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(回答先: 仏、拒否権の行使を国連に通告 米英の修正決議案に対し [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 11 日 18:00:16)
【パリ=柴山重久】フランスのドピルパン外相は10日、国連安保理の非常任理事国を務めるアフリカ3カ国の首脳と会談した。外相は、イラク攻撃を容認する米英の安保理修正決議案に反対する仏への支持を求めたが、各国とも明確な姿勢を示さなかった。
ドビルパン仏外相は最初に訪問したアンゴラでドスサントス大統領と会談。同国のデミランダ外相は会談後、「アンゴラは仏も米も支持しない」と述べ、安保理修正決議案の採決にあたり棄権する方針を示唆。さらに「戦争は不可避で、国際社会がやるべきことは、戦争後に備えることだ」と述べた。
カメルーンでもビヤ大統領と会談したが、カメルーン政府は声明を発表していない。仏外相同行筋も会談については「ノーコメント」としている。ギニア政府筋も会談後の政府の姿勢について「ギニアは引き続き、安保理で最善の可能性を追求する」と述べるにとどめた。 (11:00)