヶ月で裁判を起こし、6ヶ月以内には強制退去を完了させる。

多くの滞納者は勘違いしているのだが、強制退去されたら「無一文」で放り出されるのではない。莫大な損害賠償を請求されて放り出されるのだ。

今まで滞納した家賃の請求はもちろん、退去費用も、裁判費用も、違約金も、遅延損害金も、損害賠償金も、ありとあらゆるものを乗せられて、請求されるのである。

金がないから放り出されるのだが、返さなければならない借金を背負わされて放り出されるのだから、困窮して住居を失う人が「これで人生が終わった」と考えるのは無理もない。

世の中は、金のある人間には配当や利息で不労所得を山ほど与えるのだが、金のない人間からは持っているものを奪い、さらに借金を覆いかぶせる仕組みになっている。


絶対に「住所」だけは失ったらいけないのだ

損害賠償は「裁判命令」である。そこから逃れられない。さらにブラックリストにも載せられて就職にも困難をきたす。いったん金がなくなると、すべてを奪われた上に、将来の稼ぎも奪われることになる。

その前に、次の住処(すみか)が見つからない。

大家が家賃の回収よりも強制退去の方を望むのはなぜか。それは、金を滞納する人間は「滞納癖」があると経験則で知っているからだ。

滞納しない人間は10年でも20年でも同じところに住み続けても1回も滞納することはない。しかし、滞納癖のある人間は、頻繁に家賃の遅延を起こし、滞納し、いったん支払ってもまた気が付けば滞納を繰り返す。

だから一度でも滞納が起きると、大家は家賃を回収するよりも、もっと信頼できる人に貸したいと合理的に考える。次もきちんと払ってもらえるのかどうか分からないというのは、銀行に借金を持っている人間にとっても眠れない事態だ。

家賃を滞納している側だけでなく、滞納されている側もまた夜も眠れないのである。

だから家賃の滞納が起きると強制退去させる方向に向かい、困窮した人は住居を失ってより困窮してしまう。

住んでいる場所を失うというのは、受けられるべき行政の保護からも弾き飛ばされるということになる。生活保護も住居がないと受けられない。

仕事も住居がなければ見つからないことの方が多い。カードどころか、銀行口座も、郵便局の口座も、住所がなければ作れない。さらに携帯電話も住所がなければ手に入らない。

住所を失った時点で、すべてを失うのである。住所を失うというのは、単に寝る場所を失うだけでなく、社会から抹殺されるも同然なのである。

そのため、どんなに小さくてもボロボロでも何でもいいから、現代社会との接点を見失わないためには、絶対に「住所」だけは失ったらいけないのだ。社会から抹殺されたくなければ……。(written by 鈴木傾城)
https://blackasia.net/?p=10409
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/828.html#c2

[社会問題9] 低欲望社会の日本 ユニクロ人気、村上春樹も古着(人民網日本語版) 無段活用
1. 中川隆[-13799] koaQ7Jey 2018年12月12日 14:02:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]
完全に見当外れなんだよ、大前研一は IQ低過ぎ

フランソワ=アスリノは本質がわかっているね:


2018.12.10 
 10月、“欧州の智の巨人”と呼ばれるフランソワ=アスリノ財務上級監査官・人民共和国連合代表が来日し、早稲田大学や京都大学で講演した。筆者のアテンドで、小沢一郎・自由党共同代表、山本太郎・自由党共同代表、海江田万里・立憲民主党顧問、菅直人・元首相、大塚耕平・国民民主党代表らと精力的に懇談した。
 アスリノさんが日本に初めて来たのは学生だった1979年の夏。2か月ほどかけて日本を旅行した。それで日本が大好きになり、翌年の1980年から、東京の駐日フランス大使館の経済担当官として1年半滞在した。

 その後エリート官僚コースを歩み、1994年にエルヴェ=ドシャレット外務相に同行して来日、1996年にはジャック=シラク大統領に付き添って来日した。来日回数は6回で、今回は22年ぶりだった。ちなみに、エマニュエル=マクロン仏大統領は元財務中級監査官であった。官僚のキャリアとしては、アスリノさんのほうが上にあたる。

 アスリノさんは2007年、人民共和連合(UPR)を結成する。人民共和連合は欧州連合、ユーロ圏、北大西洋条約機構からのフランスの脱退と人民主権の奪回を目的に結成された。いわゆるフレグジット(Frexit=フランスの離脱)が目標だ。

 そのアスリノさんの日本滞在中に、インタビューを行った。


22年ぶりの日本はかつての活気を失っている

――久しぶりの来日ですが、感想をお聞かせください。

アスリノ:22年ぶりの日本ですが、やはり私の大好きな美しい文化と礼節を大切にする心をお持ちの方々の変わらぬ姿に愛着を覚えます。また同時に1980年代から見て、大きく変化した日本の姿にも気がつきました。当時は、東京でも多くの子どもたちの姿を目にするたいへん活気あふれる日本でした。

 しかし今回目にする日本は、かつての活気が感じられなくなっています。まさに想像以上の少子高齢化に少し驚いています。また、1995年当時の日本は、世界のGDP(国内総生産)の約17%を占める経済力を誇る国でしたが、今日ではその比率が5%台に減少しています。対して隣国の中国は、2%台から約15%に拡大しています。これは、緊縮財政と消費増税によって堅持されてきたデフレ化政策の当然の結果と言えるでしょう。

――日本は1997年の橋本政権以降、一部の例外はありましたが、緊縮財政・増税路線を踏襲してきて、20年以上デフレに苦しんでいます。なぜ日本は、そうならざるをえないユーロ圏でもないのに、緊縮財政・増税路線から逃れられないのでしょうか?

アスリノ:それは他でもない、OECD(経済協力開発機構)のウルトラ・リベラリズムの影響があるのです。日本は、OECDの中でももっとも成長率の低い国となっていますが、これは逆に言えば、日本がOECDの方針に最も従順に従う“優等生”として振る舞っているのです。

 日本の背後にはOEDCがあります。この機関は、いわゆる新自由主義の経済政策を実行するよう加盟国に圧力をかける役割を担っています。そしてOECDの背後には、アメリカの意向によって作り出されたグローバル戦略が働いているのです。
https://hbol.jp/180703


詳細は

アメリカはソ連崩壊後に NO.2 になった日本をどうやって叩き潰したのか
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/326.html

http://www.asyura2.com/12/social9/msg/894.html#c1

[社会問題9] 低欲望社会の日本 ユニクロ人気、村上春樹も古着(人民網日本語版) 無段活用
2. 中川隆[-13798] koaQ7Jey 2018年12月12日 14:13:52 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22060]

アメリカが中国を世界の工場にして、日本の競合メーカーを壊滅させた手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/321.html

馬渕睦夫さんが明らかにしていますが

左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、中国共産党、マスコミ
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の官僚・皇族、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、サダム・フセイン、カダフィ、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。


安倍晋三は調整型の政治家で権力基盤が弱く、IQ も随分と低いので、官僚や自民党のグローバリストに引き摺られているのですが、本来はプーチンやトランプと同じナショナリストなのです :


【秋の特別対談】馬渕睦夫氏と語る - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=BU4nkKMmVfo&app=desktop

ゲスト:馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
聞き手:水島総(日本文化チャンネル桜代表)


▲△▽▼


馬渕睦夫×水島総 「世界を統治する者との最終戦争が始まる!」 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=L06Zs03T2D0

出演:
 馬渕睦夫(元駐ウクライナ兼モルドバ大使)
 水島総(日本文化チャンネル桜代表)


▲△▽▼


ノンフィクション作家・河添恵子#4-1
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」前編・グローバリスト&共産主義勢力 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z7syO3BhDdQ


ノンフィクション作家・河添恵子#4-2
「馬渕睦夫氏と語る最新世界情勢」後編・北朝鮮問題の行方 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Z4Ot9KiWPV8



http://www.asyura2.com/12/social9/msg/894.html#c2

[リバイバル3] 不動産投資は絶対にやってはいけない 中川隆
10. 中川隆[-13803] koaQ7Jey 2018年12月12日 14:27:17 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22066]
スルガ「ザル融資」に群がったヤミ金・不動産業者のどこまでも深い闇
https://diamond.jp/articles/-/188176
2018.12.12 小野悠史:不動産ニュースライター ダイヤモンド・オンライン


 シェアハウス投資などに対する乱脈融資問題で、金融庁から6ヵ月間の一部業務停止命令を受けたスルガ銀行は、11月30日、同庁に業務改善計画を提出、117人の行員を懲戒処分にしたことを公表した。

 不正融資を主導したとされる麻生治雄元専務執行役員は懲戒解雇となった。

 だがこれで問題が終わるのかどうか。

 個人投資家が、不動産業者の「長期家賃保証」などの甘い言葉にのせられて投資に走り、銀行からの融資を返せなくなるという問題は、ほかにもある。

 スルガ銀行から多額の融資を引き出した「二重売買契約」という不正融資の手口はさまざまに形態を変え、不動産投資の世界に蔓延している。

 スルガ問題が浮き彫りにした問題の根は深い。

「二重売買契約」で融資引き出す
「差額」から現金作る

 二重売買契約とは、手元資金がないサラリーマンなどに高額な不動産を売るために使われている手法だ。

 中古のアパートやマンションをまるごと購入する場合、金融機関は総額の9割までしか融資をしない。不動産業者らが売買を成立させるためには、購入者には500万〜1000万円単位で多額の頭金を用意してもらう必要がある。

 だが、それだけの現金をもつ人は限られるため、実際の売買契約のほかに、金融機関には実際の売買価格からかさ上げした金額での「偽の売買契約」を示して、融資を申し込み、頭金分も含めたローンを引き出すのだ。

 こうした「二重売買契約」は、シェアハウス投資だけでなく、「1棟もの」と呼ばれる5000万円以上の不動産投資でも行われていたことが指摘されている。
 
 また、より身近なワンルームマンション投資でもこの手法が横行していたようだ。

 1000万円から3000万円台で購入が可能なワンルームマンションの場合は、フルローン(全額融資)が可能だ。二重売買契約の必要はない。それにもかかわらず、こうした不正が行われているのは、消費者金融やカードローンとの関連からだ。

 都内の不動産コンサルタントは「ワンルームマンション投資の二重売買契約は、頭金を捻出するためではありません。差額から数百万円の現金を作るのが目的です」と証言する。

 1000万円のマンションを1200万円と偽って、金融機関に融資を申請すると、200万円が自由な金として投資家の懐に入る。不動産取得にかかる諸経費などを勘定にいれず、単純化すればこのようなやり方で「現金を作る」わけだ。

 差額分を「ローン下(した)」などと呼び、この事例なら、「ローン下200」などと表現するという。

サラ金返済で勧誘
ヤミ金業者とグルの例も

 遊ぶ金というよりは借金の返済にあてる人が多いのが特徴と、不動産コンサルタントは続ける。

「サラ金スキーム」とでも呼ぶべきものだ。

「ターゲットは、サラ金で限度額まで借りてしまった人。家族に内緒の借金がある人。カードローンの支払いがきつい人などです。借金がある人には、先にうちがお金を貸して、全て返済してから新たに不動産投資用のアパートローンを申し込んでもらいます」

 上場不動産会社の元役員も、こうしたやり方が広く行われていたことを認める。

「駅や街中で名刺を出して近づく不動産会社の営業マンの多くはそれが狙いです。不動産投資に興味がある人はそうそういるものではない。借金を返済したいとか、まとまった金額のヘソクリを作りたいといった人を探しているのです」。

 こうしたワンルームマンション投資での二重売買契約については古くから常態化していたようだ。 取材に「何を今更…」といった反応も多い。

 投資用不動産販売会社の元社長はあけすけだ。

「かつては『むじんくん』の前で待ち構えている営業マンもいた。『カードローンの金利より、不動産投資の金利の方が低いですよ!』と声をかけていたものですよ」

 実際に金利は4〜18%の消費者金融のカードローンより、1.8〜4%のアパートローンの方がはるかに低い。家賃収入が入ってくるのなら、毎月のキャッシュフローはプラスになる。

 相場より高い価格でマンションを購入した人は、家賃が下がったり空室が増えたりして損をするリスクがより大きくなるが、そのことが表面化するとしても数年先だ。

 誘いにのる人がいるのもわからないではない。

 中にはヤミ金業者に不動産会社を紹介され、この手法で返済するよう迫られることもあるようだ。

 遊ぶ金欲しさから手を出す人は少ないというが、2部屋、3部屋と追加で購入して、借り入れが1億円を超えたあたりで自己破産するケースもある。物件は投資用不動産販売会社がまとめて安く引き取り、また転売する。

スルガ銀が知るよしもない
おまけ付きマンション投資

 スルガ銀行は同行とローン契約のある不動産投資家に向けてアンケートを送付し、実態把握に努めている。しかし、全容を把握するのは困難と言わざるを得ない状況だ。

 都内の不動産コンサルタントのもとには、スルガから融資を受け不動産を購入した個人投資家からの相談が絶えない。中には耳を疑うような事例もある。

 関東圏で不動産を購入した投資家の事例では、二重売買契約を使い、1棟分のスルガ融資で2棟を購入するという不正が行われている。

 手口は次のようなものだ。

 まず販売価格数千万円のマンションを1億円以上の売買契約として、スルガ銀行に融資を申請する。スルガ銀行から融資を引き出すと、売買価格を低い金額に変更した上で、差額分でもう1棟の売買契約を結ぶのだ。

「市場価値が数千万円しかないマンションに1億円以上の融資をするのだから、審査がザルとしか言いようがありません」(不動産コンサルタント)

 この事例ではスルガ銀行は2棟目の売買については、全くの蚊帳の外だ。実際に登記簿謄本にもスルガ銀行の名は記載されていない。投資家がローン返済に行き詰まっても担保として物件を差し押さえることもできない。

 このような「おまけ付き」の売買契約は、都内に本社を置く投資用不動産販売会社が主導しており、投資家は言われるがまま2棟を購入したという。

 業界関係者によると、同社はこれまでに100棟以上の販売実績があるという。ほかにもスルガ銀行が把握していない、おまけマンションがあちこちにある可能性が高い。

 このように、さまざまな不正が横行してきた不動産投資の世界だが、当の不動産業界からも「この際に膿を出し切ったほうがよい」といった声が多い。

 前向きな言葉だが、裏を返せば明るみに出ていない不正がまだあるということだ。ザル融資に群がった錬金術師らのすそ野は広く、闇はどこまでも深い。

(不動産ニュースライター 小野悠史)

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/827.html#c10

[昼休み54] 発電をすべて原子力にしなければ地球温暖化で地球の気温は250℃になる 中川隆
44. 中川隆[-13802] koaQ7Jey 2018年12月12日 15:15:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22066]

2018年12月12日
地球の平均気温、現状続けば3.3度上昇する可能性=欧州研究機関

[カトヴィツェ(ポーランド) 11日 ロイター] - 欧州の3つの独立研究機関で構成される「クライメート・アクション・トラッカー」(CAT)が11日に発表したリポートによると、世界の平均気温は2015年のパリ協定で設定された水準をはるかに上回る見通し。だが、今世紀末までの上昇幅は一部の国の目覚しい努力によって予想ほど深刻化しない可能性があるという。

パリ協定は、世界の気温上昇を産業革命以前と比較して2度を「大きく下回る」ことを目指している。同協定の2020年の発効を前に、当地では今月14日まで、国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が開催されているが、安全な水準の上昇に抑えるには力不足との懸念もある。


CATは、2015年以降進展が見られるとしながらも、現状の政策では気温が3.3度上昇する状況にあると予想。これは1年前に示した予想の3.4度を下回る数字で、現在進行中の政策を各政府が実行すれば、2100年時点の気温上昇が3度に抑制できる可能性があるとしている。

国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は10月、気温上昇を1.5度に抑制するのは可能だが、人類の行動に迅速かつ前例のない変化が必要との見解を示した。


パリ協定成立以降、アルゼンチン、カナダ、チリ、インドおよび欧州連合(EU)は正しい方向に動いており、ノルウェーやコスタリカは低炭素移行や再生可能燃料の普及において進展が見られた。一方、中国の二酸化炭素排出は、今年また増加した。

さらに、米国、オーストラリア、ブラジル、インドネシア、ロシア、アラブ首長国連邦(UAE)などは、進展が見られないか、または後退しているという。



http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/140.html#c44

[政治・選挙・NHK254] ばら撒きが目的で、増税は言い訳のアベシンゾウ(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
1. 2018年12月12日 16:55:28 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22066]
『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/799.html#c1
[経世済民129] コンビニのポイント還元は2%(小笠原誠治の経済ニュースゼミ) 赤かぶ
1. 中川隆[-13804] koaQ7Jey 2018年12月12日 17:05:53 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22069]
『小笠原誠治の経済ニュースゼミ』の小笠原誠治氏は完全なアホだった
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/319.html

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/887.html#c1
[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
23. 中川隆[-13806] koaQ7Jey 2018年12月12日 17:59:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22072]

原人もネアンデルタール人もタスマニア人も劣等民族の民族浄化で抹殺された


2015/07/20
タスマニア人を絶滅させた白人さま
https://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-276.html


.
日本人よりもイルカが大事なシー・シェパードですが、白人はオーストラリアの原住民タスマニア人を絶滅させています。

1770年、イギリスがオーストラリアを発見したとき、タスマニア島には約20万人の原住民がいました。

のち、オーストラリアはイギリスの囚人を送る流刑地にされましたが、その囚人たちと当局によってタスマニア人はスポーツの一種として、または日曜日の行楽として捕らえられ、虐殺されました。

そしてとうとう、106年後の1876年、タスマニア人は絶滅してしまいました。

【タスマニア人】
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【赤い部分がタスマニア島】
goshu3.jpg【地図出典】・ウィキペディア−タスマニア州

最後のタスマニア人の遺骨は博物館に陳列


イギリスがオーストラリアに第一回の移民を送ったのは、オーストラリア大陸発見から17年後の1787年でした。

移民の人数は1044名、そのうち囚人が696名、自由移民が81名、その他は役人や守備隊員でした。

その後.5年間にわたってイギリスがオーストラリアに送った囚人の数は57600人あまりにのぼりました。これらの囚人は機会があれば原住民を遅い、部落ごとみな殺しにすることもあったそうです。

白人による虐殺はオーストラリアだけにとどまらず、当時、ニュージーランドに植民したイギリス人の最大多数が、マオリ人の絶滅を望んでいました。

白人の望みは褐色人種の排除でした。

【マオリ族】
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マオリ族の娘。
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白人の暴行はオーストラリア原住民の子どもにまでおよび、その罪状は

「土人の子供を不具にしたもの、その耳や鼻を斬り落したもの、又は土人の小指を斬ってパイプの栓にしたもの……」

といったものでした。これらの罪を犯しても、白人が受ける罰はムチ打ちだけだったそうです。

イギリスは他国からの非難をかわすため、人口統計を廃止し、原住民の虐殺を続けました。

そしてとうとう、1876年5月8日、この世界でたった一人になってしまった純血タスマニア人が息を引き取りました。

彼女は

「わたしが死んだら、山の陰に葬って」

と遺言したにもかかわらず、その遺骨は見せ物としてホバートの博物館に陳列されました。


日本人はこういう白人の残虐さと人を人とも思わぬ人種差別をよく知っていました。ですから、大東亜戦争を起こしたのです。

日本は自衛のためもありましたが、日本が白人と戦わねば絶滅という災いがアジア全体を襲っていたでしょう。

大東亜戦争で日本軍がまっ先に進軍していった所は、イギリスのアジア侵略の拠点ばかりです。

【香港】
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【上海】
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【シンガポール】
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投降するイギリス軍。
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【オーストラリア】
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濠州爆撃。
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白人が原住民から奪った土地に建設した都市アデレード。
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原住民のものだったはずの豊かな資源。写真はリーエル鉱山。
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【オーストラリアに割譲されたパプアカビエンの原住民と日本軍】
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【日本がカビエンに建設した学校】
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【カビエンの原住民】
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【すもうをとるパプアの子どもたちと日本軍】
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【韓国のあまっちょろい捏造歴史】

こうして大東亜戦争をふりかえると、日本の戦争は民族主義と言うよりも人種主義と言ってもよさそうです。

特ア三国がああなのは、大中華小中華そろって「夷(い)をもって夷を制する=外国を引きこんで敵と戦わせる」+「事大主義」という民族性なので、白人と戦いもせず、ソッコーで下僕になったからです。

北東アジアの中華セットがアジアで嫌われているのは、戦後の行状のみでなく、戦前、戦時中の白人に迎合した彼らの行為が軽蔑されているからです。


大東亜戦争では日本人も白人に残虐な殺され方をしましたが、ご先祖さま方は白人の残虐さをじゅうぶん承知した上での宣戦布告だったのだと思います。

日本人にしてみれば、

有色人種の一人種をまるごと絶滅に追いこんだ白人が「イルカやクジラを救う」と言う方がコワイ

といったところでしょうか。

「日本人よりもイルカやクジラの方が大事だ」 と彼らは言っているのですから。


TPPやら防衛やらで白人と組むのは気が進みませんが、日本政府はやる気満々のようですし、しかたないですね。


【金髪碧眼てのは、そんなにエライのか?】


反日色強めるワトソン容疑者 「日本は地球上で最も恐ろしい国家」 慰安婦問題や南京事件にも言及 
2015年7月17日 産経ニュース

 シー・シェパード(SS)創設者、ポール・ワトソン容疑者が最近、声明の反日プロパガンダ色を強めている。捕鯨やイルカ漁とは関係ない韓国との慰安婦問題や中国との南京事件問題に言及し、「日本の教科書はまるでそうした出来事がなかったかのように残虐行為の言い逃れを行っている」などと批判したり、昭和天皇の言葉を取り出し「耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでいるのは鯨やイルカたち」と“こじつけ論”を展開する。さらに、「日本は地球上で最も恐ろしい国家」として福島第一原発事故の影響で多くのイルカが死んでいるとも述べ、状況をあおり、支持者に対して、鯨やイルカたちを救えるのはシー・シェパードだとアピールしている。

 国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配されているワトソン容疑者は昨年7月にフランスに逃亡。以来、フェイスブック(FB)の公式ページで1日に4〜5回、声明を発表している。 (後略)

【参考記事】
・クジラ映画製作の日本人女性監督を“攻撃” 脅迫のメッセージも 「どんな妨害にも負けない」と意気込む監督 2015年7月12日 産経ニュース

・豪州政府、野良猫200万匹の駆除に乗り出す 2015年7月19日 スプートニク

本記事の資料


(  )内は管理人による注釈です。

「土人」という言葉はそのまま掲載しています。

なぜなら、昭和の中ごろ、「カルピスのマークは黒人だ!差別だ!」、「ちびくろサンボのちびくろは差別だ!」というサヨクの言葉狩りの流れで、「土人」という言葉が狩られたからです。

「土人」という言葉も狩ってしまえば、歴史が知られることはありませんから。


白人は一種のスポーツとして日曜の行楽としてオーストラリア原住民をみな殺しにした

出典:1942(昭和17)年 五車貿易出版部 大神田軍治 「世紀の決戦:日本はどう発展するか」

⑷ 可憐なる濠州土人
 
 英国が濠州に第一回の移民を送ったのは一七八七年である。全員一千四十四名、其(そ)の中(うち)囚人が六百九十六名、自由移民が八十一名、其の他は官吏、守備隊員や其の家族であった。

 斯(か)くて濠州は流刑植民地として其の出発を遂げたのであるが、一七八八年から向う五ヶ年間にニュー・サウス・ウェールスに五万七千六百余人の流刑者は送られたのである。

 即(すなわ)ち陽気で、無邪気で、正直な濠州土人の中に十数万の兇暴な囚人が放たれたのであって、兎(うさぎ)の群(むれ)に餓(う)えた狼を放ったようなもので、機会ある毎(ごと)に土人を襲い、時に部落を鏖殺(おうさつ:みな殺しにする)する暴挙もあり、土人狩りを一種のスポーツとして日曜の行楽として公然行われるのであった。

 其の結果百万を数えられた土人も今日(いま)は二万人内外、雑種を加えて五万二千人に減じてしまった。

 ニュージーランドのマオリ族は数十万から四万人に、二十万人のタスマニヤ土人は陰惨苛烈(いんさんかれつ)な土人狩りによって、現在は全く絶滅してしまったのである。

 以上は単に有名な事実の一端を拾ったに過ぎないのであるが、太陽の没することなき英国の植民政策、多くこれ、かかる悪政の所産である。

最後のタスマニア人の遺骨は博物館に陳列された

出典:1941(昭和16)−1942(昭和17)年 日本拓殖協会 「拓殖叢書 第7集 濠洲」 七、原住民族

「眠れぬままに想い浮ぶ、先日ダーイン滞在中に州長官の好意で奥地へ四、五十哩(マイル)、野牛の悠々たる草野に車を駆ったとき、一陣の風とともに、草叢(ブッシュ)の蔭(かげ)から飛び出したカンガルーの群、そのあとから手槍を提げもって飛び出した凄(すご)い叢人(ブッシュマン)の姿。

ああ私は、何と面白い然(しか)し凄まじい土地に居(い)るのだろう。生き残った最後の純血タスマニア人、ツルカニが、 『妾(わたし)を山の蔭に葬って』 との言葉を残して一八七六年五月八日、哀れ呼吸をひきとった。その切なる願いにもかかわらず彼(か)の女の骨骸はいまホバートの博物館に陳列されている。そしてそれと同時に世界の原人タスマニア人は絶えた。

濠洲聯(連)邦および各州政府は濠洲の各地に強制収容地を作って、市の周囲に住む土人を収容している。然(しか)しそれは文字通り収容であって、その保護、教化は全く各種伝導団体に任せられている ── のみならず、中央濠洲、北濠洲にはまだ凶悪極まる土人も野犬のごとく彷徨している。」

・白人は濠洲原住民の子供を不具にし、耳や鼻を斬り落し、小指を斬ってパイプの栓にした
・白人最大の希望は褐色の土人を除くこと&マオリ族の絶滅
・英国は人口統計を廃止して最後のタスマニア人が死ぬまで「人口は増大しつつある」と主張した

出典:1940(昭和15)年 刀江書院 国際経済学会編 「英国植民政策史」 第二章 真理の否定

一、濠洲に於ける囚人政策

 ヴァンディメンスランドの流刑地に於ける土人は次第に滅亡して行った。

 現地の英国総督の命令をみれば、一八一〇年頃、英人が土人をどういう風に取り扱ったか、又(また)、英人の暴行にはどんな罰が課せられたかがはっきり判(わか)る。即ち、

「土人の子供を不具にしたもの、その耳や鼻を斬り落したもの、又は土人の小指を斬ってパイプの栓にしたもの……」

は笞(ムチ)刑によって罰せられるの程度である。

 当局の始めた獵(猟:か)り集めによって、タスマニア人は殺されたり、捕えられたりした。英国がこの島を占領した当時は未(いま)だ約二十万の土人がいた。この中(うち)、生き残った三百十人は一八三五年にファーノー群島のフリンダース島に移された。一八四八年にはこの島に男十三人、女二十二人、男児五人、女児五人を残すのみとなった。

 オーバーレンダーの報告によれば、

「一八五四年にはまだ十六人のタスマニア人がいた、数年後には最後の六、七名の土人をホバードタウンに連れて来た。一八六六年には四人のタスマニア人、即ち、女三人と二十七歳の男一人が生きていた。一八七六年には最後のタスマニア人の女、ララ・ルックが七十六歳で祖先の許(もと)に帰って行った」 と

 英国の学者、ケンブリッヂのトリニティー・カレッヂのバチェラー・オブーアーツ、男爵W・W・ストリックランド卿は一九〇六年に次の様(よう)に書いている。

「タスマニアや濠洲に就(つ)いて詳しく語るのは無駄である。タスマニアではその原住民は既に悉(ことごと)く英人のために虐殺されてしまった。濠洲のアリマン原住民も、同系統の人種の手によって、やがては同じ運命を辿(たど)るであろう……

 ニュー・ジーランドでは英人の最大多数が、密かに、だが熱心に、マオリ人の絶滅を望んでいる。

 濠洲では輸入された白い野獣が、褐色の人種、もっと正確に言えば、自分は除くが、同じ人種系統に属する濠洲の土人は除かず、全人種に対して憎悪を公言し、自分達の最大の希望は褐色の土人を除くことにありと主張して憚(はば)からない。……海峡植民地では土人の人口は急激に減少しつつある……」

更に、ストリックランドは彼の研究を次のごとく結論している。

「東半球に於けるかかる記録を見ると、未開の民族を指導し、彼等(かれら)に福祉と幸福とを与えることは、吾々(われわれ)のみが有する秘密であるという英人の言葉も、そのままに受(うけ)とれない。英国人は ── 問題が英国にとって有利に発展するような地方では、それは実際には、すべての土人にも有利なのである ── というが如(ごと)き仮定にもとづ)く無限の独裁力によって、その目的を達して来たのである。英国がもしかかる狡猾なる手段によらないでその目的を達したのであるとすれば、或(あるい)はそう言い得られるかも知れない。かかる自惚(うぬぼれ)がその程度を越して、遂には基礎的な人口統計も不必要だとして、廃止されるに至った。かくして土人を絶滅するための適当な手段が探られた。その最後の代表者がなくなるまで、人口は 『飛躍的に』 増大しつつあると主張していた。」

 濠洲及びその地方の諸島に於ける英国植民地政策の事実は、この地に於ける英国の支配が始って以来今日に至る迄(まで)、真理を無視した英国的良心 ── 而(しか)して(そして)かかる良心が決定的なポイントであるのだが ── とでも言い得るであろう。

白人の人種差別−タスマニア人をみな殺し、白濠主義をとなえて有色人種の移民は不許可

出典:1942(昭和17)年 軍事教育研究会 大倉要 「戦争と国際問題」 二、大東亜を組成する国家と地域

濠洲

 濠洲は英の自治植民地で、一七七〇年発見以来、英の流刑植民地として囚人のみを送られ、一八三六年メルボルン市建設、同五一年金鉱発見以来発達した。

面積七七〇万方粁(平方キロ)で、我国の十二倍もあるが、人口は九州より遥かに少く六百十万人である。英流の虐殺か、細菌主義か、土着人のオーストラリア族は減少し、タスマニア族は絶滅して、白濠主義を唱えて東洋人を移住せしめない(させない)。

従って耕地は全土の一パーセントに過ぎず、然(しか)し小麦年産額は一億八千万ブッシェルに達し、英の穀倉となっている。其の他、綿花、米、煙草、砂糖等を産し、殊(こと)に羊毛は世界第一である。鉱産物は南阿(南アフリカ)米に次いで世界第三位の金を主とし、石炭、銀、鉛、銅、錫(すず)、鉄等を産する。 

戦後.抹消された白人の非人道的行為

出典:1942(昭和17)年 二見書房 中井良太郎 「史考大東亜戦争」 第四章 米国の対日挑戦を推進した老獪悪辣の英国

(二) 英国の罪悪

 濠洲を罪人の流島とし、濠洲土人を鏖殺(おうさつ:みな殺しにする)して今日残す所なきが如き(絶滅させてしまったように)非人道を敢(あえ)てするのが英人の本性である。

 理不尽なる阿片(あへん)輸入に依り、阿片戦争を挑発して支那蚕食(さんしょく:他の領域をじわじわと侵略すること)を初め、香港や九龍を奪い、上海を我物(わがもの)とし、支那各地に勢力を植え付けた歴史は周知の通りである。


出典:1928(昭和3)年−1932(昭和7)年 新光社編 「世界地理風俗体系 XXIII」

タスマニヤ土人

 濠洲大陸と一元帯水(いちげんたいすい)のタスマニヤ島に住んでいた土人は、オーストラリヤ人と並記されるのが常であるが、体質や文化からいうと、寧(むし)ろメラネシヤ人に近かった。

その言語は漆着語(しっちゃくご)で、接頭語と接尾語とをもっているが、メラネシヤ語とは縁が遠い。

その身長は一・六六メートルで、顔は斜顎(しゃがく)であり、頭形示数(とうけいじすう)は七六乃至(ないし)七七を示し、鼻は扁広(へんこう)である。毛髪は縮れている。この種族は絶滅した。

 独(ひと)りタスマニヤ人のみならず、オーストラリヤ土人も年々人口減少し、一八五一年に五五、〇〇〇人あったものが、一八八一年には三一、七〇〇に減じた。南オーストラリヤのナリンイェリ族の如きは、一八四二年に三、二〇〇人の成員をもっていたのに、一八七五年には五一一人しかもっていなかった。

こうした現象は、文明的移住民との生存競争のために敗れてしまう結果である。
https://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-276.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c23

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
24. 中川隆[-13808] koaQ7Jey 2018年12月12日 18:01:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22075]

現在リアルタイムで行われている劣等民族の民族浄化については

中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国人のチベットでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/282.html



http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c24

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
25. 中川隆[-13807] koaQ7Jey 2018年12月12日 18:15:40 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22075]
アボリジニーの品種改良


ハクジンの作り方

先日、アボリジニー女性と長く話をする機会があった。
彼女は推定40歳弱のアボリジニー女性。明日、生まれて以来一度もあったことのない姉に会うのに、とても緊張している、と言う。

私は、家庭の事情か、とちょっと思ったけれど(馬鹿な私)、よく聞いてみると、まだ一度もあっていない弟もいて、母親とは、3年ほど前、生まれて初めて会えた。という。

ベルギーに住んでいる弟もいるのよ。と写真を見せてくれた。

ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。

こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。

「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。

自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。

この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。


アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。

女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。

そして妊娠させる。

そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。

だから、政府はそれをよしとしたのだ。


強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。

もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。

そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。


男児はどうなるのか。

地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。

彼女は自分を育ててくれたハクジン両親はいい人で、とても幸運だったという。

統計などなくてわからないけれど、幸運なアボリジニーは少ない と言った。

彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。

母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。

笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。


彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。

なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。

政府がそんなことするはずない、と。

彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?

各地にあった、トライブにいないの?

なぜアボリジニーの言葉が話せないの?

と聞くのだそう。


私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。

彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。

一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。

特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)

また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。

さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。

明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)
そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。

ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。

それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。

あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html

 ●谷底に突き落とす殺し方で…

 オーストラリアが近代の歴史に顔を出すきっかけとなったのは、1776年の米国の独立戦争だった。

 それまで米国というか、アメリカ大陸にあった英国植民地は、開拓民の送り込みの地としてだけでなく、本国でさんざん悪さをした犯罪者の流刑地でもあった。

 それが英本国の財政逼迫につき、アメリカの植民地に印紙税をかけたのが発端となってついには独立戦争にまで発展した。

 そして米国は独立する。英国は植民地を失ったのも痛手だが、それ以上に困ったのが流刑地を失ったことだった。

 それでオーストラリアが急浮上し、1776年以降、新しい遠流の地とされた。
 しかし行ってみると気候はいい、冬の寒さも本国英国よりはるかにしのぎやすい。先住民アボリジニはいるものの、いたって穏やかだし、最大の害獣が野生化した大ディンゴくらいで、毒蛇とか致死性の風土病とか、生活を舜かすものは何もなかった。

 こんないいところを、犯罪人専用とするのはもったいない。英政府は1801年、ここを安全で有望な移住地に切り替えた。

 移住してきた人々は、それまでの流刑者とは違うという意味で「1801年以降の市民」と名乗った。

 しかし、彼ら移住者の程度は流刑者よりもお粗末たったことを歴史は伝えている。

 彼らは奥地に向かって開拓を始めるが、それば先住民の虐殺と同義語だった。

 彼らはあらゆる殺し方をした。

アボリジニの集落の飲み水に毒薬を入れたり、米大陸のインディアン殺戮と同じに襲撃しては撃ち殺したりした。

 しかし、最もポピュラーな殺し方は、丘陵地に住む彼らをI人ずつ谷底に突き落としていくというものだった。

羊と同じ、抵抗することを知らないアボリジニは黙って突き落とされていった、という。

 ●強姦されて混血児を生む母親

 20世紀に入っても、オーストラリア人は虐殺をやめなかった。

アボリジニ狩りの日を決めてはハンティングを愉しんだ。

 ニュー・サウスウェールズ州の図書館にはその狩りの記録が残されている。

1928年のある目の記録には狩りの成果として「アボリジニ17匹」とある。


 歯止めない殺戮は、例えば約50万人のアボリジニが住んでいたタスマニア島ではわずか四半世紀で彼らを根絶やしにした。最後の何百人かは岩だらけの孤島に移し、全員を飢え死にさせている。

 300万人というのが、1801年当時のアボリジニの控えめな人口だが、20世紀の半ばでそれは30万人に減り、今も決して増えてはいない。

 それは表向き社会保障制度の充実という形を取る。アボリジニは農地も奪われ、かといって街では就職口もない。それで政府は失業手当(Dole)を与え、施設に収容する。
 というと聞こえはいいが、収容施設は米国のインディアン居留地と同じ、鳥も通わぬ辺鄙な場所に作られ、そこに押し込まれればもう外の世界には戻れない。ナチスが民族浄化に使ったゲットーと大差はない。

 先住民の女性はもっと過酷な生き方が強いられる。彼女たちは実にしばしば白人の慰みものにされ、混血児を生まされる。

しかし子供の父親ははっきりしない。つまり強姦されているのだ。

 そうすると政府が出てきて、混血児は母親から引き離され、白人の里親のもとに送られて教育と生きる権利を与えられる。

 有色人種は虐殺か淘汰だが、一滴でも白人の血が入れば彼らは生かされる。

かつてメキシコを征服したスペインは原住民の男は殺したが、女を強姦して子供を生ませた。

メキシコはその混血のメスチゾが国民の過半を占める。それと同じことを今、やっている。

 そのオーストラリアで、シドニー五輪が聞かれた。大会のテーマは友愛と和解だった。

豪州の暗い過去、つまりアボリジニヘの非人道的な対応はやめた、今は白人と先住民は和解し、友愛が生まれたという主張だ。

 それを象徴するように混血の女性アスリートが聖火ランナーを務め、開会式の祭典では多数のアボリジニの男女が会場いっぱいに踊りまわってみせた。

 しかし、それは彼らのいう「Bull shit(たわごと)」でしかなかった。

 和解の象徴のように扱われた女性アスリートは自分の生母がだれかも知らない。白人の血が混じったというだけで、彼女もまた生母から無理やり引き離されたひとりだった。

 開会式で踊った先住民も、実は白人が体を黒く塗ったニセ者だった。本物の彼らは出演を拒否し、華やかな会場の外で「私たちを減ばさないで」と座り込み抗議をしていた。
 APもロイターもそれは流さず、彼らの声はかき消された。
http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/562736/

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7. インディオの品種改良


ブラジルの人種混交


大航海時代における、アメリカ大陸の異文化との接触においてブラジルは特異な状況にあった。インカ帝国のように高度な文明を保持した国はその文化への反発から壊滅され、何もない状態から文化を植え付ける作業を行われたが、ブラジルの先住民インディオは十分な文明を持っていないと認識されたことによって、文化の壊滅的な破壊を免れることになった。

ジョゼー・デ・アレンカールが記したセアラーの伝承「イラセマ」に記されたように、ブラジル人は混血によって生まれたのだといわれている。

ブラジル人が混血によって誕生した原因は、ポルトガルが植民の際に女性を連れてこなかったことに起因する。

また、純真なインディオがかつてのヨーロッパ人のように、旅人への好意として女性が体をささげるという習慣があったためでもあり、また性行為に対する感覚も白人とは違っていた。

インディオのもつ純真さに対して、ポルトガル植民は邪心に満ちていた。

何より、初期のポルトガル植民に犯罪者や追放者、冒険家などのごろつきが多かったのである。

当初は一時の肉体関係のみであったが、広大な大地を征服するためにポルトガル王朝が混血を推進したこともあり、インディオの一夫多妻の習慣はポルトガル植民にすぐに受け入れられインディオの女性は性的な搾取の対象となった。

この悪習はイエズス会が介入するまで続けられていた。そのために多くの混血が生まれ、ジルベルト・フレイレがブラジル的家族の母としてインディオを挙げる要因となったのだ。

それぞれ言葉が違うインディオを統率するためにポルトガル人は人工の言語を作り、教育を施すために教会はインディオの子どもを森から連れてきて学校に押し込んだ。子どものレベルから教育を施し、それが大人へと伝わっていくことを目論んでいたのである。

しかし、インディオの経済基盤を確保せずに混血を勧め、文化を押しつけたために混血児やインディオが生活出来なくなるという弊害が現れることになったのだ。そして、ヨーロッパからの疫病や、虐殺などによってインディオ自体の数が減ってしまったのである。

そのため、インディオに代わって黒人奴隷が投入されるようになったのだ。

黒人奴隷もやはりインディオの奴隷と同じ道をたどり、男性は労働力として、女性は性的搾取の対象として扱われた。

黒人女性は家事を行ったり、白人の子どもに乳を与えて育てたり、言葉を教えたりする一方で、農園の主の妾として働いた。そのため、黒人は白人の異常な性愛と家庭生活に強く影響したのだ。

大農園の家父長制や奴隷制は、支配階級にある白人達に倒錯した性生活を与えた。

若い頃から性的な関係を持ち、親が子に金を渡してでも女を抱かせ、次々と奴隷に手を出していったことで性病が広まり、一方で性病を治すには若い処女とセックスすることが一番の治療であるという迷信まで広まった。

奴隷制の主従関係はまた、白人にサディズムを植え付けるという効果をもたらした。

白人の子どもに与えられた奴隷の遊び相手は、殴られるだけのサンドバッグのようであり、そこからはぐくまれたサディズムは、時に黒人に対しての不条理な行為となった。
http://www.cruzados.info/caminhos/brasil/brasil_00.html

 メキシコ南部、チアパス州の山間にあるマヤ族の村チョモラスは妙な言い方だが、人工の村である。

密林の奥深く、焼き畑農業を営んできたマヤの人々に住む家を提供し、手に職を与え、子供たちは学校に通わせて、というメキシコ政府の定住化政策で生まれたモデル村、という経歴をもつ。

 その村の中央にはキリスト教会がそびえる。あの栄光のマヤ文明を生んだ彼らのための新しい村というよりはスペイン辺りの村を模したようにも見える。

 教会の中は、しかし少しもスペイン風ではなかった。祭壇には十字架ではなく聖母子像が置かれているのはともかく、礼拝の広間は中央通路(Aisle)を挟んで左右に連なる礼拝席がない。まるで体育館のようにただのタイル張りの床が広がるだけなのだ。

 その日はたまたま日曜日で、マヤの人々のミサを見ることができた。彼らは申し合わせたように大きな袋をかつぎ、ヤギかあるいは鶏を抱えていた。

袋の中身は松葉だ。広間のどこかに場所を決めると、その松葉を床に敷く。一家族で畳二枚分ぐらいのスペースだろうか。そして周囲を縁取るようにロウソクを立てて火を灯す。薄暗い聖堂の底がロウソクの火で満たされると、そこここから低音の“読経”がわきだしてくる。

 声の主はチャマンと呼ばれるマヤ人の福音読みで、彼らは十ペソほどの祈祷料をもらって各家族のもとでマヤ語で福音を語る。

 家族は松葉のじゅうたんに座り、チャマンの言葉を聞きながらポッシュという強い地酒を飲み回す。小さな子供もその輪に加わっていた。

長い読経が終わると家族は連れてきたヤギや鶏の喉をナイフで切る。

マリアさまに捧げる生け贄というわけだ。

この礼拝の景色はマヤ信仰と多くの類似性をもつ。

有名な生け贄の儀式では生け贄にされる者も、その家族も司祭もすべてがポッシュを飲み、今は麻薬に指定されているメキシカンマッシュルームも併せ噛んだ、という。

神の声はそういう陶酔の中で聞く。

マヤの伝統を見る思いだった。

この村は排他性が強い。

よそ者にはうるさく、写真撮影でもしようものなら警棒をもった自警団に袋だたきにされる、と同行した民族学研究家N氏が忠告する。

一見、白人にも見える彼はスペインの血が混じるメスティソで、マヤの風俗や言葉に精通している。

 彼は「村人の気持ちは複雑だ」という。

ここにスペイン人がきたのは十六世紀。

ラス・カサスの「インディアスの破壊についての簡潔な報告」にあるようにスペイン人はここでもマヤの人々を冷酷に殺しまくった。

 ラス・カサスは三百万の島民が六十年足らずで殺され尽くしたエスパニョラ島やキューバについて、

「黄金のありかを白状させるためにローストチキンのように火で何日もあぶった」。

「スペイン人の上官がそのうめき声がうるさいからと部下に命じてインディオに猿轡をさせた」、

「腹をすかせた猟犬のためにインディオの赤ん坊をちぎって食べさせた」
などと描写する。

 しかし、この地に至ったころにはスペイン人は皆殺しを少し緩和した。

略奪と殺戮であとはペンペン草も生えないという方針から、いわゆる植民地化へと移行し始めた。

先住民の教化と引き換えに荘園の使役に使うエンコミエンダ(委託)である。

それこそペンペン草も生えなくなったエスパニョラ島などでは死滅した先住民に代わって黒人奴隷を入れて砂糖などの生産が行われている。


 無差別には殺されなくなったものの、先住民、インディオの地獄は続いた。

男は重労働を強いられるだけでなく社会的断種、自分たちの子孫を残すことは認められず、女はスペイン人の強姦の対象とされた。

 この強姦は植民地支配の政策として実行されていたことがトーマス・クック章を受賞した英国人紀行家ノーマン・ルイスの東ティモール紀行の中に書かれている。

「(ティモール軍の)古参兵は色は黒いけれど、目鼻立ちは西欧人のそれを思わせるのはポルトガル人の兵団がここに子孫を残したことを示す。

新たな植民地を防衛するのに必要な兵力を自分の息子でまかなうべく現地の娘と進んで結婚せよ、との命令に兵士たちは喜んで従った結果である」。

先住民の女に子供を産ませる強姦を国家が積極的に奨励していたのだ。

 そうして産まれてきたハーフカスト(混血児)はその血筋を栄誉として本国(白人)に忠誠を誓い、植民地防衛の先兵として敵と戦うことが期待された。

その敵には当然、植民地支配を拒絶する人々、つまり彼らの血の半分を共有する先住民もいた。

 混血児にこういう苛酷な義務を負わせる政策を征服者側はInterfaith Marriageとか通婚政策と今でも美しく表現する。

ポルトガルの好敵手だったスペインもこれにならった。

延べにして十万単位ほどのスペイン人が二百年間にわたって行った強姦政策の結果が今、メキシコ人口の六割約五千万人に及ぶメスティソになる。

それがいかに徹底して行われたかを示している。


 このときマヤの民は抵抗し山に逃れた。

シナカンテコス、ラカンドニス、そして九〇年代、NAFTA調印に抵抗してチアパスで蜂起したトホラワレスはその末裔になる。

 彼らの祖先は山に逃れて彼らの文化と純血を守ってきた。

今、彼らは定住化政策で山を下りてきて、そこで見た現実に戸惑った。

N氏が「複雑な気持ち」と指摘したのはその戸惑いを言う。

 メキシコ社会は一割の白人を頂点に、その下に八割のメスティソが位置する。

メスティソも白人度の高い者、つまり白人の血が濃いほどいい学校に入れ、いい会社に就職でき、社会的に高い地位も入手できる。

逆に白人との混血度が低ければ社会的地位も下がる。

 しかしマヤの民には白人の血は一滴も入っていない。

定住村から先の現代社会に入ろうにも現実は拒絶の壁が立ち塞がる。

それが命懸けで純血を守った代償だった。

 なぜ自分たちの祖先を蔑み、なぜ野蛮な征服者の血に憧れるのか、と彼らはN氏に語るという。

その一方で、ポッシュに酔った勢いで若い娘たちがなぜ祖先は山に逃げ通婚政策を拒否したのか、その残酷さを受け入れていてくれれば私たちは村を降りられたのにと愚痴るのも聞かされた。

重い言葉で、返す言葉もなかったという。

 「私たちメスティソ、それも白人に近い方のメスティソにもこの村の人々には絶対聞かせられない悩みがある」。

N氏は結婚して八年になる。

子供が産まれるたびにその恐怖がわいてくるという。

「産まれてくる子が何色なのか、それが白いと分かるまで眠ることができない」。

二つの血のどっちが強くでるか。

それは心の中で自分の本来の祖先の血を呪っていることにもなる。

 頭ではそうした差別はいけないと考えてもわが子となると話は別になる。

「メキシコ・シティのハードロック・カフェに入ろうとしたメスティソの兄弟の兄が入店を断られた。

遺伝子のいたずらで白人ぽくなかったからだ。

でも私たちはそれを批判したり笑ったりする気にはならない」。


 メキシコの純血の民は今、一千万人いる。

中米グアテマラも南米ペルーもコロンビアも状況は同じだ。

アルゼンチンは一八七〇年代、「国家の近代化」という名の下に組織的にインディオを虐殺した。

それでもパタゴニアなどに祖先の血を全うする人々がひっそりと生き延びている。
http://www.tenri-u.ac.jp/tngai/americas/files/newsltrs/41/no41takayama.html


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8. 黒人奴隷の品種改良


アメリカでの黒人奴隷制度は1705年のヴァージニア奴隷法により確立されました。

「海路または陸路によって、本植民地に輸入されたサーヴァントであり、その出身地での非キリスト教徒はすべて奴隷とされる。彼らは以後キリスト教徒に改宗しても売買の対象とする」

また、その子供は「奴隷の子どもの身分が自由か不自由かは、その母親の身分に従うもの」とされました。 つまり、

黒人奴隷間に産まれた子供は奴隷(親を所有しているプランターの所有物)、
更に白人男が黒人女に産ませた子供も奴隷としました

勿論白人と黒人の結婚は禁止されていました。

奴隷貿易が禁止されていく中で、奴隷の再生産は奴隷の出産によって行われるようになりました。

白人プランターは家畜を種付け・交配するような感覚で黒人奴隷に子を産ませていたこと、

特に「混血は肌の色が薄いゆえに純粋な黒人より高く売れる」という価値観から、プランターが黒人女性奴隷をレイプし(これは「奴隷は人ではない」がゆえに犯罪とすらされなかった)て産ませるという事態が頻繁に見られたことは忘れられてはならないでしょう。
http://oshiete.eibi.co.jp/qa997815.html

アメリカにおける黒人差別には、聖書やコロニアリズムに由来する黒人差別とは異なるアメリカ特有の歴史的背景がある。

アメリカで白人が黒人を差別する理由は、 黒人の8割が白人との混血だから。

正確にいうと、ほぼ100%に白人の血が入っている。


黒人奴隷の時代に、奴隷を増やして売るための種付け専門の白人男がいた。

つまり女奴隷を何人も買い込み、セックスする仕事。

白人農場主は、子供から仕込んだほうが素直であるとよろこんだ。

そして白人との混血女だと値が上がった。これは夜の奉仕の為。

農場主は黒人メイドに種を仕込んで子を産ませ、それで生産量、財力をふやした。
アメリカ大統領ジェファーソンも、その趣味に打ち込んでいたといわれる。

人の少ない開拓地では人口=財力。


これを嫌ったのは妻の白人女性で、それで東部は奴隷解放を支持した。

アメリカ東部はアイルランドやドイツ人を満載した移民船がぞくぞく着いて白人労働者が余り、もはや黒人奴隷になど頼る必要はなかった。

ただ田舎では深刻な人不足、女不足に悩んでおり、黒人奴隷も家族のように大切という違いがあった。

つまりアメリカ黒人は生まれが卑しく、先祖をたどればすべて種付け男と奴隷のアイノコだと白人延いてはアフリカの黒人からもしばしば罵倒されるのだ。

公民権ムーヴメント以来様々な理論武装を試みてきたアメリカの黒人達も、これについてばかりは全く反論できない。


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アメリカという国は、過去に何百万という黒人をアフリカから強制連行してきて、奴隷としてこき使った国です。

若い女の奴隷は、所有者である白人農場主の性的な慰みものになり、文字通り、性奴隷として扱われました。

黒人の女奴隷が生んだ白人農園主の子供はやはり奴隷にされたといいます。

白人の農場主は黒人の女奴隷とセックスすることで、性的な楽しみを得ると同時に、彼女たちとセックスして子供を産ませることで奴隷という自分の財産を増やすという二重の利益を得ていたのです。

アメリカの第二代と第三代の大統領であったトーマス・ジェファーソンは、アメリカ史上に残る立派な大統領という評価を得ているそうですが、彼は多数の奴隷を所有する裕福な農場主で、黒人の女奴隷に何人もの子供を産ませたことで知られています。

みずから奴隷を所有し、女奴隷に子供を産ませた人間が大統領になっている国は、世界広しといえど、アメリカぐらいなものでしょう。
http://jack4afric.exblog.jp/4997042/

1813年にノースカロライナで奴隷の家庭に生まれたハリエット・ジェイコブズの例を挙げてみよう。

彼女は12歳の時にジェームズ・ノーカムに売られ、彼はほどなく彼女に対して性的交渉を持ち始めた。その後ジェイコブズが彼女のメモワールで回顧しているように、ノーカムは彼女に「私は彼の持ち物だった;全てにおいて彼の意志に服従しなければならない」と告げたのだ。


そして、彼女はそうした。ジェイコブズは時には所有者の手をなんとか逃れる事が出来たとはいえ、彼は確かに彼女を所有していた。

彼女とセックスをする為に、ノーカムは時には彼女に新しい洋服や他のプレゼントを約束した。時には単純に彼女の喉元に剃刀を突き付けた。

そしてそれは、我がアメリカの同胞よ、我々がレイプと呼ぶ行為だ。

算数をしよう。1850年から1860年の間に、黒人奴隷の数は約20%増加した。

だが、歴史家のジョエル・ウィリアムソンが計算した通り、奴隷にされた「ムラート(混血奴隷)」の数は驚きの67%も増加したのだ。もっと率直に言えば、黒人奴隷の肌は色が薄くなっていった。

白人の所有者達が彼等をレイプしたからだった、という事だ。
本当に単純な事だ…そして、酷い事だ。

偉大なるアフリカ系アメリカ人奴隷廃止論者フレデリック・ダグラスが自伝で物語った通り、黒人女性奴隷は「彼女の所有者の父親、息子、もしくは兄弟のなすがまま」だったのである。

黒人女性は奴隷商人にも虐待され、彼等は次の白人に彼女達を売り飛ばす前によくレイプした…

そして、次の性的強制劇に入る。

疑いの余地もなく、所有者とセックスする為に選ばれたかもしれない奴隷はいただろう。だが、間違った選択肢が自分を売り飛ばしたり、酷い時には殺されたりすると知っている場合に、セックスを「選択する」とはどういう意味なのか?

所有者の中には生活スペースを共有したり、この関係から産まれた子供達を可愛がったりして、奴隷を伴侶のように扱った所有者達も中にはいるようだ。

だが、もっと頻繁には、彼等は何事もなかったように振る舞っただけだった。
自分達の鼻先で起こっている事態を無視した所有者の白人の妻や娘も同じだった。

そのようなわけで、我々もやっている。

何人のアメリカ人の子供が独立宣言の父であるトマス・ジェファーソンが彼の奴隷に子供を産ませた事を知っているだろうか?

そして、どれだけのアメリカ人の両親が子供達にこれを知って欲しいと思っているのだろうか?
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/7253a111def132e53dc3d00f01e92977

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c25

[環境・自然・天文板6] 「すべての学校教育からダーウィンの進化論を排除せよ」…という理想的な動きが、イスラエルやトルコ、インドなど各国で迅速に… お天道様はお見通し
26. 中川隆[-13812] koaQ7Jey 2018年12月12日 18:17:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22081]
.「ホロコースト」,「民族浄化」は遺伝子操作による人類の品種改良運動だった


中東の生活環境は日本と異なり牧畜的、遊牧的である。

牧畜を営む民族にとって重要なことは不純な血が混じることである。

アラブ民族ばかりかユダヤ民族においても血の純潔は集団世界を維持する唯一の方法である。

彼らがその人生において最も神経を使うことは結婚であり、男女の交わりだ。
ユダヤ教、イスラーム教ともに男女の中を規制する律法の厳しさは群を抜いている。

不義密通をしたものは石打の刑が科せられ死罪を免れない。


最も重い犯罪として裁かれる。

 このような感覚は遊牧、牧畜の生活にとって最も重要な方法であり、それが生存の道であった。

悪い血を持つ家畜は間引きされ、その子孫が生まれ、集団が破壊されるのを防いだ。
それは遊牧、牧畜民の知恵であった。

中東で生まれたキリストは「汝の敵を愛せよ」と説いたが、それはユダヤ世界には理解できないものであった。

ヨーロッパに渡ったキリスト教がそこで根付くことができたのは、中東ほどではないにしろヨーロッパ世界もまた牧畜的世界であったからであろう。
http://www.fusoujyuku.jp/lectures/islam/vol07.html

1 ) 古代ギリシア・ローマ時代から存在し続けた「優生学」


「優生学とは、遺伝的原理を適用することによって人間集団の質を改善する研究である」

最初に目にしたときには、この定義はよい科学的定義がつねにそうでなくてはならないように、無害で、特別の価値判断を交えてはいないように思える。

だがよく見ると、そこにはひづめの割れた悪魔の足先がのぞいている「人間集団の質」という言葉にである。

どのように人間の“質”を定義すればよいのか? 誰がそれを定義するのか? 

それは、遺伝病の場合には簡単なことのように思える。
色盲や血友病、ハンテントン舞踏病といった病気を根絶し、その拡大を防ごうとすること自体に誤りや批判はないだろう。

このような優生学、すなわち身体的・精神的障害の除去の研究は「消極的優生学」と呼ばれる。

これに対して「積極的優生学」は、人間集団の中でより望ましい性質の出現頻度を高めようとするものである。

これは、特定のタイプの人間を生み出すことを目的にする一種の“生殖プログラム”ということができる。


「消極的優生学」は、人類社会においては決して目新しいものではない。

ローマ人は、著しい奇形や不治の病をもって生まれた赤ん坊をローマ広場の近くにある切り立ったタルペイア岩から投げ落とした(罪人もここで同じようにして処刑された)。

スパルタ人にも同様の慣習があった。

多くの原始的な社会でも同じ理由から子殺しが行なわれていた。

ギリシア人やローマ人だけでなく、中世ヨーロッパのキリスト教社会ではどこにおいても、社会的に望まれない子どもが大規模に遺棄された。

通常、このような子どもたちは、両親に彼らを食べさせていくだけの余裕がない、あるいは私生児であるがゆえに社会に彼らの居場所がないなどを理由に捨てられた。

その多くは、誰かに拾ってもらえるのではないかと願う親たちによって公共の場に置き去りにされた。

だがそれとわかる異常のある子を拾おうとする人はおらず、彼らはたいてい置き去りにされたままになった。


今日でも、ロシアやインド、中国、その他多くの国々では先天的障害をもつ子どもの遺棄が続けられている。

これらの国では、親たちに障害をもつ子どもを世話するだけの経済的余裕がない。


他方、「積極的優生学」にもまた長い歴史がある。

古代ギリシアの哲学者プラトンは、理想の社会として哲学者の王たちが支配する独裁的エリート社会を構想した。

プラトンは、理想社会の支配者たるガーディアン(守護者)は、ひそかに、“望ましい男女”が交合するように手配すべきであると示唆した。

ガーディアンたちは、戦争で並はずれて勇敢に振る舞う男がセックスにおいても余分の機会が得られ、それによって彼らが可能なかぎり多くの子を残せるようにすべきである──。

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2)「優生学」を強く支持した20世紀初頭のアメリカ


優生学の支持者であることを自ら公然と任じていたのが、20世紀初頭のアメリカ大統領でノーベル平和賞を受賞してもいるセオドア・ルーズベルトである。

彼は、アングロサクソン人の系統の男女が十分な数の子どもを残すことができなければ、それは“人種的自殺”につながると警告した。
 

セオドア・ルーズベルトが優生学的な理想を支持したのは、今世紀前半を通じて優生学が人々に及ぼしていた影響力の反映であった。

1905〜10年の間、優生学はアメリカで発行されていた一般雑誌で2番目によく取り上げられたテーマであった。その支持者には、保守派もリベラル派も、そして革新派も自由主義者もいた。

アメリカは連邦レベルでは「断種法」を成立させたことはないものの、約30の州が、精神疾患や精神遅滞の人々を対象にする強制的な断種法を制定した。

1907〜60年までの間に少なくとも6万人がそれらの法律の適用を受けて不妊にさせられた。

この政策の全盛期にあたる1930年代に断種された人の数は平均して毎年約5000人に達した。


ダニエル・ケブルズの非常によく読まれた本『優生学の名のもとに』では、バージニア州のある目撃者が1930年代にどうやってこの法律が施行されたかを記述している。

彼は、州の不妊政策当局が山岳地帯に住む“不適合の”家族全員を摘発したときのことを次のように思い起こしている。

「そのころ生活保護を受けていた者は全員が“そうされる”のではないかとおびえていた。
彼らは山々の間に隠れ住んでいたため、保安官とその部下たちは彼らを追って山を登らねばならなかった。」


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3) 優生学者のスポンサーとなっていたのは 「ロックフェラー財団」だった


ヨーロッパ各国で成立した「断種法」とナチスの「安楽死計画」

いくつかの国もアメリカの例にならった。カナダのアルバータ州は、1928〜60年まで同様の積極的計画を採用し、その法律に従って数千人が不妊化されることになった。

ヨーロッパで最初に「断種法」を成立させたのは1929年のデンマークであり、ついで1933年にドイツが法案を成立させ、1934年にはノルウェー、1935年にスウェーデンとフィンランド、1936年にエストニア、さらに1937年にはアイスランドが続いた。


子ども好きだったヒトラーはアーリア人種の純血保存に力を注いだ。


1920年代のドイツでは優生学的制度はまだ強い反発を招くものだった。
実際、1925年に、遺伝的理由で盲目だったり耳が聞こえない人、てんかん患者、精神薄弱者に対する強制的断種を規定した法案が提出されたが、ドイツ国会ではまったく賛意を得られなかった。
 
それが劇的に変化したのは1933年にナチ党が政権を握ってからである。


WASP勢力の中心に君臨しているロックフェラー一族
ドイツの優生学者に資金援助をし、ヒトラーの人種純化政策を支援していた 


ドイツの優生学者のスポンサーとなっていたのは、アメリカのロックフェラーやハリマンなどの一族である。

彼らは1834年に死去したトーマス・マルサスの理論の信奉者であった。

ダーウィンの血を受け継ぐマルサスは、非白人種や“劣等な”白人種を、家畜のようにえり分けることを提唱していた。

マルサスは、経済学者仲間のジョン・スチュアート・ミルとともに、「金髪碧眼のアーリア人種は、この世界へと贈られた神からの賜物である」と言っている。

優等な白人種が無知な有色人種を支配するべきである、と彼ら二人は言うのである。

結局、ナチスも英米のエスタブリッシュメントも、言うことに違いはない。

彼らは同じ穴のムジナなのだ。


◆アメリカとドイツの緊密な関係を支えていたのは、ドイツの優生学研究を確立させようと企てたアメリカの財団の熱烈な資金援助だった。

もっとも重要な後ろ盾は、ニューヨークの「ロックフェラー財団」だった。

1920年代初期に、「ロックフェラー財団」はドイツの人種衛生学者アグネス・ブルームの遺伝とアルコール中毒の研究に資金援助を行なっている。

1926年12月に財団の職員がヨーロッパへ赴き、その後「ロックフェラー財団」はヘルマン・ポール、アルフレート・グロートヤーン、ハンス・ナハツハイムといったドイツの優生学者に資金援助を開始した。「カイザー・ヴィルヘルム精神医学研究所」、「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」など、ドイツの重要な優生学研究所の設立と資金援助に関して、「ロックフェラー財団」は中心的な役割を演じている。

〈中略〉
1928年、研究所を新築するために「ロックフェラー財団」は32万5000ドルを寄贈した。

「ロックフェラー財団」がミュンヘンの「精神医学研究所」に資金提供をしたために、アメリカの他のスポンサーもあとに続くことになる。

実際、ベルリンにあった「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」の建物の一部もロックフェラー財団の援助金で建設されたものだった。
〈中略〉

世界が大恐慌に陥ってから数年間、「カイザー・ヴィルヘルム人類学・優生学・人類遺伝学研究所」は深刻な財政問題を抱え、閉鎖の危機に追い込まれたが、「ロックフェラー財団」は赤字が出ないよう資金援助を続けた。

所長のオトマール・フォン・フェアシュアー男爵は重要な局面に何度か「ロックフェラー財団」の代表者と会見している。

1932年3月、「ロックフェラー財団」のパリ支部に宛てた手紙のなかで、彼はさらに6つの研究計画に対する資金援助を依頼した。2カ月後、「ロックフェラー財団」は肯定的な返事をする。

「ナチス」がドイツ科学を支配してからもなお、「ロックフェラー財団」はドイツの優生学者に資金援助を続けた。


我こそが真の神なるぞ!

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      ゛ミ;;;;;,_           (
       ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
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 Y     /       ̄´   :::::    
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  ∧   ____二____         __ノ
  ∧  \i__i__i__i__i フ        /
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   ∧   (二二ノ||      /;;;;;;
    ∧       ||    /;;;;;
     ∧      | |  /;;;

1934年、アメリカの優生学者ハリー・ハミルトン・ローリンのモデル法案にもとづいてドイツの「人種衛生法」が起草された。

この法案が「強制断種」への道を開いた。

地域の医師や精神疾患施設の責任者は、断種法の適用候補者をリストアップして当局に提出した。

これにもとづいて、「遺伝衛生判定所」が対象者を断種するかどうかを決定することになった。

もし断種が承認されれば、たとえ本人の意志に反していても不妊化させられた──必要なら国家警察の手をも借りて。

この法律の施行後、最初の2年間でナチの「遺伝衛生判定所」は8万人近くの断種の適用候補者を審査した。

彼らは申請のうちのかなり多くを承認し、その結果ドイツではたった2年間で、アメリカで60年間に行なわれたより遥かに多くの人々が断種されることになった。


この初期の時代(1934〜38年)には、ナチの不妊化政策は、第一義的には遺伝子プールを改良しようと試みていたわけではなかった。

それは“無駄めし食い”、すなわち生産には何ら貢献せず、資源を消費するだけの人々を社会から排除することを目的としていた。

だがドイツの優生的政策は次第にエスカレートしてより忌まわしいものになっていき、ついには精神遅滞者、精神病患者、その他の“望ましくない人々”を大量殺害するまでに至った。

1939年、当局はドイツの病院に入院していた精神疾患および身体障害をもつ特定の分類の人々に対して「安楽死計画」を開始した。

約7万人もの患者が安楽死の対象として選ばれた。
初期のグループは単純に銃殺され、後には犠牲者たちは一部屋に集められてガス死させられた。

この安楽死計画は基本的に、後に何百万人ものユダヤ人を殺戮したガス室の原型であったといえる。

にもかかわらず、1930年代を通して、ドイツの優生学施策はしばしば他の国々の模範例となっていた。
  

スウェーデンが「不妊法」を取り入れたのは1935年だったが、その前にスウェーデン国会が、不妊化に関する委員会を編成すると、委員たちは優生学の調査のため、ドイツを視察した。

http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hb/a6fhb700.html


_________


4) 人類の未来の為に日夜闘い続ける欧米のエリート達


ヘルマン・ミューラーの言葉を借りれば、優生学にはより遠い目標がある。

それは「社会が意識的に目指すべき人間の生物的進化の方向性」だというのである。

だがそれは強制によって達成されてはならない。「改良優生学」と呼ばれるこの見方のある代弁者はこう述べた。

「優生学の進展は、解放された男性と女性による自発的冒険であるべきであり、それ以外の何ものでもない。

これを成し遂げるための基本的な方法──それは、才能あるすぐれた男性の精子を用いた人工授精であろう。

このような生殖プログラムは、第1に人間の大多数を占める平均的な人々と劣った人々を現在の優秀な人々のレベルに引き上げ、第2に現在もっとも優秀な人々を超人へと進化させることになろう。」

 
X線を照射された生物の遺伝子に突然変異が生じることを発見してノーベル賞を受賞したヘルマン・ミューラーは別の観点をもち込んだ。

「おそらく人口の20%近くが遺伝的欠陥を受け継いでいる。

もしこの推定が正しければ、人類の遺伝的劣化を阻止するために、その20%の人々は子孫を残すことを許されるべきではない。」


このミューラーは率直な発言で知られる社会主義者であり、1930年代の数年間、ソ連(当時)で研究をしていた。

彼の生涯にわたる関心事は人間社会の改善と遺伝学にあり、彼は自分がその目標に対して重要な責務を果たしたと信じていた。


彼の同僚であるジョシュア・レーダーバーグは細菌遺伝学の研究でノーベル賞を勝ち得た人物だが、レーダーバーグもまた同様の考えを示した。

「人間の出産状況は暗い。

もし我々が遺伝的な改良という創造的可能性を無視するなら、我々は罪深くも、知識の宝庫を無駄にすることになるのではなかろうか?」

彼はこう問いかけ、次のように結んだ。

「最近の分子生物学の進展は、人類がこの目的に到達するためのすぐれた優生学的手段を提供してくれる。」


これらの男たちはいずれも(現在生きている者もすでに死んだ者も)傑出した科学者であり、その分野をきわめた専門家であり、高い名声を勝ち得ている。

フランシス・クリックをはじめとするこれらの生物学者たちは「優生学」について肯定的に論じている。


トランジスターを発明してノーベル賞を受賞したウィリアム・ショックリー
黒人の知能の劣等性を主張する運動を展開した

 
アメリカでは遺伝主義者側が議論を一歩進め、そこに「知能」の問題をもち込んだ。
それは、知能には人種にもとづく違いが存在するのかということだった。

この論争は1969年、カリフォルニア大学バークレー校の教育学教授アーサー・ジェンセンによって引き金が引かれた。

彼は黒人の知能指数(IQ)が白人のそれよりも低いことを示す研究結果を発表した。
それによれば、黒人の知能テストの成績の平均値は白人のそれより15点も低かった。

そこでジェンセンは、知能の遺伝性は高いと考えられることから、知能テストの成績における人種間の違いについて「遺伝的因子が部分的役割を果たしているかもしれない」と結論した。

 
1970年代はじめ、スタンフォード大学の物理学者ウィリアム・ショックリーは、アーサー・ジェンセンの研究にもとづき、黒人の知能の劣等性を主張する運動を展開した。

ショックリーはトランジスターを発明してノーベル賞を受賞したが、彼はまた「社会工学」という基本的に優生学的な政策を提案したことでも知られている。

この論争はその後20年以上もたった1995年に再燃した。
リチャード・ハーンスタインとチャールズ・マレイが『ベル曲線』を発表したのである。

彼らはこの本の中で、貧困で大家族の家庭では知能の低い者が平均を上回って多いと論じた。

一方、知能指数が最高レベルの人々(彼らはまた今日の技術社会では最上の階級に属していることが多い)は子どもの数がもっとも少ないとも指摘した。

ハーンスタインとマレイはさらに、別々の環境で育てられた一卵性双生児について行なった知能の遺伝的研究を引用した。
これらの研究は、人間の知能の40〜80%は遺伝的要素によるものだと結論している。

これらの研究や世界各地で行なわれた知能に関する研究をもとにして彼らは、知能指数の高い男女がより多くの子どもをもつよう奨励する一方、知能指数の低い男女の子どもの数がより少なくなるような何らかの政治的措置を講じないかぎり、アメリカ人の平均知能指数は10年ごとに約1%ずつ低下していくだろうと警告したのである。

ハーンスタインとマレイは貧困層の女性の出産に対するさまざまな補助を打ち切るべきだ──いいかえれば、福祉やその他の社会保障制度は廃止すべきだと主張したのである。
 http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc550.html

http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/683.html#c26

[中国6] 日本の天皇は中国人か、それとも朝鮮人か?―中国メディア 赤かぶ
106. 中川隆[-13814] koaQ7Jey 2018年12月12日 21:13:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22084]
>>105
>どの国の人間もみんなホモサピエンスで交配して出来る子孫も全部ホモサピエンスだ。


それが素人の誤解なんだ

ホモサピエンスでもネアンデルタールと混血した民族だけが進化して、ホッテントットやピグミーみたいにネアンデルタールと混血していない民族は永遠に未開民族のままなんだ。

そして、ネアンデルタールと混血していないホモサピエンスは劣等民族として絶滅する運命なんだ:

原人もネアンデルタール人もタスマニア人も劣等民族の民族浄化で抹殺された

2015/07/20
タスマニア人を絶滅させた白人さま
https://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-276.html


.
日本人よりもイルカが大事なシー・シェパードですが、白人はオーストラリアの原住民タスマニア人を絶滅させています。

1770年、イギリスがオーストラリアを発見したとき、タスマニア島には約20万人の原住民がいました。

のち、オーストラリアはイギリスの囚人を送る流刑地にされましたが、その囚人たちと当局によってタスマニア人はスポーツの一種として、または日曜日の行楽として捕らえられ、虐殺されました。

そしてとうとう、106年後の1876年、タスマニア人は絶滅してしまいました。


【タスマニア人】
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【赤い部分がタスマニア島】
goshu3.jpg【地図出典】・ウィキペディア−タスマニア州


最後のタスマニア人の遺骨は博物館に陳列


イギリスがオーストラリアに第一回の移民を送ったのは、オーストラリア大陸発見から17年後の1787年でした。

移民の人数は1044名、そのうち囚人が696名、自由移民が81名、その他は役人や守備隊員でした。

その後.5年間にわたってイギリスがオーストラリアに送った囚人の数は57600人あまりにのぼりました。これらの囚人は機会があれば原住民を遅い、部落ごとみな殺しにすることもあったそうです。

白人による虐殺はオーストラリアだけにとどまらず、当時、ニュージーランドに植民したイギリス人の最大多数が、マオリ人の絶滅を望んでいました。

白人の望みは褐色人種の排除でした。


【マオリ族】
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マオリ族の娘。
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白人の暴行はオーストラリア原住民の子どもにまでおよび、その罪状は

「土人の子供を不具にしたもの、その耳や鼻を斬り落したもの、又は土人の小指を斬ってパイプの栓にしたもの……」

といったものでした。これらの罪を犯しても、白人が受ける罰はムチ打ちだけだったそうです。

イギリスは他国からの非難をかわすため、人口統計を廃止し、原住民の虐殺を続けました。

そしてとうとう、1876年5月8日、この世界でたった一人になってしまった純血タスマニア人が息を引き取りました。

彼女は

「わたしが死んだら、山の陰に葬って」

と遺言したにもかかわらず、その遺骨は見せ物としてホバートの博物館に陳列されました。


日本人はこういう白人の残虐さと人を人とも思わぬ人種差別をよく知っていました。ですから、大東亜戦争を起こしたのです。

日本は自衛のためもありましたが、日本が白人と戦わねば絶滅という災いがアジア全体を襲っていたでしょう。

大東亜戦争で日本軍がまっ先に進軍していった所は、イギリスのアジア侵略の拠点ばかりです。


【香港】
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【上海】
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【シンガポール】
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投降するイギリス軍。
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【オーストラリア】
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濠州爆撃。
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白人が原住民から奪った土地に建設した都市アデレード。
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原住民のものだったはずの豊かな資源。写真はリーエル鉱山。
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【オーストラリアに割譲されたパプアカビエンの原住民と日本軍】
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【日本がカビエンに建設した学校】
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【カビエンの原住民】
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【すもうをとるパプアの子どもたちと日本軍】
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【韓国のあまっちょろい捏造歴史】


こうして大東亜戦争をふりかえると、日本の戦争は民族主義と言うよりも人種主義と言ってもよさそうです。

特ア三国がああなのは、大中華小中華そろって「夷(い)をもって夷を制する=外国を引きこんで敵と戦わせる」+「事大主義」という民族性なので、白人と戦いもせず、ソッコーで下僕になったからです。

北東アジアの中華セットがアジアで嫌われているのは、戦後の行状のみでなく、戦前、戦時中の白人に迎合した彼らの行為が軽蔑されているからです。


大東亜戦争では日本人も白人に残虐な殺され方をしましたが、ご先祖さま方は白人の残虐さをじゅうぶん承知した上での宣戦布告だったのだと思います。

日本人にしてみれば、

有色人種の一人種をまるごと絶滅に追いこんだ白人が「イルカやクジラを救う」と言う方がコワイ

といったところでしょうか。

「日本人よりもイルカやクジラの方が大事だ」 と彼らは言っているのですから。


TPPやら防衛やらで白人と組むのは気が進みませんが、日本政府はやる気満々のようですし、しかたないですね。


【金髪碧眼てのは、そんなにエライのか?】


反日色強めるワトソン容疑者 「日本は地球上で最も恐ろしい国家」 慰安婦問題や南京事件にも言及 
2015年7月17日 産経ニュース

 シー・シェパード(SS)創設者、ポール・ワトソン容疑者が最近、声明の反日プロパガンダ色を強めている。捕鯨やイルカ漁とは関係ない韓国との慰安婦問題や中国との南京事件問題に言及し、「日本の教科書はまるでそうした出来事がなかったかのように残虐行為の言い逃れを行っている」などと批判したり、昭和天皇の言葉を取り出し「耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでいるのは鯨やイルカたち」と“こじつけ論”を展開する。さらに、「日本は地球上で最も恐ろしい国家」として福島第一原発事故の影響で多くのイルカが死んでいるとも述べ、状況をあおり、支持者に対して、鯨やイルカたちを救えるのはシー・シェパードだとアピールしている。

 国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配されているワトソン容疑者は昨年7月にフランスに逃亡。以来、フェイスブック(FB)の公式ページで1日に4〜5回、声明を発表している。 (後略)

【参考記事】
・クジラ映画製作の日本人女性監督を“攻撃” 脅迫のメッセージも 「どんな妨害にも負けない」と意気込む監督 2015年7月12日 産経ニュース

・豪州政府、野良猫200万匹の駆除に乗り出す 2015年7月19日 スプートニク


本記事の資料


(  )内は管理人による注釈です。

「土人」という言葉はそのまま掲載しています。

なぜなら、昭和の中ごろ、「カルピスのマークは黒人だ!差別だ!」、「ちびくろサンボのちびくろは差別だ!」というサヨクの言葉狩りの流れで、「土人」という言葉が狩られたからです。

「土人」という言葉も狩ってしまえば、歴史が知られることはありませんから。


白人は一種のスポーツとして日曜の行楽としてオーストラリア原住民をみな殺しにした


出典:1942(昭和17)年 五車貿易出版部 大神田軍治 「世紀の決戦:日本はどう発展するか」


⑷ 可憐なる濠州土人
 
 英国が濠州に第一回の移民を送ったのは一七八七年である。全員一千四十四名、其(そ)の中(うち)囚人が六百九十六名、自由移民が八十一名、其の他は官吏、守備隊員や其の家族であった。

 斯(か)くて濠州は流刑植民地として其の出発を遂げたのであるが、一七八八年から向う五ヶ年間にニュー・サウス・ウェールスに五万七千六百余人の流刑者は送られたのである。

 即(すなわ)ち陽気で、無邪気で、正直な濠州土人の中に十数万の兇暴な囚人が放たれたのであって、兎(うさぎ)の群(むれ)に餓(う)えた狼を放ったようなもので、機会ある毎(ごと)に土人を襲い、時に部落を鏖殺(おうさつ:みな殺しにする)する暴挙もあり、土人狩りを一種のスポーツとして日曜の行楽として公然行われるのであった。

 其の結果百万を数えられた土人も今日(いま)は二万人内外、雑種を加えて五万二千人に減じてしまった。

 ニュージーランドのマオリ族は数十万から四万人に、二十万人のタスマニヤ土人は陰惨苛烈(いんさんかれつ)な土人狩りによって、現在は全く絶滅してしまったのである。

 以上は単に有名な事実の一端を拾ったに過ぎないのであるが、太陽の没することなき英国の植民政策、多くこれ、かかる悪政の所産である。


最後のタスマニア人の遺骨は博物館に陳列された


出典:1941(昭和16)−1942(昭和17)年 日本拓殖協会 「拓殖叢書 第7集 濠洲」 七、原住民族


「眠れぬままに想い浮ぶ、先日ダーイン滞在中に州長官の好意で奥地へ四、五十哩(マイル)、野牛の悠々たる草野に車を駆ったとき、一陣の風とともに、草叢(ブッシュ)の蔭(かげ)から飛び出したカンガルーの群、そのあとから手槍を提げもって飛び出した凄(すご)い叢人(ブッシュマン)の姿。

ああ私は、何と面白い然(しか)し凄まじい土地に居(い)るのだろう。生き残った最後の純血タスマニア人、ツルカニが、 『妾(わたし)を山の蔭に葬って』 との言葉を残して一八七六年五月八日、哀れ呼吸をひきとった。その切なる願いにもかかわらず彼(か)の女の骨骸はいまホバートの博物館に陳列されている。そしてそれと同時に世界の原人タスマニア人は絶えた。

濠洲聯(連)邦および各州政府は濠洲の各地に強制収容地を作って、市の周囲に住む土人を収容している。然(しか)しそれは文字通り収容であって、その保護、教化は全く各種伝導団体に任せられている ── のみならず、中央濠洲、北濠洲にはまだ凶悪極まる土人も野犬のごとく彷徨している。」


・白人は濠洲原住民の子供を不具にし、耳や鼻を斬り落し、小指を斬ってパイプの栓にした
・白人最大の希望は褐色の土人を除くこと&マオリ族の絶滅
・英国は人口統計を廃止して最後のタスマニア人が死ぬまで「人口は増大しつつある」と主張した


出典:1940(昭和15)年 刀江書院 国際経済学会編 「英国植民政策史」 第二章 真理の否定


一、濠洲に於ける囚人政策

 ヴァンディメンスランドの流刑地に於ける土人は次第に滅亡して行った。

 現地の英国総督の命令をみれば、一八一〇年頃、英人が土人をどういう風に取り扱ったか、又(また)、英人の暴行にはどんな罰が課せられたかがはっきり判(わか)る。即ち、

「土人の子供を不具にしたもの、その耳や鼻を斬り落したもの、又は土人の小指を斬ってパイプの栓にしたもの……」

は笞(ムチ)刑によって罰せられるの程度である。

 当局の始めた獵(猟:か)り集めによって、タスマニア人は殺されたり、捕えられたりした。英国がこの島を占領した当時は未(いま)だ約二十万の土人がいた。この中(うち)、生き残った三百十人は一八三五年にファーノー群島のフリンダース島に移された。一八四八年にはこの島に男十三人、女二十二人、男児五人、女児五人を残すのみとなった。

 オーバーレンダーの報告によれば、

「一八五四年にはまだ十六人のタスマニア人がいた、数年後には最後の六、七名の土人をホバードタウンに連れて来た。一八六六年には四人のタスマニア人、即ち、女三人と二十七歳の男一人が生きていた。一八七六年には最後のタスマニア人の女、ララ・ルックが七十六歳で祖先の許(もと)に帰って行った」 と

 英国の学者、ケンブリッヂのトリニティー・カレッヂのバチェラー・オブーアーツ、男爵W・W・ストリックランド卿は一九〇六年に次の様(よう)に書いている。

「タスマニアや濠洲に就(つ)いて詳しく語るのは無駄である。タスマニアではその原住民は既に悉(ことごと)く英人のために虐殺されてしまった。濠洲のアリマン原住民も、同系統の人種の手によって、やがては同じ運命を辿(たど)るであろう……

 ニュー・ジーランドでは英人の最大多数が、密かに、だが熱心に、マオリ人の絶滅を望んでいる。

 濠洲では輸入された白い野獣が、褐色の人種、もっと正確に言えば、自分は除くが、同じ人種系統に属する濠洲の土人は除かず、全人種に対して憎悪を公言し、自分達の最大の希望は褐色の土人を除くことにありと主張して憚(はば)からない。……海峡植民地では土人の人口は急激に減少しつつある……」

更に、ストリックランドは彼の研究を次のごとく結論している。

「東半球に於けるかかる記録を見ると、未開の民族を指導し、彼等(かれら)に福祉と幸福とを与えることは、吾々(われわれ)のみが有する秘密であるという英人の言葉も、そのままに受(うけ)とれない。英国人は ── 問題が英国にとって有利に発展するような地方では、それは実際には、すべての土人にも有利なのである ── というが如(ごと)き仮定にもとづ)く無限の独裁力によって、その目的を達して来たのである。英国がもしかかる狡猾なる手段によらないでその目的を達したのであるとすれば、或(あるい)はそう言い得られるかも知れない。かかる自惚(うぬぼれ)がその程度を越して、遂には基礎的な人口統計も不必要だとして、廃止されるに至った。かくして土人を絶滅するための適当な手段が探られた。その最後の代表者がなくなるまで、人口は 『飛躍的に』 増大しつつあると主張していた。」

 濠洲及びその地方の諸島に於ける英国植民地政策の事実は、この地に於ける英国の支配が始って以来今日に至る迄(まで)、真理を無視した英国的良心 ── 而(しか)して(そして)かかる良心が決定的なポイントであるのだが ── とでも言い得るであろう。


白人の人種差別−タスマニア人をみな殺し、白濠主義をとなえて有色人種の移民は不許可


出典:1942(昭和17)年 軍事教育研究会 大倉要 「戦争と国際問題」 二、大東亜を組成する国家と地域


濠洲

 濠洲は英の自治植民地で、一七七〇年発見以来、英の流刑植民地として囚人のみを送られ、一八三六年メルボルン市建設、同五一年金鉱発見以来発達した。

面積七七〇万方粁(平方キロ)で、我国の十二倍もあるが、人口は九州より遥かに少く六百十万人である。英流の虐殺か、細菌主義か、土着人のオーストラリア族は減少し、タスマニア族は絶滅して、白濠主義を唱えて東洋人を移住せしめない(させない)。

従って耕地は全土の一パーセントに過ぎず、然(しか)し小麦年産額は一億八千万ブッシェルに達し、英の穀倉となっている。其の他、綿花、米、煙草、砂糖等を産し、殊(こと)に羊毛は世界第一である。鉱産物は南阿(南アフリカ)米に次いで世界第三位の金を主とし、石炭、銀、鉛、銅、錫(すず)、鉄等を産する。 


戦後.抹消された白人の非人道的行為


出典:1942(昭和17)年 二見書房 中井良太郎 「史考大東亜戦争」 第四章 米国の対日挑戦を推進した老獪悪辣の英国


(二) 英国の罪悪

 濠洲を罪人の流島とし、濠洲土人を鏖殺(おうさつ:みな殺しにする)して今日残す所なきが如き(絶滅させてしまったように)非人道を敢(あえ)てするのが英人の本性である。

 理不尽なる阿片(あへん)輸入に依り、阿片戦争を挑発して支那蚕食(さんしょく:他の領域をじわじわと侵略すること)を初め、香港や九龍を奪い、上海を我物(わがもの)とし、支那各地に勢力を植え付けた歴史は周知の通りである。

出典:1928(昭和3)年−1932(昭和7)年 新光社編 「世界地理風俗体系 XXIII」


タスマニヤ土人

 濠洲大陸と一元帯水(いちげんたいすい)のタスマニヤ島に住んでいた土人は、オーストラリヤ人と並記されるのが常であるが、体質や文化からいうと、寧(むし)ろメラネシヤ人に近かった。

その言語は漆着語(しっちゃくご)で、接頭語と接尾語とをもっているが、メラネシヤ語とは縁が遠い。

その身長は一・六六メートルで、顔は斜顎(しゃがく)であり、頭形示数(とうけいじすう)は七六乃至(ないし)七七を示し、鼻は扁広(へんこう)である。毛髪は縮れている。この種族は絶滅した。

 独(ひと)りタスマニヤ人のみならず、オーストラリヤ土人も年々人口減少し、一八五一年に五五、〇〇〇人あったものが、一八八一年には三一、七〇〇に減じた。南オーストラリヤのナリンイェリ族の如きは、一八四二年に三、二〇〇人の成員をもっていたのに、一八七五年には五一一人しかもっていなかった。

こうした現象は、文明的移住民との生存競争のために敗れてしまう結果である。
https://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-276.html

アボリジニーの品種改良

ハクジンの作り方

先日、アボリジニー女性と長く話をする機会があった。
彼女は推定40歳弱のアボリジニー女性。明日、生まれて以来一度もあったことのない姉に会うのに、とても緊張している、と言う。

私は、家庭の事情か、とちょっと思ったけれど(馬鹿な私)、よく聞いてみると、まだ一度もあっていない弟もいて、母親とは、3年ほど前、生まれて初めて会えた。という。

ベルギーに住んでいる弟もいるのよ。と写真を見せてくれた。

ヨーロッパ政府の先住民政策のことを少しでも知っている人ならすぐにわかると思うが、そう、これは、イギリス政府 (後にはオーストラリア政府)の先住民同化政策のひとつで、アボリジニー女性から生まれた赤ちゃんを出産後 母乳をやるのも許さず、すぐ取り上げ、ハクジン夫婦のもとで育てさせる。というもの。

こうすることにより、アボリジニーのこども達は、親から文化を継承せず、イギリス人化する と考えたのだ。

私は知識としては知っていたけれど、まさか、こんな若い人がまだ、その政策の当事者として存在していることが、驚きだった。

私の勉強不足のせい、なのですが、ただ、この事実を豪州政府は公にはしない。
事実をしるためには、アボリジニーから聞いた話をドキュメンタリーにした本やビデオしかないのだ。

彼女曰く、この政策は、1980年まで続いた。だから今26歳以上のアボリジニ−は、みんな親を知らないで育った。

「そんな最近まで!!」私には衝撃だった。

自分のこどもが、政府によって取り上げられ、2度と会えないのだ。親は子供の写真を見ることも、消息を知らされることも この制度が廃止されるまではなかったという。

たとえ、海外に行っても、死亡しても、知らされなかったのだ、と言う。

これだけでも、悲しいのに、彼女の話は終らない。

この制度は、ただアボリジニーを先祖から引き離し、イギリス人文化に馴染ませるためだけのものではなく、アボリジニーを抹殺するかわりに、彼らの肌を白くする政策でもあったのだ。


アボリジニーをひきとる親のほとんどは、女児を好む。

女児なら大きくなれば強姦し放題だからだ。

そして妊娠させる。

そしてその赤ちゃんの肌は母親より少し白くなる。

だから、政府はそれをよしとしたのだ。


強姦したいハクジンの父親は、早ければ8歳くらいには、強姦すると言う。

彼女の周りでも、たくさんのアボリジニー女性がまだ幼い頃に強姦され、12、13歳で妊娠した人がいっぱいいたはずだ、と言う。

もちろん 強姦された挙句生んだ赤ちゃんは、すぐ政府によって取り上げられるのだ。

そしてその子も女児なら、運が良くなければ、強姦される運命だ。


男児はどうなるのか。

地方や役人によっては、男児は、何の役にも立たないので、(アボリジニー女性は、ハクジン男性の性の遊びの役に立つが、アボリジニー男性がハクジン女性とセックスするのは、許されないし、アボリジニー女性と性交渉をすると、二人の赤ちゃんの肌の色は白くならない) 不必要として、生まれた直後 近くの壁にたたきつけて殺したのだ と言う。

私には、言葉も出なかった。

彼女は自分を育ててくれたハクジン両親はいい人で、とても幸運だったという。

統計などなくてわからないけれど、幸運なアボリジニーは少ない と言った。

彼女は自分の父親が誰だか知らないという。あるとき、病気で医者に行った時、医者から、両親にその病気をしたことがあるか、聞いていらっしゃい、それが予防に役立つと言われ、母親に父親の所在を聞いた。

母親が インド人の男性だ、と教えてもらい、会いに行く直前、母親から止められて、何事かと思ったら、よく考えたら違うと言う。

笑いながら、インド人だったら、あなたの肌はこんなに白くないわよね、と娘の肌をさすりながら言った と言う。で、父親は、アイルランド人、ハクジンだと言って、でも死んだのだ、と。


彼女は 父親に会うのはあきらめた、と言った。母親が話したがらないから。と。
考えてみればこのお母さんも 親から引き離されて、ハクジンの親の元、苦労して育ったわけだから、何があったかは、想像にかたくない。

彼女は、自分の肌をさすりながら、豪州政府はこの肌でもまだ白さが足りない、と言うわ。といった。肌の白さ、をこれほどまでに気にしながら生きていかなければならのは、信じられないほど理不尽だと思った。

彼女は言う。過去も悲しいけれど、今も悲しい。

なぜかと言うと、時折話す、オーストラリア人(ハクジンだと思うけれど)は、総じてこの話を信じないと言う。

政府がそんなことするはずない、と。

彼女は、じゃあ、なぜ多くのアボリジニーがこんな都市に住んでいるの?

各地にあった、トライブにいないの?

なぜアボリジニーの言葉が話せないの?

と聞くのだそう。


私には、ハクジンオーストラリア人が政府の行ったこの蛮行をしらないのはありえるとして、その本人からこういうことをされた、と言われて、政府がするわけない、と否定するその気持ちがよくわからない。

それほどまでに、政府を信じきっている気持ちが。いや、政府というか、ハクジンがそんな残酷なことをするわけない、とおもっているのかもしれない。

イギリス政府が行った数々の蛮行、植民地支配も何もかも習わず、海賊も彼らの誇り、アメリカ大陸の”発見”と勉強するし、あの土地の近代化をひたすら美化し、第一次大戦も、その後のすべての戦争も (ベトナム戦争、湾岸、今の戦争も)ひたすら、正義の戦いとして教わってきているからね。

彼らは。ベトナムは、やるべきでなかった、とはいうけれど、政府には、ちょっと批判的でも、自国の兵士への同情だけ(ベトナムへはなし、)。

反省の”は”の字もない。

ここまで、国際社会の中で(おそらく、対非ハクジン国、民族にかぎって)イギリス系の自分達が間違っているわけない、という、強い信仰があるのだろうな。

一般の日本人が、沖縄の人から、占領された後、こういうひどいことを日本政府から、組織的にされた、と言われたら、頭から否定するかな。

特に、強姦とか、殺人とか、そういうものは、抑圧につきものだし、あるかも、と思うのが、普通だと考えてしまう。

まあ、それはともかく、私はこの話をきいて、この国にいまでもひたすら起こりつづけている、先住民女児への、先住民男性からの強姦、性暴力事件の深層が、こういうところにあるのではないかと感じました。(下の方に投稿してあります。)

また、アボリジニー女性が強姦された事件で、容疑者がハクジン男性、アボリジニー男性にかかわらず、裁判員に女性が複数いても(ハクジンのみ裁判員)、裁判で有罪にならず、釈放されてくる事実を見て、アボリジニー女性らが、「私達が強姦されても、とにかく、ハクジン達は、彼らが女性であるか、男性であるかにかかわらず、同情はけっしてされない。どういうわけか、私達は、強姦されてもいい生き物と思われている」、と言った言葉の裏の意味が、今少し理解できる。

さらに、大学時代、クラスで見た(女性学の授業、フェミニスト系の女性教授の中には、アボリジニーのことを理解しようとする人はいる)まだ、上陸したばかりのイギリス軍がアボリジニ−を虐殺する物語のビデオですが、クライマックスは、偶然に森に入っていた9歳くらいの少女は殺されるのをまぬがれ、じっと木の陰から、自分の親、兄弟、姉妹を含む、部族全員がイギリス軍の手によって銃殺されるのを目撃する というような話だったのですが、悲しすぎて、涙がとまらなかった。

明かりがついて、60人くらいの生徒の誰ひとり(私以外全員ハクジン女性(一応見た目ですが)、涙ひとつ、うるうるした様子ひとつないのには、映画の内容以上に驚いたことを覚えています。が今、その理由がわかります。

ついでに書きますが、こちらでは、もちろん、ハクジンが全員ひどいのではありません。何とかしようとするハクジンだっているのです。

最近こういう不満がハクジンから出され、報道されました。

今では、アボリジニーの赤ちゃんが母親から強制的に奪われることはなくなりましたが、アボリジニー家庭はすさみ、アルコール中毒やら暴力やらで、親としてきちんと子育てできない家庭が多く、中には、ハクジン夫婦が 好意で親が落ち着くまで預かる制度があります。(これは、ある程度管理されていて、強姦などはできないようですが)
そのハクジンの親で、それは 自分の子供のように一生懸命面倒見る人もいるわけです。

その中で、学校にきちんと行かせ、宿題をさせ、ドラッグをすわないように ある意味愛情こめてしつけている親がいました。政府はその親に対し、こういう”質のいい”子育てをするのは、契約違反だから、すぐ止めないと、告訴する、というのです。

腹を立てた親が、テレビ局に話して公になったわけです。

政府いわく、先住民のこどもはいずれ、ドラッグを吸い、しつけもろくにできない親元に返るのだから、かけ離れたことをするのは だめ。ということです。

ハクジン親は、親がたとえ吸っても、あなたは自分の身体のため、やめなさい。と教えて何が悪い、また、勉強に興味を持ち、学校に行く習慣ができれば、その子の将来の利益になる、と主張しました。

また、別の アボリジニーの子供をあずかった親からも こんな政府への不満がテレビ局にとどきました。

このこどもが自分のこどものように可愛く、将来は頑張って欲しいから、その子と別れる時、将来大学に行きたくなったら私に連絡しなさい。援助してあげる、と言ったそうです。

それを知った政府にそんなことはするなと言われた、と。不公平だと。

あづかった親は、言う。政府は他の子に対し不公平だというが、本当の理由は違う。
彼らは、アボリジニーに、その地位を向上してほしくないのだ。
http://www.asyura2.com/0601/social3/msg/428.html


 ●谷底に突き落とす殺し方で…

 オーストラリアが近代の歴史に顔を出すきっかけとなったのは、1776年の米国の独立戦争だった。

 それまで米国というか、アメリカ大陸にあった英国植民地は、開拓民の送り込みの地としてだけでなく、本国でさんざん悪さをした犯罪者の流刑地でもあった。

 それが英本国の財政逼迫につき、アメリカの植民地に印紙税をかけたのが発端となってついには独立戦争にまで発展した。

 そして米国は独立する。英国は植民地を失ったのも痛手だが、それ以上に困ったのが流刑地を失ったことだった。

 それでオーストラリアが急浮上し、1776年以降、新しい遠流の地とされた。
 しかし行ってみると気候はいい、冬の寒さも本国英国よりはるかにしのぎやすい。先住民アボリジニはいるものの、いたって穏やかだし、最大の害獣が野生化した大ディンゴくらいで、毒蛇とか致死性の風土病とか、生活を舜かすものは何もなかった。

 こんないいところを、犯罪人専用とするのはもったいない。英政府は1801年、ここを安全で有望な移住地に切り替えた。

 移住してきた人々は、それまでの流刑者とは違うという意味で「1801年以降の市民」と名乗った。

 しかし、彼ら移住者の程度は流刑者よりもお粗末たったことを歴史は伝えている。

 彼らは奥地に向かって開拓を始めるが、それば先住民の虐殺と同義語だった。

 彼らはあらゆる殺し方をした。

アボリジニの集落の飲み水に毒薬を入れたり、米大陸のインディアン殺戮と同じに襲撃しては撃ち殺したりした。

 しかし、最もポピュラーな殺し方は、丘陵地に住む彼らをI人ずつ谷底に突き落としていくというものだった。

羊と同じ、抵抗することを知らないアボリジニは黙って突き落とされていった、という。


 ●強姦されて混血児を生む母親

 20世紀に入っても、オーストラリア人は虐殺をやめなかった。

アボリジニ狩りの日を決めてはハンティングを愉しんだ。

 ニュー・サウスウェールズ州の図書館にはその狩りの記録が残されている。

1928年のある目の記録には狩りの成果として「アボリジニ17匹」とある。


 歯止めない殺戮は、例えば約50万人のアボリジニが住んでいたタスマニア島ではわずか四半世紀で彼らを根絶やしにした。最後の何百人かは岩だらけの孤島に移し、全員を飢え死にさせている。

 300万人というのが、1801年当時のアボリジニの控えめな人口だが、20世紀の半ばでそれは30万人に減り、今も決して増えてはいない。

 それは表向き社会保障制度の充実という形を取る。アボリジニは農地も奪われ、かといって街では就職口もない。それで政府は失業手当(Dole)を与え、施設に収容する。
 というと聞こえはいいが、収容施設は米国のインディアン居留地と同じ、鳥も通わぬ辺鄙な場所に作られ、そこに押し込まれればもう外の世界には戻れない。ナチスが民族浄化に使ったゲットーと大差はない。

 先住民の女性はもっと過酷な生き方が強いられる。彼女たちは実にしばしば白人の慰みものにされ、混血児を生まされる。

しかし子供の父親ははっきりしない。つまり強姦されているのだ。

 そうすると政府が出てきて、混血児は母親から引き離され、白人の里親のもとに送られて教育と生きる権利を与えられる。

 有色人種は虐殺か淘汰だが、一滴でも白人の血が入れば彼らは生かされる。

かつてメキシコを征服したスペインは原住民の男は殺したが、女を強姦して子供を生ませた。

メキシコはその混血のメスチゾが国民の過半を占める。それと同じことを今、やっている。


 そのオーストラリアで、シドニー五輪が聞かれた。大会のテーマは友愛と和解だった。

豪州の暗い過去、つまりアボリジニヘの非人道的な対応はやめた、今は白人と先住民は和解し、友愛が生まれたという主張だ。

 それを象徴するように混血の女性アスリートが聖火ランナーを務め、開会式の祭典では多数のアボリジニの男女が会場いっぱいに踊りまわってみせた。

 しかし、それは彼らのいう「Bull shit(たわごと)」でしかなかった。

 和解の象徴のように扱われた女性アスリートは自分の生母がだれかも知らない。白人の血が混じったというだけで、彼女もまた生母から無理やり引き離されたひとりだった。

 開会式で踊った先住民も、実は白人が体を黒く塗ったニセ者だった。本物の彼らは出演を拒否し、華やかな会場の外で「私たちを減ばさないで」と座り込み抗議をしていた。
 APもロイターもそれは流さず、彼らの声はかき消された。
http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/562736/

日本でもアイヌや縄文人は劣等民族として社会の底辺になっているよ。
http://www.asyura2.com/15/china6/msg/675.html#c106

[中国6] 日本の天皇は中国人か、それとも朝鮮人か?―中国メディア 赤かぶ
107. 中川隆[-13816] koaQ7Jey 2018年12月12日 21:25:54 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22087]

原人もネアンデルタール人もタスマニア人も劣等民族の民族浄化で抹殺された _ 2


現在リアルタイムで行われている劣等民族の民族浄化については


中国人のウイグルでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/280.html

中国人のチベットでの民族浄化の手口
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/282.html

http://www.asyura2.com/15/china6/msg/675.html#c107

[中国6] 日本の天皇は中国人か、それとも朝鮮人か?―中国メディア 赤かぶ
108. 中川隆[-13818] koaQ7Jey 2018年12月12日 21:37:34 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22090]

中国人移民を入れると日本人も民族浄化されて絶滅する


1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

http://www.asyura2.com/15/china6/msg/675.html#c108

[中国6] 日本の天皇は中国人か、それとも朝鮮人か?―中国メディア 赤かぶ
109. 中川隆[-13820] koaQ7Jey 2018年12月12日 21:49:13 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22093]

因みに、畿内の縄文人を民族浄化した天皇一族はソウルの近くから日本に移住して来た漢民族です。

ソウルの近くに、中国鏡を太陽神として崇拝している漢民族の村があって
そこが天皇家の出身地だと言われています:


天降りの神話です。そこで『古事記』(上巻)に[史料1]

「故爾に天津日子番能邇邇藝命に詔りたまひて、天の石位を離れ、天の八重多那雲を押し分けて伊都能知岐知和岐弓、天の浮橋に宇岐土摩理、蘇理多多斯弖、竺紫の日向の高千穂の久士布流多気に天降りまさしめき」。

高千穂の峰と書けばいいのにわざわざ古事記は「久士布流」という形容をしている。亀旨と同じです。高千穂の峰にクシという言葉がついている。

 「此地は韓國に向ひ、笠沙の御前を眞来通りて、朝日の直刺す國、夕日の日照る國なり。故、此地は甚吉き地。」

という言葉があります。

 高千穂伝承には[史料2]

「筑紫の日向の高千穂の槵觸峰」

「日向の槵日の高千穂の峰」

「日向の襲の高千穂の槵日の二上峰」。

いずれもクシという字があります。

朝鮮の神話と日本の神話に類似性があることを教えてくれます。

それだけではなく

「日向の襲の高千穂の添山峰」。

それを『日本書紀』(巻第二)[史料3]では「曾褒理能耶麻」と云ふ。
わざわざ「そほりの山」と読むと書いてある。

朝鮮半島では聖なる場所のことを「ソホリ」と言う。
韓国の都をソウルというのは聖なる場所という意味なんです。

『三国史記』には百済の最後の都・泗沘(シヒ)のことを所夫里(ソホリ)といっています。
高千穂の聖なる山ということが朝鮮の言葉のソフルと記されています。

天から神が降りてくる、その場所をクシとかソホリという言葉を使っていることに注目して下さい。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~tosikenn/kouzaueda.html


中国鏡を太陽神として崇拝している漢民族系朝鮮人が作った伊都国と邪馬台国
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku273.htm

高天原故地碑

高天原故地碑(たかまがはらこちひ)は、大韓民国慶尚北道高霊郡の加耶大学校内にある石碑。日本神話の天津神が住む高天原は、ここであると記されている。


慶尚北道 高霊郡 地図
https://map.konest.com/daddr/4783034032


高天原は実在の地域を反映しているとする説は古くから存在し、第二次大戦後は主としてアマチュア研究家によって朝鮮半島説も唱えられることがあった。当初その比定地とされたのは、戦前から一部の研究家によってスサノオが立ち寄ったという新羅のソシモリの候補とされた、『冬のソナタ』のロケ地として知られる江原道春川市であって、慶尚北道高霊郡ではなかった。


春川に代わって名乗りをあげたのが高霊郡であった。加耶大学校の李慶煕総長がこの説の主唱者で、1999年6月28日に「高天原故地」と記された石碑が建立された。


李慶煕の主張


この節に雑多な内容が羅列されています。事項を箇条書きで列挙しただけの節は、本文として組み入れるか、または整理・除去する必要があります。(2010年10月)


李慶煕総長の主張によると

高皇産霊尊は、高と霊の字が含まれるので、高霊郡で誕生した[1]。

東国與地勝覧に書かれている伽耶の天神夷毗訶の次男伊珍阿豉(イジンアシ)はイザナミと発音が似ている。そのため、伊珍阿豉はイザナミである。

任那の任は現代の韓国語で「主人」「母」を意味する。そのため、任那は『主人の国』や『母なる国』を意味する。

高千穂の添山(そおりやま)は韓国の首都ソウルと発音が似ている。そのため、添山はソウルを指す。


と、いうことだそうである。

これらの主張は、2001年に訪韓した筑波大学の馬渕和夫名誉教授らの賛同を得ている。このとき、馬渕教授は李総長の主催する学会で「朝鮮民族が日本を征服し大和王朝を建てた」と発表している[2]。


脚注
1.^ 以下、特に論評はしない。
2.^ 『韓国 堕落の2000年史―日本に大差をつけられた理由』 加耶大学校客員教授 崔基鎬 著
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%A4%A9%E5%8E%9F%E6%95%85%E5%9C%B0%E7%A2%91


http://www.asyura2.com/15/china6/msg/675.html#c109

[昼休み54] 「古事記に学ぶ日本のこころ」 馬渕睦夫 〜天と地を結ぶ日本人の力〜 中川隆
11. 中川隆[-13822] koaQ7Jey 2018年12月12日 22:25:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

deep state と中国共産党


河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/339.html#c11

[昼休み54] 中国のハニートラップ戦略 中川隆
6. 中川隆[-13821] koaQ7Jey 2018年12月12日 22:26:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

deep state と中国共産党

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/153.html#c6

[近代史02] 中国美女も日本男性が大好き 中川隆
73. 中川隆[-13820] koaQ7Jey 2018年12月12日 22:26:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

deep state と中国共産党

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

"ディープステート"
この世界を操り、歴史を作ってきたとされる影の政府、真の実力者、アメリカの"奥の院"の存在が明らかに・・・。

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/290.html#c73

[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
51. 2018年12月12日 22:47:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c51
[リバイバル3] 中川隆 _ 経済、ビジネス関係投稿リンク 中川隆
48. 中川隆[-13819] koaQ7Jey 2018年12月12日 22:48:35 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/813.html#c48
[昼休み54] 世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ 中川隆
1. 中川隆[-13818] koaQ7Jey 2018年12月12日 22:59:50 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]

馬渕睦夫さんが明らかにしていますが


左翼=リベラル=グローバリズム=ユダヤ
=国際金融資本、軍産複合体、ネオコン、CIA、FBI、中国共産党、マスコミ
=マクロン、メルケル、ヒラリー・クリントン、オバマ、ボリス・エリツィン、小泉純一郎、竹中平蔵、小沢一郎、橋下徹、枝野幸男、日本の官僚・皇族、日本の護憲派・反原発派・反安倍勢力


右翼・民族主義=反リベラル=反グローバリズム=反ユダヤ
=プーチン、チェ・ゲバラ、カストロ、J.F.ケネディ、トランプ、サダム・フセイン、カダフィ、アサド、ウゴ・チャベス、 ロドリゴ・ドゥテルテ、田中角栄、安倍晋三、日本共産党


なんですね。


安倍晋三は調整型の政治家で権力基盤が弱く、IQ も随分と低いので、官僚や自民党のグローバリストに引き摺られているのですが、本来はプーチンやトランプと同じナショナリストなのです

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/347.html#c1

[中国6] 日本の天皇は中国人か、それとも朝鮮人か?―中国メディア 赤かぶ
110. 中川隆[-13817] koaQ7Jey 2018年12月12日 23:25:14 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22096]
日本は多民族国家で

陸稲は焼き畑農耕と一緒に縄文中期に長江から九州に伝わった
水田は弥生初期に長江から北九州に伝わった

弥生人は長江からの少数の移民が縄文人が混血してできた

弥生時代後期から昭和までずっと連続して朝鮮から漢民族系渡来人が流入し続けた

宗教は

縄文人は蛇信仰
長江人は鳥信仰
朝鮮からの漢民族系渡来人は中国鏡を神体とする太陽信仰

____


稲の来た道論争
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku368.htm

稲作の渡来(稲作はどこから来たか?)
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku359.htm

4.呉の国と日本・稲作の渡来
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku358.htm#04

縄文時代に長江から九州に伝えられた照葉樹林帯文化
https://dankai.akimasa21.net/east-asian-evergreen-forest-culture/

遡る縄文稲作の年代
http://www.geocities.jp/ikoh12/honnronn2/002_01jyoumonninasaku.html

長江人が移住して作った吉野ヶ里遺跡の鳥居
http://www.yoshinogari.jp/contents/c3/c104.html

漢民族系朝鮮人が作った魏志倭人伝の伊都国と邪馬台国
http://yamatai.cside.com/katudou/kiroku273.htm
http://www.asyura2.com/15/china6/msg/675.html#c110

[昼休み54] アングロサクソンは悪い 中川隆
67. 中川隆[-13819] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:05:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]

2018.12.13
ベネズエラとの経済関係を強めるロシアが同国へ超音速爆撃機などを派遣

 ロシア軍が派遣した2機のTu-160戦略爆撃機、An-124輸送機、そしてIl-62が12月10日にベネズエラへ着いた。共同軍事訓練に参加するためだとされている。Tu-160は最高速度がマッハ2.3という超音速機で、An-124の最大積載量は150トンだ。

 12月4日にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領はロシアを訪問、ロシアが石油開発に50億ドル、金の採掘などに100万ドルの投資をすることで合意している。アメリカの経済的な攻撃で苦境に陥っているベネズエラだが、ウラジミル・プーチン露大統領は支援を約束した。

 一般的に、アメリカ支配層の侵略はエリートを買収から始まる。これに失敗すると経済的な攻撃、反対勢力への支援、プロパガンダや手先のグループ(労働組合やNGOなど)を使った抗議活動で国内を不安定化、そして軍事クーデターやアメリカ軍の侵攻へと続く。要人暗殺も行われてきた。

 すでにドナルド・トランプ政権は経済戦争だけでなく、体制転覆の準備を進めている可能性は高い。例えば、ニューヨーク・タイムズ紙は9月8日付けの紙面で​トランプ政権が2017年からベネズエラの反体制派の将校と秘密裏に会い、マドゥロ政権の転覆について話し合っている​と伝えている。今年(2018年)5月22日にベネズエラ政府はトッド・ロビンソン米大使と上級外交官のブライアン・ナランジョに対し、「軍事的な陰謀」を理由に、48時間以内に国外へ出るように命じているので、そうした動きがすでに進んでいたのかもしれない。

 アメリカ政府のベネズエラに対するクーデター計画はビル・クリントンが大統領だった1999年から始まる。この年にベネズエラの大統領となったウーゴ・チャベスがアメリカから自立した体制を築こうと考えたからだ。その計画は2002年にジョージ・W・ブッシュ政権が始動させた。

 ​このクーデター計画で中心になったのはイラン・コントラ事件に登場するエリオット・エイブラムズ、キューバ系アメリカ人で1986年から89年にかけてベネズエラ駐在大使を務めたオットー・ライヒ、そしてジョン・ネグロポンテ国連大使​だ。

 ネグロポンテは1981年から85年にかけてホンジュラス駐在大使を務めていたが、そのときにニカラグアの革命政権に対するCIAの秘密工作に協力、死の部隊にも関係している。ベネズエラでのクーデターに参加していた時は国連大使を務めていた。その後、2004年から05年にかけてはイラク駐在大使だ。

 2002年のクーデター計画の場合、事前にOPECの事務局長を務めていたベネズエラ人、アリ・ロドリゲスからウーゴ・チャベス大統領へ知らされたからだが、それでアメリカ支配層があきらめることはなかった。

 例えば、​ウィキリークスが公表したアメリカの外交文書​によると、2006年にもベネズエラではクーデターが計画されている。「民主的機関」、つまりアメリカの支配システムに操られている機関を強化し、チャベスの政治的な拠点に潜入、チャベス派を分裂させ、それによってアメリカの重要なビジネスを保護し、チャベスを国際的に孤立させるとしている。

 この計画も成功しなかったが、チャベスは2013年3月、癌のため、58歳の若さで死亡した。アメリカは発癌性のウィルスを開発、実際に使っていると言われているが、チャベスのケースがそれに該当するかどうかは不明だ。

 ネオコンは1991年1月にイラクへ軍事侵攻して以来、自分たちの武力行使を誰も妨害しないと思い込んでいる。そのとき、ソ連が軍事介入しなかったからだが、当時のソ連は混乱の最中にあった。

 その思い込みは南オセチアへの奇襲攻撃におけるロシア軍の反撃、シリアでのロシア軍の介入で否定されているのだが、攻撃をエスカレートさせれば機能すると考えているようだ。

 一方、ロシアはアメリカに見切りをつけたように見える。アメリカがロシアや中国の周辺にミサイルを配備、部隊を送り込んでいるが、ロシア政府はアメリカ支配層の頭に冷水を浴びせるため、ベネズエラで軍事的なデモンストレーションをするかもしれない。ベネズエラにアメリカの傀儡体制が誕生した場合、同国の石油をアメリカが支配することになり、中東などで戦争を始めるハードルが下がる。そうした事態をロシアは望んでいないだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812130000/
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/109.html#c67

[近代史02] 小沢一郎先生を襲った恐怖とは 中川隆
89. 中川隆[-13818] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:05:55 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]

2018.12.13
ベネズエラとの経済関係を強めるロシアが同国へ超音速爆撃機などを派遣

 ロシア軍が派遣した2機のTu-160戦略爆撃機、An-124輸送機、そしてIl-62が12月10日にベネズエラへ着いた。共同軍事訓練に参加するためだとされている。Tu-160は最高速度がマッハ2.3という超音速機で、An-124の最大積載量は150トンだ。

 12月4日にベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領はロシアを訪問、ロシアが石油開発に50億ドル、金の採掘などに100万ドルの投資をすることで合意している。アメリカの経済的な攻撃で苦境に陥っているベネズエラだが、ウラジミル・プーチン露大統領は支援を約束した。

 一般的に、アメリカ支配層の侵略はエリートを買収から始まる。これに失敗すると経済的な攻撃、反対勢力への支援、プロパガンダや手先のグループ(労働組合やNGOなど)を使った抗議活動で国内を不安定化、そして軍事クーデターやアメリカ軍の侵攻へと続く。要人暗殺も行われてきた。

 すでにドナルド・トランプ政権は経済戦争だけでなく、体制転覆の準備を進めている可能性は高い。例えば、ニューヨーク・タイムズ紙は9月8日付けの紙面で​トランプ政権が2017年からベネズエラの反体制派の将校と秘密裏に会い、マドゥロ政権の転覆について話し合っている​と伝えている。今年(2018年)5月22日にベネズエラ政府はトッド・ロビンソン米大使と上級外交官のブライアン・ナランジョに対し、「軍事的な陰謀」を理由に、48時間以内に国外へ出るように命じているので、そうした動きがすでに進んでいたのかもしれない。

 アメリカ政府のベネズエラに対するクーデター計画はビル・クリントンが大統領だった1999年から始まる。この年にベネズエラの大統領となったウーゴ・チャベスがアメリカから自立した体制を築こうと考えたからだ。その計画は2002年にジョージ・W・ブッシュ政権が始動させた。

 ​このクーデター計画で中心になったのはイラン・コントラ事件に登場するエリオット・エイブラムズ、キューバ系アメリカ人で1986年から89年にかけてベネズエラ駐在大使を務めたオットー・ライヒ、そしてジョン・ネグロポンテ国連大使​だ。

 ネグロポンテは1981年から85年にかけてホンジュラス駐在大使を務めていたが、そのときにニカラグアの革命政権に対するCIAの秘密工作に協力、死の部隊にも関係している。ベネズエラでのクーデターに参加していた時は国連大使を務めていた。その後、2004年から05年にかけてはイラク駐在大使だ。

 2002年のクーデター計画の場合、事前にOPECの事務局長を務めていたベネズエラ人、アリ・ロドリゲスからウーゴ・チャベス大統領へ知らされたからだが、それでアメリカ支配層があきらめることはなかった。

 例えば、​ウィキリークスが公表したアメリカの外交文書​によると、2006年にもベネズエラではクーデターが計画されている。「民主的機関」、つまりアメリカの支配システムに操られている機関を強化し、チャベスの政治的な拠点に潜入、チャベス派を分裂させ、それによってアメリカの重要なビジネスを保護し、チャベスを国際的に孤立させるとしている。

 この計画も成功しなかったが、チャベスは2013年3月、癌のため、58歳の若さで死亡した。アメリカは発癌性のウィルスを開発、実際に使っていると言われているが、チャベスのケースがそれに該当するかどうかは不明だ。

 ネオコンは1991年1月にイラクへ軍事侵攻して以来、自分たちの武力行使を誰も妨害しないと思い込んでいる。そのとき、ソ連が軍事介入しなかったからだが、当時のソ連は混乱の最中にあった。

 その思い込みは南オセチアへの奇襲攻撃におけるロシア軍の反撃、シリアでのロシア軍の介入で否定されているのだが、攻撃をエスカレートさせれば機能すると考えているようだ。

 一方、ロシアはアメリカに見切りをつけたように見える。アメリカがロシアや中国の周辺にミサイルを配備、部隊を送り込んでいるが、ロシア政府はアメリカ支配層の頭に冷水を浴びせるため、ベネズエラで軍事的なデモンストレーションをするかもしれない。ベネズエラにアメリカの傀儡体制が誕生した場合、同国の石油をアメリカが支配することになり、中東などで戦争を始めるハードルが下がる。そうした事態をロシアは望んでいないだろう。
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201812130000/
http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/296.html#c89

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
225. 中川隆[-13817] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:11:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]

馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:


河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。

 

・スパイ(工作員)の存在

・トランプ大統領の21世紀の赤狩り

・馬渕大使のスパイ体験談

・スパイ3要素:1.接触 2.取込 3.操作

・海外駐在のあるある→有能な秘書は当局と通じている

・ソ連時代のモスクワ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでのエピソード

・<中国・統一戦線工作部の幹部養成用教材について>
教材にはその手口について「団結できそうな勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。
一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている
英フィナンシャルタイムズ紙 2017年12月20日より

・日本には中国のスパイ(工作員)が5万人

・あなたの隣にいるスパイ

・一皮剥いた世界の現実に対応する力

・『Silent Invasion: China's Influence in Australia』
(静かなる侵略:オーストラリアへの中国の影響)
著:クライブ・ハミルトン(チャールズ・スタート大学教授)

・中国は 民主主義を利用して 民主主義を破壊する 

・中国の民主主義的破壊活動

・日本人は「金・名誉・異性」に対する免疫力を持て

・国民一人一人の免疫力が重要

・民主主義を利用して民主主義を潰す、それが共産主義のやり方

・日本の左翼も同じ方法論を採用している(知ってやってる人と知らずにやっている人がいる)

・共産主義国家の作り方・・・平和(自由・平等)を唱える→内戦・革命にもっていく→共産党政権を作る

・それは中国だけではなく、世界各地、そしてアメリカ内でも起こっていること

・ディープ・ステート(Deep State)
米国内の影の政府、背後にいる権力者のこと トランプ氏はそれらと
戦っている人物であると右派評論家等が定着させた言葉
同タイトルで英FOX製作MI6・CIA関連のドラマも人気

・ディープ・ステートが操るアメリカ
 大統領任命、議会、司法省、FBI、メディア、全てがディープ・ステートの手足になっている

・トランプ批判記事の狙い
・トランプ VSディープ・ステートの戦い真っ最中
・ロシア革命以降、百年の歴史を改める
・「ユダヤ系の大資本家が左翼のバックにいる」ことを自覚しましょう

Q. スパイ(工作員)の見分け方



▲△▽▼


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう


http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c225

[経世済民129] 日本、人口高齢化と人手不足による悪影響を未然に防ぐため、改革を実行へ(Sputnik日本) 無段活用
1. 中川隆[-13816] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:17:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]
中国人移民を入れると日本人は絶滅する

1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/895.html#c1

[経世済民129] 深刻な人手不足の日本 改正出入国管理法が成立(人民網日本語版) 無段活用
1. 中川隆[-13815] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:18:15 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]
中国人移民を入れると日本人は絶滅する
1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/894.html#c1

[経世済民129] 日本は外国人労働者の受け入れ法制を緩和する (RFI) 無段活用
1. 中川隆[-13814] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:19:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22099]

中国人移民を入れると日本人は絶滅する

1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

http://www.asyura2.com/18/hasan129/msg/893.html#c1

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
226. 中川隆[-13822] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:35:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

米国、「共産主義宣伝」有名大学は相次ぎ孔子学院閉鎖「スパイ防止」2018年12月13日


中国と謀略戦術は切っても切れない関係にある。世界に共産主義を広めるためには、スパイ活動が不可欠と信じ込んでいるようだ。孔子学院が、その恰好な手段になっている。米国では、その手口に警戒感が強まっている。

『大紀元』(12月12日付)は、「米ミシガン大学、孔子学院の閉鎖を決定」と題する記事を掲載した。

(1)「米ミシガン大学は10日、中国共産党のプロパガンダ機関とも言われている孔子学院の来年度閉鎖を発表した。さらに、学内すべての中国文化プロジェクトを再編するという。これまで9つの大学が孔子学院の閉鎖を決定した。ミシガン大学は2009年に孔子学院を設置した。孔子学院は表向きでは中国教育部の資金提供を受けて中国語及び文化を波及させる教育機関だが、中国共産党の掲げる社会主義を浸透させる道具となっていると専門家に非難されてきた。米国議会の中国委員会や超党派議員はこれまで、全米の孔子学院を閉鎖するよう求めている」

共産主義の宣伝をしなければならない。放っておけば、共産主義が消えてしまう、という危機感からだろう。共産主義で利益を得るのは幹部だけ。民衆収奪の暴力的な機関である。反論があれば、中国で選挙制度を導入すればよい。その自信がなければ、宣伝しないことだ。

(2)「ノースフロリダ大学も今年8月、2019年に満期を迎える孔子学院との契約を延長しないことを決定した。『過去4年間の教室活動と資金援助活動を審査したところ、学校の目標や使命と矛盾していることが分かった』と大学は当時、コメントを発表した。これまでに米国ではシカゴ大学、ペンシルベニア大学、ウエストフロリダ大学、ノースカロライナ州立大学、アイオワ大学など9つの大学が孔子学院の閉鎖を発表した」

かつて、シカゴ大学が孔子学院閉鎖の弁が出色であった。自由主義の殿堂とも言えるシカゴ大学に、その対極にある共産主義宣伝機関を置くことは学問への冒涜である、と。この主旨から言えば、全米の大学から一掃すべき存在だろう。

(3)「2017年に孔子学院について調査報告を発表した全米学識者協会ディレクターのレイチェル・ピーターソン氏によると、孔子学院の教材には、中国共産党が敏感話題と位置付ける事件や事案について取り上げていない。1989年の学生運動弾圧・六四天安門事件や、迫害されている法輪功、地下教会、ほかチベット、新疆ウイグル自治区の人権侵害問題に触れていない。また、台湾や香港の両岸関係にも言及はなく、共産党政権の政策を全面的に正当化する内容だという」

中国の宣伝機関である以上、中国の欠陥を隠すのは当然。そういう、学問の府にふさわしくない機関は学内に置くべきでない。

(4)「調査によると、孔子学院の契約にあたり、中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。その後も、米国大学の研究所と共同研究や協定を結び、関係を深め、米国の技術力や知識を吸収する。全米学識者協会は米大学に対して、設置する孔子学院の資金提供源や財務状況の透明性を高めるよう要求している。また、同学院を外国代理人に登録することで、国家の安全保障を守ることにつながるとしている」

このパラグラフに、孔子学院設置の目的が現れている。中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。こうやって、コネをつくり大学へ潜り込む。スパイ活動を始めるのだ。大学の教員は、「人を疑わない」天性の善人が多い。それだけに、百戦錬磨の孔子学院担当者には、狙いやすい「スポット」であろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14265854.html


阿修羅でも中国の工作員グループの自称赤かぶ氏が必死で工作活動していますね。
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c226

[お知らせ・管理21] 2018年12月 削除依頼・投稿制限・等管理スレ。突然投稿できなくなった方も見てください。 管理人さん
28. 中川隆[-13821] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:40:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


阿修羅でも中国の工作員グループの自称赤かぶ氏が必死で工作活動していますね。

そもそもモリカケとかどうでもいい話題で毎日毎日同じ様なスレを何千個も投稿するのが異常なんですね。

何とかならないでしょうか。

http://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/542.html#c28

[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
27. 中川隆[-13820] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:55:48 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

米国、「共産主義宣伝」有名大学は相次ぎ孔子学院閉鎖「スパイ防止」2018年12月13日

中国と謀略戦術は切っても切れない関係にある。世界に共産主義を広めるためには、スパイ活動が不可欠と信じ込んでいるようだ。孔子学院が、その恰好な手段になっている。米国では、その手口に警戒感が強まっている。

『大紀元』(12月12日付)は、「米ミシガン大学、孔子学院の閉鎖を決定」と題する記事を掲載した。

(1)「米ミシガン大学は10日、中国共産党のプロパガンダ機関とも言われている孔子学院の来年度閉鎖を発表した。さらに、学内すべての中国文化プロジェクトを再編するという。これまで9つの大学が孔子学院の閉鎖を決定した。ミシガン大学は2009年に孔子学院を設置した。孔子学院は表向きでは中国教育部の資金提供を受けて中国語及び文化を波及させる教育機関だが、中国共産党の掲げる社会主義を浸透させる道具となっていると専門家に非難されてきた。米国議会の中国委員会や超党派議員はこれまで、全米の孔子学院を閉鎖するよう求めている」

共産主義の宣伝をしなければならない。放っておけば、共産主義が消えてしまう、という危機感からだろう。共産主義で利益を得るのは幹部だけ。民衆収奪の暴力的な機関である。反論があれば、中国で選挙制度を導入すればよい。その自信がなければ、宣伝しないことだ。

(2)「ノースフロリダ大学も今年8月、2019年に満期を迎える孔子学院との契約を延長しないことを決定した。『過去4年間の教室活動と資金援助活動を審査したところ、学校の目標や使命と矛盾していることが分かった』と大学は当時、コメントを発表した。これまでに米国ではシカゴ大学、ペンシルベニア大学、ウエストフロリダ大学、ノースカロライナ州立大学、アイオワ大学など9つの大学が孔子学院の閉鎖を発表した」

かつて、シカゴ大学が孔子学院閉鎖の弁が出色であった。自由主義の殿堂とも言えるシカゴ大学に、その対極にある共産主義宣伝機関を置くことは学問への冒涜である、と。この主旨から言えば、全米の大学から一掃すべき存在だろう。

(3)「2017年に孔子学院について調査報告を発表した全米学識者協会ディレクターのレイチェル・ピーターソン氏によると、孔子学院の教材には、中国共産党が敏感話題と位置付ける事件や事案について取り上げていない。1989年の学生運動弾圧・六四天安門事件や、迫害されている法輪功、地下教会、ほかチベット、新疆ウイグル自治区の人権侵害問題に触れていない。また、台湾や香港の両岸関係にも言及はなく、共産党政権の政策を全面的に正当化する内容だという」

中国の宣伝機関である以上、中国の欠陥を隠すのは当然。そういう、学問の府にふさわしくない機関は学内に置くべきでない。

(4)「調査によると、孔子学院の契約にあたり、中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。その後も、米国大学の研究所と共同研究や協定を結び、関係を深め、米国の技術力や知識を吸収する。全米学識者協会は米大学に対して、設置する孔子学院の資金提供源や財務状況の透明性を高めるよう要求している。また、同学院を外国代理人に登録することで、国家の安全保障を守ることにつながるとしている」

このパラグラフに、孔子学院設置の目的が現れている。中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。こうやって、コネをつくり大学へ潜り込む。スパイ活動を始めるのだ。大学の教員は、「人を疑わない」天性の善人が多い。それだけに、百戦錬磨の孔子学院担当者には、狙いやすい「スポット」であろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14265854.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c27

[昼休み54] 毛沢東気取りの習近平の近況 中川隆
95. 中川隆[-13819] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:58:30 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
米国、「共産主義宣伝」有名大学は相次ぎ孔子学院閉鎖「スパイ防止」2018年12月13日

中国と謀略戦術は切っても切れない関係にある。世界に共産主義を広めるためには、スパイ活動が不可欠と信じ込んでいるようだ。孔子学院が、その恰好な手段になっている。米国では、その手口に警戒感が強まっている。


『大紀元』(12月12日付)は、「米ミシガン大学、孔子学院の閉鎖を決定」と題する記事を掲載した。


(1)「米ミシガン大学は10日、中国共産党のプロパガンダ機関とも言われている孔子学院の来年度閉鎖を発表した。さらに、学内すべての中国文化プロジェクトを再編するという。これまで9つの大学が孔子学院の閉鎖を決定した。ミシガン大学は2009年に孔子学院を設置した。孔子学院は表向きでは中国教育部の資金提供を受けて中国語及び文化を波及させる教育機関だが、中国共産党の掲げる社会主義を浸透させる道具となっていると専門家に非難されてきた。米国議会の中国委員会や超党派議員はこれまで、全米の孔子学院を閉鎖するよう求めている」


共産主義の宣伝をしなければならない。放っておけば、共産主義が消えてしまう、という危機感からだろう。共産主義で利益を得るのは幹部だけ。民衆収奪の暴力的な機関である。反論があれば、中国で選挙制度を導入すればよい。その自信がなければ、宣伝しないことだ。


(2)「ノースフロリダ大学も今年8月、2019年に満期を迎える孔子学院との契約を延長しないことを決定した。『過去4年間の教室活動と資金援助活動を審査したところ、学校の目標や使命と矛盾していることが分かった』と大学は当時、コメントを発表した。これまでに米国ではシカゴ大学、ペンシルベニア大学、ウエストフロリダ大学、ノースカロライナ州立大学、アイオワ大学など9つの大学が孔子学院の閉鎖を発表した」


かつて、シカゴ大学が孔子学院閉鎖の弁が出色であった。自由主義の殿堂とも言えるシカゴ大学に、その対極にある共産主義宣伝機関を置くことは学問への冒涜である、と。この主旨から言えば、全米の大学から一掃すべき存在だろう。


(3)「2017年に孔子学院について調査報告を発表した全米学識者協会ディレクターのレイチェル・ピーターソン氏によると、孔子学院の教材には、中国共産党が敏感話題と位置付ける事件や事案について取り上げていない。1989年の学生運動弾圧・六四天安門事件や、迫害されている法輪功、地下教会、ほかチベット、新疆ウイグル自治区の人権侵害問題に触れていない。また、台湾や香港の両岸関係にも言及はなく、共産党政権の政策を全面的に正当化する内容だという」


中国の宣伝機関である以上、中国の欠陥を隠すのは当然。そういう、学問の府にふさわしくない機関は学内に置くべきでない。


(4)「調査によると、孔子学院の契約にあたり、中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。その後も、米国大学の研究所と共同研究や協定を結び、関係を深め、米国の技術力や知識を吸収する。全米学識者協会は米大学に対して、設置する孔子学院の資金提供源や財務状況の透明性を高めるよう要求している。また、同学院を外国代理人に登録することで、国家の安全保障を守ることにつながるとしている」


このパラグラフに、孔子学院設置の目的が現れている。中国側は大学事務局長や著名な教授を中国に招き接待して、米国大学の会計にプラスとなる中国人留学生の募集を手伝ったりする。こうやって、コネをつくり大学へ潜り込む。スパイ活動を始めるのだ。大学の教員は、「人を疑わない」天性の善人が多い。それだけに、百戦錬磨の孔子学院担当者には、狙いやすい「スポット」であろう。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14265854.html

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/277.html#c95

[昼休み54] 毛沢東気取りの習近平の近況 中川隆
96. 中川隆[-13818] koaQ7Jey 2018年12月13日 08:59:33 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=ukhGim45GB0


河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。

 

・スパイ(工作員)の存在

・トランプ大統領の21世紀の赤狩り

・馬渕大使のスパイ体験談

・スパイ3要素:1.接触 2.取込 3.操作

・海外駐在のあるある→有能な秘書は当局と通じている

・ソ連時代のモスクワ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでのエピソード

・<中国・統一戦線工作部の幹部養成用教材について>
教材にはその手口について「団結できそうな勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。
一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている
英フィナンシャルタイムズ紙 2017年12月20日より

・日本には中国のスパイ(工作員)が5万人

・あなたの隣にいるスパイ

・一皮剥いた世界の現実に対応する力

・『Silent Invasion: China's Influence in Australia』
(静かなる侵略:オーストラリアへの中国の影響)
著:クライブ・ハミルトン(チャールズ・スタート大学教授)

・中国は 民主主義を利用して 民主主義を破壊する 

・中国の民主主義的破壊活動

・日本人は「金・名誉・異性」に対する免疫力を持て

・国民一人一人の免疫力が重要

・民主主義を利用して民主主義を潰す、それが共産主義のやり方

・日本の左翼も同じ方法論を採用している(知ってやってる人と知らずにやっている人がいる)

・共産主義国家の作り方・・・平和(自由・平等)を唱える→内戦・革命にもっていく→共産党政権を作る

・それは中国だけではなく、世界各地、そしてアメリカ内でも起こっていること

・ディープ・ステート(Deep State)
米国内の影の政府、背後にいる権力者のこと トランプ氏はそれらと
戦っている人物であると右派評論家等が定着させた言葉
同タイトルで英FOX製作MI6・CIA関連のドラマも人気

・ディープ・ステートが操るアメリカ
 大統領任命、議会、司法省、FBI、メディア、全てがディープ・ステートの手足になっている

・トランプ批判記事の狙い
・トランプ VSディープ・ステートの戦い真っ最中
・ロシア革命以降、百年の歴史を改める
・「ユダヤ系の大資本家が左翼のバックにいる」ことを自覚しましょう

Q. スパイ(工作員)の見分け方

▲△▽▼


因みに、僕が最近 阿修羅掲示板で中国関連スレにすべてウイグルでの民族浄化の話をコメントしていたら、
中国関連のスレが滅多に投稿されなくなった。

つまり、阿修羅で中国関連のスレを投稿していたのは殆どが中国の工作員だった訳だ。

阿修羅掲示板の全投稿の 7割以上を投稿している自称 赤かぶ 氏も中国の工作員グループだろうね。
阿修羅掲示板で反安倍とか護憲とか反原発の投稿をしているのも殆どが中国の工作員だね。
だから、阿修羅では僕みたいな反中の人間が嫌われて迫害・投稿妨害されるんだ。

IQ が低いアホは 平和、友愛、多民族共生とかいう言葉に弱いから、すぐに中国の工作員に騙されて洗脳されてしまう

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/277.html#c96

[昼休み54] 中国企業が欧米や日本の最先端技術を手に入れる手口 中川隆
28. 中川隆[-13817] koaQ7Jey 2018年12月13日 09:00:03 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
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河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
https://www.youtube.com/watch?v=Pxqk80onq6I

収録日:2018年9月11日

今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。

 

・スパイ(工作員)の存在

・トランプ大統領の21世紀の赤狩り

・馬渕大使のスパイ体験談

・スパイ3要素:1.接触 2.取込 3.操作

・海外駐在のあるある→有能な秘書は当局と通じている

・ソ連時代のモスクワ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでのエピソード

・<中国・統一戦線工作部の幹部養成用教材について>
教材にはその手口について「団結できそうな勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。
一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている
英フィナンシャルタイムズ紙 2017年12月20日より

・日本には中国のスパイ(工作員)が5万人

・あなたの隣にいるスパイ

・一皮剥いた世界の現実に対応する力

・『Silent Invasion: China's Influence in Australia』
(静かなる侵略:オーストラリアへの中国の影響)
著:クライブ・ハミルトン(チャールズ・スタート大学教授)

・中国は 民主主義を利用して 民主主義を破壊する 

・中国の民主主義的破壊活動

・日本人は「金・名誉・異性」に対する免疫力を持て

・国民一人一人の免疫力が重要

・民主主義を利用して民主主義を潰す、それが共産主義のやり方

・日本の左翼も同じ方法論を採用している(知ってやってる人と知らずにやっている人がいる)

・共産主義国家の作り方・・・平和(自由・平等)を唱える→内戦・革命にもっていく→共産党政権を作る

・それは中国だけではなく、世界各地、そしてアメリカ内でも起こっていること

・ディープ・ステート(Deep State)
米国内の影の政府、背後にいる権力者のこと トランプ氏はそれらと
戦っている人物であると右派評論家等が定着させた言葉
同タイトルで英FOX製作MI6・CIA関連のドラマも人気

・ディープ・ステートが操るアメリカ
 大統領任命、議会、司法省、FBI、メディア、全てがディープ・ステートの手足になっている

・トランプ批判記事の狙い
・トランプ VSディープ・ステートの戦い真っ最中
・ロシア革命以降、百年の歴史を改める
・「ユダヤ系の大資本家が左翼のバックにいる」ことを自覚しましょう

Q. スパイ(工作員)の見分け方


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/283.html#c28

[昼休み54] 中国企業の強さの秘密 中川隆
42. 中川隆[-13816] koaQ7Jey 2018年12月13日 09:01:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
馬渕睦夫
日本では5万人の中国人が工作活動に従事している:

河添恵子#8-1 ゲスト:馬渕睦夫★リアルに存在するスパイ&工作員の実態 - YouTube 動画
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河添恵子#8-2 ゲスト:馬渕睦夫★ディープステートが支配する世界 - YouTube 動画
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収録日:2018年9月11日

今回のテーマは「スパイ(工作員)」映画やドラマの中だけじゃない、リアルスパイのお話をお送りします。

 

・スパイ(工作員)の存在

・トランプ大統領の21世紀の赤狩り

・馬渕大使のスパイ体験談

・スパイ3要素:1.接触 2.取込 3.操作

・海外駐在のあるある→有能な秘書は当局と通じている

・ソ連時代のモスクワ、ウズベキスタン、トルクメニスタンでのエピソード

・<中国・統一戦線工作部の幹部養成用教材について>
教材にはその手口について「団結できそうな勢力を欠かさず取り入る」「相手に友好、寛容の態度で接する」。
一方「海外の敵対勢力に対しては冷血無情に完全孤立させる」と明記されている
英フィナンシャルタイムズ紙 2017年12月20日より

・日本には中国のスパイ(工作員)が5万人

・あなたの隣にいるスパイ

・一皮剥いた世界の現実に対応する力

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・中国は 民主主義を利用して 民主主義を破壊する 

・中国の民主主義的破壊活動

・日本人は「金・名誉・異性」に対する免疫力を持て

・国民一人一人の免疫力が重要

・民主主義を利用して民主主義を潰す、それが共産主義のやり方

・日本の左翼も同じ方法論を採用している(知ってやってる人と知らずにやっている人がいる)

・共産主義国家の作り方・・・平和(自由・平等)を唱える→内戦・革命にもっていく→共産党政権を作る

・それは中国だけではなく、世界各地、そしてアメリカ内でも起こっていること

・ディープ・ステート(Deep State)
米国内の影の政府、背後にいる権力者のこと トランプ氏はそれらと
戦っている人物であると右派評論家等が定着させた言葉
同タイトルで英FOX製作MI6・CIA関連のドラマも人気

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 大統領任命、議会、司法省、FBI、メディア、全てがディープ・ステートの手足になっている

・トランプ批判記事の狙い
・トランプ VSディープ・ステートの戦い真っ最中
・ロシア革命以降、百年の歴史を改める
・「ユダヤ系の大資本家が左翼のバックにいる」ことを自覚しましょう

Q. スパイ(工作員)の見分け方


http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/182.html#c42

[昼休み54] 世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ 中川隆
2. 中川隆[-13815] koaQ7Jey 2018年12月13日 09:39:45 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

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混迷する韓国経済、青年の5人に1人が失業へ。文在寅大統領がハマった罠とは?=勝又壽良 2018年12月9日
https://www.mag2.com/p/money/596639



文在寅大統領の政策で最低賃金を引き上げた韓国では、中小企業による大量解雇が起こって失業率が急増しました。その悲惨な現状と失敗要因について解説します。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)

※本記事は有料メルマガ『勝又壽良の経済時評』2018年12月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。

支持率50%割れ。文在寅「韓国は不平等な社会」発言に見る敗因は

「最低賃金引き上げ」で雇用崩壊

ビル・クリントン元米大統領が、初の選挙スローガンで「経済こそが重要なのだ、愚か者」という言葉を使ったことは有名です。政治の要諦は、経済を成長させて国民生活を豊かにすること。それを、見事に言い当てたものとして、人々の記憶に残っています。

韓国の文在寅大統領は、政権発足に当たり「雇用政権」という看板を掲げました。クリントン元米大統領並みの意気込みでした。韓国大統領府の執務室には、31種類の経済データのパネルが持ち込まれました。それが、記者団に公表されたほどです。皮肉にも、「雇用政策」の目玉であった「最低賃金引き上げ」が、韓国経済に大きな混乱を持ち込みました。最低賃金が、実態経済から乖離してあまりにも大幅な引き上げになったことです。

今年は、昨年より16.4%もの最低賃金引き上げをしました。この結果、これに耐えられない中小・零細の企業では従業員の大量解雇が行なわれています。完全失業率は、4%に接近する状態で、就業者数が激減しています。最低賃金の大幅引き上げが、雇用を破壊するという逆効果をもたらしたのです。普通の政権であれば、すぐに政策失敗を認めて軌道修正するものです。

失敗を糊塗する新政策パッケージ

文政権は、この失敗を認めず新たな政策パッケージを持出しました。

文在寅大統領は、先にアルゼンチンで開かれたG20首脳会議で、次のような演説をしました。「人中心の経済が定着すれば、成長の恩恵を幅広く分ける『包容的成長』が可能になる。『人が優先』は、私の政治スローガンであり、以前からの政治哲学」と述べたのです。

所得主導成長論=大幅な最低賃金引き上げは、失敗しているにも関わらず、その失敗の原因を総括せず、新たに「包容的成長」を展開しました。

「包容的成長」は、これまで使われてきた「所得主導成長論」と同じ内容です。それが、「包容的成長」に言葉が変わったのは、OECD(経済開発機構)が、今年5月に「包摂的成長」という新たな政策枠組みを提案したことと関連しています。韓国大統領府は、韓国の「包容的成長」は、OECDの「包摂的成長」の先駆的な概念であると自慢しています。これが、先のようにG20の場で、文大統領の演説となって現れたのでしょう。

OECDはこの5月に、「包摂的成長」を加盟各国に提案しました。その内容は次のようなものです。

「各国は、経済成長をあらゆる人々の生活水準の向上に変換する取り組みを進めることが、不可欠である。社会の中で最も貧しい人々でも、自分の能力を最大限生かせるように手助けし、政府がそのための手段を得られるようにしなければならない。そうなれば、社会全体が繁栄と暮らし良さを享受できる」

要約すれば、社会の底辺にいる最も恵まれない人々の暮らしを引き上げる経済政策を行なえば、社会全体が繁栄するとしています。

韓国では、所得主導成長論として最低賃金の大幅引き上げをして、逆に社会底辺の人々の暮らしを破壊しました。それは生産性を大幅に上回る最低賃金引き上げであったからです。この大幅引き上げについて、OECDもIMF(国際通貨基金)も警告を発したものです。韓国政府は、それを強行して惨憺たる結果を招いているのです。

Next: 支持率は50%割れ。文在寅氏の発言「韓国は不平等な社会」に敗因が見える

文大統領が落ち込む正義の「ワナ」

文大統領は、韓国は不平等な社会である。公正でない社会であると常に主張しています。ここで問われますのは、「公正」とは何か。小難しいことではありません。
1.努力したことに正当に報いる「公正」
2.不平等を取り除く「公正」

の2種類があるのです。文氏は、前者の「公正」を無視して、後者の「公正」だけを取り上げています。ここが、文氏の陥っている最大の「ワナ」と言えます。

文氏は、反企業主義者です。企業は、労働者を搾取する。そういう古典的な社会主義思想に染まっています。具体的には、法人税率を引き上げたり、規制を強化するという企業性悪説に取り込まれています。そこから脱して、「企業が生産性を上げ、働く者に高賃金を支払う」。この単純な事実こそ、高生産性=高賃金を実現させます。こうして、先の2つの「公正概念」が同時に成立することになります。以上の関係を要約します。

・企業が生産性を上げる=(1)努力したことに正当に報いる「公正」
・働く者に高賃金として支払われる=(2)不平等を取り除く「公正」

文氏の経済政策の根本的な誤りは、(1)の公正を否定して(2)の公正だけを拡大させる点にあります。並列する二輪に例えれば、片方だけ大きくし、もう一方を小さくするのと同じ愚を演じているのです。これでは車はスムーズに動くはずがなく、経済は破綻して当然です。現在、韓国の失業率が高まっている事情の裏には、こういう歪な考え方が存在しています。

OECDの提案する「包攝的成長」は、前記の2つの公正を実現することが暗黙の前提でしょう。韓国の大幅最低賃金引き上げを批判したOECDが、韓国政府の唱える所得主導成長論=包容的成長を容認するとは思えません。

経済不振反映で支持率50%割れ

再び、冒頭のビル・クリントン元米大統領が、初の選挙スローガンで用いた「経済こそが重要なのだ、愚か者」という言葉に戻ります。いくら美辞麗句を並べても、経済面で実績を出せない政権は、国民の支持を得られません。文政権が、その試練の場に立たされています。

文大統領の支持率は、11月28日発表で就任後初めて50%を割り48.8%になりました。政権与党である「共に民主党」も37.6%と最低水準に落込みました。5月末の世論調査では85%の高支持率を得ていました。文大統領の訪朝で、「民族融和」への夢が膨らんだものと見られます。これは、一時的な「噴き上げ現象」でした。その後は、厳しい失業問題に足を引っ張られ、50%を割り込むことになりました。

最近期である10月の完全失業率は3.5%で、前月より0.3%ポイント上昇して10月を基準に13年ぶりの最高値となりました。失業率は、文政権の支持率に敏感に響いています。まさに、「経済問題こそが重要なんだ」というクリントン発言を証明しています。失業の被害は青年に集中しています。その実態を見ておきます。


失業で苦しむ青年たち

今年7〜9月期、青年層(15〜29歳)の失業率は、9.4%で昨年同期に比べて0.1%の上昇でした。7〜9月期基準では1999年以降19年ぶりの最悪値となりました。

これだけではありません。就職活動学生まで含めた「拡張失業率」(体感失業率)という青年層の失業率が異常な高さです。拡張失業率は、就職浪人で公務員試験の勉強中という者まで含めています。韓国独特の指標で22.8%にもなります。

この「拡張失業率」は、2015年の統計作成以来の最悪値でした。青年の5人に1人の割合で失業している状態を意味するからです。こういう人的資源の無駄は、日本とかけ離れた公務員志望(お上意識の強さ)の結果でしょう。

韓国は儒教社会です。朝鮮李朝時代、「科挙(かきょ)」(公務員)は絶対的な権力を握っていました。その伝統が、未だに若者に受け継がれているものです。公務員にならずとも、職業はいくらでもあるはず。公務員になれば、科挙の歴史を継いで「エリート人生」を保障されているのでしょう。この辺りにも、韓国社会の前近代性を感じるのです。

前述のように文大統領の支持率は、就任後初めて48.8%になりました。この支持率を地域的に見ると、これまで重工業地帯として発展してきた地域で、文支持率の低下が目立ちます。

工業地帯の支持率がつるべ落とし

世論調査会社のリアルメーターは11月29日、釜山市、蔚山(ウルサン)市、慶尚南道での文大統領支持率が37.6%まで低下したと発表しました。9月第1週の62.7%から2カ月で25ポイントもの低下になります。この間、全国支持率は65.3%から48.8%へと17ポイントの低下でした。繰り返しますと、前記の3地域の支持率低下が25ポイント。全国平均が17ポイントの低下です。改めて、その落ち込み幅の大きさに気付きます。

もともと、これら3地域は保守色の強い地域とされます。文大統領が、地元出身であることから、党派を超えて支持したと見られます。だが、経済の落ち込みにしびれを切らして、不支持に転じたのでしょう。保守色の強い大邱市・慶尚北道での支持率(34.8%)と同じ傾向を示しています。

文在寅氏の大統領得票率は41%でした。すでに48.8%まで支持率が下がっています。


この先、韓国経済の上昇はない

この先、韓国経済が上昇することはありません。今年10月から「不況期」へ突入したからです。

韓国統計庁の正式発表があるまで、韓国政府は不況を否定し続けるでしょう。国民もそれを信じていれば別ですが、政府に都合のいい状況は続きません。失業率のさらなる上昇、GDPの低下などで、否応なく不況を実感させられるでしょう。

となると、文支持率は低下し続けます。問題は、大統領得票率の41%をいつ割るかです。その時、文政権は経済政策でどのような対応をするのかが注目されます。


支持率40%割れで起きる衝撃波

その際の経済政策の争点は、最低賃金の大幅引き上を棚上げするか、引き上げ幅を縮小するかでしょう。来年の引き上げ幅は10.9%です。今年の16.4%ですら引き上げられず、従業員の解雇が急増して失業率を押上げました。来年の最低賃金引き上げ幅が予定通りとなれば、韓国経済は失速するでしょう。

問題は、文大統領がすでに「包容的成長論」を発表しており、文政権における経済政策の「憲法」のような位置を与えていること――

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/704.html#c221

[昼休み54] 韓国は既に共産体制へ向かって驀進中 中川隆
36. 中川隆[-13813] koaQ7Jey 2018年12月13日 10:22:41 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

混迷する韓国経済、青年の5人に1人が失業へ。文在寅大統領がハマった罠とは?=勝又壽良 2018年12月9日
https://www.mag2.com/p/money/596639



文在寅大統領の政策で最低賃金を引き上げた韓国では、中小企業による大量解雇が起こって失業率が急増しました。その悲惨な現状と失敗要因について解説します。(『勝又壽良の経済時評』勝又壽良)

※本記事は有料メルマガ『勝又壽良の経済時評』2018年12月3日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にご購読をどうぞ。当月配信済みのバックナンバーもすぐ読めます。

プロフィール:勝又壽良(かつまた ひさよし)
元『週刊東洋経済』編集長。静岡県出身。横浜市立大学商学部卒。経済学博士。1961年4月、東洋経済新報社編集局入社。週刊東洋経済編集長、取締役編集局長、主幹を経て退社。東海大学教養学部教授、教養学部長を歴任して独立。

支持率50%割れ。文在寅「韓国は不平等な社会」発言に見る敗因は

「最低賃金引き上げ」で雇用崩壊

ビル・クリントン元米大統領が、初の選挙スローガンで「経済こそが重要なのだ、愚か者」という言葉を使ったことは有名です。政治の要諦は、経済を成長させて国民生活を豊かにすること。それを、見事に言い当てたものとして、人々の記憶に残っています。

韓国の文在寅大統領は、政権発足に当たり「雇用政権」という看板を掲げました。クリントン元米大統領並みの意気込みでした。韓国大統領府の執務室には、31種類の経済データのパネルが持ち込まれました。それが、記者団に公表されたほどです。皮肉にも、「雇用政策」の目玉であった「最低賃金引き上げ」が、韓国経済に大きな混乱を持ち込みました。最低賃金が、実態経済から乖離してあまりにも大幅な引き上げになったことです。

今年は、昨年より16.4%もの最低賃金引き上げをしました。この結果、これに耐えられない中小・零細の企業では従業員の大量解雇が行なわれています。完全失業率は、4%に接近する状態で、就業者数が激減しています。最低賃金の大幅引き上げが、雇用を破壊するという逆効果をもたらしたのです。普通の政権であれば、すぐに政策失敗を認めて軌道修正するものです。

失敗を糊塗する新政策パッケージ

文政権は、この失敗を認めず新たな政策パッケージを持出しました。

文在寅大統領は、先にアルゼンチンで開かれたG20首脳会議で、次のような演説をしました。「人中心の経済が定着すれば、成長の恩恵を幅広く分ける『包容的成長』が可能になる。『人が優先』は、私の政治スローガンであり、以前からの政治哲学」と述べたのです。

所得主導成長論=大幅な最低賃金引き上げは、失敗しているにも関わらず、その失敗の原因を総括せず、新たに「包容的成長」を展開しました。

「包容的成長」は、これまで使われてきた「所得主導成長論」と同じ内容です。それが、「包容的成長」に言葉が変わったのは、OECD(経済開発機構)が、今年5月に「包摂的成長」という新たな政策枠組みを提案したことと関連しています。韓国大統領府は、韓国の「包容的成長」は、OECDの「包摂的成長」の先駆的な概念であると自慢しています。これが、先のようにG20の場で、文大統領の演説となって現れたのでしょう。

OECDはこの5月に、「包摂的成長」を加盟各国に提案しました。その内容は次のようなものです。

「各国は、経済成長をあらゆる人々の生活水準の向上に変換する取り組みを進めることが、不可欠である。社会の中で最も貧しい人々でも、自分の能力を最大限生かせるように手助けし、政府がそのための手段を得られるようにしなければならない。そうなれば、社会全体が繁栄と暮らし良さを享受できる」

要約すれば、社会の底辺にいる最も恵まれない人々の暮らしを引き上げる経済政策を行なえば、社会全体が繁栄するとしています。

韓国では、所得主導成長論として最低賃金の大幅引き上げをして、逆に社会底辺の人々の暮らしを破壊しました。それは生産性を大幅に上回る最低賃金引き上げであったからです。この大幅引き上げについて、OECDもIMF(国際通貨基金)も警告を発したものです。韓国政府は、それを強行して惨憺たる結果を招いているのです。

Next: 支持率は50%割れ。文在寅氏の発言「韓国は不平等な社会」に敗因が見える

文大統領が落ち込む正義の「ワナ」

文大統領は、韓国は不平等な社会である。公正でない社会であると常に主張しています。ここで問われますのは、「公正」とは何か。小難しいことではありません。
1.努力したことに正当に報いる「公正」
2.不平等を取り除く「公正」

の2種類があるのです。文氏は、前者の「公正」を無視して、後者の「公正」だけを取り上げています。ここが、文氏の陥っている最大の「ワナ」と言えます。

文氏は、反企業主義者です。企業は、労働者を搾取する。そういう古典的な社会主義思想に染まっています。具体的には、法人税率を引き上げたり、規制を強化するという企業性悪説に取り込まれています。そこから脱して、「企業が生産性を上げ、働く者に高賃金を支払う」。この単純な事実こそ、高生産性=高賃金を実現させます。こうして、先の2つの「公正概念」が同時に成立することになります。以上の関係を要約します。

・企業が生産性を上げる=(1)努力したことに正当に報いる「公正」
・働く者に高賃金として支払われる=(2)不平等を取り除く「公正」

文氏の経済政策の根本的な誤りは、(1)の公正を否定して(2)の公正だけを拡大させる点にあります。並列する二輪に例えれば、片方だけ大きくし、もう一方を小さくするのと同じ愚を演じているのです。これでは車はスムーズに動くはずがなく、経済は破綻して当然です。現在、韓国の失業率が高まっている事情の裏には、こういう歪な考え方が存在しています。

OECDの提案する「包攝的成長」は、前記の2つの公正を実現することが暗黙の前提でしょう。韓国の大幅最低賃金引き上げを批判したOECDが、韓国政府の唱える所得主導成長論=包容的成長を容認するとは思えません。

経済不振反映で支持率50%割れ

再び、冒頭のビル・クリントン元米大統領が、初の選挙スローガンで用いた「経済こそが重要なのだ、愚か者」という言葉に戻ります。いくら美辞麗句を並べても、経済面で実績を出せない政権は、国民の支持を得られません。文政権が、その試練の場に立たされています。

文大統領の支持率は、11月28日発表で就任後初めて50%を割り48.8%になりました。政権与党である「共に民主党」も37.6%と最低水準に落込みました。5月末の世論調査では85%の高支持率を得ていました。文大統領の訪朝で、「民族融和」への夢が膨らんだものと見られます。これは、一時的な「噴き上げ現象」でした。その後は、厳しい失業問題に足を引っ張られ、50%を割り込むことになりました。

最近期である10月の完全失業率は3.5%で、前月より0.3%ポイント上昇して10月を基準に13年ぶりの最高値となりました。失業率は、文政権の支持率に敏感に響いています。まさに、「経済問題こそが重要なんだ」というクリントン発言を証明しています。失業の被害は青年に集中しています。その実態を見ておきます。


失業で苦しむ青年たち

今年7〜9月期、青年層(15〜29歳)の失業率は、9.4%で昨年同期に比べて0.1%の上昇でした。7〜9月期基準では1999年以降19年ぶりの最悪値となりました。

これだけではありません。就職活動学生まで含めた「拡張失業率」(体感失業率)という青年層の失業率が異常な高さです。拡張失業率は、就職浪人で公務員試験の勉強中という者まで含めています。韓国独特の指標で22.8%にもなります。

この「拡張失業率」は、2015年の統計作成以来の最悪値でした。青年の5人に1人の割合で失業している状態を意味するからです。こういう人的資源の無駄は、日本とかけ離れた公務員志望(お上意識の強さ)の結果でしょう。

韓国は儒教社会です。朝鮮李朝時代、「科挙(かきょ)」(公務員)は絶対的な権力を握っていました。その伝統が、未だに若者に受け継がれているものです。公務員にならずとも、職業はいくらでもあるはず。公務員になれば、科挙の歴史を継いで「エリート人生」を保障されているのでしょう。この辺りにも、韓国社会の前近代性を感じるのです。

前述のように文大統領の支持率は、就任後初めて48.8%になりました。この支持率を地域的に見ると、これまで重工業地帯として発展してきた地域で、文支持率の低下が目立ちます。

工業地帯の支持率がつるべ落とし

世論調査会社のリアルメーターは11月29日、釜山市、蔚山(ウルサン)市、慶尚南道での文大統領支持率が37.6%まで低下したと発表しました。9月第1週の62.7%から2カ月で25ポイントもの低下になります。この間、全国支持率は65.3%から48.8%へと17ポイントの低下でした。繰り返しますと、前記の3地域の支持率低下が25ポイント。全国平均が17ポイントの低下です。改めて、その落ち込み幅の大きさに気付きます。

もともと、これら3地域は保守色の強い地域とされます。文大統領が、地元出身であることから、党派を超えて支持したと見られます。だが、経済の落ち込みにしびれを切らして、不支持に転じたのでしょう。保守色の強い大邱市・慶尚北道での支持率(34.8%)と同じ傾向を示しています。

文在寅氏の大統領得票率は41%でした。すでに48.8%まで支持率が下がっています。


この先、韓国経済の上昇はない

この先、韓国経済が上昇することはありません。今年10月から「不況期」へ突入したからです。

韓国統計庁の正式発表があるまで、韓国政府は不況を否定し続けるでしょう。国民もそれを信じていれば別ですが、政府に都合のいい状況は続きません。失業率のさらなる上昇、GDPの低下などで、否応なく不況を実感させられるでしょう。

となると、文支持率は低下し続けます。問題は、大統領得票率の41%をいつ割るかです。その時、文政権は経済政策でどのような対応をするのかが注目されます。


支持率40%割れで起きる衝撃波

その際の経済政策の争点は、最低賃金の大幅引き上を棚上げするか、引き上げ幅を縮小するかでしょう。来年の引き上げ幅は10.9%です。今年の16.4%ですら引き上げられず、従業員の解雇が急増して失業率を押上げました。来年の最低賃金引き上げ幅が予定通りとなれば、韓国経済は失速するでしょう。

問題は、文大統領がすでに「包容的成長論」を発表しており、文政権における経済政策の「憲法」のような位置を与えていること――

http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/278.html#c36

[昼休み54] 世界を救うトランプ _ ディープステート vs. ドナルド・トランプ 中川隆
3. 中川隆[-13812] koaQ7Jey 2018年12月13日 10:41:11 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

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[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
227. 中川隆[-13811] koaQ7Jey 2018年12月13日 11:03:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
2018年12月13日
中国は、ファーウェイ副会長の逮捕に報復して、カナダの元外交官を拘束した。
暴力団の論理で「人質」にしたもの。北朝鮮と同じことをやっている。
共産主義の冷酷・無慈悲な側面がよく現れている。

『ロイター』(12月11日付)は、「米、中国渡航巡る勧告を検討、ファーウェイ幹部拘束の報復警戒」と題する記事を掲載した。

人権無視の中国である。自国の社会派弁護士を理由もなく投獄している。

一方では、孔子学院をつくって「善人」ぶっている。この落差の大きさに驚くのだ。すべて、共産主義の利益拡大だけが目的の振る舞いである。こういう国家が、恣意的に外国人を捕まえて人質にする。一種の「人食い国家」である。何とも形容し難い人間の性を感じる。目的のためには手段を選ばない国家である。


今回、中国で拘束された元外交官は、中国批判をすることで知られていたという。

私のような中国批判者も、中国へ行ったら出国禁止措置に引っかけられるだろう。これを見越して、中国へ行くなと注意を受けている。

これまで、習近平批判をした覚えのある人は、中国は「魔のゾーン」になること請け合いである。そういう情報は微に入り細に入り集めている国だ。
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14266998.html
http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c227

[昼休み53] 絶滅寸前の日本人と日本文化 中川隆
49. 中川隆[-13810] koaQ7Jey 2018年12月13日 11:39:29 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]

ドイツ:多文化共生の終着点!8歳の少女がアラブ移民の子供に刺され、それを学校が隠ぺいする 2018年12月12日
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12424190050.html


多文化共生を善だと信じて活動中の地球市民たちと思考停止状態の国民は、その善であるはずの多文化共生社会の実現がまだ道半ばだと思ってこれからますます頑張るようですが、頑張るとどうなるのか、多文化共生の終着点を見ていただきたいと思います。

ドイツで、「ドイツ人だから」という理由で子供が移民に虐められる話は時々ネット上で紹介されていますが、今回もそれです。しかし、学校もドイツ人には冷淡でした。

ドイツの放送局 Sat 1は8歳のドイツ人少女Yaraちゃんが受けた理不尽な経験を伝えました。

Islamic effect in German schools - YouTube動画
https://www.youtube.com/watch?v=mjY0mv39nDo

クラスの中でYaraちゃんは、家庭でドイツ語を話す最後の生徒でした。

彼女の通う学校はトルコ人やアラブ人の移民が多数派でした。

彼女はクラスでのけ者にされ、移民たちに虐められていて、それがどんどん酷くなりついには刺されてしまったのです。

彼女は知らないアラブ人の子供に押し倒され腹部を鋭利な物で割かれたのです。

彼女はすぐに先生のところに行き何をされたのか伝えました。

Yaraちゃんは痛がってお腹から血が流れていました。

しかし教師は事態を軽視して、その日の学校が終わるまでYaraちゃんを学校に留め置いていたのです。

父親の Mike Fさんが取材に答えています。

「小学校で危険物による傷害事件が起きて、それを親に知らせないなんてことがありますか?」

父親は学校に連絡を取りました。

娘が“アラブ人の子供”に危害を加えられたと言ったからでしょうか、教師は「そんなことはどこの校庭でも起きています。彼らがどこから来たかなんて関係ありません。」と言い、父親を拒絶したのです。

しかし、教育委員会が知ったことで状況が変わりました。

Yaraちゃんは別の学校に転校でき普通の生活ができるようになりました。

現在は明るくなりインタビューにも答えていました。

社交的だったYaraちゃんが以前の学校で引き籠りがちになったことには父親も気づいていましたが、コミュニケーションの問題だと始めは思っていました。クラスでは彼女以外皆ブロークンドイツ語か全くドイツ語が話せなかったからです。

学年の初めに保護者会があって、その時に学校は通訳を雇い、ドイツ語からトルコ語とアラビア語に訳して説明していました。

父親はその時少し途方にくれましたが、それがYaraちゃんの置かれている状況だったのです。

8-year-old German girl bullied and stabbed by Arab child at migrant majority school – Teacher covers it up By VOICE OF EUROPE 30 November 2018

四角02


最初からこういう状態ならドイツ人たちも警戒したでしょうが、違ったんでしょうね。

では最初はどうだったのでしょう?

外国人を労働者ではなく生活者として受け入れ、

ドイツ(日本)人の税金を使って外国人に自国民同様の待遇を与え

母国の文化をそのままにドイツ(日本)人が我慢しながら多文化共生社会を実現しよう!

※ドイツを日本に入れ替えてみれば同じことが今から日本で行われることがわかります。

右上矢印こんな思想がドイツ人に強制されてドイツ人が迫害されるドイツになってしまったのです。

同様の危険思想を掲げる自治体が日本中にたくさんありますので覚えておきましょう。

例えばこんな自治体・・・↓


外国人集住都市会議が、法務大臣に意見書を提出しています。


外国人材を受入れ、地域において多文化共生を推進していくため、国としての外国人材の受入れ、多文化共生推進の包括的な方針を策定するとともに、国が責任を持って国民に対し十分な周知・説明を行い、理解促進を図ること。

という感じで、国が将来像を示すことを求め、また外国人集住自治体はSNSなどで誹謗中傷されることがあることから、国が国民を多文化共生教徒へ改宗させ、国が矢面に立ち、金銭面でも国が支援するよう求めています。

本来は外国人を雇用している企業に外国人雇用税を払わせて外国人に掛るサービスは私たちに負担させるべきではないのに、企業誘致で来てもらったという気持ちから企業に請求できず一般国民に尻拭いをさせようとしているのです。

外国人集住都市会議は以下の自治体で構成されています。


群馬県 太田市・大泉町
長野県 上田市・飯田市
岐阜県 美濃加茂市
静岡県 浜松市
愛知県 豊橋市・豊田市・小牧市
三重県 津市・四日市市・鈴鹿市・亀山市・伊賀市
岡山県 総社市

これから子供を産み育てるなら

多文化共生を目指している狂気の地域・自治体を避けた方がいいと思います。

大切な子供を守る為です。
https://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12424190050.html

http://www.asyura2.com/13/lunchbreak53/msg/898.html#c49

[お知らせ・管理20] これが阿修羅に巣食う電通工作員 中川隆
228. 中川隆[-13809] koaQ7Jey 2018年12月13日 12:46:39 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
中国、スパイ罪で日本人女性に懲役6年 実刑は3人目 日本側の主張無視  : 中国渡航は 危険  情報公開なしでスパイ断定


共産主義・中国の恐怖  
多くの日本人が情報公開がないまま一方的にスパイ罪にされ長期の懲役刑に
     
    
    
■ 日本人女性がスパイ罪で懲役6年の実刑判決  情報公開がなく一方的にスパイ罪と断定
  
   
> 中国の上海市第一中級人民法院(地裁)は7日、2015年6月に同市で中国当局に拘束された日本語学校職員の日本人女性(57)について、刑法のスパイ罪で懲役6年の実刑判決を言い渡した。5万元(約82万円)の財産没収も命じた。
   
 
上記の通り、日本人女性がスパイと断定され、懲役6年の実刑判決となりました。

他にも多数の日本人がスパイと断定され、懲役刑となっています。
ここで大問題なのは、どのようなスパイ容疑なのか、情報公開が一切ないという点です。
  
  
  
■ 情報公開ないままスパイと断定され、懲役刑となる中国  日本人男性もスパイ罪と断定され懲役12年に
  
   
以下はNHK報道です。
  
『中国でスパイ行為に関わったとして拘束された70代の日本人男性に対し、北京の裁判所は、10日、懲役12年の実刑判決を言い渡しました。
中国では、2015年以降、スパイ行為に関わったなどとして日本人8人が起訴されていて、判決が言い渡されたのは4人目です。』
  
『中国では2015年以降、スパイ行為に関わったなどとして日本人8人が起訴されていますが裁判は関係者以外には非公開で行われ、今回もどういった行為がスパイ罪に認定されたのかなど具体的な判決内容はわかっていません。』
   
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181211/k10011742591000.html
     
    

つまり、どのような理由でスパイ罪なのか情報公開もないまま一方的にスパイ罪で有罪とされ、懲役12年となってしまう。
  
これでは中国当局は中国にとって好ましくない日本人に対して、いくらでも因縁をつけてスパイだと断定して懲役刑に放り込めることとなります。
現実に上記の通り、多くの日本人が中国による一方的な「スパイ罪」の被害者となっています。
  
  
  
■ 中国への渡航はリスクが高い 中国へ渡航する以上は覚悟が必要
  
   
多くの日本人を情報公開がないまま一方的にスパイ罪だと断定し、長期の懲役刑に陥れてしまう。
これが共産主義・中国の実態です。
共産主義の恐ろしさここに極まれりといったところ。
中国へ渡航する以上は、一方的にスパイ罪と断定され、懲役刑となることを覚悟しなければなりません。
  
  
  
[記事本文]
   
・産経

【北京=西見由章】中国の上海市第一中級人民法院(地裁)は7日、2015年6月に同市で中国当局に拘束された日本語学校職員の日本人女性(57)について、刑法のスパイ罪で懲役6年の実刑判決を言い渡した。5万元(約82万円)の財産没収も命じた。日本政府関係者が明らかにした。

 15年以降、スパイ活動に関与したなどとして情報公開もないまま日本人の男女12人が拘束され8人が起訴された問題で、実刑判決が出たのは3人目。今年7月には愛知県の男性が懲役12年の実刑判決を受けたほか、神奈川県の男性は懲役5年を言い渡されている。   
https://www.sankei.com/world/news/181208/wor1812080015-n1.html


阿修羅で中国の真実を明らかにした人はもう永遠に中国には行けないですね。
   

http://www.asyura2.com/11/kanri20/msg/603.html#c228

[政治・選挙・NHK254] 平成の妖怪<本澤二郎の「日本の風景」(3183)<世界平和研究所30年のまやかし> 笑坊
1. 中川隆[-13808] koaQ7Jey 2018年12月13日 13:20:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22108]
>この世界に冠たる日本国憲法のどこが悪いのか


改憲しないとこうなるのが判っているから改憲、核装備が必要なのさ。
護憲派は中国の工作員だけだ:


中国人移民を入れると日本人は絶滅する

1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html

ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


【閲覧注意】中国政府によるウイグル人虐殺 2016-05-29
https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12165204118.html


http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/832.html#c1

[政治・選挙・NHK254] 安倍こそ災のもと。国民が最悪の「戦災」に合わぬよう、専守防衛を壊すアブナイ防衛大綱に反対を(日本がアブナイ!) 笑坊
1. 中川隆[-13810] koaQ7Jey 2018年12月13日 13:37:02 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22111]

改憲しないとこうなるのが判っているから改憲、核装備が必要なのさ。
護憲派は中国の工作員だけだ:


中国人移民を入れると日本人は絶滅する

1. 沖縄や北海道で中国系住民が過半数になったら独立宣言して中国小日本省になる
2. 中国軍が自国民保護という名目で沖縄や北海道を占領
3. 日本人浄化にとりかかる
4. 日本政府は遺憾の意を表するが、これは中国の内政問題だとして相手にされない

_____


・東トルキスタンでは、最大100万人のウイグル人が「再教育」の名目で中国当局により強制収容されている。遺された幼児たちは「幼稚園」に入れられ、中国人の名前もつけられ、民族も漢民族として登録される。両親が再教育施設から出られたとしても、自分たちの子供を見つけることもできない。「幼稚園」の子供たちは、自分が中国人であること、中国共産党へ感謝することを教え込まれる。

・内モンゴル自治区では「浄化政策」がもう進んでしまって、ここ70年で、人口約2400万のうち、モンゴル人は2割以下になってしまった。経済は中国人に握られ、伝統文化の絶滅が図られている。

・チベットでは、チベット語の学校教育が禁止され、今年になってチベット教の寺院にも共産党員が運営委員として入って監視するようになり、寺院にも習近平の写真が置かれ、共産党の旗を掲げなければならなくなった。

・中国が変わるチャンスは2度会った。最初は文化大革命の混乱。このまま続けば、中国は変わらざるをえなかったのに、米ソ冷戦下で、米国の誤算で中国を助けてしまった。次が天安門事件、若者を弾圧する中国に世界中が経済制裁している時に、日本が真っ先に助けてしまった。中国が民主化するチャンスを潰したのが日本。

【伊勢雅臣】「中国が民主化するチャンスを潰したのが日本」という言葉は重いです。二度とそういう過ちは犯してはなりません。
https://s.webry.info/sp/blog.jog-net.jp/201811/article_13.html


ウイグルへの弾圧は何度か書いてきましたが、いま中国が行っているのは民族浄化で、ただ浄化するのではなく、ウイグル人を殺して臓器売買のドル箱としているのです。


【閲覧注意】中国政府によるウイグル人虐殺 2016-05-29
https://ameblo.jp/2013kanyon17/entry-12165204118.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/833.html#c1

[リバイバル3] 群馬県 コーヒーハウス むじか 中川隆
8. 中川隆[-13812] koaQ7Jey 2018年12月13日 14:59:58 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

Coffee House むじか HP
http://www.musica-cafe.com/

 むじか 演奏会情報   更新日:2018/12/6
http://www.musica-cafe.com/ensoukai.html


 Coffee House むじか では今まで数回の演奏会を開催してきました。今後は私の好きなバロック音楽を中心にしたいと計画、そして2016年むじか5周年として新たにチェンバロを常設しました。

チェンバロ紹介
 
当店での開催では会場が小さいため、これこそが室内楽と言える様に楽器の音色、演奏者の息づかい、 凝縮された音楽のエッセンスの味わい、奏者と聴衆の一体化など、理想な形態での演奏会を開催出来ます。

 反面、駐車場をはじめ会場としての施設的な制約による不便さ、個人負担費用が若干多い事など欠点もあります。

開催にあたり、こうした欠点は常に演奏家や聴衆への負担になってしまい、心苦しく思います。

 しかしながら、こうした欠点以上の感動を得られるとハズと確信し、今後も出来る限り続けていきたいと思います。

 演奏会の開催予定などは、日時内容が変更になる場合もありますが、少しでも早めに情報を提供いたします。

入場者数 30人程ですが開催日時が決定次第、HPトップページや掲示板等でお知らせします。
開催出来るのは1年で1〜3回程度と僅かですが、通常のご来店時等に口頭でお客様にお伝えする他、チラシを作成配布すると共に掲示板等でお知らせいたします。お申し込みお待ち申し上げます。

◎今後の予定です(内容変更があれば早めにお知らせいたします)。


※予定を発表した時点からお申し込み予約は随時お受けしておりますのでお問合せくださいませ。         

2018年予定は終了しました。

◎演奏会終了

2018/12/2日(日)  チェンバロ独奏 演奏者:伊藤一人さん 華麗なチェンバロの響、昨年に続いて大々好評でした。
  (14時開演)       ( pdf 演奏会チラシ  演奏プログラムと演奏会風景 )


2018/9月22日(土)  むじか定期演奏会(岡田龍之介と仲間たち) チェンバロの岡田龍之介さんが企画する素敵な演奏者による演奏会
 (16時開演)       さて今年の内容は・・・・ 韓国の名手ジン・キムさんを迎えて トリオによる演奏会
 (演奏会チラシ ・ 各奏者のプロフィール)    バロック・ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバそしてチェンバロ。


2018/2/20(火)  小さな演奏会 チェンバロ演奏:平野智美 
 (14時開演)    昨年末にソロCDを発売した平野智美さん 昨年9月の演奏会にCDが間に合いませんでした。
             演奏会の時に「発売されたら欲しい」とお客さまから言われていました。平野さんがCDをわざわざ届けてくださることから
          急遽 チョットだけ演奏会風にお願いしました。中には前日に連絡したりと慌ただしくも皆さん駆けつけてくださり、
          演奏会風どころか内容の濃い演奏とおしゃべりにサイン会などこれ以上ない程贅沢な一時でした。


2017/12/17日(日) フランス・チェンバロ音楽 スタンダード・ナンバーを集めて  演奏:伊藤一人
 (14時開演)     澄み切った音色、澄み切った冬空の空気、薪ストーブの暖かさの中での演奏会
              休憩時間は ”むじか特製の香りコーヒーとむじかオリジナルギシル風コーヒー”。 演奏会内容チラシ   


○2017/ 9/15(金)  「チェンバロ・デュオの愉しみ」 演奏:岡田龍之介・平野智美
              なんとチェンバロ2台の響きを小空間の”むじか”で味わう贅沢をいかがですか! 
 (19:00 開演)                                       演奏会内容 当日の雰囲気

○2017/ 6/17(土)  終了 クラヴィコードによる演奏会  演奏:上尾 直毅    演奏会チラシ 演奏プログラム
 ( 14:30開演 )   この楽器こそまさに室内楽器、響きの良い小さな空間でこそ聴きたい演奏ではないだろうか。
              少人数で至高の贅沢                          上尾直毅氏コンサート案内へリンク


○2017/ 5/13(土)  終了 TrioMono トリオ・モノ 昨年に続いて今年も やってきます。
    14時開演     ジャンル分けは出来ない?音楽  爽やかで楽しく聴き応えのある演奏。公演チラシ


○2016/10/29(土) 「バイオリン・バロック音楽の150年」バロックヴァイオリン・チェンバロ 演奏会案内チラシ むじか版


○2016/10/16(日) TrioMono トリオ・モノ2016 秋のカフェツアー 公演チラシ


○2016/6/25     チェンバロ・ソロ  むじかチェンバロ常設記念演奏会  開催しました。

○2015/11/06    ソプラノとチェンバロによる演奏会開催しました。


○2014/11/08    リコーダーとチェンバロによるバロック名曲の夕べ開催しました。
○TrioMonoライブ(2013ライブの雰囲気はこちらまで
○田村ひろ(2011)  ボサノヴァ演奏会
http://www.musica-cafe.com/ensoukai.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html#c8

[リバイバル3] 群馬県 コーヒーハウス むじか 中川隆
9. 中川隆[-13811] koaQ7Jey 2018年12月13日 15:02:21 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

Coffee House むじか HP
http://www.musica-cafe.com/


 ”むじか”のチェンバロを紹介します
http://www.musica-cafe.com/cembalo.html


◎チェンバロへの想い と共に ”むじか”にチェンバロがやって来た。

 ピアノは誰でも知っている楽器、音色も毎日必ずどこかから聞こえて来そうな程知られています。しかしチェンバロって??
知っていそうで意外と知られていない楽器なのです。そこで一人でも多くの人にこの優雅な楽器を紹介したいと思います。

 思えばチェンバロの音色に惹かれたのはある音楽家との出会いから始まった。
 岡田龍之介氏の演奏を初めて聴いてからである。あれから25年いやそれ以上かも!

しかし思い返せばもっともっと若い頃、ヴィバルディの調和の霊感をレコードで聴いていた事にさかのぼるのかもしれない。

そして、岡田氏の演奏を目の前で聴き、美しく優しい響きに魅了された。それ以来バロック音楽や古楽器の音色は常に私の中心になっていた。

 岡田氏はコーヒーがとても好きで、近くの演奏会の時には帰りに私の音楽室(現在の店舗の場所にオーディオルーム(音楽室)があった)に寄ってコーヒーを飲みながら、オーディオやもちろん音楽も含めた話しなどしていかれました。

 ”むじか”では岡田氏にお願いし毎年定期でチェンバロを中心に音楽会を開催する事にしました。

そうなるとチェンバロが欲しい、”むじか”に置きたい、見ていたい・・・なんて思いを持つ様になり、それが友人宅での会話から、なんとなくの思いからどうしても・・・と具体的な行動を起こす事になりました。久保田チェンバロ工房に見学に行き、子供の様にチェンバロが欲しいと、久保田氏に呆れられるかもと心配しつつ、岡田氏にも応援をして頂いたりさらに、色々な出会い(それも驚く様な幸運な)があり、チェンバロがやって来ました。

 これから”むじか”のチェンバロの歴史が始まります。

 今後の課題もありますが、それでも毎日見ていられる幸せ、そして素晴らしい楽器を多くの人にも見て聴いていただきたいと思います。
 
 音楽会を通じて多くのバロックファンの人達、そして素敵な音楽家との出会いがありますように!              
                                     

楽器製作:久保田チェンバロ工房
http://www.musica-cafe.com/cembalo.html
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html#c9

[リバイバル3] 群馬県 コーヒーハウス むじか 中川隆
10. 中川隆[-13810] koaQ7Jey 2018年12月13日 15:04:49 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

Coffee House むじか HP
http://www.musica-cafe.com/


珈琲専門店 CoffeeHouse むじか 日々の掲示板
http://www.musica-cafe.com/kite.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/518.html#c10

[リバイバル3] 古いアンプやスピーカーにはリスクが有る 中川隆
46. 中川隆[-13809] koaQ7Jey 2018年12月13日 15:15:01 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

機器の故障と使用頻度 - Mr.トレイルのオーディオ回り道 2018年12月13日

オーディオの趣味を続け来て、アッという間の40年だったような気がする。その間に使ったアンプやスピーカーは数知れず・・・。その中でも「気に入ったもの」しか手元には残らない。

40年前に入手してお気に入りだったスピーカーやアンプも、仕事に追われたり、ステレオに興味をなくしたりして「使わなくなる」と自然と機器は死んで行く。機器の故障の多い方は使用頻度が低い事が多い。逆に繁茂にレイアウト変更される方は、取り扱いのミステイクで壊される方が多い。

「機器の自然劣化」は放置する事で「コンデンサーの容量ヌケ・パンク」や「半田部の酸化・クラック」で起こる事が多い。半導体はBV(逆耐圧)に弱い。TrのQAT試験や実際に起こったトラブルの原因などからそう推測している。逆耐圧はどんな時に起こるか?と云うと、「電源オフ」する時に出るサージ電流の事だ。電源入れっぱなしで使用していると、使わない電源SWのオフ側に酸化膜が厚く蓄積する。半導体が壊れるのはそればかりではない。

「コンデンサー」は電気を一時的に蓄積したり、放電したりして使う様に出来ている。自動車の「バッテリー」と同じ様なものと考えれば説明はつく。長い間放置した自動車のエンジンをかけようとしたら「バッテリー上がり」でまず始動できないだろう。それと同じことがオーディオ機器でも発生しているとお考えいただきたい。だから「使用頻度」も機器を維持する為には重要なファクターとなります。
https://blog.goo.ne.jp/nishikido2840/e/e1f7ca37fabedf2dad5c91d759a614b5
http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/832.html#c46

[政治・選挙・NHK254] <朝日新聞、スクープ! 退位日決定 議事録「なし」>天皇制までも私物化しようとする安倍・菅暴政コンビの不遜  天木直人  赤かぶ
4. 中川隆[-13808] koaQ7Jey 2018年12月13日 16:11:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]
世間の噂

秋篠宮文仁  

みなさんこんにちは 

もう皆さんお気づきでしょうが、僕は今上天皇の息子ではありません
(顔立ちを見てもらえば一目瞭然だと思います)

その事で、父や兄や妹から随分ひどい虐めを受けました。
僕の父親は一体誰なんでしょう?(母は頑として口を割りません)
皆さんも一緒に探してください


_____


「万世一系」  秋篠宮様の種は誰ですか?  美智子妃殿下様
https://www.youtube.com/watch?v=E4g5y1qq4Tw

[不倫]の美智子 「日本の皇室はイイカゲン」
https://www.youtube.com/watch?v=B1EbVre0prI

美智子の不倫  33333    美智子妃殿下
https://www.youtube.com/watch?v=0UikfbuWxg8

美智子妃殿下の「不倫と出産」
https://www.youtube.com/watch?v=pR7JHtPkKfk

美智子のおもてな し「趣味と実益」
https://www.youtube.com/watch?v=nYs_iBmyL6s

美智子皇后様の「不倫・出産・悪事・電動こけし事件」
https://www.youtube.com/watch?v=k_bXPvuWGzQ

80歳まで14年間侍従長を務めた「入江侍従長」
https://www.youtube.com/watch?v=MUqRHN9KV6k

「侍従長と美智子妃殿下」と どっちから誘ったの?
https://www.youtube.com/watch?v=jfLWtOZEj7w


秋篠宮 (文仁) 殿下が、天皇実子でないという噂は、関係各位に根強く伝承されている。

噂の出所は、天皇一族の警護、護衛を主務とする皇宮警察。 皇宮警察と言えば、警察官の中でも選りすぐりの良血者で構成されている機関だが、良血と言っても所詮は田吾作集団。

酒が入れば、口も軽くなり、同期生が集まれば、ここだけの話が、あっちこっちで交わされるのである。

「ここだけの話だが、秋篠宮が、天皇の本当の子供でないってこと、お前知ってるか?」 ここだけの話の一つが、それである。

それが酒席の冗談で終わらなかったのは、それなりのバックボーンがあるからだ。

遡ること四十数年、昭和天皇の后や、后の取り巻き女官たちから陰湿なイジメを受けた美智子妃殿下 (当時) は、精神に深いダメージを受け、那須の御用邸で一人寂しい静養生活を送っていた。


生まれついての貴種である前の皇后にとって、平民出身の美智子妃殿下の一挙一動作がしゃくの種。 子供 (浩宮) の育て方に始まって、手袋の持ち方一つにもアヤをつけたのである。

悩み多き貴婦人の警護を担当していたのが、若き偉丈夫の皇宮警察官。 深い同情が恋情に変わり、いつしか二人は恋に落ちたというのが、まことしやかな警察物語である。

そして、皇太子 (当時) と没交渉の筈の妃殿下に、懐妊のニュースが流れることになる。 

道ならぬ恋の噂は、宮内庁首脳にも届いている。 だからと言って、出産を止める手だてなどあろう筈もない。 そこで代々の宮内庁長官に、一つの言葉が引き継がれることになった。 

「皇位継承者は浩宮の血脈から ・・・」 と、である。

秋篠宮 (文仁) 殿下は成長するにつれ、天皇一族とは明らかに異なる特徴を見せつける。 体型、思想、行動の全てである。 皇太子や、黒田清子さんが、一目で陛下のお子さんだと分かるのに比べ、秋篠宮の体型は似ても似つかぬものがある。


それよりも何よりも、ナマズの研究にかこつけて、タイ女性にうつつを抜かしたり、祖父である昭和天皇の喪が明けぬ内に結婚を決行するといった傍若無人の精神性を露出する。 挙げ句の果てには、兄である皇位継承一位の皇太子を、公然と批判したりするのである。

「文仁殿下は、血の秘密を知っているに違いない」 の呟きが宮内庁首脳から洩れる。

そうとしか理解できぬ異常行動が多すぎるのである。

菊のカーテンの奥に潜む機密事項が、小泉総理にもたらされたのは、今から一年以上も前になる。

雅子妃殿下の病状が思わしくないこと。 おそらく、お子さんは愛子内親王お一人でありましょう。

「だからこそ、皇室典範を改訂し女性天皇、女系天皇への道筋をつけて戴きたいのです」 さもないと、神武天皇以来続いた万系一世の貴種は、今世をもって終焉するかも知れません。万が一にも秋篠宮家に第三子が誕生し、それが男子であったなら ・・・・・・・

流石の小泉も、菊の秘事を耳にして腰を抜かさんばかりに驚いたという。


当時は、郵政政局真っ盛りの頃、政局に破れ退陣するようなことにでもなれば、郵政もさることながら、皇室が大変なことになるのである。

結果、総選挙に大勝し、郵政を片づけた小泉内閣は、早速大事案である皇室典範の改訂に取りかかる。 平沼赳夫のように、小泉憎しで反対音頭を歌うのはどうでも良い。 何としてでも片を付けてみせると決意を固めた矢先である。

秋篠宮紀子妃殿下が十一年ぶりに懐妊したとのニュースが日本全土に配信される。 長兄に男子が出来ぬなら、作って見せようの気構えかどうかは別にして、皇室典範事案の帰趨が大問題になっている矢先の懐妊である。

このことが万々歳でないことは、美智子皇后が突然体調を崩されたことからも察することが出来る。

馬鹿なマスコミは、目出度さ一色の報道を繰り返すが、目刺しの頭も信心からと言う事態になるやも知れないのである。

日本には、触れれば血が出る、死人が出ると言われる世界が三つあった。 同和、総連、それに菊の紋所である。 特に菊は、タブー中のタブー、同和・総連が小泉改革で崩壊しても、菊に関しては批判めいたことが何一つ言えないという風潮がまかり通っている。

だから今回は、署名投稿で秘中の秘、禁断のエリアに踏み込んでみた。 その場を与えてくれた、論談編集者に礼を言いたい。
http://www.rondan.co.jp/html/mail/0602/060208-3.html

http://www.asyura2.com/18/senkyo254/msg/837.html#c4

[リバイバル3] 中川隆 _ アジア関係投稿リンク 中川隆
67. 中川隆[-13807] koaQ7Jey 2018年12月13日 16:45:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

中国共産党の幹部の子弟がみんなアメリカ、カナダに留学する理由
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/348.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/465.html#c67
[リバイバル3] アメリカの有名大学では金で合格を買える 中川隆
1. 中川隆[-13806] koaQ7Jey 2018年12月13日 16:46:19 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

中国共産党の幹部の子弟がみんなアメリカ、カナダに留学する理由


2018.12.13
ソフトバンク通信障害B アリババ=江沢民=ゴールドマン・サックス
https://golden-tamatama.com/blog-entry-softbank-alibaba3.html


さて、昨日スパイ会社ファーウェイの幹部が釈放されたそうです。
保釈金は8億だったとか。
保釈と言っても足首にGPS信号をつけさせられての保釈のようです。
そりゃスパイされまくったら困りますからね。

中国の報復の以下、カナダ元外交官を拘束が効いたのでしょうか。

中国というのはやることがエゲツない。

ちなみにこのファーウェイの幹部、孟晩舟さんがカナダで捕まった場所はバンクーバーです。

バンクーバーと言えば中国共産党の子弟が大挙して留学してる場所です。
他に、中国人留学生が多いのはアメリカのカリフォルニア州です。

知らないかもしれませんが、中国共産党の幹部の子弟達は大挙してアメリカ、カナダに留学してるのですね。
その数約100万人。

だいたい習近平の娘ですらハーバードに留学してるのですから。

それで10月に、トランプさんは中国の留学生はほとんどスパイだ!
と言ったのですたね。

中国、米国留学禁止を通達…米中貿易摩擦で米国による人質化を懸念、機密情報が中国に流出か

「Gettyimages」より
中国共産党指導部はこのほど、トランプ米大統領が「米国に来るほとんどすべての学生はスパイだ」との内容の発言を行ったことを受けて、北京や地方の党・政府組織に対して、「幹部子弟の米国留学の禁止および留学中の幹部子弟の年内帰国に関する通達」と題する内部文書を伝えたことが明らかになった。

米中貿易摩擦が激化し、両国関係が日増しに悪化するなか、党政府幹部子弟が「人質」化することや、 スパイの嫌疑をかけられて拘留されることなどを危惧するとともに、留学費用などで米国を経済的に利することを嫌ったためとみられる。

●留学生による機密情報の国外流出を懸念

米国国務省教育文化局などの調査によると、昨年6月末現在、米国の中国人留学生は前年比6.8%増の約35万人で、11年連続で増加中だ。

2016-2017年度における米国の大学の留学生数は前年比3.4%増の107万8800人だが、そのうち中国大陸部からの留学生の比率は32.5%を占めており、大半は中国における特権階級である党幹部の子弟とみられる。

同筋は「習近平国家主席の一人娘の習明沢さんがハーバード大学に留学していたのは有名だ。

で、昨日のジャック・マーさんの続きですが。

ジャック・マーさんは英語教師ですから、通訳としてアメリカに渡ってたのですね。

1995年。ジャック・マーさんはアメリカでヒントを得て、中国初の中国版イエローページを開設した。
それがアリババの始まりです。

で、ジャック・マーさんは留学中のあの江沢民のお孫さん江志成(こうしせい)さんと仲良しだったのですた。

以下が江志成(こうしせい)さんです。

確かに江沢民に似てる。

江志成さんは、2010年にハーバード大を卒業後、ゴールドマン・サックスで勤務していました。
ちなみに、父親の江綿恒さんもゴールドマン・サックスの幹部です。

で、その後、江志成さんは、香港で博裕キャピタルを設立しました。
ここには香港最大の金持ちの李嘉誠(リー・カシン)も出資した。

アリババにはこの江志成さんの博裕キャピタルが出資したのですた。

ちなみに共産党の常任委員劉雲山の子の国開キャピタルも出資しました。

つまり、ソフトバンクの孫さんがどこの馬の骨とも分からない英語教師の熱意にほだされて20億をポンと出資した。
という訳は全然なく。

ゴールドマン・サックス一派=江沢民が裏にいる。
同じ仲間だから20億をポンと出したのですた。

それにしても、なぜ中国共産党幹部の子弟がこんなにもアメリカに留学してるのでしょうか。
その理由が以下です。


中国高官たちはアメリカ移住がお好き 経済界

さて、中国高官(党・政府・国有企業で高位の人たち)や中国人大富豪は住みにくい中国大陸を捨て、移住先として、北米、特に、アメリカを目指す。 前者は、他の国・地域へ逃亡した人数を含め、計約1万8000人も及ぶという。

後者は、しばしば中国高官と関係が深い。
アリババ(阿里巴巴)のジャック・マー(馬雲)はその好例で、江沢民の孫、江志成、温家宝前首相の子、温雲松らに近いと言われる。

中国では政権が交代したら、その途端、今までの政策が一挙に変わることがある。
だから、中国高官らの地位・財産はもろくて危うい。また、大気・水・土壌・食品等の環境問題も深刻である。

そこで、中国高官や中国人大富豪は巨額のカネを入手した暁には、真っ先にアメリカへの移住を考える。

そのやり方は、

@弟を当地へ留学させる。

A愛人を当地の「愛人村」に住まわせる。

B妻が妊娠したら、当地の「出産センター」(「妊婦村」ともいう)へ送り、当地で子供を産ませる、などが考えられる。将来、自分と家族・親戚一同が移住するためである。

第1に、もし子供が米国籍を取得すれば、その両親は米国へ移住しやすい。

例えば、習近平は、彭麗媛との間の娘、習明沢を米ハーバード大学へ留学させている(2012年秋、習近平が総書記になる直前、明沢は帰国したと伝えられたが、実際は、大学卒業まで米国に滞在したようである)。また、李克強首相も娘を米国へ留学させていた。このように、党最高幹部子弟の大半が米留学している。

第2に、「愛人村」で有名なのは、米カリフォルニア州ロサンジェルス郊外のローランドハイツだろう(カナダではバンクーバー郊外にも同じような「愛人村」が存在する)。

中国高官らは、米国の永住権取得目的で豪邸を購入する。そして、愛人に財産管理をさせ、いざという時には、そこへ逃亡する算段である。 近年、中国では、愛人生活を送る若い中国人女性の暮らしぶりを描いた、薛曉?監督、湯唯主演の「北京遇上西雅図(Finding Mr.Right)」(邦題「北京ロマンinシアトル」)が人気を博した。

第3に、中国高官や中国人大富豪は、妻が妊娠して臨月間近になったら、旅行と見せかけて米国へ送り込む。そして、ロサンジェルスやニューヨークなどの大都市にある、中国人医師・看護師の待つ「出産センター」で子供を産ませる。出生地主義の米国では、その子供は必ず米国籍が取得できる。当然、その親も将来、米国籍を取得する権利が生じる。

中国共産党は、少なくても表向きは、アメリカを“敵視”している。同時に、共産党は、西側の価値観(自由や民主主義等)を明確に否定している。だが一方では、自分や家族・親戚が米国移住するための準備を着々と整えている。日本人には、この中国人の“現実主義的な考え方”がよく理解できないかもしれない。

ただ、習近平政権が誕生してから、「キツネ狩り」と称し、捜査官を米国へ派遣し、汚職高官を摘発、逮捕するよう努めている。しかし、現時点では、米中間に犯人引き渡し条約がない。中国共産党はオバマ政権に汚職高官の「ブラックリスト」を渡しているというが、その引き渡しに関しては、米国の高度な政治的判断がまたれる。

これも酷い。
日本で例えるなら自民党の幹部の子息、子女がみーんな米国留学してるってことです。

共産党の中央政治局の常務委員9人のうち、少なくとも5人の子や孫が米国留学とあります。



同紙は中国の特権階級が米国へ押し寄せる現象を「中国人の米国教育への憧れ」と指摘した。米国留学する中国人学生は過去15年で4倍に急増。中でも共産党高級幹部の子供たちは州立大など公立校へは行かず、ハーバード大など学費の高い有名私立大を目指すのが一般的。党の最高意思決定期間である中央政治局の常務委員9人のうち、少なくとも5人の子や孫が米国留学しているという。

過去の党最高指導者のうち、趙紫陽元総書記、江沢民前国家主席の孫がハーバード大に留学。留学費用の出所について唯一公開しているのは、先日失脚した薄煕来(ボー・シーライ)前重慶市党委員会書記の息子。薄前書記の正式年収は2万ドル(約160万円)足らずなのに対し、ハーバード大の学費は年約7万ドル(約560万円)だが、「奨学金と母親の貯蓄でまかなっている」と説明している。

さらに、次期最高指導者に決まっている習近平(シー・ジンピン)国家副主席の娘もハーバード大に留学中。中には仏パリで社交界デビューした高級幹部の娘もおり、世間からは「口では米国をののしりながら、子供は米国の奴隷になっている」と痛烈な批判も出ている。(翻訳・編集/AA)

まぁ、とにかくファーウェイ幹部がタイーホされ、ソフトバンクが通信障害になる。
同時期にフランスでデモが激化する。

それは中国子弟の留学組が作ったIT企業=アジアのロスチャイルド別動隊がやられてる。
経緯を知ればぜーんぶつながってると分かるというものでしょう。

書いてるうちにまた長くなってしまいますた。
次回に続きます。
https://golden-tamatama.com/blog-entry-softbank-alibaba3.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/933.html#c1

[リバイバル3] 中川隆 _ 経済、ビジネス関係投稿リンク 中川隆
49. 2018年12月13日 17:40:36 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

ドイツ連邦軍 潜水艦ゼロ、戦闘機は4機のみ、最新軍艦は設計ミスで航行不能
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/349.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/813.html#c49
[リバイバル3] 中川隆 _ 欧米文化関係投稿リンク 中川隆
52. 2018年12月13日 17:41:05 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]
ドイツ連邦軍 潜水艦ゼロ、戦闘機は4機のみ、最新軍艦は設計ミスで航行不能
http://www.asyura2.com/17/lunchbreak54/msg/349.html

http://www.asyura2.com/09/revival3/msg/464.html#c52
[昼休み54] 中国のハニートラップ戦略 中川隆
7. 中川隆[-13805] koaQ7Jey 2018年12月13日 18:18:26 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[-22114]

中国、「共産党宣伝工作」米大学教授へ美人にカネを持たせて「協力要請」2018年12月13日
http://hisayoshi-katsumata-worldview.com/archives/14279785.html

中国は、世界中で共産党宣伝工作への協力者を求めている。大学教授と言えば、知識人の代表のように見られている。それを利用して、中国共産党を褒めた記事を執筆したり、TVで発言してくれれば、金銭を払うという申入れをしている実例が分った。日本でも、この種の例に出会う。歯の浮いたような「中国賛美論」の裏には、金銭授受か中国人女性を絡めさせている。注意が必要だ。

『大紀元』(12月13日付)は、「カネと名声、美女で誘惑、中国共産党のプロパガンダ工作、米教授が実体験明かす」と題する記事を掲載した。

米フルブライト大学教授でブルームバーグ評論員のナイブ・バルディング氏は12月12日、自身のSNSアカウントで、中国滞在中に持ち掛けられた当局側のプロパガンダ協力要請や、美女の接近など、海外の専門家を取り込む手法を暴露した。

(1)「中国政府の対外プロパガンダ工作について、バルディング氏はこの度、自身の体験を明かした。中国滞在中、同氏は何度も中国当局者から収賄を持ち掛けられたという。「中国について声高に積極的に良い話を広げれば広げるほどお金が入る、名声も得られる」と聞かされていた。バルディング氏は、共産党党紀や習近平主席を礼賛するようにとの要請を拒否したという」

カネを払って言論を買う。中国共産党は実態悪をカネで隠す。落ちぶれたものだ。

(2)「中国側は、同氏の米大学教授という西側の知識層という点を強調して工作に協力するよう誘われていた。『国営メディアに出ることで、米国ワシントンから来た専門家が党を称える言論を広げれば、あなたは共産党や宣伝部から信を得るだろう』。『私は、シンクタンクや名門大学の博士たちが、中国官製メディアに出演したり執筆活動に忙しくしている背景に、何が起こっているのか知っている』バルディング氏は書いている。また、中国当局は言論操作のために、『頻繁に不透明な形で』多くの資金をふるまっている」

日本では、8割が中国に「良い感情」を持ってない。これは、中国の実態を熟知しているからだ。私の古い知り合いが、「中国絶賛論」をやっている。彼も相当の金品を貰っているのだろうか。昔は、誠実な人間だったが、どこで狂ってしまったのか。残念である。

(3)「バルディング氏は一度、政府系の会議に参加したことで謝礼金を受け取ることになった。同氏は電子送金を想定していた。しかし、思わぬ送金手段に唖然としたという。『美女が現金の入った封筒を持ってホテルの私の部屋を訪れて、必要なものがあれば言ってほしい、と申し出た』。接待の誘惑を察したバルディング氏は『事態を把握して、彼女に礼を言って扉を閉めた』。さらに、バルディング氏が中国から離れるための飛行機に搭乗する直前まで、何らかの形で数人の美女が同氏に接近した。同様に外国から中国で仕事をする関係者の噂では、より高待遇を受けた例を聞いたという」

女性を絡ませるスパイ行為は、中国の十八番である。ハニートラップだ。こういうことに加担する女性は、よほどカネに窮した家庭の生まれか、共産主義を広める信念か。

(4)「中国共産党政府は、世界中の新聞社に多額な資金支援を通じて『中国について良い話を伝える』メディア工作を行っている。英ガーディアンが12月、調査報道で明かした。同報道によると、共産党は当初、中国国内のみ厳格な言論統制を行っていた。世界的に中国の影響力を拡大させるために、海外メディアが中国共産党の政策や非人道犯罪を追及するのを封じ込める必要性が高まった。このため、高額を支払い広告記事を海外新聞社に掲載し、間接的に言論を封鎖し『中国について良い話を伝える』プロパガンダ工作を講じている。同記事によれば、日本では毎日新聞が中国共産党のプロパガンダ紙660万部を受け入れている」

中国共産党は、マスメディアにも的を絞っている。多額の広告料を払って「買収」するのだ。日本でもそれに該当する新聞社があるという。信じがたい話である。8割の読者は、中国へ良い感情を持っていない日本で無駄金になる。
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