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この記事は通信社が書いたとは思えないほど杜撰であり、ニュース記事の
体裁すら満たしていない。
そもそも、この原稿流出事件はとっくに問題化していたもので、今さら
記事にする時事通信の「時事感覚」が死に体だといえる。
いまさら記事にするのだから、何か新しい情報をきちんと出さなければニュース
価値すらないわけだが、基本的な事実も記述できていない。
どうやらこの記事は、原稿流出問題をめぐって提訴があったことを伝えている
らしいのだが、原告と被告が誰なのかさえ、はっきり書かれていない。
問題となった古書店と、原稿を売り払った出版社についても実名が出ていない。
これじゃ、なんだか怪しい都市伝説とか、「友だちの友だちが話してたんだけど〜」の
世界と変わらないよ〜。(笑)
特にお笑いなのはこの記事の題名。
>「原画返して!」、訴え続々=被害防止へ自衛の動きも−弘兼さんら
まず漫画の原稿を「原画」と記すところが社会性のないオタク感覚爆発で大笑い。
きっとこの記事を書いたのは隠れいオタッキーなんだろうなあ。(笑)
しかも、こういう題名だと、まるで被害にあった漫画家たちが集会か記者会見でも
開いてその場で口々に被害をい訴えた……という中味だと思ってしまうが、
実際にはそういうファクトを伝える記事でもないらしい。
いっぱしの報道機関の“取材のプロ”が、ニュースへの感受性ばかりでなく
基本的なスキルまで、ここまで劣悪化しているのを見せられると唖然としてしまう。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031005-00000975-jij-soci
「原画返して!」、訴え続々=被害防止へ自衛の動きも−弘兼さんら
「心を込めて描いたのに」。著名な漫画家の原画類が、漫画古書専門店(東京都中野区)で売りに出され、東京地裁で作者らとの間での所有権をめぐる訴訟になっていることが、5日までに分かった。原画流出の被害を訴える声は多く、漫画家の間では管理を強めるなど自衛の動きも出ている。
訴えたのは、「課長島耕作」などで知られる弘兼憲史さんと「めぞん一刻」などの高橋留美子さん。
訴えによると、弘兼さんは作品集出版のため、初期の原稿約2000枚を都内の出版社に預けた。同社が昨年に倒産して原稿が流出、古書店に持ち込まれた。
(時事通信)[10月5日15時1分更新]