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(回答先: 対イラク:米英スペインの新決議案 解釈で武力行使を正当化 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 2 月 25 日 18:51:49)
【ワシントン河野俊史】国連安保理への対イラク新決議案提出に伴い、米政府は査察継続を主張している安保理メンバーに対する説得工作を本格化させる。ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は24日の会見で、来月7日に予定される国連監視検証査察委員会のブリクス委員長の安保理報告から「そう時間がたたないうちに採決が必要だ」と語っており、3月中旬を最終期限に決議採択に向けた外交攻勢を強める考えだ。
フライシャー報道官は24日、新決議案提出について「国連がどう対処するかを判断する最後の機会だ」と述べるとともに「ブッシュ大統領は(新決議が)短期間のうちに採決されると期待している」と強調。「安保理メンバーが内容を(実際に)見て、採決に付されることになれば、決議案は採択されるだろう」と強気の姿勢を示した。
一方で、同報道官は新決議について「必要ではないが、あれば望ましい」という米政府のスタンスに変わりがないことを指摘し、法的には昨年11月の安保理決議1441で武力行使の条件は満たされているとの認識を再確認。「新決議を採択できない場合は、意思をともにする連合がフセイン(イラク大統領)の武装解除にあたる」とあらためて語った。
しかし、イラク攻撃後の復興費用の負担や、安保理の承認を求める国際世論を考慮すれば、新決議の有無は重要な意味を持つ。同報道官は「ここしばらくは外交的な電話や会合が続くだろう。新決議をめぐっての交渉の余地はある」と当面、各国との交渉に全力をあげる考えを示した。ライス補佐官も「安保理決議1441が全会一致で採択された論理から言えば、それを支える新決議も支持を得られる。外交努力に全力を傾ける」と述べた。
[毎日新聞2月25日] ( 2003-02-25-14:53 )