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(回答先: 年金・生保・銀行が消える 「北朝鮮クライシス」が日本経済を襲う(1) 株価暴落に首相官邸は周章狼狽 投稿者 M 日時 2003 年 3 月 17 日 21:24:13)
その日、国会審議が終わった午後5時過ぎから官邸で経済財政諮問会議が開かれた。
株価対策ではすっかりカヤの外に置かれた格好の竹中氏も押っ取り刀で駆けつけた。
竹中氏はつい先日の閣僚懇談会でETFについて、「絶対に儲かります。買いませんか」と勧めたことで猛烈なバッシングを浴び、以来、しょげ返っていたが、その時はなぜか機嫌がよかったという。
金融庁幹部のひとりがこう語った。
「竹中大臣の“儲かる”発言は実は確信犯で、株価対策の作戦だった。竹中大臣が証券会社の窓口で実際にETFを買うところをニュースで流させて、“株価は必ず上がります”と国民に呼びかけるというプランも実行する寸前だった」
閣僚の株や債券取引は内閣の申し合わせで禁じられているものの、竹中氏が株価対策という公務の一環として実際にETFを買っていたら、当然、今回の株価急落で大きな損失をこうむっていたはずだ。
経済財政諮問会議の前に、竹中氏は秘書官ら官邸スタッフとしばし雑談を交わしたが、その場で一人が質問した。
「本気でETFを買うつもりだったんですか」
竹中氏は目を宙に泳がせながら平気を装ってひと言。
「ええ、ETFなんか買わなくてよかったですよ」
こんな人物を経済政策の責任者に据えた小泉首相の罪は重いが、かといって竹中氏だけに責任を押しつけるわけにはいかない。小泉、塩川、福田という政権中枢の政治家たちは、誰も金正日氏のミサイル発射の裏にある対日経済テロの狙いがこの期に及んでもわかっていない。
現実は、株価が7000円台に突入し、≪3月金融危機≫がやってきてしまった。