★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
http://www.asyura.com/2003/war20/msg/532.html
中央情報局など米国政府職員がスウェーデンに亡命し始めた!彼らの内幕話はスゴイ!
投稿者 目隠し 日時 2002 年 12 月 26 日 18:54:12:

http://www.scoop.co.nz/mason/stories/HL0212/S00082.htm%23a

ニュージーランドの報道メディアに転載された上の記事を以下のように整理した。


Former CIA analyst Williams is already a sensation on Swedish TV as a regular guest on the top-rated chat show, Nugen Farger ("Hard Rugby"). On a recent edition, he parsed a string of Bush's statements on Iraq, including assertions at a Republican fundraiser that Saddam Hussein hopes to deploy al Qaeda as his "forward army" against the West, and that "we need to think about Saddam Hussein using al Qaeda to do his dirty work, to not leave fingerprints behind."

"I can assure you," Williams told Swedish viewers, "that no one at CIA believes a word Bush said. What's more, no one at CIA believes that Bush believes a word Bush said."

つい最近アメリカからスウェーデンに政治亡命した中央情報局の分析担当官ブレーン=ウィリアムズはスウェーデンの人気トップのトークショーで現在、レギュラー出演者となり、上のようなことを堰を切ったように番組でいってその国でセンセーションを巻き起こしている。
「ブッシュはフセインがアルカイーダ前線部隊として配置する事を望んでいるなどと、共和党の資金集めの集会でいっています。しかし...」

「断言しますよ。彼が口にしていることはひとことたりとも、CIA職員は誰も(No one)信じていないんですよ。さらにいえば、ブッシュ自身も、自分で口にしている事を信じているとはCIA職員は誰一人として思っていないないんです。(つまり、みな、ウソをついている事を知っている)」彼はしかし同時に、アメリカの報道メディアは、我々のこうした言い分に耳を傾ける勇気はないだろう、とも口にする。

スウェーデンの彼の新居のそばで彼はジャーナリストにこんな事もいっている。

"Free at last!" Williams exclaimed to a reporter as he sat on his front porch and waved to new neighbors. "I was stuck in a totalitarian bureaucracy for 14 months. What a relief it is to say in public who I am and what I think."

「やっと自由の身になりましたよ!この14か月というもの全体主義官僚制度の中で鬱屈してましたからねえ。今こうして、自分が自分である事を取り戻し、自分の考えを率直に公共の面前で自由に話すことができるようになって、晴れ晴れしたすっきりした気持ちです。」スウェーデン政府が用意した無料の新居で屈託なくこう口にした。

総勢29人の、中央情報局、国務省、ペンタゴンなどの経験豊かな中東や南アジアの分析担当官らアメリカ政府職員とその家族が、ユーゴスラビアやコンゴで救出作戦の経験を持つ、スウェーデンの秘密工作員の助けによってワシントンDCからスウェーデンに政治亡命しつつある.彼はその到着した第1号だ。彼らは口々にこういっている。ホワイトハウスは政府部内の異端を許さず徹底して絞り上げている.服従と沈黙を強制している.強硬派の意見を正当化するため、我々の分析結果をねじ曲げるよう要求してくる.そして、フセインが脅威であるとはなしをふくらますために、繰り返し繰り返し、我々の収集した情報を誇張し、ねじ曲げるのだ、と。

スウェーデンは開発途上国に経済援助をしてきたものの、政府部内で自由な言論を圧殺されてきた人々を守る援助をしてこなかったことに鑑み、600億円を投じて彼らを自由の言論の士として、スウェーデン国内で保護するプログラム、「パルメ=プラン」を最近発足させた(10月15日国会で予算執行決議をした)。これに準じて、アメリカ政府職員にこれを適用した模様だ。これは暗殺された名宰相で政治指導者、パルメ首相の考えに基づいているという.彼は、政府職員が政府内で自由に異見を発することができていたなら、アメリカはベトナム戦争を開始することはできなかっただろう、と悔しがっていたという。イラク戦争に傾斜するアメリカをとどめるため、今回、このように、アメリカ政府職員にスウェーデンに亡命してもらい、そこで本国に向けて自由に発言をしてもらいたい。母国アメリカの政府内で自由に発言でき、ブッシュ政権に正直さが戻る時期がくるまでスウェーデン政府がすべて費用を持つので、スウェーデンにとどまってほしい、我々があなたたちの言論の自由を守る、そういうのである。

この報道は驚きだ。まず、イラク戦争を第三国が阻止するため,こんなやり方があったのか!という驚きだ。スウェーデン政府は、秘密工作員をアメリカ国内に送り込んでまで、米政府職員を救出する挙にでているその国家的決断だ。CIA職員がここまで赤裸々にブッシュ政権のウソ工作をぶちまけていることだ。ウソ作りのメカニズムをハッキリばらした。CIA職員が誰もブッシュ大統領を信じていない、というこの強いいい方が誇張だとしても、その部局内の雰囲気をかなりのところ正確に伝えているものと思われるが、この点驚きだ。つまり、フセインのイラクには実質的には何の脅威も存在していない、ということだ.専門分析官が亡命してまでいっている事だ、それは間違いないことなのだろう。そして、彼らのこのいのちが蘇ったかの自由な発言ぶりを見よ。まるでナチ、ゲシュタポから生還したひとびとのようではないか。言っておくが、それはアメリカなのだ。アメリカから政治亡命のために出国している政府職員がいる、という事の意味は甚大だ.アメリカ現代政治史にとって期を画することだ。

ひるがえって、日本政府、日本の政治家はイラク戦争を阻止するため何をやっているというのだ、馬鹿野郎!米英の尻馬に乗るだけで、日本は日本を失なっているじゃないか!スウエーデン人のツメの垢でも飲んだ方がよいのではないか.それにしてもパルメがいかに偉大な人物だった今さらながらかわかるというものだ。

日本の報道陣もどうでもいいことを報道せず、こうした事をなぜ報道しないのか.日本の報道は体制翼賛だ。スウェーデンのこの新プログラムとこの戦争阻止のやり方について、日本各地でティーチイン、パネルディスカッションをやるべきだ。

自由な言論体制だけが、戦争を阻止できることを我々骨の髄までスウエーデン人から学ぶべきだ。自由な言論体制こそ安全保障システムの根本であり、自由と安全保障のどちらかを選ばせるような、強迫的な選択をしいることはやめるべきだ。
バイキング、アングロサクソンもこういう形で良い方向に発達することができるじゃないか。アメリカを全く恐れていない。彼らは見上げた根性だ!
 

 次へ  前へ

戦争20掲示板へ

Click Here!


フォローアップ:



 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。