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(回答先: イラク問題:決議案採択暗礁 撤回する可能性も [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 15 日 00:16:52)
【ロンドン=横田一成】国連安保理の協議難航を踏まえ、英政府は決議なしでイラク戦に突入した場合に備えて国内の支持固めに乗り出した。ブレア首相は13日、野党保守党や閣僚に協議の状況を説明した。決議なし開戦には国内世論の反発が予想されるが、フランスを批判するなどして影響を最小限にとどめようとしている。
ブレア首相は13日、保守党のダンカンスミス党首と会談した。党首は決議なし開戦でも支持する立場。会談後、党首は記者団に決議採択に関する首相の悲観的な見方を披露したうえで、「(イラクに対する)武力行使の可能性が高まった」との認識を示した。
決議なし開戦に対してはショート国際開発相が辞任を宣言、与党労働党も下院議員の半数近くが反対している。ブレア首相にとって保守党の支持が頼みの綱だ。
英政府はイラク攻撃回避のための「6条件」をまとめるなど懸命の外交努力を続けているが見通しは明るくない。ストロー外相は6条件を拒否したフランスを「異常だ」と名指しで非難した。 (13:00)