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[ワシントン 13日 ロイター] 新年入りしてから湾岸地域に米軍兵士数千人が増派されたものの、国際政治情勢と兵力展開の問題で米軍によるイラク攻撃の時期が数カ月ずれ込む可能性が出てきた。
米当局者と軍事専門家が明らかにした。
ある当局者はロイター通信に、戦闘可能な状態にないとしたうえで、「2月は無理だろうし、3月初めもないかもしれない。政治情勢がその頃にどうなっているかが問題だ」と語った。
複数の当局者が匿名を条件に明らかにしたところによると、イラク攻撃を延期するよう求める国際社会の圧力が日増しに強まっているうえ、戦闘が高温や砂嵐が過酷な夏期に及ぶ可能性がでてくることも問題を複雑にしている。米軍は、軍事行動が夏期に及ぶことを避けたい姿勢にある。
また、軍事アナリストは、イラク攻撃が直ちに実施されるとは予想していないとし、ブッシュ政権が新たな部隊の展開で困難に直面していると指摘する。
同アナリストによると、夏を避けて5月までに軍を引き揚げる必要があるならば、決着を付けることは出来ず、11月か12月に再びイラクに派兵することになるという。