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(回答先: 英「決議なし対イラク開戦」へ国内固め [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 15 日 00:18:40)
【ニューヨーク14日共同】対イラク武力行使容認決議案(米英修正案)をめぐり、国連安全保障理事会は十三日深夜(日本時間十四日午後)、同案の採決などの扱いを週明け十七日に本格協議する方針を固めた。
これに先立ち、決議案の提案国スペインのアリアス国連大使は、十四、十五両日に採決は行われないと述べ、来週明けに持ち越されると言明。これにより、十七日を武装解除期限とする修正決議案の実効性はほぼ失われ、再修正が必要となるのは確定的となった。
米英両政府は来週前半の採決を目指し十四日からいわゆる中間派への圧力を一層、強めるが、同日未明時点で十五、十六両日は安保理協議の予定が入っておらず、中間派六理事国などは個別の非公式協議などで水面下の調整を活発化させる。
ブッシュ米大統領は、公言していた週内の採決を断念した上、フセイン政権への最後通告とされた十七日の武装解除最終期限をなし崩し的に延ばされ、威信が傷ついた。
採決をめぐっては、武装解除の最終期限を「数日延ばす」意向の米英に対し、中間派が「短すぎる」と難色を示しており、決議採択に最低限必要な九票の賛成を米英が得られる見込みは薄い。このため、米国が決議なしで攻撃に踏み切る可能性も現実味を帯び始めた。
パキスタン外交筋によると中間派は、比較的長期の期限やイラクの武装解除基準を盛り込んだ独自の提案を検討中で、十四日にも提出の可能性があるという。
(了) 03/14