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(回答先: 決議採決、来週に持ち越し 安保理、17日再協議へ 米大統領、威信傷つく [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 15 日 00:23:40)
【ワシントン14日共同】米議会筋によると、対イラク武力行使を容認する国連安全保障理事会の修正決議案をめぐる交渉が暗礁に乗り上げていることで、パウエル米国務長官に対するブッシュ政権強硬派の批判が再び噴き出している。
米議会筋によると、チェイニー副大統領やラムズフェルド国防長官を代表とする強硬派は即時攻撃を要求。安保理協議に見切りを付け、修正決議なしで来週にも開戦に踏み切ることを強硬に主張している。
陸軍出身の国務長官はペンタゴン(米国防総省)の制服組にも影響力を持つが、「国連協議決着の見通しが立たないことから、攻撃日程を具体化できない制服組からも不満が出ている」(議会筋)という。
国務長官は十三日の下院公聴会で、行き詰まっている決議案採決の見送りも検討していることを表明、苦境に立たされた。
米中枢同時テロ後、政権内強硬派は、米軍単独の攻撃を検討したが、国際協調を重視する国務長官は昨年夏、イラク問題を国連で協議するようブッシュ大統領に進言。大統領は安保理協議を最終決断した。さらに昨年十一月、安保理決議一四四一が満場一致で採択され、長官は政権内での発言力を強めた。
しかし、武力行使を容認する「第二決議」をめぐる交渉では、ロシア、フランスの強硬な抵抗を受け、米英両国は劣勢になっている。
(了) 03/14